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ミルコvs石井決定!青木も参戦へ・・・プロレスよりMMAに軸をおき始めるIGF
<プロレス格闘技DXより>
IGFは25日、大みそ日の“猪木祭"両国大会でIGF王座戦「(王者)ミルコ・クロコップvs石井慧(挑戦者)」を行うと発表した。約4ヶ月ぶりの再戦は石井にとっては雪辱戦。8・23両国大会ではミルコのヒジ打ちを浴びて大流血し、TKO負けを喫してIGF王座を奪われた。
この日、ネット通話ソフトのSkypeを使って滞在先のオランダから会見に臨んだ石井は「リベンジの機会を与えてくださって嬉しく思います。当日はベストを尽くして勝ちます」と意気込んだ。現在は元DREAMライトヘビー級王者ゲガール・ムサシらとともに調整中。前回の敗因となったヒジ打ちの対策についても「逆にヒジで勝てるように練習しております。おもにグラウンドのヒジを練習してます。グラウンドのほうが得意なので」と言ってのけ、“ヒジの仇はヒジで返す"ことすら視野に入れてみせた。
石井は11月のM-1グローバル北京大会でセルゲイ・ハリトーノフと対決予定だったが、調整中の10月初旬に右ろっ骨を骨折。ハリトーノフ戦は中止となっていた。「ジェロム・レ・バンナのはからいでボクシングのウラジミール・クリチコ選手(現WBA・IBF・WBO世界ヘビー級スーパー王者)のスパーリングパートナーとの練習機会をもらったんですが、ボディブローで骨折してしまって、1週間寝たきりの状態。しゃべるのも痛いくらいでした」と明かしたが、現在は完治しているという。
再戦に向けてはミルコもコメントを寄せ「彼がリベンジのチャンスを得ることは妥当。私が勝つが、とてつもなく凄い試合になる」と予告したが、石井も「こっちも向こうも手の内も分かってきたと思うし、凄い戦いになると思います」と呼応。そのうえで「「勝つのは一人なんで僕が勝つつもり」と返答してみせた。
ベルト奪回でIGFを再び王者としてけん引する構え。「一番じゃないと気がすまないところがあるんで、IGFの中で、ベルトを持って、幅を利かしたいなと思います」と石井。大みそ日にはエメリヤーエンコ・ヒョードルやヴァンダレイ・シウバの来場も決定し、シウバは現役復帰の可能性も示唆。シウバとの対決希望については「特にないです」とした石井だが、「それだったらジョシュ・バーネットのほうがいい。どんな形か分からないですけど、チャンスがあれば是非試合をしたい」と将来的なジョシュ戦を熱望。描く未来を実現させるためにも、ミルコへの雪辱と王座奪回は避けては通れない関門となる。
ミルコが寄せたコメントと、12・31両国大会の決定分カードは以下の通り。
【ミルコのコメント】「私は石井選手をファイターとして認めているし、とても尊敬しています。そしてもちろん、彼の要望であるリマッチを受け入れたいと思います。スポーツマンである以上(一度負けたとしても)リベンジマッチのチャンスを得ることは妥当だと思っています。そして彼への尊敬を込めて言わなければならないことがあります。それは試合は再び私の勝利になります。トレーニングはとてもハードに行っていますし、モチベーションもかなり高くキープしています。そして皆様にも約束します。この試合はとてつもなく凄い試合になるということを」
IGFは26日、大みそ日の“猪木祭"両国大会に青木真也が参戦すると発表した。対戦カードは未定だが、山本勇気の対戦要求は「もうひと頑張り」と却下した。また、猪木祭に向けた“ファンフェスタ"12・1後楽園大会では、橋本大地とのエキシビジョンマッチに臨むことも決まった。青木の大みそ日参戦は9年連続。今年は8月にドバイで開かれた『ONE FC 19』に参戦。カマル・シャロルスに一本勝ちし、ONE FCライト級王座初防衛に成功した。日本マットでの正式な試合は、昨年のIGF大みそ日両国大会以来、ちょうど1年ぶりとなる。
今年は古巣DEEPもさいたまスーパーアリーナで大みそ日興行を開催するが、青木が選んだのは昨年に続いてIGFマットだった。この日、東京・高円寺のIGF道場で会見した青木は「単純にあの(DEEP大みそ日の)メンバーの中に並べられたくない気持ちが強かった。良いメンバーの中にいる自分を客観的に見たい気持ちが強かった。さいたまの選択肢もあったと思うんですけど、自分が出ると“気を悪くする"人たちもいると思いました」と説明。
これまでも辛口発言で日本格闘技界の“競技傾倒"に危機感を訴え続けてきたが「彼らは“競技"がしたいわけじゃないですか? 僕は競技はしたくない。言っても伝わらないし、彼らの気を害するだけ。だからある意味彼らを見限っているし、このまま先細っていけばいいと思う」と穏やかな口調で突き放した。
相手は現在のところ未定だが、「メジャーだと言われる試合を見せたい。IGFはメジャーだと思ってますんで。先細りにならないような試合にしたいと思います」とテーマを掲げた青木。IGFマットでは山本勇気が青木との対戦を訴え続けているものの、「もうひと頑張りですね。条件? そんなに無い。せっかく大みそ日に試合をするなら、できる限り価値のある試合をしたいので」とやんわりと却下した。
12月1日に後楽園ホールで開かれる入場無料のファンフェスタへの登場も決定。ルール未定ながら橋本大地とのエキシビジョンマッチ(5分1R)に臨む。「(大地は)ひとりのファイターとして凄く価値のあるファイターだと思います。実力どうこうは別として“場数"なら日本トップクラス。僕なんかよりも、ずっと人に見られながら生きてきたと思う。それこそ生を受けたその時から。そういう選手に触れられること自体が、自分の財産になると思います。あと4?5日、どうなるのかと楽しみにしながら過ごしたい」と話した。物議を醸せど日本格闘議界では“異色"を貫き続けるバカサバイバーは、今年の師走も我が道を行く。
☆12/31(水)東京・両国国技館『HEIWA FieLDS presents INOKI BOM-BA-YE 2014』16:00開場、17:00開始
▼ROAD to INOKI BOM-BA-YE 2014 チャレンジトーナメント準決勝
増田裕介vs ℃-BOY
▼ROAD to INOKI BOM-BA-YE 2014 チャレンジトーナメント準決勝
酒井リョウvs栗原強
▼IGFルール
クラッシャー川口vsジャスティン・ウィリス▼IGFルール
クリス・バーネットvs鈴川真一
▼IGFチャンピオンシップ
[第4代王者]ミルコ・クロコップvs[挑戦者]石井慧
※ミルコ初防衛戦
[参戦決定選手]
青木真也
ジョシュ・バーネット
ラマザン・エセンバエフ
山本勇気
國奥麒樹真
IGFの大晦日興行「INOKI BOM-BA-YE 2014」のメインカードが発表され、IGF王者のミルコの相手は正式に石井に決定、青木の参戦も決定した。
ミルコの相手は石井が練習中に肋骨を折ったことで出場が微妙視され、相手は藤田和之、青木も候補に入っていたが、石井が回復したことにより正式にミルコvs石井の再戦となった。
また青木も同日にさいたま・スーパーアリーナにてDEEPが開催され、佐伯繁代表との仲もあって態度が決まっていなかったが、最終的にIGFを選択した
ものの青木の発言は周囲から反発を買いそうだ。
あとは参戦予定選手には入っていないが藤田と暴走王(小川直也)のカードがどうなるか、ただ今年からMMA、プロレスと分けたIGF、次第にプロレスよりMMAの方に軸をおき始めるのようでならない・・・PR -
スタイルズクラッシュの受身に失敗・・・ヨシタツの首の骨が折れていた!
結果が出ました。結論から言うと、首の骨が二カ所折れていました。試合映像、折れ方などから、確実に11/8の時点で折れていたとのことです。
— YOSHITATSU (@YoshiTatsuIsm) 2014, 11月 2511月8日の新日本プロレス大阪ボディーメーカーコロシアム大会でのAJスタイルズ戦でスタイルズクラッシュを浴びた際に首を負傷したヨシタツの検査の結果が発表され、首の骨が二箇所折れていたことが明らかになった。
写真を見ても分かるとおり、本来のスタイルズクラッシュの受け方とは違う、まともに脳天から落ちてしまっている。
近年では2011年11月14日、NOAHの小川良成がバイスン・スミス(故人)のバイソン・デニエル(スタイルズクラッシュと同型の技)を脳天から喰らって頚椎捻挫という重傷を負ってしまい復帰までに1年を要した。また1999年1月22日の全日本プロレスの大阪大会で川田利明のパワーボムを三沢光晴がウラカンラナを狙った際に、川田が踏ん張って垂直落下式パワーボムで叩きつけた、小川のときはバイソンが仕掛けるタイミングが早すぎて小川の受身が遅れてしまった、川田vs三沢戦は踏ん張ってから落とすまでの間が少しあったため三沢も辛うじて受身を取ることが出来た。脳天から落ちる技は時にはヒヤリとさせてしまう。
おそらくだがヨシタツは首を骨折したという自覚のないままでWORLD TAG LEAGEに臨んでいたということになる。試合はオカダが絞め技であるレッドインクで仕留めていたが、衝撃を与える技であるレインメーカーを喰らっていたらと思うとぞっとする事態になっていた可能性も否定できない。
ヨシタツの同期である中邑真輔がヨシタツについて「新日本は何年も元WWEのスーパースターと言われる人間たちが質の違いに戸惑い、敗れていった部分がある。彼自身が着飾るのはいいけど、まずは足元を見ろというところですね。口では何でも言えるけど、見てるやつは見てるから」と東京スポーツ誌上で答えていたが、AJ戦でのヨシタツは山本尚史とは違うというものを見せ付けようとして力んでしまっていたという感じにも見えた。
NOAHの小川は復帰までの1年を要したが、ヨシタツの復帰がいつになるかわからないがじっくり自身を見つめなおすいい機会なのかもしれない、焦らず養生して欲しい。 -
“後門の虎”BRAVEを降しGHCタッグも防衛・・・弾丸ヤンキースの長い一日
11月24日 NOAH「Voyage for Colosseum」後楽園ホール 1650人 満員
<アピールコメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼3WAYマッチ/20分1本
○北宮光洋(3分17秒 体固め)X熊野準
※小川のバックドロップ もう一人は小川良成
◇第2試合◇
▼20分1本
○クワイエット・ストーム(6分41秒 体固め)Xペサディーヤ
※50cmウデ・ラリアット
◇第3試合◇
▼20分1本
△スペル・クレイジー(20分時間切れ引き分け)△ザック・セイバーJr.
◇第4試合◇
▼30分1本
○シェイン・ヘイスト マイキー・ニコルス(12分13秒 片エビ固め)森嶋猛 Xマイバッハ谷口
※サンダーバレー
【ニコルスの話】「メインでどっちが勝とうか関係ない! GHCタッグのネクストチャレンジャーは俺たちしかいないだろ! 2015年、もう一度世界一のチームになるぜ」
◇第5試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合前哨戦/30分1本
中嶋勝彦 ○石森太二 小峠篤司(16分10秒 片エビ固め )齋藤彰俊 原田大輔 X平柳玄藩
※450°スプラッシュ
◇第6試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合前哨戦/30分1本
○タイガーマスク(5分16秒 チキンウイングフェイスロック)X大原はじめ
◇第7試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合前哨戦/30分1本
獣神サンダー・ライガー(3分40秒 無効試合)拳王
▼再試合/30分1本
獣神サンダー・ライガー ○タイガーマスク(10分53秒 タイガースープレックスホールド)X拳王 大原はじめ
【タイガーの話】「プロレスリング・ノア、大原と拳王の“超何とか軍"はどういう説明をするんだ? 金的、マスク剥ぎ、2人攻撃。全部俺は受け止めた上で2つ勝ったんだよ。逆にノアびいきの日テレさんに聞きたい。どうしたらいいですか? ノアはこれからどういう攻勢に出たらいいんでしょう? (大原選手の本気を見たと話していたが、その部分は評価する?)今まではあいつらのくだらねえ戦い方だった。夏のタッグリーグをぶち壊したのはあいつら。今日はそれを踏まえて、あいつらは試合をしたんじゃないのか。ノアのファンだろうと、新日本のファンだろうと、あんなクソみたいな試合は見たくないんだ。みんなプロのレスリングが見たいんだ。今日みたいな強さが見たいんだ。俺らは強さを出して勝っちゃったよ。さあ、どうするんだ? 俺らは調印したけど、別にタッグの試合をやらなくたっていいんだよ。ただ、あいつらの本気は確かに見えた。今度の有明でどういう戦い方をしてくるのかしらないけど、俺はいくらでも受け止めてやる。大きな器で、上から目線で受けてやる。(結果は今日と同じになる?)2連勝しちゃったんだよ。どうするの? なおかつ俺が2つ取ったんだ。ライガーさんは出る幕なかったんだよ」
【ライガーの話】「ノアのファンやノアびいきの日テレさんに聞きたい。この現実をどう受け止める? しかもシングルマッチで正々堂々と戦うと誓ったはずなんだ。いきなりコンビネーション。なぜレフェリーはあそこで反則を取らないんだ? なぜノアのファンはブーイングを起こさないんだ? シングルでやろうと男4人がリングで誓い合って、俺とタイガーはその約束を守ったつもりだ。あいつらはいきなり破ったよ。いくらノアびいきだろうと、間違ってるとは思わないか? その後も凶器攻撃に急所、マスク剥ぎ。ノアのファンは本気で頭がおかしいんじゃないかと思う。お前らが『それでも』と言うなら、お前らもおかしいぞ。この世に正義はないのか? テレビっていうのは真実を伝えるんだろ? これは悪じゃないのか? お前たちがどういう答えを用意しているのか、俺は知らないし、興味ないけど、俺とタイガーは有明で勝つ。ベルトを新日本のリングに持って帰る。タイガーが言った通りだ。俺は今日、何もしてない。俺の出る幕なんてなかったし、逆に俺はタイガーを抑えたよ。殺しかねないから。この現実を見せられて、ノアとあの2人はどう思うのか。応援するのに値するのか? お前らテレビ局もどう弁護する? 凄い楽しみだ」◇第8試合◇
▼GHCタッグ選手権試合/60分1本
[第31代選手権者]○杉浦貴 田中将斗(20分19秒 片エビ固め)[挑戦者]丸藤正道 Xモハメド ヨネ
※オリンピック予選スラム
☆杉浦&田中組が4度目の防衛に成功
(試合後にTMDKが登場して再挑戦をアピールしてから勝利者インタビュー)
杉浦「素晴らしいチームだとわかっているからいつでも大丈夫」
田中「この間、挑戦を退けた時も何回やってもいいと思った。そういうことはないんで。何度でもやって、このベルトの価値をもっともっと上げていきたいと思います」
――ダブルヘッダーを切り抜けた原動力ついて
田中「昼間の試合が終わった直後はきつかったですけど、4、5時間あったんで。黒いオッサンたちはそれぐらい休めば、パーフェクトな体調で上がれました」
杉浦「なんでだかわからないよ。色が黒いからじゃない?楽園ホールには朝9時頃に入って、12時間近くいたから愛が芽生えそうです。ベルトは一緒なんだけど、ZERO1の試合ではかなり活躍してもらったんで、今回は俺が頑張ろうと」
田中「杉浦さんが認めるチームというのは、僕も認めるチームだと思うんで」
――ヨネの頑張りについて
杉浦「一発一発が重いし、いつもあのぐらいのテンションで来てほしい。これからまだまだいけると思うので、どんどん来てください」
――丸藤について
杉浦、「やりたりないんで、次は有明コロシアムでしっかりと。これぞノア、これぞGHCという試合を皆さんにお見せしたいと思います。最後に俺が立ってて、来年から俺がノアの象徴になります」【バックステージでの田中&杉浦】
――タイトル防衛に成功したが?
▼田中「本当に長い一日になるだろうなと思ったけど、終わってみたら結構短くてね。安心しました」
――疲れを感じさせない展開だったが?
▼田中「でも、疲れはないと言ったらウソになりますけど。まあ、他の人たちよりかは何試合もやれるだけのトレーニングをやっていると思うんで。そこの部分に関して自信はありましたね」
――杉浦選手は?
▼杉浦「本当に長い一日だったね」
――2試合やるのはこたえたるものがあった?
▼杉浦「でも、やって終わってみて、こういういい結果を残せたから、最高の気分だよ」
――ハードな展開になったが、試合を振り返ると?
▼杉浦「昼も夜もハードだったと思うよ」
――今日は王者として挑戦者を迎え撃ったが、有明コロシアムは挑戦者としてベルトに挑む。丸藤選手はどういう印象?
▼杉浦「もう知り尽くしてるからね。14年間一緒で。どっちが強いか? どっちがベルトに思い入れがあるか? どっちが来年のノアを背負っていく覚悟があるか? ベルトを懸けて戦うということは、それを比べるってことじゃないですか」
――改めてタイトル戦に向けては?
▼杉浦「内容は、これぞノア、これぞGHC、これぞノアのメインっていうものを見せて。まだまだ俺たちはやれるというのを見せてね。そして、必ず俺が最後は立っていて、来年は俺がノアを引っ張っていく。ノアの象徴になる。それを誓います」
【丸藤の話】「(あと一歩及ばなかったが?)こんな言い方したくないけど、さすがだよ、あのタッグチームは。凄いよ。行こうと思ったところ、要所要所で田中も来るし。(二冠を狙っていたと思うが?)でも諦めないよ。またヨネさんとやりたいと思う。次は有明コロシアム。必ずそこで防衛して、また次を見ていきたいと思う」
【ヨネの話】「まだまだ次がある!」
NOAH後楽園大会のメインは昼間にZERO1で佐藤耕平、鈴木秀樹組からNWAインターコンチネンタルタッグ王座を防衛したばかりの弾丸ヤンキースがGHCタッグ王座をかけて丸藤、ヨネと対戦のBAREVEと対戦。
試合の先手を奪ったのはBRAVE、丸藤がスピードで杉浦を霍乱するとドロップキックから無重力式顔面踏みつけ、顔面トラースキック、ヨネとの連係との連係攻撃、杉浦が抵抗してもジャーマンを着地した丸藤がトラースキック、不知火と決め、ヨネもローリングサンダー、ダイビングギロチン、ミドルキック、ラリアットと続く。
劣勢の弾丸ヤンキースだったが、田中が入るとヨネにサンドバックタイムを敢行、しかしヨネは引かずにラリアットを決めると、杉浦を捕らえて丸藤とのマッスルドッキングを狙うが、間一髪田中がカットに入り、杉浦はヨネを垂直落下式ブレーンバスター、田中がスライディングラリアットと畳み掛ける。
ここで勝負と見た杉浦が側頭部へのミドルキックから鬼エルボーの乱打、そして田中がスライディングDを決めてから杉浦がオリンピック予選スラムを決め3カウント、弾丸ヤンキースが王座を防衛、試合後は第4試合で超危暴軍を降したTMDKが10月12日横浜大会の再戦を要求、弾丸ヤンキースも受けて立つ構えを見せた。
TMDKもタッグリーグを含めると弾丸ヤンキース戦は3連敗、負ければもう後がなくチーム存続どころかNOAHでの立場もなくなることから、背水の陣を敷いての挑戦となる。
また弾丸ヤンキースも昼はZERO1でNWAインターコンチネンタルタッグ、夜はGHCタッグと1日2試合の選手権を敢行して連続防衛、今日は弾丸ヤンキースにとっても長い一日となった。
第6試合ではGHCジュニアタッグ前哨戦として大原とタイガーが対戦、試合は大原が拳王と共にタイガーに襲い掛かりマスク剥ぎを狙うが、タイガーが風車式バックブリーカーで反撃すると脇固め、腕固めと腕攻めを展開、最後は側頭部へのミドルキックからツームストンパイルドライバー、チキンウイングフェースロックで捕らえ大原はギブアップ、速攻勝負でタイガーが勝利を収めるがすぐに第7試合のライガーvs拳王へと突入する。
ライガーも執拗なグラウンドからの腕攻めを展開して拳王を圧倒、ここで大原が介入するとタイガーも加わり大乱闘へと発展、レフェリーは収拾不可能として無効試合の裁定を降すが、ライガーが納得いかずタッグ戦を要求、田上明社長が登場して強権を発動、ノンタイトルながらタッグマッチへと突入する。
試合はライガーがダメージの残る拳王に場外での垂直落下式ブレーンバスターで大ダメージを与えると、タイガーと共に集中砲火を浴びせる。
劣勢となった超危暴軍は大原が奮起してライガーにムイビエンを決めるが、再び拳王が捕まりタイガーが腕攻めを展開、拳王も大原の援護を受けて反撃しタイガーにランニングローキックを決めるも、コーナーからの攻撃はライガーが阻止してタイガーは右ハイキックを浴びせる。
タイガーは拳王にタイガースープレックスを狙うが、大原がライガーとレフェリーを交錯させ無法地帯を作り上げるとタイガーのマスクを引き裂く、そこで拳王が竹刀で援護を狙うが大原に誤爆すると、タイガーがツームストンパイルドライバーからタイガースープレックスで3カウントを奪い、新日本勢が勝利を収めた。 -
弾丸ヤンキースが前門の虎・耕平&鈴木を撃破!崔とVMの暴挙の連続に大谷がキレた!
