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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

火野が真っ向勝負で征矢を降しWRESTLE-1王座を奪取、クルーザ級王座を奪取した大和の前に鼓太郎が出現!

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火野が真っ向勝負で征矢を降しWRESTLE-1王座を奪取、クルーザ級王座を奪取した大和の前に鼓太郎が出現!

1月10日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2016 SUNRISE」1119人 満員


<アピール、コメントなどは週プロモバイル、またプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○近藤修司(6分04秒 体固め)X稲葉大樹
※キングコングラリアット


◇第2試合◇
▼30分1本
○浜亮太 神谷英慶(7分54秒 体固め)河野真幸 X佐久田俊行
※ハマケツ


◇第3試合◇
▼30分1本
カズ・ハヤシ ○田中稔 TAJIRI(10分24秒 片エビ固め)X黒潮“イケメン"二郎 中之上靖文 進祐哉
※B“O”F


◇第4試合◇
▼ハードコア6人タッグマッチ/30分1本
AKIRA ○葛西純 熊ゴロー(13分13秒 片エビ固め)KAI X翔太 三富政行
※ラダーからのパールハーバースプラッシュ


(試合終了後)
葛西「おい、ストップ・ザ・ミュージック。おいKAI君よ、KAI君よ、オマエ、ハードコア、デスマッチの帝王・葛西純にたてつくなんざな、100万年早いんだよ。オマエ、ハードコア向いてねえよ。オマエにはよ、もっとやるべきことがあるんじゃねえのか? オマエ、かりにも自称エースだろ? エースって言ってるんだろ、自分で! だったらよ、そろそろ目ぇ覚ませよ」


【試合後の葛西&AKIRA&熊ゴロー】
▼葛西「楽勝だよ、楽勝」


▼AKIRA「純ちゃんにとっては序の口からもしれねえけど、スゲエな。びっくりしたよ」


▼熊ゴロー「こんな痛み、味わったことないです」


▼葛西「俺っちにしてみればよ、ウェイトトレーニング前のストレッチにも満たねえや。相手が相手だったからな。KAIよ、最後も言ったけど、お前は中二病か? できもしねえことをやろうとして背伸びしてんじゃねえよ。お前にはやらなきゃいけないことがあるんだろ? 今日来た客だってそう思っているはずだ。いつまでもお前のやりたいことに付き合っている暇はねえんだ。お前にはやんなくちゃいけねえことがあるんだよ。まあ、いいよ。お前はハードコアに向いてねえよ。だから、お前が本当にやるべきことにそろそろ気づけ」


 【試合後のKAI&翔太&三富】
▼翔太「(KAIの頭の傷を見て)KAIさん、ちょっと切れてるじゃないですか」


▼KAI「切れてねえよ。痛えよ! 痛えよ、痛えよ! ハードコア痛いよ。最高だろ?」


▼翔太「最高です」


▼KAI「最高だよ! 葛西純、最高だよ。葛西純にひとつ言っておくぞ。いや、葛西さんだ。呼び捨てなんかしないよ。俺はとっくに目が覚めてるぞ! お前も目は覚めてんだろ! お前ら今日何時に起きたんだよ?」


▼三富「僕は7時です」


▼KAI「俺は6時だよ。遅えよ! 俺は6時から目が覚めてんだよ」


▼翔太「葛西さんが言っているのはそういうことじゃなくて…。今のKAIさんに目を覚めろって。たぶんみんなちょっとおかしいと思っているんですよ」


▼KAI「みんな、おかしいと思っているのか? (記者に対し)おかしいと思っているのか? 目が覚めてないんですか、俺は」


――葛西選手の言う言葉にも耳を傾けるべきでは?
▼三富「KAIさん、耳を傾けました?」


▼KAI「傾けてるけど、覚めているんですよ。覚めてないんですか? 俺は寝ているんですか?」


――寝てはないと思うが…?
▼KAI「俺は目が覚めたから、このスタイルでやってる。翔太、お前とやって。三富ともやって。お前も合流したんだろ? 違うのか?」


▼翔太「目が覚めたかどうかわからないですけど、KAIさんが変な扉を開けちゃったのは僕でもわかります」


▼KAI「変な扉ってなんだ? どこでもドアじゃねえだろ?」


▼翔太「そんなことを言っているんじゃなくて、今までの殻みたいなものを破ったなみたいなことを」


▼KAI「だから目が覚めたって言ってんだろ」


▼翔太「目を覚めたまま行きましょうよ。これがエースなんですよ」


▼KAI「そうなんだよ。誰にも言われなくても目は覚めているんですよ。誰が何と言おうと、もう俺は目が覚めているんですよ。これが俺の今。これが俺からの俺の今…。何を言ってるんだろう? 頭を打っておかしくなったのか。これが俺なんだよ!」


