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秋山新体制発足も、厳しい中での船出
<プロレス格闘技DXより>
秋山準社長が12日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見し、新体制の人事を発表。1月1日付で大森隆男が取締役、青木篤志が選手会長にそれぞれ就任した。諏訪魔、曙と取締役の辞任が相次いだ全日本だが、このほど新体制によって再出発を図る。秋山社長からの要請を受け、大森が新たに取締役に就任。青木が選手会長を務めることになった。
この日、秋山社長同席のもと会見した大森取締役は「非常に重責であると同時に自分が生まれ育った全日本プロレス。日本一、いや世界一のマットだと信じていますので、これから隆盛していけるように尽力していきたいと思います」と所信表明。さっそく若手の練習を監督する立場となり、「これからますます自分のやることが増えてくると思いますので、一つ一つリングの上の試合と同じようにスキがないように頑張っていきたい」と誓うばかり。青木選手会長も「所属選手は少ないですし、チームも分かれてますから全部をまとめきれるか不安もあるんですが、選手は選手で全日本を盛り上げていきたい気持ちは一緒ですし、それをまとめて会社の力になれるように。所属の選手が一番ですから、そこはどんな形を使ってでもリングに反映させて面白くしていきたい」とリング上のさらなる活性化を見据えた。
親会社だったケーブルテレビ山形が昨年末をもって経営から離れた。新体制の舵をとる秋山社長も全日本の発展に決意を新た。同世代の大森を経営陣に迎え、「これからは自分たちでやらないといけない。きついのでお願いしたら二つ返事で快諾してくれたんでね。心強いです」と話した秋山社長は、「(11・27)両国も決まってるんで、その時には諏訪魔も復帰してるだろうから、いい形でいけるように頑張ります」と秋のビッグマッチもにらんで誓っていた。
【会見における秋山社長、大森取締役、青木選手会長】
▼秋山「このたび2016年1月1日付で大森隆男選手がオールジャパン・プロレスリング株式会社取締役に就任したことをお知らせします。また、選手会長に青木篤志選手が就任いたしましたことをお知らせします」――これからどのように全日本をよくしていきたい?
▼大森「非常に重責であるとともに自分が生まれ育った全日本プロレス。自分にとっては日本一、いや世界一のマットであると信じておりますので、これからますます隆盛していけるように尽力していきたいなと思ってます」
――どんな役割を担っていく?
▼大森「今は若い選手の練習を中心に見ておりますね。これからますます自分のやることが増えてくると思いますので、一つ一つリングの上の試合と同じようにスキがないように頑張っていきたいなと思います」
――同世代の大森選手が取締役になったことについて?
▼秋山「僕から頼んで、ぜひ力貸してほしいと。もともと経営はケーブルテレビ山形がやってたんですけど、去年の末で実質の経営からは手を引いて、今は株主として後方から支援してくれるという形になったので。今、実質こちらで全部やらないといけないところで、僕一人ではきついところもあるんで、ぜひ協力してほしいと。二つ返事でやりますと言ってくれたんでね。心強いです」
――選手をまとめる立場になるが?
▼青木「今までも選手会とか選手会長があったんですけど、正直言うと全く機能していなかったので、気持ちを新たに選手会をまとめていけたらいいかなと思います。所属選手は少ないですし、チームも分かれてますから全部をまとめきれるか不安もあるんですが、全日本を盛り上げていきたい気持ちは一緒ですし、それをまとめて会社の力になれるように。所属の選手が一番ですから、そこはどんな形を使ってでもリングに反映させて面白くしていきたいと思います」
――取締役に就任後、気づいた点はある?
▼大森「それ以前から客観的に見よう、視野を広げようと努力はしてたんですけど、そういう一つの役職につきましたので、しっかり務め上げないといけないという責任感があります」
――新体制で全日本をよくしていけそうな感覚はある?
▼秋山「そういう感覚はあったんですけど、諏訪魔がこうなってるんで、また大変な状況になるとは思います。若い選手もどんどん伸びてきてますし、諏訪魔がしっかり手術して、安心して休めるように、無理して復帰を急がなくていいように、選手、社員一丸となって頑張っていきたい。両国も決まってるんで、そこまでには諏訪魔も復帰してると思いますからね。いい形でいけるように頑張ります」
――世界タッグ挑戦者決定戦が決まったが?
▼大森「まだまだ世界タッグのベルトも三冠のベルトも狙っていくところにいたいと思うし、まだまだ結果も出したいと思ってます。銚子、その先に当然、三冠も見据えて頑張っていきたいと思っております」
――ゼウス&ボディガーには12・23大阪で敗れているが?
▼大森「銚子で絶対に勝って、大阪の雪辱を晴らさないといけないですね。当然その先に11月27日、両国大会、先ほど秋山社長が言ったように、選手、社員がそこに一丸となって向かっていけるように環境を整えて、選手としてもまだまだ自分の道を進んでいきたいなと思っております」
――青木選手はジュニアリーグ戦を控えるが?
▼青木「個人的には優勝したことないですし、今回、世界ジュニアのベルトもかかってますし、自分にとって非常に大事な大会になるのは間違いないと思ってます。諏訪魔選手が欠場することで、正直Evolutionというチームの一番大きな柱がなくなってしまったわけで、復帰までの間、自分たちがいかにしてチームを守るか、そして名前の通り進化していくか。諏訪魔選手が帰ってきた時にどういうふうにしていくかも考えると、このシリーズは大事だと思ってます。自分と佐藤選手はリーグ戦に出て、野村はシングルマッチが多く組まれてます。そこで結果はもちろん、成長してしっかりしたものを出していかないといけないので、気持ちをもう一回入れ直していかないと。とにかく世界ジュニアのベルトは全日ジュニアにとって大事なベルトですし、自分にとって思い入れのあるベルトなので、必ず巻けるように頑張りたい」
――出場メンバーで気になる選手は?
▼青木「肌合わせたことない選手がいるし、ブロックをみてわかる通り、一方には蹴ってばかりの人間が集まって、一方はあまり蹴らない人間が集まるという面白いブロック分けになってますし。自分にとっては全日本のジュニアは面白いと思われたいし、そういう意味では新しい顔触れで新しい流れができるのはいいこと。外から来る人間はこっちを飲み込もうとするだろうし、こっちはこっちで守るだけじゃなく攻めないといけない。そういう意味ではやりがいのある大会。とにかく全力以上の力を出したいとな思ってます」
全日本プロレスの新体制が発表され、大森のが取締役、青木の選手会長就任が発表された。またこれまで経営に携わっていた昨年末でケーブルテレビ山形が撤退、今後は株主として全日本に携わることも発表され、経営は実質上秋山側に丸投げとなった。
先ほど更新したとおりトップの一角である諏訪魔が右アキレス腱の完全断裂で長期欠場、そして若手である佐藤恵一が退団するなど、早くも厳しい船出を余儀なくされてしまった。
先ほども書いたとおり、11月27日の両国も決まっていることから、後戻りはもう出来ないし、それは秋山が一番わかっているはず、全日本の舵を担うことになった秋山は全日本をどう導いていくのか・・・
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新日本プロレスが中邑真輔の退団を正式発表、インターコンチ王座は誰が引き継ぐのか?
<新日本プロレス公式HPより>
この度、弊社所属の中邑真輔選手は、2016年1月31日を持って、新日本プロレスリングとの選手契約を解除、退団することが決定いたしましたので、ここにお知らせさせて頂きます。中邑選手が新日本プロレスリングに出場する試合は、次期シリーズ『NJPW presents CMLL FANTASTICA MANIA 2016』の全大会、次々期シリーズ『Road to THE NEW BEGINING』の1月29日(金)埼玉・所沢市民体育館サブアリーナ大会、1月30日(土)東京・後楽園ホール大会までとなります。
なお、中邑真輔選手が第12代王者として保持していたIWGPインターコンチネンタル王座は返上となり、2月14日(日)新潟・アオーレ長岡大会にて、新王者決定戦「Xvsケニー・オメガ」が行われる予定です。
また、今回の退団に関する、中邑選手本人からのコメント等に関しましては、次期シリーズ『NJPW presents CMLL FANTASTICA MANIA 2016』終了後、1月25日に記者会見を予定しております。
今回の件に関しまして、ファンの皆様には、ご心配をお掛けして誠に申し訳ありませんでした。
どうか今後も、中邑真輔選手並びに新日本プロレスリングへの、変わらぬご声援の程をよろしくお願い致します。新日本プロレスリング株式会社
新日本プロレスが正式に中邑真輔の退団を発表した、中邑は2002年に入団しユークス体制から棚橋弘至と共に新日本を牽引してきたが、中邑は更なる高みを望んで新日本を去ることになった。
だが1月もっての退団は急というか、2月の大会にもポスターに顔が掲載されていることから、2月14日の新潟まではフリーとして参戦すると思っていた、移籍がウワサされているWWE側の意向なのか・・・
保持していたIWGPインターコンチネンタル王座も返上、14日の新潟大会でケニーとXの間で王座決定戦が行われることになったが、中邑に宣戦布告していたケニーしてみれば肩透かしといったところだろう、また中邑カラーに染まりきっているインターコンチ王座を誰が引き継ぐのか、ケニーの相手になるのは誰なのか?現時点では内藤哲也が本命視されるが・・・
中邑は30日の後楽園大会をもって新日本を去る、別れの言葉はそれまでにとっていきたいが、更なる高みを目指す中邑のその先に見えるものは何だろうか・・・
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全日本プロレスに起きたまさかの“負の連鎖”・・・諏訪魔が右アキレス腱完全断裂で長期欠場、三冠王座は返上へ
<プロレス格闘技DXより>
秋山準社長が12日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見し、諏訪魔が右アキレス腱完全断裂のため手術を受けると発表。長期欠場が予想される諏訪魔は三冠ヘビー級王座返上も余儀なくされた。
◇
2016年オープニング興行となった1・2後楽園大会で諏訪魔は秋山を破って5度目の三冠王座戴冠を果たした。が、その試合中に右足を負傷。その後も大日本1・2後楽園、1・3後楽園、1・9伊那と試合出場を続けてきたが、2日前の1・10十三大会終了後に精密検査を受けた結果、右アキレス腱完全断裂と診断された。秋山社長によると、諏訪魔はこの日、入院。近日中にも手術を受ける予定という。長期欠場の可能性が濃厚のため、三冠ベルトは防衛戦を一度も行わないまま無念の返上を余儀なくされた。これに伴い、2・12後楽園大会で予定されていた宮原健斗との初防衛戦も消滅。宮原とゼウスの間で新王者決定戦が行われることになった。また、出場が決まっていた大日本1・24後楽園大会も欠場となる。
全日本の大黒柱といえる諏訪魔の欠場は全日本にとって大幅な戦力ダウンとなる。秋山社長も沈痛な表情で会見に臨んだが、「彼がしっかり治して帰ってこれるまでみんなで全日本プロレスを盛り上げていきたい」と前向きに誓っていた。
全日本プロレスが会見を開き、2日の後楽園大会で右足を負傷した諏訪魔の診断結果が発表され、右アキレス腱が完全断裂したことが明らかになり、長期欠場が余儀なくされるために保持していた三冠ヘビー級王座は返上となった。
諏訪魔の右足に異変が起きていたのは1月9日の伊那大会からだったが、10日の十三大会ではボディガーに右足へのラリアットを喰らってから試合中に一気に失速、ゼウスに初フォール負けを喫していた
諏訪魔の右足は2日の秋山戦で痛めたものだそうだが、どこで痛めたのか不明、試合中にもドロップキックやトペも放っていたが負傷を感じさせず、相手をしていた秋山でさえでも気づいていなかった。
普通アキレス腱を断裂すると歩行障害が発生するが、足底筋や腱膜、足指屈筋などに底屈力が存在するため、完全に歩行不可能な状態にはならないということから、諏訪魔も歩けるということで単なる捻挫程度しか考えておらず、全日本の現状や自身がプロデュースする諏訪魔おこしもあったため簡単には休めず、負傷の悪化に繋がったのではないだろうか・・・
諏訪魔の復帰はいつになるのか、同じアキレス腱を断裂したことのある長州力は5~6ヶ月を要して復帰したことから、早くて7月以降になるか、ただでさえでも全日本は戦力不足、まして2トップの一角である諏訪魔の負傷、長期欠場は全日本的にはかなり手痛い。
空位となった三冠王座は宮原とゼウスの間で争われることになったが、彼らがどこまでやれるのか、本来なら前王者である秋山自身が出陣すべきだが、秋山自身も諏訪魔の抜けた穴を二人に託したということだと思う。
昨年選手らが離脱したことで一番心配していたのが“負の連鎖”だったが、まさかここで来るとは思いもしなかった、しかし11月27日には両国大会も控えている、今更後には引けない、こういうときこそ選手たちの頑張りに期待したい。
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田中将斗に敗れた高橋奈七永のセコンドに世IV虎出現!
1月11日 SEAdLINNG「~Let's make MIRACLE YEAR2016!」東京・後楽園ホール 811人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼ORENING POP UP/15分1本
○ビッグバン・ニコル(8分2秒 エビ固め)×田中盟子
※ビッグバン◇第2試合◇
▼INEFFEBLE EMOTIONS/20分1本
伊藤薫 ○井上貴子(14分14秒 片エビ固め)宮崎有妃 ×希月あおい
※美拳◇第3試合◇
▼MIRACLE HISPEED/20分1本
○Sareee 小波(11分49秒 オーバー・ザ・トップ・ロープ)×水波綾 朱里◇第4試合◇
▼SPARKLE FIGHT/30分1本
里村明衣子 ○さくらえみ(14分27秒 ラ・マヒストラル)浜田文子 ×「ことり」◇第5試合◇
▼FIGHT OF FIGHT/30分1本
○田中将斗(19分46秒 片エビ固め)×高橋奈七永
※スライディングD(試合終了後)
田中「きょうは僕のことを知らない人も多いと思いますけど、僕はいつもの男子と同じように、同じ強さでエルボーを叩き込みました。見てもらった人はわかると思いますけど、僕は一切手を抜いてません。全力で叩きのめしに行きました。女子プロレスのトップというのは、どういうものか自分でも肌に感じてみたかったし、高橋奈七永、よかったと思います。きょうリングに上がってくれて、ありがとう。きょうはホントに女子プロレスのリングで、僕の試合も楽しんでくれたみたいなんで、本当にありがとうございました!」(田中のマイクを聞いた奈七永は場外に降り、世Ⅳ虎と抱き合うとそのまま南月とともに退場、バックステージでは世Ⅳ虎はノーコメント。奈七永も試合のダメージで記憶を飛ばし、しばし回復を待ったもののコメントできる状況にはないとのこと。代わって南月がコメントした。
【南月たいようの話】「試合後、記憶も飛んでしまっているので(コメントできず)申し訳ないです。(世Ⅳ虎はなぜ?)自分もまったく知らないことだったので、ビックリしたんですけど…。あとは、これから本人と話をしないと。自分自身もきょう突然のことで、驚いているので、いまは何とも言えないんですけど。(引退してからここまで連絡は?)自分は連絡とかはしてたんですけど、きょう来てるのは知らなかったです。(世Ⅳ虎に現役復帰の意思はある?)これもちょっと、ハイ、これから。(希望としては世Ⅳ虎に戻ってきてほしい?)そうですね、それはハイ、きょうエプロンについてる世Ⅳ虎の目を見た時に、自分も思うことはいろいろあったんですけど、それはちょっと…自分もいま動転しているので、あらためて。(世Ⅳ虎は話せない?)もう帰ってしまいましたし、奈七永さんもわけわかんない状態なので、完全撤収を(お願いしたい)。本日はありがとうございました」3度目の後楽園大会となったSEAdLINNG、メインは奈七永がZERO1の田中に挑み、序盤は田中がグラウンドでリードを奪い、奈七永はショルダータックルで倒すが、スタンディングになると奈七永のエルボーに対して田中はチョップ一発で返し、奈七永はやっと田中を場外へ追いやってトペを放つも、田中はイス攻撃や場外でのボディースラムで容赦なく痛めつける。
リングに戻っても田中はエルボーやグラウンドなどで主導権を握り続け、ダイヤモンドカッターやラリアットで奈七永を場外へ追いやるとテーブルの上に寝かせてのテーブル貫通スーパーフライを投下、奈七永は大ダメージを負ってしまう。
リングに戻った田中はエルボーなどで攻勢を続けて奈七永からダウンを奪うと、セコンドに引退した世IV虎が出現、奈七永に声をかける。
田中はスーパーフライ、奈七永の冷蔵庫爆弾も剣山で迎撃し、左右エルボーを放っていくが、奈七永はグーパンチからラリアットで反撃してアックスギロチンドライバーで突き刺し冷蔵庫爆弾を投下する。
田中は垂直落下式ブレーンバスターで突き刺してからスライディングDを狙うが、かわした奈七永はたいようちゃんボム、掟破りのスライディングDを決めてからワンセコンドEXを決めるが、クリアした田中はラリアットからスーパーフライと畳み掛けてから本家スライディングDを浴びせ3カウントを奪い勝利を収めた。試合後は田中のアピールの後で奈七永は世IV虎と抱き合うも、コメントに関しては奈七永がダメージが大きいため社長である南月たいようが代わりに答えたものの、世IV虎に関しては明言を避けた。
世IV虎は昨年2月の安川惡斗とのケンカマッチの後で退団に近い形で引退、以降プロレス界とは関係を絶つかのように表舞台には出ようとしなかった。同じくスターダムを退団した奈七永も新団体旗揚げにあたって世IV虎の勧誘に関しては否定していたが、南月によると連絡は取り合っていたという。
世IV虎が復帰するのかどうかは現時点ではわからないが、可能性が出てきたことには間違いない、後は団体と世IV虎本人の気持ち次第か・・・
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発表!12月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行
12月の月間MVP、ベストバウト ベストシリーズ&興行が決定しました
12月の月間MVP
丸藤正道(NOAH)投票結果=投票数32
丸藤正道(NOAH)=16
征矢学(WRESTLE-1)=6
石森太二(NOAH)=2
木高イサミ(ユニオン)=2
岡林裕二(大日本プロレス)=2
葛西純(FREEDOMS)=1
紫雷イオ(スターダム)=1
関本大介(大日本プロレス)=1
BUSHI(新日本プロレス)=112月のタッグMVP
真壁刀義 本間朋晃(新日本プロレス)投票結果=投票数27
真壁刀義 本間朋晃(新日本プロレス)=8
ゼウス ボディガー(ビッグガンズ)=5
浜亮太 神谷ヒデヨシ=3
土井成樹 YAMATO(DRAGON GATE)=3
ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.(鈴木軍)=3
関本大介 竹下幸之介=2
中島亜里紗 藤本つかさ(ベストフレンズ)=1
大谷晋二郎 高岩竜一(トンガリコーンズ)=1
菊タロー “ハリウッド”ストーカー市川=1
竹下幸之介 遠藤哲哉(DDT)=112月のベストバウト
NOAH「Destiny」12月23日 東京・大田区総合体育館
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[グローバル・リーグ戦2015優勝/挑戦者]○丸藤正道(34分0秒 エビ固め)[第23代選手権者]×鈴木みのる
※ポールシフト式エメラルドフロウジョン
☆鈴木5度目の防衛に失敗、丸藤が第24代選手権者となる投票結果=投票数26
丸藤正道vs鈴木みのる(NOAH 12月23日 東京・大田区総合体育館)=10
中邑真輔vs田口隆祐(新日本プロレス 12月18日 後楽園ホール)=3
諏訪魔 宮原健斗vsゼウス ボディガー(全日本プロレス 12月6日 エディオンアリーナ大阪第二競技場)=3
征矢学vs河野真幸(WRESTLE-1 12月24日 後楽園ホール)=2
真壁刀義 本間朋晃vs内藤哲也 EVIL(新日本プロレス 12月9日 宮城・仙台プラザホール)=1
タイガーマスクvs獣神サンダー・ライガー(新日本プロレス 12月18日 後楽園ホール)=1
関本大介 竹下幸之介vsHARASHIMA 宮本裕向(年越しプロレス 12月31日 後楽園ホール)=1
ゼウス ボディガーvs秋山準 大森隆男(レッスルドリーム 12月23日 エディオンアリーナ大阪)=1
ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.vsクリス・ヒーロー コルト“Boom Boom"カバナ(NOAH 12月23日 東京・大田区総合体育館)=1
竹下幸之介 遠藤哲哉vs岡林裕二 入江茂弘(DDT 12月23日 後楽園ホール)=1
ザ・グレート・サスケ バラモンシュウ バラモンケイ ウルトラマン・ロビン マスターETvsダースベイダーGAINA ヨーダたろう スーパーマン錦也 C3PO-1号 R2D2-2号(みちのくプロレス 12月10日 後楽園ホール)=1
春山香代子vs倉垣翼(JWP 12月27日 後楽園ホール)=1
鷹木信悟vsCIMA(DRAGON GATE 12月27日 福岡国際センター)=112月のベストシリーズ&興行
NOAH「Destiny 2015」12月23日 東京・大田区総合体育館 3210人 超満員投票結果=投票数34
NOAH「Destiny2015」12月23日 東京・大田区総合体育館=12
みちのくプロレス「天変地異~宇宙大戦争10~さよなら、人類~」12月10日 後楽園ホール=4
新日本プロレス「WORLD TAG LEAGUE2015」11月21日 後楽園ホール~12月9日 宮城・仙台プラザホール=4
年越しプロレス2015 12月31日 後楽園ホール=3
全日本プロレス「2015世界最強タッグ決定リーグ戦」11月23日 後楽園ホール~12月6日 エディオンアリーナ大阪第二競技場=2
全日本プロレス「ファン感謝デー」12月15日 後楽園ホール=2
WWE「TLC」12月13日 マサチューセッツ州ボストン=1
FMW「FMW設立27周年記念試合・原点回帰」12月22日 後楽園ホール=1
DDT「NEVER MIND2015」12月23日 後楽園ホール=1
レッスルドリーム「Wrestle Dream Real I」12月23日 エディオンアリーナ大阪=1
大鷲透自主興行「ルチャンコ・リブレⅡ~大鷲透デビュー15th anniversary」12月17日 新宿FACE=1
大日本プロレス「BIG JAPAN DEATH VEGAS」12月20日 神奈川・横浜文化体育館=1
ZERO1「ZERO1新木場大会~X’mas SPECIAL」12月19日 新木場1stRING=1以上に決定しました、投票ありがとうございました。
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2015年度伊賀プロレス大賞 各賞ノミネート決定!
