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“本命”棚橋、オカダがまさかの1回戦脱落で始まったNEW JAPAN CUP・・・旗揚げ記念日がBULLET CLUB色で染め上げられた!
3月5日 新日本プロレス「NEW JAPAN CUP 2015」東京・大田区総合体育館 4500人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼旗揚げ記念日オープニングマッチ/20分1本
タイガーマスク 田口隆祐 ○マスカラ・ドラダ 田中翔(8分02秒 片エビ固め)獣神サンダー・ライガー KUSHIDA 小松洋平 Xジェイ・ホワイト
※トルニージョ
◇第2試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2015」1回戦/無制限1本
○高橋裕二郎(8分02秒 エビ固め)XYOSHI-HASHI
※東京ピンプス
【裕二郎、MAOの話】
裕二郎「MAOちゃん、なんかしゃべりたい?」
MAO「うーん、なんかしゃべることあるかな?」
裕二郎「次の本間、真壁、これから試合するから、MAOちゃんさ、本間の応援にいってくんないかな?」
MAO「本間さんの応援ね、オッケー」
裕二郎「だって次の後楽園で、本間なら勝てるから」
MAO「オッケー、わかった。じゃあ応援します、本間さん」
裕二郎「もちろんMAOちゃん、次回後楽園ホール来るよね?」
MAO「うん、もちろん。もっと露出して」
裕二郎「マジで!? これよりも?」
MAO「そう。開幕戦はあんまりいらないかなと」
裕二郎「マジかぁ、試合に集中できないよ、そんなの言われたら。To sweet」
◇第3試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2015」1回戦/無制限1本
○真壁刀義(10分10秒 片エビ固め)X本間朋晃
※キングコングニードロップ
【真壁の話】
真壁「何が聞きたい?」
――インフルエンザから復帰して、トーナメント初戦を制して良いスタートを切れたかと思いますが?
真壁「いや、ダメだな。内容が良くねぇな。ちょっと勝ちを意識し過ぎたのか、ちょっとショボイ試合になったよな。まぁ変な話、勝負にさ、余裕なんかあっちゃいけねぇんだけどさ。本間のバカヤローがさ、どれだけ成長してるかって味わいたかったんだけど、そんな間もなく、終わっちまったってのが正直なとこだよな。でもよぉ、俺が言いてぇのは、本間のヤローがさ、今までは真壁のG.B.H。だけどよ、今となっちゃよ、半年? いや、違うな。数カ月の間にアイツは試合でもすげぇ試合して、客をつけてるし、結果も残してないようで残してるだろ。そういうの考えると、メディアの方でもそうだよな、しっかりとしたものを残してるから。敵としては上等だと思ったけど、まぁ満足いく試合内容じゃなかったってのは正直なとこだよな」
――しかし先日の沖縄大会よりも実践積んで、動きは良くなっていると思いますが?
真壁「やっぱ実践積まねぇと元には戻んねぇよ、この感覚はな。でもしょうがねぇ、こればっかりはそんなもん、俺のために用意されてるもんでもなんでもねぇしよ、試合なんて。だから是が非でもな、今日1回戦で本間とやって、同志とやって。でもよ、俺いつも考えてるのはよ、同志であって、仲間であって、ダチじゃねえんだ。それをきっちり試合で見せたと思うからよ。まぁかつての話をすりゃ、本間だけが俺に付いてきて、メディアでもそうだし、プロレスの相方としたってかなりの成績を残してるきてると思うし、そういった部分ではよ、これからもこの先もよ、成績もすげぇもんを見せてやろうと思ってるし。ヤツら間違いなく、この俺を倒してぇと思ってるだろうし、そういうとこだよな」
――本間選手が「真壁選手に勝つことが恩返しだ」ということをコメントされていましたが?
真壁「それがすべてだよ。変な話、今から数年前、箸にも棒にもかからなかった、俺も本間もな。それが今、ここまで這い上がってきたからよ。あとは目にもの見せるだけだよ。俺の感覚が今日鈍っただけだな、ただそれだけだ」
――2回戦は裕二郎選手に決まりましたが?
真壁「やりずらい相手ではあるよな。ヤツはヤツなりに、今まで生きてきて、『これじゃダメだ』と思って、いろんなもんたぶんアイツは模索してきたと思うし。その結果、楽な相手じゃねぇってのは確かだよな。だがよぉ、ところがどっこい俺は格が違うんだコノヤロー、経験が違うぜオイ。今の時代に成りあがってきたヤツと、ちっと前の苦しい時に成りあがったこの俺様の差を見せてやるよ」
――元NEVER王者対決でもありますが?
真壁「はい?」
――裕二郎選手は以前NEVERのベルト巻いていましたが?
真壁「そうなの? あのさぁ、こんなこと言いたくねぇんだけど、『ベルト持ってたからなんですか?』っていう部分だよな。じゃあ『今ベルト持ってた時の実力発揮してるのかい』って、俺それを言いてぇんだよな。まぁ俺も同じだよな、結局な。つい先日ベルト返上したろ? そんなこと考えたらよ、ついこの間は持ってた。でも今は持ってねぇんだ。そのハングリーさの闘いになるんじゃねぇの? と思うぜ。どっちがハングリーか、腹減らしてっか、むかついてっか、それじゃねぇ」
――NEVERのベルトを獲り返すためにも、『NEW JAPAN CUP 2015』優勝は必須だと思いますが?
真壁「いやいやいや、それは愚問だぜ。そんなの当たり前だぜ。このトーナメント上がってるヤツはよ、誰も負けることなんか最初から考えてねぇよな。ベルトは獲りてぇんだよ。腹の底から欲しいだよ、みんな。だからそれがよ、テメェの勲章になるチャンスになるだろ? だから是が非でも獲りてぇってのはよ、みんな見てればわかるよな。だからこそな」
――体が引き締まったように見えますが?
真壁「いや、たぶんそれは疲れてるから。俺、生まれてこのかた疲れてばっかりだから。俺、疲れて生まれてきたからさ」
――棚橋選手は疲れたことがない人ですが?
真壁「アイツとは対照的だよな。アイツ疲れたことないだろ? 俺生まれた瞬間疲れたもんね。それは産道通る時疲れるわ。なんの話だよ、お前。まぁそういうことだよな、なんにしたってよ、勝つこと考えねぇレスラーいねぇと思うからよ、それだけだよ」
【本間の話】「オレは、オレはまだまだ、真壁に思い入れを屈しなきゃ、成長できないのか。今日勝つ事が、今日勝つ事が、最大の恩返しと思ってやった。……でも負けた。でも負けた。でも、オレはこのままでは絶対終わらない。『みんなの“こけし”』があれば絶対に勝てる。今日負けたぐらい何とも思ってない。ただただ、悔しいだけ。悔しい! 悔しくて悔しくて。また次……ありがとうございました
◇第4試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2015」1回戦/無制限1本
○柴田勝頼(8分53秒 片エビ固め)X小島聡
※G2PK
【柴田の話】「何もねぇ! 試合が全てだ! 何も無い!! 以上!!!」
【小島の話】「負けちゃった。負けちゃった。戦前、オレの下馬評はとても低い。それどころか、全く小島の“こ”の字も聞かれなかった状況だ。でもさ、今日こうやって、柴田と夢中になって試合したよ。夢中になって無我夢中で、我を忘れるぐらい、夢中になってやった。そして今日負けちゃったけどさ。でも、こうやって何かに無我夢中になれること、それがオレの今のプロレスラーとしての生き方でもあるからさ。もちろん結果は大事だよ。これで『NEW JAPAN CUP』全て、1回も勝った事が無ぇかもしんねぇ。だけどさ、オレはこうやって、この体ひとつでここまでやって来た。今日この体ひとつで、あんな凄いヤツとあんな凄い柴田と、ここまでの試合、する事ができるんだ。結果が伴わなければ、何にもなんないけどさ。それは凄い悔しい事だけど。だけど、オレはこうやって生きてる。それが全てさ。すげぇこれから先の事も、いっぱい大変だと思ってるよ。これからどんどん下から突き上げが来て、オレみたいな古株、ベテラン、どんどん淘汰されていくかもしれない。そん中でもオレは必死になって生き残ってやるよ。オレのこの体。それが全てだよ。この体に説得力があれば、いくつになろうが、キャリアが何年あろうが、そんなんは関係ねぇんだよ」
◇第5試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2015」1回戦/無制限1本
○後藤洋央紀(11分24秒 片エビ固め)X永田裕志
※昇天改
【後藤の話】「よっしゃ。生き残った。次、柴田戦。次が決勝だよ。次が決勝。そういう気持ちで、もう1度アイツととことんまで、やり合いたいと思います。以上」
【永田の話】「くそぉ、みてろよ、チキショー。こんなんでくじけねぇぞ。これぐらい屁でもねぇわ。あぁ、クソッ。結果はついてねぇよな。巻き返しの初戦を獲れない。だからこそ登り甲斐がある。新日本の頂を目指して……まだまだ諦めない。野上、野上にベルト姿もう1回見せると言った以上、諦めないぞ、俺は。これが青義の力だ。今まで悔し泣きばっかりさせてきたけど、今度は最高の嬉し涙ってものを、お前のその一張羅のスーツがビチョビチョになるまで流させてやるよ。それまで待ってくれ、それまで泣くな。俺は立ち上がるぞ、絶対」
◇第6試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
中邑真輔 ○石井智宏 桜庭和志(10分33秒 片エビ固め)天山広吉 中西学 Xキャプテン・ニュージャパン
※垂直落下式ブレーンバスター
◇第7試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2015」1回戦/無制限1本
○飯伏幸太(8分49秒 ウラカンラナ)Xドク・ギャローズ
【飯伏の話】
飯伏「ハァハァ、いやぁ、危なかったっすね。いやぁ、9割ぐらいボコボコにされましたね。もうアレしかなかったです。まぁなんとか打撃でいけるかなと思ったんですけど、まったく通用しなかったですね。いやぁ、恐かったっす、恐かった」
――苦しみながらも1回戦突破しましたが?
飯伏「そうっすね。今とりあえずトーナメント1勝して嬉しいし。とりあえずこの1勝が結構デカいんじゃないかなと。あのサイズほんとに初めてだったんで、いやぁ凄かったです」
――『G1』に初出場したときとは違いますか?
飯伏「違う感じですね。でも前回2014は出てないんで、『G1』。その分絶対これで獲り返しますよ」
【ギャローズの話】「イブシ! これでオマエの名前は日本により知られただろう。なぜならオレと闘う事ができたからだ。今日の結果は何とも思ってない。レフェリーのカウントのスピードが速かったんだ。あと、コスチュームの裾が引っかかって身動きが取れなかったにすぎない。BULLET CLUBこそが最強だ。マシンガンがいまから試合だ。このトーナメントに参戦している。BULLET CLUBがこの大会を制してやるよ」
◇第8試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2015」1回戦/無制限1本
○内藤哲也(12分10秒 片エビ固め)Xカール・アンダーソン
※スターダストプレス
【内藤の話】「下馬評とか知らないよ。でも俺にとってはね、アンダーソン、最重要人物だったんで、キッチリ1回戦突破できたんでね。次はオカダかファレか、どっちでもいいよ。かかってきなさい。俺、負けられない理由がいくつもあるんでね。1番はやっぱりこのリングの主役に立ちたいんでね。しつこい? しつこいか? もう変えた方が良い? いやぁ、でも俺はどうしてもこのリングの主役に立ちたいんだよ。しつこいぐらい言ってやるよ。そして後楽園、広島とキッチリ勝ち上がってみせます。そして、もう1つ重要なこと、この『NEW JAPAN CUP』のシリーズ、例えば明日の佐久とかね、熊谷とか、いわきとか、米原とか、『NEW JAPAN CUP』ってシリーズはついてるけど、トーナメントはない。お客さんちょっとガッカリしてるかもしれない。でも『こんなに楽しかったぜ』って、『興奮したぜ』っていうような闘いをキッチリ見せますよ。俺が『NEW JAPAN CUP』トーナメントの熱を各地に運んでいきたいと思います。なぜなら俺が新日本プロレスの主役だから」
【アンダーソンの話】「今日の結果を見て、日本のファンは喜んでいるかもしれない。だが、皆誰がベストなレスラーかはわかってるはずだ。『アンダーソン、アンダーソン』そんな声援は俺には必要ない。声援は不要だ。BULLET CLUBこそ1番、そして俺こそがナンバーワンだ。決して俺に声援は不要だ」
◇第9試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2015」1回戦/無制限1本
○矢野通(2分47秒 横入り式エビ固め)X棚橋弘至
【矢野の話】野「オマエら見たかオイ!! 見事にな、エース交代だ!! 分かるかオイ!? 明日がな、正真正銘の旗揚げ記念日だ、オイ。今日、しっかりエースが交代して、明日から、新しい新日本プロレスが始まるぞオイ!! オレがエースだぁぁあ!! オイ、オマエ疲れた事ねぇらしいな。オレはもうヘトヘトヘトヘト。疲れてるオレにすらな、勝てねぇんだよバーカ!! 嘘つきは泥棒の始まりだ!!!」
【棚橋の話】「あ゛ぁ(床に倒れ込む)……俺の希望が……あ゛ぁ……くっそぉ……なんもねぇ、くっそぉ……矢野にだけは借りを返す」
◇第10試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2015」1回戦/無制限1本
○バッドラック・ファレ(16分34秒 体固め)Xオカダ・カズチカ
※バッドラックフォール
(試合後にアンダーソンたちBULLET CLUBメンバーがリングへ登場し、ファレを祝福する)
裕二郎「オイ、いいか? CHAOSのレインメーカーじゃよ、このリングにカネの雨は降らねぇよ! そのかわりよ、俺たちBULLET CLUBがよ、このリングを潤してやる! そして、この『NEW JAPAN CUP』の決勝戦は、ここにいるバッドラック・ファレと、この俺で決まりだ!!」
アンダーソン「(アンダーソンがマイクを引き継ぎ、BULLET CLUBとファレを称賛)イッツ・リィィアァァァァル!!」
【BULLET CLUBの話】
トンガ「Foooo!!」
ギャローズ「今夜は最高だ!」
ファレ「そうだな」
アンダーソン「オイ、ROH!! 先週のラスベガス大会で『キングダム』と対戦した。マイケルとターバン!! そしてガールフレンドのマリア・ケネリス。BULLET CLUBと決着をもう1度つけろ!! その時は、IWGPのタッグベルトを賭けてもいい!! ガンスタンを仕掛けてやるからよ。アイツらが挑戦してくるなら、ベルトを賭けてやる!! それと今日の試合、見ての通りだ!! コイツを見てみろ。最強のガイジンだ。この最大級な大きさと強さを見せつけてただろ!!」
トンガ「目が良いオレの目でもハッキリ見たぞ!!」
アンダーソン「オカダの野郎を日本のファンはみんな応援してやがる。誰もファレを応援するヤツは居なかった。オマエらはオカダばかりを応援してた! クッソ、オカダの野郎が!! オマエらはなぜバッドラック・ファレを応援しない!! でも結果を見ただろ!! コイツのこの手でグレネードを喰らわせ、アイツを天高く上げてバッドラックフォールでBooomだ!! これがファレの強さだ。この『NEW JAPAN CUP 2015』を制するのはこの、バッドラック・ファレだ!! To sweet!!」
新日本プロレス「NEW JAPAN CUP1回戦」をテレ朝チャンネルで視聴、昨年は旗揚げ記念日として開催された大田区総合体育館はNJC1回戦として開催された。
NJCの優勝者はIWGPヘビー級(王者はAJスタイルズ)、IWGPインターコンチネンタル(王者は中邑)に加えてNEVER王座への挑戦も選択肢に加えられた、IWGP二大王座に加えてNEVERも同格として扱われるのは、若手主体だった王座が石井が選手権を通じて“ど真ん中”プロレスの象徴に染め上げていき権威を高めていった証でもある。
トーナメント1回戦はセミとメインで波乱が続出、前王者の棚橋は矢野と対戦するも開始早々から矢野が棚橋のハイフライアタックを丸め込むと、ここから丸め込み技を連発、そしてロープへ走る棚橋の髪を掴んで強引丸め込んで3カウント、僅か2分47秒で矢野が勝利を収め、棚橋は早くも1回戦で脱落してしまうが、矢野が丸め込み技を早くも仕掛けたところで棚橋のペースが崩れてしまっていたのかもしれない。
メインのオカダvsファレは、ファレのパワーの前にオカダはペースが掴めない展開が続く、いつものオカダならすぐ軌道修正してペースを奪い返すが、今回はファレにリードを奪われたままだった。
オカダはジョン・ウーからやっとペースを掴み、ダイビングエルボーからレインメーカーを狙うが、かわしたファレがバックフリップで叩きつけ、スピアーを浴びせる、それでもオカダはリバースネックブリーカー、ツームストーンパイルドライバーは阻止されるもドロップキックを連発、しかしファレはラリアット、グラネード、ダイビングボディープレス、バットラックフォールと畳み掛けて3カウント、内容的にもオカダの完敗でもあり、オカダらしからぬ焦りも見えた試合だった。
試合後には2月11日の大阪大会同様バレッドクラブがリングジャック、勝どきを挙げ、旗揚げ記念日をバレッドクラブ色で染め上げた。
内藤vsアンダーソンはエプロンへのパワーボムでアンダーソンが先手を奪うも、ゴメンナサイセントーンを自爆させてからは内藤がペースを掴む。
内藤が仕掛けた雪崩式フランケンシュタイナーをアンダーソンが雪崩式シットダウンパワーボムで切り返し、スティンブレーカーからガンスタンを狙うが、しっかりマークした内藤がスターダストプレスで3カウントを奪い勝利。
飯伏vsギャローズはギャローズのパワーと地獄突きに飯伏が苦しめられるも、飯伏はドロップキックから得意の空中戦で流れを変え、ハイキックからジャーマンで追い詰めるが、ギャローズも反撃してネックハンキングボムを狙うと飯伏がウラカンラナで切り返して3カウントを奪い勝利。
タッグ王者も共倒れとなったが、内藤は飯伏とのタッグを希望していることから、今回の勝利でIWGPタッグへの挑戦の可能性も出てきた。
前タッグ王者の後藤は永田と対戦し永田の腕攻めに苦しみ、そして、大☆中西ジャーマン(第1段階)、フロントハイキック、垂直落下式ブレーンバスター、タイナー、雪崩式エクスプロイダー、前転からの延髄斬りと猛ラッシュを浴びるが、牛殺しで動きを止めるとローリングラリアットからの昇天・改で3カウント。
柴田は小島と対戦し、エプロンの攻防で小島の横からのラリアットを喰らうも、柴田はスリーパーで絞めあげ、小島のバックドロップに対して柴田は投げっぱなしジャーマンで応戦、小島は垂直落下式ブレーンバスターから左のラリアットを決めるも、右のラリアットをかわした柴田がスリーパーで捕獲しG2PKで3カウントを奪い勝利となり、2回戦で後藤vs柴田が実現することになった。
他は真壁vs本間のGBH対決は真壁がキングコングニーで勝利、裕二郎vsYOSHI-HASHIは東京ピンプスで裕二郎が勝利を収めて2回戦を突破した。
今年のNJCは優勝本命と言われた棚橋とオカダが共倒れという波乱でスタートしたが、昨年は中邑が優勝したことを考えるとこういった波乱もあって面白いのではとも思う、しかし本命抜きとなったことで誰が優勝するのかもわからなくなった、自分的優勝予想はAJとの試合を見たいという意味で飯伏、対抗はNEVER王座奪還で汚名返上を狙う真壁といったところだ。PR -
DOMINION7.5in大阪城ホールまであと4ヶ月・・・初めての大阪城ホール
7月5日、大阪城ホールで新日本プロレスが「DOMINION7.5in大阪城ホール」を開催する。
大阪城ホールでプロレスが開催されるのはWWE RAWツアー以来で11年ぶり、新日本プロレスは21年ぶりとなる。
大阪城ホールがオープンしたのは1983年(昭和58年)プロレスが初開催されたのは昭和59年3月21日の新日本プロレスでメインカードはアントニオ猪木、坂口征二vsディック・マードック、アドリアン・アドニスと長州力vs藤原喜明、当時の新日本は新間寿氏がUWFを設立、前田日明やラッシャー木村らが離脱し移籍したが、猪木の新日本正規軍と長州率いる維新軍団との抗争で全盛期よりは翳りを見せていたが、まだまだ勢いを見せていた。
この時点では大阪城ホールは旧大阪府立体育館が常打ち会場だったこともあって頻繁に使われることはなかったが、府立体育館が老朽化のため改築工事に入り、プロレス興行は大阪城ホールへと移るも、マット界に激震が走り新日本の看板だった長州率いる維新軍団や永源遙ら中堅、若手がこぞって新日本を離脱して全日本プロレスと提携していた新日本プロレス興行(後のジャパンプロレス)へ移籍、提携ラインで全日本プロレスに参戦するようになった。
全日本もジャパンプロレスの主催で昭和60年2月21日に大阪城ホールへ進出、長州vs天龍源一郎、谷津嘉章vsジャンボ鶴田、キラー・カーンvsジャイアント馬場で12000人を動員した。
自分が大阪城ホールでプロレス観戦したのは昭和61年3月4日の全日本プロレスで、まだジャパンプロレスとの抗争が続き、最終戦の武道館大会では全日本vsジャパン7vs7シングル対抗戦が控えていた。
メインはインターナショナルタッグ選手権(王者)長州力 谷津嘉章vs(挑戦者)ジャンボ鶴田 天龍源一郎、タイガーマスクvsザ・グレート・カブキ、キラー・カーンvsタイガー・ジェット・シンで、長州と谷津は鶴龍コンビを降しインタータッグ王座を奪取、カブキは全日本軍に叛旗を翻していた。
カーンvsシンはほとんど試合にならず、カーンのクロスチョップがレフェリーに誤爆したため反則負け、タイガーvsカブキはタイガーは場外のカブキにプランチャを放ったがカブキが毒霧で迎撃したため反則負けに、メインのインタータッグ戦は4選手が入り乱れる混戦となるが両者リングアウトの引き分けでジャパン側が防衛となった。
そしてジャイアント馬場さんは大熊元司と組んでハーリー・レイス、クラッシャー・ブラックウェルと対戦、試合はレイスがダイビングヘッドバットで大熊を降したが、実況席での解説を終え控室へ引き揚げようとする馬場さんを間近で見たが、初めて見る馬場さんは改めてデカイという印象を受けた。
大阪城ホールは大阪府立体育会館が改装工事中の2年間、大阪でのプロレス常打ち会場となり、その間に藤波辰己vs前田日明、ジャンボ鶴田vs長州力など様々な名勝負が生まれていった。
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ハルクがドリーム王座防衛も敗れたウーハーは卒業・・・モンスターエクスプレスの逆襲もマッドブランキーに不協和音!
