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絶体絶命のヨシタツの大逆転!諏訪魔からギブアップを奪った!
4月22日 全日本プロレス「2018チャンピオンカーニバル」名古屋国際会議場イベントホール 1003人 超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○影山道雄(6分49秒 片エビ固め)×岡田佑介
※バスソーキック◇第2試合◇
▼30分1本
○青木篤志 佐藤光留(10分5秒 飛びつき回転エビ固め)大森隆男 ×中島洋平◇第3試合◇
▼30分1本
野村直矢 吉江豊 ○ディラン・ジェイムス 岩本煌史(12分58秒 片エビ固め)秋山準 ゼウス ボディガー ×丸山敦
※チョークスラム◇第4試合◇
▼「2018チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○崔領二(17分32秒 体固め)[3勝3敗=6点]×石川修司
※リバーススープレックス【崔の話】「石川修司は人間性も素晴らしくて、IQが高くて、やっぱり凄いなと。去年、あれだけ活躍したのは当然のごとくかなと思います。もう誰とやっても手の内知り尽くしてるし、こんな試合になってくると思うんで、技増やしてどんどん前に進みたいけど、石川修司のエルボーで記憶がほとんどないという恥ずかしいところもあるし、まだまだだなと思いますね。まぁ今からラスト1個勝って決勝いけるかわからないけど、リーグ戦は何があるかわからないんで気合入れてやります。まったく覚えてないです、試合のこと。ありがとうございました」
【石川の話】「あぁ、最後、俺の勝ちパターン入って過信したところがありましたね。これで3勝3敗? 私の目はもうない? (自力優勝が消滅したが?)あぁ、悔しい。でもまだもう一回あるんで、鷹木信悟戦。4勝3敗にして他力本願して、まだまだ勝たなきゃ意味ないんで勝って、最後の勝負まだあきらめないです。頑張ります。ありがとうございました」
◇第5試合◇
▼「2018チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○丸藤正道(14分54秒 片エビ固め)[2勝4敗=4点]×KAI
※不知火【丸藤の話】「きつい、きつい。(初対決となったKAIの印象は?)いやぁ、いい選手だな。クソー。何だろうな、凄ぇいいものたくさん持ってると思うよ。持ってるけど、まだ全部出し切れてないんじゃないか。その何かに気づいた時、めちゃくちゃ怖い存在になると思うよ。まだちょっとだけ俺の方が強い。またかかってこい」
◇第6試合◇
▼「2018チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○ヨシタツ(15分36秒 ヨシタツ幻想)[4勝2敗=8点]×諏訪魔【ヨシタツの話】「やっと勝った! あぁ、きつい。認めたくないけどね、凄いわ諏訪魔。凄い。凄い強い。でも、その凄い強い諏訪魔に今日やっと返した、やっと勝った。でも連敗してるからね。これから勝ち続けてとりあえず対戦成績イーブンに持っていかないとね。今日やって勝ったからってでかい顔できないなって。強い。ホント強い。でもね、俺はあいつの心の中にね、俺に対する恐怖というのを感じたね。世界タッグの前哨戦、あれは新木場でやった時、花道でヨシタツロックで俺は諏訪魔を落としたんだよ。それからずっとあいつはね、俺に対して絶対に心の奥底で恐怖を抱いてた。あいつは俺に対して幻想を持ってるんだよ。俺が1個、何かのきっかけで爆発したら手が付けられないってことをね、諏訪魔はね、あいつはわかってる。それを恐怖として本能的に感じていたんだよ。だから俺は今日ここでヨシタツロック、あの技の名前をヨシタツ幻想(ファンタジー)という名前にします。諏訪魔に、彼に勝ったからこそ変える意味がある。他の選手だったら俺は変えてなかった。彼だからこそ変える価値がある。俺は心の奥底、どっかで彼のことを尊敬してるんだよ。今日から俺のヨシタツロック、あれはヨシタツ幻想、ヨシタツファンタジー、そういう名前にします。諏訪魔の抱いてる、俺が大爆発する、そういう幻想、ヨシタツ幻想ってものをみんなに植えつけたい。こう言いたい。全国のヨシアーミー、みんなヨシタツに幻想を抱け。俺がお前らの夢かなえてやる。Stay Tune」
◇第7試合◇
▼「2018チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○ジョー・ドーリング(12分47秒 エビ固め)[4勝2敗=8点]×宮原健斗
※レボリューションボム【ジョーの話】「二つ言いたいことがある。今日の勝利で三冠挑戦のチャンスをつかんだだろ。それが誰もが認めるところだろう。もうひとつ、俺にビールをよこせ」
ラストスパート直前の名古屋大会、セミファイナルではBブロック公式戦で4勝1敗で単独トップの諏訪魔が2勝3敗のヨシタツと対戦、開始早々ヨシタツはCBJを狙うが、諏訪魔は堪え、読み合いからのコンプリートショット狙いも、、諏訪魔は突き飛ばしエルボードロップ、ヨシタツはスピードで翻弄してエプロンからのニーから、場外戦で会場奥の壁に叩きつけるが、諏訪魔は鉄柵攻撃で逆襲してヨシタツペースには付き合わず、リングに戻ってボディースラムからエルボードロップ、ヨシタツのエルボーを受け流してダブルチョップから逆エビ固め、高速ブレーンバスターからバックドロップ、、ダブルチョップ、串刺しラリアットからフロントスープレックスと圧倒する。
劣勢のヨシタツは突進する諏訪魔にニールキックで活路を見出すと、ビックブーツを連発してからスワンダイブ式ミサイルキック、ミドルキック、そしてラリアットを狙う諏訪魔をコンプリートショットからヨシタツロックで捕獲、だが丸め込んだ諏訪魔はヨシタツのビックブーツも諏訪魔がキャッチしてキャプチュードで投げるも、串刺しラリアット狙いは、ヨシタツがかわしてトルネードDDTで突き刺す。
ヨシタツはコーナーからのニールキックを狙うが、諏訪魔が起き上がって雪崩式ブレーンバスターで投げ、起き上がったヨシタツとエルボー合戦、ヨシタツはビックブーツからジャーマンも諏訪魔もジャーマンで応戦して応酬となり、エルボー合戦ではヨシタツが競り勝ったかに見えたが、諏訪魔はダブルチョップの連打から突進、だがヨシタツはコンプリートショットからのヨシタツロックで捕獲し絞めあげる。
ヨシタツはCBJで勝負を狙うが、諏訪魔が堪えて失敗し、諏訪魔がラリアットを浴びせ、ジャーマン、ラリアット、バックドロップと怒涛の猛ラッシュでヨシタツを追い詰める。勝利を確信した諏訪魔はラストライドを狙うが、ヨシタツが回転エビ固めで切り返してビックブーツも諏訪魔がキャッチしてラストライドで叩きつける、ところがヨシタツはヨシタツロックで捕獲し、諏訪魔はギブアップ。ヨシタツが諏訪魔から大金星を挙げ、諏訪魔は痛恨の2敗目を喫する。内容的にも諏訪魔ペースで進み、ヨシタツロックも決め手にならず、CBJも失敗するなど、絶体絶命の状況にまでヨシタツは追い詰められたが、最後の最後で諏訪魔が油断してしまった。同じBブロックの丸藤vsKAIは、丸藤がスワンダイブを狙った際にKAIがドロップキックで迎撃、丸藤は場外に転落した際に右膝を強打すると、これを逃さなかったKAIがロープ越しでのドラゴンスクリューから右膝へロープ越しのストンピング、ドラゴンスクリューから足四の字固めと右膝攻めでリードを奪う。
劣勢の丸藤にKAIが低空ドロップキックも丸藤はドロップキックで応戦、コーナーに押し込んで鞭のようにしなる逆水平、串刺し背面エルボー、KAIの串刺し狙いも丸藤がトラースキックイリュージョンで迎撃し、不知火を狙うが、KAIは延髄斬り、KAIは丸藤の時間差ロープワークを読みきりトラースキックも、丸藤もトラースキックで応戦、KAIはLATからスプラッシュプランチャ狙いは丸藤が剣山で迎撃も、自らの右膝も痛めうずくまってしまう。
KAIはラリアットを狙うが、丸藤は虎王で迎撃、それでもKAIはラリアットを打ち込み、串刺し攻撃を狙うも、丸藤はかわして串刺しの虎王を浴びせ、両者ダウンの後で逆水平、トラースキック合戦から、丸藤がブレーンバスターで持ち上げて着地させてのトラースキックから不知火を狙うも、KAIがジャーマンで投げ、トラースキックからサンダーファイヤーパワーボム、スプラッシュプランチャと畳みかける。
KAIはメテオインパクトを狙うが、見えない角度からのトラースキック、KAIのラリアットもビックブーツで迎撃し、見えない角度からのトラースキック、虎王から不知火を決め3カウントとなり、丸藤は4勝目をマークする。
これでBブロックは4勝2敗で諏訪魔、秋山、丸藤、ゼウスの4選手が並び、3敗のヨシタツは自力での優勝決定戦は厳しい状況となる。Aブロックは3勝2敗の石川が2勝3敗の崔と対戦、ショルダータックルで先手を奪った石川は鉄柵攻撃の後でランニングニーを狙うも、崔がかわすと石川の左膝が鉄柵に直撃、これを逃さなかった崔はスを使って足攻め、左膝への関節蹴り、レッグロック、アンクルホールドと石川の左膝を狙い撃ちにしてリードを奪う。
劣勢の石川は崔の串刺し狙いをビックブーツで迎撃し、32文ミサイルから串刺しラリアット、ダイビングフットスタンプを投下、だがファイヤーサンダー狙いは、崔が着地して膝への関節蹴りからビックブーツ、ブレーンバスターと譲らず、石川も崔のビックブーツをキャッチした石川はダブルチョップ、ショルダータックル、張り手合戦からジャイアントニー、ラリアットと反撃する。
石川はコーナーへ昇るが、崔が追いかけて雪崩式ブレーンバスターで投げ、両者ダウンの後で、石川がラリアットからジャイアントニーも、キャッチした崔はレッグロックで捕獲し、赤川鉄橋から那智の滝で勝負に出る。
しかし石川がラリアットからジャイアントニー、ファイヤーサンダーからスプラッシュマウンテンを狙うも、崔がリバーススープレックスからそのまま押さえ込んで3カウントとなり、崔が技ありで勝利、石川は痛恨の3敗目を喫し自力進出が消えてしまう。メインの宮原vsジョーは、開始早々からジョーが横からのショルダータックルで宮原を吹き飛ばし、場外戦では宮原がビックブーツから頭突きで反撃も、エプロンからのニーはジョーが鉄柵に直撃させ、鉄柱を使った首攻めと先手を奪い、リングに戻ってもジョーがブルーザー・ブロディを彷彿させるドロップキック、コーナーに逆さ吊りにして首攻め、チンロックとリードを奪う。
劣勢の宮原はジョーにブレーンバスターを着地し、低空ドロップキックから側頭部へ低空ドロップキックで反撃、串刺しエルボーからノーザンライトスープレックスはジョーがハンマーで阻止されるも、宮原はビックブーツでエプロンに追いやり、ビックブーツで場外に転落させるが、リングに戻ろうとするところでジョーはにパワーボム狙うも、着地した宮原がブラックアウトを炸裂させ、リングに戻った宮原は串刺しニーからノーザンライトスープレックスで投げる、
宮原は突進するが、ジョーがスパインバスターで叩きつけると、エルボー合戦を競り勝った後でパイルドライバー、レボリューションボム狙いは宮原が回転エビ固めからブラックアウトを炸裂させ、ブラックアウトから二段式ジャーマンで投げると、シャットダウン狙いはジョーが阻止してロープワークからフライングボディーアタックを浴びせる。
ジョーはデスバレーボムからショートレンジラリアットを浴びせると、最後はレボリューションボムで3カウントを奪い4勝目をマークする。Aブロックは宮原、ジョー、火野が4勝2敗となり、残り2試合と残している鷹木が3勝2敗で追いかける展開となった。
チャンカンもいよいよラストスパートの後楽園、まず25日の後楽園ではAブロックは鷹木vs野村、Bブロックは秋山vs丸藤、諏訪魔vsジェイムス、ゼウスvsKAIが組まれている。秋山vs丸藤の運命の対決が優勝決定戦をかけた試合となるのか…
【名古屋大会 終了】
本日は名古屋大会に沢山のご来場まことにありがとうございました!
次は25日、いよいよチャンピオンカーニバル後楽園ホール3連戦が始まります!
18:30試合開始!
皆様のご来場お待ちしています
#ajpw #2018cc #ajpwtv #名古屋 #後楽園ホール pic.twitter.com/2vn8Dgx6Ha
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2018年4月22日名古屋!
健斗コール最高でした!
まだまだ”優勝”諦めない! #ajpw pic.twitter.com/ga1wTo1B95
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2018年4月22日諏訪魔本当に強かった...
— YOSHITATSU (@YoshiTatsuIsm) 2018年4月22日今日は、この前の秋山社長との敗戦から学んだことを活かせた。毎試合成長していって #チャンピオンカーニバル 初出場初優勝の快挙を目指します。まだ可能性は0ではないのだから。#wecandoit#AJPW
— YOSHITATSU (@YoshiTatsuIsm) 2018年4月22日名古屋大会に来ていただ #ヨシアーミー のみなさん、今日は本当にありがとうございましたm(_ _)m。みなさんの応援のおかげで宿敵諏訪魔に勝つことができました。でもこれでやっと一矢報いただけです。今までやられた分、これからキチンとお返しします。今後ともよろしくお願いします(^_^)#AJPW
— YOSHITATSU (@YoshiTatsuIsm) 2018年4月22日ヨシタツ幻想が現実のモノとなってしまった。
末恐ろしい。
次やる時こそ幻想の意味を分からせるしかない。
今日は負けたが
次から、また ぶっ潰せばいい!!
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2018年4月22日全日本プロレス チャンピオンカーニバル名古屋大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
昨日の敵は今日の味方。今日はゼウス、ボディガー、丸山と組んで野村、岩本、吉江、ディラン組との戦い。
丸山が一人楽しそうだった…#ajpw
— 秋山準 (@jun0917start) 2018年4月22日PR -
小幡がVMからの刺客を破り防衛も、挑戦者が次々と名乗り!復活・弾丸ヤンキースは完勝!
4月22日 ZERO1「ドリームシリーズ」新宿FACE 327人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇オープニング◇
(三又GMがファンによる今大会のMVP選出を発表の後で、三又GMの呼びかけで、退団する福島昇治が登場)
福島「みなさん、こんにちは。プロレスリングZERO1の福島昇治です。本日4月22日、新宿FACE大会をもちましてプロレスリングZERO1を退団いたします。経緯といたしまして、3月に試合中に脳震盪をおこしまして約1カ月間、欠場していました。それで4月8日、靖国大会にてドクターの許可が下り、復帰しましたが、症状の方が思わしくなく。ホントにいま自分はプロレスをつづけるべきなのか? そう考えたときに、退団の申し入れをさせていただきました。ホントに僕はZERO1でデビューして、ZERO1で闘って、ZERO1のメンバーにいれたことをホントに心から誇りに思っています。そして、引退ではなく、退団ですので、またいつか、何年後とまでは自分でもわからないんですけど、みなさんはそれまで僕のことを待ってくださりますか?(大きな拍手)みなさまが待っていただく限り、僕には、帰ってこないといけない理由があると思います。またいつか、いつになるかわかりませんが、みなさんの前でまたもう一度、プロレスをしたいと思います。そして、最後になるんですけど、ホントに同時期に、入門テストを受け、同日に入門して、同日にデビューして、ここまで一緒に、ホントに苦楽を共にしてきた岩崎がいなかったら、僕はホントにデビューしていなかったと思います。この場を借りて、普段言えないんですけど、言わせてください。岩崎永遠、ありがとうございました。ZERO1の選手、先輩方、関係者様、ファンのみなさま、本当にありがとうございました。これからもZERO1、必ず熱い闘いをすると思うので、ご声援よろしくお願いします。今日はご来場、ありがとうございました」三又GM「福島にもう一度大きな拍手をお願いします。(大きな拍手が沸き起こる)よし、福島、いろんな意味を込めて俺を張れ! 思い切り張れ! 思い切り来い! ホントは張りたいところだが、オマエもいろいろ脳がヤバいから、俺を思い切り張れ! 思い切り来い! 俺は言っとくけど、51歳ということを忘れんなよ。立派な老人だからな、俺は! だけど、思い切り来い! 3、2、1で来い! 3、2、1!」
(福島が思い切り張ると三又GMは倒れる。「福島」&「もう一発」コールが沸き起こり、三又GMは「もう一発はおかしいだろ!」と注意するも、「福島! もう一発来い! 思い切り来い! 3、2、1!」福島が思い切り張ると再び三又GMが倒れる。「福島」コールのなかGMと福島が握手し、三又GMは「オマエまだできるだろ! ありがとう! よし、福島! オマエがいままでやりたかったことを一緒にやってやる。みなさん、恒例のヤツやって試合を始めたいと思います。福島、一緒に行くぞ!」と煽ると、「行くぞ! ひー・ふー・みま・た~!」で大会がスタートした。)
◇第1試合◇
▼30分1本
○横山佳和(7分27秒 ハイスクールボーイ)×KAMIKAZE◇第2試合◇
▼30分1本
○阿部史典 竹田光珠(11分28秒 お卍固め)岩崎永遠 ×北村彰基◇第3試合◇
▼30分1本
△将軍岡本 日高郁人 大和ヒロシ(12分39秒 両軍リングアウト)TARU 菅原拓也 △クリス・ヴァイス◇第4試合◇
▼30分1本
○大谷晋二郎(14分56秒 片エビ固め)×高岩竜一
※袈裟斬りチョップ◇第5試合◇
▼30分1本
○田中将斗 杉浦貴(17分12秒 エビ固め)佐藤耕平 ×SUGI
※スライディングD(試合終了後)
田中「大きいのと小さいのと俺らやって楽しかったわ! もう一度、見たいという声もありますけど、まあ、僕もその気持ちはあります。でも、こっちはいま、NOAHさんのシングルのチャンピオン。でも俺はまだタッグのベルトしか持ってへん。俺、シングルも、もちろん狙ってるから。お互い、タッグも両方、取るし。シングルもお互い持って、また弾丸ヤンキース、よろしくお願いします」【4.22 #zero1 新宿FACE大会】
第5試合後コメント 《前編》
○田中将斗&杉浦貴(17分12秒エビ固め)佐藤耕平&SUGI×
※スライディングD@masato_dangan @noah_sugiura pic.twitter.com/CNmupFvbfv
— プロレスリングZERO1 (@ZERO1_Wrestling) 2018年4月22日【4.22 #zero1 新宿FACE大会】
第5試合後コメント 《後編》
○田中将斗&杉浦貴(17分12秒エビ固め)佐藤耕平&SUGI×
※スライディングD@masato_dangan @noah_sugiura pic.twitter.com/CgGquf766w
— プロレスリングZERO1 (@ZERO1_Wrestling) 2018年4月22日【バックステージでの田中、杉浦の話】
