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飯伏が参戦!G1 CLIMAX27出場選手発表!!ロスインゴはまたしても田口JAPANを一蹴で6人タッグ王座を防衛!
6月19日 新日本プロレス「KIZUNA ROAD 2017」後楽園ホール 1258人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼10分1本
○岡倫之(5分43秒 逆エビ固め)×八木哲大◇第2試合◇
▼20分1本
金丸義信 ○エル・デスペラード TAKAみちのく(7分24秒 ヌメロ・ドス)獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ×海野翔太◇第3試合◇
▼20分1本
○永田裕志 デビット・フィンレー(8分39秒 バックドロップホールド)中西学 ×北村克哉◇第4試合◇
▼20分1本
○真壁刀義 天山広吉 小島聡(8分44秒 片エビ固め)石井智宏 矢野通 ×邪道
※キングコングニードロップ◇第5試合◇
▼30分1本
内藤哲也 ○高橋ヒロム(9分21秒 逆エビ固め)棚橋弘至 ×川人拓来【ヒロムの話】「それでいいんだよ、川人。ヤングライオンらしいじゃないか。それでいいんだよ。俺が今日期待してたのはコレだよ。アイツは全てやってくれたよ。よかったんじゃないか? 今までで一番、気持ちこもってたんじゃないか? ただ、一個だけ俺が申し訳なかったのは、俺がチャンピオンじゃなかったこと。これだけは申し訳なかったな、川人。オマエに謝るよ。ただ、俺は楽しみにしてるよ。5年かかるか10年かかるか分かんないけど、川人、オマエ見てたら、未来のジュニア、すげぇ楽しそうだな。今よりも楽しいんじゃないか? 今でもすげぇけど、もっとすげぇよ。コレは期待できるな。楽しみだ。俺が、ライガーさんや金本さんとやったように、楽しませてくれて、ありがとうな。俺は…(天を見上げ)思い出したよ、いろいろと。昔のことを思い出したよ。ライガーさんや金本さんとやったときのことを、思い出させてくれたよ。いやぁ、楽しみだね。だからさぁ、川人、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと!心の底から、もっと、もっと、もっとぉぉぉぉ! プロレス楽しもうぜ!
…あ、そうだ、川人、アイツも“K”か。ヘェ〜、川人もイニシャルは“K”か。まぁ彼は関係ないけど、もしかしたらイニシャル“K”って5年後10年後のアイツ自身…いや、違うな。イニシャル“K”はまた違うヤツだ(※と言いながら立ち去る)」【棚橋、川人の話】
棚橋「川人!いいか?ずっと上だけ見てろよ。」川人「はい!」
棚橋「おまえたちヤングライオンは新日本の未来だから。どんどん若いヤツが出てくるけどな。負けるなよ!」
川人「負けません!」
棚橋「その闘いが新日本の未来だからな?」(先に控室へ)
川人「負けません。絶対に負けません!クソ!高橋ヒロム…高橋ヒロム…。この借りは、一生忘れねぇからな。5年後、10年後またお前が、チャンピオンになったら、いやチャンピオンじゃなくても、高橋ヒロム!お前の首必ずへし折ってやる!見とけ!コノヤロー!」
◇第6試合◇
▼30分1本
オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 ○YOSHI-HASHI(15分58秒 バタフライロック)鈴木みのる デイビーボーイ・スミスJr. ×タイチ(試合終了後、鈴木軍がYOSHI-HASHIを急襲。すかさずオカダたちが救出に入る。だが、鈴木はお構いなしでYOSHI-HASHIにストンピング。慌ててヤングライオンが制止するも、鈴木はこれを蹴散らすと、YOSHI-HASHIにスリーパーからゴッチ式パイルドライバーを狙う。だが、これを切り返したYOSHI-HASHIはバタフライロックへ。ここでヤングライオンが両者に割って入る。怒りの収まらないYOSHI-HASHIは、まだ鈴木に向かっていこうとするも、うしろからオカダが止める。鈴木は首を押さえながら花道を退場。
YOSHI-HASHI「オイ、鈴木! 次の後楽園ホールでな、テメーら全員、終わらせてやるからな! 覚悟しとけよ、オラッ!」
(すると、鈴木が姿を現し、イスを手にして乱入しようとするが、ヤングライオンが制止。鈴木はヤングライオンをイスで殴打するも、抱きかかえられるようにバックステージへ。CHAOSは場内の拍手を受けて花道を退場した)【オカダ、YOSHI-HASHIの話】
オカダ「乱入するならしてこい。コノヤロー!俺がしっかり乱入して来たら片づけてやる!そして鈴木さん。今日みたいにギブアップしろ。いや、してもYOSHI‐HASHIさん離さないかもしれないぞ。覚悟しとけ!コノヤロー!」YOSHI-HASHI「次の『NEVER』。あいつら入ってこようが絶対負けない。必ず全員ぶっ倒してベルトは俺が頂いて、あいつらも一瞬で潰してやるよ。」
【鈴木、スミスJr、タイチの話】
タイチ「調子に乗るなよ、コラ小僧! テメェは次で終わりだ! テメェの命取られんぞボスに! 調子に乗んなコラ!」スミスJr「(※インタビュースペースに着くと壁を両手で殴り水のペットボトルを叩きつけて)YOSHI-HASHI! オカダ! オマエらは人生で最大のミステイクを犯した! このスズキとデイビーボーイ・スミスJrにたてつくとはな! 次はオマエらの首の骨も腕の骨も真っ二つにへし折ってやる! 何があろうとスズキグンがイチバンだ! YOSHI-HASHI! オカダ! 忘れんじゃねぇぞコノヤロウ!」
鈴木「(※インタビュースペース手前の階段で)俺のベルト持ってこい! 持ってこいコラ!(※インタビュースペースに着いて)YOSHI-HASHIごときが…(※と、北村がNEVER無差別級のベルトを持ってきて渡そうとする)何でテメェがソレ持ってんだコノヤロウ! (※北村に)どけよ! どけよ! どけ!(と、平手打ち。倒れた北村を蹴りつけ、ベンチを叩きつける)YOSHI-HASHIーッ! 次は、テメェだぁーッ」
◇第7試合◇
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合/60分1本
[第13台王者組]○SANADA EVIL BUSHI(15分46秒 Skull End)[挑戦者組]田口隆祐 ×ジュース・ロビンソン KUSHIDA
☆SANADA&EVIL&BUSHIが2度目の防衛に成功(試合終了後、KUSHIDAがリンチ状態…! BUSHIがまたもマイクで「調子に乗ってんじゃねーぞ!」
メインイベント終了後、LOS INGOBERNABLES de JAPONが田口とKUSHIDAを暴行。そして、SANADAがKUSHIDAを捕まえて前方にパイプイスを被せると、BUSHIがコードブレイカーを食らわせる。続いてSANADAがKUSHIDAを羽交い絞めにし、BUSHIが毒霧を噴射。しかし、田口がKUSHIDAを突き飛ばし、自分が毒霧を被弾)
BUSHI「オイ! 残念だったな、お前ら!! 勝ったのは、俺らだ。オイ、KUSHIDA。お前、タイトルマッチ前まで、海外行ってるらしいな!? テメェ、調子に乗ってんじゃねぇぞ、コノヤロー!!(※大歓声) 俺はお前を認めない。そして、俺は、お前に負けない。エンセリオ! マ・ジ・で(※『マ・ジ・で』の大合唱&大拍手)」【EVIL、BUSHIの話】
EVIL「このベルトの価値は、俺たちが持ち続ける限り上がり続ける。そしてまた試合後に、このベルトで祝杯を上げてやる。よく覚えとけ! THIS IS EVIL! EVERYTHING IS EVIL! すべては…EVILだ!」BUSHI「このNEVER無差別級6人タッグのベルトには、いろんな思い出が詰まってるよ。時には第2試合をやったり、ガントレットマッチをやったり、今日のようにメインをやったり。これからどんどん、俺たちがチャンピオンとしてこのNEVER無差別級6人タッグのベルト、チャンピオンとしての付加価値がどんどんついていく。そして、次の次、27日、IWGPジュニア戦。KUSHIDA、もうオマエはチャンピオンとしての時間は終わりだ。俺がオマエからベルトを奪う。俺はオマエには負けない。EN SERIO、マ・ジ・で!」
【田口監督の談話、ジュース、KUSHIDAの話】
田口「クッシ―は大丈夫か?」KUSHIDA「監督が身代わりになってくれた。すみません監督。すみません。BUSHI!なにが調子に乗ってるだとコラ!そっくりそのまま、その言葉をお前に返してやるよ。去年の9月、その前の年。手段はなにも変わってない。『Super Jr』、昨日、公式戦。ヤツの全部観せてもらったけど、相変わらず毒霧だけですね。見えますか?大丈夫ですか?(田口の目を心配して)大丈夫そうですね。大丈夫?(ジュースに向かって)」
ジュース「クソ!大丈夫だと思う。」
KUSHIDA「確かに6人タッグの実力は認めますよ。ただ俺は次タイトルマッチあるからヤツ(BUSHI)と。警戒するところは毒霧と突っ込みの能力だけですよ。悔しいな。もう一回いきたいですね。ONE MORE CHANCE?ONE MORE TIME?あるのかな?あるのか分からないけど。」
ジュース「俺たちにもイスを使うとか遊び心がもうちょっと必要かも。まぁ卑怯だけどもイスもいいかも。相手をもう少し攪乱したほうがいいかも。もうちょっと遊び心が必要かも。」
KUSHIDA「僕はいつでも監督、召集かかれば協力しますのでよろしくお願いします。」
ジュース「コーチ。コーチ。ごめんなさい。」
――大阪城に続けてまた負けてしまいましたが次は?
田口「次は考えます!3連敗。チャンピオンシップで3連敗。ちょっと考えます。一からチーム立て直して。むしろ足りない部分があるからこういう結果になってるわけで。もうちょっとメンバー選考から考えていきたいと思います。まぁ監督、代表からは私外れて監督に専念することも考えて次のチームを作っていきます。」――監督はチームに入らない?
田口「はい。私は入らないかもしれないです。ただ入るかもしれないです。いまの段階で私も外れて、全員も一回外れて、代表というものを。それでみんなスタートライン一緒で考えていきます。6人タッグを確実に取れるチーム。全国を獲れるチームを。また県大会から頑張っていきます。ありがとうございます。」休憩前に今年のG1 CLIMAX27の出場選手が発表された。
棚橋弘至、真壁刀義、マイケル・エルガン、オカダ・カズチカ、後藤洋央紀、石井智宏、矢野通、YOSHI-HASHII、ケニー・オメガ、バットラック・ファレ、タマ・トンガ、内藤哲也、SANADA、EVIL、小島聡、永田裕志、ジュース・ロビンソン、鈴木みのる、ザック・セイバーJr.、飯伏幸太
今年は計20選手がエントリーとなったが驚いたのは飯伏の参戦、飯伏のG1参戦は2015年以来の2年ぶり、2年前はAJスタイルズや真壁などを破ったが、2年前とは全く状況が変わっているだけに、飯伏はどう対応していくのか?初参戦組はジュースとザック、NOAHではジュニアとして扱われていたザックがヘビー級としてG1に挑戦する。第三世代では今年で最後のG1出場となる永田、そして昨年度は出場枠を天山に譲った小島がエントリーとなった。ブロック分けは26日、組み合わせは27日に発表される。
メインの6人タッグ選手権は序盤こそは田口JAPANがSANADAを捕らえて先手を奪ったが、王者のロスインゴも得意の連係で反撃、27日にジュニア王座をかけて対戦するKUSHIDAとBUSHIは、KUSHIDAがBUSHIの腕を狙いジュースの援護を得て腕十字で捕獲、だがホバーボードロック狙いは堪えられ、バックトゥザフューチャー狙いもライトニングスパイラルで切り返されてしまう。
終盤にはジュースがSANADAにダイビングボディーアタックを発射も、SANADAもムーンサルトアタックからのSkull Endで応戦、しかし田口とKUSHIDAがカットに入り、合体技の連打でSANADAを捕らえ、武藤敬司直伝のフランケンシュタイナーを狙うSANADAをパワーボムで叩きつけたジュースはパルプフリクションを狙うも、SANADAはSkull Endで切り返し、二人は切り返し合いを展開するが、EVILがイスで一撃すると、BUSHIのMXの援護からSANADAがSkull Endで捕獲してジュースは無念のギブアップ。田口JAPANは攻め込んでは見たが、最後の最後でロスインゴのチーム力が優った。
試合後にはBUSHIがKUSHIDAをコードブレーカーwithイスでKOすると、毒霧噴射を狙うが、田口が身を挺して庇い、試合後もBUSHIがマイクでKUSHIDAを罵倒するなどロスインゴのやりたい放題となった。BUSHIは東京スポーツで「KUSHIDAは自己満足王者」とコメントしたが、同じ他団体から移籍組にも関わらず先へ走るKUSHIDAに対するジェラシーはBUSHIの方が強い。また6人タッグ王座も次第にSANADA、EVIL、BUSHIのチームカラーに染まり、かつてWARで6人タッグの存在価値を高めた冬木軍(冬木弘道、邪道、外道)に匹敵しつつある。セミのNEVER選手権の前哨戦はCHAOSが奇襲を仕掛けるも、鈴木軍は首を痛めている後藤に集中攻撃を加えて先手を奪い、場外戦でもセコンドも介入して主導権を握る。鈴木と対峙したYOSHI-HASHIはエルボーの連打も、対する鈴木は殴りつけるようなエルボーで応戦して譲らず、YOSHI-HASHIのしゃちほこラリアット狙いも、鈴木がかわしてスリーパーで捕獲も、ゴッチ式パイルドライバー狙いはYOSHI-HASHIは必死でリバースする。
交代を受けたタイチの天翔十字鳳狙いは、YOSHI-HASHIがかわすもタイチのアックスボンバーに対しYOSHI-HASHIはしゃちほこラリアットで迎撃し、カルマを狙うが、セコンドの金丸がウイスキーミストでカットすると、タイチはタイチ式外道クラッチからイス攻撃狙いはオカダが間一髪阻止し、タイチのアックスボンバー狙いも最後はYOSHI-HASHIがバタフライロックで捕獲してタイチがギブアップでCHAOSが逆転勝利、試合後も鈴木のゴッチ式パイルドライバー狙いに対し、YOSHI-HASHIはバタフライロックで切り返し、退散する鈴木を挑発すると、鈴木は若手に八つ当たりとなって大荒れとなった。また棚橋が川人と組んで内藤、ヒロムと対戦するが、入場するなり川人はロスインゴに奇襲をかけ積極的に攻めるも、ロスインゴは徹底的に川人を痛めつけてかわいがる。
交代を受けた棚橋が内藤に右腕を攻められながらも盛り返し、ヒロムをテキサスクローナーで捕らえたところで川人が交代を志願、川人のやる気を買った棚橋は交代、だがロスインゴの連係に蹂躙され、最後はヒロムの逆エビ固めの前に無念のギブアップとなった。【後楽園ホール大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。明後日6月22日(木)は、山形・酒田市体育館にて18:30試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 #njkizuna #njpw pic.twitter.com/1p6LIkJWyi
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年6月20日green mist#njkizuna #never13 pic.twitter.com/HrJ57kw8qC
— SANADA (@seiyasanada) 2017年6月20日
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2017年6月20日揺さぶりをかけようとしたのに暗転短め入場でスカされてしまう。
その時点で勝敗はついていたのかもしれませんね。
さすがロスインゴ。 https://t.co/kTJG3nYonO
— ∞6田口隆祐9〜道標明〜∞ (@taguchiryusuke) 2017年6月20日NJPW can beat me in a ring, octagon or in a street fight. I'll continue to dominate with Suzuki Gun tho. Sorry to those disappointed
— Davey Boy Smith Jr. (@DBSmithjr) 2017年6月20日Let's go G1 CLIMAX ! Suzuki-Gun Ichiban !
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2017年6月20日激夏狂!!!
ありがとう。
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2017年6月20日G1 CLIMAX MATE
— Zack Labour Jr. (@zacksabrejr) 2017年6月20日Sorry to Japanese fans that were disappointed in me not being in G1 this year. Truth is ppl are jealous and scared of me. Nobody in
— Davey Boy Smith Jr. (@DBSmithjr) 2017年6月20日ゲスト解説のダリルさん。一言も喋ってくれませんでした。 #njpw #njkizuna https://t.co/G5NSbqz6IP pic.twitter.com/ue4DsnwV1W
— 村田晴郎 (@MTharuo) 2017年6月20日今夜は新日本プロレスNEVER無差別級6人タッグのタイトルマッチ直前レポートを担当しました。聖地後楽園ホールの控え室に足を踏み入れるのは初めてのことです。緊張しました… #njpw #njkizuna
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2017年6月20日PR -
要求を拒否で猪木と完全決裂…崖っぷちに立たされたIGF
アントニオ猪木が公式Twitterで
今のままのIGFは無くなります。その後の事はプロレスファンの気持ちを汲んで行動します。いずれ正式に発表します。俺は何も隠さない! 極めて不誠実かつ悪質。残念だがそう言う事です。
(画像は代理人弁護士からの報告資料) pic.twitter.com/O015j4tyjD
— アントニオ猪木 (@Inoki_Kanji) 2017年6月20日IGFの株主総会の経緯を説明し、「極めて不誠実かつ悪質」としてIGF側を非難した。
内容を簡単に見ると、IGFの株主総会には猪木自身は出席せず代理人が出席、代理人は猪木の要求としてサイモン・ケリー氏を始めとする幹部全員の解任と猪木本人の役人選任を要求。しかしサイモン氏の解任=IGFの解散を意味していることから、IGF側は代理人出席は認めないとして猪木側の要求は拒絶、株主総会は開かれないまま双方決裂という形で幕となった。
猪木側の見解を見る限りではIGFの考えは甘かったということ、株主総会も猪木本人が出席せず代理人を立てることは予想できていたはず、この場に及んで猪木がノコノコ現れると考えていたなら、甘いとしか言いようがない。渡すとされていた署名も触れていないことから渡されなかったと見ていいだろうし、猪木側の要求を拒否したことで、渡される可能性もゼロとなった。予想は通りの結果だったが無駄に終わった署名は一体なんだったのかと思いたくなってしまう。
これでIGFも脱猪木に舵を切らざる得ない状況となったが、サイモン氏らもその覚悟があった上で猪木の要求を拒絶したのか疑問に残る。週刊ポストでの記事どおりに猪木が撤退が明確となれば猪木目的で集まったスポンサーは撤退する可能性が高い、猪木の要求を飲むか拒絶したとしても、IGFは茨の道は避けられないのだ。
サイモン氏は全ては猪木の取り巻きであるコーラルZが全て悪いとしたいのだろうが、サイモン氏の見通しの甘さも猪木がIGFから離れていった一因、サイモン氏は今後どうするのかわからないが、ことの全てを楽観しているのならIGF、そしてNEWの今後も危ういと思わざる得ない。
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中邑真輔による猪木への挑戦発言・・・呪縛から脱するための大いなる賭けだった
2009年9月27日の神戸ワールド記念ホール大会で真壁刀義を降しIWGPヘビー級王座を奪取した中邑真輔が「聞いてくれ! 言いたいことがある。新日本プロレスの歴史、すべてのレスラーの思い、このIWGPにはこもっている。その思い入れはある。ただ、輝き。このIWGPに、昔のような輝きがあるか? 俺はないと思う。足りない! 猪木--!! 旧IWGP王座は俺が取り返す! 時代も変われば、プロレスも変わります! それでも俺はやります! ついて来る奴はついて来てください!」とアピールした。
この頃の中邑は2008年1月4日の東京ドームで棚橋弘至を破ってIWGPヘビー級王座を防衛、2月17日の両国大会にはカート・アングルを破り王座防衛と共に、IGFに流出していた三代目IWGPベルトを回収に成功。棚橋との再戦を制したことで中邑時代到来かと思われたが、4月27日の大阪で全日本プロレスの武藤敬司に敗れ王座から転落、10月両国で行われた再戦でも破れIWGP戦線から大きく後退、2009年1月4日の東京ドーム大会で棚橋が武藤を破ってIWGP王座を奪還し、2月15日に中邑が棚橋に挑戦するも敗れ、ライバルである棚橋に差をつけられるどころか、タイトル戦線やトップ争いからも大きく後退してしまった。
そこで中邑は立ち位置を変え、矢野通ら旧GBHメンバーと共に反体制ユニットCHAOSを結成、この頃から顔面への膝蹴り"ボマイェ”を使用するようになり、この年のG1 CLIMAXでは準決勝ではボマイェで棚橋を破ったものの、決勝では真壁を敗れ準優勝に終った。ところがG1準決勝で中邑のハイキックを顔面に食らった棚橋が眼窩内側壁骨折で負傷したため王座は返上となり、9・27神戸で行われる予定だった棚橋vs真壁のIWGPヘビー級選手権試合は、真壁vs中邑による王座決定戦に変更となった。思わぬ形でチャンスを得た中邑は真壁をボマイェで破ってリベンジを果たし王座奪取に成功、その後でマイクで猪木への挑戦をアピールしたのだ。この中邑の事前予告もないアピールは新日本プロレスを震撼させた、この頃の新日本プロレスはユークスの連立子会社となっていた時代で、創始者であり象徴だったアントニオ猪木じゃユークス体制と経営方針で対立し新日本を離脱してIGFを設立、猪木という象徴を手に入れたIGFは"新日本にはストロングスタイルはない"など様々な形で挑発したが、棚橋エース路線が固まってからは棚橋自身も「猪木の神通力はもう通用しない!」といわんばかりに猪木の名前を口にしなくなり、また新日本も猪木の存在すら封印したことで、新日本とIGFとの軋轢も沈静化して平行線となっていたが、中邑のアピールで両団体の軋轢が再燃されることが予想され、またワールドプロレスリングでもカットされることもなく放送されたことで、ファンだけでなくマスコミも中邑だけでなく猪木の出方を注目した。
特に色めきだったのはIGFだった。当時GMに就任していた宮戸優光は会見で「会長承諾のもとに前回会見をしたわけですけども、リング上からチャンピオンが猪木会長を名指しで“挑戦”という言葉を使って、旧IWGPベルトを獲り返すと言った以上、長く放置しておくわけにもいかない。向こうは『IGFは関係ない』と言うんでしょうけど、猪木会長=IGFというのは誰もがわかる話でしょうし、リングが絡んでくるのは当然」として中邑発言をIGFへの挑戦と受け止め受けて立つ姿勢を示し、11月3日のIGF・TDC大会への来場を求めた。しかし中邑は「IGFの理論にスリ変えられては困る。自分としてはマジで猪木さんとやりたい。悪いけどJCBには行かないよ」とあくまで標的はIGFではなく猪木としたためIGF側の要求を拒否、事態は混沌化していった。そうなってくると猪木本人の見解を待つしかなかったのだが、肝心な猪木は姿を見せようとせず、IGFも"IGFの見解こそ猪木の見解"と振りかざすだけだった。
その猪木本人は実は腰椎すべり症の受け入院しており13時間に及ぶ大手術を受け、騒動から蚊帳の外に置かれていた。退院し会見に応じたが、猪木が中邑へ出した答えは「オレは引退してるし、早く実現しろとかそういう感じにならない。オレが出て行くわけねぇだろ」と中邑の挑戦発言は歓迎はするも引退を理由に対戦を拒否するという消極的な態度だった。また宮戸もSAMURAI TVの生番組に出演した際に自身が出した見解はIGF側が用意したものであったことを明かし「未だにリング上の話なのかどうか中邑の真意を図りかねる。」「IGFは先走ってリングの話に直結させすぎた。」としてリセットを宣言する。そして中邑は「(猪木の)口から発せられたのは、『俺は出ねぇ』『引退している』『できるわけねぇ』って。要はノーでしょう。正直ショックでね。すぐにコメントってわけにもいかなかったですよ。」とこれ以上の深追いは必要とないとして、抜いた刀を矛へ納めた。
中邑の狙いは何だったのか?棚橋が中邑発言に関して「ストロングスタイルの呪いにかかっている」と答えたが、中邑はデビュー前から猪木の直接指導を受けた最後の弟子、猪木に接することで大きく影響を受け、また猪木も中邑を大きく期待していた。だが2004年11月の大阪ドーム、メインカードに棚橋vs中邑がファン投票で選ばれたのにも関わらず、ファン投票の提唱者であった猪木が鶴の一言で大会数日前に突如カードが変更され、猪木の決定に大きな不満を抱いていた中邑は中西学と組んで藤田和之、ケンドー・カシン組と対戦し、藤田に蹴られまくって敗れると、中邑の不満を知っていた猪木は突如殴りつけたことで、師弟関係に亀裂が生じ、中邑も"猪木がまた殴ってきたら殴り返す"と周囲に告げ、一時引退まで考えるほど荒れた。この事件をきっかけに中邑は猪木か離れていくも、猪木という存在が付いてまわり、ユークス期になって新日本から猪木が離れても、中邑には猪木といういつまでも纏わりついていた。中邑の猪木への挑戦発言は、猪木という呪縛から脱するための大きな賭けでもあった。そして猪木が対戦を避けたことで中邑は賭けに勝ち、猪木という呪縛から脱することが出来た。
だが収まりがつかなかったのはIGFだった。猪木からのGOサインを期待していたIGFは拍子抜けするどころか、「猪木の了承を得ている」と振りかざして新日本や中邑を挑発するだけでなく、また11・3TDC大会に中邑が現れるとPRしてしまっていたためしまっていた手前引っ込みがつかなくなっていたのだ、新日本11月1日後楽園大会にジョシュ・バーネットを始めとするIGFに参戦している選手達が来場し、中邑が入場すると一触即発の雰囲気となったが、特にアクションは起こさず、HP上や新日本の会場に来場して挑発するなど中邑バッシングを展開するも、子供じみた行為に中邑どころか新日本すら相手にしなかった。
中邑は新日本の象徴は棚橋に任せて、自身の個性を高めることでレスラーとしてステータスを高め、新日本プロレスのトップとして君臨したが、新日本プロレスの枠組みさえも飛び越えて、WWEに挑戦することで世界の中邑にまで昇り詰めてしまった。猪木への挑戦発言は新日本プロレスを脱猪木を鮮明にするだけでなく、中邑自身も呪縛から逃れ、更なる飛躍へのきっかけとなった事件でもあった。
ただ一つ気になることがある、入院中の猪木は本当に中邑発言を知らなかったのか?本当に知らされていなかったのであれば「オレが出て行くわけねぇだろ」と答えざる得なかったのかもしれないが、知っていたとなれば、猪木自身を蔑ろにするだけでなく、名前まで勝手に利用し事を始めようとしたIGFに対して面白くないものがあったのでは・・・・
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マット界初の4Dプロレス!?サスケとバラモン兄弟が和解で雨降って地固まるも、謎のダークサイドムーンがムーの太陽に宣戦布告!
