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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

真霜拳號が10ヶ月ぶりに復帰も、凶月が2派に分裂!

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真霜拳號が10ヶ月ぶりに復帰も、凶月が2派に分裂!

4月22日 K-DOJO「KAIENTAI DOJO 16周年記念大会 CLUE-K SUPER evolution16」後楽園ホール 1136人

◇第1試合◇
▼花見達也デビュー戦 タッグマッチ/20分1本
本田アユム ○最上九(6分52秒 羽根折り固め)柏大五郎 ×花見達也

◇第2試合◇
▼進垣リナ デビュー戦 シングルマッチ/20分1本
○笹村あやめ(6分11秒 ブロックバスターホールド)×進垣リナ

◇第3試合◇
▼UWA世界ミドル級選手権試合/30分1本
[第67代王者]○政宗(10分52秒 丸め込み)[挑戦者]×旭志織
☆政宗が初防衛に成功

(試合終了後、政宗がコーナーでベルトを掲げていると最上が現れ背中にイス攻撃)

最上「おい、かたき討ちだよ。本田さんから取ったそのベルト、取り返すのはこのオレ、最上九だよ。次の挑戦者は、最上九で、よろしくー!」

◇第4試合◇▼復活!千葉6人タッグ選手権 新王者決定ガントレットマッチ[1]リッキー・フジ 洞口義浩 ○カーベル伊藤(体固め)ケリー・シックス ×KASAI ワンマンクルー※ダイビングボディープレス

[2]遊馬 ○吉野コータロー ダイナソー拓真with超人勇者Gヴァリオン(体固め)リッキー・フジ ×洞口義浩 カーベル伊藤
※フライングボディーシザースドロップ

[3]○遊馬 吉野コータロー ダイナソー拓真with超人勇者Gヴァリオン(首固め)×バンビ 真琴 雫有希

[4]○遊馬 吉野コータロー ダイナソー拓真with超人勇者Gヴァリオン(17分55秒 体固め)×梶トマト GO浅川 マリーンズマスク
※ダイナソーボム
☆遊馬&コータロー&ダイナソーが第6代千葉6人タッグ王者となる。

◇休憩明け◇
(休憩前のリングに柏と旭が登場し、先月から始まった柏大五郎のインフォメーションコーナー。千葉・Blue Fieldでの定期戦、ビッグショーの新名称を発表。柏のカウントダウンからスクリーンでBlue Field定期戦が「チーバトル」、ビッグショーが「GRAND SLUM」と発表される。会場からは失笑がもれる)

旭「わかりますよ」

柏「だから言ったんだよ」

旭「ボクらも最初はニヤニヤしました。でも、これまでのCLUB-K3000という名前と比較してみて、チーバトル、わかりやすですよね? これって慣れなんです。慣れていけばすごく愛着のある名前になる気がしています。そして、ビッグショーは、こちらカッコイイです」

柏「こっちはいいね」

旭「GRAND SLUM後楽園ホール大会とか、GRAND SLUM新木場1stRING大会、そういう形で今後、名称変更していきますので。そちらの方も早く慣れていただきたいと思いますんで、どうぞよろしくお願いします」

(続いて柏のインフォメーションコーナーが今回で最終回になることが旭から告げられ、柏が理由を説明)

柏「えー、わたくし柏大五郎ですね、6月17日をもちまして引退をさせていただくことになりました。(「えー!?」「嫌だ!」の声に)ありがとう。引退の理由としましては、自分の人生の中でのさまざまなターニングポイント、ちょっと大げさな言い方ですけど、そういうのが重なったタイミングということで、引退という決断をさせていただくことになりました。ただ、6月17日までは、特にケガをしているわけではないので、全力をもって試合やっていきますので、それまで応援していただければと思います。6月17日まで応援よろしくお願いします。ありがとうございました!」

旭「ということで、柏さんと言えばKAIENTAI DOJO旗揚げからいる初期も初期メンバーです。そんな柏さんがいなくなるというのは、かなり大きな礎がなくなるような。あ、大げさですね。でも、それぐらいの心の喪失感はある、かもしれません。まだわからないですから。まだいるから、だって。そういうわけで皆さん、柏さんが見れるのはあと2カ月です。GW、来月の新木場1stRING大会、そして6月のビッグショー、GRAND SLUM大会、そこまでは柏さん最後のラストラン、ございますので、ぜひ一度でも多く柏さんの最後の雄姿を見届けていただければと思います。では、以上、柏大五郎のインフォメーションコーナーでした」

