伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

ジェイムスの驚異的パワーの前に苦戦も宮原が逆転防衛!秋山&永田はアジアタッグを防衛!


6月12日 全日本プロレス「2018ダイナマイトシリーズ」後楽園ホール 1053人

<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○佐藤恵一(7分6秒 片エビ固め)×藤原ライオン
※翔破一

◇第2試合◇
▼30分1本
渕正信 ○西村修(10分34秒 裏四の字固め)大森隆男 ×丸山敦

◇第3試合◇
▼30分1本
中島洋平 ウルティモ・ドラゴン(9分20秒 ラ・マヒストラル)青木篤志 石切

◇第4試合◇
▼30分1本
○ヨシタツ TAJIRI(10分9秒 片エビ固め)ゼウス ブラック・タイガーⅦ
※CBJ

◇第5試合◇
▼30分1本
○ジェイク・リー 崔領二 岩本煌史(16分56秒 片エビ固め)諏訪魔 石川修司 ×佐藤光留
※バックドロップ

◇第6試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[第104代王者組]秋山準 ○永田裕志(21分34秒 バックドロップホールド)[挑戦者]×野村直矢 青柳優馬
☆秋山&永田が2度目の防衛に成功

【試合後の秋山&永田】
――2月の横浜でできなかった相手との対戦だったが?

秋山「元気出さないと負けてられないしね。お互いに試合が終わっても息上がってなくて。あいつら大丈夫か。しっかりしろよ」

永田「やっと全日本プロレスの原動力である若い力と触れることができたなと改めて思いましたね」

秋山「あれが原動力だったら恥ずかしい。全然だよ。青柳はまあ復帰、間もないから。でも、やるっていうんだったらちゃんと整ってこいよ。48、9のオッサンにあれだけやられて悔しくないのかと。もっとかかってこいよ、ガンガン」

永田「俺は一足早く大台に行きましたけどね(笑)」

秋山「行きました?」

永田「行きました、50に。全日本プロレスの若い世代に触れることができたのは1つの喜びであり。ただ、やってみて、もう一丁…。なんかその、感じきれないのか、それとも彼らの力を出し切れないのか、もともと力がなかったのかはわからない。だから、彼ら以外にも若い選手はいるだろうし、そういう人たちにも来てほしい。もちろん彼らが『もう一丁』と言うなら、何か力を付けて。もう1回でも、もう2回でも、何回でもやりますよ。他の若い力にも触れてみたいっていう気持ちもありますし」

――試合後、秋山選手から2人に何か言葉をかけていたように見えたが?

秋山「『お前ら、これだけなの?』って。もっとガンガン来いよって。もっと俺らの息が上がって、最後終わってハアハア言うぐらい…。全然普通に喋れてる。おかしいでしょ? もっと俺らを回らせて、息を上がらせろって。あいつらが息上がって、なんで俺らは上がってないの? おかしいでしょ」

永田「それは言えるかもしれないですね。ってことは、僕自身は彼らに負けないトレーニングをしているってことで。試合に関しても、自分たちの狭い視野だけじゃなく、業界全体を見渡すといろいろ安定してきますから。彼らのトレーニングもそうだし、体調もそうだし、もっと広い視野で物事を見ないと。ぶっちゃけこのタイトルマッチを迎える前に、彼らの挑戦する意気込みっていうのは、俺が新日本の人間だからかもしれないですけど、響いて来なかったですね。楽しみにしていたぶん、アンテナ張ってたんですけどね。届くには届いたけど、弱いなと。だったら、他のヤツとやろう。『ふざけんな、クソジジイ』って永田裕志や秋山準に向かってくる若い選手がいれば、そっちとやりたいですね。もしかしたら、彼らとやることはもうないかもしれない。まあ、もう1回やってもいいとは思いますけど、今のままだったらやっても意味ない」

秋山「良くも悪くも全日本ですね。昔ながらの。俺は違うから。言われた通りで、『こいつら何にも言わねえな』と思って。もっともっと発言をなんかしろよと。何もしねえなって。社長だから。これ恥ずかしい話を切々とされてんだよ」