6月18日 みちのくプロレス「みちのくプロレス2017東京大会Vol.3~ムーの太陽祭・2~異端邪説~」東京・後楽園ホール 1315人 超満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇試合前◇
リングサイドの客席にはメインの“4Dマッチ”観戦用の3Dメガネとともに、注意事項の書かれた紙が置かれている。4Dマッチについては事前に団体からのリリースで「飛び出す水、動くイス、香る匂い、飛び出す選手、プロレス界初の『4Dマッチ』。会場で生観戦のお客様だけが味わえる、体験型プロレスリングです。特に特別リングサイド席は、体感度がアップ、未知の興奮をお楽しみ頂けます」と説明されていたが、注意書きは以下の内容。
「4Dマッチには、座席モーション、風や水、香りなどさまざまな特殊効果が装備されています。効果によっては、顔や衣類が酷く汚れる場合がございますがご了承ください。座席モーションは、大変申し訳ありませんが大多数が手動でございます。なるべくご自分で座席をつかみ跳び跳ねてください。リング上でスープレックスなどの投げ技がさく裂したタイミングで、実行していただけると効果的でございます。
また、4D用メガネも試合を楽しむために効果的なアイテムです。視界を青色と赤色がさえぎり、うしろ装着しない方が4Dマッチの世界を堪能できるのではないでしょうか? 最後に体内にある感度レベルを最高値まで上げてください。体感できるかできないかは、皆さま次第です」
(開始前に左ヒザ負傷により4月より欠場中のフジタ“Jr”ハヤトがあいさつ。足をひきずりながら松葉杖なしでリングに上がる)
ハヤト「本日もみちのくプロレス早い時間からご来場ありがとうございます。本当なら自分もここで試合をする予定だったんですけど、4月にヒザをケガして、えーっと、まあ、病院の先生からはもう復帰はできないとか、いままで通りのスタイルで試合をするのは無理だとか、たくさん言われて、そうっすね、あのー、まあ自分なりにいろいろ考えて…まあ、いままでやってきたスタイルを変えてボクはこのリングに上がるつもりはまったくないので、えー…、えーっと…、まあめちゃめちゃ考えて、引退した方がいいのかな、なんて思ったりもしたんですけど、医者がもう復帰できないとか、オレの周りがもうムリしなくていいよとか言ってるヤツらがすげえ多くて、すげえムカつくので(拍手)、医者ができないと言ったことをオレがやります。(大きな拍手)なので、ちょっといつ復帰になるかわからないんですけど、また蹴りを主体に対戦相手がだれであろうとマジでボコボコにして、オレはこのプロレス界を盛り上げて、今年ちょっと出たいなと思ってたすげえでかいところがあって、そこに出れたらいいなと思ってるので、プロレスラーとして出たいので。(観客からの『RIZIN!』の声に)そうRIZIN。いまプロレス界でそういうのがいないので、オレがいけたらいいななんて思ってますけど、まあ、ヒザがこんな状態なので何言ってんだみたいな感じです。ホントに今日は試合ができず、すいませんでした。でも必ず復帰をして皆さんの前で熱い試合しますので、それまで待っていただけたらうれしいと思います。(拍手)今日は毎年1年に1回しかないお祭りの、みちのくプロレスがすっげえ、チョー気合入れてる試合なので。この世の中、あんなに平和な戦争ありませんよ! いいですか。世界中がこういう戦争をすればいいとオレは思います。みんなで思い切り楽しんで帰ってください! ありがとうございました!」
◇第1試合◇
▼15分1本
○気仙沼二郎 大瀬良泰貴(8分24秒 片エビ固め)郡司歩 ×川村興史
※銀鱗◇第2試合◇
▼20分1本
○拳剛(5分10秒 片エビ固め)×佐々木大地
※フロッグスプラッシュ◇第3試合◇
▼30分1本
○GAINA ヤッペーマン1号 ヤッペーマン2号(7分23秒 片エビ固め)剣舞 ラッセ ×のはしたろう
※おんぶプレス◇第4試合◇
▼30分1本
▲卍丸 Ken45°(11分46秒 両軍リングアウト)日向寺塁 ▲南野タケシ◇第5試合◇
▼東北タッグ&UWA世界タッグ選手権試合/時間無制限1本
[第23代東北&第22代UWA世界タッグ王者組]○日高郁人 藤田ミノル(9分44秒 横入り式エビ固め)[挑戦者組]×ヤッペーマン3号 ヤッペーマン4号
☆日高&藤田が東北タッグ王座を5度目、UWA世界タッグ王座を2度目の防衛に成功(試合前、「合計体重140キロ」とコールされて挑戦者組が入場。まずは3号が一人で登場。セコンドには1号と2号。続いて「合計体重169キロ」とコールされて王者組が入場。藤田が3号に詰め寄って何やら言う。最後に4号が入場。ヤッペーマンズのテーマがかかるがなかなか出てこず1号と2号が呼びに行く。現れたのは浜亮太らしき巨漢マスクマン。4人でポーズ。4号コールが起こる。王者組は場外へ退避し、しかめっ面。しぶしぶリングに戻る。ベルト返還。写真撮影。)
藤田「ちょっと待て。もう言いたいことがありすぎて、何を言っていいのか…」
日高「東北タッグ選手権、合計体重200キロでしょ!? 絶対もっとあるだろこれ!」
リングアナ「えー、修正が出ております。合計体重140キロでございます」
日高「うそうそ! 絶対ウソだよ!」
リングアナ「合計体重が140キロです」
藤田「帰るよ今日は。無効でしょ、今日!」
リングアナ「東北タッグ初の女性レスラーが挑戦ということで、コミッショナーから特別に許可が出ております」
藤田「ふざけんじゃねえよ! 陰謀だろ、こんなもん! 嫌だ嫌だ! やらねえよこんなもん! いーやーだ!(やれコールに)なに目線だコノヤロー! やるよ! ゴング鳴らせ! やってやるよ! タイトルマッチだからな。ぶっ殺してやる! ゴング鳴らせ!」
(試合終了後、ヤッペーマンズが退場し、王者組がリングに残る。)
日高「(セコイぞの声に)セコくてけっこうですよ!」
藤田「ボクは悪くない、悪くない! 4号、もう二度と来るなよ! いやあ日高のおじさん、そこまでして勝ちたいかね? 東北タッグチャンピオン、UWA世界タッグチャンピオン、日高郁人に拍手! これが2005年東スポベストタッグを取った相方タッグだ! 悔しかったら4号以外の挑戦、誰でも受けてやる!」
【ヤッペー・マンズの話】
4号「ゴメン、3号。9割がた勝てると思ってから。ゴメンね」3号「卑怯」
2号「卑怯だよ!」
1号「勝ちだっただろ。4号のお尻ドーンってやった時点で勝ってただろ」
2号「なに考えてんだ、アイツら。まあ、今日の負けは仕方ないよ。負けは負け。あんな汚い野郎だけど、負けたのは事実だから仕方ない。ヤッペーマン4号も来てくれて」
1号「頑張ってくれたから。おうち帰んな、4号」
2号「いやいや、これだけじゃ終わらないでしょ?」
1号「終わっていいでしょ!? なんだ、どうしたいんだ?」
2号「みんな、見たいでしょ、4号が。ヤッペーマンみんなそろってるとこ」
1号「見たくないよ! もういいよ!」
3号「じゃあ1号は帰って」
1号「ちょっと待てよ! お兄ちゃんだぞ! 尊敬しろ!」
2号「1号、わかった! みんな2号と3号と4号が集まってる姿を見たいんだよ」
1号「見たくねえよ!」
2号「オマエはもういいよ!」
1号「お兄ちゃんやぞ!」
2号「オマエは帰れ! 先にオマエが帰れ! 今回、ヤッペーマン全員集合して、2号、3号、4号集合して、東北にも行ってやるから。ぜひ楽しみにしといてくれ!」
1号「だったらオレも入れろよ!」
2号「なんだよオマエ! どっちだよ!」
1号「お兄ちゃんを大事にしろ! 4人で集合させろよ!」
2号「みんなで東北行くからな!」
1号「1回だけだぞ、1回だけ。4号、あんまでしゃばんなよ。よし、もう今日は帰って反省会だ」
4号「すいません」
1号「だから嫌だったんだよオレは!」
【日高、藤田の話】
藤田「みちのくプロレスの陰謀だ! なんなんだよ!」日高「ひどい目に遭ったよ」
藤田「なんのための200キロ以下っていうルールなんだよ! それにしてもこんなことになって申し訳なかった」
日高「いや、あの人は元奥さんじゃないから」
藤田「そうか。それにしてもこれが2005年にベストタッグを取った男かっていう」
日高「いや、あれが80年代のNWA王者のベルトの守り方だよ。ああやってチャンピオンはベルトを守ってきたんだよ」
藤田「何言ってるの、みちのくはルチャの団体。いつの間にか日高郁人も根性の悪いベテランになったね。次の世代にバトンを渡さないっていう」
日高「ぜってえに渡さねえぞ!」
◇第6試合◇
▼ムーの太陽特別試合~会場が揺れる!洪水がスプラッシュ!脳が麻痺する秘密の香り!選手が飛び出しあなたも飛び出す!墓の中のご先祖様が飛び起きる!プロレス界初超立体4Dマッチ~観るだけでいいのか?感じるんだ!!!祭のあとはあなたの夢もきっと4D/時間無制限1本
○ザ・グレート・サスケ ○忍 ○関根龍一(23分48秒 メシア降臨)×白使 ○バラモン・シュウ ○バラモンケイ(試合終了後、エプロンからサスケがダウンする白使に気を送ると、白使が起き上がる。サスケに操られるようにリングを降りた白使。退場ゲートの前でチサコが黒い布を掛けると、サスケが何やら呪文のような言葉を唱えながら抱き寄せてともに幕の外側へ。再び黒い布を抱いて戻ってきたサスケだが、布の中身は空っぽに。リングに戻ると信者たちがヒザをついて頭を下げる。
サスケが兄弟に握手を求める。ためらう兄弟が応じようとすると、どこからか宇宙人のような声が。)ファーザー「息子たちよ、聞こえるか。私だ。ファーザーだ。なーんちゃってな。まんまとだまされたな、バカ兄弟。オマエたちは本物のバカだな。貴様らがファーザーの声だと信じていたのはこの私、地球侵略を試み、常に月より諸君たちの行動を監視しているダークサイドムーンの声だったのだよ~! ムーの太陽を同士討ちさせて壊滅する作戦だったが、白使の弱点を塩だと見破り、よくぞ勝利した。白使は先兵として送った使者の一人にすぎない。しかし、作戦は失敗に終わった。そこで拙者は、もう地球侵略を今後、一切しないことにいたしました。なお、このテープは終了後、自動的に消滅いたします。ウソだよ~! 地球侵略するには君たちムーの太陽が邪魔なのだよ。この次は、私の魂の勝利で、全人類は内臓を全部裂いて、全滅しやがれ。息絶える前に直腸を鼻の頭につけて嫌というほど臭いをかがせてやる。その先は知らぬが仏、知ってキリスト。ムーの太陽の諸君たち、また会おう」
シュウ「たぶんもう一回同じこと言うことになると思うんですけど、マスター、結構ヤバいことになってますよ」
ケイ「アイツ、へんな声ですけど、地球侵略とか言ってますよ! ちょこちょこギャグ入れてきますけど、ヤバいヤツだと思います」
シュウ「このままでいいんですかね?」
ケイ「闘ってる場合じゃない気がしますよ」
サスケ「もう一回みんなでやろうよ!」
ケイ「やりましょう!」
サスケ「仲直りの握手(ムーの信者も含めて人差し指をくっつけ合う)地球を守るぞ。オッケー! いくぞ!」
ケイ「よーし、地球の平和はわれわれムーの太陽が守るぞー!」
シュウ「そしてオマエたち、マスターの奇跡の数々、その目で見たか! これからもな、マスターについてこないヤツは、死んで地獄に落ちて、今度生まれ変わったらウジムシなるぞ~!」
サスケ「いやいや、ウジムシはいかがなものかな」
ケイ「いるときにそれはないですよ」
サスケ「仲直りしたんだから。皆さんが一人でもいる限り、ムーの太陽、そしてみちのくプロレス、ニッポン、いや、地球は、永遠に不滅だー!」
(引き揚げながらバラモン兄弟は関根にバケツの水を浴びせかけた。)
【バラモン兄弟、関根、忍の話】
シュウ「なんとなく、あれだな、元のサヤに戻ってしまったな。しょうがないよな。だってよ…」ケイ「オレたちは操られてただけだから」
シュウ「そう。気が付かないから操られてたってことだもんな。アイツは弁舌が巧みだ」
ケイ「途中途中にギャグもはさんでたからな。オレ、広川太一郎だと思ったぜ」
シュウ「マジなヤツよりもちょっとああいうヤツの方が怖いもんな」
関根「仲直りしよう」
ケイ「また一緒に巡業回りましょう。なんて言ってた?」
シュウ「月から来てたからか音声が悪すぎて」
ケイ「月が聞こえたの? オレ、月すら聞こえなかったよ」
シュウ「なんとかムーン」
ケイ「ダークサイドムーンって言ってたな、アイツ。めちゃくちゃ名前ダサいな!」
シュウ「自分で名乗るの恥ずかしいだろ!」
ケイ「まあムーの太陽の今日は再出発だな」
シュウ「そうだな。しかも新しい敵が、月だぜ! ムーの太陽に対して月、示し合わせたような敵だよ」
ケイ「オレたちは今までよ、見えない敵と闘ってた感があるからな」
シュウ「それが降りてきたってことだな」
ケイ「少し見えてきたんじゃないか。名前だけはわかったからな」
シュウ「あとオレ気になってるのはよ、オレたちの本当のファーザーの聞こえてるあれ、どこいっちゃったんだよ?(苦笑)」
ケイ「だから、ファーザーはだからもう死んでしまったっていう」
シュウ「聞こえないのか、もう? たまには聞きたいからな。寂しいよ」
ケイ「寂しいか?」
シュウ「寂しくないよ。よみがえられてもすっげえ困るけどな」
ケイ「オレはもういいや」
シュウ「まあそうだな。オマエ、何か言うことないのかよ?」
関根「またいつでも踊りに来るんで」
シュウ「ふざけんな! とんだ恥をかいたぜ!」
ケイ「見ろよ! こっち(忍)なんてもう脱いで、着てねえんだから!」
忍&関根「(歌いながら踊る)」
兄弟「やっつけで踊るなよ。翼はえるんじゃないよ、オマエら!」
ケイ「オマエ、昔そうだよ。それやってるとき、オマエ学生服着てサインしてやったの覚えてるぞ」
関根「いつでも行きますから。いつでも行くんで言ってください。そしたら、あのアイツたちも嫌がるでしょう」
シュウ「オレたちしか嫌がらない!」
ケイ「名前言ってみろよ」
関根「ムーンのヤツらですよ。ムーンシャドー」
ケイ「ムーンシャドーってなんだよ。仮面ライダーブラックみたいな言い方だな」
シュウ「だっせーなオマエ。すげえダサいぞ」
関根「いつでも来るんでお願いします」
ケイ「(記者に)何か聞きたいことはないのか?」
シュウ「いろいろあったぞ今日は」
ケイ「もう白使のこと忘れてるだろオマエら!?」
シュウ「あと、順を追って次どんどん忘れてってるだろ!? 4Dだったりとか」
ケイ「4Dも白使も忘れたよ。(父親を思う寂しい気持ちが今回の騒動になった?)寂しくはないけど、やっぱりあのファーザーっていう音声の中に何かオレたちを操る電磁波みたいなのがあったんだよ。オレたち、どうかしてたよ」
シュウ「そうだ。基本的にみんな、来てる人どうかしてるからな(笑)」
ケイ「なんかね、墓掘りに行ったって聞いたんだけど、記憶にないんだよね。記憶にございません」
関根「申し訳ございませんでした」
兄弟「オマエは関係ないだろ!」
シュウ「(ムーの太陽が再出発して、敵は月の何者か)思い出せない。なんとかムーン」
ケイ「ダークサイドムーン。だっせえ!」シュウ「死ぬほどダサいな!」
ケイ「いまさらないだろ!」
シュウ「いじめられただろうな小さいころ。下駄箱にダークサイドムーンって書いてあったんじゃないのか」
シュウ「(マスターへの思いは?)マスターは寛大だったね」
ケイ「オレたちのことを許してくれた」
シュウ「やっぱりマスター気づいてたよ」
ケイ「オレたちが操られてるのわかってたんだろうな」
シュウ「今日の最後のあれもすごかったよな」
ケイ「白使消えたイリュージョン。なんであんな端っこでやったんだろうな?」
関根「まあまあまあ」
シュウ「角度によっては見えてない客もいるぞ。でもすごかった。奇跡だ」
ケイ「マスターは本物だ。(記者に)本物だと思うな? なんで口をつぐむんだオマエは? 本物だよな? オレたちは確信した。マスターは本物です。オレたちはこれからもマスターについていく。そして地球の平和を守る、宇宙の平和を守る! それがオレたちムーの太陽の仕事だ、使命だ」
シュウ「さっき怒られたから、ウジムシはなし。だからオマエが締めろ」
関根「お、ほっほっほー。いきますよ。普通に締めればいいんですよね? これにて一件落着、よ~(ポンと手をたたく)」
兄弟「なんだよ。何年プロレスやってんだよ」
関根「え、違いますか?」
年に1度の恒例となった『ムーの太陽祭』が行われたが、今年は5月シリーズで些細なことからマスター・サスケとバラモン兄弟が対立、5・7仙台で誤爆からバラモン兄弟がサスケに叛旗を翻して仲間割れとなり、サスケは信者からバラモン兄弟にとってトラウマであるニューセーラーボーイズを誕生させることを示唆すれば、対するバラモン兄弟も長らく墓の中で眠っている白使と合体することを示唆していた。
試合前には4Dマッチの説明がされ、最前列から3列目の観客には4D用のメガネが手渡されたが、選手らが4Dマッチの実演がされると、最終的に「極力かけないほうがいい」と説明され、4Dメガネは意味のないものとなってしまうも、4Dコールが巻き起こる。
例のごとくバラモン兄弟は水を撒き散らしながら入場、その間にリング上には白使が入っているとされている棺桶が設置される。対するサスケは関根、忍が扮するニューセーラーボーイズと共に登場しバラモン兄弟にとってトラウマ曲である『キープ・オン・ジャーニー』でダンス、サスケのセコンドにはミニマスター、DASH・チサコ、見た目が邦彦だけでなく、本来ならバラモン兄弟のセコンドであるカラテバラモンまで着き、踊り続けるニューセーラーボーイズ対し、バラモン兄弟は白使を呼び起こそうとして棺を開けるも、中身は空!人数的にも圧倒的不利になったバラモン兄弟をサスケが挑発して試合開始となった。
ケイは試合前にムーの女神からサスケに手渡された花束で殴打して、セコンドは香りを客席に噴射すれば、ケイが関根をボディースラムで投げると観客が飛び跳ねるという中、関根と忍がケイを捕らえて連係を披露しつつ『キープ・オン・ジャーニー』を唄いながらダンス。サスケもシュウを攻め込むがコーナーからのアトミコは例のごとく自爆となると、サスケを場外に追いやってから兄弟が場外のサスケやセーラーボーイズにレモンを投げつけ、ケイが客席にバケツの水をまけば、忍もケイめがけて狙うも、関根もろとも客席に誤爆。
これを逃さなかった兄弟はサスケを捕らえ、忍や関根にも顔面に歯磨き粉を絞りまくるが、蘇生したサスケが構わずリング上でイス組設置、兄弟を捕らえてコーナーも、兄弟がデットリードライブでイス組へ叩き落し、サスケは背中に大ダメージを負ってしまう。
シュウは忍のつなぎを脱がしてTバック1枚にすると、ケイも関根を捕らえて雪印「スーパーカップ」を顔面に押し付けると、関根の股間にスーツケースを設置してからボウリング攻撃、忍は衝撃で尻からスーツケースから落下してしまい、更に忍をコーナーに設置してから明治「スーパーカップ」を尻に押し付け、関根を捕らえて忍の尻に顔面を押し付ける明治地獄門攻撃を狙うと、関根は懸命に堪えるが、シュウが羽交い絞めにしたところでケイがスーツケースを投げようとするも、シュウに誤爆してしまい、関根がケイを忍の尻に顔面を押し付けて明治地獄門攻撃を完成させる。
関根が兄弟をドロップキックで場外へ追いやると、忍がラ・ケブラータで続き、場外にテーブルを設置、そしてリングに戻りケイを捕らえた関根がカミカゼから、蘇生したサスケと共にメシア降臨を決め勝負あったに見えたが、突如会場内が暗転すると雷鳴が鳴り響くなかで白使が降臨、白使は関根と忍をトラースキックで蹴散らし、サスケも気を充電して発射し、セコンドも観客をうちわであおぐも、気を軽々と受け止めた白使がサスケ組にエアボウリング攻撃を発射、サスケ組がまとめて吹き飛ばされてしまう。
強力な味方を加えた兄弟は白使に竹刀を手渡し、サスケ組の制裁を願うが、白使はサスケを上段で殴打するだけでなく、兄弟に対してもフルスイングし敵味方関係だけでなく信者までも攻撃を加え、兄弟まとめて極楽固めで捕らえて極楽往生を狙い、さすがのサスケもカットに入るが曼荼羅捻りで返り討ちにされてしまう。
白使は場外のテーブルにめがけて念仏パワーボムでサスケを貫通させ、リングに戻してカバーも、これまで敵だった兄弟がカット、ここからムーの信者達が総攻撃で白使を攻めるが、肝心のカラテが怖気ついて追撃せず逃げてしまうと、白使は関根と忍、兄弟とチョークスラムで逆襲、そこでサスケが清めの塩を白使に投げつけると、白使の動きが止まり、これを逃さなかったムーの信者達が再び総攻撃をかけ、最後はサスケがサスケスペシャルX Vor10.2から、信者全員でのメシア降臨で3カウントなり、サスケvs兄弟のはずが、ムーの信者vs白使となりながらも勝利となった。試合後にダウンする白使にサスケが気を送ると、白使が起き上がり、サスケに操られた白使が入場ゲートまで誘導させられると、黒い布が覆いかぶされてから、サスケが呪文を唱え、布の中身は消え白使は成仏となった。
そしてサスケは兄弟と握手となって和解かと思いきや、ダークサイドムーンと名乗る者から声が届き、ムーの太陽に対して宣戦布告、サスケらムーの太陽は改めて一致団結し、兄弟は関根にバケツの水を被せて幕となった。
サスケvsバラモン兄弟の内輪揉めは、いつの間にかムーの太陽vs白使となり、終わったら終わったで雨降って地固まるという不吉な結果、だが「スーパーカップ」を粗末にしたことだけでなく、明治からのクレームが来ないことを祈りたい。
そしてダークサイドムーンからの宣戦布告、果たして紅白歌合戦に匹敵する年末の風物詩、宇宙大戦争へと繋がっていくのか・・・
セミのタッグ選手権は4・15にヤッペーマンズ相手に王座を防衛した藤田が3号の正体は元妻である前村早紀なのではと疑って挑戦者に指名、3号は今まで出現しなかった4号を投入して挑戦したが、4号として現れたのは大日本を主戦場にしているHらしき巨漢マスクマンが登場し、まわしにはHAMAがの文字が施されている。まして合計体重は169キロとコールされ、相方タッグは体重リミットをはるかに越えている(リミットは200kg以下)とクレームを入れるも、新崎人生コミッショナーから特別許可を得ているとして選手権は強行され、ヤケになった藤田が開始のゴングを鳴らすように要求する。
試合は4号が相方タッグを巨体で圧倒、3号が登場すると藤田が私的感情に走ってしまい、添い寝、逃げる3号にストンピングをいれる。相方の混乱ぶりを見かねた日高が交代も、4号に圧倒されてしまい、藤田が加勢に入るも、4号がまとめてラリアットで投げ倒すと前回り受身を狙うが、藤田だけが逃げて、日高のみが圧殺されてしまう。
しかし相方タッグは3号を捕らえて連係で蹂躙、3号もカサドーラから低空ボディーアタック、場外の相方タッグにコーナーからプランチャを発射し、リングに戻った藤田に「私は嫁じゃない!」とミサイルキックを放つ。だが4号がコーナーで藤田を尻で押し潰すと、日高が入って連係で攻め込み、合体スイングDDTを狙うが、4号は動じず失敗してしまい、藤田がラリアット、エルボードロップを喰らい窮地に立たされる。
藤田は日高に交代も、4号のヒップドロップの援護を受けた3号は3連続ジャーマンで日高を追い詰めるが、藤田が間一髪カット、3号は裏拳から串刺しを狙うも、かわした日高がロープに足を引っ掛ける"エディ・ゲレロ式"横入りエビ固めで逆転3カウントを奪い逆転で王座を防衛した。【試合結果詳報】客席が跳ね、会場が香る!業界初4Dマッチでムーの太陽祭、狂乱。サスケとバラモン和解、新たな敵“ダークサイドムーン”が宣戦布告。サスケが白使を消すイリュージョン…みちのく後楽園詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC #週プロモバイル #みちのくプロレス pic.twitter.com/nrmXVWRGQg
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2017年6月18日ヤッペーマン3号4号に酷い目に遭わされたけど、チャンピオンらしく防衛。ベルトは誰にも渡さない!#相方タッグ #みちのくプロレス #michipro pic.twitter.com/ghp1gi5Xz4
— Ikuto Hidaka (@hidakaikuto) 2017年6月18日みちのくプロレス後楽園終了しました。
4号にびびってたじろぎましたが、悪人のヒタカイクヒトの大人げない頑張りで無事防衛できました。
しかしみちのくプロレスの陰謀だ!
