IGF
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こちらも落としどころが見当たらない?暴走王が藤田和之を逆襲撃も藤田のパンチに怯える!?
IGF「GENOME25」福岡大会で行われたIGFチャンピオンシップ(王者)藤田和之vs(挑戦者)エリック・ハマーは、藤田がハマーのパワーに苦しめながらも裏四の字固めなどの足殺しで活路を見出し、最後も裏四の字固めでギブアップを奪って王座を防衛したが、試合後には暴走王(小川直也)が乱入、「この前の仕返しに来たぞ」とSTOを決めるも、藤田はすぐ立ち上がってパンチを狙うが、暴走王は距離を置いて「藤田、近いうちにやろうぜ!」と姿を消してしまったという。
藤田は試合後のコメントでは「STOは本物だけど、相変わらずモタモタしているな、来るなら来いよって。あんな逃げ腰で挑発されてもね、そこに本気が見えてこない、距離や間合いで本当の気持ちがわかるから」と藤田のパンチを避けるように去っていった暴走王をバッサリ斬り捨てた。
藤田vs暴走王に関しても暴走王がいくら再戦をアピールしても、2月のTDC大会では藤田の殴打を狙いながらも逆に殴られ、今回もSTOは決めるが藤田のパンチから避けるなど、相変わらず暴走王の本気が見えてこないことから再戦も組みようがないといったところだ。
今大会は珍しく総帥であるアントニオ猪木の総括が報道されなかったがIGFの藤田vs暴走王路線に関しては「勝手にしろ」と不干渉の構えは崩していない、いくら猪木でも肝心の暴走王が腰が引けているんじゃ興味を示さない。
藤田や猪木が対暴走王を終わりにしたがっていても、暴走王もやられっぱなしでは沽券に関わるだけに簡単には引き下がることが出来ない、全日本プロレスも白石オーナーとの対立で落としどころが見つからないが、IGFも藤田vs暴走王で落としどころがなかなか見えてこない・・・PR -
藤田和之が暴走王を試合直前で殴打も無意味に終わる?!
去就が注目された藤田和之は2月23日にTDCホールで開催された「GENOM24」に出場、第1試合で定アキラと対戦したが2分あまりでサイドバスターからの逆片エビで完勝、藤田は観客に何もアピールせずに退場、マスコミからの問いかけもノーコメントで控室に消えたという。
しかしメインの澤田敦士vs暴走王(小川直也)の試合直前に突然藤田が乱入し「仕掛けるってのはこうやるんだよ」とマイクでアピールしてから暴走王をぶん殴る暴挙を働き、藤田は「俺は試合しに来てねぇ。このイベントぶち壊しに来た。あーすっきりした」と吐き捨てて去っていったという。暴走王はアントニオ猪木の古希パーティーで「今のIGFに足りないモノを注入してやれってことだよ。今日も会長の古希のお祝いをするついでに、藤田に一発お見舞いしてやろうと思って来たのに、藤田はいないし見事に肩透かしを食った。空振りだよ。このまま勝ち逃げか? 藤田に関わるとロクなことがねえよな。ガッカリだよ」と吐き捨てていたが、試合当日で逆に藤田に殴られる結果となってしまった。
暴走王はダメージを負ったまま澤田と対戦し序盤こそは防戦一方だったが、STOの連発から胴絞めスリーパーで勝利を収めるも、試合後には「澤田、成長したなぁ!ビックリしたよ」と先に澤田を称えてから、「藤田! やることやって帰ってんじゃねぇよ。俺が負けたんだ、俺が挑戦しにいくよ。藤田、次は許さねぇそ。次は試合前に俺が出ていくぞ。」とアピール・・・藤田に試合前に殴られるという屈辱を浴びながらも、先に澤田を称えるとは・・・藤田にしてみれば暴走王が自身のブログに大晦日の試合で「藤田に(セメントを)仕掛けた」とブログで強調していたことで“仕掛けるのはこうやるんだ”というものを示したのと、暴走王を“擁護”していると見ている猪木やIGFに赤っ恥をかかせるために暴走王を襲撃したつもりだったが、、週刊プロレスのインタビューでアントニオ猪木が「小川に一番足りないのは怒りとか、言い方を変えれば殺伐とした勝負に挑む姿勢、そこを思い出して欲しい」と苦言を呈していたとおり、皮肉にも藤田の暴挙は猪木が望んでいた通りとなってしまったが、肝心の暴走王は藤田への怒りを後回しにして先に澤田を称えるなど相変わらず方向違いのアピール、結局藤田のテロ行為は無意味に終わってしまったようだ。
