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異種格闘家・青柳政司が引退を表明!
<NOAH公式ホームページより>
プロレスリング・ノアにも参戦している誠心会館館長・青柳政司選手が引退をすることになりました。
青柳政司選手よりコメントをお預かりしておりますので、ここにご紹介をさせていただきます「私、誠心会館館長、青柳政司は6月1日をもちましてプロレスを引退をする決意をしました。
理由は体力の若干の衰えもありますが、何とか60歳までは続けて行けたら、と思っていました。5月9日に気分を変えて仲間とハーレーダビッドソンでツーリングに出かけました。
少し雨が降ったので食事をして帰る事にしました。
午後3時頃、館長のバイクめがけてスピンをしたスポーツカーと激突しました。館長の記憶はそこまでしかありません。
数メートル跳ね飛ばされ、意識不明の重体でした、
気づいた時は病院で、即手術でした。怪我の内容ですが、館長の右足はバイクのステップとエンジンの間に挟まれたそうです。
鉄のマフラーが裂けるぐらいでした。
右足膝から下は小さな骨折を入れますと30ヶ所の粉砕骨折。
ばい菌が入ると切断します、と言われました。もうリングに戻ることはできないと言われ、よく考えて決断をしました。
もう館長は蹴ることができません。
今は早く歩けるようにリハビリを頑張るだけです。
FMW、パイオニア、新日本プロレス、東京プロレス、ZERO1、そのほかの団体、
そしてプロレスリング・ノアには大変お世話になりました。
応援していただいたファンの皆様には本当に、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。」2015年6月1日
誠心会館館長 青柳政司
尚、プロレスリング・ノアでは青柳政司選手の引退セレモニーの開催を検討しております。
日時、会場等については決定次第、お知らせ申し上げます。
誠心会館館長でプロレスのリングで様々な団体に参戦した青柳政司が引退を表明した。
青柳は5月にバイクを運転中にスポーツカーと激突、右脚粉砕骨折の重傷を負い、リングに立てない状態となったため引退を決意したという。
青柳は空手家だがプロレスのキャリアは29年、大仁田厚との異種格闘技戦からFMWの旗揚げにつながり、その後パイオニア戦志で剛竜馬との抗争から新日本プロレス参戦へとつながり、獣神サンダー・ライガーと異種格闘技戦で対戦。また斎藤彰俊と越中詩郎、小林邦昭、小原道由との抗争を経て反選手会同盟また平成維震軍結成へと繋がった。
その後新日本を離れた後、新格闘プロレスやWWEマニアツアー、東京プロレス、またFMWに参戦するなど団体を渡り歩いた後、セミリタイアしていた彰俊を誘う形でNOAHへ参戦、彰俊をNOAHへ預けた後で準レギュラーとしてNOAHに参戦しつつ、全日本プロレスや様々な団体に参戦したが、2013年には網膜はく離が悪化して左眼が完全に失明したことを告白していた。
青柳館長が交通事故という形で引退を余儀なくされたのは残念、これからはじっくり養生して欲しいPR -
後味の悪さだけが残った…世Ⅳ虎が引退という形でスターダムを去る!
(週プロモバイルより)
31日、スターダム新木場大会終了後、ロッシー小川社長が会見。無期限出場停止中の世Ⅳ虎の5月31日付での引退を発表した。
小川社長「2月22日の試合以降、無期限出場停止になっていた世Ⅳ虎選手なんですけど、昨日話し合いをもちまして、彼女の意向で引退したいと。きょう付、5月31日付で引退ということになりました。6月14日、後楽園ホールで本人が会場に来て挨拶をしたいということで、どういう形になるかわからないですけど、引退セレモニーを。試合をやるわけじゃないので、とりあえず挨拶をする形で見送るという形になります。(世Ⅳ虎が)昨日事務所に来まして、辞めたいという意向があって、辞めるということは引退なのか退団なのかと聞いたときにまあ引退だと。スターダムで試合をしたくない、でも、スターダムでしか試合をしたくないと。2つのことが。まあ、元気そうでね、いまは何もしていないと。彼女と
すればちゃんと話し合いをして区切りをつけていかないと次に動けない。次に何をするにしてもしっかり区切りをつけたかったということがあったので。とりあえずきょう、こういう発表になりました。あとは6月14日に本人が姿を現しますので、会見をするかはわからないですけど、本人の意向はファンの皆さんの前で挨拶がしたいということです。(引退の意向は初めて口にしたこと?)前に何回か話し合いをするなかで、もうプロレスはできないということがあって。そのなかでこちらもゴールデンウイークに試合が立て込んだり、メキシコに行ったりしてなかなか話が聞かれなかったので。昨日そのタイミングがきて。本人も節目というのが昨日、きょう、5月の終わりということでハッキリしたかったと。
ただ、彼女はまだ21歳、今年22歳なので。一応、引退という形はとるんですけど、人の人生だから気持ちがどう変わるかわからないし、決して体を痛めてるとかできない状態ではないので。先のことはわからないですけど。彼女が素質のあるいい選手だったので、わからないですけど、またそういう巡り合わせがあればと思いますね。後は世Ⅳ虎自身、私が一番恵まれてたんじゃないかということを言ってました。スターダムに入った所属選手のなかで。後はファンの皆さんの前でどういう形で挨拶をするのか。それは本人が今回の騒動にケジメをつけたということです。ただ、まだ若いから可能性があるんだったらまたやればいいと思うし。こちらからは本人が引退という形で区切りをつけたいと。じゃあ、送り出すことしかできないです」
スターダムが会見を開き2月11日の安川悪斗との凄惨マッチで無期限謹慎となっていた世Ⅳ虎の引退を発表した。会見には世Ⅳ虎本人は出席しながったが、理由は本人の意志というもの、しかし小川代表は。「まだ21歳で、素質のある選手だった。まだ若いから可能性があればまた(プロレスを)やればいい。こっちは送り出すことしかできない」と“他団体でカムバックしてもいい”という発言もしていることから、世Ⅳ虎の引退は実質上の退団また解雇に近いもので、14日に行われる引退セレモニーは世Ⅳ虎とスターダムとの決別の儀式になりそうだ。
世Ⅳ虎の“引退”を受けて、コーチ役で先にスターダムを退団した高橋奈苗がTwiiterを更新し引退やスターダムを去ることは世Ⅳ虎の本意ではないことを明かし、凄惨マッチの現場にいた木村響子もスターダム側を非難した。
見ている側の意見とすれば世Ⅳ虎と悪斗の決着は両者共スターダムのリングで復帰したうえでリングの上での決着を望んでいたし、それが筋というものだと思う。しかしスターダム側は世Ⅳ虎の引退という後味の悪い形での決着を望んだようだ。世Ⅳ虎の今後はどうなるのか高橋奈苗が「これからのプロレス道に繋げようと決めた」と本人に伝えたことから、高橋奈苗が世Ⅳ虎の復帰の道筋を決めると思われる。(一部では某団体に移籍の噂もあるという)
2月の凄惨マッチ事件は世Ⅳ虎がスターダムを去るということで決着となるが、ただそれが本当に正しい判断だったのかどうかわからない…私が生きてきたプロレス界がこんなんだなんて思ってほしくなくて、本人にもここで終わってほしくなくて、ずっとずっと伝えていました。 でもね。あの試合後からしばらーく喋れないほどの事を起こされて。 それを考えると笑顔を見られる今の方がずっといいんです。
— 高橋奈苗 Nanae Takahashi (@nanaracka) 2015, 5月 31私はあいつの先輩として責任をずっと感じています。 でも、本人と話してそれが本人の望むことではないとわかったので、 これからのプロレス道に必ず繋げようと決めた。 それも伝えました。 責任感じる、っていい人ぶったってなにもはじまらないし。 それよりも目を見開けばいいと思う。
— 高橋奈苗 Nanae Takahashi (@nanaracka) 2015, 5月 31好きに書き散らかすマスコミ、心無い対応ととられても仕方のない上の対応、会場に人が埋まればなんでもいいのか? 私は嫌です。
— 高橋奈苗 Nanae Takahashi (@nanaracka) 2015, 5月 31結局みんな他人事なんだよ。勝手だよ。ふざけんな。 世Ⅳ虎と惡斗の試合後、みんな好き放題、言ったよね。批判したよね。 あの試合をお題に自分のプロレス論を振りかざすひともいた。 会社が悪い、ロッシーが悪い、 正論だよ。 ただ、あなたたちひとりひとりには責任ないのかよ?
— 木村響子 (@kimurarock) 2015, 5月 31世Ⅳ虎の言葉を聞けよ スターダムで試合したくない。 でも、スターダムでしか試合したくない。 スターダムに対する愛情、失われたもの、いろんなものがあふれてるよ。。。 世Ⅳ虎が決めたこと。 あたしだって、あいつと試合したいよ。でもそれは、わたしのエゴだからね。しまっておく。
— 木村響子 (@kimurarock) 2015, 5月 31本日スターダム新木場大会、どうもありがとうございました!世IV虎の件で発表があり、私もすごくやるせない気持ちです。6月14日の後楽園ホール大会での本人からの挨拶をお待ちください。
— 紫雷イオ、Io Shirai (@shirai_io) 2015, 5月 31本日新木場大会ありがとうございました! サンダーロック勝利! 世IV虎ちゃんの件、今日発表がありましたが、後楽園大会に来て挨拶をします。昨日会ったのですが、元気です。本人の言葉を待ってください。
— 岩谷麻優*スターダム (@blue02sky19) 2015, 5月 31夜中に世Ⅳ虎引退のニュースを見た。う〜ん…でもな…う〜ん…これでイイのか?女子の業界のコトはよくわからないが…アイツとはまた一緒になにかやりたいと思っていたからさ…う〜ん…コレで本当にイイのか?…この答でイイのか?…う〜ん…
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2015, 5月 31あくまで私の持論ですが。プロレスはね、幸せになるためのツールなんです。時には辛く悲しい事もあるけど、それをひっくるめて最高にくだらなくて最高に楽しい。夢を見るのは自分。叶えるのも自分。そして、断つのも自分。辞める時には思い出で笑顔でいられる、プロレスはそういう場所であって欲しい。
— 男色ディーノ (@dandieno) 2015, 5月 31ピンチはチャンスとよく言います。でも私、騙されません。ピンチはやっぱりピンチだと思います。ただ、チャンスはどこにでも転がってるんですね。それがたとえピンチの時にでも。気づいてないだけで。さーて、トイレに紙見当たらないけど、どこにチャンスありますかね?事は終わってます。#男色説法
— 男色ディーノ (@dandieno) 2015, 5月 30 -
Evolutionが完全武装化!潮﨑&宮原がビッグガンズを降し世界タッグ王座を死守!5月31日 全日本プロレス「ファン感謝デー」大阪府立体育会館第2競技場 910人超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼10分1本勝負
○曙(3分20秒 体固め)×野村直矢 ×青柳優馬
※ランニングボディープレス
◇第2試合◇
▼レジェンドマッチ/20分1本
△ドリー・ファンク・ジュニア 西村修(20分時間切れ引き分け)△渕正信 藤原喜明
◇第3試合◇
▼勝者当て4WAYマッチ/30分1本
○鈴木鼓太郎 (7分41秒 片エビ固め)×中島洋平
※ブルーディスティニー あと2人は吉江豊、ビリーケン・キッド
◇第4試合◇
▼SUSHI Road to Asia/30分1本
秋山準 ○SUSHI(12分18秒 エビ固め)KENSO ×南野タケシ
※SUSHIサンダー
◇第5試合◇
▼Evolution完全武装化/45分1本
諏訪魔 青木篤志 佐藤光留(9分37秒 体固め)大森隆男 ×金丸義信 ウルティモ・ドラゴン
※ ラストライド
【試合後のEvolution】
諏訪魔「これが武装化の形だ。こんなの第一歩に過ぎない。ファン感謝デーだから、そんなこと言ってたら客は喜ばない。どんどん客が喜ぶこと率先してやって、俺らが仕掛けていく、攻める。そういう形をやらないとダメだ」
佐藤「これが俺たちの感謝だ。文句がある奴は前に出てこい。諏訪魔さんが氷付けにしてやるよ。止まんねぇよ」
諏訪魔「どんどん攻めるぞ。上出来だ、今日は」
◇第6試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[第70代王者組] 潮崎豪 ○宮原健斗(24分42秒 シットダウン式ジャーマンスープレックスホールド )[挑戦者組]ゼウス ×ボディガー
☆潮崎、宮原初防衛に成功
(試合後)
宮原「ゼウス&ボディガー、さすが大阪で生まれ育っただけあって、めちゃくちゃ強かった。でも防衛したのは俺たちです。皆さんの声援、最高でした。ありがとうございました。全日本プロレス、最高でしたか!?またこの会場でお会いできるのを楽しみにしてます」
【試合後の潮崎&宮原】
宮原「世界タッグ第70代の俺らが初防衛したけど、対戦相手のゼウス&ボディガーは素晴らしい選手。地元ということで普段以上の力が出てたんじゃないかと感じました。でも意味のあることは俺らが防衛して、大阪の大会を俺が締めくくったこと。新時代を目指したいと本気で思ってる。待ってても来ないなら自分からつかみにいくよ」
潮崎「ゼウス、ボディガー組というのがこれだけやれるのはわかってるし、これっぽっちなのか、これ以上いけるのか。まだまだあっちの二人ももっと上がってきて、またこのベルトかけて試合やりたいしね。俺らが勝ってベルトがここにある。誰でもいい。獲りにこいよ。俺が三冠落としたけど、健斗がいるから、ここでまだまだ止まらずにこの先ずっといける。このベルト俺たちがずっと守っていきますよ」
――大熱狂の末に防衛して手応えは?
