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馬場家の強力な後ろ盾を得た秋山・全日本プロレスがようやく始動!<プロレス格闘技DXより>
全日本の新体制発足発表会見が4日、都内・ザ・キャピトルホテル東急で行われ、新会社「オールジャパン・プロレスリング株式会社」の設立が発表された。社長・秋山準が「馬場さんの教えは僕の中にしっかり入っています。その教えをここにいるみんなに伝え、そして一人ひとり選手の個性を活かせる、そしてファンの皆さんに勇気と希望を与えられるような団体を目指して頑張ってまいります」と所信表明。諏訪魔の専務取締役就任も発表され、故・ジャイアント馬場さん夫人の馬場元子さんも取締役相談役として名を連ね、秋山社長ら新体制の激励に駆けつけた。
◇
先月6日、秋山が会見し、新会社設立と自らの社長就任を発表。所属全選手、全社員が全日本プロレスリングシステムズを離れ、新会社に移行することになった。今月1日に会社登記を済ませ、この日の新体制発表の運びとなった。
会見には秋山社長を筆頭に、諏訪魔、曙、大森隆男、潮崎豪ら所属12選手(KENSOのみ欠席)が出席。新体制にかける意気込みを話した。
新会社の役員は秋山社長のほか、岩手ケーブルテレビジョン社長の笹原美喜夫氏が代表取締役副社長、ケーブルテレビ山形の社長でもある吉村和文氏が取締役会長にそれぞれ就任。また、諏訪魔の入閣も決まった。肩書きは専務取締役。デビュー10周年を前にプロレス人生初の“役員レスラー"となった。さらに全日本プロレス創業者であるジャイアント馬場さん夫人の元子さんが取締役相談役として名を連ねた。
気になる団体名も「全日本プロレス」を引き続き使用していくことになった。商標権の所有者である白石伸生氏と話し合いを重ねた結果、会見前日の3日夜にようやく使用許可が出た。今後は団体名、シリーズ名、チャンピオンベルトなども継続されることに。つまり会社が変わっても、これまでと何ら変わらない全日本として活動していくことになった
会見場となったキャピトルホテル東急は馬場さんがこよなく愛した施設。元子さんのはからいもあって新会社の船出をこの場所で切ることになった。秋山社長にとっても馬場さんと初めて会った思い出の場所で、「その同じ場所でこうやって社長として設立会見を開かせて頂く。何か運命的なものを感じます」と表情を引き締めた。
すでに社長として「全日本と心中覚悟」と悲壮な決意を口にしていた秋山の大目標は“新日本に追いつき追い越せ"だ。「22年前、僕が入った頃、全日本プロレスは2大メジャー団体といわれていました。ですが今はそう呼ばれることも少なくなっています。ただ、ここにいる選手たち、社員、もちろん僕もそうですが、みんなの力を信じています。必ずまた同じ位置にたどり着けるようしっかり頑張ってまいります」と誓い、「ここまででかい選手がいてリング上でぶつかってるのは日本だと全日本がナンバー1だと思いますし、一発一発の重みは負けてない。負けてないというか負けるはずがない」と確信。「馬場さんの教えは僕の中にしっかり入っています。その教えをここにいるみんなに伝え、そして一人ひとり選手の個性を活かせる、そしてファンの皆さんに勇気と希望を与えられるような団体を目指して頑張ってまいります」と決意表明した。
専務取締役に就任した諏訪魔も1年前の分裂騒動の時、「全日本の看板を守る」と誓っていたが、今度は看板を背負う一人となった。「自分は全日本の現場、オフィスをできるだけ社長に負担がいかないように、しっかり回す。そこに重点を置きたい」と選手と会社のパイプ役を勤める構えで、1年前と同じく「信頼回復」をテーマに掲げた。
写真撮影の際には元子さんも登場。秋山社長、諏訪魔取締役らと握手を交わし、笑顔で談笑するなど新体制をスタートさせる五男坊らを激励していた。
ほかにもファンクラブ発足、練習生募集も発表された。
※関連記事は別項に掲載します
[会社概要]
▼社名
オールジャパン・プロレスリング株式会社
▼代表社名
代表取締役社長 秋山潤
▼住所
神奈川県横浜市青葉区美しが丘西2-52-9
▼資本金
1000万円
▼役員一覧
代表取締役社長 秋山潤
代表取締役副社長 笹原美喜夫
取締役専務 諏訪間幸平
取締役相談役 馬場元子
取締役会長 吉村和文
▼所属選手一覧
秋山準
諏訪魔
曙
大森隆男
金丸義信
潮崎豪
鈴木鼓太郎
宮原健斗
青木篤志
SUSHI
KENSO
渕正信
野村直矢
【会見の模様】
▼秋山社長「ここキャピトルホテルは僕が22年前、馬場さんと初めてお会いした場所です。その同じ場所でこうやって社長として設立会見を開かせて頂く。何か運命的なものを感じます。22年前、僕が入った頃、全日本プロレスは2大メジャー団体といわれていました。ですが今はそう呼ばれることも少なくなっています。ただ、ここにいる選手たち、社員、もちろん僕もそうですが、みんなの力を信じています。必ずまた同じ位置にたどり着けるようしっかり頑張ってまいります。馬場さんの教えは僕の中にしっかり入っています。その教えをここにいるみんなに伝え、そして一人ひとり選手の個性を活かせる、そしてファンの皆さんに勇気と希望を与えられるような団体を目指して頑張ってまいります。どうぞご支援よろしくお願いします」
▼野村「全日本の一員として突っ走ってきます。よろしくお願いします」
▼SUSHI「てやんでぇ! オールジャパンプロレスリングのために全身全霊かけて戦います。秋山社長、これからも関係あるか!」
▼宮原「新生・全日本プロレスが始まる7月シリーズからトップ戦線に入り込み、突き抜けたいと思ってますので、ファンの皆さんは会場に応援きてください」
▼青木「今ここにいる選手、スタッフ、見てる方向は同じと思います。それぞれが全力を発揮すればいい方向に進むと信じてます。とにかく僕は全力でやっていきます」
▼鼓太郎「今、自分にできることを精一杯考えて、そこに全力を注げるように頑張ります」
▼金丸「今日からまた新たな気持ちでやっていきたいと思います。自分が知ってる全日本をお客さん、これから入ってくる後輩、いろんな人たちに伝えていきたいと思います」
▼潮崎「今、指の怪我で欠場していますが、復帰したら秋山社長が言った全日本プロレスを上に持ち上げる一員として頑張っていきたいと思います」
▼渕「秋山社長、諏訪魔専務を中心にレスラー、社員の皆さん、スタッフの皆さん、オールジャパンってありますけれども、全日本プロレスは全日本プロレスです。42年の歴史と伝統のある全日本プロレス、そのチーム力、団結力、その新生・全日本プロレスの底力をこれからファンの皆さん、マスコミの皆さん、ぜひ見てください」
▼大森「今まで以上に毎試合ベストなコンディションで試合できるように、ワイルドに日々、鍛錬していきたいと思います」
▼曙「早く体を治して皆さんと合流できるように。復帰した時は期待された以上に頑張りたいと思います。皆さんまた応援よろしくお願いします」
▼諏訪魔「専務取締役に就任させて頂いた諏訪魔です。思い返すと1年前、確か僕もこのような会見をさせていただきました。その時に全日本プロレス、信頼ある団体を構築していく。そういう言葉を言わせて頂いたのを今も記憶に強くあります。その気持ちは今も変わらず強く持ってます。今後、信頼関係…信頼ある全日本プロレスを構築するために、役員としてどう具体的に提案するか、ここにいるレスラーみんな、スタッフみんなと進めていきたいと思ってます。今後も一生懸命、頑張らせて頂きます。三冠のベルトを札幌で激しい試合の末に、ギリギリのところで巻くことができました。その三冠のベルトを目指して日々みんな切磋琢磨して戦ってる。その戦いをこれからもどんどんファンの皆さんにみせていく。そういう強い気持ちでいます。今後、三冠に限らず、タッグ、アジア、ジュニア、クオリティの高い激しい試合をみせていきたいと思ってます」
▼秋山「社長ではなく選手なので、僕もこの前、札幌で世界タッグ獲ることができました。なかなか社長としては今までのような発言がしづらくなるかもしれませんが、言うべきことはしっかり言っていきたいと思います。昔、僕が上層部の人を困らせたように、下の人間がどんどん僕を困らせるような発言、行動をしてくれることを待ってます。僕は何でも対応したいと思ってます。選手としてもまだまだ三冠を目指して頑張ります。ファンの皆さんには分裂からここまで助けてもらい、ここまでこれました。ファンの皆さんに喜んでもらえるように頑張ってまいります」
▼秋山社長「ファンの皆さんからファンクラブを立ち上げてもらいたいという要望があり、真っ先にファンクラブを立ち上げました。(ビジョンにサイトの画像が映し出され)僕があまり前に出なくても、もっと男前の潮崎が前に出てくれれば。これからどんどん前に出てくれると思います。1月、8月とどんどん練習生を募集していきたいと思います」
▼潮崎「選手会長に就任した潮崎です。全日本プロレスは練習生を募集します。新しくなった全日本を盛り上げていきたいという体力に自信のある方は募集してください」
【マスコミとの質疑応答】
――団体名は全日本プロレスで?
▼秋山「そうですね」
――白石氏から譲渡された経緯などは?
▼秋山「時期は本当に昨日ぐらいです。話し合いで。いろいろ話し合いを重ねさせて頂いて、ようやくOKということをいただきました。細かいことは差し控えさせて頂きます」
――全日本の看板を使っていくことになった気持ちは?
▼秋山「全日本プロレスの名前は大きいので、使える使えないじゃだいぶ違うと思うので、本当によかったです」
――全日本プロレスイノベーションという会社の拠点を山形に置いたが不安は?
▼秋山「ケーブルテレビ山形さんにご支援して頂くので、こちらの会長、吉村社長とは何度も何度もお話させていただいて、全日本プロレスに対する気持ちも熱い話を伺っていますので、横にいる諏訪魔選手も何度も伺って、全く不安はありません」
――相談役に馬場元子さんが名を連ねたが?
▼秋山社長「白石さんから離れる時、新しい団体、会社を作りたいと元子さんに相談させて頂きました。こうやって今、この新会社を設立することができましたので、これからも相談役として入っていただきたいとお願いしました。元子さんには『あなたは五男棒なんだから』と言われましたけど、正直、馬場さんのすねかじりまくってここまで来てるので、ここは元子さんにはそばで見守って頂くだけで。社長として全く経験がないので、当時、馬場さんがどうだったとか、今じゃないと分からないこともたくさんあるし、そういえば馬場さんはこうだったとか、そういう話を聞かせていただければそれでいいと思ってます。これからも僕に足りないものを、あの時、馬場さんはどうだったとかうかがっていきたいと思います」
――シリーズ名、ベルトなども移行される?
▼秋山社長「問題は全日本プロレスという名前だけだったので、あとは使わせてもらえるというか、使えるということです。サイトに関してはまだ、これはファンサイトなので。公式のホームページに関しては今、話をしている状況ですけど、基本使わせて頂けるということです」
――曙、潮崎両選手は復帰のめどは?
▼曙「できるだけ一日でも早く復帰したいんですが、まだ完全な状況じゃないので、お医者さんと新社長さんと相談しながら決めたいと思います」
▼潮崎「怪我の手術もしまして、治ってる経過もよいので、早いうちにいきたいと思ってます」
4日、都内・ザ・キャピトル東急ホテルで行われた新体制発表会見におけるか込み取材での秋山準社長、諏訪魔専務取締役の詳細コメント(その1)は以下の通り。
【会見後の秋山社長、諏訪魔専務】
――会見場をキャピトル東急に選んだ経緯は?
▼秋山「元子さんの方から『キャピトルでやれば?』という言葉をいただいて、元子さんが用意してくれました。7月なんですよ、僕が馬場さんに初めて会ったの。それは元子さんが分かっていてくれて取ってくれたのか偶然なのか分からないけど、運命的なものを感じます。まさか全日本に返ってきた時、自分が社長になるとは思ってなかったし、不思議な感じです。なかなか表に出てきくれないと思ってましたし、実際、ずっと名前とか表に出すのもちょっとと言ってたのに、こうして出てきてくれたんで、本当に感謝してます」
▼諏訪魔「自分は全日本の現場、オフィスをできるだけ社長に負担がいかないように、しっかり回す。そこに重点を置きたいなと思いますね。今まで社長みてますけど、外に対する活動も相当なものがあると思います。当然、中に関しては自分がしっかり見たいなと思います」
――取締役になるに際し、抵抗はなかった?
▼諏訪魔「そういう責任をしっかり持つという部分では覚悟決めてますからね。そこは大丈夫でした。リング上はリング上ですから。そこは激しく。もう10年は激しいプロレスやれると思うんでね。あとはリング上を充実させることも自分の使命なのかなと思ってます。まずはリング上で大暴れして充実させることを第一にやっていきたい」
――新会社設立に際し、全日本の新しいスローガンは?
▼秋山「それ作らないといけないですね。立ち上げることばっかりでそれを忘れてましたね。明るく楽しく激しくを継承して、だけど古いままじゃよくないと思うんで、新しいものもどんどん取り入れていきたいし、昔は選手の個性を大きく出せなかったというか出なかったと思う。選手の個性をどんどん出してもらいたいし、どんどんたてついてもらいたいと思うし。僕が若い頃、上層部を困らせたように。先が見える何やってんだだよ。KENSOみたいに何やってんだ、何でいないんだ。そういうんじゃなくて、先が見える何やってんだをやってほしい。だからどんどん個性を出してもらいたい」
――KENSOが欠席になった理由は?
▼秋山「知りません。欠席、来ないということで。(処分なりを)考えます
▼諏訪魔「ヒールのプライドじゃないですか」
▼秋山「中途半端だけどね。来ないというのはどういうことか本人も分かってるでしょうし、いろいろ考えます。社長なんで」
――ファンクラブもファンからの要望を受け入れる?
▼秋山「そういう箇所もあるんで、クリックしてもらって書き込んでもらって、どんどん意見を言ってもらいたいなと思います。ファンクラブがなかったんで、ファンの人からファンクラブを作ってほしい声が一番多かったんで、そこを立ち上げないといけない。そこは諏訪魔専務とも話して早急にということでした」
――9月以降の興行形態に変化はある?
▼秋山「たぶん今までみたいな感じの大雑把というかざっくりした感じじゃないと思うんで、しっかり数字を挙げてしっかり数字も管理していきたいなと思ってます。大都市中心になるかわからないけど、大雑把なことはなくなるんじゃないかと思います。悪かった時は何で悪かったのか検証して次につなげていけるようにします」
――スポンサーが山形のケーブルテレビということで、山形大会に力を入れやすくなるが?
▼秋山「山形でやりやすくなると思うけど、山形にだけ重点を置いてとかはないです」
――選手の意気込みを聞いて?
▼秋山社長「みんなやる気はあると思うし、やる気だけじゃなく実力も。今、新日本さんが独走状態ですけど、そこにも一切負けてると思わないし、そことも勝負できると思う。そこ一点を向いて、もう一度2大メジャーといわれる位置に戻したいと思います。ここまででかい選手がいてリング上でぶつかってるのは日本だと全日本がナンバー1だと思いますし、一発一発の重みは負けてない。負けてないというか負けるはずがない。それをどうファンの人に伝えるかという作業が必要になる。あとは選手が個性を出して、自分はこれなんだというのを出してもらいたい」
――三冠ベルトは現行もしくは3本のどちらを使うことになる?
▼秋山社長「そこですよね。僕はやっぱり3本で育ってるんで、3本だと思ってますけど、現状1本になったあのベルトには少ない期間ですけど、歴史はありますからね。そこはチャンピオンもいるんで、話しながら考えていきたい」
――3本に戻る可能性もある?
▼秋山社長「正直三冠ベルトと言って1本というのはどうかなと。僕は3本が当たり前できてるんで、そう思いますけど、ベルトも白石さんが作ってくれたベルトというのもありますから、専務とも話しながらどうしていくか考えていきたい」
――元子さんからも3本のベルト使用許可を得ている?
▼秋山社長「そのことに関して元子さんからは言われていません。任されているというか、アドバイスをくれるというか。僕が使わせて下さいと言えば使わせてくれると思います」
――来年は馬場さん十七回忌だが記念イベントを開催するつもりは?
▼秋山社長「それは考えないといけないですね。やっぱり全日本プロレスってジャイアント馬場なんですよ。武藤さんの時は馬場さんを消そうということをされてたと思うんですけど、どこにいってもやっぱり全日本プロレスは馬場さん。そこは消す必要もないと思うし、僕がここにいるということは今でも馬場さんが協力してくれてるということだと思う。元子さんにも言ったんですけど。『すいません、すねかじりで』と。最終的に元子さんに助けてもらって。元子さんに助けてもらってということは馬場さんに助けてもらってるということ。僕の中で馬場さんを消すことはできない。僕も一回、裏切ってるんで、出て行った時に初めて全日本プロレスという名前の凄さとかわかるんで。そういうことも元子さんといろいろお話させていただきました」
全日本の新体制発足会見が開かれ、秋山体制に追随する選手、スタッフ、社員らが全日本プロレスシステムを離れ新会社であるオールジャパンプロレス株式会社へ移り、また相談役に就任したジャイアント馬場さんの未亡人である馬場元子さんの紹介でケーブルテレビ山形がスポンサーとして出資、全日本プロレスの名称を含めた全権利もスポンサー側が獲得したことで晴れて全日本プロレスの名前で再出発することになった。
再出発にあたって一番の課題はスポンサーと前オーナーである白石伸生が握っている全日本プロレスの全権利取得だった。スポンサー探しも武藤敬司の轍は踏まないとかなり慎重だったと思う、今回は会長に就任した吉村氏と元子さんが知人だったこともあり秋山も元子さんの紹介ならということで吉村氏にお願いした。新体制は創始者である馬場家の後ろ盾がなければ始動出来なかった。
また全日本プロレスの全権利を譲り受けたのは前日というからかなりギリギリの状況だったのではと思う、白石氏は東京スポーツ誌上で無償譲渡としていたが、前日まで交渉となればスンナリと無償譲渡はされなかった見ていいだろう。秋山も白石氏には言いたいことは山ほどあっただろうが円満に事を運びたいため口には出さなかった。新体制発足までは秋山も相当苦労したと思う。
難産だったが秋山全日本はやっと始動、問題の一つだったTVもSAMURAI TVが秋山全日本の第一歩である12日の大阪大会を急遽生放送することが決定、GAORAも放送を継続することになった。しかし信頼回復を含めた諸問題を考えるとスタートとしてからの方が大変なのかもしれない。PR -
パンチパーマとなった富永が鷹木に叛旗でマッドブランキー入り!7月3日 DRAGON GATE「RAINBOW GATE」後楽園ホール 1850人 超満員
<コメントなどは週刊プロレスモバイルより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○ジミー・神田 新井健一郎(5分13秒 体固め)Xリョーツ清水 しゃちほこBOY
※琉'S
◇第1試合◇
▼パンチパーマ・コントラ・パンチパーマ〜敗者パンチパーマ・マッチ〜/20分1本
○“ミスター・ハイテンション"琴香
(5分36秒 エビ固め)X富永千浩
◇第2試合◇
▼20分1本
サイバー・コング ○Kzy 問題龍(8分53秒 体固め)ドン・フジイ Gamma
X“ハリウッド"ストーカー市川
※韻波句徒
◇第3試合◇
▼3WAYタッグマッチ/30分1本
○ジミー・カゲトラ Mr.キューキュー“谷嵜なおき"豊中ドルフィン(9分26秒 エビ固め)U-T Xヨースケ・サンタマリア
※ 車懸り もう1チームはドラゴン・キッド K-ness.
