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小川良成デビュー30周年・・・・全日本プロレス、NOAH
NOAHのベテラン・小川良成が今年でデビュー30周年を迎えた、小川は1983年に全日本プロレスに入門するも、翌年には長州力率いるジャパンプロレス勢が参戦したことによって日本人選手が飽和状態となり、デビューしたのは2年後で相手は元UWFインターナショナルのブッカーだった笹崎伸司で、全日本の若手も小川だけだったこともあって笹崎や同時期にデビューした佐々木健介と凌ぎを削ってきたものの、体が小さいだけでなくケガも多かったこともあって伸び悩んできた。
長州力らが新日本へUターンし小川は天龍源一郎の付き人をしていたこともあって天龍同盟に参加、しかし天龍、阿修羅原、サムソン冬木、川田利明の4人には割って入り込むことが出来ず、天龍同盟だけでなく正規軍とも組むなど扱いは準構成員扱いだったものの、しかし原が全日本を去ったことで天龍と組む機会が多くなり、メインにも抜擢される機会も増えていった。
天龍が全日本を退団し、小川は追随せず全日本に残留、鶴田軍の一員となりジュニアヘビー級王座戦線に加わるも、同じ鶴田軍に属していた渕正信が王者、また超世代軍に後輩の菊地毅がいたこともあって、小川にはなかなか挑戦する機会には恵まれず、小川は派手な飛び技より地味なクラシカルなスタイルだったこともあってクローズアップされることはなく、小川より菊地の方が上と見られていた。
その小川と菊地の立場が逆転したのは1997年1月、菊地を破って王座を奪取したが、この頃から小川の存在がクローズアップされ始めるも、ジャイアント馬場さんがジュニアを軽視していたこともあって半年以上も防衛戦が組まれず、初防衛戦でマウアケア・モスマン(太陽ケア)に敗れ王座から転落、ケアがヘビー級に転向したのもあって王座を返上してベルトは小川の腰に戻ったが、小川と全日本ジュニアの不遇の時代は続いた。
その小川の運命を変えたのは三沢光晴が提唱した“三沢革命”だった、現場責任者となった三沢は自身のパートナーに小川を抜擢、その時の小川は「まさかオレが」だったという、小川のテクニックや老獪さを高く評価していた三沢は小川の良さを上手く引き出しつつ、息の合ったコンビネーションも披露、世界タッグとアジアタッグ二冠王の偉業も達成、NOAH旗揚げ後も三沢の片腕となって三沢体制のNOAHを支え続け、新日本プロレスに流出していたGHCタッグ王座も奪取するだけでなく、秋山準のからGHCヘビー級王座も奪取した。
特に対抗戦では三沢が小川と組んで対橋本真也率いるZERO-ONEや新日本プロレスの永田裕志、棚橋弘至と対戦したときは、相手側は「なぜジュニアの小川が出てくるんだ」と不満を露わにしたが、橋本相手にはサミングなど古典的なラフプレー、永田と棚橋相手には老獪さを生かして翻弄するなど存在感を発揮した。
今では旗揚げメンバーも丸藤、小川そして森嶋だけとなり、馬場全日本を知っているのもこの3人だけとなった。NOAHの最古参レスラーとしてこれからもNOAHを支えて欲しい。
最後に小川良成選手デビュー30周年、おめでとうございます!PR -
新シリーズ開幕も主役を奪ったのは“ギタった”田口と再始動の天コジ!
9月4日 新日本プロレス「Road to DESTRUCTION」後楽園ホール 1577人満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○デビッド・フィンレー(9分46秒 マフラーホールド)Xジェイ・ホワイト
◇第2試合◇
▼20分1本
○永田裕志 田中翔(10分41秒 バックドロップホールド)中西学 ×小松洋平
◇第3試合◇
▼20分1本
○石井智宏 YOSHI-HASHI 桜庭和志(13分12秒 片エビ固め)本間朋晃 獣神サンダー・ライガー ×キャプテン・ニュージャパン
※垂直落下式ブレーンバスター
◇第4試合◇
▼20分1本
真壁刀義 柴田勝頼 ○タイガーマスク(9分46秒 飛びつき回転十字架固め)内藤哲也 飯伏幸太 ×ジュース・ロビンソン
【真壁、タイガーの話】
真壁「コノヤロー、オラッ。オイ、いいぜ。上等じゃねぇか、喧嘩売って来るとはよ。オイ、いいぜ。楽しみだな、岡山がよ。オイ、テメェがよ、その気ならいいぜ。とうとう乗ってきやがったな、小僧。オイ、俺のほんとの恐いとこ、オメェにお見舞いしてやる。いいか、記者会見でも言った通り、この俺様、真壁刀義をよ、お前にお見舞いしてやる。それだけだ」
タイガー「『G1』でね、残り6試合という自分の出場試合を残して欠場してしまって、ほんとに『G1』を出てた選手、やっぱ他にも怪我してる選手いたのにね、休んでしまって自分自身が恥ずかしいというか、『怪我だから仕方ない』と言われればそれまでなんですけど。まぁどうしてもね、医者の方から『今は休んでほしい』ということを言われたんで、やはりボクも選手を続けるつもりでいますから、ここは先生の言うことを聞くしかなかったんで。ほんとに苦渋の決断で休ませてもらったんですけど。まぁ今日からこのような形で復帰する。そして欠場中にもね、岡山でNWAのタイトルマッチが決まったということで、これはもう怪我をしてる身にもありながら、会社が『お前がタイトルマッチやってみろ』という部分で、試されてる部分があるのか、それとも期待をしてもらってる部分があるのか、ほんとにこれはボクはありがたい。まさかボクは欠場で今回シリーズずっと言ってましたけど、まさかこれで決まるとは思わなかったし。逆にほんとに会社には感謝しますし。そしてNWAのサープ社長、ボクを選んだことに感謝します。その後、アナタ達はガッカリするはずです。なぜなら、ボクは絶対岡山でベルトを獲る。絶対にタイガーマスクとして、NWAのチャンピオンに復帰する。それしか今はないです。あとはこういう柴田、飯伏と、真壁もそうですけど、こういうタッグに入って、やはり自分もこういう試合が好きだし、今日は熱くなったなと、まぁ相手の新顔の外人選手ね、デカいなぁと思いますけど、デカい部分まだまだ穴だらけ。まだまだ俺には敵わない。やっぱりそういう気持ちでやっていきたいし。ただ持ってるモノは素晴らしいし。最初に来たデイビーボーイの息子、彼に似ているようなところもあるしね。ただ、こういう風にマッチメークをされたっていうことも、やはり会社から試されてるじゃないかと、ボク自身思ってますんで、それに期待に応えるように頑張ります
【飯伏、内藤の話】
飯伏「いやぁ、うん……まぁ、まだ始まったばっかりかもしれないですけど。何か、自分の中に秘めてるモノというか…… 本当の感情という部分が出てきてる気がしますね。そういう意味では、成長してるのではないかなと。楽しいですね。もっとやりたいですね。まぁこういうモノを求めていた所があるので。その点に関しては、凄い楽しみというか。やっぱ流石だなと思いました」
――真壁さんの何がそうさせたのでしょうか?
飯伏「あの、真壁さんにはちょっと悪いかもしれないですけど……“昭和” その部分ですね。真壁さんのその昔の部分に触れたいというか、僕は90年代のプロレスは見てましたけど、自分ではやってないので。経験はしてないので。その時のプロレスと、今のプロレスっていうのは違うと思うんで。その部分を吸収したいし。一試合、一試合楽しみですね」内藤「柴田、メキシコに行ったことあったっけ? スペイン語が通じないかな? 俺Tシャツさえ脱げなかったよ。柴田、トランキーロだって言ってんだろ。落ち着けよ。まずはさ、Tシャツぐらい脱がさせてくれよ。いやぁ、あれだけね、ムキになってくれて。いいじゃない。何年前だっけ? 言ってたよね、『喧嘩、売りに来ました』。柴田、やっといい相手見つけたじゃん!! 俺、どんどんお前の喧嘩買ってあげるよ。どんどん売って来いよ。ストレス溜まってんだろ? 吐き出して来いよ。俺が全部受け止めてやるよ。柴田……あとさ、何度言ったら分かるんだよ!! 頼むから、スペイン語喋れるパートナー準備してくれって!! 英語言われたって俺、解かんねぇよ。え? それとも俺には『試合をするな』ってこと? 逆に考えてみて? これだけ、組みたくないパートナーの人と試合組まされて、ちゃんとやる方が可笑しいでしょ。俺被害者だぜ? いいから、一刻も早くスペイン語を喋れるパートナー準備してくれ」
◇第5試合◇
▼30分1本
○オカダ・カズチカ 矢野通(8分17秒 片エビ固め)タマ・トンガ ×コーディ・ホール
※レインメーカー
◇第6試合◇
▼30分1本
中邑真輔 ロッキー・ロメロ ○バレッタ(9分7秒 エビ固め)後藤洋央紀 田口隆祐 ×マスカラ・ドラダ
※ストロング・ゼロ
中邑「よくも!! よくも指名してくれたな、チャンピオン!! 分かってるハズだ。テメェにとって一番しんどい選択をよ。まぁ、指名を頂いたお礼は……イヤァオ!!!」
後藤「ハァ、新たな刺激だな、田口隆祐。今までにない刺激を受けました。『G1』での借りはそれ以上に返したいと思いますんで、中邑からタップを奪ってやります。タップを奪ってみせますよ」
田口「本店の、本店の心はよくわかりました。本店の心が、私には向いていないことが、よくわかりました。だからこそ、振り向かせたいんです。興味がないなら、興味をもってもらうまで。本店、本店の尻をまだこれからも追い続けるか? 追い続けないか? 答えはこうでしょ、オヤァイ!!」◇第7試合◇
▼スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
棚橋弘至 天山広吉 ○小島聡 KUSHIDA(16分33秒 片エビ固め)バッドラック・ファレ カール・アンダーソン ×ドク・ギャローズ ケニー・オメガ
※ラリアット
(試合後)
小島「(※小島コール)オイ、ギャローズ・アーンド! アンダーソン! いまから言うことをよーくリッスンしろ! おまえらにわかるようにイングリッシュでトークしてやる!(※大歓声) ユーたちのそのタッグベルト、ミーたちに挑戦させろ(※大拍手)。なぜなら、ミーたちは世界で一番ストロングで、世界で一番カッコいいタッグチームだからだ(※大歓声)。そのベルト・・・獲っちゃうぞバカヤロー、オイ!!(※大歓声)」
【棚橋、天山、小島、KUSHIDAの話】
棚橋「『G1』を終えて、『G1』覇者として帰ってきた。なにをすべきか、しっかりとかわってるんで。これでしょ(権利書のケースをアピール)。ただ金色っていうのが、まぁそれだけね、金の価値があると。さぁ新しい相棒と一っ走りいきますよ」
KUSHIDA「ケニー・オメガともう1回、リターンマッチ。望むところですよ。このベルトが輝く最も上に、ボクが連れていきます」
天山「『G1』終わってね、アメリカ行って、NWAのベルトなくしました。負けました。向こうで獲られてしまいました。でもね、NWAのベルト持って帰って、今日皆さんに見せたかったですけど。まぁ自分の中では、気持ちの整理っていうか、また負けて、負けたけども、まだまだ天山広吉、死んじゃいない。まだまだチャンスあったら、もう一回取り戻すって、リマッチっていう気持ちですよ。帰って来て、ほんの数日しかないっすけど、こうやってシリーズ始まって、やっぱりこの後楽園シリーズスタート。横にはこうやってコジがいる。やっぱなんて言うのかな、アメリカで1人でいろいろ考えたけども、なんだかんだいって、やっぱ日本が最高。一番ですからね。帰ってきたら、隣にパートナーもいる。そして今日、サプライズでもなんでもない。現IWGPタッグのチャンピオンね、カール・アンダーソン、ドク・ギャローズ、アイツらから、ドク・ギャローズから一本獲ってる。コジが言うには、IWGPタッグ、もう一回いきたいね。なぁ、コジ」
小島「オッケー。いきましょう」
天山「まぁシングルも狙ってたけども、まぁ落ちましたけども、もう一回この新日本のリングで、もう一回タッグで、テンコジで、最後の花ちゃうけども、もう一花、頑張ろうぜ(小島とガッチリ握手)。ありがとう」小島「最近プロレスを見だした人、そして昔っからプロレスを見てくれてる人、俺たちテンコジをなんか勘違いしてねぇか。俺たちは昔の名前で出ているタッグチームじゃねぇんだ。俺たちは、リバイバルのために組んでるんじゃねぇんだ。思い出作りのために組んでるんじゃねぇんだ。今現在を生きてんだ。俺と天山は、今現在をこうやって元気よく生きてるぞ。生きてるんだ。それだけだよ。本当にたくさんの人たちに支えられて、今日までやってきた。でも俺たちは本当に昔を懐かしんで試合をしてるわけじゃねぇんだ。そんな仲の良いタッグチームじゃねぇんだ。ただのタッグチームじゃねぇんだ。それだけはずっと頭にずっと刻んで、これからもやっていきます」
【BULLET CLUBの話】
オメガ「今日はなぜか負けてしまった。でもな、BULLET CLUBこそがNo.1チームなんだよ!! KUSHIDA、オマエが持っているベルトはオレの物だ。時代は終わったんだよ。これで最期だ」
ファレ「タナ!! 俺はお前に2回も勝ってるんだ。もう1つ。もう1回勝ってやるよ。フ●ック ユー!!」
アンダーソン「テンザン!! コジマ!! アイツらはレジェンドタッグかもしれないが、もう時代は終わったんだよ。もうBULLET CLUBの時間だ!! BULLET CLUBの年で、BULLET CLUBの時代なんだよ!! オマエらは後楽園ホールに来なくてもいい。家でゆっくりしてろ!!」
ギャローズ「これは大事な話だ。いいか? テンコジ。オカヤマのデストラクションでオマエらを破壊してやるよ。(今日のフェイスペイントから)オレはジョーカーだぞ? オマエらを破壊してやる。オレたちにかてる訳がない。そう、これこそリアルなんだよ」
新日本の新シリーズが開幕、セミでは9・27神戸で行われるIWGPインターコンチネンタル選手権の前哨戦は試合の主役を奪ったのは中邑の“たぎる”に対抗して“ギタった”に覚醒した田口、試合前に後藤と中邑の睨み合いに割って入っては中邑に蹴散らされ、中邑と対峙しては串刺しヒップアタックは自爆、ロメロに狙ったヒップアタックをカンチョー攻撃で迎撃されるなど、やられつつも田口ワールドを繰り広げる。
当の主役であり後藤vs中邑の絡みは2度だけ、後半は後藤が村正からバックドロップで攻め込んでから昇天を狙う、しかし阻止した中邑がリバースパワースラムで反撃してボマイェを狙うが、田口がヒップアタックでカットを狙うも、キャッチした中邑がリバースパワー スラムで蹴散らす、だが後藤が牛殺しで中邑を攻めると田口がヒップアタックで援護、しかしラリアット狙いは中邑がフェイント式ニールキックで迎撃する。
試合は6人が入り乱れる中、ロッポンギヴァイスがドラダをストロングゼロで3カウントを奪い、試合後は後藤と中邑が睨み合いを展開したが、内容的には中邑も田口に振り回されたという印象を受けた。
田口のコメントからみて狙いは中邑か、現時点では中邑は田口を相手にするつもりはないようだが、田口がどこまで中邑を振り向かせることが出来るか?今後の展開次第だと思う。
メインの棚橋vsファレ、IWGPジュニア選手権の前哨戦は試合の主役を奪ったのは天コジとアンダーソン&ギャローズ、アンダーソンが小島相手に掟破りのモンゴリアンチョップやマシンガンチョップを放てば、これに怒 った天山もモンゴリアンチョップで報復、天コジ連係でアンダーソンを捕えにかかるが、ケニーがタッチロープを使ったチョーク攻撃で天山を捕えると、BALLET CLUBは天山に集中攻撃を浴びせる。
試合は棚橋とKUSHIDAが試合を盛り返すが、アンダーソンとギャローズは小島を捕え合体リバースガンスタンを決め、天山にも合体リバースガンスタン決めて小島にはマジックキラーを狙うが棚橋がカットに入ると、最後はギャローズを天コジが捕えて天コジカッターから小島がラリアットで3カウントを奪い勝利、 試合後は天コジがIWGPタッグ王座挑戦を表明した。
天コジは6月の鈴木軍興行でKES(ランス・アーチャー、デイビーボーイ・スミスJr.)の保持するNWA世界タッグ王座に挑戦し敗れているも、このときは天山がNWA世界ヘビー級王座を保持していたこともあって天コジとしての活動には本腰を入れていなかった。しかし天山がシリーズ直前でのアメリカ遠征でジャックス・ダンに敗れNWA王座から転落し丸腰になったことで、そろそろ天コジとしての活動に本腰を入れようということなのか、アンダーソン組もROHのキングダム(マット・ターバン&マイケル・ベネット)との抗争もひと段落つき、そろそろ違う挑戦者を迎えたいところだろう。
第4試合の柴田vs内藤とNEVER選手権の前哨戦は柴田と内藤、真壁と飯伏が激しくぶつかり合うも内藤の制御不能ぶりに内藤組のチームワークが乱れ、内藤がロビンソンと揉めている間に飯伏が真壁組につかまってしまう。試合はタイガーがロビンソンを仕留めたが、柴田に対してのイライラと真のパートナー不在の現状、パートナー問題に関してはシリーズ直前で首の負傷で欠場した高橋裕二郎との再合体という声が出ているが、内藤の引き立て役を嫌ってタッグを解消した裕二郎がまた内藤の引き立てるために組むかどうか・・・後楽園大会、終了。 試合に勝利し、IWGPタッグ挑戦をアピールできた。 「俺達は今を生きてる!」なんて控室前で偉そうに吠えたけど、本当は、ファンの皆様のお陰で生かさせてもらってると思っています。 今日もたくさんのご声援、届きました。 ありがとうございました。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2015, 9月 4後楽園ホール大会ありがとうございました ロメロに泣かされました お尻に穴があきました 恥ずかしくて穴があったら入れたいです
— 6田口隆祐9 (@taguchiryusuke) 2015, 9月 4支店、本店はよくわからんが、新たな刺激を受けた。
— 後藤 洋央紀 Goto hirooki (@510njpw) 2015, 9月 4控え室に遊びに来た『MVP』と(笑) pic.twitter.com/r7xs2anP0L
— 真壁 刀義 (@GBH_makabe) 2015, 9月 4 -
Facebook騒動以降姿を消していた森嶋猛が減量に成功して姿を現す!
Facebook騒動、また5月10日のNOAH横浜大会以降姿を消していた森嶋猛の近況がミッドプレスのTwiiterにて公開され、減量に成功していたことを明かした。
「やる気・元気・モリシー!」 大変心配しておりましたが、先月より、この方は元気いっぱいで頑張られていらっしゃいます。 pic.twitter.com/zJyacxTzXv
— 水戸川 剛 (@midbreathcom) 2015, 9月 4
森嶋は4月のグローバルタッグリーグ開幕直前で糖尿病が原因で引退を表明していたが、NOAH側との行き違いが原因でFacebookにてNOAH批判を展開、5月10日の横浜大会には引退の挨拶はしたものの、Facebookでの支離滅裂的な言動は続き、9月16日の大阪大会で行われる予定だった引退試合も中止となった。
Facebookの言動に関しては更新は停止、同期で副社長である丸藤正道のとりなしでこれ以上の騒ぎにはならず引退試合は延期という形となったが、森嶋は公の場から姿を消した。
16日の大阪大会が近づくたびに森嶋はどうしているのかと思っていたが、元気な姿を見せてくれたのはなによりである、多分だが姿を見せたということは去就に関して何か発表があるということなのか、どういう選択をするのかわからないが、NOAHの森嶋猛だけはしっかり全うして欲しい。 -
鈴木みのるが天龍源一郎に怒った理由…“去り行く親父へのメッセージ”
9月2日 天龍プロジェクト「〜天龍源一郎 引退〜Revolution FINAL TOUR in
KORAKUEN」1648人 超満員
<アピール、コメント、鈴木みのるのコラムなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○ザ・グレート・カブキ リッキー・フジ(9分2秒 体固め)グレート小鹿 ×菊タロー
※ラリアット
◇第2試合◇
▼UWA世界ジュニアヘビー級王者決定戦/無制限1本
○那須晃太郎(10分8秒 片エビ固め)×ドラゴンJOKER
※バックドロップ
☆那須が第26代王者となる
◇第3試合◇
▼30分1本
○ケンドー・カシン 新井健一郎(10分52秒 首固め)小川良成 ×NOSAWA論外
◇第4試合◇
▼30分1本
○嵐 北原光騎 村上和成(14分17秒 エビ固め)征矢学 佐藤光留 ×舞牙
※パワーボム
◇第5試合◇
▼30分1本
○石井智宏 空牙(16分55秒片エビ固め)火野裕士 ×藤田ミノル
※垂直落下式ブレーンバスター
◇第6試合◇
▼60分1本
天龍源一郎 ○柴田勝頼(20分26秒 片エビ固め)鈴木みのる ×飯塚高史
※PK
天龍「皆様、天龍PROJECT最後の後楽園大会に、かくも盛大にたくさんのお客様にお集まりいただき、本当に感謝いたします。振り返りますれば、ビル・ロビンソンと組んで馬場さんとジャンボ鶴田さんのインタータッグに挑戦したのもこの場所でした。ここから皆様の応援があって、ここまできて、あと2カ月と2週間でプロレス人生を終わることに、まあ無事来れました。本当に、ファンの皆さん、長い間、ホントにこんな大したことないレスラーをあきらめもせずに、本当にありがとうございまいた。11月15日に、新日本プロレスのIWGPチャンピオンのオカダ・カズチカと一騎打ちやることが決まりました。あの野郎、ぶっ潰してやります。(大歓声)今日はありがとうございました」
【試合後の天龍&柴田】
――天龍プロジェクト最後の後楽園を勝利で飾ったが?