▼三富「KAIさん、頭を打ったんじゃないですか?」


▼KAI「昔も俺。これも俺。このまま俺は」


▼翔太「もう目を覚めたまま行きますよ。このまま行くんですね?」


▼KAI「誰が何と言おうと…誰が何と言おうと…W-1のエースは俺だ! そうだろ?」


▼翔太「そうです。このまま行きましょうよ。このままエースになってやればいいんですよ。そうしたら、みんな目が覚めたとか、眠っているとか言わないですからね」


▼KAI「最後に一言! 最後に一言いわせてくれ。俺はな、真田が帰ってきたことを面白く思ってねえぞ」


◇第5試合◇
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]○大和ヒロシ(15分32秒 片エビ固め)[第2代王者]Xアンディ・ウー
※ノーザンライトボム
☆アンディ4度目の防衛に失敗。大和が第3第王者となる


(試合終了後、アンディが大和にベルトを手渡すと、抱擁を交わす。もう1回をアピールしてアンディは退場。大和はベルトを肩にかけて写真撮影。そこへ全日本を退団しフリーとなった鈴木鼓太郎が登場。)


鼓太郎「よう、大和、久しぶりだな。久しぶりで申し訳ないけどな(大和のベルトをつかんで)このベルトもらいにきたぞ。やるのかやらねえのか、聞かせてくれよ、新チャンピオン」


大和「鼓太郎さん、いきなり出てきて何言ってるんですか。(拍手)オレね、このクルーザーディビジョンに挑戦するまですっげえ苦労してきたんですよ。挑戦したいってただ一言いって、はいそうですかって言えるような安いベルトじゃねえんだよ。(署名コール)鼓太郎さん、まだクルーザーでなんも実績がないですよね。もし挑戦したいならそれに見合うだけどの実績を用意してくださいよ」


鼓太郎「OKOKOK、いくらでも作ってやるよ、このリングでな。次の後楽園、カード用意しとけよ。でもな、だれが来ても一緒だ。オレは時を動かしに来たんだよ。あのときの続きやろうぜ、W-1。大和、カード考えとけよ」(鼓太郎は退場。)


大和「いろいろ言いたいことあると思いますけど、まずは実績を残してからにしてくださいね。やっとクルーザーのベルトを取ることができました。ベルト取って早々なんですけど、ボクはこのベルトをこのW-1でホントに頑張ってる人が挑戦するためのベルトにしたいと思っています。ですから、まずはボクに指名させてください。稲葉大樹、上がってこい(セコンドにいた稲葉がリングへ。)


大和「みんなさ、オマエがコツコツ頑張ってるの知ってんだよ。それをさ、次、このベルトかけてやってやろうじゃねえかよ」


稲葉「(稲葉コール)大和さん、オレで大丈夫ですか?(稲葉コール)大和さん、ボクもレスラーです。やるんだったら、そのベルト取るつもりで全力で闘います。お願いします。やりましょう(握手。)