藤田vs暴走王の再戦はあるのかというと、現時点では難しい。いくら暴走王の周囲が暴走王に殺気が戻っているといっても、猪木には殺気が失っていると見抜いている。IGFは今後も暴走王を使うのかというと、猪木は暴走王をあてにしてないのは確かであり、今の暴走王では藤田vs暴走王の再戦はGOサインは出せないどころかまた暴走王にはフェードアウトしてもらうかもしれない。 -
アントニオ猪木と武藤敬司が11年ぶりに対面、棚橋弘至を含めた3ショットが実現も・・・
IGF総帥のアントニオ猪木、全日本プロレス総帥の武藤敬司、新日本プロレスのIWGPヘビー級王者である棚橋弘至が『プロレス写真記者クラブ創立30周年記念報道展「甦る激闘の記憶」』のオープニングセレモニーに参加、三者による3ショットが実現した。
猪木と武藤が対面するのも武藤が全日本へ移籍して以来で11年ぶり、武藤が全日本へ移籍した際には猪木は武藤を批判し、また「全日本なんてあと半年で潰れる」と発言したこともあって険悪化し、また2011年の8月のALL TOGETEHRでも諏訪魔が猪木を批判したことでIGF側も怒り、新日本同様に全日本もIGFとは一触即発になりかけた。
ただ最近はIGFも猪木が社長に復権してからは猪木個人としてなのか新日本を含めた他団体に歩み寄りの姿勢を見せ始め、その結果猪木と棚橋の対談が実現した。猪木と武藤の対面は互いに多くは語らなかったが笑顔で握手するなど和気藹々とするものだったという。
猪木と武藤、そして棚橋が肩を並べるというのは喜ばしいことでもあり、棚橋も二人に並んでも劣らぬ存在になったのも喜ばしいことだが、新日本と全日本を敵視し否定しているIGF側とすればある意味困った3ショットなのかもしれない、それを考えると猪木と新日本、全日本との関係もまだまだ雪解けというわけにはいかないようだ。
またIGF2月23日TDC大会のカードも続々と決定しているが澤田敦士が熱望している暴走王戦は未だに白紙状態、また藤田和之も相変わらず音信不通が続いる。藤田vs暴走王の結論に関してはいずれ書くが藤田が現れなかったら責任を投げたと思わざる得ない。 -
澤田敦士が対暴走王に名乗りも・・・藤田和之は相変わらず音信不通
2月23日IGF・TDCホールのカードが発表され、石井慧は「PRIDE34」で藤田和之を破ったジェフ・モンソン(MMAルール)、また暴走王(小川直也)の対戦相手には澤田敦士が名乗りを挙げ、サイモン・ケリー渉外担当に直訴した。
暴走王と澤田が対戦するのは2011年8月27日の両国大会以来、試合は暴走王が圧倒的な強さを見せ勝利となり、この時は暴走王は健在なりと思われていたが、後になってアントニオ猪木が「誰も小川の相手を嫌がった」と対戦相手が澤田しかいなかったということを暴露した。
今回の相手も澤田となったが、正直言って暴走王と噛み合う相手は故・橋本真也、川田利明、そして澤田しかいない。サイモン氏は「まだ決定ではない」としながらも、暴走王の相手は澤田しかいないと判断して決定するのではと思う。
また藤田に関してはサイモン氏は「(連絡は)全然まだです」と平行線で、2月23日に来場しなければベルト剥奪という姿勢は崩さなかったが、「試合には出ると信じてます」「なんだかんだで戻ってくると思います」と藤田に戻ってきて欲しいという姿勢も見せた。
IGFも暴走王をエースに戻したとしても、噛み合う相手が澤田しかいないのでは不安がある、ジェロム・レ・バンナやピーター・アーツ、またジョシュ・バーネットもこれから頻繁にIGFに来れるかどうかもわからない、そういった現状を考えると藤田に戻ってきて欲しいというのが本音でもあるが、藤田自身が猪木だけでなくIGFにも不信感を抱いているうちは難しいのではと思う。 -
暴走王がIGFに参戦が決定!藤田vs暴走王の再戦はあるのか?
