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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

WRESTLE-1 GPを制覇したのは征矢!ワイルド時代を築けるか!?

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WRESTLE-1 GPを制覇したのは征矢!ワイルド時代を築けるか!?

8月30日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2015 FLASHING SUMMER」後楽園ホール 1231人満員


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼吉岡世起復帰戦/30分1本
○大和ヒロシ 吉岡世起(14分27秒 片エビ固め)村瀬広樹 X芦野祥太郎
※ノーザンライトボム


◇第2試合◇
▼「WRESTLE-1 vs DESPERADO」/30分1本
○浜亮太(4分06秒 反則勝ち)X土肥孝司
※パウダー攻撃からのレフェリー暴行


◇第3試合◇
▼「WRESTLE-1 GRAND PRIX 2015」準決勝/無制限1本
○近藤修司(10分44秒 片エビ固め)XKAZMA SAKAMOTO
※キングコングラリアット


【土肥の話】「いい感じだったのにNOSAWA論外と河野のせいだ。そろそろ名前かけてやってやってもいいぞ。俺たちがデスペラードだ」


 【KAZMAの話】「河野、NOSAWA論外、戦争だ戦争! デスペラード名乗ってるならやってやるよ。どっちが本当のデスペラードが決めようじゃねぇか。戦争だ。全部剥ぎ取ってやるよ」


◇第4試合◇
▼「WRESTLE-1 GRAND PRIX 2015」準決勝/無制限1本
○征矢学(13分22秒 片エビ固め)X黒潮“イケメン"二郎
※ワイルドボンバー


【黒潮の話】「負けちった。負けちゃいました。ここまで、後楽園のトーナメントまで上がってこれたというのは嬉しくてしょうがないです。でも結果、優勝はできてない。なので、ここで満足せず行こうと思うんですけど、いや、わかんない。俺が若いからなのか、周りの人が大人だからなのか知らないけど、ワイルドはなんすか? あの仲間は。手こそ出してないですけど、あんなのずるいですよ。俺も仲間を作る。俺も作る。決めました。俺も仲間作る。もう一度チームを作って、結束力を上げて、ワイルドにシングルで…作ったチームでタッグでもいいよ。フィニッシュ! (このトーナメント戦を振り返ると?)今年は生きてきて一番の夏を味わえた。でも、来年はもっと違う夏を、今よりいい夏を味わうために、僕はもっと上に行きます。自分のためですから。W-1のためじゃないです。自分のために。フィニッシュ」


◇第5試合◇
▼6人タッグ3WAYマッチ/30分1本
AKIRA ○アンディ・ウー 熊ゴロー(9分04秒 腕極め回転エビ固め)KAI X田中稔  中之上靖文
※もう1チームは河野真幸 NOSAWA論外 MAZADA


◇第6試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○グレート・ムタ ザ・グレート・カブキ TAJIRI(12分07秒 片エビ固め)Xカズ・ハヤシ 越中詩郎 MEN'Sテイオー
※閃光魔術


◇第7試合◇
▼「WRESTLE-1 GRAND PRIX 2015」決勝戦/無制限1本
○征矢学(20分42秒 片エビ固め)X近藤修司
※ワイルドボンバー 


(試合後)
征矢「トーナメント、優勝したぞー! W-1で一番強いのは俺ということでいいか? でもよ、シングルマッチ、シングルのベルトは、誰が持ってんだ? シングルの王座、俺に挑戦させてくれ!(KAIがリングサイドへ。一部からブーイング。)来たな(KAIがリングへ。マイクを持つが征矢が止める。)ちょっと待て、オマエがマイクをしゃべるのは。オマエ、こないだの後楽園ホール、覚えてるか? オマエがしゃべったことで、とんでもないことになっただろ。よーく思い出してくれ。それと、オマエにいろいろ聞きたいことがあるんだけど、オマエ、ファンのためにファンのためにってよく言ってるだろ。オマエが今ベルトを持ってることで、ホントにファンのためになってるのか? どうなんですかお客さん? それともう一つ、ベルトを取ったその日に、負けることを考えるヤツがいるかって話だ」


KAI「ちょっと待てよ、オマエ。途中から、わけわかんねえW-1のマッチメーカーとして来て、今、ワイルドのバカになって、そんなオマエにとやかく何も言われたくない」


征矢「ちょっと待て。マッチメーカー俺がやってたこと知ってる人、何人ここにいるんだ?」


KAI「いるだろ! いるじゃねえかよ! 俺はな、旗揚げからW-1のエースとして、体張ってきたんだよ!(ブーイング)」


征矢「その体を張ってきた成果がこれか? このブーイングの数か!(ワイルドコール)」


KAI「誰がなんと言おうと、W-1のエースは俺だし、誰がなんと言おうと、W-1の現第5代チャンピオンは、この俺だ!」


征矢「オマエの言うエースっていうのがどういのかしらねえけどな、俺の理想のエースはな、試合もちゃんとこなして、マイクもちゃんと締めて、お客さんからの絶対的なる支持が必要なんだよ! どうですか!? それとな、ひとつ、いいこと教えてやろう。KAI、誰がなんと言おうと、誰がなんと言おうと、W-1のエースは、この俺だ!」


