DDT
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高山善廣…頚髄完全損傷で回復の見込みなしと診断、そして生きるための戦いが始まった
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年9月2日【TAKAYAMANIA】頚髄完全損傷で回復の見込みなし…高山支援へ「TAKAYAMANIA」設立、鈴木は前田、高田両氏に協力を要請https://t.co/G50wDJQswF pic.twitter.com/9O9DWWlJrf
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年9月4日【会見の模様】
▼石原氏「本日は鈴木みのる選手、高木社長に同席していただきまして、高山の現状報告をさせていただきたいと思います。まず5月4日の試合中に本人がケガしまして、その2日後ですね。5月6日、DDTさんの方から発表があったと思うんですが、そこから本日まで皆さんにご報告が遅れましたことをお詫び申し上げます。高山の容態ですが、皆さんご存知の通り5月4日、DDT豊中大会中にケガをし、大阪市内の病院に搬送されました。そこで頚髄損傷と診断されました。5月6日、専門の先生がいらっしゃる大阪市内の別の病院に転院し、5月8日に手術を受けました。術後の経過を見守りましたが、なかなかよい結果が出ない日々が続いておりました。意識はありますが、首から下の感覚がなく、人工呼吸器をつけて呼吸をしている状況でした。現在、だいぶ自分で呼吸ができるようになり、ICUからHCUに移り、8月初旬に関東の病院で受け入れ先の病院が決まりまして、8月の中旬に関東の病院に転院しました。現在は呼吸器が外れて、自分で呼吸ができる状況でございます。ただ、まだ肩から下の感覚が戻っておりません。お医者様からは頚髄完全損傷、回復の見込みは現状ないと言われております。本人、意識ははっきりしているんですが、毎日、病室の天井を見つめていることしかできない日々で、本人も絶望を口にしている状態でしたが、絶望ばかりしていられず、本人は少しでもよくなる望みを持って、プロレス界の帝王が今、毎日リハビリを頑張っております。というのが高山の容態でして、高山からコメントをいただきましたので、私が代わりに読ませていただきます」【高山のコメント】「この度はワタクシ高山善廣を支援していただく会を発足していただき、また、その発表にお集まりいただきました皆さんに、感謝いたします。さる5/4、試合中、頚髄を痛めてしまい首から下が全く動かず、また呼吸もできなくなってしまいました。首の手術を受けた後、心臓停止などのトラブルもあり、術後の経過が思わしくなく、なかなか皆さんにご報告できる状況にありませんでした。そんな私のために仲間たちが集まって、私のために色々とやってくれると聞き、感謝の気持ちしかありません。みなさん、どうもありがとうございます。私もどんどんアイデアを出していこうと思っております。リハビリ頑張りますので、今後ともよろしくお願いします。2017.9.1 高山善廣」
▼高木社長「大勢のファンの皆様や、各プロレス関係者の方々からたくさんのご連絡をいただきまして、私たちにできることはないかと考えまして、今回、有志が集まり、高山選手を支援する団体『TAKAYAMANIA』を立ち上げさせていただくことになりました。予定している活動内容は各プロレス団体様のご協力のもと試合会場での募金箱設置、応援グッズの販売、高山善廣選手プロデュースによるプロレス興行など、高山選手の意見を反映して、いろんなことを長く継続していきたいと考えております。今後の予定は随時、高山選手のブログに情報を上げていこうと思っておりますので、ご確認をお願いいたします。活動での収益は全て高山選手の治療費に充てさせていただきます。有志を代表いたしまして、鈴木みのる選手、一言お願いします」
▼鈴木「一応、有志代表という立場でありますが、実は昨日、本人に会ってきまして、話をできる状態だったので、いろんな話をしてきました。高山が俺の顔を見て言った第一声が『G1誰が優勝したの?』。自分は体が動かない状態なのに、プロレスのことをそうやって気にしてる。しばらく何時間か一緒にいたんですけど、あれは10何年か前ですね。俺がもう体もよくないし、プロレスを……もうできないなって思ってた時に……彼とドン・フライの試合を見まして、俺、何やってんだろうと思って。そのあと、同じ新日本プロレスに上がりまして、戦って、意気投合して、新日本プロレス、プロレスリング・ノア、全日本プロレスと各メジャー団体を一緒に暴れ回って、そうやって一緒に同じ時間を共有、凄く濃い時間を共有してきまして、何年か前、去年…一昨年ですか。一昨年はそれぞれ敵になり、命をかけて戦った。いまさら、こんな普段『バカヤロー』って言って人のことぶっ飛ばしてる、こんなクソ野郎が何を言っても皆さんには響かないと思いますが、俺なんかどうでもいいんで、ぜひ、高山善廣に……勇気をたくさんもらったと思うので、ぜひ皆さん、力を貸してください。それと彼は言いませんが、UWFの大先輩の前田日明さん、それと彼の一番最初の師匠である高田延彦さん、ぜひ力を貸してください。よろしくお願いします」
――高山選手の希望を汲んでの活動とのことだが、現状で具体的に何かをスタートする時期など活動の第一歩は?
▼高木「はい。現状ではですね、各団体様にもご協力を要請しておりまして、各団体の試合会場で募金箱を設置させていただくと思っております。DDTとしましても、7日にDNAという大会がございますので、そこから主催する全会場で支援を募ろうと思っています」
▼石原氏「皆さん、本日はお忙しいところお集まりいただきまして、ありがとうございました。今後の高山善廣、TAKAYAMANIAを何卒よろしくお願いいたします。本日はどうもありがとうございました」
【会見後の石原氏】
――肩から下が動かない状況とのことだが?▼石原氏「そうですね。ここ(肩)までの感覚はあります」
――食べ物に関しては?
▼石原氏「人工呼吸器をつけてたんですね。それが今、外れて、人工呼吸器をつけているとしゃべれないんですね。意識はあるんですけど。こちらの関東の病院に、受け入れ先へ人工呼吸器をつけての移動は新幹線での移動になりますので、受け入れ先の病院もありますし、そういった本人の状態もあって、なかなか時間がかかったんですけど、8月の半ばにやっと自分で呼吸ができるようになってきたので、大阪の主治医の先生がついてくださって関東の病院に転院しました。昨日、僕もお見舞いに行きましたけど、今は呼吸器は外れています。外れたんですけど、首に穴を開けて手術したので、食べ物は鼻から入れている状態です。口からも入れられるんですけど、柔らかいものを食べている感じですね。ゼリー状のものを食べている状態です。事故から今日で4ヶ月だと思うんですけど、昨日も本人は僕、下の名前が真というんですけど、『真ちゃん、ごめんね。明日よろしくね』というのは言ってました。コメントをもらったりしたので、こういうことするので『高山さんから一言ちょうだいよ』ということで、本人が言ったことを書いたんですけど、『これでいい?』って話をしたら、『じゃあ明日よろしくね』って言われました。本人は大阪の病院の状況でなかなか回復が難しいという診断をされたんですけど、その時はもちろん絶望感というのは凄くあったと思うんですけど、脳梗塞からも復帰してますので、復帰という言い方は変ですけど、今できることを頑張るということで、『僕も頑張ってるから皆様によろしくお伝えください』というコメントでした」
――一部報道で再手術も検討されているとあったが、今後の治療で決まっていることはある?
▼石原氏「それは日々の本人の容態というのは、意識は全然あって、最初、肩の感覚がなかったんですが、どちらかの媒体さんにも首から下が動かないと出てましたけど、実際そういう状態であったのは事実なんですね。でも、だいぶ少しずつ感覚が、このへん(肩)を触っても『わかるよ』と言ってましたので。そういうことと今後、生きていく中でのリハビリを今やっている状況の中で、体も大きいので、いろんな負担もかかったりしますので、そこは日々のリハビリの状況とかを見ながら、手術が必要であれば手術をと。今すぐ何かの手術をっていうことはないですけど、そういったことは今後、先生とお話しながらですね。大阪から関東の病院に移ってきた2時間半も本人には凄く負担だったりするので、関東の病院に来て、やっと本人も落ち着いてきた感じがあるんですね」
――移動は新幹線だった?
