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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

船木がTAJIRIの毒霧地獄を打ち破り1回戦を突破!武藤がデスペラードに膝を破壊され惨敗!

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船木がTAJIRIの毒霧地獄を打ち破り1回戦を突破!武藤がデスペラードに膝を破壊され惨敗!

9月22日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOURE 2014 初代王者決定トーナメント」 後楽園ホール 1050人

<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○高山善廣 NOSAWA論外 MAZADA(10分06秒 片エビ固め)浜亮太 Xアンディ・ウー エル・イホ・デル・パンテーラ
※ランニングニーリフト

◇第2試合◇
▼30分1本
○田中稔 AKIRA(9分56秒 ミノルスペシャル)稲葉大樹 X村瀬広樹


◇第3試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ初代王者決定トーナメント1回戦/無制限1本
○児玉裕輔(12分32秒 片エビ固め)X中之上靖文
※コークスクリュー・ムーンサルトプレス

(試合後)
児玉「中之上さん、今日も勝ち。何回やっても結果は同じだ。俺たちがどんどん上行くから待っとけ!」とアピールした。

【児玉の話】これで2戦2勝。生え抜きの意地? そんなもんどうでもいい。オレは勝ち続けて、上に上がっていくだけ。今日は久々におちゃらけずに真面目にやりました。この勢いで2回戦、3回戦に上がっていきたい」

【中之上の話】「あのベルトがほしかった。それだけ」

◇第4試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ初代王者決定トーナメント1回戦/無制限1本
○大和ヒロシ(18分48秒 片エビ固め)X吉岡世起
※ノーザンライトボム

【大和の話】「吉岡のW-1での再デビュー戦の相手を務めたのはオレですよ。あの時と比べたら、全然違いますね。どういう場所でどういう技、自分の持ってる引き出しを開ければいいかっていうのを全部わかってる。彼が再デビューしてから1年間、いろんなモノを積み上げてきた結果だと思います。ボクだって頂点を見失って、自分の思うがままにプロレスをやってましたけど、それが間違っていたとは一切思わない。それでこそ増えた引き出しもある。まだまだ彼とは覚悟も責任感も違いますよ。それが今日の結果であり、海外でベルトを防衛してくるかこないかの違い。ボクはドイツのベルトを持って、ラウンド制っていうのを日本で高めていこうと思ってます。次、守ったら、守った分だけ、このベルトも団体も今まで巻いた人たちも全部背負うことになる。オレはその覚悟でやってますから。簡単にこけないですよ。このまま頂上まで上り詰めます」

◇第5試合◇
▼ハンディキャップマッチ/30分1本
○河野真幸 崔領二 KAZMA SAKAMOTO(5分44秒 足4の字固め)
X武藤敬司 土肥孝司 黒潮“イケメン"二郎 藤原ライオン

【武藤の話】「オマエらにいいところ見せようと思ったけど、ダメだ。思うようにいかねえ。思うように動かねえや」

【デスペラードの話】
崔「いまの若いヤツらに言うといてやる。オマエら色がないねん! 名前は出さへんけどな、デスペラードに入りたいってヤツが、向こうから入りたいっていうヤツがおんねん」

河野「武藤敬司も分かってねえんだよ。あんな訳の分からない3匹を連れてきたところで、結局はこういうことなんだよ。アイツら全然、武藤敬司の役に立ってねえんだよ。オレが、W-1のなかで武藤超え一番乗りだよ。崔とSAKAMOTOにタッチしてないからね。まだまだオレたち大丈夫だったよ。武藤敬司をもっと大事に使えって。武藤敬司をもっと大切にしろって。またこれでヒザが痛いってしばらく休むと思うけど、元気になってリベンジしたいなら、いつでもいいよ。1対1でも、1対2でも、1対3でも、1対4でも、ハンディキャップマッチでもう一回やってやるよ」

◇第6試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ初代王者決定トーナメント1回戦/無制限1本
○近藤修司(16分35秒 片エビ固め)Xカズ・ハヤシ
※キングコングラリアット