◇第4試合◇
▼30分1本
○吉野正人 リコシェ(14分27秒 トルベジーノ十字固め)堀口元気H.A.Gee.Mee!! Xジミー・ススム
(試合後)
吉野「勝ったぞ! 試合前にアナウンスがあった通り、神戸で吉野正人&リコシェVSCIMA&マッド・サイダルが決定しました! マッドのことを知らない方に説明しておくと、いまウーハーとかフラミータとか素晴らしい外国人選手がいっぱいいますけど、そのパイオニア的存在がサイダル。7年前くらいに試合してましたけど、卒業してWWEにいって、世界タッグのチャンピオンに上り詰めた男。久々に日本に帰ってくるということで、リコシェ」
リコシェ「ヤッター! ソウソウ、リコシェ、メッチャ、トモダチ! デモ、タブン、2006ネン、シングルマッチ。デモ、ワタシハ、ワカカッタ。タブン、17サイ。デモ、イマ、モウチョット、スゴイ、タブン。ハッピー。コウベワールド、ソーマッチ、ファン!」
吉野「成長したサイダルとDRAGON GATEのリングで再会できるということで楽しみにしています。皆さんもご期待ください。今日のメインはマサさん出るみたいなので、後半戦も盛り上がっていきましょう!」
▼バックステージ
吉野「凄いことになってきたな。菊地さんからアナウンスがあった通り、7月20日、神戸ワールドで吉野正人&リコシェ組対CIMA&マッドサイダル組。今日まで俺たちのカードがまだ決まってなくて浮いた状態だったんで。タイトルマッチもね、トライアングルもブレイブも決まっちゃってたし。どんなんくるかと思ったけど、凄いカードがきた。リコシェが言っていた通り、17歳くらいの時にアメリカでマッドサイダルとシングルやって、その時は彼も若かったかもしれない。でも言ったように今のリコシェはみんなが見てもらったら分かる通り、ここにいるのはメッチャ凄いリコシェやから。7月20日の神戸ワールド、えらいことになりますよ。WWEでベルト取って大活躍して、さっきも言ったようにパイオニア的存在なんで。今もリコシェとかウーハーとかフラミータとか素晴らしい選手がいっぱいおるけど、マッドサイダルはもちろん日本でも素晴らしい結果を残したし、WWEでも俺たちが尊敬するようなタイトルも取って超一流の選手なんで。まさかマッドとドラゴンゲートのリングで再会できるなんてホンマに嬉しいです。めっちゃテンション上がった」
リコシェ「イイネ! スゴイ、サイダル。神戸ワールドは吉野とリコシェ、CIMAとマッド・サイダルでドリームインターナショナルタッグマッチ。楽しい、嬉しい。でも吉野とリコシェがナンバーワン!」
吉野「ナンバーワンね。彼が言った通り、俺とリコシェがナンバーワン。神戸ワールドは楽しみつつも、もちろんマッドサイダルいるけども、吉野正人とリコシェというのをアピールしたいなと思います」
◇第5試合◇
▼MONSTER EXPRESSvsミレニアルズ6人タッグマッチ/45分1本
T-Hawk ○Eita フラミータ(24分17秒 TKO)鷹木信悟 X戸澤陽 ウーハー・ネイション
※Numero Uno
(試合後)
Eita「鷹木、戸澤、見ての通り、ミレニアルズの完全勝利だ!! 鷹木信悟、オマエがリングにタオルを投げなければ、今頃戸澤の腕はへし折れてたからな」
鷹木「おい、小僧ども。なにが完全勝利だ。戸澤はタップもギブアップもしてねえんだよ。小僧どもは目先しか見てない。俺たちは10年も付き合いしてるんだ。俺たちは7月20日をみてる。ミレニアルズの存在は必要ないんだよ。神戸ワールドで消してやるから、せいぜい今日の勝利を喜んどけ!」
TーHawk「鷹木、戸澤、ツインゲートチャンピオンはこんなもんか? 確かさっき言ったよな? 10年組んでる? 俺とEitaはオマエらが10年かかったところを1年で成し遂げてやる。神戸ワールド、覚悟するのはオマエらのほうだ」
戸澤「クソガキども! 戸澤じゃないやろ、戸澤“さん”やろが! おい、コラ! 完全にブチキレたぞ。いままで通りの明るくて楽しくてお調子者のの戸澤陽だと思うなよ! 覚悟しとけよ!」
(ミレニアムズが去ると、仁義なき戦いのテーマ曲にのって富永がパンチパーマレスラーとして生まれ変わって登場)
鷹木「おいおい、なかなか似合ってるじゃないの? そんな辛気臭い顔するなよ。でも良く見るとおばちゃんにも見えるね」と笑いをこらえながらマイク。「戦前、頭皮のためにもパンチになりたくないって言ってたけど完全アウトだよ。これからパンチパーマやり続けないといけないから完全に頭皮はアウトだな。何怒ってるんだよ? やっと暁という太陽が昇った感じだよ。なんだよ? 文句あんのか?」
(富永が頭突きを見舞い、蹴り飛ばして鷹木をリング下に追いやる)
富永「鷹木! 何が似合うだ? いつもいつもバカにしやがって! ふざけんじゃねえぞ、コノヤロー!」と叫んだ。
▼バックステージ
富永「パンチになりましたけど…お客さんはいいですよ。お客さんはすごく自分のこと似合うって言ってくれました。だけど鷹木信悟、アイツだけは俺のことバカにしやがって。笑ってバカにして。絶対許さねえからな。それだけです」
▼バックステージ
鷹木「戸澤、大丈夫か?」
戸澤「申し訳ない。足引っ張った」
鷹木「いやいや、戸澤の顔見たら絶対にギブアップしないと思ったから。俺の判断間違ってないでしょ?」
戸澤「助かった。正直…2人モメないで」
鷹木「(ウーハーに向かい)ソーリー、ソーリー! 神戸ワールドが大事だから。今日は問題ない。いいよ、いいよ。今日負けたからってベルトを失ったわけじゃない」
戸澤「ミレニアルズ、俺をマジでキレさせた。7月20日、マジで鬼の戸澤、キラー戸澤でいきますよ。覚悟しとけよ!」
鷹木「リング上で言った通り、アイツらは目先しか見てないから、だから今日の勝利が大事。俺たちも今日の勝利はもちろん大事だったけど、7月20日、先を見据えてるから。すべては7月20日。試合が終わったあとにベルトを巻いてる者が主役だから。それを重々承知してるのが俺と戸澤。アイツらは去年の神戸ワールドをスカしてるんだから。あえて言うよ。去年のワールドはミレニアルズはスカしてるんだから。通用する自信がなかったんだから。フザけんなよ。1年なんだ、日本でチャラチャラして神戸ワールドか。本当に自信があるんだったら、神戸で帰って来てみろ。それがアイツらの本性だよ。本当の本性は今月の20日、俺と戸澤がバケの皮をはがしてやる」
ウーハー「トゥ、イージー!」
Eita「見ての通り、俺たちミレニアルズが勝ったんだ。神戸ワールドも今日と同じ結果だよ。いいか、ツインのベルトは俺とT-Hawkが必ず取るからな」
T-Hawk「いいか、今日はな、そこまで俺たちの連係技も出してない。新技も投入する予定はある。まあお前らに出すこともないかもしれないけどな。リング上で言った通りだ。お前らは10年かかったかもしれないけどな、俺とEitaは1年で結果を出してやる。そこんとこよく見ておけよ。アディオス」
◇第6試合◇
▼スペシャル・タッグマッチ/60分1本
YAMATO ○土井成樹(21分39秒 V9クラッチ)XBXBハルク BXBマサ(望月成晃)
土井「マッドブランキーの完全勝利や~! 何がB×Bハルク、B×Bマサや。オマエらのダンスタイムになんか付き合うか、ふざけやがって。そんなことより、ここにいるドクターマッスルのほうが気になるんちゃうか? 一つ言っといたるわ。ここにいるドクターマッスルの中身はマッドブランキーの新メンバーや。オマエらがダンスしてる間に、俺は見えないところで動いとったぞ。オマエらドクターマッスルの正体を見たいか? 正体はコイツや!」
(マスクを脱ぎ捨てると富永が…。)
土井「富永千浩×3! (観客に向かい)黙ってよう聞け。富永千浩はもう終わりや。マッドブランキーの新メンバー、富永千浩改め、パンチ富永や!(場内爆笑)パンチ富永×3!」
富永「いいか、俺は今日からパンチ富永だ! 一つだけ言っとくぞ。鷹木信悟、テメエだけは絶対に許さねえからな! 覚えとけ、コラ!」
土井「オマエら、パンチ、パンチってバカにするなよ。(観客からの『パンチ』の声に)やかましいわ! バカにしてられるのも、笑ってられるのも今のうちや。これからマッドブランキーで大暴走するからな。最後に言っておくぞ。B×BハルクやB×Bマサより、パンチ富永の方がいいだろ? パンチ富永×3や!!」
YAMATO「ハルクよ。7月20日の神戸ワールドの本番の前に残念な結果に終わったな。こんなんでこの俺、YAMATOの牙城を崩せるのかなあ? オマエがマッドブランキーから抜けた穴は、このパンチ富永で十分だ(場内笑)。いや、お釣りが返ってくるぜ(場内爆笑)。これからもこの俺、ドリームゲートのスリータイムスチャンピオン、そしてパンチ富永が加入したマッドブランキーがこのリングの中心だ。
おい後楽園ホール! この俺は誰だ? この俺はスリータイムス、ドリームゲートチャンピオンのYAMATOだ。このドラゴンゲートを黄金時代へ導く男だ。来月の後楽園ホールも当然のようにこのベルトを持って後楽園ホールに帰ってきてやるからな。楽しみにしておくんだな!」
ハルク「おいYAMATOよ、ドリームゲートチャンピオンのYAMATOさんよ。オマエ、こんな勝ち方で満足なのか? こんな勝ち方で本当にオマエは胸張って俺はドリームゲートチャンピオンですって言えるのかよ? 反則・乱入なんでもありのオマエらマッドブランキーがこうやってベルトを持ってる。俺は絶対に認めねえぞ! どうですか、お客さん! マッドブランキーがいつまでもベルト持ってていいのかよ? 7月20日、神戸ワールド、俺が現ドリームチャンピオンのYAMATOに勝って、そのドリームゲートのベルトをマッドブランキーから救い出してやるよ! そして、8月の後楽園ホールは新ドリームゲートチャンピオンの進化したB×Bハルクで帰ってくるので、皆さんご期待ください。それからYAMATO、オマエはそこのパンチ富永×3と仲良くやってろよ!」
YAMATO「(地声で)なんだ、それは…(とマイクを投げ返してバックステージへ)」
マサ「ハルク、マイクが相変わらずまとまらないようだから、助け舟出そうか? 実は今日の後楽園大会、聞くところによると2週間前でほぼ指定席が完売状態だったらしいです。本当に、もしかしたら闘龍門からドラゴンゲートの15年の歴史の中で、史上最速、最多の入りかもしれません。そんな中、ハルク、まさかパンチ・コントラ・パンチとB×Bダンスの俺たちがつながるとは思わなかったな…。俺もまさかとは思ったよ。でもな、パンチ富永、一つだけ気になることを言っていたよ。鷹木信悟が大嫌いだってよ。ハルク、もしかして気が合うんじゃねえのか?」
ハルク「そこだけは一緒っす…」
マサ「まあでもね、ハルク、7月20日の神戸ワールド記念ホールで3年前に俺とオマエはやったけど、今回で(ハルクは)7度目の挑戦となります。まあ、デビュー1~2年目から挑戦してるから非常に長い道のりだと思いますけど、今回は最高潮だと思っています。ファンの皆さんの気をもらって神戸に持ち帰れば、俺は乱入があろうが何しようが、今回こそは取れると思ってるよ。だけど! 今回取れなかったらもうないぞ、ハルク! もし俺がテレビ解説とかなかったら、助けてあげられることがもしあったら、せっかく今日組んだんだ。何かできることがあったらする。…できなかったら、やらないけど! そういうわけでお膳立てしたんで、最後はハルク。ビシッと、バシッと締めてくれ」
ハルク「改めましてB×Bマサさん、今日はダンスありがとうございました。こうやってユニット離れていま1人でやってますけど、いま1人ぼっちだけど、こうやってマサさんも応援してくれるし、後楽園の皆さんはB×Bハルクを応援してくれますよね? 神戸で必ずベルトを取って新チャンピオンとして後楽園に帰って来ます。温かい声援よろしくお願いいたします。今日はどうもありがとうございました」
▼バックステージ
マサ「まあ、今日の勝敗に関しては別に気にすることもないと思うし。まさか超満員札止めの後楽園ホール大会、B×Bダンスとパンチ・コントラ・パンチが告知されて、まさか後楽園の最後にパンチ富永につながるとは思わなかった。でもなんだろう、俺は楽しくやれたよ。今日の動きを見たら、俺は十分、ハルクはいい前哨戦を闘えたと思う。リング上で言った通り、バックアップできることがあったらするし。俺はいけると思いますよ」
ハルク「ありがとうございました! 今日は負けましたけど、いい試合ができたと思います」
マサ「そうだな。まあ出オチでは終わらなかったと思う。でもどっちかというと、ダンスは30点。あのねえ、細かいこと言うと、バッヂを配ろうと思って持ってたけど、リングに近づいたら踊る曲鳴っちゃってバーって投げ捨てるようにね。サングラスもキレイに投げ入れるつもりだったけど、入っちゃってたから。サングラスがズリ落ちてそのまま。でも最後、沢田研二ばりに帽子がキレイに飛んだのと、最後のバック宙が決まったのでOKかなと思ってます。あとはダンスばっかりじゃなく、ハルクがいい前哨戦を踏めたかどうかが重要なんで。今日は負けたけど、パンチ富永というまさかの飛び道具が出て来たけど、俺はハルクは最高の前哨戦を踏めたと思うんで、神戸ワールド期待しています」
ハルク「負けはしましたけど、いつまでもマッドブランキーのYAMATOがベルトを持っていても仕方ない。神戸ワールドで勝ってチャンピオンとして後楽園ホールに帰って来たいと思います」
マサ「YAMATOはよくベルトが自分のところに来たいって意思があるとか言ってるけど、お客さんはオマエに巻いててほしいとか思ってないから。それだけだよね。ベルトに意思があるかどうか知らないけど、俺はお客さんの支持が最後に押してくれて最後にハルクが取ってくれると思ってますから」
7月20日、神戸ワールド大会の前哨戦となった後楽園大会だったが、第1試合で行われた琴香vs富永による敗者パンチパーママッチで敗れた富永は即理容室へと連行されパンチパーマとなってしまうが、これがメインの複線になるとは思わなかった。
セミのツインゲート選手権前哨戦は、戸澤がEitaにデットリフトジャーマンを狙ったが、EitaはNumero Unoで切り返し捕獲すると、動けなくなった戸澤を見て鷹木がタオルを投入しミレニアムズが勝利、試合後にはタオル投入に納得しないウーハーが鷹木に詰め寄り、またパンチパーマを披露した富永に鷹木がイジると、富永は鷹木に頭突きを浴びせ反旗を翻すなど磐石と思われていたモンスターエキスプレスに足並みの乱れが生じる、
メインのYAMATO、土井vsハルク、マサ(望月成晃)は、試合前にはハルクが久しぶりにダンスを披露、マサと競演となったが、終盤にマッドブランキーが介入するも土井に誤爆、ハルク組はダブルファーストフラッシュで追い詰めるが、ハルクがファーストフラッシュを狙ったところでDr.マッスルが乱入してボックスでハルクに一撃、その隙を突いた土井がV9クラッチでハルクを丸め込んで逆転勝利となった。そしてドクターの正体はパンチパーマ化した富永でマッドブランキー入りを果たした。
また神戸ワールド大会のカードが一部発表され、WWEを退団されたエヴァン・ボーンことマッド・サイダルがドラゲーに復帰となりCIMAと組んで吉野、リコシェ組と対戦が決定となった。
神戸ワールド大会のカードもほぼ出揃ったが、モンスターエキスプレスの足並みの乱れは新しい流れへのきっかけになるのか? -
6月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行候補決定
おまたせしました!6月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行&シリーズ賞候補が決定しました!
