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ハルクがサイバーを降しドリーム王座防衛も、爆発寸前の戸澤が挑戦表明!10月5日 DRAGON GATE 「 THE GATE OF VICTORY- DOUBLE IMPACT in HAKATA 」博多スターレーン 1650人超満員札止め
<コメント・アピールなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
土井成樹 YAMATO ○パンチ富永(12分51秒 エビ固め)CIMA Gamma X“ハリウッド"ストーカー市川
※ケンカキック
◇第2試合◇
ドン・フジイ(6分39秒 エビ固め)Xヨースケ・サンタマリア
※雪崩式チョークスラム
◇第3試合◇
○“ミスター・ハイテンション"琴香 林悠河(5分51秒 片エビ固め)Kzy X問題龍
※カルデラ
◇第4試合◇
堀口元気H.A.Gee.Mee!! ○ジミー・神田 Mr.キューキュー“谷嵜なおき"豊中ドルフィン(11分44秒 体固め)鷹木信悟 しゃちほこBOY Xリョーツ清水
※ダイビングエルボードロップ
◇第5試合◇
吉野正人 ○戸澤陽(16分55秒 パッケージジャーマンスープレックスホールド)望月成晃 Xドラゴン・キッド
◇第6試合◇
▼オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合
[第31代王者組]T-Hawk ○Eita(22分17秒 NOVA)[挑戦者組]×ジミー・ススム
ジミー・カゲトラ
☆T-Hawk&Eitaが2度目の防衛に成功
(試合後)
Eita「俺たちミレニアルズが2度目の防衛に成功したぞ。俺たちはタッグリーグの決勝で負けた。その時に今までやられてきたこと、すべてやり返すって言ったよな。まだジミーズだけじゃない。まだやり返さないといけないヤツらがいるんだよ。おいCIMA&Gamma、出て来いよ!」
(大阪06が登場)
Eita「お前らにはタッグリーグで俺たちミレニアルズが負けてるんだよ。その借りを返すためにいまここに呼んだんだ」
CIMA「Eita、相変わらず歯切れの悪いマイクしやがって。何がそのためにここに呼んだだ。お前らとははっきりさせておかなアカンことがあるんや。ミレニアルズ、お前ら何回も言うてるよな。1990年以前に生まれた人間は全員敵やと。それはCIMA&Gammaの大阪06であっても変わらんのか?」
Eita「まあよ、CIMA、お前からはメキシコでも日本でもたくさん得るものはあったよ。でも、もうお前から盗むものはすべて盗んだ。Gamma、お前からはな、盗むもんなんてひとつもねえんだよ!」
(Gammaが突っかかるも、CIMAが止めに入る。)
CIMA「お前らエラそうに言うてんちゃうぞ。いいよ、CIMA&Gammaも敵や言うことやな。俺らから盗むものは何もないやと。言うてくれるやないか。でも俺らからお前らに言わせてもらうと、いまの試合、控室のモニターでしっかり見てたけどな、完全にジミーズの試合やったやないか。それから、最後はなんや。お前らの方が若いのに、最後はセコセコ丸め込みやがって。完全にジミーズの試合やないか。俺がお前くらいの年齢やったらな、絶対丸め込みなんか狙わなかったわ」
Gamma「そうだそうだ! お前らが使う丸め込みと俺たちが使う丸め込みはわけが違うんだ。一緒にすんな。舐めんじゃねえぞ」
T-Hawk「威勢だけはいいな。レスラーは消耗品だ。お前ら2人はもう消耗しきったレスラーなんだよ。いまさらテメエらが出しゃばってんじゃねえよ」
CIMA「消耗品やと。聞き捨てならんな。人間は赤ちゃんでギャーッと生まれてから、年を重ねて誰でも消耗していくんや。でも俺らは17年20年、やってきたキャリアがあるんや。消耗してる中でもずっと俺ら2人のこと見てくれたファンがいてるはずやな。1990年、これを起点として俺ら大阪06は、1990年以降に生まれたお前たちも、お前たちを応援するファンも全員敵に回したろうやないか」
T-Hawk「言いたいことはそれだけか? お前らがそこまで言うんだったらこのベルト懸けてやってやってもいいんだぞ」
CIMA「ツイン懸けてやるか? 次はお前ら呼び出せんくらいキッチリいわせたるからな。俺らが何年間、このリングでサバイバルしてきたか。久しぶりに大阪06がでかい仕事やろうやないか」
Gamma「俺はやるぞ。みんな見といてくれよ」
CIMA「そのツインのベルトを取るまでが大阪06のプロレスや。どうやったらファンに味方してもらって、ファンの心を刺激して、ファンの心臓をバクバクさせて、そのベルト、お前らからキッチリ奪い取ったるから覚悟しとけや」
(大阪06退場)
T-Hawk「博多のお客さん、いまCIMA&Gammaが言ったことは俺たちまったく気にしてない。アイツらはもう残り少ないレスラー人生、それを消耗して終わるだけの話だ。アイツらがチャレンジャー、そんなもん、チャッチャと防衛して、このドラゴンゲートのリングに、このドラゴンゲートの真ん中に俺たちがずっと立ってる。これからもミレニアルズ、応援よろしくお願いします」
【ススム&カゲトラの話】
ススム「カゲ、申し訳ない。決める気でいっちゃったから逆に…。いや、最後、俺が出しゃばっちゃったから…」
カゲ「でも俺ら、これで終わりじゃない。今日は負けちゃいましたけど、またツインゲート目指しましょう。チャンスはすぐに来ますよ」
ススム「最後ちょっと気は抜いたけど、今日の負けはひとつ悔しさとしての経験で…でも、俺らがタッグリーグを取った事実は変わらないから、その事実だけ胸張って、また2人でチャンス見つけて勝負していこう」
カゲ「これからもよろしくお願いします。まだまだジミーズ終わりません」
◇第7試合◇
▼オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合[第20代王者]○BXBハルク(25分47秒 片エビ固め)[挑戦者]Xサイバー・コング
※フェニックススプラッシュ
☆ハルクが2度目の防衛に成功
(試合後)
ハルク「マッド・ブランキー、反則、乱入なんでもありのアイツら。しかも相手はサイバー・コング。確かにアイツは最近、調子いいし、正直手ごわい相手でした。でも、博多のみんな! みんなの応援が俺の力になりました。ありがとうございました。みんなのおかげでベルトを…」
(ここで戸澤が突然登場。顔面にバイシクルキックを叩き込む)
戸澤「俺がここに来た理由、わかるよな? 俺は最近までスランプやったけどな、俺はもう吹っ切れたんや。吹っ切れた俺に怖いものはなにひとつない。お前の持ってるドリームゲートに挑戦させてくれ」
ハルク「いまタイトルマッチが終わったばかりで何を言ってるんだ。俺はこのドリームゲートのベルトを取るのに7回も挑戦したんだよ。7度目でようやくこのベルトを手にしたんだ。俺は入門してから約10年、自分のスタイルを追求して、10年間悩んで、時には踊ったり、時にはマッド・ブランキーに行ったりしてよ、ようやく俺は自分のファイトスタイルをみつけて、ようやく手にしたベルトなんだよ。お前なんかに渡してたまるか」
戸澤「お前も悩みに悩んだようやけど、俺だって悩みに悩んできたよ。時には学ランを着たり、時には体重100キロ。俺とお前は同期やな。お前はデビューしてからエリート街道まっしぐら、練習生の時もお前は特別扱いや。俺はいつもお前の背中を追いかけてたんや。俺は一度たりともお前を追い越したことはない。おい、俺の挑戦を受けろよ」
ハルク「戸澤よ、いや同期の戸澤くんよ、確かに俺は一回も学ラン着たことないし、体重100キロ超えたこともない。お前の悩みわかる気がするよ。お前が言うなら戸澤陽対B×Bハルク、タイトルマッチやってやるよ」
(八木本部長が11・2大阪のタイトルマッチを発表)
戸澤「博多のお客さんは俺を支持してくれた。俺はそう信じてる。戸澤陽はお客さんの期待を裏切ることはできんのや。2004年4月8日、同じ日に俺とお前は入門した。そして2005年、同じ年にデビューした。俺とお前で、同期で熱い闘い、みんなに観てもらおうやないか」
ハルク「戸澤陽、同期2人で最高のドラゴンゲート、見せてやろうぜ。ただし、これだけは言っておく。試合が終わったあとにベルトを巻いてるのはこの俺だ!」
【ハルクの話】「マッド・ブランキー、何をしてくるか分からないから警戒はしてたけど、また汚いことしてきたし。まあサイバー・コング、調子良かったんでね。でもようやく取ったベルトをサイバーに取られるわけにはいかないんで、今日は最低でも防衛、そういう気持ちでやりましたよ。俺のドリームゲートは始まったばかりなんで、まだまだですよ。戸澤がああいうふうに名乗り上げてきたのは嬉しいんでね。同期で同じように10年やって、俺がベルトもってること悔しいだろうからね。同期でいい試合して、素晴らしい試合をしたうえで完封勝利したいと思います」
【戸澤の話】「同期のB×Bハルクがチャンピオンのうちに絶対に挑戦しないといけないと思ってたんで。ハルクが勝つのを信じてました。2004年4月8日にデビューして、それから10年経ちました。この2人やったらメチャクチャ熱い試合ができるんじゃないかと思います。今までいろんなことをやってきたんで、2人の10年の歴史ぶつけ合います。応援よろしくお願いします」
【マッドブランキーの話】
YAMATO「(※しゃべれないサイバーの代わりに)サイバー、惜しかったぞ。今日のサイバー、最高にリアルモンスターだったよ。だけどな、サイバーがもっとも輝く試合はトライアングルやタッグだろ。今日のサイバーの実力があれば、いつでも、もう一回ドリーム、次は取りにいけるよな。次、機会があったらまた挑戦すればいい。俺がタッグで最高に輝いたサイバー・コングをリアル・モンスターに昇華させてやるからお前ら楽しみに待っとけ」
ドラゲー博多大会のメインはハルクの保持するオープン・ザ・ドリーム王座にサイバーが挑戦、サイバーの挑戦は2年5ヶ月振りで、2012年5月当時はCIMAが王者に挑戦したが完敗を喫するだけでなく、単調な試合振りにCIMAからも駄目出しを受けた。
それ以降は低迷し王座挑戦から遠のいてしまったが、同世代のハルクの戴冠でサイバーは再浮上のきっかけに王座挑戦にこぎ着けた。
試合の先手を奪ったのはハルクでパワー封じの腕攻めを展開するが、5分経過と共にMAD BLANKEYが介入して、形勢逆転に成功したサイバーはパワーボムで叩きつけ、ボックスでハルクの足を殴打した後で足攻めを展開する。
ハルクはキックの連打で反撃するが、串刺し攻撃狙いはサイバーがパイナップルボンバーで迎撃、しかしファイヤーサンダー狙いはハルクがオーバーヘッドキックで阻止すると、ミサイルキックから場外に逃れたサイバーにトペコンヒーロを炸裂させる。
ハルクはブラジリアンキック連打→カカト落とし。その場飛びトルニージョ、スワンダイブ式ニールキックと猛ラッシュをかけるが、コーナーからの攻撃はサイバーがパイナップルボンバーで阻止してデットリードライブからパイナップルボンバー、POWの連打からエプロン上でのバックドロップでハルクに大ダメージを与える。
勝負と見たサイバーはコーナーに昇るも、ハルクはニールキックで阻止してから雪崩式キャプチュードを決めるとローキックの連打、マウスと畳み掛けるが、サイバーはツームストーンパイルドライバーで返した後でダイビング式パイナップルボンバー、ジャックハマー、サイバーボム、パイナップルボンバーと猛ラッシュをかける。
しかしサイバーボムをスルーしたハルクはファーストフラッシュを浴びせると、左右のローキックからファーストフラッシュ、ハヤブサ直伝のフェニックススプラッシュて3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後は防衛をアピールするハルクに戸澤がバイシクルキックで強襲をかけ王座挑戦をアピール、11月2日大阪ボディーメーカーコロシアムでの選手権が決定となった。
ツインゲート王座から転落後は自身の方向性を見失い、スランプに陥るだけでなくモンスターエキスプレスからも孤立していた戸澤、Summer Adventure Tag League2014は優勝を逃したが、スランプから脱し同世代のハルクに照準を定めた。
ドリーム王座戦線もハルクが戴冠してからは同世代中心になってきたが、爆発力がある戸澤が一気に爆発させ王座奪取なるか?
Summer Adventure Tag League2014優勝戦の再戦となったセミのツインゲート選手権はミレニアムズがカゲトラを捕らえて先手を奪うが、交代したススムがEitaの足攻めを展開して反撃。
T-Hawkに対してもススムはジャンボの勝ちを放ち、カゲトラもEitaのその場飛びムーンサルトを剣山で迎撃してから延髄斬りやシャイニングウィザードを決めジミーズペースとなる。
終盤にはススムがT-Hawkにジャンボの勝ちを狙うが、Eitaがミサイルキックで阻止し、ミレニアムズはススムを捕らえにかかるがカゲトラがカットに入る。
ススムのジャンボの勝ちをEitaはNumero Unoで切り返すが、ススムが夢幻を狙ったところでEitaがエビ固めで丸め込み3カウント、ミレニアムズが王座を防衛し次期挑戦者にはCIMA、Gammaの大阪06を指名した。PR -
ケニー・オメガがDDTを卒業・・・・新日本プロレスへの本格参戦を決意した
<プロレス格闘技DXより>
DDTの常連外国人ケニー・オメガの新日本移籍が3日、都内・新日本事務所で菅林直樹会長、DDT・高木三四郎社長同席のもと発表された。新日マットを新天地に求めることを決めたオメガは、「新日本で頑張ってジュニアとして、ケニー・オメガはトップクラスというのをみせたい」と新日ジュニアの頂点獲りを見据えた。また、飯伏幸太が新日本との所属選手契約を1年更新したことも発表された。
◇
DDTを主戦場に活躍してきたオメガは2008年7月に初来日。以降、飯伏とのゴールデン☆ラヴァーズでKO-Dタッグ王座に3度君臨し、KO-D無差別級、DDT EXTREME級、KO-D6人タッグと主要タイトルを総なめしてきた。新日マットでも飯伏と組んで第27代IWGPジュニアタッグ王座に就き、2010年、2011年、2013年、2014年とBEST OF THE SUPER Jr.に4度出場している。DDT参戦から6年が経過し、オメガは「今年のベスト(スーパージュニア)が終わってもっともっとできる気がして、新日本で試合をしたいと思った」と新日マットに主戦場を移すことを決意。先月中にその意向をDDT側に伝えた。DDTとの参戦契約は2015年1月まで残っていたが、高木社長は「僕は基本的には選手の意思を全て尊重したい。どんどん戦いの場を新しく広げていってもらいたい」と了承。DDTの契約は10月いっぱいで終了し、10・26後楽園大会での「飯伏&オメガvs男色ディーノ&竹下幸之介」がDDTラストマッチとなる。
迎え入れる新日本側も諸手を挙げて歓迎。菅林会長もオメガに大きな期待をかけている。9月後半になって決定事項となったばかりとあって、オメガの参戦開始時期は現時点で未定。契約形態についてもこれからの話し合いで決められることになり、菅林会長は「たぶん通常の外国人と同じになると思います」と説明した。
盟友・飯伏のように2団体所属という道もあったが、オメガは「目標を100パーセント集中しないと、私はうまくいけない。だから絶対成功するように私は今から新日本の道へ100パーセント集中したいんです」と新日本への完全移籍を選んだ。目指すは新日ジュニアの頂点。「世界のトップクラスの選手が新日本にいると思います。日本人選手も外国人選手もみんなトップクラス」と新日本に敬意を表したオメガは、「だからこっちで、新日本で頑張ってジュニアとして、ケニー・オメガはトップクラスというのをみせたい」とキッパリ。「今の新日本のジュニアのトップ全員を倒した自信があるし、できるだけ早くベルトを狙います」とIWGPジュニア王座獲りを目標に掲げた。
「DDTのファンに何をしても私がどこに行ってもずっとDDTをサポートしてほしい。そして私のキャリアのほとんどはDDTでやったから、私がどこに行っても応援ができれば応援してほしい。そしてもちろん私はこれから新日本なんですけど、DDTがうまくいってほしい」。そうDDTファンとの別れを惜しむように話したオメガだが、新日本移籍を決めたのも「私のアスリートとしてのピークは今だと思いますので、もし今、100パーセント限界まで挑戦しないと自分でガッカリするかもしれない」と言うように後悔したくないから。「これからは新しいスタートだから、ハードワークして、ファンたちをガッカリさせないように新しいケニー・オメガで100パーセント頑張りたい」と新天地での躍進を誓った。
また、オメガの盟友・飯伏が新日本との所属契約を1年間更新したことも発表された。DDT所属の飯伏は昨年10月、新日本とも所属契約を交わし、史上初の2団体所属に。契約を更新したことで、この1年間も新日本とDDTのダブル所属で活動することになった。
【会見におけるオメガ、菅林会長、高木社長】
▼高木社長「飯伏幸太の契約に関しまして、特に何も支障がなかったので、1年契約を更新させて頂きました。例年、弊社では1月に選手および参戦選手の契約を行っておりました。ケニー・オメガ選手とも所属という契約ではなくレギュラー参戦契約というのを結んでいたんですが、来年から1月の契約更改が3月にウチの事情で変わることになりまして、ちょうど半年前になる先月の中旬に所属選手および契約を交わしている選手を集めまして、中間面談を行いました。その席上でケニー・オメガの方から新日本プロレスさんの方で戦いたいという申し出がありました。本人とも話して、非常に決意が固いということで、その旨を新日本プロレスさんの方に打診させて頂いたところ、快く了承して頂きましたので、DDTとケニー・オメガの参戦契約は10月いっぱいで終了することになりました。その10月26日にDDTの後楽園ホール大会があるんですけど、そこで行われます、飯伏幸太&ケニー・オメガvs男色ディーノ&竹下幸之介戦がDDTラストマッチとなります。突然のことでびっくりされた方もいらっしゃると思いますけど、ウチも契約期間は来年1月まであったんですが、本人の意思もあり、希望を受け入れてどんどん戦いの場を新しく広げていってもらいたいと快く了承させて頂きました」
▼菅林会長「9月半ばに話をいただいて驚いたんですけど、素晴らしい選手が上がって頂けるということで、社内で話し合い、全員が賛成で来ていただこうという話になり、こういう形になりました。非常に期待しています」
▼オメガ「今まで新日本には何回も出たことありますが、ゲストという形でした。今こそ胸を張ってメンバーとしてやれる。1年に一度スーパージュニアで自分の力を試すことができる。今年のベスト(スーパージュニア)が終わってもっともっとできる気がして、新日本で試合をしたいと思いました。本当は日本だけじゃなくて世界のトップクラスの選手が新日本にいると思います。日本人選手も外国人選手もみんなトップクラス。だからこっちで、新日本で頑張ってジュニアとして、ケニー・オメガはトップクラスというのをみせたいと思います。もちろんこれからは新しいスタートだから、ハードワークして、ファンたちをガッカリさせないように頑張ります。あとはDDTを離れることはつらくて、寂しくて。ですけれども、私のアスリートとしてのピークは今だと思いますので、もし今、100パーセント限界まで挑戦しないと自分でガッカリするかもしれない。改めてこれからは新しいスタートだから、よろしくお願いします」
――飯伏が2団体所属だが、そうではなく新日本を主戦場にする?
▼オメガ「そうですね。飯伏さんは何でもできる。私は違うものがあるんですよ。私は目標を100パーセント集中しないと、私はうまくいけない。だから絶対成功するように私は今から新日本の道へ100パーセント集中したいんです」
▼高木社長「僕は基本的には選手の意思を全て尊重したいということで、ケニーの場合ははじめから新しい場所に自分をチャレンジしたいという希望があったので。やっぱりリングの中心にいるのは選手なので、その人が望むのであれば、その形を実現させてあげたいと思ってますし、新日本さんも通常であれば、ウチで活躍していた選手をとなると少し前なら問題があったかもしれないけど、快く快諾いただいて感謝してますし、僕らはケニーが新日本でチャレンジしたいというところを汲み取ってというところです」
――新日本でも飯伏と組みたい?
▼オメガ「飯伏選手は今、ヘビー級選手になったばかりだから、私はもっともっとジュニアでチャレンジしたいから。もちろんいつかは新日本でゴールデン☆ラヴァーズを組んでもいいけど、今はジュニアで活躍したい。そしたら新しいパートナーを探すしかないね」
――興味のあるユニットはある?
▼オメガ「BULLET CLUBのことを考えたら、私にあまり似合わない。私はもう6年間日本で試合をしたから、普通のガイジンじゃないのを感じます、心の中に。ただ私が新しいケニー・オメガで100パーセント頑張りたいだけです」
――IWGPジュニアを狙う?
▼オメガ「ですよね。今の新日本のジュニアのトップ全員を倒した自信があるし、できるだけ早くベルトを狙います。もちろんベルト獲りたいです」
――DDTファンに伝えたいこと、新日本のファンにみてほしいことは?
▼オメガ「DDTのファンに何をしても私がどこに行ってもずっとDDTをサポートしてほしい。そして私のキャリアのほとんどはDDTでやったから、私がどこに行っても応援ができれば応援してほしい。そしてもちろん私はこれから新日本なんですけど、DDTがうまくいってほしいし、選手もみんな仲がいいから。新日本のファンにはもっと自分のスタイル、自分のプロレスを見せたい。それを凄く楽しみにしてます」
――参戦時期は?
▼菅林会長「9月後半に急な話でまとまったので、今のところ白紙ですね」
――オメガ選手との契約形態は?