天龍「そうですね。かなりの強敵でしたけどね。ある某紙で彼(柴田)と対談しましてね、プロレスに対する熱い思いを感じ取ることができました。今日も大満足ですよ。何て言うか、万々歳ですよ」
――反骨心という共通点もありそうだが?
天龍「まぁ俺は柴田みたいにひねくれてはいませんけどね(笑) 前にも言ったけど、鈴木みのる、飯塚、柴田、天龍…みんな自分で自分のキャラクターを見つけて成り上がったレスラー。そういう意味では試合をやりながら楽しめた部分もありましたよ」
――柴田選手は試合を終えて?
柴田「こういう日が来るんだと、ちょっと思ってました。(サンダーストームは)入門してから常に聞いてたテーマ曲。一緒に(天龍と)戦うのは初めてなんですけど、なんか懐かしさもあり、新鮮さもあり。プロレスとは何かを教えてもらえた気がしました。今日は本当に光栄です」
――柴田について?
天龍「俺も彼の弾けるような試合を見てね、瞬時にパッパッパと体が動いてリングに入れたっていうね。久しぶりの感覚でしたよ。それくらい弾けてましたよ。いやぁ素晴らしい」
――鈴木とは試合後も乱闘していたが?
天龍「そうですね。でもあれが彼なりの惜別の念だとは思ってますけど、俺も目いっぱい殴ったからどうってことないっすね。これで五分と五分だと思います」
――柴田選手もチョップとグーパンチを交互に出していたが?
柴田「思いつきで…。ただ、今日の一番の敵は天龍さんでした」
――その一番の敵に勝てた?
柴田「どうでしょう。勝ってないですね。自分がやれるのは今日のここまでで、今日は天龍さんから昭和のプロレスを味わう最後のチャンスでした。それをしっかり形にできた。だから今後自分が何をやっていくべきかっていうと『こいつがいればプロレス界大丈夫だ』っていう戦いを常にしていくこと。それだけですね」
――天龍プロジェクトとして最後の後楽園だったが?
天龍「ここはプロレスラーの聖地、格闘技の殿堂みたいになってますけど、引退が迫る中で本当に良い舞台を与えてくれて感謝してます」
――オカダをぶっ潰すと宣言していたが?
天龍「今日はね、柴田選手を通しておぼろげながらオカダ・カズチカの攻略法とかを自分なりにシミュレーションできました。大丈夫ですよ。ブチ壊してやりますよ」
【鈴木の話】「クッソ! 天龍あのヤロー。俺は怒ってるぞ。今日という日に天龍源一郎が選んだ引退試合のカード、今日のカードに俺は怒ってるぞ。そして一番怒ってるのは俺自身にだ。あのクソジジイとどめ刺すのは俺だってずっと公言してたのに、あいつが選んだのは俺じゃなかった。おめぇじゃ思い残すことがあるってよ。おめぇとじゃ燃えカスが残っちまうってことだろ。本気で付き合いませんけど、一回こっきりなら付き合ってあげますよってカードだろ。それを組んだあいつが気に入らない。それを組ませた俺自身にも腹が立つ。そうか。それが天龍の出した答えだ。あいつは時代と戦って終わろうとしてる。あいつが選んだ時代は俺じゃなかった。それが悔しい。非常に腹が立つ。もう死んでいく親父にお前じゃないと言われたんだ。天龍、心置きなく散れ。心置きなく死んじまえ天龍!!」
会見を終えた天龍は柴田と最初で最後のタッグを結成し鈴木、飯塚の鈴木軍と対戦、鈴木は今日更新したプロレス格闘技DXで更新した日記で
「天龍源一郎…
もうすぐプロレスをやめるオッさん…
22才の時に酒を勧められたけど
キライだったから一緒に酒を飲む気になれなかったオッさん…
オレがデビューした頃は3年連続MVPを取るようなレスラーだったオッさん…
世の中が気に入らなくて文句ばっかり言ってた20近く違うオレに、何を言うでもなく真顔でグーパンチしてくるオッさん…
ヒザをケガした時に突然電話がかかってきてサポーターを貸してくれたオッさん…
オレがイライラしてるのを感じてイライラしてるなら全て対戦相手にぶつけるとスッキリするぞと教えてくれたオッさん…
プロレスの試合の、構築の仕方を目の前で見せてくれたオッさん…
やる事なす事メチャクチャなオッさん…
相手が女子だろうと若手だろうと関係なくグーパンチしてくるオッさん…
そんなハチャメチャなオッさんが元気なくなったのを見たのが数年前…
思わずオレは「おい、クソジジイ!誰もオマエなんか見てないぞ?悔しかったらオレを倒してみろよ」と煽った…
そうでもしないと今にも倒れてしおれそうな気がしたから…
オッさんの目は苦しそうな顔しながら睨みつけてきてたな…
そんな他のレスラーとは違う天龍源一郎との思い出をもつオレは、最後の対戦となった昨日…
全てをやり切った気はない。
全てを受け切った気もない。
全てを吐き出させた気もない。だけど今やれる事はやれた気がする。
でもな〜…
なんかフられた女の子の気分(笑)
あのオッさんが最後に「時代」と闘おうとしているのは想像していた。
今の時代全てを背負っているヤツをチョイスするだろうと思っていた。
その予想は完璧に当たった。
だから最後の相手がオカダカズチカ。
正直悔しい気分…
だからフられた女の子の気分(笑)
もうあの「オッさん」と闘うことはもう無いと思うと…すごく複雑な気分。ま、でももう充分いろんなものもらったか…
ふぅ〜
最後にもうすぐ引退していく大レスラーである「天龍源一郎」に捧げる…
「オマエになんか負けねぇ〜よ!」
それがオレがプロレスラーとして
たくさんのモノをもらった人に送る…贈る言葉だ。。。 」
と本当は天龍の引退試合の相手に選んで欲しかったことを明かしていたが、天龍は相手にオカダを選び、鈴木はフラれてしまった。
鈴木は天龍の最後の後楽園の相手として「引退前に俺と戦え」とメッセージを贈り志願したのは、天龍と対戦するのはこれが最後のチャンスだったからだった。
試合は鈴木と柴田でスタートしたが、鈴木はコーナーに控える天龍を挑発するかのように強襲、天龍の負けん気に火が点いたのか天龍が登場し鈴木と真正面から張り手を打ち合うも、今度は飯塚が背後からロープ使ったチョーク攻撃で天龍を強襲、鈴木軍の悪の連係の前に天龍は蹂躙されてしまう。
やっと柴田に交代し柴田が反撃し天龍ばりの逆水平とグーパンチのコンポを見せるが、鈴木軍の連係の前に流れを変えるまでには至らず、チェックの厳しい和田京平レフェリーでも鈴木軍の連係の前に反則を止めきれない。柴田にしても新日本では鈴木軍との対戦経験があまりなかっただけに、鈴木軍のラフ、特に飯塚の狂乱ぶりに苦しめられていたと思うし、天龍も正統派の飯塚のイメージがあっただけに、狂乱スタイルとなった飯塚には驚かされていたと思う。
柴田は鈴木にドロップキックから天龍に交代し、鈴木軍相手にグーパンチを乱打するだけでなく、WARスペシャルも披露、交代を受けた柴田も鈴木にエルボースマッシュの連打を浴びせる。
しかし飯塚のイス攻撃で柴田が失速してしまうと、飯塚のロープによる絞首刑から連係攻撃で柴田を捕らえるが、天龍がカットに入り飯塚にコブラツイストを決めれば、柴田も同じ技で鈴木を捕獲、天龍は鈴木を排除すると柴田は飯塚に延髄斬りからPKを浴びせ3カウントを奪い勝利を収め、オカダ戦に弾みをつけた。
試合後は天龍と鈴木と殴り合い、試合後のコメントでも怒りを爆発させたが、もっともっと天龍源一郎と対戦したかったという本音も入り混じっていたと思う。
30日大日本名古屋大会と天龍を見てきたが年齢的なものがあってスタミナには不安があるものの、気持ち的にはかなり乗ってきているのがわかる、あとは引退試合までにどこまでコンディションを上げてくるか、引退試合の相手も決まり天龍は11月15日まで突っ走る。 -
8月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行候補決定
おまたせしました!8月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行&シリーズ賞候補が決定しました!
MVP候補
棚橋弘至(新日本プロレス 中邑を降しG1 CLIMAXを制覇)
KUSHIDA(新日本プロレス リコシェを降しIWGPジュニアヘビー級王座を防衛)
曙(全日本プロレス ゼウスを降し三冠統一ヘビー級王座を防衛)
鈴木鼓太郎(全日本プロレス ウルティモを降し世界ジュニアヘビー級王座を防衛)
中島洋介(全日本プロレス ビリーを降しGAORA TV王座を奪取)
原田大輔(NOAH 小峠を降しグローバルジュニアリーグを制覇)
佐藤耕平(ZERO1 関本を降し火祭りを制覇)
鷹木信悟(DRAGON GATE 吉野を降しオープン・ザ・ドリームゲート王座を奪取)
戸澤陽(DRAGON GATE シーサー、富永との3WAY戦を制しオープン・ザ・ブレイブゲート王座を防衛)
坂口征夫(DDT KUDOを降しKO-D無差別級王座を奪取)
アントーニオ本多(DDT 高梨を降しDDT EXTREAM王座を防衛)
木高イサミ(ユニオン 吉野を破りインディベンデントワールド王座を防衛、FUMAを降しユニオンMAX王座を奪取)
征矢学(WRESTLE-1 近藤を降しWRESTLE-1 GRANDPRIX2015を制覇)
尾崎魔弓(OZアカデミー ボリショイを降しJWP無差別級王座を奪取)
加藤園子(OZアカデミー 6人タッグイリミネーション&ラストウーマンスタンディングを制しOZ王座を奪取、美央を降し初防衛に成功)
希月あおい(アイスリボン つくしを降しICE∞王座防衛)
浜田文子(WAVE 桜花を降し Regina di WAVE WAVEシングル選手権を防衛)
里歩(我闘雲舞 ことりを降しIWA三冠統一王座を防衛)
伊東竜二(大日本プロレス 宮本を降しデスマッチヘビー級王座を防衛)
竹田誠志(ジャックを降しKING of FREEDOM WORLD CHAMPION SHIPを防衛)
ラ・ピート(道頓堀プロレス 冨宅を降し道頓堀最強トーナメントを制覇)
セス・ローリンズ(WWE シナを降しWWE&US二冠王となる)
タッグMVP
カイル・オライリー ボビー・フィッシュ(ROH ヤングバックスを降しIWGPジュニアタッグ王座を奪取)
潮﨑豪 宮原健斗(全日本プロレス ワイルドバーニングを降し世界タッグ王座を防衛)
TAKAみちのく エル・デスペラード(鈴木軍 拳王&大原を降しGHCジュニアタッグ王座を防衛)
マイバッハ谷口 マイバッハ・ブルー・ジャスティス マイバッハ・ドン(鈴木軍を降しアルカス杯6人タッグトーナメントを制覇)
土井成樹 YAMATO(DRAGON GATE 堀口&斎了、鷹木&T-Hawkを降しオープン・ザ・ツインゲートタッグ王座を連続防衛)
CIMA、ドン・フジイ Gamma(DRAGON GATE T-Hawk&Eita&清水を降しオープン・ザ・トライアングルゲート王座を防衛)
飯伏幸太 佐々木大輔(DDT 岡林&関本を降しKO-Dタッグ王座を奪取)
石井慧介 入江茂弘 高尾蒼馬(DDT 大家帝国、スマイルスカッシュを降しKO-D6人タッグ王座を連続防衛)
花月 小林香萌(MK4 尾崎&美央組を降しOZタッグ王座を奪取)
新田猫子 Leon(美央&つくし組を降しインターナショナルリボンタッグ王座を奪取)
佐藤耕平 石川修司(ツインタワーズ バラモン兄弟を降しBJWタッグ王座を防衛)
翔太 新井健一郎(ハッとしてgood トンパチマシンガンズを降しGWCタッグ王座を奪取)
ベストバウト候補
後藤洋央紀vsオカダ・カズチカ(新日本プロレス 8月1日 大阪府立体育会館)
中邑真輔vs石井智宏(新日本プロレス 8月1日 大阪府立体育会館)
柴田勝頼vsバットラック・ファレ(新日本プロレス 8月2日 愛知県体育館)
真壁刀義vs内藤哲也(新日本プロレス 8月2日 愛知県体育館)
棚橋弘至vs矢野通(新日本プロレス 8月2日 愛知県体育館)
中邑真輔vs後藤洋央紀(新日本プロレス 8月4日 宮城・仙台サンプラザホール)
オカダ・カズチカvsカール・アンダーソン(新日本プロレス 8月4日 宮城・仙台サンプラザホール)
石井智宏vs永田裕志(新日本プロレス 8月4日 宮城・仙台サンプラザホール)
内藤哲也vs飯伏幸太(新日本プロレス 8月5日 岩手産業文化センター)
オカダ・カズチカvs石井智宏(新日本プロレス 8月7日 アクトシティ浜松)
棚橋弘至vs柴田勝頼(新日本プロレス 8月8日 横浜文化体育館)
後藤洋央紀vs石井智宏(新日本プロレス 8月9日 後楽園ホール)
中邑真輔vs本間朋晃(新日本プロレス 8月9日 後楽園ホール)
棚橋弘至vs真壁刀義(新日本プロレス 8月11日 後楽園ホール)
天山広吉vs柴田勝頼(新日本プロレス 8月11日 後楽園ホール)
本間朋晃vs石井智宏(新日本プロレス 8月12日 後楽園ホール)
オカダ・カズチカvs永田裕志(新日本プロレス 8月12日 後楽園ホール)
天山広吉vs内藤哲也(新日本プロレス 8月14日 両国国技館)
棚橋弘至vsAJスタイルズ(新日本プロレス 8月14日 両国国技館)
中邑真輔vsオカダ・カズチカ(新日本プロレス 8月15日 両国国技館)
永田裕志vs後藤洋央紀(新日本プロレス 8月15日 両国国技館)
石井智宏vsマイケル・エルガン(新日本プロレス 8月15日 両国国技館)
棚橋弘至vs中邑真輔(新日本プロレス 8月16日 両国国技館)
KUSHIDAvsリコシェ(新日本プロレス 8月16日 両国国技館)
カイル・オライリー ボビー・フィッシュvsマット・ジャクソン ニック・ジャクソン(新日本プロレス 8月16日 両国国技館)
秋山準vs潮﨑豪(全日本プロレス 8月15日 愛知・名古屋市中村スポーツセンター)
曙vsゼウス(全日本プロレス 8月16日 神戸サンボーホール)
潮﨑豪 宮原健斗vs秋山準 大森隆男(全日本プロレス 8月29日 後楽園ホール)
鈴木鼓太郎vsウルティモ・ドラゴン(全日本プロレス 8月29日 後楽園ホール)
杉浦貴vs丸藤正道(NOAH 8月5日 ディファ有明)
原田大輔vs小峠篤司(NOAH 8月5日 ディファ有明)
マイバッハ谷口 マイバッハ・ブルー・ジャスティス マイバッハ・ドンvs鈴木みのる 飯塚高史 エル・デスペラード(NOAH 8月19日 後楽園ホール)
杉浦貴 原田大輔vs鈴木みのる タイチ(NOAH 8月22日 後楽園ホール)
TAKAみちのく エル・デスペラードvs拳王 大原はじめ(NOAH 8月22日 後楽園ホール)
佐藤耕平vs関本大介(ZERO1 8月2日 後楽園ホール)
関本大介vs田中将斗(ZERO1 8月2日 後楽園ホール)
土井成樹 YAMATOvsジミー・ススム 斎藤“ジミー”了(DRAGON GATE 8月2日 神戸サンボーホール)
マッドブランキーvsジミーズvsミレニアルズ 敗者ユニット解散サバイバルイリミネーションマッチ(DRAGON GATE 8月6日 後楽園ホール)
鷹木信悟vs吉野正人(DRAGON GATE 8月16日 大田区総合体育館)
堀口元気H.A.Gee.Mee!! ジミー・ススム 斎藤“ジミー”了 ジミー・神田 Mr.キューキュー“谷嵜なおき”豊中ドルフィンvs土井成樹 YAMATO K-ness サイバー・コング 問題龍(DRAGON GATE 8月16日 大田区総合体育館)
戸澤陽vsスペル・シーサーvsパンチ富永(DRAGON GATE 8月16日 大田区総合体育館)
CIMA ドン・フジイ GammavsT-Hawk Eita ビッグR清水(DRAGON GATE 8月16日 大田区総合体育館)
男色ディーノvs樋口和貞(DDT 8月2日 新木場1stRING)
坂口征夫vsKUDO(DDT 8月23日 両国国技館)
棚橋弘至vsHARASHIMA(DDT 8月23日 両国国技館)
飯伏幸太 佐々木大輔vs岡林裕二 関本大介 (DDT 8月23日 両国国技館)
天龍源一郎 高木三四郎 赤井沙希vs石川修司 樋口和貞 里村明衣子(DDT 8月23日 両国国技館)
石井慧介 入江茂弘 高尾蒼馬vs男色ディーノ スーパー・ササダンゴ・マシン 大家健(DDT 8月23日 両国国技館)
アントーニオ本多vsマサ高梨(DDT 8月23日 両国国技館)
石井慧介 入江茂弘 高尾蒼馬vsHARASHIMA ヤス・ウラノ 彰人(DDT 8月30日 新宿FACE)
木高イサミvsFUMA(ユニオン 8月30日 新宿FACE)
黒潮“イケメン”二郎vsKAI(WRESTLE-1 8月2日 春日部ふれあいキューブ)
近藤修司vs田中稔(WRESTLE-1 8月8日 新宿FACE)
黒潮“イケメン”二郎vsTAJIRI(WRESTLE-1 8月8日 新宿FACE)
征矢学vs黒潮“イケメン”二郎(WRESTLE-1 8月30日 後楽園ホール)
征矢学vs近藤修司(WRESTLE-1 8月30日 後楽園ホール)
尾崎魔弓vsコマンド・ボリショイ(JWP 8月16日 後楽園ホール)
OZアカデミー認定無差別級王座決定戦6人タッグイリミネーション&ラストウーマン・スタンディングマッチ(OZアカデミー 8月23日 横浜文化体育館)
加藤園子vs紫雷美央(OZアカデミー 8月23日 横浜文化体育館)
花月 小林香萌vs尾崎魔弓 紫雷美央(OZアカデミー 8月23日 横浜文化体育館)
新田猫子 Leonvs紫雷美央 つくし(アイスリボン 8月17日 後楽園ホール)
藤本つかさvs紫雷美央(アイスリボン 8月30日 後楽園ホール)
希月あおいvsつくし(アイスリボン 8月30日 後楽園ホール)
浜田文子vs桜花由美(WAVE 8月9日 後楽園ホール)
鈴木みのるvs紫雷美央(WAVE 8月9日 後楽園ホール)
紫雷イオvs岩谷麻優(スターダム 8月23日 後楽園ホール)
チェルシーvs宝城カイリ(スターダム 8月23日 後楽園ホール)
堀田祐美子 井上京子vs豊田真奈美 下田美馬(ディアナ 8月16日 新宿FACE)
里歩vsことり(我闘雲舞 8月13日 後楽園ホール)
さくらえみ 真琴vs志田光 帯広さやか(我闘雲舞 8月13日 後楽園ホール)
大畠美咲 紫雷美央 藤本つかさvs里村明衣子 永島千佳世 春山香代子(クローズ自主興行 8月20日 新宿FACE)
高橋奈七永 浜田文子vs里村明衣子 アメージング・コング(SEAdLNNNG 8月26日 後楽園ホール)
佐藤耕平 石川修司vsバラモンシュウ バラモンケイ(大日本プロレス 8月9日 宮城・仙台Rensa)
伊東竜二vs関本大介(大日本プロレス 8月16日 後楽園ホール)
岡林裕二vsアブドーラ・小林(大日本プロレス 8月17日 後楽園ホール)
伊東竜二vs宮本裕向(大日本プロレス 8月30日 名古屋国際会議場)
竹田誠志vsビオレント・ジャック(FREEDOMS 8月28日 後楽園ホール)
葛西純vsシクロペ(FREEDOMS 8月28日 後楽園ホール)
宮本裕向vs佐々木貴(FREEDOMS 8月28日 後楽園ホール)
藤田和之vs澤田敦士(IGF 8月29日 両国国技館)
鈴木秀樹vs鈴川真一(IGF 8月29日 両国国技館)
青木真也vs橋本大地(IGF 8月29日 両国国技館)
船木誠勝 鈴木みのるvs冨宅飛駈 長井満也(カッキー・エイド 8月18日 後楽園ホール)
木高イサミvs吉野達彦(ガッツワールド 8月24日 新木場1stRING)
翔太 新井健一郎vs折原昌夫 マスクド・ミステリー(ガッツワールド 8月24日 新木場1stRING)
ラ・ピートvs冨宅飛駈(道頓堀プロレス 8月30日 大阪市平野区民ホール)
セス・ローリンズvsジョン・シナ(WWE 8月23日 ニューヨーク・ブルックリン)
ジ・アンダーテイカーvsブロック・レスナー(WWE 8月23日 ニューヨーク・ブルックリン)
ベストシリーズ&興行候補
新日本プロレス「G1 CLIMAX25」7月20日北海道立総合体育センター 北海きたえーる~8月16日 両国国技館
全日本プロレス「2015サマーエクスプロージョン」8月15日 愛知・名古屋市中村スポーツセンター~29日 後楽園ホール
NOAH「DEPERTURE2015」8月5日 ディファ有明
SEM「SEMex.in SHINJUKU Vol.2」8月10日 新宿FACE
ZERO1「真夏の祭典・火祭り」7月16日 後楽園ホール~8月2日 後楽園ホール
DRAGON GATE「DANGEROUS GATE2015」8月16日 大田区総合体育館
DDT「闘うビアガーデン2015」8月1日~9日新木場1stRING
DDT「両国ピーターパン2015~DDTより愛を込めて」8月23日 両国国技館
DDT「夏休みの思い出2015」8月30日 新宿FACE
ユニオン「夏休みユニオン2015」8月30日 新宿FACE
WRESTLE-1「FLASHING SUMMER」8月30日 後楽園ホール
JWP「JWP PURE PLUM2015」8月16日 後楽園ホール
OZアカデミー「~プラムの花咲くOZの国~YOKOHAMA DREAM PARK3~」8月23日 横浜文化体育館
アイスリボン「アイスリボン672in後楽園ホール」8月17日 後楽園ホール
アイスリボン「不思議な国のアイス2015」8月30日 後楽園ホール
WAVE「HAPPY ANIVERSARY WAVE・8~EAST~」8月9日 後楽園ホール
ディアナ 8月16日 新宿FACE
我闘雲舞「我闘雲舞 in KORAKUEN HALL ~2900mの夢~」8月13日 後楽園ホール
クローズ自主興行「クローズ・ラグナロク」8月20日 新宿FACE
SEAdLNNNG「SEAdLNNNG~Lets`s get started!」8月26日 後楽園ホール
大日本プロレス 8月16、17日 後楽園ホール
大日本プロレス「Deast ManiaⅢ」8月30日 名古屋国際会議場
FREEDOMS「葛西純プロデュース興行~Crazy monkey presents 東京デスマッチカーニバル2015~」8月28日 後楽園ホール
ガッツワールド「ガッツワールドvol.88 武骨大戦SPECIAL 2015」8月24日 新木場1stRING
道頓堀プロレス「道頓堀最強男決定戦トーナメント2015」7月16日 大阪市東成区民センター~30日 大阪市平野区民ホール
Moving On~カッキーエイド~ 8月18日 後楽園ホール
WWE「サマースラム2015」8月23日 ニューヨーク・ブルックリン
以上に決定しました
ベストバウトと興行賞に関しては選考した以外の試合や興行があれば、今回から投票テンプレートの1番下にある回答追加欄をクリックし、ベストバウトに関しては試合名と試合が行われた日付と会場名、ベストシリーズ&興行は団体名と日付と会場名を明記、確認されしだい1票とします、関係のないものは無効とさせていただきます、また投票結果は発表まで非公開とします、ご了承ください
投票受付開始は9月4日の午前0時から、締め切りは11日の午前0時までですTVやCS、ニコ生を見た方でも構いません!投票をお待ちしています! -
天龍源一郎の引退試合の相手はオカダ・カズチカに正式決定・・・世代の違うもの同士の意地のぶつかり合い!
