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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

諏訪魔がゼウスを降し王道トーナメントを制覇、目指すは両国のメイン!征矢が登場も大森の返答は…?

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諏訪魔がゼウスを降し王道トーナメントを制覇、目指すは両国のメイン!征矢が登場も大森の返答は…?

9月19日 全日本プロレス「第4回王道トーナメント」後楽園ホール 1183人


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○渕正信 青木篤志 佐藤光留(13分01秒 逆さ押さえ込み)XSUSHI 西村修 土方隆司 


◇第2試合◇
▼第4回王道トーナメント準決勝/無制限1本
○ゼウス(10分33秒 片エビ固め)X秋山準
※ジャックハマー


【ゼウスの話】「(遂に秋山超えを果たしたが?)そうですね。(しばらく沈黙した後に)次の試合が待っているんで。気合いを入れて頑張ります」


 【秋山の話】「(残念ながら連覇はならなかったが、ゼウス戦はどうだった?)この前、横浜で崔と凄い試合をしてたし、たぶん体もきついと思うけど、ああいうので若い奴らってドンドン調子に乗ってくるからね。それの違いが今日出たのかなと。本当に強かった。(経験への自信を口にしていたが、それをぶち壊すぐらいのものがあった?)押し込まれたね。経験を力で押し込まれた。(リングに降りる前に握手をしていたが、『決勝を任せた』と?)まあ、ここでいい試合をしてもらうのが一番。もちろん勝つのを託したという感じですかね。(王道Tでまだまだやれるという感触はある?)いつ引退とかなるのかなと思うけど、やれるうちに辞めたいですね」


◇第3試合◇
▼第4回王道トーナメント準決勝/無制限1本
○諏訪魔(8分10秒 アンクルホールド)Xケンドー・カシン


【諏訪魔の話】「やっとチャンピオン・カーニバルの借りを返したというか。靴が脱げるところまで予想できた。ただ、凶器はないな。ボンバーが何も…。しっかり見てほしいよな。でも、いいよ。借りを返したんだ。次、しっかり決勝戦、戦いたいと思います。右足も大丈夫だよ」


【カシンの話】「(怪獣はご立腹だったが?)そんなことよりも、今日はセコンドが誰も来てくれないからな。冷たいよな、はぐれの奴らは。こうなったら、新しいはぐれのメンバーを探すしかないな。(候補はいる?)いる。1人いる。新しいメンバーを探したら、皆さんに披露します」


◇第4試合◇
▼王道トーナメントスペシャル6人タッグマッチ/30分1本
大森隆男 吉江豊 長井満也(10分08秒 無効試合)崔領二 ボディガー 滝澤大志


(試合終了後、WRESTLE-1の征矢学がスーツ姿で現れた。場内から歓声とブーイングが同時に巻き起こる(
征矢「全日本プロレスファンの皆様、W-1の征矢学と申します(館内は帰れの声も飛び交う)本日は1つ、お願いをしにやってまいりました。大森さん、あなたにお願いがあります。8月、私は欠場して、次の10月9日に復帰が決まりました。その復帰戦の相手に大森さん、あなたとシングルマッチを希望しております。どうか大森さん、私とシングルマッチ、ぜひともやっていただけますでしょうか?」


大森「兄貴、久しぶりだな。元気そうじゃねえか、お前の復帰戦の相手…だけど、俺はここでは即答できない。以上(大森退場)


征矢「大森の旦那、いい返事待ってますよ」


【大森の話】「(即答しなかったが?)即答できるわけないじゃん。(昨日のW-1後楽園大会で征矢選手がアピールしていたことは?)それは記事で見ましたね。(それを見て考えた?)いろいろ彼が辞めてった経緯もあるし、僕が決めれることじゃないので、即答できないですね。考える部分はあります。(久しぶりに征矢選手とリングに立った時の気持ちは?)まあまあ、元気そうですね。(懐かしさはよぎった?)昨日今日のような気もするし、何年も昔の感じもするし、最近のいろんな時系列が、なんだかよくわからなくなってきました、僕は。征矢がいなくなったのが昨日のような気もするし、何年も経ったような気もするし。自分に毎日毎日余裕がないような気がします。そこまで振り返る。振り返るのはまだ早すぎると思うしね。俺に余裕がないんだなって。ただ、やっぱり復帰戦に関しては、正直即答はできないなって。(会社としてはということだが、個人としてはどうしたい?)いや、何とも言えないです。『今どうする?』って責められたらどうします? 定食屋に行って、こっちを食うか、こっちを食うかってぐらいのことだったら今決められるんですけど、そうじゃないじゃないですか。『どうする? どうする?』って詰め寄られたら、どうします? (即答は避けたが、検討する余地はある?)考えておきます」