◇第5試合◇
▼スペシャルシングルマッチ
○TAKAみちのく(10分52秒 片エビ固め)×TAJIRI
※みちのくドライバーⅡ

【TAKAの話】「やっと、やっと勝てた。5年前に負けたときが悔しくてね。そのときのTAJIRI選手はWNCって団体を背負ってた。オレは今でもK-DOJOを背負ってる。その背負ってるものの差が今日は出たかな。ニューヨークのスーパースター、あの頃のTAJIRIを倒したくて、勝手にあの頃の入場曲を使わせてもらったよ。やっぱり一発が重い。彼も進化してるけど、オレもザックについたりして、進化してる。地味かもしれねえけど、オレはこの関節技のスタイルで世界を取りたい。ザックがどこかで助けてくれたかもな。これで、日本とアメリカ合わせて、通算2勝2敗。お互い成長したら、何年後かにまた決着戦をやりましょう。オレらには憎しみもなにもない、苦楽を共にした同志。今日はありがとうございました」◇第6試合◇▼STRONGEST-K TAG選手権試合/60分1本[挑戦者組]○真霜拳號 十嶋くにお(11分24秒 体固め)[第36代王者組]×タンク永井 木高イサミ※垂直落下式ブレーンバスター☆タンク&イサミが3度目目の防衛に失敗、真霜&十嶋が第37代王者となる

(試合終了後)
イサミ「真霜、オマエが帰って来るのは百歩譲ってまあよしとしよう。十嶋さんを連れてきたのも百歩譲ってよしとしよう。タイトルマッチで負けたのはオレたちだ。そのベルト、持っていっていいぜ、百歩譲ってな。ただよ、これはオレの見解じゃねえ。オレたち4人で試合前に話し合った結果だ。十嶋さん、真霜、オマエらには凶月をやめてもらう。この旗も返せ」

(そこへ右ヒザ前十字じん帯損傷および半月板損傷により昨年7月より欠場中の佐藤悠己があらわれイサミにミサイルキック)

佐藤「おい! イサミ! ふざけんじゃねえぞ! おめえが凶月? 真霜、十嶋追放? ふざけんじゃねえぞ。オレたちが、オレたちがオリジナルの凶月なんだよ! そうだろ! ポンちゃん、モガ、おめえらそっちにいくのかよ、おい? 真霜が復帰してこれからじゃねえか! おいリーダー!」

イサミ「オマエら2人が休んでる間にな、時代はもう進んでるんだバカヤロー。おせえんだよオマエら、いまさら。都合のいいとこだけ持っていこうとしてんじゃねえぞ。いい加減にしろ、(真霜に)ヘンな頭しやがって」

十嶋「ヘンな頭とか言うんじゃねえ! 本人が一番気にしてるんだ!」

(イサミらが退場)

佐藤「わかったよおい! じゃあよ、5月27日、新木場1stRING、アイツら凶月と、オレたち凶月、オレも入れて、凶月同士、全面対抗戦だよ! おめえら楽しみに来いよ。ああ、楽しみだな」

【バックステージでのイサミ&タンク】
イサミ「負けたのはオレたちだ、なんだライオンにでもなったつもりか…?」

タンク「驚いたぞオイ、欠場しておいてなんだアレ」

イサミ「だけど、違うんだよもう。時代は変わってんだ。タンクは誰よりも凶月を思って動いた。そして、オレは凶月とタンク、そのために闘ってきた。リーダー頼むぜ」

タンク「オマエらにどんな言い分があろうと、守ってきたオレらにはオレらの正義がある! 凶月は絶対にオレらが守る!」

イサミ「クソッ、必ず取り返す!」

【バックステージでの真霜&十嶋】

真霜「ハイハイ、取りましたよー、勝ちましたよー。どうだい、どっちが凶月だ? どっちが正当で、どっちが亜流だ?(亜流は)アイツらだろ。新メンバー増やしておいて、ベルトも取られて、このザマか」

十嶋「しかしスゲーな、いきなりベルト取っちまってよ」

真霜「足も攻められたけど、なんともねえよ。屁でもねえ。5月の新木場で佐藤の復帰も決定だ。文句あるなら、そこで白黒つけようぜ。どっちが本物かニセモノか、わからせてやるよ」

(試合終了後)
滝澤「吉田、これで終わりじゃねえだろ、もちろん? まだまだ、トップ狙ってくるんだろ、おい? いいよ、オレは待っててやるから、何度でも挑戦してこいよ!」

(吉田が起きて、握手。両者が頭を下げる。吉田が退場。そこへ遊馬がハッピー大サーカス団を引き連れて登場)

