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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

小橋の元に開催された熱戦という祭り、メインを飾ったのは関本のぶっこ抜きジャーマンだった

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小橋の元に開催された熱戦という祭り、メインを飾ったのは関本のぶっこ抜きジャーマンだった

6月14日 「Fortune Dream 4」後楽園ホール 1300人


◇試合前◇
<小橋建太氏挨拶>
(日本テレビスポーツテーマからスナイパーが流れ小橋さんが入場。)
小橋「今回で4回目の開催となりました。大会プロデューサーとしてはいつも前回を超える大会をしたいと思っています。熱い試合になれば僕は嬉しいです。今回も各団体から熱い選手が集まってくれました。熱い選手が熱い試合をしてくれ、みなさんが熱い応援をしてくれれば必ず素晴らしい大会になると信じています。選手スタッフそしてみなさんで熱い素晴らしい空間を作りましょう。みなさんよろしくお願います。(小橋コール)それではフォーチュンドリーム4、開会を宣言します。いくぞー!」


◇第1試合◇
▼Emerald Dream/15分1本
○鈴木鼓太郎(7分6秒 エビ固め)X田村和宏
※三沢魂タイガードライバー


◇第2試合◇
▼Beautiful Dream/20分1本
○里村明衣子 白姫美叶(11分24秒 片エビ固め)松本浩代 X小波
※デスバレーボム


◇第3試合◇
▼Crossing Dream/20分1本
○潮﨑豪 野村卓矢(分秒 片エビ固め)岡林裕二 ×清宮海斗
※ショートレンジ豪腕ラリアット


【試合後の潮崎&野村】
――壮絶なチョップの打ち合いとなったが?


潮崎「問題ないですよ。試合前の評判とかはそんな…。チョップして胸を赤くしているんで、評判とかそんな気にしてないです。だけど、思った以上に、岡林選手とはスゲエやってて気持ちよかったですね。本当に今日はこのリングに立ててよかったと思ってます。今回の試合のこのあとはわからないですけど、岡林選手と俺が向かい合ったらこういう風な試合になるというのはわかっていただろうし、それをわかっていても想像以上にならないとやっても意味がないから。そして、この野村選手と清宮。彼らの若々しいファイト、熱い戦いに引っ張られました。強かった」


――野村選手は初参戦となったが?


野村「本当に会場の盛り上がりが凄くて、やってて楽しかったですね。清宮選手も海外修行に行かれるってことは聞いたんで、海外から帰ってきた時にはまたシングルマッチをできたらなと思います」


――潮崎選手とタッグを組むのは初めてだったが?


潮崎「前にノアのタッグリーグ戦でやらしてもらったんですけど、あの時の勢い、それ以上を今日は出してもらったし、小橋建太プロデュース興行は熱くならないとダメでしょ。それを清宮選手、野村選手に導いてもらいましたね。そして今日やった岡林選手にも伝わったんじゃないですか。これぐらいやっても痛くない! 痛みを忘れる熱さを与えてもらいました。ありがとうございました」


――今日はチョップが100回以上あったが?


潮崎「数を出すってことは小橋建太を超えろっていうことですよね? 絶対に超える」


 


 【試合後の岡林&清宮】
※岡林が清宮に肩を貸してバックステージに戻ってくる


岡林「清宮、大丈夫か? 久しぶりのノア勢。初めての潮崎豪。強力あった。チョップも強烈、ラリアットも強烈。凄い。いやあ、またやりたいな。清宮、大丈夫か?」


清宮「クソ!」


岡林「大丈夫か? きついけど、なにかあるか?」


清宮「また必ず、リベンジするからな!」


◇第4試合◇
▼Fortune Dream 4 special talk battle/30分1本
○豊田真奈美vs×小橋建太


90年代はローリングクレイドルなど同じ技を使っていたことから、付き合ってる疑惑があったことなど小橋さんから切りだすも、じっさいはほぼ面識がなかったことが明かされる。互いの付き人の話など、寮の話などで盛り上がった。双方が得意技だったムーンサルト・プレスについては、小橋さんが一発目で相手を越えて飛び過ぎたエピソードを披露。豊田も、バク転すらできない状態で会社に「明日からムーンサルトやれ」と言われ、やったらできたため使うようになったエピソードを明かす。


