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2014年度伊賀プロレス大賞 各賞ノミネート決定!
2014年度MVP候補
棚橋弘至(新日本プロレス)
中邑真輔(新日本プロレス)
オカダ・カズチカ(新日本プロレス)
石井智宏(新日本プロレス)
永田裕志(新日本プロレス)
AJスタイルズ(バレットクラブ)
潮﨑豪(全日本プロレス)
大森隆男(全日本プロレス)
ジョー・ドーリング(全日本プロレス)
諏訪魔(全日本プロレス)
青木篤志(全日本プロレス)
丸藤正道(NOAH)
原田大輔(NOAH)
森嶋猛(NOAH)
杉浦貴(NOAH)
田中将斗(ZERO1)
佐藤耕平(ZERO1)
B×Bハルク(DRAGON GATE)
フラミータ(DRAGON GATE)
リコシェ(DRAGON GATE)
ジミー・ススム(DRAGON GATE)
HARASHIMA(DDT)
飯伏幸太(新日本プロレス/DDT)
木高イサミ(ユニオン)
武藤敬司(WRESTLE-1)
真田聖也(WRESTLE-1)
船木誠勝(WRESTLE-1)
紫雷イオ(スターダム)
朱里(REINA女子)
中島亜里紗(JWP)
伊東竜二(大日本プロレス)
関本大介(大日本プロレス)
葛西純(FREEDOMS)
ウルティモ・ドラゴン
宮本裕向(666)
ブロック・レスナー(WWE)
ダニエル・ブライアン(WWE)2014年度ベストバウト候補
後藤洋央紀vs柴田勝頼(新日本プロレス 1月4日 東京ドーム)
中邑真輔vs棚橋弘至(新日本プロレス 4月6日 両国国技館)
石井智宏vs飯伏幸太(新日本プロレス 5月25日 横浜アリーナ)
飯伏幸太vsリコシェ(新日本プロレス 6月21日 大阪ボディーメーカーコロシアム)
オカダ・カズチカvs中邑真輔(新日本プロレス 8月10日 西武ドーム)
棚橋弘至vs柴田勝頼(新日本プロレス 9月21日 神戸ワールド記念ホール)
棚橋弘至vsAJスタイルズ(新日本プロレス 10月13日 両国国技館)
石井智宏vs後藤洋央紀(新日本プロレス 11月8日 大阪ボディーメーカーコロシアム)
秋山準 金丸義信vs鈴木鼓太郎 青木篤志(全日本プロレス 1月26日 神戸サンボーホール)
大森隆男vs秋山準(全日本プロレス 4月27日 大阪ボディーメーカーコロシアム)
潮﨑豪vs諏訪魔(全日本プロレス 9月28日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場)
大森隆男vs秋山準(全日本プロレス 6月15日 後楽園ホール)
原田大輔vs石森太二(NOAH 3月8日 有明コロシアム)
KENTA 丸藤正道vs杉浦貴 中嶋勝彦(NOAH 5月17日 後楽園ホール)
丸藤正道vs斎藤彰俊(NOAH 6月13日 後楽園ホール)
丸藤正道vs永田裕志(NOAH 7月5日 有明コロシアム)
丸藤正道vs森嶋猛(NOAH 8月24日 後楽園ホール)
丸藤正道vsマイバッハ谷口(NOAH 9月23日 新潟市体育館)
田中将斗vs杉浦貴(NOAH 10月18日 後楽園ホール)
杉浦貴vs関本大介(NOAH 11月8日 後楽園ホール)
吉野正人vs望月成晃(DRAGON GATE 1月16日 後楽園ホール)
B×Bハルクvs鷹木信悟(DRAGON GATE 12月28日 福岡国際センター)
竹下幸之介 遠藤哲哉vs飯伏幸太 ケニー・オメガ(DDT 9月28日 後楽園ホール)
真田聖也vsオースチン・エイリーズ(WRESTLE-1 3月2日 両国国技館)
真田聖也vsクリストファー・ダニエルズ(WRESTLE-1 4月17日 後楽園ホール)
武藤敬司vs河野真幸(WRESTLE-1 11月1日 両国国技館)
中島亜里紗vs藤本つかさ(JWP 12月28日 後楽園ホール)
紫雷イオvs夏樹☆たいよう(スターダム 5月6日 新木場1stRING)
紫雷イオvs里村明衣子(スターダム 7月10日 後楽園ホール)
ザ・グレート・サスケ バラモンシュウ バラモンケイ ウルトラマンロビンvsかめっしー かめっしー1号 かめっしー2号 カメゴロー(みちのくプロレス 12月12日 後楽園ホール)
木高イサミvs伊東竜二(大日本プロレス 3月23日 博多スターレーン)
木高イサミ 宮本裕向vs星野勘九郎 稲葉雅人(大日本プロレス 4月20日 札幌テイセンホール)
木高イサミvs宮本裕向(大日本プロレス 5月5日 横浜文化体育館)
関本大介vs杉浦貴(大日本プロレス 8月31日 名古屋国際会議場)
木高イサミvsGENTARO(FEEDOMS 5月2日 後楽園ホール)
中嶋勝彦vs佐々木健介(DIAMOND RING 2月11日 後楽園ホール)
ブロック・レスナーvsジ・アンダーテイカー(WWE 4月6日 ルイジアナ州ニューオリンズ)
2014年度ベストシリーズ&興行候補
新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 8」1月4日 東京ドーム
新日本プロレス「INNVASION ATTACK2014」4月6日 両国国技館
新日本プロレス「DOMINION6.21」6月21日 大阪ボディーメーカーコロシアム
新日本プロレス「G1 CLIMAX24」7月21日北海道立総合体育センター 北海きたえーる~8月10日 西武ドーム
新日本プロレス「KING OF PRO-WRESTLING」10月13日 両国国技館
全日本プロレス「2014チャンピオンカーニバル」4月13日 ベルサール渋谷~27日 大阪ボディーメーカーコロシアム
全日本プロレス「2014サマーアクションシリーズ」7月12日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場~27日 後楽園ホール
全日本プロレス「サマーインパクト2014」8月16日 後楽園ホール~30日 愛知県体育館」
NOAH「Navig. with Breeze 2014」5月17日 後楽園ホール~31日 ディファ有明
NOAH「三沢光晴メモリアルナイト2014」6月13日 後楽園ホール
NOAH「GREAT VOYAGE2014 IN Tokyo Vol.2~方舟新章・有明の陣~」7月5日 有明コロシアム
NOAH「グローバルリーグ戦2014」10月18日 後楽園ホール~11月8日 後楽園ホール
NOAH「GREAT VOYAGE 2014 in NIIGATA ~大航海×大花火~」9月23日 新潟市体育館
DDT「Judgement2014」3月21日 後楽園ホール
DDT「両国ピーターパン2014~人生変えちゃう夏かもね!~」8月17日 両国国技館
DDT「DDTドラマティック総選挙2014最終投票日~最後のお願いスペシャル~」9月28日 後楽園ホール
DDT「DDT Special 2014」10月26日 後楽園ホール
WRESTLE-1「FIGHTING ENTERTAINMENT WRESTLE-1 『開戦~OUTBREAK~』 3月2日 両国国技館
WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2014 WEST SIDE STORY」2月15日 後楽園ホール~25日 名古屋国際会議場
WRESTLE-1「武藤敬司デビュー30周年記念大会 HOLD OUT」11月1日 両国国技館
WRESTLE-1「GAORA presents WRESTLE-1 TOUR 2014 Final」12月22日 後楽園ホール
ハードヒット「MOONRIZE」12月21日 新宿FACE
OZアカデミー「中川ともか引退興行~唸れ!豪腕~」12月4日 後楽園ホール
カナプロ「カナプロマニア」2月25日 後楽園ホール
みちのくプロレス「宇宙大戦争~神々と亀々の戦い~」12月12日 後楽園ホール
大日本プロレス「Endless Suvivor」5月5日 横浜文化体育館
大日本プロレス「一騎当千~strong climb~」5月21日 新宿FACE~7月26日 後楽園ホール
FREEDOMS 5月2日 後楽園ホール
年越しプロレス2014「天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント」12月31日 後楽園ホール
最優秀タッグチーム賞候補
KUSHIDA アレックス・シェリー(新日本プロレス)
秋山準 大森隆男(全日本プロレス)
拳王 大原はじめ(超危暴軍)
杉浦貴 田中将斗(弾丸ヤンキース)
T-Hawk Eita(DRAGON GATE)
竹下幸之助 遠藤哲哉(DDT)
高橋奈苗 宝城カイリ(スターダム)
成宮真希 世羅りさ(アイスリボン)
ザ・グレート・サスケ バラモンケイ(ムーの太陽)
宮本裕向 木高イサミ(ヤンキー二丁拳銃)
火野裕士 Hi69
ジ・ウインガー グレート小鹿
尾崎魔弓 旧姓・広田さくら最優秀ユニット賞候補
バレット・クラブ(新日本プロレス)
Evolution(全日本プロレス)
超危暴軍(NOAH)
弾丸ヤンキース
マッドブランキー(DRAGON GATE)
チームドリフ(DDT)
デスペラード(WRESTLE-1)
正危軍(OZアカデミー)
ムーの太陽
ブードゥー・マーダーズ
凶月(K-DOJO)
最優秀新人賞候補
ビックR清水(DRAGON GATE)
遠藤哲哉(DDT)
赤井沙希
風戸大智(ユニオン)
吉岡世起(WRESTLE-1)
優華(アイスリボン)
はづき蓮王(スターダム)
本田アユム(K-DOJO)
神谷ヒデヨシ(大日本プロレス)
奥田啓介(IGF)
REONA(ドラディション)
力女子プロレスMVP候補
中島亜里紗(JWP)
紫雷イオ(スターダム)
藤本つかさ(アイスリボン)
朱里(REINA女子)
志田光
華名最優秀ベストキャラクター賞候補
平柳玄藩(NOAH)
デーモン植田(ZERO1)
ヨースケ・サンタマリア(DRAGON GATE)
征矢学(WRESTLE-1)
平田一喜(DDT)
レディ・ビアード(ユニオンプロレス)
ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)
植木崇行(大日本プロレス)
平翔(美少年プロレス)
ササダンゴマシン(新潟プロレス)
初日の出仮面
投票開始は1月12日の午前0時から、投票締め切りは1月26日の午前0時まで、投票をお待ちしてます!PR -
発表!12月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行
12月の月間MVP、ベストバウト ベストシリーズ&興行が決定しました
12月の月間MVP
大森隆男(全日本プロレス)
投票結果=投票数37
大森隆男(全日本プロレス)=9
武藤敬司(WRESTLE-1)=6
丸藤正道(NOAH)=6
HARASHIMA(DDT)=4
B×Bハルク(DRAGON GATE)=4
中島亜里紗(JWP)=2
小峠篤司(NOAH)=2
宮本裕向(666)=6
朱里(REINA女子)=1
石川修司(ユニオン)=112月のタッグMVP
後藤洋央紀 柴田勝頼
投票結果=投票数36
後藤洋央紀 柴田勝頼=10
カズ・ハヤシ 近藤修司(WRESTLE-1)=8
田中将斗 杉浦貴(弾丸ヤンキース)=6
秋山準 大森隆男(全日本プロレス)=5
宮本裕向 木高イサミ(ヤンキー二丁拳銃)=3
拳王 大原はじめ(超危暴軍)=3
紫雷イオ 岩谷麻優 彩羽匠(スターダム)=1
12月のベストバウト
JWP「JWP-CLIMAX2014」12月28日 後楽園ホール
▼JWP無差別級選手権試合/30分1本
[王者]○中島亜里紗(16分3秒 ドラゴン・スープレックス・ホールド)[挑戦者]X藤本つかさ
☆第23代王者が6度目の王座防衛に成功。
投票結果=投票数33
中島亜里紗vs藤本つかさ(JWP 12月28日 後楽園ホール)=5
後藤洋央紀 柴田勝頼vsカール・アンダーソン ルーク・ギャローズ(新日本プロレス 12月7日 愛知県体育館)=4
B×Bハルクvs鷹木信悟(DRAGON GATE 12月28日 福岡国際センター)=4
丸藤正道vs杉浦貴(NOAH 12月6日 有明コロシアム)=3
小峠篤司vs原田大輔(NOAH 12月6日 有明コロシアム)=3
ザ・グレート・サスケ バラモンシュウ バラモンケイ ウルトラマンロビンvsかめっしー かめっしー1号 かめっしー2号 カメゴロー(みちのくプロレス 12月12日 後楽園ホール)=3
武藤敬司vs真田聖也(WRESTLE-1 12月22日 後楽園ホール)=2
棚橋弘至 飯伏幸太 真壁刀義vsオカダ・カズチカ 中邑真輔 石井智宏(新日本プロレス 12月20日 後楽園ホール)=1
拳王 大原はじめvsスペル・クレイジー ペサディーヤ(NOAH 12月27日 後楽園ホール)=1
MAZADAvsFUJITA(東京愚連隊自主興行 12月11日 後楽園ホール)=1
石井智宏vsTAKAみちのく(TAKA&タイチ興行 12月9日 新宿FACE)=1
カズ・ハヤシ 近藤修司vsAKIRA 征矢学(WRESTLE-1 12月7日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場)=1
ジョー・ドーリング 鷹木信悟vs火野裕士 宮原健斗(小橋建太プロデュース興行 12月10日 後楽園ホール)=1
石川修司 佐藤耕平vs宮本裕向 木高イサミ(大日本プロレス 12月30日 後楽園ホール)=1
中川ともか アジャ・コング AKINOvs尾崎魔弓 ダイナマイト・関西 木村響子(OZアカデミー 12月4日 後楽園ホール)=1
HARASHIMAvs入江茂弘(DDT 12月23日 後楽園ホール)=112月のベストシリーズ&興行
みちのくプロレス「宇宙大戦争~神々と亀の戦い~」12月12日 後楽園ホール 1580人 超満員投票結果=投票数37
みちのくプロレス「宇宙大戦争~神々と亀々の戦い~」12月12日 後楽園ホール=7
WRESTLE-1「GAORA presents WRESTLE-1 TOUR 2014 Final」12月22日 後楽園ホール
=6
年越しプロレス2014「天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント」12月31日 後楽園ホール=4
NOAH「GREAT VOYAGE2014 in Tokyo Vol.3~有明冬の陣~」12月6日 有明コロシアム=4
OZアカデミー「中川ともか引退興行~唸れ!豪腕~」12月4日 後楽園ホール=2
ハードヒット「MOONRIZE」12月21日 新宿FACE=2
全日本プロレス「和田京平レフェリー40周年&還暦記念大会?和田京平プロデュース~」12月14日 後楽園ホール=2
新日本プロレス「Road to TOKYO DOME」12月12日 福島市国体記念体育館~20日 後楽園ホール=2
DDT「NEVER MIND」12月23日 後楽園ホール=1
スターダム「STARDOM YEAREND CLIMAX2014」12月23日 後楽園ホール=1
JWP「JWP-CLIMAX2014」12月28日 後楽園ホール=1
新日本プロレス「WORLD TAG LEAGUE 2014」11月22日 後楽園ホール~12月7日 愛知県体育館=1
全日本プロレス「2014世界最強タッグ決定リーグ戦」11月16日 後楽園ホール~12月6日 大阪ボディーメーカーコロシアム=1
DRAGON GATE「THE FINAL GATE2014」12月28日 福岡国際センター=1
NOAH「YEAR END in KORAKUEN」12月27日 後楽園ホール=1
IGF「INOKI BOM-BA-YE 2014」12月31日 両国国技館=1
以上に決定しました!投票ありがとうございました。
1月の月間MVP、ベストバウト、シリーズ&興行の受付日時が決定しました、2月3日の午前0時から投票受付を開始します
よろしくお願いします! -
来る人あれば去る人もあり 即戦力ルーキー・岡倫之が新日本入りもアレックス・コズロフが引退を表明・・・
(東京スポーツより)
レスリング全日本王者が「10冠王者」としてプロレスラーへの道を歩み出す。新日本プロレスのアマチュアレスリングチーム「ブシロードクラブ」の岡倫之(23)が7日、プロ転向を表明した。2012年の全日本選手権フリースタイル120キロ級覇者は、16年の目標をリオ五輪出場から「プロレスデビュー」に変更。現在は6種目の格闘技で日本王者となっており、今年は総合格闘技進出を目指す。最終的には「10冠王者」の看板を引っ提げ新日プロ入りするつもりだ。新日プロに、待望の超大物新人が加入する。岡は2012年のフリー120キロ級全日本選手権覇者で、13年に新日プロの公開オーディションに合格。アマレスチーム「ブシロードクラブ」所属選手として、昨年は125キロ級で全日本選抜を制覇。世界選手権にも出場した。
昨年1月から「リオ五輪が終わった後でプロレスラーになろう」と考えるようになり、レスリング以外の格闘技にも本腰を入れ始めた。ここわずか2年間でレスリングに加えサンボ、ブラジリアン柔術、グラップリング、パンクラチオン、ビーチレスリングでも全日本大会で優勝。6競技で日本一となり、昨年末には日本格闘競技連盟から年間最優秀選手として表彰された。
だがその一方で、リオ五輪を目指すにはレスリングに専念しなくてはいけないというジレンマも生まれていった。IWGPヘビー級王者の棚橋弘至、元王者のオカダ・カズチカらの活躍を見てプロレスへの憧れが強まっていた岡は「レスリングから逃げたと思われるかもしれないけど、どっちか一本に決めないといけない。自分にとって大きなゴールはやっぱりプロレスラーになること」と、今年から本格的にプロレス転向を目指すことを決断したという。もともとプロ志向が強かったこともあり、昨年の全日本合宿でもレスリング元世界女王の浜口京子から「新日本行くんですか? 頑張ってくださいね!」とエールも送られた。レスリング関係者には快く送り出してもらえたという。
「やるからにはただのプロレスラーにはなりたくない」という岡の野望は、今年中にもう4つタイトルを増やすこと。格闘技「10冠王者」の肩書きを引っ提げて、来年に新日プロでデビューを果たすつもりだ。
そのためにはプロレス入り前に総合格闘技参戦も視野に入れており、現在は「寝技日本一」の称号を取った菊田早苗率いるGRABAKAで練習を積んでいる。岡は「2016年には(プロレスデビュー)したいですね。そのためには勝ち続けないと。IWGP(ヘビー級王座)を取りたいんで、最強のバックボーンを身につけたい」と腕をぶした。
全日本選手権優勝経験のあるプロレスラーは藤田和之(1993年、95年V)、杉浦貴(95年V)以来誕生していない。ブシロードクラブの監督を務める永田裕志(92年優勝者!)は「もともとウチのコンセプトはいい選手を五輪に出すことと、将来のプロレスに引っ張ること。大変素晴らしい素材だから楽しみにしてますよ」と後押しする。
また岡は超アニメオタクという側面を持っており「プロの世界で彼の個性が大きく開花してくれれば」(永田)と期待を寄せた。
昨年5月の新日プロ横浜アリーナ大会では会場警備で暴漢を取り押さえるなど、妙な存在感も発揮した。アマレスエリートの重量級戦士が、プロレス界の新星となれるか注目だ。
☆おか・ともゆき=1991年6月12日生まれ。群馬・前橋市出身。中学時代から柔道、空手で経験を積んで、埼玉・花咲徳栄高校でレスリングを始める。高3時に国体優勝。日大商学部に進み、2012年にフリー120キロ級全日本選手権優勝。13年2月にはプーチン大統領杯サンボ選手権を制し、同年10月に新日プロ公開オーディションに合格。ブラジリアン柔術、パンクラチオンなど数々の格闘技大会で優勝している。自他共に認めるアニメオタク。185センチ、120キロ。
アマチュアレスリングチーム「ブシロードクラブ」の所属で2012年に全日本選手権を優勝した岡倫之がプロレス転向、新日本プロレス入りを表明、既に新日本プロレス公開オーディションにも合格しているという。
岡の実績はレスリングだけでなく、サンボやブラジリアン柔術、パンクラチオンなど数々の格闘技大会で優勝しているということから、新日本にしてみれば即戦力ルーキーを獲得したということになる。
しかし来る人があれば去る人もいる、CHAOSの一員でロッキー・ロメロとのタッグ“フォーエバー・フーリガンズ”で活躍したアレックス・コズロフがツイッター上で引退を表明、5日の後楽園大会でのレッド・ドラゴン(カイル・オライリー、ボビー・フィッシュ戦)が事実上の引退試合となった。I wanna thank @njpw1972 for the opportunity to work for the best company in the world.
— Alex Koslov (@AlexKoslovCom) 2015, 1月 9I wanna thank my partner @azucarRoc for being the best tag team partner and just someone I shared my career with for the best decade
— Alex Koslov (@AlexKoslovCom) 2015, 1月 9I wanna thank all of the fans in Japan, USA, Mexico, and all around the world for their support. Arrigato, Gracias!
— Alex Koslov (@AlexKoslovCom) 2015, 1月 9I am hesitant to say I'm retiring from pro wrestling, but I am taking a much needed indefinite sabbatical to focus on my life.
— Alex Koslov (@AlexKoslovCom) 2015, 1月 9At the same time I am not going anywhere thanks to social media! I will be continuing to entertain all of you in different ways!
— Alex Koslov (@AlexKoslovCom) 2015, 1月 9<アレックス・コズロフ>
元新日本プロレスのロサンゼルス道場に在籍。2006年までさまざまなアメリカのインディー団体に参戦。2006年にメキシコ・CMLLと契約。そのあと、TNA、AAA、WWE傘下の団体などで活躍。2012年5月に新日本プロレスに初上陸。「BEST OF THE SUPER Jr.」に初出場し、5勝3敗に終わるも、その独特なロシアンキャラクターが人気を博す。以降、ロス道場時代からの旧知の仲である、ロッキー・ロメロと合体し、“フォーエバー・フーリガンズ”を結成。7月22日、山形大会で獣神サンダー・ライガー&タイガーマスクの持つIWGPジュニアタッグ王座を奪取、第33代王者となる。
コズロフは昨年のスーパージュニアではノータッチトペコンに失敗し左肩を負傷、それ以降は左肩にバンテージを巻きながら出場していたが、1月4日の東京ドーム大会ではバンテージを巻いておらず、敗れはしたものの左肩の回復ぶりを見せたと思いきや突然の引退は発表は驚いたとしかいいようがない。
理由は不明だが、コズロフの第二の人生に幸あれと贈り出したい・・・
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棚橋vsAJは2・11大阪!中邑vs永田は2・14仙台!主要カード発表!
■『THE NEW BEGINNING in OSAKA』
●2月11日(水・祝)17:00
大阪・大阪府立体育会館(BODY MAKER コロシアム)
●60分1本勝負 IWGP Jr.ヘビー級選手権試合
<第61代王者>棚橋 弘至VS<挑戦者>AJスタイルズ
●60分1本勝負 IWGPタッグ選手権試合
<第65代王者組>後藤 洋央紀&柴田 勝頼VS<挑戦者組>カール・アンダーソン&ドク・ギャローズ
●60分1本勝負 IWGP Jr.ヘビー級選手権試合
<挑戦者>田口 隆祐VS<第70代王者>ケニー・オメガ
●60分1本勝負 IWGP Jr.タッグ選手権試合3WAYマッチ
<第39代王者組>カイル・オライリー&ボビー・フィッシュVS<挑戦者組>KUSHIDA&アレックス・シェリーVS<挑戦者組>マット・ジャクソン&ニック・ジャクソン■『THE NEW BEGINNING in SENDAI』
●2月14日(土)18:00
宮城・仙台サンプラザホール
対戦カード情報
●60分1本勝負 IWGPインターコンチネンタル選手権試合
<第10代王者>中邑 真輔VS<挑戦者>永田 裕志
●60分1本勝負 NEVER無差別級選手権試合
<第6代王者>真壁 刀義VS<挑戦者>石井 智宏
●60分1本勝負 NWA世界ヘビー級選手権試合
<王者>ロブ・コンウェイVS<挑戦者>天山 広吉
●60分1本勝負 NWA世界Jr.ヘビー級選手権試合
<王者>獣神サンダー・ライガーVS<挑戦者>チェーズ・オーエンズ
■棚橋選手のコメントと質疑応答(新日本プロレス公式HPより)
棚橋「東京ドームでベルトを防衛して、翌日の後楽園ホールでAJに、ちょっと悔しい思いをしちゃいまして。それがあるからってわけじゃないですけども、さかのぼれば俺がベルトに戻ったのも、戻らせてくれたのも、AJがいたからっていうのがあって。まぁどっちみちね、『もう1回やらないといけないな』と思ってて。それが早い段階で2月に決まったということです。何回やってもね、実はAJとの闘いは凄く好きなんですよ。自分が思い描くプロレスが出来る相手、そういう相手と捉えてますんで。大阪で決まったっていうのも、なにかの因縁を感じますしね。タッグパートナーで出場したヨシタツがやられたんで。まあ、そんなに思い入れはないですけど(笑)。敵討ち? 弔い合戦? 違うか、弔っちゃダメだ。その大阪っていう土地もあるし、ボクから言わせれば、(※両手でVの字を示しつつ)“スペシャル”な、“ノット”じゃないですよ。AJはスペシャルな相手なんで、そういう気持ちでタイトルマッチに臨みます」
――昨日の後楽園大会はノーコメントでしたが、AJ選手にやられたお気持ちはいかがですか?
棚橋「昨日なんか口を開いたら、ちょっと言い訳がましいところも出てしまいそうだったんで、グッとこらえたんすけど。まぁあちこちダメージがあったとはいえ、それはもうドームに出場してる選手は共通することなんで。言い訳にならないんで。今日改めて会見の場があったので、1度帰って気持ちを整理して。大阪でタイトルマッチをやるのも、ほんとに覚えてないくらいなので。1発大阪を盛り上げて、ド派手に防衛したいと思います」
――ドームで最高の勝利を収めたにもかかわらず、翌日AJ選手に負けてしまうというのは屈辱的だったのでは?
棚橋「まぁもちろん悔しい思いはありますけども、引きずらないのがボクのいいところなのでグッとそれをエネルギーに変えて。で、ファンの方の声援を聞いたら、やっぱAJっていう選手の素晴らしさをもちろんわかってて、声援も凄くきてたんで。2人の対戦に凄い手応えを感じました」
――改めてAJ選手の強さとはどういったところだと思いますか?
棚橋「まぁボクが改めて言うまでもないんですけど、スピード、パワー。スピードはね、もうホント見た感じでわかるんすけど、やっぱ1コ1コの技に込めるエネルギー量っていうのが凄いですね。それはもうやってる人間だけが、感じられることかもしれないですけど」
――それは棚橋選手にとって脅威ではないのですか?
棚橋「AJとは境遇が似てるというか、体格もそうだし、特に大型選手が多いアメリカの中で、いかにトップに登りつめるかっていうのは、日本で同じことをやるよりも、さらに難しいことだと思うし。それをやってきてトップに君臨するAJっていうのも、どういうレスラー人生を歩んできたっていうのも、そこの部分への努力が透けて見えるというか。ボクね、そういう努力が透けて見える選手は自然と好きで、尊敬の気持ちが湧くんで。まぁ特に昨日なんかは、なにか小ズルイことをされて負けたわけじゃないんで、その辺はしっかり受け止めて」
――7月5日の大阪城ホール大会もありますが、そんな大阪で闘うことに関して何か思うことはありますか?
棚橋「そうですね。8月の『G1(CLIMAX)』までスケジュールがバァッと出ましたんで、もう見ただけでね、ワクワクしてくるような日程なので。でその上記半期の要というか、大阪城ホールへ21年ぶりに戻りますんで、まずはAJをクリアして、1歩1歩、大阪城ホールに近づいていきたいと思いますね」
――前回のAJ選手との闘いではジャフ・ジャレット選手やヨシタツ選手も乱入するなどゴチャゴチャした試合になりましたが、今回は1対1の闘いをしたいですか?
