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G1 CLIMAX28出場選手発表!死闘・エルガンvs後藤!後楽園に戻ってきたNEVERにおける"ど真ん中"プロレス!
6月17日 新日本プロレス「共闘ことばRPG コトダマン Presents KIZUNA ROAD 2018」後楽園ホール 1696人 超満員札止め<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼10分1本
△辻陽太(10分時間切れ引き分け)△上村優也◇第2試合◇
▼20分1本
○永田裕志 中西学(9分6秒ナガタロックⅡ)岡倫之 ×海野翔太◇第3試合◇
▼20分1本
高橋裕二郎 ○石森太二(7分14秒 Yes Lock)天山広吉 ×成田蓮◇第4試合◇
▼20分1本
真壁刀義 ○ジェフ・コブ トーア・ヘナーレ KUSHIDA 田口隆祐()矢野通 YOSHI-HASHI ×ロッキー・ロメロ YOH SHO
※ツアー・オブ・ジ・アイランド◇第5試合◇
▼30分1本
内藤哲也 EVIL SANADA ○BUSHI 高橋ヒロム(10分16秒 片エビ固め)飯塚高史 タイチ 金丸義信 エル・デスペラード ×TAKAみちのく
※MX◇第6試合◇
▼30分1本
オカダ・カズチカ ジェイ・ホワイト ○石井智宏(13分13秒 片エビ固め)棚橋弘至 ジュース・ロビンソン ×デビット・フィンレー
※垂直落下式ブレーンバスター【石井の話】「鈴木はどうした⁉ 鈴木は何してるんだ⁉ あの王様の威勢はどこ行ったんだ。自分の興行が忙しいか? オカダ戦の前だから体力温存か? これが逆の立場だったら、鬼の首とった様にギャーギャー言ってくるだろが。目に浮かぶよ。だけど鈴木、俺はそんなこと言わないから、決まったことにグダグダ愚痴たれる気ないから、安心して30周年迎えろよ。そしてオカダにしっかりお祝いしてもらって、3カウント聞いたら俺のところに来い。俺が慰めてやる」
【ジェイの話】「クソッ……どんだけ強く殴られようとも、イスを使おうとも、俺はどんな手を使ってでもお前に勝ってみせる。俺こそが違いを生む男だ。お前の左手は神から与えられたものであり、違いを生む大切なお前の武器だろうが俺が破壊してやる。そして、同じようにお前の夢を破壊してやる。お前はポジティブでファンに愛されるキャラクターだが、サンフランシスコではどうなるか待ってろよ。そして、お前はベルトを賭けた大切な試合になれば、ゴトー、ケニー・オメガ、ナイトーすべてに負けてきた。俺の強さを魅せてやる。サンフランシスコでお前は再びチャンピオンシップで負けるんだ。Breathe With Switchblade」
【棚橋の話】「もういくつ寝ると、『G1 CLIMAX』。第3世代が抜けて、俺が17回の最多出場。歴史を、キャリアを……嬉しいやら悲しいやら。これがアレだな。棚橋弘至が蝶野正洋なるか……ガッデム!」
【ジュースの話】「お前にはどう見える? 俺はドクターじゃない。ドクターでもないけど、(※左手の甲を出し)この骨に異常があることはわかる。中生骨が折れているだろう。俺には206個の骨がある。そのうちの1つを破壊したところで、205個も残ってる。ジェイ、お前の魂胆はわかってるぞ。お前は賢い男だ。そして強い男でもある。でも、俺のパンチだって負けてない。これがお前の顎に当たれば一発だ。すぐにこのパンチをお見舞いしてやる。オイ、まぬけ。俺はケニー・オメガともやりあった男だぞ。お前に、この左腕でパルプフリクションを決めてやることもできる。そうすれば、お前のハートも、急所も震え上がるだろう。腕が一本折れようとも、サンフランシスコでフゥー! アメリカでタイトルマッチだ。お前はアメリカ人じゃない。これは差別するつもりはないけど、お前もケニー・オメガもアメリカでは外国人だ。星条旗も俺に味方している。次は俺の番だ。ついにベルトがアメリカ人の手にわたる。サンフランシスコで星条旗カラーを身に着けて、ベルトを獲ってやる。お前がクソみたいなことをするなら、同じことをお返ししてやるよ。サンフランシスコで会おう。いや、明日でもいいぜ。マタアシタ。マタアサッテ。マタシアサッテ。サンフランシスコに行く前、日本でお前を倒してやる。サンフランシスコでベルトは俺のものになる」
◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○後藤洋央紀(30分57秒 片エビ固め)[第18代王者]×マイケル・エルガン
※GTR
☆エルガンが初防衛に失敗、後藤が第19代王者となる。(試合終了後、コブが登場し、エルガンを介抱。そんな中、海野レフェリーが後藤の手を挙げ、NEVERベルトを肩にかけた。ここで後藤はニュートラルコーナーへのぼり、NEVERベルトを掲げてファンの大歓声に応える。そこへコブが近づき、両者が額を突き合わせて激しく睨み合う。
そして、コブがマイクアピールで後藤に挑戦表明し、NEVERベルトを指差して挑発。すると、後藤もマイクアピールを敢行し、受けて立つ構えを見せた。)後藤「(※『後藤』コール)引き続き、俺は誰の挑戦でも受ける(※大拍手)。こんなトコで終わってられねぇんだよ。このベルトを、俺がテッペンまで上り詰めてやる。以上!!(※大歓声)
【後藤の話】「いち早くこのベルトを獲り返すことが出来て、いまはホッとしています。俺はこんなところで終わってられないので。このベルトとともに新日本のトップに躍り出たいと思います。引き続き誰の挑戦でも受けるよ。あの(※試合後)出てきた外国人。いつでもOK。タイチもやり足りないだろ? いいだろ、タイチ。暇になったら相手してやるよ。以上」
【エルガンの話】「俺は“ファイティングチャンピオン”だと言ったが、今日の試合も自分にとっては大変な試合だった。ジェフ、自分はこの(NEVER無差別級の)ベルトを防衛することができなかったけど、お前ならば勝ち取ることができるだろう(※コメントブースを去る)」
【コブの話】「エルガンは最高のファイティングチャンピオンだった。ベルトは取られてしまったけど、次は俺が挑戦する。俺が闘って勝ち取ってみせる。あのベルト、俺の肩にあったらすごく似合うんじゃないかな」
第4試合終了後 7月14日 大田区総合体育館から開幕する「G1 CLIMAX28」の出場選手が発表された。
<G1出場決定選手>内藤哲也 オカダ・カズチカ 棚橋弘至 ケニー・オメガ ジェイ・ホワイト、マイケル・エルガン 鈴木みのる 後藤洋央紀 矢野通 真壁刀義 石井智宏 ジュース・ロビンソン EVIL SANADA ザック・セイバーJr.YOSHI-HASHI、バットラック・ファレ タマ・トンガ ハングマン・ペイジ 飯伏幸太
今年も総勢20選手がエントリーとなったが、メンバーは初出場のペイジを除くと昨年とほぼ同じ、第3世代は永田は昨年卒業、小島聡は負傷欠場中もあって誰もエントリーしなかった。今年はヘビー級へ転向したタイチ、ウィル・オスプレイのエントリーに期待したが、オスプレイは6・9大阪城大会後に痛めている首の治療を示唆しており、事実上の辞退かもしれない。自分的には肩だけでなく腰も痛め満身創痍となっているYOSHI-HASHIを外してタイチでも良かったのではと思ってしまったが、シングルでの実績が足りないとされたのか…、なおブロック分けは18日の後楽園大会で発表される。
メインでは6・9大阪城でNEVER王者となったエルガンに前王者の後藤が挑戦、大阪城ではエルガンに王座を明け渡したがルールはタイチを交えた3WAYで敗れたのはタイチ、後藤は前王者の権利だけでなくフォール負けを許していないまま王座を明け渡したということで挑戦となった。
序盤から肉弾戦を展開したが、後藤が不用意にヘッドロックで捕らえると、エルガンが高速バックドロップで投げ、後藤は場外へ逃れるも、前かがみになっているところで、エルガンが背中にエプロンからフットスタンプを投下、リングに戻ってフットスタンプ、早くもエルガンボムを狙いにコーナーへパワーボムで叩きつけるも、逃れた後藤は牛殺しで反撃、後藤はミドルキックからエルボーと繰り出すが、スリーパー狙いはバックを奪ったエルガンがジャーマンからエクスプロイダーで投げる。
エルガンは強烈な逆水平を浴びせ、後藤は張り手の連打から突進も。エルガンが打点の高いドロップキック!た逆水平、片手で滞空ブレーンバスター、串刺しエルボー、セカンドロープからのセントーンとパワーで圧倒するが、エルガンのビックブーツをかわした後藤がローリングラリアットで反撃し、串刺しラリアットから村正、バックドロップと畳みかけるも、牛殺し狙いは逃れたエルガンが串刺しラリアットからラリアット&逆水平のコンポ攻撃、リフトアップからアバランシュホールドと後藤にペースを渡さない。
エルガンは前後からショートレンジのラリアット、そしてラリアット狙いは後藤がキャッチして牛殺しを決め、フロントネックロック狙いはエルガンがコーナーへ押し込むも、焦ったのか海野レフェリーと交錯してしまい、海野レフェリーがダウンしているのにも係わらず、エルガンは構わずファルコンアローを決め、エルガンがエルガンボムで勝負を狙ったが、タイチが乱入し、タイチは二人をマイクスタンドで殴打する。
ここでコブが現れてジャーマンでタイチを排除、そのままバックステージへ連行すると、二人は膝立ちのままでエルボー合戦、スタンディングになったエルガンが競り勝って突進も、追走合戦から後藤がジャーマンで投げ、後藤が串刺し狙いはエルガンが延髄斬りで迎撃し、スーパーキック、延髄斬り畳みかけてコーナーへ昇るが、後藤がエルボーでエプロンに落とし、エプロンの攻防でエルガンがビックブーツからエプロン上でのデスバレーボムを狙う。
逃れた後藤はエルガンを場外へ落とすとエプロンからのランニングローキックを狙うが、エルガンがキャッチして場外フィッシャーマンズバスターで投げ、リングに戻るとエルガンがビッグマイクフライフローからエルガンボム狙いは後藤がリバース、ラリアット合戦から後藤が追走ラリアットを浴びせるも、エルガンはローリングエルボーの連打から投げ放しのミラクルエクスタシーで叩きつけ、後藤をコーナーにセットしてからバーニングハンマー狙う。
後藤が逃れようとするが、エルガンがトップコーナーの後藤にラリアットが炸裂で叩き落し、今度はダイハード関西を狙うが狙いはこれも後藤が堪える。エルガンはトップコーナーの後藤にジャンピングハイキックから雪崩式ファルコンアローを狙うが、後藤が念を込めて雪崩式回天で叩きつけ、GTR狙うがエルガンがサムソンクラッチも、キックアウトした後藤は顔面へノーモーション頭突きから昇天・改、両者ダウンから後藤が起き上がって念を込めるとミドルキックを放つ。
しかしエルガンがキャッチしてエルボーを浴びせるとデスバレーボムを狙うが、背後に着地した後藤がスリーパーで捕獲、エルガンは近藤修司ばりのKUBINAGEで脱出し、右、左とラリアット、ラリアットの相打ちもエルガンが打ち勝ってスプラッシュマウンテン、そしてエルガンボムを狙いにコーナーに叩きつけるが、後藤がラリアットを浴びせる。
後藤は顔面への頭突きからラリアット、GTR狙いはエルガンが逃れてバーニングハンマーは後藤が着地してPK、GTR狙いはエルガンが切り返そうとするも、後藤が裏GTRからGTRで3カウントを奪い王座奪還に成功。試合後はコブが挑戦表明した。
内容的にもエルガンがパワーで押し切っていたが、海野レフェリーとの交錯からエルガンが焦り始め、再三勝負を狙ったがほとんど不発に終わり、最後は後藤の持ち前の強引さで押し返した。
また全体的な内容としてもタイチの乱入はあったものの、ロープブレークは一切なしの久々のNEVERの本来のテーマである"ど真ん中"プロレスの試合で、二人が正面から真っ向からぶつかり合った。またセミファイナルではIWGP US選手権の前哨戦が行われ、試合は石井がフィンレーを降し勝利も、試合後にジェイが退場するジュースを襲撃、鉄柱攻撃から鉄柵攻撃の連打、リングに上がってジュースの左拳をイスで挟んで、もう一つのイスで殴打を狙うも、起き上がったジュースはナックルでイスごと射抜き、ジェイは退散となった。二人の対戦は7・7サンフランシスコで実現する。
【後楽園ホール3連戦初日終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました!
明日6月18日(月)も東京・後楽園ホールにて18:30試合開始です。
皆様のご来場をお待ちしております! #njpw #njkizuna pic.twitter.com/cjfFFeyCKP
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2018年6月17日Sad that I lost, but I'm eating the big boy steak tonight pic.twitter.com/G6iQSw4Dsl
— BigMike (@MichaelElgin25) 2018年6月17日笑ってやるよ
バカバカし過ぎて
逆にかわいそうだろ
そのせいでヤツがめちゃめちゃ悪く言われて
世紀の大誤審、って感じだな
— タイチ (@taichi0319) 2018年6月17日I’m in.#g128
What a damn year. pic.twitter.com/JBmoAIzctR
— HANGMAN PAGE (@theAdamPage) 2018年6月17日LOS INGOBERNABLES de JAPON
No, no es...
¡Soy inocente!
El culpable es HIROMU(@TIMEBOMB1105). pic.twitter.com/AWOMaYpMmC
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2018年6月17日PR -
第12回グローバル・ジュニアヘビー級タッグリーグ戦出場チーム発表!世代闘争で彰俊が弾けた!
6月16日 NOAH「Navig. with Emerald Spirits 2018」横浜ラジアントホール 348人超満員札止め<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼3WAYマッチ
タダスケ(9分10秒 片エビ固め)×宮脇純太
※地団駄ラリアット もう一人は井上雅央◇第2試合◇
▼20分1本
○マイバッハ谷口 コーディ・ホール(8分53秒 体固め)モハメド ヨネ ×クワイエット・ストーム
※マイバッハボム・ツヴァイ◇第3試合◇
▼30分1本
小峠篤司 ○清宮海斗(12分42秒 タイガースープレックスホールド)HAYATA ×YO-HEY◇第4試合◇
▼30分1本
大原はじめ ○日高郁人 菅原拓也(13分5秒 ショーンキャプチャー)×Hi69 田中稔 小川良成【試合後の大原&日高&菅原】
大原「ありがとうございます! これで僕らも一つになってジュニアタッグリーグ目指せればと思います」菅原「でもリーグ戦お前も出るんだろ? そこはガッチリいくぞ?」
大原「はい! そこはもう」
日高「よし、やるぞ!」
菅原「てかスイッチちゃんと見てからしゃべろうね、マイク」
日高「陰謀だよ! 俺に恥かかせようとしやがってよ!」
菅原「おぉ、そうだな。それがノアのやり方か? 普通スイッチ入れて渡すだろ? それが親切ってモンだろ!?」
日高「そんなに俺に恥をかかせたいのか? あれだけメッタ打ちにされたから、マイクで恥をかかせようとしたのか? やっぱりこんな団体は倒して、ベルトを持って帰ってやんねえと気がすまねえ。…いいの?」
大原「はい。その方が盛り上がると思うんで」
日高「よーし、やるぞー!」
菅原「あと一人誰? 熊野? 紹介して今度」
大原「分かりました」
日高「熊野選手は広島出身…同じ中国地方でしょ?」
◇第5試合◇
▼30分1本
○熊野準(6分5秒 変型アルゼンチンバックブリーカー)×原田大輔(試合終了後)
熊野「取ったぞ! 散々、俺をコケにしたな!? まぁ受けるかどうかはお前次第だよ。おい、俺はいつでもやってやる。ビビってんじゃねえぞコラ!」【熊野の話】「取ったぞ。チャンピオンから。まぁよ、あいつが入団してからずっと負け続けた。でも今日は勝ったんだよ。文句ねえだろ。まだ文句があるんだったら、お前もそこまでの男だってことよ、バカヤロー。あとは王者なり、会社なりが決めてくれ。俺はいつでも戦えるんだバカヤロー」
◇第6試合◇
▼60分1本
杉浦貴 丸藤正道 ○齋藤彰俊 越中詩郎(20分30秒 片エビ固め)拳王 中嶋勝彦 ×マサ北宮 潮崎豪
※ランニング・スイクルデス(試合終了後)
彰俊「時代? 世代!? 俺たちが落ち着いたらつまんねえだろ! いいか!? もっともっと厚く、もっともっと高い壁として、メチャクチャ熱い試合するから応援しろよ! よろしく!!」【試合後の杉浦&丸藤&彰俊】
――本格開戦初戦となった世代闘争で試合を決めたが?彰俊「なにせ一番苦しいときも、どんな時も、この二人(杉浦と丸藤)がノアを守ってきた。外敵が来たりとか、いろんなことがあって、そこで勝ち抜いて守り抜いてきたっていう強さはね、やっぱりちょっとやそっとじゃ身につかないと思う。だからあいつらが“俺たちの世代"って言うのはまだ早いと思う」
――このタイミングで再上昇となったが、思いはずっと胸に秘めてきた?
彰俊「そうですね。だからちょっとこの場を借りて言いたいんですけど、もちろんプロレスを観にきてくれる人もそうなんですけど、この現社会で俺らと似た境遇でいつも悔しい思いをしてるヤツらがいると思う。年齢のせいにするなって。立ち上がって来いって。俺らが力与えてやるからな。観に来いって! 会場に。年代の闘いだよ。世代の闘いだよ。観に来いよ! パワー出るから!」
―ー杉浦選手は拳王との前哨戦が始まったが?
杉浦「まだまだ、これからでしょ。お互い出し切ってないしね。さっき齋藤さんは俺と丸藤が苦しい時代を…って言ったけど、齋藤さんもともに戦ってきたからね。一緒だよ。簡単には崩せない」
――丸藤選手は?
丸藤「今日見て分かるとおり、ここ数年一歩下がっていた齋藤彰俊がこうやって表に出てきた。いいね。こんな戦力ないだろ。つえーんだよ、齋藤彰俊は。つえーんだ。なぁ? もしかしたら隣にいるのが怖いくらいになるかもしれない。俺とか杉浦ばかりに目を奪われてると、こういうことになるんだ」
――先日の後楽園では6対6の構図だったが?
丸藤「人数では同じかもしれないけど、戦力だったらこっちが上だろ。まだまだ物足りない。あいつらも分かってるだろ。もどかしいだろ。何かが足りないってことが。どんどんかかって来いって」
――どんな形式でも徹底的に力の差を見せ付けていく?
丸藤「それが俺たちのためでもあり、あいつらのためでもある。そしてノアのためでもある」
杉浦「あと…井上雅央も忘れるなよ! 引っ張り出してやるからな…」
休憩前に7月7日・月岡ニューホテル冠月から開幕する「第12回グローバル・ジュニアヘビー級タッグリーグ戦」の出場チームが発表された。
[出場チーム]
Hi69&田中稔
原田大輔&タダスケ
HAYATA&YO-HEY
大原はじめ&熊野準
諸橋晴也&LEONA
日高郁人&菅原拓也
リッキー・マルビン&エル・イホ・デル・パンテーラジュニアタッグリーグ参戦を表明していたマルビンはWRESTLE-1を主戦場にしているパンデーら、また諸橋は同じくエントリーを表明していたLEONA、そしてZERO1から元ライトタッグ王者の日高&菅原がエントリーとなった。
小川はHi69、田中、諸橋と共闘したことで諸橋と小川が組んでのエントリーかと思われたが、結局LEONAに譲る形となったが、気になるのは当初8チームとされていたが、発表されたのは7チーム、昨年のグローバルリーグでは滑り込みで田中将斗や岡林裕二がエントリーした例もあることから、また滑り込みでエントリーがあるのか?そして発表後の第4試合で大原がかつての日高、そして闘龍門の先輩だった菅原と組んでHi69&稔&小川組と対戦、序盤は大原がHi69組に狙い撃ちにされ、やっと交代を受けた菅原も稔のタナカレッグバー、Hi69のスパルタカスチョップ、ライオンサルトと攻め込まれ、交代を受けた日高もHi69組の連係に蹂躙されてしまう。
Hi69はみちのくドライバーⅡからストゥーカスプラッシュで勝負に出るが、日高が剣山で迎撃すると、菅原が入って合体リバースDDT、しかし石見銀山狙いはHi69が堪えると、稔がカットに入ってから乱戦となり、Hi69を捕らえた大原組は足を狙い撃ち、最後は日高のスワンダイブ式低空ドロップキックからショーンキャプチャーでHi69からギブアップを奪い、試合後は大原が日高&菅原と握手して共闘をアピールする。またセミではGHCジュニアヘビー級獲りをアピールする熊野が原田とノンタイトルで対戦し、ゴング前から熊野が原田に奇襲をかけ、アルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げ、最後アルゼンチンバックブリーカーで担ぎあげると、そのままノド輪落とし、そしてコブラホールド式アルゼンチンバックブリーカーという新技を披露、原田はたまらずギブアップとなり、熊野が圧勝で原田を降し、改めて王座挑戦を迫る。
世代闘争に突入したヘビー級戦線は現世代軍にフリーの越中が参戦、序盤から越中は潮崎相手にヒップアタックを連発してエンジンを全開となるが、拳王と打撃戦を展開した杉浦が新世代軍に捕まり、ジ・アグレッションの連係に捕まってしまう。
しかし世代闘争に加わった彰俊が奮起、新世代軍の集中砲火を浴びるも、北宮のラリアット狙いをスイクルデスで迎撃するとアイアンクロースラムからランニングスイクルデスで3カウントを奪い勝利、彰俊も今年で52歳でベテランの部類に入り、メインからは一歩引いた立場を取ってきたが、世代闘争を契機にもう一花咲かせ、弾けようとしている。【満員御礼!】本日の横浜ラジアントホール大会は全席種完売致しました!次回は6月18日(月)仙台大会です。引き続きよろしくお願い致します。#noah_ghc pic.twitter.com/ktkRrtG2mz
— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2018年6月16日【NOAH】開戦・世代闘争で齋藤決勝打! 世の同年代へ“闘い"でメッセージ▼原田にシングル圧勝 熊野のGHCジュニア挑戦が決定的に▼来襲ZERO1コンビがHi69撃破、大原&熊野と合体▼小峠が清宮勧誘に失敗…横浜大会https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/tHGpS9TIo2
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年6月16日いろいろあったが原田大輔から勝ったぞ!
挑戦を受けるかは王者の答えを待つしかないけど、こんな俺を応援してくれた方々ありがとうございました。
俺なんて賛否の否が多いのはわかっとる。
でも俺を応援してくれる人たちの為、そして自分の為にこれからも暴れてやるけいの。
みとけ!#noah_ghc pic.twitter.com/0dP4DTllbN
— 熊野 準 (@kumano_noah) 2018年6月16日本当は組みたかった方がいました。
だけど今回はレオナ選手と組ませて頂きます。
一年前に丸藤さんから0点をもらったレオナ選手の『覚悟』を確かめます。
優勝を狙うのは当然。
僕らには毎試合何かを残さなければ先はない。
僕も『覚悟』して挑みます!
以上! #noah_ghc https://t.co/aOKA1BmqbC
— 諸橋晴也 (@Morohashix) 2018年6月16日Jr.タッグリーグのチームが発表された
僕は選ばれてなかった‥‥
確かにパートナーはいないかもしれないが絶対に出たかった。
よその選手を出すくらいなら自分が出たかった!!!
初勝利で出るなんて傲慢かもしれないが絶対認めさせてやる!#noah_ghc
— 宮脇純太 (@noah_jyunta) 2018年6月16日 -
マスターサスケに奇跡が甦った!ダークサイドムーンの東京破壊予告に立ち向かう!
