伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

小橋、初代タイガーに見守られ、北原光騎がデビュー30年目で引退!次世代を担う選手がメインで火花!


6月11日 「Fortune Dream 5」後楽園ホール 1400人

<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼Emerald Dream/15分1本
○鈴木鼓太郎(分秒 エビ固め)X菊田一美
※三沢魂タイガードライバー

◇第2試合◇
▼スペシャルトークバトル/20分1本
△小橋建太(20分時間切れ引き分け)△蝶野正洋

◇第3試合◇
▼Supreme Dream/15分1本
△松本浩代(15分時間切れ引き分け)△里村明衣子/△紫雷イオ

 【試合後のイオ】
――ドローという結果になったが?

イオ「もうドローを超えたドローですね、これは。予想はしてましたけど、予想以上のハードな試合でしたね。いやあ、女子プロレス界の最高峰が集まるとこんな試合になるんだってことを、自分の身を持って体感しました。日本の女子プロレス界のトップ3というか、最高峰レベルの選手が集まったような感じでカードを組んでいただいてますけど、これは別に日本だけの話じゃなくて、世界の女子プロレスレベルで見ても、ハイレベルな試合だったと、終わってみて改めて思います。こんなカードが組めたのも、全て小橋建太さんのプロデュースだからこそですし、この瞬間を見ていただけてよかったなと思います。里村選手は来週16日、私のラストマッチの前日にも新潟のほうで試合は組まれているので、もう1度戦う機会があったんですけど、松本選手とはもうできないかもしれないと思ってた中でカードが実現したので、とても意味のあるカードだったんじゃないかと思います」

◇第4試合◇
▼Final Dream〜北原光騎デビュー30周年記念&引退記念試合/30分1本
丸藤正道 ○スーパー・タイガー(17分4秒 片エビ固め)北原光騎 長井満也
※顔面蹴り

(試合終了後、丸藤らが北原を称えて退場。北原に小橋さんらから花束贈呈。最後にスペシャルゲストが呼び込まれ、タイガーマスクのテーマに乗って初代タイガーマスクが登場。

タイガーと北原が握手。ケース入りの記念マスクが贈られる。初代タイガーがあいさつ。)

初代タイガー「はい、あ、こんにちは。北原君、祝引退、といっても格闘技人生、プロレス人生、悔いなくやってこれましたか?」

北原「はい」

初代タイガー「その誇りを後輩に託して、みなさんも北原君、これからも応援してあげてください。おめでとう」

(小橋さんも交えて3人で写真撮影。さらに丸藤、スーパーも加わって撮影していると、引き揚げていた長井がいそいそと戻ってきて加わる。初代タイガーらが退場すると、キャプチャーインターナショナルのメンバーが写真撮影。北原がリングに残り10カウントゴングが打たれた)

 【試合後の北原】
――最後の試合を振り返ると?

北原「最後の一発は効いたっすね。脳が震えたんで。フラフラしてるし。久しぶりですね、こういうのは」

――30年というプロレス人生に終止符を打ったが、今の心境は?

北原「もう無理だなと思いましたね。若い人にはついていけないと思いました。体重も落としましたしね。力では勝てないと思いました。天才・丸藤とやってみて、まあ、上手いっすね」

――源流が同じ4人の対戦となったが?

北原「頭固いのは僕が一番なのかも。みんな応用がきいてね。丸藤は違いますね。やっぱり上手い。やりにくいしね。でも、あえて僕がオーダーしたんでね。スーパータイガージムの生徒たちとやりたいっていうふうに。でも、よかったですよ。最後にやれて」

――30年間、応援し続けてくれたファンにメッセージを

北原「本当に30年間ありがとうございました。天龍さんは『腹一杯のプロレス人生だ』って。俺は昨日まであんまり腹一杯じゃなかったけど、今はもう無理矢理食わされたみたいな…。もう食べたくないよって感じですね。本当にこうやって佐山さんまで来てくれると思わなかったし。この世界で30年間もやってこれたというのは幸せだなと思います。『ありがとうございました』の一言ですね」

――「まだやれる」という声も飛んでいたが?

北原「無理っすよ。体力的にも無理ですよ。心臓も悪いしね」

――実際、交通事故に遭うなどいろいろあって、引退自体が長引いていた。フェードアウトという形ではなく、引退試合ができたことについては?

北原「小橋のおかげですね。今は立場的に小橋さんと呼んでもいいけど、俺は今、小橋建太という友達として。小橋がいたから、カッコつけさせてもらったし、本当は黙って辞めてね。引退式とかやらないから、10カウントなんてもってのほかって。でも、10カウントだけは絶対外せないとスタッフに言われて。それは僕のほうがあえて折れさせてもらって。皆さんにきっちり挨拶できてよかったと思います」

――ピンクの紙テープがたくさん飛んでいたが?