【征矢の話】「直接大森さんに自分の旨を伝えに来ました。あとは大森さんがどういう反応をするか、あの人に任せます。私としてはぜひとも大森さんとシングルマッチをやりたいと思ってます。今日も全日本プロレスの会場に久しぶりに来たんですけど、おそらくいいと思ってない方もいると思います。でも、全部それも含めて、俺のプライド全部捨ててでも、どうしても…どうしても大森さんとシングルマッチを、1対1を。ワイルドの原点っていうのをもう一度俺は思い出したいんですよ。今、欠場していて、正直不安だったり、いろいろ抱えたりもしてますよ。だからこそ、俺にもう一度刺激を、ワイルドの刺激をいただきたい。大森さん、いい返事を待っております。以上」


◇第5試合◇ 
▼GAORA TVチャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]○中島洋平(11分50秒 片エビ固め)[第12代王者]Xビリーケン・キッド
※跳後廻蹴
☆ビリーケンが2度目の防衛に失敗。中島が第13代王者となる


(試合終了後、中島は、愛する"アモーレ"を抱きしめて喜びを爆発させる。と、ここで井上雅央が花道から登場)
井上「中島君、おめでとう(場内は「雅央」コール)次、そのベルトに挑戦させて、先の短いオッサンがこの業界で生きてくためには何かが必要。中島君には…あの…ね、なんていうのかな、恨みはないけど、そのベルトをもらって、俺が業界で生きてくための足しにするんで。頼むよ」


中島「しかも、今日、試合のない後楽園までわざわざ足を運んでいただき、本当にありがとうございます。そして、今の皆さんの歓声、コールこそが今回のアモーレへの挑戦への返答だと思っています。あとは日程だけしっかり決めて、GAORA TV選手権、雅央さんよろしくお願いします」


【中島の話】「取り返しましたよ、アモーレ。ビリー選手、戦えば戦うほど奥の手を出してきて、ドンドン強くなってきてます。今回勝てたけど、次やったらわからない。本当にそれぐらい強い選手です。今日の試合前に、ビリーさんが、あの人がベルトを持っているからこそ、関西のレスラーが挑戦してきて、関西に埋もれているレスラーにドンドン日が当たるって。別にビリーさんじゃなくたって、俺にだってドンドンドンドン来てくれたって。大阪、東京はそんなに遠いわけじゃない。北海道だって、沖縄だって、2、3時間あればみんな来れるんだから。ドンドンドンドン日が当たりたかったら、このアモーレ目掛けて、そして全日本のリング目掛けて来てくれって。ただ、ビリーさんとはもっともっとやりたい。別にタッグになるかもしれない。シングルで当たったっていいかもしれない。もしかしたら、距離を置くかもしれない。それぐらい僕はもっともっと一緒にリング上で同じ時間を過ごしたい相手です。やっとアモーレを取り戻して、真夏から真冬になって、また春が来たってことですね。だから、雅央さんがさっき来てくれましたけど、もう冬にはさせないよって。それだけですね」


【井上の話】「(マイクアピールは初めて?)マイクはカラオケでも持たないからね。まあ、数えるほどで。生活もあるし、さっきも言ったようになかなかね、この歳になってこの業界を生き抜いていくためには何かないときついんですよね。その何かを持ってないとどうにもならないから。そういうことです」