田中「去年リングの上で久々に会って、その時は対峙するような感じだったけど、同じコーナーに立って、これだけ心強い人はいない。やってて久々って感じもなかった。数年組まなかったのかなってぐらい試合もスムーズだった。勝利ができてひと安心。シングルのベルトは時期を見て、そういうコメントを出すって言ってきたんで。久々に弾丸ヤンキース復活にあたって、杉浦さんがNOAHさんのシングルのベルトを持ってる。そこにも負けたくない。団体が違うけど、自分の団体の一番のベルトを持っておかないといけない。(杉浦と組んで)闘ってしっくりくることによって、その気持ちが芽生えたんで、あのようなコメントをだした。組まれるかわからないし、これからブードゥ・マーダーズからジャクソンが行くし、彼が取ればブードゥ同士でもいいし、小幡が退ければ、それはそれでもいい。このコメントに対して、会社がどうするか。(杉浦と)同じコーナーに立つ以上、同じレベルにいないといけない」杉浦「やっぱり気持ちいいね。組んでて、試合しながらだんだんとハイになっていくというか、ギアーが上がっていくというか。どこまでも高みに上がっていけそうな感覚が田中選手とはある。相方として素晴らしいし、でも、田中選手が言ったようにライバルとして闘いたいというのもあるしね。これだけ年齢が近くて、コンディションを保ってる選手はいない。やっぱり交わる時には闘いたいし、また組みたいし。これからもやっていきたい」
田中「それはもちろん。ここでアピールすることによって、ボクがこっちのシングルのチャンピオンになったら、お互いのベルトを持って闘うというのも…ボクはチャンピオンだからヨソに出ていけないっていう気持ちはない。ウチのベルトを持ってても新日本のリーグ戦にも出たし。ボクにとって、ベルトを持つことはいいプレッシャーでいろんなところに行ける通行手形みたいなもん。いろんなところでボクの首を刈れば美味しいわけで」
杉浦「(耕平とも久々に対戦したが?)思いっ切りやり合える相手。何回もやってるからね。久々にやってみて、まだまだやりたいね」
田中「ボクの横には杉浦さんがいて、相手には耕平。オレらの当たりを食らわせてもそう数多くいない。そのうちの1人。(杉浦と)組んで、相手コーナーには耕平がいれば、すごく面白いし、やりがいがある」
◇第6試合◇
▼世界ヘビー級選手権試合/30分1本
[第22代王者]○小幡優作(24分59秒 エビ固め)[挑戦者]×ハートリー・ジャクソン
※ダイビングダブルニードロップ
☆小幡が3度目の防衛に成功(激闘を終えてリングに倒れ込む小幡に対し、クリスが殴りかかる。すぐに将軍が割って入り、クリスと乱闘しながら場外戦へ。そのままバックステージに消えて行った。リングには大和が登場する)
大和「あらためまして4月からフリーとして上がらせてもらうことになった。さっきですね、この会場でZERO1を盛り上げると言った…(とマイクしていると、菅原が投げ捨てる)菅原「小幡、防衛おめでとう。正直、その世界ヘビー、興味あるんだよね」
(とアピールしていると、岩崎が場外に落とす)
岩崎「小幡さん、自分はこのZERO1で、必ずてっぺん取ります。だから、小幡さんのその首、必ず俺が取ってやる! 覚悟しとけ!(と挑戦をアピール。岩崎は三又GMを突き飛ばすと、退場)小幡「おい、だれが、だれが来ようと、俺は逃げねーぞ、逃げねーぞ! おい、岩崎、いつでも、いつでもやってやるよ! ハートリー・ジャクソン、思ったより、てず…手こずってしまいましたけど、あぁ、噛んでしまった…。俺は、俺は、この、このベルトとともに、ZERO1を俺が面白くしていきます!(『オバタ』コールが沸き起こる)次、東京、新木場、5月十なん日でしたっけ? 19! すみません、ありがとうございます。19日にありますんで、みなさん、お待ちしております。自分がこのZERO1を盛り上げていきます!行くぞ! 行くぞ! みなさん、俺についてこーい!」
【4.22 #zero1 新宿FACE大会】
メイン後小幡優作コメント
〈王者〉○小幡優作(24分59秒エビ固め)〈挑戦者〉ハートリー・ジャクソン×
※ダイビングダブルニードロップ。小幡優作が4度目の防衛に成功。@obata_yusaku pic.twitter.com/WiIvU4squt
— プロレスリングZERO1 (@ZERO1_Wrestling) 2018年4月22日【小幡の話】「予想してたよりもかなり追い込まれてしまいましたけど、無事に4度目防衛しました。まだまだ自分はチャンピオンとしては弱いですけど、この世界ヘビーのベルトとともに強くなってZERO1をオレが中心となって面白くしていきたいと思います。(挑戦者が続々と現れたが?)正直、誰が来たのか、全員は憶えてないですけど、自分はリング上で言った通り、逃げるつもりはない。誰が来ても防衛します」
メインは小幡の保持する世界ヘビー級王座にVMからジャクソンが挑戦も、ジャクソンは小幡の入場時に襲撃をかけて開始となり、ジャクソンは場外戦で逆水平を放っていけば、小幡も通路でのキックからサッカーボールキックと応戦、だが突進したところでジャクソンはフロアめがけてのデスバレーボムで叩きつけ、小幡がリングに戻っても再三場外戦を仕掛け、リングに戻ってもスリーパーで絞めあげ、串刺しラリアットやラリアットを浴びせるなどしてリードを奪う。
ジャクソンは勝利を確信して「ジャクソンナンバーワン!」と叫び、ロープ越しのブレーンバスターを狙いが、着地して背後にまわった小幡はドロップキックでジャクソンを場外へ追いやり、トップロープからのプランチャ、リングに戻ってからスワンダイブ式ミサイルキック、串刺しビックブーツと猛反撃し、セカンドロープからのダブルニー、スリーパー、ハイキック、串刺しダブルニー、みちのくドライバーⅡと畳みかける。
小幡はジャーマンで投げるが、ジャクソンはデスバレーボムで応戦、突進する小幡をスピアーで迎撃すると、ダイビングエルボードロップで勝負に出るが、小幡がかわしてニーリフトを浴びせ、ハーフネルソンスープレックスからダイビングダブルニーで勝負に出るも、かわさて自爆となってしまう。小幡のニーリフトも受けきったジャクソンはデスバレーボムからパイルドライバーで突き刺し、ダイビングエルボードロップを投下も、小幡はカウント2でキックアウトする。
ジャクソンはデスバレーボムを狙うが、背後に着地した小幡は背中へニーを浴びせ、正面からのニーはジャクソンがキャッチして頭突きを浴びせるも、小幡も頭突きで応戦してランニングヘッドバットが炸裂も、小幡自身も流血となり、小幡は構わずランニングニーからダイビングダブルニーを狙いにコーナーも、ジャクソンは頭突きで阻止、だが小幡は背中に飛び移ると、ジャクソンはそのまま浴びせ倒して圧殺、しかし小幡はそのままスリーパーで絞めあげる。
小幡はコーナーへ昇り、再度ジャクソンが追いかけるが、頭突きで叩き落した小幡がダイビングダブルニーで3カウントを奪い王座を防衛も、試合後にはクリスが小幡を襲撃し、第3試合でクリス遺恨が勃発した岡本が排除してそのままバックステージへと消える。そして4月からWRESTLE-1を退団しフリーとなった大和がアピールをしたところで、菅原が割って入り挑戦を表明すれば、若手の岩崎まで名乗りを挙げて、三又又三GMを突き飛ばす。そして小幡が大会を締めくくったが、WRESTLE-1退団後に去就が注目された大和だったが、全日本ではなくZERO1を選択し、小幡の保持する世界王座に狙いをつけた。また大和だけでなく、菅原や若手の岩崎まで名乗りを挙げた。セミでは田中&杉浦の弾丸ヤンキースが復活し、序盤はSUGIの空中戦や耕平のキックに苦しんだものの、田中がSUGIを捕らえると、田中の串刺しラリアット、杉浦の串刺しビックブーツ、杉浦の雪崩式フランケンシュタイナーから田中がフロッグスプラッシュと波状攻撃で流れを掴むと、サンドバックタイムで捕らえ、耕平組も合体パイルドライバーからSUGIがファイヤーバードスプラッシュで田中を捕らえるも、杉浦がカットに入ると、SUGIに田中がスライディングラリアット、杉浦がオリンピック予選スラム、そして田中がスライディングDと怒涛の猛ラッシュで3カウントを奪い完勝。だが本格始動に関しては明言は避けた。弾丸ヤンキースは競い合ってあっているからこそ成り立っているチーム、田中も杉浦に並び立たたないと、簡単には組めないのかもしれない。
オープニングでは3月大会で脳震盪を起こして欠場し、4・5靖国大会で復帰したものの、症状が思わしくなく退団を決意した福島が挨拶をした。昨年10月の超花火奈良大会で見たときは、ZERO1にとっても久しぶりに新人がデビューしたのもあって、生きのいい若手が入ったと思ったのだが、ここにきての退団は残念としかいいようがない。引退としなかったのはまだ復帰の可能性があるからなのだろうが、今はゆっくり体を休めて欲しい。
本日の新宿フェイス大会にご来場、ありがとうございました。
MVP投票は、明日4/23(月)12時00分まで受付します。#zero1mvp を付けて、ツイートして下さい。
よろしくお願いします。 #zero1mvp #zero1 #新宿フェイス
— プロレスリングZERO1 (@ZERO1_Wrestling) 2018年4月22日弾丸ヤンキース。
楽しすぎたな。
リング上で、杉浦さんがGHC王者やから、僕が世界ヘビー奪取したら、またタッグを組みたいみたいに言ってしまったけど、ぶっちゃけ、今すぐにでも組みたい。
弾丸ヤンキースやりたい。 https://t.co/2rfChcKCF8
— 田中将斗(Masato Tanaka) (@masato_dangan) 2018年4月22日久々の弾丸ヤンキース
やっぱりしっくりくるな。
また2人で何処までも高みに上って行けそうな気分。
ありがとう、相方。#弾丸ヤンキース #noah_ghc
— Takashi Sugiura (@noah_sugiura) 2018年4月22日本日zero1最後でした。
zero1でデビューし、育ち
戦えた事実は変わらないし
心から誇りに思う。
そして、大谷晋二郎さん。
大谷さんについてゆけた
よかった。世界一カッコいい。
zero1を選んで間違いはなかった。
永遠と大谷さんの背中を
追い続けたい。#zero1 pic.twitter.com/H1Vxtxx1Ar
— 福島昇治 (@fuku321_01) 2018年4月22日昨日の新宿大会にご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。チャンピオン小幡を中心に広がるZERO1の新しい風景。可能性は無限大!ZERO1は頑張ります!! #zero1 pic.twitter.com/qyc3CVNWL3
— 大谷 晋二郎 (@otani_shinjiro) 2018年4月22日今日は最高の試合、ありがとうございました。改めて弾丸ヤンキース、惚れ直しました。これからもZERO1、田中将斗を宜しくお願い致します。明日しっかりトレーニングします!今日はこの時間、ゴールドジム休みなので。せめて、黒さは追いつきます!まっだまだ見たい!弾丸ヤンキース!杉浦選手に敬礼。 https://t.co/fNkYcqtimb
— 三又又三 (@mimatadance) 2018年4月22日 -
真霜拳號が10ヶ月ぶりに復帰も、凶月が2派に分裂!
4月22日 K-DOJO「KAIENTAI DOJO 16周年記念大会 CLUE-K SUPER evolution16」後楽園ホール 1136人
◇第1試合◇
▼花見達也デビュー戦 タッグマッチ/20分1本
本田アユム ○最上九(6分52秒 羽根折り固め)柏大五郎 ×花見達也◇第2試合◇
▼進垣リナ デビュー戦 シングルマッチ/20分1本
○笹村あやめ(6分11秒 ブロックバスターホールド)×進垣リナ◇第3試合◇
▼UWA世界ミドル級選手権試合/30分1本
[第67代王者]○政宗(10分52秒 丸め込み)[挑戦者]×旭志織
☆政宗が初防衛に成功(試合終了後、政宗がコーナーでベルトを掲げていると最上が現れ背中にイス攻撃)
最上「おい、かたき討ちだよ。本田さんから取ったそのベルト、取り返すのはこのオレ、最上九だよ。次の挑戦者は、最上九で、よろしくー!」
【速報バックステージ】
独眼竜・政宗がUWA世界ミドル級王座防衛!
しかし勝利に浸る王者を、後ろからイスで強襲した最上九。本田アユムから獲ったベルトを俺たちに戻す、と宣言した最上のタイトル挑戦が決定!!#kdojo pic.twitter.com/e4iIqDU505
— KAIENTAI DOJO (@kdojooffice) 2018年4月22日◇第4試合◇▼復活!千葉6人タッグ選手権 新王者決定ガントレットマッチ[1]リッキー・フジ 洞口義浩 ○カーベル伊藤(体固め)ケリー・シックス ×KASAI ワンマンクルー※ダイビングボディープレス
[2]遊馬 ○吉野コータロー ダイナソー拓真with超人勇者Gヴァリオン(体固め)リッキー・フジ ×洞口義浩 カーベル伊藤
※フライングボディーシザースドロップ[3]○遊馬 吉野コータロー ダイナソー拓真with超人勇者Gヴァリオン(首固め)×バンビ 真琴 雫有希
[4]○遊馬 吉野コータロー ダイナソー拓真with超人勇者Gヴァリオン(17分55秒 体固め)×梶トマト GO浅川 マリーンズマスク
※ダイナソーボム
☆遊馬&コータロー&ダイナソーが第6代千葉6人タッグ王者となる。◇休憩明け◇
(休憩前のリングに柏と旭が登場し、先月から始まった柏大五郎のインフォメーションコーナー。千葉・Blue Fieldでの定期戦、ビッグショーの新名称を発表。柏のカウントダウンからスクリーンでBlue Field定期戦が「チーバトル」、ビッグショーが「GRAND SLUM」と発表される。会場からは失笑がもれる)旭「わかりますよ」
柏「だから言ったんだよ」
旭「ボクらも最初はニヤニヤしました。でも、これまでのCLUB-K3000という名前と比較してみて、チーバトル、わかりやすですよね? これって慣れなんです。慣れていけばすごく愛着のある名前になる気がしています。そして、ビッグショーは、こちらカッコイイです」
柏「こっちはいいね」
旭「GRAND SLUM後楽園ホール大会とか、GRAND SLUM新木場1stRING大会、そういう形で今後、名称変更していきますので。そちらの方も早く慣れていただきたいと思いますんで、どうぞよろしくお願いします」
(続いて柏のインフォメーションコーナーが今回で最終回になることが旭から告げられ、柏が理由を説明)
柏「えー、わたくし柏大五郎ですね、6月17日をもちまして引退をさせていただくことになりました。(「えー!?」「嫌だ!」の声に)ありがとう。引退の理由としましては、自分の人生の中でのさまざまなターニングポイント、ちょっと大げさな言い方ですけど、そういうのが重なったタイミングということで、引退という決断をさせていただくことになりました。ただ、6月17日までは、特にケガをしているわけではないので、全力をもって試合やっていきますので、それまで応援していただければと思います。6月17日まで応援よろしくお願いします。ありがとうございました!」
旭「ということで、柏さんと言えばKAIENTAI DOJO旗揚げからいる初期も初期メンバーです。そんな柏さんがいなくなるというのは、かなり大きな礎がなくなるような。あ、大げさですね。でも、それぐらいの心の喪失感はある、かもしれません。まだわからないですから。まだいるから、だって。そういうわけで皆さん、柏さんが見れるのはあと2カ月です。GW、来月の新木場1stRING大会、そして6月のビッグショー、GRAND SLUM大会、そこまでは柏さん最後のラストラン、ございますので、ぜひ一度でも多く柏さんの最後の雄姿を見届けていただければと思います。では、以上、柏大五郎のインフォメーションコーナーでした」
◇第5試合◇
▼スペシャルシングルマッチ
○TAKAみちのく(10分52秒 片エビ固め)×TAJIRI
※みちのくドライバーⅡ【速報バックステージ】
言葉を越えた深いプロレスの世界でつながるTAJIRIとのスペシャルシングルマッチを制したTAKAみちのく。
これで通算戦績は2勝2敗に。試合直後のバックステージコメントです!#kdojo pic.twitter.com/h8tUUDeuUy
— KAIENTAI DOJO (@kdojooffice) 2018年4月22日【TAKAの話】「やっと、やっと勝てた。5年前に負けたときが悔しくてね。そのときのTAJIRI選手はWNCって団体を背負ってた。オレは今でもK-DOJOを背負ってる。その背負ってるものの差が今日は出たかな。ニューヨークのスーパースター、あの頃のTAJIRIを倒したくて、勝手にあの頃の入場曲を使わせてもらったよ。やっぱり一発が重い。彼も進化してるけど、オレもザックについたりして、進化してる。地味かもしれねえけど、オレはこの関節技のスタイルで世界を取りたい。ザックがどこかで助けてくれたかもな。これで、日本とアメリカ合わせて、通算2勝2敗。お互い成長したら、何年後かにまた決着戦をやりましょう。オレらには憎しみもなにもない、苦楽を共にした同志。今日はありがとうございました」◇第6試合◇▼STRONGEST-K TAG選手権試合/60分1本[挑戦者組]○真霜拳號 十嶋くにお(11分24秒 体固め)[第36代王者組]×タンク永井 木高イサミ※垂直落下式ブレーンバスター☆タンク&イサミが3度目目の防衛に失敗、真霜&十嶋が第37代王者となる
(試合終了後)
イサミ「真霜、オマエが帰って来るのは百歩譲ってまあよしとしよう。十嶋さんを連れてきたのも百歩譲ってよしとしよう。タイトルマッチで負けたのはオレたちだ。そのベルト、持っていっていいぜ、百歩譲ってな。ただよ、これはオレの見解じゃねえ。オレたち4人で試合前に話し合った結果だ。十嶋さん、真霜、オマエらには凶月をやめてもらう。この旗も返せ」(そこへ右ヒザ前十字じん帯損傷および半月板損傷により昨年7月より欠場中の佐藤悠己があらわれイサミにミサイルキック)
佐藤「おい! イサミ! ふざけんじゃねえぞ! おめえが凶月? 真霜、十嶋追放? ふざけんじゃねえぞ。オレたちが、オレたちがオリジナルの凶月なんだよ! そうだろ! ポンちゃん、モガ、おめえらそっちにいくのかよ、おい? 真霜が復帰してこれからじゃねえか! おいリーダー!」
イサミ「オマエら2人が休んでる間にな、時代はもう進んでるんだバカヤロー。おせえんだよオマエら、いまさら。都合のいいとこだけ持っていこうとしてんじゃねえぞ。いい加減にしろ、(真霜に)ヘンな頭しやがって」
十嶋「ヘンな頭とか言うんじゃねえ! 本人が一番気にしてるんだ!」
(イサミらが退場)
佐藤「わかったよおい! じゃあよ、5月27日、新木場1stRING、アイツら凶月と、オレたち凶月、オレも入れて、凶月同士、全面対抗戦だよ! おめえら楽しみに来いよ。ああ、楽しみだな」
【バックステージでのイサミ&タンク】
イサミ「負けたのはオレたちだ、なんだライオンにでもなったつもりか…?」タンク「驚いたぞオイ、欠場しておいてなんだアレ」
イサミ「だけど、違うんだよもう。時代は変わってんだ。タンクは誰よりも凶月を思って動いた。そして、オレは凶月とタンク、そのために闘ってきた。リーダー頼むぜ」
タンク「オマエらにどんな言い分があろうと、守ってきたオレらにはオレらの正義がある! 凶月は絶対にオレらが守る!」
イサミ「クソッ、必ず取り返す!」
【バックステージでの真霜&十嶋】【速報バックステージ】
本日のセミファイナルSTRONGEST-Kタッグ王座は王者 タンク永井&木高イサミを破り、本日復帰の真霜拳號と十嶋くにおが新王者に輝く!