▼菅林会長「それはこれから話し合います。たぶん通常の外国人と同じになると思います。それもまだ話していないので」
新日本プロレスが会見を開き、ケニー・オメガがDDTとの契約を終え新日本プロレスに円満移籍することが発表された。
9月13日の大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場大会での試合後、ケニーは飯伏の前でDDTに来る前を振り返ったが、一瞬DDTを辞めるのではという空気になった。しかし「飯伏さんがどこにいても、ワタシも同じ場所にいたい。」と発言したことで杞憂に終わったが、3月頃にケニーが高木大社長との契約更改の際に新日本への移籍への移籍を申し出て、9月の中旬に再び話が出たこということを考えると、今思えば大阪大会の時点でケニーはDDTを離れることになっていたのではと思う。
理由はケニーはDDTでやることは全てやりつくしたから、DDT総選挙の結果を見ても新しい選手が出てきている、だから今こそ新しい挑戦をしてみたい考えが出てもおかしくはない。
ケニーがDDTに参戦してきてから6年間、DDTではタイトルを総ナメにするだけでなく、飯伏とのタッグでベストバウト賞を受賞したり、また飯伏とは武道館のメインでシングルで対戦した・・・ケニーは大阪大会で「DDTに来る前、ワタシはカナダとアメリカで退屈なプロレスばかりやってた。ホントはやめたかった、プロレスを。でも、飯伏さんの試合を見て、こいつに会いたい。こいつと試合したい。ホントにまだ会ったことないけど、ライバルになりました。そのあとに初めてシングルやって、ゴールデン☆ラヴァーズになりました。みんなもうわかってると思うけど、プロレスをやりたくなった。そして、もし飯伏さんがプロレスやったら、ワタシもつづけたいと思います」とアピールしたが、飯伏とDDTに出会ったからこそケニーはプロレスを続け開眼した、そしてDDTで得たことを生かして新しい挑戦をしてみたいからDDTを離れ新日本への移籍を決意したのだと思う。新日本にとってもケニーの参戦は大歓迎と言いたいところだが、現在の新日本は外国人天国でその分生き残りも激しい、飯伏も新日本、DDTとのダブル契約は継続されることになったが、飯伏はヘビー級に転身、ケニーはジュニア戦線を選択でゴールデンラヴァーズも事実上活動休止となる。所属ではなくほかの選手同様外国人選手としての契約でもあることから、ダメだったらそれまでとされる。新日本移籍はケニーにとっても大きなチャンスでもあるが茨の道でもある。
ケニーの新日本本格参戦は突然の移籍発表だったことから、10月26日のDDT後楽園大会を終えてからとなるだろう(11月の大阪でのビッグマッチが濃厚か)ケニーの新しい挑戦に期待したい。 -
9月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行候補決定!
おまたせしました!9月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行&シリーズ賞候補が決定しました!
MVP候補
中邑真輔(新日本プロレス ファレを降しIWGPインターコンチネンタル王座を奪還)
田口隆祐(新日本プロレス KUSHIDAを降しIWGPジュニアヘビー級王座を防衛)
高橋裕二郎(新日本プロレス YOSHI-HASHIを降しNEVER王座防衛)
潮﨑豪(全日本プロレス 諏訪魔を降して王道トーナメントを制覇)
丸藤正道(NOAH マイバッハを降しGHCヘビー級王座を防衛)
原田大輔(NOAH 旭を降しGHCジュニアヘビー級王座を防衛)
佐藤耕平(ZERO1 船木を降し世界ヘビー級王座を奪還)
藤田峰雄(ZERO1 ジェイソンを降しインターナショナルジュニア、NWA世界ジュニア二冠王座を奪取)
鈴木秀樹(デーモンを降しUNヘビー級王座を防衛)
フラミータ(DRAGON GATE Kzyを降しオープン・ザ・ブレイブゲート王座を防衛)
HARASHIMA(DDT 石井を降しKO-D無差別級王座を防衛)
彰人(DDT ディーノを降しEXTREAM王座を奪取)
佐藤光留(風戸を降しユニオンMAX王座を防衛)
中島亜里紗(JWP Leonを降しJWP無差別級王座を防衛)
紫雷イオ(スターダム 世IV虎を降し5★STAR GP2014を制覇)
ジ・ウインガー(FREEDOMS 葛西を降しPAIN LIMITデスマッチトーナメントを制覇)
葛西純(FREEDOMS 火野を降しKING of FREEDOM WORLD CHAMPIONSHIPを奪取)
タッグMVP
カール・アンダーソン ルーク・ギャローズ(新日本プロレス オカダ、YOSHI-HASHIを降しIWGPタッグ王座を防衛)
KUSHIDA アレックス・シェリー(新日本プロレス タイチ、デスペラードを降しIWGPジュニアタッグ王座を防衛)
天山広吉 小島聡(新日本プロレス 永田、中西を降しNWA世界タッグ王座を防衛)
田中将斗 杉浦貴(弾丸ヤンキース 日高、ハヤトを降しNWA世界インターコンチネンタルタッグ王座を防衛)
菅原拓也 “brother”YASSHI(ビリー、丸山組を降しNWAインターナショナルライト級タッグ王座を奪取)
ジミー・ススム ジミー・カゲトラ(DRAGON GATE T-Hawk、Eitaを降しSummer Adventure Tag League 2014を制覇)
竹下幸之介 遠藤哲哉(DDT ゴールデンラヴァーズを降しKO-Dタッグ王座を奪取)
高木三四郎 大鷲透 平田一喜(DDT チームドリフを降しKO-D6人タッグ王座を奪取)
木高イサミ FUMA(ユニオン 石川、SAGAT組を降しUWA世界タッグ王座を防衛)
尾崎魔弓 旧姓・広田さくら(アジャ、倉垣組を降しOZアカデミー認定タッグ王座を奪取)
成宮真希 世羅りさ(アイスリボン つくし、美兎組を降しインターナショナルリボンタッグを防衛)
ザ・グレート・サスケ バラモンケイ(ムーの太陽 大地、郡司組を降し東北タッグ王座を防衛)
葛西純 竹田誠志(FREEDOMS 小鹿、ウインガー組を降しKING of FREEDOM WORLD TAG CHAMPIONSHIPを奪取。藤田、アラケン組を降し王座防衛)ベストバウト候補
永田裕志 中西学vs天山広吉 小島聡(新日本プロレス 9月7日 東金アリーナ)
棚橋弘至vs柴田勝頼(新日本プロレス 9月21日 神戸ワールド記念ホール)
中邑真輔vsバットラック・ファレ(新日本プロレス 9月21日 神戸ワールド記念ホール)
真壁刀義vs後藤洋央紀(新日本プロレス 9月21日 神戸ワールド記念ホール)
カール・アンダーソン ルーク・ギャローズvsオカダ・カズチカ YOSHI-HASHI(新日本プロレス 9月21日 神戸ワールド記念ホール)
田口隆祐vsKUSHIDA(新日本プロレス 9月21日 神戸ワールド記念ホール)
KUSHIDA アレックス・シェリーvsタイチ エル・デスペラード(新日本プロレス 9月23日岡山・コンベックス岡山)
天山広吉 小島聡vs永田裕志 中西学(新日本プロレス 9月23日岡山・コンベックス岡山)
高橋裕二郎vsYOSHI-HASHI(新日本プロレス 9月23日岡山・コンベックス岡山)
オカダ・カズチカvsカール・アンダーソン(新日本プロレス 9月23日岡山・コンベックス岡山)
宮原健斗vs秋山準(全日本プロレス 9月15日 後楽園ホール)
潮﨑豪vsジョー・ドーリング(全日本プロレス 9月15日 後楽園ホール)
諏訪魔vs青木篤志(全日本プロレス 9月15日 後楽園ホール)
潮﨑豪vs諏訪魔(全日本プロレス 9月28日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場)
原田大輔vs旭志織(NOAH 9月21日 後楽園ホール)
丸藤正道vsマイバッハ谷口(NOAH 9月23日 新潟市体育館)
大仁田厚 矢口壹琅 保坂秀樹vs杉浦貴 平柳玄藩 高山善廣(NOAH 9月23日 新潟市体育館)
佐藤耕平vs船木誠勝(ZERO1 9月19日 後楽園ホール)
鈴木秀樹vsデーモン植田(ZERO1 9月19日 後楽園ホール)
田中将斗 杉浦貴vs日高郁人 フジタ“Jr"ハヤト(ZERO1 9月19日 後楽園ホール)
菅原拓也 “brother”YASSHIvs丸山敦 ビリーケン・キッド(ZERO1 9月19日 後楽園ホール)
藤田峰雄vsジェイソン・リー(ZERO1 9月19日 後楽園ホール)
大仁田厚vs高山善廣(どさんこ大花火 9月14日 札幌テイセンホール)
フラミータvsKzy(DRAGON GATE 9月9日 後楽園ホール)
ジミーズvsマッドブランキー 敗者復活サバイバル一発逆転キャプテンイリミーネーションマッチ(DRAGON GATE 9月9日 後楽園ホール)
ジミー・ススム ジミー・カゲトラvsB×Bハルク 望月成晃(DRAGON GATE 9月20日 京都KBSホール)
T-Hawk Eitavs鷹木信悟 戸澤陽(DRAGON GATE 9月20日 京都KBSホール)
ジミー・ススム ジミー・カゲトラvsT-Hawk Eita(DRAGON GATE 9月23日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場)
HARASHIMAvs石井慧介(DDT 9月13日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場)
竹下幸之助 遠藤哲哉vsKUDO マサ高梨(DDT 9月13日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場)
高木三四郎 大鷲透 平田一喜vs石井慧介 入江茂弘 高尾蒼馬(DDT 9月28日 後楽園ホール)
竹下幸之介 遠藤哲哉vs飯伏幸太 ケニー・オメガ(DDT 9月28日 後楽園ホール)
船木誠勝vs大谷晋二郎(WRESTLE-1 9月6日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場)
大和ヒロシvs吉岡世起(WRESTLE-1 9月22日 後楽園ホール)
近藤修司vsカズ・ハヤシ(WRESTLE-1 9月22日 後楽園ホール)
船木誠勝vsTAJIRI(WRESTLE-1 9月22日 後楽園ホール)
KAIvs征矢学(WRESTLE-1 9月22日 後楽園ホール)
中島亜里紗vsLeon(JWP 9月15日 板橋区立グリーンホール)
尾崎魔弓 旧姓・広田さくらvsアジャ・コング 倉垣翼(OZアカデミー 9月23日 新宿FACE)
成宮真希 世羅りさvsつくし ラビット美兎(アイスリボン 9月15日 神奈川ラジアントホール)
紫雷イオvs世IV虎(スターダム 9月23日 後楽園ホール)
朱里vs真琴(REINA女子プロレス 9月30日 新木場1stRING)
志田光vs華名(志田光自主興行 9月6日 アゼリア大正)
尾崎魔弓 渋谷シュウ 宮本裕向vs紫雷美央 成宮真希 木高イサミ(ユニオン OZアカデミー アイスリボン WAVE合同興行 9月11日 新宿FACE)
ザ・グレート・サスケ バラモンケイvs佐々木大地 郡司歩(みちのくプロレス 9月20日 岩手・矢巾町民総合体育館)
フジタ“Jr”ハヤトvsKen45°(みちのくプロレス 9月21日 仙台市ベストウェスタンホテル)
竹田誠志vsアブドーラ小林(大日本プロレス 9月3日 新木場1stRING)
伊東竜二 アブドーラ小林vs宮本裕向 木高イサミ(大日本プロレス 9月23日 後楽園ホール)
ジ・ウインガーvs葛西純(FREEDOMS 9月4日 後楽園ホール)
葛西純vs火野裕士(FREEDOMS 9月15日 9月15日 岩手・一関市総合体育館)
葛西純 竹田誠志vsグレート小鹿 ジ・ウインガー(FREEDOMS 9月23日 千葉・東武スポーツクラブ・プレオン船橋アリーナ)
葛西純 竹田誠志vs藤田ミノル 新井健一郎(FREEDOMS 9月25日 新木場1stRING)
初代タイガーマスク 藤波辰爾 船木誠勝vs金本浩二 グレート・タイガー タカ・クノウ(リアルジャパン 9月18日 後楽園ホール)
大鷲透 “brother”YASSHI 吉野正人vsバラモンシュウ バラモンケイ マサ高梨(大鷲透自主興行 9月18日 新宿FACE)
ベストシリーズ&興行候補
新日本プロレス「Road to DESTRUCTION Blue Justice V ~青義降臨~ 」 9月7日 東金アリーナ
新日本プロレス「DESTRUCTION IN KOBE」9月21日 神戸ワールド記念ホール
新日本プロレス「DESTRUCTION in OKAYAMA」 9月23日岡山・コンベックス岡山
全日本プロレス「第二回王道トーナメント2014~オープン選手権~」9月15日 後楽園ホール~28日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場
NOAH「Shiny Navig. 2014」9月6日 ディファ有明~21日 後楽園ホール
NOAH「GREAT VOYAGE 2014 in NIIGATA ~大航海×大花火~」9月23日 新潟市体育館
どさんこ大花火~FMW25周年記念シリーズ~ 9月14日 札幌テイセンホール
ZERO1「天下一スペシャル」9月19日 後楽園ホール
DRAGON GATE「Summer Adventure Tag League 2014」9月6日 兵庫県立文化体育館~23日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場
DDT「大阪ベイブルーススペシャル 2014」9月13日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場
DDT「DDTドラマティック総選挙2014最終投票日~最後のお願いスペシャル~」9月28日 後楽園ホール
ユニオン「ユニオン収穫祭2014」9月15日 横浜ラジアントホール
ユニオン OZアカデミー アイスリボン WAVE合同興行「M.I.O」9月11日 新宿FACE
WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2014 1st ANNIVERSARY」9月6日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場~15日 千葉ポートアリーナ
JWP「We are JWP」9月15日 板橋区立グリーンホール
OZアカデミー「Heart on wave」9月23日 新宿FACE
アイスリボン「横浜リボン・秋」9月15日 神奈川ラジアントホール
スターダム「5★STAR GP2014」8月24日 新木場1stRING~23日 後楽園ホール
志田光自主興行「おしり列車でGO!~アゼリア大正線編~」9月6日 アゼリア大正
FREEDOMS「葛西純プロデュース興行 PAIN LIMIT デスマッチトーナメント2014 」8月10日 大阪東成区民センター~9月4日 後楽園ホール
FREEDOMS「旗揚げ5周年記念・佐々木貴地元凱旋試合」9月15日 岩手・一関市総合体育館
リアルジャパン「STORONG STYLE」9月18日 後楽園ホール
大鷲透自主興行「ルチャンコ・リブレ~大鷲透格闘人生20th・anniverrsary」9月18日 新宿FACE
以上に決定しました
ベストバウトと興行賞に関しては選考した以外の試合や興行があればその他を投票していただき、投票したい興行をツイッターのRTで明記してください、確認されしだい1票とさせていただきます、明記のない票は無効。また今回の投票結果は発表まで非公開とさせていただきます、ご了承ください。投票受付開始は10月4日の午前0時から、締め切りは11日の午前0時までですTVやCS、ニコ生を見た方でも構いません!投票をお待ちしています!
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DDT総選挙で飯伏が1位も新しい波が次々とランクイン、坂口征夫がDDTの所属へ
<プロレス格闘技DXより>
『DDTドラマティック総選挙2014結果発表大会』が1日、東京・新宿FACEで開催された。総選挙個人部門の1位には飯伏幸太が輝き、来年の2・15さいたまスーパーアリーナ大会のメインイベントでKO-D無差別級王座に挑戦することが決定。惜しくも2位になった木高イサミは10・26後楽園でKO-D王者HARASHIMAに挑むことになった。
◇
今年で5年目となる『DDTドラマティック総選挙』。昨年は男色ディーノが1位に輝いたが、今年も例年以上に激しい票争いが展開された。この総選挙では、上位20名が10・26後楽園の本戦に出場。21位〜24位がアンダーボーズとしてダークマッチに出場する。2位の選手には「賞金30万円」と「10・26後楽園大会でのKO-D無差別級王座挑戦権」が、1位の選手には「賞金100万円」と「2015年2・15さいたまスーパーアリーナ大会メインイベントでのKO-D無差別級王座挑戦権」が与えられる。
大会チケットやグッズ購入者に投票用紙が配布され、8月31日から9月28日の期間に投票が受け付けられた。総投票数は昨年より約1800票増えて7038票に。団体の人気が上がるのに合わせて、この総選挙への注目度も高まってきている。
前回はベスト10圏内に入ったスーパーササダンゴ・マシン、ケニー・オメガ、大石真翔が10位台に転落し、波乱ムードが漂う中、反対に躍進を遂げたのが、前回の総選挙には名前のなかった若い選手たち。KO-D6人タッグ王座を奪取したばかりの平田一喜が11位に、新EXTREME王者の彰人が9位に、そして赤井沙希が6位に入賞した。赤井は名前を呼ばれた瞬間に号泣。「もっともっとDDTに尽くします。みんなが自慢できる選手になって、もっと頑張ります」と飛躍を誓った。
昨年トップのディーノはまさかの5位に終わり、4位には大躍進を遂げた石井慧介が入ると、いよいよベスト3の発表に。3位はKO-D無差別級王者・HARASHIMA。初の1位に自信を見せていたが、その思いは果たせず。それでもいつも通り笑顔でファンの歓声に応えた。
残るは中間発表から首位争いを展開していた飯伏と木高の2人。観客が固唾をのんで見守る中、2位にコールされたのは木高だった。木高にとっては昨年に続いての2年連続2位となる。ファンからはため息が漏れたが、本人は「でもね、胸を張りましょう」と宣言。「まださいたまスーパーアリーナのメインへの道が消えたわけじゃないので。逆に言えば、HARASHIMAさんへのリベンジがすくできるんでね」と前向きに語った。
この結果を受けて、10・26後楽園で木高がKO-D王者HARASHIMAに挑戦することが決定。8・17両国での3WAYマッチ(もうひとりはオメガ)で対戦した際は苦杯をなめており、木高にとってはリベンジマッチとなる。リング上でHARASHIMAと向かい合うと、「笑顔ですけどしっかり潰しにいきますよ」と宣戦布告。対する王者も「君を潰して笑顔になるよ」と断言した。
そして、1位になったのは木高とわずか4票差だった飯伏だ。2年ぶり2度目の優勝。賞金100万円とともに、来年の2・15さいたまスーパーアリーナ大会メインイベントでのKO-D王座挑戦権も獲得した。飯伏は両国国技館、日本武道館に続き、DDT初進出の大会場でまたしてもメインイベントに出場することになる。
飯伏は「2団体所属になったんですけど、それでもファンでいてくれたことは嬉しいし、結果も本当に大満足です。1位になれて嬉しいです。ありがとうございます」とファンに感謝の弁。さらに、公約していた「山手線プロレス」に向けても熱意を燃やしていた。
☆『DDTドラマティック総選挙2014(個人部門)』投票結果
▼1位=飯伏幸太(693票)▼2位=木高イサミ(689票)
▼3位=HARASHIMA(416票)
▼4位=石井慧介(410票)
▼5位=男色ディーノ(366票)
▼6位=赤井沙希(303票)
▼7位=チェリー(237票)
▼8位=高尾蒼馬(219票)
▼9位=彰人(210票)
▼10位=KUDO(209票)
▼11位=ヤス・ウラノ、平田一喜(207票)
▼13位=アントーニオ本多(203票)
▼14位=竹下幸之介(177票)
▼15位=マサ高梨(176票)
▼16位=大石真翔(174票)
▼17位=坂口征夫(168票)
▼18位=スーパー・ササダンゴ・マシン、ケニー・オメガ(158票)
▼20位=遠藤哲哉(150票)
▼21位=MIKAMI(144票)
▼22位=佐々木大輔(140票)
▼23位=入江茂弘(137票)
▼24位=勝俣瞬馬(135票)
『DDTドラマティック総選挙2014結果発表大会』が1日、東京・新宿FACEで開催され、個人部門で17位になった坂口征夫が高木三四郎に入団を直訴。高木が快諾し、同日付でDDT所属選手になった。
◇
昨年の『ドラマティック総選挙』では票が伸び悩み、アンダーボーイズに終わった坂口だったが、今年は酒呑童子としての活躍が評価され、17位にランクイン。初の選抜入りとなった。コメントを求められた坂口は「こんな自分に投票してくれて感謝します」とファンに頭を下げると、出場選手として席に座っていた高木に向かって「格闘家人生をこのDDTで終わらせたい。ボス、所属にしてください」と突然アピール。高木も「坂口さん、一緒にやりましょう」と快諾し、坂口のDDT入団が電撃決定した。
坂口は別ブランド・ハードヒット参戦をキッカケに、2012年春よりDDTに参戦。これまでKO-Dタッグ王座、アイアンマンヘビーメタル級王座を戴冠しており、今年の3月にはKUDO&マサ高梨とユニット・酒呑童子を結成。DDTマットの最前線で活躍してきた。
坂口は以前から総選挙で選抜入りを果たしたら入団を直訴しようと密かに考えていたという。一部にしかその決意は話しておらず、父・坂口征二・新日本相談役には完全に事後報告となるようだ。
受け入れる立場の高木は「今までずっと一緒にやってきたんで、名前が変わるだけなんですけど、うちにとっては凄く大きな一歩だと思いますし、坂口選手にとっても大きな一歩だと思うので、これからも一緒に頑張っていきましょう」と大きな期待を示した。
【高木、坂口のコメント】
▼高木「私もいきなりリング上で言われてビックリしたんですけど、坂口征夫選手が今日からDDTの所属になりました」▼坂口「ありがとうございます」
▼高木「ちなみに選抜に入ったら言おうというのは決めてたんですか?」
▼坂口「3年前からずっと決めてまして。でも、通らなければ言える立場でもないですし、筋を通すために、自分の中で入ったら言おうと思ってました。ようやく3度目で入ることができたので」
▼高木「うち的には新たな戦力というか、今までずっと一緒にやってきたんで、名前が変わるだけなんですけど、うちにとっては凄く大きな一歩だと思いますし、坂口選手にとっても大きな一歩だと思うので。これからも一緒に頑張っていきましょう。ちなみにご家族の方には話したりはしたんですか?」
▼坂口「うちのには一昨年に初めて総選挙出た時から言ってました。ただ、ビッグサカには事後報告です。でも、認めてくれると思います」
▼高木「ずっと一員だと思っているので。よろしくお願いします」
『DDTドラマティック総選挙2014結果発表大会』が1日、東京・新宿FACEで開催された。今年からスタートしたユニット部門では、スマイルスカッシュが僅差で酒呑童子を下し、堂々の1位に。11・12後楽園大会のプロデュース権を獲得した。
◇
今年度より始まった『DDTドラマティック総選挙』のユニット部門。11ユニットがエントリーし、1位には11・12後楽園大会のプロデュース権が与えられる。また、イベント内で鶴見亜門GMから最下位のユニットが強制的に解散されることも発表されると、選手間に緊張感が漂い始めた。3位から得票数が上がり、1000票超えのハイレベルな争いに。3位は石井慧介&入江茂弘&高尾蒼馬のチームドリフに。全日本マットでの活躍や試合内容の充実が評価されてのランクインとなった。上位に入賞したとはいえ悔しさをにじませていたが、入江は「この2人は僕の中の1位なので、順位は関係ないです」と最後まで笑顔だった。
2位はKUDO&坂口征夫&マサ高梨の酒呑童子に。3位とわずか3票差でのランクインとなった。プロデュース権を獲得したあかつきには、後楽園でのビアガーデン開催を表明しており、それに向けて積極的に動いていただけに、3人は落胆した表情を見せた。それでも最後はKUDOが「僕らは何位でも酒を飲もうと思ってました。新宿FACEの皆さんと酒盛りだ!」と雄叫びを上げて、缶ビールを飲み干していた。
そして、堂々の1位はHARASHIMA&ヤス・ウラノ&彰人のスマイルスカッシュ。2位との差は8票ながら、中間発表から1位を守り切った。彰人は「厳しいと思っていたけど、こうやって1位を取れて嬉しかったです」とファンにメッセージ。ウラノも「スマイルスカッシュでベルトを取れてないので、ユニットとしてどうかなと思っていたんですけど、お客さんが支持してくれたのが嬉しいです」と投票者に感謝の意を表した。最後にHARASHIMAは「嬉しいです!」と雄叫びを上げた。
気になる11・12後楽園でのプロデュース興行に関してはまったくの白紙状態とのこと。ウラノは「物凄く楽しいスマイルな大会にしたいと思います」と語っており、スマイルスカッシュらしく笑顔が溢れる大会になりそうだ。
また、中澤マイケル、松永智充、伊橋剛太の嫌われ者集団・豚ingは予想通り最下位となり、この日をもって解散することに。「解散なんて聞いてないよ〜」と声を揃えた3人だったが、場内の反応は微妙だった。
☆『DDTドラマティック総選挙2014(ユニット部門)』投票結果
▼1位=スマイルスカッシュ(1098票)▼2位=酒呑童子(1089票)
▼3位=チームドリフ(1086票)
▼4位=ゴールデン☆ストームライダーズ(777票)
▼5位=ハッピーモーテル(758票)
▼6位=男方神起(602票)
▼7位=T2ひー(522票)
▼8位=ニラ連盟(387票)
▼9位=モラトリアムズ(252票)
▼10位=ゴジャ★ミカ(125票)
▼11位=豚ing(108票)
【イベント後のスマイルスカッシュ】
▼HARASHIMA「初のユニットでの総選挙で、僕たちスマイルスカッシュが1位になりました。単純に凄い嬉しいですね。僕らは6人タッグのベルトを持っているわけでもないですし」▼彰人「ユニットとして何か残せたかと言ったら残せてなかったので」
▼HARASHIMA「でも、僕たちに一番票が集まったということは嬉しいことだなって。その期待に応えていきたいし、僕らはお客さんの期待に応えられる興行をやりたいと思います」
――どんな大会というのは考えている?