11月24日 ZERO1「OUTBREAK」後楽園ホール
<コメント、アピールなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○KAMIKAZE TARU 拳剛 (11分52秒 片エビ固め)横山佳和 Xジェイソン・リー 不動力也
※ムーンサルトプレス 試合中に不動が横山、リーを裏切りVM入り!
◇第2試合◇
▼30分1本
○小幡優作(12分02秒 体固め)Xデーモン植田
※ダイビングダブルニードロップ
◇第3試合◇
▼30分1本
カズ・ハヤシ ○近藤修司 田中稔(13分33秒 体固め)日高郁人 X藤田峰雄 "brother"YASSHI
※キングコングラリアット
◇第4試合◇
▼30分1本
○崔領二(14分11秒 反則勝ち)X大谷晋二郎
※レフェリー暴行
【崔の話】「悪役に徹するとか、細かいことはどうでもええ。みんなの心に染みるようなことを言いましょうか。あんまり言いたくないけど、大谷はずっとああやってきたんですよ。特にZERO1に入ってから。相手を敵にして、自分がガンガンやって、自分頑張ってますみたいな顔して。で、みんなに応援してもらう。それが日本全国に届いてたらいいよ。届いているところを言いましょうか? この後楽園の中のどうしようもない、ネットで人の悪口を書き込んでいるような、そんなオタクみたいなヤツだけに応援されて、いつのまにか規模を縮小して、アイツはここまで来たんですよ。プロレスのルールに則ったことで言うと、俺らが何をやったとしても、アイツは反則負け。それでオタクに応援されて嬉しいか? この中で唯一勝者がおったとしたら、全員を敵に回して新たな話題を作った俺たちやねん。本当の話、これがZERO1のやり方や。俺もその一員やったかもしれないけど、敵が来たらずっと正義の味方を演じて。やられても立ち上がる、その気持ちは大事やで。でも、それと金儲け、人気、自分の主張が認められることは別やから。血を流して、よし来い? お前は試合に負けとるんやで。『崔は悪者や。根性なしや』って言ってもええよ。悪いけども、世間的に認められるのは俺の方。なぜなら動いているスタンスは全然違うからや。それこそが目くそ鼻くそやと思うけど、上を向いていかなあかんねん。止まってられへんねん。後楽園が半分も入っていない中で、オタクみたいな品のない野次を飛ばしているヤツらに味方されて嬉しいかって言いたいねん。ZERO1の会場ではみんな俺のことが気になってんねん。俺のことが憎らしいねん。その時点で俺の勝ち。なぜならそれがビジネスになってるから。残念ながら俺以外のZERO1のヤツらは、みんなビジネスになってないねん。何にもできへんヤツらは口を出さなくてええから。この団体をほんまに応援してくれる人間を誰が連れて来てると思うねん。そんな俺が言うねん。俺は半人前。俺は凄くない。まだまだ発展途上。悪いけど、ZERO1の人間は俺の半分以下。足下にも及ばへん。なぜなら、誰からも応援されてないねん。オタク以外に。日高郁人以外に地元で興行したって聞いたことある? みんな自分の技に酔って、やるべきことをやってこなかった。一方的な主張かもしれへんけど、それがこの客入りやねん。だから地元で誰も興行できへんねん。誰も企業から応援してもらわれへんねん。プロレス界のことはどうでもいい。特にこの団体や。本当に恥ずかしい。やることやってから物を言えって。みんな本当に反論できないはず。やることやってないから。俺も半人前。あいつらも半人前。やることは山ほどある。大谷は思ってると思うねん。今日の決着戦をどうするのか、ここで聞かせてもらおうやないかと。そのコメントを受けてどうこうしようと。お前はな、言ってることがちっちゃいねん。飯を食っていきたいやろ? 試合をやりたいやろ? 認めてもらえたいやろ? お前が信じてるプロレスの力って、プロレスの中でタラタラやってたら、どこにも伝わらへんねん。自分の力で悔いのないように広めていくことが俺のやるべきことやと思う。みんながやっているのは後楽園で自分に酔っていることだけやから。少なくとも俺たちはやっていることをやっている。話題になっている。プロレスをよくしたいからやっている。遊びでやっていない。根底から考えてほしい。俺を批判するのは自由。でも、俺と面と向かって言い合ったら、誰も俺には勝てない。やることをやってないから。俺がいつまでもここにおると思うなよ。甘やかしすぎた。大谷、俺との対戦がどうなっているとか、一言でもお前の口から出たら、お前は辞めた方がええわ」
【TARUの話】「崔が言ったように、何か変えていかなあかんねんな。俺もこの業界を変えるのに、新しい相手を見つけた。誰かわかるか? 大仁田や。アイツの電流爆破っちゅうのをやらんと、俺もレスラーになった意味がないから。あの門を一回はくぐらないとあかん。俺とブラザーで大仁田をこきおろそうかなと。アイツは高山とくむらしいけど、ちょうどええわ。2人をまとめて俺らVMが電流爆破にいったるさかい。用意しておけよ。大仁田に伝えておけ」
【大谷の話】「…ちょっと整理させてくれ。試合は終わったんだよな? 聞きたかないけど、どっちが勝ったんだ?(試合は終わって反則で負けたが?)相手は領二だよな? 試合途中からまったく記憶がないんだ。あいつらじゃなくて俺が反則したのか? これは俺の血か? なんにも覚えてねえ。入場してからグラウンドの攻防して…そこまでは覚えてるんだが…。でも俺が反則をして試合を終わらせてしまったのなら……情けない試合しちまったな。ひじょうに情けなく感じます。俺の知らねえ何かが戦ってたと思います。とことん完全燃焼できるプロレスしたいよな! でも、それをさせない大谷晋二郎が今日はいたのかもしれない。これから帰って映像みないと分からないけど、あいつが汚い手を使ってくるなら、とことんやってやる」
◇第5試合◇
▼インターナショナルジュニア&NWA世界ジュニア2冠選手権試合/60分1本
[王者]○菅原拓也(12分11秒 体固め)[挑戦者]X吉岡世起
※十三不塔
☆菅原がJr.2冠王座初防衛に成功
◇第6試合◇
▼NWAインターコンチネンタルタッグ選手権試合/60分1本
[第30代王者組]○田中将斗 杉浦貴(20分51秒 片エビ固め)[挑戦者組]X佐藤耕平 鈴木秀樹
※スライディングD
☆田中&杉浦組が3度目の防衛に成功
(試合後)
田中「来月から始まる風林火山リーグは俺と杉浦さんがチャンピオンのまま上がります。ここにいる耕平&鈴木もエントリーしているみたいだけど、お前らも強いな。やっててキツいけど、楽しかったよ。お前らに当たる前にお前らは消えてくれ。俺らはこいつらしか見えてへん。他のチームはどうでもいい。すぐに決勝でもええ」
(横山登場)
横山「この前、挑戦を断られたけどな、俺と大谷さんが優勝して、お前らのベルトを必ず取ってやるから」
田中「お前らが取れると思っているヤツはここにいるのか? 防衛回数を重ねるだけじゃなく、こんな2人と身体を壊すかもしれない試合をやれて、俺らも気持ちが良かった」
耕平「トーナメントでまた当たれるのを楽しみにしている」
田中「こっち側のベルト(GHCタッグ)を掛けて数時間後、またメインのリングに立ちます。今はちょっと体がきつくてフラフラするけど、数時間あったら戻して、ベストでメインに上がります。3、2、1、ゼロワン!」
【バックステージでの杉浦&田中】
▼田中「気持ち萎えたくないけど、萎えかけるわ。真正面からあいつらとやると。でも、どっちかがぶっ壊れるかもしれへん…っていう試合は気持ちも盛り上がっていくからね。とにかくあの2人とやって、今こうしてベルトを巻いていられる。それが一安心。次は風林火山。是が非でも杉浦さんと勝ち上がって、2人でまた称号を得たい。そのためにも夜も防衛しないと。数時間あったら、俺たちやったら完全な状態で上がれると思うし」
▼杉浦「うん。この後も勝たないとね。夜も勝たないと、せっかく今勝ったのも薄れてしまう」
――杉浦選手のダメージは?
▼杉浦「そんなに無いかな。今、トップギアに入ってて、すぐにでもできる感じ。変な休み方するよりは、気持ちを維持して臨みたいと思います」
――耕平&鈴木組について?
▼杉浦「今までこのベルトを懸けてやった相手の中で一番強かったと思います」
▼田中「強いしキツいけど、その分やりがいのある相手。さすがに連戦だと厳しいけど…」
――風林火山に向けては?
▼杉浦「出るからには優勝したいし、そのためにも2つのベルトを巻いて出ないとトーンダウンしちゃうからね。最強のチームであるための称号を、またひとつ頂きます」
【耕平の話】「ちょっと甘く見てた部分がありましたね。何度もやっている相手だから、甘く見てはなかったけど、負ける気がしないというだけじゃ…。勝つという意志がないと。でも、田中さんにしろ、杉浦さんにしろ、あの2人に個々の力では負けてないと感じたので。俺は逆に鈴木といいタッグの形になってきたかなっていう。それがまだ甘かったですね。タッグチームとして向こうが一枚も二枚も上だったんで。今日はタイトルマッチで負けたけど、風林火山が控えているから。俺と鈴木でぶっちぎりで優勝して。そうしたら、またあのチームに優勝するだけの権利はあるでしょ。もう一つ二つ段階を踏んで、チームとして練り上げて、風林火山に挑みたいと思います
【鈴木の話】「僕はタッグに慣れてなくて。力の配分もシングルとはまったく違うというのもあって。勝負所がちょっと早かったですね。僕が早かったというのはあったし。でも、そういう言い訳がましいことを言うんじゃなくて、鈴木秀樹と佐藤耕平というのはこのまま頂点に立つタッグなので。どんな立場であっても、王者として行けるようにやらなきゃダメですね。でも、強かった。種類は違うけど凄いタッグだなと。田中さんが凄いのはもちろんわかるけど、杉浦貴のエルボーも佐藤耕平以来のキツいエルボーだったなって。風林火山を勝つんじゃなくて、ぶっちぎりで優勝して。そうしないと挑戦する価値は無いから。当然ぶっちぎりで優勝する実力は僕らにあると思うんで、それをもう1回証明していきます」
ZERO1後楽園大会のメインで弾丸ヤンキースがNWAインターコンチネンタルタッグ王座をかけ、耕平&鈴木組の挑戦を受けた。試合は初遭遇の杉浦と鈴木でスタートし、バックの奪い合いから杉浦が張り手を仕掛け、鈴木もエルボーで応戦。田中と耕平も打撃戦を展開するが、故挑戦者組は田中の腰に集中砲火を浴びせて先手を奪う。
先手を奪われた弾丸ヤンキースも杉浦が耕平にスピアー、串刺しニー、アンクルホールドで猛反撃するも、挑戦者組も耕平がニーリフトで応戦、交代した田中にも耕平がダイビングニー、ファルコンアローと畳み掛ける。
弾丸ヤンキースはスライディングD&ランニングニーのサンドイッチ弾を決めるが、時間差ダイブは鈴木がカット、耕平は田中に雪崩式ブレーンバスターで叩きつけるも、すぐ立ち上がった田中がスライディングDで返す。
弾丸ヤンキースは改めて杉浦のダイビングヘッドバット、田中のスーパーフライの時間差ダイブを耕平に決めるとサンドバックタイムを敢行するが耕平もエルボーで抵抗。
挑戦者組は逆に杉浦を捕らえ、鈴木がワンハンドバックブリーカーで動きを止めると、耕平も田中にノーザンライトボム、パイルドライバーと畳みかけ、鈴木が杉浦にドラゴンスープレックス、耕平が田中に二段式ジャーマンと弾丸ヤンキースを追い詰める。
しかし杉浦が間一髪カットに入ると、鈴木をジャーマンで排除、耕平は額から流血しながらも杉浦に頭突きを打ち込むが、田中が入って頭突きを打ち込んで動きを止め、最後は杉浦のオリンピック予選スラム、田中のスライディン具Dの波状攻撃で3カウントを奪い王座を死守した。
試合後は12月11日新木場で開幕するタッグトーナメント「風林火山2014」に向けてアピールし大会を締めくくるも、ダメージもあり夜に控えるGHCタッグ選手権に向けて不安を残した。
第4試合では大谷と崔が対戦するも、試合はTARUと拳剛が介入してから大荒れとなり、崔が大谷にナックルを浴びせれば、再び介入したTARUが鉄板で殴打し大谷は流血となる。
劣勢の大谷は張り手や急所打ち、頭突きで反撃し、KAMIKAZEやYASSHIが介入しても蹴散らし、顔面ウォッシュからスワンダイブミサイルキック、そしてドラゴンスープレックスを狙う。
そこでTARUが鉄パイプを持って介入を狙うが、大谷は奪い取って逆に崔とYTARUを殴打する。ところがマウントから殴り、首を絞めあげると、笹崎レフェリーが制止に入るが大谷は突き飛ばしてしまい反則負けとなり、館内は延長コールが飛び交った。
試合後の大谷は「情けない試合をした」とコメントしたが、館内が延長コールが起きたということは、また見たいというカードが出来たということ、そういった意味では崔やVMの行為はZERO1としては良かったのかもしれない、大谷は完全燃焼できるプロレスを望んでいるが、崔の発言に怒る姿勢はしっかり示さないと、それでまたVMという存在も生きてくる。
最後に大谷がもっとしっかりして欲しい・・・ -
ドラゲー今年最後の大一番は遺恨対決・・・12・28福岡でハルクvs鷹木が決定!11月23日 DRAGON GATE 「CROWN GATE」 佐賀市立諸富文化体育館ハートフル 1500人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
○ジミー・カゲトラ(5分09秒 片エビ固め)X林悠河
※垂直落下式ブレーンバスター
◇第1試合◇
▼オープン・ザ・お笑いゲート選手権/20分1本
[第19代選手権者]○斎藤“ジミー"了 [挑戦者]ジミー・神田(10分44秒 体固め)[挑戦者]ドン・フジイ [挑戦者]X“ハリウッド"ストーカー市川
※ダイビングボディプレス
☆観客判定によりジミー・神田が第20代王者となる
◇第2試合◇
○BXBハルク(7分48秒 反則勝ち)Xパンチ富永
※凶器攻撃
(試合後)
鷹木「ドリームゲート王者、B×Bハルク、お前に話があってわざわざ来たんだ。ちょっと話を聞いてもらうぞ。お前は、マッド・ブランキーをやめてからファンに支持されてるようだが、俺にはそんなことまったく関係ない。俺はお前に裏切られ、血だるまにされ、一生消えない傷を頭に負わされた。その恨みはまだ忘れちゃいねえからな。それともうひとつ、お前は自分の口で言ったよな。
いままで迷い続けてダンスを踊ったり、迷い続けて髪の毛を伸ばしたり、化粧をしたり、悪ぶったりしていたが、ベルトを取ったことでやっと開放されたと。だが俺の目はごまかせんぞ。お前はまだまだベルトを取ってなお迷い続けてるんだ。それはそうだろ。10年間、ベルトを取ることに必死だったヤツが、その先を考えられるわけがない。そんな中途半端なお前に団体最高峰のドリームゲートのベルトを持たせておくわけにはいかないんだよ。お前にチャンピオンとして年越しはさせねえ。12・28福岡国際センターのドリームゲート挑戦者はこの俺だ。いい返答を待ってるぞ」
◇第3試合◇
T-Hawk ○Eita フラミータ(12分35秒 Numero Uno)CIMA Gamma X天山マスク
◇第4試合◇
○YAMATO サイバー・コング(15分35秒 片エビ固め)X堀口元気H.A.Gee.Mee!! ジミー・ススム
※パイナップルボンバー
◇第5試合◇
望月成晃 ドラゴン・キッド ○ビッグR清水(18分25秒 エビ固め)吉野正人 X鷹木信悟 戸澤陽
※砲丸投げスラム
(試合後)
ハルク「おい鷹木信悟、ビッグR清水の砲丸投げスラムを食らった感想はどうだ? ビッグR清水の怪力に比べたらお前のパワーなんか大したことないんだよ」
鷹木「ちょっと待てよ。最後のなんだよ。試合に関係ないテメエ、乱入しやがって。それでもドリームゲート王者か。やっぱりお前はいまでも迷走してんだな」
ハルク「なに言ってんだ。お前だって俺の試合が終わったあとラリアット食らわしただろうがよ。ファーストフラッシュはそのお返しだ」
鷹木「いいぜ、おあいこか。わかったよ。じゃあその話は置いといて、2試合目の終了後、俺はドリームゲートのこと言っただろ。そのことについて、どうなってんだよ」
ハルク「それとこれとは話が別だよ。お前みたいな自己チューなヤツの挑戦なんか受けるかよ」
鷹木「なにが自己チューだ。よくわかったぞ。やっぱりお前は俺のことが怖いんだろ。そうだな。考えてみると、過去俺とお前のドリームゲート戦はすべて俺の勝利。しかも丸坊主にしたこともあった。結局お前はブランキー時代の時のように反則なしでは俺には勝てない。そういうことだろ。だったらよ、俺に勝てないのをわかってるなら素直に俺にベルトを返上したらどうだ?」
ハルク「ベルト返上だと? どれだけお前の根性ひんまがってんだよ。俺は悩んで悩んでいまこのスタイルを手にしたんだよ。お前みたいな自己チュー野郎にチャンピオンにふさわしくないなんて言われたくないね」
鷹木「お前は10年間迷ってたんだろ。悪いけど俺は10年間自己チューだからな。俺は信念とポリシーを持ってんだ。お前みたいにクラゲのようにあっち行ったりこっち行ったりしやがって。お前はドリームゲート王者にふさわしくない。いますぐベルト返上しろ」
ハルク「俺がそのお前の腐った根性、ひんまがった根性をたたき直してやる。12月28日、福岡国際センターでタイトルマッチやってやるよ!」
(八木本部長が決定をアナウンス!) 鷹木「ハルク、これでおもしろくなってきたな。今回お前が失うのはベルトだけじゃない。髪の毛でもない。今度こそお前のすべてを、存在すべてを消してやるからな。12月28日でB×Bハルクは終わりだ」
ハルク「俺がお前の根性をたたき直してやるからな。12月28日、俺が勝って防衛しますんで、皆さん楽しみにしててください。応援よろしくお願いします!」
(勝利者賞の贈呈式のあとディアハーツがあらためてマイク。)