棚橋「別にああいうのも含めて、全部プロレスなんで。あのゴチャゴチャ感も好きだし。全部ひっくるめてプロレスなんで大丈夫です。なんでも来いと」新日本プロレスが会見を開き、2月11日大阪、2月14日仙台の主要カードを発表、IWGPインターコンチネンタル選手権、ジュニアタッグ選手権、NWAのタイトルマッチ以外は昨年10月の両国、4日東京ドームの再戦、前王者が権利である再戦を行使するという編成となった。
11日大阪のメインは棚橋vsAJのIWGPヘビー級選手権、ボディーメーカーコロシアムでIWGPヘビー級選手権が組まれるのも1年ぶりとなるが、棚橋は会見で“何でも来い”というコメントを出していたが、AJも対棚橋は2連敗、3連敗となればバレットクラブのリーダーとしても立場もなくなってくることから、今回は王座を奪還するためには手段を選んでこないと見ていいだろう。
仙台はライガーの防衛戦の相手は自身が希望したタイガーではなくNWAの指名により前王者のオーエンズとなった。
気になったのはオカダのカードがまだ発表されなかったということ、IWGPから一歩交代し主役からも外れたオカダはおそらくバットラック・ファレとの抗争になるだろうが、オカダが今後どう主役に返り咲くのかも注目してみたい。 -
後楽園から始まった新日本プロレスの2015年のドラマ1月5日 新日本プロレス「NEW YEAR DASH!!」 後楽園ホール 1995人超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○タイチ TAKAみちのく(7分29秒 体固め)タイガーマスク X田中翔
※ブラックメフィスト
◇第2試合◇
▼20分1本
○カイル・オライリー ボビー・フィッシュ(10分30秒 片エビ固め)ロッキー・ロメロ Xアレックス・コズロフ
※チェイシング・ザ・ドラゴン
◇第3試合◇
▼20分1本
鈴木みのる 飯塚高史 シェルトン・X・ベンジャミン ○ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.(11分59秒 エビ固め)天山広吉 小島聡 中西学 本間朋晃 Xキャプテン・ニュージャパン
※キラーボム
【鈴木軍の話】
鈴木「あーあ。刺激が足りなさすぎて困るんだよなぁ。楽しい事したいのによ。もっともっと楽しい事しようよ。(一向に現れないメンバーに対し)遅ぇぞ、オメェら。(記者に対し)連れて来いよ、オマエ。連れて来いコノヤロー。 なんだ?」
――昨日、桜庭選手との決着がつきましたが、今後はどこ続くのでしょうか?
鈴木「くだらねぇこと聞いてんぞコイツ! オマエ誰に口聞いてんだ! 息臭ぇんだよ! 喋んじゃねぇよオレによ!! オイ、弱ぇヤツには興味ねぇんだよ。くだらねぇこと聞きやがってよ……オイ、楽しい事したいよな? もっとなぁ!?」
アーチャー「オレを見てみろ! オレ達を見てみろ! スズキグンを見ろ! K.E.Sを見ろ! オイ、TMDK!! 昨日のWRESLTE KINGDOM 9でオレ達に何をしたと思ってる? 何を考えてるんだ!?オレ達を完全に怒らせたな! オレ達のキラー、コイツはブルドック、そしてオレはサイコ、そしてオレ達はスズキグンなんだぞ!!」
TAKA「カモン、スミス! カモン、スミス!!」
スミス「TMDK!! いつでも、どこでもいい。オマエらをまっぷたつにしてやるよ。それが……オマエらの終わりの時だ! その時はな、キラーボムを1,2,3で叩き込んでやるさ」
ベンジャミン「オマエらはオレ達に勝てるワケが無い。スズキグンはNo.1チームだ。オレ達は最もベストで、最も大きくて最も強いのさ! どこを見てもオレ達を超えるものはいねぇ!」
TAKA「昨日来たワケ分かんねぇガイジンよ! おいおい! 誰に喧嘩売ったか分かってんだろうな! おい、今日来ねぇのか? 今日来るかと思ってたわ! おい、おいビビったのか? ビビったのか? オイ」
タイチ「アイツら(TMDK)だけじゃねぇだろうよ。丸藤も来たってことはよ、オマエも一緒にやってやろうか? なんぼでもやるぞ?」
TAKA「誰に?」
タイチ「誰に?」
TAKA「鈴木軍に!?」
タイチ「誰に!?」
TAKA「鈴木軍に!! 喧嘩売ったんだ! 分かってんだろうな!」
鈴木「わかったよ、わかった。鈴木軍に売った喧嘩、オレが買ってやるよ。コイツらに売った喧嘩、鈴木軍が買ってやるよ! オイ、根性決めて来いや。あ!? キ○タマ持ってんだろ!? 宝ぶら下げてよ! キ○タマぶら下げて、テメェら来いよ!! なんで言えるか分かるか……それはな、オレ達鈴木軍が……鈴木軍……」
鈴木軍「イーチーバーン!!!」
TAKA「ハハハハ!!!」
◇第4試合◇
▼NWA世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[王者]○獣神サンダー・ライガー(16分56秒 片エビ固め)[挑戦者]Xエル・デスペラード
※雪崩式垂直落下ブレーンバスター
☆ライガーが初防衛に成功。
【ライガーの話】
――タイトル防衛おめでとうございます。
ライガー「ありがとうございます」
――後半のフィニッシュは圧巻の一言でしたが?
ライガー「まぁ良い選手だから。このまま伸びればいのさ。変なところで、変にコソコソしてるよりも伸び伸びと、デスペラードっていう選手を表に出せばいいんだ。なんか小物がコソコソ、鈴木の周りを走り回っててもったいないよな、デスペラード。ボクはそう思う。まぁ序盤のサブミッションでタップは2、3回獲ってるから、その差だなと思う。リング上で逆指名させてもらった、タイガーマスク。途中、TAKA、タイチを蹴散らしてくれたのかな。凄い頼りになる男だけど、彼とボクは思い描いているストロングスタイルというか、今の新日のスタイルとはちょっと違う。それも新日の一部だけどね、今は否定もしたりしないんだ。ただ、理想とするプロレスが俺とタイガーは一致している。だったらやればいいじゃないかっていうだけ話で。会場に来てくださってるお客さんも、『面白そう』って言ってくれた。それがすべてじゃないか。ただNWAの方から、前チャンピオンのチェーズ・オーエンがリターンマッチを申込みに来てるらしいし。まぁどっちを優先されるか俺は知らないね。でもどう転がるにしても、俺はベルトを防衛して、タイガーとタイトルマッチをやりたい。誰が来ようと、タイガーとタイトルマッチをやるまでは、俺はチャンピオンでい続ける。それだけだな。まぁいろいろ海外の話とかも出てるし、このベルトを巻いてる限り、いろんなとこからお呼びがかかると思うから、まだまだガッチリとライガー頑張っていきたいと思います。新日本の根元の方でな、力強く頑張っていきたいと思います」
――いろいろなところに呼ばれて、チャンピオンとしてお客さんを満足させるという意味では、古き良きNWAチャンピオンそのままではないかと思いますが?
ライガー「そうっすね。全米を渡り歩いてっていうのがあったし。まぁ呼ばれるうちが華だと思うから、スケジュール多少キツくたっていろんなとこ行きたいし。去年はイギリス、オランダ、ドイツ、アメリカ、いろいろ行きましたけども、あと台湾も行ったか。今年もそれに負けないくらい、あちこち『獣神サンダー・ライガー、まだすげぇや』って、『レジェンドじゃないの?』、『いい歳だろ』って、『まだすげぇじゃん』って言われるレスラー、試合を目指して、この2015年突っ走っていきたいと思いますので、マスコミの皆さんも、ちょっと心の片隅に、ライガーという名前を刻んでいてください。頑張ります。ありがとうございました」
【デスペラードの話】あーあーぁ死ぬ! あぁしんどい! 死んじゃうよ。なんだよあのオヤジ。いくつだよ。オイ、ライガーっていくつだよ。年聞いてんだよ! オメェら分かんねぇのか! 使えねぇ記者だなぁオイ。あぁ……オレはな、今日で1歳の誕生日なんだ。ニッポンに来てデスペラードのデビュー戦で誕生日。いやぁ……クッソ。来年、2歳になった時にオマエ、何してやろうか。っていうか、もうその時にはもう(ライガーは)居ねぇか!」
◇第5試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
田口隆祐 ○KUSHIDA アレックス・シェリー(9分16秒 ジャパニーズレッグロールクラッチホールドwithジャーマンスープレックス)ケニー・オメガ Xマット・ジャクソン ニック・ジャクソン
◇第6試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○バッドラック・ファレ タマ・トンガ(10分17秒 片エビ固め)Xオカダ・カズチカ 矢野通
※ バットラック・フォール
【ファレ、トンガの話】
ファレ「オイオカダ! このクソ野郎よ! 昨日ケガをしたから負けましたって、言い訳するんじゃねぇだろうな? 違う。オマエが弱いだけだ。どうだ? 悔しいか? 悔しいならな、オレの所にかかってこい」
トンガ「2010年……東京ドーム……ダークマッチ。2011年……東京ドーム……ダークマッチ。2012年……東京ドーム……ダークマッチ。2013年……東京ドーム……ダークマッチ。2014年……東京ドームは無かった。2015……東京ドーム……ダークマッチ。ふざけるな。オレをなんだと思ってるんだ。今年はやってやる。オレをもっと見ろ!」
【中邑、石井の話】
石井「オレが言いたいことは分かるだろ。あの試合を見れば分かるだろ。真壁! もういっちょだ。恐くなかったらよ、オレの挑戦を受けてみろ。オレは死なねぇんだオラ! オレの体を壊してみろ! オレは死なねぇんだ」
中邑「うーっわ! うわっ!」
――昨日あれだけの試合をして、今日も試合でしたが?
中邑「そうそうそうそう! 昨日の今日で! 昨日の今日でオイ。こっちも働いてない(笑いながら頭を指差す) 、ははは。今日そんな中で、なんだろう。新しくない? 永田裕志、新しいよねぇ。元祖Mr. IWGPが、インターコンチだって! ほらほらほらほらほら!! これも変化だ! 好きだねぇー。新しい、永田裕志! Welcome to the Intercontinental championship!!(インターコンチネンタル選手権試合にようこそ) YeaOh!!!」
◇第7試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
真壁刀義 ○永田裕志 飯伏幸太(13分58秒 バックドロップホールド)中邑真輔 石井智宏 XYOSHI-HASHI
(試合後)
永田「どうも皆様。東京ドーム大会・第0試合ニュージャパンランボー優勝者、永田裕志でございます(※大拍手)。おかげで昨日は第1試合からメインまでゆっくりみさせてもらったよ! ドームの試合を(※大拍手)。それにしても! 中邑! そして飯伏! おまえらの試合は素晴らしかったね!(※大拍手) 思いっきり引きつけられたよ、おまえらの試合に。もうスイッチ入ったよ(※大歓声)。そこでだ! 中邑・・・。俺はおまえのそのベルトに挑戦したい(※大歓声&大拍手)。永田裕志は! インターコンチに挑戦表明するゼア! さあ、中邑! どうする!? 挑戦を受けてくれるかな!?(※と言ってマイクを場外の中邑へ向けるが場内が騒然)永田はちょっと古かったな。いつもアレ、やってくれよ。いつものアレを。ここまで俺に言わしたんだ! いつものを頼む」
中邑「なに!? このフリ!? 超やりづらいんですけどーー!! 元祖“ミスターIWGP”永田裕志だぜ、オイ!? 『どうしようっか』も『こうしようっか』もねぇよ、オイ。『挑戦させてくれるかな』?? 答えはこうだ!!!! イヤァォ!」
【真壁、飯伏、永田の話】
真壁「オイ、東京ドームからの後楽園ホールだ。こんだけよぉ、石井の野郎に、このベルト見せびらかしたらわかるだろう。悔しいだろうぜ。諦めねぇって言ってたな。いいぜ、いつでも待ってるからよ、オイ。誰でもいい、かかってこいコノヤロー。オイ、インターコンチ? IWGP? それもすげぇぜ。だがこれもすげぇからよぉ。オイ、いいか、お前ら見逃すんじゃねぇ。それだけだ」
飯伏「いやぁ、きつかったっすね。昨日の今日なんで、やっぱ疲れがたまってた部分があるんすけど。疲れてても気持ちはあったっすね。またいつか、インターコンチのベルトに挑戦できたらいいなと思います。その時は必ず獲ります。ありがとうございました」
永田「まぁさっき言ったのは、まぎれもなく本音です。嫌でも東京ドーム第1試合から10試合まですべて見た上で、やっぱりセミのインターコンチが、一番俺的に素晴らしく輝いてて、思いっきり惹きつけられちまったというところで、挑戦表明しました。しばらく、新日本以外のメジャーと言われる団体を潤して、盛り上げて、ベルトふんだくって、勲章ふんだくってきたけど、いつの間にか、あの白いベルトあんなに輝いて、素晴らしいものになってたな。それは中邑の力量でしょ、昨日の試合見てて。インターコンチに挑戦表明した途端、あの客の盛り上がり。それだけの価値があると見込んで、挑戦表明した甲斐があったっすよ。あの熱狂は物凄いもんですよ。両者の意思はたぶん確認できたんで、あとは実行委員会、決定頼むゼァってとこですかね」
◇第8試合◇
▼スペシャル8人タッグマッチ
○AJスタイルズ カール・アンダーソン ドク・ギャローズ 高橋裕二郎(14分35秒 エビ固め)X棚橋弘至 後藤洋央紀 柴田勝頼 内藤哲也
※スタイルズクラッシュ
(試合後)
AJ「IWGPヘビー級ベルトはAJスタイルズの物だ。棚橋は俺からタイトルを盗んだ。だから返してもらう。AJスタイルズがリマッチを要求する」
アンダーソン「バイバイタナハシ、アイシテマスタナハシ、アイシテマストキオ」
(そこからBULLET CLUBメンバーを1人ずつ紹介)
アンダーソン「トーキョー、新日本プロレスは、俺たちのビジネスの場。これこそがリアル」
【バレットクラブの話】
アンダーソン「西澤! オレらの話を翻訳してくれ!! 新日本プロレスファンの奴らは全員聞け!! 棚橋をマジックキラーとスタイルズクラッシュで倒した! どうだ見たか! コイツ(AJ)こそベストなレスラーだ!! 次のIWGPヘビー級チャンピオン!!! AJスタイルズ!!」
AJ「あーワクワクするぜ!! 待ちきれねぇ!!」
ギャローズ「落ち着け! これはリアルさ! リアルだ!!」
アンダーソン「今のIWGPチャンピオンはクソ野郎だー」
AJ「じゃぁオレはあのベルトにマーキングしてくるぜ!! Wow Wow Wow!!」
アンダーソン「マーキングし間違えるなよ? それと、ゴトウ&シバタ!! 昨日はよくもベルトをオレ達から奪って行ったな! ふざけるな!! いつでも、どこでもいい……リマッチだ!! もう一度オレ達と勝負しろ!!」
ギャローズ「アレはまぐれだったんだ。オレ達こそが最強だ! To Sweet.」
高橋「HAHAHA! To Sweet!」
新日本プロレス今年最初の後楽園大会をSAMURAIで視聴、前日の東京ドーム大会の後にも関わらず札止めとはいかないまでも超満員、新日本の活気力はまだまだ衰え知らずのようだ。
メインの本隊vsバレットクラブの8人タッグ戦の前に、アンダーソンが新メンバーとして留学生として来日しているゴーディ・ホールを紹介、ゴーディは新日本、WWE、WCWで活躍したスコット・ホールの息子、デビューを待たずしてバレットクラブ入りとなったのは即戦力、そして将来の外国人エースとしての大きな期待がかけられているということなのかもしれない。
試合は戦力的には本隊が上回っているはずが、昨年12月シリーズから遺恨が勃発している柴田と内藤がしっくりいかず、内藤が柴田から強引に交代したり、内藤が捕まるとカットに入った柴田が内藤にも蹴りを入れるなどチームワークを乱してしまう。
本隊の乱れた隙をバレットクラブが逃さず、棚橋に集中砲火を浴びせると、最後はアンダーソンとギャローズのマジックキラーからAJがスタイルズクラッシュを決め3カウントを奪い、試合後はAJがIWGPヘビー級王座奪還に名乗りを挙げた。
AJは前日の東京ドーム大会で内藤を降した後で王座奪還をアピールしていたことから、今回の後楽園大会での棚橋からのフォール勝ちは狙い通りといったところだろう。
セミの真壁組vs中邑組の6人タッグ戦はドーム大会の続きといったマッチメークだったが、真壁と石井は前日と変わらずど真ん中プロレスを展開、石井は前日では真壁のキングコングニーを左肩から首筋にかけて喰らったことで心配したが大丈夫のようだ。試合は真壁組がYOSHI-HASHIを捕らえ、永田が前日同様バックドロップホールドで3カウント、試合後にも永田が中邑の保持する IWGPインターコンチネンタル王座に挑戦を表明した。
永田のIWGPインターコンチネンタル王座への挑戦は初、昨年はNOAHのGHCヘビー級王座を奪取したが、IWGP戦線からは遠ざかり、東京ドーム大会では本戦から外れ、ダークマッチへの出場となった。
永田の挑戦は前日の中邑vs飯伏戦の影響を受けてのもの、永田も本来熱いものを持っている選手だけに、中邑vs飯伏戦はたぎるものがあったのかもしれない。
また試合には関係ないことだが、後楽園大会にはIGFの澤田敦士が来場、澤田が新日本の会場に現れるのは2010年6月の大阪大会以来で、この時は試合を終えた中邑を襲撃しようとしたが、若手やスタッフに取り押さえられ、帯同していたサイモン・ケリー氏と共に会場から退場させられた。
今回はチケットを持っていたことから観客として来場、二階バルコニーにて観戦、今までの因縁を考えると、また澤田が中邑に対戦を迫るのではと思われたが、澤田はセミを途中まで見て退場、結局何しに来たのかわからないままだったが、中邑を“クネクネさん”としていたことからツイッターの内容的にも中邑を挑発していたんだと思う、だが新日本とIGFの関係は平行線のままで互いに交わるつもりはない、澤田が本気で中邑と対戦したいのであれば鈴木秀樹のようにIGFを出るしかないのではと思う。
オ カダは矢野と組んでファレ、トンガと対戦も、オカダの脇腹と膝にバンテージやサポーターが巻かれている、今まではバンテージやサポーターというものには無縁というイメージが強いオカダだったが、さすがに前日の棚橋戦はそれだけダメージがあったということか、試合はオカダがファレ組の合体技であるDAWN RAIDを喰らってしまうと、ファレのバットラックフォールを喰らい、まさかの3カウント、棚橋に敗れIWGP戦線から遠ざかるどころかドン底にまでオカダだったが、ファレとの抗争から再出発になりそうだ。
ライガーvsデスペラードのNWA世界ジュニア選手権は、グラウンドで腕攻めを展開すらライガーに対しデスペラードはラフやセコンドのTAKA、タイチの介入を駆使してライガーの掌打封じの腕攻めを展開、TAKAとタイチはタイガーが駆け付けて蹴散らすが、ライガーの劣勢は変わらず、デスペラードはギター・デ・アンヘルで追い詰めるも、クリアしたライガーがジャンピングヘッドシザースを狙ったデスペラードをパワーボムで叩きつけると、掌打や垂直落下式ブレーンバスター、サンダーライガーボムと畳み掛けた後で、雪崩式垂直落下ブレーンバスターを久々に決め3カウント、次期挑戦者にはタイガーを指名した。
また第3試合で本隊に勝利を収めた鈴木軍はNOAHに侵攻することをアピールした。
東京ドームではいろんなドラマが終わり、後楽園からまた新たなドラマが始まった新日本プロレス、2015年はどんなドラマを見せてくれるのか…@t20Bjw 観戦ではなく、水道橋で出会った外人の名前を知りたくて確認しに行っただけです。だけど、クネクネさんの試合が痛くて最後まで見れなかったのが心残り。。。 #澤田敦士#IGF
— 澤田敦士 (@baimeiou) 2015, 1月 5心残りな事がある。 それは、せっかく会場に行ったのに木谷オーナーさん、菅林会長さんとの記念撮影ができなかった事だ。 どれもこれも、クネクネさんのせいにしてしまう。というより、クネクネさんの痛い試合のせいだ。 次回こそは!! イヤォォォッッッーーー!!! #IGF #澤田敦士
— 澤田敦士 (@baimeiou) 2015, 1月 5 -
2015年の新日本プロレス東京ドーム大会には愛・涙・狂気・非情・鬼があった・・・
1月4日 新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 9」東京ドーム 36000人 満員
◇第0試合◇
▼1分時間差バトルロイヤル〜ニュージャパンランボー〜
○永田裕志(26分09秒)XYOSHI-HASHI
※バックドロップホールド
【退場順】
[1]Xキャプテン・ニュージャパン(11分28秒、失格)
[2]X獣神サンダー・ライガー(12分12秒、失格)
[3]Xエル・デスペラード(12分13秒、失格)
[4]Xザ・グレート・カブキ(20分15秒、失格)
[5]XTAKAみちのく(20分15秒、失格)
[6]X藤原喜明(20分20秒 失格)
[6]Xタイチ(21分10秒、退場)
[7]Xヒロ斉藤(20分40秒、失格)
[8]Xタイガーマスク(22分20秒、失格)
[9]X田中翔(23分11秒、失格)
[10]X中西学(23分38秒、失格)
[11]X小松洋平(24分05秒、失格)
[12]Xタマ・トンガ(24分30秒、失格)
◇第1試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[第39代王者組]カイル・オライリー ○ボビー・フィッシュ(13分01秒 片エビ固め)[挑戦者組]ロッキー・ロメロ Xアレックス・コズロフ
※チェイシングドラゴン あと2チームは [挑戦者組]KUSHIDA アレックス・シェリー[挑戦者組]マット・ジャクソン ニック・ジャクソン
☆オライリー&フィッシュが初防衛に成功
◇第2試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
天山広吉 小島聡 ○本間朋晃(5分35秒 片エビ固め)ジェフ・ジャレット バッドラック・ファレ X高橋裕二郎
※こけし
◇第3試合◇
▼スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
矢野通 ○丸藤正道 マイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト(5分05秒 片エビ固め )X飯塚高史 シェルトン・X・ベンジャミン ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.
※虎王
【矢野、丸藤、TMDKの話】
矢野「どうだ!見たか!見たまんまだよコノヤロー!オレは知らねぇ!あとはコイツらに聞いてくれ!!手応え無かったんじゃないの?あんまり!?」
――新日本プロレス1.4の舞台に立ってみてのご感想はありますか?
丸藤「いや、ホントに久々の東京ドームの舞台で。まぁ矢野選手に呼んで頂いて。短い時間だったですけども。非常に楽しませていただきました。」
――今この(代表質問の)直前にかなり怒りを露にして『鈴木軍をおこらせたらどうなるか分かるか!?』というような言葉を残して行きましたが
丸藤「そうですね。矢野通、TMDK、そして俺の化学反応が起きればまぁこんなもんでしょ。鈴木軍…あんま大した事無かったです」
――TMDKのお二人にKESが怒りを露にしていましたが、それに関してどう感じますか?
シェイン「KESを怒らすのはオレ達の思うツボさ。思った通りの展開だよ」
――新日本のリングにはかなり多くのタッグチームが闘っていますが
マイキー「自分たちとしては、新日本のリングに上がった。他のタッグチームも興味を持つさ」
――そして丸藤選手は小島戦が控えていますが
丸藤「そうですね1月10日に後楽園のNOAHのリングで、対小島線の1対1がありますが。今日は良い準備運動になったんじゃないですかね。まぁ、1月10日は小島を全力で倒したいと思います」
◇第4試合◇
▼スペシャルシングルマッチ〜完全決着ルール〜/無制限1本
○鈴木みのる(9分21秒 レフェリーストップ)X桜庭和志
※スリーパーホールド
【鈴木の話】
――完全決着ルールで勝利を収めましたが、率直なご感想をお願いします。
鈴木「感想? 俺のが強ぇぞ、バカ野郎」
――この闘いを前に、全身白づくめ、まさに白装束のスタイルで臨んだという、決意、覚悟、その辺りのお気持ちはいかがだったんでしょうか?
鈴木「なにを今更。俺はよぉ、アイツがよぉ、この新日本のリングをまたいだ時から何年だ? 3年か? 最初っからよぉ、こんなこといったらなんだけど、アイツのこと最初っから嫌いなわけじゃねぇし、最初っから認めてねぇわけじゃねぇ。たぶん今日ここに来てるレスラーの中で俺が一番よく知ってるはず。だから待ってたんだよ。俺の舞台にアイツの足で来るのを待ってたんだよ」
――その桜庭選手と闘いを終えていかがですか?
鈴木「だから言ったじゃねぇか。俺のが強ぇだろって」
――闘いを終えて、桜庭選手から握手を求めてきましたが、その時はどんなお気持ちでしたか?
鈴木「いや、わかんねぇ。特にねぇ。お前のその喋り方が気に入らねぇから、お前になんか喋りたくねぇ。お前らも他のマスコミもよぉ、『どうせ桜庭なんて』って、お前ら口揃えて言ったろ、プロレスファンも。だろ? 俺はだから、はなっからアイツのことなめちゃいねぇよ。今日だって“世界の桜庭”とやるっていうつもりで練習積んできたし、その覚悟持ってリング上がったし。テメェみたいにな、あとから出た答えを見て、七色に答え変えてな、質問だぁ、なんだぁ言ってな、ていの良い言葉並べてる人間とは違うんだよ。最初っから俺はそのつもりでリングに上がってんだ」
――最後にUWFのテーマが流れましたが、その時のお気持ちはいかがでしたか?
鈴木「懐かしいなって。別に俺が仕込んだもんじゃねぇから知らねぇよ。お前じゃねぇの? 誰かが仕込んだよ。だから知らねぇよ、そんなの。俺が出来るのは、リングの中で殴り合うこと、俺が出来るのは相手をぶちのめすこと、俺が出来るのは相手に勝つことだ。照明が何色だとか、音響がどうとか、歌がなんだとか、俺が用意するもんじゃねぇだろ? 俺が命かけてんのは殴り合うことだ、相手をぶっ飛ばすことだ。だから知らねぇよ、そんなの」
――最後、抱擁された時、どんな言葉を交わしたんですか?
鈴木「教えてほしい? お前になんか教えねぇよ。知りたかったら、命かけてリング上がって闘えばいいんだよ。そうしたらなにを喋ったのかわかるよ。ざまぁみろ」
◇第5試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○真壁刀義(12分23秒 片エビ固め)[第5代王者]X石井智宏
※キングコングニードロップ
☆石井が2度目の防衛に失敗。真壁が第6代王者となる
【真壁の話】
真壁「よーしベルト取ったぞ。ベルト取ったの見たか?コノヤロー!長げぇ。長げぇ試合だったなオイ。でもよ、存在感出してきただろ!この試合で!それがよ、こんな大舞台だ。こんな大舞台で取ったんだ。石井とやること、やれること?これが全てだ!IWGPよりも異質な、インターコンチよりも異質な“NEVER”だからこそ出来る試合ってもんがあるだろ。あぁ、素晴らしいよ。正直よ、綺麗なプロレス期待してたヤツはよ、残念無念またどうぞって感じだよ。俺達の試合、この俺様の試合、特にこんな試合だ。石井の試合もしかりだな。いいじゃねぇか」
――石井選手との試合ということにかなり拘っていましたが、改めて闘ってみていかがでしたか?
真壁「もう、その通りだよ。まぁどっちが勝ってもおかしくないって言ったらおかしいんだよ。この俺様が勝つに決まってんだろバカヤロー。だけどよ、そんだけの一進一退の試合?それがプロレスだ。ガツガツとよ、ゴツゴツと当る試合?欲望丸出しにしてやる、それが今回のタイトルマッチだ。チャンピオンシップだ。それはよ、俺がIWGPを巻いたときもそうだ。それも全て同じだよ。チャンピオンはこうでなくちゃいけないと思ってるからよ。あぁ。あっぱれじゃないの?」
――今度は真壁選手がNEVERの王者としてどんな試合を見せて下さるんでしょうか?