◇第6試合◇
▼王道トーナメントスペシャルタッグマッチ/30分1本
○宮原健斗 ジェイク・リー(9分52秒 片エビ固め)X野村直矢 青柳優馬
※ブラックアウト


(試合終了後)
宮原、「野村、青柳。今、お前らはなにか変わりたいんじゃないのか? このままでいいとは絶対思ってないはずだよな。何か変わるきっかけがほしいんじゃないのか? 今、ここにあるよ。NEXTREAMの席が空いてるぞ」


(逡巡しながら青柳は応じる。倒れていた野村もしばらく考え込んだが、最終的にガッチリと握手。NEXTREAM入りの意志を明らかにした。)


【試合後の宮原&リー】
宮原「彼らにとってあの握手がどういう意味かまだわからないけど、キッカケ? 俺、昨日このカードを見て思ったんだ。俺もまだキャリア9年足らずだけど、いろんなレスラーが自分自身にキッカケをくれた。それをモノにするのは自分自身しかないけど、キッカケはいろんなレスラーからもらったから。俺もそういうレスラーに恩返しするじゃないけど、そういう気持ちであの言葉が出ました。あとは彼ら次第」


※先に宮原が去っていく


リー「ああいう意図で健斗さんが誘ったのはわかりますけど…。けど、野村選手にいたっては強さを求めるためにEvolutionを抜けて、ひとりでやったんじゃないんですか? 青柳選手に関しては、まだまだ秋山社長から学べることなんていっぱいあるし…。その中で、刺激を求めるために、という意味で握手をしたのであれば…。まあ、どんな形であれ、野村選手とは名古屋でも15分ドローで決着もついていないし、僕らは戦わなきゃいけないし、僕は馴れ合うつもりはないです」


 【試合後の野村&青柳】
――宮原選手からの誘いを受けて、決断を下したが?


青柳「正直、やっぱり今…。全日本プロレスで僕ら3人がデビューして初めて組まれた試合だと思うんですけど、今、全日本プロレスで年齢的に一番若い4人が揃った戦いだと思って。なんか絶対あるなとは思ったんですけど。誘われて、自分の中でも新しい景色…NEXTREAMが描いている新しい景色を、若い僕らが作り上げていかないとダメだなと思い、あの宮原さんの手を取らせていただきました」


野村「僕はEvolutionを抜けて、『なんで?』って凄い疑問を感じる人はいましたけど、でも今の全日本で自分たち若い世代が盛り上げていきたい。その意志だったんで、試合後に宮原さんが僕らに歩み寄ってくれたっていうか。僕としては凄く嬉しくて。ただNEXTREAMというチームに入ろうと思いました。若い世代で盛り上げていきたいという気持ちで」


――2人ともお客さんに期待されているが、それは裏切れない?


青柳「裏切りたくないです。裏切れないじゃなくて、裏切りたくないです。僕個人の勝手な思いですけど、絶対に裏切りたくないです」


野村「自分も同じです。必ずお客さんの期待に応えるし、いい結果を必ず出していきたいです」


◇第7試合◇ 
▼第4回王道トーナメント優勝決定戦/無制限1本
○諏訪魔(25分36秒 体固め)Xゼウス
※ラストライド
☆諏訪魔が初優勝


【試合後の諏訪魔】
諏訪魔「(青木と佐藤に対し)ありがとう」


※諏訪魔は感慨深げに優勝トロフィーを抱きしめてカメラマンのフラッシュを浴びる


諏訪魔「いやあ、きついな」


――アキレス腱負傷という不安を乗り越えて優勝したが?


諏訪魔「いやあ、つらかったというか…つらかったな…。本当に決勝という舞台というのもあって、勝ちたい気持ちの一心というかね。意識が飛んだところでも、仲間がいたからさ。青木も佐藤も。心強いよね。今日は俺ひとりの力じゃなくて、やっぱ最後は青木と佐藤がいてくれたのが心強かった」


――今日、試合をやってみて、アキレス腱に不安は?


諏訪魔「それはしっかり手術したんでね。大丈夫だろうという感じがあったというか。決勝戦という舞台というね、そういうところでのブランクというのは今日感じた。でも、その時にセコンドがいてくれたっていうのは心強かったね。青木も佐藤もいなかったら、たぶん試合になってないと思うんだよ。本当にありがとう。ただ、こんなので満足しないよ、俺。次に行きたい。三冠…。三冠というのも欲しいよね」


――ゼウス選手の強い気持ちは感じた?


