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YAMATOに敗れた戸澤が涙の告白と去就?T-Hawkが吉野に怒り爆発で揺れるモンスターエクスプレス
9月22日 DRAGON GATE「DANGEROUS GATE 2016」東京・大田区総合体育館 5050人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○問題龍(3分53秒)×しゃちほこBOY
※problem◇第1試合◇
▼30分1本
ドン・フジイ ○エル・リンダマン 中村風太 ワタナベシュン(10分34秒 ロコモーション式タイガースープレックスホールド)Gamma 山村武寛 ×石田凱士 ワタナベヒョウ◇第2試合◇
▼30分1本
○サイバー・コング(8分16秒 エビ固め)×ジミー・クネスJ.K.S
※サイバーボム◇第3試合◇
▼オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合/60分1本
[第30代王者]○Eita(14分19秒 Numero Uno)[挑戦者]דbrother”YASSHI
☆Eitaが初防衛に成功(試合終了後)
リンダ「おいEita! Eita、Eita、よく聞けよテメエ。おい、このオレはな、こないだの大阪で、バカみてえなファンどもに拒否されたおかげで、トライブ・ヴァンガードに入れなかったんだよ! おい、今のオレならもう失うものなんて何もねえんだよ。そもそも、Eita、オマエはオレがオーバージェネレーションにいるときから目障りだったんだよ。これからのオレは、だれにも縛られない。自由に自分勝手に闘っていくって決めたからな。まずはEita、テメエの首から狙わせてもらうぞ。テメエの持つブレイブゲートのベルトに、このオレを挑戦させろ」Eita「何言ってんだコノヤロー。だれかと思ったらリンダマンじゃねえかよ。目障りなリンダマンじゃねえかよ。オマエはよ、なんの実績もない、ファンからの支持もひとつもない。そんなヤツにな、このベルト挑戦する必要なんてねえんだよ。ベルトなしでリンダマン、とことんオマエのこと潰してもいいんだぞコノヤロー」
パンチ「おい! リンダマン、このしゃばぞうがコラァ! オマエがいろいろ勝手やってくれたせいでな、オーバージェネレーションの結成時から入場時につけていたマントもつけずらくなってきて、オレは今日、出番すらねえんだぞコラァ! これもすべてオマエのせいだ。オマエが何もかも悪いんだ。Eita、コイツを叩き潰すのはオレに任せてくれ。次の後楽園、シングルでたたきつぶしてやるから」
リンダ「おい、だれが出て来たかと思ったら、東京出身なのにこの東京のビッグマッチで試合が組まれてねえ、音響スタッフのパンチ富永じゃねえか。オマエみたいにキャラが与えられて、チャンスも何度も何度も与えられてきたヤツに、このオレの気持ちがわかってたまるかっていうんだよ。まあな、そもそもオマエはそのチャンスをことごとく、自業自得でつぶしてきてるけどな。まあよ、てめえがそんなにオレに噛みついてくるっていうなら、テメエのへらずぐち二度とたたけないように徹底的に潰してやるからよ、覚悟しとけよ!」
【Eitaの話】「きっちり防衛したぞ。オレがあんなふざけたヤツに負けるわけねぇだろ。そんなことよりよ、最後出てきたあの小さいヤツは誰だ? リンダマン? 何の実績もないしよ、観客からの支持も一つもない。そんなヤツがこのベルトに挑戦する? ふざけたこと言ってんじゃねぇ。このベルトを懸けるまでもない。オレがあんなヤツ、とことん1対1でもいいよ、潰してやる。リンダマン、覚悟しておけ」
【リンダマンの話】「おい、Eita。オマエはこのオレがオーバー・ジェネレーションにいる時からずっと目障りだったんだよ。それからパンチ富永? アイツがEitaの代わりにオレを止めてブレイブゲートに挑戦させる気がないってことか。あんな試合もないヤツにこのオレが負けるわけないだろ。まずはEita、オマエだ。オマエの首から取って、自由に自分勝手にハチャメチャに闘っていくからよ。第一ステップはオマエからだ。覚悟しておけ」
【YASSHIの話】「この試合の結果は負け。だけど、これがまた通過点になるやろ。カスヤロー。大一番で収穫は逃したけど、ほかの副産物はいっぱいあるようや。カスヤロー。これで引くと思うか? オマエら、オレのこと全然わかってない。憶えておけよ、カスヤロー。このまま終わらへん気がするやろー。楽しみにしておけ、カスヤロー」
◇第4試合◇
▼オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合/60分1本
[第56代王者組]堀口元気H.A.Gee.Mee!! ○斎藤“ジミー”了 ジミー・神田(15分18秒 エビ固め)[挑戦者組]B×Bハルク Kzy ×ヨースケ・サンタマリア
※ダブルクロス
☆堀口&斎了&神田組が初防衛に成功。◇第5試合◇
▼大田区スペシャル8人タッグマッチ/60分1本
CIMA ○ドラゴン・キッド 望月成晃 フラミータ(19分18秒 ウルトラ・ウラカンラナ)吉野正人 ×T-Hawk ビッグR清水 ピーター・カッサ(試合終了後)
T-Hawk「おい、ちょっと待て。ちょっと待て! なにが大田区スぺシャル8人タッグマッチだ。おっさん2人にフラミータ加えたクソみてえなチームに負けたのは全部、吉野、オマエのせいだ。もとはと言えばな、オマエがしっかりまとめないから、こうなってんだよ。わかってんのか? 先々日、オマエはケガをして、そして戸澤陽、アイツも海外遠征、それによってモンスター・エクスプレスの歯車が狂った。アホの清水と…(清水が詰め寄ると)黙っとけ、下がれ! アホの清水と、弱さしか取りえのないしゃち、こいつら2人とな組まされるオレの気持ちを考えたことがあるのかコノヤロー?」吉野「おい、T‐Hawk、オマエなんやその言い方。たしかにオレがケガをして迷惑かけた。それはオレ自身の問題やからオレが悪いんやけど。でもな、戸澤はDRAGON GATEの名前を売るためにアメリカに遠征してたんや。それからな、なんやおい? アホの清水? 弱さしか取りえがないしゃちやと? オマエ何様のつもりじゃコラ。いつからそんなえらなったんじゃオラ! 最近のな、オマエの行動をオレもイライラしながらじっと見てたけどな、オマエのそのナメた態度、叩き直したろやないかコラ」
T-Hawk「やれるもんならやってみろよ。オマエとは1対1、シングルマッチでやってやるよ。その代わり、そのシングルマッチ、オレが勝ったら、これからのモンスター・エクスプレス、オレが中心となって指揮をとっていく。オマエらもこれからのモンスター・エクスプレスは、オレが中心になって指揮をとった方が魅力的だよな!?(ブーイング)まあ、そういうことだ。楽しみにしとけ」
T‐Hawkが退場。その後、残ったモンスターのメンバーが相手組と握手。
【CIMA、望月、キッド、フラミータの話】
CIMA「これドリームタッグ、スペシャルタッグやったんで、なんか最後ああいうのはやめてほしいね」キッド「やめてほしいですね」
望月「まあT-Hawkの中でもいろいろあるかもしれないけどさ、せっかくこうやっていいメンバーがそろってさ、ピーター・カッサもいてさ」
キッド「今日やらないでほしかったですよね」
望月「終わってから揉めりゃいいじゃん。バックステージとかで」
CIMA「まあでもこうして久しぶりですよね。ここ(望月&キッド)はディアハーツ以来、(CIMAと望月は)ベテラン軍以来、(CIMAとフラミータは)メヒコ以来。モンスター側もそうでしたけど、幅広い世代が揃いましたね」
望月「フラミータから最年長の望月成晃まで」
フラミータ「21歳です」
望月「素晴らしい外国人が2人入ってさ、現世代の吉野がいて、本当にドラゴンゲートっていうものを見せれたような。だからこそああいう最後ね、変な揉め事はバックステージでやってほしかったね」
CIMA「まあそれも含めてドラゴンゲートなのかもわからないですね」
望月「らしいっちゃらしいかな、あの揉め事も」
キッド「ありということで」
望月「ありか。そっか」
CIMA「フラミータもものすごくいい選手なんで、何かチャンスがあれば組んでいくこともやりたいですし、闘っていくこともやりたいし。ピーターは前回オーバージェネレーションについてくれましたけど、今回はモンスター側でやってますんで。次はモチフジ側に入るかもわからないですから。誰が攻めるんですか。まあでもセミのジミーズ、信悟と土井。そしてメインの運命の一戦、YAMATO対戸澤、楽しみにボクら見ておきましょうよ。ボクらもまだまだ休みはないですから。スキがあったらいつでもいきますから」
望月「まだまだやるよ。いっちゃうよ」
CIMA「フラミータ、ムチャグラシアス」
【吉野、清水の話】
吉野「それにしてもなんやあのT-Hawkの言い方は」清水「一回誤爆しただけですよ」
吉野「確かにアイツが言うように夏にケガして迷惑かけたかもしれん。戸澤もアメリカ遠征に行っておらんかったかもしれん。でも戸澤だって責任もってドラゴンゲートの名前を売るために海外遠征に行ってるんや。それをなんやあの言い方は。アホの清水とか弱さしか取り柄がないしゃちとか、組まされたとか。オマエしゃちは先輩やぞ。組ませていただいた、やろ。アイツがあんな態度でくるんやったら、オレも最近のアイツの態度、イライラしながらも何も言わずにじっと黙って見てたけど、オレもいつまでも黙ってへんぞ。なあT-Hawk、シングルマッチ、やるならやったろうやないか。オマエのそのナメた態度、イチから叩き直したるから覚悟しとけよ」
【T-Hawkの話】「リング上で言ったことがすべてだ。モンスター・エクスプレスがおかしくなったのは吉野、オマエがまとめねえからだろ。戸澤陽、オマエは勝手に海外行ってよ。こっちはアホの清水と弱っちいしゃちの子守か。1対1でシングルやって白黒ハッキリつけてやる。これからのモンスターを回していくのはオレだ。よく覚えとけ」
◇第6試合◇
▼オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合/60分1本
[第39代王者組]ジミー・ススム ○ジミー・カゲトラ(20分16秒 影縫)[挑戦者組]鷹木信悟 ×土井成樹
☆ススム&カゲトラが3度目の防衛に成功【ススム、カゲトラの話】
ススム「とりあえずカゲ、勝ったね」カゲ「勝ちましたね」
ススム「タッグリーグでは準決勝で敗退して、チャンピオンとしても敗退して。まあそのタッグリーグ中に決まってたタイトルマッチだったんで、それはそれで別でしたけど、とりあえず、ミスターツインゲート、ミスター大田区ってうるさい土井、これで返す言葉ないんじゃないですか。最後なにあれ? 土井なんなんだよ。改心したと見せかけて。オレらもちょっと油断したけど、何はともあれ今日はカゲが本当にね、オレじゃなくて、いつもなんだけど、カゲががんばってくれた。これで3回目。まだまだ行けるな、カゲ」
カゲ「全然いけますよ。タッグリーグの借りを返しましょう」
ススム「このまま」
カゲ「Eita&キッド、あの2人いつでも来いや」
ススム「アイツらが次それを言ってくるならオレらも当然受けるしかない。その辺は本人たちがどう思ってるのか分からないんで。オレらはアイツらが優勝してる以上は、その辺はもちろん意識してるし、それ以外でもなんか言ってくるチームがいるんだったらオレらは逃げないし。オレらがツインゲートチャンピオンである以上は誰の挑戦でも受ける。そしてこうやって地味に、どんなにやられようと、どんなにフラフラになろうと、最後は地味に防衛したいと思います。これからもツインゲートチャンピオンのジミー・カゲトラとジミー・ススムをよろしくお願いします」
カゲ「鷹木信悟に勝ったんだ。怖いもんなんてないですよ。どんなパワーファイターが来てもテクニックはオレらの方が上だ。気持ちでいきます」
ススム「ただ一人じゃないからな。タッグは2人の力で一つのものを追っていくわけだから。これからもがんばろう」
【鷹木、土井の話】
鷹木「なんだよ。ワン、ツー…セーブしてんじゃねえか! キックアウトもしてるしよ、セーブしてるじゃねえか。えこひいきか、ドラゴンゲート。ミスター仲川、あんなレフェリー、食らわされて当然だ」土井「ミスターと言えば、オレはミスター大田区、並びにミスターツインゲートやぞ。このオレに恥をかかせやがって。これで大きな貸しができたな。もうジミーズだけとは言わん。この責任は誰かに取ってもらうからな。オレは見えないところで動いてるからな。タダじゃ終わらんぞ。負けて終わりにせえへんからな。リベンジや」
鷹木「今日なんか、あんなの負けたうちに入らねえんだよ。今日来てる客の全員が言うぜ。ヴェルセルクの方が9割方攻めてたってな。それが現実だ、この野郎」
◇第7試合◇
▼オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合/60分1本
[第25代王者]○YAMATO(27分0秒 エビ固め)[挑戦者]×戸澤陽
※ギャラリア
☆YAMATOが初防衛に成功(試合終了後)
YAMATO「あ、あ(とマイクテスト)。戸澤、いや、戸澤さん、いまね、試合しながらいろんなことを思い出しました。11年前の夏、戸澤さんも忘れてないでしょ。ボクもKzyも問題龍も、みんな練習してた。この夏休みの期間、選手たちがみんな東京に遠征にいってる間に、戸澤さんが一人、神戸の道場に残って、ボクら練習生のコーチをしてくれた。あんときは朝から暑い中、練習で汗水流して、クーラーのきいた食堂でちゃんこ食って。夜中にオレたちみんな寝てるのに、どっからか持ってきたファミコンを戸澤さんが、オレら練習生の部屋に持ち込んでゲームして。飯食ったと思ったら突然かくれんぼやりだして(会場笑い)。でも道場なんてそんな広くねえんだから、隠れる場所なんてないじゃないですか! オレの方が4つも年も上だから、なんて頼りねえ先輩だよと思ってましたけどね。それから11年たって戸澤さんとこうやってビッグマッチのメインでドリームゲートのベルト懸けて闘えて、本当に本当に感慨深いです。さっきも言ったけど、年は4つオレの方が上だけど、戸澤さんはオレにとってアニキだよ。プロレス界のアニキ。アニキ、一言お願いします」(あぐらをかいて聞いていた戸澤がマイクを持つ。戸澤コール。戸澤が泣きながらマイク。)
戸澤「YAMATO、完敗や。さっきもYAMATOが言ったように、オレはYAMATOの先輩や。だからオレは、ずっとYAMATOに対して偉そうにしてたな。先輩ヅラしてずっと偉そうにしてた、オレは。でもな、ずっとリング上で先を行ってるオマエに嫉妬してたんやオレは。でもそれを隠して、態度では偉そうにしてたんや。オマエに先輩らしいこと何一つしてないんや、オレは! なのに偉そうなこというてな。オマエにアニキって言われるほど先輩らしいこと、何一つしてないんや! 情けない先輩で申し訳なかった。そして今回、オレの挑戦を受けて、またオレにチャンスを与えてくれて、本当にありがとうございました!」
(YAMATOが歩み寄ってハグ。)
戸澤「最後にちょっとさ、先輩らしいことさせてくれよ。そのベルト、YAMATOの腰に巻きたいんや」
戸澤がYAMATOの腰にベルトを巻いて、背中をポンとたたく。
戸澤「これからは、そのベルトを巻いて、DRAGON GATE引っ張っていってくれ。よろしく頼むぞ!」
(ハグ。戸澤が退場。)
YAMATO「宴もたけなわではございますが、あらためましてDRAGON GATE秋のビッグマッチ、大田区総合体育館、メインイベントはこのオレ、YAMATOが勝ったぞー! まあ、ボクがあんまり饒舌にしゃべりすぎるとあらぬ方向にいってしまいますので、単刀直入に締めたいと思います。今日で、このドリームゲート、このオレYAMATOが初防衛。このオレが、このベルトを持つ限り、DRAGON GATEの勢いは止まらない。DRAGON GATEファンの皆さん、いやDRAGON GATEファンのみんな、このオレについてこい。オレは、もう、先を見据えている。必ずこのDRAGON GATE、ワンステップもツーステップも、このオレが引き上げる。みんなに約束しよう。…まあ、そういうことです(会場笑い)。いまのは拍手のとこだから! まあそういうことでね、来週、9月29日、ボクたちは東京・後楽園ホールに帰ってきます。すでにチケット完売間近ですけど、また後楽園に帰ってきたときはボクらに熱い熱い声援、よろしくお願いします。今日はホントにありがとうございました。最後に! おいパンチ、今日はしっかりやれよオマエ。オマエ神戸ワールドでオレに恥をかかせやがって。というわけで、おい、大田区、今日のオレも、最高にカッコよかっただろ? 今日はどうもありがとうございました!」
【YAMATOの話】「無事、第25代ドリームゲートチャンピオン、初防衛に成功しました。リング上で話しましたけど、戸澤陽とは11年寝食をともにして、親兄弟、家族、親戚よりも同じ時間を共有してきた。肌を合わせればお互いの考えてることを分かり合えるというか、今日は本当に喜怒哀楽が全部詰まったリング上だったのかなと思います。ただ今日勝ったのはオレだ。オレがこのベルトを持ってる限り、DRAGON GATEの勢いは止まらない。次、誰が名乗りを上げるのか、このオレから誰を指名するのか、まだ次の挑戦者はわからない。ただしかし、一つだけ言えることがある。今日のオレも最高にカッコ良かった。センキュー」
【戸澤の話】「完敗です。YAMATOはやっぱりこのDRAGON GATEを背負って、DRAGON GATEを引っ張っていかなきゃいけない存在だとあらためて思わされました。そして、オレの挑戦を受けてくれたYAMATOに感謝です。ありがとうございました。またオレはゼロから這い上がっていきたいと思います。また戸澤陽、DRAGON GATEを応援よろしくお願いします」
ドラゲー東京でのビッグマッチの大田区大会のメインはYAMATOvs戸澤によるドリーム選手権、戸澤は8月6日の新宿大会でYAMATOから直接フォールを奪い今回の挑戦に漕ぎ着けた。
序盤は戸澤がYAMATO相手に片足タックルから仕掛けグラウンドに持ち込み出方を伺うが、戸澤はバイシクルキックでYAMATOを場外に追いやってからトペ・スイシーダで先制し、サッカーボールックやセントーンを繰り出していく。
しかしYAMATOは猪木アリ状態からのアリキックで戸澤の左足を攻め、嫌がった戸澤は潰しにかかるもYAMATOはアキレス腱固めで捕獲し、低空ドロップキックからテキサスクローバーホールド、ドラゴンスクリューや逆回転のグラウンドドラゴンスクリューなどで左足攻めを展開する。
動きの止まった戸澤にYAMATOは「オマエはこんなものか」とプレッシャーをかけ、戸澤もチョップで返すも足に力が入らないせいか、打ち返されてしまう。
劣勢の戸澤はYAMATOの串刺し攻撃をバイシクルキックで迎撃すると、場外に追いやったところでミッション・オブ・ポシブルを発射、リングに戻って串刺しバイシクルキック、バックドロップ、ブレーンバスターで流れを変える。
戸澤はジャーマンを狙うが、阻止したYAMATOはgo 2 Hospital IIで打ち抜いてからアンクルホールドで捕獲、逃れた戸澤は垂直落下式ブレーンバスターで突き刺してからコーナーへ昇ろうとするも、足を痛めたせいかもたついてしまい、YAMATOが下からのgo 2 Hospital IIから雪崩式ドラゴンスクリューを決め、go 2 Hospital IIから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
YAMATOはギャラリアを狙うが、阻止した戸澤はコーナーに昇るYAMATOに雪崩式ブレーンバスターを決め、両者ダウンの後はエルボー合戦、YAMATOが競り勝つも下から潜ってバックを奪った戸澤はジャーマンを決めると、YAMATOは全知全能のフランケンシュタイナーを決めるが、クリアした戸澤はすぐさま高速ジャーマンで返し、デットリフトジャーマンを狙いを阻止したYAMATOは掟破りのジャーマンで投げれば、戸澤もギャラリアと互いに掟破りを応酬する。
戸澤はYAMATOのgo to Hospital Iをかわすとデットリフトジャーマンを狙うが、YAMATOがアンクルホールドで切り返すと、戸澤もアンクルホールドで切り返してからジャーマンで投げ、投げ放しパッケージジャーマンで投げ捨てる。
しかし再度のジャーマン狙いはYAMATOがスリーパーで捕獲してスリーパースープレックスで投げると、意地で立った戸澤に対しエルボー合戦から突進する戸澤をギャラリアを決め、go to Hospital Iを挟んでからギャラリアを連発して3カウントを奪い王座を防衛した。試合後はYAMATOは11年前を振り返ると、戸澤は潔く敗戦を認め、先輩でありながら先へ走った後輩YAMATOに嫉妬していたことを告白、YAMATOの腰にベルトを巻いて退場し、YAMATOが大会を締めくくった。
試合は泥臭いというか真正面から挑んでくる戸澤に対し、YAMATOは足を中心にピンポイントに攻めた末に勝った、しかし戸澤も負けて悔いなしと潔さを感じた。
その戸澤だがある団体から誘いを受けたという噂が飛び交っている、バックステージインタビューでは戸澤はゼロからの出直しをコメントしていたが…
セミのツインゲート選手権は場外戦で主導権を握った鷹木組は王者組のススム組を分断、しかしススムのジャンボの勝ちで流れを変えた王者組はカゲトラもムーンサルトアタックで続き、合体攻撃の連発で形成を五分に戻す。
ススム組を同士討ちにした鷹木組は合体技の連打で押し切りにかかり、ススム組もジャンボの勝ちで鷹木を場外に追いやった後で土井を捕らえにかかる。
しかしカゲトラの一騎当千を土井がクリアしたところで、鷹木がバンピングボンバーでカットに入り、カゲトラに集中攻撃を浴びせ、鷹木がラストファルコンリ、土井がDOI555の連打からバカタレスライディングキックを狙うが、カゲトラが影縫で丸め込んで3カウントを奪い逆転防衛。
試合後はまさかの逆転負けに怒った鷹木がレフェリーの頭部をイスで殴り、土井はススム組に敗戦を認める意味で握手を求めた後で襲撃するなどして大荒れとなったが、後の祭りとなったが王座奪取を狙って最強タッグが挑戦したもののまさかの敗戦とはVerserK的にも痛い。トライアングル選手権はジミーズはマリアに照準を定めるも勢いに乗り切れず、逆にヴァンガードの逆襲を許してしまう、しかしKzyのKzyタイムが2度自爆するなど決め手に欠いたところで、ジミーズが反撃、斎了がマリアのキスを受けてからの狙い撃ちをクリアすると、ジミーズが勝負に出て最後は斎了がダブルクロスでマリアを下して王座を防衛する。
ブレイブ選手権はEitaがジャベで先手を奪うもセコンドのサイバー、問題龍の介入から場外戦でYASSHIが流れを変える。
EitaはNumero Unoで捕獲するが、逃れたYASSHIはBAD BOYを決めるとフライングビッグヘッドとナイスジャマイカで勝負に出るが、サイバーのボックス攻撃、問題龍のパウダー攻撃を受けたところでドラゴンスープレックスを狙うと、EitaはNumero Unoで切り返してギブアップを奪い王座防衛となった。だが試合後に第1試合後で味方を襲撃したリンダマンがEitaを襲撃し挑戦を表明したが、その前に富永が立ちはだかり、リンダマン制裁に名乗りを挙げた。最後に第5試合の8人タッグ戦は試合中にT-Hawkと清水の同士討ちから不穏な空気となり、モンスターエクスプレスに足並みの乱れが出始める、それでもモンスターエクスプレスはキッドを捕らえるが、T-Hawkのナイトライド狙いをCIMAにカットされると、キッドがウルトラウラカンラナで3カウントを奪う。
だが試合後に今回の敗戦は吉野にありと糾弾すると、清水をアホ、しゃちを弱いと罵る。これに怒った吉野は27日の後楽園で制裁マッチをアピールすると、T-Hawkは勝ったら自身がモンスターエクスプレスを仕切ると言い放って一人リングを去っていた。
10日の大阪大会からモンスターエクスプレスのあり方に疑問を投げかけていたT-Hawkだったが、全メンバーを突き放したことで孤立してしまった。確かにツインゲート王座から転落後は吉野や戸澤の影に隠れて目立つことが少なくなっていたが、これ以上先輩たちの下につくのは限界と感じたのか・・・・#東京 #大田区総合体育館 終了!#完売御礼(^_^)#nowplaying「#カーテンコール」#ハヤブサ#DragonGate #ProWrestling#DangerousGate2016 pic.twitter.com/qBitF67dEo
— 中澤矢束 (@yatsukanakazawa) 2016年9月22日この男と闘えたことに感謝。
お互い違う景色かもしれないけど、
素晴らしい未来を見ていこう。
ありがとうございました。#dragongate pic.twitter.com/APr9US2dKb
— Akira Tozawa (@TozawaAkira) 2016年9月22日大田区体育館大会終了!
鷹木&土井組でのタイトル戦は約10年ぶり。
しかし、暴走ホークのタッグワークは本当完璧だったろ?
