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5年ぶりにマッスル復活!HARASHIMAと棚橋が和解…謝罪は煽りパワポで!11月17日 DDT「#大家帝国主催興行~マッスルメイツの2015~」後楽園ホール 1800人超満員札止め
〈アピール、コメントなどは週プロモバイルより〉
◇第1試合◇
▼オンリー丸め込みタッグデスマッチ/30分1本
[新生マッスル軍]○久保佑允 7代目Mr.マジック(12分05秒 首固め)[旧マッスル軍]ペドロ高石 X趙雲子龍
◇第2試合◇
▼変則&特別ルール・タッグマッチ/30分3本
[新生ハッスル軍]○大石真翔 勝俣瞬馬(2-0)[旧マッスル軍]男色ディーノ アントーニオ本多
---1本目※変則ルール---
○大石 ○勝俣(5分43秒 エビ固め)Xディーノ X本多
※ミラクルエクスタシーXミラクルエクスタシー
---2本目※特別ルール---
○大石(14分04秒 十字架固め)X本多
◇第3試合◇
▼全日本手相撲選手権決勝戦
[旧マッスル軍]○藤岡典一(0分42秒 捻り出し)[新生マッスル軍]X山里亮太
☆藤岡が優勝
◇第4試合◇
▼30分1本
○竹下幸之介(13分16秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド)Xマッスル坂井
(試合終了後)
坂井は「竹下、オマエに渡したいものがある(藤岡が持ってきたのは2030年10月6日、マッスルハウス12のメインイベント出場権利証が入ったスーツケース。)ディボアのメッチャいいスーツケースだから受け取ってくれます?」
竹下「2030年10月6日、東京ドーム…」
坂井「それコピペ間違いだけど、やるよ!」
亜門「言っちゃった」
竹下「メイン、任されました!」
坂井「DDTじゃないかもしれません!」
亜門「竹下、DDTにいるよな!」
竹下「もしそれがあっても2013年10月6日だけは空けておきます!」
坂井「マジで?」
竹下「マジで」
坂井「引退して5年経って、竹下みたいな後輩ができて超嬉しいです。一言いいですか? あんだけすげえジャーマン食らって何しゃべっていいかわからないけど、なんで俺だってHARASHIMAさんのパートナーに手を挙げてもいいと思っているけど、一度引退しているし金型だし、なんで遠慮してるのかって。竹下も遠慮しちゃダメだよ。周りの仲間も大事だけど、俺ずっとプロレス苦手だったけど、自分のペースでやったらお客さん絶対ついてきてくれるから。たまには遠慮するな! 周りの人間に合わせなくていいから、オマエの考える理想のレスラーになればいいと思う。今日ここでオマエとシングルができてよかったです。全部受けてくれて、楽しかった。ありがとう! このあと、DDTは俺は超好きだし、いい団体。大事な仲間が絶対に負けちゃいけない闘いに臨みます。DDTとあっちの団体は緊張状態にあって、正直よくこのあとの試合がおこなわれると思っているし、煽りVもないです。ゴングが鳴ったらどうなるかわからないです。だから皆さん、これから入ってくるHARASHIMA先輩と大家にこれ以上ない声援を送ってください!」◇第5試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○HARASHIMA 大家健(17分36秒 体固め)棚橋弘至 X小松洋平
※蒼魔刀
(試合終了後、HARASHIMAは倒れている棚橋をにらみつける。棚橋と小松は退場…と思われたが、棚橋はいきなり本部席へ。すると、マッスル坂井を呼び出す。すると、スクリーンには「プロレス界をもっと盛り上げる方法」と映しだされる。)
棚橋「試合が終わった直後ですが、プレゼンテーションを始めたいと思います。(と逸材の煽りパワポに大歓声)お題はこちら、プロレス界をもっと盛り上げる方法! その前に一つ自己紹介を。棚橋弘至、新日本プロレスのプロレスラー。39歳、二児の父です。キャッチコピーは“百年に一人の逸材”。好きな仮面ライダーはカブトです。僕のプロレスラーとしての強み。新日本道場で鍛え抜いた肉体、ハイフライフロー。(イラストはササダンゴがハイフライフローを決めている)ええ、ちょっと発注ミスで逆ですけども、当たれば大ダメージ、よけられたらピンチという技です。そして、今回こうしてプレゼンテーションする流れになったのは技をかけてるほう…彼の依頼です。
ただ、このプレゼンまでのオファーまでの流れ。(DDTと新日本が極度の緊張状態にあると映し出される)現在、8月の両国の僕の発言を受けて、DDTと新日本は極度の緊張関係にあります。なので、これ(交渉)は無理でしたが、お互いが所属している松竹芸能とマセキ芸能は、友好的な関係にありますので(坂井から直接メールが来た)。別の仕事だと勘違いして受けてしまいました。テーマです。“プロレス界をもっと盛り上げる方法”。僕がファン時代、もっとも盛り上がった瞬間はこちらの試合。10・9東京ドーム、武藤VS高田。こちらの試合はとても特殊なシチュエーションで、団体のトップ同士の直接対決。そして、8月の両国も形は違えど、新日本とDDTのエース対決でした。ただ、僕は試合後
、花道を引き揚げながらふと思いました。20年前、大学1年の自分が感じた興奮と熱狂を、上回ることができただろうか。できませんでした。これは、ホントに悔しい気持があふれてきて、その後の試合後のコメント…思わず、感情をぶちまけてしまいました。
それはDDTのエース・HARASHIMAさんに向けた言葉ではなく…そう、俺の独りよがりでした。HARASHIMAさん、ごめん。(場内拍手)これからもDDTのエースの道を突き進んでください。そう、なぜこういう発言が出たか、それはもっともっと、プロレス界全体を盛り上げていきたい! そして、考えました。棚橋弘至、来年の計画! ①2016年1月、東京ドームでIWGPヘビー級を奪取。②2016年8月、G1 CLIMAX2連覇達成。③2016年9月、DDT総選挙出馬(どよめき)。④2016年11月、ユニット主催興行開催。(場内は喝采)まあ、まだ1年あるんで、何かしら考えます。(場内は棚橋最高コール)長くなりましたが、最後に本日のまとめ。きょうここにいるすべてのみなさん、愛してま~す!」(棚橋はリングに向かい、エプロンに上がりHARASHIMAと拳を突き合わせ、大家とも合わせて退場。)
HARASHIMA「とりあえず、いまの気持ち…混乱してますよ。でも、まず言いたいことは、こういう場を作ってくれたディーノ、大家君、坂井君、本当にありがとう。あと、こういう急な要請にも関わらず、許可を出してくれた新日本プロレス、棚橋選手、小松選手、ホントにありがとうございます。ちょっと混乱してますけど、棚橋選手…大丈夫なのかな。でも、みんながいま笑顔でいる、こういう空間がプロレスで生まれたんだから、僕はいいんじゃないかなと思う」
大家「坂井! 俺は、オマエに対して悔しい気持ちでいっぱいだよ! でもね、悔しかった気持ちというのはね! みんな一緒だろ! そして、きょう勝った嬉しかった気持ちも、一緒だ! そうだよね!?(場内拍手)HARASHIMAさん」
HARASHIMA「はい?」
大家「締めてください」
HARASHIMA「プロレスの試合はいろんなことあります。僕は、きょうの帰り、みんなが明日朝起きて、それか数年後でもいいから、あの日プロレスを見てよかったな、あの試合見てよかったなって、思える試合をこれからもしていきたいと思います。こうやって、試合をしていけば、いまのプロレス人気がもっともっと上がって、メジャースポーツ? そういうとてつもない存在にプロレスがまたなると思います。僕はみんなが笑顔になれるプロレスを、これからもしていきたいです。これからも、大好きなプロレス、やってやるさー! 笑顔で帰れるプロレス、目指してやるさー! そして、次のマッスルも…2030年も、ちゃっかり出てやるさー! なんでかって? それは、鍛えてるからだー!!」
【#大家帝国の話】
大家「いや、おかしいだろ坂井! これなに#大家帝国っていうんですよね、ユニット名は! ねえ!? #大家帝国の主催興行なのに、大家健が知らないことがあっていいんですか!!」
坂井「(無視して)試合チョーよかったっす」
大家「そういうことじゃねえだろ!」
ディーノ「人間の最盛期を目の当たりにすることができました」
坂井「全盛期の瞬間に立ち会えてホントよかった」
ディーノ「ここから落ちていく一方だからな。(大家が言えずにいると)そんなことねえよ、だろ!」
坂井「きょうの大家健の姿を、勇姿を目に焼き付けたよ」
ディーノ「お疲れ様!」
大家「話がすり替わってるだろ!」
ディーノ「何が不満なんですか?」
大家「なんで言わないの、アレ」
ディーノ「…私も知らないんですよ」
坂井「だって、知ってたらクビになるかもしれないじゃないですか、君たちが」
大家「かっこいいな」
ディーノ「あれ、本当で、あのパワポは(棚橋に)直メールしたんですよね。本当に知らなかったんですよ」
坂井「みんな新日本とDDTはけっこうなガチガチな緊張状態で、メインの前のVTRのコメントを頼むのも正直お互いそのへんもよくわからないですけど、とてもお願いできるような状態じゃなくて。そこで試合終わって、それで…試合が終わって選手同士は分かり合えると思います。でも、なんかもっとなんか、そうなのかなと思いまして。俺、こんなこと言うのも変な話ですけど、棚橋さんの連絡先を知ってまして。こんなんやったらルール違反だってわかってるんですよ、業界の。だけど、俺は棚橋さんに『会って話がしたいです』とメールした。会って話して、お互い最高のカタチで終わらせたいという。お互い最高のものを見せたいという。そこでいろんな話をして、その気持ちを試合終わったあとにプレゼンしてみませんか?って言ったんですよ。そしたら、面白そうですねと言ってくれて。『会社に通すとダメって言われる(可能性がある)と。俺はやりたいんで、俺と一緒にやりましょう』と。俺も棚橋さんも誰にも言わないで、一緒にあのシーンを作りました。その後、じっさい会社がどういうふうな…わからないけど、俺は間違ってないというか。ああいうふうなことを、思ってることを、やりたいことをやれるリングでDDTはなきゃいけないと思ってるんで。みんなびっくりしたかもしれないですけど、やってしまいました。俺に言えることはこれだけです」
大家「俺はホント、言ってくれなかったのが悔しかっただけ」
ディーノ「ちっちぇえな、おめえな(苦笑)」
大家「ちっちぇえに決まってるだろが! もともとちっちぇえ人間だろが!」
ディーノ「マッスルの時、大家さんに全部言ってたかって話ですよ」
大家「たしかにな」
ディーノ「変わんねえんだよ」
大家「こういうのがないとね、マッスルじゃねえんだろうな」
坂井「いや、そういうこと言うなよ」
大家「すいません!」
(HARASHIMAも合流)
ディーノ「私も知らなかったんですよ」
HARASHIMA「ああ、そう! でも、まずはこういう場を作ってくれたみなさんに感謝だし。なんだけど、あんなことまでして、ビックリしましたよ。でも棚橋さんが、僕はリング上で試合をして、試合のなかで気持ちは通じたと思ってるんで。どういう形であれ試合をやることで、僕は感じるものがあったんですけど。やっぱりね、見に来たお客さんにあれだけわかりやすく、さらに説明してくれるのが、やっぱそこはすごいですよ。わざわざ説明してくれるなんて」
坂井「俺は、HARASHIMAさんに対してそう言いたい気持ちもあったと思うし、ああいう形で俺たちの世界観に乗ってくれたと。そのうえで自分の言いたいこと、やりたいこと、HARASHIMAさんに伝えなきゃいけないこと、お客さんに伝えたいこと、というのを言える方法として、このやり方に賛同してくれたのはすごく嬉しくて。これができるんだったら、俺はどうなっても構わないという気持ちでやってみました」
HARASHIMA「まあ僕としては、棚橋選手があんなに素直に面と向かって謝ってくれたんで、そこもビックリだし。やっぱりプロレスを上を目指して楽しい方向にしていこうと、同じ気持ちを持ってるんだなと思い、感じられてよかったです。僕はホントに一連の発言のあと、新日本だけよければいいんだなと、彼に対して、がっかりした見方をしてしまったんで。そうじゃなく、彼もこっちのスタイルに踏み込んでくるし、業界を盛り上げていこうと同じ方向を目指してるんだなというのがわかったんで、よかったです。嬉しかったです、そこは。(もやもやはすっきりした?)そうですね、そこは。あれだけ面と向かって謝られたら…。スッキリしました。(大歓声やコールは)ひじょうに心強かったです」
坂井「(久々にマッスルでやってみて)いやあ、マッスルはこうだっていうのはないんだけど、マッスルはDDTやほかの団体と違うというのは俺はないと思うんですけど、マッスルでしかできないこと、マッスルがやらなきゃいけないことというのを考えて、今回いろいろ全体の統制というかマッチメークというか、正直しんどかったですよ。しんどかったけど、なんかやんなきゃいけない…自分たちは絶対やんなきゃいけないと思ったんで。それが楽しかったって言っていいのかわからないですけど、楽しかったです。棚橋選手、すごいなって。その一言。みんなもそうだと思うけど、DDTは棚橋弘至選手に最大限のリスペクトを、という気持ちです。これはマジです」
HARASHIMA「すごいね。あんなことやったら怒られちゃうんじゃないの? そういうリスクを負ってまで、お客さんにわかりやすく説明してくれるというのは、お客さんを満足させるという気持ちをすごい持ってるのをあらためて感じましたね。(今後、他団体に出たりは?)機会があれば。タイミングだと思うんで。視野は広まりましたね」
坂井「(2030年のマッスルに向けては)ちょっとしばらくぼけっとしてもいいですか」
HARASHIMA「僕、とりあえずスケジュールをあけとくから」
【棚橋の話】「(最後は棚橋色に染めた?)あのね、HARASHIMAさんが8月からきょうまでモヤモヤしていたように、俺もモヤモヤしてましたよ。きょうここにね、机がなくてよかったですよ。ただ、そうなんですよ。団体の対抗戦というシチュエーションができて、悔しいけど、ファンのボルテージ、DDTのファン…新日本のファンのみなさんには悔しい思いをさせたけど、これからまた頑張ることで、しっかりとお返ししていきますから。きょうはホントになんだろ…次に向けていいスタートというか…これ以上は聞かないで! あんまり言うと、超でっかいブーメランになって返ってくるから。(小松は)意思の疎通というか、新日本のヤングライオンは末恐ろしいですよ。小松は俺以上のスターになるから。その時はまたDDTに呼んであげてくださいよ。俺は小松をスターにしてみせますから。そうなんですよね、DDTの選手はDDTのファンをみんな笑顔にしてるんですよ。この事実、動かせないけど俺は新日本プロレスのエースとして、絶対新日本が正しいという姿勢は貫いていくってことだけは、ここで言っておきます」