終盤に小橋さんから期待する女子レスラーを聞かれた豊田さんは、藤本つかさとつくしの名を挙げた。さらに「引退後、プロレス界とかかわることは?」と言われた豊田が「それはないです」とキッパリ言って終了。木原リングアナからトークバトルは豊田が勝利となったことが告げられた。


◇第5試合◇
▼Dangerous Dream/30分1本
△石川修司 鈴木秀樹(30分時間切れ引き分け)△ジョー・ドーリング ジェームス・ライディーン


【試合後の石川&鈴木】
石川「まあ、プロレス界に入って一番というぐらいやられたかもしれないですね」


鈴木「珍しかったですよ。やられているのを見て。いつもやるほうだから。いあやでも、凄いですね。僕はドーリングは初めてだったですけど、体が大きいから凄いんじゃないんですね。よくわかりました。みんなが凄いって言う理由がよくわかりました」


石川「チャンピオン・カーニバル決勝で勝ったけど、記憶飛ばされた借りを今日返してやろうと思ったら、むしろまた借りを作られたような感じですよ。腹立つなあ、クソ。まあでも、防衛していけば、ジョー・ドーリングはまたやる機会があると思うんで。シングルでカタをつけたいなと思います」


鈴木「私は一番の軽量級として頑張りました。楽しかったですよ。軽いからポンポンと吹っ飛ばされて」


石川「高山さんが出られなくなって。ハッキリ言って、僕のランニングニーも高山さんから勝手にパクったようなものなんで」


鈴木「そんなこと言ったら、僕は全部パクってます」


石川「本当に高山さんの存在って非常に大きいんで。また元気に帰ってくると思いますんで」


鈴木「それまでお互いチャンピオンでいましょう」
 


◇第6試合◇
▼Fortune Dream/30分1本
○関本大介 諏訪魔(20分49秒 ジャーマンスープレックス・ホールド)×佐藤耕平 鷹木信悟


(試合終了後、小橋氏がリングに登場。メインイベントに出場した4人の健闘をねぎらうと、出場全選手がリングに上がり、記念撮影を行う)
小橋「皆さん、どうでしたか?最後まで熱い応援ありがとうございました。僕が見たかったのはこの空間です。それでは皆さん、Fortune Dream 5でまた会いましょう!」
(『GRAND SWORD』が鳴り響くと、客席からは「小橋」コールが発生し、大会はお開きとなった。)


【試合後の諏訪魔&関本】
諏訪魔「関本選手がいたら、やっぱり心強いなというのが率直な感想ですよね。いつも組まないんだけど、こういう時に組むというのはいいのかなと思います。やっぱり小橋建太の偉大さっていうのを改めて感じました」


関本「諏訪魔さんがコーナーで控えてくれているだけで、もう百人力ですよ。僕は何回も戦ったことがあるんで、諏訪魔さんの力っていうのは十分知ってます。まさに怪物です。今日は助けてもらってありがとうございました」


諏訪魔「いや、俺が助かったよ。ありがとう」


関本「ありがとうございます」


――凄い声援だったが?


諏訪魔「もう出来上がってますからね。小橋さんの作りたい空間があって、やりやすかったです」


――小橋さんの大会に出てどうだった?


関本「光栄でした。小橋さんの大会に出られて、本当に光栄でした。この最後の小橋コールが全ての答えじゃないですか。そう思います」


諏訪魔「あと、小橋さんの大会だからこそ当たれたという。対戦相手がね。佐藤耕平とは久々に当たったんだよね。アキレス腱が切れた時にやって以来だった。久々の再会という感じがして、面白いなと思ったし。また鷹木信悟っていう同じ年にデビューした相手とこういう風にぶつかれるっていうのは。もっとやりたいなと正直思ってたしね。全日本のリングなのか、よそ様なのか…。せっかくあたったんだからね。また小橋さんの大会でもいいし、繋がっていったら面白いなと思うんですけどね。そこを俺はまた望みます」


関本「対戦相手は強烈でした。もう体はボロボロです。何回やっても、佐藤耕平選手も、鷹木信悟選手もアタリが強い。タフです。そして、諏訪魔選手と組んでいると、本当に心強いし、またこういう機会があったらやりたいです」


 【試合後の耕平&鷹木】
――メインの率直な感想は?