MVP候補
バットラック・ファレ(新日本プロレス 中邑を降しIWGPインターコンチネンタル王座を奪取)
高橋裕二郎(新日本プロレス 石井を降しNEVER王座を奪取)
飯伏幸太(新日本プロレス/DDT リコシェを降しIWGPジュニアヘビー級王座を防衛)
諏訪魔(全日本プロレス 大森を降し三冠統一ヘビー級王座を奪取)
青木篤志(全日本プロレス 金丸を降し世界ジュニアヘビー級王座を防衛)
鈴木鼓太郎(全日本プロレス SUSHI、親父を降しGAORA王座を連続防衛)
タマ・ウイリアムス(ZERO1 浜を降しNWA・UNヘビー級王座を防衛)
ジェイソン・リー(ZERO1 アンディを降しインタージュニア、NWA世界ジュニア二冠王座を防衛)
YAMATO(DRAGON GATE ススムを降しオープン・ザ・ドリーム王座を防衛)
フラミータ(DRAGON GATE カゲトラを降してオープン・ザ・ブレイブ王座をっ防衛)
HARASHIMA(DDT ササダンゴを降しKO-D無差別級王座を防衛)
木高イサミ(ユニオン KUDOを降しKING OF DDTを制覇)
佐藤光留(パンクラスミッション 福田を降しユニオンMAX王座を防衛)
AKINO(中川を降しOZ認定無差別王座を防衛)
藤本つかさ(アイスリボン 世羅を降しICE×∞王座を防衛)
紫雷イオ(スターダム 彩羽を降しワールド・オブ・スターダム王座を防衛)
バラモンシュウ(ムーの太陽 ハヤトを降し東北ジュニアヘビー級王座を防衛)
宮本裕向(666 伊東を降しデスマッチヘビー級王座を奪取)
ジョン・シナ(WWE 王座争奪ラダーマッチを制しWWE王座を奪還)
タッグMVP
カール・アンダーソン ルーク・ギャローズ(新日本プロレス 棚橋、真壁を降しIWGPタッグ王座を防衛)
KUSHIDA アレックス・シェリー(新日本プロレス ヤングバックスを降しIWGPジュニアタッグ王座を奪還)
天山広吉 小島聡(新日本プロレス KESを降しNWA世界タッグ王座を防衛)
大森隆男 秋山準(全日本プロレス Evolutionを降し世界タッグ王座を奪取)
田中将斗 杉浦貴(関本、橋本組を降しNWAインターコンチネンタルタッグ王座を防衛)
鷹木信悟 戸澤陽(DRAGON GATE 神田、谷嵜を降してオープン・ザ・ツインゲート統一タッグ王座を防衛)
土井成樹 サイバー・コング Kzy(DRAGON GATE ミレニアムズ、ベテラン軍との3WAY戦を制しオープン・ザ・トライアングル王座を奪取)
飯伏幸太 ケニー・オメガ(DDT ディーノ、大石を降しKO-Dタッグ王座を防衛)
石井慧介 入江茂弘(DDT MIKAMI、イサミを降しアジアタッグ王座を防衛)
KUDO 坂口征夫 マサ高梨(DDT HARASHIMA、ウラノ、彰人組を降してKO-Dタッグ王座を防衛)
成宮真希 世羅りさ(アイスリボン ラブリーブッチャーズを降しインターナショナルリボンタッグを防衛)
松本浩代 脇澤美穂 岩谷麻優(米山、初日の出、帯広組を降しアーティスト・オブ・スターダム王座を防衛)
ザ・グレート・サスケ バラモンケイ(ムーの太陽 人生、沼二郎組を降し東北タッグ王座を奪取)
石川修司 佐藤耕平(和樹、大地を降しBJWタッグ王座を防衛)
ジェイ・ウーソ ジミー・ウーソ(WWE ワイアットファミリーを降しWWEタッグ王座を防衛)
ベストバウト候補
エル・デスペラードvsケニー・オメガ(新日本プロレス 6月3日 後楽園ホール)
KUSHIDAvs獣神サンダーライガー(新日本プロレス 6月6日 京都KBSホール)
リコシェvsKUSHIDA(新日本プロレス 6月8日 東京国立競技場第二体育館)
バットラック・ファレvs中邑真輔(新日本プロレス 6月21日 大阪ボディーメーカーコロシアム)
カール・アンダーソン ルーク・ギャローズvs棚橋弘至 真壁刀義(新日本プロレス 6月21日 大阪ボディーメーカーコロシアム)
飯伏幸太vsリコシェ(新日本プロレス 6月21日 大阪ボディーメーカーコロシアム)
天山広吉 小島聡vsデイビーボーイ・スミスJr ランス・アーチャー(新日本プロレス 6月21日 大阪ボディーメーカーコロシアム)
KUSHIDA アレックス・シェリーvsマット・ジャクソン ニック・ジャクソン(新日本プロレス 6月21日 大阪ボディーメーカーコロシアム)
高橋裕二郎vs石井智宏(新日本プロレス 6月29日 後楽園ホール)
鈴木鼓太郎vsSUSHI(全日本プロレス 6月15日 後楽園ホール)
大森隆男vs秋山準(全日本プロレス 6月15日 後楽園ホール)
大森隆男 秋山準vs諏訪魔 ジョー・ドーリング(全日本プロレス 6月28日 札幌テイセンホール)
青木篤志vs金丸義信(全日本プロレス 6月28日 札幌テイセンホール)
諏訪魔vs大森隆男(全日本プロレス 6月29日 札幌テイセンホール)
鈴木鼓太郎vsめんそーれ親父(全日本プロレス 6月30日 函館総合卸センター流通ホール)
丸藤正道vs斎藤彰俊(NOAH 6月13日 後楽園ホール)
杉浦貴 高山善廣vs永田裕志 関本大介(NOAH 6月13日 後楽園ホール)
田中将斗 杉浦貴vs関本大介 橋本和樹(ZERO1 6月1日 後楽園ホール)
大谷晋二郎 横山佳和vsKAMIKAZE TARU(ZERO1 6月1日 後楽園ホール)
KAI 征矢学vs佐藤耕平 鈴木秀樹(ZERO1 6月1日 後楽園ホール)
B×Bハルク CIMA ジミー・ススム 戸澤陽 T-HawkvsYAMATO 土井成樹 サイバー・コング Kzy 問題龍(DRAGON GATE 6月5日 後楽園ホール)
B×Bハルクvs土井成樹(DRAGON GATE 6月8日 後楽園ホール)
YAMATOvsジミー・ススム(DRAGON GATE 6月15日 博多スターレーン)
土井成樹 サイバー・コング KzyvsT-Hawk Eita U-Tvs望月成晃 ドン・フジイ ドラゴン・キッド(DRAGON GATE 6月14日 博多スターレーン)
フラミータvsジミー・カゲトラ(DRAGON GATE 6月14日 博多スターレーン)
KUDO 坂口征夫 マサ高梨vsHARASHIMA ヤス・ウラノ 彰人(DDT 6月8日 川口産業技術総合センター)
飯伏幸太 ケニー・オメガvs男色ディーノ 大石真翔(DDT 愛媛・松山市総合コミュティーセンター)
石井慧介 入江茂弘vsMIKAMI 木高イサミ(DDT 愛媛・松山市総合コミュティーセンター)
HARASHIMAvsスーパー・ササダンゴ・マシン(DDT 6月29日 後楽園ホール)
木高イサミvsKUDO(DDT 6月29日 後楽園ホール)
佐藤光留vs福田洋(ユニオン 6月19日 新宿区牛込箪笥区民ホール)
アジャ・コングvsチェリー(ユニオン 6月1日 新木場1stRING)
佐藤光留vs伊藤崇文(ハードヒット 6月21日 新木場1stRING)
船木誠勝vsLEONA(WRESTLE-1 6月8日 ニューサンビア高崎)
田中稔 金本浩二vs近藤修司 カズ・ハヤシ(WRESTLE-1 6月22日 博多スターレーン)
AKINOvs中川ともか(OZアカデミー 6月4日 後楽園ホール)
鈴木みのる 里村明衣子vs丸藤正道 華名(華名自主興行 6月16日 後楽園ホール)
成宮真希 世羅りさvs星ハム子 宮城もち(アイスリボン 6月7日 北沢タウンホール)
藤本つかさvs世羅りさ(アイスリボン 6月15日 広島産業会館)
紫雷イオvs彩羽匠(スターダム 6月1日 後楽園ホール)
高橋奈苗vs夏樹☆たいよう(スターダム 6月1日 後楽園ホール)
松本浩代 脇澤美穂 岩谷麻優vs米山香織 初日の出仮面 帯広さやか(スターダム 6月1日 後楽園ホール)
バラモンシュウvsフジタ“Jr"ハヤト(みちのくプロレス 6月8日 後楽園ホール)
ザ・グレート・サスケ バラモンケイvs新崎人生 気仙沼二郎(みちのくプロレス 6月8日 後楽園ホール)
河上隆一vs征矢学(大日本プロレス 6月5日 新木場1stRING)
宮本裕向vs伊東竜二(大日本プロレス 6月15日 広島産業会館)
石川修司 佐藤耕平vs橋本和樹 橋本大地(大日本プロレス 6月15日 広島産業会館)
忍vs関本大介(大日本プロレス 6月30日 後楽園ホール)
佐藤耕平 火野裕士vs関本大介 宮原健斗(小橋建太プロデュース興行 6月8日 後楽園ホール)
田中将斗 TAJIRIvs金村キンタロー 黒田哲広(冬木弘道13回忌メモリアル興行&金村キンタローデビュー25周年記念大会 6月18日 後楽園ホール)
ジョン・シナvsブレイ・ワイアット(WWE 6月1日 イリノイ州シカゴ)
ベストシリーズ&興行候補
新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXI」5月30日 後楽園ホール~6月8日 東京国立競技場第二体育館
新日本プロレス「DOMINION6.21」6月21日 大阪ボディーメーカーコロシアム
全日本プロレス「2014ダイナマイトシリーズ」6月15日 後楽園ホール~30日 函館総合卸センター流通ホール
NOAH「三沢光晴メモリアルナイト2014」6月13日 後楽園ホール
ZERO1「True Lies」6月1日 後楽園ホール
DRAGON GATE「CHAMPION GATE IN HAKATA」6月14、15日 博多スターレーン
DRAGON GATE「THE GATE OF MAXIMUM」6月1日 高松シンボルタワー~29日 金沢流通会館
DDT「アントーニオ本多主催興行~出来ごころ」6月1日新木場1stRING
DDT「DDT×Bis路上対バン路上ライブプロレス」6月5日 浅草花やしき
DDT「KING OF DDT2014」6月14日 福岡さいとぴあ~29日 後楽園ホール
ユニオン「チェリー10周年記念興行」6月1日 新木場1stRING
ユニオン「雨ニモマケズ ユニオン2014」6月19日 新宿区牛込箪笥区民ホール
ハードヒット「ハードヒット~超進化」6月21日 新木場1stRING
OZアカデミー 6月4日 後楽園ホール
アイスリボン「アイスリボン旗揚げ8周年記念~北沢タウンホール大会」6月7日 北沢タウンホール
アイスリボン「広島リボン」6月15日 広島産業会館
華名自主興行「カナプロマニア:リーチ」6月16日 後楽園ホール
スターダム「夏樹☆たいよう引退試合~ハイスピード・フォーエバー~」6月1日 後楽園ホール
ディアナ「ジャガー横田37周年記念大会」6月28日 新宿FACE
みちのくプロレス「怪力乱神」6月8日 後楽園ホール
大阪プロレス「~2014新たなる挑戦の幕開け~ホリデーパラダイスIN平野」6月28日 大阪市立平野区民センター
大日本プロレス「広島“大”熱狂プロレス」6月15日 広島産業会館
WNC「WNC-REINA新宿FACE大会」6月26日 新宿FACE
小橋建太プロデュース興行「Fortune Dream1」6月8日 後楽園ホール
冬木弘道13回忌メモリアル興行&金村キンタローデビュー25周年記念大会 6月18日 後楽園ホール
開港祭プロレス旗揚げ戦 6月2日 横浜みなとみらい臨港パーク
666&新宿二丁目プロレス~忍デビュー十一周年記念大会 6月6日 新木場1stRING
WWE「PAYBACK」6月1日 イリノイ州シカゴ
WWE「マネー・イン・ザ・バンク」6月29日 マサチューセッツ州ボストン
以上に決定しました
ベストバウトと興行賞に関しては選考した以外の試合や興行があればその他を投票していただき、投票したい興行をツイッターのRTで明記してください、確認されしだい1票とさせていただきます、明記のない票は無効。また今回の投票結果は発表まで非公開とさせていただきます、ご了承ください。
投票受付開始は7月4日の午前0時から、締め切りは11日の午前0時までですTVやCS、ニコ生を見た方でも構いません!投票をお待ちしています! -
プロレス多事争論「嘘と自己満足」
ただいま7月1日の午前0時、この全日本プロレスシステムズ体制の最後のシリーズである「ダイナマイトシリーズ」が最終戦の30日函館大会を終え、この時間をもって白石伸生氏による全日本プロレスシステムズ体制は一応の終焉となった。これまでは白石オーナーと言っていたが、今月からは白石氏とさせていただく。
ただ秋山が全日本プロレスの名称を受け継ぐかどうかは現時点ではわからず、東京スポーツでは無償譲渡とされていたが、やっぱりタダでは譲り渡す気はないらしく、新体制発足までは予断は許されず、最悪の場合は全日本の名前を受け継がないまま見切り発車を余儀なくされる可能性も否定できなくなった。
秋山からしてみれば“話が違う”だろうが、元々白石氏は本人が認めるほどの大嘘つき、自分も含めてだが一部ファンからも“毎日がエイプリルフール”と皮肉られていた、その白石氏に期待するのが大きな間違いだったのかもしれないが、この1年は白石氏の嘘つきぶりと自己満足に大きく振り回されたこの1年だった。
秋山らバーニングや諏訪魔も白石氏が前経営者である武藤敬司を批判した以上、白石氏に対する不信感はあったとしても、全日本を武藤体制以上にしてくれるという少なくとも期待はあったと思う、しかし白石氏が掲げた公約は現状の全日本だけでなくマット界では無理難題ばかり、また後方支援をして客を集めるかと思えばほとんど何もせず、挙句の果てには「ガチンコプロレスを批判するなら見に来るな!」とファンを批判、オーナーの尻拭いを現場がするという繰り返すも、白石氏は反省を口にするが上辺だけでまた同じことを繰り返す、現場が白石氏を遠ざけるのも無理はなく、その白石氏が現場に“オーナーに対して甘えがある、やる気を促す”という理由でギャラダウンではなくギャラ支払いそのものを止め選手らの契約を反古にした。結局白石氏はファンだけでなく選手らにも嘘をつき裏切ったことで秋山ら選手達もさすがに愛想を尽かし、また武藤を裏切ったとされ白石氏にこき使われていたKENSO、白石氏とは古くからの知り合いでアドバイザーだった蝶野正洋も白石氏から離れていくのも無理はなかった。
また白石氏の掲げた“ガチンコプロレス”も選手だけでなくファンまで遠ざける要因にもなった、ガチンコプロレスとは何だったのか?白石氏個人の自己満足でファンなど大事にせず、白石氏個人だけを楽しませればいいというものだった。秋山ら選手は常に観客を楽しませることを考え、また観客を集めるために今後の展開を考える、それが創始者であるジャイアント馬場さんからたたきこまれた見せるプロレスなのだが、白石氏はそれを全部否定し他の観客などどうでもよく自分ひとりを満足させればいい、それがガチンコプロレスの正体であり、馬場さんの教えを受け継ぐ秋山だけでなく武藤敬司とも相容れるものではなかった、肝心の白石氏本人が秋山から「白石氏のガチは女子高生レベル」と皮肉られるほどガチンコの意味をわかっていなかった。白石氏は「馬場さんのお言葉、プロレスは、シュートを超える。しかし、その言葉の裏には、真剣勝負がしたいのに、負けなければならない、明日からから、その歴史が変わる。シュート(真剣勝負)が、プロレスを超える!」と馬場さんを否定したが、結局白石氏の自己満足だけでは馬場さんを否定いやプロレスそのものを否定することは出来なかった。
白石氏がやってきたことは結局全日本プロレスを武藤体制以下にして、信用すら地に落として世間で言うブラック企業レベルに貶めたこと、武藤も白石氏からしてみれば経営者失格なのかもしれないが、白石氏も最低限の義務を果たさなかった時点で武藤を批判する資格もない。
秋山の新体制は新会社となるが、白石氏の負の部分も受け継ぐことになることからゼロどころかマイナスを背負ってのスタートとなる。白石氏はおそらく全日本をスポンサーとして支援する気はなく、そのまま潰れてしまうことを望んでいると思う。これは自分の希望であるがプロレスだけでなく白石氏以外の人間をバカにした白石氏を見返すために全日本には頑張って欲しいし生き残って欲しい。現在全日本に言えるのはそれだけしかない。
(BurningのFacebookより)
全日本プロレス函館大会にご来場、ご観戦頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!最終戦…シリーズも旧体制としても今日が最終戦でした。
その中でも地元のめんそーれ親父選手が頑張っていました。全日本で頑張りたいと言ってくれている親父選手。
今日の頑張りでその気持ちを強く感じました。ありがとう!これからも宜しく!
