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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

大晦日という長い1日2014 IGF編 PRIDEという時間の止まった空間

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大晦日という長い1日2014 IGF編 PRIDEという時間の止まった空間

 新年あけましておめでとうございます、本年もよろしくお願いします。


 本題の前に新春早々おめでたくないニュースが昨年末入った。


<垣原賢人のFaceBookより>
https://www.facebook.com/masahito.kakihara?fref=nf


「悪性リンパ腫。
つまり、がんの告知を受けました。
まさか自分がなるなんて…頭の中が真っ白です。
 入院しての本格治療は、年末年始を挟んでいるため、1月中旬からの予定になります。それまでの間、食事療法や湯治など良いと言われることを何でも試します。
 果たして長く苦しい闘病生活に耐えられるのか、正直不安です。」


 悪性リンパ腫とは=悪性リンパ腫は、血液のがんで、リンパ系組織から発生する悪性腫瘍である。


 第二次UWF、UWFインターナショナル、全日本プロレス、NOAH、新日本プロレスで活躍した垣原賢人が悪性リンパ腫の告知を受けたことをFacebookで更新した。


 これを聴いたときはショックを受けたが、癌は決して不治の病ではなく小橋建太や西村修、また小林邦昭と克服したレスラーもいる、現在はゆっくり養生して欲しい、今はそれしか言えない。

 

12月31日 IGF「HEIWA FieLDS presents INOKI BOM-BA-YE 2014」 両国国技館


◇オープニングファイト◇
▼「Road to INOKI BOM-BA-YE2014 チャレンジトーナメント」リザーブマッチ IGF MMAルール/5分1R
○森川修次(1R判定3-0)X佐々木克義
☆森川がリザーブ権を獲得


▼オープニングファイト「ROAD to INOKI BOM-BA-YE 2014 チャレンジトーナメント」1回戦 IGF MMAルール/5分1R
○増田裕介(1R判定2-1)X゜C-BOY


▼オープニングファイト「ROAD to INOKI BOM-BA-YE 2014 チャレンジトーナメント準決勝」 IGF MMAルール/5分1R
○酒井リョウ(1R判定3-0)X栗原強


◇第1試合◇
 ▼GENOMEルール/15分1本
○将軍岡本(1分33秒 腕ひしぎ逆十字固め)X奥田啓介


◇第2試合◇
▼GENOMEルール/15分1本
○スーパー・タイガー(4分18秒 TKO)X橋本大地
※左ハイキック


【大地の話】「今年最後の両国を勝って終わりたかったけど。でも、悔いは残ってないかもしれないな。今までやってきた全てを出せたかといったら、もしかしたら出せてないかもしれないけどね。でも悔いはない。気持ちよかった。スーパー・タイガーとやって楽しかったよ。たぶんタイガー系とシングルで当たるのは初めてなんじゃないかな。願わくばもう1回やりたいね。できるチャンスはあると思う。IGFにずっといれば、また回ってくると思う。その時に今日みたいな勝ち負けじゃない気持ちいい試合をしたい。最後は真っ白になったけど、ああいう試合を僕もできるようになりたい。できるようにこれから頑張っていきます。何回も何回もいうようだけど、ラッキーだよね。IGFに入ってから両国もやってさ。IGF初の巡業もやってさ。平壌も行ってさ。いろんな人とやらせてもらって。練習も義生さんに見てもらって、凄くいい環境だと思うよ。こういう環境でもっと上を目指して行けたらいいなと思います」


◇第3試合◇
▼GENOMEルール/15分1本
○王彬 (1分46秒 片エビ固め)Xクラシック・キッド
※フィッシャーマンバスター


◇第4試合◇
▼GENOMEルール/30分1本
○澤田敦士(6分09秒 袖車)Xモンターニャ・シウバ


◇第5試合◇
▼GENOMEスペシャルタッグマッチ GENOMEルール/30分1本
○小川直也 ジョシュ・バーネット(15分27秒 片エビ固め)藤田和之 Xミノワマン
※STO

 