▼ウラノ「今あるDDTのどの大会よりもみんなが笑顔で帰れるような大会を目指したい…というか、そういう大会にします」
▼HARASHIMA「ビアガーデンがひとつの形ではあったんで。僕らの大会は面白かったと思うんですよ。それをもっとパワーアップしたような大会をやりたいですね。(相撲の)秋場所とか」
▼彰人「やっぱり根に持ってる?」
▼HARASHIMA「リベンジを。秋場所か。竹下にはたかれたんで」
▼彰人「DDTの横綱もいることだし」
【飯伏の話】「非常に嬉しいです。(去年との違いは?)二団体所属となって、正直自分を応援してくれたファンが離れてしまったのかなというところはあったんで。それが1年経っていてくれたことが嬉しいですね。あと、さいたまスーパーアリーナのメインに出るのも本当に嬉しいです。(公約として挙げていた山手線プロレスは?)これ(賞金)でできますかね? できない? 足りないですか。出してもらいましょう。(山手線プロレスは一周回る車内でやる?)各駅でいろんなヤツと戦いたいですね。ベストは普通の時間帯にやりたいです。一番人の多い時間帯。それがベストです。通勤時間に。(会社に何とかしてほしい?)できるんであればやりたいですけどね。(両国、武道館に続き、初進出の大会場でメインを務めることになるが?)初めて知りましたけど、それは嬉しいですね。緊張はしますけど、本当にいい大会にしたいです」
【木高の話】「票を入れてくれた人たちに感謝です。ありがとうございます。総選挙に関してはここまでずっと昇り調子で来てて。去年2位で今年は1位しかないという状況だったんですけど…やっぱり悔しいですね。それでも幸か不幸か、2位でも挑戦する権利があるので。皆さんが応援してくれて、そのおかげでユニオンの僕がDDTの後楽園大会のメインイベントでHARASHIMAさんに挑戦することができます。本当に皆さんの力がないと、僕には絶対できないので。あとは自分の力で切り開きます。(リベンジマッチは3WAYではなく、1対1の戦いになるが?)楽しみですね。ただ、僕は両国の悔しさは忘れてないので。もっと下の順位だったら『夏が終わりました』って言おうと思ってたんですよ。まだ夏は終わってないですね。夏の借りは秋に返します。(票数は一桁しか変わらなかったが?)それは悔しいですよ。何かがひとつ違ってたら、ポジションが変わっていたかもしれないと思ったら。でも、それが現実なんでしょうがない。あとは自分の力で開くしかないんで。後ろを向いててもしょうがないですよ。皆さんが応援してくれたから2位にいるんで。確かに惜しかったという言葉は正しいですけど、みんなの力が僕のものになったと思うので、悔しいですけど嬉しいです。この場にいさせてくれて、ありがとうございます」
【HARASHIMAの話】「(木高戦が決まったが?)本当にドラマチックですよね。シングルで戦ってみたいと思っていたので。団体は違うし、なかなかチャンスがなかったんですけど、ここで組まれたというのは、もう楽しみですね。(潰して笑顔になるだけ?)そうですね。選挙2位が後楽園で挑戦。もちろんそのイサミに勝って、さいたまスーパーアリーナでは1位の飯伏とやりたいです。とりあえず目の前の試合で着実に勝って、チャンピオンとして行きたいと思います」
【高木の話】「今年で5年目なんですけど、私は0票を出したということで。知名度とか、実力とか関係なく、純粋に今のDDTの人気の結果がここで出たんじゃないかなと思っています。個人的には初の選抜入りをしたメンバーが結構多かったというのが印象的かなと。ひとつの世代交代というか。私とMIKAMIもアンダーということで、ひとつの時代が終わったのかなと。これを結果として捉えて、さいたまスーパーアリーナに向かってやっていきたいなと思っています。イサミの挑戦は期待できますし、飯伏が挑戦者としてさいたまスーパーアリーナが決定しました。誰がチャンピオンで行くのかということも興味があると思うので、そこも注目してもらえたらと思ってます。(社長として飯伏と木高の評価は?)僅差でしたからね。でも、今のDDTグループを象徴しているのは、3位のHARASHIMAを加えたこの3人なんだなというのは改めて思いました。この3人がこういう形で、いろいろな巡り合わせになって。10月にイサミとHARASHIMAがやって、これはこれでドラマだと思うし。両国は3WAYでやった分、シングルでやるということで、その勝者がどのような防衛戦をやっていくのか。最終的に勝ち残った王者と飯伏がどういう戦いをやるのか。凄い興味はあります。誰が来ても面白いし、また別に新たな人間がポンと上がってきても面白いし、物凄い興味があります。ドラマですね。(ユニット総選挙については?)やっぱり酒呑童子とスマイルスカッシュ、ドリフの3つがDDTを引っ張っているんだと思いましたね。総合力で酒呑童子というのもあるだろうし、逆にスマイルスカッシュがどんな面白い興行をやってくれるのかなって。ここは彼らにとって課題だと思うので、楽しくて、笑えて、スカッとするような興行をやってもらえたらと思います。彼らのプロレス頭に期待したいです。(山手線プロレスは?)JRに問い合わせたいと思います。まずはそこからですね。でも、電車の中でやりたいみたいなので、なんらかのことは考えます」
毎年恒例のDDTドラマティック総選挙2014の結果が発表され、飯伏が2位のイサミとは僅か4票差で2年ぶりに1位となった。飯伏はDDTだけでなく新日本プロレスでも活躍していることから1位は当然かと思ったら、イサミとは僅か4票。イサミもユニオン所属だがDDT、大日本プロレスでの活躍を考えると1位になってもおかしくなかったということなのか?
これで10月26日にはイサミが後楽園でHARASHIMAの保持するKO-D王座に挑戦、1位の飯伏は2月に進出するさいたまスーパーアリーナ大会でKO-D王座に挑戦することが決定した。またこれまで格闘家としてDDTに参戦していた坂口征夫が高木大社長に入団を直訴、大社長も即決で入団が決定となったが、父親である坂口征二・新日本プロレス相談役には話していないという。征夫は新日本プロレスの選手と対戦してはダメ出しされ、そのつど反発してきたが、DDT入団も本腰を入れてDDTでプロレスに取り組みたいのと、新日本に対する反発もあったのかもしれない。
驚いたのは最近ブレイクした平田も20位以内に入っていたことだが、高木大社長のコメント通り、若手選手の台頭も票になって出ているということ、今回の総選挙は時代の流れが出始めている表れなのか。
ユニットはHARASHIMA、ヤス、彰人のスマイルスカッシュが2位の酒呑童子を9票差ながらも抑え、1位となって11月12日の後楽園大会のプロデュース権を獲得した。また中澤マイケル、松永智充、伊橋剛太の嫌われ者集団・豚ingは予想通り最下位、伊橋のイメチェンはインパクトはあったが他の二人が問題だったということか・・ -
浅野社長の体調不安に20年目の節目・・・・IWA JAPANが活動休止へ
(東京スポーツより)
旗揚げ20年目のIWAジャパンが、10月13日の東京・新宿フェイス大会を最後に事実上、活動を休止する方針であることが29日に分かった。同大会では団体を率いる浅野起州社長(61)の引退記念試合が行われる予定。過激なデスマッチ路線で始まり、新宿2丁目劇場で人気を博した伝統のインディ団体が大きな岐路を迎える。IWAは5月18日の「旗揚げ20周年記念大会」(新宿)に続き、今年2回目の興行を10月13日に行う。大会タイトルは「不滅の飯屋魂」と銘打たれ、団体の顔であると同時に新宿2丁目で定食屋「花膳」を営む浅野社長が中心になっている。
だが、サブタイトルには「浅野起州引退記念興行」の文字が入り、メーンでは小峠篤司(28=ノア)with浅野社長対足立区の巨大モグラ(♂)withハル・ミヤコ戦が行われることが決定。同社長はいつになく神妙な表情で「老体にムチ打ってやってきましたが、一つの区切りをつけます」としみじみと語った。
2000年2月のフレディ・クルーガー1&2号戦を皮切りに、これまで8試合に出場してきた。だが10月1日に62歳の誕生日を迎えるのを機に、引退を決めたという。きっかけは今年2月。体に異変が起こった。突然、目の前が紫色になったのだ。言語障害も出たため病院に行ったところ、診断結果は脳梗塞。血圧は200を超えていた。
医師からは即入院を勧められたが「従業員の生活もあるから」と拒否。毎日店舗に足を運んだ。通院治療とリハビリにより3週間で言語障害は治ったが、体調面に不安を抱えている。浅野社長は10・13大会以降のスケジュールを「お天道様にも聞いてごらんなさい。『何も決まってない』って言うわよ」と強調した。
IWAは1994年5月に旗揚げ。“荒馬”テリー・ファンクやUFC草創期に活躍したダン・スバーン、後にWWE殿堂者となるカクタス・ジャックら多彩な顔触れで過激なデスマッチ路線をひた走った。その後は「新宿2丁目劇場」にシフトチェンジ。ターザン後藤が無銭飲食事件を起こしたり、数々の流血の惨事が起きたり…の大騒ぎで人気を博した。
ここ最近は規模を縮小し、年数回という興行数だった。それでも定期開催は継続してきたが、今後は白紙の状態。新宿2丁目劇場にも幕が下ろされようとしている
IWA JAPANが10月13日新宿FACE大会をもって活動休止することが明らかになった。理由は浅野起州の体調不安、今年脳梗塞と診断されたという。
IWA JAPANは崩壊したW☆INGの後続団体として1994年に旗揚げ、FMWから始まったインディーバブルの時代は続き、様々な団体が旗揚げされていった。最初のオーナーはビクター・キニョネスで荒谷望誉をエースにしテリー・ファンクやカクタス・ジャック(ミック・フォーリー)、ダン・スバーン、ディック・スレーター、テリー・ゴーディなど豪華な外国人選手を招聘、荒谷離脱後はFMWを離脱したターザン後藤、ミスター雁之助ら真FMWが参戦して団体の中心となり、川崎球場でビックマッチを開催したことがあったが大会終了後にはキニョネスは経営から撤退してしまった。
真FMWが離脱してしまうと山田圭介ことバファローが社長に就任し東京プロレスを離脱したザ・グレート・カブキを所属選手として招いたが、カブキもすぐ引退しバファローも退陣、その後を受けたのは浅野社長だった。
浅野社長はプロモーターだった頃の人脈をフルに生かしてNOAHと交流を行い、タイガー・ジェット・シン、テッド・デビアスやビック・ボスマン、武藤敬司体制の全日本プロレスからからリストラされたスティーブ・ウイリアムス、ジョニー・スミス、ジョージ・ハインズを招くなどしたが、近年は所属選手もなく、新宿FACEでの開催が主になり、UMA軍団としたコミカル路線を軸としてきた。
自分も後楽園や地元の伊賀での大会を観戦したことがあるが、後楽園大会頃は日本人が軸ではなく当時ECWを主戦場にしていたテリーとキャクタスが軸で、伊賀大会の頃には真FMWが軸となるなど変わってきていた、あの頃は荒谷が伸び悩んで外国人エース路線にせざる得なかったのだろが、外国人エースは受け入れがたかったのか日本人エースとして後藤を招くも、あくまで外様だったこともあって日本人エースにはなりえなかった。そういった意味では日本人エースの不在がIWA JAPANの大きな欠点でもあったが、浅野社長が中心となって体を張って懸命に頑張り20年まで持ちこたえた。20年目の節目というのも活動休止にする要因にもなったと思う。
浅野社長、そしてIWA JAPANにはご苦労様と言いたいし、浅野社長には無理せず養生して欲しいと思う。 -
ヴァンダレイ・シウバが桜庭とのタッグで新日本参戦か?そしてカート・アングルも・・・
<東京スポーツより>
新日本プロレスで鈴木みのる(46)との抗争が続いている桜庭和志(45)が、PRIDE時代に激闘を繰り広げたヴァンダレイ・シウバ(38)にラブコールを送った。シウバは19日に現役引退を表明したが、桜庭はプロレスでの復帰を期待。来年1月4日東京ドーム大会で打倒鈴木軍のため、夢の“PRIDE軍”結成を呼び掛けた。2012年から新日マットを主戦場としている桜庭は現在、みのる率いる鈴木軍と抗争を展開。10月13日両国大会ではCHAOSの矢野通(36)と組み、みのる、飯塚高史(48)組と対戦する。
その一方で格闘界では一つの時代が終わりを告げた。桜庭がPRIDE時代に3度にわたり激闘を繰り広げたシウバが19日に引退を表明したのだ。桜庭は「まあ年も年だし…。お疲れさまでした」と、かつての好敵手をねぎらった。とはいえ、カムバックの可能性がゼロとは言い切れない。同じくPRIDEの全盛期を支えた現IGF王者ミルコ・クロコップ(40=クロアチア)のように、2011年10月にUFCのリングで引退を表明しながら復活を遂げた例もある。
それだけに桜庭は、もしもシウバが再びリングに上がるならば…という条件付きで、新日プロへの参戦を呼び掛ける。「プロレスのリングでタッグを組みたいという気持ちはありますけどね。鈴木軍が面倒くさいので(笑い)。1月4日、お待ちしてます」と、仰天ラブコールを送った。
現在は利害が一致するCHAOSと共闘を続けているが、シウバが加わるならばこれ以上心強いパートナーはいない。また新日プロの親会社であるブシロードの木谷高明社長(54)は、PRIDEの熱狂的ファンだった。現在は新日プロの会長職を退き、シンガポールと日本を行き来する多忙の身だが、桜庭&シウバのドリームタッグ実現の可能性があるとなれば、ファイトマネー面での莫大なバックアップがあってもおかしくはない。格闘界全盛を彩った“PRIDE軍”が新日マットで結成されるのか。来年のドーム決戦が風雲急を告げてきた。
東京スポーツが桜庭和志がヴァンダレイ・シウバに新日本プロレス1月4日 東京ドーム大会に参戦を呼びかけていることを報じた。
ヴァンダレイは先日更新したとおり抜き打ちでの薬物検査を拒否してブラジルへ帰国したことでUFCどころかアメリカのMMAマットからも永久追放とされヴァンレイ自身も引退を表明、しかし縛りの厳しいUFCから離れたのもあって去就が注目されていた。
桜庭がこういった発言をしたということは、新日本プロレス側がヴァンダレイの獲得に動いているということなのか、MMA部門のあるIGFはヴァンダレイ獲得に関しては現時点で何も反応を示していない、反応を示していないからこそ争奪戦に先手を打ったということなのか・・・・
また一方ではTNAとの契約満了し離脱が取り沙汰されているカート・アングルも1月4日東京ドームに参戦するのではというウワサも出ている。
PRIDEで一時代を築いた桜庭とヴァンダレイが新日本プロレスマットでタッグを組むというのは、ある意味夢のチームでもあるが、一番複雑なのは二人の戦いを見てきたPRIDEファンなのかもしれない・・・ -
王道トーナメントを制した潮崎が三冠挑戦へ・・・なるか三度目の正直!9月28日 全日本プロレス「第2回王道トーナメント」大阪ボディーメーカーコロシアム 第2競技場 859人超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○ウルティモ・ドラゴン ビリーケン・キッド(8分54秒 エビ固め)Xエイサー8 内田祥一
※アサイDDT
◇第2試合◇
▼30分1本
○青木篤志 佐藤光留(10分07秒 テキサスクローバーホールド)鈴木鼓太郎 X中島洋平
◇第3試合◇
▼30分1本
○KENSO 南野タケシ(8分56秒 片エビ固め)金丸義信 XSUSHI
※葉隠れ
◇第4試合◇
▼王道トーナメントスペシャルシングルマッチ/60分1本
○ジョー・ドーリング(9分00秒 エビ固め)X宮原健斗
※レボリューションボム
◇第5試合◇
▼王道トーナメントスペシャル6人タッグマッチ/60分1本
○曙 吉江豊 The Bodyguard(14分17秒 体固め)秋山準 X大森隆男 ゼウス
※ヨコヅナインパクト
◇第6試合◇
▼第2回王道トーナメント決勝戦/無制限1本
○潮崎豪(29分55秒 片エビ固め)X諏訪魔
※リミットブレイク
☆潮崎が初優勝
(試合後、諏訪魔は青木と佐藤の肩を借りて退場。入れ替わるようにドーリングがエプロンに上がってきた。)潮崎「ナウ、ユー・ハブ・ノー・リーズン・トゥ・ターン・イット・ダウン。レット・ミー・ハブ・ア・タイトルショット?(俺のタイトル挑戦に断る理由はないだろう?)」
ドーリング「OK!」
潮崎「次あの三冠ベルトは俺が巻きます。温かい声援があったから、この素晴らしい空間が作れたと思ってます。ありがとうございました。この全日本プロレスのリング、高みを目指して、もっともっと高い場所にもっていきます」
【試合後の潮崎】
――諏訪魔との激闘を制し、優勝を決めた原動力は何だった?
▼潮崎「この熱い空間、熱いステージが俺には凄く支えになったし、各地での熱い声、熱い応援、それがこの王道トーナメントというものを作り出したんだと思う。レスラーはリングの上で戦いをみせるだけかもしれないけど、お客さんがみにきてくれて、ファンの皆さんの声というのがあってこそのリング上の戦いだと思うから。その場所がなかったら俺は戦えない」
――復帰1ヵ月でシングルの栄冠を勝ち取ったが?
▼潮崎「それは復帰戦で相手してくれた諏訪魔とのあの試合があったからこそ、これだけこれたんだと思うし、あの試合がなければ、優勝までこれなかったと思う。1回戦のジョーもそう。みんなそうだよ。2回戦のゼウス選手、準決勝の健斗、その他の全部の人の王道トーナメントの試合が俺の優勝を作り出してくれたんだと思うし、それは全日本プロレスに感謝ですね」
――三冠挑戦を表明し、王者・ドーリングに認めさせたが?
▼潮崎「慣れない英語で訴えちゃったけどね。あいつの今の勢い、あいつの強さ、三冠チャンピオンとしてのジョー・ドーリングを倒せるのは俺しかいないと思う。ほかの誰でもない、俺だよ。これは俺が獲りにいく。それが俺の仕事。他の誰にもさせない。全日本プロレスをこのプロレス界のトップにもっていくためにも俺がチャンピオンになって、俺が先頭に立たなきゃ先はない」
――三冠挑戦の舞台に希望するのは?
▼潮崎「それは近いうちに、この熱が冷めないうちに挑戦してベルトを獲りたいし、全日本プロレスの創立記念日、そういう大きな大会もある。やるからには大きな舞台でやりたいですね」
――過去の諏訪魔戦と比較して?
▼潮崎「いつ負けてもおかしくない展開が続いたんで。どうにも諏訪魔の試合での勢いっていうのはなかなか止められないけど、そこは針に糸を通す、それぐらいの仕事だったと思うしね。それぐらい俺にとって難しい仕事でした」
――スリーパーで意識が遠のいたが?