試合直後のバックステージコメントはこちらです!!#kdojo pic.twitter.com/wkRvEgQ8I1
— KAIENTAI DOJO (@kdojooffice) 2018年4月22日真霜「ハイハイ、取りましたよー、勝ちましたよー。どうだい、どっちが凶月だ? どっちが正当で、どっちが亜流だ?(亜流は)アイツらだろ。新メンバー増やしておいて、ベルトも取られて、このザマか」
十嶋「しかしスゲーな、いきなりベルト取っちまってよ」
真霜「足も攻められたけど、なんともねえよ。屁でもねえ。5月の新木場で佐藤の復帰も決定だ。文句あるなら、そこで白黒つけようぜ。どっちが本物かニセモノか、わからせてやるよ」
(試合終了後)
滝澤「吉田、これで終わりじゃねえだろ、もちろん? まだまだ、トップ狙ってくるんだろ、おい? いいよ、オレは待っててやるから、何度でも挑戦してこいよ!」(吉田が起きて、握手。両者が頭を下げる。吉田が退場。そこへ遊馬がハッピー大サーカス団を引き連れて登場)
遊馬「滝澤さん、滝澤さ~ん。まずは、ベルト防衛、おめでとうございます! (声を変えて)おめでとう! タッキー! おめでとう! 最高! タッキー!(声を戻して)そしてたった今防衛したてのそのベルトへの次期挑戦者が決定しました。そう! この私、遊馬に決まりました! おめでとうございます! ハッピー、ハッピー、ハッピー(とコールをあおり)ストップ! 滝澤さ~ん、わたくしもいくら調子に乗ったとはいえ、身の程はわきまえてますよ! わたくしが挑戦するわけないでしょうが! はっはっはっはっはっは! でも、われわれはその金色(こんじき)に輝くベルトがほしいのは確かです。(「オマエら持ってるじゃん」の声に)そう、その通り。われわれにこのベルトをもたらしたのは、だれですかー!? そう、正解。その方がこちらにいる白亜紀生まれ、茨城育ち、悪そうな恐竜はちょっと苦手、ダイナソー拓真です! われわれはハッピーなプロレスを心がけてます。でも、この恐竜さんの秘めた力を出し惜しみするのはもったいないんです! ということで次回、5月ですか、ハッピー大サーカス新木場公演、ダイナソーCHAMPION OF STRONGEST-K初戴冠編、どうぞご期待くださ~い! 以上、ハッピー大サーカスでした。ありがと~!」
(遊馬らが退場)
滝澤「…はい、というわけでですね、KAIENTAI DOJO、16年間、どうもありがとうございました! 17年目のKAIENTAI DOJOも、もっと熱く熱く盛り上げてまいりたいと思います! どうぞ皆さん、応援よろしくお願いします! もちろん、そのKAIENTAI DOJOの中心に立ってるのは、真霜じゃねえな、TAKAみちのくじゃねえな、だれだ!?(まばらな反応に)やべ…。(梶が滝澤コールをあおる)トマト、マジありがとう。いいか、17年目のKAIENTAI DOJO、中心に立ってるのはこのオレだ! なぜなら、このオレこそが滝澤大志だからだ!」【滝澤の話】「吉田クン、純粋にトップを狙ってくる怖さをヒシヒシ感じて、正直心が折れかけた場面もありましたよ。でも、ボクも生半可な気持ちでやってるわけではないんで、あえて言うけど『若手』に負けるわけにはいかないでしょ。17年目のK-DOJOの中心、周りの人間がなんと言おうが、そこにいるのはこのオレ、滝澤大志だ!」
【吉田の話】「トップ取るって意気込んで、2年連続で挑戦して取れなかったんで、またイチからやり直すだけです。今日は滝澤さんが自分よりも強かった、それだけですね」
6月11日、全日本プロレス後楽園大会に出場中に左膝を負傷、左膝十字靭帯断裂と半月板損傷と診断され、手術のため長期欠場を余儀なくされた真霜が10ヶ月ぶりに復帰も、真霜が欠場中にタンクが真霜自身が折り合いの悪いイサミを凶月を招いたことで、真霜が不快感を示し、復帰にあたってタンクとイサミの保持するS-Kタッグ王座に挑戦を表明、真霜の復帰戦だけでなく、凶月や真霜の今後にも注目された。
両軍が奇襲で試合開始となり、開始早々から場外戦も、リングに戻るとイサミが真霜の左膝に低空ドロップキックからドラゴンスクリューを決めると、真霜はたまらず場外に逃れ、十嶋もスリッパでタンクを殴打するなど場外戦を展開する。
リングに戻ると再びイサミが膝十字固めで真霜の左足を狙い撃ちにすれば、タンクもニークラッシャー、足へのセントーンで続くが、ボディースラム狙いを着地した真霜は走りこんでの延髄斬りで逆襲すると、交代した十嶋に交代も、王者組もイサミに交代、イサミは控えの真霜の左膝に低空ドロップキックを放ってから、十嶋にダイビングクロスボディーからSTFで捕獲も、真霜がセーブするタンクを投げつけてカット、十嶋も急所打ちからボディーブローで反撃する。
交代した真霜は十嶋との連係でイサミを捕らえるも、真霜の串刺し攻撃がかわされると、イサミはバスソーキックからタンクが串刺しスピアーを浴びせ、セカンドロープからのダイビングショルダーを発射、真霜もエルボー合戦から突進するタンクをジャーマンで投げ、バスソーキックを狙うが、タンクがキャッチするとイサミが入って真霜にバスソーキックを浴びせる。
勝負に出た王者組はイサミがタンクを肩車してのダイビングニーから、タンクのダイビングセントーンの波状攻撃で真霜を追い詰め、イサミのロープ越しの延髄斬りの援護を受けたタンクがスピアーを放ってから、ダイビングセントーンを狙うが自爆、真霜がハイキック狙いはタンクがかわして担ぐも、真霜は丸め込んでから無道で捕獲、だが持ち上げたタンクも担いでから真霜の顔面を膝へ落とし、変形ニーアッパーを披露してから、スピアーを狙う。
しかし真霜が膝蹴りで迎撃すると、勝負と見た十嶋もイサミを排除し、真霜がタンクにバスソーキックから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺して3カウントを奪い、真霜が復帰戦を勝利で飾るだけでなくS-Kタッグ王座を奪取した。
だが試合後にイサミが真霜&十嶋に対して凶月追放を通告すると、7月から右膝前十字靭帯断裂および右半月板損傷で欠場していた佐藤悠己が現れ、イサミにミサイルキックを放って、真霜らの追放に抗議する。だが本田や最上もイサミに賛同して退場すると、佐藤は5・27新木場大会で凶月vs凶月の全面対抗戦を行うことをアピールした。
4年半の間、鉄の結束を維持し長きに渡ってヒールユニットとして存在感をアピールしてきた凶月だったが、真霜と佐藤が欠場している間にタンクがイサミを招いたことがきっかけとなり、完全に2派に分裂となった。果たして2つに分かれた凶月の行方はどうなっていくのか・・・メインはS-K王者の滝澤にデビュー2年半目の吉田が挑戦、序盤から首投げからサッカーボールキックやランニングローキックの応酬となるが、吉田がアームブリーカーから腕攻めで先手を奪い、フェースクラッシャーから踵落としと攻め込んでいくが、滝澤がダブルチョップで反撃すると、場外戦でラ・ケブラータを狙う吉田の足を引っ張り、逆水平から南側客席まで雪崩込んでチョップ合戦を繰り広げる。
先にリングに戻った滝澤は、後で戻った吉田の足を掴んでレッグブリーカーを決め、低空ドロップキックやインディアンデスロックで足攻めでリードを奪い、吉田のエルボーも受けきって逆水平を浴びせると、吉田の足をキャッチして肩に担いで膝へ落とす変形ドライバーを決め、永田裕志ばりの敬礼ポーズからナガタロックⅠで捕獲する。
逃れた吉田は逆水平合戦に挑み、吉田が連打で競り勝つと、フラップジャックから背中へのドロップキック、ランニングローキックはキャッチされるが、切り返した吉田は変形チキンウイングアームロックこと吉田固めで捕獲、生膝蹴りの連打からアームドラックとニーを同時に打ち込む打撃技から、ハイキックを狙うもキャッチした滝澤は膝十字で捕獲しアンクルホールドへ移行、更にロープ越しのドラゴンスクリューから、足がロープに絡まった状態の吉田にムーンサルトプレスを投下する。
滝澤はランニングダブルチョップから担ぐが、着地した吉田はハイキックからバックドロップで投げ、バスソーキックを浴びせるも、ハイキックはかわされると、滝澤が逆にハイキックから高飛車を決め、エルボー合戦は吉田が競り勝つも、ミドルキックをキャッチした滝澤は張り手の連打からリストクラッチ式での高飛車を決め3カウントを奪い王座を防衛も、試合後は第4試合で復活千葉6人タッグ王座を奪取した雄馬率いるハッピー大サーカス団が現れ、ダイナソーが挑戦することをアピールした。
第5試合のTAKAvsTAJIRIによる元WWE対決は、TAJIRIに腕攻めにTAKAが苦しむも、TAKAはジャストフェースロックから活路を見出し、TAJIRIのハンドスプリングエルボーからのバスソーキックもTAKAがジャストフェースロックで切り返す。TAKAはみちのくドライバーⅡを狙うが、逃れたTAJIRIが腕へのキックを放つと、TAKAは飛び膝で応戦しみちのくドライバーⅡを決めるも、TAJIRIが切り返してからバスソーキックを炸裂させ、再度バスソーキックを狙ったところで、TAKAがスーパーKを炸裂させると、みちのくドライバーⅡで3カウントを奪い勝利。
UWAミドル級選手権試合は旭が阿吽を決めるも、政宗がアームドラックから強引に丸め込んで3カウントを奪い王座を防衛、だが試合後に最上がイスで政宗を殴打して王座挑戦を表明。また休憩前には柏が6・17千葉Blue Field大会をもって引退することが発表された。【試合結果詳報】滝澤大志が吉田綾斗を下しSTRONGEST-K防衛。真霜拳號復帰戦でタッグ戴冠も凶月から追放通告、怒りの佐藤悠己が復帰宣言。柏大五郎が引退表明。TAKAみちのくvsTAJIRI…K-DOJO後楽園詳報 https://t.co/1asscmhzDC #週プロモバイル #kdojo pic.twitter.com/g0EXsnoArp
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2018年4月22日後楽園ホール大会にご来場ありがとうございました!
紙一重ながら3度目の防衛に成功いたしました
かろうじて17年目のKAIENTAIも滝澤がど真ん中に立っていると言えるかな…
駅で疲れて動けなくなり、来た電車を何本も乗り過ごす
体力は空っぽだけど充実感で胸いっぱいです#kdojo#k16th pic.twitter.com/O8rIjfs1d0
— 滝澤大志 @4.22 後楽園ホール大会 (@takizawa_kdojo) 2018年4月22日滝澤さんの方が強かった
ただそれだけ
俺も持てるもんは出し切った
超えるほどの実力をもってなかっただけ
やっぱすごいなあの人は
まだまだ俺はあの背中追っかける側なんやなーて思いました
あの最高の王者が待っててくれるならあの人にまた挑戦したいな
また1からやってくから#kdojo
— 吉田綾斗 (@ayato_kdojo) 2018年4月22日復帰。
俺にはブランクなんか関係無いってことだ。
そして、左膝はもう弱点じゃないってことだ。
それとも、相手がその程度のチームでしかなかったってことか?
どちらにしろ、本物は俺達ってことだ。
— 真霜拳號 (@mashimo_kengo) 2018年4月22日真霜拳號完全復活!!!!!
これからだったのに…
あの頃の凶月にはもう戻れない。
5月27日 復帰決定。
真霜拳號&佐藤悠己&十嶋くにお vs タンク永井&木高イサミ&本田アユム pic.twitter.com/ACCUt7T2Yr
— 佐藤悠己 (@satooo_kyun) 2018年4月22日1個無くなってカバンが軽くなってよかった。わけねーだろ!!重いカバンが好きなんだ俺は!!また増やさねばならぬ…。そしてタンクと最上くんと本田くんとまた少し仲良くなった。
— 木髙イサミ (@isami_777) 2018年4月22日復帰したての人間に負けても
みすぼらしくたってもう仕方がない
俺らが凶月を守る#kdojo #凶月
— タンク永井 (@tank_nagai) 2018年4月22日後楽園大会たくさんのご来場ありがとうございました
このタイミングでTAJIRI選手とやれて良かった
17年目のKAIENTAIDOJOもよろしくお願いいたします
大会後夢のある話をいただきました!
これからのKAIENTAIDOJO見逃せなくなりますよ!#kdojo #k16th pic.twitter.com/xkxn4mohc3
— TAKAみちのく (@takam777) 2018年4月22日負けたが、気分は最高。オレのプロレス人生、TAKAみちのくがいてよかった。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2018年4月22日後楽園公演!文句ないでしょ!
宣言通りこのベルトはハッピー大6人タッグ王座としてただの6人タッグのベルトにさせるつもりはない。
そして恐竜さんの挑戦やRoSの事など、賛否の否が多いかもしれないけど僕は折れない。ハッピーのためなら何とでも闘う。
それにしてもお酒がうまいね♪ #kdojo pic.twitter.com/NNPiXTqXdy
— 遊馬 (@YumaKdojo) 2018年4月22日ザスルス!(ハッピーにベルトを巻けました
全てはサーカス団の皆の力なのです
そして恐竜もついにシングルのベルトに挑戦。
「恐竜じゃなぁ…」と思うでしょう? だからこそ恐竜の真の力を見せます。
獲物を狩る恐竜を。#kdojo#ハッピー大サーカス pic.twitter.com/QlO0bKShIP
— ダイナソー拓真 (@kyouryu_T) 2018年4月22日ウバウバ、ウババ!…ウンババ!
(勝った、チャンピオン、俺達!…ウンババ!) #kdojo #ダイノストーンズ #ハッピー大サーカス pic.twitter.com/YoCbA7a8rH
— 吉野 コータロー (@koutaro_kdojo) 2018年4月22日やったぜハッピー大サーカス!
新王者になりました!
次はダイナ君がシングルのベルトを獲りに行きますよ!#kdojo #ハッピー大サーカス pic.twitter.com/n0OOn54xqM
— 超人勇者Gヴァリオン (@sggkvalion) 2018年4月22日リング上での出来事が全てだよ
UWAミドル級王座
次の挑戦者は、そして次の王者はこの俺
最上九だ
夜露死苦ゥ!#凶月 #kdojo
— 最上 九 (@mogami_9_kdojo) 2018年4月22日 -
秋山に勝ったゼウスが涙…、諏訪魔は丸藤に勝利でBブロック単独トップに!
4月21日 全日本プロレス「2018チャンピオンカーニバル」エディオンアリーナ大阪第二競技場 865人超満員札止め
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○青木篤志 佐藤光留(10分4秒 アサルトポイント)岩本煌史 佐藤光留◇第2試合◇
▼20分1本
大森隆男 ○吉江豊(8分41秒 体固め)KAI ×丸山敦
※ジャンピングボディープレス【丸山の話】(試合前)「デビューして13年マスクマンでやってきまして、結構自信があったんですけど、その団体を辞めるにあたってマスクを脱ぎましてですね。素顔でやるのは初めてだったもんですから慣れなくて、全然自分の能力が出せなくてですね。集中力ですとか、昔の雰囲気がコントロールできたものができなくなりまして。それでも脱ぐって決めたんで、団体を辞めるっていうことは、団体で作ってもらったマスクで勝負するというのは、だったら辞めるなよってことなんで、辞めるって決めた時に脱ぐことを決めたんですけど、脱いでやっていくうちに最初は全然慣れなくてダメだったんですけど、フリーで大日本さんの一騎当千にも出させてもらって、それなりにやっていけたはずなんですけど、やっぱり周りからは10人いたら10人かぶった方がいいと。言われるまでもなく自分が一番わかってるんですけど、それでも辞めて自分の力でこの世界で生きていくって決めた時にどうしても昔のマスクには頼りたくなくて素顔でやってきたんですけど、素顔になって丸4年ですけど、まだ全然追いつけない。昔の自分に。それでもどっかにかぶりたいという気持ちがあったんだと思います。この前、ジュニアのリーグ戦で青木さんと博多でやった時にですね、向こうがマスクマンだったもんですから、それ脱がしてやろうっていうことで自分もかぶっていって脱いで、ってやれば向こうも脱ぐんじゃないかと。理由を自分は取って付けちゃったんですね、かぶりたいがゆえに。それで力も出せなくて、青木さんにも申し訳ないことしたなと。結局、中身は同じ人間がやってるんで、要は自信だと思うんですよね。その自信をつけるにはどうしたらいいか考えた時、やっぱりタイガースマスク以上の実績をつけなきゃいけないということで、そうなると世界ジュニア獲るしかないと。それさえ獲ってしまえばタイガースマスクを超えられるんじゃないかと。自分の中の自信ができるんじゃないかと。どうしても世界ジュニアがほしい。タイガースマスクを超えるために、自分に勝つために、どうしてもベルトがほしいです」
◇第3試合◇
▼「2018チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○鷹木信悟(11分7秒 裏STF)[2勝3敗=4点]×崔領二【鷹木の話】「もう手段選んでられないから。向こうもいきなりサブミッションで右腕攻めてきたからやばいなと。これ以上、この右腕に負担かかったら。まだ残ってるからリーグ戦。やらなきゃやられるというね。そう思ってこっちも普段DRAGON GATEでやってるような非情なる攻撃で足を破壊してやろうと思って。ああいうふうにいったら精神的ダメージもあっただろうし、こっちも右腕きついけど。まぁ、みんな俺の技いろいろ警戒してると思うけど、俺もいろいろ隠し技持ってるから最後ああやって、その先を見据えてね。(崔に特別な思いはある?)やっぱり崔選手があいのりとか出てる時にタッグ組ませてもらってね。とにかくレスラーは名前を売ると。シングルマッチはもちろん初めてだけど、身長差もあるし。でも身長差あったら俺は懐に入りやすかったけど。鷹木信悟はとにかく動いて、技を食らって食らってでも一瞬のスキを見逃さずにいくしかない。ここまできたら真っ向勝負とか言っていられないね。勝つためにはホント手段を選んでいられない。ホント昨日のジョー・ドーリングとの試合で力の差を圧倒的な差をみせつけられたんで。でも3敗したらアウトだと思ってるから残り2戦、全部獲って、野村、石川。何とか生き残るよ、俺は」
◇第4試合◇
▼「2018チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○石川修司(4分26秒 片エビ固め)[1勝5敗=2点]×ボディガー
※ファイヤーサンダー【石川の話】「まぁ昨日の公式戦でボディガーさん、足悪いのわかったから。この長いチャンピオン・カーニバル、やっぱり実力もそうだし、ケガはどんだけ万全でやっても運もあると思うけど、運の強さもチャンピオン・カーニバル勝ち抜くために必要だと思うんで。俺も優勝しなきゃいけないから思い切りさせてもらいました。でも願わくば万全の状態でもう一回やらせてもらいたいなと。いつかね、思います。これで3勝2敗? 残りましたか? まだ2敗だから。あとは誰かが宮原を2敗で止めてもらって。まだ望みあるんで残り全勝して、30日、決勝のリングに立ちたいなと思います」
【ボディガーの話】「何とか1勝挙げたかったけど、万全でいっても勝つのが難しい石川修司なんで。俺はでもこのチャンピオン・カーニバル、何があっても這ってでも最後まで俺は絶対リングに上がるからな。俺はもちろん応援してくれてるファンの皆さんのためでもあるけど、一番は自分自身のためや。俺が俺に負けへんために最後まで俺はリングに立つ。まぁ、そういうこっちゃ」
◇第5試合◇
▼30分1本
○宮原健斗 ヨシタツ 野村直矢 ビリーケン・キッド(14分44秒 片エビ固め)ジョー・ドーリング 火野裕士 ディラン・ジェイムス ×岡田佑介
※ブラックアウト◇第6試合◇
▼「2018チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝1敗=8点]○諏訪魔(19分3秒 体固め)[3勝2敗=6点]×丸藤正道
※ラストライド【試合後の諏訪魔】
――初遭遇となった丸藤の印象は?諏訪魔「いやぁ何か技をこう思い込めて打ち込んでも吸収されるというか恐ろしいね。効いてねぇんじゃねぇかなって思っちゃう。逆にピンポイントでしつこく攻めてくるし、さすがだなっていう印象ですよね」
――特に秀でていると感じた部分は?
諏訪魔「余裕みたいなものを感じたし、やっぱり場数踏んでるんだなっていうのがあるよね。やっぱトップの位置にいる選手って何かこう吸収されるようなものがあるんでね。そこは凄いなって、そう思いますね。ただ、ヤマ場を乗り切れたわけだから、それはまた次、明日だな。確実に獲って、後楽園、決勝の舞台いきたいと思います」
――丸藤を通してノアを感じた部分はある?
諏訪魔「それは感じるよね。俺ら全日本でやってきた人間にとってノアというプロレスは当然意識する部分はあるし、それは社長を通して全日本というものを感じるしさ。また今日、丸藤選手と絡んで、これがホントのプロレスだって感じたし。何かこう身の回りに凄ぇ人がいるというね、ものを感じますね、今回のチャンピオン・カーニバルは。ただ強ぇプラスアルファ、強さプラスアルファがやっぱあるんだね」
――丸藤に勝った以上、狙うは優勝あるのみと?
諏訪魔「そうだね。完璧に突き進んでいきたいね。10年ぶりの優勝、それに向かって突き進みます」
【試合後の丸藤】
――初めて触れた諏訪魔の印象は?丸藤「昨日もそうなんだけど、やっぱりでかいっていうのはね、俺たちのサイズにとっては脅威でしかないよ、ホントに。でも俺はこのサイズでプロレスラーになって、ましてやこのサイズでヘビー級に入り込もうと思ってやってるんだから、でかい小さい関係なくやってるつもりだし、俺を小さいと思って馬鹿にする奴はただじゃおかないし。でもやっぱりでかいって凄ぇな。でかいって凄いよ、悔しいけど」
――諏訪魔を通して全日本を感じる部分はあった?