耕平「率直に楽しかったです。結果はあれですけど、なかなか鷹木選手と組むような機会はないですし、楽しかったです」


鷹木「こんな頼もしいパートナーはDRAGON GATEに絶対いないんで。頼り過ぎちゃって、最後はいいのもらって。だいぶ耕平さん頼みだったけど、小橋建太という男の熱い空気が第1試合からメインまで続いてたんで、我々レスラーもお互いアドレナリンの中でできたんでね。ぜひ5があったら鷹木信悟を呼んでくれ、小橋さん」


――場内の盛り上がりについては?


耕平「熱い男・小橋建太を知っているお客さんに、その熱さを超えるものを戦いを通して伝えるために試合をやりましたけど、まだまだね。まだまだ全部伝えられてないんで。さっき鷹木選手が言ったように、次の5でもっと熱い試合をしたいと思います」


鷹木「小橋さんが残した四天王プロレスもそうだけど、小橋建太独特の熱いプロレス、熱血プロレスを、やっぱこうやってファンが待っているんでね。だったら、俺たちがその焼き増しじゃなくて、それ以上のものを見せなきゃ意味がないと思っているんで。我々現世代のレスラーがもっと高い志を持って、レベルの高いプロレスを見せていきたいと思います」


 今年で4回目を迎える小橋プロデュース興行「Fortune Dream 4」が開催され、メインは大日本の関本と全日本の諏訪魔が組み、ZERO1の耕平&DRAGON GATEの鷹木組と対戦。
 序盤から関本のラリアットと鷹木のバンピングボンバーが相打ちとなり、逆水平、ぶちかまし合戦を展開。諏訪魔と耕平も額をつき合わせての睨み合いからエルボー合戦も、耕平がサッカーボールキックを浴びせるが、諏訪魔が場外戦を仕掛けると大暴走し、耕平を徹底的に痛めつけ、駆けつけた鷹木も返り討ちにする。
 リングに戻ると関本組が耕平を捕らえて主導権を握るが、耕平が関本に鋭いエルボーを浴びせて倒すと、鷹木もニードロップ、ジャンピングニーで続き、フェースロックで絞めあげ、カットに入った諏訪魔も排除すると、激昂した諏訪魔がイスを投げ入れる。それでも耕平は関本にサッカーボールキックを浴びせ、鷹木もスライディングバンピングボンバーで続き、ブレーンバスターを狙うが、関本はアルゼンチンバックブリーカーから、諏訪魔に交代、諏訪魔もキチンシンクを決めれば、鷹木も狙うが、キャッチした諏訪魔はドラゴンスクリューを決めるも、串刺しを阻止した鷹木はバンピングボンバー、デスバレーボムを決めるも、エルボーの打ち合いから突進すると、諏訪魔はラリアットで迎撃、バックドロップから交代を受けた関本はスピアーを放つ。
 関本はジャーマンを狙うが、阻止した鷹木はバンピングボンバーも、関本のラリアットと相打ちとなり、追走合戦から関本がジャーマンで投げるが、意地で起きた鷹木もバンピングボンバーで応戦、耕平もミドルキックからファルコンアロー、そしてパイルドライバーで勝負に出るが、関本は堪え、耕平の串刺しを阻止してミサイルキックを発射、だがフロッグスプラッシュは耕平が剣山で迎撃する。
 交代を受けた鷹木は関本に串刺しバンピングボンバー、パンチ、左のバンピングボンバーからパワーボムと畳みかけると、耕平もランニングローキック、ランニングエルボーで関本を追い詰めるが、コーナーからの攻撃は諏訪魔が頭突きでカットに入り、耕平はエプロンに落ちると、関本がエプロンからのぶっこ抜きジャーマンを敢行、諏訪魔もドロップキック、トレイン攻撃、合体ブレーンバスター、そして逆エビ固めで捕らえ、諏訪魔も鷹木を万力スリーパーでセーブする。
 しかし鷹木が諏訪魔をバックドロップで投げると、関本に逆水平を浴びせるが、バンピングボンバー狙いは関本がラリアットで迎撃して排除すると、耕平にフロッグスプラッシュ、耕平も膝蹴りで抵抗も、関本は延髄斬りを浴びせ、垂直落下式ブレーンバスター、ラリアット、延髄ラリアットからぶっこ抜きジャーマンで3カウントを奪い、関本&諏訪魔組が勝利を収めた。
 試合後に全選手が揃い、主催者の小橋が次回大会の開催を予告、記念撮影となって大会は締めくくられた。