▼潮崎「足に力入らないし、途中途中で使ってくる。ああいうテクニックというのは俺は苦手だね。俺が突破口を開こうとする時に、あのスリーパーでどうしても止められてしまう。ただ、諏訪魔に対しても、突破口というものをもっともっと探していかないといけないし、こんなもんじゃないよ。もっともっとたくさんの人の前で俺らの試合をリング上で見せたいと思います」
※乾杯後、青木と佐藤がやってきて
▼青木「調子乗るなよ。ほかはみんなEvolutionが勝ってるんだ」
▼潮崎「分かってるよ。いつでもこい」
第2回を迎えた王道トーナメントの決勝には1回戦で青木、2回戦で大森、準決勝で曙を降した諏訪魔と、1回戦で三冠王者のドーリング、2回戦でゼウス、準決勝で宮原を降した潮崎が進出、8月16日後楽園大会の再戦となった。
試合の先手を奪ったのは諏訪魔、潮崎の袈裟斬りチョップをカウンターの万力スリーパーで捕獲、チョーク気味のフロントスリーパーへと移行して絞めあげ、逆水平で反撃する潮崎をラリアット、パワースラムとパワーで圧倒する。
劣勢の潮崎はブレーンバスターで反撃しフライングショルダー、DDT、バックドロップ、顔面へのトラースキック、フィッシャーマンズバスターと畳み掛ける。
諏訪魔は再び万力スリーパーで捕獲し、ラリアット、フロントスープレックスからラストライドを狙うが、潮崎は踏ん張るも、諏訪魔は再びフロントスープレックスで潮崎をエプロンに出すとドロップキックで追撃し、場外に落ちた潮崎にトペを発射する。
リングに戻った諏訪魔はラリアットを連発し、バックドロップから万力スリーパーで絞めあげ、ラストライドで勝負に出るが、潮崎はフランケンシュタイナーで切り返す、しかし諏訪魔はダブルチョップから再び万力スリーパーで絞めあげ、グロッキーの潮崎にエルボーやチョップを浴びせる。
諏訪魔は串刺し攻撃を狙うが、潮崎はカウンターの豪腕ラリアットを浴びせると、DDTから豪腕ラリアットと畳み掛け、場外へ逃れた諏訪魔にトペを浴びせる。
諏訪魔が首を押さえ出すと潮崎は雪崩式フランケンシュタイナーを決め、豪腕ラリアットを連発するが、諏訪魔もローリングラリアットで応戦、諏訪魔はバックドロップを決めダブルチョップからローリングラリアットを狙うが、潮崎はカウンターのトラースキックで迎撃すると、諏訪魔のジャーマンから起き上がったところで豪腕ラリアット、ゴーフラッシャーと畳み掛け、最後はリミットブレイクを決め3カウント、潮崎が諏訪魔にリベンジを果たし王道トーナメントを制した。
試合後は三冠王者のドーリングが 現れ潮崎が挑戦を表明、王座奪取をアピールして大会を締めくくった。
潮崎の三冠挑戦もこれで3度目、昨年8月に諏訪魔、今年2月に曙に挑戦したが敗れ王座奪取はならなかった、今回敗れればXceedどころが潮崎自身の立場もなくなる。
トーナメントを制した潮崎だったが同時に背水の陣となった。果たして三冠王座奪取なるか? -
9月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行のお知らせ
投票受付日時が決定していなかった9月の月間MVP、ベストバウト、シリーズ&興行の受付日時が決定、10月4日の午前0時から投票受付を開始します。
10月2日 午後7時00分ノミネート発表
10月4日 午前0時投票受付開始
10月11日午前0時投票受付終了 結果発表 -
竹下、遠藤がゴールデン・ラヴァーズという大きな壁を破りKO-Dタッグを奪取!平田も奇跡を起こした!
9月28日 DDT「DDTドラマティック総選挙2014最終投票日〜最後のお願いスペシャル〜」後楽園ホール 2100人 超満員札止め
<アピールなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○大石真翔 勝俣瞬馬(4分25秒 直伝!トルネードクラッチ(仮) )MIKAMI Xゴージャス松野
◇第2試合◇
▼30分1本
○KUDO 坂口征夫 マサ高梨 赤井沙希 (8分29秒 片エビ固め)中澤マイケル 松永智充 星誕期 X伊橋剛太
※ダイビングダブルニードロップ
◇第3試合◇
▼30分1本
○佐々木大輔(11分44秒 ミスティカ式クロスフェイスロック)Xアントーニオ本多
◇第4試合◇
▼30分1本
HARASHIMA ○ヤス・ウラノ(8分42秒 片エビ固め)DJニラ Xスーパー・ササダンゴ・マシン
※HARASHIMAの眼鏡式蒼魔刀
◇第5試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]高木三四郎 大鷲透 ○平田一喜(11分22秒 奇跡を呼ぶ一発逆転首固め)[第13代王者組]石井慧介 X入江茂弘 高尾蒼馬
☆チームドリフが3度目の防衛に失敗、T2ひーが第14代王者となる
(試合後)
高木「勝っちゃったよ~!!平田! この大コールが聞こえるか? 平田! やったよ! あとはオマエに任せた!(涙声)」平田「あれ? 俺勝った? 勝ったの? (大コールに)ありがとう! 最後、ボコボコでよく分かってないけど、ベルトがここにあるってことは勝ったんだろ? ヨッシャー!! 俺はボコボコになったって、踊って立って真面目にすべてプロレスだと思って真剣に頑張ってるんだ! まあ、このベルトの余韻に浸ることもなく、このあとベストストレッチだけども、今日ここでチャンピオンになったぞ! 俺が最後、締めるってことはな! あれしかないでしょ。ボロボロでフラつくかもしれないけど、休憩前に盛り上がるぞ! ミュージックスタート!」
(最後は「TOKYO GO」が流れる中、ノリノリでダンスを披露してリングを下りた。)
◇第6試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○彰人(15分06秒 体固めからの告白)[第29代王者]X男色ディーノ
※キン肉大移動
☆ディーノが3度目の防衛に失敗、彰人が第30代王者となる
(試合後)
彰人は「ディーノさん本当にありがとうございます。あなたがいたからプロレスラーになれた。感謝しています。(と涙ながらにマイク。ディーノは中指を突き立てながら去っていった。)無差別のベルトはDDTの強さの象徴。エクストリームはDDTの個性の象徴だと思っています。だから、エクストリームを使って自分にしかできないことをやっていきます!」
◇第7試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○竹下幸之介 遠藤哲哉(25分13秒 クロスアーム式ジャーマンスープレックスホールド)[第49代王者組]飯伏幸太 Xケニー・オメガ
☆飯伏&オメガが7度目の防衛に失敗、竹下&遠藤が第50代王者組となる
(試合後)
ケニー「やっぱり誰が考えても結果はそうだから、オマエたちにDDTの未来は任せます」
竹下「飯伏さん、ケニーさん、ありがとうございました。まだお二人を超えたとはこれっぽっちも思っていません。もっともっと上を目指して努力していきます。でも今日だけは、今日一日だけは喜ばせてください。今日は遠藤さんが凄く頑張ってくれたので、遠藤さんに締めてもらいたいです」
遠藤「飯伏さん、ケニーさん、会見の時、“本気で殺しにくる”って言いましたよね。皆さんの応援がなければ本当に死んでたかもしれないです。でも皆さんの応援のおかげでベルトを取ることができました。今日は応援ありがとうございました。今日はボクが締めてもいいですけど、今日取った竹下に締めてもらいたいと思います」
竹下「世界のベストチームから1勝をあげました。なにかプロレス界に一つ革命を起こしたと思ってもいいですか? ボクたちがプロレス界の未来をみせます! 今日はありがとうございました!」DDT後楽園大会のメインはゴールデン・ラヴァーズの保持するKO-Dタッグ王座にハッピー・モーテルの竹下、遠藤が挑戦。序盤からラヴァーズが遠藤をかわいがるように集中砲火を浴びせ先手を奪い、遠藤が反撃しても飯伏は余裕で受けきる。
ドロップキックで反撃した遠藤は竹下に交代し竹下はバックドロップ、膝蹴り、フィッシャーマンズスープレックスと盛り返し、飯伏はキックを中心とした打撃はムーンサルトダブルニーで応戦するが、交代した遠藤が飯伏を場外へ追いやると捻りを加えたラ・ケブラータを発射、リングに戻ってから竹下のフィッシャーマンズスープレックスから、遠藤がその場飛びムーンサルト、ムーンサルトはかわられるも、着地したところで延髄斬りを浴びせるなど、挑戦者チームにペースが傾きだす。
交代したケニーはダイビングボディーアタックからドラゴンスープレックスと畳みかけ、クロイツラスを狙うが遠藤が着地してストマックブロック、コンプリート・ショットからコーナーへ昇るも、ケニーが阻止してクロイツラスを狙う。
しかし遠藤が踏ん張ってケニーを逆さ吊りにすると、竹下が低空ドロップキック、遠藤がムーンサルトを投下、竹下はタッチダウンを狙うがケニーがキャッチして今度は飯伏とに合体ツームストーンパイルドライバーを狙う、そこで遠藤がカットに入るが、今度はラヴァーズがケニーの波動拳、飯伏のジャーマンとおなじみの連係からPKΩを決め遠藤を追い詰める。
遠藤はクリアすると飯伏は雪崩式ラストライドを狙うが、遠藤は雪崩式フランケンシュタイナーで切り返すと、竹下もフロントハイからブルーサンダーで続く。
交代したケニーは二段蹴りからドラゴンスープレックス、二段蹴りと畳み掛けるが、竹下がユルゲンラリアットで返すとジャーマンを連発し、クロスアームスープレックスからタッチダウン、交代した遠藤もスカイツイスタープレスで続くと最後はクロスアーム式ジャーマンで3カウントを奪い、王座奪取に成功した。
またセミではディーノが保持するEXTREM王座に彰人が挑戦し、ディーノが選んだ9個のルールのうち一つが選ばれるノーバディー・ノーズルールが組まれた、時間ごとに「1カウントフォール」「英語禁止」「ロープエスケープ禁止」などルールが変わるなか、ディーノが男色ドライバーで彰人を追い詰める。しかし彰人が「3カウント後の告白」ルールを選択するとキン肉ドライバーから3カウントを奪い「あなたに会えてよかった、大好きです」と告白して試合終了、彰人が王座を奪取となるが、「ディーノさん本当にありがとうございました。あなたがいたからプロレスラーになれました」だったことが明らかになると、自分への告白と勘違いしたディーノは中指を立てて怒りを露にするも後の祭だった。
K0-D6人タッグ選手権はドリフが練習生をバックダンサーにして「TOKYO GO!」で派手に入場した平田に顔じゃないとばかりに集中砲火を浴びせるが、高木と大鷲が懸命にカットも石井と高尾に蹴散らされる。入江が勝負に出てフライングソーセージを投下するも、平田がクリアすると入江が突進したところで平田が首固めで丸め込んで3カウントを奪い、大逆転でT2ひーが王座を奪取した。
今回のDDTは石井、入江、高尾のドリフだけでなく竹下、遠藤そして平田らも成長も伺わせ、次世代も延びてきていると感じさせた大会だったが、今回は総選挙の最終投票日ということもあり、彼らの活躍がどう票に影響してくるか・・・DDT後楽園大会は超満員&大声援でド熱かった!素晴らしい!!このテンションで大相撲秋場所千秋楽を見るぞ!家で!!
— 村田晴郎 (@MTharuo) 2014, 9月 28テルマ&ルイーズ RT @Fukuda_PERFECT 後楽園ホールより愛を込めて。 #ddtpro pic.twitter.com/xxJDGAr0LO
— 村田晴郎 (@MTharuo) 2014, 9月 28後楽園大会終了!そして平田がやってくれましたよ、お母さん!6人タッグ王座奪取しました!今日だけだと思いますが平田の時代がやってきました(笑)。 #ddtpro http://t.co/zR3Pa96w6h
— 高木三四郎 (@t346fire) 2014, 9月 28スゲえ試合だったな。世界レベルだよ! #ddtpro http://t.co/ld3iOWVCs7
— 高木三四郎 (@t346fire) 2014, 9月 28 -
「プロレスを裏切るような不倫はしない!!」…アブドーラ小林が再びプロレス愛を叫んだ
9月23日 大日本プロレス「最侠タッグリーグ」後楽園ホール 1061人
(アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより)◇大会前◇
。登坂社長「大日本プロレスのストロングヘビー級のチャンピオンでもあります石川晋也ですが、先日会見にて自身の引退を発表させていただきました。まずはみなさんに応援していただいたこと、そういったことも含めまして本日は石川晋也自身がこちらでご挨拶をさせていただきたいということで、セレモニーを予定していました。しかし、残念ながら本人のほうから記者会見の翌日に申し入れがありまして、みなさまの前でセレモニー、もしくは自身の引退についてお話することを差し控えたいという申し入れがありました。引退自体を了承したのも私でございますし、セレモニーを一度発表させていただきましたが、辞退させていただくこともやむなしと了承させていただいたのは私です。自身は家庭をもって子供をもってこれから自分自身が家族というものを大事にしていきたいということを強く願っておりました。そのことに関しましては会社としましては、強くバックアップしたいと考えておりましたので、引退も誤解がなければ強く引き止めませんでした。しかし、少し残念だったのは、きょうみなさまの前でお話する機会を失ってしまったことが、ひじょうに残念です。誤解がなければ…という言葉ばかりを続けますけど、たぶん石川選手、強い王者でありましたけども、みなさまの前に出るのがもしかしたら少し怖かったのかもしれません。僕自身もその電話を…記者会見の翌日、北海道に出張に行きましたので、その電話を聞いたのは出張に行く途中でした。その話をきいてセレモニーの辞退を了承して、その内容、了承した意味をみなさまにお伝えするといった時に、不安になったのも事実です。たぶん石川選手も同じような気持ち…それの何十倍も不安だったんだと思います。彼を擁護するつもりはありませんが、本当に残念だったのは、みなさまと築き上げている、そして皆様と築き上げていた形の見えない何か。形にしてしまえば簡単なことかもしれません。ただ、信用とか、信頼とか、友情とか、愛情とか、そういういわゆる形のない何かが、いまたぶん石川選手が見えなくなってる時期だと思います。
本来であれば、強くそしてたくましく、みなさまに誇れるチャンピオンとして、このリングに上がりたかったんだとは思いますが、いま彼自身がそういったところでもがき苦しみながら、何度も繰り返しますけども、形の見えない何かに不安になってしまったんだと思います。その気持ちをどうか、御察知いただきまして、本来であれば家族であり、身近な仲間である皆様の前に堂々とご報告するのが筋かと思いますけども、石川晋也が選んだ選択、そして石川晋也がこれから歩み続ける未来、そして大日本プロレスがみなさまとこれからも作り続けていく新しい未来を、ご声援いただきましてご了承いただければと思います。どうも申し訳ございませんでした」
◇第1試合◇
▼20分1本
○谷口裕一(6分46秒 横入り式エビ固め)X植木嵩行
◇第2試合◇
▼30分1本
○MEN'Sテイオー 吉野達彦(10分51秒 コブラツイスト)大下敢 X佐久田俊行
◇第3試合◇
▼30分1本
○石川修司 高橋匡哉(10分13秒 片エビ固め)河上隆一 X関札皓太
※ランニングニー
◇第4試合◇
▼最侠タッグリーグ・デスマッチブロック公式戦 有刺鉄線ボード・ストリートファイト・エニウェアフォールタッグデスマッチ/30分1本
[1勝=2点]星野勘九郎 ○稲葉雅人(15分39秒 エビ固め)[2敗=0点]X“黒天使"沼澤邪鬼 竹田誠志
※垂直落下式墨落とし
◇第5試合◇
▼最侠タッグリーグ・ストロングブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]橋本和樹 ○金本浩二(12分43秒 片エビ固め)[1敗=0点]旭志織 X忍
※ムーンサルトプレス
◇第6試合◇
▼最侠タッグリーグ・ストロングブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]関本大介 ○神谷ヒデヨシ(15分06秒 エビ固め)[1敗=0点]ツトムオースギ Xヘラクレス千賀
※ショルダータックル
◇第7試合◇
▼最侠タッグリーグ・デスマッチブロック公式戦 鉄檻蛍光灯タッグデスマッチ/30分1本
[1勝=2点]伊東竜二 ○アブドーラ・小林(17分13秒 源之助クラッチ)[1勝1敗=2点]木高イサミ X宮本裕向
(試合後)
アブ小「公式戦1勝です! けど、ここ数日間、なんかみんなモヤモヤしてると思う! いまやネットの時代だ。その言葉を検索すれば、みんなわかってるはずだな。みんなモヤモヤしてんだろ! とりあえず言いたい。…バカヤロー!!(場内小林コール)バカヤロー言ってだいぶスッキリしました。そうだ、俺はプロレスを愛している! 愛の伝道師…だから、プロレスを裏切るような不倫はしない!!(伊東に)オマエも不倫はするなよ。オマエの奥さんみんな知ってんだからな。まあ、そういうことだ。たぶんここにいるみんな、大日本プロレスを愛していると思います。きょう上がったレスラー、みなさんの愛を、決して裏切らないよう精進しようと思います!