6月15日 みちのくプロレス「みちのくプロレス2018年東京大会Vol,3~奇々怪々~」1215人<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○大瀬良泰貴 川村興史(10分26秒 逆片エビ固め)岩崎永遠 ×北村彰基◇第2試合◇
▼20分1本
○ヤッペーマン3号(7分27秒 体固め)×長浜浩江
※フィッシャーマンズバスター◇第3試合◇
▼みちのくプロレス25周年記念特別試合/
○新崎人生 ディック東郷 ウルティモ・ドラゴン(14分57秒 エビ固め)×ヨネ原人 はやて GAINA
※念仏パワーボム◇第4試合◇
▼30分1本
○日向寺塁 卍丸 Ken45° 拳剛 郡司歩(18分40秒 片エビ固め)のはしたろう 剣舞 ×ラッセ ヤッペーマン1号 ヤッペーマン2号
※ダイビングエルボードロップ◇第5試合◇
▼『ムーの大聖戦』〜パワハラ ・DV ・ムーの内ゲバ 聖者の煩悩大爆発 慈悲の心で諸行無常の皆殺し 神も仏も全員集合〜「マスカラ・コントラ・カベジェラ」/時間無制限3本
バラモンシュウ バラモンケイ ウルトラマン・ロビン アブゴールド・小林(2-1)ザ・グレート・サスケ ミニマスター ゴージャス松野 関根龍一[1]○サスケ(0分20秒 エビ固め)×ロビン
※DDT
[2]○シュウ&ケイ(9分11秒 五体不満足)×松野
[3]○ロビン(9分11秒 片エビ固め)×ミニマスター
※アブゴのダイビングバカチンガーエルボードロップ(試合終了後)
マスター「(ロビンを見て)もうマスク、なんかはげちゃってるから…これで、終わりでいいですか?」バラモン「誰かが責任を取らなきゃいけないんじゃないですかっ!」
マスター「マスク剥ぎ…一応、マスク剥ぎの儀式的なものをやってもらいますか? もう脱いじゃってる。勝者も敗者ももうロビンさんでいいんじゃないですか? どうします? レフェリーとかコミッショナーとか…バリカンで(ロビンを)刈っちゃいます?(その後も困惑が続く)このまま(ミニマスターが)脱がないで帰ってもよさそうな雰囲気…。じゃあロビンさんが坊主ってことでいいです?(ロビンは否定)すごいブチ切れてますけど…。じゃああの、パートナーなのでひじょうに心苦しいのですが、ちょっと私仲間なので。(ミニマスターが覚悟を決めてイスに座る)すでにロビンさんが素顔っていう、ひじょうにこれはシュールな絵です。スポーツ新聞でこの1枚の絵だと伝わらないです、ホントに」
ミニマスターが叫びながらマスクを脱ぐとプリティ太田。
ミニマスター「正直最後になぜロビンにフォール取られるのか納得いかないですけど、負けは負けとして、潔くマスク脱がさせていただきました。これからは、ミニマスターではなくなりますけど、ムーの太陽の一員として、まだこれからも、マスターについていきますから! これからもみちのくプロレス、そしてプリティ太田をよろしくお願いします!」
マスター「じゃあこれから太田さんと呼べばいいんですね? あとは、真のパワハラ加害者が我々…関根選手、加害者です? 絶対被害者ですよね? けっこう兄弟たちにきつく当たられてましたよね?」
関根がしどろもどろ。バラモンは「それがパワハラだよ!」。
マスター「じゃあ加害者ではない。じゃあ、松野さんはアレですか? 昔を思い出しますよね?」
松野「シュウケイのパワハラが苦痛だったんですけど、昔といえばいろいろありましたけども、私はシロでございますんで。(沢田亜矢子、の声)一言いわせていただきますけども、私は子供の頃からプロレスが大好きで…(中略)こうして大好きなプロレスを40過ぎてやることができましたんで、私は沢田亜矢子さんには感謝しております」
マスター「では、松野さんは沢田亜矢子さんにパワハラは働いていないと」
松野「はい(嘘つけー!の声に場内どよめき)」
マスター「はい、わたくしでございますが、25年前、みちのくプロレススタートした時期ですね。わたくし自身、パワハラを、やって…いました!(場内騒然)いま、すぐには名前が出てこないんですけど、思いだせる範囲で思い出しますが、とくにいまドラゴンゲートで活躍している選手が、多い…です。あとは…そうですね、新日本プロレスの選手は、あ、そう、よく本間選手の名前を出されるんですけど、私は本間選手とは仲よかったので、やってません! のちほど調査委員会を設けまして、私の被害に遭った選手一人ひとりに謝罪を直接申し上げたいと思っております。これも返す返すもわたくし自身の、コミニケーソン不足ということで…」
(すると、ここで謎の声)
「ムーの太陽の諸君、相変わらずバカだなあ。この声に聞き覚えがあるか? そう、私が地球を5万年前から監視続けているダークサイドムーンだ。世間にまんまと躍らされて当然。パワハラ? 不倫? アメリカと北朝鮮の対話、などは全部、私が仕組んだ事件なのさ。ムーの太陽には強敵を送り込んだ。そして、首都東京の壊滅が私のアジェンダだ。2020年、東京オリンピックが開催不可能となるだろう」
(すると、八幡カオル学長が小池百合子さんばりになってリングへ)
八幡「え、いま何時? 都知事」マスターは「カオスになってきたので、都知事を排除しましょうかね」と何やら箱をリングに持ってこさせる。マスター「カンボジアで再び修行してきまして、気を再び十分に蓄えてきました。いまからその奇跡をみなさんにお見せしたいと思います」
(するとマスターは学長を箱のなかに入れて切断マジックらしきものを開始。見事に成功し、学長が消えると、マスターは「無事に排除しました」。しかしバカ兄弟は「これじゃあ東京オリンピックができない!」と指摘。マスターは「都知事を呼び戻しましょう」と、学長が復活。するとこれに一同が大興奮、ムーの太陽は一つに)
マスター「ダークサイドムーンが東京壊滅云々いってるけど、我々ムーの太陽は再び力を合わせて東京を守り、もちろん東北を守り、日本を守り、そして地球を守っていこうじゃないか!」
(ETばりに指をあわせ、マスターは去る。学長が暴走して「都民ファースト!」で大会を締めかかるが、シュウは「マスター帰ったし俺たちも帰ろう」と退場。大会はウルトラマンロビンが締めた)
【マスター・サスケのありがたい話】「(ムーの太陽の絆が戻ったが?)戻りましたね!ホント、この1カ月のあいだ、私、放浪の旅に出て、かなり気を取り戻してきました。カンボジアのね、アンコールワットにも再び行ってね、修行し直してきました。まぁね、気、満タンでしたよ。満タンでね、もう勢い余って、都知事を消して、なおかつ戻しましたからね!これを奇跡と呼ばずして、なんと呼びましょうか!ね? これはみんながひれ伏すでしょう。奇跡のパワーが(ムーの結束を)取り戻したでしょう!すごいでしょ!やったね! してやったりだよね! ホントにまた再び兄弟たちとまた組むことができると思うと、うれしいですよ。これでね誤解みたいなものも解けて、すべてがまるく収まったなと。
(ダークサイドムーン?)あれこそ電波ジャックじゃないですか。なんなんだろうね。東京を狙うなんて言ってたけど、我々東北だからっていうね、そういう突き放し方もあるんだろうけど、ウフフ、だけどさ、後楽園ホールとか新木場大会やらせてもらってるわけじゃん。東京も守らなければならないと思ってますよ。だからね、都知事と力をあわせて東京を守りつつ、日本全体、もちろん世界中、そして地球を守りつつ、トランプさんたちの先を行きますよ、わるいけど。
あとリング上でも謝罪しましたが、パワハラ問題に関しては謝罪します。まことに申し訳ありませんでした。深く反省しております。調査委員会を設けて、のちのちリストアップをしますので。個々の選手たちには謝罪してまわりたいと思います。7月下旬ぐらいをめどにまとめたいと思います。
すべては、私のコミュニケーション不足。あと乖離はかなりありました。私は昭和にこだわって、古き良き昭和っていうものを守っていきたかったので。平成という時代には合わなかった。平成ももう終わるけども。過去を反省しようと素直に思います。私はもう今後は一兵卒として出直しますよ。全力で、リングのファイトに集中するだけです。申し訳ありませんでした。深く反省しております」
マスターサスケによるパワハラ問題から事が発したことで、5・5矢巾大会でムーの太陽が分
裂、問題を解決するためにサスケ軍対バラモン兄弟軍による「マスカラ・コントラ・カベジェ
ラ」が行われることになり、ルールも時間無制限3本勝負となった。
休憩明けにはメインの会見が開かれ、八幡カオル学長は敗者はマスクか髪の毛を失うだけでなく、負けた側は真のパワハラ加害者と認定され、負けた側は即刻懺悔するルールが課せられたことを説明、「ウルトラマン・ロビンさんは選手なんですか?」と連呼してルール説明が終了した後、清水健太郎さんが登場して「失恋レストラン」を熱唱、"ねえマスター”のフレーズとともにマスター・サスケが登場し、清水さんと記念撮影となった。次にバラモンとロビンが入場するが、続いて登場した松野と関根はバラモンにとってトラウマ曲であるセーラーボーイズの歌で登場して、兄弟はトラウマが甦って苦悩に陥ってしまい、アブ小はなんと頭部がゴールドとなるアブゴールド・小林として登場する。
ロビンが「俺達が正義だ!ジャスティスを証明する!」とアピールして試合開始となるが、開始と同時にサスケがロビンを抑えて秒殺で1本先取、2本目もロビンが「これが本当の勝負だ!」と叫ぶも、サスケ組に捕まってしまい、サンダーファイヤーパワーボムを喰らってしまう。バラモンミニマスターと関根を攻め立てて反撃し、そしてアブゴールドとサスケが気を応酬し合うと、サスケの三発目は食べられ、巨大砲の4発目はキャッチされ返され、サスケは吹き飛んでしまい、アブゴールドとサスケによるマッチアップは両者ダウンとなるが、バラモンがバラモン水で強襲すると、マスターを先頭にコーナー下につないでボウリングでストライク、マスターとアブゴールドが場外戦を繰り広げた後で、リングに戻るといつの間にか背が伸びたロビンが序盤とは全く別人のように攻勢をかけ、関根にミサイルキック、サスケにラ・ケブラータを発射、ここからサスケを捕らえたバラモン組が集中攻撃をかける。そこで松野がカットに入りケイにラ・マヒストラルも、サスケの串刺し攻撃が松野に誤爆、これを逃さなかったバラモンが五体不満足で3カウントとなり、1-1のタイスコアとなる。
3本目がスタートとなるが、もう一人のロビンが登場してリングは大混乱となり、それでも二人のロビンは関根を捕らえるも、アックスボンバーが長身のロビンに誤爆すると、二人のロビンは仲間割れとなり、本家のマスクがはがされる、そして長身のロビンはコーナーで地獄門をセット、本家ロビンは吸い込まれ窮地に立たされるが、シュウが杭をケツに刺してカットし、ケイもボードで突き刺すなどダメ押し、完全に素顔を晒したロビンはマスターにラリアットも、スーツケースがサスケに直撃してから各選手が入り乱れ、その混乱の最中に関根のカミカゼの援護を受けたサスケはケイにセグウェイを発射、更に久々にコーナーからトペコンも発射する。
リング内ではミニマスターがケイに墨汁ミストを噴射しパワーボムを狙うが、シュウがボードでカットすると、アブゴがダイビングバカチンガーエルボーからロビンがカバーして3カウントとなり、バラモン組が勝利となった。試合終了後、微妙な空気の中で、ルールに則りミニマスターのマスクが剥がされると正体は全日本女子プロレスでミゼットレスラーとして活躍していたプリティ大田で、これから大田としてサスケについていくとアピール、そして誰がパワハラの加害者なのか全員で揉めだすと、ダークサイドムーンが声が出て、地球上で起きている出来事の黒幕は全て自分だと明かし、東京破壊、2020年東京オリンピック阻止を予告するが、小池都知事に扮した八幡カオルはくだらないダジャレ、サスケも突然大きな箱を用意して学長を押し込め、切断マジックを始め成功して奇跡のパワーが戻り、ムーの太陽も雨降って地固まり絆が甦ったことをアピール。サスケはダークサイドムーンから地球の平和を守ることを宣言してようやく締めくくった。
結局今までの出来事も昨年から声だけ出ていたダークサイドムーンの仕業だったということだが、くだらないダジャレにマスターサスケの切断マジックのおかげで、ダークサイドムーンの存在は完全に無視されていたような…、この状況を収めるのは新崎しかいないのだが、SAMURAI TV「バトルメン」に生出演のため不在、改めて新崎の重要性を痛感してしまう。パワハラ被害者もこれからリストアップすることから、まだまだ増えそうだ。
この流れは結局、年末の風物詩となった宇宙大戦争に繋がる。果たして今年も宇宙大戦争はどうなるのか・・・いい加減ダークサイドムーンも現れて欲しい。
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WRESTLE-1震撼!CIMAらSTRONG HEARTSが宣戦布告!全面対抗戦へ!
6月13日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2018 OUTBREAK」後楽園ホール 788人<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○佐藤嗣崇(8分59秒 逆エビ固め)×タナカ岩石◇第2試合◇
▼30分1本
○伊藤貴則 土方隆司(9分59秒 ジャーマンスープレックスホールド)×MAZADA FUJITA◇第3試合◇
▼30分1本
カズ・ハヤシ ○頓所隼 鈴木鼓太郎(10分30秒 片エビ固め)アンディ・ウー アレハンドロ エル・イホ・デル・パンテーラ◇第4試合◇
▼30分1本
近藤修司 ○土肥孝司(7分54秒 変形羽根折り固め)×河野真幸 NOSAWA論外(試合終了後)
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— WRESTLE-1(W-1公式) (@W_1_official) 2018年6月13日#w_1 #pwACE #プロレス #乱入 #CIMA #Tホーク #リンダマン #山村武寛 #ジンジャー #ウェンツ #近藤修司 pic.twitter.com/T9iQexPRZn
— WRESTLE-1(W-1公式) (@W_1_official) 2018年6月13日#w_1 #pwACE #プロレス #乱入 #CIMA #Tホーク #リンダマン #山村武寛 #ジンジャー #ウェンツ #カズ・ハヤシ #頓所隼 pic.twitter.com/KAcVJwVU3q
— WRESTLE-1(W-1公式) (@W_1_official) 2018年6月13日NOSAWA「近ちゃん。いやごめんごめん、近藤副社長。今日はちょっとだけオレの話を聞いてもらってもいいかな。あんまりさ、このW-1のマイク持ってべらべら喋りたくないんだけど、今の近藤さん、オレ、W-1、ちょっと刺激が足りなくねえか。今日来てるお客さん、W-1楽しいですか? あんまりお客さん元気がないみたいだね。お客にも今日オレがW-1に刺激を注入したいと思います。オレの世界の友だち、はるばる上海からオレの大親友たちが今日このW-1のリングにきます。音響さん、オレの持って来た曲をかけろ」
(すると、曲と共にCIMA率いるエル・リンダマン、T-Hawkら5人が登場。
リング上で近藤と向き合うCIMA。T-Hawkも近藤の目の前で睨みをきかせる。すると近藤は退場。会場は「CIMA」コール。さらにT-Hawkにも声援が飛ぶ。)
NOSAWA「先輩、よろしく(マイクを渡す)」
CIMA「おいW-1、お前ら、オレの名前を知ってるか?(会場は「CIMA!」)そうや、オレがCIMAや。そしてオレたちがストロングハーツや。メンバーを紹介しよう。CIMA、そしてT-Hawk! エル・リンダマン! 中国上海OWEからジンジャー。そしてアメリカからやってきたザッカリー・ウエンツ! 今、リハビリ中やけど山村武寛。そしてもう1人、ザックのパートナーのデスモンド・エグザビエや。まぁ今日は飛行機のトラブルで来られなかったけど、近々この日本に帰ってきますから。NOSAWA先輩がなんて言ったかな。W-1のリングには刺激が足らない、お客さんにも刺激が足らない。そうですね…(会場を見渡し)刺激与えがいのあるお客やないか。いいか、このW-1のリングはオレたちストロングハーツが責任を持って刺激ぶち込んだるからな!」
(すると頓所がリングインし、CIMAを弾き飛ばす。カズもリングイン。)
カズ「オイ、何しに来たんだお前ら」
CIMA「何しに来たんやとオイ! プロレスラーがプロレスの大会に来てリングに上がったんや。何しに来ただと? 1つしかないやろ。率直に言うぞ。W-1、みなさんはストロングハーツの試合が見たいか?(大歓声)おーい、社長。そういうことですわ」
カズ「社長として言わせてもらう。NOだ! おい、いいか。大体な、なんでオマエらなんで本当に勝手にこのリングに上がってんだ。いいか、社長としてはNOだけどな、レスラーとしてはYESだ」
CIMA「そういえばアンタにも伝えてなかったな。ビックリ仰天や。でもな、サプライズっていうのは、一部の人間だけが集まって話をしてバンと出すからサプライズなんや。レスラーとしてはYES。言いましたね? ボクたちは仕上げてきましたよ。今月の22日、同じ東京の新木場で大会あるらしいじゃないですか。どんなカードあんのか知らんけど、オレらが刺激をぶちこむって言った以上は新木場でストロングハーツの試合どうですか?オレらはいつでもヤル気満々。そして、アナタのところの若い選手もヤル気満々。お客さんも見る気満々。さぁどうする?」
カズ「新木場のすべてのカードを変えて待ってるよ、コノヤロー。いいか、1発で上海に帰してやる」
CIMA「オレは21年間プロレスで生きてきたんや。世界中で生きてきた。もちろん日本でもプロレス、数えきれないくらいの数をやってきた。でもな、そんなオレにも知らないプロレスが上海にはあったんや。オレらはこの日本の全レスラーが知らないようなプロレスを、オレもT-Hawkもリンダマンもジンジャーもザックも山村も全員やってきたんや。その刺激を22日の新木場でこのW-1にぶちこんだるから。オレから聞くことは2つだけや。3つの方がええな、プロレスやから3カウントにしよう。全部簡単な質問や。まず答え先に教えといたるわ。あなたたちはCIMA、ストロングハーツ、見たい。この3つだけ言えばいいから。いいか、そのうちオレのマイクにも慣れるようになるから。W-1の社長はマイクから鍛え直さないといかんみたいやからな。そのへんも喋りもリングもオレらが刺激ぶち込んだるから。3つの質問いくぞ。1つ目、もう1回聞こう。オレの名前を言ってみろ!(CIMA!)次、オレたちの名前を言ってみろ!(ストロングハーツ!)最後に今月22日、新木場でストロングハーツの試合見たいかー!(見たい!)そういうことや。最後、T-Hawk、バッチリ決めたれや」
(会場は「T-Hawk」コール)
T-Hawk「後楽園!オレたちストロングハーツがそこのオレンジシート(空席)、いやこの後楽園、ストロングハーツのブラックで真っ黒に染め上げてオマエらのハートを鷲掴みにしてやるからよ。これからオレたち、ストロングハーツに期待しとけや!」
【NOSAWA、CIMA&T-Hawk&リンダマン&山村の話】
▼NOSAWA「みんなありがとう。もうあとは好き勝手で。W-1に刺激をガンガン。グチャグチャにしていいから。好きにやって」※そう言い残すとNOSAWAは去っていく
CIMA「まあでも、刺激というのをみんなに伝えるためには、ごく一部の人間からスタートしないといけない。それがサプライズ、それが21年やってきた俺のプロレスやから。そして、21年間、世界でプロレスしてきた俺も、上海には知らないものがたくさんあった。俺らも学んでいる最中や。実践している最中や。でもな、これだけは言えるぞ。全世界のレスラー、特に日本のレスラーが誰もが知らないことを俺らは今、上海でやってきてるんや。STRONG HEARTSのメンバーは世界的に募集するからな。これがまだ始まりやからな。W-1でもいいよ。他の団体でもいいよ。STRONG HEARTSに興味あるんやったら、誰でも連絡くれ。俺は待ってるぞ。あとはT-Hawkとリンダマンと山村が喋ってくれるから」
T-Hawk「まあ、そういうことだよ。俺たちSTRONG HEARTSは上海から刺激を発散しに来た。わかるか? なあ、リンダマン?」
リンダマン「おい、見ての通りよ、ワクワクが止まらねえな。22日の新木場、お前らが見たことのないものを俺たちが見せてやるからよ。楽しみにしとくんだな!」
山村「まだな、俺は欠場中ですけど、そのぶん、STRONG HEARTSの皆さんがやってくれると思うんで、期待しててください」
CIMA「山村、強い心で帰ってくればいいから。いつでも俺らはドアをオープンしてるからな。上海からジンジャー。ジンジャーはまだ5試合しかしてへんけど、俺はこんなアジア人、見たことないからな。ジンジャーから目を離すなよ。それからザック、そしてデスモンド。世界的に活躍しているメンバーやから。STRONG HEARTSは日本だけじゃない。中国だけじゃない。アメリカだけじゃない。次はメキシコか? ヨーロッパか? また日本か? わからんけど、とにかく22日、まずはSTRONG HEARTSとして一発目、覚悟したからな。このメンバー、山村はまだリハビリ中だけど、ザックのパートナー、デスモンドもすぐに来日するから。合計7人でSTRONG HEARTSスタートするから。なあ、T-Hawk?」
T-Hawk「おい、もう1回言うぞ。俺たちの名前をよく覚えとけ。俺たちが上海から来たSTRONG HEARTSだ!」
◇第5試合◇
▼30分1本
○黒潮“イケメン"二郎 田中将斗(15分30秒 イケメンフラッシュ)×芦野祥太郎 新井健一郎(試合終了後)
イケメン「ちょっと…勝ったー! お前がデビューしてからずっと勝てなかった! でも、今日3カウント取ったぞ、芦野から! 芦野、ありがとうございます。22日の新木場、おれと田中さんで…羆嵐とタッグチャンピオンですよね。挑戦権利あると思ってます。タッグのタイトルマッチに変更してもらえないでしょうか」芦野「いいよ、3つ取られたのは事実だしよ。やろうよ。(田中に対し)そん時は最初からジャケット脱いどけよ。お前(イケメン)はいいや」
◇第6試合◇
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ
[挑戦者]○児玉裕輔(14分12秒 片エビ固め)[第11代王者]×吉岡世起
※マッドスプラッシュ
☆吉岡5度目の防衛に失敗、児玉が第12代王者となる。【児玉の話】「Enfants Terribles、そしてW-1クルーザーディビジョン王者・児玉裕輔です。まあ、吉岡世起、元チャンピオンね。刺激が欲しい欲しいって言ってたけど、俺の刺激がちょっと強すぎたかも。まあ、あいつも十分刺激的なんでね。来るならいつでも、僕がそれ以上の刺激をプレゼントしてあげるから。で、あれ…パンテーラか。ただW-1に遊びに来たんじゃないだろうから。ベルトが欲しいってことだよね? スペイン語はよくわからないけど、こんなの(ベルトを腰に巻く仕草)してたから。スペイン語を訳せる人がいたら、訳してもらって。やりたいなら別にいいよ。俺がW-1クルーザーの新しいチャンピオン、児玉裕輔。Enfants Terriblesの児玉裕輔。ちゃんと書いといて」
【吉岡の話】「児玉裕輔…。やれたな。してやられたけど、もっともっと強くなって、クルーザー戦線にすぐ戻ってくるからよ。覚えとけ」
◇第7試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ/60分1本
[第12代王者]○征矢学(26分31秒 体固め)[挑戦者]×羆嵐
※ワイルドボンバー
☆征矢が初防衛に成功(試合終了後)
征矢「本日はW-1後楽園大会に…すみません。ちゃんと喋りたいんですけど、苦しくて…。ちゃんと…いつも以上に滑舌の悪さとマイクのつまらなさで進行しておりますが、ひとつだけ言わせてください。今日熊ゴローから勝って、9月2日の横浜文体のメインの切符を手にすることができました! そして、次の横浜文体でこのベルトを懸けて闘う相手が7月のW-1 GP。出場メンバーは社長のカズ・ハヤシ、近藤修司、河野真幸、黒潮“イケメン”二郎、芦野祥太郎、羆嵐、土肥孝司、伊藤。この8人がトーナメントを争って、このベルトを狙いに9月2日の対戦相手に決まります。オレから一言、誰が挑戦者にあがってこようがオレは正面から正々堂々と受けて立つ。これがワイルドだ。今日はとっておきかっこいい決め台詞を考えてきました。いいですか? オレがワイルドにって言ったら『行こうぜー!』…あ、まったく一緒でしたね。大変申し訳ない。もうオレにはこれしかないんだ。みんな付き合ってくれー! いいですか? いいですか? 女性陣はいいでしょうか? 東はどうでしょうか?じゃあいきますよ。練習は一切しません。オレがワイルドにって言ったら右手の拳を天高く挙げて『いこうぜー!』と叫んでくれ。じゃあそろそろ立ってくれ。じゃあいくぞ。9月2日までチャンピオンの挑戦権を得ましたが、2年前にケガでチャンスを逃しました。だから、試合が終わっても、私はお酒を飲んでいる時もトイレにいってる時もケガだけはしないようにしたいと思います。ということで、9月2日まで、ワイルドに『いこうぜー!』センキュー!」【征矢の話】「1回目の防衛戦、なんとか防衛することができました。熊ゴロー自体、見た目も何も変わってないと言いましたけど、実際に1vs1でぶつかってみて、確かな成長は自分の体を通して伝わってきました。あいつも必死にこのベルトを狙ってきたという強い気持ちを真っ正面から受けて、それでも俺は9月2日の横浜文体のメインに立たなきゃいけない、俺のなかのプライドとプレッシャーがあったんで、きょうはどうしても負けられなかった。あとは、次のシリーズ、W-1トーナメントで誰が上がってくるのか。社長のハヤシさん、近藤さん、河野さん、芦野、イケメン、土肥、羆嵐、伊藤。この8人、誰がトーナメント勝ち上がってこのベルトに挑戦してくるのかわかんないけど、9月2日のメインの準備を俺は誰が上がってきてもいいように、しっかり、しっかりこのベルトを磨いて、もう一度9月2日、俺が防衛する。誰でもいい、上がって来い。相手してやる」
第4試合では近藤&土肥が河野&NOSAWAと対戦、河野とNOSAWAのシャイニングウィザードの波状攻撃、河野のネックハンキングボムで窮地に立った土肥が変形羽根折り固めこと南京錠固めで捕獲し、河野がギブアップで大逆転勝利も、試合後にNOSAWAが「俺の世界の友達、はるばる上海から俺の大親友たちが今日このW-1のリングに来ます」と呼び込むとCIMA、T-Hawk、エル・リンダマン、山村武寛らDRAGON GATE勢が登場、かつてDRAGON GATEに属し解雇された近藤はCIMA、T-Hawkと睨み合うが、不快感を示しつつも背を向けて退場、CIMAらはユニット名を「STRONG HEARTS」とし、上海OWEのジンジャー、アメリカのザッカリー・ウェンツを紹介、デスモンド・エグサビエをメンバーとして紹介する。
「STRONG HEARTS」にリングジャックされたことで頓所が激怒してCIMAを突き飛ばし、カズも社長として怒りを露わにする。CIMAは「STRONG HEARTS」のWRESTLE-1参戦をアピールすると、カズも受諾、22日新木場でWRESTLE-1vsSTRONG HEARTSによる全面対抗戦が実現することになった。
DRAGON GATEはCIMA率いる㈱DRAGON GATE、そして新体制のDRAGON GATEエンターテイメントと分かれたが、CIMA派は完全にエンターテイメント側と独自行動をとり始めたようだ。だが近藤も因縁のDRAGON GATE、そしてCIMAと巡り合うとは夢にも思わなかったのではないだろうか…、だがWRESTLE-1的にはDRAGON GATEで絶大なる人気を誇っていたCIMAの参戦は大きい、STRONG HEARTSもWRESTLE-1にとっても大きな刺激になる。だが鷹木信悟がTwitterにてあれ?あっさり日本に帰ってきたな!笑
100対0で海外を選んだって聞いたけど。
リンダはアンチアスを辞めたんだから、俺が考えたペイントも赤を使うのも辞めたら良いのに。
もしかして日本に未練タラタラか?
女々しい所は真似しなくて良いぞ。
ちなみに俺のはキャラだからな、、、 https://t.co/N8juvetyBn
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2018年6月13日Tとリンダの信念は一体なんだったんだ?
当初は気持ち良く送り出したつもりだったが、、
俺はつじつまが合わない事が嫌いなんだよ!
本当に腹据えてやるなら、エンタメからの援助も無く単独でやれば良い。
ファンも混乱するから奴等に #dragongate をつけなくて良いぞ。
DGファンよ拡散宜しく。 pic.twitter.com/ctVHUHHNdH
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2018年6月13日CIMAらの行動に不快感を示した。CIMAらにしてみれば新体制とはあくまで別会社で、新体制は選手層が飽和なことから、OWEの選手を受け入れる余地はなく、日本での拠点としてWRESTLE-1を選んだに過ぎないと思うが、これまでDRAGON GATEを牽引してきたCIMAらの行動に、新体制側は不快感を示してもおかしくはない。
メインは征矢のWRESTLE-1王座に羆嵐が挑戦、序盤はマッチアップで激しくぶつかり合うも、セコンドのアラケンが征矢の足を引っ張り場外へ出すと、羆嵐が場外でダウンしている征矢にエプロンからセントーンを投下し、大ダメージを与える。
これで先手を奪った羆嵐は征矢の脇腹にストマッククローなどで集中攻撃、征矢もボディースラムを狙うが上がらず、逆に羆嵐のセントーンを喰らうが、征矢はフライングワイルドボンバーで活路を見出し、ブルドッキングヘッドロックからネックブリーカー、DDTと一気に流れを変えにかかる。
しかし征矢のコーナーからのダイブは、羆嵐がキャッチしてベアバックで絞り上げ、バックブリーカーからバックフリップ、セカンドロープかっらのセントーンと攻勢に出ると、アルゼンチンバックブリーカーは、征矢がスリーパーで切り返し、パワーボム狙いも征矢が必死で堪えてリバースも、征矢のパワーボム狙いも羆嵐はリバースする。
チョップ合戦から征矢がスピアーを決めるも、キャッチした羆嵐のブレーンバスター狙いは、征矢が投げ返し、スピアーからデスバレーボム、ジャンピングDDTから背後からのワイルドボンバー、そして正面からのワイルドボンバーで勝負に出るが、羆嵐がラリアットで打ち返し、打ち合いとなって両者ダウンとなる。
先に起きた羆嵐はダイビングセントーンを狙いにコーナーも、起きた征矢が競り合いの末、雪崩式ブレーンバスターで投げ、再度ワイルドボンバーを狙うが、羆嵐が押し返すとコーナーからダイビングセントーンが決まって勝負あったかに見えたが、羆嵐はカバーに遅れ、カウント2でキックアウトされ、勝機を逃してしまう。
二人はショートレンジのラリアットを打ち合うが、征矢が頭突きを浴びせれば、羆嵐もカナディアンハンマーで応戦、そして再度ダイビングセントーンで勝負に出るが、自爆となってしまうと、これを逃さなかった征矢が往復式のワイルドボンバーからワイルドボンバーで3カウントを奪い王座を防衛した。【WRESTLE-1 GRAND PRIX 2018】
トーナメント1回戦組み合わせ決定!果たして今年はどの選手が勝ち上がり栄冠を手にし、9.2横浜文体でW-1王者・征矢学選手に挑戦するのか!?ぜひご来場頂き、WRESTLE-1のプロレスをご体感ください!詳細→https://t.co/03zSyvz8RH #w_1 #pwACE #プロレス #w_1GP pic.twitter.com/BD200hpYjF
— WRESTLE-1(W-1公式) (@W_1_official) 2018年6月13日次期挑戦者は7・1小田原から開幕するWRESTLE-1GPの優勝者で組み合わせも発表された。果たして9・2横浜文体で征矢の前に誰が立ちはだかるのか…
セミのクルーザーディヴィジョンは、序盤から激しい攻防も吉岡がコーナーでの競り合いの末パタラス・エネル・ペチョを投下、しかし再度コーナーに昇ったところで、セコンドのアラケンがちょっかいを出すと、気を取られた吉岡に児玉がコーナーから突き落とし、場外で痛めつけた後で、ノータッチトペコンを発射、リングに戻ってからコーナーからのフライングフォアアーム、パワーボムと叩きつける。
吉岡もハイキックで反撃し、ペナドリラー2Pointを決めるが、S,Kが不発に終わると、児玉は丸め込みからジャーマン、しかし起き上がった吉岡もスーパーキックで応戦、しかし再度のS.Kは児玉がドロップキックで迎撃して、リバースブラディーサンデーからマッドスプラッシュで3カウントを奪い王座を奪取。
王座に返り咲いた児玉は吉岡に健闘の握手を求める、吉岡は応じるが、児玉は頭突きで吉岡をKO、更にマスタードを持ち出してかけようとするが、パンデーラが駆けつけ児玉、アラケンを蹴散らし、王座挑戦を表明した。またイケメンがZERO1の田中と組み、田中のスライディングDの援護を受けた、イケメンは芦野にイケメンサルトも、レフェリーのカウントはアラケンが阻止し、芦野はアンクルホールドを狙うが、イケメンがイケメンフラッシュで切り返して3カウントを奪い勝利、試合後は田中と組んで6・22新木場で芦野&羆嵐の保持するタッグディヴィジョンに挑戦を表明した。
【試合結果】本日は東京・後楽園ホール大会にご来場頂き誠にありがとうございました!試合結果&リポートをHPに掲載!次回大会も皆様のご来場お待ちしております!詳細→https://t.co/vOqWC0F1BN #w_1 #プロレス #pwACE #後楽園 pic.twitter.com/yot153FsP7
— WRESTLE-1(W-1公式) (@W_1_official) 2018年6月13日【WRESTLE-1】CIMA率いるSTRONG HEARTSが電撃乱入「W-1に刺激をぶち込んでやる」▼手負いの征矢が羆嵐粉砕でW-1王座V1、9・2文体でGP覇者迎撃へ▼吉岡陥落 児玉が1年半ぶり2度目のクルーザー戴冠▼イケメンが芦野に初勝利 田中とタッグ王座挑戦へ…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#W_1 pic.twitter.com/Vy5ymSwZuQ
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年6月13日#STRONGHEARTS が日本にやって来たよ#w_1 #レッスルワン#OWE #CIMA#T_Hawk#エル・リンダマン#山村武寛#ザッカリー・ウェンツ#ジンジャー #デズモンド・エグザビエ はあと少しで合流!