北原「凄い嬉しかったですね。あそこまでもらったのはないですからね」

――30年間で一番思い出に残っていることは?

北原「やっぱり天龍さんの引退かな。自分のことはあんまり残ってないですもんね。やっぱ天龍さんにずっとついて回って、見させてもらって。それ以外ないかな。自分のことではあんまりないですね」

――菊地選手がいれば三羽ガラス勢揃いとなったが?

北原「彼が来るかなと思ってたけど。花は来てたんで。あとでお礼の電話を入れておきます」

――各団体の選手がキャプチャーのTシャツを着てセコンドに付いていたが?

北原「そうですね。青柳優馬も『セコンド付かせてください』って。渡瀬瑞基なんかもね、『付かせてもらいたい』と言ってもらえた時に、『団体の長に言って許可をもらいなさい』というと、すぐもらってきて。高木社長からも連絡もらったしね。あと、秋山社長も『一緒のTシャツを着て、送ってやれ』と言ってくれたみたいなんで。本当に団体の皆さんに感謝してます。みんなフリーですからね。うちの選手じゃないから。それでもこうやって来てくれて、凄く嬉しいです。ありがとうございました。また会う日まで(笑)」

◇第5試合◇
▼Violent Dream/30分1本
○潮崎豪 ゼウス 火野裕士(19分36秒 片エビ固め)中嶋勝彦 ×齋藤彰俊 佐藤耕平
※豪腕ラリアット

◇第6試合◇
▼Fortune Dream/30分1本
○清宮海斗 吉田綾斗(24分59秒 タイガースープレックスホールド)野村卓矢 ×杉浦透

 【試合後の清宮&吉田】
――若手4人のメインはどうだった?

清宮「向こうがガンガン来るのははじめからわかってたんですけど、僕の想像を超えてくるぐらいの熱さを相手からもらって。逆にそれが僕の刺激になった部分がありました」

吉田「本当に単純に凄いしんどい試合でしたし、ムチャクチャ痛かったんですけど、それがゆえに凄い楽しかったんで。またここに戻ってきたいなって思いました」

――今後に向けての意気込みは?

清宮「今日は若手ということで、ある意味、チャレンジのような形でやらせていただきましたけど、お客さんも今日の試合には納得いってないところもあるかもしれないし、僕自身もまだ不甲斐ないところがあるので。今度はしっかりメインイベンターとして小橋さんに呼ばれるように、また明日から頑張っていきたいと思います」

吉田「自分は今日の相手の2人もそうですし、横に立っていただいた清宮さんも含めて、また1対1とかでもやれたらいいなと思っているんで。何度でもここに立ちたいと思います」

 【小橋の総括コメント】
――大会を振り返ると? 大いに盛り上がったが

小橋「そうですね。本当に最初に言っていた、再会あり、旅立ちあり、引退あり、未来あり。それぞれが本当に詰まった大会になったと思います」

――特に1つの場面にはしぼれないと思うが…

小橋「そうですね。本当に1つとは…。いつも『Fortune Dream』をやった後に、『どの試合がよかった?』とか、『どの場面がよかった?』と聞かれるんですけど、答えられないというのが本当のところですね。全部がよかったです」

――最後のメインイベント、若い4人の試合が終わって、健闘を称えに行った時、嬉しそうな表情をしていたが?

小橋「彼らたちは期待に応えてくれたという思いと…全力を出し切れた、自分たちのできることをやってくれた。それが試合に出てたので、ファンのみんなもそれを見てくれたんじゃないかと。それを見てくれたのが嬉しかったですね」

――セミファイナルもとんでもない戦いになった

小橋「そうですね。どれがベストバウトだったとかあんまり決めたくないんですけど、本当にどれもよかったと思います」

――女子選手の試合も素晴らしかったし、北原選手の最後も印象に残った

小橋「女子の3WAYというのは初めて組んだ試合方式で、今の女子プロレス界3強ですよね。その3人が集まって試合をやってくれて、非常に嬉しいですね。北原選手の引退試合を『Fortune Dream』のリングでやってくれたことが気持ちを強く表してるんじゃないかなと思います」

――蝶野選手とのトークバトルは?

小橋「蝶野さんは本当に口が上手いですね。喋りが上手いです。でも、15年前のタイトルマッチを振り返って楽しかったですね。15年後にこうしてトークバトルをやっているとは、その時は思ってもなかったので。プロレスって本当にいいなって」

――次回大会については期待していい?