   昨年もメインに起用された関本だったが延長戦の末惜敗、今年はしっかり耕平から3カウントを奪いメインを勝利で飾った。年に1度の小橋の下で開催される熱戦という名の祭りは来年も開催されることが発表されたが、果たして誰が参戦するか楽しみである。


 セミは当初高山善廣が出場する予定だったが欠場となったため代役に鈴木が抜擢、石川組は高山の入場テーマ曲である「DESTRUCTIVE POWERで登場した。
 序盤は鈴木のテクニックに対しライディーンはパワーで対抗するが、打撃戦となるとライディーンが逆水平で競り勝って場外へ追いやるも、鈴木は場外戦で形成を逆転させ、石川と共にライディーンの両腕攻めを展開する。
 劣勢のライディーンはジョーにやっと交代、ジョーは石川を場外へ追いやって鉄柵攻撃で痛めつけると、ライディーンも鈴木をステージ席で連行して痛めつけ、両軍共ド派手な場外戦を展開。リングに戻ってからは外国人組が石川に集中攻撃を加え、形成を逆転させる。
 劣勢となった石川はジョーに32文ミサイルキックを発射すると、鈴木もエクスプロイダーからコブラツイストで続き、ライディーンも往復ラリアット応戦するが、チョークスラム狙いは逃れられると、鈴木は卍固めで捕獲、エルボースマッシュの連打からドラゴンスープレックスで投げるが、起き上がったライディーンはラリアットを放って両者ダウンとなる。
 交代を受けた石川はジョーに追尾式キチンシンク、DDTから、鈴木が入ってトレイン攻撃、鈴木のニードロップ、石川のダイビングフットスタンプと畳みかけるが、ジョーがフライングボディアタックで応戦すると、ライディーンが入って合体チョークスラムで叩きつけ、鈴木も捕らえてレボリューションボムとパワーボムの競演を狙う。
 しかし石川らがリバースすると4選手のラリアットやドロップキックが入り乱れダウンとなり、今度は石川のスプラッシュマウンテン、鈴木のダブルアームスープレックスの競演を狙うが、外国人組もリバース、石川とジョーはラリアット、フライングボディーアタックが相打ちになって、頭突きやラリアット合戦となるが、そのまま時間切れとなった。


 第3試合の潮﨑&野村、岡林&清宮とNOAH&大日本の越境タッグ対決は、潮﨑と岡林が逆水平、ショルダータックルと激しい肉弾戦を展開すれば、野村も清宮とヘッドロックの奪い合いと火花を散らす。
 潮﨑組は清宮を捕らえて先手を奪うが、劣勢の清宮に岡林が喝を入れると、清宮がエルボーで懸命に反撃して潮﨑に交代、だが岡林がショルダータックルでなぎ倒すとアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ、スリーパーで逃れた潮﨑はコーナーに岡林を据えて下からのドロップキックを発射、再び両者はチョップ、ラリアットの応酬を展開、交代した清宮もエルボーからブレーンバスターで続く。
 岡林組は潮﨑にトレイン攻撃を決めるが、潮﨑は清宮に変形ノーザンライトボムを決め、清宮も丸め込みを連発してからドロップキック、ジャーマンと畳みかけるが、タイガースープレックス狙いをローリング袈裟斬りで逃れた潮﨑は左のラリアット、ゴーフラッシャー、カットに入った岡林を豪腕ラリアットで排除してから、潮﨑にはショートレンジで浴びせて3カウントを奪い勝利となった。


 第4試合で行われたトークバトルでは小橋は今まで一度も面識のなかった豊田とトークを行うも、よく考えればムーンサルトプレスだけでなくローリングクレイドルと共通点と二人とも共通点が多い。豊田は引退後は痛めている右肩の治療に専念するそうだが、改めて引退は惜しいとしか言いようがない。

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