真壁「まぁ、言う事は変わらねぇよ。本物のプロレスを見せてやる。それだけだろ。色んなよ、スターが、プロレスラーが居てそれでイイと思うんだ。今回の石井と俺の試合、ちょっと血生臭ぇかもしんねぇけどよ、ああいうよ、男と男の意地の試合?ああいうのを見たいだろ。だからこそ、野郎とタイトルマッチやる意味があると思ってんだよ。まぁよ、まぁしみったれた話になるかもしれねぇけどよ、俺の若かれし頃の師匠は“長州力”だよそして、チャンピオンだった石井。それも“長州”だった。だからこそ、見せれる試合があるだろ。そういう試合今、俺と石井で見れたんじゃねぇの?別に狙ってるワケじゃねぇよ。オマエらによ、見せた訳じゃねぇよ。ただよ、そういうもんが感じ取れるんじゃねぇかなって俺は思うんだよな。まぁ(王者から)破れたからって黙っちゃいねぇよ。俺だって獲ったからって黙っちゃいねぇよ。これこそがよ、本当のチャンピオンシップだと俺は思ってんだよ。それでよ、見てくれは俺と石井みてぇによ、まぁそんなに美男子じゃねぇかもしれねえけどな。 …あ!?おめぇが言ったんか??(とアナウンサーに言いがかりをつける) おめぇじゃねぇよな? そうじゃないかもしれない。だけどよ、こういう心に響くよ『イケッ!』って言うようなよ、ブッ潰してやるっていう、そういうプロレスもあっていいだろ。今日はそれを証明したまでだよ。東京ドームのよ、客に言っとけ。『NEVERの試合が見れてよかったな』って!ましてや、この俺が獲っただ。って。オマエら万々歳だなって言っとけよ! 他に(質問)あるー?…そこで質問無いとダメだよな!ダメだ。そういう所あるよな。オマエら(記者陣)。オマエらそういう所あるんだよ。ふざけんじゃねぇぞコノヤローオマエ。 オマエなんか話せ!話せ何かよ!」
――真壁選手が久しぶりにベルトを手にした事で、更に真壁選手のプロレスの可能性が広がると思うのですが
真壁「いやぁもちろん俺が巻くって事はどういう事かをよ、オイ。今のIWGP、今のインターコンチ…オイ、あぐらかいてるヒマあると思うなよ?俺がどういう事を言ってるか、俺がどういう事を歌ってるかって、意味分かるだろ?それが実現するかしないかは、この俺様次第だ。オイ、楽しみに待ってろ。それだけだ。今日は上機嫌だ!ベルトとれたたしな!ましてや石井の野郎を叩き潰したは、この俺様だろ。それだけだ」
◇第6試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○ケニー・ケニー(13分20秒 片エビ固め)[第69代王者]X田口隆祐
※片翼の天使
☆田口が3度目の防衛に失敗。ケニーが第70代王者となる
【ケニーの話】
ケニー「(※ヤングバックスが喜びを表現する中をインタビュールームに入ってくる)みんなハッピーになっただろ? 俺はこれでレジェンドになった。(※ヤングバックスすとウルフパックサインを合わせる)」
--新チャンピオン誕生です。
ケニー「(※思わず日本語で)アリガトウゴザイマス。(※思い出したように)サンキュー」
--今のお気持ちは?
ケニー「気持ち? ここまで来るのに4年かかった。とんでもない4年だった。そして今、俺はここにいる。タグチをラストチャンピオンにした俺が。彼を蹴落とした今、俺がチャンピオンだ。だけど俺にとってタグチなんてどうでもいい。俺が尊敬していたのはプリンス・デヴィットで、彼に勝つためにニュージャパンでやって来た。彼は偉大なチャンピオンで、ニュージャパンの歴史に名を刻み込んでいる。だけどもう、彼はここにはいない。ニュージャパンにはいないし、BULLET CLUBにもいない。新しいBULLET CLUBになったんだ。そしてこれからも作っていくんだ。今日、明日、そして将来へと。それは俺がグレーテスト・ジュニアチャンピオンになることだ。過去にいなかったほどのチャンピオンに。今日、そのスタートを切ったんだ。他に質問はないのか、ここにいるファンたちよ?」
--(新日本所属になって)初めての試合でベルトを獲りましたが…。
ケニー「初めての試合じゃないぞ。まぁ、新日本のフルタイムレスラーになってというなら初めてだけどな。別にそれはどうでもいい。会社がそれを望んだから最初の試合がタイトルマッチになっただけ。周りが望んだ結果で、そういう人生だっただけだ。獲るべき者がベルトを獲っただけ。俺にとっては今日が新しい始まりで、今日が今までの枠を超えた日になった。それだけのことだ。さぁ、次の質問は?」
--BULLET CLUBにまたベルトをもたらしたわけですが、今後のチャンピオンロードはどのようなものにと考えてますか?
ケニー「まず最初に、ベルトがほしいというのが目的じゃないんだ。他の誰もできないことで、これまでと違ったレジェンドになること。それはニュージャパンだけにとどまらない。全世界、いや宇宙全体を見渡してもたった1人でしかいない存在になること。それをこれから一つずつ証明していく。田口よりも優れていること、KUSHIDAよりも優れていること、コータ・イブシよりも優れていること…他のどんなレスラーをも凌駕することで。ベストは俺、そう俺、俺なんだ」
--今、飯伏幸太っていましたよね?
ケニー「どう聞こえた? 俺はコータ・イブシと言った。BUSHIじゃない。俺の元タッグパートナーのコータ・イブシだ」
--ヒールに転向して今までと変わったことは?
ケニー「見てわかるのだろ。黒いコスチュームに変わった。髪も長くなった。これはエクステンションをつけているわけじゃない。地毛だ。でも外見が変わったからバッドガイになったというわけじゃない。これはBULLET CLUBに入った儀式のようなものだ。彼らが俺にコンタクトを取ってきたときの条件だ。BULLET CLUBに入ったからといってみんなが俺を嫌いになったわけじゃない。俺のことが好きなのは変わってない。シンニホンが俺と契約をかわそうと考えたのは、マネーを生むからだ。どのジュニアチャンピオンがカネを生んだ? タグチか? 彼はたった$1も生まなかったぞ。俺は$100をもたらす。$1,000をもたらす。いや、俺がBULLET CLUBに入ったことでミミミミミミミミミミ、ミリオンダラー($1,000,000)を生み出すんだ」
--改めて“ザ・クリーナー”はどういう意味があるんですか?
ケニー「アサシン(暗殺者)という意味だ。BULLET CLUBは銃も手にした戦士たちの集まりだ。昔の古ぼけた銃じゃない。最新型の銃だ。だからアサシンなんていう、古ぼけた言い方はしない。たった1人ですべてを破壊して消し去ることができる。ジュニアヘビー級のすべてを消し去ってやる。それが俺の立場だ。この顔を見ろ。この体を見ろ。わかるだろ?」
【田口の話】
田口「オーマイ、オーマイ、オーマイ&ガーファンクルな結果に終わりました。もう、シックスナイン(第69代)チャンピオンでなくなりましたけど、元シックスナイン・チャンピオンということで、これからも真面目に、絶対、真面目にやってきたいと思います。絶対に真面目に、ほんとに真面目に…。今日もこれから真面目なコメントをしたいと思います」
--「『生死を懸けた闘いに臨みます』と言ってましたが…。
田口「セイシはかけちゃダメ。失礼に当たる。『生死を懸ける』って昨日、言いましたけど、セイシはかけちゃダメ。そしたら負けちゃいました。セイシをかけた方がよかったのかな? 生死を懸けるって言って、途中で静止されちゃいました。まぁ、それが敗因ですかね? 静止されたのが敗因…。悔しい、悔しいからもう1回やりたい。もう1回やらしてほしい。ほんとにもう1回、もう1回だけでいいからやらしてほしい。ほんとに1回でいいから。もう1回やらせてもらいたい。1回、1発でいいからやらせてもらいたい。1発やったら、ケニーもまた『やりたい』って言うから。ってことは2発か? 1回やったら、来る者は拒まないんで。ほんとに何なんですかね? 僕はどこへ行ったらいいんですかね? この道を行けばどうなるんですかね? 危ぶむんですかね? 危ぶみますよ。行けばわかるって、行ってもわかんないですよ。いや、いったらわかるかも。気持ちよかったって。まぁ、いけるところまでいって、いっきいまくる。いきすぎて、しおれないようにします。まぁ、もう1回だけやらせてもらいたい。1回だけ。チャンピオンでなくなりましたけど…」
--チャンピオンではなくなりましたが、改めて2015年の目指していく方向は?
田口「ほんとに真面目にやってきます。2015年は真面目にやって…いや、やっぱりやめます。(ケニーと)もう1回。でも第71代になってもしようがないんで。71代になっても何も面白いことはないんで、元シックスナインで。元シックスナイン・チャンピオンとやりたい人はこちらまでお願いします。試合ですよ。みんなふざけたいというのはわかりました。マスコミの皆さんも、僕を使ってふざけてください」
--改めて、これから真面目にやってくのか、それともふざけてやっていくのか?
田口「真面目に、ふざけてやっていきます。悔しいです…、悔しいです…、悔しいです。だからもう1回やらせて下さい。1発でいいですから…」
◇第7試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組/WORLD TAG LEAGUE 2014優勝チーム]後藤洋央紀 ○柴田勝頼(9分00秒 片エビ固め)[第64代王者組]カール・アンダーソン Xドク・ギャローズ
※PK
☆アンダーソン&ギャローズが7度目の防衛に失敗。後藤&柴田が第65代王者となる
【後藤、柴田の話】
--リング上で互いに腰にベルトを巻き合ってました。その時にこみ上げた感情を教えてください。
柴田「まずは、あけましておめでとうございます。2015年、とてもいいスタートが切れました。記録、形にしました。有言実行。ここからです」
後藤「去年、1年間の集大成を、このドームで見せれたと思います。でも、この結果に満足してるわけじゃないです。この次がありますし、このベルトを簡単には渡したくないですね」
--去年は向かい合った東京ドームでした。そして今年はともに闘って、形というものを手にしました。この1年間を改めて振り返ってどうですか?
柴田「この1年というよりは、高校の時から20年」
後藤「20年か…」
柴田「ちょうど20年。部員の少ないレスリング部で夢見たプロレス少年が、こうやって、こういうベルトを手にするって…。こんなこと、あるんですね。何か不思議な感じです。そしてこれまでベルトってピンとこなかったんですけど、悪くないです」
--20年分の思いが詰まった試合の後で、あぐらをかいて並んで座ってる姿を見て、お客さんが本当に笑顔になって、今日一番の盛り上がりでした。どんなことを感じましたか?
後藤「ほんとに20年。でも、俺はこれがただの偶然じゃないと思います。なるべくして俺らが出会った。その結果が出たと思ってます。これは驕りじゃないし、これからも続いていくと思います」
--その“これから”をお聞きしたいんですけど。2015年、これで始まりました。今年1年をどのようにしたいか、豊富をお願いします。
柴田「いい1年にしたいですね。とても。去年はいろいろあって、そこそこいい1年だったんですけど、今年はいいスタートを切ったんで、メチャクチャいい1年にしたいです」
後藤「全く同じです」
--柴田選手にとっては、プロレス人生で初めてのベルトですよね?
柴田「そうですね。ベルトを手にしたのは初めてですね。意外とズッシリ重くて。ほんと、去年1年間、結構このベルトに振り回されたんで、今度はこっちが引っかき回してやろうかなと思います」
--一時はIWGPに背を向けた時期もありましたが…。
柴田「背を向けたがどうかはわからないですけど、ぶっちゃけ、あんまり興味はなかったんですよ。でも3年前か、(新日本に)上がるようになって、ベルトって結構、力あんだなと。ベルト持ってる者は力あんだなと思いましたね。ベルトシステム? ベルトシステムでいい年にしたいね」
後藤「俺が舵をとっていきます。タッグは」
柴田「タッグに限らず。まずはタッグを獲ることが今年の絶対条件として(あたんで)。2人でっていうのもあるんですけど、巡業を回って応援してくれるみんなの気持ちを形にできたかなと思います」
--後藤選手は、これで革命は終わりじゃないですよね?
後藤「もちろんです。継続中として書いといてください。俺の中では、こうやってベルトを手に入れたことで…でも、俺だけの力じゃないですから。俺1人では何ともできないですから。ここに柴田というパートナーがいてこそできたことですし、これからも継続して見ててもらえれば」
◇第8試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○AJスタイルズ(16分25秒 エビ固め)X内藤哲也
※雪崩式スタイルズクラッシュ
AJ「AJスタイルズは今日の内藤哲也を踏み台として、IWGPヘビー級チャンピオンに返り咲いてみせる。自分は以前ヨシタツを負傷させてしまって、葬り去った形になったが、これはスタイルズクラッシュ、自分の必殺技なので気にしない。内藤を倒すために、スタイルズクラッシュ、この必殺技を使うことに関して、なにも躊躇はなかった。自分の必殺技として、スタイルズクラッシュがあることが事実。スタイルズクラッシュを封じ込めようとしても、この技から逃れることはできない。最終的にはこの技で相手を完全に粉砕することができたと思う。俺たちはBULLET CLUBだ。BULLET CLUBにはリーダーはいない。俺もリーダーではない。だが内藤に限らず新日本プロレスの選手はベターだ。俺がベストなプロフェッショナルレスラーだ」
――ヨシタツ選手が負傷した時は、お気持ち的にはいかがでしたか?
AJ「俺は確かにヨシタツの首を壊した。だが、俺は勝つためにすべきことをしたまであって、それはリングで命をかけてるレスラーとしては当然だ。(会見場去り際、マスコミ関係者に向けて)俺が次期、IWGPヘビー級チャンピオンだ。よぉく見ておけ」
◇第9試合◇
▼ダブルメインイベントI IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第10代王者]○中邑真輔(20分20秒 片エビ固め)[挑戦者]X飯伏幸太
※ボマイェ
☆中邑が2度目の防衛に成功
(試合後に中邑は飯伏と拳を付き合いエールを交し合う)
中邑「ヤッバァ~イ ヤバイ! まっしろな灰に……うっそ~! 飯伏、最高だよ、コイツは。東京ドーム! いいか? いいか~……イヤァオ!!」
【中邑の話】
中邑「ハァハァハァ…ヤバかった。ふぅ… なんだ?“負けるかも”そんなん飛んだね、途中で…死ぬかも。 『何これヤバい!!』って、試合の中で感じれる程、気もちいい物でした」
――改めて飯伏幸太という相手はどんな相手でしたか?
中邑「紛れも無い、自分が思う所の中邑真輔。自分が思う所のプロフェッショナルと、思います。ハイ。まぁ、褒めようと思えばね、いくらでも?貶そうと思えば、くらでも。ただね、あんな、あんな何て言うんだろうな…ヤバい?ヤバい…なんでもいいや。自分にとって特別な相手は、そうは居ないっすね。まぁ、そういう感触?何て言うんだろ。なんだろう。自分がもの凄く高揚するんです。えぇ。お世辞抜きで。そんな相手はね、今までのプロレスの人生の中でも、そうと言い切れるのはアイツだけでしょう。 (額を触り)…しっかし痛てぇ…」
――ファンもまた、欲深い生き物かもしれません。また中邑選手と飯伏選手の試合が見たいと思っている人も沢山いると思います。
中邑「マジで、真っ白な灰になるんで当分置いておいて下さい…! 終わっちゃうよ…中邑が… なんだろうね。手段は違うし辿ってきた道のりももちろん違う。なんだろう。でもなんなんだろうな。変な親近感みたいな…あぁ友情じゃないな。なんつーんだろ。群雄割拠?十人十色?百人百色?まぁいろんなレスラーが居る中で…なんt−んだろ。親近感っていうか…ある種…遊園地だの山手線だの工場だの、そういうのすっ飛ばして、なんだろうな。あぁ難しいや。仲間?うん…ちょっと言葉が足りなくてすみません。まぁ、そんだけ」
――これで、通算14度目ということで、本当に最後の“ジョーカー”だったと思います。ここから、そのインターコンチネンタルのベルトをここからどうして行くのか、という所も楽しみな所では有ると思います。
中邑「誰か教えてよー…。ネタ切れとは言いませんが、トランプじゃなくても、カルタでもいいさ!イ・ロ・ハ!出てきてよ! まぁとりあえず、今夜はやっぱり2014年の集大成。消耗しましたよ。あとはコイツ(ベルト)と、決めようじゃないですか」
――この中で聞くのも野暮かも知れませんが“2015年の豊富”も一言いただけませんでしょうか?
中邑「それは常々。刺激、変化。やっぱり中邑真輔自体が、新しい中邑真輔に変身したい。まだまだ。プロレスのキャリアも、人生のキャリアもこんなもん(少しだけ)ですよ。 もっと、深く、濃くしたいですね。…もう今日は消耗が激しすぎて…… 」
【飯伏の話】
飯伏「悔しいですね。いや、今日は勝ちたかったです。」
――まさにその表情、その言葉にすべてが集約されていると思いますが、中邑真輔という相手はどういう相手でしたか
飯伏「ハイ… これは生放送ですか…?」
――生放送ではありませんが…
飯伏「…滾って狂ってました。キ○ガイでした…いや、キ○ガイでした」
――そんな中でプロレスの常識やセオリーを超えた闘いを魅せたと思います。振り返っていかがでしたか?
飯伏「本当に、本当に全部出し切ったというか…本当に勝てると思ったので。本当に本当に全部出し切りました。でもダメでした…はぁ… でも、今日負けた事で、まだまだ自分のヘビー級は、逆に可能性があると思いました。中澤(マイケル)さんありがとう。ラストセコンド。ありがとうございます」
――2015年からはどんな年にしていきますか?
飯伏「また、もちろん中邑さんと闘いたいし。前以上にリスペクトしてます。他のヘビー級の選手もどんどん闘っていきたいです」
――ベルトとしてのこだわりは、インターコンチの方に傾いてくるんですか?
飯伏「それもあるんですけど…全部のベルトが欲しいです」
――中澤マイケルさんをラストセコンドとしましたが、今後居なくなって変化や影響はありますか?
飯伏「ありません!大丈夫です。ありがとうございました」
◇第10試合◇
▼ダブルメインイベントII IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第61代王者]○棚橋弘至(30分57秒 片エビ固め)[挑戦者/G1 CLIMAX 24優勝者]Xオカダ・カズチカ
※ハイフライフロー
☆棚橋が初防衛に成功
(試合後)
棚橋「オカダ! どうだ、悔しいか!?一言言っといてやる。よく聞いとけよ。IWGPは遠いぞ!!(オカダは悔しげに号泣しながら引き揚げる)皆さん今日は最後まで観戦ありがとうございました!2015年も新日本プロレスは進化を続けます。そしてさらに盛り上げます」と宣言。「俺がいるし、そして今日会場に来てくれたファンの皆さんがいるから、これから新日本、ますます盛り上がります! 今日はありがとうございました!!」
(一度はリングを降りようとした棚橋だが、歓声に応えてきびすを返し、期待通りにエアギターを披露して大の字に。場内からアンコールが発生すると、棚橋ももちろん呼応。コーナー上で2度目のエアギターを敢行し、ギターをクラッシュ。新しいギターをファンから受け取ると、3度目のエアギターを披露してギターを客席に投げる)
棚橋「改めて皆さんありがとうございました!(感謝を表してリングを降り、IWGPベルトを肩に退場。ファンから受け取ったタオルで汗を拭いながら花道を歩き、たくさんの花火が出る中、入場ゲートで立ち止まる)2015年もよろしくお願いします。じゃあ最後に、東京ドームのみなさーん! 愛してまーす!!」
【棚橋の話】
キャプテン「棚橋君、防衛おめでとう。乾杯! (キャプテン、KUSHIDA、シェリーが棚橋へビールをかける)」
――ドームで浴びるビールの味は格別ですか?
棚橋「ありがとうございます。最高っす」
――やはり時代の中心は棚橋選手でしたね?
棚橋「結果的に立ちはだかりました。そういう表現がふさわしいんじゃないかなと。オカダの涙を見て思いました」
――リング上で見るオカダ選手の涙は、棚橋選手の目にどのように映りましたか?
棚橋「どんな相手とやっても、ポーカーフェイスを崩さなかったオカダが、初めて感情をあらわにした。そういう試合だったんでしょうね」
――そこであえて、「IWGPは遠いぞ」という言葉を送りましたが?
棚橋「あれは俺自身のケジメです。2011年の東京ドームで『IWGPは遠いぞ』って言って、次負けちゃったんで。これから結果を残していって、証明しますよ」
――今日試合、“史上最大の試合”にふさわしい試合となりましたが、振り返っていかがですか?
棚橋「そうですね。オカダの打撃に対しての打たれ弱さってのが、ちょっと見えたかなってのがあって。まだね、攻略する術(すべ)があったなと思いましたね。まぁあらゆる相手に対応してきてますけど、張り手がちょっと効いたかなっていう、細かい分析ですけど」
――20分を超えたあたりでの張り手がありましたが、それは棚橋選手が過去闘ってきた中で見出したウィークポイントですか?
棚橋「ボクは闘いの中でね、競った方が面白いかなって、自然とそういう感情が働いてしまうんですけど。今日はちょっと心を鬼にして、あくまで見た人から見て、勝者と敗者、そういうのがクッキリ分かれる、そういう闘いをね、心がけたというか。自分の感情をコントロールするってのは凄く難しいんですけど、まぁそこはね、あえてやってやりました」
――鉄柵を越えてのハイフライフローなど、今までとは違う棚橋選手が見れましたが?
棚橋「そうですね。“くすんだ太陽”、進化止まってるんじゃないですか? 戦前に言われましたんで。確かにね、俺自身も進化の速度、オカダの角度に比べたら、緩やかになってきてるかもしれないけど、俺は進化する気持ちがあって、止まる気持ちはないんですね。必ず進化してみせます。そして俺の進化が止まらない限り、新日本プロレスの進化は止まりません」
――5年連続ドームのメインでしたが、今年のメインからの景色はいかがですか?
棚橋「そうですね。メインイベンターっていうのは、やっぱり責任があって、5年連続任されてるってことは、新日本プロレスを託されてるんですね。それは集客であったり、試合内容であったり。ただね、その責任がプレッシャーにはならないんですよね。期待されてるっていう喜びになるから。プレッシャーってものはね、2009年の武藤戦に置いてきました。緊張の極限状態を乗り越えたんで、俺はその向こう側にいます」
――2015年はどういった1年にしたいですか?
棚橋「最高のスタートが切れたんで。今日もね、ほんとに日本全国から東京ドーム集まって来てくれたんで、また日本全国の皆さん、その場所場所で会いましょう。そんな気持ちですね」
――今年も全国の会場でビッグマッチも行われますが、ファンの方へメッセージをお願いします。
棚橋「俺のこの双肩に任せてください」
――今日の試合は海外のユーザーにも多く発信されたと思いますが
棚橋「そうですね。そういう状況にあるって事をね、凄く嬉しく思います。で、そういう物を提供してくれた、新日本プロレスを誇りに思います」
――ダブルメインイベントの中邑vs飯伏も激闘でしたが、どのようにご覧になっていましたか?
棚橋「またいじわるな質問。控え室にモニターがちゃんとあるんで、見てたんですけど。自然とね、見入ってしまったというか…見なきゃ良かったなと」
――それを超えてやるという気持ちで…?
棚橋「いつも言ってますけどね、メインイベンターって言うのは、セミファイナルまでどんな試合があってもね、必ずメインイベントに意味を持たせてね。そして、プロレスをしっかり楽しんでもらって、帰って貰うってのが、メインイベンターの役目なんでね。ハイ。その気持ちはずっと変わりません」
――去年の始まりはインターコンチネンタルを奪取して始まりました。今年はIWGPの防衛でした。今年1年間は、どんな闘いをして、どんな試合にしたいですか?
棚橋「上半期のね、8月のG1までのスケジュールが出ましたけど、楽しみで仕方がないですね。で、その中でね、どういう役目を果たして行くか。“エース”として。まぁ去年に引き続き、スタートダッシュを棚橋は切れたんでね。エースとして。コスチュームに“エース”って入ってますけど! ついに自分で言い始めましたけど! 日本全国に見せびらかしてきます」
――観客動員が36.000人ということで、去年より1,000人増になりました。ご感想をお聞かせください。
棚橋「もっと、色んな所でプロレスを知ってもらって。その努力はやめないし。そうしてね、今日まで来たんで。やれるだけの事は全部やって。これからも、プロモーションであったり、プロレスをね、丁寧に説明して廻ります。最近ね、話す仕事も増えてきて。説法みたいになってますけど。プロレスの喜びっていうものを知って、人生楽しかったんで。一人でも多くの方に知って欲しいし、これから俺が向う先は、もっと…『プロレス今流行ってんでしょ?』『盛り上がってるんでしょ?』『今度連れてってよ!』とかいう、日常の皆さんの会話の中でプロレスが出てくる。プロレス用語を落とし込む日常会話っていう か。そしたら、僕もプロレス好きだったんで思うんですけど、プロレスラーがプロレス以外の番組に出てたりとか、全然プロレス知らない人の話の中で、プロレスの話をしてきたりとか。すっごい嬉しいですね。『ようやく分かったか!』『でしょっ!』って言いたい。そういうプロレスをイメージしています」
――上昇気流に乗っている新日本を引っ張る“エース・棚橋”と“オカダ・カズチカ”とは何が違うんでしょうか?
棚橋「それをね…言い始めると、キリが無いんだけど…皆さんで判断して下さい」
――今回はLIVE配信で見ている多くのファンが居ますが、今後会場に来てもらえるようにする作戦はありますか?
棚橋「丁寧にやって行くしか無いですよ。一歩一歩ね。俺ね、一人でも多くの人が来てくれるんだったら…ケツでも出しますよ」
――棚橋選手にとっての初めての舞台が7月に待ってます
棚橋「ああそうですね。21年ぶりの大阪城ホールがありますんでね。やりますよ!全力!期待して下さい!」
――そこでももちろんメインイベンターで?