小橋「そうですね。今回みたいにいろんなものが詰まったものになるかどうか。企画をまたいろいろとじっくり考えてやりたいなと思いますし、本当にいろいろなタイミングが重なって、そういういい大会になりましたから、また別の意味でいい大会になるような…。今日みたいに、みんながハッピーになるような大会にしたいなと思います」

――次回に期待している

小橋「頑張ります。これは絶対にそうですと、その日に向かって頑張るってことが一番大切なことで。目標に向かって前に進むのが大切なことだと思っているので。今は頑張るしかないです」

 今年も小橋建太プロデュース興行が開催され、今年のメインはNOAHの清宮&K-DOJOの吉田vs大日本の野村&FREEDOMSの杉浦と次世代の担う選手を抜擢した。
 清宮と杉浦が先発も、交代した野村が「グローバルタッグリーグ2017」で組んでいた清宮に笑いながら迫ってローキックを放てば、清宮もエルボーで応戦、野村がミドルキックからサッカーボールキックと繰り出せば、清宮も首投げから後頭部への低空ドロップキック、マウントエルボーと意地を張り合い、交代した吉田もサッカーボールキック、羽根折り固めで続き、杉浦も"オレも忘れるな”といわんばかりに清宮に逆水平の連打、コーナーで顔を踏みつけてから、野村&杉浦組は清宮を捕らえてリードを奪う。
 杉浦にブレーンバスターで投げ返した清宮は吉田に交代、吉田はビックブーツで控えの野村を蹴り出すと、杉浦にはフェースクラッシャー、シザースキック、サイドバスターと猛反撃も、交代を受けた野村は吉田にミドルキックの乱打、串刺しドロップキック、フロントネックチャンスリーで応戦、だがキックをキャッチした吉田は変形チキンウイングアームロックこと吉田固めで捕獲、だが膝で蹴り上げてからのバスソーキック狙いは、キャッチした野村はアンクルホールドで捕獲、コブラツイストから丸め込んで胸板へローキック、そして逆片エビ固めで吉田を追い詰める。
 逃れた吉田はナックルを放つ野村にアギラを炸裂させ、ハイキック合戦から両者交代、清宮と杉浦はエルボー合戦から、杉浦がバックドロップ、ミサイルキック、エルボー合戦からランニングエルボーを炸裂させるも、清宮もランニングエルボーで応戦、杉浦のローリングエルボーも、清宮がエルボースマッシュで迎撃し、ジャーマンを狙うが、着地した杉浦はスパインバスターを決める。
 そこで吉田が入って杉浦にリストクラッチ式DDTを突き刺すと、野村も入って吉田にキャプチュード、だが清宮も野村にTFCを決め、4選手がダウンとなる。杉浦は突進する清宮をドロップキックで迎撃、スフィスドライバーからレイジングトルネードを投下するが、自爆となってしまうと、ここから吉田はランニングローキック、清宮がサイドへ投げるブレーンバスターと畳みかけ、エルボーで抵抗する杉浦を清宮がドロップキッで黙らせ、最後はジャーマンスープレックスホールド、キックアウトされてもタイガースープレックスホールドを決め3カウントを奪い、清宮がメインを勝利で飾った。

 前日、NOAH後楽園大会で拳王に敗れた清宮は「(号泣しながら)今までやってきたことは何だったのか…。全然敵うような相手じゃなかった…。どうしたら、これから上がっていけるのか…。どうしたら、ノアのトップに立つことができるのか…。」とはコメントしたが、凱旋してからの清宮はGHCタッグ王座は奪取しても短期政権で終わり、シングルでは結果が出ない状況で拳王に再び破れどん底に落ちてしまった。今回の試合でどん底からの脱却に繋がればいいのだが…

 セミファイナルでは全日本のゼウス、NOAHの潮崎、K-DOJOの火野が組んでNOAHの中嶋、彰俊&ZERO1の耕平組と対戦も、ゼウスの「今日はチョップ祭り!いくで!」の号令で、火野が耕平、潮崎が彰俊、ゼウスは中嶋と各自コーナーでマシンガンチョップを乱打も、体を入れ替えた中嶋組もマシンガンミドルキックで逆襲、場外戦でも激しい打撃戦を繰り広げる。
 終盤では中嶋組が潮崎を捕らえてミドルキックによるサンドバックタイムで捕らえ、中嶋と耕平のサンドウィッチキックの援護を受けた彰俊がアイアンクロースラムからスイクルデスを炸裂も、突進したところで潮崎が豪腕ラリアットで迎撃し、最後はゴーフラッシャーからの豪腕ラリアットで3カウントとなり、潮崎組が勝利する。