3月1日 DRAGON GATE「CHAMPION GATE 2015 in OSAKA」大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場 1750人超満員札止め
<アピール、コメントなどは週刊プロレスモバイルより>
◇第1試合◇
堀口元気H.A.Gee.Mee!! ジミー・神田 ○ジミー・カゲトラ Mr.キューキュー“谷嵜なおき"豊中ドルフィン(12分16秒 エビ固め)望月成晃 ドラゴン・キッド XKzy ビッグR清水
※車懸
◇第2試合◇
○鷹木信悟 戸澤陽(10分37秒 エビ固め)Xヨースケ・サンタマリア エル・リンダマン
※MADE IN JAPAN
◇第3試合◇
ジミー・ススム ○斎藤“ジミー"了(9分49秒 体固め)土井成樹 X問題龍
※ダブルクロス
◇第4試合◇
○CIMA ドン・フジイ Gamma (18分46秒 エビ固め)XT-Hawk U-T Kotoka
※メテオラ
(試合後)
CIMA「土井、お前あまりCIMAをみくびるなよ。(観客にむかって)お前らもそうじゃ。俺らが好き好んで適当にゾンビごっこやってると思うなよ。お前ら噛みつくぞ。ミレニアルズ、元はと言えばお前らにベテラン軍を解散させられて俺らは黄色いゾンビ化したんや。フラミータが帰ってきた。Kotokaが入った、リンダマンが入った。そんなもん知るか。入ってきて1年2年のヤツに荒らされてたまるか。T-Hawk、お前なんかCIMAがその気になればいつでも葬れるんじゃ。お前らもよう覚えとけ。絶対オレはブレイブゲート、ツインゲート、トライアングルゲート、それからドリームゲート、18年培ってきたプロレスのすべてを吹き込んで返り咲いてやる。土井、お前にはよくわかるやろ。昨日のことはこれでチャラやからな。オレのこと見くびるなよ。お前ら、オレのこと誰やっと思ってるんじゃ。噛みつくぞ」(土井は無視して退場)
【CIMAの話】「誰も彼もがオレのこと、ナメんな。誰やと思ってんや、コラ! 前に立ちはだかったら、かみ殺すぞ。ミレニアルズがナンボのもんじゃい。CIMAをナメんなよ」
【T-Hawkの話】「おい、CIMA、Gamma、フジイ、クネス…元ベテラン軍のオマエらを潰してからミレニアルズはおかしくなった。何がしてえか知らないけどな、今日、オレが3カウントを取られた。今後はオレたちがオマエらゾンビを狙うからな。絶対に逃がさない」
◇第5試合◇
▼オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合
[挑戦者]吉野正人 ○しゃちほこBOY (25分25秒 変型回転エビ固め)[第35代王者]YAMATO Xサイバー・コング
☆YAMTO&サイバー組が初防衛に失敗、吉野&BOYほこ組が第36代王者となる
(試合後)
BOY「大阪の皆さん、ツインのベルト取ったぞ。3年前にトライアングルをこの会場で取って、それから行動も何も起こせずにいまに至りました。でも、今回このツインゲートのベルトにアミーゴと挑戦して本当によかったと思ってます。オレは練習もやらなくて全然トレーニングもやらなくて、やめかけていたのを救ってくれたのはアミーゴです。そんなアミーゴと一緒にベルトを取れたことは、いままで生きてきた中でいちばん幸せです」
吉野「アミーゴ、まずはじめに今日は2人で挑戦してくれてありがとう。まあ皆さんもご存じかと思いますが、自分は年明けからのどの病気で2カ月ほど欠場させてもらいましたけど、その欠場してる中、ウーハーもいなくてオレもいなくて、そんな中、モンスターを今日まで引っ張ってくれたのはこの3人(鷹木、戸澤、BOY)です。この3人がいたからオレはリングに帰ってくることができた。そしてこうやって戻ってきたのも、アミーゴと2人でベルトに挑戦して2人でこの巻きたい、そう思ったからこのリングに戻ってきました。アミーゴ、オレとアミーゴが初めて出会ったのはちょうど15年前やな。15年前、2000年の3月に、同じ日に入門して同期として同い年として、ここまで進んできた道は違うかもしれないけど、この男と2人で15年やってきました。そして今日初めて2人でベルトに挑戦して初めてこのベルトを巻くことができました。それももちろん応援してくれる皆さんもいたからやけど、アミーゴ、あんたがいたからオレはここまでこれたんや、ありがとう。でもベルトを巻いたからと言ってここで終わりじゃない。オレたちはツイ
ンゲートのチャンピオンや。チャンピオンらしくアミーゴがバシッとひとこと言ったってくれや!」
BOY「皆さん僕は何回でも言います。人生、何事もあきらめずにやっていけば必ず夢は開けます。だから皆さんも絶対にあきらめないでください。そしてツインゲートのチャンピオンになったからには、もっともっと激しい闘いが待っていると思うんですけども、その時もあきらめずにがんばっていこうと思います。このあとモンスター・エクスプレスのもうひとりの仲間、ウーハー・ネイションがメインでドリームゲートに挑戦します。ウーハーもあきらめずに精いっぱいの試合をすると思いますので皆さん、メインイベントもよろしくお願いします!」
【吉野&BOYの話】
吉野「いやあキツかった。でも今日に関して言えばオレよりもっときつくて踏ん張ってくれたのはここにいるアミーゴや。ホンマにね、アミーゴと15年前、同じ日に入門して同期として、同い年として、進んできた道は全然違った15年やったかもしれないけど、こうしてアミーゴとツインゲートのベルトに挑戦して2人でベルトを巻くことができたというのは本当嬉しいです」
BOY「僕は正直、サイバー&YAMATOの攻撃を食らって途中で飛んじゃって何度も追い込まれる場面があったんですけど、その時もやっぱりセコンドにいた戸澤や信悟、そしてパートナーのアミーゴの声が聞こえるたびに絶対に返さなきゃ、絶対にベルトを取らなきゃっていう気持ちが芽生えてきました。それは15年間一緒にやってきてくれたアミーゴがいたから今日のベルトは取れたんだと思います。そしてたくさんの声援が力になりました。僕を変えてくれたのはアミーゴです。
その期待に応えるためにもどうしてもこのベルトがほしかった。一日でも多くじゃない。オレたちアミーゴタッグが何度もこのツインゲートのベルトを防衛して、オレたちのカラーに変えてやります」
吉野「喜びに浸ってられるのも今日までですよ。これを巻いたからには終われる立場。オレもアミーゴも、もっともっと忙しくなるでしょう。でもね、昨日は戸澤くんがブレイブ取って、今日はオレらがツイン取って、このあとウーハーがドリーム挑戦しますけど、モンスター、本当に厳しい闘いが続いたけども、このチャンピオンゲートを機に、これからドラゴンゲートのリングで巻き返していきたいと思いますので、これからのモンスターにもご期待ください。ありがとうございました」
【YAMATO、サイバーの話】
サイバー「WHY、WHY、WHY…3カウント?」
YAMATO「BOYほこBOY、レフェリーにいくら包んだんだ!? こんなふざけた話あるか。まぁいいよ。サイバー、病み上がりの吉野、ザコキャラのBOYほこBOY、アイツらの持ってるツインゲートのベルトに何の価値もねぇよ。オレたちは無冠で輝くタッグチーム、名付けてYAMAコンだ」
サイバー「テクマクヤマコンや! まぁ、今日の負けで一つだけ勉強になったわ。百獣のライオンでもうさぎにコロッといかれんだな」
◇第6試合◇
▼オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合
[第20代王者]○BXBハルク(26分20秒 エビ固め)[挑戦者]Xウーハー・ネイション
※ファーストフラッシュ
☆ハルクが6度目の防衛に成功
(試合後、ウーハーはハルクと握手)
ハルク「戸澤がブレイブを取って、ウーハーがドリームを取るって言ってたよな。残念だったな。今日は正真正銘、オレが3カウントを取った。オレがドリームゲート王者だ。モンスター・エキスプレス、オマエらの好きにはさせねえぞ」
ウーハー「サンキュー、B×Bハルク。ありがとう、モンスター・エキスプレス。今日で私はDRAGON GATEは最後の試合になります。次のステップにいきます。吉野、BOY、戸澤、信悟、アイラブユー。2011年からDRAGON GATEに参戦してきたけど、DRAGON GATEがなければ、現在のウーハー・ネイションはいなかった。DRAGON GATE、日本、神戸はオレのホームだ。ありがとう」
戸澤「ウーハー・ネイション、ありがとう。DRAGON GATEの全員出てきてください(ジミーズ、ミレニアルズが登場)今からウーハーの卒業式みたいなのをおこないたいと思います。(マッド・ブランキーもリング下に登場。土井が語ったのを皮切りに、全員がウーハーへ言葉を贈った。その後、みんなでウーハーを胴上げした。)
ハルク「あんなでかい最強の挑戦者・ウーハー・ネイションに勝ちました。今日でDRAGON GATEを離れるって言ってたけど、彼もまだまだ進化するだろうし、オレもDRAGON GATEも進化する。B×Bストーリーはまだまだこれから。楽しみにしておいてください」
【ウーハーの話】「タフな試合で今日はB×Bハルクに負けた。今日でオレはDRAGON GATE最後になる。オレの人生は次のステップに行く。DRAGON GATEを愛してる。DRAGON GATEのファンを愛してる。ごめんなさい。最高の最後だった」ドラゲー大阪二連戦の二日目のメインはハルクの保持するドリーム王座にモンスターエキスプレスの刺客としてウーハーが挑戦。試合はウーハーがパワーで圧倒し、場外戦でハルクを抱いたままで鉄柱に腰を打ちつけ、リングに戻ってもボディースラムやボディーシザース、ベアバックなどで腰攻めを展開する。
しかしハルクは突進するウーハーを場外へ落とすとエプロンダッシュのトペコンを発射し、この際にウーハーは足を痛めたのか、ハルクはローキックの連打からレッグロック、低空ドロップキック、アキレス腱固めと足攻めを展開する。
足攻めに苦しんだウーハーはフライングラリアットで反撃し、バイシクルキックからデスバレーボムで叩きつけ、場外に逃れたハルクにエプロンからのケブラータを発射する。
リングに戻ったウーハーはドロップキックから雪崩式ブレーンバスターを決めると、スパインバスターからコーナーへと上るも、起きたハルクはニールキックw浴びせ、ランニングEVOから踵落とし、側転からのブラジリアンキック、踵落とし、その場飛びトルニージョと猛ラッシュをかける。
勝負と見たハルクはEVOを狙うが、阻止しウーハーは連続ジャーマンを決め、コーナーからのダイビングボディープレスを投下、そしてウーハーコンビネーションを狙うも、ハルクは着地してリバースフランケンから踵落としを決め、今度はフランケンシュタイナー狙ったが、キャッチしたウーハーがオールアウトサルトを三連発する。
ウーハーはパワーボムを狙うが、ハルクは変型水車落としで切り返し、エルボー合戦からハルクがローキック、ソバットとラッシュをかけ、フェニックススプラッシュを狙うが、ウーハーが追いついて投げ放しジャーマン、バイシクルキックからバックフリップ、初公開の東京ピンプスからプリンスズスロウンと猛ラッシュをかける。
しかし起き上がったハルクはフランケンシュタイナーからアンクルホールドで捕獲し、突進したところでウーハーがバックフリップからウーハーコンビネーションを決めるが、その場飛びシューティングスターをかわしたハルクがウーハーの股にファーストフラッシュを決めると、顔面へのファーストフラッシュ、後→前へのファーストフラッシュから、最後は正調ファーストフラッシュを決め3カウントを奪い、激闘を制して王座を防衛した。
試合後にウーハーが今大会をもってDRAGON GATEを卒業、戸澤の呼び込みでマッドブランキーを含めた全選手が集まって、ウーハーの卒業式が行われ、敵対しているマッドブランキー、ミレニアルズ、ジミーズ、ディアハーツも立場を忘れてウーハーに別れの言葉を贈り、全員で記念撮影して大会を締めくくった。
セミではYAMATO、サイバーの保持するツインゲート王座に、地元出身で復帰したばかりの吉野とBOYが挑戦。
試合は吉野が腕吉野でYAMATOの腕にダメージを与えるとBOYと共に集中攻撃するが、サイバーが両腕ラリアットでカットに入り、場外で吉野を痛めつけている間に、セコンドのマッドブランキーが介入してBOYを痛めつける。
王者組はBOYに集中砲火を狙うが、スピードで生かして逃れたBOYが吉野に交代、スリングブレイドで王者組を場外へ出すと、BOYと共に同時ケブラータを発射、リングに戻るとYAMATOはgo to hospital2を決めるも、吉野はフロムジャングルを決め譲らない。
挑戦者組は吉野、BOYの連続攻撃で王者組を追い詰めるが、富永の介入で吉野が捕まり、その間にYAMATOがリング内にイス盛りを作って、その上に雪崩式ブレーンバスターを狙うも、吉野が下からくぐってイス盛りの上にパワーボムで逆にYAMATOを叩きつける。
吉野はBOYと共にYAMATOに集中砲火を浴びせ、トルベジーノからソルナシエンテで勝負に出るが、BOYを振り切ったサイバーがダイビングエルボーでカットに入り、逆に王者組がBOYを捕らえて集中砲火を浴びせるが、サイバーのパイナップルボンバーがYAMATOに誤爆すると、BOYはレッドエイティーンからラ・マヒストラルと丸め込み技を連発するもカウント2。
サイバーはファイヤーサンダーからパイナップルボンバーをBOYに決めるが、もう一発を狙ったところで、BOYが飛びつき回転エビ固めで3カウントを奪い王座奪取に成功した。
2月28日の大阪大会でも戸澤がKzyを降しブレイブゲート王座を奪取、そして吉野とBOYがツイン王座奪取するなど、モンスターエキスプレスは巻き返しに成功、それに反してマッドブランキーは勢力は拡大するも無冠、2月28日の大阪大会でもディアハーツに敗れトライアングル王座奪取に失敗した際に清水にフォール負けを喫したCIMAに土井が制裁を加えたが、今大会ではCIMAがT-Hawkからメテオラで3カウントを奪い、土井に勝ち誇るも土井は無視、CIMAと土井の間で足並みが乱れ始めている。
ウーハーは去るがドラゲーの激しい戦いはまだまだ続く。 -
14周年を迎えたZERO1のメインを飾ったのは弾丸ヤンキース!鈴木秀樹が船木を破りWRESTLE-1王座獲りへ!
