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曙の「王道」が始動…同時にジャイアント馬場さんという大きな存在も背負った
<プロレス格闘技DXより>
曙が1日、東京・六本木のハードロックカフェ東京店で会見し、王道の旗揚げ戦となる4・20後楽園ホール大会『王道 THE BEGINNING』の開催を発表した。曙はメインイベントで太陽ケア&浜亮太と組んで田中将斗&関本大介&岡林裕二との対戦が決定。2ヶ月に一回のペースで大会を開催していく意向を示し、地方興行や大会場進出も視野に入れた。
◇
曙が立ち上げる新団体・王道がこの春、いよいよ始動する。旗揚げ戦の舞台は4・20後楽園大会に決定。大会名は『王道 THE BEGINNING』とネーミングされた。当日は全6試合を予定し、曙はメインイベントに登場。かつて世界タッグ王者に君臨したケア、アジアタッグ王座を2度戴冠した浜と信頼できるパートナー二人とトリオを結成し、ZERO1・田中、大日本・関本&岡林の豪華トリオと激突する。「普段、1大会でみられないようなバラエティーに富んだカードを」をコンセプトに、ブードゥー・マーダーズのTARU、ブードゥーマスク、東京愚連隊のNOSAWA論外、MAZADA、大日本・橋本大地、井上雅央らが参戦。AAA/LUCHA UNDERGROUND提供試合も組まれる。
メインを張る曙が「これこそ王道っていうか、わかりやすい」と思い描いているのが大型選手たちによる肉弾戦。「大日本のチャンピオンが岡林選手だし、両国のメインを務めるぐらいだから、どのぐらい強くなったか自分の体で感じたいですね。おそらくこの人たちも同じ気持ちだと思うんですね。旗揚げ戦関係なく倒してやるという気持ちで来ると思うんですよ。どうしてもこの試合をやりたかった」と意気込んでいる。「右下腿蜂窩織炎」、「右足底皮膚潰瘍」を発症し、2月に入院していたが、曙は「絶好調」を強調。ZERO1の3・6後楽園大会で復帰戦も控え、「早く試合したくてうずうずしてますよ」と声に力を込めた。
所属選手は現時点で曙とケアの二人のみ。旗揚げ戦のように他団体やフリー選手を招へいし、2ヶ月に一回のペースで興行を行っていくつもりだ。「偉そうな言い方になりますけど、東京より地方の方に行ったほうが曙というネームバリューが倍増しますからね。昔テレビとかでしかみたことのないようなところに行って、存分暴れたい」と地方大会の開催も見据える曙は、「もちろん両国はありますけどね。なかなか今、武道館とかやってないじゃないですか。そういう大きいところ一発ドンってやりたい気持ちはありますね」と将来的には大会場に進出する可能性も示した。
そのためにもまずは4・20旗揚げ戦を成功させるのみ。曙は自ら立ち上げた新天地でプロレスの原点であり、“王道"といえる肉弾戦を繰り広げる。
☆4/20(水)東京・後楽園ホール『王道 THE BEGINNING』18:00開場、19:00開始
▼タッグマッチ
相島勇人 宮本和志(1/30)TARU ブードゥーマスク▼AAA/LUCHA UNDERGROUND 提供試合
AAA推薦選手X (1/30) AAA推薦選手XX▼6人タッグマッチ
曙 太陽ケア 浜亮太(1/無) 田中将斗 岡林裕二 関本大介【会見における曙】
▼曙「タイトルが王道 THE BEGIINNINGというベタなタイトルですけど、初めてなのでTHE BEGIINNINGというタイトルをつけさせていただきました。とりあえず3試合発表させていただきます」――王道のリングでどんなプロレスをみせたい?
▼曙「正直な話をいうと僕の考えは第1試合から第6試合まで190センチ以上、100キロ超えの選手を揃えたかったですね。ただ、いろんな人と相談したら、メインの前にお客さんが疲れちゃうんで。考えを変えて普段、1大会でみられないようなバラエティーに富んだカードをと。いろんなところに相談しまして、こういうカードになりました」
――メインカードのコンセプトは?
▼曙「これこそ王道っていうか、わかりやすい。しかも正直いうとこの対戦カードをみるだけで王道チームがやばいんじゃないかっていうカードにはなってますね。今まで戦ってきた人、曙としてはSMOPの浜亮太、アジアタッグも獲ったことあるし。太陽ケアさんとは世界タッグも獲ったことあるし、やっぱりタッグパートナーとしてはこの二人ですね。僕らの勢いでいくプロレスの代わりにケアさんがうまさでカバーするような。対戦相手としては浜選手とアジアタッグを獲った時、争ったのが関本選手と岡林選手。その時は岡林選手がどっちかというとまだ若手。その時、浜ちゃんもどっちかというと若手で。今、大日本のタッグベルトを持ってるのが浜選手だし、大日本のチャンピオンが岡林選手だし、両国のメインを務めるぐらいだから、どのぐらい強くなったか自分の体で感じたいですね。おそらくこの人たちも同じ気持ちだと思うんですね。旗揚げ戦関係なく倒してやるという気持ちで来ると思うんですよ。どうしてもこの試合をやりたかったですね」
――ケアは王道所属?
▼曙「そうです」
――試合数は6試合になると?
▼曙「はい」
――今後の興行ペースはどのぐらいでやりたい?
▼曙「一番問題なのは契約選手がいないんで、どうしても皆さんの日程に合わせないと。僕らスタートしたばかりなんで、興行できないんで。でも2ヶ月には1回ぐらい間違いなくやりたいなと思ってます」
――全日本で分かれた潮崎らから協力の声があれば?
▼曙「ぜひ。たぶんこっちとしては立ち上げるのが遅かったというか、実は今日もジムで一緒だったんですけど、本人に聞いて、『手伝えることがあればいつでもおっしゃって下さい』と言われたんで」
――地方大会もやっていく?
▼曙「僕としてはそうやりたいですね。偉そうな言い方になりますけど、東京より地方の方に行ったほうが曙というネームバリューが倍増しますからね。昔テレビとかでしかみたことのないようなところに行って、存分暴れたいですね」
――選手をスカウトする気持ちは?
▼曙「気持ちはありますけどね。まずこの旗揚げ戦を成功させて、それからですね。みてここに入りたいといってくれる人がいればぜひ若手でも何でも」
――体調は問題ない?
▼曙「絶好調ですよ。早く試合したくてうずうずしてますよ」
――今後、他の団体や格闘技に出る気持ちは?
▼曙「今、ほとんど他の団体ですね。日曜日から試合に復帰しますんで。ただ王道のためにも出るんで、他の団体も出ながら王道も考えていきたいなと思ってますね」
――サップとの再戦は?
▼曙「チャンスあればですね。ちゃんと頭から血が出ないようにしておきますよ」
――旗揚げ戦は後楽園だが、両国など大きい会場でやっていきたい気持ちは?
▼曙「もちろん両国はありますけどね。なかなか今、武道館とかやってないじゃないですか。そういう大きいところ一発ドンってやりたい気持ちはありますね。まずは4月20日を成功させてからですね」
――ファン層が広がっているが、どんなファンにみてもらいたい
▼曙「たぶん相撲と同じだと思うけど、新しいものはもちろんいいんですけど、やっぱり昔のものを見たいお客さんもたくさんいると思うんですね。若い人気ある選手とかはたくさんいるんですけど、昔からプロレスのファン、昔のプロレスが大好きな人が。どこまでできるか全くわからないですけど、昔のファンのためにも頑張っていきたいと思ってますね。もちろん世代は変わってると思うんですけど、やっぱりわかりやすいプロレスを見たいお客さんはたくさんいると思うんですよね」
――王道とは?
▼曙「なかなか言葉では表せられないんですけど、もちろん激しい試合もそうだし、楽しい会場作りもそうだし、一番自分的に引っかかってるのはやっぱり会場ではプロレスラーなんだけど、終わってからは普通の人というか。自分らの相撲時代もそうだったんですけど、尊敬の目はありましたね。かっこいいとかのも大事なんですけど、やっぱり強いなとか尊敬の念というか。礼儀正しいのもそうだし、ちゃんとお客さんに感謝を持ってリングに上がる。それも含めて自分の中では王道だと思ってますね。ただリング上だけじゃなく出てからも
曙が会見を開き、4月20日の後楽園ホールで「王道」の旗揚げ戦と、太陽ケアが所属になったことを発表した。
馬場元子さんから「王道」の“錦の御旗”を託された曙は旗揚げへと動いたが、全日本からはの参戦はなく(全日本は当日はOFF)、WRESTLE-1の浜にオファーをかけ、東京愚連隊やAAA勢の参戦や、全日本を退団しNOAHに参戦している潮﨑に協力を求めるなど、全日本とは一線を画して独自路線を取ることになったようだ。
月2回のペースで大会を開催と地方興行や大会場進出を視野に入れたが、いくら「王道」の“錦の御旗”を託されたとしても、曙の「王道」はどこまでファンから支持されるか、秋山全日本やジャイアント馬場さんの王道と比べられるのは必至だと思う。
秋山らは「全日本プロレス」の看板を引き継ぐも脱・馬場を図っているのに対し、「王道」の“錦の御旗”と共にジャイアント馬場さんという大きな存在を背負うことになた曙、曙は簡単に見えて難しいことを選択したのかもしれない。
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飯伏幸太がゴングで明かした“卒業”の真相・・・プロレスを楽しむための決断
2月29日発売のゴング11号で退団前の飯伏幸太がインタビューに答え、二団体から退団する真相を明かした。(詳しくはゴングにて)自分的な見方でもあるが飯伏という人間は無邪気な感じのする人、だからDDTでは飯伏らしい無邪気で楽しいプロレスをやっていたが、新日本プロレスでの飯伏は今思えばDDTとは別人でトップレスラーとしてのオーラが出ていた。DDTで無邪気に楽しむ飯伏と新日本でのトップレスラーとして飯伏、キツイながらも両団体を渡り歩くことで飯伏なりに別人格になる自分を楽しんでいたのかもしれない。
しかし8月に開催されたDDT両国大会に出場した棚橋弘至が「俺は珍しく怒ってるよ。グラウンドで競おうとか、打撃で競おうとか、技で競おうとか。ナメたら駄目でしょ。これは悪い傾向にあるけど、全団体を横一列で見てもらったら困るんだよ!」と発言したことで、新日本とDDTの間で摩擦が生じ、飯伏は双方から板ばさみの状況に陥った、プロレスを楽しむことを主におき、政治的なことが苦手な飯伏にとって望んでいない状況だった。
首を負傷し欠場している間、考える時間が出来た、出した結論は自分らしくありたい、だからDDTと共に新日本との関係を見直すことになった。
退団会見でおかしなことがあったとすればDDT主導で会見が開かれ、菅林直樹会長など新日本関係者は誰も出席しなかった、そして飯伏がDDTとは提携関係であるオスカープロモーションに所属になったこと、飯伏は実質フリーなれどオファーの優先権はDDTにある、これは関係こそ切れてはいないがDDTが新日本との関係を見直すという意味している。
#大家帝国興行で棚橋がパワーポイントでアピールしたことで、新日本とDDTの摩擦は解消されたかに見えたが、高木三四郎大社長的には新日本との関係は“この辺が潮時”ということを思い始めていたと思う。おそらく新日本的には中邑真輔が去った後のIWGPインターコンチネンタル王座戦線は王者のケニー・オメガと飯伏を軸にしていきたったはずで、ゆくゆくは新日本で飯伏を独占するつもりだった、
しかし飯伏は新日本、またトップレスラーという座を選択しなかった、そういった意味では飯伏の退団はDDTにとってはメリットはあっても、新日本にとってはデメリットで面白くなっかたのかもしれない。飯伏はプロレスを研究するということで「プロレス研究所」を立ち上げたが、飯伏がどう楽しみながらプロレスを研究して、論文をリングの上で現すのか、研究結果を気長に待ってみたいし楽しみでもある。
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いざ両国!HARASHIMAが入江を降しイサミへ挑戦!カシンがヨシヒコをも翻弄して王座防衛!2月28日 DDT「Into The Fight 2016」後楽園ホール 1596人 満員
<アピール、コメントなどはDDT公式HPより>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権タッグマッチ/60分1本
[挑戦者] 梅田公太 ○渡瀬瑞基[第11代王者] (7分19秒 片エビ固め)[挑戦者]福田洋 [挑戦者]Xワンチューロ
※バックドロップ
☆渡瀬が3度目の防衛に失敗。ワンチューロが第12代王者となる
◇第1試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]樋口和貞 勝俣瞬馬 ○岩崎孝樹(11分58秒 首固め)[第23代王者組]高木三四郎 大鷲透 X平田一喜
☆高木&大鷲&平田組が初防衛に失敗。樋口&勝俣&岩崎組が第24代王者となる。
【試合後の樋口、勝俣、岩崎】
勝俣 「いや〜、嬉しいですね。最後、岩﨑が頑張ってくれたお陰でこのベルトが僕たちの手元に来ましたよ。まあね、岩﨑のキッカケで僕たちに火がついたんで、この勢いのまま突っ走っていって。DDTはユニットがいっぱいいるんで闘っていきたいですね。」
樋口 「急にぐわっと流れで(タイトルマッチが)決まった感はあるんですけどね。闘っているうちに岩﨑さんのどうしないといけないという…時代というか、そういうのを動かさなきゃいけないなっていう気持ちを自分たちは横にいて感じたわけですよ。その上でこうやって結果がついてき たんで、自分もよかったなと本当に思いますね。DNAの勲章がやっと獲れたなと、そう思います。」
岩﨑 「(擦れた声で)ちょっと声が出ないんですけど、まず何とか俺ら若い力でこのDDTを盛り上げたいという気持ちが強くてですね、このチャンスを何とか活かそうと思って。ペーペー、ペーペーと馬鹿にされてきたんでね、やっぱり上の世代に対して下剋上じゃないですけど、どのユニットに対しても噛みついていきたいなと思います。で、俺ら3人でこのDDTをかき乱すじゃないですけど、盛り上げていきたいなっていう気持ちが強いです。」
勝俣 「やってやるぞ! なあ?」
樋口 「はい。」
――前々回と同じような展開だったんですけど、今回最後に逆転できた要因 は?
岩﨑 「やっぱり同じ手で2連敗しているんで、3回目負けたらやっぱり恥ずかしいでね。何としても見切って返す、返し方を1週間ずっと考えてました。」
――あの技の名前は覚えたんですか?
岩﨑 「長くて覚えられないんで。」
勝俣 「なんだっけ? お前が2連敗した技の名前だよ、覚えろ!」
樋口 「奇跡を呼ぶ……。」
岩﨑 「奇跡を呼ぶ…一発逆転…首固め!」
勝俣 「何か変わってるな?(苦笑)なんでお前、この前と同じことになってんの?」
岩﨑 「いや、長いんですよ。長いから覚えきれない。」
勝俣 「そうだな。でもまあ三度目の正直だ。返したんだやっと、あのグルグル逆転首固めを。」
岩﨑 「(記者たちに)何かありますか?」
勝俣 「人の話、聞かないなコイツ。」
――他のDNAのメンバーがベルト戴冠を喜んでいたのが印象的だったが、他のメンバーに感謝の気持ちとかは?
岩﨑 「やっぱりみんな仲間がいて、この二人もそうですけど全員が(セコンドに)ついてくれて、僕がやられているときも応援してくれたんで。あと僕が負け続けた時もファンの方がすごく応援してくれて。そういう人たちに感謝したいなって。あと親、両親もすごく応援してくれたんで、みんなに感謝したいと思います。みんなで獲ったベルトなんで、しっかり守っていきたいと思います。」
勝俣 「お爺ちゃん、お婆ちゃんが喜んでいたよ。そこで座って見てた方で。」
岩﨑 「マジっすか?」
勝俣 「ただそれだけなんだけどな。」
岩﨑 「はい。」
勝俣 「やってやるぞ!」
岩﨑 「守っていきたいと思います。」
勝俣 「DNA暴れるぞ! 変えるぞ、変えるぞ時代を。」
◇第2試合◇
▼30分1本
○大石真翔 赤井沙希(8分38秒 直伝!トルネードクラッチ)X男色ディーノ スーパー・ササダンゴ・マシン
(試合終了後)
大石「今日もケツは集まらなかったな。ケツが一つもないんじゃ恰好つかない。安心しろ。お前の一つ目のケツはこの俺、大石真翔のケツだよ! カッコイイ俺がお前のためにケツ出してやるよ!」と助け船。続いて「おい、来てるんだろ! LiLiCo、出てこいや!」と呼び込む。
(『ファイナルカウントダウン』でLiLiCoは宮武とともに登場。)
大石「LiLiCoさん、お久しぶりです。両国国技館、お前と闘うのは大石真翔、赤井沙希、レディビアードのカワイイコネクション。オメエのパートナーは一体誰だ?」LiLiCo「パートナー? 気になる? 亜門さ~ん、ちょっと来て」
亜門「なんでしょう」
LiLiCo「本当は宮 武クンと一緒にやるはずだったのに、ケガしやがってよ! 使えねえ! でもね。私ずーっとさっきから見てたの。そこで私の好みのイケメン2人、見つけちゃった!」
亜門「イケメン2人?」
LiLiCo「梅田クンと渡瀬クン」亜門「さすがLiLiCoさんお目が高い! おい、梅田、渡瀬、リングに上がれ! LiLiCoさんのご指名だよ!」
LiLiCo「おいしそう!食べごろ!」と大興奮。しかし、
渡瀬「……大丈夫ですか?」
梅田「……とくに」
亜門「お前らこんなチャンス滅多にないぞ!」
LiLiCo「2人わかってないね」
亜門「決定です!」
赤井「おい、ババア! リングに上がったら芸能界の先輩後輩関係ないから!」
LiLiCo 「お前もババアだよ!」
赤井「うっせえ。キューティクルこしらえてリングに上がってくるんやな。そのベルト、ウチが取り返してやるからな」
LiLiCo「やってみなさいよ。ここにあるからさ~(LiLiCoと赤井で頭をワシ掴みにしてにらみ合うとセコンドに分けられた。)家帰ったらこのチャンピオンベルト、デコってみようかなってツイートしてたよな。でもアタシのものになったよな! 代わりにデコってやったよ! 取り返してみろ! この3人で両国で闘うぞ!」
【LiLico、梅田、渡瀬の話】
――両国大会のカードが決まりましたが。
LiLiCo 「まず(梅田と渡瀬の)顔が最高だよね。もうそこからだからね私わね。いいよ、私がもうちょっといろいろ作戦を(考えるから)。い いよね? ビビってるの?」
渡瀬 「いえ…。」
LiLiCo 「肉食べたいんでしょ?」
渡瀬 「肉食べたいです。」
梅田 「食べたいです。」
LiLiCo 「うん、そうしたらね体ももっと強くなるし。」
梅田 「ちゃんと練習して。」
LiLiCo 「うん。技ね、ちゃんと決めましょう。」
梅田 「三人でちゃんと決めましょう。」
LiLiCo 「絶対勝ちますよ。絶対に勝ちますよ! ごめんさい赤井沙希、もう申し訳ないけどプロレスラーとしてもモデルとしても、将来はちょっと危ないね。」
梅田&渡瀬 「そうですね。」
梅田 「メンツ的にもぶっちゃけ勝ってるんでね。スター性もあるし、将来性もあって 、僕らのほうがぶっちゃけ勝ってるんで(苦笑)。まあまあ、あとはやるしかないって感じですね。」
LiLiCo 「さっき勝ったんだよ。大石さ、大石は私のルックスにビビったよね?」
梅田 「ビビってましたね(笑)。」
LiLiCo 「技を磨くというか、あとはもうちょっとしたことだよ。大丈夫、何の問題もない。」
梅田 「何の問題もないですね。もうやる前から勝っているようなものなので。」
――ベルトもデコって、両国大会ではTシャツも発売されることになりましたね。
「LiLiCo 当然3・21のあと、これ(アイアンマンのベルト)は私たちのものなので、周りもまだまだデコりたりなのもあるし、正直この(IRONMANの)Aが間に合わなかったです。Aだけ間 に合いませんでした。すみません。私もいろんな仕事持ってるんで(苦笑)。でもこの周りもちゃんとやるんで。もう他の人には渡らないんで、みんなで楽しく一緒に……。」
梅田 「そうですね!」
渡瀬 「(ベルトに)LiLiCoって入れちゃってもいいんじゃないですか?」
梅田 「ネーム入れちゃってもね。」
LiLiCo 「(CHAMPIONの)Pがちょっと抜けちゃってるんで。みんなの扱いがアレなんで。まあでもこれはもう人に渡らないね。」
梅田 「そうですね。」
LiLiCo 「もうピッカピカのを持って来ます! 闘います! そしてピッカピカのベルトを持って帰ります! なあ?」
梅田 「はい。そうしましょう。」
LiLiCo 「以上。いいね ?」
――このデコはいくらぐらいかかったんですか?
LiLiCo 「このデコはドンキで買ったのでリーズナブルです!」
梅田 「リーズナブルですよね。」
LiLiCo 「でもスワローです! スワロフスキーですよ!」
梅田 「おぉ〜。」
LiLiCo 「赤井沙希の馬鹿がこの(IRONMANの)Iだけデコったの。違いますよね輝き。分かります? 偽物と本物の違い!」
梅田 「I、ヘタクソだな(苦笑)」
。
LiLiCo 「I、めっちゃヘタクソ! だからもうベルトでも勝ってるわ。デコっても勝ってるから。闘っても勝ちます。」
――赤井さんは女子としても偽物だと?
LiLiCo 「そうだろ? あれ女?」
渡瀬 「それはちょっと怪しい ところじゃないですか。ニューハーフ説っていうのも。」
LiLiCo 「肉食いに行こうぜ!」
梅田 「行きましょう!」
LiLiCo 「(東スポ岡本記者に)何笑ってんの? 3・21ドロップキックするよ!」
岡本記者 「勘弁してください。」
梅田 「本番で出しましょう。」
LiLiCo そうだね。肉行こうぜ、肉!