DDT総選挙のユニット部門で1位となった#大家帝国の主催興行「マッスルメイツの2015」が開催され、前半は5年ぶりに復活となったマッスルらしくパワーポイントを使い、様々なシュチュレーシで試合を行い、セミではマッスル初参戦の竹下が復活?した坂井と対戦し試合途中で『エピトリカ』が流れてマッスルワールドへと突入、坂井は「俺の名前はマッスル坂井。プロレスラーだ。決まれば相手の体力を35%奪う垂直落下式リーマンショック。あと一回で俺の勝利はほぼ確定。意外と向いているかもしれない。プロレス、楽しかったなあ」と回想して垂直落下式リーマンショックを狙うが、ローリングラリアットで阻止した竹下が「僕は名前は竹下幸之介、プロレスラーだ。実は小学生の頃からマッスルを見ていて不思
議に思ったことがある。スローモーションのときにお互いの体力が回復してしまうんじゃないか。僕の100%MAXのジャーマンを決めます。坂井さん、5年ぶりのマッスルおめでとうございました」と掟破りの逆回想からジャーマンで3カウントを奪い、試合後は藤岡から2030年10月6日、マッスルハウス12のメインイベント出場権利証が入ったスーツケースが進呈され、竹下も出場を約束した。
メインは8月17日、両国大会でHARASHIMAを降した棚橋のDDT批判発言から起きた決着スペシャルタッグ戦が行われ、試合は棚橋が大家、HARASHIMAが小松をそれぞれ痛めつける展開となるが、棚橋の張り手に大家がダウンすると大家が捕まえる展開となる。
棚橋組が大家にトレイン攻撃を狙い、棚橋が串刺しエルボーを狙うが、かわした大家がカミカゼで反撃してHARASHIMAに交代、HARASHIMAは棚橋、小松にフロントハイキック、棚橋にはミドルキックを打ち込み、大家の援護を受けて棚橋に雪崩式ブレーンバスターを決める。
HARASHIMAと棚橋は額をつけて睨み合い、HARASHIMAのグーパンチに棚橋は張り手と打撃戦を展開し、交代を受けた大家が炎のスピアーを狙うが、低空ドロップキックで迎撃した棚橋はドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールドで捕らえ、大家を追い詰めにかかる。
館内の大家コールを受けた大家は必死に耐えてロープに逃れ、棚橋と小松の同士打ちも誘発してHARASHIMAに交代、小松はHARASHIMAにファルコンアローを決め、蒼魔刀狙いも逆エビ固めで切り返してからSTFで捕獲するが大家がカットに入り、カットに入った棚橋にも炎のスピアーを浴びせると、HARASHIMAは小松にリバースフランケンから蒼魔刀を浴びせ3カウントを奪い、試合後は棚橋が煽りパワポでHARASHIMAに発言を謝罪、HARASHIMAも参戦してくれた棚橋に感謝の言葉を述べ、大会を締めくくった。
棚橋の発言を受け、DDTもHARASHIMAだけでなくDDT全体の問題として実現した試合は、棚橋の謝罪で終わったが、棚橋も発言に関しては確かに反省しており、どう返すべきかと考えたら、煽りパワポを使っての謝罪とは、棚橋らしい粋なやり方かもしれない。
マッスルが次に開催されるのは2030年…2020年の東京オリンピックより先の話になるが、再びタイムカプセルに封印される『マッスル』が再び開催されることを気長に待ちたいと思う。【#大家帝国 リポート】HARA&大家勝利、棚橋がまさかの終わりパワポ/竹下は坂井に勝利して2030年10・6「マッスルハウス12」メイン出場権獲得/山ちゃん、ドン滑り https://t.co/AKtSqGAGfU #ddtpro pic.twitter.com/3UDSvd7FyI
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2015, 11月 17夏のDDT両国での悔しさをはらせた!! 試合に勝って嬉しかった!! 心の底から嬉しかった!! でも、坂井と棚橋選手に対しては新たな悔しさがうまれた。 それは心地よい悔しさ!! プロレス最高!! #大家帝国 #ddtpro
— 大家健 (@1600sekigahara) 2015, 11月 17ほんとに自分がサムライTV見始めたのと、マッスルのスタートほぼ同じタイミングで。その当時よく再放送しててとくに好きな回は北沢タウンホールの新北京と対抗戦やるやつ。当時、小学生だったから松野さんがロングリバー黄河に踏み潰されるの好きだったんですよ。10年後、任せれることになるとは。
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2015, 11月 17だから今から15年後もなにが起こってるかなんてわからない。
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2015, 11月 17負けました。 悔しいけど、あの空間で凄い試合が出来たって思うし、得るものは大きかったっす。 まだまだ僕は発展途上。 もっともっと強くなってみせます!! ※紙テープ超ありがとうございました☆
— 小松洋平 (@njpwyohei_k) 2015, 11月 17こんなご時世だから、今日の素敵なあの空間のように、みんなわかり合えたらいいのになと思う
— sayoko mita (@345m) 2015, 11月 17PR -
潮﨑豪に続き、鈴木鼓太郎も全日本プロレス退団・・・契約面で秋山準との対立が表面化
<プロレス格闘技DXより>
鈴木鼓太郎が16日、神奈川・横浜市の全日本事務所で秋山準社長同席のもと会見し、月日付で全日本を退団すると発表した。鼓太郎は7月末に1年契約を結んだものの、「今まで2度の契約変更がありました。1年の契約後、契約変更になるのはプロの価値観として納得いかない」と退団を決意。保持していた世界ジュニアヘビー級王座は返上し、宮原健斗、中島洋平と結成していたXceedは発展的解消となった。12月からフリーとなるものの、12・6大阪大会までは参戦する。
◇
今年になって離脱者が続出する激震に見舞われている全日本。KENSO、潮崎豪、曙に続く4人目となる退団選手を出すことになってしまった。現世界ジュニアヘビー級王者の鼓太郎だ。2013年から秋山率いるバーニングの一員として全日本に参戦した鼓太郎は、同年7月に入団。青木篤志と組んでアジアタッグ王座を奪取し、今年3月には世界ジュニア王座を初戴冠。2014年、2015年とJr. BATTLE OF GLORYを連覇するなど、全日ジュニアのトップレスラーとして活躍してきたが、2年4ヶ月間在籍した全日本を去ることになった。秋山社長同席のもと、発表会見に臨んだ鼓太郎は「7月の末に1年の契約を結びました。今まで2度の契約変更がありました。1年の契約後、契約変更になるのはプロの価値観として納得いかない」と説明。条件面が退団する一番の理由となった。宮原、中島と話し合い、Xceedは発展的解消とする結論に至り、保持していた世界ジュニア王座は返上することになった。
気になるのは今後だが、鼓太郎は「全く白紙の状態です。申し訳ないですが、今は何も答えることができません」とした。一方で「僕はジュニアなので、今の環境で当たれなかった選手とかもいると思うので、そういう意味では視野を広げていきたい」との希望を口に。12月からフリーとなるが、すでに参戦が決まっていた12・1名古屋から12・6大阪大会までの5大会には予定通り出場する。
今年になって4人目となる退団者を出してしまった秋山社長は「非常に残念ですけど、彼が決めたことなので、それは尊重してあげたい」と沈痛な表情で話した。「そういう状況を招いてしまったのは全部、僕の責任」と重く受け止める一方で、逆風にさらされた厳しい現状にあっても「まだ一緒に頑張ってくれる、もう一度頑張ってやってくれるという選手もいますし、僕は今の状況でも前を向いていくしかない」と必死に前を向いていた。
【会見の模様】
▼秋山社長「また残念なお話をしなければいけないのですが、今まで一緒に頑張ってきた鈴木鼓太郎選手が11月末をもって退団という形になりました。非常に残念ですけど、彼が決めたことなので、それは尊重してあげたいと思いました」
▼鼓太郎「11月30日をもって全日本を退団しますが、シリーズ中のため、秋山さんとの約束がありますので、12月6日まで参戦します。世界ジュニアは返上。Xceedはアジアタッグ敗戦後、3人で話し合って発展的解消で意見がまとまりました。今後は全く白紙の状態です。申し訳ないですが、今は何も答えることができません。全日本プロレス、秋山さん、応援してくれたファンの皆さんには感謝の気持ちをもって退団します」
――退団を決めた理由というのは?▼鼓太郎「ここは素直に言わせてもらおうと思いますが、7月の末に1年の契約を結びました。今まで2度の契約変更がありました。1年の契約後、契約変更になるのはプロの価値観として納得いかないので、退団することを決めました」
――今後は白紙とのことだが、フリーとなってやっていきたいことは?▼鼓太郎「僕はジュニアなので、今の環境で当たれなかった選手とかもいると思うので、そういう意味では視野を広げていきたいと思いますけど、現状白紙なので、これ以上は言えないのが今の現状です」
▼秋山社長「今、鼓太郎が言ったように契約とか、そういう状況を招いてしまったのは全部、僕の責任だと思います。潮崎もそうだし、鼓太郎もそうだと思う。こっちが悪いというか、彼らにとってはそうだと思うし、そういう場所を作ってしまったのは全て僕の責任だと思う。その中で彼が言ったことが事実で、そうせざるを得なかったのがあるけど、まだ一緒に頑張ってくれる、もう一度頑張ってやってくれるという選手もいますし、僕は今の状況でも前を向いていくしかないなと思ってます」
――次の最強タッグが最後のシリーズ参戦になるが、どんな気持ちで上がる?▼鼓太郎「自分にできることはすべてやるつもりです。幸い健斗と当たることもありますので、その試合はその試合で凄く楽しみですね」
――決断したのはいつ頃?▼鼓太郎「ないといえばうそになりますけど、自分的には9月、10月ですね、決断したのは」
――潮崎がノア来場を宣言しているが、一緒にやりたい気持ちはある?▼鼓太郎「さっきも言いましたけど、僕の中では全くの白紙なので、これからいろいろ状況を見ていこうかなと」
――返上となった世界ジュニアは近いうちに決定戦をやる?▼秋山社長「そういうことも必要でしょうけど、今は何とかみんなに前を向かせるような作業の方が大切なのかなと思います。今日もこうやって鈴木鼓太郎という大切な選手の退団の発表に山形から一人も来てない。それが寂しいし一人でも来てもらいたかったのはありますね」
――さらなる退団者もありそう?▼秋山社長「ファンの皆さんには潮崎もそうだし、横綱もそうだし、鼓太郎もそうだし、毎月一人ずつぐらいになっちゃってるので、何とかいい話ができれば一番いいんですけどね。そこは前向いていくしかないんでね。僕が下を向いたら仕方ないんで、前を向いて今の環境をどれだけよくできるかしか考えてないですね。今はどう変えていくかでしかないですね」
――退団選手はこれが最後?▼秋山社長「であってほしいですね
全日本プロレスが会見を開き、11月30日付けで鈴木鼓太郎の退団が発表された。理由は契約内容の変更に納得いかずということだが、ここにきて元バーニングの5人の考え方の違いが表面化したということだと思う、契約変更に関しては秋山に近い金丸義信や青木篤志は納得したが、鼓太郎と先に退団した潮﨑は納得しなかったし、二人にしても秋山らと一緒にNOAHを退団したが、秋山の付き人だった金丸や青木と違って、潮﨑と鼓太郎は秋山を慕っての退団ではないというのも出てしまったのではないだろうか・・・、
秋山の心境はコメントの通り最後の退団であって欲しいというか、自分は秋山全日本でやりたい人間だけが残りやっていけばいいし、秋山もそうやって開き直ればいいのではと思う。
鼓太郎の今後は潮﨑に追随でNOAH復帰なのか・・・、潮﨑もNOAH来場が決まったことでタイミングを見計らっての退団のような気がしてならないが、もし二人共復帰となれば、なぜNOAHを退団したのというモヤモヤも出てしまう・・・
【全日本】鼓太郎が11月30日付で退団、世界ジュニア王座は返上、Xceedは発展的解消 https://t.co/vuGwN7jyL4 #ajpw pic.twitter.com/9raoMUUxXw
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2015, 11月 16Xceedの発展的解消、いつも応援してくださる皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいです。 ただXceedがあったから今の僕があります。Xceedの気持ちはメンバーそれぞれの胸の中にこれからもあるものだと思います。 発展的の正解は…これからさらに素晴らしいものを作る、それだけです。
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2015, 11月 16僕は前を向いていく。
— 中島 洋平 (@nakajima_youhei) 2015, 11月 16なんとも言えない気分。 そして、空も微妙。 pic.twitter.com/SA9Ma0PHl6
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2015, 11月 16 -
AWA世界ヘビー級王者 ニック・ボック・ウインクル
AWA世界ヘビー級王者だったニック・ボック・ウインクルが死去した。享年80歳
ニックは自分がプロレスファンを始めた頃からAWA世界ヘビー級王座に君臨しジャンボ鶴田が何度も挑んだが反則裁定などであと一歩でベルトを奪うことが出来なかったことが印象に残っているし、リック・フレアー同様なぜ世界王者なのかと疑問に思っていた。
しかし昭和59年2月にジャンボ鶴田がニックを破ってAWA王座を奪取したときはキラーぶりを発揮、いつも相手を引き立てていたニックが先手必勝とばかりに奇襲をかけ、試合をリードしていた、また大阪での再戦も挑戦者となったニックは一転して追われる立場となった鶴田を大いに苦しめたが、AWA世界王者としては二度と来日することはなく、世界最強タッグではハーリー・レイスとのコンビを実現させるなど、全日本のレギュラーとして参戦していた。
ニックが最後に来日したのはZERO1のリングでAWA選手権(現世界ヘビー級王座)の立会い人としての来日だった。
ニックが遺した格言である「相手がワルツを踊れば私もワルツを踊り、ジルバを踊れば私もジルバを踊る」はいつまでも残り、他のレスラー達に受け継がれていくだろう。
ご冥福をお祈りします。 -
2015年11月15日 天龍源一郎引退!
