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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

マット界初の4Dプロレス!?サスケとバラモン兄弟が和解で雨降って地固まるも、謎のダークサイドムーンがムーの太陽に宣戦布告!

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マット界初の4Dプロレス!?サスケとバラモン兄弟が和解で雨降って地固まるも、謎のダークサイドムーンがムーの太陽に宣戦布告!

6月18日 みちのくプロレス「みちのくプロレス2017東京大会Vol.3~ムーの太陽祭・2~異端邪説~」東京・後楽園ホール 1315人 超満員


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇試合前◇
リングサイドの客席にはメインの“4Dマッチ”観戦用の3Dメガネとともに、注意事項の書かれた紙が置かれている。


4Dマッチについては事前に団体からのリリースで「飛び出す水、動くイス、香る匂い、飛び出す選手、プロレス界初の『4Dマッチ』。会場で生観戦のお客様だけが味わえる、体験型プロレスリングです。特に特別リングサイド席は、体感度がアップ、未知の興奮をお楽しみ頂けます」と説明されていたが、注意書きは以下の内容。


「4Dマッチには、座席モーション、風や水、香りなどさまざまな特殊効果が装備されています。効果によっては、顔や衣類が酷く汚れる場合がございますがご了承ください。座席モーションは、大変申し訳ありませんが大多数が手動でございます。なるべくご自分で座席をつかみ跳び跳ねてください。リング上でスープレックスなどの投げ技がさく裂したタイミングで、実行していただけると効果的でございます。


また、4D用メガネも試合を楽しむために効果的なアイテムです。視界を青色と赤色がさえぎり、うしろ装着しない方が4Dマッチの世界を堪能できるのではないでしょうか? 最後に体内にある感度レベルを最高値まで上げてください。体感できるかできないかは、皆さま次第です」


(開始前に左ヒザ負傷により4月より欠場中のフジタ“Jr”ハヤトがあいさつ。足をひきずりながら松葉杖なしでリングに上がる)


ハヤト「本日もみちのくプロレス早い時間からご来場ありがとうございます。本当なら自分もここで試合をする予定だったんですけど、4月にヒザをケガして、えーっと、まあ、病院の先生からはもう復帰はできないとか、いままで通りのスタイルで試合をするのは無理だとか、たくさん言われて、そうっすね、あのー、まあ自分なりにいろいろ考えて…まあ、いままでやってきたスタイルを変えてボクはこのリングに上がるつもりはまったくないので、えー…、えーっと…、まあめちゃめちゃ考えて、引退した方がいいのかな、なんて思ったりもしたんですけど、医者がもう復帰できないとか、オレの周りがもうムリしなくていいよとか言ってるヤツらがすげえ多くて、すげえムカつくので(拍手)、医者ができないと言ったことをオレがやります。(大きな拍手)なので、ちょっといつ復帰になるかわからないんですけど、また蹴りを主体に対戦相手がだれであろうとマジでボコボコにして、オレはこのプロレス界を盛り上げて、今年ちょっと出たいなと思ってたすげえでかいところがあって、そこに出れたらいいなと思ってるので、プロレスラーとして出たいので。(観客からの『RIZIN!』の声に)そうRIZIN。いまプロレス界でそういうのがいないので、オレがいけたらいいななんて思ってますけど、まあ、ヒザがこんな状態なので何言ってんだみたいな感じです。ホントに今日は試合ができず、すいませんでした。でも必ず復帰をして皆さんの前で熱い試合しますので、それまで待っていただけたらうれしいと思います。(拍手)今日は毎年1年に1回しかないお祭りの、みちのくプロレスがすっげえ、チョー気合入れてる試合なので。この世の中、あんなに平和な戦争ありませんよ! いいですか。世界中がこういう戦争をすればいいとオレは思います。みんなで思い切り楽しんで帰ってください! ありがとうございました!」