暴走王(小川直也)と石井慧が2月23日に開催されるIGF・TDCホール大会に参戦することを発表した。IGF側の正式見解はまだだが(IGFも公式発表した)共に交渉中となっていることから、石井はともかく暴走王がゴネない限り決定と見ていいと思う。(ただ記事を掲載した日刊スポーツはあくまで石井がメインで暴走王はついでと扱っているのは気になったが・・・)
アントニオ猪木だけでなくIGF側も最も敬遠する暴走王をなぜ起用しようとするのかわからない部分があるが、わかるのは猪木は暴走王を毛嫌いしている姿勢だけは崩していないが利用価値はあるということ、猪木は自身のことを批判し新日本プロレスを飛び出した長州力を再びリングに挙げたが、猪木の寛大さではなく利用価値があるからこそ長州を新日本のリングに挙げた。暴走王も利用価値があるからこそ交渉に応じた、利用する理由は猪木の中では藤田vs暴走王の再戦を実現させる意志があるということだ。
再戦に関しては藤田和之がIGF側との話し合いに応じていないため現時点では可能性は低い、また暴走王も2月の大会に上がったとしてもIGF側のコントロールを受け付けないため今後の態度次第では今後出場するのかどうかもわからない。しかし猪木はそういったドタバタを起こすのを敢えて好む、暴走王にゴネられてドタバタされるのは御免だが、現在のIGFは誰が何と言おうが猪木が実権を握り、猪木自身がドタバタを起こしていい団体、再戦が決定するとなれば猪木プロデュースの藤田vs暴走王になると思う。
しかし再戦するにあたってはプロレスルールでも事前にある程度のことは決めてもいいと思う、今週の週刊プロレスで田山正雄レフェリーの見解を読んだが、試合直前でサブレフェリーを設けるのは良くなかった、大事な試合だからこそ事前にルールやレフェリーなどを確認すべきだったのではと思う、和田京平レフェリーは「自信を持って裁きなさい、レフェリー次第では試合が壊れることがあるから」と述べていたが、レフェリーも試合にとって重要な部分でもあるのだ。 -
IGFが藤田和之のベルト返還を否定・・・現在のIGFは暗黒時代!?
IGFのサイモン・ケリー取締役が藤田和之がIGFベルトを返還してきたことに対して「スタッフが混乱して間違えました。ベルトは送り返されていません」と見解を述べと藤田がベルトを返還したことを否定、また「2月23日に来なかったら、ベルトは返上と見なします」と2月23日TDC大会に現れなかったらベルトを剥奪と最後通牒を突きつけた。
サイモン氏が藤田がベルトを返したことに関しては否定したが、現在IGFの手元にベルトがあるのかどうかは不明、普通ならチャンピオンベルトは団体側が管理しているものだが、新日本プロレスがサイモン社長時代にブロック・レスナーがIWGP王座を奪取したが、ベルト(3代目)はレスナーに手渡されたままでアメリカに持ち帰られてしまい、剥奪されても帰さなかったこともあった(現在は回収)だけに藤田に手渡したまま本人が管理している可能性も否定は出来ない。
またサイモン氏の見解を聞く限りでは“IGFには藤田が必要”という意思があるのは確かだが、あくまでサイモン氏の見解に過ぎず、実権を握っているのはあくまでアントニオ猪木なだげに、猪木次第ではどう転ぶかわからない。
現在のIGFは実権を握っている猪木に振り回されているというか、暗黒時代の新日本プロレスのような感じになってきている・・・・ -
猪木が藤田和之のIGF離脱を容認・・・藤田がチャンピオンベルトを送り返していた!