永田「安泰でしょう、このまま行けば、我々のこのベルトは」

――歓声もホームのようだった

永田「確かにそうだ。若い力よりも我々のエネルギーにファンの皆さんは惹かれたと」

秋山「それもどうかと思うよ」

永田「全日本プロレスが今、躍進しているというのは若い選手の力だなと思って来たんだけど、ちょっと残念だったな。今日は触れられたけど。もっとヘロヘロになって、『なんとか勝ったけど、彼らは強かった』という言葉を、大人の永田裕志として言ってみたかったけど、言わせてくれなかったなあ、残念ながら。せっかく丸くなったのに」

――さいたま大会とは違って、試合後は静かに終わった

永田「あれはちょっと邪魔が入って。まあ、僕らが投げた言葉を、彼らがどう感じるか? もう悔しくて敵わないと思ったら来なきゃいいし。しばらくこのベルトは僕らが持っていなきゃいけないみたいですね。あと10年、20年持ってても大丈夫。キープしてますから」

【試合後の野村&青柳】
野村「見ての通り。今日やって、なんかやっぱ差を感じました。でも、俺たちはしつこい! 永田裕志、俺たちはしつこいぞ! 何度でも何度でも挑戦してやる!」

青柳「間違いなく今日は僕が足を引っ張っちゃいましたよ。足の状態もバッチリ。コンディションもバッチリ。でも、向こうのほうが体力も全て…技術も何もかも上だった。それを思い知った。2月3日、やる予定だったけど、もうすでにわかりきったお客さんもいるかもしれない。でもやっぱり、実際にこうやって僕らでタイトルマッチをやって、肌を合わせて、痛感しました。まだまだ全然足りない。でも、あのチャンピオンに挑むことによって、ドンドンドンドン成長できる。負けても得るものが多いと思ってます。だからまた挑戦させてください。あの2人からじゃないとベルトは獲る意味がない。それだけの価値はある」

野村「もう1回! もう1回!」

青柳「もう1回です。もう1回やらせてください!」

◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[第60代王者]○宮原健斗(23分8秒 シャットダウンスープレックスホールド)[挑戦者]×デュラン・ジェイムス
☆宮原が2度目の防衛に成功

(試合終了後、コーナーに上がって声援を受け、勝ち名乗りを受けると、そこにゼウスが姿を現す。三冠のベルトを腰に巻いた宮原だったが、ここで「ゼウス」コールも巻き起こった)
ゼウス「一番ええ場面で申し訳ない。ひとことだけ言いに来た。その三冠ベルト、俺に挑戦させてくれや。ええ返事まってるで(退場)」

(宮原は何も語らず、そのまま花道を去っていくが、「健斗」コールが巻き起こると、きびすを返してリングへ)
宮原「V2達成したぞ!最後までご声援ありがとうございました。次はどうやらゼウスっぽいな? 望むところだ。いつやるかは、ホームページを確認してくれ。V2を達成した俺は、今日言いたいことがある。今のプロレス界、さらに面白く出来る存在は、どう考えたって俺だろ? みんなプロレスファンの皆さん、もっと俺に期待してくれ。期待されればされるほど、俺は輝くから。俺に任せとけ。そこで後楽園ホールの皆さんに聞きたい。これからさらにプロレス界を盛り上げる男は誰だと思いますか?(と観客に投げかける。様々な声が飛ぶ)「満場一致で宮原健斗です、以上です。(またまた「健斗」コールが巻き起こる)後楽園ホールの皆さんに聞きたい。全日本プロレス最高ですか?(「最高」と声が飛ぶ)「聞こえないなあ(倒れ込んでしまった。しかし、リングサイドのちびっ子ファンが「健斗」コールを送ると復活。再度、)全日本プロレス最高ですか?(と連続して問いかけると、大歓声を浴びる後楽園ホール、最高!」

【試合後の宮原】
宮原「OK! V2達成。どんな相手だろうが、どんな状況だろうが、どんな場所だろうが、ベストを尽くす。それが俺のやり方だ。そして、それが俺の想い描くチャンピオンだ。今日も全力を出した結果、防衛して、俺の腰にベルトがある」

――ゼウス選手から挑戦表明があったが?