諏訪魔「ゼウスの気持ちもわかるけど。王道トーナメントって分裂してからできたものでしょ。それに対して、負けられねえっていう。あいつもそうだったと思うんですよ。気持ちの差…ほんのわずかな差なんだけどさ、それで決まったような。何度も何度もやられるんじゃねえかとかあったんで。まあでも、負けねえぞっていう意地を張っていきたいなと思います」


――三冠王者の宮原選手にはトーナメント1回戦で勝利している。どんな気持ちで今度は挑む?


諏訪魔「それは三冠に行きたいよ。本当に行きてえ。でも、今は…俺、初めてなんだよね、王道トーナメントの優勝カップ。できた時から見ているしさ。なんかね、遠かったなって思いました。でも、まだまだいい勲章ができたんで、次は三冠」


青木「いいところでやりたいですね」


諏訪魔「最高の舞台でやりたいな。(佐藤が会場の例を出すと)いいところだけどさ、横浜出身でしょ? わかるでしょ?」


佐藤「出身じゃねえよ。ダメージ受け過ぎ」


青木「在住だよ」


諏訪魔「在住か。そうだ、あんた違うわ」


青木「岡山県です」


佐藤「なんで、さっきまで佐藤と呼んでたのに、今はあんたなんですか? ダメージ受けすぎですよ」


諏訪魔「そうだね。ありがとう」


※その後、缶ビールを手に取り、青木の音頭で3人は乾杯を交わした。


 いよいよ準決勝、決勝を迎えた王道トーナメント、準決勝に進出したのは諏訪魔、秋山、ゼウス、カシンの4選手、準決勝では秋山vsゼウス、諏訪魔vsカシンが組まれた。


 秋山vsゼウスは序盤のマッチアップはゼウスがショルダータックルで制し、フライングバイセップスエクスプロージョンと攻勢に出るが、すぐ起き上がった秋山はランニングニーで応戦、場外戦に持ち込み、鉄柵外にゼウスを連行して床へのDDTを敢行、更にエプロンにゼウスの首を設置してからギロチンニーと首攻めを展開する。
 秋山はハンキング式ダブルアームDDTで突き刺し、コーナーからのダイビングニーを狙うが、起き上がったゼウスはバイセップスエクスプロージョンで場外へ落とし、鉄柵ホイップからブレーンバスターと流れを変える。
 リングに戻ったゼウスは串刺し攻撃の連打から、ベアバック、フロントスープレックスと投げ、チョークスラムを狙うも、堪えた秋山はエルボー合戦に持ち込み、ジャンピングニー、ランニングニーと浴びせた後でフロントネックロックで捕獲、ゼウスはロープへ逃れるが秋山は膝でかち上げてダメ押しする。
 秋山は突進するゼウスにエクスプロイダーを決めるが、起き上がったゼウスもバイセップスエクスプロージョンで応戦し両者ダウン、同時に起きたところで秋山がジャンピングニーを炸裂させ、膝蹴りの連打を浴びせてからエクスプロイダーを決め、リストクラッチ式エクスプロイダーを狙う。
 しかし阻止したゼウスは秋山のダイニングニー狙いをバイセップスエクスプロージョンで撃墜すると、チョークスラムからバイセップスエクスプロージョンを連発してからジャックハマーを決め3カウント、秋山越えを達成して決勝に進出する。