望月「我々ディアハーツは佐賀大会初登場となりましたが、ビッグR清水がリョーツ清水から変わって今日はなんと鷹木から取りました。
ハルクにはもちろん福岡国際センターで、鷹木に防衛してもらって、せっかくですからこの九州シリーズの清水の急成長…我々も何か狙おうじゃありませんか。清水、もし福岡国際センターでいいカードに恵まれたら皆さん、ビッグR清水にどうぞご期待ください」
ドラゲー佐賀大会でハルクが富永と対戦し、試合はマッドブランキー勢の介入を受けたハルクが主導権を奪われるも、ハルクはニールキックから反撃し、EVOから一気に勝負に出るが、再びマッドブランキー勢が乱入し富永が一斗缶で殴打したためハルクの反則勝ちとなる。
試合後に鷹木が乱入し富永にバンピングボンバーを浴びせて蹴散らした後でハルクをも襲撃、ドリーム王座への挑戦をアピールする。
鷹木はメインで吉野、戸澤と組んで望月、キッド、清水と対戦。試合は終盤にモンスターエクスプレスが清水を捕らえ、鷹木がバンピングボンバーを浴びせるも、ハルクが乱入して鷹木にファーストフラッシュを浴びると、最後は清水が砲丸投げスラムで3カウントを奪い大金星を挙げた。
まさかの敗戦となった鷹木にハルクは挑戦拒否の姿勢を示し、鷹木のKYと小物ぶりをあざ笑うが口論の末挑戦を受諾、12月28日福岡国際センター大会での選手権が決定となった、2010年7月の神戸ワールド大会での遺恨を考えると今年最後のビッグマッチに相応しいカードかもしれない。
決定後は再びハルクの存在そのものを否定して打ち消すことを宣言した鷹木、鷹木が王座を奪還して再びハルクの存在そのものを否定するのか、ハルクにとっても正念場になる。 -
WORLD TAG LEAGUE 2014が開幕もオカダが棚橋をKOした後で更にダメ押し!ヨシタツが負傷で欠場へ・・・、11月22日 新日本プロレス「WORLD TAG LEAGUE 2014」後楽園ホール 2015人超満員札止め
<アピール コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○カール・アンダーソン ドク・ギャローズ バッドラック・ファレ タマ・トンガ(9分16秒 片エビ固め)田口隆祐 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク Xキャプテン・ニュージャパン
※マジックキラー
◇第2試合◇
▼20分1本
マット・ターバン ○マイケル・ベネットwithマリア(7分46秒 片エビ固め)KUSHIDA XBUSHI
※ハイジャックパイルドライバー
◇第3試合◇
▼「WORLD TAG LEAGUE 2014」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○天山広吉 小島聡(8分04秒 アナコンダマックス)[1敗=0点]Xロブ・コンウェイ ジャックス・ダン
【天コジの話】
天山「コジ、ありがとう。この間の両国の話やけど、ほんまに俺としたことが、熱くなってな。よう考えたら、俺がしっかり持ってへんかったっていうのもあったし」
小島「やっと気づいてくれましたか」
天山「やっと。やっとさっきわかったよ。でもコジ、今日から開幕したな『TAG LEAGUE』。2014の『WORLD TAG LEAGUE』幸先いいぞ、オッケーコジ(小島ガッチリ握手)。ガッチリ、ガッチリ。今年は、今年こそ優勝やな。去年の決勝で負けた屈辱は忘れてへんぞ。今日はあのロブ・コンウェイとジャックス・ダン、アイツらデカし、やることなすことインサイドワーク凄いけど、最後にアナコンダでガッチリいったしな。ガッチリ絞めてるとき、バキッてなんか音したもんな。これもらったって思ったよ。アイツ、NWAのベルト持ってるらしいやん。コジが一時持ってたベルト、アイツ獲り返したらしいけど、次は俺いっていいか?」
小島「オッケー」
天山「俺もいきたいわ、あのベルト。あんなロブ・コンウェイが巻いてるより、俺があのベルト獲り行きたいな。いや、獲りにいかなあかんな。獲りに行くぞって。それだけ言っといてください。タッグリーグはまだ別やけど、今シリーズ最後の最後まで、ガッチリ仲良くいこうぜ(小島とガッチリ握手)」
小島「ありがとうございました。タッグリーグ前に、ああやって俺たち大喧嘩して、普通は試合やシリーズが始まるまで、仲が悪いのが普通のタッグチームなんだよ。それで試合を通じて仲良くなったり、また悪くなったりするんだけど、俺たちは普通のタッグチームじゃねぇんだよ。だからタッグリーグが始まる前に、仲良くなっちまうんだ。それはある意味、プロレス界にしてみたら、まったくの非常識だ。でもな、俺と天山にはそれが許されるんだ。俺と天山だけの特権だよ。こうやっていつどこでも、仲良く、仲悪くなること、それは俺たちだけに許されてる特権なんだよ。俺たちは優勝しても、優勝しなくても、ずっとテンコジだ。だからって、今回は優勝しないわけにはいかないんだ。優勝するテンコジとして、この『WORLD TAG LEAGUE』必ず、大活躍してやるから」
【コンウェイ、ダンの話】
ダン「オイ、コンウェイ!どうした、早く来いよ」
コンウェイ「くっそ…腕をやられた。あぁ痛い… しかし(NWA世界ヘビー級)王者であるのはこのオレだ。今日の出来事は何かの間違いだ。そう思ってる。その理由はこの(NWA世界ヘビー級王座の)ベルトを見れば分かるだろ。今日の結果は散々だったが、今後このようなことは二度と起らない。テンザンにとって今日はラッキーだっただけさ。オレたちはこれから勝ち続ける。もう負けるような事はない」
ダン「(※カメラを鷲掴みして)お前ら分かったか!?」
◇第4試合◇
▼「WORLD TAG LEAGUE 2014」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.(11分09秒 エビ固め)[1敗=0点]鈴木みのる X飯塚高史
※キラーボム
【KESの話】
アーチャー「HAHAHA!! 見たか!スズキサンにオレたちの“KES”力を示してやったぜ!スズキグンの中で“KES”の強さを見せる事が出来た!オレたちは『NWA世界タッグチャンピオン』でもあるんだ。2014年は“NWA”を含め、多くの闘いで勝利を飾ってきたどこでも、どんな場所でも勝ってきたのさ!」
スミスJr.「今日が『WORLD TAG LEAGUE』の初日で、そしてこの結果だ!オレたち“KES”がこのリーグを制覇してみせる!目の前に来る全ての相手を“キラーボム”倒してやる!1,2,3で勝つのさ!」
アーチャー「次のターゲット…ナカムラ、イシイ…覚悟しておきな…!!」
【鈴木、飯塚の話】
飯塚「アア゛ー」
(鈴木は小松、田中をビンタやケリでいたぶる)
鈴木「(カメラマンに向かって)殺すぞ、テメェら。なに撮ってんだよ。撮んじゃねぇよコラッ」
◇第5試合◇
▼「WORLD TAG LEAGUE 2014」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○永田裕志 中西学(11分04秒 バックドロップホールド)[1敗=0点]後藤洋央紀 X柴田勝頼
【永田、中西の話】
永田「ハァハァ、新日本のリングはほんと懐かしいね。わずか1シリーズいないだけで、こうも恋しさと素晴らしさを感じるリングはなかなかないと思いましたよ。やっぱり俺は、新日本の人間だなと」
中西「永田がいないと始まらないよ。まぁそやけど、まだ永田は試合してるけどよ、前回俺は試合してへんからよ、力があり余ってしゃあないんや。とにかくもう1試合でもしたよ。早く出しくれへんかの。楽しみしかないわ。ありがとう、永田(永田とガッチリ握手)」
永田「俺と中西学が最前線で闘うということは、重大な使命があるんで。これだけ大きくなった新日本プロレス、これからは若い力、あり余る素材を持つ若い人間をスカウトしてこなければいけない。特にレスリング界からね。そういう上では、バルセロナ五輪代表、中西学ってのは貴重な人間だし。日本を制し、世界で闘ってた俺もしかり。俺たちが最前線で、目一杯闘うことで、レスリングの後輩たちが夢もってこのリングに上がってくる。そういう使命を、俺らは特に大きく持ってんじゃないのかと。このパワーを見てみろ。まだまだ、売出し中のヤツらには負けないゼア」
【後藤の話】
※柴田は首を抱えながら記者陣の前を通り過ぎる
後藤「まだ始まったばかりだよ。俺達は負けて、負けて、負けて、それでも負けてこうやって強くなってきたんだ。今回の負けで、俺達さらに強くなる。目指すものは優勝のみ…!」
◇第6試合◇
▼「WORLD TAG LEAGUE 2014」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○内藤哲也 ラ・ソンブラ(11分36秒 片エビ固め)[1敗=0点]AJスタイルズ X高橋裕二郎
※スターダストプレス
【内藤の話】「久々にソンブラ、間近で見てやっぱ体調良さそうだし、コンディション良さそうだし。やっぱね、CMLLのトップ張ってる選手だけありますよ。非常に頼もしい。今日、つい2時間前に久々に会ったんすけど、2009年から俺闘ってるんでね。もう会話をしなくてもコミュニケーションは十分。いや、今の時点でも足りないけど、これからもっとコミュニケーションとって、もっと凄い連携お見せますから。このタッグリーグ、参加するためだけにソンブラを呼んだ、ソンブラと組んでるわけじゃないんでね。きっちりこのシリーズ優勝、そして主役に躍り出てやるぜ。あとAJ、どうしたAJ。やる気があんのかないのか、どっちなんだよ。俺はやる気満々だぜ。あんなに凄く踏みがいのある踏み台は久々なんでね。この踏み台、キッチリ踏んづけて、そして来年IWGP戦線に再浮上したいと思います」
◇第7試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
中邑真輔 ○矢野通 石井智宏(14分29秒 裏霞)真壁刀義 飯伏幸太 X本間朋晃
【CHAOSの話】
中邑「別に、別にいいんだよ?前哨戦なんか、無くたって!今更…もっと、もっとジャラジャラ出てくるんじゃないの!?」
石井「オイ、NEVERの前哨戦かこれ?タッグリーグの前哨戦か?オイ。俺には関係ねぇんだよ。目の前の相手を怒らすことだよ。真壁、オマエそんなもんかオラ。まだよ、冬眠から目が覚めてねぇようだな。言っとくけどよ、俺はこんなもんじゃねぇからな?真壁、まだ時間はある。オイ、しっかり俺が怒らせてやるよ。(※NEVERのベルトを見せつけながら)これをナメんなよコノヤロー」
【真壁、本間、飯伏の話】
真壁「(チェーンを投げ捨てる)オイ、石井の言うこと一理あるよな、オイ。今日試合クソみてぇだな、この俺がよぉ、オイ。クソだ、コノヤロー。チャンス全部ぶち壊したの俺だよ。クソ以下だ、コノヤロー。情けねぇ自分が、コノヤロー。クソコノヤロー。アイツらによぉ、なに言われても、しょっぺぇのはこの俺だ。真壁刀義、今日はよぉ、間違いなく一番ショボかった、それだけだ。ショボイ」
本間「俺と真壁、今日公式戦じゃねぇけど、開幕戦負けたチームが出場する。じゃあどこだ? 俺と真壁、G.B.Hしかねぇだろ。今年こそ、絶対優勝っていうデッカイ勲章を獲って、真壁を男にしてみせる。それが俺の役目だ。ずっとずっと、おんぶに抱っこじゃダメだから、今年こそ結果を出す。ありがとうございました」
飯伏「いやぁ、まだそんな絡めなかったっすけど、楽しさが勝ってしまって、ちょっと自分が空回りしたというか。なんかこう感情が先走りましたね、完全に。いやぁ、でも楽しみですね、ドームは。まだちょっとしか触れられなかったけど、久々の感覚というか、新しいものが出来上がりそうな予感があります。滾りましたね。でもそれを抑えていかないと、ちょっと感情の部分がコントロールできれば、まぁ上手いこといくんじゃないかなと。新しいプロレスをやります」
◇第8試合◇
▼「WORLD TAG LEAGUE 2014」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○オカダ・カズチカ YOSHI-HASHI(分秒)[1敗=0点]棚橋弘至 Xヨシタツ
※レッドインク
(試合後)
オカダ「棚橋さん! ひとつだけ、言わして下さい。2015年1月4日、東京ドーム大会。新日本プロレス史上、最大の一戦をやってやりましょう!」
(倒れて動けない棚橋に手を握って引き起こそうとする。)
オカダ「やってやりましょう、棚橋さん!2015年1月4日、東京ドーム、新日本プロレス史上、いや! プロレス界史上、最大の闘いをやるからな!! おまえら目をそらすなよ!棚橋さん!! 立って下さい」
(と言いつつ棚橋を強引に立ち上がらせる。)
オカダ「やりますよ、棚橋さん」
(ツームストンパイルドライバーを敢行! 棚橋が完全に動けなくなり「オカダ」コールが起こる)
外道「棚橋! ベルトを失う準備はいいか、オイ? オメーはよ! ベストなレスラーじゃねぇ。ベストなレスラーはよ、もちろん“レインメーカー”オカダ・カズチカだよ!オイ、いいか? 2015年1月4日、東京ドームによ・・・カネの雨が降るぞ」
【オカダ、YOSHI-HASHI、外道の話】
YOSHI-HASHI「言った通りだオイ。2人でな、オイ。愛知で決勝残って、優勝するからな」
※ここでオカダが登場し、2人で熱い握手を交わす
オカダ「よっし!」
YOSHI-HASHI「よっしゃ!」
オカダ「愛知県で! まぁ、リング上で新日本プロレス史上…いや、プロレス界史上最大の試合にしようと。まぁ僕はそういう気持ちはありますよ。本当だ。あの言葉は。本気で言っている。ただな、棚橋さん…レベルが、違いますね。そんなんじゃ、できない。新日本プロレス史上最大の一戦にもならない。いまのままだとな、みっともない。道場でやるようなレベルだ。しっかり、レベル上げて来い。こうやってな、後輩の俺がケツ叩いてやってんだ。もっと頑張りなさい先輩」
外道「オイ棚橋!オイ、オメェがよ負けるのはよ、確定してるんだよ!せめてよ、チャンピオンというものの意地を見せてくれよオイ!史上最大のよ、闘いにならないぞ!?オイ!!」
【ヨシタツの話】
ヨシタツ「ハァハァ、最後の技、なんて技?」
――レッドインクです。
ヨシタツ「みんな知っての通り、俺がAJ戦で首に傷追って、だから今日のレッドインクは効いたよ。今日のレッドインクは“スペシャル”だよ。でも俺が万全の状態なら、あれは“ノット スペシャル”だ」
新日本プロレスのタッグリーグ戦、「WORLD TAG LEAGUE 2014」が開幕、ここ近年はタッグリーグはシングルのリーグ戦よりは低調気味で、各団体ともタッグリーグの開幕戦は観客動員に苦しんでいるが新日本は超満員札止め、新日本の活気力をまたしても見せつけられてしまう。
タッグリーグ公式戦は10月13日両国大会で誤爆での敗戦から険悪の仲となるも、昨夜のSAMURAI TVの「バトルメン」でゲスト出演した際には円満ぶりを強調した天コジとコンウェイ&ダンのNWAチームとの公式戦からスタート。
天コジは天山が前シリーズは欠場、小島はNOAH参戦でしばらく組んでいなかったせいか連係がかわされ、天山がコンウェイに攻め込まれるが、小島がしっかりフォローし最後は天コジの天コジカッターがコンウェイに決まると、天山がアナコンダマックスで捕獲しコンウェイはギブアップ、天コジが白星でスタートし、バックステージでは天山がコンウェイの保持するNWA世界ヘビー級王座に挑戦をアピールした。
天山が小島と険悪になりかけたのは、小島にシングルでのチャンスが多いことから、天山なりにジェラシーがあったからかもしれない。
鈴木&飯塚vsKESの鈴木軍対決は、連係ではKESが優り、鈴木組は主導権を奪えない展開が続く、KESは鈴木にキラーボムを狙うが、鈴木はスミスに三角絞めで切り返すなどして抵抗する。
しかしゴッチ式パイルドライバーはアーチャーがカットすると、最後は鈴木を排除したKESが孤立した飯塚に集中砲火を浴びせ、最後はキラーボムで完勝、試合後はアーチャーと鈴木が一触即発になるも、すぐ和解、先に退場した飯塚以外の鈴木軍メンバーが揃ってポーズを決め結束をアピールする。
優勝本命の後藤&柴田は永田&中西の第三世代と対戦するが、前シリーズ欠場だった中西が永田の援護を受けて大暴れし、野人パワーを駆使して後藤組を振り回す。
主導権を奪えなかった後藤組はようやく永田組を分断も、後藤のラリアットが柴田に誤爆すると、最後は永田組の合体イーストゴールドが柴田に決まり、永田がバックドロップホールドで3カウント、永田組が完勝で白星発進し、後藤組は出だしから躓いてしまった。
内藤&ソンブラ組vsAJ&裕二郎は、内藤組が見事な連係で先手を奪う、AJ組は裕二郎のラフから反撃じ、AJは内藤を攻めたてスタイルズクラッシュを狙うが、ソンブラが間一髪カット。
終盤に裕二郎がインカレスラムで内藤を追い詰めるが、ソンブラの排除を狙ったAJのプランチャが自爆すると、ソンブラの援護を受けた内藤がスターダストプレスで裕二郎から3カウントを奪い、内藤組は白星発進した。
メインは棚橋&ヨシタツvsオカダ&YOSHI-HASHI、先発は1月4日東京ドーム大会を意識して棚橋とオカダでスタートするが、背後からYOSHI-HASHIが強襲、オカダ組はトレイン攻撃、YOSHI-HASHIのシーソーホイップ、オカダのDDTと棚橋に集中砲火を浴びせる。
大ダメージを負った棚橋に代わったヨシタツがオカダと初遭遇し、ニールキックを浴びせるが、YOSHI-HASHIの如意棒攻撃に遭ってからはオカダ組の集中砲火を浴びてしまう。
ヨシタツはやっと棚橋に交代、棚橋は猛反撃し、ヨシタツとの連係も決まり、オカダに合体アバランシュホールドを決める。