【大石、赤井の話】
――試合に勝ちましたが、試合後LiLiCoさんとの両国のカードが決定しました。
大石 「俺たち大石真翔、赤井沙希、レディビアードのカワイイコネクション。久しぶりの再結成なんだけども、まさかの梅田、渡瀬……まさかLiLiCoがあの二人を選んでくるとは思わなかった。でも、まあ…まあまあ若さじゃ負けるか もしれないけど、かわいさじゃ俺たちの圧勝だと思っているんで。なあ赤井さん、言ってやれ言ってやれ。」
赤井 「逆に向こうのカワイイ要素って、ひとつでもどこかにあるんですかってことですよね。」
大石 「ああ、本当にその通りだね!」
赤井 「あとLiLiCoさんが組む相手がXとXXって発表されていたじゃないですか。どんな人が来るかと思ったら、えっ誰でしたっけ?」
大石 「渡瀬、梅田。」
赤井 「えっ?」
大石 「梅田。」
赤井 「梅田君? あの二人、若い子にしては結構話すほうだったんですけど、さっきのリング上でのあの顔! 私、今後一切飲みの席でも助けないですね!」
大石 「助けない?(苦笑) 」
赤井 「どんだけ良くしてあげたのって。」
大石 「あいつら肉で釣られたからな。」
赤井 「ね。もう一切助けへん! どんだけ助けた今まで。全部殺してやりますよ、これからは。」
大石 「恐ろしいな、赤井沙希の逆鱗に触れたぞあいつら!」
赤井 「もう助けへん!」
大石 「ああ、もう助けへん!」
赤井 「もう助けへん!」
大石 「それプラスLiLiCoぶっ殺してやるよ!」
赤井 「そうですよ! 何かノコノコ来て。」
――ベルトもデコられてましたが。
赤井 「そうですよ! デコられてて。」
大石 「あれよ、よう見たらよ赤井沙希がデコったところはただ何かキラキラ光る だけのシールだったけど、それ以外は本物のスワロフスキーだったな!」
赤井 「ちょっと私が偽物のスワロフスキーって言ってるんですか?」
大石 「輝きが違ったって言ってんだよ! 本物のスワロフスキーだったな、正直!」
赤井 「それは……持っている人によって変わるんですよ輝きは。……LiLiCoさんが持ったら輝きが濁ったってこと! 私が持ったら全部輝くから。」
大石 「偽物のスワロフスキーでも輝く?」
赤井 「そうそうそうそう! 偽物でも輝く! 輝くんだこの野郎!」
大石 「偽物でも輝くんだこの野郎! ふざけるんじゃねぇ!」
赤井 「だから持つ人によってベルトって輝きが変わるから。あのベルトを光 らせられるのは私だけ!」
大石 「よっしゃ、本物のスワロフスキーはここにいる、てね。」
赤井 「てね。オイLiLiCo! 当日までにもっと潤う足しておけよ! それだけや!」
大石 「キューティクルじゃ負けてねぇかんな!」
◇第3試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○佐々木大輔(1分41秒 佐々木式ウラカンラナ)X竹下幸之介
◇第4試合◇
▼4WAYタッグマッチ/30分1本
○木高イサミ 関根龍一(8分50秒 片エビ固め)ヤス・ウラノ X彰人
※絶槍 あと2チームは 坂口征夫&マサ高梨、石井慧介&高尾蒼馬
◇第5試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合〜3人でおこなうシングルマッチ・ルール/60分1本
[第35代王者]○ケンドー・カシンvs[挑戦者]Xヨシヒコvs[挑戦者]アントーニオ本多
※10分44秒、飛びつき腕ひしぎ逆十字固め
☆カシンが3度目の防衛に成功
(試合終了後)
アントン「ちょっと待ってくれ! そのベルトに気持ちを注いでここまでやってきたが、こんな有様じゃ俺は納得いきません! もう一回! 今度はヨシヒコなしでもう一回だ!」
カシン「よしわかった! アントーニオ! もう一回だな。次の挑戦者は…ササダンゴ・マシン!」
(カシンはさっさと退場。、入れ替わるように黒子の恰好をしたササダンゴが左腕を押さえながら登場。)
ササダンゴ「ただ今ご使命に預かりましたスーパー・ササダンゴ・マシンです」アントン「なぜそんなに息があがっているんだ。なぜ左腕を痛めているんだ」
ササダンゴ「そんなことないよ」
アントン「俺はササダンゴ・マシンって言われた時 、100悔しかったけど、任せられた坂井ちゃんがいくのであれば、この身を引いてもいいと思う。ここはここで坂井ちゃんにいってほしい。これだけの人がアンタに期待してるよ」
ササダンゴ「え~~頑張ります」
アントン「スリー・ツー・ワン! マッスル! マッスル!」
【試合後のカシン】
カシン 次はできればアルティメット・ロワイヤルだな。アルティメット・ロワイヤル。誰も二度とやらなかったアルティメット・ロワイヤルルール。
――2人で?
カシン いや、わからないな。何人でもいいよ。永田裕志が来てもいいし。FMWが来てもいいし。
【ササダンゴの話】
――カシン選手から指名される形でEXTREME級王座への挑戦が決まりましたが。
ササダンゴ 「ケンドー・カシン選手って早稲田大学出身で、レスリングエリートですよね。でも僕は恥ずかしいからあまり言ってないですけど、最初に好きになったというか共感を抱いたレスラー、共感を持って見ることが出来るはじめてのプロレスラー、僕が大学時代にはじめてプロレス観に行って、はじめて「あ、同じ大学の人がプロレスやってる」って思って。向こうはレスリング部出身のアレでしたけど、僕はシネマ研究会っていう映画サークル出身で。全然違うけど、早稲田出身の人がいるんだな、こういうところでやっているんだなと思いながら、(カシンは)メチャクチャな試合をずっとやっていて新日本プロレスのジュニアで。すごい面白いなって思ってて。まさかこういった形でカシン選手と両国でタイトルマッチ、これは本当に僕が今までやってきたプロレスとか…僕はまったくレスリングエリートでもないし、体はちょっとデカイかもしれないけど、フィジカルに関する自信は一切ないですけど、僕のやってきたプロレスのすべてをぶつければ、ひょっとしたら勝算はあるのかもしれないし、何よりここはDDTのリング、ホームグラウンドですから何があってもおかしくないし。とにかくやっぱりベルトを…こういった場で指名してくれたんで、責任持ってベルトを取り返したいなぁなんて思っています!」
――カシン選手は試合後に「アルティメット・ロワイヤルルールでやりたい」と……。
ササダンゴ 「ハッ? アルティメット・ロワイヤルってシングルでしたっけ?(苦笑)」
――「何人でもいい。永田裕志でもFMWが来てもいい」と言ってましたが。
ササダンゴ 「ハイハイ。じゃあアルティメット・ロワイヤルルールなんでしょうね。チャンピオンがルール決められるんでしたっけ?」
ーーEXTREMEはそうです。
ササダンゴ 「で、アルティメット・ロワイヤルルールになる?」
――一応、カシン選手はそう言ってました。
ササダンゴ 「それ早く言ってもらえませんか? これはもう感傷に浸っている場合ではないよ、アルティメット・ロワイヤルルールなんだから! 究極のロワイヤルって意味でしょう! ロワイヤルってどういう意味ですか?」
――なんでしょう……。
ササダンゴ 「究極のロワイヤルなんだね! じゃあそのかつて新日本プロレスがやったアルティメット・ロワイヤルルールでやるっておっしゃってる?」
――はい。「二度と誰もやらなかったルール」と。
ササダンゴ 「あぁ。ちょっと頭おかしいっすよね、カシンさん。まぁ…ね、いい意味でね。だけど他のDDTの若者たちがまともにその言葉を解釈しようとしても、その中に囚われちゃうだけなんで自由に解釈してやっていければなと思います。
【アントンの話】「今日はケンドー・カシンと2回目のシングルマッチ、シングルマッチというかシングルマッチという体(てい)の謎かけをカシンさんがしてましたけど、非常にですね1回目の試合よりも濃密なやり取りができたんです。それは本当に快感だったんですけど、勝敗については直接取られてないんでね、納得いかないという形でああいう表明をしましたけど、勝敗に関わらなかったからこそ快感だけが残ってしまった。(通りすがりのササダンゴが「よかったね」)そんな感じで(笑)、つまり楽しさしか感じなかったということですよね。これで次、ササダンゴ・マシンが両国大会で挑戦するということで、これも非常に私としては楽しみです。もちろん、ササダンゴ・マシンはライバルでもあるんですけど、やっぱり僕はササダンゴ・マシンさんから影響を受けている部分が実は大きいので。だから見届けたいですよね。それがだから吉と出るか凶と出るか分からないですけど(苦笑)、その試合が吉と出たら「ああ、やっぱり俺の坂井ちゃんだな」って思うだろうし、凶と出ても「ああ、やっぱり坂井ちゃんだな」って思うと思いますね(笑)。なので、私もある程度緊張して見る気がします。本当に切り替えて、両国では何年か前に対戦させていただいた藤波辰爾さんと、あと息子さんの。私、実はですね京王線沿線に住んでいるんですけど、何かね学生服を着た少年と藤波さんが京王線に乗っているのを見たことがあるんですよ。それがLEONA君だった可能性もあるんでよね? 結構前です。5年前くらい。LEONA君って何歳なんですか?」
◇第6試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○石川修司(14分44秒 エビ固め)X遠藤哲哉
※スプラッシュマウンテン
(試合終了後)
佐々木「おいおい! よええな! 見ての通り、俺たち汗一つかいてねえぞ! なんか言ってみろよ。いいか、これが現実だ。両国でそのベルトを巻くのはこの俺、佐々木大輔と石川“エイドリアン”修司だ。お遊びはこれまでだ!」
【佐々木、石川の話】
――両国でのタッグ王座挑戦に向けて、幸先のいい前哨戦でした。
佐々木 「見ての通りシングルふたつやって、ふたつとも完勝。俺たちは汗ひとつかいてない。分かるか? 強すぎてよ、コメントも出ねぇよ、オイ!
石川 タイトル前にふたりとも勝っちゃったんで、前哨戦はもういらないんじゃないかなって。あとはもう両国本番一発で獲っちゃうんじゃないですかね、本番で。まあ遠藤もいいレスラーだと思いますけど、まあやっぱり僕がデカくて強いんで。デカくて強い以外の部分は全部大ちゃんが、カリスマが担ってくれるんで。最強のチームだと思うんで、まあ100%じゃないですか? うちが勝つと思います。どうすっか、(週刊プロレスの)加藤さん。」
加藤記者 「強すぎます!」
石川 「前回それ聞きましたよ。今回は……。」
佐々木 「お前の感想だろ、それ! お客さんじゃねぇんだから(苦笑)。」
加藤記者 「本番はタッグなんで。シングルとは違ってタッグなんで。」
石川 「……今の質問ですか?」
佐々木 感想だろぉ! もう終わりだ終わり!
石川 「終わりだ、終わり!」
【竹下、遠藤の話】
――挑戦者チームにシングルで2連敗。両国に向けて不安の残る前哨戦になってしまいました。
遠藤 「まあ……そうですね。竹下と佐々木選手の試合は自分は見ていないんですけど、自分がやった石川選手との試合は、正直まったく歯が立たなかった、圧倒的な、一方的な試合でした。あと1ヵ月ないですけど、このままじゃ確実に勝てないと思います。何か1ヵ月ないですけど、少しでも変わっていなかいと、我々の未来はないと思います。」
竹下 「そうですね、今日前哨戦2連敗ですけど、でも自分の今日の負けた敗因と言いますか……結構、自分のキャリア史上最も短い試合と(言っていい)、それくらい短期決戦だったんですけど。もちろん佐々木選手のウラカンラナ、フランケンシュタイナーは警戒していたんですけど、フランケンシュタイナーっていうのはもともと丸め込み技じゃなくて、頭から脳天をマットに突き刺す技なので。それを忘れてただけです! ちょっと頭打って、その一瞬の隙は見せてしまいましたけども、それは相手の手の内を出させたようなものなので。今日、遠藤選手と石川選手の試合もセコンドで見てましたけど、必ず打ち破れる壁だと思います。なので、両国はしっかりベルト防衛して自分たちが現在だということを証明したいと思います。」
◇第7試合◇
▼KO-D無差別級王座次期挑戦者決定戦/30分1本
○HARASHIMA (19分52秒 体固め)X入江茂弘
※蒼魔刀
☆HARASHIMAが挑戦権を獲得。3・21両国のメインは木高vsHARASHIMAに決定
(試合終了後)
HARASHIMA「入江、決定戦、ガッチリした熱い闘いありがとう! 君は本当に強いし、今日の入江は見てきた中で一番強い入江でした。でもね、今日勝った僕のほうがまだまだ強いから。でも正直そんな余裕あんまないよ。入江、僕がベルト獲ったらまたタイトルマッチやろう。何度でも何度でも闘おう。ありがとう!」
亜門「この試合結果を持ちまして両国のメインは木高イサミvsHARASHIMAに決定です。チャンピオン上がってきてください」
(イサミがリングイン。)
HARASHIMA「両国はよろしくお願いします。ただ一つ言っておくと今の僕はメチャクチャ強いんで気をつ けてください。このベルトをDDT、この僕に返してもらうんで」
イサミ「マイクで言い争う気はありません。去年、勝ってないんですよ。ずーっと勝ってないんですよ。両国は踊りを含めてよくないとうのはどうでもいいです。HARASHIMAさんがどんなに潰しにこようと楽しめる自信があります。勝負です」
(両者が握手。腕相撲のような素振りは痛み分け。イサミが先に引き揚げた。ここで選手がリングイン。)
高木「昨年2月のさいたまスーパーアリーナで両国開催を発表しました。同じく昨年夏、両国国技館の全面使用を発表しました。我々にとって大きな一歩だと思います。必ず成功させます。お客さんは俺たちがいなくても生きていけるけど俺たちはチケットを買って見にきてくれ るお客さんがいなければ生きていけない! 3月21日、両国は見に来てくれるお客さんすべてを満足にさせる最高の興行にします。ご期待ください!」
HARASHIMA「僕たちはドラマティック・ドリーム・チーム。みんなもそうです。そのみんなが力を合わせて両国大会、必ず成功させてやるさー!(観客『なんで~!?』)みんな両国見に来るさー!(観客『なんで~!?』)両国のあとももっともっと突っ走ってDDTは大きくなってやるさー!(観客『なんで~!?』)なんでかって? それは鍛えているからだー!」
全員「両国大会、満員にするぞー!おーっ!」
【HARASHIMAの話】
――入江選手との挑戦者決定戦に勝って、両国でイサミ選手の持つKO-D無差別級王座への挑戦が決まりました。
HARASHIMA 「もうラクに勝てる相手ではなかったし、本当に強い選手の入江に勝てて、とりあえずひと安心です。でも本当に次の両国、イサミとやるのが決まっているんで、もう気を引き締め直して両国に臨みたいと思います。」
――入江選手に対して、今日はエグい顔面への攻撃が何度かありましたが。
HARASHIMA 「まあ勝つためにやっただけですよ! あそこまでやらなきゃ勝てない相手だし。本当に強いんで、危なかったですよ。」
――王者のイサミ選手とリング上で向かい合いましたが、ここ最近のタイトルマッチを見ての印象は?
HARASHIMA 「やっぱりどんな試合スタイルでも出来るのと、何でも出来る選手なので、本当に穴がない選手。で、強さを持っている選手。すごい選手だとは思います。」
――今回の両国は初の全面使用になりますし、挑戦者としてメインのリングに立つことで、これまでの両国大会と違う部分はありますか?
HARASHIMA 「とくに気にしてないですけど、いつもビッグマッチは一番最後に入場して一番最後に帰りたいなと思っているので。今回はそういうのじゃないですけど(苦笑)、それぐらいの違いで。でも全面っていうのもはじめてやるんで、そのリングでメインに立てることで、とりあえずよかったです。というか、それで絶対イサミに勝って一番最後にリングを降りたいと思います。」
【イサミの話】
――両国のメインの相手がHARASHIMA選手に決まりましたが、試合を見ていかがでしたか?
イサミ 「いや、すごかったですね! ちょっと……ちょっとどころが、すごく驚いちゃいました。その試合内容に。それは入江も含めての二人の試合にちょっと驚かされちゃいました。」
――HARASHIMA選手が最後、入江選手の顔面を攻撃するシーンがありましたが、「あそこまでやらないと勝てなかったから」とおっしゃってました。ああいう厳しい攻撃が両国でも来ると思いますが。
イサミ 「そうですね。逆にそれが引き出せなかったら僕が弱いってことなので。でも全然自信ありますね。」
――DDTの両国大会のメインで王者として入場してくるわけですが、何かそれに対する思いとかはありますか?
イサミ 「やっぱりね最後に入場して、最後に帰るまでがチャンピオンだと思うので。今、HARASHIMAさんも自分とDDTにこのベルトを取り戻すって言い方をしましたけど、何か僕にはそれすらちっぽけに思えるくらいHARASHIMA戦は楽しみですね。……なんだろうなぁ。やっぱり入江もそうだったように、僕もHARASHIMAさんには勝ったことないんですけど、まあ僕も過去のデータは参考にならないって思ってもらって大丈夫ですね。」
――今日、リング上で同じBASARAの関根選手や中津選手が「タイトルマッチやらしてくれ」とアピールがありましたが、HARASHIMA選手に防衛したらBASARAの選手と防衛戦をやってみたいという思いはありますか?
イサミ 「ありますね! BASARAの選手とやってみたいという思いというか、それはアイツらの主張なんで。アイツらが主張してそうしたいって言うんだったら、それを叶えてあげるのが僕の役目だと思っているので。アイツらが“いつ権”を取ればいいんじゃないですか。いつ権を取るか、もしくは……どういうルールなんですか?」
――両国でやるのは初なのでどういうスタイルになるかはわからないですが、今までのは天井からぶら下げられた封筒の中に……。
イサミ 「それか、もしくはそのバトルロイヤルに勝ったら、もう次期挑戦者なんですよね?」
――今まではそうでしたね。
イサミ 「だから勝つか(いつどこ権を)取るか、今までと同じスタイルだったらそれをすればいいんですよね。それが出来なかったらアイツらが悪いと思うし、逆に防衛出来なかったから僕が悪いと思う。でもみんないいですよ。BASARAの関根と中津も両国出ますけど、BASARAのためにとか別に思わなくていいです。自分のためだと思ってやってほしいですね。BASARAのために何か、じゃないんです。そこに自分たちの力を持っていかないでほしい。自分がやりたいことをやってくれって、僕は思います。僕もその通りに闘います。強いてはそれが最終的にBASARAのためになる。」
【高木三四郎大社長の総括】
高木 「両国前最後の後楽園大会ということで、昨年から動いていた部分もあって両国は全面使用というはじめてのことにチャレンジをするんですけど、今年が19周年で、来年が20周年を迎える中でひとつひとつ、一歩一歩進んでいかなきゃいけないのかなっていう気持ちではいますね。だから本当にギリギリはギリギリだったんですけど、独立はしちゃいましたけど(苦笑)飯伏幸太が復帰戦を迎えることができて、個人的にはよかったのかなと思いますね。あとは今のうちが出せるベストを揃えられたんじゃないかなという自負はありますね。これを継続させていくのが一番大事なことで、継続させながらも常に発展させていくようなことが必要なのかなと。2016年というのは、本当に2015年がいろいろあり過ぎて、すごい激動の年だったと思うんですよ。2015年は本当に…。だからこれはもう成長していく過程では仕方のないことだと思うんですよ。2015年のひとつの形で2016年を迎えて、2016年はやっぱりふたつあると思うんですよね。地固めをしながら発展もさせていくという。だから先ほど発表させていただきましたけど、ベストストレッチの3号店をオープンさせて、そっちは整骨院なんかも兼ねてできればなと。最初はとりあえずベストストレッチとしてのオープンなんですけど、一応整骨院としてもできればなみたいなところはありますね。ついこの間は新宿三丁目にバーをオープンさせたりだとか、やっぱり選手が安心してプロレスを続けていける環境を作ってあげたいなという気持ちですね。2016年はそういう地固めをしながらも、いろいろと拡大していくという、本当にふたつの難しいことをやらなくちゃいけないというのは僕の中で大きなテーマなんですけど、何とかそれをしていって。まずは3月21日の両国大会を成功させて、本当に昨日、新崎人生さんがテレビで素晴らしいことを言ってらっしゃるなぁって。でもアレはもう僕らも常に、いわゆるショービジネスの世界においては僕らがどうやって生活していくか、生きていくかというのは本当にお客様の(購入する)チケットにつながるので、そこは大事にしていきたいなと。やっぱりファンの方との信頼関係だったり、これからDDTを見ようと思う部分だったりを大事にしてやっていきたいなと思っています。」
――両国のメインが今年BASARAを立ち上げたイサミ選手の持つKO-D無差別級王座に、昨年いろいろあったHARASHIMA選手が挑戦するというカードに決まったことについては?
高木 「本当に入江が出てきてもおかしくなかったし、HARASHIMAが出てもおかしくなかったし、本当にすごくしのぎを削る闘いだったと思うんですけど、結果的にHARASHIMAが制してイサミと闘うという…しかも挑戦者として闘うというのは、これまたいつもにない形なので。じゃあイサミが外敵なのかと言うと外敵でもない。やっぱり同じグループ内、支持もされているっていうね。だから二人にとってもすごく大事な試合なんじゃないかなっていう気はしますね。イサミもこれ以上にBASARAをもっともっとステップアップさせていきたいでしょうし、HARASHIMAはHARASHIMAでもっともっと(DDTを)引っ張っていきたいという気持ちもあるだろうし。そういう意味では楽しみですよ!」
ーー藤波親子が参戦するということですが。
高木 「藤波さんだけじゃなくて、LEONA君というのが実は一番ポイントなのかなって僕は思ってます。今、LEONA選手がどういう気持ちで、このDDTに混じってくるのかなっていうのがすごく楽しみな気がします。ハッキリ言って闘う相手はみんな濃い選手ですよ! アントーニオ本多、福田洋とすごく濃い! たぶんLEONA君が今まで経験したことのない闘いが待ち受けていると思うんですね。それで埋もれちゃうのか、それとも何か違うLEONA像を見せるのかというのがすごく楽しみですね。だから交渉の段階で最初からLEONA君っていうのはあったので。とにかく藤波LEONAっていう存在がどう自分を出すことが出来るか。これを乗り越えたら、次またいろいろな闘いが見られそうじゃないですか。坂口(征夫)さんだっているだろうし、うちの主力どころだっていっぱいいるだろうし、僕もやりたいなって思うし。状況が許されるならLEONA君を路上プロレスに引っ張り込んだっていいですよ! 本人が出来るのであれば。「リングのあるところでしか試合しない」って言ってるかもしれないけども。じゃあエニウェアフォールで、場外カウントなしで路上に引きずり込んでやりますよ! とかね、そういういろんな広がりを見せていければなって。どんどんどんどん既存のプロレスの、そこ来なぇだろっていう人をどんどん巻き込んでやっていきたいですね。でも(カードを発表したときは)湧きましたね。やっぱり藤波さんとLEONA君は。」
3月21日両国大会まで1ヶ月を切ったDDT、後楽園大会のメインはイサミの保持するKO-D王座への挑戦 権をかけてHARASHIMAと入江が激突。
序盤は入江がヘッドロックやヘッドシザース、ショルダータックルで先手を狙うが、HARASHIMAが場外へ逃れ、入江が追撃を狙って場外へ降りるとHARASHIMAは鉄柵攻撃で反撃し、腹部を直撃した入江は失速、リングに戻ったHARASHIMAは入江の腹部に集中攻撃を浴びせ試合の主導権を握る。
HARASHIMAは串刺しダブルニーから雪崩式ブレーンバスターを決め、ファルコンアロー狙いは入江が阻止して交通事故タックルを浴びせると、串刺しラリアット、ティディベアと反撃するが、踏ん張ったHARASHIMAはファルコンアローからフットスタンプを決めれば、入江もブラックホールスラム、フライングソーセージで応戦する。
エルボーのラリーは体重のある入江が競り勝つとバックドロップ 、大剛式バックドロップを決め、ビーストボンバーから自分が垂直落下式バックフリップを狙うが、HARASHIMAはリバースフランケンシュタイナーで切り返すとジャンピングハイキックを連発。
両者ダウンからHARASHIMAが先に起きるとスワンダイブ式ダイビングフットスタンプを投下し、山折りからの蒼魔刀、ファイヤーバードスプラッシュと畳み掛けるが入江はカウント2でクリアする。
HARASHIMAはファイヤーサンダーを狙う入江に、着地してからの後頭部への蒼魔刀を炸裂させると、蒼魔刀を狙うが入江がキャッチしてツームストーンパイルドライバーで突き刺し、大暴走からビーストボンバー、頭突きから初披露のカナディアンデストロイと畳みかける。
しかしクリアしたHARASHIMAはバスソーキックをキャ ッチした入江にショートレンジの蒼魔刀を浴びせると、最後は蒼魔刀を決め3カウントを奪い、KO-D王座挑戦権を獲得した。
試合後はイサミとHARASHIMAがエールを交し合ったが、第4試合で勝利したイサミはBASARAでの防衛戦を示唆、イサミにストップをかけるべくミスターKO-DであるHARASHIMAが勝ち上がってきた。
第1試合ではT2ひ~が保持する6人タッグ王座にDNA軍が挑み、DNA軍を後輩呼ばわりする平田は先輩風を吹かせて痛めつけようとするが、逆に痛めつけられ集中攻撃を浴びてしまう、平田はサングラスを装着して無双状態となるも、岩崎に狙ったバイアグラドライバーが阻止されると、奇跡を呼ぶ一発逆転首固めを狙うが、岩崎がひっくり返して逆に首固めで切り返して3カウントとなり、DNA軍が王座奪 取となる。
第2試合は両国で対戦する曙の弱点であるケツ集めに奔走するディーノは終盤に、ディーノがコーナーに設置して赤井に尻地獄を狙うも、大石にマスクを剥がされたササダンゴが直撃してしまい、最後はマスクを前後逆にされ、視界を失ったササダンゴがディーノに垂直落下式リーマンショック決めてしまうと、赤井の二段蹴り式顔面蹴りこと新人賞から大石がトルネードクラッチでディーノから3カウントを奪い、試合後はLiLicoが梅田、渡瀬を従えて登場し赤井を挑発、赤井は大石とレディ・ピアードとカワイイコネクションで迎え撃つ構えを見せた。
第3試合では竹下が佐々木と対戦するも、竹下とレフェリーとの交錯を狙った佐々木が、躊躇した竹下の隙を突いてウラカンラナ で丸め込んで速攻勝利、セミでは遠藤が石川と対戦するが、石川のパワーと場外戦に遠藤が苦しみ、スプラッシュマウンテンは阻止するも、ファイヤーサンダーを喰らってしまうと最後はスプラッシュマウンテンで3カウントを奪い完勝、KO-Dタッグ選手権前哨戦を揃って勝利した佐々木は王座奪取をアピールする。
第4試合ではカシンの保持するEXTREAM王座にヨシヒコ、アントンが挑み、カシンはヨシヒコに奇襲をかけて試合開始、ヨシヒコの黒子役であるマッスル坂井を蹴散らすと、ヨシヒコを入場ゲートの奥やバルコニーの壁に投げつける。
カシンはリングに戻ったヨシヒコを松井レフェリーに交錯させて無法地帯を作りあげると、ヨシヒコにイスを持たせてアントンや坂井をも殴打し、自ら倒れ てヨシヒコの反則を主張するなどやりたい放題。
アントンはカシンに雪崩式スタイルズクラッシュを決めるが、ヨシヒコがカットに入ると、ヨシヒコはアントンとカシンにドロップキックを放つ、しかしカシンが坂井もろとも飛びつき腕十字を決め、ヨシヒコと坂井はギブアップで王座を防衛。
試合後は納得しないアントンが再戦を要求すると、カシンはササダンゴを挑戦者に指名、指名を受けて黒子姿で登場したササダンゴにアントンは打倒・カシンを託した。
試合後は所属選手が揃って高木大社長の音頭で両国大会成功を約束したが、DDTも今年は年に2回の両国大会に、エディオンアリーナ大阪大ホール再進出と飛躍を期待される年、果たして今年のDDTはどんな年となっていくのか・・・両国メイン決定!よし! pic.twitter.com/wwTVljoL8X
— HARASHIMA (@HARASHIMA_DDT) 2016年2月28日HARASHIMAさんとか!両国でも傾きますよ、楽しみでしかない!
