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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

「子殺し」復活!?藤田和之vs暴走王は2012年度最後のミステリーだった

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「子殺し」復活!?藤田和之vs暴走王は2012年度最後のミステリーだった

 年越しプロレスを観戦しながらも気にしていたのはIGFの藤田和之vs暴走王戦、試合の合間に結果を見ていたのだが藤田がTKOで勝利ながらも不透明決着ってどういうことなんだと思ってしまった。


 自分は帰りの新幹線の車中でYou tubeで更新されていた藤田vs暴走王戦を視聴したが、試合前に暴走王がミドルキックで奇襲をかけるも試合開始のゴングが鳴らず数人のレフェリーが分けられてから試合開始、普通なら奇襲で試合開始してもおかしくないのだが、レフェリーが神経過敏になりすぎている。

 試合は互いに間合いを図ってから藤田がタックルでコーナーに押し込みブレークもまた数人のレフェリーが分けようとする、しかし暴走王はメインレフェリーの田山正雄を突き飛ばしてから膝蹴りからミドルキックで強襲をかけると、藤田は場外に逃れるが暴走王はキックで追撃、藤田がヘッドロックを仕掛けても突き放した暴走王は再びキック、見た目は暴走王が隙を突いたかのように見えるが、プロレス的な攻防ではなく不意打ち的な攻撃だった。
 藤田が「会長(アントニオ猪木)を呼べ」と言い出す、藤田が再び突進してコーナーへ押し込むも再び数人のレフェリーが分けに入るが両者共離れようとせず、藤田はサブレフェリーの和田良覚に噛みつき出す、再び組み合った両者は投げからマウントを奪いパウンドからスリーパーも解いてからバックを奪いサッカーボールキックの連打、藤田は場外に逃れたところで暴走王が先にグローブを外せば、藤田も外して素手、藤田はパンチで攻勢に出ると逆水車固めから気合を入れてパンチを落とすも、暴走王は避ける、しかし藤田は捕らえて頭部へのパンチの連打を浴びせたところで試合はストップ。暴走王もさすがに頭部を殴られたのかしばらく立てなかった。


 試合後に藤田が猪木を呼び出し「オイ、会長! 何だよ、コレ! また仕掛けたな? やるならテメーら2人でやってろ。俺はやめた」と引き上げてしまうと、暴走王も今まで視線すら合わせようとしなかった猪木に対して「俺は納得いってねぇからな! 何だこれは! いつからあんな弱腰になったんだ。ふざけるんじゃねぇ!」と糾弾、猪木も怒り出して「遅過ぎたんだ! 10年前だったら天下盗れんだよ!、「今からでも遅くねぇよ。今から世界から強豪が来るんだよ。選手をケガさせるのが目的じゃない。というわけで......」と締めくくろうとしたら罵声は収まらず、は「客もそれくらい怒ればいいんだ! そのくらいの怒りがあるなら俺が全部背負ってやるわ! 今年もあと何時間もありません。ふざけるな、この野郎! かかってこい!」とキレて「1・2・3ダー!」で強引に締めくくってしまった。


 感想はというと藤田は猪木と暴走王はグルなのではと疑っているが、暴走王を毛嫌いしている猪木がここにきて暴走王と組んで藤田をハメるとはありあえない、自分の見解だが猪木は藤田が「小川を潰す」「小川を暴走させた上で葬り去る」と公言していたことからセメントを仕掛けると考え、猪木は避けさせようとしてレフェリー数人体制をとった、しかし藤田からしてみれば“話が違う”だと思う、藤田は暴走王を挑発しているが凄さは一応認めているし、橋本真也を潰した頃の暴走王を呼び起こして勝つつもりだったはず、藤田は猪木に裏切られたのではなく、猪木は藤田を信用していなかったのではないだろうか・・・


 金沢克彦氏は「一度は追放宣言した小川をリングに上げた猪木が、彼を守りに入った。そう感じた瞬間、藤田のなかですべてが崩れ去った」とコラムにてコメントしているが、なぜここにきて暴走王を守ろうとしたのか、やっぱりダメな子ほど可愛かったからなのか・・・暴走王が猪木を弱腰と罵ったのはある意味的を得ているしレフェリーたちの行動に全て現れていたと思う、和田京平レフェリーは「レフェリー次第で試合はより面白くなるし、逆にレフェリーが足を引っ張ることもある」とコメントしたことがあるが、藤田vs暴走王に限っては試合の足を引っ張ったのは弱い部分を出してしまった猪木だった。

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