大和「じゃあ次の挑戦者決まったみたいなんで、皆さん応援よろしくお願いします!ありがとうございました!」


【大和の話】「まずは本当に応援してくれた方、何よりもこのベルトに挑戦するために署名にご協力してくださった612名の皆様、本当にありがとうございました。無事こうやって、クルーザーの頂点に立つことができました。ありがとうございます。それで、リングの上で言ったんですけど、次の挑戦者。僕はこのクルーザーのベルトをW-1で一番頑張ったヤツが挑戦するベルトにしたいと思っています。今日の会場の声援でもわかりますよね。やっぱりみんな、稲葉が頑張っているって…アイツはまだもしかしたら結果は残せてないかもしれないけど、このW-1で本当に頑張っているというのをみんな認めてるんですよ。もちろん僕だってそれを認めてますから。このベルトを懸けて、アイツと心の底からぶつかり合いたいと思います。僕は今までプロモーターとしても2015年を駆け抜けてきましたけど、やっぱり頑張っている人がチャンスを掴まなきゃウソだと思うんですよ。だから僕はひとつでもそういうチャンスを作りたくて、プロモーターということをやって、興行という機会を、若い人たちが人の前に出る機会を、自分を表す機会を作りたいと思っています。それはもうベルトを取った今だからこそ、さらに活動を広げていきたいと思います。この2016年、僕は今まで千葉県だけでしたけど、興行をさらに広げて、千葉県を飛び出て、神奈川でもやろうと思っていますし、今までは年に3回でしたけど、年5回、6回とやっていきます。このベルトとともに、このベルトの価値を高めながら、さらにW-1、そしてプロレスをドンドン盛り上げていきますんで、2016年も応援よろしくお願いします。(鼓太郎選手に関しては?)リングの上で言いましたけど、まずは実績を残してからじゃないと、何も言う権利はないと思うんですよね。それは僕も経験してきたことですし。ですから、まずは挑戦云々よりも、このW-1の、しかもクルーザーでどれだけ結果、実績を残せるかじゃないですかね。そこからですよ。僕が本当に鼓太郎さんに関して話ができるのは」


 【鼓太郎の話】「リングで言った通り、時を動かしに来ましたよ。3年前、俺らは同じリングで戦い合っていたはずだし、その戦いが始まって半年で俺らは分裂したんで。そこから俺たちの戦いは止まっているんで。その時を動かしに来ました。まあ、実績を作れと言われれば、いくらでも作ります。それ相応の相手を用意してほしいですね。(W-1のリングにどんな印象?)W-1というよりは、あの時にやっていたメンバーとの戦いはまだ俺の中で終わってないんで。動かすなら今しかないと思いました。俺の知らない選手もいるしね。まあ、『見せてもらおうか。W-1の実力とやらを』ってところですね」


◇第6試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○武藤敬司 曙 真田聖也(12分48秒 体固め)KAZMA SAKAMOTO XNOSAWA論外 MAZADA
※シャイニングウィザード


【武藤の話】「去年の途中から欠場してて久しぶりに試合したわけだけど、時が変わって新しい武藤敬司を見せようと思ったけど、まあ、時が変わったからといってそう体調がガラッと変わるわけじゃなくて、今日はこの両サイドのふたりに助けてもらいながら、辛うじて試合を見せることができたかな、というところですね。あと、今日こうやって真田と組んだけど、オレは知らなかった、コイツ(真田)が独立してるって。オレから見たら、オレが自らTNAに頭下げて真田を使ってくれって言ったけど、それは荒波に出して成長してW-1に戻って、それがW-1のためになると思って送り出したんだけど、帰ってくるところが違う。W-1という料理屋でいい素材になったのを料理したかったんだけど、できなかったっていう悔しさがあって。今日の試合前にちょっと言ったんだけどね。こういう例ができると、次に若いヤツを心地よく送り出せなくなる。ある意味、変わってない真田がいて、それがいいのか悪いのか。それはこれからの彼の頑張り次第。横綱はどの団体行っても、団体を潤わせる力があるからね。W-1は横綱の力を借りようともするし、また横綱が何かやるというんなら応援できるような、いい形でいきたい」(武藤が引き揚げる)


【曙の話】「来週、病院探して簡単な手術をしなきゃいけない。当たると血がたまるというか、それが爆発して血が流れるらしいんですよね。検査してみないと何が起こっているのかわからない。今日は2016年最初の試合だし、大晦日にあんなケガだし、1月から独立していろんなことを経験しなきゃいけないなか、いままでお世話になった人たちにお世話になりながら前に進みたいと思っています」


【真田の話】「自分の考えと武藤さんの考え、どこでズレたのかなって。恩返ししたいっていうのは変わらない。帰ってくる時期はいまじゃなかったのかなあっていう個人的な思いがありましたね。この前、ツイッターを見ていたら、KAIが『許せない』と。でも、いまのKAIに言われる筋合いないんじゃないかなと。オレが帰ってくる頃には盛り上げてエースになるって言ってたんですけど、真逆の方、ラクな道に行っちゃったんじゃないなと。自分の責任から逃げた感じがします。KAIがやりたいんだったらいつでもやりたいですけど。(次回後楽園で一騎打ちが決定したが?)そうなんですか!? そこでお互い、日本と海外で経験してきたことの差が出るんじゃないですか。(今年の活動は?)基本的に日本で活動したいです。馬場さんが王道で、猪木さんが闘魂、それを四天王と三銃士が継承してきたじゃないですか。オレのなかで武藤さんのプロレスLOVEっていうのがあるんですね。それを継承したいなって思ってます」