僕は欠場中なので皆さんたのんます♂️ pic.twitter.com/8yEZQlOI3x
— 山村武寛TakehiroYamamura_OWE (@OWE_Yamamura_jp) 2018年6月13日何も語ることはない、不愉快極まりない。
それよりW1GPに集中。#w_1 https://t.co/yhZ4FUpCGJ
— 近藤 修司 (@kondo_shuji) 2018年6月13日極論でいえば仕方の無い事…
でも…受け入れられない…
— NOSAWA論外 (@NOSAWARONGAI187) 2018年6月13日今日は後楽園ホール大会ご来場ありがとうございました。体が痛くて覚めました。正直それだけ挑戦者は凄かった!奴は成長してた!!ただ俺には負けられない理由がある。9.2横浜文体のメインに立つ事だ。俺自身の欲かもしれないが屈辱を晴らしたい強い思いがある!#w_1#ワイルド#キューテンニ pic.twitter.com/vtjYhW10Uc
— 征矢学 manabu soya (@bunamayaso) 2018年6月13日防衛失敗
今日は完敗だった……
もっともっと強くならないといけない
強くなってクルーザーのタイトル戦線に戻ります
その為の刺激……
うちのリングに土足で踏み入った奴ら
ストロングハーツかなんか知らないけど、W-1に宣戦布告するなら黙ってられない
俺が闘ってもう一段強くなる#w_1
— 吉岡世起 (@SEIKI1005) 2018年6月13日後楽園大会ありがとうございました。
初めて…芦野に勝ったぞ!!!!
22日の新木場大会で、芦野熊が持つタッグタイトルに田中将斗さんと組んで挑戦が決まった。
色々あった後楽園、その中でこれからも俺は光り続ける!
あいつとも。
フィニッシュ #w_1 pic.twitter.com/PLVky1tIac
— 黒潮イケメン二郎 (@IKEMEN_JIRO_W1) 2018年6月13日WRESTLE-1を守りたい。ただそれだけ。
まずは6.22新木場でイケメン・田中将斗組とのタッグ王座防衛戦に集中する。#w_1 #EnfantsTerribles
— 芦野 祥太郎 (@shotaroashino) 2018年6月13日本日は、後楽園大会ご来場ありがとうございます!#w_1
に
CIMA T-Hawk エル・リンダマン 山村武寛 ジンジャー ザッカリー・ウェンツ
明日会見します!https://t.co/LWq9rsm3v1
6.17日曜日
群馬・ヤマダグリーンドーム前橋大会
13時00分開始
6.22東京・新木場1stRING大会
19時試合開始
— カズ・ハヤシ (@kaz_hayashi) 2018年6月13日 -
初の単独メインで海野が吉田と火花!永田が吉田に惚れ込んだ理由
6月13日 新日本プロレス「LION’S GATE PROJECT13」新宿FACE 364人<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼10分1本
△辻陽太(10分時間切れ引き分け)△上村優也◇第2試合◇
▼20分1本
○成田蓮(8分2秒 逆エビ固め)×佐山駿介【成田の話】「新日本代表として、他団体の選手とシングルをして勝つことができました。今日、試合で出した技は最初に教わった基本的な技ばかりです。その技を使って勝つことができたのは、新日本プロレスに入ってよかったと、心から思えることでした。でも、自分が今日のメインに立つことができなかったというのは、悔しいことです。次は絶対メインに立ちます」
【佐山の話】「せっかく新日本プロレスさんの、こんなメジャーな大きな団体に出させてもらったのに、同じキャリアの選手に負けてしまいました。またいつか、もっと、もっと練習して、もっと練習して、成田さんや他のヤングライオンの方と闘えるように、もっと頑張っていきます。ありがとうございました。(※去り際に)クソーッ!」
◇第3試合◇
▼20分1本
中西学 ○トーア・ヘナーレ(10分33秒 片エビ固め)天山広吉 ×ダイナソー拓真
※TOAボトム◇第4試合◇
▼30分1本
○永田裕志(12分38秒 バックドロップホールド)×岡倫之【バックステージでの永田】
──岡選手とシングルは久々でしたが。
永田「タッグマッチではしょっちゅうやってますけどね。エルボーは最初の頃より全然強烈で、ちょっと首がもげそうになったかなと思いました。でもやっぱり……アレ、一回絞ったでしょう。絞ったことで、彼の体からにじみ出る、もっとすごい底力というものがちょっと影を潜めかけてる気はしましたね、今日やってみて。新日本プロレスは食事制限してグッドシェイプを心がける選手がほとんどという中で、彼はそういう道じゃなく、もともとレスリングの底力は知ってますからね。体から溢れ出るパワーがより出る体っていうのは、アレじゃないと思うよね。僕がプロレス業界に引き入れて、岡に見てた可能性っていうのは、もっと違うところにあるんじゃないかなと。それを彼が分かった時に、個性というか、彼にしかできない底力というのがリングで発揮できて、お客さんの度肝を抜くようなファイトができるんじゃないかなと。やってみて、やっぱり成長してるだけに、プラスアルファを言うとしたらそういうところかなと。俺なんか木っ端微塵に吹き飛ばすパワーが、本来彼にはあるはずだから。それを一日でも早く開花してほしいなと」
──危ないなと感じた瞬間は?
永田「やっぱエルボーは強かったですね。エルボーでボーン!っていうのを感じるっていうのは、若い選手からはなかなかね。打ち合いは嫌いじゃなくて、自分からも行っちゃう方なんだけど、アレは強烈でした。そういうものを持ってることを、彼が意識してるかしてないか、その潜在能力はありますよ」
──今日のメインは若手同士ですが。
永田「『LION’S GATE』としては正しいですよ。しっかりメインを締めてくれれば。毎回、『LION’S GATE』は、スキを見せようものなら、そこを突いてくる若い選手たちとやってるんで、だから彼らの力で、今日のお客さんを盛り上げればいいんじゃないですかね。残念ながら、興行数も多いってことでお客さんの入りもいつもよりちょっと弱いけど、そういう、来なかったお客さんを後悔させる試合をやってほしいですね。それができたら、メインとしてずっとやっていいんじゃないですか」【岡の話】「13回目か……。もうちょっと、もうちょっと……」
◇第5試合◇
▼30分1本
○吉田綾斗(16分47秒 片エビ固め)×海野翔太
※バックドロップ【吉田の話】「ありがとうございました。まずは、今日闘った海野さん。自分よりキャリアは下ですけど、まぁ、これぐらいのキャリアの差なら、ほぼほぼ同世代って言えると思うんで。自分たち、もっともっと大きくなって、もっとデカい舞台でやれたらいいなって、素直に思いました。そして、一応今回で発表されている『LION’S GATE』、終わることになるけど、たぶん、またどっかでやれる機会はあると思うんで。自分も『LION’S GATE PROJECT2』から出てきて、やっとシングルでメイン張ることができるようになりました。この『LION’S GATE』という舞台、そう簡単にはなくしたくないんで、自分もこれから頑張っていきますんで、これからまたこの大会がある時は、ぜひ呼んでください」
【海野の話】「絶対負けちゃいけない部分で、負けてしまった。クソッ! でも、初めて『LION’S GATE』らしいメインができたんじゃないか。これから先、若手がどんどん引っ張っていってやる。だからこそ、今日来たお客さん一人一人の声援は全部届いてたし、すごく感謝してます。もっとデカいところでメインを張って勝てるように、まだまだ練習して、必ず這い上がる……今に見とけ!」
「LION’S GATE」のメインで海野がK-DOJOの吉田と対戦、前回の「LION’S GATE」では吉田が永田、海野は大日本プロレスの関本にそれぞれ対戦し敗れはしたが健闘、そして吉田は永田からスカウトを受けた…今回はその海野と吉田がメインを飾ることになった。
序盤から海野が押し込んで張り手、吉田が押し込むが海野が回りこんで張り手と、かなり意識した攻めを見せれば、吉田が張り手で打ち返して張り手合戦となり互いに引かない。海野がショルダーからコーナーに押し込んでストンピングを連打、、マウントエルボーを連打も、吉田もマウントを奪ってエルボーをやり返すなど火花を散らす。
吉田は首投げからサッカーボールキックの連打で先手を奪い、挑発的にストンピングを落とし、グラウンドで捕らえつつエルボーの連打、海野はグロッキーとなり、吉田はフラップジャック、顔面蹴り、腰にローキックからチキンウイングフェースロックで捕獲する。
海野はロープに逃れたが、吉田は何度も蹴りつけてからミドルキック、アームスクリューからアームロック、フロントネックロックで絞めあげ、海野はロープに逃れたが立ち上がれない。
海野は張り手の連打で反撃して、突進する吉田にドロップキック、ランニングエルボーで反撃し、串刺しエルボーからミサイルキック、逆エビ固め、海野はジャーマンを狙うが逃れた吉田がニーアッパーで返すが、キックは海野がキャッチして逆エビ固めで捕獲し、逆片エビへ移行する。
海野は担ぎ上げるが、逃れた吉田がスリーパーからサイドバスターで叩きつけ、ニーリフトから突進は、海野がキャッチしてハイアングルでのスパインバスターで叩きつけ、ミサイルキックからジャーマンスープレックスホールドも、海野の突進は吉田がニーアッパーで王産するが、ダメージで立ち上がれない。
両者はエルボー合戦も、海野が連打で押し切るが、吉田が受けきってランニングエルボーを放てば、海野はエルボースマッシュで応戦、しかしアピールした隙を突いた吉田が吉田固めで捕獲し、ロープに逃れた海野に吉田はPKを連発、最後はハイキックからバックドロップで3カウントを奪い勝利を収めた。なぜ永田が吉田に惚れ込んだ理由はこの試合を通じてわかった、吉田は今日会場隅で試合を見ていた柴田勝頼と同じ匂いのする選手、そして永田のスタイルも混じっている。案外永田より柴田の方が吉田の存在を気になっているのかもしれない。吉田は永田のスカウトに関しては返事は出していないし、代表であるTAKAみちのくもコメントはない。言えるのは最終的に判断するのは吉田自身、新日本からのスカウトをチャンスとするのか…
セミでは岡が永田に挑み、永田はローキックからフェイント式低空ドロップキックで切り崩しにかかるが、岡がショルダー、ボディースラムからコーナーに押し込んでストンピングの連打で永田のペースにさせず、永田も場外戦を仕掛け会場奥の壁に叩きつけ、強引にペースを握る。
リングに戻っても永田はミドルキックから腕十字も、張り手からミドルキックの連打も、永田は突進も岡がバックハンドエルボーからエルボースマッシュで返し、永田はビックブーツから串刺し狙いも、キャッチした岡がコーナーに押し込んで串刺しスプラッシュ、ブレーンバスター、クロス式キャメルクラッチで捕獲、技がほどけてもキャメルラッチで逃さないなど執拗に永田を攻める。
岡はフロントスープレックスから逆エビ固めで捕獲し、逆片エビへ移行、永田が逃れても岡は攻め続けるが、永田は白目式腕固めで一気に流れを変え、ショルダーアームブリーカー、タイナー、エクスプロイダー、ナガタロックⅡと畳みかける。
永田はバックドロップ狙いは岡が逃れ、エルボー合戦も、岡に疲れが目立ち始め、それでも攻める岡は突進も、永田はビックブーツから大車輪キックを炸裂させ、最後はバックドロップホールドで3カウント、岡は攻めてはいたが、永田に決定打を与えることが出来ないまま、一気に抜き去られてしまった。成田はASUKA PROJECTと佐山と対戦、グラウンドで成田がリードを奪いにかかるが、この流れを嫌った佐山リストロックから首投げ、サッカーボールキックからスリーパー、ブレーンバスターで仕掛ける。しかし張り手合戦は成田が競り勝ち、佐山は攻め続けるも、疲れが見え始めたところで、ヒップトスから逆片エビ固めで捕獲する。
成田は強烈な張り手から突進は佐山がレッグラリアットで迎撃し、これで失速した成田に、佐山はミドルキックから攻勢をかけ延髄斬り、しかしエルボーの連打から突進は、成田がドロップキック迎撃すると逆エビ固めで捕獲し、佐山は粘ったがギブアップ。成田も佐山の粘りに苦戦したが、最後はしっかり勝利を収めた。ライオンズゲートご来場ありがとうございました!
色々と思うところの多い試合になりました
またお互い大きくなったときに試合できたらいいな
熱い試合できて良かったです
海野さん、ありがとうございました!#kdojo#njgate#njpw
— 吉田綾斗 (@ayato_kdojo) 2018年6月13日今宵ライオンズゲート新宿FACE大会では御蚊とシングルで戦ったゼァ。最近身体をシェイプした御蚊だけど、彼にはスマートさよりも身体から滲み出る底力を全面に出すファイトを望むかな。何にせよ、とてつもない可能性を持つ選手である事に変わりないですね。
— 永田裕志 (@nagata769) 2018年6月13日新日本プロレス、ライオンズゲートありがとうございました
結果も内容も物凄く悔しい結果に終わりました
今の自分の実力の無さを痛感しました
今日の負けをただの負けにするか、これから活かすのかは自分次第
まだまだこれから
必ず這い上がります#njpw#njgate#ASUKA_PRO
— 佐山駿介 SHUNSUKE SAYAMA (@asuka_sym) 2018年6月13日 -
発表!5月の月間MVP、ベストバウト ベストシリーズ&興行
5月の月間MVP、ベストバウト ベストシリーズ&興行が決定しました
5月の月間MVP
オカダ・カズチカ(新日本プロレス/CHAOS)投票結果=投票数49
オカダ・カズチカ(新日本プロレス/CHAOS)=13
宮原健斗(全日本プロレス/NEXTREAM)=9
杉浦貴(NOAH)=9
ウィル・オスプレイ(新日本プロレス/CHAOS)=6
原田大輔(NOAH/RATEL'S)=2
山下りな(OSAKA女子プロレス)=2
青木篤志(全日本プロレス/Evolution)=1
秋山準(全日本プロレス)=1
山下美優(東京女子プロレス)=1
鈴木秀樹=1
竹田誠志=1
星ハム子(アイスリボン)=1
滝澤大志(K-DOJO)=15月のタッグMVP
中嶋勝彦 マサ北宮(NOAH/ジ・アグレッション)投票結果=投票数34
中嶋勝彦 マサ北宮(NOAH/ジ・アグレッション)=11
宮本裕向 木高イサミ(ヤンキー二丁拳銃)=10
Hi69 田中稔=6
マット・ジャクソン ニック・ジャクソン マーティ・スカル(BULLET CLUB)=2
芦野祥太郎 羆嵐(WRESTLE-1/ENFANTS TERIRIBLES)=2
ビッグR清水 Ben-K(DRAGON GATE/ビッグBen)=1
Kzy 堀口元気 横須賀ススム(DRAGON GATE/NATURAL VIBES)=1
関本大介 橋本大地 神谷英慶(大日本プロレス)=15月のベストバウト
5月4日 新日本プロレス「濵かつ Presents レスリングどんたく 2018」福岡国際センター
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第65代王者]○オカダ・カズチカ(34分36秒 片エビ固め)[挑戦者]×棚橋弘至
※レインメーカー投票結果=投票数84
オカダ・カズチカvs棚橋弘至(新日本プロレス 5月4日 福岡国際センター)=9
宮原健斗vs丸藤正道(全日本プロレス 5月24日 後楽園ホール)=9
杉浦貴vs丸藤正道(NOAH 5月29日 後楽園ホール)=9
エル・デスペラードvs高橋ヒロム(新日本プロレス 5月22日 後楽園ホール)=7
鈴木秀樹vs関本大介(大日本プロレス 5月5日 横浜文化体育館)=7
中嶋勝彦 マサ北宮vs潮崎豪 清宮海斗(NOAH 5月29日 後楽園ホール)=5
カベジェラ・コントラ・カベジェラ 金網サバイバル7WAYマッチ(DRAGON GATE 5月6日 愛知県体育館)=4
入江茂弘vs石井慧介(DDT 5月20日 後楽園ホール)=3
宮本裕向 木高イサミvs伊東竜二 関根龍一(大日本プロレス 5月5日 横浜文化体育館)=3
ケニー・オメガvsハングマン・ペイジ(新日本プロレス 5月3日 福岡国際センター)=2
石森太二vsウィル・オスプレイ(新日本プロレス 5月18日 後楽園ホール)=2
ACHvsフリップ・ゴードン(新日本プロレス 5月18日 後楽園ホール)=2
ドラゴン・リーvsSHO(新日本プロレス 5月19日 後楽園ホール)=2
ドラゴン・リーvs高橋ヒロム(新日本プロレス 5月25日 大阪市中央体育館サブアリーナ)=2
KUSHIDAvsSHO(新日本プロレス 5月27日 名古屋国際会議場)=2
原田大輔vsHi69(NOAH 5月13日 博多スターレーン)=2
拳王vs小峠篤司(NOAH 5月29日 後楽園ホール)=2
渡辺桃vs紫雷イオ(スターダム 5月23日 後楽園ホール)=2
ウィル・オスプレイvsKUSHIDA(新日本プロレス 5月4日 福岡国際センター)=1
関本大介vs海野翔太(新日本プロレス 5月15日 新宿FACE)=1
高橋ヒロムvsマーティ・スカル(新日本プロレス 5月19日 後楽園ホール)=1
エル・デスペラードvs田口隆祐(新日本プロレス 5月19日 後楽園ホール)=1
BUSHIvsウィル・オスプレイ(新日本プロレス 5月26日 名古屋国際会議場)=1
青木篤志vs丸山敦(全日本プロレス 5月13日 沖縄・ナムラホール)=1
秋山準vsめんそーれ親父(全日本プロレス 5月14日 沖縄・ナムラホール)=1
秋山準vsサバイバル飛田(全日本プロレス 5月19日 岩手・サンレッグ北上)=1
土井成樹vsEita(DRAGON GATE 5月8日 後楽園ホール)=1
竹田誠志vsアブドーラ・小林(大日本プロレス 5月5日 横浜文化体育館)=1
紫雷イオvs花月(スターダム 5月5日 新木場1stRING)=1決戦投票の結果
5月のベストバウト決戦投票受付中!
オカダ・カズチカvs棚橋弘至(新日本プロレス 5月4日 福岡国際センター)
宮原健斗vs丸藤正道(全日本プロレス 5月24日 後楽園ホール)
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年6月11日5月のベストシリーズ&興行
新日本プロレス「レスリングどんたく2018」5月3日、4日 福岡国際センター投票結果=58
新日本プロレス「レスリングどんたく2018」5月3日、4日 福岡国際センター=13
全日本プロレス「2018 SUPER POWER SEREIS」5月24日 後楽園ホール=9
NOAH「Navig. with Breeze 2018」5月29日 後楽園ホール=6
DRAGON GATE「DEAD or ALIVE 2018」5月6日 愛知県体育館=6
大日本プロレス「~Endless Survivor~2018」5月5日 横浜文化体育館=5
新日本プロレス「LION'S GATE PROJECT 12」5月15日 新宿FACE=3
DDT「路上プロレスinとしまえん」5月25日 東京・としまえん=3
WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2018 TRIUMPH」5月6日 後楽園ホール=3
スターダム「STARDOM GOLD STAR 2018」5月23日 後楽園ホール=3
全日本プロレス「2018 SUPER POWER SEREIS」5月12、13日 沖縄・ナムラホール=2
DDT「ドラマティック・ドリームズ!Vol.5~あめが下知る 五月かな~」5月27日 エディオンアリーナ大阪第二競技場=2
BASARA「伐折羅・陸拾捌~大阪の陣・皐月~」5月20日 大阪・大淀コミュニティセンター=1
大日本プロレス「ダイニチとクローバー」5月22~25日 東京・上野恩賜公園野外ステージ=1
K-DOJO「GRAND SLAM in 新木場」5月27日 新木場1stRING=1以上に決定しました
投票ありがとうございました! -
三沢光晴死去…2009年6月13日という長い夜
当時のプロレス格闘技DXの速報…誰もが三沢が亡くなるとは思っていただろうか、自分もこの速報を見た時は、"三沢のことだから大丈夫"だろうしか思っていなかった。だが1ヶ月前の5月3日の京都KBSホール大会を自分が訪れ、いつもサインや記念撮影などファンサービスに応える三沢がしんどそうな顔を浮かべて、誰も寄せ付けなかった姿を見て、"三沢はもう休ませるべきなのでは"思っていた、しかししばらくしてYahoo!ニュースで三沢の訃報を聴いた瞬間、ショックを受け愕然としていた。そして思ったことは"バカやろう!""ふざけんな!"の言葉だった。なぜだかわからない、自然と出た言葉だった。今思えば悔しかったのかもしれない。
2009年3月をもってNOAHは日本テレビによる地上波中継が打ち切り、TV局から支払われる放映権料が大幅にカットされたことで、資金繰りに苦しみ、また三沢自身も全日本プロレス時代からの四天王プロレス時代のダメージが齢を取るにつれて出始め、満足にトレーニングもできない状態になった。しかしNOAHは旗揚げから三沢、小橋建太、秋山準のイメージが強かったこともあり、3人がいなければ成り立たない団体だった、しかし小橋も腎臓ガンの闘病だけでなく四天王プロレス時代のダメージが身体に出始め、秋山も古傷の腰痛に苦しんでいた。だが彼らが出ないとプロモーターは興行を買ってくれず、また観客も動員できないという声が内部から多かったこともあって、丸藤正道やKENTAへの世代交代を阻み、三沢に負担をかける要因にもなった。三沢は潮崎豪とのコンビで「グローバルタッグリーグ戦」を優勝、試合内容も潮崎が前面に出て、出番の少ない三沢がお膳立てして、最後は潮崎が締めくくるというものだったが、潮崎も三沢のコンディションが悪いということは充分にわかっており、なるべく三沢に負担をかけまいと心がけていた。そして6月13日の広島県立総合体育館グリーンアリーナでは齋藤彰俊&バイソン・スミス組の保持するGHCタッグ王座に挑戦が決定、4月29日「グローバルタッグリーグ」米子大会で行われた公式戦では三沢自身がバイソンの雪崩式バイソンデニエルを喰らいフォール負けを喫していることから、三沢&潮崎組にとってもリベンジをかけての選手権だった。
選手権に向けて三沢は潮崎と共に週刊プロレスのインタビューに答え、「今回みたいにちょっと長いと体の治癒力も落ちている」「ガタが来るのは、オレの方が先だし、すでに来ているからね」と自身の体調を自虐的に語ったが、オフレコでは「本当に大丈夫なのか?」と聴かれると「本当にヤバいんだ」と答えていたという。それでも三沢はNOAHを再び上昇気流に乗せるために最前線に出ることを選んだ。6月ツアーも開幕した11日、大阪大会に出場した三沢は翌日はオフだったこともあって、付き人だった鈴木鼓太郎や移動バスの運転手と共に食事をしてから朝方までカラオケを行うなどリラックスし、12日はホテルから出ず心と体も休ませていた。13日、三沢は移動バスで広島入りし、ホテルに荷物を置いて会場入り、大会はSAMURAI TVにて中継されることもあってインタビューに答え、大川正明リングアナに声を掛けられて逃げるという愛嬌も見せ、周囲には「コンディションはいいよ」と語っていた。試合開始直前、古傷の腰が悪化した秋山の処置をしていた浅子覚トレーナーにニコっと笑い、三沢はリングへと向かった。それが三沢の最後の姿になることは誰も思わなかった。
選手権は、いくら三沢が「コンディションはいいよ」と答えていても、潮崎の目から見ても三沢のコンディションの悪さはわかっていた。だから今回も潮崎の出番は敢えて多めにして三沢の出番はなるべく少なくという試合運びをせざる得なかった。やっと三沢の出番になると、三沢はバイソンにランニングエルボー、セントーン、エルボーとバイソンを攻め込んでいくが、彰俊が入ると合体雪崩式アイアンクロースラムを食らってしまうが、このときに三沢の頭がいつも以上に頭が揺れていたという。本当ならこの時点で各自が異変に気づくべきだったのかもしれない、しかし三沢が普通に動きだしたのでレフェリーだけでなく、潮崎も三沢は試合が出来ると判断するが、だが三沢は彰俊の猛攻の前に防戦一方となり、彰俊の串刺しでの膝蹴りを顔面に喰らったあとで、バックドロップを受けてしまった…、実は浅子トレーナーから首全体に骨棘があることから下を向くことが出来ない三沢に「後ろに投げられるのは気をつけてください」と注意を受けていた。三沢がダウンした後で彰俊もラリアットを狙うためにコーナーに下がっていたが、三沢は横にくの字でダウンしたまま起き上がってこない、ここで西永レフェリーがチェックに入ると三沢の顔色がみるみるうちに紫色に変色したことで異変を察知、そこで三沢が突然目が開き、あらぬ方向に向けた、そして西永レフェリーは「動けるか?」と聴くと、三沢は「ダメだ」、西永レフェリー「止めるぞ」、三沢「止めろ」と指示し、試合終了のゴングが鳴らされた。TKOで王者組が勝利も、三沢が起き上がらないことで館内は騒然となり、セコンドで試合を見ていた杉浦貴も石森太二に浅子トレーナーを連れてくるように指示、鼓太郎も氷嚢を持ってリングに上がる。そして観戦していた医師二人もリングに呼び込まれ、浅子トレーナーは人工呼吸、医師も心臓マッサージを行うなど応急処置が施され、ファンも三沢が起き上がってくることを信じて"三沢コール"が発生する。やっとAEDが運ばれ処置が行われ、秋山だけでなく佐々木健介、高山善廣も駆けつけ、救急隊も駆けつけ三沢は担架ごとストレッチャーに乗せられ会場を後にするが、三沢が意識が戻らないまま病院に搬送される姿を見たファンも涙を流し、リングから目を背ける人もいるなど動揺が広がる。選手会長の森嶋猛は「必ず三沢さんは帰ってきます!今日はありがとうございます!」と大会を締めくくったが、誰もが森嶋の言葉を信じたかったと思う。だが午後10時10分、三沢は顎髄離断で死去した…
死去が報じられてから自分は三沢の死がまだ受け入れないでいた。だが日本テレビ系列で放送されていた「スポーツうるぐず」で三沢の死が報道された。また翌朝には三沢の親交がある徳光和夫さんの司会する「THE・サンデー」でも三沢の死が報道されただけでなく、広島大会に試合後の模様が放送されたが、自分はこの夜は眠れない夜をすごしたが、悲しくて悔しい夜はジャイアント馬場さんの死去以来だったのかもしれない。
三沢に死からしばらくしてから三沢にバックドロップを放った彰俊に様々なバッシングを受けていることが報じられ、NOAHサイドも自重を呼びかけていたが、自分も三沢がこの光景を見ていたら悲しみ、また人間ってこんな嫌なものかと思い知らされるようになった。自分はお別れの会にはどうしても仕事で上京できず、三沢追悼興行の大阪大会で緑の献花を献花台に置いて三沢に別れを告げたが、この間にはNOAHは新体制を巡って強引に田上明体制を固めた仲田龍氏を百田光雄が批判しNOAHを去るなど、三沢亡き後のNOAHは大きく揺れ始め、後に泉田純の告発よってタニマチによる巨額詐欺事件が発覚し、三沢亡き後GMとなってNOAHを支えてきた仲田氏、常務だった永源遥も失脚、旧体制が崩壊し新体制が発足するなど、三沢が遺したツケが一気にNOAHに圧し掛かった。
三沢は仲田氏に9日に行われた静岡・沼津大会で引退をすると告白しており、仲田氏とどう引退するかを段取りしていたという、仲田氏は「2、3年前に(引退できる)環境を整えてあげないといけなかった。誰のせいかと言われると…」と、三沢に頼ってしまった自身を責めていたが、いや三沢が亡くなるまでのNOAHは誰もが三沢に頼りきっていたし、甘えていたし、そして三沢は応えようとしていた…
NOAHは今年で旗揚げして18年目を迎え、旗揚げしたメンバーも次々と去って残ったのは丸藤正道と小川良成だけとなり、新体制となってもNOAHの看板だけはしっかり守り通されていた。NOAHの看板だけは三沢が唯一遺した財産、しっかり守り通して欲しい。
最後に今でも自分は「スパルタンX」が流れると三沢光晴が入場するのではと思ってしまう…
(参考資料=6月13日を忘れない、三沢光晴最後の一日 週刊プロレス著)
過去の三沢特集はこちら
三沢特集! / 三沢光晴の運命を決めた2代目タイガーマスク誕生秘話: https://t.co/mQueBAXkvZ
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年6月12日三沢特集! / タイガーマスクからの脱却…ジャンボ鶴田から奇跡の勝利…三沢伝説はここから始まった!: https://t.co/0vLCGHYSbo
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年6月12日三沢特集! / チャンピオンカーニバルヒストリー⑦三沢初優勝、田上火山噴火!: https://t.co/kCBQVVHyFz
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年6月12日三沢特集! / チャンピオンカーニバルヒストリー⑧ 初の巴戦による優勝決定戦、秋山の台頭、そして疲弊する四天王…: https://t.co/wvE6ZxxeHu
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年6月12日三沢特集! / ZERO-ONE旗揚げ(後編)…破壊王が生み出したカオスの空間: https://t.co/KyHQhSFVzZ
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年6月12日 -
ジェイムスの驚異的パワーの前に苦戦も宮原が逆転防衛!秋山&永田はアジアタッグを防衛!
