大晦日という長い1日 2014~2015 年越しプロレス編 ヤンキー二丁拳銃で終わり、始まった
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大晦日という長い1日 2014~2015 年越しプロレス編 ヤンキー二丁拳銃で終わり、始まった
12月31日 年越しプロレス2014「天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント」後楽園ホール 1403人(超満員)
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント1回戦/10分1本
宮本裕向 ○木高イサミ(7分02秒 ヨーロピアンクラッチ)KUDO X坂口征夫
◇第2試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント1回戦/10分1本
○大石真翔 旭志織(6分48秒 エビ固め)入江茂弘 X高尾蒼馬
※サボテンの花
◇第3試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント1回戦/10分1本
○火野裕士 岡林裕二(7分43秒 体固め)河上隆一 X橋本和樹
※Fucking BOMB
◇第4試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント1回戦/10分1本
○関本大介 アントーニオ本多(6分07秒 ジャーマンスープレックスホールド)稲松三郎 X関根龍一
◇第5試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント1回戦/10分1本
△真霜拳號 タンク永井(10分時間切れ引き分け)星野勘九郎 △稲葉雅人
---1カウントルール延長戦---
○真霜拳號 タンク永井(0分04秒 体固め)星野勘九郎 X稲葉雅人
※ジャンピングハイキック
◇第6試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント1回戦 ハードコアタッグマッチ/10分1本
△伊東竜二“黒天使"沼澤邪鬼(10分時間切れ引き分け)△竹下幸之介 遠藤哲哉
---1カウントルール延長戦---
○伊東竜二“黒天使"沼澤邪鬼(2分51秒 体固め)竹下幸之介 X遠藤哲哉
※ドラゴンキッカー
◇第7試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント1回戦/10分1本
○HARASHIMA ヤス・ウラノ (7分16秒 踏みつけ式体固め)バラモンシュウ Xバラモンケイ
※蒼魔刀
◇第8試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント1回戦/10分1本
TAKAみちのく ○グレート小鹿(5分04秒 体固め)X高木三四郎 アブドーラ小林
※アイアンクローwith餅
◇第9試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント2回戦/10分1本
宮本裕向 ○木高イサミ(1分33秒 エビ固め)X大石真翔 旭志織
※勇脚
◇第10試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント2回戦/10分1本
火野裕士 ○岡林裕二(8分53秒 片エビ固め)関本大介 Xアントーニオ本多
※ゴーレムスプラッシュ
◇第11試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント2回戦 ハードコアマッチ/10分1本
伊東竜二 ○“黒天使"沼澤邪鬼(6分30秒 横入り式エビ固め)真霜拳號 Xタンク永井
◇第12試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント2回戦/10分1本
HARASHIMA △ヤス・ウラノ(10分時間切れ引き分け)TAKAみちのく △グレート小鹿
---1カウントルール延長戦---
HARASHIMA ○ヤス・ウラノ(0分38秒 横入り式エビ固め)TAKAみちのく Xグレート小鹿
◇第13試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント準決勝第1試合/15分1本
火野裕士 ○岡林裕二(13分46秒 片エビ固め)HARASHIMA Xヤス・ウラノ
※ゴーレムスプラッシュ
◇第14試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント準決勝第2試合 蛍光灯タッグデスマッチ/15分1本
○宮本裕向 木高イサミ(10分11秒 片エビ固め)伊東竜二 X“黒天使"沼澤邪鬼
※ファイヤーサンダー
◇第15試合◇
▼天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント優勝決定戦/無制限1本
○宮本裕向 木高イサミ(13分30秒 片エビ固め)火野裕士 X岡林裕二
※ムーンサルトプレス
☆ヤンキー二丁拳銃が優勝
【試合後の宮本&イサミ】
▼宮本「やりました!」
▼イサミ「やった! 蛍光灯マッチ込みの!」
▼宮本「しんどかったね」
▼イサミ「今年は各賞全部逃してる。各賞を2位で総なめするという」
▼宮本「2番目に好きな人の方がうまくいくんだよ」
▼イサミ「まずこれ獲ったんで。全部の団体で僕らタッグとして出たことある。その中でもダブルユージ凄かった」
▼宮本「凄い人いっぱいいるよ。凄かったね。3団体凄い選手いっぱいいるってことですよ。プロレスサミットですからプロレス界を代表する人が揃った中での優勝っていうのは本当にうれしいですね」
▼イサミ「しんどいしんどいって言うけど、勝った後の喜びは何物にも変えがたい。超満員のお客さんがいる中でこういう優勝できたのは何物にも変えがたいですね」
――年越しの瞬間、二人でコーナーからダイブしたが?