▼石原氏「はい。お医者さんと、そういう専門の方がいるんですね。患者さんを搬送する。そういう号車がついている新幹線があるんですよ。何本かに一本とか。そういうところに主治医の先生と看護師さんと看護師さんの助手みたいな方と、僕と奥さんが乗って。救急車で移動して新幹線に乗って、そこから医療車で関東の病院にっていう形の転院を8月の半ばにしました。先ほど高木社長もおっしゃってましたけど、正直、治療費なども凄くかかりますので、いろんな選手、いろんな方々から何かできることはないのかと、僕もいただいたり、DDTさんにいただいたりとか、いろんなところでいただいた状況で、TAKAYAMANIAというものを作ろうということになったのと、あとは皆様に5月6日以来、いろいろご心配していただいたんですけど、何か聞かれても話せる状況でもなかったのが現状だったので、皆さんに早くお伝えしたかったんですけど、なかなか何もない状況でのこういう場っていうのはご家族の方とも話した中で難しい状況でしたので。ちょうど転院もしましたし、本人とも話した中で、『じゃあ、よろしく』ということで。彼はもともとフリーでいろいろ上がってプロデューサー的なセルフプロデュースが上手な人だったので、そういったところをどんどん彼に意欲が出てくるような形に、TAKAYAMANIAに関しては皆さんの協力を得て興行でも。『いろいろ考えてよ』って言ったら、『うーん』って昨日も言ってましたけど。本人も『プロレスにお世話になったんでいろいろ携わっていきたい』と言っていましたので」
――ご家族からの反応は?
▼石原氏「ご家族は現状、しっかり受け入れられていて、本人も大変ですけど、ご家族も大変だと思うんですけど、ご家族も一丸となって高山さんをサポートしてますし。奥様も脳梗塞を体験されてる強い方なので、気丈に僕たちの前では悲しい顔をみせません。大阪ではICUにずっと入っていたので、身内しか入れないんですね、病室に。ただ僕は高山とも奥様とも付き合いが古いので、病院にも石原は身内だからということで僕はずっと入れるようになったのでしょっちゅう行ってたんですけど、奥様は絶対、僕の前では弱音を吐くというか、私がこんなのしてたらダメでしょっていう形の非常に気丈で、僕らが最初の頃とか落ち込んでたら、逆にハッパかけられるぐらい奥様は気丈にされています」
――TAKAYAMANIAへの賛同人も今後発表される?
▼石原氏「まずこういうことをやらせていただきますということで、各団体さんには何かあったらとお声をかけていただいているので、そういうのをまとめて、こういう形でさせていただきますのでということを今度、具体的にお話をこれからさせていただく形なんですけど、各団体さんにはこういうものを立ち上げますというお話をさせていただいております」
――鈴木選手から前田、高田両氏の名前が出たが、現段階で直接何か話はしている?
▼石原氏「高田さんからも何かあったらということは奥様の方にご連絡いただいております。『何かできることあったらいつでも言えよ』というのは奥様に電話でいただいております。本当にいろんな方が奥様だったり、DDTさんだったり、鈴木さんだったり、僕にだったり、いろんな選手からもご連絡いただいております」
――活動内容にチャリティー興行があるが、実現するなら高山選手がプロデューサーとなる?
▼石原氏「そうです。たとえば高山チャリティー興行じゃないですけど、僕らとして、高山もプロレス界にお世話になったので、何か自分ができることをというのも踏まえて、長く何かできないかというのを考えていて、逆にそういう興行をさせていただく時は高山のアイデアをどんどん出してもらって、それを少しでも形にできればなと考えています。たとえばDDTさんとか、鈴木さんのパイルドライバーとかにもTAKAYAMANIAのTシャツとかを作って売らせていただいたりとかですね。そういう少しずつ具体的なことは今。事故から4ヶ月なんですけど、いろんな状態のことも含めてご家族といつも連絡とってましたけど、毎日毎日、何がどうなるかがわからない日が続いてたものですから、やっと本人も呼吸器が外れて話もできるようになりましたし、そこでコミュニケーションをとる中でこういうことをやろうよということを本人を含めて話をしているので、報告が遅くなったんですけど、高山はアイデアマンなので、それを僕らが形にしていろいろできればなと思っています」
――回復の見込みはないと診断されたとのことだが?
▼石原氏「お医者さんも希望的観測でものは話さないと思いますので、今の現状としては頚髄完全損傷、そこの回復は難しいというのははっきり言われました。頚髄がぐっと曲がってしまったと思うので、そういった部分で手術して、術後の回復の状況をいろいろ見た中で、そういう診断が出てきましたので。ただ僕らは本人も含めて奇跡を信じて、少しでもよくなればなと願っておりますし、本人も戦っています」
高山善廣マネージメントしている高山堂が、現在入院中の高山に関して会見を開き、高山が頚髄完全損傷で、医師からは回復の見込みなしと診断されたを明かした。
高山は昨年度からDDTを主戦場におり、男色ディーノとのタッグだけでなく、竹下幸之介の保持するKO-D無差別級選手権に挑戦する矢先に、、5・4豊中大会の試合中で回転エビ固めを仕掛けた際に首を負傷、そのまま欠場していた。そして先月に一般週刊誌にて高山の近況が報じられ、首から下が動かない状態となっていたことが明らかになっていた。
高山は現在神経の損傷によって、負傷レベル以下の身体の各部への脳からの信号が、すべて遮断されており、レスラーとしての再起どころか、日常生活すらまったく出来ない状態となっている。
自分は仕事柄、同じスポーツ選手で首を負傷し脊髄損傷となりながらも、車椅子で生活しながら作業している人と仕事しているから言えることだが、高山が手足いや指が動かせるまでに過酷なリハビリが待っている。その手足や指が動くまでどれだけ時間がかかるかわからない。
自分は奇跡とか気休めは言いたくない、高山に言いたいのは手足を動かせるようになって欲しいということ、それが全ての第一歩である。レスラーへの再起より生きることを選択して欲しい。高山の元気な姿を見るまでじっくり待つ。
[銀行振込]
三菱東京UFJ銀行
代々木上原支店(店番号:137)
口座番号:普通預金 0057767
口座名義:株式会社 高山堂
※通帳は高山選手の奥様がお持ちになられています[TAKAYAMANIAお問い合わせ]
takayamania.staff@gmail.comPR -
DDT両国大会、ツイッターでの各選手のコメント
【試合結果詳報】竹下が遠藤を倒しKO-D無差別V7 ハラシマルフジがKO-Dタッグ奪取、ウェポンランブルを制したディーノがDDT全権を獲得し、新プロデューサーに就任。亜門GMは解雇…DDT両国詳報 https://t.co/wp0Npewux8 #週プロモバイル #ddtpro pic.twitter.com/jlArz4lnvR
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2017年8月20日DDTはまだまだ突っ走る!
だからついてきて! pic.twitter.com/8BEUbIQf7c
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2017年8月20日何も残らなかったし何も変えられなかった
— 遠藤哲哉 (@entetsu_ddt) 2017年8月20日両国大会!
ハラシマルフジ、KO-Dタッグベルト奪取!
よし☆ pic.twitter.com/QkOQrmrBTH
— HARASHIMA (@HARASHIMA_DDT) 2017年8月20日DDTのタッグベルト奪取!#noah_ghc #ddt #両国 #harashima #奪取 #次は #路上 https://t.co/bBfXRXVc51
— 丸藤 正道 (@noah_marufuji_) 2017年8月20日負けました。
入江さんの晴れ舞台を飾れなかったのと自身の詰めの甘さが悔しいです。
それでも気に食わんが…
言い訳になるけどもまた一から出直して闘っていって次があれば次こそは…。
応援してくれた方々ありがとうございました。#ddtpro #8月20日DDT両国大会 pic.twitter.com/L5F8ZhewZb
— 樋口和貞 (@kazusada50) 2017年8月20日今日は決していい日にはならなかった。けど、明日は今日より、明後日は明日よりいい日にして、また両国でタイトルマッチまで辿り着こう。期待をしてくれていた人達に、勝つ事で恩返ししたい。 #ddtpro pic.twitter.com/EFrtCKp7Os
— 彰人 (@akitonsgk) 2017年8月20日両国ピーターパン終了!残念ながら私は負けてしまい今日からリング上の事はプロデューサー男色ディーノが仕切ります。でもディーノなら大丈夫!きっとDDTを今以上に面白くしてくれるでしょう!男色政権にご期待ください!#ddtpro#いい湯だな〜#アハハ〜ン#ありがとうございました pic.twitter.com/0u9TbjROgh
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年8月20日奥さんと子供達に何て報告すればいいんだ…
— 今林久弥 (@hisayaIMB) 2017年8月20日DDT両国大会、ありがとうございました!
酒呑童子 万歳!#ddtpro pic.twitter.com/B0S12r6R3h
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2017年8月20日喧嘩したって、お酒があれば仲直り!
俺らは酒呑童子だからね。
兄弟!皆様!有難うございました。
酒盛りだー!
#ddtpro pic.twitter.com/88I3VGCZa6
— 高梨将弘 (@masaddt) 2017年8月20日6時間かけて両国へ行き、ベルトは取れなかった。しかし、ゴンギツネを一番近くで聞き、大切な仲間と楽しくて熱い時間を共有した。それで十分じゃないか!