 諏訪魔vsカシンは今回もカシンは大怪獣モノの卵を持参して登場し、大事そうにコーナー下に置いた。
 序盤は互いにレスリング出身者ということでレスリングの攻防で互いの出方を伺う、そしてカシンは諏訪魔の古傷である右足首を狙いにかかると、諏訪魔はたまらず場外へエスケープする。
 カシンはリングに戻った諏訪魔にタックルを狙うが、諏訪魔はバックを奪うと、カシンはボンバー斉藤レフェリーの注意をそらしてからシューズから凶器を取り出して諏訪魔に一撃をくわえ、ここから諏訪魔の右脚攻め展開して試合の主導権を握る。
 諏訪魔をコーナーに押し込んで顔面を踏みつけたカシンは再び凶器を持ち出して一撃を加えると、アンクルホールドで捕獲し、諏訪魔はロープへ逃れるが斉藤レフェリーのカシンよりのレフェリングにクレームを入れる。
 カシンはシューズの紐を緩めるが、諏訪魔は構わずラリアットからフロントスープレックスと攻め立て、アンクルホールドで捕らえるも、カシンはシューズを脱ぎ捨てて脱出すると丸め込みを連発、しかしクリアした諏訪魔はラリアットでなぎ倒すとバックドロップから素足のカシンwアンクルホールドで捕獲しカシンはギブアップ。決勝へ進出する。
 試合後には大怪獣モノが出現しカシンは逃亡、モノは卵を取り返すがニセモノだった。


 決勝戦は諏訪魔vsゼウス、序盤から二人はロックアップから押し込み合うも、諏訪魔のエルボーからエルボー合戦を展開、互いに一歩も譲らない。
 諏訪魔はショルダータックルやダブルチョップ、ボディースラム、ジャンピングエルボードロップとリードを奪い、串刺しラリアットからフロントスープレックスを狙うが、ゼウスが阻止すると諏訪魔はロープへ振るが、ゼウスはジャンピングバイセップスエクスプロージョンを浴びせ、ヘッドスプリングで起き上がったゼウスはリフトアップスラムで投げ捨て、背中にストンピングを落として諏訪魔の腰攻めを展開、再び逆水平やエルボー合戦となって、ゼウスが競り勝ってパワーボムを狙うと、諏訪魔がリバースしエルボードロップも投下するが自爆してしまい、逆にゼウスが諏訪魔の腰にエルボードロップを投下する。
 諏訪魔はエプロンに逃れるが、ゼウスはバイセップスエクスプロージョンで場外へ叩き落し、場外でも諏訪魔を投げつけ、リングに戻ってもショルダータックル、ベアバックからフロントスープレックスと攻め立てる。
 腰を攻められた諏訪魔は和田京平レフェリーのチェックに遭うも、諏訪魔は起き上がるがゼウスは容赦なく腰攻めを展開、諏訪魔はブレーンバスターで反撃しゼウスのバイセップスエクスプロージョンもかわしてフライングショルダーを発射、ダブルチョップの連打からバックドロップと流れを変える。
 勝負に出た諏訪魔はラストライドを狙うが、ゼウスはリバースしてロープへ走るも、諏訪魔は万力スリーパーで捕獲、一旦は落ちかけたゼウスだったがアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げる。
 しかし諏訪魔は背後に着地すると再び万力スリーパーで捕獲、ゼウスはコーナーに押し込んで脱出し、串刺し攻撃を狙う諏訪魔にバイセップスエクスプロージョンを炸裂させ、チョークスラムは阻止されるが、再びバイセップスエクスプロージョンで諏訪魔を場外へと落とし、プランチャを発射する。
 リングに戻ったゼウスはバイセップスエクスプロージョンからチョークスラムを決めるも、ジャックハマー狙いは諏訪魔が阻止してラリアットを炸裂させると、ゼウスはバイセップスエクスプロージョンで応戦して相打ちとなり、ゼウスのフロントハイキックをキャッチした諏訪魔はラストライドを決めるが、両者ダウンとなる。
 両者は起き上がってエルボー合戦から諏訪魔がフロントハイキックを狙うが、今度はゼウスがキャッチしてパワーボムで叩きつけると、雪崩式ブレーンバスターを敢行、ダイビングバイセップスエクスプロージョンから再度ジャックハマーを狙うが、諏訪魔は左右の張り手で阻止してから張り手合戦となり、ゼウスが競り勝ってバイセップスエクスプロージョンを狙うと、諏訪魔はキャッチしてかんぬきスープレックスで投げる。
 諏訪魔は串刺しラリアット、投げっぱなしジャーマン、ローリングラリアットと畳み掛けるが、ゼウスもバイセップスエクスプロージョンを連発して応戦、ゼウスは再度ジャックハマーを狙うが、諏訪魔は逆にブレーンバスターで投げてからフェイントを挟んでドロップキックを発射する。
 勝負と見た諏訪魔は急角度のバックドロップを決めると、最後はラストライドで3カウントを奪いトーナメントを初制覇した。