ミスはたった一つだけだな。
久しぶりにタッグが面白いと思ったよ。
いや〜、それにしても
ジミーズ相手に暴れまわって良いストレス発散になったわ〜 pic.twitter.com/d8gk8nwnqC
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2016年9月22日DRAGON GATE大田区から帰宅し、明日の準備へ
どの試合も素晴らしかったのだけれど、特に感激したのがジミー・カゲトラ選手の驚異的な粘りと一瞬にかける決め手。帰ってきてくれて、本当に良かったよ。あれこそジミーズだ!#dragongate pic.twitter.com/uuYdgu7t7I
— 市川勝也 (@katsupistols) 2016年9月22日PR -
ケニー・オメガがYOSHI-HASHIにリベンジも、再び後藤が立ちはだかった!
9月22日 新日本プロレス「DESTRUCTION in HIROSHIMA」広島サンプラザホール 2801人
<アピール、コメントは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
天山広吉 ○小島聡 リコシェ(8分20秒 体固め)真壁刀義 ヨシタツ Xキャプテン・ニュージャパン
※ラリアット◇第2試合◇
▼20分1本
○カイル・オライリー ボビー・フィッシュ 田口隆祐 デビッド・フィンレー(分秒 片エビ固め)永田裕志 中西学 本間朋晃 Xタイガーマスク
※チェイシング・ザ・ドラゴン◇第3試合◇
▼20分1本
○タマ・トンガ タンガ・ロア(8分53秒 片エビ固め)Xロッキー・ロメロ バレッタ
※ゲリラウォーフェア◇第4試合◇
▼20分1本
○後藤洋央紀 石井智宏(8分39秒 片エビ固め)高橋裕二郎 Xチェーズ・オーエンズ
※GTR◇第5試合◇
▼30分1本
○マイケル・エルガン 棚橋弘至 ジュース・ロビンソン KUSHIDA(12分38秒 エビ固め)内藤哲也 SANADA XEVIL BUSHI
※エルガンボム◇第6試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[第71代王者組]○ジェイ・ブリスコ マーク・ブリスコ(15分02秒 片エビ固め)[挑戦者組]ニック・ジャクソン Xマット・ジャクソン
※ドゥームズデイ・デバイス
☆ジェイ&マークが2度目の防衛に成功【ジェイ&マークの話】
ジェイ「ほら、俺たちがまだIWGPヘビー級タッグチャンピオンだぜ!」マーク「その通りだ! 文句ないだろ? 俺たちが3チームの兄弟タッグの中で一番だ」
ジェイ「だけど、問題が起こった。文句を言ってきたヤツがいる。俺たちブリスコ・ブラザースにケンカを売ってきやがった。あんなことして、タダで済むと思うなよ」
マーク「あいつらだ。そう、G.O.Dだ。あいつら、何考えてやがるんだ。俺らに負けたくせに! いきなり襲いかかってきやがって」
ジェイ「あんなことやられて、このまま引き下がってられるか! グチャグチャにして追い払ってやる」
マーク「ああ、いつでもいいぞ」ニック「残念だけど、負けてしまった。仕方ないから、彼らもこの地球上で最高のタッグチームということに同意するよ。日本での歴史に汚点を残してしまった。ブリスコ・ブラザーズの方が俺たちよりいいチームだったということか……。だけど、それは今夜に限ったことだ」
【ニック&マットの話】
マット「そう、今日に限ってだ。今日という日では、彼らの方がいいチームだった。俺たちはタッグを組んで、まだ7年か8年。だけど、あいつらは15年のキャリアがある。だからヤングバックスが負けといっても、別に気にすることじゃない」ニック「これですべてじゃない。ほら、ここにあるのはIWGPジュニアヘビー級のタッグベルト。ジュニアタッグでは俺たちがベストであることに変わりはない。このベルトを持って、まだまだ進んでいく」
マット「そういうこと」
ニック「この負けで、俺たちが史上最高のタッグチームじゃなくなったというわけじゃないんだからな。まだまだ発展途上なんだし」
マット「それを証明していけばいいだけのことさ。その事実を見せつければいい。その時はまた、あのベルトを狙いにいく。それが明日なのか、10カ月先なのかわからないけど、その時はあのベルトも持って写真を撮ろうぜ。その時まで……」
ニック「そうだな」
◇第7試合◇
▼ROH世界選手権試合/60分1本
[王者]〇アダム・コール(12分17秒 片エビ固め)[挑戦者]Xウィル・オスプレイ
※ラストショット
☆コールが防衛に成功【コールの話】
コール「俺がアダム・コール。2度、ROHワールドチャンピオンになった男だ。このプロフェッショナル・レスリングの世界でエリート街道を歩んできた。誰も俺に触れることはできないし、俺を止めることはできない。それは、みんな知っている特別なことだがな。今夜は特別な相手、そう『SUPER Jr.』トーナメントを制したウィル・オスプレイが相手だった。それにたった1人で立ち向かったわけ。誰の助けも借りずに。でも、特に危ないと思ったところはなかった。俺があの空間を制していたからだ。俺自身、これからすべてのプロフェッショナル・レスリングカンパニーを制圧していく。俺が高い山の頂に立つ。すべての団体のシングルチャンピオンの上を行く。手始めに、このニュージャパン・プロレスリングだ。ここはエリート、そう世界でもナンバーワンのレスリングカンパニーだ。俺は、そこと肩を並べる団体にいる。ニュージャパン・プロレスリングを見ている者たちよ、俺の存在を忘れるな。この団体を制圧して、特別な存在になるこのアダム・コールを。ニュージャパン・プロレスリングの頂に立つ男をな」--BULLET CLUBに加入して、何か変わったことはありましたか?
コール「イエス。たくさんのものが変わった。まず最初に、俺のレスリングキャリアに大きな箔がついた。それによって、みんな俺と闘いがるようになった。俺だけじゃなく、ケニー・オメガもヤングバックスも、ほかのすべてのBULLLET CLUBのメンバーも、みんなニュージャパン・プロレスリングの頂を目指している。この業界において、BULLET CLUBほど自分に厳しいグループはいない。それが俺たちをよりパワフルにしている。だからますます俺たちに触れることはできないし、俺たちを止めることはできない。俺たちこそが、最も危険な男たちさ。忘れるなよ。これでアダム・コール(が新日本のリングに上がるの)は最後じゃない。大きなインパクトを与え、このリングを制圧してやる。Too Sweet」
◇第8試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○オカダ・カズチカ(17分03秒 体固め)Xバッドラック・ファレ
※レインメーカー【オカダの話】「ファレ。腕殺しとは、新しい引き出し開けてきたな、コノヤロー。じゃなきゃ、この俺に勝てないと思ったんだろ。俺はな、IWGPヘビー級チャンピオンだぞ。その上を軽々越えてやるからな。そして、ファレ戦終わったことによって、堂々と名前出してやる。次は、丸藤。両国でな、G1の借りを返すだけじゃなくて、新日本とノアのレベルの違いをしっかり見せてやるからな。覚悟しとけ、コノヤロー」
◇第9試合◇
▼東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦/60分1本
[権利証保持者/G1 CLIMAX 26優勝者]○ケニー・オメガ(24分44秒 エビ固め)[挑戦者]XYOSHI-HASHI
※片翼の天使(試合終了後)
ケニー「YOSHI-HASHI、お前はハートを持っていた。確かに思ってたより強いハートだった。だけど、それだけ。俺を撃ち抜くことはできなかったな。わかったかな? 何度やっても、俺を倒すことはできないことが。そしてゴトー、聞くがいい。まず最初に、俺は大舞台でお前を倒した。そう、『G1 CLIMAX』で。お前はそこで俺にやられたことを覚えてないのか? 俺がニュージャパンにおける歴史的快挙を成し遂げさせてくれたんだぞ。よく聞け。俺は先へ進まなきゃいけないんだ。だから俺は、お前に構ってなんかいられない。お前は遠く、置いていかれたんだ。みんな、ゴトーvsケニー・オメガをまた見たいのか?(※観客から大歓声)また見たいの? ンー、じゃあ、俺の答えはこうだ。ゴトーを地獄に落としてやる。そして……GOOD BYE & GOOD NIGHT。Bang!」
【ケニー、マット、ニックの話】
ケニー「(※インタビュースペースに用意されていたイスに座る。ヤングバックスの2人が、ケニーの両脇に立つ。テーブルの上に用意されていたビールを見て)俺たちのためのビールか?」ニック「いいよ、このまま真っ直ぐタクシーで(ホテルに)帰ろうぜ」
ケニー「(※テーブルの上に権利証のブリーフケースを置いて)これを見ろ。誰がYOSHI-HASHIが勝つと思ってたんだ? YOSHI-HASHIが勝つなんてあり得ないのに」
マット「いかれてるんじゃないのか?」
ケニー「アイツはどこまでいっても、俺たちTHE ELITEのはるか下だ。何でこう名付けたのかわかってるのか? 昨日勝ったからといって、いつも勝てるってわけじゃないんだぜ。俺たちは(※節をつけながら)THE ELITE、ELITE、THE、THE ELITE。OK、YOSHI-HASHIはこのタイトル(権利証)の手にして、どうしようと思ってたんだ? まあ、そんなあり得ないことはどうでもいい。25分かかったのか? 10分ぐらいで終わると思ってたから、まあ、あいつにしては頑張った方だな。といっても、幸運だっただけだ。こんなことは初めてだ。俺の調子が悪すぎた。まあ、それでも俺の手の内で遊ばせてただけだけどな。まあ、ズルして手に入れたチャンスだしな。さて、これからどうするかな? 次のチャンスを求めるのかな? そんなことはどうでもいい。このケースを持って、俺はトーキョードームのメインイベントに向かう。さて、(IWGPヘビー級)ベルトの行方は……。オカダか? マルフジか? どちらが手にしようとも、俺が向かう先は一つ。そこで会おう。その時が過ぎれば、Tシャツも飛ぶように売れるし、俺のギャラも青天井で上がっていくことになる。すべてのカネが俺のもとに集まってくるようになるのさ。まあ、見ていてくれ。しかもすべての国のマネーがな。いやあ、素敵な瞬間が待ち受けているなあ……。さて、何か質問はあるか? ないのか? つまらないヤツらだ。(※女性記者に向かって)そういうことなら、この後、ホテルで会おう。みんな、GOOD BYE & GOOD NIGHT」
【後藤の話】「両国の屈辱は忘れてねぇよ。次、俺がいってやるよ。俺しかいないだろ」
新日本9月のビッグマッチ第二弾である広島大会のメインは1・4東京ドーム大会での・IWGPヘビー級王座挑戦権証をかけてケニーがYOSHI-HASHIと対戦、両者は7・22後楽園でG1の公式戦で対戦しているがYOSHI-HASHIがカルマで勝利を収めている、ケニーはリベンジをかけて権利書をかけたが、YOSHI-HASHIにとっても初めてビッグマッチのメインという大チャンスの試合でもある。
試合はケニーがYOSHI-HASHIの痛めている腰を攻めて主導権を握り、場外戦ではケニーの場外パワーボム狙いはリバースするも、セコンドのヤングバックスがYOSHI-HASHIの顔面にスプレーを噴射すると、ダブルトラースキックで鉄柵外へ出し、ケニーが鉄柵上からのラ・ケブラータする。
ヤングバックスの介入に後藤が駆けつけてYOSHI-HASHIのセコンドに着く、ケニーは徹底的にYOSHI-HASHIの腰を攻めるが、ヘッドハンターで流れを変えたYOSHI-HASHIは串刺し逆水平と攻勢に出るも、ジャックナイフ式パワーボム狙いはYOSHI-HASHIが腰を痛めたせいもあって上がらず、ケニーは牛殺し式の蒼い衝動で場外に追いやった後で、YOSHI-HASHIの腰にスチール缶で一撃を加えてから、ヤングバックスが加わってからスチール缶の上でのハイジャックパイルドライバーを敢行、YOSHI-HASHIの首だけでなく腰にもダメージを与えていく。
リングに戻ったケニーは腰へのミサイルキックからドラゴンスープレックスで投げると、片翼の天使を狙うが、YOSHI-HASHIはDDTで切り返し、バンカーバスターからトラースキック、後頭部への低空ニー、正面からの低空ニーと畳み掛けてからバタフライロックで捕らえる。
YOSHI-HASHIのスワントーンボムはケニーが剣山で迎撃し、ドクターボムから腰へのストンピングの連打で再び腰にダメージを与えていくが、
ケニーも逆水平からジャーマンで投げるも、起き上がったYOSHI-HASHIは張り手など打撃の連打をあびせてから、しゃちほこラリアットを浴びせるとジャックナイフ式パワーボムからスワントーンボム、再度バタフライロックで絞めあげバッククラッカーからカルマを狙う。
しかしVトリガーで阻止したケニーはリバースフランケンで突き刺すと、Vトリガーから片翼の天使で3カウントを奪い権利書を守った。序盤はケニーがリベンジを狙い、今回はG1の戦い方ではなくBULLET CLUBの戦い方で叩き潰さんとばかりに攻めたてたが、YOSHI-HASHIが懸命に粘って終盤からの猛ラッシュにつなげた。
結果的には痛めた腰が祟ってリードを奪われたままで敗れてしまったが、メインの重責だけはしっかり果たせた。試合後にはケニーはYOSHI-HASHIを称えつつも後藤を挑発、権利書をかけてケニーvs後藤の再戦が急浮上したが、ケニーがG1で敗れているのは今回破ったYOSHI-HASHI、現在胸椎負傷の悪化で欠場中の柴田勝頼、エルガンだが柴田とエルガンもNEVERとIWGPインターコンチネンタル王者だけにIWGPを狙える状態ではない、三つのベルトが統一されるなら別だが現時点ではその気運もない、それでまた後藤にチャンスがめぐってきたのだろうが、後藤はG1では準優勝だけでなく、オカダに挑戦する丸藤にも勝っていることから権利書なしでIWGPに挑戦はできるはず、ケニーと後藤が対戦する必要があるのかと思ってしまうが・・・・
セミのオカダvsファレは、今回のファレはパワーだけでなくタオルを駆使しての絞首刑とラフを交えてオカダを攻め立て、また自身の体重を利用してオカダの右腕を破壊にかかる。
オカダはボディースラムを狙ったもファレの体重と痛めた右腕では持ち上げることが出来ず、裕二郎の介入も遭ってリードの奪えない展開が続く。
ファレはバックフリップからスピアーと畳み掛けてバットラックフォールを狙うが、背後に着地したオカダはドロップキックを発射、しかしレインメーカー狙いはファレはグラネードで迎撃し、グラネードからバットラックフォールを狙う。
しかし阻止したオカダはリバースネックブリーカーを決めると、ファレも反撃してフォーリンココナッツを狙うが、オカダは下からのドロップキックで阻止しデットリードライブから逆さ押さえ込みからのレインメーカー、ロープで一回転してから左のレインメーカーと繰り出していく。
オカダはツームストーンパイルドライバーを狙うが持ち上がらず、ファレは再びバットラックフォールを狙うが、エプロンに着地したオカダはミサイルキックからツームストーンパイルドライバーで突き刺し、最後はレインメーカーで勝利となった。
今回はG1でオカダを降しているのにも係わらずノンタイトルになったことで、ファレも怒りを爆発させていたが、ファレにIWGPを任せられない何かがあるのか、ただ内容的にも序盤の攻めは良くても、次第に単調になっていくのが気になるが、それにバットラックフォールにこだわりすぎるのもある。ROH選手権はオスプレイが得意の空中戦で攻め込むが、切り札のオスカッターがコールにバッククラッカーで切り返されると、コールのペーストなり、エセックス・デストロイで大ダメージを与える。
オスプレイはコークスクリューキックからオスカッターを狙うが、堪えたコールは顔面へのスライディングニー、再度のオスカッター狙いをパナマサンライズで阻止してからラストショットで3カウントを奪い王座防衛。IWGPタッグ選手権は兄弟タッグ同士の対戦ということで連係合戦を展開、終盤にはジェイを捕らえたヤングバックスはモア・バング・フォー・ユア・バックを炸裂させ、インディーテーカーを狙うがマークがカット、今度はジェイがマットにジェイドリラーを決めると、ブリスコ兄弟がスプラッシュマウンテンとネックブリーカーの合体技を決め、最後はドゥームズデイ・デバイスで王座防衛、試合後には前王者のゲリラズ・オブ・デスティニー(トンガ&ロア)がブリスコ兄弟を襲撃、前王者の権利で挑戦をアピールした。
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秋山準が征矢学に激怒した理由…2年越しのケジメマッチが実現か?
秋山準が21日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見し、WRESTLE-1・征矢学について言及。9・19後楽園大会に来場し、大森隆男に対戦を直訴した征矢の態度に激怒。「リング上でしっかりタイツとシューズ持ってきて俺の前に一人で立て」と10・9後楽園大会での一騎打ちを要求し、「プロレス教えてやろうかなと。復帰の日だろうが俺のスタイルをあいつに叩きつけてやる」と制裁を予告した。
◇
9・19後楽園大会に征矢が来場し、大森に復帰戦(W-1 10・9後楽園)での対戦を直訴。大森も受けて立つ決断をし、GET WILD対決が決まった。大森の意思にゆだねた秋山だけに対戦に不満はないが、征矢に対しては怒りしかない。他団体のリングに直訴しに来ながら、征矢は普段通りの軽いノリを崩さず、前日にW-1が開いた「征矢vs大森」発表会見でも、かつてのGET WILD会見を再現するような軽妙なやり取りをみせた。これには秋山も激怒。「しっかり来るのかなと思ったけど、いきなりおちゃらけてるし。そういうところ俺、嫌いだから。筋通す時は通さないといけないし、大森が悪いのかわからないけど、馴れ合いとかそういうの大嫌いだから」と嫌悪感をむき出しにした。
そこで秋山は征矢が復帰戦を行う同日開催となる10・9後楽園大会への出頭を要求。「リング上でしっかりタイツとシューズ持ってきて俺の前に一人で立てと。ウチは大森を出すんだから、お前も来いと。俺の前に立て」と一騎打ちを迫った。
早期返答を要求した秋山は「怖かったら来なくていい」と逃げ場も用意したが、もし征矢が対戦に合意することになれば容赦しない。征矢は「僕には僕のスタイルがある」と主張していたが、それも秋山の怒りに油を注いだ。「こっちに来てお願いしに来て、お前のスタイルは関係ないだろ。こっちに合わせて筋通さなきゃいけないだろ」と正論を口にした秋山は、「それは彼らのスタイルかわからないけど、俺は戦いありきできてるんで。プロレス教えてやろうかなと。復帰の日だろうが俺のスタイルをあいつに叩きつけてやります」と制裁を予告した。
さらに秋山は「武藤(敬司)社長へのお願い」として、土肥孝司&熊ゴローの10・9後楽園参戦をW-1側に要請。「こっちのリングで彼らがどういうふうな試合をするのか、こちらの若い奴らがどうするのか、それも見てみたいなと。あいつらも一回恥かいてるんでね、どういうふうに動くのか見てみたい」と野村直矢&青柳優馬との再戦を組む意向を示した。
【会見における秋山】
▼秋山「お忙しいところありがとうございます。(9・19)後楽園大会に征矢君が来て、大森に対戦を直訴して、大森本人に対戦のことは任すと。本人はやるということで昨日の会見の内容も見たし、当日の征矢君の態度……俺はしっかりちゃんと筋を通して言葉もちゃんとしてくるのかなと思ったら…。何かあれが彼のスタイルなのか俺はわからないけど、俺はこいつはどうなのかな?と。ワイルドをどういうふうに追求するとか、そういうのか俺はわからないけど、10月9日はWRESTLE-1は僕らの前に試合してると思うんで、彼らのワイルドなところは彼が言うのはどういうものなのか。俺もわりとワイルドなので、リング上でしっかりタイツとシューズ持って俺の前に一人で立てと。ウチは大森を出すんだから、お前も来いと。俺の前に立てと思ってます。だからこれは別にまだ何もないんで。怖かったら来なくてもいいから。『その時は僕は復帰戦なんで1試合にしてください』と言うなら別に来なくていい。早めに答えを出してもらいたい。それとW-1とは前にやってるんで、僕が(8・11)横浜文体に上がった時の若いの二人(土肥孝司&熊ゴロー)も。これは武藤社長にその二人もこっちにやってもらって、前回俺が怒った続きをこちらでやらせてもらえないかということは僕からの武藤さんに対するお願いです。こっちのリングで彼らがどういうふうな試合をするのか、こちらの若い奴らがどうするのか、それも見てみたいなと。あいつら(野村&青柳)も一回恥かいてるんでね、どういうふうに動くのかも見てみたい。これはW-1への僕からのお願いと征矢に対する答えを聞かせてほしいということです」――もし征矢が10・9後楽園にタイツとシューズを持ってやってきた場合は秋山選手が迎え撃つと?
▼秋山「タッグとかやるよりも1対1でやった方がわかりやすいと思うし。昨日の会見もみたけど、もうちょっと殺伐とするのかなと思ったら、普通に昔の。ワイルドもいいけど、昔と変わってないといいけないと思うな、俺は。でも昨日のをみてる感じだと昔のを普通にやってたからね。それって戦いじゃないだろうと。大森がどこにいこうと、それは彼らのスタイルかもわからないけど、俺は戦いありきできてるんで。お前のワイルドはそんなものなのかというのもあるし、プロレス教えてやろうかなと。怖かったら来なくていい。こっちもカード決めないといけないから、俺のね。早めに答えもらわないと俺一人だけあぶれちゃって当日、せっかくの誕生日なのに休みになるから(苦笑)」
――過去に戦った経験もあるが征矢の印象は?
▼秋山「面白い、あんな感じしかないですね。戦いどうのこうの、あんまないし、今回もしっかり来るのかなと思ったけど、いきなりおちゃらけてるから。俺、嫌いなの、そういうの。筋通す時は通さないといけないし、それは別に大森が悪いのかわからないけど、馴れ合いみたいになっちゃって、俺そういうの大嫌いだから」
――もし戦うことになれば容赦なく叩き潰す?
▼秋山「いきますよ。復帰戦だろうが何だろうが関係ないから。この前あいつが来て、俺が怒った通り。あの時『僕には僕のスタイルがある』と言ってたけど、こっちに来てお願いしに来て、お前のスタイルは関係ないだろ。お願いするならこっちに合わせて筋通さなきゃいけないだろ。そこに行ったらそこのスタイル、形式でお願いするところをあいつはそうやって俺に言ったからね。じゃあ復帰の日だろうが何だろうが俺のスタイルをあいつに叩きつけてやります。ホントに別に怖かったら早めに言ってくれ。カードを違うのにするから」
――征矢に対する気持ちは怒りだけ?
▼秋山「そうですよ。当日も最後あいつがリング降りて大森に『ダンナ』とか何とか言ったんですよ。こいつコノヤローと思って。『これが僕のスタイルなんですよ』って言うけど、こっちに来てて、お前のスタイルはないだろうと。こっちに合わせて礼を尽くすべきだろうと。自分で直訴してお願いしに来た人間が僕のスタイルです? そんなの話にならない。怒りしかないですよ」
――だから秋山社長自らやると?
▼秋山「俺が腹立ってるから俺が出て行くだけですよ。俺が腹立ってて、『お前いけよ』と言うのはおかしいでしょ。手っ取り早くていいでしょ。わかりやすくて。彼の復帰戦だから。肩かどっか悪いんでしょ。W-1側も秋山さんに肩壊されて嫌だと思うならノーにしてくれていいし」
全日本プロレスの秋山が会見を開き、10月9日後楽園大会でWRESTE-1の征矢に対して一騎打ちを要求した。
きっかけは19日の全日本後楽園大会に征矢が来場した際にバックステージでインタビューを受けている征矢に対して秋山が押しかけ「お前、頼みに来たんじゃないの?頼みに来てなんだよお前。大森になんだよ?お前頼みに来たんだろちゃんと来いや!あ?舐めたことすんじゃねぇこの野郎!お前!お前の理由なんか知るか、関係ねーよそんなの!お前のほうが今日頼みに来たんだろこの野郎、やり方あんだろ!」と怒りを爆発させてその場を去った。
秋山がなぜ征矢に激怒したのか、大森に対する礼儀だけでなく、全日本に対するケジメを忘れていないかというものを訴えたのではと思う。
征矢はワイルドのキャラなのかもしれない、しかしワイルドだからって何をしたって許されるものではない、相棒である大森に対してのケジメはあるだろうが、全日本に対するケジメはないのか、征矢の態度は秋山だけでなく征矢が去っていった後も全日本に留まった諏訪魔や青木篤志、SUSHIなども面白くなかったのではないだろうか…
秋山vs征矢が実現するとなれば制裁に近いケジメマッチになる可能性が高い、しかし全てが終えてから全てが始まる、それがどういう形で現れるのか・・・10月9日のWRESTE-1、全日本は注目である。
Weblioでwildを調べたら"だらしない"という意味もあった。そこだな!
