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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

小幡がVMからの刺客を破り防衛も、挑戦者が次々と名乗り!復活・弾丸ヤンキースは完勝!

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小幡がVMからの刺客を破り防衛も、挑戦者が次々と名乗り!復活・弾丸ヤンキースは完勝!

4月22日 ZERO1「ドリームシリーズ」新宿FACE 327人

<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇オープニング◇
(三又GMがファンによる今大会のMVP選出を発表の後で、三又GMの呼びかけで、退団する福島昇治が登場)
福島「みなさん、こんにちは。プロレスリングZERO1の福島昇治です。本日4月22日、新宿FACE大会をもちましてプロレスリングZERO1を退団いたします。経緯といたしまして、3月に試合中に脳震盪をおこしまして約1カ月間、欠場していました。それで4月8日、靖国大会にてドクターの許可が下り、復帰しましたが、症状の方が思わしくなく。ホントにいま自分はプロレスをつづけるべきなのか? そう考えたときに、退団の申し入れをさせていただきました。ホントに僕はZERO1でデビューして、ZERO1で闘って、ZERO1のメンバーにいれたことをホントに心から誇りに思っています。そして、引退ではなく、退団ですので、またいつか、何年後とまでは自分でもわからないんですけど、みなさんはそれまで僕のことを待ってくださりますか?(大きな拍手)みなさまが待っていただく限り、僕には、帰ってこないといけない理由があると思います。またいつか、いつになるかわかりませんが、みなさんの前でまたもう一度、プロレスをしたいと思います。そして、最後になるんですけど、ホントに同時期に、入門テストを受け、同日に入門して、同日にデビューして、ここまで一緒に、ホントに苦楽を共にしてきた岩崎がいなかったら、僕はホントにデビューしていなかったと思います。この場を借りて、普段言えないんですけど、言わせてください。岩崎永遠、ありがとうございました。ZERO1の選手、先輩方、関係者様、ファンのみなさま、本当にありがとうございました。これからもZERO1、必ず熱い闘いをすると思うので、ご声援よろしくお願いします。今日はご来場、ありがとうございました」

三又GM「福島にもう一度大きな拍手をお願いします。(大きな拍手が沸き起こる)よし、福島、いろんな意味を込めて俺を張れ! 思い切り張れ! 思い切り来い! ホントは張りたいところだが、オマエもいろいろ脳がヤバいから、俺を思い切り張れ! 思い切り来い! 俺は言っとくけど、51歳ということを忘れんなよ。立派な老人だからな、俺は! だけど、思い切り来い! 3、2、1で来い! 3、2、1!」

(福島が思い切り張ると三又GMは倒れる。「福島」&「もう一発」コールが沸き起こり、三又GMは「もう一発はおかしいだろ!」と注意するも、「福島! もう一発来い! 思い切り来い! 3、2、1!」福島が思い切り張ると再び三又GMが倒れる。「福島」コールのなかGMと福島が握手し、三又GMは「オマエまだできるだろ! ありがとう! よし、福島! オマエがいままでやりたかったことを一緒にやってやる。みなさん、恒例のヤツやって試合を始めたいと思います。福島、一緒に行くぞ!」と煽ると、「行くぞ! ひー・ふー・みま・た~!」で大会がスタートした。)

◇第1試合◇
▼30分1本
○横山佳和(7分27秒 ハイスクールボーイ)×KAMIKAZE

◇第2試合◇
▼30分1本
○阿部史典 竹田光珠(11分28秒 お卍固め)岩崎永遠 ×北村彰基

◇第3試合◇
▼30分1本
△将軍岡本 日高郁人 大和ヒロシ(12分39秒 両軍リングアウト)TARU 菅原拓也 △クリス・ヴァイス

◇第4試合◇
▼30分1本
○大谷晋二郎(14分56秒 片エビ固め)×高岩竜一
※袈裟斬りチョップ

◇第5試合◇
▼30分1本
○田中将斗 杉浦貴(17分12秒 エビ固め)佐藤耕平 ×SUGI
※スライディングD

(試合終了後)
田中「大きいのと小さいのと俺らやって楽しかったわ! もう一度、見たいという声もありますけど、まあ、僕もその気持ちはあります。でも、こっちはいま、NOAHさんのシングルのチャンピオン。でも俺はまだタッグのベルトしか持ってへん。俺、シングルも、もちろん狙ってるから。お互い、タッグも両方、取るし。シングルもお互い持って、また弾丸ヤンキース、よろしくお願いします」