— 木高イサミ (@isami_777) 2016年2月28日後楽園大会でした。竹下に楽勝完勝秒殺!エイドリアンも遠藤に楽勝完勝!このまま両国も完勝!
試合後は美味しいもの食べました。
kawaii... pic.twitter.com/Oxha5jDBB1
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2016年2月28日後楽園ホール大会応援ありがとうございました。
正直手も足も出なかったです。
でも、試合後のコメントで竹下だけは前向きでした。
俺たちはこんな所で止まるわけには行きません。
最後に笑うのはハッピーモーテルです!
— 遠藤哲哉 (@entetsu_ddt) 2016年2月28日DDT後楽園大会でした。
KO-D6人タッグ王座奪取!
岩崎さんに引っ張られたな…自ら動こうとする意思は自分も勝俣さんも見習わなければいかんなと思いましたよ…。
応援とすごい数の紙テープありがとうございました! #dna1128 pic.twitter.com/zeYKKu2WHn
— 樋口和貞 (@kazusada50) 2016年2月28日今日の後楽園は渡瀬さんの曲で入場できてよかった
そしてキングオブダークも抜け出せてめでたい!
そしてLiLiCoさんと組んで両国でます!
チャンスのなのでいかしたいと思います!
— 梅田公太 (@janome0007) 2016年2月28日KO-D6人タッグ獲ったぞー!! pic.twitter.com/BgEFgD0AxB
— 岩崎孝樹 (@307_kouki) 2016年2月28日花粉ヤバいのにマスクなくすし負けてベルトなくすしなんて日だ…とりあえずこれからベストストレッチ出勤してきます…
— 平田 一喜 (@parakissk) 2016年2月28日DDT後楽園大会終了!
両国まで後3週間!
お客様は俺達がいなくても生きていけるけど、俺達はチケットを買って見に来てくれるお客様がいなければ生きていけない。3.21両国はご来場の皆様が満足できる最高の興行にします!
ご期待ください! #ddtpro
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016年2月28日今、一番気になる軍団。。。 pic.twitter.com/xq2Kw0LdYc
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016年2月28日 -
2月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行のお知らせ
投票受付日時が決定していなかった2月の月間MVP、ベストバウト、シリーズ&興行の受付日時が決定、3月4日の午前0時から投票受付を開始します。
また今年から1位が複数いた場合は決戦投票を行います(投票は忍者ツールのアンケートフォームを使用します)なお決戦投票を行う場合は結果発表は2日間後に延期させていただきます
3月 2日 ツイッターで午後6時30分ノミネートを先行発表、当ブログでは午後10時00分から
3月 4日 午前0時投票受付開始
3月11日 午前0時投票受付終了 結果発表投票よろしくお願いします!
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川口を叩き潰した藤田がカシンらとユニット結成もIGFはこれで最後?!暴走王は青木をKOで担架送りに2月26日 IGF「GENOME35」東京ドームシティホール 2875人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼GENOMEルール/15分1本
○将軍岡本(5分4秒 片エビ固め)柴田正人
※ バックドロップ
◇第2試合◇
▼GENOMEルール/15分1本
ケンドー・カシン(5分44秒 首固め)ボブ・サップ
◇第3試合◇
▼GENOMEルール/15分1本
△王彬(ワン・ビン)(15分時間切れ引き分け)△スーパー・タイガー
◇第4試合◇
▼IGF異種格闘技戦「イランの空手王vsグレイシーバッハの新鋭」/IGFルール72kg契約 5分2R
○ホドリゴ(1R3分42秒 腕ひしぎ逆十字固め)×モハメッド・バハラミ
◇休憩明け◇
<アントニオ猪木登場>
コールで迎えられる。
猪木「元気ですか! 元気があればなんでもできる。元気があれば! 歳も勝手に追っかけてくるということで。今日は、何の日です? あ、誕生日のイベントですね。多数のご来場、ありがとうございます。還暦のときには20何回誕生日をやらされて殺されるんじゃないかと思って。今回も何回かね、祝っていただきました。このようにね、多くのみなさに祝ってもらうことは大変うれしいんですが、本当はカワイイ彼女とホテルの一番上から、ワインかシャンペンかグラスを重ねて、そのグラスの向こうに映った彼女を食べて、飲んでしまいたいという、そんな誕生パーティーがいいかなと思ってますが(笑)。
ところでまたなんか(テーブルに)乗っかってますけど、オレも毎回バカやってるんですけど、だんだん疲れてきて(苦笑)。猪木劇場なんて勝手に名前がついてね。オレ、ギャラもらってないんだよねホントに。まあそういうことで、ちょっと開けてみましょうか。なにやれっていうのかな。(バスケットに入った大量のアメと、東京スポーツが出てくる)アメがいっぱいあるねえ。なんか、東京スポーツとかあるぞ。え? 清原を救う? 勝手に好きなこと言うんじゃねえよ。ねえ。アメはナメてもしゃぶってもいいけど、シャブはダメだよ。昔、LOVE注入っていうのがあったんだけど、シャブ注入はやめましょう。
なんか考えるの大変なんだよね。とにかく、いろんな人生、いろんな事件が起きます。毎日毎日。それこそ政治家もバカなヤツがいてね。まずは政治にとって、カネと女の話はダメですね。みんなでこれから政治家を集めて相撲部屋に入門しようと。なんだろうな。おカネをもうらうときは手形を切ってる。まあ、せこい時代になったんで、こういうこと言えるのはオレしかいない。政治家が言ったら大変ですね。ま、とにかく日本の政治を頑張って頑張っていこうと思いますが。
ところでなんだ、アメをナメるのかよ、オレ。なんか、このアメ代も高いらしいよ。受け取って(と客席にアメを投げる)。このデカイアメ、気を付けてね。頭ぶつかると痛いよ。あとでまたあれしますけどね。今日はね、私が元気ですか! 元気があればなんでもできるって、そう言ってたら、たまたま昔、1936年ですかね、大蔵大臣を経験し総理になった高橋是清というね、今日は2・26事件というのが起きて、その日に暗殺された人ですが、その方が昔、そういうこと(元気があればなんでもできる)を言ったと一族の人が来てねいろんな資料をもらったことがあるんです。たまたま偶然なんですが、そういうことでね、元気があればなんでもできる。元気があれば! そう、子どももできるってね。オレもダメだな(苦笑)。大丈夫ですかね? あんまり話を落とすわけにはいかないんでね。すごくノリがいいもんですからね。ホント、バカヤローですよ。
(ジャケットを脱ぐ)で、このデカイ箱はなんだい、また? なんか、ビックリするの? カワイイ子が出て来るの?(箱を取ると似顔絵入りの誕生日ケーキ。バースデーソングが流れる中、和田レフェリーがろうそくに火をつける)ありがとうございます。ちょっと皆さんにね、(似顔絵の)顔は見せられないんですが、アゴはちょっと短いかな。いきます!(ろうそくを吹き消す)とにかく今は世の中が不景気でいろんな問題がありますが、とにかく何が起ころうとも元気で頑張っていこうと、そんな思いを込めて、例のヤツでいいでしょうか? いいですか! いくぞ! 1、2、3、ダー! どもありがとう!」
◇第5試合◇
▼IGF異種格闘技戦 GENOMEルール/20分1本
○天田ヒロミ(14分52秒 反則勝ち)×鈴川真一
※ 急所への膝蹴りによるレッドカード
◇第6試合◇
▼クラッシャー川口引退7番勝負第1弾 GENOMEルール/30分1本
○藤田和之(4分7秒 片エビ固め)×クラッシャー川口
※ バックドロップ
(勝ち名乗りを受けた藤田が吠える。そこへカシンと鈴木、将軍が入ってきて「はぐれIGF軍団」のTシャツを持ってくる。カシンが藤田にマイクを渡す。)
藤田「おい、おい! 観客のみんなよ、聞いてくれよ。しょっぱかったらしょっぱいって野次れよ! なんだオマエ、今日の興行! 野次りたかったら野次ってくれ! IGFはな、野次る場所だ。わかったか。覚えて帰ってくれ。ありがとー!」
藤田コール。藤田はTシャツを受け取り4人で手を挙げると、リング上でTシャツを着用。4人で引き揚げた。
【藤田、カシンの話】
カシン「はぐれIGFとしてどこでも行くよ、団体。はぐれIGFね。IGFももう終わりだから」
藤田「カウントダウン始まってるよ、カウントダウン。今日聞いたろ、カウントダウン」
カシン「YGFだ、YGF」
藤田「そうなんだよ。YGFだよ。IGF終わったんだよ。カウントダウンは始まってるんだよ。どこだっていくよ、はぐれ軍団。はぐれだよ、はぐれ。正規軍はわかってんだろ。やるか、よしよし。せーの(といって4人で手をあわせる)。よーし! 笑われていいんだよ。笑われていいんだよ。ドンドン行くよ。話がありゃいくらでもいくよ。オレたちを呼ぶ勇気があるんだったらいくらでも呼んでくれよ。やってやるよ。(川口戦は?)それはそれで。彼の道だから。言うことはない。本人が一番よくわかってるよ。何も言うことない。オレに言わせるな。関係ねぇよ。はぐれだよ、はぐれ。IGFで歓声なんかいらねェよ。IGFにはヤジ飛ばしに来いよ、みんなで。ストレス発散しに組んだよ。しょうもない試合しやがって。じゃあな」
◇第7試合◇
▼アントニオ猪木誕生日記念スペシャルマッチ GENOMEルール/30分1本
○小川直也(11分7秒 TKO)×青木真也
※レフェリーストップ
(試合終了後 青木は担架で退場)
小川「ありがとう! まずはありがとう。青木、ちっちゃいわりにはやるじゃねえかよ。(「たまたま」と言う観客に)うるせえ。勝負にたまたまもクソもねえんだバカヤロー! その前に一つ、今日は師匠の誕生日にここに来ていただいて、どうもありがとうございました。すごい、熱気ある誕生会にしていただいて、本当にありがとうございました。これからもね、IGF引き続きよろしくお願いします!(「ハッスルハッスル」と言う観客に)ハッスルはちょっと待ってくれ」
(小川が一旦退場。出場選手とともにリングに戻ってくる。そして猪木が登場。)
猪木「バカヤロー! フフ。えー、バカヤローと言って何年でしょうかね。でもオレのバカヤローは受けですからね。もう一回、元気ですか! ホントに、今日は誕生日ということで、ホントは迷惑なんですけど、ホントは歳取りたくないですからね。でも、みなさんにこうやって祝っていただき、ありがとうございます。これからも、人生は楽しく、オナラは臭く、猪木は猪木らしく、IGFはIGエフラフ…らしくということで。もう口がもつれてきてて。ねえ、いろいろ世界の平和のためにということで、選手の皆さんも頑張ってくれました。去年は北朝鮮から生中継ですとか、いろんなとこからオファーが来てますけど、オレも国会で縛られてるんでね、なかなか出る時間がないということで。頑張りましょう。みなさんもしっかり子どもをつくれよ!とね。女性に頭を下げて頑張りましょう。ということで、いいですか。今日もホントにありがとうございます。いくぞ! 1、2、3、ダー! ども!」
【試合後の小川】
――ある意味で難敵が相手だったが?
▼小川「まあね、それよりも師匠の誕生日のイベントで、大事なメインを任されて、心臓が本当にドキドキしたよ。珍しいよ、こんなの。やっぱりあんまりメインをやらないから。いきなりメインが回ってくると、ドキッとするんだよ。青木真也というファイターとやって、彼のプロレスでのいい引き出しを出すのがこっちの役目だとは思っていたんだけど。場外であそこまでやりあったことはねえだろうと思うし、プロレスの古典的な技だけど、こういうのもあるぞって。いい具合に若い世代に伝えていければいいかなって。そういうテーマでやっていたから。逆にファンはどう思うかわからないけど、彼は感じるところがあったんじゃないの? 一生懸命やろうとしてたし」
――足4の字固めなどにはそういうメッセージが込められていた?
▼小川「やるヤツ、いないんじゃない? 最近は。でも、そういうのってやるヤツは限られているから。彼にはそういうメッセージをね。彼は足技が得意だろうけど、やっぱり突き詰めればあそこに辿り着くんだよ、絶対に。いろんな関節技があるけど、トコトン突きつめれば4の字に辿り着くから。そういう日が来るのを楽しみにしてるよ」
――最後のSTOの連発は非情だったが?
▼小川「やっぱり関節を取ってナンボの、パウンドをして勝ってナンボの世界から、投げられても投げられても終わらせないという世界に。そういうのはプロレスじゃないとできない世界だから。俺の時はわけないというセオリーでやってたんだけど、こういう時代になってそんなことを言っているのも古いだろうから。分けられている時代で、彼は彼で、昔の俺みたいに両方渡り歩いて。最近そういうのはいないから。そういう面白いヤツは。そう考えればね。もちろんアイツも2つに別れた世界で、向こうではチャンピオンで来ているわけだから。チャンピオンだったらチャンピオンらしく、こっちの世界でもしっかりやるという姿勢があれば、プロレスファンがまた増えるんじゃないか。逆にプロレスを大事に彼は戦おうとしているし、そういう姿勢をファンには見てほしいなって」
――今大会が2016年最初の大会だった。その行く末が見せられた?
▼小川「そういうことを考えると本当にドキドキしちゃうよ。俺みたいなロートルに任せるとね。まあ、やれる限りは、プロである以上、頼まれれば受けるし、やる以上はやるし。そういうことでしっかりと絶やさないように。本来、IGFは創設から加わっているんだけど、絶やさずに今まで流れてきているけれど、外野がとにかく言うかもしれないけど、猪木さんのことだからね。猪木イズムで。さっきフラフラしてたけど、フラフラとずっと飛んでいるんじゃないのかなと思ってね」
――試合前に藤田選手、カシン選手、鈴木選手たちがはぐれIGF軍団を作ったが?
▼小川「アイツも一生懸命IGFのチャンピオンとしてやってたし、俺は俺でアイツとの戦いを通して藤田という人間を認めるしね。はぐれているわけじゃない。そういう方向に自分でなんでいっちゃうのかわからないけど、彼は彼で、彼の方向でね。試合前にいろいろ言ってたけど。俺も横でスタンバイしながら聞いてたけどさ。彼は彼のやり方ね。野次るなら野次れよ。そう思うよ。でも、アイツは野次られたことないんだろうね。俺なんか野次られたことなんていっぱいあるからさ。ヒールだったし。野次が声援だと思っているから。何ともない選手には野次りもしないしね。だから、野次るのも求めたくないのかな。そこの考え方はちょっと彼とは違うけど、それはそれで彼の考え方があるんだから、それでいいじゃない。俺は野次ありがとう。叱咤激励ありがとう。こうやってお客さんが来てくれることにありがとうって。プロレスっていうのはね、猪木さんの血を引くといういい方はあれだけど、遺伝子を引くプロレスラーは段々減ってきたから。また引き継いでくれる若いレスラーがいてくれたら。それはそれで早く。青木がそうなってくれたら嬉しいし、澤田は澤田で違う意味で、市議会議員として政治の世界に真似ちゃったしね。若いヤツには脈々と次に受け継いでほしいから。それまで俺も頑張るしかないし」
【猪木総括】
猪木「(今年最初の興行が終わったが)みんなそれぞれ頑張ってくれて、できるだけオレの負担が減るようにってね、方向としてはね、まあオレも頑張りますけど、それぞれがホントに成長していくっていうか。それぞれ、小川にしても藤田にしても、成長するより次の世代を育ててもらいたいところなんですけどね。
(メインでは小川が青木と試合したが、見ていてどうだった?)うん、まああの、プロレスの面白みっていうのは異色の対決というか、普通は体重が同じで、背丈の同じ選手が。そんへんはかつてはわれわれが、いろんな大きな人を、アンドレも含めて試合してきましたけど、そこが、逆に言えば今のプロレスの醍醐味というか面白みをまた強調するようなリング上だといいと思います。
(藤田がカシンや鈴木と新しい動きを見せたが)よくあまり知らないんだけど、フフ。まあホントに、オレ自身が振り返れば、自分で飛び出して行けよという。それぞれの選手が。まあそれが、IGF、まあ今の政党がまさに、自民党、民主党、維新という、あとは小さい政党が。そういう世界にちょっと似てる部分があったりね。かつてはジャイアント馬場さんと全日本、新日本ありましたけど。そのへんは面白いね、今。逆にホントに、何か政治の世界を見ていくと、そのへんでだからまあ、それぞれが個性をしっかり見せるというような。その個性を、なんていうんだろうな、ある政治家というのが少ないんで。オレたちも、どういう、まあオレもこの歳ですから親分というのはちょっとヘンですけど、そういうような、政治家というのは見当たらないんでそれは困ってますね。
(IGFはIGFらしくとメッセージを送ったが、2016年のIGFに何を期待する?)まあオレの方からは、わかってはいることはありますけど、まあちょっと会社の方から発表があると思います。ちょっといろいろ世界に向けての発信があると思いますんで。(世界に向けての?)うん。もう一つは日本の中で会場が少なくなってきてるということが一つ、オリンピックがあったりということで。プロレスだけじゃなくてほかのいろんな団体、興行も困ってると思います。そこはそこで逆に言えば、一歩踏み出す勇気というか、逆にとらえればそういう感じかな。だから世界に飛び出していくチャンスだなと思います。(海外市場の開拓?)うん。はい。(具体的にはどのへんを考えている?)それはわからないです。あとで聞いてください」
IGFの2016年度が開幕、セミでは年内の引退を表明した川口の引退7番勝負がスタートし、1番目の相手として藤田と対戦したが、藤田がフロントネックロックを狙うと川口が押し込み、ブレークしてから足払いで倒し、前蹴りからミドルキックを繰り出すが、藤田は胸を突き出して「もっと来いよ!」と受け流して、キックを弾き返す。川口はバックドロップを決め四つん這いの藤田を蹴り上げると、藤田はキック、張り手、膝蹴りと逆襲、サッカーボールキックで腹部を蹴り上げてから頭を蹴りつけると、最後はDDTからバックドロップで3カウントを奪い、藤田が完勝を収めた。
試合技にカシン、鈴木秀樹、第1試合で柴田を降した岡本が登場して”はくれIGF軍”のTシャツを着込んでユニット結成、RIZINを含めた他団体参戦をアピールした。
マスコミに向けてIGFの道場が閉鎖を暴露、週プロ誌上ではIGF批判を展開した藤田だったが、出した答えはカシン、鈴木らとユニット結成。特にカシン、鈴木、岡本はIGFだけでなく他団体に参戦していることから、外敵軍ということなのか、ただ藤田の「IGFは終わりだから」発言はファンの間では”今大会でIGFは最後”という憶測が流れ始めている。藤田の発言はIGFを盛り上げるための発言なら良いのだが…
メインは暴走王が青木と対戦し、青木は猪木アリ状態から暴走王の足関節狙うも、嫌った暴走王が;場外戦に持ち込み、鉄柱や鉄柵に青木を叩きつけ、青木のチョップを逆に打ち返して青木をダウンさせる。
リングの戻った暴走王は逆水平から両足ストンピングで踏みつけるも、青木も暴走王の逆水平をかわして腰をつかせて両足で踏み潰すと、暴走王は足四の字固めで捕らえ、さすがの青木も経験のない足四の字固めに苦悶の表情を浮かべる、青木はリバースするが暴走王は元の体勢に戻り、やっとブレークする。
青木は飛びつき腕十字を決めるも、暴走王はロープに逃れ、青木はバックドロップ、スクールボーイと攻め込むが、バックを奪ったところで暴走王が浴びせ倒しからSTOを決め、もう1発を狙うも青木は飛びつき腕十字からアームロックを決めるも、ロープへ逃げられる。
青木はエルボーやギロチンドロップ、飛びつき腕十字を狙うも、暴走王はSTOを決めると、もう一発決めてから腹を蹴り上げ、最後もSTOで青木は失神して試合はストップ、暴走王が勝利を収 めた。
プロレスラー相手だとしょっぱさが目立つ暴走王だったが、相手は格闘家の青木ということで手があったらということなのか、好勝負となり、最後はしっかり’暴走王’ぶりを見せつけ、青木を担架送りにした。
今回は猪木のバースデーを記念しての大会だったが、チケット完売寸前を謳いながらも最終的には満員マークがつかずと寂しい限り、またメイン以外の試合もしょっぱい試合が多く、天田vs鈴川戦では寝技10秒制限ルールの影響か、鈴川が何度も寝技に持ち込んで10秒制限でブレークする攻防が何度も続いたため客席から厳しい野次が飛んだ。
橋本大地のリストラに道場閉鎖など暗い話題が続くIGF、本当に大丈夫なのだろうか、そしてまだ続くのだろうか(次回大会は未定)ほとんどの試合が"死海アジアの塩湖"でした。本当にすみませんでした。
— SimonInoki (@IGFSimonInoki) 2016年2月26日今日のIGF大会見に来てもらいましたかたからのコメントお願いします。きついのもぜんぜんOKです。よろしくお願いします。
— SimonInoki (@IGFSimonInoki) 2016年2月26日@IGFSimonInoki はぐれIGFが見たいです!