◇第7試合◇ 
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]○火野裕士(16分53秒 体固め)[第6代王者]X征矢学
※Fucking BOMB
☆征矢が3度目の防衛に失敗。火野が第7第王者となる


火野「征矢、正直な、最初はわけわからんヤツだと、なにがワイルドやと。闘ってみたらめちゃくちゃおもろいやんけ。でもな、勝ったのはオレやぞ。W-1の一発目や、一発目のタイトルマッチ、ベルトはここにある。征矢、たしかにおもろかった。でもな、まだ終わりちゃうぞ。次にオレを楽しませてくれるヤツはだれかな(そこで稔がリングへ。これはなんかの間違いやな(とベルトを置いてエプロンへ出る。)」


稔「チャンピオン、これは間違いじゃないんだ。ちょっと中入ってもらえるかな。オレさ、体重78キロしかないんだけどさ、そのベルトって無差別級タイトルだしよ、体重は軽いいけど、君のことたっぷり楽しませてやるから、チャンピオン、オレの挑戦、受けてくんねえかな?」


火野「あんまりね、話聞いてなかったけども、小っちゃすぎるからね。でもね、要はその小さな体でこのベルトに挑戦したいってことだよな? おまえがオレに挑戦…(笑)。これがオレに挑戦…フッ(笑)。まあええんちゃう? やろうや。でもな、どうなってもわからへんぞ。後悔すんなよ。あと、カッコよく登場したんやから、かっこよく締めや(火野は退場。)


稔「ハードル上げんじゃねえよコノヤロー! まあいいや。とりあえず、来月2月10日後楽園、オレがアイツに挑戦になりそうです。そうなった場合、今日来てくれた皆さん、応援来てくれますか。来てくれますか? 来てくれますか? 来てくれますか? OK、じゃあたくさんのご来場お待ちしてます。2016年も、W-1についてこい!」


【征矢の話】「クソー! ワイルドからベルトをなくしたのは、このオレ。タッグもシングルも、どっちもオレだ。(涙声となり)クソ…。2015年、ニューワイルドオーダーとしてみんなで頑張ってきましたよ。2016年もみんなで頑張っていこうと、その矢先に、オレの責任ですよ。でもみんなには申し訳ないけど、2016年もベルト狙いにいくぞ。それに付き合ってもらうぞ。UWA狙っていこうぜ。こんなことで負けてられるか。2016年、始まったばかりだぞ。2016年、ニューワイルドオーダー、ベルト全部取ってやるからな。絶対に取ってやるからな」


【稔の話】とりあえず火野に挑戦表明したんで、次の後楽園で決まると思うんで。アイツはすごいチャンピオンだと思ってますよ。前回、外敵にベルトが流出したとき、鈴木秀樹に取られたときも、言われっぱなしだったので、挑戦したくてしょうがなかった。すごい挑戦したかったけど、でもそのときはクルーザーディビジョンの初代王者になりたいっていうのもあったし、W-1のなかでクルーザーディビジョンを確立したいっていうのもあって、スゲー挑戦したかったけど、鈴木秀樹に挑戦したいっていう気持ちは抑えたんですよ。でも、それがすごい悔しかったし、なんでオレあのとき(気持ちを)抑えたんだろうって。無差別級のベルトには興味があったので、征矢君がチャンピオンでもいつか挑戦しにいこうとは思ってたし。でもまた流出したので、自分の気持ちを抑えるのはやめようと。体重差もすごいあるけど、でもオレはアイツを倒すし、見に来たお客さんも楽しませる。やりますよ」


【火野、NOSAWAの話】
NOSAWA「試合見てなかったけど、取ったね。次は誰、挑戦者?」


火野「次は小さい人ですね」


NOSAWA「こうやって火野が来て、一発でベルト取って、次来たのが小さいヤツだけだろ。ワイルドとかジャケッツとかトリガーとか、やってる場合じゃねえんじゃねえの? もうちょっと来るかと思ったけど。今日も(お客さんが)入ってるように見えるかもしれないけど、超満員じゃねえから。もっと危機感持ったほうがいいんじゃねえか、所属は。あんな小せえヤツだけじゃなくて。本当に潰れちまうぞ」