棚橋「そうですね。そういう所でやりたいな!ありがとうございます。良い質問ありがとうございます」
――ありがとうございました
棚橋「そして、改めまして、新年おめでとうございます!本年もよろしくお願い致します!!」
【オカダ、外道の話】
オカダ「正直……ベルト以外のモノも掛かってたと思いますから、ほんと悔しいっすね。でもほんと……また明日から……またボクは来年のドームに向けて、しっかり進んでいこうかなと思います。ただね、やっぱりボクが新日本プロレスを盛り上げないと、金の雨は降りませんから。チャンピオンになるだけじゃない。しっかりまた来年のドームへ、俺がしっかり盛り上げて、チャンピオンになってまた、すぐ俺がチャンスを得て、すぐまたチャンピオンになってやる。それだけじゃない、しっかり来年のドーム、俺がまたお客さん超満員にして、しっかりまた金の雨を降らしてやる」
外道「オイ、いいか。レインメーカーにはよぉ、今言った通り“使命”があるんだよ。レインメーカー以外の誰が、このプロレス界を盛り上げていくんだ? 来年のドーム見とけよ。チャンピオンとしてリングに上がってやる」
新日本プロレス東京ドーム大会を新日本WORLD、またスカパーPPVで視聴。新日本WORLDではスカパーでは放送されない時間差バトルロイヤル「ニュージャパンランブル」を視聴、タイガー、永田でスタートしドーム大会本戦には出れなかった主力や若手も順番に登場、そしてレジェンド枠にはヒロ斎藤、藤原、カブキが参戦、ヒロ斎藤は得意のセントーン、藤原は一本足頭突きや脇固め、カブキは毒霧噴射など見せ場を作るが、自分的には所属であるスーパー・ストロング・マシンが出場しなかったのは残念、邪道や外道も出場してロイヤルランブルを荒らして欲しかったが、最終的に永田とYOSHI-HASHIが残って永田がバックドロップホールドで優勝し意地を見せつけた。
ドーム大会の本戦がスタート、今回は昨年演出が多すぎて開催時間が長すぎたことを演出はあまりなし、第1試合のジュニアタッグ選手権は見応えのある攻防だったが、第2、第3試合は5分で終了するなどサクサク進む、なぜ早く終わらなければいけないのかとうと、ドームの売りはあくまでダブルメインイベントの二つ、それまでには観客を疲れさせるわけにはいかない、だが第2試合では天コジが敢えて脇に周って本間を主役に、第3試合でも矢野がほとんど働かず丸藤やTMDKの二人に働かせるなど凝縮されながらもしっかりテーマを見せていた。
桜庭vs鈴木は寝技の攻防などは大きなドームでは伝わりにくいこともあって打撃中心の攻防、鈴木の左腕を花道上でのサクロックで破壊した桜庭が試合を有利に進めたかに見えたが、鈴木に鬼が宿り逆落としからのスリーパーで勝利、試合後に二人は握手となってUWFのテーマが流れたが、さりげながらもにくい演出を見せてくれた。
NEVER選手権の真壁vs石井はど真ん中プロレスの試合、気づけば場外の攻防はなく正面からぶつかり合ったが、真壁が投げ技を繰り出してから石井が弱り出す、石井も昨年から首だけでなく肩の負傷を引きずっているし、そのせいか垂直落下式ブレーンバスターも繰り出すことが出来ない。最後はダブルハンマーで石井を打ち破った真壁が左肩から首筋めがけてのキングコングニーを投下して3カウントを奪い王座奪取、まるで石井を介錯したようなフィニッシュだった。
IWGPジュニアヘビー級選手権はダーク化したケニーがヤングバックスの介入やスプレー攻撃、ラフを織り交ぜつつも自分の持ち味を出す、田口のどどんやアンクルホールドをクリアしたケニーはヒップアタックをキャッチしてドラゴンスープレックスから片翼の天使で3カウントで王座を奪取、IWGPタッグ選手権も序盤から後藤、柴田が誤爆から分断されるなど苦しい展開、しかし最後は呼吸を合わせて合体go2Sleepから柴田のPKで3カウントでやっと結果を出す。
AJvs内藤はAJが内藤の膝攻めから先手を奪いカーフキラーを繰り出して内藤を苦しめる、内藤はスタイルズバスターをエビ固めで切り返すなど閃きを出すが、スターダストプレス、グロリアは封じられ、終盤には内藤がペースを掴んで雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、踏ん張ったAJが雪崩式スタイルズクラッシュで3カウント、内藤は全てを出し切れないまま敗れてしまう。
ダブルメインイベントの第1試合のIWGPインターコンチネンタル選手権、序盤から飯伏が中邑を挑発するかのようにバイブレーションを繰り出せば、ムキになった中邑もやり返す、中邑は得意のグラウンドで先手を奪うが、リバースパワースラムを着地した飯伏がバミューダトライアングルからの空中戦で盛り返す。
一進一退となるが飯伏がフェニックススプラッシュを投下すると、2013年8月同様に中邑が“オマエはここまでなのか”と顔や尻を蹴りつけると、飯伏に狂気が宿り掌低のラッシュ、しかし冷静な中邑は飯伏のラリアットを巻き込み式腕十字で捕獲すると、立ち上がった飯伏は中邑を何度も踏みつけて、リバースパワースラム、ボマイェと掟破りを連発、そして中邑の後頭部と尻を何度も蹴りつけると、今度は中邑にも狂気が宿り、飯伏の顔面を何度も踏みつける、
中邑がナックルからスライディング式ボマイェを狙うが、飯伏がジャンプしてフットスタンプを投下すると、なんとスワンダイブ式ジャーマンを披露、中邑がアピール通りに“真っ白な灰”寸前にまで追い詰められてしまう。
飯伏はフェニックスブレックスホールドを狙うが、中邑はヘッドバットや袈裟斬り気味のエルボーで阻止すると、コーナーからの後頭部ボマイェからランドスライド、そして至近距離からのボマイェで3カウント!この二人にしか出来ない狂った試合でもあったが、トリを務める棚橋とオカダに大きなプレッシャーになると感じさせた。
トリのIWGPヘビー級選手権は静かな攻防からスタートも、今回のオカダはロープに押し込んでレインメーカーポーズではなくエルボー、またセカンドロープに乗った棚橋にドロップキックではなくエルボーで突進するなど自らパターンを崩して棚橋を攻める、場外戦では花道の攻防で突進する棚橋をヘビーレインで叩きつけ、ここからオカダが久しぶりにDIDを繰り出すなどして首攻めを展開、棚橋が反撃しても、すぐ軌道修正するオカダのペースで試合が進んでいく。
しかしオカダが勝負に出たレインメーカーを棚橋がかわすとフロントハイをキャッチして逆回転ドラゴンスクリューを繰り出しオカダは一気に失速、大ダメージの負ったオカダの足を徹底的に攻め、場外戦でも鉄柵越えのプランチャ、ハイフライアタックをキャッチしたオカダがツームストーンパイルドライバーを狙うも逆に突き刺すなど、試合の流れが棚橋へと変わっていく。
棚橋は背中へのハイフライフローから正調ハイフライフローと勝負に出るが、オカダは意地でクリアすると、テキサスクローバーを阻止すると、掟破りのレインメーカーを狙う棚橋にレインメーカーを決めるがカバーが遅れ決め手にならない。
オカダは逆さ押さえ込みからのレインメーカー、ジャーマンからのレインメーカーのパターンを繰り出していくが、棚橋が全て阻止、それでもオカダは痛めた足で打点の高いドロップキックを発射するがレインメーカーをかわしてロープにしがみついたところで、棚橋がリバースドラゴンスクリュー、セカンドロープにオカダの脚をセットしたままでハイフライアタックを浴びせると、最後はハイフライフローの連発で3カウント、中邑vs飯伏も狂気が宿った末に激しい試合となったが、棚橋vsオカダも理詰めのプロレスながらも激しさがあった試合だった。
試合後に敗れたオカダが涙で退場、今回もドームの主役になれず、オカダらしさを封じ込められての敗戦、2012年10月で棚橋が味わった悔しさを、今度はオカダが味わった、敗れてもオカダの存在感は消えず、試合後のオカダへの声援が全てを物語っていた。
2015年の東京ドームは棚橋の愛、オカダの涙、中邑と飯伏の狂気、真壁の非情さ、鈴木の鬼と人間の中にあるものが詰まっていた大会だった。
今年の新日本も7月には大阪城ホール、8月のG1は両国3連戦を行うなど大攻勢、この攻勢が続く限り新日本の独走は続きそうだ・・・・【東京ドーム大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき、誠にありがとうございました。 明日1月5日(月)は、後楽園ホールにて18:30試合開始です。皆様のご来場をお待ち申し上げております。 #njwk9 pic.twitter.com/Y7Cc6NQMuL
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2015, 1月 4最高にたぎり散った…
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2015, 1月 4怪我だけは…って思いながら送り出したけど、気づいたらセコンド中「狂え!もっと狂え!」って叫んでた。 「たぎり散った」か…。そんな日本語ないんだろうけどまさにそんな試合だった。昨日も寝てないのに今日もまた寝れなそう。 飯伏さん、ひとまずお疲れ。でもお互い終わりじゃないよね!
— 中澤 マイケル (@MichaelNakazawa) 2015, 1月 4ありがとうございます!全てに感謝!!"@5742ytsh: 同級生!! おめでとう♪ @510njpw pic.twitter.com/IhXMfHgdjG"
— 後藤 洋央紀 Goto hirooki (@510njpw) 2015, 1月 4心の中で鳴り続ける「Uの旋律」は、いつまでもオレの中で鳴り続ける。
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2015, 1月 4獲ったどぉーッ☆↑↑ pic.twitter.com/xvOJkaMvXz
— 真壁 刀義 (@GBH_makabe) 2015, 1月 4東京ドーム大会ご来場、ご視聴ありがとうございましたm(__)m 元69王者として、心を入れ替えて、一生懸命真面目にふざけていきたいと思います。 今日の敗因は「信じ抜く事」を選択したことですね。
— 田口隆祐 (@taguchiryusuke) 2015, 1月 4東京ドーム大会全試合終了したゼァ。俺的にセミのインターコンチが一番素晴らしかったゼァ。スイッチが超入ったゼァ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2015, 1月 4イッテンヨン千葉ブルーフィールドではリッキーさんとの最年長コンビで最年少コンビ吉野、獅沙と対戦 イッテンヨン東京ドームではニュージャパンランブルでレジェンド、グレートカブキさんと藤原組長と対戦 幅広い1日 あとな ノア! 許さんぞ
— TAKAみちのく (@takam777) 2015, 1月 4 -
中澤マイケルが最後の後楽園で大奮戦も・・・浮き沈みの激しさも人生さ!
1月3日 DDT「新春お年玉スペシャル! 全席2000円興行!!2015」後楽園ホール 2200人超満員札止め
◇第1試合◇
▼30分1本
[マイケル軍=30点]○勝俣瞬馬(3分17秒 逆エビ固め)[ディーノ軍=0点]X梅田公太
◇新春三番勝負1◇
▼ディーノ軍vsマイケル軍新春カラオケ対決
[マイケル軍=40点]○中澤マイケルvs[ディーノ軍=0点]X男色ディーノ
※試合放棄
◇第2試合◇
▼30分1本
[ディーノ軍=30点]大石真翔 星誕期 ○石川修司(7分39秒 エビ固め)[マイケル軍=40点]ヤス・ウラノ 彰人 X伊橋剛太
※スプラッシュマウンテン
◇第3試合◇
▼30分1本
[マイケル軍=70点]マサ高梨 DJニラ ○赤井沙希(7分21秒 エビ固め)[ディーノ軍=30点]アントーニオ本多 高尾蒼馬 Xヨシヒコ
※輪廻転生を切り返して
☆赤井が第1011代アイアンマン王者となる
(試合後にアジャ・コングが乱入して赤井を襲撃)
---
▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
[挑戦者]○アジャ・コング(19時10分 体固め)[第1011代王者]X赤井沙希
※垂直落下式ブレーンバスター
☆アジャが第1012代王者となる
アジャ「東スポ大賞新人賞おめでとう。敢闘賞くらいもらえるかと思ったらいっさいもらえなかった。DDTのみなさん、2月15日待ってるのに、去年の両国終わっていっさい連絡ないってどういうことなの? ぜんぜん来ないから自分から出場しにきました。ベルト持ってるから2月15日、出るよ。さいたまスーパーアリーナ-にチャンピオンとして出場しま~す。それまでこのベルト放しませんから。万が一、取ろうなんて馬鹿な考えするやつは許さねーから」
【アジャの話】「8月の両国に出してもらって、次はさいたまだってみんな盛り上がっていたじゃん。連絡が来るだろうなって思ってずっと待ってたのに、何のお呼びもかからず。総選挙にも出してもらえない。忘れてんじゃないかなと思って、直談判しに行こうと。ただ、話し合いをするよりもレスラーですから、リング上のことはリング上で解決してしまえということで。こちらにはアイアンマンという素敵なベルトもあることですし、これを取ったら誰でも24時間いつでも挑戦できるわけでんでしょ? これを取ったら一応DDTのチャンピオンなわけですから、(さいたまSAに)出さないわけにはいかないでしょと。ヨシヒコがチャンピオンだというところまでは調べが付いてたんで、襲いに来たんだけど、なかなか隙がなくて。本当は控え室で襲う予定だったんですけど、結果としてリングに上がることになっちゃいました。いいんじゃないですか。お客様みんなに見てもらった前で、新年一発目からチャンピオンになったということで、今年も幸先いいですね。(赤井からベルトを取る形となったが?)新人賞を取って、去年活躍しましたと。その活躍の一端を担ったのは私じゃないかなと思いますんで。新人賞を取って、ベルトも取ろうなんて虫が良すぎるんだよ、この野郎。彼女は新人賞があるんですから、それで頑張っていけばいいよ。とりあえずベルトは私が大事にして、この先一生ずっと持っててあげるから大丈夫。アイアンマンですから、私にピッタリでしょ。これを持って、2月15日、さいたまSAに出ます。出してくださいというお願いじゃないです。出ます。決定事項です。DDTのヤツらがゴチャゴチャ言ったところで、このベルトは返らないだけだけだからね。夜道とか襲ってきたらただじゃおかないから。警察に駆け込んで、お巡りさんに逮捕してもらいます」
◇新春三番勝負2◇
▼ディーノ軍vsマイケル軍新春学力クイズ対決
[ディーノ軍=35点]△入江茂弘vs[マイケル軍=75点]△赤井沙希
※引き分け
◇第4試合◇
▼30分1本
[ディーノ軍=65点]○高木三四郎 大鷲透(7分19秒 ラ・マヒストラル)[マイケル軍=75点]Xスーパー・ササダンゴ・マシン スーパー・ササダンゴ・マシン2号(ベルナール・アッカ)
(試合後に高木が2号のマスクを剥ぎ、正体はアッカとわかる)
高木「おい、何マスクかぶり直してるんだよ。ちょっと2号、アンタ、ベルナール・アッカさんでしょ。アッカさん、LiLiCoさんいないのになんでまた来てるんだよ。そんなにプロレスがしたいのか」
アッカ「社長、監督! 俺、プロレスがしたいです(号泣)」
高木「おいアッカさん、わかったよ。2月15日、さいたまスーパーアリーナですげーカード用意するよ」
アッカ「プロレスがしたいです」
高木「だからやるようにしました。おい、坂井! あっ、違うわ。ササダンゴマシン。喜んでんじゃねーよ。2月15日、さいたまスーパーアリーナでテメーもスーパーアリーナといえばあの人というビッグな相手を用意した。今日はここでは明かせられません。このカードは凄すぎるので1月10日でさいたまスーパーアリーナで記者会見やります。そこでお前のカードを発表します。2月15日、さいたまスーパーアリーナ、今年のDDTにご期待ください」
◇第5試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[第15代王者組/ディーノ軍=95点]バラモンシュウ バラモンケイ ○ゴージャス松野(12分56秒 ゴーシャススクールボーイ) [挑戦者組/マイケル軍=75点]飯伏幸太 佐々木大輔 X宮武俊
(試合後)
松野「2度目の防衛です」
シュウ「勝ったのに向こうの方が拍手多いじゃないか! いつもならお前達に言いたい所だが、今日は松野! 死んで地獄に落ちろ。今度生まれ変わったウジ虫になるぞ!」
◇第6〜9試合◇
▼ディーノ軍vsマイケル軍シングル五番勝負・先鋒戦/10分1本
[ディーノ軍=135点]○竹下幸之介(5分23秒 ジャーマンスープレックスホールド)[マイケル軍=75点]X松永智充
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▼ディーノ軍vsマイケル軍シングル五番勝負・次鋒戦/10分1本
[マイケル軍=105点]○坂口征夫(4分40秒 片エビ固め)[ディーノ軍=135点]X平田一喜
※ランニングPK
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▼ディーノ軍vsマイケル軍シングル五番勝負・中堅戦/10分1本
[マイケル軍=135点]○KUDO(4分33秒 片エビ固め)[ディーノ軍=135点]XMIKAMI
※ダイビングダブルニードロップ
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▼ディーノ軍vsマイケル軍シングル五番勝負・副将戦/10分1本
[マイケル軍=165点]○HARASHIMA (6分51秒 体固め)[ディーノ軍=135点]X遠藤哲哉
※蒼魔刀
◇第10試合◇
▼ディーノ軍vsマイケル軍シングル五番勝負・大将戦/10分1本
[ディーノ軍=150点]△入江茂弘(10分時間切れ引き分け)[マイケル軍=180点]△中澤マイケル
(試合後)
鶴見亜門GM「何回総合司会やってるの!? ボーナストラックやってるでしょ、いつも」三田佐代子アナ「そうでしたっけ?」
鶴見GM「17対17の34人タッグマッチやりまして、それに勝ったチームには500点が加算されます。忘れないでください」
(マイケルは猛反対するが、HARASHIMAも飯伏も大賛成。これにてボーナストラックに突入)
◇ボーナストラック◇
▼34人タッグマッチ/無制限1本
[マイケル軍=680点]○中澤マイケル HARASHIMA ヤス・ウラノ 彰人 飯伏幸太 佐々木大輔 宮武俊 KUDO 坂口征夫 マサ高梨 松永智充 ベルナール・アッカ スーパー・ササダンゴ・マシン 赤井沙希 DJニラ 勝俣瞬馬 伊橋剛太(8分26秒 片エビ固め)[ディーノ軍=150点]Xアントーニオ本多 竹下幸之介 遠藤哲哉 ゴージャス松野 バラモンシュウ バラモンケイ 石川修司 入江茂弘 高尾蒼馬 高木三四郎 大鷲透 平田一喜 MIKAMIヨシヒコ 星誕期 大石真翔 梅田公太
※アルティメットベノムメーカー
(試合後)
鶴見GM「今度こそ本当にマイケル軍の勝利です」
三田アナ「大量得点ですよ」
鶴見GM「勝利したマイケル軍には私からお年玉が贈呈されます。三田さんにもらいにいってくださ~い。とはいえディーノ軍も頑張ってくれたので、ディーノ軍にもお年玉ございます。全員三田さんにもらいにいってください」
マイケル「ちょっと待って! 頑張って勝ったのに、なんでディーノ軍ももらってるんですか。おかしいじゃないですか」
鶴見GM「キャプテンのマイケルには特別な商品を用意してあります。こちらです」
(と出したのは分厚い封筒。中身を確認すると2・15さいたまスーパーアリーナ大会のチケット200枚だった。)
鶴見GM「シンガポールに行く前にこれ売り切って」
マイケル「じゃあシンガポールでDDTを広めて。今年は攻めて攻めて攻めてやりますよ、プライベートで」
ディーノ「ところでなんですけど、攻めると言いました? さいたまはいったん戻ってくるけど、今日でいったんDDTお別れじゃないですか。まだやってないことあると思うんですよ、アナタ。アナタね、夫婦仲が悪い、と。まだ奥さんに言ってないでしょ。言ったけど返事が返ってきてない」
マイケル「うううん。来てくれるに決まっているじゃないですか!」
ディーノ「そう言うと思って中澤さんには黙って、奥さん呼んでいます。中澤さんと結婚した奇特な方、中澤カヨコさんです。あとはお二人で」
(カヨコ夫人登場)
鶴見GM「みなさんの前で答えをもらいましょうよ」マイケル「最近、会場とか来るのいやがってたけど、今日は俺の応援に来てくれたわけでしょ? おかげで勝てたよ。さいたまも俺一生懸命頑張って勝つから、一緒にシンガポール行こうぜ」
カヨコ「あの-、よく考えたんですけれどもシンガポールには行きません。これからも頑張ってください(と猛ダッシュで会場をあとにした)」
マイケル「えっ……」
高木「マイケル! これが現実だな(苦笑)。新年早々いいもの見せてもらったよ。バカヤロー、これで諦めるのかよ。諦めたらな、そこで試合終了なんだよ。マイケル、2・15さいたまでディーノに勝って奥さんにハイと言わせたらいいじゃないか」
マイケル「2・15さいたま絶対勝って嫁をシンガポールに連れて行くぞ」
高木「というわけで2015年もDDTも中澤マイケルも明日を夢見て頑張りたいと思います。諦めなければ夢は叶う。諦めたらそこで試合終了。マイケル頑張れよ。というわけでお前は人としてもひと回り成長したから、今日のこの場を締めてもらう」マイケル「デビューして10年、大会とか締めたことないんですけど……。デビューして10年間あたためてきた締めの言葉があるんです。僕が3・2・1っていったら『ドンマイケル』で締めましょう」
鶴見GM「素晴らしい! 素晴らしい締め言葉だ! よしみなさんやりますよ!」
全員「3・2・1 ドン・マイケル!」
【マイケルの話】「いやいや、勝ちましたね。この勢いのままさいたまSAでも勝ちますよ。今日は中澤家としてはバッドエンドでしたけど、さいたまSAでは勝って、松崎しげるさんの力も借りて、今度こそハッピーエンドにして、シンガポールに旅立ちたいと思いますんで、応援よろしくお願いします。(奥さんの登場は読んでいた?)全然。最近会場にも来ないし。今日久しぶりに来たから、応援しに来たかと思いきやなんですか? 誰が仕組んだのか知らないですけど、大丈夫です。抱いた手はすかされ、サーッと逃げましたけど、松崎しげるさんがあの歌を歌えば、たちどころにとんな難しい嫁も機嫌を直すという。あれは伝説の歌ですし、あの人は伝説の黒い人なんですよ。さいたまSAでは絶対に勝って、シンガポールに嫁を連れて行きます」
DDTの2015年度が開幕、毎年恒例の全席2000円興行が開催され、今回は男色ディーノ軍とマイケル軍という図式で行われた。
先手を奪ったのはマイケル軍で勝俣が逆エビ固めで梅田を降し、新春三番勝負でのカラオケ対決もマイケルのウルフルズの「かわいいひと」に対して、ディーノは美川憲一の「さそり座の女」を熱唱して高得点を出し、マイケルに勝ったかに見えたが、亜門GMが「ゲイがゲイの歌を歌うとかはいらない」と物言いがついたため、ディーノは徳永英明の「壊れかけのradio」を歌うも、まったくグタグタだったためディーノが試合放棄、マイケル軍が連勝となる。
第2試合では昼間の全日本に続いて欠場の石井慧介の代役として出場した石川がスプラッシュマウンテンで伊橋を降してディーノ軍が一矢報いれば、第3試合では赤井がヨシヒコから3カウントを奪いアイアンマン王座を奪取、赤井は初戴冠となるも、すぐさまアジャが乱入して垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い王座強奪、赤井は数秒天下となった。
試合後にはアジャがアイアンマン王座を盾にして2月15日のたまアリ大会への参戦を表明したが、秋山準に続いてとんでもない選手にベルトが渡ってしまった。
マイケル軍がリードしたままで新春三番勝負へと突入、入江と赤井が学力テストに挑むも二人共珍回答を連発、回答を間違えるとマイケルとディーノ顔や乳首に洗濯ばさみが設置されたが、結局本当の意味で痛みわけに終わった。
第4試合では高木、大鷲組に2号も出現したササダンゴマシン組と対戦、試合はルチャルールで行われるが、2号はリーブロックを飛び越せず苦戦するも、ミドルキックで大鷲をなぎ倒す。
2号が手強いとわかった高木組はササダンゴ・マシンを捕らえ、ササダンゴ・マシンも垂直落下式リーマンショックで反撃するが、2号のラ・マヒストラルをやるように指示を出すも、2号はラ・マヒストラルの掛け方がわからず。最後は高木が急所打ちからラ・マヒストラルを決め3カウントを奪い、試合後は2号のマスクを剥いで正体はアッカと判明、アッカはDDT参戦をアピールすると、たまアリ大会にカードを用意すると約束、ササダンゴマシンにも大物レスラーとの対戦を課した
第5試合はKO-D6人タッグ王座のバラモン兄弟&松野に新メンバー・宮武を加えたゴールデン☆ストームライダーズの挑戦を受け、バラモン組の奇襲から場外戦となるも、飯伏の狂気が宿り、宮武を台車に乗せて、同じく台車に乗ったケイとぶつかり合いを展開すれば、バラモン兄弟のボウリング攻撃に対して、シュウの上にアタッシュケースを乗せて、飯伏がボウリングの球を持ってその場飛びムーンサルトを決めるなど自らも大ダメージを負う。
挙句の果てにはバラモン兄弟から墨汁を奪い、佐々木と共に掟破りの墨汁ミストを噴射すれば、宮武もプロテインと墨汁のカクテルを作って飲み狂乱して暴れるなど、さすがのバラモン兄弟も顔負けとなってしまう。
しかし飯伏と佐々木の墨汁ミストが宮武に誤爆すると、松野が丸め込んで3カウントとなるも、今回ばかりは飯伏の狂気の前にバラモンも形無しだった。
三番勝負のラストはPK対決となるが切り札だったHARASHIMAがゴールを外してしまい、ディーノ軍がリードを奪ったまま休憩明けの5番勝負へと突入。
先鋒戦は竹下が松永の老獪さに苦しみながらもジャーマンで3カウントを奪い、次鋒戦は粘る平田を坂口がPKで降し、中堅戦ではMIKAMIが久々にラダーと共に登場するも、久しぶりに投下したヴォルガニックボムが自爆すると、KUDOがスピンキックからダイビングダブルニーで3カウント、副将戦のHARASHIMAvs遠藤は、遠藤が空中戦を繰り出すもムーンサルトプレスは山折りで迎撃されると、HARASHIMAはスワンダイブ式フットスタンプを投下、遠藤はその場飛びシューティングスターやブルーサンダーで反撃するがスカイツイスタープレスが自爆すると、HARASHIMAが側頭部へのミドルキックから蒼魔刀を決め3カウントを奪う。
マイケル軍が30ポイント差でリードを奪ったままで大将戦へと突入、マイケル軍はマイケル自ら登場してディーノ軍の入江と対戦、序盤は入江のマウントエルボーに苦しむマイケルだったが、場外戦に持ち込んで入江の顔面にコールドスプレーを噴きつけると、入江の顔面を養生テープでグルグル巻きにしてからコーナーに固定して、「10分間逃げます」と宣言する。
入江は養生テープをパワーで引きちぎると、猛反撃を開始しマイケルを追い詰めるが、マイケルもアルティメットベノムアームを決め入江を追い詰める。
しかし入江は反撃してブラックフォールスラム、フライングソーセージとマイケルを追い詰めにかかるも、マイケルは懸命に粘りケニー・オメガ譲りの波動拳を決めるが、入江が垂直落下式バックフリップを狙ったところで10分時間切れ引き分け、ポイント差でマイケル軍が勝利となるも、亜門GMが非情にも勝者チーム50ポイントがかかった17vs17のボーナストラック突入を宣言、マイケルが反対するもHARASHIMAや飯伏が「普通に勝ったら30点なのに、これで勝ったら500点でしょ。凄いよ! やった方がいいよ」と賛成してしまい、ボーナストラックへと突入となってしまう、
ボーナストラックは巨体の石川がロープワークを展開すれば控える選手が次々と脱落するわ、バラモン兄弟は試合を無視して赤井に水を浴びせるわ、場外乱闘にも関わらず平田が「TOKYO GO!」を踊り出すわで大混戦となるも、ディーノ軍はマイケルにトレイン攻撃を浴びせれば、なぜかマイケル軍も最後の後楽園大会となるマイケルにトレイン攻撃を浴びせ、最後の飯伏はグーパンチからの槍投げのおまけつきとなる。
それでもマイケルはカバーを狙うアントンにアルティメットベノムメーカーを決め3カウントで500ポイント獲得しマイケル軍が勝利も、敗れたディーノ軍もディーノが健闘したマイケルに涙を浮かべるなど感動的なラストになるかと思われた。
勝者となったマイケル軍だけでなく敗れたディーノ軍にもお年玉が配られ、ウィイウィンの光景にマイケルからクレームがつくと、マイケルにはボーナスが配られるが、中身はたまアリ大会のチケットが200枚、亜門GMは「シンガポールに行く前に全部売り切って。もしくはシンガポールで売って」と言い放つ、マイケルは腹をくくって売り歩くことを宣言するが、今度はディーノがカヨコ夫人からシンガポール同行の了承を取っていないことを暴露されると、カヨコ夫人が登場しマイケルは「埼玉でも俺は頑張って勝つから、一緒にシンガポールに行こうぜ」と懇願するが、カヨコ夫人は「よく考えたんですけど、シンガポールには生きません。これからも頑張ってください」と言い放ち、脱兎の如く去ってしまう。
単身赴任が内定したマイケルは呆然となるも、高木大社長は「マイケル…これが現実だな、諦めたらそこで終了だ。2・15さいたまでディーノに勝って奥さんに『はい』と言わせれればいいじゃないか」と励まし、最後はマイケルが「ドン・マイケル」締めくくろうとするが観客が乗り気になれず、亜門GMがブチキレとなるが、最後は全選手やファンが揃って「ドン・マイケル」でマイケル最後の後楽園を締めくくった。
マイケル最後の後楽園は人生の浮き沈みの激しさ、まさにマイケルの人生を物語っているような大会だった。マイケルは一旦日本と離れ、2月15日のたまアリ大会には参戦するが、果たして単身赴任の危機を脱することが出来るか、マイケルの浮き沈みの激しい人生は最後まで続く・・・☆2/15(日)さいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナ『さいたまスーパーDDT 2015』12:30開場、14:00開始
▼曙軍vsヨシヒコ軍全面対抗戦
曙 大鷲透 平田一喜vsアントーニオ本多 ヨシヒコ グレート小鹿
▼アイアンマンヘビーメタル級選手権バトルロイヤル
[参加選手]
アジャ・コング(1月3日現在王者) 赤井沙希 ベルナール・アッカ ヤス・ウラノ 高尾蒼馬 相島勇人 DJニラ 伊橋剛太 星誕期 勝俣瞬馬 松永智充 1月25日EXTREME選手権の敗者
▼DDT EXTREM級選手権試合
[王者] 1月25日彰人vs大石真翔の勝者vs[挑戦者]未定
▼KO-D6人タッグ選手権試合
[王者組]バラモンシュウ バラモンケイ ゴージャス松野vs[挑戦者組]KUDO 坂口征夫
マサ高梨
▼スーパーTLCマッチ
高木三四郎 葛西純vs石井慧介 入江茂弘vs佐々木大輔 宮武俊vsMIKAMI 石川修司
▼スペシャルシングルマッチ
スーパー・ササダンゴ・マシンvs超大物X
▼スペシャルシングルマッチ〜愛の記憶〜
男色ディーノvs中澤マイケル with 松崎しげる
▼KO-Dタッグ選手権試合
[王者組]竹下幸之介 遠藤哲哉vs[挑戦者組]関本大介 岡林裕二
▼KO-D無差別級選手権試合
[王者] HARASHIMAvs[挑戦者/DDTドラマティック総選挙2014・1位]飯伏幸太きつかったけど楽しかった。 あと一試合。2月15日さいたまスーパーアリーナで男色ディーノを倒して嫁を連れてシンガポールいきます! チケットも二百枚委託されてしまったし、みなさん、中澤マイケルラストマッチの応援よろしくです!チケット買ってね! #ddtpro
— 中澤 マイケル (@MichaelNakazawa) 2015, 1月 3入江くん強かった。なりふり構わず逃げるのがやっとだった。 飯伏さんと松っちゃんがセコンドついてくれて心強かった。咄嗟に出したケニーの波動拳がボクを救ってくれた。ヒカルんもドンマイケルとか呟いてたし、どこかで見ていたに違いない。みんなのおかげです。ありがとう! #ddtpro
— 中澤 マイケル (@MichaelNakazawa) 2015, 1月 3明日はさ、今日ボクが飯伏さんのセコンドに与えてもらった心強さの十分の一でも与えられるようなセコンドをしてみせるよ。沸かせて、そして勝って、二人で泣こう。
— 中澤 マイケル (@MichaelNakazawa) 2015, 1月 3中澤さん…ヤバいよ。泣きすぎたよ。貸しは返す。明日のセコンドで泣かすから。明日で全ておわるね。色々と。色々。 大爆発する予感。
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2015, 1月 3中澤さんが今日の興行をもって日本からいなくなる。DDTはプロレス界で今勢いがあるとされてるっぽいけど!それは!何があっても!誰も落ち込まないからだ!いい事も悪い事も全部!飲み込んで!押し切る!それが勢いだろうが!落ち込んでる暇ねーぞ!分かったら乗れ!おめーも勢いの一部なんだオラ!