【近藤の話】「W-1旗揚げして一年経って、カズさんとこうしてシングルができたことに、胸が熱くなるっていうか。そんなにラクな気持ちでここまできたわけじゃないし、いつもカズさんが横にいてくれたから、オレは一年間やって来れたと思ってる。試合を終えて、しみじみと思うよ。トーナメントに関しては、一番の難敵のカズさんを倒したから。倒したからには、オレが優勝して、無差別級のベルトを巻いて、巻いたままカズさんとタッグリーグ戦に臨んで、タッグのベルトも巻いて、W-1で最速で2冠を名乗ってやる。(これまで以上の進化は見せられた?)進化してるのか、劣化してるのか。最初の頃はイメージ通りっていうか、オレとカズさんならこれぐらいできるだろうっていう感じだったけど、いつの間にかハードルが上がって、お客さんのなかの幻想が膨らんでるから。オレはそれに勝てるまで、カズさんと死ぬまで闘い続けるよ」

【カズの話】一年前、W-1を作ったとき、近ちゃんとも同じ思いで、W-1を世界で一番の団体にしようって決めたんだ。あれから一年、その一年を、進化した一年を、今日のお客さんに見ていただいたことを、すごく嬉しく思う。でも、まだこれからだ。マジメだぞ。ウソじゃない。みんなでW-1を世界一の団体にしてやる」

◇第7試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ初代王者決定トーナメント1回戦/無制限1本
○船木誠勝(3分50秒 レフェリーストップ)XTAJIRI
※スリーパーホールド


【船木の話】「(毒霧を)食らっちゃいましたね。もう食らったことに対しての負けは認めます。試合に勝ったけど、勝負には負けちゃいました。アレはホントに悔しかった。蹴ってる最中に来るとは思わなかった。たぶんアレだけおそらく練習したんでしょうね。散々、霧を用意してましたからね。いつ切れるのかなと思って。かなり急ぎましたよ。時間を与えればどこかから入手しますからね。外、リングの下、もしくは誰かと手を組んで、セコンドにもたせてる可能性もあるから。できるだけ早く(仕留めた)。あそこまでこだわってきたら、何も言えないですよね。いつも通りの攻撃を出しました。最後の最後も悪あがきで口から血みたいな霧を吐いて倒れていきましたからね。ホントに自分を崩さない。ある意味で感心してます。プロレスは表と裏があって、闘いの部分とエンターテインメントの2つがあります。自分は闘いの部分を30年歩いてきて、今があります。(TAJIRIは)最初は闘いだったかもしれないけど、WWEに行ってから自分なりのプロレス像、エンターテインメント性で世界に通用した。そこで横文字のTAJIRIになって帰ってきた。お互いかかえてるモノは大きいと思います。ただあまりにも違う。
水と油って言うんですか。別物に思われてるけど、実はプロレスは両方にあるもんで、表と裏、光と影、A面とB面、いろんな意味で混ざり合ってできてる。そういう意味で彼を否定するって気持ちは心の底にはないです。でも、彼と闘うんであれば、やっぱり今まで自分が歩いてきたモノをぶつけるしかない。そこはこっちは譲れないです。じゃなきゃ闘いにならない、試合にならない。ただここまで霧にこだわるのは1つのプロフェッショナル。ホント感心しました。翻弄されて終わったっていうのが実感です。彼はプロレスはスポーツじゃない。ケンカなのか、殺し合いなのか、エンターテインメントなのか。そこで自分に挑戦してきた。自分は世間と通じてるプロレスの入り口ということで、闘い。闘いがプロレスの入り口。じゃなければ、人と人がリングに上がって試合をしない。そこは強調してこれからもやっていきたい。ベルト、明日、先輩の野上さんに勝って、必ず準決勝、ここでやります。体調も上がってきました。1つベルトを落としたことで逆に気持ちに力が入ってきました。1つ持って、もう1つっていうのは重かったのかなって。2つのことを一緒にやるっていうのは。これで初戦勝ったから明日も勝って、決勝でも勝って、両国は武藤さんの30周年。自分がチャンピオンになってメインで武藤さんの挑戦を受けます。それが一番、武藤さんの30周年興行になるんじゃないですか」