ワタシ達には友達が必要です。#日高優月 pic.twitter.com/frleYR3mRk
— 藤田ミノル(FUJITA) (@Tgurentaifujit) 2017年6月18日ありがとうございます╰(*´︶`*)╯ https://t.co/qAHDnZcZHv
— ヤッペーマン3号 (@yappe_man3) 2017年6月18日本日みちのくプロレス後楽園大会に私に似たヤッペーマン4号と名乗る巨漢覆面レスラーが現れたみたいだ! 一体何者なんだ!? pic.twitter.com/QS1DYm1i0O
— 浜 亮太 (@hamachanko) 2017年6月18日 -
またしてもNEW勢が惨敗だけでなく青木も村上会に合流!だがサイモン氏らは…
6月17日 NEW「第2シリーズ」エディオンアリーナ大阪第二競技場 1080人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇試合前◇
(試合に先駆け、サイモン取締役がリングで挨拶。)
サイモン「NEWへようこそ! NEWとして大阪、初開催となりました。これも皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。そして入口のほうでやってました署名活動のご協力もホントにありがとうございます。最後の最後までやりますので。どうぞ大会終了後、まだサインしてない方がいましたら、ぜひ力を貸してください。よろしくお願いします。……猪木さーんっ!! やりかたが汚いです! 私たち、8月25日の後楽園大会、まだマッチメーク、空いてます。ぜひISMvsIGF・NEW軍で5対5、やりましょうよ! 猪木さん、リングの上でやることは猪木さんから教えてもらいました。このゴチャゴチャみたいな部分、すべてリングの上で決着をつけたいです。やるなら今しかありません! お願いします! そして、最後の最後までどうなるかわかりませんが、どうぞご協力お願いします」
◇第1試合◇
▼大阪ヤングバトル/時間無制限1本
○小山寛大(6分24秒 体固め)×菊池悠斗
※STO◇第2試合◇
▼時間無制限1本
○織部克巳(4分22秒 片エビ固め)×中井光義
※克巳脚◇第3試合◇
▼時間無制限1本
○TORU(7分11秒 ラ・マヒストラル)×定アキラ◇第4試合◇
▼時間無制限1本
○高岩竜一(9分31秒 片エビ固め)×常剣鋒
※デスバレーボム◇第5試合◇
▼時間無制限1本
空牙 ○冨宅飛駈(10分40秒 体固め)KENSO ×林棟軒
※バックドロップ◇第6試合◇
▼時間無制限1本
○船木誠勝 金本浩二(11分26秒 体固め)×青木真也 谷嵜なおき
※ハイブリットブラスター◇第7試合◇
▼時間無制限1本
白覆面1 ○白覆面2(12分35秒 体固め)×鈴川真一 奥田啓介
※殺人キック【試合後の青木、中井】
青木「俺は中立だから。やられたヤツが悪い、気をつけろ」中井「青木! 絞め落としてくれたな!」
青木「すまん、わざとじゃないんだ(とだけ言って去っていく)」
中井「わざとやろが! (青木は村上会入りなのか?)全然わかんないっすよ! やられてて、青木さんが救出してくれたと思ったら、いきなり肩固め。気付いたら仰向け。…なんすか、明日タッグ組むのに」
その後、青木は報道陣の取材を受け、一匹狼のテロリストと化したことを告白。
青木「俺は中立だから。中立ですよ。3人ぐらいか、今日絞め落ちたのは。アイツら大丈夫か。(ダメなような気がするが…)ダメか(苦笑)。ダメだよな。やられたヤツが悪い、気をつけろ。あれが誰にも言わずにホントにやるのがテロ。(村上会入りしたわけではない?)違う。第三勢力。中立だから。(今後もテロ行為は?)定期的に。テロ行為は定期的にいきます」
【鈴川の話】「(村上会にいいようにやられたが?)そうだね…。何回も勝つタイミングというかチャンスはあったはず。奥田と俺のチームワークじゃないけど、もっと奥田が動いて、俺のほうに村上なりマスクマン連れてくれば、どうにかなったものの、奥田が1人捕まってしまい、俺も額から血を流しちゃって。
(流血戦になったが?)悔しい。悔しい。次、シングルでやりたいよ。もうマスク出したりとか(要らないだろう)。人数だって違うしさ。むこう、3人? 4人? いたでしょ?
(試合開始の時点で村上に襲われたが?)不意つかれた…。もう負けたし、奥田抜きでもシングルでできりゃいいけど。明日も兵庫あるし、明日のリングでもまだいけるし。マウントとったりチャンスあったけどね。あそこで一発いいの入れれば、ダウン取れたんだろうけど…。カット入られてね。明日。村上、再戦要求。取らないと話し終わらねェよ。話しつけないとね。このままじゃ終われないし。(青木選手がNEWを襲っていたが?)村上会に加勢したの? それは見えてなかったね。意識もうろうとしてて」
【奥田の話】「オイ! こんなモンか!? いけんだろ!? IGF、ナメてんじゃねぇぞ! オイ! 鈴川! こんなんじゃおわんねェよ! 明日、もう一回同じカードやらせろよ! もう一回やらせろや!」
【村上の話】「言うこと別にねぇけど。見ての通り、なにが起こるかわからないのが、村上会。ちょっとだけ、久しぶりに、コノヤローって気持ちにさせてくれて。お友だちがそうしてくれたのか、アイツらがそうしてくれたのか、わかんないけど。明日もあるし。これから俺らがホントの祭りをもっともっとブチまけていきたいと思うし。今日はちょっと白覆面も1人ひとりが自己アピール強ったな。あと1人、なんかどさくさまぎれに、村上会入りたいですよっていうアピールを、リングの上で肩固めしてるヤツもいたけど。こっちはいつでも大歓迎。その代り、白覆面(※ここで青木真也が登場し、無言で右手を差し出す。これに村上も応じる)。じゃあ初のイニシャルいこうか。白覆面…」
青木「…A」
村上「おー、そういうことだ」
大阪大会でもNEWの2トップである鈴川、奥田が村上会を迎え撃ったが、今回の村上会は村上和成がセコンド、白い柔道着に白覆面姿の2人が試合をすることになり、そして一番最後に入場する鈴川を村上が襲撃して試合開始となり、ブラック・タイガーⅤも乱入して村上に加勢し鈴川を袋叩きにする。
リング内では白覆面1、2が孤立した奥田に集中攻撃を加え、村上も加勢して徹底的に奥田を痛めつける。そこでやっと自軍に戻った鈴川に交代し、鈴川は村上に突進してマウントからの張り手を連打するが、白覆面にカットされると村上がパンチからの殺人キックで鈴川をKOして3カウントを奪い、またしてもNEWが惨敗。試合後も中井と奥田が村上会を襲撃するも、なんと青木が中井をスリーパーで絞め落とし、奥田も返り討ちとなってしまった。
今回もNEW勢が惨敗を喫し、後楽園大会では鈴川の不甲斐なさを嘆いた青木までが村上に加勢するなど、青木が村上会と結託となれば、鈴川や奥田、中井、定のNEW軍は戦力的に不利、船木や金本なども準レギュラーも参戦しているが、出来ればNEWだけで村上会を迎え撃ちたいどころだ。オープニングではサイモン・ケリー氏が登場しアントニオ猪木に対して「やり方がきたない」と批判しつつもNEWvsISMの全面対抗戦を呼びかけたが、今回の騒動は長年に渡ってIGFから蔑ろにされてきた猪木の怒りに周囲の思惑も絡んでいることから、リングの上で治まるレベルではなくなっている。現在続行している署名活動も猪木がなぜ怒っているか理解しないうちは、受け取るどころか、周囲によって握りつぶされる可能性が高い。サイモン氏はまだこの場に及んで事をリングでの解決を望んでいるのは事をまだ楽観視しているのか、猪木の批判も織り交ざっていることから、全ては猪木が悪いとしたいのか・・・
またISMとの対抗戦も、ISMは所属選手を抱えているスタイルでもないのもあるが、現在のNEWの選手らが本当にやりたいことなのか、本来なら鈴川、奥田ら選手達がフロントに訴えればいいのだが、フロントは選手達に政治面にはタッチさせず、押さえつけられてきたことから、どう自己主張すべきなのかもわかっていない。現在のNEWに求めることは一刻も早く脱猪木に踏み切ることと、一致団結して内部の充実を図ること、だがサイモン氏らは可能性すらゼロに近いぐらい低くなった猪木ブランド奪還のことしか考えていない。現時点では表面化していない選手とフロントの気持ちのズレ、いつどういう形で爆発するのか・・・
【試合結果詳報】青木真也が怪行動、サイモン取締役がアントニオ猪木にケンカ状…NEW大阪詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC #週プロモバイル #IGF #NEW pic.twitter.com/ytt0NdAr6x
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2017年6月17日 -
LION'S GATEの顔となった吉田が永田に宣戦布告!野村卓也が初参戦も主役を奪ったのはダイナソー!
6月15日 新日本プロレス「LION'S GATE PROJECT6」新宿FACE 467人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○エル・デスペラード(7分46秒 ヌメロ・ドス)×八木哲大◇第2試合◇
▼20分1本
○邪道 外道(10分45秒 クロスフェースオブJADO)川人拓来 ×海野翔太◇第3試合◇
▼30分1本
○天山広吉 タイガーマスク(11分15秒 アナコンダバイス)野村卓矢 ×ダイナソー拓真【野村の話】
――ライオンズゲート初参戦どうでしたか?
野村「本当にテレビで観てた方たちと闘ったので変な感じです。また機会があったら出場したいです。」――天山選手、タイガーマスク選手と対戦してみてどうでしたか?
野村「本当にやっぱりひとつひとつの技が的確でした。あと会場の熱気がすごかったですね。またやりたいです。ありがとうございました。」【天山、ダイナソーの話】
(ダイナソー倒れていて動かない)
天山「おい!恐竜!おい!起きろ!大丈夫か!おい!来い!お前なかなかやるな!ダイナソー見た目、なんか俺、自分の昔を見てる感じがして、試合やっていても真剣な目を見たら分かる。ふざけててもやっぱりダイナソーの目を見てたらこいつ本物ちゃうかなって思う。」ダイナソー「ガウゥゥ!ガウガウガゥー!!」
天山「まぁそういうことですよ。」
ダイナソー「ガウガウガゥーー!!」
天山「こんだけ彼自身やる気になったらええもん持ってるちゃうかって。前回、前々回、今回3回目かな今回で。やってみてめちゃやりがいがあるっていうか。モンゴリアンチョップかましてきやがったりね。そういう破天荒なところもおもしろいし。他人とは思えないというか、猛牛が言うのもおかしいけど。このダイナソー、恐竜と次またライオンズゲートあるんやったらダイナソー、お前も来いや!組もうぜ!一緒にやろうやないか!」
ダイナソー「ガウガウガウ!!フンガァーー!!」
天山「いまは片言しか喋れないけど、もっともっと日本語勉強させて次のときはえらいこと言うからね。ダイナソー7月またやろうぜ!猛牛ダイナソー、カモーン!!」
ダイナソー「ガウガウガウ!!フンガァーー!!」
【タイガーの話】
タイガー「ありがとう!(野村と握手を交わす。)初めて野村選手とやったんですけどね。大日本プロレスですよね。珍しく蹴りを使う選手で、最初見合ったときに『お、なにしてくるのかな』というワクワク感がすごいありました。僕もよく言われたんですけど蹴りを使う選手って上の選手と対戦するとすごい緊張しててなかなか思った蹴りが出来ないっていうね。すごい僕もずっと経験して分かるんですけど。もっと遠慮なくガンガン蹴ってほしいですね。もっともっと持ってるものあるんだろうから。彼のバックボーンなにか知らないけども、本当蹴りは素晴らしいと思うし。これだけ会場でも声援送ってもらっているわけだから。やはり大日本という色に囚われないで自分の道を進むべきだと思うし。また機会があれば、僕がこのライオンズゲートに出る以上は、彼とまた試合したいですね。もう一回ね。素晴らしいですよ、持っているものは。いい意味で、僕も蹴りを使う部分で教えてもらえることがあったら伸ばしたい。そう今日は思いました。まだまだ彼が持っているものはこんなものじゃないと思うから、ガンガン蹴ってほしいですね。ありがとうございました。」◇第4試合◇
▼30分1本
○中西学(6分54秒 アルゼンチンバックブリーカー)×北村克哉【中西の話】
――北村選手とのシングルマッチの感想は?
中西「オレの胸を見りゃわかるでしょ? あと何年後かに、この胸をズタボロの血だらけにするくらい! オレが天龍(源一郎)、高山(善廣)、その他大勢の外人選手はじめ、上のヤツらを血だらけにした。あのチョップがアイツにできるかどうか、楽しみやわ。それまで続けたいけどな!」【北村の話】 「第3世代の中西先輩。大きな壁ですけど、これから乗り越えていきたいと思います。さらに進化していきたいと思います。以上です。」
◇第5試合◇
▼30分1本
○YOSHI-HASHI(11分33秒 バタフライロック)×青柳優馬【青柳の話】
青柳「クソォ!くやしい!!まだだ!まだ!まだ闘い足りない!負けてけど闘い足りない!」――全日本プロレス8.27両国大会でタイチ選手との対戦が決定しましたが意気込みを聞かせてもらってよりしいですか。
青柳「タイチ選手はどうせ覚えてないでしょ!?タイチ選手どころか新日本のお客さん誰も覚えてないでしょ!?だから新日本のお客さんにも、タイチ選手にも、『去年の俺とは違うんだぞ!』と言ってやって去年の『Super J CUP』ボコボコにされた分きっちり返して雪辱をはらしていきたいと思います。このままじゃ終われねぇからな!!」【岩本の話】「全日本の仲間が負けた状態で、そのままじゃ引き下がれないので次は俺が出撃します。カタキ取ります!」
【YOSHI-HASHIの話】「これのつぎ、後楽園でNEVERのタイトルマッチ組まれてて、それまでシングルないから今日すごいいい経験になったけど。いつもと違う選手だから刺激があって楽しかったし、新日本の若手と違って、違った意味ですごい気迫を感じたし、次もう一人の全日本の選手。また今日ああやってやったけど、またチャンスがあったら試合が出来たらいいなと思ったけど。つぎ後楽園、必ず鈴木みのるからベルトをいただいて、その弾みでチャンピオンのまま絶対G1出てやるから。以上。」
◇第6試合◇
▼30分1本
○小島聡 吉田綾斗(17分32秒 体固め)永田裕志 ×岡倫之
※ラリアット(試合終了後、吉田が永田に突っかけ、一騎打ちを要求。そして、張り手を連発して行くが、永田が左右の張り手連打で報復。これで吉田が倒れると、頭部へ蹴りを浴びせる。しかし、それでも吉田は諦めずに永田へ食らいつき、意地を見せた。)
小島「(※『小島』コール)本日は『LION’S GATE(PROJECT)6』、ご来場いただきまして誠にありがとうございます(※大拍手)。この『LION’S GATE』は、若手を中心とした若手のための大会です。ですが、我々ベテランにとってもとても大事な大会になっていると思っています(※大拍手)。そして、その若手とベテランの闘いに来ていただいている皆様にも、本当に感謝しております。ありがとうございます(※大拍手)。綾斗、お前、よく永田さんにケンカを売ったな?(※場内笑&大拍手&『吉田』コール) 俺が若いときには考えられなかった(※場内笑)。永田さんみたいな大ベテランにケンカ売るのは、やっぱり無理だと思っていたから、当時は。お前、ホントにやっぱり凄い。気持ちが据わっている男だと思う(※大拍手)。このまままた頑張ってくれよ。俺も、今日の最後があれで終わりだと思いたくないんで、またそういうチャンスがあればやりたいと思います(※大拍手)。というわけで、次回7月4日! 『LION’S GATE(PROJECT)7』、皆さんと一緒に! せーの…いっちゃうぞバカヤロー!!(※大歓声&大拍手)」
【小島の話】「誰にでも若手時代はあるから。いま、キャリア26年のオレにもヤングライオンと呼ばれた時代があった。それはもう、遠い遠い昔だけど、あのとき培ってきたもの、あのとき学んだものっていうのは、全部いまにもいきてるから。それを今日の岡とか、吉田とか、ヤツらにわかってもらえればなと思います。これから先、もっともっとつらい経験いくらでもある。死ぬほど挫折する経験なんて、いくらでもある。でも、そういうものを今回、そういう壁にオレも永田選手もなりたいと、たぶん思ってるんでね。さっきマイクで言ったけど、若手だけの大会じゃないよ。オレたちみたいな大ベテランと言われた選手、そういう人間にとってももの凄く初心を振り返る意味で、大切な大会だと思います。ありがとうございました」
【吉田の話】「ひとつだけ。次、永田裕志とシングルを希望します。この『LION’S GATE』は自分たちみたいな他団体の人間は、自分でチャンスを作っていかないと思うので、永田さんとシングルがしたい。それだけです、ありがとうございました」
【永田の話】「まあ、怖いもの知らずっていうのはいいことだね。若さの特権で。これでこそ『LION’S GATE』だなって。オレよりも身長もあるし、手足も長いし、動きもキレがあるし。なかなかいいもの持ってるよ。オレにケンカを売ったってことは、どういうことか。たぶん、そのうち実現するんじゃないですか? 対決が。そのときにしっかりとわからせてやりますからね。49だからってナメんなよ。オレの怖さ、吉田だっけ? 彼にこれから目一杯教えてやりますよ。まあ、楽しみにしてな。オレにケンカを売ったのはたいしたもんですよ。その怖いもの知らずに敬意を表して、目一杯ぶつけてやるからな。永田裕志っていうものを」
【岡の話】「小島さんよ! 邪魔してくれてんじゃねえよ! せっかく、他団体のヤツとケリつけないとって思ったのに。この『LION’S GATE』、本当に多くの団体が関わるようになってきて。その中でヤングライオンが一番輝きゃなきゃダメだろ! 日本、いや、世界一の団体だぞ。その若手がだらしなくてどうすんだよ。その壁を崩せなかった情けねえヤツはオレだよ。なんだっけ? 若手の壁になるのがベテランの仕事だと? だったら、その壁、破壊させていただきます。次、誰でもいいよ、吉田でも、他団体のヤツでも、小島でもいい! サシで決着つけようぜ。で、もし、小島さんが大ベテランが、若手の小僧に負けるようなことがあれば、『G1』はオレが出させてもらう」
今回の「LION'S GATE」ではK-DOJOの吉田がメインに抜擢され、前回対戦した小島と組み、永田&岡組と対戦。先発は岡と吉田でスタートしエルボー、ショルダータックルと激しい肉弾戦を展開すれば、小島も永田のローキックを喰らいながらも、ショルダータックルで返し、永田もフロントハイで応戦する。
永田組は吉田を捕らえて腕攻めを展開するが、ランニングエルボーで反撃した吉田は小島に交代、小島は岡にマシンガンチョップから"いっちゃうぞ"エルボードロップ、そして吉田に交代するが、吉田は控えの永田を強襲する。強襲を受けた永田は怒りの表情となり、その間に小島組は岡を攻め立てるが、吉田にヌカドーラで反撃した岡は永田にやっと交代、永田は控えの小島に強襲をかけてから、吉田にミドルキックを乱打、串刺しフロントハイキックと攻めるも、吉田もエルボーと膝蹴りで譲らず、吉田が張り手で永田を攻め込むが、永田もキチンシンクからエクスプロイダーと譲らない。
永田は交代を受けた小島を白目式腕固めで捕獲するが、吉田が背中へのローキックでカットに入ると、永田が張り手の連打で吉田を制裁、永田は岡に交代すると、吉田が永田に襲い掛かり場外で乱闘となる。
その間に岡が小島にアバランシュホールドから逆エビ固めで追い詰めるが、吉田がカットに入り、永田も入って小島にトレイン攻撃から、岡がフロントスープレックスで投げるが、ヌカドーラ狙いは、逃れた小島がDDTで突き刺し、吉田も永田を排除すると、最後は小島が岡に豪快なラリアットを炸裂させて3カウントを奪い勝利を収めた。
だが試合後に吉田が永田に突っかけ、一騎打ちを迫ると、永田相手に張り手を浴びせ、永田も左右の張り手で吉田を制裁するだけでなく、頭部まで蹴りつける。それでも吉田は永田に喰らいついたが、永田はバックステージへと引き上げ、小島も吉田の度胸を高く評価して大会を締めくくった。第3試合は大日本から野村が初参戦し、K-DOJOのダイナソーと組んで、天山&タイガーに挑み、リストロックでダイナソーを天山が攻めるも、尻尾でブレークしたため、天山が怒ってモンゴリアンチョップも、ダイナソーも掟破りでモンゴリアンチョップで応戦する。
一方の野村はタイガーと対峙、野村のランニングローキックをかわすなどタイガーは容易に攻め込ませずも、背中のサッカーボールキックで一矢報いる。
その後もダイナソーが捕まる展開が続く、交代を受けた野村はタイガーにミドルキックを連打、タイガーのブレーンバスター狙いを、脇固めで切り返して腕十字へと移行するが、逃れたタイガーはローリングソバットの連発からタイガードライバーで反撃すると、初遭遇の天山のモンゴリアンチョップ、頭突きの前に怯んでしまう。
天山組はダイナソーを捕らえるが、ダイナソーは天山組をまとめてスピアーでなぎ倒し、天山に変形デスバレーボムを決めるが、天山がニールキックで逆襲するとアナコンダバイスで捕獲しダイナソーは無念のギブアップ。試合後は天山はダイナソーの健闘を称えたが、野村は初めての新日本での緊張とダイナソーの個性に喰われてしまった。K-DOJOは25日を最後に真霜拳號が左膝前十字靭帯断裂および半月板損傷に伴う靭帯再建手術、佐藤悠己は右膝前十字靭帯断裂および半月板損傷に伴う靭帯再建手術で長期欠場することが発表されたが、新日本相手に大きくアピールした吉田とダイナソーがいれば大丈夫ということを感じさせた。
また今年で最後のG1となる永田だったが、吉田にケンカを売られたことで永田自身に火が着きだした。また本来若手が主役でなければいけない大会に第3世代や他団体に主役を奪われたことで悔しさを露わにした岡、「LION'S GATE」は外だけでなく中までの良い意味で波紋を広げているようだ。セミでは全日本の青柳はYOSHI-HASHIに挑み、青柳はキレのいいドロップキックで先手を奪ったかに見えたが、後が続かず、YOSHI-HASHIは場外戦に持ち込んで形成を逆転させ、リングに戻っても逆水平、キャメルクラッチなどで青柳を痛めつける。
劣勢の青柳は反撃するが単発で後が続かず、主導権が握れない展開が続き、再びドロップキックからフィッシャーマンズスープレックス、ジャーマンと畳み掛けるが、ロックバスター狙いは逃れられると、YOSHI-HASHIはしゃちほこラリアットからのバタフライロックで捕獲し、青柳は無念のギブアップで完敗、試合後には青柳のセコンドについていた岩本煌史がYOSHI-HASHIに対戦を迫る。中西vs北村は北村のフルスイングチョップに対し、中西は重いチョップ一発で圧倒、その後も中西は一発の重みを示すかのごとく北村を圧倒する。北村もスピアーで反撃するが、受けきった中西がアルゼンチンバックブリーカーでギブアップを奪い、完勝を収めた。
ライオンズゲート・新宿大会、終了。
《永田・岡vs小島・綾斗》
岡の佇まいや闘い方が、とても新人に思えなくて恐怖だった。
綾斗も永田さんに全く物怖じしなかった。
こんな新人達とぶつかりあえて、レスラー冥利に尽きる。
私ももっと頑張ろう。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年6月15日ライオンズゲート終わり
小島さんが横におることがどれだけ安心感あるか!もっともっと色んなものをあの人から学びたい!!