潮崎「手応えも何もないよ。お客さんがいるからこそ。ファン感謝デーで世界タッグタイトルマッチができて、俺はよかったと思うし、今日みたいな最高の空間を皆さんと分かち合えたと思うし、これが俺たちのファンの人たちに対する感謝の思いです」
宮原「俺はもちろん技術、力、精神力そういうものが大切だけど、最高の空間を作る。そういうものを心がけて戦ってる。結果はもちろん。これからも最高の空間をいろんな形で作って、また大阪でもっと最高の空間を作りたい。防衛できて、ああいう形で締めくくれたのでよかったです」
全日本プロレスの「ファン感謝デー」が大阪で開催され、メインは世界タッグ王者の潮﨑、宮原のXceedにゼウス、ボディガーのビッグガンズが挑戦。
試合の先手を奪ったのはビッグガンズで宮原がフロントハイをボディガーに浴びせるも、平然と受けきったボディガーがラリアットを浴びせ、潮﨑がカットに入るもゼウスが鎮圧しボディガーが宮原を、ゼウスが潮﨑をリフトアップで担ぎ上げパワーの差を見せつける。
場外戦もビッグガンズペースとなるが、潮﨑がボディガーにドロップキックで黙らせると潮﨑がチョップやトラースキック、宮原がストンピングと捕えにかかるが、スピアーで反撃したボディガーはゼウスに交代、ゼウスは宮原をフロントスープレックスで強引に 投げるも、交代した潮﨑がフィッシャーマンバスターから逆水平合戦を展開、宮原が入ってWブレーンバスターを狙うがゼウスは二人まとめてブレーンバスターで投げて場外へ追いやりノータッチトペを発射、リングに戻っても潮﨑にブレーンバスターで叩きつける。
潮﨑は起死回生の豪腕ラリアットを放つと、ゼウスもラリアットで返し、潮﨑はマシンガンやローリング袈裟斬りと放っていくが、ローリングラリアットはゼウスが逆水平で迎撃すると、豪腕ラリアットを食らっても立ち上がるゼウスはラリアットと浴びせる。
ボディガーが入るとゼウスとのダブルチョークスラムを狙うが、潮﨑は踏ん張ってゼウスには豪腕ラリアット、ボディガーにはバックドロップを決め、宮原も串刺しエルボーからノ ーザンライトスープレックスでボディガーを追い詰める。
しかしゼウスがカットに入る宮原をフォールアウェイスラムで投げ、ボディガーもショートレンジのラリアットからフェースバスターからラリアットを狙うも、宮原はスネークリミットで捕獲し耐えるボディガーのバックを奪ってジャーマンを決める。
そこでゼウスがカットに入りダブルインパクトを狙うが、宮原が察知してコーナーのボディガーを雪崩式ブレーンバスターで投げると、起き上がったボディガーのラリアット狙いは潮﨑がローリング袈裟斬りで迎撃、ゼウスが潮﨑にフライングラリアットを決めるが、ヘッドスプリングで起き上がった瞬間に潮﨑がトラースキックを放つ。
XceedはボディガーにSHIN-SEKAIを狙うがゼウスがカットに 入ると宮原をアルゼンチンバックブリーカーで担げば、ボディガーも潮﨑を同じ技で担ぎ、宮原を捕えてサンドウィッチラリアットを決め、ボディガーがラリアットを決めるも、宮原はバイシクルキックで応戦し垂直落下式ブレーンバスターからジャーマン、シットダウン式ジャーマンで3カウントを奪い激戦を制した。
またセミでは武装化を宣言したEvolutionがギリースーツを着用、佐藤がマシンガン、青木がライフル、諏訪魔がバスーカ持参で登場し、リングサイドや花道、リング上でバスーカをぶっ放すなど派手な入場パフォーマンスを展開、試合も大森組を圧倒し最後は諏訪魔が金丸をラストライドで仕留め完勝、試合後も銃器をぶっ放すパフォーマンスを展開するなど大きなインパクトを残した。
次期シリーズではXceedとEvolutionが全面抗争へと突入するが、リニューアルしたEvolutionが圧倒的な強さを見せつけるか? -
BEST OF THE SUPER Jr.XXII 静岡大会 公式戦結果5月31日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXII」静岡・キラメッセぬまづ 1140人
<コメント、星取表などは新日本プロレス公式HPより>
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[3勝2敗=6点]○チェーン・オーエンズ(7分57秒 体固め)[2勝3敗=4点]×外道
※パッケージドライバー
外道が丸め込みからトラースキックを放つも、パンチで応戦したオーエンズが飛びつきリバースDDTからパッケージドライバーで勝利
【オーエンズの話】よし、よし、よし、見ただろ。今日はゲドーをやっつけた。『BEST OF THE SUPER Jr.』はまだまだ続く。カイル・オライリー、タグチ、次はお前らだ。お前らがリング上でどんな汚い手を使おうが、俺に勝てるはずがないんだ。みんな、しっかりとこの『BEST OF THE SUPER Jr.』を見ておけ。そして、この“クラウン・ジュエル”チェーズ・オーエンズをな」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[3勝2敗=6点]○獣神サンダー・ライガー(7分55秒 エビ固め)[2勝3敗=4点]×バレッタ
バレッタがジャンピングニーからデュード・バスターを狙うも、ライガーが丸め込み、エビ固め合戦の末ライガーが勝利!
【バレッタの話】「ジューシン・サンダー・ライガーとはこれが2度目だ。そして2度目も負けてしまった。だけど、いつまでも負けてばっかりではないぞ。『SUPER Jr.』だけじゃない、ジューシン・サンダー・ライガーとはどのようなシチュエーションでの闘いでも、勝てば大きな勲章になるんだからな。必ず勝つぞ。勝つまで追いかけてやる」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[5勝1敗=10点]○KUSHIDA(11分14秒 ホバーボードロック)[3勝3敗=6点]×タイガーマスク
タイガーが雪崩式ダブルアームスープレックスからタイガースープレックスホールドで追い詰めるも、ロープブレークで九死に一生を得たKUSHIDAが突進するタイガーをホバーボードロックで捕獲、ギブアップを奪い勝利!
【KUSHIDAの話】日に日にテーピングが増えていく。もう満身創痍。横並び、実力横一線じゃ意味ないんだよ。誰か1人、跳び抜けないと時代は作れない。あと1人、ロッキー・ロメロ、必ず(公式戦で)勝って。(今日の)タイガーマスク(戦)、ちっとも無事じゃないけど、残り(のリーグ戦)、ロッキー・ロメロの背中に代々木が見えてきました」
【タイガーの話】今日負けて、望みはないのかな? どうなんだろ? なかろうが何しようが、『SUPER Jr.』っていうのは、最後まで何があるかわからないから。俺はまだ、デビッド・フィンレー(戦)が残ってるけど、最後の最後まで、この『SUPER JR.』、タイガーマスクとしての闘いを見せたいと思ってる」
――KUSHIDA選手の印象は?
タイガー「いろいろコメント見れば、『コノヤロー! 生意気言いやがって』と思う部分もあるけど、逆に言えば、自分が新日本に来たときも同じだったと思うんだよね。そういう意味では、それでこそ新日本Jr.の一員だっていうのはあるしね。今、下の選手は認めざるを得ないですよね。あそこまで追い込んで、まだあの手があったっていうのは、自分が甘かったのか、KUSHIDAの方が上回ったのかはわからないけど、一つ言えることは、『SUPER Jr.』っていうのは“強い者が決勝に出る”。だから、今日はKUSHIDAの方が強かった。それは認めざるを得ない。それは勢いとかじゃないと思う。そういう部分で、僕が残ってないんであれば、KUSHIDAをバックアップする。今はそう思う気持ち。だけどさっきも言ったように、最後までまだまだわからない。KUSHIDAが(関節技も)できるっていうのは知ってたから、今日はああいい試合できてくれたのはうれしいですね。いつもの派手なプロレスじゃなく、こういう地味なプロレスをやってくれたのがうれしかったし、これからも新日本は、Jr.だろうがなかろうが、こういう試合は必要だと思うんで。できる選手がやればいいと思ってる。そういう意味でKUSHIDAは、あれからだと思う」
――最後は握手で終わってノーサイドでした。
タイガー「俺、負けたんだから。あそこで強がってもしょうがない。あいつが後輩だろうがなんだろうが、勝者はKUSHIDAなんだから。認めないと」
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KUDOがHARASHIMAを破りKO-D王座奪還も、大家健が出現し下克上を宣言!
5月31日 DDT「Audience2015」後楽園ホール 2200人超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権試合/60分1本
[挑戦者]○梅田公太(3分43秒 片エビ固め)[初代王者]X伊橋剛太
※ハイキック
☆伊橋が11度目の防衛に成功。
◇第1試合◇
▼30分1本
坂口征夫 ○マサ高梨 赤井沙希(9分20秒 エビ固め)ヤス・ウラノ X彰人 アジャ・コング
※タカタニック
◇第2試合◇
▼T2ひー新メンバーオーディション/30分1本
○高木三四郎 平田一喜 デヴィン・スパークス リック・エリス(8分22秒 エビ固め)大鷲透 松永智充 DJニラ X岩崎孝樹
※シットダウンひまわりボム
◇第3試合◇
▼30分1本
○MIKAMI 石川修司 (9分50秒 エビ固め)樋口和貞 X勝俣瞬馬
※450°スプラッシュ
◇第4試合◇
▼30分1本
男色ディーノ ○大石真翔 スーパー・ササダンゴ・マシン(11分56秒 直伝!トルネードクラッチ)アントーニオ本多 竹下幸之介 X福田洋
◇第5試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[第19代王者組]○石井慧介 入江茂弘 高尾蒼馬(13分53秒 片エビ固め)[挑戦者組]飯伏幸太 佐々木大輔 X宮武俊
※ニールキック
☆石井&入江&高尾組が2度目の防衛に成功
◇第6試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○KUDO (23分27秒 体固め) [第50代王者]XHARASHIMA
※ダイビングダブルニードロップ
☆HARASHIMAが2度目の防衛に失敗。KUDOが第51代王者となる
(試合後)
KUDO「HARASHIMAさん、お疲れ様でした。ゆっくり休んでください。俺が、このベルトを持って、防衛続けて、両国まで、突っ走ります!」GM「KUDOさん、ベルト奪還おめでとうございます。この時点で誰も出てこないようなので、きょういつでもどこでも挑戦権を使うことはないと思います。次の後楽園なんですが、KING OF DDTの決勝がメインになりますので、KO-D無差別級のタイトルマッチはおこないません。ですが、いつでもどこでも挑戦権ありますんで、油断しないようにしておいてください」
(ここで、いつどこ挑戦権を持った大家健が登場。大家と今成は本部席をジャックする。)大家「後楽園ホールにお越しのみなさん、はじめまして。ガンバレ☆プロレス代表の、大家健と申します。KUDO! KUDO、おめでとう。俺は嬉しいよ! 学生プロレスの後輩のオマエがチャンピオンに返り咲いて、すげえ嬉しい! でもな、これを見ろ。いつでもどこでも挑戦権、ガンバレ☆プロレスはプロレスをメジャースポーツにするために日々、頑張っております。俺がチャンピオンになって、両国大会のメインイベントに出ることは、プロレスをメジャースポーツにするために必要な第一歩だ! この挑戦権は、しかるべき時、しかるべき場所で、使わせていただく! 俺が絶対に両国、メインイベントに立って、俺がガンバレ☆プロレスだ、ウィー・アー・ガンバレ☆プロレス!」