ちなみにSternnessを調べたら"厳格"という意味の他に秋山準を中心としたプロレスラーユニットとあった(笑)
— 秋山準 (@jun0917start) 2016年9月21日 -
パーキンソン病と闘うマサ斎藤がリング復帰へ・・・・
<東京スポーツより>
パーキンソン病と闘うプロレス界のレジェンド・マサ斎藤(74)が、大阪でリング復帰を果たすことが本紙の取材で明らかになった。元新日本プロレス取締役の上井文彦氏(62)がプロデュースするプロレス興行(12月2日、大阪・城東区民センター)に“メーンイベンター”として登場するというのだ。上井氏は「マサさんのための大会です」と言い切り、斎藤も「這ってでも大阪に行く」と話している。大会名は「STRONG STYLE HISTORY〜Go for Broke!! Forever〜」(ストロングスタイルヒストリー〜ゴー・フォー・ブローク・フォーエバー)。斎藤のレスリングスタイルと口癖が大会名にされていることからも、斎藤が主役ということがわかるだろう。
大会をプロデュースする上井氏は「長年プロレス界に多大な貢献をしてきたマサさんにプロレス界は何の恩返しもしていない。ないがしろにしすぎ。パーキンソン病と闘っているマサさんをプロレス界全体でバックアップしてほしいんですよ。その呼び水になる大会にしたいんです」と趣旨を語る。
6〜7試合が行われる予定で、アマレススタイルからロープを使わない第1次UWFスタイル、総合格闘技的なものと、まさに斎藤が歩んできた格闘人生を再現する構成になるという。そして斎藤はメーンイベント終了後にリングイン。不屈の闘志で病魔と闘う姿を披露し、口癖である「Go for Broke!!」を観客とともに叫ぶ段取りだ。
上井氏からのオファーに斎藤は「16年もパーキンソン病を患っているので、いつどうなるかわからないが、当日は這ってでも大阪に行く」とキッパリ。現在はリハビリにさらに気合を入れて取り組んでいるそうだ。2020年東京五輪に何らかの形で関わることが目標の斎藤にとっては、この大会が大きな心の張りとなったのは言うまでもない。
当日、会場にはプロジェクターが設置され、弟子のスコット・ノートンをはじめとする斎藤ゆかりの人物からの応援メッセージが紹介される予定だが、実際に会場に駆けつけるメンバーも豪華版だ。まず、元新日本プロレスの過激な仕掛け人・新間寿氏(81)。斎藤とは立場こそ違え、新日マットを盛り上げた盟友と言えるだろう。
さらに初代タイガーマスクの佐山サトル氏(58)、初代ブラックタイガーの“ローラーボール”マーク・ロコ氏(65)、3代目タイガーマスク、5代目ブラックタイガーが登場。悪性リンパ腫を2014年に発症した元新日本プロレスの垣原賢人氏(44)もミヤマ仮面に扮して「忍者体操」を披露する。
そして、レフェリーのひとりとして参加するのが保永昇男(61)。ジャパンプロレス以来、斎藤と行動をともにしてきた保永は「マサさんのためなら、ひと肌もふた肌も脱ぐ」と上井氏に約束したという。まさに多士済々。しかも「ストロングスタイル」という芯が一本通った侍ばかりだ。上井氏は「ストロングスタイルが全盛だったあのころを再現しますよ。マサさんもプロレスラーだから、リングに上がれば元気になる」と目を輝かせる。師走の浪速は、マサ斎藤とストロングスタイルの復活祭になりそうだ。
☆うわい・ふみひこ=1954年4月4日、山口県下関市生まれ。77年、新日本プロレス入社。85年、新日本を退社してUWFに移るも翌年復帰。営業、渉外、マッチメーカーなどを歴任。87年のアントニオ猪木VSマサ斎藤の巌流島決戦を企画したほか、星野勘太郎総裁率いる魔界倶楽部の生みの親でもある。2004年に新日本を退社。「UWAI STATION」などを旗揚げしたが、08年の西口プロレスの興行を最後に活動を休止していた。
☆まさ・さいとう=本名は斎藤昌典(まさのり)。1942年8月7日、東京都中野区出身。明大卒。64年東京五輪レスリング日本代表。翌年、日本プロレス入り。68年に渡米し、全米でトップヒールとして活躍。82年以降は長州力の維新軍、ジャパンプロレスに参加。87年にはアントニオ猪木と巌流島で決闘した。99年に現役を引退。全盛時は180センチ、120キロ。得意技はバックドロップ、監獄固め。
パーキンソン病を患い、闘病中のマサ斎藤が上井文彦氏がプロデュースするプロレス興行でリング復帰することを東京スポーツが報じた。
斎藤の近況はダイヤモンドリング閉鎖後は夫人と共に東京へ転居、パーキンソン病の治療しつつトレーニングを続け、「東京オリンピックでは聖火ランナーを務める」とトレーニングをしている姿を披露して健在ぶりをアピールしていた。
<パーキンソン病とは>
パーキンソン病の症状 パーキンソン病では、主に、手足がふるえる(振戦)、動きが遅くなる(無動)、筋肉が硬くなる(固縮)、体のバランスが悪くなる(姿勢反射障害)、といった症状がみられます。 これらによって、顔の表情の乏しさ、小声、小書字、屈曲姿勢、小股・突進歩行など、いわゆるパーキンソン症状といわれる運動症状が生じる、近年はWWF王者だったペドロ・モラレスも同じ病気で闘病中だという。斎藤は新日本での引退後にパーキンソン病を発症、WJプロレス参加後に症状が現れはじめ、WJプロレス崩壊後は表舞台から消えるも、佐々木健介が健介オフィスをオープンさせた際に斎藤をアドバイザーとして招聘、その際にパーキンソン病であることを告白した。
東京オリンピックの聖火ランナーの話のときは20年まで頑張って欲しいなと思っていたが、リング復帰を果たせるまで体に自信が出来たということか、斎藤も74歳なだけにあまり無理はして欲しくないが・・・
大会には初代ブラックタイガーであるマーク・ロコ氏も来日、今月末に発売される「Gスピリッツ」ではインタビューが掲載されるという。ロコ氏も引退後には表舞台に出ることはなかったが、WWEヨーロッパ遠征の際にはNXTでGMを努めるスティーブ・リーガルと対面するなど健在をアピールしていた、初代ブラックタイガーもダイナマイト・キッドに次ぐ初代タイガーマスクのライバルの一人でタイガーマスク時代の生き証人の一人、あの時代のことをどう振り返ってくれるのか・・・
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諏訪魔がゼウスを降し王道トーナメントを制覇、目指すは両国のメイン!征矢が登場も大森の返答は…?
9月19日 全日本プロレス「第4回王道トーナメント」後楽園ホール 1183人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○渕正信 青木篤志 佐藤光留(13分01秒 逆さ押さえ込み)XSUSHI 西村修 土方隆司◇第2試合◇
▼第4回王道トーナメント準決勝/無制限1本
○ゼウス(10分33秒 片エビ固め)X秋山準
※ジャックハマー【ゼウスの話】「(遂に秋山超えを果たしたが?)そうですね。(しばらく沈黙した後に)次の試合が待っているんで。気合いを入れて頑張ります」
【秋山の話】「(残念ながら連覇はならなかったが、ゼウス戦はどうだった?)この前、横浜で崔と凄い試合をしてたし、たぶん体もきついと思うけど、ああいうので若い奴らってドンドン調子に乗ってくるからね。それの違いが今日出たのかなと。本当に強かった。(経験への自信を口にしていたが、それをぶち壊すぐらいのものがあった?)押し込まれたね。経験を力で押し込まれた。(リングに降りる前に握手をしていたが、『決勝を任せた』と?)まあ、ここでいい試合をしてもらうのが一番。もちろん勝つのを託したという感じですかね。(王道Tでまだまだやれるという感触はある?)いつ引退とかなるのかなと思うけど、やれるうちに辞めたいですね」
◇第3試合◇
▼第4回王道トーナメント準決勝/無制限1本
○諏訪魔(8分10秒 アンクルホールド)Xケンドー・カシン【諏訪魔の話】「やっとチャンピオン・カーニバルの借りを返したというか。靴が脱げるところまで予想できた。ただ、凶器はないな。ボンバーが何も…。しっかり見てほしいよな。でも、いいよ。借りを返したんだ。次、しっかり決勝戦、戦いたいと思います。右足も大丈夫だよ」
【カシンの話】「(怪獣はご立腹だったが?)そんなことよりも、今日はセコンドが誰も来てくれないからな。冷たいよな、はぐれの奴らは。こうなったら、新しいはぐれのメンバーを探すしかないな。(候補はいる?)いる。1人いる。新しいメンバーを探したら、皆さんに披露します」
◇第4試合◇
▼王道トーナメントスペシャル6人タッグマッチ/30分1本
大森隆男 吉江豊 長井満也(10分08秒 無効試合)崔領二 ボディガー 滝澤大志(試合終了後、WRESTLE-1の征矢学がスーツ姿で現れた。場内から歓声とブーイングが同時に巻き起こる(
征矢「全日本プロレスファンの皆様、W-1の征矢学と申します(館内は帰れの声も飛び交う)本日は1つ、お願いをしにやってまいりました。大森さん、あなたにお願いがあります。8月、私は欠場して、次の10月9日に復帰が決まりました。その復帰戦の相手に大森さん、あなたとシングルマッチを希望しております。どうか大森さん、私とシングルマッチ、ぜひともやっていただけますでしょうか?」大森「兄貴、久しぶりだな。元気そうじゃねえか、お前の復帰戦の相手…だけど、俺はここでは即答できない。以上(大森退場)
征矢「大森の旦那、いい返事待ってますよ」
【大森の話】「(即答しなかったが?)即答できるわけないじゃん。(昨日のW-1後楽園大会で征矢選手がアピールしていたことは?)それは記事で見ましたね。(それを見て考えた?)いろいろ彼が辞めてった経緯もあるし、僕が決めれることじゃないので、即答できないですね。考える部分はあります。(久しぶりに征矢選手とリングに立った時の気持ちは?)まあまあ、元気そうですね。(懐かしさはよぎった?)昨日今日のような気もするし、何年も昔の感じもするし、最近のいろんな時系列が、なんだかよくわからなくなってきました、僕は。征矢がいなくなったのが昨日のような気もするし、何年も経ったような気もするし。自分に毎日毎日余裕がないような気がします。そこまで振り返る。振り返るのはまだ早すぎると思うしね。俺に余裕がないんだなって。ただ、やっぱり復帰戦に関しては、正直即答はできないなって。(会社としてはということだが、個人としてはどうしたい?)いや、何とも言えないです。『今どうする?』って責められたらどうします? 定食屋に行って、こっちを食うか、こっちを食うかってぐらいのことだったら今決められるんですけど、そうじゃないじゃないですか。『どうする? どうする?』って詰め寄られたら、どうします? (即答は避けたが、検討する余地はある?)考えておきます」
【征矢の話】「直接大森さんに自分の旨を伝えに来ました。あとは大森さんがどういう反応をするか、あの人に任せます。私としてはぜひとも大森さんとシングルマッチをやりたいと思ってます。今日も全日本プロレスの会場に久しぶりに来たんですけど、おそらくいいと思ってない方もいると思います。でも、全部それも含めて、俺のプライド全部捨ててでも、どうしても…どうしても大森さんとシングルマッチを、1対1を。ワイルドの原点っていうのをもう一度俺は思い出したいんですよ。今、欠場していて、正直不安だったり、いろいろ抱えたりもしてますよ。だからこそ、俺にもう一度刺激を、ワイルドの刺激をいただきたい。大森さん、いい返事を待っております。以上」
◇第5試合◇
▼GAORA TVチャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]○中島洋平(11分50秒 片エビ固め)[第12代王者]Xビリーケン・キッド
※跳後廻蹴
☆ビリーケンが2度目の防衛に失敗。中島が第13代王者となる(試合終了後、中島は、愛する"アモーレ"を抱きしめて喜びを爆発させる。と、ここで井上雅央が花道から登場)
井上「中島君、おめでとう(場内は「雅央」コール)次、そのベルトに挑戦させて、先の短いオッサンがこの業界で生きてくためには何かが必要。中島君には…あの…ね、なんていうのかな、恨みはないけど、そのベルトをもらって、俺が業界で生きてくための足しにするんで。頼むよ」中島「しかも、今日、試合のない後楽園までわざわざ足を運んでいただき、本当にありがとうございます。そして、今の皆さんの歓声、コールこそが今回のアモーレへの挑戦への返答だと思っています。あとは日程だけしっかり決めて、GAORA TV選手権、雅央さんよろしくお願いします」
【中島の話】「取り返しましたよ、アモーレ。ビリー選手、戦えば戦うほど奥の手を出してきて、ドンドン強くなってきてます。今回勝てたけど、次やったらわからない。本当にそれぐらい強い選手です。今日の試合前に、ビリーさんが、あの人がベルトを持っているからこそ、関西のレスラーが挑戦してきて、関西に埋もれているレスラーにドンドン日が当たるって。別にビリーさんじゃなくたって、俺にだってドンドンドンドン来てくれたって。大阪、東京はそんなに遠いわけじゃない。北海道だって、沖縄だって、2、3時間あればみんな来れるんだから。ドンドンドンドン日が当たりたかったら、このアモーレ目掛けて、そして全日本のリング目掛けて来てくれって。ただ、ビリーさんとはもっともっとやりたい。別にタッグになるかもしれない。シングルで当たったっていいかもしれない。もしかしたら、距離を置くかもしれない。それぐらい僕はもっともっと一緒にリング上で同じ時間を過ごしたい相手です。やっとアモーレを取り戻して、真夏から真冬になって、また春が来たってことですね。だから、雅央さんがさっき来てくれましたけど、もう冬にはさせないよって。それだけですね」
【井上の話】「(マイクアピールは初めて?)マイクはカラオケでも持たないからね。まあ、数えるほどで。生活もあるし、さっきも言ったようになかなかね、この歳になってこの業界を生き抜いていくためには何かないときついんですよね。その何かを持ってないとどうにもならないから。そういうことです」
◇第6試合◇
▼王道トーナメントスペシャルタッグマッチ/30分1本
○宮原健斗 ジェイク・リー(9分52秒 片エビ固め)X野村直矢 青柳優馬
※ブラックアウト(試合終了後)
宮原、「野村、青柳。今、お前らはなにか変わりたいんじゃないのか? このままでいいとは絶対思ってないはずだよな。何か変わるきっかけがほしいんじゃないのか? 今、ここにあるよ。NEXTREAMの席が空いてるぞ」(逡巡しながら青柳は応じる。倒れていた野村もしばらく考え込んだが、最終的にガッチリと握手。NEXTREAM入りの意志を明らかにした。)
【試合後の宮原&リー】
宮原「彼らにとってあの握手がどういう意味かまだわからないけど、キッカケ? 俺、昨日このカードを見て思ったんだ。俺もまだキャリア9年足らずだけど、いろんなレスラーが自分自身にキッカケをくれた。それをモノにするのは自分自身しかないけど、キッカケはいろんなレスラーからもらったから。俺もそういうレスラーに恩返しするじゃないけど、そういう気持ちであの言葉が出ました。あとは彼ら次第」※先に宮原が去っていく
リー「ああいう意図で健斗さんが誘ったのはわかりますけど…。けど、野村選手にいたっては強さを求めるためにEvolutionを抜けて、ひとりでやったんじゃないんですか? 青柳選手に関しては、まだまだ秋山社長から学べることなんていっぱいあるし…。その中で、刺激を求めるために、という意味で握手をしたのであれば…。まあ、どんな形であれ、野村選手とは名古屋でも15分ドローで決着もついていないし、僕らは戦わなきゃいけないし、僕は馴れ合うつもりはないです」
【試合後の野村&青柳】
――宮原選手からの誘いを受けて、決断を下したが?青柳「正直、やっぱり今…。全日本プロレスで僕ら3人がデビューして初めて組まれた試合だと思うんですけど、今、全日本プロレスで年齢的に一番若い4人が揃った戦いだと思って。なんか絶対あるなとは思ったんですけど。誘われて、自分の中でも新しい景色…NEXTREAMが描いている新しい景色を、若い僕らが作り上げていかないとダメだなと思い、あの宮原さんの手を取らせていただきました」
野村「僕はEvolutionを抜けて、『なんで?』って凄い疑問を感じる人はいましたけど、でも今の全日本で自分たち若い世代が盛り上げていきたい。その意志だったんで、試合後に宮原さんが僕らに歩み寄ってくれたっていうか。僕としては凄く嬉しくて。ただNEXTREAMというチームに入ろうと思いました。若い世代で盛り上げていきたいという気持ちで」
――2人ともお客さんに期待されているが、それは裏切れない?
青柳「裏切りたくないです。裏切れないじゃなくて、裏切りたくないです。僕個人の勝手な思いですけど、絶対に裏切りたくないです」
野村「自分も同じです。必ずお客さんの期待に応えるし、いい結果を必ず出していきたいです」
◇第7試合◇
▼第4回王道トーナメント優勝決定戦/無制限1本
○諏訪魔(25分36秒 体固め)Xゼウス
※ラストライド
☆諏訪魔が初優勝【試合後の諏訪魔】
諏訪魔「(青木と佐藤に対し)ありがとう」※諏訪魔は感慨深げに優勝トロフィーを抱きしめてカメラマンのフラッシュを浴びる
諏訪魔「いやあ、きついな」
――アキレス腱負傷という不安を乗り越えて優勝したが?
諏訪魔「いやあ、つらかったというか…つらかったな…。本当に決勝という舞台というのもあって、勝ちたい気持ちの一心というかね。意識が飛んだところでも、仲間がいたからさ。青木も佐藤も。心強いよね。今日は俺ひとりの力じゃなくて、やっぱ最後は青木と佐藤がいてくれたのが心強かった」
――今日、試合をやってみて、アキレス腱に不安は?
諏訪魔「それはしっかり手術したんでね。大丈夫だろうという感じがあったというか。決勝戦という舞台というね、そういうところでのブランクというのは今日感じた。でも、その時にセコンドがいてくれたっていうのは心強かったね。青木も佐藤もいなかったら、たぶん試合になってないと思うんだよ。本当にありがとう。ただ、こんなので満足しないよ、俺。次に行きたい。三冠…。三冠というのも欲しいよね」
――ゼウス選手の強い気持ちは感じた?
諏訪魔「ゼウスの気持ちもわかるけど。王道トーナメントって分裂してからできたものでしょ。それに対して、負けられねえっていう。あいつもそうだったと思うんですよ。気持ちの差…ほんのわずかな差なんだけどさ、それで決まったような。何度も何度もやられるんじゃねえかとかあったんで。まあでも、負けねえぞっていう意地を張っていきたいなと思います」
――三冠王者の宮原選手にはトーナメント1回戦で勝利している。どんな気持ちで今度は挑む?
諏訪魔「それは三冠に行きたいよ。本当に行きてえ。でも、今は…俺、初めてなんだよね、王道トーナメントの優勝カップ。できた時から見ているしさ。なんかね、遠かったなって思いました。でも、まだまだいい勲章ができたんで、次は三冠」
青木「いいところでやりたいですね」
諏訪魔「最高の舞台でやりたいな。(佐藤が会場の例を出すと)いいところだけどさ、横浜出身でしょ? わかるでしょ?」
佐藤「出身じゃねえよ。ダメージ受け過ぎ」
青木「在住だよ」
諏訪魔「在住か。そうだ、あんた違うわ」
青木「岡山県です」
佐藤「なんで、さっきまで佐藤と呼んでたのに、今はあんたなんですか? ダメージ受けすぎですよ」
諏訪魔「そうだね。ありがとう」
※その後、缶ビールを手に取り、青木の音頭で3人は乾杯を交わした。
いよいよ準決勝、決勝を迎えた王道トーナメント、準決勝に進出したのは諏訪魔、秋山、ゼウス、カシンの4選手、準決勝では秋山vsゼウス、諏訪魔vsカシンが組まれた。
秋山vsゼウスは序盤のマッチアップはゼウスがショルダータックルで制し、フライングバイセップスエクスプロージョンと攻勢に出るが、すぐ起き上がった秋山はランニングニーで応戦、場外戦に持ち込み、鉄柵外にゼウスを連行して床へのDDTを敢行、更にエプロンにゼウスの首を設置してからギロチンニーと首攻めを展開する。
秋山はハンキング式ダブルアームDDTで突き刺し、コーナーからのダイビングニーを狙うが、起き上がったゼウスはバイセップスエクスプロージョンで場外へ落とし、鉄柵ホイップからブレーンバスターと流れを変える。
リングに戻ったゼウスは串刺し攻撃の連打から、ベアバック、フロントスープレックスと投げ、チョークスラムを狙うも、堪えた秋山はエルボー合戦に持ち込み、ジャンピングニー、ランニングニーと浴びせた後でフロントネックロックで捕獲、ゼウスはロープへ逃れるが秋山は膝でかち上げてダメ押しする。
秋山は突進するゼウスにエクスプロイダーを決めるが、起き上がったゼウスもバイセップスエクスプロージョンで応戦し両者ダウン、同時に起きたところで秋山がジャンピングニーを炸裂させ、膝蹴りの連打を浴びせてからエクスプロイダーを決め、リストクラッチ式エクスプロイダーを狙う。
しかし阻止したゼウスは秋山のダイニングニー狙いをバイセップスエクスプロージョンで撃墜すると、チョークスラムからバイセップスエクスプロージョンを連発してからジャックハマーを決め3カウント、秋山越えを達成して決勝に進出する。諏訪魔vsカシンは今回もカシンは大怪獣モノの卵を持参して登場し、大事そうにコーナー下に置いた。
序盤は互いにレスリング出身者ということでレスリングの攻防で互いの出方を伺う、そしてカシンは諏訪魔の古傷である右足首を狙いにかかると、諏訪魔はたまらず場外へエスケープする。
カシンはリングに戻った諏訪魔にタックルを狙うが、諏訪魔はバックを奪うと、カシンはボンバー斉藤レフェリーの注意をそらしてからシューズから凶器を取り出して諏訪魔に一撃をくわえ、ここから諏訪魔の右脚攻め展開して試合の主導権を握る。
諏訪魔をコーナーに押し込んで顔面を踏みつけたカシンは再び凶器を持ち出して一撃を加えると、アンクルホールドで捕獲し、諏訪魔はロープへ逃れるが斉藤レフェリーのカシンよりのレフェリングにクレームを入れる。
カシンはシューズの紐を緩めるが、諏訪魔は構わずラリアットからフロントスープレックスと攻め立て、アンクルホールドで捕らえるも、カシンはシューズを脱ぎ捨てて脱出すると丸め込みを連発、しかしクリアした諏訪魔はラリアットでなぎ倒すとバックドロップから素足のカシンwアンクルホールドで捕獲しカシンはギブアップ。決勝へ進出する。
試合後には大怪獣モノが出現しカシンは逃亡、モノは卵を取り返すがニセモノだった。決勝戦は諏訪魔vsゼウス、序盤から二人はロックアップから押し込み合うも、諏訪魔のエルボーからエルボー合戦を展開、互いに一歩も譲らない。
諏訪魔はショルダータックルやダブルチョップ、ボディースラム、ジャンピングエルボードロップとリードを奪い、串刺しラリアットからフロントスープレックスを狙うが、ゼウスが阻止すると諏訪魔はロープへ振るが、ゼウスはジャンピングバイセップスエクスプロージョンを浴びせ、ヘッドスプリングで起き上がったゼウスはリフトアップスラムで投げ捨て、背中にストンピングを落として諏訪魔の腰攻めを展開、再び逆水平やエルボー合戦となって、ゼウスが競り勝ってパワーボムを狙うと、諏訪魔がリバースしエルボードロップも投下するが自爆してしまい、逆にゼウスが諏訪魔の腰にエルボードロップを投下する。
諏訪魔はエプロンに逃れるが、ゼウスはバイセップスエクスプロージョンで場外へ叩き落し、場外でも諏訪魔を投げつけ、リングに戻ってもショルダータックル、ベアバックからフロントスープレックスと攻め立てる。
腰を攻められた諏訪魔は和田京平レフェリーのチェックに遭うも、諏訪魔は起き上がるがゼウスは容赦なく腰攻めを展開、諏訪魔はブレーンバスターで反撃しゼウスのバイセップスエクスプロージョンもかわしてフライングショルダーを発射、ダブルチョップの連打からバックドロップと流れを変える。
勝負に出た諏訪魔はラストライドを狙うが、ゼウスはリバースしてロープへ走るも、諏訪魔は万力スリーパーで捕獲、一旦は落ちかけたゼウスだったがアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げる。
しかし諏訪魔は背後に着地すると再び万力スリーパーで捕獲、ゼウスはコーナーに押し込んで脱出し、串刺し攻撃を狙う諏訪魔にバイセップスエクスプロージョンを炸裂させ、チョークスラムは阻止されるが、再びバイセップスエクスプロージョンで諏訪魔を場外へと落とし、プランチャを発射する。
リングに戻ったゼウスはバイセップスエクスプロージョンからチョークスラムを決めるも、ジャックハマー狙いは諏訪魔が阻止してラリアットを炸裂させると、ゼウスはバイセップスエクスプロージョンで応戦して相打ちとなり、ゼウスのフロントハイキックをキャッチした諏訪魔はラストライドを決めるが、両者ダウンとなる。
両者は起き上がってエルボー合戦から諏訪魔がフロントハイキックを狙うが、今度はゼウスがキャッチしてパワーボムで叩きつけると、雪崩式ブレーンバスターを敢行、ダイビングバイセップスエクスプロージョンから再度ジャックハマーを狙うが、諏訪魔は左右の張り手で阻止してから張り手合戦となり、ゼウスが競り勝ってバイセップスエクスプロージョンを狙うと、諏訪魔はキャッチしてかんぬきスープレックスで投げる。
諏訪魔は串刺しラリアット、投げっぱなしジャーマン、ローリングラリアットと畳み掛けるが、ゼウスもバイセップスエクスプロージョンを連発して応戦、ゼウスは再度ジャックハマーを狙うが、諏訪魔は逆にブレーンバスターで投げてからフェイントを挟んでドロップキックを発射する。
勝負と見た諏訪魔は急角度のバックドロップを決めると、最後はラストライドで3カウントを奪いトーナメントを初制覇した。試合後は喜びを爆発させた諏訪魔だったが、マイクアピールなしで退場も、バックステージではEvolutionのメンバーである青木、佐藤が諏訪魔の優勝を祝福、諏訪魔は三冠王者である宮原への挑戦をアピールした。
感想というと大本命が来たというのが率直な感想、諏訪魔にとっても王道トーナメントは復活を示す舞台、1回戦で宮原を降した諏訪魔は一気に勢いに乗ってトーナメントを制し、三冠奪還へ王手をかけた。
選手権はいつ行われるのか、ただ11月の両国だったら宮原vs諏訪魔は大会場で現在の全日本を示す格好の場所でもあり、諏訪魔にとっては失われたものを取り返す、宮原にとっては現在の全日本を示す戦いになる。
第4試合では大森が吉江、長井と組んで崔、ボディガー、滝澤と対戦するが、長井はDK軍の一員だった南野タケシを帯同して登場し、試合も長井と南野が敵味方関係なく襲撃をかけて大混乱となり無効試合となる。
試合後には18日のWRESTE-1後楽園大会で大森との復帰戦をアピールしていた征矢が登場、ファンは歓声とブーイングを浴びせ、「帰れ」コールまで浴びせた。征矢は改めて大森に復帰戦の相手としてオファーをかけるも、大森は返答せず保留となった。
大森のコメントでもあったとおり、征矢は全日本に分裂騒動の際には負傷欠場していたもののGET WILDを優先して全日本に留まったのにも係わらず、復帰戦を行わないまま全日本を退団していった、大森にしてみても征矢の呼びかけには納得しがたいものもあり、副社長という立場上安易に返答できないというものもある。
ただ心配なのはWRESTE-1との絡みに反発する人間が出るのではということ、大森の立場として一番不安な部分なのかもしれない。
そしてリング上では長井と南野のDK軍残党が試合をぶち壊すという不穏な動きを見せた、しかし肝心のDK軍のリーダーだったKENSOは最近は全日本マットとは疎遠となっているが、KENSO絡みでないとすれば二人で何をしようとしているのか…?第5試合のGAORA選手権は王者のビリーがダイビングフットスタンプから腹部攻めとリードを奪いつつ中島にプレッシャーをかけるが、中島は延髄斬りで流れを変えてから空中戦に持ち込み、卍固めで捕獲する。
再びダイビングフットスタンプで中島の動きを止めたビリーはビリンコバスター、コウモリ吊り落としで勝負に出るも、ファイヤーバードスプラッシュが自爆となると、ベルティコ狙いを中島がリバースフランケンで切り返し、最後はジャーマン、ハイキック、跳後廻蹴で逆転3カウントを奪い王座を奪還。
試合後にはフリーの大ベテランである井上が挑戦に名乗りを挙げた、井上のシングル王座挑戦は何年ぶりか、シングル王座に関しては井上は過去秋山からアイマンマン王座を奪取しているが、すぐ秋山に奪還されているも、今年で46歳となってから再びチャンスがめぐってきた、中島もGAORA王座を自分カラーに染め上げたいのなら、長期政権を築いて欲しいところだ。
セミの宮原&リーのNEXTREAMが野村、青柳の若手コンビと対戦し、終盤には野村がスピアーで宮原を攻め込むも、宮原が垂直落下式ブレーンバスターからのブラックアウトで3カウントを奪い勝利、試合後は宮原が二人にNEXTREAM入りを呼びかけると、二人は応じてNEXTREAM入りとなった。
野村&青柳はWRESTE-1との対抗戦で秋山にダメ出しを受けてから先へ進めない状況が続いているが、宮原と共闘することで一皮剥けることが出来るか、またタッグチームとしてスタートしたNEXTREAMは拡大してユニットへと変化を遂げたが、宮原が若手3人をどこまで引っ張っていくのか…【全日本】諏訪魔が王道T制覇、「大舞台」での三冠獲りに照準▼秋山連覇ならず ゼウス決勝進出も準V▼野村&青柳がNEXTREAM入り▼中島奪還…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw #王道T pic.twitter.com/iQYwUNtDnT
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2016年9月19日王道トーナメント初優勝しました。
応援ありがとう。
ゼウスのパワーで頭がクラクラする。。
次は三冠に挑戦したい。
最高の舞台でやりたいよ。
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2016年9月19日後楽園大会最高のご声援をありがとうございました、決勝にいない悔しさと共に闘いました。
まだまだ夢を追い進化してる身分なので、他のレスラーのことを偉そうに言うのはキャラじゃないんですが…
野村選手も青柳選手も夢を追う目をしてたな。
僕自身刺激を貰いました。
俺もさらに進化しよう。
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2016年9月19日アモーレと再会!!後楽園ホールにご来場の皆様、ありがとうございました!ビリーさん、強かったです。これで越えたなんて思っていません。何度でも試合したい!次は井上雅央さん。迎え撃ちます!さあ、今からファンクラブイベント! #ajpw pic.twitter.com/xEyhfJRFvu
— 中島 洋平 (@nakajima_youhei) 2016年9月19日王道トーナメント後楽園大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!そして、ぼてぢゅう飯田橋店で行われたファンの集いにご参加頂いたみなさん、ありがとうございました!#ajpw #王道T pic.twitter.com/dw5TBVtgY3
— 秋山準 (@jun0917start) 2016年9月19日 -
高尾がシリアスとなった平田を破り世界ジュニア王座を防衛!遠藤が竹下を粉砕、大阪でも席巻するDAMNATION!