宮原「いや、望むところだ、ですよ。いつやるんだ? いつやるんだ? いつだっていいよ。あっちのホームだっていいよ。俺は日本がホームだから。どこだってホームだから。何ならあっちのホームでやったっていいんじゃないか? よっしゃ。俺がこの全日本プロレスの歴史上…今までの全日本プロレスの歴史上で…俺がチャンピオンの時代に最も最高に盛り上げる。俺は今日、そのつもりでリングに立った。そして防衛して、ファンの皆様に言いたかった。俺の王者時代に、全日本プロレス史上一番盛り上げるから。リング上で言った通りだ。プロレスファンよ。そして、プロレスを知らない人たち。宮原健斗にもっと期待してくれ。俺は持ってる男だからな」

 【ゼウスの話】「まあ、あとはそれだけや。三冠ベルト、次はこの俺に挑戦させてくれ。以上」

 全日本の新シリーズが開幕、メインでは宮原の保持する三冠ヘビー級王座にジェイムスが挑戦、5・24後楽園ホールで丸藤を降して防衛した宮原にジェイムスが挑戦を表明、ジェイムスはジェームス・ライディーン時代にはZERO1で火祭り制覇と世界ヘビー級王座奪取、そして全日本に移ってから世界タッグ王座奪取、チャンピオンカーニバルでは諏訪魔を降すなど実績を盾にしての挑戦となった。
 序盤はジェイムスがロックアップ、フィンガーロックの攻防ではパワーで圧倒も、場外戦では重い逆水平を連発したところで、宮原が鉄柱に誤爆させると、頭突きを放っていくが、鉄柵へホイップしたところで、ジェイムスがショルダータックルで反撃し、宮原は鉄柵外まで吹き飛ばされると、重い逆水平を浴びせていく。
 リングに戻ってもストンピングを連打、滞空式ブレーンバスター、逆水平、再度の場外戦でのボディースラム、リングに戻っても胸板、腰をめがけてコーナーに叩きつけるなどパワーで圧倒、宮原は低空ドロップキック、側頭部へのドロップキック、串刺しニーで自身の流れに変えようとするが、再度の場外戦でジェイムスがエプロンの角めがけて宮原をチョークスラムで叩きつけ、リードを許さない。
 リングに戻った宮原にジェイムスが串刺しラリアットからパワーボム狙いは、宮原がフランケンシュタイナーで切り返し、逆水平を受けきって垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すが、ジェイムスは逆水平一閃し、宮原も頭突き、エルボーの連打で反撃も、ジェイムスが重いエルボーで鎮圧する。
 ジェイムスはラリアットを狙うが、宮原がかわしてジャーマンからブラックアウトを炸裂させ、シャットダウンを狙うも、ジェイムスが逃れてラリアット、串刺しラリアット、ラリアットと宮原を追い詰めていく。
 ジェイムスはチョークスラムを狙うが、逃れた宮原が二段式ジャーマン、だがブラックアウトはノド輪で阻止したジェイムスがラリアットを浴びせジュラシックボムで叩きつけ、再度ジュラシックボム狙いは宮原が回転エビ固めで切り返し、ジェイムスがラリアットも宮原がブラックアウトを連発して応戦すると、最後はシャットダウンスープレックスで3カウント王座防衛、ジェイムスの荒削りの攻めと驚異的なパワーに思わぬ苦戦を強いられたが、最後は一気に畳みかけて逆転防衛に繋げた。
 試合後はゼウスが現れ、挑戦を表明。宮原は受諾し大ダメージの負ったまま宮原劇場で締めくくった。
 ゼウスの挑戦は意外と言うか、本来ゼウスの相手は藤田和之だったはず。しかし社長である秋山が藤田だけでなくケンドー・カシンを全日本に上げることに難色を示していたことから、宮原の保持する三冠王座に矛先を変えたということか、ゼウスにしてみれば7・29地元であるエディオンアリーナ大阪での挑戦を狙いたいのだろうが、その前に6・30札幌ではノンタイトルながら宮原vsジェイクのシングル戦が組まれており、この試合の結果次第ではジェイクも挑戦に名乗りを挙げる可能性も否定できない。そう考えるとゼウスはスンナリ挑戦できるわけではなさそうだ。