小島さんにも言っていただいた用にまた是非組みたいです!!
やっぱ小島さんはかっこいい!!#kdojo #njpw #njgate
— 吉田綾斗 (@ayato_kdojo) 2017年6月15日そして対戦相手の永田さん岡さん
岡さんはやっぱ想像以上の化け物
同じ世代としてこれからまた試合できたらいいな!その時はもっとやりあいたい!
ほんで自分は次のチャンスは自分で取りに行く。永田さんとのシングル。実現すると信じてる!!#kdojo #njpw #njgate
— 吉田綾斗 (@ayato_kdojo) 2017年6月15日今宵ライオンズゲート新宿FACE大会では岡と組んで小島さん、吉田綾斗と戦ったゼァ。吉田君が私にとにかく突っ込んできて白熱した試合になりました。私に正面から喧嘩を売ってきた彼の気持ちは大したものだ。その気持ちに敬意を表し次回は正面から叩きのめしに行かなければね(笑)。
— 永田裕志 (@nagata769) 2017年6月15日ついに吉田綾斗がライオンズゲートメインのリングに!
まだまだ食らい付け! pic.twitter.com/PnpjZ4mlyT
— TAKAみちのく (@takam777) 2017年6月15日ライオンズゲート新宿フェイス大会超満員大興奮大盛況で終了。次回のライオンズゲート新宿フェイス大会も今回同様元気一杯で選手、関係者一同皆様にお会いするのを楽しみにしてます。明後日の胎内大会にも是非お立ち寄り下さいお待ちしております。本日は誠にありがとうございました。
— 中西学 Manabu,Nakanishi (@nobitokun) 2017年6月15日ザスルス!(ライオンズゲート終了 また天山さんに負けてしまったけど、恐竜は猛牛に何かを感じたゾ……そしてノムさんとパシャリ 今日は負けちゃってゴメンね#kdojo#bjw#njpw#njgate pic.twitter.com/ndsqTmEqVU
— ダイナソー拓真 (@kyouryu_T) 2017年6月15日今日はライオンズゲートに参戦させて頂きました!
たくさんのご声援有り難うございました!
ダイナソーさん、骨持たせてくれて有り難う! #bjw #njgate https://t.co/lbxwGH9llA
— 野村卓矢 (@nomUtakUbjw) 2017年6月15日 -
小橋の元に開催された熱戦という祭り、メインを飾ったのは関本のぶっこ抜きジャーマンだった
6月14日 「Fortune Dream 4」後楽園ホール 1300人
◇試合前◇
<小橋建太氏挨拶>
(日本テレビスポーツテーマからスナイパーが流れ小橋さんが入場。)
小橋「今回で4回目の開催となりました。大会プロデューサーとしてはいつも前回を超える大会をしたいと思っています。熱い試合になれば僕は嬉しいです。今回も各団体から熱い選手が集まってくれました。熱い選手が熱い試合をしてくれ、みなさんが熱い応援をしてくれれば必ず素晴らしい大会になると信じています。選手スタッフそしてみなさんで熱い素晴らしい空間を作りましょう。みなさんよろしくお願います。(小橋コール)それではフォーチュンドリーム4、開会を宣言します。いくぞー!」◇第1試合◇
▼Emerald Dream/15分1本
○鈴木鼓太郎(7分6秒 エビ固め)X田村和宏
※三沢魂タイガードライバー◇第2試合◇
▼Beautiful Dream/20分1本
○里村明衣子 白姫美叶(11分24秒 片エビ固め)松本浩代 X小波
※デスバレーボム◇第3試合◇
▼Crossing Dream/20分1本
○潮﨑豪 野村卓矢(分秒 片エビ固め)岡林裕二 ×清宮海斗
※ショートレンジ豪腕ラリアット【試合後の潮崎&野村】
――壮絶なチョップの打ち合いとなったが?潮崎「問題ないですよ。試合前の評判とかはそんな…。チョップして胸を赤くしているんで、評判とかそんな気にしてないです。だけど、思った以上に、岡林選手とはスゲエやってて気持ちよかったですね。本当に今日はこのリングに立ててよかったと思ってます。今回の試合のこのあとはわからないですけど、岡林選手と俺が向かい合ったらこういう風な試合になるというのはわかっていただろうし、それをわかっていても想像以上にならないとやっても意味がないから。そして、この野村選手と清宮。彼らの若々しいファイト、熱い戦いに引っ張られました。強かった」
――野村選手は初参戦となったが?
野村「本当に会場の盛り上がりが凄くて、やってて楽しかったですね。清宮選手も海外修行に行かれるってことは聞いたんで、海外から帰ってきた時にはまたシングルマッチをできたらなと思います」
――潮崎選手とタッグを組むのは初めてだったが?
潮崎「前にノアのタッグリーグ戦でやらしてもらったんですけど、あの時の勢い、それ以上を今日は出してもらったし、小橋建太プロデュース興行は熱くならないとダメでしょ。それを清宮選手、野村選手に導いてもらいましたね。そして今日やった岡林選手にも伝わったんじゃないですか。これぐらいやっても痛くない! 痛みを忘れる熱さを与えてもらいました。ありがとうございました」
――今日はチョップが100回以上あったが?
潮崎「数を出すってことは小橋建太を超えろっていうことですよね? 絶対に超える」
【試合後の岡林&清宮】
※岡林が清宮に肩を貸してバックステージに戻ってくる岡林「清宮、大丈夫か? 久しぶりのノア勢。初めての潮崎豪。強力あった。チョップも強烈、ラリアットも強烈。凄い。いやあ、またやりたいな。清宮、大丈夫か?」
清宮「クソ!」
岡林「大丈夫か? きついけど、なにかあるか?」
清宮「また必ず、リベンジするからな!」
◇第4試合◇
▼Fortune Dream 4 special talk battle/30分1本
○豊田真奈美vs×小橋建太90年代はローリングクレイドルなど同じ技を使っていたことから、付き合ってる疑惑があったことなど小橋さんから切りだすも、じっさいはほぼ面識がなかったことが明かされる。互いの付き人の話など、寮の話などで盛り上がった。双方が得意技だったムーンサルト・プレスについては、小橋さんが一発目で相手を越えて飛び過ぎたエピソードを披露。豊田も、バク転すらできない状態で会社に「明日からムーンサルトやれ」と言われ、やったらできたため使うようになったエピソードを明かす。
終盤に小橋さんから期待する女子レスラーを聞かれた豊田さんは、藤本つかさとつくしの名を挙げた。さらに「引退後、プロレス界とかかわることは?」と言われた豊田が「それはないです」とキッパリ言って終了。木原リングアナからトークバトルは豊田が勝利となったことが告げられた。
◇第5試合◇
▼Dangerous Dream/30分1本
△石川修司 鈴木秀樹(30分時間切れ引き分け)△ジョー・ドーリング ジェームス・ライディーン【試合後の石川&鈴木】
石川「まあ、プロレス界に入って一番というぐらいやられたかもしれないですね」鈴木「珍しかったですよ。やられているのを見て。いつもやるほうだから。いあやでも、凄いですね。僕はドーリングは初めてだったですけど、体が大きいから凄いんじゃないんですね。よくわかりました。みんなが凄いって言う理由がよくわかりました」
石川「チャンピオン・カーニバル決勝で勝ったけど、記憶飛ばされた借りを今日返してやろうと思ったら、むしろまた借りを作られたような感じですよ。腹立つなあ、クソ。まあでも、防衛していけば、ジョー・ドーリングはまたやる機会があると思うんで。シングルでカタをつけたいなと思います」
鈴木「私は一番の軽量級として頑張りました。楽しかったですよ。軽いからポンポンと吹っ飛ばされて」
石川「高山さんが出られなくなって。ハッキリ言って、僕のランニングニーも高山さんから勝手にパクったようなものなんで」
鈴木「そんなこと言ったら、僕は全部パクってます」
石川「本当に高山さんの存在って非常に大きいんで。また元気に帰ってくると思いますんで」
鈴木「それまでお互いチャンピオンでいましょう」
◇第6試合◇
▼Fortune Dream/30分1本
○関本大介 諏訪魔(20分49秒 ジャーマンスープレックス・ホールド)×佐藤耕平 鷹木信悟(試合終了後、小橋氏がリングに登場。メインイベントに出場した4人の健闘をねぎらうと、出場全選手がリングに上がり、記念撮影を行う)
小橋「皆さん、どうでしたか?最後まで熱い応援ありがとうございました。僕が見たかったのはこの空間です。それでは皆さん、Fortune Dream 5でまた会いましょう!」
(『GRAND SWORD』が鳴り響くと、客席からは「小橋」コールが発生し、大会はお開きとなった。)【試合後の諏訪魔&関本】
諏訪魔「関本選手がいたら、やっぱり心強いなというのが率直な感想ですよね。いつも組まないんだけど、こういう時に組むというのはいいのかなと思います。やっぱり小橋建太の偉大さっていうのを改めて感じました」関本「諏訪魔さんがコーナーで控えてくれているだけで、もう百人力ですよ。僕は何回も戦ったことがあるんで、諏訪魔さんの力っていうのは十分知ってます。まさに怪物です。今日は助けてもらってありがとうございました」
諏訪魔「いや、俺が助かったよ。ありがとう」
関本「ありがとうございます」
――凄い声援だったが?
諏訪魔「もう出来上がってますからね。小橋さんの作りたい空間があって、やりやすかったです」
――小橋さんの大会に出てどうだった?
関本「光栄でした。小橋さんの大会に出られて、本当に光栄でした。この最後の小橋コールが全ての答えじゃないですか。そう思います」
諏訪魔「あと、小橋さんの大会だからこそ当たれたという。対戦相手がね。佐藤耕平とは久々に当たったんだよね。アキレス腱が切れた時にやって以来だった。久々の再会という感じがして、面白いなと思ったし。また鷹木信悟っていう同じ年にデビューした相手とこういう風にぶつかれるっていうのは。もっとやりたいなと正直思ってたしね。全日本のリングなのか、よそ様なのか…。せっかくあたったんだからね。また小橋さんの大会でもいいし、繋がっていったら面白いなと思うんですけどね。そこを俺はまた望みます」
関本「対戦相手は強烈でした。もう体はボロボロです。何回やっても、佐藤耕平選手も、鷹木信悟選手もアタリが強い。タフです。そして、諏訪魔選手と組んでいると、本当に心強いし、またこういう機会があったらやりたいです」
【試合後の耕平&鷹木】
――メインの率直な感想は?耕平「率直に楽しかったです。結果はあれですけど、なかなか鷹木選手と組むような機会はないですし、楽しかったです」
鷹木「こんな頼もしいパートナーはDRAGON GATEに絶対いないんで。頼り過ぎちゃって、最後はいいのもらって。だいぶ耕平さん頼みだったけど、小橋建太という男の熱い空気が第1試合からメインまで続いてたんで、我々レスラーもお互いアドレナリンの中でできたんでね。ぜひ5があったら鷹木信悟を呼んでくれ、小橋さん」
――場内の盛り上がりについては?
耕平「熱い男・小橋建太を知っているお客さんに、その熱さを超えるものを戦いを通して伝えるために試合をやりましたけど、まだまだね。まだまだ全部伝えられてないんで。さっき鷹木選手が言ったように、次の5でもっと熱い試合をしたいと思います」
鷹木「小橋さんが残した四天王プロレスもそうだけど、小橋建太独特の熱いプロレス、熱血プロレスを、やっぱこうやってファンが待っているんでね。だったら、俺たちがその焼き増しじゃなくて、それ以上のものを見せなきゃ意味がないと思っているんで。我々現世代のレスラーがもっと高い志を持って、レベルの高いプロレスを見せていきたいと思います」
今年で4回目を迎える小橋プロデュース興行「Fortune Dream 4」が開催され、メインは大日本の関本と全日本の諏訪魔が組み、ZERO1の耕平&DRAGON GATEの鷹木組と対戦。
序盤から関本のラリアットと鷹木のバンピングボンバーが相打ちとなり、逆水平、ぶちかまし合戦を展開。諏訪魔と耕平も額をつき合わせての睨み合いからエルボー合戦も、耕平がサッカーボールキックを浴びせるが、諏訪魔が場外戦を仕掛けると大暴走し、耕平を徹底的に痛めつけ、駆けつけた鷹木も返り討ちにする。
リングに戻ると関本組が耕平を捕らえて主導権を握るが、耕平が関本に鋭いエルボーを浴びせて倒すと、鷹木もニードロップ、ジャンピングニーで続き、フェースロックで絞めあげ、カットに入った諏訪魔も排除すると、激昂した諏訪魔がイスを投げ入れる。それでも耕平は関本にサッカーボールキックを浴びせ、鷹木もスライディングバンピングボンバーで続き、ブレーンバスターを狙うが、関本はアルゼンチンバックブリーカーから、諏訪魔に交代、諏訪魔もキチンシンクを決めれば、鷹木も狙うが、キャッチした諏訪魔はドラゴンスクリューを決めるも、串刺しを阻止した鷹木はバンピングボンバー、デスバレーボムを決めるも、エルボーの打ち合いから突進すると、諏訪魔はラリアットで迎撃、バックドロップから交代を受けた関本はスピアーを放つ。
関本はジャーマンを狙うが、阻止した鷹木はバンピングボンバーも、関本のラリアットと相打ちとなり、追走合戦から関本がジャーマンで投げるが、意地で起きた鷹木もバンピングボンバーで応戦、耕平もミドルキックからファルコンアロー、そしてパイルドライバーで勝負に出るが、関本は堪え、耕平の串刺しを阻止してミサイルキックを発射、だがフロッグスプラッシュは耕平が剣山で迎撃する。
交代を受けた鷹木は関本に串刺しバンピングボンバー、パンチ、左のバンピングボンバーからパワーボムと畳みかけると、耕平もランニングローキック、ランニングエルボーで関本を追い詰めるが、コーナーからの攻撃は諏訪魔が頭突きでカットに入り、耕平はエプロンに落ちると、関本がエプロンからのぶっこ抜きジャーマンを敢行、諏訪魔もドロップキック、トレイン攻撃、合体ブレーンバスター、そして逆エビ固めで捕らえ、諏訪魔も鷹木を万力スリーパーでセーブする。
しかし鷹木が諏訪魔をバックドロップで投げると、関本に逆水平を浴びせるが、バンピングボンバー狙いは関本がラリアットで迎撃して排除すると、耕平にフロッグスプラッシュ、耕平も膝蹴りで抵抗も、関本は延髄斬りを浴びせ、垂直落下式ブレーンバスター、ラリアット、延髄ラリアットからぶっこ抜きジャーマンで3カウントを奪い、関本&諏訪魔組が勝利を収めた。
試合後に全選手が揃い、主催者の小橋が次回大会の開催を予告、記念撮影となって大会は締めくくられた。昨年もメインに起用された関本だったが延長戦の末惜敗、今年はしっかり耕平から3カウントを奪いメインを勝利で飾った。年に1度の小橋の下で開催される熱戦という名の祭りは来年も開催されることが発表されたが、果たして誰が参戦するか楽しみである。
セミは当初高山善廣が出場する予定だったが欠場となったため代役に鈴木が抜擢、石川組は高山の入場テーマ曲である「DESTRUCTIVE POWERで登場した。
序盤は鈴木のテクニックに対しライディーンはパワーで対抗するが、打撃戦となるとライディーンが逆水平で競り勝って場外へ追いやるも、鈴木は場外戦で形成を逆転させ、石川と共にライディーンの両腕攻めを展開する。
劣勢のライディーンはジョーにやっと交代、ジョーは石川を場外へ追いやって鉄柵攻撃で痛めつけると、ライディーンも鈴木をステージ席で連行して痛めつけ、両軍共ド派手な場外戦を展開。リングに戻ってからは外国人組が石川に集中攻撃を加え、形成を逆転させる。
劣勢となった石川はジョーに32文ミサイルキックを発射すると、鈴木もエクスプロイダーからコブラツイストで続き、ライディーンも往復ラリアット応戦するが、チョークスラム狙いは逃れられると、鈴木は卍固めで捕獲、エルボースマッシュの連打からドラゴンスープレックスで投げるが、起き上がったライディーンはラリアットを放って両者ダウンとなる。
交代を受けた石川はジョーに追尾式キチンシンク、DDTから、鈴木が入ってトレイン攻撃、鈴木のニードロップ、石川のダイビングフットスタンプと畳みかけるが、ジョーがフライングボディアタックで応戦すると、ライディーンが入って合体チョークスラムで叩きつけ、鈴木も捕らえてレボリューションボムとパワーボムの競演を狙う。
しかし石川らがリバースすると4選手のラリアットやドロップキックが入り乱れダウンとなり、今度は石川のスプラッシュマウンテン、鈴木のダブルアームスープレックスの競演を狙うが、外国人組もリバース、石川とジョーはラリアット、フライングボディーアタックが相打ちになって、頭突きやラリアット合戦となるが、そのまま時間切れとなった。第3試合の潮﨑&野村、岡林&清宮とNOAH&大日本の越境タッグ対決は、潮﨑と岡林が逆水平、ショルダータックルと激しい肉弾戦を展開すれば、野村も清宮とヘッドロックの奪い合いと火花を散らす。
潮﨑組は清宮を捕らえて先手を奪うが、劣勢の清宮に岡林が喝を入れると、清宮がエルボーで懸命に反撃して潮﨑に交代、だが岡林がショルダータックルでなぎ倒すとアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ、スリーパーで逃れた潮﨑はコーナーに岡林を据えて下からのドロップキックを発射、再び両者はチョップ、ラリアットの応酬を展開、交代した清宮もエルボーからブレーンバスターで続く。
岡林組は潮﨑にトレイン攻撃を決めるが、潮﨑は清宮に変形ノーザンライトボムを決め、清宮も丸め込みを連発してからドロップキック、ジャーマンと畳みかけるが、タイガースープレックス狙いをローリング袈裟斬りで逃れた潮﨑は左のラリアット、ゴーフラッシャー、カットに入った岡林を豪腕ラリアットで排除してから、潮﨑にはショートレンジで浴びせて3カウントを奪い勝利となった。第4試合で行われたトークバトルでは小橋は今まで一度も面識のなかった豊田とトークを行うも、よく考えればムーンサルトプレスだけでなくローリングクレイドルと共通点と二人とも共通点が多い。豊田は引退後は痛めている右肩の治療に専念するそうだが、改めて引退は惜しいとしか言いようがない。
【Fortune Dream】関本がメイン大熱闘制す 諏訪魔は耕平、鷹木との再戦に意欲▼大型タッグ対決は激闘ドロー 石川&鈴木が帝王にエール▼潮崎と岡林が逆水平合戦で火花▼小橋-豊田トークバトル実現 …後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#614fd4 pic.twitter.com/SKVcb4sLyO
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年6月14日おはようございます。
FortuneDream4は選手達の熱い試合、皆さんの熱い応援、素晴らしい空間になりました。ありがとうございました。
「チーム青春の握りこぶしのみんな」握りこぶしの用意はいいか?
6月15日も元気に笑顔で『いくぞー』‼️#614fd4 pic.twitter.com/1Oa5PuXuaY
— 小橋建太 (KENTA KOBASHI) (@FortuneKK0327) 2017年6月15日昨日のFortune Dream4にて再会!
脳腫瘍から奇跡のカムバックを果たした、同級生レスラーのジョー・ドーリング!
まさかのスタバで遭遇。
スタバ好きに悪い人は居ない、、、?#スタバタイム#プロレス57年会 #暴走機関車 pic.twitter.com/y7mlruNihU
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2017年6月15日Fortune Dream 4後楽園大会でした!試合は30分ドロー!久々にやられまくった気がする。。ジョー&ライディーンおそるべし。。今回も小橋さんに声かけてもらい光栄でした。その後はニコ生!遅刻かと思ったら間に合っていて良かった! pic.twitter.com/5OSU5AqTJc
— 石川修司 (@g0925union) 2017年6月14日今日はフォーチューンドリーム4後楽園大会。
30分ドロー。
ライディーンの技術が上がっている事に驚き、修司さんの珍しくやられている姿に驚き、ドーリングのスピード感に驚きました。
こんな機会を貰えてありがたいです。
最後に修司さんとノーフィアーしました。
待ってます
— hideki-suzuki (@hidekisuzuki55) 2017年6月14日今日は「fortunedream4」後楽園ホール大会に参戦させて頂きました。
ものすごく熱い空間でした!
清宮選手とは、またいつかシングルで闘わせて頂きたいです!
明日はライオンズゲート新宿FACE大会に参戦させて頂きます!
全力で闘いますので、是非ご来場ください! #bjw pic.twitter.com/CjNeyhmy7u
— 野村卓矢 (@nomUtakUbjw) 2017年6月14日おはようございます‼
昨日はフォーチューンドリーム4に沢山のご来場誠にありがとうございました。
試合は負けてしまいましたが、熱くいけた!今回も参戦させて頂きまして誠にありがとうございました❗
素晴らしい興行でした!
ピッサリ‼#FD4 #ピッサリ#朝からホンコンやきそば pic.twitter.com/Wyib5SaA81
— 岡林 裕二 (@bjw_pissari) 2017年6月14日小橋建太さん興行
◆Fortune Dream 4◆の応援ありがとうございました。
私は勝手に小橋さんへの想いと情熱を持って闘いました。
最後まで凄い試合の連続で髪の毛逆立ちそうでした!
ありがとうございました‼️#614fd4
— 里村明衣子 meiko satomura (@satomurameiko) 2017年6月14日本日Fortune Dream後楽園ホール大会ありがとうございました!!
負けてしまった。とにかく悔しい!
今日の課題はたくさんありますが、とにかく満員の後楽園ホールで憧れる選手の方々が出る素晴らしい大会に参戦出来たことがすごく嬉しかったです!