<プロレス格闘技DXより>
天龍プロジェクトは2日、東京・後楽園ホール展示場で会見し、11・15両国大会での天龍源一郎引退試合の対戦カードを発表。天龍ラストマッチの相手が新日本オカダ・カズチカに正式に決まった。「平成のプロレスを感じてレスラー生活を終えるのもレスラー冥利に尽きる」と話した天龍は、「サッカーボールキックとグーパンチとノド元のチョップだけで勝負つけてやりますよ」と宣言した。
◇
天龍引退試合となる11・15両国大会が2ヵ月半後に迫ったこの日、ついに天龍ラストマッチの対戦相手が決まった。レインメーカー・オカダだ。新日本8・16両国大会に天龍が出向き、「昭和のプロレスを味わう最後のチャンスだぞ」と引退試合の相手に指名。オカダも「天龍さん、11月15日、どうなっても知らないですよ。それでもいいならやりましょう」と合意して決まったものだ。両者の遺恨のきっかけとなったのは、2013年のプロレス大賞で2年連続MVP受賞を果たしたオカダの発言。「猪木さん、鶴田さん、天龍さんは僕と同じ時代じゃなくてよかったですね」と過去の受賞者を見下したことに対し、天龍が怒り心頭に発した。その決着がリング上で、しかも天龍ラストマッチで実現することになった。
オカダ戦決定に天龍は「私の中ではずっとこいつと思って、気持ちが通じたかな」と満足げ。「8月16日の両国で言ったように、11月15日どうなっても知りませんよ。僕と同じ時代じゃなくてよかったとわかってもらいます」とのコメントを送ってきたレインメーカーに対し、「俺の今の気持ちにコノヤロー、クソヤローと思わせてくれただけでも、あいつがここにいるよりか俺にインパクト与えてくれましたよ」と龍魂を着火させた。
オカダは今プロレス界でダントツの人気を誇る新日本の押しも押されもしないエース。現代のプロレスを象徴する存在ともいえる。「(オカダは)昭和のプロレスを感じる最後のチャンスだろうし、平成のプロレスを感じてレスラー生活を終えるのもレスラー冥利に尽きますよ」と話した天龍は、「相撲でできなかった引退試合、引退相撲、相手は三段目ぐらいのあんちゃんだけど、そこで思いの丈をぶつけたい」とキッパリ。もちろん勝利で有終の美を飾るつもりで、「サッカーボールキックとグーパンチとノド元のチョップだけで勝負つけてやりますよ」と無骨な打撃勝負を描いた。
この日の会見には全日本・諏訪魔、大日本・グレート小鹿、ノア・小川良成、K-DOJO・リッキー・フジ、DDT・高木三四郎、DRAGON GATE・新井健一郎、FREEDOMS・佐々木貴、WRESTLE-1・KAIも出席。これらの団体が11・15両国大会に協力することになりそうだ。また、同大会の模様はBSスカパー!で生中継されることも決まった。
☆11/15(日)東京・両国国技館『〜天龍源一郎 引退〜革命終焉 Revolution FINAL』13:00開場、15:00開始▼天龍源一郎引退試合
オカダ・カズチカ(1/60)天龍源一郎
[テレビ放送]
▼番組タイトル
『〜天龍源一郎 引退〜革命終焉 Revolution FINAL』
▼放送日
11月15日(日)午後3時〜(予定)※完全生中継
▼チャンネル
BSスカパー!(BS241/プレミアムサービス585)
※BSスカパー!のみでも可
【会見の模様】
▼天龍「あと2ヶ月と2週間で天龍源一郎の格闘技人生が終わります。振り返れば長いようで短いようで、腹いっぱいのプロレス格闘技人生でした。これからは何をやっていくかまだ模索中ですが、精一杯人生を生き抜いていきたいと思っています」――引退を意識したのはいつ?
▼天龍「今年の正月、その前に家内がちょっと大病しまして、その時に天龍源一郎が元気なうちしか支えていけないという気持ちが芽生えたのが…。プロレスラー腹いっぱいやらせてもらったし、逆に恩返しする番かなと思ったのがきっかけです」
▼グレート小鹿「引退のニュースを聞き、ただただ寂しく気が抜けたような気持ちになったのは1週間か10日。本人が決めたことだし、大相撲で厳しい稽古をし、プロレスの部分ではいろんな苦労をしたと思います。渡米時代、全日本時代。ただ自分に言わせれば昭和の香りを持った選手が一人またいなくなる。ただただ寂しい。今、天龍選手が言ったように2ヶ月と2週間あります。その間に日本全国津々浦々、プロレスファンに勇姿をみせてくれると思うし、11月15、両国国技館で最大のパフォーマンスをしてくれると思います。イチプロレスファンとしてながめてもらって、いいものはいい、悪いものは悪いと辛口でコメントをもらえれば。これからの若者が励みになり、努力する力になると思います」
▼諏訪魔「11月15日に天龍さんが引退されるということで、自分自身協力したいということで大暴れしたいと思ってます。天龍さんから常日頃、自分のプロレスを見てもらえてアドバイスをもらって、自分自身がいろいろ考えてる時に天龍さんが連絡くれたり感謝してます。自分自身、昔から天龍さんに憧れというものをファンの時から持ってたし、天龍さんの反骨精神そういうものを自分自身これから高めていきたいと思うし、最後の両国大会では反骨精神を継いでもっともっと波紋を広げていけるような激しいプロレスをしたいと思います」
▼北原光騎「自分も寂しい気持ちでいっぱいです。SWS、WAR、28年間大将についてきたんですけど、今年2月に大将が引退されると聞いて、自分は公私共にお世話になって来ましたし、感謝はしても足りないぐらいお世話になったと思ってます。この半年間、大将が試合出る時みさせてもらいました。今日自分は復帰をさせて頂いて、引退されるまでの2ヵ月半、サポートして大将がかっこよく引退できるよう自分も身守っていきたい」
▼リッキー・フジ「この場にいられることを光栄に思っています。天龍さんとは昔のFMWの時からお付き合いいただき、的確なアドバイスも頂きました。天龍さんは僕のチャラチャラしたレスリングスタイルを評価して頂いてるかわからないけど、楽しんでいただけてるみたいで。天龍さんの最後のファイトをしっかり目に焼き付けたいと思います」
▼小川「天龍さん、長い間お疲れ様でした」
▼天龍「私の中ではずっとこいつと思って、気持ちが通じたかなと。天龍源一郎vsオカダ・カズチカ、60分1本勝負でやらせて頂きます」
▼オカダのコメント「8月16日の両国で言ったように、11月15日どうなっても知りませんよ。僕と同じ時代じゃなくてよかったとわかってもらいます」
▼天龍「オッサンがこんな言葉使っていいかわからないけど、まず新日本プロレスらしからぬ言葉遣いと、そこらのアンチャンと一緒で今ちゃんと紳士的な対応したつもりの俺の今の気持ちにコノヤロー、クソヤローと思わせてくれただけでも、あいつがここにいるよりか俺にインパクト与えてくれましたよ。サッカーボールキックとグーパンチとノド元のチョップだけで勝負つけてやりますよ。お客さんはブー垂れるかもしれないけど、そのつもりでやっていきますよ」
――オカダの印象は?▼天龍「俺、両国国技館でマイクをもって話した時、一番最初リングサイドに来た時にオカダずいぶん小さいんだなと思ったら外道でしたよ。それぐらいの認識しかなかったですね。相撲でできなかった引退試合、引退相撲、相手は三段目ぐらいのあんちゃんだけど、そこで思いの丈をぶつけたいと思います」
――オカダに言いたいことは?▼天龍「あるとしたらちょうど11月ですから。両国の空調があまり聞いてなくて、たぶんトップロープから飛ぶ技も風に流されなくて的確に当たるだろうと覚悟して彼と戦います」
――引退後は?▼天龍「今は本当に何も考えてないですよ。ウチのかみさんが元気になって一緒に昔話でも語れたらいいなというのがちっちゃな楽しみです」
――プロレス界に関わらない?▼天龍「誰よりもプロレスが一番好きだと自負してますけど、60歳以上の割引券があるんだったら参加させてもらいます(笑)」
――天龍プロジェクトはどうなる?▼天龍「これはどうするんですか代表? 終わりだと言ってます」
――ファンにメッセージを▼天龍「僕は相撲からプロレスに転向した時、同じ格闘技のスポーツで相撲で応援してくれた人も長く天龍源一郎を応援できたらなと思ったけど、プロレスに転向した時、何でプロレスに行くんだと言う言葉を浴びせられました。その当時はレスラー全体が世間と戦ってるようなもので、人一倍多く練習してレスラー生活を送ってました。今のレスラーもそういう気持ちを忘れず、シビアな試合を提供してもらいたい。天龍源一郎というブサイクで不器用なレスラーをずっと応援して下さってるファンには感謝の一言です。本当にありがとうございましたという一言です。長い間、ありがとううございました」
――各団体が協力するが?▼天龍「僕が一回しか顔を出してないところもありますし、ウチの会場で顔を合わせた方もいますけど、これだけの人がわざわざ足を運んで会見に勢ぞろいしてくれたのは感謝してます」
――どんな引退興行にしたい?▼天龍「にぎやかにゴチャゴチャの…昔、ガラクタ軍団って名前をつけたことがあるけど、そんなような大会でお客さんが喜んで頂ければというのが第一です」
――ふた回り以上若い相手を選んだが?▼天龍「これは究極を言えば僕の性格の問題だと思います。取っ掛かりは彼が天龍源一郎とか昔のいろんなレスラーの名前を出して、同じ時代じゃなくてよかったといわれて、現役だった俺が許せないと癪に障ったから始まったけど、その気持ちを真正面から彼にぶつけた時、嫌々かもしれないけど、リングに上がってきた心意気は。昭和のプロレスを感じる最後のチャンスだろうし、平成のプロレスを感じてレスラー生活を終えるのもレスラー冥利に尽きますよ」
――勝ちにこだわる?▼天龍「当然だし、俺は自分のやりたいことをやって気が済めばいいというのがありますよ」
天龍プロジェクト後楽園大会前に天龍が会見を開き、引退試合の相手はオカダとのシングルマッチに決定した。
自分も引退試合は天龍のコンディション面も考えてタッグマッチと思い、一部マスコミからも無謀なのではという声もあった、しかし天龍は。「今日をもって自分の中で方向は固まった。(オカダファンから)罵声を浴びようが構わない。最後の最後までイチかバチかのレスラー人生でありたい」とあくまで天龍らしさを貫くためにシングルでの引退試合を決意した、完全燃焼で終わるつもりはない、「ボクと同じ時代じゃなくて良かったですね」と発言したオカダに天龍源一郎というレスラーの意地を見せつけるつもりだ。
対するオカダも東京スポーツ誌上で天龍戦に向けて(シングル戦が決定する前のコメント)「過去にない例をやるってことは、過去にないハードな、厳しい試合になるってこと。その辺も含めて僕は『どうなっても知らないですよ』と(天龍に)言ったわけですから。最後だからって手を抜くつもりはないですし、全てを引き出して勝つというのもないですね。『どうなっても知らない』というのはそういう意味。それが分かっているのなら、何対1でも1対1でもいいですよ。」と吐いた唾をしっかり飲み込む覚悟で、あくまで自分らしさを貫き、天龍の介錯をするつもりでいる。
オカダvs天龍は遺恨や引退試合だけでなく、世代の違う二人による意地のぶつかり合いなる、勝敗を抜きにして二人の意地をしっかり見届けたいと思う。 -
WRESTLE-1 GPを制覇したのは征矢!ワイルド時代を築けるか!?
8月30日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2015 FLASHING SUMMER」後楽園ホール 1231人満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼吉岡世起復帰戦/30分1本
○大和ヒロシ 吉岡世起(14分27秒 片エビ固め)村瀬広樹 X芦野祥太郎
※ノーザンライトボム
◇第2試合◇
▼「WRESTLE-1 vs DESPERADO」/30分1本
○浜亮太(4分06秒 反則勝ち)X土肥孝司
※パウダー攻撃からのレフェリー暴行
◇第3試合◇
▼「WRESTLE-1 GRAND PRIX 2015」準決勝/無制限1本
○近藤修司(10分44秒 片エビ固め)XKAZMA SAKAMOTO
※キングコングラリアット
【土肥の話】「いい感じだったのにNOSAWA論外と河野のせいだ。そろそろ名前かけてやってやってもいいぞ。俺たちがデスペラードだ」
【KAZMAの話】「河野、NOSAWA論外、戦争だ戦争! デスペラード名乗ってるならやってやるよ。どっちが本当のデスペラードが決めようじゃねぇか。戦争だ。全部剥ぎ取ってやるよ」
◇第4試合◇
▼「WRESTLE-1 GRAND PRIX 2015」準決勝/無制限1本
○征矢学(13分22秒 片エビ固め)X黒潮“イケメン"二郎
※ワイルドボンバー
【黒潮の話】「負けちった。負けちゃいました。ここまで、後楽園のトーナメントまで上がってこれたというのは嬉しくてしょうがないです。でも結果、優勝はできてない。なので、ここで満足せず行こうと思うんですけど、いや、わかんない。俺が若いからなのか、周りの人が大人だからなのか知らないけど、ワイルドはなんすか? あの仲間は。手こそ出してないですけど、あんなのずるいですよ。俺も仲間を作る。俺も作る。決めました。俺も仲間作る。もう一度チームを作って、結束力を上げて、ワイルドにシングルで…作ったチームでタッグでもいいよ。フィニッシュ! (このトーナメント戦を振り返ると?)今年は生きてきて一番の夏を味わえた。でも、来年はもっと違う夏を、今よりいい夏を味わうために、僕はもっと上に行きます。自分のためですから。W-1のためじゃないです。自分のために。フィニッシュ」
◇第5試合◇
▼6人タッグ3WAYマッチ/30分1本
AKIRA ○アンディ・ウー 熊ゴロー(9分04秒 腕極め回転エビ固め)KAI X田中稔 中之上靖文
※もう1チームは河野真幸 NOSAWA論外 MAZADA
◇第6試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○グレート・ムタ ザ・グレート・カブキ TAJIRI(12分07秒 片エビ固め)Xカズ・ハヤシ 越中詩郎 MEN'Sテイオー
※閃光魔術
◇第7試合◇
▼「WRESTLE-1 GRAND PRIX 2015」決勝戦/無制限1本
○征矢学(20分42秒 片エビ固め)X近藤修司
※ワイルドボンバー
(試合後)
征矢「トーナメント、優勝したぞー! W-1で一番強いのは俺ということでいいか? でもよ、シングルマッチ、シングルのベルトは、誰が持ってんだ? シングルの王座、俺に挑戦させてくれ!(KAIがリングサイドへ。一部からブーイング。)来たな(KAIがリングへ。マイクを持つが征矢が止める。)ちょっと待て、オマエがマイクをしゃべるのは。オマエ、こないだの後楽園ホール、覚えてるか? オマエがしゃべったことで、とんでもないことになっただろ。よーく思い出してくれ。それと、オマエにいろいろ聞きたいことがあるんだけど、オマエ、ファンのためにファンのためにってよく言ってるだろ。オマエが今ベルトを持ってることで、ホントにファンのためになってるのか? どうなんですかお客さん? それともう一つ、ベルトを取ったその日に、負けることを考えるヤツがいるかって話だ」
KAI「ちょっと待てよ、オマエ。途中から、わけわかんねえW-1のマッチメーカーとして来て、今、ワイルドのバカになって、そんなオマエにとやかく何も言われたくない」
征矢「ちょっと待て。マッチメーカー俺がやってたこと知ってる人、何人ここにいるんだ?」
KAI「いるだろ! いるじゃねえかよ! 俺はな、旗揚げからW-1のエースとして、体張ってきたんだよ!(ブーイング)」
征矢「その体を張ってきた成果がこれか? このブーイングの数か!(ワイルドコール)」
KAI「誰がなんと言おうと、W-1のエースは俺だし、誰がなんと言おうと、W-1の現第5代チャンピオンは、この俺だ!」
征矢「オマエの言うエースっていうのがどういのかしらねえけどな、俺の理想のエースはな、試合もちゃんとこなして、マイクもちゃんと締めて、お客さんからの絶対的なる支持が必要なんだよ! どうですか!? それとな、ひとつ、いいこと教えてやろう。KAI、誰がなんと言おうと、誰がなんと言おうと、W-1のエースは、この俺だ!」
KAI「いや違う!(ブーイング)。ブーイングがあろうと、誰がなんと言おうと、誰がなんと言おうと、誰がなんと言おうと、W-1のエースは俺だ!(とベルトを掲げる。ブーイング)」
征矢「空気読んでくれ。俺は今日2試合して、優勝してるんだ! なので、そろそろお帰り願えますか」
KAI「(帰れコール)帰らないよ」
征矢「わかった。オマエ、じゃあ今日のメイン締めたいんだな? 締めたいんだろ? じゃあ、ワイルドジャンケンで決めてやるよ」
KAI「やってられるかそんなの。ふざけんな」
征矢「やらないのか」
KAI「やんねえよ。ジャンケンなんてやんねえよ。オマエとベルト懸けて、やってやるよ」
征矢「言ったな。わかったよ。じゃあとっとと帰ってください」
KAI「おお、帰る帰る帰る帰る。でも最後に一言いってやるよ。(「ベルトが泣いてるよ!」という声の方をにらみつける)」
征矢「(観客に)まあまあまあ、ちょっと待ってくれ。ヤツに帰らせてやってください。チャンスをあげてください!」
KAI「今日の最後に言わせてくれよ。オマエとのタイトルマッチ、負けることは、絶対ない。必ず俺が勝つ!(ブーイング)」
(KAIが退場。)
征矢「はい、ご苦労様でした。それでは皆さん、仕切り直していきましょう! 皆さんのにごついた心を、キレイにするために、それでは最後に私のカッコイイセリフで会場、ひとつになろうと思います! それではワイルド1号君、2号君上がってください(AKIRAと熊ゴローが上がる)。お、ちょっと待ってください。こちらの方、売店からこんなものを持ってきてます。ダメですよ、勝手にパクってきちゃダメですよ。(DVDを手に取り)実はnew WILD orderのDVDが出ました! お帰りの際、お買い求めください。ということで、最後に俺のカッコイイセリフで締めたいと思います。俺が『ワイルドに』と言ったら『いこうぜ』と右の拳を高々と突き上げてくれ。練習は一切しないからな。それではそっそ…さっさとご起立ください。次、俺がW-1のシングルのベルト取るぞ! ワイルドに、いこうぜ!」