11月15日 天龍プロジェクト「〜天龍源一郎 引退〜革命終焉 Revolution FINAL」10552人 超満員札止め
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○リッキー・フジ 高木三四郎(8分41秒 片エビ固め)X菊タロー ジ・ウインガー
※9999
◇第2試合◇
▼30分1本
DASH・チサコ ○仙台幸子(9分29秒 体固め)里村明衣子 Xカサンドラ宮城
※ダイビングボディプレス
◇第3試合◇
▼30分1本
怨霊 空牙 TARU ○FUJITA ヤス久保田(11分16秒 片エビ固め)獣神サンダー・ライガー 筑前りょう太 グルクンマスク シマ重野 XドラゴンJOKER
※サスケだまし
◇第4試合◇
▼30分1本
ザ・グレート・カブキ ○KAI 舞牙 (8分57秒 片エビ固め)グレート小鹿 葛西純 X杉浦透
※スプラッシュプランチャ
◇第5試合◇
▼30分1本
○小川良成 ケンドー・カシン(10分47秒 首固め)NOSAWA論外 X新井健一郎
◇第6試合◇
▼30分1本
中嶋勝彦 ○佐藤光留 橋本和樹(13分08秒 腕ひしぎ逆十字固め)北原光騎 土方隆司 X那須晃太郎
◇第7試合◇
▼30分1本
越中詩郎 ○嵐(9分54秒 エビ固め)太陽ケア X相島勇人
※パワーボム
◇第8試合◇
▼30分1本
○藤原喜明 高山善廣(13分07秒 脇固め)鈴木みのる X村上和成
◇第9試合◇
▼30分1本
長州力 ○石井智宏(13分46秒 片エビ固め)齋藤彰俊 X河上隆一
※垂直落下式ブレーンバスター
◇第10試合◇
▼30分1本
諏訪魔 ○岡林裕二(18分52秒 片エビ固め)藤田和之 X関本大介
※ゴーレムスプラッシュ
(試合終了後、諏訪魔と藤田が場外でにらみ合う。互いににじり寄ると、藤田がエルボー。乱闘になるが、セコンドが分ける。藤田と諏訪魔がリングへ。)
藤田「オイ、オイ(音楽を)止めろ。(ブーイング)あー気持ちいい。もっと言えよ。文句あるヤツ、もっと言え。気持ちいいよ。もっとブーイングくれよ。諏訪魔、(ダイニッポンコール)諏訪魔、(ブーイング)わかってるよな、諏訪魔。なあ。オレは年末が楽しみで楽しみでしょうがねえんだよ。そういうことだよ。わかってるよな」
(藤田はマイクを投げて退場)
諏訪魔「おい藤田、いつもな、適当なことばっかいってんじゃねえよ。今日は天龍さんの引退の試合のリングなんだよ! オマエが考えるそのリングに上がる気はない。オレは天龍さんみたいな熱いプロレスがしたいんですよ!(岡林が退場)必ず、今日の大日本みたいな試合だっていいじゃねえかよ。まだまだ闘いたい相手いるんで、よろしくお願いします、これからも。以上です」
【試合後の諏訪魔&岡林】
――藤田選手と対戦してみてどうだった?
▼諏訪魔「話になんない。その一言に尽きるんじゃないかな」
――話にならないというのはどの部分?
▼諏訪魔「やっぱりプロレスですよ。俺はいかに純粋にこのリングをスゲエ熱くできるか。そこが俺の判断材料。そこを求めているんですよ、俺は。見ての通りだよ」
――岡林選手はどうだった?
▼岡林「久しぶりにゴツゴツした戦いができてやり甲斐がありました」
――大日本コールも起きたが?
▼岡林「それはまあ、あれですけど。僕が言いたいのはただひとつです。天龍選手、引退しても、これからも頑張ってください。それだけです」
――今日の試合を振り返ると、にらみ合いが続いたが、どんな思いだった?
▼諏訪魔「ファーストコンタクトする、そこの感触だよね。触れたらね、ちょっと違ったな、俺は。もっとね、俺はスイングすると思っていた。スイングするか、しないか。グチャグチャでもいいんだよ。プロレスってやっぱ難しいと思うよ。俺だって相当修羅場を潜ってきてるし」
――年末という話も合ったが、キッパリと否定した
▼諏訪魔「向こうがそういう風に考えている。それはあくまでも向こうの考えであって、俺は俺のプロレスを追求したい」
――今日は天龍選手の引退興行。天龍選手に対する思いは?
▼諏訪魔「感謝の一言ですよ。小さい頃から見てたし、ずっとファンだったしね。もうこれからですよ。これからいかに自分の熱い良い戦いを見せていくか。そこですよ」
――岡林選手は?
▼岡林「天龍さんの昔の試合の映像とか見て、学ぶことが凄い多かったんです。僕もまだまだこれから本当に…天龍さんが言っていた痛みが伝わるプロレスを僕たちもそれを引き継いで、またやっていきたいです」
――天龍さんに一言声をかけるとしたら?
▼岡林「格闘生活50年お疲れ様でした。これからの人生も末永く頑張ってください」
▼諏訪魔「これからも頑張っていくんで。俺も天龍さんの背中をずっと追いかけて。引退したってドンドン先に進んでいますから。俺も頑張っていきます。天龍さん、本当にお疲れ様でした」
【藤田の話】「あの通りだよ。何か言ってやろうか。当たりはデカかったよ。諏訪魔、当たりはデカかったよ。でも、丘にあげたら、とんだしろもんだったよ。煮ても焼いても食えねえよ。どうすんだ? アイツはかまぼこにしかなんねえんだ。アイツは当たりはデカいけど、あげたらとんだしろもんだ。あんなのじゃ誰も腹一杯にならねえよ。なんだ? 都合のいいように逃げ口上を騒いだだろ? 怖いですってハッキリ言えばそれで終わるんだよ。終わらしてほしかったら、怖いですって言え。それだけだよ。見たらわかるじゃねえか。目が泳いでんじゃねえか。人の目をまともに見れねえヤツが俺に勝負挑むなんてとんでもねえ。100万年早いよ。とんだしろもんだよ。アイツはかまぼこ。全日本はおでんだよ。はんぺんやちくわやそんなヤツばっかりだよ。まともに食えねえんだ。まともに食えねえから加工するしかねんだよ。意味わかるだろ? アイツはかまぼこだよ。話にならねえ。レスラーでもなんでもねえ。(胸を叩きながら)ここが弱いヤツはリングに上がるな! それだけだ。ちゃんと書いておけよ。これで終わりだ! 話になんねえよ」
◇第11試合◇
▼天龍源一郎引退試合/60分1本
○オカダ・カズチカ(17分27秒 片エビ固め)X天龍源一郎
※レインメーカー
(試合終了後引退セレモニーも天龍コールの中、天龍が起き上がる。拍手。引退セレモニーへ。天龍は「負けたー!」とマイクで叫ぶ。スタン・ハンセン氏、テリー・ファンクが呼び込まれ天龍に花束を手渡す。3人で記念撮影後、2人が退場すると、天龍プロジェクト・嶋田紋奈代表から花束贈呈)
天龍「父ちゃんの代わりにたくさん来てくれたお客さんに、一言感謝を言いなさい」
嶋田代表「(あやなコール)本日は天龍源一郎の引退試合に、北海道から沖縄まで日本全国の方が足を運んでくださいました。ライビューイングやネット環境などでたくさんの方々にこの大会をご覧いただくことができました。天龍プロジェクトは小さな所帯で…(声を詰まらせる)ホントに大将に苦しい思いをさせてばかりの5年間でしたが、こうやってみなさんに最高の舞台を与えていただいたことを心から御礼申し上げます」。
天龍「みなさん、オレは本当に腹いっぱいのプロレス人生でした。これ以上、リングに登る余力もありません。ありがとうございました!(四方に礼)みんなありがとう!」
(10カウントゴング。「天龍ありがとう!」と観客が口々に叫ぶ中、ゴングが打たれると天龍は深々と礼。リングアナのコールに合わせて黄色い紙テープが投げ込まれた。出場選手がリングに上がり記念撮影。)
【試合後の天龍】
――試合の感想は?
▼天龍「悔しいけど、でもこの体の痛みに俺の人生の全てが詰まっています」
――オカダ選手は非情なまでに攻め込んできたが?
▼天龍「プロレスはね、彼と戦って、進化していると思っています。俺のプロレスは本当に掘り下げるプロレスだけど、彼は一歩一歩新しいプロレスを。今日は俺にそれを体験させてくれましたよ。いい飛び蹴りであり、ラリアットもシャープで、いいのが入りましたよ。まあ、こんなことを言うのもシャクだけど、最後に相応しい相手だと思います」
――平成のプロレスを堪能できた?
▼天龍「もう十分見せつけられましたよ」
――ただ、悔しさは残る?
▼天龍「それはね。まあ、そういうことにしておきましょう」
――ご自身のプロレスを最後まで出し尽くせた気持ちはある?
▼天龍「出せたと思いますよ。逆に鋭角的なパワーボムもやれましたし、そこを起きてきたわけだからね。やっぱり彼も受け身の技術は持っていると思います」
――最後の3カウントを聞いた時、どんな気持ちだった?
▼天龍「わからなかったですね。いいのがバチャーッと喉元に来たなというのはわかったんですけどね。3カウント入ったとは本当に思ってなかったです」
――気づいたら試合が終わっていた?
▼天龍「そんな感じですね。飛び蹴りのいいのが何発か入りましたからね。それもあるのかなと思います。結構いいのが何発かアゴに入ってましたから」
――客席からの声は聞こえた?