明日からまた頑張るぞー!✊ pic.twitter.com/Ze930OePpB
— 小波 (@k_o_n_a_m_i_) 2017年6月14日フォーチューンドリームが行われた後楽園ホールへ小橋さんにご挨拶に行きました。娘さんと一緒の時はおじいち…ではなく、おとうさんの顔でした‼️解説ゲストだった火野選手とは久しぶりに会って少し話しました。 pic.twitter.com/BJG6dAIIRG
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年6月14日Fortune Dream 4 後楽園大会を観戦させていただきました!第1試合からメインイベントまでプロレス興行の全試合を観るのはいつ以来だろう。そして心から実感!プロレスはやっぱり素晴らしい(*⌒▽⌒*)小橋さん!最高の大会をありがとうございました! pic.twitter.com/pXFM4XanyD
— 大谷 晋二郎 (@otani_shinjiro) 2017年6月14日フォーチュンドリーム4
欠場中の為ゲスト解説に!
この席に座るのは初めて
めっちゃ楽しかった!
小橋さんに感謝!
うまく喋れたかな?
放送楽しみにしててや
秋山さんとツーショット
小力さんとツーショット
自分が放送席に!
出場全選手!鷹木選手が指差してるからこの写真! pic.twitter.com/x4UoXw4Obm
— 火野裕士 (@hinoyuji) 2017年6月14日倉持明日香ちゃんがFortuneDream4を観戦に来てくれました。 pic.twitter.com/zMFBMRb0ro
— 小橋建太 (KENTA KOBASHI) (@FortuneKK0327) 2017年6月14日 -
狙うは世代交代!T-HawkがKING OF GATE 2017を制覇!
6月11日 DRAGON GATE「KING OF GATE 2017」福岡・博多スターレーン 1600人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○ジミー・神田(5分3秒 体固め)×吉岡有紀
※琉's◇第1試合◇
▼20分1本
○堀口元気H.A.Gee.Mee!! 斎藤"ジミー"了(10分33秒 片エビ固め)山村武寛 ×石田凱士
※ビーチブレイク◇第2試合◇
▼20分1本
○ジミー・カゲトラ(0分38秒 片エビ固め)×パンチ富永
※車懸◇第3試合◇
▼20分1本
▲Ben-K(9分39秒 無効試合)▲ジミー・ススム
※双方セコンド乱入で収拾つかず◇第4試合◇
▼30分1本
望月成晃 ○Gamma(8分1秒 サムソンクラッチ)YAMATO ×ドン・フジイ◇第5試合◇
▼30分1本
B×Bハルク ○Kzy ヨースケ・サンタマリア(19分47秒 スカイデ・スクールボーイ)鷹木信悟 ×吉田隆司 エル・リンダマン◇第6試合◇
▼45分1本
CIMA ドラゴン・キッド ○Eita(20分0秒 Numero Uno)×吉野正人 ビッグR清水 Kotoka◇第7試合◇
▼「KING OF GATE 2017」優勝決定戦/時間無制限1本
○T-Hawk(23分50秒 エビ固め)×土井成樹
※ナイトライド
☆T-Hawkが「KING OF GATE 2017」初優勝(試合終了後)
T-Hawk「博多ぁ、見ての通りキング・オブ・ゲート2017、優勝したのはこのオレ、T-Hawkだ! 今このドラゴンゲートはユニット抗争の真っ最中。でもな、そんな中、あぐらかいて高みの見物してるヤツいるな。誰かわかるな。YAMATO! どっかで見てるんだろ、早く出てこいよ」(ドリームゲートのベルトを持ったYAMATOが現れる)
T-Hawk「おいドリームゲートチャンピオンYAMATO、見ての通りこのオレが今年のシングルナンバーワン、真のナンバーワンだ。言いてえこと分かるよな。まあいい、回りくどいのはキライだからストレートに言ってやろう。オマエの持ってるドリームゲートチャンピオンのベルトにオレが挑戦する!」YAMATO「T-Hawkよ、優勝おめでとう。ま、予選落ちしたオレが言うのもなんだが。オレはオマエに直接負けたわけじゃないぞ。なんでオマエを次の挑戦者に指名しなきゃいけねえんだ。まったく意味がわからん」
T-Hawk「おいYAMATOちょっと待てコラッ。何すかしたこと言ってんだ。いいか、普通に考えてみろ。今年のシングルナンバーワンはオレだ。そしてオマエは団体最高峰のドリームゲートのベルトを巻いている。そのナンバーワン同士が闘うことは必然じゃねえのか?」
YAMATO「ま、オレは二つの頂点があってもいいと思うけどな。それじゃダメなのか?」
T-Hawk「おい、テメエふざけてんのか、この野郎。だからよ、ナンバーワン同士が1対1で闘うことが義務なんだよ。わかるか?」
YAMATO「いや、それはオレに直接勝ってから言ってくれよ。意味がわからんぞ」
T-Hawk「あーもうダメだ。こんなアホチャンピオン。話にならないから帰るぞ。勝手にやっとけ
(と、T-Hawkがリングを降りようとした瞬間、YAMATOがgo to Hospital Iを決める)」YAMATO「おいT-Hawk、これが大人の駆け引きってヤツだ。オレの答えはイエス。次のドリームゲートの挑戦者にT-Hawk、オマエを逆指名させてもらうぞ。オレは常々言ってきた。オマエら新世代と防衛戦を闘いたいと。オマエの優勝で図らずもオレの望みが実現するわけだ。T-Hawkよ、キング・オブ・ゲートは勢いだけで優勝できたかもわからん。だが、このベルトは違う。この団体を、ドラゴンゲートを、どこへ導きたいのか。そのプランのない人間にこのベルトを巻かせることはできない。T-Hawk、オマエとなら、この団体の未来について肉体と肉体で大いに語り合えそうだな。楽しみにしてるぞ」
T-Hawk「おいおいおいおい、チャンピオンはベラベラベラベラよくしゃべるな。ゴタクばっかり並べやがって。おい、いいか、とにかく今年のシングルナンバーワン男とオマエが持ってるその団体最高峰のベルト、オレたちヴェルセルクが、いや、このオレT-Hawkがかっさらって見せるからな。あとは勝手にやっとけ」
(T-Hawk退場)
YAMATO「博多の皆さん、あらためてキング・オブ・ゲート準決勝、決勝2日間、ご観戦ありがとうございました。ボクはね、こんな結果に終わってしまいましたけども、キング・オブ・ゲート、昨年から4ブロックのリーグ戦になって例年よりさらに過酷なシリーズとなりました。その中で優勝したT-Hawk、ボクは素直に称えたいと思う。だがしかし、キング・オブ・ゲートとこのドリームゲートはまったく違う。このベルトは団体の舵取り。さっきも言ったけど、この団体を、ドラゴンゲートをどこへ導きたいのか。そのプランのない人間にこのベルトを巻かせることはできない。オレにはドラゴンゲートファンのみんなに見せたい未来がある。全国でドラゴンゲートを待ちわびてるファンのみんなにオレは生のドラゴンゲートを届けたい。テレビでしかドラゴンゲートを見たことのないファンのみんなに、オレは生のドラゴンゲートを届けたいんだよ。今年は11月26日、ま、博多からはちょっと遠いですけど、仙台で東北初のビッグマッチが実現する。T-Hawkは見ての通り強敵かもわからん。だけど、オレはこんなところでこのベルトを失うわけにはいかねえんだよ。次の防衛戦、必ずT-Hawkをくだして、8月の博多にもドリームゲートチャンピオンYAMATOとして帰ってきます。その時も今日以上の熱いご声援よろしくお願いします。今日はどうもありがとうございました!」
【T-Hawkの話】「おいコラッ、GAORA。テメエ何撮ってんだ? 優勝インタビューか。こんなもん当たり前なんじゃ。足の1本や2本持ってけ。それでもオレは優勝してるんだ。いいか、これからはヴェルセルクの時代だ。そのためには、この優勝は当たり前なんだよ。何撮ってんだ、あけろ、オラッ!(と立ち去る)」
【YAMATOの話】「T-Hawk、優勝おめでとう。これだけ過酷なリーグ戦、勝ち残ったT-Hawk、オレは素直に称えたいと思う。だが、このベルトとキング・オブ・ゲート、まったく違うぞ。このベルトを持ってオマエがこの団体をどこに導きたいのか。肉体と肉体で大いに語り合おうじゃないか。センキュー」
いよいよ優勝決定戦を迎えた「KING OF GATE 2017」、試合の先手を奪ったのは土井でT-Hawkの痛めている左膝を攻めるが、大暴走をかわしたT-Hawkがブレーンバスターで投げると、土井が場外に逃れてもブレーンバスターで追撃、リングに戻ってダブルチョップ、逆水平、ナックルと浴びせてからロホで捕獲する。
T-Hawkは逆水平で返す土井に対し逆水平からウラジゴクを決めると、ブレーンバスター狙いは土井が着地して低空ドロップキックからニークラッシャーで動きを止め、バックドロップ、ブレーンバスター、ダイビングエルボードロップと畳みかけるが、タイガードライバー狙いはT-Hawkがリバースしてネックハンキングボム、雪崩式ブレーンバスター、ニーを浴びせるも、土井は再び左膝への低空ドロップキック、土井の串刺し攻撃をキャッチしたT-Hawkは雪崩式を狙うも、下からすり抜けた土井はパワーボムで叩きつける。
勝負に出た土井はタイガードライバーを狙うと、打撃戦ではT-Hawkがアギラを浴びせ、ナイトライドで勝負に出るが、切り返した土井がDOI555からバカタレスライディングキックを炸裂させるも、すぐ起き上がったT-Hawkはケルベロスで応戦する。
T-Hawkはアギラを狙うが、キャッチした土井はドラゴンスクリューを決め、大暴走からDOI555、バカタレスライディングキックを炸裂させるが、T-Hawkがカウント2でキックアウトすると、切り札であるマスキュラーボムを狙う。だが逃れたT-Hawkはナイトライドを狙うが、土井が逃れようとするもBTボムに移行して叩きつけ、再度ナイトライドを狙うも、土井はDDTで切り返すと、セコンドの吉田が土井を一斗缶で一撃してからパウダーを浴びせ、それでも土井はT-HawkにV9クラッチで丸め込むも、張り手のラッシュを凌いだT-Hawkがケルベロスを浴びせると、最後はナイトライド2連発で3カウントを奪い、「KING OF GATE 2017」初優勝を果たした。試合後にはT-HawkがYAMATOを呼び出し、ベルトを持って登場したYAMATOを挑発するが、YAMATOはgo to Hospital Iを炸裂させ、ダウンするT-Hawkをあざ笑いながら大会を締めくくった。
T-Hawkのオープン・ザ・ドリーム王座への挑戦は2年ぶりで、満を持しての挑戦で会場も神戸ワールド記念ホールと同じ舞台となった。 2年前は王者だった吉野に敗れた後で新世代ユニットだったミレニアルズは解散、ドリーム王座戦線もYAMATO、ハルク、鷹木らの世代が中心に回るようになり、T-Hawkらの次世代は一歩引いた立場となっていた。
T-Hawkの狙いはYAMATOを降すことでの世代交代、2年前ミラニアルズで果たせなかった世代交代を、ユニットを変えながらも果たすこと、場所も2年前の神戸ワールドと恰好の舞台でもある。
果たしてT-Hawkは神戸ワールドで世代交代を果たすか、それともYAMATOが世代交代を阻むか?
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石川が三冠初挑戦のジェイクを降し王座防衛!そして宮原を降した諏訪魔が挑戦へ
6月11日 全日本プロレス「2017ダイナマイトシリーズ」後楽園ホール 1312人満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
大森隆男 ○渕正信 崔領二 吉田綾斗(6分39秒 首固め)中島洋平 岩本煌史 岡田佑介 ×阿部史典◇第2試合◇
▼!BANG!TV世界ヘビー級選手権試合/60分1本
[第3代王者]○西村修(5分40秒 グラウンドコブラツイスト)[挑戦者]×不動力也
☆西村が2度目の防衛に成功◇第3試合◇
▼30分1本
○ジョー・ドーリング 青木篤志(4分38秒 エビ固め)野村直矢 ×青柳優馬
※レボリューションボム◇第4試合◇
▼30分1本
○TAJIRI 吉江豊 田中稔(10分12秒 片エビ固め)秋山準 ウルティモ・ドラゴン ×丸山敦
※バスソーキック【試合後のTAJIRI】
――久しぶりの全日本マット参戦となったが?TAJIRI「全日本マットというか、久しぶりのマットです。試合をするのは5ヵ月ぶりです。やっぱりプロレスをどこでやるとかは問題じゃなくて、プロレスをやれるってだけで凄い喜びであり、幸せであり、それを学べる半年間の欠場期間となりました。まだまだ知らないことだらけですんで」
――コーチ役に専念するのではなく、リングに上がることを選んだ気持ちは?
TAJIRI「結局、WWEを去ることになってまでも上がる宿命のあった全日本プロレスかなって。そういう気がしているんですね、今。実はアメリカに行く前、年末に何回か出させていただいて、その時に僕の中で凄いフィットしたんですよ。で、そういうことだったかと。アメリカで実はプロレス人生を成仏させるつもりだったんですけど、できなかった。で、逆に僕の中でアメリカが成仏しちゃった。成仏させることができたんですよ。ここ数年、KENTA選手とか、華名とか、中邑さんが向こうに行って、それを雑誌で見るようになって、もう1回アメリカの空気が見たいなっていう気持ちになって、向こうに行ってみたんですけど、やっぱり日本で成仏というか、やり遂げなきゃいけないんだと。逆に僕の中でここ数年、ここのところしばらく何か引っ掛かっていたアメリカを成仏させることができたんで、本当に今後の人生にとってよかったなと。普通、WWEなんて入ることが1回もできないのに、2回もできたんだから。この4ヵ月間は1人で。家族は来年行くつもりだったんで、呼んでなかったんです。1人で4ヵ月間いて、アメリカを満喫できたんで。プロレスの神様がくれた物凄いものですよね。本当にラッキーでした。で、また全日本に上がることができて、帰る国もあって、本当にラッキーだと思います」
――今後のプロレス人生において成仏という考え方が変わってくる?
TAJIRI「違いますね。さっきもドリーさんが映像に出て、向こうでも似たようなことがあったんですけど。あと、組長とか、カブキさんとか、ずっとやっているじゃないですか。成仏というのはたぶんないんじゃないかなと思い始めて、最近。死ぬまでやるのかなと。あの世に行っても、生まれ変わってもやりてえなと思いましたね」
――試合後には秋山選手に握手も求めていたが?
TAJIRI「たぶん僕みたいのは嫌いなんじゃないですか。非常に全日本プロレスはこってりしているというか。ラーメン二郎の中に、鶏ガララーメンが入ってきたみたいな、そういう違和感が逆に目立つんじゃないかなと思って」
――ジュニアヘビー級、ヘビー級どちらを考えている?
TAJIRI「僕は子供の頃に全日本ファンだったんですよ。アジアタッグと世界タッグが好きで見てて。で、いっぱいベルトがあるじゃないですか。体格的に世界ジュニアでしょ。GAORA TVですか。あと、西村さんのベルト、あれは興味ないです。あと、アジアタッグを1回巻いてみたい。世界タッグを巻いてみたい。実は三冠を一番巻いてみたい。だからね、全部取るなんてでかいことは言わないけど、全部にとりあえずチャレンジしたいね。皆さん、末永くよろしくお願いします。あ、あと、丸山選手がTAJIRI公認バズソーキックって使ってますけど、僕も同じリングに上がるようになったから、公認を取り消します。これからは非公認です。書いておいてください」
【吉江の話】「やっぱ何か意識が変わりますね。いつもと同じリングであっても。そういうものは自分で掴みにいかなきゃいけないのかもしれませんけど、こういう与えられたものっていうのは何かの縁だと思いますし、全日本プロレスは縁があって、こうやって今、戦場としてやっているわけですし、楽しいですよ。会見でも言いましたけど、ベルトじゃなくて、秋山準の持っているベルトっていうものに興味があって、秋山準に興味があるんで。今日も楽しんで、ワクワクしたんですけど、ちょっと気持ちのほうが先に行っちゃって。何を見せたのかわからないですけど、でも本番と言ったら常にリング上が本番ですけど、タイトルマッチはまだ先なんで。それまでに皆さんの期待と自分の期待、そして秋山さんの期待もドンドンドンドン上げるように、そういう試合、そういう意気込みを見せていきたいと思います。意識が変われば、人は変わるから。その瞬間がいつだかわからない。これを俺は今、変わるキッカケをいただいたんで、それをありがたく思っています。それを自分の力に、必ず形にしたいと思います」
【試合後の秋山&丸山】
秋山「完全にシュレックじゃないか」丸山「秋山さん、目が…。でも俺、悔しいですよ。自分悔しいです。目が! 目が! 秋山さん、悔しいですよ!」
秋山「俺が泣きたいよ」
丸山「絶対、あいつを倒してください」
秋山「お前が倒せよ」
丸山「秋山さんが倒した後に倒します」
秋山「じゃあ、お前がやったあとに俺がやる。普通、やられたほうが倒すんやろ。いける、いける」
丸山「1回、秋山さんがエクスプロイダーをしてもらったあとなら…」
秋山「そんなことない。いける。本気出したらいける」
丸山「いけますかね?」
秋山「絶対にいける」
丸山「いけるぞ、オラ! ふざけんな、オラ! ノーコメントだ、オラ! 秋山さん、見てろ、オラ!」
※丸山が去っていく
――TAJIRI選手とは触れる機会がなかったが?
秋山「全然触れなかったね。まあまあ、これからうちに上がれば触れる機会もあるでしょうし。彼をたぶん何度か俺は中に誘うようなことをしたんだけど、今日はそういう日じゃないんだろうと」
――全日本に上がり続けるという意思表示でもある?
秋山「そうだね。面白い存在ではあるんで、また上がってもらおうと思っているから。その間には必ずチャンスが来るだろうし」
――吉江選手の感触は?
秋山「あまり調子悪いとかいうのを感じない選手だから。体調がいいんだか悪いんだかわからないでしょ。いつもだいたい同じようなペースでいるから。俺も悪くないし。北海道は本州と違って梅雨はないし、湿気もないだろうし、いい戦いができるんじゃないかと思います」
◇第5試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○ゼウス ザ・ボディガー(11分8秒 片エビ固め)[第74代王者組]×KAI 真霜拳號
※ジャックハマー
☆真霜&KAIが初防衛に失敗。ゼウス&ボディガーが第75代王者組となる【試合後のゼウス&ボディガー】
ボディガー「やっとあるところにこのベルトが収まったちゅうことや。今日、入場する時に俺たちにベルトがないってことに凄い違和感があったんで。やっぱりこのベルトは俺たちのところにずっとあるべきや。なぁ?」ゼウス「まぁ、そういうこっちゃ。ええか。人生は祭りやで!」
ゼウス&ボディガー「まぁ、そういうこっちゃ!」
【試合後の真霜&KAI】
※KAIが真霜に肩を貸してバックステージに戻ってくる。左ヒザをアイシングしながら真霜が倒れ込むと真霜「悪い悪い。俺のせいだ。今日は俺のせいだ。完全に俺のせいだ」
※KAIが再び肩を貸して立ち上がると
真霜「クソ!」
◇第6試合◇
▼特別試合/60分1本
○諏訪魔(14分45秒 バックドロップホールド)×宮原健斗【試合後の諏訪魔】
諏訪魔「よし。勝ったんで、三冠戦の勝者に俺がいってもいいんじゃないかなと思いますね。いくよ。ここまで来たんだからね。今日だって青コーナーに立ってさ、なんか挑戦者って気持ちに返れるし、ドンドン挑戦していきたいなって。いろんなことに俺は今、挑戦してるから。その形っていうのも作っていきたいしさ。三冠、アピールをドンドンしていきたい。直訴しにいきたいね」――メインの試合後に行く?
諏訪魔「勝ったほうにいくよ。ちゃんと見ておく」
――右腕を攻められたがダメージは?
諏訪魔「ちょっと響いたね。治りが正直遅れている状況なんで、静かにしてなきゃいけない時に試合をやっているんでね。攻められているんで、回復が遅れているのが一番だけど。そんなの言ってられないじゃん、プロレスラーは。久々に三冠をやりたいな。それだけです」
【宮原の話】「諦めねえぞ…諦めねえぞ…」
◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[第56代王者]○石川修司(16分53秒 片エビ固め)[挑戦者]×ジェイク・リー
※ジャイアントスラム
☆石川が初防衛に成功(試合終了後、敗れたジェイクがセコンドの肩を借りてリングをあとにすると、入れ代わるように諏訪魔が登場する)
諏訪魔「あんたとの体と体とぶち当たる三冠戦やりたくなった。俺の挑戦を受けてくれ」石川「チャンピオン・カーニバル初戦で負けたけど、あんたと思いっきりぶつかったから、チャンピオン・カーニバルで優勝できたと俺は思ってるよ。でも、負けた借りは俺が返す。俺のベルトに挑戦してください(諏訪魔退場)今日はご来場ありがとうございました。ジェイクはね、年のわりに大人しいと思って怒らせようと思ったら、ひどい目にあいました。これから全日本プロレスはデカい北海道に行きます。僕もたくさん美味いものを食べて、全日本プロレスも僕もデカくなって帰ってきたいと思いますんで、また観に来てください。よろしくお願いします。3、2、1、俺たちはデカい!」
【試合後の石川】
石川「初防衛戦がジェイクってことで。まあ、ジェイクも初挑戦だけど、俺も初挑戦でベルトを獲ったから、そんな余裕を持ってるつもりはなくて。強敵だと思って、リングに立ちました。ちょっと中盤ね、あいつが結構大人しいんで、怒らそうとしたら、まあまあひどい目にあったんで。でもそれで、逆にいい勝負になったかなというのはあります。まあ、まだまだやる機会はあると思うんで。今日、悔しかったら、今までの倍練習して、また俺の前に立ってほしいなと。190cm超えたレスラー同士、なかなかないでしょ? そういう戦いを見せていくのが全日本プロレスにとっていいかなと思ってます」――ショートタイツに替えた理由は?
石川「デビューして1、2年以降、短パンはいたりして、パンタロンは10年近くはいてたんですけど、やっぱり王道のリングに来て、チャンピオンになったんで、ショートタイツでいこうと。体ひとつでやっていこうと思って。まあ、僕なりの決意の表れじゃないですけど」
――これから他団体でもはき続ける?
石川「そうですね。まあ、お客さんからの『似合わない』という声が、『似合っている』という声の倍以上にいかない限りは。もし倍に『似合ってない』という声が聞こえたら、すっと戻しているかもしれないですけど。僕の覚悟はそんなものかもしれない(笑)」
――凄い試合を見せ続けていければと?
石川「はい。本当に言った通り、三冠ベルトっていうのは自分にとって最高に重いベルトなんで。ジェイクも最後はたぶん悔しかったと思うし。もっともっとみんなが悔しい、このベルトがほしいという思いでぶつかり合っていけば、最高の戦いができると思うんで。次は諏訪魔選手ですか。リング上で言った通り、チャンピオン・カーニバルで…たぶんコメントでも言ってたと思うんですけど、諏訪魔選手と最初にぶつかって、もちろん勝ちたかったですけど、勝敗抜きにしても、やり応えというか、手応えを感じればいけると思って。負けちゃったんですけど、手応えを感じていけたんで。その諏訪魔選手が挑戦を表明してくれたんでね。次はいつかわからないですけど、楽しみですね。あとは手負いの状態で宮原選手を倒しちゃったんで、化け物だなと思いますけど、負けられないんで」
――両国までそのベルトを持ち続けたい?
石川「やっぱりビッグマッチのメインというのはレスラー冥利で最高だと思うんで。またそれに相応しい恥ずかしくない戦いをしていきたいですね」
――全日本ファンも石川選手をチャンピオンとして受け入れているが?