丸藤「どうですかね。まだそこまで諏訪魔選手のこと深く知らないんでアレですけど、このリングを守ろうという気持ちは凄く伝わってきたし。悔しいね。いや、強烈だよ、あのでかさ。俺がどんなことしても手に入れられないものだからさ。でもまだあきらめないぞ。俺あきらめるって言葉を置いてこのチャンピオン・カーニバル乗り込んできたから。必ず、必ず俺が優勝する。今日負けても必ず俺が優勝する。みとけ」
◇第7試合◇
▼「2018チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○ゼウス(18分50秒 片エビ固め)[4勝2敗=8点]×秋山準
※ジャックハマー(試合終了後、勝ち名乗りを受けたゼウスは、リングを降りた秋山の下に歩み寄り、深々と一礼。握手を交わした)
ゼウス「本日もご来場、誠にありがとうございました。自分の一番の敵は自分の心の中にあると思っています。人生でどんだけつらく苦しいことがあっても、絶対に克服できる強い心。それを自分はプロレスを通じて表現できたらと思っております。泣く時は…つらい時は泣いて、うれしい時は泣いて……(言葉に詰まって涙ぐむと、大阪のファンはゼウスコールの大合唱を送る)俺よりつらく苦しい思いしてる人いっぱいいると思うけど、俺もまだまだ弱いから、もっと強くなりたいと思って日々、頑張っております。本当にみなさんの応援に心より感謝します。全日本プロレス、そして俺たちの人生は! 祭りやで! わっしょーい! わっしょーい! わっしょーい!」
【試合後のゼウス】
ゼウス「「まぁ、そうですね。やっとまだあと1戦、後楽園でKAI選手が残ってるんで、また気を引き締めて頑張らなきゃいけないですけど、本当に皆さんありがとうという気持ちと、今日戦ってくださった秋山社長にありがとうございますという気持ちで精一杯なんですけど、皆さんにもありがとうございました。今日リングの上で自分の思いが出たのは、実は今回のチャンピオン・カーニバル開幕4日前に、チャンピオン・カーニバルに向けて誰よりも練習しようと思って取り組んで、トレーニング中の事故で左足の外側広筋を肉離れしてしまったんです。小さい部分断裂ですね。その4日後に全日本プロレスの諏訪魔さんという物凄い強敵と試合と。その時に正面からぶつかるスタイルの僕がぶつかれない。気持ちが凄く悔しい。その中でセミファイナルの鷹木信悟選手、宮原健斗選手、みんなの選手が凄いシングルマッチで自分の力出して盛り上げてる中で、僕も最後はああいうラッシュをかけるような勝ち方で勝てたんですけど、凄い自分の中でいろんな葛藤がありまして、100%のゼウスというプロレスラーを見せられないのに、このチャンピオン・カーニバルに出場していい権利があるのかとか、ファンの皆さんは僕をみてどう思ってくれるんだろうかとか。幸いにもじん帯とか骨のケガじゃないんで、今、出続けてるんで、徐々に回復していってます。今日の試合みてわかるとおり。僕の本来の技のベアハッグからのスープレックスとかフライングラリアットとかトペとか、ああいうのはもうちょっと完全な状態になったらまたお見せできると思うんですけど。おそらく5月になれば十分に100%は出せると思います。軽い肉離れなんで。けど、やっぱり先ほど皆さんに言うた言葉はつらくて悔しくて泣く人っているじゃないですか。僕は涙は悪くないから、つらくて苦しい時は泣いていいと思います。それは自分の大切な友人が亡くなった時とか、僕も泣き虫なんで涙が止まらなくなってしまうんですね。でも今回だけは絶対泣いたらアカン、弱音吐いたらアカン。そんなん肉離れぐらいやし、みんなもっとつらい思いしてる人が当たり前にもっといる中で、高山さんなんか首から下が動かない状態から動くように頑張ってる。そうやってみんな命かけて頑張ってる中で、僕たかが肉離れで。けど僕のプロレスにかける思い、全日本プロレスのチャンピオン・カーニバルというものにかける思い。1月のジョー・ドーリングとの三冠戦が終わったあとからずっとチャンピオン・カーニバルをひとつの目標にして頑張ってきたんですね。その4日前に左足をケガして動けないというのは毎日、こんなの言うべきじゃないかもしれんけど苦しい思いが凄いあって。けど思ったんですよ。苦しい思いで泣き言言うたり泣いたりじゃなくて、絶対このケガ乗り越えて、ええ試合して、お客さんに喜んでもらって、涙流すのはその時やなって。その時は喜んで泣いたろって。人生ってそうやって生きていきたいですね。何か苦しいことあっても絶対乗り越えて。プロレスって何やねん? プロレスって何教えてんねん? 暴力教えてるんだ? いや、違うんですよ。プロレスって観て楽しい、けど何かお客さんに伝えることがあるとしたら、僕は自分の一番の敵って己の心の中にあると思うんですよ。自分に勝つことが最大の勝負やし、いくらきついことが人生にあっても立ち向かっていく姿、勝つ姿、結果負けても立ち向かっていく姿を、皆さんにそういう勇気とか元気を与えていけたら僕はええんじゃないかなといつも思って戦ってます」――大阪2連戦でいずれもメインを張り、丸藤、秋山に連勝となったが?
ゼウス「正直この2連勝。2日ともメインを任されるというのは凄く光栄なことであって、セミファイナルの諏訪魔さんと丸藤さんの試合なんか、カードからみたらゴールデンカードじゃないですか。それがメインじゃなくて僕と秋山さんをメインに持ってきて下さって、僕は物凄く光栄です。プレッシャーもありますけど、僕はさっきも言ったとおり、人ってみんなと比べるかもしれんけど、僕の中で比べられるのは僕やから。自分が自分の中でベストを尽くして、自分の中で満足のいく試合、最高の試合をする。もっと言えば次、三冠戦やる時はこれまで4回やりましたけど、その次、5回目はこれまでの中で最高の試合をやってベストバウトをするというのが僕の自分との戦いです。そういうものをいつも戦ってやっていきたいなと思ってます。じゃあ、皆さん、今日も全日本プロレスありがとうございました。このたった一回きりの人生…人生は祭りやで! わっしょい! わっしょい! わっしょい!」
天王山の大阪二連戦の二日目、まずBブロック公式戦、セミでは3勝1敗同士の諏訪魔と丸藤が対戦。突進する丸藤を諏訪魔が場外へ追いやると、鉄柵攻撃やナックルを浴びせ、リングに戻っても諏訪魔はニードロップ、豪快なボディースラムからエルボードロップ、諏訪魔が先手を奪い、丸藤も鞭のようにしなる逆水平で反撃するが、正面から受けきった諏訪魔がダブルチョップでリードを奪わせない。
丸藤はたまらず場外へ逃れるが、諏訪魔の突進を丸藤がかわして鉄柱に直撃させると、鉄柱越しでの見えない角度からのトラースキック、鞭のようにしなる逆水平、リングに戻ってからヘッドロックで捕獲、諏訪魔が逃れてもまた捕獲するし執拗に絞めあげる。
丸藤は逃れた諏訪魔にビックブーツも、2発目をキャッチした諏訪魔はャプチュードで投げ、フライングショルダー、串刺しラリアットからフロントスープレックスと反撃し、ラストライドを狙うが、堪えた丸藤はコブラクラッチで切り返してから顔面への膝蹴り、串刺し背面エルボー、串刺しを狙う諏訪魔にトラースキックイリュージョンで迎撃してから不知火を狙いは、諏訪魔がジャーマンで投げるも、着地した丸藤は時間差ロープワークからラリアットを浴びせる。
丸藤はトラースキックを放つが、受けきった諏訪魔はラリアットで応戦、丸藤の逆水平も諏訪魔がエルボーで応戦した後で、串刺しラリアットから雪崩式ブレーンバスターを狙うと、下へ潜った丸藤はパワーボムで落とし、諏訪魔の串刺しもかわして串刺し虎王を炸裂させる。
丸藤は諏訪魔を起こすと、諏訪魔がいきなりバックドロップで投げ、まさかの攻撃を受けた丸藤に諏訪魔はドロップキックからバックドロップで投げ、再びラストライドを狙うが、背後に着地した丸藤は見えない角度からのトラースキックから虎王を浴びせ、再度不知火を狙うが、諏訪魔はジャーマンで投げ、虎王を狙う丸藤にラリアットで迎撃してからラストライドで3カウントを奪い、4勝目をマーク、現時点で単独トップに立った。内容的には丸藤は自分のペースに引きこめたはずだったが、諏訪魔の無尽蔵のスタミナは丸藤にとって想定外だった。メインの秋山vsゼウスは、ゼウスの逆水平に対し、秋山は頭突きで応戦と真っ向勝負に挑み、フィンガーロックでの力比べも拒否した秋山に怒ったゼウスは鉄柵攻撃の連打、逆水平を浴びせ力で押し込もうとするが、再度の場外戦でゼウスが突進すると、秋山がカニバサミで鉄柵へ直撃させ、鉄柵へ押し付けてからの串刺しニー、通路に連行してDDT、鉄柱攻撃から鉄柵めがけてのカーフブランディング、場外パイルドライバーと徹底した首攻めでリードを奪う。
リングに戻った秋山は頭部へエルボースタンプ、かちあげニーから串刺しニー、頭突きと攻め込み、串刺しニーはゼウスがキャッチして叩きつけ、ショルダータックル、逆水平から串刺しバイセップスエクスプローション、リフトアップスラムと反撃してから、三沢式フェースロックで絞めあげる。
ゼウスはマシンガンチョップからチョークスラムは秋山が逃れ、突進するゼウスにジャンピングニー、ランニングニーの連打、そしてフロントネックロック!ゼウスはロープに逃れた。秋山は起き上がろうするゼウスにニーから突進も、ゼウスはスパインバスターで叩きつけ、今度はゼウスが突進も、秋山はエクスプロイダーで投げるが、起き上がったゼウスはバイセップスエクスプローションで応戦する。
ゼウスは起き上がった秋山にバイセップスエクスプローションからジャックハマー狙うが、秋山は垂直落下式ブレーンバスターで投げ返してからランニングニーを放ち、ショートレンジニーの連打から生膝ニー、そしてエクスプロイダーからリストクラッチ式エクスプロイダーを狙うと、逃れたゼウスがカウンターでバイセップスエクスプローションを浴びせ、チョークスラムで叩きつける。
ゼウスはバイセップスエクスプローションを連発し、秋山もジャンピングニーでの迎撃を狙うが、かわしたゼウスはバイセップスエクスプローションを炸裂させてからのジャックハマーで3カウントを奪い、4勝目をマーク、秋山も手段を選ばないと発言していたとおり、徹底した首攻めなどで攻め込むが、正面からの攻めでは秋山は引けは取らなかったものの、ゼウスに押し切られてしまった。
Aブロックの2勝2敗同士の崔vs鷹木は、崔が三角絞めから腕十字でグラウンドで翻弄するも、場外戦になると崔はハイキックを狙うが、かわされて鉄柱に直撃させてしまい、これを逃さなかった鷹木は鉄柵を使ってドラゴンスクリュー、テーブルを使うなどして右脚攻めでリードを奪い、リングに戻ってもセントーンからサソリ固めと右脚にダメージを与えていく。
崔はローやミドルで反撃、突進する鷹木をリフトアップで前へ放り投げ、ブレーンバスター、フェイント式サッカーボールキックからランニングローキックもキャッチした。鷹木はドラゴンスクリューから足四の字狙うも、崔が逃れてランニングローキックを放つ。、
崔はトップコーナーからの雪崩式ブレーンバスターで投げると、那智の滝を狙うが、かわした鷹木はグーパンチから熨斗紙、バンピングボンバー、雄叫びからバンピングボンバーを連発、崔のハイキックをかわしてMIDE IN JAPANを決める意図、STFで捕獲してから、ひっくり返し裏STFことMANRIKIに移行して、崔はギブアップとなり、鷹木は3勝目をマークする。2勝2敗の石川vs2勝5敗で脱落が決定しているボディガーは、ロックアップもボディガーは下半身に踏ん張りがきかず、うずくまり、ボディガーは逆水平も手打ちで威力がなく、石川がエルボーに押し切られてしまう。
石川はダイビングフットスタンプ、串刺しラリアットを連発も、最後の一発はボディガーがラリアットで迎撃するが、ボディガーは左足を押さえて追撃できない。石川はフルネルソンで捕獲も、力で振りほどいたボディガーはハンマーの連打から左ハイキック、ラリアットを炸裂させ、ブレーンバスターで投げてからハイキックを狙うが、ブロックした石川がファイヤーサンダーからジャイアントニーを連発、生膝ニーからファイヤーサンダーで3カウントで完勝を収め、3勝目をマークした。
天王山の大阪二連戦を終えての経過は、Aブロックは宮原が4勝1敗で単独トップに躍り出て、同じ4勝ながらも2敗の火野が2位で追いかけ、3勝2敗で石川、ジョー、鷹木が追いかける。
Bブロックは無敗の丸藤が大阪二連戦では連敗となったため失速、諏訪魔が4勝1敗で単独トップ、同じ4勝ながらも2敗の秋山、ゼウスが2位で追いかけ、3勝2敗で追いかける。22日の名古屋はAブロックでは宮原vsジョーと石川vs崔、Bブロックでは諏訪魔vsヨシタツ、丸藤vsKAIが組まれているが、諏訪魔はヨシタツを嫌悪しているだけに、思わぬ落とし穴にならなければいいが…
また第2試合では吉江に圧殺された丸山が青木の保持する世界ジュニア王座に挑戦を表明した。
大熱闘大阪2連戦終了!
ご来場頂きましたお客様ありがとうございました❗
明日は2018チャンピオン・カーニバル第12戦・名古屋国際会議場大会
試合開始は17:00
皆様のご来場お待ちしております!#ajpw #2018cc #名古屋国際会議場 pic.twitter.com/oUoWFwsC7W
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2018年4月21日【全日本】注目初遭遇 諏訪魔が丸藤を熱戦撃破で首位浮上▼秋山も止めてゼウス4勝目、地元で連夜の「わっしょい!」締め▼ボディガー撃破 石川3勝目で連覇へ望みつなぐ▼鷹木3勝目 非情の足攻めで崔撃破▼丸山が世界ジュニア挑戦表明…大阪大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw #2018cc pic.twitter.com/77pObdk50A
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年4月21日皆様、大阪大会、誠にありがとうございました!秋山さんに試合には勝ちましたが、勝負では、まだまだ負けてます。これからも精進して参ります!
— ゼウス(全日本プロレス) (@zeusmatsuri) 2018年4月21日全日本プロレス チャンピオンカーニバル大阪大会2日目にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
今日のゼウスは全日本に上がりたての頃のように荒々しかった。ゼウスはそれがいい!
また負けた…#ajpw #チャンピオンカーニバル
— 秋山準 (@jun0917start) 2018年4月21日全日本大阪大会でした!
チャンピオンカーニバル公式戦、vsボディガー。
負傷していましたが、ボディガー選手の意地を感じました。これで3勝2敗!生き残るぞ!! pic.twitter.com/Xl1fsBHW9R
— 石川修司 (@g0925union) 2018年4月21日なりふり構わずだよ。
正直、真っ向勝負だけでは分が悪い。
勝たなきゃ意味がないからな!#2018cc https://t.co/YrXXyikZaS
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2018年4月21日チャンピオンカーニバルはなんとか3勝目!
残り全勝すればまだ可能性あるだろ?
普段、DGのぬるま湯で試合してても俺は俺なりにしっかり技を磨いてたつもり。
正攻法だけでは分が悪いな。
昨日、ジョーにぶっ飛ばされて俺は学んだよ。
しかし、アジアヘビー王者の技もマジで効いたわ〜#2018cc pic.twitter.com/fpKq2PlhnO
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2018年4月21日 -
タイガーマスクのライバル、ブラックタイガー誕生!
1982年4月21日、新日本プロレス蔵前国技館で初代タイガーマスクのライバルとして初代ブラックタイガーがデビューした。
正体はマーク・ロコでイギリスマットではタイガーのライバルの一人であるダイナマイト・キッドと抗争を繰り広げ、1979年9月には国際プロレスに初来日、阿修羅・原の保持するWWU世界ジュニアヘビー級王座に2度挑戦していた。1980年に10月、イギリスマットには佐山聡がサミー・リーのリングネームで登場を果たし、9日はロコと初対決。二人の対決はイギリスマットでドル箱カードとなり、サミーはイギリスマットでも絶大なる人気を博し、キッドに次ぐ新しい好敵手の出現でロコも大きな影響を受けた。
1981年、サミーとロコは世界ヘビーミドル王座決定戦として対戦する予定だったが、サミーが突如イギリスマットから消えたことで、試合そのものがキャンセルされた。実は佐山に新日本プロレスから帰国命令が下っており ロコ戦を前にしていたのもあって佐山も帰国を断ったのだが、営業本部長だった新間寿氏の強引な説得の前に渋々了承し、ロコ戦をキャンセルして日本へと帰国してしまったのだ。帰国した佐山に待ち受けていたのは虎の覆面であるタイガーマスクのマスクだった。4月19日にタイガーマスクに変身した佐山はキッド戦で再デビューを果たし、、四次元殺法と名づけられた空中殺法で一大センセーションを巻き起こすことで、アントニオ猪木を凌ぐ人気選手へとのし上がっていった。
サミー・リーが突然イギリスマットから去ったことでイギリスのファンは落胆するも、ロコは気にする暇もなく試合をこなしていたが、新日本プロレスからオファーがかかる。日本では初代タイガーマスクのデビューと連動して「タイガーマスクⅡ世」が漫画化しており、宇宙プロレス連盟の最後の刺客としてブラックタイガーがタイガーマスクⅡ世と試合を繰り広げていた。これに目をつけた新日本もタイガーのライバルとしてブラックタイガーを誕生させることになり、うってつけの選手ということでサミーのライバルだったロコに目をつけたのだ。
オファーを受けたロコは最初は素顔のロコとしての来日だと思っていたが、ブラックタイガーという新しいマスクマンとして来日を希望され、既に新日本もタイガーマスクvsブラックタイガーを行うことを発表しており、日本では週刊少年サンデーで連載されていた「プロレススーパースター列伝」でタイガーマスクの新たなライバルとしてブラックタイガーの存在を公表していた。考える猶予もなく"たまにはマスクマンになることも悪くない”と思ったロコは日本限定でマスクマン、ブラックタイガーに変身し日本に来日、だがタイガーマスクの正体は誰かは明かされなかった。
タイガーマスクvsブラックタイガー戦はテレビ朝日系列の特番枠である「水曜スペシャル」で生放送され、タイガーの保持するWWFジュニアヘビー級選手権として行われたが、自分も「プロレススーパースター列伝」を読んでいたこともあって、"タイガーマスクの最後の日が来た”と思った。タイガーはねちっこく攻めるブラックの対し、フライングボディーアタックからローリングソバットで活路を見出すも、ブラックのダブルニードロップをかわして場外へ逃れるタイガーに、ブラックはトペ・スイシーダを発射、更に鉄柱攻撃で大ダメージを与える。
これで主導権を奪ったブラックは攻勢をかけ、暗闇脳天ことツームストーンパイルドライバーで突き刺すが、自身の強さを誇示するためなのかカバーに入らず、KO勝ちを狙ってダウンカウントが数えられる。それでも起き上がったタイガーはブラックの暗闇脳天狙いを切り返して、逆にツームストーンパイルドライバーで突き刺すと、フライングボディーボディープレスで勝負に出るが自爆。ブラックはブレーンバスターの体勢からトップロープに打ちつけるために前へと叩きつけ、タイガーはバックの奪い合いからジャーマンを狙うが、ブラックは急所へのバックキックで阻止、急所へのバックキックは今では定番の反則技だが、初公開したのはブラックでジャーマン破りの技として大きなインパクトを与える。
主導権を奪えないタイガーは場外戦へと引きずり込み、ロープ越しのフライングボディープレスを投下するも、場外での足四の字固めを仕掛けて逃げを選択、両者リングアウトでタイガーは王座を防衛も、内容的にも負けに等しい引き分けで、この試合でブラックタイガーはタイガーマスクのライバルとして認知された。その後ブラックは「ビッグファイトシリーズ」に参戦、猪木が体調不良で欠場となったことでタイガー、ブラック、そしてNWA世界ジュニアヘビー級王者だったレス・ソントンとの三巴の抗争がシリーズのメインとされたが、タイガーはペロ・アグアヨとの防衛戦直前に右膝を負傷し欠場、WWFジュニア王座は返上され、5・6福岡でブラックはグラン浜田との王座決定戦で勝利を収め新王者となる。右膝が回復したタイガーも25日の静岡でソントンを破りNWA世界ジュニアヘビー級王座を奪取、26日の大阪で挑戦者としてブラックと再戦、試合はタイガーがプランチャを自爆、ジャーマン狙いも急所へのバックキックで阻止されるなど大苦戦を強いられるが、暗闇脳天からの背面ダイビングエルボードロップをかわしたタイガーがツームストンパイルドライバーから初公開のラウディングボディープレスで3カウントを奪い王座を奪還、この試合後にブラックは知人からタイガーの正体はサミー・リーであることを知らされたという。
後にロコは「タイガーマスクはサミー・リーのさらに上を行っており、タイガーと対等に苦労しました。当時の私のキャリアを振り返っても一番のピークだった」と語っていたが、ロコはブラックタイガーとして6回対戦しタイガーの5勝0敗1分、ピークだったロコことブラックタイガーですらタイガーマスクに勝てることが出来なかった。タイガーとブラックの最後の対決が行われたのは1983年2月7日の蔵前国技館大会、これまでタイガーのジャーマンを全て急所へのバックキックで防いできたブラックだったが、タイガーが読んでバックキックを防ぎ、後頭部へのローリングソバットからのジャーマンスープレックスホールドで3カウントを奪い勝利、この試合を最後に二人の対戦は行われず、タイガーは引退して新日本を離れるが、ロコはブラック・タイガーとして継続参戦し、ジュニアの一角を担い続けたが、91年にイギリスでの試合中に脊髄を損傷して引退しリングを去った。
そのロコは2016年6月に公の場に登場しGスピリッツでのインタビューに答え、上井文彦氏の招きで来日、12月7日に開催された「STRONG STYLE HISTORY」に来場して、初代タイガーマスクこと佐山と再会、オールドファンを狂喜させた。なおブラックタイガーのキャラは新日本から離れ、現在5代目、7代目がプロレスのリングに登場している。
(参考資料 Gスピリッツ、ARCHIVES Vol.1初代タイガーマスク。タイガーマスクvsブラックタイガーは新日本プロレスワールドでも視聴できます) -
丸藤がゼウスにKO勝ち寸前も、まさかの逆転負け!ジョーは鷹木に完勝!