▼天龍「いや、俺自身も今日は必死でした」
――両国国技館の景色はどうだった?
▼天龍「一番最初に相撲を取った時に、土俵下にひっくり返されたのとよく似てますよ」
――今日は久しぶりにショートタイツで試合に臨んだ。オカダ選手から求める声もあったが?
▼天龍「別にオカダが言ったからどうのこうのじゃなくて、やっぱり最後ぐらいは潔くという。オカダの向こうのファンの人たちに、見たまま感じてもらえればいいなという俺の気持ちです。だから、今日の試合を見て、その通りに語っていただければいいし、思った通りの今の天龍源一郎だと思っています。ロングガウンも初めて着た時のロングガウンだったしね。そういう意味では先祖返りって言うんですか? 昔の天龍源一郎に戻ってやりたいと思ったけど、いかんせん、IWGPチャンピオンは結構なもんでした。なかなかのもんでしたよ」
――天龍選手を介錯したオカダ選手にメッセージはある?▼天龍「いや、何もないですよ。このまま伸びていって、プロレス界を引っ張っていってほしいというのが俺の気持ちですね」
――10カウントを聞いてる瞬間の気持ちは?
▼天龍「意外と無でしたね。何も感じなくて。この場は二度とないんだなという、そんな感じでした。これからおいおいいろんな時間ができてくると、考えることもあると思いますけど、今は本当にオカダ・カズチカと戦い終えたというだけですね」
――これからに対して考えていることは?
▼天龍「何も考えてないですよ、本当に。まあ、答えがあるとしたら…ビールでも飲みますか?(笑)」※目の前にある缶ビールを開ける
▼天龍「これが(阿修羅・)原とやり始めた時に、一番最初に胃の中に入ったビールだったんですよね。美味しかったですよね。あの頃と同じテイストがするか、ちょっと失礼して」
※美味しそうにビールを飲む
▼天龍「うん。シャープですね(笑)」
――スタン・ハンセン&テリー・ファンクとはリング上で何か話した?
▼天龍「ただご苦労さんというだけです。彼たちも先に同じ経験をしてますから」
――紋奈代表とはリング上でどんな会話があった?
▼天龍「彼女には、両国を取ってくれたりとか、5〜6人でこれだけの大観衆を集めてくれて。まあ、我が娘ながら…男前です」
――阿修羅・原選手が引退した時には「家族の方に阿修羅を返します」と言ったが、天龍選手も家族の元に帰る?
▼天龍「こちらから一方的に言うわけにはいかないから、後で相談しますよ」
――目を閉じるとどんなレスラーが思い浮かぶ?
▼天龍「今日来てくれたファンクスもそうですけど、馬場さんもそうですし、鶴田選手もそうですし。志半ばで僕のように最後までできなかった方たちのことはやっぱり思い出しますよ。俺は曲がりなりも自分の足で立って、みんなから拍手をもらって降りられただけでも幸せだと思ってます」
――入場した時に大観衆を見てどう思った?
▼天龍「ただ一言。ありがたいって思うだけです。勝手な言葉ですけど、そこに尽きますね」
――観に来た観客もありがとうと感謝していると思うが?
▼天龍「いや、僕の方が。まだ熨斗(のし)を付けても足りないぐらいだと思います」
――一番印象に残っている試合は?
▼天龍「今となっては全てが思い出です」
――奥さんに一言あれば?
▼天龍「リングに上がる前に、『間違っても私は呼び込まないでよ』って釘を刺されましたので、紋奈代表になったんですけど。まあ、言えるとしたら、こんな天龍源一郎を支えてくれて、ここまで押し上げてくれたという感謝の気持ちですね」
【オカダの話】「見てもらったらわかる通り、これが昔のプロレスと今のプロレスの違いだ。そんなに技も出してねえぞ。それが昭和のプロレスかもわからない。これが昭和のプロレスかもわからない。もしかすると、平成のプロレスとも違うかもしれないし。ただ、年下のスゲエ後輩の俺が言ってやる。天龍さん、アッパレだよ。それ以外は特にありません」遂に迎えた天龍源一郎の引退試合、天龍は引退試合の相手としてIWGPヘビー級王者であるオカダを迎え撃ち、天龍は青いガウンを脱ぎ捨てると黒いタイツと黄色いシューズ姿で臨んだ。
試合はロックアップからオカダが押し込むも天龍のチョップを警戒してかレインメーカーポーズは見せず、突進したところで天龍が逆水平で迎撃した天龍が逆にレインメーカーポーズを披露し、場外で苦笑いしているオカダにロープを開けて招くなど逆に余裕ぶりを見せる。
先手を奪われたオカダは側頭部へのスライディングキックで反撃し首攻めやストレッチ技、ロープ越しのアトミコ、天龍のチョップに対してエルボースマッシュで応戦し倒れる天龍を踏みつけ、館内からブーイングを浴びるも、ヒールモードのオカダは本来の姿なだけに本来の持ち味を発揮している。
劣勢となった天龍はセントーンを自爆させた後で倒れこむオカダに頭突きを連発、低空のブレーンバスターやWARスペシャル、延髄に袈裟斬りを落としてから予告していた龍魂パワーボムを狙うがリバースされてしまい、オカダの反撃を許してしまう。
オカダは勝負を狙ってレインメーカーを狙うも、阻止した天龍はラリアットからデンジャラス・ドライバー・テンリュウ(DDT)で突き刺し、龍魂パワーボムはまたしてもリバースされるもレインメーカーをグーパンチで阻止した天龍は低空ながらも延髄斬りを放ち、コーナーを背にしての龍魂パワーボムを決めるがホールドではなく投げ放しになってしまい、オカダは急角度から落とされてしまうが、延髄斬りもパワーボムも全盛期とは程遠いかもしれないし精一杯かもしれない、しかし天龍は精一杯の力で全てを出し切ろうとしている。
天龍は53歳を決めグーパンチを連発するも、オカダはジョン・ウーで吹き飛ばし、天龍は懸命に裏拳やグーパンチで抵抗するが、ラリアット狙いをオカダがドロップキックで迎撃するとレインメーカーを決め3カウント、最後の最後まで天龍は勝ちを狙っていたが力尽きた・・・
試合後は倒れる天龍にオカダが一礼し無言で去り、自力で立ち上がった天龍はマイクで「負けた!」と堂々の負けっぷりをアピールしたが、アニマル浜口がジャンボ鶴田にシングルで挑んだ際に小細工なしで真正面からぶつかり敗れた際にマイクで「負けた!」とアピールして、ジャイアント馬場さんが鶴田より正面から堂々と挑んだ浜口を評したが、天龍もオカダ相手に堂々と正面から挑んで負け、意地で立ち上がり叫んだ。敗れはしたが天龍は意地だけはしっかりオカダに見せ付けた。
引退セレモニーもゲストはスタン・ハンセンやテリー・ファンクの登場だけに留まり、天龍のサプライズで愛娘である紋奈代表の挨拶もあり、引退の10カウントの後は選手が揃って引退セレモニーが行われたが、ジャンボ鶴田やブルーザー・ブロディ、また三沢光晴が生きていたら駆けつけて天龍にご苦労様といってやりかっただろうし、馬場さんもあの世から“生きているうちに引退セレモニーをやってもらって幸せなヤツだ”と思っているのかもしれない。
最後に天龍源一郎とは何か?男のかっこ良さをプロレスで現したレスラーだったんじゃないかと思う、そして天龍に贈る言葉は“天龍源一郎へあなたは最後まで粋でかっこよかった!”ご苦労さまでした!またセミでは注目の藤田vs諏訪魔のタッグマッチが遂に実現したが、試合前から二人は睨みあい、先発で出るも和田京平レフェリーが“ファイト”と二人に迫るが、二人は無視して睨みあいを続け、互いのパートナーである岡林と関本が二人を下げようとするが、二人は蹴散らしてしまう。藤田が張り手で仕掛けると諏訪魔は返すがケンカ腰で完全に試合の流れを無視するため、関本も岡林も無理やり交代して試合の流れを修正しよとするが、京平レフェリーや関本、岡林がいなければ試合はとんでもない方向へと向かっていたと思う。
その大日本勢の中では一番評価を受けたのはストロング王者の岡林、藤田相手に正面から挑んで一歩も引かないなど、自分的には岡林vs藤田も見て見たいとう気分にもなった。
試合は岡林が関本がゴーレムスプラッシュで3カウントを奪い勝利となり、藤田が諏訪魔に大晦日に一騎打ちを迫る中で、館内は大日本コール・・・ファンが評価したのは試合を無視した諏訪魔と藤田ではなく、正面からの肉弾戦で脱線しまくった試合をどうにか軌道修正して成立させた岡林と関本、そして自分的にはこの試合は京平レフェリーが裁いて正解だった。
諏訪魔と藤田が大晦日でIGFのリングで戦うかというと、諏訪魔が「総合のリングでは戦わない」と言い切ってしまった以上、IGFのリングで実現するかどうかは難しくなってしまった。しかし藤田が天龍の引退より大晦日と先走っているということは、IGFの大晦日大会の目玉カードが決まらないという焦りが出ているということなのか、全日本の経営状態のことも取り沙汰されているが、IGFも大晦日の目玉カードが決まらないという苦しい現状を抱えている。だが今日の試合を見る限りでは難しいし厳しいとしか言いようがなかった。格闘生活53年の革命終焉 https://t.co/eXUNwL7hWw #tospo #革命終焉 #天龍源一郎引退s pic.twitter.com/RWTvyLG1lN
— 東スポWebニュース (@tospo_news) 2015, 11月 15藤田和之とはプロレスがしたかった。 もう交わることは無いだろう。 #ajpw
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2015, 11月 15今日の大日本プロレスの2人の戦いは素直に素晴らしかったと思う。 #ajpw
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2015, 11月 15最高の空間にいさせていただきました。 天龍さんありがとうございました、そしてお疲れさまでした。
— 橋本和樹(チーム大和・大黒柱) (@kaz_hashimo_bjw) 2015, 11月 15天龍さんお疲れ様でした! pic.twitter.com/UNv9Dlpo8h
— NOSAWA論外 (@NOSAWARONGAI187) 2015, 11月 15天龍源一郎さんの両国大会参戦終了しました。 女子プロレスをリングに上げてくださった天龍さん始め、天龍プロジェクトの皆さまに本当に感謝します。 今日の想いを胸に私は女子プロレス界ををもっと引き上げていきたい! #革命終焉
— 里村明衣子 meiko satomura (@satomurameiko) 2015, 11月 15天龍さんの引退試合でした。 ビッグマッチ用のコスチュームを用意(笑) ヒデと両国国技館まで登りつめた! 獣神サンダーライガーの掌底までもらったわ! ミスタープロレス・天龍源一郎の最後に立ち会えて幸せだった! #革命終焉 pic.twitter.com/BU17nKb6dz
— ヤス久保田 (@yasukubota0723) 2015, 11月 15プロレスに決まり事はない‼️ だから面白い‼️
— 岡林 裕二 (@5ZB9M0IKckppTDh) 2015, 11月 15なんか「オレはまだまだ小せえな…」と感じた日だった。。。
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2015, 11月 15天龍さんあっぱれでした。 お疲れ様でした。
— オカダ・カズチカ (@rainmaker_chaos) 2015, 11月 15オツカレサマデシタ。
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2015, 11月 15天龍さん、最高のプロレスをありがとうございます!今日のこの熱を受け継いで、もっともっとプロレスの魅力を世間に広めていきたいと思います。お疲れ様でした! pic.twitter.com/PoEE7QP9Vj
— 高木三四郎 (@t346fire) 2015, 11月 15今日は両国で試合でした。 3年間天龍さんの下でやらせて頂きました。 天龍さんありがとうございました。 ドラゴンJOKERもありがとう。 明日からまたFREEDOMSの進 祐哉です。 pic.twitter.com/yBZjNcslSt
— 進 祐哉 (元SUSUMU) (@SUSUMU___) 2015, 11月 15ワールドで天龍選手引退試合を観戦。男の生き様を見せて頂きました。ありがとうございました。お疲れ様でした。
— 木谷高明 (@kidanit) 2015, 11月 15あんなに美味しそうにビールを飲む天龍さんを最後に見られて良かったです。私たちこそ、お腹いっぱいの天龍源一郎を本当にありがとうございました。
— sayoko mita (@345m) 2015, 11月 15 -
天龍源一郎と橋本真也
長州力を降した天龍源一郎は新日本のシリーズにスポットながら参戦するようになったが、越中ら反選手会同盟だけでなく他の新日本プロレス勢と対戦も課せられた。
1993年2月の札幌大会で天龍は阿修羅・原、石川敬士と組んで武藤敬司、橋本真也、野上彰組と対戦し、ファンは天龍vs武藤の対決に注目したが、天龍に立ちはだかったのは武藤ではなく橋本だった。
当時の橋本はグレート・ムタとしてIWGPヘビー級王座となった武藤、G1 CLIMAX二連覇という偉業を達成していた蝶野正洋と比べ停滞しスランプに陥り、この年の東京ドーム大会でもメインカードから外されていた。