9月19日 DDT「大阪ベイブルーススペシャル2016」エディオンアリーナ大阪第二競技場 535人 超満員
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇第1試合◇
▼30分1本
○ワンチューロ レッカ(7分49秒 エビ固め)渡瀬瑞基 X下村大樹
※アシルピドライバー◇第2試合◇
▼30分1本
高木三四郎 ○大鷲透(6分49秒 ラ・マヒストラル)X伊橋剛太 岩崎孝樹◇第3試合◇
▼3WAYタッグマッチ/30分1本
○男色ディーノ 石井慧介(10分15秒 漢固め)Xアントーニオ本多 ヨシヒコ
※男色ドライバー もう1チームはヤス・ウラノ&彰人(試合終了後亜門GMがディーノを呼び止め、10・10札幌でのDDT EXTREME級選手権試合をアナウンス。スクリーンで挑戦者が明かされないと亜門GMが「この人です」と呼び込む。すると場内に流れたのは『FIRE』。次期挑戦者は高木だった。)
高木「次の挑戦者はこの俺様だ。EXTREMEルールは最近おとなしすぎるんじゃねえのか? DDTは守りに入っちゃいけねえんだよ! テメエ守りに入ってんじゃねえのか? 今のオマエからは守りしか見えない。だから俺は攻めに転じるためにかつてDDTでおこなわれていた、あの試合でEXTREMEを闘おうと思ったんだよ」ディーノ「あれだけはダメよ」
高木「あの試合しかない!」
ディーノ「まだ言うな!」
高木「大威チン八連制覇でやってやろうじゃねえか!」
ディーノ「言ったわね。お互い無事ではすまないわよ」
高木「この試合はテレビで流せない試合をしてやる!」
ディーノ「コンプライアンスのかけらもなかった、その時のDDTを呼び起こそうっていうのね」
高木「コンプライアンスなんてクソくらえだ!」
ディーノ「じゃあDDTらしさを私とアンタで示してやろうじゃないの。ワタシこそがDDTだと証明してやるわ!」
【ディーノの話】
ディーノ「次の患者が決まりましたか。DDTが勝手に用意していたのは正直面喰いましたが、私はこう捉えています。高木三四郎が病んでる。会社がそう判断してプロレス・メンタリストの男色ディーノに治療を施せと。そういうメッセージなんだと思い直しました。高木三四郎は病んでいます。いろいろね、経営・経営・経営、一つ飛ばして経営。そういうのに苛まれて病んでいるんですよ。わかりますか? DDTだけじゃなくてほかの団体の経営をして、本来来ないと言っていた大会にアイドルが来るからって急きょ来るという、そういう心の病み方がアナタ方にわかりますか? 病んでるんです。解き放ってあげましょうよ。私がプロレス・メンタリスト、男色ディーノです。――大威チン八連制覇に決まりましたが。
ディーノ「過去に逃げているのよね。控室というシンドロームですよね。逃げ道がなくて過去の栄光にすがっている。これは重症一歩手前ですよ。重症になる前に私が治療しなきゃいけないってことですよ。治療します。」――大威チン八連制覇の形式はチャンピオンが決められるが?
ディーノ「彼の望むルールで退けたら現実が見えてくるわけじゃないですか。それで「今、俺は過去に逃げてた」と気づかせてあげるのが第一歩目かなと思います。とにかく今、現実から逃げている。高木三四郎は病んでます!」◇第4試合◇
▼オリジナル酒呑童子vsNωA!/30分1本
○KUDO 坂口征夫 高梨将弘(9分08秒 片エビ固め)X大石真翔 勝俣瞬馬 MAO
※ダイビング・ダブルニードロップ◇第5試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第41代王者]○高尾蒼馬(18分07秒 エビ固め)[挑戦者]X平田一喜
※ジントニック
☆高尾が初防衛に成功(試合終了後、平田は正座して一礼。高尾が肩を叩き、平田はセコンドに担がれて引き揚げた。)
高尾「防衛できました! 平田クンをああだこうだ、言う人がいたかもしれないけど、踊らなかったら強いです。でも無事勝てました。平田クン、今日はありがとう。このベルトを全日本でもDDTでも防衛していって、強いチャンピオンになりたいと思います」【高尾の話】
高尾「今日は無事、初防衛できました。平田クンとできてすごくうれしいです。若手の頃から一緒に切磋琢磨したので、その選手とこのベルトを懸けて闘えたことが嬉しいです。そして、これからはもっとDDTのリングでも全日本のリングでも、どんどん防衛して、チャンピオンに相応しい人になりたいと思います。自分は全日本プロレスの11月27日の両国までこのベルトを防衛して、そこでこのタイトル戦をやりたいと思います。まだまだ防衛頑張ります。」――頭部への集中攻撃は考えていた?
高尾「先を見てはいましたけど、目の前の平田クンを適当にしたわけではないです。」――エゴイストドライバーを切り返してのリバースDDTは?
高尾「平田クンと当たったら自分の中で考えていました。」――広島でも食らったスライティングキックの連発については?
高尾「逆に一回やられていたから免疫ができていたと思います。」――お客さんが集まらなかった若手通信で闘っていた2人が、世界ジュニアを懸けて闘えたことは?
高尾「2、30人のところでメインをやった2人だったので、その時はこんなふうになるとは思ってなかったし、感慨深くて嬉しいです。」――ライガーボムは?
高尾「若手の頃の技の練習の時に平田クンを使ってよくやっていた。それが咄嗟に出てしまった。思い出深い技です。 」【平田の話】
平田「散りました。負けましたね。今持っている全力を出し切って負けたので悔いはないです。王者・高尾蒼馬は強かったです。でも前哨戦からバチバチ当たって闘ってきましたけど、僕のすべて通ってきた道は間違いじゃなかったと思います。これからも突き進みますよ。」――どの道を突き進んでいくんですか?
平田「どの道? 僕は今までGOして突き進んでいった道は間違いじゃなかった。世界ジュニアはダメだったけど、対等にやれたし、次やったら勝つ自信もある。これからも自分なりの全力のGOを信じて、DDTを生き抜いていきますよ。」◇休憩明け◇
(鶴見亜門GMが上野勇希とゆに君をリングに上げる。DNA10・17新宿でデビューする上野は大阪府八尾市出身の21歳。12・4大阪で地元凱旋初試合に臨む。)
上野「10月17日からデビューして5連戦でなかなか経験できないので楽しみです。一日だけで応援に来てください」ゆに君「ゆにです。デビューしたらKO-D無差別級ベルトを獲るので応援してください。12月4日にデビューできることを楽しみにしてます」(
ここで締めようとすると『FIRE』がヒットして高木大社長が登場。)
高木「後半戦を前にどうしても言いたいことがあるんですよ! 12月4日まで2ヵ月半切りましたよ。関西でのビッグマッチです! そのビッグマッチを盛り上げるために初心に戻らなくてはいけないと、中学・高校の頃に戻って大阪大会を成功させたいと思って、12月4日のオープニングを越前屋俵太さんとやりたいんですよ!」亜門「ビッグネームじゃないですか!」
高木「ただ上野やゆに君はわからないと思うから、どれだけ伝説の人か映像にまとめてきました(スクリーンで越前屋俵太さんのVTR(ほぼ池落ちか海落ち)が流される。)
亜門「じゃあ来場決定でよろしいですね?」
高木「…これからね」
亜門「えぇ!?」
高木「ちょっとした知人の付き合いで会食したことはあるんですけど連絡先知らないし、あくまでも僕の気持ちです」
亜門「どうするんですか!?」
高木「今や引退されてどこにいるかわからない。探します。大阪大会を成功を導くために越前屋俵太さんを探す旅に出ます!」
【高木の話】
高木「12月4日のエディオンアリーナの大阪オクトパスは何がなんでも成功させなきゃいけない興行だと思っています。去年に引き続き今年もやるわけですけど、関西で去年とは違うアプローチをしたいと思って、大阪で馴染みのある人とオープニングを一緒にやりたいなという僕の気持ちですよね。中学生・高校生と大阪のテレビ番組を見ながら、それこそ『突然ガバチョ!』とか『夜はクネクネ』とか大阪を代表する番組を見ていくなかで、そういうエッセンスをDDTに入れていきたいと思っているので。ただ残念ながら一度会食でご一緒させていただいたんですけど、連絡先を知らなくて、どこにいらっしゃるのかわからない。越前屋俵太さんを探す旅に出なければならない。越前屋俵太さんの消息を知ってそうな業界の方にいろいろと聞きながら探していきたいなと思います。関西圏で越前屋俵太さんを知らない人はいないと思います。それこそ80年代、90年代を代表するタレントさんということもあるんですけど、スタンスがDDTと似てるんですよ。大手プロダクションに所属しないで、独自で大阪のお笑いを創っていった人なのですごいと思います。そういう部分も初心に戻って体感したいと思います。」――EXTREME級王座への挑戦が決まりました。
高木「来年DDTも20周年ということで、10年前ぐらいのDDTを代表する死闘を称して大威チン八連制覇と呼ばれていたわけですよ。本当に命を懸けた闘い、大威チン八連制覇というだけでお互いの命が削られるような試合を札幌で展開するわけなんですけど、ちょっと初心に戻ることも大事だと思うんですよ。ルールとかは当日になって発表されると思うけど、DDT EXTREME級王座は自分が創ったんですけど、男色ディーノはちょっと守りに入っている。タイトルマッチをまだやってないとか獲ったばかりとか関係ない。つねに攻めに転じないといけないわけで、10年前にやっていた大威チン八連制覇を今の時代に蘇らせることがどういうことなのか、男色ディーノには深く噛みしめてほしいと思います。あとはわからない人も多いと思うけど、各自調べてほしい。調べることも大事です。今の時代は情報があり余りすぎてるんですよ。さっき大威チン八連制覇でGoogle検索したら、DDTを代表する観戦記サイトしかヒットしなかったです。それぐらい10年前でコアな歴史を持つ試合形式だと思うので。何やったかは各自で調べてほしい。テーマはggrksです。」
◇第6試合◇
▼30分1本
HARASHIMA 宮本裕向 ○樋口和貞(16分03秒 体固め)石川修司 佐々木大輔 Xマッド・ポーリー
※轟天◇第7試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○遠藤哲哉(22分13秒 片エビ固め )X竹下幸之介
※スカイツイスター・プレス(試合終了後)
遠藤「見たか、これが現実だ。あんなクソガキじゃ今の俺には勝てないんだよ。カリスマ、竹下とやるチャンスをくれてありがとうございました。アイツの左腕ぶっ壊してやりましたよ。アイツは左腕で腕相撲ができない。カリスマ、何しゃべりますか?」佐々木「オーイ、竹下! テメエなんかじゃ今のテツヤの敵じゃねえんだよ。遠藤、遠藤、遠藤さん…女々しい野郎だ。まるで女にフラれた昔の俺のようだ! このテツヤ・エンドウ。この“カリスマ”佐々木大輔がKO-Dタッグのベルトを獲る! そしてこの“大巨人”石川“エイドリアン”修司が樋口をぶっ殺す! 6人タッグのベルトはここにある。俺たちがDDTを制圧する! 12月の大阪府立も俺たちが制圧する! 俺たちがDAMNATIONだ! 俺たちは群れない・媚びない・結婚しない! このDDT、そしてマザーアースは俺たちDAMNATION中心に回ってんだ。覚えておけ!」
【遠藤、石川、佐々木の話】
遠藤「これが今なんだよ。これが現実だ。竹下じゃ、今の俺にはかなわないんだよ。」――改めてDAMNATIONに入ったことが正しかったと証明した?
遠藤「見てればわかんだろ。見てる客全員、そう思っているよ。」――石川選手は樋口選手とKO-D無差別の前哨戦でしたが。
石川「最後にポーリーが取られたけど、25日はシングルマッチなので。樋口はちょっと調子に乗っているのみたいなので、俺の怖さを肌で感じてもらいたい。全力でぶっ壊してやろうかなと思います。」――相手は轟天に自信を持っているようだが。
石川「轟天決められたって返すから。俺は人間凶器だから、アイツが痛くて「やめてください」というような試合をして勝ちます。」――佐々木選手はKO-Dタッグの前哨戦だったが。
佐々木「私は宮本裕向選手を尊敬し、崇拝してますから。今日さらに尊敬しましたよ。」――HARASHIMA選手に対しては?
佐々木「あんなゴミレスラーはどうでもいいんだよ。」――ベルトを獲れる自信は?
佐々木「それはもう確定事項だから。なんなら後楽園が終わったあと、宮本さんはDAMNATIONに入るかもしれない。こっち側の人間だから。」【竹下の話】
竹下「あんだけ強気で試合前は言っていたんですけど、完全に3カウントを取られて、正々堂々100%じゃないですけど、ほぼイーブンでやりあって負けているので、完全に黒星。でも12月、エディオンアリーナ第一競技場があるし、3月にはさいたまスーパーアリーナもあるので、ここで躓いてられないんで。また頑張ります。」――これまでの遠藤選手と何が違った?
竹下「今までの遠藤選手と違ったのか、今までの僕と違ったのか、それはわからないですね。でも前回の後楽園のタイトルマッチの時とはお互いに違ったから今回負けたわけで。でもその何かを見つけて使うだけなので、まだ躓いてられません。」――DAMNATIONにやられっぱなしだが。
竹下「何事にも勢いがあるけど、永遠にその勢いは続くわけじゃないので。僕がそのDAMNATIONの勢いを止めるきっかけになればいいなと。でも今のままじゃちょっと押されているので。今日は地元だし勝たなきゃいけない試合でしたね。でも、負けは負けなんで。先のことを見ないといけない。落ち着いて、すぐ府立第一、さいたまスーパーアリーナを見ていきたいと思います。」DDT大阪大会では第5試合で高尾の保持する世界ジュニア王座に平田が挑戦、今回の平田はお笑いキャラではなくシリアスモードで挑み、序盤から高尾と技の読み合いを展開するが、高尾がエプロンでのDDTから首攻めで先手を奪う。
高尾のフェースロックやDDTなどでリードしたままで試合が進み、平田はコルタバやフェースクラッシャー、ミサイルキックで流れを掴んだかに見えたが、高尾はディープインパクトから羽折り固めと平田の反撃を断ち切る。
しかし平田はエルボーで打ち返し、雪崩式フランケンシュタイナー、マッドスプラッシュ、奇跡を呼ぶ逆転首固めと畳み掛けて高尾を追い詰め、延髄斬りからスライディングキックを連発しエゴイストドライバーを狙うと、リバースDDTで切り返した高尾がライガーボムからジントニックで3カウントを奪い王座を防衛した。メインは竹下がかつての相棒でDAMNATIONへと走った遠藤と対戦、 今年2度目の対決となったがセコンドの佐々木が介入し竹下を場外へ引きずりだすと遠藤が鉄柱攻撃を含めた左腕攻めを展開、しかし竹下は逆水平で流れを変えジャンピングニーからフロントスリーパー、DDTなど首攻めを展開して反撃する。
竹下はスワンダイブを狙うが、遠藤はボディーへのパンチで迎撃するとハンドスプリングニールキックで場外へ追いやった後、ノータッチトペコンを発射、リングに戻ってからスワンダイブエルボーから羽折り固めで竹下を追い詰めるが、脱出した竹下はブルーサンダーを決めるも雪崩式フランケンシュタイナーは遠藤がエビ固めで切り返してから腕十字で捕獲、だが竹下も強引に持ち上げてパワーボムで叩きつける。
竹下はターンバックルへのパワーボムから串刺しビッグブーツ、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すが、起き上がった遠藤も垂直落下式ブレーンバスターで応戦しムーンサルトプレスからトーチャラックボムを狙うも、背後に着地した竹下はスリーパーで捕獲してからドラゴンスープレックスで投げる。
竹下はラリアットからマスキュラーボムを決めるが、勝負を狙ったジャーマン狙いは、遠藤が着地するとトラースキック、テツヤ・イン・ザ・スカイ、トーチャーラックボムと畳み掛けた後でスカイツイスタープレスを投下して3カウントを奪い、7月のリベンジを果たした。試合後も遠藤は佐々木とのタッグでスマイルヤンキー(HARASHIMA&宮本)の保持するKO-Dタッグ王座に挑戦を表明し、最後はDAMNATIONがリングジャックして大会を締めくくった。
DDTドラマティック総選挙2016最終中間発表のユニット部門でもトップとなっているDAMNATION、今回のエディオンアリーナ大阪第二大会でも席巻するなどDDTの中心になりつつある。
第3試合ではDDTドラマティック総選挙2016個人部門でトップとなっているディーノは石井と組んで3WAYタッグ戦に挑み、アントンがヨシヒコと仲間割れとなると、ヨシヒコを捕らえたディーノは男色ドライバーで3カウントを奪い勝利となった。
試合後にはディーノの保持するEXTREAM王座にDDTからの指名で高木が挑戦を表明、大威チン八連制覇ルールで対戦することになった。
高木は「探偵ナイトスクープ」の元リポーターである越前屋俵太氏を12月4日の大阪大会に招くことをアピールしたが、肝心の本人はタレント活動は休止し書家として活動していることから、招聘は出来るのか?また12月4日の大阪大会のは飯伏幸太、くいしんぼう仮面、菊タローの参戦も発表、昨年の大阪のビッグマッチでは煮え湯を飲まされたDDTだが、今年は大成功となるか?
精一杯やったつもりなのですが負けてしまいました。遠藤選手の方が強かったです。応援ありがとうございました。次回大阪大会は10月30日です。同日昼に同じ会場で毒人があり、自分も参戦させていただきます。vs TORU 凄い気持ちの入るカードです。こちらも合わせてチケット受付しています。
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2016年9月18日大阪大会終了。メインでテツヤはよくやった!テツヤを導き解放してよかった。セミではポーリーがやられてしまったがそれは大丈夫。宮本さん以外は眼中にない。媚売りクソ派手大巨人もっと頑張れ! pic.twitter.com/1aNIgbuP85
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2016年9月18日世界ジュニア無事防衛できました!
若手通信時代に20、30人の前で初めて平田くんとメインをした頃を思うとこの世界ジュニアの防衛戦出来た事とても嬉しいです。
熱い気持ちの試合できました。
ありがとう!