2015年度の伊賀プロレス大賞 各賞のノミネートが決定しました。
2015年度MVP候補
棚橋弘至(新日本プロレス)
中邑真輔(新日本プロレス)
KUSHIDA(新日本プロレス)
オカダ・カズチカ(新日本プロレス)
石井智宏(新日本プロレス)
曙
秋山準(全日本プロレス)
潮﨑豪
鈴木鼓太郎
鈴木みのる(鈴木軍)
丸藤正道(NOAH)
鈴木秀樹
大谷晋二郎(ZERO1)
佐藤耕平(ZERO1)
田中将斗(ZERO1)
吉野正人(DRAGON GATE)
T-Hawk(DRAGON GATE)
鷹木信悟(DRAGON GATE)
坂口征夫(DDT)
HARASHIMA(DDT)
木高イサミ(ユニオン)
田中稔(WRESTLE-1)
征矢学(WRESTLE-1)
KAI(WRESTLE-1)
紫雷イオ(スターダム)
宝城カイリ(スターダム)
里村明衣子(センダイガールズプロレスリング)
岡林裕二(大日本プロレス)
関本大介(大日本プロレス)
アブドーラ・小林(大日本プロレス)
伊東竜二(大日本プロレス)
火野裕士
タンク永井(K-DOJO)
竹田誠志
藤田和之
澤田敦士(IGF)
セス・ローリンズ(WWE)
ジョン・シナ(WWE)
シェイマス2015年度ベストバウト
中邑真輔vs飯伏幸太(新日本プロレス 1月4日 東京ドーム)
真壁刀義vs石井智宏(新日本プロレス 4月29日 グランメッセ熊本)
KUSHIDAvsカイル・オライリー(新日本プロレス 6月7日 東京・国立代々木競技場第二体育館)
オカダ・カズチカvsAJスタイルズ(新日本プロレス 7月5日 大阪城ホール)
棚橋弘至vs中邑真輔(新日本プロレス 8月16日 両国国技館)
中邑真輔vs後藤洋央紀(新日本プロレス 9月27日 神戸ワールド記念ホール)
オカダ・カズチカvsAJスタイルズ(新日本プロレス 10月12日 両国国技館)
潮﨑豪vsジョー・ドーリング(全日本プロレス 1月3日 後楽園ホール)
潮﨑豪vs宮原健斗(全日本プロレス 3月27日 後楽園ホール)
曙vs諏訪魔(全日本プロレス 4月25日 後楽園ホール)
曙vs潮﨑豪(全日本プロレス 5月21日 後楽園ホール)
鈴木みのるvs丸藤正道(NOAH 3月15日 有明コロシアム)
杉浦貴 田中将斗vsランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.(NOAH 5月4日 後楽園ホール)
鈴木みのるvs杉浦貴(NOAH 9月19日 エディオンアリーナ大阪)
丸藤正道vsシェルトン・X・ベンジャミン(NOAH 11月8日 後楽園ホール)
丸藤正道vs鈴木みのる(NOAH 12月23日 東京・大田区総合体育館)
オカダ・カズチカvs天龍源一郎(天龍プロジェクト 11月15日 両国国技館)
鈴木秀樹vs船木誠勝(ZERO1 3月1日 後楽園ホール)
飯伏幸太vsHARASHIMA(DDT 2月15日 さいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナ)
HARASHIMAvs飯伏幸太(DDT 4月29日 後楽園ホール)
HARASHIMA 大家健vs棚橋弘至 小松洋平(DDT 11月17日 後楽園ホール)
木高イサミvs坂口征夫(DDT 11月28日 エディオンアリーナ大阪)
関本大介vs石川修司(大日本プロレス 3月31日 後楽園ホール)
岡林裕二vs関本大介(大日本プロレス 7月20日 両国国技館)
岡林裕二 関本大介vs佐藤耕平 石川修司(大日本プロレス 10月29日 後楽園ホール)
火野裕士vs真霜拳號(K-DOJO 4月12日 後楽園ホール)
藤田和之vs澤田敦士(IGF 8月29日 両国国技館)
宝城カイリvs里村明衣子(スターダム 6月14日 後楽園ホール)2015年度ベストシリーズ&興行賞
新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 9 in 東京ドーム」1月4日 東京ドーム
新日本プロレス「INVASION ATTACK 2015」4月5日 両国国技館
新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXII」5月22日 後楽園ホール~6月7日 東京・国立代々木競技場第二体育館
新日本プロレス「DOMINION 7.5 in OSAKA-JO HALL」7月5日 大阪城ホール
新日本プロレス「G1 CLIMAX25」7月20日北海道立総合体育センター 北海きたえーる~8月16日 両国国技館
新日本プロレス「KING OF PRO-WRETLING」10月12日 両国国技館
全日本プロレス「2015ドリームパワーシリーズ」3月14日 埼玉・蓮田市総合市民体育館・パルシー~27日 後楽園ホール
全日本プロレス「2015チャンピオン・カーニバル」4月5日 沖縄コンベンションセンター~25日 後楽園ホール
全日本プロレス「2015ジャイアントシリーズ」10月12日 後楽園ホール~23日 後楽園ホール
NOAH「GREAT VOYAGE 2015 in TOKYO」3月15日 有明コロシアム
NOAH「グローバルタッグリーグ2015」4月19日 後楽園ホール~5月4日 後楽園ホール
NOAH「三沢光晴メモリアルナイト」6月13日 広島グリーンアリーナ・小アリーナ
NOAH「プロレスリング・ノア 旗揚げ15周年記念大会 vol.2 GREAT VOYAGE 2015 in OSAKA」9月19日 エディオンアリーナ大阪
NOAH「Destiny2015」12月23日 東京・大田区総合体育館
DRAGON GATE「DEAD or ALIVE2015」5月5日 愛知県体育館
DDT「さいたまスーパーDDT 2015」2月15日 さいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナ
DDT「両国ピーターパン2015~DDTより愛を込めて」8月23日 両国国技館
DDT「#大家帝国主催興行~マッスルメイツの2015」11月17日 後楽園ホール
ユニオン「ユニオン10周年記念興行」10月4日 後楽園ホール
大日本プロレス「一騎当千〜DEATHMATCH SURVIVOR〜」3月1日後楽園ホール~4月19日 札幌テイセンホール
大日本プロレス「札幌テイセンホール プロレス・ラストマッチ~Sapprpo Limelight~」6月30日 札幌テイセンホール
大日本プロレス「両極譚」7月20日 両国国技館
大日本プロレス「最侠タッグリーグ2015」9月21日 後楽園ホール~10月29日 後楽園ホール
みちのくプロレス「天変地異~宇宙大戦争10~さよなら、人類~」12月10日 後楽園ホール
年越しプロレス2015 12月31日 後楽園ホール
天龍プロジェクト「天龍プロジェクト27 Revolution FINAL TOUR in Osaka」5月30日 大阪府立体育会館第2競技場
天龍プロジェクト「~天龍源一郎最終興行~革命終焉Revolution FINAL」11月15日 両国国技館
MIO「さようならみんなのお姉ちゃん~紫雷美央引退~」9月20日 後楽園ホール
安生洋二引退記念興行「Y.A IS DEAD」3月18日 後楽園ホール
WWE「レッスルマニア31」3月29日 アメリカ・ニューオリンズ
K-DOJO「KAIENTAI-DOJO13周年記念大会 CLUB-K SUPER evolution13」4月12日 後楽園ホール最優秀タッグチーム賞
カイル・オライリー ボビー・フィッシュ(ROH)
ゼウス ボディガー(ビッグガンズ)
ランス・アーチャー テイビーボーイ・スミスJr.(鈴木軍)
佐藤耕平 関本大介
土井成樹 YAMATO(DRAGON GATE)
男色ディーノ スーパー・ササダンゴ・マシン 大家健(#大家帝国)
征矢学 葛西純(new Wild order)
紫雷イオ 岩谷麻優(スターダム)
岡林裕二 関本大介(大日本プロレス)
佐藤耕平 石川修司(ツインタワーズ)
木高イサミ 宮本裕向(ヤンキー二丁拳銃)
バラモンシュウ バラモンケイ最優秀ユニット賞
CHAOS(新日本プロレス)
Evolution(全日本プロレス)
鈴木軍
VerserK(DRAGON GATE)
トンガリコーンズ
#大家帝国(DDT)
new Wild Order(WRESTLE-1)
MK4(OZアカデミー)
大江戸隊(スターダム)
CRYSIS(ディアナ)
BAD BOY(みちのくプロレス)
凶月(K-DOJO)
ブードゥー・マーダーズ
ムーの太陽
尻神教最優秀ジュニアヘビー級賞
KUSHIDA(新日本プロレス)
青木篤志(全日本プロレス)
鈴木鼓太郎
原田大輔(NOAH)
小峠篤司(NOAH)
タイチ(鈴木軍)
大谷晋二郎(ZERO1)
戸澤陽(DRAGON GATE)
田中稔(WRESTLE-1)
アンディ・ウー(WRESTLE-1)最優秀新人賞(デビューから5年以内の選手が対象)
小松洋平(新日本プロレス)
野村直矢(全日本プロレス)
磐城利樹(ZERO1)
エル・リンダマン(DRAGON GATE)
樋口和貞(DDT)
芦野祥太郎(WRESTLE-1)
藤ヶ崎矢子(JWP)
藤田あかね(アイスリボン)
カサンドラ宮城(センダイガールズ)
小林香萌(ASUKA PRJECT)
渡辺桃(スターダム)
「ことり」(我闘雲舞)
吉野コータロー(K-DOJO)
宇藤和久(大日本プロレス)
翔太(ガッツワールド)
シャーロット(WWE)女子プロレスMVP
紫雷イオ(スターダム)
里村明衣子(センダイガールズ)
中島亜里紗(JWP)
加藤園子(OZアカデミー)
浜田文子(WAVE)
志田光
朱里(REINA女子)最優秀ベストキャラクター賞
田口隆祐(新日本プロレス)
ヨースケ・サンタマリア(DRAGON GATE)
平田一喜(DDT)
スーパー・ササダンゴ・マシン(新潟プロレス)
初日の出仮面(YMZ)
志田光(尻神教)
植木崇行(大日本プロレス)
ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)
かばいじいちゃん(九州プロレス)今年から新ルールとして投票1位の選手が複数となった場合はTwitterの投票を使っての決戦投票を行います、それでも決着がつかない場合は複数の受賞とさせていただきます。
投票受付開始は12日の午前0時から、締め切りは26日の午前0時までです、投票をお待ちしてます!
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火野が真っ向勝負で征矢を降しWRESTLE-1王座を奪取、クルーザ級王座を奪取した大和の前に鼓太郎が出現!
1月10日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2016 SUNRISE」1119人 満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイル、またプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○近藤修司(6分04秒 体固め)X稲葉大樹
※キングコングラリアット◇第2試合◇
▼30分1本
○浜亮太 神谷英慶(7分54秒 体固め)河野真幸 X佐久田俊行
※ハマケツ◇第3試合◇
▼30分1本
カズ・ハヤシ ○田中稔 TAJIRI(10分24秒 片エビ固め)X黒潮“イケメン"二郎 中之上靖文 進祐哉
※B“O”F◇第4試合◇
▼ハードコア6人タッグマッチ/30分1本
AKIRA ○葛西純 熊ゴロー(13分13秒 片エビ固め)KAI X翔太 三富政行
※ラダーからのパールハーバースプラッシュ(試合終了後)
葛西「おい、ストップ・ザ・ミュージック。おいKAI君よ、KAI君よ、オマエ、ハードコア、デスマッチの帝王・葛西純にたてつくなんざな、100万年早いんだよ。オマエ、ハードコア向いてねえよ。オマエにはよ、もっとやるべきことがあるんじゃねえのか? オマエ、かりにも自称エースだろ? エースって言ってるんだろ、自分で! だったらよ、そろそろ目ぇ覚ませよ」【試合後の葛西&AKIRA&熊ゴロー】
▼葛西「楽勝だよ、楽勝」▼AKIRA「純ちゃんにとっては序の口からもしれねえけど、スゲエな。びっくりしたよ」
▼熊ゴロー「こんな痛み、味わったことないです」
▼葛西「俺っちにしてみればよ、ウェイトトレーニング前のストレッチにも満たねえや。相手が相手だったからな。KAIよ、最後も言ったけど、お前は中二病か? できもしねえことをやろうとして背伸びしてんじゃねえよ。お前にはやらなきゃいけないことがあるんだろ? 今日来た客だってそう思っているはずだ。いつまでもお前のやりたいことに付き合っている暇はねえんだ。お前にはやんなくちゃいけねえことがあるんだよ。まあ、いいよ。お前はハードコアに向いてねえよ。だから、お前が本当にやるべきことにそろそろ気づけ」
【試合後のKAI&翔太&三富】
▼翔太「(KAIの頭の傷を見て)KAIさん、ちょっと切れてるじゃないですか」▼KAI「切れてねえよ。痛えよ! 痛えよ、痛えよ! ハードコア痛いよ。最高だろ?」
▼翔太「最高です」
▼KAI「最高だよ! 葛西純、最高だよ。葛西純にひとつ言っておくぞ。いや、葛西さんだ。呼び捨てなんかしないよ。俺はとっくに目が覚めてるぞ! お前も目は覚めてんだろ! お前ら今日何時に起きたんだよ?」
▼三富「僕は7時です」
▼KAI「俺は6時だよ。遅えよ! 俺は6時から目が覚めてんだよ」
▼翔太「葛西さんが言っているのはそういうことじゃなくて…。今のKAIさんに目を覚めろって。たぶんみんなちょっとおかしいと思っているんですよ」
▼KAI「みんな、おかしいと思っているのか? (記者に対し)おかしいと思っているのか? 目が覚めてないんですか、俺は」
――葛西選手の言う言葉にも耳を傾けるべきでは?
▼三富「KAIさん、耳を傾けました?」▼KAI「傾けてるけど、覚めているんですよ。覚めてないんですか? 俺は寝ているんですか?」
――寝てはないと思うが…?
▼KAI「俺は目が覚めたから、このスタイルでやってる。翔太、お前とやって。三富ともやって。お前も合流したんだろ? 違うのか?」▼翔太「目が覚めたかどうかわからないですけど、KAIさんが変な扉を開けちゃったのは僕でもわかります」
▼KAI「変な扉ってなんだ? どこでもドアじゃねえだろ?」
▼翔太「そんなことを言っているんじゃなくて、今までの殻みたいなものを破ったなみたいなことを」
▼KAI「だから目が覚めたって言ってんだろ」
▼翔太「目を覚めたまま行きましょうよ。これがエースなんですよ」
▼KAI「そうなんだよ。誰にも言われなくても目は覚めているんですよ。誰が何と言おうと、もう俺は目が覚めているんですよ。これが俺の今。これが俺からの俺の今…。何を言ってるんだろう? 頭を打っておかしくなったのか。これが俺なんだよ!」
▼三富「KAIさん、頭を打ったんじゃないですか?」
▼KAI「昔も俺。これも俺。このまま俺は」
▼翔太「もう目を覚めたまま行きますよ。このまま行くんですね?」
▼KAI「誰が何と言おうと…誰が何と言おうと…W-1のエースは俺だ! そうだろ?」
▼翔太「そうです。このまま行きましょうよ。このままエースになってやればいいんですよ。そうしたら、みんな目が覚めたとか、眠っているとか言わないですからね」
▼KAI「最後に一言! 最後に一言いわせてくれ。俺はな、真田が帰ってきたことを面白く思ってねえぞ」
◇第5試合◇
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]○大和ヒロシ(15分32秒 片エビ固め)[第2代王者]Xアンディ・ウー
※ノーザンライトボム
☆アンディ4度目の防衛に失敗。大和が第3第王者となる(試合終了後、アンディが大和にベルトを手渡すと、抱擁を交わす。もう1回をアピールしてアンディは退場。大和はベルトを肩にかけて写真撮影。そこへ全日本を退団しフリーとなった鈴木鼓太郎が登場。)
鼓太郎「よう、大和、久しぶりだな。久しぶりで申し訳ないけどな(大和のベルトをつかんで)このベルトもらいにきたぞ。やるのかやらねえのか、聞かせてくれよ、新チャンピオン」
大和「鼓太郎さん、いきなり出てきて何言ってるんですか。(拍手)オレね、このクルーザーディビジョンに挑戦するまですっげえ苦労してきたんですよ。挑戦したいってただ一言いって、はいそうですかって言えるような安いベルトじゃねえんだよ。(署名コール)鼓太郎さん、まだクルーザーでなんも実績がないですよね。もし挑戦したいならそれに見合うだけどの実績を用意してくださいよ」
鼓太郎「OKOKOK、いくらでも作ってやるよ、このリングでな。次の後楽園、カード用意しとけよ。でもな、だれが来ても一緒だ。オレは時を動かしに来たんだよ。あのときの続きやろうぜ、W-1。大和、カード考えとけよ」(鼓太郎は退場。)
大和「いろいろ言いたいことあると思いますけど、まずは実績を残してからにしてくださいね。やっとクルーザーのベルトを取ることができました。ベルト取って早々なんですけど、ボクはこのベルトをこのW-1でホントに頑張ってる人が挑戦するためのベルトにしたいと思っています。ですから、まずはボクに指名させてください。稲葉大樹、上がってこい(セコンドにいた稲葉がリングへ。)
大和「みんなさ、オマエがコツコツ頑張ってるの知ってんだよ。それをさ、次、このベルトかけてやってやろうじゃねえかよ」
稲葉「(稲葉コール)大和さん、オレで大丈夫ですか?(稲葉コール)大和さん、ボクもレスラーです。やるんだったら、そのベルト取るつもりで全力で闘います。お願いします。やりましょう(握手。)
大和「じゃあ次の挑戦者決まったみたいなんで、皆さん応援よろしくお願いします!ありがとうございました!」
【大和の話】「まずは本当に応援してくれた方、何よりもこのベルトに挑戦するために署名にご協力してくださった612名の皆様、本当にありがとうございました。無事こうやって、クルーザーの頂点に立つことができました。ありがとうございます。それで、リングの上で言ったんですけど、次の挑戦者。僕はこのクルーザーのベルトをW-1で一番頑張ったヤツが挑戦するベルトにしたいと思っています。今日の会場の声援でもわかりますよね。やっぱりみんな、稲葉が頑張っているって…アイツはまだもしかしたら結果は残せてないかもしれないけど、このW-1で本当に頑張っているというのをみんな認めてるんですよ。もちろん僕だってそれを認めてますから。このベルトを懸けて、アイツと心の底からぶつかり合いたいと思います。僕は今までプロモーターとしても2015年を駆け抜けてきましたけど、やっぱり頑張っている人がチャンスを掴まなきゃウソだと思うんですよ。だから僕はひとつでもそういうチャンスを作りたくて、プロモーターということをやって、興行という機会を、若い人たちが人の前に出る機会を、自分を表す機会を作りたいと思っています。それはもうベルトを取った今だからこそ、さらに活動を広げていきたいと思います。この2016年、僕は今まで千葉県だけでしたけど、興行をさらに広げて、千葉県を飛び出て、神奈川でもやろうと思っていますし、今までは年に3回でしたけど、年5回、6回とやっていきます。このベルトとともに、このベルトの価値を高めながら、さらにW-1、そしてプロレスをドンドン盛り上げていきますんで、2016年も応援よろしくお願いします。(鼓太郎選手に関しては?)リングの上で言いましたけど、まずは実績を残してからじゃないと、何も言う権利はないと思うんですよね。それは僕も経験してきたことですし。ですから、まずは挑戦云々よりも、このW-1の、しかもクルーザーでどれだけ結果、実績を残せるかじゃないですかね。そこからですよ。僕が本当に鼓太郎さんに関して話ができるのは」
【鼓太郎の話】「リングで言った通り、時を動かしに来ましたよ。3年前、俺らは同じリングで戦い合っていたはずだし、その戦いが始まって半年で俺らは分裂したんで。そこから俺たちの戦いは止まっているんで。その時を動かしに来ました。まあ、実績を作れと言われれば、いくらでも作ります。それ相応の相手を用意してほしいですね。(W-1のリングにどんな印象?)W-1というよりは、あの時にやっていたメンバーとの戦いはまだ俺の中で終わってないんで。動かすなら今しかないと思いました。俺の知らない選手もいるしね。まあ、『見せてもらおうか。W-1の実力とやらを』ってところですね」
◇第6試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○武藤敬司 曙 真田聖也(12分48秒 体固め)KAZMA SAKAMOTO XNOSAWA論外 MAZADA
※シャイニングウィザード【武藤の話】「去年の途中から欠場してて久しぶりに試合したわけだけど、時が変わって新しい武藤敬司を見せようと思ったけど、まあ、時が変わったからといってそう体調がガラッと変わるわけじゃなくて、今日はこの両サイドのふたりに助けてもらいながら、辛うじて試合を見せることができたかな、というところですね。あと、今日こうやって真田と組んだけど、オレは知らなかった、コイツ(真田)が独立してるって。オレから見たら、オレが自らTNAに頭下げて真田を使ってくれって言ったけど、それは荒波に出して成長してW-1に戻って、それがW-1のためになると思って送り出したんだけど、帰ってくるところが違う。W-1という料理屋でいい素材になったのを料理したかったんだけど、できなかったっていう悔しさがあって。今日の試合前にちょっと言ったんだけどね。こういう例ができると、次に若いヤツを心地よく送り出せなくなる。ある意味、変わってない真田がいて、それがいいのか悪いのか。それはこれからの彼の頑張り次第。横綱はどの団体行っても、団体を潤わせる力があるからね。W-1は横綱の力を借りようともするし、また横綱が何かやるというんなら応援できるような、いい形でいきたい」(武藤が引き揚げる)
【曙の話】「来週、病院探して簡単な手術をしなきゃいけない。当たると血がたまるというか、それが爆発して血が流れるらしいんですよね。検査してみないと何が起こっているのかわからない。今日は2016年最初の試合だし、大晦日にあんなケガだし、1月から独立していろんなことを経験しなきゃいけないなか、いままでお世話になった人たちにお世話になりながら前に進みたいと思っています」
【真田の話】「自分の考えと武藤さんの考え、どこでズレたのかなって。恩返ししたいっていうのは変わらない。帰ってくる時期はいまじゃなかったのかなあっていう個人的な思いがありましたね。この前、ツイッターを見ていたら、KAIが『許せない』と。でも、いまのKAIに言われる筋合いないんじゃないかなと。オレが帰ってくる頃には盛り上げてエースになるって言ってたんですけど、真逆の方、ラクな道に行っちゃったんじゃないなと。自分の責任から逃げた感じがします。KAIがやりたいんだったらいつでもやりたいですけど。(次回後楽園で一騎打ちが決定したが?)そうなんですか!? そこでお互い、日本と海外で経験してきたことの差が出るんじゃないですか。(今年の活動は?)基本的に日本で活動したいです。馬場さんが王道で、猪木さんが闘魂、それを四天王と三銃士が継承してきたじゃないですか。オレのなかで武藤さんのプロレスLOVEっていうのがあるんですね。それを継承したいなって思ってます」
◇第7試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]○火野裕士(16分53秒 体固め)[第6代王者]X征矢学
※Fucking BOMB