試合は先発を買って出た橋本が天龍を挑発、天龍が先発するが橋本は強烈なキックを浴びせ天龍からダウンを奪い、ファンに大きなインパクトを与える。
試合は石川がノド輪落としで野上を降したが、完全に試合の主役を奪った橋本は引き揚げようとする天龍を挑発し控室まで殴りこみをかけ天龍との対戦をアピール、橋本はシリーズを突如欠場しWARの会場に乗り込んでまで天龍との対戦を迫った。
天龍と橋本は6月17日WARの日本武道館で対戦。両者共小細工なしの真っ向勝負を展開、橋本も自分の全てを叩き込むようにジャーマンやおきて破りのパワーボムまで繰り出すが、天龍は浴びせ蹴りを初公開した後でパワーボムで降し勝利を収め、8月の新日本プロレス・両国大会でも二人は再戦するも天龍が勝利を収めた。
その後で橋本はムタを降しIWGPヘビー級王座を奪取、翌年の1994年2月にノンタイトルながらも天龍と対戦し初フォール勝ちを収め、天龍との戦いは橋本時代到来のきっかけとなった。 -
天龍源一郎と反選手会同盟
WARを旗揚げした天龍源一郎だったが、旗揚げ前に「引退試合は長州力とやりたい」と発言してから長州も呼応したことで新日本プロレスに急接近し始め、対長州の気運が高まるかと思いきや、天龍の前に越中詩郎率いる“反選手会同盟”後の平成維震軍が立ちはだかった。
天龍と越中は全日本プロレス時代からの関係で天龍はトップ選手だったが、越中はジャイアント馬場の付き人だった。メキシコ修行中の越中は新日本プロレスへ移籍を決意、越中は筋を通すため帰国し馬場も引きとめようとしたが、天龍が馬場を説得し馬場は渋々越中の退団を認め、天龍は退団する越中に餞別として餞別としてつかみきれないほどの一万円札を越中のポケットにねじ込んだ。越中にしてみれば天龍は恩人だが皮肉にも敵として天龍に立ちはだかり木村健悟、青柳政司、斎藤彰俊と共にWARのリングに乗り込んだ。
WARに乗り込んだ越中らは早速WARを蹂躙、2戦目から天龍が対新日本に加わるも越中ら“反選手会同盟”の勢いに押され完敗、懐刀だった阿修羅原や冬木弘道も負傷欠場してしまい、新日本の勢いの前に天龍率いるWARは窮地に立たされる。
背水の陣へと追いやられた天龍は1992年10月23日の後楽園大会で北原光騎と組んで越中、木村を迎え撃った、自分も今でも憶えているが越中は完全にアウウェイ(敵地)を意識してか木村と共にラフファイトを展開して天龍ファンの怒りを煽り、ファンは越中らに物を投げつけるなど館内は殺伐した雰囲気となる。(後になってわかったことだが新日本ファンと天龍ファンの間でケンカにもなったという)
試合も北原が捕まる展開となるが、天龍が盛り返し青柳、彰俊の介入も対抗戦に乗り気でなかった石川敬士を始めとするWAR勢が懸命に阻んで大乱闘となる。最後は天龍が越中をパワーボム2連発で降して改めて新日本プロレスへ乗り込むことをアピールした。
天龍は新日本プロレスに参戦し12月大阪で行われた越中とのシングル戦に勝利したあとで、翌年1月4日では久しぶりに長州と対決、パワーボムで降し長州から初フォールを奪った。 -
SWS解散・分裂という挫折を味わうも、天龍はWAR設立へ走り出した。
SWSは1992年6月に分裂・解散となった。オーナーである田中八郎氏から押し付けられた形で社長に就任した天龍源一郎は、私的なトラブルから全日本プロレスを解雇され北海道で隠遁生活を送っていた阿修羅・原を復帰させ“龍原砲”が復活、またユニバーサルプロレスリングからウルティモ・ドラゴンを獲得し、WWFとの提携でトップ選手が参戦するなどSWSは軌道に乗ったかに見えたが、内部では派閥闘争の火種が燻り続けていた。
1992年3月に入ってから反天龍派に押し切られる形で現場責任者であるザ・グレート・カブキが突如辞任、反天龍派の谷津嘉章も選手会長を辞任し会見で天龍批判を展開したことで『レボリューション』と反天龍派である『パライストラ』『道場・激」は亀裂が深まり修復不可能となってしまう。フロントでも団体運営に嫌気を刺した田中オーナーが8月に予定していた興行をキャンセルしSWS解散へと動き出す。
SWS最後の後楽園大会を終えた天龍は『レボリューション』のメンバーと共にリング上で挨拶するが、天龍を心配したファン200人が会場に残っていた、天龍はファンに『俺は絶対裏切らないから・・・ここは帰ってくれ。俺は絶対に嘘つかないよ。信じてくれ・・・」とファンに語りかけるとファンから声援と拍手が贈られ、天龍は改めてファンのありがたみを知った。
そしてSWSは二派に分裂することが決定したが、天龍ファンからの支持を受けた天龍は新団体『WAR』を旗揚げすることを決意、反天龍派も『NOW』の旗揚げに動き、SWSのオーナー会社であるメガネスーパーは期間限定ながら双方の団体に資金援助することになったが、反天龍派は足並みが揃わずエース候補だったジョージ高野、高野俊二の高野兄弟が週刊誌にメガネスーパー批判を展開したことで旗揚げ前に離脱し『PWC』を旗揚げ、SWSは実質上3つに分裂したが、天龍は後を振り向かず前へ歩き始めた。 -
天龍源一郎とWWF
話は一旦さかのぼってSWSは旗揚げしてすぐにアメリカの最大のプロレス団体WWF(WWE)と提携を結び、1991年3月には合同で東京ドーム大会を開催した。
その天龍は1991年に開催された「レッスルマニア7」に北尾光司を伴いSWS代表として参戦、過去6回「レッスルマニア」が開催されたが日本人で最初にレッスルマニアに出場したのは天龍だった。
天龍は北尾と組みスマッシュ&クラッシュのデモリッションと対戦、試合は緊張のためか動きがぎこちない北尾と比べ、天龍が逆水平チョップやドロップキックを乱打するなど大暴れし、最後は天龍がパワーボムで勝利を収め、WWE内でも評価を高めた。
武骨なイメージを持つ天龍だが、武者修行時代からアメリカで何度も試合をしていることからアメリカンプロレスにも対応できる幅の広さをもち、全日本プロレス時代にNWAのジム・クロケット・プロモーションに参戦したときは、クロケットが天龍を高く評価して長期滞在を薦められ、また1990年に開催された『日米プロレスサミット』ではランディ・サベージとも好勝負を展開した。
天龍は1993年にはSWS、1994年にはWAR代表として「ロイヤルランブル」に参戦、1991年12月に開催されたSWS2度目の東京ドーム大会ではハルク・ホーガンとも対戦し、プロレス大賞のベストバウト賞を獲得するなど、WWFでも認められるスーパースターへとなっていった。 -
天龍の苦悩・・・・外からだけでなく内からのバッシングに悩まされる
1990年10月9日、横浜アリーナでSWSが旗揚げするも、週刊プロレスのバッシングは治まらず、試合内容や演出まで酷評するも、遂にSWSは週プロに対して取材拒否を通達、週プロのバッシングはひとまず終息した。
しかし次に天龍にまっていたのはSWS内からのバッシングだった、SWSには全日本だけでなく新日本プロレスからも選手が引き抜かれ、また全日本から引き抜かれた選手の中にも、元国際プロレスや元ジャパンプロレスと外様が中心という寄せ集めで、ほとんどが天龍を慕って退団したわけではなかった。
天龍は相撲にちなんで部屋同士の対抗戦をカード編成の主体とした相撲部屋制度を提案し採用されると、天龍を慕って集められた『レポリューション』、ジョージ高野ら元新日本プロレスが中心となった『パライストラ』、谷津嘉章やケンドー・ナガサキなど元国際やジャパンまた全日本が中心となった『道場・激』と選手らが振り分けられたが、天龍が提案した部屋別制度が派閥に変わり、また現場責任者が「レポリューション」のザ・グレート・カブキが担当し、天龍中心のマッチメークを組むことから『パライストラ』、『道場・激』らから反発を受けるようになった。
『パライストラ』『道場・激』ら反天龍派は社長だった田中八郎氏に直訴し、田中社長も丸く治めようとして現場に介入するなど、外だけでなく内からのバッシングにも天龍は悩まされるようになった。
その中で『レポリューション』所属だった北尾光司が対戦相手のジ・アークシェイク・ジョン・テンタに対して試合無視のセメントを仕掛け、試合後には“八百長野郎”と言い放つ事件が起きてしまう。背景にはカブキの指示に従わず折り合いが悪くなっていた北尾に反天龍派が“焚きつけた”ことが真相だったが、事件は内からの天龍バッシングに利用され、天龍は責任を取る意味で取締役を含めた全役職辞任を申し出るが、この時の天龍は全て投げ出したかったのではないかと思う。
しかし北尾の解雇だけに留まり、田中社長は会長に下がって天龍が社長に就任、部屋別制度も一旦棚上げとなり、部屋別にこだわらないカード編成となったが、実際は田中氏がSWSを天龍に押し付けて下がったに過ぎず、また全てが丸く治まったわけでなく、派閥闘争の火種は燻ったままだった。 -
潮﨑豪が最終的に選択したのは古巣のNOAH!鈴木軍との決戦を前にして嵐の予感・・・
<東京スポーツより>
全日本プロレスを退団した元3冠ヘビー級王者・潮崎豪が古巣のノアマットに復帰することが11日、分かった。潮崎本人が本紙の取材に対し、次期シリーズ開幕戦となる20日のノア東京・後楽園ホール大会への来場を認めた。GHCヘビー級王者・鈴木みのる率いる鈴木軍の前に窮地の方舟に、頼もしい男が帰ってくる。潮崎は9月30日付で全日本プロレスを退団。10月1日からフリーに転向した。同4日の全日本・羽村大会を最後に試合出場しておらず、1か月以上が経過していた。関係者によると、水面下では複数の団体と交渉を持った模様だが、最終的には自身の希望と団体側の熱意が合致したノアを選択した。
潮崎はこの日、本紙の取材に「20日のノア後楽園ホール大会に行くことを決めました。今はそれしか話せません。詳しくは後楽園でお話しします」と語り、事実関係を認めた。当日は試合出場するのか、それとも来場にとどまるのかは言及しなかったが、フリーとして参戦する意向を固めたのは確かなようだ。
2004年7月24日のノア・ディファ有明大会(潮崎、本田多聞組VS秋山準、橋誠組)でデビューすると、183センチ、110キロの体格と、端正な顔立ちからエース候補として人気が上昇。2度(第15代、17代)のGHCヘビー級王座戴冠も成し遂げた。だが、12年末の契約満了をもって秋山、金丸義信、鈴木鼓太郎、青木篤志とともに退団。その後、5人で全日本プロレスに移籍した。
現状のノアマットはGHC王者・みのるが3月から長期政権を築き、至宝流出が続いている。12月23日の大田区総合体育館大会では丸藤正道が3度目のGHC戦に臨むが、特にヘビー級の層の薄さは顕著。潮崎の加入はこの上ない戦力となる。
一方で一部の選手、ファンには、潮崎らの大量離脱がその後の低迷を招いたことからも、感情的なシコリが残っているのは事実。歓迎ムード一色になるのかそれとも――2年11か月ぶりとなる元エースの登場は、方舟マットのカンフル剤になりそうだ。
<プロレス格闘技DXより>
潮崎は9月末日をもって全日本を電撃退団。フリー転向を表明し、新たな一歩に注目が集まっていた。この日自身で会見を開いた潮崎は「全日本プロレスを9月いっぱいで退団しまして、10月からフリーとして新たな戦いの場を探しておりました。『自分の新たな挑戦をさせていただくのに、ふさわしいリングはどこなのか』と、考えて考え抜きました。その中で自分が一番興味をひかれたリングがありました。それは古巣になりますが、プロレスリング・ノアのリングです」と神妙な面持ちで明かしたうえで、「果たしてノアのリングに、自分の求める戦いがそこにあるのか。今のノアの戦いを生で見て感じてみないことには分かりません。そこで急ではありますが、今月20日、ノアさんの後楽園大会にうかがわせていただきます」と表明した。
潮崎が来場することになれば、約3年ぶりに古巣に足を踏み入れることとなるが「正直どんな反応になるのか分かりませんし、今のノアを見て何を感じるのかは分かりません。今、言えるのはそれだけです」と続けた。
今回の会見は「質疑応答はなし」との事前通知がなされており、決意に至った背景や具体的な目的など、多くは語られぬまま終了。潮崎も「詳しいことは20日の後楽園大会でお話しできると思います。それまでもう少しお待ちください。今日は自分のわがままで質問をお受けできなくてすみません」と頭を下げた。かつてのエースは古巣の現状に何を思うのか。ともあれ鈴木軍との全面対決に揺れ続ける方舟マットに、まったく色合いを異にする新たな刺激が注入された。
【会見での潮崎の話】「本日はお忙しいところ、お集まりいただき、ありがとうございます。私ごとで恐縮ではございますが、皆さまにお伝えしたいことがありまして、こういった形でリリースさせていただきました。私、潮崎豪は全日本プロレスを9月いっぱいで退団しまして、10月からフリーとして新たな戦いの場を探しておりました。『自分の新たな挑戦をさせていただくのに、ふさわしいリングはどこなのか』と、考えて考え抜きました。その中で自分が一番興味をひかれたリングがありました。それは、古巣になりますがプロレスリング・ノアのリングです。果たしてノアのリングに、自分の求める戦いがそこにあるのか。今のノアの戦いを生で見て感じてみないことには分かりません。そこで急ではありますが、今月20日、ノアさんの後楽園大会にうかがわせていただきます。ノアさんの会場は約3年ぶりになります。正直どんな反応になるのか分かりませんし、今のノアを見て何を感じるのかは分かりません。今、言えるのはそれだけです。詳しいことは20日の後楽園大会でお話しできると思います。それまでもう少しお待ちください。今日は自分のわがままで質問をお受けできなくてすみません。ありがとうございました」