— dicktogo (@boliviacuba) 2017年8月20日DDT両国大会。
この大会でDDT所属の時に受けていたオファーは全て終了。もちろん、今後もDDTに上がる事もあるかも知れないけど、一区切り。
仲間も、お客さんも、そのプロレスもDDTが好き。それはこれからも変わることはないでしょう。
ありがとうございました。
— ヤス・ウラノ (@YasuUrano) 2017年8月20日両国大会ありがとうございました。
鼓太郎さんと上手く連携も決まりエンドレスワルツからエンドレスワルツを決めて勝利!
鈴木鼓太郎公認も正式にもらい世に出せました笑
また組みたいですね! pic.twitter.com/iYBtXCe0hY
— 高尾蒼馬 (@takaokun0804) 2017年8月20日シューテングスターダブルニーかわされる可能性は考えていたのですがまさか保険の私までかわされるとはだし気付いたらいくら返しても逃げられないし新鮮な負け方でした
最高レベルの450°だったのに
NωAも新鮮で楽しかったです
応援あってこそです
ありがとうございました#ddtpro
— MAO / 井上麻生 (@xinomaox) 2017年8月20日DDT両国国技館大会
勝俣選手とのシングルが終わりました。
楽しかった!
また、リングで会いましょう!
そしてDDTさん、また呼んでください!
みんなありがとう!!!
フィニッシュ#w_1 #ddtpro #DDTUNIVERSE pic.twitter.com/KQNfjBC62q
— 黒潮イケメン二郎 (@soujoro) 2017年8月20日本日は両国大会応援ありがとうございました!!
イケメン選手、強いのはもちろん魅せ方など全てが別格でした。
勉強になりました。
両国大会でイケメン選手と闘えて本当に良かったです!
思う事はまだまだありますがまた書かせていただきます。
本当にありがとうございました。
— 勝俣瞬馬@NωA(赤) (@k_shunma_ddt) 2017年8月20日こういうのインスタ映えって言うんでしょ?
KO-D10人タッグ選手権初代チャンピオン チームLiLiCo#ddtpro pic.twitter.com/ff9jlDxg8F
— 大石真翔 (@014mako10) 2017年8月20日ご来場の皆様ありがとうございました✨!
身体が勝手に動いてて、両国国技館がダンスホールになった気がしました…
ベルト取れなくて悔しかったけど……あのお客さんとの一体感はなんだったんやろ…!すごい!#ddtpro pic.twitter.com/QOjVCLhKWE
— 赤井沙希 (@SakiAkai) 2017年8月20日飯野はデカいだけやな!
俺のライバルになりえるとかゆーてるやつもおるみたいやけど、あんなもん全然相手ちゃうから!
死ぬほど練習して、俺と張り合えるようにせいぜい頑張れや!
無理やろーけどな!
さぁ次は9月7日DNA新木場!
やったんでー!!#ddtpro #ddtdna
— 吉村 直巳 (@naotasu0421_dna) 2017年8月20日飯野は強烈でした。凄く。
いつか投げ飛ばしてやりたいですね!
自分で限界を超えられるようにならないといけないことを痛感した両国大会でした。
いやぁ本当に幸せで楽しい1日でした。
ありがとうございました‼︎#ddtpro
— 上野 勇希 (@dna_ueno) 2017年8月20日今日、スマホで撮った画像がさっきのお風呂のやつとこの4枚しかなかった。。。嗚呼、色々あったのに選りに選ってこの4枚か。。。
ちなみに甲田さんのアイアンマンランブル戦はバックステージ視聴率最高でした!#ddtpro#TJPW pic.twitter.com/RzGhg9o3vH
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年8月20日で、あんな事やこんな事やらがてんこもりでした。
詳しくは#DDTUNIVERSE
を見てね!
そして路上プロレスに興味を持たれたら#ぶらり路上プロレス
を見てレビューをかいてね!
レビューがたくさん有れば2ndシーズンもあるかも
よろしくお願い致しますm(_ _)m pic.twitter.com/emAWxhLDhh
— 伊橋剛太(元ハリウッドGOTA) (@goutaihashi_DDT) 2017年8月20日本日はたくさんのご来場、誠にありがとうございました。
伊橋さんに負けてしまいました。わたくし、キングオブダーク王者に返り咲いてしまいました。
あああ……。
し、しかし両国は一日中すごい熱気でした。素敵な日になったな。
エンドロール、憧れだったから嬉しかったです。#ddtpro
— 鈴木大 (@dna_moto_tantei) 2017年8月20日両国大会ありがとうございました!
諸々を終えてスワンダイブへ向かっております!
これたら来る予定だったスタッフこと、大石さんは10人タッグの打ち上げに行く事になったので来れないそうです!
— 井上マイク (@maikuinoue) 2017年8月20日DDTプロレス両国ピーターパン2017、無事に終了。お疲れ様でした!何気なく過去最大級の負荷だったけど乗り越えれた。よかった、よかった。。 pic.twitter.com/V7s1bDJA9N
— 今成夢人 (@yumehitoimanari) 2017年8月20日 -
家族や肉親も巻き込んだ激戦!現場責任者就任でディーノ革命が始動!
8月20日 DDT「両国ピーターパン2017~ピーターパン 二十歳になってもピーターパン~」両国国技館 5900人 超満員
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権試合~ぶらり路上プロレス番外編!伊橋剛太両国五番勝負第一戦~/60分1本
[第19代王者]○伊橋剛太(0分36秒 体固め)[挑戦者]×鈴木大
※ボディープレス
☆伊橋が3度目の防衛に失敗、鈴木が第20代王者となる▼ぶらり路上プロレス番外編!伊橋剛太両国五番勝負第二戦
○伊橋剛太(3分31秒 片エビ固め)×ゴージャス松野
※ボディープレス▼ぶらり路上プロレス番外編!伊橋剛太両国五番勝負第三戦
○マッド・ポーリー(4分35秒 体固め)×伊橋剛太
※テーズプレス▼ぶらり路上プロレス番外編!伊橋剛太両国五番勝負第四戦
○ロッキー川村(1分23秒 体固め)×伊橋剛太
※バルボアブロー
ゴージャス松野 X XX▼ぶらり路上プロレス番外編!伊橋剛太両国五番勝負第五戦
○ランジェリー武藤(1分36秒 片エビ固め)×伊橋剛太
※シャイニングウィザード
☆五番勝負は伊橋の2勝3敗で終了◇第1アンダーマッチ◇
▼20分1本
○渡瀬瑞基 レッカ ディエゴ 下村大樹(6分23秒 片エビ固め)松永智充 星誕期 島谷常寛 ×神野聖人
※バックドロップ◇第2アンダーマッチ◇
▼東京女子プロレス提供アイアンマンヘビーメタル選手権時間差バトルロイヤル/時間無制限
[挑戦者]○優宇(16分45秒 片羽絞め)[第1266代王者]X瑞希
☆瑞希が防衛に失敗。優宇が第1267代王者となる【退場順】[1]チェリー[2]甲田哲也[3]のの子&まなせゆうな[4]のどかおねえさん[5]小橋マリカ[6]黒音まほ[7]辰巳リカ[8]山下実優[9]中島翔子&坂崎ユカ[10]滝川あずさ
◇第1試合◇
▼30分1本