 セミでは秋山&永田の保持するアジアタッグ王座に野村&青柳が挑戦、本来なら2・3横浜文体で野村&青柳の保持するアジアタッグ王座に秋山&永田が挑戦する予定だったが、青柳が右脚を骨折したため欠場し王座は返上、秋山&永田が崔&野村を王座決定戦で降し王座を奪取した。今回は立場が入れ替わるも4ヵ月越しでやっと実現となった。
 序盤は先発で出た永田が野村にエルボーからローキック、フェイント式低空ドロップキックと先手を狙うも、野村はランニングエルボー、ボディースラム、ストンピング、エルボーの連打で逆襲、青柳もヘッドロック、ショルダーと攻め込む秋山をドロップキックで場外に追いやりトペで追撃し、鉄柵攻撃からエルボーの連打、場外DDT、ストンピングの連打、野村が入ってダブルエルボーと挑戦者組が先手を奪う。
 しかし青柳の串刺しジャンピングニーをキャッチした秋山は叩きつけると、秋山がラリアットで場外へ追いやり、永田が場外で青柳を痛めつけると、リングに戻してから秋山がパイルドライバーで追撃、永田もストンピング、エルボー、キチンシンクで続き、形勢を逆転させる。
 窮地を脱した青柳は野村に交代、野村は永田のビックブーツを受けきってショルダータックル、串刺しエルボーからノーザンライトスープレックス、ミサイルキックと反撃、秋山にも串刺しジャンピングニーからランニングニーを受けきってレッドアローで応戦する。
 青柳も秋山にエルボーの連打で続いて反転式ダイビングクロスボディー、ダイビングクロスボディー、ジャンピングニーから野村が入ってダブルブレーンバスターと畳みかける。野村がフロッグスプラッシュ、青柳がダイビングエルボーと波状攻撃で秋山を追い詰めるが、青柳のジャーマンからロックスターバスター狙いは逃れられると、秋山がジャンピングニー、永田がタイナー、秋山はランニングニー、秋山はニーリフトの連打と王者組が猛反撃し、秋山はエクスプロイダーからリストクラッチ式エクスプロイダーで勝負を狙うが、レッドアローでカットに入った野村が秋山にスピアーを炸裂させる。
 野村は交代した永田のエルボーも打ち返し、永田はミドルキックから串刺しビックブーツ、エクスプロイダー狙いは野村が逃れてスピアーから山折りを決めるが、担いだところで永田が白目式腕固めで切り返し、永田はショルダーアームブリーカーからタイナー、垂直落下式ブレーンバスター、延髄斬りと野村を追い詰める。
 永田はバックドロップホールドで勝負を狙うが、青柳はミサイルキックでカットにはいると、野村はスピアーからジャックナイフ式エビ固めを決め、再度スピアーを狙うが、永田がニーで迎撃し、最後はバックドロップからのバックドロップホールドで3カウントを奪い王座防衛、野村&青柳も秋山&永田相手に互角以上に渡り合ったが、紙一重で秋山&永田に振り切られた。

 休憩前に通常秋に開催される「Jr.TAG BATTLE OF GLORY」が8月のシリーズから開催されることになり、出場チームが発表された。

[出場チーム]
丸山敦&竹田誠志組(前年度優勝チーム)
青木篤志&佐藤光留組
中島洋平&ブラック・タイガーⅦ組
岩本煌史&TAJIRI組
梶トマト&旭志織組
近藤修司&鈴木鼓太郎組
望月成晃&シュン・スカイウォーカー組

 前年度覇者である丸山&竹田を筆頭に、覇権奪還を狙う変態自衛隊、ジュニアとして参戦するTAJIRIは岩本、中島はブラックⅦと組んでエントリーしたが、K-DOJOからは梶&旭、WRESTLE-1の近藤は鼓太郎、DRAGON GATEの望月は成長著しいシュンを抜擢してエントリーした。
 優勝候補筆頭はチーム力的なことを考えと近藤&鼓太郎が本命、対抗は変態自衛隊、大穴でDRAGON GATEか、「Jr.TAG BATTLE OF GLORY」は昨年以上に面白くなりそうだ。

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