3月1日 ZERO1「ZERO1 FOURTEEN」後楽園ホール
<コメント、アピールなどは週刊プロレスモバイルより>
◇試合前◇
(オープニングで社長の大谷晋二郎より挨拶。)大谷「こんにちは! こんにちは! あらためましてZERO1 14周年記念後楽園大会にホントにたくさんのご来場、心の底からありがとうございます。気づけば14年、14年たった今、このZERO1の14周年記念大会、このリングに上がる所属選手、そして他団体の選手も含めすべての選手、そして会場にお集まりいただいたお客様、すべての皆様に心から感謝したいと思います。今一度、ありがとうございます。14年たった今も僕のプロレスに対する思いは変わりません。プロレスとは見てる皆様に元気を与えるもの、見てる皆様に立ち上がる勇気を与えるもの、その思いを信じこれからもプロレスをしていきたいと思います。今日も選手、一生懸命に試合をします。最後まで思い切りプロレスをお楽しみください!」
◇第1試合◇
▼30分1本
○KAMIKAZE 拳剛 (10分41秒 体固め)X小幡優作 横山佳和
※ムーンサルトプレス
◇第2試合◇
▼「ZERO1vsFREEDOMS」/30分1本
TARU 崔領二 ○デーモン植田(13分49秒 体固め)佐々木貴 竹田誠志 X杉浦透
※ルシファーズハンマー
(試合後)
TARU「おい、聞け。俺いたぶったぐらいで勝ったと思うなよ。昨日の電流で疲れてんねん。おい、FREEDOMS、なんかものたらんのお。ケンカも終わりかよ。それとも誰か連れてくるのんか?」
(そこでマンモス佐々木がイスを持ってリングに入り、デーモン軍を蹴散らす。TARUの首にイスをかけマンモスホームラン)
マンモス「おい、終わりとか寂しいこと言わんといてくれよ。次俺も入るから、もうちょっと遊んでくれや!(マンモスは拳剛を担ぎ上げてボムで叩きつける」
貴「FREEDOMS対ZERO1、まだまだこんなもんじゃ終わらねえぞ。ほかに遊んでやるやつ、マンモが遊んでくれるらしいぞ。手も足も出なくなったってしらねえからな! イエー!」
【FREEDOMS勢の話】
貴「前回の新木場で俺らはデーモンの斧を奪った。その斧を忘れてきちゃったんだよ、大荷物だからコノヤロー。今日はな、TARUのこの物騒な棒を奪い取ってやったよ。アイツらが準備するこういう凶器、一個一個全部奪って行ってやるよ。そしたアイツら、凶器の使い方ちっともわかってねえな」
竹田「見たか、あんな流血でこんな凶器でよ、ひいひい言ってるやつら相手にならねえ。特にデーモン、なにした。最後、杉浦、おいしいところだけ持っていきやがってよ。あれも味方のアシストじゃねえか。こんなばかばかしい試合な、やってらんねえよ。でもよ、アイツらが取って1対1か。いいよ、俺らもう一丁やって、マンモスさんも来たことだから、俺ら完全勝利でぶっつぶしてやるから」
貴「マンモが来てよ、パイプイス振り回してよ、アイツらぐうの音も出ねえようにしてやるからな。それでこんな抗争一切終わりだよ。チャンピオン(竹田)は忙しいんだよ、代表(貴)も忙しいんだよ。お前らに構ってるひまはねえからな。次の新木場で終わりだよ」
マンモス「俺が入ったからにはもう敗北はない。次で終わりだ。なあ、スギ。今日は負けたけどな」
貴「劣るものは何一つねえよ」
杉浦「しゃっす! しゃっす!」
竹田「あいつら潰した暁にはよ、あの斧、質に入れてやるからよ。いくらにもなんねえだろ」
【デーモンVMの話】
デーモン「おい、フリーダムズ、やってくれたな。オマエら今日、負けたんだぞ。なんだ最後、マンモスか? でもオレがそいつじゃない。竹田、オマエは逃さねえぞ! 必ずオマエを蝋人形にしてやるからな!」
崔「いまのオレらにはちょうどいい相手やけど、向こうの方が格下であるのは間違いないな。誰を連れてきてもいっしょ。格下やから」
TARU「オレはデスマッチ初心者やけど、ギンギン来るやないか。フリーダムズ、蛍光灯でもなんでも持って来い。これからオレらで、ジワジワとオマエらの団体、乗っ取っていくからよ。まあ、そういうこっちゃ」
◇第3試合◇
▼インターナショナル&NWA世界ジュニア2冠選手権試合/60分1本
[挑戦者]○田中稔(13分10秒 体固め)[王者]Xジェイソン・リー
※トルネードカッキーカッター
☆ジェイソンが王座防衛に失敗。稔が新王者となる
(試合後 EWPベルトを腰に巻いた稔は、ジュニア2冠のベルトを腕に引っかけて勝ち名乗り、高が迫っても気づかぬ素振りをみせたが、最後はロープ越しににらみ合った)
【稔の話】「獲るのは当然だと思ってた。日高、菅原、YASSHI、藤田、オマケで丸山入れたとしても、こいつら横一線。しかも低いレベルの横一線。獲ってもうれしくない。ジュニア盛り上がってないんでしょ。心配ないから。ZERO1ジュニアの救世主が現れたから。誰が獲りにきたって同じ。何周するのかわからないけど、低い位置で横一線に並んでる奴らだから」
◇第4試合◇
▼NWAインターナショナルライトタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○菅原拓也 “brother"YASSHI(17分43秒 エビ固め)[第17代王者組]近藤修司 X吉岡世起
※十三不塔
☆近藤&吉岡組が2度目の防衛に失敗。菅原&YASSHI組が新王者となる
(試合後)
(試合後)
菅原「やっと、やっと取り返したぞ! でもな、今日もう一つ、取り返さなきゃいけないもんできたよ。田中稔! 田中稔出てこい」
(日高がリングに入るが菅原が止める。稔がベルトを3本持って登場。)
菅原「田中稔、今日、取りたてほやほやのそのベルト、取り返すのは日高でもブラザーでもジェイソンでも峰雄でもねえ。この俺、菅原拓也が取り返す!」
稔「菅原、君さ、去年の11月、ここで俺に向かって『かかってこい』とかぬかしたの覚えてるか。俺もちょうどさ、あの下らねえ言葉の責任とってもらおうと思ってたから、お前の挑戦受けてやろうじゃねえか。ただし、絶対取り返せねえからな。なぜかわかるか。俺とオマエじゃ腕が違うんだ、このスットコドッコイ」(退場)
菅原「なんかよ、言い返してやりてえんだけどよ、俺がアイツからベルトを取るときまで、とっとくわ。おい、沖田、今月末、靖国やるんだろ。そこで俺と田中稔のタイトルマッチ組め。俺ら、ZERO1ジュニア、一個取り戻したけど、取られたり、なかなか前に進めない。でもよ、ここの団体の偉いやつが言ってたろ。何度でも立ち上がれって。つらいときこそ、俺らは顔上げて一歩二歩三歩、必ず天下一までたどり着くからな! 今日はありがとうございました!」
【菅原、YASSHIの話】
YASSHI「YO!YO!YO!YO! カス野郎! ベルトが戻ってきたぞ、カス野郎。預けてただけやし、取り返したぞカス野郎。おい、今度は俺らが主導権じゃカス野郎。今度は俺たちがWRESTLE‐1に乗り込んだろか!? そして面白くしてやるぞカス野郎! チェケラ!」
菅原「さっきも言ったけどよ、去年、天下一が無期限延期になってから、俺らちっとも進めねえよ! けどよ、こうやってとりあえず、ひとつ取り返した。次は会社がどう判断するかわかんねえけど、靖国で田中稔からアレを取り返すのは俺だ。ジュニアよ、境遇はつらいけどよ、待遇はつらいけどよ、俺らは顔上げて、上見て、一歩ずつ上がっていくから」
◇第5試合◇
▼30分1本
○大谷晋二郎(16分49秒 変型ラクダ固め)XLEONA
【大谷の話】「今日に限って言えば、LEONA選手いい試合だったとか、よく頑張ったとか、まだまだだなとか、そんな評価するつもりない。今日の試合を通して彼が何を感じたかは興味ありますね。皆さんもわかるでしょ。プロレスラーがデビューして頑張ってる過程をみてきてるわけですから。気持ち出てるよね。立つんだ、食らいつくんだって。でも残念ながら体がついていってないよね。俺は評価するつもりないし、みんなが期待して、大きい舞台を与えられて、チャンスかもしれないけど、苦しいんだよ。大地だって苦しんだんだ。俺が凄い人と当てて、それでもへこたれず、戦い続けた。あの時の大地をみるような…それも偉そうかな。でもLEONA選手みてたらそんな気持ちになりましたね。それ自体が彼にとって面白くないかもしれないけどね。藤波辰爾の息子と意識しないつもりでリング上がってけど、仕方ねぇじゃん。俺プロレスファンだから。藤波辰爾の遺伝子と戦ってるんだと。きれいな試合じゃなく、あいつの中で『こいつを倒したい』って思わせたかった。彼のもっと意地、何クソって気持ちをもっとみたかった。もっと悔しい思いをさせたいって心の底から思ったよ。そういう気持ちでいかないと。だってプロレスってみてる人に元気を与えるもんなんだ。みてる人に立ち上がる勇気を与えるもんなんだ。みんながLEONAに感情移入する。そのためにとことんやった。『もう一回戦ってください』って言ってたけど、言わなくてもわかってるから。何せ俺はプロレスファンだから。藤波怜於南と戦いたくないなんて言うわけないだろ。また戦いたいし、どうぞ叩き潰しにきてくださいよ。いくらでも受けて立つから。一つだけ、どうしても言わせてください。伝わったよ。俺には伝わった。お客様全てに伝えないとプロレスラーとしてダメかもしれないけど、俺には伝わった。だから俺も全力でやった。俺にしか聞こえない声で『負けるか』、『何クソ』って。気持ち伝わったよ。それをたくさんの人に伝えられるような、LEONAのプロレスをみてたら元気が出た、LEONAのプロレスみてたら俺も頑張らなきゃと思った。そう言われるようなプロレスラーになってほしい。大地、LEONA、間違いなくプロレス界の宝ですからね」
◇第6試合◇
▼「ZERO1vsヤンキー二丁拳銃」/30分1本
○宮本裕向 木高イサミ(13分41秒 体固め)日高郁人 X藤田峰雄
※ファイヤーサンダー
◇第7試合◇
▼「完全決着」シングルマッチ/60分1本
○鈴木秀樹(7分17秒 体固め)X船木誠勝
※ダブルアームスープレックス
【鈴木の話】「殺してやろうと思ったけど、殺せなかったですね。二度とやることないかもしれないけど、みんなわかったでしょ。船木誠勝が強いって。強い人間同士が戦うのがプロレスですから。人のせいにするなって。いいですね、こういうの。勝った時は震えましたよ。(船木とのシングルを終えた感想は?)やっぱり彼はお茶にごしてましたね。僕は遠慮することないですから。ちょこっと顔面殴っただけでぶっ倒れるような選手とは違うから。僕も殴りにいったし。かわされたけど。(W-1の頂点を狙うと?)せっかく(W-1勢は)船木を避けて通ってるって言ったんで。せっかくだからやりますよ。ベルト一個しかないんですか? (現王者は武藤だが?)誰でもいい。その時、持ってる奴で。みたいでしょ、どうなるのか。皆さんにみせていきますよ」
【船木の話】「基礎ができているし、強い。それは認めますよ。絶対に倒さなきゃ一発勝負はダメなんですけどね。これで勝ってベルトに挑戦しようと思ったんですけど。全体的に力が上でした。クソ、ムカツクな。10年早かったら絶対に落とさないんですけどね。彼を止めて、W-1に絶対行かせないのが俺の役目なんですけど、武藤さんに挑戦する切符を渡しちゃいましたね。それが一番悔しいです。(また鈴木と一騎打ちをする機会はあると思うが?)ちょっと先になっちゃうと思いますけどね。自分もまた勝ち星を挙げて。彼の今の団体での場所もあるし、先はどうなるかわからないです。でも、これをキッカケにW-1に集中してベルトを狙いに来るのは絶対あり得ますからね。そういう風に言ってましたし。船木を倒して武藤に行くと。本当はここで倒されちゃ俺はダメなんですよ。嫌な予感はしてました。やるたびに自分の技を食らっているわけですから。どうしよう…ちょっと言葉が出ないです。守らなきゃいけないですよ。これで武藤さんまで倒されたら乗っ取られちゃいますからね。みんなで食い止めないと。今まで自分がプロレスに復帰して5年間やってきた中では一番基礎ができてました。いろんなヤツがいましたけど、やっぱり最後まで攻めきれないのは、流派が似ているっていうのはあるんですよ。それが大きいところもありますから。そういう意味では10年彼と出会うのが早かったらなって、凄い悔いを残しました。本当にやられたなという感じがしますね。悔しい」
◇第8試合◇
▼NWAインターコンチネンタルタッグ選手権試合/60分1本
[第30代王者組]○田中将斗 杉浦貴(21分44秒 片エビ固め)[挑戦者]X佐藤耕平 関本大介
※スライディングD
☆田中&杉浦が5度目の防衛に成功
(試合後)
試合後のマイク。
田中「(観客からの「何回でもやってくれ!」の声に対し)何回でもやってくれって言うけど、ここ最近ずーっと新木場とか後楽園とか関東主要のところは全部コイツ(耕平)が相手にやっとんねん! 毎日毎日コイツと闘ってよ、ちょっと軽いからってボンボン投げやがって、でもそれで俺の気持ちはもっと強くなっていく。まあ、耕平も関本も杉浦さんも今日2試合やってます。僕だけ今日1試合でした。そこだけの差かもしれへん。でもオマエらとやるのは、次もすごい楽しみや。体がもつ限り、いつでも相手になる。これがZERO1の闘いやっていうのを、気持ちで闘う試合というのを、これからもどんどんどんどん、14周年終わって、15周年も20周年も、そういう闘いで俺らやっていこう。ありがとう」
【杉浦の話】「パートナーにも恵まれているけど、対戦相手にも非常に恵まれているよね。本当に素晴らしいぶつかり合える相手とこのベルトを懸けてやれるというのは恵まれている。(耕平とは年末に続いて対戦したが?)何度やってもいいなと思える相手だよ。今うちの団体に上がっている変な軍団よりは真っ正面から当たれるし。気持ちよく競う合う試合ができるよ。(3連勝している要因は?)1年以上組んでて、タッグチームとして完成されていると思うし、うちらはやっぱりスタミナや体力では負けないと思っているんで。長期戦になればなるほど、俺らはタフだし、打たれ強いから。(次の挑戦者が見当たらない状態だが?)まあ、それはZERO1さんが選ぶことなんで。選ばれた相手をまた倒して行ければいいなと。今日は1人1人の力も凄いから。その2人が組んだという意味で、最強の相手だと思うけど」
【耕平の話】「この間の新木場でシングルで借りがいっぱいある田中将斗にひとつ返したことで、波に乗って行けると踏んで。なおかつ俺のワガママを快く聞いてくれた大介には申し訳なかったです。田中さんが自分以外は全員ダブルヘッダーで試合があって、その差かもしれないと言ってたけど、いやいやそんなことないよ。強いわ。その田中将斗&杉浦貴をよく知っているパートナーに来てもらって、凄いやりやすかったんですけど、まだ足らなかったですね。どこかに甘えというか、シングルに勝ったというおごりがあった気がします。とりあえずこういうタイトルマッチじゃなくても、やっぱりチャンピオンとして安定した力をつけて勝っていかないと、シングルのベルトも輝かなくなっちゃうんで。もう1回気を引き締めたいと思います。今日は本当に申し訳ない。田中さんが何度でもやってやるって言ってたんで、結果を残して、もう一回いきたいね。普段やってるから通じるものがあるんで、もう一回組んでやれるんであれば挑戦したい。大介もDDTのKO-Dタッグ持ってるし、俺は大日本とZERO1のシングルを持ってる。大介がストロングに挑戦してくるのは複雑だけど、頼もしいし、敵でもある。それまでに当たる機会も組む機会もあるだろうから、(タッグ王座挑戦の)権利を得れるような結果を出したいね」
【関本の話】「肝心な時に助けに行けなくて…。信頼してくれたのに申し訳ない。逆にこんな熱い空間に自分を呼んでくれて感謝してます。負けたのは悔しいけど、こんな熱い空間ないですよ。プロレスしてるなって思いました。負けたのは悔しいけど、これで勝利してたらどんだけ気持ちよかったか」
14周年を迎えたZERO1後楽園大会のメインは弾丸ヤンキース(田中、杉浦)保持するNWAインターコンチネンタルタッグ王座に耕平、関本組が挑戦。杉浦はNOAH水戸大会、耕平と関本は昼間に大日本後楽園大会に出場するなど、田中を除く3選手がダブルヘッダーとなった。
試合は開始早々から杉浦と関本が激しい打撃戦を展開、田中も耕平と真っ向勝負となるが、先手を奪ったのはパワーに優る挑戦者組、関本が田中をボディースラムで投げてから田中の腰に集中攻撃し、関本がアルゼンチンバックブリーカーで担ぐが、ヘッドロックで脱した田中が二人をラリアットを浴びせると、交代した杉浦がスピアーで続くが、挑戦者組は杉浦にも集中砲火して弾丸ヤンキースを分断する。
主導権を奪えない弾丸ヤンキースに耕平が田中にファルコンアローからランニンングローキックを打ち込むとダイビングニーを狙ってコーナーに昇るが、起き上がった田中あジャンピングエルボーを見舞って、雪崩式ブレーンバスターから垂直落下式ブレーンバスターの連続技で反撃、関本を振り切った杉浦も加わって杉浦のダイビングヘッドバット、田中のスーパーフライの同時ダイブを狙うが、関本が雪崩れ込み杉浦に雪崩式ブレーンバスター、耕平は田中に雪崩式ファルコンアローで阻止するも、すぐ起き上がった田中がスライディングD、しかしかわした耕平がニーリフトを浴びせ、関本との眉山を決める。
勝負と見た挑戦者組は関本が田中にロールスルー式ジャーマン、耕平がパイルドライバーと猛ラッシュをかけ、続けてタイガースープレックスを狙うが、杉浦がカットに入り投げ放しジャーマンを敢行して、杉浦が雪崩式フランケンシュタイナーから田中のスーパーフライと波状攻撃を決める。
勝負と見た弾丸ヤンキースは耕平にサンドバックタイムを敢行、中腰になった耕平に田中が側頭部へのスライディングDを浴びせ、正調スライディングDを狙うが耕平がかわしと、今度は杉浦がスライディングDを決め、最後は杉浦のオリンピック予選スラムから、田中のスライディングDのスラムDで3カウント奪い王座を防衛した。
セミでは遺恨が深まっている鈴木と船木が対戦、グラウンドの攻防で船木が腕十字から先手を奪い、キックのラッシュから速攻勝負狙いでハイブリットブラスターを狙う。
しかし船木の狙いを読んでいたのか、鈴木が食い止めて胴絞めスリーパーで捕獲、船木の掌底の連打もかいくぐって裏投げを敢行、ペースが狂った船木は再び腕十字、顔面蹴りを放つも、ハイキックをかいくぐった鈴木がエルボースマッシュで船木を黙らせるとワンハンドバックブリーカーからのダブルアームスープレックスで3カウントを奪い完勝を収め、試合後には鈴木が武藤敬司の保持するWRESTLE-1王座への挑戦を表明した。
8日のWRESTLE-1後楽園大会で武藤vsKAIのWRESTLE-1選手権が行われるが、場合によっては武藤への挑戦となる。
またWRESTLE-1との対抗戦は菅原、YASSHIのデーモンVMが近藤、吉岡からライト級タッグ王座を奪取するも、ジェイソンは稔に敗れ二冠ジュニア王座がWRESTLE-1に流出となってしまう。
デーモンVMvsFREEDOMSの対抗戦はTARUが乗り出したデーモンVMが完勝も、マンモス佐々木が乱入しTARUをマンモスホームランでKO、対抗戦に名乗りを挙げる。
大谷は藤波二世のLEONAと対戦、攻めるLEONAのドロップキックを自爆させた大谷は徹底的に痛めつけるも、LEONAもエルボーやドロップキック、逆片エビで食い下がるも、大谷はキチンシンク、ショルダーアームブリーカーからの右腕攻め、頭突き、顔面ウォッシュで黙らせ、弓矢固めやドラゴンスクリューで抵抗するLEONAをバックドロップからのキャメルクラッチでギブアップを奪い完勝を収めた。
2月の新木場大会同様、後楽園大会も試合内容の良さで上々のZERO1、今年のZERO1は楽しみになりそうだ。 -
2月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行候補決定
おまたせしました!2月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行&シリーズ賞候補が決定しました!