○吉村直巳 上野勇希(10分49秒 片エビ固め)岩崎孝樹 ×飯野雄貴
※正念場◇第2試合◇
▼初代KO-D10人タッグ王座決定戦/60分1本
LiLiCo 大石真翔 レディ・ピアード スーパー・ササダンゴ・マシン ○大家健(10分23秒 片エビ固め)大鷲透 ×平田一喜 ジョーイ・ライアン 赤井沙希 ヨシヒコ
※炎のスピア
☆大石&LiLiCo&レディビアード&ササダンゴ&大家組が初代王者となる◇第3試合◇
▼イケメンvsアイドル!仁義なき男前バトル/30分1本
○黒潮"イケメン"二郎(12分0秒 イケメンクラッチ)×勝俣瞬馬◇第4試合◇
▼4WAYタッグマッチ
鈴木鼓太郎 ○高尾蒼馬(10分30秒 エンドレスワルツ)マイク・ベイリー ×MAO
※あと2チームはカズ・ハヤシ&石井慧介、木髙イサミ&宮本裕向◇第5試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[第30代王者組]○KUDO 坂口征夫 高梨将弘(13分52秒 片エビ固め)[挑戦者組]ディック東郷 ×アントーニオ本多 ヤス・ウラノ
※ダイビングダブルニードロップ
☆KUDO&坂口&高梨組が初防衛に成功◇第6試合◇
▼DDT20周年記念試合ウェポンランブル~全権・コントラ・結婚~/時間無制限1本
○男色ディーノ(17分16秒 漢固め)×高木三四郎
※ゴッチ式男色ドライバー
☆ディーノがDDTの全権を獲得(試合終了後)
ディーノ「人生を懸けた大一番、勝ったのは男色ディーノ様じゃ! DDTは私が変えてみせる! やりにくいわ! なんで来たの?」高木「ディーノ、それは俺のセリフだよ! ディーノ、全権はちょっと置いておこう。40年間育ててきた息子の気持ちはわかるか!」
ディーノ「息子は私ですけど」
高木「そんなことどうだっていいんだよ! お母さんの気持ちがわかんねえのか! 俺にわざわざメールでくれたんだよ! うちの息子にいい人を見つけてくれませんかと。ディーノ、結婚しろ。ディーノ、結婚はいいもんだよ。守るべき人ができれば、男はそれだけ成長する。大きくなる。そうだろ、加代子(加代子さんは無視して引き揚げてしまった。)
ディーノ「結婚っていいもののようですね」
高木「ディーノ、もうちょっと独身でもいいじゃない? お母さん、すいませんでした! もうちょっとしたら僕が見つけるんで。ありがとうございました(八重子さんは大「ヤエコ」コールの中、退場)DDTの全権を握るってどういうことかわかるか? コイツら全員がオマエの肩にのしかかってくるんだ。覚悟はあるのか?」
ディーノ「覚悟がなくて欲しいっていうと思う?」
高木「よくぞ言った。男色ディーノ、たった今からDDTの全権をオマエに託す! 難しい数字のことは俺がやるからDDTの中身はお前が思い通りにやってくれ! これで俺も心置きなく引退します!……嘘じゃー! オマエが好きにしていい。今日からオマエがDDTのプロデューサーだ」
亜門「ディーノ、プロデューサー就任おめでとう! これからはゼネラルマネージャーと二人三脚でビシビシ仕切っていこう!」
高木「鶴見亜門GM、あなたは今日でクビです」
亜門「そんな!」
高木「DDTに舵取りは2人いらねえんだよ。オマエはクビだ!」
ディーノ「私も大勢の前で言ってみたかったのユー・アー・ファイアー!」
亜門「そんなヒドイ話ないですよ! 私はやめません」
ディーノ「摘まみ出しなさい!(嫌がる亜門をセコンドが胴上げして摘まみ出してしまった。」
高木「たった今からプロデューサーとして舵を取ってくれ。みんな期待してくれ」
ディーノ「私がリング上の全権を握りました。そして宣言する。守りに入ってんじゃねえよ。私がプロデューサーに就任したからにはDDTは攻め一辺倒よ!」
【高木の話】
高木「まあリング上で起きたことが全てですよ。本当に勝つつもりでいたんだけどね。何だろうな。うーん……やっぱり男色ディーノの執念が勝ったというか、男色ディーノのいまのDDTを何とかしなくちゃっていう思いが勝ったのかな。まあDDTの中のクリエイティブなことは、今後はディーノが舵を取ってやればいいんじゃないかな。面倒臭い事務作業とか、数字的な部分は俺がやるけども、ひと言で言えば下駄を預けましたよ男色ディーノに。もう彼がすべてやればいいと思います。いまの彼ならば、DDTをもっともっと盛り上げていってくれると思うので。」ーー鶴見亜門GMは今後どうなるんでしょうか?
高木「元々ね今林久弥として広報業務もやっていたし、何か二つやるのはいまの彼は重いんじゃないかなと思って。彼はいままで頑張ってきてくれたけど、歳だし! もっともっといまのDDTは新しい人たちがクリエイトしていかなくちゃいけないと思うし。男色ディーノだったら、それが健全に若い連中を引っ張っていってくれるんじゃないかなと思いますよ。だから鶴見亜門GMはクビということで。いままでお疲れ様でした。7年間ですか。まあ広報業務として残るんじゃないですか。」ーーディーノ選手に全権を渡して、ご自身はこれからどうしていこうと。
高木「ちょっと経営をやりますよ。(リング上のことは)経営と全然違うんで。やっぱり経営とクリエイティブな部分を両方やっていたから、いろんな部分で支障が来ちゃったのかなと思う部分もあるので。もうクリエイティブな部分は全部、彼に任せればいいんじゃないかなって。まあ一枚一枚チケットを売っていきますよ。そういうことです。」ーーリング上のことに関わらなくなるというのは、旗揚げ以来初めてのこと?
高木「うん、旗揚げ以来初めてですね。本当に旗揚げ以来初めて。だからちょっと自分の中でもやっぱり……ちょっといろいろとこれだけDDTも多様化して、団体もブランドも増えていって、ちょっと限界もあったし、やっぱり頭脳はひとつしかないから。それが新しい頭脳に変わって、そのガワを俺たちが守ってあげればいいことだと思うので。」【ディーノの話】
ディーノ「はい、来た! 頭が高いよ! プロデューサー様ですよ!」ーー(頭を低くする報道陣)まず、DDTの全権を握ったということで、ディーノ選手の中で変えていきたいことややりたいことのプランなんかを。
ディーノ「なるほど。見てたら分かるって……としか言えないわね。もう見てたら分かるから、あまり言うのも野暮なんだけど、もう私プロデューサーの座に就いているわけよ。まあ、そういうこと。見てたら分かる。」ーー今日の試合に関して、高木選手とシングルマッチをやって改めて思うことはありましたか。
ディーノ「思うところと言うか何と言うか、まさかねあんなに経費をかけることに何色を示すあの人が、実家から(母親を)召還していたとは。それがちょっと、本当に予想外! まさかそこまでのを使って来ると思わなかったわ。あそこで本当に……みんなには分からないでしょうね。母親がいる前で技をかけられている息子の気持ちって。何度も心が折れそうになったわ。でもまあそれをつなぎ止めたのが、私のプロデューサーへの、全権への執着心でしたぁ。いい話だ。」ーーそのお母様が実家から出てこられたことで、試合には勝ってもまた結婚話が出てくる可能性もありますが。
ディーノ「いや、もう……逆に言うとこの試合に勝ったから、しばらくこの話はペンディングなんじゃないかな。うん、そうしてほしい。」ーーすでにやりたいことはここで言わないにしても、いろいろ考えてはいる?
ディーノ「まあまあまあ。見てれば分かる!」ーーそれは次の大会から?