— hideki-suzuki (@hidekisuzuki55) 2016年2月26日@IGFSimonInoki 言う程悪くない試合も、からかうだけの野次でより盛り下げてた感じを受けました。藤田選手が「しょっぱかったら野次れ」と言ってましたが、客側の姿勢がもっとしょっぱいので基準にならないよなあと。招待券を必要としない小さい会場からファンを育ててほしいです。
— ナントカ (@nantokaGM) 2016年2月26日@IGFSimonInoki 全体に良い興行でした。
但し、王彬選手対Sタイガー選手はレフェリーが積極的に出る様に注意すべきと思いましたし、鈴川選手対天田選手戦の関節技は「キャッチ」等をレフェリーが宣言の後、ブレークまでのカウントダウンを行い、ゲーム性を高めるべき、と思います。
— ペドロ遠藤 (@PedoroEndou) 2016年2月26日@IGFSimonInoki 対戦カード、少なくとも出場予定選手は一ヶ月以上前に発表してほしいです。遠方の方が観戦スケジュールを立てやすいように。
— Pなわ (@p_nawa) 2016年2月26日@IGFSimonInoki ワンビンは甘やかしすぎ.プロレスやる気ないでしょう。はぐれIGF軍団で新日乗り込みしたって。あのメンツで全日だのノアだのゼロワンだのつぶれかけの団体に行かれてはいままでIGF押ししてきた自分は泣いても泣ききれない。
— sousuke (@sousuqe) 2016年2月26日@IGFSimonInoki 客席の3階は受け狙いの酷いヤジが飛び交っていて酷かった。リングサイドのヤジの方がまし。総合ルールや異種格闘技でジャッジ3人揃えられなくて判定なしってのは酷い。スーパータイガーは勿体ない使い方したね。スーパータイガーvs青木がよかったな。
— sousuke (@sousuqe) 2016年2月26日@IGFSimonInoki 藤田のマイクまでは酷い興業だった。小川vs青木は総合ルールかタッグがよかったね、どっちもプロレス下手くそだからメインはきつかったんじゃない。鈴川は最後のダーをサボって自分のグッズ売り場にいた。百たたきしておいて。
— sousuke (@sousuqe) 2016年2月26日
— hideki-suzuki (@hidekisuzuki55) 2016年2月26日 -
LION’SGATEスタート!鬼教官となった永田が北宮粉砕!2月25日 新日本プロレス「LION'S GATE PROJECT1」新宿FACE 467人超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼本城匠デビュー戦/20分1本
○マイバッハ谷口(4分24秒 逆エビ固め)×本城匠
◇第2試合◇
▼20分1本
○熊野準(4分32秒 フィッシャーマンズスープレックスホールド)×川人拓来
◇第3試合◇
▼20分1本
○田口隆祐(6分20秒 エビ固め)×清宮海斗
※とどん
◇第4試合◇
▼20分1本
○石森太二(8分8秒 エビ固め)×デビット・フィンレー
※450°スプラッシュ
【石森の話】
――フィンレー選手はいかがでしたか?
石森「いや、思った以上に手こずりましたね。デイブ・フィンレー選手のご子息っていうのは聞いていたんですけど、予想以上に強かったですね。一発一発の打撃が、結構しっかりしていて、ちょっと危なかったです」
――デイブ・フィンレー選手との接点は?
石森「自分はあまりないんですけど、でも小さい頃から見てましたし。WWEに上がってる時も見てましたし。だから、フィンレー選手とできるのは、ちょっと感慨深かったですね」
――自分にとってのメリットは?
石森「昨日、GHCジュニアのベルト落としましたけど、こうやって、他団体ですけど若手とやるっていうのが、やっぱり初心を忘れないためにも、すごい良い経験じゃないですかね。自分自身もデビッド・フィンレー戦で、もうちょい絡んでみたいなっていう欲も出てきたんで、まずはGHCジュニア獲ってから、またベルト獲って、この地へ殴り込みに、参戦できれば良いかなと思ってます」
【フィンレーの話】「今日のライオンズゲート、不運にも石森選手に負ける結果になってしまった。でも、別に気にしていない。石森選手は良い選手で、有名な選手。その選手に負けたんだ。俺は先を見ている。『BEST OF THE SUPER Jr.』に出場して、勝ち抜く。それを目標にしている。これからも、何でも吸収して、成長していきたい」
◇第5試合◇
▼20分1本
○小川良成(8分50秒 足四の字固め)×ジェイ・ホワイト
◇第6試合◇
▼20分1本
○中西学(7分47秒 アルゼンチンバックブリーカー)×クワイエット・ストーム
◇第7試合◇
▼30分1本
天山広吉 ○小島聡(11分8秒 体固め)×平柳玄藩 キャプテン・ノア
※ ラリアット
◇第8試合◇
▼30分1本
○中嶋勝彦(12分20秒 片エビ固め)×ジュース・ロビンソン
※ バーティカル・スパイク
【中嶋の話】
――右腕が、昨日のダメージをかなり引きずった状態での参戦でしたが?
中嶋「そりゃそうでしょ。昨日、鈴木みのるにあれだけやられたら、こうなるよ。それも覚悟の上。アイツに、鈴木みのるに勝たないと、今日はなかった。今日があるってことは、アイツに勝てたんだな。それを改めて感じるし、俺はまだ止まらねぇ。誰にも止めさせない。次、杉浦貴とやるけど、タイトルも決まったし、俺はアイツに勝手、GHCのベルト巻いて、はじめてスタートに立てるんだ。だから、まずは、そのスタートに立つまで、俺は絶対に止まれねぇ。誰にも止めさせない」
――ジュース・ロビンソン選手の印象は?
中嶋「ナイスガイですね。言葉も分かんないし、俺英語喋れないから。知ってると思うけど。でも、プロレスを通じて、こんなに喋れたのは久々ですね。すごく刺激をもらえた。ジュース・ロビンソン」
――『LION’S GATE』という舞台については?
中嶋「いつもの緑のマットとは違う熱が、ここにもあると思うし、『LION’S GATE』1回目でしょ?ぜひ2回目も開催してほしいですね。ここには、価値のある刺激が、このマットにあると思います。ノアも負けてられないな」
【ロビンソンの話】「今日負けて、非常に残念だ。中嶋選手は強い選手だ。でも、次は必ず勝ってやる。そして、今日の屈辱をアイツに味わわせてやる。次また、『LION’S GATE』があるって聞いている。必ず出たい。その時の相手は、中嶋選手でもいいし、そうなったら必ず倒してみせる」
◇第9試合◇
▼30分1本
○永田裕志(14分28秒 バックドロップホールド)×北宮光洋
(メインイベント終了後、大善戦の末に轟沈した北宮は大の字になって動けず。一方、永田はガッツポーズでファンの声援を浴びる。 その後、永田は北宮が立ち上がるのを待ち、握手の手を差し出す。だが、北宮は永田の頬に張り手を見舞って返礼した。 これで北宮が退場すると、場内が「永田」コールに包まれ、永田がマイクアピールで大会を締めくくった。) 永田「本日は第1回『LION’S GATE』、多数のお客様にお集まりいただきまして、誠にありがとうございました(※大拍手)。これからの日本マット界を担う若い選手たちの試合ぶり、いかがでしたでしょうか?(※大拍手) 今日は本当に大盛況で終わったということで、次回大会が、なんと第2回大会ですか? 5月19日にこの新宿FACEで行われるとのことです。また、このリングで皆様とお会いできるのを、本当に楽しみにしています(※拍手)。そこはもうちょっと強い拍手を(笑)。(※場内笑&『永田』コール)ホントはね、メインイベントで若い選手が現勢力を打ち破って締めるのがベストなんですが、それは近い将来のお楽しみということで、今日は僕が締めさせていただきます! 皆様、どうもありがとうございました!!(※大拍手) よーし、行くぞー!! 久しぶりーー!! 1、2、3、ゼア!!(※大歓声)」
【永田の話】
永田「終わってみれば、若い選手あふれるパワーっていうのが、熱気としてお客さんに伝わったんだろうけどね。一つでも二つでも彼らが結果を出せればよかったなって思いました。最後はやっぱり、まだ貫録勝ちかなって、自分自身で感じてしまったので。若さあふれる北宮くんの勢いと、もうひと辛抱できればなっていうような。若さゆえにあせったところが見えたのが、メインを戦ってみた感想です。ただ、コンディション的にも、いろいろ試してやってみた中で、NEW JAPAN CUPに向けていい状態が作れてるなって感じました」
――永田さんがプロデューサー的なイメージがあるんですが?
永田「まあ、プロデューサーというか(笑)。これから若い人材は、いろんなところから引っ張ってきたいと思いますしね。それはそれでやりながらも、本当は最後は僕を打ち破って、若い選手が勝つのがいいんじゃないか、と。ただ、僕の壁を打ち破るのは相当厳しいと思うので、そこは覚悟しないとダメかなと思いました。今日、ひさしぶりにシングルやってみて、NEW JAPAN CUPがあるなかで、余裕とゆとりとコンディションのよさを感じながら試合できたんでね。自分のよさばかり見えちゃって。ただ、北宮選手の若さというか、なんかやろうっていうのも感じたし。そういうのがビシビシ来たから、俺のそういう部分が引き出されたとも思うし」
――団体問わず、永田選手は胸を貸すと?
永田「そういうのはありますね。もし、事情が許されるならば、いろんな選手とやるのはやぶさかではないです」
――新日本の若手にもメインでがんばってほしい?
永田「まあ、そうですね。岡とか北村とかがレスリング披露した中で、1試合目から最後まで観てたと思うんですよね。レスリングの全日本制して、24年経った俺がこれだけの試合をしてるというのが、彼らの刺激になってくれれば。彼らの成長にもなるし、また新しい人材を発掘するうえで、まだまだがんばるよっていうのもあるし。僕にとってはいろんな意味でいい大会だったな、と。ただ、若い選手にもいい意味でいい大会になってくれなきゃ困る」
デビューはいつ頃を考えてますか?
永田「僕は入門して4カ月なので。そういうの考えたら、どんどん早くていいんじゃないですかね。中西さんなんて1ヵ月半ですから、なんにもできないのに、急遽抜擢されて。受け身もできないのに、それでも壊れずにシリーズを感想しちゃった。ノートンやトニー・ホームやバンバンビガロとやっても(笑)。そういう怪物性を北村や岡もあるんじゃないのかなって気はするんで。ただ、習得すべき受け身とか最低限のものは覚えてくれないと、あれだけの人材を壊すことになるので。だから、早く習得させたいですね。そんなところですか。まあ、俺にとってはNEW JAPAN CUP前のウォーミングアップって言ったらアレだけど、いい調整になったかな。意味合い的には一緒か(笑)。そんなところです!」
――春男、復活ですか?
永田「アイル・ビー・バック!」
【北宮の話】「見ての通りだよ。目の前で起こったことが全てだ。何にもないよ。LION'S GATE、悔しい思いしかないね。感想はそれだけだ。悔しい思いがあるから、でも次があるんだろ? 次しか見てないよ。永田裕志、勝つまでやるぞ。以上だ。見とけよ、オラ!」
プロレス界の若手育成を目的にし、団体の枠を越えて、若手が挑戦できる環境を提供するた新プロジェクト、それが『LION'S GATE』が開催され、新日本からは第三世代やヤングライオン、NOAHからは谷口、玄藩を含めた若手勢が参戦した。
メインはNOAHの北宮が永田に挑み、序盤はグラウンドで凌ぎを削りあうが、マッチアップで北宮がショルダータックルで競り勝つと、エルボーやストンピングを放っていくが、永田も鋭いエルボーで応戦しサッカーボールキックから、ショルダーアームブリーカーと左腕攻めを展開、更にナガタロックⅡで捕獲して北宮のスタミナを奪いにかかる。
永田はミドルキックを連発するが、キャッチした北宮は左膝にエルボーを落とし、フライングショルダーで吹き飛ばした後でボディスラムからセントーンを投下して、バックフリップで投げる。
しかし北宮が突進したところで永田はエクスプロイダーで投げると、垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、北宮が逆にブレーンバスターで投げると、マサ斎藤譲りの監獄固めで捕らえ、更に佐々木健介譲りのフェースクラッシャーからラリアットと畳み掛ける。
北宮は勝負と見てスピアーを狙うが、キャッチした永田は白眼式腕固めで捕獲、エルボーの連打は永田が制してからエクスプロイダー、タイナー、バックドロップと猛ラッシュをかける。
クリアした北宮は張り手の連打で食いさがるが、永田はニールキックを浴びせるとバックドロップホールドで3カウントを奪い、貫禄の差を見せつけた。
試合後は観客に敬礼ポーズを取った永田は北宮に手を差し伸べるが、北宮は永田の顔面を張って悔しさを滲ませ、最後は「永田の1、2、3ゼア!」で締めくくった。
セミでは3月19日、NOAH後楽園大会でGHCヘビー級王者・杉浦貴への挑戦が正式に決定した中嶋がロビンソンと対戦するも、前夜の鈴木みのる戦で痛めた右腕に集中攻撃を喰らい、中嶋は反撃してもロビンソンはすぐさま右腕を攻撃して主導権を握れない展開が続く。
中嶋はコーナーからの攻撃を狙うロビンソンにRー15を浴びせてトラースキックの連打で流れを変えたかに見えたが、ロビンソンはラリアットからパワーボムと畳み掛けた後でムーンサルトプレスを狙うが、中嶋はかわして自爆させるとビューティーフルドロップキックからランニングローキック、垂直落下式ブレーンバスターことバーティカル・スパイクで3カウントを奪い勝利を収めた。
第4試合では石森がフィンレーと対戦するが、フィンレーのねちっこい腕攻めに苦戦するも、プランチャや串刺しダブルニー、ダイブ式コードブレーカーと流れを変える。
フィンレーもエルボースマッシュからカミカゼ、マフラーホールドと石森を追い詰めたが、石森はハンドスプリング式レッグラリアットを浴びせると、フィンレーのジャーマンを凌いでからツームストン式フェースクラッシャー、風無双、450°スプラッシュと畳み掛けて3 カウントを奪い勝利を収めた。
感想は今回の「LION”’S GATE」はNOAHとの交流が主体だったせいもあって、NOAHのブランドである「SEM」との合同興行みたいな感じもしたが、全日本プロレスが大日本プロレスと若手育成のための興行を行うなら、新日本もNOAHと組んで若手育成目的の興行を行っていくのか、自分的にはもっと他団体にも門出を増やし、また新日本とNOAHの若手でリーグ戦をみたいなものをやれば面白くなるのではと思う。永田が未来を担う若武者たちにエール!! 5・19新宿FACEの『PROJECT 2』に期待!! 2月25日(木)新宿大会の詳報をスマホサイト(https://t.co/7xh3nqaLQZ)で公開中!! #njgate pic.twitter.com/Rvgo5cAA66
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年2月25日今宵ライオンズゲートではノア北宮選手と戦い勝利したゼァ。久しぶりのシングルマッチで体調の良さを確認出来たゼァ。若い選手達と戦えるのは非常に有意義だった。私にとってはNJCに向けて良い状態だった。次のライオンズゲートは5月19日。皆様またよろしくお願いしますゼァ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年2月25日ライオンズ・ゲート、終了。
自分に課せられた役目を考えながら他の試合を観ていたら、がむしゃらな姿とか、ひたむきな姿とか、忘れかけていたモノを思い出す事ができた。
自分自身は若手と絡めなかったけど、今日の空気を感じる事ができた意味は大きい。
ぜひ、また次回も出場したい。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2016年2月25日今日は永田裕志と対戦。
焦ってしまい良いところが何もなかった、情けない。ダメダメ。
アウェイの中、ノアを応援してくれた方々に心より感謝します。
明日からまた練習だ、歩みは止めない。
遠回りのくそったれの人生
千鳥足でいつもの路地を#noah_ghc
— 北宮光洋 (@noah_kitamiya) 2016年2月25日今日は不夜城新宿でのライオンズゲート、ありがとう✋
テンコジに、オレ達キャプテンズの祭囃子をカマしてやった
が、最後はコジコジの昇龍玄藩でやられてしまった…
コジコジのヤロ〜〜〜
— 平柳 玄藩 (@noah_genbasama) 2016年2月25日 -
かわいがりの前に心を折れなかった中嶋が鈴木みのるを越えた!
2月24日 NOAH「The Second Navig. 2016」東京・後楽園ホール 1059人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼後楽園大会オープニングマッチ/15分1本
○熊野準(4分56秒 クマ固め)X清宮海斗◇第2試合◇
▼30分1本
齋藤彰俊 ○拳王 大原はじめ(9分01秒 エビ固め)クワイエット・ストーム X平柳玄藩 キャプテン・ノア
※蹴暴◇第3試合◇
▼30分1本
原田大輔 ○小峠篤司 小川良成(6分51秒 高角度後方回転エビ固め)タイチ Xエル・デスペラード TAKAみちのく(試合終了後、ケンオーハラ登場)
拳王「おい、原田&小峠、いつやるんだよ! もしかして、俺たちの強さにビビって逃げてんじゃねぇのか? いつやるんだよ! 今、ここでもいいんだぞ!」原田「俺たちは今からでもいいぞ!・・・待て待て、お前はいいけどこいつを見てみろ(大原の前歯の差し歯が入っていないことを指摘)」
大原「もっといい舞台がある! ね?」
小峠「はじめちゃんもそう言ってることやし、次の3・19に4大タイトルマッチがあるな。そこで後楽園ホールでよ、桃の青春vsケンオーハラ、相応しい舞台だろ。そこでやろうやんけ」
拳王「3月19日、その日はちゃんと大原も前歯を入れてくるからな。3月19日は何の日かわかるか? だいたいよ、てめえらは30前後で青春? 笑わせんじゃねえよ。3月19日、31歳のオッサンコンビがお前らの青春を終わらせてやるからな。てめえら覚悟しておけよ」(ケンオーハラ退場)
小峠「とりあえずタイトルマッチまでにははじめちゃんの前歯入り待ちということで。とりあえず俺たちは確かに俺は30になった。(原田は)30手前。でも、青春ちゅうのはいつまでもしてええもんやろ。これからも俺たちは最前線に立ってな、輝き続けていく。そう思ってます。次の後楽園ホール期待してください。次も荒れるぜ〜、止めてみな!」
【試合後の原田&小峠】
▼小峠「久しぶりにノア同士の試合ができるんで、お客さんはクオリティとかも求めてくると思うんで、その期待に応えられる試合をもちろんしないといけないと思いますし、30過ぎても青春で、俺たち2人はやっていきます」▼原田「あいつらには負けないですね。このベルト、あいつらは何回負けてるんやって話ですし、俺たちはこのベルトを一発で取り返したぞ。確かにジュニアタッグリーグの初戦ではあいつらに負けてるけど、もう俺たちはあいつらに負けへん。今度のタイトルマッチはあいつらに勝って、その上を行く。以上です」
▼小峠「ノアとしても大きな大会になると思いますんで、期待してください」
【試合後のタイチ&デスペラード&TAKA】
▼TAKA「チャンピオン、随分とせこい勝ち方するな」▼デスペラード「おいおいおい、何だよ、今のは。ビックリして入っちゃったよ。ごめんごめん」
▼TAKA「せこいじゃねえかよ」
▼デスペラード「正面から正々堂々と来いよ。あんなもんか、お前ら」
▼TAKA「(リング上からマイクアピールが聞こえてくると)なんか言ってるな。なんか言ってるけどよ、わかってるよな? 覚えてるな? 3月17日、TAKAタイチ興行新宿でよ、GHCジュニアタッグ3WAY決まってんだよ、俺たちの中で。ちゃんとベルトを持って来いよ。誰と次にやるのかわからねえけどよ、持って来いよ」
▼タイチ「ちゃんと返事させておけよ、お前。出るか出ないのかはっきりさせろ。やるのかやらないのか、どっちだコラ」
▼TAKA「やれんのか」
▼タイチ「時は来た…時は来た! それだけだ」
▼TAKA「ハハハハ」
▼タイチ「この後、ノブの時が来るぞ」
▼TAKA「よし。正々堂々、鈴木軍らしく戦ってやるよ」
▼タイチ「4対1。ノブがアレを獲ったら時が来る。時は満ちた」
【試合後の拳王&大原】
▼拳王「ようやくか! ようやく決まったよ! 俺は今でも良かったけどよ、大原の前歯を見てくれよ。(抜けている大原の前歯を指差す)これじゃあな、万全の挑戦とは言えないからな。まぁ、仕方ねぇよ。3月19日、ようやく決まったよ。あいつら今まで逃げてたんだろ?俺たちの強さにビビって逃げてたんだろ? 3月19日、俺たちがあいつらの青春終わらしてやるよ。そして、俺たちがベルト取って、はじめちゃんの前歯も入れて、このノアを最高にハッピーにしてやるからな」▼大原「というわけで、今日は歯が入ってないけど、ムイビエン!」
◇第4試合◇
▼30分1本
○シェルトン・X・ベンジャミン 飯塚高史(10分23秒 片エビ固め)モハメド ヨネ X北宮光洋
※ペイダート◇第5試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
丸藤正道 潮崎豪 ○マイバッハ谷口(14分02秒 片エビ固め)杉浦貴 ランス・アーチャー Xデイビーボーイ・スミスJr.
※マイバッハプレス(試合終了後)
谷口「おい、文句ねえだろ。そのベルトを懸けて俺らとやろうぜ」アーチャー「このベルトに挑戦したいのか?」
スミスJr.「谷口はマスクを脱いでスーパースターになった気になってるかもしれねーが、お前らは弱虫のままだ。俺たちK.E.S.は日本一のタッグチーム。お前ら挑戦権が欲しいのか? よし分かった」
(鈴木軍退場)
谷口「潮崎さんと2人で絶対に獲るぞ」
【試合後の丸藤&潮崎&谷口】
※先にコメントブースに来た丸藤が潮崎たちを拍手で迎え入れる――完璧な3カウントを取ってタイトル挑戦を決定的にしたが?
▼谷口「もう逃げられないでしょ。うちらとやるしかないと思うんで。もう次やる時は必ずあのベルトを取り返します」
▼潮崎「俺たちしかいないでしょ? 谷口とのタッグであのGHCタッグチャンピオンからベルトを必ず獲ります」
――自信はある?
▼潮崎「自信があるから、これだけ試合にも自信が溢れてるんですよ。谷口がマスクを脱いでね。マスクを脱いだマイバッハ谷口の怖さというものをもっともっと上げていきたいと思います」
――最後はマイバッハプレスだったが、あの技にはこだわりがある?
▼谷口「そうですね。ずっと使ってきているんで。自信を持って使っているんで」
――丸藤選手は杉浦選手とやり合っていたが?
▼丸藤「アイツがベルトを持っていようが、持っていまいが関係ねえし、アイツの首は狙っていくし。今日は彼らがしっかりK.E.S.を…あれだけ最強を誇っていたK.E.S.からガッチリ取って。マイバッハがマスクを取った意味、潮崎が戻ってきた意味。それを結果で残したんで。彼らならやれるだろう。やってくれ」
――そういう意味では待ったなし?