4月19日 全日本プロレス「2018チャンピオンカーニバル」エディオンアリーナ大阪第二競技場 512人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○岩本煌史(4分31秒 片エビ固め)×岡田佑介
※孤高の芸術◇第2試合◇
▼30分1本
○秋山準 大森隆男 吉江豊(11分16秒 片エビ固め)KAI ディラン・ジェイムス ×丸山敦
※エクスプロイダー◇第3試合◇
▼「2018チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○崔領二(14分56秒 エビ固め)[1勝4敗=2点]×野村直矢
※赤川鉄橋【崔の話】「野村直矢、最高ですね。俺はずっと全日本プロレスナンバー1の逸材は俺、野村やと思ってるんで。最高ですね。あいつは勝ち負けじゃないんで。成功というものがひとつのバロメーターだったら、俺は彼に成功の2文字の未来しかみえないから。何回やっても気持ちいいですね。このままの調子で決勝いきます。世界タッグチャンピオンなんで、このままいきたいと思います」
◇第4試合◇
▼「2018チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○ジョー・ドーリング(9分48秒 エビ固め)[2勝2敗=4点]×鷹木信悟
※レボリューションボム【ジョーの話】「これで3勝2敗だ。ついに俺がチャンピオン・カーニバルに優勝する時が迫ってきたんだ。このままの勢いでコーラクエンのファイナルにいくからな」
【鷹木の話】「クソ! あんな怪物、初めてだよ。でも心の中のどっかで俺は怪物だけど、あいつは同級生だから。あいつの中で同級生という感覚ないかもしれないけど、同じ昭和57年生まれ。今やったら新日本で内藤や飯伏がプロレス界を盛り上げてる。俺たちもこんなんじゃ終われねぇんだよ。もしかしたらジョーとは会話したことないけど、そういった心と心がつながっていたかもしれない。あぁ潰されたよ。潰された。ジョー・ドーリング凄い。最後、遊園地のアトラクションに乗ってるみたいだったね。回ってると思ったら頭打ったよ。あいつはそんなこと言わないと思うけど、どっかで同じ昭和57年生まれとしてつながってるというのを試合して少しは感じたよ。またやりたいね。いやぁきつい。これで俺、2勝2敗か。一戦一戦やり尽くしてるけど、まだ終わりじゃないから。まだ終わりじゃないから。クソ。せっかくDRAGON GATEのシリーズ休んで、金網入ること決まってても全日本出てんだ。それ相当の手土産もって帰んなきゃかっこつかねぇな。あぁ効いた。強ぇ」
◇第5試合◇
▼30分1本
諏訪魔 ○石川修司 青木篤志 佐藤光留(17分27秒 片エビ固め)宮原健斗 ヨシタツ ×中島洋平 ビリーケン・キッド
※ファイヤーサンダー◇第6試合◇
▼「2018チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝4敗=2点]○ボディガー(7分17秒 エビ固め)[4勝2敗=8点]×火野裕士
※ラリアット【ボディガーの話】「チャンピオン・カーニバルという凄い舞台に立って、ちょっとケガしたからってそのまま負け越しで終われるか。今日は意地みせたったぞ。それだけや。今日は意地みせた。優勝もう無理かもしれんけど、チャンピオン・カーニバルは最後まで戦うことが一番大事やと思うんで、明日もそして全部戦い抜く。まぁ、そういうこっちゃ!」
◇第7試合◇
▼「2018チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○ゼウス(17分33秒 エビ固め)[3勝1敗=6点]×丸藤正道
※ジャックハマー(試合終了後)
ゼウス「ちょっと生意気な言葉遣いやけど、これは俺の気持ち。みんなに伝えたい。俺がこのチャンピオン・カーニバル、必ず優勝する。そして全日本プロレスのトップは俺がぶん捕ったる。この全日本プロレスという団体を日本一の団体にしたいんや!それじゃ、最後のわっしょいいくでぇ!これからの全日本プロレス、そしてここにいる俺たちの人生って何かわかるか? 人生は祭りや。人生は祭りやで! わっしょーい! わっしょーい! わっしょーい! みんなホントにありがとう」【ゼウスの話】「まぁリング上で言わしてもらったけど、今日はこの大阪という舞台でノアの丸藤から勝つことができた。これは本当に大きな1勝やと思ってる。このまま明日も秋山社長に勝って、チャンピオン・カーニバルはこのゼウスが優勝する。ええか! 全日本プロレスをごらんの皆さん、人生って何かわかるか? 一言で言うたら祭りなんや。人生は祭りやで! わっしょーい! わっしょーい! わっしょーい! ありがとう」
【丸藤の話】「クソ。とうとう負けちまった。あの体、凶器だな。クソ。単純に強いよ、単純に強い。単純に強ぇ」
「2018チャンピオン・カーニバル」も折り返し地点を通過となったが、ここあでの経過を振りかえすとAブロックは宮原と火野が4勝1敗でトップグループ、鷹木が2勝1敗、石川とジョーが2勝2敗で追いかける。Bブロックは秋山が4勝1敗で単独トップ、丸藤が3勝0敗、諏訪魔が3勝1敗で追いかける状況で、天王山である大阪2連戦を迎えた。
Aブロックの崔vs野村は野村がドロップキックからショルダータックルで崔を場外へ追いやると、エプロンからのフォアアームを炸裂させるが、崔も鉄柵攻撃で逆襲、客席へ連行して叩きつけサッカーボールキックを浴びせ、リングに戻ってスリーパーから首四の字、崔はミドルキックの連打からキャメルクラッチとリードを奪う。
野村も崔のラリアットをかわしてエルボーアタック、串刺しを狙う崔にカウンターのぶちかまし、串刺しエルボーと浴びせていくも、崔はスリーパーで捕獲し、突進する野村にビックブーツを浴びせるなど、野村にリードを渡さない。
それでも野村は崔のブレーンバスター狙いを投げ返し、スピアーを連発してからフロッグスプラッシュも、剣山で迎撃した崔は崔は串刺しエルボーからブレーンバスター、PKと見せかけてサッカーボールキックの連打と畳みかけ、野村もスピアーからのジャックナイフ式エビ固め、フロッグスプラッシュと猛反撃するが、もう1発狙いは崔が阻止して雪崩式ブレーンバスターで投げると、最後はシドマスからの赤川鉄橋で3カウントとなり、崔が完勝で2勝目をマークする。ジョーvs鷹木は、後入場のジョーがリングインするなり、鷹木が奇襲をかけて試合開始となるが、逆水平の連打から串刺しバンピングボンバー、ショルダータックルは全てジョーが受け流し、コンプリートショット狙いも倒れず、逆にボディースラムで投げられ、場外戦でもエプロンに角に腰を打ち付けられるなど、ジョーのパワーの前に圧倒され、鷹木もなすすべもない。
リング内でもジョーが圧倒してパイルドライバーを狙うが、リバースした鷹木はエプロンにジョーを追いやってからショルダータックルを浴びせ、場外に落ちたジョーにDRAGON GATEでも普段見せないトペコンヒーロを発射、やっと起死回生に成功した鷹木はリングに戻ってキチンシンクの連打、ショルダータックル、スライディングビングバンピングボンバーと畳みかけるが、突進したところでジョーがサイドバスターで叩きつけ、パイルドライバーからラリアット合戦を制し、レボリューションボムで勝負を狙う。
ところが鷹木はこれもDRAGON GATEで普段見せないフランケンシュタイナーで切り返すと、DDTから後頭部、正面とバンピングボンバー、ショートレンジで連発し、MIDE IN JAPANを決めるが、キックアウトしたジョーはラリアットを連発し、フライングボディープレスからのレボリューションボムの必勝パターンで3カウントとなり、ジョーが3勝目をマーク、鷹木も普段見せない技まで披露したが、ジョーのパワーの前に完敗を喫してしまう。Bブロックの火野vsボディガーは、左太腿を負傷しているボディガーは足を引きずりながら入場も、開始となると火野は容赦なく左足を攻め、逆水平、ボディースラム、セントーン、串刺しラリアットからヒノスープレックスと圧倒。ボディガーも火野の逆水平に対してエルボーで押し返そうとするが、下半身に力が入っていないせいか火野に受け流されてしまう。
火野はラリアットからFucking Bombで勝負を狙うが、丸め込んだボディガーがハイキックを浴びせるとラリアットで3カウントで逆転勝利、火野はまさかの連敗となるが、ボディガーも一瞬の隙は逃さずも、最後のラリアットは上半身の力で強引に浴びせたラリアットだった。メインの丸藤vsゼウスは、ゼウスのパワーの丸藤が圧倒され、丸藤もドロップキックで反撃も、受け流したゼウスはショルダータックルで弾き飛ばすが、場外戦で丸藤は鉄柵上へのフェースクラッシャーで一気に流れを変え、リングに戻ってから鞭のようにしなる逆水平の連打、ゼウスソバットからステップキック、河津落としと四天王ムーブと攻め込んだ後で、フェースロックからネックツイストと首攻めでリードを奪う。
劣勢のゼウスは丸藤の逆水平に対して、重い逆水平で反撃し、丸藤の時間差ロープワークも読んでリフトアップスラム、串刺しバイセップスエクスプローションからブレーンバスター、丸藤の逆水平をキャッチしてフルネルソンで絞り上げる。
ロープに逃れた丸藤は側転からのドロップキックで反撃、場外に逃れたゼウスにプランチャを発射すると、リングに戻ってからコーナーにゼウスを押し込んで串刺しバックハンドエルボー、ゼウスの串刺しを迎撃してトラースキックイリュージョンと畳みかけ、不知火狙いはゼウスが逃れるもトラースキックの連打、だがゼウスはゼウスはボディガー譲りのハイキックで応戦、丸藤は不知火を狙いも、ゼウスがファイナルカットで切り返し、虎王を狙う丸藤にチョークスラムで叩きつける。
ゼウスはジャックハマーを狙うが、丸藤が堪えると、ゼウスがショートレンジのバイセップスエクスプローション、そして串刺しを狙うが、かわした丸藤が串刺し虎王を炸裂させてゼウスはダウン、和田京平レフェリーは起こそうとするがゼウスは立ち上がれず、ダウンカウントが数えられる。
しかし3カウントでの決着に拘ったのか、丸藤がゼウスを起こすと見えない角度からのトラースキックから虎王、そして不知火で勝負を狙うが、着地したゼウスが強引にジャックハマーをきめ3カウントとなり、ゼウスは3勝目、丸藤は公式戦初黒星を喫し、最後はゼウスが大会を締めくくった。、丸藤も串刺し虎王で勝っていた試合だったが、3カウント決着に拘ったことが仇となってしまった。21日は大阪2連戦の二日目、Aブロックは秋山vsゼウス、諏訪魔vs丸藤、Bブロックは石川vsボディガー、鷹木vs崔の4試合が公式戦として行われる。
【大阪大会1日目 終了】
本日は大阪大会に沢山のご来場ありがとうございました!
次は明日、エディオンアリーナ大阪大会2日目です!
17:00試合開始!
皆様のご来場お待ちしています
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— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2018年4月20日【全日本】丸藤止めた ゼウス3勝目で大阪初日「わっしょい!」締め▼火野2連敗 復帰ボディガーが地元・大阪で初白星▼鷹木2敗目 同い年対決制してジョー3勝目で首位猛追▼野村脱落 崔が1ヶ月ぶり再戦制して2勝目…大阪大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw #2018cc pic.twitter.com/SCqM3H458R
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年4月20日今日の丸藤選手からの一勝は大きな勝利!!
明日は、秋山社長と試合!
秋山社長と試合というより、俺は秋山準という男と試合をする!!
— ゼウス(全日本プロレス) (@zeusmatsuri) 2018年4月20日負けた‥ゼウス選手‥強いな‥あの身体そのものが凶器だね。
明日も大阪で公式戦!
— 丸藤 正道 (@noah_marufuji_) 2018年4月20日昭和57年生まれ最強対決⁉️
ジョーは強烈だったよ。
本当、強烈!
最後に畳み掛けられた時の記憶が曖昧、、、、#2018cc #プロレス57年会 https://t.co/pdYNs6QpBQ
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2018年4月20日全日本プロレス チャンピオンカーニバル大阪大会第1日目にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
今日はリーグ戦公式戦は無く6人タッグ。語るものは…
明日はもう一つの山。ゼウス戦。社長、先輩、そんな事は一切思うな!思いっきりぶつかり合おう!
— 秋山準 (@jun0917start) 2018年4月20日 -
人間発電所 ブルーノ・サンマルチノ
WWE is saddened to learn that WWE Hall of Famer Bruno Sammartino has passed away at age 82. https://t.co/B8nUabP0oh
— WWE (@WWE) 2018年4月18日元WWFヘビー級王者で日本プロレスや全日本プロレスに来日したブルーノ・サンマルチノさんが死去した、享年82歳
サンマルチノさんは1963年5月17日に、ニューヨーク・マジソンスクエアガーデンでバディ・ロジャースをカナディアン・バックブリーカーで僅か48秒で破り、WWWF世界ヘビー級チャンピオンとなり、272キロと体重があるヘイスタック・カルホーンをエアプレンスピンで投げるなどして怪力で、7年8ヶ月の間、ニューヨークの帝王に君臨し若手時代からの友人であり出世を誓い合った最大のライバルの一人である、ジャイアント馬場さんとも対戦。
日本への初来日は1967年の日本プロレスで、この時は立場が入れ替わり馬場さんのインター王座にサンマルチノが挑戦も、この頃から腰痛に悩まされ得意のバックブリーカーを使わなくなっており、ベアバックを必殺技に使っていた。
1972年10月には全日本プロレスの旗揚げに参戦、後にWWFは新日本プロレスと業務提携を結ぶも、サンマルチノさんは馬場さんとの友誼を優先して全日本に参戦し続けた。しかし1976年4月にスタン・ハンセンとの防衛戦の際に、ボディスラムの受身に失敗して首を骨折、サンマルチノさんは2ヶ月で首が完治しないまま復帰するも、この首の骨折が選手寿命を縮める結果となり、1981年に引退を表明、現役最後の試合は1981年10月全日本プロレス蔵前国技館大会での馬場さんとのタッグでタイガー・ジェット・シン、上田馬之介組だったが、実はWWFのリングで息子のデビット・サンマルチノとのタッグで一時復帰をしたこともあるという。
その後ビンス・マクマホンと折り合いが悪くなり、WWFとは絶縁となっていたが、HHHとの交渉でWWEと和解、WWE殿堂入りを果たした。
自分がテレビでサンマルチノさんの試合を初めて見たのは、日本で行われた引退試合、そして生で見たのは1999年5月2日東京ドーム大会での「ジャイアント馬場引退試合」だった。
ご冥福をお祈りします
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火野が崔にまさかの逆転負けで急ブレーキ!「2018チャンピオン・カーニバル」愛媛大会公式戦結果
4月18日 全日本プロレス 「2018チャンピオン・カーニバル」愛媛・松山市総合コミュニティセンター 237人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
▼「2018チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝3敗=4点]○KAI (6分37秒 本家公認・雁之助クラッチ)[2勝4敗=4点]Xディラン・ジェイムス【KAIの話】「いやぁ、きつかった。何が何だかわかんないけど、一発食らったらダメだってわかってるんで、今日は初めから作戦通り狙ってましたよ。あそこだけ食らわなければ何とか耐えられるだろうって。でも凄ぇ。ディラン・ジェイムス恐ろしいですね。でも3つ負けてから2連勝なんでね。このままの勢いで次、名古屋の丸藤戦ですか。それまで時間あるんで、たっぷり作戦練って当日を迎えます。本来だったら実は丸藤さんと俺が全日本プロレスの時に世界ジュニアに初めて挑戦して、勝てばもしかしたらその時、丸藤さんとやってたかもしれない。自分の中では悔しいカードでもあるんで。俺が勝ってたら、その時の相手がもしかしたら丸藤さん名乗り出てないかもしれないけど、たらればの話だけど。凄く楽しみです。ホントに一回も触れたことないんで、天才といわれるもう一人の男、楽しみですよ」
▼「2018チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝=6点]○丸藤正道(11分38秒 片エビ固め)[1勝5敗=2点]X吉江豊
※不知火【丸藤の話】「(戻ってきた和田京平レフェリーに向かって)京平さん、苦しい。(和田レフェリーが『アバラ大丈夫?』と問うと)苦しい。腹出てるから隙間がない。きついわ、これ。あぁ、きつい。(結果はこれで3連勝と順調だが?)そこは勝たなくちゃいけないところ。それにしてもきつい。呼吸が……苦しくなってから無酸素で試合してるみたいな感覚だよ。あぁきつい。でも久々にああいうでかい丸っこい人とやったんで、かく乱できるかなと思ったんですけどね。あの体型で動けるし、ぶっちゃけ参りました」
▼「2018チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○崔領二(9分54秒 エビ固め)[4勝1敗=8点]×火野裕士【崔の話】「チャンピオン・カーニバル初戦、結果出しました。率直な感想言わせてもらいます。3週間のツアー、最高のメンバーが揃って、舵取ってる全日本プロレスさんに俺は何よりも敬意を払います。このメンバー集めてくれて、このメンバーで試合させてくれるというね。喜びがこみ上げるし、最高の舞台で最高のヘビー級が集まって、もちろん優勝狙ってる。で、火野裕士、俺、あいつのこと性格悪そうなんで嫌いやったんですよ。たぶんしゃべっても面白くない奴だっていうのは何となくわかってたし、プロレス観もたぶん合わないだろうし、あいつは自分のプロレス人生で無視しときゃいいやってずっと思ってた。それが当たることになって。いいよ、あいつは。それが正直な思いだったんですね。今日当たってみてひとつ思いました。あいつは素晴らしい。あいつも俺と同じ、孤独にひとりの道を歩いてる。俺、あいつと言葉交わしたことないけど、そう感じました。いろんなこと言われて、いろんなことされて、いろんな道あったけど、あいつの顔にはたくさん心の傷ついた人の顔になってる。その傷ついたところから必死に這い上がって今の自分を確立してる。そんな強さを俺は火野に感じました。で、またやりたいし、こんなもんじゃ終わりじゃないしね。ホント気持ちよかったですね。やっぱ普通のレスラーじゃないですね。何か一歩先に何か持ってるような男でしたね。あいつは凄い。もっと完全決着、まだまだ俺とあいつの物語が始まると思うし。あんだけ体でかくて頑丈やったら、そりゃジョー・ドーリングにも勝つやろうなって。最初フロックかなと思ったけど、立派なもんですよね。認めざるを得ないですね。あいつは素晴らしいレスラーですね。頭でっかちになってた自分にそういうことを気づかせてくれたチャンピオン・カーニバルに感謝したい。あとこれだけ言いますけど、出てる全選手、4月30日にチャンピオン・カーニバル終わるんですよ。終わったら優勝者が決まって、よかったで終わるんですよ。で、また2019年も2020年も始まるんですよ。それは誰か一人は優勝者が決まるから。そこじゃないんですよ。こんだけ素晴らしい舞台を用意してくれて、これだけの戦いが、これだけのアスリートが交差して、そこから何を生むかでしょう。そこからたくさんのお金と夢と世界の扉を生んでいくのがプロレスの意味じゃないかなと僕は思ってるんで。ただチャンピオン・カーニバル出ました、はい、よかったですね。こんなんで終わらすのは絶対ダメ。と思ってるのは俺一人やと思います。4月30日終わったあと、俺は必ずこのチャンピオン・カーニバルに敬意を表して感謝して、これを100倍にも200倍にもする。何かを必ず俺は生んでみせます。そういうこと以外のコメント俺はいらんと思います。誰に勝ったとか、何がよかったどうこう、そんなもんね、プロレスが始まった頃からみんなが言うようなコメントですよ。そんなのいらない。何を生むかですよ。プロレスが、自分の試合が何を生むか、俺はそれだけやと思います。火野はホントに素晴らしい。それは俺の今までのイメージの勘違いやったけど、ホント素晴らしいレスラーです」
▼「2018チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝1敗=8点]○秋山準(7分9秒 エビ固め)[2勝3敗=4点]×ヨシタツ【秋山の話】「(ヨシタツに借りを返して4勝目となったが?)借り返したといっても俺ギブアップだからね。借り返したかどうかわからないけど、俺はあいつの技全部インプットしてるんだよ。いつ何がくる、どうやったらどう入る、全部インプットしてるんだよ。そのへんがあいつに足りないところだ。(これでBブロック単独トップとなったが?)目指すは優勝だから。次、また大きなヤマ場のゼウスがあって、もう丸藤ぐらいの時には有無を言わさないぐらいの得点でいってやろうと思ってるから。絶対勝っていきますよ、ゼウスにも」
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解散を突きつけられたNEW ERAに衝撃、熊ゴローがENFANTS TERIRIBLES入り!