— 男色ディーノ (@dandieno) 2015, 1月 3MIKAMI先輩とシングルマッチでした。 ラダーを使った攻撃を色々とくらって、あちこち痛む… でも新年一発目を勝利で飾れたことは非常に嬉しい。 そして『まいつき征夫!』をゲットできたことで非常にやる気が出る。 pic.twitter.com/4tC0kajPgZ
— KUDO (@KUDO_DDT) 2015, 1月 3無念!ベルト奪取ならず! pic.twitter.com/hdwpurFDAL
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2015, 1月 3いてて…首が痛いです (´・ω・`) 生まれて初めてのベルト奪取もアイアンマン王女としては1分も君臨出来ませんでした…(꒦ິ⌑꒦ີ) 何があったの… あと、最後のタッグマッチのわちゃわちゃでコスチュームがこんなことに!!墨!! pic.twitter.com/O3CWsDfndx
— 赤井沙希 (@SakiAkai) 2015, 1月 3DDT生中継にたくさんのTweetありがとうございました!本当に助かりました!休憩中の反動でラストにあまり紹介できなくてごめんなさい。今年も皆様のつぶやきをお待ちしております。宜しくお願い致します! #samuraiTV #ddtpro
— 村田晴郎 (@MTharuo) 2015, 1月 3 -
潮﨑が4度目の挑戦で三冠王座奪取!馬場17回忌興行にケア、TARU参戦へ!
1月3日 全日本プロレス「ニューイヤー・ウォーズ2015」1431人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
渕正信 ○金丸義信 ウルティモ・ドラゴン(10分07秒 片エビ固め)中島洋平 野村直矢 X青柳優馬
※ダイビングボディプレス
◇第2試合◇
▼30分1本
○青木篤志(9分43秒 テキサスクローバーホールド)X高尾蒼馬
(試合後)
青木「言いたいことを言う前に高尾、オマエはもっとやれば挑戦できるよ。今日は自分の世界ジュニアのタイトルマッチ、応援して見に来てくれた方には申し訳ありません。もちろん俺のせいではないのは当たり前だろう、病気で欠場したヤツが悪いんだ。俺らは怪我も病気もそういうもの全てと戦っている。それを踏まえて、全てがプロレスだと俺は思ってる。こういう時でも試合をして、しっかり勝とうと思う人間にこのベルトを巻く価値があると思っている。昨日から2015年が始まったけど、俺はそのつもりで今年もやっている。やるならやってこい。俺はいくらでも覚悟を持って受けて立つからな。これからも全日本のジュニアを面白くしていくのはこの俺だ!」
【青木の話】「(高尾戦については?)本人の気持ちだよ。本人がどういう気持ちで挑んでいるのか。自分のチャンスだと思っているのか? それともただの代役だと思っているのか? その違いだよ。たぶんアイツの中には、少しでも俺を食ってやろうという気持ちがあったと思う。それがああいう意地になって表れたんだと思うし。俺がベルトを持っているから、そうなったのかもしれないけど、アイツの中の意識の問題だから。ああいう気持ちがある以上は、これからドンドン強くなると思うし、俺もウカウカしてられないなと感じます。(ジュニアのリーグ戦が控えているが、王者として重い責任を感じている?)俺がいくら重い気持ちを持ったり、気負ったりしたって、他のヤツらがどう思うか。俺じゃないよ。俺はチャンピオンとしてあるべき姿じゃないといけないし、今まで挑発してきて、本当に彼らがそれに乗ってきたかと言えば、乗ってこない。今日だって見てみろよ。誰も何にも乗っかっちゃいない。そんなのはダメだと思うよ。俺が言ったって動かないんだったら、後は何をして動かすか。それしか考えてない。リーグ戦といういい機会があるんだから、リング上でやるのが好きならやってくれよ。ただ、ひとつだけ俺は言っておく。いい試合を重ねたからって、それでチャンピオンになるわけではない。チャンピオンになるためには、何か勝てるもの、強さ、そういうものがないといけないって俺は思っているから。そういうものを持ってないと、いつまで経っても俺からはベルトを取れないよ。リーグ戦をやるんだったら、本気で、死ぬ気で、このベルトを取りたい、リーグ戦を優勝したい、それぐらいの気持ちを持ってこい。じゃなかったら、リーグ戦も俺が優勝して、このまま俺が誰にも防衛しないで、このまま年を越すよ。年明けから言うのもあれだけど、このまま行ったら面白くないよ。それでいいんだったら、それでいいよ。でも俺はそんなのを望んでない。負けたっていい。俺はすぐに取り返すし、必ずこのベルトを巡って、全日本ジュニアが全員戦える環境を作っていくから。それに乗っかってくれよ」
◇第3試合◇
▼GAORA TVチャンピオンシップ/60分1本
[第5代王者]○KENSO (9分19秒 片エビ固め)[挑戦者]X土方隆司
※ダイビングエルボードロップ
☆KENSOが初防衛に成功
◇第4試合◇
▼30分1本
○曙 石川修司 入江茂弘(13分23秒 体固め)秋山準 大森隆男 XSUSHI
※河津落とし【試合後の曙&入江&石川】
▼入江「僕は耐えて耐えて、横綱に回したら、横綱が勝ってくれました」
▼曙「なに、これ(ボディプレスの動きを見せる)」
▼入江「それはすいません。でも、僕の横綱式のボディプレスは何点ですか?」
▼曙「お前がやるから、俺ができなくなったじゃん(笑) 今日はなかなか普段組まない石川選手と組めて、違う大型レスラーが出てくれたから、やりやすかったです」
――突然の全日本出場となったが?
▼石川「大きい選手がたくさんいるんで。その中で一番大きい曙さんの隣で戦えて、光栄でしたね。今回だけで終わりにしないでもらって。まだまだ戦いたい選手はたくさんいるんで。自分は今日まだまだ全然何も出してないんでね。もっと呼んでもらって」
▼曙「あれ以上出るってこと?」
▼石川「いやいや(笑) また呼んでもらいたいですね」
▼曙「ここに入江じゃなくて、吉江さんが入ったら凄いよね」
▼入江「ちょっと横綱! やめてくださいよ。横綱とやっていきたいです」
【秋山の話】「(石川が急きょ参戦となったが?)でかいし、いい選手だったね。左利きなんですね。チョップとかもっと大きく振り切らないと小さく見えちゃうよ。彼もヒザ使うんですね。チャンスあればヒザ対決。石井選手が熱出して、急ではあったけど、参戦を引き受けてくれて感謝してますよ。今度は誰かの代打とかじゃなく、チャンスあればオファーさせてもらいたいですね。自分の団体の中では大きいんだろうけど、ウチもでかい人間多いし、こっちきたらそんな大きくないかもしれないけどね。(TARUの参戦が決まったが?)僕はこの前、上げないと言ったけど、そこだけは馬場さんの追悼大会だから。さっき(元子さんの)コメントでもあったけど、選手がいない時に助けてもらったと言われれば僕は何も言えない(苦笑) 本当に特別試合です。(天龍、ケアの参戦も決まったが?)元子さんからこの試合だけは入れてほしいと。若干僕もウーンっていうとこがあるけど、馬場さんの追悼大会なんで、元子さんのおっしゃることを優先するのが筋かなと。ケアもW-1にいきましたけど、いった過程をわかってるんで。いった時からケアさえやる気あってチャンスあればと思ってました。前の会社の時、ケアのプライドを傷つけて、かわいそうな形で去ってしまったからね。僕が帰ってきた時もケアは普通に接してくれたし、悪い気持ちは一切ないです。リングに上がればやり合いたいと思うし、キャリア的に若い人間に伝えていくべき技術もあると思うんでね」
◇休憩前◇
<1・31後楽園『G馬場十七回忌特別大会』出場選手、決定カード発表>☆1/31(土)東京・後楽園ホール『ジャイアント馬場十七回忌特別興行』18:00開始
▼シングルマッチ
井上雅央vsKENSO
▼タッグマッチ
新崎人生 TARUvs太陽ケア 相島勇人
▼6人タッグマッチ
潮崎豪 宮原健斗 鈴木鼓太郎vs秋山準 大森隆男 渕正信
▼6人タッグマッチ
曙 天龍源一郎 金丸義信vs諏訪魔 青木篤志 佐藤光留
【馬場元子さんのメッセージ】「16年前に馬場さんが亡くなり、その後、全日本プロレスの所属レスラーが少なくなった時、他団体のレスラー、さらにはフリーのレスラーの方々に助けていただきました。その中の一人がTARU選手です。TARU選手はリングを離れたところでも、毎月31日の月命日には欠かすことなく自宅に足を運んでくださり、馬場さんに向かって手を合わせてくれています。今から約4年前、TARU選手が事件を起こし、その後、全日本プロレスのリングに上がっていないことは私も承知しておりますが、今回は馬場さんの十七回忌追善興行ということで特別に出場してもらうことになりました。馬場さんもきっと喜んでくれると思います。ファンの皆様にはご理解とご声援をよろしくお願い申し上げます」
◇第5試合◇
▼新春スペシャルタッグマッチ/30分1本
○ゼウス 鷹木信悟(17分50秒 片エビ固め)諏訪魔 X佐藤光留
※ジャックハマー
【諏訪魔の話】「佐藤、頼むよ。新年早々、お前がいると負けるじゃねぇか。佐藤はしょうがないとして、今いた鷹木って俺と同期らしいじゃない。ヨソにまた一人、面白いのがいたな。今日やってみて、もうちょっとやってみたくなった。DRAGON GATEに乗り込んでいったっていいんだ。ウチは(世界ジュニア)チャンピオンの青木もいるし、俺と青木で全然やってやるよ。あとは向こうが受けるか。今年はいろんなとこにエサをまいていく。どこが食いつくか楽しみだな。鷹木とはまたやってみたいよ。(1/31後楽園で天龍との初対決が決まったが?)天龍さんとは対決したことがないんで、馬場さんの記念の時に天龍さんと当たれるのは俺としては光栄ですよ。あのチョップ、グーパンチ、靴紐の跡をつける…俺のものにしたいね。味わわないとわからないから。2015年は激しく好きにやらせてもらう。行くかドラゲー!? (青木は『どこでもいきますよ。嫌われてもいいし、好き放題いきますよ』と返答)」
【試合後のゼウス&鷹木】
――久しぶりの全日本参戦で諏訪魔との初対決が実現したが?
▼鷹木「諏訪魔選手の自信が凄いですよね。『お前なんて顔じゃねえよ』というのが表情に出てるというか。それが悔しかったですけどね。(後から戻ってきたゼウスと握手を交わし)こんな心強いパートナーはいないですよ。DRAGON GATEではMONSTER EXPRESSってチームをやってますけど、本当のモンスターがここにいた」
――連係プレイも上手く決まったが?
▼鷹木「俺もDRAGON GATEで普段は(ポーズを)やっているけど、ゼウス選手の隣でやったら、一般人がやっているみたいになっちゃって。いい刺激をもらったんで、ガンガン飯を食って、ガンガン体をデカくしたいなと思いました」
――今後の参戦については?
▼鷹木「タイミングが合えばね。DRAGON GATEの大会があろうが、それは要相談ですけど、こうやって声を掛けていただいたのは嬉しく思うんで。全日本だけじゃなくどの団体でも。フットワークは軽いつもりなんで、関西だろうが、関東だろうが、北海道だろうが、九州だろうが、鷹木信悟はいろんな戦いに出て行こうと思っています。今日はゼウスさんとタッグでしたけど、次は戦えるように。戦う時には五分でぶつかり合えるように、しっかりと体を鍛えてきます」
――ゼウス選手は2日連続で自らフォールを取ったが?
▼ゼウス「そうやね。俺の今年の抱負は、甘えず、妥協せず、引かず、勝つことのみをイメージして、それを実現させていく。それが昨日も今日も上手くいったからね。今年は絶対に三冠のチャンピオンになりたいと思っているし。この後、メインをやった後に乗り込んで、『次の挑戦者は俺や』と言うから、みんな楽しみにしておけや! そして、鷹木信悟。ホンマに最高に強い男やった。メチャクチャ勉強になったわ。ありがとうございます。また!」
◇第6試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○長井満也 南野タケシ(16分54秒 体固め)[第95代王者組]宮原健斗 X鈴木鼓太郎
※ハイパーニー空牙
☆宮原&鼓太郎が2度目の防衛に失敗。長井&南野が第96代王者組となる
【試合後の長井&南野、KENSO】
▼KENSO「俺たちは深海に住む魚だ。自ら光を発しないと生きていけない。今日俺たちは光を放った。俺たちが全日本を変える!」
▼長井「アジアタッグ、まだまだ始まりだ。タケシが世界ジュニア、リーダーが三冠ベルトを持ってきてくれる。DKが全日本を引っ張るんだ!」
▼南野「次は世界ジュニア!」
▼長井「DKらしくないかもしれないけど言わせてくれ。カッキー! 垣原賢人!! みてるか!? 俺は今日も歯を食いしばって頑張ったぞ! お前もガンなんかに負けるな!! 俺と一緒に頑張ってきただろ!? ガンなんかに負けないで俺らのところに戻ってこい!!」
◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○潮崎豪(23分07秒 片エビ固め)[第50代王者]Xジョー・ドーリング
※豪腕ラリアット
☆ドーリングが4度目の防衛に失敗。潮崎が第51代王者となる
(試合後にゼウス、KENSOが登場)
ゼウス「潮崎、そのベルト、俺に次挑戦させてくれ」
KENSO「DK絶好調だ! DK絶好調だ! おい、ゼウス。俺とお前、試合をやって勝った方が三冠戦に挑戦する。どうだチャンピオン!」
(KENSOとゼウスが睨み合う)
潮﨑「ゼウス、KENSO。お前らな、このお客さんの声がお前らの状況だ。これを覆す戦いをやって見ろ。その上で俺に挑戦しろ」
(KENSOがゼウスの顔面に張り手の浴びせて退場、ゼウスも引き下がる)
潮﨑「皆さんの声があったからこそこの三冠ベルトに手が届きました。今、全日本プロレス、後楽園まだまだ満席、超満員札止めにならないけど、俺の力でもっともっと大きな…そう、武道館目指して! その高みまで俺が全日本プロレスを引っ張っていきます。次の挑戦者が来るのは嬉しいけど、もっともっとこの三冠の価値を高めて、全日本プロレスをもっともっと上に突き上げていきます」【潮崎の話】「(四度目の挑戦でやっと三冠王座を獲得したが?)やっとこのベルトに手が届いた…。今はその気持ちでいっぱいです。(ドーリングが戴冠した時は『歴史の一部になった』と話していたが、同じような気持ち?)俺は全日本プロレスでプロレスをやるってことはまだまだこれからだと思うし、さっきも言ったように全日本プロレスがもっと高い位置まで行くためには、このベルトの価値をもっと上にあげて。選手全員、スタッフ全員、会社全体でもっともっと盛り上げていくことが必要だし。今日観に来てくれた、そしてGAORAの生放送を観てくれたファンの人たちの力で、もっと盛り上がる、もっと上に行ける。そういう感覚が掴めたんで、この2015年の最初の大会でベルトを手にしたのは、それだけで価値があると思っています。(ドーリングとの戦いを振り返ると?)俺が小さい頃にテレビを観て熱狂してた、全日本プロレスの強い外国人選手との戦いをこの場で体現できたというのは俺の中にあったので。それだけで感無量だし、これからもっと甦っていける団体だと思うしね。このベルトで俺がトップになって引っ張っていこうと思います。(潮崎選手への期待からたくさんのファンが集まったが?)それだけじゃないし。1試合目から試合で1月3日の大会を作り上げてこれたと思うしね。これは俺だけの力じゃないよ。これが今の全日本プロレスの力だし、まだまだ上に行ける可能性はあると確信しました。(目指すは日本武道館と?)そうだね。全日本と言えば武道館。そして、まだまだデカい場所はいっぱいあるしね。そこに行くまでに俺がこの団体を引っ張って行ければ。俺の力で…いや、違うな。俺が先頭に立ってみんなの力を引っ張り出して、デカいところでやりたいと。その気持ちが今日は強くなりましたね。(次の挑戦者としてゼウスとKENSOが名乗りを挙げたが?)それだけこのベルトがほしいんだろうし、それだけこの団体を面白くしたいという気持ちが強いんだろうしね。でも今日、あの2人がリングに上がった時のあのお客さんの声が今の状況だと思うし、それを覆す戦いをやって、みんなを納得させて俺の前に立ってこいって。(GHC王座を取った時は27歳だったが、33歳の誕生日を目前に三冠王座を取った気持ちは?)それだけ責任もデカいし、気を引き締めて、このベルトを持つ意味をもう一度噛みしめて、この腰に巻いて、これからの大会に立っていきたいと思います」
全日本プロレス後楽園大会をGAORAで視聴したが、大会前に世界ジュニアヘビー級王者の青木に挑戦する予定だった石井が昨日の後楽園大会後に体調不良を訴え急遽欠場となったことが発表された。
石井は昨年の年越しプロレスで40度の高熱を出しため急遽欠場し、2日の後楽園では熱が下がったということで出場したものの、再び熱を出してドクターストップがかかったという。
青木はノンタイトルで高尾と対戦し、高尾が腰攻め先手を奪うも、青木が逆に高尾の腰を徹底的に痛めつけ、最後はテキサスクローバーで完勝、試合後は高尾の健闘を称えつつも、欠場した石井を「病気で欠場したヤツが悪いんだ」と切って捨てたが、確かに大事なタイトル戦を理由はどうであれドタキャンとなって青木やファンだけでなく全日本側やDDTにも迷惑をかけたのだがら石井も反論は出来ない、後は石井自身がどう挽回するか、また青木も「全日本ジュニアを盛り上げるのはこのオレだ!」と堂々アピールしたが、試合運びも含めて師匠である秋山に似てきている。
石井欠場の副産物かもしれないが、代役としてユニオンから石川が参戦、第4試合で曙、入江と組んで秋山、大森、SUSHI組と対戦したが、あまりメジャー系の選手との対戦が少ない石川と秋山との絡みに注目した。
二人は1回だけ対峙したが石川は得意のニーと体格を生かした攻撃で秋山を攻め込むが、秋山もジャンピングニーで応戦、秋山が攻め込まれる部分が多かったが、初対戦だったこともあり、秋山も様子を見ていた部分もあったのかもしれない。
試合は曙が河津落としでSUSHIを降し、バックステージでは石川が継続参戦をアピール、確かに石川もニーを出しただけでまだ本領発揮をしたわけでない、また秋山も「チャンスあればオファーさせてもらいたいですね」と興味を抱かせたことで、今後も全日本に参戦する可能性も出てきた。
もう一人のゲスト参戦となったDRAGON GATEの鷹木はゼウスと組んで諏訪魔、佐藤のEvolutionと対戦、スタートから諏訪魔と鷹木は対峙したが、同じパワーファイターなれど体格では諏訪魔が上で、また諏訪魔タイプのレスラーがドラゲーにもいないこともあり、そのせいか諏訪魔に押し込まれることも多くグラウンドでも圧倒されるなど、対諏訪魔に対しては苦しめられることの方が多かった。
試合はゼウスのリードで佐藤を攻め、最後はゼウスがジャックハマーで仕留めたが、鷹木は諏訪魔に対してバンピングボンバーを1発炸裂させるのが精一杯で、試合には勝つも鷹木にとって素直に喜べない勝利だった。
メインの三冠統一ヘビー級選手権は試合開始から両者共真正面からぶつかり合う展開となるも。潮﨑のDDT3連発を意地で耐えたドーリングに横殴り気味の豪腕ラリアットを炸裂させるとドーリングは意識が飛んだかのように目が虚ろな状態となるが、この横殴りの攻撃が勝敗を分けたと思う。
ここで勝負と見た潮﨑はゴーフラッシャー、延髄ラリアットを決めるが、ドーリングもスパインバスターで反撃し、ラリアット狙いをフライングボディーアタックで返すとレポリューションボムを狙うが、潮﨑はDDTで切り返しラリアットを放つ。
潮﨑はゴーフラッシャーからアルゼンチンバックブリーカーから前へ叩きつける変型ゴーフラッシャーも披露するが決め手にはならず、ドーリングもレポリューションボムを狙うが今度は潮﨑が押しつぶす。
両者のラリアットが何度も相打ちになるが、潮﨑は何度もローリング袈裟斬りを浴びせると、最後は豪腕ラリアットを連発して3カウントを奪い、4度目の挑戦で三冠王座を奪取した。
試合後にはゼウス、第3試合で土方を降しGAORA王座を防衛したKENSOが挑戦に名乗りを挙げた、三冠王座には今まで外敵選手が挑戦することはなかった、しかし全日本マットに定着して自信を深めているゼウスの挑戦も面白いかもしれないが、GAORA王座を防衛するだけでなく、セミでは長井と南野が宮原と鼓太郎からアジアタッグ王座を奪取しユニットとしても勢いに乗っているKENSOの挑戦も面白いかもしれない、だがゼウスやKENSOも実績不足、特にKENSOは対潮﨑は一度も勝ててないこともあって、挑戦者決定戦ということになったのだろうが、これからの全日本は外から参戦する選手が実績次第では三冠に挑戦する機会がどんどん増えるのではんと思う。
最後に1月31日に開催される「ジャイアント馬場十七回忌追善興行」に参戦する選手が発表された。
天龍源一郎、新崎人生、TARU、太陽ケア、相島勇人
驚いたのはTARU、ケアの参戦、TARUは4年前の平井伸和さんへの暴行事件で全日本マットから追放されていたのだが、元子さんの推薦で4年ぶりに全日本マットに復帰となった。
昨年9月には“brother”YASSHIがブードゥー・マーダーズの全日本参戦をアピールしたが、全日本側が事件に対する反発も考慮し、またYASSHI一人だけがアピールしてTARUの意思が感じられないことから参戦を拒否されていたが 社長である秋山も馬場さんの追善興行の主催者である元子さんの推薦で一応筋が通っていることから断れなかったのもあったと思うが、今後全日本に継続参戦するのかどうかは?といったところだろう。
ケアに関してはWRESTLE-1との関係がどうなっているのかもあるが、ケアも前体制である全日本プロレス・システムズから良い扱いを受けず、それがきっかけにWRESTLE-1に走った経緯があることから、もし本格的に全日本へ戻るのであれば馬場さんの教え子であるケアは体制が変わったことで戻るべき場所へ戻ったということなのかもしれない。
2015年の全日本は秋山が新年の挨拶で「勝負をかける」と発言したが、後楽園2連戦では、ゼウスの三冠挑戦アピールなど新しい可能性が見え始めたことを印象付けたのではと思う。今日のタイトルマッチ、対戦相手の体調不良により中止となりました。 このやり場のない気持ちはどうしてくれよう? 全日本プロレス、後楽園ホールで12時試合開始です。 是非、ご観戦ください。 pic.twitter.com/B6LHxErkwc
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2015, 1月 2”DKルーム”。痛快だった‼︎ #ajpw #dk #kenso pic.twitter.com/4Z5w4VtfVZ
— KENSO (@bichitto1) 2015, 1月 3@bichitto1 リーダー!遂にやったぜ‼️ pic.twitter.com/hR6vsUG2A3
— 長井満也 (@Mitsuya1110Dk) 2015, 1月 3今日の三冠戦を見て、全日本ジュニアの選手は何を考えるだろう。佐藤君はもちろん、青木隊長、金丸さん、ウルティモさんは間違いなく何か考えているだろう。意外と執念深い高尾君もいるな…。
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2015, 1月 3普段は他団体を生で観る機会は少ないが、プロレスはやはり面白いし奥が深い! ど迫力の三冠戦で久々に観客の地団駄を聞いた気がする。 プロレス、熱いな! もっとプロレスを観たい! ちょいとフラフラしますか〜(^^)
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@pumpinghawk) 2015, 1月 3 -
20年目を迎えた大日本プロレス、両国大会へ向けて上々のスタート!