アントニオ猪木が昨日会見を開き、大晦日での不穏試合でIGF離脱を匂わせる発言をした藤田和之に対し「出ないなら出ないで構わない。IGFでもう1回歓声を浴びる機会を作って、それを捨てるなら構わない」と突き放す発言をしたが、年明けの4日以降に藤田が保持していたIGF王座を送り返してきたことが明らかになった。
IGF側も藤田と話し合いを求めていたが、藤田は大晦日以降は音信不通状態、渉外担当のサイモン・ケリー氏もツイッターで藤田に連絡を求めるなどしてきた、しかしベルトを一方的に送り返すということは返上を意味する、藤田は藤田でIGFのエースの座を投げ出す覚悟であり、猪木は猪木で勝手にしろで突き放す、一番困惑しているのはIGF側なのかもしれない。
自分の意見とすれば、藤田自身が「IGFはこれからの団体」と言い切ってエース宣言をした以上、こんなことで投げ出して欲しくない、投げ出してしまったらエース宣言は所詮口だけで、口だけでエースの座を全う出来なかった暴走王と同じになってしまう。幸い次回大会までに一ヶ月以上もあるだけに時間はあるものの、現時点では難しいといったところだ。
また藤田が離脱決定となれば軸になるエースがまたしても不在の状態になってしまう、暴走王は復権するのかというと内部からも反発どころかIGFがまた迷走時代に戻る危険性があり、鈴川真一や澤田敦士、鈴木秀樹の3Sはまだエースの器ではない、結局IGFは“オレがいなければ何も出来ないのか”と考え、現役レスラーではない猪木しか頼るものはいない。猪木も70歳、いつまでも“元気”という虚勢を張り続けなければならないのか・・・ -
自分抜きでやれるのかと不安視しても、他人には任せられない・・アントニオ猪木の抱える苦悩とは!?
(藤田が『アンタがまた仕掛けたんかい!』と激怒した事に関して)「オレに突っかかるしかねえんだろ、だって他に突っかかれないじゃん、客に怒れないんだろうし、そんなことオレは全然気にしない、だって(小川戦)はオマエらが言い出したことだろ、オレが仕掛けたとか関係ないじゃん。筋違いだよ、これは」
(藤田が『悔しくて、涙が出てくる』と怒ったに関して)「なんで悔しいの?聞いてくれよ、自分達でやるって言ったじゃん、ルールなんてオレ決めてないじゃん。オレのほうは怒りを発進できて満足してますよ」(藤田の離脱に関して)「全然構わないよ、またベルト争奪戦やるしかない」
今日発売の東京スポーツ誌上でアントニオ猪木が藤田和之vs暴走王(小川直也)についてインタビューに答えたが、感想はやっぱり猪木は藤田vs暴走王実現に関しては不満を持っていたのがわかるインタビューだった。
何度も言うとおり藤田vs暴走王に関しては猪木は反対の姿勢を取り、マスコミに向けて何度も消滅とアピールしていた、しかし藤田と暴走王のやる気とマスコミが実現へ煽ったことで、猪木も周囲に押し切られる形で決定したが、この時点で藤田vs暴走王の主導権は猪木ではなく藤田に主導権を握られてしまった。おそらくだが蚊帳の外に置かれてしまった猪木は不満だったのではないだろうか・・・
猪木は「IGFは自分抜きでやっていけるのか」を不安に思っている、しかし他人に任せられない不安からか自分が干渉してしまう、藤田vs暴走王戦も二人を信用できないからレフェリーを通じて干渉してしまった。結局は他人に任せられないというのが本音だと思うし、新日本プロレスが暗黒時代を招いた原因の一つにもなっている。
猪木は「日本人の強烈なヤツを育成しないと・・・・オレが教えなきゃしょうがない」と自ら日本人選手育成に取り組むことを明かしたが、猪木は自分の体が満足に動けないから育成を宮戸優光氏に託し、現場責任者も宮戸や蝶野正洋、サイモン・ケリー氏に任せた、しかし猪木は他人に任せることは出来なかった。今の猪木は藤田どころか暴走王、鈴川真一いやサイモン氏ですら信用していないのではと思う。
高山善廣がツイッターで猪木を「ジジイ」「老害」と批判したことで賛否を呼んでいるが、IGFがそれを言いたいのではと思うし、今のIGFにとって猪木の存在が目の上のタンコブになりつつあるが誰もそれを言うことは出来ない。