石川「本当にこのベルトは重いんで。恥ずかしくない戦いをしていきたいなと思っています」
【ジェイクの話】「自分が決めることじゃないけど、あの人…チャンピオンにまだ力がある。その時点でまだまだ足りないと僕は思う。負けたばっかりだけど、俺はこれが終わりじゃなくて、これを始まりにしたい」
メインは石川の保持する三冠ヘビー級王座にジェイクが初挑戦、王者の石川はショートタイツ姿で登場して観客を驚かせた。
序盤は互いにグラウンドで出方を伺うが、ショルダータックルからの肉弾戦でジェイクがフロントハイキックからDDTで突き刺すと、場外に逃れた石川にエプロンからのランニングローキックを狙うが、石川はキャッチしてパワーボムを狙う。ジェイクは着地してフロントハイキックを狙うが、かわした石川が場外でのジャーマンを敢行して大ダメージを与える。
リングに戻った石川はジェイクの側頭部にエルボー、ターンバックルへの河津落とし、フェースロックと首攻めを展開するが、キチンシンクで流れを変えたジェイクがブレーンバスターで投げ切り、串刺しフロントハイキック、サイドスープレックス、ミドルキックと畳みかけ、スリーパーで捕獲し胴絞めスリーパーへ移行、石川もそのままコーナーへ昇り浴びせ倒して脱出を図るが、ジェイクは逃さず、石川はたまらずエプロンへ逃れるも、石川を首だけ場外へ出すと、膝蹴りを浴びせ、エプロンダッシュのローキック、リングに戻ってネックブリーカードロップを決める。
これで調子に乗ったジェイクは首相撲からの膝蹴り、串刺し攻撃から雪崩式ブレーンバスターを狙うと、競り合いとなり石川が頭突きを浴びせて叩き落すと、32文ミサイルキックを発射、串刺しラリアットからダイビングフットスタンプと猛反撃し、ジェイクも、ローキック、ミドルキック、エルボーのコンビネーションから追尾合戦をジャイアントキリングで切り抜け、石川のジャーマンを喰らっても起き上がり、レッグラリアットを浴びせて両者ダウンとなる。
起き上がった両者はエルボー合戦となるが、石川がリバースパワースラムを決めるとランニングニーから張り手、顔面へのストンピングと攻勢をかけると、ジェイクは張り手からフロントハイキックで応戦、首や後頭部にストンピングを落とし、カウンターでのエルボーを浴びせて石川が崩れ落ちるように倒れると、膝蹴りを乱打、右腕を固めて逃げられないようにしてかあのミドルキックと畳み掛けている。
ジェイクはジャイアントキリングからバックドロップを決めるが、もう一発は石川が首固めから丸め込み、ランニングニーを浴びせれば、ジェイクもジャイアントキリング、生膝ジャイアントキリングを狙うも、かわした石川がドラゴンスープレックス、ランニングニー、ファイヤーサンダーと畳みかけ、ニー、頭突きと浴びせた石川がランニングエルボーからジャイアントスラムで3カウントを奪い王座防衛に成功した。セミの諏訪魔がエルボーからショルダータックルで先手を奪うが、払い腰からの袈裟固めを凌いだ宮原は脇固めから右腕攻めを展開、しかしブレーンバスター狙いは諏訪魔が投げ返すとエルボーの連打、フロントハイキック、フロントスープレックスと畳みかけ、スリーパーからDDT突き刺してラストライドを狙う。
しかし阻止した宮原は突進する諏訪魔をスネークリミットで捕獲、串刺しブラックアウト、垂直落下式ブレーンバスターからブラックアウトを狙うと諏訪魔はキャッチ、グーパンチで逃れた宮原は串刺しブラックアウトを狙うも、キャッチした諏訪魔はラストライド狙いも、宮原はブランケンシュタイナーで切り返し、すぐ起きた諏訪魔もラリアットを放てば、宮原もブラックアウトで応戦する。
宮原はジャーマンを狙うと、阻止した諏訪魔はドロップキック、ラリアット、ジャーマンと畳みかけるが、ローリングラリアット狙いは宮原がフロントハイキックで右腕を射抜き、ブラックアウトから二段式ジャーマンを見メルも、シャットダウン狙いは諏訪魔が必死で阻止する。
宮原は諏訪魔の右腕にフロントハイキックを連打するも、諏訪魔は左のラリアットからバックドロップ、そして奥の手であるバックドロップホールドで3カウントを奪い勝利を収める。
そしてメイン終了後に王座を防衛した石川の前に諏訪魔が現れ、三冠王座挑戦を表明、石川も受諾、7・17後楽園での選手権が決定となった。
諏訪魔の挑戦は8・27両国かと思っていたが、出し惜しみはしないと言わんばかりに7・17後楽園での挑戦決定、8・27両国ではタイチvs青柳が決定し、7・5新木場では秋山 大森vs岡倫之、北村克哉が決定するなど、ここに来て全日本は新日本プロレスと急接近しつつある。新日本もNOAHやDDTと提携関係解消後は、国内で提携している団体がほとんどないだけに、全日本と接近し始めたのか・・・世界タッグ選手権はKAIのトラースキックの誤爆から真霜が捕まり、ビッグガンズが先手を奪おい、真霜が反撃しても交代を求めるKAIに唾を吐きつけて拒否するなど、王者組のチームワークの悪さを露呈してしまう。
それでもビッグガンズの攻勢は治まらず、真霜は仕方なしにKAIに交代、KAIもゼウスの猛攻を受けきった後でラリアットを浴びせるが、メテオインパクトが不発となるとゼウスのアルゼンチンバックブリーカーに捕まり窮地に立たされる。
そこで真霜がカットに入り、KAIのラリアットが真霜に誤爆しかかるも、未遂に終わった王者組は一転してKAIのアシストから真霜がトラースキック、ダブルトラースキックと連係が決まり、二人は握手して雨降って地は固まり、王者組はトレイン攻撃、真霜のランニングローキックからKAIのスプラッシュプランチャとゼウスを捕らえるが、真霜が左足を押さえだし動きが鈍くなったところで、ボディガーが真霜の左足にハンマーパンチを浴びせ戦線離脱に追いやる。
ビッグガンズは孤立したKAIにダブルインパクトを決めると、最後はゼウスがジャックハマーを決め3カウントを奪い王座奪還に成功した。
第4試合にはWWEを退団したTAJIRIが参戦し、TAJIRI公認バスソーキックを放つ丸山にグリーンミストを浴びせると、バスソーキックを浴びせて3カウントを奪い勝利、試合後はTAJIRIが秋山に握手を求めるも、秋山は警戒して拒否するが、TAJIRIは不敵な笑みを浮かべGAORA王座への挑戦を無言でアピールした。
全日本後楽園大会でした!なんとか防衛成功!黒のショートタイツでしたが、ショートタイツはいつ以来なんだろう。#ajpw pic.twitter.com/cOFn3OiK2o
— 石川修司 (@g0925union) 2017年6月11日三冠は、まだ遠い。俺は、まだ弱い。
ということは、まだまだ強くなれるということ。たくさんの紙テープありがとうございます。俺、もっと強くなります。諦めてたまるか!!
I can do it !!!
— ジェイク・リー (@JL_LCG_0119) 2017年6月11日なんとか宮原戦を突破出来たんで
次は三冠を狙います。
石川修司と正面衝突するぞ!オイッ!!
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2017年6月11日もっともっと”最高”になりなさい…ってことだな。
最高のご声援ありがとうございました。#ajpw
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2017年6月11日昨日は後楽園大会に御来場ありがとうございました。
信じていて良かった。
やはり心で繋がっていた。
が、世界タッグのベルトを落としてしまった。
勝負は分からない。
悔しい。
それにしても真霜選手の左膝がとても心配。
試合後もずっとアイシングをしていたから。
大事に至らないと良いが。
— KAI (@kai0222) 2017年6月12日5ヵ月ぶりのプロレス。無事に終わりました。右膝、全く問題ナシ!!全日本プロレスには今後も継続参戦。7月は全戦参戦いたします。プロレスの神様、ありがとう。 pic.twitter.com/oVaJYRmuFN
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年6月11日応援大使、1年間ありがとう!みんなのお陰で力ももらえました‼️ pic.twitter.com/9BHXZdy3wZ
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年6月11日 -
大阪城ホール観戦再び(前編)棚橋が内藤を破りインターコンチ王座奪取、KUSHIDAはヒロムの心を折ってリベンジ!
6月11日 新日本プロレス「保険見直し本舗 Presents DOMINION 6.11 in OSAKA-JO HALL」大阪城ホール 11756人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第0試合◇
▼15分1本
○デビッド・フィンレー 岡倫之 海野翔太(7分37秒 エビ固め)川人拓来 北村克哉 ×八木哲太◇第1試合◇
▼20分1本
真壁刀義 永田裕志 タイガーマスクW タイガーマスク(7分1秒 片エビ固め)天山広吉 小島聡 ×中西学 獣神サンダー・ライガー
※キングコングニードロップ◇第2試合◇
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 ガントレットマッチ
[第13代王者組]SANADA EVIL BUSHI(7分2秒 エビ固め)[挑戦者組]ジュース・ロビンソン ×田口隆祐 リコシェ
※MX
☆SANADA&EVIL&BUSHIが初防衛に成功①[挑戦者組]石井智宏 ○矢野通 YOSHI-HASHI(6分1秒 横入り式エビ固め)[挑戦者組]バッドラック・ファレ ×高橋裕二郎 ハングマン・ペイジ
②[挑戦者組]○ザック・セイバーJr. 金丸義信 タイチ(0分43秒 ヨーロピアンクラッチ)[挑戦者組]石井智宏 ×矢野通 YOSHI-HASHI
③[挑戦者組]○ジュース・ロビンソン 田口隆祐 リコシェ(4分53秒 片エビ固め[挑戦者組]ザック・セイバーJr. 金丸義信 ×タイチ
☆2チームで通常の6人タッグマッチを行い、勝ったチームが次のチームと対戦する。勝ち残ったチームを勝者とする。試合は各60分1本勝負。なお、登場順に関しては入場テーマ曲で発表とする◇第3試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(14分14秒 シャープシューター[第51代王者組]×ロッキー・ロメロ バレッタ
※ロメロ&バレッタが初防衛に失敗、マット&ニックが第52代王者組となる◇第4試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○タマ・トンガ タンガ・ロア(10分43秒 片エビ固め[第75代王者組]ハンソン ×レイモンド・ロウvs
※ゲリラ・ウォーフェア
☆ロウ&ハンソンが2度目に失敗、トンガ&ロアが第76代王者組となる◇第5試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○Cody(11分53秒 片エビ固め×マイケル・エルガン
※クロスローズ◇第6試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者/BOSJ24優勝者]○KUSHIDA(19分12秒 ホバーボードロック)[第76代王者]×高橋ヒロム
☆ヒロムが5度目の防衛に失敗 KUSHIDAが代77代王者となる(試合終了後、試合後、雄叫びを上げたヒロムは一本指を突き立てて、KUSHIDAに再戦をアピールする)
KUSHIDA「今日はご来場、ありがとうございます。公約どおり、一丁12,000人でウェーブをやりたいと思います!それでは、花道の画面の隣からスタートしましょう。それではいきます、私のカウントダウンで。3、2、1で!」と合図すると、ウェーブが発生。KUSHIDAは場内に2周目を促すが、なんとリング上にBUSHIが登場。KUSHIDAに毒霧を噴射する)BUSHI「オイ! KUSHIDA! テメー、調子に乗ってんじゃねえぞ、コノヤロー! オレがオマエから取り返してやるよ、エンセリオ、マジで!」
【ヒロムの話】「不思議だな。不思議だよ。あれだけ言ってたのに、終わっちまえば、このザマだよ。たとえ、体中のどこが折れようが、痛もうが、絶対ギブアップなんてしない。たとえボロボロになっても、絶対スリーカウント取られない。そんなの、口だけだったんだ……いざ、本当に、自分の腕の骨が折れそうになったら、やっぱり人間、本能でギブアップしちまうんだよ。たとえ、ギブアップしなくて、俺が勝ったとしても、骨が折れてる。その状態で試合ができるかって言ったら、できねぇよ。俺の弱いとこだよ。俺の弱いとこだ。たとえ、骨が折れて勝っても、その次、俺に何ができる? その次、俺にどんな試合ができる? そんなこと考えたら、直前で怖くなっちまうもんなんだよ。これが、すべてだよ。敗者が何も言うことはねぇよ。俺らしく、俺らしく、突き進んでやる。ごめんなさい、ベルトさん。守ることができなかった。ごめんなさい。いま、アナタが何を考えているか、どう思っているか、何も分かりません。だから、見せてくれよ。KUSHIDA、ベルトさんが幸せなところを見せてくれよ。頼むよ。それだけが俺の唯一の願いだよ。俺は死なねぇよ。俺の性格知ってんだろ? やられてもやられても、立ち上がってやるよ。何度だって。こんなの関係ねぇよ……(※コメントブースを去りながら、大声で)クソー!」
【BUSHIの話】「KUSHIDA、お前は調子に乗り過ぎだよ。調子に乗り過ぎたよ。『チャンピオンは挑戦者を選べない』そんなこと言ってたよな。俺はまったくそうも思わないね。もし、チャンピオンが挑戦者を選べないんだったら、俺を選べよ。俺を指名しろよ。俺がIWGPジュニアに挑戦する。それとも、『SUPER Jr』で負けた相手を選ぶのか? 俺を選ぶのか? 好きな方を選べよ。なにが、“ネバーエンディングストーリー”だよ。俺が終わらせてやるよ。お前との前哨戦なんていらない。俺の気持ちは変わらない。KUSHIDA、俺はお前には負けない。EN SERIO、マ・ジ・で」
◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合 ランバージャック・デスマッチ/60分1本
[第16代王者]○鈴木みのる(16分0秒 体固め)[挑戦者]×後藤洋央紀
※ゴッチ式パイルドライバー
☆鈴木が初防衛に成功、両陣営のセコンドがリングサイドを取り囲み、場外に転落した場合はセコンドが選手をリング内に押し戻す完全決着ルール(第7試合終了後、鈴木たちが後藤を暴行。だが、YOSHI-HASHIが鈴木にエルボー連打を食らわせ、ランニングエルボーで場外に転落させる。 これで大「YOSHI-HASHI」コールが起きる)
鈴木「オイ、新日本が捧げる次の“生贄”は、貴様だ! YOSHI-HASHI!!(※大歓声) お前はまだわかってねぇようだな。もう1度、この目の前で教えてやろう。もちろん、大阪のヤツらは知ってるよな!?(※大拍手) 俺たち鈴木軍、イチバーン!」
(これで鈴木が特設花道を下がると、YOSHI-HASHIが走って追いかける。だが、タイチたちに阻まれてしまい、石井と矢野がYOSHI-HASHIを押し戻した。)
【鈴木の話】「後藤、新日本よ。これで意味がわかったろ? なぜ、お前たちはランバージャック戦という形式を選ばざるを得なかったか。お前たちの頭じゃ、わからねぇんだよ。獲り返すことなんて、そりゃ無理だ。なぜならば、(※NEVER無差別級のベルトを掲げ)これはもうすでに俺のモノなんだ。これは俺のモノ。さぁ、終わったし、次に行こうと思ったら、あのヤローが出てきた。YOSHI-HASHI? どんなんでやるか? なんでもいいぞ。どんなルールでやる? それとも、普通にやりたいか? いいぞ。1対1の金網の中だっていい。手と手をチェーンでつなげた“チェーンデスマッチ”だっていい。まわりに五寸釘並べたっていい。屋外だって。誰もいない、東京ドームだっていいぞ。ハハハ。俺に勝てると思うな。CHAOS、そして新日本プロレス。テメェら、ここから食い荒らしてやる。この俺のあとに出てくるヤツも、そのあとに出てくるヤツも。テメェの知らないところで、もうお前ん家の庭先は、燃え始めてんだよ。さぁ、かかってきなさい、新日本プロレス。ビビんなきゃな。俺たち、鈴木軍、イチバーン!」
※コメントブースの去り際、カメラマンに「どけよ、コラ!」と胸ぐらを掴みかかり、そのまま床に叩きつけ、コメントブースを去った。◇第8試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[挑戦者]○棚橋弘至(25分56秒 テキサスクローバーホールド[第15代王者]×内藤哲也
☆内藤が5度目の防衛に失敗、棚橋が第16代王者となる(試合終了後)
棚橋「ひさしぶりなんで、ひさしぶりなんで言わせてください! 会場のみなさ~ん! 愛してま~す!!」【棚橋の話】
棚橋「(※コメントブースのテーブルの上に横になり)ハァ……消耗がすごい。ハァハァ……まだ死んでなかったでしょ。棚橋は生きてるから、“Tanahashi still alive”。休場明けの横綱が強いように、故障明けのホームランバッターがいつでもホームランを打つように、少し休んでもエースはエースだから。よし、撮ってもらうか、ベルト姿を(※体を起こし、ベルト姿を披露)。(※腰に巻いたベルトを眺め)そんなに年数経ってないのに、この貫禄。これにダメージデニムも合わせて、カッコよく着こなすから。ベルトは、腰に巻かれることによって、本来の意味をなす。今日、久しぶりにこのベルトは、“腰に巻かれる”という役目を与えられて、初めてこの世に存在します。(※椅子に座り)ホント言うとね、怪我のタイミングが最悪で、『なんでこのタイミングで、怪我なんだろ』って思ったけど、その試練を越えた。これから、どんなことがあっても、立ち向かっていけます。まずは、偉大な大先輩“ビリー・ガン”。リスペクトしかないけど、インターコンチやりましょう。お誘いを受けてました。光栄なことです」――終盤、ハイフライフローにいく前、コーナーで滾りのポーズを出したように見えましたが。
棚橋「もうとっくに消化してるって言ったし、内藤に言われて、どうこう思ったところもないし。ただ、インターコンチを巻くにあたって、去年の長岡からずっとモヤモヤしてたものがあったから。かつて、あれほど鬱陶しいほど絡んでいったのに、急に何もなしですかっていうのは、あまりに素っ気ないし。ちょっとだけ。ね、ちょっとだけです」内藤「IWGPインターコンチネンタル王座、または無いかな。とりあえず、でも、挨拶だけしとくよ。アスタルエゴ、アディオス(それじゃまた)」
今回は新日本プロレス大阪城ホール大会を観戦、1年ぶりとなった大阪城だが駅を降りてみると飲食、物販、インフォメーションなどが入る新しい建物が工事中で、またスターバックスコーヒーも進出するという。昨年はローソンしかなかった大阪城公園だが来年は更なる変貌を遂げていそうだ。
2時半開場、自分は5列目からの観戦となったがチケット料金が値上げしたこともあってどうかなと思ったが、最終的には超満員札止め、今年で3回目となる大阪城ホール大会だが東京ドーム大会クラスになりつつある。
セミのインターコンチネンタル選手権は、先入場の棚橋がガウンを着たままで後入場でまだジャケットを着用している内藤に奇襲をかけ、リングに戻って太陽ブローやエルボースマッシュで攻め立てるも、内藤は棚橋の痛めている右腕を攻め、場外戦でも徹底的に右腕を痛めつけた後でエプロンを使ってのトルネードDDTで場外マットの上に突き刺す。
リングに戻っても内藤がジャベで右腕攻めを展開、館内はブーイングも内藤はあおる。棚橋も左の張り手からジャーマンで投げ、マウントでのパンチを放っていくも利き腕でない左腕だったこともあって威力がなく、両者は殴りあいのようにエルボー合戦を展開、棚橋はドラゴンスクリューで流れを変えたかに見えたが、エプロンに出た内藤にロープ越しのドラゴンスクリュー狙いは、内藤が右腕へのアームブリーカーで阻止し、右肩へのミサイルキック、ロープを使うなどで右腕攻めですぐ自身の流れに変えてしまう。
しかし内藤がコーナーミサイルを狙ったところで、キャッチした棚橋はロープを掴んだ内藤に強引にドラゴンスクリューを決め、内藤の足を掴んだまま場外へスライディング、エプロンでのグラウンドドラゴンスクリューで動きを止めると、コーナー最上段からハイフライアタックを命中させる。
リングに戻って棚橋がテキサスクローバーホールドを狙うが、逃れた内藤はドラゴンスクリューを狙う棚橋の右腕を攻め、四つんばいになった棚橋の右腕に低空ドロップキック、右腕へのコーナーミサイルから腕固めと再び自身の流れへと戻していく。
勝負と見た内藤は久しぶりにグロリアを決めると、ジャンピングエルボーアタックを狙う内藤をキャッチして旋回式のロックボトムを決め、ハイフライフローで勝負に出るが、阻止した内藤がコーナー上で棚橋の右腕を固めて肘を何度も落とし、雪崩式フランケンシュタイナーを決めるも、棚橋はエビ固めで切り返す。
内藤はトルネードDDTを狙うが、堪えた棚橋はツイストアンドシャウトを連発、ハイフライフローで再び勝負に出るが自爆となってしまい、右腕から落ちた棚橋はのたうち回る。内藤はデスティーノを狙うが、棚橋は堪え、張り手合戦から棚橋がダルマ式ジャーマンを決めるが。内藤もトルネードDDTからジャーマンも膝の痛みのせいかホールドが出来ない。
内藤は雪崩式リバーススイングDDTを決めると、勝利を確信した内藤はデスティーノを狙うが、堪えた棚橋がドラゴンスープレックス、スリングブレイドはかわされ内藤が延髄斬りを浴びせるも、棚橋はカウンターでのスリングブレイドを炸裂させる。
棚橋はスリングブレイドから滾ってハイフライフローを投下も、内藤は意地を示すかのようにキックアウト、だが棚橋はすぐさまテキサスクローバーホールドで捕獲、内藤は懸命に耐え逃れようとするが、棚橋は逃さず内藤は無念のギブアップ。棚橋が王座を奪取し、試合後は棚橋が「愛してまーす」と会心のアピールをした。
一方敗れた内藤はバックステージで再戦を行使せず、インターコンチネンタル王座戦線からの撤退を表明した。内藤が狙っていたのは棚橋の存在を打ち消すことだけでなく、ベルトに染み付いていた中邑真輔という存在を打ち消すことだった、内藤はベルトを破壊し棚橋に勝った暁にはベルト封印を示唆していたが、棚橋に敗れてベルトを封印できないどころか中邑という存在も封印することが出来なかった、王座から撤退は中邑カラーを守ろうとする棚橋と新日本に対するせめてもの皮肉なのかもしれない。NEVER選手権はランバージャックデスマッチで行われ、スタート時は互いに鈴木、後藤をリングに戻していたが、鈴木軍が本性を出したかのように先に後藤を痛めつけ、CHAOS勢も駆けつけるも返り討ちにされてしまう。
しかしCHAOS勢も逆襲すると、後藤も牛殺しを決めて昇天を狙うが、鈴木は後藤とレフェリーを交錯させ、鈴木軍が乱入して総攻撃をかけるも、CHAOS勢が駆けつけYOSHI-HASHIがトペコンヒーロで排除する。
鈴木はスピードで翻弄した後でスリーパーで捕獲、ゴッチ式パイルドライバー狙いは逃れられるが、鈴木がフロントネックロックからスリーパーを狙うと、切り返した後藤が裏GTRを狙う。
後藤はGTRを決めてカバーするが、最初からセコンドについていなかったタイチが浅見レフェリーを場外へ引きずりおろしてから、イスで後藤を一撃し、タイチのスローイングから鈴木がここ一番で見せるドロップキックを発射すると、最後はスリーパーからのゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪い完勝、ルールにだけでなく隠し玉という常套手段もフルに活用した鈴木だけでなく鈴木軍全体の完勝だった。
試合後には結果に納得しないYOSHI-HASHIが鈴木を襲撃、これを受けて鈴木が次期挑戦者にYOSHI-HASHIを指名した。IWGPジュニアヘビー級選手権はヒロム、KUSHIDAが殴りあうようにエルボー合戦を展開、しかしヒロムが突進するKUSHIDAをコーナーへのフロントスープレックスで投げると、串刺しラリアットから顔面への低空ドロップキック、スリーパーで絞めあげてからスパインボム、ファルコンアローと大技をラッシュ、早くもデスバレーボムを狙うがKUSHIDAは逃れ、ヒロムはエプロンでの断崖式回転エビ固めを狙うも、堪えたKUSHIDAは腕十字で切り返し、イスを二脚持ち出し、ヒロムをイスに座らせると、もう一つのイスを踏み台にしてのランニングドロップキックを発射、ヒロムは客席まで吹き飛んでしまう。
リングに戻ったKUSHIDAはドロップキック、ミドルキックなどで徹底的に右腕を狙い撃ちするが、ハンドスプリングエルボーはヒロムがキャッチしてジャーマン、ダイナマイト・プランジャーから雪崩式を狙うが、下からすり抜けたKUSHIDAがハンドスプリングキックを浴びせ、再度雪崩式を狙ってかつぐヒロムに雪崩式ホバーボードロックを敢行、しかしバックトゥザフューチャー狙いは逃れられ、ローリングエルボーから突進、切り返し合いから再度ホバーボードロックを狙う、だが逃れたヒロムにKUSHIDAはオーバーヘッドキックも、ロープへ走ったところでヒロムがラリアットを浴びせ、エプロンへの攻防へ持ち込むも、KUSHIDAが掟破りの断崖式回転エビ固めを狙うが、ヒロムは逃れ再びロープ越しでの攻防から逆に断崖式回転エビ固めを決め、両国での悪夢が再びよぎる。
勝負に出たヒロムはコーナーへのデスバレーボムからTIME BOMBを狙うが、KUSHIDAが回転エビ固めで切り返し、ヒロムのサラマンダー狙いをKUSHIDAが雪崩式バックトゥザフューチャーで返し、両者ダウン、そして膝立ちへのエルボー合戦、ヒロムがナックルを浴びせれば、KUSHIDAはマサヒロタナカを連打し、ヒロムの両腕を捕らえてから何度も踏みつけると、ホバーボードロックで捕獲、手首だけでなく指まで極めヒロムはギブアップ、KUSHIDAが王座を奪還した。
KUSHIDAも今回はバックトゥザフューチャーではなくホバーボードロックにこだわったが、こだわった理由がKUSHIDAが両国で秒殺されて屈辱を味わったことで、ヒロムには心を折るようなギブアップを奪うことがヒロムに対して味あわせる屈辱だったのではないだろうか。
試合後にはKUSHIDAが観客にウェーブを煽っている最中にBUSHIが毒霧を噴射し王座挑戦を表明した。BUSHIにしてもヒロムが戴冠中は王座には挑戦は出来ないといジレンマもあったが、KUSHIDAが奪還したことで挑戦を表明した。だが本来なら順番はスーパージュニアでKUSHIDAを降しているエル・デスペラードのはず、次の試合であるNEVER選手権でセコンドに着かなければならないためタイミングを逃したのだろうが、そこでBUSHIに抜け駆けされるとは・・・最後に第1試合を終えた永田がG1 CLIMAX参戦を今年で最後にすると表明した、今年でスーパージュニア参戦を最後にしたライガーに影響されたのかもしれないが、最後のG1を優勝で有終の美を飾れるのか?