火野「(試合を振り返って?)彼はおもしろかった。ほかの選手がどうか知らんけど、彼と真っ向からぶつかり合って…正直、どういうヤツかあんまわからんかったけど。ワイルド、ワイルド叫んで、それだけかなって。どこがワイルドかもよくわからんし。でも試合してみて、熱いヤツやなと。おもしろかったよ。(参戦して1カ月あまりでベルトを獲得したが?)それだけ自分が強かったということでしょうね。前の(所属)団体はそこまで有名な団体ではなかったけど、(自分の)やっていたことは間違いではなかったんじゃないですか。こうやって、強い、強い火野裕士を、いろんな人に見せていこうじゃないですか。(稔が挑戦表明してきたが?)やりたいなら、こっちも逃げるわけにはいかんからやるけ
ど、まあ、大丈夫かなって。ヘビー級ともそれなりにやってるのかもしれんけど、そんじょそこらのヘビー級とは重さが違うよ。(王者としてW-1をどうしていきたい?)リアル・デスペラード、火野裕士、オレらが盛り上がれば、それがいいのかどうかはわからんけど、W-1も盛り上がるんじゃないですか」


 WRESTLE-1の2016年度が開幕も開幕直前で村瀬広樹が「肺膿瘍(肺が炎症を起こして肺組織の構造が破壊されて空洞をつくり、そこに膿(うみ)がたまった状態」のため緊急入院したため欠場、村瀬の相棒である芦野祥太郎も先月末に「右肩鎖関節脱臼」のため長期欠場となり、近藤と河野が中心となって結成されたばかりのTriggeRだが新年度早々から大きく戦力ダウンを余儀なくされ、またJacketsも吉岡世起が盲腸の手術を受けたため欠場となった。


 メインは征矢の保持するWRESTLE-1チャンピオンシップにリアル・デスペラードの火野が挑戦、序盤はマッチアップでスタートするも場外戦で火野が鉄柱攻撃からフロアでのボディースラムで先手を奪い、リングに戻った火野はセントーンを投下、征矢もフライングラリアットからネックブリーカーで反撃するが、フロントスープレックス、コーナーへのブレーンバスターと主導権を渡さない。
 征矢は雪崩式ブレーンバスターで反撃するとスピアーを浴びせてからフライングラリアットを放ち、ワイルドボンバー狙いは火野が逆水平で迎撃すると逆水平で押し込んでから串刺しラリアット、そしてFukingBOMBを狙うがリバースした征矢がワイルドボンバーを狙うと火野もラリアットを放って相打ち、互いの右腕にカマイタチを打ち合って両者はダウンとなる。
 両者は逆水平合戦となるが、征矢がダブルチョップで打ち勝ったと思いきや、火野がショートレンジのラリアットを放てば、征矢もショートレンジのワイルドボンバーで応戦、征矢がヘッドバットからブレーンバスターを決めると、勝負を狙って後頭部へのワイルドボンバーから正面へのワイルドボンバーを狙うが火野がタックルで迎撃して強引にコーナーへ押し込み、串刺しラリアットから筋肉スプラッシュを投下する。
 火野は再度FukingBOMBを狙うが、阻止した征矢がデスバレーボムで叩きつけると、再度ワイルドボンバーから後頭部、そして正面へと打ち込むも、火野はすぐ起き上がって世界一のジャーマンで投げれば、起き上がった征矢もワイルドボンバーで応戦するも、火野もショートレンジのラリアットで応戦する。
 そして互いにラリアット、ワイルドボンバーを打ち合うが火野のラリアットが制するとFukingBOMBを決め3カウントを奪い、反則なしの真っ向勝負で火野が王座を奪取した。


 試合後は征矢は握手をかわさずも征矢にエールを贈りつつ、フリーになってからの初タイトルに喜ぶが稔が現れ挑戦を表明、火野は最初は戸惑ったが稔のやる気を受けて挑戦を受諾した。稔は12月24日の後楽園大会で浜を降していることから挑戦の資格は充分ということなのだろうが、無差別とはいえ上のランクへの王座挑戦は初、果たして稔は体重差を克服することが出来るのだろうか・・・