そして、明日から7月。新しい道が初まります。王道には程遠いかもしれませんがその道を目指します!応援宜しくお願い致します。
秋山準
(全日本プロレス公式HPより)
全日本プロレス運営会社変更・事務所移転のご案内盛夏の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、
厚く御礼申し上げます。
ご周知の通り、一昨年の7月より、全日本プロレスは、(株)全日本プロレスリングシステムズを
運営会社、(株)レッドウォールジャパンを親会社として、プロレス興行の主催ならびにグッズ・
コンテンツ事業を展開してまいりました。この度、本年7月よりオールジャパン・プロレスリング(株)を、当団体の新たな運営会社として
再出発する運びとなりました。
それに伴い、事務所営業時間が下記通り変更となります。
ファンの皆様、関係者の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解、ご協力の程
宜しくお願い申し上げます。
《新事務所》
社名:オールジャパン・プロレスリング株式会社
住所:神奈川県横浜市青葉区美しが丘西2-52-9
TEL:045-532-6701 / FAX:045-532-6702 -
WWEとKENTAが大阪公演で公開契約へ・・・KENTAが頼られた理由
(6月28日付けの東京スポーツ)
WWE入りが内定したKENTA。悲願の世界進出だ
元ノアの蹴撃戦士・KENTA(33)のWWE入団が内定。日本公演最終日となる7月12日の大阪・舞洲アリーナ大会のリング上で発表されることが27日、明らかになった。KENTA自身も来場する予定で、同大会に参戦する超人ことハルク・ホーガン(60)との“合体シーン”も期待される。
いよいよKENTAが世界へはばたく。
米国マット関係者の話を総合すると、WWEはこのほどKENTAとの契約を完了。日本公演(7月10、11日・両国国技館、12日・舞洲アリーナ)へ向けて、近日中にも正式発表される見込みだ。
しかも最終戦となる大阪大会にはKENTA自身が来場し、リング上からファンに入団を報告する可能性もあるという。早ければ7月中旬にも渡米の予定で、まず若手育成ブランド・NXTでキャリアをスタート。実績を残した上でメジャーのロウかスマックダウンへ参戦となりそうだ。
KENTAは4月いっぱいでノアとの契約を満了。5・17後楽園大会では丸藤正道との名コンビを再結成して中嶋勝彦、杉浦貴組を撃破。ノアラストマッチを勝利で飾っている。その後は沈黙を貫いて充電期間に入っていた。
この日、本紙の直撃に対してKENTAは「現時点でお話しできることは何もないです」と慎重に話した。
それでも「来るべき日へ向けてしっかりトレーニングは続けています」とWWEへの出撃態勢を整えていることを明かした。
大阪大会では豪華なハプニングも期待できる。7年ぶりの来日となる超人ホーガンとの“合体”だ。超人は11日両国と12日大阪に参戦。日本を「第2の故郷」と公言してはばからないホーガンだけに、日本人大物ルーキーの入団を、自ら祝福する可能性も高い。
さらにはノアに参戦していたワイアット一家のエリック・ローワン(ソルーフ)、セザーロ(クラウディオ・カスタニョーリ)ら現スーパースター勢との再会にも期待が集まる。
いずれにせよ大阪決戦から、KENTAが夢の大舞台に第一歩を踏み出すことになりそうだ。
(プロレス格闘技DXより)
WWEは今年の日本公演最終日となる7・12大阪大会で、「新たな日本人スーパースター」との“公開契約"を行うと発表した。「新たな挑戦」のためにとある団体を退団し、WWE入りが取りざたされている“あの男"なのか。“公開契約"に関するWWE JAPANからの発表事項は以下の通り。
☆2014年WWE日本公演「WWE Live」
大阪公演会場で公開契約決定!!〜新たな日本人スーパースター誕生の瞬間を見逃すな!〜スポーツの激しさとドラマのストーリー展開を兼ね備えたエンターテインメントを世界規模でビジネス展開する「WWE」(会長兼CEO:ビンス・マクマホン、本社:アメリカ・コネチカット州スタンフォード)は、7月12日大阪・舞洲アリーナにて開催いたしますWWE日本公演「WWE Live」の大阪公演で、新たな日本人スーパースターによる選手契約書への署名を公開で行うことを発表いたしました。
10年半ぶりに大阪での開催となり、伝説のスーパースターハルク・ホーガンの登場も決定しているWWEの大阪公演でWWEユニバース(ファン)の見守る中、日本人スーパースターが契約書にサインを行い、WWEの新しい一員となります。
まさにWWEの歴史の一ページが開く、この瞬間をお見逃しなく。
28日の東京スポーツでKENTAがWWEと正式契約を果たし、12日のWWE大阪公演で挨拶に上がるのではと報道されたが、この時点ではKENTAが「現時点でお話しできることは何もないです」とされていたことから、自分も正式決定するまでは様子を見ていたが、今日「大阪大会で“新たな日本人スーパースター”との“公開契約"を行う」とWWE側が発表、日本人スーパースターとはKENTAでリングの上での公開契約という形にしようということになったのか?WWEとしてはサプライズとしてとっておきたかったのか、しかし大阪公演はハルク・ホーガンは登場するが試合をするわけでなく、また本来の主役であるダニエル・ブライアンは首の手術を受けたため欠場(また腕に痺れが残るため再手術を受けることになり欠場も長引くことになった)、WWE王者に返り咲いたジョン・シナも両国大会のみの参戦、シールドからソロで活動し始めたローマン・レインズ、ディーン・アンブローズ、セス・ローリンズやワイアット・ファミリー中心では難しく、またPACことエイドリアン・ネヴィル、エル・ジェネリコことサミ・ゼインもNXTから召集したが、それでも不安と考えてKENTAを頼りにして公開契約を考えたのでは・・・
KENTAが本当の意味で勝負になるのはアメリカから、期待に応えるのは本人次第である・ -
高橋裕二郎がNEVER王座を奪取…G1を前にしてバレットクラブが三大シングル王座を独占!6月29日 新日本プロレス「KIZUNA ROAD2014」後楽園ホール 2015人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ○マスカラ・ドラダ(6分29秒 片エビ固め)BUSHI フエゴ X小松洋平
※トルニージョ
◇第2試合◇
▼20分1本
天山広吉 ○小島聡 田口隆祐(9分05秒 片エビ固め)永田裕志 中西学 Xキャプテン・ニュージャパン
※ラリアット
◇第3試合◇
▼20分1本
○矢野通 YOSHI-HASHI(10分04秒 反則勝ち)鈴木みのる X飯塚高史
※アイアンフィンガー・フロム・ヘル
◇第4試合◇
▼20分1本
○後藤洋央紀 柴田勝頼(10分29秒 片エビ固め)真壁刀義 X本間朋晃
※昇天・改
◇第5試合◇
▼30分1本
内藤哲也 飯伏幸太○エル・デスペラード(10分56秒 体固め)棚橋弘至 KUSHIDA Xアレックス・シェリー
※急所打ち
◇第6試合◇
▼30分1本
バッドラック・ファレ ○カール・アンダーソン ドク・ギャローズ タマ・トンガ(14分33秒 片エビ固め)中邑真輔 オカダ・カズチカ Xロッキー・ロメロ アレックス・コズロフ
※マジックキラー
◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○高橋裕二郎(21分41秒 体固め)[第3代王者]X石井智宏
※マイアミ・シャイン
☆石井が5度目の防衛に失敗、裕二郎が第4代王者となる
高橋「オイ! どっかのクソ野郎がよ、『レベルが違う』とか言ってたよな? 俺たちはよ、そんなレベルとかいう安っぽいモノじゃねぇんだよ。CHAOSのレインメーカーじゃ、カネの雨は降らねぇ! その代わりよ、このBULLET CLUBがこのリングを潤してやるよ!BULLET CLUB・イズ・リィィィアァァァル!!」
【裕二郎、アンダーソンの話】
高橋「(マスコミに向けて)ドーユー・ハブ・ア・クエスチョン? カモン!」
アンダーソン「BULLET CLUBはフィーバーだ! どんどん勢力を伸ばしている! すべての王座をBULLET CLUBが保持している! 新しいチャンピオン、おめでとう! 新しい無差別級チャンピオンはここにいる! 俺たちは世界でベストなレスラーたちだ! 誰か英語話せないのか?」
高橋「エニイクエスチョン、オーケー!」
アンダーソン「質問はないのか?」
高橋「ユー・ガイズ・ファッキンジャパニーズ・トゥー・ミー? ナッシング?」
高橋「(写真を要請するカメラマンに)このスケベヤローが。オレじゃなくてよ、(エスコート役の女性をさして)コッチが撮りてえんだろ? このエロガッパが!」
新日本後楽園大会のメインは石井がNEVER王座をかけ裕二郎の挑戦を受け、裕二郎はダンサーのMAOを従えて登場、久しぶりにミスターR指定ぶりを見せつける。
試合は石井が先手を奪うが、裕二郎はMAOの元へ逃げ、また何度も場外へエスケープするなど、石井のど真ん中プロレスを拒絶、焦れた石井が場外へ追いかけるも裕二郎が石井の首を鉄柵へ叩きつけて逆襲、ここから裕二郎が“エロ”ネックブリーカー、チンロック、踏みつけ攻撃、顔面攻撃と攻勢に出ると、石井もエルボーから場外戦に持ち込みイス攻撃で反撃、しかし裕二郎もフラップジャックで叩きつけ、雪崩式フロントスープレックスからフィッシャーマンバスターと畳み掛ける。裕二郎はジャーマン、インカレスラム、ラリアットと攻勢に出るがムーンサルトプレスが自爆すると、石井はヘッドバットからラリアットで反撃しパワーボムを狙う。ところが裕二郎はレッドシューズ海野レフェリーにしがみついて巻き込むと、海野レフェリーがダウンしている間にバレットクラブが介入して石井に総攻撃をかけ、石井を救出するためにCHAOSが駆けつける。しかし再び石井と海野レフェリーを交錯させた裕二郎が急所打ち、崇コーナーにして石井を金具に叩きつけてから変型バックドロップホールド、東京ピンプス、ターンバックルボムと畳み掛けてからマイアミシャインで3カウントを奪い、これでIWGPヘビー級、IWGPインターコンチネンタル、NEVER、IWGPタッグの4大王座をバレットクラブが独占となった。
G1 CLIMAXを前にして新日本プロレスの主要タイトルを独占したバレットクラブ、G1まで制覇して新日本プロレスを制圧するのか?本隊とCHAOSのどちらかが歯止めをかけるのか? -
ノーテレビの札幌で30分越えの死闘!諏訪魔が大森を降し三冠統一ヘビー級王座を奪還!
6月29日 全日本プロレス「2014ダイナマイト・シリーズ」 札幌テイセンホール 629人 満員
<試合後のコメント・アピールなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○めんそ〜れ親父(9分27秒 エビ固め)
X井上雅央
◇第2試合◇
▼30分1本
○山本喧一(8分02秒 羽根折り固め)XSUSHI
◇第3試合◇
▼30分1本
○宮原健斗 鈴木鼓太郎
(11分55秒 ジャーマンスープレックスホールド)吉江豊 X斗猛矢
◇第4試合◇
▼30分1本
○ジョー・ドーリング(7分25秒 エビ固め)Xバンビ・キラー
※ラリアット
◇第5試合◇
▼30分1本
秋山準 ○ゼウス The Bodyguard(15分17秒 片エビ固め)KENSO 長井満也 X南野タケシ
※ジャックハマー
◇第6試合◇
▼Jr.スクランブルプレミアムタッグマッチ/45分1本
金丸義信 ○佐藤光留
(16分23秒 足取り腕ひしぎ逆十字固め)X青木篤志 ウルティモ・ドラゴン
◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○諏訪魔(33分09秒 体固め)
[第48代王者]X大森隆男
※ラストライド
☆大森が初防衛に失敗。諏訪魔が第49代王者となる
(試合後は両者とも披露困ぱいでしばし倒れ込んだまま。ドーリングと佐藤が飛び込んで諏訪魔をねぎらう。ようやく立ち上がった諏訪魔に黄金の三冠ベルトが授与される。)
諏訪魔「皆さん、三冠ベルト獲りました! 次の…」
ドーリング「スワマ・コングラチュレーション!(諏訪魔おめでとう!) Evolutionがスタートした時の夢がトリプルクラウン。そして今、俺のドリームになった。俺がファーストチャレンジャーだ」
諏訪魔「ジョー、三冠かけてやろうじゃねぇか!俺たちEvolutionの夢である三冠かけて、ジョーと戦います!」
【試合後の諏訪魔】
▼諏訪魔「激しい一戦だった。身の削り合い。首はダメだし、鼓膜いかれて三半規管まできてる。大森隆男の意地っていうか、凄いよ、あの世代は。潔く三冠ベルト俺に渡せばいいんだ。結果はわかってんだから。勝って獲ったぞ。全部だ。5冠は俺のものだ。獲ってもまだまだやり足りない。こっからは次の、来月から新たなステップにいくわけだから、そこで何十試合もやって俺がチャンピオンだって分からせてやる」
――ドーリングが挑戦を表明してきたが?ジョー
▼諏訪魔「あいつが今回、PWFに相当怒ってるわけで、それもわかってた。あいつがすぐ三冠くるだろうなと獲った瞬間、感じてたよ。Evolution作った時、言ったことはジョーと三冠やると。その夢が次かなうんだ。日本一、いや世界一のぶつかり合いをみせて、俺が日本一、いや世界一頑丈なレスラーなんだって証明してやります」
――分裂から1年が経過し、三冠王者に返り咲いたが?
▼諏訪魔「不思議な巡り会わせだよね。1年前を思い出すと、ここの会場でいろいろ悩んで、そこの(会場内にある)喫茶店で悩んだよ。思い出した、物凄い大変だったって。でもこの一年、俺が支えたんだよ。それを今日、ここでいい形で証明できた。それがうれしい!
――まずはドーリングとのV1戦だが、その先に世界タッグも獲りにいくと?
▼諏訪魔「やっぱりEvolutionに全てのベルトがなければ全日本は盛り上がらないよ。強さの象徴だから。プロレスは強くなきゃいけない。それを札幌の人に見せられてよかった。それをこれから全国にどんどん広げていく。でかい奴が強くて凄ぇなと。それがプロレスだよ。(集まったファンから諏訪魔コールが起きて)俺が言いたいことは伝わったよ」
札幌二連戦の最後は三冠選手権、王者の大森に諏訪魔が挑戦、チャンピオンカーニバルでは大森に敗れ、世界タッグ王座をも失った諏訪魔は背水の陣で臨んだ。諏訪魔はグラウンドで先手を奪うも、大森はエプロン上でのパイルドライバーを敢行し、更にイスで後頭部を殴打、リングに戻ってパイルドライバーで突き刺すなど諏訪魔の首に集中砲火を浴びせる。しかし諏訪魔もターンバックルジャーマンで反撃すると何度もカバーに入るなどジワリと大森のスタミナを奪いにかかり、ダブルチョップやフロントスープレックスを繰り出してから勝負と見てラストライドを狙う。しかし大森がスルーするとニールキックやスイング式ネックブリーカーで返すと、諏訪魔もフライングショルダーやフロントスープレックス、ドロップキックで場外に大森を追いやってからトペ・スイシーダを炸裂させる。再び勝負を狙った諏訪魔はラリアット、バックドロップからラストライドを狙うも、大森はフランケンシュタイナーで切り返し、再度狙っても回転エビ固めで切り返した大森は再びラストライドを狙ったところでアックスギロチンドライバーで突き刺すと、後頭部へのアックスボンバー、雪崩式バックドロップ、アックスギロチンドライバーと畳み掛けると、アックスボンバーを狙うが、炸裂する寸前で諏訪魔が倒れてしまう、間をずらされた大森は改めてアックスボンバーを狙うと諏訪魔はラリアットで迎撃しジャーマンで投げるが、大森もすぐ起き上がってアックスボンバーで応戦、エルボー合戦から大森はトラースキック、スライディング式アックスボンバーを狙うも諏訪魔は回避してバックドロップで叩きつけ、最後は踏ん張る大森を強引にラストライドで叩きつけて3カウントを奪い、三冠王座奪還に成功した。試合後は諏訪魔の盟友であるドーリングが挑戦表明し諏訪魔も受諾した。
札幌二連戦はノーテレビという悪条件となったが、その中での諏訪魔vs大森の30分越えの選手権は、苦しい状況でもまだ全日本プロレスは死んでいないということを見せつけた試合だったと思う。
テレビに関してはこれまで定期的に放送してきたGAORAやSAMURAIは今後放送するかどうか不明、GAORAも7月以降放送予定はない。秋山体制がどうなるか次第になるだろうが、ライブでこれだけの試合を見せてくれる限りは全日本プロレスは生きている。
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木高イサミがKING OF DDT制覇で両国のメインへ!棚橋弘至も両国に参戦!