6月12日 全日本プロレス「2018ダイナマイトシリーズ」後楽園ホール 1053人<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○佐藤恵一(7分6秒 片エビ固め)×藤原ライオン
※翔破一◇第2試合◇
▼30分1本
渕正信 ○西村修(10分34秒 裏四の字固め)大森隆男 ×丸山敦◇第3試合◇
▼30分1本
中島洋平 ウルティモ・ドラゴン(9分20秒 ラ・マヒストラル)青木篤志 石切◇第4試合◇
▼30分1本
○ヨシタツ TAJIRI(10分9秒 片エビ固め)ゼウス ブラック・タイガーⅦ
※CBJ◇第5試合◇
▼30分1本
○ジェイク・リー 崔領二 岩本煌史(16分56秒 片エビ固め)諏訪魔 石川修司 ×佐藤光留
※バックドロップ◇第6試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[第104代王者組]秋山準 ○永田裕志(21分34秒 バックドロップホールド)[挑戦者]×野村直矢 青柳優馬
☆秋山&永田が2度目の防衛に成功【試合後の秋山&永田】
――2月の横浜でできなかった相手との対戦だったが?秋山「元気出さないと負けてられないしね。お互いに試合が終わっても息上がってなくて。あいつら大丈夫か。しっかりしろよ」
永田「やっと全日本プロレスの原動力である若い力と触れることができたなと改めて思いましたね」
秋山「あれが原動力だったら恥ずかしい。全然だよ。青柳はまあ復帰、間もないから。でも、やるっていうんだったらちゃんと整ってこいよ。48、9のオッサンにあれだけやられて悔しくないのかと。もっとかかってこいよ、ガンガン」
永田「俺は一足早く大台に行きましたけどね(笑)」
秋山「行きました?」
永田「行きました、50に。全日本プロレスの若い世代に触れることができたのは1つの喜びであり。ただ、やってみて、もう一丁…。なんかその、感じきれないのか、それとも彼らの力を出し切れないのか、もともと力がなかったのかはわからない。だから、彼ら以外にも若い選手はいるだろうし、そういう人たちにも来てほしい。もちろん彼らが『もう一丁』と言うなら、何か力を付けて。もう1回でも、もう2回でも、何回でもやりますよ。他の若い力にも触れてみたいっていう気持ちもありますし」
――試合後、秋山選手から2人に何か言葉をかけていたように見えたが?
秋山「『お前ら、これだけなの?』って。もっとガンガン来いよって。もっと俺らの息が上がって、最後終わってハアハア言うぐらい…。全然普通に喋れてる。おかしいでしょ? もっと俺らを回らせて、息を上がらせろって。あいつらが息上がって、なんで俺らは上がってないの? おかしいでしょ」
永田「それは言えるかもしれないですね。ってことは、僕自身は彼らに負けないトレーニングをしているってことで。試合に関しても、自分たちの狭い視野だけじゃなく、業界全体を見渡すといろいろ安定してきますから。彼らのトレーニングもそうだし、体調もそうだし、もっと広い視野で物事を見ないと。ぶっちゃけこのタイトルマッチを迎える前に、彼らの挑戦する意気込みっていうのは、俺が新日本の人間だからかもしれないですけど、響いて来なかったですね。楽しみにしていたぶん、アンテナ張ってたんですけどね。届くには届いたけど、弱いなと。だったら、他のヤツとやろう。『ふざけんな、クソジジイ』って永田裕志や秋山準に向かってくる若い選手がいれば、そっちとやりたいですね。もしかしたら、彼らとやることはもうないかもしれない。まあ、もう1回やってもいいとは思いますけど、今のままだったらやっても意味ない」
秋山「良くも悪くも全日本ですね。昔ながらの。俺は違うから。言われた通りで、『こいつら何にも言わねえな』と思って。もっともっと発言をなんかしろよと。何もしねえなって。社長だから。これ恥ずかしい話を切々とされてんだよ」
永田「安泰でしょう、このまま行けば、我々のこのベルトは」
――歓声もホームのようだった
永田「確かにそうだ。若い力よりも我々のエネルギーにファンの皆さんは惹かれたと」
秋山「それもどうかと思うよ」
永田「全日本プロレスが今、躍進しているというのは若い選手の力だなと思って来たんだけど、ちょっと残念だったな。今日は触れられたけど。もっとヘロヘロになって、『なんとか勝ったけど、彼らは強かった』という言葉を、大人の永田裕志として言ってみたかったけど、言わせてくれなかったなあ、残念ながら。せっかく丸くなったのに」
――さいたま大会とは違って、試合後は静かに終わった
永田「あれはちょっと邪魔が入って。まあ、僕らが投げた言葉を、彼らがどう感じるか? もう悔しくて敵わないと思ったら来なきゃいいし。しばらくこのベルトは僕らが持っていなきゃいけないみたいですね。あと10年、20年持ってても大丈夫。キープしてますから」
【試合後の野村&青柳】
野村「見ての通り。今日やって、なんかやっぱ差を感じました。でも、俺たちはしつこい! 永田裕志、俺たちはしつこいぞ! 何度でも何度でも挑戦してやる!」青柳「間違いなく今日は僕が足を引っ張っちゃいましたよ。足の状態もバッチリ。コンディションもバッチリ。でも、向こうのほうが体力も全て…技術も何もかも上だった。それを思い知った。2月3日、やる予定だったけど、もうすでにわかりきったお客さんもいるかもしれない。でもやっぱり、実際にこうやって僕らでタイトルマッチをやって、肌を合わせて、痛感しました。まだまだ全然足りない。でも、あのチャンピオンに挑むことによって、ドンドンドンドン成長できる。負けても得るものが多いと思ってます。だからまた挑戦させてください。あの2人からじゃないとベルトは獲る意味がない。それだけの価値はある」
野村「もう1回! もう1回!」
青柳「もう1回です。もう1回やらせてください!」
◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[第60代王者]○宮原健斗(23分8秒 シャットダウンスープレックスホールド)[挑戦者]×デュラン・ジェイムス
☆宮原が2度目の防衛に成功(試合終了後、コーナーに上がって声援を受け、勝ち名乗りを受けると、そこにゼウスが姿を現す。三冠のベルトを腰に巻いた宮原だったが、ここで「ゼウス」コールも巻き起こった)
ゼウス「一番ええ場面で申し訳ない。ひとことだけ言いに来た。その三冠ベルト、俺に挑戦させてくれや。ええ返事まってるで(退場)」(宮原は何も語らず、そのまま花道を去っていくが、「健斗」コールが巻き起こると、きびすを返してリングへ)
宮原「V2達成したぞ!最後までご声援ありがとうございました。次はどうやらゼウスっぽいな? 望むところだ。いつやるかは、ホームページを確認してくれ。V2を達成した俺は、今日言いたいことがある。今のプロレス界、さらに面白く出来る存在は、どう考えたって俺だろ? みんなプロレスファンの皆さん、もっと俺に期待してくれ。期待されればされるほど、俺は輝くから。俺に任せとけ。そこで後楽園ホールの皆さんに聞きたい。これからさらにプロレス界を盛り上げる男は誰だと思いますか?(と観客に投げかける。様々な声が飛ぶ)「満場一致で宮原健斗です、以上です。(またまた「健斗」コールが巻き起こる)後楽園ホールの皆さんに聞きたい。全日本プロレス最高ですか?(「最高」と声が飛ぶ)「聞こえないなあ(倒れ込んでしまった。しかし、リングサイドのちびっ子ファンが「健斗」コールを送ると復活。再度、)全日本プロレス最高ですか?(と連続して問いかけると、大歓声を浴びる後楽園ホール、最高!」【試合後の宮原】
宮原「OK! V2達成。どんな相手だろうが、どんな状況だろうが、どんな場所だろうが、ベストを尽くす。それが俺のやり方だ。そして、それが俺の想い描くチャンピオンだ。今日も全力を出した結果、防衛して、俺の腰にベルトがある」――ゼウス選手から挑戦表明があったが?
宮原「いや、望むところだ、ですよ。いつやるんだ? いつやるんだ? いつだっていいよ。あっちのホームだっていいよ。俺は日本がホームだから。どこだってホームだから。何ならあっちのホームでやったっていいんじゃないか? よっしゃ。俺がこの全日本プロレスの歴史上…今までの全日本プロレスの歴史上で…俺がチャンピオンの時代に最も最高に盛り上げる。俺は今日、そのつもりでリングに立った。そして防衛して、ファンの皆様に言いたかった。俺の王者時代に、全日本プロレス史上一番盛り上げるから。リング上で言った通りだ。プロレスファンよ。そして、プロレスを知らない人たち。宮原健斗にもっと期待してくれ。俺は持ってる男だからな」
【ゼウスの話】「まあ、あとはそれだけや。三冠ベルト、次はこの俺に挑戦させてくれ。以上」
全日本の新シリーズが開幕、メインでは宮原の保持する三冠ヘビー級王座にジェイムスが挑戦、5・24後楽園ホールで丸藤を降して防衛した宮原にジェイムスが挑戦を表明、ジェイムスはジェームス・ライディーン時代にはZERO1で火祭り制覇と世界ヘビー級王座奪取、そして全日本に移ってから世界タッグ王座奪取、チャンピオンカーニバルでは諏訪魔を降すなど実績を盾にしての挑戦となった。
序盤はジェイムスがロックアップ、フィンガーロックの攻防ではパワーで圧倒も、場外戦では重い逆水平を連発したところで、宮原が鉄柱に誤爆させると、頭突きを放っていくが、鉄柵へホイップしたところで、ジェイムスがショルダータックルで反撃し、宮原は鉄柵外まで吹き飛ばされると、重い逆水平を浴びせていく。
リングに戻ってもストンピングを連打、滞空式ブレーンバスター、逆水平、再度の場外戦でのボディースラム、リングに戻っても胸板、腰をめがけてコーナーに叩きつけるなどパワーで圧倒、宮原は低空ドロップキック、側頭部へのドロップキック、串刺しニーで自身の流れに変えようとするが、再度の場外戦でジェイムスがエプロンの角めがけて宮原をチョークスラムで叩きつけ、リードを許さない。
リングに戻った宮原にジェイムスが串刺しラリアットからパワーボム狙いは、宮原がフランケンシュタイナーで切り返し、逆水平を受けきって垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すが、ジェイムスは逆水平一閃し、宮原も頭突き、エルボーの連打で反撃も、ジェイムスが重いエルボーで鎮圧する。
ジェイムスはラリアットを狙うが、宮原がかわしてジャーマンからブラックアウトを炸裂させ、シャットダウンを狙うも、ジェイムスが逃れてラリアット、串刺しラリアット、ラリアットと宮原を追い詰めていく。
ジェイムスはチョークスラムを狙うが、逃れた宮原が二段式ジャーマン、だがブラックアウトはノド輪で阻止したジェイムスがラリアットを浴びせジュラシックボムで叩きつけ、再度ジュラシックボム狙いは宮原が回転エビ固めで切り返し、ジェイムスがラリアットも宮原がブラックアウトを連発して応戦すると、最後はシャットダウンスープレックスで3カウント王座防衛、ジェイムスの荒削りの攻めと驚異的なパワーに思わぬ苦戦を強いられたが、最後は一気に畳みかけて逆転防衛に繋げた。
試合後はゼウスが現れ、挑戦を表明。宮原は受諾し大ダメージの負ったまま宮原劇場で締めくくった。
ゼウスの挑戦は意外と言うか、本来ゼウスの相手は藤田和之だったはず。しかし社長である秋山が藤田だけでなくケンドー・カシンを全日本に上げることに難色を示していたことから、宮原の保持する三冠王座に矛先を変えたということか、ゼウスにしてみれば7・29地元であるエディオンアリーナ大阪での挑戦を狙いたいのだろうが、その前に6・30札幌ではノンタイトルながら宮原vsジェイクのシングル戦が組まれており、この試合の結果次第ではジェイクも挑戦に名乗りを挙げる可能性も否定できない。そう考えるとゼウスはスンナリ挑戦できるわけではなさそうだ。セミでは秋山&永田の保持するアジアタッグ王座に野村&青柳が挑戦、本来なら2・3横浜文体で野村&青柳の保持するアジアタッグ王座に秋山&永田が挑戦する予定だったが、青柳が右脚を骨折したため欠場し王座は返上、秋山&永田が崔&野村を王座決定戦で降し王座を奪取した。今回は立場が入れ替わるも4ヵ月越しでやっと実現となった。
序盤は先発で出た永田が野村にエルボーからローキック、フェイント式低空ドロップキックと先手を狙うも、野村はランニングエルボー、ボディースラム、ストンピング、エルボーの連打で逆襲、青柳もヘッドロック、ショルダーと攻め込む秋山をドロップキックで場外に追いやりトペで追撃し、鉄柵攻撃からエルボーの連打、場外DDT、ストンピングの連打、野村が入ってダブルエルボーと挑戦者組が先手を奪う。
しかし青柳の串刺しジャンピングニーをキャッチした秋山は叩きつけると、秋山がラリアットで場外へ追いやり、永田が場外で青柳を痛めつけると、リングに戻してから秋山がパイルドライバーで追撃、永田もストンピング、エルボー、キチンシンクで続き、形勢を逆転させる。
窮地を脱した青柳は野村に交代、野村は永田のビックブーツを受けきってショルダータックル、串刺しエルボーからノーザンライトスープレックス、ミサイルキックと反撃、秋山にも串刺しジャンピングニーからランニングニーを受けきってレッドアローで応戦する。
青柳も秋山にエルボーの連打で続いて反転式ダイビングクロスボディー、ダイビングクロスボディー、ジャンピングニーから野村が入ってダブルブレーンバスターと畳みかける。野村がフロッグスプラッシュ、青柳がダイビングエルボーと波状攻撃で秋山を追い詰めるが、青柳のジャーマンからロックスターバスター狙いは逃れられると、秋山がジャンピングニー、永田がタイナー、秋山はランニングニー、秋山はニーリフトの連打と王者組が猛反撃し、秋山はエクスプロイダーからリストクラッチ式エクスプロイダーで勝負を狙うが、レッドアローでカットに入った野村が秋山にスピアーを炸裂させる。
野村は交代した永田のエルボーも打ち返し、永田はミドルキックから串刺しビックブーツ、エクスプロイダー狙いは野村が逃れてスピアーから山折りを決めるが、担いだところで永田が白目式腕固めで切り返し、永田はショルダーアームブリーカーからタイナー、垂直落下式ブレーンバスター、延髄斬りと野村を追い詰める。
永田はバックドロップホールドで勝負を狙うが、青柳はミサイルキックでカットにはいると、野村はスピアーからジャックナイフ式エビ固めを決め、再度スピアーを狙うが、永田がニーで迎撃し、最後はバックドロップからのバックドロップホールドで3カウントを奪い王座防衛、野村&青柳も秋山&永田相手に互角以上に渡り合ったが、紙一重で秋山&永田に振り切られた。休憩前に通常秋に開催される「Jr.TAG BATTLE OF GLORY」が8月のシリーズから開催されることになり、出場チームが発表された。
[出場チーム]
丸山敦&竹田誠志組(前年度優勝チーム)
青木篤志&佐藤光留組
中島洋平&ブラック・タイガーⅦ組
岩本煌史&TAJIRI組
梶トマト&旭志織組
近藤修司&鈴木鼓太郎組
望月成晃&シュン・スカイウォーカー組前年度覇者である丸山&竹田を筆頭に、覇権奪還を狙う変態自衛隊、ジュニアとして参戦するTAJIRIは岩本、中島はブラックⅦと組んでエントリーしたが、K-DOJOからは梶&旭、WRESTLE-1の近藤は鼓太郎、DRAGON GATEの望月は成長著しいシュンを抜擢してエントリーした。
優勝候補筆頭はチーム力的なことを考えと近藤&鼓太郎が本命、対抗は変態自衛隊、大穴でDRAGON GATEか、「Jr.TAG BATTLE OF GLORY」は昨年以上に面白くなりそうだ。【2018 ダイナマイトシリーズ 開幕!】
本日も後楽園大会へ沢山のご来場、誠にありがとうございました!
怒濤の北海道シリーズ11連戦は、6/17(日) 函館アリーナよりスタート!
2018 ダイナマイトシリーズの激闘に是非ご期待下さい!#ajpw #ajpwtv #プロレス pic.twitter.com/3Jv7R6OxRS
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2018年6月12日【全日本】初挑戦ジェイムス5冠ならず 宮原が三冠V2、ゼウス迎撃へ▼秋山&永田がアジアタッグV2、野村&青柳は再戦アピール▼暴走大巨人が新連係披露も…ジェイク率いる新ユニットが初陣で勝利▼世界ジュニア前哨戦で乱闘も青木が中島を酷評…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/l8G1RlzXmE
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年6月12日V2達成。
ありがとう。 #ajpw pic.twitter.com/AbO9YQhjnm
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2018年6月12日自分が今、やりたい相手は藤田和之でも中嶋勝彦でもない!
三冠王者 宮原健斗
健斗と最高の祭りをしたい!!
— ゼウス(全日本プロレス) (@zeusmatsuri) 2018年6月12日全日本プロレス ダイナマイトシリーズ後楽園大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
予定通り完膚無きまで叩き潰せたかな…全日本の未来は大丈夫か!?野村・青柳、しっかりしろよ!!
— 秋山準 (@jun0917start) 2018年6月12日今宵全日本プロレス後楽園大会では秋山社長と組んで乃無羅奈親、亜親義湯馬とのアジアタッグタイトルマッチだったゼァ。今の全日本プロレスの躍進は彼ら若い選手の活躍があってこそだと思ったが、今日に関してはイマイチな手応えだったかな。おかげ様で二度目の防衛に大成功ゼァ‼️
— 永田裕志 (@nagata769) 2018年6月12日本日はたくさんのご来場、応援ありがとうございました。
結果は自分が取られてしまいました。
だけどアジアタッグベルトがどうしても欲しい。あきらめきれない。
もう一度ベルトに挑戦させてくれ。
— 野村 直矢 (@nomuraajpw) 2018年6月12日今日は完膚なきまでに叩きのめされた。
全てにおいて劣っているのを痛感しました。
だけどまだ諦めていないしもっともっとあのベルトを手に入れたくなりました。
何度でも挑戦する!#ajpw
— 青柳優馬 (@attack_on_yuma) 2018年6月12日全日本プロレス「Jr.TAG BATTLE OF GLORY」に望月さんとのタッグで出場します。
望月さんの心強いサポートもある。SSWのスカイウォークで必ず結果を出します。
期待しておいてください!#dragongate #全日本プロレス #ajpw #望月成晃 #シュンスカイウォーカー pic.twitter.com/75SKTXfFV0
— シュン・スカイウォーカー (@ssw_skywalk) 2018年6月12日シュン・スカイウォーカー選手が望月成晃選手とのタッグで全日本の「Jr. TAG BATTLE OF GLORY」に参戦!シュンスカ選手が!全日本に! #ajpw
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2018年6月12日 -
" 暴走王"小川直也がレスラー・格闘技から引退、プロレスLOVEでなかったレスラー
<東京スポーツより>
バルセロナ五輪柔道男子95キロ超級銀メダリストで「暴走王」こと小川直也(50)が10日、本紙の取材に応じ、プロレス・格闘技から引退することを明らかにした。1997年4月の衝撃デビューから21年、50歳となった節目の年にリングを去る。すでに、師匠の“燃える闘魂”アントニオ猪木氏(75=参議院議員)に引退の報告を済ませている。今後は長男で柔道世界選手権(9月、アゼルバイジャン)男子100キロ超級代表の雄勢(21=明大)を指導するため、古巣の柔道界への正式復帰を目指す。小川はいつも通りのひょうひょうとした語り口で、プロレス・格闘技からの引退を表明した。
「リングを離れることを正式に決断しました。猪木さんに導かれ、この世界に入り、ファンに支えられてここまでこれた。ファンのみなさんには本当に感謝している」
さらに、21年間のプロ生活を振り返り「本当に楽しかったよ。プロレスもオレが始めた当時とはだいぶ形が変わってきたし、自分の中では、やり切れなかった思いもある。でも、どこかで区切りをつけなきゃいけないし、その時、その時、精一杯やってきたので未練はないよ。今後は違った形で恩返しできればと」と話した。
引退を決めた理由については「子供の成長が一番。雄勢の置かれている立場を考えて。環境を整えるには、オレが(指導に)携わるべきかなと。今までは学生だったから柔道部の先生方にお願いしていたけれど、来年からは社会人。教育ではなくなるので」と説明した。
長男の雄勢は世界選手権代表に選ばれるなど柔道で急成長。2020年東京五輪出場が「夢」ではなく、現実的なものになってきた。小川としては自身が果たせなかった五輪金メダルへ息子を鍛え上げたいところだが、全日本柔道連盟の規定ではプロ格闘技に携わる指導者、選手の参入は認められていない。正式な形で雄勢を指導するためにはプロレス・格闘技からの引退を決断し、表明しなければならなかった。
今後は全柔連の指導者登録を目指す意向。「小川道場をやっているし、道場の子供たちともう少し距離を近づけたい。そのためにはルール上の問題もある。今はその辺をあいまいにできる時代じゃないので」と関係各所に相談しながら手続きを進めていきたいという。
小川は2007年から猪木氏が立ち上げたIGFに参戦。ただ近年は、IGFの分裂騒動もあってリングから遠ざかっていた。最後の試合は16年2月26日の青木真也戦(IGF東京ドームシティホール大会)。実際に2年以上、プロレスラー・格闘家としての活動実績がなく、事実上の休業状態だった。それだけに、柔道界復帰に大きな障害はないとみられる。
すでに雄勢を連れて猪木氏の元を訪れ、自身の引退と息子の世界選手権出場の報告を済ませた。引退について師匠は「そうか」とあっさりひと言だったが、雄勢に対しては「今度、メシに行こう」などと話しかけ、“闘魂注入”を約束してくれたという。
かつては猪木氏から「天下を取れる器」と評された。一方でプロレス界の常識にとらわれず我を貫いたことで、業界の評判は芳しくなく、頂点には立てなかった。
小川も「残念ながら、天下を取れなかったね~」と苦笑い。それでも「自分の中でやり切ったという気持ちは持っている。幸いなことに体がボロボロになって辞めるわけではない。猪木さんからは『必要とされているところに行け』との教えがあったし、実際にこのところリングのオファーはなかったからね。必要とされるところが違ってきたということなのかな」と悔いはない。
勝手気ままにプロレス・格闘界を闊歩した暴走王だが、最後は家族のためにリングを去る。
“暴走王”こと小川直也(50)がプロレス・格闘技からの引退を決断(当サイト既報)したことを受けて、最後の対戦相手となった格闘家・青木真也(35)が11日、自身のツイッターでコメントした。
2016年2月26日のIGF「GENOME35」で対戦し、STO4連発で失神KO負けを喫した青木は「最後の相手を務めたのは結果的に僕でした」と激闘を振り返ると、続けて「小川さんのキャリアの作り方は本当に賢くて、勉強させてもらいました。小川直也のようなキャリアを作れる選手は今後出てこないでしょう」と暴走王をたたえた。
また、千葉・我孫子市の市議会議員で“売名王”の異名を取るプロレスラー・澤田敦士氏(34)は、明大柔道部の後輩にあたり、小川からプロレスを学んだとあって「小川直也さんが新たなるスタートをきることになりました。小川さんにプロレスの世界を教わり小川さんなくして今の私はございません。小川さんに改めて感謝申し上げる次第です。小川先輩ありがとうございました」と感謝の言葉を並べた。
"暴走王"小川直也がプロレス・格闘家からの引退を表明した。暴走王というのはこれで最後かもしれないが、プロレスの試合から遠ざかって2年4ヶ月を経過しており、このところ息子である雄勢くんの指導、マネージメントに専念していたことから事実上セミリタイアの状態、今頃になっての引退表明は別に驚きもなかった。
自分が暴走王を好きになれない理由はプロレスラーと名乗っても、プライドの高さから暴走王の中にはプロレスLOVEはなかったからだった。プロレスは強さだけでなく、見せる要素もある。暴走王も強さはあっても見せる方は下手、けど下手は下手なりに見せ方もある。だが暴走王の場合は見せ方を充分に学べないままで、プライドの高さから教わるどころか学ぼうともしなかった。
プロレスLOVEでなかった理由、暴走王の中では柔道が一番であり、プロレスは下に置いていたこと、最近の一連の発言を見る限りでも柔道ばかりでプロレスに関して語ることはほとんどなかった。暴走王がレスラー時代を「本当に楽しかったよ。」と振り返っていたが、一番楽しかったのは橋本真也との抗争やOH砲だけで、それ以降は支持されることもなかったことから、面白くなかったというのが本音だったのではないだろうか、暴走王なりにプロレスに溶け込もうとしていたのだろうが、プライドの高さから結局プロレスにどっぷり浸かることは出来なかった。MMAへの挑戦もプロレスの強さを示すためでなく、柔道の強さを示すためにやっていたに過ぎなかった。
暴走王は結局柔道へ戻るが、全日本プロレスでデビューして通用しなかったアントン・ヘーシングも柔道、北尾光司が相撲へと戻ったように、暴走王も本来いるべき場所へ戻るに過ぎない。おそらく年齢的なことを考えるとレスラーとして復帰することはないだろう。
ただいえることは暴走王はもったいない存在であり、橋本真也との抗争やタッグで終わっていて、それ以上がなかったレスラーだった。そして最後にご苦労さんとしか言いようがない。
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小橋、初代タイガーに見守られ、北原光騎がデビュー30年目で引退!次世代を担う選手がメインで火花!