猪木は自分のやりたいようなことをやるために新日本を飛び出し、IGFを旗揚げしたが、結局新日本時代と変わらなかった。今の猪木はIGFから疎んじられ孤立しつつあるような気がしてならない・・・ -
「子殺し」復活!?藤田和之vs暴走王は2012年度最後のミステリーだった
年越しプロレスを観戦しながらも気にしていたのはIGFの藤田和之vs暴走王戦、試合の合間に結果を見ていたのだが藤田がTKOで勝利ながらも不透明決着ってどういうことなんだと思ってしまった。
自分は帰りの新幹線の車中でYou tubeで更新されていた藤田vs暴走王戦を視聴したが、試合前に暴走王がミドルキックで奇襲をかけるも試合開始のゴングが鳴らず数人のレフェリーが分けられてから試合開始、普通なら奇襲で試合開始してもおかしくないのだが、レフェリーが神経過敏になりすぎている。試合は互いに間合いを図ってから藤田がタックルでコーナーに押し込みブレークもまた数人のレフェリーが分けようとする、しかし暴走王はメインレフェリーの田山正雄を突き飛ばしてから膝蹴りからミドルキックで強襲をかけると、藤田は場外に逃れるが暴走王はキックで追撃、藤田がヘッドロックを仕掛けても突き放した暴走王は再びキック、見た目は暴走王が隙を突いたかのように見えるが、プロレス的な攻防ではなく不意打ち的な攻撃だった。
藤田が「会長(アントニオ猪木)を呼べ」と言い出す、藤田が再び突進してコーナーへ押し込むも再び数人のレフェリーが分けに入るが両者共離れようとせず、藤田はサブレフェリーの和田良覚に噛みつき出す、再び組み合った両者は投げからマウントを奪いパウンドからスリーパーも解いてからバックを奪いサッカーボールキックの連打、藤田は場外に逃れたところで暴走王が先にグローブを外せば、藤田も外して素手、藤田はパンチで攻勢に出ると逆水車固めから気合を入れてパンチを落とすも、暴走王は避ける、しかし藤田は捕らえて頭部へのパンチの連打を浴びせたところで試合はストップ。暴走王もさすがに頭部を殴られたのかしばらく立てなかった。
試合後に藤田が猪木を呼び出し「オイ、会長! 何だよ、コレ! また仕掛けたな? やるならテメーら2人でやってろ。俺はやめた」と引き上げてしまうと、暴走王も今まで視線すら合わせようとしなかった猪木に対して「俺は納得いってねぇからな! 何だこれは! いつからあんな弱腰になったんだ。ふざけるんじゃねぇ!」と糾弾、猪木も怒り出して「遅過ぎたんだ! 10年前だったら天下盗れんだよ!、「今からでも遅くねぇよ。今から世界から強豪が来るんだよ。選手をケガさせるのが目的じゃない。というわけで......」と締めくくろうとしたら罵声は収まらず、は「客もそれくらい怒ればいいんだ! そのくらいの怒りがあるなら俺が全部背負ってやるわ! 今年もあと何時間もありません。ふざけるな、この野郎! かかってこい!」とキレて「1・2・3ダー!」で強引に締めくくってしまった。
感想はというと藤田は猪木と暴走王はグルなのではと疑っているが、暴走王を毛嫌いしている猪木がここにきて暴走王と組んで藤田をハメるとはありあえない、自分の見解だが猪木は藤田が「小川を潰す」「小川を暴走させた上で葬り去る」と公言していたことからセメントを仕掛けると考え、猪木は避けさせようとしてレフェリー数人体制をとった、しかし藤田からしてみれば“話が違う”だと思う、藤田は暴走王を挑発しているが凄さは一応認めているし、橋本真也を潰した頃の暴走王を呼び起こして勝つつもりだったはず、藤田は猪木に裏切られたのではなく、猪木は藤田を信用していなかったのではないだろうか・・・
金沢克彦氏は「一度は追放宣言した小川をリングに上げた猪木が、彼を守りに入った。そう感じた瞬間、藤田のなかですべてが崩れ去った」とコラムにてコメントしているが、なぜここにきて暴走王を守ろうとしたのか、やっぱりダメな子ほど可愛かったからなのか・・・暴走王が猪木を弱腰と罵ったのはある意味的を得ているしレフェリーたちの行動に全て現れていたと思う、和田京平レフェリーは「レフェリー次第で試合はより面白くなるし、逆にレフェリーが足を引っ張ることもある」とコメントしたことがあるが、藤田vs暴走王に限っては試合の足を引っ張ったのは弱い部分を出してしまった猪木だった。 -
鈴川真一の相手は石井慧ではなくミルコ・クロコップ!