6月29日 DDT「KING OF DDT 2014」後楽園ホール 2037人 超満員
(試合後のアピール、コメントなどは週刊プロレスモバイルより)
◇ダークマッチ◇
▼5WAYマッチ/3分2ラウンド
△伊橋剛太vs △星誕期vs △勝俣瞬馬vs △DJニラvs △ゴージャス松野
※時間切れ引き分け
◇第1試合◇
▼30分1本
彰人 ○竹下幸之介 遠藤哲哉(7分48秒 ジャーマンスープレックスホールド )石井慧介 高尾蒼馬 X平田一喜
◇第2試合◇
▼KING OF DDT 2014準決勝/30分1本
○KUDO (12分40秒 体固め)X入江茂弘
※ダイビングダブルニードロップ
☆KUDOが決勝戦に進出
◇第3試合◇
▼KING OF DDT 2014準決勝/30分1本
○木高イサミ(11分03秒 ヨーロピアンクラッチ)X飯伏幸太
☆木高が決勝戦に進出
◇第4試合◇
▼高木軍vsマイケル軍イリミネーションマッチ/30分1本
[マイケル軍]中澤マイケル 松永智充 男色ディーノ 大石真翔(4-3)[高木軍]高木三四郎 大鷲透 MIKAMI アントーニオ本多
①○マイケル(OTR)×アントン
②○松永(OTR)×MIKAMI
③○マイケル(OTR)×大鷲
④○高木(OTR)×ディーノ
⑤○高木(OTR)×大石 ×松永
⑥○マイケル((7分47秒 ローフライフロー)×高木
※鈴木みのるのゴッチ式パイルドライバー
☆一人残りでマイケル軍の勝利
(試合後)
マイケル「両国でこの俺らを相手にするっていってたけど、ここらへんでやめておいたほうがいいんじゃないのか」
高木「お前ふざけんじゃねーぞ。(鈴木に)なんだその格好は! 両国はな普通の試合形式じゃーねーよ。路上プロレスでテメーらとやってやるよ。ダークマッチじゃねーぞ。本戦でやってやる。タッグマッチだ。最高にいかれたパートナーを見つけてきている。両国の路上プロレスで相手するいかれたヤツは、この男だ!」
(葛西純が登場。)
高木「クレイジーモンキー・葛西純! そして葛西純とこの俺様がチーム・クレイジー大社長組んで、テメーらとやってやる!」
葛西「はじめまして世界一のデスマッチファイター葛西です。なんかよアンタ、いろんなリング渡り歩いてきて、俺には怖いもんはねーみたいな顔してるけど、両国では路上のスペシャリスト俺っちと三四郎でアンタのカラダに植え付けてやるよ。路上プロレスの恐ろしさを」
鈴木「誰が週刊プロレスでおなじみのなんだっけ。なっ、コイツ。大日本? 違う? 路上でやりたいの? 高校生以来だな。じゃあ行くか、8月17日、両国でテメーらと路上プロレスやってやろうじゃないの。なぁ、マイケルもハイブリッドになったぞ。俺たちのチームハイブリッドで、テメーラのカラダもハイブリッドにしてやるぞ」
◇休憩明け◇
休憩明けに鶴見GMが清水愛、越中四郎の両国参戦を発表。さらに竹下幸之介を呼び入れ、両国での対戦相手をアナウンス。そこにサプライズ登場したのは、なんと新日本プロレスの棚橋弘至だった。
棚橋「新日本プロレス、100年に一人の逸材・棚橋弘至です。僕の取れなかった新人賞を取った素晴らしい選手ときいていますので、楽しみにしています。いっちょ、いっちょ胸を貸したいと思います」
竹下「棚橋選手は100年に一人の逸材ということですが、僕はジュラ紀から数えて2億万年に一人の逸材です。両国では僕がすべての能力で上回ります。そして、DDTが新日本に勝って僕がプロレスの未来をみせます」
【棚橋の話】「(竹下の印象は?)実はあまり知らなかったんですけど、話が来て。みんないい選手だって言うので、今日初対面するのを楽しみにしてたんですけど、ビッグマウス加減がちょっとオカダと被るかなと。似ている雰囲気を持っているなと思って。こういう選手が出てくるのはプロレス界にとってもDDTさんにとってもいいことだと思うんですけど、逸材ですから。『ジュラ紀から』とか言われたらそれに乗せようがないけど、言うとしたら、『逸材は遠いぞ!』という感じです。(胸を貸すという言葉を使っていたが?)シャツを1回洗ったら予想以上に小さくなってしまって。ちょうどそんな感じだったんで、胸を貸すと。シャツを犠牲にしたネタです。DDTさんのファンは新日本と全然違うと聞いてたんで、どんな感じになるかなと思ってたんですけど、凄いウェルカムな雰囲気で迎えられたんで、嬉しいやら、戸惑うやら。(団体を超えたスターだと実感したが?)僕も実感しました(笑) (業界全体の責任を負う立場にいると感じる?)なのかもしれないですね。他団体に出ること自体が久しぶりだし、特に他団体の若い選手とやるというシチュエーションも初めてなので。暖帯を越えて業界全体を盛り上げようと考えてきた僕に取っては、いろんな意味で大切なカードになると思います。(時期的にはG1直後の体力的に厳しい時期になるが?)大丈夫です。疲れたことはないんで。(DDTに出るのは初めて?)初めてです」
◇第5試合◇
▼3WAYタッグマッチ/30分1本
○ケニー・オメガ 佐々木大輔(14分41秒 クロイツ・ラス)HARASHIMA Xヤス・ウラノ
※もう1チームは坂口征夫 マサ高梨
(試合後はウラノが保持していた“どこでも挑戦権”をケニーが獲得)
ケニー「何回も言ってるけど、今年の両国のメインイベントでこのリングに立ちたい。だからさ、HARASHIMAさん、お前のベルトを取るしかない。次の後楽園、両国前の後楽園でいいんじゃないですか。みんなエキサイティングな大会を見たいでしょう! なので、HARASHIMAさん、よろしくお願いします」
(ケニーのアピール後にササダンゴマシンが登場し本部席に陣取る)
ササダンゴ「ただいまより、私の保持するいつでもどこでも挑戦権のプレゼンテーションをしたいと思います」
(パワーポイントで自ら作ったという資料をビジョンに移してアピールを始めた。「KO-D無差別級王座になりたい」というタイトルで、プレゼンを続けると、理論付けて「HARASHIMA選手はササダンゴマシンに王座を譲っていいのではないか」と結論を出した。さらに、「ササダンゴマシンは現在の実力では勝てないので、新必殺技の開発が必要」との考えに至ったという。
1ヶ月間の研究の末、垂直落下式リーマンショック(変型垂直落下式DDT)を開発。新潟プロレスでの臨床実験で「35%の体力を奪う」ことがわかり、「3回決まれば必ず勝てます」)
◇第6試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合
[第48代王者]○HARASHIMA (6分35秒 体固め)[いつでもどこでも挑戦権保持者]Xスーパーササダンゴマシン
※蒼魔灯
☆HARASHIMAが初防衛に成功
(試合後)
HARASHIMA「サ、サ、坂井君。面白いよ。プレゼンを見てる時は危ないのかなって思ったけど、3発食らっても僕は返せました。(なんで?)みんな早いよ。君は表にまとめたりしたけど、大事なことを忘れている。僕の体力は35%くらい減った。2発目は70%くらいいった。でも、みんなの応援があったから8割回復した。計算じゃ出せない部分、プロレスにはあるんだよ。君のね、そういう面白い取り組み、ビックリしたけどプロレスを楽しめた。ありがとう。いつでもどこでも挑戦権、一つ退けました。さっきの試合でケニーが取りました。正直ケニーは強いです。トーナメントで、負けた時はちょっと嬉しいと思った自分がいます。でもね、僕はチャンピオンだから誰とでもやらなきゃいけない。逃げるわけにはいけないから、ガッチリ勝って、両国のメインに立ちたいと思います。必ず必ず必ず勝って両国のメインに立ってやるさ。(なんで?)ケニーに絶対勝ってやるさ(なんで?)。勝った人の挑戦受けて勝ってやるぜ(なんで?)。なんでって? それは鍛えているからだ」【HARASHIMAの話】「(ササダンゴマシン戦については?)試合後にああいう形ですぐに来るとは予想してなかったので。でも、彼のプレゼンを見られてたので、あの技も見よう見まねでやったらできて。面白い理論だと思うんだけど、プロレスは計算できないですから。坂井君がプロレスを始めた頃に教えたと思うんだけど、彼は忘れてたみたいで。お客さんの声援というのがプロレスをやる上で凄い大事。それがあるから、単純な計算は成り立たない試合になるので。リーマンショックは効きましたよ。今は首が痛いんで。ちょっと思ったんですけど、2009年以降にリーマンショックで不況になったと言ってましたけど、DDTは2009年に初めて両国を成功させて、そこから上がっているんで。単純にそれだけじゃないんです。リーマンショックみたいなことがあっても、みんなの力があれば上を向いていけるということで。まだまだ頑張りますよ。ケニーがいつでもどこでも挑戦権を取って。正直、僕が負け越している相手なんで、リング上でもちょっと言ってしまいましたけど、トーナメントでケニーが負けた時にラッキーと思ってしまったんですね。その時点で自分は弱気なんで、ケニーとはガッチリやるだけです。やって勝って、両国のメインに勝ちたいと思います。(勝つことを前提とすると、両国での木高の挑戦が決まっているが?)団体を背負って敵地に乗り込むという気持ちでいるなら、それは凄い力になると思います。ただ、僕はDDTを代表して迎え撃つんで。あと、イサミはいろんな団体に出て、凄いデスマッチもやって、本当に素晴らしいレスラーだと思います。タッグでとかしか当たったことがないんで、彼と当たれるなら楽しみです。でも、勝つのは僕ですけどね。DDTを代表して僕が勝ちます
◇第7試合◇
▼KING OF DDT 2014優勝決定戦/30分1本
○木高イサミ(16分06秒 片エビ固め)XKUDO
※勇脚・斬
☆木高が優勝
鶴見GM「8月17日、両国大会でのKO―D挑戦が決定します。相手はHARAもしくはケニー・オメガになります」
イサミ「本当に両国決定したんですか。僕、パンフレットとか配らなくて大丈夫? 結果を見たな。ユニオンは下請けじゃないぞ。今年も爆発させてやる。DDTはすげーと思うよ。だからこそお前らには絶対負けない。両国、KO-D命をかけてやらせていただきます」
鶴見「お願いします」
イサミ「よし、優勝しちゃったよ。まだまだ止まらないです。ユニオンプロレスのためは僕のため。僕のためはユニオンのため。僕のためにKO―Dを取りに行きます。なんか変な感じだな。でもこの景色悪くない。ありがとうございました。ユニオンもよろしくお願いします。俺がユニオンプロレスの木高イサミだ!」
【木高の話】「(ユニオン代表という気持ちは強かった?)そうですね。トーナメントに出る時もユニオンの他のメンバーが譲ってくれて。これなら文句ないでしょ。KO-Dに挑戦するのに。アイツが役不足だって言われることもないでしょ。(少し前にはベルトを複数持っていたが、ひとつ取り戻すと?)まずひとつ取り戻します。それができたら気持ちいいですね。僕の中ではこれが頂点だとは思ってないんで。あと1回です。これで優勝だけどあと1回。全5回戦のトーナメントみたいなものですから。やっぱり坂口さんも終わった後に拳を合わせてくれたし、幸之介も『イサミさんに取ってもらって。そうしたらやらせてください』と言ってきて。飯伏もしっかりと言ってたわけじゃないですけど、『このまま頑張って優勝して』と言ってたんで。そして、今日のKUDO。握手もしなかったけど、KUDOさんだってベルトのポーズをしてて。みんな優勝したらもう1回やりたいって言ってるんですよ。僕の中での優勝はKO-Dを取ること。両国のメインでKO-Dを取ったら、みんなとやりたいと思いますね。それぐらいこのトーナメント自体が楽しかったです。しんどかったですけどね。(HARASHIMAとオメガ、どちらとやりたい?)それはどちらでも。まあでも、欲を言うなら、ケニーとは3回やっているんで。HARASHIMAさんとはシングルしたことないんで、HARASHIMAさんとやりたいなと。僕の中ではDDTの象徴だっていう気がするんですよ。任天堂の象徴がスーパーマリオみたいな。そういうイメージです。オールラウンダーなところが凄くて、何でもできるじゃないですか。飛ぶこともできるし、力強くてパワーもあるし、蹴りもできる。トータルバランスが凄くて、そういうものには憧れるんで。マリオを倒したいですね。(他団体で活躍してきた木高選手とDDTを守ってきたHARASHIMAに違いはある?)活躍って言ったって、HARASHIMAさんだってムチャクチャ活躍しているじゃないですか。他団体か、中かってあんまり関係ないです。どっちが強いかを比べたいだけですから。そういう意味ではケニーもそうですよ。やっているけど結局負け越してますからね。ケニーに貸しがいっぱいあるんですよ。ケニーとも面白いことができるような気がするし。(両国のメインに立つことについては?)去年の両国ではアイドルランバージャックがあり、2日目は相方の宮本と組んでタッグを取ったりして。今度はひとりで行くんですが、あんまり緊張するタイプではないと思うんですけど、さすがに両国のメインは緊張すると思うんで、花道から落っこちたりしないように気を付けながら。まあ、トーナメントで優勝したことで、僕も自信があるなと。メインの入場から退場まで全部楽しめるような、そんな自信はありますね」
8月17日両国のメインで行われるKO-D無差別級王座への挑戦権をかけたトーナメント「KING OF DDT」は飯伏、イサミ、KUDO、入江の4選手が準決勝に進出。
準決勝第1試合はKO-D王座奪還を狙うKUDOと入江が対戦し膝蹴りを駆使して主導権を握るも、入江も変型エメラルドフロウジョンで追い詰める。しかし入江のラリアットをかわしたKUDOがスピンキックの連発からダイビングニーで3カウントを奪い決勝に進出する。
準決勝第2試合は飯伏とイサミが対戦し飯伏が入場ゲートからのケブラータという荒技も敢行して主導権を握るが、勝負を狙ったシットダウン式ラストライドをイサミが背後に着地するとヨーロピアンクラッチで丸め込み逆転3カウント、イサミが決勝に進出する。
決勝戦は両者共打撃戦となるもトペからKUDOが先手を奪うも、イサミはKUDOの左膝攻めを展開して反撃、再び打撃戦となるも雪崩式を狙ったイサミにKUDOがコーナーに逆さ吊りにするとダブルニーを投下、再び雪崩式を狙うイサミをジャーマンで投げ、イサミは勇脚もKUDOはスピンキックで応戦する。イサミもダブルニーを投下するが勇脚斬はかわされ、KUDOがスピンキックを浴びせるがダブルニーは自爆、ここで勝負と見たイサミはヨーロピアンクラッチからエルボー合戦、追尾式のフロントハイキック、垂直落下式ブレーンバスターと畳み掛けてから勇脚斬で3カウントを奪い、8月17日両国のメインの座を勝ち取った。
イサミは5月まではユニオンMAX、BJWデスマッチヘビー、宮本裕向と組んでBJWタッグまたKO-Dタッグと保持していたが、デスマッチ王座から転落してからは一気に下り坂となりベルトを全て失ってしまった。両国大会はイサミにとって大反撃の場となるか?しかし肝心のKO-D王座は王者のHARASHIMAがどこでも挑戦権を行使して挑戦したササダンゴを降し王座を防衛したものの、ケニーが名乗りを挙げたため7月20日の後楽園での選手権が決定したため、HARASHIMAになるかケニーになるかは不明、イサミはHARASHIMAを希望しているが・・・
また8月17日両国のカードが一部発表され新日本プロレスの棚橋弘至が参戦し竹下との対戦、竹下もKO-Dタッグ挑戦など様々なチャンスが与えられたが、今度は元IWGPヘビー級王者である棚橋との対戦はまさしく大チャンス、果たして何を得てくるのか?また声優レスラーの清水愛、フリーの越中詩郎も参戦も発表された。またレフェリーとして鈴木みのるが登場しマイケルの勝利をアシストすると、高木社長が怒り葛西純と組んで両国での路上プロレスで対戦することも決定となった。鈴木の路上マッチ挑戦だけでなくCZWで「トーナメント・オブ・デス」で優勝し世界のデスマッチ王となった葛西との絡みはある意味ドリームマッチ、これもまた楽しみな路上マッチになる。
恒例となったDDTの夏のビッグマッチ、仕込みはOKといったところだ。 -
ノーテレビの札幌二連戦・・・青木が金丸越えを達成!大森が五冠王に!6月28日 全日本プロレス「2014ダイナマイト・シリーズ」札幌テイセンホール 583人
<アピール、コメントなどはプロレス・格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○斗猛矢(7分16秒 片エビ固め)XSUSHI
※SOD
◇第2試合◇
▼30分1本
○佐藤光留(7分15秒 腕ひしぎ逆十字固め)X山本喧一
◇第3試合◇
▼30分1本
○長井満也 南野タケシ(11分06秒 エビ固め)X井上雅央 吉江豊
※魔界ドライバー
◇第4試合◇
▼30分1本
○ゼウス The Bodyguard(10分38秒 片エビ固め)KENSO Xバンビ・キラー
※ジャックハマー
◇第5試合◇
▼30分1本
宮原健斗 ○鈴木鼓太郎(11分54秒 片エビ固め)ウルティモ・ドラゴン Xめんそ〜れ親父
※ブルーディスティニー
◇第6試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本[第37代王者]○青木篤志
(18分24秒 トラップオーバー)[挑戦者]X金丸義信
☆青木が初防衛に成功
【試合後の青木、佐藤】
▼青木「予想通りっちゃあ予想通り。勝てたからよかったけど、やってる最中、うまいなとやられながら思ったしね。それを感じれたのは自分の中で余裕があって成長できたのかなと。(旭川で)何回もやられて技を食らってきたから、そういう意味ではラッキーだったかなと」
――初防衛戦で金丸を破ったのは大きいのでは?
▼青木「大きいし、そこでダメだったら終わり。これをクリアーして安心することもないし。とにかくこのベルトを巡ってジュニアヘビー級が盛り上がればいいなと。ジュニアヘビーの人間はみんなこのベルトを目指すべきだと思う」
――挑戦者が現れなかったが?
▼青木「いいんじゃない。すぐに来て、すぐに決められてもこっちも困る。こっちも仕掛けたいものがあるからね」
――やりたい相手はいる?
▼青木「別に。誰でもいい。俺が選ぶアレないから。やりたい、挑戦したい、その気持ちが一番だよ」
――7月シリーズもジュニアを盛り上げていくと?
▼青木「もちろん。今シリーズ終わったわけじゃないし、明日もあさってもあるから」
※佐藤がやってきて
▼佐藤「二人でやろうと言ったの、考えてくれました?」
▼青木「考えた」
▼佐藤「やりましょう二人で」
▼青木「そうだね、そうしよう」
▼佐藤「二人でやりましょう。やってくれるんですか?」
▼青木「やるよ。二人っきりで」
▼佐藤「やりましょう。タイトルマッチ!」
▼青木「分かってるよ。ひと晩考えて二人で試合やろうということだと思った」
▼佐藤「あと何が必要だかわかります?」
▼青木「今マスコミに言った。やる気がある奴なら誰でもいいと言っちゃった」
▼佐藤「二人きりじゃないじゃないですか!」
▼青木「複数じゃなくて、二人きりっていうのはそういうことだろ」
▼佐藤「じゃあ明日」
▼青木「明日? タイトルマッチ?」
▼佐藤「二人でやるんでしょ。そのあともう一軒ってめんどくさい話じゃないでしょうね?」
▼青木「大丈夫。俺だいぶ頭の思考能力が佐藤光留寄りになってるから」
▼佐藤「なるほどね、いい傾向だ。言ったね」
▼青木「めんどくさいといわれてるけど、俺の中でめんどくさいのなくなったから」
▼佐藤「じゃあ、もっとめんどくさくしてやる。タイツに合ってねぇよ(と立ち去る)」
▼青木「めんどくさいのがきちゃったね。別に俺はあれでもいいよ。あとは会社が決めてくれたら」
▼佐藤「(引き返してきて)言い忘れた! お前のジュニアを盛り上げたいというのに呼応したんじゃないからな。俺の考えで二人でやろうと言ったんだからな。佐藤が呼応したってなったらスネるからな。めんどくさくなるよ」
▼青木「わかった。そういうことね」
▼佐藤「絶対大丈夫だね!」
▼青木「もういい! まだまだ続くから」
【金丸の話】「ウルティモ・ドラゴンを破ってチャンピオンになっただけはある。8割ぐらい俺が責めてたけど、最後の最後でひっくり返された。負けは負けなんでね。チャンピオンとして臨むタイトルマッチはチャレンジャーとして臨むタイトルマッチと違うんでね。あいつはタッグでチャンピオンとしての経験があるけど、今日の経験でまたあいつが一段上にいくんじゃないですか」
◇第7試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○大森隆男 秋山準(26分58秒 片エビ固め)[第66代王者組]諏訪魔 Xジョー・ドーリング
※スライディングアックスボンバー
☆Evolutionが5度目の防衛に失敗。大森&秋山が第67代王者となる
(試合後にKENSO率いるDKメンバーがリングに乱入。大森と秋山に集団暴行を浴びせる)
KENSOが「秋山! 大森! よく聞け! 次は俺たちDK。KENSOとミスター長井が世界タッグ挑戦する!」
(DKメンバーがリングを占拠し続けると、怒った和田京平レフェリーが「さっさと帰れ!」と怒声を上げて一喝。DKメンバーが去る)
【試合後の大森&秋山】
▼秋山「大森がうまく引きつけてくれて、俺が最初やられたけど、回復させてくれたし、反対に俺が回復してる間に大森がやられてくれた。それは俺らだけの呼吸だと思うし、向こうは強いけど、攻め疲れというのもあったと思う。作戦勝ちだよね。正直、力だけだったら、なかなかかなわないと思うから、そこはお互いの悪いところを補っていかないとしょうがない。今日はそれでよかったね」
▼大森「俺たちがよ、諏訪魔、ジョーのスキを突いたってことだよ。時計の針を逆戻り? そんなこと知ったこっちゃねぇ。全日本の時計は右回りじゃなく左回りかもしれないな。結果が全て。これが現実だ。俺が三冠獲って世界タッグも獲った。それが現実なんだ。諏訪魔、待っとけよ。このベルトは絶対に渡さない。今日の借りは2倍、3倍、10倍…いやワイルド倍にして返してやるよ」
――右腕を徹底的に狙われたが?
▼大森「狙いに来る前に諏訪魔を倒す。それしか防御策はない!」
――世代闘争の意味合いでも優位に立ったが?
▼秋山「俺らが勝ったから、そういうことだよ。まだまだ負けない。別に潮崎が帰ってこようが一緒。まだまだ負けないよ」
▼大森「断固として譲らねぇ!」
――5冠になった実感は?