しかし棚橋がYOSHI-HASHIの排除を狙ってプランチャを発射するが自爆すると、オカダが棚橋をレインメーカーでKOし、最後は試合権利のあるヨシタツをレッドインクで捕獲してヨシタツはギブアップ、試合後もオカダが棚橋にエールを贈るフリをしてツームストーンパイルドライバーでダメ押しし、東京ドーム大会での勝利をアピールした。
棚橋をレインメーカーでKOするだけでなく、試合後もツームストーンパイルドライバーでダメ押ししたオカダにファンの声援が集中、風はオカダに吹いているということなのか・・・、、また敗れた棚橋は大ダメージを負うだけでなく、ヨシタツが11月8日のAJ戦で首を負傷していたことが発覚し、以降の欠場とリーグ戦は不戦敗が決定となってしまった・・・
リーグ戦以外の試合はセミでインターコンチネンタル、NEVER選手権の前哨戦が行われ、共に長州力を師匠に持つ石井と真壁が“ど真ん中”プロレスを展開すれば、中邑と飯伏は中邑がバイブレーションを仕掛ければ、飯伏は強引に立ち上がって打撃のラッシュでダウンさせるなど激しい攻防を展開する。
試合は本間がこけしを自爆させてしまうと、矢野がレッドシューズ海野レフェリーを利用してから急所打ち、裏霞で3カウントを奪い勝利。試合後は真壁と石井が乱闘となった。 -
ヤンキー二丁拳銃が最狭タッグ三連覇で「俺たちは強い!」
11月21日 大日本プロレス「最侠タッグリーグ準決勝&決勝戦」 後楽園ホール 1211人 超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第0試合◇
▼15分1本
○フランク篤(6分49秒 オースイスープレックスホールド)X佐久田俊行
◇第1試合◇
▼最侠タッグリーグ準決勝 ハードコアタッグマッチ/30分1本
[デスマッチブロック2位]宮本裕向 ○イサミイサミ(16分09秒 片エビ固め)[ストロングブロック1位]X橋本和樹 金本浩二
※勇脚・斬
☆宮本&イサミ組が優勝決定戦進出
【ヤンキー二丁拳銃の話】
▼宮本「来ました、3連覇まであと一個。いや、助かったよ。ありがとう。これがタッグですね。持ちつ持たれつでこうやって助け合って。助け合いの精神で、最後は絶対に勝ちたいと思います。勝って3連覇に行きましょう」
▼イサミ「あの2人ともう1回やろう。やられっぱなしで、無理矢理勝っただけだよ。あんなの納得いかないから。たぶん、橋本と金本浩二もこれで納得いってないでしょ? 同じメンバーでもう1回だよ。金本さんとこれで終わりじゃないでしょ?」
▼宮本「もちろん。これが始まりだと思うから」
▼イサミ「13年経っての始まりですよ」
▼宮本「やっぱり楽しいね。憧れてた人は凄いよ」
▼イサミ「その人たちに勝ったんだから、あと一個も勝たないと。なぜなら…」
▼2人「俺たちは強い!」
【金本&和樹の話】
▼金本「俺らのチームをまかしたんだから、あいつらが優勝しないと意味がない。俺らが負けた意味がないわ。俺はそう願ってる。みんなから見たら、50前の俺が出る幕じゃない。宮本やイサミの時代だと思うかもわからんけど、関係あるかい。俺が楽しむんや。俺はプロレスが好きなんや。お前らにとやかく言われる筋合いはない。俺はそれでいいんや。見とけ、これからも50歳になろうが、60歳になろうが、バリバリのオッサン、スーパーオッサンで行くからな」
▼和樹「ここ最近で一番悔しい。試合終わって清々しい気持ちはあるし、凄い楽しかった。でも、凄い悔しい。兄貴とここまで来れたのに。本当に悔しい。だけど、これを糧にして、俺はもう一伸びも二伸びもする。50歳、60歳の兄貴が踏ん張ってるのに、これから30歳を迎える俺がこんなところで足踏みしちゃいけない。それに、この大会前に言ったはず。記念作りのタッグじゃねえんだ。俺もいつか兄貴の年齢にもなる。なかなか追いつけない。だけど、理想のレスラー・金本浩二を追い続けて。隣、そして対角線で俺はずっと金本浩二と向き合い続ける。兄貴、これからもよろしくお願いします」
▼金本「60歳、70歳になったら、ヨボヨボでムーンサルトをやるにも2?3分かかるかもわからんぞ? でも、プロレスっていうのはそれやねん。究極のドM大会みたいなもんやからな。受けが商売の仕事やからな」
▼和樹「本当に記念作りのタッグじゃないですから。これからまだまだ大日本でやっていきましょう」
▼金本「今度、俺はムーンサルトをやるのに10分かけるからよ」
▼和樹「10分間、僕が守ります。兄貴といつも話をすると、悲しい気持ちじゃなくて、なんで楽しい気持ちになるんだろう。こういう人は初めてです。まだまだこのタッグは行くぞ!」
◇第2試合◇
▼最侠タッグリーグ準決勝 ハードコアタッグマッチ/30分1本
[デスマッチブロック1位]伊東竜二 ○アブドーラ・小林(13分01秒 体固め)[ストロングブロック2位]関本大介 X神谷ヒデヨシ
※ダイビングバカチンガーエルボードロップ
☆伊東&小林組が優勝決定戦進出
【試合後の伊東&小林】
▼小林「攻撃が重いね」
▼伊東「ストロングブロックで勝ち上がってきているだけあって、強かったですね」
▼小林「当たりが強いからヒザには来るし、打撃もいいのが入るから、ラリアットとかで首が揺れて、コンタクトはズレるし。ジャーマンをズバッと決めたかったのになあ。イサミがジャーマンをやってたから、俺も久々にやりたくなっちゃったよ。レスリングに付き合いすぎたから」
▼伊東「第1試合で二丁拳銃が勝ったので、ここもデスマッチ部門がしっかり決めておかないと。ブロック2位の二丁拳銃が抜けて、1位のうちらが抜けれないというわけにはいかないですからね。そこら辺でもデスマッチ軍団の意地を見せました。メインでは年配チームの意地を見せたいと思います」
▼小林「『蛍光灯デスマッチ、ここにあり』を見せないとね。宮本が『蛍光灯に頼らないプロレス』とか言ってるんでしょ? 蛍光灯に頼っているんじゃないんだよ。蛍光灯=大日本なんだから。頼っているわけじゃないからな」
▼伊東「蛍光灯を輝かせているのがうちらだから」
▼小林「今日のメインでそこら辺をわからせてやる」
【関本の話】「負けちゃったね。ごめんね、助けに行けなくて…。悔しいなんてもんじゃない。また練習して頑張ろう。練習してれば、いつか笑える日が来る。それを信じて頑張りましょう」
【神谷の話】「悔しいですね。やられた伊東さん、小林さんはどっちも大日本プロレスの先輩なんで。すぐにでもやり返すチャンスはあると思うんで、もっともっと練習して強くなって、やり返したいと思います」
◇第3試合◇
▼ハンディキャップマッチ/30分1本
○MEN'Sテイオー 旭志織 ツトムオースギ (5分11秒 エビ固め)Xヘラクレス千賀
※ミラクルエクスタシー
◇第4試合◇
▼30分1本
○星野勘九郎 稲葉雅人 丸山敦(12分44秒 片エビ固め)バラモンシュウ バラモンケイ X植木嵩行
※ダイビングセントーン
◇第5試合◇
▼有刺鉄線ボード6人タッグデスマッチ/30分1本
○稲松三郎 関根龍一 高橋匡哉(14分29秒 エビ固め)"黒天使"沼澤邪鬼 竹田誠志 X塚本拓海
※ボード上へのサンダーファイヤーパワーボム
◇第6試合◇
▼30分1本
○石川修司 佐藤耕平 忍 エディ・フレンチ(8分00秒 片エビ固め)征矢学 河上隆一 大下敢 X関札皓太
※ランニングニー
◇第7試合◇
▼最侠タッグリーグ優勝決定戦 蛍光灯200本デスマッチ/30分1本
○宮本裕向 木高イサミ(18分44秒 片エビ固め)伊東竜二 Xアブドーラ小林
※ファイヤーサンダー
☆宮本&木高が「最侠タッグリーグ2014」優勝
(試合後)
宮本「3連覇、達成できました! イサミさん、きょうがいままでで一番きつかったです。なんでですかね? もう、僕たちも歳とっちゃったんじゃないですかね」
イサミ「いやいやいや、歳のせいにしたくないよ、そんなの。みんなが強いから。それだけですよ。みんながどんどんどんどん強くなってくるから…楽しいっすわ~。老いなんかしないよ、まだまだだよ」
宮本「そう。いま何歳だっけ?」
イサミ「33」
宮本「俺32。まだまだですね!」
イサミ「これからですよ!! 正直やっぱり迷いがあったなかでのね。本当に俺たちは今年勝てるのかっていう迷いがあったなかでの最侠タッグでしたけど、いやあ、3連覇は気持ちがいい! 迷ってた自分がバカみたいです」
宮本「そっか。(南側かからの声に)何!?」
(アブ小が通路からノーマイクで叫んでいる。)
アブ小「宮本! 次は文体だぞコノヤロー!」
宮本「小林か! コノヤロー。文体で本当の決着つけましょう」
イサミ「オイ、小林! それで(おいしいところを)もっていったつもりなのか! 宮本さんもそうだ。本当の決着? 最侠タッグは本当の決着じゃないとでも言うんですか。とりあえず負けたじゃねえんだよ、優勝したのは俺たちだって言ってんだろ! ひっこめオラ!」
(アブ小はすごすごと引っ込む。)
イサミ「今年もやりましょうよ、俺たちはってやつ」
宮本「やりましょう。せっかくこうやって3連覇できたんですし、みんなで一緒にやりたいですね。みなさん立ってもらっていいですか」
イサミ「いきますか。3連覇できました。みなさんの応援です、ありがとうございます。さて、次は4連覇いきますよ! なぜなら!!」
二人「俺たちは、強い!」
【ヤンキー二丁拳銃の話】
▼宮本「大日本の歴史にない最侠タッグリーグ3連覇。やりましたね」
▼木高「やったね。いやー、きつかった。今年一番きつかったね。例年どんどんレベルが上がっているんですよ。一筋縄ではいかなくなっている。だからこそ我々ももっともっと強くなっていこうって。そう思える大会でしたね」
▼宮本「でも、楽しかったな。なんか気持ちよかった。俺らが楽しいくらいだから、絶対お客さんも楽しんでいるから。最侠タッグにはそういう面がありますよね」
▼木高「2連覇してるから、どこのチームからもマークされてたし、研究もされてたし。でも、その上の、ですからね」
▼宮本「俺も足を負傷して、イサミ君にずっと助けてもらってきた部分があったんですけど、去年はイサミ君が怪我をしてて。やっぱり万全の状態で出られるのが一番いいんですけど、試合も多いし、プロレスをやってたらどこかしら痛いというのは絶対あるんで。その中でどれだけ相手と助け合ってリーグ戦に臨めるのか。それが一番大事なことでした」
▼木高「足りない部分を補って。相方が走れなかったら僕が走ればいいんです。ただそれだけの話ですよ」
▼宮本「助け合ってこそのタッグリーグ優勝じゃないですか」
▼木高「それがタッグだし、それが友達ですから。何度も何度もしつこいですけど、タッグチームの前に友達なのが勝因だと思います」
▼宮本「イサミ君が言ってない秘密はいっぱい知ってるしなあ」
▼木高「お互い核兵器を持ち合っていて、そっちが打ったらこっちも打つぞという冷戦状態。それじゃ、全然仲良くねえじゃん(笑)」
――デスマッチブロック同士の決勝になったが?
▼木高「『デスマッチでしたけど』と言う部分もあんまりないんですよね。デスマッチであろうと、通常のプロレスルールであろうと、強い者は強いし、しんどい興行はどの興行でもしんどいで。それは蛍光灯を投げつけられるのも痛いですけど、金本浩二のアンクルホールドだって痛いし、橋本和樹の蹴りだって痛いんですよ。蛍光灯から逃げるっていうのは、僕らからすると金本さんや橋本のサブミッションやキックから逃げているのと一緒なんで。蛍光灯から逃げないなら、どんなプロレスでもできるはずだろうと。僕らはそういう考えなんで」
――デスマッチ王座戦に向けて、小林選手からピンフォール勝ちを果たしたが?
▼宮本「今日はタッグリーグですから。小林は変に目立とうとしていたのかもしれないけど。最初はお客さんかなと思ったら」
▼木高「完全に誘い水に乗ってたよ。本当の決着は今ついたんだから。で、この後にデスマッチヘビー級の戦いが始まるわけですよ」
▼宮本「それよりも今日は今日ですね。最侠タッグリーグで3連覇できたのは凄い嬉しかったです。最高だね」
▼木高「最高だね。今日飲む酒は美味いだろうなあ。飲む元気はないかもしれないけど」
――ツインタワーズが保持するベルトも見えてきたが?
▼宮本「一度負けてますからね。でも、申し分ない挑戦者だと思いますよ」
▼木高「文句はないでしょ。逆に準決勝に上がってきたツインタワーズに勝っている関本&神谷ともやってみたいし。ある意味じゃノーマークだったんで。準決勝の試合も見てたんですけど凄かったんで、そこともやってみたいです。タッグリーグはこれで終わって一区切りという形ですけど、今回あったタッグチームを点で終わらしたくないなって。そこで伸びてきた神谷とかもいるんで、試合をしてみたいですよね」
▼宮本「もちろん橋本もね。大日本で今年一番活躍してたんじゃない? いろんなメッセージを残してきているし、アイツが一番好き勝手にやってたから。それは伝わってますよ」
▼木高「アイツが言う言葉には惹かれるものがあるよね」
▼宮本「アイツは後楽園で神って呼ばれてますからね。片付けが早いから、橋本がいれば大丈夫だって。それぐらいカリスマ性があるんで」
▼木高「それは違うだろ?(笑) 仕事ができるというだけの話で。でも、頭もいいしね」
準決勝、また優勝決定戦を迎えた大日本プロレスの最峡タッグリーグ、デスマッチブロックからは二年連続覇者であるヤンキー二丁拳銃と伊東&アブ小組、ストロングブロックは関本&神谷、和樹&金本組が勝ち上がった。
まず準決勝第一試合は二丁拳銃と和樹組、ルールはハードコアマッチだったが試合は純プロレスが展開された。
和樹組が金本のグラウンドと打撃で先手を奪い、和樹との同時顔面ウォッシュも敢行する。
勝負と見た金本はイサミにアンクルホールドを決め、和樹も宮本にアンクルホールドを決め共演を果たし、イサミがロープに逃れても、金本は場外に逃れていた宮本にトペ、その隙に和樹がイサミにランニングローキックを浴びせ、二丁拳銃のお株を奪うリング内&場外入れ替わり戦法を成功させる。
二丁拳銃の反撃を断ち切った金本は宮本に再びアンクルホールドを決めると、ムーンサルトプレスを投下するが、宮本もハンドスプリングで反撃してムーンサルトプレスを投下、張り手を繰り出す金本に宮本はニールキックを浴びせと、イサミとの合体フェースクラッシャーを決め、交代した和樹にはイサミがダブルニーを投下も、和樹はアンクルホールドで捕獲する。
和樹は金本とのサンドイッチミドルキックからバスソーキックでイサミを追い詰めるが、イサミは頭突きで応戦してジャーマンから勇脚斬を決め逆転3カウント、二丁拳銃が優勝決定戦へ進出し三連覇に王手をかける。
準決勝第二試合は伊東組と関本組もハードコアマッチで行われ、伊東組が奇襲を仕掛けて神谷を捕らえると、二人が代わる代わる神谷をイスで殴打しハードコアの洗礼を浴びせる。
先手を奪われた神谷は得意のショルダータックルで反撃し、交代した関本もラリアットで続く。
ミドルキックを繰り出す伊東に関本はラリアットで黙らせると、神谷もショルダータックルやダイビングショルダーで続き、交代したアブ小も捕らえて関本のジャーマン、神谷のショルダータックルの連続技やラリアット、ショルダータックル連続技で蹂躙する。
関本組はサンドイッチ攻撃を狙うが、かわしたアブ小は”たぎって”ヘビーローテーションからシャイニングウィザードを決め、レインメーカー式バックハンドブロー、バカチンガーエルボー、ジャーマンスープレックスホールドと神谷に猛ラッシュをかける。
勝負と見た伊東組は関本を排除すると、伊東のドラゴンスプラッシュ、アブ小のダイビングバカチンガーエルボーの波状攻撃が神谷に決まり3カウント、伊東組が優勝決定戦に進出し、優勝決定戦はアブ小の要求で蛍光灯200本デスマッチで行われることになった。
優勝決定戦は4選手が蛍光灯を持ち、叩き合って試合がスタート、そのまま場外戦へと突入して4選手共流血となる。伊東組は宮本を捕らえ、伊東が「背中に振り下ろしてパイプイスを曲げる→反対側から振り下ろして曲がりを直す」攻撃を決めれば、小林も蛍光灯の束を使った袈裟斬りチョップを繰り出し、「愛してま~す」脳天チョップで反撃を狙う宮本をデッドリードライブで落としたアブ小は同じ技を狙うが、宮本がイスを投げつけ手間阻止して、雪崩式ブレーンバスターを決める。
交代したイサミは破片の上での河津落としを連発するが、伊東組は入れ代わり立ち代わりでイサミを痛めつけ、伊東は踵落としwith蛍光灯から、ドラゴンスプラッシュwith蛍光灯束を狙うも、イサミは剣山で迎撃する。
両軍共交代し、アブ小が「愛してま~す」脳天チョップ、シャイニングウィザードを決めるが、バカチンガーエルボーは自爆、ここでイサミが入って合体技を決め、宮本がムーンサルトプレス投下するも、伊東がドラゴンキッカーでカットに入ると、アブ小はバカチンガーエルボーwith蛍光灯で続き、伊東のドラゴンスプラッシュ、アブ小のダイビングバカチンガーエルボーの波状攻撃を決める。
宮本の窮地にイサミがダイビングダブルニーでカットに入ると、ロープに走ると見せかけて場外の伊東にトペを浴びせ、宮本もハンドスプリング式オーバーヘッドキックをアブ小に浴びせる。
アブ小は源之助クラッチで丸め込むが、クリアした宮本はカニバサミで蛍光灯の束に顔面から激突させると、ラ・マヒストラルは押し潰されるが、頭突きの相打ちからバルキリースプラッシュ、ムーンサルトプレス、ファイヤーサンダーと畳み掛けて3カウントを奪い、ヤンキー二丁拳銃が前人未踏の三連覇を達成した。
昨年は大活躍の二丁拳銃は現在は無冠、今年はシングルでの活躍が主となるも、最峡タッグ三連覇という偉業を達成して二丁拳銃の存在を大きくアピール出来た、次なる目標はBJWタッグ王座奪還といきたいが、大日本の次なるビッグマッチは12月21日横浜は宮本vsアブ小のデスマッチ選手権、そして空位となっているストロング王座決定戦として修司vs河上も決定したことから未定、年内に決定となるか?