【試合後の小川&バーネット】
▼小川「本当にジョシュという頼もしいパートナーに来てもらって。バンナとも組んだけど、最近はパートナーに恵まれているというのかな。ナイスファイターだし、いいチームワークでできた。もともとジョシュとはやりあってきた仲だけど、IGFの方向性をわかった上で参戦してくれるので。今日は本当にナイスファイト。よかったです。お客さんも『プロレスは面白い』と言ってくれてたし、そういう中でやれたのは最高だった」


――バーネット選手は久々の参戦となったが?
▼バーネット「久々のIGFでしたが、IGFはあまり代わってないような気がします。でも、私は代わりました。以前とは違ってドンドン攻めて、とにかく目の前のヤツらを叩き潰したい。1試合1試合に全てを懸けて、目の前のものを破壊していくだけです。相手がボコボコにされるのを見たいのだから、それをただ見せるだけです」


――試合前はタッグマッチに否定的な意見を示していたが?
▼バーネット「シングルでもタッグでもとにかく勝ちを狙いたい。それだけです。弱点はバカでもわかる。ミノワマンの足なんで、とにかく勝ちを狙ってやっただけです」


――小川選手は今後も組んでいきたい?
▼小川「こういういい選手がドンドン参戦して、タッグマッチを理解してもらって、プロレスを理解してもらってやるのは、今後に繋がることだし。こういう選手がドンドン来て、いい戦いを皆さんに提供できればと思うし。ジョシュもジョシュで凄い研究しているし、日本のプロレスのことを理解した試合をしてたから。前回よりもさらに進化して帰ってきたなと。ウカウカしてられないなと思ったよ」


――対藤田というテーマも続いていくが?
▼小川「もうやらなくていいかなという気分もあったけど、ミノワマンも入ったことで、いい流れが、いい渦ができてきたんじゃないの。美濃輪が入ったことでいい渦になるっていうのかな。そういう意味では、いい形で締めくくれたし、来年はもっといい感じで組み合わせていければ面白いなって。そう思わせるようなプロレスがドンドンできると思うし。ジョシュにはこれからもIGFに参戦してほしいし、また違ったプロレスができるからね。俺も見て研究したいし。お互い切磋琢磨してやっていきたいなと。年末に相応しい試合内容で締めくくれたんで、最高です」


―マスクを被ったセコンドについては?
▼小川「要は俺たちの戦いに参戦したいというヤツなんだろうな。中身はわからないけど、若手で美濃輪が一歩踏み出したことで、こういう試合を見て何かを感じるために、いてもたってもいられなくて、リングサイドに現れたんじゃないの? 白覆面が誰であろうが、輪に入るヤツはウェルカムだし。もちろんああいう形じゃなくて、この前のファンフェスタみたいにみんなの前で堂々と俺も入れてくれって言えば。もちろんジョシュやバンナに挑戦したっていいし、ドンドン若手にアタックしていってほしいなと思いますね」


――バーネット選手は今後もIGFに参戦したい?
▼バーネット「もちろんです。どこでも戦いたい思っているので、IGFにも出場したいです」


◇休憩明け◇
▼スペシャルエキシビションマッチ/5分
○アステカイザー(4分15秒 回転エビ固め)Xボブ・サップ


◇第6試合◇
▼「ROAD to INOKI BOM-BA-YE 2014 チャレンジトーナメント」決勝戦 IGF MMAルール/5分2R
○増田裕介(2R判定)X酒井リョウ
※判定(2-1) 


◇第7試合◇
▼IGF MMAルール/5分2R
○ラマザン・エセンバエフ(2R判定2-0)X國奥麒樹真
※判定(2-0


◇第8試合◇
▼IGF MMAルール/5分2R
○ジャスティン・ウィリス(1R0分43秒 レフェリーストップ)Xクラッシャー川口


◇第9試合◇
▼IGF MMAルール/5分3R
○青木真也(1R1分21秒 ネックロック)X山本勇気


(試合後に青木が離れ際に『バカ』と言い放ったため山本が激怒、山本が詰め寄るが青木は視線を合わさず。余裕の表情で子供たちを抱きかかえてカメラマンのフラッシュを浴びる。)
青木「本日はご来場頂きまして誠にありがとうございます。参ったして負けてないというのは止めてください」


(それでも怒りが収まらない山本が詰め寄ろうとするが、高橋義生コーチが宥め山本を下げようとする)
山本「お前、最後バカと言ったのは忘れないぞ」
(山本退場)


