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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

鈴木みのるが天龍源一郎に怒った理由…“去り行く親父へのメッセージ”

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鈴木みのるが天龍源一郎に怒った理由…“去り行く親父へのメッセージ”

9月2日 天龍プロジェクト「〜天龍源一郎 引退〜Revolution FINAL TOUR in
KORAKUEN」1648人 超満員


<アピール、コメント、鈴木みのるのコラムなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○ザ・グレート・カブキ リッキー・フジ(9分2秒 体固め)グレート小鹿 ×菊タロー
※ラリアット

 

◇第2試合◇
▼UWA世界ジュニアヘビー級王者決定戦/無制限1本
○那須晃太郎(10分8秒 片エビ固め)×ドラゴンJOKER
※バックドロップ
☆那須が第26代王者となる


◇第3試合◇
▼30分1本
○ケンドー・カシン 新井健一郎(10分52秒 首固め)小川良成 ×NOSAWA論外


◇第4試合◇
▼30分1本
○嵐 北原光騎 村上和成(14分17秒 エビ固め)征矢学 佐藤光留 ×舞牙
※パワーボム
 

◇第5試合◇
▼30分1本
○石井智宏 空牙(16分55秒片エビ固め)火野裕士  ×藤田ミノル
※垂直落下式ブレーンバスター


◇第6試合◇
▼60分1本
天龍源一郎 ○柴田勝頼(20分26秒 片エビ固め)鈴木みのる ×飯塚高史
※PK


天龍「皆様、天龍PROJECT最後の後楽園大会に、かくも盛大にたくさんのお客様にお集まりいただき、本当に感謝いたします。振り返りますれば、ビル・ロビンソンと組んで馬場さんとジャンボ鶴田さんのインタータッグに挑戦したのもこの場所でした。ここから皆様の応援があって、ここまできて、あと2カ月と2週間でプロレス人生を終わることに、まあ無事来れました。本当に、ファンの皆さん、長い間、ホントにこんな大したことないレスラーをあきらめもせずに、本当にありがとうございまいた。11月15日に、新日本プロレスのIWGPチャンピオンのオカダ・カズチカと一騎打ちやることが決まりました。あの野郎、ぶっ潰してやります。(大歓声)今日はありがとうございました」


【試合後の天龍&柴田】
――天龍プロジェクト最後の後楽園を勝利で飾ったが?
天龍「そうですね。かなりの強敵でしたけどね。ある某紙で彼(柴田)と対談しましてね、プロレスに対する熱い思いを感じ取ることができました。今日も大満足ですよ。何て言うか、万々歳ですよ」


――反骨心という共通点もありそうだが?
天龍「まぁ俺は柴田みたいにひねくれてはいませんけどね(笑) 前にも言ったけど、鈴木みのる、飯塚、柴田、天龍…みんな自分で自分のキャラクターを見つけて成り上がったレスラー。そういう意味では試合をやりながら楽しめた部分もありましたよ」


――柴田選手は試合を終えて?
柴田「こういう日が来るんだと、ちょっと思ってました。(サンダーストームは)入門してから常に聞いてたテーマ曲。一緒に(天龍と)戦うのは初めてなんですけど、なんか懐かしさもあり、新鮮さもあり。プロレスとは何かを教えてもらえた気がしました。今日は本当に光栄です」


――柴田について?
天龍「俺も彼の弾けるような試合を見てね、瞬時にパッパッパと体が動いてリングに入れたっていうね。久しぶりの感覚でしたよ。それくらい弾けてましたよ。いやぁ素晴らしい」


――鈴木とは試合後も乱闘していたが?
天龍「そうですね。でもあれが彼なりの惜別の念だとは思ってますけど、俺も目いっぱい殴ったからどうってことないっすね。これで五分と五分だと思います」


――柴田選手もチョップとグーパンチを交互に出していたが?
柴田「思いつきで…。ただ、今日の一番の敵は天龍さんでした」


――その一番の敵に勝てた?
柴田「どうでしょう。勝ってないですね。自分がやれるのは今日のここまでで、今日は天龍さんから昭和のプロレスを味わう最後のチャンスでした。それをしっかり形にできた。だから今後自分が何をやっていくべきかっていうと『こいつがいればプロレス界大丈夫だ』っていう戦いを常にしていくこと。それだけですね」


――天龍プロジェクトとして最後の後楽園だったが?
天龍「ここはプロレスラーの聖地、格闘技の殿堂みたいになってますけど、引退が迫る中で本当に良い舞台を与えてくれて感謝してます」


――オカダをぶっ潰すと宣言していたが?
天龍「今日はね、柴田選手を通しておぼろげながらオカダ・カズチカの攻略法とかを自分なりにシミュレーションできました。大丈夫ですよ。ブチ壊してやりますよ」


 【鈴木の話】「クッソ! 天龍あのヤロー。俺は怒ってるぞ。今日という日に天龍源一郎が選んだ引退試合のカード、今日のカードに俺は怒ってるぞ。そして一番怒ってるのは俺自身にだ。あのクソジジイとどめ刺すのは俺だってずっと公言してたのに、あいつが選んだのは俺じゃなかった。おめぇじゃ思い残すことがあるってよ。おめぇとじゃ燃えカスが残っちまうってことだろ。本気で付き合いませんけど、一回こっきりなら付き合ってあげますよってカードだろ。それを組んだあいつが気に入らない。それを組ませた俺自身にも腹が立つ。そうか。それが天龍の出した答えだ。あいつは時代と戦って終わろうとしてる。あいつが選んだ時代は俺じゃなかった。それが悔しい。非常に腹が立つ。もう死んでいく親父にお前じゃないと言われたんだ。天龍、心置きなく散れ。心置きなく死んじまえ天龍!!」