☆征矢が3度目の防衛に失敗。火野が第7第王者となる火野「征矢、正直な、最初はわけわからんヤツだと、なにがワイルドやと。闘ってみたらめちゃくちゃおもろいやんけ。でもな、勝ったのはオレやぞ。W-1の一発目や、一発目のタイトルマッチ、ベルトはここにある。征矢、たしかにおもろかった。でもな、まだ終わりちゃうぞ。次にオレを楽しませてくれるヤツはだれかな(そこで稔がリングへ。これはなんかの間違いやな(とベルトを置いてエプロンへ出る。)」
稔「チャンピオン、これは間違いじゃないんだ。ちょっと中入ってもらえるかな。オレさ、体重78キロしかないんだけどさ、そのベルトって無差別級タイトルだしよ、体重は軽いいけど、君のことたっぷり楽しませてやるから、チャンピオン、オレの挑戦、受けてくんねえかな?」
火野「あんまりね、話聞いてなかったけども、小っちゃすぎるからね。でもね、要はその小さな体でこのベルトに挑戦したいってことだよな? おまえがオレに挑戦…(笑)。これがオレに挑戦…フッ(笑)。まあええんちゃう? やろうや。でもな、どうなってもわからへんぞ。後悔すんなよ。あと、カッコよく登場したんやから、かっこよく締めや(火野は退場。)
稔「ハードル上げんじゃねえよコノヤロー! まあいいや。とりあえず、来月2月10日後楽園、オレがアイツに挑戦になりそうです。そうなった場合、今日来てくれた皆さん、応援来てくれますか。来てくれますか? 来てくれますか? 来てくれますか? OK、じゃあたくさんのご来場お待ちしてます。2016年も、W-1についてこい!」
【征矢の話】「クソー! ワイルドからベルトをなくしたのは、このオレ。タッグもシングルも、どっちもオレだ。(涙声となり)クソ…。2015年、ニューワイルドオーダーとしてみんなで頑張ってきましたよ。2016年もみんなで頑張っていこうと、その矢先に、オレの責任ですよ。でもみんなには申し訳ないけど、2016年もベルト狙いにいくぞ。それに付き合ってもらうぞ。UWA狙っていこうぜ。こんなことで負けてられるか。2016年、始まったばかりだぞ。2016年、ニューワイルドオーダー、ベルト全部取ってやるからな。絶対に取ってやるからな」
【稔の話】とりあえず火野に挑戦表明したんで、次の後楽園で決まると思うんで。アイツはすごいチャンピオンだと思ってますよ。前回、外敵にベルトが流出したとき、鈴木秀樹に取られたときも、言われっぱなしだったので、挑戦したくてしょうがなかった。すごい挑戦したかったけど、でもそのときはクルーザーディビジョンの初代王者になりたいっていうのもあったし、W-1のなかでクルーザーディビジョンを確立したいっていうのもあって、スゲー挑戦したかったけど、鈴木秀樹に挑戦したいっていう気持ちは抑えたんですよ。でも、それがすごい悔しかったし、なんでオレあのとき(気持ちを)抑えたんだろうって。無差別級のベルトには興味があったので、征矢君がチャンピオンでもいつか挑戦しにいこうとは思ってたし。でもまた流出したので、自分の気持ちを抑えるのはやめようと。体重差もすごいあるけど、でもオレはアイツを倒すし、見に来たお客さんも楽しませる。やりますよ」
【火野、NOSAWAの話】
NOSAWA「試合見てなかったけど、取ったね。次は誰、挑戦者?」火野「次は小さい人ですね」
NOSAWA「こうやって火野が来て、一発でベルト取って、次来たのが小さいヤツだけだろ。ワイルドとかジャケッツとかトリガーとか、やってる場合じゃねえんじゃねえの? もうちょっと来るかと思ったけど。今日も(お客さんが)入ってるように見えるかもしれないけど、超満員じゃねえから。もっと危機感持ったほうがいいんじゃねえか、所属は。あんな小せえヤツだけじゃなくて。本当に潰れちまうぞ」
火野「(試合を振り返って?)彼はおもしろかった。ほかの選手がどうか知らんけど、彼と真っ向からぶつかり合って…正直、どういうヤツかあんまわからんかったけど。ワイルド、ワイルド叫んで、それだけかなって。どこがワイルドかもよくわからんし。でも試合してみて、熱いヤツやなと。おもしろかったよ。(参戦して1カ月あまりでベルトを獲得したが?)それだけ自分が強かったということでしょうね。前の(所属)団体はそこまで有名な団体ではなかったけど、(自分の)やっていたことは間違いではなかったんじゃないですか。こうやって、強い、強い火野裕士を、いろんな人に見せていこうじゃないですか。(稔が挑戦表明してきたが?)やりたいなら、こっちも逃げるわけにはいかんからやるけ
ど、まあ、大丈夫かなって。ヘビー級ともそれなりにやってるのかもしれんけど、そんじょそこらのヘビー級とは重さが違うよ。(王者としてW-1をどうしていきたい?)リアル・デスペラード、火野裕士、オレらが盛り上がれば、それがいいのかどうかはわからんけど、W-1も盛り上がるんじゃないですか」WRESTLE-1の2016年度が開幕も開幕直前で村瀬広樹が「肺膿瘍(肺が炎症を起こして肺組織の構造が破壊されて空洞をつくり、そこに膿(うみ)がたまった状態」のため緊急入院したため欠場、村瀬の相棒である芦野祥太郎も先月末に「右肩鎖関節脱臼」のため長期欠場となり、近藤と河野が中心となって結成されたばかりのTriggeRだが新年度早々から大きく戦力ダウンを余儀なくされ、またJacketsも吉岡世起が盲腸の手術を受けたため欠場となった。
メインは征矢の保持するWRESTLE-1チャンピオンシップにリアル・デスペラードの火野が挑戦、序盤はマッチアップでスタートするも場外戦で火野が鉄柱攻撃からフロアでのボディースラムで先手を奪い、リングに戻った火野はセントーンを投下、征矢もフライングラリアットからネックブリーカーで反撃するが、フロントスープレックス、コーナーへのブレーンバスターと主導権を渡さない。
征矢は雪崩式ブレーンバスターで反撃するとスピアーを浴びせてからフライングラリアットを放ち、ワイルドボンバー狙いは火野が逆水平で迎撃すると逆水平で押し込んでから串刺しラリアット、そしてFukingBOMBを狙うがリバースした征矢がワイルドボンバーを狙うと火野もラリアットを放って相打ち、互いの右腕にカマイタチを打ち合って両者はダウンとなる。
両者は逆水平合戦となるが、征矢がダブルチョップで打ち勝ったと思いきや、火野がショートレンジのラリアットを放てば、征矢もショートレンジのワイルドボンバーで応戦、征矢がヘッドバットからブレーンバスターを決めると、勝負を狙って後頭部へのワイルドボンバーから正面へのワイルドボンバーを狙うが火野がタックルで迎撃して強引にコーナーへ押し込み、串刺しラリアットから筋肉スプラッシュを投下する。
火野は再度FukingBOMBを狙うが、阻止した征矢がデスバレーボムで叩きつけると、再度ワイルドボンバーから後頭部、そして正面へと打ち込むも、火野はすぐ起き上がって世界一のジャーマンで投げれば、起き上がった征矢もワイルドボンバーで応戦するも、火野もショートレンジのラリアットで応戦する。
そして互いにラリアット、ワイルドボンバーを打ち合うが火野のラリアットが制するとFukingBOMBを決め3カウントを奪い、反則なしの真っ向勝負で火野が王座を奪取した。試合後は征矢は握手をかわさずも征矢にエールを贈りつつ、フリーになってからの初タイトルに喜ぶが稔が現れ挑戦を表明、火野は最初は戸惑ったが稔のやる気を受けて挑戦を受諾した。稔は12月24日の後楽園大会で浜を降していることから挑戦の資格は充分ということなのだろうが、無差別とはいえ上のランクへの王座挑戦は初、果たして稔は体重差を克服することが出来るのだろうか・・・
また第4試合ではKAI、翔太、三富の新ユニットがAKIRA、葛西、熊ゴローのnew Wild Orderとハードコアマッチで対戦、葛西とのハードコア戦を望んだKAIだったが場外戦でKAIが放ったトペを葛西がイスで迎撃してから葛西ワールドとなってしまい、葛西はテーブル片での殴打やイスの上でのDDTとKAIを圧倒、KAIも反撃して葛西にテーブル貫通スプラッシュプランチャを狙うがAKIRAと熊ゴローに阻止されると、蘇生した葛西はテーブル貫通ファイヤーサンダーで突き刺してKOする。
葛西は翔太を捕らえてリバースタイガードライバーを決めるが、蘇生したKAIがイスで脳天を打ち抜いてカットするも、葛西は笑顔で受け流すと急所打ちからイスを奪って逆に脳天に一撃し流血したKAIはKOされてしまう。
葛西は翔太を再度捕らえイス盛りの上での垂直落下式リバースタイガードライバーから、AKIRAのムササビプレス、葛西がラダー上からのパールハーバースプラッシュで3カウントを奪い完勝、試合後は葛西がKAIをダメ出しした挙句にハードコアファイターとして失格の烙印を押し、KAIは無言で退場するも、その直後に2月10日の後楽園大会で真田とのシングルマッチが発表された。真田は昨年12月1日の東京愚連隊興行からフリーとして活動を開始、そして今後も古巣であるWRESTLE-1にも参戦することになった、KAIとは2年半ぶりでの対戦となるが、分かれてからの二人の歩んできた道は大きく変わった、ハードコア路線に見切りをつけたKAIはエースの座復権へと再び動き出したが、果たして気持ちの切り替えというものが出来ているのか、真田との試合ではKAIの再出発が示される。
、真田は今大会では武藤、WRESTLE-1初参戦の曙と組みリアル・デスペラードと対戦し試合は武藤がシャイニングウィザードでNOSAWAを降したが存在感をアピールした、WRESTLE-1王座から転落した後で迷路にはまり、ハードコアに活路を見出すも葛西にダメ出しされまた迷路にはまったKAIは、真田とどう向き合っていくのか・・・また曙もRIZINでのサップ戦で受けた頭部の傷を手術することを明かした。第5試合のWRESTLE-1クルーザー級チャンピオンシップはアンディがツームストーンパイルドライバーで大和を場外へ追いやると三角飛びプランチャを発射、リングに戻ってもアンディが後頭部エルボーや顔面へのニードロップ、裏拳からDDTと攻勢に出るが、カサドーラ狙いは大和が叩きつけて阻止しジャイアントスイングで大回転する、
大和はスピアーを連発し武藤譲りのスペースローリングエルボーからコーナーに飛び乗ってのヘッドシザースホイップ、スライディングキック、コーナーからの一直線と攻勢をかける。
大和は場外でのノーザンライトボムを狙うが、阻止したアンディが逆にDDTで突き刺すもその際に鼻から出血、それでもアンディはリングに戻ってからボディーアタック、カンフーキック、サイドバスターと畳み掛ける。
アンディはスリーパーで絞めあげるが、大和はアンディを背負ったまま倒れこみ式の一直線を決めると、丸め込みを凌いでから投げ放しジャーマン、起き上がったアンディもラリアットから飛びつきスイングDDTで応戦しローリングハイキックを浴びせる。
アンディは雪崩式を狙って大和をコーナーに乗せるが、ヘッドバットで阻止した大和はフライングボディーアタックを放つも、アンディは下からのドロップキックで迎撃、エルボー合戦となるが大和はキャプチュードを決めると、ラリアット狙いはアンディはガードしてから巴投げで切り返す、しかし走りこんだところで大和はラリアットで迎撃するとジャーマンから一直線、そしてノーザンライトボムで3カウントを奪い、大和が王座を奪取した。だが試合後に全日本を退団しフリーとなっていた鼓太郎が現れ挑戦を表明するが、大和は拒否して稲葉を次期挑戦者に指名した。
鼓太郎は昨年の世界最強タッグを最後に全日本から離れ、レッスルドリーム大阪大会を参戦後に、今年は1月8日の亜利弥’自主興行からフリー活動を開始していた。
自分は先にNOAHに参戦している潮﨑豪や金丸義信に追随するかと思われたが、まさかWRESTLE-1参戦とは思わなかった、大和と鼓太郎が向かい合うのは武藤全日本以来となるも鼓太郎は全日本側から引き止めにあっていたが、全日本と関係が良好ではないWRESTLE-1に参戦ということは、秋山全日本とは決別を意味しているのだろうか・・・無差別、クルーザー級と王座移動から始まったWRESTLE-1、真田も再び参戦するようになり、鼓太郎も現れたことで2016年はどんなドラマが待っているのか・・・
ベルト頂きました( ̄^ ̄)ゞ pic.twitter.com/MTglT3XiOh
— 火野裕士 (@hinoyuji1123) 2016, 1月 10レッスル後楽園ホールありがとうございました。サイン会も。1年ぶりでしたが、お客さん温かかったなぁ。 黄昏てます☻ #w_1 pic.twitter.com/E9zAvueOlJ
— 真田聖也 (@seiyasanada) 2016, 1月 10WRESTLE-1後楽園ホール大会、気分は …………(xдx;)(;д;)ギャー! ボコボコにされても、KAIさんの背中を全力プッシュ! 満員のお客さんにテンションMAX!ありがとうございました(`・ω・´)ゝ #w_1 pic.twitter.com/d4O8CDMyjH
— 三富政行 (@Tooomuch_3103) 2016, 1月 10コツコツ頑張っているからベルトをかける? みんなコツコツ一生懸命頑張ってるのは同じ! その中でも強いやつが巻くのがベルトなんだ! この世界は一生懸命頑張ってるだけじゃベルトは巻けない!そんな甘い世界じゃないよ! チャンピオン! #W-1
— 鈴木 鼓太郎 (@suzuki_kotaro_) 2016, 1月 10 -
鈴木、杉浦の新タッグが圧倒的な強さを示し丸藤、マイバッハを粉砕…潮﨑にさらなる時限爆弾を予告!1月9日 NOAH「NEW YEAR Navig. 2016」東京・後楽園ホール 1384人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス・格闘技DXより>
◇全試合開始前◇
(ノア年初大会となる後楽園大会。全試合開始前には杉浦貴を除く所属全選手がリングに勢ぞろいして年初のセレモニーが開かれた。)
田上明社長「明けましておめでとうございます。去年はだいぶ厳しい年だったです。でも、今年は頑張っていきますので、皆さんご声援よろしくお願いします」
(中嶋、入団挨拶)
中嶋「明けましておめでとうございます。ノアの中嶋勝彦です。2016年、俺と一緒にもっとこのノアを盛り上げていきましょう」
(新選手会長・平柳の挨拶)
平柳「明けましておめでとうございます。今年から選手会長をやらせていただくことになりました平柳玄藩です。去年最後の大会で、ヘビーとジュニア、シングルのベルトを取り返すことができ、いい形で終わ らすことができたかと思いましたが、最後の最後、ベルト以上の人を失ってしまいました。でも、今年から中島選手が正式にノアの一員となりました。2016年も皆さん一緒に走り続けてください。今年もよろしくお願いします」
(GHCヘビー級王者・丸藤の挨拶)
丸藤「皆さん、明けましておめでとうございます。GHCヘビー級王者の丸藤です。2016年、またどんな荒波に揉まれるかわかりませんが、全てを糧にして自分も成長していきたいと思います。1・31横浜では杉浦貴を相手にこのベルトを防衛して、今年も自分がこのリングの中心であることを証明したいと思います」
◇第1試合◇
▼2016年オープニングマッチ/20分1本
○齋藤彰俊 平柳玄藩(10分43秒 体固め)クワイエット・ストーム ×清宮海斗
※スイクルデス
【試合後の齋藤&玄藩】
▼齋藤「皆さん、新年あけましておめでとうございます。今日はオープニング、新年最初のノアで選手会長がいたんで、凄く心強かったし、前リーダーが選手会長になったんで、今年は選手としてはかなり良い方向に行くと思います。では、会長お願いします」
▼玄藩「選手会長として、ヘビーは丸藤さんに任せるとして、ジュニアのベルトを獲った石森、桃の青春タッグもベルトを持ってる、俺が選手会長になったからには情けない試合は承知しないから。“承知しねっぞ"ってね」
※玄藩はそのまま控え室へ
▼齋藤「だそうです」
◇第2試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合前哨戦/30分1本
拳王 大原はじめ ○北宮光洋(10分46秒 エビ固め)石森太二 小川良成 ×熊野準
※スピアー
◇第3試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合前哨戦/30分1本
◯原田大輔(8分56秒 片山ジャーマン・スープレックス・ホールド)×TAKAみちのく
【原田の話】「1年のスタートとしては良かったです。それだけですね。去年、1年間やってきて、向こうの出方とかはわかってるんで。前哨戦では何の力も入れてこない。勝って当たり前だと思ってます。以上です」
◇第4試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合前哨戦/30分1本
◯タイチ(11分9秒 タイチ式外道クラッチ)×小峠篤司
【タイチの話】「本当にこんだけ何回やっても一緒の結果のヤツ、いるか? 何回やったら俺に勝つんだよ、あいつは。面白くねえよ。だから気に入らねぇっつーんだよ。俺に勝てねぇ2人が何でチャンピオンなんだよ? 面白れぇか? 俺より弱い2人がチャンピオンで面白れぇか? あんなベルト欲しくねぇよ、別に。あんなもん巻いたって何もねえよ。気に入らねえだけだよ。気に入らねえし、取られたら悔しいんだろ? その悔しいツラを見せろ。“またタイチに取られた"って泣きわめけ。それにな、俺とTAKAとエル、聖帝タイチ軍、あのベルトが必要なんだ。“聖帝タイチ軍"をこれから復活させるにはあれが必要なんだ。聖帝に逃走はない! 俺に後退はない! 制圧前進のみ。退かぬ、媚びぬ、省みぬ。フハハハハハ!」
【小峠の話】「チクショウ! 巻けねえぞ、このベルト。せっかく大田区で防衛したベルトに申し訳ない。クソ、またか。またアイツに俺は勝たへんのか。勝たんと。このトンネル、抜けへんぞ。クソ! タイチに勝つ…タイチに勝つ…。タイチに勝ってからじゃないと鈴木軍が終わらせねえ。俺が進まねえ! チクショウ!」
◇第5試合◇
▼GHCタッグ選手権試合前哨戦/30分1本
モハメド ヨネ ◯中嶋勝彦 高山善廣(12分7秒 片エビ固め)×ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr. 飯塚高史
※フランケンシュタイナー
【試合後の中嶋&ヨネ】
▼中嶋「すいません。結構捕まった」
▼ヨネ「なかなか助けに行けなくて…。メッチャ捕まって、俺はやられっぱなしでいいところねえけど、でも最後に勝ったのは中嶋勝彦。そしてうちのチームです! 31日、この勢いで。前哨戦いっぱいあるけど、全て取って、あいつらの自信をなくして、31日は勝ちますよ」
▼中嶋「31日、横浜であいつらと最終決戦があるけど、その日まで俺はずっとあいつらの足下をすくい続けるよ。必ずタッグベルトをノアに、そして俺たちの腰に…」
▼ヨネ「そう、戻って来てないのはタッグのベルトだけだから。俺らが行かなくて、誰が行くんだと。必ず俺らがベルトを取ります」
▼中嶋「ノアの中嶋勝彦を舐めるなよ!」
【アーチャーの話】「かなりのミステイクだ。だが、これが終わりの始まりだ! お前たちはラッキーだった! とてもラッキーだったな! 横浜では俺たちが変わらずにGHCタッグチャンピオンだ。お前たちは止められない! なぜなら、お前たちは…死ぬからだ」
【スミスJr.の話】「ヨネ&ナカジマ! 今日はお前らはラッキーだったな! 喜んで走り回ってろ。横浜ではK.E.Sがお前たちをぶっ壊す!」
◇第6試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/45分1本
潮﨑豪 ◯金丸義信(14分57秒 エビ固め)シェルトン・X・ベンジャミン ×エル・デスペラード
※タッチアウト
【試合後の潮崎&金丸】
――ノア参戦の初戦となったが?
▼金丸「ブーイング覚悟で行ったけども、それなりに声援があったので。まあ、今まで潮崎はここ何試合かやってきて。そういう部分で、潮崎を見て、認めてた部分もあると思うんでね。そこに上手く乗ったのかなと思うし。やっぱりこのリングに戻って来て、最初はちょっと思い詰まるものもリングに上がった時はありましたけど、久しぶりの試合でしたが、体も去年から比べると全然動けたし、いいスタートを切れたので。これから潮崎を組んでいくことが多いので、今まで組むことはなかったけども、ドンドンドンドンこのチームとして確立してね。ゆくゆくはもう一度、ジュニアのベルトに挑戦したいと思いますね。今は鈴木軍が来て、押されている部分もあるんで。そういうところでもこっち側が何かしら巻き返していきたいなと思います」
――潮崎選手は鈴木軍との戦いがスタートしたが?
▼潮崎「鈴木みのる本人じゃないですけど、でも試合がしたかったシェルトン・ベンジャミンと初戦で当たれて。俺はまだまだ可能性というところでも増えたし、今回は金丸さんが一緒に同じリングに立ってくれる。それだけで心強いから。まだまだ、まだまだ行くよ」
【デスペラードの話】「痛てぇ! 首だ! また首だ! 何だあのオヤジは? また1人増えたな。デケぇヤツはベンジャミンに任せるよ。あの小っちゃいの何だよ? 原田、小峠、ちょっとばかし時間が延びたぞ。俺はやることができた」
【ベンジャミンの話】「ガッデム! お前は誰だ? 鈴木軍のグラウンドに勝手に入ってきやがって! お前ら、次のターゲットだ! 鈴木軍はお前らを痛めつけて、終わりにする」
◇第7試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合前哨戦/60分1本
鈴木みのる ◯杉浦貴(19分14秒 片エビ固め)丸藤正道 ×マイバッハ谷口
※オリンピック予選スラム
(試合終了後も丸藤たちをいたぶる鈴木と杉浦。ノア勢のセコンドが割って入るが、鈴木軍が乱入してリングをジャックする。杉浦はGHCのベルトを奪い取り、高々と掲げた。が、今度は潮崎と金丸が乱入して、鈴木軍を場外に排除。リング上とリング下で両軍がにらみ合う。)
潮崎「ノアの力になりたい。この言葉にウソはないし、本気でそう思っている。プロレスリング・ノアは沈ませない。31日、鈴木みのる。俺はお前に勝つ」
(ここで丸藤はセコンドの肩を借りてリングを後にする。潮崎を金丸が抑えて下がらすと、鈴木が再びリングへ。)
鈴木「おい、潮崎豪。テメエはな、目障りなんだよ。ノアの力になる? このオンボロ船のか? この沈没船のか? 何の力になる? お前ができることはせいぜい沈む速度を速めるだけだよ。お前、もしかしてよそでちょっとベルトを取ったからって、俺に勝てるとか、思っちゃってんじゃないの?お前の思っている遥か上にこの俺がいる。31日なんて言わねえで、今すぐにここでやればいいじゃないか!(鈴木は潮崎の胸ぐらを掴んで突き飛ばす。)今ので怪我しちゃったんじゃないの? これ(氷のう)を持って、とっととお家にお帰りなさい。帰れ! 帰れよ! ここはテメエなんかが足を踏み入れていいところじゃない。ここは俺たち鈴木軍のリングだ。(潮崎は金丸に抑えられて引き下がると、ノアファンの一部からは厳しい野次も)テメエは知らねえみてえだからな、潮崎、金丸。テメエら2人によく教えといてやる。お前たちの目の前にいるこの俺たちが一番強い。王様だ。鈴木軍、イチバ〜ン!」
【試合後の鈴木&杉浦】
▼鈴木「テメエらに紹介しといてやるよ。この男が鈴木軍の新しい仲間。杉浦貴! おい、5秒だけ時間をやる。5秒しか喋らないぞ。今、言わなかったら、何も喋らねえぞ。何も聞くことねえんだな? お前に興味ねえってよ」
▼杉浦「ハハハ!」
▼鈴木「強すぎて何も言えねえってよ。なんだ、お前らはカメラ構えているだけか? マイクを傾けているだけか?」
――杉浦選手はなぜ鈴木軍に入った?