またNOAH参戦にも箔をつけてことが出来た、活躍の場を広げる二丁拳銃、来年もますます飛躍となるか? -
還暦イヤーの藤波がGHC王者・丸藤に意地を見せる!杉浦vsアレク・・・13年前の遺恨が再び
11月19日 ドラディション「IMMORTAL DRAGON」後楽園ホール 1182人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○ベアー福田 柴田正人 三州ツバ吉(8分50秒 片エビ固め)倉島信行 那須晃太郎 Xアミーゴ鈴木
◇第2試合◇
▼30分1本
○小川良成(7分11秒 首固め)Xヒロ斎藤
【小川の話】「(プロレス界を代表するテクニシャン同士の対戦となったが?)そんなことないでしょう。試合を見てわかるでしょ? 今の試合ではテクニシャン的な部分はないでしょ。(ヒロの印象は?)たぶんどこか悪いんだろうけど、それでもいろいろとカバーしながら。上手いですね。ちょっとコンディションは悪いのかなって。もうちょっとコンディションがいい時に、グラウンドやら何やらもう少しやりたかったんですけど、そんな感じでもなかったんで。(ベテラン同士の一騎打ちは刺激になる?)あまり上の人とやる機会がないんで。そういうところでは刺激になりました。セントーンが痛い…。でも、何とか勝てた試合だったんで。それぐらいですかね」
◇第3試合◇
▼30分1本
○関本大介(11分32秒 アルゼンチンバックブリーカー)XLEONA
【関本の話】「(LEONAについて?)基礎の部分は藤波さんからしっかり教わってると思うんで、基礎どうこうという部分については自分が言うアレはないですけど、あとは気持ちの問題じゃないですかね。素晴らしい遺伝子を持ってますけど、だからこそ『チキショー。藤波怜於南は藤波怜於南だ!』っていう気持ちですね。(ドラゴンロケットも食らったが?)練習してるという記事は読みましたけど、まさか本当に打ってくるとは。面食らいましたね。(また機会があれば?)またチャンスがあったらこのプロレス界を一緒に盛り上げていきたい。大日本にも是非、参戦してもらいたいなと思います。お父さんが偉大すぎて二世というプレッシャーがあると思いますけど、そんなモンは関係なく。(試合後は何と声をかけた?)また戦おう、と。(試合後は握手を張り手で返されたが?)それが彼の答えじゃないですか。悔しい、チキショーっていうね」
【LEONAの話】「(デビュー1周年を迎えたが?)日本全国いろんな場所、いろんな団体で試合をさせてもらって。いろんな相手と向き合ってきて、本当に恵まれている1年でした。(関本戦については?)日本一のパワーファイターと言われ、どの会場でも受け入れられる純粋なプロレスラーですけど、今日身を持って、何が凄いのか、何がお客さんに受け入れられるのかがわかりました。(関本からは打撃を促されていたが?)悔しいかな、僕はまだ勝ったことがない。そういう中でああいう風に発奮させられて、僕が一発一発思いを込めて打っていく。今日はいろんなことを教えられました。(関本はジャーマンを出さなかったが?)僕はまだデビュー1年の言わばガキですよ。毎試合必死なんです。その中でジャーマンを出させられなかったのは悔しいですよ。(一方でドラゴンロケットはキレイに決まったが?)わからないです。試合中の記憶なんてないです。僕がそんなことを覚えていたら甘いですから。次、僕がドラゴンの名が付く技をやるまでにはもう1回時間をください。今日は1年ということでやった節がありますけど、また時間をください。僕はまだ使えないです。本当にこの1年、破格の扱いをしてもらって、破格の相手とやらせてもらって。『お前はそのレベルじゃないんだぞ』と口を酸っぱくしていろんな人から言われましたし、二世という看板を背負うことに対するいろいろなアレルギーとも闘ってきましたけど、そんなことは百も承知でやってきて。よく『お坊ちゃん』とか、『二世はレスラーをやるべきじゃない』とか、揶揄して言われますけど、自分の出所に感謝できるかどうか。そこで二世も大きく違ってくると思います。僕は二世に対する見方を変えます。強気な発言をすればいいだけじゃない。二世はそんなことじゃないんです。戦うことがたくさんあるんです。それを気づいている人がどれだけいるかわかりませんけど、この1年、たくさん失敗をして、たくさん怒られてきました。僕はある意味、二世の進む道を見つけることができたかなと。(明日からは2年目が始まるが、目標は?)藤波という名前を背負い、プロレスというジャンルを背負う。その覚悟がこの1年で固まりました。僕は逃げないです。冒険をします。僕はまだまだ力不足です。それを思い知った上で背負います。勝ちたいと思うのはプロレスのリングに上がる以上、当たり前のこと。それを心の中にしまいながら、大きなものを見ないといけない。僕はその答えを今日見つけました」
◇第4試合◇
▼30分1本
○杉浦貴(9分58秒 エビ固め)Xアレクサンダー大塚
※フランケンシュタイナー
【杉浦の話】「(大塚の印象は?)相変わらずバチバチ来るなって。ヘッドバットでまた来たんでね。今回は割れなかったけど。(因縁の対決という見方もあったが?)その時は『デビュー4ヵ月だからって舐めてやがって』とか、そういう気持ちはあったけど。その後、試合で当たっているわけじゃないし。接点が無くて、また今日ここであっただけで。まあ、結構やり合える相手だからね。俺は13年前のあの試合でステップアップできて、上の選手に行けたっていうのもあるんで。そういう意味では、技を受け止めてくれる相手だし、悪い気はしないよ。(再戦をアピールしていたが?)全然それはいいよ。(最後は意外な形で終わったが?)意地を張り合って最後にぶっ倒れながら勝つのもいいけど、ちょっと早く終わらせてやろうかなというのは、ちょっとあったかもしれないですね。グローバル・リーグで疲れたのもあるし(笑) そういうのもあるよっていうのはアピールしていきたいし。(タイトル戦に向けても?)そうだね。一直線じゃないよ。切り返すのもあるよって
◇第5試合◇
▼45分1本
○初代タイガーマスク スーパー・タイガー(13分10秒 タイガースープレックスホールド)長井満也 Xブラックタイガー
◇第6試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/60分1本
○丸藤正道(10分28秒 変型首固め)X藤波辰爾
(試合後)
。「先だって60歳の還暦を皆さんに祝ってもらって、ちょっと意地を張って現役のチャンピオンに挑んだら…。もう1回頑張らないと足下にも及ばないと。この歳を考えても、快く相手をしてもらった丸藤選手、本当にありがとうございます。、日本を代表するチャンピオンと、少しでも自分が肌を合わせられるのは選手冥利に尽きます。これからもご声援をよろしくお願いします」
【丸藤の話】「(試合を振り返って?)あの年代の人の、ゴツさ、ぶ厚さみたいなもの…アレはなんなんだろ。全然俺なんかがたどり着けない領域のものなんだと思うんだけど…。手を握り合っただけで、それを感じてしまって、その時点で楽しみになる…というよりはビビッちゃうよね。(序盤は細かい動きで手玉にとられるシーンもあったが?)うん。みんな見よう見真似でドラゴンスクリューをやってるけど、本家は受け流す方向が逆なんだね。体がついていけない部分があって、他の人がやるドラゴンスクリューとはまったく違った。ただ、その辺(の細かい動き)はLEONA選手とやった時も感じたもの。彼が受け継いでいくんだと思う。あとチョップで倒れなかったね。倒してやろうと思って何発も打ち込んだけど、倒れなかった。あの辺は意地を感じましたね。逆に打ち返してきて俺がひるんだくらい。勝負の世界でこんなことを言っちゃいけないのかもしれないけど、本当に今日は勝ち負けじゃなくて、藤波辰爾という空間を味わわせていただきました。まぁ俺もタイトルマッチを控えてるから負けるわけにはいかなくて。最後は何やっても立ってくる…と思ったから、とっさに丸め込ませてもらいました。(また機会があれば?)うん。まだまだ学ぶところもたくさんあると思うし。(藤波のレスリングは体を密着させる形だが?)そうですね。すき間が無いというか。それでいてぶ厚さもありますから。色んな意味で重みがあって、すき間もなくて。今、ああいう人となかなか手を合わせる機会がないので、本当に勉強になった。とにかく今日は最高に楽しかったです!」
【藤波の話】「やはり自分も一時期はそうだったんだろうけど、ちょっと時期は過ぎた方が挑んでくると、『そうはいかない』というのがあってね。今日は丸藤君が何%の力なのかわからないけど、自分にある程度合わせるような部分も見えたし。現役でチャンピオンを張ってるのはそれぐらいじゃないとね。我々と互角の勝負をしてたら、プロレス界の先行きが危ぶまれるから。そういう部分では、戦って安心した部分もありますね。やっぱり瞬間瞬間のキレは現役バリバリだから。そこに自分がもう1回照準を合わせるとなると、死に物狂いで練習量を増やさないと…。これはちょっと言い訳になるけどね。時間が無い中でトレーニングをしていますから。まあ、これ以上は言い訳になるから言いません。今、自分は全てを満たしても、丸藤君はちょっと手強い相手だよね。この数分間で感じられました。でも、自分の中でいい刺激になりましたから。60歳を迎えて、自分で飛び込んだシングルの道ですからね。もう1つ、2つシングルを。今度は誰を相手に指名するのかわかりませんし、受けてくれればの話ですけど。ベルトを持って自分の前に立ってくれた丸藤君には感謝します。(LEONAがデビュー1周年を迎えたが?)彼がどれだけ成長を見せたのかはわかりませんけど、体付きは見てもわかるように変わってきてます。通常だとデビューしたてだから、徐々に彼の成長を見てあげるのが本来の教え方だと思いますけど、逆の部分というのかな。上から順番に彼に体感させようという形で。彼にとっては厳しい相手でしょう。一通り彼はレスラーとして、テクニック、打撃の怖さ、重量感のあるパターンなどいろいろと経験したので、これから自分がどうそれに応えていくか。自分が持っている部分なら、ある程度は伝授もするし、アドバイスもします。今日は完璧な形かは見てないですけど、ドラゴンロケットが出て。あれがどれだけ効果を表すか。いろんなものを彼に与えてあげられればなと思います。実戦で飛んでみた人間にしかわからないよ、あの怖さは。相手に逃げられるんじゃないかとか、不安そっちのけで飛んでいくだけですから。水のないプールに飛び込むようなものですし。練習したところで、今回は落差があるから、本人には恐怖心があったと思うけど、そういうのを抜きに、これから思いっきり飛べる、攻めていけるように。見よう見まねだろうけれど、地に足の付いた戦いができるようになると面白いですね。もうちょっと見守ってあげてください」
今年還暦を迎えた藤波は、還暦イヤーラストマッチとしてNOAHのGHCヘビー級王者・丸藤とシングルで対戦、それだけでなく今回のドラディションは小川vsヒロ斎藤、杉浦vsアレクと興味深いカードが組まれた。
メインの藤波vs丸藤は先手を狙う丸藤に対しドッシリ構える藤波、藤波がヘッドシザースを仕掛けると、丸藤もヘッドスプリングで脱出するなど見せ場を作る。
藤波は本家ドラゴンスクリューから左足攻めを展開、主導権を奪われた丸藤は追い越しラリアットを狙うも、藤波はスリーパーで捕獲しドラゴンスリーパー狙いは阻止されるも、再びドラゴンスクリューから足四の字固め、ドラゴンスリーパーと猛ラッシュをかける。
しかし脱出した丸藤はトラースキック、不知火、藤波の張り手をかわして逆水平と猛反撃すると虎王が炸裂、タイガーフロウジョン狙いは藤波がリバースされるが、丸藤は逆さ押さえ込みを決めると藤波も同じ技で返したところで、丸藤が藤波の首に絡みつき、足を取ったまま押さえ込む変型首固めを披露して3カウントを奪い、王者の意地を見せつけた。
試合後のコメントでは藤波は若い丸藤との体力差を痛感したが、丸藤は改めて藤波の凄さを痛感していた、杉浦との決戦を控えて丸藤は藤波戦でよいものを得たと思う。
第4試合では杉浦とアレクが対戦、二人は13年前4月18日ZERO-ONE武道館大会で対戦、当時はアレクはPRIDEでMMAで活躍し、杉浦はまだプロレスデビューしたばかりだったが、試合はレスリングで杉浦がアレクを圧倒し、ペースをつかめないアレクは焦れたのか頭突きを仕掛けるが逆に眉間を割って流血してしまう、試合はアレクが腕固めで勝利を収め「デビュー4ヵ月だからって舐めてやがって」とアピールするも、評価を得たのは敗れた杉浦でアレクには大ブーイングが飛び交った。
13年ぶりの対決はレスリングの攻防からスタート、杉浦がロープへ押し込んだ際にアレクの頭を叩くと、アレクが怒って張り手を仕掛けてから打撃戦へと持ち込む、アレクは杉浦のジャーマン狙いを膝十字で切り返すと、ツームストーンパイルドライバー、タイガードライバー、投げ放しジャーマンと畳み掛け、頭突きから13年前のフィニッシュとなった腕固めで捕獲するも、杉浦は三角絞めで切り返すが、アレクは強引の持ち上げる。
しかし突進したところで杉浦が対丸藤用に久々に出したフランケンシュタイナーを決め3カウントを奪い勝利を収めた。試合後は互いに健闘を称えて再戦を約束したが、内容やコメントを見ても13年前を一番意識していたのはアレクの方だったということか、杉浦は先である丸藤戦を見据えていた。
第2試合の小川vsヒロも小川が1985年に全日本でデビューした翌年にヒロはカルガリー・ハリケーンズの一員として新日本から全日本に戦場を移していた、あれから29年・・・ヒロにしてもあの時の若手がベテランとなって対戦相手となるとは、さすがに齢を痛感しているのではないだろうか。
試合は小川が腕攻め、ヒロが足攻めと互いにセオリー通りの試合を展開、中盤もヒロがサミングを繰り出せば、小川も額をロープに擦り付ける古典的なラフプレーを応酬し合うも、ヒロがダイビングセントーンを連発したところで小川が丸め込み3カウントを奪い勝利を収めた。
最後に藤波二世のLEONAは大日本プロレスの関本と対戦、LEONAは関本相手にグラウンド勝負に挑んでいくも、関本はヘッドロックで絞めあげてからパワーで圧倒、REONAもエルボーで反撃するも、受け流した関本は逆水平で鎮圧し強烈なボディースラムで何度も叩きつける。
LEONAはフロッグスプラッシュを狙う関本に雪崩式ブレーンバスターを決めると、場外にエスケープした関本に藤波から伝授されたドラゴンロケットを発射、しかし関本がLEONAをリフトアップしてリングに戻すと、LEONAの張り手を受け切ってから、逆水平一発で鎮圧。
LEONAはラリアットを狙う関本をかわして逆さ押さえ込み、首固めと丸め込むが、関本はブレーンバスターから逆エビ固め、フロッグスプラッシュを猛ラッシュをかけ、最後はアルゼンチンバックブリーカーでギブアップを奪い勝利を収め、格の違いを見せつけた。
藤波の還暦イヤーもまもなく終わりを迎えようとしている、長州力にしろ初代タイガー、そして天龍源一郎にしろ現役生活に終わりはない、藤波はLEONAを一人前にするまではまだまだ現役を続けそうだ。 -
日本人中心のMMAのDEEPに対し、IGFはPRIDEで勝負
(Yahoo!またデイリースポーツより)
9月に引退表明した元PRIDEミドル級王者ヴァンダレイ・シウバが18日、現役復帰の意向があることを明らかにした。この日、IGFが大みそか「INOKI BOM-BA-YE 2014」の立会人として、シウバが来日することを発表。シウバはIGFを通じて「私は大みそかのINOKI BOM-BA-YE2014に出席いたします。今回は選手としてではありませんが、近い将来、リングに再び上がることも考えています」と復帰への意思を表明した。IGFはシウバに対し、大みそかへの出場オファーをしていた。
なお、大会にはシウバの弟子ジャスティン・ウィリスが参戦し、クラッシャー川口と対戦する。
(スポーツナビより)
大みそかに両国国技館で開催されるIGF「ⅠNOKI BOM-BA-YE2014」に、元PRIDEミドル級絶対王者ヴァンダレイ・シウバの来場が決定した。IGFは、ことし9月にUFCで現役引退を発表したシウバに出場をオファー。今回は立会人としての来場で選手としてではないが、シウバは「近い将来、リングに再び上がることも考えています」と今後の参戦も示唆。PRIDEで死闘を繰り広げた現IGF王者ミルコ・クロコップ、藤田和之との再戦、石井慧との初対決など夢は広がる。なお、同じく立会人としてヒョードルの来場も決定しており、IGFチャンピオンシップに出場するミルコとともに、大みそか格闘技の顔が両国国技館に集結する。<ヴァンダレイ・シウバのコメント>
「こんにちは、日本のファンの皆様、私はあなた方を愛しています。今日はお伝えしたいことがあります。私は大晦日の「INOKI BOM-BA-YE2014」に出席いたします。
今回は選手としてではありませんが、近い将来、リングに再び上がることも考えています。
また、猪木さんにはご招待をいただき感謝しています。大晦日はビッグな大会です。そんな大会に参加できることは私にとって名誉なことであります。それでは日本で会いましょう」
9月にネバタ州コミッションが実施した抜き打ち薬物検査を拒否したことでUFCから離脱、引退を表明したヴァンダレイ・シウバが今年の大晦日に開催される「ⅠNOKI BOM-BA-YE2014」に特別立会人として来日することが発表され、現役続行の意志を示した。
ヴァンダレイはUFCからは離脱しているものの契約そのものは継続中だが、ジョシュ・バーネット同様UFC側がIGFは敵対団体ではなく、MMAの試合も行わないことから参戦に関してはOKが出たという。
引退発言をしたヴァンダレイだったが、アメリカマット界から追われたことで一時的な感情での引退発言だったということなのか、離脱後は去就が注目され、IGFだけでなく新日本プロレスも候補に入り1月4日の東京ドーム大会の参戦も取り沙汰されていた。
新日本東京ドーム大会は現在の流れを見るとヴァンダレイを必要としていない、それを考えるとIGFへの来日は必然的な流れだったのかもしれない。
同日にさいたまスーパーアリーナで開催されるDEEPは修斗やパンクラスとも組み、現在日本人中心でカードを組んだが、IGFはシウバやバーネットだけでなくエメリヤーエンコ・ヒョードル、ミルコ・クロコップとPRIDEで活躍したファイターをメインとして、DEEPに対してスケールの違いを見せつけるようだ。 -
世界最強タッグ開幕!Xceedは青木組と負けに等しいドロー、連覇を狙うEvolutionはワイルドバーニングから速攻勝利・・・そして最終戦に大仁田厚が参戦!
11月16日 全日本プロレス「2014世界最強タッグ決定リーグ戦」後楽園ホール 1409人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○金丸義信(7分35秒 逆エビ固め)X野村直矢
◇第2試合◇
▼30分1本
ドリー・ファンク・ジュニア ○渕正信(9分06秒 首固め)XSUSHI 西村修
【渕の話】「サンキュー・ベリー・マッチ、どうもありがとう。いやいや、1995年の最強タッグで組んだんだよ。もう19年前か。今年それで参戦できなかったことを本当に残念に思ってる。ドリーが言ってるんじゃなくて、俺が言ってるんだけどね。2人合わせて、134歳だよ。今日は俺の倍は働いたね。リーグ戦にまた…本当は出たくないけど。とんでもないよ、もう(苦笑) 『出たいかな?』ってクエスチョンマークを付けておいてよ」
【ドリーの話】「(2人の年齢を足すと134歳になるが?)素晴らしい人生です。(最強タッグ決定リーグ戦がまだ続いていることについては?)3回優勝してますからね。続いていることは素晴らしいことだと思います。1回目に優勝した時のことは一番よく覚えてますね。(ブッチャー&シークとの戦いは?)人々が好きだから名前が出ますけど、自分の好みではないです。ブッチャーやシークに会ったら、殴っちゃうでしょうね。またに日本に来られる機会が与えられてとても幸せです。PWFの“シャチョー"ですしね。渕、どうもありがとう」
◇第3試合◇
▼30分1本
鈴木鼓太郎 ○中島洋平(12分59秒 片エビ固め)土方隆司 X三富政行
※顔面蹴り
◇第4試合◇
▼2014世界最強タッグ決定リーグ戦公式戦/30分1本
[1勝=2点]○真霜拳號 タンク永井(14分46秒 体固め)[1敗=0点]XKENSO 長井満也
※垂直落下式ブレーンバスター
【試合後の真霜&永井】
▼真霜「苦しいね。だけどこれぞまさしく、じゃないの。これぞギリギリの勝利。他のチームはキャリア何年ある? そんなの知らねぇよ。俺らの絆の方が強いんだ。
▼永井「いくらギリギリまで追い込まれても勝てるんだ」
▼真霜「今日はタンク永井のおかげで勝利だ。何か吠えてやれ!」
▼永井「この大会が終わったら全日本は総崩れだ。紙面はタンク永井、タンク永井、タンク永井。タンク永井はイケメンって載せとけよ」
【試合後のKENSO&長井】
▼KENSO「兄さん、俺はまだDKを信じてもいいのか? 俺はまだDKを信じていいのか?」
▼長井「俺がいるじゃねえかよ!」
▼KENSO「俺はDKを信じる! 俺はDKを信じる!」
▼長井「リーグ戦を面白くするために、今日は俺たちが負けてやったんだ!」
◇第5試合◇
▼2014世界最強タッグ決定リーグ戦公式戦/30分1本
[1勝=2点]○ゼウス The Bodyguard(10分40秒 片エビ固め)[1敗=0点]曙 X吉江豊
※ジャックハマー【ゼウスの話】「見ての通りやな。俺ら大阪から来たゼウス&Bodyguard、ビッグガンズはこの最強タッグ決定リーグ戦で日本一強いチームやということを証明するために出ている。俺からは以上や。次の試合も、その次の試合も勝つ。ただ勝つだけやない。それが俺らのプロレスや。いつも真っ向勝負。いつも全力。よろしくな」
【Bodyguardの話】「昨日、記者会見でゼウスが『全員ぶん投げる』って言っとったやろ? 今日は俺がゼウスの代わりに曙をぶん投げたった。見たか? 俺ら調子に乗らしたら止まらんぞ。俺らが調子に乗らしたら、このまま優勝や。見とけよ」
◇第6試合◇
▼2014世界最強タッグ決定リーグ戦公式戦/30分1本
[1分=1点]△潮崎豪 宮原健斗(30分時間切れ引き分け)[1分=1点]△青木篤志 佐藤光留
【試合後の潮崎&宮原】
▼宮原「絶対優勝しなきゃいけない責任感、使命感がある。でも負けに等しい引き分け」
▼潮崎「この最強タッグ、あいつらが強いのか、俺らが弱いのかわからないけど、今日は仕留めきれなかった。今日は引き分けだけど、負けと一緒。情けない」
▼宮原「とにかく大阪、決勝出るのは確定。優勝してベルトも獲って全日本を高いステージに上に持ち上げる。次は絶対落とさない」
――SHIN-SEKAIは不発だったが?