▼宮本「半ば無理やりやりました。30秒ぐらいあったよね。皆さんと一緒にハッピーニューイヤー言えたんでよかった」
▼イサミ「そうないでしょ。プロレスやってて自分の試合中に年を越すのは」
――2位続きの2014年をこの優勝で払拭できた?
▼イサミ「2位って誇れる順位ですからね。1位を目指すから。2位はやっぱり悔しい。1位に負けるんで。最後に勝って最初に勝った。気持ちいいですね」
▼宮本「最後はこれで締めましょうか」
▼宮本&イサミ「なぜなら俺たちは強い!」
【試合後の火野&岡林】
▼火野「すまなかったね」
▼岡林「あけましておめでとうございます」
▼火野「負けてもうたけど、凄く楽しかったし、ウチら今日やっててめちゃくちゃ強かったかもしれんけど、それだけじゃ勝てん。だからプロレスは面白い。このチームは強い、おもろいのがお客さんに伝わったと思う。これで終わるのもったいないね」
▼岡林「復帰してまだ7戦目ぐらいでトーナメントに出て、本当にまさかこれだけ勝ち進むと思ってなかったし、本当に今日はパートナーのおかげです」
▼火野「いやいや、そっちも凄い。お互い凄かったということで」
▼岡林「今日はさっき火野選手も言ったけど試合が楽しかった。負けて最後悔しかったけど気持ちよかったですね」
▼火野「プロレスの難しさ。強いだけじゃ勝てん。でもウチらこのスタイルでいかんと面白くない。このスタイルを貫き通して勝てれば。まだまだチャンスあってもいいと思うし」
▼岡林「ホントそうですね」
▼火野「負けたけど、絶対ウチらの方が強いと思ってるんで」
▼岡林「機会があったら組みたい。社長が何いうかわからないけど、それを押しのけてでも組みましょう。ぜひお願いします(と握手)」
SAMURAIでは年越しプロレスを視聴、実はIGFが思ったより長引きPCではIGF、TVの画面では年越しプロレスとドタバタしていた状態だったが、昔はPRIDEとK-1、また年越しプロレスをTVのリモコン片手にチャンネルを変えまくって視聴していただけに、20時~21時の間だけ少しだけ懐かしさを感じていた。
今年は「天下統一!三団体最強タッグ決定トーナメント」を開催したが、開催前からハプニングが続出、腰のヘルニアで欠場していた男色ディーノは年越しプロレスから復帰を予定していたものの結局間に合わず欠場が決まり代役にはアントン、入江と組んで参戦予定だった当日となって石井慧介が体調不良で欠場となり、代役にはチーム・ドリフの盟友である高尾がエントリー、またTAKAの用意していたXは結局断られてしまい、代役にはグレート小鹿が名乗りを上げエントリーとした。
Xはおそらく鈴木みのるかタイチを予定していたのであろうが、鈴木はディファで前田日明とのトークイベントに参加していたのもあり、またフジテレビでワンピースを視聴するとツイッターで更新していたのもあって参戦は難しかったのかもしれない。
今年も10分1本勝負で決着がつかなかった場合は1フォールルールでの延長戦となった。
1回戦を振り返ると驚いたのは初結成となった火野、岡林のWユージ組、即席タッグとは思えないほど息の合った連係振りで1回戦では河上&橋本のストロングBJW、2回戦では関本&アントン、準決勝ではDDTのスマイルスカッシュを連破し圧倒的な強さで決勝に進出する、岡林といえば関本とのコンビが定番なのだが、火野ともコンビネーションも良い、火野も関本とは同タイプの選手からなのだろうが、火野も真霜同様もっと上の団体に出ても充分通用する。
KO-Dタッグ王者である竹下、遠藤は伊東、沼澤相手にハードコアマッチに挑むも、遠藤が沼澤にスパナで額をえぐられレスラー初の流血となってからは完全に伊東組のペース、伊東組はイスや竹刀などで若いタッグ王者コンビにハードコアの洗礼を浴びせていくが、じっくり痛ぶってやろうと思ったのか時間が経過し竹下、遠藤の粘りもあって10分フルタイムドローで延長戦へ突入するが、竹下が奮闘するも遠藤が横に設置されたイスの上への雪崩式ブレーンバスターを食らってしまうと伊東のドラゴンキッカーの前に力尽きてしまう、竹下と遠藤にしてみれば苦い経験だったと思うが、苦い経験もまた今後に生かされる。