KAI「いや違う!(ブーイング)。ブーイングがあろうと、誰がなんと言おうと、誰がなんと言おうと、誰がなんと言おうと、W-1のエースは俺だ!(とベルトを掲げる。ブーイング)」


征矢「空気読んでくれ。俺は今日2試合して、優勝してるんだ! なので、そろそろお帰り願えますか」


KAI「(帰れコール)帰らないよ」


征矢「わかった。オマエ、じゃあ今日のメイン締めたいんだな? 締めたいんだろ? じゃあ、ワイルドジャンケンで決めてやるよ」


KAI「やってられるかそんなの。ふざけんな」


征矢「やらないのか」


KAI「やんねえよ。ジャンケンなんてやんねえよ。オマエとベルト懸けて、やってやるよ」


征矢「言ったな。わかったよ。じゃあとっとと帰ってください」


KAI「おお、帰る帰る帰る帰る。でも最後に一言いってやるよ。(「ベルトが泣いてるよ!」という声の方をにらみつける)」


征矢「(観客に)まあまあまあ、ちょっと待ってくれ。ヤツに帰らせてやってください。チャンスをあげてください!」


KAI「今日の最後に言わせてくれよ。オマエとのタイトルマッチ、負けることは、絶対ない。必ず俺が勝つ!(ブーイング)」
(KAIが退場。)


征矢「はい、ご苦労様でした。それでは皆さん、仕切り直していきましょう! 皆さんのにごついた心を、キレイにするために、それでは最後に私のカッコイイセリフで会場、ひとつになろうと思います! それではワイルド1号君、2号君上がってください(AKIRAと熊ゴローが上がる)。お、ちょっと待ってください。こちらの方、売店からこんなものを持ってきてます。ダメですよ、勝手にパクってきちゃダメですよ。(DVDを手に取り)実はnew WILD orderのDVDが出ました! お帰りの際、お買い求めください。ということで、最後に俺のカッコイイセリフで締めたいと思います。俺が『ワイルドに』と言ったら『いこうぜ』と右の拳を高々と突き上げてくれ。練習は一切しないからな。それではそっそ…さっさとご起立ください。次、俺がW-1のシングルのベルト取るぞ! ワイルドに、いこうぜ!」


【征矢の話】「まず今日でトーナメント優勝したんで。次はシングルのベルト。文句なしで挑戦できるでしょう。現チャンピオンがエントリーしたトーナメントで優勝した。それは紛れもなく挑戦権を得られるチャンスでしょ? 違いますか。あとは日にちだけだ。その前にタッグの方もタイトルマッチがあるから。今回はワイルド同士の対決になるかもしれないですけど、タッグチャンピオンである以上はどういう状況であれ、タイトルマッチは必ずやります。(左足は)肉離れは癖になっちゃってるので。この癖を治さないと。切れている状態でずっと動いていますんで、どうしようもないですね。とりあえず一刻も早く足の状態を治したいなと思います。ただ、今日2戦しているんで。また明日から頑張っていきます。そして必ずシングルのベルトを獲ります。(KAIに対する思いは?)ブーイングがある中でシングルのベルトを持っているという状態は非常によくない。正直ね。ベルトというのは団体の象徴というか。シングルのベルトを持っているヤツが一番強くて、そいつが顔であり、エースですよね。その男がお客さんの支持がない状況でこのままやり続けるのはよくない。非常によくない。ただ、このブーイングを俺がベルトを獲って歓声に変えてみせる」

 

 8月から開幕した「W-1 GP」は2日の春日部大会では河野を破った土肥がKAZMAと共に叛旗を翻してデスペラードが分裂、黒潮がW-1王者であるKAIを破り、また8日新宿で開催された準々決勝では黒潮がTAJIRIを破って師匠越えを果たし、KAZMAもカズを降すなど波乱が続出、準決勝にはSAKAMOTO、黒潮、征矢、近藤が進出、選手をリストラしてどうなるかと思われたが、黒潮や土肥、KAZMAが決起するなど新しい選手がどんどん出てくることで新しい展開が生まれつつある。