▼大森「このベルトが重みが俺に凄く感じさせてくれる」
――DKが挑戦を要求してきたが?
▼秋山「あいつら、あんなのしかできないもんな」
▼大森「おいしいにおいするとこにはすぐ飛び込んできやがってよ」
▼秋山「ダイニングキッチンだろ。あいつらそんなもんだよ。何がダークキングダムだ。和田京平一人に全員帰っちゃったじゃねぇか」
全日本プロレスシステムズ体制の最後のシリーズも終盤の札幌二連戦を迎えたが、一日目は世界タッグ、世界ジュニア選手権、二日目は三冠選手権が組まれたにも関わらず両大会共ニコ生すら入らずノーテレビ、全日本のライブ力を試される二連戦になる。
世界ジュニア選手権は青木が元王者の金丸の挑戦を受け、腕攻めを展開する青木に対し、金丸はフェンス駆け上がり式ギロチンドロップから場外DDTと首攻めを展開して主導権を握る。金丸は雪崩式ブレーンバスターを狙う青木を雪崩式DDTで突き刺すと、垂直落下式ブレーンバスターから勝負に出るが、青木はラリアットで反撃するとフロッグスプラッシュからスパイラルポセイドンで猛追、金丸も再度垂直落下式ブレーンバスターからディープインパクトで勝負に出るがタッチアウトを青木が首固めで切り返すと、変型腕ひしぎ逆十字固めことトラップオーバーで捕獲し金丸はタップで王座防衛に成功、金丸越えを果たした。試合後には光留が挑戦に名乗りを挙げて青木も受諾、今シリーズでは光留が青木をEvolutionに勧誘したが青木は断り続けていた。二人が対戦することで一匹狼だった青木の方向性がしめされるか?
世界タッグ選手権は諏訪魔が29日の三冠戦を意識してか、大森を捕らえ右腕に集中砲火を浴びせてEvolutionが主導権を握るも、ドーリングのフライングボディアタックが諏訪魔に誤爆すると、ドーリングのレボリューションボムを大森がアックスギロチンドライバーで突き刺すと、秋山のリストクラッチ式エクスプロイダーから大森のスライディング式アックスボンバーが決まり3カウント、大森が五冠王となったが、試合後にKENSOと長井のDK軍が乱入して新王者組を襲撃、世界タッグ王座挑戦をアピールした。DK軍は長井が南野とのタッグでアジアタッグ王座に挑戦を表明したが、DK軍は長井を中心としてタッグ戦線の制圧を狙っているようだ。
30日はいよいよ三冠戦、五冠王となった大森だが五冠王は短命のジンクスがあることから、大森はジンクスを打ち破れるか?、諏訪魔が王座を奪還し三冠王者として新体制を迎えることが出来るか? -
6月の月間MVP、ベストバウト、シリーズ&興行のお知らせ
投票受付日時が決定していなかった6月の月間MVP、ベストバウト、シリーズ&興行の受付日時が決定、7月4日の午前0時から投票受付を開始します。
7月2日 午後6時30分ノミネート発表
7月4日 午前0時投票受付開始
7月11日午前0時投票受付終了
午後7時結果発表
投票よろしくお願いします -
両国のテーマはTNA、対ZERO1、そしてデスペラードの行方・・・
6月27日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2014 To The IMPACT」後楽園ホール 750人
<コメント・アピールなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○児玉裕輔(5分28秒 片エビ固め)X村瀬広樹
※コークスクリュームーンサルトプレス
◇第2試合◇
▼30分1本
○田中稔 大和ヒロシ アンディ・ウー(12分03秒 片エビ固め)NOSAWA論外 MAZADA X黒潮“イケメン"二郎
※雪崩式ハーフハッチスープレックス
◇第3試合◇
▼WRESTLE-1vs大日本プロレス/30分1本
○関本大介(10分28秒 サソリ固め)X稲葉大樹
◇第4試合◇
▼30分1本
○金本浩二 LEONA(10分22秒 体固め)レネ・デュプリ XKAZMA SAKAMOTO
※ムーンサルトプレス
◇第5試合◇
▼WRESTLE-1vsZERO1/30分1本
○近藤修司 吉岡世起(11分08秒 片エビ固め)X日高郁人 小幡優作
※オーバードーズ
【近藤の話】「菅原が吠えてるみたいだけどさ、何度も言ってるけど、同窓会は終わりなんだよ。いつまでも過去にこだわってるんだ? 俺は未来に進んでるんだよ。今日俺がガッチリ日高から取ったってことは、ZERO1はどういうことかわかってるんだろうな? 答えをくれ。なければお前らとは終わりだ」
【吉岡の話】「日高、直接じゃないけど3カウントを取ったぞ。どうするんだ? 俺とシングルをやれよ。俺と勝負してみろよ。小幡は突っかかって来てんじゃねえぞ。俺は日高を見てるんだよ。ZERO1、いくらでもやってやるぞ」
◇休憩前◇
<来場予定がなかった武藤が緊急来場>
武藤「後楽園の皆さんこんばんは。後楽園大会来場ありがとうございます。実はですね、機能ニューヨークでTNAの試合にお邪魔して、今、成田からダイレクトに来場してます。先ほどビジョンでその試合が流れてたと、時代は進化したなと。真田もメチャクチャまぶしく進化していた。ムタも両国で闘うのを楽しみにしてる…らしいです。そして7月1日から新しい仲間が増えます。TAJIRI!!」
TAJIRI「皆さんこんばんは。武藤さん長旅お疲れ様でした。これまでWNC2年間ひきいてましたけど、武藤さんからこの話をいただきまして所属させていただくことになりました。これまではプロデュース業務が大変で、試合もしているという感じでしたけど、移籍を機にイチプレイヤーとして世界にも怪しい闘いを仕掛けていこうと思っています。そしてボクのWRESTLE-1での(所属)デビュー戦が決まったみたいなんです」
武藤「というわけでTAJIRIと盛り上げていきますんで今後ともよろしくお願いします」
【武藤の話】「眠い! (TNAでムタが真田に襲われたが?)かなりまぶしいぐらいに活躍してましたよ。ただ、まだまだ発展途上で、自分で言うのは恥ずかしいけど、グレート・ムタのアメリカでの人気はここまで凄いのかというぐらいで。真田自体もたぶんジェラシーを感じたぐらいだったような気がするよな。今回はそれだけで行ったわけじゃなくて、今後のことを含めて行っている中で、よりTNAと関係を深くしていこうと意見は一致していて。10月にはTNA自体がここに来て、世界に発信するPPVを流すということを発表しました。ちょっと頓挫していた世界プランというか、ジェフ・ジャレットがいなくなった時点で頓挫していた部分をまた戻そうよと。それはお互いの事情もあって、年明けぐらいから動き出そうよという意見になりました。今は新陳代謝が凄くて、俺も全然知らないけど、すでにTAJIRIの知らない若いヤツがどんどん出てるからね。勉強になりますよ。(真田vsムタが正式にXディビジョン戦に決まったが?)本当にね、TNAは俺に対して期待してくれているというか、尊重してくれているというか…。本当に向こうで試合をしてみたいなと思うような雰囲気にさせてくれてるんですよ。これは期待に応えなきゃいけないかなって思ってますね。ファンも歓迎してくれているし。ファンの人たちってきっと俺のことをライブで観ていた人たちじゃないんですよ。伝説化して膨らんでてね。凄い熱狂でした。前回のマイアミに行った時もそうでしたけどね。(ベルトを獲って向こうに凱旋したい?)そうですね。それがTNAのアメリカのファンの望みでもあるでしょ。(勝てば真田と入れ替わってTNAに参戦する可能性も?)真田は真田でね。アイツはアメリカでプロレスをするのをW-1に来る前から希望してたんで。アイツは俺が行ったタイミングでヒールにチェンジして、そのダシに俺を使いやがって。(WNC勢に期待することは?)さっき普通にTAJIRIとの会話の中で、『プロレスラーは50歳平均でみんなプロレスしてますよね?』って笑いながら話してたんですよ。その反面、やっぱり若いヤツを育てていかなきゃいけないという部分では共通してますから。うちの若いヤツとびしばし気合いの入った試合をしてくれれば、自然と集客に繋がってくるんじゃないかって思います」
【TAJIRIの話】「まさか初戦の相手がロックスタートは思いませんでしたね。知らない人ですけど(笑) 凄い得意分野な予感がするんですよ。横で武藤さんの話を聞いていて、なんか戻ってきたな、という感じがしますね。感覚的なそういう世界に」
◇第6試合◇
▼WRESTLE-1vsK-DOJO/30分1本
○火野裕士(8分30秒 体固め)X浜亮太
※ラリアット
◇第7試合◇
▼WRESTLE-1vsZERO1/30分1本
○佐藤耕平 大谷晋二郎(15分36秒 ジャーマンスープレックスホールド)X船木誠勝 太陽ケア
(試合後)
耕平「ベルトに挑戦したい? 10年遅ぇよ!」
【耕平の話】「W-1とウチで、初めはちっちゃいゴタゴタから始まったけど、ウチのトップである俺が出るから、向こうのトップが出てこいと言ったら、船木が出てきて。出てきたと言うよりも、『私がお相手しましょう』って。随分舐めてるなと思ってやったら、相手にならねえじゃん。さっき言ったように、一度引退したヤツがまた戻ってきてやってるだけだろ? 10年遅いって。俺が10年早かったらどうだかわからないけど、10年遅いね。(ベルトを懸ける気はない?)今日は俺の中では圧勝だったんで。明後日、大阪で組まれてるよね。そこでもう1回見定めさせてもらう。これで火が点くのかわからないけど、大阪で様子を見て。これは簡単に懸けるような軽いベルトじゃないんで。そこを見てからですね。まあ、久しぶりに総合の経験もあって緊張感のある相手とできたのは、ちょっと楽しかったです。ただ相手にならねえって。次は大阪で俺がお相手します」
【船木の話】「大阪で必ず…。今日は(耕平の攻撃を)受けたんでだいたいわかりました。思った以上に強力な技でしたけど大丈夫です。大阪では必ず勝って、両国では絶対にノックアウトで勝つ」
◇第8試合◇
▼To The IMPACT/60分1本
○KAI 征矢学 (17分10秒 片エビ固め)X河野真幸 崔領二
※スプラッシュプランチャ
(試合後)
KAI「河野! お遊びは終わりだ。俺に負けたらデスペラード解散しろ。デスペラードはWRESTLE-1に必要ねえだろ!」
河野「KAI、一回くらい勝ったくらいで調子に乗るな! このモジャモジャ(征矢)いたから勝ったんだろ? 解散してほしいか? 俺たちが邪魔か? なら両国、解散かけてやるよ。ただテメエもなんかかけろ。こっちはチーム解散かけるんだよ。オマエにはマスクもベルトもねえ」
崔「真っ赤な髪の毛かけようぜ」
KAI「髪の毛でもなんでもやってやるよ!。両国、デスペラードの解散マッチ決定! 河野、絶対逃げるんじゃねえぞ! 征矢、今日はありがとう」
(KAIが右手を差し出し、征矢も応じる。征矢が去る)
KAI「後楽園にお集まりの皆さん、本当にありがとうございました。両国で河野を倒してデスペラードを解散させます。そして真の闘いを持ってきたいと思います。最後にひと言言わせてもらってもいいですか? 誰が何と言おうと×4 WRESTLE-1のエースは俺だ!」
【KAIの話】「リング上で言った通り、もうお遊びは終わりだろ。両国で俺が河野に勝って、このW-1からデスペラードをなくします。髪の毛でも何でも懸けてやりますよ。この足の一本でも懸ける気で今日だって上がっているわけですから。(両国でもセコンドの介入が考えられるが?)戦いから逃げるなって。相手が汚い手を使ってこようが、俺はそれを受け止めた上で俺が勝ってね。解散って言い渡すんで。(足の状態はかなり悪い?)まあでも、だいぶ休ませてもらって治療して、その時よりも良くなったし。今日もリングに上がって、ファンの皆さんの声援があったから勝てたと思うし、そういうもので痛みは忘れられるんで。俺ひとりで戦ってないんだなって改めて感じましたから。両国は俺ひとりじゃないんで、怖いものはないですよ」
【河野の話】「アイツはねたましいんだろ、俺らのチームが。仲間や友達が誰もいないから、俺たちデスペラードの結束力が羨ましいんだろ。妬みだよ。いいよ、やりたいならやれよ。俺は懸ける。でも、てめえも自分で言ったことを忘れるなよって。今日はとりあえずあのマッチメイカー(征矢)に負けたな。いいよ。両国はやるよ。その代わり、W-1は坊主にするために、一流のカリスマ美容師を呼んでおけって。リングサイドで準備しておけよって。彼は坊主になって、自分が今までやってきたことを反省しなさい」
今回のWRESTLE-1後楽園大会では、当初中之上靖文と共にTNAに遠征中だった武藤敬司が帰国するなり急遽来場、新入団を果たしたTAJIRIと共に登場し改めて元WNC勢6選手の入団を発表、そして7月6日両国で行われる真田聖也vsグレート・ムタはXディビジョン選手権となったことに決定、ムタは既にTNAニューヨーク大会にて真田を襲撃したという。ムタとしてはおそらくシングルタイトルに絡むのは三冠王座以来、真田vsムタは真田にとって国際派スタートして通用するかどうか最終試験のはずだったが、アメリカで試合をする意欲を捨てていないところを見ると、そう簡単には真田には譲らないということか、しかしWRESTLE-1の現状を考えるとまだまだ武藤またムタの力は必要なだけに、武藤も簡単に引くわけにもいかない。またTAJIRIの相手も児玉と組んでTNAのイーザン・カーター3世、ロックスター・スパッド組と対戦することに決定した。
WRESTLE-1のもう一つのテーマである対ZERO1は今回は2試合が組まれ、WRESTLE-1側は船木、ZERO1側は大谷が参戦、近藤組vs日高組は近藤が奥の手であるカナディアンバックブリーカー式パイルドライバーことオーバードーズを解禁して日高から3カウントを奪い「ZERO1はどういうことかわかってるんだろうな? 答えをくれ。なければお前らとは終わりだ」と最後通牒を突きつけた、近藤には元悪漢一色で組んでいた菅原拓也が近藤との対戦を要求しているものの「同窓会は終わりなんだよ。いつまでも過去にこだわってるんだ?」とトップとの対戦を望んでいるため拒絶、菅原はこちらも近藤とはかつての盟友だった“brother”YASSHIとも結託していることからブードゥー・マーダーズもWRESTLE-1に乗り込んでくるのではと思っていたが、過去のことを考えるとそう簡単にはいかないのか・・・
またセミでは世界ヘビー級王座への挑戦に名乗りを挙げた船木が耕平とタッグで対戦、試合は船木が関節技で耕平からリードを奪うも、打撃戦では体格のある耕平が上回り、船木のハイブリットブラスター狙いを耕平がポールスターで返すと、最後はカウンターエルボーからハイキック、パイルドライバー、ぶっこ抜きジャーマンで3カウントを奪い完勝を収め、船木に対して「ベルトに挑戦したい? 10年遅ぇよ!」と勝ち誇った。
実は舞台裏ではWRESTLE-1の北米支部長であるジミー鈴木氏がFOSの中村祥之氏のFacebookに「プロレスの業界の悪いところは、どんなチンケな団体でも「世界王座」を名乗れるところ。ゼロワンの世界王者の佐藤耕平選手がどんな暮らしをしているか知りませんが大谷社長がラーメン食って喜んでいるわけですから想像がつくような気がします。世界王者というには一軒家を建てて、高級車を乗り回して、みたいな生活が出来ないなら偽りの世界王者でしかありません。ゼロワンは「世界」の称号を外すべきです。」と書き込みをしたため中村氏が怒り「自分の団体の後楽園ホール大会よりアメリカを優先する社長。。まさに本末転倒という言葉がぴったりですね。ジミーもジミーなら社長も社長だと思ってしまいます。」とジミー氏だけでなく武藤を批判。これで耕平が意地を見せたということなのだろうが、あまり舞台裏でフロント同士が揉めて欲しくはないが・・・・
メインは左足を負傷していたKAIが強行出場して征矢と組が河野、崔のデスペラードと対戦し河野のジャイアントニーを自爆させたKAIが征矢の援護を受けてパワーボムからスプラッシュプランチャで3カウントを奪い勝利。試合後はKAIでのシングル戦に負けたらデスペラード解散を突きつけ、河野もKAIに対して敗れたら髪切りを提案したことで両国での一騎打ちが決定した。10月にはTNAの年間最大のPPVイベントである「BOUND FOR GLORY」を後楽園で開催することを発表、WRESTLE-1も全面協力することになった。今までWWEが何度も日本公演を行い「RAW」「SMACKDOWN」のTV収録を行ったが、PPVクラスのビッグイベントを開催するのはTNAが初か?だがTNAもWWEほど大きな団体ではないためか後楽園クラスでの開催に留まった。
WRESTLE-1は武藤が海外戦略を進めているが、国内での興行は落ち気味、そういった状況で両国でのビッグマッチを迎える・・・・ -
昨年度火祭り覇者、ジェームス・ライディーンが素行不良でZERO1から契約解除される
(プロレス格闘技DXより)
ZERO1は25日、ジェームス・ライディーンと4月2日付で契約解除となったことを発表した。そのため昨年度覇者でもあるライディーンは『火祭り2014』に出場しない。ZERO1からの発表は以下の通り。
☆昨年度火祭り優勝 ジェームス・ライディーン不参加理由(ZERO1公式HPより)拝啓
梅雨の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
表題に申しました通り本年度ZERO1火祭りに昨年度優勝者ジェームス・ライディーン選手は出場いたしません。ファンの皆様から「なぜ昨年度優勝者が不参加なのか」等同様の多くの問合せを頂きました。火祭り実行委員会では、ここまでその不参戦理由につき明言を控えて参りましたが現在も問合せが多いのでここにその理由をご説明させて頂きます。
昨年末より、同選手は会社側への暴言とも受け取れる発言を繰り返して周囲の外国人選手や他参戦選手にも悪影響を及ぼしておりました。再三再四話し合いを行いましたが、本人に改善の気持ちがうかがえず3月の奉納プロレス終了後話し合った結果、「俺はWWEかTNAと契約するからもう日本へは来たくない」との発言を受け2014年4月2日付にてZERO1との契約解除に至りました。
又、暴言とも取れる発言の他4月帰国時には日本人女性を女性側ご家族の同意を十分に得ないまま母国ニュージーランドへ「連れて帰る」という半ば「駆落ち」的な行動も発生致しました。
このような行動は全て弊社の管理不足から起こった物事であり、組織全体で深く反省をすると共に、外国人招聘担当も更迭処分と致しましたが日本人女性のご家族にはどのような謝罪を行っても許されることではないと心底痛感しており、今後このようなことが二度と起こらぬよう再発防止に努めて参ります。
ファンの皆様にとっては、大変残念なご報告となりますがご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
今後ともプロレスリングZERO1へのご支援ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。敬具
株式会社ファーストオンステージ
プロレスリングZERO1
2014年火祭り実行委員会
ZERO1がライディーンとの契約を解除したことを発表した。理由は素行不良、ZERO1サイドによると“今年の火祭りに、なぜ昨年度覇者であるライディーンがエントリーしていないのか?”という問い合わせがあり、敢えて発表に踏み切ったというが、なぜ早い段階に発表せず、今になってライディーンの素行を公表したのか疑問に残る。
素行に関してライディーンの振る舞いにZERO1側がそれだけから頭に来ていたということなのだろうが、プライベートでのトラブルまで公表する必要があったのかと思ってしまう、隠蔽せず包み隠さず明かしたという団体の方針なのか、それともなんだかの理由で公表せざる得なかったのか・・・
ライディーンはニュージーランドからZERO1に参戦し、そのまま日本に定着、昨年の火祭りで田中将斗を破り優勝を果たし、外国人エースとなった。また全日本プロレスにも参戦して世界最強タッグにもエントリーした。火祭り制覇が本人の天狗になるきっかけになってしまったのか、ただこういった形でZERO1を去るのは残念としかいいようがない。 -
今年のG1はワールドリーグ・・・出場選手が発表!!そして自身がイチ押しカードは中邑vs柴田、危険な対決!