大晦日のIGF「INOKI-BOM-BA-YE2012」にミルコ・クロコップが参戦し鈴川真一との対戦が決定したことがクロアチアのMMAサイトが報じた。
当初鈴川はアントニオ猪木の命令で石井慧との対戦が決まりかけていたが、石井側が拒否しMMAルールでティム・シルビアとの対戦となった、猪木はパキスタンから帰国し会見に応じたが石井のことを聞かれると表情が変わり、石井のことに触れず即パキスタンの話題にするなど不機嫌、猪木からしてみれば石井は商品価値が落ちて扱いやすいと考えていたのだろうが、石井自身はそうは思っていなかったようだ。
ミルコのIGF参戦はUFC離脱時から浮上していたが、ミルコがK-1グローバルと契約したことで断念していた、しかしここに来てのミルコの参戦はミルコとK-1グローバル側との関係に変化があったのか、それともK-1グローバルと敵対しているGLORYサイドに対する牽制なのかわからないが、最近K-1グローバルもECOMが経営悪化を理由に筆頭株主ではなくなったという話があったことから、ミルコ側の事情が変わったと見ていいと思う。
鈴川にとってミルコとの対戦はチャンスではあるけど、自分としたら過去の因縁を考えて藤田和之戦を見たいというのが本音でもある -
石井慧が選択したのはDREAMではなくIGF、対戦相手に鈴川真一が浮上!
柔道の北京オリンピックの金メダリストである石井慧が大晦日の「INOKI BOM―BA―YE 2012」に参戦することがほぼ決定となった。
IGFの総帥であるアントニオ猪木も石井と交渉していることを認め、IGF側も対戦相手に関して鈴川真一が最有力候補として挙がっているという。
石井の試合は大晦日の「元気ですか!」でのエメリヤーエンコ・ヒョードル戦以来、その後は試合が組まれてもキャンセルが続くなど実戦から遠ざかっていた。
今まで石井は澤田敦士やサイモン・ケリー氏取締役との仲もあって何度もIGF参戦の話はあったのだが立ち消えとなり、猪木も是非という選手でもなかったのでオファーはかけなかった。そして今年も石井はIGFだけでなくDREAMからもオファーがかかっており争奪戦になっていたのだが石井が選択したのがIGFだった。
猪木は「強いというイメージはないでしょ、(昨年のヒョードル戦で)ああいう負け方しているし」とコメントしているとおり、猪木の中ではFEGやTBSの後ろ盾がなくなった石井はヒョードル戦での惨敗で商品価値は落ちているし、金メダリストという威光もない、それを状況を考えるとIGFも声をかけやすかったのかもしれない。
石井の相手は鈴川になるかどうかはまだ正式決定ではないし、プロレスでの試合になるのかどうかもわからない、ただ石井がどういう気持ちでIGFのリングに臨むのか・・・・
またIGFの準レギュラー的存在でもあるミノワマンも「INOKI BOM―BA―YE 2012」に参戦が決定、総合ルールで外国人選手と対戦するという。
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藤田和之vs暴走王が正式決定・・・・IGFはドタバタを選んだ
IGF12月31日「INOKI BOM-BA-YE 2012」のメインカードが発表され、アントニオ猪木の発言で消滅となっていた藤田和之vs暴走王(小川直也)に正式決定した。
これを聴いたときは思ったことはIGFは敢えてドタバタを選んだこと、暴走王を嫌いまた国際的な試合をと考えていた猪木にしてみればどうしても藤田vs暴走王は消滅させバティスタ戦をプッシュしたかったはず、そのために東スポではなく日刊スポーツに敢えて消滅と断言したのではと思う。しかし東スポだけでなく他のマスコミが藤田vs暴走王戦を煽ったのと、藤田のやる気、また一応だが暴走王もやる気をマスコミにアピールしたことを考えると、周囲に押し切られて決まったカードでもある。
ドタバタもIGFらしさかもしれないが、暴走王はマスコミに“やる気がある”とアピールしても、後になって何を言い出すかわからないだけに、大会いや試合直前までドタバタがあると思わなければならないし、今回のドタバタは猪木だけでなくIGFも臨んでないドタバタであると思わなければならない。 -
IGFvsGLORY&DREAM、大晦日戦争へと突入!