▼潮崎「簡単に決まるとは思ってないから。積み重ね。必ずリーグ戦中に決める。青木と佐藤、俺が考えた通り一番の曲者だった。気を抜いてたわけじゃないけど、俺らが獲れなかったじゃない、引き分けに持っていかれた」
【試合後の青木&佐藤】
▼青木「決められなかった。勝てなかった。引き分けを狙いに行ったわけじゃないから。あいつらを倒さないと気が済まないんで。ただ、やっぱり一発一発が重いよ。さすがヘビーだね。それは舐めてたわけじゃないけど、気を付けないといけないって思う」
▼佐藤「去年の準優勝チームがよく頑張りましたよ。ジュニアの最強タッグにあれだけ食らいついたなら大したもんだ」
▼青木「うちらは優勝チームだから。ジュニアとはいえ」
▼佐藤「この1年間何をしてきたんだ? おめえらが1年間残してきたことは、ジュニアのチームに引き分けるってことだ」
▼青木「その通りだと思うよ。」
▼佐藤「進化が足りないんだよ、進化が。Evolutionがよ」
▼青木「うちらはちゃんと進化している。彼らはXceedという名前がどういう意味なのか、もう一回考え直してやるべきだな。うちらはEvolution、進化をするという意味で、みんな4人とも進化している。必ず去年よりはよくするし、実際に俺がチームに入ってからも全然違うはずだ」
――最強タッグ初戦で、改めてジュニア代表としてやっていく手応えは感じた?
▼青木「代表じゃねえよ。他のヤツら、負けたもんを背負っているわけじゃないよ。そこは一緒にしないでくれ。俺らは俺らで戦いたいし、強くなりたいし、舐められたくないからやっているだけであって。他のヤツらは、最強タッグに出られなくて、じゃあ、何を残してるか? 他のジュニアのヤツらの試合を見てみろよ。俺らは最強タッグに出てるぞ。負けたヤツが何もしないで追いつけるわけねえだろ」
▼佐藤「やっているだけだったらな、現状維持だったらな、負けなんだよ。広くは全日本プロレス、Evolutionだけじゃないよ。俺たちはプロレスを守ってんだ。文句あるやつは来いよ。全員ぶっ潰してやるからな」
▼青木「まだまだリーグ戦始まったばっかりだから。俺らはまだまだドンドンやるから」
◇第7試合◇
▼2014世界最強タッグ決定リーグ戦公式戦/30分1本
[1勝=2点]○ジョー・ドーリング 諏訪魔(6分38秒 エビ固め)[1敗=0点]秋山準 X大森隆男
※レボリューションボム
【試合後のドーリング&諏訪魔】
▼諏訪魔「ああいう形で奇襲仕掛けてくる。ああいうガサツなプロレスと俺らの暴力的プロレスは違うよ。力で跳ね返す。当然の結果であり、積み上げていく。ジョーも凄かった。(秋山&大森を)跳ね返したからね」
▼ドーリング「俺たちこそがプロレス界でナンバー1タッグチームだ。誰も俺たちを止められないし、俺のレボリューションボムは誰も返せない」
▼諏訪魔「よし、2連覇! 名を残す。それだけ。強ぇな、ジョーは(笑)」
2014年度の世界最強タッグが開幕、休憩前には恒例となっている参加8チームが揃っての入場式が行われたが、ドリーPWF会長が開会宣言のあとで、秋山組とビッグガンズ、ドーリング組とXceedが乱闘をはじめ、ドーリングはSUSHIや野村に暴行を働くなど大荒れの開会式となった。
公式戦初戦はDKvsK-DOJOから参戦した真霜、タンクの凶月が激突、奇襲攻撃を仕掛けたDK軍は裏切り者である真霜を徹底的に痛めつけた後で、全日本発参戦となるタンクに集中砲火を浴びせて先手を奪う。
しかし真霜が盛り返し長井にジャーマン、KENSOもろともアンクルホールドを決め、KENSOにもレッグラリアットを浴びせる。
KENSOは地獄の首絞めで真霜を捕らえると垂直落下式ブレーンバスター、長井の魔界ドライバー、KENSOがダイビングエルボーから垂直落下式ブレーンバスターと畳みかけ、再びダイビングエルボーを狙うが、タンクが雪崩式ブレーンバスターでカットに入ると流れが凶月へと傾き、最後もタンクのスピアーの援護を受けた真霜が垂直落下式ブレーンバスターで3カウント、凶月がタンクの好フォローが光って白星発進に成功したが、DK軍はまたしてもリーダーであるKENSOがフォール負け、長井が励ましているものの、結果を出せないKENSO自身がDK軍のあり方に迷いが生じ始めているようだ。
曙組はビッグガンズと対戦、曙組は巨体を生かした攻撃でゼウスに集中砲火を浴びせ、ボディガーが挽回するがダメージの大きいゼウスが再び攻め込まれてしまう。
しかしボディガーが懸命にカットに入ると曙をブレーンバスターで投げ、ゼウスも吉江を雪崩式ブレーンバスターで投げ、最後はゼウスが吉江にジャックハマーを決めて3カウントを奪い白星発進に成功した。
セミはXceedとJr.TAG BATTLE OF GLORYの青木組が対戦、試合の先手を奪ったのはXceed、佐藤を捕らえて集中砲火を浴びせるが、青木との連係で反撃、逆に宮原を捕らえて試合の主導権を握る。
やっと交代した潮﨑が二人まとめてフライングショルダーを浴びせて試合を盛り返すが、青木にフィッシャーマンズバスターからの豪腕ラリアットを狙うと、青木はかわしてから佐藤に交代し佐藤は腕ひしぎ逆十字を仕掛けるが、潮﨑が阻止してローリング袈裟斬りを浴びせると、交代した宮原がドロップキック、串刺し串刺しジャンピングエルボー、ノーザンライトスープレックスと畳みかけ、バックドロップを決める佐藤にスネークリミットで捕獲、そしてライガーボムから潮﨑との二段式ジャーマンと豪腕ラリアットの合体技SHIN-SEKAIを狙う。
しかし潮﨑がラリアットを狙ったところで、場外の青木が足をすくって阻止すると、佐藤はジャーマンを狙った宮原を膝十字で捕獲しクロスヒールホールドで追い詰めるが、潮﨑が間一髪カットに入る。
ここから青木組は大攻勢をかけ潮﨑に集中砲火、潮﨑も逆水平や袈裟斬りで応戦し豪腕ラリアットを狙うが青木はガード、しかし右腕攻めを狙う青木に潮﨑は豪腕ラリアットを浴びせるとゴーフラッシャーを狙うが青木は首固めで切り返すも、潮﨑は変型フェースロックで捕獲したが佐藤がカット。
青木はラリアットを放つが、潮﨑も豪腕ラリアットで応戦しゴーフラッシャーを決めると、青木は腕十字で切り返しトラップオーバーを狙ったところでタイムアップとなり引き分け、試合後はリングを降りようとする潮﨑を青木が突き飛ばしたことで、潮﨑が怒り乱闘寸前となったが、今年こそ優勝を狙うXceedは思わぬ失点となった。
メインは連覇を狙うEvolutionが世界タッグ王座を返上して最強タッグに臨んだ秋山、大森のワイルドバーニングと対戦。先に入場したワイルドバーニングが後入場のEvolutionに奇襲をかけ、速攻勝負を狙って諏訪魔に集中砲火を浴びせるが、ランニングニー&スライディングアックスボンバーの合体攻撃はドーリングにカットされてしまう。
速攻勝負にこだわる大森がドーリングのレボリューションボム狙いをアックスギロチンドライバーで返すとアックスボンバーを狙うが、かわしたドーリングがクロスボディー、諏訪魔との合体ダブルフォールアウェイスラムで投げ捨て、最後はドーリングが大森にレポリューションボム、諏訪魔が秋山にラストライドと同時に炸裂して、試合権利のあるドーリングが大森から3カウントを奪い、理想的な勝利でEvolutionが二連覇に向けて好発進に成功、ワイルドバーニングが速攻勝負が裏目に出た形となった。
最後に12月6日の大阪大会には『渕正信デビュー40周年記念試合FINAL」ということで渕とは同期だった大仁田厚の参戦が決定した、大仁田の参戦は2001年1月28日の東京ドーム大会以来で、昨年8月は前オーナーだった白石伸生氏に物申すために会場へ押しかけようとしたが、和田京平レフェリーによって追い払われた。
参戦の名目は同期だった渕の40周年を祝いたいということだが、大仁田はそれだけで全日本参戦を終わらせるだろうか・・・ -
スマイルスカッシュ主催興行でDDT初参戦のカシンがカシンワールド炸裂も、最後は照れ隠し?
11月12日 DDT「スマイルスカッシュプロデュース興行〜みんなの笑顔が見たいから〜」 後楽園ホール 1126人(満員)
<試合後のコメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇DDT大相撲トーナメント秋場所◇
▼1回戦
○竹下幸之介(押し倒し)松永智充X○HARASHIMA(すくい投げ)石井慧介X
○石川修司(鯖折り)伊橋剛太X
○関本大介(押し出し)中澤マイケルX
◇第1試合◇
▼30分1本
彰人 ○FUMA 平田一喜 (8分52秒 ジャーマンスープレックスホールド)遠藤哲哉 X勝俣瞬馬 岩本煌史
◇第2試合◇
▼30分1本
○大石真翔 旭志織(8分54秒 サボテンの花)大鷲透 XDJニラ
◇第3試合◇
▼テキサス虎の子ロープデスマッチ/30分1本
○マサ高梨(9分41秒 ジャックナイフ式エビ固め)Xアントーニオ本多
◇第4試合◇
▼サバイバルイリミネーション3WAYタッグマッチ/30分1本
KUDO ○坂口征夫(13分47秒 片エビ固め)飯伏幸太 X佐々木大輔
※PK もう1チームは入江茂弘 高尾蒼馬【退場順】[1]入江(7分08秒、佐々木の外道クラッチと飯伏のジャックナイフ固め)[2]飯伏(10分13秒、オーバーザトップロープ※OTR)[3]高尾(10分28秒、OTR)、[4]KUDO(11分42秒、OTR)
◇DDT大相撲トーナメント秋場所◇
▼準決勝
○竹下幸之介(突き倒し)HARASHIMAX○石川修司(寄り切り)関本大介X
▼決勝
○石川修司(送り釣り落とし)竹下幸之介
☆石川が優勝
◇第5試合◇
▼30分1本
○ケンドー・カシン(8分41秒 首固め)Xヤス・ウラノ
【カシンの話】「あのヤロー、営業妨害だ。俺がいい人みたいじゃないか。イメージダウンも甚だしい。IGFはお水屋さんが厳しい。サイモンは上海で……まぁいいや」
◇第6試合◇
▼30分1本
○HARASHIMA 彰人 (17分08秒 体固め)X高木三四郎 真壁刀義
※蒼魔刀
(試合後)
HARASHIMA「今日はスマイルスカッシュプロデュース興行にこんなに集まっていただき、ありがとうございます! もっといっぱい試合したいよ。みんなの顔はどんな顔をしているかな? 笑顔になってくれたかな? 今回サブタイトルがみんなの笑顔が見たいから…だよね。みんなの笑顔が見えてます! また次、こういうユニットの1位の興行があるかどうかわからないけど、みんなが笑顔になる興行をしたいと思います。また、みんなが笑顔になる興行をやってやるさー!(観客『なんで~!?』)その時も僕たちが勝ってやるさー!(観客『なんで~!?』)みんな笑顔になってやるさー!(観客『なんで~!?』) なんでかって? それは鍛えているからだー! スマーイル・スカッシュ!」
【スマイルスカッシュの話】
▼HARASHIMA「メインで勝ててよかった」
▼彰人「HARASHIMAさんが最後獲ってくれたけど、自分がずっと捕まってしまって」
▼HARASHIMA「真壁選手から獲りたかったけど、勝ててよかった。相撲は負けちゃったけど」
▼ウラノ「前歯取れてしまった…。この興行のタイトルへのアンチテーゼというか…」
▼HARASHIMA「僕らウラノ君の顔を見て笑えるけど。総選挙ユニット1位で自分たちでマッチメークして人を集めて楽しかった。ウラノ君がほとんどやってくれたけど」
▼彰人「普段のDDTとは違う、僕らなりの興行ができたのかなと」
――久しぶりに先輩・真壁と対決したが?
▼HARASHIMA「うれしいし、次やるならシングルやりたいです」
▼彰人「真壁選手は僕のことなんて知らなかったと思うけど、真壁選手の頭のどっかに彰人が入ってたら今日の収穫かなと」
▼ウラノ「(カシンと)やりたいと言ってやったカードだけど、想像以上の人だった。渡されたパンツはまだハードルが高すぎる。ケンドー・カシンと組む機会があれば。次、会うときまでに自分を高めたいです。また新たなスタートが切れたと思います」
――DDTで真壁と戦うのは3度目となったが?
▼HARASHIMA「先輩だし、憧れの存在であることは変わらない。憧れだけど、リングに立ったらライバルというか、倒さないといけない相手。あれから3年半、4年経ってるし、DDTも大きくなってるし、今ならあの頃と違う戦いができる自信がある」
――真壁を越える自信は?
▼HARASHIMA「やってみないとわからないけど、いけます!」
――10年間をぶつけられた?
▼ウラノ「自分なりに出し切れたと思います。『あれじゃ俺がいい人じゃないか』と言われたけど、自分にとってはいい人です。唯一無二の、一番尊敬できる、とてもいい人です」
――対新日本となったが?
▼彰人「ライガーさん、高橋広夢君とやって以来。いい経験になったし、やることによって新日本に上がってみたい気持ちになるし、興味が出ますね。僕の体格的にスーパージュニアにDDT代表として出てみたい気持ちになりますね」
【試合後の高木&真壁】
▼真壁「高木大社長からピンフォール獲ったのが全てじゃないの。以前のヤローの覚悟ならなかっただろうな。ベルトの重み、背負ってる覚悟を感じた。ただ、壮絶な試合やって笑顔みせてるならまだまだだ。もっと死に物狂いでこいよ。これで満足してたらまだまだだ。もっと上のベルトあるだろ。それを狙ってもいいだろ。大社長に直訴してもいいぐらいだ。彰人なんかまだ25だろ。いいじゃねぇか。ただ、俺もピンピンしてるし、いくらでも立ちはだかってやるし、俺のレスラー人生でも面白い。超えられないから先輩なんだよ。あとは非力さを感じたし、何でここで畳み掛けないかと思う場面もあったな」
▼高木「真壁選手のファンのウチの娘に勝ったよって報告したかった。また機会あったらお願いします」
▼真壁「俺と大社長がただ組んだだけじゃねぇんだ。おめぇらクズチャンピオン、いくらでも山があるって忘れるな。山も谷もあるんだ。俺は必要とあれば立ちはだかってやるよ」
――1・4ドームではNEVER挑戦も決まったが?
▼真壁「この俺の試合の意気込みとしては完全にスイッチ入ったな。ヤローをねじ伏せようと思ってスイッチ入った。ドームはフルスロットルで突っ走る」
――試合後、HARASHIMAと話していたようだが?
▼真壁「これで終わりじゃねぇってことだ。いつか1対1でやってやる。そういう夢がねぇとな。その夢が実現するか夢で終わるか。プロレス界を動かすかは俺たちの頑張り次第だな」
――カシンにチェーンを奪われたが?
▼真壁「あれ潜った瞬間、張り手食らったからな。これは俺の正装だ。やってやったぜ。もう先輩じゃねぇからな。そういう交流があって、戦いがあって懐かしさがあって楽しいじゃねぇか。高木大社長と組むのがミラクルだからな」
▼高木「プロレスに絶対って言葉はないってことですよ」
▼真壁「ない。高木社長に喧嘩売って、返ってきたけど消滅」
▼高木「ライオンズロード! 真壁選手、一言だけ聞きたかったんですけど、DDTのリングに戦いはありましたか?」」
▼真壁「ありましたよ」
HARASHIMA、ウラノ、彰人によるユニット“スマイルスカッシュ”の自主興行をSAMURAIで視聴(2日遅れとなったが)、セミではウラノが“恩人”とするカシンと対戦、カシンとDDTの接点があまりなかったことから参戦自体驚いてしまったが、ウラノの言う接点は2002年頃の全日本プロレス、カシンは武藤敬司と小島聡と共に全日本へ移籍、ウラノはK-DOJOに属していたが三沢光晴らの大量離脱後で選手が不足していた全日本に参戦していた。その頃に地味だったウラノに「地味過ぎる。何もないぞ。何かしてこい」とカシンからアドバイスを受けていた現在に至ったというが、カシンはどういう意味でアドバイスを贈っていたのか、おそらくだがカシンは本音を語らないだろう。
試合は河合奈保子の「スマイル・フォー・ミー」を前奏にした「スカイウォークでカシンは入場、胸にはヤスだけでなく中西学、永田裕志を施したシール、試合も「なんだ、あのVTRは! 俺がいい人みたいじゃないか!」と怒り、ウラノのバンダナを奪って「外道みたいじゃないか!」といちゃもんをつけ、挙句の果てにはカシンのランニングネックブリーカーが松井幸則レフェリーに誤爆して無法地帯を作るなどカシンワールドでウラノを翻弄、ウラノも負け時とカシンの攻撃を練習生を立てに防ぐが、反撃を狙ったプランチャはカシンが練習生を盾にするなど自分の世界を崩さない。
そしてカシンはバックステージへ戻ると、メインを真壁のチェーンを奪って登場するが、真壁が乱入してラリアットを浴びせ、敬礼ポーズを取りつつチェーンを奪い返す、カシンと新日本・またかつての後輩である真壁と絡むのは何年ぶりだろうか、これもカシンなりのファンサービスといったところなのか、試合はカシンの雪崩式腕十字をウラノが丸め込んだところで、カシンが丸め込んで3カウントを奪い勝利。
試合後はウラノのコスチュームを破いたカシンは「東奥学園」と書かれたレスリングの吊りパンを着用させ、ウラノは恥ずかしいそうにアピールしたが、それでもカシンを恩人と称えるウラノ、カシンが「あのヤロー。営業妨害だよ。あれじゃ俺がいい人みたいじゃねえかよ。イメージダウンも甚だしいよ。」とコメントしたのは、天邪鬼なカシンなりの照れ隠しだったのかもしれない。
メインのHARASHIMAvs真壁のタッグマッチはHARASHIMAと真壁が激しくぶつかりあえば、脇に回った高木がはフライング・クロスチョップから619、真壁との合体パイルドライバーを披露するなど幅の広さを見せつける。
試合は真壁組が4人の中でキャリアの浅い彰人が捕らえ、交代を受けたHARASHIMAも高木の援護を受けた真壁のラリアット、ノーザンライトスープレックスと攻め込まれるも、HARASHIMAもフロントハイからエルボーで応戦し彰人も足横須賀でしっかりお返しする。
再び彰人を捕らえた真壁組は高木のスコピリドライバーから真壁がキングコングニーで追い詰めるが、彰人がかわして自爆となるとHARASHIMAが真壁に蒼魔刀を浴びせファルコンアローを決める。
終盤はHARASHIMAのスワンダイブを高木がスタナーからシットダウンひまわりボムを狙うも、リバースフランケンで切り返したHARASHIMAがファルコンアローからの蒼魔刀で3カウントを奪い、主催興行を勝利で飾った。
最後はユニット名らしく笑顔で幕となったが、HARASHIMAvs真壁がシングルで対戦する日はいつなのか・・・これもまた楽しみである。 -
無謀への挑戦・・・佐野魂が両国へ進出
<バトルニュースより>
11月13日、プロレス佐野魂の記者会見があり、驚きとしか表現のしようがない2015年7月17日(金)、両国国技館への進出が発表された。会見に出席したのは佐野直のみ。参戦選手はプロレス佐野魂所属選手を除き未定とのことで、「まっさらの状態です」と言う。開催日の7月17日は三連休が始まる前日の金曜夜であり、タイミングの良さもあって、飲食業や学習塾を展開、6月18日には冬木弘道さんの13回忌、金村キンタローの25周年興行を支援した株式会社KAJIの力も借りて、空いているなら取ってしまえとなったとのことだ。
佐野直の決断には、反発心もあるという。専門誌から「団体として認められるにはそれなりの実績を残してから」と告げられ、その基準として「定期的に興行を持っているか否か、後楽園ホールで大会開催したか」を挙げられ、2012年4月19日に佐野直自主興行『スタンリーKH』後楽園ホール大会を成功させたにもかかわらず、注目度が変わっていない。
また、同キャリアの選手と比べ試合数も多く、ファイトマネーもいただいているのに、ステイタスが上がっていないことへのいら立ちがある。もがき続けた結果が両国に辿りついたのだという。前出の自主興行名義はともかく、プロレス佐野魂は昨年の大晦日、新木場1stリング大会で旗揚げ。4月23日には新宿FACE大会、8月27日には新木場1stRINGも成功させており、今年も大晦日に新木場1stRING大会を開催する。
DDTが10年かかって両国国技館に進出したことを思えば、開催時点で旗揚げから1年7ヶ月での超スピード到達となるが、果たしてこれが快挙なのか、はたまた無謀なのかは佐野本人も自覚するところ。大会まであと8か月しかないが「まっさらの状態です」「どこでやれば無謀にならないのか、後楽園でやればいいのかとなってしまう」と、「勝ち目はある」とニヤリ。インディペンデント団体を経営し両国大会も成功させたことがある某社長に「絶対に辞めとけ、儲からない」と諭されたそうだが、逆に「これはやってやろう」という気になったという。
「万博という名の通り、みんなで楽しいことをやろう、好きなことをやるというだけで、プランは白紙」だそうだ。「ついてきてくれる若い子たちに美味しい思いをさせる目論見もあるが、甘えのある選手の甘えの部分を取っ払う大会にしたい」という。本日の発表をマスコミ経由で知ることになる選手たちには「マジかよと驚いて欲しいが、あと8ヶ月しかない」と、「お客が入らなければ大変な借金を背負うことになる」と気を引き締める。「どうせ失敗するだろうと、興味本位で来てくれても構わないから、北海道から沖縄まで、全国の皆さん、この日だけは佐野魂に空けておいて欲しい」と、最後は懇願口調になった。
批判はあるが、「じゃお前やってみろよ」と、佐野直は開き直っている。佐野魂が成功すれば、業界全体の底上げになるとの信念があり、「ああ、プロレスでしょ」と未だ偏見を持たれているインディープロレスの現状を変える野望があった。「たくさんのお客さんに来ていただけたら、レスラーも潤う、そこからもがいている自分を抜け出したい」とのこと。
オールドスクール出身の佐野は、先輩に教えられた「会場には電車で来るな」などを守っており、「夢を与える商売の歯車になれば」と、プロ意識をも語っていた。ともあれ、発表にはこぎつけた。あとは進展を見守るしかない。
プロレス佐野魂を主催している佐野直が会見を開き、7月17日に両国国技館進出することが発表された。
一部関係者からは無謀な挑戦とされ、両国に進出した某団体の社長(高木三四郎?)からも反対されたという。
それでも挑戦する理由は専門誌(週刊プロレス)から「団体として認められるにはそれなりの実績を残してから」と言われたことへの反発心から、先月の10月13日の後楽園ホールにガッツワールドが進出したが週刊プロレスには掲載されずファンだけでなく一部選手からも反発を受けた。(翌週には少しだけ掲載される)
その勢いで両国進出となったわけだが、両国となると団体としては相当なパワーを要するだけに、かなりハイリスクな戦いになるのではと思う。
自分も正直言って無謀としか言いようがない、だたその無謀を覆すのは佐野魂次第、じっくり見定めていこうと思う -
1・4東京ドーム大会第二弾カード、タッグリーグ出場チーム決定!果たして本命は?