◇第1試合◇
▼15分1本
○気仙沼二郎 大瀬良泰貴(8分24秒 片エビ固め)郡司歩 ×川村興史
※銀鱗


◇第2試合◇
▼20分1本
○拳剛(5分10秒 片エビ固め)×佐々木大地
※フロッグスプラッシュ


◇第3試合◇
▼30分1本
○GAINA ヤッペーマン1号 ヤッペーマン2号(7分23秒 片エビ固め)剣舞 ラッセ ×のはしたろう
※おんぶプレス


◇第4試合◇
▼30分1本
▲卍丸 Ken45°(11分46秒 両軍リングアウト)日向寺塁 ▲南野タケシ


◇第5試合◇
▼東北タッグ&UWA世界タッグ選手権試合/時間無制限1本
[第23代東北&第22代UWA世界タッグ王者組]○日高郁人 藤田ミノル(9分44秒 横入り式エビ固め)[挑戦者組]×ヤッペーマン3号 ヤッペーマン4号
☆日高&藤田が東北タッグ王座を5度目、UWA世界タッグ王座を2度目の防衛に成功


(試合前、「合計体重140キロ」とコールされて挑戦者組が入場。まずは3号が一人で登場。セコンドには1号と2号。続いて「合計体重169キロ」とコールされて王者組が入場。藤田が3号に詰め寄って何やら言う。最後に4号が入場。ヤッペーマンズのテーマがかかるがなかなか出てこず1号と2号が呼びに行く。現れたのは浜亮太らしき巨漢マスクマン。4人でポーズ。4号コールが起こる。王者組は場外へ退避し、しかめっ面。しぶしぶリングに戻る。ベルト返還。写真撮影。)


藤田「ちょっと待て。もう言いたいことがありすぎて、何を言っていいのか…」


日高「東北タッグ選手権、合計体重200キロでしょ!? 絶対もっとあるだろこれ!」


リングアナ「えー、修正が出ております。合計体重140キロでございます」


日高「うそうそ! 絶対ウソだよ!」


リングアナ「合計体重が140キロです」


藤田「帰るよ今日は。無効でしょ、今日!」


リングアナ「東北タッグ初の女性レスラーが挑戦ということで、コミッショナーから特別に許可が出ております」


藤田「ふざけんじゃねえよ! 陰謀だろ、こんなもん! 嫌だ嫌だ! やらねえよこんなもん! いーやーだ!(やれコールに)なに目線だコノヤロー! やるよ! ゴング鳴らせ! やってやるよ! タイトルマッチだからな。ぶっ殺してやる! ゴング鳴らせ!」


(試合終了後、ヤッペーマンズが退場し、王者組がリングに残る。)


日高「(セコイぞの声に)セコくてけっこうですよ!」


藤田「ボクは悪くない、悪くない! 4号、もう二度と来るなよ! いやあ日高のおじさん、そこまでして勝ちたいかね? 東北タッグチャンピオン、UWA世界タッグチャンピオン、日高郁人に拍手! これが2005年東スポベストタッグを取った相方タッグだ! 悔しかったら4号以外の挑戦、誰でも受けてやる!」