【征矢の話】「まず今日でトーナメント優勝したんで。次はシングルのベルト。文句なしで挑戦できるでしょう。現チャンピオンがエントリーしたトーナメントで優勝した。それは紛れもなく挑戦権を得られるチャンスでしょ? 違いますか。あとは日にちだけだ。その前にタッグの方もタイトルマッチがあるから。今回はワイルド同士の対決になるかもしれないですけど、タッグチャンピオンである以上はどういう状況であれ、タイトルマッチは必ずやります。(左足は)肉離れは癖になっちゃってるので。この癖を治さないと。切れている状態でずっと動いていますんで、どうしようもないですね。とりあえず一刻も早く足の状態を治したいなと思います。ただ、今日2戦しているんで。また明日から頑張っていきます。そして必ずシングルのベルトを獲ります。(KAIに対する思いは?)ブーイングがある中でシングルのベルトを持っているという状態は非常によくない。正直ね。ベルトというのは団体の象徴というか。シングルのベルトを持っているヤツが一番強くて、そいつが顔であり、エースですよね。その男がお客さんの支持がない状況でこのままやり続けるのはよくない。非常によくない。ただ、このブーイングを俺がベルトを獲って歓声に変えてみせる」8月から開幕した「W-1 GP」は2日の春日部大会では河野を破った土肥がKAZMAと共に叛旗を翻してデスペラードが分裂、黒潮がW-1王者であるKAIを破り、また8日新宿で開催された準々決勝では黒潮がTAJIRIを破って師匠越えを果たし、KAZMAもカズを降すなど波乱が続出、準決勝にはSAKAMOTO、黒潮、征矢、近藤が進出、選手をリストラしてどうなるかと思われたが、黒潮や土肥、KAZMAが決起するなど新しい選手がどんどん出てくることで新しい展開が生まれつつある。
準決勝第1試合では近藤とKAZMAが対戦、セコンドの土肥の介入もあってKAZMAは右腕にイスを引っかけて鉄柱に叩きつける荒技を敢行してから右腕攻めを展開、近藤もKUBINAGEで反撃するが、キングコングラリアットを狙うとリング下の土肥がイスで一撃を加え、KAZMAはみちのくドライバーからゴリースペシャルボムを狙うも近藤は阻止。
しかしKAZMAは三角絞めや腕十字で右腕攻めを展開し、レフェリーと近藤を交錯させるだけでなく土肥のパウダー攻撃で無法地帯を作り上げ、土肥と共に近藤を痛めつけると、東京愚連隊と結託した河野が乱入して土肥を蹴散らし、KAZMAをイス盛りの上に叩きつけ、最後は近藤がキングコングラリアットの連発で3カウントを奪い勝利、試合後は納得しないKAZMAらが河野に対してデスペラードの名前をかけて完全決着を要求した。
準決勝第2試合では征矢と黒潮が対戦、序盤は征矢が“ワイルド”、黒潮が“イケメン”コールを煽り、パフォーマンス合戦を展開するが、村山レフェリーが「仕事しろ!」と一喝してやっと組み合う。
征矢はダブルチョップで先手を狙うが、黒潮は場外に逃れて征矢が追いかけると、反対側からリングインした黒潮がケブラータを発射、怒った征矢が追いかけるも、また反対側からリングインした黒潮がスライディングキックを発射するなどスピードで征矢を霍乱するも、調子に乗りすぎたのかエプロンからのクロスボディーは征矢がキャッチして場外ボディースラムで叩きつけられてしまう。
リングに戻った征矢は腰攻めを展開して主導権を握るが、黒潮は延髄斬り、スワンダイブミサイルキックと反撃、デスバレーボムから側頭部へのミサイルキックと繰り出すとライオンサルトからムーンサルトで勝負に出るも、征矢は剣山で迎撃し串刺しワイルドボンバー、ブルドッキングヘッドロック、ネックブリーカードロップと攻勢に出る。
征矢はワイルドボンバーを狙うが、黒潮は回転エビ固めで切り返し丸め込み技を連発し、ジャンピングハイキックから飛びつき雪崩式式フランケンシュタイナーを狙うも、踏ん張った征矢は雪崩式パワーボムで叩きつけ、最後はワイルドボンバー、デスバレーボムから背後からワイルドボンバー、正面からのワイルドボンバーと畳み掛けて3カウントを奪い決勝へ進出となるも、デスバレーボムを仕掛けた際に古傷の左足を痛めてしまう。
決勝戦は近藤が征矢の左足を攻めれば、征矢は近藤に右腕を攻めるなど互いのウイイークポイントを攻めるが、近藤の左足攻めが優り、パワーダウンした征矢は押され始める。
征矢はショートレンジのワイルドボンバーの連打からフライングラリアットで反撃うすると右腕攻めを展開、エプロンからのブレーンバスターを狙うが、踏ん張った近藤は征矢の後頭部にキングコングラリアットを炸裂させ、エプロンの攻防から近藤がKUBINAGEを敢行する。
近藤はランセルセからキングコングラリアットを連発するも、征矢は正面から受けきり、ならば近藤は後頭部へのキングコングラリアットから胴絞めスリーパーで捕獲、だが征矢は強引に立ち上がってブレーンバスターでぶっこ抜き、近藤のローキックを喰らっても、構わずワイルドボンバーを炸裂させデスバレーボムで叩きつける。
征矢は勝負を狙ってワイルドボンバーを狙うが、近藤のキングコングラリアットと相打ちに、そしてラリーとなるが近藤が打ち勝つと垂直落下式ブレーンバスターから再度キングコングラリアットを狙う、しかし征矢がカマイタチ式ワイルドボンバーで迎撃し、腕と腕がぶつかり合うと右腕のダメージが残る近藤が競り負け、最後は征矢が背後からのワイルドボンバーから正面へのワイルドボンバーで3カウントを奪い、W-1 GPを制覇した。
試合後は征矢がKAIの保持するW-1王座への挑戦を表明して、“ワイルドに行こうぜ!”で締めくくったが、全日本からWRESTLE-1へ移籍後は長期欠場明けもあってかベルトには縁がなかった、しかし“new Wild Order”を結成し真田聖也や船木誠勝の離脱もあってW-1のトップの一角に食い込み、今回のトーナメントで結果を出した。
GET WILDの相棒だった大森隆男は全日本プロレスで三冠ヘビー級王座を奪取してシングルプレーヤーとして結果を出した、今度は征矢がWRESTLE-1で結果を出す番、WRESTLE-1でワイルド時代を築けるか、KAI戦は征矢にとっても大勝負となる。昨日のw-1後楽園ホール大会。 w-1グランプリ、準決勝、決勝と勝ち抜いて優勝することができたぜ! 次は言わないでも分かってるな。w-1のシングルのベルト!偽物エースから俺がベルトを取る。#w_1 #ワイルド #優勝 #征矢学 pic.twitter.com/Y56LlPUg1v
— 征矢 学 (@bunamayaso) 2015, 8月 31トーナメントが終わりました。 結果は準決勝でワイルドに負けました。 俺の夏ふぃにっしゅ しかし!まだまだこれからだと思っております! よろしくお願いします! #w_1 pic.twitter.com/InqMUbUuE6
— 黒潮イケメン二郎 (@soujoro) 2015, 8月 31そろそろ名前賭けてやるしかねーな〜このままじゃ埒が明かねー くそったれ #w_1 pic.twitter.com/JbclK7THQC
— 土肥 孝司 (@KOJI_DOI) 2015, 8月 31今日も色々忙しかったが非常に充実した一日だった。もう両国も一週間前の事なんだなあ。月日が経つのは早い!流されないように明日も悔いなく充実した一日を過ごしたいと思います。 pic.twitter.com/sf8J6QXmV2
— 高木三四郎 (@t346fire) 2015, 8月 30 -
鷹木が掲げた個人闘争の正体・・・・土井、YAMATOと結託してヒールターン!
8月30日 DRAGON GATE「THE GATE OF GENERATION 2015」福岡・博多スターレーン 1800人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
吉野正人 ○戸澤陽 “ハリウッド"ストーカー市川(12分39秒高速ジャーマンスープレックスホールド)ドン・フジイ 問題龍Xパンチ富永
◇第2試合◇
○サイバー・コング(9分03秒 片エビ固め)Xヨースケ・サンタマリア
※パイナップルボンバー
◇第3試合◇
Eita ○Kotoka (10分32秒 首固め)Kzy XビッグR清水
◇第4試合◇
CIMA Gamma ○フラミータ(12分44秒 片エビ固め)堀口元気H.A.Gee.Mee!! 斎藤“ジミー"了 Xジミー・神田
※フラムフライ
◇第5試合◇
BXBハルク ○望月成晃 ドラゴン・キッド(16分00秒 片エビ固め)ジミー・ススム Mr.キューキュー“谷嵜なおき"豊中ドルフィン XK-ness.
※顔面への三角蹴り
◇第6試合◇
▼オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合
[第54代王者組]土井成樹 ○YAMATO (19分13秒 片エビ固め)[挑戦者組]鷹木信悟 XT-Hawk
※ギャラリア
☆土井&YAMATO組が3度目の防衛に成功
(試合後)
土井「博多、見ての通りの答えや。もっと歓迎しろよ。これが俺たちの答えや。T-Hawk、オマエをこの先、ドラゴンゲートのトップ戦線に食い込めないように、俺とYAMATOと信悟は結託したんじゃ。もっと祝福しろ。T-Hawk、オマエはしょせん口だけなんや。ミレニアルズの時から口癖やったよな。死にものぐるいとか新世代をゴボウ抜きするとか。オマエは大した実力も無いクセに口だけ偉そうなんや。オマエな、そんな口だけのヤツが今日もタイトルマッチをメインに組まれて、コイツら(観客)がピーピーキャーキャー言うからな、オマエは勘違いするんじゃ。オマエはただの若手レスラーやろ。オマエはこの先、上に上がり目ないぞ。でもな、下にはまだまだいけるからな。今日試合前に言うたやろ。オマエをどん底に落とすってな。これからが始まりや。T-Hawk、コイツのこと気に入らんヤツまだいてるんちゃうんか。こいよ、こいこい! 誰でもいいぞ」
(ここで登場したのがEita&Kotoka。さらに鷹木はイスを持ち出し、T-Hawkの顔面を殴打。T-Hawkは大流血に見舞われ大の字となる。そこで吉野&戸澤&しゃちが救出に入る。)
戸澤「おいコラッ。信悟! オマエの出した答えはこれか。見損なったぞ。オマエみたいな裏切り者は絶対に許さへんからな」
鷹木「何言ってんだ、このヤロー。俺のどこか裏切り者なんだ。これは裏切りじゃないぞ。正義に基づいた革命だよ。革命を起こすためには仲間が必要だろ。そんな仲間にも入れないのが、そこにいる口だけ番長の若造だよ。そんなヤツ必要ねえんだよ」
戸澤「何が革命じゃ。オマエがコイツらと組むのは勝手や。でもT-Hawkは関係ないやろ。コイツは傷つけんでええ人間やろ。T-Hawk、オマエな、こんなんじゃ納得できへんやろ。こんなんじゃ博多から帰れへんやろ。オマエまだ出来るやろ。こっちは俺と吉野さん、しゃちがおるんや。オマエら、土井、信悟、YAMATO、もうひとり加えて4対4でどうや?」
T-Hawk「戸澤ちょっと待て。Eita、Kotoka、オマエいい加減調子乗ってんじゃねえぞ。オマエらも入れてまとめてかかってこい」
土井「オマエ、アホちゃうか? EitaとKotokaを入れたら5対4やぞ、オマエらひとり足らんやんか」
戸澤「こんなときこそアイツの出番や。俺らと一緒に大暴れしようやないか。出てこいや、コラーッ!」
(ここでCIMAのテーマ曲が鳴ってコスチューム姿のCIMAが登場。(
CIMA「おい、これは俺の知ってる、俺らが作ってきたドラゴンゲートとは違うな。オマエら、今からコイツら全員成敗するぞ!」
◇緊急決定試合◇
CIMA 吉野正人 戸澤陽 しゃちほこBOY ○T-Hawk (7分22秒 エビ固め)土井成樹 YAMATO 鷹木信悟 XEita Kotoka
※ナイトライド
(試合後も鷹木組のT-Hawkに対する攻撃はやまず、さらにはサイバーや問題龍もその輪に加わる。)
鷹木「おいおい待て待て、最後の。ふざけんな。レフェリー、ビッグR関係ねえじゃねえか。アイツら反則だろ。そうだろ、みんな!(客席からは大「帰れ」コールとブーイングがわき起こる)うるせえよ。うるせえぞ、オマエら。黙れ。帰れとか言ってるけどな、俺たちが主催者側なんだよ。帰りたいならオマエらが先に帰れ。なにがブーだよ。ビッグR、CIMA、相変わらず仲良しクラブ好きみたいだな。なんだよ、コイツ。見ての通り、勝ったかもしれねえけど、どっちが勝者かわからねえじゃねえか。今のドラゴンゲートのぬるま湯の状況を作ったのは特にモンスター、テメエらの責任だぞ。ツインゲートとドリームは俺たちのところにあるんだ。これからは現実を見せるだけだ。力なき者は必要ない。力のある者だけが生き残る。その現実を俺は、いや俺たちは見せていくだけだ。オマエらそれだけはよく覚えとけ!」
T-Hawk「何がなんだか正直わからないけど、CIMA、吉野、しゃち、戸澤、ビッグ、協力してくれてありがとう!」
戸澤「わかった。その前にビッグR、オマエ、ディアハーツなのになんでおんねん!」
清水「そんなの関係ないねん。俺はT-Hawkに散々助けてもらったんや、今まで。その恩返しをしただけや。それに、サマーアドベンチャータッグがあるらしいな。T-Hawk、オマエ、タッグパートナーおらんらしいやんか。それなら俺とタッグ組もうやないか。2人でガンガン暴れようやないかぁ!」
CIMA「オマエの魅力は十分伝わったよ。帰ろう。俺は今日必要かどうかわからんかったけど、ありがとう」
(CIMAと清水が退場。)
戸澤「モンスターとT-Hawk残っちゃいましたけど」
吉野「どうしようか。出てきたものの、ボクたちメインイベントに関係ないし、ただそこで試合見てただけですから」
戸澤「ただ鷹木信悟が許せなかった、それだけです」
吉野「俺たちも鷹木信悟に裏切られて、特にしゃちくんなんかボロクソ言われて、だいぶ腹立ってたでしょ」
BOY「腹立ってました!」
戸澤「T-Hawk、この2、3カ月、吉野さんとドリームゲートやって、チャンピオンになれると思いきや、そこで負けて、吉野さんと一夜限りのタッグを組んで、それを経てミレニアルズは解散し、解散して次、鷹木信悟とツインのベルト狙うと言われて一緒に組んで博多当日迎えて、今日裏切られて、オマエいろんなことがあったけど、ドラゴンゲートでプロレスしてたらいろんなことがあるよ」
吉野「確かにいろいろありますよね」
戸澤「それを乗り越えて今の俺らがいるんやで。俺もいろんなことあったんや」
吉野「メタボリック・ブラザースって100キロになったり、戸澤塾やったり、ボクもイタリア人になってYOSSINOとかやったり。そんな歴史があるから今があるんですよ。T-Hawk、この何カ月間でオマエもいろんなことがあったかもしれんけど、今日は特に大変な一日やった。でもオマエは最後までがんばったんや。この博多大会、オマエのマイクで締めろや」
T-Hawk「さっきも言いましたけど、ちょっといろんなことがありすぎて頭がこんがらがってます。だけど、今日一番、力になったのは博多のお客さんの声援です。ありがとうございます。チームがなくなってボクは見てのとおり一人です。チームがあったときはリーダーとして、大黒柱としてカッコつけようとしてた。変にリーダーぶろうとしてた。だけど違った。これからは一生懸命ドラゴンゲートのトップを目指して精進してまいりますのでこれからも熱いご声援、よろしくお願いします。今日はありがとうございました!」
ミレニアルズとマッドブランキーの解散でユニット再編が加速するなかで、個人闘争を掲げた鷹木と賛同したT-Hawkがタッグを結成し土井、YAMATOの保持するツインゲート王座に挑戦した。
試合は土井、YAMATOがT-Hawkを捕らえて主導権を握るが、鷹木がバンピングボンバーからYAMATOを捕らえ、T-HawkはBTボムからナイトライドを狙うもYAMATOは阻止してスリーパーで捕獲すると、再び土井組がT-Hawkを捕らえる。
鷹木がカットに入ってトレイン攻撃を狙うが、T-Hawkが串刺し攻撃を狙うと突然鷹木がT-Hawkにバンピングボンバーを放ち、最後は土井がバカタレスライディングキックからYAMATOがギャラリアで3カウントを奪い王座防衛するも、館内はまさかの鷹木の裏切り劇に“帰れコール”が巻き起こるが、鷹木らは構わずEita、Kotokaも加わってT-Hawkを袋叩きにし、鷹木がT-Hawkの顔面にイスをフルスイングして流血に追い込む。
そこでモンスターエクスプレスが駆けつけT-Hawkを救出、CIMAも加わって10人タッグ戦へと突入し、試合はYAMATOとEitaのイス攻撃にT-Hawkが捕まるも清水が駆けつけT-Hawkを救出、清水がEitaに砲丸投げスラムからT-Hawkがナイトライドを決め3カウントを奪うも、鷹木らサイバー、問題龍も加えてT-Hawkを襲撃し、ブーイングを浴びせるファンも罵倒して退場していった。
清水はT-Hawkにタッグを結成してサマーアドベンチャータッグにエントリーを持ちかけて退場していった。
最初は鷹木が個人闘争を持ちかけたときは、ヒールユニットとは別の考えを持ち始めたかなと思い始めたが、結局はYAMATO、サイバーとよりを戻して土井と結託してヒールターン、鷹木の考えを支持していたファンもいたことを考えるといろんな意味で裏切られた気分だったと思う。
しかし鷹木らの新ユニットも最終的にはどうなるかわからず、また鷹木に含むところがある富永が加わっていなかったことも気がかりもあるが・・・・博多大会終了。 裏切り?反乱? 安っぽい言葉だなあ。 これは現状のぬるま湯に火を点ける為、正義に基づいた行動である。 革命には仲間達が必要だ。 無能な若手、ベテラン、仲良しクラブ、全員敵だ。 #dragongate pic.twitter.com/VflWItp4jS
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2015, 8月 30 -
2ヶ月ぶりに観戦復帰は大日本プロレスから、激戦!伊東vs宮本の足場マッチ!