<新日本プロレス公式HPより>
☆1/4(日)東京ドーム『バディファイトpresents WRESTLE KINGDOM 9』14:30開場、16:00開始
▼スペシャルシングルマッチ〜完全決着ルール〜
鈴木みのる(1/無)桜庭和志
※ピンフォール及び場外カウントなしの完全決着ルール。決着はKO、TKO、ギブアップ、レフェリーストップのみとする。その他は通常のプロレスルールで行う
▼NEVER無差別級選手権試合
[第5代王者]石井智宏(1/60)[挑戦者]真壁刀義
※石井2度目の防衛戦
■真壁刀義選手コメント
「そうだね。まず一つ言えることはここにいる石井は俺自身が考える、新日本プロレスの中で、まぁ唯一認めるレスラーの一人でもあること。ただそれは、俺が第三者の立場から言うものだよな。だからコイツがいろんな選手とやって、いい試合をしてきて、いいんじゃねぇの。ただ、俺がいいてぇのは、その過大過ぎる評価をよぉ、ちょいとばかし引きずり落ろしてーなと思ったわけよ。そういうのも含めて、今回はベルトに挑戦してえなと思ったよな。それだけだよ」
■石井智宏選手コメント
「まぁ今回は俺の逆指名だけど。俺にとっては、申し分ない相手だと思ってる。まぁ俺はNEVERに対する、俺とは違う世間のイメージ、それを拭い去るには、『G1』を獲った男、『IWGP』を巻いた男、こういう連中をこれからは俺の踏み台になってもらう。その一歩が真壁刀義。まぁそんな感じかな」
■質疑応答
――石井選手のコメントでもありましたが、『G1』も制し、IWGPも巻いた真壁選手が、あえてNEVERに挑戦するのは、石井選手の存在が大きいということですか?
真壁「まぁ全部含めてよ、ベルト持ってんだろ。あそこで喧嘩売られてよぉ、『悪ぃねぇ』って引く馬鹿どこにいんだよ。やるしかねぇだろ。単純にそこだよ。だから是が非でもよぉ、このベルト、石井を引きずり落ろしてやるよ。それを考えてんだよ」
――大阪での後藤戦の感想と、真壁選手を引っ張り出したことに関してお願いします。
石井「まぁ後藤の時もそうだけど、後藤は『G1』も獲ってますし、そういう意味で、ちょっとNEVERのイメージが変わったと思うんで。その後藤が真壁を連れてくるっていうことで、まぁ試合前から俺は、後藤に勝ったら真壁刀義を狙うつもりでいたけど」
――NEVERのベルトに対するイメージは?
真壁「イメージ? 今、IWGPとかよ、インターコンチネンタルとかよ、いろんなベルトあんだろ。3つあるよな、今な。その3つのなかで、俺自身がほんとの意味で感情揺さぶられて、引きずり落ろしてぇと思ったんだよ。だからこそだよな。大体お前、リング上でよ、目の前でベルトぶら下げられて、胸張られたらよぉ、コノヤローって思わねぇのがおかしいだろうがよ。単純にそこだよな? だからこそ、このベルト狙ってんだよ」
――改めてお互いに警戒する点は?
真壁「あのよ、試合前の会見でよ、『相手のなに警戒しますか?』『これ警戒します』なんていうバカ、どこにいんだよ? そんぐらいピリピリきてんだからよ。だが、あえて言ってやるよ、なんも通用しねぇぞ、この俺にはよ。それだけだ!」
石井「警戒するとこ、ないね。最近の真壁刀義、まぁハッキリ言って、おとなし過ぎてるしかないね。俺が寝てる暴走キングコングを、眠りから起こしてやるよ」
――ドームという大舞台で、タイトルマッチが組まれましたが、気持ちはいかがですか?
真壁「気持ち? 気持ちはなんか変わらねぇよ。ただよぉ、俺自身もよぉ、最近の俺様、真壁刀義のエンジンのかからな過ぎにイラだってんだよ。俺自身もな、周りが見てもわかる通りだよ。それがムカついてしょうがなったんだよ。だからこそよ、あん時喧嘩売られたろ? ここだな思った。ここ逃したら、もうねぇなと。だから胸張ってる野郎に、胸張り返したんだよ。それだろ。だいたいなぁ、この1年よぉ、俺自身ロクな試合してねーんだよ、自分の中で。納得できてねぇんだよ。すべてが納得できてねーんだよ。だからよ、思う存分だよ。思う存分そこまでによ、焚いて炊いて焚きまくって、暴れまくる。それだけだよ」
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合(1/60)
[第39代王者組]カイル・オライリー ボビー・フィッシュvs[挑戦者組]KUSHIDA アレックス・シェリーvs[挑戦者組]ロッキー・ロメロ アレックス・コズロフvs [挑戦者組]マット・ジャクソン ニック・ジャクソン
※オライリー&フィッシュ初防衛戦
※4チーム同時に通常のタッグマッチを行い、いずれかの1チームが勝利した時点で決着となる
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合
[第69代王者]田口隆祐(1/60)[挑戦者]ケニー・オメガ
※田口3度目の防衛戦
■ケニー・オメガ選手コメント
(すべて英語で)「最初にきっと皆さん、失望してるんではないかと思う。それが第一の印象だ。なぜなら、ここにいるのはグッドガイではない、悪いケニー・オメガがいるからだ。私は昔のケニー・オメガではない。もうBULLET CLUBの一員だ。そのBULLET CLUBの色にしっかり染まってるんだ。田口選手については、長い負傷の期間等々があって王者になったこと、おめでとうと言ってあげたい。しかし、アスリートしてはどうだ? そんな長い期間欠場していて、遊んでいたら、ダメではないか? それに比べて毎日、毎日トレーニングを欠かさずやってきた。きっと彼をコテンパに叩きのめしてやる。田口選手にとってはある意味、ハッピーかもしれない。なぜなら倒される相手がこのケニー・オメガだから」
■田口隆祐選手コメント
「まぁアンダーソンが、終わってから目の前に来て、新メンバーがオメガだと言われて、オメガかと思いましたけど。オメガかよと、マジかよと思いましたけどね。ちょっと、うわぁキツイなと思ったんですけどね。オメガ、黒くコスチュームを変えたところでね、そんな1日2日で、人間が悪くなるわけがないんですよ。まだハロウィンやってるのかよと思いますけどね。黒いコスチューム着て、コスプレして悪くなるわけがないですから。まぁタイトルマッチもおそらくまだ、黒に染まりきてれなオメガが、そこにいると思いますんで。まぁ悪くなりきれないうちに、しっかり叩きのめしておきたいと思います」
■質疑応答
――BULLET CLUB入りはいつ頃から考えていたのか?
ケニー(英語で)「『(BEST OF THE) SUPER Jr.』が終わって、ライオンマークの前で入団会見をした後、その時から、BULLET CLUB入りのことは頭にあった。ただ、ライオンマークの前で会見すること、それは菅林会長、その他を信用させる、その意味もあってそうしたんだ。ただ、自分はレスラーであるので、周りの敵をすべて倒す。それが念頭にある。誰もお友達同士でいる必要はない。だから全員を倒していく。そのためにBULLET CLUBに入った」
――先ほど、田口選手からあった「黒くなったからって、すぐ悪くなれるわけはない」という発言に対しては?
ケニー(英語で)「BULLET CLUBのメンバーになった以上、この黒いコスチューム、衣装、この出で立ちがクール。そうでないとカッコ悪い、BULLET CLUBの一員になったという証なんだ。BULLET CLUBというのはトップクラスの選手が集まっているところ、そのメンバーになったことを証明するため、このような出で立ちをしている。昔、確かにグリーン、イエロー、オレンジとか、そういう衣装を着てたこともあった。でも今の自分を見てくれ。この黒い出で立ち、これこそがクールであるし、カッコいい。自分でもそう思ってる」
――今のケニー選手の発言を聞いていかがですか?
田口「そうですね、まぁちょっとよくわからないですけど。まぁ見た目をね、見た目は凄く変われるかもしれないですけど、中身までそんなに変われないですから。ボクも純白のパンティーの気分でね、常に試合に臨んでるんで、赤く染まることもあれば、黄色く染まることだって出来ると。まぁ白対黒の闘いですね。期待してください!」
――田口選手、もう一度挑戦者の名前を言ってもらえますか?
田口「(独特のイントネーションで)オメガ選手ですね。はい? オメガ選手。頑張ります」
――オメガ選手に伺いますが、今までは日本語を話していましたが、日本語を口にしない理由は?
ケニー(英語で)「確かに自分はある時、日本語の勉強をしていた。それはファンのためだと思ってやってきたことだ。それによってファンの間で人気も高まる、そう思ってやってきた。実際そうだと思う。でも結果なにが残ったと言うのでしょう。なにも得るものは結局なかった。本当のファンというものは私が勝つこと、私がベルトを巻くこと。これを望んでいる、そう確信することに至った。だからもうファンのために日本語を話すとか、一切気にかけていない。ただ勝つことに専念する。俺自身、英語で話すことがよりクール、カッコいいと思っている」
――「友達はいらない」というような発言もありましたが、新日本にいる飯伏選手への感情はいかがですか?
ケニー(英語で)「飯伏選手のことにはもう触れたくない。日本語も一切喋る気はない」
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合
[第10代王者]中邑真輔(1/60)[挑戦者]飯伏幸太
※中邑2度目の防衛戦
■両選手のコメント
飯伏「自分は、ヘビー級に闘いの場を移してから、『いきなりビッグチャンスが来たな』と。凄くうれしいですね。東京ドームでシングルマッチをやることだけでもうれしいのに、タイトルマッチで中邑さんと闘えるのが非常にうれしいです。楽しみです」
中邑「運よく大阪でタイトル防衛して、その一番おいしい状況下の中で飯伏が現われたと。『ちょっとおもしれぇな』と思いました(微笑)。飯伏が現われて、一番おいしい場面を、『イヤァオ』っつってかっさらわれた瞬間、『あ、こいつおもしれぇな』と(ニヤリ)。飯伏が新日本に所属という形をとってから、片足ずつ新日本、DDT(プロレスリング)と入ってるわけですけれでも。どーもこーもなんだろうな!? 自分の受ける感覚・・・ただ僕の個人的な見解として言えば、なんかしら閉塞感というか・・・その状況に四苦八苦というか、“没頭しきれてない感”だとか、感じ取れるわけですよ。いろいろ飯伏が気にしてる部分、状況はあるかと思いますが、インターコンチは最も自由なベルトです。東京ドームでは、何も考えず自由に闘って欲しいですね。そうすれば、自分が望むような“ヤバい試合”ができるんじゃないかなと思います」
■質疑応答
――飯伏選手、中邑選手が持っているICベルト自体の印象は?
飯伏「自分も闘ったことのある(ラ・)ソンブラとか、そういう人たちが絡んできたベルトで。さっき中邑さんも言ったんですけど、“自由なベルト”だと自分も思います。だから、“自由な闘い”をしたいですね」
――大阪大会のアピールのあとには「久々に狂える」という発言もありましたが?
飯伏「あの行動自体、普通に考えたら狂ってるのかな!?と思うんですけど。なんか、このベルトもそうなんですけど、『中邑さんだったら狂い散らかせるのかな?』って思いますね。久々に」
――中邑選手は常々「ヤバいヤツとやりたい」と言っていますが、そういった面で飯伏選手はどう思いますか?
中邑「“ただヤバい”とか“ただ狂った”とか、そういうのはいっぱいるとは思うんですけど、凄いレベルの高いところでそういうモノができれば、きっといままでにない(試合)だろうなと。かつ、いろんな試合と比較されると思うんですけど、そういうモノとはちょっと次元が違うことができればいいとは思ってますね」
――飯伏選手、「中邑さんだからこそクレイジーな部分が出せる」という理由は?
飯伏「前回の(対戦)は“クレイジーな部分”だと思うんですけど、その“おかしな部分”というか、なんというんですかね? 難しいですけど。あれだけが“自分の狂った部分”ではないので。“あの種類”だけがおかしな部分ではないんで。まったく違った感じの試合になるかもしれない。その部分もある・・・」
――それは中邑選手が相手じゃないとできないこと?
飯伏「そうですね。自分では」
――飯伏選手、中邑選手が「2団体所属で閉塞感が出たんじゃないか?」という発言をしていたんですけど、ご自身の気持ちはいかがですか?
飯伏「そうですね~。やっぱり自分の中にも、『どっかで行ききれない』というか、中途半端というか、そういう感じはしてたんですけど。このあいだ、『もう、ここしかない』と思って。ビッグチャンスだと思って、乗り込んで。なんか、ちょっと吹っ切れた感がありますね」
――それも「中邑選手だからこそ吹っ切れる」と思って行ったんですか?
飯伏「そうですね」
――中邑選手、いまの飯伏選手の話を聞いてどう思いますか?
中邑「そうですねぇ。飯伏がほかの選手をどういう目で見ているか知らないですが、この前の大阪の試合後のリング上でも、なんかどことなく目の輝きがギラギラしているというか、それこそ獣じみたというか。プロレス界を見渡しても、そういう人間ってなかなかいないとは思うんで。何かが起きそうでワクワクしますね」
――このカードは2013年のベストバウト、すでに決定している棚橋弘至vsオカダ・カズチカのIWGPヘビー級選手権試合は2012年のベストバウト、そのへんを意識しますか?
飯伏「前回のその試合を意識・・・う~ん・・・・・・。あれは、またなんか違う感じなんで。意識はしますけど、そんなには自分の中では意識はしてないです。IWGP(ヘビー)に関しては、そうですね・・・。うん。そうですね・・・」
――「そうですね」というのは?
飯伏「そうですねっていう感じですね(笑顔)」
――中邑選手は?
中邑「ベストバウトは・・・けっこうもう前のことでしたっけ!? あ、去年か(笑)。でも、それこそ今回は“タイトルが懸かる”、“東京ドームだ”っつって。かつ、この前は『G1』の流れの中のひとつの試合ということでは、もう状況は完璧に違うので、特には意識はしてないですね。で、IWGPを意識するかと言えば、もちろん、そうですね。今年の東京ドームはミラクルを起こして、IWGPよりも後ろの試合という部分で、このインターコンチの価値を決定打として打ちましたが、今回はもうすでに決定しているわけでしょ? IWGPが最後っていうことで。だったらだったで、この(IC)タイトルマッチがどのポジションに来ようが、『気兼ねなく遊べるんじゃないか?』と。そういう意味で、自分は開放感を試合に求めたいと思います」
[既報カード]
▼IWGPヘビー級選手権試合
[第61代王者]棚橋弘至(1/60)[挑戦者/G1 CLIMAX 24優勝者]オカダ・カズチカ
※棚橋初防衛戦
新日本プロレス1月4日東京ドーム大会の第二弾カードが発表され、鈴木vs桜庭の完全決着マッチ、石井vs真壁のNEVER選手権、田口vsケニーのIWGPジュニアヘビー級選手権、4WAYによるIWGPジュニアタッグ選手権、中邑vs飯伏のIWGPインターコンチネンタル選手権が正式決定した。
鈴木vs桜庭はUWFルールで行われるのではと思われたが、決着はKO、TKO、ギブアップ、レフェリーストップのみ、しかし通常のプロレスルールで行われるため決着がつくのかどうかはわからない。
石井vs真壁のNEVER選手権は、内藤哲也によって若手主体のベルトと提唱されたNEVER選手権が石井が王座になってから“ど真ん中プロレス”の象徴へと塗り替えられ、石井が激しい試合をすることによって権威が挙がり、後藤洋央紀などトップどころまでが挑戦するようになった、今回の真壁の挑戦もそれだけNEVER選手権のステータスが挙がったという証なのかもしれない。
田口vsケニーは、ケニーが新日本へ移籍してからの初戦だけにどうしても負けられない、DDTで培った日本語と飯伏との関係も封印したのも、その表れでもある。
中邑vs飯伏は2013年度のプロレス大賞のベストバウトを獲得しているだけに外れはないだろうが、昨年以上の試合は求められるのは必至、そのプレッシャーを二人がどう跳ね除けるのか・・・
ドーム大会は全9~10試合を予定、おそらくだが次期シリーズである、「WORLD TAG LEAGUE2014」が終わり次第全カードが決まる、「WORLD TAG LEAGUE2014」の出場チームが発表された。
「WORLD TAG LEAGUE2014」
[出場チーム]
▼Aブロック
・棚橋弘至&ヨシタツ
・天山広吉&小島聡
・内藤哲也&ラ・ソンブラ
・オカダ・カズチカ&YOSHI-HASHI
・AJスタイルズ&高橋裕二郎
・カール・アンダーソン&ドク・ギャローズ
・ロブ・コンウェイ&ジャックス・ダン
・マット・ターバン&マイケル・ベネットwithマリア・ケネリス
▼Bブロック
・真壁刀義&本間朋晃
・永田裕志&中西学
・後藤洋央紀&柴田勝頼
・中邑真輔&石井智宏
・矢野通&桜庭和志
・鈴木みのる&飯塚高史
・ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.