6月11日 「Fortune Dream 5」後楽園ホール 1400人<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼Emerald Dream/15分1本
○鈴木鼓太郎(分秒 エビ固め)X菊田一美
※三沢魂タイガードライバー◇第2試合◇
▼スペシャルトークバトル/20分1本
△小橋建太(20分時間切れ引き分け)△蝶野正洋◇第3試合◇
▼Supreme Dream/15分1本
△松本浩代(15分時間切れ引き分け)△里村明衣子/△紫雷イオ【試合後のイオ】
――ドローという結果になったが?イオ「もうドローを超えたドローですね、これは。予想はしてましたけど、予想以上のハードな試合でしたね。いやあ、女子プロレス界の最高峰が集まるとこんな試合になるんだってことを、自分の身を持って体感しました。日本の女子プロレス界のトップ3というか、最高峰レベルの選手が集まったような感じでカードを組んでいただいてますけど、これは別に日本だけの話じゃなくて、世界の女子プロレスレベルで見ても、ハイレベルな試合だったと、終わってみて改めて思います。こんなカードが組めたのも、全て小橋建太さんのプロデュースだからこそですし、この瞬間を見ていただけてよかったなと思います。里村選手は来週16日、私のラストマッチの前日にも新潟のほうで試合は組まれているので、もう1度戦う機会があったんですけど、松本選手とはもうできないかもしれないと思ってた中でカードが実現したので、とても意味のあるカードだったんじゃないかと思います」
◇第4試合◇
▼Final Dream〜北原光騎デビュー30周年記念&引退記念試合/30分1本
丸藤正道 ○スーパー・タイガー(17分4秒 片エビ固め)北原光騎 長井満也
※顔面蹴り(試合終了後、丸藤らが北原を称えて退場。北原に小橋さんらから花束贈呈。最後にスペシャルゲストが呼び込まれ、タイガーマスクのテーマに乗って初代タイガーマスクが登場。
タイガーと北原が握手。ケース入りの記念マスクが贈られる。初代タイガーがあいさつ。)
初代タイガー「はい、あ、こんにちは。北原君、祝引退、といっても格闘技人生、プロレス人生、悔いなくやってこれましたか?」
北原「はい」
初代タイガー「その誇りを後輩に託して、みなさんも北原君、これからも応援してあげてください。おめでとう」
(小橋さんも交えて3人で写真撮影。さらに丸藤、スーパーも加わって撮影していると、引き揚げていた長井がいそいそと戻ってきて加わる。初代タイガーらが退場すると、キャプチャーインターナショナルのメンバーが写真撮影。北原がリングに残り10カウントゴングが打たれた)
【試合後の北原】
――最後の試合を振り返ると?北原「最後の一発は効いたっすね。脳が震えたんで。フラフラしてるし。久しぶりですね、こういうのは」
――30年というプロレス人生に終止符を打ったが、今の心境は?
北原「もう無理だなと思いましたね。若い人にはついていけないと思いました。体重も落としましたしね。力では勝てないと思いました。天才・丸藤とやってみて、まあ、上手いっすね」
――源流が同じ4人の対戦となったが?
北原「頭固いのは僕が一番なのかも。みんな応用がきいてね。丸藤は違いますね。やっぱり上手い。やりにくいしね。でも、あえて僕がオーダーしたんでね。スーパータイガージムの生徒たちとやりたいっていうふうに。でも、よかったですよ。最後にやれて」
――30年間、応援し続けてくれたファンにメッセージを
北原「本当に30年間ありがとうございました。天龍さんは『腹一杯のプロレス人生だ』って。俺は昨日まであんまり腹一杯じゃなかったけど、今はもう無理矢理食わされたみたいな…。もう食べたくないよって感じですね。本当にこうやって佐山さんまで来てくれると思わなかったし。この世界で30年間もやってこれたというのは幸せだなと思います。『ありがとうございました』の一言ですね」
――「まだやれる」という声も飛んでいたが?
北原「無理っすよ。体力的にも無理ですよ。心臓も悪いしね」
――実際、交通事故に遭うなどいろいろあって、引退自体が長引いていた。フェードアウトという形ではなく、引退試合ができたことについては?
北原「小橋のおかげですね。今は立場的に小橋さんと呼んでもいいけど、俺は今、小橋建太という友達として。小橋がいたから、カッコつけさせてもらったし、本当は黙って辞めてね。引退式とかやらないから、10カウントなんてもってのほかって。でも、10カウントだけは絶対外せないとスタッフに言われて。それは僕のほうがあえて折れさせてもらって。皆さんにきっちり挨拶できてよかったと思います」
――ピンクの紙テープがたくさん飛んでいたが?
北原「凄い嬉しかったですね。あそこまでもらったのはないですからね」
――30年間で一番思い出に残っていることは?
北原「やっぱり天龍さんの引退かな。自分のことはあんまり残ってないですもんね。やっぱ天龍さんにずっとついて回って、見させてもらって。それ以外ないかな。自分のことではあんまりないですね」
――菊地選手がいれば三羽ガラス勢揃いとなったが?
北原「彼が来るかなと思ってたけど。花は来てたんで。あとでお礼の電話を入れておきます」
――各団体の選手がキャプチャーのTシャツを着てセコンドに付いていたが?
北原「そうですね。青柳優馬も『セコンド付かせてください』って。渡瀬瑞基なんかもね、『付かせてもらいたい』と言ってもらえた時に、『団体の長に言って許可をもらいなさい』というと、すぐもらってきて。高木社長からも連絡もらったしね。あと、秋山社長も『一緒のTシャツを着て、送ってやれ』と言ってくれたみたいなんで。本当に団体の皆さんに感謝してます。みんなフリーですからね。うちの選手じゃないから。それでもこうやって来てくれて、凄く嬉しいです。ありがとうございました。また会う日まで(笑)」
◇第5試合◇
▼Violent Dream/30分1本
○潮崎豪 ゼウス 火野裕士(19分36秒 片エビ固め)中嶋勝彦 ×齋藤彰俊 佐藤耕平
※豪腕ラリアット◇第6試合◇
▼Fortune Dream/30分1本
○清宮海斗 吉田綾斗(24分59秒 タイガースープレックスホールド)野村卓矢 ×杉浦透
【試合後の清宮&吉田】
――若手4人のメインはどうだった?清宮「向こうがガンガン来るのははじめからわかってたんですけど、僕の想像を超えてくるぐらいの熱さを相手からもらって。逆にそれが僕の刺激になった部分がありました」
吉田「本当に単純に凄いしんどい試合でしたし、ムチャクチャ痛かったんですけど、それがゆえに凄い楽しかったんで。またここに戻ってきたいなって思いました」
――今後に向けての意気込みは?
清宮「今日は若手ということで、ある意味、チャレンジのような形でやらせていただきましたけど、お客さんも今日の試合には納得いってないところもあるかもしれないし、僕自身もまだ不甲斐ないところがあるので。今度はしっかりメインイベンターとして小橋さんに呼ばれるように、また明日から頑張っていきたいと思います」
吉田「自分は今日の相手の2人もそうですし、横に立っていただいた清宮さんも含めて、また1対1とかでもやれたらいいなと思っているんで。何度でもここに立ちたいと思います」
【小橋の総括コメント】
――大会を振り返ると? 大いに盛り上がったが小橋「そうですね。本当に最初に言っていた、再会あり、旅立ちあり、引退あり、未来あり。それぞれが本当に詰まった大会になったと思います」
――特に1つの場面にはしぼれないと思うが…
小橋「そうですね。本当に1つとは…。いつも『Fortune Dream』をやった後に、『どの試合がよかった?』とか、『どの場面がよかった?』と聞かれるんですけど、答えられないというのが本当のところですね。全部がよかったです」
――最後のメインイベント、若い4人の試合が終わって、健闘を称えに行った時、嬉しそうな表情をしていたが?
小橋「彼らたちは期待に応えてくれたという思いと…全力を出し切れた、自分たちのできることをやってくれた。それが試合に出てたので、ファンのみんなもそれを見てくれたんじゃないかと。それを見てくれたのが嬉しかったですね」
――セミファイナルもとんでもない戦いになった
小橋「そうですね。どれがベストバウトだったとかあんまり決めたくないんですけど、本当にどれもよかったと思います」
――女子選手の試合も素晴らしかったし、北原選手の最後も印象に残った
小橋「女子の3WAYというのは初めて組んだ試合方式で、今の女子プロレス界3強ですよね。その3人が集まって試合をやってくれて、非常に嬉しいですね。北原選手の引退試合を『Fortune Dream』のリングでやってくれたことが気持ちを強く表してるんじゃないかなと思います」
――蝶野選手とのトークバトルは?
小橋「蝶野さんは本当に口が上手いですね。喋りが上手いです。でも、15年前のタイトルマッチを振り返って楽しかったですね。15年後にこうしてトークバトルをやっているとは、その時は思ってもなかったので。プロレスって本当にいいなって」
――次回大会については期待していい?
小橋「そうですね。今回みたいにいろんなものが詰まったものになるかどうか。企画をまたいろいろとじっくり考えてやりたいなと思いますし、本当にいろいろなタイミングが重なって、そういういい大会になりましたから、また別の意味でいい大会になるような…。今日みたいに、みんながハッピーになるような大会にしたいなと思います」
――次回に期待している
小橋「頑張ります。これは絶対にそうですと、その日に向かって頑張るってことが一番大切なことで。目標に向かって前に進むのが大切なことだと思っているので。今は頑張るしかないです」
今年も小橋建太プロデュース興行が開催され、今年のメインはNOAHの清宮&K-DOJOの吉田vs大日本の野村&FREEDOMSの杉浦と次世代の担う選手を抜擢した。
清宮と杉浦が先発も、交代した野村が「グローバルタッグリーグ2017」で組んでいた清宮に笑いながら迫ってローキックを放てば、清宮もエルボーで応戦、野村がミドルキックからサッカーボールキックと繰り出せば、清宮も首投げから後頭部への低空ドロップキック、マウントエルボーと意地を張り合い、交代した吉田もサッカーボールキック、羽根折り固めで続き、杉浦も"オレも忘れるな”といわんばかりに清宮に逆水平の連打、コーナーで顔を踏みつけてから、野村&杉浦組は清宮を捕らえてリードを奪う。
杉浦にブレーンバスターで投げ返した清宮は吉田に交代、吉田はビックブーツで控えの野村を蹴り出すと、杉浦にはフェースクラッシャー、シザースキック、サイドバスターと猛反撃も、交代を受けた野村は吉田にミドルキックの乱打、串刺しドロップキック、フロントネックチャンスリーで応戦、だがキックをキャッチした吉田は変形チキンウイングアームロックこと吉田固めで捕獲、だが膝で蹴り上げてからのバスソーキック狙いは、キャッチした野村はアンクルホールドで捕獲、コブラツイストから丸め込んで胸板へローキック、そして逆片エビ固めで吉田を追い詰める。
逃れた吉田はナックルを放つ野村にアギラを炸裂させ、ハイキック合戦から両者交代、清宮と杉浦はエルボー合戦から、杉浦がバックドロップ、ミサイルキック、エルボー合戦からランニングエルボーを炸裂させるも、清宮もランニングエルボーで応戦、杉浦のローリングエルボーも、清宮がエルボースマッシュで迎撃し、ジャーマンを狙うが、着地した杉浦はスパインバスターを決める。
そこで吉田が入って杉浦にリストクラッチ式DDTを突き刺すと、野村も入って吉田にキャプチュード、だが清宮も野村にTFCを決め、4選手がダウンとなる。杉浦は突進する清宮をドロップキックで迎撃、スフィスドライバーからレイジングトルネードを投下するが、自爆となってしまうと、ここから吉田はランニングローキック、清宮がサイドへ投げるブレーンバスターと畳みかけ、エルボーで抵抗する杉浦を清宮がドロップキッで黙らせ、最後はジャーマンスープレックスホールド、キックアウトされてもタイガースープレックスホールドを決め3カウントを奪い、清宮がメインを勝利で飾った。前日、NOAH後楽園大会で拳王に敗れた清宮は「(号泣しながら)今までやってきたことは何だったのか…。全然敵うような相手じゃなかった…。どうしたら、これから上がっていけるのか…。どうしたら、ノアのトップに立つことができるのか…。」とはコメントしたが、凱旋してからの清宮はGHCタッグ王座は奪取しても短期政権で終わり、シングルでは結果が出ない状況で拳王に再び破れどん底に落ちてしまった。今回の試合でどん底からの脱却に繋がればいいのだが…
セミファイナルでは全日本のゼウス、NOAHの潮崎、K-DOJOの火野が組んでNOAHの中嶋、彰俊&ZERO1の耕平組と対戦も、ゼウスの「今日はチョップ祭り!いくで!」の号令で、火野が耕平、潮崎が彰俊、ゼウスは中嶋と各自コーナーでマシンガンチョップを乱打も、体を入れ替えた中嶋組もマシンガンミドルキックで逆襲、場外戦でも激しい打撃戦を繰り広げる。
終盤では中嶋組が潮崎を捕らえてミドルキックによるサンドバックタイムで捕らえ、中嶋と耕平のサンドウィッチキックの援護を受けた彰俊がアイアンクロースラムからスイクルデスを炸裂も、突進したところで潮崎が豪腕ラリアットで迎撃し、最後はゴーフラッシャーからの豪腕ラリアットで3カウントとなり、潮崎組が勝利する。第4試合では1988年全日本プロレスでデビューした北原の引退試合が行われ、長井と組んで、NOAHの丸藤、北原と同じ佐山聡を師匠に持つリアルジャパンのSタイガーと対戦。
北原は開始と同時にSタイガーに後ろ回し蹴りを炸裂させダウンを奪うが、そのまま失神してしまい。慌てた長井がSタイガーを相手コーナーにつき返し、丸藤が交代して試合は続行となる。 再び交代を受けた北原はSタイガーに丸藤の眼前で掟破りの不知火を決め、その後は長井と共にSタイガーを捕らえて試合をリードする。
北原は丸藤に逆水平を浴びせれば、丸藤も鞭のようにしなる逆水平で応戦、北原はフランケンシュタイナーまで披露してWARスペシャルで捕獲。Sタイガーには長井が入って魔界ドライバーから北原のランニングローキックの連係も決まって丸藤組を追い詰める。
北原はフィッシャーマンズバスターから、天龍源一郎譲りの龍魂パワーボムを狙うが、丸藤が見えない角度からのトラースキックでカットに入ってから虎王を浴びせ、最後はSタイガーがローリングハイキックから側頭部へのキックで3カウントを奪い、北原を介錯。
試合後には丸藤やSタイガー、小橋が北原をねぎらうと、サプライズとして北原の師匠である佐山聡こと初代タイガーマスクが登場、記念のマスクを贈呈して愛弟子だった北原をねぎらい、最後は引退の10カウントゴングでリングを去っていった。
北原の運命を変えた人物が3人いるとすれば、佐山から格闘技を学び、ダイナマイト・キッドとの出会いで海外へ出るチャンスが与えられ、天龍に追随してSWSやWARでは片腕として活躍した。この3人の出会いがなかったら北原の今日はなかったと思う。SWSでは仲野信市や大矢剛功と共に挑龍軍を結成して、次世代の選手として売り出されるはずだった。けど結果が出せないだけでなく、SWSの分裂で中途半端に終わった。SWSが続いてれば北原のレスラー人生も大きく変わっていたと思う。北原光騎選手、デビュー30周年おめでとう。そしてご苦労さまでした。
第3試合ではスターダム退団が決定しWWE入りが取り沙汰されるイオが里村、松本と3WAYで対戦も、特別レフェリーとしてK-DOJOでもレフェリーとして裁いている姉の美央が登場。序盤から里村と松本に狙い撃ちにされたイオだったが、松本にフランケンシュタイナーで反撃すると、場外の二人にトペスイシーダを発射。里村も松本を蹴りまくり、美央が制止に入っても里村が突き飛ばすと、怒ったイオが里村に襲い掛かるがハイキックとバク転ニードロップの前に返り討ちにされてしまう。
その間に松本が里村を捕らえてアルゼンチン式ストマックブロックを決めると、イオもスワンダイブ式フットスタンプで追撃、松本にはフランケンシュタイナーを決めるが、堪えた松本は里村の上にパワーボムで叩きつける。
イオが排除され、里村と松本が打撃戦の末、里村がオーバーヘッドキックを炸裂させるとスリーパーで捕獲、逃れた松本もエルボーからジャーマンを狙うが、イオがスワンダイブ式回転エビ固めで2人まとめてなぎ倒す。
イオは里村にリバースタイガードライバーからムーンサルトプレスを投下も、松本がロックドロップでカットに入り、里村も松本にデスバレーボム、踵落とし、松本はイオにラリアットと大技が飛び交う。
イオは松本にムーンサルトプレスを決めるが、里村にカットされ時間切れ引き分けとなり、試合後は3人でノーサイドだけでなく、イオは美央ともハグ、小橋とも握手で幕となった。小橋は来年開催を示唆して大会を幕となったが、今回は「Fortune Dream 5」、次代を担う選手達がメインを締めくくった。また来年もこういう場を設けて欲しい。
【Fortune Dream】北原が同期・小橋のプロデュース興行で引退 30年の格闘人生に幕▼メインで4団体ホープが激突…ノア清宮が締めた 次回開催は来年▼イオが世界挑戦前にレフェリー美央と姉妹競演▼真っ向打撃戦はチョップ軍に軍配…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#FortuneDream pic.twitter.com/vGiwch3H4h
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年6月11日Fortune Dream
お祭りやったね!
キックvsチョップやったから
わしは意地でも
チョップしかしなかった!
ラリアットもFBボムもなし!
チョップonlyの火野裕士は
どうでしたかぁー?
小橋さんありがとうございました! pic.twitter.com/PFGHwiILZK
— 火野裕士 (@hinoyuji) 2018年6月11日良い刺激と熱がここにあった。
楽しかったな〜#FortuneDream5 #fortunekk #みんなでプロレス観に行こう pic.twitter.com/dLNg3NR5Kq
— 中嶋勝彦 (@noah_katsuhiko) 2018年6月11日北原さんの引退試合終了。
会場の雰囲気が素晴らしい大会でした。
私は何時もと変わらず罵声を浴びる。 pic.twitter.com/J7qU9Tbswj
— 長井満也 (@Mitsuya1110Dk) 2018年6月11日FortuneDream5出場ありがとう‼︎
旅立ち『いくぞー』‼️ https://t.co/1cNZTUFJki
— 小橋建太 (KENTA KOBASHI) (@FortuneKK0327) 2018年6月11日Fourtune Dream5ありがとうございました!
里村、イオとの3way…。このタイミングとこの大会だからこそ実現出来たんだろうな。
直接闘うことがなくても私達の闘いはきっとずっとずっと続く…!
小橋さん、ありがとうございました!!