ディーノ「まあ、この瞬間からよね。ひとつだけ言っておくわ。忠告ね。目を離すな!」【カシン、百田、力の話】
ーーカシン選手が希望していた百田戦がこういう形で実現したのですが。
カシン「いやいや、こういう形って。全然試合じゃないじゃないか!」ーー早朝の使用が難しいということで……。
カシン「責任を取って次の8月27、全日本プロレス両国大会で試合を、決着戦を組んでくれ!」ーー高木社長にはそのように伝えます。
カシン「そうしておいて。8月は両国で決着戦! これも朝6時30分に!(力が現れる)テメー、また来たのか!(イスを投げつける)」力「カシーン!(カシンと揉み合いになると、そこに百田も現れる)」
百田「このやろう、息子いじめやがって!(カシンは距離を取って睨み合いに)」
カシン「カミさんの心配しろ、カミさんの!(控室へ)」
百田「お母さん、どうしたんだよ?」
力「知りません。」
ーーカシン選手から対戦要求され、こういう形で対戦が実現したわけですが。
百田「基本的にはカシン選手、前回から結構俺につっかかる部分があって。さっきカシン選手、次の両国大会って言っていたけど、俺的にはたぶんカシン選手と会うのは来月の(東京)愚連隊の試合でカシン選手と当たるので。もうそのときはバッチリ決着というか、ジジイの底力を見せてやるよ。いい選手だけどね、何あれ、手に持っている訳の分からないの!」ーーあれは女子選手が使っている魔法のステッキですね。
百田「ああ、魔法のステッキ(笑)。俺、ジジイなんでたぶん魔法は効かないと思うんで。だけど今度こそ彼にギャフンと言わせてやれるよう頑張ります。よろしく。」◇第7試合◇
▼DDT EXTREAM選手権試合~カベジェラ・コントラ・カベジェラ~/60分1本
[第39代王者]○佐々木大輔(21分14秒 ミスティカ式クロスフェイスロックwithチェア)[挑戦者]×彰人
☆佐々木が5度目の防衛に成功【彰人の話】
彰人「いや、見ての通りですよ。逆に何かありますか?」ーーこういう結果になったことで、次の彰人選手の目標というか。リベンジは当然だと思うのですが。
彰人「今日、勝つことしか考えてなかったから、いま次って言われてもちょっと何も出て来ないですけど。けど、自分の中でプロレス始めて8年、ずっと髪の毛伸ばしてきて、これがデビューしてからの彰人だったんですよ。(髪が)長いのが彰人! 今日でいままでの彰人は死にましたね。僕がカリスマを成仏させるって言ったんですけど、僕が逆にカリスマに成仏させられたのかなって。そんな気分です。まあ……ずっとこんなことばっかり気にしてたってしょうがないんで。いますぐにって言われたら無理かもしれなけど、気持ち切り替えていこうかなと。ここでへこたれていたら、せっかく今日応援してくれた、僕に髪の毛守ってって言ってくれたファンの人に申し訳ないから。すぐに前を向いて、すぐにやり返しに行きます。以上です。」◇第8試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合
[挑戦者]○HARASHIMA 丸藤正道(16分14秒 体固め)[第61代王者]×入江茂弘 樋口和貞
※蒼魔刀
☆入江&樋口組が4度目の防衛に失敗。HARASHIMA&丸藤組が第62代王者となる(試合終了後、入江は本部席の大槻ケンジさんに泣きながら謝罪した。
HARASHIMA「丸藤さん、やりましたね。僕らハラシマルフジ、タッグのベルト獲りました!」(そこへディーノプロデューサーが「おめでとう!」とやってくると)
ディーノ「DDTらしさを味わってもらう(と言って次の挑戦者をディーノ、さらに呼び込んだ高木とアナウンス。さらに場所を9月20日「工場プロレス in 宮地鉄工所」とアナウンスする。)」丸藤「まずはみなさん今日はありがとう。次の相手、高木大社長と数年前に俺の唇を奪い損ねた男色さんだよな。ここまできたら俺はいいんだけど、俺の会社が何ていうか…」
(ディーノは本部席にいる内田会長を発見。)
ディーノ「そこにいるのは内田さんじゃないですか?」高木「そんなNOAHさんとあろう方が大事な選手を路上プロレスをやらせるわけないって!」
内田「高木社長、男色さん、面白いじゃないですか! 今年のプロレスリングNOAHはガンガンチャンレジしますよ。まったく問題ないです」
ディーノ「ですって」丸藤「ちょっと待て! 会長やけにすんなり返事するじゃねえか。俺はプロレスキャリア19年、路上で受け身取るために19年間、練習してきたわけじゃねえんだ。でもな無茶苦茶面白いじゃねえか。こうなったらやってやるよ!」
ディーノ「OK、丸ちゃん、DDTへようこそ!(ディーノと高木は退場。)
HARASHIMA「工場でもなんでもやってやるさー!」
丸藤も「俺とHARASHIMA選手でDDTに新しい風を吹かせてやるさー!」
2人「鍛えてやるからだー!」
【HARASHIMA、丸藤の話】
丸藤「よっしゃー!」HARASHIMA「タッグのベルト獲りましたよ!」
ーーまず対戦した入江&樋口組はいかがだったでしょうか。
HARASHIMA「僕はもう何度も対戦しているし、彼らの力強さ、プロレスの巧さ、強さ、勢い、全部分かっているんで。はい、今日も相変わらず強かったです!」丸藤「本当に素晴らしい選手ですね。あんま別に対戦相手のことを褒めるうんぬんじゃないですけど、あれだけ大きくて動ける日本人っていうのは、日本のプロレス界にとっても、このDDTさんだけじゃなくて本当に宝だと思うし、機会があったらまたタッグでも、何ならシングルでもやってみても面白いんじゃないかと思います。」
ーー改めて丸藤選手とのタッグはいかがでしたか?
HARASHIMA「いやぁ、もう心強いし…楽しかったです!」丸藤「やりながらワクワクしましたね!」
HARASHIMA「よかったです!」
ーー早速、DDTの全権を握って防衛戦として、高木&ディーノと工場プロレスでやるということを言われましたが。
HARASHIMA「僕は工場はやったことないですけど、あらゆる路上を経験しているし。そういうところはすごく僕は楽しみで、そういうところでタッグタイトルが出来るというのが、いま今日の試合以上にもっともっとワクワクしています!」ーー丸藤選手は工場プロレスは未体験だと思うのですが。
丸藤「未体験ですね! 工場なんて見学しかしたことないし。働くか見学するところだと思っているんでね。まあでもうちの会長がやけにスンナリ面白いとかやるとか言っちゃったから(苦笑)。」HARASHIMA「そうですね。よかったですぉ。」
丸藤「まだノアの会長になってから(月日が)浅いんでね。何でもかんでもやろうっていう姿勢はすごいと思うんですけど、やるのはこっちですからね!」
HARASHIMA「ハハハハハハ。」
丸藤「でもリング上でHARASHIMA選手が「やりましょう」って言っていたし、お客さんの声が一番だと思うので、別に俺も変に格好付ける必要ないと思うし、どんどんやらせてもらいます。」
ーー対戦相手が高木&ディーノという、まさにDDTを象徴する二人なんですけど。
丸藤「工場でその二人と試合したあとの風景も、また楽しみなので。1回目の防衛戦に関してはいい相手なんじゃないかなと思います。」ーーHARASHIMA選手として何度もやっている相手ですが、ディーノ選手が全権を握ってDDTも変わろうとしている中、この二人と対戦するわけですが。
HARASHIMA「もうこれは新しいDDTが始まるのかなと、ちょっとワクワクしますね。」【入江、樋口の話】
樋口「すみません。入江さん、すみませんでした。」入江「いや違うよ。僕が悪いよ。」
樋口「すみません。」
入江「樋口が勝って、ほとんど樋口が防衛してきたベルトを今度は自分が落としてしまって。しかも今日は大槻(ケンヂ)さんが僕のために曲を書いてくれて、絶対に負けてはいけないのに。僕、本当に樋口がずっと守ってきてくれたベルトを、僕が落としてしまって。」
樋口「違います! 違いますよ。」
入江「僕はもう……まだまだまだまだこれじゃダメだ。僕はもっともっともっともっと上を目指すから。樋口はどうするか分からないけど、僕はもっともっと上を目指していくから。それがどんなやり方か分からない。それはもう僕のやり方でいく! まだまだここで止まらない。まだまだ上に行く。それだけですよ。」
樋口「入江さんが自分のせいとか言ってるけど、そんなことは全然ないんです! タッグは組んでタッグじゃないですか。今日の負けでベルトを落とした敗因は自分にもあるんで。全然入江さんだけのせいじゃない。自分のせいでもあります。今日は本当にすみませんでした。」
入江「謝るなよ。」
樋口「いやいや。謝らせてください! ただ本当にすみませんでした。ただ入江さんとのタッグは、本当にすごい勉強になったし、入江さんは何か違う形なのかもしれないですけど、自分も自分で上を目指していくんで。」
入江「僕は正直、樋口とタッグを組むまでは生意気な後輩だと思っていたけど、いまはもう一緒にチームを組んでくれて感謝しかないよ。ありがとう!」
樋口「そんなことないです。入江さん、自分のほうこそありがとうございました!(入江と握手)」
入江「アメリカ風に言わせてくれ。アイラブユー。」
樋口「センキュー!」
◇第9試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合