【ヤッペー・マンズの話】
4号「ゴメン、3号。9割がた勝てると思ってから。ゴメンね」


3号「卑怯」


2号「卑怯だよ!」


1号「勝ちだっただろ。4号のお尻ドーンってやった時点で勝ってただろ」


2号「なに考えてんだ、アイツら。まあ、今日の負けは仕方ないよ。負けは負け。あんな汚い野郎だけど、負けたのは事実だから仕方ない。ヤッペーマン4号も来てくれて」


1号「頑張ってくれたから。おうち帰んな、4号」


2号「いやいや、これだけじゃ終わらないでしょ?」


1号「終わっていいでしょ!? なんだ、どうしたいんだ?」


2号「みんな、見たいでしょ、4号が。ヤッペーマンみんなそろってるとこ」


1号「見たくないよ! もういいよ!」


3号「じゃあ1号は帰って」


1号「ちょっと待てよ! お兄ちゃんだぞ! 尊敬しろ!」


2号「1号、わかった! みんな2号と3号と4号が集まってる姿を見たいんだよ」


1号「見たくねえよ!」


2号「オマエはもういいよ!」


1号「お兄ちゃんやぞ!」


2号「オマエは帰れ! 先にオマエが帰れ! 今回、ヤッペーマン全員集合して、2号、3号、4号集合して、東北にも行ってやるから。ぜひ楽しみにしといてくれ!」


1号「だったらオレも入れろよ!」


2号「なんだよオマエ! どっちだよ!」


1号「お兄ちゃんを大事にしろ! 4人で集合させろよ!」


2号「みんなで東北行くからな!」


1号「1回だけだぞ、1回だけ。4号、あんまでしゃばんなよ。よし、もう今日は帰って反省会だ」


4号「すいません」


1号「だから嫌だったんだよオレは!」


【日高、藤田の話】
藤田「みちのくプロレスの陰謀だ! なんなんだよ!」


日高「ひどい目に遭ったよ」


藤田「なんのための200キロ以下っていうルールなんだよ! それにしてもこんなことになって申し訳なかった」


日高「いや、あの人は元奥さんじゃないから」


藤田「そうか。それにしてもこれが2005年にベストタッグを取った男かっていう」


日高「いや、あれが80年代のNWA王者のベルトの守り方だよ。ああやってチャンピオンはベルトを守ってきたんだよ」


藤田「何言ってるの、みちのくはルチャの団体。いつの間にか日高郁人も根性の悪いベテランになったね。次の世代にバトンを渡さないっていう」


日高「ぜってえに渡さねえぞ!」


◇第6試合◇
▼ムーの太陽特別試合~会場が揺れる!洪水がスプラッシュ!脳が麻痺する秘密の香り!選手が飛び出しあなたも飛び出す!墓の中のご先祖様が飛び起きる!プロレス界初超立体4Dマッチ~観るだけでいいのか?感じるんだ!!!祭のあとはあなたの夢もきっと4D/時間無制限1本
○ザ・グレート・サスケ ○忍 ○関根龍一(23分48秒 メシア降臨)×白使 ○バラモン・シュウ ○バラモンケイ


(試合終了後、エプロンからサスケがダウンする白使に気を送ると、白使が起き上がる。サスケに操られるようにリングを降りた白使。退場ゲートの前でチサコが黒い布を掛けると、サスケが何やら呪文のような言葉を唱えながら抱き寄せてともに幕の外側へ。再び黒い布を抱いて戻ってきたサスケだが、布の中身は空っぽに。リングに戻ると信者たちがヒザをついて頭を下げる。
サスケが兄弟に握手を求める。ためらう兄弟が応じようとすると、どこからか宇宙人のような声が。)


ファーザー「息子たちよ、聞こえるか。私だ。ファーザーだ。なーんちゃってな。まんまとだまされたな、バカ兄弟。オマエたちは本物のバカだな。貴様らがファーザーの声だと信じていたのはこの私、地球侵略を試み、常に月より諸君たちの行動を監視しているダークサイドムーンの声だったのだよ~! ムーの太陽を同士討ちさせて壊滅する作戦だったが、白使の弱点を塩だと見破り、よくぞ勝利した。白使は先兵として送った使者の一人にすぎない。しかし、作戦は失敗に終わった。そこで拙者は、もう地球侵略を今後、一切しないことにいたしました。なお、このテープは終了後、自動的に消滅いたします。ウソだよ~! 地球侵略するには君たちムーの太陽が邪魔なのだよ。この次は、私の魂の勝利で、全人類は内臓を全部裂いて、全滅しやがれ。息絶える前に直腸を鼻の頭につけて嫌というほど臭いをかがせてやる。その先は知らぬが仏、知ってキリスト。ムーの太陽の諸君たち、また会おう」


シュウ「たぶんもう一回同じこと言うことになると思うんですけど、マスター、結構ヤバいことになってますよ」


ケイ「アイツ、へんな声ですけど、地球侵略とか言ってますよ! ちょこちょこギャグ入れてきますけど、ヤバいヤツだと思います」


シュウ「このままでいいんですかね?」


ケイ「闘ってる場合じゃない気がしますよ」


サスケ「もう一回みんなでやろうよ!」


ケイ「やりましょう!」


サスケ「仲直りの握手(ムーの信者も含めて人差し指をくっつけ合う)地球を守るぞ。オッケー! いくぞ!」


ケイ「よーし、地球の平和はわれわれムーの太陽が守るぞー!」


シュウ「そしてオマエたち、マスターの奇跡の数々、その目で見たか! これからもな、マスターについてこないヤツは、死んで地獄に落ちて、今度生まれ変わったらウジムシなるぞ~!」


サスケ「いやいや、ウジムシはいかがなものかな」


ケイ「いるときにそれはないですよ」


サスケ「仲直りしたんだから。皆さんが一人でもいる限り、ムーの太陽、そしてみちのくプロレス、ニッポン、いや、地球は、永遠に不滅だー!」


(引き揚げながらバラモン兄弟は関根にバケツの水を浴びせかけた。)


