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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

今年も大晦日という長い一日 上京編② IGFより楽しく過ごせた年越しプロレス

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今年も大晦日という長い一日 上京編② IGFより楽しく過ごせた年越しプロレス

 アイスリボンを終えたら一旦後楽園ホールを離れて電車で予約してあったホテルへ向かった、東京駅から直接後楽園ホールへ来たこともあって手荷物も多いし、カメラも充電切れ、チェックインの時間でもあったことで一旦後楽園ホールを離れた。ホテルに到着、荷物もある程度整理しカメラはスマートフォンも充電し少し寝てから再び後楽園ホールへと向かった。


 開場となって会場に入ると1面が潰され大日本とDDTのリングが設置されていた、Wリングマッチはアメリカでも行われたことがあるとは聴いていたが、こういう形で見られるとは思わなかったが、基本的には大日本のリングがメインで使用されDDTのリングはサブとして使用された。


 6時半にダークマッチ2試合が行われたが、トペの失敗が目立つ、自爆ではなくロープに体が接触してしまい引っかかったのだ、リングが慣れなかったのかどうかわからないが大丈夫なのかと思ってしまった。


  7時にK-DOJO代表代理で大会のメインである旭志織、DDTの鶴見亜門GM、大日本の登坂栄児統括、村田晴郎アナが登場してMC、団体対抗戦をメインテーマに掲げて大会はスタートした。


 第1試合ではDDTの高尾蒼馬vs大日本の橋本和樹が対戦、試合は打撃戦となるも体格のある和樹が制し、ZERO1参戦で得たのか大谷晋二郎ばりの顔面ウォッシュで試合の主導権を握る、終盤も和樹が押し捲るがPKをかわした高尾がドロップキックからのボマイエで逆転勝利、敗れた和樹は納得していなかったが、この二人の対戦はまた時間を置いてから見て見たいと思わせる試合だった。


 第2試合の大日本プロレスの石川晋也、666の忍vsK-DOJOの滝澤大志と佐藤悠巳は、WWE帰りの滝澤が堂々の試合振り、NOAH参戦時と違って別人を見ているようでチョップもパワーアップしてか会場全体に響き渡っていた。試合はNOAH参戦も決定している石川が卍固めで佐藤を降したが、自分的には滝澤のほうがインパクトが強かった。


 第3試合ではK-DOJOの総帥であるTAKAみちのくが登場、柏大五郎 PSYCOと組んでDDTのMIKAMI、マサ高梨、彰人組と対戦するが、TAKAはメインのリングでなくサブのリングで待機するなどボケっぷりを披露、試合は彰人がTAKAのジャストフェースロック狙いをアンクルホールドで切り返すなど追い詰めたが、TAKAがスーパーKで流れを変えると本家みちのくドライバーⅡで3カウントを奪い勝利、TAKAのみちドラ2を見るのも久しぶりだったが相変わらずの破壊力だった。


 第3試合終了後にはインターミッションとしてプロレス以外の対抗戦が行われ、まず第1Rに柔道対決が行われたが問題だったのはXWXから参戦したマッド・ボーンズで柔道着は着用しているものの柔道の経験がないらしく、対戦相手の中澤マイケルは場外へ投げ出されるなど柔道を無視した投げに苦戦を強いられてしまう。そこで火照ったマイケルが攻め込んで袈裟固めを決めるがボーンズもバックドロップで応戦する、しかしマイケルが大外狩りを決めて1本となり勝利となる。
 第2Rの石川、梶トマト、入江茂弘が参加したクイズはクイズなのか大喜利なのかグダグタの内容で、入江が制したものの結局クイズは意味があったのかと思ってしまった。
 第3Rの歌合戦は大日本プロレスは現在欠場中の河上隆一、DDTはMIKAMI、K-DOJOはリッキー・フジが参加、歌となるとリッキーが大本命だが、MIKAMIはきゃりーぱみゅぱみゅのコスプレをして対抗、結局リッキーが制したがMIKAMIは大会が終わるまでコスプレのままで通した。