【TAJIRIの話】「6月に移籍してきて、船木さんとの抗争が始まって、今日で小さいゴールを迎えた。最初が船木さんでよかった。正直、W-1来るまで一番やりたくなかったけど、最初が船木さんでよかった。やりたくないことをやり尽くした、駆け抜けた感というか。やっていくうちに今までまったくないタイプだったから、オレ、正直、未知の怖さがあった。どうしていいかわからなかった。でも、やって、らしくないことを言うけど、オレ自身、成長できた。なんか好きになっちゃった。今日、試合に勝ったけど、勝負に負けたって船木さんが言ってたみたいだけど、何でもいいです。なんかさっきタッグトーナメントやるとかスクリーンに出てたみたいだけど、オレ、船木さんと組みたいです。近くにいたい。あの人、カッコイイと思う。船木さんとの闘いを通して、1つ、超えたなって。らしくないこと言いますけどね。(毒霧が当たっても動きを止められなかったが?)1回食らったら、オレの負けって言ってたけど、あれはモヤに顔が触れただけだから、アレは食らわせたうちに入らない。アレが横噴射のミスト。もっと的確にいくかと思ったけど、もわ~んって感じだった。アレなら食らちゃう。アレは当てたうちに入らない。
でも、船木さんとの闘いを通して、そういう新しい発想も出たし、いろいろ学ぶことがあった。最後のスリーパー、これまで食らったプロレスのスリーパーと違うわ。頸動脈が的確にびしってくる。これが格闘技の本当の絞め技なんだなって思いましたね。お互いいい意味でカルチャーショックというか、刺激を受けた。A面B面とか言ってました? プロレスには2面性がある。それをやり尽くしてきた者同士で…1本そろってカセットテープ。対局なようで背中合わせのような気がしました。船木さんもAKIRAさんと近いモノがある…向こうはどう思ってるか知らないですけど」

◇第8試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ初代王者決定トーナメント1回戦/無制限1本
○KAI(23分40秒 片エビ固め)X征矢学
※スプラッシュプランチャ

(試合後、征矢を抱き寄せて健闘を称え合った)
KAI「これまでのことナシでいいだろ。今日はありがとう!そして、9月8日、無事、旗揚げ1年を迎えることができました! 応援ありがとうございました! あしたの名古屋も勝って準決勝も決勝も勝って、必ずトーナメントに優勝したいと思います! それでは最後に、誰が何と言おうと×3、WRESTLE-1初代王者に輝くのは俺だ!」

【KAIの話】「リング上で言った通り、征矢といろいろあったけど…まあ、いまもいろいろあるかもしれないけど、オレのなかでは今日もう、いままでのことは忘れて。1回戦勝ち進んだから、明日の名古屋も勝って、後楽園にまた戻って来て、準決勝、決勝も勝って、必ず優勝する。この一年、W-1を応援してくれたファンのため、そして自分のためにも、初代王者にならないといけない。誰がなんと言おうと、W-1の初代王者になるのは、オレだ。(すべてを清算するような燃焼できる闘いだった?)試合が終わったあとに直感で感じたので。ほかの人がどう思うかは知らないけど、オレのなかではもういままでのことは忘れて。魂と魂のぶつかり合いですよ。会話なんかしない。肉体と肉体をぶつけ合って、ちょっとでもアイツのことが分かったように思う。自然とそう思えました」

【征矢の話】見ての通りだ。1回戦負けだ。ただな、ここで立ち止まるわけにも、腐るわけにもいかねえんだ。初代チャンピオンにはなれないかもしれねえけど、初代チャンピオンに挑戦することはできるだろ。確かに初代チャンピオンというのは一人しかなれないプレミアムなものだけど、それでベルトがなくなるわけじゃない。これからいくらでもベルトを狙えるチャンスはあるだろ。あと、トーナメントに、デスペラードからのスパイ、エントリーしてんだろ? 名乗り出るまで、2、3日の猶予を与えてやる。いるなら出て来い。オレは知ってるんだぞ。名乗り出てこないなら、オレからいくぞ。オレはあきらめねえぞ。2代目、3代目のチャンピオンを狙ってやる」

WRESTLE-1の初代王者決定トーナメントが21日の金沢大会から開幕、金沢大会では稔が稲葉、河野が黒潮、AKIRAが浜を降して2回戦に進出する。

後楽園大会では、まず中之上と児玉が対戦し右腕攻めで主導権を握った児玉がトラースキックからコークスークスクリュームーサルトで3カウントを奪い2回戦に進出。

大和vs吉岡は足攻めで大和が主導権を握るも、吉岡も右腕攻めで反撃、後半から吉岡はトルベジーノからハイキックで勝負に出るが、大和はエクスプロイダーからジャーマンで反撃する。
吉岡はスワントーンボムを投下するが、大和は剣山で迎撃すると頭突きで黙らせ、ラリアットからのノーザンライトボムで3カウントを奪い2回戦に進出する,