昨日の追記でも更新したとおり、大晦日に開催されるDREAMが12月2日幕張で開催される予定だったGLORYと合体、みそかに「DREAM.18&GLORY4~大晦日 SPECIAL 2012~」として開催されることになった。
出場する選手も2日に出場する予定だったピーター・アーツ、セーム・シュルト、レミー・ボンヤスキー、長島自演乙☆雄一郎がそのままスライドして参戦、またIGFだけでなくTBSからボクシングでの試合をオファーされているジェロム・レ・バンナに関してもバス・ブーン代表が「けがの治り具合次第だが、契約選手なので大丈夫なら出場してもらう」と、あくまでGLORYを優先という姿勢をみせた。これでバンナ、アーツ、自演乙のIGF出場にはストップがかかってしまい、昨年大晦日興行を合同で開催したIGFとDREAMは敵対することになった。
IGFの看板の一角であるバンナとアーツがGLORYに押さえられてしまったのはIGFにとっても手痛い、おそらくIGFも2日に予定通りに「GLORY4」が開催されていたらバンナやアーツにもオファーをかけていたはず、それにGLORYが大晦日にスライドされるだけでなくDREAMが大晦日に予定通り開催されることは猪木やIGFにとっては想定外だったのでは・・・、また総帥であるアントニオ猪木も「DREAMは信用がない」などコメントするなどしていたことから、大晦日にはDREAMは開催されないと考えていただろうし、IGFも「DREAMはもうダメだろう」と考えて大晦日興行に踏み切った。ところがDREAMはGLORYの傘下に入って大晦日興行を継続し、2日に開催される予定だったGLORYが大晦日にスライドしてしまい興行戦争になってしまった。さすがの猪木やIGFも大きく読み間違いをしてしまったのかもしれない。
IGFvsGLORY&DREAMの戦争は、最初にIGFが開催を発表したことで先手を取ったが、資金力のあるGLORY&DREAMに大きくリードを許してしまった、現在IGFとGLORY&DREAMは石井慧の争奪戦を繰り広げているようだが、いくらIGFが石井を獲得しても形勢が変わるとは思えない、そうなると現在消滅状態である藤田和之vs暴走王(小川直也)をやるしかないのか、猪木も「INOKI BOM-BA-YE 2003」の二の舞だけは避けたいはずだが・・・ -
暴走王は逃げた!?藤田vs暴走王が消滅した理由!(追記あり)
IGFの大晦日大会「INOKI BOM-BA-YE2012」の概要がやっとIGFの公式HPで発表された。メインカードの藤田和之vs暴走王(小川直也)が正式決定しないままの見切り発車での発表となったが、同じ日に開催されるDREAMや年越しプロレスもまだ対戦カードが決まっていないことから条件は同じ、対戦カードもこれからといったところだろう。
ところで藤田vs暴走王はどうなるのかというと金沢“GK”克彦氏が携帯サイト「KAMINOGE MOVE」(カクトウログさん)より背景が明かされた。
KAMINOGE MOVE」(カクトウログさん)より
なにがここまで藤田を熱くさせたのだろうか? これもIGF関係者からの情報というか噂話なのかもしれないが、10・16大会の試合前か、あるいはIGF道場か事務所のどこかで、たまたま小川と藤田が出くわして、少しの間、会話したという。そのとき、小川が終始尊大な態度をとったうえで、藤田のことを「オマエ」と呼んだというのだ。そこに同席した関係者によれば、その直後、藤田の顔色が変わったという。
また、べつの記者に聞いてみたところ、別れ際に藤田が「それじゃあ(対戦が決まったら)よろしく」と握手の手を差し出したところ、小川はイスに座ったまま無言で握手に応えたのだと言う。これも通常ではあり得ない。
ズバリ、藤田は小川戦に関して、総合ルールでの完全決着戦を申し出たのではないだろうか? 逃げ道なしの完全決着戦。もし、IGFルールなら、小川は得意のノ―コンテストに持ち込むことだってできるし、反則負け、反則勝ちであれば、それほど傷はつかない。
だが、総合ルールなら、そういう逃げ道は塞がれてしまう。藤田は、すべてを清算するために、総合ルールでの対戦を猪木、あるいはサイモン氏に強硬に訴えた。最初からIGFルール、つまりプロレスルールだと思っていた小川は仰天して対戦を拒んだ。そんな話は表に出すわけにはいかない。だから、自然消滅のようなかたちとなって、藤田vs小川戦の話題は消えていった。そんなところではないのだろうか?
もちろん、こんな話を藤田に聞くことはできない。いままでもずっとそうだった。彼はヒントはくれても、核心部分は話さない。団体側や対戦相手に迷惑を掛けたくない。そういう気配りが人一倍強い人間であるからだ。
だから先だって、藤田に遠まわしに確認してみた。
「東スポにああいう記事があったけど、大晦日の小川戦は消えたの?」
藤田の答えはこれだけだった。
「これ以上言うと、ボクの嫌いな弱い者イジメになってしまいます。なにか(猪木)会長やサイモンさんが有名なガイジン選手を候補に探しているような話は聞いてますけど」
どうやら現段階で、藤田vs小川戦は消滅したと考えたほうがよさそうだ。そしてあえて言うなら、やはり小川直也は逃げたということである。この話が事実だとしたら暴走王からしてみればプロレスルールでの試合と思っていたことから“話が違う”ということだと思う、しかし藤田にしてみればプロレスルールだと暴走王は藤田の言うとおり“プロレスは片手間程度”にしか考えていないことから、しょっぱい試合になって不完全燃焼に終わるのではと考えた上で総合ルールでの試合に拘っているのではないだろうか?