1月2日 大日本プロレス 後楽園ホール 1221人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
(2015年最初の大会開始に先立ち、入場式が行われ、代表して今年でデビュー15周年を迎える沼澤があいさつ)
沼澤「新年明けましておめでとうございます。高いところから失礼します。大日本プロレスは今年20周年、そして私は15周年を迎えます。15年やってこれたのも皆さんの応援のおかげです。今年1年は皆さんに応援に応えるべく、皆さんにお返しすべく、感謝の年として頑張りますので、皆さん応援よろしくお願いします」
アブ小、「大日本プロレスの20周年イヤーが今日から始まります。今日からより一層熱い戦いをしていきます。後楽園にお集まりの皆さん…(愛してま~すを必死でこらえる)今度はベルトを巻いた時にやります。20周年と言えば立派な大人ですけど、僕はまだまだはっちゃけたファイトをやりますので、今年1年よろしくお願いします」
◇第1試合◇
▼20分1本
ツトムオースギ ヘラクレス千賀 ○関札皓太(9分30秒 後方回転エビ固め)神谷ヒデヨシ 佐久田俊行 X大下敢
◇第2試合◇
▼30分1本
○バラモンシュウ バラモンケイ 忍(10分11秒 エビ固め)丸山敦 稲葉雅人 Xダイナ御堂
※ゾンビキング
◇第3試合◇
▼30分1本
○河上隆一(10分01秒 片エビ固め)X橋本和樹
※スカーレットフロウジョン
◇第4試合◇
▼ボブワイヤーボードタッグデスマッチ/30分1本
○稲松三郎 関根龍一(10分24秒 エビ固め)高橋匡哉 X植木嵩行
※ボブワイヤーボード上へのサンダーファイヤーパワーボム
◇第5試合◇
▼蛍光灯6人タッグデスマッチ/30分1本
伊東竜二 アブドーラ・小林 ○木高イサミ(13分13秒 片エビ固め)“黒天使"沼澤邪鬼 竹田誠志 X塚本拓海
※ファイヤーサンダー
◇休憩時間明け◇
(グレート小鹿登場)
小鹿「皆さん、あけましておめでとうございます。今年は特別な記念すべき年になりますんで、皆様と今一度手を繋いで、両国国技館に行けるようにスタッフ・レスラー頑張りますので、皆さんよろしくお願いします。函館の田舎から出てきて52〜53年。国技館の土俵ではたくさんの汗を流し、涙を流したんですが、このプロレスのリングの上では失敗しても何をしても拍手をくれる。こんなありがたい世界はないと思います」と感慨深げに語ると,「20年という年に来るまでは、ヨレヨレのまま坂を上りながら降りながら、デコボコ道を歩いてきましたが、ようやく(20周年に)たどり着きました。スタッフ・レスラーだけでなく、皆さんのお力添えがなかったら、ここまでたどり着けなかったと思います。本当に感謝しております。月20日、両国国技館まで皆さんの応援をお願いしたいと思いますが、どうでしょうか?」
(館内はダイニッポンコール)
小鹿「頑張ろう! オー!(拳を突き上げる)」
◇第6試合◇
▼30分1本
関本大介 ○岡林裕二(14分40秒 片エビ固め)X石川修司 佐藤耕平
※ゴーレムスプラッシュ
【試合後の関本&岡林】
▼岡林「よっしゃ! 石川修司からこの手で3カウント奪いました。本当にでかくて強い。復帰戦の時はコテンパンにやられたけど、そうはいきませんよ。次、ストロングヘビー、絶対に組んでもらいます。あのベルトを取り返すのはこの俺です」
▼関本「きつかったね。凄ぇよ」
▼岡林「あとタッグのベルトも取り返さないと。関本さん、タッグのベルトも獲り返しましょう」
▼関本「これから実績を積み重ねないとな。今日チャンピオンから3つ獲って、ストロングいけるよ。頑張れ」
▼岡林「いきます!」
【試合後の耕平&石川】
▼石川「言い訳ないわ。やられたね」
▼耕平「高知で復帰した時、調子が出るまで時間がかかると思ってたけど、1年欠場したフラストレーションを爆発したね。関本と岡林が組んだらツインタワーズにとって強敵になると思ったけどね。岡林は関本の下って感覚ないね。勢いあるよ。今日はタッグだし、関本&岡林はタッグとして脅威ですけど、(石川を)調子づかせれば岡林を止められると思う」
▼石川「今日やってわかったことは、俺が(岡林に)思い切りやっても大丈夫ってこと。来月の後楽園、向こうも思い切り来てもらって、俺も思い切りやって、どっちが強いかはっきりしたいね」
◇第7試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合〜バトルスフィア鎮魂歌II〜/30分1本
[第30代王者]○宮本裕向(15分42秒 片エビ固め)[挑戦者]X星野勘九郎
※鉄階段上へのファイヤーサンダー
☆宮本が4度目の防衛に成功
(試合後)
宮本「星野に、一言いう前に、きょうこの会場のどこかに来ている(バトルスフィアの)中田社長、中田社長いますか!(南側にいた中田社長)中田社長、上がってください。(中田社長がリングへ)すいません、社長、勝手なことして。僕たち、星野もそう、イサミ君もそう、僕たちに闘える場をくれて、本当にありがとうございました。きょうわざわざ来てくれてありがとうございます。またナイトメアやってください。(中田社長は拍手のなか去る)星野、思い出話はもう終わりだ。バトルスフィア・レクイエムⅡ、もうバトルスフィア・レクイエムは、もうこれで終わりです! 俺も座右の銘を教えてやる。思い出はな、優しいんだよ。だからな、甘えちゃダメなんだよ。思い出っていうのは、俺たちがお客さんに作っていくものじゃないのか? 俺たちがいつまでもクヨクヨしてても、それはここに来ているお客さんのためにならねえ。俺たちはお客さんのための思い出を、この後楽園ホールでも、この大日本プロレスで作っていけばいいんだよ。そうだろ!(場内宮本コール)」
星野「オイ、俺はよ、思い出に甘えるつもりはねえよ。だけどみんな聞いてくれよ、この悔しい思いだけは、忘れちゃいけねえんじゃねえのか! 俺は諦め悪いわ! もう一回やり直していいですか!! ぜってえ借りは返すからな」
(星野退場)
宮本「その悔しい思いを忘れるんじゃねえぞ。2015年初の大日本プロレス、ご来場ありがとうございます。今年は大日本プロレス20周年、とても記念すべき年なんで。皆さん今年も大日本プロレスについてきてください。僕たちもそれに応える思い出を皆さんにいっぱい作っていきますんで。今年もよろしくお願いします」
【宮本の話】「4度目の防衛戦、何とかアイツの得意なGショックデスマッチで勝ちました。僕らは本当にバトルスフィアには思い出がいっぱいあるんです。自分たちが試合できない時にさせてくれたのもバトルスフィアでした。でも、いつまでも思い出にすがるのはダメだと思うんです。俺たちがお客さんに思い出を作っていかないと。『あの時の試合は凄い楽しかったよ』って自分たちが見せないと。俺たちがクヨクヨしてもしょうがないんで。自分たちが思い出を作ってあげないと、プロレスを観に来るお客さんの立場はないんじゃないですかね。思い出が優しいからって甘えちゃダメなんですよ。思い出は俺たちが作っていくものだと思います。防衛4回。まだまだ防衛して、(7・20)両国国技館に必ずこのベルトを持っていきますんで。今年も大日本プロレスをよろしくお願いします。(星野の戦い方はどうだった?)今日はセコンドにもとんとん丸とか唯我とか、当時の選手がいて。会場に中田社長も来てくれて。これ以上ないぐらいに気合いが入ってましたね。悔しさは忘れないとアイツは言ってたんで。それを絶対に忘れるなと思いますね。(もうバトルスフィ鎮魂歌は最後にする?)たぶんもうないんじゃないですか。いつまでも昔の気持ちじゃないんで。僕らはそれから何回も何十回もいろんな壁を乗り越えてきてるんで。懐かしい思い出は今日で終わりです。前に進んでいくだけです。(次の防衛戦については?)悔しさを忘れないんだったら星野でもいいし、誰とでもやりたいと僕は思っています。後楽園で防衛戦をやったのも初めてだし、次はどこでやるのかわからないですけど、どこでも戦いたいと思います。(2015年はどういう年にしたい?)おみくじは引いたんですけど、『人の話を聞け』ぐらいの感じだったので。去年はいっぱい試合もしたし、ベルトも取ったし。今年は自分の年というよりも、大日本プロレス20周年の記念になる年なんで。大日本プロレスを盛り上げてきている気持ちを、両国国技館で結果として残したいなと思います。もう10年ぐらい大日本プロレスで戦ってますし。10年間戦ってきた成果を見せたいなと思いますね。そのためのベルトの防衛でもありますし」
【試合後の星野&稲葉】
▼星野「マサ、すまない。札幌でのお前の借りを返せなかった。俺たちはよ、年越しもそうだけど、マヌケだし、不器用だし、本当にどれだけ踏みつぶされれば気が済むんだろうな。でも、俺たちには他のヤツらにはないものがあるんじゃないか。ずっと俺たちはバカにされても耐えて来ただろ? 俺たちには雑草魂があるんじゃないか?」
▼稲葉「そうですね。前を向きましょう。僕らは下を向いてたらダメです」
▼星野「悔しくて涙が出てきたけど、お前がいたらやり直せる。この前、ZERO1に出たけど、『お前らなんだ?』って言われたよな。でも、俺たちは勝つまでやればいいんだって言ってきたよな。俺たちはそれだよな」
▼稲葉「今年の目標はリベンジですね」
▼星野「俺たちには失うものはないから。さっそくリベンジの機会があるじゃないか。1月4日にヤンキー二丁拳銃とやるじゃないか。屁みたいなもんだよな。やり返せばいい」
▼稲葉「あいつらは大みそ日のトーナメントで優勝して勢いに乗ってますけど、それを僕らが食ったら、またタッグのタイトルマッチが来るんじゃないですか。ツインタワーズに挑戦できるんじゃないですか」
▼星野「ツインタワーズなんてチョチョイのチョイだな」
▼稲葉「もうお客さんも極道が取った方がいいってたぶん思ってるんで」
▼星野「俺たちがその期待に応えられないだけだよな。精進が足りないだけだな。よし、やるしかないな。今日はバトルスフィア鎮魂歌。中田さん、来てくれたのに勝てなくてすいません。でも、30歳でどこにも行くところがない俺を取ってくれた感謝の気持ちは忘れずに、絶対にリベンジしますよ。絶対にベルトを巻いて中田さんのもとに帰ります」
旗揚げ20周年を迎えた大日本の2015年度が開幕し、メインは宮本の保持するデスマッチ王座に星野が挑戦、宮本と星野が凌ぎを削りあった会場名からとった『バトルスフィア鎮魂歌』と銘打たれたデスマッチはリング内にはイス、ラダー、コンクリートブロック、バーベルの重り、2コーナーにはバトルスフィアの旗が設置された。試合は星野がショルダータックルからセントーンで先手を奪うが、宮本が場外へ逃れると追いかけた星野を鉄柱に叩きつけ、宮本はラダーへ星野をぶつけ、背中へのイス攻撃、腕をラダーに挟んでプレスするなどして主導権を握る。
しかし宮本のブロック攻撃狙いを星野が逆に叩きつけると宮本は流血、星野は宮本の背中にブロックをセットして、もう一個で破壊するとラダーへのブレーンバスターで叩きつける。
星野はミドルキックを繰り出すが、宮本は重りでブロックして殴り倒すと、鉄階段を投入するも、星野が反撃して鉄階段の上での垂直落下式ブレーンバスター、ブロックの上にボディースラムで叩きつけ宮本に大ダメージを与える。
星野はブロックの上に倒れる宮本にセントーンを投下するも自爆、宮本はハンドスプリングエルボーから、重りの上にサンダーファイヤーパワーボムで叩きつけると、星野の上に鉄階段を乗せてバルキリースプラッシュを投下するもカウントは2。
劣勢の星野は突進する宮本を勘九郎カッターを決めると、ラダーへのボディースラムから宮本の上に鉄階段を置き、捨て身のダイビングセントーンを投下するが自身もダメージを負ってしまいカバーに入れない。
両者はスタンディングでエルボー合戦、宮本がラ・マヒストラル、星野が極道クラッチと丸め込み合戦を展開するが、星野のパワーボムを着地した宮本がラリアットを浴びせると、ファイヤーサンダー、鉄階段の上へのファイヤーサンダーで3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後はバトルスフィアの社長だった中田社長を呼び込み、感謝の意を述べ、宮本が締めくくった。
セミでは関本、岡林がBJWタッグ王者のツイン・タワーズと対戦し、関本組は石川を狙うも、岡林のゴーレムスプラッシュは、石川が雪崩式ブレーンバスターで投っげ、ツインタワーズが逆にダブルニーリフト、サンドウィッチエルボーで岡林に集中砲火を浴びせてから、石川がファイヤーサンダーで突き刺す。
石川はランニングニーを狙うが、関本がジャーマンでカットすると、岡林が石川にパワーボム、ラリアットと畳み掛けてからゴーレムスプラッシュを投下して3カウントを奪い、試合後は岡林が石川の保持するストロング王座への挑戦を表明した。
20年目を迎えた大日本の最初の後楽園大会は昼に開催された全日本より観客を動員するという盛況ぶり、7月に開催する両国大会へ向けて弾みをつけた。今年の大日本は飛躍の年となるか? -
全日本プロレスの2015年度が開幕、ワイルドバーニングがDKを粉砕で世界タッグ王座を防衛!
1月2日 全日本プロレス「ニューイヤー・ウォーズ2015」後楽園ホール 1017人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇新年の挨拶◇
(2015年オープニング興行・後楽園大会開始に先立ち、所属選手がリングに登場し、秋山社長が年頭のあいさつを行った。)
秋山「皆さん、新年明けましておめでとうございます。2015年、全日本プロレスは勝負の年だと思っております。選手・社員一丸となり、前を向いて頑張って参ります。去年に続き、より一層のご声援をよろしくお願いします」
◇第1試合◇
▼15分1本
○野村直矢(5分53秒 逆エビ固め)X青柳優馬
※野村、初勝利
◇第2試合◇
▼30分1本
○南野タケシ(7分21秒 片エビ固め)X中島洋平
※デスバレーボム
◇第3試合◇
▼30分1本
○鈴木鼓太郎 土方隆司(11分10秒 エンドレスワルツ)X渕正信 金丸義信
◇第4試合◇
▼30分1本
○青木篤志 佐藤光留(7分43秒 アサルトポイント)X石井慧介 高尾蒼馬
◇第5試合◇
▼30分1本
ウルティモ・ドラゴン ○ゼウス SUSHI(15分17秒 片エビ固め)曙 X吉江豊 入江茂弘
※ジャックハマー
◇第6試合◇
▼新春バトルロイヤル
○曙(13分10秒 体固め)XSUSHI
※ランニングボディプレス
【退場順】[1]X渕正信[2]Xウルティモ・ドラゴン[3]X金丸義信[4]X野村直矢、青柳優馬[5]X土方隆司、中島洋平[6]X高尾蒼馬[7]X青木篤志、佐藤光留[8]X入江茂弘[9]X南野タケシ[10]Xゼウス[11]X鈴木鼓太郎
◇第7試合◇
▼新春スペシャルタッグマッチ 世界タッグ王座次期挑戦者決定戦/無制限1本
ジョー・ドーリング ○諏訪魔(23分50秒 体固め)潮崎豪 X宮原健斗
※ラストライド
【ドーリングの話】「明日はビッグファイトだ。潮崎はグレートチャレンジャーだが、チャンピオンは俺だ。いつでもどこでも誰でも倒す。今年も俺の年にしてやる」
【諏訪魔の話】「正直、世界タッグのベルト、それは俺もほしいんだけど、試合やってたら宮原、このクソガキにはまだまだ負けられない。意地で勝ったよ。当然、2015年は俺が三冠を巻いて、世界タッグも獲る。ベルトを獲るのは当たり前。プラスアルファ、みんなが注目するものをみせないと。開幕なんでコンディションは今日の試合で出来上がった。(秋山&大森が指名した通りの結果になったが?)相手がいないから俺らの名前出したのか? そう感じるものがあったけど、相手がいないなら俺らに渡せと。あのベルト、最高級のエサになるよ。2015年も好きなようにやらせてもらう。(宮原の成長を感じた?)一番は体が重くなってる。俺も意地張るよ。あいつの師匠並みにね。あとは明日、ジョーに三冠を守ってもらって、次は俺がチャレンジしたい。いくらでも要求言ってくれれば条件揃えるよ」
【潮崎の話】「(悔しい結果となったが?)そうだね。この2015年一発目を勝利で飾れなかったけどね。この借りは絶対に返す。明日まず三冠を取って。もう1回という言い方は好きじゃないけど、また世界タッグを狙って行くよ。今回は負けたから俺から言うことはできないけど、まだまだ諦めてないから」
◇第8試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[第68代王者組]秋山準 ○大森隆男(16分48秒 片エビ固め)[挑戦者組]XKENSO 長井満也
※スライディングアックスボンバー
☆秋山&大森が初防衛に成功
【試合後の秋山&大森】
▼秋山「大森がひとりで八面六臂で活躍してくれて」
▼大森「俺が捕まってしまって、新年早々秋山さんに迷惑をかけちまった。俺の2015年正月のテーマは、『今日の借りを必ず試合で返す』。今日はかろうじて防衛しただけだ。俺たちの本来の力はこんなもんじゃねえ。DK、お前らを必ず解体させてやるからよ。メンバーも固定してねえチームでよくわからねえけどよ、とりあえずKENSOが動かなくなれば機能しねえんだよ。KENSO、必ずお前を葬ってDKを解体させてやるぞ」
――次期挑戦者はドーリング&諏訪魔組に決定したが?
▼秋山「今日はこの前の最強タッグで負けたチームが相手で。諏訪魔&ジョーが勝ってくれてよかったよ。俺らはあいつらに借りを返さないと、スッキリしないからね」▼大森「暴走機関車に暴走専務? 知ったこっちゃねえ。お前らを車に例えたら、運転席と助手席の両方にハンドルがあるようなもんだよ。あのチームはバラバラなんだ。一回分断させたら、勝手な方向に別れて歩いて行くぞ。分断すればなんてことねえんだ、あんなヤツらは」
――秋山選手も同じ考え?
▼秋山「パートナーがそう言ってるんだもん(笑) そういうことだよ。ガチッとあった時はいいけど、ダメな時は本当にもろいと思うし。前回の反省もあるしね。しっかりとそこを突いていこうと思います。同じ失敗はしないんでね」
――タイトルを持ってタッグ戦線を盛り上げていく?
▼秋山「若いヤツもドンドン上がってきてるけど、まだまだ負けないつもりだし、負けてないと思うし。まだまだ行きますよ」
――第1試合では若手選手同士のシングルマッチも実現したが?
▼秋山「見てましたよ。ああやって新しい人間も出てきてるし。あいつらもそうだけど、もっともっと負けないという気持ちをドンドン前に出して。先輩相手だろうがなんだろうが、負けないという気持ちを前に出していってもらえれば。俺は今の全日本プロレスで暗いことなんて一切持ってないんで。明るいことしか見えてないし、それしか見ないんでね。ドンドン良くなってくると思います」
【KENSOの話】「必ず光る! なぜなら俺たちは深海にすむ魚! 自ら光を放たないと俺たちは生きていけない!!」
【長井の話】「今日、俺たちがハゲ社長とエセワイルド野郎に負けてやったのは、クソどものファンへの俺たちからのお年玉だ」
全日本プロレスの2015年度が開幕、開幕戦のメインは昨年度の世界最強タッグを制し、また返上した世界タッグ王座を奪還したワイルド・バーニングが公式戦で敗れたDK軍と世界タッグ王座をかけて対戦。
DK軍はゴングを待たずにして奇襲をかけ、場外戦から大森に集中砲火を浴びせ主導権を握り、大森から秋山に交代しても長井がキャプチュード、KENSOが張り手の連打で黙らせるが、串刺し攻撃狙いは秋山がジャンピングニーで迎撃すると、今度はワイルドバーニングがKENSOに集中砲火を浴びせ、秋山がエクスプロイダー、大森がアックスギロチンドライバーと畳み掛ける。
KENSOもアックスボンバーを狙う大森にフロントハイから葉隠れⅡ、長井のキャプチュードの援護を得て葉隠れを炸裂させ、ダイビングルボーを連発するも、長井の援護を狙ったハイパーニー空牙がKENSOに誤爆すると、ワイルドバーニングが一気に勝負に出て大森が後また前へのアックスボンバーから、スライディング式アックスボンバーを決め3カウントを奪い王座を防衛した。
セミでは次期世界タッグ王座挑戦者決定戦と1月3日後楽園大会で行われる三冠統一ヘビー級選手権の前哨戦が行われ、諏訪魔が宮原を徹底的に痛めつけて主導権を握る。
劣勢のXceedは潮﨑が盛り返し、潮﨑はドーリングを肩に担いでツイッターで予告した新技を決めようとしたが失敗、これで勢いを取り戻したEvolutionは宮原を再び集中攻撃し、宮原も諏訪魔に二段式ジャーマンを決めて粘るも、最後はラリアットからのラストライドで力尽き、Evolutionが最強タッグ最終戦の借りをしっかり返した。
また休憩明けには2月シリーズに開催される「Jr.BATTLE OF GLORY」の出場選手が発表された。
[出場選手]
▼Aグループ
青木篤志 ウルティモ・ドラゴン 石井慧介 南野タケシ 中島洋平
▼Bグループ
鈴木鼓太郎 金丸義信 佐藤光留 高尾蒼馬 SUSHI
出場選手は世界ジュニア王者の青木、前年度覇者の鼓太郎を筆頭に10選手、GAORA王座を失い無冠となった鼓太郎に期待したいが、Bブロックには佐藤だけでなく金丸もエントリーしているだけに厳しいものを感じる。
秋山は新年挨拶で「今年は勝負の年」とアピールしたが、試合後のコメントにでもある通り明るく、前向きに考えている。
昨年5月までの全日本はどこまで落ちるのかと不安にかられたが、今の全日本は難題は抱えているものの、少しずつながらも這い上がっていくのを感じられるようになった。
2015年の全日本はどうなるか、秋山の手腕に期待したい。 -
12月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行候補決定!
おまたせしました!12月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行&シリーズ賞候補が決定しました!