(大家は両国メインに立つことを宣言し、バッド・コミュニケーションに乗ってテンションを上げまくって去っていく。)
GM「(急に取り乱して)KUDOさんやばいっすよ! 昔の大家健と別人ですよ! あの自信満々な表情、立ち居振る舞い…大丈夫っすか!?」
KUDO「なに心配してんすか。僕は、エビスコ酒場の店長で、アイツは使えない平社員ですよ。なんの問題もないです」GM[わかりました。安心しました、それを聞いて」
KUDO「1年ぶりに、最高にうまい酒を飲みます。それは、このKO-D無差別級のベルトを肴に飲む酒です。このまま、俺は両国まで突っ走ります! 行くぞー! 酒盛りだー!!」
【KUDOの話】
KUDO「見ての通り、勝ちました。僕はいま、DDTで一番強いチャンピオンです。きょうHARASHIMA倒したし、このままベルト、両国はもちろんだけど、この先もずっと防衛していまのHARASHIMAのポジションも超えてやろうと思ってます。もう誰でもいいですよ、挑戦してきてください。大家健はどうでもいいですね。まだいつどこ3つぐらいあるの? 誰でも負ける気しないから。誰でも挑戦してきてください。俺もうつまづかないようにDDTの頂点、DDTのトップ、DDTのエースになります!(大家は眼中にない?)眼中にないですね。きょうも人気あるなと思ったけど。わけわからないですよ、メジャースポーツにするためにベルトって。それだって俺らがやってることですからね。大家さんも持ってると思うけど、俺たちもプロレスをメジャースポーツにするために命削って頑張ってるんで。修羅場をくぐった数が違うんで、負ける気はしないですよ。(ディーノも2枚持っているが)いつでも来てください。誰でも。もしHARASHIMAがいつどこ取って来るんならやるし、誰でもいいですよ。きょうトーナメント決まりましたけど、俺は両国勝つつもりで。俺も経験あるんですけど、トーナメントを勝ち上がるとすごい勢いに乗るんですよね。俺は両国までにそれに負けないような防衛戦を、3つですか。3つ防衛を重ねて、勝ち抜いたヤツよりも勢いをつけて、両国で誰が来るかわからないですけど迎え撃ちたいと思います。」
(本誌DDT担当記者の)加藤さん、何かありますか?」
加藤記者「HARASHIMA選手との対戦成績が取って取られて、取って取られてとなっていることに関しては、この先どう考えてますか」KUDO「…まあ、結果に関してはたまたまだと思いますけど、前回負けたら負けなくない。そんなの当たり前。どう思うんですか?」
加藤記者「どこかでどちらかが、これを止めないと」
KUDO「いやいや、過去の成績を見てください。連敗していることもありますよ」
高梨「…オマエのくだらない知識とよくわからない質問で、考えまとまってないような質問しやがってコノヤロー。しゃべんなくていいんだよ、帰れ、たわし!」
KUDO「笑ってごまかすな!」
【HARASHIMAの話】「けっこう序盤にいいのをもらって、そこからフワフワ試合をしてしまって。きょうのKUDOは今までのKUDOの中で一番強かったです。とりあえず自分はベルトを守り切って、両国のリングに立つっていうのを一番の目標にやってたんで。いまその目標がちょっとなくなってしまって…ショックというか、自分の想定外の出来事です。ただ自分は前を見て進んでいきますんで。また頑張ります」メインはHARASHIMAの保持するKO-D無差別級王座に“いつでもどこでも挑戦権”を保持しているKUDOが挑戦、HARASHIMAは24日の札幌で樋口の挑戦を退けての2週連続の防衛戦、一方のKUDOは17日の名古屋大会で“いつどこ”挑戦権を佐々木に奪われたものの、24日の札幌大会で奪還し紆余曲折の末挑戦に漕ぎ着けた。
試合の先手を奪ったのはKUDOで序盤はキックを牽制しあい、グラウンドを展開するもKUDOがハイキックを浴びせてHARASHIMAはダウン、HARASHIMAは場外へ逃れるもKUDOは膝蹴りを交えながらのキックの連打を浴びせる。
しかしHARASHIMAはKUDOのキックをキャッチしてボディーブローを浴びせるとKUDOは失速、ここからフットスタンプを連発し、コーナーに水平にセットしてからフットスタンプを投下するなどKUDOのスタミナを奪いにかかる。
主導権を奪われたKUDOはブレーンバスター狙いを踏ん張り8×4を浴びせると、スワンダイブはHARASHIMAに迎撃されるが、ロープ越しのギロチンはKUDOはかわしエプロンダッシュのPKからロープ越しのダブルニーを投下する。
リングに戻ったKUDOは串刺し式やスタンド式のダイビングダブルニーを浴びせ、ミドルの打ち合いから今度はHARASHIMAがジョン・ウーを発射、雪崩式を狙うがKUDOはエルボーで崩してダブルニーを投下も自爆すると、HARASHIMAはスワンダイブ式ダブルニーから山折り、蒼魔刀を狙うもかわしたKUDOは回転エビ固めで切り返しバスソーキックを浴びせる。
KUDOはコーナーへ昇るもHARASHIMAも追いかけ雪崩式を狙うが、KUDOは膝蹴りで阻止してからダブルニーで潰し、ダイビングダブルニーを投下もHARASHIMAが剣山で迎撃、共に膝に大ダメージを負ってダブルダウンとなる。
起き上がった両者はエルボー合戦となり、HARASHIMAがボディーブローからつるべ落としを狙うもKUDOは着地、しかしHARASHIMAはリバースフランケンを決めると蒼魔刀を決め、再度蒼魔刀を狙うと、KUDOが先に蒼魔刀を発射する。
両者は打撃戦となりHARASHIMAがグーパンチからつるべ落としを決めると、スワンダイブ式蒼魔刀を発射するが自爆、これを逃さなかったKUDOがPK、バスソーキック、バックスピンキックの連発から後頭部へのダイビングニー、正調ダイビングニーと畳みかけ3カウントを奪い王座を奪取した。
試合後にはガンバレプロレスの代表でユニオンの三富政行からいつどこ挑戦権を奪取した大家健が今成正和を従えて登場し本部席をジャック、しかるべき場所で権利を行使し王座を奪取、両国のメインを強奪することを宣言して去っていった。
鶴見亜門GMの言ったとおり昔の大家ではなくガンバレプロレスを旗揚げしてからはカリスマ性を発揮しつつある、甘く見ると大ヤケドする可能性も否定できない。
大会終了前には「KING OF DDT」の組み合わせも発表されたが、まだ“いつどこ”挑戦権を2枚保持しているディーノの存在も控えている、果たして両国のメインに立つのはKUDOなのか、ディーノか、それとも大家なのか・・・?DDT後楽園大会終了!T2ひ〜は新外国人2名(名前忘れた)を加え、5人でマット界の頂点目指したいと思います! #ddtpro #ダイビングヘッドバット #未遂 #神が降臨 pic.twitter.com/6nmFP0aV6L
— 高木三四郎 (@t346fire) 2015, 5月 31何とかT2ひー残りました!最後会場の皆さん暖かかったー!!涙 そしてT2ひーは五人体制に!間違いなく最強の外人タッグなのでさらにパワーアップしたT2ひーに乞うご期待☆ そしてトーナメント1回戦は飯伏さん…が、頑張るぞー! とりあえず今からベストストレッチ勤務してきます
— 平田 一喜 (@parakissk) 2015, 5月 31そして、よしもとクリエイティブエージェンシーとDDTのダブル所属となった手のりタイガーの渡瀬瑞基 @watase_mizuki を本日、ご紹介させて頂きました。プロレスラーデビュー目指して頑張ってます。応援よろしくお願いします! pic.twitter.com/KmJDTUjWkL
— 高木三四郎 (@t346fire) 2015, 5月 31 -
テリーの代わりにドリーが急遽参戦…大阪でのラストマッチも天龍は熱かった!
5月30日 天龍プロジェクト「天龍プロジェクト27 Revolution FINAL TOUR in Osaka」大阪府立体育会館第2競技場 1298人 超満員札止め
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
ザ・グレート・カブキ ○アレクサンダー大塚(10分41秒 体固め)松山勘十郎 X太陽塔仮面
※カブキのトラースキック
◇第2試合◇
▼30分1本
○ドラゴンJOKER 三原一晃 (11分05秒 ラ・マヒストラル)TARU X“brother"YASSHI
◇第3試合◇
▼MIZUCHIルール スペシャルタッグマッチ/30分1本
河上隆一[MIZUCHI] ○金本浩二[守護者] (16分38秒 片エビ固め)X舞牙[MIZUCHI]
高岩竜一[守護者]
※ムーンサルトプレス
◇第4試合◇
▼IJタッグ選手権試合/無制限1本
[第18代王者]○空牙 ガメラス(16分16秒 片エビ固め)[挑戦者]土方隆司 X橋本和樹
※タワースタンプ
☆空牙&ガメラスが2度目の防衛に成功
◇第5試合◇
▼30分1本
○嵐(9分43秒 エビ固め)X相島勇人
※パワーボム
◇第6試合◇
▼60分1本
○天龍源一郎 ドリー・ファンク・ジュニア NOSAWA論外(16分31秒 片エビ固め)諏訪魔 青木篤志 X佐藤光留
※ラリアット
【試合後の天龍、ドリー】
▼「誰か文句ある人いますか?(笑) ホンットにね、よく使われる言葉で言うと感無量ですよ。プロレス人生を辞める時は腹いっぱいって言ったけど、今日もそんな感じですね。満足感がだんだん高くなってますよ。今日は胸いっぱいでしたね。NOSAWA論外がこんな試合うまいと思わなかったし、ドリーさんがこれだけ元気にハッスルしてくれて、この二人に感謝します。みてて勇気を与えられて、出て行って諏訪魔とああなったのも必然だったのかなと。この二人に気持ちを高められましね。これだからプロレスは面白いね」
――相手のEvolutionについては?
▼天龍「彼たちがこういう悪い状況の中で対戦相手になって、腑に落ちない部分もあったかもしれないけど、それを超えるものをみせてくれたから感謝してます。逆に火をつけられた部分もあるしね。諏訪魔にはぜひプロレス界を背負っていってほしいね。だって今日、プロレス界の神様ドリーとやって、得るものがあっただろうし、この世渡り上手のNOSAWAと当たったんだから大丈夫でしょう」
――最後の大阪となりそうだが?
▼天龍「福井の田舎から出てきて一番最初にカルチャーショック受けたのが大阪でしたね。大阪駅から環状線に乗って鶴橋に向かってる時、初めて関西弁を聞いて、これがナマの関西弁だって驚いて、うどんのスープの濃さに驚いてってそんな日々でしたよ。(たくさんののぼり)テリーの病気のことがあって出られなかったけど、ドリーさんがはせ参じてくれて感謝してます。やっぱりテキサススピリットは凄いですよ」
――ドリーからアメリカで最初に教わったことは?
▼天龍「プロレスとはこういうスポーツなんだよということを教えられたんですよね。簡単なことを教えてもらったからスッと入れましたよね。日本にいた時は注釈がついて、この性格だからやかましいって反発心があったけど、ドリーさんは本当に名コーチでしたよ。ドリーさんが普通の冷やしてないクアーズってビールを飲むのを見せてもらいましたよ。本当にいい友達に恵まれてると今思ってますよ。お客さんも温かかったし、記者の皆さんもこんな遠くに来て頂いて感謝してます」
――諏訪魔がテリーを交えての3度目を熱望していたが?