これからも王者として頑張ります! pic.twitter.com/VpdqcnD7pR
— 高尾蒼馬 (@takaokun0804) 2016年9月18日負けました。応援してくれた皆様すいませんでした。ただ自分の今の全力は出し切ったんで悔いはないです。また上を目指して頑張るのみ!とりあえず気付けば同じT2ひーなので明日からまたよろしく高尾さん!そして次やったら必ず勝ってやる! ! pic.twitter.com/wA3CZAVOu9
— 平田 一喜 (@parakissk) 2016年9月18日DDT大阪終了!高尾vs平田の世界Jr.戦、遠藤vs竹下のメイン、2つとも素晴らしい試合でした!私も負けられません。10.10札幌で男色ディーノのエクストリーム級に伝説の大維チン八連制覇で挑戦します!ご期待ください!#ddtpro pic.twitter.com/XnYwsY3oXU
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016年9月18日「越前屋俵太さんと12.4大阪府立第一大会のオープニングを一緒にやりたい!」私の願望です。越前屋俵太さんとはどんな人か?天才です。詳しくはこちらを!https://t.co/kjpcftsfth
探して、必ずOKもらいます! pic.twitter.com/JVjuyiC92R
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016年9月18日 -
征矢が復帰戦の相手にワイルドの相棒・大森を指名!稲葉がKAIを涙の返り討ちも新世代の結束で世代闘争へ
9月18日 WRESTE-1「WRESTLE-1 TOUR 2016 3rd ANNIVERSARY」後楽園ホール 811人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
大家健 村瀬広樹 ○藤村康平 翔太(6分17秒 キャメルクラッチ)アンディ・ウー X立花誠吾 頓所隼 進藤翔◇第2試合◇
▼プロレス総合学院2期生デビュー戦/30分1本
NOSAWA論外 ○MAZADA(8分00秒 キャメルクラッチ)X伊藤貴則 デニス篠原◇第3試合◇
▼30分1本
△葛西純(8分32秒 両者リングアウト)△熊ゴロー【熊ゴローの話】「両者リングアウト、訳分かんねえ。オレはこんな感じで、こんな結末じゃなくて、もっと違うものを征矢さんと葛西さんに見せたかった。何度でも征矢さん、葛西さんにオレの気持ちをぶつけます。もっとちゃんとオレのハートを葛西さん、征矢さんにぶつけます」
【征矢、葛西の話】
葛西「あれがアイツのやる気か? ちょっとわかんねえ。オレっちも頭に血が上って、確かに我を忘れてた。それをよ冷静に判断してくれた、間に入ってくれた学ちゃんを蹴飛ばして。負傷者に手を出すってどういうことだよ。あれがアイツのやる気か? レスラーとしてじゃねえよ。人間として間違ってんじゃねえのか」征矢「あれがアイツのやり方か? もうニューワイルドオーダーに残れとか言わねえよ。ぶっ潰してやる」
葛西「確かにいままでのアイツとはちょっと違ったよ。いままでアイツはちゃんとした人間だった。でも今日で分かった。アイツは人間として間違ってる」
征矢「2人でまたやっていきましょう」
◇第4試合◇
▼30分1本
○黒潮“イケメン"二郎(10分07秒 イケメン固め)X河野真幸【黒潮の話】「俺だってね、練習ぐらいしてますよ。ただ、プロレスは難しいですね。相手を振り向かせないと。今回は振り向いてくれたからよかったですけど、俺はこうやって敵を作ってW-1を盛り上げていく。敵はW-1の外ですけど、W-1を盛り上げていくためにはW-1の人とじゃないとダメなんですよ。僕はW-1に残った人たちとW-1を盛り上げていく! 敵でも味方でも! ただ、実力はまだまだ伴ってないので、船木さん、待っててください。フィニッシュ」
◇第5試合◇
▼30分1本
○火野裕士(8分14秒 体固め)X土肥孝司
※Fucking BOMB【火野の話】「リアル・デスペラードを抜けて、やりたいことが何となくわかった気がする。まあでも、あんなもんじゃまだまだやから。せっかく抜けて、俺たちベテラン軍に噛みつきたいんちゃう? だから抜けたんやろ。俺らの下でヒョコヒョコついてくようなキャラじゃなくて、俺が俺がって前に出てくるようなことをやりたかったのかな、アイツは。案の定、まだまだ無理やぞ。あれで俺に勝てると思ってるのか? 全然無理やな。せっかく抜けて、お前なりに頑張ってるのかもしれへんけどな。まだまだ足らへんちゅうことや。まあ、頑張れや。(シングルでやってみて、気持ちは感じた?)感じたからそういうようなことを言ったけど、さっきも言ったように、気持ちが足らへんってことやね。今日の試合を見て、なにかできたか? ほとんど何も残せてへんやろ。あんなんじゃ無理やっちゅうことや。もっと気持ちが強くなって。せっかくリアル・デスペラードをアイツの意志で抜けたんや。もっと気持ちを強くもって、かかってきてくれ」
【土肥の話】「強いな。強い。でも、ちょっと火野裕士の余裕のないところを見せられたんじゃないかな。本当はいろいろ考えたんだけど、やっぱり真っ向からぶつかって勝ちたいというのがあって。玉砕されたね。でも、向こうから仕掛けること、火野裕士からいきなり仕掛けてくることはねえだろ。それは前哨戦で俺への気持ちが高ぶってきたからじゃねえか? まあ、1回で終わらせたくないね。(結果は伴わなかったが、内容の部分では?)内容は正直まだまだだ。火野裕士が俺の技で倒れたかって言ったら、全然倒れてないし。でも、俺はちょこまかやらないよ。W-1で火野裕士とシングルやって、チョップ何発も張り合えるのは他にいるのかよ? 俺しかいねえからよ。まだまだやりたいですね」
◇休憩前◇
(欠場中の征矢学がリングに登場。)征矢「みなさん、お久しぶりです。わたくしW-1の征矢学と申します。どうぞよろしくお願いします。わたくし8月にケガをしまして、10月の後楽園で復帰が決まりました。なんですが、どうしても復帰ではやりたい相手が一人おります。私がもう一度ワイルドの心を取り戻すために、ワイルドハート、ワイルドハート! みなさんピンとこないですか。そうです。大森隆男とシングルマッチをぜひやりたいと思っております!(歓声)拍手をいただいたのはありがたいのですが、これはただ私が思っているだけであって、カード自体決まっておりません。ですが、私はこのカードをぜひとも実現すべく、明日の全日本プロレスの後楽園ホールに、直接大森さんに直訴しに行きたいと思っております! 私の気持ちが大森さんに届くか、全日本プロレスに入れてもらえるかわかりませんが、必ず気持ちを大森さんに伝えたいと思います。次の10月9日の後楽園ホールでは、私と大森さんの闘いをぜひとも楽しみにしていただきたいと思います! よろしくお願いします!」
◇第6試合◇
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ/60分1本
[第5代王者]○児玉裕輔(13分40秒 片エビ固め)[挑戦者]X吉岡世起
※サーヴィカル・ブレイク
☆児玉が初防衛に成功【児玉の話】「鬼のような吉岡さんを引き出すって言って、やっぱり凄いのが来ました。途中の蹴りで、気管のところが切れたっぽいです。血がたくさん出てきて。でも、あれだけ怖い吉岡さんを引き出して勝ったというのは、非常に自分の中では大きいです。お互いに負けたくない、似た者同士だと思うんで。ファイトスタイルは違っても、どこかで意識し合える部分もあるので。これで終わりじゃないです。どんどんと、何回も何回も吉岡さんとやっていきたいなと思います。もしかしたら、次は吉岡さんの持つベルトに僕がチャレンジするかもしれないし、いろんな状況あると思うんですけど、これっきりで終わらせたくないですね。(同じ世代での戦いは見せられた?)そうですね。やっぱりこれからのW-1というのは僕らの年代がドンドン第一線に上がっていなきゃいけないと思っているんで。周りになんと言われようと、ドンドンドンドンチャレンジしていくことが一番。こうして多くの人に触れる機会がある人間であればあるほど、常に動いていなきゃいけないと僕は思っているんで。常に行動を起こしていきたいなと思っています。(次の防衛戦は?)1回、同期対決というか、同世代対決はやったので、いろいろ考えているんですけど、何個か案があって。どれにするかというのは、また考えたいと思います。次に向けて打ち出したいと思ってます。W-1とこのベルトをドンドン凄いものにしていくために、僕なりに考えているんで。また追々発表させていただきたいと思います」
◇第7試合◇
▼第7代WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ王者決定戦/無制限1本
○カズ・ハヤシ 鈴木鼓太郎(11分17秒 片エビ固め)近藤修司 X“brother"YASSHI
※パワープラント
☆カズ&鼓太郎組が第7代王者となる【カズ、鼓太郎の話】
カズ「うれしい! W-1の未来はオレたちの試合だろ。W-1の未来は作るのはカズ・ハヤシと鈴木鼓太郎、略して…」鼓太郎「略して…考えておきます」
カズ「倒してみろ。オレらを超えられるタッグがあるのかと問いたい。自信のあるヤツは出て来いよ」
鼓太郎「急造タッグかもしれないけど、それでも一発で結果出した。そこらの通常のチームより3倍強いぞ」
カズ「上野の鼓太郎さんのバーで勝利のカクテル飲んでるんだ。今夜も飲むぞ」
【近藤、YASSHIの話】
近藤「コイツ、何年かブランクあるけど、ほかの現役の3人に全然見劣りしなかったよ。見ててわかっただろ。もしかしたら4人の中で一番がんばったよ。プロレスやってないときも、魂はプロレスラーだったってことだよ。オレたちはスタートはいつもこうだよ。闘龍門入ったときもそう。今からスタートでも遅くねえよ。なあ、ブラザー。年齢は関係ねえよ」YASSHI「今からや、カスヤロー。脳ミソだけでプロレスするヤツらを、オレらがヒーヒーいわしたる」
◇第8試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ/60分1本
[第9代王者]○稲葉大樹(21分57秒 タイガースープレックスホールド)[挑戦者]XKAI
☆稲葉が初防衛に成功(試合終了後)
(ベルトを受け取った稲葉に大歓声。KAIが座ったまま握手を求める。稲葉が応じ、頭を下げる。稲葉は顔をくしゃくしゃにして涙。稲葉コール。)稲葉「今日は泣かないって決めてたんですけど、やっぱり泣いちゃいました。でも、これで、前の試合でギブアップ取って、フォールで3カウント取って、もうマグレじゃないってことが…。これからのW-1、ボクが引っ張っていきます!(稲葉コール)でも、でも、W-1引っ張っていくっていうのはボクだけの思いじゃないはずです。リングの周りにいるみんな、ちょっと上がって来てください。(若手がリング上へ)みんなもオレと一緒の気持ちでW-1盛り上げていきたいって、同じ気持ちですよね。W-1の若手の気持ち、固まってます。これからのW-1、ボクたちで引っ張っていきます! よろしくお願いします!」
(そこへNOSAWA、火野、河野、葛西らが登場。)
NOSAWA「おい、てめえら若いやつらで何ができるって言うんだよ? おい土肥、オマエな、今日火野に負けてんだよ。現実見ろよ、ボケ」
葛西「おいおいおい、あんちゃんたちよ、リング占拠してなんだ? 天下取ったつもりでいるのか? おい熊、オマエよ、ケガ人に手出してよ、このW-1のリング引っ張っていく? きれいごとも休み休み言えよ、この野郎」
河野「おい稲葉、いや、チャンピオン。W-1を引っ張っていきたい、盛り上げたい、その気持ちは素晴らしいことだと思う。ただ、それはこのリングで闘うすべての選手がもって闘わなきゃいけないことなんだよ。当たり前のことなんだよ! W-1始まって3年だよ、オマエ、3年。おせえよ! しょうもない。オマエ(黒潮)も」
稲葉「河野さん、でもオレたち、もう一度、気持ちをひとつにしてW-1盛り上げていきます!」
河野「だから言ってんだろ! オマエらが束になってやったって何もできねえって言ってんだよ、この野郎!」
稲葉「じゃあオレたちとやりましょうよ。5対5でやりましょう」
河野「…5対5って、オマエら仲良しこよしかもしれねえけど、こっちは関係ねえよ」
葛西「(さえぎって)よーし! おもしれえじゃねえかコノヤロー! よしよしよし。それなら話はええよ。オレたち、1、2、3、4、5、よしよし、5人いるからよ、オマエらだれが出るんだ!? だれがでるんだオイ!?」
稲葉「じゃあこっちは、熊、土肥さん、イケメン、そしてオレ、もう一人…」
藤村「(マイクを奪って)W-1で一番若いのはこのボクです。あとの一人、ボクでお願いします! ボクにやらせてください! お願いします!」
稲葉「じゃあこっちはもう一人、藤村でいきます。これで5対5、やりましょう。今度の後楽園で5対5でやりましょうよ! イリミネーションでやってやりますよ。5対5のイリミネーション、次回後楽園でやります!」
(ベテラン軍が退場。葛西とNOSAWAがハグ。葛西は火野とも半ば強引にハグ。)
稲葉「ボクたち若手、気持ちはひとつです。これからのW-1、ボクたちで引っ張っていきます! また応援よろしくお願いします! 今日はありがとうございました!」
【近藤、河野、葛西、NOSAWAの話】
近藤「オレは誰も信用してねえ。オレが信用してんのは、オマエ(河野)だけだ。とにかくアイツら出た杭を叩き潰す」河野「まあ、出たのかどうなのかもわかんないけど」
近藤「出てねえか」
葛西「今度やるんだろ、オレたちで」
近藤「仲間じゃねえぞ」
NOSAWA「若い力って言われても全然ピンと来ない。若い力で集まってなにができるんだって。キャリアが違う。結果、ベルト取りました、お客さん喜びましたって。全然、客入ってねえじゃねえかよ。潰れるぞ。5対5、ぶっ潰してやる」
【稲葉、児玉、藤村の話】
稲葉「今日3カウント取りました。マグレ、マグレって言われてましたけど、これでもうマグレって言われないと思います。これからは本当にボクたちで引っ張っていきます。最後リング上で、藤村もああやって意思表示をして、藤村は武藤塾からいっしょに頑張ってきた仲間なので、5対5、ボクたちがW-1を引っ張っていきます。気持ち的に沈んだ部分もあったんですけど、どうにか今日の後楽園に気持ちを持っていけたかなって。これからもっともっと自分自身変えていかなきゃいけないなと思います。ボクが引っ張っていきます。その気持ちをみんなが持っていれば、きっとW-1は変わっていくと思います」児玉「ひとつ提案なんですけけど、UWA6人タッグ、ボク、土肥、熊って、若手だけで試合やらないですか? オレたち若い世代でこれだけのものができるんだっていうのを見せるためにも」
稲葉「やりましょう」
藤村「W-1のなかで一番若いのはボクなので、ボクもW-1を引っ張っていく一員だと思ってます。もっともっと強くなって盛り上げていきたいと思います」
休憩前に右肩鎖関節脱臼及び靭帯損傷で欠場していた征矢が登場、10月9日後楽園大会からの復帰を発表したが、復帰戦の相手にかつての相棒である全日本プロレスの大森を指名した。
征矢と大森は、ご存知の方も多いだろうが、武藤体制時代の全日本プロレスでGET WILDを結成し全日本マットを席巻、2012年プロレス大賞最優秀タッグチームにも選ばれ、征矢自身もブレイクするきっかけにもなった。
しかし翌年の2013年に世界タッグ王座から転落後に征矢が首と目の治療のため長期欠場のためチームは活動休止になると、武藤とオーナーだった白石“バカ”伸生の間で対立が生じて全日本に分裂騒動が起き、征矢は全日本に留まったが、12月末に突如退団、WRESTLE-1へと走ったことで再結成の可能性もなくなってしまった、征矢がなぜWRESTLE-1へ走った理由はわからないが、この時点で全日本は資金的に厳しくなっていたことから、バカ白石が支払うべきものを支払わなかったからと見ている。
しかし二人の仲は切れた共言い難く、互いに「GET WILD」を入場テーマとして使用していたことから、離ればなれになっても解散はせず名前だけでも継続させていたが、今年になってWRESTE-1と全日本が雪解けで急接近したことで、征矢と大森が再び交わる可能性が高まっていた。後は征矢の呼びかけに大森がどう返答するか…本題のWRESTE-1後楽園大会はnew Wild orderの離脱を表明した熊ゴローが葛西とケジメの禊マッチを行うが、二人はラリアット合戦から葛西が顔面蹴りを放つと、バックドロップや後頭部へのドロップキックと徹底的に痛めつける。
しかし熊ゴローは耐え切ると頭突き合戦からドロップキックを放ち、バックフリップからダイビングセントーンを投下、パワーボムと畳み掛けるが、クリアした葛西も延髄斬りや頭突きで応戦、ラリアット合戦を制してからリバースタイガードライバーを決めるも、今度は熊ゴローがクリアする。
葛西はパールハーバースプラッシュも投下するが、クリアした熊ゴローは強引にブレーンバスターで投げると、ラリアットから場外戦に持ち込み頭突き合戦を展開するが、完全にエキサイトした二人はレフェリーや立会人の征矢の制止までも無視してしまい、レフェリーが収集不可能と判断して場外カウントを数え両者リングアウトとなるも、二人は治まらず大乱闘となってしまう。打倒・河野を掲げた黒潮はシングルで3連敗を喫している河野と対戦、河野がハイアングルのチョークスラムや場外戦で線絵tを奪うも、黒潮はスワンダイブミサイルキックで反撃してからトペコン、アラビアンプレスと反撃、しかしエプロン越しのハイキックからのスワントーンボムが自爆となってしまうと、河野はエルボー合戦からネックハンキングボム、串刺しニー、チョークスラムと畳み掛けるが、雪崩式チョークスラム狙いは黒潮が回転十字固めで切り返す。
黒潮はトラースキックからムーンサルトプレスを投下するが、河野は剣山で迎撃すると、ランニングニーからジャーマン、バックドロップ、チョークスラムと畳み掛け、ランニングニーから再度チョークスラムを狙うと、黒潮がウラカンラナことイケメン固めで逆転3カウントを奪い、河野越えを達成する。火野vs土肥は火野が逆水平合戦からパワーで圧倒するが、ラリアットをブロックした土肥はエルボーからバックドロップで活路を見出すも、火野は逆水平で鎮圧する。
土肥もエルボー、ラリアットで反撃するが、再度のラリアットはかわされると火野はジャーマンで投げ、ラリアットを狙うも、今度は土肥がカマイタチで迎撃してからラリアットを狙う。
しかし火野がラリアットでなぎ倒すとFucking BOMBで3カウントで完勝となる。クルーザーディヴィジョン戦は吉岡がミドルキックで先手を狙うが、児玉は吉岡の痛めている首を攻めて先手を奪う。
しかし吉岡はレッグラリアットで反撃するとミドルキックの連打、串刺しジャンピングニー、ジャンピングハイキックと浴びせ、場外へ落ちた児玉にランニングローキックを炸裂させてから鉄柱越えのトペコンヒーロを決める。
リングに戻った吉岡はみちのくドライバーを決めるが、ハイキックは児玉がかわすとコーナーへのギロチンホイップからクロスフェースで動きを止め、打撃戦もエルボーの連打、ドロップキックで制したかに見えるも、吉岡もスピンキック、スライディングキックで応戦し反転式ハイキックを狙うが、読んだ児玉がトラースキックを放って両者ダウンとなる。
児玉は吉岡をコーナーに固定すると顔面へトラースキックを炸裂させ、トルネードDDTからリバースDDTを狙うも、吉岡は変型ハイキックで阻止しスライディングキックを狙う、しかしキャッチした児玉は頭突き合戦を制した後でトラースキック、変型リバースDDTと畳み掛けてからサーヴィカル・ブレイクを決め3カウントを奪い王座を防衛、試合終了後は両者握手でノーサイドとなったメインは8月10日横浜文体大会の再戦となる稲葉vsKAIのWRESTE-1チャンピオンシップ、KAIから王座を奪取した稲葉だったが、8月19日の新宿大会ではKAIが稲葉から直接フォールを奪っただけでなく、稲葉の勝利を「まぐれ」呼ばわりし、前王者の権利を行使して再戦に漕ぎ着けた。はKAIは三富、翔太、大家、村瀬と共にトレインで入場すれば、稲葉のセコンドにはアンディ、吉岡、黒潮、土肥、熊ゴロー、児玉が着いた。
試合はKAIがフロントハイキックを狙うも、かわした稲葉はKAIの胸板にヘッドバットを炸裂させてからフライングショルダーを発射、KAIを場外へ追いやった稲葉は客席へホイップを狙ったが、逆にKAIが客席にホイップし、柵へ叩きつけてから東側看板に稲葉の頭部を叩きつけて先手を奪う。
KAIは再び場外戦に持ち込んで、翔太に南側入り口の上からのダイブを要求して翔太はスタンバイするも、KAIは翔太を置いてリングサイドに戻ってしまい放置状態にしてしまうが、KAIはリングサイドでのブレーンバスター、客席へのホイップと試合を有利に進める。
劣勢の稲葉はKAIの串刺し攻撃を阻止するとフライングショルダーを発射し、顔面ウォッシュや顔面への低空ドロップキックの連発で流れを変え、時間差ロープワークから火の玉ボム、そして卍固めを狙うも、KAIは担いでバックフリップで投げ、ダイビングフットスタンプから逆エビ固めと稲葉を追い詰める。
KAIは稲葉の串刺し攻撃をハイキックで迎撃してからコルタバで場外へ追いやり、トペを発射させると「マグレ」コールをあおり、リングに戻ってから稲葉をコーナーに逆さ吊りにして顔面へのスライディングキックからLATを狙うも、稲葉はコンプリートショットで切り返し、ダイビングヘッドバットの3連発、フィッシャーマンズバスター、連続ジャーマンと畳み掛ける。
稲葉は再度卍固めを狙うが、振りほどいたKAIはトラースキックから延髄斬り、ジャーマン、トラースキック、再度のLATは稲葉が着地して張り手で返すと、KAIも打ち返し、稲葉がヘッドバットから突進したところでキャッチしファイヤーサンダーで突き刺すも、稲葉のヘッドバットでKAIは流血してしまう。
KAIは垂直落下式ブレーンバスターからスプラッシュプランチャを狙うが、追いかけた稲葉と競り合いになると、競り勝ったKAIが雪崩式LATで叩きつけ、サンダーファイヤーパワーボムから再度スプラッシュプランチャを投下するが稲葉は剣山で迎撃してから丸め込む。
KAIは雁之助クラッチを狙うが、稲葉は卍固めで切り返すと、耐えるKAIにヨシタニックを決め、最後はジャーマンからタイガースープレックスホールドで3カウントを奪い王座を防衛した。試合終了後には稲葉は涙を流しながらKAIに頭を下げてノーサイドかと思われたが、稲葉が児玉、黒潮、アンディ、吉岡、土肥、熊ゴロー、藤村を呼び込んで新世代宣言をすると、火野とNOSAWAのリアル・デスペラードとnew Wild orderの葛西、トリガーの近藤、河野がマッタをかけ徹底抗戦の構えを見せる。
そこで稲葉あ10月9日の後楽園大会で新世代vs旧世代によるイリミネーション戦を提案すると、旧世代は難色を示しつつ、新世代潰しで利害を一致させ共闘、稲葉ら新世代の提案を受け入れ、また新世代は稲葉、黒潮、熊ゴロー、土肥とデビューしたばかりの藤村を抜擢することになった。稲葉の呼びかけがきっかけとなってWRESTE-1は世代闘争へと突入、戦力的には旧世代が優っているものの、今まで敵対していた者同士がいきなり組むとなると団結力が欠点か、また10月9日の後楽園は昼にWRESTE-1、夜に全日本が開催されることから昼夜にかけて対抗戦が組まれるの可能性も高い、今後のWRESTE-1は世代闘争、そして全日本との絡みが軸になっていくのか・・・?
またセミのタッグチャンピオンシップの王座決定戦は序盤はチーム歴の長い近ブラがカズ&鼓太郎を分断しカズに集中攻撃を加えるも、交代した鼓太郎が流れを変え、カズとの連係も決まって近ブラと互角に渡り合う。
YASSHIは二人に急所打ちを決めてから近藤がランセルセを決めると、バビロンからYASSHIがフライングビッグヘッドで勝負に出たが自爆となってしまう。
両軍が入り乱れるも、カズ&鼓太郎の連係が冴え渡りダブルインパクト式アッパー掌底や鼓太郎のファンネル、カズのハンドスプリング式レッグラリアット、鼓太郎のブルーディスティニー、カズのリバースファイナルカットとYASSHIに立て続けに決めると、最後はカズがトラースキックからのパワープラントで3カウントを奪い新王者となった。【試合結果詳報】稲葉大樹がKAIとの再戦制しV1!若手VSベテラン抗争勃発、征矢が復帰戦の相手に大森を希望、カズ&鼓太郎タッグ王座奪取、新ブランド旗揚げへ…WRESTLE-1後楽園詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC pic.twitter.com/iCUke0AZ7S
— 週プロmobile (@shupromobile) 2016年9月18日【復帰決定】征矢が10.9後楽園大会で復帰決定!その相手に全日本プロレス・大森隆男選手を切望!しかも明日の全日本プロレス後楽園ホールで直訴!?詳細→https://t.co/ar2Yk4hrym #w_1 #プロレス #後楽園 pic.twitter.com/bUsNqyNw0a
— WRESTLE-1(W-1公式) (@W_1_official) 2016年9月18日w-1の10月9日後楽園大会で復帰いたしたす。会社には言ったのですが、私の中ではどうしても大森隆男さんと復帰戦をしたい。理由はたくさんあります。ただ、プライドも何もいらないただ戦い気持ちだけです。周りの方がどう判断するか分かりませんが、悔いだけは残したくないです。
— 征矢 学 (@bunamayaso) 2016年9月18日今更何言ってんだ。とか、いろいろ意見はあると思いますが、自分の悔いの人生を送りたいと思います。だから、私は明日、全日本プロレスさんの後楽園ホール大会に行きます。大森さんに私の気持ちを伝えに行きます。
— 征矢 学 (@bunamayaso) 2016年9月18日9・18後楽園
稲葉が勝って
俺が負けた
これは紛れもない事実だ
でも俺は負けてない
何故なら師匠のアニマル浜口会長からこう教わった
本当の負けは這いつくばって立ち上がるのを諦めた時だと
行くぞ!自由だぁー!!#w_1 pic.twitter.com/XFzcpbv70k
— KAI (@kai0222) 2016年9月18日鈴木さんと
タッグタイトルとりました!