 準決勝第1試合では近藤とKAZMAが対戦、セコンドの土肥の介入もあってKAZMAは右腕にイスを引っかけて鉄柱に叩きつける荒技を敢行してから右腕攻めを展開、近藤もKUBINAGEで反撃するが、キングコングラリアットを狙うとリング下の土肥がイスで一撃を加え、KAZMAはみちのくドライバーからゴリースペシャルボムを狙うも近藤は阻止。
 しかしKAZMAは三角絞めや腕十字で右腕攻めを展開し、レフェリーと近藤を交錯させるだけでなく土肥のパウダー攻撃で無法地帯を作り上げ、土肥と共に近藤を痛めつけると、東京愚連隊と結託した河野が乱入して土肥を蹴散らし、KAZMAをイス盛りの上に叩きつけ、最後は近藤がキングコングラリアットの連発で3カウントを奪い勝利、試合後は納得しないKAZMAらが河野に対してデスペラードの名前をかけて完全決着を要求した。


 準決勝第2試合では征矢と黒潮が対戦、序盤は征矢が“ワイルド”、黒潮が“イケメン”コールを煽り、パフォーマンス合戦を展開するが、村山レフェリーが「仕事しろ!」と一喝してやっと組み合う。
 征矢はダブルチョップで先手を狙うが、黒潮は場外に逃れて征矢が追いかけると、反対側からリングインした黒潮がケブラータを発射、怒った征矢が追いかけるも、また反対側からリングインした黒潮がスライディングキックを発射するなどスピードで征矢を霍乱するも、調子に乗りすぎたのかエプロンからのクロスボディーは征矢がキャッチして場外ボディースラムで叩きつけられてしまう。
 リングに戻った征矢は腰攻めを展開して主導権を握るが、黒潮は延髄斬り、スワンダイブミサイルキックと反撃、デスバレーボムから側頭部へのミサイルキックと繰り出すとライオンサルトからムーンサルトで勝負に出るも、征矢は剣山で迎撃し串刺しワイルドボンバー、ブルドッキングヘッドロック、ネックブリーカードロップと攻勢に出る。
 征矢はワイルドボンバーを狙うが、黒潮は回転エビ固めで切り返し丸め込み技を連発し、ジャンピングハイキックから飛びつき雪崩式式フランケンシュタイナーを狙うも、踏ん張った征矢は雪崩式パワーボムで叩きつけ、最後はワイルドボンバー、デスバレーボムから背後からワイルドボンバー、正面からのワイルドボンバーと畳み掛けて3カウントを奪い決勝へ進出となるも、デスバレーボムを仕掛けた際に古傷の左足を痛めてしまう。


 決勝戦は近藤が征矢の左足を攻めれば、征矢は近藤に右腕を攻めるなど互いのウイイークポイントを攻めるが、近藤の左足攻めが優り、パワーダウンした征矢は押され始める。
 征矢はショートレンジのワイルドボンバーの連打からフライングラリアットで反撃うすると右腕攻めを展開、エプロンからのブレーンバスターを狙うが、踏ん張った近藤は征矢の後頭部にキングコングラリアットを炸裂させ、エプロンの攻防から近藤がKUBINAGEを敢行する。
 近藤はランセルセからキングコングラリアットを連発するも、征矢は正面から受けきり、ならば近藤は後頭部へのキングコングラリアットから胴絞めスリーパーで捕獲、だが征矢は強引に立ち上がってブレーンバスターでぶっこ抜き、近藤のローキックを喰らっても、構わずワイルドボンバーを炸裂させデスバレーボムで叩きつける。
 征矢は勝負を狙ってワイルドボンバーを狙うが、近藤のキングコングラリアットと相打ちに、そしてラリーとなるが近藤が打ち勝つと垂直落下式ブレーンバスターから再度キングコングラリアットを狙う、しかし征矢がカマイタチ式ワイルドボンバーで迎撃し、腕と腕がぶつかり合うと右腕のダメージが残る近藤が競り負け、最後は征矢が背後からのワイルドボンバーから正面へのワイルドボンバーで3カウントを奪い、W-1 GPを制覇した。


 試合後は征矢がKAIの保持するW-1王座への挑戦を表明して、“ワイルドに行こうぜ!”で締めくくったが、全日本からWRESTLE-1へ移籍後は長期欠場明けもあってかベルトには縁がなかった、しかし“new Wild Order”を結成し真田聖也や船木誠勝の離脱もあってW-1のトップの一角に食い込み、今回のトーナメントで結果を出した。
 GET WILDの相棒だった大森隆男は全日本プロレスで三冠ヘビー級王座を奪取してシングルプレーヤーとして結果を出した、今度は征矢がWRESTLE-1で結果を出す番、WRESTLE-1でワイルド時代を築けるか、KAI戦は征矢にとっても大勝負となる。

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