MVP候補
AJスタイルズ(バレットクラブ 棚橋を降しIWGPヘビー級王座を奪取)
中邑真輔(新日本プロレス 永田を降しIWGPインターコンチネンタル王座を防衛)
石井智宏(新日本プロレス 本間を降しNEVER王座を奪還)
ケニー・オメガ(バレットクラブ 田口を降しIWGPジュニアヘビー級王座を防衛)
天山広吉(新日本プロレス コンウェイを降しNWA世界ヘビー級王座を奪取)
獣神サンダー・ライガー(新日本プロレス オーエンズを降しNWA世界ジュニアヘビー級王座を防衛)
潮﨑豪(全日本プロレス ゼウスを降し三冠統一ヘビー級王座を防衛)
鈴木鼓太郎(全日本プロレス 青木を降しJr.BATTLE OF GLORYを制覇)
佐藤耕平(ZERO1 田中を降し世界ヘビー級王座を防衛)
B×Bハルク(DRAGON GATE ススムを降しオープン・ザ・ドリーム王座を防衛)
戸澤陽(DRAGON GATE Kzyを降しオープン・ザ・ブレイブゲート王座を奪取)
飯伏幸太(新日本プロレス/DDT HARASHIMAを降しKO-D無差別級王座を奪取)
旭志織(K-DOJO 彰人を降しDDTエクストリーム王座を奪取)
Hi69(丸山を降しインディベンデントワールドジュニアヘビー級王座を奪取)
浜田文子(WAVE 志田を降しRegina di WAVE王座を奪取)
コグマ(スターダム イオを降しハイスピード王座を奪取)
石川修司(ユニオン 岡林を降しBJW認定世界ストロングヘビー級王座を防衛)
ルセフ(WWE ジョン・シナを降しUS王座を防衛)
タッグMVP
カール・アンダーソン ドク・ギャローズ(バレッドクラブ 後藤&柴田を降しIWGPタッグ王座を奪還)
マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(バレッドクラブ レッドドラゴン タイムスプリッターズとの3WAYタッグ戦を制しIWGPジュニアタッグ王座を奪取)
秋山準 大森隆男(全日本プロレス 諏訪魔&ドーリングを降し世界タッグ王座を防衛)
長井満也 南野タケシ(DK軍 曙&SUSHIを降しアジアタッグ王座を防衛)
ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr(鈴木軍 TMDKを降しGHCタッグ王座を奪取)
望月成晃 ドラゴン・キッド ビッグR清水(DRAGON GATE サイバー&CIMA&Gamma、土井&CIMA&サイバーを降しオープン・ザ・トライアングル王座を連続防衛)
KUDO 坂口征夫 マサ高梨(DDT バラモン兄弟&松野を降しKO-D6人タッグ王座を奪取)
近藤修司 吉岡世起(WRESTLE-1 ジェイソン、丸山を降しNWAインターナショナル・ライト級タッグ王座を防衛)
カズ・ハヤシ 近藤修司(WRESTLE-1 稔&吉岡を降しWRESTLE-1タッグチャンピオンシップを防衛)
紫雷イオ 岩谷麻優 彩羽匠(スターダム インヴィー&ラブラス&ドラゴニータを降しアーティスト・オブ・スターダム王座を防衛)
朱里 志田光(華名&中島を降しREINA世界タッグ王座を奪取)
旭志織 梶トマト(K-DOJO トゥナイ&ミヤワキ 佐藤&永井との3WAYタッグ戦を制しSTRONGEST-K TAG王座を防衛)
関本大介 岡林裕二(大日本プロレス 竹下&遠藤を降しKO-Dタッグ王座を奪取)
政宗 ビリーケン・キッド(信玄&岸和田を降しWDWタッグ王座を防衛)
ベストバウト候補
AJスタイルズvs棚橋弘至(新日本プロレス 2月11日 大阪ボディーメーカーコロシアム)
カール・アンダーソン ドグ・ギャローズvs後藤洋央紀 柴田勝頼(新日本プロレス 2月11日 大阪ボディーメーカーコロシアム)
ケニー・オメガvs田口隆祐(新日本プロレス 2月11日 大阪ボディーメーカーコロシアム)
マット・ジャクソン ニック・ジャクソンvsカイル・オライリー ボビー・フィッシュvsKUSHIDA アレックス・シェリー(新日本プロレス 2月11日 大阪ボディーメーカーコロシアム)
飯伏幸太vs本間朋晃(新日本プロレス 2月11日 大阪ボディーメーカーコロシアム)
中邑真輔vs永田裕志(新日本プロレス 2月14日 宮城・仙台サンプラザホール)
石井智宏vs本間朋晃(新日本プロレス 2月14日 宮城・仙台サンプラザホール)
天山広吉vsロブ・コンウェイ(新日本プロレス 2月14日 宮城・仙台サンプラザホール)
獣神サンダー・ライガーvsチェーン・オーエンズ(新日本プロレス 2月14日 宮城・仙台サンプラザホール)
潮﨑豪vsゼウス(全日本プロレス 2月7日 大阪ボーディーメーカーコロシアム第二競技場)
鈴木鼓太郎vs青木篤志(全日本プロレス 2月20日 後楽園ホール)
秋山準 大森隆男vs諏訪魔 ジョー・ドーリング志(全日本プロレス 2月20日 後楽園ホール)
ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.vsマイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト(NOAH 2月11日 名古屋国際会議場)
森嶋猛vs杉浦貴(NOAH 2月27日 江戸川区東部フレンドホール)
佐藤耕平vs田中将斗(ZERO1 2月8日 新木場1stRING)
望月成晃 ドラゴン・キッド ビッグR清水vsサイバー・コング CIMA Gamma(DRAGON GATE 2月1日 博多スターレーン)
Kzyvs問題龍(DRAGON GATE 2月1日 博多スターレーン)
B×Bハルクvsジミー・ススム(DRAGON GATE 2月5日 後楽園ホール)
マッドブランキーvsディア・ハーツvsミレニアルズ 3WAY6人タッグ戦(DRAGON GATE 2月5日 後楽園ホール)
望月成晃 ドラゴン・キッド ビッグR清水vs土井成樹 CIMA サイバー・コング(DRAGON GATE 2月28日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場)
戸澤陽vsKzy(DRAGON GATE 2月28日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場)
飯伏幸太vsHARASHIMA(DDT 2月15日 さいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナ)
関本大介 岡林裕二vs竹下幸之助 遠藤哲哉(DDT 2月15日 さいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナ)
桜庭和志vsスーパー・ササダンゴ・マシン(DDT 2月15日 さいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナ)
男色ディーノvs中澤マイケル(DDT 2月15日 さいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナ)
旭志織vs彰人(DDT 2月15日 さいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナ)
KUDO 坂口征夫 マサ高梨vsバラモンシュウ バラモンケイ ゴージャス松野(DDT 2月15日 さいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナ)
KAIvs田中将斗(WRESTLE-1 2月13日 後楽園ホール)
カズ・ハヤシ 近藤修司vs田中稔 吉岡世起(WRESTLE-1 2月13日 後楽園ホール)
田中稔vsカズ・ハヤシ(WRESTLE-1 2月22日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場)
浜田文子vs志田光(WAVE 2月11日 後楽園ホール)
紫雷イオvs紫雷美央(M.I.O 2月14日 新宿FACE)
紫雷イオ 岩谷麻優 彩羽匠vsハドソン・インヴィー ヘイディ・ラブラス ドラゴニータ(スターダム 2月8日 大阪市立城東区民ホール)
コグマvs紫雷イオ(スターダム 2月22日 後楽園ホール)
朱里 志田光vs華名 中島亜里紗(カナプロ 2月25日 後楽園ホール)
真霜拳號vs火野裕士(K-DOJO 2月22日 TKPガーデンシティ千葉 4F コンチェルト)
旭志織 梶トマトvsヒロ・ミヤワキ ヒロ・トゥナイvs佐藤悠己 タンク永井(K-DOJO 2月22日 TKPガーデンシティ千葉 4F コンチェルト)
Hi69vs丸山敦(K-DOJO 2月22日 TKPガーデンシティ千葉 4F コンチェルト)
石川修司vs岡林裕二(大日本プロレス 2月2日 後楽園ホール)
正岡大介vsバッファロー(FREEDOMS 2月12日 新木場1stRING)
ケンドー・カシンvs青木真也(IGF 2月20日 東京ドームシティホール)
小川直也 ワン・ビンvs澤田敦士 ミノワマン(IGF 2月20日 東京ドームシティホール)
政宗 ビリーケン・キッドvs信玄 マグニチュード岸和田(道頓堀プロレス 2月22日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場)
ローマン・レインズvsダニエル・ブライアン(WWE 2月22日 テネシー州メンフィス)
ルセフvsジョン・シナ(WWE 2月22日 テネシー州メンフィス)ベストシリーズ&興行候補
新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in OSAKA」 2月11日 大阪ボディーメーカーコロシアム
新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in SENDAI」2月14日 宮城・仙台サンプラザホール
全日本プロレス「2015エキサイト・シリーズ~Jr.BATTLE OF GLORY~」2月7日大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場~20日 後楽園ホール
NOAH「The First Navig. 2015」1月12日 横浜ラジアントホール~2月4日 後楽園ホール
NOAH「GREAT VOYAGE 2015in NAGOYA」2月11日 名古屋国際会議場
NOAH「超危暴軍興行」2月27日 江戸川区東部フレンドホール
ZERO1「HARD BOILED CITY」2月8日 新木場1stRING
DRAGON GATE「OPEN THE NEW YEAR GATE2015」1月10日 京都・KBSホール~2月1日 博多スターレーン
DRAGON GATE「TRUTH GATE 2015」2月4日 春日部ふれあいキューブ~25日 愛知津島市文化会館
DDT「さいたまスーパーDDT 2015」2月15日 さいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナ
WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2015 WEST SIDE STORY」2月11日 グリーンドーム前橋~22日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場
WAVE「Second Virgin」2月11日 後楽園ホール
M.I.O 2月14日 新宿FACE
カナプロ「カナプロマニア・アドバンス」2月25日 後楽園ホール
大日本プロレス 2月2日 後楽園ホール
K-DOJO「CLUB-K SUPER in TKPガーデンシティ千葉」2月22日 TKPガーデンシティ千葉 4F コンチェルト
IGF「GENOME23」2月20日 東京ドームシティホール
道頓堀プロレス「ニューイヤーオーバー2015」 1月11日 大阪港区民センター~21日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場
WWE「Fastlane」2月22日 テネシー州メンフィス
以上に決定しました
ベストバウトと興行賞に関しては選考した以外の試合や興行があれば、今回から投票テンプレートの1番下にある回答追加欄をクリックし、ベストバウトに関しては試合名と試合が行われた日付と会場名、ベストシリーズ&興行は団体名と日付と会場名を明記、確認されしだい1票とし、関係のないものは無効とさせていただきます、また投票結果は発表まで非公開とします、ご了承ください
投票受付開始は3月3日の午前0時から、締め切りは10日の午前0時までですTVやCS、ニコ生を見た方でも構いません!投票をお待ちしています! -
デスマッチ版一騎当千開幕!伊東が関根にまさかの逆転負けで黒星!宮本は沼澤との針地獄を栗とウニで制して王座死守!
3月1日 大日本プロレス「一騎当千〜DEATHMATCH SURVIVOR〜」1657人 超満員札止め
◇第0試合◇
▼20分1本
○丸山敦 大下敢(7分36秒 片エビ固め)関札皓太 X佐久田俊行
※ダブルニードロップ
◇第1試合◇
▼20分1本
ツトムオースギ ヘラクレス千賀 ○忍(13分15秒 片エビ固め)バラモンシュウ バラモンケイ X植木嵩行
※S.E.X.
◇第2試合◇
稲葉雅人 ○高橋匡哉 エディ・フレンチ(7分52秒 片エビ固め)アブドーラ・小林 稲松三郎 X塚本拓海
※チェア上へのジャックハマー
◇第3試合◇
▼一騎当千〜DEATHMATCH SURVIVOR〜Aブロック公式戦 Gショックデスマッチ/30分1本
[1勝=2点]○星野勘九郎(13分22秒 極道クラッチ)[1敗=0点]X竹田誠志
【星野の話】「よっしゃ! 1勝、1勝! 極道クラッチで決めれたのがホントうれしい。誰も俺が勝つと思ってねぇだろ。これが意地だ。40の意地! 今年10周年。だから一騎当千やってやるからな。幸先いいな。俺とマサ(稲葉)で決勝やるからよ。みとけ」
【竹田の話】「これはいかんぞ。ちょっとみくびってたじゃないけど、今日は余裕だと思ってた。負ける気ゼロ。100対0の試合だと考えてたけど、恥かかせてくれるね。こういうのあるからプロレスは楽しい。楽しいけど悔しい。唖然としてるよ。でも、こういうリーグ戦は優勝候補が先に負けて、あとからズドーンと勝つ。あと4試合、常に俺は全力だしな。今日みたいなああいう初歩的なミスはなしにして、残り一戦一戦、楽しんで、こいつの試合が一番面白かったって興行通して言われるように、はしゃいで楽しんで暴れていくから。伊東竜二とのシングルマッチ、ガッチリ勝って決勝! BJWを制覇してやる」
◇第4試合◇
▼一騎当千〜DEATHMATCH SURVIVOR〜Aブロック公式戦 蛍光灯デスマッチ/30分1本
[1勝=2点]○関根龍一(12分08秒 エビ固め)[1敗=0点]X伊東竜二
※龍切
【関根の話】「よっしゃー! 1勝、1勝、1勝、1勝ですよ! でも、運でも何でもない。やり返して、ボボボボンって攻めただけです。ここから! もう並みじゃないですよ。このまんま俺、突っ走るんで。皆さんよろしくお願いします! あと、Bブロックは総長(稲松)がいるんで、2人でK-DOJOを見せてやりますよ」
【伊東の話】「クソ! 初戦からやらかしてしまいました。必ず勝てると思っていた相手だけに悔しいですね。今日の失点は本当にデカい。残りは全勝して、必ず決勝トーナメントに進んでて、優勝して、5月5日はベルトを獲りたいと思います。(危ない場面はなかったが?)そうですね。だからこそ、完全に『何とかひっくり返してやろう』というアイツの気持ちに負けて。今の自分に足りない気持ちだと思うんで、今日の負けで気を引き締めて。残りは何が何でも勝ってやろうと。少しでも隙があればそこを突いてやろうと思っています。16年目にして新たな転機が来たと思います。(蛍光灯の束を持ち上げられたのは想定外だった?)ほぼほぼ一方的な展開だと思っていたので。上手いこと持って行かれましたね。残りの試合、頑張ります」
◇第5試合◇
▼30分1本
○関本大介 岡林裕二 神谷ヒデヨシ(13分46秒 ジャーマンスープレックスホールド)佐藤耕平 河上隆一 X橋本和樹
◇第6試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合 針地獄デスマッチ/30分1本
[第30代王者]○宮本裕向(18分26秒 体固め)[挑戦者]X“黒天使"沼澤邪鬼
※ムーンサルトプレス
☆宮本が5度目の防衛に成功
(試合後)
宮本「みなさんに、この痛みは伝わりますか!? 画鋲踏んだことありますか!? 剣山に間違って手を当てたことありますか? 栗を、手で拾おうとしたことありますか? そんな痛みを、伝える形式だったと僕は思います。いろんなデスマッチありますけど、こういうのも立派なデスマッチだと思うので、画鋲5万個以上、みなさんの手で持ってきてもらって、本当にありがとうございました。おかげで、メッチャ痛かったです! でも、きょう僕は沼澤邪鬼から防衛したんで、5月5日、大日本横浜文体、チャンピオンとして一騎当千の優勝者と闘いたいと思います! まだね、一騎当千も始まったばかりなんで、何が起こるかわかんないのが一騎当千なんで、みなさん一騎当千も最後まで応援よろ
しくお願いします! きょうはどうもありがとうございました!」
【宮本の話】「お客さんの力を借りると、画鋲だって5万個以上集まるんですよ。ハッキリ言って、1個2個じゃ全然歯が立たないぐらいの壮絶な痛みを感じました。でも、それを集めたからにはその画鋲で戦うのが僕たちの仕事、僕たちのプロレスなんで。今日はそれで戦い抜いたと思います。勝負なんて時の運なんで、何とか5度目の防衛を果たしましたが、一騎当千が始まったんで。自分はあの激しいデスマッチを勝ち抜いたヤツの挑戦を受けたいと思います。一騎当千を見てやってください。(5月までしばらく時間が空くが?)でも、デスマッチチャンピオンなんで、もちろんデスマッチが組まれると思いますし、何だったらその期間にストロングに殴り込みに行ってもいいかなとも思ってます。ストロングのベルトにだって、デスマッチの人間が挑戦しないこともないと思うんで。自分もそういうチャンスがあれば殴り込んでいきたいなと思います。(改めて針地獄については?)ホントにいろんな針があるなと。人間界の作り物のみならず、自然界にも針が存在するというのを見せれたんじゃないかなと思いますね。今日1個目に出したのは栗だし。この季節に栗とかウニを持ってくるのは、かなりの努力が必要なので。季節外れだけど、ちゃんとした本物を持ってきたんで。『他の針を用意してやる』と言ったからにはやってやろうと思っていたんでね」
【沼澤の話】「結果、今日は負けました。アイツに地獄を見せられたかと言ったら、それもできなかった。でも、いいじゃないですか。これに負けたら、一騎当千に自然とエントリーされるんでしょ? 一騎当千で優勝すれば、また5月5日にまた宮本に挑戦できる。素晴らしいストーリーじゃないですか。月9ドラマ並みですよ。今日が沼澤邪鬼15周年連続ドラマの第1話です。今日は負けました。トン底に落ちたかもしれない。でも、一騎当千で優勝してベルトを獲れば、最終回はハッピーエンドじゃないですか。やってやりますよ。ヌマノミクスは冗談めいた名前だけど、言っていることは本気ですから。(宮本はウニや栗を投入したが?)言ったからには準備したんでしょうけど、そこまで想像できなかったです。季節の物じゃないし。自然界も痛い。人間がどんなに頑張ろうとも、自然には逆らえないよ。ただ、それに逆らえるとしたら神様だけでしょ。ヌマノミクスで全国を変えていきますから。やると言ったからには本当にやります」
「一騎当千〜DEATHMATCH SURVIVOR〜」が開幕、リーグ初戦は第3試合の星野vs竹田によるコンクリートブロック、ラダー、チェアによるGショックデスマッチ。
試合の先手を奪ったのは星野、タックル合戦を制して場外戦で竹田を流血に追い込むが、竹田もエプロン上での攻防を制して断崖式ブレーンバスターで反撃、リングに戻ってからイスで脳天を殴打し、星野の背中にコンクリートブロックを乗せ、もう一つのブロックを投げつけるてから、割れたブロック上にボディスラムで投げ、なおブロックの破片で星野の額をえぐり、ラダーを投げつけてから、ボディースラムでラダーの上に叩きつける。
主導権を握られた星野はラダー上へのボディースラムから、ラダー上への勘九郎カッター、竹田の上にラダーを乗せてのセントーンで猛反撃、竹田も反撃するが星野はラリアットから鉄階段へのブレーンバスター、そしてラダーと鉄階段を竹田の上に乗せてダイビングセントーンを投下するが自爆してしまう。
勝負と見た竹田はラダー上へのジャーマン、ランニングニー、複数のブロックの上に国体一回戦スラムを狙うが、踏ん張った竹田が勘九郎カッターで逆に叩きつけると、最後は極道クラッチで丸め込んで3カウントを奪い、白星発進に成功する。
前回覇者の伊東は初参加のK-DOJOの関根と蛍光灯デスマッチで対戦、試合はルールに長ける伊東が関根に蛍光灯をフルスイングして流血に追い込み序盤から圧倒、背中を痛打してパイプイスが曲がる→ボディスラムで投げつけてその曲がりを直すというおなじみの攻撃も見せる。
伊東は蛍光灯束のフルスイングを狙うが、かわした関根は蛍光灯束ごと膝蹴りでなぎ倒し、串刺しニーから座れる状態にしたイスへのカミカゼを狙うも、伊東は切り返して、今度はボディースラムでイスへ投げつけて曲げ、今度はボディースラムで曲げなおす。
勝負と見た伊東はムーンサルトプレスを投下するがクリアした関根はバックドロップで反撃し、蛍光灯束めがけてのカミカゼを敢行、しかしランニングニーはキャッチされ、バックを奪った伊東はジャーマンで投げ、開いたイスを横向きにしてから雪崩式ブレーンバスターを敢行して関根の腰に大ダメージを与える。
伊東は関根にイスを投げつけてからのドラゴンキッカーから、大量の蛍光灯束を投入しドラゴンスプラッシュwith蛍光灯束を狙うが、関根は剣山with蛍光灯束で迎撃すると、この隙を逃さずにバスソーキックから龍切で3カウントで逆転3カウントを奪い大金星を挙げ、伊東はまさかの黒星発進となってしまう。
メインはデスマッチヘビー級選手権、王者の宮本が沼澤の挑戦を受け、サブタイトルの針地獄と銘打たれたとおり、リング上には木枠盛りの画鋲が53285個、バケツ盛りの剣山が321個設置された。
先手を奪ったのは宮本、突っ込んでくる沼澤をカニバサミで倒すと沼澤は顔面から画鋲に直撃、宮本は沼澤の足を持って画鋲の上に逆さ吊りの倒立状態にすると、今度は剣山のバケツを頭から押し付けて、また逆さ吊りにする。
先手を奪われた沼澤は画鋲の上へボディースラムを狙う宮本を逆に投げ、画鋲まみれになった宮本の背中を踏み、前頭部に剣山をすりつけて反撃し、倒れた宮本に画鋲を振りかけてから、足を滑らせたがフットスタンプを投下する。
宮本はトペコンヒーロで反撃し、リング下に用意してあった籠盛りの栗を投入、“愛してます”ダイビングチョップから、マットに栗をバラ撒いてから、その上にボディースラムを敢行する。
宮本は串刺しニーやラリアットで攻勢に出るが、沼澤はブルドッキングヘッドロックやドロップキックで応戦し、宮本をコーナーに担ぎ上げると大量の画鋲を投げつけ、リング内に剣山をばら撒くと雪崩式パワーボムを狙う。
しかし宮本はフランケンシュタイナーで切り返すと、今度はウニを投入しジャーマンで投げ、ムーンサルトプレスで勝負に出るが沼澤は剣山で迎撃し、神が降臨して神威を決めるもカウント2でクリアされてしまう。
沼澤は木枠盛りの画鋲の上でGOD式パイルドライバーを決めるが、自分の尻にも画鋲が刺さるも、構わず宮本の口に剣山を入れてからチンクラッシャーを決め、木枠盛りの画鋲をマットにブチまける。
沼澤は画鋲の上に自らの額を打ちつけて気合を入れてから絶体絶命式DDTを狙うが、阻止した宮本がファイヤーサンダーで突き刺し、ラリアットの相打ちの後で再度ファイヤーサンダーを決め、最後はバルキリースプラッシュからのムーンサルトプレスで3カウントを奪い、王座を死守した。
次期挑戦者は一騎当千の覇者と5月5日横浜で対戦する、果たして挑戦者は?自分的にはアブ小の再起に期待したい。 -
超危暴軍興行開催!ユニットの浮沈は森嶋にかかっている
2月27日 NOAH「超危暴軍興行」東京・江戸川区東部フレンドホール 380人 超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼超危暴軍興行オープニングマッチ/30分1本
モハメド ヨネ ○小峠篤司 石森太二(13分05秒 片エビ固め)原田大輔 平柳玄藩 X熊野準
※キルスイッチ
◇第2試合◇
▼Extremely Danderous and Violeut Nightスペシャルタッグマッチ/30分1本
○マイキー・ニコルス ザック・セイバーJr.(11分20秒 片エビ固め)シェイン・ヘイスト Xジョナ・ロック
※マイキーボム
◇第3試合◇
▼超危暴シングル5番勝負〜突〜/30分1本
○齋藤彰俊(6分34秒 片エビ固め)X北宮光洋
※スイクルデス
◇第4試合◇
▼超危暴シングル5番勝負〜技〜/30分1本
○小川良成(10分56秒 前方回転エビ固め)X大原はじめ
※ムイビエンを丸めこんで
◇第5試合◇
▼超危暴シングル5番勝負〜撃〜/30分1本
○マイバッハ谷口(10分01秒 片エビ固め)X中嶋勝彦
※マイバッハプレス
◇第6試合◇
▼超危暴シングル5番勝負〜頂〜/30分1本
○丸藤正道(10分29秒 横入り式回転エビ固め)X拳王
【丸藤の話】「(試合を振り返って?)どうだ、まだピンピンしてるだろ? 見ての通り圧勝だ、圧勝。大したこと無かった。まだまだだな」
【拳王の話】「(試合を振り返って)以前勝った時は完勝って言ったけどよ、確かにマイバッハの乱入で勝てたようなモンだったよ。超危暴軍としてノアに上がり始めてから1年経ったけどよ…結構差があるじゃねえかよ! クソ! でも、また楽しみ見つけたよ。丸藤はGHCヘビー級チャンピオンだろ? いつかその頂(いただき)に俺は必ず立ってやるからな!」
◇第7試合◇
▼超危暴シングル5番勝負〜結〜/30分1本
○森嶋猛(13分58秒 体固め)X杉浦貴
※バックドロップ
(試合後)
森嶋「エルボー効いたぜオラ! でも今日は俺の地元ということもあって、これだけの人が来てくれて本当にありがとう。今日は外敵じゃないノアに上がってるメンバーだけでの興行だったけど、3月15日の有明コロシアムでは鈴木軍とか新日本勢みたいな外敵をひねり潰して、プロレスリング・ノアが強い、面白いということを示したいと思います」
大原「…というドンの熱いお言葉でした。今日はサプライズゲストが来てくださっています。紹介しましょう。山田邦子さんです!」
(山田邦子さんが登場、花束を森嶋に手渡して超危暴軍興行の成功を祝福)
山田邦子「江戸川の皆さん、こんにちはー。盛り上がりましたね。メインは良い試合すぎて力が入ってお腹が痛くなってしまいました。他にもシングルが立て続けに見られてお腹いっぱい、大満足でした」
(山田さんは『さよならだけどさよならじゃない』を熱唱、拳王が音頭をとったアンコールに応えて『キューティーハニー』の替え歌を「この頃はやりの女の子。アゴの長い女の子。こっちを向いてよクニー♪」と歌い上げ、瀬川瑛子さんや仲間由紀恵さん、天龍源一郎のものまねもはさんで場内も大盛り上げ)
山田邦子「ノーギャラなんですけどね。モリシーが大好きなんで!」
(最後は自身の定番コント“バスガイド"も交え、超満員札止めの会場を笑顔一色に染め上げる。)
森嶋「かかってきなさい…かかってきなさい!!」
【試合後の超危暴軍】
――大会を振り返って?