皆さん、たくさんの声援ありがとうございました!#611fd5 pic.twitter.com/VQu995SNCY
— 松本浩代 (@hiroyomatsumoto) 2018年6月11日ご来場ありがとうございました!! pic.twitter.com/eRJCARKhku
— 小橋建太・FortuneKK (@FortuneKK_0327) 2018年6月11日ホテル到着。FD5お疲れ様でした。 pic.twitter.com/soGQQh05bT
— タイガー木原 (@tigerkihara) 2018年6月11日Fortune Dream5ならではの女子プロレス最高峰の3WAYマッチ。最後とは思いたくないけど、この面子の顔合わせはそうそう無い。またレフェリーは紫雷美央というプレミアムさ。イオのプロレス生活は紫雷姉妹から始まった。だからこれも節目であり、運命なのだろう。 pic.twitter.com/PKRoyZwbaC
— ロッシー小川 (@rossystardom) 2018年6月11日本当に嬉しかったので、妹とフュージョンしてから帰りました。
本当に、良い記念になりました(・∀・)
この写真を見れば、どれだけ喜んでるか、皆さんにも伝わるでしょう。#紫雷姉妹#611fd5 pic.twitter.com/dNS96Hs3E7
— 紫雷美央 (@mioshirai0214) 2018年6月11日 -
引退勧告からの大逆転!吉野正人がドリーム王座奪取も、茨の道を自ら選択した…
6月10日 DRAGON GATE「KING OF GATE 2018」福岡・博多スターレーン 1500人超満員札止め<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○Kzy 横須賀ススム "brother"YASSHI(13分7秒 片エビ固め)ドン・フジイ K-ness. ×シュン・スカイウォーカー
※ランニングエルボースマッシュ◇第2試合◇
▼20分1本
○堀口元気(7分1秒 体固め)×吉岡勇紀
※ビーチブレイク◇第3試合◇
▼20分1本
○斎藤了(10分9秒 片エビ固め)×パンチ富永
※斎了ロケット◇第4試合◇
▼30分1本
○YAMATO B×Bハルク(12分14秒 片エビ固め)土井成樹 ×ジェイソン・リー
※ギャラリア◇第5試合◇
▼30分1本
鷹木信悟 ○Eita 吉田隆司 神田裕之(14分50秒 片エビ固め)×ドラゴン・キッド Gamma 問題龍 ×石田凱士
※拷問式トラースキック(試合終了後)
Eita「オレたちアンチアスが勝ったぞ。オマエらの予想通りだぞ。オレらが勝ったんだ。拍手が足りねえぞ、この野郎。これでなにわ式の先行はオレたちアンチアスだ。オマエらの解散は決まったようなもんだな。それからだ、ドラゴン・キッド。オマエはブレイブゲートチャンピオンなのにこんな試合で負けて情けねえな。だからな、そのブレイブのベルトも価値が落ちるんだよ。オレがオーバージェネレーションを終わらせてこのブレイブも奪ってドラゴン・キッド、オマエを終わらせてやるよ」キッド「たった一回勝ったからって調子に乗るなよ。そして簡単にこのベルトにさわってくれるな。このベルトはな、すげえ歴史があるんだよ。このベルトにはそれぞれの、そしてこれからの選手たちの思いが詰まってるんだ。勝手にさわるな。そして雑に扱うな。オレたちも、オーバージェネレーションもこのままでは終わらないからな。覚悟しとけよ。それからなんだ、このベルトに興味津々か。なんだ、このベルトがほしいのか。取れるものなら取ってみろよ。ひとつ言っておくぞ。このブレイブのベルトはシングルのベルトだ。1対1のベルトだぞ。仲間の力は使えねえ。それでも勇気があるんだったらいつでも取りに来いよ。オレらオーバージェネレーションもこのブレイブのベルトも両方とも守ってやるから。八木本部長、オレとEitaのブレイブゲートタイトルマッチ、決めてください」
八木本部長「よし、どうせやるんだったらじゃあ最高の舞台を用意してやるよ。7月22日、神戸ワールド記念ホールでドラゴン・キッド対Eita、ブレイブゲートタイトルマッチ、決定します」
Eita「おい決まったな。神戸ワールドだな。キッド、オレはオマエを逃がさねえからな。とことんオレがオマエを潰して二度とリングに上がれないくらい、ブッ壊してやるからな。おいキッド、ワールドまでその足、治しとけよ、コラッ!」
(Eitaがキッドの左足に不意打ちのキックを見舞う。会場は帰れコール)
キッド「Eita、うぬぼれるなよ。オマエがどれだけ力をつけたかわからん。だけどな、オマエが選んだ道は決して正しい道じゃねえ。それをワールドで分からせてやるからよ、しっかりまっすぐ見て、オレだけを見てワールドまで試合続けろよ。皆さんボクらオーバージェネレーション、必ずこのオーバージェネレーションというユニットも、そしてこのブレイブゲートも守って、8月にある博多に戻ってきますので、皆さんこれからも応援よろしくお願いします。まだまだオーバージェネレーションで盛り上がれ!」
◇第6試合◇
▼オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合/60分1本
[第42代王者組]ビッグR清水 ○Ben-K(21分24秒 エビ固め)[挑戦者]Kagetora ×ヨースケ・サンタマリア
※Ben-Kボム
☆清水&Ben-Kが初防衛に成功(試合終了後)
清水「ビッグR清水とBen-K、ビッグBenがツインゲートを防衛したぞ!(急に素に戻ったかのように)土井さん、昨日なんかエラそうなこと言ってましたけど、ボクらちゃんと防衛しました!」土井「いやあ清水クン、Ben-K、ま、まずは防衛おめでとうございます。いやいや、素晴らしい試合でした。でもね、清水クン、いま言いましたけど、昨日エラそうなこと言われましたとか言ってたですけど、そんなエラそうなこと言うてないと思うんですけど。結構、ボク普通に正しいこと言ってたと思うんですけど。でもまあ防衛おめでとうございます。なんか、ボクが勝ったみたいにいきがってますけど、今日のタイトルマッチ、最後に勝ったのはBen-Kですから。今日はBen-Kが勝ちました。ウチのBen-Kです」
清水「土井さん、何年レスラーしてるんですか?」
土井「18年ですけど」
清水「タッグっていうのは自分が勝ってもね、Ben-Kが勝ってもね、勝ちは勝ちなんですよ。そうでしょ。土井さんが一番知ってるでしょ、そういうこと」
土井「まあ確かにそこに関してはおっしゃる通りでございます。でも言い方や、言い方。言い方になんかトゲがあるで。昨日、Ben-Kが言ってたけど、いま反抗期なん? 最近なんかスネてるの?」
清水「ちゃうちゃうちゃうちゃう!」
土井「ちゃうちゃうってなんやねん!」
清水「すいません、心の声が出てしまいました」
土井「心の声は出さんでよろしいがな。しまっておきなさい」
Ben-K「土井さん、今日はTNCさんの中継もあるということで、やっぱりここいつまでやっててもラチがあかないですよ。続きは控室でやりましょう」
土井「すいません。Ben-Kが一番大人でした。はい。TNCの中継放送も入ってますからね。TNCをご覧のお茶の間の皆さん、本当に失礼しました。お騒がせしました。ボクらは速やかに控室に帰りたいと思いますけども、このあとメインイベントで吉野がドリームゲートに挑戦します。みんなで吉野を応援しましょう。よろしくお願いします!」
【バックステージでの清水、Ben-K】
清水「よしよしよし。やっと初防衛!」Ben-K「ここからですよ。ビッグBenの勢いは」
清水「まだ一歩も進んでない。半歩しか進んでない。まだまだこれから。スターダムへの階段をどんどんと駆け上がっていくんで、ボクたち。こんなもんじゃないですよ。ちょっと危ない場面もありましたけどね、そこは2人の絆で返しました。まだまだオレたちは成長していく。無限大に成長していくんでね。Ben-K、またこれからもがんばろう。まだまだこれからやから」
Ben-K「がんばろうぜ。まあ初防衛とりあえずできたんで、次は誰でもいいですけど、やぱりビッグBenはパワーとパワーがぶつかり合う試合の方が」
清水「そこは誰でもいいですけどね。でもぶつかった方がいいってBen-Kは言ってますから。でもオレたちは誰の挑戦でも受ける。どんな小柄な選手でも力のある選手でも別に大丈夫ですから。そこんところよろしくお願いします」
【バックステージでのKagetora、マリア】
Kagetora「マリア大丈夫か?」マリア「カゲちゃん、ごめんなさい。でもアタシ、がんばった」
Kagetora「がんばったがんばった。確かに今日ビッグRとBen-Kに負けました。でも見ましたか? ボクとマリアは全然アイツらに手が届くということを今日、証明できたと思います。またチャンスがあったらこの2人でツインゲート狙いに行きたいと思います。マリアちゃん、今日はありがとう」
マリア「ありがとう。ラブリー!」
◇第7試合◇
▼オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合/60分1本
[挑戦者/KING OF GATE 2018優勝者]○吉野正人(22分11秒 スピードスター)[第26代王者]×望月成晃
☆望月が4度目の防衛に失敗、吉野が第27代王者となる。(試合終了後)
吉野「(叫んだあと)ドリームゲート、オレが取ったぞ! アカン…ちょっと待って。昨日と言い今日と言い2日間、なんちゅうスケジュール組んでくれてんねん。初日がキング・オブ・ゲート決勝で2日目がドリームゲート。そんなもん、オレ聞いたことないぞ。でもな、そんな聞いたことのない闘いクリアしたのはこのオレ、吉野正人や! 望月さん、これはもうオレの本音や。建前でも何でもない。望月成晃、アンタはすごいわ。正直、オレが10年後、望月さんと同じ年齢になって、こうやって下のヤツ相手にドリームゲートやってる自信も保証もないわ。望月成晃、アンタ何者や? 試合には勝ったかもしれんけど、望月成晃っていうプロレスラー、ホンマに尊敬するわ。今日はありがとうございました」望月「吉野、まあオレも世間の48歳よりはちょっとばかし元気かもしれないけど、2日続けてこんな激闘を制する吉野、オマエの方が化け物だよ。何だったらよ、オレはちょっと人から鉄人とか言われていい気になってたけど、新・鉄人は吉野正人じゃねえか? オレは41歳の時に吉野に挑戦してドリームゲートのベルトを取って、そして去年YAMATOに挑戦した時、誰もがオレがベルト取るなんて思ってなかったと思う。でもな、その原因は現世代がたまにポカやるからじゃねえのか、おい。あえて言わせてもらう。オレはあと1年半で50になる。もう二度とオレにドリームゲートを巻かせるようなドラゴンゲートじゃダメなんだよ。と、これは大人の発言で、オレは大人気ねえからよ、吉野、オレは50になっても60になっても現役でいる限り、いつでもドリームゲートを狙うからな。オレはまだまだ死なない。でも吉野、この2日間の真の鉄人は吉野正人だよ。4度目の戴冠おめでとう。あとは任せたぞ。今日はありがとう」
(握手のあと抱擁)
吉野「っていうかさ、こんだけの試合してまた60になってもプロレスやる言うてるぞ、このオッサン。オレが思うにこのオッサン、アホやぞ。どこまでやんねん。まあでもそれでこそ望月さんってもんや。でも望月さん、試合前にも言った通り、これはオレの本音や。望月さん、もうおとなしくしといてください。ゆっくりフジイさんと一緒にやってくださいよ、もう。今日はありがとうございました。改めましてドリームゲート新チャンピオン吉野正人や!! 昨日もちょっと言いましたけど、去年から今日この博多、6月10日を迎えるまでこの約1年半、オレにとってはすごく長かった。でも、このベルト巻くことができました。それもこうやってドラゴンゲート、最近また見始めた人も、ドラゴンゲートになってから見た人も、闘龍門から見てくれてる人も、皆さん一人一人の応援の力やと思います。ありがとうございます。でも取ったからと言ってここで終わりじゃない。オレは取ったからにはこのドリームのベルトを防衛し続けるぞー!」
(鷹木のテーマ曲が鳴り、鷹木がリングイン)
鷹木「よう、吉野。2日間もメインイベントご苦労だったな。まさかオマエが勝つとはな。オレはてっきり望月が防衛すると思ったよ。望月のオッサンも情けねえよな。キング・オブ・ゲート出てねえのによ、あっさり丸め込みなんかで負けやがって。丸め込みと言えば、昨日のYAMATOとの優勝決定戦も丸め込みだったな。いや、まだあるぞ。キング・オブ・ゲートのリーグ戦の勝利は全部丸め込みだったよな。しかも開幕戦ではオレに惨敗してるよな。どのツラ下げて新王者を名乗ってるんだ。おい、ドラゴンゲートの新チャンピオンはこんなセコい丸め込みしかできないヤツでいいのか? コソドロみたいにクルクル丸め込んで、こんなセコいヤツよりもストロングの象徴であるこのオレ、鷹木信悟の方がドリームゲートにふさわしいだろうが。ここまで言えば何がいいてえか分かるよな。まあ2日間がんばったお前には選ぶ権利を与えてやる。答えは二つに一つだ。さっき言ったようにキング・オブ・ゲートの開幕戦ではオレに惨敗してるんだ。オレはお前をチャンピオンだなんて認めない。改めて場所を変えてオレと新王座決定戦をやるか、あるいはやっぱりオレには敵わないってこの場であっさりそのベルトを明け渡すか。二つに一つだ。どっちか選べ。いいぜ、疲れてるんだろ。首痛いんだろ。いいぜ。選べよ。二つに一つだ。それ以外は認めねえぞ!」
吉野「おい信悟、お前どんだけ性格悪いねん。オレが公式戦全部丸め込みで勝った。お前そんなことまで調べてるのか。まあそうやな。言うてもお前は予選落ちやからな。調べる時間くらいいっぱいあるわな。それから王座決定戦? ベルトをすぐ明け渡す? はい、どうぞって言うヤツがどこにおんねん。ここ会場来てる1000人くらいおっても誰一人うんって言わんぞ。でもな、信悟、お前が言った中にひとつだけ正しいことがあるわ。確かにオレは公式戦、KOG開幕戦はお前に負けた。完璧な3カウントを取られた。そのままオレもその言葉を聞き逃すわけにはいかんな。それから丸め込みも立派な技っていうことを証明せなあかんな。信悟、オマエがそこまで言うんやったらオレは鷹木信悟の挑戦、受けたろうやないか。八木さん、オレは信悟とやるぞ。八木さんがどこでやるのか、いつやるのか決めてくださいよ」
八木本部長「よし、いいだろう。チャンピオンがやるって言ってるし、さっきブレイブのタイトルマッチも決まったことだし、組んでやろうじゃねえか。場所はドラゴンゲート年間最大のビッグマッチ、神戸ワールド記念ホール、吉野vs鷹木決定します」
鷹木「よーし、タイトルマッチが決まればこっちのもんだ、吉野。オレにはオマエのそのセコいセコい丸め込みは通用しねえからな。それからよ、お前、首が痛いんだろ? ドクターストップかかってるんだろ? おかしくねえか。ドクターストップがかかってるヤツがチャンピオンってどう見てもおかしいだろ。どうなってるんだよ、この団体のレベルはよ。吉野、無理しなくていいんだぜ。7月22日の神戸でオレがトドメを刺してやるからよ。2年も3年もずっと休んでいいからな。それからドラゴンゲート新体制になったって言って何が変わったんだよ。若手は相変わらずしょっぱくてよ、ベテランもお笑いばっかじゃねえか。こんな時だからこそオレがやるしかねえだろ。オレには聞こえるぞ、鷹木信悟待望論がな。おい×3、なんか聞こえるぞ。見たか。この大・鷹木コールがすべての答えだ。吉野、いいか、再びオレがドラゴンゲートのトップに君臨してオレがこのリングを面白くしてやるからな。吉野、神戸ワールドで最高の潰し合いをやるぞ」
吉野「ようしゃべるなぁ。なんや。鷹木信悟待望論…1500人中の15人くらいやないか。早速、決まってもうたな。7月22日、神戸ワールド記念ホール、鷹木信悟とドリームゲートのタイトルマッチやるぞ! いまちょっと一人で喋るのもキツいから土井ちゃんを呼ぼう思ったら本部席で呑気に解説してるやないか。笑てる場合ちゃうよ。オレは今日メインイベント、シングルマッチといったら孤独な闘いや。控室、試合終わってみんな出て行くわ、一人だけ取り残される状況や。そんな中、控室でモニターを見てたら土井ちゃんと清水の漫才劇場が始まって、なんや、こっちは集中してるのにメチャクチャ楽しそうにやっとるやないか。まあそれもマキシマムということで。までも本当に昨日と今日の2日間、博多の皆さん、ありがとうございました。まあメインイベントの余韻に浸りたいところでしたけど、鷹木信悟が入ってきて、なんやかんや言ってましたけど、ドクターストップかかったヤツがKOG優勝して、2日目ドリームゲート、これだけの試合できるかっちゅうねん。オレは完全復活したんや。その結果このドリームゲートのベルトがついてきたんや。清水、Ben-K、オマエらも今日ツインゲート防衛したんやな。オレたちマキシマムもまだまだ勢いに乗るぞ。
次回の博多は8月やな。その8月の時もあの鷹木信悟をデカい口を黙らせて、オレがこのベルトを持ってこの博多に帰ってきたいと思います。とりあえず明日からちょっと2日間だいぶ無理したから休もうと思ったら明日は鹿児島でしたね。遠いな。その次は長崎、小倉。オレはあと3日、九州にいますんで、このベルトを持ってる限り、皆さんに楽しんでいただけるように、オレはドリームゲートチャンピオンとしてこのリングに立ち続けたいと思いますので、皆さんこれからもドラゴンゲートをよろしくお願いします。2日間、ありがとうございました!!」
KING OF GATE 2018優勝を果たした吉野は1夜明けてすぐ、望月の保持するドリーム王座に挑戦。前夜にドクターストップがかかっていたことを告白していた吉野にとってリーグ戦を終えての選手権とハードな戦いを強いられることになった。
吉野は前夜同様リーブロックを狙う望月にドロップキックを放つが、高速トペ狙いは場外の望月がエプロンにすぐ戻ってキックで迎撃、鋭いローキックから逆片エビ固め、ニークラッシャーからランニングローキック、アキレス腱固め、ゴリラクラッチと足攻めで先手を奪う。
対する吉野は、望月の打撃をキャッチて、腕吉野から腕を絞り込み、腕への低空ドロップキック、腕を絡め込んでのジャベで捕獲、腕をロープにかける望月の腕にダイビングフットスタンプと腕攻めで反撃、しかし突進する吉野をエプロンに追いやった望月は三角蹴り、倒れこんだ吉野に顔面蹴りと場外戦から望月は首攻めに切り替え、リングに戻ってチンロックで絞り上げ、首筋に手刀を連打、ブレーンバスターからナガタロックⅡで攻め込み、吉野はランニング張り手から滞空式ミサイルキックはかわされ、フロムジャングルも望月が堪えるとアンクルホールドで切り返され、ランニングローキックを喰らうも、吉野がスリングブレイドで反撃し、串刺しは望月が踵落としで迎撃も、吉野はキャッチして腕を蹴り、望月の串刺しビックブーツもキャッチして倒すが、望月は顔面蹴り、顔面へのミドルキックと容赦なく攻める。
望月が突進も吉野はラリアットで迎撃し、吉野は顔面への張り手の連打も、望月はミドルキックの連打から最強ハイキック、だが三角蹴り狙いは吉野がしがみつき、パワーボムで叩きつけ、望月がイリュージョンも、受けきった吉野がトルベジーノからソル・ナシエンテで捕獲し絞めあげ、逃れた望月が三角蹴りも、かわした吉野が丸め込みの連打から、崩れ気味ながらもスピードスターで強引に丸め込んで3カウントを奪い王座を奪取した。
試合後はセコンドのフジイがレフェリーに抗議するも、望月は潔く敗戦を認め、吉野を新鉄人と任命して去っていくと、その後にKOG開幕戦では敗れている鷹木が現れ、リーグ戦全て丸め込みで勝っている吉野を批判、吉野は鷹木の性格の悪さを批判しつつも挑戦を受諾、7・21神戸ワールドでのドリーム選手権が決定し、吉野らMaxiMuM勢が揃って大会を締めくくった。
前夜に医師からドクターストップがかかっていたことを告白していた吉野、しかし望月は容赦なく攻めたことで吉野に応えた。最後のスピードスターははっきり言って失敗だったのもの、吉野は強引に押さえ込んだ。現在の吉野からしてみればそれが精一杯だったのかもしれない。
吉野は完全復活を宣言したが、首に爆弾を抱え、またフロントも兼務するなど、厳しい状況にはには変わりない、だが吉野は敢えて茨の道を選んだ。自分らは吉野が出した選択を見定めていくしかない。
セミでは前夜にマリアが清水から直接フォールを奪ったことで急遽ツインゲート選手権が行われ、序盤は挑戦者組のマリアが王者組の腰攻めの前に蹂躙されるも、交代したKagetoraはマリアとの連係からレッグラリアット、フライングラリアットと放っていくが流れを変えるまでには至らず、Ben-Kがマリアもまとめてスピアーから清水が入ってKagetoraにトレイン攻撃、清水がスパインボムと猛攻をかける。
しかし雪崩式狙いは着地したKagetoraに、マリアが踏み台になってBen-Kに雪崩式フランケンシュタイナーを決めると、清水のダイビングショルダーもかわしてダブルブレーンバスターを決め、Kagetoraは清水に619、マリアがスカイラブ、Kagetoraは掌打からランニング掌底、車懸と猛攻をかけるが、マリアも狙い撃ちは清水が堪えてBen-Kがスピアー、バックドロップ、清水は旋回式ジャーマンからBen-Kがミサイルジョンウーと王者組もマリアを捕まえ猛攻をかける。 Ben-KはBen-Kボムを狙うがマリアが着地すると、Kagetoraがシャイニングウィザードから、マリアがジャパニーズレッグロールクラッチからキス、Kagetoraが車懸とBen-Kを追い詰めるが、清水はKagetoraを排除すると、マリアにラリアット、砲丸投げスラムはマリアが狙い撃ちで切り返す。しかしマリアの清水へのスカイラブを狙いはBen-Kがスピアーで撃墜し、最後は清水が砲丸投げスラム、Ben-KのBen-Kボムの波状攻撃でマリアが力尽きカウント3で王座防衛をする。そして7・5後楽園で行われる"なにわ式イリミネーションマッチ"の先行をかけたANTIASvsオーバージェネレーションの8人タッグ戦は、前日にキッドから3カウントを奪われたEitaが拷問式トラースキックでキッドから3カウントを奪って先行権を奪取、試合後にEitaの挑発を受けてキッドがブレイブ王座をかけて決着戦に挑むことになり、7・21神戸ワールドでの選手権が決定となった。
6.10 博多スターレーン大会終了致しました‼️
連日ともに沢山のご来場誠にありがとうございました✨#DragonGate #ProWrestling pic.twitter.com/kUIo4J8pHq
— DRAGONGATE (@dragongate_pro) 2018年6月10日新体制になっても相変わらず迷走してるDGの救世主は俺しか居ないだろ〜
遂に鷹木信悟待望論が現実化してきたぞ。
普通にやれば普通に勝てる!
コソ泥のようなセコい丸め込みだけには要注意だな。#dragongate https://t.co/5yuJAivqqK
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2018年6月10日地上波で #ANTIAS の暴れっぷりを観てくれよ〜#dragongate#prowrestling #テレビ西日本 https://t.co/a87WZZZKJ2
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2018年6月10日BIGBENおめでとう!
すげー試合やった! https://t.co/O3KWZFemEP
— Naruki Doi official (@NarukiDoi) 2018年6月10日7月22日のワールドで、Eitaの挑戦を受け、ブレイブゲート防衛戦決定しました。
OGも、ベルトも守りたい。
博多2連戦の試合は、テレビ西日本で地上波放送もありますので、そちらも宜しくお願いします。 https://t.co/szVDPv4Rbn
— DRAGON KID (@Dragon_Kid_0202) 2018年6月10日#福岡 #博多スターレーン 2days・2日目 終了!#超満員札止め御礼^ ^#nowplaying「カーテンコール」#ハヤブサ#DragonGate #ProWrestling#KingOfGate2018 #最終戦 pic.twitter.com/vUvYiuRCBL
— 中澤矢束 (@yatsukanakazawa) 2018年6月10日 -
三沢メモリアルに世代闘争勃発!そして田中将斗が参入!
6月10日 NOAH「Navig. with Emerald Spirits 2018」後楽園ホール 1469人 満員<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○YO-HEY(4分54秒 キャメルクラッチ)X宮脇純太◇第2試合◇
▼20分1本
▲長井満也(7分29秒 両者リングアウト)▲コーディ・ホール【長井の話】「お前ら見たか! 俺は今日やっとノアのモンスターを手に入れたよ。この長井、そしてモンスター、コーディ。それとあと一人いるだろ? 世代闘争? 笑わせんな。世代闘争なんてな、自分らで叫ぶモンじゃねえんだよ。会場に来てるな、お客さんが決めることなんだよ。ケツが青いんだよ! 俺たちでノアのヤツをビッシビシいってやるぜ」
◇第3試合◇
▼30分1本
Hi69 田中稔 ○諸橋晴也(8分14秒 クリップラークロスフェイス)原田大輔 タダスケ XHAYATA(試合終了後)
諸橋「おい、前年度タッグリーグ優勝者HAYATAから俺が獲ったぞ。今年のタッグリーグ、俺に出る資格があるよな。どうだ、おい? 俺に出させろって」(すると突然、ZERO1の日高&菅原が登場する(
菅原「どうも、ZERO1です〜。ノアジュニアのベルト、いただきにまいりました。シングルが原田、タッグが田中稔&Hi69。さて、どっちからいきましょうか」日高「おい、菅原。まったり挨拶してるんじゃねえぞ、俺らがここに来たのはお前らのGHCのベルトをZERO1に持ち帰るためだよ」
日高「ブーイングしているヤツは、俺が第3代のジュニアヘビー級タッグ王者としてGHCの歴史に名を刻んでるんだよ。パンフレットを確認しやがれ、コノヤロー!返事きかせろ」
菅原「ちょうど来月ジュニアのタッグリーグあるんでしょ? それに菅原&日高が出て、優勝すれば、受けざるを得ないよな。どうなんだ?」
Hi69「優勝したらいつでもやってやるよ。原田、お前もそうだよ(Hi69が本部席に確認すると、内田会長も大きく頷く)決定だ、決定。来月来い(ZERO1勢が退場)諸橋君、じゃあ頑張って」
諸橋「とりあえず! 俺はタッグリーグに!出させてください…」
【試合後のHi69&稔&諸橋】
諸橋「なんなんだよ! 俺が勝ってタッグリーグ名乗り出てたのに…出てきやがってコノヤロー…。とにかく俺はHAYATAから取ったんだよ。去年優勝してるよな? 絶対、俺にも出る資格あるんだよ。去年だってあと一歩のところまで行ったんだよ。何がなんでもタッグリーグ出る。…あと田中さん! Hi69さん! そして小川さん。3人で組んでますよね? 俺もこのままじゃもう終われないんですよ。もう一花咲かせたい!」Hi69「一緒にやっていきましょう。あ、小川さん!」
※ちょうど次の試合に向かう小川が通りかかり、「時間ないから」と言いながら手短に諸橋と握手して去っていく
諸橋「お願いします!」
稔「…逆に言うと時間があったら断られてた可能性もあるな…」
Hi69「これもタイミング、流れ」
諸橋「なんかツイてるな、俺…」
【日高&菅原の話】
菅原「リング上で言ったことが全て」日高「言った通りだよ!」
菅原「ジュニアのベルト、全部ZERO1に持って帰る」
日高「ノアのベルト、GHCのベルトをZERO1に持って帰る。そして、ZERO1のジュニアをもっともっと盛り上げるんだ」
菅原「とりあえず来月出るから」
※旧知の大原を見つけると
菅原「おお、久しぶりじゃん」
大原「この間、うちに来るかなと思ってたから。今日来たんだ」
菅原「ゴメンね。またね」
大原「またお願いします」
菅原「ありがとう」
※2人が去っていくと
菅原「あれ? ねえ、友達?」
◇第4試合◇
▼30分1本
○マイバッハ谷口 大原はじめ 熊野準(11分24秒 体固め)齋藤彰俊 小川良成 X井上雅央
※マイバッハボム・ツヴァイ◇第5試合◇
▼30分1本
○クワイエット・ストーム(9分51秒 片エビ固め)Xモハメド ヨネ
※50cmウデラリアット◇第6試合◇
▼30分1本
○マサ北宮(12分02秒 片エビ固め)X小峠篤司
※サイトースープレックス◇第7試合◇
▼次期GHCヘビー級王座挑戦者決定戦/30分1本
○拳王(16分54秒 片エビ固め)X清宮海斗
※ダイビング・フットスタンプ→【拳王の話】「これで俺が手放したGHCヘビー級のベルトに挑戦することができるだろ! 俺があの“元"ノアの顔・杉浦貴に奪われたもんだ。俺がチャンピオンになって、俺がこのプロレスリング・ノアを引っ張ってやる。俺がこのプロレスリング・ノアの時代になってやる。俺がこのプロレスリング・ノアを武道館まで連れていってやるよ」
◇第8試合◇
▼三沢光晴メモリアルマッチ/30分1本
中嶋勝彦 ○潮崎豪(22分41秒 片エビ固め)X杉浦貴 丸藤正道
※ショートレンジ式豪腕ラリアット(試合終了後、ヨネとストームが丸藤の横に立ち、肩を叩いて激励する。さらに、ZERO1の田中将斗が登場する)(
田中「ノアファンの皆さん、久しぶりです。世代闘争に参加させていただこうと思って来ました。もちろん、もちろん、杉浦さんの横でな」(そんな田中と因縁深い拳王がリングに飛び込んだ。小峠や清宮まで姿を現す)
拳王「おい、田中将斗! お久しぶりです。またこのプロレスリング・ノアのリングに首を狩られに来たのか? いいぞ、テメエの首、いつでも狩ってやる!(丸藤や杉浦たちに対して)そして、テメエらの首もいつでも狩ってやるからな!GHCヘビー級選手権挑戦者決定戦、俺が勝ったぞ。杉浦、テメエのベルトを俺が奪ってやるからな…奪ってやるんじゃない。あのベルトは俺からテメエが奪ったやつだ。おい、俺のベルトをテメエから取り返してやるからな。テメエら楽しみにしとけよ」
中嶋「ちょっといいかな、杉浦&丸藤。タッグは今日だけじゃねえよな? 俺たちのタッグのベルト、空いているからさ、次。ちゃんと胸貸してやるよ」
(丸藤たちが去っていき、中嶋&北宮、拳王、小峠、清宮とともに潮崎もリングに残る)
潮崎「今日この日に、こうして、次の戦いの構図ができあがった。でも、俺は過去、そして現在、この2つがあるから、未来に繋がると思ってます、俺が…いや、俺たちが、ノアを未来へと連れて行きます。今日はありがとうございました」【試合後の潮崎&中嶋】
※北宮、拳王、小峠、清宮とともに6人でコメントブースに並び立つ――潮崎選手はメモリアルな試合を自分で決めた。この構図が生まれたことに改めて
潮崎「ずっと中嶋選手、拳王選手に時代を作るって言われましたけど、それまで俺は正直どっちの立場なのか、考えてたんです。でも、俺は何も作れてない。時代も何もね、世代というのも特に作れてないしね。なら、杉浦&丸藤、あの立場、あそこをいつまでもトップにしてたら本当に未来に繋がらないからね。そういう意味で、まあ、思惑はいろいろ個人それぞれあると思うけども、俺は俺のため、そしてノアのために立ち上がる決意をしました」
――杉浦選手はGHCヘビー級王者。その首を取ったからには、GHC王座にも繋がってくる?
潮崎「そうかな? いや、今日に限ってはノアの未来を決める戦いだと俺は…」
中嶋「カッコいいこと言うね。そんな。絶対狙ってるに決まってんじゃん」
潮崎「たぶんノアを先に、未来に繋げる戦いをね、これからもっともっとやっていかないといけないから」
――中嶋選手は杉浦&丸藤組にタッグ王座挑戦を要求したが、今日の戦いについては?
中嶋「今日は別にキッカケに過ぎないかなと思ってね。なんかでも、深い意味というか、とてもポイントになる日になったんじゃないかなと思うし。今日はね、潮崎選手とそのキッカケを作れたってことは凄く俺にとってもポイントになったと思うし。なぜか…なぜかじゃないけど、こうやってメンバーが揃っているというのは、みんな思いは1つだったなと。やっぱさ、これまでよりもこれからなんだよ。あいつらじゃないんだよ。俺たちなんだよ」
――拳王選手は一貫して敵対してきたメンバーと共闘することになるが?
拳王「もちろん、もちろん今でもな、こいつらのことなんて…(他の選手を指差しながら)中途半端、中途半端、中途半端、中途半端! てめえ(小峠)は論外だ。そう思ってたけど! でもな、こいつらの思いはな、俺と一緒なんだよ。いつまでも、プロレスリング・ノアは丸藤、杉浦が顔じゃ何も進まねえんだよ。あいつらが顔じゃ、ずっと平行線なんだよ。さらにな、このプロレスリング・ノアを上げていくには、こいつらと同じコーナーに立って、あいつらを倒さないと。あいつらの時代を破壊してやるよ。まずは、6月26日、俺が杉浦の持つベルトに挑戦するんだ。俺がベルトを奪って、俺がプロレスリング・ノアの新たな顔になってやる」
――因縁浅からぬ田中選手も現れたが?
拳王「またな、俺に首を狩られにきたのか? あいつら見ただろ? なんか並んでたよ。なんかベテラン軍みたいなやつら? あいつら俺が全員首を狩ってやるよ!」
――小峠選手は動いてこのメンバーの中に入った理由は?
小峠「まあでも、俺はいつも過去と戦ってますからね。ドンドンドンドン新しいものを見せて。一致団結ですかね。俺らの世代のレスラーが面白いっていうのを。俺はもう他の5人よりも、自分のスタイルに自信を持って進めていくだけと思ってまして。タイトルを獲るってことは全然諦めてないんで。俺のスタイルで。注目してますよね、みんな? 注目してくださいよ。注目させるのも俺の役目ですから」
――清宮選手は身体を引きずってまで出てきた理由は?
清宮「やっていかなきゃいけないと思ってますよ。でも、今はその方法がちょっとわからないだけで。でも必ず、上を超していかなきゃいけないんで」
――北宮選手は?