8月30日 大日本プロレス「DEATH MANIA III」愛知・名古屋国際会議場イベントホール 807人 満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○丸山敦 佐久田俊行(10分18秒 体固め)谷口裕一 X菊田一美
※TAJIRI公認バズソーキック
◇第2試合◇
▼有刺鉄線ボードタッグデスマッチ/30分1本
○木高イサミ 塚本拓海(10分50秒 体固め)アブドーラ・小林 X植木嵩行
※ダイビング・ダブルニードロップwith有刺鉄線ボード【アブ小、植木の話】
アブ小「夏も一通り終えて秋だな。まあね、最近思うことがあるんですよ。全団体ね、横一線で見られても困るんだよね! ウチとしてはね。全団体、横一線と思われても。たとえば技がうまくできる、ルックスがいい、筋肉すごいねって。そんなんとね、ウチらは違う次元で勝負してるから! それは大日本を見てるファンは一番よくわかってると思う。そんなんと違うんだから、うちらは。とくにウチの逸材、プロレス界一の最大瞬間瞬発力を持ってる。たとえばいま世界陸上とかやってるでしょ。そういうのを見てもまったくヒケを取らないから。世界に誇れる逸材だよ。これから秋から冬、うちは日本縦断ツアー、最侠タッグとか組まれるんでしょ。去年は伊東と組んで大日本の現在を見せた。けど20周年、大日本の未来を…僕からラブコールを送っておきます、大日本の未来に。いまの横一線のプロレス界と違う次元で勝負している大日本の未来に、このタッグリーグに向けて、逸材にラブコールを送っておきます」
植木「小林さんの言葉を鵜呑みにするわけじゃないですけど、ボディも違う、マスクも違う、そんで技や技術も否定されてる。そしたら私しかいないじゃないですか。全部当てはまってないですよ! クソ。きょうの試合で私も小林さんに触発されてか、愛を叫んでしまいましたが、今度の最侠タッグ、プロレス愛、プロレス愛、プロレス愛で勝負してやりますよ。小林さんの口車に乗るわけじゃないですけど、私が最高最大の最大瞬間風速? そんなんじゃないです。ビッグバンを起こしてみせます! 植木嵩行のビッグバンアタック!(とアブ小のラブコールを受けるかは言わずに去る)」
◇第3試合◇
▼GTCタッグデスマッチ/30分1本
“黒天使"沼澤邪鬼 ○竹田誠志(10分17秒 ジャーマンスープレックスホールド)星野勘九郎 X稲葉雅人
◇第4試合◇
▼2015名古屋サマースペシャル6人タッグマッチ/30分1本
ヘラクレス千賀 ツトムオースギ ○KENSO (14分08秒 体固め)バラモンシュウ Xバラモンケイ 男色ディーノ
※葉隠れ
【KENSOの話】「ひじょうにいろんなプロレスの種類があって、真面目な全日本プロレスみたいのもあるし、きょうみたいのもあって。基本的には僕はいろんな種類のプロレスにすごいリスペクトがあって。僕は生まれ育ったのは愛知県で、ここからちょっと行った碧南市というところが生まれ故郷。KENSOマニアもきょうたくさん来てて、KENSOマニアの前で、故郷に錦を飾れたというところではひじょうに、フリーになって感謝をしている。素晴らしい。故郷に帰ってきたかのような…僕が生まれて本当に愛している愛知県で、できたというのは素晴らしい感動する、一生忘れないような一日になりました。本当にありがとうございました。(ディ
ーノは?※SOSが恐怖のあまりケツをヒクヒクさせる)まず一番大事なのってこの600~700人ぐらいいう会場を一つに入場だけでしちゃうっていうのは、それだけで脅威ですよね。それはディーノにしてもバラモン兄弟にしても、すごいですよ。
入場しただけでもってっちゃう。プロレスラーって、入場したところでどれだけつかむかって、一番大事なんで、そういうところでは素晴らしいなって思います。ひじょうにリスペクトします」
【シュウ、ケイ、ディーノの話】
シュウとケイ「よくわからないうちに組まれてよくわからないうちに終わっちまったじゃねえかよ!」
ディーノ「ごめん、いま聞くのもアレなんだけど、なんで私、きょう…」
シュウかケイ「知らないんだよ! 口から出ちゃったんだよ!」
シュウかケイ「べつに俺たちが…来てって言ったわけじゃねえもんな。大日本の陰謀じゃないか!?」
シュウかケイ「なんか上からの圧力で」
ディーノ「最終決着戦で総力を挙げて、みたいなイメージだったんだけど?」
シュウかケイ「そんなこと一回もしてないんだよ!」
ディーノ「え!? SOSとバラモン兄弟の血を血で洗う抗争のすえのきょうなんじゃないの?」
シュウかケイ「アイツらなんか血を血で洗う抗争なんかしてやしない! 血も出ないよ! なんなら試合中、汗もかかないわ!」
ディーノ「もう入場の時で汗だくなんだけど」
シュウかケイ「きょうは汗だくになった」」
シュウかケイ「いろんな汗が出たぜ」シュウかケイ「おしょろしい男だった」
シュウかケイ「世の中にはいろんな汗があるな」シュウかケイ「世の中には科学で解明できないことがたくさんあるってことを思い知らされた」
ディーノ「ただ、一つだけ私の収穫があって、アイツ…(とKENSOがゲイだというポーズ)」
シュウかケイ「最後、自分から進んでしてたぞ」
ディーノ「メヒコの時から怪しいと思ってたのよね。WWEの時は大丈夫だと思ってたんだけど」(以下、ア●ルトークが延々と続く。)
シュウかケイ「この状態で呼ばれることはもうないな」
ディーノ「残念ながらないでしょうね。それは自覚してる。試合の途中でわかった。3人の思い出と思って頑張った」
シュウかケイ「我々のお父さんは宮下あきらだし」
ディーノ「異母兄弟なのよね」
シュウかケイ「きょうはファミリーが集まったってことでいいんじゃねえのか」
◇第5試合◇
▼チャレンジマッチ/30分1本
○岡林裕二(9分28秒 アルゼンチンバックブリーカー)X宇藤純久
(試合後)
岡林「本来ならきょう河上隆一とこのベルトを懸けてタイトルマッチをやる予定でしたが、河上がケガをしてしまい、流れてしまいました。でも、きょう宇藤とシングルをやって、河上だけじゃない。若手の追い上げを肌で感じました。でも、まだまだ俺は負けるわけにいきません! まだまだ負けないぞ! そして、次も必ずチャンピオンとしてこの名古屋に帰ってきます。その時は応援よろしくお願いします。そして最後に言いたいことはただ一つです。岡林の夜明けは近いぜよ!」
【宇藤の話】「こうやってアクシデントでチャンスいただいたんですけど、自分の出せる力は全部出したつもりなんですけど、上の人たちの壁が厚すぎて、全然太刀打ちできなかったと、そんな感じですね。(岡林のすごさは?)いまの上の人たちはみんな紙一重だと思うので、チャンピオンになったから強くなるとかではなく…上野だったり、何度かシングルでもやらせていただいてるんですけど、変わらず強いので。自分が伸びていくしかないと思います。こうやってチャンスも与えていただいてるんで、与えられたチャンスをすべてモノにしていきたいですし、チャンスをモノにできたかわからないですけど、また与えてもらったらどんどんやっていきたいと思います。これから最侠タッグとかもありますし、もしどこかで食い込めるんでしたら、記念で出るのではなく、出て結果を残してこれからも大日本の中心になっていきたいと思います」
◇第6試合◇
▼天龍源一郎引退ロード名古屋ファイナル/30分1本
○関本大介 橋本和樹(12分16秒 ジャーマンスープレックスホールド)天龍源一郎 X神谷ヒデヨシ
【天龍、神谷の話】
天龍「何か、文句あるんだったらいま言ってください(ニヤリ)。(神谷と握手)もうホントに天龍源一郎の終盤戦に入ってるけど、こういう若い選手と闘って新たなエネルギーを植え付けられてるって感じですね。逆に会釈なしにチョップ合戦を仕掛けられて火がついたという感じですかね。まあ楽しかったですよ。もうちょっと、イヤな技を考えてるんだけどね。同じ技ばかりやってると、俺がシングルマッチやろうとしてるヤツが嫌がるから。(イヤな技とは?)それは言えないでしょう。そんなこと言ったら、カワウソの外道がチョロチョロするから(ニヤリ)。教えられないですよ。(神谷とは札幌では対戦してきょうはタッグを組んだが、パートナーは?)そうだね。いや、彼のいいところはレスラーで一番大事な思いっきりの良さがある。きょうたぶんみんな先輩だと思うんだけど、向かっていく気持ちがお客さんに伝わったと思うから。それが一番大事ですよ。な?」
神谷「はい、ありがとうございます!」
天龍「向かっていったらお客さんが声援してくれて、何かを感じたよな」
神谷「背中を押してもらう一心で…」
天龍「関本を捕まえてちょっとやっつけたんだから、俺たちのチームも大したもんだよ。あんだけインディーのエースである関本を俺たちが捕まえてやりくり回したんだから、評価するものがあるよ。(試合後には関本が逆水平チョップを打ってきたが)あの野郎…ああいうところがグレート小鹿に似てるっつうんだよ(ニヤリ)。団体はあんなところばっかしマネしてどうすんだと言いたいよ。ま、グーパンチやって(手の)当たり所が悪かったからちょっと痛かったけどね。楽しませてもらいましたよ。なんか大日本も札幌とかあちこち声をかけてくれて、こうやってくといろいろもうそろそろホントに終焉に向ってるんだなという俺自身の感じが強くなりますね。だから、一番最初に言ったように一つ一つの使ってる技が、愛おしく感じるね。闘っている人たちもね、頑張ってくれよっていう気持ちですよ。関本の引っこ抜きのジャーマンはすごいね。思わず助けにいこうと思わなかったよ、オマエには悪いけど、ハハハ! グワーッといった時に、おお、と目の当たりにしてすごいなと思って。入る余地がないなという感じですよ。それぐらいきれいにガーッと…なんと言うのかな、圧倒されるものを見せられた。(思わず見とれるような?)いや、なんか余計なことはするまいって感じだったね。その前にチョップ食らったのもあったけどね。いいチョップのやるんだよね、またあの野郎ね。まあ、なかなか。大日本、俺、ちょこちょこっと出てるけどね、誰が教えたかは知らないけど埋もれたキラリと光るレスラーが多いですよ、ここは。なんか知らないけどね、
いまのプロレス界になくなった“プロレスの団体”という感じがあって。なんかそんな感じですね、俺にとっちゃ。(最後の名古屋の試合が終わったが)いまは橋本と関本がガンガン向かってきてくれて、本当に気持ちいい疲れですよ。これがプロレスをやってて良かったなということですよね。パートナーも力以上のものを発揮してくれて、関本を追い詰めて、ねえ? ああいうの見てると『いいねえ!』って思わせるよね。プロレスは楽しいですよ、ホント。(神谷に)頑張れよ、オマエ!」
神谷「はい、ありがとうございます! 頑張ります!」
天龍「(敗戦したがすがすがしい?)負けたっていうより、やっぱり関本だろうね。インディーのトップを走ってるんだから、彼が本当にさっき言ったようにラリア
ットからぶっこ抜きのジャーマンに行った時は横目で見たけど、おおという感じで。余計なことできないという関本ワールドがありましたよ。余談だけど、うちの二所ノ関部屋がなくなって。二所ノ関部屋が一番光った時は、幕内で金剛が優勝して、三賞を青葉城が取って、十両で僕が優勝してっていう、あの時が最高だった。名古屋ってのはそんな感じで。ただ、興行的には全日本は名古屋は昔から厳しかったですよ。新日本さんが強すぎたからね…ってヨイショしとかないとね(笑)、新日本を。いろんな交渉事があるから(ニヤリ)。(神谷に)頑張って!」
神谷「ありがとうございました!」
【関本、和樹の話】
和樹「関本さん、どうでした?」
関本「(天龍のパンチで)鼻が痛い」
和樹「あそこでグーパンやりにくるところが天龍源一郎ですよ」
関本「いやあ、ビックリした。鼻が折れるかと思った」
和樹「試合中、チョップもグーパンも雨あられのように食らったけど、メチャメチャ痛い」
関本「熱くて痛い、わけわかんねえ」
和樹「でも、僕の親父とかが現役時代をバリバリ見てる天龍さんと小さい団体のいち若手の俺とかがこうやってやれる、それ自体が幸せだし、天龍さんの名古屋ファイナルにも僕が関われたってことは、僕もちょっと爪の先一粒分ぐらいは関われたのかなと思ったら、それだけで光栄です。最後はちゃんと握手して…関本さんは無礼にもチョップをするという非道を犯しましたが、僕はクリーンに別れたつもりなんで。最後は非道の関本さんに締めてもらいます」
関本「チョップしたからグーパンチを食らっちゃいましたね。でももっと闘いたいなって思いました。またぜひよろしくお願いします。(最後は言葉も交わした?)いや、言葉というか視線を。目と目で通じ合うみたいな感じですかね。思いっきりチョップいったら倍以上返しできました。ホント、折れたんじゃないかと思うほど痛い。ビックリしました。レジェンドはレジェンドです。きょう闘えて光栄でした。またリング上で会えれば幸いですけど、これからも天龍さんの歴史にかすかでも触れたんで、それで十分光栄です」
◇第7試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合 スキャフォールドデスマッチ/30分1本
[第32代王者]○伊東竜二(15分02秒 体固め)[挑戦者]X宮本裕向
※スキャフォールド上からのダイビングボディプレス
☆伊東が初防衛に成功
(試合後)
伊東「去年、このベルトを取った時は、初防衛戦で宮本裕向と当たり、あっという間に取られてしまいました。しかーし! きょうは守り抜くことができました。宮本、またいつでもこのベルトを懸けてやろう」
宮本「あの時が懐かしいね。でもね、きょう俺はあんたに負けた。また俺はイチから這い上がって、そのベルトにたどり着いてやるよ」(宮本は退場。)
伊東「いま大日本ではデスマッチをやる人間はそう多くはありません。いつも同じような人間がベルトを巡って争ってます。しかし! 宮本のように毎回毎回強くなってきます。このベルトを巡って、これからもレベルの高い闘いをやりたいと思います! きょうはありがとうございました!」
【伊東の話】「去年ベルト取って初防衛に失敗しましたけど、今回はなんとか初防衛することができました。やっぱり宮本、やり慣れてる相手ですけど、強いですね。ほぼいまのデスマッチファイターはだいたいの選手とこのベルトを懸けて闘っているので。じゃあ果たしてそいつら(まだ闘っていない選手たち)がいま自分の前に立ってきて、どうなのか。今度関根とシングルやりますけど、みんながこのベルトを狙ってどんどんどんどん上にあがっていくような闘いを続けていきたいです。(宮本も倒し、次期挑戦者は難航?)ただ、今月からタッグリーグも始まりますし、タッグリーグが終わったら年末の文体が近づいてくるので、タッグリーグをしながら…もちろんタッグリーグ優勝を狙いますけど、そのなかでこのベルトを狙える人間が現れてくれたらいいなと思います。(誰が飛び出してくるかわからない?)そうですね。オマエ出てこい、よりも俺に挑戦させろっていう人間が出てきたほうが面白いと思うので、そういうふうに促しつつ、出てくることを祈ってやっていきたいと思います。(スキャフォールドは?)これは自分だとアブドーラ・小林とタイトルマッチをして、やられてますからね。あんまり得意なルールではないんですけど、高さを使う宮本。あの上からのムーンサルトとか恐ろしいですからね(苦笑)。でもチャンピオンの意地でなんとか返して、なんとかベルトを守ることができて、またもう一つ上にあがれたとみんなが見てくれたらいいなと思います。(名古屋のビッグマッチも3年目だが)国際会議場は石川修司VS沼澤、竹田と宮本なので、初めてここでタイトルマッチができたのは嬉しいですし、こうやって全国いろんなところでタイトルマッチをやっていきたいなと思います」
【宮本の話】「なんかね、ちょっとばかし気の迷いがありましたね。ベルトを失ってまたすぐ挑戦、俺がしていいのかなみたいのもあったし。やるって言ったならやっぱやらなきゃいけないし…という気の迷いが試合に出たのかなって思いますね。
何も考えずに突っ走らないとチャンピオンというのは防衛できないと思う。それを挑戦者になって、忘れていたような気がします。余裕が自分もあったのかもしれないし、少し気の迷いがあったのかなと思いますね。(敗因はそこ?)いま自分が思うにはそこが一番大きいかなと思います。ホントはそんなのお客さんの前で言ったりなんかしちゃいけないんですけど、正直、そういう気持ちがありました。(最後はまたイチからと)一度全部捨てて、何も考えずに立ち向かっていく気持ちがないとベルト取れないし、それがイチからというところです。(王者の伊東は)やっぱり全然自分とは違う気持ちを持ってて、その気持ちの問題で…もう何度も手を合わせてるし、相手が何をやってくるかとか全部わかってるし。あとは気持ちの問題なんで。一度や二度肌を合わせたような相手じゃないんで。何年も何十年もやってる相手なので、気持ちのところで僕が負けてましたね。負けて気づきました。わりと焦らないタイプなんですけど、ちょっとぐらい焦ったほうがいいのかなと反省してます」
今回は大日本プロレス名古屋大会を観戦するため名古屋国際会議場を訪れたが、観戦は2ヶ月ぶり、本来なら7月5日の新日本プロレス大阪城ホールを観戦する予定だったが、ご存知の通り胆嚢炎で緊急入院したため観戦は断念、観戦も大日本名古屋大会から復帰となる。
しかし当日は雲行きも良くなく小雨となるも、用意されたイスはほとんど埋まり満員となったが、超満員とマークされてもおかしくない入りだった。
今回はデスマッチ選手権とストロング選手権のダブルメインを予定されていたものの、岡林の保持するストロング王座に挑戦する予定だった河上隆一が左膝前十字靭帯断裂で欠場しストロング選手権は中止、それに伴って試合順も変わり岡林は第5試合で若手の宇藤との対戦が組まれ、試合はパワーで圧倒するも勝負を狙ったアルゼンチンバックブリーカーも背後に着地した宇藤がグラウンドコブラで丸め込むなど懸命に粘る、しかし宇藤のラリアットを受け流した岡林がラリアットからアルゼンチンバックブリーカーを決め、宇藤もスリーパーを仕掛けて脱出を試みたがガッチリ決まってしまい無念のギブアップ、試合後も岡林は王者として名古屋に戻ってくることを約束した。
メインのデスマッチ選手権はスキャフォールドデスマッチということで対角線には建築現場用の足場が組まれるだけでなく、南北のロープには蛍光灯が吊るされ、伊東も宮本も蛍光灯束持参で入場した。
開始から二人は足場の上に乗って攻防を繰り広げるも、足場が揺れるせいか両者は足元がおぼつかなく、二人共同体でマット上に転落、先手を奪ったのは伊東でロープに吊るされた蛍光灯に宮本を叩きつけるも、四つんばいとなった宮本をイスでひん曲がるぐらい殴打するお馴染みの展開は上に足場があったため、伊東が気にしてしまうと、宮本が逆襲してイスの上でのボディースラムを逆に敢行しひん曲がったイスを元に戻してしまう。
蛍光灯頭突きや伊東の脳天を蛍光灯でフルスイング、また切っ先で切り刻むなどして宮本が主導権を奪うも、伊東もミドルキックwith蛍光灯、またタランチュラwith蛍光灯で反撃しミサイルキックから踵落としwith蛍光灯と攻勢をかける。
しかし宮本もハンドスプリングエルボー、串刺しニーwith蛍光灯と猛反撃すると、伊東を足場へ連行し足場からの雪崩式ファイヤーサンダーを狙うが、伊東もノーザンライトスープレックスを決め、李日韓レフェリーも足場に上ってカウントをたたくも宮本はカウント2でクリアする。
宮本は足場でのフェイスマザーからロメロスペシャルwith足場を敢行すると、足場からのミサイルキックからムーンサルトプレス蛍光灯束を決めるも、伊東はカウント2でクリア、宮本はファイヤーサンダーを狙うが着地した伊東はジャーマンからドラゴンキッカー、そしてドラゴンスプラッシュwith蛍光灯束を決めるが、宮本もクリアする。
互いに必殺技を出し尽くしたかに見えたが、宮本はラ・マヒストラル、雁之助クラッチと丸め込み技を連発しファイヤーサンダーを決めるが、両者ダウンで宮本は勝機を逃してしまう。
伊東のハイキックに対し宮本は伊東の顔面にニールキックからジャーマン、足場からのムーンサルトを投下するも伊東はクリアし、グーパンチを浴びせ、また宮本にイスを投げつけてからグーパンチを浴びせると最後は足場からのダイビングボディープレスで3カウントを奪い王座を防衛した。
セミには天龍組vs関本組のタッグマッチが昇格、自分も天龍は5月の大阪大会で見納めかと思っていたが、思わぬ形で天龍の試合が見れることになった。
天龍と関本で試合がスタートし手四つからの力比べとなるが、パワーに優る関本が押し出すと天龍は強引な形でカニバサミで倒しSTFを決める、天龍と関本のチョップ合戦は天龍のチョップが館内に響き渡るぐらい“バシッ”という音が鳴るが、天龍はすぐ神谷に交代、天龍の出番は少なく神谷が前面に出る展開となった。
しかし場外戦では天龍は関本に本部席の机や客席を投げつけるなどして大暴れし、顔面へのキック、グーパンチとしっかり見せ場を作る。神谷も序盤から関本や和樹をショルダータックルなどで攻め込んでいったが、関本が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺してから、カットを狙う天龍を蹴散らすとラリアットからぶっこ抜きジャーマンで3カウントを奪い勝利、試合後は関本が逆水平でエールを交し合おうとするが、天龍はグーパンチで返してエールに応えるなど天龍らしさを貫いた。
第4試合ではバラモン兄弟、ディーノvsSOS、KENSOの異色トリオ同士の対決は、バラモン兄弟が例のごとく水を噴射しながら入場すれば、DDT新宿大会を終え駆けつけたばかりのディーノもイケメンばかりを襲撃するなど館内は騒乱状態、またSOSの後で入場したKENSOもSOSやバラモン兄弟、ディーノのコントロールを受け付けないほどのシャウトぶりを見せつけ、試合前からカオス状態となった。
試合はKENSOとディーノでスタートし、ディーノが股間を触りながら寝転がり猪木、アリ状態となるも、笑いのツボにハマったのかKENSOは思わず笑みがこぼれ、ディーノもSOS相手に男色殺法を繰り出せば、コーナーに控えるKENSOは笑いをかくしきれず、完全に笑いのツボにはまってしまう。
場外戦ではKENSOはディーノに容赦なく張り手を浴びせるが、リング内では千賀が例の如くケイの水噴射を客のカバンを使ってブロックしファンから「千賀死ね!」とヒンシュクを買い、挙句の果てにはKENSOをも盾にしてしまう。
千賀の暴挙?にバラモン兄弟はボウリング攻撃でストライク、徐行ボードでの一撃で痛めつけ、場外戦でもKENSOはバラモン兄弟にトペを狙うがSOSに誤爆してしまう。
リングに戻ったディーノはKENSOをリップロックで捕獲すると、コーナーでのケツ出しでKENSOを吸い込ませようとするが、SOSの二人が吸い込まれケツ出しのままでコーナーに設置されてしまう。
KENSOは遂にディーノのケツに吸い込まれるとバラモン兄弟の合体技に捕まるが、徐行攻撃はやっぱり誤爆するとKENSOはケイに垂直落下式ブレーンバスターから葉隠れで3カウントを奪うも、コーナーに設置された3人はケツ出しのまま放置状態、KENSOはディーノとキスをかわすなど最後も騒乱の中で試合は終わった。
第2試合ではアブ小が植木と組みイサミ、塚本組と有刺鉄線ボードマッチで対戦するが、今までバラモン兄弟と組んでいるせいか、ある意味濃いキャラとなっていた植木がデスマッチファイターとしての成長した一面を見せ、試合はアブ小組の奇襲で始まるも、イサミのベースランニングもかわし、アブ小のお株を奪って“愛してま~す”チョップを決めるなど見せ場を作り、更に有刺鉄線ボードの上でのボディースラムを逆に投げるなど活躍ぶりを見せる。
後半も植木はブロックバスターを決め、有刺鉄線ボードを持って突進するなどして塚本を攻め込んだが、イサミの膝をカウンターで喰らってしまうと、塚本のオキャノンボムの援護を受けたイサミが植木にボードを乗せてからのダブルニーで勝利もデスマッチファイターとしての成長を見せただけでなく、違った一面も充分に見せた試合だった。
大会の感想はやっぱり現場はいいということ、健康にはなるべく気をつけないとと考えさせられた、健康でないと観戦できないしね! -
ゼウスが全日本プロレスに入団、キラー秋山が振るった鞭に応えた潮﨑が直接フォールで世界タッグ王座を死守!