いまは最侠タッグ、年末は横浜文体、来年は両国スモウアリーナでの試合がある! まだまだ大日本は止まれねえぞコノヤロー!(場内ダイニッポンコール)なかなかいい空気になってきたな。伊東は口下手だからあえて俺が言う。15周年以降、この道を一緒に歩いていこうって言ったな。一緒に歩いてってやるよ! そしてプロレスに対して不倫はしない! 俺はプロレスに対して正直に生きる! そして愛を叫びたい! だからみなさんスタンドアップ! 伊東、何かしゃべりたいか? 完璧だろ!」
伊東「とくにありません」
アブ小「まあ、レベルが違うな、俺はな。レベルが違うマイクだ、大日本は。これからも大日本はばく進します! 一緒に愛を叫びましょう!! 大日本プロレスファンのみなさん、愛してま~す!!」
【アブ小、伊東の話】
アブ小「とりあえず1勝」伊東「ただ1勝チームが自分らだけじゃない。宮本チームと極道チームがすでに1勝。宮本チームは1敗なのでうちらと極道チームが並んでる感じですね」
アブ小「1戦1勝勝率10割」
伊東「極道チームにはこの前小林が負けてますからね」
アブ小「対策は練ってる」
伊東「そう言った次もまた負けてますからね」
アブ小「まあね、伊東は3年ぐらい(最侠タッグを)完走してないんでしょ? とりあえず完走が目標だね。完走すればおのずと結果がついてくる。伊東も15年、俺も19年やってるんだから完走すればおのずと結果は」
伊東「出てるチームのなかでは一番キャリアが長い」
アブ小「キャリアと体重じゃ負けてねえからな。(プロレスに対して不倫はしないと)普通にそう思いました。思ったことを口に出しただけです。真実はリングにあります」伊東「もやもやしたら大日本を見にくればいい。そういうことです」
アブ小「あんまり余計なことは言わない! リング上が真実です。バカヤローだね。石川に対してだけじゃない。いろんなことに対してバカヤローですね。ネット社会に対するバカヤローもあります。まあきょう勝っておいしいとこ取りの面目躍如ですね」
伊東「ストロングチームと当たるのは11月の決勝トーナメントに出た時にしか当たることはないと思うので、とはいえ試合内容で負けないように。そうしているうちに決勝トーナメント、そしてメインイベント、決勝戦に出れるんじゃないかなと思っております」
アブ小「前回優勝者を破ってるわけだから。星取り的にもうちの会社の流れ的にも、きょうの一勝は大きな一勝だと思いますよ。(デスマッチ王者からの勝利でもあるが)宮本、シングル王者か。なかなか愛を叫ばせてもらえなかったですけど、あれだけ高いところに上がればね。さすがの宮本も止められなかったね。俺もヒザが震えたけど。もう壊そうよ、あれ。揺れすぎだよ」
伊東「この体重の男があの高さから飛ぶという、その恐ろしさ」
アブ小「すごいクリーンヒットした。肩こりが治るくらいクリーンヒット」
伊東「あれがきょうの勝敗を(分けた)」
アブ小「愛してますチョップはすごいんだよ。みなさんの愛の衝撃ですよ。俺の肩こりが治りましたよ」伊東「ということで、リーグ戦頑張ります!」
【ヤンキー二丁拳銃の話】
イサミ「2戦目から…」
宮本「なんだよ小林、人の愛してますチョップを邪魔しやがって」
イサミ「君も邪魔してたじゃん」
宮本「そりゃそうだよ。俺が1年2カ月使い続けてきたものなんだから」
イサミ「もう宮本裕向のものなんでしょ?」
宮本「大日本のリングに愛してますチョップは2ついらないんだよ。きょうは小林にやられたけど、いつか小林から愛してますを言えないようにしますんで。なんならそういう形式で闘ってもいいですよ」
イサミ「愛してますコントラ愛してます」
宮本「そうそう。愛してますチョップ禁止。アイツが叫ぶのはいいよ。みんなの前で。ただチョップは禁止」
イサミ「(きょうのは)スーパー愛してますチョップだったね」宮本「めっちゃ痛かったよ」イサミ「クッソ、でも2戦目だからな。もう落とせないですよ」
宮本「一筋縄ではいかないですね」
イサミ「SOSもきょう負けてるんだよ。去年の1位、2位が…」
宮本「負けてますね。もうすでに荒れてるよ」
イサミ「荒れるけど、まあ最後には勝ちましょう」(ここでアブ小が通りかかる)
宮本「おい小林! 大日本のリングに愛してますチョップは2つはいらねえんだよ!」
アブ小「きょうで証明できただろ。俺の愛のほうが上だよ! 俺だよ! 俺の愛は不倫もしないし、プロレス一筋だよ! オマエみたいな不純な愛じゃねえからな!」宮本「不倫はしないって言っていいのかよ!」
アブ小「不倫はしないんだよ! それがホントの愛だよ!」
宮本「不倫できねえんだろ!」アブ小「余計なこと言うな! とりあえず1勝だからな。きょうの1勝はでかいぞ!(と去る)」
イサミ「まあまあ。不倫の話はいいでしょう。とりあえず優勝するしかない。あとは全勝するしかない。考えましょう、仕切り直し!」
宮本「最初から試合多いね」
イサミ「もう優勝まで1敗もせずにいくしかない。あきらめずにいきましょう。なぜなら」
宮本&イサミ「俺たちは強い!」
大日本後楽園大会前に登坂社長がリングに上がり、引退式を辞退しリングを去った石川晋也に関して謝罪、辞退した経緯をファンに報告した。
メインではタッグリーグ公式戦でアブ小がデスマッチ王者である宮本から3カウントを奪いリーグ戦を白星でスタートを切ったが、試合後にアブ小が俺はプロレスを愛している! 愛の伝道師…だから、プロレスを裏切るような不倫はしない!!」と叫んだ。今回の騒動で一番傷ついたのはファンだけでなく選手達も傷ついた、だからアブ小は「俺達はプロレスを裏切るようなことはしない」とファンに叫んだ・・・いやこの言葉は石川に言ってやりたいのかもしれない。
大日本も旗揚げ20周年を迎えるが、ここまで順調に来たわけではない、いろんな騒動もあり、ファンの信用も損なうこともあった。だが20年も続けてきたのは他団体に負けないほどプロレス愛があったから続けてこれた。石川は去ったが大日本プロレスという物語はプロレス愛がある限りまだまだ続く。 -
棚橋が復活をかけてIWGP挑戦も、不満を爆発させた内藤はオカダに挑戦へ
9月23日 新日本プロレス「DESTRUCTION IN OKAYAMA」コンベックス岡山 3600人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼30分1本
田口隆祐 キャプテン・ニュージャパン ○BUSHI (5分05秒 片エビ固め)獣神サンダー・ライガー タイガーマスク Xマキシモ
※エムエックス
◇第2試合◇
▼30分1本
○ニック・ジャクソン マット・ジャクソン(9分57秒 片エビ固め)Xロッキー・ロメロ アレックス・コズロフ
※モア・バング・フォー・ユア・バック
◇第3試合◇
▼30分1本
桜庭和志 ○矢野通 外道(5分51秒 赤霞)鈴木みのる 飯塚高史 XTAKAみちのく
◇第4試合◇
▼30分1本
○柴田勝頼 後藤洋央紀(7分31秒 片エビ固め)真壁刀義 X本間朋晃
※PK
◇第5試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[第38代王者組]○KUSHIDA アレックス・シェリー (15分01秒 エビ固め)[挑戦者組]Xタイチ エル・デスペラード
※I-94
☆KUSHIDA&シェリー組が2度目の防衛に成功
(試合後にヤングバックス、フォーエバーフーリガンズが乱入してタイム・スプリッターズに挑戦を迫る)
KUSHIDA「オーケー、オーケー、オーケー。おまえら、(タイトル戦を)やりたいのか!? まとめて相手してやるよ。ユー・アー・オール・レディ・デッド。シェリー、通訳お願いします」
シェリー「オマエラハ、モウシンデイル!」
【タイムスプリッターズの話】
KUSHIDA「THANK YOU VERY MUCH」
(シェリーとガッチリ握手)
KUSHIDA「ちょっと試合前、デスペラード、どうかなと思ったけど、十分チャレンジャーにふさわしい挑戦者でしたね」
シェリー「(肩を押さえながら)スゴイイタイネ。1年前、コーベでタイチとTAKAに背中をやられた。その後、ニュージャパンのリングに上がることができず、トーキョードームでやっとカムバックできた。あれから1年、やっとスズキグンに雪辱を果たせた。IWGPジュニアヘビー級部門で、誰も俺たちを倒すことはできない。シンゲキノシェリー、シンゲキノKUSHIDA、シンゲキノタイムスプリッターズ。それがタイムスプリッターズさ」
KUSHIDA「シングルのベルト失っちゃったけど、ベルトはあるなし、俺の志に関係ないから。新日本プロレスジュニアを上に持っていく。コズロフとロッキー、あとヤングバックス、どうだろう? 3WAY、アメリカ(トロント)で1回やって、3WAYっていうとね、これまた固定観念でタッグマッチより下とか、そういう固定観念ぶっ壊してやりますよ。新日本ジュニアをね、もう1回、俺の手でシェリーと、タイムスプリッターズで洗濯します。あとはデスペラードだな、なんかTAKA・タイチ組とどこが違うのって、鈴木軍入って馴染んでるよ。チームワークいいよ。けど昔から何年も前から鈴木軍にいるような、色がなくなっちゃって、俺はもっとわがままな、主張するデスペラードが見たいっすね」
(最後にシェリーと改めて、ガッチリ握手)
【鈴木軍の話】
デスペラード「痛ってぇクッソー。シェリー、馬鹿にしやがってコノヤロー。オイ、見ろコノヤロー、俺のパートナーを」
(タイチが床に倒れこむ)
タイチ「見たかコノヤロー、初挑戦初戴冠見たかお前ら」
TAKA「セコンドなんかに手出しやがって反則じゃねぇのか? なんで俺までやられなきゃいけねぇんだ」
デスペラード「なんで権利ねぇヤツ殴ってんだよコノヤロー」
TAKA「まぁいいよ。次はよぉ、デスペラードがよぉ、田口、獲ったばっかりで悪いけどよぉ、さっそくいただくぞ」
デスペラード「まぁ今日のところはよぉ、まぁ残念ながらミソがついちゃったよ。でもなぁ、ミソっぱちの、ミソだらけの、ミソっかすの田口くん。俺たちのついたミソくらいじゃねけだろ? テメェについてんのはよぉ、こべりついてんのは固まって汚ねぇ、白くなってるヤツだよ。全部こそぎ落としてやる。オメェの持ってる汚ねぇベルト、俺が磨いてやるから、覚悟しとけ」
TAKA「今日はなぁ、神戸から移動で時差ボケだったんだ。時差のせいだよオイ」
タイチ「今日はなぁ、ホセ(デスペラード)となぁ、さっきまで飲んでたんだよ。だからこうなんだよ。動きが悪いんだよ」
TAKA「時差ボケ&二日酔いだコノヤロー。オイ、次はなぁ、デスペラードがシングル獲って、次は俺たちの番だ」
タイチ「お前がチャンピオンで、次の挑戦者は俺だ」
TAKA「いや、俺だ。強いほうがいくからよぉ」
タイチ「TAKA、お前はダメだ。インディーだからダメだ」
TAKA「関係ねぇよそんなの。オイ、次ホセ獲るぞ」
デスペラード「俺が次の新チャンピオンだ」
【フォーエバーフーリガンズ、ヤングバックスの話】
ロメロ「ヤングバックスよ、今日はお前らが勝ったけど、コーベでは俺たちが勝った。俺たちにも…」
(ここまで話しかけたところで、ヤングバックスがインタビュースペースに乱入。)
マット「おいおい、何言ってるんだ? 俺たちがキッチリやっつけてやっただろ」
ロメロ「お前らこそ、何言ってんだ。ヤングバックス、ナカスゾ、コノヤロー!」
ニック「お前らこそスーパーキックでオヤスミだ」
コズロフ「お前らにストーンコールド・スタナーを決めて、星を見させてやる」
マット「俺たちがナンバーワン・コンテンダーだ。ベルトを持ってない時はな」
ロメロ「何を!」
◇休憩前◇
第5試合終了後、場内の大型ビジョンでNWAからのメッセージを上映。
例によってブルース・サープ社長が「コンニチハ! ニホンジン!」などと怪しい日本語で挨拶すると、10月13日の両国国技館大会への来襲を予告。「アメリカとNWAが世界でナンバー1なんだ!」と豪語した。
さらに、サープ社長から紹介され、NWA世界Jr.ヘビー級王者チェイス・オーエンズが登場。
自らを“クラウンエンジェル”と名乗ると、王座への挑戦をオープンに受けることを表明。さらに、「全米、カナダを制した俺が、世界でベストだということを証明してやる」と自信満々に言い切った。
VTR終了後、リング上にBUSHIが登場。このNWA世界Jr.ヘビー級のベルト、俺に挑戦させて下さい! このチャンス、必ずものにしてみせます。以上!」とマイクアピールし、挑戦表明した。
(BUSHI登場)
BUSHI「このNWA世界Jr.ヘビー級のベルト、俺に挑戦させて下さい! このチャンス、必ずものにしてみせます。」
【BUSHIの話】「今ね言った通り、NWA世界ジュニアヘビーのベルトに、俺が挑戦表明します。まだ決まってない以上なんとも言えないっすけどね。次の両国、チャンピオンが来る以上は、誰もいないんであればね、俺にいかせてもらいたい。あとはもう会社の判断で決めてもらいます。やるからにはね、このチャンスものにしてみせます。必ずベルトを巻いて浮上します」
◇第6試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○中邑真輔 石井智宏(11分44秒 片エビ固め)バッドラック・ファレ Xタマ・トンガ
※ボマイェ
◇第7試合◇
▼NWA世界タッグ選手権試合/60分1本
[王者組]天山広吉 ○小島聡(15分08秒 片エビ固め)[挑戦者組]X永田裕志 中西学
※ラリアット
☆天山&小島組が4度目の防衛に成功
【テンコジの話】
天山「オッケーコジ、最高(小島とガッチリ握手)。バッチリ決まったな。永田、中西、お前ら口だけやないか。オイ、これが当然の結果や。第3世代がなんや、俺らからしたらそんなの関係ない。俺らテンコジや、日本だけやない、世界に出てる人間や。アイツらは所詮、日本止まり。中西よ、よう聞け、今日はな、まともに動いたな。でもな、それが当たり前なんやオラ。ガンガンこいって。文句があるならこいや。なんでこのか? オイ、根性ねぇのかオラ? 中西よ、いうというてやるわ、デカい体持ってるのはいいけど、ケツの穴ちっさいなぁ。オイ、根性ないやろお前。オイ、何回やっとんねん。オイ、くるんやったら今こいって、クソッタレ。永田もそうや。永田、中西、クソ野郎どもが。オイ、なんべんでも言ってやるクソ野郎ども。お前ら、俺らの前に二度と目につくな。アホンダラ、絶対やぞ。オイ、今すぐ実家帰れ。オイ、今すぐプロレス辞めろ。アホンダラ、クソッタレが。それに比べてコジや。最高やね。あんだけやられて、俺はダイビングヘッドもムーンサルトもアナコンダもつかってんねん。それでも最後はコジが右腕一本で、ガッチリ振り回したら一発やって。これがアイツらとの差やって。オイ、わかっとんのかって。オイ、なんべんも言うぞ、お前らテンコジの名前出すなアホンダラ。クソくらえじゃ。ありがとうなコジ(小島とガッチリ握手)。バッチリいこうぜ。次誰や、出てこいや、いつでもこいよ。オイ、このベルトほしいヤツこいや。いつでもいったるわアホタレが」
小島「はっきり言って第3世代対決ということで、ずっとこのシリーズ始まってからの前哨戦、ずっと思うところがありました。いろんな永田中西と、俺と天山で舌戦して、いろんな駆け引きの違いだったり、お互いの言葉の言い回しが違かったり、お互いストレス抱えてる中で、今日の日を迎えて、今日こうやって熱い試合ができたことは本当に良かったと思ってます。そして、俺は“第3世代”この名前にやっぱりずっと誇りを持ってきた。今でもそれをもってるから。つまり第3世代対決ということは、今日闘ったかもしれないけど、永田も中西もハッキリ言えば仲間だよ。仲間だけど、俺たちがこうやって対戦カードが組まれれば、これだけの熱いものを見せられる。恨みなんかなくたって、これだけの熱いものを見せられる。永田はそれをたぶん伝えたかったんだと思うし、俺もそんなのはわかってるよ。俺は第3世代が新日本プロレスの中でできる闘いをこれからもしていく。言い方がもしかしたら違うかもしれない、第3世代しかできない新日本プロレスでの闘いが必ずあるから。俺たちはこれだけ支えてくれるファンの人がいる。それは俺たちが20年以上やってきた財産だから。だからこそこうやって今日もたくさんのファンの人に応援してもらえるんだ。それを今日感じてるんだ。アイツらに恨みはないよ。永田中西も嫌いじゃねぇし。ただこうやって闘えば、ほんとに憎たらしいぐらい熱いものを生み出せるんだ。これからも第3世代にしかできないとか、それもそうだけど小島聡にしかできない闘いをこれからしていくから。テンコジにしかできない闘いもそう、小島聡にしかできない闘いもこれからやっていきたいと思います」
【永田、中西の話】
中西「とことんまでやってやるよ。これで終わりちゃうよオイ。これで終わってたまるかよお前。なぁ、これからじゃ。見とけよお前。ドンドンいったるで、これからやこれから。見といてくれ!」
永田「ハァハァ、効いた。まぁそこそこお互い強い意識をもって闘えたのはこれだけでしょう。この闘いでアイツらが、彼らがどういう気持ちで臨んだか、それによってやっぱりいろいろ変わってくるだろうね。それだけこのカードができた意味をもう一回分かってほしかったし。このままズルズル時代に流れされて、波に乗ったまま流されてしまうのか。それともなにか時代のど真ん中に巨大な傷痕というかね、そういうものをつくるのか、そういう意識の違いによって、やっぱ歩む道はちょっと違ってくると思うし。いやぁ、今日はやられた。とりあえず2人に火はつけたよね。このまま終わってしまうのか、もしタッグリーグで許されるならば、もう1回中西と組んでこのチームとやりたいなと思うし。タイトルなくても、どういう形でもいいから、もう1回あのチームとやりたいなと思いますね」
――永田選手が火をつけましたか?
永田「向こうが煽ったってことは俺が火をつけたからでしょ。東金でこのカードを組む意味合いをね、『G1』後の各自の思いを一つにしてぶつければ、絶対いいものができるなぁと思ってね。まぁやっぱテーマが永田・中西・天山・小島ってできたと思ったんで。とりあえずタイトルマッチという形でこういう試合ができて。昔以上のものを持ってる部分もあれば、昔と違ってやっぱりちょっと落ちちゃったなって部分も試合をやってて、相手の肌から感じるものもありましたけど。思いが以前以上ならば、もっと大きな流れをつくれるんじゃないかと、この試合にハズレなしみたいなね。それを思ってこのカードを組んだんで。今日で結果がないで、もういっちょやりたいなと思います。ただ各自の意識がバラバラだったらやってもしょうがないというとこでしょうかね。ずいぶん長いことしゃべったけど、はたしてその中に俺の思いは通じたかどうかは、俺はまだ見てないからわからないですけど」
――第3世代の強みとはなんだと思いますか?
永田「だからその過去の実績だけじゃなく、今現在必死に闘ってる、その今現在の決して衰えてない部分、今のほうが強い部分は相手は非常に口下手な二人で、うちのパートナーのそうかもしれないですけど。そういう思いで強がりを言ってるのかもしれないし。本当になんいも考えてないのかもしれないし。どっちはわからないですけど。ただこの闘いで俺は、ただズルズル時代に流されて終わるのではなく、この闘いを通じて、なにかもうひとつでも時代のど真ん中に風穴を開けたい。今更時代を作ろうとは思わないけど。永田裕志ここにありってものをね。それが天山でもいいし、コジでもいいし、中西学でもいいし。このままじゃ終われない」
◇第8試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[第4代王者]○高橋裕二郎(13分29秒 体固め) [挑戦者]XYOSHI-HASHI
※マイアミシャイン
☆裕二郎が初防衛に成功
(試合後、YOSHI-HASHIのセコンドについていた石井を高橋が挑発。両者が激しく睨み合った)
【裕二郎、石井の話】
裕二郎が「石井? びっくりした。コメント? ないよ」(と試合後のインタビューをはぐらかしているところに石井が入ってくる。)
石井「テメェがチャンピオンだと、相変わらず挑戦者、誰も名乗り上げねぇな。俺が挑戦受けてやるよ」
裕二郎「いやいや、俺がチャンピオン」
石井「テメェ、どこがチャンピオンだ? 笑わせんな。俺がお前の挑戦を受けてやる」(と言って退室する)
裕二郎「エッ? あぁ、びっくりした…」
◇第9試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
棚橋弘至 ○内藤哲也(13分15秒 片エビ固め)AJスタイルズ Xドク・ギャローズ
※スターダストプレス
(試合後AJと棚橋が一触即発で睨み合う。)
棚橋「AJが言ったぞ! 次は! 次の挑戦者は棚橋だってなーー!! いいか! 必ずベルトを!! 獲るぞ~~!!」
【棚橋、内藤の話】
内藤「今日勝ったのは俺なわけでね。この選手(棚橋)じゃないわけでね。別にリング上でなに言っても構わない。でも決めるのはAJなんでね。お棚橋の言ったことがすべてなのか、棚橋が言ったことが全部正しいのか、ふざけんな」
棚橋「ハァ、喜びのあまりつい先走ってしまったけど、AJがリング上で『お前とタイトルマッチを』『ネクスト』って確かに単語も聞こえたから。わかんないよ。そんだけで俺が勝手に決めつけちゃったから。なんてったってさ、閉じた扉があったとするじゃない。その扉が向こうから開いて、しかもベルト持ってやってきたんだぜ。ベルトから俺に寄ってきたよ。そういうこと」
【AJ、ギャローズの話】
ギャローズ「(何度もテーブルを叩きながら)やられちまった」
AJ「まぁいい。よく聞け。あのリングでタナハシはAJスタイルズと闘った。そしてタナハシはIWGPチャンピオンと闘いたがっていた。このベルトを欲しがっていた。俺の方からリマッチ(再戦)を申し込む」
ギャローズ「今日は俺が足を滑らせてしまった。すまない。目の前で起こっていることがリアルだと主張しているBULLET CLUBにとって、あってはならないことだ。タナハシは“ベストレスラー・イン・ザ・ワールド”と思われている。シングルマッチでそうじゃないことを思い知らせてやろう。大きなTVショーで。プロフェッショナル・レスリングにおいて、リング上で起こったことがすべてであり、それがリアルなんだから。そうやってプロレスリングは歴史を紡いできた。だけど、ここにヘビー級のベルトがあるということは…」