【バラモン兄弟、関根、忍の話】
シュウ「なんとなく、あれだな、元のサヤに戻ってしまったな。しょうがないよな。だってよ…」


ケイ「オレたちは操られてただけだから」


シュウ「そう。気が付かないから操られてたってことだもんな。アイツは弁舌が巧みだ」


ケイ「途中途中にギャグもはさんでたからな。オレ、広川太一郎だと思ったぜ」


シュウ「マジなヤツよりもちょっとああいうヤツの方が怖いもんな」


関根「仲直りしよう」


ケイ「また一緒に巡業回りましょう。なんて言ってた?」


シュウ「月から来てたからか音声が悪すぎて」


ケイ「月が聞こえたの? オレ、月すら聞こえなかったよ」


シュウ「なんとかムーン」


ケイ「ダークサイドムーンって言ってたな、アイツ。めちゃくちゃ名前ダサいな!」


シュウ「自分で名乗るの恥ずかしいだろ!」


ケイ「まあムーの太陽の今日は再出発だな」


シュウ「そうだな。しかも新しい敵が、月だぜ! ムーの太陽に対して月、示し合わせたような敵だよ」


ケイ「オレたちは今までよ、見えない敵と闘ってた感があるからな」


シュウ「それが降りてきたってことだな」


ケイ「少し見えてきたんじゃないか。名前だけはわかったからな」


シュウ「あとオレ気になってるのはよ、オレたちの本当のファーザーの聞こえてるあれ、どこいっちゃったんだよ?(苦笑)」


ケイ「だから、ファーザーはだからもう死んでしまったっていう」


シュウ「聞こえないのか、もう? たまには聞きたいからな。寂しいよ」


ケイ「寂しいか?」


シュウ「寂しくないよ。よみがえられてもすっげえ困るけどな」


ケイ「オレはもういいや」


シュウ「まあそうだな。オマエ、何か言うことないのかよ?」


関根「またいつでも踊りに来るんで」


シュウ「ふざけんな! とんだ恥をかいたぜ!」


ケイ「見ろよ! こっち(忍)なんてもう脱いで、着てねえんだから!」


忍&関根「(歌いながら踊る)」


兄弟「やっつけで踊るなよ。翼はえるんじゃないよ、オマエら!」


ケイ「オマエ、昔そうだよ。それやってるとき、オマエ学生服着てサインしてやったの覚えてるぞ」


関根「いつでも行きますから。いつでも行くんで言ってください。そしたら、あのアイツたちも嫌がるでしょう」


シュウ「オレたちしか嫌がらない!」


ケイ「名前言ってみろよ」


関根「ムーンのヤツらですよ。ムーンシャドー」


ケイ「ムーンシャドーってなんだよ。仮面ライダーブラックみたいな言い方だな」


シュウ「だっせーなオマエ。すげえダサいぞ」


関根「いつでも来るんでお願いします」


ケイ「(記者に)何か聞きたいことはないのか?」


シュウ「いろいろあったぞ今日は」


ケイ「もう白使のこと忘れてるだろオマエら!?」


シュウ「あと、順を追って次どんどん忘れてってるだろ!? 4Dだったりとか」


ケイ「4Dも白使も忘れたよ。(父親を思う寂しい気持ちが今回の騒動になった?)寂しくはないけど、やっぱりあのファーザーっていう音声の中に何かオレたちを操る電磁波みたいなのがあったんだよ。オレたち、どうかしてたよ」


シュウ「そうだ。基本的にみんな、来てる人どうかしてるからな(笑)」


ケイ「なんかね、墓掘りに行ったって聞いたんだけど、記憶にないんだよね。記憶にございません」


関根「申し訳ございませんでした」


兄弟「オマエは関係ないだろ!」


シュウ「(ムーの太陽が再出発して、敵は月の何者か)思い出せない。なんとかムーン」
ケイ「ダークサイドムーン。だっせえ!」


シュウ「死ぬほどダサいな!」


ケイ「いまさらないだろ!」


シュウ「いじめられただろうな小さいころ。下駄箱にダークサイドムーンって書いてあったんじゃないのか」


シュウ「(マスターへの思いは?)マスターは寛大だったね」


ケイ「オレたちのことを許してくれた」


シュウ「やっぱりマスター気づいてたよ」


ケイ「オレたちが操られてるのわかってたんだろうな」


シュウ「今日の最後のあれもすごかったよな」


ケイ「白使消えたイリュージョン。なんであんな端っこでやったんだろうな?」


関根「まあまあまあ」


シュウ「角度によっては見えてない客もいるぞ。でもすごかった。奇跡だ」


ケイ「マスターは本物だ。(記者に)本物だと思うな? なんで口をつぐむんだオマエは? 本物だよな? オレたちは確信した。マスターは本物です。オレたちはこれからもマスターについていく。そして地球の平和を守る、宇宙の平和を守る! それがオレたちムーの太陽の仕事だ、使命だ」