北宮「みんな向いている方向は一緒ですよ。あと1つ、忘れないでほしいのは、俺たちはタッグのチャンピオンだ。向こうはシングル持ってるかもしれないけど、俺たちはヘビーのタッグのチャンピオン。丸藤、杉浦、他の誰でもいい。ヤツらに野心があるなら、獲りに来るだろう。守りに入ったレスラーに、野心がないレスラーに興味はない。それだけだ」
中嶋「まあさ、それぞれの思いで、それぞれの色があるけど、でも1つの思いでこうやって集まってるってことは…何が言いたいかって? 始まりなんだよ」
【試合後の杉浦、田中】
田中「リング上で言ったことが全てです。まあ、僕がアピールしたので、カード組まれるかどうかっていうのはノアさんに任せますけど、リング上で言って、お客さんからああいうような反応があったということは、それ相応な対処をしてくれるもんだと思います」杉浦「この状況で来てくれて。やっぱし頼もしい俺の相方ですよ。凄い力強い。ありがとう」
田中「またよろしく」
【丸藤の話】「今日勝ったからって調子に乗ってんのか? 見たか? ヨネ、ストーム、齋藤、そして…田中将斗さん。まさかまさかの助っ人が来たじゃないか。俺は…俺は田中将斗、あんな強えヤツと戦いたくねえんだ。横に並んでほしい。ありがたい。あいつらを潰してやる。見とけ。まだまだ世代は変わらない」
NOAHの創始者である三沢光晴メモリアルが開催され、会場には献花台が設置、写真パネルなども展示され、東側バルコニーに設置された三沢の遺影に向かって全所属選手、スタッフ、観客全員が1分間の黙祷、味方リングアナが「GHCヘビー級選手権者・255パウンド、三沢光晴〜!」とコールされると、スパルタンXが流されてから今年も緑の紙テープが投げ込まれ、亡き故人を偲んだ。
セミファイナルではGHCヘビー級挑戦者決定戦が行われ、杉浦への挑戦権をかけて拳王と清宮が対戦。この試合は過去2戦行われているが全て拳王の勝利、清宮にとっても3度目の正直となった。
清宮が読み合いからジェンピングエルボーを放つと、場外の拳王に三沢式フェイントからウルトラタイガードロップを狙うが、リング下の拳王がキックで足を払って場外戦を仕掛ける。しかし清宮は鉄柵攻撃で拳王を鉄柵外へ出すと、鉄柵越えのフライングクロスボディーを放って先手を奪う。
しかしリングに戻ると拳王はサッカーボールキックからロープ越しのフットスタンプ、キャメルクラッチ&フェイスロックとすぐ流れを変え、清宮もエルボーバットから背面エルボーで流れを変えようとするが、拳王はアンクルホールドで捕獲し、逆立ちにしてどてっ腹にミドルキックを放つ。
拳王はオーバーヘッドキックを炸裂させるが、清宮はドロップキックで応戦し、変形リバースDDT、サイド式ブレーンバスターからタイガースープレックスを狙うも拳王が堪える。そこで清宮は拳王を肩車するが、拳王はリバースフランケンシュタイナーで切り返すと、蹴暴を狙う。
しかしかわした清宮は旋回式フェースバスターから急角度ジャーマン、拳王が強烈な右ミドル、清宮がエルボーを打ち合う打撃戦は、ミドルキックで拳王が競り勝ち、旋回式フェースバスターも着地した拳王がミドルキック、蹴暴からダイビングフットスタンプを投下、ところが清宮がドロップキックで撃墜し、ランニングエルボーからタイガースープレックスホールドが決まって勝負あったかに見えたが、拳王はカウント2.9でキックアウトする。
清宮はもう一度タイガースープレックスを狙うが、一回転して拳王が着地するとハイキックから蹴暴、ダイビングフットスタンプと畳みかけて3カウントを奪い、杉浦への挑戦権を獲得する。メインの三沢メモリアルマッチでは杉浦と丸藤が久々にタッグを組んで、中嶋&潮崎組と対戦。
先発は杉浦と中嶋が登場し、二人はキックで牽制し合えば、丸藤と潮崎は逆水平合戦を黒広げる。しかし潮崎が串刺しを狙うと、かわした丸藤が串刺し虎王を炸裂させ、潮崎はダウン、その間に杉浦も中嶋を強襲し、場外マットをはがしてからネックスクリューを敢行、丸藤も潮崎にエプロン上でのパイルドライバーで突き刺して、二人に大ダメージを与える。
リングに戻ると杉浦は鬼エルボーを潮崎に浴びせ、丸藤もネックロック、ネックツイストと孤立した潮崎を痛めつけ、杉浦が控えの中嶋にビックブーツを放ってから潮崎をチンロックで捕獲、中嶋がサッカーボールキックでカットに入っても、受け流した杉浦は張り手一閃で中嶋を排除、丸藤も鞭のようにしなる逆水平で潮崎を追撃する。
劣勢の潮崎は丸藤の追走式ロープワークを読んでバックドロップで投げると、やっと交代した中嶋は控えの杉浦を強襲、しかし試合権利のある丸藤の側転からのドロップキックを喰らってしまい、杉浦組は連係を狙うが、中嶋は2人相手にミドルキックを乱打、ミサイルキックを放ち、丸藤にハイキックを狙うも、かわした丸藤はトラースキックから三沢ばりのローリングエルボーを放っていく。
交代した杉浦は中嶋と打撃戦を展開も、交代した潮崎はフライングショルダーからマシンガンチョップ、ランニング手刀も、杉浦はブレーンバスターの構えから前に投げ捨て、串刺しビックブーツから往復式串刺しニーで応戦し、雪崩式ブレーンバスターから逆エビ固めと潮崎を追い詰めていく。
潮崎がロープに逃れると、杉浦はランニングニーを狙うが、キャッチした潮崎は逆水平、杉浦もエルボーで応戦してラリーに発展、杉浦がワンツエルボーで競り勝ち、潮崎のフライングショルダーも膝蹴りで迎撃してからランニングニーを浴びせ、オリンピック予選スラムを狙う。
潮崎は堪えて杉浦をコーナーへ押し込むと、中嶋が入り、カニバサミで杉浦をターンバックルに激突させから顔面を蹴り上げ、丸藤も中嶋に虎王を浴びせてカット、潮崎にもトラースキックイリュージョンを放っていくが、受けきった潮崎は豪腕ラリアットを炸裂させて4選手がダウンとなる。
杉浦と潮崎が立ち上がるが、潮崎が豪腕ラリアットを炸裂させると、ゴーフラッシャーからエメラルドフロウジョンを狙うが、杉浦が堪え、そこで丸藤が杉浦を踏み台にして虎王で強襲し、杉浦が鬼エルボーを浴びせるも、潮崎は左のラリアットからリミットブレイクを決め、丸藤がカットも、中嶋がバーティカルスパイクで丸藤を排除し、杉浦の顔面を蹴り上げ、最後は潮崎が豪腕ラリアットで杉浦から3カウントを奪い、激戦を制した。試合終了後にはヨネ、ストームが丸藤を激励すると、7・3ZERO1札幌大会で小幡優作を破り世界ヘビー級王座を奪還したばかりのZERO1の田中が出現、世代闘争に参戦を表明する。拳王も杉浦から王座奪還をアピール、潮崎、中嶋、北宮、小峠、清宮が拳王に呼応、最後は潮崎が三沢メモリアルを締めくくった。
拳王らはかつて三沢が率いていた超世代軍とイメージされているが、超世代軍は三沢という中心がいて成り立っていた。新世代軍は誰が中心となっていくのか、新世代軍は共闘はしつつも誰が中心になっていくか、これからが競争なのかもしれない。また現世代軍には杉浦、丸藤、ヨネ、ストーム、彰俊に、弾丸ヤンキースの盟友である田中が加わった。田中がNOAHに本格参戦となると新世代にとっても脅威的な存在なる。またジュニアでも大きな動きがあり、諸橋がHAYATAをクリップラーフェースロックで降した後でHi69&稔&小川との共闘、ジュニアタッグリーグへの参戦をアピールすると、ZEROから元ジュニアライトタッグ王者の日高&菅原が現れ、GHCジュニアタッグ王座への挑戦、ジュニアタッグリーグ参戦をアピールした。
諸橋に関してはスポット参戦扱いだったが、Hi69との共闘で本格的参戦を果たすのか、日高&菅原はジュニアライトタッグ王座で実績を作り、また日高も藤田ミノルとのGHCジュニアタッグを保持した経験もあってNOAH慣れしている選手だけに、これもNOAH勢にとっても驚異的な存在である。第2試合で長井とコーディが対戦し両者リングアウトとなるも、試合後にマイバッハが現れ3人で握手をかわし共闘をアピールした。3人は宮本裕向を交えて共闘はアピールしていたが、宮本の参戦が途絶えたことで、中途半端に終わっていた。世代闘争にはマイバッハだけはどちらにも属さず中途半端になっていたことから、長井&コーディと本格的に組むことで、独自性をアピールしていくのか…
後楽園ホール側の都合で、最近は日曜昼の興行は午前11時30分からの開催が当たり前になったが、それにかかわらず三沢メモリアルということで満員となった。新展開の連続で今回は活気を見せたNOAH、この活気がこれからも続いて欲しい、それが三沢の願いでもある。
【世代闘争本格化!】
6.10後楽園ホール大会へのたくさんのご来場ありがとうございました!様々な動きのあった今大会。今後のノアをお見逃しなく!
結果→ https://t.co/KjE3akIDdw#noah_ghc pic.twitter.com/FBRM7CxYGu
— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2018年6月10日【NOAH】三沢メモリアルで“ノア版超世代軍”誕生 上位世代軍には田中将斗が電撃加勢▼拳王復権へ挑戦権獲得▼小峠新色マント用意も…北宮革命軍入り回避▼諸橋がHi69&稔らと合体 ZERO1日高&菅原がJrタッグリーグ参戦へ▼長井&マイバッハがコーディと合体…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/REDJ6f1U2T
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年6月10日後楽園大会御来場ありがとうございました。
続々と名乗りを上げてきた今年のJrタッグリーグ
マイクのような笑いなんか必要ない、しっかりと闘いでノアジュニアを魅せる!#noah_ghc@PKDX pic.twitter.com/2yznrdKHXi
— 原田大輔 (@noah_harada) 2018年6月10日NOAHに乗り込んできたよ!
GHCJr.のベルトをZERO1に持ち帰る。そのためにJr.タッリーグに乗り込んでやるぜー!!#ガツオ#挨拶#ゆるかったね#pwzero1 #noah_ghc pic.twitter.com/xT6YrG6Lgw
— Ikuto Hidaka (@hidakaikuto) 2018年6月10日出るからには全部かっさらうぜ!!#noah_ghc#pwzero1 #ゆるい挨拶は#作戦よ https://t.co/gDixkIbbUq
— 菅原拓也 (@sugawara_takuya) 2018年6月10日モンスターを手に入れた!
間違い無く面白くなる。 pic.twitter.com/lvIjmPyhBP
— 長井満也 (@Mitsuya1110Dk) 2018年6月10日三沢さんの追悼セレモニーでコールさせて頂きました。
生前、1度も接点の無かった自分がNOAHのリンクアナウンサーとして居る事をどう思われるんだろう?
ふとそんな事を思いました。
今となってはお聞きする事は出来ませんが、来年の今頃はもっと成長した姿でコールを贈らせて頂きたいです。#noah_ghc pic.twitter.com/SxlC8jboc6
— 味方冬樹 (@mikata_fuyuki) 2018年6月10日 -
引退勧告を受けていたことを告白…捨て身の吉野正人がYAMATOから逆転勝利でKING OF GATEを制覇!
5月の月間MVPはこちら(選択項目数3)https://t.co/BIb5qpAjZq
5月のタッグMVPはこちら(選択項目数3)https://t.co/80QPoZPReq
5月のベストバウトはこちら(項目選択数8)https://t.co/RvkOFqSM0K
5月のベストシリーズ&興行はこちら(項目選択数5)https://t.co/Ge3SgzYyg1
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年6月3日
6月9日 DRAGON GATE「KING OF GATE 2018」博多スターレーン 1500人 超満員札止め<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○望月成晃 K-ness.(9分6秒 片エビ固め)×パンチ富永 “brother"YASSHI
※真最強ハイキック◇第2試合◇
▼20分1本
○横須賀ススム(9分13秒 ジャンボの勝ち!固め)×シュン・スカイウォーカー◇第3試合◇
▼30分1本
×Ben-K(11分5秒 無効試合)×神田裕之◇第4試合◇
▼30分1本
○Kzy 堀口元気(11分32秒 スカイデ・スクールボーイ)ドン・フジイ ×斎藤了◇第5試合◇
▼30分1本
B×Bハルク Kagetora ○ヨースケ・サンタマリア(13分54秒 狙い撃ち)土井成樹 ×ビッグR清水 ジェイソン・リー◇第6試合◇
▼45本1本
○ドラゴン・キッド Gamma 石田凱士(14分59秒 バイブル)鷹木信悟 ×Eita 吉田隆司◇第7試合◇
▼KING OF GATE 2018 優勝決定戦/時間無制限1本
○吉野正人(23分16秒 トルベジーノ十字固め)×YAMATO
☆吉野が優勝(試合終了後)
吉野「博多ぁ! キング・オブ・ゲート2018、オレが優勝したぞ! YAMATO、オマエはオレと闘う前に言った通り、確かにオマエは人気も実力も申し分ない選手や。オマエが、YAMATOが確かにドラゴンゲートの中心にいてるかもしれない。でも言ったよな。オレも闘龍門から数えて18年、このリングでやってきてるんや。今日はそのオレの意地と覚悟、それだけや。
YAMATO、ドラゴンゲートの中心にいるんやったら、またいつでもシングルマッチやろうやないか。
それから望月さん、この1カ月、キング・オブ・ゲート、公式戦から決勝トーナメントまで勝ち抜いて、ようやく長い闘いクリアして、望月さん、アンタにたどり着きましたよ」望月「吉野正人、キング・オブ・ゲート、2度目の優勝おめでとう。まあオレはキング・オブ・ゲートに参加しなかったからよ、3カ月、防衛戦なしで待ちくたびれたよ。オマエは18年の意地を見せるって言ったな。だったらオレはキャリア25年の意地を見せてやる。だいぶお疲れのようだけどな、オレはオマエの実力をよく知っている。明日はオレは一切、油断せずにガンガンいかせてもらうからな。覚悟しとけよ(と言って退場)」
吉野「望月さん、オレよりキャリアが長かろうがYAMATOみたいにオレより下のヤツでも、オレはこのリングで闘ってきたことを証明するためにも、絶対にあんたにも譲るわけにはいかんのや。見ての通り、オレは立つのもキツい。明日はもしかしたらだいぶあんたに有利かもしれん。でもオレは体がどうのとか首がどうのとか、そんなことはどうでもいい。気持ちひとつしかない。その気持ちひとつであんたのそのベルトオレが取ったろうやないか。
土井ちゃん、あのーいま勢いでカッコよく決めたつもりやけど、8月も博多あるんで、是非ドリームゲート戦はその8月の方でやってもらえないでしょうか。ちょっと…ねえ、望月さんがいた手前、強気なことを言いましたけど、キング・オブ・ゲートの決勝を今日YAMATOとやって、翌日望月さんとドリームゲートキツいでしょう。ちょっと8月に皆さんの力でなんとかお願いできないでしょうか…」土井「ちょちょちょ! せっかくいまカッコよく決めたのに8月はちょっとダメでしょう(苦笑)。明日いきましょうよ。皆さん期待してますから(「ヨシノ」コール)」
吉野「土井ちゃんがそこまで言うんやったら8月じゃなく、明日やろうやないか! まあオレが今言ったところで変わらんと思ったけど、まあ本当にキング・オブ・ゲート2018、皆さんに応援のおかげで優勝することができまいた。本当にありがとうございます。本当ね、キング・オブ・ゲートが始まる前にもチラッと言いましたけど、オレは去年、中心性頸髄損傷をやって、首の頸椎ヘルニアもやって、医者には引退しろとか最低でも1年休めと言われましたけど、でもやっぱりその時にオレの元に届いたのはみなさんの応援する声でした。
復帰してからこのキング・オブ・ゲートが始まるまで無理言ってオレは約2年間、シングルマッチというものをはずしてもらって、タッグとか6人タッグでやらせてもらいましたけど、でもオレはこのキング・オブ・ゲートに懸けてた。さっきも言ったようにオレはやっぱりこのリングで、闘龍門から闘ってきたんや。その意地だけは絶対に負けたくない。誇りを持ってオレはこれからもこのドラゴンゲートのリングで闘いたいと思います。
まあこういうマイクをするのはまだ1日早いな。明日は望月成晃や。散々蹴られるやろう。頭も首も蹴られると思うわ。それでもオレはこの気持ち一つで最後までこのリングでドリームゲート戦、闘い続けたいと思います。そしてその先に見てるのはドリームゲートチャンピオンになった吉野正人や。その姿を明日は必ずここに来てくれた皆さん、そして明日はTNCも入りますよね。TNCの中継も入ります。その放送を見てる皆さんにオレがベルトを巻いてる姿を届けたいと思います。
ここまで来たらやるしかないやろ。オレは何が何でも明日、ドリームゲートのベルト取ったるから楽しみにしとけや!」【吉野の話】「キング・オブ・ゲート2018、吉野正人、優勝したぞ。もうリング上で言ったことがすべてや。オレが18年やってきたことが間違いじゃなかったと証明するためにもオレはこのキング・オブ・ゲートに懸けてたんや。いまさら体のことがどうのこうの言ってもしょうがない。タイトルマッチは明日に決まってる。ここまできたら望月成晃には絶対に負けられへん。体とか技とか、そんなもんじゃない。気持ちひとつや。明日は気持ちひとつで望月成晃から絶対にドリームゲートのベルトを取ったるからな。それだけや」
【YAMATOの話】「また負けた。また吉野にしてやられた。今年のキング・オブ・ゲート、準優勝で終わってしまった。準優勝なんて準優勝も最下位も変わらねえけど、でも今年はKzy、Ben-Kもそう。準決勝の土井もそう。今日の決勝もそう。まあいい経験ができた。ここで負けたってことは今日の時点では吉野よりオレが弱かったってだけの話。まあ正直、36歳だけど、今年37か。まだまだこれからということで、まだまだ強くなれるチャンスを今日は与えられたってことだよ。オレはこのままじゃ終わらんからな。センキュー」
吉野vsYAMATOによるKING OF GATEの優勝決定戦が行われ、ロックアップ、YAMATOロープに振ると、吉野がドロップキックで強襲、場外に逃れたYAMATOにトペを発射、リングに戻ると腕吉野などで左腕攻めでリードを奪うが、YAMATOがショルダースルーでエプロンに出すと、ロープ越しの延髄斬り、ロープ越しでの垂直落下式ブレーンバスターで突き刺してからクロスフェースで捕獲、吉野が逃れるも打撃戦から突進したところでYAMATOがバタフライロックで捕獲、逃れても失速した吉野をYAMATOが何度も顔面を蹴る。
吉野は張り手からランニング張り手、串刺しも迎撃してタランチュラで捕獲も、滞空式ミサイルキックはかわされると、YAMATOはgo 2 Hospital IIからエクスプロイダーで返し、CBVで捕獲して絞めあげる。
YAMATOはランニングエルボーも受けきった吉野はフロムジャングルで捕獲、YAMATOが逃れてもエビ固め、スリングブレイドと畳みかけ、滞空式ミサイルキック狙いはYAMATOが追いかけ、雪崩式ブレーンバスター狙いは吉野が堪えて前転しパワーボムで叩き落し、滞空式ミサイルキックを発射する。
吉野はトルベジーノを狙うが、キャッチしたYAMATOは旋回式ギャラリア、go 2 Hospital IIからミサイルキック、ギャラリア狙いは逃れられてもYAMATOはgo to Hospital I、それでも吉野はトルベジーノからソル・ナシエンテで捕獲はYAMATOがエビ固めで押し潰してスリーパーからスリーパースープレックスで投げ、ギャラリアからラグナロク狙いは、吉野が逃れてYAMATOが突進も吉野がラリアット、トルベジーノからソルナシエンテで捕獲する、
YAMATOは逃れてスリーパーからギャラリアで突き刺すと、ラグナロク狙いは吉野が十字固めで切り返し、YAMATOの全知全能のフランケンも丸め込み、最後はラグナロクを狙ったところで吉野がトルベジーノ十字固めで切り返して3カウントを奪い逆転勝利、優勝を果たした。昨年首の負傷から復帰した吉野は昨年のKING OF GATEは大事をとってリーグ戦は辞退、試合後のマイクアピールでは引退勧告まで受けていたことを告白した。新体制では選手兼任でフロントも務めることになるも、今年のKING OF GATEは吉野も首の爆弾を抱えながら背水の陣でエントリーし、開幕戦では鷹木に敗れて黒星スタートとなったが、優勝に結びつけた。
休むまもなく10日での大会では望月の保持するドリーム王座に挑戦する、捨て身の覚悟で臨んでくる吉野を望月がどう受け止めるのか… -
ジェリコワールドに引きずり込まれた内藤が完敗!メイ新社長が登場!
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年6月3日
6月9日 新日本プロレス「保険見直し本舗Presents DOMINION 6.9 in OSAKA-JO HALL」大阪城ホール 11832人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇大会前◇
(大会開始前、新日本プロレスの代表取締役社長兼CEOに就任したハロルド・ジョージ・メイの挨拶が行なわれた。まずは場内の大型スクリーンでメイ社長のイメージVTRが流れ、木谷高明オーナー、棚橋弘至も登場。凝った作りで場内を盛り上げる。
そして、VTRが終わると、通路に立つメイ社長にスポットライトが当たる。そこから通路を走ったメイ社長がスライディングでリングへ入り、ファンに向けてしゃべり始めた。)
メイ「(※大拍手)皆さん、こんにちは!(※流暢な日本語に場内驚き&大拍手) こんにちはー!(※『こんにちはー!』の大合唱) アリーナ!(※大歓声) 2階席ー!(※大歓声)今日は皆さん、おいでいただきまして、本当にありがとうございます(※大拍手)。私は新日本プロレスリング代表取締役社長のハロルド・メイと申します(※大拍手)。中にはですね、私を“ハロルド社長”と呼ぶ方もいますけど、名前がハロルドで、苗字がメイですので、“メイ社長”と覚えといて下さい(※大拍手)。まあ本当は、どちらでもいいんですけれども(※場内笑)。僕は、プロレスが、大好きです(※大拍手)。そして、大好きなプロレス、大好きな新日本プロレスのために、すべてを捧げて頑張ります(※大拍手)。今日は、楽しんで見といて下さい。私も楽しませていただきます(※大拍手)。そして、今日は多くの外国のファンの方々もこの試合を見ております。この場を借りて、そのファンの皆様にも英語でご挨拶したいと思います。え~、“カッコ”英語もできますので“とじカッコ”(※場内笑)」
(ここからメイ社長は英語で力強いスピーチを行ない、改めて場内のファンに向けて「皆さん、よろしくお願いいたします」と挨拶。
その後、菅林直樹会長が新日本プロレスのジャージをメイ社長へ贈呈し、2人はリング中央でガッチリ握手。
最後に、メイ社長は四方の客席へ向かって礼をして、リングを降りる。そして、ファンと握手をしながら退場した。)
【メイ社長への囲み取材】
--ファンの前で初めてご挨拶されましたが、感想は?
メイ社長「ホントに温かく反応してくれて、ホントにファンは『プロレスを愛してるんだなぁ』と感じました。なんか今日、正式にその(新日本プロレスの)一員になったので、ホントに私もうれしく思います」--大会場にたくさんのファンが集まってる熱気をどう感じられましたか?
メイ社長「いや、ホントに新日本を支えてくれてるのがファンだっていうのを、僕は昔から言ってるんですけども、まさしくあの場に立って360度の目線を浴びると、『もっとこの人たちが喜ぶプロレスを提供しないといけないなぁ』っていう責任感を同時に感じて、ホントに元気を僕がもらったぐらいなんで、ホントによかったと思います」--今日もチケットは完売が完売したことに関しては?
メイ社長「ホントに今の新日本の表れですよね。こうしてファンが喜ぶような試合、喜ぶようなカード、喜ぶようなレスラーが、今の新日本にあって、しかもホントに思い出にもなって、しかも客層を見ても、僕はいつも思うんですけど、男性客だけでなくて、若い女性から子供とか、非常にベテランのファンもいれば、今日は初めて試合に来たかっていう方もいるってことで、ホントに幅広く、そういうファンにドンドンこのプロレスの良さを伝えていけたらなぁと、ホントに思います」--英語での挨拶の中に“夢”とか“ネクストステージ”といった言葉がありましたが、具体的なアイデアはありますか?
メイ社長「それは改めて作戦については、戦略はそのうち発表させていただくんですけども、間違いなく言えることは、ファンのベースをどんどん増やしていきたい。国内外ですけども。そのためにはファンがホントに喜ぶような『プロレスはなんぞや』ってことをもっともっと考えて、それを強化していきたい。その一言に尽きますね。あと、海外のファンのことを考えると、英語のコンテンツが非常にまだ残念ながら少ないんで、結構、そこも強化していきたいなと思うんです。というのはやっぱり、(プロ)レスリングの素晴らしさの一つっていうのは、ドラマ性だと思うんですよね。そのドラマっていうのは、なかなか海外にいては伝わらない部分があるので、そこを強化することによって、ドラマをいっしょに体験してくれることも可能になるのではないかという風に思います」--そもそも最初に社長就任を要請されたのはいつで、その時はどういう気持ちになられましたか?