▼森嶋「今日はメンバー5人でいろんなシングルやって、結果はどうあれ俺らがユニットとして興行を打てたことは良かったと思う。外敵がノアを制圧しに来てる中だけど、俺たちでも小さい会場でも満員にして一歩一歩積み上げていきたかったから。有コロでは拳王と大原は防衛戦があるし、俺は新日本と当たる。このまま有コロも全勝でいって、全部超危暴軍でひっくり返していくから!」
▼拳王「ドンが言ったことがすべて。ノアのリングに今、目障りな軍団が来てるけど、ノアで軍団って言ったら超危暴軍なんだよ! 俺たち超危暴軍は激闘もあり、今日の締めみたいな少しばかりファニーなところもあり。俺たちはどんな形でも客を満足させて帰してやるよ」
――杉浦に勝った実績をどう使いたい?
▼森嶋「今来てる鈴木軍を襲ったら挑戦できるんだったら襲うけど、ノアの人間として杉浦貴に勝ったんだから、胸を張ってシングルでもタッグでもベルトに向かっていきたい」
▼大原「今、外敵が来てますけど、ドンが言った通り大事なのはノアだけでどれだけ良い試合ができるのか…ってこと。ノアの“本質"を大事にしなきゃいけないし、その本質をムイビエンにしていくのは超危暴軍。そんなノアへの気持ちの現れた興行が打てたと思ってます。というわけで今日もムイビエン!」
超危暴軍興行が開催され、メンバー5人がシングル5番勝負に挑んだ。まず北宮は彰俊と対戦、北宮は真正面から突っ込むも彰俊は余裕で返し、アイアンクロースラムからのラリアットで追い詰め、最後は裏拳からのスイクルデスで彰俊が完勝。
続いて大原が小川に挑み、大原のジャベに対し小川は拷問技で応戦、大原はサミングから一気に勝負に出るが、ムイビエン狙いを小川がエビ固めで丸め込み3カウント、技ありで小川が勝利を収める。マイバッハは中嶋と対戦し、入場中の中嶋を刺又攻撃で強襲をかけたマイバッハは大原の介入などで先手を奪うも、マイバッハボムをフランケンシュタイナーで切り返した中嶋は大原、北宮を蹴散らした後て猛ラッシュをかけたが、ジャーマンを狙うとマイバッハはレフェリーを投げ飛ばし無法地帯を作り上げ、刺又を持ち出す。
中嶋は刺又攻撃は阻止したが、背後から北宮がプッシュアップバーで一撃を加え、最後は刺又ラリアット、チョークスラムからマイバッハプレスで3カウントを奪い超危暴軍が一矢報いる。
セミは拳王が丸藤と対戦、昨年9月ではマイバッハが介入したものの拳王が勝利を収めている。
試合は拳王がセコンドの介入を利用するが、丸藤はペースを保ち深入りさせない。
拳王のドラゴンスープレックスを決めるが、クリアした丸藤は虎王で反撃、その後で読み合いとなるも、丸藤がスクールボーイで3カウント奪って昨年9月の借りを返して、この時点で超危暴軍の負け越しが決まる。
メインは大将・森嶋が杉浦と対戦、エルボー合戦を体格差で制した森嶋はスカットミサイルを発射、コブラツイストで絞り上げて先手を奪い、串刺し重爆ヒップアタック、裏投げで杉浦を追い詰める。
先手を奪われた杉浦はコーナーに昇った森嶋を雪崩式ブレーンバスターで投げると、ターンバックルジャーマンから鬼エルボーを乱打、ジャーマンスープレックスを決めるもドラゴンスープレックスへの連続技は森嶋が阻止、ならば杉浦は後頭部エルボーからオリンピック予選スラムを狙うが、これも踏ん張った森嶋がハイキックを浴びせると、ジャーマンからラリアット、そしてバックドロップを狙う。
踏ん張った杉浦は鬼エルボーを乱打も、森嶋はラリアットでねじ伏せてからバックドロップを決め3カウントを奪い、リーダーの面目を躍如し、試合後はタレントの山田邦子さんが森嶋を激励、最後は森嶋が「かかって来なさい、かかって来なさい」と叫んで幕を閉じた。
現在NOAHマットは対鈴木軍がメインテーマで、超危暴軍は中心から外れている状態、また森嶋も超危暴軍は結成したものの、永田裕志に敗れGHCヘビー級王座から転落してからはタッグ王座も失って無冠、再起をかけたグローバルリーグ戦も負け越すなど2014年は不本意な結果となった。
試合後には巻き返しを宣言した森嶋、超危暴軍がNOAHの中心に立つには森嶋の再起に全てがかかっているのかもしれない。日付変わって昨日は多数江戸川大会にご来場ありがとうございました。次回興行は3月1日水戸大会です。皆様のお越しをお待ちしております。 #noah_ghc
— 株式会社プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2015, 2月 27ご来場ありがとうございました! 山田邦子さんに2曲も歌っていただき最高のエンディングでした。 リング幕も作ったし第2回はあるのか?? #noah_ghc pic.twitter.com/JBEmoVZmWy
— 大川正也 (@noah_okawa) 2015, 2月 27江戸川大会ご来場ありがとうございました!超危暴軍お疲れ様でした。負ける気あらへんけどお前らすげーよ!鈴木軍よりは気持ちいいわ!! 今日はNOAHのプロレスやったよ! #noah_ghc
— 小峠 篤司 (@atsushi_kotoge) 2015, 2月 27 -
2月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行のお知らせ投票受付日時が決定していなかった2月の月間MVP、ベストバウト、シリーズ&興行の受付日時が決定、3月3日の午前0時から投票受付を開始します。
3月 1日 ツイッターで午後9時30分ノミネートを先行発表、当ブログでは午後10時00分から
3月 3日 午前0時投票受付開始
3月10日 午前0時投票受付終了 結果発表
よろしくお願いします! -
プロレス多事争論「ルールよりもプロレスとは何かを考えて欲しい」
<プロレス格闘技DXより>
2・22後楽園大会の試合中、安川惡斗に重傷を負わせた世IV虎が25日、都内・スターダム道場で会見し、「このたびはケガをさせてしまった安川惡斗選手、選手の皆さん、プロレス界の皆さん、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪。会見にはロッシー小川代表、風香GM、高橋奈苗、当日、安川のセコンドについていた木村響子も同席し、小川代表が世IV虎にワールド・オブ・スターダム王座の剥奪、無期限出場停止の処分を課すと発表した。また、都内病院で入院中の安川の診断結果が「網膜震とう症」で、失明の恐れがないことも報告された。
【会見における小川代表、世IV虎のコメント】
▼小川代表「2月22日、後楽園ホール大会でプロレスの範疇を逸脱した試合が発生し、安川惡斗選手が重傷を負いました。安川選手、ご家族の皆さん、ファンのみなさん、プロレスに携わる関係者の皆さんにご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫びします。申し訳ありませんでした(出席者全員で頭を下げる)。これも管理体制が行き届かなかったことと反省しております。今後、話し合いを重ね、再発のないように務めてまいります。安川惡斗選手は頬骨と鼻骨を骨折しております。左眼窩底も骨折しております。本日検査をしまして、網膜震とう症という診断が出ました。これは幸いなことに、現状において網膜はく離ではありません。そして処分を発表させていただきます。世IV虎選手にはワールド・オブ・スターダム王座剥奪、無期限の出場停止となります。試合自体はTKO勝ちではなく、ノーコンテストといたします。そしてここにいます私を始め、風香GM、高橋奈苗に関しては給料の30パーセント減給を3ヶ月課したいと思います。大変ご迷惑をおかけしました」
▼世IV虎「このたびはケガをさせてしまった安川惡斗選手、選手の皆さん、プロレス界の皆さん、本当に申し訳ありませんでした(と頭を下げる)」
▼風香GM「2月22日に起きた、行き過ぎた顔面攻撃により安川惡斗選手に重傷を負わせたこと、多くの混乱を起こしたことを深くお詫びします。申し訳ありませんでした。当日、リングで起こったことに関しては世IV虎に全て非がありますが、そこに至るまで二人の関係に気づいていながら修復へと導けなかったこと、心のケアをやりきれなかったこと、また、プロ意識の教育不足、アンバランスなマッチメーク…実力差がありすぎるタイトルマッチを認めてしまい、このような結果になってしまったのは世IV虎以上の選手、スタッフ全ての責任だと思っています。この事態を受け2月23日、緊急会議を行い、今後の話し合いを行いました。改善点としまして、ルールの厳罰化。拳の顔面への攻撃、顔面パンチは禁止致します。今後は一度でもあると反則負け、その場でストップとさせていただきます。そしてリングドクターを本部席に置くこと、もう一つ、内々の話になりますが、このような人間関係のひずみを大きくする前に、改善、解決していくため、宝城カイリ選手を選手会長に置き、定期的に選手会を開き、意見交換していくこと。以上のことを決定しました。今回起こったことを重く受け止め、安川惡斗選手の一日も早い回復を待ち、全ての批判を真摯に受け止め、これからもスターダム選手、スタッフ一同、前を向いていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。このたびは申し訳ありませんでした」
▼高橋「選手の一番上として、選手代表として常日頃から選手と一番近くにいます。守らなければいけない立場でありながら、選手の教育が至らないせいで今回のことが起きてしまったと深く反省しております。プロレスは皆様に夢を与えるものでなければいけないと思います。また選手自身が夢を持てるリングを示してあげられなかったことを重く受け止めています。今後のスターダムのプロレスで全てを拭うことはできないと思いますが、少しずつでも努力して、心を乱してしまったお客さん、一生懸命頑張っているプロレス界の方々、そういう方々に対して、頑張ることによって、前に進むことによってお詫びしたいと思います。このたびは申し訳ありませんでした」▼木村「スターダムにフリーとしてここ何年も参戦している中で、団体の姿勢であったり、ロッシー小川代表の暴走であったりに疑問を感じることがありました。私はそれに気づいていながら改善に至るまで行動を起こせなかったし、実際に何も変えることができなかったというのが、こういう未来ある二人の人生を大きく変えてしまうようなことにつながってしまったと思います。プロレスラーは命というか人生を試合にかけてて、本当に今回のことでなくても何かのアクシデントで誰かの人生が大きく変わってしまうことがあって、それと逆に自分はプロレスと出会ったことで、凄くプロレスに救われてきたので、今回、惡斗が大怪我をして、世IV虎がこういうことになってしまったんですけど、今まで自分のキャリアの中で先輩たちにずっと試合の中で教えてきてもらったプロ意識を自分たちの世代が下に全然伝えていられないなという後悔が物凄くあります。なので、これからは試合でも、試合以外でも自分が先輩たちに教えてもらったプロ意識一つ一つ、全部のことを伝えていきたいと思います」
▼風香GM「世IV虎が対話をできる状態ではないので、それ以外の者が答えさせて頂きますので、何か質問がありましたらお願いします」
――今回起こってしまった原因というのは?
▼風香GM「原因は最終的に二人にしかわからないことで、スタートは小さいことだったと思うんですけど、それが1年半、2年とかけてここまで修復のできないものとなってしまい…。ただ惡斗は私に対しても当日、病院に付き添った時にでさえ、世IV虎の悪口も全く言わず、今も病院で『世IV虎さんも悪かったけど、私も悪かったから、世IV虎さんが悪かったと仕向けないでほしい』と言ってるぐらいです。本当に二人にしかわからないことがあって、一つの大きな喧嘩があってとかではないはずだと思います」
▼木村「フリーとして、外側からみた意見の一つとして考えてもらえればと思うんですけど、二人の関係がどうであったという前に、二人にプロ意識の教育ができていなかったのが原因の一つだと思っています」
▼小川代表「最初、パンチの応酬みたいになったんですけど、途中でプロレスとして成立しようという意気込みはあったんですけど、それがその通りにならなかったのが現実ですね。ああいう大怪我をしたのは非があることですので、後悔してもアレなんですけど、何らかの形で試合を成立しようとしてたのは事実です」
――世IV虎選手にプロレス観の変化は?
▼風香GM「今はこういう状態で具体的な話し合いを取れていなくて、ただ惡斗、ご両親に対して申し訳なかったという気持ちを繰り返していますけど…」
▼小川代表「補足しますと、昨日、世IV虎選手と一緒に惡斗選手の入院している病院にお見舞いに行って、二人は握手をしながらお互いの非を認めたというところがあります。こういうことが起きてからでは遅いんですけど、試合で起きたことをお互いかち合ったというか、そういう場面がありました。そこで世IV虎は惡斗に謝罪をしました」
【会見後の小川代表】
――安川選手の現状は?
▼小川代表「鼻は1ヵ月固定しないといけないということで、目は腫れがひどくふさがっている状態です。本人はケガの具合、置かれてる状況とかよくわかっています」
――失明の恐れは?
▼小川代表「それはないです。あとは腫れが引くかですね。今日、惡斗のお母さんから」電話をもらって、今日検査したと聞きました」
――現在は入院していると?
▼小川代表「今、入院してます。月曜日の深夜に入院しました」
――今回のような試合は予測できなかった?
▼小川代表「仲がいい悪いは誰でもあると思いますし、プロレスラーのプライドもある。試合を見てるとプロレスの試合をしようというのはみえたんですけど、どこかで意地があって体が動かなかったのかなと。世IV虎がタックルにいった場面がありましたけど、(感情的になると)通常ああいう場面はないですからね。殴り合って終わると思いますから」」
――世IV虎がプロレスを辞める可能性は?
▼小川代表「会社としては冷却期間を置いて、心の静養もしないといけないと思います。想像以上の反響になってますし」
――どんな反響が?
▼小川代表「今、無言電話とか深夜にまで至ってますね。そういうのに耐えていかないと。脅しの電話とかもあります」
――世IV虎は故意だった?
▼小川代表「故意はないですよ。プロレスラーですから。いきすぎたことは確か。その状況が判断できなかった。試合で興奮してるし、そこがプロレスラーとして未熟だったのかなと」
――世IV虎の今後については?
▼小川代表「惡斗が元気な姿をみせないと、世IV虎はプロレスやる辞めるの次元じゃないですね。今は起こったことも含め、今後のことを考える時間でしょうね」
――教育係は?
▼小川代表「高橋、風香がやってますけど、自分も細かいとこも目配りしていかないといけないですね。思ってた範疇を超えてしまったんで」スターダムが会見を開き、2月22日後楽園大会で行われたワールド・オブ・スターダム選手権、世IV虎vs安川惡斗戦で世IV虎が顔面パンチで惡斗に顔面骨折の重傷を負わせて騒動になったことを謝罪、世IV虎に関しては無期限謹慎と王座剥奪、選手権に関してもTKO勝ちからノーコンテストに変更となった。
根本的な原因は険悪な関係であり、また実力差のありすぎる二人のカードをフロント側が認めてしまったこと、週刊プロレスによると夏樹☆たいようと世IV虎のユニットである“川崎葛飾最強伝説”に惡斗が志願してユニットに加わったが、1年半後に惡斗が「カワカツのパシリを卒業したい」と一方的に離脱したことで世IV虎が怒り、険悪な関係となり改善されぬままなっていたという。
スターダム側が二人の関係を軽視してしまったのは1年半以上前の話であり、惡斗も昨年4月から12月まで病気で欠場したのもあって“過去のもの”としてしまったからかもしれない。
世IV虎は謝罪するだけに留めたが、一部マスコミでは世IV虎を追放すべきなのではという見出しもあった。もし居直ってセメントマッチを肯定するようであれば追放も仕方なかった、しかし本人が事の重大さに気づいて反省したのであれば救いはある、だからスターダムは世IV虎を無期限謹慎ながらも残すことにした、それはスターダム全体が敢えて全責任を取るという意味と捕らえていいと思う。
今後に関してはルールの厳罰化、顔面パンチの禁止などとしたが、プロレスはフォール、ギブアップ、場外カウント、反則カウントなどあるが、基本的にはあってないようなもの、レフェリーこそ最大のルールブックであり最大の権限を持っている、試合の流れ次第ではグーパンチもOKとされる、ルールを厳格化しすぎれば試合の面白みが半減する怖れもある。
今回の一件では仙台女子プロレスの里村明衣子が
「プロレス興行。
チケットを買ってくださったお客様は、何を求めてみに来られているのかを想像し、試合を通じてお客様に何を届けたいのかを考えます。闘いの中で、潰し合い、憎しみなどの感情が産まれる事はあります。
しかし、「プロ」の「レスラー」である以上
その感情を「最高のエンターテイメント」としてお客様と共有しなければいけない、お客様を闘いの場に引き込み共に闘う力とする責任があるのです。
それが「プロ」の「レスラー」の私達の役目だと思います。レスラー志望の選手は最初から野望高く、血の気が多い子が10代で入ってくる。
時に感情をコントロール出来ない【やんちゃ】な子がほとんどです。
それを毎日毎日人間関係や礼儀、練習を徹底管理する事は本当に大変な事です。うちも練習中のスパーリングでも、感情的になりケンカに発展する事は良くあります。
そうなった瞬間、髪の毛ひきずってでもリングから下ろすのが上の役目。
お前はプロじゃないと教える。
一線を超えたらプロレスで無くなるのです。
理性を抑える事を覚えさせる。全てが紙一重。
プロレスとは、きちんと相手と向き合い、闘いを通して、感動、信頼、楽しさ、生きる強さを伝える最高のエンターテイメントです。
新日本の棚橋選手が最後に【愛してまーす】の一言でファンと一体になる事こそが夢や希望を与える究極の良いパフォーマンスだと思います!
人様の子供を預かる身としては何かあってからでは遅いのです。その責任は私もしっかり考えたいと思います。」
とHPにて見解を出したが、選手がエキサイトしても最低限の冷静さを持っているし持っていなければいけない、ドリー・ファンク・ジュニアが「プロレスとはリアルとエンターテイメントのカクテルでなければいけない」と残しているとおり、リアルがあるとしても常に観客に見せるものではなければならない。
今回は団体側の至らなさから起きた事件、ルールの厳格化以前にスターダムが二度とこんな事態を起こさないためには、プロレスとは一体何なのかを見つめなおして欲しい。 -
1年ぶりのWRESTLE-1観戦、武藤全日本化推進で上々!