▼鈴木「5秒だけだって言っただろ! 聞こえねえのか! お前のこと嫌いだってよ。テメエら1回勝っただけでその気になってんじゃねえぞ。何もかも変わっちゃいねえんだ。1年前と風景は何も変わってねえんだ。変わったところはただひとつ。鈴木軍に新しい力が入った。そこだけだ。俺たちが強い。あいつらが弱い。変わったところはあとはなにひとつない。いい時限爆弾だろ? なあ、どうやらこいつらは聞くことは何もねえんだな。じゃあ、いいよもう。さあ、このままの勢いで、あとどのぐらいで潰すか。31日、横浜! この杉浦が丸藤からベルトを獲る。いや、この“杉浦たち"か。な?」
▼杉浦「…」
▼鈴木「おい、ノア。テメエらいい正月を迎えたのかな? ただな、もう二度とねえんだ。お前らが眠る日ももうねえんだ。新入生歓迎会でも行くかいな! ハハハ! おい、最後にもうひとつだけ言っておいてやる。俺が用意した…俺が仕込んだ時限爆弾はひとつとは言ってないぞ。さあ、あとは見てれば全てがわかる。俺たち鈴木軍イチバ〜ン!」
【丸藤の話】「杉浦が入ろうが、誰が入ろうが、繰り返しちゃいけないんだ。去年と同じことを。絶対繰り返さない」
NOAHの2016年度が開幕、新春の挨拶では中嶋の入団挨拶の後味で、前任の杉浦の鈴木軍入りを受けて平柳が新選手会長に就任、平柳は就任の挨拶の後で第1試合に登場、清宮相手にいつもの平柳らしさに加えて厳しさを織り交ぜる試合を見せ、最後は彰俊がスイクルデス
で清宮を降したが、選手会長の自覚の現れを示した。また中嶋は第5試合に登場してKES、飯塚の鈴木軍と対戦、31日の横浜文体大会ではヨネと組んでGHCタッグに挑戦が決まっているが、KESの連係と飯塚の狂乱ぶりに苦しめられるも、ネックハンキングボムを狙ったアーチャーをフランケンシュタイナーで丸め込み3カウントを奪ったが、内容的にもKESが圧倒していたため厳しさを感じざる得なかった。
セミでは潮﨑、そして3年ぶりにNOAHマットに復帰した金丸が登場してベンジャミン、デスペラードの鈴木軍と対戦、金丸が入場するも館内は意外にもブーイングではなく声援で金丸を出迎えた。試合は金丸が初遭遇となる鈴木軍の連係とラフに捕まり、デスペラードがコーナーにイスをセットして金丸を叩きつけるなど鈴木軍流の洗礼を浴びせていくが、交代を受けた潮﨑が試合を盛り返し、ベンジャミン相手に逆水平やトラースキックを浴びせ、フィッシャーマンズバスターを決める。
終盤にはベンジャミンのネックハンキングに捕まった金丸が鈴木軍の連係に捕まり、デスペラードはギター・デ・ラ・ムエルタからフロッグスプラッシュを狙うが、金丸が避けて自爆となると、ディープインパクトからタッチアウトで3カウントを奪いNOAH復帰初戦を勝利で飾る。
メインは鈴木、そして鈴木軍入りを果たした杉浦を丸藤、マイバッハが迎え撃ったが、奇襲から先手を奪った鈴木軍が場外戦で杉浦がイスでマイバッハを殴打してからマイバッハに集中攻撃を浴びせ、蹂躙という言葉が似合うかのごとくマイバッハを痛めつける。マイバッハも今回ばかりは変身する前の”谷口周平”に戻ってしまっていた
やっと交代を受けた丸藤も試合を盛り返そうとするが鈴木軍ペースは崩せず、再び登場したマイバッハも鈴木にマイバッハボムを狙うが鈴木のスリーパーに捕まってしまうとゴッチ式パイルドライバーを喰らってしまい、杉浦のエルボーと鈴木の張り手によるサンドバックタイムで動きを止められてしまう。
丸藤もカットに入るが鈴木のスリーパーに捕まると、丸藤の眼前で杉浦がオリンピック予選スラムで3カウントを奪い完勝を収めた。
試合後にはダウンしている丸藤組に鈴木軍が暴行を振るうと、潮﨑と金丸が駆けつけ丸藤を救出、潮﨑は丸藤に改めて共闘を持ちかけるが丸藤は返答せず引き揚げ、鈴木と睨み合いになるも鈴木はさらなる時限爆弾を予告し鈴木軍で勝ちどきを挙げて大会を締めくくった。
昨年末にNOAH内の全ユニットが解散したことを受けてユニット再編の動きが開幕から見られる可能性があるかと思ったが、主役を奪ったのは鈴木と杉浦による新チームの圧倒的な強さ、弾丸ヤンキースより凄いチームになりかねないことを感じさせた。
そして潮﨑は因縁の杉浦と同じリングに立ったが、潮﨑に立ちはだかったのは31日横浜文体で対戦する鈴木、杉浦は丸藤戦に集中なのかまだ本音を見せていなかった。
そして鈴木が予告していたさらなる時限爆弾、自分はマイバッハに注目していたが今日の大会では進展はなかったものの、時限爆弾の中身は不甲斐ない試合を見せたマイバッハなのか、なぜかマイバッハのセコンドについていた小川なのか疑惑は深まるばかりだ。
また第3試合では原田がTAKAと対戦しTAKAのグラウンド中心の攻めに苦しめられるが、ニーアッパーで現状を打破した原田が片山ジャーマンで3カウントを奪い逆転勝利、小峠はタイチと対戦するもベルトを持ち出したタイチが小峠にベルトをパスすると、小峠の反則と思い込んだ山本レフェリーがベルトを奪ったところでタイチが急所蹴りからのタイチ式外道クラッチで3カウントを奪い勝利で、GHCジュニアタッグ前哨戦は1勝1敗となったが、内容的にも鈴木軍に翻弄されてしまっていた。
4つのうち3つの王座を失った鈴木軍だったが杉浦を加えたことで新春から存在を誇示した、今年のNOAHの主役を奪うのは鈴木軍なのか、それとも丸藤、また潮﨑なのか…【1.9後楽園2016年開幕】本日はご来場ありがとうございました 本年もご声援をお願い致します 速報→https://t.co/SmIsVF4iNs 詳報→ https://t.co/SFZax3wiLy #noah_ghc pic.twitter.com/FnN7KQzY4w
— 株式会社プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2016, 1月 9これから毎日‘鈴木軍’杉浦との前哨戦。 毎日毎日やりあってやる。 #noah_ghc
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2016, 1月 92016年開幕戦が終わった。 新選手会長としての今日の総括は、やっぱり貴さんはこっちに居て欲しい… #noah_ghc
— 平柳 玄藩 (@noah_genbasama) 2016, 1月 9平柳玄蕃が生徒会長ではなく選手会長?選手会費使いこむの時間の問題かも。。
— キャプテン・ノア (@captainnoah_ghc) 2016, 1月 9ノアの2016年初試合をサムライTV生放送解説しました。デビュー10試合目の清宮、金丸の登場、GHCJr、GHCJrタッグ、GHCタッグ、GHCヘビーの各前哨戦など、見どころ一杯でした。 (実況・市川さん、自分、佐久間くん) pic.twitter.com/Ehegi9zd9A
— 小橋建太 (KENTA KOBASHI) (@FortuneKK0327) 2016, 1月 9 -
中邑真輔とIWGP
2003年12月9日、新日本プロレス・大阪府立体育会館大会。IWGPヘビー級王者だった天山広吉に中邑真輔が挑戦、当時の天山は11月の横浜アリーナ大会で高山善廣を破りIWGPヘビー級王座を奪取したばかりで初防衛戦、中邑はデビュー2年足らずながらも格闘技の申し子として期待を受けていた、また当時の新日本の図式は本隊vs鈴木みのる、高山善廣ら外敵プラス藤田和之などの格闘技路線の選手らによる猪木軍との対立が軸になっており、中邑は格闘技路線の選手ということで猪木軍に属していた。
試合は天山が2年足らずの選手がIWGP挑戦はまだ早いといわんばかりに圧倒、館内の声援も天山に集中した、そして天山が勝負を狙って中邑をロープへ振ると中邑は切り返して下からの腕十字で捕獲、そして三角絞めへと移行してから再び十字で移行すると天山の腕が伸びきりギブアップ、中邑が勝利を収め、館内はまさかの番狂わせという大事件に騒然となった。
そして中邑は翌年2004年の東京ドームのメインのリングに立ち、大晦日で対戦したアレクセイ・イグナショフ戦で顔面に負傷を追いながらも高山善廣を降し王座を防衛し、ドームの主役となった、新日本プロレスはプロレスも格闘技も出来る中邑を新しいスターとしようとしていた、だが連戦の影響で満身創痍の状態だったこともあって欠場し王座も返上した、当時の中邑にとってIWGPと新日本プロレスのエースの座は重い十字架だった。その後IWGP王座は天山へ戻り、佐々木健介からボブ・サップ、藤田、健介、天山、小島聡、天山、藤田、ブロック・レスナーへと渡った、中邑はサップ、小島、レスナーに挑戦したが王座を奪取することが出来なかったが、王座はサップが負傷を理由に王座を返上、藤田もレフェリーの不可解なレフェリングで王座を健介に明け渡し、そしてレスナーが棚橋との防衛戦を拒否して王座を持ったまま新日本を離脱するなど事件が続発、当時のIWGP王座は猪木が初代IWGP王座を持ち出して藤田に譲り渡したことにより権威が問われていたが、事件の続発でIWGP王座の権威はすっかりガタ落ちし、棚橋が新王者になったものの、当時のファンは棚橋プッシュと揶揄していたこともあって権威はすぐ回復しなかった。その間にも新日本は猪木が全株をユークスに譲り渡したことでユークス体制となり、2007年には猪木も新日本から去り、新日本は再出発することになった。
2008年1月4日の東京ドーム大会で棚橋を破りIWGP王座に返り咲き、そしてカート・アングルを破り、レスナーに渡っていた三代目IWGP王座を回収することで新日本の主役になったと思われていたが、中邑の前に武藤敬司が立ちはだかった、4月27日の大阪府立大会で武藤の挑戦を受けるも武藤マジックの前に翻弄され、なす術もないままに敗れ王座を明け渡し、また10月の両国で対戦したものの武藤のフランケンシュタイナーの前に逆転負けを喫し、中邑はIWGPから一歩遠ざかってしまい、翌年の2009年1月4日の東京ドーム大会で棚橋が武藤を破りIWGP王座を奪取、2月に中邑が挑戦したが敗れ、新日本は名実共に棚橋時代の到来となるも、中邑は矢野通らと結託して反体制ユニットCHAOSを結成、存在感を誇示した。
IWGP王座から一歩引いた中邑だったが突然チャンスが舞い降りた、中邑はG1の公式戦でこの頃から使い始めていたボマイェで棚橋を破り、棚橋は負傷で王座を返上、G1の優勝者である真壁刀義と王座決定戦を行った、G1の決勝戦では真壁には敗れたものの王座決定戦では必殺のボマイェでリベンジを果たし王座を奪取、しかし試合後にユークスに否定された猪木に挑戦状を突きつけたことで物議を呼んだ。だが猪木自身は引退しているとして対戦は実現しなかったが、この発言が中邑自身を大きく変えるきっかけとなった。
2010年5月に真壁との再戦に敗れ王座から転落し、王座は真壁から小島、棚橋に戻り、中邑はそれぞれに挑戦するも敗れ王座には返り咲くことはなかったが、中邑はIWGPよりも自分自身を大きくアピールすることにシフトを変え、IWGPインターコンチネンタル王座を奪取してからは中邑自身が王座を自分色にすっかり染めてしまったことでIWGPヘビー級王座と同格に扱われるまで権威を高めてしまった。
中邑真輔とIWGPは何だったのか?天山を破って初めて奪取してから、武藤に敗れるまではエースになるために宿命付けられたものだったのではと思う。しかし中邑自身がIWGPからは自分自身を高めたことで、IWGPいや新日本をも越えた存在になってしまったのではとないだろうか、中邑は更なる高みを臨んで新日本から旅立つ、中邑の次なる高みは・・・
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中邑真輔が新日本プロレス退団へ・・・・中邑が出したベストの選択
(東京スポーツより)
新日本プロレスのIWGPインターコンチネンタル王者・中邑真輔(35)が1月末をもって同団体を退団することが、6日までに本紙の取材で明らかになった。すでに新日プロ側も了承し、退団後は世界最大のプロレス団体・WWE(米国)に挑戦すると見られる。2002年のデビューから新日プロのトップ戦線を走り続けたプロレス界のカリスマが、新たな挑戦をスタートさせる。中邑は4日の東京ドーム大会でAJスタイルズ(37)を退けてV2に成功。試合後「世界。世界ですね。自分のさらなる高みのステージを目指して生きていきたい」と、早くも次なる戦い=海外進出に向けて目を輝かせていた。
WWEへ移籍が取り沙汰されている中邑真輔が1月末をもって新日本プロレスを退団することが明らかになった。理由はおそらくWWEへの移籍とされているが、WWEは正式契約をするまで中邑の移籍は発表はしないだろう。
なぜWWEへ移籍するのかドーム大会でのAJスタイルズ戦後に中邑が「世界、世界ですね。自分の思う、自分の目指すさらなる高みステージを、それを目指して生きていきたいと思ってます。」とコメントが全てだった、更なる高みを望んだ末に考えた選択、中邑は新日本プロレスよりも一レスラーとしてWWEへ挑戦したい、つまり日本のプロ野球選手がアメリカのメジャーリーグへ挑戦する感覚、それが中邑の出したベストの選択なのかもしれない。
新日本も近日中に会見し、おそらくだが予定されている試合は全てこなすという形(2月の大阪、また新潟がラストマッチとなるか?)で贈り出すことになるだろう、新日本ファンも中邑が去ることに関しては残念がるだろうが、中邑の考えた選択を支持して欲しいし贈り出して欲しい。
最後に中邑の退団は新日本に痛手でもあるが、昨日も書いた通りこういうときこそ新日本の組織力が試される。先日オカダ・カズチカの2夜明け会見で後藤洋央紀が現れ、オカダを襲撃したが、オカダに舐められた不快感もあるが、中邑が抜けることでの危機感、そしてチャンスという現れでもあり、これはまた内藤哲也にも言えることだと思う、中邑が抜けたポジションを誰が奪うのか、新日本プロレス内の競争もまた激しくなるだろう・・・
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中邑、AJ、アンダーソンらがWWEへ移籍!?新日本プロレスの組織力が試されるとき
昨日のブログでは敢えて触れなかったが新日本プロレスの中邑真輔、カール・アンダーソン、ドク・ギャローズ、そしてAJスタイルズがWWEと契約したという話がネット上で飛び交い、WWEのCCOであるHHHは「この噂についてのコメント控える」としながらも、WWE公式サイトであるWWE.comも“噂”を伝えた。
そろそろだが新日本も契約更改の時期、新日本側も中邑やアンダーソンらに事情は聴いていると思う、ファンにとっても中邑らには新日本に留まって欲しいという気持ちがあるだろうが、最終的に決めるのは中邑たち自身、自分らはその判断を見定めるしかない。
仮に中邑たちが抜けたとしても新日本が大丈夫なのかと思うファンもいるだろうが、こういうときこそ新日本の組織力が試されるときなのではと思う、WWEもWCWにハルク・ホーガンやスコット・ホール、ケビン・ナッシュ、ブレット・ハートなどが引き抜かれ崩壊寸前にまで追いやられたが、スティーブ・オースチンやザ・ロックなど新しいスターを輩出して逆にWCWを崩壊に追いやった。
全日本プロレスも天龍源一郎を始めとする選手らが大量に離脱したが、代わりに三沢光晴が台頭して四天王時代を作り上げた、こういう事態のときは逆に組織の力が試される。
移籍話がどう転ぶかわからないが、ブシロード体制となった新日本がいかに土台が備わっているか、じっくり見定めていこうと思う。
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BULLET CLUBにクーデター勃発!AJスタイルズ追放で始まった2016年度の新日本プロレス
1月5日 新日本プロレス「NEW YEAR DASH !!」後楽園ホール 1726人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式より>
◇第1試合◇
▼20分1本
越中詩郎 永田裕志 中西学 ○田口隆祐 田中翔(10分13秒 エビ固め )藤原喜明 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク チーズバーガー X小松洋平
※どどん◇第2試合◇
▼20分1本
○リコシェ マット・サイダル(6分46秒 エビ固め)Xデビッド・フィンレー ジェイ・ホワイト
※シューティングスタープレス◇第3試合◇
▼20分1本
○ジェイ・リーサル(7分11秒 エビ固め)Xジュース・ロビンソン
※リーサルインジェクション◇第4試合◇
▼20分1本
キング・ハク ○カール・アンダーソン ドク・ギャローズ 高橋裕二郎 タマ・トンガ
(11分10秒 片エビ固め)真壁刀義 X本間朋晃 天山広吉 小島聡 KUSHIDA
※マジックキラー【アンダーソン、ギャローズ、トンガの話】
アンダーソン「お前ら、キング・ハクがBULLET CLUBに入った。ハクは歴史上でナンバーワンのプロフェッショナルなレスラーの1人だ。そして、もう1人、タマ・トンガを忘れるな。トンガの実力は確かだ。本間、真壁を倒せる存在になっている」トンガ「もう俺にかつてのような弱さはない。俺を見てみろ、この強さを。そして、忘れるな、俺の強さを。俺がタマ・トンガだ」
アンダーソン「That is Real」
◇第5試合◇
▼30分1本
内藤哲也 EVIL ○BUSHI(11分57秒 片エビ固め)棚橋弘至 マイケル・エルガン Xマスカラ・ドラダ
※エムエックス(試合終了後もLOS INGOBERNABLESは大暴れ。制止に入る若手をリング下に落とすと、EVILが棚橋をEVILでKO。エルガンにも急所蹴りを見舞い、BUSHI がドラダのマスクを剥ぎ取った。ここでKUSHIDAが救出に飛び込んできたが、BUSHIがブラックミストで返り討ちにする)
BUSHI「「おい、新チャンピオン、俺に挑戦させろよ。お前の持ってるIWGPジュニアのベルト、俺が奪ってやるぜ。これだけは(※ここまで言う と、観客席から『エンセリオ!』と声)、マジで(さらにエムエックスを決めてKUSHIDAをKO)新日本のジュニアを明るくするのはお 前だけじゃないんだよ!」【内藤、EVIL、BUSHIの話】
EVIL「This is EVIL. Everything is EVIL. すべてはEVILだ」※EVILが控室に戻ると、内藤がコメントブースに現れる
――昨日、東京ドームで後藤選手に負けて、ノーコメントでしたが?