カズvs近藤の246対決は、カズがキングコングラリアット封じを狙って徹底した右腕攻めを展開、しかし近藤もDDTから徹底した首攻めを展開して反撃する。
カズはジャーマンを繰り出すとファイナルカットを決めるが、エプロン上の攻防で近藤がキングコングラリアットを炸裂させる。
カズもパワープラントで応戦するが、近藤はカナディアンパイルドライバーからキングコングラリアットを炸裂させ、最後はハンドスプリングを狙うカズの足にラリアットを浴びせてからキングコングラリアットを連発し3カウント、近藤も2回戦に進出する。

毒霧の是非から遺恨が勃発した船木vsTAJIRIは、船木がリングインするなりTAJIRIは毒霧を噴射、船木は間一髪かわしてからキックを浴びせるが、TAJIRIは毒霧をまたしても噴射し船木はかわすという展開が続く。TAJIRIの毒霧をまたかわした船木は浴びせ蹴りからハイブリッドブラスターを狙うが、TAJIRIは毒霧を噴射、しかし直前で気づいた船木が突き飛ばしたためダメージは軽微に終わり、ハイキックからハイブリッドブラスターを決めるが、カバーに入るところでTAJIRIは毒霧を噴射すると、また船木がかわしてからチキンウイングフェースロックで捕獲しスリーパーへと移行、TAJIRIは天に向けて毒霧を噴射しながら失神しTKOで船木が勝利、2回戦に進出する。

メインはエース争いから対立が生じたKAIと征矢が対戦。場外戦でワイルドチョップを繰り出した征矢は場外ボディースラムから腰攻めを展開して先手を奪うが、ワイルドスクラップ狙いはKAIが背後に着地してフライングヘッドシザースで征矢を場外へ追いやってからトペを発射する。
リングに戻ったKAIはLATを狙うも阻止した征矢はフライングワイルドボンバーを炸裂させるが、串刺しワイルドボンバーはフロントハイキックで迎撃したKAIはトラースキックからLATで突き刺す。
勝負と見たKAIはスプラッシュプランチャを狙うが、阻止を狙ってコーナーへ追いかけ頭突き合戦を展開、征矢が落ちてKAIが競り勝ったに見えたが、コーナー上のKAIが頭を押さえてうずくまると、これを逃さなかった征矢が下からワイルドボンバーを炸裂させ、雪崩式ブレーンバスターからスピアー、ワイルドスクラップからデスバレーボムと畳み掛け、ワイルドボンバーを狙うが、ブロックしたKAIは延髄斬りを放ち、すぐ立ち上がった征矢もワイルドボンバーを炸裂させる。
再度のワイルドボンバーをかわしたKAIはLATからスプラッシュプランチャを投下するも、剣山で迎撃した征矢はワイルドボンバーを炸裂させるがKAIもラリアットを放ったため相打ちとなり、頭突き合戦からKAIが垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すと、トラースキックから延髄斬り、ラリアットと畳み掛け、LATからスプラッシュプランチャを投下して3カウント、KAIが2回戦に進出する。

試合後は両者が握手を交わして和解となり、征矢がKAIにエールを贈って幕となった。

またレネ・デュプリの緊急帰国で3人だけとなったデスペラードは武藤、Novus連合軍4人とハンディ戦で対戦する。連合軍は河野に集中砲火を浴びせ、武藤がシャイニングウィザードから足4の字固めで追い詰めるが、KAZMAの低空ドロップキックを膝に受けてしまうと武藤は一気に失速、ここからデスペラード勢が武藤の膝に集中砲火を浴びせ、最後は河野の足4の字固めで武藤はギブアップとなった。おそらくだが武藤自ら破れたのはWRESTLE-1になってから始めてだと思う。

武藤からギブアップを奪ったことで勢いを増した河野らデスペラード、武藤を破った河野が王座に最も近いのか?

またデビュー30周年を前にして膝の不安を露呈した武藤は大丈夫なのか?
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