 また第4試合ではKAI、翔太、三富の新ユニットがAKIRA、葛西、熊ゴローのnew Wild Orderとハードコアマッチで対戦、葛西とのハードコア戦を望んだKAIだったが場外戦でKAIが放ったトペを葛西がイスで迎撃してから葛西ワールドとなってしまい、葛西はテーブル片での殴打やイスの上でのDDTとKAIを圧倒、KAIも反撃して葛西にテーブル貫通スプラッシュプランチャを狙うがAKIRAと熊ゴローに阻止されると、蘇生した葛西はテーブル貫通ファイヤーサンダーで突き刺してKOする。
 葛西は翔太を捕らえてリバースタイガードライバーを決めるが、蘇生したKAIがイスで脳天を打ち抜いてカットするも、葛西は笑顔で受け流すと急所打ちからイスを奪って逆に脳天に一撃し流血したKAIはKOされてしまう。
 葛西は翔太を再度捕らえイス盛りの上での垂直落下式リバースタイガードライバーから、AKIRAのムササビプレス、葛西がラダー上からのパールハーバースプラッシュで3カウントを奪い完勝、試合後は葛西がKAIをダメ出しした挙句にハードコアファイターとして失格の烙印を押し、KAIは無言で退場するも、その直後に2月10日の後楽園大会で真田とのシングルマッチが発表された。


 真田は昨年12月1日の東京愚連隊興行からフリーとして活動を開始、そして今後も古巣であるWRESTLE-1にも参戦することになった、KAIとは2年半ぶりでの対戦となるが、分かれてからの二人の歩んできた道は大きく変わった、ハードコア路線に見切りをつけたKAIはエースの座復権へと再び動き出したが、果たして気持ちの切り替えというものが出来ているのか、真田との試合ではKAIの再出発が示される。
、真田は今大会では武藤、WRESTLE-1初参戦の曙と組みリアル・デスペラードと対戦し試合は武藤がシャイニングウィザードでNOSAWAを降したが存在感をアピールした、WRESTLE-1王座から転落した後で迷路にはまり、ハードコアに活路を見出すも葛西にダメ出しされまた迷路にはまったKAIは、真田とどう向き合っていくのか・・・また曙もRIZINでのサップ戦で受けた頭部の傷を手術することを明かした。


 第5試合のWRESTLE-1クルーザー級チャンピオンシップはアンディがツームストーンパイルドライバーで大和を場外へ追いやると三角飛びプランチャを発射、リングに戻ってもアンディが後頭部エルボーや顔面へのニードロップ、裏拳からDDTと攻勢に出るが、カサドーラ狙いは大和が叩きつけて阻止しジャイアントスイングで大回転する、
 大和はスピアーを連発し武藤譲りのスペースローリングエルボーからコーナーに飛び乗ってのヘッドシザースホイップ、スライディングキック、コーナーからの一直線と攻勢をかける。
 大和は場外でのノーザンライトボムを狙うが、阻止したアンディが逆にDDTで突き刺すもその際に鼻から出血、それでもアンディはリングに戻ってからボディーアタック、カンフーキック、サイドバスターと畳み掛ける。
 アンディはスリーパーで絞めあげるが、大和はアンディを背負ったまま倒れこみ式の一直線を決めると、丸め込みを凌いでから投げ放しジャーマン、起き上がったアンディもラリアットから飛びつきスイングDDTで応戦しローリングハイキックを浴びせる。
 アンディは雪崩式を狙って大和をコーナーに乗せるが、ヘッドバットで阻止した大和はフライングボディーアタックを放つも、アンディは下からのドロップキックで迎撃、エルボー合戦となるが大和はキャプチュードを決めると、ラリアット狙いはアンディはガードしてから巴投げで切り返す、しかし走りこんだところで大和はラリアットで迎撃するとジャーマンから一直線、そしてノーザンライトボムで3カウントを奪い、大和が王座を奪取した。


 だが試合後に全日本を退団しフリーとなっていた鼓太郎が現れ挑戦を表明するが、大和は拒否して稲葉を次期挑戦者に指名した。
 鼓太郎は昨年の世界最強タッグを最後に全日本から離れ、レッスルドリーム大阪大会を参戦後に、今年は1月8日の亜利弥’自主興行からフリー活動を開始していた。
 自分は先にNOAHに参戦している潮﨑豪や金丸義信に追随するかと思われたが、まさかWRESTLE-1参戦とは思わなかった、大和と鼓太郎が向かい合うのは武藤全日本以来となるも鼓太郎は全日本側から引き止めにあっていたが、全日本と関係が良好ではないWRESTLE-1に参戦ということは、秋山全日本とは決別を意味しているのだろうか・・・


 無差別、クルーザー級と王座移動から始まったWRESTLE-1、真田も再び参戦するようになり、鼓太郎も現れたことで2016年はどんなドラマが待っているのか・・・

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