【バックステージでの田中、杉浦の話】
田中「去年リングの上で久々に会って、その時は対峙するような感じだったけど、同じコーナーに立って、これだけ心強い人はいない。やってて久々って感じもなかった。数年組まなかったのかなってぐらい試合もスムーズだった。勝利ができてひと安心。シングルのベルトは時期を見て、そういうコメントを出すって言ってきたんで。久々に弾丸ヤンキース復活にあたって、杉浦さんがNOAHさんのシングルのベルトを持ってる。そこにも負けたくない。団体が違うけど、自分の団体の一番のベルトを持っておかないといけない。(杉浦と組んで)闘ってしっくりくることによって、その気持ちが芽生えたんで、あのようなコメントをだした。組まれるかわからないし、これからブードゥ・マーダーズからジャクソンが行くし、彼が取ればブードゥ同士でもいいし、小幡が退ければ、それはそれでもいい。このコメントに対して、会社がどうするか。(杉浦と)同じコーナーに立つ以上、同じレベルにいないといけない」

杉浦「やっぱり気持ちいいね。組んでて、試合しながらだんだんとハイになっていくというか、ギアーが上がっていくというか。どこまでも高みに上がっていけそうな感覚が田中選手とはある。相方として素晴らしいし、でも、田中選手が言ったようにライバルとして闘いたいというのもあるしね。これだけ年齢が近くて、コンディションを保ってる選手はいない。やっぱり交わる時には闘いたいし、また組みたいし。これからもやっていきたい」

田中「それはもちろん。ここでアピールすることによって、ボクがこっちのシングルのチャンピオンになったら、お互いのベルトを持って闘うというのも…ボクはチャンピオンだからヨソに出ていけないっていう気持ちはない。ウチのベルトを持ってても新日本のリーグ戦にも出たし。ボクにとって、ベルトを持つことはいいプレッシャーでいろんなところに行ける通行手形みたいなもん。いろんなところでボクの首を刈れば美味しいわけで」

杉浦「(耕平とも久々に対戦したが?)思いっ切りやり合える相手。何回もやってるからね。久々にやってみて、まだまだやりたいね」

田中「ボクの横には杉浦さんがいて、相手には耕平。オレらの当たりを食らわせてもそう数多くいない。そのうちの1人。(杉浦と)組んで、相手コーナーには耕平がいれば、すごく面白いし、やりがいがある」

◇第6試合◇
▼世界ヘビー級選手権試合/30分1本
[第22代王者]○小幡優作(24分59秒 エビ固め)[挑戦者]×ハートリー・ジャクソン
※ダイビングダブルニードロップ
☆小幡が3度目の防衛に成功

(激闘を終えてリングに倒れ込む小幡に対し、クリスが殴りかかる。すぐに将軍が割って入り、クリスと乱闘しながら場外戦へ。そのままバックステージに消えて行った。リングには大和が登場する)
大和「あらためまして4月からフリーとして上がらせてもらうことになった。さっきですね、この会場でZERO1を盛り上げると言った…(とマイクしていると、菅原が投げ捨てる)

菅原「小幡、防衛おめでとう。正直、その世界ヘビー、興味あるんだよね」

(とアピールしていると、岩崎が場外に落とす)
岩崎「小幡さん、自分はこのZERO1で、必ずてっぺん取ります。だから、小幡さんのその首、必ず俺が取ってやる! 覚悟しとけ!(と挑戦をアピール。岩崎は三又GMを突き飛ばすと、退場)

小幡「おい、だれが、だれが来ようと、俺は逃げねーぞ、逃げねーぞ! おい、岩崎、いつでも、いつでもやってやるよ! ハートリー・ジャクソン、思ったより、てず…手こずってしまいましたけど、あぁ、噛んでしまった…。俺は、俺は、この、このベルトとともに、ZERO1を俺が面白くしていきます!(『オバタ』コールが沸き起こる)次、東京、新木場、5月十なん日でしたっけ? 19! すみません、ありがとうございます。19日にありますんで、みなさん、お待ちしております。自分がこのZERO1を盛り上げていきます!行くぞ! 行くぞ! みなさん、俺についてこーい!」

【小幡の話】「予想してたよりもかなり追い込まれてしまいましたけど、無事に4度目防衛しました。まだまだ自分はチャンピオンとしては弱いですけど、この世界ヘビーのベルトとともに強くなってZERO1をオレが中心となって面白くしていきたいと思います。(挑戦者が続々と現れたが?)正直、誰が来たのか、全員は憶えてないですけど、自分はリング上で言った通り、逃げるつもりはない。誰が来ても防衛します」