4月18日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2018 CHERRY BLOSSOM」後楽園ホール 751人
<アピール、コメントは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○芦野祥太郎 児玉裕輔(7分36秒 アンクルロック)×三富政行 大谷譲二◇第2試合◇
▼30分1本
カズ・ハヤシ MAZADA ○FUJITA 土方隆司(8分40秒 エビ固め))佐藤嗣崇 タナカ岩石 ×頓所隼 佐山駿介
※SAYONARA◇第3試合◇
▼30分1本
○朱崇花 長浜浩江(11分38秒 片エビ固め)×木村花 万喜なつみ
※チョークスラム◇第4試合◇
▼WRESTLE-1リザルトチャンピオンシップ 60分1本/
[第5代王者]○黒潮"イケメン"二郎(10分44秒 首固め)[挑戦者]×立花誠吾
☆イケメンが初防衛に成功◇第5試合◇
▼30分1本
○近藤修司 河野真幸 NOSAWA論外(12分26秒 エビ固め)アンディ・ウー 伊藤貴則 ×ジェイ・フレディー
※キングコングラリアット(試合終了後)
近藤「おい、やめやめやめ。(リングサイドでイスを持つアンディに)負けたんだよ、オマエは。今負けたんだ。放せ。イスから手を放せ。オマエ、NEW ERA? 情けねえなオマエ。(伊藤に)オマエもだデブ。何よりよ、(稲葉に)NEW ERAのリーダー、オマエが情けねえんだよ。謝れファンに。今日はオマエらの解散がかかった試合だろ? なにケガしてんだコノヤロー! オマエはよ、いつもいつも、ここ一番、大事なときにケガするんだよ。違うかオマエ? オマエ(アンディ)は落ち着け。NEW ERAの件だけどさ、もうどっちでもいいよ。オマエ(稲葉)が決めてくれ。継続してもいいし、解散してもいい。リーダー、オマエが決まるんだろ。誰にも相談するな。オマエの意思で決めろ。あとな、早くケガ治してリングに戻って来い」【バックステージでのベテラン軍】
NOSAWA「ケガだからしょうがないっていうのはあるけど、ケガぐらいで解散懸けた試合を欠場できる、ある意味、決断力は素晴らしい。勝ったケンカがすげーしょぼくて」近藤「消化だったね」
NOSAWA「消化不良。やっぱ全日本のプロレスの方がやりがいがあるというか。これあんま言うと怒られちゃうけど。稲葉ももう追い込まれたんじゃねえか。近藤さんが言った通りだよ」
近藤「まあ、もういいでしょ。NEW ERAは自分たちで決断してください」
伊藤「ふざけんな!(コメントスペースに入って来てベテラン軍と乱闘。離される)」
NOSAWA「そんな元気なら、試合でやれバカヤロー。グダグダ言ってんじゃねえ、バカヤロー。オマエらな、W-1からじゃねえ。プロレス界からいなくなれ。需要がないんだ、オマエらなんか。やめちまえ」
アンディ「NEW ERA解散? そんなん関係あるか。NEW ERAじゃない。仲間連れてくるからやってみろよ。負ける気せえへんよ。あんなヤツらに。ふざけんな」
伊藤「アイツらよ、オレら若いやつ、需要がないと言ってるけど、反則しかできてないやろ。正面から正々堂々やってみろ。オレ絶対倒す自信があるから」
フレッディー「コンドー、コウノー、ノサワー!」
◇第6試合◇
▼WRESTLE-1 クルーザーディビジョンチャンピオンシップ/60分1本
[第11代王者]○吉岡世起(17分32秒 体固め)[挑戦者]×アレハンドロ
※S・K
☆吉岡が4度目の防衛に成功【吉岡の話】「防衛したぞ。アレハンドロ、思ったよりやるじゃないか。あんだけ追い込んでからようやく噛み付いてきたけど、いつでもアレで来い。そうじゃなきゃ足りねえんだよ。オレの目的は、世界ジュニア最多防衛記録を持ってるカズを越えること。近藤修司も稲葉の欠場でイラついてるなら、その怒りの矛先をオレに向けてみろよ」
【アレハンドロの話】「ただただ悔しい…。オレはあのクルーザーのベルトを取るために日本に来た。トーナメントを優勝してオレは強いと思ってた。だけど、チャンピオンの方が強かった。まだまだ足りないスキルがいっぱいあるんで、磨いてまたベルトに挑みますよ」
◇第7試合◇
▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者組]征矢学 ○AKIRA(19分17秒 片エビ固め)[第12代王者組]×土肥孝司 熊ゴロー
☆土肥&熊ゴローは3度目の防衛に失敗、征矢&AKIRAが第13代王者となる。(試合終了後、征矢がAKIRAの腰にベルトを巻く一方で、熊ゴローはダウンする土肥を蹴りつけ、セコンドを振り払って暴行を続ける。そしてカナディアン・バックブリーカーの体勢からの変形ドライバーからセントーン。レフェリーを場外へ投げ落とした熊ゴローがリング下からイスを取り出す。征矢は「オマエらチームじゃねえのか!? やめとけ!」と止めに入るが、熊ゴローがイスで蹴散らす。さらに稲葉にもイスを振り下ろす。征矢とAKIRAが退場。)
熊ゴロー「おい稲葉、ノコノコ出て来てんじゃねえぞ、てめえ。試合もやらねえでよ。てめえのチームと、てめえの腰、てめえの腰選んだんだろ? そんなよ、リーダーによ、オレはもう付いていけねえよ」
(そこへ黒潮、アンディ、吉岡らが駆け込んできて熊ゴローに詰め寄る。するとアンファンテリブルがリングへ。乱闘の末、アンファンテリブルがNEW ERA勢を場外へ排除)
芦野「おい熊ゴロー、オマエめちゃくちゃいいじゃねえかよ。見たらわかんだろ?(黒潮がリングに入ろうとするが、排除される)熊ゴローはよ、おい稲葉、どこいった稲葉? 帰ったか。土肥どこだよ? 土肥、オマエもよ、熊ゴローがよ、いつまでもよ、オマエの下でやってると思うなよ。(熊ゴローに)オマエもう一人だろ? アンファンテリブルでやろうぜ。(握手を求め)答えを今聞かせてくれよ(熊ゴローが握手に応じる。土肥がリングに入ってきてアンディ、伊藤も続くがアンファンテリブルが返り討ちに。熊ゴローは頓所にボディースラム。しがみつく土肥の首を絞め、場外へ投げ落とす)おい、オレも復帰してよ、新メンバー、熊ゴローが入ってよ、これからアンファンテリブル第2章の始まりだよ。その手始めに、オレと熊ゴローでタッグのベルト挑戦する。オレはな、コイツのこと大っ嫌いだよ。でもな、アンファンテリブルそういうユニットじゃねえんだよ。仲良しこよしじゃねえんだよ。上に行くためのユニットなんだよ。わかってるだろ、熊ゴロー?」
熊ゴロー「OK、いいよ」
芦野「征矢、AKIRA、聞いてたか? そういうことだ。これからもよ、このW‐1はアンファンテリブルが仕切っていく。以上」
(土肥はNEW ERAに支えられて退場。リングではアンファンテリブルが5人で写真撮影して引き揚げた。)
【バックステージでの芦野、熊ゴロー】
芦野「新メンバー。一言お願いします」熊ゴロー「見ての通りだよ。自分のチームを捨てて自分の腰を守ったんだろ。きょう大事な試合だったんだろ。それをオマエ、捨ててまで自分を守りたかったんだろ。そんなヤツと一緒に仲間でやってらんねえよ。それだけだ。NEW ERAと分かれて、アンファンテリブルと出会った。それだけ。以上」
芦野「そういうことだ。以上」
【バックステージでの征矢、AKIRA】
征矢「なんとか取りましたね」AKIRA「ありがとうございました。2冠王、おめでとうございます」
征矢「いやいや、2冠王とかそういう前に、オレとAKIRAさんでタッグのベルト、このW-1で何回挑戦しました? 一番多く、オレはあなたとこのタッグに挑んでるんですよ。だからこそ、AKIRAさんとこのタッグのベルト取りたかったんです。オレのなかで一番、AKIRAさんと組んでますから。どうしてもAKIRAさんとこのタッグのベルトが取りたかった。オレの一つのワガママですわ。オレのワガママに付き合ってくれてありがとうございました」
AKIRA「本当にありがとうございます。本当にプロレス長いことやってきて、あんまりいい思い出ってないんですよ。やってきてよかったのかなと思うんですけど、そのなかであったかい思い出ができました。っていうか、熱い思い出ですかね。うれしいです、すっげー。征矢学に声かけてもらって本当によかった。この感覚、たまらないですね。ありがとうございます」
征矢「キャリア、年齢、言ってみればオレたちの方が全然年上だし、若さというものがオレら、野上さんはもう若さも遠のいてる方かもしれないです。これは失礼な意味じゃないですよ。オレも30半ばですよ。20代半ばの2人がタッグチームでいくらやってようが、オレたちの絆はタッグチーム、若さ、それ以上のものを今回、見いだしたとオレたちは思ってます。絶対に折れない気持ち、絶対にベルトを取る、その気持ちが必ず、こうやってベルトを巻く強い意志につながったと思ってます。熊ゴローが試合後、わけのわからない行動に出ましたよ。いくらでもいいです。アイツが好きに自分が思った通りにやればいいですよ。パートナー変えて、芦野? 次タッグから挑戦してくる? 大いに結構だ。新しいパートナーに変わった、そんなのどうでもいいんだ。タッグはお互いの熱い信頼と絆なんだよ! 絶対にオマエらに負けないぞ。いくらでも挑戦受けてやる」
4・3新木場大会でのキャプテンイリミネーションマッチで敗れたNEW ERAは、第5試合で解散をかけての6人タッグ戦が組まれたが、リーダーである稲葉大樹が前日になって椎間板ヘルニアで急遽欠場となり、NEW ERAは稲葉抜きで解散マッチに臨まなければいけなくなってしまった。
稲葉の代わりにはフレディーが起用され、NEW ERAが奇襲で開始となるも、アンディが近藤のKUBINAGEを喰らってから失速し、NOSAWAと河野と共に集中攻撃を浴びせ、更にはアンディのマスクを引き裂くなどしてベテラン軍が先手を奪う。
交代した伊藤もベテラン軍の連係の前に蹂躙されるも、フレディーが伊藤とのミドルキックのサンドバックタイムでようやく近藤を捕らえ、アンディーも加わり連係で攻勢をかけるも、フレディーがコーナーに昇ったところで、河野が雪崩式バックフリップで投げると、伊藤とアンディーを排除したベテラン軍がフレディーを捕らえ、フレディーも懸命に粘ったが近藤のキングコングラリアットを喰らって3カウントとなり、セコンドの稲葉の眼前でNEW ERAが完敗を喫してしまう。
試合後に近藤は解散のかかった大事な試合を欠場した稲葉を罵倒すると、NEW ERAの今後に関しては稲葉に決めろと言い放って退場となる。メインのタッグチャンピオンシップはAKIRAの低空ドロップキックで熊ゴローが入り、征矢が入ってダブルのダブルチョップから決めのポーズを取るなど挑戦者組が先手を奪うが、場外戦となると熊ゴローがAKIRAに場外ボディースラムで反撃し、リングに戻ってからうつ伏せのAKIRAにセントーンを落とすなど、AKIRAの腰に照準を定める。
土肥熊の連係に捕まり窮地が続くAKIRAは熊ゴローに低空ドロップキックで反撃すると、やっと交代した征矢は串刺しバックハンドエルボーからのブルドッキングヘッドロック、土肥がカットに入っても熊ゴローにはネックブリーカー、土肥にはDDTとまとめて決め、熊ゴローにワイルドボンバーを狙う。
しかしかわした熊ゴローはクロスボディーを浴びせると、交代した土肥もショルダータックルで続き、逆水平合戦からドロップキック、そしてパワーボムを狙うが、リバースした征矢はAKIRAに交代し、AKIRAはドロップキックの連打からミサイルキック、延髄斬り、フライングラリアットと畳みかけ、征矢が入って延髄斬りとショートレンジワイルドボンバーのサンドウィッチ攻撃を決める。
勝負に出た挑戦者組は征矢が土肥にデスバレーボムから、AKIRAがムササビプレスを狙うも、熊ゴローがカットに入り、コーナーのAKIRAに熊ゴローが土肥を肩車をしての合体バックフリップを決め、続いて征矢にもダブルラリアットを浴びせて排除する。
勝負に出た土肥熊はAKIRAを捕らえ、コーナーからの合体フェースクラッシャーを決めると、サンドウィッチラリアットからワシントン条約を決め、熊ゴローは征矢、土肥はAKIRAにアルゼンチンバックブリーカーの競演も完成させ、征矢を熊ゴローが変形ドライバーで再度排除されると、土肥はパワーボムから垂直落下式ブレーンバスターを狙う。
しかしAKIRAは丸め込みで逃れてから逆さ押さえ込みも、キックアウトした土肥はラリアットを炸裂させ、ハーフネルソンスープレックスを狙うと、征矢がワイルドボンバーでカットに入り、熊ゴローもワイルドボンバーで排除してから、征矢&AKIRAによるカナディアンバックブリーカー&ダイビングニードロップの合体技を土肥に決め、最後はAKIRAがダイビングニーからムササビプレス3連発で3カウントを奪い王座を奪取した。ところが試合後に熊ゴローが土肥を蹴りつけ、カナディアンバックブリーカーからの変形ドライバーで土肥をKOすると、。熊ゴローのまさかの行動に征矢が止めに入るが、熊ゴローは征矢だけでなく、制止に入った稲葉までもイスで殴打する。
熊ゴローはNEW ERA脱退を表明すると、イケメンやアンディ、吉岡までの入って熊ゴローを問い詰めるが、そこで芦野率いるENFANTS TERIRIBLESが乱入しNEW ERAを排除、熊ゴローと握手をかわし、熊ゴローはENFANTS TERIRIBLES入りとなり、土肥だけでなくACE勢も痛めつけた後で、芦野とのタッグでタッグチャンピオンシップに挑戦を表明して、新メンバーを加えたENFANTS TERIRIBLESは記念撮影で大会は締めくくられた。NEW ERAに解散を突きつけられた状況で、熊ゴローがフライングしてENFANTS TERIRIBLES入り、熊ゴローも土肥とのタッグもこの辺で潮時と感じたのもあったと思うが、これでますますNEW ERA解散に拍車がかかるのでは、果たして欠場中で何も出来ない状況の稲葉はどう判断を下すのか…
第4試合のリザルトチャンピオンシップは、イケメンと立花は再三の睨み合いとなるが、立花が意図的にナックルをレフェリーに誤爆させると、使用しないと明言していた竹刀を持ち出してイケメンを痛打、だが串刺し攻撃をトラースキックで迎撃したイケメンは場外に逃れた立花に鉄柱越えのケブラータを発射する。
リングに戻ってもイケメンが散々焦らしておいてからのダイビングフットスタンプで揺さぶりをかけると、イケメン落しからランニングニーを狙うが、またレフェリーと交錯させた立花が竹刀で殴打し、大外刈り、リストクラッチ式フェースバスターからの脇固め、シルバーロックでイケメンを追い詰める。
逃れたイケメンは雪崩式ショルダースルーからムーンサルトプレスを投下も、かわした立花が竹刀で一撃から首固めも、黒潮が首固めで切り返して3カウントとなり、王座を防衛する。第5試合のクルーザーディビジョンは、アレハンドロのコルタバ狙いを、吉岡が胸板へのローキックを放ってから、コーナーに逆さ吊りにして胡坐をかくなどアレハンドロに対して挑発的な態度を取る。張り手合戦でも吉岡が制し、頭部へのローキック、顔面への低空ドロップキック。、ファルコンアロー、サッカーボールキックと攻め立て、防戦一方のアレハンドロに「やる気あんのか!」と頭部を蹴りつける。
吉岡はアキレス腱固めはマフラーホールドで足攻め、アレハンドロの起死回生の619もキャッチしてドラゴンスクリューと蹂躙するが、アレハンドロはロープ越しのジャンピングハイキックで活路を見出すと、断崖式ヘッドシザースホイップから、場外の吉岡にトペコンヒーロ、リングに戻ってからハリウッドスタープレス式のサマーソルトドロップも、吉岡は延髄斬り、踵落としとリードを許さない。
アレハンドロは突進する吉岡をアームドラックで投げると。セカンドコーナーから飛びつき式のカナディアンデストロイからスワンダイブを狙うも、吉岡はトラースキックで迎撃しミドルキックを乱打、キャッチしたアレハンドロはソバットを放つが、かわした吉岡はローリングエルボーからリストクラッチ式の変型ドライバーで突き刺す。
吉岡は串刺しハイキックから雪崩式ドラゴンスクリュー、そして足四の字で捕獲し、スワントーンボムで勝負を狙うが、アレハンドロは剣山で迎撃してからスイングDDT、変型ラウディングボディープレス、旋回式DDTことESO ES TODOを狙うも、かわした吉岡はバスソーキック、顔面への膝蹴りと叩き込んでいく。
吉岡のバスソーキック、ランニングローキックとかわしたアレハンドロは丸め込むも、全てキックアウトされ、アレハンドロのウラカンラナも後方に倒れこむ変型スタイルズクラッシュで叩きつけられると、最後は顔面へのトラースキックからスーパーキック、そしてプロレスLOVEポーズからのシャイニングウィザード、S・Kと畳みかけて3カウントを奪い、完勝で王座を防衛した。【試合結果】本日はW-1後楽園ホール大会にご来場頂き誠にありがとうございました!試合結果&リポートをHPに掲載!次回4.21静岡・焼津大会も皆様のご来場お待ちしております!詳細→https://t.co/MTf99dcXEU #w_1 #プロレス #pwACE #後楽園 pic.twitter.com/aifMA6UkGp
— WRESTLE-1(W-1公式) (@W_1_official) 2018年4月18日【W-1】征矢&AKIRAタッグ戴冠も…陥落・熊ゴロー乱心でET軍入り 芦野とタッグ挑戦へ▼フェス覇者・アレハンドロ返り討ち 吉岡がクルーザー王座貫録V4▼立花クルリ イケメンがリザルト王座V1▼近藤がNEW ERAに圧勝 欠場・稲葉に「解散お前が決めろ」…後楽園大会詳報https://t.co/vuGwN7jyL4#W_1 pic.twitter.com/lM0gJv9Z2t
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年4月18日よろしくな、熊ゴロー。#w_1 #EnfantsTerribles
— 芦野 祥太郎 (@shotaroashino) 2018年4月18日なんだあれ
まあ元々あーゆー奴か
触れたくもないね
— 土肥孝司 (@KOJI_DOI) 2018年4月18日V4達成!
アレハンドロもいくつか技を隠し持ってたし、強力なものもあった
だけどまだ足りない
どんな王者像を描いてたか知らないが勝ったのは俺だ
アレハンドロには色んなイライラをぶつけさせてもらったけど
今日また新たなイライラが一つ増えた……#w_1 https://t.co/vg4xcczHsj
— 吉岡世起 (@SEIKI1005) 2018年4月18日後楽園大会ありがとうございました。
なんだろう…
とにかく一度気を取り直して、これからニコプロに出演致します!