遊馬「滝澤さん、滝澤さ~ん。まずは、ベルト防衛、おめでとうございます! (声を変えて)おめでとう! タッキー! おめでとう! 最高! タッキー!(声を戻して)そしてたった今防衛したてのそのベルトへの次期挑戦者が決定しました。そう! この私、遊馬に決まりました! おめでとうございます! ハッピー、ハッピー、ハッピー(とコールをあおり)ストップ! 滝澤さ~ん、わたくしもいくら調子に乗ったとはいえ、身の程はわきまえてますよ! わたくしが挑戦するわけないでしょうが! はっはっはっはっはっは! でも、われわれはその金色(こんじき)に輝くベルトがほしいのは確かです。(「オマエら持ってるじゃん」の声に)そう、その通り。われわれにこのベルトをもたらしたのは、だれですかー!? そう、正解。その方がこちらにいる白亜紀生まれ、茨城育ち、悪そうな恐竜はちょっと苦手、ダイナソー拓真です! われわれはハッピーなプロレスを心がけてます。でも、この恐竜さんの秘めた力を出し惜しみするのはもったいないんです! ということで次回、5月ですか、ハッピー大サーカス新木場公演、ダイナソーCHAMPION OF STRONGEST-K初戴冠編、どうぞご期待くださ~い! 以上、ハッピー大サーカスでした。ありがと~!」

(遊馬らが退場)
滝澤「…はい、というわけでですね、KAIENTAI DOJO、16年間、どうもありがとうございました! 17年目のKAIENTAI DOJOも、もっと熱く熱く盛り上げてまいりたいと思います! どうぞ皆さん、応援よろしくお願いします! もちろん、そのKAIENTAI DOJOの中心に立ってるのは、真霜じゃねえな、TAKAみちのくじゃねえな、だれだ!?(まばらな反応に)やべ…。(梶が滝澤コールをあおる)トマト、マジありがとう。いいか、17年目のKAIENTAI DOJO、中心に立ってるのはこのオレだ! なぜなら、このオレこそが滝澤大志だからだ!」

【滝澤の話】「吉田クン、純粋にトップを狙ってくる怖さをヒシヒシ感じて、正直心が折れかけた場面もありましたよ。でも、ボクも生半可な気持ちでやってるわけではないんで、あえて言うけど『若手』に負けるわけにはいかないでしょ。17年目のK-DOJOの中心、周りの人間がなんと言おうが、そこにいるのはこのオレ、滝澤大志だ!」

【吉田の話】「トップ取るって意気込んで、2年連続で挑戦して取れなかったんで、またイチからやり直すだけです。今日は滝澤さんが自分よりも強かった、それだけですね」

 6月11日、全日本プロレス後楽園大会に出場中に左膝を負傷、左膝十字靭帯断裂と半月板損傷と診断され、手術のため長期欠場を余儀なくされた真霜が10ヶ月ぶりに復帰も、真霜が欠場中にタンクが真霜自身が折り合いの悪いイサミを凶月を招いたことで、真霜が不快感を示し、復帰にあたってタンクとイサミの保持するS-Kタッグ王座に挑戦を表明、真霜の復帰戦だけでなく、凶月や真霜の今後にも注目された。
 両軍が奇襲で試合開始となり、開始早々から場外戦も、リングに戻るとイサミが真霜の左膝に低空ドロップキックからドラゴンスクリューを決めると、真霜はたまらず場外に逃れ、十嶋もスリッパでタンクを殴打するなど場外戦を展開する。
 リングに戻ると再びイサミが膝十字固めで真霜の左足を狙い撃ちにすれば、タンクもニークラッシャー、足へのセントーンで続くが、ボディースラム狙いを着地した真霜は走りこんでの延髄斬りで逆襲すると、交代した十嶋に交代も、王者組もイサミに交代、イサミは控えの真霜の左膝に低空ドロップキックを放ってから、十嶋にダイビングクロスボディーからSTFで捕獲も、真霜がセーブするタンクを投げつけてカット、十嶋も急所打ちからボディーブローで反撃する。
 交代した真霜は十嶋との連係でイサミを捕らえるも、真霜の串刺し攻撃がかわされると、イサミはバスソーキックからタンクが串刺しスピアーを浴びせ、セカンドロープからのダイビングショルダーを発射、真霜もエルボー合戦から突進するタンクをジャーマンで投げ、バスソーキックを狙うが、タンクがキャッチするとイサミが入って真霜にバスソーキックを浴びせる。
 勝負に出た王者組はイサミがタンクを肩車してのダイビングニーから、タンクのダイビングセントーンの波状攻撃で真霜を追い詰め、イサミのロープ越しの延髄斬りの援護を受けたタンクがスピアーを放ってから、ダイビングセントーンを狙うが自爆、真霜がハイキック狙いはタンクがかわして担ぐも、真霜は丸め込んでから無道で捕獲、だが持ち上げたタンクも担いでから真霜の顔面を膝へ落とし、変形ニーアッパーを披露してから、スピアーを狙う。
 しかし真霜が膝蹴りで迎撃すると、勝負と見た十嶋もイサミを排除し、真霜がタンクにバスソーキックから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺して3カウントを奪い、真霜が復帰戦を勝利で飾るだけでなくS-Kタッグ王座を奪取した。
 だが試合後にイサミが真霜&十嶋に対して凶月追放を通告すると、7月から右膝前十字靭帯断裂および右半月板損傷で欠場していた佐藤悠己が現れ、イサミにミサイルキックを放って、真霜らの追放に抗議する。だが本田や最上もイサミに賛同して退場すると、佐藤は5・27新木場大会で凶月vs凶月の全面対抗戦を行うことをアピールした。
 4年半の間、鉄の結束を維持し長きに渡ってヒールユニットとして存在感をアピールしてきた凶月だったが、真霜と佐藤が欠場している間にタンクがイサミを招いたことがきっかけとなり、完全に2派に分裂となった。果たして2つに分かれた凶月の行方はどうなっていくのか・・・