 メインは小幡の保持する世界ヘビー級王座にVMからジャクソンが挑戦も、ジャクソンは小幡の入場時に襲撃をかけて開始となり、ジャクソンは場外戦で逆水平を放っていけば、小幡も通路でのキックからサッカーボールキックと応戦、だが突進したところでジャクソンはフロアめがけてのデスバレーボムで叩きつけ、小幡がリングに戻っても再三場外戦を仕掛け、リングに戻ってもスリーパーで絞めあげ、串刺しラリアットやラリアットを浴びせるなどしてリードを奪う。
 ジャクソンは勝利を確信して「ジャクソンナンバーワン!」と叫び、ロープ越しのブレーンバスターを狙いが、着地して背後にまわった小幡はドロップキックでジャクソンを場外へ追いやり、トップロープからのプランチャ、リングに戻ってからスワンダイブ式ミサイルキック、串刺しビックブーツと猛反撃し、セカンドロープからのダブルニー、スリーパー、ハイキック、串刺しダブルニー、みちのくドライバーⅡと畳みかける。
 小幡はジャーマンで投げるが、ジャクソンはデスバレーボムで応戦、突進する小幡をスピアーで迎撃すると、ダイビングエルボードロップで勝負に出るが、小幡がかわしてニーリフトを浴びせ、ハーフネルソンスープレックスからダイビングダブルニーで勝負に出るも、かわさて自爆となってしまう。小幡のニーリフトも受けきったジャクソンはデスバレーボムからパイルドライバーで突き刺し、ダイビングエルボードロップを投下も、小幡はカウント2でキックアウトする。
 ジャクソンはデスバレーボムを狙うが、背後に着地した小幡は背中へニーを浴びせ、正面からのニーはジャクソンがキャッチして頭突きを浴びせるも、小幡も頭突きで応戦してランニングヘッドバットが炸裂も、小幡自身も流血となり、小幡は構わずランニングニーからダイビングダブルニーを狙いにコーナーも、ジャクソンは頭突きで阻止、だが小幡は背中に飛び移ると、ジャクソンはそのまま浴びせ倒して圧殺、しかし小幡はそのままスリーパーで絞めあげる。
 小幡はコーナーへ昇り、再度ジャクソンが追いかけるが、頭突きで叩き落した小幡がダイビングダブルニーで3カウントを奪い王座を防衛も、試合後にはクリスが小幡を襲撃し、第3試合でクリス遺恨が勃発した岡本が排除してそのままバックステージへと消える。そして4月からWRESTLE-1を退団しフリーとなった大和がアピールをしたところで、菅原が割って入り挑戦を表明すれば、若手の岩崎まで名乗りを挙げて、三又又三GMを突き飛ばす。そして小幡が大会を締めくくったが、WRESTLE-1退団後に去就が注目された大和だったが、全日本ではなくZERO1を選択し、小幡の保持する世界王座に狙いをつけた。また大和だけでなく、菅原や若手の岩崎まで名乗りを挙げた。

 セミでは田中&杉浦の弾丸ヤンキースが復活し、序盤はSUGIの空中戦や耕平のキックに苦しんだものの、田中がSUGIを捕らえると、田中の串刺しラリアット、杉浦の串刺しビックブーツ、杉浦の雪崩式フランケンシュタイナーから田中がフロッグスプラッシュと波状攻撃で流れを掴むと、サンドバックタイムで捕らえ、耕平組も合体パイルドライバーからSUGIがファイヤーバードスプラッシュで田中を捕らえるも、杉浦がカットに入ると、SUGIに田中がスライディングラリアット、杉浦がオリンピック予選スラム、そして田中がスライディングDと怒涛の猛ラッシュで3カウントを奪い完勝。だが本格始動に関しては明言は避けた。弾丸ヤンキースは競い合ってあっているからこそ成り立っているチーム、田中も杉浦に並び立たたないと、簡単には組めないのかもしれない。

 オープニングでは3月大会で脳震盪を起こして欠場し、4・5靖国大会で復帰したものの、症状が思わしくなく退団を決意した福島が挨拶をした。昨年10月の超花火奈良大会で見たときは、ZERO1にとっても久しぶりに新人がデビューしたのもあって、生きのいい若手が入ったと思ったのだが、ここにきての退団は残念としかいいようがない。引退としなかったのはまだ復帰の可能性があるからなのだろうが、今はゆっくり体を休めて欲しい。

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