2月22日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2015 WEST SIDE STORY」大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場 750人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
NOSAWA論外 ○MAZADA 藤原ライオン (9分37秒 片エビ固め)黒潮“イケメン"二郎 稲葉大樹 X村瀬広樹
※正田落とし
◇第2試合◇
▼30分1本
○吉岡世起(8分12秒 エビ固め)X児玉裕輔
※スライディングキック
◇第3試合◇
▼「WRESTLE-1vsDESPERADO」/30分1本
○大和ヒロシ(7分21秒 エビ固め)X土肥孝司
※ノーザンライトボム
◇第4試合◇
▼「WRESTLE-1vsDESPERADO」/30分1本
征矢学 AKIRA ○アンディ・ウー(11分30秒 エビ固め )河野真幸 XKAZMA SAKAMOTO エル・イホ・デル・パンテーラ
【試合後のAKIRA&征矢&アンディ】
▼征矢「あれがデスペラードのやり方か!?」
▼アンディ「今まであいつを目覚めさせて一緒にやろうと思ってたけど、あいつが好きにやるなら、俺も好きにやる。あいつに同じことやってやる」
▼AKIRA「狂っていいよ」
▼征矢「やり方が問題だ。あっちは何人だ? こっちは3人だぞ。あいつら本当に実力あるのかって」
▼アンディ「やってやります!」
▼征矢「296倍返しだ!」
【河野の話】「ラッキーだ、ラッキー。リング上の最後の状況みて、どっちが勝ったかわかるだろ。命より大事なマスクがここにあるんだ。その時点でアンディ・ウーの負けだ。クルーザー級やるんだろ。デスペラードの枠、用意しろ。パンテーラにいかせる。必ずベルト獲らせるから」
◇第5試合◇
▼「KASSENスペシャルシングルマッチ〜WRESTLE-1 vs ZERO1対抗戦〜」/60分1本
○田中将斗(11分30秒 エビ固め)X近藤修司
※スライディングD
【田中の話】「KASSEN以来2度目の対戦やったけど、初めてやった時も感じたけど、体格的に体重とかは向こうの方が上で、パワーも上かもしれん。ジュニアのくくりにいるかもしれんけど、やってて全く感じなかった。いついかれるかわからん状態に持ち込まれた。初対決した時より粘り強いし、やってる人間と近くにいるレフェリーしかわからんと思うけど、息遣いの荒さもこの間より感じなかった。スタミナどうのというトレーニングをしてるのを感じたね。このタイミングで当たったし、また次やる時がどのぐらいのスパンでやるかわからんけど、次やるのが楽しみではありますね。前回、東京でやって、今回は大阪。違いとこに呼ばれるなら、違うとこでも近藤との戦いをみせたいね。望まれるなら喜んで」
【近藤の話】「やっぱ強ぇな。ホント心から素直に思う。田中将斗、強ぇ。ジュニアという階級で甘えてたな。向こうは同じぐらいの体格でヘビー級とガンガンやってきたわけだから。身長、体重じゃねぇな。気持ちの問題だと思う。2連敗だよ。でも目標ができた。田中将斗を追いかけるぞ。クルーザーがあるけど、俺は参加しない。無差別を狙う。その前に田中将斗。1回2回負けたぐらい何だ。もう一回やらせろ。(再戦の)希望を出す。(3月のKASSEN2で再戦したい?)その前にウチの3月の後楽園に呼べよ。何回やってもいい試合になるよ」
◇第6試合◇
▼60分1本
KAI 浜亮太 ○中之上靖文(14分45秒 片エビ固め)武藤敬司 船木誠勝 X芦野祥太郎
※ノックアウェイ
【KAIの話】「(2・13)後楽園で言った通り、次の挑戦者は自分でお願いします。返答もらってないんで、もらいたい。今日は偶然にもデビュー8周年ということで、武藤さんと久しぶりに当たる機会があったけど、獲りたかった。今日は地元・大阪の二人(浜&中之上)に後押しされて勝たせてもらった。この間言って、今日も言って、(武藤からの)何かしらのリアクションがほしい。自分の覚悟は本気なんで、返答をもらいたい。(王者・武藤と初めて当たったが?)前回当たったのは結構前だけど、僕の中でその時の武藤さんとそんな変わってないと思えましたね。よりいっそう身が引き締まったし、油断できないですね。(武藤を攻略する感触は?)過信にはならないけど、何かをつかみかけましたね。今日もそこまで触れ合ってないんで。返答をいただかなきゃ俺は先に進めない。過信じゃない自信はありますよ」
【武藤の話】「(KAIの)気持ちは伝わってきたよ。もしかしたら最初からKAIはチャレンジャーとして筆頭にくるぐらいのチャレンジャーかもしれないね。逆にうれしいですよ。ベソかいてるKAIはみたくないからね。(KAIの挑戦を受ける?)そうだね。(新人・芦野をパートナーに抜擢したが?)W-1で新陳代謝をよくしていかないと。ウチの唯一の自慢が若い奴が多いことだからね。早く上がってきてくれないとな。このマッチメークも俺が決めたわけじゃないけど、期待の表われだよ」
◇第7試合◇
▼60分1本
○田中稔(18分41秒 HEATクラッチ)Xカズ・ハヤシ
(試合後)
稔「この間、カズさんが言ってたクルーザー・ディビジョンの戦い、俺が最前線で引っ張っていく」
カズ「次は田中稔へのリベンジだ。そしてクルーザー・ディビジョン、お前と二人で争ってやる」
(すると大和、吉岡、アンディ、児玉、ライオン、パンテーラが次々と登場)
大和「二人だけで新しい世界を作れるわけがない。我々で切磋琢磨してこそ新しい世界を創造できる。私も入れて下さい」
吉岡「カズさん、稔さん、上の人と肩を並べたい…いや超えたい。この二人でクルーザー・ディビジョンの世界を作るなら俺も混ぜてもらいますよ」
児玉「ここにいる全員より強くなってクルーザー・ディビジョンを面白くします」
アンディ「今の俺には実績がないけど、俺もこの戦いに混ぜてくれ」
ライオン「俺が一番になる!」
稔「W-1に新しいベルト、クルーザー・ディビジョンを作って一番を決める。その一番は俺がなる。そしてW-1は俺が盛り上げる、今日集まったみんな、一人残らずW-1についてこい!」
【稔の話】「とりあえず阿部(誠リングアナ)さんから3戦2勝1敗と聞くまで勝ち越してるとは思わなかった。W-1になって初めて。きつかった。最後(マイクを)噛んじゃったぐらいダメージがあったからね。これで後楽園の借りは一つ返した。(クルーザーベルトをかけてカズと)もう一回シングルと思ってたけど、あれだけのメンバーが出てきて、何人いたかわからないけど、あれだけの人数がいる。会社には早急にW-1クルーザー・ディビジョンを新設してもらって、トーナメントで一番を決めたい。もちろん俺が一番になる。この団体を盛り上げて世界一の団体にする。集客は苦戦してるけど、その志は変わってないからね。俺たちがこの団体を盛り上げていく。テッペン、一番は譲らない。ZERO1もEPWもあるし、4冠王を狙いますよ」【カズの話】「俺の次の目標はクルーザー・ディビジョン。いろいろ入ってきたけど、俺の中では俺と田中稔の戦いだと思ってる。クルーザー・ディビジョンを作り、田中稔と決着つける。一言で言えばリベンジだ。これから続いていくから。クルーザー・ディビジョンの中でのリベンジだ。みとけ」
今回はWRESTLE-1を1年ぶりに観戦、WRESTLE-1も何度か観戦しようとしたがなかなかスケジュールが合わず、今回は大阪大会が仕事が休みだったこともあり、観戦することにした。
第4試合は征矢、AKIRA、アンディーvs河野、SAKAMOTO、パンデーラの6人タッグは、仲間割れから遺恨が勃発したアンディーとパンデーラが序盤からど派手に場外戦を展開する、場外戦のあとはアンディがセコンドの土肥を加えたデスペラード勢に捕まるも、征矢とAKIRAのニューワイルドオーダーが連係攻撃で試合を盛り返す、終盤にはデスペラードがアンディを再び捕らえ、SAKAMOTOが大技連発で追い詰めるがアンディは懸命に粘り、みちのくドライバーを狙うSAKAMOTOを腕決め変形エビ固めで3カウントを奪い逆転勝利となるが、試合後はパンデーラがアンディを襲撃しマスクを剥ぐ暴挙を働いたことで二人の遺恨はますますエスカレートとなったが、デスペラード勢は副将の崔領二、参謀のTAJIRIを欠いたのが大きいようだ。
第5試合は近藤vs田中のWRESTLE-1vsZERO1の対抗戦、序盤は田中が場外戦で先手を奪ったが、近藤はエプロンの田中にキングコングラリアットを放って反撃、だが田中はエルボーを中心にして攻め立て、近藤がランセルセや低空DDTで反撃しても、田中もDDTでやり返しラリアットを連発してからスーパーフライを投下、だが近藤は剣山で迎撃して食い下がる。
しかし田中の勢いは止まらずエルボーやバックブローで攻め立て、近藤もザ☆オリジナルで反撃するがラリアットが相打ちになっても近藤が撃ち負けてしまう。
田中はファルコンアローから勝負に出て、スーパーフライを投下、近藤もキングコングラリアットを放つも2発目は田中がカマイタチラリアットで迎撃、最後は垂直落下式ブレーンバスターからのスライディングDで田中の完勝となった。
セミの武藤、船木、芦野vsKAI、浜、中之上はWRESTLE-1王座を狙うKAIが先発で出るも、武藤は先発に出ずデビューしたばかりでセミに抜擢された芦名が先発、芦名は攻め込まれるも武藤がアドバイスを贈りつつ激を飛ばす。
武藤が登場してKAIと対峙するが武藤がSTFやクロスフェースなどでKAIの動きを封じるも、武藤はすぐ船木に交代、こういったときはKAIが武藤に積極的に食い下がって欲しかったが出来ないまま、武藤に飲まれたままという印象を受けてしまった。
終盤ではKAIの延髄斬りと武藤のシャイニングウィザードの応酬となるが、武藤も膝が悪いのか、シャイニングウィザードが必殺技になりえなくなってきている。
武藤は中之上にシャイニングウィザードを放ってから芦名に交代、芦名も金星狙いで中之上を攻めるが、KAIと浜がカットに入り武藤も入るとKAIはLATからフェースロックで絞めあげ、その間に中之上が芦名をでノックアウェイ仕留め、試合後はKAIが武藤に改めて挑戦を迫り、武藤も受諾となったが、今回の印象では武藤に飲まれたままという印象が強かった。
メインのカズvs稔は全日本時代から何度も対戦しているはずれなしのカード、カズが稔をうつ伏せにしてサードロープに固定してからのライオンサルトを放ち、ここから稔の首攻めで先手を奪う、稔も左腕にキックを放ってから腕攻めで反撃するが、カズはナガタロックⅡ、ツームストーンパイルドライバーで反撃しリバース・ファイナルカットやリバースブレーンバスターで稔の首に大ダメージを与える。
稔は延髄斬りでカズの動きを止めてから雪崩式ハーフラッチ、そしてFIRE BALLスプラッシュを投下するがカウントは2、腕十字も決めるが決め手にはならない。
カズはファイナルカット、リバースゴリースペシャルボムと畳み掛けてパワープラントを狙うが、阻止した稔がハイキックを浴びせるとそのままHEATクラッチで3カウントを奪い逆転勝利、試合後は稔がカズが提唱したクルーザー・ディビジョンに名乗りを挙げれば大和、吉岡、アンディ、児玉、ライオン、パンテーラと続々と名乗りを挙げ、最後は稔が王座奪取をアピールして幕となった。
昨年観戦したときは空席が目立ち満員とならなかったが、今回は用意されたイスもほとんど埋まり満員、WRESTLE-1も試行錯誤しながらも少しずつ上向いているようだ。 -
スターダムで不穏試合・・・世IV虎が惡斗に仕掛け潰す!
2月22日 スターダム 「QUEEN’s SHOUT2015~女王たちの叫び~」後楽園ホール 1050人
◇第1試合◇
▼ティーンズバトル 15分1本
○つくし(7分20秒 トゥインクルスターロック)X渡辺桃
◇第2試合◇
▼15分1本
○はづき蓮王(9分20秒 グラウンド式裸締め)×愛星ゆうな
◇第3試合◇
▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
○岩谷麻優 彩羽匠 世羅りさ(11分35秒 片エビ固め)ヘイディ・ラブラス ドラゴニータ ×クリス・ウルフ
※ダイビング・フットスタンプ
◇第4試合◇
▼ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本
<第7代王者組>高橋奈苗 ○宝城カイリ(17分2秒 反則勝ち)<挑戦者組>木村響子 ×ハドソン・インヴィー
☆第7代王者組の七海里が3度目の防衛に成功
◇第5試合◇
▼ハイスピード選手権試合 30分1本
<挑戦者>○コグマ(16分3秒 コグマ式ヨシタニック)<第8代王者>×紫雷イオ
☆第8代王者の紫雷イオが3度目の防衛に失敗。コグマが第9代王者となる
◇第6試合◇
▼ワールド・オブ・スターダム選手権 30分1本勝負
<第4代王者>○世IV虎(7分45秒 TKO)<挑戦者>×安川惡斗
※第4代王者の世Ⅳ虎が3度目の防衛に成功
小川社長「非常に感情的に、プロレスの範疇を越えたものになったので。お客さんはそういう試合を見に来ているわけじゃない。決められたなかで(やらなければ)。総合格闘技でもなければ果たし合いでもない。プロレスリングなんで。それを逸脱してしまったことは…。これでケガして復帰できないような状況になってしまったら大変なことになってしまうので。ちょっと困惑してますね。正直言って。
(ただ、こうなる必然はあった2人だったのでは?)あったのかもしれないけど、そこはお互いのプロとしてプライドがあるじゃないですか。どんな状況でもそれを越えちゃいけないと思うんですよ。勝敗を別としてプロレスとして決着をつけてほしかったけど。これはセコンドが見るに見かねてのTKOでしょ。こんなのあり得ないです。あっちゃいけないし。だってお客さんはメインを重要視して見に来てるんだから。そこはメインイベンターとしての責任じゃないですか。
(ここまでのことになるとは想像ができなかった?)想定外だし、どんな感情があろうが、プロのリングでやる以上はプロレスとして爆発させればいい問題なので。それを越えちゃいけないんですよ。何があろうとね。好きだろうと嫌いだろうと、憎しみがあろうがなかろうが、プロなんだから。お客さんに申し訳ないです。不完全燃焼の試合をしたってことは。
(世Ⅳ虎にペナルティーなどは課す?)わかりません。いま本人も冷静さを欠いている状態なので。どんな面白くないことがあろうと、プロだから。そこをちゃんとまとめるのがプロの務めなんですよ。それをできなかったってことじゃないですかね、結果的にね。それはプロとしては失格ですね。これはベルト自体がこのままいいものかというところまで来ちゃうわけですよ。それも含めて少し時間をください。これは緊急事態。こうなったばかりなので、ちょっとあまり言葉がないんで。何も決まっていることがない。惡斗のケガのこともあるし、状況を見ないと。プロのリングではあっちゃいけないことですよ。
(全女の時代はきょうの彼女たち以上に人間関係が壊れた者同士が試合をしてもプロレスとして成立していた)それはプライドがあるからですよ。
(きょうみたいになったこととかつて全女で成立していたものの差は選手としてのプライドの差?)プライドだし、プロレスは私情じゃないんですよ。向こうが先にやってきたからやったとか、そんなレベルのことを言ってるようじゃダメですよ。全女はそういうこともあったけど、試合はちゃんとやったから。それとは違う。これは試合という範疇を越えてる。前代未聞です。惡斗がケガして、復帰できればいいですけど、できなくなった場合。ベルトのこと、いろんなことを含めて、いろんな状況を見ながら練り直さないといけないです。
(この試合の結果は防衛?)レフェリーが防衛と判断しましたから。ただ、今後の状況によってはどうなるかわからないです。
(取り消す可能性もある?)ちょっとわからないです」
スターダム後楽園大会で行われた世Ⅳ虎vs悪斗のワールド・オブ・スターダム選手権で事件が起きた。
まず経過を書くと試合前に調印式が行われたが試合直前の調印式は異例、理由は7日に行われた調印式を悪斗がインフルエンザのため欠席し、世Ⅳ虎も「相手がいませんのでサインしません」と調印書にサインしなかったからだった。
悪斗は大会前日にSAMURAI TVの「バトル☆メン」にゲスト出演した際に調印書にサインし、後は世Ⅳ虎がサインするだけだったが、ところが世Ⅳ虎は悪斗が『土下座しなければサインをしない』と言い出し、悪斗が激怒するも木村がなだめて悪斗が土下座と見せかけて大江戸隊が総掛かりで世Ⅳ虎を襲撃、調印書には世IV虎の変わりに木村が代筆して選手権は成立となった。
しかし試合となると悪斗がエルボーの連打を放ったに対し、世Ⅳ虎は何度もグーパンチで殴りつけ、裁いていた和田京平レフェリーも世Ⅳ虎が完全にキレているのを察したのか「おまえは王者なんだぞ」と必死で宥める。
悪斗は流血となるが、世Ⅳ虎は構わず何度も殴りつけ悪斗は無抵抗となる、悪斗が場外に落ちた際にセコンドの木村がタオルを投入、京平レフェリーも認め世Ⅳ虎がTKOで王座防衛となったが、厳格なレフェリングをしつつも観客の視点で裁く京平レフェリーがこんな形で試合を止めるのはよほどのこと、多分だが木村響子も京平レフェリーも世IV虎が完全に冷静じゃないのと、このままお客さんに見せられない試合になると判断して止めたのではと思う。
悪斗は納得せず闘う姿勢を見せたが、大江戸隊が必死で制止して退場、世Ⅳ虎も無言のままリングを後にし、奈苗やコグマらがどうにか大会を締めくくるも館内から罵声が飛び交うなど後味の悪さだけは残ったまま、惡斗は病院に搬送されたという。
なぜスターダムでこういったセメントマッチが起きたのかわからない、確かに1月に惡斗が挑戦表明した際にも世IV虎は「オマエなんて秒殺だよ。」「眼中にないですけど自分の眼中に入ってくるならアイツを潰すだけなんで。」と発言はしていたが最終的に挑戦表明を受けたことで不穏な空気は感じさせなかった。
だが惡斗が調印式をインフルエンザで欠席した際に世IV虎は調印書にサインをしなかったことを考えると、調印式あたりから不穏な空気となっていたのではと思う
こういったセメントマッチは橋本真也vs暴走王(小川直也)の1・4事変を思い出させてしまうも、橋本vs暴走王戦は政治的背景が絡んで起きたが、スターダムの場合は個人的感情がエスカレートして起きてしまった、確かに世IV虎の中に惡斗に対して面白くない感情はあったと思う、しかしそれをリングに持ち込むべきかどうか、持ち込んだとしてもその感情をコントロールできるのか?世IV虎の場合はコントロール出来ずに暴走、まして団体の顔である王者の方から仕掛けてしまった、こうは言いたくないが周囲から王者またレスラー失格と言われても仕方がないと思う。
ただ世IV虎の今後もあるが、世IV虎vs惡斗戦の決着はどうつけるのか、惡斗にしろ仕掛けられてやられた以上黙っているわけにはいかず、ファンもモヤモヤを抱えたままを考えるといずれ決着戦は考えなければいけない。スターダム側がどう決着をつけるのか見定めていきたい
<スターダム公式HPより>
ファンの皆様へ
本日、後楽園ホール大会のメインで行われたワールド・オブ・スターダム選手権試合、王者・世Ⅳ虎vs挑戦者・安川惡斗の試合はセコンドのタオル投入という不完全な結果になりました。そして惡斗が負傷し病院に搬送されましたが、眼の腫れがひどく明日、再検査という事態です。こういった観客不在の闘いはスターダムの本質ではありません。この事態を団体として真摯に受け止め明日、風香GMを始め各ユニットの代表者(昭和軍=高橋奈苗、平成軍=紫雷イオ、大江戸隊=木村響子)を集め緊急ミーティングを行います。そして改善すべき点は修正して、より良い団体運営を遂行していく所存でございます。今後ともご支援の程をお願い申し上げます。このたびはファンの皆様に多大なるご心配をおかけし誠に申し訳ありませんでした。
株式会社スターダム
代表取締役 ロッシー小川私から診断結果のご報告はできませんが、同期の安川惡斗は無事に病院から帰宅致しました。 意識もあり、会話もできます。 ですが現在は目が開かないため、本人からの発信は後日になるかと思います。 #スターダム
— 宝城カイリ⚓︎@2.22ベルト防衛戦 (@kairi_hojo) 2015, 2月 22プロレスがすきで プロレスに食べさせてもらって プロレスになにかをもらった だから、リングに立っている プロレスの神様と目を合わせられないようなことは しちゃいけないんだよ。。。
— 木村響子 (@kimurarock) 2015, 2月 22プロは仕事に一切の私情を挟んではならない。喧嘩するならお客さんに見えない場所でやればいい。昔某選手と控室や飲み屋で殴り合いの喧嘩になった事あるけど俺はリング上に私情を持ち込んだ事は一度もない。プロならば絶対にお客さんの存在を忘れてはならんのよ。
— ミスター雁之助 (@MrGannosukeFMW) 2015, 2月 22いくらプロレスが何でもありでも、ありゃ駄目だろう。怒りを通り越して哀しい。
— 須山浩継 (@suyamahakusyak) 2015, 2月 22 -
全日本プロレスがGOサインを出した!諏訪魔がIGF参戦へ!