 メインはS-K王者の滝澤にデビュー2年半目の吉田が挑戦、序盤から首投げからサッカーボールキックやランニングローキックの応酬となるが、吉田がアームブリーカーから腕攻めで先手を奪い、フェースクラッシャーから踵落としと攻め込んでいくが、滝澤がダブルチョップで反撃すると、場外戦でラ・ケブラータを狙う吉田の足を引っ張り、逆水平から南側客席まで雪崩込んでチョップ合戦を繰り広げる。
 先にリングに戻った滝澤は、後で戻った吉田の足を掴んでレッグブリーカーを決め、低空ドロップキックやインディアンデスロックで足攻めでリードを奪い、吉田のエルボーも受けきって逆水平を浴びせると、吉田の足をキャッチして肩に担いで膝へ落とす変形ドライバーを決め、永田裕志ばりの敬礼ポーズからナガタロックⅠで捕獲する。
 逃れた吉田は逆水平合戦に挑み、吉田が連打で競り勝つと、フラップジャックから背中へのドロップキック、ランニングローキックはキャッチされるが、切り返した吉田は変形チキンウイングアームロックこと吉田固めで捕獲、生膝蹴りの連打からアームドラックとニーを同時に打ち込む打撃技から、ハイキックを狙うもキャッチした滝澤は膝十字で捕獲しアンクルホールドへ移行、更にロープ越しのドラゴンスクリューから、足がロープに絡まった状態の吉田にムーンサルトプレスを投下する。
 滝澤はランニングダブルチョップから担ぐが、着地した吉田はハイキックからバックドロップで投げ、バスソーキックを浴びせるも、ハイキックはかわされると、滝澤が逆にハイキックから高飛車を決め、エルボー合戦は吉田が競り勝つも、ミドルキックをキャッチした滝澤は張り手の連打からリストクラッチ式での高飛車を決め3カウントを奪い王座を防衛も、試合後は第4試合で復活千葉6人タッグ王座を奪取した雄馬率いるハッピー大サーカス団が現れ、ダイナソーが挑戦することをアピールした。

 第5試合のTAKAvsTAJIRIによる元WWE対決は、TAJIRIに腕攻めにTAKAが苦しむも、TAKAはジャストフェースロックから活路を見出し、TAJIRIのハンドスプリングエルボーからのバスソーキックもTAKAがジャストフェースロックで切り返す。TAKAはみちのくドライバーⅡを狙うが、逃れたTAJIRIが腕へのキックを放つと、TAKAは飛び膝で応戦しみちのくドライバーⅡを決めるも、TAJIRIが切り返してからバスソーキックを炸裂させ、再度バスソーキックを狙ったところで、TAKAがスーパーKを炸裂させると、みちのくドライバーⅡで3カウントを奪い勝利。

 UWAミドル級選手権試合は旭が阿吽を決めるも、政宗がアームドラックから強引に丸め込んで3カウントを奪い王座を防衛、だが試合後に最上がイスで政宗を殴打して王座挑戦を表明。また休憩前には柏が6・17千葉Blue Field大会をもって引退することが発表された。

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