 試合後は喜びを爆発させた諏訪魔だったが、マイクアピールなしで退場も、バックステージではEvolutionのメンバーである青木、佐藤が諏訪魔の優勝を祝福、諏訪魔は三冠王者である宮原への挑戦をアピールした。


 感想というと大本命が来たというのが率直な感想、諏訪魔にとっても王道トーナメントは復活を示す舞台、1回戦で宮原を降した諏訪魔は一気に勢いに乗ってトーナメントを制し、三冠奪還へ王手をかけた。


 選手権はいつ行われるのか、ただ11月の両国だったら宮原vs諏訪魔は大会場で現在の全日本を示す格好の場所でもあり、諏訪魔にとっては失われたものを取り返す、宮原にとっては現在の全日本を示す戦いになる。


 第4試合では大森が吉江、長井と組んで崔、ボディガー、滝澤と対戦するが、長井はDK軍の一員だった南野タケシを帯同して登場し、試合も長井と南野が敵味方関係なく襲撃をかけて大混乱となり無効試合となる。
 試合後には18日のWRESTE-1後楽園大会で大森との復帰戦をアピールしていた征矢が登場、ファンは歓声とブーイングを浴びせ、「帰れ」コールまで浴びせた。征矢は改めて大森に復帰戦の相手としてオファーをかけるも、大森は返答せず保留となった。
 大森のコメントでもあったとおり、征矢は全日本に分裂騒動の際には負傷欠場していたもののGET WILDを優先して全日本に留まったのにも係わらず、復帰戦を行わないまま全日本を退団していった、大森にしてみても征矢の呼びかけには納得しがたいものもあり、副社長という立場上安易に返答できないというものもある。
 ただ心配なのはWRESTE-1との絡みに反発する人間が出るのではということ、大森の立場として一番不安な部分なのかもしれない。
 そしてリング上では長井と南野のDK軍残党が試合をぶち壊すという不穏な動きを見せた、しかし肝心のDK軍のリーダーだったKENSOは最近は全日本マットとは疎遠となっているが、KENSO絡みでないとすれば二人で何をしようとしているのか…?


 第5試合のGAORA選手権は王者のビリーがダイビングフットスタンプから腹部攻めとリードを奪いつつ中島にプレッシャーをかけるが、中島は延髄斬りで流れを変えてから空中戦に持ち込み、卍固めで捕獲する。
 再びダイビングフットスタンプで中島の動きを止めたビリーはビリンコバスター、コウモリ吊り落としで勝負に出るも、ファイヤーバードスプラッシュが自爆となると、ベルティコ狙いを中島がリバースフランケンで切り返し、最後はジャーマン、ハイキック、跳後廻蹴で逆転3カウントを奪い王座を奪還。
 試合後にはフリーの大ベテランである井上が挑戦に名乗りを挙げた、井上のシングル王座挑戦は何年ぶりか、シングル王座に関しては井上は過去秋山からアイマンマン王座を奪取しているが、すぐ秋山に奪還されているも、今年で46歳となってから再びチャンスがめぐってきた、中島もGAORA王座を自分カラーに染め上げたいのなら、長期政権を築いて欲しいところだ。


 
 セミの宮原&リーのNEXTREAMが野村、青柳の若手コンビと対戦し、終盤には野村がスピアーで宮原を攻め込むも、宮原が垂直落下式ブレーンバスターからのブラックアウトで3カウントを奪い勝利、試合後は宮原が二人にNEXTREAM入りを呼びかけると、二人は応じてNEXTREAM入りとなった。
 野村&青柳はWRESTE-1との対抗戦で秋山にダメ出しを受けてから先へ進めない状況が続いているが、宮原と共闘することで一皮剥けることが出来るか、またタッグチームとしてスタートしたNEXTREAMは拡大してユニットへと変化を遂げたが、宮原が若手3人をどこまで引っ張っていくのか…

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