[第61代王者]○竹下幸之介(29分2秒 クロスアーム式ジャーマンスープレックスほールド)[挑戦者]×遠藤哲哉
☆竹下が7度目の防衛に成功(試合終了後)
竹下「両国にお集まりの皆さん、ありがとうございました! 今日でスーパーアリーナでベルト奪取してから7度目の防衛に成功しました。DDTの選手、みんなこのベルトに懸ける思いが強いので毎回厳しい闘いが続いていますけど、僕は負けません! 負けたくないし、負けられないし、僕は勝ち続ける運命にいると勝手に思ってるんで、僕が必ずこのベルトを…」(ここでディーノプロデューサーが登場)
ディーノ「次の防衛戦の話です。私思いました。タケちゃん、やりたい人いる?」竹下「例えば」
ディーノ「黙れ! 決めるのは私よ! もう舞台は用意してあります。9月24日後楽園で防衛してもらいます。挑戦者も決めているの。DDTのシングルのベルトを持ってる人を当てようと思っています。この男です」
(登場したのはインディージュニア王者の大家。)
ディーノ「タケちゃん、私思うんですよ。タイトルマッチですごいクオリティの防衛戦をやっている。このベルトを懸けさせようと思っているんですよ」竹下「このベルトとこのベルトを懸けて統一戦やりましょうしょ!」
ディーノ「はぁ? 誰がシングルマッチって言いました? DDTにベルトを持ってるのは一人じゃない。佐々木大輔聞いてんでしょ? おいで(佐々木が現れる)3本のベルトを懸けてやってもらいます」
佐々木「おい、俺はテメエの指図は受けねえぞ」
ディーノ「黙れ! やるんだよ! これは決定事項です」
大家「このインディーいち強い大家健が負けるわけねえだろ! テメエらぶっ潰して俺がプロレスをメジャースポーツにするぞ! ガンバレ、俺!」
ディーノ「ですって」
竹下「DDTの若い衆、えっさっさこれぐらいやれよ! やるよ!」
佐々木「竹下、テメエはテツヤのカタキだ。やってやるよ。健、オマエみたいな素人が入れんのか?」
大家「素人だろうがチャンピオンなんだよ!」
ディーノ「素人は認めんだな(大家とディーノは退場。)
竹下「男色政権、面白そうじゃないですか。でも大家さんは後楽園の前にあのタイトルマッチがあるんで、失ったらどうするんですかね? 誰が相手でも必ずぶっ倒して守ります。約5年前に日本武道館でこの8月、ガリガリの17歳がデビューして、今22歳、両国のメインを締めます。僕はもっともっと心も体もビッグに、このDDTをもっともっとデカくします。だから黙ってDDT、竹下幸之介についてこーい!」
【竹下の話】
竹下「大家さんはすごいですね。僕、歳20ぐらい違うんですよ。まああんな40歳にはなりたくないですよね。」ーーまず遠藤選手とのタイトルマッチはいかがだったでしょうか。
竹下「うーん……まあ終わってみたら、結果論、僕がこうやって防衛しましたけど、何なんでしょうね。やっている僕はとにかく毎回同じですよ。引き分けしようと思って試合するレスラーはいないので。この間も勝ちにいった結果、決めきれなくて60分(フルタイムドローに)なりましたけど。この両国という舞台において、勝ちに行こう、勝ちたい、勝たなければいけないっていう気持ちは僕のほうが上回ったかなと。その結果がこのベルトかなっていう。で、僕がずっと言ってる通り、遠藤選手とはもうしばらく(対戦したくない)。よっぽどこういうトーナメントで優勝したとか、こういう理由がなければ、もうしばらくはやりたくないですよね。ずっと言ってますけどね。だからそれは遠藤さんも分かっていたと思うので。だから本気でこのベルトを獲りにきたと思うけど、ちょっと僕のほうが勝ちたい気持ちが上回りました。」ーー試合後、DDTの全権を握ったディーノ選手から、次のタイトルマッチはEXTREME級王者の佐々木選手と、インディペンデントジュニア王者の大家選手、三人でタイトルマッチをするように言われましたが。
竹下「僕としてはそれは統一戦という形になると、防衛戦でもあるわけですよね。僕は防衛回数っていうのを重ねたいし。プラスほかのベルトも巻いていきたいっていう気持ち、すごいあります。あんな男色ディーノ政権、本当に「攻める」「攻める」と言うなら、僕も攻めたい気持ちありますよ! 僕はいまだにこれだけ両国のメインとかやっても、両国がイケイケになったとかっていうのは、僕は2013年の2DAYSとか、2014年の棚橋(弘至)選手との試合で。僕はイケイケになったっていうのはもう終わりなので。ここからはもっともっとベルトの価値も、竹下幸之介の価値も、DDTプロレスの価値も上げていきたいんで。僕は井の中の蛙だと思っているんで。いろんな団体に出たいし、極論、DDTはこれだけブランドがあるんだから! DNAはもっともっとシングルやりたい選手いるし、BASARAにも上がってみたいし、ガンプロにも僕は…ガンバレ☆クライマックス公式戦、僕は全部見てますよ。全部見たし、ガンプロにも僕は上がりたいし。もっと欲を言えば、東京女子にもいつかはね。それぐらいの貪欲さでいきたいですね。いまプロレス楽しいし、すごい充実してる。けど、僕にはまだまだ足りないものがある。でもその足りないものは、いまのDDTにはない。僕に勝てると思う選手も、僕からしたらいない。だからもっともっと広い目で見たいですプロレスを。」ーーある意味、プロデューサーとなった男色ディーノ選手に、いまの竹下幸之介をどう使ってくれるんだと逆要求するような感じですか。
竹下「そうですね。だから別にKO-D無差別級王者として…それは男色ディーノが決めればいいことですけど、僕はKO-Dタッグ。次、路上でのタイトルマッチが決まってましたけど、それが終わって丸藤選手が防衛していれば、丸藤選手とも絡みたいと思うし。行く行くはシングルもやりたい気持ちありますよ、やっぱりそれは。だからそういうところに貪欲にいきたいですよね。だから僕自身はずっと攻めてきたつもりだけど、もっと攻めてやります! そういうチャンピオンロードを歩いていきたい。」ーー大家選手と佐々木選手、自分の中ではどちらが要注意だと思っていますか。
竹下「まあ問答無用で佐々木選手ですね(苦笑)。佐々木さんでも僕は負ける気しないですけど、まあほぼ僕が勝つ可能性が高いと思います。80%ぐらい。大家さんに関してはもう150%ぐらいで僕が勝つんで。負ける要素がなさ過ぎる。でも、そういう選手と闘うことによって得るものって、僕はあると思っているので。そこを大家さんから吸収しつつ、佐々木さんといい試合をしたいと思います。」【遠藤の話】
ーーものすごい試合でしたが、惜しくも敗れてしまいました。
遠藤「見ただろ? アイツつえーんだよ。バケモノだよ、バケモノ! もう団体の中では止められる人間……佐々木大輔様しかいないんじゃないか。挑戦表明してたんでしょ? 俺に出来ないことでもあの人は実現させるから。あー、キツイ……。とにかくしんどい。ああ……情けないなぁ! あんなデッカイこと言って、この結果。本当に今日の試合は、俺の弱いところが全部出た。そんな試合だった。もうリングに上がったら、信じられるものが自分しかいないから。本当に俺の心が弱かった、それだけ。以上。」【佐々木の話】
佐々木「おいお前、俺が負けて坊主になると思ってただろ?」ーーそんなことはないですよ。
佐々木「俺もな、坊主になって、タクシードライバーになって、女の子ナンパして、ポルノ映画を観に行こうと思ってたんだよ。でもよ、俺は負けなかった。やっぱりよ、俺って強いだろ?」ーーそうですね。
佐々木「そうだろ? よし!」ーー改めて彰人選手はいかがでしたか。
佐々木「うーん……たぶんやっぱね、心のどこからで彼は坊主になってもいいと思ってたんじゃないかと。横を刈ってるし。俺、横を刈ってないから! その違いが出たのかなと。」ーーメイン終了後、DDTの全権を握ったディーノ選手から、EXTREME級王者としてKO-D無差別級王座を防衛した竹下選手、インディペンデントジュニア王者の大家選手の三人でタイトルマッチを行うことは決定事項だと言われましたが。
佐々木「まあ男色ディーノの言うこと……あいつは権力を持ったかもしれないけど、その権力を俺が奪い取ってもいい。ただ竹下! あいつだけは許さない。テツヤの仇。あともう一人、素人・大家健、あいつには興味ないよ。」【大家の話】
大家「オイ! オラ、オイ! ベルト、今年一本獲ったと思ったら、また一本チャンスが巡ってきたぞオイ! 何だオイ! 佐々木大輔、30歳ぐらいだろテメー! 10歳も年下のクセに素人呼ばわりするんじゃねぇよ! 俺はお前、何年目だと思ってんだオイ! 多少失踪したり、ケガしたりして、欠場したりしてるけどオイ! プロレス界に入ってからだったら17年くらい経っ……いや、オイ! リングで受け身取り始めてからは20年以上経ってんだよ。素人だ? ふざけんじゃねぇ! 玄人だ! 玄人中の玄人だよお前! 玄人中の玄人が(テーブルを叩きながら)プロレスをメジャースポーツにするって言ってんだろうが! だから! だから! だから! いまプロレス界に現存するベルト、俺が全部総獲りだ、総獲り! 総獲りしてやってよ、男色ディーノが決めたとか何とだとか、そんなことはまったう関係ない! チャンスがあれば獲りに行くぜ! 誰が相手だって俺は獲りにいくぞ! オイ! 9月24日はみんな俺が負けると思ってんだろ、お前ら! みんな負けると思って! オイ! お前は負けると思ってんだろ?」ーー24日はともかく(9月)21日にも防衛戦がありますよね?