シュウ「さっき怒られたから、ウジムシはなし。だからオマエが締めろ」


関根「お、ほっほっほー。いきますよ。普通に締めればいいんですよね? これにて一件落着、よ~(ポンと手をたたく)」


兄弟「なんだよ。何年プロレスやってんだよ」


関根「え、違いますか?」


 年に1度の恒例となった『ムーの太陽祭』が行われたが、今年は5月シリーズで些細なことからマスター・サスケとバラモン兄弟が対立、5・7仙台で誤爆からバラモン兄弟がサスケに叛旗を翻して仲間割れとなり、サスケは信者からバラモン兄弟にとってトラウマであるニューセーラーボーイズを誕生させることを示唆すれば、対するバラモン兄弟も長らく墓の中で眠っている白使と合体することを示唆していた。 


 試合前には4Dマッチの説明がされ、最前列から3列目の観客には4D用のメガネが手渡されたが、選手らが4Dマッチの実演がされると、最終的に「極力かけないほうがいい」と説明され、4Dメガネは意味のないものとなってしまうも、4Dコールが巻き起こる。


 例のごとくバラモン兄弟は水を撒き散らしながら入場、その間にリング上には白使が入っているとされている棺桶が設置される。対するサスケは関根、忍が扮するニューセーラーボーイズと共に登場しバラモン兄弟にとってトラウマ曲である『キープ・オン・ジャーニー』でダンス、サスケのセコンドにはミニマスター、DASH・チサコ、見た目が邦彦だけでなく、本来ならバラモン兄弟のセコンドであるカラテバラモンまで着き、踊り続けるニューセーラーボーイズ対し、バラモン兄弟は白使を呼び起こそうとして棺を開けるも、中身は空!人数的にも圧倒的不利になったバラモン兄弟をサスケが挑発して試合開始となった。


 ケイは試合前にムーの女神からサスケに手渡された花束で殴打して、セコンドは香りを客席に噴射すれば、ケイが関根をボディースラムで投げると観客が飛び跳ねるという中、関根と忍がケイを捕らえて連係を披露しつつ『キープ・オン・ジャーニー』を唄いながらダンス。サスケもシュウを攻め込むがコーナーからのアトミコは例のごとく自爆となると、サスケを場外に追いやってから兄弟が場外のサスケやセーラーボーイズにレモンを投げつけ、ケイが客席にバケツの水をまけば、忍もケイめがけて狙うも、関根もろとも客席に誤爆。
 これを逃さなかった兄弟はサスケを捕らえ、忍や関根にも顔面に歯磨き粉を絞りまくるが、蘇生したサスケが構わずリング上でイス組設置、兄弟を捕らえてコーナーも、兄弟がデットリードライブでイス組へ叩き落し、サスケは背中に大ダメージを負ってしまう。
 シュウは忍のつなぎを脱がしてTバック1枚にすると、ケイも関根を捕らえて雪印「スーパーカップ」を顔面に押し付けると、関根の股間にスーツケースを設置してからボウリング攻撃、忍は衝撃で尻からスーツケースから落下してしまい、更に忍をコーナーに設置してから明治「スーパーカップ」を尻に押し付け、関根を捕らえて忍の尻に顔面を押し付ける明治地獄門攻撃を狙うと、関根は懸命に堪えるが、シュウが羽交い絞めにしたところでケイがスーツケースを投げようとするも、シュウに誤爆してしまい、関根がケイを忍の尻に顔面を押し付けて明治地獄門攻撃を完成させる。
 関根が兄弟をドロップキックで場外へ追いやると、忍がラ・ケブラータで続き、場外にテーブルを設置、そしてリングに戻りケイを捕らえた関根がカミカゼから、蘇生したサスケと共にメシア降臨を決め勝負あったに見えたが、突如会場内が暗転すると雷鳴が鳴り響くなかで白使が降臨、白使は関根と忍をトラースキックで蹴散らし、サスケも気を充電して発射し、セコンドも観客をうちわであおぐも、気を軽々と受け止めた白使がサスケ組にエアボウリング攻撃を発射、サスケ組がまとめて吹き飛ばされてしまう。
 強力な味方を加えた兄弟は白使に竹刀を手渡し、サスケ組の制裁を願うが、白使はサスケを上段で殴打するだけでなく、兄弟に対してもフルスイングし敵味方関係だけでなく信者までも攻撃を加え、兄弟まとめて極楽固めで捕らえて極楽往生を狙い、さすがのサスケもカットに入るが曼荼羅捻りで返り討ちにされてしまう。
 白使は場外のテーブルにめがけて念仏パワーボムでサスケを貫通させ、リングに戻してカバーも、これまで敵だった兄弟がカット、ここからムーの信者達が総攻撃で白使を攻めるが、肝心のカラテが怖気ついて追撃せず逃げてしまうと、白使は関根と忍、兄弟とチョークスラムで逆襲、そこでサスケが清めの塩を白使に投げつけると、白使の動きが止まり、これを逃さなかったムーの信者達が再び総攻撃をかけ、最後はサスケがサスケスペシャルX Vor10.2から、信者全員でのメシア降臨で3カウントなり、サスケvs兄弟のはずが、ムーの信者vs白使となりながらも勝利となった。