青木「すいません。猪木会長の技を借りました。猪木会長の技を使えたんで、僕は満足しています。良いお年をお迎えください。ありがとうございました」


【青木の話】「俺が一番最高のプロレスでしょ。最高でした。いろいろあったんですけど、気持ちよく終われました。僕レベルの力では彼を更生させることは無理でした。最後まで千葉の不良でした。(最後の技は?)グラウンドコブラでしょ。あの形に入った時に、神様が降りてきたんです。完全でしたよ。(狙っていた?)本当は去年やろうと思ってたんですけど。最高に楽しかったですね。(山本選手がヒートアップしていたが?)熱くなったら勝負は負けですよ。今日は気持ちよく帰れそうです。(シウバ氏からエールが送られていたが?)嬉しかったですよ。僕もずっと憧れていたので。(IGFでこういう試合ができたことに意味がある?)IGFでやるコブラツイストに意味はあったんじゃないですか。(来年に向けては?)来年は…ちょっと休んでから考えます。でも、IGFの奥田君、澤田さん、鈴川さん、橋本さんと絡ませてもらって、価値観が変わったんでよかったなって。自分にとってIGFと出会えたことは素晴らしい財産だなと思います。(山本選手の凄いところは?)凄くないと思います。彼が凄いんじゃなくて、俺が凄いんだろうみたいなところはありますよね。青木晋也がやれば、さいたまより両国なんですよ、格闘技として。もちろんプロレスとしてはこっちですけど、格闘技としても、さいたまでやっているあれだけのスター選手全員と僕の価値って同じなんです。そういうことなんだなって。僕はMMAというジャンルの人なんですけど、MMAというジャンルと並んだなって今回の大みそかで凄く感じています」


◇第10試合◇
▼IGF MMAルール/5分2R
○クリス・バーネット(1R1分57秒 TKO)X鈴川真一
※TKO


◇第11試合◇
▼IGFチャンピオンシップ IGF MMAルール/5分3R
[第4代王者]○ミルコ・クロコップ(2R5分00秒 TKO)[挑戦者]X石井慧
☆ミルコが初防衛に成功


(試合後に藤田が登場)
藤田「おい、ミルコ。わかってるよな。次は俺だからな」
(見ることにらみ合う。藤田はTシャツを脱ぎ捨て臨戦態勢を取り、一触即発の状態となる。サップやセコンドが割って入り、事なきを得た。混乱が収まると、ミルコはヴァンダレイ・シウバ氏からベルトを受け取る。2人はガッチリと握手を交わした。

【ミルコの話】「(試合を振り返ると?)私は1年中ずっとトレーニングをしていますが、特に試合前最後の6週間は特別なトレーニングをしてました。この試合は前よりもダイナミックで激しい試合だったのではないかと思います。前の試合よりもハードでした。試合は私が想像した通りに終わり、私が勝ちました。(前戦と比べて石井選手に成長を感じた?)前と比べてアグレッシブだったと思います。試合では2回グラウンドに持ち込まれましたが、これはしょうがないんじゃないかなと。彼は柔道のオリンピックゴールドメダリストですから、仕方ないと思います。2回目にグラウンドになった時は、自分に自信がありましたし、怖いことはないから、急に彼を蹴って立ち上がりました。チームの仲間も付いているし、これまでずっと練習してきたものを今から見せてやろうと最後に向かって加速していくことしか考えてませんでした。(左ハイキック以外の蹴りが少なかったが、それは作戦だった?)それは作戦では無くて、キックをするためにはタイミングを狙わなくてはいけません。相手は石井ですので、足を上げた瞬間にグラウンドに持ち込まれるのはよくわかっていましたから。その可能性がまったくない時しかキックはしませんでした。それでちょっと数が少なくなったんだと思います。(藤田選手が挑戦表明をしたが?)日本は大好きですが、日本語は喋れないので、なにを言っているかわかりませんでした。何か怒っているように見えましたが。藤田のためには戦わない方がいいと思います。藤田との試合を今から思い出すと、木は堅いものですが、彼ほど柔らかい木は殴ったことがないので、私とは試合をしない方がいいと思います。冗談ですけど(笑) (藤田選手以外に対戦したい相手は?)藤田選手と試合をしたくありません。戦いたい選手を私の方から選ぶんじゃなくて、IGFさんが代わりに戦う選手を選んでもらいたいです。私は誰になっても構いません。今は左手の親指が腫れてきています。いつも試合の時はつらい状況なので、これから4週間は軽いトレーニングをして、コンディションを戻してから、次の試合に向けて考えていきたいと思います。いろんなところからオファーが来ていますが、来年どこでどういう風に戦うのかは来年になってからゆっくり決めたいと思います。(ヴァンダレイ・シウバ選手やジョシュ・バーネット選手とまた戦いたいという気持ちはある?)今日会場に来ていた人たちとは前に戦ったことがあります。これからは戦う相手ではなく、兄たち、弟たち、仲間として考えています」