そこから考えよう! pic.twitter.com/jLjmL8dlPB
— 黒潮イケメン二郎 (@IKEMEN_JIRO_W1) 2018年4月18日俺の言ってることを1番に体現したのが熊とは思わなかったけど、覚悟があって動いたのだろう、そこは評価できる。
今後土肥がどうするのか、そろそろ覚醒しないとまずいんじゃないか。
チケット受付はこちら→ https://t.co/we38Ewf2iD#w_1 #5月6日 #後楽園ホール https://t.co/kNRhq2rJ1F
— 近藤 修司 (@kondo_shuji) 2018年4月18日本日は、後楽園大会ご来場ありがとうございます。 https://t.co/e4YU7Uj7LM
— カズ・ハヤシ (@kaz_hayashi) 2018年4月18日 -
チャンピオンカーニバルヒストリー⑨小橋が念願の初優勝!四天王プロレス時代の突然の終焉
<1999年の出場選手>三沢光晴、田上明、小橋健太、秋山準、大森隆男、高山善廣、ベイダー、ゲリー・オブライト、ジョニー・エース
1998年夏からジャイアント馬場体制に疑問を持った三沢が現場監督に就任、三沢は現場を含めて改革に着手したが、1999年1月に馬場が死去したことで全日本プロレスは大きく揺らぎ始めていた。
99年度は三沢が仕切る最初のチャンピオンカーニバルだったが、川田利明は右腕の骨折で欠場、91年からエントリーしていたスタン・ハンセンは自身の衰えからチャンカンは卒業、トップ外国人選手から一歩引いて準レギュラー扱いとなり、スティーブ・ウイリアムスはWWEへ転出したたため参戦せず、代わりに98年度の世界最強タッグから全日本のレギュラーとなったベイダーが参戦、ベイダーは1月15日横浜文体での小橋とのシングルマッチに勝利した後、3・6武道館で田上を破り三冠ヘビー級王座を奪取することで、ハンセンやウイリアムスに代わるトップ外国人選手へと昇り詰めていた。
参加選手は三沢がリーグ戦による選手の負担を軽減するために10選手に限定、外国人選手もベイダー、オブライト、エースに限定されたが、他団体枠も設けられ、大森とのタッグ"NO FEAR"でフリーながらもレギュラー参戦していた高山、みちのくプロレスから全日本にレギュラー参戦していた新崎がエントリーした。3月26日の後楽園大会から開幕し、小橋は27日の後楽園大会では大森、31日の新潟では三沢、4月2日岡山で高山、4月4日広島では秋山、4月5日の博多で田上と連勝、4月8日大阪でのベイダーとの直接対決ではフルタイムとなる。11日後楽園でのエース戦でもフルタイムドローとなるが、14日岩手でのオブライト戦に勝ち、7勝0敗2分と負けなしで優勝決定戦に進出、決定戦の相手は三沢には敗れ、小橋とは引き分けたものの、他からは全て勝利を収めたベイダーだった。
四天王の中では唯一優勝のない小橋の初優勝に期待がかけられるも、ムーンサルトプレスをキックアウトされた小橋は剛腕ラリアットを狙ったが、ベイダーはかわしてジャーマンを投げた後で逆にムーンサルトプレスを投下、そしてパワーボムからベイダーアタックで3カウントを奪い、ベイダーが三冠王者のままで初優勝を飾り、小橋がまたしても涙を飲んで優勝を逃してしまったが、95年に三沢が優勝してからは、小橋にとってチャンカンは鬼門になっていた。
<2000年の出場選手>三沢、川田、小橋、田上、秋山、大森、高山、本田多聞、井上雅央、泉田純、ベイダー、ウイリアムス、エース、マイク・バートン、ウルフ・フォークフィールド、ジョニー・スミス2000年は三沢がかねてから提唱していたトーナメント方式を25年ぶりに復活させた。1月にオブライトが急死しており、アジアタッグ王者となっていた井上、WWEから移籍しエースとタッグを結成していたバートンが初エントリー、WWEを退団したウイリアムスも復帰を果たしていた。
トーナメント1回戦ではスミスが本田、小橋がエース、ベイダーが高山、三沢が川田、バートンが井上、泉田がウルフ、ウイリアムスが田上を破って2回戦へと進出、3月26日の愛知県体育館では秋山が大森と対戦も、試合開始と同時に大森がアックスボンバーを浴びせて3カウントを奪い、7秒殺で2回戦へ進出する。
この勢いに乗った大森は2回戦でバートン、準決勝で泉田を破ったウイリアムスを破り決勝へ進出、小橋は2回戦でスミス、準決勝で三沢を破って決勝へ進出する。
優勝決定戦は大森がミサイルキックやダブルニードロップと攻め込むが、アックスボンバーを受けきった小橋が猛攻を浴びせ、ターンバックルへのパワーボムからの剛腕ラリアットで3カウントを奪い、念願の初優勝を飾った。だが舞台裏では全日本の方針を巡って、社長である三沢と馬場元子オーナーの間に亀裂が生じ始め埋めがたいものになってしまっていた。
次期シリーズである「スーパーパワーシリーズ」が終わると、三沢が社長を辞任したことを受けて、三沢を含めた選手26人、練習生1人、大半の職員が全日本プロレスを離脱する事態が発生、三沢体制は僅か1年あまりで崩壊、小橋の優勝は1回だけとなり、秋山が優勝したのはNOAHからUターンした後の2013年だった。
全日本は四天王で唯一残った川田、渕正信、太陽ケアら選手、スタッフ6人で継続され、チャンピオンカーニバルも馬場元子、武藤敬司と体制が代わりながらも継続され、NOAHから全日本に戻り社長となった秋山が全日本の看板を守りつつ継続されている。(チャンピオンカーニバルヒストリー完)
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マジ卍トーナメントを制した梅田に新たなる試練!ディーノの市政進出に高木大社長が待ったをかけた!
4月18日 DDT「DDT LIVE! マジ卍 #2」新木場1stRING 145人満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇NO TVマッチ◇
▼10分1本
○岩崎孝樹(3分58秒 体固め)×レッカ▼10分1本
○大鷲透(4分47秒 ラ・マヒストラル)×下村大樹
※もう一人はマッド・ポーリー◇第1試合◇
▼4WAYマッチ
佐々木大輔 ○遠藤哲哉(7分37秒 片エビ固め)彰人 ×大石真翔
※シューティングスタープレス あと2チームはKUDO&高梨将弘、大家健&レディビアード(試合終了後)
佐々木「俺たちはダムネーションから春のお知らせです。ポーリーがもとに戻りました。巨人がチャンピオン・カーニバルばっか出てさびしくなったから、5月1日新木場に新しいペットを連れてくるぞ。そしてもう一つDDTのレスラーどもよく聞け、オマエらのなかに裏切り者がいるぞ」◇第2試合◇
▼マジ卍トーナメント準決勝/5分1本
○MAO(時間切れ判定勝ち)×上野勇希
※Ameba TV視聴者アンケート機能 MAO54.6-上野45.5%【上野の話】
上野「5分という短い時間で、これから梅田さんと伊藤麻希が始まりますけど、正直、伊藤麻希が勝つことはないと思って、僕は決勝で梅田さんとやることしか考えてなくて。この5分間で僕とMAOさんのどっちが勝ったか。僕でしょ。絶対、僕が勝ったと思って。視聴者で投票してくれた方がどういう思いでMAOさんに投票したか分からないけど、5分でMAOさん、先輩を叩き潰せなかった自分のせいです。決勝はおそらく梅田さんとMAOさんでしょう。伊藤麻希が勝ち上がっても、そうなったらMAO三に優勝してほしい。しっかり見たいと思います。本当に悔しいですね。」――投票は僅差でしたが?
上野「でも、僕は試合してる中で勝ったと思ったんで。この試合に関しては僅差でもなんでもなくて、あと一押し、あと一歩で勝てた自信はあります。だから僅差とかじゃなく悔しいし腹が立ちますね。自分にも。自分の思いを届けられなかったことにも。でも「マジ卍」は続くんで。僕の勢いを伝えていけたらと思います」◇第3試合◇
▼マジ卍トーナメント準決勝/5分1本
○梅田公太(4分24秒 キャメルクラッチ)×伊藤麻希【伊藤の話】
伊藤「……確かに試合では負けたけど! ……伊藤はでも、負けながら勝ってたと思う! 私は試合で負けたけど、絶対お客さんの心はつかめてたから。負けて勝ってたと思う。そうしか言えない! 女と男の壁はデカいと思ったけど、でも、プロレスのいいところは男女の差別がないところかなって思うし。伊藤は男でも女でも、誰でも闘っていきたいと思ってる!」――生中継でたくさんの人たちに試合を見てもらえたことについては?
伊藤「いろんな人に伊藤の良さが伝わったと思うから! このまま売れていきたいと思います。本当は伊藤は須藤凛々花みたいなゲスト枠でチヤホヤされる人間になりたかったけど、でもこうやってレスラーとして生まれたことは……まったく後悔してないわけじゃないけど、でも伊藤はプロレスが好きだから、うん。プロレスをしながらチヤホヤされたい。それだけ!」◇第4試合◇
▼男魂伝承其の弐~敗者りりぼんケツバットマッチ~/20分1本
○吉村直巳(6分7秒 片エビ固め)×男色ディーノ
※ラリアット◇第5試合◇
▼20分1本
○HARASHIMA 高尾蒼馬 マイク・ベイリー(8分28秒 体固め)樋口和貞 石井慧介 ×アントーニオ本多
※蒼魔刀◇第6試合◇
▼20分1本
入江茂弘 ○渡瀬瑞基(9分40秒 タイガースープレックスホールド)竹下幸之介 ×勝俣瞬馬◇第7試合◇
▼マジ卍トーナメント決勝戦/10分1本
○梅田公太(6分29秒 片エビ固め)×MAO
※梅田ドライバー(仮)(梅田への優勝特典2つが今林APより告げられる。1つ目は5・1新木場のメインで関本&樋口のKO-Dタッグ王座への挑戦が決定。パートナーは決勝戦を闘ったMAOとアナウンスされた。樋口がリングへ)
樋口「大歓迎です。見せてもらったけど、すげえな、若い力というのは。俺と関本大介の兄弟、関口組がオマエら若い力をささらもさらにしちゃるけんのう、覚悟しとけ」
(続いて、4・29後楽園より梅田公太七番勝負の開催が告げられ、初戦の相手としてNOAHの潮崎豪が登場した)
潮崎「DDTユニバースのみなさん、こんにちわ。プロレスリングNOAH、潮崎豪です。梅田選手、このメイン、ものすごい熱い闘いでした。4・29後楽園、きょう以上の熱い闘いをやりましょう」
(握手を求めるも梅田がそれを叩いて拒否)
梅田「きょう以上の熱い闘いをしよう…というより、次の後楽園、なめんなよ、覚悟しろよ」潮崎「梅田公太七番勝負第1戦、全力で叩き潰す! 覚悟しとけ」
梅田「(マイクを奪って)俺がオマエ叩き潰してやる!(潮崎は退場し、あらためてマイク)トーナメント優勝しました! このメンバーだったら優勝見えてたんで、ぜんぜん思い通りです。でも、2つ、タッグベルトと七番勝負、両方とも勝ってやりますよ。七番勝負、一発目から勝って、7勝、全勝でいきます! ありがとうございました!」
◇大会終了後◇
ディーノがスーツ姿で登場して公開会見。ディーノ「有権者のみなさん、こんばんわ。男色ディーノです。私、DDTのことを考えて、そういえばDDTから、レジェンドっぽい人って出てねえなと考えまして。レジェンドになるにはどうすればいいのか? 政界です。逆に言うと、政治の世界に言ったレスラーはレジェンドっぽく見えるんです。そういう二次効果を期待して、私、神奈川県の某市の市議機会議員に立候補しようかな~と思いついたのが、おとといぐらいです。そこからAbemaTVに言って、いまんところ先ほどの発表ありましたが、4月27日、挨拶回りプロレスという路上プロレスという形で発表していましたが、それは真っ赤な嘘です。私は地方自治体を変えたいという、白い、真っ白い心を地元のみなさんに伝えるために、2時間ただただその人たちに、私の気持ちを知ってもらうというのを2時間中継してもらおうかと。なので、プロレスの枠で取ってますが、それは本当は嘘です」
(解説席にいた高木三四郎が「おいおい、おかしいだろ!」とリングへ)
高木「おかしいだろ! DDTが、AbemaTVさんにお願いして、枠を取ってもらった路上プロレス2時間生中継の枠なんだよ!」
ディーノ「いや、AbemaTVもいろんなコンテンツがあったほうがいいと思うんです。プロレスはこうやって毎週見ることができるわけですし、そうじゃなくて挨拶回りというコンテンツがあってもいいんじゃないかなと思うんです」
高木「いやいやいや! そんなのやられたらたまったもんじゃねえ。だいたいオマエな、市議会議員選挙といってるけど、俺は衆議院議員選挙に出てんだぞ! 選挙に関しては、わたくし、高木三四郎のほうが上です! オマエは選挙をなめている!」
ディーノ「あのすいません、その出馬された時、結果はどうだったんですか?」
高木「…えー、結果は2800票で落選しました」
ディーノ「2800票…(苦笑)」
高木「勝手なことばかりやりやがってふざけるな! オマエの挨拶回り、俺が阻止してやる! 選挙を、なめるなー!」
(花道でも高木は「選挙を、なめるなー!」と叫んで去る)
ディーノ「みなさん、いまの見ましたか? 暴力的な姿…私は、この世の中から暴力をなくしたい! そのために、一切の暴力を排除し、挨拶回りにいこうと思います。この世の中から、ラブ&ピースを忘れないようにみなさん、この男色ディーノに、清き1票をよろしくお願いいたします!」
先週から始まったAmeba TVでのレギュラー中継番組「DDT LIVE! マジ卍」で、先週から開催された「マジ卍」トーナメント準決勝、決勝が開催され。まずトーナメント第1試合の上野vsMAOはMAOがトリッキーな動きで先手を奪うが、上野がフォアアーム、串刺しエルボーからミサイルキックで流れを変えると、ワンハンドバックブリーカーから逆エビ固めを狙う。だが逃れたMAOはスタンガンからハリウッドスタープレスを投下し、スピンキックもキャッチした上野が逆片エビ固め、だが逆エビ固めを逃れると、ドロップキック合戦から上野がミサイルキック、裏投げと畳みかけるも、5分タイムアップ。視聴者投票の末MAOが勝利となったが、自分的には上野に投票を入れたものの、はっきり言って甲乙つけがたかった。
トーナメント第2試合の梅田vs伊藤は、開始から梅田が伊藤の顔面にキックを浴びせ、ストンピングの連打からボディースラム、腰にニードロップ、キチンシンクからボディースラム、キャメルクラッチと圧倒、伊藤はエルボーからボディー頭突きの連打、DDTで反撃するが、ドロップキックを受け流した梅田はビックブーツと相手が女であろうが容赦なく攻める。
伊藤はドロップキックからショルダータックル、頭突きの連打でやっと梅田も倒しl、小こけしから突進するが、キャッチした梅田がボディースラムからサッカーボールキック、ミドルキック、そしてキャメルクラッチで伊藤は無念のギブアップとなり、梅田が決勝に進出する。決勝の梅田vsMAOは、MAOがドロップキック、ランニングエルボー、ストンピング、首投げからスリーパーと先手を奪うが、梅田はミドルキック、ボディースラムからニードロップ、サッカーボールキックで反撃、串刺し狙いはMAOがドロップキックで迎撃しコーナーも、阻止した梅田はソバット、MAOはドロップキックで応戦し、場外の梅田にスワンダイブ式ケブラータを発射、リングに戻ってダイビングニードロップ、みちのくドライバー1と畳みかけてからキャノンボール450°で勝負を狙うも自爆となってしまう。
エルボー合戦から梅田がミドルキック、ソバット、読み合いから飛び膝を浴びせると、最後は梅田はPKからスピンキック、PK、梅田ドライバーで3カウントを奪い優勝を果たし、優勝者の特典として5・1新木場大会ではMAOと組んで関本大介&樋口組が保持するKO-Dタッグ王座への挑戦、そして4・29後楽園から梅田の7番勝負が組まれ、第一戦としてNOAHの潮崎豪が登場、梅田と睨み合いを展開した。トーナメントは準決勝は5分、決勝は10分と限られた試合の中で勝負をつけるか、また引き分けとなった場合、視聴者投票を想定してファンに内容とインパクトを残せるか、強さだけでなく考えることも求められるトーナメントだったが、制したのは梅田。梅田も樋口とは同期で本来なら並び立つ存在でならなければいけないのに、負傷によって1年間も長期欠場を余儀なくされた。タッグ王座への挑戦はやっと樋口と同じフィールドに立てたという意味でもあったが、酒呑童子を脱退してKO-D6人タッグ王座を奪取することで結果を出したが、今度は樋口を抜くことが出来るかの戦いになってくると思う。また七番勝負という過酷な戦いも同時に始まり、緒戦はNOAHの潮崎となった。潮崎も同日にはNOAH新潟大会で清宮海斗と組んで中嶋勝彦&マサ北宮組の保持するGHCタッグ王座への挑戦が決まっていることから、ダブルヘッダーとなるが、その潮崎に梅田が爪痕を残すことが出来るか…
セミの4・29後楽園で行われる竹下vs入江の前哨戦は、入江との共闘を選んだ渡瀬が竹下組の連係に捕まるも、交代した入江が竹下に垂直落下気味のベリートゥベリー、竹下の上に勝俣をパイルドライバー、竹下にデスバレーボムと攻め込んで猛反撃し、竹下の突進も入江が弾き飛ばす。
ALL OUTは再び渡瀬を捕らえるが、入江のカットを受けた渡瀬が勝俣との丸め込み合戦からのバックドロップからタイガースープレックスで3カウントを奪い勝利、試合後は入江が渡瀬を同士と認めて握手となったが、後輩の上野が6人タッグ王座を奪取したことで危機感を抱いた渡瀬が入江との共闘を選んだが、懸命に粘って自らの勝利につなげたことで、渡瀬の選択は間違っていなかったことを示した。先週のゲストである最上もなさんにちょっかいをかけたことで吉村が怒って実現したディーノ戦は、試合前にディーノがセコンドの大石に吉村がロープに走ったところで足を引っ張るように指示するが、試合となると大石のいる方向に吉村は走らず策は失敗、ディーノは吉村のパワーに圧倒されてしまう。
それでもディーノは男色殺法で反撃するが、レフェリーと交錯した際にディーノが男色ドライバーを決めるも、レフェリーはダウンしたままカウントは入らず、それでもディーノはロープへ走るも、大石が間違って足を引っ張ってしまい、最後はディーノが持ち出したバットを奪った吉村が一撃からラリアットで3カウントとなり、吉村は大金星を挙げ、試合後に吉村がゲスト解説の須藤凜々花さんが罰ゲームとしてディーノの尻にケツバットも、怒ったディーノが須藤さんを襲撃、、そこで東京女子のプリンセス王者である山下実優が須藤さんを救出、次回大会でディーノvs山下による敗者爆破ケツバットマッチでの対戦が決定してしまう。
第1試合の4WAYタッグマッチはDAMNATIONが遠藤のシューティングスタープレスで大石を降すも。佐々木は新しいペット(メンバー)とDDT内に裏切り者が出ることを予告した。大会終了後にはディーノが公開会見を開き、神奈川県の某市の市議機会議員出馬、そしてAmeba TVで放送する予定だった路上プロレス枠を挨拶周りにために使わせてもらう発言をすると、衆議院選挙出馬で落選というトラウマを持つ高木大社長が絶対阻止を掲げた。
【試合結果詳報】梅田マジ卍T優勝、4・29後楽園で潮崎豪と七番勝負初戦&5・1新木場でMAOと関本&樋口KOーDタッグ挑戦/須藤凜々花さんがディーノにケツバット/カリスマ“新ペット”投入宣言…DDT新木場詳報 https://t.co/DnHEfYciT0 #週プロモバイル #ddtpro #DDTマジ卍 #AbemaTV pic.twitter.com/eJBAvj6gTs
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2018年4月17日伊藤麻希は同じ年で出身も近くて何かと共通点のある相手
気迫がすごかった。もう戦うことはないかもしれんけどまた。
潮崎さんは同郷で戦うことのない相手と思ってたので七番勝負の一番目から倒しにいきます
熊本地震から二年たって運命みたいなものを感じた一日
— 梅田公太 (@janome0007) 2018年4月17日DDT新木場大会に顔を出してきました。
梅田公太選手7番勝負の第1戦目に相手させていただきます
七番勝負のつらさ、厳しさを叩き込む。
楽しむ気は全くない。
よろしく。#noah_ghc #ddtpro https://t.co/2Grk8aFXlM
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2018年4月17日準決は攻め切られて完全に負けたと思ったら勝てた…卍
決勝は視聴者投票に持っていくまいと思ってたら多分お互いに同じ事考えで熱く濃縮された闘いになった卍
あの数分で出し尽くせてただけに悔しい
ご来場の皆さん視聴者の皆さんこの闘いを作ってくれてありがとうございました#DDTマジ卍
— MAO / 井上麻生 (@xinomaox) 2018年4月17日そしてまさかのKO-Dタッグ挑戦ですか…
正直、これだけ前向きになれない挑戦もなかなか無い
確かにこのタイトルは狙ってたけど、そうじゃないんだよ
けどこんな気持ちで挑戦したら王者組にも歴代王者にも梅田さんにも失礼
やるからには、全身全霊かけてやる
応援して頂けたら嬉しいです
— MAO / 井上麻生 (@xinomaox) 2018年4月17日コソコソしょーもない事ばっかしやがって!
まぁでも、過程がなんであろうが
シングルで男色ディーノに勝ったぞ
もがさん見てましたか!
あなたに手を出したクソ野郎は、俺がバッチリぶっ倒しましたよ(°▽°)@mogatanpe #ddtpro #DDTマジ卍 #AbemaTV pic.twitter.com/yFlm9UUHnM
— 吉村 直巳 (@naotasu0421_dna) 2018年4月17日>>次回5.1 #DDTマジ卍 で
男魂伝承其の参。男色ディーノ選手相手に戦うことが決まりました。
敗者には爆破ケツバット
女魂みせてやる!!!!!!
りりぽんのために必ず倒す!!
#AbemaTV #tjpw #りりぽん #須藤凜々花 pic.twitter.com/EFHFIFsu8v
— 山下実優 Miyu Yamashita (@miyu_tjp) 2018年4月17日MAOさんと闘った中で1番勝てる手応え感じたんです。
でも自分の勢いが足りなかったか決勝に押し出したいと思われなかったのかわからないけど、視聴者投票で結果は負け。
これからのマジ卍は全員を見返すつもりでやっていきます。
結果論ですけど優勝して梅田さんとタッグ挑戦したかった。#DDTマジ卍
— 上野 勇希 Yuuki Ueno (@dna_ueno) 2018年4月17日DDTマジ卍新木場終了!ゲスト須藤凜々花さんの「これがシュートって言うんですか」発言最高でした!凄くDDT向きなのでまた来てください!
今日の激闘及びケツバットは見逃し視聴でご覧下さい!トレンドにも入りました!
DDT LIVE!マジ卍#2 @AbemaTV で無料配信中 https://t.co/uLgSnA4RSP#DDTマジ卍 pic.twitter.com/3hlvF0VJXF
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2018年4月17日そして思いつきで神奈川某所の市議会議員になりたいという男色ディーノに第41回衆議院議員選挙で神奈川9区から立候補した私が選挙の厳しさを4月27日19時に生中継で教えてやる。選挙をなめるな!