9月いっぱいで全日本プロレスを退団し去就が注目されていた潮﨑豪が古巣であるNOAHマットにフリーとして復帰することが明らかになった。
潮﨑に関しては全日本退団後は新日本プロレスに参戦し1月4日の東京ドーム大会で中邑真輔と対戦するのではと言われていたが、11月7日の新日本大阪大会には姿を見せず、中邑はAJスタイルズとの対戦を選択したことで、潮﨑の去就もどうなるかもわからない状態となっていた。
潮﨑に関しては副社長である丸藤正道が週刊プロレス誌上で「正直言えば・・・特に何もないです。彼(潮﨑豪)の中では決断、決心・・・いろいろあるでしょうけど、申し訳ないけど、そこに構っている時間はない。いま現時点で彼に言う言葉はないですね、彼がたとえば対鈴木軍の助っ人という話になるのなら、俺はもうこのリングを去ります。(略)もしかしてファンがそれ(潮﨑)を求めているかもしれないけど、俺にとってそんな情けない話はないですよ。団体の解散という言葉も出しているぐらいなので、そこで彼に助けてもらおうという気はない。その気持ちはNOAHの選手も同じじゃないですか」と拒絶反応を示していたが、ここにきての潮﨑が復帰とはどういう心境の変化なのか、丸藤も基本的に創始者である三沢光晴の考えである“砂をかけて出て行った人間は敷居をまたがせない”を受け継いでいるが、NOAHも森嶋猛が事実上の引退となってからはヘビー級が手薄の状態、NOAHの事情もあるのだろうが、丸藤も自分の考え方を出したいということなのだろうか・・・潮﨑の復帰に関しては内部からの反発は必至、特に潮﨑が2012年のNOAH退団の際に潮﨑を叩き潰した杉浦貴がどういう反応を示すのか?来場を予告した11月20日の後楽園大会は嵐が吹き荒れそうだ。
お久しぶりです。 ご心配おかけしておりますが、これが自分の今の気持ちです。 賛否両論あるのはわかっています。 すべてを受け止めて 突き抜けます。
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2015, 11月 12何も言わないのもおかしいからね。 あいつがどんな気持ち、どんな考えを持ってやってくるのかしっかり聞きたいと思う。 ただvs鈴木みのるだけは俺にしっかりやらせてくれ。 #noah_ghc #11月20日 #後楽園
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2015, 11月 12前も言ったけど彼に関して 「この状況で鈴木軍に対しての助っ人としてくるなら俺は…」 と発言したのを全ての人にしっかり理解してほしい。それは雑誌にはしっかり書いてあるのであしからず。
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2015, 11月 12 -
全日本を去った天龍を待ち受けていたのは“週刊プロレス”からのバッシングだった
1990年4月、ジャンボ鶴田に敗れた天龍源一郎は全日本プロレスを退団し、メガネスーパーが設立した団体SWSへ移籍した。
1989年の天龍は盟友である阿修羅・原が全日本を解雇されるも、6月にジャンボ鶴田を破って三冠統一ヘビー級王座を奪取し、またスタン・ハンセンとの“龍艦砲”で世界タッグ王座も奪取、そして前年の11月に師匠であるジャイアント馬場からもフォールを奪い、世界最強タッグにも優勝するなど、レスラーとしては充実した1年を迎えたはずだったが、1990年に入ってからマンネリからくる閉塞感を感じるようになり、マンネリを柴田惣一氏に指摘された天龍は天龍同盟を解散してしまった。
そんな状況の中でメガネスーパーのエージェントになっていたケンドー・ナガサキからSWSへの移籍の勧誘を受ける、最初こそ天龍は返事を保留していたが、待遇面での不満も重なり、ジャンボ鶴田に敗れた天龍は全日本を退団したが待っていたのは全日本プロレスや天龍をプッシュしていた週刊プロレスからのバッシングだった。
ジャイアント馬場から礼金を貰った当時の編集長だったターザン山本氏が当時バブル景気だったこともあって、SWSを『金権プロレス』と批判、天龍に対しても『金で動いた』など書きたて、円満で退団した天龍を全日本を裏切ったかのように書きたてた。
更に全日本から選手・スタッフが次々と全日本から退団また退社する事態も起きた、全日本を退団する選手の中には天龍を慕って退団する選手もいれば、馬場への不満や、SWSでの待遇の良さに魅力を感じた選手もおり、この事態も週刊プロレスが天龍が勧誘したかのように書きたてたが、実際に天龍が勧誘したのは付き人だった折原昌夫だけだった。
週刊プロレスからのバッシングが鳴り止まないうちにSWSが旗揚げするも、天龍が待っていたのか“SWS内”からのバッシングだった。 -
発表!10月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行
10月の月間MVP、ベストバウト ベストシリーズ&興行が決定しました
10月の月間MVP
オカダ・カズチカ(新日本プロレス)
投票結果=投票数39
オカダ・カズチカ(新日本プロレス)=13
坂口征夫(DDT)=6
石井智宏(新日本プロレス)=5
征矢学(WRESTLE-1)=4
大谷晋二郎(ZERO1)=4
里村明衣子(センダイガールズ・プロレスリング)=3
佐藤耕平(ZERO1)=2
鷹木信悟(DRAGON GATE)=110月のタッグMVP
岡林裕二 関本大介(大日本プロレス)投票結果=投票数40
岡林裕二 関本大介(大日本プロレス)=14
原田大輔 小峠篤司(NOAH)=9
青木篤志 佐藤光留(Evolution)=7
黒潮“イケメン”二郎 中之上靖文 吉岡世起(WRESTLE-1)=4
カイル・オライリー ボビー・フィッシュ(ROH))=3
土井成樹 YAMATO(DRAGON GATE)=2
DASH・チサコ 仙台幸子(センダイガールズ・プロレスリング)=110月のベストバウト
新日本プロレス「KING OF PRO-WRESTLING」10月12日 東京・両国国技館
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第63代王者]○オカダ・カズチカ(30分15秒 片エビ固め)[挑戦者]XAJスタイルズ
※レインメーカー
投票結果=投票数41
オカダ・カズチカvsAJスタイルズ(新日本プロレス 10月12日 両国国技館)=8
岡林裕二 関本大介vs佐藤耕平 石川修司(大日本プロレス 10月29日 後楽園ホール)=7
石井智宏vs真壁刀義(新日本プロレス 10月12日 両国国技館)=7
田中将斗vs丸藤正道(NOAH 10月29日 新宿FACE)=4
棚橋弘至vs内藤哲也(新日本プロレス 10月12日 両国国技館)=3
岡林裕二 関本大介vs佐藤耕平 石川修司(大日本プロレス 10月10日 北海道・ススキノ・マルスジム)=1
里村明衣子vs浜田文子(センダイガールズ・プロレスリング 10月11日 宮城・仙台プラザホール)=1
杉浦貴vs小島聡(NOAH 10月25日 博多スターレーン)=1
征矢学vs浜亮太(WRESTLE-1 10月31日 後楽園ホール)=1
青木篤志 佐藤光留vs鈴木鼓太郎 中島洋平(全日本プロレス 10月12日 後楽園ホール)=1
佐藤耕平 石川修司vs伊東竜二 関根龍一(大日本プロレス 10月29日 後楽園ホール)=1
木高イサミvs石川修司(ユニオン 10月4日 後楽園ホール)=1
原田大輔 小峠篤司vsTAKAみちのく エル・デスペラード(NOAH 10月4日 名古屋国際会議場)=1
坂口征夫vsHARASHIMA(DDT 10月25日 後楽園ホール)=1
鈴木鼓太郎 中島洋平vs木高イサミ 宮本裕向(全日本プロレス 10月17日 長野アークスセンター)=1
丸藤正道vs杉浦貴(NOAH 10月16日 後楽園ホール)=1
田中将斗vs小島聡(NOAH 10月16日 後楽園ホール)=110月のベストシリーズ&興行
新日本プロレス「KING OF PRO-WRESTLING」10月12日 東京・両国国技館 8302人 超満員
投票結果=投票数41
新日本プロレス「KING OF PRO-WRETLING」10月12日 両国国技館=16
全日本プロレス「2015ジャイアントシリーズ」10月12日 後楽園ホール~23日 後楽園ホール=6
大日本プロレス「最侠タッグリーグ2015」9月21日 後楽園ホール~10月29日 後楽園ホール=4
ユニオン「ユニオン10周年記念興行」10月4日 後楽園ホール=3
DRAGON GATE「THE GATE OF VICTORY 2015」10月4日 博多スターレーン=2
WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2015 UPDRAFT」10月31日 後楽園ホール=2
センダイガールズ・プロレスリング「里村明衣子20周年~女子プロレス BIG SHOW in 仙台」10月11日 宮城・仙台プラザホール=2
WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2015 ファン感謝デー」10月9日 後楽園ホール=1
666 「666Vol.66~ハロウィン大会~」10月31日 新木場1stRING=1
DDT「DDTドラマスティック総選挙2015結果発表大会」10月7日 後楽園ホール=1
DDT「UTANフェスタ2015」10月18日 東京・大森駅東口広場特設=1
DDT「DDT Special 2015」10月25日 後楽園ホール=1
NOAH「旗揚げ15周年記念大会Vol.3 GREAT VOYAGE2015 in NAGOYA~青柳政司引退セレモニー」10月4日 名古屋国際会議場=1
以上に決定しました、投票ありがとうございました。 -
「WRESTLE KINGDOM 10」第2弾カード、「WORLD TAG LEAGUE 2015」出場チーム発表!
<新日本プロレス公式HPより>
11月9日(月)、新日本プロレス事務所にて記者会見が開かれ、1月4日(月)東京ドーム大会『WRESTLE KINGDOM 10 in 東京ドーム』の追加対戦カードを発表。☆1/4(月)東京ドーム『WRESTLE KINGDOM 10 in 東京ドーム』15:30開場、17:00開始
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合4WAYマッチ/60分1本
[第43代王者組]カイル・オライリー ボビー・フィッシュvs[挑戦者組/Super Jr.Tag Tournament 2015優勝チーム]リコシェ マット・サイダルvs[挑戦者組]ロッキー・ロメロ バレッタvs[挑戦者組]マット・ジャクソン ニック・ジャクソン
※オライリー&フィッシュ3度目の防衛戦
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第72代王者]ケニー・オメガvs[挑戦者]KUSHIDA
※オメガ2度目の防衛戦
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第12代王者]中邑真輔vs[挑戦者]AJスタイルズ
※中邑2度目の防衛戦
[既報カード]
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第63代王者]オカダ・カズチカvs[挑戦権利証保持者/G1 CLIMAX 2015優勝者]棚橋弘至
※オカダ2度目の防衛戦
11.7大阪大会・IWGPインターコンチネンタル選手権試合で、カール・アンダーソンを相手に、見事防衛を果たした、第12代IWGPインターコンチネンタル王者・中邑真輔選手と、1.4東京ドーム大会で対戦が決定したAJスタイルズ選手が出席した。
■AJスタイルズ選手のコメント
AJ「IWGPインターコンチネンタルのベルトと言うのは、IWGPヘビーとはちょっと違った意味がある。中邑選手がそれを獲って、それを高めているというベルトだと思ってる。アンダーソン選手は先日残念ながら負けてしまった。でも自分にそういう失敗はない」
■中邑真輔選手のコメント
中邑「ついにAJスタイルズとの試合が決まりました。お互いに自分を高めてきた中で、この今の中邑真輔とAJスタイルズが闘うっていうことに関しては、高めていたこのベルトの価値も、もはやおまけに過ぎないというか。このAJスタイルズと中邑真輔が闘うという現実が迫ってくるというか、そのことに物凄く興奮をしております」
■質疑応答
――新日本プロレスで大活躍のAJ選手の印象は?