内藤「昨日の試合?とんだ肩すかしをくらったよ。俺は後藤を信じてたんだよ。100%の後藤、すなわち、キャプテン・クワナで来てくれることを、信じてたんだよ。でもさ、入場ゲートから姿を現した後藤を見て、ガッカリしちゃったよ。試合前に、ガッカリしちゃったよ。まぁ昨日で、叩いても響かない後藤の世話係は、終わったんだよね。あとは、後藤。キャプテンと適当に遊んどけよ。2016年、俺たち、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、今日からがスタートだから。まぁ楽しみにしといてよ。2016年、ここ新日本プロレスのリングで、一体何が起きるのか。まぁ、その辺はな、トランキーロだよ。カブローン」BUSHI「オイ、ドラダ!オマエしつけぇーな!オマエがもし、リマッチしたいんだったら、やってやってもいいんだぜ。ホーム&アウェイ方式でいいだろ。少なからず、オマエ、メキシコの方が調子いいんじゃねぇのか。だって、そうだろ?このCMLLのベルト、アレナ・メヒコのリングだったら三本勝負なわけだろ?このベルトが1番輝くのは、どこのリングだよ?CMLLだろ。だったら、防衛戦はアレナ・メヒコのリングで決定だ。そして、KUSHIDA。俺はオマエだけは許さない。オマエだけが新日本のジュニアを引っ張ってる、そう思ってるなら勘違いだぞ。新日本ジュニアの、この先の未来を明るくしようっていうのはな、みんな一緒なんだよ。オマエだけじゃない。オマエだけがエースじゃない。俺は2015年、すごい壁が、目の前に立ちはだかったんだよ。2016年は、その壁……いや、それは扉だ。扉を押して、開かれた道。俺にはもう見えてる。2016年の新日本ジュニア、俺には見えてるぞ。IWGPジュニアのベルトも掴んで、俺は必ず、このCMLLのベルトとIWGPジュニアのベルトで二冠になる。以上。何かあるか?何もないなら、いいよ」
【棚橋、エルガン、ドラダの話】
ドラダ「イービル、ナイトー、ブシ、インゴベルナブレス・デ・ハポン。ブシ、CMLLウェルター級のベルトを賭けて闘え。オネガイシマス。FANTASTICA MANIA 、モウイッカイ」棚橋「リスタート、さぁどこへ向かおうかな」
エルガン「このようなことは時々起るものだ」
◇第6試合◇
▼30分1本
AJスタイルズ ○ケニー・オメガ(12分01秒 片エビ固め)X中邑真輔 YOSHI-HASHI
※片翼の天使(試合終了後、AJがオメガを祝福し、コーナーへのぼって観客にアピール。ところが、オメガが背後から襲撃し、なんと片翼の天使でAJをKO! そして、ストンピング連射、パンチ連射で徹底的に痛めつける。すると、アンダーソン、ギャローズ、マット、ニック、ホールが登場し、オメガを制止。そして、アンダーソンたちがAJを引き起こすも、なんとオメガ&マット&ニックがトリプルトラースキックで再びKO!場内が騒然とする中、オメガたち3人とアンダーソンたち3人が一触即発で激しく言い争う。ところが、ウルフサインのキスで一致団結すると、全員でAJにストンピング連射。さらに、ギャローズがマウントパンチ連射を浴びせて行く。ここでオメガがマイクアピールを敢行し、AJに追放を宣告。そして、自分はJr.ではないと宣言すると、中邑への挑戦をブチ上げた。
オメガ「(※大の字のAJを見下ろして)フハハハハハ、フハハハハハ、フハハハハハ! AJスタイルズ、どうだ思い知ったか? みんな驚いたかもしれないが、別にこれはサプライズなんかじゃない。サプライズじゃないんだ。AJ、俺たちがお前にビッグマッチの舞台を与えたんだ。俺たちがPPVの中心に持っていったんだ。俺たちがお膳立てしてきてやったんだぞ。その代わり俺は、Jr.ヘビー級に押し込まれていた。みんな、お前のことをリーダーだと言う。お前のことをボスと呼ぶ。AJ、お前がそうだと思っているなら、それはこの瞬間で終わりだ。お前はもう、お払い箱だ。今リングに立っている者が、新たな“フェノミナール・パッケージ”だ。俺はもうJr.(ヘビー級)じゃない。だからもうKUSHIDAには挑戦しない。俺が挑戦する相手は、シン・ス~~ケ~、ナカム~ラ。俺はお前たちに誓う。ベルトを奪うとな。なぜなら、BULLET CLUBこそが世界最高の仲間だからだ。そして、これからまた新しい世界を作っていくんだ。AJスタイルズ抜きでな。AJよ、グッバイ、グッナイト」
(ようやくアンダーソンたちが退場すると、ヤングライオンがAJを介抱する。ところが、オメガ&マット&ニックがそれを蹴散らし、スタイルズクラッシュの体勢でAJを捕獲。そして、マット&ニックのダブルトラースキックからAJをマットへ叩きつける。ようやくオメガたちが立ち去ると、後楽園ホールのファンは「AJスタイルズ」コール&手拍子でAJを応援。するとAJは、手を貸そうとしているフィンレー&ホワイトを押しのけ、ロープを掴んで必死に立ち上がる。すかさず場内が大拍手に包まれると、AJは四方の客席に向かって深々とおじき。これでさらに大きな「AJスタイルズ」コール&手拍子が起こり、AJは赤コーナー側の花道から退場した。)
【ケニー、アンダーソン、ギャローズの話】
アンダーソン「ケニー・オメガは素晴らしい。ジュニアの枠に捉われている選手じゃない。フェノメナールな選手、それが、ケニー・オメガなんだ」ギャローズ「ケニー・オメガこそが、これからのリーダーになるんだ」
オメガ「AJスタイルズには、もうウンザリ、ガッカリだ。BULLET CLUBの予算をいくら使ったと思ってるんだ。時間もたくさん費やした。負けることでBULLET CLUBのプライドもかなり傷つけられた。もうAJスタイルズに用はない。俺にはサポートしてくれる仲間がいる。ヤングバックスのようにな。これから、新しいBULLET CLUBは、日本だけじゃなくて、世界中に存在を示してやる。AJスタイルズ、もうサヨナラだ。そして、(※中邑の滾りのポーズを真似した後)ナカムラ、待ってろよ」
【AJの話】「……俺は新日本プロレスの事をリスペクトしてきた……毎日毎日、リスペクトしてきた……それなのに何なんだ。このリングで起こったことは何なんだ。俺は決して忘れることはない……今日……俺に起こったこと……決して忘れることはない」
◇第7試合◇
▼30分1本
○後藤洋央紀 柴田勝頼 カイル・オライリー ボビー・フィッシュ(13分19秒 昇龍結界)オカダ・カズチカ 石井智宏 ロッキー・ロメロ Xバレッタ
(試合終了後)
後藤、「内藤とは昨日で終わりだ。オカダ! 次はお前だ。俺が、お前からベルトを獲る!」オカダ「後藤さん、まあ、内藤さんと終わりでも、そんなの僕には関係ないですけど、みんなが『昨日で終わりだ』って言って『エーッ!』って言っても、そんなこと僕には関係ないですけど、僕は『G1』であなたに負けてることは覚えてますよ。あと、もう一つ覚えてることがあります。『インターコンチと(IWGPヘビー級との)統一戦やる』って言ってましたよね? やりましょうよ、統一戦!」
【後藤、オライリー、フィッシュの話】
オライリー「今日の結果はどうでもいいことだ。大事なのは、昨日の1.4東京ドームの結果だ。俺たちは負けたわけではない。タイトルを失ったが、負けたわけではない。俺たちよりベターなチームは、世の中に存在しない。ヤングバックスにリマッチを要求する」フィッシュ「1年で一番大きな舞台、東京ドームという場で、俺たちはタイトルを失ったが、負けたわけではない。次、どんなチームであっても、俺たちが倒してやる。まずはリマッチだ。ヤングバックスにリマッチを要求する。そして、ヤツらを倒した後、どんなチームの挑戦でも受ける。どんなチームでも我々に挑戦して来い」
後藤「IWGPヘビー、挑戦を表明させてもらいますよ。去年の『G1』忘れてないようでよかった。今の新日本のこの図式をぶっ壊すのは、この俺の役目だ」
【オカダ、外道、ロメロ、バレッタの話】
バレッタ「新年の始まりが、あまり良くない始まりになってしまった。でも、2016年はまだ始まったばかりだ。カムバックしてやる」ロメロ「その通りだ」
オカダ「まぁIWGPヘビーとインターコンチの統一戦のムードが出来上がったなと。僕も借りを返さなきゃいけない相手だと思いますし。統一戦……」
外道「いや……(首を横に振る)」
オカダ「できなかったですね(笑)」
外道「もう(ベルト)持ってない」
オカダ「そうですよね。中邑さんがベルト巻いてるの、僕見てました……まぁ2016年は、こんな僕の勘違いから始まってしまいましたが……昨日から始まってましたね。すいません」
外道「後藤!オイ!オメェがレインメーカーの返答待ちなのは分かるけどよ、レインメーカーの返答は、(※オカダを指差して)コレだ。あとは、レインメーカー次第だな、後藤」
◇第8試合◇
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合/60分1本
[初代王者組]矢野通 ジェイ・ブリスコ ○マーク・ブリスコ(11分02秒 片エビ固め)[挑戦者組]バッドラック・ファレ Xマット・ジャクソン ニック・ジャクソン
※ダイビングエルボードロップ
☆矢野&ジェイ&マーク組が初防衛に成功(試合終了後)
ジェイ「ニュージャパンプロレスリングで新しい歴史が始まったぞ! 俺たちがスタートさせたんだ! それがこの6人タッグのタイトルだ! そうだ、ニュージャパンプロレスリングで新しく始まったんだ!」
マーク「そうだ、そうだ、そうだ。俺たちが地球上で最高に悪いトリオだ。だからこそ、この6人タッグのベルトを手にしたんだ。まだまだいくぞ。このベルトはずっと俺たちの元にあり続けるんだ。そして、イカれたヤツは俺たちだけじゃない、もう1人いるんだ。素晴らしい仲間がな。そう、ここにいるヤノサーン!」
ここで矢野が「オイ、お前ら、何言ってんだか、わかんなかっただろ? 大丈夫だよ、俺もわかってないから。でもな、心は通じ合ってるんだよな。たぶんな、お前らとも通じ合ってると俺は思ってんだよ。だから、最後は何かわかるだろ?お前ら、いくぞ! せーの(という掛け声から、矢野とファンが一斉にYTRアピール)」【矢野、ジェイ、マークの話】
矢野「俺らはな、お前らみたくな、頭が悪くないからな、なんにも言わなくたってな、心が通じ合ってんだよ。これがブラザーだ!わかるか、オイ!」ジェイ「新日本プロレス、ここに来たのは、ただの始まりだ。俺たちはこのNEVER(無差別級6人タッグ)のベルトを獲って、これが始まり。これから、この新日本プロレスを席巻してやる。ドウモアリガトウ。また帰って来るぜ」
マーク「遠くの地から、この日本にやってきた。そして、良い仕事ができた。これからもこの日本で暴れまわってやる。ヤノサン、ついていくぜ」
【マット、ニックの話】
マット「クソッ、イッテンヨンでせっかく結果を出したのに、今日は悪い結果になっちまった」ニック「ベストなチームは俺たちなんだ。今日はたまたま結果が悪かっただけだ。でも、1つ収穫がある。それはAJスタイルズを解雇してやったことだ。それが収穫だ」
マット「今日は休暇、バケーションのようなものだ。俺たちはイッテンヨンで勝つことが目的だった。そこで結果は出した」
2016年度の新日本プロレスが示されるイッテン・ゴ、1月5日後楽園大会が開催され、第5試合では棚橋、エルガン、ドラダが内藤らLOS INGBERNABLES de JAPONと対戦、試合はLOS INGBERNABLESはEVILが捕まる展開となり、ドラダもBUSHIにムーンサルトプレスを投下するが、BUSHIが両脚を突き立てて迎撃し、ドラダのドラダスクリュードライバーもBUSHIが阻止してレフェリーと交錯させると、最後はBUSHIが急所蹴りからのレッドミスト、MXで3カウントを奪い、試合後はドラダのマスクを剥ぐ暴挙を働くだけでなく救出に駆けつけたKUSHIDAにもブラックミストを浴びせてエムエックスでKOする。BUSHIはKUSHIDAの保持するIWGPジュニアヘビー級王座への挑戦を表明、BUSHIが内藤らと結託した目的がIWGP挑戦だっただけに、BUSHIにしても早くもチャンスが巡ってきた形となった。
またオカダとの激戦を終えた棚橋は内藤らLOS INGBERNABLESとの抗争か、内藤やEVILにしても最終目的がIWGPなら棚橋を破るのが最終条件になってくる、特に内藤がドームでの後藤戦でいきなり躓いただけに、IWGPに近づくためには棚橋を破ることが必須となる。第6試合では中邑vsAJのタッグマッチが組まれるも積極的に前に出ていたのはケニーで、AJは敢えてアシストに回っていた。終盤にはYOSHI-HASHIのヘッドハンターの援護を受けた中邑がケニーにスライディング式ボマイェを浴びせるも、ケニーも反撃してドクターボムを決める、中邑のボマイェ狙いをAJがカットに入るとペレキックの援護射撃から、ケニーがリバースフランケンを決め最後は片翼の天使で3カウントを奪うという金星を挙げた。
だが試合後にはケニーがAJを襲撃すると、メインを控えるファレや試合を終えている裕二郎を除いたBULLET CLUBの面々がケニーを止めるフリをしてAJを袋叩きにし、ケニーはAJにヤングバックスのWスーパーキックからにスタイルズクラッシュを決めKO、BULLET CLUB追放を宣言して中邑の保持するIWGPインターコンチネンタル王座への挑戦を表明した。
ドーム大会ではKUSHIDAとの再戦を明言しなかったケニーだが、ウエートが増えたのもあってジュニアからヘビー級転向ということなのか、だがDDTのリングで飯伏幸太と渡り合ったケニーなら中邑を滾らせることが出来るかもしれない、しかしBULLET CLUB内のクーデターという展開は驚いたとしか言いようがない、ケニーが実質上の新リーダーということなのだろうか、またメインで敗れたファレも新体制となったBULLET CLUBに追随する姿勢を見せたが、姿を見せなかった裕二郎はどうなるのあろうか・・・またBULLET CLUBを追われたAJはどこへ向かうのだろうか・・・セミでは後藤が昇龍結界でバレッタに勝利を収め、試合後にIWGPヘビー級王座への挑戦を表明した、後藤はドームでは内藤を破り、昨年のG1でもオカダを破っていることから堂々の挑戦となるが、オカダは皮肉たっぷりに返答した。
後藤はリーグ戦やトーナメントではオカダを破っているものの、肝心の選手権では勝てていない、会場はおそらく2月11日のエディオンアリーナとなるだろうが、オカダがリベンジを果たすだけでなく、2年前の同所でも同じカードで選手権が組まれオカダが勝利を収めているだけに、後藤にとって不利な条件がそろいすぎている。その不利を後藤がどう覆すのか・・・
また第4試合ではアンダーソンがこけしロケットを放った本間をガンスタンで迎撃して勝利を収め、前王者の権利を行使してIWGPタッグ王座への挑戦、また柴田vs石井のNEVER選手権の再戦も濃厚となった。メインの6人タッグ王座戦主権はブリスコ兄弟とヤングバックスが見応えのある攻防を展開、ブリスコ兄弟がスプリングボード・ドゥームズデイ・デバイスをマットに決めた瞬間は勝負あったかに見えたが、マットは1回転して着地しヤングバックスはジェイを捕らえて合体攻撃を連発、しかしインディテーカーを狙ったところでリング下の矢野がイス攻撃で阻止すると、ジェイがマットにジェイドリラーからマークがダイビングエルボーで3カウントを奪い王座防衛、試合後は矢野がYTRで締めくくったが、矢野がメインで締めくくるのはレアなだけに、ファンにとってもお年玉となった。
BULLET CLUBのクーデターから始まった2016年の新日本プロレス、果たしてどんなドラマが待ち受けているのか・・・
The BC Elite pic.twitter.com/ddKEDeOdR1
— The Young Bucks (@MattJackson13) 2016, 1月 5Consejo Mundial de Lucha Libre Welter Campeon Enserio マ・ジ・で#制御不能 pic.twitter.com/RAivYe4BC5
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2016, 1月 5いつやる?いつでも pic.twitter.com/GhcdJ00VJW
— KUSHIDA (@KUSHIDA_CANADA) 2016, 1月 5プロレスを見ているとそれはそれはいろんなことがあって、出会いと別れは毎日のようにいろいろなリングで繰り返されるけれど、いつまでたっても慣れないし寂しい。でもどこへ行ってもみんな元気でいればいつかまたリング上で再会出来ると信じているのです
— sayoko mita (@345m) 2016, 1月 5 -
掴んだ手は離さない・・・オカダが棚橋を破りIWGPヘビー級王座を防衛、3度目の正直でドームの主役となった!
1月4日 新日本プロレス 「WRESTLE KINGDOM 10 in 東京ドーム」東京ドーム 25204人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第0試合◇
▼1分時間差バトルロイヤル ニュージャパンランボー
○邪道(31分51秒 オーバー・ザ・トップロープ)X田口隆祐
☆邪道が優勝【失格順】[1]Xキャプテン・ニュージャパン(10分26秒)[2]X藤原喜明(10分32秒)[3]Xタイガーマスク(14分05秒)[4]Xヒロ斉藤(14分27秒)[5]X獣神サンダー・ライガー(14分57秒)[6]X中西学(15分12秒)[7]X永田裕志(22分39秒)[8]X小島聡(22分58秒)[9]Xマスカラ・ドラダ(23分18秒)[10]Xキング・ハク(24分37秒)[11]X天山広吉(24分47秒)[12]Xザ・グレート・カブキ(27分02秒)[13]X桜庭和志(27分19秒)[14]Xチーズバーガー(27分51秒)[15]XYOSHI-HASHI(28分19秒)[16]X越中詩郎(31分30秒)
◇第1試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合4WAYマッチ/60分1本
[挑戦者]○マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(16分42秒 片エビ固め)[挑戦者]Xロッキー・ロメロ バレッタ
※モアバング4ユアバック あと2チームは[第43代王者]カイル・オライリー ボビー・フィッシュ [挑戦者/Super Jr.Tag Tournament 2015優勝チーム]リコシェ マット・サイダル
☆オライリー&フィッシュが3度目の防衛に失敗。マット&ニックが第44代王者組となる【ヤングバックスの話】
マット「(※ベルトを手にインタビュースペースのテーブルに向かって歩を進めながら)こんなに素晴らしいことはないぜ。この地球上で最高のタッグチームであることを示せたんだからな。北米だけじゃなく、オーストラリアでもメキシコでもどこでもな。もうすっかり知れ渡ったはずだ。それも今だけじゃないぞ。今まですべて、そして未来も含めても俺たちがベルトタッグチームなんだ」ニック「俺たちは、時と場所を越えてベストなタッグチームなんだ。歴史上の全タッグチームを並べても俺たちがベストだ。ザ・ロッカーズ(ショーン・マイケルズ&マーティ・ジャネッティ)、ハーディ・ボーイズ(マット・ハーディ&ジェフ・ハーディ)を見て育ったけど、それ以前のレジェンドタッグチームを含めてもだ。俺たちは伝説になるためにいろいろとクリエイトしてきた。そしてそれに見合うだけの結果を残してきてる。結果だけじゃない。この業界のすべての部分においてだ。インディペンデント・レスリングの歴史を変えてきたし、Tシャツのセールスでもそうだし、俺たちが出場する試合のチケットセールスもだ。それを今日、ここ、トーキョードームでも示した。だからもっと敬意を表してもいいはずだ。これ以上、どうしっろっていうんだ? まあ、文句のあるヤツにはスーパーキックを叩き込むまでさ」
ニック「見ての通り。これまで邪魔されることは何度もあった。しかし俺らはそれをも跳ね除けてきた。汚い手を使ってきたり、だまし討ちしてきたり、何度も腹を立てることはあったが、それも跳ね除けてきたんだ。そのためにどれだけスーパーキックをぶち込んできたか。もう100万回以上ぶち込んできたかな」
マット「何か質問はないか?」
ニック「ないのか? 最高のタッグチームに対して質問の一つもないのか? 俺らをコケにしてるのか?」
--今日の4WAYマッチという闘い方に関しては?
マット「ン?4WAYマッチ得意かって質問してるのか? 俺たちは地球上でベストなタッグチームだ。だからタッグチームの闘い方ができるなら全く問題ない。どういうシチュエーションであろうとな。いや、ヤングバックスにできない闘いはない。作戦を練って、その作戦を成功させさえすれば結果は見えてくる。まあ、(4WAYだと)タッグマッチより、ほかのチームにはチャンスがあるだろうな。だから3WAYでも4WAYでも構わない。この3年、俺たちはこのトーキョードームで4WAYマッチばっかり闘ってきてる。だけど1度も負けていない」ニック「誰が俺たちを倒した? それこそが、俺たちがベストタッグチームであることを示している。普通のタッグチームでは、どんどんビジネスが落ちていってしまう。それを押し上げるのがヤングバックスの役割だ。だから、いろんなものをミックスさせたハイブリッドなタッグマッチをやってきた」
マット「これまでこんなにエキサイティングなタッグマッチを見たことなかっただろ? 俺たちは12年間もずっと組んできてるんだ。その間に次々とベストタッグマッチをやってきた。なぜ、そうしてきたのか? そして4度、このIWGPジュニアタッグチームのベルトを手にした。それに多くのファンがヤングバックスに関して話す。ヤングバックスが街にやって来ると聞くと、見に行きたいと騒ぎ出す。それがはっきりと示しているだろ? みんなトップチームのタッグマッチを見たいんだ」
ニック「ほかにもベターなタッグチームはいる。しかし、ベストなのは俺たちだ。ベターなタッグチームをやっつけてきたんだからな。それはウエート差なん関係ないんだ。さあほかに質問は?」
--東京ドームでチャンピオンベルトをつかみました。それをこの1年間、どのようにつなげていきたいですか?
マット「次のチャレンジャーを探してくれ。俺たちは今日、ここで3チームをやっつけたんだから。俺たちに見合うチャレンジャーをリングに連れて来てくれ。俺たちと競い合えるチームを。そんなチームをどんどんブッキングしてく。今まで見たことないタッグチームをな。兄弟も俺と同じことを考えているはずだ。俺たちもビッグなタッグチームを連れて来てくれ。まあ、スーパーキックを顔面にぶち込んで倒してやるだけだけど」ニック「そうだな、この1年間、ベルトを守り抜いていくよ」
◇第2試合◇
▼初代NEVER無差別級6人タッグ王座決定戦/60分1本
矢野通 ○ジェイ・ブリスコ マーク・ブリスコ(11分34秒 片エビ固め)バッドラック・ファレ Xタマ・トンガ 高橋裕二郎
※スプリングボード・ドゥームズデイ・デバイス
☆矢野&ジェイ&マークが初代王者組となる【矢野、ブリスコ兄弟の話】
矢野「(※ベルトを手にインタビュースペースに入ってくるなり)オイ、あいつらとはな、年季が違うんだよ! わたしたちの方が全然若かった! あとはこいつらに聞け!」ジェイ「(※マイクを通さず話し始める)見ての通りの結果だ。お前ら見ただろ! 俺たちの勝利だ!」
マーク「オイ、マイクを使ってしゃべれ」
ジェイ「(※マイクをつかんで改めて)俺たちが勝ったぞ! そしてこの新しいベルトを手に入れたぞ! これからこのベルトを持って突き進んでいくぞ! トーキョー・ジャパンで勝ったのは、このブリスコだ!」
マーク「そうだ、俺たちの勝ちだ! このベルトを巻くことになったぞ! 見ての通りだ! ヤノサーン(※と呼びかけて握手を交わす)」
◇第3試合◇
▼ROH世界ヘビー級選手権試合/60分1本
[第22代王者]○ジェイ・リーサル (12分00秒 エビ固め)[挑戦者]Xマイケル・エルガン
※リーサルインジェクション
☆リーサルが5度目の防衛に成功【リーサル、マルティーニ(マネージャー)の話】
リーサル「(※西澤管理部長がホルダーにベルトを立てかけるように指示すると、手で机から払い落として)NO! 誰も俺の言葉を止めることはできない。俺はこの業界でグレートなチャンピオンなんだからな。俺は世界に向かって高々に叫んだ。『WRESTKLE KINGDOM 10』、トーキョードームでマイケル・エルガンを倒すとな。そしてそれを実行したまでだ。これが何を示しているのか。そう、俺こそが世界で最も偉大なレスラーであると証明したんだ」マティーニ「ここにいるジェイ・リーサルこそが偉大で、特別なレスラーだ。私は彼のことを全面的に信頼している。そしてそれに応えてくれる。彼こそが本当のチャンピオンだ」
リーサル「もう一言だけ言っておく。世界に向けて言っておく。このジェイ・リーサルこそがナンバーワンのレスラーなんだ。俺の前に立つヤツはすべて倒す。この(ROH世界の)ベルトが欲しいヤツは出て来い。俺は待ってるぞ。ニュージャパンよ、文句があるなら、かかって来い。誰でもいい。かかって来い。やっつけてやるまでだ。誰かいるか? ニュージャパンにいるのか? 誰でもいいぞ。さあ来い! お前か? さあ来い! 誰かいるか? かかって来い! 俺こそがグレーテストなんだ」
◇第4試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○KUSHIDA (12分48秒 前方回転エビ固め)[第72代王者]Xケニー・オメガ
☆オメガが2度目の防衛に失敗。KUSHIDAが第73代王者となる【KUSHIDAの話】
KUSHIDA「(ベルトが)戻ってきました。よかったぁ」――ついにベルトがその手に戻ってきました。おめでとうございます。
KUSHIDA「ありがとうございます」
――率直にずっと取り戻したかったベルトを前にして、どんな気持ちですか?
KUSHIDA「ハァハァ、ずっと近年このベルトには、悲しい思いさせてきたんで。特に近々の12月シリーズ、全国まわれなくて、それはボク自身はそれもチャンピオンの務めだと思ってるから。このベルトをいろんな人に見てもらって、全国の巡業に持ってって、大いにアピールしたいですね」――BULLET CLUBの介入等で、非常に厳しい闘いだったと思いますが?
KUSHIDA「ハァハァ、プロレスにはいろんなプロレスがあるけど、4WAYも経験してきた。アレックス・シェリーとジュニアタッグ、散々しのぎを削ってきましたよね。そこでやっぱり大事なのは、ここだから(※拳で胸を叩く)。真壁さんもよく言うように、ジュニアの中でそこで気が付いたのは、去年1年間で気が付いた財産っすね。そこの勝負だったんじゃないですかね」――今日はアレックス・シェリーではない、強力な協力者が現れましたが?
KUSHIDA「ドク・ブラウンですね」――あれはドクですか?
KUSHIDA「はい。あれは10月ぐらいだったっすかね?西澤管理部長に、『ドク・ブラウン呼んでくれ』と」――ドク・ブラウンでよろしいですか?
KUSHIDA「ドクですね。どこからどう見ても」――我々が見る限り、見たことのある動きだったり、しぐさがありましたが?
KUSHIDA「ちょっと頭打たれてわかんないっすね。今、試合中のことを言われても」――ドクによって助けられた、バック・トゥ・ザ・フューチャーばりに未来を掴んだというような形になりましたが?
KUSHIDA「いや、一つやっぱりケニーの武器であるセオリーにない動き、奇想天外な動き、そこを闘う前から、自分にないモノだし、劣ってるモノだし。俺はやっぱり体が小さい、飛び技も大して凄くないから、なにで勝負するかって言ったら、やっぱり理詰めの勝負。腕にダメージを与えて勝つっていう。だから、そういう変化球の部分でも負けたくなかった」――そして、『BEST OF THE SUPER Jr.』を獲った時も、ヘビーと同じレベルまで、あるいはそれ以上までジュニアを引き上げたいという決意表明もありましたが、改めて今、目の前にベルトがあるこの状況で、どのようなことを考えてますか?