【猪木の話】「(メインイベントについては?)勝負だからしょうがないですよね。ミルコも下りに入るのかなと言われてるけど、そうとう絞ってきてたんで。ひとつは体力も大事なんだけど、格闘技は頭脳が大事。相手が強かった場合、自分のコンディションが良くないと。2倍、3倍のスタミナを持ってないと戦術は使えないんで。まあ、いいんじゃないですか。来年に向けてみんなそれぞれ動いていけば。来年は大きなイベントが海外でもいっぱい出てくると思うので。前から言っているように、世界に向けても恥ずかしくない選手。それは日本人に限ったことじゃなくてね。IGFの理念をこれから世界に伝えていけばいいと思っています。(試合後に藤田が挑戦者として名乗りを挙げたが?)いいんじゃないですか。みんなある時期を迎えると、『もういいか』となるけど、そこにもう1回火を点ける。今日は『熱』と書いたんですけど、いろんな想いがあるんで。そういう意味ではいつも燃やし続けておかないと。フッと油断をすると、若い人は別にしても、経験を積んできた選手の火が消えてしまうような。もう1回消えかかった火を起こすのは大変なんで。赤々と燃え続けさせておかなきゃいけないと。(火を燃やす舞台を用意してあげたいと?)俺にそこまで注文しないでよ(笑) みんなIGFも育ってくるでしょうしね。前から言っているように、北朝鮮のイベントもしっかりと。一番危ない国境のパキスタンとインド。俺が言っていることは10年、20年早すぎるけど、時間が経ってその時代が来たら。今回、天皇皇后両陛下がパラオに向かいます。この間、大統領とも食事をしながら、猪木島をもう1回整備をしてね。立ち寄られるかどうかはわからないですけど、60年の区切りではそういう計画があると。そのようなことを含めて、格闘技・プロレスを通じて、社会情勢や環境問題に耳を傾けてもらえたらいいなと

 

 さて本題に入るとして昨日また当たり前のようだが大晦日を迎えた、昨年は格闘技イベントがさいたまスーパーアリーナで開催されず、IGFと年越しプロレスが開催されたが、今年はDEEPがたまアリで開催することになり、IGFもMMAをメインに扱っていることから奇しくも興行戦争に発展した。


 開始時間もDEEPが15時スタートに対し、IGFは17時、年越しプロレスは20時スタート、特にIGFはDEEPや年越しプロレスとも被る。自分はプロレス優先でIGFと年越しプロレスを優先することにした。


 16時スタートのIGFは17時からニコ生で視聴、前半のプロレスは第1試合から速攻勝負の試合が多かった。
 第二試合では橋本大地がリアルジャパンのスーパー・タイガーと対戦するも、打撃に関してはSタイガーが上で早くもハイキックが炸裂し大地はダウン、大地はSタイガーのマスクに揺さぶりをかけ、STFからバックドロップと反撃していくが、再び打撃戦になるとSタイガーのハイキックが再び炸裂して大地が失神し試合はストップ、大地の敗戦となったが、今年から下っ端扱いをされたくなくてZERO1からIGFに移籍したものの、なかなか結果を出せず厳しい状況が続いている。


 澤田vsモンターニャ戦は、モンターニャのハンマーパンチ、前蹴り、ストンピングに苦しめられるも、澤田はダウンカウントや場外カウントを生かして間を取るなど、不恰好ながらもプロレスらしい試合をしていた、最後は足を取った澤田が袖車で捕獲してモンターニャからタップを奪うも、モンターニャは澤田だけでなくレフェリーにも暴行を加えて大暴れとなった。