▼天龍「諏訪魔がもう一回やりたいって? じゃあテリーに伝えときます。俺はもういいよ。でも久しぶりに戦ってて共鳴というか、相通ずるものが垣間見えて、諏訪魔とやれてよかったね」
▼ドリー「テンルー、ワタシノセイトデス。ファイナルカウントダウン、オメデトウゴザイマス」
▼天龍「何か興奮して寝れないね。本当にドリーさんには俺がいたころ、ブッカーやってて3時ごろ帰ってきて、俺が7時ごろ電話して練習教えてくれって言うと、オフィスの仕事がいっぱいあるのに教えてくれた。感謝しきれないですよ。だから全日本プロレスのこの流れをさきほど名前出した選手たちが引き継いでいって脈々とプロレスを伝承していってほしいと思います」
【諏訪魔の話】「歴史の重みというか、そういうものをモロに感じる試合だった。凄いな。天龍、ドリー…今までと違う怖さというか、そういうのを感じました。アゴに何発も食らったんでね。天龍源一郎が背負ってるものの重みが違ったというかね。(前回は引退表明前で、今回は引退が決まってからの対戦だったが違いはあった?)何ともいえないんだよね。重みが増したというか、自分自身もっと歴史を作らないといけない。そう思いましたね。久々だよ。これだけブーイングされたのは。コントロールしきれなかったね。当然、試合の結果としても負けてるし、内容も持っていかれた。引退まで時間あるし、まだもう一回やりたいね。次は天龍さんがリスペクトしてるテリーに体調治してもらって、もう一回やりたい。天龍さんがなぜあれだけリスペクトしてるか肌で体感してみたいね。毎日試合して体に染みつけたいぐらいだよ」
5月30日天龍プロジェクト大阪大会を観戦するために大阪府立体育会館を3ヶ月ぶりに訪れた。天龍の大阪でのラストマッチ見るためだったが名称はボディーメーカーコロシアムから府立体育会館へいつの間にか戻っていたのには驚いたものの、自分にしてみれば府立体育会館のほうが馴染み深い。
観戦目的は天龍だけでない、天龍とタッグを組む“テキサスブロンコ”テリー・ファンクを見たいのもあった、テリーを生で見るのはおそらくだが1995年1月以来で楽しみにしていたのだが、テリーは肺炎のため来日できず欠場となり、テリーの変わりに31日の全日本プロレス大阪大会に参戦が決まっていた“ザ・グレート・テキサン”ドリー・ファンク・ジュニアが急遽参戦、ドリーを見るのもいつ以来かわからないがおそらく馬場体制の全日本プロレス以来、ドリーが全日本を離れてからは生で見る機会がなくなっていた。
会場入りとなるが開場となると、天龍の大阪でのラストマッチということで用意されたイスがほとんど埋まり超満員、大会もスタートとなるがザ・グレート・カブキに松山勘十郎、TARU、アレクサンダー大塚、空牙、嵐、金本浩二、高岩竜一など久しく見ていなかったレスラーが続々と登場、カブキは出番は少なかったもののヌンチャクパフォーマンス、アッパーブロー、トラースキック、毒霧などしっかり見せ場を作っていた。
いよいよメインとなるとEvolutionが先入場、天龍組はドリーが入場しビデオカメラを片手に撮影する夫人と西村修を従えて入場すれば、天龍はNOSAWAと天龍の愛弟子格だった北原光騎を従えて入場、北原を見るのもWAR以来だがほとんど試合をしておらず、天龍の引退を契機に自身も引退するという。
各選手がコールされドリーがコールされるとロープワークを見せるが歩き方がほとんどおじいちゃん、体つきもやせていたことから館内からは“大丈夫なのか?”という声が飛び交っていた。
試合は天龍がやや前転気味の浴びせ蹴りで奇襲をかけると諏訪魔とチョップ合戦を展開、天龍が押され気味になると諏訪魔に大ブーイングとなるが、天龍のグーパンチに対し諏訪魔は容赦なくバックドロップで投げ、交代した光留はミドルキックで天龍からダウンを奪いまたブーイングが飛び交うが、起き上がった天龍はリック・フレアーばりの“ちょっと待て”のポーズで間を空けると光留の股間にパンチからグーパンチでお返ししドリーに交代、ドリーも光留相手に独特のヘッドロックで絞めあげスリーパーを決めるが、コーナーに控える天龍が諏訪魔にペットボトルを投げつけると、諏訪魔も怒って天龍を襲撃するがリングのドリーは思わぬ展開だったのか立ち尽くしてしまうも、エルボースマッシュをしっかり決め館内を沸かせる。
交代したNOSAWAは青木に論ザードを決め武藤敬司ばりの“プロレスLOVE”ポーズで諏訪魔を挑発、よく考えればNOSAWAも諏訪魔と対峙したのはいつ以来なのか、プロレスLOVEポーズに不快感を示したのか諏訪魔は怒るも、天龍がリング下から諏訪魔を襲撃しドリーを交えて大乱闘を展開、最初は動きがぎこちなかったドリーもテンションが上がってきたのか光留だけでなく青木や諏訪魔にもエルボースマッシュを浴びせ鉄柱に叩きつけるなど大暴れするも、諏訪魔はドリーにも容赦なく攻め万力スリーパーで絞めあげる。
中盤はNOSAWAがEvolutionに捕まる展開となるが、天龍に交代すると3人にグーパンチを浴びせるも、諏訪魔は万力スリーパーで絞めあげ、試合中はなかなかカットに入らなかったドリーがカットに入ると、諏訪魔はドリーを捕らえてラストライドを狙うも、天龍がグーパンチでカット。
ドリーは“天下の宝刀”スピニングトーホールドで諏訪魔を捕らえている間に、天龍は光留に53歳からラリアットを決め3カウント、大阪でのラストマッチを勝利で飾った。
試合後は天龍が大阪での思い出を語ると、ドリーも片言の日本語で挨拶、天龍プロジェクト恒例の「エイエイオー!」で締めくくったが、こんな威勢のいい空間は久しぶりというか、天龍というレスラーが生み出した空間がいつまでも続いて欲しいと思ったが、そう思うと天龍源一郎の引退は改めて惜しい感じがした。
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試合中に地震発生のハプニング!KUSHIDAがフィッシュを降しBブロック単独トップに!
5月30日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXII」後楽園ホール 1702人 超満員札止め
<アピール、コメント、星取表などは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本勝負
○本間朋晃 デビット・フィンレー(11分34秒 体固め)小松洋平 ×田中翔
※こけし
◇第2試合◇
▼20分1本勝負
○チェーン・オーエンズ バルバロ・カベルナリオ(9分59秒 体固め)タイガーマスク ×ジェイ・ホワイト
※パッケージドライバー
◇第3試合◇
▼20分1本勝負
○オカダ・カズチカ ロッキー・ロメロ バレッタ(12分55秒 片エビ固め)高橋裕二郎 ×ゴーディ・ホール ニック・ジャクソン
※レインメーカー
◇第4試合◇
▼20分1本勝負
中邑真輔 石井智宏 ○矢野通 桜庭和志 YOSHI-HASHI(16分50秒 横入り式エビ固め)後藤洋央紀 真壁刀義 棚橋弘至 柴田勝頼 ×キャプテン・ニュージャパン
【中邑、矢野の話】
矢野「オイ、棚橋!! 格が違うんだよ、オイ!! 新旧エース対決、完璧だな、オイ!! 分かるか、エースってのはな、こういう所で勝つんだよバカヤロー、オイ。ちゃんとな、エースとしての仕事をな、全うしてやるよ、オイ。新たな“プロデュース”もな、沢山だ!! 山ほど舞い込んできてるぞ!!! オイ、いずれ分かるだろう。君たち!! バー―カ!!!」
中邑「あれ、おかしいな……白いベルト巻いてるヤツ…… オイ殿!! 殿! 殿! 殿!! 殿は何処(いずこ)へ……」
【真壁、棚橋の話】
真壁「オイ、バカヤローに言っとけコノヤロー! オイ、あんな恥かいたの久しぶりだなコノヤロー。上等だバカヤロー! 石井、覚悟しとけコノヤロー。オイ、いつ何時でも、テメェとやってやるコノヤロー! オイ、もうトサカにきてんだ、こちとらよ」
※真壁のコメント中に石井が乱入。両者殴り合いになる。
石井「オイ、それで終わりか。なに言ってんだ、オラ。そんなもんか、テメェ。なにへばってんだコノヤロー。へばってんじゃねぇ。なにがチャンピオンだ!」
真壁「うっせぇコノヤロー!」
※棚橋が止めに入り、真壁を押さえる。
棚橋「(石井を控室に)下げろ! 下げろ! 下げろ田中! いいから下げろ!」
※田中が石井を控室に下げる。
真壁「オイ、あのクソヤローに言っとけ! これ見てんだろ、テメェ。オイ。バカが、クソが。いいか、チャンピオンはこの俺だコノヤロー! ふざけたこと言わないでな、結果出してみろコノヤロー!」
◇第5試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[2勝2敗=4点]○獣神サンダー・ライガー(12分36秒 ヨーロピアン・クラッチ)[2勝2敗=4点]×外道
【ライガーの話】
ライガー「俺は負けないよ。体調も良い。俺が知ってる外道じゃないな。これ(レインメーカーのおかげが)で人気出て調子こいてるんじゃないか。毒がない。攻め方一方的だし。反則も想定してたより随分軽しい。外道の毒はどこにいったんだよ。まぁそういうことはどうでもいい。これでタイか? 2勝2敗か。もう1敗もできないし。沼津でバレッタ、あと田口や原始人も残ってるし。キッチリと勝ちにいって、決勝に残れるように。それしかないんでね。リーグ戦なんで。リーグ戦なんだよ」
【外道の話】「チキショー!! 痛恨だよバカヤロー!! あぁぁクッソ!!」
――敗れはしましたが、ファンは名人戦を見たという気持ちになったのではないでしょうか?
外道「そんなモン知ったこっちゃねぇよ、お前。俺は大阪でケニー・オメガに挑戦しなきゃいけねぇんだよコノヤロー。勝たなきゃいけないんだよ、勝たなきゃ。 チクショー!! フ●ック!!」
◇第6試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[3勝1敗=6点]○田口隆祐(13分15秒 オーマイ&ガーアンクル)[3勝1敗=6点]×カイル・オライリー
【田口の話】「ハァハァ、苦しい試合でした。強かった。タッグでもちょっとしかレッドラゴンの2人とは当たったことがなかったんすけど、こんなにストロングだとは思わなかった。ほんとフロントスリーパーで落ちそうになりましたけどね、これクッシーとタイトルマッチやった時、あの形を経験してたんで助かりました。汗で滑ったのもちょっとラッキーでした。ただね、開幕戦で外道に蹴られた急所がこんなにも立派になって帰ってきましたよ(大きく膨らんだ股間をアピール)。奥様方、小さいお子様をお持ちの夫婦生活に不満を持つ奥様方、元気な田口の息子が帰ってきましたよ。どうしますか?」
【オライリーの話】「あぁクッソ。クソ野郎。タグチ、お前は“ファンキー・ウェポン”らしいが、俺は“ファンキー・ドラゴン”だ。確かに今夜は1本獲られた。彼はいい選手だ。でもな、この俺の足の関節を見ろ。今やどうってことない。いいか、ちゃんと記事に書け。『カイル・オライリーはギブアップしてしまったが、今は元気に歩ける。何の問題もない。次はタグチを歩けなくしてやる』ってな」
◇第7試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[4勝1敗=8点]○KUSHIDA(16分29秒 ホバーボードロック)[2勝2敗=4点]×ボビー・フィッシュ
(試合後)
KUSHIDA「(アレックス・)シェリーがケガしちゃったぶん、そのぶん100倍返しで、代々木の(『SUPER Jr.』決勝の)リング、必ず立ちます! 『BEST OF THE SUPER Jr.』を、もう1段階、2段階、3段階・・・100段階上に持って行きます。任せて下さい!(※大拍手) あと、すみません。ホントにホントに、『SUPER Jr.』で後楽園ホール、満員に、(チケット)完売になったこと、ホントにうれしいです。ホントにありがとうございます(※大拍手)」
【KUSHIDAの話】
――苦しい闘いでしたが?
KUSHIDA「苦し過ぎますね。これ優勝じゃないんですかね? あれっ、優勝決定戦じゃないんですか、今の」
――まだまだこれからですが。
KUSHIDA「マジかぁ。それぐらいハードな試合でしたね。ボビー・フィッシュね、僕らがアメリカ遠征行った時のROHヘビー級の挑戦者っすよ。その挑戦者に勝ったってことは……やらしい話そんな未来も見えましたね。落とせなかった」
――シェリー選手欠場に対しての思いを今日の試合からも感じましたが?
KUSHIDA「シェリーの2点、みんな均等に2点、フィンレー以外には与えらから。『もちろんみんな2点取ってるじゃないですか? 』ってツッコミが入るかもしれないけど、ボクにとってのあの公式戦、決勝やる前の公式戦を……これも運命ですね、できなかった。休むことになってしまった。期待してくれた、最終日チケット買ってくれた人にはほんと申し訳ないと思う。けど、もうここまで来たら決勝、代々木のリングで去年を上回るもの凄い試合をして、一年の中で新日本のシリーズの中で『BEST OF THE SUPER Jr.』が一番好きですって言ってくれる人が1人でも増えたらいいなと、心から願ってます」
――アメリカ遠征等もあり、過酷なスケジュールではあると思いますが、コンディションはいかがですか?
KUSHIDA「もう絶好調っすね。心に余裕もあるし、遊びもあるし。それはすべて俺が一歩一歩上がってきた階段のおかげ」
――今日決めることは出来ませんでしたが、スライスブレッド(シェリーの技)を狙いにいきましたが?