8月29日 全日本プロレス「2015サマーエクスプロージョン」後楽園ホール 1385人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇大会前◇
(ゼウスがリングに登場し、9月1日付で全日本に入団することが発表された。)ゼウス「このたび、晴れて全日本プロレスに入団することになりました」とあいさつ。「今後よりいっそう精進し、このゼウスの人生をかけて全日本のリングを盛り上げてまいります」と誓った。
◇第1試合◇
▼20分1本
佐々木貴 ○杉浦透(9分7秒 サソリ固め)野村直矢 ×青柳優馬
◇第2試合◇
▼20分1本
○KENSO(8分56秒 片エビ固め)×井上雅央
※ダイビングエルボードロップ
◇第3試合◇
▼30分1本
曙 ○吉江豊(10分22秒 体固め)石川修司 ×土方隆司
※ダイビングボディプレス
◇第4試合◇
▼「ココ夏三郎」のデビュー戦「ココナッツサブレ50周年記念 ココ夏三郎 スペシャルデビューマッチ!〜一夜限りの1本勝負!〜(エキシビションマッチ)/15分1本
金丸義信 中島洋平(12分22秒 逆エビ固め)渕正信 ココ夏三郎
※
◇第5試合◇
▼45分1本
○ゼウス ボディガー 入江茂弘(10分45秒 片エビ固め)諏訪魔 青木篤志 ×佐藤光留
※ジャックハマー
(試合後、特設スクリーンでブードゥー・マーダーズ総帥・TARUのコメント映像が流された)
YASSHI「全日と諏訪魔のカス野郎どもよく聞け。この俺“brother"YASSHIとTARUのオジキの名前を全日本のリングで上げてくれたらしいな。お前らが潰れようが生き残ろうが俺らには関係ないし、諏訪魔と秋山の抗争なんて俺らには興味ないんじゃ、誰が出てこようが俺らがぶっ潰す! 名前を上げた諏訪魔お前じゃ!。これは全日のリングじゃない。黒木親方のリングじゃ。俺らが受けてたってやるからかかってこいや!」
TARU「そういうこっちゃ」
諏訪魔「10月4日、黒木祭り、俺はブードゥーと対決する。俺に文句のある奴は俺の前に出てきてもらいたい。以上」
【諏訪魔の話】「(派閥闘争をぶち上げたが閉塞感を感じたのが一番?)今の全日本プロレス、当然、閉塞感はいっぱい感じる。このままじゃ何も面白くないし、誰も何も手を挙げないし、何を発信したいのかわからない。このままじゃ全日本プロレス、ダメになる。もっと熱のあるものを作り上げていきたいわけで。ただいい試合やってる、それだけじゃ盛り上がっていかないよ。それが俺の思いだね。(TARU&YASSHIのメッセージがあったが?)当然、それも仕掛けの一つであり、波紋を起こしてナンボ。そこで何かが生まれるのか、それはやってみないとわからないし。俺のブードゥーを呼ぶ考え、派閥闘争、それがこのまま熱を生んで正解なのか、もしくは文句言ってくる奴がいるのか。でもいないんだよ、ほかにやれる奴なんて。秋山社長ぐらいじゃないの。打って響くのは。それぐらい思ってるよ。(VMは10・4羽村を舞台に指定してきたが?)それは俺も望むところ。指定してくるなら決定だ。そこはのんでもらいたい、社長に。どんどん社長の嫌がること、どんどん攻めていく。じゃないと面白くないよ。新しいものをみせてみろ。提案しろよ。何もないんだろ。だったら派閥闘争がいいんじゃないか。文句あるんだったら目の前に出てこいよ。いつでもやってやるよ。バカばっかりだし、度胸のない奴ばかりだから出てこれねぇけど。そんなもんだよ今の全日本は」
【青木の話】「閉塞感とかそういうのは別にいいんだよ。確かに感じるものもあるし、感じない時もあるし、いろいろあるけど、俺が言いたいのは、諏訪魔選手が派閥という言葉を出して投げかけた時、反応が時代遅れだとかどうのとか言ってたでしょ。どんなものでもいいんだよ。じゃあ、それを上回るものを出してこいよ。出してこれないのが現状じゃないか。だったらそれを推し進めるしかないだろ。そこに反発するならすればいいし、しないならしないでそのままでいろ。普段から『俺らが面白くしてやる、変えてやる』って言ってるアホどもがいるよな。だったらそれを行動で示してほしいよ。ベルト巻いたら俺たちの時代が来る? 時代が来る? それは間違いだから。俺だってベルト巻いたし、タッグのベルト挑戦して負けたし。じゃあそれで何か変わったのかといったら変わってねぇじゃん。本当に変わるんだったら言葉と行動で示さないと。それをやったのが諏訪魔選手。俺は悪いことと思わない。1個の起爆剤になればいい。俺は本気だから。腹くくってるから」◇第6試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第38代王者]○鈴木鼓太郎(16分12秒 エビ固め)[挑戦者]×ウルティモ・ドラゴン
※三沢魂タイガードライバー
☆鼓太郎が5度目の防衛戦に成功。
【鼓太郎の話】「やっぱり強いウルティモ・ドラゴンでしたね。研究してきたのか、今まで経験してきた引き出しが自然と出たのかわからないけど、うまかったですね。自分もああいうところを研究していかないと、それを新しいものにしていかないと。経験値でいえばはるかに向こうの方が上。でも力勝負になれば負けるつもりはないし。(温故知新の意味合いがあったといっていたが?)もちろんやる意味なかったらやらないですから。キャリアから来るあのうまさを俺が身につけていかないと。プロレスは力だけじゃない、体のでかさだけじゃないと証明する素晴らしい選手ですよ。(アサイDDTを完封したが?)アサイDDTは完封できましたね。次やったらどうなるかわからないですね。もしかしたらベルトには絡んでこないかもしれないし。今日やった感触ではまだまだやれると思いましたね。(次は王道トーナメントだが?)1回戦、あの青木篤志を相手にしないといけないんで。無差別とうたってる王道トーナメント、別に抽選で組まれたわけじゃないんでね。ジュニア同士を組んだ会社の意味をしっかり考えて、チャンピオンとして彼の前に立ちたいですね。あいつだってジュニアの力はヘビーに負けてないと証明したいだろうし、勝った方がその権利を得る。しかも勝ったら秋山vs潮崎の勝者でしょ。楽しみですよ。あと派閥闘争ってあるけど、俺たちはXceed。最後みたでしょ。ちっちゃい子が集まってきて、今までの全日本にない絵だし、俺はああいう子たちを大切にしないといけないと思ってる。あの子たちに派閥闘争なんてわからないよ。あの子たちにキラキラ輝く夢をみせたいんでね」
◇第7試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[第70代王者組]○潮﨑豪 宮原健斗(25分12秒 体固め)[挑戦者組]×秋山準 大森隆男
※豪腕ラリアット
☆潮崎&宮原が3度目の防衛に成功。
【試合後の潮崎&宮原、中島】
中島「防衛おめでとうございます。世界タッグ、力で秋山準&大森隆男を倒した結果、潮崎豪と宮原健斗が巻いてる。そして世界ジュニアは鈴木鼓太郎が巻いて、GAORA TVは俺が巻いてる。今、全日本は秋山派、諏訪魔派って揺れてるのは知ってる。俺たちが何派かと言ったら、俺たちはXceed。Xceedとしてここで高みを目指していく」
宮原「試合前は俺は時代を変えるつもりで戦ったけど、試合の途中から、そんなことどうでもよくなった。たぶん僕の憶測ですけど、時代を動かすというのは、過去を振り返った時に、あの時、時代が動いたとわかること。それが俺の出た答え。今を精一杯戦って、キャリアが上といわれてる人たちを打ち砕くしかない。今を生きる。それが時代を変える近道だと思う。この全日本でどんなことが起ころうと、俺は自分のスタイルを変わらないし、俺たちXceedのスタイルを変えることもない。上から何を言われようと俺らはくすぶらない、スタイルを曲げない。それで全日本を変えるんだ。そういう気持ちで8月29日はXceed第3章だと本気で思ってるから。全日本を変える。全日本のモットー、明るく楽しく激しく、これって簡単なようでかなり難しいって今日わかった。でも明るく楽しく激しくできるのは全日本で俺らしかいない。俺らをよーくみといて下さい。これからXceed第3章の始まりです」
潮崎「このベルトを守るために、どん底まで落ちて、悩んで、くじけそうになったけどね、Xceedの仲間たち、そしてファンのお客さんの応援、声があったからこそ、このベルトをまた自分の腰に巻くことができました。俺たちは明るく楽しい、それだけじゃない。激しく試合ができる。俺たちから目を離さないように。もっともっと高みに上がっていきます」
宮原「俺たちチームはオンリー1も好きだけど、ナンバー1も大好きなんで。全日本のナンバー1はもちろん、この業界のナンバー1も目指してるんで、それだけは忘れずに。全日本を応援してくれる人は俺たちから目を離さないでみていてください」
――前哨戦で2連敗を喫した秋山にリベンジし、気持ち的にも吹っ切れたのでは?
潮崎「そうだね。でも過去っていうものは消せないことだし、それを糧にして前をみて先に進んでいくしかないから。今日は皆さんの支えがあったからベルトを守れたと思うし、さらに高みに、明るい未来をつかむ戦いを俺たちがみせていきたいと思います」
――秋山は「潮崎が俺に火を灯した。でも46歳の俺を一人で歩いて帰らせるな」と話していたが?
潮崎「まだまだ歩いて帰らせちゃダメだね。そのために俺はさらに上がっていくだけ」
大会前にゼウスの正式入団が発表された、ゼウスも大阪プロレスを離れてからはフリーとして全日本を主戦場にしてきたが、そろそろ本腰を入れて全日本に取り組もうということか、しかしゼウスも33歳でまだまだこれからのレスラー、全日本にとっても大きな戦力を得た。
ゼウスは最終戦ではEvolutionと対戦し佐藤のアンクルホールドに追い詰められるが脱出すると、リフトアップからのラリアット、ジャックハマーで3カウントを奪い、試合後も諏訪魔と乱闘を繰り広げた。
そして試合後には諏訪魔がかねてから参戦を要求していたVMからのメッセージがスクリーンで公開され10月4日のリサイクルセンター富商で開催される「全日本プロレス・秋祭り」に参戦を表明したが、派閥闘争に関しては誰も反応を示さず、諏訪魔は不満を露わにした。
メインはXceed(潮﨑、宮原)の保持する世界タッグ王座に秋山、大森のワイルドバーニングが挑戦。潮﨑は15日の名古屋で行われた秋山とのシングル戦や16日の神戸でのキャプテンフォールイリミネーション戦で敗れただけでなくダメ出しを食らい、個人としても瀬戸際にまで追い詰められた状態で世界タッグ選手権を迎えた。
試合の先手を奪ったのはワイルドバーニング、場外戦で秋山が突進する潮﨑をカニバサミで倒して鉄柵に叩きつけ、場外でのDDTやブレーンバスターで攻め立てれば、救出に駆け付けた宮原にもイスで一撃を加えるなど、早くもキラー秋山ぶりを発揮する。
リングに戻ってもワイルドバーニングは宮原に集中攻撃、秋山がジャンピングニーやパイルドライバーで攻め立てれば、大森もパイルドライバーで続き、更に秋山はコーナーに控える潮﨑をも強襲して場外で徹底的に痛めつけ反撃する隙も与えない。
潮﨑がやっと交代を受け秋山にマシンガンチョップやフィッシャーマンズバスターで反撃するが、タッチした大森がニールキック、セカンドロープからダイブする潮﨑をエルボースマッシュで迎撃すると、アックスギロチンドライバーで勝負に出るが、潮﨑は必死で踏ん張りリバース、タッチした宮原がフロントハイキック、低空ドロップキック、顔面ドロップキック、串刺しジャンピングエルボー、ノーザンライトスープレックスと畳み掛け、大森のアックズボンバー狙いを宮原がスネークリミットで捕獲し串刺しジャンピングニー、垂直落下式ブレーンバスターから潮﨑が入ってSHIN-SEKAIを狙う。
しかし秋山がカットに入って阻止するが、潮﨑は秋山を蹴散らすも、その間に大森が宮原をドラゴンスープレックス、雪崩式バックドロップ、アックスギロチンドライバーで攻め込み、共に交代して潮﨑と秋山が対峙、潮﨑の逆水平に対し秋山は後頭部への串刺しニー、投げ放しジャーマン、ランニングニーと倍返ししフロントネックロック、ダブルアームDDTと潮﨑を追い詰めにかかり、再度後頭部ニーからリストクラッチ式エクスプロイダーを狙う。
そこで宮原がカットに入りブラックアウトを決めると、秋山にSHIN-SEKAIから潮﨑がゴーフラッシャーを決めるも、ムーンサルトプレスは秋山が剣山で迎撃しリストクラッチ式エクスプロイダーを決める。
潮﨑はカウント2でクリアすると秋山は生膝ニーを乱打するが、潮﨑は豪腕ラリアットで迎撃、秋山も意地のエルボーで抵抗するが、逆水平で黙らせた潮﨑が豪腕ラリアットを決め3カウントを奪い王座を死守した。
秋山は三冠王座から転落し勢いをなくした潮﨑に敢えて鞭を振るって奮い立たせたが、潮﨑が秋山からフォールを奪って見事に応えることが出来たが、大会中に王道トーナメントの組み合わせが発表され、1回戦から潮﨑vs秋山が激突、もしこの試合に潮﨑が敗れるようなことになれば元の黙阿弥になってしまう。
全日本は三冠王者は曙だが、諏訪魔と潮﨑が中心になっていかなければならない、諏訪魔も全日本を盛り上げるために派閥闘争を掲げ模索している、潮﨑も頑張らなければいけない。
セミの世界ジュニア選手権はウルティモが倒立式ヘッドシザースなどおなじみのムーブで鼓太郎を翻弄、鼓太郎のピットもキャッチしたウルティモはドラコンスクリューから裏膝十字で足攻めを展開した後で、ソバットから早くもアサイDDTで勝負に出るが、鼓太郎はツームストーンパイルドライバーで切り返しエンドレスワルツで反撃するも、ウルティモもラ・マヒストラルで応戦する。
ウルティモは再度アサイDDTを狙うと鼓太郎は回転を利用して担ぎレクイエムを狙うが、ウルティモウラカンラナで切り返す、しかし鼓太郎はジャベリンからワンツー・エルボー、ローリングエルボーと繰り出した後でブルーディスティニーから三沢魂タイガードライバーで3カウントを奪い王座を防衛した。【全日本】豪腕で秋山にリベンジ 潮崎&宮原がV3▼アサイDDT完封で鼓太郎V5▼VMが10・4羽村参戦表明▼私立恵比寿中学も応援 ココ夏三郎がプロレスデビュー…後楽園大会 http://t.co/vuGwN7jyL4 #ajpw pic.twitter.com/WYkhCEmrIR
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2015, 8月 29ゼウスの野郎、 俺の握手を断るってことは 秋山派ってことだな。
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2015, 8月 29後楽園メインを見て、 ファンの中ではベストバウトだったかもしれない。。 ま、俺にとっては閉塞感を感じたベストバウトだったよ。
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2015, 8月 29世界タッグを負けて悔しいからか…もう目が覚めた。とりあえず、ウォーキング行ってこよう。 #ajpw #王道T
— 秋山準 (@jun0917start) 2015, 8月 29 -
藤田が暴走王にメッセージも、将軍岡本が他団体進出を示唆…変革が求められるIGF
8月29日 IGF「INOKI GENOME FIGHT 4」 両国国技館 5250人
<コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼GENOMEルールマッチ 15分1本
○将軍岡本(5分27秒 片エビ固め)×奥田啓介
※ブレーンバスター
◇第2試合◇
▼GENOMEルールマッチ 20分1本
ケンドー・カシン ○ワン・ビン(9分41秒 横入り式エビ固め)ヌックス タイタラス
◇第3試合◇
▼GENOMEルールマッチ 30分1本
○鈴木秀樹(4分47秒 ヨーロピアンクラッチ)×鈴川真一
【鈴木、岡本の話】
鈴木「しょっぱかったですね、鈴川は。それだけじゃないですか。(弱いから練習してこいと言っていたが?)弱いし、あんまりしょっぱい、しょっぱいって言いすぎても、上がいますからね、小川さんっていうのが。同じぐらい。何もないですよ。別にいま彼とやっても何もないわけだし、こうなるわけですから。(試合前に言っていた通りの形になってしまった?)いいんじゃないですか。あれで負けてないっていう。負けてないでいいですよ、もう。無効試合でいいですよ。無効試合にしてください。鈴川は負けてないってことで。3カウント入ったけど、レフェリーが早く叩きすぎただけだって。彼が納得するならば、それで。将軍のほうが怒ってたもんね。僕の試合だったんですけど。(試合後、大荒れの展開となったが?)やりゃあいいんだけどね。次はどこですか? キューバですか? 福岡でもいいと思いますよ。(キューバは延期になり、福岡大会は中止になるそうたが?)それはいま初めて聞きました」
将軍「大晦日しかない」
鈴木「じゃあ真冬ってことですね、次は。その時まで鈴川がいれば、また何かで囲われたなかに入るかもしれないし。(2年ぶりの一騎打ちだったが?)別にないですね。僕は1年半ぐらいフリーでやってきたのに比べると、彼はぬるかったってことですね。僕は自分で自分をいろんな意味で厳しい環境においてきたので。ぬるかったんでしょ?」
将軍「それが結果に出たってことでしょう」
鈴木「いいと思いますよ。この先ずっと差が出るわけですから。誰も鈴川のことなんて知らないですよ。鈴木vs鈴川ですから。鈴川vs鈴木じゃない。若いヤツもかかってこないし、あいかわらず。ま、いいんじゃないですか。(自身のセコンドに将軍がついたが?)うん。将軍も外でやったほうがいいんだよ。できるから。外出て行ったほうがいいよ」
将軍「もうそろそろ外に出てもいいのかなと」
鈴木「一緒にいたらああいうふうになっちゃうから。これ(練マザポーズ)も忘れてるぐらいですからね、彼は。僕はちゃんとやりましたよ、オープニングで」
将軍「(奥田は?)やってきたことが出るってことじゃないですか、リングで」
鈴木「(今後は2人でIGFを変えていくと?)前も言ったように、変わらなければ別にいいですよ。僕はここの選手じゃないから、知ったこっちゃない。でも将軍は強くなりたいっていうので一緒に練習してくださいって言われたんで、練習しただけで。そうやって僕と将軍は指導委託者のもとで練習してきましたから。それをやったヤツらとやらなかったヤツの差ですよ。ただそれだけ。僕は自分に才能があるなんて思ってないですから。いいんじゃないですか、もう」
◇第4試合◇
▼GENOMEルールマッチ 20分1本
○青木真也(6分9秒 腕ひしぎ逆十字固め)×橋本大地
【青木の話】「(試合後にコーナーを蹴っていたが?)アイツが流行りのプロレス、最先端のプロレスやろうとして結局、乗っちゃったからね。ずっとシバき倒したかったよね。昔の道場マッチみたいのがしたかったんだけど。このままじゃ全部、鈴木みたいなプロレスになって食われちゃう。鈴木は世界観の小さい棚橋みたいになってるよ。自分たちのルール押しつけて。オレはこのリングで自分たちのルールを絶対、押しつけれないから。オレの考える闘いを繰り返していきます」
【大地の話】「プロレスルールでね、負けちまったことはもちろん悔しいしね。最後の一瞬のさ、気を抜いちゃった自分が許せないしね。試合中だって、もっともっと感情出してこいって、俺はそれ、作戦だと思ったからさ。なるべく乗らないように、乗らないようにしてただけさ。最後、ちょっとイライラしちゃったかもしれないけど。やっぱあっちに乗られちゃったりとか、動かされたらこっちは不利だけど、プロレスのことしかしらねぇんだから。そこで攻めて、最後返してきたけど、あっちは投げ技もないしさ。絶対、俺はあれやって正解だったと思うよ。投げも、シャイニングも。ただ次はもっとDDT返されないようにさ、もっともっと追い込んで、最後の技までもっていって料理するだけだよ、次はね。わから
ない。その頃にまだ青木真也ってのがプロレスやってるかどうかわからないよ。この腕がもうちょっともってくれれば、ロープに届いたんだよ。もしからしら、俺のあがきも足りなかったのかもしれないけど。そんだけ。またいつかやり返してやるよ。リング上のアイツは違ったね。あのヤロー、最後、俺にバカって言いやがった。バカっていうヤツがバカなんだよ。次、またカード組んでくれよ。シングルやってさ、次は俺がとって、バカって言ってやるよ。今日でだいたいわかったよ
◇第5試合◇
▼GENOMEルールマッチ 30分1本
○藤田和之(9分37秒 エビ固め)×澤田敦士
【藤田の話】「(壮絶な試合になったが?)アイツだから、ああなったんだよ。ウン。アイツは男だ、本物だよ。打てば必ず返ってくる。アイツはどんな世界いったって、通用するよ。腹座ってるから。(澤田を称える場面も見られたが?)いろんなヤツとやってきたけどね、こんなこと言っちゃ怒られちゃうけど、みんなが嫌がる相手ともやってきたからさ、ハハ、たまには波長合うんだね。男だ、アイツは。男だ、本物だよ。あとひとつ。アイツ頑張ってんだよ。小川、わかってるよな。小川、わかってるよな。待ってるぞ、俺は。待ってるぞ。どういう意味かわかるよな。散々やったんだからな。どういう意味か分かるよな。待ってるぞ」
◇第6試合◇
▼IGFルールマッチ 5分2R
○國奥麒樹真(1R0分16秒 TKO)×エドモンド金子
◇第7試合◇
▼IGFルールマッチ 5分2R
○ジャスティン・ウィリス(2R判定2-0)×リズヴァン・クニエフ
◇第8試合◇
▼IGFルールマッチ 5分2R
○石井慧(1R3分7秒 チョークスリーパー)×ウィリアム・ペン
◇第9試合◇
▼「IGF WORLD GP 2015」準決勝/IGFルールマッチ 5分2R
フェルナンド・ロドリゲスJr.(1R1分39秒 TKO)ヨセフ・アリ・ムハマド
◇第10試合◇
▼「IGF WORLD GP 2015」準決勝/IGFルールマッチ 5分2R
○オリィ・トンプソン(2R判定3-0)×クリス・バーネット
【猪木総括】
猪木「(印象に残っている試合は?)メインの前のね、ブラジルのアレがなかなか印象にありますけどね。まあちょっと、IGFも、予測のできない形に動くなというのはありますね。(前半のGENOMEの試合では藤田と澤田が激しい試合をしていたが?)お互い手の内知ってるなかで、これはやっぱり、どんな場合もやっぱりね、お客さんに見せるというね、そうのは一生懸命やったと思います。(澤田もひと皮むけるような試合だったと?)まあね、彼は自分の持ってるものを、なんでしょうね、キャラクターとしてね、ファンの中にある意味浸透してきてるんで。ひとつプロとして大事なのは、勝ち負けも当然なんだけど、それと同時に人気商売、キャラクターが印象づけられれば。(石井も一つ勝ちを重