KUSHIDA「やっぱりもう口では散々言ってきましたから、2016年は実行の年でしょ。2015年言いまくって、言いまくって、ウザいほど言いまくって、それでも実現できなかったから。残すは、皆さんの目に見える形で東京ドームのメインだったり、『SUPER Jr.』、去年『G1』の決勝でもできたこと、今年もやりたいですし。ジュニアもKUSHIDAも、可能性の塊ですよ。やっと年が明けました。2015年チャンピオンが前哨戦にいなかったり、タイトルマッチに誰かの介入があったり、ヘビー級使ったり、『SUPER Jr.』出なかったり、そんなもんもうクソくらえですよ。新しいスタート、2016年スタートですね。期待してください、これからのジュニア。期待と可能性しかないっす」――すでにBUSHI選手がCMLLのベルトを獲って、IWGPジュニアへの道にしたいという発言もしてますが?
KUSHIDA「けっこうなことじゃないですかね。挑戦者がいてこそ、輝くベルトですから。KUSHIDAより、輝かせる自信があるものは、外国人でも日本でも、全員受けて立ちます」◇第5試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者/WORLD TAG LEAGUE 2015優勝チーム]○真壁刀義 本間朋晃(12分49秒 片エビ固め)[第68代王者]カール・アンダーソン Xドク・ギャローズ
※キングコングニードロップ
☆アンダーソン&ギャローズが2度目の防衛に失敗。真壁&本間が第69代王者組となる【真壁、本間の話】
真壁「オイ、どうよ?チョーカッコよくねぇ?いい加減にしろコノヤロー。見ろ、お前!獲ったでぇ!これで文句言わせねぇぞコノヤロー!(※大きな拍手が沸き起こる)ナイス、拍手。いいねぇ。イッテェ。なんかあるか、質問」――真壁選手にとっては、本間選手とG.B.Hとして獲るベルトは初めてだと思いますが?
真壁「まぁな。俺が一人になって、本間がついてきて、『コイツ、どうしよもねぇヤローだな』と思ったけど、俺についてきて、コイツに助けられたこともいくつもある。そう思ったらよ、やっぱ『コイツの男を咲かせてやりてぇな』と思うじゃん。だから『WORLD TAG LEAGUE』もそう。これはヤツが自力で獲ったしな。俺のナイスフォローもあったぜ。も1回だけ言うよ。俺のナイスフォローもあったぜ。だけど、ヤツは自力で獲ったんだよ。そう思ったらよ、今日の年頭1年かけて一番でけぇ大会だよ、東京ドーム。いったら、チャンピオンベルト獲らなきゃよ、話まとまりがつかねぇだろ。そういうことを考えて闘ったけど、いいんじゃねぇの」――真壁選手から見て、本間選手のなにが一番変わりましたか?
真壁「試合に対しての『自分がのし上がりてぇ』っていう気持ちだよな。その気持ちがなかったら、上にはあがれねぇんだ、絶対。この世界、競争社会だろ?競争社会なんだから、いくらでもさ、飽きるほど練習して、飽きるほどプロレスのこと考えて。そんな毎日を過ごしてみろよ。そしたらよ、コイツ一番下だぜ。もうさ、B.G.H、旧G.B.H入った時なんかさ、もうなんの役にも立たねぇヤツだよ。それがコイツ、努力に努力を重ねて、ここまできたんだぜ。だから言ってんだろ、お前『努力は嘘つかねぇ』って。練習は嘘をつかねぇんだよ。その通りだろ?IWGPのこの王座ってよ、誰もが獲れるようなもんじゃねぇんだぞ、お前。わかるだろ?誰もがプロレスラーになって、獲れるような代物じゃねぇんだよ。その中で磨かれて、磨かれて、苦しい思いして、やっと獲れるもんなんだよ。それを今日獲ったろ。『WORLD TAG LEAGUE』、そしてIWGPのヘビーのタッグ、もう言うことねぇだろ。これ巻いてれば、プロレスラーとして、もう一つ花咲いただろ?現実のものにもなっただろ?もう他のヤツに真似できることができねぇからな、これ。言っとくけど、ぜってぇ真似なんかできねぇぞ。俺は当初、まだ旧G.B.Hの時なんか、本間がショボイ試合してたら、ボッコボコにぶっ飛ばしてたからな。これは放送できるかどうかわからねぇ。だけど、コイツは辞めねぇで、歯食いしばってさ、自分の努力に努力を重ねて、ここまでのし上がってきたんだよ。これは本物だろ。いやぁ、でもなんにしろ念頭にこうやって、一つ勲章が獲れて良かったと思うよな」――今日は本間選手のサポートもたくさんありました。真壁選手から本間選手にあえて一言だけ声をかけるとしたら、どんな言葉になりますか?
真壁「なんだろうなぁ、一つは『よく頑張った』っていうことだよ。これだよな。この一言につきると思うぜ。さっきもよ、試合始まる前、『もしベルト獲れたら、どうするお前?』って話してたらさ、『こんなチャンスをボクに与えてくれてる、この会社ももちろんそうだし、観客の皆さんには感謝しかない』って言ってんだよ、コイツ。わかる?その気持ちを動かすのは、ヤツのファイトだけなんだよ。俺がゴリ押ししてさ、『チャンピオンシップ組めよ』って言ったって、組むわけねぇんだ。本間の努力が実ったからこそ、『会社がよしわかった。いこう』って組むわけだろ?『WORLD TAG LEAGUE』だってそうだよ。『獲れたろ?文句ねぇだろ?』っていうことだよな。あともう一つ言えることはよ、こうやって初めて新しくベルト獲って、こっからがまた新しい闘いだ。これが本間のいわゆる一つのここまでの闘いだったと思うんだよな。あとは、こっからベルトをいかにインパクトのあるモノに。だから、俺言ってるけどよ、『長期政権なんか、クソくらえだ』と思ってんだ。長期政権なんて、誰が期待してる?そんなもんどうでもいいんだよ。その試合で、ものすげぇインパクト見せて、ものすげぇ衝撃で観客に痺れるもん見せたら、言うことねぇだろ。俺と本間のタッグチームは、そういうチームだからよ。今日は刺激的だったろ?俺が言いてぇことは、それだけだよ」――本間選手、やりましたね。
本間「小さい頃から夢だったIWGP、そして東京ドームで獲れたってことが、凄く嬉しいです。もう夢のような話で。でもやっぱり挫折もあり、ここまで来れたのは、ほんとに真壁さんのおかげですし、ほんと真壁さんと獲れて、最高に嬉しいです。今の俺があるのは、ほんとに真壁さんのおかげだと思ってるんで」――真壁選手の話にもありましたが、悔しかったこともたくさんあったかと思います。今どんな気持ちがこみ上げてきますか?
本間「もうほんとに試合は楽しかったんですけど、ほんと俺自身が弱くて、もう苦しいことしかなかったんで、もうほんと俺の力なんて0,0001%もないんですけど、少しでも力になれたら嬉しいですし。チャンピオンとして、恥ずかしくないような試合をしたいですし、少しでも、少しずつでも、このベルトと一緒に強くなっていければなと思ってます」――山形のお母さんが、「IWGP、その冠の付いたベルトを獲ることが母親の夢だ」という風に、かつておっしゃってましたが、いい報告ができますね。
本間「そうですね。さっそく実家にベルトを持って、うちの母親に巻いてあげたいと思います」――数多くのメディアが注目する中で、どういう防衛ロードを刻んでいきたいか、どういうアピールをしていきたいですか?
真壁「もうさっき言った通りだよ。防衛ロード?そんなもんよ、正直俺たちの実力ももちろんそう、俺たちだって人一倍練習するからな。体つくってるしよ、負けねぇよ。力ではぜってぇ負けねぇ。技でも負けねぇ。ただやっぱりよ、勝負は時の運だしよ。今日見たろ?俺の古傷、平気でアイツら殴ってくんだぞ。まだ痺れてんだぞ、お前。大体よ、人のアゴ狙うか?折れてるのによ。わかるか、お前。日本人がそんなことやったら、控室でボコボコにされるのは、わかってんだろ。だからアイツら、ビビっちゃってなんもやんねぇけど、外人関係ねぇからな。だからそう思うとよ、試合ってのはわかんねぇんだ。アレもう1発2発大きいの喰らったら、俺たぶんアゴ砕けてるからな。試合なんかできねぇだろ。やっぱそういうのはわかんねぇんだ。だけど、俺さっきも言った通り、本間と組んで、長期政権なんかクソくらえだ。できれば最高だよな。ただよ、俺と本間が組んで、他のヤツらと違うこと、なんだかわかんだろ?インパクトが違うんだよ。試合のインパクトが違うんだよ。こんだけ俺たちメディア出てんだろ。メディア出ていようが、出ていないがすげぇよ、確かに。ただメディアに出てたらよ、超有名人だろ。道端で歩いたって、みんな声かけんだろ。ぶっ飛ばすけど、俺はな。そんな話はどうでもいいんだ。だけどよ、それくらいよ、プロレスを押し上げてぇんだよ。俺と本間はさっきも言った通りよ、控室でよく話すんだ。『昔な、この東京ドーム見に来た』って。プロレスを見たくてよ。その夢を見てたプロレスの世界に入って、ベルトを巻く立場になったんだ、俺たち。そこまで努力したからな。だけど、そのインパクト、今見てるガキどもによ、見せてぇんだ。そのインパクト、凄さ、『プロレスラーって凄いね』って、それを見せてぇんだよ。だからよ、長期政権なんて、どうでもいいんだ。その1試合、1試合、全力を出してよ、ボコボコにしてやるよ。そしたらよ、おのずとベルトついてくるんだろ。そんだけだ」――本間選手、どんなチャンピオンでありたいですか?
本間「真壁選手は、『長期政権なんてクソくらえ』って言ってますけど、俺はずっと守りたいです。最高の試合をして、ずっと守りたいです。そして、年末の最優秀タッグ狙いたいです」真壁「オイ、笑わすのやめろよ、アゴ痛いから」
本間「もし真壁さんのアゴが砕けたら、俺が真壁さんのアゴになります」
真壁「言ってる意味が全然わかんない」
――本当におめでとうございました。代表質問は以上です。
真壁「以上か?もうちょっと引っ張れよ。なんかあんだろ?どうせあれだろ?ワールドプロレスリング使うんだろ?なんかあんだろ、お前」――今、本間選手は笑ってますが、最初に真壁選手が話をされている時、涙をずっと流されていましたが、今まで一緒にやってきた本間選手の涙を見ていかがですか?
真壁「これはわかってんだよ。だって俺ベルト獲った時、ほんとに泣いたしな。そう思うんだよ。ただよ、初めて栄冠はそれでいいんだよ。ただよ、こっから、獲った瞬間によ、次の闘いがもう始まってんだよ。だから今はいいんだよ。『いいんじゃねぇか』って思うんだよな。ただ次からよ、ほんとにベルトホルダーとしてよ、突き進まなきゃいけねぇんだよ。その瞬間的に覚悟を決めねぇと、この新日本プロレスのクソヤローたち見たら、わかるだろ。いろんなヤツいるっしょ。平気で反則するヤツもいる、正攻法で来るヤツもいる。いろんなヤツがいる。のまれちゃよ、まずいだろ。とか言って、のまれるわけねぇけどな、俺と本間だったらな。このインパクト見てみ。このキャラクター見てみ。『誰が抜けるだ』って、ふざけんじゃねぇぞバカヤロー。俺は口悪いけどよ、俺と本間、ハートは良いからね。よろしく。以上です。他ない?長い?もうちょっと5分ぐらいいく?」――もう取れ高十分です。
真壁「そういうことだ。じゃぁな」
※ベルトを巻いての写真撮影。真壁「オッケー。サンキュー。あと一言だけ言っとく。本間はベルト獲れて良いと思う。このベルトに惹かれて来る女子はいないのか?俺にはないのか?本間、(控室に)引くの早ぇよ。それじゃ、あばよ」
◇第6試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○後藤洋央紀(12分16秒 片エビ固め )X内藤哲也
※昇天・改【後藤の話】
--溜まっていた鬱憤を晴らす勝利になったと思いますが……。
後藤「まあ、内藤にというよりも、今回『WRESTLE KINGDOM』10回目。10回目なのにまだ1回も、メインイベントという立場に上がれたことないし。今年も第6試合。そして、ノンタイトルなのは俺の試合だけだろ? このポジションから抜け出せずにいる自分自身に一番、腹立ってます」--ただ、今日の勝利はその先につながる大きな勝利だったと思いますが……。
後藤「2016年、この試合を機に、俺はもう一度、トップ戦線に割り込みたいと思います」--このあとの試合もありますが、具体的に狙いを定めているベルトはあるんですか?
後藤「それはもちろん、一つしかないでしょう。わかるでしょ?」--またLOS INGOBERNABLESとの因縁も、これで一つ片付けられたと思います。
後藤「あいつらが次、どういう手を打ってくるかわかんないけどさ、俺はもっと高い夢を持ってるから、お前らに構ってる暇はないんだよ」--このドームで、悔しい思いもあった中での勝利となりました。改めてこの先へ向けて一言お願いします。
後藤「今日の対戦相手の言葉を借りると、『2016年、新日本プロレスの主役は俺だ!』……」◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○柴田勝頼(17分19秒 体固め)[第9代王者]X石井智宏
※PK
☆石井が2度目の防衛に失敗。柴田が第10代王者となる【柴田の話】
--会場が大歓声に包まれてました。そして石井選手から、あの闘いで獲ったベルト、今の感想を聞かせてください。
柴田「どっちが勝ったか、よくわかんねえよ。自分的にはベルトが懸かっていようが、いまいが、やることはいっしょ。そのスタンスは変わんない。変わんないんだけど、石井の意識は、このベルトがあることによって、あそこまで引き上げられたのかなと感じております。意地。意地? 意地のぶつかり合いで、どっちが勝っても、どっちが負けても、よくわかんない。そんな感じの試合でした」--試合前に話されてましたけど、本当に命を削るような試合だったと思います。改めて石井選手は、柴田選手にとってどんな相手だったのか、聞かせてください。
柴田「魂を削って試合を1試合1試合してる選手だと思いますね。別に褒めてるわけじゃないけどね」--先ほど「意地」と言われてましたけど、柴田選手も意地を東京ドームに集まった多くのファンに届けた……。
柴田「わかんない。ぶっちゃけ、わかんないけど、今この瞬間、お互いに技を出して、受け止めている間に意識が飛んでいく、薄れゆく意識の中で、必死で立ってるっていうのが、そんなレベルが高いのか低いのかわかんないけど、そんな闘いだったと思います」--これは愚問かもしれませんけど、そんな意識が遠のいていく中で、それでも立ち上がる理由は何なんですか?
柴田「負けたくないから。ただそれだけだね。負けたくない。石井も意地っ張りかもしれないけどね、俺も意地っ張りだからね」--ベルトを手にされました。今後、そのベルトをどうされていく……今ちょっと考えるのは難しいかもしれませんけど。
柴田「いや、このベルトね、今獲ったからって浮かれてられないんだよ。俺は去年ここで、ドームで(IWGPタッグの)ベルトを獲って、次のシリーズで失ってるからね。今はまだ(ベルトを)巻くわけにはいかない。まだ俺のベルトっていう気がしねえ。とりあえず、そのことだけはわかってる。ベルトの話はそれからだ。以上」◇第8試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第12代王者]○中邑真輔(24分18秒 エビ固め)[挑戦者]×AJスタイルズ
※ボマイェ
☆中邑が2度目の防衛に成功【中邑の話】
--最高の相手と最高のプロレス、今ベルトが戻ってきました。率直な気持ちをお聞かせください。
中邑「素直に感動してます。リングの上で会うAJは、想像を超える選手でした。まあレスリングは日本が一番だと世界中のレスラーが思ってると思うんですけ ど、今まで闘ってきた並み居る日本人のレスリングがうまいと言われる、強いと言われる選手とやってきましたけど、AJはそれに負けることなくというより も、それをも勝る人間でした。まあ、そんな相手と、この最高のタイミングで、これ以上ないタイミングで、2人がプライムなうちに、どんぴしゃのタイミング で、この東京ドームでやれたということ、本当に感動しました。結果、今回、僕が勝ち、ベルトを守ることになりましたが、次やったらどっち(が勝つ)かわか らないですけど、またやって、俺も手に入れたい、あいつの持ってる力を……そんな相手でしたね」--試合後、リング上で拳を合わせるような姿もありましたけど、あれは中邑選手の素直な気持ちですか?
中邑「はい。今回ばっかりは、何も飾らず、いろんなものを削ぎ落として闘ったつもりでした。まあ、敵対する相手に対してあるまじき行為だと思いますが、命懸けてこのリングで闘ってるレスラーに、やっぱりリスペクトありますよ」--2015年もインターコンチネンタルのベルトをめぐってはさまざまな闘いがありましたけど、2016年、こんな刺激的なスタートになりました。すごい1年になるんじゃないですか?
中邑「そうですね。まあ、いろんなものが弾け、飛び散るんじゃないですか?」--今これだけすごい試合を終えた直後で聞くのも恐縮なんですが、これで世界からの注目度がさらに高まっていくと思います。次に見据えるものは何かありますか?
中邑「世界、世界ですね。自分の思う、自分の目指すさらなる高みステージを、それを目指して生きていきたいと思ってます。ありがとうございます」◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第63代王者]○オカダ・カズチカ(36分01秒 片エビ固め)[挑戦者/G1 CLIMAX 2015優勝者]X棚橋弘至
※レインメーカー
☆オカダが2度目の防衛に成功(試合終了後)
外道「わかってたろ、オイ!! わかってただろ、オイ!! この男しかいねぇんだよ、オイ!! この男しかいねぇだろ、オイ!! 新日本プロレスをさらに上に導く男! 新日本プロレスを世界に連れて行く男! プロレス界をまだ行ったことねぇ所に連れて行く男、レインメーカーしかいねぇんだよ、オイ(※大歓声)。もう誰1人、レインメーカーを止めることはできねぇ。なんでかわかるか、オイ!?(※場内騒然) ・・・・・・レェェェベェルが違うんだよ、コノヤロー!(※大歓声) 『WRESTLE KINGDOM 10』の最後はこの男の言葉で締めてもらおうか。プロレス界の未来を担う男にして、IWGPヘビー級チャンピオン、“レインメーカー”オカダ・カズチカだよ(※大歓声)」
オカダ「(※『オカダ』コール)みっつ、言わして下さい!(※大歓声) ひとーつ! 棚橋さん、IWGPは・・・・・・遠かったらな、俺もここまで追い詰められてないよ。強かったよ、棚橋さん! またやろうぜ!(※大拍手) ふたつ! 俺が勝ったということは、新しい新日本プロレスを、これから見して行ってやる。新日本プロレスを、もっと上のステージに俺が連れてってやる(※大拍手)。みっつ! ・・・・・・特にありません(※場内笑) と、言いたいけどな、まだまだ俺が新日本プロレス、どんどん上げてやるよ!! 2016年も、俺から目をそらすなー!!(※大歓声)」(続いてオカダは、四方のコーナーでレインメーカーポーズを披露。その後、大声援の中、特設花道を退場して行く。特設ステージに到達した)
オカダ、「2016年も! 新日本プロレスに!! いや、プロレス界に!! カネの雨が降るぞー!!」
【オカダ、外道の話】
オカダ「試合に関しては、IWGPは棚橋さんに近かったかもしれないです。やっぱり、ドームの棚橋さんだからなのか、わからないですけど、ほんと、率直に強かったです」--今、試合を終えた中で、ものすごい試合でした。勝因になった部分はどういうところでしょうか?
オカダ「それは、まあ、勝因が何なのかわからないぐらいの勝負だったと思いますし。でも、何回も負けて、棚橋さんに東京ドームでも負けて、俺が新日本プロレスを上にやるんだという気持ちじゃないかなと思いますね」--最後の最後のレインメーカーにいこうという時に、棚橋選手が返しそうになった時に腕を離しませんでした。あの時はどういう気持ちで?
オカダ「まあやっぱり、レインメーカーの体勢で腕を離すと、またつかみにいかないといけないですし、棚橋さんの最後の一発が張り手だったってのも最後の意地だったと思いますし、離さないっていうのも意地だったと思います」--リング上でもありました「次のステージ」。オカダ選手はそんなステージだと考えてますか?
オカダ「それはまた、2016年、見せていきます」--外道選手、ほんとにこの闘いでさらに新日本プロレスが次のステージに高く舞います。いかがでしょう?
外道「今日のメインイベントは、ほんとにもう、重要だね。(IW)GP懸かっただけじゃないものが懸かってたと思うよね。このレインメーカーが勝ったっていうのは、ものすごく大事なことでね。間違いなくこの男にプロレス界に未来は懸かってるわけだから。まあ、心配せずとも自ずとレインメーカーがいるだけで、ついてくると思うけどね」--オカダ選手、今日、多くのファンが東京ドームに詰め掛けました。2016年のオカダ選手の野望を聞かせてください。
オカダ「そうですね、また今年の(上半期)ビッグマッチが発表されましたし、また海外も行きますし、いろんなところにしっかりチャンピオンとしてですね、カネの雨を降らせていきますし。やっぱりずっと棚橋さんがドームで勝つのが続いてて、オカダが勝って『あれ、新日本プロレスダメになったんじゃないか?』って、そんなこと思われることはないですけど、やっぱりあそこでオカダが勝って新日本プロレス変わったな、また上にいったなと皆さんに認めてもらえるように、しっかり2016年したいなと思います」外道「乾杯しよか(※と言って用意されていたビールの栓を抜く)」
--外道選手、今日は何に乾杯でしょうか?