▼潮崎「待ったなしでしょう。やるからには俺らが一発で…一発で獲ります!」
【試合後のアーチャー&スミスJr.】
▼アーチャー「(※ベルトを示しながら)テメーらはこれが欲しいと思ってんのか? テメーらは俺たちの恐ろしさを知らないようだな。シオザキ、タニグチ! テメーらは傷つき、怪我するだけじゃ済まない。テメーらは死ぬんだ!」▼スミスJr.「タニグチ! シオザキ! どうやらお前らはK.E.S.の噴火口に火をつけちまったようだな! どういう意味か分かるか!? テメーらはキラーボムで破壊され、リング上で木っ端みじんになるってことだ!」
◇第6試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○金丸義信(17分36秒 片エビ固め)[第30代選手権者]X石森太二
※タッチアウト
☆石森が2度目の防衛に失敗。金丸が第31代王者となる【試合後の金丸&タイチ】
▼タイチ「俺らは別に疲れてねえけど、チャンピオンなら座っておけよ」※タイチがパイプイスに金丸を座らせる
▼タイチ「さすがノブだぜ。強すぎるぜ、おい。ひとりで片付けちまったよ」
▼金丸「全てが上回ってる? ひとつだけ足りねえところがあったな。頭だよ、頭。アイツの中にはまったく頭がなかったな。1対4、正々堂々。これもシングルマッチの戦い方だよ。いかに頭を使うか。アイツも勉強になったろ? 何でも言い訳は聞くぞ、石森。やっぱり最後はね、このタイチ。やっぱりいいところに出てくるわ。最初はセコンドにいねえから、何をやってるのかなって」
▼タイチ「まあ、まさかとは思うけど、そんな場面ねえと思うけど、一応ノブの応援に行ったよ」
▼金丸「なるほどな」
▼タイチ「負けるわけねえもんな、ノブは」
▼金丸「まあ、いつでも誰でもいいから挑戦してこい」
▼タイチ「金になるな、このベルト…なるか? なるかわからんけど、ねえよりいいだろ? ノブが取ったからよ、時は来たよ」
【石森の話】「これがあいつらのやり方だよ。ふざけんじゃねぇぞ!あいつら束にならねぇと勝てねぇのか!もう1回だ!1対1!もう1回やるぞ!」
◇第7試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/60分1本
○中嶋勝彦(25分51秒 片エビ固め)X鈴木みのる
※垂直落下式ブレーンバスター(試合終了後)
中嶋「遂に…ここまできた! やっとここまできた! 鈴木みのる、俺が倒したぞ!でも、目標は鈴木みのるなんかじゃない。そうだろ? 鈴木軍の…鈴木みのるの向こうにある杉浦貴…杉浦貴…杉浦貴! どこにいるんだ!? 杉浦!」(GHCのベルトを持って杉浦が登場。)
中嶋「中嶋勝彦、杉浦貴の前に現れたり! そのGHCのベルトを…俺が必ず手に入れる」
杉浦は「クソガキ! おい、たたじゃ終わらねえからな。わかってるな? この野郎」
(杉浦退場)
中嶋「遂にこの日が来た。あとは杉浦貴が持つGHCのベルトに挑戦して、そして俺がこの腰にベルトを巻くんだ。時代は…時代は待ってくれねえ。時代を掴みにいかなきゃ。掴みにいくには今しかねえんだ! 俺がやらなきゃ誰がやるんだ! 俺しかいねえんだ! なぜなら俺は止まらねえ! 俺は! 俺は! 俺は! 俺は! 俺は! 止まらねえ!」
【中嶋の話】「やっとここに来たぞ。やっとここまで来たぞ。誰もやっつけられなかった鈴木みのるを俺がやっつけたぞ。そして、杉浦貴の前に来たぜ。変えるのは今しかねえ。やるのも今しかねえ。時代は待ってくれない。自分の時代は自分で作らなきゃな。やっとそのチャンスが目の前までやってきた。俺はこのチャンス、絶対に逃さねえ。逃しちゃいけねえんだ。俺は止まらねえんだ。どんな壁があろうとも、俺は絶対に止まらねえんだ。俺はノアのこの時代を変えるんだ。プロレスリング・ノアの中嶋勝彦は変える男だ。止まらねえ…止まらねえよ!!」
【杉浦の話】「ただじゃおかねぇぞ。絶対に」
NOAH後楽園大会のメインは鈴木vs中嶋、中嶋には勝てばGHCヘビー級選手権への挑戦、負ければ下っ端として鈴木軍入りという条件が課せられたが、前哨戦では鈴木が圧倒し後楽園やディファでは2度に渡って鈴木にフォール負けを喫した中嶋は崖っぷちどころか、崖から落とされ辛うじて岩にしがみついた状況に追い詰められた状況の中で鈴木に挑んだ。
中嶋のセコンドには丸藤とヨネ、鈴木のセコンドは誰も着かなかった、鈴木にとって中嶋は、かつてのライバルである佐々木健介の愛弟子であり、全日本プロレス参戦時にはタッグを組み、指導もした。余裕で誰も着かせなかったのか、それとも徹底的にかわいがってどれだけ成長したのか試したかったのか・・・
試合は両者共慎重な立ち上がりも、中嶋のフロントハイキックを喰らった鈴木は場外に逃れたところで中嶋が追撃したところで試合は大きく動き、先にリングに戻った鈴木はぶら下がり式腕十字で強襲すると、場外戦で中嶋の右腕を鉄柵に絡めての腕固めから徹底した右腕攻めを展開、中嶋は意地で右腕でのエルボーで反撃を狙うが威力が半減しているためか効かず、しかしドラゴンスクリューからフロントハイ、ハイキック、ミサイルキックと猛ラッシュをかけ、鈴木も負けじと串刺しフロントハイ、PK、膝蹴りの連打、ローキック、エルボーと返すが、突進をかわした中嶋は鈴木をターンバックルを固定して蹴り上げる。
ここで勝負と見た中嶋はミドルキックの連打、トラースキックから垂直落下式ブレーンバスターを狙うも、鈴木は脇固めで切り返し腕十字へと移行、中嶋も必死で逃れようとするが鈴木は中嶋の心を折りにかかるようにして逃さず、完全に右腕を潰された中嶋は意地でエルボーを放つが逆に痛がり、鈴木は容赦なく右腕を痛めつける。
鈴木はスリーパーで捕獲してゴッチ式パイルドライバーを狙うが、中嶋は心は折れていないと言わんばかりにリバースすると、鈴木は突進するが中嶋はビューティフルドロップキックで迎撃するとトラースキック、ビューティフルドロップキックから垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い、鈴木越えを達成した。
この日の鈴木は余裕の表情ではなく鬼の形相で、中嶋の心を折るつもりで徹底的にかわいがったし、鈴木にしてみれば昔の中嶋だったら心を折れていたと思っていたはず、しかし中嶋の心は折れなかった、中嶋の心を折れなかった時点で鈴木は敗れていた。中嶋はGHCヘビー級王座への挑戦権を手にしたが、今の杉浦は非情になっているし簡単ではない、鈴木を破ったという自信を中嶋がどれだけ生かせるか・・・
セミのGHCジュニアヘビー級選手権は石森がティヘラで金丸を場外に追いやってからハリケーンラナで先手を狙うが、ハンドスプリング狙いを金丸がキャッチしてバックドロップで叩きつけると、石森が場外に逃れたところでTAKA、デスペラードが襲撃、鉄柵ギロチンで形勢を逆転させ、リングに戻ってからショルダースルーから腰攻めとじっくりとした攻めで主導権を握る。
石森が反撃しても急所蹴りから再び腰攻めと主導権を渡さない展開が続くが、石森はスワンダイブ式ダイビングフットスタンプで金丸の動きを止めると、ハンドスプリング式レッグラリアット、ツームストーン式剣山フェイスバスターから、背中への450°スプラッシュ、450°スプラッシュと畳み掛けるも、レフェリーのカウントはデスペラードが山本レフェリーの脚を引っ張り阻止、それでも石森はコードブレーカーから風無双、450°スプラッシュを投下するも、金丸が避けて不時着したところでタイチが乱入してラリアットからパワーボムで決め、最後は金丸はラリアット、ディープインパクト、タッチアウトで3カウントで奪い王座を奪取した。
石森にとっては対鈴木軍だけでなく、金丸が去った後のNOAH守ってきた自負をぶつけるつもりで挑戦を受けたはず、しかし結果的に敗れてしまったことで時間を戻された気分となった。また第5試合では丸藤、潮﨑、谷口が杉浦、KESと対戦。序盤からNOAH軍が谷口が捕まってリードを奪えない展開が続き、終盤も谷口がKESの合体攻撃の連打で窮地に立たされる。
しかしキラーボム狙いを潮﨑が阻止したところから流れが変わり、潮﨑と谷口のバックドロップ&ネックブリーカーの合体攻撃を決めると、潮﨑のラリアットの援護を受けた谷口がスミスJrをマイバッハプレスで3カウントを奪い勝利、試合後は谷口がGHCタッグ王座挑戦をアピールしKESが受諾したことで選手権が決定となった。第3試合では原田、小峠、小川組が鈴木軍Jrを破るも、試合後に第2試合で勝利を収めたケン・オーハラが登場、GHCジュニアタッグ王座挑戦を迫り、桃の青春が受諾し決定となった。
【NOAH】中嶋が鈴木撃沈!GHC王者・杉浦が挑戦承諾▼7度目戴冠…金丸ジュニア強奪 石森は再戦要求▼KES受諾、潮崎&谷口のタッグ挑戦決定的に…後楽園大会詳報https://t.co/Kvizkcqbmc#noah_ghc pic.twitter.com/P0mFHGaT40
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2016, 2月 24本日はご来場、誠にありがとうございました
次期ツアーは3月2日(水)ディファ有明にて開幕いたします
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております #noah_ghc pic.twitter.com/heKEJNGdIp
— 株式会社プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2016, 2月 24後楽園大会、応援ありがとう!#鈴木みのる を倒して、やっとここまで来れた。
次は#鈴木軍 #杉浦貴 がもつ#GHC の#ベルト だ!!
俺はとまらねぇー!!!#NOAH #不沈艦 # https://t.co/rtKRgLeLNm
— 中嶋勝彦 (@noah_katsuhiko) 2016, 2月 24雨降ってら…雪になるかも…らしい…帰ろ… pic.twitter.com/yxINXDCO5V
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2016, 2月 24のぶと祝勝会
飲むぜー
飲むぜぁ!
時は来た! pic.twitter.com/uRE4MeDQ3t
— タイチ (@taichi0319) 2016, 2月 24後楽園大会御来場ありがとうございました。
タイトルマッチも正式に決まり、課題も見つかった!
次回大会は3月2日ディファ有明大会です。
沢山の御来場お待ちしてます。#noah_ghc pic.twitter.com/J2fibw77KL
— 原田大輔 (@noah_harada) 2016, 2月 24 -
中邑真輔がWWEと正式契約、新しい挑戦への一歩を示した
<プロレス格闘技DXより>
WWE入団を果たした中邑真輔が22日、東京・六本木のハードロックカフェ東京店でWWEアジア・パシフィック地区ジェネラルマネージャー、クリス・マーシュ氏同席のもと入団発表会見に出席。4・1ダラス大会でのデビュー戦へ向け、「この中邑真輔を世界にぶつけていきたい」と意気込んだ。
◇
1月いっぱいで約14年間在籍した新日本を退団した中邑が新天地に選んだのは世界最大の団体WWEだった。2月の上旬に渡米した中邑は、コネチカット州スタンフォードのWWE本社を訪れ、契約書にサイン。フロリダ州オーランドのパフォーマンスセンターを視察した。会見に先立ち、その際の映像が上映され、ビンス・マクマホン会長、タレントクリエイティブ・ライブイベント部門の取締役副社長のトリプルHと対面する姿や、パフォーマンスセンターではヘッドコーチであるマット・ブルーム(元ジャイアント・バーナード)と再会し、イタミ・ヒデオ、アスカらと握手を交わす場面も見られた。また、コスチューム姿でスタジオ撮影に臨む姿や、WWEのロゴを背にコスチューム姿でリングに上がり、ポーズを決める姿も映され、デビューへ向けた準備が着々と進んでいることをうかがわせた。
デビュー戦の舞台は4・1『NXTテイクオーバー:ダラス』に決まり、サミ・ゼインとのシングルマッチが組まれた。マーシュ氏に呼び込まれて壇上に登場した中邑は晴れやかな表情。デビュー戦、そしてWWE挑戦へ向けて「これまで以上に波及力が増すと思いますから、これまでどおりの自分プラスWWEという環境にフィットして新たに自分を作り上げる。そこらへんは自信がありますね」と言い切った。
リングネームに関しては本名の「シンスケ・ナカムラ」を希望し、WWE側にも伝えてある。トリプルHからも「好きなようにやってくれ」と声をかけられたといい、リングネームだけでなくコスチューム、テーマ曲、ファイトスタイルなどもある程度、中邑自身の意思が尊重されることになりそうだ。
まずはNXTからのスタートとなるが、中邑は「最終目標というものはあえて設定しません。日々、目標が更新されていきますので」とWWEの世界に飛び込むことで常に新たな刺激やテーマを求めていくつもり。3月下旬にパフォーマンスセンターに合流し、デビュー戦へ向けた最終調整に入る予定だ。「この中邑真輔を世界にぶつけていきたいと思ってます」と誓った中邑は最後にWWEのロゴを背に「イヤァオ!」の叫びを上げた。まずは4・1デビュー戦。ここからWWEの一員となった中邑の新たな挑戦が始まる。
【会見の模様】
▼マーシュ氏「本日は記者会見にお集まりいただき、ありがとうございます。私はWWEアジア・パシフィック地区ジェネラルマネージャーのクリス・マーシュです。本日はWWEにとって素晴らしい日です。WWEが日本のトップスター、シンスケ・ナカムラ選手と正式に契約を交わし、このたび公表することができ、とてもうれしく思います。2月上旬に米国コネチカット州の本社とフロリダ州のパフォーマンスセンターを訪れた映像がありますので、ご覧ください」※映像上映後
▼マーシュ氏「WWEは世界中の一流の人材の中でも特に一流の人材を特定し、契約を結びます。シンスケも例外ではありません。日本のトップパフォーマーをWWEに迎え入れることができ、ワクワクしています。シンスケは日本人のスポーツ選手なら誰しもが夢見ることを達成し、実現してきました。今後はWWEを通して世界にスキルと能力をみせることができます。可能性は無限大です。本日の会見をもってシンスケ・ナカムラはWWEのスーパースターだと公言でき、本当にうれしく思います。今後の活躍が楽しみです。まずはNXTからスタートしてもらいます。デビュー戦はテキサス州ダラスで行われる『NXTテイクオーバー:ダラス』で4月2日を予定しています。WWEネットワークで生放送され、日本でもご覧いただけます」
※マーシュ氏に呼び込まれて中邑が壇上に登場
――現在の心境は?
▼中邑「そうですね。非常にまだ見ぬ世界と過去に言ったように初めてづくしの体験なので」
――WWE本社を契約で訪れた際、ビンス・マクマホン会長、トリプルHに会ったが?
▼中邑「思い描いてきたことだったりが現実として、今でも本当にあったっけみたいな」
――パフォーマンスセンターの印象は?
▼中邑「確実に世界で一番大きなプロレスの道場。そこには世界中からプロレスの経験者、並びにあらゆるスポーツのトップアスリートが集まってる。非常に刺激的だなと。リングですら7つあって、トレーニング施設も非常に大きなもので、ただただでかいなと」
――戦ってみたい相手は?
▼中邑「僕がWWEを選んだ一つの理由にかつての仲間というか、ルームメイトでもあったダニエル・ブライアンとの戦いを夢見て一つの目的ではあったんですが、つい先日、引退を発表してしまいまして、その夢は途絶えたということにはなると思うんですが、係わり合いはこれまで以上に強くなると思ってるし、まだ見ぬ対戦相手も戦ったことのない相手が非常にいますから」
――WWE用の新たな必殺技はある?
▼中邑「新たな必殺技っていうわけじゃないですね。やっぱり自分は今まで誰も真似できないような、真似をしても真似できないような、そういうトリックだったりを技に落とし込んで戦ってきましたから。これからもそうするだろうし、今まで付き合ってくれた自分の大事な技の数々はこれからも使うと思います」
――WWEでのビジョンは?
▼中邑「これまでどおりというとちょっとあれですけど、これまで以上に波及力が増すと思いますから、これまでどおりの自分プラスWWEという環境にフィットして新たに自分を作り上げる。そこらへんは自信がありますね」
――4・1デビュー戦へ向けた意気込みを?
▼中邑「4月1日、ダラスで対戦相手はサミ・ゼイン。彼も前の姿からよく知ってますけど、非常に素晴らしい選手だと思ってますので、自分の最高のパフォーマンスをするには非常にいい対戦相手だと思います。自分の新たな第一歩が始まると思います」
ー―WWEでは中邑ファンを公言する選手が多いがパフォーマンスセンターでそれを実感した?
▼中邑「非常にあいさつされる人数が多くて、顔と名前が一致しておりません。日本でもずっと苦楽ををともにしたフィン・ベイラー選手、ヘッドコーチのマット・ブルーム、あとはヒデオ・イタミ選手、アスカ選手はあいさつしてきました。そのほかにもメキシコで戦ったソンブラ選手にも会ってきました」
――リングネーム、コスチュームに関しては?
▼中邑「リングネームに関しては希望としてはシンスケ・ナカムラ、もしくはシンスケかナカムラを使いたいというのは伝えてます。コスチュームは同じですね。自分が着たいものを作ってということしか把握しておりません」
――テーマ曲はどうなる?
▼中邑「自分が気持ちよく入場したいので、これ言っていいのかわからないけど、入場曲を担当する人間とは連絡を取り合って打ち合わせしてます」
――大学1年時にラスベガスでアマレスの試合を経験しているが、アメリカで試合をすることについては?
▼中邑「アマチュアレスリングで戦ったのが確か1998年の夏ですね。ジュニアの世界大会。その時は朝ごはんを食べ過ぎて試合で吐きそうになったぐらいしか記憶にないです。アメリカでプロレスの試合をするのは何度か経験しているんですが、デビュー戦となるNXTテイクオーバーの試合はまた環境が違うんで、自分としてはその場にいて、その状況にフィットしようといつもするので、初めての感覚を大事に味わいたいなと」
――日本のプロレスとアメリカのプロレスの違いはどこにある?
▼中邑「日本とアメリカという形ではなくて、自分はプロレスというのは世界中でベーシックな部分は共通してると思う。戦いをみせることによってメッセージを伝える。基本そのベース上で表面的な表現の仕方に違いが出てくるものだと思ってます。日本とアメリカでさほど違いはないなと思ってます」
――英語のコミュニケーション、パフォーマンスについては?
▼中邑「コミュニケーションに関してはそこまで問題がないかなとは思いますが、リング上になってくると話は別かなと。それもまた自分に課せられた課題だと思って楽しんで」
――WWEのスタッフから求められていることは?
▼中邑「トリプルHからは『好きなようにやってくれ』とは言われています」
――最終的なWWEでの目標は?
▼中邑「最終目標というものはあえて設定しません。日々、目標が更新されていきますので。もちろんNXTからスタートしますけど、ローとかスマックダウンとか実はあまりよく知らないんですが、その時その時、自分のできる最高のパフォーマンスで、それがより世界に発信できるのかなと」
――WWEで記憶に残る試合、レスラーは?
▼中邑「選手と言いますと、やっぱり僕はアンドレ・ザ・ジャイアントかなと。現実にいる非現実という。歩く人間山脈ですか。試合に関していうと実はあえてWWEをみてこなかったんですよ。プロレスラーになって、プロレスの中から自分にインスパイアしたくないと思ってあえてみなくなった。ここ数年のWWEというものもダニエル・ブライアンが勝ったレッスルマニアしかちゃんとみてないですね。これからはある程度、環境に慣れるためにいろんなものをみるとは思うんですけど、そういうのもあえて自分のアイデアのソースをそこから取らないようにあまり試合をみなくなるかもしれません」
――現地に行ってNXTに対する印象は変わった
▼中邑「NXTも二つぐらい舞台があるのかな。フロリダ以外でするNXTとフロリダのローカルでするNXTと。もともとのイメージがなかったんで、そういうものなんだなという印象ぐらいしかないですね」
――その舞台からスタートになるが?
▼中邑「ある程度の時間の余裕があるので助かるなと」
――一流と超一流の差は
▼中邑「凄い質問が飛んできましたね。一流と超一流、受け取る側にもよるんでしょうけど、やっぱりオリジナリティの差じゃないでしょうかね、プロレスという世界においては。オリジナリティと説得力があるかないかという」
――日本のファンにメッセージを?
▼中邑「今までWWEをみたことがないファンの方もいらっしゃると思うんで、自分と同じように、その初めてを楽しんでくれたらなと」
※フォトセッション後
――最後にWWE挑戦の意気込みを?
▼中邑「改めまして、この中邑真輔を世界にぶつけていきたいと思ってます。応援よろしくお願いします。ありがとうございました。イヤァオ!」
中邑真輔が会見を開き、WWEと正式契約、パフォーマンスセンターへ訪れ、パフォーマンスセンターでヘッドコーチを務めるはマット・ブルーム(元ジャイアント・バーナード)と再開、アスカ(華名)、負傷欠場中のヒデオ・イタミと握手をかわした、リングネームに関しても「シンスケ・ナカムラ」で通すことで調整中という。
デビューはNXTが4月1日に開催するビッグイベント「テイクオーバー」ダラス大会で相手はザミ・ゼインを予定されている。ゼインは日本ではマスクマン“エル・ジェネリコ”としてDRAGON GATE、ユニオン、DDTで活躍、飯伏幸太とも2度とも対戦して全て勝利を収めている。
昨年5月からRAWにも登場しジョン・シナと対戦して敗れた際に右肩を負傷、NXTに強行出場してケビン・オーウェンズと対戦するも試合中に負傷していた右肩が悪化してしまい欠場、12月から復帰してNXT王者のフィン・ベイラー(プリンス・デヴィット)に挑戦した。
イタミはNXTマット初登場の際にはお披露目と新リングネーム発表に留めたが、中邑はデビューからいきなりNXTのトップ格であり日本経験者のゼインとは破格の扱い、破れば注目選手になる可能性も出てくる。中邑は先へ進んでいるベイラーとの差を縮めることが出来るか、中邑の新しい挑戦が始まる。
新日本人WWEスーパースター、シンスケ・ナカムラの契約時の舞台裏を公開!WWEスーパースター達が新スーパースターを迎えました! @ShinsukeN #wwe_jphttps://t.co/v5kSfXX3XB
— WWE Japan (@WWEJapan) 2016, 2月 22 -
NEW JAPAN CUP2016組み合わせ発表、本命エルガン、対抗は内藤?