中邑「そうっすね。AJスタイルズと言う名前は、彼が日本で他の団体に出ている頃から知って、常に自分や棚橋同様、世界のレスリングシーンで常に名前を聞く人間として意識してきて。でまぁBULLET CLUBに加入して、新日本に来てからは誰も疑うことなく、すぐにその実力を見せつけられた。でかつ同時に自分も世界のレスリングの団体から呼ばれることがあっても、常にAJも一緒にいるんすよね、その会場に。そういう意味では、タッグですら触れることのない相手だったんですが、自分としては非常に意識できる選手でしたね」
――中邑選手の印象は?
AJ「新日本プロレスが生んだ“ベストなレスラー”だと思っている。彼が私のことを昔からよく知ってると言うように、私もよく知っている。過去タッグマッチで1度絡んだことはあるが、それから日が経ち、お互いよく試合を見て来たと思う。それぞれがそれぞれの道で自分自身を高めてきた。そういう2人が闘うんだという意識です」
――AJ選手は過去に棚橋選手、オカダ選手と何度も闘ってきましたが、その2人と中邑選手が違っている点は?
AJ「棚橋選手とオカダ選手と違う点は、一言でいうと中邑選手は秘めたモノを持っている。そういう感じがする。なぜなら棚橋選手にしてもオカダ選手にしても闘い方は非常に基本的で、オーソドックスなモノでした。それと比べて中邑選手はちょっと違うモノを持っていると思います。したがって、このAJスタイルズとの試合、これは非常に面白いものになる。この試合だけでなく、1.4東京ドームでは、棚橋vsオカダと闘いもある。このダブルのタイトルマッチが世界中で非常に良いモノに映ると思う」
――お互いに警戒する点は?
中邑「不安要素を含めて、楽しみで仕方がないんですが、唯一言えば、まぁ彼はプロとして“個”で闘っている。それが自分に無いモノかなと思える部分があるので。不安要素よりも、彼との闘いで自分は何を得ることが出来るんだろうというところに、楽しみがあるというか、それしか思ってないですね」
AJ「すべてです。だからこそ彼は王者として君臨してるんです。キックにしてもパンチにしても、すべてにおいて優れていると思います。非常に危険な選手です。そういうことは自分もよく知ってるし、すべて警戒していきたいと思います」
――お互いの必殺技についていかがですか?
中邑「正真正銘、彼のオリジナルとして、やっぱ強いですよね。自分が創り上げたモノで、自分がクリエイトしたモノで、世界の頂点のなのか、トップにきてるっていう部分では、絶対の自信もあるでしょうし。もちろんそれに敬意を表しますし。なんだろうなぁ、言葉にすると安っぽくなり過ぎるので、非常にリスペクトしてるぐらいで許してください」
AJ「ボマイェ、これはできたら受けたくない、避けたいと思っています。自分は中邑選手の動きについて非常に研究してるので、そういう動きが出来る。あるいはかわす、あるいは受け止める、そういうことをして、必ず受けないようにしたいと思います」
――IWGPインターコンチネンタルという名前からすると、AJ選手はこれ以上ない相手だと思いますが?
中邑「最大でしょうね。まぁこのベルトを手にしてから、何度も外国人、日本人以外と闘ってきましたけど、その中で群を抜いて世界で闘っているレスラーとしては、最大でしょうね」
――これを防衛すると、また新しいモノが見えてくる感じですか?
中邑「まぁクリアしようがしまいが、もうそういうベルトになってしまったんだなということは思いますね。ここでボクが万一負けようが勝とうが、その事実、AJスタイルズが挑戦した、闘った、中邑真輔と、世界中が注目する中でっていう、そこに賭けられたベルトっていう事実はもう既に確定済ですね」新日本プロレスが会見を開き1月4日の東京ドーム大会「WRESTLE KINGDOM 10 in 東京ドームの第二弾カードが発表され、IWGPインターコンチネンタル選手権、IWGPジュニアヘビー級選手権、IWGPジュニアタッグ選手権のカードが発表された。
ジュニアヘビー級選手権に関しては大阪大会での第4試合後にKUSHIDAが前王者の権利を行使して決定したもの、また再戦がらみでもあるがジュニア戦線も外国人選手が独占状態なだけに日本人であるKUSHIDAが割ってはりたいところだろう、また次期シリーズからBUSHIも復帰、BUSHIも8月から復帰予定だったが復帰直前で眼底骨折のため復帰は延期に、満を持して11ヶ月ぶりにやっと復帰となった。
また「WORLD TAG LEAGUE 2015」の出場チームが発表された。
Aブロック
棚橋弘至&マイケル・エルガン
真壁刀義&本間朋晃
永田裕志&中西学
オカダ・カズチカ&YOSHI-HASHI
矢野通&桜庭和志
バットラック・ファレ&タマ・トンガ
バッド・インフルエンス(クリストファー・ダニエルズ&フランキー・カザリアン)
Bブロック
後藤洋央紀&柴田勝頼<前年度覇者>
天山広吉&小島聡
内藤哲也&EVIL
中邑真輔&石井智宏
AJスタイルズ&高橋裕二郎
カール・アンダーソン&ルーク・ギャローズ<IWGPタッグ王者>
キングダム(マット・ターバン&マイケル・ベネットwithマリア・ケネリス)
今年も2ブロックに分けられが、タッグリーグではパートナーに泣かされてきた棚橋は今回はROHのエルガンと組み、ROHからバッド・インフルエンスがエントリーした。ダニエルズは久々の新日本参戦だがバッド・インフルエンスとしては初参戦、バッド・インフルエンスは2014年3月にWRESTLE-1にTNA代表として参戦しジュニスタ(田中稔&金本浩二)したが、その後二人まとめて解雇となりROHに参戦している。またRIZINに参戦が決定している桜庭も矢野とのタッグで今年もエントリーとなった。
Bブロックは大阪大会でタッグリーグ参戦していた内藤&EIVILがエントリーし、前年度覇者である後藤&柴田、IWGPタッグ王者のアンダーソン&ギャローズ、首の負傷で欠場していた裕二郎も復帰しAJとのタッグ、ROHからキングダムがエントリーしたが、後藤組と内藤組、アンダーソン組とキングダムと遺恨絡みが多いことから混戦は必至か?
優勝予想はタッグ王座挑戦という観点でバッド・インフルエンス、理由は後藤組、アンダーソン組、キングダム、天コジを中心とまわっていたタッグ王座戦線にそろそろ新顔が欲しい。
例年通りだとタッグリーグが終わってから東京ドーム大会の第3弾カードが発表され、全カードが出揃う。果たしてドーム大会はどんなカードが組まれるのか? -
天龍革命の原動力となった“龍原砲”
天龍源一郎のパートナーといえば真っ先に思いつくのは阿修羅原の存在、天龍は全日本時代ではジャンボ鶴田やスタン・ハンセンとも組んできたが、ベストパートナーといえば阿修羅原しかいない。
二人が出会ったのは昭和56年、天龍はまだ第3の男として売り出されたばかりに対し、原は所属していた国際プロレスが崩壊しラッシャー木村らと共に新日本プロレスに参戦する予定だったが、新日本での扱いがジュニアヘビー級だとわかると原は新日本参戦の話を蹴り、引退して故郷である長崎へ帰るつもりだった。そこで原と新日本と揉めたこと聞きつけたジャイアント馬場が門馬忠雄氏を介して全日本入りを薦め、原は全日本移籍を決めた。
天龍と原は2度対戦、意気投合したとしてタッグを結成し昭和56、57年に2度に渡って世界最強タッグ決定リーグ戦にエントリー、昭和57年度にはハンセン、ブルーザー・ブロディの超獣コンビから反則勝ちながらも大金星を挙げた、二人を組ませた理由としては天龍が第3の男なら、原は第4の男として売り出したいという全日本の思惑も絡んでいたからだった、
しかし天龍が鶴田との鶴龍コンビが主になってくると、原は中堅に留め置かれて天龍との差が開いてしまい、私的なトラブルから失踪し解雇されるが、天龍のとりなしでフリーという形で全日本に復帰するも、二人は敵対関係となってリングで対戦した。
長州力が新日本プロレスへUターンし全日本は再び日本人vs外国人路線が主流になり始めると、危機感を抱いた天龍は天龍革命を掲げて原と再び組み龍原砲を結成、龍原砲の活躍は今更触れないが、最初は二人だけの戦いが川田利明、サムソン冬木を巻き込んで天龍同盟となり、全日本に一大ムーブメントを巻き起こした、天龍にとっても龍源砲でのタッグが一番輝いていた時期だったのではと思う。
だが龍原砲も長くは続かなかった、原が再び私的なトラブルから失踪し全日本を解雇され、全日本での龍原砲は唐突な形で終焉を向かえ、それと共に天龍革命に翳りが見え始めた。 -
丸藤がベンジャミンを破りグローバルリーグ初優勝・・・NOAHを解散から守りきり、いざ鈴木みのるへ!
11月8日 NOAH「グローバル・リーグ戦 2015」1565人 超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼後楽園大会オープニングマッチ/30分1本
○拳王 大原はじめ 北宮光洋 平柳玄藩(8分41秒 体固め)小川良成 スペル・クレイジー 熊野準 X友寄志郎
※蹴暴
◇第2試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
マイバッハ谷口 モハメド ヨネ ○中嶋勝彦(7分26秒 片エビ固め)小島聡 齋藤彰俊 Xクワイエット・ストーム
※垂直落下式ブレーンバスター
◇第3試合◇
▼ジュニアスペシャルタッグマッチ/30分1本
タイチ ○TAKAみちのく(4分02秒 横入り式回転エビ固め)X原田大輔 小峠篤司
(試合終了後)
TAKA「原田、小峠。てめえらがぶっ壊したエル・デスペラードが地獄の底から帰ってきたぞ」
デスペラードも「ただいま。おい、てめえらのガラクタみてえなベルトに興味ねえんだよ。てめえらの首だけよこせ。それだけいいに来たんだよ。じゃあな」
【試合後のタイチ&TAKA&デスペラード】
――ジュニアタッグ王者を返り討ちにしたが?
TAKA「誰がジュニアタッグ王者だよ? 知らねえよ、ベルトなんてよ。こっちは死にかけたエル・デスペラードがよ…」
タイチ「死んだんだよ! 一回死んだんだよ。死んで生き返ってきたんだよ。こいつは死なねえんだよ。なんでかわかるか? なんでだ?」
デスペラード「なんでだ? 知らねぇよ! おい、いいか。テメエらよくやってくれたな。痛かったぞ。同じ目にあわせてやるからな。ベルトなんていらねえって言っただろ。テメエらの首、同じ思いさせてやる」
TAKA「そのために帰ってきたんだよ。原田&小峠、一度地獄見た男は恐ろしいぞ。やれるか? やれんのか? やるよな? 逃げれねえよな?」
――リベンジマッチとして挑戦すると?
TAKA「何がリベンジだよ! リベンジってなんだ? 挑戦ってなんだ? なんで俺たちが挑戦するんだ。いらねえんだよ、ベルトなんて。俺らが欲しいのはアイツの首なんだよ」
デスペラード「ベルトなんか最初からいらねえって言ってるだろうが。ボスが取れって言ったから取ったんだよ。俺たちは欲しいなんて一言も言ってないんだよ! それがなんだ挑戦って」
――欲しいのは首ということ?
デスペラード「当たり前だ。そう言ってんだろ」
タイチ「全ての首だ。あいつらの全ての首を取ってやれ。全ての首を使いものにならなくさせてやれ」
――タイチ選手、この後に次期挑戦者決定戦があるが?
タイチ「勝手にやってんだろ? 俺に負けた者同士が『もう一回やらしてくれ』ってなんなんだよ。そんなヤツらしかいねぇのか」
――メインイベントでベンジャミン選手が勝てば、ノアは解散となるが?