G1 CLIMAX24出場選手
Aブロック
棚橋弘至
中邑真輔
飯伏幸太
柴田勝頼
石井智宏
永田裕志
小島 聡
シェルトン・X・ベンジャミン
デイビーボーイ・スミスJr
ルーク・ギャローズ
バットラック・ファレ
Bブロック
真壁刀義
後藤洋央紀
内藤哲也
天山広吉
オカダ・カズチカ
矢野 通
鈴木みのる
ランス・アーチャー
AJスタイルズ
高橋裕二郎
カール・アンダーソン
<各大会の注目公式戦>
■開幕戦
7月21日(月)15:00~北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
AJスタイルズvsオカダ・カズチカ
飯伏幸太vs棚橋弘至
柴田勝頼vs中邑真輔
■7月23日(水)18:30~青森・青森県武道館
デイビーボーイ・スミスJr.vs中邑真輔
オカダ・カズチカvs天山広吉
飯伏幸太vs永田裕志
■7月25日(金)19:00~山形・山形市総合スポーツセンター
バッドラック・ファレvs永田裕志
小島聡vs棚橋弘至
オカダ・カズチカvs真壁刀義
■7月26日(土)17:00~秋田・秋田県立体育館
石井智宏vs飯伏幸太
AJスタイルズvs内藤哲也
柴田勝頼vs棚橋弘至
■7月28日(月)18:30~宮城・仙台サンプラザホール
AJスタイルズvs後藤洋央紀
中邑真輔vs飯伏幸太
オカダ・カズチカvs内藤哲也
■7月31日(木)18:30~静岡・アクトシティ浜松
AJスタイルズvs天山広吉
矢野通vsオカダ・カズチカ
石井智宏vs棚橋弘至
■8月01日(金)18:30~東京・後楽園ホール
AJスタイルズvs鈴木みのる
柴田勝頼vs永田裕志
石井智宏vs中邑真輔
■8月03日(日)17:00~大阪・大阪府立体育会館~BODY MAKER コロシアム~
ランス・アーチャーvsAJスタイルズ
柴田勝頼vs飯伏幸太
中邑真輔vs棚橋弘至
■8月04日(月)18:30~愛知・愛知県体育館
シェルトン・X・ベンジャミンvs棚橋弘至
カール・アンダーソンvsAJスタイルズ
オカダ・カズチカvs後藤洋央紀
■8月06日(水)19:00~香川・高松市総合体育館 第一競技場
ドク・ギャローズvs中邑真輔
永田裕志vs棚橋弘至
柴田勝頼vs石井智宏
■8月08日(金)18:30~神奈川・横浜文化体育館
石井智宏vs永田裕志
AJスタイルズvs真壁刀義
鈴木みのるvsオカダ・カズチカ
■優勝決定戦
8月10日15:00~埼玉・西武ドーム
「G1CLIMAX24」優勝決定戦 Aブロック1位vsBブロック1位
スペシャルシングルマッチ Aブロック2位vsBブロック2位
Aブロック選手vsBブロック選手の「G1CLIMAX」スペシャルシングルマッチを数試合開催予定。
※西武ドーム大会に、ROHから5選手が新日本プロレス来日!!
アダム・コール
マイケル・ベネット
カイル・オライリー
ボビー・フィッシュ
マリア・ケネリス
※新日本プロレスと提携を結ぶこととなった新団体GFWのジェフ・ジャレット代表も来場!
6月21日 大阪大会の休憩前に今年の「G1 CLIMAX24」出場選手が発表、今年は初参戦のAJを加えて22選手がエントリーし3週間というロングラン日程となった。新日本のオーナーである木谷高明氏が2年前の戦略会議の際に「ワールドリーグ戦」復活構想を掲げていたが、今年のG1で実現した形となった。
対戦カードも開幕の札幌大会から今まで実現しなかったカードも含め好カードが続出も、自分の一押しカードはやっぱり開幕戦の中邑vs柴田だ。2004年8月8日大阪でのG1 CLIMAX公式戦で対戦(しかもメイン)、試合は中邑が柴田の必殺技であるPKを浴びせれば、柴田も当時の中邑の必殺技であるシャイニングトライアングルと互いに掟破り技を繰り出すなど激しい試合となるが、最後は柴田がFK(フリーキック)で3カウントを奪い柴田が勝利を収める。だが試合後に柴田が当時所属していた魔界倶楽部の長井満也からヒーローインタビューを受けた際に、(長井)「勝因はなんですか?」(柴田)「テーマは笑顔です」と中邑がMMAマッチでアレクセイ・イグナショフに勝った際に勝利インタビューでの発言を柴田が中邑を皮肉るように引用したことで、花道で見ていた中邑が激怒してリングに颯爽と戻り柴田に襲い掛かって大乱闘となった・・・。
これ以降は柴田が新日本を退団したことで二人の対決は組まれることもなく、中邑も柴田が新日本にUターンした際にも各メディアで中邑が「ケンカを売りに来たじゃなく買ってくださいだろ」「彼がいったい総合格闘技でなにを証明してきたのか?」と辛辣な言葉を浴びせれば、柴田も「時間たっても無理なもんは無理で、生理的に無理です(会場笑い)。なんかもうクネクネしてて(会場爆笑)。価値観だったり、合わないですね。試合したらどうなるかわからないですけど」「というかですよ、暗黒時代をいちばん活用したのは彼じゃないかと」と中邑との不仲を認め嫌悪感を示すなど、二人は否定しあう関係となった。
二人の対決はG1の開幕戦で組まれたのはリーグ戦の星取り勘定を頭に入れないで欲しいという意図もあり、二人の対決に新日本側が期待しているのもあるのだろうが、危険な関係同士の二人が対戦することからどうなるかわからない、だからこそ見て見たいとう欲求もある。G1の優勝よりもこの二人が対戦することでネクストが生まれるのであろうか・・・ -
外国人天国ならぬバレッドクラブ天国と化した新日本プロレス・・・終わってみれば大阪は雨だった
6月21日 新日本プロレス「DOMINION 6.21」 大阪ボディーメーカーコロシアム 7300人超満員札止め
<アピール・コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○KUSHIDA アレックス・シェリー (16分50秒 ホバーボードロック)[第37代王者組] ニック・ジャクソン Xマット・ジャクソン
※
☆マット&ニック組が6度目の防衛に失敗、KUSHIDA&シェリー組が第38代王者となる
【TIME SPLITTERSの話】
KUSHIDA「もう来年から『SUPER Jr.』が始まる季節に限って、『SUPER Jr.』の季節が始まったとか言わせねぇぞ。ジュニアは脇役じゃないんだ。こうしてひとつ結果、目に見える結果だけど、俺は一歩一歩勝って、勝つ試合負ける試合いっぱいたくさん経験してきた。だけど、一歩も下に下ったことはないから。今日この時にまたアレックス・シェリーと組めて(シェリーとガッチリ握手)ありがとう」
シェリー「去年、『BEST OF THE SUPER Jr.』の優勝者がBULLET CLUBであり、俺は悲しかった。そして今年は俺の肩が故障して、1番になることが出来なかった。でも今夜、IWGPタッグのベルトを手に入れた。これからの新日本プロレスジュニアの主役は俺らTIME SPLITTERSだ。どんな相手でもかかってこい。俺たちは進撃のシェリー、進撃のKUSHIDA、進撃のTIME SPLITTERSだ」
KUSHIDA「3月4月5月と、アメリカで、カナダで、台湾で、ドイツで、いろんなとこで名前を売ってきたから。種を植えてあるから。次の挑戦者はどこからくるのか。ひとつだけ、新日本プロレスジュニアの未来は、俺から、そしてシェリーから、TIME SPLITTERSから生まれる」
【ヤングバックスの話】
ニック 「KUSHIDA、お前、だましてチャンピオンになったな。アレックス・シェリー、お前もだましてチャンピオンになりやがって。俺たちが今までどれだけお前らにスーパーキックを叩き込んで勝ってきたか覚えてるだろ? 」
マット 「そうだ、俺たちは何度もお前たちに勝ってきた」
ニック 「俺たちがニュージャパンに上がるようになって、負けたのはこれが初めて。誰がグレーテスト・タッグチームなのか? どのチームがもっともIWGPジュニアタッグチームにふさわしいか? 次は二つの単語を叩き込んでやる」
マット 「だましやがって…、次はその顔を(スーパーキックで)ぶち抜いてやる」
◇第2試合◇
▼20分1本
○内藤哲也(8分13秒 片エビ固め)Xタマ・トンガ
※スターダストプレス
◇第3試合◇
▼60分1本
○後藤洋央紀 柴田勝頼(11分20秒 片エビ固め)永田裕志 X本間朋晃
※裏牛殺し
◇第4試合◇
▼NWA世界タッグ選手権試合/60分1本
[王者組]天山広吉 ○小島聡(15分26秒 片エビ固め)[挑戦者組]ランス・アーチャー Xデイビーボーイ・スミスJr.
※ラリアット
☆天山&小島組が3度目の防衛に成功
【天コジの話】
天山「ハァハァ、めっちゃほんまにキツイな。なんなのアイツら。ヤバいよ。マジヤバい。コジ大丈夫か? ヤバいよ。アイツらほんまに。チャンピオンやからね、今日はガッチリ防衛ってのはやらなあかんと決まってたけども、まぁ手におえないよ、アイツら。ランス・アーチャー、デイビーボーイ・スミス、最高に強いし、最高に桁外れやね。一発一発、もう喰らったら終わりっていう、ギリギリの闘いでしたよ。最後の最後にコジが一発逆転で、ガッチリ決めてくれた。あれがでなかったらヤバかった。それぐらいもうテンコジが終わるとこやったけども、最後の最後しっかり返して、しっかりワン・ツー・スリー獲ってくれた。俺も半分諦めかけたとこやったから、もうこれは最後はランス・アーチャーとめるしかないって、それぐらいほんま勝って良かったです。このベルト、NWAのベルトかもしれんけど、こうやって一つ一つ、これから俺らの名前がだんだんこのベルトに入っていく。魂が入っていく。そう思ってるし。今日は防衛できてね、感謝です。コジにも感謝。お客さん、後援してくれる人にも感謝。まぁこのままテンコジが終わらないっていう、永遠に不滅で、テンコジが一番やっていうのを、もっともっと見せていかなあかんしね。なぁコジ。ありがとうな(小島とガッチリ握手)。大丈夫かコジ? 」
小島「大丈夫じゃなかった。でもなんとか大丈夫」
天山「記憶が飛びそうになってね、かすかなとこでやったみたいな。ほんまアイツらの挑戦ちょっとキツイな。でも良かった、ありがとう(小島とガッチリ握手)」
【KESの話】
アーチャー「テンザン、コジマ…Oh My God! なぜ、いつも俺たちが勝てないんだ? 今夜もそうだった。そう、今日はお前らがベストタッグチームだ。しかし本当はそうじゃない。KESが、キラー・エリート・スクワッドなんだ。次だ、次。お前らをリングの真ん中に、キラーボムで叩きつけてやる。それが続くんだ、永遠に! 」
スミス「今日は…(横からアーチャーが「怒れ! 」と叫ぶ)。ああ、いい結果が出なかったが、コジマがレフェリーと手を組んでいただけだ。コジマもレフェリーも眠らせてやる。それでも俺たちは、確かに前よりもステップを駆け上がっている。次はこうはいかないからな! リングの中で倒れているのはお前たちだ」
◇第5試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第67代王者]○飯伏幸太(13分37秒 フェニックス・プレックス・ホールド)
[挑戦者]Xリコシェ
☆飯伏が4度目の防衛に成功
【飯伏の話】
飯伏「ハァハァ、防衛できて、ほんと良かったです。ここ最近、結構厳しい闘いが続いてて、今日も厳しかったですけど。凄いですね、単純に。リコシェ、凄いとは思ってましたけど、ほんとに凄かったですね。見てるのとちょっと違うというか、実際闘うとそのパワーとか、飛び技はもちろんそうですけど、テクニックとかいろんな部分でわかりましたね。彼は本当に凄いです。何回でもやりたいです」
――フィニッシュは新日本で初めて、フェニックス・プレックスを使ったと思いますが。
飯伏「正直、彼の場合はもっと難易度の高い技は……今はどうかわからないですけど。もともとやってたいうのがあるんで。当然と言えば当然なんですけど。そこまでに追いつめられなかったっていうのもあるんですけど。でもあれしかなかった」
――今、『G1』のメンバーの発表があって、飯伏選手の名前もあり、開幕戦で棚橋選手との対戦が決まりましたが。
飯伏「非常に光栄ですね。今はちょっとまだ、このジュニアのベルトの余韻があるんですけど。これから対ヘビーも考えて練習します」(ここでエル・デスペラードが登場)
デスぺラード「(拍手で飯伏を祝う)おめでとうございます。(飯伏の握手を拒否)だけどね、『G1』に名前が入っててさ、ジュニアのベルト持ったまま、ヘビーの試合に出るか? この間は何回も言うのもアレだけどさ、『SUPER Jr.』にも出てねぇ。ベルト持ってて。それでヘビーのトーナメントに出る。それは面白くないでしょ? 見てる方からしたら。『SUPER Jr.』ってもんが挑戦者決定戦になってんじゃん。違うじゃん」
(KUSHIDAも登場)
KUSHIDA「飯伏、飯伏。次の挑戦者、俺がいきたい。俺は先月、獣神サンダー・ライガーにこう誓ったんだ。『ジュニアをまた両国国技館に連れて行く、ジュニアを俺が引っ張っていくと』俺の志はそれだ。お前の志がどこにあるか俺は知らない。だけど次の挑戦者、俺でいく」
デスペラード「俺だっつぅの。俺が今話してたでしょ。まだそこまで言ってなかったけどさ。なんだよ、途中から入ってきて。どこまで話したっけ? 『G1』か。何回も言ってごめんね。これはもう夜な夜なLINEで話した通りだけど、なんでジュニアに出ないの? それは俺はさ、フォローしてたじゃん。もうジュニアに出ないのは新日本、DDTの2つが話し合ったことじゃん。俺のパートナーの飯伏くんが出たいって言ったってさ、会社が決めたら出れないじゃん。そこは前にも言ったよね。新日本、DDT、アイツらがコイツをこういう風にシリーズに参戦させるかハッキリ言わねぇと! 今日、大リコシェコールだよ! コイツは今ベルト持ってんだぞ。ジュニアのチャンピオンだろ。コイツのコールがなきゃ、おかしいだろうが! でも試合中はそう思って見てたけどさ。もうダメだ、『G1』に出んだろ? だったら俺が引っぺがしてやるよ。次俺だからな!」
――今の言葉を受けていかがですか?
飯伏「どっちでもいいですよ。自分は実際ベルトを持ってるわけだし。今、王者ですから。別にどっちでも。全部潰します」
【リコシェの話】
リコシェ「何も言うことはないけど……今日のところはイブシの方がいいレスラーだったということだ。これで終わるのでなく、イブシとは再戦したい。今日はすばらしく輝かしい闘いだった。今日は負けたけど、俺が世界で一番であることは変わらないし、それは俺自身が一番よく知っている。そして、その気持ちでこれからも闘っていく。それはみんなよく知っていることだと思うし、今日の負けでその地位から落ちたとは思わない。また、これからもそれを証明する闘いをしていく。俺はスーパージュニアのタイトルを獲った。後はイブシの持つベルトだけだ。だから、またあのベルトを狙っていく。明日でもいい、来月でもいい、来年でもいい、再戦が組まれるなら、いつでも俺は彼と闘う。イブシがベルトを持ってる限りは……」
◇第6試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○鈴木みのる 飯塚高史(15分13秒 体固め)X矢野通 桜庭和志
※ゴッチ式パイルドライバー
◇第7試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
AJスタイルズ ○高橋裕二郎(15分53秒 体固め)オカダ・カズチカ X石井智宏
※マイアミ・シャイン
◇第8試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[第64代王者組]○カール・アンダーソン ドク・ギャローズ(14分41秒 片エビ固め)[挑戦者組]棚橋弘至 X真壁刀義
※マジックキラー
☆アンダーソン&ギャローズ組が5度目の防衛に成功
【アンダーソン&ギャローズの話】
アンダーソン「俺たちはこれから何をしたらいいのかわからない。いつ何時、どこのアリーナに行こうが、どこの町に行こうが、飛行機に乗っても、新幹線に乗っても、どこに行っても同じこと。俺たちがベストだということは変わらない。BULLET CLUBはスゴイネ。BULLET CLUBがイチバン。トーキョー・スポーツ、わかるか? 」
ギャローズ「俺たちは何も与えることなく、すべてのものを手にしてきた。ベルトも手にしたし、(ウルフパックサインの)ハンドシンボルも手にしたし、すべてのゴールドも手にしたし、カネも手にした。ニュージャパンの誰もそれを阻止することはできなかった。俺たちBULLET CLUBはどんどん爆弾を落としていってやる。Bomb、Bomb、Bomb、Bomb! 」
アンダーソン「(東京スポーツの岡本記者を2人でマジックキラーの体勢に担ぎ上げて)世界に伝えろ。タナハシ&マカベ、ゴトー&シバタ、KES、それだけじゃないぞ、TNA、WWE……どこであろうと関係ない。この世のすべての者よ、かかって来い。だけど、そのときはこうなる。世界に伝えろ、世界にだ! 」
【棚橋の話】
棚橋「今思ってることだけを言います……このタッグは……今日で終わりにしたくないね」
◇第9試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[挑戦者]○バッドラック・ファレ(17分56秒 片エビ固め)[第8代王者]X中邑真輔
※バッドラックフォール
☆中邑が2度目の防衛に失敗、ファレが第9代王者となる
【バレッドクラブの話】
トンガ「お祝いだ、お祝いだ! 」
アンダーソン「みんないいか? そして、世界のプロレスファンのみんなもいいか? レディーズ&ジェントルメン、こちらが新しいIWGPインターコンチネンタルチャンピオンで、最も大きいガイジン、バッドラック・ファレだ! 俺たちがBULLET CLUB。タッグチャンピオンシップを勝ち抜いたマシンガンとギャローズ、そして(裕二郎を指して)次のNEVERチャンピオン、さらにベストレスラー・イン・ザ・ワールドであるIWGPヘビー級チャンピオンのAJスタイルズ。これがBULLET CLUBだ。何か質問はあるか? 」
――バッドラック・ファレセンスに質問です。今、その白いベルトを肩に掛けた、そのベルトを獲った率直な気持ちを聞かせてください。
ファレ「(アンダーソンに)代わりに答えてくれ」
アンダーソン「バッドラック・ファレはこのインターコンチネンタルチャンピオンベルトを望んでいた。この国で最も有名なレスラーであるシンスケ・ナカムラを倒しただけでなく、彼を担架でリングから送り出してやった」
――さらにファレ選手に質問です。今後、そのベルトをどのように輝かせていこうと考えてますか?
