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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

SWS解散・分裂という挫折を味わうも、天龍はWAR設立へ走り出した。

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SWS解散・分裂という挫折を味わうも、天龍はWAR設立へ走り出した。

 SWSは1992年6月に分裂・解散となった。オーナーである田中八郎氏から押し付けられた形で社長に就任した天龍源一郎は、私的なトラブルから全日本プロレスを解雇され北海道で隠遁生活を送っていた阿修羅・原を復帰させ“龍原砲”が復活、またユニバーサルプロレスリングからウルティモ・ドラゴンを獲得し、WWFとの提携でトップ選手が参戦するなどSWSは軌道に乗ったかに見えたが、内部では派閥闘争の火種が燻り続けていた。


 1992年3月に入ってから反天龍派に押し切られる形で現場責任者であるザ・グレート・カブキが突如辞任、反天龍派の谷津嘉章も選手会長を辞任し会見で天龍批判を展開したことで『レボリューション』と反天龍派である『パライストラ』『道場・激」は亀裂が深まり修復不可能となってしまう。フロントでも団体運営に嫌気を刺した田中オーナーが8月に予定していた興行をキャンセルしSWS解散へと動き出す。


 SWS最後の後楽園大会を終えた天龍は『レボリューション』のメンバーと共にリング上で挨拶するが、天龍を心配したファン200人が会場に残っていた、天龍はファンに『俺は絶対裏切らないから・・・ここは帰ってくれ。俺は絶対に嘘つかないよ。信じてくれ・・・」とファンに語りかけるとファンから声援と拍手が贈られ、天龍は改めてファンのありがたみを知った。


 そしてSWSは二派に分裂することが決定したが、天龍ファンからの支持を受けた天龍は新団体『WAR』を旗揚げすることを決意、反天龍派も『NOW』の旗揚げに動き、SWSのオーナー会社であるメガネスーパーは期間限定ながら双方の団体に資金援助することになったが、反天龍派は足並みが揃わずエース候補だったジョージ高野、高野俊二の高野兄弟が週刊誌にメガネスーパー批判を展開したことで旗揚げ前に離脱し『PWC』を旗揚げ、SWSは実質上3つに分裂したが、天龍は後を振り向かず前へ歩き始めた。

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