タイチ「だから今日で終わりだよ、俺らも。さようならだよ」
デスペラード「そうなったらどこでやる?」
TAKA「TAKAデスペ興行でよ、原田&小峠を迎え撃ってやろうぜ。挑戦を受けてやるよ、いつでも。まあ、何度も言ってきたけどよ、鈴木軍ジュニアは…なんだっけ?」
デスペラード「なんだっけ?」
タイチ「なんだっけ?」
全員「最強です」
【小峠の話】「なに帰ってきてんだ、アイツは。いつでもやってやんぞ。リマッチでも何でもよ。弱ぇくせに。いいよ、俺らだけタイトルを取り返して、持て余してるからよ。もう1回叩き潰してやんぞ。デスペラード、TAKA、一緒に病院送りにしたる」
◇第4試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権次期挑戦者決定戦/30分1本
○石森太二(11分13秒 エビ固め)Xザック・セイバーJr.
※450゜スプラッシュ
☆石森がGHCジュニアヘビー級選手権挑戦権を獲得
【石森の話】「これで文句ないでしょ? タイチからも取ってるし、今日、ザックからも取ったし。文句ないと思います。(激しい試合となったが?)そうですね。お互い何回もやってるし、ノアの良い時も悪い時も一緒に過ごしてきた仲間だから。個人的にはもう少し盛り上がれば良かったけど。(ザック選手の思いも背負っていく?)そういうみんなの思いを背負って、ベルトを取り戻したいと思います」
◇第5、第6試合◇
■第5試合■
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○コルト“Boom Boom"カバナ(1分45秒 反則勝ち)Xデイビーボーイ・スミスJr.
※アーチャー乱入
■第6試合■
▼30分1本
クリス・ヒーロー ○コルト“Boom Boom"カバナ(9分35秒 スーパーマン)ランス・アーチャー Xデイビーボーイ・スミスJr.【試合後のヒーロー&カバナ】
カバナ「GHC! GHC! ビッグマッチ!」
ヒーロー「K.E.S.に告ぐ! 俺たち“Big in USA"が欲しいのは、G・H・C(タッグ王座)だ! 今ツアーありがとう。また会おう!」
【アーチャーの話】「せいぜい今日の勝利を楽しんでおけ。K.E.S.はまだチャンピオンだ。 BIG IN USAはアメリカに帰れ! 俺たちはK.E.S.、キラー・エリート・スクワッドだ!」
【スミスJr.の話】「コルト・カバナ! クリス・ヒーロー! 今日はラッキーだったな。次は、こうはいかない。BIG IN USAはK.E.S.がアメリカに送り返す。GHCタッグチャンピオンはK.E.S.だ!」
◇第7試合◇
▼「鈴木軍 vs 弾丸ヤンキース」/45分1本
○鈴木みのる 飯塚高史(15分46秒 片エビ固め)X杉浦貴 田中将斗
※ゴッチ式パイルドライバー
◇第8試合◇
▼「グローバル・リーグ戦 2015」優勝決定戦/無制限1本
[Aブロック1位]○丸藤正道(24分06秒 エビ固め)[Bブロック1位]Xシェルトン・X・ベンジャミン
※変型エメラルドフロウジョン
☆丸藤が「グローバル・リーグ戦2015」優勝
(試合終了後、鈴木登場)
鈴木「生き残ったのはテメエか。お前、なに偉そうにこんなところに立ってんだよ? ここは王がいる場所だ。俺に2回も負けたヤツがいる場所じゃない。最後にお前が全てを背負って出てこい。全てだ。12月23日、大田区体育館。俺の相手は丸藤正道。さあ、やるか!」(鈴木退場)
丸藤「ひとつ言わせてくれ。俺はアイツに認められたくて、このリーグ戦で優勝したんじゃない。今まで賛否両論、叱咤激励、全てを聞いて、力に変えてきた。もう一度だけあなたたちに聞く。俺にもう1回チャンスをくれ(館内は大拍手)必ず…必ず、アイツからベルトを取り返して、皆さんに『ありがとう』と言いたい、今日は気持ちいい試合をして勝利することができた。みんなも気持ちいい気分で帰ってください。どうもありがとう」
【試合後の丸藤】
――リーグ戦を制してノアを守ったが?
丸藤「それはもちろん今日来てくれたお客さんのためにも負けられないし。全国で来られなかった、応援してくれたファンの人は…もしかしたら俺に期待してなかった人もいるかもしれないけど、でも今日は絶対に負けられなかったんで。ギリギリだったですけど、今日は勝てて良かったです」
――ベンジャミン選手との体格差を跳ね返しての勝利となったが?
丸藤「正直言ってきついですよ。どう見たって楽勝じゃないし、楽に勝てる相手でもないし。まあ、強がらなくちゃいけないのかもしれないけど、奇跡的だね」
――ノアファンからの声援、勝った瞬間の笑顔は丸藤選手に届いた?
丸藤「そうですね。試合はどうあれ、どんな感じで終わろうと、お客さんに期待してもらえなきゃ負けだと思ったし。正直言って、試合よりもそこが怖かった部分もあるし。まだでも、今日は首の皮一枚つながっただけなんで、しっかり鈴木みのるからベルトを取り返して。それでやっとみんなで笑顔になれるんじゃないですかね」
――大田区大会でのタイトルマッチに向けては?
丸藤「絶対に勝ちます。それしかないんで。他には何もない。勝つだけ」
――最後にポールシフト式エメラルドフロウジョンを出したが?
丸藤「あそこまで追い込んでもアイツはやっぱり倒れなかったし、立ってきたしね。でも、あの体格を持ち上げられたというのは凄く自信になったんで。あれで…あれでベルトを取り返したいなと思います」
――強豪選手が集まるAブロックを勝ち抜いての優勝は自信になった?
丸藤「でも全勝じゃないからね。小島選手、田中選手に負けているし。そこは胸を張って優勝したとはちょっと言えない部分であって。またそこに関しても、今後みんなの信頼を取り戻せるように。しっかりした試合を見せて、結果を残せていけば、またお客さんも心に残るようなプロレスができるんじゃないかな。今日はできたんじゃないかなと思うんで、また頑張ります」
――鈴木選手には2度敗れているが、これまでと違う点は?
丸藤「技うんぬんというのは何も変わってないし。でも、気持ちの部分では今まで以上のものがあるし。『過去にどうしてそれを出さなかったんだ?』と言われれば、その時じゃないとわからないことがあるしね。それは試合だし、流れだし。時の流れに身を任さず、自分で掴みたいと思います」
いよいよ優勝決定戦を迎えたグローバルリーグ2015、優勝決定戦に勝ちあがったのは丸藤と鈴木を差し置いて進出したベンジャミン、丸藤vsベンジャミンは丸藤が2012年の新日本プロレス「G1 CLIMAX」に参戦した際にベイダードで敗れているだけに、丸藤にとっても打倒・鈴木の前にリーグ戦で鈴木と引き分けたベンジャミンは倒しておきたい相手だ。
序盤は互いに読み合いを展開するも、ベンジャミンのスピンキックをかわした丸藤が回し蹴り式トラースキックからいきなり不知火を決めて先手を奪い、リングに戻ろうとするベンジャミンをトラースキックで蹴落とした丸藤は逆水平を連発、リングに戻ってキャメルクラッチ、ヘッドロックとベンジャミンの首に照準を定める。
ベンジャミンの劣勢にTAKAとデスペラードが介入して丸藤の足をすくうと、ベンジャミンが場外戦に持ち込み、ジャイアントスイングの要領で丸藤を何度も叩きつけ、更にエプロンへのパワーボムで叩きつけて形勢逆転に成功する。
ベンジャミンはリフトアップスラムやショルダースルー、ダブルアームスープレックスと攻勢をかけ丸藤を場外へ追いやると、TAKAとデスペラードが再び襲撃をかけるが、セコンドの大原、小峠が二人を排除、しかし流れを変えるまでには至らずベンジャミンはリングに戻った丸藤にブレーンバスター、頭突き、横からのランニングニーと攻め立て、ブレーンバスターを着地した丸藤をアンクルホールドで捕獲、だが反動を利用して前方に投げつけるとドロップキックを放ち、ベンジャミンのナックルやエルボーに対し逆水平で応戦する。
しかし丸藤がドロップキックが自爆となるとベンジャミンは串刺し攻撃を狙うが、丸藤はトラースキックで迎撃すると追尾式ドロップキック、介入を狙うTAKAとデスペラードもドロップキックで蹴落とすと、ベンジャミンもろとも3人まとめてプランチャで排除する。
丸藤はリングに戻ろうとするベンジャミンにフロム・コーナー・トゥ・コーナーを炸裂させ、串刺し背面エルボー、エルボー合戦、ベンジャミンの頭突きに対し丸藤は逆水平と応戦するも、丸藤のトラースキックをかわしたベンジャミンはロコモーション式ジャーマン、3発目を切り抜けたところでベンジャミンがアンクルホールドを狙うも、丸藤は下から蹴り上げて脱出し、パワーボム狙いも着地した丸藤は虎王を狙うもキャッチしたベンジャミンはパワーボムを決め、アンクルホールドから強引にジャーマンを決める。
ベンジャミンはベイダードで勝負を狙うが丸藤は虎王で撃墜すると、両者は打撃戦から丸藤はトラースキックから不知火を狙うも、ベンジャミンはコーナーに据えて切り返しTボーンスープレックスで投げ、丸藤の虎王に対しベンジャミンもドラゴンウィップで応戦する。
ベンジャミンはコーナーへ昇るが、ドロップキックで阻止した丸藤は不知火・改を敢行すると虎王から不知火、そしてポールシフト式エメラルドフロウジョンを決め3カウントを奪い、丸藤が初優勝を果たしNOAH解散は免れた。
試合後に鈴木が現れ丸藤を挑戦者として認め、12月23日大田区大会で迎え撃つことをアピールし、丸藤がファンに王座奪還を約束してリーグ戦を締めくくった。
対鈴木戦は今年の2連敗を含めて0勝4敗、丸藤にとって鈴木みのるは越えたくても越えられない高い壁になってしまっている、ベンジャミンにリベンジを果たしNOAH解散は免れたとしても、鈴木を破って王座を奪還しないことにはリーグ戦優勝なんて意味がない。
丸藤が鈴木を今度こそ破ることが出来るか、12月23日は丸藤だけでなくNOAHにとっても正念場でもある。
また第5試合で行われたスミスvsカバナにアーチャーが乱入、試合はカバナの反則勝ちとなるも、急遽KESvsBIG IN USAへと突入、KESはカバナにキラーボムを狙うがヒーローがローリングエルボーでカットに入ると、ヒーローのローリングエルボーからカバナがカバナ固めでアーチャーから3カウントを奪い、BIG IN USAがKESの保持するGHCタッグ王座挑戦に名乗りを挙げた。
弾丸ヤンキースもリーグ戦ではKESに揃って敗れ、TMDK(シェイン・ヘイスト、マイキー・ニコルス)も帰国中ということもあって、ここはヒーロー&カバナのBIG IN USAの出番となったか。
大阪大会でザックが、新潟で石森が揃ってタイチからフォールを奪ったことでGHCジュニアヘビー級王座挑戦者決定戦が第4試合で行われ、石森がザックの腕攻めに苦しんだが石森がレヴォルシオンを解禁し450°スプラッシュで3カウントを奪い挑戦権を獲得する。
第3試合では桃の青春タッグがタイチ&TAKAと対戦するも、試合中に首の負傷で欠場していたデスペラードが乱入して片山ジャーマンを狙う原田にイスで一撃を加え、TAKAが丸め込んで3カウントを奪い、デスペラード&TAKAが前王者の権利として桃の青春タッグの保持するGHCジュニアタッグ王座挑戦をアピールした。
12月23日大田区大会のカードも出揃い、後は決戦を待つのみとなった。今年は鈴木軍に蹂躙され続けたNOAH、最後は笑って年を越せるか?【NOAH】丸藤GL初制覇でノア解散回避 鈴木と3度目GHC戦へ▼ヒーロー&カバナがタッグ挑戦▼石森がJr挑戦権▼デスペ乱入で報復戦要求▼杉浦屈辱…後楽園大会 https://t.co/vuGwN7jyL4 #noah_ghc pic.twitter.com/U2focHmhzQ
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2015, 11月 8グローバルリーグ戦優勝する事ができました。 鈴木軍ではありますがベンジャミン凄まじい選手でした。 重機のようなあのパワー、スタミナ、スピード。 さぁ、大田区大会。ベルトを取り返す!! 応援ありがとうございました! #noah_ghc #優勝
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2015, 11月 8王様ゲーム…ファイナル…12/23大田区体育館…これがトドメだ!
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2015, 11月 8雨の中ご来場ありがとうございました。 明日12時より生配信行います! 詳しくは↓ ↓ https://t.co/5xaXQGcyFP 拡散お願いします! #noah_ghc #GL2015 #鈴木軍 pic.twitter.com/lXG0RrPr4N
— 大川正也 (@noah_okawa) 2015, 11月 8GL終了しました 各会場に御来場頂きありがとうございました(^o^)/ #noah_ghc #GL pic.twitter.com/5nNbdi5et6
— 秋山高志 (@11Never) 2015, 11月 8