大家「ああ、あるな。あるな。……21日、俺が負けると思ってんのかオイ! そうじゃねぇだろ。だったらいいじゃねぇか別に! このベルト……21日に確かに懸けたけど、防衛戦は関係ねぇだろお前! なあ? 9月24日! DDT後楽園ホール大会で俺は! ベルトをもう一本獲ってやるよお前! なあ? お前ら見ておけよ! そしてな、プロレスのレベルが(つま先辺りまで手を下げて)これくらいから(手の位置を上げていって)ドンドンドンと……メジャースポーツになります。野球? プロ野球? ふざけんな! アメリカンフットボール、ふざけるな! オリンピックな! プロレスはな、オリンピックを今年中に越えます! 俺が越えさせてみせますぅ! 以上!(テーブルを叩く)」【男色ディーノプロデューサーの展望】
ディーノ「どーもー。あ、すみません。初めましての方もいらっしゃるかもしれませんね。わたくし、DDTの新プロデューサーに就任しました男色ディーノと言います。どうぞよろしくー。何かありますか? 質問には答えますよ。」ーー試合後、「見ていれば分かる」と言ってましたが、プロデューサーとして早速決めたことがチャンピオン同士の三つ巴の争いだったと。このタイトルマッチは三本のベルトが懸けられるのか、それとも……。
ディーノ「うーん、まあ私も思いつきで言っちゃった部分があって。まあ決定まではこぎ着けたので、ここからどうしようかなーって思っていて。どうしようかなー、何が面白いかなぁ。ただね大家さんが勝ったら面白いかなと思う私もいるから。大家さんが2回勝つことはたぶんないと思う。だからそこら辺はちょっと条件を考えて、明日また会見で決まったことはまた発表しようと思うんだけど、まあ今晩、私は枕元ですごく夢想して。いろいろ。何が一番起こり得ないことが起こるんだろうなと考えて、その結果を明日発表させていただきますよ。」ーータッグタイトルのほうでも、ご自身と高木選手のタッグで……。
ディーノ「これはごめんなさい。私のちょっと私情が入っちゃった部分もあるんだけど、権力を持ったら真っ先に自分のために使おうって決めていたから、そういう意味ではガッツリと自分のために使うことになりました。何年越しかで丸ちゃんの男を感じさせていただこうかなと思いまして。ただやるのもアレだなぁと思ってね。DDTを本当にお腹いっぱい味わっていただこうかと思って、路上プロレスという場を用意致しました。DDTならではのフルコースでございます! どうでしょうか?」ーー竹下選手から「いまDDTの中で自分に勝てる相手はいないと思うので、プロデューサーになったディーノ選手に攻める方向で使ってほしい」というようなことを言ってましたが。
ディーノ「うーん、舐めてるねぇ! 私に言わせりゃまだまだ舐めているね。はぁー、強いだけで勝てちゃうと思っちゃうだねぇ。そっか、そっか。まあまあまあ、いいですよ彼のその若さもね、人間のひとつの通過点ですから。彼はここからプロレスの奥深さを…本人分かってるつもりでいるかもしれない。いろんなプロレスを見ているかもしれない。でも味わうことは違うよっていうことを、大人として教えてあげなきゃなぁと思っておりますよぉ。ちょっとね、ハッキリ言うと舐めてますね! まだプロレスを。」ーー鶴見亜門GMが「まだGMを辞めない」と言ってましたが。
ディーノ「え? ちょっとごめんなさい。誰のことですか?」ーー鶴見亜門…元? GM?
ディーノ「ああ、何か聞いたことあるな。あれ? ちょっとごめんなさい。確かに昔、そういう人がいたかなとは思うんだけど、ちょっと記憶にないです。ごめんなさい。」DDT年に1度の両国大会、第6試合では高木が勝利すればディーノが結婚、ディーノがDDT全権委譲されるディーノの運命やDDTの命運を決まる試合は、時間差で互いに持ち合った公認凶器が使用されるルールで行われ、まずDDTには珍しい有刺鉄線バットが持ち込まれ、高木が一撃を狙うが、奪ったディーノが逆に一撃、次に有刺鉄線電気マッサージ機が持ち込まれ、ディーノが有刺鉄線電マ機を高木の尻に突っ込み、ケツ掘りと先手を奪う。
劣勢の高木だったが、次に持ち込まれたのは拡大コピーで張り出されていた婚姻届ボード、高木はイスをセットして婚姻届ボードを置くと、その上にボディースラムで投げ、ダウンしているディーノ脳でを掴んで婚姻届にサインさせるが、ディーノの負けじと高木愛用の高級時計を公認凶器として持ち込まれ、イスの上に高級時計を置いて有刺鉄線バットでの殴打と高木に精神的ダメージを与える。
次に登場したのはケンドー・カシンと百田光雄&力親子、3人は朝6時半から国技館前での早朝プロレスを訴えていたが、国技館側に怒られてしまい却下されていた。3人が試合に加わるとカシンがフェアリー日本橋から奪った魔法のステッキで高木を飛ばし、力のセイバーチョップも高木に命中させるなど試合を大混乱に陥れる。
次に登場した公認凶器は楽しんごを中心としたオネエ軍団が登場するが、カシンに迫ったためカシンは困惑、カシンは木曽レフェリーを生贄に差し出し、木曽レフェリーはオネエ軍団の餌食にされると、この時点でカシンvs百田親子は無効試合とされ、カシンは8・27全日本プロレス両国での決着戦を訴えて3人は退場する。
次に登場したのは高木の公認凶器のマッチョ29も、オネエ軍団の餌食にされて逃げてしまい、まったく役に立たず、この間にディーノが地獄門を狙いにコーナーも高木がカンチョー攻撃で阻止するが、ここで公認凶器として映像が流れ、高木がロフトワンでのトークショーでテキーラを飲んで酔ってしまい、全裸になった姿が晒されると高木は精神的にダメージを負い、ディーノはあてがいを炸裂させ、ホモイェから男色ドライバーで突き刺す。
そこで次の公認凶器として登場するのはディーノの母である八重子さん、まさかの母の登場にうろたえるディーノに八重子さんはリップロップで捕らえ、これを逃さなかった高木が丸め込み、クローズラインからシットダウンひまわりボムと畳み掛けると、今度は公認凶器として高木夫人である加代子夫人が戦闘モードで登場、まさかの夫人登場にうろたえる高木にビンタを放った加代子夫人はムーンサルトプレスを投下すると、最後はディーノがゴッチ式男色ドライバーで3カウントを奪い、ディーノが勝利を収めた。
試合後に高木が経営、ディーノが現場責任者という新体制が発表されたが、ディーノが「現在のDDTはストロングポイントを消した流れになっているんじゃないのかと、もうちょっと自由にバカバカしいことをやっていん、それでこそヨソから怒られることをやってもいいんじゃないかって思ったりしているのよね」と週刊プロレスで発言してきたが、確かに共感する部分がある。現在のテレビが視聴者の見る眼が厳しくなったことで、自由に出来なくなり面白さが半減、またプロレス界もそういった声に対してぼんやりとした不安を抱えている。「DDTは漫画雑誌であれ」とディーノが発言したとおり、漫画雑誌もギャグあり恋愛ありシリアスがありといろんなジャンルがあって当たり前で、最近のDDTは笑いの要素も薄れつつあることも事実だった。
自分的にはDDTはシリアスさもいいけど、もっとやんちゃをしてもいいと思うし、それを一切消し去ってしまってはDDTらしさも消えてしまうのではという危機感、高木も社長として現実と向き合いながら考えていたはず、そこで長年DDTに在籍しているディーノに現場責任者としてDDTを託された、ディーノ革命によってDDTの流れはどう変わって行くのか、現在のDDTに求められるのはチャレンジするという攻めなだけにじっくり見定めたいと思う。なお鶴見亜門GMはディーノと二人三脚でDDTを支えていくとアピールしたが、高木社長によって強制解任され、今林広報に降格となった。
敗者髪切りマッチとして行われたDDT EXTREAM選手権は場外へエスケープしリングインした佐々木に、彰人が膝への低空ドロップキックを放って足攻めを狙うが、佐々木はコーナーへのフラップジャックから首攻めを展開、ノーDQルールを生かして彰人の首にイスをかざして鉄柱攻撃、リングに戻ってから首筋めがけてフライングラリアットと反撃するが、イスの上へのネックブリーカー狙いは逃れた彰人がイスの上へのニークラッシャーで反撃、ロープに固定してのクロス式ドラゴンスクリューから脚横須賀狙いは佐々木が逃れてドロップキック、佐々木がラダーをセットし昇るが、彰人がラダー越しでのドラゴンスクリュー、脚がラダーに引っかかると彰人がイスで殴打するなど足攻めで形成を逆転させる。