これからのレッスルワンを2人が作りあげて行きます。
— カズ・ハヤシ (@kaz_hayashi) 2016年9月18日タッグベルトとったど~!
祝いじゃ~!
というわけで、疲れた体に鞭打ってBAR JIN にいます(笑)#鈴木鼓太郎
— 鈴木 鼓太郎 (@suzuki_kotaro_) 2016年9月18日またベルトへ一歩届かなかった……
首は痛いし頭もクラクラする
でも、気持ちのぶつけ合いでバチバチするのは正直楽しくなってしまった
勝たないといけなかったんだけど
これでベルトを諦めた訳ではないし、いつでも児玉裕輔の首を狙いにいく準備は出来てる
またやりたいな#w_1
— 吉岡世起 (@SEIKI1005) 2016年9月18日今日の土肥くん
リアルデスペラードやめた理由はなんとなくわかった
先輩らと組んで脇役よりも主役になりたいんやろな
まぁそれは自分も同じような考えやしようわかる
ただ自分は先輩と組もうが誰と組もうが主役なってるけどな!
まぁ土肥くんの考え方嫌いじゃないよ
がんばれや!
— 火野裕士 (@hinoyuji1123) 2016年9月18日色々対策法は考えてたんだが俺らしくないから真っ向勝負で。玉砕。
ただ奇襲とかしてくることも今までなかったので、何連戦もしてきた中で今日すこーしだけバケモノ火野を本気にさせられたかなと。
世代闘争か。上等。#w_1 pic.twitter.com/caSZEQJfqk
— 土肥 孝司 (@KOJI_DOI) 2016年9月18日フィニッシュ!#w_1 pic.twitter.com/wdLh1olgmU
— 黒潮イケメン二郎 (@soujoro) 2016年9月18日初勝利❗#w_1 pic.twitter.com/srlegTAaFH
— 藤村 康平 (@kouhei_fujimura) 2016年9月18日某プロレス情報サイトで「明日の全日本プロレス後楽園大会に征矢学が来場?」との記事を目にした。意図が飲み込めず少々混乱している。いやいや❗まずは自分の試合に集中しないとな。皆様のご来場をお待ちしております。 #ajpw #ミドルエッジ pic.twitter.com/GIxzwEKHLp
— 大森 隆男 (@omoritakao) 2016年9月18日 -
BUSHIがKUSHIDAを破りIWGPジュニアヘビー級王座を奪取…ベルトが制御不能カラーに染め上げられる!
9月17日 新日本プロレス「DESTRUCTION in TOKYO」東京・大田区総合体育館 2803人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
ロッキー・ロメロ ○バレッタ(5分57秒 エビ固め)デビッド・フィンレー ×ヘナーレ
※デュードバスター◇第2試合◇
▼20分1本
○永田裕志 中西学(6分30秒 片エビ固め)ヨシタツ ×キャプテン・ニュージャパン
※エクスプロイダー・オブ・ジャスティス◇第3試合◇
▼20分1本
真壁刀義 ○本間朋晃 タイガーマスク(8分35秒 片エビ固め)天山広吉 小島聡 ×獣神サンダー・ライガー
※こけし
◇第4試合◇
▼20分1本
後藤洋央紀 ○石井智宏 外道(11分5秒 片エビ固め)タマ・トンガ ×タンガ・ロア チェーズ・オーエンズ
※垂直落下式ブレーンバスター◇第5試合◇
▼20分1本
○カイル・オライリー(12分59秒 アルマゲドン)×ジュース・ロビンソン◇第6試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ 30分1本
オカダ・カズチカ ○YOSHI-HASHI ウィル・オスプレイ(11分31秒 片エビ固め)ケニー・オメガ バッドラック・ファレ ×高橋裕二郎
※カルマ◇第7試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ 30分1本
内藤哲也 ○SANADA EVIL(13分12秒 SkullEnd)マイケル・エルガン 棚橋弘至 ×田口隆祐◇第8試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合
[第12代王者]○柴田勝頼(16分41秒 片エビ固め)[挑戦者]×ボビー・フィッシュ
※柴田は2度目の防衛に成功(試合終了後、オライリーが登場し、「シバタサン、ツギ、ヤリマショウ!」と王座挑戦をアピールし、両者は額と額を突き合わせてにらみ合いを展開。そして、オライリーがリングをあとにする)
柴田「オイ、オマエ、何言ってるかわかんねえけどさ、やってやるよ! 次はオマエだ、かかってこい、以上!」【柴田の話】「オイ!まず1つ。まず1つ。先日の青森大会2試合、欠場してしまい、本当に申し訳ございませんでした。今日やって、明日のこととか分かんねぇけど、今日を生き延びることができました。次、次々と、やらなきゃいけない相手がいるみたいなんで、しっかりカタつけていきたいと思います。俺と、アイツら2人、一緒にすんなよ。一緒にすんなよ。同じじゃねぇぞ。オマエらが思ってる以上に、新日本プロレスは、新日本プロレスだ。何か、何かありますか?ない?貸し?貸し借り?負けた勝った、“貸し”を作ったって言ったけど、アイツらには、あの外国人2人には、負けたって意識、これっぽっちもないから。負けてねぇんだよ。勝負がついてないだけ。アイツらに関しては、それだけだ。以上」
【フィッシュの話】「シバタ、本当にヤバいヤツだ。俺が今回日本に来た目的は、2つのタイトルの王者になること。それが達成できなかった。じゃあ、これからどうする?次のチャンスは絶対に獲る。チクショー!」◇第9試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合 60分1本
[挑戦者]○BUSHI(21分3秒 片エビ固め)[第73代王者]×KUSHIDA
※KUSHIDAが6度目の防衛に失敗、BUSHIが第74代王者となる(試合終了後。BUSHIは退場して行くKUSHIDAをリング上から睨みつけ、手にしたばかりのIWGP Jr.ベルトを掲げる。そして、そのベルトに毒霧を噴射して放り捨てる)
BUSHI「俺はいま、このIWGP Jr.のベルトを手に入れた(※大拍手)。今日、この場でKUSHIDAの応援をしたヤツら、ざーんねーんだったなー!!(※大拍手) KUSHIDAの描く新日本Jr.の未来、そんなの俺には関係ねぇんだよ(※大拍手)。このアイツ色に染まったIWGP Jr.、俺がこれから、制御不能に染めてやるぜ。En Serio!! マ~ジ~で!!(※大歓声)」【BUSHIの話】「見たか。俺は今日、このIWGPジュニア、IWGPジュニアヘビー、俺が手に入れた。でも、KUSHIDAには感謝してるよ。そうでしょ?『SUPER J-CUP』で優勝した男が、この俺を指名したんだぜ?かなり勇気のある行動だと思うよ。まぁ、あのKUSHIDAに勝ったんだ。あのKUSHIDAに勝ったからこそ、俺が次の対戦相手、最強の挑戦者を、俺が指名しなければならない。前王者のためにも、俺が指名するよ。チャンピオンが保持できる期間あったでしょ?ゆっくり考えさせてもらうよ、次の挑戦者。そもそも、KUSHIDA以外にいるのかよ?強いヤツは。KUSHIDAのためにも、次の挑戦者はふさわしいヤツじゃないと、誰も納得しないんじゃないか?まず、ちゃんとした会見でも用意してよ。俺から言いたいのは以上だ。これ以上はないよ。ゆっくり考えさせてもらうよ。Enserio、マジで」
【KUSHIDAの話】「(※川人に肩をかつがれて、コメントブースに現れる)このシチュエーションで、まさか介入してくるとは……信じてたんだけどなぁ、BUSHIを。ダメだ、ちょっと1人にさせてください」
新日本9月のビックマッチ第1弾・大田区大会のメインはKUSHIDAvsBUSHIのIWGPジュニアヘビー級選手権、両者は今年は2度対戦し2月の仙台ではKUSHIDAが勝利を収めるも、6月の同所ではBUSHIが勝利、そして8月のSUPER J-CUPを制したKUSHIDAにBUSHIが挑戦を迫り、挑戦に漕ぎ着けた。
しかしBUSHIの入場時に12月の後楽園に出現した怪覆面が再び現れBUSHIのセコンドに着いた、序盤はロープワークの攻防でKUSHIDAを翻弄したBUSHIは“ときめき”ポーズで牽制、更にKUSHIDAの攻撃パターンを読んでドロップキックで場外へ追いやったBUSHIはKUSHIDAをイスに座らせてから顔面へのドロップキックを発射、リングに戻ってから首攻めを展開しSTFで捕らえつつも鼻フック、そしてTシャツでのチョーク攻撃を狙うがKUSHIDAはバックドロップで反撃、しかしロープへ走ったところで怪覆面が足をすくって阻止するが、KUSHIDAはロープ越しのハイキック、ラリアット、BUSHIの左腕へミドルキック、ハンドスプリングエルボー、怪覆面と同士討ちにさせ場外のBUSHIにトペコンを放ってやっとペースを掴む。
KUSHIDAは飛びつき腕十字でBUSHIを捕らえ、スワンダイブ式ミサイルキックを放つがレッドシュース海野レフェリーに誤爆してしまうと、BUSHIがKUSHIDAの顔面に毒霧を噴射、そして内藤が乱入しBUSHIや怪覆面共々KUSHIDAを痛めつけるも、エルガンが駆けつけ内藤を控室へと連行する。
KUSHIDAがジャーマンからスライディングキック、ムーンサルトプレスと畳み掛けるが、BUSHIは急所蹴りからBUSHIロールで丸め込み、MXを狙うがKUSHIDAがコードブレーカーで迎撃しエルボー合戦からKUSHIDAが腕へのキック、アームブリーカーと腕を攻めた後でホバーボードロックで捕獲、BUSHIは逃れようとするがKUSHIDAが一回転した隙に首固めで丸め込む。
BUSHIは毒霧噴射を狙うが、KUSHIDAはマサヒロタナカで阻止すると再度ホバーボードロックを狙うと、堪えたBUSHIはカナディアンデストロイで突き刺し、BUSHIはコードブレーカーからMXを連発して3カウント、BUSHIが新王者となった。BUSHIとKUSHIDAは共に新日本育ちではなく他団体から移籍組の外様、しかし先に走っていたのはKUSHIDAで、同じ本隊だったBUSHIはなかなかチャンスに恵まれず、昨年は負傷で長期欠場となったことでKUSHIDAとの差が開く一方だった。
BUSHIがルードに転向するにあたってなぜロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを選んだのか、まだ新しいユニットでもありCHAOSやBULLET CLUBと人数が少ない分、チャンスが恵まれる機会が多い、そしてロスインゴに入ったことでチャンスに恵まれ、KUSHIDAに猛追しやっと破ることが出来た、試合は介入が遭って大荒れだったものの終盤での攻防は“KUSHIDAには絶対に負けたくない”という気持ちが充分に伝わった。セミのNEVER選手権は王者の柴田は胸椎の負傷で2大会を欠場するという最悪なコンディションでフィッシュの挑戦を受けたが、序盤は柴田も胸を攻められるのを避けようとしたのか、グラウンドの攻防に持ち込むも、フィッシュがクロスヒールホールドで捕らえると、場外に降りたところで柴田の足を払うように蹴り倒し、串刺しニーからのエクスプロイダーで動きを止めてから首、そして胸板へ集中攻撃を加え、そしてバックドロップを連発して胸板の痛みで呼吸もままならない柴田を痛めつけにかかる。
フィッシュは柴田の胸板に容赦なくキックを浴びせるが、柴田は敢えて正面から受けて立ち、串刺しニーの応酬から柴田が顔面への串刺し低空ドロップキック、フロントネックチャンスリー、コブラツイスト、フロントネックロックと猛反撃するが、フィッシュは強引に持ち上げて叩きつけるてからアキレス腱固め、フロントハイキック、エクスプロイダーと畳み掛けるが、ジャーマンで応戦した柴田はショートレンジのPKを放つ。
しかし再度のPK狙いをかわしたフィッシュはアンクルホールドで捕らえ、柴田を追い詰めるが、フィッシュのファルコンアロー狙ったところで背後に着地した柴田は頭突きを浴びせるが、柴田も自らの額を割って流血、それでもスリーパーで絞めあげたあとでのPKで3カウントを奪い王座を死守した。
試合後にはフィッシュの相棒であるオライリーが挑戦を表明、オライリーは同じ格闘スタイルの選手だけに一番手ごわい相手になるかもしれない。IWGP Jr.74 pic.twitter.com/CFfLoqCkTh
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2016年9月17日一緒にすんなよ。RT @taguchiryusuke: 白目と寄り目の夢の共演を
いつの日か… https://t.co/DeosqZokCk
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年9月17日 -
ベスト4が出揃うも、諏訪魔の強敵は古傷の右脚とボンバー斎藤レフェリー!?
9月17日 全日本プロレス「第4回王道トーナメント」神奈川・横浜ラジアントホール 330人超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○佐藤光留 ロッキー川村(11分12秒 腕ひしぎ逆十字固め )XSUSHI 竹田誠志◇第2試合◇
▼30分1本
○大森隆男 渕正信 井上雅央(7分54秒 片エビ固め)中島洋平 野村直矢 ×青柳優馬
※アックスボンバー◇第3試合◇
▼30分1本
○吉江豊 ボディガー(14分45秒 体固め)宮原健斗 Xジェイク・リー
※ダイビングボディプレス◇第4試合◇
▼第4回王道トーナメント2回戦/無制限1本
○諏訪魔(14分06秒 体固め)X滝澤大志
※ラストライド【諏訪魔の話】「あんな奴がいるんだね。うまいな。イマイチ空回りした。初めて当たったよね。千葉も何回も行ってるんだけどみたことないしさ。でかいし、打撃も重いし、器用だし、凄ぇな。やってて、こんな奴いるんだって思った。(胸板も真っ赤だが?)ここまで赤くなったの最近はないんでね。懐かしいというか、チョップを自慢してた奴もいたなって思い出したよ。(右足を攻められたがダメージは?)いや、ちょっと力を入れた時にダメージ食らうと何かゴキって時があるよね。それがなったんで危ないなと思ったけど。まだ動けてるんで。ちょっと不安にはなったけど、しっかりくっついてるか、そこはやりながら回復させていく。本調子に持っていきたいなと思うけどね。(バックドロップ、ラストライドを決めたが不安を払拭する意味もあった?)大丈夫だと確かめる意味でやって、それをしっかり気持ちに足が応えてくれたんでね。俺の気持ちとアキレス腱がいい意味で確かめ合うというかね。意思の疎通ができてれば、こうやっていい結果になるのかななんて思ってる。自分自身が敵というのが今になって思うね。(ファンの期待も感じる?)やっぱりありがたいし、期待に応えたい。今、新しい全日本プロレスって言ってるけど、いや違うんだ、まだまだうるせぇのが一人いるぞって、そういうのをわからせたいね。やってもダメなら仕方ねぇと思うけど、俺の欲というか、そういうの全く衰えてないんでね。やってやりますよ。あと一日だけ無理はしますけど、(右足と)相談しながらしっかりやります」
◇第5試合◇
▼第4回王道トーナメント2回戦/無制限1本
○ケンドー・カシン(9分59秒 首固め)X青木篤志【カシンの話】「(入場を控える秋山をみやりながら)彼もはぐれてるんじゃないか? あさってセコンドがいない。諏訪魔が誰か連れて来いって言ったけど、いないんだよな。だからネットで怪獣モノに卵返すから後楽園に来てくれと書いてくれ。(再び秋山をみやりながら)はぐれてんじゃないの。どう思う? 社長やめたいんだろ。以上です。(秋山の元に出向くとはぐれIGF軍Tシャツをかざす。秋山はカシンを指差してから入場ゲートへ)」
【青木の話】「全く持って訳わかんない。ボンバーも訳わかんないし、カシンもわかんないし。何なんだよ。一番わかんないのはあの卵だろ。意味わかんない、もう。でもやられた。以上」
◇第6試合◇
▼第4回王道トーナメント2回戦/無制限1本
○秋山準(13分07秒 片エビ固め)X長井満也
※リストクラッチ式エクスプロイダー【秋山の話】「(同世代の長井に苦戦させられたが? )キャリアは彼の方が長いんでね、そんな簡単に勝てるとは思ってなかった。でも目標は優勝なんで、ここで止まってるわけにいかないから。(デビュー24周年記念日に勝利したが?)別に今日が特別負けちゃいけないということはなく、いつも負けちゃいけないと思ってる。もちろん19日も決勝にいって優勝しか考えてないんで。この次かな。今一番上り調子の二人(ゼウス、崔)だから厳しくなるだろうけど、そのあとも諏訪魔とカシン(の勝者)、またそれもややこしくなるけど、優勝しか考えてないよ。(あと2つだが、2連覇は視界に入ってきた?)、最初から視界に入ってますよ。やる前からね。だから死角はないと言ったし。それだけ言ったんだからしっかりやれよっていう自分へのゲキでもあるし。今の奴ら自分にゲキかけられないような奴らばかりだから。自分の言葉に責任と行動力を持てるようにしないと。次、準決勝、そこで全部使い果たすつもりでいく。そのあとお互いに2試合目だから、それこそ今までの経験とかが役に立ってくると思うから。とりあえず準決勝に勝って決勝にいけるようにします。(入場前にカシンに絡まれたが?)レフェリーまでややこしくなってるじゃないか。何なんだ、あれ? 青森同士で。阿倍四郎みたいって誰も知らないか。阿倍四郎だよ。ボンバー四郎って名前変えろって。(もし決勝でカシンと当たったらレフェリー問題が浮上するが?)いや、その時は和田京平さんだよ。最後も高速カウントしたでしょ。見てないけど音でわかりましたよ。ポンポンポンって。それも含めて勝負だから」
◇第7試合◇
▼第4回王道トーナメント2回戦/無制限1本
○ゼウス(18分51秒 片エビ固め)X崔領二
※ジャックハマー(試合終了後)
ゼウス「崔さん、今日は自分と本気のプロレスをしてくださり、ありがとうございました(「優勝しろ!」の声も飛ぶ)「今日は皆さん、本当に心からありがとうございました(いい試合だった!」など賞賛の声が飛び、ゼウスコールの大合唱に包まれる)俺、本当に涙もろいんで…、全日本プロレス、ゼウスのことが好きになっていただけたらうれしいです。人生は祭りやで! わっしょい! わっしょい! わっしょい!」【試合後のゼウス】
ゼウス「この横浜ラジアントホール、満員入っても数百人のお客さんやけど、今日は絶対ゼウスのプロレスってものをお客さんにみせつけたろって気持ちで崔領二戦に臨みました。途中、内臓が飛び出るんじゃないかって思ったりも正直あったんですけどね。この鍛え抜いた体で何とか耐えれました。これからも一戦一戦、命がけの試合をしていきたいと思っております。どうかファンの皆さん付いてきて下さい。よろしくお願いします」――準決勝の相手が秋山に決まったが?
ゼウス「正直やっぱり今日まで崔領二のことしか考えてなかった。諏訪魔選手、秋山選手、凄く意識してましたけど、頭の中は崔領二のことでいっぱいで考えてなかったですけどね。あさって秋山さんと試合と思うとこの体大丈夫かなという思いもありますけど、やっぱりここはあさってで一つの区切りやと思って全身全霊、相手が誰であろうと全力ファイトを見せていきたいと思います」
――苦しい試合だったが勝ったことで大きな自信になったのでは?
ゼウス「いつも苦しい試合なんですけど、そこに自分の気持ちを出しきれば、体はきつくても心は満たされると思うんですよ。そこで気持ちが中途半端やときついだけで終わってしまうんでね。こうやってきつい試合でも勝つと気持ちいいですよね。今日は大きな会場ではないですけど、自分の中でプロレスラーとしてのこれまでの中で記憶に残る試合になりましたね。それがまた新たなゼウス、俺はできるんやって、そういう自信につながったと思います」
――ゼウスコールは感無量だったのでは?
ゼウス「そうですね。本当に全日本プロレスのファンの皆さんに支えられてるんでね。僕らプロレスラーってみんなそれでできてるんでね。僕らがやったら絶対ファンの皆さんは応えてくれるから。やらんかったら応えてくれへんから。応えてくれんということは僕らが足りんということ。いつもこうやって全力ファイトやっていきたいと思いますね。もちろんレスラー、ボクサー、サッカーみんな全力ファイトやけど、プロレスラーは特別で月に10試合あるじゃないですか。相撲の15連戦が年に6場所ですよね。あれより僕ら年中あるんで。その全ての試合を全力でやっていくというのは心も体も大変やと思うんですけど、心も体も鍛えられていくと思うんでね。全力でやっていって、ファンに応えていただけるような試合をやっていけたらと思います。本当にまだまだなんで。秋山さんというプロレスラーのやっと足元にこれたんちゃうかなと。でも足引っ張って僕が勝てるんちゃうかなと(笑) 今日はそういう気持ちですよ。諸々、先輩方、秋山さん、小橋さん、三沢さん、全日本プロレスの先輩の試合をみさせていただいて、自分まだまだやなと思って毎日練習してますよ。自分なりに一生懸命練習してるけど、その練習も努力の成果が試合にちょっとずつしか出てないし、これからも課題だらけなんでね。小橋さんがGHCの絶対王者といわれたのは36歳から2年間。僕、今34で1月に35になるんで、そういうふうになれるように今、本当に人生に悔いがないように一生懸命努力してます。同じリングで戦う者として、やっぱりボクサーにも総合格闘技の選手にも練習も思いも負けへんぐらいのものやって、負けないぐらいの試合をやっていきたいと思うんで。プロレスラーは絶対舐められたらアカン。プロレスの試合舐められたら絶対嫌なんで。プロレスって凄ぇなって見に来てくれたお客さんに思っていただけるようなプロレスをやっていきたいです」
王道トーナメントも2回戦、まず諏訪魔vs滝澤はショルダータックルでなぎ倒す諏訪魔に対し、滝澤はドロップキックで応戦し、諏訪魔を場外へ追いやり、コーナーからのプランチャを発射。
リングに戻ってからも滝澤は逆水平を放つが、諏訪魔はダブルチョップで返り討ちにすると、ロープをはさんでの打撃戦となる。
しかし滝澤は諏訪魔の古傷である右脚へのローブ越しのドラゴンスクリューを決めると諏訪魔は一気に失速、右脚へのニードロップや裏アキレス腱固めと徹底した右脚攻めを展開して諏訪魔を追い詰める。
諏訪魔もブレーンバスターからダブルチョップを乱打し、フロントスープレックスで流れを変えようとするが、ラストライドを狙ったところで滝澤がドラゴンスクリューを決め、膝十字固めで絞めあげ、諏訪魔のラリアットもブロックしてからダブルチョップを放ち、タイガードライバーを決める。
しかし諏訪魔はクリアすると、滝澤はムーンサルトプレスを投下するが自爆、そしてダブルチョップ合戦から諏訪魔がラリアット、バックドロップと畳み掛けたあとで、ラリアットからのラストライドで3カウントを奪い準決勝に進出する。青木vsカシンはカシンは大怪獣モノの卵を持参して登場、青木にケンドー・カシンキャップをプレゼントする。
試合はグラウンドの攻防からカシンが手を差し伸べると、青木がうっかり応じたところでカシンが強襲、場外戦に持ち込んで青木を痛めつけるだけでなく、ボンバー斎藤レフェリーも高速場外カウントを数え、リングに戻ってもカシンが丸め込んだところで斎藤レフェリーが高速カウントを叩くカシンよりのれふぇリングを展開する。
カシンは青木の両腕をクロスしての変型スリーパーとサーフボードストラッチの複合拷問技でスタミナを奪い、エルボースマッシュの連打、ランニングネックブリーカーと青木を追い詰めるが、青木もドロップキックで反撃しミサイルキックを放つも、カバーに入ったところで斎藤レフェリーのカウントは遅い。
青木はバックドロップから卵を奪って殴打し、フロッグスプラッシュを狙うも、カシンは卵を投げつけて阻止してから雪崩式腕十字で捕獲、青木が逃れようとしたが、カシンが丸め込むと斎藤レフェリーが高速カウントで3カウントとなり、カシンが勝利をせしめて準決勝に進出。
試合後はファンは斎藤レフェリーにブーイングを浴びせ、カシンは“はぐれ”IGFTシャツを差し出して“はぐれ”IGFに勧誘するも、青木は右手を差し出しておいて、カシンが握手しようとすると応じず拒否した。秋山vs長井は長井が手を差し伸べるも、長井が騙まし討ちで場外に追いやり秋山に「ハゲ社長」と挑発するが、秋山も「こい! ハゲ!」と言い返して罵り合う。
怒った長井はリング内、場外と秋山にミドルキックを連打しアキレス腱固めで捕らえるが、秋山はブレーンバスターで反撃し、串刺しニー、ランニングニーと放った後でフロントネックロックで捕獲、長井がロープを掴んで逃れようとしてもニーリフトで突き上げるが、長井は脇固めで切り返す。
長井はミドルキック、バックエルボー、ダブルアームスープレックスと畳み掛けるが、ミドルキックは秋山がキャッチしてドラゴンスクリューを決めるとランニングニーを放つ。
秋山はコーナーからのダイビングニーを狙うが、長井が雪崩式ブレーンバスターで阻止すると、フロントハイキックを狙うが、今度は秋山がキャッチしてエクスプロイダーで投げるも、すぐ起き上がった長井もキャプチュードで応戦、秋山もすぐ起き上がってランニングニーで応戦し両者ダウンとなる。
長井はストレッチプラムで捕獲してからハイパーニー空牙を炸裂させるも、クリアした秋山は垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、ランニングニー、ニーリフトの連打、エクスプロイダーで畳み掛けた後で、後頭部へのランニングニーからリストクラッチ式エクスプロイダーで3カウントを奪い準決勝に進出。メインのゼウスvs崔は崔が腕十字から三角絞めで捕獲するも、ゼウスは持ち上げてからパワーボムで叩きつけ、逆水平からバイセップスエクスプロージョンを狙うが、かわした崔はドロップキックで返しミドルキックの連打からキャメルクラッチで捕らえる。
耐えたゼウスは逆水平を放つも、崔もミドルキックで応戦、ゼウスはバイセップスエクスプロージョンを炸裂させると、串刺しバイセップスエクスプロージョン、串刺しボディアタックと畳み掛け、バイセップスエクスプローションで崔を場外へ追いやるとプランチャを炸裂させる。
ゼウスはエプロン上でのブレーンバスターを狙うが、崔が逆に断崖式のブレーンバスターを決め、リングに戻った後で崔が打撃戦を制すると、ブレーンバスターで投げるが、クラッチを解かなかったゼウスがブレーンバスターで投げ返すも、崔もクラッチを解かずにブレーンバスターで投げ返す。
ゼウスは雪崩式ブレーンバスターからダイビングバイセップスエクスプロージョンを狙うと、今度は崔がブレーンバスターで投げ、両者はダウンとなるが、先に起きた崔がコーナーにへたり込むゼウスに串刺し低空ニーを放ってから、山折りと畳み掛ける。
崔は那智の滝を投下するが、かわしたゼウスはハンマーパンチの連打からチョークスラムを決め、最後はダイビングバイセップスエクスプロージョンからジャックハマーで3カウントを奪い準決勝に進出した。19日の後楽園で行われる準決勝の組み合わせが諏訪魔vsカシン、秋山vsゼウスとなったが、順当でいくと諏訪魔vs秋山、また諏訪魔vsゼウスとなるが、諏訪魔の相手は曲者カシン、おまけにボンバー斎藤レフェリーまで味方につけていることから、カシンより斎藤レフェリーの存在が一番厄介かもしれない。
【全日本】王道T4強出揃う ゼウスが激闘制して崔に雪辱、準決勝で秋山と対決▼秋山が24周年記念日に長井撃破▼カシンがまんまと青木料理▼苦戦も諏訪魔が滝澤突破…横浜大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/fJSC2ZzIid
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2016年9月17日本日は横浜大会ご来場誠にありがとうございました!次回は明後日9/19後楽園ホール大会!準決勝のカードは諏訪魔vsカシン、秋山vsゼウスに決定!