金沢氏は藤田を代弁するか、また仕掛けるかのように“逃げた”と表現しているが、暴走王はバラエティー番組で“男気”で売っていることから、これを知ったら怒り反論すると思う、それで藤田の要求を飲んで試合をするのかというと、暴走王の性格を考え、藤田が譲らない限りはありえない。それを考えると総帥であるアントニオ猪木が乗り気になれなかった理由もわかるような気がする・・・
(追記)また同じ日に開催される「DREAM」は12月2日に開催される「GLORY4」との共同開催になることが発表された。
最近12月2日幕張で開催される予定だった「GLORY4」のチケット販売が急に停止となっていたのだが、12月中に同じ系列のイベントが開催するとなれば客入りにも響く、また「GLORY」をアピールするには幕張よりも、さいたま・スーパーアリーナのほうが大きくアピールできるのではという判断もあって、共催という形になったのではないだろうか?
出場予定選手にピーター・アーツ、セーム・シュルト、レミー・ボンヤスキー、セルゲイ・ハリトーノフ、エロール・ジマーマンの名前が加わったが、これに伴いアーツのIGF出場がなくなったと見ていいと思う。またTBSからボクシングでの試合のオファーを受けているジェロム・レ・バンナの名前も現時点では見当たらないのも気がかりである。
また気になる話として石井慧がIGF、DREAMの双方からオファーを受けていることが明らかになった、IGFはUFCで活躍しているランペイジ・ジャクソン戦、DREAMはIGFにも参戦経験のあるティム・シルビア戦のオファーを受けているという、しかしIGFに関してはランペイジはUFCとの契約もあり1月26日に試合も入っているということから可能性は低い、それを考えるとDREAMに参戦が濃厚なのだろうが、石井はサイモン・ケリー氏や澤田敦士とのつながりがることからIGFの可能性もある、しかしなぜIGFはランペイジ戦のオファーを出したのか、最近ランペイジはUFCの代表であるダナ・ホワイトとの関係が悪化しつつあるという話は聞いているが・・・, -
全権復帰、藤田vs暴走王消滅で見え隠れする猪木の不安
東京スポーツ誌上でIGF総帥で社長であるのアントニオ猪木が大晦日大会へ向けて全権復帰と報じた。
理由はこれまでマッチメークを担当しているサイモン・ケリー取締役への不満、IGFは宮戸優光氏が退いたあとはサイモン氏が現場監督に復帰していたが、9月の愛知大会の内容に怒り、サイモン氏の解任や他のマッチメーカーを用意するなどを示唆していた。
全権復帰に向けてまず実現へ向けて動いていた藤田和之vs暴走王(小川直也)の消滅が決定的となった。藤田vs暴走王に関してはIGF的にはGOサインを出していたものの、猪木は藤田がやる気でも暴走王側にやる気がまだ見えていないと考えていることからGOサインを出していなかった。
IGFの大晦日大会は猪木にしてこれからも恒例化していきたいし、大失敗した「INOKI BOM-BA-YE 2003」のトラウマもある、藤田vs暴走王は暴走王の今までの試合を見ると凄い試合になるかどうか不安があるし、しょっぱい試合になる可能性も否定できない。、ましてDREAMも大晦日興行開催を決定し始動したことから、猪木の中に大会を成功させるためには不安要素は取り除きたいという考えがあるのではと思う。
藤田vs暴走王の消滅はIGF的にはたまったもんじゃないだろうがサイモン氏は既に猪木に投げてしまい白旗を掲げていることから、猪木任せになってしまっている状態、しかし藤田が猪木の考えに納得しても暴走王が納得するかどうか・・・、そして猪木に全権を任せてしまったことで、IGFは猪木依存は抜けきっていないことも露呈してしまった。猪木は“IGFはオレ抜きでやっていけるのか”という不安を常に抱えている。しかしIGFにとってもそれが一番のタブーなのかもしれない。