TAKAと小鹿社長の異色コンビは高木、アブ小のGET MILDと対戦し小鹿社長はコーナー最上段から落ちるようにダイブするなど奮戦、最後はGET MILDが持ち込んだ餅を高木の口に突っ込んでからのブレーンクローで3カウントを奪い勝利、TAKA&小鹿社長は2回戦ではHARASHIMA、ウラノのスマイルスカッシュと対戦するがHARASHIMAがブーイング覚悟で容赦なく小鹿社長を痛めつけ、延長戦には持ち込むもののウラノの丸め込みの前に敗れ、惜しくも2回戦で脱落となってしまった。
優勝候補の一角であるヤンキー二丁拳銃は1回戦ではKUDO、坂口の酒呑童子と対戦、打撃で圧倒されるもイサミが坂口をヨーロピアンクラッチで丸め込み、2回戦の大石&旭組との対戦では互いに速攻勝負に出るも、大石&旭のサボテンの花がイサミに決まったところで、イサミがすぐさま勇脚を放って逆転勝利、準決勝での伊東、沼澤組との対戦は両チームの要望で蛍光灯マッチとなるも、試合開始時点で2014年は残り3分、ヤンキー二丁拳銃の二人がコーナー最上段に上がったところでカウントダウンとなり、宮本が新年にあわせて「後楽園にお集まりのみなさーん、愛してまーす!」とダイブするも自爆となってしまう。
試合は二丁拳銃が連係で沼澤を追い詰めようとするが、読まれて不発となると逆に宮本が捕まってしまい窮地に立つ。
しかしイサミが懸命にカットに入ると逆に伊東組を分断、沼澤を捕らえてイサミのトラースキックの援護を受けてから宮本がファイヤーサンダーで突き刺し3カウント、決勝へ進出するが宮本は足を痛め、イサミは流血とまさしく手負いの状態で臨むことになった。
決勝戦の二丁拳銃vsWユージはWユージがパワーで圧倒、サンドウィッチラリアットも何度も浴びせ、二丁拳銃は窮地に立つがフィニッシュに狙った火野の火野Fucking BOMBからの岡林のゴーレムスプラッシュの連続攻撃は二丁拳銃は懸命に阻止する。
Wユージは再びFucking BOMBからのゴーレムスプラッシュを狙うが、イサミが勇脚を火野に浴びせてカットすると、宮本はコーナーの岡林をファイヤーサンダーで突き刺してからバルキリースプラッシュ、ムーンサルトプレスと畳み掛けて逆転3カウント、トーナメントはヤンキー二丁拳銃が制した。
総括とすれば2014年はヤンキー二丁拳銃が締めくくり、2015年はヤンキー二丁拳銃で始まったというのが感想、二丁拳銃は今年はNOAHへと打って出る、どんな活躍を見せてくれるか楽しみである。
最後に日本インディー大賞が発表された
MVP
HARASHIMA(DDT)
ベストバウト
飯伏幸太、ケニー・オメガvs竹下幸之助 遠藤哲哉(DDT 9月28日 後楽園ホール)
ベストユニット
ムーの太陽
ベスト興行
DDT 8月18日 両国国技館
ニューカマー賞
植木崇行(大日本プロレス)
MVPに関しては関本が受賞するのではと思っていたが、DDTを内から守ってきたHARASHIMAも本来ならもっと評価を受けてもいいだけに、MVPはやっと認められた証なのかもしれない。
ベスト興行で必見だったのは2位にガッツワールド10月12日 後楽園がランクインしていたこと、ガッツワールド後楽園大会は、週刊プロレスが取材に来なかったことで論争になったことも2位になった要因になったのかもしれない。
ニューカマーの植木はバラモン兄弟と組んだことで一気にはじけたのが選ばれた要因になったのか、タッグトーナメントでもHARASHIMA、ウラノ相手に拳銃を持ってホールドアップさせるなど弾け放題、ある意味カラテバラモンは不要なのではと思わせてしまった(植木vsカラテも見て見たいが)
2015年もスタート、今年はどういう一年になるのやら・・・
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