皆様のお越しをお待ちしております!#ajpw #王道T #プロレス pic.twitter.com/n6EzZOqTY5
— 奥田亮 (@yokohama_taro) 2016年9月17日 -
ZERO1新体制発足も、最大の課題は“橋本真也”という存在
<週プロモバイルより>
16日午後1時より、都内・ホテルにてZERO1の新体制発表会見がおこなわれた。まずオッキー沖田リングアナが挨拶。沖田「本日は株式会社ドリームオンステージ設立記者会見にお集まりいただきありがとうございます。私、司会を務めさせていただきます、新たに10月1日よりドリームオンステージにおきまして営業次長をさせていただきますリングアナウンサーのオッキー沖田と申します。ゼロワンを引き続きよろしくお願いします」このあと選手、スタッフが入場、着席。
沖田「あらためまして本日はお忙しい中、お集まりいただきまして、まことにありがとうございます。ただいまよりドリームオンステージ設立記者会見をおこなわさせていただきます。それではまず株式会社ファーストオンステージ代表取締役、中村祥之より皆様へご挨拶申し上げます」
中村「ご覧になられているように現在のファーストオンステージからプロレスリングゼロワンの運営を、来月10月1日より、株式会社ドリームオンステージさんに、営業権の方を移行させていくこととなりました。長い間お世話になってきましたが、10月1日から新体制でプロレスリングゼロワンを運営してまいりますので、今後とも皆様のご支援の方、承りますようよろしくお願いします」
沖田「それでは、株式会社ドリームオンステージ大野佳隆のご挨拶の前に私から簡単な略歴をご紹介させていただきます。大野佳隆、51歳でございます。株式会社ジャパン・フーズ・ビーの代表取締役として、現在、居酒屋チェーン『備長吉兆や』の創業者となります。こちらは東海地区を中心とし、全国20店舗を展開。ゼロワン創始者であります橋本真也の後援会でございます『一華開』を発足。そして幹部として活躍していただいております。このゼロワン15周年を記念いたしまして、株式会社ドリームオンステージ設立となりました」
大野社長「本日はお忙しい中、お集まりいただきましてまことにありがとうございます。ただいまご紹介にあずかりましたドリームオンステージの大野でございます。本日9月16日、プロレスリングゼロワンの運営会社となるドリームオンステージの登記を完了いたしました。今後はこのドリームオンステージ、来月10月1日より、プロレスリングゼロワン、及び一般社団法人あなたのレスラーズに関する業務全般をおこなっていきます。まずはですね、新人事を発表させていただきたいと思います。代表取締役社長兼CEOということで大野佳隆、私がやらさせていただきます。取締役社長として大谷晋二郎、副社長としてKAMIKAZE、専務としまして柚原真紀、営業部統括本部長は笹崎勝巳、営業部次長は沖田佳也。新たに選手会長として田中将斗。10月1日より以上の役員、執行部で業務を運営していきたいというふうに思います。今後のゼロワンの方針、方向性といたしまして、破壊・創造・誕生を元に原点に立ち返り、全選手・スタッフが経営者の立場になり、全員でどのようにしたら今まで以上にお客様に夢と感動を提供できるかを考え、実行していきたいというふうに思っております。現状において営業面、スケジュールの早期発表、そして対戦カードの早期発表など、かなりの改善点が見えてまいりました。まずはこの3点を重点課題として取り組み、当たり前のことを当たり前におこなうことを徹底していきます。今回この話をファーストオンステージの中村社長からいただいたとき、いったんはお断りしました。しかしながら、会社の内容、事情を何度も会って話をいただき、中村社長の思い、熱意を聞き、最終的に引き受ける決心をいたしました。引き受けた以上、すべてのことにおいて、私自身が管理・改善を徹底し、もう一度このプロレスリングゼロワンをワンランク上の団体にしていくために誠心誠意、命がけでがんばってまいります。以上をもちまして私の挨拶とさせていただきます。今後ともファンの皆様、そしてマスコミ関係者の皆様におかれましては、今後とも何卒よろしくお願い致します。ありがとうございました」
大谷「今、大野代表の方からお話がありました通り、我々ゼロワン、新しく再スタートを切らせていただきます。これはボク思います。大野代表はかつて橋本さんとずっと親しくされ、一華開の大村会長、そして橋本真也さん、今回のこのことはこのお2人が我々ゼロワンに与えてくれた最後のチャンスじゃないかと、ボクはそう思います。ゼロワンが今まだある意味、ゼロワンが残らなきゃいけない理由、それを我々は証明して、ゼロワンがあってよかった、プロレス界にゼロワンがあって正解だったね。たくさんの人にそう言ってもらえるようなゼロワンにもっともっとなっていきたいと思います。大野代表とお話をさせていただいた時、ボクに言ってくださいました。私は命を懸けてがんばるよと。だから大谷選手もがんばろうと。そう言って握手をしていただきました。その言葉にボクも命を懸けてやり通したいと思います。全力で命をかけて、このプロレス界で、ゼロワンとして生きていきたいと思います。これからも一生懸命がんばりますのでぜひ皆様、プロレスリングゼロワンを、そしてプロレスを、これからもよろしくお願いします。ありがとうございます」
田中「新体制になるということで選手の間でもどんどんいい意味でいろんな意見の交換をして、それを上の方に伝えて、それがリングのファイトにつながるようがんばっていきたいと思います。よろしくお願いします」
沖田「今回ドリームオンステージ設立とともに株式会社・王道、第64代横綱・曙選手に業務提携をお願い致しました。曙選手よりコメントをちょうだいしていますので発表させていただきたいと思います。『まずは新会社設立おめでとうございます。そしてこのたびは業務提携のご提案ありがとうございます。自分が主催した王道興行、3大会すべてに協力をしていただき恩義を感じています。またドリームオンステーさんが掲げる地方創世、いじめ撲滅など、自分も常に共感するところであり、一緒に協力させていただくこと、今から楽しみです。大野社長、大谷社長、末永いおつきあいよろしくお願いします』。以上、コメントをちょうだいしております」
大野社長「横綱はたびたびこの今までもゼロワンに出ていただいたんですけど、私もいろいろ横綱の試合を見させていただきまして、やはり今このゼロワンには何が何でも横綱を、今後できる限りすべての試合に出ていただいて、業務提携を進めていきたいというふうに思って今回はお願いした所存でございます」
大谷「今回のこの会社を新しくするという、その中の話し合いで、大野代表はもしかしたらプロレスにすごく詳しいというわけではないかもしれないのですが、でもゼロワンの中に横綱・曙選手を呼べないのかい、と。そういう話をボクにいただきました。当然ウチのリングにも定期的に上がってはいただいてましたので、上がっていただくことは可能だと思いますというお話をしたらできれば全部出てほしいんだと熱く横綱・曙選手を求めておられました。それに際し、こちらからお話をさせていただいた所存でございます。ボクも横綱が今まで以上にゼロワンのリングに上がってくれるのであれば、これ以上ないボクも嬉しいできごとでございます。横綱とは組んでも闘ってもボクは熱い試合ができる。いつもそう思ってます。横綱を大歓迎でお迎えしたいと思います。よろしくお願いします」
沖田「ドリームオンステージでは10月以降の各大会の日程を発表させていただいております(別枠)。その中で10月8日(土)、株式会社ドリームオンステージ誕生祭といたしまして、私たちドリームオンステージの本社がございます岐阜県岐阜市におきまして大会をおこないます。初めて使わせていただく会場になりますが、こちらにはボクシング元世界チャンピオンの薬師寺保栄選手にご来場していただくことになりました。コメントをちょうだいしておりますので、代読させていただきます。『こんにちは、ボクシング第23代WBC世界バンタム級王者、薬師寺ボクシングジムの薬師寺保栄です。このたびはドリームオンステージさん設立おめでとうございます。大野CEOと私は旧知の仲で、いつも大変お世話になっております。また大谷さん、いつも子どもたちへの熱いプロレス、感動しております。新生ゼロワン、本当に期待しております。ぜひボクらはボクシングで、皆さんはプロレスですが、同じ格闘技としてこれからも世界に夢を与えていきましょう。プレ旗揚げ、10月8日の岐阜大会には顔を出したいと思います。ありがとうございます。というコメントをちょうだいしております」
大野社長「(今後、新人選手や所属選手が増えることは?)新人の募集っていうのは今かけてまして、特に今、若手で小幡選手が、これから活躍していっていただかないといけないと思うんですが、小幡選手の年代、そしてまた若い年代をこれからも募集をかけて、もっと若い力をゼロワンに入れていきたいと思っております」
中村「補足をさせていただきますと、現在まだ引き継ぎ期間中なんですが、10月よりオーストラリアの選手が1名、あとベラルーシから18歳の練習生が1名、2名とも入団希望という形で、テスト入団という形になります。
(中村さんにお伺いしますが、最初に大野さんにお話を持っていったのはいつぐらいのことなんでしょうか。また、なぜ会社の移行の話を持っていったのか?)最初に大野社長にお話をさせていただいたのは今春になります。ゼロワンの15周年記念パーティーののちですね。自分の中での、15周年を終わった時の自分の次の目標は20年というものであったことは間違いないのですが、自分の中にその体力があるのかないのかという葛藤を日々繰り返しました。その時に昨年、一華開の大村会長が昨年の春にお亡くなりになられまして、ちょうど今年の春に一周忌ということでお伺いした際に、仏壇に手を合わせ、その後、大野社長にお時間をとっていただきまして、ゼロワンを運営していただくことはできないかという
お願いを私の方からさせていただきました。その後、先ほど社長もおっしゃられたように、一度はお断りという形もされたんですけども、創設者・橋本真也というものが岐阜の出身であり、その後援会長、大村会長の元にゼロワンが戻る、里帰りするような感じもしまして、ちょうど私のうしろにおられますけど、新体制の専務になられてます柚原真紀さんが大村会長の長女になります。真紀さんも含めていろいろ皆さんに協力していただき、最終的に大野社長に、よしやるぞってお答えをいただきましたので、本当に心から感謝しかございません。(今後の中村さんとゼロワンの関係というのは?)ゼロワンの運営自体をドリームオンステージのほうに完全移行すると言っても引き継ぎ期間は必要なので、必要とあらばいつでも株式会社ファーストオンステージはもう10月1日以降はボクとかいないんですけど、私でできることは最大限ご協力の方をさせていただきたいと考えております」
大野社長「(ドリームオンステージという会社名の由来は?)夢という言葉が好きなので、夢のステージへ、もう一度がんばるぞという意味を踏まえてドリームオンステージになりました」
大谷「(本社が岐阜になるということで、岐阜のファンの皆さんに一言いただけますか。あと岐阜に思い入れもあれば、お聞かせください)岐阜はやはり大村会長が立ち上げられた一華開というゼロワン後援会がずっとありますので、我々選手にとっても、試合でないときもうかがうことが多々あってですね、その時、いつも一華開の皆さんが集まってくださって、いつも宴会になるんですが、元々は大村会長は橋本真也さんを応援しようということで実は新日本プロレス時代から橋本真也後援会として確かボクの記憶ではあったのではないかと思うのですが、それがゼロワン後援会となり、橋本さんがお亡くなりになられたあと、お話に行ったときに大村会長はボクにこう言ってくださったんですね。橋本の真ちゃんも大谷の晋ちゃんも同じシンちゃんだからな。これからも応援するぞってお酒を飲みながら冗談っぽくそう言っていただいたときに、これ以上ない温かさを感じましたし、我々にキツいアドバイスもよくしていただいたんですね。我々怒られることも多々ありました。そんな中で今こう考えるとボクたちを見捨てず最後にはこのような大きなチャンスまでいただいたと。本当にこれから大きな大きなご恩返しをしなきゃいけないなとボクらは心から思っています。岐阜のお客さんも待ってたゼロワンと、そう思ってもらえるように。そしてゼロワンが岐阜の人たちのホームだと、そう思ってもらえるような空間も作り上げたいなと思います。それと同時に東京もそうです。東京でもいつも我々を応援してくれる、必
ず会場に駆けつけてくださるお客様もたくさんいますから。そういう方たちに岐阜に行ってしまったんだという悲しい思いをさせるつもりはありませんので。みんなにゼロワン生まれ変わった、さらにおもしろくなった、そう思ってもらえるような団体にしていきたいと思います」大野社長「プロレス団体が岐阜に初めて生まれたということを、中部地区のマスコミ関係には大きく訴えているという状況で、一応本社は岐阜っていう形なんですけど、当然東京も支店という形で運営させていただくので、特に業者関係ですとか、そういうことは今まで通り東京の方でやっていくような形になると思います」
大谷「(リング上とういのはどのように変わっていくんですか?)大野社長の方から、お客様、ファンの皆様からのメッセージをすべて読んでいただいて、とにかく対戦カードを出すのが遅い。あとは会場とか、大会日程を決めるのが遅いという、そういうお叱りを受けまして、それをみんなで今から一生懸命前を向いて、早い対戦カード発表、早い大会を発表、先ほど言われたように当たり前のことを当たり前にやる。そこで今まで以上の信頼を得ていこうかなと心から思っています。社長はお会いになるたびにその話をいつも我々にしてくださるので、本当に根本から変えようとしてくださってるなっていうのがすごく伝わるなと。
(世界ヘビー級王者の耕平選手や火祭り覇者の小幡選手が中心になる?)まあそれはでも、試合は生き物ですから、その中でボクだってまだまだプロレスラーの血が流れていますから負けてたまるかっていうのもありますけど、リング上のトップというのはやはり選手のみんなで取るものだと思ってますから。でも耕平なり小幡なり、ああいう人間が新しい顔になっていく。そういうのを望んでいる人も多いのかなっていう気はしますよね。でもまだまだボクも引くつもりはないですから」
ここで突然TARUが乱入。拍手をしながら歩み寄る。
TARU「おめでとう。どないしたんや、大谷。七五三か。いやあこれはこれは、はじめまして。大野さんですか? わたくしブードゥ・マーダーズのTARUと申します。このたびは株式会社ドリームオンステージ設立、おめでとうございます。めでたいなあ。これを機にどうぞブードゥ・マーダーズと仲良くしていただきたいと思います。よろしくお願いしますよ。今日は祝いの席やからあまり血みどろくさいことは言わへんけど、今日はホンマおめでとう」
大谷「何しに来たんだよ。帰れ。言いたいこと言ったんだったら帰れよ」
TARU「フフ。まあまあそんな焦るなよ。これからもよろしゅうたのんますな。まあそういうこっちゃ(と退席)」
大野社長「(ようやく発表になりましたが、心境のほどは?)そうですね。まあ一応10月1日からなんですけど、実際は毎週のようにこちらに来て打ち合わせもしていますので。とにかく改善をして、一日も早く改善をして、ファンの皆様に喜んでいただける団体に今後していきたいなと思っています。
(今後の試合数等は増やしていく?)基本的には早く会場を押さえて。会場を押さえないことにはどういうマッチメークをするかとか、それさえ組めないので。一応今の1・5倍くらいの回数は増やしていきたいなと考えています。お客様に喜んでいただけるように、たくさん来ていただけるような体制を早く作っていきたいというふうに感じています」大谷「興行も当然増やして、今まで以上のお客様を入れるんだというのと同時に、我々ゼロワンが続けていますチャリティーの大会、子どもたちを集めてプロレスを通して何度でも立ち上がる、そういうのを見せるという、こういう活動は大野社長にも認めていただいているので、これからも変わらず全国を回らせていただきます。これはボクの信念でもある継続は力なり、ならぬ継続は信頼を生むと。そういったものを念頭に置いてずっと続けていきたいと思います。そこは代表の理解も得ています。
(最近、新木場や後楽園など東京中心ですが、地方大会も増えていく?)地方も当然増やしていきたいのと同時に、代表の方から言われたのが選手の何周年、周年大会はキッチリやろうと。あと地元に帰って、地元の仲間に今の姿を見てもらう。それも大切なことだというので、ボクだったら来年25周年になりますので、これはもう代表にお願いして久しぶりに25周年、山口に一度帰って、周年大会と、もちろん後楽園でも25周年大会をやりたいと思います。あとほかの選手も周年にかかわる選手がいれば地元、もしくは後楽園でそういうのもやるべきだというのも代表からご意見をいただきました。
(超花火との関係というのは?)そこも今まで通りというか、大仁田さんを求めるお客様もたくさんいますから、そこもしっかり続けていければ。(曙さんに関しては?)スケジュールが合う限り、横綱にも都内、地方も出ていただければ嬉しいというのが我々の気持ちですね。王道さんのスケジュールもありますので、すべてとは言えないですけど」
大野社長「年間スケジュールで取り入れたのは、各選手の凱旋興行というのを年1回必ずやっていくという、そういう方針を固めました。それと一番大きい大会で火祭り、あと天下一ジュニア、タッグリーグの風林火山というのを復活させていきたいなというふうにも考えています。
(毎年時期的にも固定?)そうですね。今考えているのは夏は火祭りで、春に天下一ジュニア、秋に風林火山というのを組んでいけたらいいなというふうに考えてはいます。
(岐阜ではどのくらいのペースで試合を?)年に最低でも2回。今回10月と来年4月にやる予定でいます」
〈会見後の耕平〉
耕平「(新体制の発表会見を終えて)変わらないです。変わらないですけど、なんすかね、運営が変わろうと団体がガラッと変わるわけでもなく。でもその運営会社が、大野社長をはじめ、岐阜の皆様をひっくるめ、そういうチャンスをいただいたのであれば、そういう期待に応えるように団体自体も大きくしなきゃいけないし、団体も活性化させなきゃいけないし。そのためにもベルトを持ってるタイトルホルダーとしては一応がんばらなきゃいけないなと。
(より気も引き締まった?)そうですね。あらためてって感じですかね。今までがんばってなかったつもりじゃないですけど、またさらに気を引き締めて、新たな気持ちでがんばろうかなと思います。
(今後は?)自分の15周年と銘打たれた11月6日の後楽園があるので、それに関して言わせてもらうと、いまいろんなところとかいろんな選手と交渉してて、懐かしいカードだったりっていうのもいろいろ考えてるんですけど、ただまあ日曜日っていうこともあって、いろんな団体がいろんなところで試合をしているからなかなか交渉もスムーズにはいってないんですけど、まあちょっとしたこう「おっ!」ってなるような、いつものゼロワンらしく、それでいて、なおかつ昔のゼロワン、橋本さんがいた頃のゼロワンでもあるような、そういうカードも考えているので。
(ドリームオンステージ体制としてはこれが最初の後楽園でもある)岐阜がプレ旗揚げ戦みたいな感じで言ってたので、11月6日からたぶん新生のドリームオンステージとしてのゼロワンのスタートだと思うので、そこに恥じないように。恥じないようなカードも考えつつ、チャンピオンらしい試合をしたいなと思います」〈会見後の小幡優作〉
小幡「新体制となりますけど、リング上も自分が中心となって変えていけたらなと。火祭りを取って気持ちも多少は変わってきてますので、この団体の中心にならないとなって思ってます。
(選手会副会長ということですが)そういう役員的なものは全然今までやったことなかったので、どんな感じか分からないですが、選手会長の田中さんのサポートをしてけたらと思いますけど。リング上をよりよくしていけたら。(地元凱旋もしていくという話でしたが、小幡さんは富山出身ですよね)自分はそんなに凱旋興行だとか、特にやったことがないので。富山で試合はしたことありますけど。火祭り覇者として凱旋? そうですね。それは楽しみではありますね。
(今後の目指すものというのはやはり耕平さんの持つ世界ヘビーになってくると思うが)火祭り取って一発目、耕平さんと世界ヘビーをやって取れなくて、すぐに挑戦とかいうふうにはならないかもしれないですけど、やっぱ一つ一つの試合で結果を残していって、またあのベルトに挑戦して、次こそは取りたいですね」
〈会見乱入後のTARU〉
TARU「(今日はどのようなご用件で?)ご用件も何もゼロワンが会社を売ったみたいなこと聞いたから来たんやけど、オレ前に中村に言うてんけどな。ワシが買うたるって。なんぼで買うたの?(ちょっと詳しいところまでは聞いてないんですが…)まあ勝手なことしてもうたけどな。まあでもよかったんちゃうの、ゼロワンも。プロレス界はどこも大変みたいやからな。拾う神が現れてよかったとは思ってます。大野はんでした? 大野社長さん? なかなか恰幅のある方で。今日初めてお目にかかりましたけど。まあ今日のところはオレも大人やし、こんないいホテルで会見をさせてもらっている以上、邪魔はしたくない。ただ大野さんにはよう見てもらいたい。大谷晋二郎を応援するより、ブードゥ・マーダーズTARUを応援した方が利になるんちゃうかな。その辺も含めてのご挨拶に今日は伺ったまでや。(TARUさんとしては今後もゼロワンとは変わらずに?)ゼロワンというかどこの団体でもそうやねんけど、ちょっとオイシイにおいがしたらかぎ分けて営業させてもらいますけど。まあ今んところアレやな、ここが一番オイシイ、金のなる木がぎょうさん埋まってるからな。だってそうやろ。こんな急にポンとゼロワンを買いはる人が現れんねんから。そりゃもうこのあとザックザク出てくるんちゃう?まあ根こそぎこっちのもんにさせてもらってな。オレもこの間、20周年を迎えたからな。これから先はいろんなこと考えて動いてかなきゃアカンなと思って。今日は挨拶にこさせていただきました。まあ、そういうこっちゃ」
運営会社の概要
社名:株式会社ドリームオンステージ
代表者名:代表取締役社長兼CEO・大野佳隆
住所:(本社)岐阜県岐阜市北島7・12・5
(東京支社)東京都港区海岸1・14・24SUZUZE第3倉庫2F設立:平成28年10月1日
事業内容:プロレスリング興行、他
取締役社長 大谷晋二郎
副社長 KAMIKAZE
専務 柚原真紀
営業統括本部長・レフェリー 笹崎勝巳
営業部次長・リングアナウンサー 沖田佳也【プロレスリングZERO1所属選手】
大谷晋二郎
田中将斗(選手会長)
KAMIKAZE
日高郁人
佐藤耕平
菅原拓也
小幡優作(選手会副会長)
横山佳和
ジェームス・ライディーン
ブッファ
ショーン・ギネス※磐城利樹に関しては現在、家族の療養看護のため実家に帰省中であり、試合のたびに上京している状況。そのため話し合いの場が設けられておらず、現在はファーストオンステージ預かりとなっているとのこと。今後、タイミングを見て新会社ドリームオンステージとの話し合いの場が設けられる模様だ。
ZERO1が会見を開き、週刊プロレスが報じたとおり、ZERO1の運営はは中村祥之氏のFOSから新会社であるドリームステージへ移行、東京の事務所は支社として残るも、新オーナーとなった大野氏や故・橋本真也の地元である岐阜に本社を置くことになった。
所属選手に関しては、これまでフリーとして参戦していた菅原が正式に所属となり、同じくフリーとして参戦していたTARUもブードゥー・マーダーズとして今後も継続参戦、曙の『王道』とも業務提携を結ぶことになった。
体制に関しては大谷体制は継続、中村氏のFOSとは引継ぎや磐城の去就問題も含めて関係は継続し外部から協力していくという。