昨日の入場曲 #LOVEandENERGY 曲中の #GOACE 掛け声は本人バージョンだったらしい…と、とある筋から。おはようございます( ̄(工) ̄)
— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2017年6月11日やべぇ
思い出し笑いが止まんねぇー
大阪の夜は
危険だなぁ…
あぁ酔った…
— タイチ (@taichi0319) 2017年6月11日大阪城ホール!ありがとうございました! #IWGPJr77th #ROHTV #bestofthesuperjr24 https://t.co/G3H0JTYV4m
— KUSHIDA (@KUSHIDA_0904) 2017年6月11日
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2017年6月11日【タグチジャパン通信】6/11
本日の大阪城ホール大会で勝利し
棚橋弘至選手
第16代IWGPインターコンチネンタル王者
KUSHIDA選手
第77代IWGPJr.ヘビー級王者
となりました。
皆様のご声援、まことにありがとうございましたm(_ _)m
— ∞6田口隆祐9〜道標明〜∞ (@taguchiryusuke) 2017年6月11日3rd time is a charm. #GuerillasOfDestiny https://t.co/qOEclt1yZ3 pic.twitter.com/YuQEzi411h
— 'Bad Boy' Tama Tonga (@Tama_Tonga) 2017年6月11日おはようございますゼァ。昨日のうちに大阪から帰宅しました。大阪城の試合後に今年は最後のG1出場を宣言しました。色々考えての結論でした。ですが、私は引退はしません。まずは今年のG1で栄冠を勝ち取るの事を念頭に最大限努力します。今日も頑張りますゼァ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2017年6月11日 -
大阪城ホール観戦再び(後編)オカダ・カズチカvsケニー・オメガ、選手も観客も完全燃焼させた至極の60分間
6月11日 新日本プロレス「保険見直し本舗 Presents DOMINION 6.11 in OSAKA-JO HALL」大阪城ホール 11756人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第65代王者]△オカダ・カズチカ(60分時間切れ引き分け)[挑戦者]△ケニー・オメガ
☆オカダが6度目の防衛に成功。(試合終了後、60分フルタイムドローというまさかの結末に、場内が静まり返る。そこから大拍手が起こり、ケニーはマット&ニックの肩を借りて退場。
一方、オカダがようやく立ち上がると、ファンが大コールを送る。そして、その肩へ外道がIWGPヘビーベルトをかけた。
だが、オカダはそのままニュートラルコーナー下に座り込み、代わって外道がマイクアピールを敢行。)
外道「凄すぎてよ、何も言う気分じゃねぇけどな(※大歓声)。ひとつだけ言わしてくれ。新日本プロレスのIWGPヘビー級選手権試合はよ、レェェベェルが違うんだよ、コノヤロー!(※大歓声&大拍手)レインメーカー、しゃべれるか!?(とオカダに尋ねると、大「オカダ」コールが起きる。するとオカダはコーナー下で座ったままマイクアピールを開始。)」
オカダ「ひとつだけ言わして下さい…。ケニー・オメガ…最高のレスラー(※大拍手)。超満員の大阪城ホール、最高の空間(※大拍手)。勝つという最高の結果にはならなかったですけど、最高の60分でした(※大拍手)。そして、この俺が、最高のIWGPヘビー級チャンピオンです(※大拍手の中でオカダが立ち上がり、大『オカダ』コール)。まだまだ、この最高のIWGPヘビー級チャンピオンが、新日本プロレスに……いや、プロレス界に……いや…世界に!!(※場内驚き)カネの雨が降るぞーー!!(※大歓声)」
【オカダの話】
※コメントブースに現れたオカダをCHAOS勢が拍手で迎え入れる。
YOSHI-HASHI「防衛おめでとう!乾杯!」
※ビールで乾杯をあげた後、オカダ、外道を残して、他の選手はコメントブースを去る。
※すると、Codyがコメントブースに拍手をしながら現れる。
Cody「(※インタビュースペースに拍手しながら飛び込んできて)Get out away、Get out away、Get out away(※とオカダ以外のCHAOSのメンバーを追い払って)。Congratulations、IWGPチャンピオン(※と言ってテーブルを叩き、手元にあった缶ビールを払いのける)。素晴らしい試合、すべて見させてもらったぜ。だけど、あれじゃニュージャパンじゃない。オールジャパンだ。俺を避けて、これまでと変わらない歌を歌って踊ってるだけだ。違う曲を奏でて驚かせたいんだったら、俺のようなとてつもないスーパースターと向かい合わないとな。俺がこのIWGPにチャレンジする。ロングビーチでの『G1 SPECIAL』でだ。オカダ、俺がお前に挑戦してやる。いいか?(※外道が詰め寄ろうとすると、手を差し出して止める仕草をして)The American Nightmareが(※テーブルに用意されていたビールを口に含んでオカダに噴きかけ)悪夢を見せてやる」
※オカダにビールを吹きかけ、Codyは去り、オカダは呆然と立ち尽くす。外道「勇気あるな、オイ。あの試合見た後で、チャレンジしてくんのか? 勇気があるね、俺に言わせれば。それだけのよ! 力量持ってんだろうな!? レインメーカーの対角線に立つ、資格があるんだろうな!? ロングビーチ! 楽しみにしとくぞ! フ○ック!」
――60分フルタイムドロー。最高の結果ではなくとも、凄まじい死闘でした。振り返ってどうですか?
オカダ「振り返るには、色々ありすぎでしょ。まさかね、俺も、60分かかる相手だと思ってなかったし、60分かかって倒せない相手がいるとは思ってなかったんでね。想像を軽く超えてきました。プロレスっていうものに、改めて驚いた試合でした」外道「超人だ」
――いつ決着がついてもおかしくない場面が何度もあったが、立ち上がり続けた。その支えになったものは?
オカダ「1番は、懸かってますからね、これが(※IWGPヘビーのベルトを指差す)。お互いが、このベルトを試合後に巻きたいからこそ、そういう試合になったんだと思います。どっちが強いというよりも、このベルトを諦めない試合になったんじゃないでしょうか」――試合後のマイクで、「世界にカネの雨が降るぞ」との言葉がありましたが、その心は?
オカダ「引き分けでしたけども、防衛できて、次はLA大会決まってますんで。もちろん、世界でこの試合を見た人はいると思いますし、やっぱり“新日本プロレス”、というよりも、“NEW JAPAN PRO-WRESTLING”のスゴさは、改めて世界に届いたと思います。次はアメリカで試合をするわけですから、しっかりIWGPやると言ったので、次は世界に、(カネの雨を)降らす時が来たと思うので、“世界に”と言いました」――Cody選手の挑戦表明については?
オカダ「いいんじゃないですかね。ボクは1回くらいしか絡んだことないと思いますし、新日本プロレスのお客さんも、Codyの実力、正直そこまで知らないと思いますから。改めて、Codyの強さを、オカダは味わって、アメリカでも名のあるレスラーですから、そういう意味でも、正式に挑戦者に決まるんであれば、面白いLA大会に、いいチャレンジャーになるんじゃないかと思います」――この試合で改めて、世界に、新日本プロレスのIWGP戦のレベルの高さが伝わったと思いますが、LA大会でどんなIWGPへビー級選手権を見せたいですか?
オカダ「『これが新日本プロレスだよ』っていうのを見せたいですね。アメリカのお客さんもそうですし、日本のお客さんも新日本プロレスワールドで見てもらって。日本のお客さんからしたら、いつもの新日本プロレスかもしれないですけど、また、アメリカでやってる新日本プロレスを見れば、また違う感じに見えると思いますし。新日本プロレスの闘い、IWGPヘビー級の闘いを見せて、また『LAでやろうよ』、『ニューヨークでやろうよ』、世界中どこでも、色んなとこで、『来てくれ』『やってくれ』と言われるような、そういう試合の第一歩にしていきたいですね」――60分フルタイムドローは、ご自身でも初の経験ですが、肉体的・精神的にどういう感覚になりましたか?
オカダ「正直、いつもの防衛戦と変わらないですけど、力が入らなかったり、手がしびれてきたり、もちろんダメージもそうですし、終盤になればなる程、思うように立とうにも立てない。ちょっとしたことで足もふらつきますし。60分初めてでしたけど、キツい闘いだった。それよりも、ケニーの強さにもビックリしました。70分あれば勝てたのか、と言われたら分からない。自分でそういうイメージができないくらい、今日のケニーはしぶとかったです。“ヤバい相手”だと久しぶりに思いました」――1月4日東京ドームでの試合から、ケニーが変わったと思う部分は?
オカダ「それは、ベルトへの思いじゃないですか。東京ドームで挑戦して、あと一歩のところで負けて。次はLA大会決まってますし、『絶対ベルト巻いて、ロサンゼルス行ってやろう』という気持ちもあったと思いますし、ドームの悔しさもあったと思いますし、そういうのが、今回のケニーの強さに繋がったんじゃないかと思います」――ケニーは「オカダを倒すために、また新日本に戻ってくる」と言ってましたが。
オカダ「ドームの時も言いましたけど、『もう当分いいかな』って。でも、さすがに引き分けで終わってますんで。もちろん、また、やらなきゃいけない相手だと思いますんで。また引き分けの続きを、また当分先に、皆さんに見せて、ケニーにも『俺が上なんだ』と分からせてやりたいなと思います」【ケニーの話】「(※ヤングバックスに両肩を抱えられてインタビュースペースに着くと座り込む。マットがペットボトルの水を手渡すと一口飲んでつぶやくように)おかしいよな……俺の時間だったのにな……俺のペースで闘っていたのに……悪い方にいっちゃったな。俺がオカダを叩き潰すはずだった……だけど、お前を倒せなかった。そう、倒せなかった。このシチュエーションを乗り越えたんだから、お前は“セカイノオカダ”になれるよ。俺は(再戦の)準備ができるまで、俺はここにいるぜ。ここに残る。ニュージャパンにな。俺は自分の思った道を突き進む。さらに大きくなり、さらに優れたレスラーになり、さらに強くなって、お前を倒すためだけに戻ってくる。オカダ、この大舞台の相手としては憎いけど、お前の勝ちだ。(※BULLET CLUBのメンバーに対して)俺を信じてくれてサンキュー。サンキュー、ヤングバックス。サンキュー、BULLET CLUBのみんな。期待にこたえられなくて悪かった。(※ニック・ジャクソンが『お前は負けてないんだよ』と声をかける)まずは(カナダに)戻る。またアメリカで会おう。グッバイ&グッナイ……」
メインのIWGPヘビー級選手権はヤングバックスを従えて登場、後楽園大会では1vs1での勝負に拘っていたケニーだったが、介入もあると懸念していた。
序盤は両者はグラウンドの攻防から読み合いを展開も、オカダのロープ越しのアトミコが迎撃されてからオカダが左足を気にしだし、オカダがケニーを場外へ追いやってトペコン・ヒーロを放つと飛んだ際にオカダは左膝を押さえ、これを逃さなかったケニーが低空ドロップキックや足四の字固めで、場外戦でテーブルめがけてのニークラッシャーオカダの左足攻めを展開、オカダは鈴木みのる戦のときは前もって痛めつけられてたこともあって足攻めには対応できたが、ハプニングで足を負傷してしまったため対応に遅れてしまう。
しかしオカダはフラップジャック、ランニングエルボーバット、回転エビ固めからのレッドインクで捕獲して流れを変え、再度の場外戦でケニーを鉄柵外に出し、ヤングバックスを牽制しながら鉄柵越えのクロスボディーを発射、足を痛めていたはずのオカダだったがケニーの足技のバリエーションが少なかったせいもあって足を攻めきれない。
リングに戻ったオカダはリバースネックブリーカーからダイビングエルボードロップを投下も、ケニーがかわして自爆となり、ケニーはリストクラッチ式のワンハンドバックブリーカー、場外に逃れたオカダにスライディングキックからトップロープからのラ・ケブラータを発射、リングに戻ってからオカダの背中にミサイルキック、ドクターボムと再び自身の流れに変えていく。
ケニーは片翼の天使を狙うが、オカダが逃れ、ケニーはカミカゼからのムーンサルトを狙うとオカダが剣山で迎撃、だがコーナーでの攻防でケニーが雪崩式ドラゴンスープレックスを狙うと、エプロンへ追いやったオカダがエプロン上でのヘビーレインを敢行、リングに戻ろうとするケニーを捕まえてジョン・ウーを発射、ケニーを鉄柵まで吹き飛ばし、オカダからリング下にテーブルを設置、リングに戻ってからケニーをショルダースルーでテーブルへの直撃を狙うと、逃れたケニーもカミカゼアッサムボムでのテーブルへの直撃を狙うが互いに未遂に終わる。
ケニーはスワンダイブを狙うが、オカダはドロップキックで迎撃すると、ダイビングエルボードロップからレインメーカーを狙うが、ケニーが逃れたところで30分が経過、ケニーはコーナーでの競り合いを制し、雪崩式蒼い衝動からスティンブレーカーを決め、勝利を確信したケニーはオカダのジャーマン狙いを着地してVトリガーを炸裂させる。
勝負を狙ったケニーは片翼の天使を狙うが、オカダが背後に不時着したところで逆さ押さえ込みからVトリガーを狙うも、キャッチしたオカダは連続ジャーマンからのレインメーカーを炸裂させ、勝負あったかに見えたがケニーはカウント2でキックアウトする。
それでも勢いの止まらないオカダはドロップキックを狙うが、タイミングを外したケニーがスパインボムで叩きつけ、オカダのフロントハイに対して逆水平、ドラゴンスープレックスで返したケニーは突進するも、キャッチしたオカダはケニーをコーナーに据えて下からのドロップキックを発射、リング下のテーブルにケニーを乗せたオカダはコーナーからのダイビングエルボードロップを投下、テーブルは割れたものの貫通せず、ケニーもよけ損ねたためオカダも大ダメージを負ってしまう。
リングに戻ったオカダはミサイルジュン・ウーを発射したところで40分が経過、スライディング式ジョンウーの連打から、ケニーを立たせようとするもケニーは座り込みながらパンチで抵抗、だがオカダは容赦なくレインメーカーを連発、ケニーが起き上がれないところで、バックステージで待機していたCodyを始めとするBULLET CLUBの面々が駆けつけ、Codyは試合続行不可能と判断してタオルを投げ込もうとするも、ケニーの意志を汲んだヤングバックスが制止に入り、ユニット内で口論となる。よく考えればヤングバックスも介入するチャンスも何度もあったが、ケニーはあくまで一人の力で勝つとしていたことから、本人の意志を汲んで敢えて介入に入ろうとせずセコンドに徹していたのだ。
この光景を見たケニーはCodyらがタオルを投げ込めば、自分はBULLET CLUBのリーダーではなくなると思ったのか、オカダのレインメーカーをVトリガーで迎撃し、リバースフランケンシュタイナーで突き刺すと、BULLET CLUBがリングを取り囲み、マットを叩いてケニーを応援する。
ケニーはVトリガーを狙うが、オカダはドロップキックで迎撃、レインメーカーを狙うが、Vトリガーで迎撃したケニーは後頭部へのVトリガー、片翼の天使を狙うも前転して着地したオカダが突進、しかしケニーはVトリガーで迎撃してからロープ際での片翼の天使を抵抗するオカダに強引に決めて勝負あったかに見えたが、オカダはしっかりとポジションを確認していたのか、オカダはロープに足をかけカウント3は入らない、オカダが間一髪ロープへ足をかける姿はジャイアント馬場さんを彷彿させてしまう。
片翼の天使は決め手にならなかったが、再度勝負を狙ってピストルサインを出すと、その手を掴んだオカダがカウンターでのレインメーカーを炸裂させ、まさかの一撃を喰らったケニーはダウンも、オカダもダウンしてカバーに入れない。
両者ダウンカウントの後で二人はエルボー合戦、オカダが崩れ落ちるとケニーが高速ドラゴンからVトリガーを狙うが、オカダがドロップキックで迎撃したところで50分が経過する。
両者はエルボー合戦となるが、オカダが競り勝ったところでケニーがVトリガーを連発、そしてコーナーにもたれかかったオカダの後頭部に再度Vトリガーを浴びせ、再度片翼の天使を狙うが、切り返したオカダがツームストーンパイルドライバーで突き刺し、レインメーカーを狙うが、ケニーは崩れ落ちるかのように倒れてかわし、空振ったオカダもダウン、両者共これまでのダメージ、スタミナのロスで完全に足にきている。
ケニーがVトリガーを炸裂したところで残り5分、二連発の後で片翼の天使を狙うが、不時着したオカダはケニーの背中めがけてドロップキックを発射、旋回式ツームストーンパイルドライバーで突き刺し、ジャーマンで投げるもレインメーカーには移行できない。
オカダがケニーを起こしたところで首固めも、キックアウトしたオカダはドロップキックで吹き飛ばし、ケニーも高速ドラゴンスープレックスで投げれば、オカダもドロップキックで応戦してレインメーカーを炸裂させるも、すぐカバーできず時間切れ引き分けとなった。IWGPヘビー級選手権試合での60分フルタイムは2005年3月26日の小島聡vs中邑真輔戦以来だが、大阪城ホールでの60分フルタイムの記録は1985年11月14日のジャンボ鶴田vs長州力、1986年9月16日のアントニオ猪木vsブルーザー・ブロディ戦以来、また自身がフルタイムの試合を観戦するのも1995年1月17日の大阪府立体育会館で行われた川田利明vs小橋健太戦以来だった。
試合後の両者は激闘を物語るようになかなか立ち上がれず、ケニーもBULLET CLUBのメンバーに抱えられて退場、見ている側も完全燃焼しきったかのように疲れきっていた。今年DDTの4月29日後楽園大会では竹下幸之介と遠藤哲哉が全て以上を出し切って60分フルタイムのドローだったが、今回のオカダvsケニーも両者共全てを出し切った上でのドロー、60分フルタイムはやろうと思ってもやれるものではない、解説を務めていたライガーとオカダのセコンドに着いていた外道の言ったとおり「超人」でしか出来ない試合、60分フルタイムを戦い抜いた両者に拍手を贈ってあげたい。
だがケニーは全て以上を出し切ってもIWGPという頂点は取れないという現実を突きつけられた、いったい何が足りないのか?また60分フルタイムを戦い抜いたオカダはますます懐の深い王者となりつつある、果たしてどこまで懐が深くなっていくのか…
全てが終わった後、翌日に仕事があるために来た電車にすぐ乗り、運良く快速に乗れたため10時に車を止めてあった木津に到着、気づいたときには空腹も、周りにすぐ食べれるところがなく、伊賀についてからマクドナルドのドライブスルーでハンバーガーを買ってやっと夕食。11時ごろに帰宅、そして風呂に入りある程度TVを見た後で泥のように眠ってしまった。こんなに心地用疲れも久しぶりも、翌朝にはまだ余韻を残したかのように疲れが残っている。つくづく齢だなと感じさせた。
6.11大阪城ホール『超満員札止め‼︎』#njpw #njdominion pic.twitter.com/FyBUFphyMt
— 新日本プロレスリング新日企画 (@njkikaku) 2017年6月11日最高でした!
Thank you all!
— オカダ・カズチカ (@rainmakerXokada) 2017年6月11日I'm tired. #njdominion
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) 2017年6月11日凄かった。プロレスに、プロレスラーに、敬虔な気持ちになりました。どこまでも昇っていく彼らが、ひととき心も身体も休めることが出来ますように。 #njdominion
— sayoko mita (@345m) 2017年6月11日 -
高橋が塚本を降しデスマッチ王座を防衛!そして両国の相手に"相棒"植木を指名!