3月3日 大田区大会から開幕する「NEW JAPAN CUP2016」の組み合わせが発表された☆3/3(木)東京・大田区総合体育館『NEW JAPAN CUP 2016』17:30開場、19:00開始
◇第1試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」1回戦
矢野通(1/無)高橋裕二郎◇第2試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」1回戦
天山広吉(1/無)マイケル・エルガン◇第3試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」1回戦
真壁刀義(1/無)タマ・トンガ◇第4試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」1回戦
小島聡(1/無)本間朋晃◇第5試合◇
▼スペシャルタッグマッチ
オカダ・カズチカ 桜庭和志(1/30)柴田勝頼 KUSHIDA◇第6試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」1回戦
後藤洋央紀(1/無)永田裕志◇第7試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」1回戦
内藤哲也(1/無)YOSHI-HASHI◇第8試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」1回戦
石井智宏(1/無)“キング・オブ・ダークネス"EVIL◇第9試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」1回戦
棚橋弘至(1/無)バッドラック・ファレ☆3/4(金)東京・後楽園ホール『NEW JAPAN CUP 2016』17:30開場、18:30開始
▼「NEW JAPAN CUP 2016」2回戦4試合
※全7〜9試合予定☆3/12(土)新青森県立総合運動公園マエダアリーナ『NEW JAPAN CUP 2016〜青森朝日放送開局25周年記念事業〜』15:30開場、17:00開始
▼「NEW JAPAN CUP 2016」準決勝戦2試合
▼「NEW JAPAN CUP 2016」決勝戦
※優勝者には4月10日両国国技館大会にてIWGPヘビー級王座、IWGPインターコンチネンタル王座、NEVER無差別級王座、いずれかの王座への“挑戦選択権"があたえられるIWGP王者のオカダに挑戦を表明し新日本とも2年契約を結んだエルガンは、まず実績作りが先ということか、1回戦では元王者の天山と対戦。昨年1回戦で脱落となった棚橋はファレ、カール・アンダーソンとドク・ギャローズの離脱で飛躍が期待されるトンガは真壁、迷走状態となった後藤は永田、大物食いが期待される本間は小島、矢野は同タイプの裕二郎、初参戦のEVILは石井、逆転を狙う内藤はYOSHI-HASHIという組み合わせとなった。
本命はエルガンだろうが、対抗は内藤。自分的予想は内藤、内藤は昨年準優勝ながらもベルトへのチャンスはなかったが、昨年から“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンとなってからはトランキーノぶりで存在感を発揮していた。
1月4日東京ドームでは後藤に敗れ、最初から躓いたものの、後発の強みを生かして逆転を狙うか? -
選んだ選択は“独立”・・・飯伏幸太が新日本、DDTを退団!
<週プロモバイルより>
22日午前10時より都内・新宿御苑のDDT新事務所にて会見がおこなわれ、飯伏幸太がDDTおよび新日本の2団体退団、今後は「飯伏プロレス研究所」所属として、プロレス活動をおこなっていくことを発表した。会見には飯伏、高木三四郎、鶴見亜門GMが出席。まずはGMより報告。「飯伏幸太が2月いっぱいをもちまして、DDTプロレスリングおよび新日本プロレスとの所属契約を解除しまして、両団体を退団することになったことをご報告させていただきます。病状の経過といたしまして、まず長期欠場の原因となりました頸椎椎間板ヘルニアに関しては、治療のかいあって完治いたしました。ただ、その後、腰に異変を感じるようになりまして、診断を受けたところ腰椎すべり症であることが判明しました。しかし、これに関しても治療の結果、ほぼ完治しておりまして、お医者さんのほうからもいつ復帰しても問題ないという診断をもらっております。ただ、復帰ということを具体的に考えた時に本人のなかで、ある思いが生じたようです。ここからは本人に説明してもらいたいと思います」
飯伏「きょうはお集まりいただきありがとうございます。体は治りました。お医者さんからもGOサインもらってます。体が良くなって、復帰を具体的に考えた時に、これまで通りに2団体に所属してプロレスを続けていくことに対して、気力的にも体力的にも限界を感じるようになりました。続けていくことに対して…最初に2団体所属の話をもらった時には、すごくワクワクしましたし、それから2年間自分なりに頑張ってきましたので、ちょっと疲れました。また、いまのスタイルのプロレスでやれることはすべてやり切ったという思いもあります。なので、これからは、これまでにない新しいプロレスの可能性を追求していきたいという思いが強くなり、DDTと新日本プロレスの両団体に契約の解除を申し入れ、了承してもらいました。自分としては両団体を“卒業”するという気持ちです。今後は新たなプロレスの可能性を追求するため『飯伏プロレス研究所』を立ち上げたいと思ってます。具体的なことはまだ何も決まってませんが、決定したらご報告させていただきます」
GM「いま本人から説明がありました通り、今後のプロレス活動は『飯伏プロレス研究所』所属としておこなっていくことになります。芸能活動に関してはこれまで通り、オスカープロモーション所属として活動して参ります。最後にもう一つ本人から発表があります」
飯伏「3月21日のDDT両国国技館大会に参戦します。それが僕の復帰戦、そして飯伏プロレス研究所所属の第1戦となります」
カードに関しては、すでに発表されていた、東西正面向正面全面使用エニウェアフォール・ウェポントレジャーハントタッグマッチ◎高木三四郎&葛西純VSKENSO&中澤マイケルの路上マッチに、飯伏&伊橋剛太も加わり、3WAYタッグマッチに変更となる。
飯伏「路上、高木さん、中澤さんがいるということで、そこしかないと思って決めました。僕は両国で路上をやったことがないんで。伊橋と一緒に怒られるようなことをたくさんしたいと思います(笑)。ホントに爆発したいと思います(ニヤリ)」
さらに高木社長も経緯を語った。「何度か話をしてきたなかで、2月に入ったあたりで、本人からの申し出もあったんですけど、正直ね、寂しくないと言ったらウソになるんですけども、やっぱり飯伏幸太という人間が本当にプロレスの新しい可能性、そしてもっともっと世間にプロレスを広めてくれるんじゃないかなという期待がありまして。わたくし、そしてDDTとして本当に送り出してあげたいなと。その申し出を受けたいと思いまして。新しいプロレスの可能性って、それは僕もわからないし、本人もなんか漠然としてる部分もあるとは思うんですけど、なんかすごくワクワクする…それこそワクワクするキーワードだなと思うんで。自分のなかではこれで飯伏幸太と自分、DDTの関係が切れたわけでもなく、何か我々でできることがあれば応援してあげたいという気持ちもあるし。そしてまあ、復帰戦の場所として3月21日の両国大会を選んでくれたということに関しても、壮行試合とか卒業とか、そういうのではなくて、本当に飯伏の新しい門出を祝う…本人の言葉を借りれば爆発した試合って言うんですかね(笑)。自分もそれに関わってるので、まあとにかくすごい試合にしたいなと思ってます」
ここで新日本・菅林直樹会長のコメントも書面で読み上げられた。「飯伏選手の新しいチャレンジに期待しております。今後もまたタイミングが合えば新日本に上がっていただきたいという気持ちは変わりませんので、その時はよろしくお願いいたします」
(以下は質疑応答。)
飯伏「(気力と体力ともに限界を感じるようになったとのことだが、いつ頃から感じてた?)僕のなかでは最初の段階から常に限界ではあったんですね。すぐ限界がきて、でもそれを乗り越えて、また限界がきて、それも乗り越えて…それを何回も何回も繰り返して、最終的にはこうなったと。
(最終的にもう乗り越えられないとなったきっかけ、理由は?)う~ん、もう乗り越えられないっていう状態はそうとう前の段階ですね。(この試合があったからやり切ったとか?)やり切ったとかはとくにはなかったですけど、あまり覚えてなくて(苦笑)。
(菅林会長からまた新日本に上がってほしいとあったが)機会が合えばというか、タイミングが合えば。(新日本とDDTとは契約解除とのことだが、両団体でやり残したことはある?)やり残したというか、もう次、新しいことへいま向いてるので。
(飯伏プロレス研究所は一人?)はい、一人です。(誰かを誘ったりは?)それもまったく決まってないんですけど、怪しい動きをしていきたいなと思います。
(3・21両国以降は?)まったく決まってないです、いまのところは。
(ファンも心配していたと思うが、今回のことでファンもいろんな感情があると思うが、待っていたファンに伝えたいことは)いろいろ自分のなかで限界が来た部分もあったので、こうなってしまったのは本当に申し訳ないなと思います。これからは、別にDDTも新日本プロレスも切れたわけではないし、今後も出てるならどんどん出ていきたいし。いつでもまた見れると思います。またよろしくお願いします。
(芸能活動は)芸能活動のほうも怪しい動きをしていきたいです。
(具体的にやってみたいことや上がってみたいリングは?)僕の想像のなかではあるんですけど、言葉にはできないものなので、説明ができないです。あります、何かは。
(いまのスタイルのプロレスをやり切ったとのことだが、試合自体のスタイルを変えていく?)そこに関しても自分の体の勘というか、任せたいと思う。いつも、全部、勘でやってきたんで。もし同じスタイルじゃないとダメだなと思ったらそうなるだろうし、そこはもう全然考えてないです」
DDTが会見を開き、飯伏幸太がDDTまた新日本プロレスを退団して独立、そして3月21日のDDT両国大会で復帰することが発表された。
飯伏は昨年10月の後楽園大会直前で頸椎椎間板ヘルニアで欠場、また腰椎すべり症も明らかになり療養を余儀なくされていた。
復帰後に関しても新日本とDDTの二団体同時契約を継続していくのかも注目されていたが、選んだ決断は独立だった。
飯伏は二団体契約の間はDDTが主戦場、新日本はビッグマッチのみだったが、ダブルヘッダーも強いられることもあり、どちらかが終われば、すぐそちらへ移動というレスラー生活を過ごし。また飯伏のスタイルも打撃や空中戦などが主だったこともあり、自身が選んだとはいえ飯伏にとっての二団体同時契約生活は自身の知名度だけでなく、新日本やDDTの躍進の原動力にもなったがコンディション調整の面ではリスクが大きかった。
そして首と腰を負傷し長期欠場を強いられたことで、二団体同時契約というものに限界を感じ、考えた末に独立を選んだ。今後はスケジュール管理に関してはオスカープロモーションが担当になるということで以前のような状態を改善できるし、調整も出来て、また自身のやりたこともやりやすくなる、飯伏にとってもベストの選択だと思う。
幸いDDTとはオスカープロモーションと業務提携を結んでいるので、今後とも関係は継続だが、新日本的には円満で贈り出したものの、今後の展開を考えるとという面を考えると残念というのが本音なのでは?
DDTまた新日本から独立したことで、飯伏はどう動いていくのか?団体の枠を越えたスターを目指して欲しい。
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青木が佐藤とのEvolution対決を制し「Jr. BATTLE OF GLORY」制覇、世界ジュニア王座も奪還!NEXTREAMはビッグガンズの厚い壁に阻まれ世界タッグ王座奪取ならず…2月21日 全日本プロレス「2016エキサイト・シリーズ」エディオンアリーナ大阪第二競技場 681人満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「Jr. BATTLE OF GLORY」Bブロック優勝戦進出者決定戦/無制限1本
○佐藤光留(4分13秒 チキンウイングアームロック)×丸山敦
【佐藤の話】「2回目消えたら3回目がある。3回目が消えたら4回目があるよ。生きるとは可能性。いきてればチャンスあるから。獲るぞ。獲るぞ」
【丸山の話】「一回負けて失格で、それでもまたチャンスが回ってきたんで。でもまっすぐ勝負しても向こうの方が強いのわかってるんで。勝てないですね、やっぱり。強いですよ。一瞬、極められたらおしまいなんで。ああいうタイプの実力ある選手は本当に気が抜けないというか。なかなかああいう人は周りにいなかったですから、ちょっと勝てないですね、今の段階では。でもこれで終わりじゃないんで、また勝てる方法あると思うんで、また戦いたいですね。(継続参戦すれば再戦が実現するが?)何とか出るチャンスあれば。リング上で小細工してもかなわないんで、次は一服盛ってやりますよ。対戦が決まった瞬間から勝負は始まってますから。今のところそれぐらいしかあの人に勝つ方法は思い浮かばないですね。盛ってやりますよ。(いい目標ができた?)青木さんともやったことないんで楽しみですし、刺激の多い団体で楽しいですね。負けましたけど」
◇第2試合◇
▼スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
ビリーケン・キッド 高尾蒼馬 ○南野タケシ YO-HEY(9分26秒 片エビ固め)ウルティモ・ドラゴン ×SUSHI 土方隆司 HUB
※デスバレーボム
◇第3試合◇
▼20分1本
○渕正信(8分43秒 首固め)×くいしんぼう仮面
◇第4試合◇
▼30分1本
○入江茂弘(7分20秒 体固め)×野村直矢
※ビーストスプラッシュ
◇第5試合◇
▼30分1本
○秋山準(7分55秒 体固め)×青柳優馬
※エクスプロイダー
◇第6試合◇
▼30分1本
○木高イサミ 宮本裕向(12分20秒 エビ固め)大森隆男 ×中島洋平
※ダイビングダブルニードロップ
◇第7試合◇
▼Jr.BATTLE OF GLORY優勝決定戦&世界ジュニアヘビー級王座決定戦/無制限1本
[Aブロック1位]○青木篤志(15分18秒 トラップオーバー)[Bブロック1位]×佐藤光留
☆青木が初優勝と共に第39代世界ジュニアヘビー級王者となる
【試合後の青木】
▼青木「(佐藤は)1試合やってるけど、普通の言い方すればこっちが1位で抜けて、向こうは2位だったわけだから、それぐらいのハンディがあってもいいのかなと。むしろ1位の人間がいなかったら、何で俺が繰り上げで優勝じゃないのと思ったけど、ここは誰がきても勝って優勝して、この世界ジュニアのベルトを巻きたいのがあったから。相手が佐藤光留でよかったと思います」
――ジュニアの選手が抜けていった中で佐藤と決勝を争った意義は大きい?
▼青木「僕の中ではとにかく自分が獲らないといけないというのがあったから。相手は二の次で優勝が一番だったけど、急きょ欠場ってなった時に二人いて、その一人が佐藤光留だったから、できればと思ったけどね。そういう意味ではこのベルト、もう一回作り直しだから。一回捨てられてしまったベルトだから、これを作り直さないといけない、作り上げないといけないのがあったから、そこは全日本所属というのが俺の中で一番大きくて、どんなことを言われようが、俺じゃつまんないという声があろうが、俺が獲らなかったらこのベルトがかわいそうと思ったんで、獲ることしか考えてなかったです」
――全日ジュニアは仕切り直しだと?
▼青木「仕切り直しだよ。選手も少ないし。やっぱりこのベルトがほしい人間と俺は争いたいから。誰かを選んだりとか、そういうつもりはないし、実績なかろうが関係ない。このベルトがほしい、挑戦したい、そういう人間とやって俺は世界ジュニアの名前に恥じないベルトにしたい。誰かを選ぶことはない。本当に誰でもいいよ、やりたいって人がいればやりたい」
――前回と同じスタンス?
▼青木「そう。前回はそうやって言って所属の人間に奮起を促したつもりだったんだけど届かず、肩透かしみたいな感じだったけど、今回本当に所属がいないから、少ないから。何だったら中島だって自分のベルト持ってるから、そこを邪魔するつもりはないし、非難するつもりもない。あいつがやりたいようにやればいい。そこでこのベルトがほしいという状況を作ってくるなら受けて立つし。全日本のジュニアヘビーが少しでも動いてくれればと思ってる。俺がじゃなく、世界ジュニアのベルトがジュニアの中心というのをやっていきたいです」
◇第8試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[第71代王者組]ゼウス ○ボディガー(23分32秒 片エビ固め)[挑戦者組]宮原健斗 ×ジェイク・リー
※ショートレンジラリアット
☆ゼウス&ボディガーが初防衛に成功
【試合後のゼウス&ボディガー】
――地元大阪で初防衛を果たしたが?
▼ゼウス「自分とボディガーが目指してるのはこれまで過去最高のジャンボ鶴田さんと谷津嘉章さんの7度防衛、それを超える防衛記録を僕ら目指してるんで。世界タッグの歴史に名を刻めるような日本一のタッグチームになりたいなと思ってるんで。今日はパートナーとして信頼して試合を見れて、場外戦で健斗選手を抑えてたらボディガーが勝つなと。このベルトをボディガーに託しました」
▼ボディガー「みてもらったらわかるように、俺たちはまだまだレベル上げていってるんで。俺たちがこのままレベルを上げ続ける限り、このベルトは絶対誰にも渡さないと思う。誰がかかってきても今は怖くないですね」
――4月にはチャンピオン・カーニバル出場が決まったが?
▼ゼウス「今月の目標は二つあって、一つは三冠。それは負けましたけど、もう一つは世界タッグ。3月はもちろん全力で試合しますけど、4月のチャンピオン・カーニバルに照準定めて頑張っていくんで期待してください」
▼ボディガー「チャンピオン・カーニバルは決勝でゼウスとやれたら一番ええかなと。そのためにも何が何でも決勝まで上りつめようと思ってるんで、このままコンディションをキープしたまま挑みたいと思います」
――地元・大阪で戴冠し、初防衛した気分は?
▼ゼウス「最高ですね。これからどんどん防衛記録を積み重ねていかなあかんなと。今日は僕の中では甘くみてるわけじゃないけど、今回は当然の防衛」
▼ボディガー「地元ってことで声援も多いおかげで、正直その声援に後押しされて普段以上の力が出るというのがあるんで、全国どこいっても大阪と同じぐらい応援されるレスラーになりたいですね」
▼ゼウス「チャンピオン・カーニバルでジョー・ドーリングが復活するんで、諏訪魔選手が復帰した時はジョー&諏訪魔組が一番強敵になると思ってる。一回二人に負けてるんで、防衛できるように頑張っていきたいなと思います。最低、今年いっぱいは防衛し続けていくつもりなんで」
▼ボディガー「ジョーも諏訪魔選手も復帰してすぐに動けるとも思えないんで、復帰してきても叩きのめすつもりでいます」
【宮原の話】「まだまだこれからだよ、NEXTREAM。悔しい。悔しい。とにかく次、世界タッグ挑戦する時は絶対獲る。そういう気持ちでまた3月のシリーズに向けて日々、俺はやっていくから。またあのベルトに挑戦しますよ」
大詰めを迎えた「Jr. BATTLE OF GLORY」はAブロックは青木、Bブロックは和樹が優勝決定戦に進出したが、和樹が16日の狭山大会での丸山との公式戦で負傷、左腕尺骨骨折で欠場を余儀なくされ優勝決定戦進出を辞退、Bブロック2位の佐藤と丸山の間で優勝戦進出決定戦が行われることになった。
第1試合で行われた優勝戦進出決定戦は丸山が握手を求めて佐藤が手を差し伸べたところを強襲をかけ、速攻勝負を狙ってハイキック、ジャンピングハイキック、場外へ追いやってからのトペコンと猛ラッシュをかけるが、リングに戻ると佐藤が腕十字で反撃し、ミドルキック連打、ジャーマンからのチキン・ウイングアームックと丸山を追い詰める。
丸山はTAJIRI公認バスソーキックを放ってからサムソンクラッチで丸め込むが、佐藤は再 び腕十字で捕獲してからチキン・ウイングアームックへ移行して丸山はギブアップ、佐藤が優勝戦へ進出する。
Evolution対決となった優勝決定戦は、互いに腕攻めで牽制し合うも、佐藤がサッカーボールキックからフェースロック、ステップオーバーレッグロックと繰り出せば、青木も低空ドロップキックから反撃に出て、場外戦で佐藤の左腕をフェンスに絡めて蹴りつける。
リングに戻ると佐藤ニールキックからミドルキック、水車落としから腕十字で捕らえるが、凌いだ青木はミサイルキックで佐藤を場外へ追いやり、トペを放つも、佐藤はハイキックで迎撃するとミドルキック、ジャーマン、ランニングローキック、逆片エビを狙うも、青木は延髄斬りで阻止する。
青木はラリアットからフロッグスプラッシュを投下も、剣山で迎撃した佐藤がアンクルホールドで捕獲、青木はロープに逃れるがローキックで追撃する佐藤に頭突きで応戦、佐藤のフロントスリーパー狙いをノーザンライトスープレックス、チキンウイングアームロックの連続技からバックドロップ、スライディングラリアットからスパイラルポセイドンで突き刺してからフロッグスプラッシュを投下する。
青木はチキンウイングアームロックで捕獲すると回転式腕十字へと移行し、更にトラップオーバーへと移行して佐藤は無念のギブアップ、青木がJr. BATTLE OF GLORYを制覇し世界ジュニア王座をも奪還した。
「Jr. BATTLE OF GLORY」は例年と違って日程も少なく、2ブロックと分けられるも8選手がエントリーと厳しい中で開催され、優勝決定戦に駒を進めていた和樹の負傷というハプニングが発生するも、青木vs佐藤のEvolution対決が優勝決定戦となり、最終的に大本命の青木が優勝することでどうにか締めくくることが出来た。
青木が奪還した世界ジュニア王座も本来ならIWGPやGHCにも匹敵する権威あるベルトのながらも、前王者だった鈴木鼓太郎が退団し返上したことで権威というものが問われてしまった。世界ジュニア王座もアジアタッグ王座同様、今後は全日本内だけでなく他団体の選手とも防衛戦が行われることが必至になるだろうが、青木が権威が問われた世界ジュニア王座を復権させるか、今後に期待したいと思う。
メインはビッグガンズの保持する世界タッグ王座には13日の銚子大会で秋山&大森組を降し挑戦者決定戦を制した宮原、リーのNEXTREAMが挑戦。
序盤は宮原がリーとの合体攻撃を狙うも、ボディガーが両腕ラリアットで迎撃し、場外戦でもビッグガンズがパワーに任せて圧倒しリーを捕らえて試合の主導権を握る。
やっとリーは宮原に交代し宮原は串刺しジャンピングエルボーやノーザンライトスープレックスの連続技で反撃し、ゼウスをスネークリミットで捕獲、ボディガーにはフロントハイキックからリーが入ってブラックアウトとランニングローキックの合体技を狙うがゼウスに阻止されてしまう。
しかしゼウスがカットに入るとリーが捕まってしまい、ゼウスがパワーボム、ボディガーとダブルフィッシャーマンズバスターを決め、ボディガーがギロチンドロップから逆片エビとリーを追い詰める。
リーが耐え抜いたところで、ボディガーはコーナーへ昇るも、宮原がカットに入り、リーが雪崩式ブレーンバスターを決めると、4選手が入り乱れて技が飛び交い4選手がダウンとなる。
起き上がったリーはボディガーにミドルキック、宮原の援護を受けてからジャンピングレッグラリアット、そしてバックドロップを狙うがボディガーは浴びせ倒すと、ゼウスが入ってダブルチョークスラムを決め、ダイビングエルボーからバックフリップを狙うも、宮原がブラックアウトでカットに入り、リーとのブラックアウト&ランニングローキックの合体技を決めるが、ボディガーはハンマーパンチ、ハイキックで逆襲するとラリアット、ショートレンジのラリアットを決めリーから3カウントを奪い、ビッグガンズが王座を防衛した。
そして4月9日から開幕する「2016チャンピオンカーニバル」の日程、組み合わせが発表された。
☆『2016チャンピオン・カーニバル』
[出場選手]
▼Aブロック
宮原健斗(3年連続3度目の出場/現三冠ヘビー級王者)
秋山準(4年連続13度目の出場/2013年度優勝/98年&2014年準優勝)
関本大介(4年ぶり2度目の出場)
スーパー・タイガー(初出場)
真霜拳號(2年連続2度目の出場)
ボディガー(2年連続2度目の出場/現世界タッグ王者)
野村直矢(初出場)
▼Bブロック
大森隆男(6年連続13度目の出場/2014年優勝/2000年準優勝)
ゼウス(3年連続3度目の出場/現世界タッグ王者)
ジョー・ドーリング(4年連続7度目の出場)
神谷英慶(初出場)
崔領二(初出場)
吉江豊(3年連続5度目の出場)
ジェイク・リー(初出場)
[試合形式及び、得点方法
・全14名参加、A・B2ブロック制によるリーグ戦を4.9後楽園大会〜4.24大阪大会の全8大会にて行う
・4.24大阪大会での全公式リーグ戦終了後に優勝決定戦を行う。優勝決定戦はAブロック1位vsBブロック1位で行う
・ブロック内で得点上位が2人以上同点の場合は、決勝進出決定戦を行う
・公式リーグ戦は全て、PWFルールによる30分1本勝負。優勝決定戦および決勝進出決定戦は時間無制限1本勝負で行う
・勝ち2点、負け0点、時間切れ引き分け1点、両者反則・両者リングアウト・無効試合は0点
[公式戦日程]
☆4/9(土)東京・後楽園ホール 18:30開始
▼Aブロック
宮原vs真霜
秋山vsS・タイガー
野村vsボディガー
▼Bブロック
ジョーvsリー
ゼウスvs崔
☆4/10(日)長野アークス 17:00開始
▼Aブロック
野村vs真霜
▼Bブロック
大森vs崔
ゼウスvs吉江
☆4/16(土)埼玉・イコス上尾 18:00開始
▼Aブロック
秋山vs関本
宮原vs野村
真霜vsボディガー
▼Bブロック
ジョーvs崔
大森vsゼウス
リーvs神谷
☆4/17(日)新潟・サン・ビレッジしばた 17:00開始
▼Aブロック
宮原vs秋山
野村vs関本
S・タイガーvsボディガー
▼Bブロック
大森vsリー
ジョーvs吉江
神谷vs崔
☆4/18(月)福島・鶴ヶ城体育館(会津若松) 18:30開始
▼Aブロック
宮原vsS・タイガー
秋山vs真霜
関本vsボディガー
▼Bブロック
ゼウスvs神谷
リーvs吉江
☆4/22(金)愛知・名古屋市露橋スポーツセンター 18:30開始
▼Aブロック
宮原vsボディガー
関本vs真霜
野村vsS・タイガー
▼Bブロック
大森vsジョー
リーvs崔
吉江vs神谷
☆4/23(土)岡山県卸センター オレンジホール 18:00開始
▼Aブロック
秋山vs野村
関本vsS・タイガー
▼Bブロック
大森vs吉江
ゼウスvsリー
ジョーvs神谷
☆4/24(日)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第2競技場 17:00開始
▼Aブロック
宮原vs関本
秋山vsボディガー
真霜vsS・タイガー
▼Bブロック
ゼウスvsジョー
大森vs神谷
吉江vs崔
▼優勝決定戦
Aブロック1位vsBブロック1位
今年の最終戦は4月24日の大阪、三冠王者の宮原は3月21日の沖縄での大森との防衛戦をこなしてからチャンカンに臨むも、開幕戦では真霜、中盤のしばた大会では秋山、最終戦の大阪では関本と大森との三冠戦を含めて宮原にとって全日本を背負って立てるかどうかの試練は続く、自分的注目カードは上尾の秋山vs関本また真霜戦、秋山が他団体のトップをどう迎え撃つかに注目している。
果たして全日本の春の本場所を誰が制するのか?最終戦大阪大会、沢山のご来場ありがとうございました!