<東京スポーツより>
イノキゲノムと王道遺伝子、ついに交わる――。20日、IGF総帥・アントニオ猪木氏(72)が全日本プロレスの“暴走専務”諏訪魔(38)の参戦に事実上のGOサイン。暴走専務もIGFとの接触を認めた。早ければIGF4・11両国国技館大会への参戦が浮上し、“禁断の扉”が開かれそうだ。
山が動いた。この日、全日本は東京・後楽園ホール、IGFは目と鼻の先の東京ドームシティホールで大会を開催。いわゆる“興行戦争”のはずだったが、両団体の距離は一気に近づいていた。
かねてIGFへの興味を示していた諏訪魔は試合後「IGF? コンタクトは取ったよ」と明言。タッグ王座戦で敗戦直後とあって詳細は口を閉ざしたが「いろいろ今後のことを考えないといけない」と意味深な言葉を残して姿を消した。
全日本の秋山準社長(45)はこれを受け「選手がやりたいというのなら構わないよ」とバックアップを約束。自身も2002年、ノア所属時代に故三沢光晴社長に直談判し、新日本マットに参戦した経験があるだけに、その気持ちは理解している。まだ“直訴”の声は上がってきていないそうだが「きたときは動く」とお墨付きを与えた。
問題は故ジャイアント馬場さんの遺志を継ぐ王道プロレスの“宿敵”だったIGF総帥だが…。猪木氏は諏訪魔の参戦について「いいんじゃないですか。それでリング上、お客さん、みんなが元気になるんであれば。俺はこういう性格なんでね。みんな俺に乗ってくれればいいよ。誰でも受け入れます」とまさかのウエルカムを表明だ。
過去にも青木篤志(37)が参戦しているが、当時はノア所属。“全日本生まれ全日本育ち”の選手が「イノキゲノム」を標ぼうするIGFマットに上がるとなれば歴史的な出来事だ。
IGFの次回4・11両国大会では「新王者決定トーナメント」の1回戦が行われる予定。IGFルール(総合格闘技戦)の興行となる可能性が高いが、サイモン猪木取締役は「プロレスとMMAを交ぜた大会にしてもいい。ただ、うちは“仲良しプロレス”はやらないんで、覚悟してほしい」とズバリ。いきなりの両国大会参戦もあり得る。
いずれにせよ、両団体のトップがGOサインを出しただけに、事態は急展開を見せそうだ
東京スポーツ誌上で全日本プロレスの諏訪魔がIGFに参戦することが内定したことが明らかになった。
昨日の全日本後楽園大会、IGFドームシティ大会も互いに団体間の問題について触れなかったことで、最初からなかったこととなってしまったのではと思われたが、全日本側からGOサインが出たことで一気に進展となった。
最初は暴走王や澤田敦士などが先走った発言をしてしまったことで、かなり難しくなってしまったのではと思われたが、IGFのフロント側は相手が慎重居士の全日本ということで慎重に事を運び、全日本側の返事を待ち、対照的に全日本側はシリーズ中にはIGF関連に関しては一切ノーコメントで貫いていた。
諏訪魔の相手は誰になるのか?一番諏訪魔に対する発言をしていたのは暴走王だけに、相手は暴走王になるのか?それとも昨年4月に接触した藤田和之になるのか・・・ -
青木真也がプロレスデビューも、カシンがズルさで奥深さを叩き込む!そして対全日本はなかったことに・・・!?
2月20日 IGF「アントニオ猪木72歳バースデーナイト GENOME32」東京ドームシティ
3099人超満員札止め
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼10分1本
○奥田啓介(3分30秒 片エビ固め)Xエディ・フレンチ
※PK
◇第2試合◇
▼15分1本
○橋本大地(4分42秒 片エビ固め)Xクラシック・キッド
※垂直落下式DDT
◇第3試合◇
▼20分1本
○将軍岡本(9分41秒 片エビ固め)Xメイソン・ウィリアムズ
※ドリルアホール・パイルドライバー
◇第4試合◇
▼20分1本
○クラッシャー川口(4分36秒 変型アームロック)Xモンターニャ・シウバ
◇スペシャルエキシビションマッチ◇
▼5分1本
○アステカイザー(4分46秒 ジャーマンスープレックスホールド)X5代目ブラック・タイガー
◇第5試合◇
▼GENOMEスペシャルタッグマッチ/30分1本
○藤田和之 鈴川真一(7分52秒 グラウンドコブラツイスト)フィル・バローニ Xジャスティン・マッコリー
◇第6試合◇
▼30分1本
○ケンドー・カシン(5分38秒 体固め)X青木真也
※胴締めスリーパーをつぶして
【青木の話】「(初のGENOMEルールについて?)MMAより緊張するよ。(カシンについて?)一枚も二枚もうわてですよ。年の功ですね。ロープがね、やっかいですよ。あれが本当に年の功というか。澤田敦士が『GENOMEルールが一番危ない』って言ってましたけど、MMAの比じゃない。イスもあるし鉄柵もあるでしょ? あんな攻撃食らったことないんで…。だからもうちょっと勉強して、GENOMEルールでまた戦っていきたいと思います。あとはお客さんがどう思ったか。サプライズというか“初モノ"としてのご祝儀じゃなくて、本当の等身大の評価をされた時に自分がどうなんだ?っていうのに興味はありますし、やってみたいなと思います。(戦ってみたい選手は?)口に出して、横から出てきて殴られるんで(笑) 今年は…そうね、これから澤田敦士が試合しますけど、お前、IGFルールで負けたまんまだろ?って。それを伝えたいですよ」
◇第7試合◇
▼GENOMEスペシャルタッグマッチ/45分1本)
○小川直也 王彬(ワン・ビン)(11分42秒 スリーパーホールド)X澤田敦士 ミノワマン
(試合後)
猪木「熱いなあ。暮れにリングの上で『熱い』という字を書きましたけどね、これにはちょっと意味があるんで、もうしばらくするとわかってくれるかもしれませんが。一回の人生ですから、熱く熱く燃えて燃えて生きようぜということで。だいぶ俺の体も燃え尽きてきましたけどね(笑)。なにはともあれ、いい試合を、夢を作ってください。それじゃあ、いきますよ。思い切り、ホントに元気になる、ね。いいですか? アーユーレディ!? いくぞ! 1、2、3、ダー!」
【小川の話】「72歳のバースデイイベント『GENOME32』、大盛況で。そのなかで追われたこと、弟子として幸せです。そして今日、IGFの若手で一人、ワンビン、中国の選手と初めてタッグ組んだんだけど、なかなかね、波長というのかな、合う域まで達してないというか。呼吸が合わないというか、チグハグしたし。向こうのほうが波長があってるチームだろうし。やりづらかったんじゃないかな、今日は。(澤田&ミノワマンの集中攻撃を浴びたが?)今日は、あいつらが来るやつは全部受けてやろうと思ってたし。それをワンビンが見て、どう感じてくれるか。それだけじゃないかな。まだやらなきゃいけないこと、覚えなきゃいけないことたくさんあるけど、早く中国のスターとして育って行ってほしいなと。
猪木さんの期待に応えるためにも組んで、多少なりともやっていくしかねぇなと。あとはワンビンがどこまで俺がトップになるんだ!という気持ちがある分だけ、早く実力開花していくと思うし。絶対にスターになれるという保証はないし。初日としては…もう一回だな。(対ミノワマンに関しては?)いいよ、いつでもやってやるよ。俺は常々言ってんだよ、あいつの足が万全ならいつでもいい。アイツの足が悪いから伸びてるんだよ。俺が逃げてるわけじゃねぇんだよ。
中途半端に治ったところで、また試合中に足痛めました? それで言い訳されてもごめんだよ。やるからには機が熟したときにやりてぇし。今日なんか、澤田のほうが全然上じゃないか。澤田の影に隠れてたような気がしたよ。(澤田は?)アイツがいま思うところ、全部出してきたんじゃない。自分なりに考えてきて、STO返したりとか。自分のなかで課題もってやってきたと思うし。ヤツはヤツなりに考えてるし、順調に育ってるんじゃない。ワンビン、これからどんどん強く育てていきますんで。長い目で見てやってください。ダメなところはダメと書いていただいて結構です。彼のためになるし。お願いします」
【王の話】「今日は猪木さんの誕生日。勝ててうれしい。日本語上手じゃないけど、初めて小川さんと組んで勝ててうれしかった。またよろしくお願いします!」
【澤田の話】「何? 俺が取られたの? 今日柔道着を着ていったからSTO食らって…柔道着だな、敗因は。今日は俺がミノワマンの足を引っ張っちゃったかな、と思います。でも、俺は落ちてもないしタップもしてない。いつもレフェリーの和田良覚は負けにしやがって…。賄賂でも渡されたんじゃねえのか?(この2人でもう一度?)俺はその気持ちあるよ。あれで勝ちだと思ってるなら、この業界で生きてく資格ないんじゃないの? 次こそ小川に“ヘブン"を教えないと」
【ミノワマンの話】「もっと小川を前に出させないといけなかった。やっぱり逃げてるとしか思えない。だから結局は『シングルでやればいい』ってところに行き着く。小川よ、正々堂々シングルでやれって。(澤田は)最後ギブアップしてないから。負けてない」
【猪木の総括】「注文つけるとすれば色々ありますけどね。まぁ私も毎日国会で勉強の日々ですから。色んな人がいますけど、出てきた“価値"というものをしっかり見つめてもらいたい。選手一人ひとり、ただ勝ち負けだけじゃないメッセージを送っていって欲しい。今年は色んな企画が入ってますから。中国やキューバでも大会を予定していますし、やりたいことも山ほどありますけど、若い人に世界に向けたチャンスを与えたいですね」
2月20日で72歳の誕生日を迎えたアントニオ猪木のバースデーナイトとして開催されたTDC大会は、プロレス初参戦となった青木がカシンと対戦、青木は再三飛びつき腕十字をきめるが、カシンはロープに逃れ逆に場外戦を仕掛けて鉄柵に叩きつけ、イスで一撃を加える。
その後もカシンが握手を求めるフリをして丸め込むなどして翻弄、焦れた青木はパンチを放つがレフェリーに誤爆してしまう。
青木はスリーパーで捕獲しカシンはタップするが、レフェリーは倒れたまま、青木がレフェリーを起こしに行くと、背後からカシンが強襲し青木はバックを奪って再度スリーパーで捕獲するが、後ろに倒れたカシンがそのまま押さえ込んで3カウントとなり、カシンがプロレスは特有のズルさもあるんだというものを青木に叩き込んだ試合だった。
またIGF王座奪還に動いた藤田は鈴川と組みバローニ、マッコリー組と対戦。試合は鈴川が捕まるも、交代を受けた藤田が鈴川と共にバローニを捕らえる。
バローニは窮地を脱し自軍のコーナーに戻るがマッコリーがタッチに応じないなどチグハグ振りを露呈、マッコリーが当時して鈴川を捕らえバローニが羽交い締めにするがマッコリーの攻撃はバローニに誤爆すると、最後は鈴川ば張り手からダブルアームスープレックスで攻め込んでから、交代した藤田が延髄斬りからグラウンドコブラを決め3カウント、試合後は鈴川とバローニ、マッコリーと小競り合いとなった。
そしてマスコミやIGF側が煽っていた対全日本プロレスは諏訪魔が来場しなかったことで完全になくなったというか、最初からボタンの掛け違い、IGFとマスコミが対抗戦を勝手に煽っていただけに過ぎなかった。
IGFに関しては全日本は秋山準社長が「言ったことはやらなきゃいけないからな。そういう気持ちがあるなら口にしてもいいけど、飛ばすなよ。話題優先ならやめろ。ファンを裏切ることになる」と諏訪魔に対して釘を刺した上で、「本気でやるなら協力はする。彼がやりたいなら、俺も動く」と社長としてバックアップする」と諏訪魔が本気でやりたいのであればバックアップするし、IGF側とも話し合うとしていたが、今思えば先走るIGFと対IGFを煽るマスコミに対しても釘を刺していたのではと思う。
しかしIGFは構わず「諏訪魔がIGFに参戦するのは喜ばしいこと」と諏訪魔参戦を前提に発言してしまい、澤田までが秋山をも挑発したことで全日本側も慎重にならざる得ず、IGFもトーンダウンしてしまった。
暴走王はワンの志願?でタッグを結成し澤田、ミノワマン組と対戦。澤田組の奇襲攻撃から例のごとく暴走王が集中砲火を浴びるも、暴走王が強引なバックドロップで澤田からダウンを奪う。
中盤にはミノワマンかワンを追い詰め、澤田と共に捕らえにかかるが、負けを嫌う暴走王が必死でカット、交代を受けた暴走王は澤田にSTOを連発するも、澤田が強引にスープレックスで投げて突進するが、暴走王がカウンターのSTOからスリーパーで捕獲し、レフェリーが澤田が落ちたと判断して試合を止め勝利となった。
試合内容は最初は暴走王自身が捕まり、後はパートナー任せで美味しいところだけは、しっかり暴走王がもっていくワンパターンで終わるも、試合後のコメントでは全日本への挑発はなしというか、最初からなかったことにされてしまったようだ。今年のIGFのテーマはミルコ・クロコップのUFC移籍で剥奪となったIGF王座の行方、今大会では具体的なことは発表されなった、王座の行方だけでなく、IGFの中心に居座り続ける暴走王の存在、IGFのことをあまり語らなくなった猪木・・・そろそろ澤田や鈴川などをトップに立てて欲しいが・・・
おはようございます。昨日は応援ありがとうございました。ここ何年かにはない緊張感でした。そしてカシンは強かった。とにかく強かった。あの強さを忘れないように日々精進して行きます。今後ともよろしくお願いします。
— 青木真也 | Shinya Aoki (@a_ok_i) 2015, 2月 21 -
鼓太郎の起死回生!ジャベリンで青木を降しJr. BATTLE OF GLORYを制覇!
2月20日 全日本プロレス「2015エキサイト・シリーズ~Jr.BATTLE OF GLORY~」後楽園ホール 896人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○入江茂弘(6分43秒 片エビ固め)X野村直矢
※ビーストボンバー
◇第2試合◇
▼30分1本
○渕正信(4分09秒 腕極めフェースロック)X青柳優馬
◇第3試合◇
▼ジュニア8人タッグマッチ/30分1本
○金丸義信 ウルティモ・ドラゴン 中島洋平 高尾蒼馬(6分43秒 片エビ固め)SUSHI 佐藤光留 石井慧介 X南野タケシ
※タッチアウト
◇第4試合◇
▼KENSOデビュー15周年記念試合/60分1本
○KENSO 曙 吉江豊 (13分51秒 体固め)潮崎豪 宮原健斗 Xゼウス
※ダイビングエルボードロップ
◇第5試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[第68代王者組]秋山準 ○大森隆男(18分11秒 体固め)[挑戦者組]諏訪魔 Xジョー・ドーリング
※スライディング式アックスボンバー
☆秋山&大森が2度目の防衛に成功
【試合後の秋山&大森】
▼大森「言った通り諏訪魔とジョー、それぞれ凄い選手だし、あれだけでかくて動ける奴らはいない。でもタッグマッチはタッグプレーなんだ。そしてあのチームは運転席と助手席の両方にハンドルがついてる。分断させた俺たちの勝ちだ」
※曙と吉江が現れ
▼曙「秋山さん、大森さん、次は僕たちの挑戦受けてください」
▼秋山「わかってるよ。俺は拒まない。あなたたちの挑戦、いつでも受ける」
▼曙「僕ら2回負けて、実績はないけど、今日も三冠チャンピオンと次の挑戦者を圧倒しました。お願いします」
▼吉江「俺たちもチャンピオンになって全日本を盛り上げる覚悟できてますよ」
▼秋山「俺は彼らが来た時点で受けようと思ってたし、申し分ない。やりましょう」
※曙と吉江が去り
▼大森「次から次へと厳しい相手が出てきますね」
▼秋山「あのチームに一回も負けてないから。向こうにとって三度目の正直かもしれないけど、俺たちからしたら二度あることは三度あるだから。返り討ちにするだけ。その前の試合はみてたし、怖いチームに変わりはないけどね」
▼大森「ワイルドバーニングここにありをみせる」
【諏訪魔の話】「むかつくな。悔しい。頭打ちだな、クソ。ここからEvolutionがワンステップ上がるためにはどうしたらいいか? もう考えなきゃいけない。今回、開幕にジョーが飛行機のトラブルがあって、出だしで遅れたというのも正直あるけど、そんな言い訳をしてられない。全日本の時代の流れというのは明らかに速いわけで。最強タッグでの結果がすぐひっくり返るような…そういう戦国時代に突入している。ここはもう一度このオフに今後のEvolutionの展開をしっかり考えなきゃ。ただ、ここで青木が結果を出して踏ん張るから。そこも重要だし。俺はもう1回頭を振り絞ってやらなきゃいけない。考えられるのは俺らなんだよ」
【ドーリングの話】「ミステイク…ミステイク…」
◇第6試合◇
▼Jr. BATTLE OF GLORY優勝決定戦/無制限1本
[Bブロック1位]○鈴木鼓太郎(17分11秒 体固め)[Aブロック1位]X青木篤志
※ジャベリン
☆鼓太郎が2年連続2度目の優勝
(試合後)
鼓太郎「、「青木篤志は本当に本当に強い相手です。俺はもう一度、彼と戦いたい。次は世界ジュニアのベルトをかけてもらいます。今日は世界タッグもありながら、俺と青木をメインにもってきてもらいました。秋山さん、俺たちを信じてくれて本当にありがとうございます。全日ジュニアに尽力を尽くそうと思います。【鼓太郎の話】「リング上で言った通りです。青木篤志、本当に本当に強かった。何度もダメかと思いました。だからこそまた彼とやりたいです。次はベルトを懸けて、最強対チャンピオンでやろうじゃないかって。青木も異論はないと思います。お互い出し尽くしたと思いますね。やりながら自分が高まっていく感じもあったし。(ジュニアリーグ2連覇となったが?)でも、全勝優勝じゃないんでね。一応最強という言葉になるのかもしれませんけど、俺の中ではまだまだ強さを求めて戦っていこうと思います。そのためには世界ジュニア。あれを巻いて、僕が全日本ジュニアを引っ張っていきます。(世界タッグをあえてセミファイナルにしてのメインとなったが?)プレッシャーがある反面、俺はメチャメチャ嬉しかったです。俺と青木だからこそメインに持ってきてくれたと思っています。(両ブロックとも大本命が上がってきたが?)リーグ戦はそうじゃないと。長期のスパンでやるしね。トーナメントと違うし、本当に実力のある人が上がってくるのがリーグ戦じゃないかなと思います。(他団体からのエントリーもあったが?)逆に俺は良かったんじゃないかなと思いますね。今、全日本に上がっているジュニアの選手たちでやったわけですから、それは大きな意味があると思います。(今後もメインの位置を保っていきたい?)ジュニアだって後楽園のメインを張れるんだよっていうのを、これもお客さんもわかってくれたかなと思います。全日本のヘビーは確かに凄い。粒揃いだと思います。でも、ジュニアも負けてない。去年1年を通して散々な結果でしたけど、まず存在感でヘビーに勝たないといけないと考えられるようになったので。それに気づかせてくれた青木篤志に感謝したいと思います」
全日本プロレスのジュニアリーグJr. BATTLE OF GLORYの優勝決定戦が行われ、Aブロックを1位通過した世界ジュニアヘビー級王者の青木と、Bブロックを同じく1位通過した昨年度覇者の鼓太郎が激突した。
序盤はスピーディーからじっくりしたグラウンドの攻防でスタートとなるが、場外戦で青木が鼓太郎の左腕を鉄柱に叩きつけてから左腕攻めで先手を奪う。
青木の執拗な左腕攻めに苦しんだ鼓太郎はエルボースマッシュからピットで反撃、串刺しシャイニング弾から地獄の断頭台、顔面へのオーバーヘッドキックと畳み掛け、ファンネルからブルーディスティニーを狙うが、青木は脇固めで切り返し、ボディーへのエルボーで抵抗する鼓太郎に青木は左肩目掛けてミサイルキックを放ちノーザンライトスープレックスからチキンウイングアームロックの連続技、腕十字、左腕へのオーバーヘッドキックと畳み掛け、鼓太郎も串刺し攻撃はかわすも、逆上がりでコーナーに上ろうとしたところで青木はジャンピングフロントハイキックを放ち、雪崩式ブレーンバスターを狙うが鼓太郎はディフェンサーで切り返す。
鼓太郎は場外へ逃れた青木に三沢魂エルボースイシーダを炸裂させると、リングに戻ってからエルボーを連打するが、青木は肩車の要領で飛びつき腕十字を決めるも脱した鼓太郎は三沢魂タイガードライバーを狙うが、青木はコーナーに押し込んで阻止し頭突きの連打から雪崩式腕十字、そしてトラップオーバーへ移行しようとすると、鼓太郎はエンドレスワルツで切り返しクリアした青木は腕十字で捕獲、しかし鼓太郎は強引に持ち上げてパワーボムの要領で叩きつける。
鼓太郎はツームストーンパイルドライバーで突き刺してから、再度三沢魂タイガードライバーを狙うが、堪えた青木は鼓太郎のエルボーをかいくぐりラリアットを発射し、バックドロップから再度ラリアットを放つ。
青木はスパイラルポセイドンからアサルトポイントを狙うが、鼓太郎が押し潰すとワンツーエルボー、ローリングエルボー、バックハンドローリングエルボーと畳み掛けてからブルーディスティニーを決め、最後はランニングエルボーから腹部へのエルボー、そしてアッパー式エルボーことジャベリンが炸裂して3カウント、鼓太郎が2連覇を達成した。
鼓太郎は昨年12月14日にGAORA王座、1月3日にアジアタッグ王座と次々と手放して無冠となり、1月シリーズ中にも弱音を吐くなど元気のなさが目立っていたがアッパー式エルボーことジャベリンを披露してから、ようやく光明を見出しリーグを制覇した。
鼓太郎は世界ジュニア王座に挑戦を表明、昨年8月30日の愛知大会で青木に挑んだがトラップオーバーの前に完敗を喫した、試合後のマイクアピールでもあったとおりアジアタッグを保持していた頃の青木ではないということを鼓太郎が一番痛感したはず、だから今度は鼓太郎が青木に挑んで抜きさる番でもある。
セミの世界タッグ選手権は先手を奪ったのはタイトル奪還を狙うEvolution、試合権利のないドーリングが諏訪魔と対峙している大森にエプロンからラリアットを放ち、場外に転落した大森に二人がかりで攻め、秋山も救出に駆けつけるが返り討ちにされてしまう。
その後もEvolutionが大森に集中砲火を浴びせ、大森はやっと秋山に交代するもドーリングのスパインバスターを喰らい流れを変えることが出来ない。
Evoplutionは再び交代した大森に集中砲火、秋山も捕まえてラストライドとレボリューションボムの同時噴火で勝負に出るが、ワイルドバーニングは阻止するも、ドーリングがフライングボディアタックでワイルドバーニングをまとめてなぎ倒す。
Evolutionは再び大森に集中砲火を浴びせ、ドーリングがレボリューションボムを狙うが、大森はフランケンシュタイナーで切り返すとすぐさまアックスボンバーを炸裂させ、秋山も串刺しランニングニー、エクスプロイダーで援護射撃すると。最後は大森がアックスボンバー、スライディング式アックスボンバーで3カウントを奪い王座防衛を果たした。
メイン前には4月5日沖縄大会から開幕する『2015チャンピオンカーニバル」の出場選手が発表された。
[出場選手]大森隆男(前年度優勝者)、潮崎豪(第51代三冠ヘビー級王者)、秋山準(前年度準優勝者)、曙、諏訪魔、ジョー・ドーリング、宮原健斗、KENSO、吉江豊、ゼウス、ボディガー、真霜拳號
今年はK-DOJOのS-K王者である真霜、そしてボディガーが初エントリーとなった。
昨年はリーグ戦途中で潮﨑、曙と欠場し負の連鎖が漂ったが、今年は昨年の挽回の意味を込めて曙に注目してみたい。
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妹・イオとの激闘を終えた紫雷美央が引退を発表!