外道「何だろね? きれいに、プロレス界の未来に……」オカダ「ちょっと、真面目すぎます(※場内笑い)」
外道「いや、真面目にやりたいんだ」
オカダ「いや、名前(リングネーム)が外道じゃないですか(※場内爆笑)。『プロレス界の未来に』って、そんなんちょっと……」
外道「わかった。じゃあ、ドームで泣かなかったことに」
オカダ「(去年)泣いてないです」
外道「わかった。じゃあ、未来に」
オカダ「未来に……乾杯!」
外道「明るい未来に」
(※外道はビールを口につけず、オカダだけが祝杯をあげる)
【棚橋の話】「(※キャプテンの肩を借りてインタビュースペースにやって来ると、テーブルに顔を突っ伏して)……何も、浮かばないですね。俺の夢が途切れたのか、受け継がれたのか……」今年も迎えた「イッテン・ヨン」新日本プロレス1月4日東京ドーム大会
今年のメインもオカダvs棚橋のIWGPヘビー級選手権、今年はオカダが王者、棚橋が挑戦者という図式に入れ代わったが、オカダにとってドームの主役へ3度目の挑戦となる。
序盤はオカダが棚橋の張り手をかわすなど、棚橋に気負いというものを感じたが、棚橋はニークラッシャーから膝裏へのタックルで先手を狙うも、オカダはエプロンに立つ棚橋に三角飛びドロップキックで場外へ出してから、フロントハイキックで鉄柵外へ出すとオカダは鉄柵越えのランニングボディーアタックを放ち、棚橋は床に後頭部を痛打させる。
その後オカダペースで試合が進むに見えたが、棚橋はカウンターでの低空ドロップキックからドラゴンスクリューで再び流れを変えると、コーナーに固定してのドラゴンスクリュー、ロープ越しのドラゴンスクリューで脚攻めを展開、棚橋はエプロン上でのスリングブレイド、コーナー最上段からのプランチャ、膝へのハイフライフローからテキサスクローバーホールドを狙うも、オカダはロープに逃れる。
オカダはスリングブレイドを狙う棚橋をキャッチしてジャックナイフからのリバースネックブリーカー、スタンディングのエルボー合戦を挟んで突進する棚橋にジョン・ウー、スワンダイブ式のジョン・ウーまで繰り出し、レインメーカーで勝負に出るが、棚橋はかわしツームストーンパイルドライバーを回転エビ固めで切り返したところで低空ドロップキック、逆回転ドラゴンスクリュー、オカダのドロップキックまでキャッチしてドラゴンスクリュー、テキサスクローバーホールドと脚を攻め、勝利を確信した棚橋はツイストアンドシャウト、スリングブレイドからハイフライフローを投下するもオカダは間一髪かわして自爆となる。
棚橋が再度ツイストアンドシャウトを狙うが、オカダはツームストーンパイルドライバーで突き刺すと、レインメーカーを決めるがカウント2、オカダは掟破りのハイフライフローを投下するが、棚橋は掟破りのレインメーカーで応戦、そして関節蹴りで脚を攻めてから、オカダのレインメーカー狙いを棚橋はスリングブレイドで迎撃して、ドラゴンスープレックス、背中へのハイフライフロー、正調のハイフライフローはオカダがカウント2でクリアすると、棚橋のハイフライアタック狙いをオカダは下からのドロップキックで迎撃、オカダはドロップキック、ジャーマンからのレインメーカー狙いは棚橋は張り手で阻止も、オカダは手を離さず強引にレインメーカー3連発で3カウントを奪い王座を防衛した。オカダにとっての東京ドームは凱旋時のブーイングから始まり、IWGP王者になるもドームの主役になることは出来なかった、そして今回の棚橋戦もドームの主役を奪うのは簡単ではないというのが、これまでドームの主役を張っていた棚橋から出ていた。しかしオカダはレインメーカーを張り手で阻止されても手を離さなかったのは、今度こそドームの主役を奪うという執念の現れなのか、オカダの勝因は離さなかった手だったのかもしれない。
ドームの主役を奪ったオカダ、リングを後にする棚橋、世代交代というものを感じさせたが、敗れた棚橋は沈みゆく太陽のようだったが、沈んだ太陽はまた昇るのか?本当の意味でのオカダ時代が到来なのか、これからの新日本をじっくり見てみたい。IWGPインターコンチネンタル選手権は中邑は赤のタンクトップ、AJはBULLET CLUBのメンバーを誰も従わせず一人で登場した。
試合は序盤から互角の攻防となるが、一旦ブレークし背中を見せた中邑にAJが強襲してから試合が動く、中邑はスリーパーからバックブリーカーを決めるが決められた際にAJもペレキックを放つなど油断の出来ない攻防となる、徹底した腰攻めを展開するがボマイェをかわしたAJはカーフキラーで捕獲も中邑は腕十字で切り返す、AJはフェノメナンDDTは失敗するも、新日本では初公開のトーチャーラックボムを決めるとスタイルズクラッシュを狙うが、リバースした中邑はジャンピングボマイェを炸裂させる。
AJは裏拳の対して中邑はスライディング式ボマイェを炸裂、しかしタックル狙いはAJが膝蹴りで迎撃するとファイヤーバードスプラッシュを投下。
中邑は裏拳を繰り出すAJに巻き込み式腕十字で捕獲し、下からの三角絞めへと移行するが、AJはスタイルズクラッシュで脱出しブラディーサンデーから雪崩式スタイルズクラッシュを狙うも、中邑は雪崩式ランドスライドを決めると、後頭部から正面へのボマイェで3カウントを奪い王座防衛、試合後は中邑が拳を出すとAJも突き返してエールを
かわしあった、よく考えればAJもBULLET CLUBの介入もなく、また急所打ちなどラフはなかった、今回の戦いはCHAOSやBULLET CLUBなど関係なく一人のレスラー同士のぶつかり合い、勝敗など関係なく期待通りの試合だった。NEVER選手権はいきなり両者は突進してど真ん中プロレスを展開も、柴田がコブラツイストから卍固めと繰り出す、またど真ん中プロレスへと持ち込むが柴田は三角絞めへと捕獲して石井はロープへ、今まで石井絡みの試合はど真ん中でのぶつかり合いが主流で関節技などの概念はなかったが、柴田の繰り出す関節技に石井が苦しんでいた、石井がロープへ逃れた時点で石井は負けていたのかもしれない。
石井はミサイルキックまで繰り出していったが、今度は胴絞めスリーパーで捕獲され、石井のリキラリアットも柴田は燕返し、ジャンピングハイキックを浴びせるとPKで3カウントを奪い王座奪取、柴田は新日本に復帰してから初タイトルを獲得する。後藤vs内藤は序盤からEVILとBUSHIの介入に苦しんだ後藤だったが、内藤のグロリアを阻止して急角度の牛殺しを決めてから主導権を握るも、再びEVILとBUSHIが介入、しかし返り討ちにした後藤が内藤のデスティーノを阻止し頭突きからの昇天・改で3カウントを奪う、出足から内藤は躓いてしまったが内藤はドームでの勝率が悪い。
IWGPタッグ選手権は王者組にGBHが分断されるも、アンダーソンが本間に狙ったガンスタンを必死で阻止した本間がこけしロケットを炸裂させてから流れがかわり、最後は真壁が本間をスルーしてのこけしロケットから、アンダーソンをこけしインパクトで蹴散らすと、最後は本間のこけし、真壁のキングコングニーで3カウントを奪い王座奪取、本間は新日本へ移籍してから初タイトルでIWGPの歴史の中に名をしっかり刻んだ。
IWGPジュニアヘビー級選手権はKUSHIDAがホバーボードロックでケニーの腕をしっかり潰すもミッドナイトエキスプレスが自爆するなど決め手に欠く、ケニーは膝アッパーから片腕だけでドクターボムを決めるも、片翼の天使をKUSHIDAが回転エビ固めで丸め込んで3カウントを奪い王座奪取に成功した。
IWGPジュニアタッグ4WAY戦はリコシェ、サイダルがロッポンギヴァイスにWシューティングスターを決めるも、カットに入ったヤングバックスがダメージのあるロメロをモアバング4ユアバックで3カウントで王座奪取。NEVER6人タッグ選手権は矢野のイス攻撃の援護を受けたブリスコ兄弟がスプリングボード・ドゥームズデイ・デバイスで3カウントとを奪い初代王者に、ROH選手権はリーサルが真実の本での殴打からリーサルインジェクションでエルガンを降し王座防衛、リーサルはまだこんなもんじゃないだろうというのが印象だった。
明日は後楽園ホール大会が行われるが、この大会は2016年の新日本の新しい戦いのテーマが示される。最後に6月に大阪城ホール大会の開催も決定、自分ごとになるが昨年は観戦直前で病気で倒れたのもあり、今年は大阪城ホールにリベンジしてやる!
【東京ドーム大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただまして誠にありがとうございました。明日1月5日(火)は、本日の興奮も冷め止まぬまま後楽園ホールにて18:30試合開始!皆様のご来場をお待ちしております。 #njwk10 pic.twitter.com/UbYJbGbtD8
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2016, 1月 4新日本プロレス東京ドーム大会!ご来場の皆様、また新日本ワールドやCSで観て頂いた皆様、ありがとうございました。皆様のおかげで最高の大会となりました。一部選手の発言にもある様に今年から新日本プロレスは色々な意味で第2ステージに入ったと思います。今後も応援よろしくお願いします。
— 木谷高明 (@kidanit) 2016, 1月 4来年はドームにきっちりと3万人以上入れたい。
— 木谷高明 (@kidanit) 2016, 1月 4獲ったどぉーッ☆‼本間のバカヤローがまた一つ勲章を獲りやがったわッ☆‼ pic.twitter.com/m3cSvyDDi3
— 真壁 刀義 (@GBH_makabe) 2016, 1月 4IWGPJr.ヘビー級王座奪還!ドームに携わった全ての人に、心を込めて、ありがとうございました。#njwk10 #ROH pic.twitter.com/VLDMZnpjZi
— KUSHIDA (@KUSHIDA_CANADA) 2016, 1月 4#WrestleKingdom10 pic.twitter.com/sBVszByLDS
— AJStyles.Org (@AJStylesOrg) 2016, 1月 4圧倒されてしばらく言葉が見つかりませんでした…。対戦相手に勝つこと、ベルトを手にすること、それはもちろん。でもそれだけじゃない。プロレス界を担う気持ち、リングの上で命を削る覚悟が見えました。怖くなるほど物凄い試合でした。 #njwk10
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2016, 1月 4IWGPヘビー級のベルトを巻く男が、1.4東京ドームのメインに立つ男たちがどの位のレベルにいるのかを雄弁に語り、見せつけた試合。 #njwk10
— 村田晴郎 (@MTharuo) 2016, 1月 4感動と興奮で全身が包まれました‼︎ 最高のお正月をありがとうございました‼︎ #njwk10
— アジアン 馬場園 梓 (@babazonoazusa) 2016, 1月 4 -
イサミが奥の手で竹下を降しKO-D王座を防衛!高木はKENSOにロッカーに詰め込まれ、まさかの敗戦・・・
1月3日 DDT「新春お年玉スペシャル! 全席2000円興行!! 2016」後楽園ホール 1750人 超満員札止め
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権タッグマッチ/60分1本
[第8代王者]伊橋剛太 ○星誕期(2分00秒 体固め)Xワンチューロ 鈴木大
※ノド輪落とし
☆伊橋が2度目の防衛に成功◇第1試合◇
▼30分1本
○石井慧介 入江茂弘(10分07秒 片エビ固め)遠藤哲哉 XDJニラ
※旋回式ダブルアームDDT◇第2試合◇
▼新春書き初めランブル/無制限
○石川修司(16分24秒 体固め)X福田洋
※ファイヤーサンダー【退場順】[1]樋口和貞[2]松永智充[3]諸橋晴也[4]岩崎孝樹[5]ゴージャス松野[6]高尾蒼馬[7]宮本裕向[8]アントーニオ本多
◇第3試合◇
▼30分1本
○大石真翔 勝俣瞬馬(4分09秒 エビ固め)赤井沙希 Xチェリー
※チェリーの首固めを赤井ごとひっくり返す(試合終了後)
赤井「今日もこのベルトを守り抜いたで! アイアンマンを持って絶対にチャンピオンとして両国のリングに上がります!」
(すると場内が暗転。明転した時にはLiLiCoがリング上に。チェーンで絞めつけてからカバーして3カウント。)▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
[挑戦者]○LiLiCo (19時34分 体固め)[第1070第王者]X赤井沙希
☆LiLiCoが第1071第王者となる(試合終了後)
LiLiCo「赤井沙希よ~、このベルト~、家で夜、デコってみようかなってツイートしてんじゃねえよ! 私のもんなんだからよ! これを持って両国で闘いまーす! 誰でもかかってこーい!」【LiLicoの話】
LiLiCo 「取ったよ。」――狙っていたんでしょうか?
LiLiCo「そりゃそうよだって最初持ってたんだから。もう色んな手に渡り、やっと、取り返した。多分これで3月21日、あの赤井沙希? まあ取り戻しに来るでしょう。渡さな~い。」――赤井選手のTwitterも確認していたようですが。
LiLiCo「もうさ、っていうか、何が「デコろうかな今夜」って持ってねぇぞお前~みたいな。このチャンピオンベルト、犬と猫に見せてんのよ?なんだそれ。私がチャンピオン、次、綺麗に飾っておきますから。3月、楽しみにしていてください。以上。ありがとう。」◇第4試合◇
▼30分1本
ジョーイ・ライアン ○キャンディス・レライ(10分40秒 片エビ固め)佐々木大輔 X宮武俊
※ポールスープレックス◇第5試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/スクランブルバンクハウスエニウェア棺桶ロッカーデスマッチ/60分1本
[挑戦者]男色ディーノ スーパー・ササダンゴ・マシン ○KENSO (13分22秒 ロッカー葬)[第21代王者]X高木三四郎 大鷲透 平田一喜
☆高木&大鷲&平田組が2度目の防衛に失敗。ディーノ&ササダンゴ&KENSO組が第22代王者となる(試合終了後)
KENSO「DDT、君たち、最高でーす! そしてもう一つ、高木三四郎、ここで約束しろ。俺とシングルをやれ!」高木「テメエ、シングルマッチやってやるよ! リマッチじゃねえ! まずシングルだ!」
亜門「次の後楽園大会で組ませていただきます」
高木「テメエ、いいか? ロッカーの閉じ込められた男の苦しみと寂しさをオマエにも味わわせてやるからな! 覚えておけ!」(T2ひーは退場。)
KENSO「情熱を持って大家帝国、ビチーッと!」
【#大家帝国の話】
ディーノ「我々の腰に何かありますけど、何か? 当然の結果ですので」ササダンゴ「KENSOが入ったことでこんなにあっさりベルトが取れるものとは」
ディーノ「そうね、いままでなんだったんだっていう」
ササダンゴ「いままでなんだったんだっていう。本当につきものがおちたというか、一人ちゃんとした戦力になる人が入ってくれたらぜんぜん違うんだって」
ディーノ「2016年いきなり勉強になりましたね」
KENSO「最高、最高、最高(高木とのシングルが決まったが?)……」
ディーノ「もともとKENSOちゃんは高木三四郎に対戦要求するためにDDTに上がったので、それを我々と変な話利害が一致してね、すべて我々の計画通りですね。どさくさで経営に関する我々、ギャランティーの要求も差し込んでいくので」
KENSO「最高だ、本当に最高だ。2016年はじめてこの後楽園、DDT大会でこのベルト取れたことを一生忘れない」
ディーノ「おおおお、一生入りました」
ササダンゴ「同感です」
ディーノ「本当そう」
3人「大家帝国×3! 情熱を持って-、ビチット!×3」
【T2の話】
大鷲「高木さーん、何やってるんですか。ロッカーのなかで3カウントってありえないですよ。この試合、タイトルマッチ!」平田「本当ですよ」
高木「ごめんよーーー」
大鷲「平田なんかこれで二度とベルト巻くことないのに……」
平田「えーーーっ!?」
高木「ロッカーが悪かったよ。ロッカーが狭かったんだよ。ごめんよ。くそー。でも、でもいまはリマッチはおいといてKENSO! ぶっ殺してやるからな、コノヤロー。ふざけんじゃねーぞ、KENSO。人をロッカーに叩き込みやがって、どの面下げてロッカーに人を叩きこんのんじゃ! オメーな、ロッカーの中がどんだけ暗いかわかるか、ロッカーの中がどれだけ寒いかわかるか! おいKENSO、オメー、ふざけんじゃねーぞ。1・31後楽園でテメーとシングルでやってやる。いいか、何持ってくるかわからないからな。どういう試合形式でやるかもわからないからな。びびんじゃねーぞ。コノヤロー、鷲関、平田! リマッチはそこから考えましょう」
大鷲「わかりました。とりあえずシングルマッチ期待しています。絶対に勝って、借りを返してください。大丈夫ですよ。とにかくKENSOを倒すことだけ、ここからT2ひーベルトに向けて駆け上がりましょう」
高木「でも後楽園は再多数の眼鏡でした。」
平田「上から見てたらキレイでした」
高木「ピークのまま終わるっていうのもね」
平田「えっ、そんな。あの客席のメガネみました? バルコニーから感動したんですから。まだ地方ぜんぜん売ってないから、地方攻めましょう」
高木「そのへんも含めてね、考えます」
大鷲「2016年、T2ひーよろしくお願いします」
平田「サングラスまだまだ再販するので、みなさんピカピカさせて会場でGO!しようぜ(高木&大鷲が退席)。ウソだろ……おい。もうないよ。とりあえず今日、買ってない人、買って一緒になんかしましょう。さよなら!」
◇第6試合◇
▼30分1本
坂口征夫 ○マサ高梨 梅田公太(13分48秒 エビ固め)XHARASHIMA ヤス・ウラノ 彰人
※タカタニック◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第55代王者]○木高イサミ(18分56秒 螺旋丸)[挑戦者]X竹下幸之介
☆木高が2度目の防衛に成功(試合終了後)
イサミ「リマッチを要求する。GM、タッグチャンピオンを連覇したんだ。タッグに挑戦させろ」亜門「挑戦する資格は十分あるでしょう。パートナーは?」
イサミ「中津、俺らでいくぞ」
亜門「1月16日の横浜大会で。チャンピオンの2人も大丈夫だね」
遠藤「やってやるよ」
(これで1・16横浜でのKO-Dタッグ選手権試合◎<王者組>竹下&遠藤vsイサミ&中津<挑戦者組>が決定。その後、亜門GMは1・31後楽園でおこなわれるKO-D無差別級選手権試合の勝者と、2・28後楽園でおこなわれる次期挑戦者決定戦の勝者が3・21両国のメインでタイトルを争うことを発表。)
亜門「1月31日後楽園の挑戦者ですが今日の試合結果を踏まえて指名させていただきます。マサ高梨選手です。いたらリングに上がってください!」
(場内「タカナシ」コール。高梨がリングに上がる。)
高梨「バカですか? 俺じゃねえだろ。俺より相応しいチャレンジャー、イサミに散々煮え湯を飲まされてきたんだ、坂口、ぶっ飛ばしてやろうぜ!」坂口「ありがとう。でも、今の流れは自分じゃない。兄弟がベルト取るところを見せてくれ!」
高梨「…梅ちゃんこそ酒呑童子の未来…」
KUDO「高梨、KO-D無差別級のベルトはDDTの選手が目指しているベルトだ。(張り手を見舞って)高梨、いけ!」
亜門「あなたの両国のメインで立つ姿を見たいファンも大勢いると思います!」
高梨「いつもこれだよ。うだうだしててみんなで背中を押して後押しするんだ。負けちまって恥ずかしい思いするかもしれねえけどよ、もう一回俺は立ち上がるぞ! 負け戦! マサ高梨が打って出てやる! BASARAのイサミ、テメエからベルトを奪うのは酒呑童子のマサ高梨だ!」
(こうして1・31後楽園でのKO-D無差別級選手権試合◎<王者>イサミvs高梨<挑戦者>も決定。さらに大阪で組まれる前哨戦について)
高梨「俺はイサミと組んで試合がしたい」。
亜門GM&イサミ「おもしろい」
高梨「前哨戦よろしくな(と右手を差し出す。イサミは恐る恐る応じると、高梨はしっかり握って引き揚げた。)
イサミ「今月の後楽園ホールのことを真剣に考えていたのはマサ高梨だけ。僕は高梨クンと最高の試合をします。おい、BASARAのみんな、上がれ! リングジャックだ!」とBASARA勢をリングに上げる。「中津、オマエとタッグを取るぞ。そのまま勝ち続けてBASARA旗揚げまでいくぞ! 一番楽しむプロレスラーがプロレスリングBASARAの木高イサミだ!」
【イサミ、中津の話】
イサミ「今日はね、竹下がね、最高でしたね。最高の相手でした。すっげぇ面白かった。こんなに身体が痛いのってないですけどね、すっげぇ楽しかった。だからもっかいやりたい。多分竹下も納得いってないまだ悔しい思い持ってる。だったら、すぐに、あいつもカッカカッカしてるからもうすぐすぐすぐ。いつだ?いつって言ってた?」中津「16日です。横浜ラジアント。」
イサミ「タッグタイトル、行きますよ。中津、なんか言ってやれ。」
中津「たぶんね、あっちの2人はイサミさんしか見てないと思うんですよ。イサミさんにやられてるから。ただそこを、その隙を突けるというのは僕だと思うんで。」
イサミ「いいよ。隙なんか突かなくて。真っ向から勝負しろ。」
中津「わかりました。バッチバチでいってやります。自由に、BASARAのリングとか関係なく、DDTでも自由に。」
イサミ「そうそうそう。」
中津「タッグもシングルも、BASARAに持ってきて、もうこの時点でDDTより上に行っちゃいますんで、楽しみにしておいてください。」
イサミ「それがバサラ者だよ。もうなんか、いいんだよ、策は初めに考えときゃ良いんだ。色々考えてな、最終的にぶつかったらな、何も考えずに行っちまうんだからよ。」
中津「そうですね。」
イサミ「それでいいんだそれで。そんぐらいバカにやろう。」
――イサミ選手はKO-DチャンピオンのままBASARAの旗揚げを迎えることになります。
イサミ「これで確定ですか。そうっすね。まあ、それはそれ、これはこれなんですけど僕の中では。けど、一つ、できればアジアタッグいつって言ってた?」中津「23日です。」
イサミ「アジアタッグ、じゃあアジアタッグも確定だ。まあ、二冠チャンピオンとして、BASARAの今日いた面々にしっかり背中見せれるように、僕がチャンピオンとしていますんで。」
中津「横浜で取ったら三冠になるんすよ、その旗揚げ時点で。」
イサミ「本当だ! そうか、お前もベルト持ってる。」
中津「僕もベルト持ってる。」
イサミ「すげぇ! それで引っ張ってこう。」
中津「そうですね。」
イサミ「そうやって、面白くやっていきたいんですよ。だからといって、そのKO-Dを持ってるからどうたらとか、持ってるからイサミさんには従わなきゃいけないとか、そんなこと、恩着せがましくというか、上から押しつぶすつもりはないし、代表だからって誰かに何かをしろってないから、BASARAのリングなんだから自由に動いてもらっていいし、もっともっと自由に考えて自分が考える自由ってなんだろうってもっと皆に考えてもらって、それは俺も考えるけど、皆が、皆に決定権があって、皆が自由にやれる空間、それがBASARAだと思ってるんで。僕は確かに、両国も出たいし、BASARAのリングでKO-Dのチャンピオンとして上がれる事誇りに思ってます。もしかしたらタッグも持ってKO-Dのチャンピオン、二冠として上がれるかもしれない。誇りに思ってますけど、でも、それはそれ。BASARAはBASARA。」
――後楽園での高梨戦も決まりました。
イサミ「両国上がる高梨くんを見たいんでしょうけど、そうじゃなくて高梨くんは多分、あの中で、リングの上で、一番両国に上がるためじゃなく僕に勝つためにどうしたらいいのかっていうその前の話をすごく考えてたと思うんですよね。そういうマイクだったように聞こえました。だから、ほんとに、清々しい気持ちで、あれが、ほんとかどうかわかんないです。握手もこうちょっと信じられなかったし、それに大阪で組んでやるっていうのもちょっとドキドキしてよくわからないですけど、それでも、高梨くんとやれるのは楽しみですね。ちょっと怖いけど。」――なぜパートナーを中津選手にしたのでしょうか。
イサミ「まあDDTのリングでもよく組んできたし、まあ、中津だったらいつも声かけてセコンドにいて、一番でかい声出してセコンドにいて今日もしっかり声出してセコンドついて、俺が前が見えなくなった時中津がロープこっちだよっていうのちゃんと指示して、こいつちゃんとアホに見えて周りしっかり見えてるんで、俺はそういうとこ買ってるんすよ。色々組んできたしね。それで一回酒呑にも勝ってるし文句ないでしょ。だからGMも文句言わなかったんじゃないですか。」【竹下、遠藤の話】
遠藤「イサミ選手から、タッグの挑戦を表明されたんですけど、我々は、前回も、他団体の選手からベルトを取られています。他団体の選手っていうのは我々、ちょっと敏感になってるんで、イサミ選手も中津も同じDDTグループのBASARAですけど、他団体は他団体です。なので、このベルト、命に変えてでも、落とすわけにはいきません。まあ我々、二人共ね、イサミさんとKO-Dのシングルのベルトをかけてやって、どっちもその牙城崩せなかったですよ。崩せなくても、守ることはできます。俺たちは、このKO-Dタッグのベルト、必ず守り通します。」竹下「そうっすね、ちょっと、あの、試合の、試合の記憶は、ちょっとまだよく頭打っててあんまよく出てこないですけど、あの、最後、3カウント、3カウント叩かれたこの音だけは、まだ、頭で聞こえます。それは、完全に自分が負けたという事だと思います。あの、負け惜しみは言わないです。自分の負けです。その、頭からその音だけは離れないんで、でも、この音は、ずっと、この3カウントは僕を強くします。僕が、もっともっと上に行くための、3カウントだと思ってます。なんで、もっと、自分が、自分が3カウントを聞くのは、自分が勝った時だけにします。はい。なんで、このタッグベルトは、今日は自分の負けです。タッグベルトは僕達が防衛する。今はそれしか言えないですね。」
――イサミ選手のパートナーである中津選手にはどのようなイメージを持ってますか。
遠藤「同じ寮で暮らしてるんですけど、まあぶっちゃけ、別に仲が悪いとかじゃなくて、こう、あんまり顔を合わせないですね。まあお互い部屋から出てこない。まあプライベートではそんな感じで、試合ではなんか、とにかくこう、自分のペースに持っていくのが上手いのかなと。その、デビューしたDNA勢の中では一番自分の世界を持ってる選手だなと思いますね。なんで、お客さんとかを味方につけるのが非常に上手い選手だなと、そういう印象を持ってます。」竹下「油断はしてないですよ。強い選手なんで、強くないプロレスラーはいないんで、油断はしてないですもう。全力で叩き潰します、はい。」
DDTの2016年度が開幕、自分はSAMURAIでのLIVE中継を視聴、後楽園大会のメインはイサミの保持するKO-D王座に竹下が挑戦した。
序盤は突進するイサミを竹下がゼロ戦キックで迎撃しキャメルクラッチなど腰を中心に攻めようとするが、イサミは腕折りから腕攻めで反撃、そしてクロスボディーを浴びせてからすぐチキンウイングアームロックを極め腕十字へと移行する、イサミがグラウンド中心でリードを奪うのは意外な感じがしたが、TV解説を務めていた高木大社長によると、イサミは高田道場へ通っていた過去を明かし新日本プロレスのKUSHIDAと共に関節技を学んでいたという。
竹下は逆水平から捻りをくわえたバックドロップ、フィッシャーマンズバスターで反撃するが、イサミはボディーブローで動きを止めてから卍固めで捕獲しつつ腕を固め、そしてコーナーからのダブルニーを投下するが、かわした竹下はブルーサンダーと見せかけてハイアングルのワンハンドバックブリーカーを決め、ブルーサンダーが来るとと思っていたイサミは大ダメージを負ってしまう。
竹下はジャンボスープレックスから逆片エビと連続技を決めるが、ジャーマン狙いはイサミはダブルリストロックで切り返し、垂直落下式ブレーンバスターからスライディングラリアット、ダブルニーと畳みかけるも、竹下はん投げ放しドラゴンスープレックスで応戦すればイサミも勇脚で返す。
竹下はイサミの雪崩式フランケンシュタイナーをエビ固めで切り返した後、投げ放しジャーマンを決め、踏ん張るイサミをぶっこ抜いて垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、ジャーマンを狙うもニーで阻止したイサミは巻き込み式腕十字で切り返し、強引に起き上がる竹下に下からの三角絞めで捕らえる。
イサミは側頭部へのキックの連打、顔面ニー、後頭部への勇脚から正面の勇脚を狙うが、竹下はラリアットで迎撃、そしてぶっこ抜きジャーマンを狙うが、イサミは奥の手である螺旋丸で丸め込んで3カウントを奪い王座を防衛も、興奮が収まらないのか、それとも意識が飛んでいるのか、イサミはなお竹下につかみかかり、セコンドが割って入った。フィニッシュは意外というか最近は勇脚がフィニッシュだったこともあったのか、まさか螺旋丸をフィニッシュに使用するとは思わず、そして今回の試合では高田道場に通っていたという引き出しもみせてグラウンドの上手さまで披露するなど、イサミの幅の広さを感じさせた試合だったが、それが竹下によって引き出されたのか・・・
試合終了後にはイサミは竹下、遠藤を連破したことでKO-Dタッグ王座への挑戦を表明、パートナーは相棒である宮本ではなBASARAの中津を抜擢した、大会前にはBASARAの全選手が揃い1月21日の旗揚げ戦のカードを発表し各選手が意気込みを述べたが、BASARAはイサミが得た新しい居場所でもあることから、ここは宮本には頼らずBASARAのメンバーでベルトを取りたいということなのかもしれない。
そしてイサミへの次期挑戦者はセミでHARASHIMAから3カウントを奪った高梨を亜門GMが指名、最初は高梨は固辞するも坂口やKUDOの説得で挑戦を決意し1月31日の後楽園大会での選手権が決定となった。また第5試合で行われたKO-D6人タッグ選手権は会場全域を使い相手をロッカーへ詰め込んで3カウントを奪えば勝利となるスクランブルバンクハウス&エクストリーム、ロッカーマッチで行われ、両軍共会場所狭しと暴れまわる。
試合は終盤にササダンゴが自身のマスクを平田に被せてリーマンショックを決めてからロッカーへ詰め込むが、中にサングラスがあったのか装着した平田が「TOKYO GO!」にのって大暴れしてKENSOをロッカーへ詰めるも、中にもう一つあったのかKENSOもサングラスを装着し「TOKYO GO!」に乗って高木に張り手を浴びせてからロッカーへ詰め込んで倒すと、そのままカバーして3カウントを奪い#大家帝国が王座奪取。まさかの敗戦どころかロッカーへ詰め込まれるという屈辱を浴びた高木はKENSOとの一騎打ちを決意、1月31日の後楽園で決定となったが、以前ロッカーに放り込まれた矢郷良明の気持ちもわかったのでは・・・
3月21日の両国大会の開催も決まり、両国大会には赤井沙希からアイアンマン王座を強奪したタレントのLiLico、葛西純、なぜか中澤マイケルの参戦も決定した、2016年どのDDTも夢に向かって新たなる挑戦が始まる。
【後楽園リポート】イサミがKO-D無差別V2、KO-Dタッグ挑戦/高梨が1・31後楽園でKO-D無差別挑戦/高木vsKENSO決定/LiLiCoがアイアンマン強奪 https://t.co/3ghMgtHeJt #ddtpro pic.twitter.com/9VJkMNA7FF
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2016, 1月 3竹下強かったー…なんとか勝ったけど!