AJ「ああ、俺が証明してやろう。スモーホール(国技館)で。10月13日だったか? チケットが完売して超満員になった会場、BULLET CLUBがチケットを完売した会場でそこですべてを返してやる。ベビーフェースがどうした? チャンピオンであろうとなかろうと関係ない。ニュージャパンのリングのヒーローをやっつけてやる。それをソールドアウトになった会場で、さらに世界中に見せつけてやる。AJスタイルズがこのプロレスリング界において最高であるIWGPチャンピオンであることを思い知らせてやる」
ギャローズ「それでこそフェノミナルだ。Too Sweet!」
◇第10試合◇
▼東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦/60分1本
[権利証保持者/G1 CLIMAX 24優勝者]○オカダ・カズチカ(19分55秒 片エビ固め)[挑戦者]Xカール・アンダーソン
※レインメーカー
(試合後)
オカダ「みっつ言わして下さい(※大拍手)。ひとーつ・・・。アンダーソン、しっかり借り返しました(※大拍手) ふたーつ! 『G1』中にもう1コだけミラクルが起きました。次は、内藤さんと権利証、懸けてやります(※大拍手)」
(内藤登場)
内藤内藤「ご指名いただき、ありがとうございます(※大拍手)。
『G1 CLIMAX』で俺がオカダに勝ったことが果たしてミラクルなのか? それともミラクルじゃないのか? ハッキリさせようか!?(※大歓声) オカダを倒して、東京ドームのメインイベントに立ってやるぜ(※大拍手)。いいか、オカダ? よく聞いとけ。新日本プロレスの! 主役は~~~~! ・・・・・・俺だ(※大拍手)」
オカダ「みっつ!・・・内藤さん、すみません。帰って下さい(内藤退場)、失礼しました。みっつ!! 特にありません! ということで、あとは外道さんにしゃべってもらいます」」
外道「ミラクルはよ! 2度と起きねぇ! オイ、内藤! テメーの夢がよ、どうなろうとよ、オメーはよ、あの哀れなマシンガンと同じ道を歩くんだよ。いいか? あいつがどうあがこうが、レインメーカーには2度と勝てねぇ! 何でかわかるか、オイ!(※場内騒然) ・・・レェ~~ベルが違うんだよ、コノヤロー!(※大拍手) レインメーカーは、2015年1月4日東京ドームのメインイベントでチャンピオンになって、またこの岡山に帰って来る(※大拍手)。そんときゃよ、またこの岡山に・・・カネの雨が降るぞ!(※大歓声)」
【オカダ、外道の話】
オカダ「まぁリング上でも言ったように、アンダーソン『G1』の借り返しました。そしたら次は内藤さんでしょ。まぁ正直、ほんとだったらアナタなんて指名しませんよ。ただな、『G1』でミラクルが1回だけあったんだ。それをミラクルじゃないって証明するためだけど。アンタなんてな、全然認めてねぇから」
外道「オイ、いいか内藤、オメェのよぉ、夢への執念は認めてるけどよぉ。その執念がレインメーカーに通用するかどうかはよぉ、オメェもよぉ、薄々わかってるだろ? もちろんそんなものは一切通用しねぇ。これ(IWGP権利証)を持ってよぉ、2015年1月4日東京ドームのメインイベントでよぉ、チャンピオンに返り咲いてやるから見とけコノヤロー」
――AJ選手が次の挑戦者に棚橋選手を指名しましたが。
外道「知ったことか。俺たちはこれ(IWGP権利証)だ。レインメーカーによぉ、ふさわしい場所で取り返すんだオイ。チャンピオンがAJでも、棚橋でも関係ねぇよ。レインメーカーのふさわしい場所で取り返すんだ」
オカダ「主役は俺だ」
外道「その通りだ」【内藤の話】
※内藤はバックステージのモニターに映し出されているオカダと外道のやり取りから目を離すことなく見入っている。それが終わると…
内藤「そんなにミラクルが好きか? そんなに俺が勝ったことがミラクルか? 両国でミラクルを起こすよ。さっきの棚橋といい、今日のオカダといい、新日本プロレス、うれしいか? お客さん喜んで、うれしいだろう。ふざけるな。俺が全部ぶっ壊してやる。ただ勝つだけじゃない。全部ぶっ壊してやる。東京ドームのメインイベントにたどり着いてやる。何回も言うぞ。新日本プロレスの主役は…俺だ」
新日本のシリーズ最終戦の岡山大会のセミで棚橋、内藤組がAJ、ギャローズ組と対戦、試合は内藤がギャローズをスターダストプレスで降したが、試合後には棚橋がAJの保持するIWGPヘビー級王座へ挑戦を表明した。
棚橋の挑戦は1年ぶりだが昨年はオカダに敗れIWGP戦線からは後退してしまっていた。棚橋は8月10日に西武ドーム大会では棚橋がノンタイトルでのシングル戦でAJを降していることから挑戦の資格は充分、10月13日両国での挑戦は決定と見ていいだろう。
しかし棚橋の挑戦にG1の公式戦でAJを降している内藤が不満を爆発させた。内藤に関しては21日の神戸大会でAJとタッグで対戦したが、このときは内藤は飯伏幸太に試合の主役を譲るなど積極的ではなかった、それを考えると内藤が怒るのは遅すぎたのかもしれない。
メインのオカダvsアンダーソンの権利書争奪戦は、アンダーソンのラフと裕二郎の介入にオカダが苦しんだが、オカダがフラップジャックから試合の流れを変え。裕二郎を蹴散らした後でアンダーソンにリバースネックブリーカーで主導権を握る。アンダーソンは雪崩式スピニングガンスタン、イスの腕でのバーナードドライバーで反撃するが、ガンスタンをかわしたオカダはレインメーカーを狙うも、かわしたアンダーソンがガンスタンを狙う攻防が続く、しかしオカダが前方宙返りでガンスタンを不発させた後でドロップキックを放つと、裕二郎を蹴散らした後でジャーマンからのレインメーカーで3カウントを奪い権利書を防衛、試合後は次の相手をG1の公式戦で敗れている内藤を指名、棚橋にIWGPの挑戦を取られた内藤にしてみればオカダの指名は渡りに船、内藤はオカダ戦で逆転を狙うようだ。
裕二郎vsYOSHI-HASHIのNEVER選手権はYOSHI-HASHIが先手必勝とばかりにスピーディーな攻めで先手を狙うが、裕二郎はスタンガン式のフラップジャックで流れを変え、雪崩式フロントスープレックス、ラリアット、フィッシャーマンズ・バスター、インカレスラムと猛ラッシュをかける。YOSHI-HASHIとレッドシューズ海野レフェリーと交錯させた裕二郎は急所蹴りから東京ピンプスを決め、最後はターンバックルパワーボムからのマイアミシャインで裕二郎が王座を防衛、次期挑戦者には前王者の石井が名乗りを挙げた。
第三世代同士のNWA世界タッグ選手権はテンコジが挑戦者組を分断して先手を奪うが、中西が奮起して天山をラリアット、アルゼンチンバックブリーカー、小島には一本足ハンマーと大暴れ、テンコジも中西にテンコジカッターを決めるが、挑戦者組も永田が小島に白目式腕固め、中西が天山にアルゼンチンバックブリーカーの競演と応戦、挑戦者組は小島に合体技イーストゴールドを決めるが、テンコジも天山が入ってテンコジカッターで中西を蹴散らし永田に集中砲火、永田も粘るが最後は小島のラリアットが炸裂して3カウントを奪い王座を防衛。
IWGPジュニアタッグ選手権は鈴木軍が花道で王者のタイムスプリッターズを襲撃、場外戦でデスペラードがギターラ・デ・アンヘルでKUSHIDAをKOすると
孤立したシェリーに集中砲火を浴びせる、しかしKUSHIDAが蘇生してからタイムスプリッターズが反撃してペースを掴んだに見えたが、今度はTAKAの介入に苦しめられ、鈴木軍はゲリラ戦法でタイムスプリッターズを追い詰める。鈴木軍はKUSHIDAに13Y5で勝負に出るが、シェリーがタイチにトラースキック、デスペラードにスライスブレッド、タイチにオートマティックミッドナイトを決め、最後はスプリッターズがI-94で3カウントを奪い王座を防衛、試合後はヤングバックス、フーリガンズが挑戦に名乗り、KUSHIDAが「まとめて相手にする」とアピールしたため3WAYでの選手権が濃厚となった、フーリガンズは第2試合でヤングバックスに敗れたが、思わぬ形で挑戦権が転がってきたようだ。
最後に久しぶりにNWAのブルース・サーブ会長からのビデオメッセージが公開され、NWA世界ジュニアヘビー級王者のチェイス・オーエンズを刺客として差し向けることを告げると、BUSHIが挑戦に名乗りを挙げた。
NWAもご無沙汰だがGWFのジェフ・ジェレッドの存在もあって影が薄くなってきた感じもする、BUSHIも新日本に移籍してから初めてシングルのベルトのチャンスとなったが、気になるのはZERO1にもNWA世界ジュニアヘビー級王座があり(王者は藤田峰雄)関連性があるのかということ、調べてみるとZERO1が保有しているベルトはニュー・レスリング・アライアンスという別組織が認定している王座で、サーブ会長側のNWA(ナショナル・レスリング・アライアンス)とは関連性はないそうだが、NWA世界ジュニアのベルトも昔から管理を含めてややこしいことから、ある意味曰くつきの王座でもある。
神戸大会より若干カードが劣るのではと言われたが岡山でのビッグマッチも超満員札止め、新日本の勢いはまだまだ続く。【岡山大会終了】本日も沢山のお客様にご来場いただき誠にありがとうございました。 次回大会は、10月13日(月・祝)両国国技館にて16:00試合開始です。 #njpw #njdest pic.twitter.com/inRrncUFg6
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2014, 9月 23本日、岡山大会。超満員札止め。ありがとう。閉じていた扉が開きかけて…☆ #岡山 #njdest
— HIROSHI TANAHASHI (@tanahashi1_100) 2014, 9月 23本日、岡山で、第3世代同士の純粋な戦いをした。だけど、永田&中西だけじゃないモノと戦った気がする。世代との戦い。キャリアとの戦い。年齢との戦い。そして、語弊を恐れずに言えば、間接的に新日本プロレスとも戦ってたのかもしれない。これからも、小島にしかできない戦いができればと思います。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2014, 9月 23岡山コンベックス大会ご来場誠にありがとうございました!NWA世界Jrのベルトに挑戦表明しました。これが決まれば両国でタイトルマッチ!試合では〜マキシモとの初キッスに気絶しそうになったのは…ココだけの話 〆(´ε` )画像はオフィシャル pic.twitter.com/5kML7m9hrr
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2014, 9月 23言い続けて、言い続けて。時間がかかったとしても、最終的に理解してくれれば御の字。 伝わらないことだってある。 人間だもの。ならば、人に伝えたいことは言い続けないと伝わらないよ、な。 まず、照れずに言うことが第一歩。 また東京帰ったら、おかんと飯行こっと。
— KUSHIDA (@KUSHIDA_CANADA) 2014, 9月 23RT @njpw1972: 元新日本プロレス選手の片山明さんが岡山大会会場に来ていただきました。旧知のライガー選手とパチリ!! #njdest #njpw pic.twitter.com/uj390nnFTq
— 永田裕志 (@nagata769) 2014, 9月 23 -
正統派ファイトのマイバッハに丸藤は大苦戦!大仁田は武藤戦まで示唆、電流爆破に完敗した杉浦
9月23日 NOAH/大花火「GREAT VOYAGE 2014 in NIIGATA〜大航海×大花火〜」 新潟市体育館 1800人満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼〜大航海X大花火〜GREAT VOYAGE in NIIGATAオープニング3WAYマッチ/20分1本
○原田大輔(5分55秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)X熊野準
※もう一人は小川良成
【原田の話】「(小川の行動について?)元気だな、と思いますね。でも、ベルトには大して興味はないと思います。以前札幌で投げ捨てられたことがあったし、今日で2回目。何か気に入らないなら何回でもやります。小川良成と戦うのにベルトは必要ないと思うんで。次のクレイジーとは別物と考えています。(10・12横浜のクレイジーとの防衛戦が正式決定したが?)しっかり勝って防衛します。すでに何回も当たってるし、映像とかでも研究は進めてるんで、横浜のタイトルマッチは最高のものにしたいと思います」
◇第2試合◇
▼〜大航海X大花火〜NOAH vs ZERO1対抗戦 スペシャルタッグマッチ「Outbrake of war」/30分1本
○大谷晋二郎 高岩竜一(13分31秒 片エビ固め)齋藤彰俊 X北宮光洋
※投げっ放しフルネルソンスープレックス
◇第3試合◇
▼〜大航海X大花火〜NOAH vs ZERO1対抗戦 スペシャル6人タッグマッチ「超危暴軍 vs デーモン軍」/30分1本
▲森嶋猛 拳王 大原はじめ(11分50秒 両者反則)▲デーモン植田 KAMIKAZE 菅原拓也
※レフェリー暴行
(試合後)
拳王「これから首領が大事なことを二言だけ言うぞ。俺たち超危暴軍に文句のあるヤツ、歯向かうヤツはなあ…」
森嶋「かかってきなさい! かかってきなさい!!……あと、聖飢魔II! 聖飢魔II!!」
◇第4試合◇
▼〜大航海vs大花火〜NOAH vs ZERO1対抗戦スペシャルタッグマッチ「Super Junior」/30分1本
石森太二 ○小峠篤司(14分03秒 横入り式回転エビ固め)日高郁人 X藤田峰雄
◇第5試合◇
▼〜大航海vs大花火〜NOAH vs ZERO1対抗戦スペシャルタッグマッチ「Full Impact」/30分1本
○佐藤耕平 鈴木秀樹 横山佳和(11分50秒 ジャーマンスープレックスホールド)マイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト Xクワイエット・ストーム
【耕平の話】「見たか。俺らZERO1を潰す? 上等だよ。やってみろっつーの。俺も鈴木もチャンピオンなんだから負けるワケねーよ。横山が捕まるシーンが多かったかもしれないけど、今の横山ならそんなに心配することもないんで、安心して見てられた。今日はこれがZERO1だ!っていうのを見せられたと思う。ま、あのガイジン3人も負けたからってこれで引き下がったら、それまでだと思うし」
【横山の話】「こんなのZERO1が勝って当然。なんだ? TMなんとか…ワケわかんねーガイジン当てやがって。耕平さんと鈴木さんに失礼なんだよ!」
【鈴木の話】「(ノア初参戦の感想は?)ありません。リングが緑だというだけ。ただ、僕はフリーです。それより早く行かないと…。今日は新潟港からフェリーで青森港に行きます」
◇第6試合◇
▼〜大航海X大花火〜NOAH vs ZERO1対抗戦 スペシャルタッグマッチ「BRAVE vs 弾丸ヤンキース」/30分1本
○モハメド ヨネ 中嶋勝彦(17分10秒 片エビ固め)田中将斗 X小幡優作
※キン肉バスター
◇第7試合◇
▼メインイベント GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[第22代選手権者]○丸藤正道(22分55秒 片エビ固め)[挑戦者]Xマイバッハ谷口
※変型エメラルドフロウジョン
☆丸藤が3度目の防衛に成功
(試合後の勝利者)
丸藤「「あいつの底力は分かってたんで。武器より何よりあいつの“実力"にビビッてました。(正攻法で来たのは)おそらく俺よりもマイバッハのほうが、刺又一本じゃ電流爆破のインパクトにはかなわない…と分かっていたからだと思う。あいつがしっかりした実力を持ってることは分かったと思う。(次期挑戦者である関本に関して)。「あいつがモンスターであることは分かってる。しっかり当日までに考えて、しっかりとしたプロレスをやりたいと思います、(ファンに向けて)俺の中では今日の試合はメインイベントのつもりでやりました。これからも、これ以上のものを積み重ねていきたいと思いますんで、応援よろしくお願いします」
【丸藤の話】「(改めて正攻法で来たマイバッハについて?)今日のスタイルにプラスして武器を持ってこられたら、たまったもんじゃない…。(谷口周平としての成長は感じた?)もちろん。現に前哨戦で負けてるしね。ただ、俺もどうしても負けられなかった。(最後は虎王からの変型エメラルドと最上級だったが?)一発しか持ち上げる余力が無かったと思う。あそこで踏ん張られたら…虎王を何発でも打ち込んで勝つつもりだった。(勝敗を分けたのは?)マイバッハボムは何度か食らってるんで免疫があったけど、プレスはあまり食らったことがなくて。ただ、2発目のプレスを昔、どっかの誰かにやった返し方で打ち落とせたんで、それが勝利の決め手かな。あそこで食らってたら終わってたと思うし。とにかく今日はダメージが凄い…ハーフネルソンなんて久々に食らったし。スープレックスが効いたよ。幸い次は10月2日のSEMまで試合があくんで、しっかり治療して次に臨みたい。(王者として今後に向けて?)やっぱり今日も押されっぱなしだったと思う。ヤツのすべてを引き出せたとも思えないし、まだまだですね」
◇第8試合◇
▼特別試合 ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ/無制限1本
○大仁田厚 矢口壹琅 保坂秀樹(8分37秒 体固め)杉浦貴 X平柳玄藩 高山善廣
※合体サンダーファイヤーパワーボム
(試合後)
大仁田は「おい! おい! 杉浦よ。負けたからには約束は守れよ。お前らが負けたら丸藤を出すという約束じゃ! 次は丸藤と電流爆破じゃ!!」
杉浦「おい! おい! おい! おい!俺は負けてねえよ。“俺ら"じゃなくて俺が負けたら…って言ったんだよ!」
大仁田「俺たちの!俺たちの青春はプロレスなんじゃ! おい! おい! ノアのファンに告ぐ! 人生はきれいごとじゃねえんだ! テメーら負けたらさっさと丸藤出して来いや!、次はWRESTLE-1じゃ! 丸藤の次は武藤じゃ! 分かったか! 新潟のプロレスファンよ…ありがとよ!」
【大仁田の話】「悪いけど杉浦の一言が気にくわねえな。逃げ口上みたいで。それがノアのやり方か? 人生にはよ、嫌なことも確かにあるよ。でも、吐いたツバ飲み込むようなことはするなよ。お前が負けてなくても、チームが負けたんだろ? チームリーダーは俺でありお前であるはずだ。でも、試合後に丸藤の名前を言おうと思ったら飛んじまってよ。丸…丸なんだっけ?って保坂に聞いたら『丸藤です』って言われてよ。そんなもんだよ。あとWRESTLE-1の名前を出したけど、全日本でもWRESTLE-1でも俺は残りわずかなレスラー人生の中で、乗り込む用意はいつでもあります。いつでもご用命ください。ま、これもプロレス、あれもプロレスじゃ! タイガージェット・シンがいて、カール・ゴッチがいて、ルー・テーズがいるのがプロレス。でも今、そのプロレスが低迷する中で……杉浦!! ハッキリ言って!!!…幻滅したぞ。もうちょっとお前は男らしい男だと思ってた。吐いたツバ飲むなよ! ノアファンの皆さん…プロレスは姿格好じゃねえよ!」
NOAHと大花火シリーズの合同興行をニコ生で視聴、NOAHのメインであるGHCヘビー級選手権はマイバッハが丸藤の要求通り、刺又を使わずセコンドの介入なし、マスクは捨てなかったがクリーンファイトで望み、序盤は両者共グラウンドの攻防を展開、丸藤は執拗なヘッドロックでスタミナを奪いにかかるが、マイバッハをセカンドロープに固定し下からのドロップキックはマイバッハがかわすと、エプロン上でのチョークスラムを敢行、丸藤は腰を強打してしまう。マイバッハは持ち前のパワーを駆使して腰攻めを展開、丸藤もロープワークを駆使しての得意の動きで反撃するが、マイバッハが反撃を断ち切り丸藤はペースをつかめない。
マイバッハは小橋譲りのハーフネルソンスープレックスまで披露、丸藤のタイガーフロウジョンも阻止し不知火も回転途中で止めてからマイバッハボムからマイバッハプレスで勝負に出るがカウントは2、ならばもう一発を投下するが丸藤はジャンプしての剣山で迎撃し、虎王を連発した後で後頭部への虎王も炸裂させ、最後は変型エメラルドフロウジョンが決まり3カウント、丸藤が大苦戦ながらも王座を防衛、マイバッハも付き人を務めた小橋建太のハーフネルソンスープレックスまで披露していたが最後で攻めが単調になってしまった、決め手の差が勝敗を分けてしまったのかもしれない。
NOAHの次なるビッグマッチは10月の横浜文体、メインは丸藤vs関本大介のGHCヘビー級選手権となった、NOAH主催の大会だが横浜文体は関本にとってはホームみたいなもの、丸藤にとってアウウェイになる可能性もある、こういった状況で丸藤はどういう試合を見せてくれるのか?
特別試合の電流爆破マッチは杉浦と高山が矢口を被弾させ先手を奪ったかに見えたが、その際に高山が流血してしまい、邪道軍は高山に照準を定め主導権を握る、場外戦のあとで邪道軍は高山を被弾させると、大仁田が杉浦を有刺鉄線バットで殴打して押し込んだところで杉浦も被弾、更には杉浦の顔面にレッドミストまで浴びせる。6選手が入り乱れたところで全選手が被弾すると、玄藩に集中砲火を浴びせ、最後は玄藩を被弾させてからのスーパーパワーボムで3カウント、杉浦と玄藩も何も出来ないまま邪道軍に完敗を喫した。
試合後の大仁田劇場では丸藤を電流爆破に引きずり込むことを杉浦に迫るが、杉浦も「オレは負けてない」と一蹴、大仁田もすぐ丸藤は出ることは難しいと判断したのか、次はWRESTLE-1の武藤敬司を引きずり出すことをアピールして大花火は幕となった。
他の試合では第1試合の3WAY戦に出場した小川は、原田が熊野を降した後でGHCジュニアヘビー級ベルトを奪い捨てるという暴挙に出てジュニアヘビー級王座に挑戦をアピールした。小川はジュニアヘビー級王座へ挑戦するのは始めて、原田への挑戦はスペル・クレイジーが先約だが、この後で挑戦ということになるのか?