 


 会見を終えた天龍は柴田と最初で最後のタッグを結成し鈴木、飯塚の鈴木軍と対戦、鈴木は今日更新したプロレス格闘技DXで更新した日記で


「天龍源一郎…
もうすぐプロレスをやめるオッさん…
22才の時に酒を勧められたけど
 キライだったから一緒に酒を飲む気になれなかったオッさん…
オレがデビューした頃は3年連続MVPを取るようなレスラーだったオッさん…
世の中が気に入らなくて文句ばっかり言ってた20近く違うオレに、何を言うでもなく真顔でグーパンチしてくるオッさん…
ヒザをケガした時に突然電話がかかってきてサポーターを貸してくれたオッさん…
オレがイライラしてるのを感じてイライラしてるなら全て対戦相手にぶつけるとスッキリするぞと教えてくれたオッさん…
プロレスの試合の、構築の仕方を目の前で見せてくれたオッさん…
やる事なす事メチャクチャなオッさん…
相手が女子だろうと若手だろうと関係なくグーパンチしてくるオッさん…
そんなハチャメチャなオッさんが元気なくなったのを見たのが数年前…
思わずオレは「おい、クソジジイ!誰もオマエなんか見てないぞ?悔しかったらオレを倒してみろよ」と煽った…
そうでもしないと今にも倒れてしおれそうな気がしたから…
オッさんの目は苦しそうな顔しながら睨みつけてきてたな…
そんな他のレスラーとは違う天龍源一郎との思い出をもつオレは、最後の対戦となった昨日…
全てをやり切った気はない。
 全てを受け切った気もない。
 全てを吐き出させた気もない。

だけど今やれる事はやれた気がする。
でもな〜…
なんかフられた女の子の気分(笑)
あのオッさんが最後に「時代」と闘おうとしているのは想像していた。
 今の時代全てを背負っているヤツをチョイスするだろうと思っていた。
その予想は完璧に当たった。
だから最後の相手がオカダカズチカ。
 正直悔しい気分…
だからフられた女の子の気分(笑)
もうあの「オッさん」と闘うことはもう無いと思うと…すごく複雑な気分。

ま、でももう充分いろんなものもらったか…
ふぅ〜
 最後にもうすぐ引退していく大レスラーである「天龍源一郎」に捧げる…
「オマエになんか負けねぇ〜よ!」
それがオレがプロレスラーとして
 たくさんのモノをもらった人に送る…贈る言葉だ。。。 」


 と本当は天龍の引退試合の相手に選んで欲しかったことを明かしていたが、天龍は相手にオカダを選び、鈴木はフラれてしまった。
 鈴木は天龍の最後の後楽園の相手として「引退前に俺と戦え」とメッセージを贈り志願したのは、天龍と対戦するのはこれが最後のチャンスだったからだった。

 
 試合は鈴木と柴田でスタートしたが、鈴木はコーナーに控える天龍を挑発するかのように強襲、天龍の負けん気に火が点いたのか天龍が登場し鈴木と真正面から張り手を打ち合うも、今度は飯塚が背後からロープ使ったチョーク攻撃で天龍を強襲、鈴木軍の悪の連係の前に天龍は蹂躙されてしまう。
 やっと柴田に交代し柴田が反撃し天龍ばりの逆水平とグーパンチのコンポを見せるが、鈴木軍の連係の前に流れを変えるまでには至らず、チェックの厳しい和田京平レフェリーでも鈴木軍の連係の前に反則を止めきれない。柴田にしても新日本では鈴木軍との対戦経験があまりなかっただけに、鈴木軍のラフ、特に飯塚の狂乱ぶりに苦しめられていたと思うし、天龍も正統派の飯塚のイメージがあっただけに、狂乱スタイルとなった飯塚には驚かされていたと思う。
 柴田は鈴木にドロップキックから天龍に交代し、鈴木軍相手にグーパンチを乱打するだけでなく、WARスペシャルも披露、交代を受けた柴田も鈴木にエルボースマッシュの連打を浴びせる。
 しかし飯塚のイス攻撃で柴田が失速してしまうと、飯塚のロープによる絞首刑から連係攻撃で柴田を捕らえるが、天龍がカットに入り飯塚にコブラツイストを決めれば、柴田も同じ技で鈴木を捕獲、天龍は鈴木を排除すると柴田は飯塚に延髄斬りからPKを浴びせ3カウントを奪い勝利を収め、オカダ戦に弾みをつけた。
 試合後は天龍と鈴木と殴り合い、試合後のコメントでも怒りを爆発させたが、もっともっと天龍源一郎と対戦したかったという本音も入り混じっていたと思う。


 30日大日本名古屋大会と天龍を見てきたが年齢的なものがあってスタミナには不安があるものの、気持ち的にはかなり乗ってきているのがわかる、あとは引退試合までにどこまでコンディションを上げてくるか、引退試合の相手も決まり天龍は11月15日まで突っ走る。

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