MVP候補
大森隆男(全日本プロレス 最強タッグ制覇で三冠&世界タッグ王座奪取、チャンカン制覇のグランドスラムを達成)
青木篤志(全日本プロレス 渕を降し世界ジュニアヘビー級王座を防衛)
KENSO(全日本プロレス 鼓太郎を降しGAORA王座を奪取)
丸藤正道(NOAH 杉浦を降しGHCヘビー級王座を防衛)
小峠篤司(NOAH 原田を降しGHCジュニアヘビー級王座を奪取)
B×Bハルク(DRAGON GATE 鷹木を降しオープン・ザ・ドリーム王座を防衛)
HARASHIMA(DDT 入江を降しKO-D無差別級王座を防衛)
FUMA(ユニオン 佐藤を降しユニオンMAX王座を奪取)
石川修司(ユニオン 河上を降しBJWストロングヘビー級王座を奪取)
紫雷美央(ユニオン つくしを降しユニオン認定Fly to Everywhereワールドチャンピオンシップを防衛)
武藤敬司(WRESTLE-1 真田を降しWRESTLE-1チャンピオンシップを防衛)
田中稔(WRESTLE-1 大和を降しEWPインターコンチネンタル王座を奪取、海外でも防衛)
中島亜里紗(JWP 藤本を降しJWP無差別級王座を防衛)
ラビット美兎(JWP 瑛凜を降しJWPジュニア、POP選手権を防衛)
藤本つかさ(アイスリボン 中島を降しICE∞王座を防衛)
世IV虎(スターダム 赤井を降しワールド・オブ・スターダム王座を防衛)
伊藤薫(ディアナ 豊田を降しWWWD世界シングル王座を奪取)
里歩(我闘雲舞 さくらえみを降しIWA三冠統一選手権を奪取)
朱里(REINA女子 マルセラを降しCMLL世界女子王座を奪取)
華名(朱里を降しREINA世界女子選手権を奪取)
真霜拳號(K-DOJO TAKAを降しCHAMPION OF STRONGEST-K王座を防衛)
宮本裕向(666 アブ小を降しデスマッチヘビー級王座を防衛)
MAZADA(東京愚連隊 FUJITAを降し東京世界ヘビー級王座を奪取)
タッグMVP
後藤洋央紀 柴田勝頼(新日本プロレス アンダーソン&ギャローズを降しWORLD TAG LEAGUEを制覇)
秋山準 大森隆男(全日本プロレス 潮﨑&宮原を降し世界最強タッグ制覇、世界タッグ王座を奪回)
拳王 大原はじめ(超危暴軍 ライガー&タイガー、クレイジー&ペサディーヤを降しGHCジュニアヘビー級王座を防衛)
田中将斗 杉浦貴(弾丸ヤンキース 大谷&横山を降し風林火山2014を制覇)
YAMATO サイバー・コング(DRAGON GATE T-Hawk&Eitaを降しオープン・ザ・ツインゲート統一タッグ王座を奪取)
望月成晃 ドラゴン・キッド ビックR清水(DRAGON GATE ジミーズを降しオープン・ザ・トライアングル王座を奪取)
竹下幸之助 遠藤哲哉(DDT KUDO&坂口組を降しKO-Dタッグ王座を防衛)
カズ・ハヤシ 近藤修司(WRESTLE-1 征矢&AKIRA、河野&TAJIRIを降しWRESTLE-1タッグチャンピオンシップを連続防衛)
Leon Ray(ポラドーラス ワイルド・スナフキンを降しJWPタッグ&デイリースオーツ認定女子タッグ王座を奪取)
成宮真希 世羅りさ(アイスリボン くるみ&優華を降しインターナショナルリボンタッグを防衛)
浜田文子 山縣優(渋谷、チェリーを降しWAVE認定タッグ王座を防衛)
高橋奈苗 宝城カイリ(スターダム 彩羽&世羅を降しゴッデス・オブ・スターダム王座を防衛)
紫雷イオ 岩谷麻優 彩羽匠(スターダム トモダチメイニアを降しアーティスト・オブ・スターダム王座を奪取)
ジャガー横田 Saree(ディアナ KAORU 下田を降しWWWDタッグ王座を奪取)
宮本裕向 木高イサミ(ヤンキー二丁拳銃 火野&岡林を降し天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメントを制する)
折原昌夫 守部宣孝 エル・ハラペーニョ(メビウス GURENTAIを降しAPEX OF TRAIANGLE王座を防衛)
河上隆一 クラシック・キッド 舞牙(嵐&NOSAWA&リッキーを降し世界6人タッグ王座を奪取)ベストバウト候補
後藤洋央紀 柴田勝頼vsカール・アンダーソン ルーク・ギャローズ(新日本プロレス 12月7日 愛知県体育館)
棚橋弘至 飯伏幸太 真壁刀義vsオカダ・カズチカ 中邑真輔 石井智宏(新日本プロレス 12月20日 後楽園ホール)
秋山準 大森隆男vs潮﨑豪 宮原健斗(全日本プロレス 12月6日 大阪ボディーメーカーコロシアム)
潮﨑豪 諏訪魔vs曙 大森隆男(全日本プロレス 12月14日 後楽園ホール)
青木篤志vs渕正信(全日本プロレス 12月14日 後楽園ホール)
KENSOvs鈴木鼓太郎(全日本プロレス 12月14日 後楽園ホール)
丸藤正道vs杉浦貴(NOAH 12月6日 有明コロシアム)
小峠篤司vs原田大輔(NOAH 12月6日 有明コロシアム)
拳王 大原はじめvs獣神サンダーライガー タイガーマスク(NOAH 12月6日 有明コロシアム)
丸藤正道vs小川良成(NOAH 12月23日 ディファ有明)
拳王 大原はじめvsスペル・クレイジー ペサディーヤ(NOAH 12月27日 後楽園ホール)
大仁田厚 高山善廣vsTARU “brother”YASSHI(大花火 12月19日 茨城県立スポーツセンター)
田中将斗 杉浦貴vs大谷晋二郎 横山佳和(ZERO1 12月24日 後楽園ホール)
T-Hawk EitavsCIMA Gamma(DRAGON GATE 12月3日 後楽園ホール)
フラミータvs斎藤了(DRAGON GATE 12月7日 札幌テイセンホール)
CIMA 新井健一郎 パンチ富永 ヨースケ・サンタマリア 林悠河vsドン・フジイ 斎藤“ジミー”了 ジミー神田 Gamma しゃちほこBOY(DRAGON GATE 12月16日 後楽園ホール)
B×Bハルクvs鷹木信悟(DRAGON GATE 12月28日 福岡国際センター)
YAMATO サイバー・コングvsT-Hawk Eita(DRAGON GATE 12月28日 福岡国際センター)
望月成晃 ドラゴン・キッド ビックR清水vs堀口元気H.A.Gee.Mee!! 斎藤“ジミー”了 ジミー・ススム(DRAGON GATE 12月28日 福岡国際センター)
HARASHIMAvs入江茂弘(DDT 12月23日 後楽園ホール)
竹下幸之助 遠藤哲哉vsKUDO 坂口征夫(DDT 12月23日 後楽園ホール)
FUMAvs佐藤光留(ユニオン 12月17日 新宿FACE)
佐藤光留vs川村亮(ハードヒット 12月21日 新宿FACE)
カズ・ハヤシ 近藤修司vsAKIRA 征矢学(WRESTLE-1 12月7日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場)
田中稔vs大和ヒロシ(WRESTLE-1 12月7日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場)
武藤敬司vs真田聖也(WRESTLE-1 12月22日 後楽園ホール)
カズ・ハヤシ 近藤修司vs河野真幸 TAJIRI(WRESTLE-1 12月22日 後楽園ホール)
中島亜里紗vs藤本つかさ(JWP 12月28日 後楽園ホール)
Leon Rayvsコマンド・ボリショイ 木村響子(JWP 12月28日 後楽園ホール)
ラビット美兎vs瑛凜(JWP 12月28日 後楽園ホール)
藤本つかさvs中島亜里紗(アイスリボン 12月28日 後楽園ホール)
紫雷美央vsつくし(アイスリボン 12月28日 後楽園ホール)
成宮真希 世羅りさvsくるみ 優華(アイスリボン 12月28日 後楽園ホール)
中川ともか アジャ・コング AKINOvs尾崎魔弓 ダイナマイト・関西 木村響子(OZアカデミー 12月4日 後楽園ホール)
里村明衣子vs花月(センダイガールズ 12月6日 宮城・宮城野区文化センター)
浜田文子 山縣優vs渋谷シュウ チェリー(WAVE 12月14日 新木場1stRING)
志田光vs紫雷美央(WAVE 12月21日 大阪・アゼリエ大正)
紫雷イオ 岩谷麻優 彩羽匠vs米山香織 倉垣翼 初の日出仮面(スターダム 12月7日 新木場1stRING)
世IV虎vs赤井沙希(スターダム 12月23日 後楽園ホール)
高橋奈苗 宝城カイリvs彩羽匠 世羅りさ(スターダム 12月23日 後楽園ホール)
井上京子vs堀田祐美子(ディアナ 12月23日 川崎市体育館)
伊藤薫vs豊田真奈美(ディアナ 12月23日 川崎市体育館)
ジャガー横田 SareevsKAORU 下田美馬(ディアナ 12月23日 川崎市体育館)
里歩vsさくらえみ(我闘雲舞 12月27日 板橋区立グリーンホール)
朱里vsマルセラ(REINA女子 12月12日 新木場1stRING)
華名vs朱里(REINA女子 12月26日 後楽園ホール)
真霜拳號vsTAKAみちのく(K-DOJO 12月28日 千葉Blue Field)
石井智宏vsTAKAみちのく(TAKA&タイチ興行 12月9日 新宿FACE)
ザ・グレート・サスケ バラモンシュウ バラモンケイ ウルトラマンロビンvsかめっしー かめっしー1号 かめっしー2号 カメゴロー(みちのくプロレス 12月12日 後楽園ホール)
宮本裕向vsアブドーラ小林(大日本プロレス 12月21日 横浜文化体育館)
石川修司vs河上隆一(大日本プロレス 12月21日 横浜文化体育館)
佐藤耕平 岡林裕二vs関本大介 神谷ヒデヨシ(大日本プロレス 12月21日 横浜文化体育館)
石川修司 佐藤耕平vs宮本裕向 木高イサミ(大日本プロレス 12月30日 後楽園ホール)
竹田誠志vsアブドーラ小林(大日本プロレス 12月30日 後楽園ホール)
宮本裕向 木高イサミvs火野裕士 岡林裕二(年越しプロレス 12月31日 後楽園ホール)
竹田誠志vs葛西純(FREEDOMS 12月25日 後楽園ホール)
曙vsマンモス佐々木(FREEDOMS 12月25日 後楽園ホール)
木高イサミvs正岡大介(FREEDOMS 12月25日 後楽園ホール)
初代タイガーマスク 貴闘力 スーパータイガー アレクサンダー大塚 タカ・クノウvs大仁田厚 田中将斗 矢口壹琅 保坂秀樹 リッキー・フジ(リアル・ジャパン 12月5日 後楽園ホール)
河上隆一 クラシック・キッド 舞牙vs嵐 NOSAWA論外 リッキー・フジ(天龍プロジェクト&VKF合同興行 12月2日 新木場1stRING)
折原昌夫 守部宣孝 エル・ハラペーニョvs高山善廣 NOSAWA論外 MAZADA(メビウス 12月16日 新木場1stRING)
ミル・マスカラス テリー・ファンク 船木誠勝vsNOSAWA論外 藤原喜明 カズ・ハヤシ(東京愚連隊自主興行 12月11日 後楽園ホール)
MAZADAvsFUJITA(東京愚連隊自主興行 12月11日 後楽園ホール)
吉野達彦vsダイスケ(ガッツワールド 12月6日 新木場1stRING)
ジョー・ドーリング 鷹木信悟vs火野裕士 宮原健斗(小橋建太プロデュース興行 12月10日 後楽園ホール)
マグニチュード岸和田vs丸山敦(マグニチュード岸和田&くいしんぼう仮面合同興行 12月28日 大阪市立港区民センター)
くいしんぼう仮面vsブラック・バッファロー(マグニチュード岸和田&くいしんぼう仮面合同興行 12月28日 大阪市立港区民センター)
里村明衣子vs宝城カイリ(小橋建太プロデュース興行 12月10日 後楽園ホール)
ジョン・シナvsセス・ローリンズ(WWE 12月14日 オハイオ州クリーブランド)
ブレイ・ワイアットvsディーン・アンプローズ(WWE 12月14日 オハイオ州クリーブランド)
ベストシリーズ&興行候補
新日本プロレス「WORLD TAG LEAGUE 2014」11月22日 後楽園ホール~12月7日 愛知県体育館
新日本プロレス「Road to TOKYO DOME」12月12日 福島市国体記念体育館~20日 後楽園ホール
全日本プロレス「2014世界最強タッグ決定リーグ戦」11月16日 後楽園ホール~12月6日 大阪ボディーメーカーコロシアム
全日本プロレス「和田京平レフェリー40周年&還暦記念大会〜和田京平プロデュース~」12月14日 後楽園ホール
NOAH「GREAT VOYAGE2014 in Tokyo Vol.3~有明冬の陣~」12月6日 有明コロシアム
NOAH「NOAHful Gift 2014 in DIFFER」12月23日 ディファ有明
ZERO1「風林火山2014」12月11日 新木場1stRING~25日 後楽園ホール
大花火「常陸乃国大花火~風林火山SPECIAL~」12月19日 茨城県立スポーツセンター
DRAGON GATE「THE FINAL GATE2014」12月28日 福岡国際センター
DDT「NEVER MIND」12月23日 後楽園ホール
BOYZ「クリスマスイブ×15スペシャル~女祭り5」12月10日 新宿FACE
ユニオン「師走のユニオン」12月17日 新宿FACE
ガンバレ☆プロレス「第二章 2ndシーズン Vol.9 in王子」12月28日 東京BASEENT MON☆STAR
ハードヒット「MOONRIZE」12月21日 新宿FACE
WRESTLE-1「GAORA presents WRESTLE-1 TOUR 2014 Final」12月22日 後楽園ホール
JWP「JWP-CLIMAX2014」12月28日 後楽園ホール
OZアカデミー「中川ともか引退興行~唸れ!豪腕~」12月4日 後楽園ホール
アイスリボン「RIBBON MANIA2014」12月28日 後楽園ホール
スターダム「STARDOM YEAREND CLIMAX2014」12月23日 後楽園ホール
ディアナ「女・命×爆破」12月23日 川崎市体育館
REINA女子「2014ファイナルステージ」12月26日 後楽園ホール
みちのくプロレス「宇宙大戦争~神々と亀々の戦い~」12月12日 後楽園ホール
みちのくプロレス「みちのくプロレスinお台場」12月27、28日 フジテレビ22階「フォーラム」
大日本プロレス「BIG JAPAN DEATH VEGAS」12月21日 横浜文化体育館
FREEDOMS「葛西純プロデュース興行~Blood X’Mas2014」12月25日 後楽園ホール
K-DOJO「K-SPECIAL 年内最終興行」12月28日 千葉Blue Field
TAKA&タイチ興行~チャレンジ~ 12月9日 新宿FACE
IGF「INOKI BOM-BA-YE 2014」12月31日 両国国技館
リアルジャパン「貴闘力 炎の第二戦!」12月5日 後楽園ホール
天龍プロジェクト&VKF合同興行「survive」12月2日 新木場1stRING
メビウス「ルード・ルード・ルード」12月16日 新木場1stRING
東京愚連隊自主興行「TOKYO DREAM 2014」12月11日 後楽園ホール
666「六六六組織旗揚十一執念記念大会~666とゆかいな仲間たち~第三部~12月23日 新木場1stRING
ガッツワールド「ガッツワールドvol.79 旗揚げ10周年記念大会」12月6日 新木場1stRING
小橋建太プロデュース興行「Fortune Dreams2」12月10日 後楽園ホール
マグニチュード岸和田&くいしんぼう仮面合同興行 12月28日 大阪市立港区民センター
年越しプロレス2014「天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント」12月31日 後楽園ホール
WWE「TLC」12月14日 オハイオ州クリーブランド
以上に決定しました
ベストバウトと興行賞に関しては選考した以外の試合や興行があればその他を投票していただき、投票したい興行をFacebookのコメント欄で明記してください、確認されしだい1票とさせていただきます、明記のない票は無効。また今回の投票結果は発表まで非公開とさせていただきます、ご了承ください。投票受付開始は1月3日の午前0時から、締め切りは10日の午前0時までですTVやCS、ニコ生を見た方でも構いません!投票をお待ちしています!
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大晦日という長い1日2014 IGF編 PRIDEという時間の止まった空間
新年あけましておめでとうございます、本年もよろしくお願いします。
本題の前に新春早々おめでたくないニュースが昨年末入った。
<垣原賢人のFaceBookより>
https://www.facebook.com/masahito.kakihara?fref=nf
「悪性リンパ腫。
つまり、がんの告知を受けました。
まさか自分がなるなんて…頭の中が真っ白です。
入院しての本格治療は、年末年始を挟んでいるため、1月中旬からの予定になります。それまでの間、食事療法や湯治など良いと言われることを何でも試します。
果たして長く苦しい闘病生活に耐えられるのか、正直不安です。」
悪性リンパ腫とは=悪性リンパ腫は、血液のがんで、リンパ系組織から発生する悪性腫瘍である。
第二次UWF、UWFインターナショナル、全日本プロレス、NOAH、新日本プロレスで活躍した垣原賢人が悪性リンパ腫の告知を受けたことをFacebookで更新した。
これを聴いたときはショックを受けたが、癌は決して不治の病ではなく小橋建太や西村修、また小林邦昭と克服したレスラーもいる、現在はゆっくり養生して欲しい、今はそれしか言えない。12月31日 IGF「HEIWA FieLDS presents INOKI BOM-BA-YE 2014」 両国国技館
◇オープニングファイト◇
▼「Road to INOKI BOM-BA-YE2014 チャレンジトーナメント」リザーブマッチ IGF MMAルール/5分1R
○森川修次(1R判定3-0)X佐々木克義
☆森川がリザーブ権を獲得
▼オープニングファイト「ROAD to INOKI BOM-BA-YE 2014 チャレンジトーナメント」1回戦 IGF MMAルール/5分1R
○増田裕介(1R判定2-1)X゜C-BOY
▼オープニングファイト「ROAD to INOKI BOM-BA-YE 2014 チャレンジトーナメント準決勝」 IGF MMAルール/5分1R
○酒井リョウ(1R判定3-0)X栗原強
◇第1試合◇
▼GENOMEルール/15分1本
○将軍岡本(1分33秒 腕ひしぎ逆十字固め)X奥田啓介
◇第2試合◇
▼GENOMEルール/15分1本
○スーパー・タイガー(4分18秒 TKO)X橋本大地
※左ハイキック
【大地の話】「今年最後の両国を勝って終わりたかったけど。でも、悔いは残ってないかもしれないな。今までやってきた全てを出せたかといったら、もしかしたら出せてないかもしれないけどね。でも悔いはない。気持ちよかった。スーパー・タイガーとやって楽しかったよ。たぶんタイガー系とシングルで当たるのは初めてなんじゃないかな。願わくばもう1回やりたいね。できるチャンスはあると思う。IGFにずっといれば、また回ってくると思う。その時に今日みたいな勝ち負けじゃない気持ちいい試合をしたい。最後は真っ白になったけど、ああいう試合を僕もできるようになりたい。できるようにこれから頑張っていきます。何回も何回もいうようだけど、ラッキーだよね。IGFに入ってから両国もやってさ。IGF初の巡業もやってさ。平壌も行ってさ。いろんな人とやらせてもらって。練習も義生さんに見てもらって、凄くいい環境だと思うよ。こういう環境でもっと上を目指して行けたらいいなと思います」
◇第3試合◇
▼GENOMEルール/15分1本
○王彬 (1分46秒 片エビ固め)Xクラシック・キッド
※フィッシャーマンバスター
◇第4試合◇
▼GENOMEルール/30分1本
○澤田敦士(6分09秒 袖車)Xモンターニャ・シウバ
◇第5試合◇
▼GENOMEスペシャルタッグマッチ GENOMEルール/30分1本
○小川直也 ジョシュ・バーネット(15分27秒 片エビ固め)藤田和之 Xミノワマン
※STO【試合後の小川&バーネット】
▼小川「本当にジョシュという頼もしいパートナーに来てもらって。バンナとも組んだけど、最近はパートナーに恵まれているというのかな。ナイスファイターだし、いいチームワークでできた。もともとジョシュとはやりあってきた仲だけど、IGFの方向性をわかった上で参戦してくれるので。今日は本当にナイスファイト。よかったです。お客さんも『プロレスは面白い』と言ってくれてたし、そういう中でやれたのは最高だった」
――バーネット選手は久々の参戦となったが?
▼バーネット「久々のIGFでしたが、IGFはあまり代わってないような気がします。でも、私は代わりました。以前とは違ってドンドン攻めて、とにかく目の前のヤツらを叩き潰したい。1試合1試合に全てを懸けて、目の前のものを破壊していくだけです。相手がボコボコにされるのを見たいのだから、それをただ見せるだけです」
――試合前はタッグマッチに否定的な意見を示していたが?
▼バーネット「シングルでもタッグでもとにかく勝ちを狙いたい。それだけです。弱点はバカでもわかる。ミノワマンの足なんで、とにかく勝ちを狙ってやっただけです」
――小川選手は今後も組んでいきたい?
▼小川「こういういい選手がドンドン参戦して、タッグマッチを理解してもらって、プロレスを理解してもらってやるのは、今後に繋がることだし。こういう選手がドンドン来て、いい戦いを皆さんに提供できればと思うし。ジョシュもジョシュで凄い研究しているし、日本のプロレスのことを理解した試合をしてたから。前回よりもさらに進化して帰ってきたなと。ウカウカしてられないなと思ったよ」
――対藤田というテーマも続いていくが?
▼小川「もうやらなくていいかなという気分もあったけど、ミノワマンも入ったことで、いい流れが、いい渦ができてきたんじゃないの。美濃輪が入ったことでいい渦になるっていうのかな。そういう意味では、いい形で締めくくれたし、来年はもっといい感じで組み合わせていければ面白いなって。そう思わせるようなプロレスがドンドンできると思うし。ジョシュにはこれからもIGFに参戦してほしいし、また違ったプロレスができるからね。俺も見て研究したいし。お互い切磋琢磨してやっていきたいなと。年末に相応しい試合内容で締めくくれたんで、最高です」―
―マスクを被ったセコンドについては?
▼小川「要は俺たちの戦いに参戦したいというヤツなんだろうな。中身はわからないけど、若手で美濃輪が一歩踏み出したことで、こういう試合を見て何かを感じるために、いてもたってもいられなくて、リングサイドに現れたんじゃないの? 白覆面が誰であろうが、輪に入るヤツはウェルカムだし。もちろんああいう形じゃなくて、この前のファンフェスタみたいにみんなの前で堂々と俺も入れてくれって言えば。もちろんジョシュやバンナに挑戦したっていいし、ドンドン若手にアタックしていってほしいなと思いますね」
――バーネット選手は今後もIGFに参戦したい?
▼バーネット「もちろんです。どこでも戦いたい思っているので、IGFにも出場したいです」
◇休憩明け◇
▼スペシャルエキシビションマッチ/5分
○アステカイザー(4分15秒 回転エビ固め)Xボブ・サップ
◇第6試合◇
▼「ROAD to INOKI BOM-BA-YE 2014 チャレンジトーナメント」決勝戦 IGF MMAルール/5分2R
○増田裕介(2R判定)X酒井リョウ
※判定(2-1)
◇第7試合◇
▼IGF MMAルール/5分2R
○ラマザン・エセンバエフ(2R判定2-0)X國奥麒樹真
※判定(2-0
◇第8試合◇
▼IGF MMAルール/5分2R
○ジャスティン・ウィリス(1R0分43秒 レフェリーストップ)Xクラッシャー川口
◇第9試合◇
▼IGF MMAルール/5分3R
○青木真也(1R1分21秒 ネックロック)X山本勇気
(試合後に青木が離れ際に『バカ』と言い放ったため山本が激怒、山本が詰め寄るが青木は視線を合わさず。余裕の表情で子供たちを抱きかかえてカメラマンのフラッシュを浴びる。)
青木「本日はご来場頂きまして誠にありがとうございます。参ったして負けてないというのは止めてください」
(それでも怒りが収まらない山本が詰め寄ろうとするが、高橋義生コーチが宥め山本を下げようとする)
山本「お前、最後バカと言ったのは忘れないぞ」
(山本退場)
青木「すいません。猪木会長の技を借りました。猪木会長の技を使えたんで、僕は満足しています。良いお年をお迎えください。ありがとうございました」
【青木の話】「俺が一番最高のプロレスでしょ。最高でした。いろいろあったんですけど、気持ちよく終われました。僕レベルの力では彼を更生させることは無理でした。最後まで千葉の不良でした。(最後の技は?)グラウンドコブラでしょ。あの形に入った時に、神様が降りてきたんです。完全でしたよ。(狙っていた?)本当は去年やろうと思ってたんですけど。最高に楽しかったですね。(山本選手がヒートアップしていたが?)熱くなったら勝負は負けですよ。今日は気持ちよく帰れそうです。(シウバ氏からエールが送られていたが?)嬉しかったですよ。僕もずっと憧れていたので。(IGFでこういう試合ができたことに意味がある?)IGFでやるコブラツイストに意味はあったんじゃないですか。(来年に向けては?)来年は…ちょっと休んでから考えます。でも、IGFの奥田君、澤田さん、鈴川さん、橋本さんと絡ませてもらって、価値観が変わったんでよかったなって。自分にとってIGFと出会えたことは素晴らしい財産だなと思います。(山本選手の凄いところは?)凄くないと思います。彼が凄いんじゃなくて、俺が凄いんだろうみたいなところはありますよね。青木晋也がやれば、さいたまより両国なんですよ、格闘技として。もちろんプロレスとしてはこっちですけど、格闘技としても、さいたまでやっているあれだけのスター選手全員と僕の価値って同じなんです。そういうことなんだなって。僕はMMAというジャンルの人なんですけど、MMAというジャンルと並んだなって今回の大みそかで凄く感じています」
◇第10試合◇
▼IGF MMAルール/5分2R
○クリス・バーネット(1R1分57秒 TKO)X鈴川真一
※TKO
◇第11試合◇
▼IGFチャンピオンシップ IGF MMAルール/5分3R
[第4代王者]○ミルコ・クロコップ(2R5分00秒 TKO)[挑戦者]X石井慧
☆ミルコが初防衛に成功
(試合後に藤田が登場)
藤田「おい、ミルコ。わかってるよな。次は俺だからな」
(見ることにらみ合う。藤田はTシャツを脱ぎ捨て臨戦態勢を取り、一触即発の状態となる。サップやセコンドが割って入り、事なきを得た。混乱が収まると、ミルコはヴァンダレイ・シウバ氏からベルトを受け取る。2人はガッチリと握手を交わした。【ミルコの話】「(試合を振り返ると?)私は1年中ずっとトレーニングをしていますが、特に試合前最後の6週間は特別なトレーニングをしてました。この試合は前よりもダイナミックで激しい試合だったのではないかと思います。前の試合よりもハードでした。試合は私が想像した通りに終わり、私が勝ちました。(前戦と比べて石井選手に成長を感じた?)前と比べてアグレッシブだったと思います。試合では2回グラウンドに持ち込まれましたが、これはしょうがないんじゃないかなと。彼は柔道のオリンピックゴールドメダリストですから、仕方ないと思います。2回目にグラウンドになった時は、自分に自信がありましたし、怖いことはないから、急に彼を蹴って立ち上がりました。チームの仲間も付いているし、これまでずっと練習してきたものを今から見せてやろうと最後に向かって加速していくことしか考えてませんでした。(左ハイキック以外の蹴りが少なかったが、それは作戦だった?)それは作戦では無くて、キックをするためにはタイミングを狙わなくてはいけません。相手は石井ですので、足を上げた瞬間にグラウンドに持ち込まれるのはよくわかっていましたから。その可能性がまったくない時しかキックはしませんでした。それでちょっと数が少なくなったんだと思います。(藤田選手が挑戦表明をしたが?)日本は大好きですが、日本語は喋れないので、なにを言っているかわかりませんでした。何か怒っているように見えましたが。藤田のためには戦わない方がいいと思います。藤田との試合を今から思い出すと、木は堅いものですが、彼ほど柔らかい木は殴ったことがないので、私とは試合をしない方がいいと思います。冗談ですけど(笑) (藤田選手以外に対戦したい相手は?)藤田選手と試合をしたくありません。戦いたい選手を私の方から選ぶんじゃなくて、IGFさんが代わりに戦う選手を選んでもらいたいです。私は誰になっても構いません。今は左手の親指が腫れてきています。いつも試合の時はつらい状況なので、これから4週間は軽いトレーニングをして、コンディションを戻してから、次の試合に向けて考えていきたいと思います。いろんなところからオファーが来ていますが、来年どこでどういう風に戦うのかは来年になってからゆっくり決めたいと思います。(ヴァンダレイ・シウバ選手やジョシュ・バーネット選手とまた戦いたいという気持ちはある?)今日会場に来ていた人たちとは前に戦ったことがあります。これからは戦う相手ではなく、兄たち、弟たち、仲間として考えています」
【猪木の話】「(メインイベントについては?)勝負だからしょうがないですよね。ミルコも下りに入るのかなと言われてるけど、そうとう絞ってきてたんで。ひとつは体力も大事なんだけど、格闘技は頭脳が大事。相手が強かった場合、自分のコンディションが良くないと。2倍、3倍のスタミナを持ってないと戦術は使えないんで。まあ、いいんじゃないですか。来年に向けてみんなそれぞれ動いていけば。来年は大きなイベントが海外でもいっぱい出てくると思うので。前から言っているように、世界に向けても恥ずかしくない選手。それは日本人に限ったことじゃなくてね。IGFの理念をこれから世界に伝えていけばいいと思っています。(試合後に藤田が挑戦者として名乗りを挙げたが?)いいんじゃないですか。みんなある時期を迎えると、『もういいか』となるけど、そこにもう1回火を点ける。今日は『熱』と書いたんですけど、いろんな想いがあるんで。そういう意味ではいつも燃やし続けておかないと。フッと油断をすると、若い人は別にしても、経験を積んできた選手の火が消えてしまうような。もう1回消えかかった火を起こすのは大変なんで。赤々と燃え続けさせておかなきゃいけないと。(火を燃やす舞台を用意してあげたいと?)俺にそこまで注文しないでよ(笑) みんなIGFも育ってくるでしょうしね。前から言っているように、北朝鮮のイベントもしっかりと。一番危ない国境のパキスタンとインド。俺が言っていることは10年、20年早すぎるけど、時間が経ってその時代が来たら。今回、天皇皇后両陛下がパラオに向かいます。この間、大統領とも食事をしながら、猪木島をもう1回整備をしてね。立ち寄られるかどうかはわからないですけど、60年の区切りではそういう計画があると。そのようなことを含めて、格闘技・プロレスを通じて、社会情勢や環境問題に耳を傾けてもらえたらいいなとさて本題に入るとして昨日また当たり前のようだが大晦日を迎えた、昨年は格闘技イベントがさいたまスーパーアリーナで開催されず、IGFと年越しプロレスが開催されたが、今年はDEEPがたまアリで開催することになり、IGFもMMAをメインに扱っていることから奇しくも興行戦争に発展した。
開始時間もDEEPが15時スタートに対し、IGFは17時、年越しプロレスは20時スタート、特にIGFはDEEPや年越しプロレスとも被る。自分はプロレス優先でIGFと年越しプロレスを優先することにした。
16時スタートのIGFは17時からニコ生で視聴、前半のプロレスは第1試合から速攻勝負の試合が多かった。
第二試合では橋本大地がリアルジャパンのスーパー・タイガーと対戦するも、打撃に関してはSタイガーが上で早くもハイキックが炸裂し大地はダウン、大地はSタイガーのマスクに揺さぶりをかけ、STFからバックドロップと反撃していくが、再び打撃戦になるとSタイガーのハイキックが再び炸裂して大地が失神し試合はストップ、大地の敗戦となったが、今年から下っ端扱いをされたくなくてZERO1からIGFに移籍したものの、なかなか結果を出せず厳しい状況が続いている。
澤田vsモンターニャ戦は、モンターニャのハンマーパンチ、前蹴り、ストンピングに苦しめられるも、澤田はダウンカウントや場外カウントを生かして間を取るなど、不恰好ながらもプロレスらしい試合をしていた、最後は足を取った澤田が袖車で捕獲してモンターニャからタップを奪うも、モンターニャは澤田だけでなくレフェリーにも暴行を加えて大暴れとなった。
プロレスマッチのメインである藤田、ミノワマンvs暴走王(小川直也)、ジョシュ・バーネットは藤田組が奇襲を仕掛けて開始となり、場外で藤田は暴走王を羽交い絞めにして観戦していたヴァンダレイ・シウバに殴るように指示しようとするが暴走王は逃げてしまう(ヴァンダレイも応じなかったが)。ここで殴られておけばある意味美味しい場面だったのに暴走王は情けない姿を晒したくないと思っているのか余計なプライドが邪魔をしてしまうし、応じようとしなかったヴァンダレイもプロレスに理解がない。
リングに戻ると暴走王はヘッドロックを仕掛けるが、藤田が何度も暴走王をショルダータックルでなぎ倒すと、“これが本当のヘッドロックだ”といわんばかりに暴走王を強烈に絞め、またミノワマンと共にローキックの連打や股裂きを決めるなど暴走王の弱点である下半身を切り崩しにかかる。
劣勢の暴走王組の流れを変えたのはジョシュ、ミノワマンの右足が完治してないのかアルゼンチンバックブリーカーの体勢からのニークラッシャーで痛めつければ、お膳立てをもらった暴走王はミノワマンの右足に徹底的にストンピングを落とす。
劣勢のミノワマンに藤田が激を飛ばすために張り手をかますと、ミノワマンは反撃するが、藤田と対戦するのを嫌がったのかミノワマンのタッチを暴走王が阻止し足四の字固めを決める。
藤田がカットしてロープへ走ろうとするが、暴走王のセコンドについていた白覆面が藤田の足をすくって場外へ引きずり出すと暴走王は抵抗するミノワマンにてこずりながらもSTOで勝利となったが、内容的には藤田を避けまくって周りに勝たせてもらったような試合でいつものワンパターン。
試合後も大ブーイングが飛び交っているのに観客が求めているからハッスルポーズ、2015年も思いやられると感じさせた試合だった。
MMAマッチに関しては興味ある試合しか見ていなかったが青木vs山本戦は青木が猪木を意識したということでグラウンドコブラで捕獲してからフェースロックで絞めあげて勝利もなるも、試合後に青木が『バカ』と挑発したことから山本が激怒、退場の際には中指を立てるなど悪態を突きまくった。
試合後のコメントを聴く限りでも青木という選手は他の選手と一緒にされたくないという考えを持っているのかなと思う、また一つの個性でもあるが、やっぱり今ひとつ好感の持てると感じがしてこない。
メインのミルコvs石井戦は第1Rこそは石井がミルコのハイキックをしっかりマークし得意のグラウンドに引きずり込んでペースを握ったかに見えたが、2R目でミルコのハイキックが炸裂するも石井はしっかりブロック、しかしこれで石井が調子に乗りすぎたのか打撃戦に挑んでしまうと、ミルコのハイキックが炸裂したところで第2Rが終了も石井はダウンしてしまい立ち上がれない、おまけに頭部から激しい出血・・・結局そのまま試合が終了しミルコが勝利となった。
試合後には藤田がミルコに挑戦を表明、IGF側とミルコ側と小競り合いとなって一触即発の雰囲気となってしまった、ミルコがプロレスハンターになるきっかけになったのは藤田だけに藤田としても3度目の正直でミルコを破りたいところだが、IGFがスンナリと認めるかどうかわからない、ただIGFが推していた石井が敗れた以上藤田しかいないのではと思うし、一昔前のMMA(PRIDE)路線を推進したいのであればミルコvs藤田しかないんじゃないかと思う。
大会の感想はIGFの狙いだったんだろうが、エメリヤーエンコ・ヒョードル、ヴァンダレイ・シウバ、ミルコ・クロコップ、ジョシュ・バーネット、藤田和之がリングに一同に揃ったときは一昔となってしまったPRIDEのリングを思い出させてしまった、ただその反面時間が止まっているという印象も受けてしまった、MMAのファンは過去と未来どっちを見たいのであろうか・・・ -
大晦日という長い1日 2014~2015 年越しプロレス編 ヤンキー二丁拳銃で終わり、始まった
12月31日 年越しプロレス2014「天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント」後楽園ホール 1403人(超満員)
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント1回戦/10分1本
宮本裕向 ○木高イサミ(7分02秒 ヨーロピアンクラッチ)KUDO X坂口征夫
◇第2試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント1回戦/10分1本
○大石真翔 旭志織(6分48秒 エビ固め)入江茂弘 X高尾蒼馬
※サボテンの花
◇第3試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント1回戦/10分1本
○火野裕士 岡林裕二(7分43秒 体固め)河上隆一 X橋本和樹
※Fucking BOMB
◇第4試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント1回戦/10分1本
○関本大介 アントーニオ本多(6分07秒 ジャーマンスープレックスホールド)稲松三郎 X関根龍一
◇第5試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント1回戦/10分1本
△真霜拳號 タンク永井(10分時間切れ引き分け)星野勘九郎 △稲葉雅人
---1カウントルール延長戦---
○真霜拳號 タンク永井(0分04秒 体固め)星野勘九郎 X稲葉雅人
※ジャンピングハイキック
◇第6試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント1回戦 ハードコアタッグマッチ/10分1本
△伊東竜二“黒天使"沼澤邪鬼(10分時間切れ引き分け)△竹下幸之介 遠藤哲哉
---1カウントルール延長戦---
○伊東竜二“黒天使"沼澤邪鬼(2分51秒 体固め)竹下幸之介 X遠藤哲哉
※ドラゴンキッカー
◇第7試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント1回戦/10分1本
○HARASHIMA ヤス・ウラノ (7分16秒 踏みつけ式体固め)バラモンシュウ Xバラモンケイ
※蒼魔刀
◇第8試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント1回戦/10分1本
TAKAみちのく ○グレート小鹿(5分04秒 体固め)X高木三四郎 アブドーラ小林
※アイアンクローwith餅
◇第9試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント2回戦/10分1本
宮本裕向 ○木高イサミ(1分33秒 エビ固め)X大石真翔 旭志織
※勇脚
◇第10試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント2回戦/10分1本
火野裕士 ○岡林裕二(8分53秒 片エビ固め)関本大介 Xアントーニオ本多
※ゴーレムスプラッシュ
◇第11試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント2回戦 ハードコアマッチ/10分1本
伊東竜二 ○“黒天使"沼澤邪鬼(6分30秒 横入り式エビ固め)真霜拳號 Xタンク永井
◇第12試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント2回戦/10分1本
HARASHIMA △ヤス・ウラノ(10分時間切れ引き分け)TAKAみちのく △グレート小鹿
---1カウントルール延長戦---
HARASHIMA ○ヤス・ウラノ(0分38秒 横入り式エビ固め)TAKAみちのく Xグレート小鹿
◇第13試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント準決勝第1試合/15分1本
火野裕士 ○岡林裕二(13分46秒 片エビ固め)HARASHIMA Xヤス・ウラノ
※ゴーレムスプラッシュ
◇第14試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント準決勝第2試合 蛍光灯タッグデスマッチ/15分1本
○宮本裕向 木高イサミ(10分11秒 片エビ固め)伊東竜二 X“黒天使"沼澤邪鬼
※ファイヤーサンダー
◇第15試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント優勝決定戦/無制限1本
○宮本裕向 木高イサミ(13分30秒 片エビ固め)火野裕士 X岡林裕二
※ムーンサルトプレス
☆ヤンキー二丁拳銃が優勝
【試合後の宮本&イサミ】
▼宮本「やりました!」
▼イサミ「やった! 蛍光灯マッチ込みの!」
▼宮本「しんどかったね」
▼イサミ「今年は各賞全部逃してる。各賞を2位で総なめするという」
▼宮本「2番目に好きな人の方がうまくいくんだよ」
▼イサミ「まずこれ獲ったんで。全部の団体で僕らタッグとして出たことある。その中でもダブルユージ凄かった」
▼宮本「凄い人いっぱいいるよ。凄かったね。3団体凄い選手いっぱいいるってことですよ。プロレスサミットですからプロレス界を代表する人が揃った中での優勝っていうのは本当にうれしいですね」
▼イサミ「しんどいしんどいって言うけど、勝った後の喜びは何物にも変えがたい。超満員のお客さんがいる中でこういう優勝できたのは何物にも変えがたいですね」
――年越しの瞬間、二人でコーナーからダイブしたが?