本日より2016チャンピオンカーニバル一般販売開始!オンラインショップはこちらからご利用下さい!https://t.co/Xy9tzcamME#ajpw #プロレス pic.twitter.com/wxQsok6YTi
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2016, 2月 21【全日本】 青木がJr.リーグ初制覇&2度目の世界ジュニア戴冠▼宮原最年少5冠ならず ビッグガンズが地元で世界タッグV1▼二丁拳銃が大森にアジアタッグ戦要求…大阪大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/NxqBnDiDI1
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2016, 2月 21全日本プロレス大阪大会会場で最高の応援ありがとうございました!
五冠王は掴めなかったけでNEXTREAMとしてまたタッグベルトを狙っていきます!!
アツいご声援ありがとう!!大阪☆#ajpw #プロレス #NEXTREAM
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2016, 2月 21皆様、応援ありがとうございました。リーグ戦の優勝と世界ジュニアのベルトを手にする事が出来ました。
佐藤光留選手は同じチームとして頼りがいがある反面、敵になると大変だという事を再認識しました。4月にはジョーが来るので、チームとして更に勢いをつけれるはず。
なんか、楽しくなってきた!
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2016, 2月 21 -
リーサルが本間を粉砕も見せつけたロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの存在感。アンダーソン&ギャローズがWWE転出正式決定もケニーは・・・
2月20日 新日本プロレス「HONOR RISING:JAPAN 2016」後楽園ホール 1718人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○ジェイ・ホワイト(7分58秒 逆エビ固め)Xデビッド・フィンレー◇第2試合◇
▼30分1本
獣神サンダー・ライガー ○マット・サイダル(7分21秒 片エビ固め)デリリアス X外道
※エアサイダル◇第3試合◇
▼30分1本
○ダルトン・キャッスル(11分07秒 片エビ固め)Xフランキー・カザリアン
※バン・ア・ラン◇第4試合◇
▼30分1本
○柴田勝頼 後藤洋央紀 カイル・オライリー ボビー・フィッシュ(10分22秒 片エビ固め)カール・アンダーソン Xドク・ギャローズ バッドラック・ファレ タマ・トンガ
※PKファレ「BULLET CLUBはこれで終わったわけではない。新しい姿となって、また進化し続けるんだ」
トンガ「まだ、これで終わったわけではないんだ。新しいものが始まった。ある意味、革命ともいえる。ニュージャパンの中にはBULLET CLUBのコアメンバーがまだ残っているんだ。ありがとう、ギャローズ、アンダーソン」
アンダーソン「BULLET CLUBはいま、変化の中にある。自分にとってBULLET CLUBはいい経験だったし、いい兄弟たちに恵まれた。よい時間をすごすことができた。BULLET CLUBはすばらしいユニットになった、ありがとう。創設からいたプリンス・デヴィットにもありがとうと言いたい。そしてファレをはじめとするメンバーにもありがとうと言いたい。ドージョーに来た頃は、自分がこうなるとは思っていなかった。BULLET CLUBというすばらしいメンバーに会えたからこそ、いまがあるんだと思う。AJスタイルズというすばらしい選手もいたし、彼自身も変わっていった。ニュージャパンにまたいつか戻るとは、いま約束はできない。でも、すばらしい時間をくれた。ニュージャパンにありがとうと言いたいし、日本中のファンのみなさんにありがとうと言いたい。この8年間、充実した時間をすごすことができた」
ギャローズ「14年間のプロレス人生の中で、ここ数年は充実した時間だった。ニュージャパンはアメージングですばらしい世界だ。さよならではあるが、また会えるかもしれない。本当にみなさん、ありがとうございました」
◇第5試合◇
▼30分1本
KUSHIDA ○ムース(8分21秒 片エビ固め)内藤哲也 XBUSHI
※スピア◇第6試合◇
▼30分1本
棚橋弘至 ○マイケル・エルガン ロデリック・ストロング(15分47秒 エビ固め)オカダ・カズチカ 石井智宏 XYOSHI-HASHI
※エルガンボム【棚橋、エルガン、ストロングの話】
――昨日、今日とエルガン選手とのタッグで勝利して、去年の『WORLD TAG LEAGUE』の続きがまた見られるのかなと思いますが?棚橋「そうですね。エルガンがずっと日本を好きでいてくれて、継続的に参戦してくれるから、このタッグは続いていくし、またこの新日本とROHの関係ってね、ロドリックが、ローディーが来てくれたから、すごい良いタッグチームになりました」
――昨日のムース選手のもさっそくパクっていましたが?
棚橋「いや、パクってないです。オマージュです。リスペクトをこめての、オマージュです。(英語で)今日はどうだった?」
ストロング「今日はリベンジをしたいと思って来て、俺のベルトを必ず取り返すという強い思いを、今日の試合で見せられたと思う」
エルガン「ロデリックが来るまで、俺もここでやってきたけれど、もし彼が、何かを達成しなければいけないのなら、俺は協力したい。一緒にやっていこう。もし、タナさえ良ければ、俺はオカダに挑戦したい。もし挑戦できれば、俺は必ず勝ってみせる。オカダ、ようこそ、エルガンワールドへ」
※ストロング、エルガンがコメントブースを去る
棚橋「今の試合後のROHコールが、今日の興行の、1番のポイントですね」
【オカダ、YOSHI-HASHIの話】
YOSHI-HASHI「まだまだだ……俺がやるべきはNEW JAPAN CUPに必ず出て、優勝することだ。以上」オカダ「まあ、ROH、いろんな強い選手いますけど、次はとりあえずNEW JAPAN CUP。今年もいろんなベルトに挑戦できるかもしれないですけど、どれが一番おいしいかは、選手だけじゃなくお客さん、みんなわかるだろ。そして、後藤さん! 観てますよ、僕はちゃんと。まだ相変わらず元気がない。悩んでるんですか? まあ、僕はいつまででも待つ、かもしれませんよ?」
◇第7試合◇
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○ケニー・オメガ マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(12分55秒 片エビ固め)[第3代王者組]ジェイ・ブリスコ マーク・ブリスコ X矢野通
※マットのファイヤーバードスプラッシュ
☆ジェイ&マーク&矢野が初防衛に失敗。オメガ&マット&ニックが第4代王者組となる【ケニー、マット、ニックの話】
マット「見たか、俺たちの強さを!」ニック「ジュニアのタイトルは、全部俺たちが獲ってやる!」
ケニー「よく、次の挑戦者は誰だとか、ライバルは誰だとか聞かれるが、非情にくだらないことだ! 俺たちの強さは見てのとおりだ! これが現実なんだ! 俺とヤングバック、そして残りのメンバー、BULLET CLUBはこれで充分なんだ! 俺たち3人のベルトを見てくれ! いつまでもこれを持ち続けてやる! タナハシだろうが誰だろうが、そんなものは目じゃない!」
――フィニッシュ技の名前は?
ケニー「べつに考えてなかったが、とりあえず仮でタイガーハットリスペシャルでいいんじゃないか?(笑)」
――BULLET CLUBから二人のメンバーが抜けるようだが?
ケニー「べつに気にしてない。あの二人には悪いが、ある意味でルーザーだ。大事な試合で必ず負けていた。それに比べて俺たち3人は見てのとおり、ベルトを保持している。だから、二人が抜けたのは関係ない。いま、世界で人気なのは誰なのかを考えればわかる。それは俺たちだ! BULLET CLUBは健在だ!」
【ジェイ、マークの話】
マーク「何があったんだ。何があったのか分からない」ジェイ「必ず俺たちは帰ってくる」
マーク「これは、まだ終わってないからな」
◇第8試合◇
▼ROH世界選手権試合/60分1本
[王者]○ジェイ・リーサル(15分32秒 片エビ固め)[挑戦者]X本間朋晃
※リーサルインジェクション
☆リーサルが防衛に成功(試合終了後、リーサルが握手を求め、本間が慎重に応じる。ところが、リーサルが腕を引き込み、直後にBUSHIがグリーンミストを顔面に噴射。さらに、5人が一斉にストンピングの雨を降らせて袋叩きにする)
マティーニ「EVIL、BUSHI、内藤、マティーニ、そして、ジェイ・リーサル。俺たちが、ROHナンバーワン。プロレス界、世界最強は俺たちだ」内藤「彼が、俺の、アミーゴ!ROH世界チャンピオン。ジェイ・リーサルだ。彼が、ただのアミーゴなのか、俺たち、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの、ニューメンバーなのか。その辺は、トランキーロだぜ。カブロン。BUSHI、EVIL、トゥルース、ジェイ・リーサル、内藤。モンストルオ。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン!」
【リーサル、内藤の話】
内藤「リングで言ったことがすべてだ。俺のアミーゴ。ROH世界チャンピオン。ジェイ・リーサル。ただ、彼がただの、ただのアミーゴなのか、それとも、俺たち、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの、ニューメンバーなのか。その辺は、トランキーロだぜ。カブロン」リーサル「今、ここに並んでいるこの画づらが、何千もの言葉よりも、この1つの画づらがすべてを説明している。俺たちは、最強で、最大のチーム!それは、ニュージャパンでもなく、ROHでもなく、世界で最強!俺たちが最高のチームだ!!」
内藤「テンション、たっかいなぁ」
【本間の話】「あ~、ちっくしょ~!! クソッタレだ! 次、絶対にあのヤロー、ブッ潰してやる!」
「HONOR RISING:JAPAN 2016」の2日目のメインはリーサルの保持するROH世界王座に本間が挑戦、序盤は互いに威嚇しあって出方を伺うも、リーサルは巧みに間を外し、攻める本間も小コケシ狙いをマネージャーであるマティーニからリング下から脚をすくわれ場外戦に持ち込まれてリーサルがトペを連発するなど本間のペースにさせず、インサイドワークを駆使して本間を翻弄する。
自分の流れにもってこれない本間はようやく反撃しフェースクラッシャー、小こけし、シャリマティーと畳み掛けるが、マルティーニに気を取られてしまうとリーサルに強襲されて変形バックブリーカーを喰らって、すぐリーサルペースへと戻されてしまう。
リーサルはリーサルインジェクションを狙うが、本間はこけしロケットを炸裂させると、こけしロケットで場外へ出した後は、コーナーからの大こけしを投下、リングに戻っても本間の攻勢が続きダイビングこけしロケット、小こけしを決めるが、こけしは自爆するとリーサルは本間とレフェリーを交錯させて無法地帯を作り、EVILとBUSHI、マルティーニが乱入して“真実の本”で本間を殴打する。
それでも本間は3人を蹴散らすが、内藤が乱入して股間を蹴り上げると、リーサルがすぐさまリーサルインジェクションを決め3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後はリーサルが本間に手を差し伸べてエール交換と見せかけて、BUSHIが毒霧を噴射して内藤らと共に袋叩きするなどやりたい放題、内藤らロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンとリーサルが共闘をアピールして締めくくるも、、介入という形とはいえ内藤らロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの存在感を見せ付ける結果となった。またセミでは矢野&ブリスコ兄弟のNEVER6人タッグ王座にケニー&ヤングバックスのBULLET CLUBが挑戦、試合はは矢野とブリスコ兄弟の異なるリズムに対し、ケニーとヤングバックスはスピード感あった息の合った連係で王者組を翻弄、矢野が捕まる展開が続く。
終盤でもブリスコ兄弟を蹴散らしたBULLET CLUBが矢野に集中攻撃を浴びせ、最後はケニーがカミカゼ&ライオンサルト、ニックがスワントーンボム、はマットがファイヤーバードスプラッシュの波状攻撃で3カウントを奪い完勝で王座奪取。ケニーは二冠王となったがヤングバックスとはウマが合うのかチームワークも良くリズム感もいい、ケニー&ヤングバックスは6人タッグ戦線の中心チームとなって長期政権を築きそうな感じがする。第6試合ではエルガンが棚橋、ストロングと組んでオカダ、石井、YOSHI-HASHI組と対戦し、試合は回転エビ固めを狙うYOSHI-HASHIを跳ね返したエルガンがターンバックルへのパワーボムで叩きつけてからエルガンボムで3カウントを奪い、バックステージでのインタビューでオカダの保持するIWGPヘビー級王座への挑戦を表明した。
エルガンは昨年5月にIWGP王者だったAJスタイルズにオカダを交えての3WAYという形で挑戦したが敗れ、またG1の公式戦でオカダとも対戦したが敗れていることから、挑戦経験はあるとしても、まだ実績不足。挑戦したいとなれば3月から開幕する「NEW JAPAN CUP」での優勝が必須となるが、挑戦表明はNJCへのエントリーを意味しているということなのか・・・最後に東京スポーツ誌上で正式にWWE入りを表明したアンダーソン、ギャローズは第4試合に出場、試合はファレとトンガが二人に有終の美をということで柴田を捕らえてお膳立てするも、アンダーソン&ギャローズのマジックキラーが後藤にカットされてしまうと、後藤がギャローズを排除してから柴田がブレーンバスター狙うギャローズをスリーパーで捕獲し、最後はPKを浴びせて3カウントを奪い、アンダーソン&ギャローズは有終の美を飾れずも試合後はファンが二人に声援を贈り、二人はファンに一礼して新日本マットに別れを告げたが、二人に感謝の意を示すファレとトンガに対して新リーダーのケニーは2人をルーザー(負け犬)ということで斬って捨てた、今後のBULLET CLUBはケニーとヤングバックスが主導権を握るという現しなのか、アンダーソンらにリスペクトの意を示していたファレ&トンガとの意識の違いが気になる。
ギャローズはWWEへは出戻りになるが、アンダーソンは8年間に渡って新日本に定着、最初はヒールユニットでのアシスト役でスタートしてから、ジャイアント・バーナードのパートナーに抜擢されてIWGPタッグ王座を奪取し、バーナードとのコンビを解消してからはシングルプレーヤーとして存在を発揮してきた、結局シングルでの王座は獲得できなかったのは残念だが、新日本育ちでWWEで出世してきたレスラーは多いだけにアンダーソンもやっていけるはず、名残惜しいが中邑真輔同様、レッスルマニアのメイン目指して頑張って欲しい。L・I・Jの乱入でROH王者リーサルが本間を粉砕!! 制御不能軍団が勝利のマイクアピール!! 2月20日(土)後楽園大会の詳報をスマホサイト(https://t.co/7xh3nqaLQZ)で独占公開中!! #njroh #njpw pic.twitter.com/WOfXDtGKcH
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016, 2月 20LOS INGOBERNABLES de JAPON pic.twitter.com/tzoge1cODd
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2016, 2月 20Look at our sexy new belts. #theELITE pic.twitter.com/liUC4w91Cz
— The Young Bucks (@MattJackson13) 2016, 2月 20Thank you 4 teaching me about "this thing of ours". As we part ways, I know our example will ripple though the world pic.twitter.com/Ys5NPNSNJ2
— theBadBoy_TamaTonga (@Tama_Tonga) 2016, 2月 20誕生日おめでとうございます! pic.twitter.com/MJ8l2FNDS5
— オカダ・カズチカ (@rainmaker_chaos) 2016, 2月 20 -
世志琥が語る安川惡斗戦の真実・・・モヤモヤが再燃もそれもまたプロレスである
<東京スポーツより>
1日付で女子プロレス「シードリング」に入団し、3月7日の東京・後楽園ホール大会で約1年ぶりに現役復帰することを表明した世IV虎改め世志琥(よしこ=22)が、本紙のインタビューに応じ、思いの丈を激白した。これまで沈黙を守り続けていた1年前のあの試合の“真相”をついに告白。注目を集める“乙女”の本心とは――。――11日にミャンマーで会見を開き、現役復帰を発表した
世志琥:第2のプロレス人生が始まったんだなって思います。世間に発表したらもう後には引けないですからね。
――12日のチャリティープロレス大会(ヤンゴン市Thein Phyu競技場)ではセコンド業をこなした
世志琥:試合をやりたいって一番感じました。自分は(下働きを)吹っ飛ばしてきた部分があったんです。(スターダムの)1期生で、すぐ下も入ってきたし。今は自分が一番下で、こうしてできるのは貴重。ミャンマーに行って良かった。
――反響も大きい
世志琥:賛否両論あるのは分かっていたことだし、何を言われようが想定内のことです。全部が全部気にならないわけではないですけど、気にするところと分けていかないとキリがない。
――メンタルが強い…
世志琥:さすがに(昨年)2月22日の後に来たメールの数を考えると「ワー」となりました。このメールを送っている人がみんな会場に来たら、結構でかい会場いけるんじゃない? みんな来てよと思うぐらいだった。
――昨年2月22日といえば安川惡斗(あくと=29)との試合(スターダム後楽園大会)が“凄惨マッチ”になった。試合後はどんなことを考えていたのか
世志琥:何も。終わった時点で辞めようって考えて、その後どうしようとかは一切(考えなかった)。とりあえずこの状況を何とかしたいって思っていました。
――冷静でいられた?