 その後でインディーのお仕事大賞の表彰式が行われたが司会を予定していた三田佐代子女史が風邪で声が出ないということで欠席し、村田アナが司会を代行。第1部はニューカマー賞とベスト興行、ユニット賞が発表され、ニューカマー賞は大日本の塚本拓海、ベスト興行はDDT8・18武道館、ユニットはバラモン兄弟が受賞し、塚本と高木三四郎、カラテを加えたバラモン兄弟が登場したが会場を沸かせたのはバラモン兄弟でカラテがバナナを股間に当てて卑猥なポーズを見せるなど下ネタで大社長を吹き出させていたが、カラテバラモンも2012年は強烈な個性でブレイクした一人でもある。


 第4試合は三団体シンデレラ級王座決定ロイヤルランブルが行われたが、主役を奪ったのはカラテではなくユニオンの遠藤マメ。松井幸則レフェリーを陵辱して失神させ、大石真翔やヤス・ウラノのタイツをずらして半ケツにしたところで代役レフェリーに和田京平さんが登場、京平さんのレフェリングを見るのも久しぶりだが、清水基嗣にタイツをずらさせて半ケツ状態にさせるなど少し悪乗りしていた。、また話は前後するが我闘雲舞の興行を終えたさくらえみも登場、帯広さやかが我闘雲舞に入団したことで大張り切りしていて「さくらえみはシンデレラ」とアピールするも館内は大ヒンシュク、ロイヤルランブルは清水が制したが全体的な主役は遠藤マメでキャラ的には男色ディーノのライバルだと思ってしまった。


 第5試合のWリングによるTLCマッチ、竹田誠志が星誕期、MASADAと組んで沼澤邪鬼、ダニー・バボック、稲松三郎は沼澤と星誕期がイスチャンバラを展開すれば、足場を使っての攻防などめまぐるしい試合となるも、最後はMASADAがテーブル貫通式のダイビングエルボーで稲松から3カウントを奪って勝利、試合後は沼澤が「撤収」の掛け声から『8時だよ全員集合』の撤収のテーマが流れて足場やラダー、イスなどがすばやく撤収されていった。


 第6試合はガンドレッドマッチ。1番手にはバラモン兄弟とアントーニオ本多、佐々木大輔のモンスターアーミーが登場、試合途中に火野裕士が登場して匍匐前進で対戦するもスピードでケイに敗れてしまい、火野はショックで退場、シュウがウンコ攻撃をアントンに浴びせて丸め込む勝利となる。2番手には沖縄プロレスのめんそーれ親父とゴールデンパインが登場するが、パインは腕が傷だらけなのが少し気になったがパインのキスが親父に誤爆しOTRで脱落となってしまう。次はWXWのトミー・エンド、マイケル・ダンテが登場しバラモン兄弟はボウリング攻撃など急所攻撃で悶絶させるがケイがダンテのスピアーを喰らって脱落となる。続いてツトム・オースギとヘラクレス千賀のSOSが登場しSOSは空中戦で翻弄するがうっかりノータッチトペコンでトップロープを超えてしまいOTR退場、確か昨年も同じパターンで退場していたような気がするが・・・・、次は石井慧介と入江のチームドリフが登場し攻め込んでいくも石井がOTRで退場して脱落する。
 最後に登場したのはGET WILDではなく高木三四郎とアブドーラ小林による GET MILDが登場。大社長は早速大量のイスを設置して最近ハマっている城つくりに専念、アブ小やダンテは城が崩壊しないようにマイルドな攻防を展開する、次第にアブ小やダンテが城つくりに加わって完成するもエンドらが突っ込んで城が崩壊したところでOTRで退場となりMILDがガンドマッチを制したかに見えた、勝利のテーマである『GET WILD』が流れると征矢学と大森隆男のGET WILDがサプライズで登場し試合へと突入、征矢はアブ小にワイルドボンバー、大森は大社長にアックスボンバーを浴びせて勝利、GETWILDがしっかり締めくくった。