KUSHIDA「そうですね。シェリーへのメッセージだと思って決めたかったけど、まだまだ甘かったっすね。なんか今年の『SUPER Jr.』はハイフライヤーもいないし、新鮮な顔ぶれも、やってるボクも自覚してるし。ただ今完成された新日本プロレスのリングの中で、リングっていう美しいキレイな海の中にポツンポツンとね、フィンレーだとか、小松とか、いろんな未完成が。ボクだってそうし、それがボクにとって心地良いっすね、サラサラと。水の循環がいいって言うか、やっぱそれが『BEST OF THE SUPER Jr.』の醍醐味でしょ。必ず代々木のリングまで辿り着きます」
【フィッシュの話】「Ah……Ah……イタイ。イタイ。 新日本のジュニアのエースであるKUSHIDAを倒してこのリーグを突破する予定だった!! クソ!! なんてこった!! でもまだまだ可能性はある!! 絶対に最後まで勝ち進むんだ!! カイル・オライリーとリーグ戦を突破し、決勝は“reDRagon”で締めくくってやる!! 分かったかオマエら!!」
BEST OF THE SUPER Jr.XXII後楽園大会を新日本プロレスワールドにて視聴、今回は公式戦3試合が組まれた。
本題に入る前に経過を振り返るとAブロックはオライリーが3戦全勝でトップ、1敗の外道と田口、2敗のカベルナリオ、バレッタ、オーエンズが追いかける展開。Bブロックは優勝候補の一角であるアレックス・シェリーが負傷で欠場して残り試合は不戦敗に、6点のKUSHIDAとドラダ、ロメロ、ニック、タイガーがトップだがタイガーは2敗を喫しているため、KUSHIDAとドラダ、ロメロ、ニックが事実上のトップグループと混戦、4点のフィッシュが追いかける展開となった。
Aブロック公式戦であるライガーvs外道はグラウンドの攻防から外道がいきなり外道クラッチを仕掛け先手を狙うも、冷静にクリアしたライガーはリバースインディアンデスロックから脚攻めを展開して主導権を握る、しかしライガーの串刺し攻撃をかわした外道はライガーの軸足をセカンドロープに引っ掛けてから低空ドロップキックを放つと、鉄柱を使っての脚攻めやリングに戻ってもリバースインディアンデスロック、足四の字固めで逆に脚攻めを展開、ライガーも風車式バックブリーカーで反撃するが、外道の体重が脚にかかってしまい逆にダメージを深めてしまう。
外道はスタンガン攻撃から脚をロープに引っ掛けてのエビ固めを決めるが、普段ならレフェリーが気づかずそのままカウントが入るはずが、今回はレフェリーのチェックが入って決め手にならず、外道がレフェリーに詰め寄ったところでライガーがラ・マヒストラルで丸め込むが、外道は外道クラッチで返しクリアしたライガーは空中胴絞め落とし、カウンター掌底を決めるも垂直落下式ブレーンバスターは外道が背後に回るとライガーはヨーロピアンクラッチで3カウント、ライガーがまさかの変化球で連敗を止め2勝をマークする。
田口vsオライリーは田口がいきなりアンクルホールドを狙うも、回避したオライリーはジャンピングヒップアタックから回転エビ固めを狙う田口に腕十字を決め、田口は反撃を狙うも少しの隙を逃さないオライリーが関節技やサソリ固めなどですぐ流れを引き戻す。
流れを掴めない田口はジャンピングヒップアタックでオライリーを場外へ追いやると、ノータッチトペコンを発射し田口は追走式、ランニングとヒップアタックを決め、回転エビ固めを狙うオライリーをヒップドロップで落とすなど、様々な尻技で流れを変えると、試合中に地震が発生し館内は一時は騒然となるが試合は続行される。
オライリーは水面蹴りからキックを繰り出すとジャガー式バックドロップホールドで田口を追い詰め、フロントネックロックで捕獲するが田口はアンクルホールドで切り返すと、オライリーもサソリ固めで切り返して譲らない。
田口は延髄斬りを決めると、どどんからアンクルホールドで捕獲しオーマイ&ガーアンクルに移行してオライリーはギブアップ、全勝のオライリーに遂に土がついてしまう。
メインのKUSHIDAvsフィッシュの前に、地震の影響はないとアナウンスされて予定通りに試合が行われる。
試合はエプロンに出たフィッシュをKUSHIDAがオーバーヘッドキックを浴びせるが、KUSHIDAがエプロンに出たところでフィッシュが脚を刈って転倒させ、ここからニークラッシャーから膝十字固めと脚攻めを展開するが、KUSHIDAも延髄斬りからロープを使ったアームブリーカーで反撃する。
KUSHIDAはフィッシュの腕を蹴り上げてからホバーボートロックで捕獲するが、充分に極めきれずにロープに逃れられてしまうと、KUSHIDAはエルボーからグーパンチを放つも、パンチに怒ったのかフィッシュはバックフリップで反撃するとターンバックルへのエクスプロイダー、ドラゴンスクリュー、ファルコンアローと猛ラッシュをかける。
フィッシュは雪崩式ファルコンアローを決めるとKUSHIDAはカウント2でクリアしたが、直後にKUSHIDAのクリアした間を逃さず膝十字固めで捕獲しKUSHIDAはギブアップ寸前に追い詰められ、ロープに逃れるもKUSHIDAがなかなか立ち上がれないためレフェリーのチェックが入りレフェリーストップかと思われたが、KUSHIDAが試合続行をアピールして続行となる。
KUSHIDAはターンバックルへのコンプリートショットを決めるとシェリーの必殺技であるスライスブレッドを狙うが、シェリーが踏ん張って回転途中でこらえると、KUSHIDAはホバーボードロックで切り返してフィッシュはタップ、KUSHIDAが1敗を堅守し単独トップとなった。
試合後にKUSHIDAが優勝戦進出をアピールしたが、今までタイム・スプリッターズとしてジュニアタッグ戦線の中心だったが、シェリーの負傷もあってそろそろシングルプレーヤーとして結果を出す時期に来たのか、自分的にもKUSHIDAに期待したい。
またヘビー級戦線は第4試合で豪華な10人タッグが組まれるも、試合は矢野が棚橋とキャプテンを同士討ちにさせてからキャプテンを丸め込んで勝利となるも、試合中に石井のヘッドバットを受けてダウンした真壁が石井と乱闘となり、バックステージでも真壁のコメント中に石井が襲い掛かって乱闘となった。
真壁vs石井の再戦は7月5日の大阪城で組まれているが、一部ファンからは“マンネリ”という声も出ている、しかし二人のど真ん中プロレスにはマンネリはなさそうだ・・・ -
5月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行のお知らせ
投票受付日時が決定していなかった5月の月間MVP、ベストバウト、シリーズ&興行の受付日時が決定、6月4日の午前0時から投票受付を開始します。
6月 2日 ツイッターで午後16時00分ノミネートを先行発表、当ブログでは午後6時00分から
6月 4日 午前0時投票受付開始
6月11日 午前0時投票受付終了 結果発表
よろしくお願いします! -
BEST OF THE SUPER Jr.XXII 栃木大会 公式戦結果
5月29日 新日本プロレス 「BEST OF THE SUPER Jr.XXII」ニューサンピア栃木 600人 満員
<コメント、星取表などは新日本プロレス公式HPより>
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[2勝2敗=4点]○チェーン・オーエンズ(7分42秒 片エビ固め)[4敗=0点]×小松洋平
※パッケージドライバー
小松がエルボーで反撃も、オーエンズがレフェリーを盾にしてから不意打ち、最後は飛びつきリバースDDTからパッケージドライバーで勝利!
【オーエンズの話】「これで俺は2勝目、(勝ち点が)4点目だ。外道、カイル・オライリー、田口、覚悟しておけ。俺のコンディションは完璧だ」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[3勝2敗=6点]○ニック・ジャクソン(9分39秒 片エビ固め)[4敗=0点]×デビット・フィンレー
※450°スプラッシュ
ニックの低空ニーをかわしたフィンレーが丸め込むも、凌いだニックが再度低空ニーを決めてから450°スプラッシュを決め勝利!
【ニックの話】「オー、これでまた勝ち点を取ってしまった。そして俺たち(ヤングバックス)がベストタッグチームだからだ。今、俺は最高にエクスタシーな状態だ。これからお前たちに2つの言葉をプレゼントしてやる、Suck it!」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[2勝2敗=4点]○バレッタ(13分46秒 エビ固め)[2勝2敗=4点]×バルバロ・カベルナリオ
※デュードバスター
カベルナリオがコーナー最上段からのボディープレスで場外のバレッタに大ダメージを負わせるも、フロントスープレックスで逆襲したバレッタがデュードバスターで勝利!
【バレッタの話】「なんだ、あの化け物は? でも何とか俺は勝った。そしてこの1勝は大きい。な必ず『SUPER Jr.』は俺が制する」▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[3勝2敗=6点]○ロッキー・ロメロ(11分1秒 片エビ固め)[3勝2敗=6点]×タイガーマスク
※暗闇脳天
ライバル対決はロメロがブラックタイガーのマスクで登場しタイガーのマスクを引き裂く暴挙!そしてタイガーをトップロープへ乗せてスワンダイブミサイルキックを浴びせてから暗闇脳天で完勝!
【ロメロの話】
ロッキー「今夜もノリノリだぜ。今夜はタイガーマスクに勝利した。誰が今夜のパーティー代を支払うんだ? ダレ? ダレ?」
(ここでロッキーはブラックタイガーのマスクを右手に持ち、ブラックタイガーのマスクがコメントしてるようにアピール)
ブラックタイガーのマスク(声:ロッキー)「俺が払うよ」
ロッキー「お前が払ってくれるのか、ブラックタイガー。本当に? ゴチソウサマデシタ。ゴッチャンデス」
ブラックタイガーのマスク(声:ロッキー)「ハーイ、ハーイ。ロッキーはベスト・イン・ザ・ワールドだ。ロッキーは有名だよ」
ロッキー「サンキュー。アリガトウ、ブラックタイガー。アリガトウ。ブラックタイガー、今夜はノリノリだぜ。ゴチソウサマデシタ。ゴッチャンデス」 -
7月20日、大日本両国大会のテーマは「競争」!ストロングvsデスマッチにタッグが参戦!
5月28日 大日本プロレス 後楽園ホール 1014人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第0試合◇
▼15分1本
○菊田一美(5分00秒 逆片エビ固め)X大森達男
◇第1試合◇
▼20分1本
○河上隆一 神谷ヒデヨシ 佐久田俊行(11分26秒 エビ固め)橋本和樹 丸山敦 X宇藤純久
※ハリケーンドライバー
◇第2試合◇
▼ブリング・ザ・ウエポン・ドレスコード・パーティー/30分1本
“黒天使"沼澤邪鬼 ○塚本拓海(11分18秒 レフェリーストップ)星野勘九郎 X稲葉雅人
※変型スリーパーホールド
◇第3試合◇
▼30分1本
△バラモンシュウ バラモンケイ 谷口裕一(3分29秒 両軍リングアウト)ツトムオースギ ヘラクレス千賀 △忍
---延長戦---
ツトムオースギ ヘラクレス千賀 ○忍(3分52秒 片エビ固め)バラモンシュウ Xバラモンケイ 谷口裕一
※S.E.X.
◇第4試合◇
▼デスマッチヘビー級王座前哨戦 蛍光灯6人タッグデスマッチ/30分1本
○アブドーラ・小林 宮本裕向 木高イサミ(9分20秒 逆エビ固め)伊東竜二 稲松三郎 X関根龍一
【小林の話】「例によって両国までに前哨戦が何回も組まれると思いますけど、伊東相手に逆エビ固めは出しませんから。この痛みを前哨戦で伊東に教えるわけにはいかないから。伊東以外に逆エビ固めを出して、両国の地を俺は踏もうと思います。今日はかなり当たりが強かったけど、それぐらい跳ね返して、今の俺の技があると思うから。あえての予告です。伊東には7月20日の両国まで逆エビは出しません。勝負論にこだわったら、これぐらいやらなきゃダメだからね。伊東はそれぐらいの相手だと思っています。あえて手の内を全部見せてるけど、その痛みまでは見せないから。それはセミファイナリストの意地ですよ。二番手じゃねえからな。上から2番目に美味しいところをもらえる役だと思えばね。いくらでもメインは食えるから。逆エビ固めはあいつらストロングBJを超えるためのメッセージでもありますからね。プロレスリングの温故知新ですから。(両国では伊東を逆エビで仕留めると?)仕留めます。(手の内を明らかにしているが?)その通りやるわけないじゃないですか。種まきはもう始まっているんですよ。種をまいて、苗が出て、葉っぱが出てきて、花が咲くのが両国ですから。皆まで聞くなって感じですよ。言っちゃ悪いけど、復帰してからずっと種まきはしてますから。その種からやっと苗が出たくらいだから。両国で花が咲きますから」
【伊東の話】「両国まで2ヵ月切ってますからね。ドンドン調子を上げていきたいと思います。実は今日、およそ2年ぶりぐらいにミサイルキックを出したんですよ。2年前にイサミと一騎打ちをやった時に背中を圧迫骨折して、そこから控えてたんですけど。そうやって過去に使っていた技をドンドンと出して、昔の自分に戻りながら、新しい伊東竜二対小林を見せたいと思います。(それは小林の温故知新に感化されて?)ショルダースルーや逆エビ固めがプロレスの基本であるように、ミサイルキックも若手時代の基本ですからね。そういったものを出して、ちょっとは若くなりたいなと思います。あと、小林が塩一俵を使って両国でデスマッチをやりたいと言ってましたね。塩一俵どころから、100kgぐらい使ったらいいんじゃない? どうやら塩は両国国技館はOKなようですし。毎場所まいてますからね。ただ塩があっても目に染みる程度なんで、有刺鉄線のような体に傷が付く形式も含めて、ドンドン面白い形式を考えて、両国ならではの試合がしたいですね
◇第5試合◇
▼剣山&コンクリートブロックデスマッチ/30分1本
○竹田誠志(12分08秒 ジャーマンスープレックスホールド)X植木嵩行
◇第6試合◇
▼BJW認定タッグ選手権試合/30分1本
[第39代王者組]△佐藤耕平 石川修司(30分時間切れ引き分け)[挑戦者組]関本大介 △岡林裕二
☆耕平&石川組が6度目の防衛に成功
(試合後)
石川「勝ってないけど、一応、防衛だよな? もう一回、オマエらとやりたい。でも、オマエらは両国のメインですげえ試合するんだろ? だったら、俺らもすげえ試合するよ。セミファイナリストのアブドーラ・小林、伊東竜二、出てこいよ(
2人がリングにやってくる。)オマエらもセミでメイン食うようなすげえ試合するんだろ? きょう、関本岡林に引き分けだったけど、俺らにはちょっと前に引き分けたチームがいるよ。二丁拳銃出てこい!(宮本とイサミがやってくる。)年末の後楽園で引き分けた続き、両国でやろうぜ。最強と最高、どっちが上か決めようよ」
宮本「もともとそのベルトは俺らが持ってて、そしてこの後楽園であんたらに負けて、失ったものだ。両国で俺とイサミが、そのベルト取り返してやるよ。そして俺たちは両国でこう叫ぶ! なぜなら、俺たちは…」と言ったところでアブ小がマイクを奪う。
アブ小「ちょっと待て! これだけのメンツがいるんだ! 俺だってしゃべりてえよコノヤロー! 俺は両国の舞台、いろんなものに勝ちたい! 伊東にも勝ちたい、ストロングスタイルにも勝ちたい! 他団体にも、絶対に負けない! そのためには、みなさんの愛が必要です!!」
(ものすごいテンションで観客を立たせるアブ小。「愛してま~す」で締めようとするが、ここで関本がマイクを奪う。)
関本「オイ、両国のメインは俺と岡林だ! みなさん、今日は応援ありがとうございました。両国のメインは俺と岡林が闘います。このベルトを懸けて、コイツと闘います。オイ、両国まで待ったなしだぞコノヤロー! しっかり覚悟してかかってこいよ。みなさん、両国大会応援よろしくお願いします。きょうはありがとうございました!」
(BJWのテーマが鳴る中、関本と岡林、アブ小と伊東、ツインタワーズと二丁拳銃がそれぞれ向き合い、しばしにらみ合いと握手。一気に両国への機運が高まるエンディングとなった。)
【試合後の耕平&石川】
耕平「両国でメインを張る2人が組んだんで、強かったですね。でも、勝ちではないけど、引き分けで防衛したんで。とりあえずよしとします」
石川「大日本には強いチームが揃っていて、今回で引き分けになったのは2回目ですか。去年、二丁拳銃とはドローで終わった悔いがあるんで、両国で清算したいなと思いますね」
耕平「今日の引き分けもそうなんですけど、引き分けは引き分けであって、勝ちではないんでね。今日の関本&岡林というチームもベルトに対して必死だっただろうし。試合が終わった時点で両国に気持ちが行っていると思うので、先に引き分けている二丁拳銃にキッチリと勝って防衛して、その後にもう一度関本&岡林とやって、そこでもキッチリと勝って防衛したいなと思います」
石川「ストロングの最高峰・関本-岡林、デスマッチの最高峰・伊東-小林ですよ。タッグの最高峰の戦いで、最強と最高、どっちが上かを両国の大観衆の前で見せたいと思います」
耕平「何にしても引き分けは勝ちではないので。俺も石川選手も二丁拳銃にはそういうこだわりがあるので、引き分けたチームとはもう一度やって勝ちます。勝って防衛します」
――タッグチャンピオンとしてストロングヘビー級王座に負けない試合をする?