世志琥:試合中はずっと冷静でしたよ。全部覚えていますし。自分は普通にプロレスをやりたかったんです。何だろう…、何でああなったのかは分からないです。
――なぜ
世志琥:自分は(ワールド・オブ・スターダムの)チャンピオンだったし、興行のメーン。いままであんな試合、一回もしたことない。自分はやられたらやり返すしかないので、それをやったらああいう試合になったんじゃないですかね。
――勝ちたい気持ちだけだった
世志琥:そのために練習しているんだし。自分は練習してないやつとかに負けたくないんです。練習してる、してないの差もあったと思う。ただ、プロとしてケガをさせてしまったのは悪いと思うし、反省しないといけない点もあって相手には謝りました。
――安川はあの試合で負った目の負傷を理由に昨年12月に引退した
世志琥:理由は知らなかったけど、自分と対戦する前から引退するって知っていたから、試合が決まった時に「これが最後のシングルマッチ」だと思っていました。
――え? そうだったんですか…
世志琥:いついつ引退する、と聞いていました。最後の最後までああいうふう(世志琥戦が原因で引退する)に言われたから余計に「え? なにその理由?」ってビックリした部分はありました。でもそれが本当のことです。
――もうすぐ1年だ
世志琥:濃かったです。プロレスから心が離れて、また戻って…。改めてプロレスの偉大さといいますか、あんなことがあっても戻りたいと思うくらいプロレスが好きな自分に気づいた1年でした。
――復帰戦は高橋奈七永(37)と一騎打ちする
世志琥:待ち遠しいです。自分のことをいろいろ言うのはいいですけど、1回でいいからまず自分の試合を見てほしい。そうしたらきっと何か変わってくれるんじゃないかと思う。そういう人たちの気持ちを変えたいと思ってやってる部分もあります。
世志琥が東京スポーツのインタビューに答え、昨年2月22日スターダム後楽園大会で行われた安川惡斗戦の真相を語った。
試合から1年が経過するということで語ったということなのだろうが、最初から潰す意志で試合をするつもりはなく、惡斗が仕掛けたエルボー気味のパンチを返したら、惡斗が打ち返してこず、世志琥が仕掛けても惡斗がなかなか返してこなかったから“ケンカマッチ”と言われる試合の流れになり、世志琥と惡斗が険悪だったということがクローズアップされて騒ぎが大きくなったということなのか・・・
そして気になる部分があるとすれば惡斗は以前からいつ引退すると決めており、世志琥がそれを知っていたということ、しかし惡斗は会見の際に世志琥戦が原因となって引退となったこと、惡斗は12月23日に引退したが本当ならまだ今年以降まで続けるつもりだったのか、世志琥のせいにして全てを終わらせようとする意図があったのか・・・
事件に関しては今更振り返っても仕方のなかったのだが、世志琥の証言でまたモヤモヤが出てしまった感じがする、しかしそれもまたプロレスなのかもしれない。
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桃の青春タッグがNOAHの聖地で王座防衛も、鈴木軍の猛威は止まらず
2月19日 NOAH「The Second Navig. 2016」ディファ有明 345人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼ディファ有明大会オープニングマッチ/15分1本
○熊野準(5分48秒 フィッシャーマンズスープレックスホールド)X清宮海斗◇第2試合◇
▼30分1本
○TAKAみちのく エル・デスペラード(9分16秒 横入り式回転エビ固め)平柳玄藩 Xキャプテン・ノア◇第3試合◇
▼30分1本
○齋藤彰俊(4分53秒 エビ固め)Xクワイエット・ストーム
※スイクルデス◇第4試合◇
▼30分1本
拳王 ○大原はじめ(7分11秒 ムイビエン)石森太二 X小川良成◇第5試合◇
▼30分1本
○モハメド ヨネ(6分23秒 反則勝ち)X飯塚高史
※アイアンフィンガー・フロム・ヘル◇第6試合◇
▼「鈴木軍 vs NOAH」5対5イリミネーションマッチ/時間無制限
イリミネーションマッチ
○[鈴木軍]杉浦貴 鈴木みのる ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr. シェルトン・X・ベンジャミン (5-3)X[NOAH軍]丸藤正道 中嶋勝彦 潮崎豪 マイバッハ谷口 北宮光洋
※鈴木軍の2人残し
【失格順】
[1]スミスJr.(4分41秒、谷口のマイバッハプレス→片エビ固め)
[2]アーチャー、潮崎(6分44秒、オーバー・ザ・トップロープ※OTT)
[4]北宮(13分34秒、ベンジャミンのペイダート→片エビ固め)
[5]ベンジャミン(14分06秒、中嶋のビューティフル・ドロップキックでOTT)
[6]谷口(15分32秒、杉浦の予選スラム→片エビ固め)
[7]丸藤(17分10秒、杉浦のスピアーでOTT)
[8]中嶋(22分35秒、鈴木のゴッチ式パイルドライバー→体固め)(試合終了後、イスに腰かけてニヤつく杉浦に客席から「恥を知れ!」の声が飛ぶと、すかさず鈴木がマイクで反応)
鈴木 「恥を知れ!? 恥っていうのはな、大の字になって負けることを“恥"って言うんだよ。潮崎、谷口、北宮、丸藤、中嶋! 俺と杉浦が組んだら誰もかなわねえんだよ。どこの誰であっても! それがヨソの国の選手であっても、世界で一番強いのはこの俺、鈴木みのると杉浦貴。あぁ!?(客席から「それはどうかな!?」との声が飛ぶ)それはどうかな? じゃあお前にも教えておいてやろう。俺たち鈴木軍…イチバーン!」【鈴木の話】「見ただろ? 汗一つかいてねぇぞ? 当たり前だろ。俺と杉浦の敵になるやつなんていねぇんだよ。だからわざわざ一緒に組んで試合やらねぇんだよ。何でかわかるか? 今大事に大事にしてるおもちゃ、すぐに壊れちゃうじゃねぇか。なぁ? だからそれぞれがそれぞれのやり方で遊んできた。だけどもう話は違う。根こそぎ粉々にする。俺と杉浦。かかってこい、プロレスリング・ノア! 2対2か2対3か2対4か! 2対5か2対6か2対100か! いいこと思いついちゃった〜。3月27日あるな? We are SUZUKIGUN。俺と杉浦はそこのメインイベントで待ってるよ。おい、ノア。2人決めてこい。2人だ。“我こそは生贄(いけにえ)になりたい"という2人。俺たちの前に出てこい。正々堂々、2対10でやってやる。それが俺たちだ。正々堂々と。中嶋、お前俺のこと倒すんじゃなかったの?あの意気込みどうした?言い訳たつだろ、これで。“後ろに目がなかった。前のものしか見えてなかった"。だからテメェらは生き残れねぇんだよ。生き残るには、戦場を生き抜くには、後ろにも横にも、全てに目を向けなきゃ生き残れねぇんだよ! だからテメェら甘いんだよ!さぁ、この後のジュニアタッグ選手権。小峠&原田、お前ら敵が2人だと思うなよ? 俺たちピンピンしてんだよ。ピンピンしてるけど、どうしようかなぁ〜。まぁ、この後ゆっくり高みの見物させてもらう。鈴木軍!…イチバーン!」
◇第7試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合/60分1本
[第25代選手権者]原田大輔 ○小峠篤司(25分15秒 エビ固め)[挑戦者]金丸義信 Xタイチ
※キルスイッチ
☆原田&小峠組が3度目の防衛に成功(試合終了後、拳王&大原登場)
拳王「原田&小峠、お前ら鈴木軍ばっかり相手にしてるかもしれねーけどな…もっと強いチーム、忘れてねえか? 大体よぉ! 30代前後で“青春"? 笑わせんじゃねえよ! 31歳!! オッサンコンビの俺たちが青春を謳歌してやるよ」原田「お前ら、何が言いたいんや? このリング上がってきて、笑いとろうとしてんのか? このリングはな、戦いの場やぞ? このベルトに挑戦したいんやったら、はっきりモノ言えや」
拳王「大体よぉ、ここディファ有明でお前たち、俺たちに負けてねえか? お前ら忘れてるかもしれねーけどな、そのベルトに挑戦して俺たちの強さ…体にしみこませてやるからな。挑戦させろこの野郎」
(そのまま花道を下がろうとする拳王と大原を原田が呼びとめた)
原田「俺たちはお前たちに負けたこと、ハッキリ覚えてるぞ。それは認める。でも、あの時の俺たちと今の俺たちは違うぞ。タイトルマッチ…お前らとやってやるよ、俺たちに文句のあるヤツ、歯向かうヤツはなぁ……」と前置きしてから小峠にマイクを渡し、小峠「かかってきなさい! かかってきなさい!こうやって相方のおかげで、本当に1年間、新人でもないのに悔しい思いしましたけど、何とか腰にベルトを巻くことができました。ありがとうございました。本当に皆さんのおかげです。鈴木軍とやり過ぎたんで、次はノアジュニアで熱い戦いをみせます。ノアのプロレスを知ってくれてる人なら、どんな戦いになるか。期待してくれますよね? 熱い試合、必ずします! 今日は皆さん、どうもありがとうございました!」
【試合後の原田&小峠】
――防衛に成功したが?▼原田「結果的に小峠さんがタイチから取って、ベルトを防衛できてよかったです」
――タイチから3カウントを奪ったが?
▼小峠「いやぁ、新人でもないのに、メチャメチャ重い一勝でした。鈴木軍が来てプロレスのいろんなスタイルっていうか、相性の悪さとか痛感できたし。拳王&大原が挑戦表明してきたんですけど、俺らは"鈴木軍vsノア"っていう戦争の先頭で戦ってるんで、その辺の経験値は負ける気もしません。"何してたんや"って感じですけどね。正直に言わせてもらえば。もっともっとあいつらもこの戦争に絡んできたらええねんって思います」
――タイチから勝てた理由は?
▼小峠「なんですかねぇ。こんな発言をするのはカッコ悪いんですけど、10年目を超えていろんなスタイルを、ノアのファンは厳しいんで、いろいろ言われたり檄を飛ばされたりして、どういうスタイルでやったら勝てるのかっていうのを模索しながらやってたんですけど、やっぱり自分ができるスタイルっていうのは、原田みたいにレスリング経験もないし、石森さんみたいに飛べるわけでもないし、凄い体してるわけでもないし、俺のスタイルは我慢して我慢して耐えて気持ちでもっていくってスタイルが本来の自分の売りだと思うんで、一周してそこまで戻ってこれたのはでかかったなと。これからも俺はこの粘り強いスタイルでやっていくつもりなんで、それをもう一回知れたっていうのは大きかったですね」
――小峠選手のファイトをどう感じた?
▼原田「執念を感じましたね。絶対に負けたくないんやって気持ちもあったし、タイチから絶対に取りたいって気持ちもコーナーにいて伝わりましたし。その気持ちにパートナーとしても絶対に応えたいってのがあったんで、それを実行できて良かったです」
――改めて拳王&大原とはどんな試合を?
▼原田「前回ジュニアタッグリーグの初戦で負けてますし、あんまり偉そうなことは言いたくなかったんですけど、"このジュニアタッグのベルトをなぜ俺たちが取れたか"その意味をあいつらに教えてやりたいなと思います。あいつらが3回4回やって取れなかったベルトを、俺たちは一発で取ったんです。それはなぜかっていうのをあいつらに教えます」
【試合後の金丸&タイチ】
▼金丸「もう一個あるだろ? シングル! 何が“俺より上回ってる"だよ」※控え室から石森が現れる
▼石森「おい! 何だお前?」
▼金丸「お前が一つだけ俺を上回ってないものがある。それを教えてやるからな! 覚えとけ!」
▼石森「あいつ鈴木軍に入っても何も変わってねぇじゃねぇか!結果が出てねぇだろ!あんな金のためにフラついてる奴はどこいっても一緒ってことを、24日に俺が証明してやるよ!」
※石森は控え室へ。タイチがデスペラードに抱えられて戻ってくる
▼タイチ「へへへへ。何年かかってるんだよ。地獄まで追い詰められてやっとか?いつも遅ぇんだよ、オメェラはよ。せいぜいそのクソみたいなベルト巻いて、楽しんどけ」
【拳王&大原の話】
――王者組は『やってやるよ』とのことだが?▼拳王「もちろんだろ! あれで拒否られてもたまったもんじゃねぇよ。あいつらと俺たち、1回しかやってないけど、1勝0敗、勝率100パーセントだよな?あいつらは鈴木軍とやってるかもしれないけどよ、俺たちの方が強いからな!!」
▼大原「今日の試合見たでしょ?昨日も見たでしょ?俺らも実績が積み上がってきたから、機は熟したかな。今行くしかないでしょ」
▼拳王「俺たちはファンからキャーキャー言われたいだけのあいつらからベルト取ってよ、このクソヤローどもの背筋がゾクゾクするような体験させてやるからな。俺たちがチャンピオンになるの楽しみにしてろよ」
▼大原「俺たちノア同士の試合がいかにムイビエンかってのを知らしめるために、俺たちはそれをしなきゃいけないし、それが俺たちの使命だと思うから。この先の未来を俺たちがムイビエンにします、というわけで今日もムイビエン」
今年最初のNOAH聖地ディファ大会のメインは桃の青春タッグの保持するGHCジュニアタッグ王座にタイチ、鈴木軍入りを果たした金丸組が挑戦した。
試合は開始から金丸とタイチが無意味なタッチで王者チームをおちょくり、苛立たせたところで襲いかかり小峠を捕らえ、桃の青春も連係で反撃に出るも、TAKAとデスペラードの介入に遭ってしまい原田が捕まってしまう。
原田はやっと小峠に交代するも、挑戦者組はTAKA、デスペラードも加わって小峠を痛めつけるが、交代した原田が場外の鈴木軍の4人にコーナー最上段からのエルボーアタックを放ち、リングに戻っても原田は金丸にニーアッパーを叩き込み、小峠もミドルキックを放つタイチに一本足頭突き、フェイスクラッシャー、スライディングキックと畳みかけ、マグザムからフライングボディープレスを投下する。
しかしタイチが剣山で迎撃すると、川田利明ばりのジャンピングハイキックからパンタロンを脱ぎ捨てて顔面蹴りを狙うも、かわした小峠はキルスイッチを狙うが、すっぽ抜いたタイチはタイチ式外道クラッチ、だが小峠もすっぽ抜けてナックル、金丸も排除した小峠はタイチのラリアットをかわしてから再度キルスイッチを決め、カバーに入るもレフェリーのカウントをTAKAが脚を引っ張って阻止する。
小峠はTAKAを頭突きで排除すると、タイチにも頭突きを浴びせダイビングボディープレスを狙うも、金丸とデスペラードがカットしダブルの雪崩式ブレーンバスターを狙ったところで原田が入って雪崩式ジャーマンを狙い、タイチも加わって雪崩式ブレーンバスターを仕掛けると「雪崩式ダブルブレーンバスター&雪崩式ジャーマン&雪崩式パワーボム」となって4選手がダウンしてしまう。
その間にタイチがベルトを持ち出して小峠に一撃を狙うが、小峠はトラースキックで迎撃するが、金丸とタイチが続けざまに小峠に急所蹴りを浴びせ、カットに入った原田をパワーボムとディープインパクトの合体技で場外へ追いやり、小峠にも同じ技を狙うも、小峠はフランケンシュタイナーで切り返し、ディープインパクトを狙う金丸にトラースキックを炸裂させる。
小峠は突進するがタイチがジャンピングハイキックで迎撃すると、トラースキック、ステップキックからパワーボムを決め、雪崩式ブラックメフィストを狙うが、小峠が体を入れ替え雪崩式のパワーボムで叩きつける。
原田が入ってくると金丸をサンドウィッチ式延髄斬りで排除すると、合体技の連打でタイチを追い詰め、最後は小峠の高速ニー、原田の片山ジャーマンから小峠がキルスイッチを決め3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後には第3試合で石森、小川組を破った拳王、大原が挑戦を表明したが、ジュニアタッグ戦線は桃の青春が鈴木軍から3連続防衛を果たしたことで鈴木軍とはひと段落、鈴木軍は金丸を新メンバーに迎えての挑戦だったが初っ端から金丸は躓いてしまった。
セミのNOAH軍vs鈴木軍の5vs5のイリミネーションタッグ戦は、谷口がスミスJrをマイバッハプレスで3カウントを奪いNOAH軍が先制し、潮﨑はアーチャーと場外心中で退場となり、ベンジャミンが北宮をベイダードで3カウントを奪ってタイとなるも、中嶋がベンジャミンはビューティフルドロップキックを放ちOTRで退場となる。
鈴木軍は鈴木、杉浦だけとなりNOAH勢3人とリードとなるが、杉浦が谷口を張り手からスピアーを放ってかオリンピック予選スラムで3カウントを奪い、丸藤とエプロン再度の攻防から虎王を狙ったところでスピアーで撃墜しOTRで退場に追いやって鈴木軍は逆転する。
残った中嶋は孤軍奮闘するが、アーチャーからイスを受け取った杉浦が中嶋に一撃を加えると、杉浦のオリンピック予選スラムから鈴木がゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪い鈴木軍が勝利を収めた。
16日の豊中大会で24日の鈴木戦に破れれば、下っ端として鈴木軍入りを約束させられた中嶋だったが、11日の後楽園大会同様に鈴木に敗れ煮え湯を飲まされてしまった。追い詰められた中嶋の大逆転はあるのか・・・【NOAH】小峠がケジメのタイチ狩り 桃の青春V3、拳王&大原表明を即諾▼杉浦&鈴木が怒涛3人抜きで世界最強宣言 鈴木軍興行へ「ノアで2人選んで来い」…有明大会https://t.co/Kvizkcqbmc#noah_ghc pic.twitter.com/CtvsaIEnW1
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2016, 2月 19泥臭くもタイチにやっと勝つことができました。キツかった。強かった。
拳王&大原、次の防衛戦も耐え抜くのだ。
おかん誕生日やからええ報告できてよかったです。皆さんありがとう。#noah_ghc
— 小峠 篤司 (@atsushi_kotoge) 2016, 2月 19ディファ有明大会、御来場そして大きなご声援ありがとうございました。
皆さんの大きな声に力を貰いました。
無事にベルトを防衛出来ましたが、闘いはまだまだ続きます!
明日は上尾大会お待ちしてます。#noah_ghc
— 原田大輔 (@noah_harada) 2016, 2月 19時間かかりすぎなんだよバカ野郎
最初からそれ出しとけ
— タイチ (@taichi0319) 2016, 2月 19プロレスリング・ノア ディファ有明大会、ご観戦&応援ありがとうございました。
ランスに巻き込まれ1番目に退場。情けない結果だ。しかし諦めることはしない。俺は前しか向いていない。
『The Second Navig.2016』
2/2018:00埼玉・イコス上尾#noah_ghc
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2016, 2月 19 -
ROH勢が襲来も、“後楽園男”石井智宏がTV王座を奪取!
2月19日 新日本プロレス「HONOR RISING:JAPAN 2016」1367人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー ○マット・サイダル(8分20秒 片エビ固め)田口隆祐 Xダルトン・キャッスル
※エアサイダル◇第2試合◇
▼30分1本
○デリリアス(7分53秒 十字架固め)X外道◇第3試合◇
▼30分1本
○KUSHIDA (9分47秒 ホバーボードロック)Xフランキー・カザリアン◇第4試合◇
▼30分1本
棚橋弘至 本間朋晃 マイケル・エルガン ○ムース(11分38秒 片エビ固め)バッドラック・ファレ タマ・トンガ 高橋裕二郎 Xコーディ・ホール
※スピアー◇第5試合◇
▼30分1本
○ケニー・オメガ マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(10分16秒 片エビ固め)柴田勝頼 Xカイル・オライリー ボビー・フィッシュ
※片翼の天使◇第6試合◇
▼30分1本
○ジェイ・ブリスコ マーク・ブリスコ(8分23秒 片エビ固め)Xカール・アンダーソン ドク・ギャローズ
※マークのダイビングエルボードロップ【ジェイの話】「ニュージャパン、俺たちの実力を思い知ったか。これが俺たちの仕事で、俺たちのみせるプロレスだ」
【マークの話】「俺たちはアメリカのチャンピオン。そして日本にやってきた。俺たちのやってみせることを、これからも見ておけ」
【アンダーソンの話】「ブリスコブラザーズはグレートファイターだ。よき兄弟であり、よきタッグだ。負けたのは悔しいし、ファンには申し訳ないと思っている。しかし、ギャローズと俺こそベストなチームだ。最後にニュージャパンのファンに愛してますという言葉を残したい」
【ギャローズの話】「BULLET CLUBはリアルであり、すばらしい存在だ。ということはニュージャパンもすばらしいということだ。それは永久に不滅だ」
◇第7試合◇
▼30分1本
○ジェイ・リーサル 内藤哲也(12分56秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ XYOSHI-HASHI
※リーサル・インジェクション【内藤、リーサル、BUSHIの話】
BUSHI「アメリカで何かが動き出すかも知れないよ? それはジェイ・リーサルの真実の本が鍵を握ってるかもね。エンセリオか、メンティーナか。さあ、どっちだ?」内藤「ジェイ・リーサルはさ、7年前にTNAに上がった頃から知ってるからね。彼の力を一番知ってるのは俺だせ。アミーゴだ!」
リーサル「俺は世界でナンバーワンだ! 今日はナイトウと二人でナンバーワンだ! 俺はいつでもナンバーワンの座に君臨する存在なんだ!」
※と叫びながら退場。
内藤「テンション、たっけーな(笑)。まあ、俺のアミーゴであることに変わりはないから。帽子も渡したし。ただし、彼がロス・インゴベルナブレスの新メンバーなのかどうか、そのへんはトランキーロだぜ!」
【オカダの話】「さすが、ROHのチャンピオンじゃないですか?さすがだよ、ジェイ・リーサル。まぁ、別に、このIWGPヘビーのベルトに挑戦してもいいくらいの資格はあるようだし。それぐらい強い。またやりたいね」
【YOSHI-HASHIの話】「内藤テメェ、何が制御不能だ、コノヤロー。ふざけやがって。テメェとデビューの時以来シングルやってない。もう、今は絶対良い時だろ。オイ、内藤。シングルだよ。必ずだ。ふざけんなテメェ、コノヤロー」
◇第8試合◇
▼ROH世界TV選手権試合/60分1本
[挑戦者]○石井智宏(20分07秒 片エビ固め)[王者]Xロデリック・ストロング
※垂直落下式ブレーンバスター
☆ストロングが王座防衛に失敗。石井が新王者となる【石井の話】
――新チャンピオン、おめでとうございます。相手の技を受け切って勝利されましたね。石井「俺、他団体のヤツと新日本でやる以上、相手の技を受けるっていうのが信条だからね。どうってことねえよ。アイツ、途中でスタミナ切れてたよ。手応えねえな。」
――これでアメリカに王者として乗り込むことになりますが?
石井「アイツにかぎらず、ROH全体にケンカ売ってやるよ。誰でも来いってんだ。あんなのがチャンピオンなら、団体ごと消してやるよ。新日本のメインはそんなに甘くねえんだよ、オラ」
――アメリカからもチャンピオンとしてさらに注目されると思います。
石井「まあ、どういうベルトかよくわかんねえけどな。でも、ベルト獲ったんだから、俺がROHの顔だ。俺中心にリングが回るんだ。ROHのお偉いさん、よく聞いとけよ、オラ」
――激しい試合でしたが?
石井「激しい? 俺、何もやってないよ、技っちゅう技は。打撃でヘバってんだから、アイツ。次はアイツ、ホントに足腰立てなくしてやるよ」
――日本人では初の王者となりますが?
石井「価値はよくわかんねえけどさ、ずっと防衛してやるよ。次は誰だ? ああ、つまんなかった」
【ストロングの話】「俺に何か言えって?何言えばいいんだよ。自分に今日はガッカリしている。俺が世界最強だということを証明できなかった。応援してくれた皆さんに謝りたい。俺はもっと強い」
新日本プロレスにROH勢が参戦した「HONOR RISING:JAPAN 2016」が開催され、柴田がRED DRAGONと組んでケニー、ヤングバックス組との対戦や、NOAHに参戦していたデリリアスも参戦して外道と曲者同士の対決などユニークなカードが組まれたが、メインは久々に来日したストロングのROH TV王座に“後楽園男”の石井が挑戦した。
試合はど真ん中プロレスの攻防が期待されるも、期待に反してストロングがインサイドワークを駆使した老獪なプロレスで石井を翻弄、ど真ん中プロレスを狙う石井は自分のプロレスをさせてもらえず苦しい展開が続き、石井はパワースラムでようやく流れを掴んだかに見えるも追撃が出来ず、逆にジャックハマーやや場外への断崖式バックドロップで腰を打ち付けられるなど、すぐストロングの流れへと変わってしまう。
劣勢となった石井だったが、ストロングが逆水平を放つと石井は揺るがず前進し、石井得意のど真ん中プロレスの流れとなり、勝負を焦ったのかストロングはガットバスターからストロング・キックで勝負に出るも、ジャンピングニーを石井はラリアットで迎撃、ローリングエルボーも頭突きで迎撃すると、最後はスライディングラリアットからの垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い王座を奪取した。柴田との再戦に敗れ、NEVER王座戦線からも一歩後退してしまった石井だったが、今回はタイプの違う相手ということでインサイドワークに苦しめられるも、最後はしっかり自分のプロレスで勝利を収めた、石井にとっても新しい境地の開拓でもあったと思う。
次はアメリカでの防衛戦となるが、石井のど真ん中プロレスがいかにアメリカのファンに伝わるかどうか、NEVERを失った石井だがROHのベルトを手に入れたことでまた新しい戦いが始まることになりそうだ。セミはオカダがYOSHI-HASHIと組んでROH王者のリーサル、内藤組と対戦。ファンはIWGP王者とROH王者の絡みに期待していたが、自分的には木谷高明オーナー批判をした内藤がこのタイミングで対戦するオカダとの攻防に期待するも、試合は内藤の制御不能ぶりにパートナーであるリーサルがイラつくなど、噛み合わなさぶりが目立つ展開となるも、内藤はいざオカダとなると意識してかムキになって向かっていく。試合はオカダ組がリーサルを攻め込み、YOSHI-HASHIがスワントーンボムを狙うが、マネージャーであるマルティーニ、EVILが介入して阻止すると、マルティーニから『真実の本』を手渡された内藤がオカダにに一撃を加えてから、リーサルはYOSHI-HASHIをリーサル・インジェクションで3カウントを奪い勝利を収め、試合後は内藤がL・I・Tキャップをリーサルにプレゼントすれば、リーサルは真実の本をお返しするなどエールを交換するなど共闘の姿勢を見せる。リーサルは2連戦の2日目にROH王座をかけ、もう一人の“後楽園男”である本間の挑戦を受ける。
後楽園二連戦で新日本マット最後となるアンダーソン&ギャローズはブリスコ兄弟と対戦、序盤はブリスコ兄弟の連係に分断されるが、体格差に優るアンダーソン組がジェイを捕らえて反撃する、しかしマジックキラーが阻止させると流れが代わってしまい、アンダーソンが捕まると、最後はマークのダイビングエルボーで3カウントとなった。
石井が“実力派”ストロングに激勝!! ROH世界テレビ王座を獲得!! 2月19日(金)後楽園大会の詳報をスマホサイト(https://t.co/7xh3nqaLQZ)で独占公開中!! #njroh #njpw pic.twitter.com/1kwnPztAwO
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016, 2月 19リーサル&マルティニと内藤&EVIL&BUSHIが意気投合!! 悪の好連携で快勝!! 2月19日(金)後楽園大会の詳報をスマホサイト(https://t.co/7xh3nqaLQZ)で独占公開中!! #njroh #njpw pic.twitter.com/DVzaPY0QYK
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016, 2月 19サムライTV視聴された方、ありがとうございました。ゲストはクッシーでした!
# ロデリック・ストロング#ジェイ・リーサル#デリリアス#10年前アメリカ住んでた時からの再会#たまらん pic.twitter.com/YjqpqBDL4V
— ミラノコレクションA.T. (@milano_c_at) 2016, 2月 19