・バッドラック・ファレ&タマ・トンガ
驚いたのは今までスポット参戦扱いだった桜庭がシリーズに初参戦すること、初めてのツアー参加に桜庭がどう対応するのか。大阪大会では期待はずれに終わったヨシタツは同郷の棚橋と組んで参戦、10月の両国で誤爆から不穏な空気となった天コジもとりあえず継続となった。
自分的優勝はドーム大会の観点でいうと本命は後藤&柴田、後藤も石井に敗れて後藤革命は出だしから躓き、柴田も中邑に敗れてしまいテーマがない、これらを挽回するにはタッグリーグ優勝とIWGPタッグ奪取しかない・・・今回のタッグリーグは後藤と柴田にとっても正念場になる。
また第三世代も期待したいが、天コジはとりあえず継続となったものの、その後和解したという話も聴かないことから不穏な空気は拭えたわけでない。
タッグリーグはどのチームが制覇するのか?行方次第でドームのカードも決まる。 -
発表!10月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行
10月の月間MVP、ベストバウト ベストシリーズ&興行が決定しました
10月の月間MVP
棚橋弘至(新日本プロレス)
投票結果=投票数41
棚橋弘至(新日本プロレス)=24
丸藤正道(NOAH)=6
ジョー・ドーリング(全日本プロレス)=3
河野真幸(WRESTLE-1)=3
B×Bハルク(DRAGON GATE)=2
原田大輔(NOAH)=1
吉野達彦(ガッツワールド)=1
石井智宏(新日本プロレス)=1
10月のタッグMVP
杉浦貴 田中将斗(弾丸ヤンキース)
投票結果=投票数32
杉浦貴 田中将斗(弾丸ヤンキース)=8
拳王 大原はじめ(超危暴軍)=6
KUSHIDA アレックス・シェリー(新日本プロレス)=5
バラモンシュウ バラモンケイ(ムーの太陽)=4
ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr(鈴木軍)=2
青木篤志 佐藤光留(Evolution)=2
秋山準 大森隆男(全日本プロレス)=1
竹下幸之助 遠藤哲哉(DDT)=1
尾崎魔弓 旧姓・広田さくら=1
火野裕士 Hi69=1
10月のベストバウト
10月13日 新日本プロレス「KING OF PRO-WRESTLING」両国国技館
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○棚橋弘至(27分04秒 片エビ固め)[第60代王者]XAJスタイルズ
※ハイフライフロー
☆AJが3度目の防衛に失敗、棚橋が第61代王者となる
投票結果=投票数36
棚橋弘至vsAJスタイルズ(新日本プロレス 10月13日 両国国技館)=12
田中将斗vs杉浦貴(NOAH 10月18日 後楽園ホール)=6
河野真幸vsKAI(WRESTLE-1 10月8日 後楽園ホール)=2
丸藤正道vs関本大介(NOAH 10月12日 横浜文化体育館)=2
オカダ・カズチカvs内藤哲也(新日本プロレス 10月13日 両国国技館)=2
青木篤志vs佐藤光留(全日本プロレス 10月29日 山形市総合スポーツセンター)=1
宮本裕向 木高イサミvsバラモンシュウ バラモンケイ(大日本プロレス 10月6日 新木場1stRING)=1
グレート・ムタ TAJIRIvsグレート・サナダ ジェームス・ストーム(TNA 10月12日 後楽園ホール)=1
飯伏幸太 ケニー・オメガvs男色ディーノ 竹下幸之助(DDT 10月26日 後楽園ホール)=1
KUSHIDA アレックス・シェリーvsマット・ジャクソン ニック・ジャクソンvsロッキー・ロメロ アレックス・コズロフ(新日本プロレス 10月13日 両国国技館)=1
杉浦貴 田中将斗vsマイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト(NOAH 10月12日 横浜文化体育館)=1
小島聡vs中嶋勝彦(NOAH 10月21日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場)=1
拳王 大原はじめvs石森太二 小峠篤司(NOAH 10月12日 横浜文化体育館)=1
石井智宏vs高橋裕二郎(新日本プロレス 10月13日 両国国技館)=1
関本大介vs森嶋猛(NOAH 10月21日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場)=1
中嶋勝彦vs森嶋猛(NOAH 10月26日 博多スターレーン)=1
10月のベストシリーズ&興行
新日本プロレス「KING OF PRO-WRESTLING」10月13日 両国国技館 9100人 超満員札止め
投票結果=投票数37
新日本プロレス「KING OF PRO-WRESTLING」10月13日 両国国技館=17
NOAH「GREAT VOYAGE 2014 in YOKOHAMA」10月12日 横浜文化体育館=6
DDT「DDT Special 2014」10月26日 後楽園ホール=5
WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2014 初代王者決定トーナメント」9月12日 石川産業展示館3号館~10月8日 後楽園ホール=2
全日本プロレス「復活!ジャイアントシリーズ&旗揚げ記念シリーズ」10月8日 千葉・木更津市民体育館~29日山形・山形市総合スポーツセンター=2
IWA JAPAN「不滅の飯屋魂」10月13日 後楽園ホール=1
ガッツワールド「ガッツワールド10周年記念特別興行~みんなで行こう!後楽園!!~」 10月12日 後楽園ホール=1
FREEDOMS「旗揚げ5周年記念大会第二弾」10月16日 後楽園ホール=1
東京愚連隊「東京MISSION『菊祭り』~菊タローデビュー20周年記念興行~」10月23日 新木場1stRING=1
TNA「BOUND FOR GLORY」10月12日 後楽園ホール=1
以上に決定しました!投票ありがとうございました。
また11月の月間MVP、ベストバウト ベスト興行&シリーズの投票を12月上旬に投票受付を予定してます、投票日時は後日発表します。 -
杉浦が関本にリベンジを果たしグローバルリーグを制覇!
11月8日 NOAH「グローバル・リーグ戦2014」後楽園ホール 1850人 超満員
<コメント、アピールなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○丸藤正道(6分54秒 TKO)[2勝4敗=4点]Xシェイン・ヘイスト
※虎王2連発
【丸藤の話】「途中(意識が)飛びそうになったけどね…。まだあきらめない。まだあきらめないよ」
◇第2試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝4敗=6点]○コルト"Boom Boom"カバナ(6分00秒 カバナ固め)[3勝4敗=6点]X齋藤彰俊
◇第3試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○関本大介(12分15秒 ぶっこ抜きジャーマンスープレックスホールド)[4勝3敗=8点]X中嶋勝彦【関本の話】「(試合を振り返って?)正直、何がなんだか分かんないっす! 勝彦と気持ち良く、お互い真っ向勝負ができて勝った。それが収穫だったと思います。(優勝へ望みをつないだが)何とか。これからちょっと(次の試合を)観てきます」
【中嶋の話】「(悔しい敗戦となったが?)そうですね…。(試合を振り返ると?)あんまり覚えてないですね。(得意の蹴りで圧倒した場面もあったが?)でも、結果が…。最後に聞こえたのは俺の入場曲じゃなかったんで。また出直しです。(グローバル・リーグ戦を振り返ると?)今は何も考えられないですけど、一戦一戦走ってこれたんで、そこは良かったかなと思うし、次に必ず繋げたいと思うんで。グローバル・リーグは終わったけど、俺の旅はまだまだ終わらないです」
◇第4試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝4敗=6点]○森嶋猛(7分12秒 片エビ固め)[4勝3敗=8点]X小島聡
※バックドロップ
☆関本がAブロック代表に決定
◇第5試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○クリス・ヒーロー(8分05秒 ストレッチプラム)[1勝6敗=2点]Xクワイエット・ストーム
【ヒーローの話】「チョップが凄かったね。ストームが100%の状態じゃないのは分かってた。だけど勝つためにストレッチプラムでわき腹を痛めつけた。戦略上仕方なかった。でもここ後楽園ホールのシングルマッチに戻ってこられて本当にうれしい。ノアは僕の心であり、ホームだから。すぐにでも戻ってきたい。(※腹回りを指差しながら)次はベストシェイプで戻ってくるよ(笑) そして次日本に来る時はGHCヘビーに挑戦したい。アリガト! ガンバッテクダサイ!!」
◇第6試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝4敗=6点]○マイキー・ニコルス(10分09秒 エビ固め)[4勝3敗=8点]X田中将斗
※ブルーベンジェンス【ニコルスの話】「グローバル・リーグ戦を優勝することはできなかったけど、ナガタにも勝ったし、今日はタナカにも勝てた。それにしても、みんな凄い選手ばかりだったよ…。ああアゴが痛い…」
【田中の話】「パワーが凄いね。リングに上がる前、連戦の疲れとかまったくなかったけど、最後のムーンサルトに来る前の技、あれで一気に首が爆発した。(スライディングDをかわされてしまったが?)タッグのベルトを懸けて何度かやっている中で、読まれていた分もあるし、よう研究しとったなって。出る前は優勝以外は意味ないと言ってたし、いい試合したとかは当たり前で、今の時点でも優勝せんかったら、あまり出た意味はなかったかなと思うけど、永田とシングルとやったり、杉浦とシングルをやったり、今日はTMDKの一人とシングルやったり、いろんな意味でええ経験になって。まだまだ俺は進化し続けてるから。この負けというのは今後に繋がってくる。優勝できへんかったら、準優勝だろうと、予選落ちだろうと一緒やし。俺はそれぐらいの位置に来ていると思っとるから。自分のレスラー人生の成果としてね。でもまあ、得るものはあったよ。だから俺は、これからまた強くなる」
◇第7試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝4敗=6点]○モハメド ヨネ(11分01秒)[4勝3敗=8点]X永田裕志
【ヨネの話】「(試合を振り返って?)勝っても残れなかったけど、ここで勝たないと次のノアのストーリーに残れなかった。タイトルマッチのお返しを今年中にしたかったし。それに今回のリーグ戦、永田、小島、関本…と他団体勢を止めないと、超満員になってくれたノアのお客さんも納得しないと思ったんで」
【永田の話】「(悔しい結果となったが?)悔しい結果? 俺にとってはな。君らにとっては嬉しい結果だろ。最後の最後で足を引っ張られた。G1のジンクスがここでも生きてたのか。チクショウ…。あと一歩! モハメド ヨネ、アッパレゼァ!」
◇第8試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○杉浦貴(1分57秒 TKO)[4勝3敗=8点]Xマイバッハ谷口
※フロントネックロック
☆杉浦がBブロック代表に決定
【杉浦の話】「(試合を振り返って?)うん、次決勝行けるんで。(相手は関本だが?)最高の相手だから。名古屋で負けてるし。思いっきりぶつかっていきたい。逃げない。ぶっ倒れるまでやり合いたい」
◇第9試合◇
▼NOAHジュニア・スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
○拳王 大原はじめ 北宮光洋 熊野準(9分02秒 ドラゴンスープレックスホールド)小川良成 ザック・セイバーJr. スペル・クレイジー Xペサディーヤ
◇第10試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合前哨戦/30分1本
石森太二 ○小峠篤司(7分39秒 片エビ固め)原田大輔 X平柳玄藩
※キルスイッチ
◇第11試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」優勝決定戦/無制限1本
[Bブロック1位]○杉浦貴(19分12秒 片エビ固め)[Aブロック1位]X関本大介
※オリンピック予選スラム
☆杉浦が「グローバル・リーグ戦2014」優勝
(試合後、小島、森嶋、マイバッハを除く全選手が揃い表彰、記念撮影の後で丸藤だけがリングに残る))
杉浦「チャンピオン、ここで残ってくれたということは、俺の言いたいことはわかるよね? このリーグ戦で優勝したので、どっちが強いか、ベルトを懸けて決めましょう」
丸藤「まずは優勝おめでとうございま。このグローバル・リーグ戦、チャンピオンの俺が第1試合、杉浦さんは2勝して優勝。俺が断れる理由は1つもない。俺たちで最高のプロレスをしましょう」
(丸藤と杉浦は握手をかわす)
杉浦「ベルト磨いておいてね」
勝利者インタビュー
(今の心境は?)
杉浦「嬉しいの一言です。最高の気分です」
(関本に関して)
杉浦「凄いマッチョだなと思って試合をしてました。怪物ですね」
(そんな相手の攻撃を食らっても幾度となく立ち上がってきた原動力は?)
杉浦「そこは意地ですね。最後は気持ちなんで、気持ちで負けないように、ノアのリーグ戦で負けられないという気持ちもありました」
(丸藤戦について)
杉浦「有コロがいいよね? 有明コロシアムで、年内最後なんで、ノアに残った2人で最高のものを見せたいと思いますので、ぜひ有明コロシアムに来てください。応援よろしくお願いします」
【杉浦の話】「(GHC王座を何度も取ってきたが、それとは違う喜びはある?)今回初めてのリーグ戦優勝だし、喜びは何度だって嬉しいです。(1試合目は決勝を見据えた速攻での勝利だったが?)そうですね。結果的にそうなりました。狙ったというより、相手が先に飛ばしてきたんで、これはそのままいっちゃうと相手のペースになるなと思ったんで、こっちも飛ばして、短期決戦で行こうかなと思いました。(決勝はタフな試合になったが?)本当に男と男の勝負というか。真っ正面からぶち当たれる相手だと思っていたので、思い通りの試合になったと思います。(最後は倒れて終わらずに、起きて返す意地が見えたが?)それは俺もあったし、向こうも立ってきて、投げ返してきたので。お互い意地があったと思います。(終盤のラリアットはどうだった?)もう痺れるというか、全身に電気が走るような衝撃でした。(倒れずにエルボーを返したが?)僕もエルボーを使っているんで、そこは意地で勝負するところなんで。(感極まって泣いているファンもいるが、自分にとってどんな試合だった?)泣いてくれるファンは非常にありがたいし、そういう人がいるから僕らは頑張れるのであって。そういう人たちがいたから頑張れた試合だと思います。(マイクアピールはリーグ戦前から決めていた?)それは決めていました。だから、勝たないことには始まらないと思っていたので。(丸藤は予選で敗れたが?)今日でリーグ戦は終わったんで、もう関係ないです。次はベルトを懸けて戦うだけです。(次のGHC戦はどんな覚悟で臨む?)本当に今年もいろいろありまして。で、残った人間で体を張って頑張ってきたんで。残った人間がメインでベルトを懸けて最後に、やってきた『これがノア』というのを見せたいと思います。最後に俺が立ってればいいと思います。(杉浦にノアという団体を重ね合わせているファンも多かったが、今の思いは?)そういう気持ちで応援してくれるのは非常に嬉しいことだし、僕もいろんなことがありましたけど、ずっとこのノアに残ってきてやっているので。そういう意味では、これからも見捨てずに応援してほしいし、僕らもそれに応えるような試合を続けていきたいと思います。(タイトルマッチとしては初の一騎打ちとなるが?)僕が持っている時はなかったし、向こうが持っている時ももちろんないんで。丸藤がどうのこうのというよりも、今のチャンピオンだし、ノアを引っ張ってきている人間としてね。僕もそのつもりで最前線で体を張っているんで、そういう意味では、集大成というか」
【関本の話】「(ギリギリのところまで追い詰めたが?)負けたから一緒ですよ。(最後は何度も肩を上げていたが、どんな思いだった?)気持ちだけです。(グローバル・リーグ戦を振り返って?)充実してました。でも、最後に負けたのは悔しいですよ」
新日本大阪大会同日にNOAH後楽園大会ではグローバルリーグの最終戦を迎えた。
第1試合では丸藤がヘイストと対戦し、ヘイストはファルコンアロー、ラリアット、ダイナミックボムで攻め込んだが、デスバレーボム狙いを着地した丸藤が虎王を連発してヘイストは失神し試合はストップ、丸藤が4勝目勝ち越しで望みを繋ぐ
第2試合の彰俊vsカバナは、先手先手を攻め込む彰俊に対し、カバナはノラリクラリと返して自分のペースを崩さず、彰俊はデスパニッシュからスイクルデスを狙うが、ブロックしたカバナが自分の足を彰俊の足に引っ掛けて押さえ込むカバナ固めで3カウントを奪い、彰俊は脱落する。
第3試合の関本vs中嶋は中嶋がトラースキックを連発して主導権を握るが、逆水平チョップから、ラリアットやダイビングボディプレスで畳みかけて形勢を逆転、中嶋の蹴りを引かなかった関本はラリアットを浴びせると、ぶっこ抜きジャーマンで3カウントを奪い5勝目をマーク、決勝進出は森嶋vs小島待ちとなる。
第4試合の森嶋vs小島は、超危暴軍の介入に遭いながらも小島は主導権を握る、左のラリアットから垂直落下式ブレーンバスターと森嶋を追い詰める。
そこでラリアットが炸裂するが、レフェリーのカウントはセコンドの拳王、大原が阻止しリングに上がり総攻撃をかけ、最後は森嶋のハイキックからバックドロップが決まり3カウント、これでAブロックは関本が決勝に進出する。
Bブロック、第5試合ではヒーローがストームの痛めている脇腹に集中砲火を浴びせ、最後はストレッチプラムでタップを奪い4勝目をマークする。
第6試合のニコルスvs田中は垂直落下式ブレーンバスター、スーパーフライと田中がペースを掴むも、スライディングDがかわされると、ニコルスはデスバレーボムで反撃、田中のローリングエルボーをかわしたニコルスはマイキーボムからブルーベンジェンスを投下して3カウント、田中は脱落となる。
連覇を狙う永田は第7試合でヨネと対戦、永田は雪崩式エクスプロイダー、大☆中西ジャーマン、バックドロップと畳み掛けるも、ヨネはローキックからハイキックの連打を浴びせ、最後はラリアットからのキン肉バスターで3カウントを奪い、永田の二連覇の夢は絶たれてしまう。
第8試合の杉浦vsマイバッハは、スタミナのある関本戦を想定してか、マイバッハが奇襲から速攻勝負を狙うが、張り手合戦から杉浦がフロントネックロックで捕獲しマイバッハが失神、杉浦が秒殺で勝利を収め決勝へ進出する。
大日本プロレス8月31日名古屋の再戦となった決勝戦は、序盤から両者は肉弾戦を展開。杉浦がエルボーで先手を狙うも関本はラリアットで流れを変え、ジャーマンやラリアットで追い詰めた後でぶっこ抜きジャーマンで勝負に出るが、杉浦はカウント2でクリアする。
関本のラリアットをかわした杉浦がドラゴンスープレックスを決めると、鬼エルボーを乱打、なおも倒れない関本にフロントネックロックで捕獲し、再び鬼エルボーを乱打してからオリンピック予選スラムで3カウントを奪い、杉浦がグローバルリーグを制覇、12月6日有明コロシアムで丸藤vs杉浦のGHCヘビー級選手権が決定となった。
丸藤vs杉浦、ここ数年は杉浦がシングル、タッグを含めて丸藤からフォールを奪っている機会が多いだけに、ある意味丸藤にとって苦手でもあり、GHC防衛記録ホルダーだけに最強挑戦者と言っていいだろう。
果たして杉浦が勝って自身の時代の再来となるか、それとも丸藤が勝って自身の時代を継続するのか・・・