石川「引き分けたという結果なんで、二丁拳銃にまず勝つというのが大前提。まずは勝って、その中でこの試合が一番すげえ試合だったと言われれば。それが結果と内容が伴えば最高だと思います。アブドーラ小林は何を言っているかわからないですけど。そういう人は僕の中で論外なんで、大丈夫です」
耕平「引き分けた連中、そこだけですよ。キッチリと防衛しないと」
【岡林の話】「((※関本とは別々にコメント)ツインタワーズは何回やっても凄いですね。マジで悔しいです。あそこで石川修司にパワーボムが決まってたら絶対に勝てたんですけど。まあ、本当にあの2人とは何度でもやりたいですね。やってて楽しいです。試合後、チャンピオンチームが両国で対戦する小林と伊東竜二を呼びましたけど、何か小林さんが『俺は絶対にストロングに負けない』って言ってましたけど、俺たちも絶対に負けないですよ。20周年の両国大会。メインで本当に凄い試合をして、小林と伊東に『本当に凄かった』って言わせます。あと、絶対に関本大介からストロングのベルトを獲って、俺がチャンピオンになります。そして、両国のメインで『ピッサリ』と叫びたいです。(最後、関本とにらみ合っていたが?)タッグを組んでも、戦っても、別にそういう憎しみや遺恨はないので。タッグを組む時は組む。戦う時は戦う。切り換えはしっかりできるんで。戦う時はガッチリと全身全霊の戦いをします」
【関本の話】「ツインタワーズからベルトを獲りたかったですね。ベルトを獲って両国を迎えたかったですけど、このベルト(ストロングヘビー級)がありますから。もう岡林が挑戦者に決まってますからね。修司と耕平、あの強大な壁をぶち破れなかったです。だけど、俺は諦めない。いつかあの巨人どもをなぎ倒します。リング上でも言ったんですけど、両国まで本当に待ったなし。今日は岡林と組みましたけど、両国では戦います。今まで自分が培ってきたものを岡林にぶつけます。(最後は小林からマイクを奪い取っていたが?)『愛してま〜す』をやらせなかっただけです。アイツが締めようとして。戦ったのは俺たちですよ。先輩の気持ちはわかりますけど、そうはいくかと。俺と岡林がメインを張るんだって。そして、俺が防衛をして、今日リングに上がったヤツらと1人ずつやってもいいよ。全員とやって全員に完全防衛してやる。それぐらいの気持ちでいます。両国は岡林選手に覚悟してかかってこいと言いたいですね。(引きずっている足の状態は?)ちょっと腰をぶつけただけなんで。よくあることです。こんなことは日常茶飯事なんで大丈夫です。ノー・プロブレムです、英語で言うと。中国なら無問題です」
【試合後の宮本&木高】
イサミ「呼ばれなくても行くつもりだったんで。時間切れ引き分けたコンビなんで」
宮本「お互いに求めていたんですね」
イサミ「相思相愛ですよ。もう行くしかないんで」
宮本「向こうの期待にも応えなきゃいけないと思うんで。両国では絶対に僕らが勝ちます」
イサミ「今日の試合も見ていたし、2回もやっているんで強いのは重々承知しているし。でも、そこに活路はあると思うんですよ」
宮本「それを見つけましょう。あの最強のチームに勝たなきゃいけないと思いますよ」
イサミ「柔よく剛を制す」
宮本「難しいことを言うね。どういう意味だっけ?」
イサミ「いや、わからないですよ(笑) まあ、わかります。わかるでしょ、さすがに。両国でやりましょうよ」
宮本「勝って必ず両国で叫びます」2人「なぜなら…俺たちは強い!」
大日本後楽園大会のメインは耕平、石川のツインタワーズの保持するBJWタッグ王座にストロングBJW最強コンビでKO-Dタッグ王座を保持している関本、岡林が挑戦した。試合は序盤から両軍共真っ向からぶつかり合う展開となるも、関本が場外戦に持ち込んで石川にトペを放って先手を奪ったかに見えたが、石川は場外マットのない床で関本をボディースラムで投げて反撃し、腰を強打した関本は一気に失速、ツインタワーズは関本を捕らえ主導権を奪う。
交代した岡林も孤軍奮闘するが耕平のニーリフトの前に鎮圧されてしまい、石川がターンバックルへの河津落としやハイアングルのバックドロップで岡林を追い詰める。
しかし交代した関本が石川にラリアットからアルゼンチンバックブリーカーで担ぐと、岡林も耕平を担いでアルゼンチンの競演を披露するが、石川が関本にミサイルキック、ニーリフト、耕平のジャーマン、石川にランニングニーからのツームストーンパイルドライダーで関本を追い詰めるも関本は必死でクリアし、交代した岡林が石川をKUBINAGE、スピアー、関本との時間差串刺しラリアット、雪崩式アバランシュホールド、パワーボムからゴーレムスプラッシュを狙うと、耕平が雪崩式ファルコンアローで阻止し、4選手が入り乱れて大乱戦となる。
石川は岡林に頭突きを浴びせると耕平もミドルキックで続き、時間差ニーリフトやサンドウィッチエルボーとツインタワーズの合体技が決まり、耕平がパイルドライバーで突き刺すが、関本がジャーマンでカット、残り1分となって岡林が耕平にラリアットを決めるがカウント2、再度カバーしたがカウント3は入らず時間切れ引き分けのゴング、ツインタワーズが辛くも防衛した。
試合後には王者の石川が7月20日両国でデスマッチ選手権を行うアブ小と伊東、そしてヤンキー二丁拳銃を呼び出し、次期挑戦者に指名。最後にアブ小が「愛してま~す」で締めくくろうとしたが、関本がマイクを奪って岡林に宣戦布告して大会の幕を閉じた。
5月5日にデスマッチ王座を奪還したアブ小が両国大会のメインをストロングBJWが飾ることにアブ小が異議を唱え、デスマッチ王座開催をアピールし伊東が呼応して両国でのデスマッチ選手権が決定したことで両国大会のテーマはデスマッチvsストロングの図式となった。当初は国技館は制約が厳しくデスマッチの開催は難しいのではとされてきたが、大日本でも何度か使用された塩はOKが出たため、塩を使ったデスマッチになりそうだ。
大日本はデスマッチとストロングの二部門に分かれているが、王座の歴史を考えるとデスマッチの方が長くアブ小にしても大日本を牽引してきた自負がある、だがストロングBJWも紆余曲折しながらも激しい試合をすることで権威を高めてきた。
そこでツインタワーズもタッグ王座をかけてヤンキー二丁拳銃を指名したことでデスマッチvsストロングに割って入った、ツインタワーズも前王者のヤンキー二丁拳銃から王座を奪い早一年、ヤンキー二丁拳銃との再戦や今回の関本、岡林組との防衛戦をこなすことで長期政権を築いてきた、今回は最強の挑戦者である関本、岡林組との自分らの試合も大激戦、だからこそデスマッチやストロングにも負けてはいないという自負もあるからストロングvsデスマッチに割って入ってきた、相手もヤンキー二丁拳銃だけに激戦は必至だ。
ストロングvsデスマッチvsタッグ、大日本両国大会の主役を奪うのはどの試合か? -
BEST OF THE SUPER Jr.XXII 青森大会 公式戦結果
5月27日 新日本プロレス 「BEST OF THE SUPER Jr.XXII」青森県武道館 1530人
<コメント、星取表などは新日本プロレス公式HPより>
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[3勝=6点]○カイル・オライリー(10分14秒 片エビ固め)[3敗=0点]×小松洋平
*垂直落下式ブレーンバスター
小松が首固めで粘るも、オライリーがラリアットからの垂直落下式ブレーンバスターで勝利
【オライリーの話】「ヨーヘイ・コマツは確かに思った以上にタフなヤツだった。だけど勝ったのは俺だ。まだまだカイル・オライリーはこんなもんじゃない。これが限界なんかじゃないんだ。ヨーヘイ・コマツが向かってくるなら、何度でも叩きのめすだけだ。誰もこの『BEST OF THE SUPER Jr.』でカイル・オライリーを止めることはできない。まだまだ俺は突き進んでいく。『SUPER Jr.』のチャンピオンになるまで突き進み、そしてIWGP Jr.ヘビー級ベルトまで一気に駆け抜ける」
小松「3敗。まだまだ闘志は燃えたまんまだ。クソッ・・・」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[3勝1敗=6点]○マスカラ・ドラダ(10分5秒 片エビ固め)[3勝1敗=6点] ×タイガーマスク
※ドラダスクリュードライバー
タイガーがタイガードライバーを決めるも、ドラダがジャンピングハイキックからのドラダスクリュードライバーで勝利、タイガーは公式戦初黒星。
【ドラダの話】「ロッキー・ロメロ、来い。メキシカン・イチバンの力を思い知らせてやる。ニック、アメリカがイチバンだと思ってるのか? メキシカンがイチバンなんだ。それを叩き込んでやる」
【タイガーの話】「昨日、H記者にコメントを求められてね。『今日はしゃべりたくない』って言ったのに、『何とかしゃべってくれって』言われたからしゃべったけど、だから負けちゃったよ。ホントにあの人とは、昔から相性が良くない。まあ、ドラダ、さすがメキシコのチャンピオンだけあって、新日本プロレスのスタイルにも慣れて、僕の攻略というのもわかってきてるのかなと。僕もあいつに付き合っちゃった部分もあるというか、流れの中であいつの流れに持っていかれた。今年の『SUPER Jr.』はあえて飛ばずに、“チャンスがあれば飛ぶ”というふうに変えてるんだけど。無理やりとか、めったやらたらには飛びたくない。Jr.だからって軽く見られたくないし。だから、チャンスがある部分でしか飛びたくない。だから今日は、そのチャンスがあるところで飛んだのがドラダだった。それだけかな。新日本に来て合同練習もでてるし、パワーも増してるし。次はロッキー(ロメロ)。久々のシングル、楽しみですね。あいつは、俺のマスクを持ち逃げしてるしね。マスクは要注意。あとはバレッタとか、介入してほしくない。1対1の勝負なんだ。あいつもそれはわかってると思うし。まだ1敗だから。これからまだまだ星を落とさずに、力強さを見せつけて、決勝のリングに上がりたいと思います」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[1勝2敗=2点]○チェーン・オーエンズ(8分7秒 体固め)[1勝2敗=2点]×獣神サンダー・ライガー
※パッケージドライバー
ライガーが掌底から垂直落下式ブレーンバスターを狙うも、脱出したオーエンズが丸め込みからジャンピングリバースDDT、パッケージドライバーで公式戦初勝利!