ねて階段を登ってきてる?)そうですね、さっきもちょっと、リングの上では言いませんでしたけど、まあ、種をまいてやってきたのが、マカオテレビとか、今日は社長もわざわざ来られたので、とにかくすごくどんどん。そうすると選手たちもやっぱり、今一試合一試合の間があくんですけど、かつて我々がやってた時代、毎日、1日おいて3日とか、そんな展開になっていけば。同時に中国も何人か新しい選手が出てきますんで。そのへんと、あとキューバの件に関しては前から言ってる通り、今回の国会が伸びて日程が組めないという感じですけど。最初組んだ日にちがちょうどキューバにローマ法王が同じ日に入って、それで日にちをずらしてくれと。そんなことでですね、こっちの都合通りにいかないというね、あれがありますけど。とにかく相当浸透はしてきたんで、日本のことも大事ですけど、同時に海外戦略というものを、これからもっともっと踏み出していければと。その時には国会辞めないとしょうがないね(笑)。こんな窮屈な世界にいたら、何もできないよ。(キューバは実現するとしたら来年ぐらい?)できればね。そんなに焦っても。ホントは今年ね、90年代に言ったことがそのまま20何年ぶりに実現してきてね。俺が言うことっていうのは結構、20年、30年早い場合があるんですけど。そういうことが、俺が言ったからどうこうじゃなくてね、世界平和というのがテーマですから。今回の南北の問題もね、ちょうど委員会で質問した後に、これで戦争になるかもしれませんよって質問を受けたんだけど、そんなことねーよと。そしたらやっぱり、まあその通りの話し合いの中で。そのへんの俺の直感なんですけどね。そういう意味では、もっともっと今、紛争地帯がいっぱいありますから。できればね、もうちょっと自由にしてもらうと、猪木らしさがでるのかもしれない。それと同時に俺も歳だしね、だんだん横着になってきて、立ち上がるのもやっとこだから(笑)。いや大事なとこだ、フフフ(笑)。(次は大晦日? それとも大晦日までに何かやれたらと?)みんなに聞いてよ、スタッフに。ざまあみろー!って驚かせるようなね、イベントにしてくれれば」
IGFのMMAイベント「IGF4」が開催され、MMAがメインの大会となったが、プロレスでは藤田vs澤田、大地vs青木、鈴木vs鈴川と好カードが組まれた、しかし今大会はあくまで主役はMMA、好カードが組まれたプロレスが下と扱われるのはジレンマを感じてしまう。
2年ぶりの対戦となる鈴木vs鈴川は鈴川が繰り出す掌打を鈴木はガードし、鈴川はグラウンドを仕掛けも逆に鈴木に上を奪われるなどペースが掴めない。
タックルから再度グラウンドを仕掛けた鈴川は上から掌打を落とすも、鈴木は腕十字で切り返しエルボースマッシュを連発、鈴川もニールキックで応戦してからブルドッキングヘッドロック、チョークスラムと繰り出すが、クリアした鈴木はジャーマンスープレックスホールドを決める。
クリアした鈴川は浴びせ蹴りを放つが、かわした鈴木がバックの奪い合いを制してからのヨーロピアンクラッチで3カウントを奪い完勝、思わぬ変化球技に敗れた鈴川は納得せず鈴木に詰め寄るが、鈴木は「鈴川クン、しっかり練習しておいで」と高笑いとなった。
バックステージでは岡本が鈴木からアドバイスを受け他団体進出を示唆した。岡本が他団体進出を示唆したのは鈴木の活躍ぶりもあるが、もう一つの理由はIGFが10月21日に福岡国際センター大会を予定していたが、猪木が10月にキューバ大会を計画したことから猪木に合わせて福岡大会を中止、しかしキューバ大会も無期延期になったことから12月31日までIGFも興行予定が間隔が空くことになったからだと思う。
猪木の都合でIGFだけでなく選手たちも振り回されることになったが、選手たちにとって4か月も試合が組まれないのは一番の問題、コンディション調整だけでなく実戦のブランクも空いてしまう。岡本の他団体進出はIGFがどう判断するのかわからない、IGFは“IGFと他団体を一緒にしないでほしい”選手らの商品価値が下がる意味で他団体への参戦はなるべく避けてきたが、4か月も試合が組まれない以上外へ出て試合がしたいという選手が出たとしても止めようがない。
鈴木秀樹の活躍で岡本も外へ打って出たいという意識が出てきた、今まで他団体には閉鎖的だったIGFも変革が迫られてきているのかもしれない。
6月27日の愛知大会で藤田のパイルドライバーを喰らい病院送りとなった澤田は藤田とシングルで対戦したが、藤田がグラウンドだけでなく打撃でも澤田を圧倒、澤田も得意の頭突きで食い下がろうとするが、藤田はエルボーで打ち勝ってしまう。
それでも前を向かう姿勢を崩さない澤田は頭突きからSTOで反撃するも、藤田はバックドロップで返し澤田に膝蹴り、顔面蹴りを浴びせ、頭突きの連打からパワーボムを狙うが、澤田はリバースし藤田は頭突き、延髄斬りと攻勢をかけるが、鼻血を出しながら心を折れない姿勢を崩さない澤田はSTOを決め、頭突きを乱打する。
しかし藤田はパワーボムを決めるとスリーパーで絞めあげてから再度パワーボムを決め3カウントを奪い勝利を収める、試合後は藤田が澤田の健闘を称えて手を差し出すと、澤田も潔く敗戦を認めて握手を交わし、バックステージでも藤田は欠場中?暴走王にメッセージを送りつつ、澤田を大いに称えた。
藤田も昨年は散々暴走王に付き合わされ呆れられたりもしたが、全盛期の頃の暴走王を知っており、ある程度リスペクトしているからこそ、暴走王にメッセージを贈ったと思う。これに暴走王がどう反応するか、ただ暴走王も今まで通りの態度だとIGFの流れに取り残される、いや充分流れに取り残され居場所すらない、藤田からのメッセージに暴走王がどう答えるかどうかわからないがあまり期待しないほうがいいのではと思う。
また大地vs青木はグラウンドで青木が圧倒、大地もニールキックを繰り出すが、かわした青木はマウントを奪って肘を落とすなと、試合を優位に進める
青木のキックをキャッチした大地は水面蹴りからPK、シャイニングウィザードと繰り出すが、青木はグランドコブラからスリーパーで捕獲し、腕十字を決めると腕が伸びきった大地はギブアップし青木が完勝となった。最後に少し触れたがIGFの次回大会は12月まで予定はなし、12月は30、31日と両国二連戦を計画しているという。当初は10月24日に福岡国際センター大会を予定していたが、猪木が10月中にキューバ大会を計画しているため福岡大会はそれに合わせて中止となるも、今度はキューバ大会そのものが無期延期と事実上の中止となってしまった
年末の国技館2連戦に関してはIGF側である宇田川広報は「よその団体が大みそかにやるといううわさもあるし、大みそかに2大会分の力を注ぐのもいい。30日と2夜連続もいい」としているが、確かにDEEPも今年もさいたまスーパーアリーナで格闘技イベントを計画していることを明かし、元DSEの榊原信行氏も復帰を宣言した エメリヤーエンコ・ヒョードルを獲得して格闘技イベントを計画しているという噂も出ているだけに、大晦日に向けてそろそろ仕込みをしなければいけない段階に来ている。
だが福岡大会に関しては完全に猪木の都合による中止、キューバ大会の計画がなければ確実に開催されていたはず、猪木の手前IGFは何も言えないのかもしれないが、いくらドタバタが日常茶飯事であるIGFでも“こういったドタバタはちょと”というのは本音なのかもしれない。
諏訪魔vs藤田和之騒動を含めて猪木の思惑や都合に振り回されるIGF、創始者である猪木とIGFの間で足並みが揃っていないような感じがしてならない。俺に闘いはあったのだろうか。
— 青木真也 | Shinya Aoki (@a_ok_i) 2015, 8月 29今日の相手は正直しんどかった… でも自分の中でまた新たな目標が出来たからいいとするか
— 天元突破 橋本大地 (@hashimotodaichi) 2015, 8月 29 -
8月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行のお知らせ
投票受付日時が決定していなかった8月の月間MVP、ベストバウト、シリーズ&興行の受付日時が決定、9月4日の午前0時から投票受付を開始します。
9月 2日 ツイッターで午後3時00分ノミネートを先行発表、当ブログでは午後10時00分から
9月 4日 午前0時投票受付開始
9月11日 午前0時投票受付終了 結果発表
よろしくお願いします! -
棚橋弘至がHARASHIMAに怒った理由・・・外の世界への誘い
<バトルニュースより>
HARASHIMA「試合を振り返るというか、とりあえず試合後の棚橋さんのコメントを見て、何かなにに怒っているのか意味が分からないですね。何かどうとでも取れる曖昧な発言に逃げてないで、何なら(自分に直接)言ってくれればいいのに。まぁでも自分はいつでも闘う準備は出来ているんで。昨日のヒザも寝て起きたら治ったんで、またDDTのリングでもいいですし、何ならあっちのリングに上がってもいいですし、いますぐにでもまた闘いたいですね。まぁ棚橋選手、素晴らしいでしたね」
ーーあの発言を後々知ったと思うんですけど、棚橋選手の印象は変わりましたか?
「あんなに怒っているのが分からなかったので。(印象は)変わりましたね」
ーー腑に落ちない?
「スッキリしないですね。何か言っていいのか分からないけど、何かもうDDTの両国の印象がそれの印象みたくなっちゃってるじゃないですか。不愉快ですね。そこまでして注目を集めたいのかな、ぐらいに思いますよ」
ーー(棚橋の)発言としては「横一列に並べられても困る」ってことで、棚橋選手として新日本プロレスのエースとしてのプライドがあったし、試合に勝ったということもあって、俺のほうが上だっていうのを誇示したと思うんですけど、HARASHIMA選手としてはそこまでの差は感じなかった?
「そうですね。はい。例えばあの試合を見たときにみんながどういうふうに思ったかですね。それだと思いますね。あの試合を見て、棚橋さんの発言を聞いて、見方ってたぶん変わってきちゃうと思うので。そういうところも含めてスッキリしないですね」
<新日本プロレス公式サイト 棚橋弘至『棚橋のHIGH』より>
それは先日の23日、DDT両国大会、HARASHIMA選手との試合後のコメントが原因だ。「他団体にあまり興味がない」という彼の言葉がずっと引っ掛かっていて「そういう選手もいるんだ」と驚きすらあった。
「エース対エース」と位置づけられた試合だったので「比べんなよ!」という意味で「井の中のエース」と煽りVでも散々挑発した。しかし、なんつーか感覚的なものだけど闘いのシチュエーションが生まれなかったのにイラついてしまった。もちろん己の未熟さもあったが。
試合後のHARASHIMA選手のコメントを見た。「楽しかった」という言葉が繰り返されていた。やはり腑に落ちなかった。
翌日、会見で棚橋コメントに対してHARASHIMA選手からようやく怒りのコメントが出た。ここ数日、心のモヤモヤが晴れなかった。分かってはいたけど、人を怒らすという行為はパワーがいるし、敵意を向けられる覚悟がいるから。
いつも言っている「対戦した選手と因縁を作って中心へ」を実践してしまったわけです。
発言には説明責任があります。僕が怒っていたのは「試合中にHARASHIMA選手の感情を引き出して、もっと盛り上げたかったから」。それだけです。「なにかのせいにしないこと」。それが僕の生き方です。
しかし、結果としてHARASHIMA選手の意識が外に向いた。もう「他団体にあまり興味がない」とは言わないと思う。
棚橋弘至がDDTのHARASHIMAの会見を受けて新日本の公式サイトで見解を出し、なぜHARASHIMAとの試合後に怒ったのか、真相を明かした。
確かにHARASHIMAは二団体所属となって外からDDTを発信してきた飯伏幸太と違ってHARASHIMAは内から守りつつDDTを発信してきたが、棚橋にしてみればHARASHIMAは自己満足に浸っているに見えたのかもしれないし、もっと広い世界に出てみろと言いたいのかもしれない、その苛立ちが怒りとなって発言に出てしまった。だがHARASHIMAも反論することで外へ目を向け始めた、棚橋の怒りも無駄ではなかったようだ。
HARASHIMAはDDTでは充分なぐらい実績を積んだことから、そろそろ外の向け始めた方はいいのではないかと思う、内から見て見えないものがあっても、外から見て見えてくることがある。 棚橋vsHARASHIMAの再戦はいつ組まれるかわからないが、棚橋だけでなくHARASHIMAにも得るものがある試合になって欲しい。 -
プロレス多事争論「G1 CLIMAX」
ファンの皆様へ
今年の『バディファイト presents G1CLIMAX25』へのご来場、ご視聴、誠にありがとうございました。
今回の『G1 CLIMAX』は「極みの夏。」をキャッチフレーズに28日間に渡り、全国各地で19大会を開催、述べ7万人以上という過去最大級の動員人数を記録し、『G1 CLIMAX』25周年という節目を無事に終了することができました。
これもひとえに、応援して頂きましたファンの皆様のお蔭です。一方で、ファンの皆様からは、長期間に渡る日程と試合数、また連日の移動などによる、選手のコンディションへのご心配も頂いておりました。
今後の『G1 CLIMAX』シリーズにつきましては、選手コンディションに過度の負担の生じない日程、開催地の見直しを図り、開催する所存です。
これからも、新日本プロレスリングはファンの皆様に楽しんで頂けますよう、選手、社員一同が一丸となって、大会やイベントに取り組んで参ります。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。新日本プロレスリング株式会社
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新日本プロレスが「G1 CLIMAX25」を終えて御礼を公式HPで更新、次回「G1」では選手らの負担をかけない日程など見直すことを約束した。
G1に関しては全選手が完走したものの負傷者が続出、中邑真輔も一旦欠場してすぐシリーズに復帰、最終戦には無事これ名馬なりを地でいったオカダ・カズチカも右肘を負傷するなど、今年のG1も過酷さが増していた。
自分が昨年のG1は過酷なマラソンと評していたのは、全選手の混戦でウィンウィンではなく、リーグ戦が進むたびに脱落者が続出して最終的に一人に絞られていったこと、しかし今年のG1は負傷者の続出で違った意味で過酷となっていった。
そこで思い出すのは全日本プロレスの「チャンピオン・カーニバル」、四天王(三沢光晴、川田利明、田上明、小橋建太)プロレス時代のチャンカンはG1同様総当りリーグ戦方式を取っていたが、G1と違うところは1リーグ方式だったこともあり過酷さも倍増、三沢も1995年と1998年に優勝したが1995年には川田のジャンピングハイキックを顔面に浴びた際に目を、1998年にはシリーズ中に膝を骨折するなど負傷を抱えながら優勝を果たし、1997年には三沢、川田、小橋が同点となり巴戦で優勝が三沢vs小橋、川田vs小橋、川田vs三沢の順で試合が行われて最終的に川田が優勝したが、「ここまでしないと客は満足しないのか」と限界点まで達し、また当時の全日本は年俸制ではなく1試合いくらのギャラシステムで、巴戦だったのにも関わらず1試合扱いと扱われギャラも上がらないこともあって、次第にこういった不満が社長であるジャイアント馬場さんへと向けられていったが、年俸制になると馬場さんの個人商店だった全日本の経営が立ち行かなくなるため改善されることはなく、またチャンピオンカーニバルのシステムも馬場さんの存命中は見直されることはなかった。
現在のプロレスは1990年代のUWFの影響もあって常に完全決着が求められ、両者リングアウトなど“逃げ”は許されず、それが今でも続いている。今年のG1はリングアウト勝ちはあったが、ほとんどが完全決着、昭和時代の逃げが許されない分過酷さというものも増してきているのが現状なのではと思う。
来年のG1はどう改善されていくのかわからない、自分も含めたファンもあれこれ言ったとしても決めるのはあくまで団体側である、後は団体側が選手らにどうフォローしていくのかが、ジャイアント馬場さんの全日本は個人商店だったことで選手をフォロー仕切れなかったが、企業プロレスを目指す新日本は選手らをどうフォローしていくのか・・・ -
坂口征夫が“兄貴”KUDOを降しDDTの夏の主役に!棚橋弘至がHARASHIMAに勝利も怒る・・・
8月23日 DDT「両国ピーターパン2015 〜DDTより愛をこめて〜」両国国技館 6670人超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権試合/60分1本
[挑戦者]○“ハリウッド"ストーカー市川(5分15秒 横入り式エビ固め)[第3代王者]
X伊橋剛太
☆伊橋が8度目の防衛に成功
◇第1試合◇
▼井上麻生&渡瀬瑞基デビュー戦/30分1本
ヤス・ウラノ ○彰人 中津良太(10分07秒 サソリ固め)梅田公太 井上麻生 X渡瀬瑞基
◇第2試合◇
▼時間差入場タッグバトルロイヤル/無制限
○アジャ・コング 大石真翔(10分41秒 片エビ固め)X宮武俊 LiLiCo
※垂直落下式ブレーンバスター
【退場順】[1]MIKAMI&勝俣瞬馬[2]ゴージャス松野&グレート小鹿[3]星誕期&紫雷美央[4]松永智充&岩崎孝樹[5]福田洋&ヨシヒコ[6]大鷲透&平田一喜
◇第3試合◇
▼ウチコミ!presents DDT EXTREME級選手権試合 ブラインドフォール・ブラジャーストリッピング・タイガートラップデスマッチ/60分1本
[第33代王者]○アントーニオ本多(15分10秒 ブラジャー剥ぎ取り)[挑戦者]Xマサ高梨
☆本多が初防衛に成功
【アントンの話】「まず言いたいのはですね。さっきも中澤さんがリング周りで言ったように、彼とやったブラジャー剥ぎ取りマッチが初めてのブラジャー剥ぎ取りマッチです。そして実はマサ高梨と、私が日本で初めて目隠しマッチをやったのは、何年か前(2009年12月31日、後楽園ホール)の年越しプロレスです。だから、今日はホントにたまたま、中澤さんが来てくれて、そしてマサ高梨との初めての目隠しマッチではタカタニックで3カウントを奪われています。そのマサ高梨を、さらなる大きな舞台でリベンジできたことをたいへん幸せに思います。そして一番幸せに思うのは、やっぱり世の男性。こういう女性モノの下着をつけてしまうという人は、実はわれわれが思っているよりたくさんいるってことですよ。この試合を通じて、そういった人に言えない心の、それは決して闇じゃない。それはあなただから! あなた自身だから! 決して恥ずかしいことじゃない。この試合を通じて、そういったいつも男性の洋服の下にブラジャーをつけて生活をしてる、そんなあなたたちに、この試合を通じて、感謝と、なんというか、発破を、それはおかしくないんだということを伝えられれば、私は満足です。(今回のルールは怖さがテーマでしたが、その怖さとは、表に出せない後ろ向きな心のこと?)まあ、正直、ルールを設定したときは、目隠しをする、この両国国技館という何千人も入るので、音響が反響するんです。ふつう目隠しマッチがおこなわれている小さな会場だと、また違う音響効果でホントにわからないんですよ。どこにいるか。それがまずホントに恐ろしいのと。トラバサミまで落ちているっていう。その恐怖を強調したかったんですけど、この試合が終わってみて、紐解いてみて。やっぱりそういう人間の精神、恐怖、カミングアウトできない。私はふつうの人間じゃないんじゃないか。そういう恐怖というのも、期せずして、盛り込んでしまった。そういう試合でした。だから、それは狙いではないです。期せずして、たまたま、みんな意外とつけてるということです」
◇第4試合◇
▼遠藤哲哉復帰戦/30分1本
○竹下幸之介(13分32秒 ジャーマンスープレックスホールド)×遠藤哲哉
◇第5試合◇
▼天龍源一郎引退ロード第15戦/30分1本
○高木三四郎 天龍源一郎 赤井沙希(13分09秒 エビ固め)石川修司 里村明衣子 X樋口和貞
※シットダウンひまわりボム
◇第6試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[第19代王者]石井慧介 入江茂弘 ○高尾蒼馬(12分34秒 エビ固め)[挑戦者]男色ディーノ スーパー・ササダンゴ・マシン X大家健
※ジントニック
☆石井&入江&高尾組が4度目の防衛に成功
【大家帝国の話】
ディーノ「1つ、質問いいですか? (大家に)オメー、これで終わりか?」
大家「(泣きながら)何言ってんだよ。こんなんで終わりか!? ふざけんじゃねぇよ。こんなん屁でもねぇ。今日負けたかもしれないけど、オレの人生は負けっ放しだ。簡単に失踪するヤツはいない。何回プロレスを辞めたと思ってんだ。数え切れないよ。それで人生負けたと思ってんじゃねぇよ。坂井だってそうだろ。プロレス辞めやがって…オレはオマエを超えたくやってんだ。なんでさっさと辞めちゃうんだ。かと思ったらシレッと戻ってきやがって。何か言えよ」
ササダンゴ「…」
ディーノ「こっちはな! オメーらが辞めても続けてんだよ。いつかオメーらとベルトが取りたくて続けてんだよ。辞めたこと、威張ってんじぁねぇよ」
大家「やるよ! もう辞めねぇよ。逃げねぇよ。あきらめないよ。わかってるよ。何もないのはわかってるよ。でも、男色さん! オレは男色さんが続けててくれたから、戻ってこられたんだよ。坂井! 坂井ががんばってるからオレはプロレスをやってこれたんだよ」
ディーノ「もう1回聞くよ。オメーは…いや、違う。私らはこれで終わりなのか?」
大家「終わりじゃねぇよ。やってやるからな。1回負けたぐらいでなんだ。ベルト取るまでやってやるよ」
ディーノ「というわけで、チャンピオンには何度もリマッチを要求します。我々が勝つまで」
ササダンゴ「どんな手を使ってでもベルトを取ります。今まで正直、勝つこととか強さをリング上でひけらかすこととかプロレスラーぶることとか…プロレス10何年やってて恥ずかしかった。ちょっと一度真剣にベルトを取ることを考えていきましょう」
ディーノ「君が一番心配なんですけど」
ササダンゴ「ちゃんとやりますよ。ホントに。もう涙も乾いてますし。辞めることを自慢することはオレもわからない。オレはシレッと派なんで。そんなにエモーショナルに訴えかける必要はないですよ。笑かしてビックリさせて安心させてほめられてみんなビックリしてるうちにちゃっかりベルトを取りましょう」
ディーノ「それが我々のスタイルですよ。プロレスへの正面からの向き合い方ですよ。がんばれってみんながんばってんだ」
大家「そんなことねぇだろ!」
ディーノ「ええ…そこを否定」
大家「みんながんばってんだよ!」
ササダンゴ「じゃあ、結果出せよ!」
【チーム・ドリフの話】
石井「会見ではからかいましたけど、今回、昭和52年チームと短い期間抗争して正直に言うと楽しかったです。ただリマッチは受けません」
入江「自分もみなさん先輩なんでこうやって言うのは失礼かもしれないけど、意外に手ごわい強い相手だなと思いました。ボクは試合をして大家さんの真っ直ぐな気持ちっていうのがすごく伝わってきた。それでドンドンとボクも気持ちが燃え上がって、コイツに絶対に負けたくないと思った。大家さんも同じだったと思う。ボク、大家さんと試合しててすごく楽しかったです。リマッチは受けませんけど、大家さんとは試合はしたいです。組んでもいいし、1対1でもいい」
高尾「大家さんはすごく真っ直ぐだった。ササダンゴはウチらと違う色の選手で手ごわい相手でした。いろんな意味で強力な相手だったけど、リマッチは受けません」
◇第7試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者]○飯伏幸太 佐々木大輔(21分33秒 片エビ固め)[第51代王者]岡林裕二 X関本大介
※フェニックススプラッシュ
☆関本&岡林組が5度目の防衛に失敗。飯伏&佐々木組が第52代王者となる
【飯伏&佐々木の話】
佐々木「見ての通り、ここに地球最強の証しが俺らのもとに来たぞ」
――強い王者を破っての勝利となったが?