6月10日 大日本プロレス 北海道・ススキノ・マルスジム 324人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼初代BJW認定ジュニアヘビー級王座決定公式リーグ戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○吉野達彦(8分2秒 アスリート・ジャーマンスープレックスホールド)[1勝2敗=2点]×青木優也◇第2試合◇
▼20分1本
○"黒天使"沼澤邪鬼 星野勘九郎(8分17秒 横入り式エビ固め)バラモンシュウ ×バラモンケイ◇第3試合◇
▼30分1本
○宮本裕向 木髙イサミ(10分14秒 片エビ固め)浜亮太 ×中之上靖文
※ファイヤーサンダー◇第4試合◇
▼30分1本
○鈴木秀樹 関本大介 岡林裕二(14分39秒 ドラゴンスープレックスホールド)橋本大地 神谷英慶 ×菊田一美◇第5試合◇
▼有刺鉄線ボードタッグデスマッチ/30分1本
伊東竜二 ○アブドーラ・小林(10分35秒 逆エビ固めwith有刺鉄線ボード)植木嵩行 ×佐久田俊行◇第6試合◇
▼初代BJW認定ジュニアヘビー級王座決定公式リーグ戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○橋本和樹(11分35秒 三脚巴)[1勝1敗=2点]×野村卓矢◇第7試合◇
▼BJW認定世界ストロングヘビー級次期挑戦者決定戦
○河上隆一(11分21秒 エビ固め)×宇藤純久
※ハリケーンドライバー◇第8試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合~蛍光灯200本&蛍光灯タワーデスマッチ~/30分1本
[第35代王者]○高橋匡哉(18分30秒 片エビ固め)[挑戦者]×塚本拓海
※ジャックハマー
☆高橋が初防衛に成功(試合終了後)
高橋「塚本さん、きょうはありがとうございました! 第五世代の意地、見せれたんじゃないかと思います。どうでしょうか?(場内拍手)第五世代のメインが特別な試合じゃダメだと思うんです。組まれて当たり前、闘って当然。そうお客さんに思われるぐらいまで、何十回、何百回だってやりましょう! 一言だけどうぞ」塚本「高橋! お客さんに思われるのもたしかにそうだけど、でも俺らがこの大日本のリングを盛り上げていく義務があると、俺は思う。だからきょうみたいなプロレスを、俺らがメインに出て上の連中もっともっと成長して、俺らがこのリングの歴史を変えていこう! メチャクチャ悔しいけど、第五世代としてチャンピオン、これからもよろしくお願いします」
(塚本は退場)
高橋「自分が何十回、何百回って言いましたけど、勝つのは何回やってもこの俺です。それだけは覚悟しといてください。きょう塚本拓海から防衛しました。そして、次はもうみなさんおわかりでしょう。両国国技館、僕は次の防衛戦をしたいと思っています。そして、僕から逆指名したいと思います。次の両国の対戦相手、逆指名します。植木嵩行! 俺の挑戦、受けるか、受けないか?」植木「正直、指名されるとは思っていなかった。俺は弱い! 弱いです。だが弱いからって、勝てないとは限らない。俺は強くなるためにプロレスラーやってるんじゃない。勝って、お客さんを楽しませるためにプロレスラーをやってるんだ! 今度の両国、第五世代、俺が勝って、そのベルトをいただき、このお客さんを、全国のお客さんを、盛り上げたいと思う! そして高橋さん、挑戦受けてください!」
高橋「これはな、血みどろの勝負なんだよ。この両国、狂った試合、最高の試合をしないと、俺らには上目指せないと思うんだ。いい試合して、両国国技館、最高の試合をしよう! 7月の両国は植木嵩行とやりたいと思います! 必ず、最高の試合して、必ずまた防衛して札幌に帰ってきたいと思います! 完全無欠のチャンピオンとして帰ってきます!」
【高橋の話】「塚本拓海から防衛して、次、両国国技館、植木嵩行とタイトルマッチやります。ここからが第五世代、血みどろブラザーズの上の人間に食らいつくチャンスだと思うんですよ。このタイトルマッチ、成功するか失敗するかで血みどろブラザーズの運命が決まるんじゃないかというぐらい、大事な闘いだと思って覚悟を持って、逆指名しました。やるからには完全無欠のデスマッチヘビーのチャンピオンは高橋匡哉だと納得させるぐらいの…きょうから闘いです。絶対に最高の試合して、両国のファンを納得させて、両国の最高のカードをデスマッチにしてやります。楽しみにしててください!」
【塚本の話】「きょうの結果は結果なんでね。向こうがチャンピオンであり、チャレンジャー僕が、試合前と試合後、変わってないという。それが結果、現実だと思うんで。でも、やっぱり第五世代の2人が札幌でタイトルマッチでメインを張って、やっと第五世代という時計の歯車がかみ合って、やっと針が動き出したと思うんですよね。その針が1秒、1分、刻んでいくごとに僕ら第五世代のデスマッチファイターはどんどん成長してどんどん強くなっていく。そういう気持ちでいるんで。これからリング上で言った通り、我々がこのリングをデスマッチのリング、大日本のリングをもっともっと盛り上げて行かないといけない義務がある。いろんなことあると思うんですけど、我々でもできるというのを先輩方に見せつけてやらないといけないし、いつまでたっても二丁拳銃だったり、伊東竜二、アブドーラ・小林が上にいていいかと言われたら、良くはないと思うんでね。我々はどんどん突き進んでいきたいと思います。
(デスマッチを始めた時期に一番やり合ってた高橋と今日やってみて感じるものは)俺よりも強くなっているというのは、ものすごく感じるし、それが事実なことだと思うので。ホントに高橋匡哉に先越されて一番悔しかったし、どっか悔しい中にも嬉しさというのは少しあったんですけど。これと言って強く感じたことってホントに、俺より強くなったという、そういう少しのところかもしれないですけど、これから感じていくこと、感じなきゃいけないことは多くなっていくと思うので。第五世代、仲よしこよしの切磋琢磨じゃなくて、きょうみたいに思い切りやり合って、強くなっていくという感じで成長していきたいと思います」
大日本札幌大会でデスマッチ選手権が開催され、王者の高橋に塚本が挑戦。試合形式も蛍光灯200本&蛍光灯タワーデスマッチということで、ロープ4面に蛍光灯、2コーナーには蛍光灯タワーが設置された。
序盤はロープの蛍光灯にクラッシュの応酬となるも、ぶちかましで高橋が先手を奪い、場外戦となるが塚本が反撃して場外でイスをセットしてエプロンからフィッシャーマンズバスターを狙うが、高橋が逆にセットされたイスにボディースラムで投げ、リングに戻ってから蛍光灯で一撃を加える。
高橋はパンチから蛍光灯にクラッシュさせ、タワーへクラッシュを狙うが、堪えた塚本がチョップの打ち合いに持ち込んで、引っ張り合いになるも、塚本が叩きつけてタワーはクラッシュとなってしまう。
流れを変えた塚本は蛍光灯を頭を割って額攻撃、高橋の着用しているTシャツに蛍光灯を差し込んでからのトラースキック、スマイルスプラッシュから、再度高橋のTシャツに蛍光灯を差し込んでからの、イスを手にしてのスレッジハンマーを投下してクラッシュさせると、Tシャツを着ては不利と考えたのか高橋は脱ぎ捨ててエルボー合戦からドロップキック、蛍光灯を投げつけてからの低空アタックと畳みかける。
高橋はマットに蛍光灯を置いてジャックハマーを狙うが、着地した塚本が切り返し合いから、高橋がローリングセントーンで塚本ごとクラッシュさせ、塚本の蛍光灯をセットしてからコーナーへ昇るが、起き上がった塚本が蛍光灯で一撃してから雪崩式フランケンシュタイナーを決めると、起き上がった高橋もブレーンバスターで応戦する。
両者はエルボー、頭突き、張り手と打撃戦を展開するが、塚本のトラースキックに対して高橋がランニングネックブリーカーを決めると、タワーをマットに置いてからジャックハマーを狙う。ところが着地した塚本がずどんを決めると、タイガースープレックスを狙うが、逃れた高橋は払い腰を決めるとフェースバスターから巨大蛍光灯で一撃し、最後は払い腰からのジャックハマーで3カウントを奪い王座を防衛した。試合後には高橋は塚本とエールを交し合った後で次期挑戦者には血みどろブラザーズの相棒である植木を指名、両国での選手権が決定的となった。植木の挑戦は初、最近はバラモン兄弟とのタッグよりデスマッチに比重を置き、「一騎当千~DeathMatch Survivor~」でも負け越してはいるがイサミ、吹本を降すなど大健闘した。植木にとっては振って沸いたようなチャンスだがこのチャンスを生かすことが出来るか・・・
セミのストロング王座挑戦者決定戦は宇藤が開始と同時に奇襲をかけてジャンピングニーを放つと、場外に落ちた河上にプランチャを放つが、河上も場外戦で逆襲してリングに戻ってからクルックヘッドシザースで捕獲し、ネックブリーカーから首攻めを展開する。
先手を奪われた宇藤はコブラツイストで流れを変えると、レッグドロップからダブルアームスープレックスを狙うが、リバースした河上は逆水平&グーパンチの天龍コンポ、レッグドロップ、バタフライロックとすぐ自分の流れに変え、宇藤が走ったところでジャーマン、ラリアットをブロックしてジョンウー、串刺しラリアットからミサイルキックと畳みかけていく。
宇藤はラリアットを放つが河上は倒れず、ならばとグラウンドコブラからラリアットを放つが、キックアウトした河上は逆さ押さえ込み、前後からのエルボーバットから、正面からの重いエルボーを浴びせ、最後はハリケーンドライバーで3カウントを奪い次期挑戦権を手にした。第3試合にはヤンキー二丁拳銃が浜組を降したあとでBJWタッグ王座への挑戦を表明、こちらも両国での開催が濃厚となった。
7・17両国に向けて今年も横浜ショッピングストリート6人タッグ選手権試合を含めた4大タイトル戦が決定し、どれがメインに相応しいかファン投票で選ばれることになった。果たして今年の両国のメインはどのタイトル戦が飾るのか?
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力でEitaをねじ伏せたT-Hawk、VerserKの罠を打ち破った土井が決勝に進出!
6月10日 DRAGON GATE「KING OF GATE 2017」福岡・博多スターレーン 1350人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼5分1本
石田凱士(5分時間切れ引き分け)シュン・スカイウォーカー◇第1試合◇
▼20分1本
B×Bハルク ○ヨースケ・サンタマリア(8分18秒 ジャパニーズレッグロールクラッチ)ドン・フジイ ×Gamma◇第2試合◇
▼20分1本
○ジミー・神田(4分37秒 踏みつけ式体固め)×Kotoka
※琉’s◇第3試合◇
▼30分1本
望月成晃 ○ジミー・カゲトラ(12分0秒 エビ固め)YAMATO ×Kzy
※影縫◇第4試合◇
▼30分1本
吉田隆司 エル・リンダマン パンチ富永(14分13秒 タイガースープレックスホールド)吉野正人 ビッグR清水 ×Ben-K◇第5試合◇
▼「KING OF GATE 2017」準決勝/時間無制限1本
[Bブロック1位]○T-Hawk(14分13秒 片エビ固め)[Aブロック1位]×Eita
※ナイトライド【T-Hawkの話】「おいEita、昔オマエと組んでユニットやってたな。オマエは何も変わっちゃいねえ。オレはオマエのツーステージ先だ。優勝決定戦、勝つのはこのオレだ。よく覚えとけ」
【Eitaの話】「クソッ。負けは負けだよ、認めるよ。でもな、オレはまだまだ死んじゃいねえからな。T-Hawk、オレはな、必ずやり返すからな。逃げんじゃねえぞ、このヤロー」
◇第6試合◇
▼「KING OF GATE 2017」準決勝/時間無制限1本
[Cブロック1位]○土井成樹(19分13秒 エビ固め)[Dブロック1位]×鷹木信悟
※バカタレスライディングキック【土井の話】「あと一個、とりあえずてっぺんにT-Hawk、並ぶところまで辿り着いた。あとはもう一個上にどっちが上がるか、明日決着戦や。ここまで来てオレが優勝せんかったら誰が優勝するねん、ほかに。T-Hawkちゃうやろ。オレしかおらんやろ。もっていくぞ、このまま。このテンション、この緊張感を落とさずに、このまま一気に明日、迎えるからな。オレは2017年キング・オブ・ゲートを制覇する」
【鷹木の話】「相変わらず土井…土井! オマエもこすいヤツだな。なんだよ、おい。真っ向勝負って言うからよ、オレはそのつもりでいたんだけどよ、あまりにもオマエが情けねえからよ、セコンドが手伝ってくれただけだ。なんだよ、オレが優勝してもっとよ、ドラゴンゲートをもっとイレギュラーな道に導いてやろうと思ったのによ、ファンも分かってねえな。おい、(週プロの)金子! 金子記者! 今のファンは土井と鷹木、何対何だ、応援の比率は?(10-0です)10-0か!? おい確かにオレの名前を叫んでたのはパンチだけだったな。今に見てろ、オマエらは分かっちゃいねえんだよ。ドラゴンゲートのファン、分かっちゃいねえんだよ。オレの正義が分かるまではちょいと時間がかかるかもしれねえけどな、しっかりとオレの闘いを見とけ。そしたら真の正義が分かるぞ。まああとは、T-Hawkに託した。悪かった、決勝に行けなかったけど。オレはオレのスタイルを貫いたからよ。まあいいよ、こんなの遊びだよ。決勝まで行かなかったら遊びみたいなもんだよ。あとはヴェルセルクの思い、オレの思いを託した」
【T-Hawkの話】「おい土井成樹、こすい手使いやがって。しっかり見てたぞ。明日の決勝戦、こうはいかねえからな。勝つのはオレたちヴェルセルクだ」
◇第7試合◇
▼60分1本
CIMA ドラゴン・キッド ○山村武寛(18分32秒 エビ固め)×堀口元気H.A.Gee.Mee!! ジミー・ススム 斎藤"ジミー"了
※スターダストプレス(試合終了後、MaxiMuM、VERSERK登場で大乱闘に。)
Kotoka「おい堀口、オマエな、今日山村なんかに負けて情けねえ野郎だな。恥ずかしくねえのか」
堀口「おい小僧、偉そうなこと言ってんじゃねえよ。テメエだってウチの神田に負けてるじゃねえか」
山村「オレたちの試合に何乱入しとんのじゃ。特にKotoka、山村なんかってどういうことだ」
リンダマン「テメエなんか山村なんかで十分だ。ピーチクパーチクうるせえから全員まとめてVERSERKが相手してやろうじゃねえか」T-Hawk「おい土井成樹、オマエ明日の優勝決定戦覚悟できてるのか? 明日はオレが優勝するのは絶対条件だ。オレがVERSERKカラーに染める」
土井「覚悟なんかこのリーグ戦が始まった時からできてるわ。明日優勝決定戦やな。オマエが決勝の相手で申し分ない。でもオレはシンプルにこのリーグ戦、キング・オブ・ゲート優勝したいんや。このタイミングでオレがせな誰がするねん。オマエにはまだ早い。オレが9年ぶりにキング・オブ・ゲート制覇して、もう一回ドラゴンゲートのてっぺんに立ったる。明日は1対1の勝負や」
リンダマン「威勢がいいのは今だけだ。明日のキング・オブ・ゲートで優勝するのはT-Hawk。ユニット抗争で一番になるのはVERSERKだ。よく覚えとけ」
吉野「オレたちMaxiMuMはユニット結成してからジミーズ、オマエらをターゲットにしてきたけどな、VERSERK? それからOVER GENERATION、おいクソガキ下がっとけ。顔じゃないんじゃ。なんやその目は。気にいらんな。オマエらも入ってくるってことはターゲットになるってことでええんやな。土井吉だけやない。清水、Ben-K、Kotokaをナメんなよ」
堀口「MaxiMuM、それからOVER GENERATION、オマエらのユニットには若くて活きのいいヤツがいるじゃねえか。オレらジミーズ、全員35歳オーバーだぞ。でもオレらジミーズはユニット結成してもう6年やってるんだ。いいか、プロレスはな、若さ体力だけじゃねえ。ジミーズの意地、オマエらにもみせてやるよ」
CIMA「クソッ。みんな言いたいこと言うだけ言って帰りやがって。確かにMaxiMuM、VERSERK入ってきてヴァンガードもいてる。オレらもOVER GENERATIONを結成して、今までGammaさん、CIMAさん、キッドの上の世代と、オマエらの下の世代やってたけど、今の試合見ても分かったとおり、山村がメキメキ力つけてきて、Eitaもベスト4、石田も首のケガから帰ってきた。ユニットとして闘える体勢が整った。Ben-K、ビッグR清水、Kotoka、少なくともオマエらはこの3人に負けてるとは思わん。意地みせてくれよ。キッドとオレはツインゲートのチャンピオンや。GammaさんはGammaさんでGammaさんのポジションがある。これは誰にもできないポジションや。吉野にお尻出して試合できますか? そういうことですよ。これがOVER GENERATION。群雄割拠してるユニット抗争に残ります」
決勝トーナメントをを迎えた「KING OF GATE2017」、大会前には公開抽選会が行われ、準決勝の組み合わせはT-HawkvsEita、土井vs鷹木となった。
準決勝第1試合のT-HawkvsEitaの元ミレニアルズ対決は、EitaはT-Hawkの痛めている左膝を集中攻撃、エルボーの打ち合いでも競り勝ったEitaは再度ジャベで左膝攻めを展開する。
劣勢のT-Hawkは逆水平でEitaを場外へ追いやると、場外で逆水平を乱打、リングに戻ってもナックルを織り交ぜながらも逆水平を連打してからクロスフェースで捕獲、Eitaの逆水平も受け流してネックハンキングボムを決める。
流れを変えたT-Hawkに対しEitaはランニングニー、ミサイルキック、串刺しエルボーと反撃し、T-HawkのアギラもEitaは飛びつき腕固めで捕獲、そしてイダルゴを狙うが、T-Hawkが肩車で捕らえ、Eitaが着地もT-Hawkが逆水平を連打、Eitaの延髄斬りに対しT-Hawkはダブルチョップからシットダウン式パワーボム、そしてナイトライドで勝負に出るが、Eitaが十字固めからNumero Unoで捕獲、しかしT-Hawkが強引に担いでナイトライドを決めると、新技ケルベロスからナイトライドで3カウントを奪い決勝戦に進出する。準決勝第2試合の土井vs鷹木は、コールと同時に鷹木が奇襲から場外戦を仕掛け、土井も反撃するが串刺し攻撃をキャッチして投げた鷹木が串刺しバンピングボンバーを浴びせ、場外に逃れた土井をエプロンの角に叩きつけて、土井は腰を強打する。
リングに戻った鷹木は串刺しバンピングボンバーからブレーンバスターと攻め立てるが、セントーンをかわした土井はエルボー合戦を仕掛け、押し込んでからドロップキック、大暴走と流れを変えていく。
土井はタイガードライバーを狙うが、堪えた鷹木がブレーンバスターからスライディング式バンピングボンバー、雪崩式ブレーンバスター、変形ドライバーからMADE IN JAPAN狙いは土井が逃れるとフランケンシュタイナーからDOI555、バカタレスライディングキックを狙うが、かわした鷹木が変形デスバレーボム、しかしすぐ起き上がった土井はバックドロップからタイガードライバー、タイガースープレックスと畳みかける。
土井は串刺しを狙うが、鷹木が八木レフェリーと交錯させると、無法地帯となったところでVerserK勢が乱入して土井にトレイン攻撃から、鷹木がMIDE IN JAPANを連発する。
勝負と見た鷹木がラストファルコンリーを狙うが、土井は逃れ、鷹木のバンピングボンバーの連発も正面から受けて立って倒れない。鷹木は再度バンピングボンバーを炸裂させるが、起き上がった土井がV9クラッチで丸め込み、再びVerserK勢が乱入するが、鷹木のバンピングボンバーがパンチに誤爆するだけでなく、吉田のボックス攻撃も鷹木に誤爆すると、最後は土井がバカタレスライディングキックの連発で3カウントを奪い、土井が決勝進出を決めた。メインは山村が堀口をスターダストプレスで降す金星を挙げるが、試合後にMaxiMuMとVerserKが登場しOVER GENERATION、ジミーズの4軍で大乱闘となった。
そして優勝決定戦は土井vsT-Hawkとなったが、土井はYAMATOの保持しているドリーム王座には2度挑戦しているが、T-Hawkは2年間もドリーム王座挑戦から遠ざかっている。ここはT-Hawkに期待したいところだが、痛めている左膝が不安材料となっている、土井も当然狙ってくることから、T-Hawkがどこまで耐え切れるか、またT-Hawkが決勝に進出し、鷹木が準決勝止まりになったことで二人のパワーバランスが崩れる懸念も出てきた。今までT-Hawkは2度に渡って鷹木に裏切られているが・・・
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発表!5月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行
5月の月間MVP、ベストバウト ベストシリーズ&興行が決定しました
5月の月間MVP
石川修司投票結果=投票数37
石川修司=20
オカダ・カズチカ(新日本プロレス)=3
芦野祥太郎(WRESTE-1)=3
YAMATO(DRAGON GATE)=2
HAYATA(RATEL'S)=2
佐藤光留(パンクラスMISSION/Evolutuion)=2
秋山準(全日本プロレス)=1
竹下幸之介(DDT)=1
鈴木秀樹=1
岩谷麻優(スターダム)=1
ASUKA(WWE NXT)=15月のタッグMVP
KAI 真霜拳號投票結果=投票数27
KAI 真霜拳號=9
丸藤正道 マイバッハ谷口(NOAH/MAKETARA OWARI)=6
SANADA EVIL BUSHI(新日本プロレス/ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)=3
CIMA ドラゴン・キッド(DRAGON GATE/CK-1)=2
小幡優作 KAI=1
関本大介 岡林裕二(大日本プロレス)=1
カズ・ハヤシ 近藤修司 征矢学(WRESTE-1)=1
河野真幸 伊藤貴明(WRESTE-1)=1
宝城カイリ 小波 美邑弘海(スターダム)=1
松本浩代 ジャングル叫女(ジャングる)=1
マンモス佐々木 杉浦透(FREEDOM)=15月のベストバウト
全日本プロレス「超力! 2017スーパーパワー・シリーズ」5月21日 後楽園ホール
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者/2017チャンピオン・カーニバル優勝者]○石川修司(20分38秒 体固め)[第55代王者組]X宮原健斗
※ジャイアントスラム
☆宮原が9度目の防衛に失敗。石川が第56代王者となる投票結果=投票数37
石川修司vs宮原健斗(全日本プロレス 5月21日 後楽園ホール)=8
ケニー・オメガvs石井智宏(新日本プロレス 5月3日 福岡国際センター)=4
オカダ・カズチカvsバットラック・ファレ(新日本プロレス 5月3日 福岡国際センター)=2
ウィル・オスプレイvsリコシェ(新日本プロレス 5月18日 後楽園ホール)=2
ドラゴン・リーvs高橋ヒロム(新日本プロレス 5月17日 後楽園ホール)=2
丸藤正道 マイバッハ谷口vs潮崎豪 小峠篤司(NOAH 5月4日 後楽園ホール)=2
HAYATAvs大原はじめ(NOAH 5月27日 エディオンアリーナ大阪第二競技場)=2
望月成晃vs鷹木信悟(DRAGON GATE 5月9日 後楽園ホール)=2
高橋匡哉vsアブドーラ・小林(大日本プロレス 5月5日 神奈川・横浜文化体育館)=2
エル・デスペラードvsKUSHIDA(新日本プロレス 5月17日 後楽園ホール)=1
KUSHIDAvs田口隆祐(新日本プロレス 5月29日 後楽園ホール)=1
ジミー・カゲトラvs山村武寛(DRAGON GATE 5月5日 愛知県体育館)=1
YAMATOvsEita(DRAGON GATE 5月9日 後楽園ホール)=1
竹下幸之介vsヤス・ウラノ(DDT 5月28日 後楽園ホール)=1
鈴木秀樹vs岡林裕二(大日本プロレス 5月5日 神奈川・横浜文化体育館)=1
河野真幸 伊藤貴明vs土肥孝司 熊ゴロー(WRESTE-1 5月4日 後楽園ホール)=1
志田光vs尾崎魔弓(OZアカデミー 5月14日 新宿FACE)=1
木髙イサミvs真霜拳號(K-DOJO 5月28日 新木場1stRING)=1
中邑真輔vsドルフ・ジグラー(WWE 5月21日 イリノイ州シカゴ)=1
マンモス佐々木 杉浦透vs葛西純 グンソ(FREEDOMS 5月24日 新木場1stRING)=15月のベストシリーズ&興行
新日本プロレス「濱かつ Presents レスリングどんたく2017」5月3日 福岡国際センター 6126人 超満員札止め投票結果=28
新日本プロレス「レスリングどんたく2017」5月3日 福岡国際センター=7
全日本プロレス「超力! 2017スーパーパワー・シリーズ」5月12日 大阪・守口市民体育館メインアリーナ~21日 後楽園ホール=5
大日本プロレス「Endless Survivor」5月5日 神奈川・横浜文化体育館=5
DDT「Audience 2017」後楽園ホール=3
NOAH「グローバルタッグリーグ2017」4月22日 新潟市体育館~5月4日 後楽園ホール=2
全日本プロレス「Evolution3~出撃~」5月28日 神奈川・茅ヶ崎市体育館=1
DRAGON GATE「Dead or ALIVE 2017」5月5日 愛知県体育館=1
WRESTE-1「WRESTE-1 TOUR 2017 TRUUMPH」5月4日 後楽園ホール=1
FREEDOMS「We love FREEDOMS!We love FREEDOMS!2017」5月2日 後楽園ホール=1
WWE「BACKLASH」5月21日 イリノイ州シカゴ=1
WWE NXT「TakeOver:Chicago」5月20日 イリノイ州シカゴ=1以上に決定しました、投票ありがとうございました。
【総括】
5月も開始時から石川修司を始めとした全日本関連がトップとなり、MVPは石川、ベストバウトは石川vs宮原がダントツ、タッグは丸藤&マイバッハが追い上げたが及ばず、ベストシリーズ&興行は新日本、全日本、大日本が競り合いとなったが新日本福岡が全日本独占を阻んだ。
2ヶ月連続でMVPとなった石川はインディーからプロレス界を代表する選手になりつつあり、また全日本もかつての勢いを取り戻しつつあるようだ -
Eita、鷹木がブロック突破を決めベスト4が出揃う!KING OF GATE 2017 小倉大会公式戦結果
6月9日 DRAGON GATE「KING OF GATE 2017」福岡・小倉北体育館 600人 満員
▼「KING OF GATE 2017」Bブロック公式戦/20分1本
[2勝3敗=4点]○Gamma(7分39秒 片エビ固め)[1勝4敗=2点]×ヨースケ・サンタマリア
※アックスボンバー▼「KING OF GATE 2017」Aブロック公式戦/20分1本
[3勝1敗1分]○Eita(6分6秒 ビブリア)[5敗=0点]×ジミー・クネスJ.K.S
☆EitaのAブロック突破が決定▼「KING OF GATE 2017」Cブロック公式戦/20分1本
[1勝3敗1両リン=2点]○吉田隆司(7分51秒 片エビ固め)[1勝3敗1分=3点]×山村武寛
※パイナップルボンバー▼「KING OF GATE 2017」Dブロック公式戦/20分1本
[2勝3敗=4点]○堀口元気H.A.Gee.Mee!!(11分25秒 バックスライド・フロム・ヘブン)[3勝2敗=6点]×B×Bハルク
☆鷹木信悟のDブロック突破が決定