【オーエンズの話】「3度目でライガーから勝った。俺の(NWA Jr.)ベルトを持っていったライガーからな。今日、勝ったけど、そのベルトは俺の元にない。だけど、これから俺の時代が始まる。今日の勝ちで2点。まだ4試合(公式戦が)残っている。このまま勝ち進んで、ライガーに奪われた俺のベルトの代わりに、この“クラウン・ジュエル”チェーズ・オーエンズが『SUPER Jr.』優勝というタイトルを獲得する」
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BEST OF THE SUPER Jr.XXII 山形大会 公式戦結果5月26日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXII」山形市総合スポーツセンター・第二体育館 1120人超満員
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[2勝1敗=4点]○バルバロ・カベルナリオ(10分53秒 カベルナリア)[2勝1敗=4点]×外道
外道の外道クラッチを切り返し、背後にまわったカベルナリオがカベルナリアで捕獲し外道はキブアップ!
【カベルナリオの話】「昨日はタッグを組んだアミーゴだけど、闘うとなったら話は別だ。だから最後、カベルナリアを極めたんだ。それでゲドーに勝った。まだまだ俺は、カベルナリアがヌメロ・ウノ(ナンバーワン)の技であること、そしてカベルナリオがヌメロ・ウノの選手であることを見せつけてやる」
【外道の話】「何だ、最後? カベルナリ ア? 背骨がミシミシいったぞ・・・」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[3勝1敗=2点]○KUSHIDA(9分40秒 ホバーボードロック)[3敗=0点]×デビット・フィンレー
フィンレーのエルボーに対し、顔面パンチで返したKUSHIDAがホバーボードロックで捕獲し勝利!
【KUSHIDAの話】「意外と苦戦した・・・。彼の持ってるテクニックっていうのは、世界でも指折りの人間から教わってるわけでしょ? ただ、偉大なるデイブ・フィンレーという名前。それはお父さんのストーリーであって、デビッド・フィンレーがこうして新日本に初参戦して、彼のストーリーを作っていかないと、これからダメでしょうね。でも才能はすごいんで、楽しみですね。今年の『BEST OF THE SUPER Jr.』は、なんか完成された日本プロレスの海の中に、謎の液体がポタッポタッと滴り落ちてる気がしますね。水はきれいだったから違和感を覚えるかもしれない。だけど、それが自然の摂理だから。さらさらと水が流れて、新陳代謝がよくて、経験不足、ガイジン天国・・・すべてこのKUSHIDAが消化して、新日本プロレスJr.をもう1段階、2段階、3段階、上に持っていきます。もちろん、シェリーの分も。そして去年、京都で誓ったライガーさん。それだけじゃない。お客さん、エントリーできなかった選手たち、欠場して悩んでる選手たち、他団体で頑張ってる選手たち、みんなまとめて代々木のその先の未来、両国国技館にKUSHDAがお連れします」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[2勝1敗=4点]○ロッキー・ロメロ(13分 5秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]×ニック・ジャクソン
※暗闇脳天
ニックのスピンキックをかわしたロメロがショートレンジジャンピングニーアタック、フェイント式ニールキックから暗闇脳天で勝利!
【ロメロの話】「勝ったぞ。今夜もパーティーだ。ここは何て街なんだ?」
――山形です。
ロメロ「オー、ヤマガタね。よし、今夜は“ヤマガタ・ヴァイス”と名乗ろう。それがいい。今夜はヤマガタ・ヴァイスが街へ繰り出すぞ。みんな、俺たち世界一のタッグチームを見るためにチケットを買うんだぞ。そして俺たちはこの『SUPER Jr.』で、シングルプレーヤーとしても世界一であることを証明する。ロッキー・ロメロはテンサイなんだ。頭がキレるんだ。俺はたくさんの経験を積んできた。そして、まだまだ経験を積んでいる。ニックは俺がクラヤミノーテンを使うなんて思ってもなかっただろ? くたばればいいんだ。次の試合でバレッタがタグチに勝てば、2人でパーティーだ。もちろん支払いはバレッタだがな。バレッタ、ゴチソーサマデシタ、ゴッチャンデス!」
【ニックの話】「悔しいけどロッキー・ロメロは素晴らしいと言っておく。しかし、それは今夜に限ったことだ。お前はまだまだグリーンボーイにすぎない。俺は世界一、いや惑星一のタッグチームなんだ。今日は負けたが、明日からまたそれを証明していく。どういうことかわかるか? それは、この『SUPER Jr.』で優勝するということだ。そして俺がケニー・オメガの前に立つ。もちろんIWGP Jr.のタイトルマッチでな。そこでケニー・オメガは俺にベルトを明け渡すことになるんだ。それが俺たちベストフレンドが交わした約束さ」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[2勝1敗=4点]○田口隆祐(10分58秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]×バレッタ
※スライディングヒップアタック
バレッタの猛攻を田口がカウンタージャンピングヒップアタックで逆襲し、どどんスズスロウンでからスライディングヒップアタックで勝利!
【田口の話】「ケツから実が出て2連勝。ケツから白いのが出て2連勝だからいいんじゃないですか。ここまで3人、みんなJr.のトップでやってる人たちですから、キツいですよ。キツい・・・でも、キツければキツいほど、気持ちいいでしょ。キツいほうが、気持ちいいでしょ。緩いより、緩くてガバガバより、キツキツの方がすっごく気持ちいい。やっててすっごく気持ちいいからな!」
【バレッタの話】「何てたくさんケツを叩き込んできやがるんだ。今夜はケツの悪夢を見たぜ。これは『BEST OF THE SUPER Jr.』だろ? 『BEST OF THE SUPER“A〇S”』じゃないんだ。タグチはレスリングする気なんてない。ただ、ケツを俺の顔に叩き込むことだけしか考えてない。あいつは“ケツ男”だ。今夜は負けてしまって、楽しめなくなってしまった。まあ、このトーナメントでケツを叩き込まれるのは、これで終わりだ。ケツを武器に闘うのはタグチだけだからな。だから俺は先を見て進むだけだ。そう、『SUPER Jr.』のファイナル(決勝戦)の舞台に立つためにな。そしてそこで勝って、このトーナメントを制するんだ」
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BEST OF THE SUPER Jr.XXII 燕大会 公式戦結果5月25日 新日本プロレス 「BEST OF THE SUPER Jr.XXII」 新潟・燕市民体育館 1280人 超満員
アレックス・シェリーが、5月22日(金)後楽園ホール大会における、左足背甲の靭帯損傷および剥離骨折により、今シリーズ『BEST OF THE SUPER Jr.』を全戦欠場。残りの公式戦は不戦敗となった。
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[2勝1敗=4点]○バレッタ(10分19秒 エビ固め)[2敗=0点]×チェーン・オーエンズ
※デュードバスター
オーエンズが変型プリンスズスロウンで追い詰めるも、コーナーからの攻撃をバレッタが雪崩式フロントスープレックスで投げ捨て、ジャンピングニーからのデュードバスターで勝利!
【バレッタの話】「厳しい闘いだった。だけど見ただろ? この俺が勝ったんだ。今日、俺はチェーズ・オーエンズに勝ったんだ。これが何を意味してるかわかるか? 俺のヒストリーにまた新しい1ページが加わったんだ。まだまだ俺の歴史を増やしていって、この『SUPER Jr.』を勝ち上がってみせる」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXIIBブロック公式戦 30分1本
[2勝1敗=4点]○マスカラ・ドラダ(7分46秒 片エビ固め)[2敗=0点]×デビット・フィンレー
※ドラダスクリュードライバー
フィンレーのスワンダイブを剣山で迎撃したドラダがロープ渡りからのセントーンアトミコ、ドラダスクリュードライバーで勝利!
【ドラダの話】「KUSHIDA、タグチ、ライガー、タイガー・・・この『SUPER Jr.』にメキシコのヌメロ・ワン(ナンバー・ワン)のドラダが出てるんだ。お前らに先を行かせない。俺はもう1度、ケニー・オメガと、『SUPER Jr.』のチャンピオンとして闘う。もう1回な」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXIIBブロック公式戦 30分1本
[3勝=6点]○タイガーマスク(9分22秒 飛びつき回転十字架固め)[2勝1敗=4点]×ボビー・フィッシュ
フィッシュが膝十字や打撃で追い込むも、タイガーが素早く丸め込み勝利で単独首位
【タイガーの話】「いやあ、俺、間違えてたかな? いつも3WAYに入ってやってるボビー・フィッシュ。俺たちの思ってたレスリング、プロレスと程遠いのかな? もう彼らとは交わることないのかな?と思ってたけどね、彼のような、今日のような試合ができる、3WAYにはいればああいう試合もできる、素晴らしい選手だと思いますよ。(フィッシュは)ちょっと勝ちを急いだかな? 甘い甘い。もっとじっくりやってくれないと」
――シェリー選手の負傷欠場により、これで3勝。勝ち点6で単独トップに立ちました。
タイガー「単独首位でいくと、いいことないんだよな。全勝で(予選突破して)決勝で負けたっていうのもあった気がする。だから今回は、選手もガラッと変わってるし、今を象徴するJr.の選手ばっかりだから、いつ足元をすくわれるかわからない。まあ次は、青森でドラダかな? あいつなんて要注意だよね。今日はこういう試合やったけど、今度はあいつにルチャを叩き込まれるというか、思い出させられるというか。そういう意味では今日みたいな殺伐とした試合。いつ、関節(技)に入られるかわからない。それを今日のお客さんもよくわかってた。俺、わかんないかな?って思ってた。けど、ああいう試合もできる(選手)。今日、試合やってて気持ちよかった。だいぶやられたんで、今すぐ冷やして、次の青森も勝って、“タイガーマスク強し”っていうのを見せつけたいと思います」
――今年は例年と違って、公式戦が凝縮されてない上に、公式戦がない日にもタッグマッチが組まれたりしますが・・・。
タイガー「逆に休んでるよりは、試合してた方がいいかな? 体動かしてると、気も紛れるし。それが吉と出るか、凶と出るかはわからないけど。もう、僕もキャリアだいぶ積んでるから。今年でウン十年目だし、記念イヤーだから、そんなこと言ってられない。(※『ライガー』コールが聞こえてきて)ライガーさんもこれだけ声援をもらってるし、これから一つも落とさないで、毎年言ってるけど、俺とライガーさんで決勝を闘いたいね」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXIIAブロック公式戦 30分1本
[2勝=4点]○カイル・オライリー(8分52秒 腕ひしぎ逆十字固め)[1勝1敗=2点]×獣神サンダー・ライガー
ライガーがコーナー最上段から雪崩式フランケンシュタイナーを決めるも、オライリーが回転して反対にライガーを押さえ込むと
その直後、オライリーがランニングミドルキックからスイングDDT、クラッチしたまま立ち上がってブレーンバスター。さらに、変型腕ひしぎ逆十字固めへ移行し、ライガーはギブアップ!
【オライリーの話】「今夜は俺にとって、素晴らしい時間だった。決して忘れることのできない夜だ。永遠に忘れられない・・・。確かに俺はあのリング上で、生ける伝説であるジューシン・サンダー・ライガーに勝ったんだからな。だけど、これで終わったわけじゃない。ライガーに勝ったことを無駄にしないためにも、俺はまだまだ成長していくから、これからも見続けていてくれ。そして、いつの日かライガーに、『俺に負けてよかった』と言わせるようにするから」 -
全女復活、爆破王奪取を掲げて長与千種が限定復帰へ!