<バトルニュースより>
2月16日、午後7時より都内のニコニコプロレスチャンネルスタジオにて、都内のニコニコプロレスチャンネルスタジオで紫雷美央が、生中継記者会見を行った。会見には美央のほか、美央が所属するユニオンプロレスからナオミ・スーザン代表、OZアカデミーから尾崎魔弓代表、アイスリボンから藤本つかさ、プロレスリングWAVEから桜花由美代表が出席。
まずは各団体の代表が2月14日に新宿FACEで行われた4団体合同興行『M.I.O』の第2回大会を振り返って感想を述べていった。(略)
2.14『M.I.O』のエンディングで発表されたが、今後の『M.I.O』について詳細が発表された。5月9日(日)には大阪・生野区民センターで第3回4団体合同興行『M.I.O』を開催(17時30分開場、18時30分開始。2月21日OZアカデミーのアゼリア大正大会でチケット先行発売)。
さらに6月19日(金)には東京・新宿FACEで第4回4団体合同興行『M.I.O』を開催(18時開場、19時開始。チケット発売日は未定)。そしてこの第4回大会で第5回大会のチケットが発売されることが決定。その第5回興行の会場が東京・後楽園ホールと発表された。
美央「これはもう順当に(後楽園に)行かないといけないと思います。なので3回目、大阪で見ていただいて、4回目、東京で見ていただいて、その流れでチケットを買って第5回の後楽園ホールに足を運んでいただけたらなと思います。そしてこの第5回の4団体合同『M.I.O』の後楽園ホール大会は、紫雷美央の引退となります……シレッと言っちゃった(苦笑)。紫雷美央、9月20日後楽園ホールにて行われる『M.I.O』大会で引退となります。これは何て言ったらいいのかな? (ニコ生のコメントを見ながら)みんなテンパッてる? あと約7か月くらいあるかな? それくらいで引退させていただきます」
4団体合同興行『M.I.O』が5回目にして後楽園ホールに進出することを発表すると同時に、その大会で引退することを電撃発表した美央。各団体の代表者も「ついに言ってしまったか」というような表情。そこで美央はマスコミとの質疑応答を行うことに。
ーーこのタイミングで引退を決めた理由は?
美央「首がヤバイです。でもこの首、やろうと思えばあと3年とか全然やろうと思えば出来ちゃうんですよ。で、やっていこうと思えばやっていけちゃうんですけど、そのやり方って首の様子を見ながら誤魔化し誤魔化しでやっていくっていう形になってしまうので。私いままでプロレスやってて、紫雷美央の『プロレスラーだな』ってお客さんに思ってもらえるのって、体でもなければ技術でもなくて、どんな攻撃を受けてもちゃんとしてる、男子と闘ってもちゃんとしてるってところが紫雷美央の良さだったと思うので、相手の攻撃をビビって受けられないとか、そういうふうになってしまうのであれば全力投球じゃないんじゃないかと思いまして、全力投球が出来るのはもうこの期間くらいだなと思い、9月20日で引退させていただくことにしました。なので、私、今年のWAVEの最初の大会で、爆発の“爆”っていう文字を今年の目標にしたんですけど、私の“爆”には爆走するっていう意味があったんですけど、華々しく散りたいという意味も込めてありましたので。綺麗に花火のように、ドッカーンつっていろんなところに火の粉バラ撒いて、盛大に盛り上げて引退出来たらなと思っています。なので私はこの4団体に誠心誠意尽くして、超盛り上がるように、あともう短い……短いって言っていいのかな?」
スーザン「短いね」
美央「短い期間に私はやれることをやっていきたいと思います」
ーー各団体の代表者にお伺いしたいのですが、美央選手から引退の話を事前に聞いていたとは思うのですが、その時にどう思ったのか。あと、今後引退までにやってあげたいこととかがあれば。
スーザン「最初に聞いたときは、正直えーって思ったね(苦笑)。いや、まだまだ本当にやってほしい、出来ることって美央ってまだ本当にたくさんあるんじゃないかなと、いまでも思っているんだけど。試合でも、試合以外でも。ただやっぱり、いま美央が言ったみたいに、体のことなので……そこで華々しくというか全力投球できるうちにっていうのもすごいよく分かるなと、話を聞いたときに思いました。う〜ん……あといま短いって言った7か月間で、一緒に何が出来るのかっていうのは分からないけども、この4団体興行っていうのも、もちろん一緒に出来ることだし、ほかにも試合はもちろん、試合以外でも何かしらでいろいろとやっていけたらと思っている。ちょっと考えて話してるけど、ちょっとここではまだ言わないって思ってて(笑)。うちでしか出来ないことっていうのを考えているので、やりたいなとは思ってます」
尾崎「初めて聞いたときは私も一緒でビックリはしたけども、何となく美央はやることやって、ダラダラやらずにパッと(辞めていく)タイプかなとは思っていたから、その点では驚きゃしなかったんだけど。う〜ん……とにかくこれ以上ケガもせず、無事に(リングを)降りていってほしいなっていうのは、ぶっちゃけた話だけど。やりたいことは全部OZでやってあげるんで(苦笑)」
美央「また人の話をかすめる!(笑)」
尾崎「ハハハハ。最後まで美央らしく好き勝手にいろんなことやってもらって、後悔しないで辞めていってもらいたいなとは思ってます」
藤本「初めて聞いたときの記憶があまりなくて、たぶん『引退する』っていう話じゃなくて、『(辞めようかと)考えているんだよね』『あぁ、そうなんだ』『どう?』みたいな、普段……」
美央「日常会話だよね」
藤本「日常会話というか、普段プライベートのときからの延長上でそういう話になっているから、改めて『引退します』って言われた記憶はないです。だからいよいよ発表の時が来たんだなって今日は思いましたし、発表するときにニコプロさんの配線を切ってやろうって思うぐらい本当に嫌だなって思ってました」
美央「LINEで言ってたもんね。『配線切ります』って」
尾崎「切りなよ!」
美央&藤本「いまさら!(苦笑)もう遅いでしょ!」
藤本「これからやってほしいことっていうのは、紫雷美央が辞めるって言うと、お客さんで『じゃあ、もうみんなやめようプロレス』って思う人もたぶんいるかもしれないじゃないですか。それを引き止めてほしい」
美央「言わせねぇよ、そんなん!」
藤本「その人たちにもっと女子プロレスはこんなすごい人たちがいるんだから見てねっていうのを、美央さんにやってほしいなって思っています」
美央「その通りだ!」
藤本「はい。寂しい……」
桜花「初めて聞いたときはやっぱりビックリしたし、寂しいなっていうのはあったけど、美央と2年前くらいに話したときに、『私はこれぐらいでプロレスは辞めようと思っている』っていうのは聞いたことがあって。大体いつまでやるって言ってキッパリ辞める人あまりいなかったんで、この子本当に数年後に辞めるんだっていうのをその時に感じましたね。言ったことはちゃんと有言実行みたいな感じでやるんだって。すごい美央って本当にいろいろな団体に出てて、本当にすごい人気レスラーなんだなって思ってて、今回辞めたときに抜けた穴っていうのが、本当に大きなものになってしまうんじゃないかって不安になるんですけど、本人が決めたことなのでちゃんと見送ってあげようかなって思っています。あと、うち今年8興行後楽園ホールやるって言ってて、そのうちの1つがこの美央の9月20日になりました」
美央「いまお話聞いていると、私の引退でそこまで言っていただけるって有り難いなと思い、でもそれだけの思いを私に抱いていただけるってことは全力投球できるうちに辞めて正解だなって思います。私はこの4団体が前回のM.I.Oのように、普段観に来ない人、普段気にしてなかった人が目を向けてくれるようにしたいというのが私の願いです。私が辞めることがキッカケで、この4団体M.I.O、すべてのものにもっといろんな人の目が向くようにして、私は辞めていきたいと思います。で、ちょっとでもその向いた目を引きつけてくれる子が絶対に出て来ると思うので。……私はそんなしんみりなっちゃう空気が嫌だったので、このノリで言ったんですけど、そんな意思で引退します!」
※尾崎だけ拍手
尾崎「拍手じゃねぇのかよ?(苦笑)」
美央「尾崎さんってちょいちょい空気おかしいから、本当にやめておいやほうがいい!」
尾崎「だって暗くなりたくないって言うから(苦笑)」
スーザン「いや絶妙なタイミングでしたよ、一人拍手が(苦笑)」ーー9月が引退となると、その直前の8月にOZは横浜文化体育館がありますけど。
尾崎「何かやろうぜ」
美央「私は私で一応4団体所属になって、ここで引退ですよってなって。でも所属になる前からずっと言ってたんです! 何が何でも4団体のベルト巻きたいっていうのが。OZで全然巻ける兆しがないんですよ私。どうにかこうにかして、何かしらの手を使ってまたタイトルマッチに…まずタイトルマッチにすら、現状つけてない、何なら尾崎さんの足引っ張ってる状態なので、そこをまず引退までに打破し、無理矢理にでもベルトに挑戦できるようにしたいと思います」
ーー首のケガというのは病状というか、症状の名前とかはあるんですか?
美央「病状というか、私、一昨年の冬に結構首にガーンっていうのを受けまして、病院に行ってレントゲン撮ってもらったら骨の変型がすごくって。痺れとかはないんですけど、お医者さんに聞いたところ『これ、昔1回折れてますね』って。たぶん思い当たる節が一番最初、デビューした頃に出ていたじゃじゃ馬トーナメントで、後頭部と背中がくっついたんですよね。たぶんそれが1回折れている状態……」
スーザン「いまアッサリ聞いたけど(苦笑)」
美央「そのあと練習中に倒立ブリッジみたいなものをやっているときに、首に力が入らなくてバンッて(倒れて)また後頭部と背中がくっつくっていうふうな現象が起きる首になっていたので。デビューからしばらくしてそんな状態になっても、意外と健康だったので。それがここ最近になってハードな試合が増えて。これ正式名称じゃないですけど、お医者さんが簡単に分かりやすいように言ってくれたのがギックリ首みたいになった、と。骨が滑りやすくなっていると。まあ誤魔化しながらなら全然やれる状態なんですよね。痺れもないですし、力も入りますし。ただこの首にビビって試合するようじゃよろしくないなと思ったので。全力投球でいける期間を相談しまして、そこで決めましたね。だから全然、私の試合見て心配にならないでくださいね! 別にいますぐにどうにかなる病状じゃないので」
スーザン「まだ全然石川(修司)とのシングルもいけるぞ、と」
美央「はい、いけますよ! やりますよ! 何遍でもスプラッシュ(マウンテン)食らったるわ! 22日のトーナメントで石川修司とぶつかっても私はビビらす臆せず突っ込んでいきますよ石川修司に!」
スーザン「でも別の(トーナメント)枠だから決勝まであがってくるんだったら修司と(対戦)なるかもしれないもんね」
美央「その覚悟があって挑みますんで負けませんよ!」
ーー辞められたあとに何をするか考えていますか?
美央「辞めたあとはせっかくこの業界に入ったので、女子プロレスラーの控室のくだらない話を四コマ(マンガ)にしたりしたいなぁって(笑)」
※一同笑い
藤本「それ面白い! 絶対売れる」
美央「でしょ? 私、せっかくプロレスラーになったんで。でも私がこの業界にそのまま残るっていうのは、また形が違うなって思うんですよ。何か辞めてもそれでも7年間、あ、辞めるときは合計8年間になるのか。合計8年間はすごい有り難くいろんなものを培ってこれた時間だったので、その時間を糧にまた新しいことをしていきたいなと。でも長女と違って、私そんなに絵を描くスピードとか早くないですし、まだ1回もマンガとか描いたことないので。イラストぐらいしか描いたことないので、なかなか難しいと思うんですけど、やれるならそういうのをチミチミ描いてみたいなっていうふうに思っています。まあ分からないですけどね。結局辞めたら何もしたくないって言ってニートになるかもしれないんで」
尾崎「いまからニート?(苦笑)」
美央「ボソッと言わないでくださいよ!(笑)」
ーー気が早いかもしれないですけど、引退試合の相手とか、やりたい相手とかいますか?
美央「まだ全然定まってないんですよ。なぜなら燃え尽き症候群じゃないですけど、ここから先いろいろチャレンジしていきたいと思っているので。で、私は紫雷美央の時間を今後は大事にしたいなと思っています。紫雷美央だからやれることとか、そういうことに専念していけたらと思っています。なので、その専念している最中に引退試合はこの子だっていう子が出てきてくれるかもしれないですし。でも引退も4団体の合同のものなので、4団体皆様ですごいものをつくりあげていけたらなと思っています」
ーー引退ロードの中で紫雷姉妹の再結成とかは考えていますか?
美央「申し訳ないんですけど、いまの私の心境、考えておりません。もう私の残りの時間も少ないですし、私がやりたいことは、あの試合で分かったことは紫雷姉妹は……っていうか、妹とのシングル、ぶっちゃけアレ、私の中で引退ロードのスタートです。なので、そこから先、いまの時点では彼女のことはもう見えていないです。どちらかと言ったら彼女は急に(苦笑)、試合が終わってみたらコロッと変わって『また試合してみたいね』みたいに言われたんですけど、申し訳ないけどもいままでそういうことを話してなくて、急にあの試合1回だけで私はこの引退までの短い時間を、彼女との試合に使おうというふうには思えなかったので。私のいまの心では彼女とまた試合をしようっていう気持ちはなく、4団体のために自分の体を使っていきたいなと思っています」
ーーいまの話を聞くと、イオ選手にはこの引退するという話はされていないのでしょうか?
美央「ないです! なんで言わなかったかというと、『引退する』という言葉を使わないと出来ないような姉妹シングルだったらする必要はないなと思っていたので。で、お客さんにも引退だっていう目線でこの紫雷姉妹の試合を見てほしくなかったので、敢えて言わずにやりました。で、言わずにやった結果、ああいう試合前の発言なり、記者の人からの話なり、いろいろ聞きましたけど、彼女の思いはあの試合だけで解消できるような浅いものではなかったのに、あの興行のときにああいうふうな発言になったのはなぜなのかなと。逆にいまの私にはそれが理解できないくらいの気持ちなので…なしで!」
最後に美央は「私、引退にあたって、今回の姉妹対決とかで思ったことが、結局試合してみたら妹が『またやってみたい』とか言ってきました。お客さんも『今後この2人に未来がかかっているんじゃないか』って思ってくれました。でも、時間っていうのはそんなにないんですよね。永遠にありません。なんなら私たち女子レスラーは若い短い時間を体を酷使してやっています。いつ辞めるかなんて、ぶっちゃけ急に大きなケガしたら辞めてしまう子もいますし、気持ち的に続けられないって思っていなくなってしまう子もいます。そんな女子プロレスだからこそ、いまデビューしてプロレスをやっていて、自分の気持ちに正直に試合をしてほしいなって。私は妹と試合する、ここにこぎ着けるまですごい長い段階を踏まなきゃいけなかったので。私はもっと早くからやっておきたかった。そしたらこの紫雷姉妹というものが、もっともっとお客さんにすごい夢を見せられたんだろうなって。今回の一戦で皆さんにも伝わったと思いますし、とても勿体ないことをしたなと。これはこの業界にとって、こういうことが起きた……試合したり絡んでいるほうよかった子たちが絡めなかった、そういうのがいたなっていうのを心に残して、今後は若い子たちやいま続けている人たちが、『これがやりたい』って言ったときに出来るような……もうちょっと出来やすいっていうのもおかしいんですけどね。確かに何でもかんでも簡単に出来るとは思っていませんよ! これも仕事ですし、『それは無理だよ』っていう話もあると思います。でも結構大事なことだし、その選手が前向きにやれるかやれないかの気持ちのモチベーションにもなると思うので。私はお客さんに夢をちょこっとだけ見せて、その夢を実現させるってことが、結局引退っていう形で出来ないっていうふうになってしまった。今後はそういう子が出てこないで、悔いが残らずにプロレスが続けられるようになってくれたらいいなと思います」と、女子プロレス界全体に訴えかけた。
ニコニコプロレスチャンネルスタジオで14日に開催された「MIO」を終えた紫雷美央が会見、最初は尾崎、スーザン代表、桜花、藤本の4選手で「MIO」を振り返っていたが、途中で美央自身が引退を発表した。
理由は首の負傷、2008年センダイ女子プロレスで開催された「じゃじゃ馬トーナメント」に出場した際に首を負傷、その時に首が折れてしまい、変型したままくっついてしまったという。本人は首が折れていることを気づかないままだったそうだから、よくここまでプロレスを続けていたと思う。
紫雷美央だけでなく紫雷イオも苦労人で橋本友彦プロデュース興行「MAKEHEN」からデビューしたが、団体内のトラブルが原因となってフリーとなり、華名と組んでトリプルテイルズを結成したが、華名と違ってイオ共々芽が出ない日々が続いた。しかしユニオンやSMASHに参戦するようになってからやっと台頭し始め、ソロとして活動するようになってから女子プロレスを代表する選手となったが、これからというときに引退は残念としかいいようがない。
引退試合は9月、しっかり完全燃焼して欲しい。