メイ社長「木谷オーナーとは前から関係があったんですけど、タカラトミーを辞めてから電話がかかってきまして、『(社長になるのは)どうか?』と。僕のプロレス好きだっていう、プロレスファンであるというのはよく知ってたようなんで。僕もですね、ビジネスマンとして非常に幸運だなと思うんですよ。というのは、ビジネスマンっていうのは、自分ができるビジネススキルと、やりたい分野がマッチすれば自然とすごいパワーが出ると、僕は信じてるんですね。今回は過去のスキルと経験っていうのは、いろんな会社を運営してきてある(持っている)と木谷さんが判断してのものでしょうけど、もう一つはプロレス愛というものがなければ、どれだけスキルがあっても組めないっていうところが、今回はビシッとフィットしたんで、僕も一ビジネスマンとしてそこがうれしいですよね。自分がやりたい仕事、やりたい分野で仕事ができるって、こんな幸せなことはないと思うんです。それだけでパワーをもらえるし、今日のファンの反応を見ても、ほんとに新日本を応援してくれてるんだなぁっていうのを感じたんで、ますます頑張れると思います」◇第1試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[第57代王者組]金丸義信 ○エル・デスペラード(9分29秒 エル・エス・クレロ)[挑戦者組]YOH ×SHO
☆金丸&デスペラードが3度目の防衛に成功【バックステージでの金丸、デスペラード】
デスペラード「(※目をおさえ)イッテー!目がいてぇ!」
金丸「まぁ、たまにはこういうこともあるけどよ、ミスっていうな。それでも、やっぱり俺らの頭と腕の違いだよ。わかったか、小僧2人。テメェら、勝てるわけねぇだろ。たまたまだ。たまたまシングルで勝っただけだよ。それで俺らがタッグの挑戦を受けてやったんだ。これでわかったろ?」
デスペラード「バカだねー。一人潰しておいて負けるか。バカだな、お前ら。全然、自分がヤバくなった時にどう動くとか、頭にねぇからこういうことになるんだよ。ノブさん、ヤバかったっすよ。死ぬかと思った」
金丸「まぁ、これも作戦のうちだよ。こういうこともあるってことだ」
デスペラード「怖いねー。敵をダマすには味方からだってよ」【バックステージでのROPPONGI3K】
ロメロ「(※SHOに肩を貸してバックステージに戻って来る。インタビュースペースに入ると、SHOは頭を抱えてフロアに座り込む)OK、OK。みんな見たか、SHOとYOHは『BEST OF THE SUPER Jr.』を通して毎試合、彼らの力を証明してきてみせた。そして今日も、その『SUPER Jr.』と同じように全身全霊で闘った。今日も同じ闘いだった。でも、相手はクソッたれ。アイツらは変わらずウンコだ。スズキグンの常套手段、愚かな、ずるい作戦、ウイスキーを使った汚い手にまたやられてしまった。もうこうなったら1対1で闘おうじゃないか。男として、サムライとしての試合をしようじゃないか。サムライというのは騎士ってことだ。俺たちは必ずやり返す。SHOもYOHもな。俺はウソは言わないぞ。デスペラード、カネマル、スズキグン、お前ら待ってろよ。“ROPPONGI 3K”はお前らのケツをどこまでも追っていくからな。YOH、しゃべてやりな」YOH「勝てねぇ……勝てない……。何回目だ、ジュニアタッグ? 3回目……。勝てない……。ああ……風はね、風はこっちにね、流れてるはずなんだよ。勝てねぇよ……。ああ……でも、あきらめられない。僕らはね、しつこいんだよ。もっともっと強くなって、(ベルトを)獲り返すまでだよ」
SHO「(※フロアに座り込んだままで)瓶の攻撃、数々の反則、それもすべて含めて鈴木軍だ。やる前からそういう闘いで来るってことはわかってた。わかってたけど、まだまだやられるってことは、まだまだってことだ。(※立ち上がりながら)ま、次だ。次、次、次、次。俺はもう、次を見てるんだよ」
◇第2試合◇
▼30分1本
○ジュース・ロビンソン デビット・フィンレー(7分26秒 片エビ固め)×ジェイ・ホワイト YOSHI-HASHI
※パルプフリクション◇第3試合◇
▼30分1本
鈴木みのる ○ザック・セイバーJr.(8分42秒 変形ジム・ブレイクス・アーム・バー)石井智宏 ×矢野通◇第4試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合3WAYマッチ/60分1本
[挑戦者]○マイケル・エルガン(13分46秒 エビ固め)[挑戦者]×タイチ
※エルガンボム、もう一人は[第17代王者]後藤洋央紀
☆後藤が3度目の防衛に失敗、エルガンが第18代王者となる【エルガンの話】「『DOMINION』には多くの思いがある。2年前、この大会で新日本プロレス史上初のラダーマッチをやって、ケニー・オメガに勝った。昨年は残念ながら自分の思い通りにはいかなかったが、今年はこの日に照準を絞って、自分自身、最高の肉体を作り上げて戻ってきた。(※NEVER無差別級のベルトを示して)これを手に入れるためにな。ゴトー、見たか。こういう闘い(※3WAYマッチを指す)にはなったけれども、俺がこのベルトを手に入れた。実はタイチが絡んでくるのは想定外だった。ゴトーもそう思ってるはずだ。俺は“闘う王者”らしい振る舞いをする。このベルトを懸けて、また闘ってもいいぞ。場所はどこでもいい。ニュージャパンでも、イギリスでも、メキシコでも、アメリカでも、カナダでも。ゴトー、お前が望む所で。このベルトは俺のものだ。でも挑んでくるなら、受けて立つ。奪えるものなら奪ってみろ」
【後藤の話】「おもしれぇじゃねーか、マイケル・エルガン。また、NEVERのベルトが新しい景色を見させてくれた。完敗だ……。でも、なんだろうな? このモヤモヤ感は。元々、タイチなんかいらなかったはずだ。エルガン、もう一度、俺と1対1で勝負しろよ。エルガン、ものモヤモヤ感、お前も一緒だろ? もう一度、シングルで、1対1で決着をつけよう」
【タイチの話】「(※あべみほと若手に肩を借りコメントブースの登場)オイ、コラ!お前か!(※記者の服を引っ張り)コラ!コラ!コラ!だから、ハゲ!デブ!ヒゲ!ブタ!テメェ、いらねぇっつったろ!(※肩を貸していた若手を床に叩きつける)オラッ!だから、ジャマだっつんてんだよ、最初から。だから、いらねぇっつったんだよ、あのヤロー。危ねぇんだよ、アイツはよ!オイ、デブ!チキショー。後藤とも決着つかずかよ、オラ!許さんぞ。テメェら、2人でまたやろうっていう魂胆か? させねぇよ。させねぇよ、そんなこと。テメェら2人でよ。勝手に決められてたルールでよ、ボロボロにされて、また2人でやろうってか? させねぇぞ!絶対させねーぞ!テメェらにいい試合なんてさせねぇぞ!オイ、マジなヤツだぞ。終わんねぇぞ、マジのやつだ」
◇第5試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(15分3秒 片エビ固め)[第79代王者組]EVIL ×SANADA
※モア・バンク・フォー・ユア・バック
☆EVIL&SANADAが3度目の防衛に失敗、ヤングバックスが第80代王者となる【バックステージでのヤングバックス】
マット「アーリガトー、アーリガトー。言葉では表しきれないよ。“TEAM Cody”として、そしてヤングバックスとして、俺たちはプロレス界における世界的なブランドになってきた。今日、勝ってベルトを獲ることによって、自分はもう少し強欲になってもいいのかなという思いがした」ニック「でもこの試合の前、初めのうちは緊張していた。自分自身を疑うこともあった」
マット「そうだ。自分を疑うこともあった。このところ、自分は満足な闘いができなかったしね。腰のケガを抱えてたから、ニックに任せる部分が多くてタッグチームとして一歩引いた立場にいた」
ニック「でも、今日は俺が足のアクシデントに見舞われて……」
マット「そう、ニックが足を痛めてしまったことで自分が前面に出ないといけなくなった。そういう状況になったことで、無理をしてでも自分が動かなければならなかった」
ニック「悪かったな。ありがとう」
マット「それでも勝っただから、それでこそ本物のプロレスラーだってことさ」
ニック「これはまるで、(NBAでクリーブランド)キャバリアーズを守るレブロン・ジェームスのようだ……」
マット「ゴールデンステート(ウォリアーズ)に負けたから、それは言わないでおこう……。誰も疑うことないほどに、俺たちが最高のタッグチームであるということは証明できたんじゃないか。ジュニアだからどうとか、ジュニアだから俺たちは最高じゃないとか言われてきたけど、もう文句は言わせないぞ。今日は1万人以上の観客が集まって札止めとなったこのオーサカジョーホールで、夢を手にしたんだ」
ニック「これで11個目だぜ。それは今、この手の中にある。しかも俺たちは、なにかの力を借りたわけじゃないナチュラルボディーでこの強さだ。文句あるか? 何も言い返せないだろ?」
マット「EVIL、SANADA、L・I・Jのヤツらは再戦を要求してくるだろう。いつでも、どこでもいい、受けてやろう。お前ら2人が、俺たちの限界を打破させてくれたんだ。まぁ、その結果、俺たちの方が強いってことになったわけだけどな」
ニック「俺たちのレベルに追いつけるかな? 俺たちはここまで来るのに、長い長い時間を要したんだ。プロとしてな。いつでもいいぞ。どこでもいいぞ。さあい、写真撮影でもしてくれよ」
マット「ケニー、幸運を祈る。I love You」
【EVILの話】「ヤングバックスよ、負けたままで終われるかよ。ワン・モア・タイム……カモーン!」
◇第6試合◇
▼30分1本
○Cody ハングマン・ペイジ マーティー・スカル(11分35秒 片エビ固め)棚橋弘至 ×獣神サンダー・ライガー レイ・ミステリオJr.
※クロスローズ【バックステージでのCody、ペイジ、スカル】
スカル「見ての通り、アイツらは勘違い野郎の集まりだ。しかも、レジェンドと呼ばれるヤツらのな。だけど、俺たちの方が優れていた。ハングマン・ペイジとCody、そして“THE VILLAIN”マーティー・スカルの方がな。レジェンドがなんだっていうんだ? 俺たちにやられてしまったじゃないか」Cody「まぁ、殺されなかっただけでもよかったと思え」
スカル「俺たちの方が素晴らしいタッグチームなんだ。勘違い野郎は去れ」
Cody「俺たちの方がマスクもイカしてるぜ。前に顔を合わせたよりもずっとな」
スカル「その通りさ!」
※Codyがペイジ、スカルと抱き合うが、Codyの腕がスカルの顔に当たってしまう。スカル「オイ、なにをする?」
Cody「悪い。オイ、ドクターを呼んでくれ!ドクターを呼べ!(※と叫びながら、スカルを控室に連れて行く)」
ペイジ「(※1人残されて)とにかく、俺たちの勝ちさ。とりあえず、ドクターを……」
スカル「(ドクターを)連れて来てくれ!」
【バックステージでの棚橋、ライガー、ミステリオ】
棚橋「(※ミステリオに向かって英語で)新日本プロレスに来てくれて、ありがとう!」ミステリオ「新日本プロレスで試合をすることは、大きな夢だった。さらに、今日はこの2人のレジェンドと一緒にタッグを組めて、すごく嬉しかった。このチームはすごく良かったと思うし、今回は負けてしまったが、次回必ず!」
棚橋「(※英語で)ぜひ、また一緒にやりましょう!」
ミステリオ「初めてだったけど、次は勝てると信じてるし、この初めての体験っていうのは、永遠に自分の記憶に残るだろう」
ライガー「ボク、『必ずリベンジする』ってそれだけ言っておいてください。あとは、ミステリオ選手と棚橋選手に(※一足先にコメントブースを去る)」
棚橋「トップ中のトップだから。すごい“Honor”だし、すごい“Precious”な“Experience”だから、この経験を活かして、また……(※ミステリオに向かって)I will be top wrestler again.サンキュー!(※ミステリオを残しコメントブースを去る)」
ミステリオ「必ず、また戻ってきたい。そして、この尊敬する2人とタッグを組めたっていうことも、ドリームマッチだと思う。初めて3人でのタッグを組んだが、その割には自分たちのタッグは完璧な流れができたと思う。このタッグでいつかタイトルが獲れるんじゃないかなと思えるぐらい良いチームだったと思う」◇第7試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者/BOSJ25優勝者]○高橋ヒロム(20分20秒 体固め)[第80代王者]×ウィル・オスプレイ
※TIME BOMB
☆オスプレイが4度目の防衛に失敗、ヒロムが第81代王者となる【バックステージでのヒロム】
ヒロム「(※コメントブースに床に座り込み)ハァハァ……長い闘いを制した……間違いなく、この俺が“世界最強のジュニア”だ。そして、新日本プロレスジュニアの、いや、新日本プロレスの象徴は、この俺だ。オスプレイ、オスプレイ、オスプレイ……素晴らしいよ。俺は世界最強の男だ。でも、正直、紙一重だ。オスプレイ、お前は間違いなく世界で“1,5番目”かな。まぁ、俺の次に強ぇのは間違いねーよ。いや、わかんねぇな。石森かもしれねーな。1.5争い、難しいところだな。オスプレイなのか、石森なのか、難しいところだ。試合を作ったのは、(※カメラを指さし)お前らだ。素晴らしいよ。いいんじゃない。声出して、その楽しんでる感じ。俺は好きだぜ」※ここで拍手をデスペラードがコメントブースに登場
デスペラード「素晴らしい結果だ。俺がきっちり(IWGPジュニアタッグの)タイトルを守って、お前がシングルを獲って、理想的だ。俺の理想の形になってくれた。素晴らしい。ありがとう。愛してるぜ、ヒロム。お前が俺のもとにコイツ(IWGPジュニアヘビー級ベルト)を持ってきてくれたんだ」ヒロム「ハァ……つまらないことはいいよ。なんか言いたいことあるの?」
デスペラード「無いと思うか? おまえはバカじゃないだろ? 俺がここに来た理由ぐらいわかってんだろ?」
ヒロム「ああ!わかってるよ。わかってる。言わなくても、お前の心は、イヤになるほど、嫌いになるほどわかってるよ。そうだ……お前が言わなくても、次のチャレンジャーは、エル・デスペラード、お前だよ!」
デスペラード「聞いたか、オイ? チャンピオン、直々のご指名だ」
ヒロム「ああ、その通り」
デスペラード「ほら? 俺たちは相思相愛なんだよ」
ヒロム「言わなくていいよ。俺のこと、愛してくれて、ありがとう。お前のことが、(※デスペラードのマスクに手を当て)いや、お前のこの中身が大嫌いだから、愛せない。でも、俺のことをたくさん愛してくれるんだったら、いい試合ができそうだ。なぁ、デスペラード?」
デスペラード「ハハハ!楽しみだ。いつやるのか、お前が決めてくれ。俺はいつまで待っててやる。愛してるからよ!ハハハ(※コメントブースを去る)」
ヒロム「(※手を振りながら)ありがと~。いいんじゃないの? たしかに『SUPER Jr.』で負けた借りは返さなきゃいけないと思ってました。まさか、向こうから来るなんてな。俺が呼ぼうと思ってたのに。まぁ、いいよ。アイツと俺はどうやら(※胸を指さし)ここがつながってるみたいだ。嫌いと言えど、愛してると言えど、どうやら“なにか”の線でつながってるみたいだな。楽しませてくれよ、エル・デスペラード……」
【オスプレイの話】「(※若手に両肩を担がれて引き揚げてくる。インタビュースペースにたどり着くとフロアに仰向けになり、しばらく目を閉じている。しばらくの沈黙の後、ボソボソッと)俺になにか言わせないのか……。なにを言えばいいのかな……。(※『ウウッ』と声をあげながら上体を起こして)もしかしたら今日、勝つべきところは勝ったと言えばいいのか……。今日は無謀な試合だったかもしれないけど、自分自身は全力で闘った。ただ、やはり自分の体が万全ではなかった。この競技をしているにあたって、冒しているリスクははっきり把握してるつもりだ。それをしっかりと受け止めて闘っている。この試合の前に、キャリアを短く終えてしまうレスラーの話、ケガをしたプロレスラーの話というものが出たかもしれないけど、プロレスラーとしてチャンスがあるのなら、それを信じて相手と正々堂々と闘うべきだと思う。今日の試合は世界でも最高と最高、ベストとベストによる試合だった。それに関しては誇りに思っている。しかし今、自分が何をすべきかとなると、体が何を訴えているかをしっかりと耳を澄まして聞く時間を作らなければいけない。しっかり体が回復させるまで、時間が必要だ。時間をかけて、自分の体が大丈夫と言ってくれるまで待ちたい。(※ゆっくりと立ち上がり)ジュニアではできる限りのことはやったかもしれない。しかし、必ず戻って来る。ニュージャパン・プロレスリングのウィル・オスプレイとして……」
◇第8試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[挑戦者]○クリス・ジェリコ(17分16秒 片エビ固め)[第18代王者]×内藤哲也
※コードブレイカー
☆内藤が初防衛戦に失敗、ジェリコが第19代王者となる【ジェリコの話】「(※テーブルが用意されていたが、イスを蹴飛ばし、テーブルの上に並べられていた缶ビールを払い落として、フロアにヒザを着く。右肩にベルトを掛け、テーブルで体を支えるようにしてコメントを発する)なにが聞きたい? どっちが勝ってもおかしくない闘いだった。これを見ろ(※と言って、左人差し指から流れる血を見せつける)。見えるか? なぁ、見えるか? 血が流れてるだろ? これはナイトー、そしてジェリコ、その2人の男が互いに流した血である。この2人の男が、全身全霊を懸けて闘った結果である。この試合はプロレスラーとしてのキャリアの中でも一番といってもいいほどキツイ試合だった。ナイトー・テツヤは大変、大変優秀で、素晴らしいプロレスラーだ。だから、これほど厳しい闘いになったんだ。俺の人生の中でもイチバンに挙げられるぐらいにな。もう一度、この血を見てくれ。これはナイトー、そして俺、クリス・ジェリコがインターコンチネンタルのベルトを懸けて闘った結果だ。
インターコンチネンタルのベルトは今、俺のものになった。10度目のインターコンチネンタルチャンピオン。WWEで9度、ニュージャパンで1度。WWEとニュージャパン・プロレスリング、両団体のインターコンチネンタルのベルトを手にしたのは、プロレス界の歴史を見渡しても俺だけだ。このベルトが俺のものになったということは、俺はまだ日本を去るわけじゃないということだ。俺の試合はトーキョードーム、あるいは今夜だけではない。チャンピオンになったということが、それを意味している。次、いつ闘うのか、俺はまだ知らない。しかし今、ナイトーに全身を痛めつけられて、頭も手も痛みでうずいている。星が見えるほど、頭がクラクラしている。だけど、そうなるだけの価値のある闘いだった。
俺こそがプロレス界において、史上最高のレスラーであり、すべての偉大を通してももっとも偉大なレスラー、そして“アルファ”クリス・ジェリコだ。クリス・ジェリコ以外にはいない。どこに現れるのか、何をするのか、どのタイトルを手にするのか、誰にも予想のつかない男だ。その男の元にIWGPインターコンチネンタルのベルトがもたらされた。それを俺は軽んじることもない。ナイトーがこのベルトを取り戻したいというなら構わない。俺はこのベルトとともに過ごしていく。ずっとだぞ。負けることなんてないからな。食事をするときも、寝るときも、移動の時も、常に傍らに置いておく。これから、明日、フロリダ・タンパに帰るためのファーストクラスの航空券をもう1枚購入する。俺の隣の席だ。その席にこのベルトを座らせる。それほど大事なものだ。
IWGPのチャンピオンになるということは、自分にとっても素晴らしいこと。ずっと手に入れたいと思っていたし、それがすべてだと言ってもいいほどだ。日本に来るようになって26年、60回以上を数える日本遠征を経てようやく手に入れたものだ。誰であろうと、対戦する覚悟はできている。最後に、今日、この試合に勝つと信じていたのは俺だけだろう。誰も俺がチャンピオンになるなんて考えてなかっただろう。誰も予想してなかったことをニュージャパン・プロレスリングで、俺、クリス・ジェリコは成し遂げた。最後に伝えておく。ここにいるのがインターコンチネンタル新チャンピオン、クリス・ジェリコだ」
※立ち上がると、テーブルを投げつけ、インタビューバックを倒し立ち去っていった。【EVILの話】「(※内藤を肩に貸しコメントブースに現れると)ジェリコ!テメェ、ふざけんなよ!」
(オカダvsケニーのIWGPヘビー級選手権はこちら)
1年ぶりの大阪城ホールでの観戦となったが、大阪城公園前駅前には昨年から工事を始めていた レストラン、カフェが入った施設「JO-TERRACE OSAKA」が完成されていたことから様変わりしており、また川向こうでは大阪よみうりテレビの新社屋が工事されていたことから、大阪城周辺はまた様変わりしようとしていた。14時30分開場、席が埋まりだすと、15時45分からVTRが映し出されると、社長に就任したメイ社長がリングに登場、ファンに日本語で挨拶、英語でも挨拶するとファンから歓迎の拍手が送られ、早くも好感触を掴んだ。
第1試合ではIWGPジュニアタッグ選手権が行われ、リベンジを狙うROPPONGI3Kは序盤から王者組にノータッチトペコンを繰り出すなどエンジン全開で攻め込むが、場外戦で王者組が逆襲、YOHをと捕らえにかかる。
しかしSHOがデスペラードに連続ジャーマンを決めると、YOHも入って連係で攻め込み、デスペラードを捕らえた3Kは3Kで勝負にを狙うが、金丸がカットもウイスキーミストはデスペラードに誤爆、これで3Kの流れとなりSHOがラストライド式バッククラッカーからショックアローをデスペラードに狙うが、デスペラードがSHOをレフェリーと交錯させた隙に、金丸がウイスキーの角瓶でSHOに一撃、最後はデスペラードがエル・エス・クレロで3カウントを奪い王座防衛、3Kは個々のパワーアップは果たすも、またしても金丸組のしたたかさにしてやられた。第4試合のNEVER選手権3WAYマッチは、タイチは初のいヘビー級タイトル挑戦ということでディーバ・あべみほを投入、エルガンは肉体改造に成功し体重を絞り込んでビルドアップした身体を披露、序盤は後藤とエルガンの攻防にタイチが漁夫の利を狙ってくるなど、タイチは駆け引きを駆使して二人を翻弄も、エルガンがタイチをブレーンバスターで投げてから、その上に後藤をボディースラムで投げるなど、ビルドアップされても変わらぬパワーを駆使する。
後藤はタイチに雪崩式ブレーンバスターを狙うが、エルガンがトップロープに飛び乗ってパワーボム、タイチも雪崩式ブレーンバスターで投げられ、後藤に使い手の少ないとされるジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスまで披露、だが後藤もラリアットから牛殺し、裏GTRと畳みかけ、GTRで勝負を狙うが、あべみほがリングインし、レフェリーが気を取られると、タイチが後藤、エルガンをマイクスタンドで殴打する。
勝負を狙ったタイチは天翔十字鳳、バスソーキックと畳みかけ、タイチ式外道クラッチで丸め込むも、エルガンがカットに入りコーナーの後藤めがけてタイチを投げつけると、エルガンボムでタイチから3カウントを奪い王座を奪取する。第5試合のIWGPタッグ選手権は王者組が腰の調子の悪いマットを捕らえてリードを奪い、やっと交代を受けてニックもエプロンダッシュのランニングローキックを鉄柱に誤爆させてしまって足を負傷し、EVILの足刈りラリアットを喰らうなど、自身の流れに持ってこれない。
王者組はニックにマジックキラーを狙うが、ニックは逃れ、マットが入ってSANADAにダブルでの雪崩式ブレーンバスターを狙うと、EVILがコーナーのSANADAごとパワーボムで叩きつけ、ヤングバックスのインディーテーカー狙いも、体を入れ替えた王者組が掟破りのインディーテーカーを決め、ヤングバックスは窮地に立たされる。
勝負に出た王者組はマットにマジックキラーを決めると、EVILがEVILを狙うが、マットが逆さ押さえ込みで切り返し、SANADAのSkull Endに捕まるも、逃れたマットはスピアーを浴びせ、ニックが入ってEVILにトラースキック、スワンダイブを狙うSANADAにもダブルトラースキックで迎撃してから、モア・バンク・フォー・ユア・バックで3カウントを奪い、ヤングバックスは窮地から粘りに粘って王座奪取に成功、ヘビー、ジュニアのタッグ制覇を達成する。第6試合の豪華6人タッグ戦はライガーが捕まる展開となるも、ミステリオがティヘラ、セカンドロープからムーンサルトアタックの要領で飛びついての旋回式DDTを披露すれば、棚橋もライトオブ・パッセージを狙うペイジにツイストアンドシャウト、ミステリオもペイジ、スカルまとめて619を決めるなど見せ場を作る。
これに乗ったライガーもCodyに本家・雪崩式フランケンシュタイナーを決めるが、フィッシャーマンズバスター狙いをCodyがクロスローズで切り返して3カウントを奪い勝利、試合後もライガーを痛めつけるCodyにミステリオがスワンダイブ式雷電ドロップを浴びせ救出するなど、最後まで見せ場を作る。第7試合のIWGPジュニアタッグ選手権は、断崖式回転エビ固めに失敗したヒロムを花道下に連行して、花道ダッシュのトペコンヒーロを敢行、リングに戻っても変型リバースダブルアームバーを決めリードを奪う。
先手を奪われたヒロムはヘッドシザースホイップで反撃し、場外へ追いやってからエプロンダッシュのミサイルキック。リング戻ってからセントーンアタック、スパインボムと攻め込み、オスプレイもまだ首の痛みが癒えていないのか、後ろ受身を取るにつれ首を押さえだす。
それでもオスプレイは、カウンターフロントハイキック、トップロープを利用した619、スワンダイブエルボー、コークスクリューキックと攻勢をかけ、リバースブラディーサンデーを狙うも、逃れたヒロムはぶら下がり式首四の字で捕獲、しかし場外へ出したオスプレイはサスケスペシャルを発射、リングに戻ってもリバースブラディーサンデーからオスカッターで勝負に出るも、キャッチしたヒロムはジャーマンで投げる。
両者はエルボー合戦も、オスプレイがヒロムの突進をマウスで迎撃し、シャイニング延髄斬り、バックスピンキックはかわされると、ヒロムがジャーマンで投げるが、オスプレイはマウスからシャイニング延髄斬り、リバースフランケンの連発と畳み掛けたあとで、ストーンブレイカーで勝負を狙う。
しかしヒロムはヨシタニックで切り返すと、エルボー合戦からオスプレイが顔面キック、そして雪崩式ブレーンバスラーからシューティングスターアタックの連続技、そしてコークスクリューシューティングスタープレスを投下、そして再度ストーンブレイカーを狙うと、コーナーにしがみついて逃れたヒロムはカナディアンデストロイからDで捕獲、ところが強引に持ち上げたオスプレイはエメラルドフロウジョンで叩きつける。
オスプレイはコークスクリューキックからオスカッターを狙うが、突き飛ばして阻止したヒロムが断崖式回転エビ固めを敢行、リングに戻ってダイナマイトプランジャーからTIME BOMBを狙うが、逃れたオスプレイはハイキック、後頭部へのバックスピンキックと畳みかけ、再度ストーンブレイカーを狙うが、逃れたヒロムはDの悪夢で突き刺すと、最後はTIME BOMBで3カウントを奪い王座を奪取、バックステージでは新王者となったヒロムにデスペラードが挑戦表明し、オスプレイもヘビー級転向を示唆する。ダブルメインイベント第1試合のIWGPインターコンチネンタル選手権は、挑戦者のジェリコはピエロか、またバットマンの敵役であるジョーカーを彷彿させるようなペイントで登場、後入場の内藤は大試合用の白いスーツにマント、オーバーマスクを着用して登場も、リングイン直前でジェリコが襲撃し、場外フロアでブレーンバスターを敢行、更にマスコミからカメラの三脚を奪って投げつけ、テーブルを鉄柵に立てかけてのテーブル貫通パワーボムを敢行、ダウンする内藤をテレビカメラを奪って撮影し、更にテーブル貫通DDTも敢行して内藤は大ダメージを負うだけでなく目尻から出血する。
やっとリングに戻ったところで本部席が破壊されたせいなのか、やっと試合開始のゴングが鳴るが、ジェリコはまだスーツを脱げていない内藤にダブルアーム式場バックブリーカーやライオンサルトで攻め込みリードを奪い、エルボーで反撃する内藤の足をすくってウォールズ・オブ・ジェリコで捕獲するなど、ラフだけでなく技でも内藤を圧倒する。
劣勢の内藤はやっとネックブリーカーで反撃すると、断崖式のネックブリーカーからやっとシャツとズボンを脱ぎ、シャツでのチョーク攻撃や、テーブルの破片で殴打、そしてテーブル上でのパイルドライバーも敢行して、序盤の借りをしっかり返す。
リングに戻った内藤はスワンダイブ式ミサイルキック、そして雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、下へ潜ったジェリコはウォールズ・オブ・ジェリコで捕獲、内藤が逃れてもモンキーフリップも、内藤は飛びつきフランケンシュタイナーからトルネードDDT、そしてグロリアを狙うも、前方回転エビ固めで切り返したジェリコは、またウォールズ・オブ・ジェリコで捕獲、完全にジェリコワールドに引きずり込まれてしまう。
逃れた内藤は突進するジェリコを抱えてスタンガンでノド元をトップロープに直撃させると、ジャーマンからランニング式ディスティーノを決めるが、ロープ際にしっかり逃れたジェリコはカバーに入られてもロープに逃れ、内藤のジャンピングエルボーアタックもコードブレイカーで迎撃する。
両者エルボー合戦のあとで、競り勝ったジェリコはライオンサルトを投下も、内藤は剣山で迎撃して延髄斬りからグロリア、そしてデスティーノで勝負を狙うが、ジェリコはレフェリーを突き飛ばすと、その隙に急所蹴りを内藤に浴びせ、最後はコードブレイカーで3カウントで王座奪取、序盤からペースを乱された内藤はジェリコの掌に踊らされ、またインサイドワークでも翻弄されるなど、完敗を喫した。試合後は内藤を制裁するジェリコにEVILが駆けつけ、ラリアットでジェリコを排除、インターコンチ王座への挑戦に名乗りを挙げたが、現在のジェリコはかつてのニック・ボック・ウインクルやリック・フレアーのように老獪なレスラーになりつつあるようだ。
最後に大阪城ホール大会の総括として、新日本プロレスの目指す方向性は興行をレジャー産業にすることが改めてわかった。観客もいわゆるプ女子だけでなく、家族連れや海外から訪れたファンなど客層が広がりつつある。今までのプロレスの興行はどうしても一般にしてみれば入り込めない部分があったが、興行をレジャー産業にすることで新日本のファン層を広げようとしている。全日本プロレスやDRAGON GATE、DDTなどが新日本に対して猛追をかけているが、現時点では束になっても、現在の新日本にはかなわない。新日本の独走はまだまだ続きそうだ。
【I AM THE BEST!】
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— 髙橋ヒロム Hiromu Takahashi (@TIMEBOMB1105) 2018年6月10日アメリカ・ロサンゼルス大会で対戦するはずだったレイ・ミステリオ選手とタッグを組みました。もう1人は棚橋弘至選手。レイ・ミステリオ選手とはWCWで試合をしたこともある戦友の1人です。また宝物が1つ増えました。プロレスの神様、ありがとうございました❤ #懐かしい戦友(とも) pic.twitter.com/atJSpJvm4E
— 獣神サンダー・ライガー ☆ Jyushin Thunder Liger (@Liger_NJPW) 2018年6月9日A proud moment for us. pic.twitter.com/Y0RMYPg5Cn
— The Young Bucks (@MattJackson13) 2018年6月9日はい…
防衛…
六本木の2人は…
どう言うことか…
わかったろ…
もっと…
色々と…
考えろ!!
それより…
デスペラードが…
今日の試合で…
俺の…
アレが…
一番…
効いたらしい!!
— 金丸 義信 (@kmaru0923) 2018年6月9日