5月23日 超花火プロレス「大江戸超花火」東京・大田区総合体育館
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○ジェイソン・リー 藤田峰雄(10分22秒 片エビ固め)×菅原拓也 “brother”YASSHI
※スカイツイスタープレス
◇第2試合◇
▼女子プロレス 20分1本
○SAKI(8分56秒 片エビ固め)×MIZUKI
※リバーススプラッシュ
◇第3試合◇
▼20分1本
田中将斗 ○小幡優作 保坂秀樹(13分44秒 片エビ固め)×将火怒 崔領二 KAMIKAZE
※ダイビング・ダブルニードロップ
◇第4試合◇
▼女子プロレス 20分1本
○アイガー(9分36秒 呪橋)×星ハム子
◇第5試合◇
▼20分1本
佐藤耕平 △鈴木秀樹(20分時間切れ引き分け)△大谷晋二郎 越中詩郎
◇第6試合◇
▼女子プロレス 20分1本
堀田祐美子 井上貴子 春山香代子 ○宝城カイリ(13分26秒 片エビ固め)KAORU 渡辺智子 雫有希 ×彩羽匠
※ダイビングエルボードロップ
◇第7試合◇
▼ノーロープ有刺鉄線電流爆破~爆破バット&電気イス四面楚歌地獄ミックストタッグデスマッチ 時間無制限1本勝負
○大仁田厚 長与千種(18分0秒 体固め)TARU ×ダンプ松本
※同体爆破
(試合後)
ダンプ「長与! 長与! オマエはこの勝ちでいいのか!? こんな勝ちでいいのか。こんな勝ち方で全女の看板をしょうのかー!? 違うだろ! 違うだろ! 全女はな、俺たちのものでもあるんだ! オマエ、俺をフォールしてから看板とれ! 今日は大仁田さんがか勝ったんじゃねえか。オマエじゃない。オマエがフォールとれ。そしたら全女の看板しょえ! 大仁田さん、ダンプはこのまま負けただけじゃ気が済まないんです。こんなんじゃイヤなんです! 大仁田さん、こんなんじゃイヤです。もう一度、もう一度、もう一度、やらせてください! 大仁田さん、よろしくお願いします」
大仁田「俺たちみんな中学卒業してプロレスに入って…ダンプさんもそうだ、長与さんもそうだ、TARUさんもそうだ。よくわかってます。俺たちの仕事は×2いまからのひとにプロレスをつなぐことです。ただこれだけ言っておきます×2 俺も長与もダンプも(むせながら)プロレスが大好きなんじゃ!」
長与「TARU、やっぱイラッとするわ。きさま! オマエとは終わりじゃないからな。オマエとは終わりじゃねえ。大仁田さん、電流爆破、楽しいですわ。もう一回…いや、ベルトがほしくなりました。もう一回、いいですかね? 大仁田さん、よろしくお願いします」
(ダンプと長与は拳突き合わす。長与はTARUにも拳を突き出すがTARUはパイプで襲って先に引き上げる。)
大仁田「長与さん、もう15の時から40年プロレスやってます。馬場さんの付き人から40年です。だけど最近すごく思います。正直に言います。俺は×5…プロレスが好きなんじゃ!」
長与「初めて×3。長与千種、50歳、プロレスが大好きだー!」
大仁田「今日は本当に感謝します。1カ月しかなかったけど、これだけのお客様が入ってくれました。プロレスに女子プロレスも、男子のプロレスもありません。みんなプロレスを愛してます。 長与さんのファンありがとう。心からありがとう。そしてまたプロレスを愛する人たちありがとう。今日は×3長与、大仁田、本当に嬉しいです。1、2、3ファイアーよろしいでしょうか!? 頑張れれ長与、大仁田、皆さん。自分自身に頑張ろう。オイオイオイ……。頑張ろう! 1、2、3ファイアー!」
長与「プロレスラブのために集まってくれてありがとう!」
大仁田「オイオイオイ…。今日は×3ありがとよ!」
【長与の話】お疲れさまでした×2。なんですか! もう、ありがとうございました。ちゃんと長与千種できてましたか? みなさんに聞きます。長与千種できてましたか? 長与千種になれるかどうかちょっと本当に不安でした。ブランクとかそういうことじゃなく、あまりにもプロレスラー外に収まってたから、自分が本当にかわれるのかどうかという心配もありました。でもいま言えるのは……面白い。面白い。この痛さと熱さは面白い。なんでこれもっと早くやってこなかったかなぁ。今日本当に1カ月しかなかったんです。本当に時間が1カ月しかなくて、このイベント自体がどうなるのか凄く心配したんですけど、蓋をあけてみたら凄いお客様の入りで、プロレス最高……。最高……。すみません、言っ
ておきます。大仁田選手がらみ、ベルト取るまで復帰します。限定です。大仁田厚がらみだけ復帰します。あのベルトが欲しいです。あの御影石のベルトが欲しいです。もうできます。もう何も迷いはないし、今日勝てなかったので自分がフォール取ることができなかったので前日本女子プロレスをまだ名乗りませんがカウントダウンします。
次のチャンスでメチャクチャ勝ち狙っていきますから。本当に。こんなに勝ちに執着することは久しくなかったので嬉しいことだと思います。大仁田さんってプロレス好きなんだな。プロレスが好きなファンの人たちってまだまだいっぱいいるんですね。こうやってね。みんな楽しかったって、最後に楽しかったって帰っていった。ぜんぜん100点でしょ。この試合形式は100点です。認めます。楽しかったです、本当に。すみません。長与千種になれました。ありがとうございました。何かありますか?
(思い出の地でしたが)ここも聖地ですよ。ここも聖地です。ただよくよく考えてみると、全女のときもそうだけど、どこぞの原っぱも駐車場も全部聖地ですよ。一生懸命やってきた証だし、さすがに昨年に続きここでは本当にプロレスって楽しいなって思いをさせてもらってありがたいですね。ありがたい。
(電流爆破はどうだった?)痛いですよ。熱いですし、痛い、熱いけどその恐怖感っていうのは、なければ長与千種は出てこなかったと思うので今日こそ最大の長与千種のパワーであり、人とはやっぱり違うので、異端児なので。私は異端児なので人が嫌がることが大好きなんですよ。あとは耳が聞こえないです。耳が聞こえない、聞こえないってみんな言ってたんですけど、こういうことなんだなって。今日は言います。名誉の勲章です。すべてが名誉の勲章です。ケガは美学でなくても望んで行ったことですから、望んで行ったことですから、望んで行ってことですから名誉の勲章です。長与千種サンキュー。ありがとう。よく挑めたと思います。
(長与と大仁田が組んでファンが集まったが)最後、サイン会をしてるときにまた行きます×3っていうのが楽しかったって言われたときに、デスマッチの見方をちょっと変えるとメチャクチャ頑張る人たちがいて、頑張りますって言ってる人もいっぱいいたし、プロレスって楽しくなきゃいけないし、何かを渡さなきゃいけないし、なんかそういうレスラーがたくさん育ってほしい。
それが願い。あの興奮ぶりを見たときにプロレスってみんなを楽しくさせるもんなんだっていうのを、わかった。外の世界と中の世界は長与さん違いますよって大仁田さんに言われたんだけれども、中から見たみんなのあの歓声とあの笑顔を見たときにこれは素晴らしくみんなが認めている試合形式だし、みんなを元気にさせるたまものだと思っています。あー、うれしかったね。あんだけ水かけられてもさ、みんな手を上げてるんだもん。みんな手を上げてるんだもん。大仁田さんに感謝です。感謝しかないです。でもまた大仁田さんに耳元でこそっと言われたんでたぶん、またそう遠くない近しいときに狙いに行きます。よろしくお願いします。ありがとうございました」
【大仁田の話】「電気椅子もバットも長与選手とやってたら必要ないのかなって思っちゃって。なんだろう…女子プロレスラーになる人たちもプロレスが大好きだし、男子のプロレスやる人もプロレスが大好きだし。みんなプロレスが大好きなんだなっていうのがよくわかりました。また新たなる闘いを男女問わずやっていこうと思ってます。切磋琢磨すればなにかがそこに生まれるような気がしてます。感無量な一日でした。外で大仁田、長与が抱き合えばそれはちょっと問題ですけど、これがリング上なら抱き合ってもおかしくないんだなってすごく思いましたし。新たに爆破王のタッグを設立しようと思ってます。男女問わず、ミックスでも男子2人手背も女子2人でもかまいません。我が爆破王のタッグ王者っていう…タッグをいま新設しようと思ってます。その名も爆破王タッグ。準備期間が一カ月しかなかったにもかかわらず、たくさんのお客様が女子プロの聖地である大田区体育館に来てくれたことをありがたく思ってます。それから今日、長野から…自分で名乗ってください」
無茶「信州プロレス代表のグレート無茶と申します。大仁田さん、来月4日、電流爆破バットデスマッチ、タッグを組ませていただき、一緒に長野をもりあげていただきたいと思いまして!」
大仁田「オマエにはしょっちゅう会ってる。ぜひムチャと大仁田厚の電流爆破デスマッチ、ぜひ見に来てください。1、2、3、ファイアー!」
史上初のミックストタッグ電流爆破マッチが行われ“爆破王”の大仁田がマーベラスの長与と組み、現在の大仁田の抗争相手であるTARU、そして長与とは長年の宿敵であるダンプ組と対戦、長与は勝利を収めた暁には「全日本女子プロレスの復活」をマニュエストに掲げ団体名も「全日本女子プロレス~マーベラス~」と改めるなど意気込みを語っていた。
今回は公認凶器として、電流爆破バット&電流爆破電気イスの使用が認めら、スイッチをONにする
と電流が流され、強い刺激を与えられると爆破が起こり、レフェリーが特に危険とみなしたもの以外のすべての反則が認められるというルールが課せられた。
ゴングと同時にダンプが長与を竹刀、TARUがフォークで大仁田を強襲し二人を電流爆破に被弾させる。場外戦に持ち込んだTARU、ダンプだったが大仁田が毒霧を噴射して反撃し有刺鉄線バットをフルスイングするが、TARUが大仁田をロープに振って2度目の被弾、ダンプは“ダンプ出入り口”の看板を投入して長与を殴打し流血に追い込み、TARUによって電流爆破に被弾する。
TARUは大ダメージを負った長与にフォークで襲いかかろうとするが、今度は長与が毒霧を噴射し大仁田と共にイス攻撃で反撃し、大仁田はダンプの額をフォークで刺してえぐりにかかると、TARUがイスでカットし電流爆破に叩きつけようとしたが、大仁田が逆に叩きつけてTARUが被弾。
そして大仁田と長与はTARU、ダンプをイスにセットし電流爆破バットにスイッチをかけて殴打を狙うが、セコンドのYASSHIが間一髪スイッチを解除し、大仁田と長与は状況が呑み込めないまま立ち尽くすと、TARUとダンプが襲い掛かり4選手が同時に被弾、先に立ち上がった大仁田と長与は長与がニールキックでTARUを蹴散らしている間に、大仁田はダンプをスリーパーで捕獲して電流爆破に同体で被弾し大仁田は倒れこむような形でダンプから3カウントを奪い勝利を収めた。
試合後はダンプが不満を露わにし再戦を要求、長与も爆破王のベルト狙いで限定復活を宣言したものの、全女復活に関しては何も触れず保留となった。
全女が崩壊して10年、そして長与も引退しGAEA JAPANを解散してから10年が経過した、その間に何度が限定復帰を果たしたが、今回から電流爆破に限り現役復帰を宣言した、長与千種とプロレスは切っても切れない存在なのかもしれない。 -
BEST OF THE SUPER Jr.XXII 久喜大会 公式戦結果5月23日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXII」 埼玉・久喜市総合体育館 810人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[2勝=4点]○外道(10分1秒 外道クラッチ)[2敗=0点]×小松洋平
小松の丸め込みの連打を凌いだ外道がコンプリートショットからの本家・外道クラッチで勝利!
【外道の話】「あぶねー、あぶねー! しばらく見ないうちに強くなりやがったな・・・。いやあ、あぶねー」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[1勝1敗=2点]○田口隆祐(8分43秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]×バルバロ・カベルナリオ
※スライディングヒップアタック
たぎった田口がスライディングヒップアタックで勝利、試合後に2人は同時に“オーマイ&ガーファンクルポーズ”を決め、互いの健闘を称える。
【田口の話】「昨日、毎年恒例というか、初日黒星スタート。ただ、今年は1位しかリーグを通過できないということでね。まあ、1敗してるんで、ほかに全勝されたら優勝できないので。外道選手は2連勝で早々と星を稼いでね。まあ、昨日はどうなるかと思ったオーマイペニーボーヤが、なんとか。ペニーは熱いうちに打てと言いましょうか、熱いうちに打たれたことでカチコチなペニー、新生ペニーボーヤに生まれ変わったので。カチコチになって帰ってきたので。これから地方を回っていきますけど、きっと地方で猛威を振るうことでしょう。ケツのほうはもう、先シリーズで永田さんに鍛えていただいたので、今日もスライディング式が決まりましたし。(※入場で頭につけた骨つきカチューシャを持って)これはね、たまたま『ららぽーと横浜』で見つけました。200円で売ってたので、ご興味ある方は行ってみてください」
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[1勝=0点] アレックス・シェリー(試合延期)[1敗=0点] ロッキー・ロメロ
シェリーが足首負傷により欠場、今後の出場に関しては月曜日に検査結果次第となる。
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[1勝1敗=2点]○ニック・ジャクソン(9分50秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]×KUSHIDA
※450°スプラッシュ
ニックが低空ニーから450°スプラッシュで勝利!
【KUSHIDAの話】「ハア、ハア、絶体絶命だ! 1敗目にして絶体絶命。想定してなかった1敗。『SUPER Jr.』にとりまく、あらゆる環境、そのすべてを大切に。ハア、ハア、ハア・・・。実力が横一線じゃダメなんだ。飛び抜けていかなきゃ! こんなところであきらめるほど、ヤワじゃないから。残りはもちろん全勝で!」