NOAHvsZERO1は第3試合の超危暴軍vsデーモン軍は両者反則と荒れた試合となったが、KAMIKAZEは2階からのムーンサルトアタックを披露するなど強烈なインパクトを与え、第5試合では鈴木がNOAH初参戦となってTMDKと対峙しエルボースマッシュやワンハンドバックブリーカーを駆使して攻め込んだが、TMDKの連係にはタッグ屋は慣れていないのか苦戦を強いられたが、出番は少なめだったのが残念だった。
今回は丸藤は大仁田と電流爆破と試合内容やインパクトで勝負したが試合内容ではGHC選手権は勝っていた、電流爆破に関しては爆破のインパクトがあったが、杉浦と玄藩が試合形式になれてなかったのかアッサリと終わってしまったのが残念な部分でもあった、大仁田は丸藤を引きずり出した後はWRESTLE-1の武藤を引きずり出すことをアピールしたが、グレート・ニタでグレート・ムタに敗れているだけに、ニタの敵を武藤で獲るつもりなのだろうか?今の大仁田はマット界に突如として現れ去っていくUFO的存在なのかもしれない。【NOAH/越後大花火】杉浦も爆破餌食に…方舟マット初の電流爆破で大仁田激勝! 「次は丸藤、W-1武藤じゃ!」…新潟大会 http://t.co/vuGwN7jyL4 #noah_ghc #zero1 pic.twitter.com/xBTfEmWmRG
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2014, 9月 23【NOAH/大花火】“正攻法マイバッハ”届かず 丸藤が薄氷V3▼超危暴軍vsデーモン軍は大混乱▼世界ヘビー王者・耕平が貫録勝ち、鈴木が初参戦…新潟大会 http://t.co/vuGwN7jyL4 #noah_ghc #zero1 pic.twitter.com/MEJdHfK7Pn
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2014, 9月 23 -
船木がTAJIRIの毒霧地獄を打ち破り1回戦を突破!武藤がデスペラードに膝を破壊され惨敗!9月22日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOURE 2014 初代王者決定トーナメント」 後楽園ホール 1050人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○高山善廣 NOSAWA論外 MAZADA(10分06秒 片エビ固め)浜亮太 Xアンディ・ウー エル・イホ・デル・パンテーラ
※ランニングニーリフト
◇第2試合◇
▼30分1本
○田中稔 AKIRA(9分56秒 ミノルスペシャル)稲葉大樹 X村瀬広樹
◇第3試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ初代王者決定トーナメント1回戦/無制限1本
○児玉裕輔(12分32秒 片エビ固め)X中之上靖文
※コークスクリュー・ムーンサルトプレス
(試合後)
児玉「中之上さん、今日も勝ち。何回やっても結果は同じだ。俺たちがどんどん上行くから待っとけ!」とアピールした。
【児玉の話】これで2戦2勝。生え抜きの意地? そんなもんどうでもいい。オレは勝ち続けて、上に上がっていくだけ。今日は久々におちゃらけずに真面目にやりました。この勢いで2回戦、3回戦に上がっていきたい」
【中之上の話】「あのベルトがほしかった。それだけ」
◇第4試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ初代王者決定トーナメント1回戦/無制限1本
○大和ヒロシ(18分48秒 片エビ固め)X吉岡世起
※ノーザンライトボム
【大和の話】「吉岡のW-1での再デビュー戦の相手を務めたのはオレですよ。あの時と比べたら、全然違いますね。どういう場所でどういう技、自分の持ってる引き出しを開ければいいかっていうのを全部わかってる。彼が再デビューしてから1年間、いろんなモノを積み上げてきた結果だと思います。ボクだって頂点を見失って、自分の思うがままにプロレスをやってましたけど、それが間違っていたとは一切思わない。それでこそ増えた引き出しもある。まだまだ彼とは覚悟も責任感も違いますよ。それが今日の結果であり、海外でベルトを防衛してくるかこないかの違い。ボクはドイツのベルトを持って、ラウンド制っていうのを日本で高めていこうと思ってます。次、守ったら、守った分だけ、このベルトも団体も今まで巻いた人たちも全部背負うことになる。オレはその覚悟でやってますから。簡単にこけないですよ。このまま頂上まで上り詰めます」
◇第5試合◇
▼ハンディキャップマッチ/30分1本
○河野真幸 崔領二 KAZMA SAKAMOTO(5分44秒 足4の字固め)
X武藤敬司 土肥孝司 黒潮“イケメン"二郎 藤原ライオン
【武藤の話】「オマエらにいいところ見せようと思ったけど、ダメだ。思うようにいかねえ。思うように動かねえや」
【デスペラードの話】
崔「いまの若いヤツらに言うといてやる。オマエら色がないねん! 名前は出さへんけどな、デスペラードに入りたいってヤツが、向こうから入りたいっていうヤツがおんねん」
河野「武藤敬司も分かってねえんだよ。あんな訳の分からない3匹を連れてきたところで、結局はこういうことなんだよ。アイツら全然、武藤敬司の役に立ってねえんだよ。オレが、W-1のなかで武藤超え一番乗りだよ。崔とSAKAMOTOにタッチしてないからね。まだまだオレたち大丈夫だったよ。武藤敬司をもっと大事に使えって。武藤敬司をもっと大切にしろって。またこれでヒザが痛いってしばらく休むと思うけど、元気になってリベンジしたいなら、いつでもいいよ。1対1でも、1対2でも、1対3でも、1対4でも、ハンディキャップマッチでもう一回やってやるよ」
◇第6試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ初代王者決定トーナメント1回戦/無制限1本
○近藤修司(16分35秒 片エビ固め)Xカズ・ハヤシ
※キングコングラリアット
【近藤の話】「W-1旗揚げして一年経って、カズさんとこうしてシングルができたことに、胸が熱くなるっていうか。そんなにラクな気持ちでここまできたわけじゃないし、いつもカズさんが横にいてくれたから、オレは一年間やって来れたと思ってる。試合を終えて、しみじみと思うよ。トーナメントに関しては、一番の難敵のカズさんを倒したから。倒したからには、オレが優勝して、無差別級のベルトを巻いて、巻いたままカズさんとタッグリーグ戦に臨んで、タッグのベルトも巻いて、W-1で最速で2冠を名乗ってやる。(これまで以上の進化は見せられた?)進化してるのか、劣化してるのか。最初の頃はイメージ通りっていうか、オレとカズさんならこれぐらいできるだろうっていう感じだったけど、いつの間にかハードルが上がって、お客さんのなかの幻想が膨らんでるから。オレはそれに勝てるまで、カズさんと死ぬまで闘い続けるよ」
【カズの話】一年前、W-1を作ったとき、近ちゃんとも同じ思いで、W-1を世界で一番の団体にしようって決めたんだ。あれから一年、その一年を、進化した一年を、今日のお客さんに見ていただいたことを、すごく嬉しく思う。でも、まだこれからだ。マジメだぞ。ウソじゃない。みんなでW-1を世界一の団体にしてやる」
◇第7試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ初代王者決定トーナメント1回戦/無制限1本
○船木誠勝(3分50秒 レフェリーストップ)XTAJIRI
※スリーパーホールド
【船木の話】「(毒霧を)食らっちゃいましたね。もう食らったことに対しての負けは認めます。試合に勝ったけど、勝負には負けちゃいました。アレはホントに悔しかった。蹴ってる最中に来るとは思わなかった。たぶんアレだけおそらく練習したんでしょうね。散々、霧を用意してましたからね。いつ切れるのかなと思って。かなり急ぎましたよ。時間を与えればどこかから入手しますからね。外、リングの下、もしくは誰かと手を組んで、セコンドにもたせてる可能性もあるから。できるだけ早く(仕留めた)。あそこまでこだわってきたら、何も言えないですよね。いつも通りの攻撃を出しました。最後の最後も悪あがきで口から血みたいな霧を吐いて倒れていきましたからね。ホントに自分を崩さない。ある意味で感心してます。プロレスは表と裏があって、闘いの部分とエンターテインメントの2つがあります。自分は闘いの部分を30年歩いてきて、今があります。(TAJIRIは)最初は闘いだったかもしれないけど、WWEに行ってから自分なりのプロレス像、エンターテインメント性で世界に通用した。そこで横文字のTAJIRIになって帰ってきた。お互いかかえてるモノは大きいと思います。ただあまりにも違う。
水と油って言うんですか。別物に思われてるけど、実はプロレスは両方にあるもんで、表と裏、光と影、A面とB面、いろんな意味で混ざり合ってできてる。そういう意味で彼を否定するって気持ちは心の底にはないです。でも、彼と闘うんであれば、やっぱり今まで自分が歩いてきたモノをぶつけるしかない。そこはこっちは譲れないです。じゃなきゃ闘いにならない、試合にならない。ただここまで霧にこだわるのは1つのプロフェッショナル。ホント感心しました。翻弄されて終わったっていうのが実感です。彼はプロレスはスポーツじゃない。ケンカなのか、殺し合いなのか、エンターテインメントなのか。そこで自分に挑戦してきた。自分は世間と通じてるプロレスの入り口ということで、闘い。闘いがプロレスの入り口。じゃなければ、人と人がリングに上がって試合をしない。そこは強調してこれからもやっていきたい。ベルト、明日、先輩の野上さんに勝って、必ず準決勝、ここでやります。体調も上がってきました。1つベルトを落としたことで逆に気持ちに力が入ってきました。1つ持って、もう1つっていうのは重かったのかなって。2つのことを一緒にやるっていうのは。これで初戦勝ったから明日も勝って、決勝でも勝って、両国は武藤さんの30周年。自分がチャンピオンになってメインで武藤さんの挑戦を受けます。それが一番、武藤さんの30周年興行になるんじゃないですか」
【TAJIRIの話】「6月に移籍してきて、船木さんとの抗争が始まって、今日で小さいゴールを迎えた。最初が船木さんでよかった。正直、W-1来るまで一番やりたくなかったけど、最初が船木さんでよかった。やりたくないことをやり尽くした、駆け抜けた感というか。やっていくうちに今までまったくないタイプだったから、オレ、正直、未知の怖さがあった。どうしていいかわからなかった。でも、やって、らしくないことを言うけど、オレ自身、成長できた。なんか好きになっちゃった。今日、試合に勝ったけど、勝負に負けたって船木さんが言ってたみたいだけど、何でもいいです。なんかさっきタッグトーナメントやるとかスクリーンに出てたみたいだけど、オレ、船木さんと組みたいです。近くにいたい。あの人、カッコイイと思う。船木さんとの闘いを通して、1つ、超えたなって。らしくないこと言いますけどね。(毒霧が当たっても動きを止められなかったが?)1回食らったら、オレの負けって言ってたけど、あれはモヤに顔が触れただけだから、アレは食らわせたうちに入らない。アレが横噴射のミスト。もっと的確にいくかと思ったけど、もわ~んって感じだった。アレなら食らちゃう。アレは当てたうちに入らない。
でも、船木さんとの闘いを通して、そういう新しい発想も出たし、いろいろ学ぶことがあった。最後のスリーパー、これまで食らったプロレスのスリーパーと違うわ。頸動脈が的確にびしってくる。これが格闘技の本当の絞め技なんだなって思いましたね。お互いいい意味でカルチャーショックというか、刺激を受けた。A面B面とか言ってました? プロレスには2面性がある。それをやり尽くしてきた者同士で…1本そろってカセットテープ。対局なようで背中合わせのような気がしました。船木さんもAKIRAさんと近いモノがある…向こうはどう思ってるか知らないですけど」
◇第8試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ初代王者決定トーナメント1回戦/無制限1本
○KAI(23分40秒 片エビ固め)X征矢学
※スプラッシュプランチャ
(試合後、征矢を抱き寄せて健闘を称え合った)
KAI「これまでのことナシでいいだろ。今日はありがとう!そして、9月8日、無事、旗揚げ1年を迎えることができました! 応援ありがとうございました! あしたの名古屋も勝って準決勝も決勝も勝って、必ずトーナメントに優勝したいと思います! それでは最後に、誰が何と言おうと×3、WRESTLE-1初代王者に輝くのは俺だ!」
【KAIの話】「リング上で言った通り、征矢といろいろあったけど…まあ、いまもいろいろあるかもしれないけど、オレのなかでは今日もう、いままでのことは忘れて。1回戦勝ち進んだから、明日の名古屋も勝って、後楽園にまた戻って来て、準決勝、決勝も勝って、必ず優勝する。この一年、W-1を応援してくれたファンのため、そして自分のためにも、初代王者にならないといけない。誰がなんと言おうと、W-1の初代王者になるのは、オレだ。(すべてを清算するような燃焼できる闘いだった?)試合が終わったあとに直感で感じたので。ほかの人がどう思うかは知らないけど、オレのなかではもういままでのことは忘れて。魂と魂のぶつかり合いですよ。会話なんかしない。肉体と肉体をぶつけ合って、ちょっとでもアイツのことが分かったように思う。自然とそう思えました」
【征矢の話】見ての通りだ。1回戦負けだ。ただな、ここで立ち止まるわけにも、腐るわけにもいかねえんだ。初代チャンピオンにはなれないかもしれねえけど、初代チャンピオンに挑戦することはできるだろ。確かに初代チャンピオンというのは一人しかなれないプレミアムなものだけど、それでベルトがなくなるわけじゃない。これからいくらでもベルトを狙えるチャンスはあるだろ。あと、トーナメントに、デスペラードからのスパイ、エントリーしてんだろ? 名乗り出るまで、2、3日の猶予を与えてやる。いるなら出て来い。オレは知ってるんだぞ。名乗り出てこないなら、オレからいくぞ。オレはあきらめねえぞ。2代目、3代目のチャンピオンを狙ってやる」
WRESTLE-1の初代王者決定トーナメントが21日の金沢大会から開幕、金沢大会では稔が稲葉、河野が黒潮、AKIRAが浜を降して2回戦に進出する。
後楽園大会では、まず中之上と児玉が対戦し右腕攻めで主導権を握った児玉がトラースキックからコークスークスクリュームーサルトで3カウントを奪い2回戦に進出。
大和vs吉岡は足攻めで大和が主導権を握るも、吉岡も右腕攻めで反撃、後半から吉岡はトルベジーノからハイキックで勝負に出るが、大和はエクスプロイダーからジャーマンで反撃する。
吉岡はスワントーンボムを投下するが、大和は剣山で迎撃すると頭突きで黙らせ、ラリアットからのノーザンライトボムで3カウントを奪い2回戦に進出する,
カズvs近藤の246対決は、カズがキングコングラリアット封じを狙って徹底した右腕攻めを展開、しかし近藤もDDTから徹底した首攻めを展開して反撃する。
カズはジャーマンを繰り出すとファイナルカットを決めるが、エプロン上の攻防で近藤がキングコングラリアットを炸裂させる。
カズもパワープラントで応戦するが、近藤はカナディアンパイルドライバーからキングコングラリアットを炸裂させ、最後はハンドスプリングを狙うカズの足にラリアットを浴びせてからキングコングラリアットを連発し3カウント、近藤も2回戦に進出する。
毒霧の是非から遺恨が勃発した船木vsTAJIRIは、船木がリングインするなりTAJIRIは毒霧を噴射、船木は間一髪かわしてからキックを浴びせるが、TAJIRIは毒霧をまたしても噴射し船木はかわすという展開が続く。TAJIRIの毒霧をまたかわした船木は浴びせ蹴りからハイブリッドブラスターを狙うが、TAJIRIは毒霧を噴射、しかし直前で気づいた船木が突き飛ばしたためダメージは軽微に終わり、ハイキックからハイブリッドブラスターを決めるが、カバーに入るところでTAJIRIは毒霧を噴射すると、また船木がかわしてからチキンウイングフェースロックで捕獲しスリーパーへと移行、TAJIRIは天に向けて毒霧を噴射しながら失神しTKOで船木が勝利、2回戦に進出する。
メインはエース争いから対立が生じたKAIと征矢が対戦。場外戦でワイルドチョップを繰り出した征矢は場外ボディースラムから腰攻めを展開して先手を奪うが、ワイルドスクラップ狙いはKAIが背後に着地してフライングヘッドシザースで征矢を場外へ追いやってからトペを発射する。
リングに戻ったKAIはLATを狙うも阻止した征矢はフライングワイルドボンバーを炸裂させるが、串刺しワイルドボンバーはフロントハイキックで迎撃したKAIはトラースキックからLATで突き刺す。
勝負と見たKAIはスプラッシュプランチャを狙うが、阻止を狙ってコーナーへ追いかけ頭突き合戦を展開、征矢が落ちてKAIが競り勝ったに見えたが、コーナー上のKAIが頭を押さえてうずくまると、これを逃さなかった征矢が下からワイルドボンバーを炸裂させ、雪崩式ブレーンバスターからスピアー、ワイルドスクラップからデスバレーボムと畳み掛け、ワイルドボンバーを狙うが、ブロックしたKAIは延髄斬りを放ち、すぐ立ち上がった征矢もワイルドボンバーを炸裂させる。
再度のワイルドボンバーをかわしたKAIはLATからスプラッシュプランチャを投下するも、剣山で迎撃した征矢はワイルドボンバーを炸裂させるがKAIもラリアットを放ったため相打ちとなり、頭突き合戦からKAIが垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すと、トラースキックから延髄斬り、ラリアットと畳み掛け、LATからスプラッシュプランチャを投下して3カウント、KAIが2回戦に進出する。
試合後は両者が握手を交わして和解となり、征矢がKAIにエールを贈って幕となった。
またレネ・デュプリの緊急帰国で3人だけとなったデスペラードは武藤、Novus連合軍4人とハンディ戦で対戦する。連合軍は河野に集中砲火を浴びせ、武藤がシャイニングウィザードから足4の字固めで追い詰めるが、KAZMAの低空ドロップキックを膝に受けてしまうと武藤は一気に失速、ここからデスペラード勢が武藤の膝に集中砲火を浴びせ、最後は河野の足4の字固めで武藤はギブアップとなった。おそらくだが武藤自ら破れたのはWRESTLE-1になってから始めてだと思う。
武藤からギブアップを奪ったことで勢いを増した河野らデスペラード、武藤を破った河野が王座に最も近いのか?
またデビュー30周年を前にして膝の不安を露呈した武藤は大丈夫なのか? -
電流爆破マッチに勝つために、丸藤は“谷口周平”を引き出す!
9月21日 NOAH「Shiny Navig. 2014」後楽園ホール 1400人
<コメント・アピールはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「NEWリーダー vs Growing Bear」/15分1本
○平柳玄藩(7分20秒 片エビ固め)X熊野準
※昇龍玄藩
◇第2試合◇
▼「Physical Force To Clash」/20分1本
○クワイエット・ストーム(5分42秒 体固め)X北宮光洋
※ラリアット
◇第3試合◇
▼「モハメッドボンバーズ vs Establish one's Styles」/30分1本
○モハメド ヨネ 池田大輔(8分49秒 片エビ固め)小川良成 X井上雅央
※キン肉バスター
◇第4試合◇
▼「NO MERCY vs TMDK」/45分1本
○マイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト(13分42秒 片エビ固め)X杉浦貴 齋藤彰俊
※タンクバスター
◇第5試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第27代選手権者]○原田大輔(16分17秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者]X旭志織
☆原田が5度目の防衛に成功
【原田の話】「(試合を振り返って?)疲れた…。あそこまで丸め込んで来るとは思わなかったんで。スキあらば(3カウントを)取ったろっていうのが最初から見えてたんで、苦しかったです。いやぁ、くどいっすね。あれだけしつこく来ると、いつスリー入ってもおかしくなかった。でも、苦手意識のある相手から“片山ジャーマンで3カウントや"できたってことは、自信につながったし、最後に握手できたのも納得できるものがあったからですね。(まだまだ戦いたい相手?)確かにあれだけねちっこいのはイヤですけど、自分がもっとレベルアップするためには、まだまだ必要な相手やと思いますね。(次の防衛戦に向けて?)個人的にはジュニアタッグリーグ戦に向けて悪い流れを作ってしまった原因の一人として、スペル・クレイジーとやりたいですね。横浜文体でもいいですし、どこでもいい。クレイジーとやりたいです。旭選手とは違った意味でやりづらい相手。ペースをつかむのも、お客さんを味方につけるのもうまい。でも、やっぱりそんなクレイジーに勝つことも、自分がレベルアップするために必要なこと。決まったら今日と同じように必ず防衛します」【旭の話】「試合前に集大成で挑むと言いました。文字通り俺の全部を出しました。それを上回ったチャンピオンがもっと素晴らしかった。チャンピオンあっぱれですよ。悔しいです。でも、引き下がれないですよね。今日は、今日までの集大成でしたけど、明日からの分の集大成を積み重ねて、もう一回、もう一回…って、次の集大成で挑みますよ。チャンスはまだあるって信じてますから」
◇第6試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合前哨戦「BRAVE vs 超危暴軍」キャプテンフォールイリミネーションマッチ/時間無制限
[BRAVE]○丸藤正道[キャプテン] 中嶋勝彦 石森太二 小峠篤司 (39分51秒 エビ固め)[超危暴軍]森嶋猛 Xマイバッハ谷口[キャプテン] 拳王 大原はじめ
※フランケンシュタイナー
【失格順】
[1]森嶋(19分19秒、中嶋のジャーマンスープレックスホールド)
[2]中嶋(24分30秒、大原によるオーバー・ザ・トップロープ※OTTR)
[3]拳王(28分57秒、石森の首固め)
[4]大原(32分39秒、石森&小峠の合体キルスイッチ→小峠のエビ固め)
[5]石森(34分11秒、マイバッハのマイバッハボム→体固め)
[6]小峠(35分06秒、マイバッハのマイバッハプレス→エビ固め)
[7]マイバッハ(39分51秒、丸藤のフランケンシュタイナー→エビ固め)
(試合後)
丸藤「見たか。俺には刺又は効かないぞ。だから2日後の新潟は正々堂々戦え」
【試合後のBRAVE】
――試合を振り返って?▼丸藤「結果を見たでしょ。俺たちの勝ちだ」
▼石森「こっちは3人残ってて、向こうは(マイバッハ)1人だったんで、行ける!と思ったんですけどね…。俺たちが立て続けにやられてしまった。でもジュニアタッグに向けては、まだまだ俺らが手の内を明かしてない感じなんで」
▼小峠「俺たちは最強、俺たちは強いでしょ! 俺も今日は大原はじめを倒した。最強でしょ! BRAVEが!」
▼中嶋「今日はBRAVEとしての成長が見れたと思うし、超危暴軍には絶対負けない気持ちで臨みました」
――マイバッハは最後、刺又を投げ捨てるような仕草をみせていたが?
▼丸藤「俺にやっても通用しないことが分かったんでしょ。だから今までとは違うマイバッハで来い。そうじゃないと俺には勝てない」
――改めてマイバッハ戦へ向けて?
▼丸藤「そうだな…正義は勝〜つ!」
▼中嶋「それ、誰かのセリフじゃ…」
▼丸藤「正義は勝〜つ!」
☆『グローバル・リーグ戦 2014』出場選手
▼永田裕志(グローバル・リーグ戦2013優勝/3年連続3度目の出場)▼丸藤正道(3年連続4度目の出場)
▼モハメド ヨネ(5年連続5度目の出場)
▼中嶋勝彦(3年連続3度目の出場)
▼杉浦貴(5年連続5度目の出場)
▼齋藤彰俊(5年連続5度目の出場)
▼森嶋猛グローバル・リーグ戦2011優勝/5年連続5度目の出場)
▼マイバッハ谷口(3年連続3度目の出場)
▼マイキー・ニコルス(3年連続3度目の出場)
▼シェイン・ヘイスト(3年連続3度目の出場】
▼クリス・ヒーロー(初出場)
▼コルト“Boom Boom"カバナ(初出場)
▼クワイエット・ストーム(初出場)
※ヘビー級に転向▼小島聡(初出場)
▼田中将斗(初出場)
▼関本大介(2年連続2度目の出場)
シリーズ最終戦の後楽園大会、第3試合後には「グローバル・リーグ戦 2014」の出場選手が発表され、新日本からは昨年の覇者である永田だけでなく小島、ZERO1からは弾丸ヤンキース絡みで田中、大日本から関本、外国人勢からはグローバルタッグリーグにも参戦したヒーローとカバナ、そしてヘビー級に転向したストームと今年は豪華なマンバーが揃った。
セミのGHCジュニアヘビー級選手権は試合開始早々旭が丸め込み技を仕掛け、その後も隙あれば旭が丸め込み技を繰り出し、丸め込み技だけでなく卍固めでスタミナを奪い、エプロンの攻防でも断崖式デスバレーボムで叩きつけ原田に大ダメージを与える。
勝負と見た旭は首固め、阿吽と畳みかけるが、原田は張り手合戦を片山ストレートで制した後でダイビングエルボーを投下、旭も原田の突進をレフェリーを盾にしてタイミングをずらすが、原田は旋回式の延髄斬りを浴びせ、膝上への垂直落下式ブレーンバスターから片山ジャーマンを狙う、しかし旭は丸め込み技を連発し、切り札のモダンタイムスを決めるが原田はクリア、ならば阿吽を連発すると、三回目を原田はエルボーで阻止し大☆中西ジャーマンからニーアッパー、ローリングエルボーから変型ニーアッパーと畳み掛け、最後は片山ジャーマンで3カウントを奪い原田が王座を防衛、次期挑戦者にはスペル・クレイジーを指名した。
メインのBRAVEvs超危暴軍のキャプテンイリミネーション戦はまず中嶋のジャーマンで森嶋が失格、その後は中嶋、拳王、大原と失格し、BRAVEは三人、超危暴軍はマイバッハ一人の状況となる。ここからマイバッハが粘り石森をチョークスラムからマイバッハボム、小峠をチョークスラムからマイバッハプレスと脱落させるが、丸藤はスピードを生かしてマイバッハを霍乱、不知火からパーフェクトフェースロックで追い詰めるも、拳王が西永レフェリーの足を引っ張ると丸藤が気を取られてしまい、ここからマイバッハが丸藤と西永レフェリーを交錯させ無法地帯を作る。
だがヨネを含めたBRAVE勢も駆けつけて超危暴軍と乱闘となり、ドサクサに紛れてマイバッハが刺又を投入、刺又デットリードライブ、刺又ラリアットで丸藤を追い詰める。
しかしマイバッハボム狙いは丸藤は首固めから丸め込み技を連発、最後はフランケンシュタイナーで3カウントを奪いBRAVEが勝利となった。
試合後は丸藤が「俺にやっても通用しないことが分かったんでしょ。だから今までとは違うマイバッハで来い。そうじゃないと俺には勝てない」とマイバッハに通告、丸藤はマイバッハの仮面の下にある“谷口周平”を引き出すつもりでいる。なぜ“谷口周平”なのか?23日の新潟はGHCヘビー級選手権がメインとされているが、実質上は番外戦扱いの電流爆破マッチがメインを務める、大仁田の電流爆破マッチに勝つためには強烈なインパクトが必要と考え丸藤は“谷口周平”を引き出そうとしている。
果たして23日は仮面の下にある“谷口周平”が現れるのか、GHCヘビー級選手権も注目である。 -
「新日本を守ってくれてありがとう」「おかえり」棚橋と柴田が確かめあった10年間
9月21日 新日本プロレス「DESTRUCTION IN KOBE」神戸ワールド記念ホール 8000人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
石井智宏 ○ロッキー・ロメロ アレックス・コズロフ(7分51秒 片エビ固め)高橋裕二郎 マット・ジャクソン Xニック・ジャクソン
※コンタクトキラー
◇第2試合◇
▼20分1本
○アレックス・シェリー BUSHI マキシモ(2分43秒 反則勝ち)Xタイチ エル・デスペラード TAKAみちのく
◇第3試合◇
▼20分1本
天山広吉 小島聡 獣神サンダー・ライガー ○本間朋晃(5分22秒 片エビ固め)永田裕志 中西学 タイガーマスク Xキャプテン・ニュージャパン
※こけし
◇第4試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○矢野通 桜庭和志(11分34秒 赤霧)鈴木みのる X飯塚高史
◇第5試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○田口隆祐(14分55秒 アンクルホールド) [第68代王者]XKUSHIDA
☆KUSHIDAが初防衛に失敗、田口が第69代王者となる
(試合後に田口、KUSHIDAがタイチ、デスペラード、TAKAの襲撃を受け、シェリーが駆けつけるも返り討ちされる)
【田口の話】「7年ぶりにベルト巻けてうれしいです。でも、オー・マイ・ガーファンクル…オー・マイ・ガーファンクルですよ。オー・マイ・ガー…記念日を。空気読めって。超気分悪いんですけど。超ベリーバッド。あいつら、チョベリバ。特にデスペラード、チョベリバ。激オコ(怒ってる)、激オコですよ。チャンピンはさすがチャンピオンですね。うまく引き出されました。チャンピオンにあんな辛らつな言葉を言わなければ、僕は内に秘めたもので何も伝わらず、ただのタイ トルマッチで終わってる。チャンピオンに引き出された。このタイミングでアンクル(ホールド)も引き出されたし。チャンピオンに一皮、二皮剥けさせられて、チャンピオンにしてもらいました。それもオー・マイ・ガーファンクルですよ。なんて日だ! (デスペラードは)やられたらやり返す。倍返しですよ。 (第69代チャンピオンということで)シックスナイン、逆、逆を行きますよ。舐められたら舐め返す。完全に舐められましたからね。倍返し。グッチョグッチョのベッチョベチョにしてやりますよ。王者像? 僕がチャンピオンになりましたから、もっと自由な田口隆祐を出していきたい。もっとふざけた田口隆祐 で。ふざけたいですね。デスペラードを舐め回してやりますよ。舐め腐らす。ヒーヒー言わしてやる。とりあえずデスペラードが挑戦してくるんだったら、受け てやります。受けてやるけど(試合では)攻めて攻めて、最後はケツの穴をガバガバにして、メキシコに送り返してやりますよ。鈴木軍のせいで変なコメントになりましたけど、チャンピオンは強かったです。腕はボロボロになりました。ただ、KUSHIDAとはまたやりたいですね。その前にデスペラード。舐め返してやります」
【鈴木軍の話】
TAKA「ぬるいんだよ、お前ら。(デスペラードをイスに座らせて)オイ、次期2冠王だ! あさって岡山でだな、ジュニアタッグ獲って、その次、シングルもいただくからよ。次期2冠王だ! なぜこいつが鈴木軍に来たか、教えてやれよ」
デスペラード「ビックリしたよ。またあんなつまんねぇ試合してんだな。全然、強さのかけらもねぇよ。怖さも感じねぇ。終わってみてよ、結局、地面に突っ伏してるのは誰だった? 新しいチャンピオンも古いチャンピオンも寝てんじゃねぇか。誰がやった? 俺たちだよ、鈴木軍だよ。俺たちが勝つんだよ」
TAKA「次期2冠王だ。今のうち写真撮っとけよ」
デスペラード「ベルトがないのは今だけだ。次、よく覚えとけよ」
タイチ「最初からホセ(デスペラード)がやるって言ってたのに、誰だ、先に田口やらせてよ。いいかホセ、こいつが(ベルト)獲る。獲ったら、次、俺だ」
TAKA「じゃあ、その次、俺いくぞ」
【KUSHIDAの話】「(床に倒れこむ)ハァハァ、ガソリンぶちまけて、そこに火つけて、ギスギスして、新日本プロレスジュニア今までと同じじゃなにも変わんないっしょ。負けたけど、泣き言ってらんねぇよ。デスペラードだな、覚悟しろよ。岡山、肩もげるぞオイ」
――田口選手は変わっていましたか?