— 木高イサミ (@isami_777) 2016, 1月 3そしてKO-Dタッグの挑戦も決まりました! すんごいチャンス 王者の2人はイサミさんしか見えてないだろうけど関係ない!やっちゃる! KO-DのタッグベルトもBASARAに引きちぎってやりたいですね! 年明けそうそうビッグチャンスがきた! 厄年も明けたことやしどんどんいくぜ!!
— 中津良太 (@ryota_85kg) 2016, 1月 3応援ありがとうございました。 たくさんの紙テープもありがとうございました。自分の力不足で負けてしまいましたが、また挑戦できるように精進します。よろしくお願いします。 DDTプロレスリング 竹下幸之介
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2016, 1月 3後楽園大会、応援ありがとうございました。 次の防衛戦の相手がイサミ選手&中津選手に決まりました。 シングルでは負けましたが、タッグは単純な足し算ではないことはわかってるはずです。 DDT所属として、そしてDDTの現在を背負って、必ずBASARAの二人からベルトを防衛します。
— 遠藤哲哉 (@entetsu_ddt) 2016, 1月 3今年はいける気がします! pic.twitter.com/1KTViPDlMs
— マッスル坂井 (@abulasumasi) 2016, 1月 31.3DDT後楽園終了!残念な事に私はロッカーに閉じ込められ負けました。ベルトも失ったし… KENSOだけは許さねえ。イサミvs竹下も良かった!未来が見えたよ!3.21両国へ向けて更に加速しますよ〜! 画像はライアン&キャンディス! pic.twitter.com/pYL3WfDTrO
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016, 1月 3 -
Evolution自主興行開催も、諏訪魔が宮原に初フォール負けで三冠王座挑戦を認める!
1月3日 全日本プロレス「2016ニューイヤーウォーズ2Days Evolution1-始動-in後楽園〜Evolution First produce Event〜」後楽園ホール 830人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇試合前◇
<Evolution挨拶>
諏訪魔「新年明けましておめでとうございます。(諏訪魔は、ギリーマンに視線を移し)怪しいヤツもちょっといるんですが…どんな大会になるか想像が付かないと思っているんですが、俺らは普段暴力集団として、全国で暴力をふるっているんですが、今日は楽しくもあり、野村もタイトルマッチがあることだし、メインもガツガツやりたいと思うし、楽しく、そして激しくEvolutionの色を全体的に出して皆さんを楽しまさせたいと思います」◇第1試合◇
▼20分1本
○ウルティモ・ドラゴン(6分55秒 ラ・マヒストラル)X佐藤恵一◇第2試合◇
▼青木篤志produce「今日は君らが武装化しなさい!!」/30分1本
○星誕期 福田洋(6分44秒 アルゼンチンバックブリーカー)大森隆男 X青柳優馬
◇第3試合◇
▼諏訪魔produce 「謎の美女」からのお年玉争奪6人タッグマッチ/30分1本
石井慧介 ○入江茂弘 高尾蒼馬(11分50秒 片エビ固め)渕正信 XSUSHI SUSHI☆小僧
※ビーストスプラッシュ◇第4試合◇
▼「今風を見せてみろ!!」/30分1本
○秋山準(9分16秒 体固め)Xジェイク・リー
※ランニングニー◇第5試合◇
▼佐藤光留produce ハードヒットルール「隊長vs組長」/15分1本
△青木篤志(15分時間切れ引き分け)△藤原喜明【青木の話】「やっぱりさ、申し訳ないけど、俺らがいくら練習したって、あの人のキャリアにも練習量にも敵わないかもしれないし、まだまだ俺も足りないことがいっぱいあるのがわかった試合だったなと思いますね。(これまで学んできた関節技の技術とは体系が違う?)ちょっと違うね。自分が自分なりに勉強してきたものと、あの人がずっとあの人の中でやってきた、培ってきたものは、違うものは違うと思うし。でも、そういういろんなものを知らないと、自分自身も進化していけないからね。(10年間休まず戦ってきた青木選手から見ても、あの年齢で戦える藤原選手は見本になる?)やっぱり俺もどうやったら長くレスラーをやっていけるか、自分でもいろいろと考えてきたから。まあ、それを目指したわけじゃないけど、今はこういう風になっているわけだから。俺もこれから変えるつもりもないし。むしろ藤原選手とやれて凄く真剣になったし。まあ、向こうはどう思うかわからないけど、俺は別にやれて嬉しかったのはいいものではないし、やっぱり勝てなかったのは悔しい。それよりはね(今後に繋がるものはあった?)もちろん繋がるものはいっぱいありますよ。どういうところでもあの人の場合は、極めることじゃなくて反攻撃も強かったし。俺らでやっていると、どうしても自分より秀でている人って少ないから。全日本を見てても佐藤光留選手ぐらいでしょ? そういう意味では、また違った人とやって、自分が本当だったらいけるんじゃないのかなというところで上手く取らせてくれない。で、取らせてくれないだけじゃなくて、簡単に取られるってことが多々あったんでね。いい勉強だし。まあ、勉強がなければ試合やっても意味ないし、満足するつもりはないので。まだまだやっていきますよ」
【藤原の話】「今日の相手は実にいいプロレスラーでした。なんだっけ、名前は。青木さん? いいレスラーでした。しばらくぶりにカッカしました。年を忘れちゃったね。(青木選手も関節技を得意としているが、対戦してみてどうだった?)ああ、そうなの。いい選手だよ。ただ、十字固めは得意だけど、十字固めばっかりだと、バレちゃうんだよね。だから、いろんなヤツを俺は覚えた方がいいと思う。でも、いいレスラーでした」
◇第6試合◇
▼「がんばれ野村くん!!」GAORA TVチャンピオンシップ/60分1本
[第7代王者]○中島洋平(12分22秒 エビ固め)[挑戦者]X野村直矢
※跳後廻蹴
☆中島が初防衛に成功(試合終了後に青柳が登場)
青柳「中島選手、僕もそのベルトほしくてしょうがないです。どうか次、僕に挑戦させて下さい」中島「青柳、お前、チャンピオンに向かってまだ警護でしゃべってるけど、そんな思いでかかってこれるのか!?」
青柳「挑戦させてください! やります!」
中島「よーし、やってやろうじゃねぇか青柳!」
青柳「そのベルト磨いといてください。お願いします」
中島「青柳“くん"が言った通り、挑戦する時までしっかり磨いて、そのあとしっかり防衛して磨いたベルトを確実に持って帰ろうと思います」
【中島の話】「(セミファイナルを任される形でプレッシャーがあったと思うが?)それはそうですね。でも、初めての防衛戦で、僕もこのGAORAのベルトと自分のポジションを上げていかなきゃいけないんで、このプレッシャーなんかに潰されている場合じゃないんで。野村も金髪にして、眉毛を剃って、見た目だけかなと思ったんですけど、なんですかね、何か心のタガが外れてたというか。いい意味でね、もちろん。だからこそ、今日もそうだし、これから先も負けられない。このGAORAのベルトを余計に別の男にあげたくないと思いましたね。(若い選手の目標となり、競い合いが生まれつつあるが?)その競い合いというのは若い部分でやってもらって、しっかり僕は壁にならないといけないんで。壁というか、山にならなきゃいけないですね。富士山じゃない。エベレストぐらいの高さの山にならないと。(登ってきたら高いテッペンを見せてやると?)まあ、登らせないですけどね。(挑戦者に青柳選手が名乗りを挙げたが?)青柳も大人しい性格なのはわかっているんですけど、試合後にリングに上がってきてまで挑戦してきたってことは、それだけこのベルトに恋していると思うし。だったら、拒む理由はないかなと。野村とはだいぶタイプは違うけど、しっかり2人とも違う部分で急成長している気がするんで。しっかりと次も防衛して」
【野村の話】「クソ! チキショウ! この借りは絶対返してやるからよ。チクショウ! 別にベルトを懸けなくてもいいよ。絶対にアイツと1対1でまたやって、絶対にぶっ潰します」
【青柳の話】「ベルトが本当にほしくてほしくてしょうがないので、あのベルトに僕が挑戦します。中島洋平選手…いや、中島洋平さん、ベルトを磨いて待っておいてください。よろしくお願いします」
◇第7試合◇
▼スペシャル6人タッグイリミネーションマッチ「全員やっつけるぞ!オイッ!!」/60分
○宮原健斗 ゼウス 石川修司(23分59秒 シャットダウン式ジャーマンスープレックスホールド)X諏訪魔 佐藤光留 ギリーマン【退場順】
[1]Xギリーマン(16分37秒、後頭部へのラリアット→体固め)
[2]X佐藤(20分42秒、スプラッシュマウンテン→エビ固め)(試合終了後)
宮原「俺が言いたいことはわかりますよね? 次、三冠ベルトに挑戦させてくれ。俺がこの全日本プロレスの新時代の先頭に立つ準備はできているんで。ここで返事を聞かせてくれ」諏訪魔「おい、宮原。お前と三冠やってやるよ・・・早く帰れ」
宮原「おっしゃー!」(宮原退場)
諏訪魔「2月に三冠を宮原とやって、しっかりと熱い試合をして、全日本プロレスを盛り上げていきたいと思います」
(諏訪魔は青木、光留、野村を呼び出す)
諏訪魔「野村。次は勝てよ。頑張れよ。皆さん、今日はご来場ありがとうございます。次はもっともっと皆さんに楽しんでいただけるよう、クオリティを上げるために、全国でEvolutionの興行を仕掛けていって、またひとつのブランドとして全日本プロレスを盛り上げていくと。そういう形で俺らはやっていきたいと思います。次はもっともっと面白い興行にしたいと思います。それまでよろしくお願いします」Evolution主催興行が開催され、新メンバーとなったギリーマンを含めたEvolutionの面々が挨拶、まず第5試合では青木が藤原とハードヒットルールで対戦し藤原がアキレス腱固めや脇固めで試合を有利に進め、青木も腕十字を仕掛けていくがポイントを上手くずらした藤原は脱出、青木はニーオンザベリーからの腕十字でやっとエスケープを奪う。
スタンディングの攻防となると藤原は手四つから頭突きを炸裂させるが、ハードヒットルールでは頭突きは禁止のため和田京平レフェリーが注意するも、青木も頭突きで応戦し藤原もターンバックルの金具への頭突きで石頭ぶりを誇示すれば、青木もターンバックルへ頭突きを打ち込み意地を見せるがさすがに頭を押さえると、これを逃さなかった藤原は一本足頭突きで強襲、止められないと判断した和田京平レフェリーは頭突きOKのルールに変えてしまう。
藤原はグラウンドに持ち込み青木が得意としている腕十字を決めると、青木はたまらずエスケープ、藤原は場外に降りると青木の首だけを場外に出してハンマーパンチを連打を浴びせる。
青木はアームロックから腕十字で反撃するもアキレス腱固めを狙うと、藤原が奪い返してアキレス腱固めで捕獲、青木も極め返しすとバックを奪ってスリーパーで捕獲する。
青木はグラウンドスリーパーから肩固めを狙うが、藤原も肩固めで切り返し、青木もクルックヘッドシザースで切り返し腕十字へ移行、そして青木はタックルを狙うが藤原が脇固めで捕らえたところで時間切れのゴング、試合後は両者共抱擁をかわし健闘を称えあった。セミでは野村が中島の保持するGAORA王座に挑戦、野村は執拗なヘッドロックからショルダータックルで先手を奪い、ショルダータックルで中島を場外へ出すも中島がフェンス攻撃で逆襲してから場外ボディースラムで叩きつけるが、野村もやり返す。だがリングに戻ると中島がミドルキック、コーナーに押し込んでのエルボー、コーナーに座り込んだ野村の顔面に低空ドロップキックを放ち、キャメルクラッチで動きを止め、ミドルキックや逆水平と攻め込む。
しかし串刺し攻撃は野村がドロップキックで迎撃すると、ジャンピングエルボーからランニングエルボー、中島のミドルキックをキャッチして張り手を放ってからノーザンライトスープレックスを決めるが中島はカウント2でクリアする。
野村はミサイルキックを発射するが、中島はドロップキックで迎撃すると、たまらず場外へ逃れた野村にトペ・スイシーダを発射、リングに戻ってもミドルキックの連打や串刺しドロップキック、何度もカバーして野村のスタミナを奪い、野村のブレーンバスター狙いを着地してから卍固めで捕獲する。
脱出した野村は中島のダイビングフットスタンプをかわすとスピアーを浴びせ、打撃戦となるが、中島がトラースキックからの踵落としで制すると、追尾式バックエルボーを放つも、野村もスピアーで応戦する。
野村は前日のフィニッシュであるフロッグスプラッシュで勝負に出るが、中島が剣山で迎撃するとダイビングフットスタンプ、トラースキック、ジャーマンで畳みかけ、最後はバックスピンキックこと跳後廻蹴で3カウントを奪い王座を防衛、試合後は青柳が挑戦に名乗りを挙げた。メインは諏訪魔が光留、新メンバーのギリーマンと組んで三冠挑戦に名乗りを挙げている宮原、ゼウス、石川の3人とイリミネーション戦で対戦。
諏訪魔が先発で出るが、宮原組は誰が先発で出るかで揉め、強引にゼウスが先発。諏訪魔とゼウスはパワー合戦を展開する、新メンバーのギリーマンは石川と対峙するもスコップを持参しているため京平レフェリーに注意されてしまい手放し、石川は組みつかれて口を塞がれるとたまらず光留に交代してしまう。
宮原組は場外戦から光留を捕らえにかかり、宮原はコーナーに控える諏訪魔に強襲すると、激怒した諏訪魔はイスを投げつけるが、なぜか光留に誤爆、それでも光留はやっとギリーマンに交代するが、ゼウスのリフトアップスラムで叩きつけられるとマスクがズレてしまい、ギリーマンはたまらず場外へ逃れると、いつの間にか同じコスチュームを纏った光留がギリーマンの肩を組んで回転する“ブラックハーツ戦法”で入れ替わる。
しかしゼウスに腕十字を決めたところで京平レフェリーに正体がバレてしまうも、ゼウスは構わず強引に持ち上げて叩きつけると、光留は再び場外へ逃れて“ブラックハーツ戦法”でギリーマンと入れ替わるが、ゼウスはギリーマンにラリアット浴びせて3カウントを奪って退場に追いやり、光留も奮闘するが石川のスプラッシュマウンテンで3カウントを奪われ、Evolutionは諏訪魔一人となってしまう。
諏訪魔は孤軍奮闘して宮原を万力スリーパーで捕らえるも、ゼウスと石川がカット。そして石川はニーリフトで諏訪魔を追い詰めるが、宮原がバイシクルキックで石川を蹴散すとブラックアウトからジャーマン、そしてシットダウン式ジャーマンで3カウントを奪い、諏訪魔から初フォールを奪った。試合後は宮原が改めて諏訪魔に挑戦を迫ると、さすがの諏訪魔も挑戦を認め2月12日の後楽園での三冠選手権が決定、そしてEvolutionのメンバーが揃って挨拶し大会を締めた。
宮原が最終的に挑戦者となったが、昨年の最強タッグでの仲間割れ劇を考えると挑戦者としては妥当、今回は宮原が形はどうであれ諏訪魔から初フォールを奪ったが、この自信を三冠選手権にいかにつなげるか・・・
【全日本】宮原が王者・諏訪魔ピンで三冠挑戦へ▼野村返り討ちで中島がGAORA初防衛、青柳の挑戦も受諾▼佐藤がリングアナ 新旧関節技職人対決は時間切れドロー…後楽園大会 https://t.co/vuGwN7jyL4 #ajpw pic.twitter.com/5oz9wWq7ot
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2016, 1月 3エボ興行を後楽園からスタート出来たこと嬉しく思う。 見に来てくれた皆、ありがとう。 クオリティUPして行くぞ!オイッ!! #ajpw
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2016, 1月 3全日本プロレス後楽園大会、アツいご声援&試合後サイン会参加とありがとうございました(^^) 2days両日来てくださった皆様ありがとうございました♪ 三冠ベルトへ挑戦決定しました! 舞台は2月12日後楽園大会です!! 『新しい時代』を作ります!!! #プロレス #ajpw
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2016, 1月 3エボリューション興行ご来場ありがとうございました。ハードヒットの方向性は間違ってなかった事と、身も心も壊れていた佐藤君の横で諏訪魔さんの心が全く折れてなかった事が収穫でした。ただ、誰かが投げ入れたイスが足に当たって今も痛いです。必ず投げ入れた犯人を割り出し制裁を加えてやる。
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2016, 1月 3なぜリングに椅子を投げると佐藤に当たるんだろう? あいつ引きが強いわ。。。
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2016, 1月 3GAORA防衛しました!ご声援いただいた皆さん、ありがとうございます!余韻に浸る間もなく次は青柳。しっかりベルトを磨いて、しっかり家に持って帰ります! #ajpw pic.twitter.com/X8bqIRtoa0
— 中島 洋平 (@nakajima_youhei) 2016, 1月 3藤原喜明選手は強かったし上手かった。 今日の悔しさを糧に、強さをとにかく追求していきたい。 応援していただいた皆様、ありがとうございました。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2016, 1月 3