DDT路上プロレスin神奈川県 @AbemaTV で4/27 19:00から放送 https://t.co/NbnFVGkaEH#ddtpro#DDTマジ卍 pic.twitter.com/rqduZ6MINh
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2018年4月17日 -
ジャンボ鶴田が初代王者も、難産の末統一された三冠ヘビー級王座
全日本プロレスの三冠ヘビー級王座は現在一つのベルトにまとまっているが、インターナショナルヘビー級・UNヘビー級・PWFヘビー級と歴史の深い3本のベルトを束ねた権威ある王座である。
その三つのベルトが統一されるきっかけになったのは87年6月、天龍革命が活性化されてからで、インター王座はジャンボ鶴田、PWF王座はスタン・ハンセン、UN王座は天龍源一郎がそれぞれ巻いていたが、どの王者が強いのかと問われ始め、3人の王者による王座統一戦の気運が高まっただけでなく、3王座より最も権威が高いとされたNWA世界ヘビー級王座が、WWF(WWE)に唯一対抗していたジム・クロケット・ジュニアのクロケットプロモーションによって独占され、NWA会員だった全日本に王者を派遣しなくなったことで、全日本のクロケットの関係が険悪化しつつあり、ジャイアント馬場も将来的にNWAから離れることを視野に入れて新たなる権威ある王座を必要としていた。
1988年9月11日広島で行われたハンセンvs天龍によるPWF&UNのダブルタイトル戦から三冠統一路線が始まり両者リングアウトで2王座とも統一はならなかったが、10月から全日本に復帰したブルーザー・ブロディが割って入り三冠統一路線に参入、四つ巴の争いとなっていく。1989年3月9日にハンセンvs天龍の再戦が行われ、天龍が首固めで3カウントを奪い二冠を統一するも、27日の武道館大会ではブロディが鶴田を破りインターヘビー級王座を奪取する。4月4日愛知で谷津嘉章を降しインター王座を防衛したブロディと、武道館でハンセンの再戦を退けた天龍の間で初の三冠統一戦が15日大阪で行われ、試合はブロディの最大の必殺技であるコーナー最上段からのキングコングニードロップを喰らいながらも、序盤での天龍の足攻めが効いていたせいかカバーに入れず、九死に一生を得た天龍が場外でパワーボムを決めるも両者リングアウトの引き分けで王座は統一ならず、インター王座は19日仙台でブロディとの再戦でフォール勝ちを収めた鶴田の手に戻り、ブロディも7月にプエルトリコで不慮の急死となったことで、三冠統一は再び鶴田と天龍の二人に絞られたかに見えたが、7月27日の長野で盟友ブロディの急死で燃えたハンセンが天龍を大流血に追い込んだ上で、コーナーに昇る天龍にウエスタンラリアットを浴びせて場外まで吹き飛ばしてKO、ハンセンが勝利で二冠王となり、三冠統一は鶴田とハンセンに絞られた。
鶴田とハンセンによる三冠統一戦は10月17日の広島で行われたが、テキサス州アマリロで共にファンクスの教えを乞うたもの同士で仲も良かったこともあって盛り上がりの欠く試合が多かったこともあり、そのためか広島での統一戦は両者リングアウトとなって、またしても三冠統一ならなかった。昭和から平成となり3月6日にやっとクロケットプロが2年ぶりにNWA世界王者を全日本が派遣したが、王者リッキー・スティンボードへのクロケット側が「鶴田、天龍の世界ヘビー級王座への挑戦は認めない」と指示を出すと、馬場が「だったらNWA王座はウチの三冠より下と扱わせてもらう!」と激怒し、三冠統一へと拍車をかける。89年4月16日後楽園大会で鶴田とハンセンの間で三冠統一戦が行われたが、盛り上がりに欠くことを意識しすぎたのか、場外で客席まで雪崩れ込む大乱闘を繰り広げると、長すぎる場外戦に歯止めがきかず、レフェリーの制止も聴かなかったため、両者リングアウトではなく収拾不可能ということでノーコンテストの裁定を降し、三冠統一どころか不完全燃焼の結末に後楽園のファンは怒り、ブーイングを浴びせ、物まで飛び交うなど会場が騒然となる事態にまで発展してしまった。
この事態を受けて2日後である18日大田区体育館で再戦が行われ、鶴田は流血するもハンセンのウエスタンラリアットをかわして丸め込んで3カウントを奪い、やっと三冠統一はなされたが、試合もやっぱり盛り上がりに欠ける凡戦だった。だが難産の末に全日本の新たなる権威であるよ三冠王座がやっと誕生した。
鶴田は2日後の20日大阪で天龍の挑戦を受けたが、受身の取れない急角度のパワーボムで天龍をKOして初防衛に成功、おそら鶴田の仕掛けたパワーボムは失敗作で、天龍が失神か首を負傷したことを受けて和田京平レフェリーが試合を止めた形となったのだろうが、改めて鶴田の強さを知らしめた。
6月5日の武道館大会で鶴田は天龍と対戦し、天龍がパワーボムで3カウントを奪い王座を奪取したが、しばらくして全日本はクロケットプロとの提携を解消、正式にNWAから脱退した。以降選手権認定宣言からはNWA認可がなくなり、「PWFが認定する三冠ヘビー級選手権試合」とされ、全日本独自の権威のある王座が誕生した。 -
石川が野村を粉砕!ボディガーが欠場!「2018チャンピオン・カーニバル」鹿児島大会公式戦結果
4月16日 全日本プロレス「2018チャンピオン・カーニバル~東郷温泉ゆったり館 presents 鹿児島大会~」鹿児島・オロシティーホール 345人 超満員
▼「2018チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝3敗=2点]○KAI(10分0秒 片エビ固め)[1勝4敗=2点]X吉江豊
※メテオインパクト【KAIの話】「いやぁ、きつかった。もう辛勝でしょう。いやぁ吉江さん、強い。その中でもね、一発抱え上げて落とせば、チャンスがあればいってやろうと思ってたから。皆さんに今日は助けられました。プロモーションもこの鹿児島大会、行かせてもらって、いろんな人の応援が聞こえて、それが今日の勝ちにつながりました。やっと初日が出ました。長かったなぁ。長い。チャンピオン・カーニバルは長いね。でも気持ちよかったですね。勝ったから気持ちよかったのかな。でも次も勝てるようにしていかないといけないですね、このまま。連勝、突き進まないと俺は決勝までいけないでしょ? まだ望みあるでしょ? いつもスロースターターなんで俺は。ここからいきます。本州のちょうど最南端の鹿児島県に来たから、あとは昇るだけじゃないですか。いやぁ疲れた」
▼「2018チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○ヨシタツ(14分40秒 片エビ固め)[2勝3敗=4点]Xディラン・ジェイムス
※CBJ【ヨシタツの話】「あぁ、きつかった。きつかったけど、最後の最後、聞いた? あの会場のヨシアーミーの声援。あれに助けられた。俺はね、自分ひとりの力じゃどうにもならないのを知ってる。でも応援してくれるヨシアーミーたちがいるから最後のダメだってところでもう一回返せるんだよ。これだよ、この試合。やられてやられて最後に勝つ。それで勝てればいいんだよ。それでこれから勝っていく。俺、2敗でしょ今? これから全部勝ったらまだ優勝の可能性……まだみんな消化してないからね、可能性まだあるから。2敗してるけどあきらめずに絶対にチャンピオン・カーニバル初出場・初優勝、狙ってるから。よろしくお願いします。Stay Tune」
▼「2018チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○石川修司(14分40秒 エビ固め)[1勝3敗=2点]×野村直矢
※スプラッシュマウンテン【石川の話】「あぁ、やっと2勝目。いやぁ想定と違ったよね。でもまだ3つ残ってるから。全勝して、あとは火野とか宮原とは終わってるけど、強いのが残ってるから、まだこのまま全勝でいけないと思うんでね。その時、ひっくり返せるポジションに自分がいるように残り全勝でいきたいなと思います。(ここまで黒星先行だったが気持ち的に折れなかった?)追いつめられて、やっぱり今回、丸藤正道、鷹木信悟、火野裕士というね、この人たちがみんなピッチ上げてるから、ディフェンディングチャンピオンとして悔しい部分もあったんで、やり返そう、見返そうという思いでやってたんですけど。これで五分なんで思い通りいかなかったですけど、まだ終わってないんでこれから全部勝ちます」
▼「2018チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝1敗=8点]○宮原健斗(不戦勝)[4敗=0点]×ボディガー
※ボディガーが左ふくらはぎに違和感を感じたため、大事を取って欠場 -
チャンピオンカーニバルヒストリー⑧ 初の巴戦による優勝決定戦、秋山の台頭、そして疲弊する四天王…
<1997年の出場選手>三沢光晴、川田利明、田上明、小橋健太、秋山準、大森隆男、泉田純、スタン・ハンセン、スティーブ・ウイリアムス、ゲーリー・オブライト、ジョニー・エース、ジャイアント・キマラ
97年度は泉田、アブドーラ・ザ・ブッチャーのパートナーからシングルプレーヤーへの転換を図っていたキマラがエントリーも、泉田は開幕戦で左足首の脱臼の重傷を負ったため公式戦は1試合もこなせないまま不戦敗扱いとなった。またリーグ戦には参戦しなかったが、全日本が鎖国から方針を転換、他団体に門出を開いたことでFMWからハヤブサ、崩壊したUWFインターの後続団体であるキングダムから佐野友飛(佐野巧真)が特別参戦を果たした。この頃の小橋は前年度にも田上を破り三冠ヘビー級王座を奪取、ムーンサルトプレスから豪腕ラリアットをフィニッシュにするなど実力をつけ始め、初優勝にも大きな期待が寄せられた。
3・22後楽園での開幕戦では小橋は大森と対戦して白星発進し、本田、オブライトと連破、そして3・28長岡では三沢を豪腕ラリアットで降してシングル初勝利を収め。30日愛知では秋山を降すなど勢いに乗る。一方三沢はオブライト、大森、秋山を連破、小橋と敗れた後で30日愛知では川田とフルタイムのドロー、4・2大阪ではウイリアムスに敗れ、川田は本田を下して白星発進も、翌日にはハンセンに敗れ、大森とキマラには連勝、三沢と引き分けた後で、エース、オブライトと連破、この時点で川田が13点でトップ、2連覇を狙う田上が12点、小橋が10点、三沢が7点という展開となった。
小橋はエースを降し、4・5岡山で田上に敗れて公式戦初黒星を喫したが、ハンセンを破り、三沢は本田、田上から連勝、、川田はウイリアムスとフルタイムドロー、秋山に勝利。4・12後楽園では川田と小橋が直接対決するがフルタイムのドロー、4・13金沢では三沢はハンセンを降し、4・14新潟では川田は田上、三沢はキマラを降すも、小橋はウイリアムスに敗れ、この時点で川田が単独トップに、4・15福島で田上がハンセンに敗れて、この時点で19点の川田と小橋が優勝決定戦に進出も、最終戦目前で三沢がエースを破り、川田と小橋に並んで19点となったため、優勝決定戦はチャンピオンカーニバル初の優勝決定巴戦となった。
4・19武道館大会前には3選手による試合順を決める抽選が行われ、三沢vs小橋からスタートする。三沢vs小橋は両者激しい攻防となるも、フルタイムのドローとなり、インターバルがないまま三沢は川田と対戦、6分でパワーボムに敗れてしまう。優勝争いは川田と小橋に絞られ、小橋も懸命に粘ったが、川田がジャンピングハイキックで3カウントを奪い2度目の優勝、小橋はまたしても優勝を果たすことが出来なかったが、この巴戦を契機に三沢は全日本に不満を抱き始めていく。
<1998年の参戦選手>三沢、川田、田上、小橋、秋山、大森、泉田、ハンセン、ウイリアムス、エース、オブライト、ウルフ・フォークフィールド、キマラ
98年は開幕前に5・1に東京ドーム大会の開催を発表、メインは三沢の保持する三冠ヘビー級王座に川田が挑戦することになったことで、川田の2連覇が予想されたが、これまで1度も優勝戦線に食い込んだことがなかった秋山が22日の後楽園大会でハンセンからシングル初勝利を奪ったのをきっかけに、苦手だったキマラと連破、3・26千葉での川田戦には敗れたものの、三沢とフルタイムドロー、左足を痛めた田上の欠場による不戦勝、大森、オブライト、泉田を連破、4・11後楽園での小橋戦はフルタイムドローとなるが、エース、ウルフを破り、ウイリアムスとはフルタイムドローとなったが、小橋を差し置いて初の優勝決定戦進出を決める。
優勝決定戦の相手は2年連続で三沢、三沢は22日の後楽園では田上に敗れて黒星スタートとなるが、オブライトに勝利、秋山と川田にフルタイムドローとなるが、泉田、小橋、エース、大森を連破、だがエース戦で左足膝蓋骨を骨折したことが判明、それでも三沢はドーム大会を控えていたのもあって出場を強行、ハンセンとはフルタイムドロー、ウイリアムス、キマラ、ウルフを連破、2位を確定したことで優勝決定戦に進出した。
4・18武道館で行われた優勝決定戦は秋山が左膝攻めで試合を有利に進めたが、秋山の突進をかわした三沢がジャーマンを連発し、タイガースープレックスで流れを変えると、エクスプロイダーを狙う秋山にローリングエルボー、バックスピンエルボー、後頭部への浴びせ蹴りを決めた後で、三沢がタイガードライバーからのランニングエルボーで3カウントを奪い2度目の優勝となるが、満身創痍の状態のままで5・1ドームで川田を迎え撃つことになり、秋山は飛躍のきっかけを作ったが、三沢を中心とする四天王に疲弊が見られるようになっていった。
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サイモン氏が社名変更でIGFは終焉も、IGFの看板だけは独り歩きしていた
(週プロモバイルより)
10日夜、東京・銀座で先ごろIGF株式会社より商号変更した株式会社アシストがマスコミ懇親会を開催した。商号変更後も引き続き、会社を引っ張る青木弘充社長やサイモン取締役らが出席し、9日に開かれた株主総会でも商号変更が承認されたことを報告。
これにより、名実ともにIGF株式会社の名は消滅。今後は株式会社アシストとして、中国初の本格的プロレス団体「東方英雄伝」を運営していく。東方英雄伝は4月21日に中国、北京のEvolution Training Clubでアシスト体制となって初の興行を、日本では5月27日(日)エディオンアリーナ大阪第二競技場で大会を開催する。
サイモン取締役は「次の北京、5月の大阪大会以降もイベントをやっていこうという話になっています。特に中国では話がかなり来ているのですが、その話をうのみにはできないので。本当にやれるのかどうかを見極めながら、できれば月に1回ぐらいのペースで大会をやっていこうと思います」とコメント。同社が入っているビル8階のバーで懇親会はおこなわれるなか、IGFあらためアシストが新たな船出をきった。
IGFが社名を株式会社アシストに変更されたことが報じられ、公式HPも東方英雄伝の名前は変えられ、猪木関連の記事が全て削除されたことで、IGFは事実上消滅した。2007年6月29日に旗揚げした際にはカート・アングルvsブロック・レスナー戦実現など話題を振りまいたIGFは昨年で10周年を迎えたが、何もなかったら猪木を中心として10周年を迎えていたはずだったと思う、だがIGFの10年目は猪木のIGF完全撤退表明から始まって、猪木とサイモン氏らIGFによる泥仕合となり、そして終焉となったが、終焉も旗揚げ時と比べるとひっそりしたものだった。
IGFは一体何だったのか、プロレススタイルとすれば猪木がプロレスと格闘技を分け隔てるつもりのなく扱っていたことで、猪木がかつで築いてきた異種格闘技戦のようなプロレススタイルであり、従来のプロレスとは一線を画して独自性があった。だがもう一つの面があるとすれば、プロレス界全体がアントニオ猪木の時代であると威厳を示すために作られた団体でもあり、消滅した理由もIGFという団体の価値観を高めるより、猪木の価値観を高めることに軸を置いた結果だった
新日本プロレスを去った猪木は企業では新日本どころかマット界は再建出来ない、いや自分らが守ってきた秩序すら守られないと思い、自分が旗振り役としてマット界の秩序を守った上で再建させると考えていたが、皮肉にも猪木が新日本を去ったことで、マット界全体も新しい波が押し寄せ、新日本は企業という新しい力を得ることで再建することが出来たことを考えると新日本だけでなくマット界全体にも新しい波や秩序が押し寄せるきっかけを作ってしまったのも猪木自身だったのだ。
猪木は10年前以前の感覚でしか持ち合わせておらず、それは現在も変わっていない。その猪木をサイモン・ケリー氏を始めとするIGFは長年にわたって神輿として担ぎ、マット界の中心と威厳を示してきた、それを考えるとIGF側も”猪木は”もう時代にそぐわない人間”であることは薄々気づきいたのかもしれない。だがIGFは猪木のおかげでスポンサーが集まり、客を集めてきたことから、時代にそぐわない猪木を神輿として担がざる得ず、猪木自身も"自分がいなければIGFどころかマット界は成り立たない”と考えていた。だが次第にIGFは「自分らが神輿と担いでいるおかげで猪木は成り立っている」と思い始めていった。
IGFの一番のターニングポイントは選挙出馬と国政復帰だったとされているが、それは間違いないと思う。猪木が国政復帰する際にはIGFも大きくバックアップしたが、猪木という神輿は今まで自ら動いて勝手に担ぎ手を変えてきた。猪木の国政復帰は神輿の担ぎ手がIGFから変わってしまっていたことを意味していたのたが、IGFは猪木がいなくても、自分らが担いでいる神輿を猪木だとすればいいとしか考えておらず、また猪木自身もIGFは自分がいなければ成り立たないと考えて自身の名前を使うことを認め続けた。猪木が国政復帰した理由も、まだ国政に対する未練が残っていただけでなく、IGFが自分を下に置こうとする空気を猪木なりに察知し、その嫌な空気から逃れたかったからかもしれない。
猪木から全てを任されたと思い込んでいたサイモン氏らはプロレスと格闘技を分け隔てるつもりのなく扱っていた猪木の意に反しMMA路線を敷くことでプロレスと格闘技を分けるようになったが、次第にプロレスよりMMAをメインに置くようになった。IGFがMMA路線を軸に置いた理由は新規スポンサーの獲得やフジテレビでの地上波放送も視野に入れてのことで、地上波のゴールデンでIGFをアピールすれば、また猪木の価値も上がり、プロレスだけでなく、格闘技全体にも威厳を示せると考えていた。ところがIGFのMMA路線は失敗、BSで放送していたフジテレビどころかスポンサーも撤退したことで、一気に資金源を失ってしまい、また猪木が一歩引いたことで選手とフロントの間で不協和音も生じ始め、IGFから選手が次々と離れ、遂には道場も閉鎖するなど綻びが生じ始めていく、だがIGFは猪木の名前さえあれば大丈夫であり、いざとなったら猪木が助けてくれるとして危機感を抱こうともしなかった。
IGFは新ブランド「NEW」を設立したが、猪木はこの時点で自身の権利関係を持ち出し「コーラルZ」となる新しい猪木事務所を設立、IGFから撤退して猪木の名前を取り上げていたものの、サイモン氏らは猪木が撤退したことをひた隠しにして、猪木の名前を使い続けていた。この事が猪木の逆鱗に触れ、IGFから完全撤退していることを表沙汰にすると、サイモン氏らを追い出した上でIGFを整理しようとしたが、「自分らが神輿と担いでいるおかげで猪木は成り立っている」と思い込んでいたサイモン氏らは猛反発して、猪木の行状を暴露してコーラルZという新しい担ぎ手を追い出そうとしたが、サイモン氏らはいつの間にか新しい神輿を見つけ担ぎ出しており、そして裁判となったものの、猪木やサイモン氏ですら、IGFのことには誰も触れようともしなかった。
IGFは裁判の末、猪木側の要求が通ってIGFは名称変更を余儀なくされたが、猪木も既にISMを設立していたこともあってIGFの名称を使う気はなく、サイモン氏もIGFの名称に猪木の名前がなくなった以上名乗る意味もないため、価値すらなくなったIGFの看板はひっそりと外して、アシストという看板に付け替えた。結局サイモン氏にとってIGFは猪木の価値観でしか見ていなかったのだ。
誰も使おうとしないIGFの看板に、IGFに参戦していたケンドー・カシンと藤田和之によって、"はぐれ"と"インターナショナル"がつけられ、はぐれIGFインターナショナルとなって生まれ変わり、元IGFの選手を中心となって旗揚げ戦が開催された。新日本プロレスが猪木がいなくても独り歩きしていったように、猪木やサイモン氏がいなくとも、IGFの看板だけはしっかり形を変えながらも独り歩きしていたのだ。15日大日本プロレス・ススキノ大会で鈴木秀樹がストロングBJW勢を挑発している姿は「オレの首を掻っ切ってみろ!」と新日本の選手らに迫った猪木を彷彿させたが、猪木をメインでなく、ゲノムファイターとして育てられた選手達をなぜメインとしなかったのか…惜しいとしか言いようがない。