 プロレスマッチのメインである藤田、ミノワマンvs暴走王(小川直也)、ジョシュ・バーネットは藤田組が奇襲を仕掛けて開始となり、場外で藤田は暴走王を羽交い絞めにして観戦していたヴァンダレイ・シウバに殴るように指示しようとするが暴走王は逃げてしまう(ヴァンダレイも応じなかったが)。ここで殴られておけばある意味美味しい場面だったのに暴走王は情けない姿を晒したくないと思っているのか余計なプライドが邪魔をしてしまうし、応じようとしなかったヴァンダレイもプロレスに理解がない。
 リングに戻ると暴走王はヘッドロックを仕掛けるが、藤田が何度も暴走王をショルダータックルでなぎ倒すと、“これが本当のヘッドロックだ”といわんばかりに暴走王を強烈に絞め、またミノワマンと共にローキックの連打や股裂きを決めるなど暴走王の弱点である下半身を切り崩しにかかる。
 劣勢の暴走王組の流れを変えたのはジョシュ、ミノワマンの右足が完治してないのかアルゼンチンバックブリーカーの体勢からのニークラッシャーで痛めつければ、お膳立てをもらった暴走王はミノワマンの右足に徹底的にストンピングを落とす。
 劣勢のミノワマンに藤田が激を飛ばすために張り手をかますと、ミノワマンは反撃するが、藤田と対戦するのを嫌がったのかミノワマンのタッチを暴走王が阻止し足四の字固めを決める。
 藤田がカットしてロープへ走ろうとするが、暴走王のセコンドについていた白覆面が藤田の足をすくって場外へ引きずり出すと暴走王は抵抗するミノワマンにてこずりながらもSTOで勝利となったが、内容的には藤田を避けまくって周りに勝たせてもらったような試合でいつものワンパターン。
 試合後も大ブーイングが飛び交っているのに観客が求めているからハッスルポーズ、2015年も思いやられると感じさせた試合だった。


 MMAマッチに関しては興味ある試合しか見ていなかったが青木vs山本戦は青木が猪木を意識したということでグラウンドコブラで捕獲してからフェースロックで絞めあげて勝利もなるも、試合後に青木が『バカ』と挑発したことから山本が激怒、退場の際には中指を立てるなど悪態を突きまくった。
 
 試合後のコメントを聴く限りでも青木という選手は他の選手と一緒にされたくないという考えを持っているのかなと思う、また一つの個性でもあるが、やっぱり今ひとつ好感の持てると感じがしてこない。

 

 メインのミルコvs石井戦は第1Rこそは石井がミルコのハイキックをしっかりマークし得意のグラウンドに引きずり込んでペースを握ったかに見えたが、2R目でミルコのハイキックが炸裂するも石井はしっかりブロック、しかしこれで石井が調子に乗りすぎたのか打撃戦に挑んでしまうと、ミルコのハイキックが炸裂したところで第2Rが終了も石井はダウンしてしまい立ち上がれない、おまけに頭部から激しい出血・・・結局そのまま試合が終了しミルコが勝利となった。
 試合後には藤田がミルコに挑戦を表明、IGF側とミルコ側と小競り合いとなって一触即発の雰囲気となってしまった、ミルコがプロレスハンターになるきっかけになったのは藤田だけに藤田としても3度目の正直でミルコを破りたいところだが、IGFがスンナリと認めるかどうかわからない、ただIGFが推していた石井が敗れた以上藤田しかいないのではと思うし、一昔前のMMA(PRIDE)路線を推進したいのであればミルコvs藤田しかないんじゃないかと思う。


 大会の感想はIGFの狙いだったんだろうが、エメリヤーエンコ・ヒョードル、ヴァンダレイ・シウバ、ミルコ・クロコップ、ジョシュ・バーネット、藤田和之がリングに一同に揃ったときは一昔となってしまったPRIDEのリングを思い出させてしまった、ただその反面時間が止まっているという印象も受けてしまった、MMAのファンは過去と未来どっちを見たいのであろうか・・・

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