 第4試合では1988年全日本プロレスでデビューした北原の引退試合が行われ、長井と組んで、NOAHの丸藤、北原と同じ佐山聡を師匠に持つリアルジャパンのSタイガーと対戦。
 北原は開始と同時にSタイガーに後ろ回し蹴りを炸裂させダウンを奪うが、そのまま失神してしまい。慌てた長井がSタイガーを相手コーナーにつき返し、丸藤が交代して試合は続行となる。 再び交代を受けた北原はSタイガーに丸藤の眼前で掟破りの不知火を決め、その後は長井と共にSタイガーを捕らえて試合をリードする。
 北原は丸藤に逆水平を浴びせれば、丸藤も鞭のようにしなる逆水平で応戦、北原はフランケンシュタイナーまで披露してWARスペシャルで捕獲。Sタイガーには長井が入って魔界ドライバーから北原のランニングローキックの連係も決まって丸藤組を追い詰める。
 北原はフィッシャーマンズバスターから、天龍源一郎譲りの龍魂パワーボムを狙うが、丸藤が見えない角度からのトラースキックでカットに入ってから虎王を浴びせ、最後はSタイガーがローリングハイキックから側頭部へのキックで3カウントを奪い、北原を介錯。
 試合後には丸藤やSタイガー、小橋が北原をねぎらうと、サプライズとして北原の師匠である佐山聡こと初代タイガーマスクが登場、記念のマスクを贈呈して愛弟子だった北原をねぎらい、最後は引退の10カウントゴングでリングを去っていった。
 北原の運命を変えた人物が3人いるとすれば、佐山から格闘技を学び、ダイナマイト・キッドとの出会いで海外へ出るチャンスが与えられ、天龍に追随してSWSやWARでは片腕として活躍した。この3人の出会いがなかったら北原の今日はなかったと思う。SWSでは仲野信市や大矢剛功と共に挑龍軍を結成して、次世代の選手として売り出されるはずだった。けど結果が出せないだけでなく、SWSの分裂で中途半端に終わった。SWSが続いてれば北原のレスラー人生も大きく変わっていたと思う。北原光騎選手、デビュー30周年おめでとう。そしてご苦労さまでした。

 第3試合ではスターダム退団が決定しWWE入りが取り沙汰されるイオが里村、松本と3WAYで対戦も、特別レフェリーとしてK-DOJOでもレフェリーとして裁いている姉の美央が登場。序盤から里村と松本に狙い撃ちにされたイオだったが、松本にフランケンシュタイナーで反撃すると、場外の二人にトペスイシーダを発射。里村も松本を蹴りまくり、美央が制止に入っても里村が突き飛ばすと、怒ったイオが里村に襲い掛かるがハイキックとバク転ニードロップの前に返り討ちにされてしまう。
 その間に松本が里村を捕らえてアルゼンチン式ストマックブロックを決めると、イオもスワンダイブ式フットスタンプで追撃、松本にはフランケンシュタイナーを決めるが、堪えた松本は里村の上にパワーボムで叩きつける。
 イオが排除され、里村と松本が打撃戦の末、里村がオーバーヘッドキックを炸裂させるとスリーパーで捕獲、逃れた松本もエルボーからジャーマンを狙うが、イオがスワンダイブ式回転エビ固めで2人まとめてなぎ倒す。
 イオは里村にリバースタイガードライバーからムーンサルトプレスを投下も、松本がロックドロップでカットに入り、里村も松本にデスバレーボム、踵落とし、松本はイオにラリアットと大技が飛び交う。
 イオは松本にムーンサルトプレスを決めるが、里村にカットされ時間切れ引き分けとなり、試合後は3人でノーサイドだけでなく、イオは美央ともハグ、小橋とも握手で幕となった。

 小橋は来年開催を示唆して大会を幕となったが、今回は「Fortune Dream 5」、次代を担う選手達がメインを締めくくった。また来年もこういう場を設けて欲しい。

今日は小橋さんのプロデュース興行。 「Fortune Dream 5」でした。 北原さんの引退試合の相手に選んでいただいたからには遠慮なくチョップもトラースキックも膝も入れさせてもらいました。 そしてまさかの不知火を目の前でやられてしまった!!( ; ロ)゚ ゚ しかし試合以外で「丸ちゃん」と呼んでくれたのがなんだか嬉しい気持ちになりました 入場時には初代タイガーマスク、スーパータイガーと同じ「TIGER ARTS」製の世界に2枚しかない「丸藤タイガーマスク」を久々に被りました。 高校生の時に通ったスーパータイガージムがこんな形で繋がるとは。 北原さん、お疲れ様でした!そしてありがとうございました!! #noah_ghc #丸藤 #タイガーマスク #fortunedream5 #小橋建太 #北原光騎 #お疲れ様でした #感謝


丸藤 正道 marufujiさん(@marufuji_naomichi_)がシェアした投稿 -


コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。