 第7試合の宮本裕向 木高イサミ 塚本拓海vs伊東竜二、ドレイク・ヤンガー、関根龍一による蛍光灯デスマッチは、蛍光灯デスマッチ初挑戦関根が蛍光灯に被弾してからは次々と蛍光灯の洗礼を浴び額だけでなく背中も血まみれになる、そして自分の座る側の蛍光灯がまとめて破裂すると自分の座席まで蛍光灯の破片が飛んでくる、大阪鶴見緑地や四日市オーストラリア記念館ではリングと客席の間は空けてあるのだが、後楽園でやる蛍光灯マッチは違うしスリルがある。
 終盤には蘇生した関根が蛍光灯を使って奮戦するも宮本とイサミのヤンキー二丁拳銃の連係に捕まり最後は宮本がファイヤーサンダーで勝利、この大会の中では一番のベストバウトだった。


 第7試合終了後にはインディーのお仕事大賞のベストバウトとMVPが発表されベストバウトは8・18DDT武道館の飯伏幸太vsケニー・オメガ、MVPはアブ小が受賞、表彰式にはアブ小と試合が組まれなかった飯伏が登場したが、賞に関しては順当といったところだと思う。


 第8試合は西村修にユニオンの福田洋が挑戦、福田はパフォーマンスを交えたアメリカンプロレスを展開すれば西村は古き良き時代のアメリカンプロレスを展開するもキャリアに優る西村が主導権を握る、途中遠藤マメの介入があって福田の反撃を許すも西村はペースを崩さず最後はニークラッシャーからのスピニングトーホールドで完勝となった。


 第9試合はK-DOJOの火野、大日本の関本大介、ユニオンの石川修司にK-DOJOのタンク永井、大日本の神谷英慶、ユニオンの妻木洋夫が挑んだチャレンジマッチは若手達がせめても火野らは受け流して圧倒、最後も火野が妻木に、関本が永井を同時にぶっこ抜きジャーマンを決めて完勝、貫禄の差を見せつけた。


 メインはDDTはHARASHIMAと男色ディーノ、K-DOJOは真霜拳號と旭志織、大日本は佐々木義人と岡林裕二による3WAYタッグ戦だったが、もうカウントダウンとなっており試合直前でシンデレラ王者となった清水の呼びかけで征矢や大森も加わってカウントダウン、元旦となったが同時にシンデレラ王座は失効され、清水は全選手から袋叩きにされて2013年はスタートとなった。ディーノが大日本勢を翻弄、セコンドの和樹がディーノのディープキスの餌食にされて失神すれば、岡林をサブリングに連行して嬲り、義人も旭もサブリングに連行され嬲られるなど、メインリングでは熱い攻防を展開するが、サブリングは完全に別世界となっていた。
 終盤は義人が旭を追い詰めるも、岡林はまたディーノに捕まりディープキスの餌食にされる、その間にHARASHIMAが蒼魔刀で旭を降すも、岡林とディーノのディープキスは継続、そして三種の神器のお告げにより全選手が揃って試合開始、会場所狭しと大暴れするもまだ岡林とディーノはディープキスを続けている、試合はアブ小が旭を下して勝利となった。
 岡林とディーノは放置されたまま、大日本勢も分けようとするもディーノの餌食に遭うなかアブ小の「愛してま~す」で大会は幕となったが、年跨ぎでプロレス観戦するのは初めてというか、IGFの結果を考えるといい年越しになったと思う。


 ホールを出て調子に乗った自分は明治神宮で初詣となったが、人出が多く待たされること2時間、終わったのは3時過ぎ、東京の人口の多さをナメていた・・・


本年もよろしくお願いします!

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