飯伏「いや、今の流れがあって、ダメージも残っていた部分があるんですけど。その分、僕は対ヘビー級というのをやっていて。その辺はプラスなんですけど、フラットな状態で今日は対戦できたと思います。今回の勝つ要因としては、僕の最大のタッグパートナー、殺人鬼、佐々木大輔。人を殺せますから。このタッグチームは一生防衛できると思います」
――2人とも関本のジャーマンを食らいながら、お互いに助け合ったが?
佐々木「お互いのヤバい雰囲気というのを掴み取れるんで。精神的にヤバい時も、肉体的にヤバい時もなんか伝わってくるんでね。それがチームワークなのかなって。まあ、でも一生防衛しますよ」
飯伏「もう本当に限界ですよ。心身ともに限界。マックスに久々になりました。33年ぶりにマックスですよ。疲労が、精神が」
佐々木「眉山で脳内がどっかに行っちゃいましたよ。眉山、食らってないでしょ?」
飯伏「無理、無理。着地しないと。よかった。とりあえずいつでもいいんで」
佐々木「防衛戦はしません。一生俺たちのもんです」
飯伏「守り続けよう」
【試合後の岡林&関本】
岡林「本当に佐々木大輔&飯伏幸太、凄いタッグチームです。タッグっていうのは絶対にチームワークを大事にしなければならない。本当になにが起こるかわかりません。最後は正直、関本さんに任せっきりというか、任せた自分がいました。絶対に行けるだろうと。飯伏幸太を倒してくれるだろうという気持ちがどこかにありました。でも、タッグマッチというのはそうは行きません。本当にチームワークが大事っていうのを今日思い知らされました」
関本「すまん」
岡林「こっちこそすいませんでした」
関本「完全にこっちのペースだったのにな。また鍛え直してこよう」
岡林「こればっかりは鍛え直して、一からやり直すしかないですよ」
関本「また鍛え直して、チャンピオンにぶつけます」
◇第8試合◇
▼ドラマティック・ドリームマッチ/30分1本
○棚橋弘至(19分00秒 片エビ固め)XHARASHIMA
※ハイフライフロー
【棚橋の話】「4試合連続で両国で試合をすることに恵まれました。まずはそれをありがとう。俺は珍しく怒ってるよ。グラウンドで競おうとか、打撃で競おうとか、技で競おうとか、舐めたらダメでしょ。これは悪い傾向にあるけど、全団体を横一列で見てもらっては困る! ロープの振り方、受け身、クラッチのこの一個の細かいところに至るまで違うんだから。技が上手だね、マスクがいいね、筋肉が凄いね…じゃないところで俺らは勝負しているから。まあ、これぐらいにして…素晴らしい選手だと思うよ。素晴らしい選手でした。(DDT両国大会の印象は?)来年またスケールアップしていく。ファンの人が喜んでる。それが全てです。今日この会場に来てくれているお客さんがいかに楽しむか。それに全てを注いでいるDDTは一番凄いです。(最後にHARASHIMAに声をかけていたが?)俺もまだまだだと。HARASHIMA選手はこの団体のスターでしょ? スターをよりスターにとは思ってたんですけどね。まだまだ俺も非情になりきれない。そこかな」
【HARASHIMAの話】「新日本プロレスのG1の覇者である棚橋選手との試合。やっぱりメジャー団体のトップだけあって、凄い強かったですね。こっちが崩そうと思っても、なかなか崩せずに。でも、負けて凄い悔しいですけど、やってて凄い楽しかったですね。機会があったら、またやってみたいですね。やられたままでは終わりたくないですね。(力の差は感じた?)それは見た人が判断するんじゃないですか。結果だけ見ればあっちの勝ちですけど、内容をどう見るか。(自分のペースに引き込むことはできた?)途中いい流れもあったんですけど、あっちが懐が深いというか。そうさせそうな場面でも、さらにもっと深みはありましたね。でも、楽しかったですよ、本当に。(棚橋が怒っていたが?)怒っていた? 試合後? そうなんですか。ちょっとわからないです。もっと早く勝てると思ったんじゃないですか。思い通りにできなかったんじゃないですか。なんで怒ったのかわからないです。僕は彼じゃないので。僕はでも楽しかったですよ。負けたことは悔しいですけど、新日本のトップ、メジャー団体のトップの人と試合をして、何度も言いますけど、楽しかったです」
◇第9試合◇
▼グッドコムアセットpresents KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○坂口征夫(21分20秒 片エビ固め)[第53代王者]XKUDO
※神の右膝
☆KUDOが初防衛に失敗。坂口が第54代王者となる(試合後、賞金200万円の小切手をもらった坂口だが、突然それをヒザ蹴りで破壊。すると、3つに分けた小切手をKUDO、高梨に渡して歓声。)
坂口「きょうは、月並みですけど、ありがとうございました! いろいろあった自分の人生ですけど、ようやくこの素晴らしいDDTにたどり着くことができました。そして3年、死に物狂いで自分のなかでやったと思います。きょう自分の夢である、野望だったDDTの至宝、KO-D無差別級のベルトを手にすることができて、たぶんいままで42年間生きてて、一番嬉しい日だったと思います。でも、これは自分の力一人で取ったのではなく、一匹狼だった自分を仲間に入れてくれた兄弟たち、酒呑童子というチーム、兄弟がいて、アニキと一緒にできたことで、それでまた一回り大きくなったと思います。DDTでの坂口征夫第1章はきょうで終わりです。明日から第2章、アニキから奪ったこのベルトを、誰でもいい、かかってこい。全員殺ってやるよ。本当にきょうはありがとうございました!」
高梨「きょうのメイン勝ったのは坂口、アンタだろ。つまりきょうの主役ってことだ。きょうの主役をこのまま返すわけにはいかねえよな!? あるものを用意したんだ」
(神輿が登場。そこに坂口を乗せる。リングサイドなど会場を回って花道へ。メンバーたちがいる入場口へ向かう坂口。すると「イントゥ・ザ・ライト」が流れ、坂口はベルトを花道に置いてヒザをつきメンバーたちに礼をした。入場口まで来ると、坂口は「酒盛りだ!」と鏡割りでエンディングとなった。)
【坂口、KUDO、高梨の話】
坂口「(単独でコメントを始める)リング上で言った通り、大きく言えば42年生きててよかったなって。本当に生きてた甲斐がありました。頑張ってきた甲斐がありました。これからチャンピオンとしてもっと精進していきます。なんかこの家に辿り着けてよかったなと思います。幸せです。(戦前、KUDO戦は戦争だと言っていたが?)殺し合いだ、戦争だって本当は自分の中で言い聞かせただけだったんで。やっぱり、自分と兄貴と高梨さんの絆ってそんな簡単なものではないし。それをずっと押し殺して、今日向かい合って、強い立派な兄貴でした」
(※ここでKUDOと高梨が合流する)
高梨「じゃあ、兄貴」
KUDO「最後は全然覚えてないけど、最後気づいて、大の字になって、両国の天上を見上げている時、メチャクチャ気持ちよかった。今日はそれだけで十分ですよ。ベルトはすぐ取り返したいって言いたいところだけど、今日は完全に力負けしたんで。また機をうかがって、ベルトを狙いに行きます」
――賞金ボードを3つに割られて渡された時にどう思った?
高梨「兄貴にだったらわかるけど、俺は全然試合をしてないからね。なんで俺にまでと思ったけど…」
坂口「兄弟だからさ」
高梨「これが坂口さんだよ。これが兄弟の絆だよ。都合のいい時だけ俺はこうやって言っちまうけど、あの時は若干兄貴も目が光ってたよ」
KUDO「いやいやいや。やっぱりね、デカいから。俺らインディレスラーにとっては」高梨「夢のないことを言うなよ」
坂口「立石を貸し切りにしましょう」
高梨「立石で祝勝会だね。いくらでも飲めるよ。梅割りがいくらでも飲めますよ。どんなになっても俺たちの関係は変わらないから。いろいろあったかもしれないけど、最終的に戻って来たように、これからも俺たちはよくケンカするかもしれないけど、この関係はずっと変わらないから」
【高木の話】「2年連続で指定席は前売りで全部完売したということで、本当にある意味、定着したのかなという感じだと思いますね。来年の夏で両国大会を始めて7年目になるんで。その前にあたる3月の大会はひとつ大きなことをドンとやらなくちゃいけないかなと思って、初めて全面使用ということでやるんですけど。ちょっとやったことがないんで。でも、やるからにはもっともっと上を目指していきたいというのがあるんで、チャレンジだと思って頑張りたいと思っています。第1試合からメインまで全部観ていて、パッケージとして完成されたなという思いがありましたね。最初から最後まで観ていて、本当にどれひとつとして同じような試合もないし、それぞれに意味があって、テーマがあったと思っています。これをずっと継続させて。ブランドの信用というか、価値を作っていって、もっともっと信頼されて、世間に通用するものを作っていきたいなと思っています。その一環として映画というのも第2弾を製作しますし。これは前回のキャノンボールではなくて、ありのままのDDTを裏側から表から全部合わせて見せていくようなものになると思います。そして、docomo、au、SoftBankの3キャリアで公式のモバイルサイトを立ち上げることになりました。これもさらに広げていくという意味でやっていきたいなと思って始めることです。今、実際にプロレスが盛り上がっていると思うんですよ。“盛り上がっている感"じゃなくて、本当に盛り上がっているなって。うちの子供が行っている幼稚園のママ友達に、全然プロレスとか知らなそうなんですけど、『両国に観に行きたいんです』と言われて。『新日本プロレスさんじゃなくて?』と聞いたら、『DDTさんです。今度いろいろやるんですってね。男色ディーノさんがどんなものか観たいと思いまして』なんて話もあったり。わりと広まっているんじゃないかというのは感じました。これを維持していって、ドンドン若い人間や今いる人間を前に押し出していって、本当にプロレスの黄金時代を作り上げていきたいなと思っています。新しい形の黄金時代をね。やりますよ、まだまだ。もっともっと頑張ります」
毎年恒例のDDT両国大会が開催され、今年のメインはKUDOvs坂口による同じユニット同士でのKO-D選手権が行われたが、坂口が眉毛もヒゲも銀髪に染め、まるでWCW末期のスコット・スタイナーを彷彿させた。
試合は坂口が体格差を生かして打撃で先手を奪い坂口がドロップキックでKUDOを場外へ追いやるとエプロンからのPKを狙うが、キャッチして場外へ引きずり込んだKUDOがエプロンからダブルニーを投下、鉄柱に坂口の右足を打ち付けて脚攻めを展開するも、再び場外戦になるとKUDOのトペを坂口が高梨を盾にしてブロックするとエプロンから改めてPKを発射、そして膝蹴りから腕十字へと総合格闘技で培った攻めで腕攻めを展開する。
再び打撃戦となってKUDOがバックスピンキックで競り勝つとコーナーからのダブルニーで勝負に出る が、追いかけた坂口が肩固めで捕獲、しかしKUDOが脱出して坂口をコーナーに逆さ吊りにするとダブルニーを投下、更にダイビングダブルニーを投下するも坂口はカウント2でクリアする。
坂口は再度ダブルニーを狙ってコーナー上に昇ったKUDOを蹴り落とすとPKを浴びせ、スリーパーから変形コブラクラッチで捕獲、脱出したKUDOもバックスピンキックを連発するもダイビングダブルニーが自爆となったところで、坂口がKUDOの後頭部に神の右膝を浴びせ、最後も神の右膝で3カウントを奪い王座奪取に成功、試合後は賞金のパネルを三つに割り、KUDOや高梨と分けるなど酒呑童子の結束力の高さを改めてアピールした。
坂口はサラリーマンから格闘家を経てDDT入りとなったがレスラーとしては遅咲きの部類に入る。
父親である坂口征二や弟である俳優の憲二と比較されコンプレックスの塊だったと明かしているが、それが出ていたのは坂口は父の古巣である新日本プロレスの天山広吉とタッグで対戦した時で、天山から「プロレスのリングで食っていく気持ちが見えない」とダメ出しされたときは、掲載した週刊プロレスに対して「(週プロの記事に対しての思い?)、オレがいつ新日本に上がりたいと言いました?、そんな気持ちサラサラないですよ。オレは橋本大地じゃないですよ、確かに二世として親父(坂口征二)の恩恵を受けているのは自分の中では理解しています。十分。でも、オレの中ではそれを一番理解しているのもあるんで。DDTは確かに親父の名前があるかもしれませんが、皆さん、坂口征夫個人として接してくれる部分もあるんです、オレはこのリング(DDT)が好きなん です、このリングで上を目指したいんです」と週プロに対して怒りを爆発させたが、父親が新日本でトップレスラーだった以上、どうしても父親である坂口征二と新日本プロレスというものが付きまとってしまう、父親である坂口の影と新日本プロレスに対する反発が、坂口がDDTでプロレスにのめりこむきっかけになったと思うし、DDTのリングで頂点に立ったことで王座奪取は見事に答えを出したと思っている。
セミのスペシャルマッチである棚橋vsHARASHIMAは、棚橋が新日本、HARASHIMAがDDTを支えてきたエース同士の対決ということで期待が集まったが棚橋が得意の足攻めで先手を奪い、HARASHIMAはストマック中心に攻めて流れを変えようとしたが、棚橋のペースに引きずり込まれたまま試合が進んでいく。
HARASHIMAはリバースフランケンシュタイナーから蒼魔刀と得意のパターンを狙うが、棚橋はスリングブレイドで迎撃し、HARASHIMAも棚橋のツイスト&シャウト、スリングブレイドからハイフライフローを投 下したところで山折りで迎撃し蒼魔刀を決めるも棚橋はカウント2でクリア。
HARASHIMAはつるべ落としから蒼魔刀を狙うも、棚橋はかわしてフロント式ドラゴンスクリューを決めると、張り手合戦をも制してからダルマ式ジャーマン、背中から前へのハイフライフローで3カウントを奪いエース対決を制するも、棚橋はバックステージで怒りを露わにしていた。
棚橋にしろHARASHIMAがDDTのエースということで期待をかけていた部分もあったが、HARASIMAHは笑顔とは裏腹に消極的な感じが目立ってしまっていた。棚橋は勝負を抜きにして相手を良さをしっかり引き出し、またアウウェイを意識した試合も出来るレスラー、しかし今回のHARASHIMA戦に限っては棚橋とHARASHIMAの考えていることがスイングしなかったのか、悪い意味で期待を大きく裏切る試合となってしまった。
KO-Dタッグ選手権は序盤は飯伏が岡林を台車に乗せて花道から下へ落とすというひどい攻めを展開するが、チームワークやパワーに優る大日本組が試合の大半を奪う。しかし飯伏が佐々木の援護を受けて関本をスワンダイブジャーマンで叩きつけると、フェニックススプラッシュを決め3カウントを奪い王座奪取に成功。試合後のコメントでもあったとおり岡林が関本を破ってから二人の立場が変わってしまった印象を受けた試合だった。
6人タッグ選手権では試合前には恒例のササダンゴによる煽りパワポは「大家健が6人タッグ王者になる方法」はテーマとして行われ、「ぶっちゃけ大家が我がチームの弱点、大家が頑張って活躍してもガンプロの観客増にもつながらない、プロレスをメジャーにしたいを根拠がない」と一刀両断。「父・大家善一夫妻が76年6月に猪木VSアリ戦を観戦、上京してそのままベッドイン、大家健が誕生」と順をおって説明。「大家の悲願は猪木の悲願でもある、アリをドリフに見立て、大家が勝てる要素はないとし大家=猪木、ドリフ=アリ。つまりドリフを倒すのはアリキックだと断定した。アリキックがきまれば相手を 血栓症に追い込むこともできるという。作戦を奇襲と宣言。奇声をあげたディーノが尻を出してコーナーに、奇才・ササダンゴが分断。ケツから出てくる寄生虫攻撃で石井を追い込み、アリキックを決めて勝利を奪う」宣言し大家が入場して試合開始となるが、大家が石井にエプロンでのブレーンバスターを狙うも、入江が入って逆に合体ブレーンバスターを花道で喰らってしまい、ドリフから集中攻撃を浴びてしまう。
窮地を脱した大家はディーノに交代、ディーノはキス、ササンダンゴは垂直落下式リーマンショックと高尾を捕らえて猛ラッシュをかけ、そして大家が志願して交代を受けるとディーノの男色ドライバー、ササダンゴのリーマンショックの援護を受けた大家がアリキックを決めるもカウント3 は入らない、大家は炎のスピアーを狙うが高尾がトラースキックで迎撃すると、石井のニールキックの援護射撃から高尾がジントニックを決め3カウントを奪い王座を防衛。
試合後はまたササダンゴがパワポで「現在どん底の大家が復活するには…として、チャンピオンになるしかないと明言。復活の序曲は始まってるとしてユニット名を「超巨大プロレス系LINEグループ#大家帝国」とすることを発表、ドリフに9月27日の後楽園大会で再戦を要求したが石井「お断りします」とキッパリと断られてしまった。
ササダンゴのアリキック作戦のせいで大家が負ける結果となったが、大家はDDTの中で旬の存在になりつつあると感じさせた、再戦に関してはドリフは拒否するも大家だけでなくディーノやササダンゴもこのまま引き下がるとは思えない。
アントンvs高梨のエクストリーム選手権はアントンが得意としているブラジャー剥ぎ取り、目隠しルールだけでなく、更にリングに虎の罠“タイガートラップ”が設置され、アントンが優勢となってコーナーからのフィストドロップ を狙うと、アントンはブラジャー力が足りないとして周囲にブラジャーを募り、藤岡典一、シンガポールから駆けつけた中澤マイケル、TV解説を勤めていた山里亮太が着用していたブラジャーを集め、フィストドロップを投下するもやっぱり自爆、高梨はタカタニックを狙うがアントンが阻止して着地したところで高梨の足がタイガートラップにかかってしまい、最後はアントンが卍固めからブラジャーを剥ぎ取って王座を防衛する。
DDTは来年3月21日に国技館、そして全面を使用したフルサイズバージョンでの開催を発表した。今までは一面にステージを設けていたが、フルサイズバージョンへの挑戦ということは団体としてに自信をつけたという証なのか、11月には大阪府立体育会館の大ホールにも進出するDDT、DDTの新しい挑戦がもう始まっている。両国ピーターパン終了!これが終わると夏が終わった気がするなあ。皆様、今年もありがとうございました!来年の3.21両国は全面使用でやります。まだまだ上を目指して頑張ります! お風呂入って帰ります!お疲れ様でした! #ddtpro pic.twitter.com/hSdd7aMeWT
— 高木三四郎 (@t346fire) 2015, 8月 23生き残りました。 背中を押してくれてた、皆さんに感謝! 酒呑の兄弟、DDTの皆さん、そして拾ってくれたボスに感謝! これからも、走り続けます! 第54代 KO-D 無差別級王者 坂口征夫 pic.twitter.com/uaC7ELtsU1
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2015, 8月 23長い1日だった。 気づくと両国の天井を眺めていて、ただただ気持ち良かった。ベルトは失ったけど、この経験を必ず生かします。 また明日から(^^)
— KUDO (@KUDO_DDT) 2015, 8月 23おめでとうございます!! pic.twitter.com/Xl1kEBhZKK
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2015, 8月 23個人的にはこの人に殺られたよ!覚えてろ! pic.twitter.com/FStua15hpA
— マサ高梨 (@masaddt) 2015, 8月 23