 試合後にダウンする白使にサスケが気を送ると、白使が起き上がり、サスケに操られた白使が入場ゲートまで誘導させられると、黒い布が覆いかぶされてから、サスケが呪文を唱え、布の中身は消え白使は成仏となった。
 そしてサスケは兄弟と握手となって和解かと思いきや、ダークサイドムーンと名乗る者から声が届き、ムーの太陽に対して宣戦布告、サスケらムーの太陽は改めて一致団結し、兄弟は関根にバケツの水を被せて幕となった。
 


 サスケvsバラモン兄弟の内輪揉めは、いつの間にかムーの太陽vs白使となり、終わったら終わったで雨降って地固まるという不吉な結果、だが「スーパーカップ」を粗末にしたことだけでなく、明治からのクレームが来ないことを祈りたい。


 そしてダークサイドムーンからの宣戦布告、果たして紅白歌合戦に匹敵する年末の風物詩、宇宙大戦争へと繋がっていくのか・・・


 セミのタッグ選手権は4・15にヤッペーマンズ相手に王座を防衛した藤田が3号の正体は元妻である前村早紀なのではと疑って挑戦者に指名、3号は今まで出現しなかった4号を投入して挑戦したが、4号として現れたのは大日本を主戦場にしているHらしき巨漢マスクマンが登場し、まわしにはHAMAがの文字が施されている。まして合計体重は169キロとコールされ、相方タッグは体重リミットをはるかに越えている(リミットは200kg以下)とクレームを入れるも、新崎人生コミッショナーから特別許可を得ているとして選手権は強行され、ヤケになった藤田が開始のゴングを鳴らすように要求する。
 試合は4号が相方タッグを巨体で圧倒、3号が登場すると藤田が私的感情に走ってしまい、添い寝、逃げる3号にストンピングをいれる。相方の混乱ぶりを見かねた日高が交代も、4号に圧倒されてしまい、藤田が加勢に入るも、4号がまとめてラリアットで投げ倒すと前回り受身を狙うが、藤田だけが逃げて、日高のみが圧殺されてしまう。
 しかし相方タッグは3号を捕らえて連係で蹂躙、3号もカサドーラから低空ボディーアタック、場外の相方タッグにコーナーからプランチャを発射し、リングに戻った藤田に「私は嫁じゃない!」とミサイルキックを放つ。だが4号がコーナーで藤田を尻で押し潰すと、日高が入って連係で攻め込み、合体スイングDDTを狙うが、4号は動じず失敗してしまい、藤田がラリアット、エルボードロップを喰らい窮地に立たされる。
 藤田は日高に交代も、4号のヒップドロップの援護を受けた3号は3連続ジャーマンで日高を追い詰めるが、藤田が間一髪カット、3号は裏拳から串刺しを狙うも、かわした日高がロープに足を引っ掛ける"エディ・ゲレロ式"横入りエビ固めで逆転3カウントを奪い逆転で王座を防衛した。

 
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