会見で思ったことは今回の新体制のきっかけになったのも橋本真也の存在、中村氏や大谷、そして新オーナーとなった大野氏も橋本に対する気持ちが強さをアピールしてきたが、大谷が今まであまり触れなかった橋本の存在を担ぎ出したのは複雑な感じがする。
ZERO1も大野氏によって様々なテコ入れを受けるのだろうが、どこまで巻き返しが出来るのか、また橋本真也という存在とどこまで向き合えるのか、新体制となったZERO1の最大の課題なのかもしれない。
【ニュース】新会社ドリームオンステージ設立、10月1日より営業権移行/大谷晋二郎「我々ゼロワンに与えてくれた最後のチャンス」/王道と業務提携、TARU乱入…ZERO1新体制発表会見 https://t.co/rDtxt2NbBC pic.twitter.com/xuDB09Ou5A
— 週プロmobile (@shupromobile) 2016年9月16日10/1よりFOSからドリームオンステージへゼロワンの営業権を移行。本社は岐阜県へ。 pic.twitter.com/lqJsbIS6Gh
— プロレスリングZERO1(ゼロワン) (@Zero1_Fos) 2016年9月16日■ブログ更新 新体制に^ - ^なりますZERO1です。 https://t.co/qfoTd5xfny
— マッキー ㈲エル・ワーク 柚原真紀 (@meccha_maky) 2016年9月16日記者会見終了。ゼロワンの新運営会社の名前は
ドリームオンステージ。 pic.twitter.com/1IywbA2Ujz
— 中村@10.27ラウェイGP後楽園ホール (@Nakamura_zero1) 2016年9月16日 -
飯伏が選んだのはWWEより“自由”、かつての盟友ケニーとのタッグ再結成を訴えるが…
9月14日(水)フロリダ州オーランドでWWEクルーザー級クラシック・トーナメントの準決勝、そして決勝戦が行われ、エントリーしベスト4にまで残った飯伏幸太はT.J.パーキンスと対戦、試合はパーキンスが裏四の字固めとフェースロックの複合技で飯伏を捕らえ、飯伏は無念のギブアップ、飯伏は準決勝で敗れてしまったが、パーキンスも元々新日本プロレスLA道場の出身で、新日本にもTJPのリングネームで2011年の「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」に参戦していた選手、この年の優勝は飯伏だったが、リーグ戦では別ブロックだったため飯伏とは対戦する機会はなかった。
そのパーキンスが5年を経て飯伏を対戦して破り、そしてグラン・メタリック(マスカラ・ドラダ)を破って優勝、新日本で開花しなかった選手が新日本で活躍していた選手を破り優勝するのだから、プロレスとは面白いものである。飯伏はWWEとの契約が取りざたされたが、飯伏の返答はNOで不調に終わった、飯伏がパーキンスの敗れたのはその影響もあったのかもしれないが、WWEと契約しなかった理由とすれば週刊プロレスで「自分のいい部分というのは、たぶん所属になると全部なくなるんですよ」と答えたのが全てだと思う、飯伏は団体同士のしがらみやスタイルなどに縛られない自由なスタンスを選んだ、WWEを選んでしまうといろんな意味で制約がかかってしまう。
その飯伏の今後に関しては新日本やDDTのオファーでも受けるという、新日本に関してはかつての盟友であるケニー・オメガがG1 CLIMAXを制したという影響もあるだろう、だが両団体(新日本、DDT)の退団時にはDDTには3月の両国大会に参戦することで義理を通したとしても、新日本に対しては義理を果たしていない、そういった意味では飯伏にとって新日本は避けられないものなのかもしれない。
また飯伏が新日本に参戦することでケニーがどう反応を示すのか、飯伏は盟友としているが、ケニーは飯伏に対する嫉妬や劣等感を示している、飯伏はタッグ再結成をアピールしているが、自分は二人は別々の道を歩みだしていると思っている。
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最侠タッグリーグ戦2016 宮崎大会公式戦結果
9月13日 大日本プロレス 宮崎県体育館 161人
▼「最侠タッグリーグ2016」ストロングBブロック公式戦/30分1本
[2戦2勝=4点]○曙 浜亮太(9分40秒 体固め)[1勝1敗=2点]X河上隆一 中之上靖文
※ランニングボディプレス -
中村祥之氏・FOSが事実上の撤退、ZERO1が新体制へ…
9月14日発売の週刊プロレスにてZERO1が中村祥之氏のファースト・オン・ステージから別法人会社へ移行したことを報じた。新オーナーは株式会社ジャパン・フーズ・ビー代表取締役の大野佳隆氏で橋本真也の生前からZERO1をバックアップしてきた人物、これまでZERO1を支えてきた中村氏は事実上の撤退となる。
ZERO1の新体制に関しては中村氏が7月「超花火」大阪大会に来場した際にツイッター上で「次のステップへ向かうために7/31火祭り決勝戦がFOS主催最後の後楽園ホール大会になるかも知れません。」で予告していたことから中村氏のFOSとZERO1の間で何かが起きていると思っていた。
中村氏も最近はミャンマーなどアジアを中心に興行を展開し、谷川貞治氏の「巌流島」に協力するなどZERO1からは引いた立場を取っていた。中村氏のコラムを連載していた週プロでは橋本大地のZERO1退団が原因かとも書かれていたが、それだけではないと思う、中村氏がツイッター上で大仁田厚側を非難し、また天下一ジュニア開催をめぐって意見の相違(中村氏は反対の立場を取っていた)、そしてZERO1の在り方に苦言を呈するなど、ここ数年は中村氏とZERO1側でズレが生じていた。中村氏がZERO1との距離が出来た原因とすれば橋本大地のZERO1退団にあるのかもしれない、中村氏もZERO1や大地に対する想いがあるのはわかるが、ZERO1や大地にしろ自分らの想いもあり考えもある、それを考えると中村氏とZERO1が別れるのは必然的でもあり、形とすればZERO1の親会社が代わる形となるが、中村氏からの独立でもある
ただ救いなのは円満に別れたこと、双方も言いたいことはあるだろうが、いらぬ混乱を避けるために円満という形となった、また年内は新会社への引継ぎや、中村氏の興行にZERO1も選手を派遣するなどして協力することから関係が変わるだけで決別でもない。
新体制となるZERO1がどうなっていくのか、今週中に会見を開くことから具体的なことはわからない、中村氏は橋本真也体制からZERO1を支えてきたという事実はしっかり残っている、中村氏にはご苦労さまとエールを贈りたい。
10月からゼロワンは新体制というより新会社での運営になります。
FOSは今後全くの無関係になるわけではなく年内は新会社への引き継ぎ期間
1人FOSになるのは怖いですが、何事も1人で踏み出す勇気を持たないと。
そう言い聞かせてます。 pic.twitter.com/YdMIsdyowP
— 中村@10.27ラウェイGP後楽園ホール (@Nakamura_zero1) 2016年9月14日 -
最侠タッグリーグ戦2016 高松大会公式戦結果
9月12日 大日本プロレス「BJW Takamatsu Death Island」香川・高松シンボルタワー展示場 188人
▼「最侠タッグリーグ2016」ストロングBブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○曙 浜亮太(6分56秒 体固め)[3敗=0点]X宇藤純久 菊田一美
※ランニングボディプレス -
BUSHIがKUSHIDAにテロ行為!新パレハの登場?でロスインゴが逆襲!
9月12日 新日本プロレス「Road to DESTRUCTION」後楽園ホール 1715人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○デビット・フィンレー(5分1秒 片エビ固め)×ヘナーレ
※Prima Nocta◇第2試合◇
▼20分1本
○高橋裕二郎 チェーズ・オーエンズ(5分44秒 片エビ固め)ヨシタツ ×キャプテン・ニュージャパン(試合終了後)
ヨシタツ「皆さん、ちょっといいですか? キャプテンのHUNTER CLUB入りなんだけど、・・・今シリーズ、俺がコイツ入れるかどうか結論出すって言った手前、決めなきゃいけない。でも、首の粉砕骨折から復帰して5ヶ月。まだ、自分のことで精一杯で、コイツの面倒見てる余裕がない!(※場内笑) でも! ファンの皆さんを始め、選手、会社、マスコミ、『もういい加減に入れてやれよ』って空気になってる(※場内笑&大拍手)。このことについて、この5か月間、俺なりに悩んでたけど、俺の中で結論が出ない!(※場内笑) そこで! “2人目のHUNTER CLUBの皆さん”にご協力願いたい。俺のTwitter、@YoshiTatsuIsmで(※場内笑)、キャプテンがHUNTER CLUBに入るか入らないかの投票をやりたいと思う(※大歓声)。『もう入れてやれ』っていう人は、“リツイート”。『入れるな』っていう人は、“いいね!ボタン”をお願いします(※大拍手)。期限は、今日の大会終了後から、23日の鳥取大会の終了後まで。長いよ! 長いよ!(※場内笑&大拍手) 12日間! これで、25日の神戸大会、最終戦で、正式な結論を出そうと思います。皆さん、投票のほう、よろしくお願いします!(※大拍手)」【裕二郎、オーエンズの話】
裕二郎「(※日本語で)ありがとうございました」オーエンズ「ユウジロウ、今から俺とオマエで、タッグチームができそうだな。上手かっただろ?」
裕二郎「(※英語で)オーエンズは俺の相棒だ。よく一緒に遊びに行くしな。もっと日本に来いよ」
オーエンズ「もちろん俺も行きたいよ」
裕二郎「今日の勝利を祝おうぜ。Too Sweet」
※2人でウルフポーズを取り、コメントブースを去った【ヨシタツ、キャプテンの話】
ヨシタツ「あんま新日本の選手、会社も含めて、こういうことあんまやんないでしょ?俺ね、海外でやっぱこういうこと覚えてきたから。せっかくだからね、ありとあらゆる手を使って、とにかく、この“ハンタークラブ”、オーバーさせていこうと思ってるんで、皆さんも、ご協力よろしくお願いします。以上です(※ヨシタツはキャプテンを残し、先に控室に戻っていった)」キャプテン「ハァハァ、頼む……頼むよ……もうこうなった以上、しょうがない。頼む……投票してくれ、投票」
◇第3試合◇
▼20分1本
天山広吉 小島聡 獣神サンダー・ライガー ○田口隆祐(7分28秒 オーマイ&ガーアンクルホールド)ウィル・オスプレイ 外道 ×ロッキー・ロメロ バレッタ◇第4試合◇
▼20分1本
○真壁刀義 本間朋晃(8分23秒 片エビ固め)永田裕志 ×中西学
※キングコングニードロップ◇第5試合◇
▼30分1本
○EVIL(10分58秒 体固め)×ジュース・ロビンソン
※EVIL◇第6試合◇
▼30分1本
○カイル・オライリー ボビー・フィッシュ(10分16秒 片エビ固め)柴田勝頼 ×タイガーマスク
※チェイシング・ザ・ドラゴン【オライリー、フィッシュの話】
オライリー「俺たち、“世界一強いタッグチーム”は、日本に来たばかりだけど、今日ももちろん勝った。1週間後には『DESTRUCTION』があるな」フィッシュ「自転車に当たり前に乗れるように、この勝利は当たり前のものだ。日本のファンは、自転車に乗るヤツが多いから分かるだろ?俺たちは前回来た時よりもずっと強くなってる。もうシバタは終わりだ。俺は、ROH TVベルトも持っているが、9月17日、柴田の持っている、NEVERのベルトも獲る。俺がNEVERのベルトも獲ったら、2つのベルトを一緒にして、『Forever weight champion of the world』という名前のベルトにしてやる」
オライリー「質問はいらないだろ?以上だ」
【柴田の話】「(※コメントブースの床に座り込み)上等だよ。上等だよ。アメリカの“借り”、キッチリ返させてもらうよ。以上!」
◇第7試合◇
▼30分1本
オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 ○石井智宏 YOSHI-HASHI(14分24秒 片エビ固め)ケニー・オメガ バットラック・ファレ タマ・トンガ ×タンガ・ロア
※垂直落下式ブレーンバスター(試合終了後)
YOSHI-HASHI「オイ!! その権利証、広島で、必ず俺が、いただくからな! 覚悟しとけ、オラ!!」【YOSHI-HASHIの話】「さっき言った通り、広島、必ず俺が、“権利証”いただくから。それだけだ」
【オカダの話】「ファレ、前からも言ってるように、必ずツームストーンで突き刺してやるからなコノヤロー。もっともっと、体重増やして来い。じゃなきゃな、面白さも、なんともねぇんだよ。ただな、広島で、お前に勝って、終わりになってしまう。プラス、しっかり、お前のもっと増えた体重を持ち上げる。ツームストーンで突き刺す。そんなシーンをな、俺に作らせろ」
【後藤の話】「真面目な話、今一番闘ってみたい相手は、YOSHI-HASHIだよ。絶対獲れよ、YOSHI-HASHI、権利証。次、俺がやってやるよ」
【ケニー、ファレ、トンガ、ロアの話】
ケニー「まったく……もういいよ。俺は権利証っていう、“ゴールデンチケット”を持ってる。これは、トウキョウドームへのチケットだ。『ラスト・アクション・ヒーロー』の映画にも、ゴールデンチケットは出てきたけど、そういうのじゃなくて、これは正真正銘、トウキョウドームへのチケットだ。YOSHI-HASHIは今日、周りの力で勝ったけど、ヒロシマは1対1だ。シングルマッチで、YOSHI-HASHIは、本当は弱いってところを、俺がみんなに分からせてやる。YOSHI-HASHI、そろそろ準備しろよ。オマエの『DESTRUCTION』はもうすぐだ」トンガ「BULLET CLUBは、俺の家族。イシイ、オマエにリベンジしてやる。俺たちBULLET CLUBの勝利を邪魔された。俺はリベンジする。俺は執念深いから、ここまでのレベルにのし上がったんだ。オマエがターゲットだ」
ロア「イシイ、オマエはラッキーだ。CHAOSみんながいたから勝利できたんだからな。次は一歩も引かないし、負けない。CHAOS全員でかかってきても、俺たちは、次は負けない」
ファレ「オカダ!(※日本語で)コノヤロー!(※英語で)ツームストンでやられたが、次はそうはいかない。何でっかって?オマエの腕を壊してやる。ついでに、いつもオマエの横にいる小さい野郎の腕も壊してやるよ」
ケニー「ツームストンは、墓石って意味だろ。俺には見える。CHAOS、オマエらの墓石が。全員、これから葬儀だ。破壊が始まるぞ」
◇第8試合◇
▼30分1本
内藤哲也 SANADA ○BUSHI(16分4秒 片エビ固め)マイケル・エルガン 棚橋弘至 ×KUSHIDA【内藤、BUSHIの話】
BUSHI「オイ、KUSHIDA!! 大田区、メインイベントの(IWGP Jr.)タイトルマッチ、対戦相手が誰でもいいんだったらよ、譲渡する。俺はタイトルマッチを譲渡するよ。会社が決めたカードじゃなく、お前自身が決めろ。お前の口から、IWGP Jr.次期挑戦者、俺の名前を指名しろよ。(※『田口でいいよ!』の野次で場内笑)ひとつだけ言っとく。KUSHIDA! 俺はお前には負けない。絶対にな。En Serio!! マジで!(※大拍手)」内藤「どう?正々堂々と、3対3でやりましたよ。誰か知らない人入ってきた?いやいやいやいや。俺らは3人だよ。3対3でやっただろ?しっかり見ただろ?まぁさ、ジュニアのタイトルマッチのことに関しては、俺は関係ないからね。BUSHIに任せるとして……マイケル・エルガン!やっと来たじゃねぇかよ。でもさ、俺とエルガン、見比べてみてよ?どっちがカンサード(疲れてる)だと思ってんだよ?シリーズ開幕戦からやってた、俺の方がカンサードだぜ。これが、チャンピオン、新日本プロレスに、そして、インターコンチネンタルに、リスペクトがあるマイケル・エルガンのやり方なんだね。おぉ分かったよ。まぁちょうど良いハンデじゃん。元気そうだしね。特に心配ないかな。でもさ、でもさぁ、同じようなやり方じゃ、結果は『G1』後楽園と一緒だよ。インターコンチネンタルのベルトが、俺の元に来るのも、まぁ時間の問題でしょ。でも、勘違いしないでよ?俺は、一言も、インターコンチネンタルが欲しいなんて、言った覚えないからね?俺にとって、あくまでも最上級のベルトは、IWGPヘビー級だから。別に、来る者拒むわけではないけど、まぁ来たいなら俺の元においでよ。思いっきり放り投げてやるよ」
BUSHI「さっきのリングでも言ったよね?俺はチャンピオン自ら指名しないんだったら、大田区のメイン、タイトルマッチ、譲渡するよ。やりたいヤツ、他にもいっぱいいるんだろ?俺は別に、ワガママ言ってるわけじゃないんだよ。そうだろ?『SUPER J-CUP』1回戦で負けたこの俺が、正々堂々と胸張って、IGWPジュニア、タイトルマッチ挑めるのかよ?それでみんな納得するの?誰でもいい?そんなカードだったら、やらないよ。他に譲るよ。俺はKUSHIDAが、『IWGPジュニアの次期挑戦者は、BUSHI』、そう言わないんだったら、俺はこのタイトルマッチ降りる。いいさ、いいさ。まだこの先は長いんだよ。タイトルマッチがどうなるか楽しみだ」
※BUSHIがコメントブースを去ろうとしたところ、記者が、KUSHIDAがコメントブースで、『BUSHIの挑戦を受ける』と発言したと、伝えに来る
BUSHI「おぉ。ということは、正々堂々と入場ゲートを歩けるじゃん。これで文句は言わせないよ?たとえ、『J-CUP』1回戦で負けようが、相手が『J-CUP』で優勝してようが、関係ない。チャンピオン自ら指名したんでしょ?BUSHIってね」――そうです。
BUSHI「じゃあこれで、タイトルマッチは、本格的に決まりなんじゃないの?今から楽しみだぜ。En serio、マジで」【KUSHIDAの話】「(※毒霧で顔面緑色となったまま、川人に肩をかり、コメントブートに登場)最初からわかってたよ。テメェが、ボイコットなんかする、勇気ねぇってことをな。一生懸命、小細工考えてくりゃいいよ。そんな小細工、一切俺には、KUSHIDAには、通用しねぇんだよ!いいよ、もう、次の挑戦者、望み通り、BUSHIだよ!」
【エルガンの話】「いつものように、繰り返し、繰り返し、『ナイトーはリスペクトがない』と言っている。アイツは、いつもズルをしている。ナイトー、コウベでは、正々堂々闘え。俺は、それを期待している」
【棚橋の話】「(※何度かコメントブースを通り過ぎるが、戻ってきて)BUSHIのね、『KUSHIDA!お前が指名しろよ!』っつのは、すっげぇKUSHIDAにとっては、残酷だと思うね。辛ぇよ、あれは。あれは、すっげぇ辛ぇよ」
後楽園大会からエルガン、オスプレイ、RedDragonなどの外国人税が合流、メインはIWGPインターコンチネンタル、IWGPジュニアヘビー級の前哨戦が行われるが、ロスインゴ側はBUSHIの姿がなく、セコンドに仮面男が登場しセコンドに着き、本隊側も警戒する。
試合はロスインゴが棚橋を捕らえにかかるが、内藤のスローイングを利用した棚橋はリング下の仮面男にスライディングキックを発射する、そして本隊は内藤を捕らえてKUSHIDAがホバーボードロックで追い詰めるも、ここでBUSHIが現れてKUSHIDAに青い毒霧を噴射してカット、KUSHIDAに串刺しニーからMXを決める。
そして両軍が入り乱れて6選手が技を乱舞してダウンとなるも、KUSHIDAがBUSHIにマサヒロタナカを決めるとコードブレーカーからカナディアンデストロイ、エムエックスと畳み掛けて3カウントを前哨戦を制する。
試合終了後はロスインゴがリングジャックしBUSHIがKUSHIDAを罵倒して締めくくったが、仮面男は新しい内藤のパレハなのか?謎のパレハに気を取られたせいもあってBUSHIの存在はノーマークだったが、最後は美味しいところをBUSHIが持っていった。
しかし謎のパレハは誰だ?一部ではROH遠征中にカマイタチという声もあるが、ただG1からBULLET CLUBが再びトップ・ヒールユニットの座を奪還したが、ロスインゴも新パレハの投入?で巻き返しを図るのか…セミのCHAOSvsBULLET CLUBはBULLET CLUBが後藤を捕らえて先手を奪い、やっとオカダが登場するも、今度はオカダがファレの苦しめられてから捕まってしまう。
9・23広島でケニーと対戦するYOSHI-HASHIもケニーをヘッドシザースホイップから串刺し逆水平、バンカーバスターを決めるが、パワージャック狙いはケニーがリバースし、カミカゼからライオンサルトの連続攻撃で応戦する。
終盤ではトンガ&ロアが石井を捕らえ、ケニーが援護するも、YOSHI-HASHIがケニーにしゃちほこラリアットを浴びせ、オカダもファレにボディースラムで投げる、後藤はトンガ、ロアそれぞれに牛殺しを決めると、石井がロアにスライディングラリアットから垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い勝利を収め、試合終了後はYOSHI-HASHIがケニーを挑発する。第6試合、9月17日 大田区で行われるNEVER選手権の前哨戦は柴田とフィッシュが打撃戦や首四の字合戦で火花を散らすが、試合はRedDragonがタイガーを捕らえて試合の主導権を握る。
中盤ではフィッシュが再び柴田と対峙してエクスプロイダーを決めれば、柴田もジャーマンで応戦、タイガーもオライリーにタイガードライバーからリバースダブルアームバーで捕らえるが、フィッシュが入るとRedDragonが合体攻撃の連打でタイガーを蹂躙、カットに入った柴田にもチェインジング・ザ・ドラゴンを決めKOしてから、タイガーにもチェインジング・ザ・ドラゴンを決め3カウントを奪い完勝を収める。最後に第2試合のヨシタツ&キャプテンvsBULLET CLUBは、序盤からキャプテンが裕二郎らに蹂躙され、ヨシタツが盛り返すも、終盤にはキャプテンが捕まり裕二郎のピンクジュースを喰らって完敗となった。
試合終了後にはヨシタツがキャプテンのハンタークラブ入りをツイッターでのファン投票に委ねることになったが、前夜の静岡大会でもヨシタツが永田との対戦を希望するなど、ヨシタツ自身はキャプテンに構わず先へ進もうとしてる、キャプテンとの去就はファン投票に委ねられたが、キャプテン自身が変わらない限りは難しいのかもしれない・・・【後楽園ホール大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。明後日9月14日(水)は新青森県総合運動公園マエダアリーナ・サブアリーナにて18:30試合開始!皆様のご来場をお待ちしております。 #njdest pic.twitter.com/sVTtG4fojn
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2016年9月12日9.17 IWGP Jr. Heavy weight title match pic.twitter.com/Dp2qpkzALp
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2016年9月12日キャプテン(@herocaptainnjpw)を #ハンタークラブ に
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23日の鳥取大会の試合終了までです。
よろしくお願いします。
— YOSHITATSU (@YoshiTatsuIsm) 2016年9月12日皆お願いだ。もう投票になってしまったものは真摯に受け止めよう。皆リツィートよろしく頼む。私にもハンターチャンスを。 https://t.co/npbkxpoq92
— キャプテン・ニュージャパン (@herocaptainnjpw) 2016年9月12日