KUSHIDA「それは見る人の判断だから、どうこう俺は言うつもりはないっすよ。ただ、勢いつけた俺に勝ったんだから、今までの田口隆祐じゃ、なんも変わんねぇんだから」
◇第6試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
内藤哲也 ○飯伏幸太(12分57秒 片エビ固め)AJスタイルズ Xタマ・トンガ
※フェニックススプラッシュ
【内藤、飯伏の話】
内藤「このタッグは勝率10割だから。今日は俺自身も飯伏とAJの絡みが見たかったんですね、しっかり見させてもらいました。その上でやっぱり俺は、今年ドームのメインイベントにいけなかったんで、来年の東京ドームは、俺は必ずメインイベントに立ちたい。そのためにはAJの持つIWGPなのか、オカダの持つ挑戦権利書なのか、どっちもいけるけど、でも明日もまたAJとの闘いが組まれてるんでね。ここはきっちりAJに狙いを絞って明日しっかり結果を出したいと思います。横にゴールデン・スターはいるけどね。俺が東京ドームのメインイベントに立ってみせます。なぜなら、新日本プロレスの主役は俺なんで」
飯伏「疲れましたね」
――AJの印象はいかがですか?
飯伏「まぁ正直絡む部分ではあまりなかなかなかったというか、自分からもっとガツガツいけば良かったですけど。そのヘビーの闘い方とか、まだ自分のなかでやっぱりまだ慣れてないというか、つかめないところがたくさんあるんで。去年『G1』も出たし、それからもヘビー級とは何人も闘ってきましたけど。まだやっぱり本当の自分のMAXを出せる絡みまでいってないんで、やっぱり自分を全部出せるようにこれから頑張っていきたいと思います。もっともっとAJとかと絡みたいっすね。絡ましてもらいたい。もっと強くなりたいです。まだまだ伸びしろはあるんじゃないっすか」
――AJ選手はヘビー級の中では、体格が小さいほうですが、実際に上がってみると違いましか?
飯伏「エルボーにしても全然重さが違いますね。たぶん見てもわかったと思うんすけど、自分のエルボーとはやっぱり重さが違う感じが自分でしたんで。単純にファンに言われるのは、やっぱりラストライドとかはそんなに指摘されないっすよ。やっぱり打撃がまだ軽いのか、まだその部分が納得させられてないというか、自分でも納得してないし。もっともっとガンガンいきたいっすね」
――それはヘビー級と体で体感していくしかないですか?
飯伏「もうほんと実践だけです。あとは試合をやればやるほど上がっていけると思うんで。それぐらいですかね。ドンドン試合したいです」
◇第7試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[第64代王者組]カール・アンダーソン ○ドク・ギャローズ(12分57秒 片エビ固め)[挑戦者組]オカダ・カズチカ XYOSHI-HASHI
※マジックキラー
☆アンダーソン&ギャローズが6度目の防衛に成功
【アンダーソン、ギャローズの話】
アンダーソン「(東スポ岡本記者を呼びつけて『通訳しろ』と命じる)どんなチームも、どこの国の、どんなレスラーであろうと、俺たちIWGPタッグチャンピオンに挑戦したければ来い」
ギャローズ「だけどな、ギャローズと(マシン)ガンが、世界広しと言えどもナンバーワンタッグチームであることを思い知ることになるだけだがな」
アンダーソン「そしてアサッテ、オカヤマでオカダが持っているナンバーワンコンテンダー・ブリーフケース(IWGPヘビー級挑戦権利証)をガンスタンを決めて奪ってやる。コーベでは眠らせることはできなかったけど、十分に痛めつけてやった。2015年のトーキョードームのメインイベントは、BULLET CLUBが占拠する。しっかりと覚えとけ」
ギャローズ「俺たちBULLET CLUBがお前を撃ち抜いてやる。バン! バン! バン!」【オカダ、外道の話】
オカダ「クソっ。気抜いちゃったね、スワトーン入って。まさかね、あそこで乱入があるとは。あれで全部狂ったよ。ただな、なにがあろうと俺はレベルが違うんだ。岡山? まぁレインメーカーだって、3カウント入る直前で乱入してきてもいいよ。またそしたらレインメーカー連発だ。誰も乱入出来なくなるまで、全員レインメーカーやってやる。そしてもう1つ、タッグのベルト獲るときはなぁ、またしっかりYOSHI-HASHIさんと挑戦して、またしっかり獲る。YOSHI-HASHIさんと獲るんだからな、覚えとけ」
外道「オイ、あれで勝ったつもりか? テメェらはあれで勝ったつもりかコノヤロー。裕二郎をよぉ、使って勝ったか。大したもんだなぁオイ。終わった後よぉ、調子乗ってんのかオイ。これ(IWGP権利書)獲るとかぬかしてたなぁオイ。オメェらにはよぉ、ぜってぇ獲れねぇ。何人でも連れてこいコノヤロー。レインメーカーがよぉ、一人で排除してやる」
――あえてなぜYOSHI-HASHI選手とのタッグにこだわるんですか?
オカダ「別に他の人よりもYOSHI-HASHIさんとのタッグのほうが一番シックリきますし。ほんとお互い一緒にやってきましたからずっと。同じタイミングで日本に帰ってきて、競い合う相手で。やっぱりYOSHI-HASHIさんが活躍すれば、ボクもその上をいってやろうと思いますし。そういう意味でお互い成長できるタッグだと思いますし。まぁ愛知県出身ってことはおまけで。まぁタッグってのは強い人同士が組めばいいわけじゃないっすから。もうずっと2年前のタッグリーグから、YOSHI-HASHIさんとやってますから。YOSHI-HASHIさんと結果残さないと、逃げたみたいに思われるのも嫌なんで。しっかりYOSHI-HASHIさんとまたやりますよ。まさかあそこで乱入だと思ってなかったっすから。タッグを甘く考えていたのか、乱入か。まぁとりあえずほんと気持ちを岡山に切り替えて。またタッグリーグありますから、そっちに向けてやってきます。2冠王もちょっとやってみたいっすね」
◇第8試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○真壁刀義(14分38秒 片エビ固め)X後藤洋央紀
※キングコングニードロップ
真壁「一丁あがりだ。恨み? むかつき? そんなもん、とうに超えてんだよ。あのヤロー、再三アゴ狙ってきて。当然だよな、いいんじゃないの? 勝機を見い出そうとして。だけどよ、この俺には通用しねぇ。前にも言ったよな、とうに治ってんだよ、バカヤロー。でも、あのバカヤロー、さすがに体重あるから効いてくんな。まぁ、そんなもんだよ。なんであろうと俺、あのヤローぶっ潰すことしか念頭になかったからよ。あとはよ、後藤にしたって誰にしたって、この俺を狙ってくんのが一番早いだろ? 手っ取り早いだろ? 名前上げんだったらよ。ドンと来いだ、バカヤロー。俺、やすやすとテメェらの踏み台にならねぇから よ。あと、なんかあるか? (『G1』開幕戦の)リベンジだよな。俺、借りは返す、誰が相手だろうと、借りは返す。ほかにもいっぱいいるだろ。俺が調子悪いといいながら、俺から白星取ったヤツいるだろ。まずは第一歩だ、今日はよ。そんなの通用しねぇんだ、俺には。何度言わすんだよ。チャンピオンになりてぇ とか、そんなもんじゃねぇんだ。この新日本プロレスのくだらねぇヤツはみんな淘汰していくから。それだけだ。そんなに俺のこと写真撮ったって、しょいがねぇだろ。鼻血も出るしよ、前歯折られえるし、どういうことだって! いい男が台無しだ。しっかり写真撮っとけよ。いい男が台無しだって。そうでもないって? まぁ、とりあえず積年の恨み、『G1』から続く、5月からか、まぁ一つ返したからよ。あとは次のヤツ。全部、引っ繰り返してやるからよ。いやぁ、後藤のヤツ、筋肉量増えてんな。筋肉量が増えてるから辺りが強ぇわ。前にも増して相手を持ち上げる力が強くなってる。だからこそ、俺にケンカ売ってくんだろ うけどな。そうは問屋が卸せねぇから。おととい来やがれ。気持ちいい。何が気持ちいいかって、派閥闘争とか因縁とか関係ない。俺の一方的な逆恨み(それを返したから)」
後藤「ハァハァ、いやぁ強いよ真壁。あれだけの力、本隊にあるのによぉ。オイ、今日見てみろよ、本隊の人間誰一人として、タイトル戦線に絡んでねぇじゃねぇか。いつから新日本プロレス、外国人天国になったんだ? こんなんじゃダメだろオイ。いまこそ本隊、一致団結するときじゃねぇのかよ。俺は許さねぇぞ、今のこの状況。今に見てろテメェら」
◇第9試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○棚橋弘至(17分57秒 片エビ固め)X柴田勝頼
※ハイフライフロー
【棚橋の話】「とりあえず、『G1』の雪辱は返した。そういうこと。10年間、俺の10年間ばっかり注目されてるけど、柴田の10年間だって、もちろんいろいろ あったと思うし、俺は受け止められることはしないけど、この10年間を感じることはできた。まさかね、柴田があんなことを言うとは…。いろいろしゃべった んですけど、『新日本を守ってくれてありがとう』って。どの口が言ってんだか知らねぇけどさ、ずるいわ。これからいろいろ言ってきたけど、闘う相手だけども、俺の存在、俺のコメント、口撃がアイツの未来を妨げるんであれば、それは俺の本意じゃないから。せっかくプロレスに対して、楽しさを抱いてる、充実感を抱いてるのであれば、自由にやってほしい。今まで言ってきたのは、そんなお礼の言葉じゃなくて。プロレスってさ、こうやってわかり合えて。もちろんくれぐれも言っとくけど、闘ってる相手には変わりないけど、俺から柴田に一言言うとしたら『おかえり』って。まぁ、でもそれは今日限りの気持ち。また両国に向かって、岡山、全力で振り切っていくから。よし!」
◇第10試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[挑戦者]○中邑真輔(19分13秒 片エビ固め)[第9代王者]Xバッドラック・ファレ
※ボマイェ
☆ファレが初防衛に失敗、中邑が第10代王者となる
(試合後)
中邑「「白いベルトが、また、俺の腰に戻って来たぜ、オイ!」とマイクアピール。さらに、「このベルトを使って・・・どうしよっかなぁ〜〜〜!! なにをしようか!? なにができるか!?とにかくこの感動! 言葉にできない。ですよね〜〜!?(しばらくして)イヤァオ!!!!」
【中邑の話】中邑「ハァハァ、インターコンチ三度四度、俺のもとに……わかってるよねぇ、白いベルトも。まだまだ俺もこのベルトしゃぶりつくしてねぇからなぁオイ。このベルト使ってなにをしようか、なにができるか。俺の知らないところに誘ってくれるのか、楽しみでしょうがないねぇ」
――改めてバッドラック・ファレと闘ってみてどうでしたか?
中邑「なんだろうねぇ、4回もやってしまうと、変な情が生まれるのか、日に日にバッドラックの成長を肌で感じていました。今日はたまたま勝ったぁなんてね、アイツ褒め過ぎでしょうそれは。成長する度合いがやっぱ他の選手、外国人も日本人も含めて、度合いが違う。もし願うなら、ナンバーワンコンデンダーになってほしくはないね。そしたら今年5度目だぜオイ」
――インターコンチを改めて取り戻しましたが、自由を再び手に入れたといえると思いますが。
中邑「どうでしょうね。別に俺の所有物じゃない。ベルトを使ってなにがしたいか、なにをしようとするかじゃないの? まぁそのタイミングが前チャンピオンにはなかったのか、ベルトを巻いたところである種、一呼吸置いちゃったのか。俺が持ったら違うよオイ。自由奔放に振り回させてもらうぜ」
――ある種、世界中から狙われているベルトにもなってくると思いますが、やってみたいレスラーはいますか?
中邑「そうっすねぇ、毎度毎度どっかで言ってるぜ。世界中どこでも防衛戦しにやってやるぜオイ。なかなか組まれてねぇけど、その目的さえ達成できてねぇんだ。今回は頼むぜ白いベルト」
――改めそのベルト(IWGPインターコンチネンタル)を持って、世界にうって出る覚悟は出来てると?
中邑「いや、もちろんでしょう。もうただのベルトじゃない。巻いた人間の意志を表すところをみてみると、もちろん好きなように使わせてもらいましょう」
【ファレ、ヤングバックスの話】
マット「なんてこった。レフェリーもグルになってんのか? それがここのビジネスなのか? まあいい、ちょっとベルトを預けといてやる」
ファレ「たった一つ取られただけだ。またすぐに取り戻す」
マット「BULLET CLUBがプロフェッショナル・レスリングにおいてベストであり、最もいかしたチームであることは変わらない。世界で最もベストなんだ」
ニック「まぁ、たまには負けることもあるさ」
マット「そういうこと。これからホテルに戻って一杯飲んで、次の試合の闘い方を考える。それがアスリートというものだし、そうすればまたベルトは俺たちの元に戻って来る。俺たちだって、相手のノド元にスーパーキックを叩き込みさえすれば、またベルトを手にすることができるんだから。こいつ(ファレ)は最も優秀なデカイ男なんだし。次にシンスケ・ナカムラと闘うときには、彼をケガさせてしまうかもしれないな」
ファレ「それまで待っておくんだな」
ニック「クソッタレが。さぁ行こう」
新日本神戸大会をニコニコ生放送で視聴、セミは棚橋vs柴田。7月26日秋田で行われたG1公式戦で両者は対戦するも、柴田がG2PKで勝利、試合後に棚橋は「はぁ…オレが、過ごして来たこの10年間は…… この10年間は、無駄だったのか。 」、棚橋は新日本を10年間守りとしてきた立場として、フリーとして新日本に戻ってきた柴田を否定してきたが敗れてしまった。この時は柴田が己を生き方を貫いてきたことを棚橋にぶつけた試合だったが、今度は棚橋が新日本を守ってきた10年間をぶつける番だった。
試合は小細工なしで序盤からバチバチやりあう展開、柴田のフィールドに棚橋が敢えて飛び込んでいった。そのせいか棚橋はなかなかペースを掴めなかったが柴田のエルボーの連打に対して棚橋は張り手一閃で食い下がる。後半からは柴田の直線的な攻めに対し、棚橋は得意の閃きを駆使し、ロープ越しのドラゴンスクリュー、G2PK狙いをスリングブレイド、PKをかわしてドラゴンスープレックスで切り返すなど次第に棚橋ペースへと傾いていく。棚橋はグラウンド式ドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールド、柴田が再度狙ったG2PKをドラゴンスクリューで足をしっかり攻めた後、柴田のお株を奪う串刺し低空ドロップキックからハイフライアタック、ハイフライフローで3カウントを奪いリベンジを果たした。
試合後は二人が額を突きつけた後で握手をかわし二人は涙を流した、この時柴田が発した言葉は「新日本を守ってくれてありがとう」、そして棚橋は「おかえり」とだった。柴田も新日本を飛び出したものの悪戦苦闘の連続、MMAにも挑戦したが結果を出せない試合が続き、また棚橋もIWGP王座を巻いたものの「新日本の棚橋プッシュと皮肉られ」、なかなかファンから認められなかった。それでも柴田は自分の生き方を貫き、棚橋も辛抱強く新日本を守り抜いてきた。二人の会話は互いに10年間を認め合ったからこそ出た言葉だった。
メインの中邑vsファレのインターコンチネンタル選手権は中邑は腹部中心の攻めでファレのスタミナを奪いにかかるが、場外戦からファレが中邑の腰に集中砲火を浴びせてからは試合全体の主導権を握る、3月のNJCから3度目の対戦となるがファレが自分の体格を生かして攻めるなど確実に成長している、だが終盤で出したグラネードが浅かったのが明暗を分けたのか、バットラックフォールを脱出した中邑が下から足をかけてファレを倒すと後頭部へボマイェを炸裂させ、最後は至近距離からのボマイェで3カウントを奪い王座奪還に成功した。後藤vs真壁は後藤が徹底的に真壁の顎を攻めるも、真壁が必死で耐え抜き、最後も後藤が牛殺しや裏牛殺しで追い詰めるが、昇天を必死で防いだ真壁が後頭部へのラリアット、スパイダージャーマンからのキングコングニーで3カウントを奪い勝利を収める。
IWGPタッグ選手権はオカダが控えにまわりYOSHI-HASHIを前面に立て、YOSHI-HASHIも期待に応えてスワントーンボムでギャローズを追い詰めるが、裕二郎が乱入してフィッシャーマンズバスターで大ダメージを負わせると、最後は王者組のマジックキラーが決まり王座を防衛。
IWGPジュニアヘビー級選手権は田口が試合開始早々からどどんを決め先手を奪い、腕狙いのKUSHIDAに対し、田口は足狙いという展開となるが、KUSHIDAの、ホバーボードロックを凌いだ田口がアンクルホールドで捕獲、どどんズスロウンでダメ押しした後で再びアンクルホールドで捕獲するとKUSHIDAはタップし、田口が7年ぶりに王座を奪取となったが、試合後にタイチ、デスペラード、TAKAの鈴木軍が乱入、救出に駆けつけたシェリーもろとも田口らを痛めつけ、鈴木軍によるジュニア制圧をアピールした。
9月シリーズも23日の岡山大会を残すのみとなり、10月13日には両国大会を迎える。果たしてどんなドラマが待ち受けているのか・・・・超満員、ありがとうございます‼︎ #njpw #njdest pic.twitter.com/u3DvzEM8uJ
— 新日本プロレスリング新日企画 (@njkikaku) 2014, 9月 21「言葉にならない」劇的勝利!! 中邑真輔、滾りまくってファレからIC王座奪還! #njdest 9.21神戸決戦をスマホサイト(http://t.co/7xh3nqaLQZ)で独占詳報中! pic.twitter.com/VlEmBPsYgz
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2014, 9月 21次の場所へ移動、中邑真輔登場(イヤァオ‼︎)今日はベルト奪取おめでとう! pic.twitter.com/MiqjnSLdT8
— 新日本プロレスリング新日企画 (@njkikaku) 2014, 9月 21棚橋弘至と柴田勝頼がなんと歴史的握手…!! リングでいったい何が語られたのか? 9.21神戸決戦をスマホサイト(http://t.co/7xh3nqaLQZ)で独占詳報中! #njdest pic.twitter.com/hQwwgqhhs4
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2014, 9月 21神戸大会ありがとうございました。 公式コメント間違ってます。 オーマイガーファンクルではありません。 オーマイ&ガーファンクルです☆
— 田口隆祐 (@taguchiryusuke) 2014, 9月 21はー、今日の興行はこの、反則も波乱も幸せも、全部詰め込んだ内容だったなあ。満足。あとは、もう寝よう疲れた〆(´ε` )
— 春哉 (@haruya57) 2014, 9月 21