▼宮本「半ば無理やりやりました。30秒ぐらいあったよね。皆さんと一緒にハッピーニューイヤー言えたんでよかった」
▼イサミ「そうないでしょ。プロレスやってて自分の試合中に年を越すのは」
――2位続きの2014年をこの優勝で払拭できた?
▼イサミ「2位って誇れる順位ですからね。1位を目指すから。2位はやっぱり悔しい。1位に負けるんで。最後に勝って最初に勝った。気持ちいいですね」
▼宮本「最後はこれで締めましょうか」
▼宮本&イサミ「なぜなら俺たちは強い!」
【試合後の火野&岡林】
▼火野「すまなかったね」
▼岡林「あけましておめでとうございます」
▼火野「負けてもうたけど、凄く楽しかったし、ウチら今日やっててめちゃくちゃ強かったかもしれんけど、それだけじゃ勝てん。だからプロレスは面白い。このチームは強い、おもろいのがお客さんに伝わったと思う。これで終わるのもったいないね」
▼岡林「復帰してまだ7戦目ぐらいでトーナメントに出て、本当にまさかこれだけ勝ち進むと思ってなかったし、本当に今日はパートナーのおかげです」
▼火野「いやいや、そっちも凄い。お互い凄かったということで」
▼岡林「今日はさっき火野選手も言ったけど試合が楽しかった。負けて最後悔しかったけど気持ちよかったですね」
▼火野「プロレスの難しさ。強いだけじゃ勝てん。でもウチらこのスタイルでいかんと面白くない。このスタイルを貫き通して勝てれば。まだまだチャンスあってもいいと思うし」
▼岡林「ホントそうですね」
▼火野「負けたけど、絶対ウチらの方が強いと思ってるんで」
▼岡林「機会があったら組みたい。社長が何いうかわからないけど、それを押しのけてでも組みましょう。ぜひお願いします(と握手)」
SAMURAIでは年越しプロレスを視聴、実はIGFが思ったより長引きPCではIGF、TVの画面では年越しプロレスとドタバタしていた状態だったが、昔はPRIDEとK-1、また年越しプロレスをTVのリモコン片手にチャンネルを変えまくって視聴していただけに、20時~21時の間だけ少しだけ懐かしさを感じていた。
今年は「天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント」を開催したが、開催前からハプニングが続出、腰のヘルニアで欠場していた男色ディーノは年越しプロレスから復帰を予定していたものの結局間に合わず欠場が決まり代役にはアントン、入江と組んで参戦予定だった当日となって石井慧介が体調不良で欠場となり、代役にはチーム・ドリフの盟友である高尾がエントリー、またTAKAの用意していたXは結局断られてしまい、代役にはグレート小鹿が名乗りを上げエントリーとした。
Xはおそらく鈴木みのるかタイチを予定していたのであろうが、鈴木はディファで前田日明とのトークイベントに参加していたのもあり、またフジテレビでワンピースを視聴するとツイッターで更新していたのもあって参戦は難しかったのかもしれない。
今年も10分1本勝負で決着がつかなかった場合は1フォールルールでの延長戦となった。
1回戦を振り返ると驚いたのは初結成となった火野、岡林のWユージ組、即席タッグとは思えないほど息の合った連係振りで1回戦では河上&橋本のストロングBJW、2回戦では関本&アントン、準決勝ではDDTのスマイルスカッシュを連破し圧倒的な強さで決勝に進出する、岡林といえば関本とのコンビが定番なのだが、火野ともコンビネーションも良い、火野も関本とは同タイプの選手からなのだろうが、火野も真霜同様もっと上の団体に出ても充分通用する。
KO-Dタッグ王者である竹下、遠藤は伊東、沼澤相手にハードコアマッチに挑むも、遠藤が沼澤にスパナで額をえぐられレスラー初の流血となってからは完全に伊東組のペース、伊東組はイスや竹刀などで若いタッグ王者コンビにハードコアの洗礼を浴びせていくが、じっくり痛ぶってやろうと思ったのか時間が経過し竹下、遠藤の粘りもあって10分フルタイムドローで延長戦へ突入するが、竹下が奮闘するも遠藤が横に設置されたイスの上への雪崩式ブレーンバスターを食らってしまうと伊東のドラゴンキッカーの前に力尽きてしまう、竹下と遠藤にしてみれば苦い経験だったと思うが、苦い経験もまた今後に生かされる。
TAKAと小鹿社長の異色コンビは高木、アブ小のGET MILDと対戦し小鹿社長はコーナー最上段から落ちるようにダイブするなど奮戦、最後はGET MILDが持ち込んだ餅を高木の口に突っ込んでからのブレーンクローで3カウントを奪い勝利、TAKA&小鹿社長は2回戦ではHARASHIMA、ウラノのスマイルスカッシュと対戦するがHARASHIMAがブーイング覚悟で容赦なく小鹿社長を痛めつけ、延長戦には持ち込むもののウラノの丸め込みの前に敗れ、惜しくも2回戦で脱落となってしまった。
優勝候補の一角であるヤンキー二丁拳銃は1回戦ではKUDO、坂口の酒呑童子と対戦、打撃で圧倒されるもイサミが坂口をヨーロピアンクラッチで丸め込み、2回戦の大石&旭組との対戦では互いに速攻勝負に出るも、大石&旭のサボテンの花がイサミに決まったところで、イサミがすぐさま勇脚を放って逆転勝利、準決勝での伊東、沼澤組との対戦は両チームの要望で蛍光灯マッチとなるも、試合開始時点で2014年は残り3分、ヤンキー二丁拳銃の二人がコーナー最上段に上がったところでカウントダウンとなり、宮本が新年にあわせて「後楽園にお集まりのみなさーん、愛してまーす!」とダイブするも自爆となってしまう。
試合は二丁拳銃が連係で沼澤を追い詰めようとするが、読まれて不発となると逆に宮本が捕まってしまい窮地に立つ。
しかしイサミが懸命にカットに入ると逆に伊東組を分断、沼澤を捕らえてイサミのトラースキックの援護を受けてから宮本がファイヤーサンダーで突き刺し3カウント、決勝へ進出するが宮本は足を痛め、イサミは流血とまさしく手負いの状態で臨むことになった。
決勝戦の二丁拳銃vsWユージはWユージがパワーで圧倒、サンドウィッチラリアットも何度も浴びせ、二丁拳銃は窮地に立つがフィニッシュに狙った火野の火野Fucking BOMBからの岡林のゴーレムスプラッシュの連続攻撃は二丁拳銃は懸命に阻止する。
Wユージは再びFucking BOMBからのゴーレムスプラッシュを狙うが、イサミが勇脚を火野に浴びせてカットすると、宮本はコーナーの岡林をファイヤーサンダーで突き刺してからバルキリースプラッシュ、ムーンサルトプレスと畳み掛けて逆転3カウント、トーナメントはヤンキー二丁拳銃が制した。
総括とすれば2014年はヤンキー二丁拳銃が締めくくり、2015年はヤンキー二丁拳銃で始まったというのが感想、二丁拳銃は今年はNOAHへと打って出る、どんな活躍を見せてくれるか楽しみである。
最後に日本インディー大賞が発表された
MVP
HARASHIMA(DDT)
ベストバウト
飯伏幸太、ケニー・オメガvs竹下幸之助 遠藤哲哉(DDT 9月28日 後楽園ホール)
ベストユニット
ムーの太陽
ベスト興行
DDT 8月18日 両国国技館
ニューカマー賞
植木崇行(大日本プロレス)
MVPに関しては関本が受賞するのではと思っていたが、DDTを内から守ってきたHARASHIMAも本来ならもっと評価を受けてもいいだけに、MVPはやっと認められた証なのかもしれない。
ベスト興行で必見だったのは2位にガッツワールド10月12日 後楽園がランクインしていたこと、ガッツワールド後楽園大会は、週刊プロレスが取材に来なかったことで論争になったことも2位になった要因になったのかもしれない。
ニューカマーの植木はバラモン兄弟と組んだことで一気にはじけたのが選ばれた要因になったのか、タッグトーナメントでもHARASHIMA、ウラノ相手に拳銃を持ってホールドアップさせるなど弾け放題、ある意味カラテバラモンは不要なのではと思わせてしまった(植木vsカラテも見て見たいが)
2015年もスタート、今年はどういう一年になるのやら・・・ -
プロレス多事争論「新日本ミクスと企業プロレス」
今年の日本マット界は「新日本ミクス」の一年だった。
今年の新日本は東京ドームを始め、横浜アリーナ、西武ドームなど大会場に進出するなど大攻勢をかけるだけでなく、インターネット配信サービスである「新日本プロレスWORLD」をスタートさせ会員が一万人を突破するなど、インターネットを主軸としたメディア戦略で今年も独り勝ちの状況を作り上げ、1980年ごろに新間寿氏が「プロレスブームではなく、新日本プロレスブーム」と発言したが過言ではない状況となった。
理由とすれば今まではブシロードのバックアップと新日本に対する団体がないからとしていたが、2014年の1年間に新日本と他団体の差は一気に広がって、簡単には追いつけない状況となり、完全に日本マット界の中心となって、今では新日本に対する団体はアメリカのWWEのみとなった。
今年は自分も大阪ボディーメーカーコロシアムを中心に14回も観戦に訪れたが、新日本プロレスと違って各団体の活気が違うことを感じざる得ず差が広がりすぎたことを感じざる得なかった。
これだけ差が広がった理由とすればインターネットというメディアを今まで以上に活用し新日本プロレスのブランド力を高めたこと、今までのマット界だったらスター選手がいたからこそプロレス団体というものが成り立ちファンやスポンサーが集まってきた。
しかし現在は看板というブランド力を高める時代、一個人のプロレス団体からブランド力を高めて企業プロレスへと脱却する時代になった、それが現在の新日本プロレスであり、今までのWWEの在り方だったと思う。
個人商店から企業プロレスへの脱却、新日本プロレスの場合はブシロードの力を借りてこそ個人商店から脱却できたが、各団体はブランド力を高めようとするだけで精一杯、2年連続で体制が変わった全日本プロレスは亡きジャイアント馬場さん、武藤敬司のWRESTLE-1、アントニオ猪木のIGFはまだ個人商店から脱することが出来ない。
他団体が追いつけないほどになった新日本の独走、独走がいつまで続くのか、そして独走が止まるときは来るのだろうか・・・さて今年のブログ更新も緊急ニュースがない限りこれで終わり、来年1発目の更新は2015年1月1日の元旦を予定してます。
また1月3日の午前0時から12月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズの投票受付を開始します。
そして12月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズの投票が終わると、2014年伊賀プロレス大賞の投票を12日の午前0時から開始します!投票をお願いします
ではよいお年を! -
激闘35分!ハルクが鷹木に執念の勝利も・・・・、新生マッドブランキーの前にミレニアルズ壊滅!
12月28日 DRAGON GATE「THE FINAL GATE 2014」福岡国際センター 7600人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
ジミー・神田 ○ジミー・カゲトラ Mr.キューキュー“谷嵜なおき"豊中ドルフィン
(9分57秒 エビ固め)“ハリウッド"ストーカー市川 “ミスター・ハイテンション"琴香 X林悠河
※一騎当千
◇第2試合◇
○ドン・フジイ 問題龍(8分07秒 外道クラッチ)XU-T ヨースケ・サンタマリア
◇第3試合◇
▼オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合
[第25代王者]○フラミータ(12分32秒 反則勝ち)[挑戦者]Xパンチ富永
※マスク剥ぎ
☆フラミータが8度目の防衛に成功するも、ベルトの受け取りを拒否したため王座はコミッショナー預かりに
◇第4試合◇
CIMA ○Gamma K-ness. (18分12秒 片エビ固め)吉野正人 戸澤陽 XしゃちほこBOY
※ガンマスペシャル
◇第5試合◇
▼オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合
[挑戦者]望月成晃 ドラゴン・キッド ○ビッグR清水(19分21秒 エビ固め) [第51代王者組]堀口元気H.A.Gee.Mee!! 斎藤“ジミー"了 Xジミー・ススム
※砲丸投げスラム
☆堀口&ススム&斎藤が3度目の防衛に失敗。望月&キッド&清水が第52代王者組となる
◇第6試合◇
▼オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合
[挑戦者組]○YAMATO サイバー・コング (25分54秒 片エビ固め)[第34代王者組]XT-Hawk Eita
※ギャラリア
☆T-Hawk&Eitaが初防衛に失敗。YAMATO&サイバーが第35代王者組となる
(試合後、YAMATOがCIMAとGammaがマッド・ブランキーのセコンドにいないことへの説明をクネスに求めると、当の本人ら花道から登場。CIMAとGammaはYAMATOとサイバーと握手を交わすと、ミレニアルズを暴行を働く)
CIMA「オレらは土井ダーツに逆らうつもりはまったくない。むしろ、この状況が楽しいとさえ思ってる。確かに(12・16)後楽園ではオマエらの握手を考えさせてもらった。今日の結果いかんではどうなるかわからなかったけど、憎きミレニアルズからツインのベルトを取ってくれたんや。もめるより先にやらなきゃいけないことがあるやろ。これも運命や」
Gamma「オレたちはゾンビだ! マッド・ブランキー、最高じゃねぇか!! 大阪06はマッド・ブランキーとして暴れていくぞ。ミレニアルズ、オマエらを地獄の底に叩き落としてやる」
CIMA「はっきりさせておかなきゃいけないことがある。CIMAもGammaもフジイもK-ness.もマッド・ブランキーにはあとから入ったメンバーや。今のマッド・ブランキーのトップはオマエや。オレらはその下でいい。オマエの下でしっかり働かしてもらう。その代わり、このクソみたいなミレニアルズを潰すために力を貸してくれ」
YAMATO「元ベテラン軍のゾンビどもが加入して、新生マッド・ブランキーが今日、あらためてスタートだ。ミレニアルズ、こんな若造どもさっさと潰してやる。オマエらとは来月の(1・16)後楽園で5対5の全面対抗戦が組まれているが、なぜセコンドにフラミータがいない? オマエら、大丈夫なのか!? まっ、そんなことはオレたちに関係ないがな。博多! そしてDRAGON GATEのファンよ。来年、このリングの中心はオレたち、生まれ変わったマッド・ブランキーだ。楽しみにしておけよ!」と締めた。
【マッドブランキーの話】
YAMATO「これで会社も文句ねぇだろ。CIMA、Gamma、ドン・フジイ、K-ness.、オレたちがこのリングの中心だ」
CIMA「ミレニアルズ、このメンバーがそろったからには、オマエらのカムバックは絶対にない。ゾンビになったオレらは閻魔の靴でもナメるつもりや。YAMATO、サイバー、頼むぞ」
Gamma「見ておけ、ミレニアルズ。オマエら、ゾンビ島行きだ!」
【ミレニアルズの話】
Eita「(1・16)後楽園でもう一回マッド・ブランキーと当たるんだよ。その時は5対5でもう一回オマエらを叩き潰してやる」
T-Hawk「ゾンビだか何だか知らないけど、あんなヤツら、突き落としてやる。この死にぞこないが…(マッド・ブランキーが現れて暴行)」
CIMA「後楽園で5対5? オマエら4人しかいないじゃねぇか。フラミータはどこ行った?」
Eita「フラミータの件は置いておいて、ここに4人しかいないんだから、オレら4人でぶっ潰してやる」
◇第7試合◇
▼オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合
[第20代王者]○BXBハルク(35分04秒 片エビ固め)[挑戦者]X鷹木信悟
※ファーストフラッシュ
☆ハルクが4度目の防衛に成功
(試合後、ハルクコールの中、左腕が動かず右腕だけで表彰状とベルトを受け取り、キッドと清水がハルクの腰にベルトを巻く、そのあと鷹木は鍵を手渡し、無言でリングを降りた。)
ハルク「おい鷹木よ、お前今日はえらくアッサリ鍵をよこしたな。いつものようにしゃべらねえのか。きょうはたまたま俺が勝った。お前との勝負は紙一重だよ。俺はお前の挑戦待ってるぞ。いつでも待ってるぞ。お前との関係はずっと終わらないからな!」
(ハルクのコメントを聞いた鷹木はそのまま退場。最後はディアハーツが4人で大会を締めくくった。)
【望月の話】「(※死闘の末の大ダメージでハルクがノーコメントのまま病院へ直行したため、望月が代わりにコメント)ディアハーツとして万々歳で終われましたね。いまディアハーツに時の勢いが味方してくれてると思うし。ハルクも最後3年連続で、去年、一昨年と負け続けてきた福岡で最後、宿敵・鷹木に勝って、どれくらいのダメージかちょっと分からないですけど、年始は日にちがあるんで、ハルクも様子を見て、ディアハーツはトップユニットと言っても過言ではないと思うんで、来年しっかり主導権を握って、もう一人っていうのも頭に入れながら来年はさらにベルト総取りという感じでいきたいなと思います」
DRAGON GATE今年最後のビッグマッチ「FAINAL GATE」福岡大会をPPVで視聴、メインはドリーム王者ハルクに鷹木が挑戦、ハルクvs鷹木は今までは鷹木がハルクを受けて立つ側だったが、今度は立場が逆転しハルクが鷹木を受けて立つ側となった。
序盤は突進する鷹木をハルクが鷹木の太腿あたりをローキックで迎撃すると、鷹木が足を押さえてうずくまるハプニングが発生するが、ハルクは鷹木の足を狙わず、バンピングボンバー封じを狙って右腕攻めを展開、ハルクも鷹木の右足を攻めても良かったのだが敢えて狙わなかった、甘いのかもしれないがハルクも試合をそれで終わらせたくなかったのかもしれない。
先手を奪われた鷹木だったが場外戦に持ち込むとステージ上でDDTを敢行し、ハルクの首に大ダメージを与えると徹底した首攻めを展開して形勢逆転、再度の場外戦でも鷹木はハルクを鉄柱にダイレクトに叩きつけるが、ハルクはエプロン上でのEVOで反撃もハルクの後頭部にバンピングボンバー、ターンバックルへのパワーボム、コーナーにハルクを設置してのバンピングボンバーでハルクの首に更なるダメージを与えていく。
ハルクは雪崩式EVOを決めるがファーストフラッシュは鷹木はかわし続け、MIDE IN JAPANを連発するとバンピングボンバーから掟破りのHサンダーでハルクを追い詰めにかかる。
鷹木は勝負と見てラストファルコンリーを狙うが、ハルクはリバースフランケンシュタイナーで切り返すと、鷹木はバンピングボンバーを浴びせるが、ハルクはファーストフラッシュがやっと炸裂して応戦、ここからハルクがソバット、後頭部への踵落とし、後頭部へのファーストフラッシュ、ファーストフラッシュと畳みかけ、ハヤブサ直伝のファニックススプラッシュを投下するが、鷹木は意地でカウント1でクリアするも、ハルクはファーストフラッシュを浴びせて粘る鷹木を介錯し3カウント、35分の激闘の末ハルクがやっと鷹木を降したが、試合後のアピールをでも聴いたとおり、やっと鷹木に勝っただけで完全に抜いたわけでない、鷹木は挑戦の鍵を手渡すことで潔く敗戦を認めたが、この二人の競争はまだまだ続くも心配なのは首へのダメージの影響なのかハルクの左腕が痺れて動かず、大会終了後にはハルクは救急車で病院に搬送されてしまった、大事に至らなければいいが・・・
セミのツインゲート選手権はミレニアルズが先手を奪ったかに見えたが、場外戦からYAMAコンが巧みにセコンドも使ってミレニアルズを分断、Eitaに照準を定め集中砲火を浴びせる。
苦しい状況が続くミレニアルズだったがT-HawkがYAMATOをイス盛りの上でのパワーボムを敢行して大ダメージを与えると、連係を駆使してYAMATOに集中砲火を浴びせ、T-Hawkが粘るYAMATOのスリーパーを強引にナイトライドで叩きつけるが、YAMATOは全知全能のフランケンシュタイナーで反撃すると垂直落下式ブレーンバスターからのスリーパー、そしてギャラリアで3カウントを奪い王座防衛、互角に見えたが試合運びの上手さといい老獪さといいYAMAコンの完勝だった。
試合後はYAMATOに従わなかった大阪06(CIMA、Gamma)が現れ、ミレニアルズを痛めつけた後で改めてYAMATOをリーダーとして認めマッドブランキー入りを表明した。
CIMAらにしてもYAMATOを簡単には認めないということで、今まで従わなかったのだろうが、YAMATOがT-Hawkを破ったことで認めざる得なかったということか、しかし敗れたミレニアルズも第3試合ではフラミータが富永の挑戦を受け、フラムフライを決めるもマスクを剥がされて反則勝ちで防衛となるがフラミータはベルト受け取りを拒否して王座防衛に納得しない姿勢を見せる、ミレニアルズの面々はフラミータを宥めて防衛に納得させようとするが、フラミータは納得せず一人で退場、、ツイン選手権でもフラミータがセコンドにつかないなどユニット内で亀裂が生じる結果となった。(ブレイブ王座はコミッショナー預かりとなった)
トライアングル選手権は連係でジミーズが上回るも、ディアハーツは清水がパワーを生かして試合を盛り返す、終盤にはススムは清水にジャンボの勝ちを連発するが、全て受け流した清水が砲丸投げスラムを決め3カウントを奪い、ディアハーツが王座奪取、清水は初戴冠となった。
今まで『こち亀』の両津勘吉キャラだった清水が、自分を出すことによって一気に大化けしてしまい、ドリーム王座を含めた各タイトルホルダーであるススムを降してしまった、清水にとってもこの勝利は大きいし今後にも充分繋がる。
今年のDRAGON GATEはリコシェが新日本へ参戦してスーパージュニアを制して大活躍するも、CIMAや望月らベテランが一歩下がり、ハルクを中心とした次世代がやっとトップに立ち、清水や富永などがミレニアルズに続いて台頭し始めた。
このままハルクがドラゲーの中心に立ち続けるのか?今後も楽しみである。#福岡国際センター 終了! #nowplaying「カーテンコール」#ハヤブサ #完売御礼^_^ THANX, SOLDOUT! #DragonGate #ProWrestling #TheFinalGate2014 pic.twitter.com/Wv8548399d
— 中澤矢束 (@yatsukanakazawa) 2014, 12月 28試合前〜試合後 ヤバイ、顔面崩壊… とりあえず、今年最後の試合終了。 皆さん、1年間お疲れ様でした。 本当疲れた(´Д` ) #dragongate pic.twitter.com/k4mwv7Hrhk
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@pumpinghawk) 2014, 12月 28