ファレ「トンガのこのベルトを持ち帰る。挑戦したければトンガに来い。次のチャンピオンシップはトンガでやる」
――今、闘いたい選手はいますか?
ファレ「何て言ってるんだ? 」
トンガ「ママだぜ」
アンダーソン「バッドラック・ファレは誰の挑戦でも受ける。どこの国の選手でも、どこの大陸の選手でも。WWEでも構わない。ジョン・シーナでも、ショーン・マイケルズでも、コフィ・キングストンでも。このベルトを狙ってくる奴なら誰でも」
――試合後、かなりのブーイングに包まれました。それに関してはどう思いますか?
ファレ「そんなに俺のことが嫌いなのか? 」
ヤングバックス「俺にはBULLET CLUBコールしか聞こえなかったぞ。BULLET CLUB、BULLET CLUB……」
――最後に、全国にはチャンピオンに輝いたバッドラック・ファレ選手を見ているファンがいます。彼らにメッセージを。
アンダーソン「俺たちがベストなのは、見てわかるだろ? わかったらTシャツを買え。これまでに出た2種類のTシャツは売り切れた。今着てるこれは新しいのだ。俺たちが最も有名なガイジンチームなんだぞ。ほかに質問はないか? ないのか? 俺たちが嫌いなのか? (テレビ朝日のインタビュアーに)誰がイチバンだ? BULLET CKUBがイチバンか? 」
――それは僕の中立な立場では、誰が一番かは言えません。
トンガ 「何だと? 言えないっていうことは、俺たちと対立してるっていうことだぞ(と詰め寄りながら手にしていたビール瓶をフロアに叩きつけて)」
AJ「タマ、それぐらいでやめとけ」
アンダーソン「さぁ、いくぞ」
新日本プロレス大阪大会を観戦するために4ヶ月ぶりに大阪ボディーメーカーコロシアムを訪れたが、今年も「大プロレス祭」が開催され、自分は12時からイベントに参加したが、サイン会やトークショーも大盛況、3時半から開場となるも、今回も中央からの入場ゲートはなく南北にはひな壇が設置され用意されたイスが埋まり超満員札止め、5月の横浜アリーナ大会では満員マークがつかなかったことで新日本の勢いが落ちたのではと言われたが、大阪は新日本が強い土地柄、そして6月の大阪大会である「DOMINION」もすっかり定着している、横浜アリーナ大会が満員にならなかった理由は11年ぶりの開催でまだ定着していなかったという理由も成り立ってくる。
全カードが発表されたが一番拍手が多かったのは休憩前の第5試合である飯伏vsリコシェ、自分も大空中戦が必至なだけに今大会の注目になると踏んでいた。いざ試合となるとリコシェが飯伏を上回る動きで主導権を握る、圧巻だったのは鉄柱越えトペコンヒーロ、KUSHIDAの場合はコーナーに昇ってからトペコンを放つもリコシェはノータッチでの鉄柱越え、自分もドラゲーは鉄柵がないことから、スーパージュニアとは違って鉄柵のある今大会ではリコシェがどんな場外弾を放つのかと思っていたが、まさしくファンのド肝を抜いた空中弾だった。その後もリコシェの動きに飯伏がついてこれず、得意のスワンダイブ雪崩式フランケンシュタイナーもリコシェに着地され、フェニックススプラッシュも自爆しシットダウン式ラストライドもクリアされるなど飯伏は次第に追い詰められていく、しかし飯伏はリコシェの必殺技であるベナドリラーはしっかりマークしていたのか全て防ぐと、ハイキックから新日本マットでは初披露のフェニックスプレックスホールドで3カウントを奪い王座を防衛も、飯伏が新日本マットで奥の手を解禁したということはそれだけリコシェに追い詰められていた証で、まさに薄氷の防衛だった。
メインの中邑vsファレのIWGPインターコンチネンタル戦は当初発表されたときは3月のNEW JAPAN CUP決勝で対戦したということでインパクトが薄く、中邑がいかにファレのよさを引き出すかが鍵だと思っていたが、いざ蓋を明けてみるとファレは先手は奪われていたものの、パワーと体格を生かして中邑の腰攻めを展開し、またぶちかましを駆使して試合を組み立てるなど今回は落ち着いた攻めを見せる。中邑も膝を駆使して反撃、雪崩式ブレーンバスターやリバースパワースラムで勝負に出るとボマイエを連発するがファレはクリアすると、もう一発のボマイエをカウンターのスピアーで迎撃する、ファレは普段見せないパワーボムからおぼつかない足でコーナーに登りボディープレスで圧殺すると最後はバットラックフォールが決まり3カウント、中邑のまさかの王座転落は館内は驚きを隠せなかった。
今大会では3試合タッグの選手権が組まれ、ビッグマッチ恒例となった第1試合のIWGPジュニアタッグ選手権は、まだ左肩の負傷が癒えないシェリーが捕まり、KUSHIDAも合体ツームストーンパイルドライバーとセカンドロープに寝かせて宙に浮いた状態にしての450゜スプラッシュを投下するなどして大ダメージを負わせるが、ヤングバックスが同士討ちを多くリズムがつかめない、ヤングバックスはモア・バング・フォー・ユア・バックで勝負に出るがKUSHIDAがかわすと、逆にタイムスプリッターズが勝負に出て。最後はKUSHIDAがマットをホバーボードロックで捕獲してタップを奪い、タイムスプリッターズが王座を奪還する。
第3試合のNWAタッグ選手権もジュニアタッグ選手権が好試合だったこともあって触発されたのか好試合となる、終盤に勝負を焦ったのか小島がラリアットをスミスに狙うも阻止されるとKESのキラーボムが決まり、カットに入った天山が排除されてしまい天コジが窮地となるも、スミスの猛攻を凌いだ小島がラリアットで逆転勝利を収め王座を死守する。
セミのIWGPタッグ選手権は挑戦者組の不安材料である真壁の負傷していた顎が狙われ場外でグロッキーとなると、棚橋が孤軍奮闘を強いられてしまう。真壁が蘇生して挑戦者組が反撃しアンダーソンを捕らえ、棚橋のハイフライフローと真壁のキングコングニーの波状攻撃を狙うが、ギャローズがイスで殴りつけて阻止すると、棚橋はマジックキラーでKOされ、真壁も孤軍奮闘するがアンダーソンのガンスタンを食らうとマジックキラーが決まり王者組が王座を防衛した。
メイン終了後は担架送りにされる中邑を尻目にバレッドクラブの面々が駆けつけファレの王座奪取を祝しつつ、ヘビー級、インターコンチ王座、ヘビー級タッグ王座をバレッドクラブで独占したことをアピール、今までCAHOSが新日本の最大ユニットだったが大阪大会でバレッドクラブに取って代わられてしまった。プリンス・デヴィットが抜けたもののAJと裕二郎が加わることでバレッドクラブがこれほど変貌を遂げるとは誰が予想しただろうか・・・・バレッドクラブだけでない鈴木軍のKESも加えると新日本は外国人天国、その中のファレとアンダーソンは新日本が育てた選手だけに複雑なものを感じる。
大会が終わり外へ出ると雨が降っていた、この雨は敗れた中邑への涙雨なのか・・・ -
武藤とTAJIRIが電撃合体!TAJIRIを含めた6選手がWNCからWRESTLE-1に移籍!
(プロレス格闘技DXより)
WRESTLE-1は18日、都内事務所で会見し、TAJIRI、AKIRA、児玉裕輔、土肥孝司、黒潮“イケメン"二郎、藤原ライオンのWNC6選手が7月1日付で入団すると発表した。団体の長を離れてイチ選手となるTAJIRIは「これからW-1の舞台で自分のプロデュースをやっていきます」と意気込み、武藤敬司は「1+1が4とか5のチームが強いわけで、組織的にそういうところが目指せられたら」と入団効果に期待を込めた。
◇
W-1と提携関係にもあるWNCは「WNC-REINA」が運営する団体。所属する8選手中、6選手が7月1日付でW-1所属選手になることが決まった。武藤がTAJIRIに持ちかけて持ち上がった事項で、6月に入ってから煮詰められて決まった。TAJIRI、AKIRAは7・21後楽園大会がW-1所属としての初戦に登場する予定。4人の若手選手は7・12出雲大会から始まる7月ツアーから参戦する可能性があるという。「かれこれ1年近く、W-1旗揚げしてチームワークで頑張ってきたんですが、いろいろ反省も込めて、考えている中、これから先、新たなステップとして業界再編の意味を込めて」。そうWNC勢入団の目的を話した武藤は「こうやってTAJIRI選手のところと組むことによって、タッグチームの試合じゃないけど、1+1が4とか5のチームが強いわけで、組織的にそういうところが目指せられたら」とその効果に期待している。
2010年に旗揚げしたSMASH時代から選手とプロデューサーを兼務してきたTAJIRIだが、「WNCを見渡して自立できるぐらい成長した、自立の時」とWNCの若手勢の成長度合いからプロデュースする必要がないと判断。また、「これから先を考えたりする中、もう一回プレイヤーとしてやってみたい」との思いも強く、W-1入団を決めた。
「これからW-1でどういうことをしていきたいか、あえて言わないでおきます」と多くは語らなかったTAJIRIだが、これを機にイチプロレスラーとして活動していくことになり、「下の奴らがどうやったらよくみえるか考えてきたけど、これからW-1の舞台で自分のプロデュースをやっていきます」とキッパリ。「W-1のコンセプトの中にはワールド、グローバルという部分で攻めていきたいなという部分で、彼のネームバリューは非常に心強い味方になってくれる」と武藤の期待を受け、「会社がそういうことを望むんであれば、微力ながら協力させてもらいます」と海外ルートの開拓も辞さない構えをみせた。
WNCは6・26新宿FACE大会を最後に活動休止に。同大会では当初、予定されていたWNC次期王座挑戦者決定トーナメントが消滅し、変更カードとしてTAJIRIが「TAJIRI&AKIRA&児玉裕輔vs土肥&黒潮&高橋匡哉」を発表した。W-1入団メンバーに名を連ねなかった高橋匡哉、ホライゾンらの去就についてTAJIRIは「子供じゃないので自分の意志に任せます」との意向を示した。
これでW-1所属選手は20人の大所帯となった。TAJIRIの選手育成能力を評価する武藤が「ウチにも若い選手いっぱいいますので、同世代でビシバシやってほしい」と求めたように、WNC勢の入団によってW-1マットがさらに活性化していくことになりそうだ。
【会見における武藤、TAJIRI】
▼武藤「今日は新しい発表があります。ちょうど1年前の今頃、全日本プロレスと分裂して、業界的には悪い方にお騒がせしたんですが、かれこれ1年近く、W-1旗揚げしてチームワークで頑張ってきたんですが、いろいろ反省も込めて、考えている中、これから先、新たなステップとして業界再編の意味を込めて、隣にいるTAJIRI選手のところのWNCの選手を6人、W-1の所属の選手として合流することを発表します」
▼TAJIRI「足掛け5年、小さいながらプロデュースを自分の団体でやってきました。自分も44。これから先を考えたりする中、海外からもオファーがひっきりなしに来るわけですよ。その中でもう一回プレイヤーとしてやってみたい気持ちがここ最近ずっとありまして、武藤さんから話をいただき、WNCを見渡して自立できるぐらい成長した、自立の時かなと思い、プレイヤーとしてガッチリいきたい希望もあり、この話になりました」
――WNCとダブル所属になる?
▼TAJIRI「WNCはWNC・REINAのものオーナーでもない単なるプロデューサー。6人が移籍という形になります。女子選手はREINAで引き続きやっていきます」
▼TAJIRI「実際やってたのは僕なんで、TAJIRIがいなければ誰がWNCをやるのかとなるじゃないですか。僕はW-1に6人一緒に入団することになります。WNC・REINAの会長がいらっしゃるんですけど、『TAJIRI君、この業界いつどこで巡り合いがあるかわからないから、WNCは残しておくよ』とおっしゃっていました。6月26日、新宿FACE大会がありますけど、僕が関わってるWNCはこれが最後になります。発表した日程がどうなっていくかは追い追い発表していきます。代わりにREINAになるかもしれません」
――武藤さんから持ちかけた話?
▼武藤「ウチも所属だけでまわすにはちょっと人数が足りない中、こうやってTAJIRI選手のところと組むことによって、タッグチームの試合じゃないけど、1+1が4とか5のチームが強いわけで、組織的にそういうところが目指せられたらなと」
――TAJIRI選手らに期待するところは?
▼武藤「俺、来週からニューヨーク行くんですけど、その中で真田がTNAでバリバリ活躍してて、TAJIRI選手もWWEで活躍した中、W-1のコンセプトの中にはワールド、グローバルという部分で攻めていきたいなという部分で、彼のネームバリューは非常に心強い味方になってくれると思います」
――海外の人脈を使って新外国人を呼ぶつもりは?
▼TAJIRI「会社がそういうことを望むんであれば、微力ながら協力させてもらいます」
▼武藤「ただ、いろいろバランスを考えながら。TNAと業務提携している形ですので、交通整理をしながら、もしかしたらお願いするかもしれないし、様子をみてですね」
――W-1入団によって若い選手に期待することは?
▼TAJIRI「今、児玉、土肥、黒潮、ライオンと1試合でも多くこなしたら、その分うまくなると思うんですね。試合数が多い中で、その先には海外に行けるかもしれないよとなったら、ホントに張り切ってくれると思う。これからW-1でどういうことをしていきたいか、あえて言わないでおきます。下の奴らがどうやったらよくみえるか考えてきたけど、これからW-1の舞台で自分のプロデュースをやっていきます」▼武藤「ここ数回、後楽園でジャケット着てる子(黒潮)とか、かなり才能というか、TAJIRIかなりいい選手育てたなという感じがしたのでね。逆に言ったらウチにも若い選手いっぱいいますので、同世代でビシバシやってほしい期待感がありますね」
――W-1の印象は?
▼TAJIRI「あまりにもストレートすぎて何言ってるんだと思われるかもしれないけど、純白の団体だなと。いろんなふうに取れると思います」
――W-1に共鳴する部分は?
▼TAJIRI「武藤さんがトップですから、それは当然そうですよね」
――初戦はいつになる?
▼武藤「両国はすでに骨格、従来のW-1の選手で決まってましたので、TAJIRI選手とAKIRA選手が次の7月の後楽園ホールで6人全員参加します。もしかしたら若手の方は出雲の巡業から参加させるかもしれない」
――若手から希望はあった?
▼TAJIRI「大きいステージに行きたいのは当然だと思う。そこに意義のある者は一人もいなかったです。これを機にフリーになってみたいですというのもWNCの中にもいるわけですよ。それぞれの自立ですね。5年もやってきたのでみんな自立の時です」
――高橋など自分で道を選ぶ?
▼TAJIRI「子供じゃないので自分の意志に任せます」
WRESTLE-1が会見を開き、WNCからTAJIRI、AKIRAら6選手が入団することが発表された、WNCがWRESTLE-1に吸収合併されたのかというとWNCの権利はあくまでWNC・REINA側にあることから、6選手がWNCを退団してWRESTLE-1に移籍という形となった。 だが朱里、真琴ら女子プロレス勢はREINAに残留、高橋匡哉や木藤拓也は移籍組に名前もなかったことから追随せずフリーを選択する可能性が高いという。
WNCの現状を簡単に述べると女子部門は朱里を主軸として活性化しているが、男子はベテランのTAJIRIとAKIRAがトップのままで次世代とはキャリア的にもかなり開きがある。そこで土肥、黒潮、高橋匡哉がTAJIRIらに叛旗を翻して若手決起軍を結成したが、その矢先でTAJIRIらがWRESTLE-1に入団とは唐突過ぎて驚いたとしかいいようがない。
武藤にしてみれば若手の活性化やTAJIRIがスターバックやマイケル・コバックを発掘するなど外国人ブッカーとしての手腕も高く、また武藤自身もコンディション的にフル参戦が難しくなったことから、武藤に代わるお手本的存在が欲しかったことを考えるとTAJIRIの獲得はメリットがある。またTAJIRIも育ててきたTAJIRIチルドレンの今後を考えると、現状のWNCでは限界があると感じた。また武藤とTAJIRI、武藤の化身であるグレート・ムタはWCW、TAJIRIはWWEで活躍してきた国際派スター同士で、またWRESTLE-1になってからもTAJIRIをはじめWNC勢が参戦してきたことから、二人は兄弟分みたいなもの、二人の合体は互いのメリット、デメリットを考えると必然的だったのかもしれない。
26日でTAJIRIプロデュースのWNCは幕となるが、よく考えればWNCの前身だったSMASHも唐突に終わってしまった。WNCも唐突に一旦終了するというのもある意味TAJIRIらしさなのだろうか・・・