しかしあくまでノーDQルールを活用する佐々木は急所蹴りの連打からイスをフルスイング、場外に逃れた彰人に佐々木がトペスイシーダを炸裂させ、佐々木はポーリーに彰人をイスを座らせるとラダーをロープ越しにセット、ラダー上からダイビングエルボーアタックを発射するが、リングに戻ると佐々木はラダーの上に彰人を寝かせてダイビングエルボーを投下するが自爆すると、彰人はラダーをコーナーにセットし、コーナーのラダーめがけて筋肉大移動で佐々木は両膝を強打したところで彰人が足四の字で捕獲、、プッシュアップバーでの殴打で脱出した佐々木はNOW OR NEVERから彰人をラダーで挟んでダイビングエルボーWITHイスを投下、テーブルも投入して佐々木はラダー上からのダイビングエルボー狙いは彰人が起きてテーブルで殴打して阻止、彰人はテーブル貫通足横須賀を敢行、スコーピオンでスロックで捕獲で捕獲、ポーリーの介入も佐々木のイスが誤爆してしまう。
これで彰人の流れになるかと思われたが、彰人はイスの上への足横須賀を狙うと、佐々木がDDTで切り返してからギターショットで一撃してから、ミスティカ式クロスフェースWITHイスで彰人がギブアップで佐々木が防衛、敗れた彰人はバリカンでバラモンカットとされたがエンディングでは丸坊主となっていた。メインの竹下vs遠藤のKO-D無差別級選手権はヘッドロックで捕らえる遠藤に竹下がいきなり高角度でのバックドロップで投げ、場外に逃れた遠藤にノータッチトペを炸裂させてから、エプロン角めがけてのブレーンバスターで投げ、遠藤の腰に大ダメージを与える。
腰攻めで竹下が先手を奪ったが、遠藤はハンドスプリングキックでエプロンの竹下を場外へ落とし、場外マットを剥がしてのボディースラムを敢行してから、リングに戻すと串刺しを狙う遠藤を両足で竹下がコーナーに座って迎撃を狙うが、遠藤は足をキャッチして引っ張り落とし、竹下はコーナーに首を直撃させると、これを逃さなかった遠藤が首攻めを展開、竹下はエルボーを狙うが首の痛みで放つことが出来ずも、遠藤は突進は竹下がスロイダーで投げる。
ロープワークの攻防で竹下が場外へ落ちると、遠藤はトペを狙うがリングに素早く戻った竹下がミサイルキック、ハンドスプリングもバッククラッカーで迎撃、竹下は串刺し逆水平も遠藤がドロップキックで迎撃し場外の竹下にプエロ・デ・アギラを発射、竹下は首を押さえてうずくまる。
リングに竹下を戻すと遠藤は串刺しエルボーからブレーンバスター、その場飛びシューティングスターと攻勢をかけ、エルボー合戦と竹下がフランケンシュタイナー、ブルーサンダー狙いを河津落としで切り返した遠藤は変形ストラングルホールドで捕獲、トーチャラックボム狙いは竹下が堪えてブルーサンダー狙いは遠藤が膝で阻止、だが竹下が強引にブルーサンダーを決め、パワーボム狙いは遠藤がリバースする。
竹下とジャーマンで投げるが、遠藤が着地してのジャーマンも竹下が着地してニーを炸裂させ、両者ダウン、起き上がった竹下はハイアングルでの投げ放しパワーボム、ドラゴンスープレックスから突進は遠藤がテツヤ・イン・ザ・スカイで迎撃し、遠藤がコーナーも竹下はトップロープからの雪崩式ブレーンバスター投げ、串刺しを狙う竹下を迎撃した遠藤はコーナーも、竹下がキャッチしてケニー・オメガの人でなしドライバーで突き刺し、ジャーマン狙いは遠藤が抵抗し、竹下は遠藤をヒップトスで花道へ出すと、花道でのツームストーンパイルドライバーを狙うが、切り返した遠藤が逆に突き刺し竹下に大ダメージを与える。
リングに戻った遠藤はスワンダイブ式のフォアアームから垂直落下式ブレーンバスター、シューティングスタープレスで勝負に出るが、竹下は顔面への剣山で迎撃し、竹下は串刺しビックブーツから投げ放しジャーマンもユルゲンラリアット狙いは遠藤のラリアットが先に命中、遠藤がテツヤ・イン・ザ・スカイ with Diamondsからシューティングスタープレスを投下するが、竹下はカウント2でキックアウトする。
遠藤はスカイツイスタープレスを狙いにコーナーへ向かうが、竹下がすがりついて離さず、遠藤は中指立てる竹下にトーチャーラックボム狙いは竹下がスリーパーで捕獲、竹下がエルボーから突進も遠藤がハンドスプリングレッグラリアットからトーチャーラックボムで叩きつけ、再度スカイツイスタープレスを狙いにコーナー昇るが、竹下が雪崩式ジャーマンで投げユルゲンラリアット、ビックブーツの連打からジャーマン、クロスアームジャーマンスープレックスで竹下が3カウントを奪い王座を防衛となった。
4月29日の対戦では引き分けで遠藤があと一歩まで迫りながらも竹下には勝てなかったが、今回の試合では遠藤が何歩先に進んでも、竹下がその十歩も先に進めてしまったということを示した試合。最後のフィニッシュはクロスアームだったが、竹下にはまだまだ開いてない引き出しがあり、遠藤はその引き出しを開ききることは出来なかった。遠藤にしてみれば追いついたと思っていたが、いつの間にか竹下に突き放されていたという現実を突きつけられる結果となった。エンドロールには佐々木やポーリーのDAMATIONのメンバーは登場しても遠藤は姿を見せず、遠藤にしてみれば大舞台で竹下に煮え湯を飲まされたという悔しさが残ったのではないだろうか・・・試合終了後にはディーノプロデューサーの指名で9月26日の後楽園では竹下のKO-D、佐々木のEXTREAM、そして第2試合で10人タッグ王座を奪取した大家の保持するインディベンデントワールドジュニア王座をかけられた3WAY戦を開催することを発表、一発勝負に強い大家だけでなく、インサイドワークに長ける佐々木も相手にする竹下に新たなる試練が降される。
セミのタッグ選手権は序盤こそ挑戦者組が連係を見せるが、王者組はHARASHIMAを捕らえ挑戦者組を分断、交代を受けた丸藤も樋口相手に鞭のようにしなる逆水平を放っていくが、樋口の逆水平に打ち返されてしまい、王者組は丸藤を捕らえるも、丸藤は見えない角度からのトラースキックを入江に放つと、交代を受けたHARASHIMAが入江にスワンダイブ式ボディープレスで続きミドルキック、ファルコンアロー、ハイキックからリバースフランケンと攻勢に出るが、蒼魔刀狙いはかわされたところで樋口が後頭部ラリアットを喰らってしまう。
勝負に出た王者組はHARASHIMAに合体チョークスラムを決め、樋口がぶちかましから入江がキャノンボールも、突進はHARASHIMAが延髄斬りからその場飛び蒼魔刀で迎撃すると、丸藤が入り樋口に虎王が炸裂し、入江のエルボーでダウンするHARASHIMAを丸藤がHARASHIMAを踏み台にしての虎王を炸裂させると、最後は丸藤の不知火からHARASHIMAが蒼魔刀で3カウント王座奪取。
試合後にはディーノと高木のDDT重鎮コンビが挑戦に名乗りを挙げると、場所日時は9月20日「工場プロレス in 宮地鉄工所」、試合形式も路上プロレスとされ、丸藤は内田会長に了解を求めると、内田会長も大乗り気となって決定となった。
相手が重鎮コンビで試合形式も工場での路上プロレス、丸藤にとっても未知の領域だけに自分らも興味がそそってしまう。最後にDDTは1月から初めてシングル総当りリーグ戦の開催も決定、ディーノの言葉通り攻めの姿勢を見せる、ディーノ現場責任者体制となったDDTはどう変わるのか、楽しみである。
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両国直前!竹下が石井、そして吉村を降し連続防衛!HARASHIMA&丸藤の天才タッグが実現!
7月23日 DDT「ウチコミ!presents Road to Ryogoku 2017」後楽園ホール 1253人 満員
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇アンダーマッチ◇
▼15分1本
○岩崎孝樹(4分3秒 片エビ固め)×下村大樹
※垂直落下式ブレーンバスター◇第1試合◇
▼ヒラタコレクションA.T.&ゴージャス松野国外追放マッチ/5分1本
○男色ディーノ アントーニオ本多 大家健(4分43秒 首固め)高木三四郎 大鷲透 ×ヒラタコレクションA.T.◇第2試合◇
▼30分1本
○高梨将弘 赤井沙希(6分35秒 どぶろく)×大石真翔 世志琥◇第3試合◇
▼30分1本
○遠藤哲哉(2分34秒 片エビ固め)×勝俣瞬馬
※テツヤ・イン・ザ・スカイ◇第4試合◇
▼Road to Ryogoku 4WAYタッグマッチ/30分1本
○HARASHIMA 高尾蒼馬(7分53秒 エビ固め)マイク・ベイリー ×MAO
※蒼魔刀
☆あと2チームはKUDO&坂口征夫 彰人&ディエゴ◇第5試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[第61代王者組]入江茂弘 ○樋口和貞(11分32秒 体固め)[挑戦者組]石川修司 ×マッド・ポーリー
※轟天
☆入江&樋口が3度目の防衛に成功(試合終了後、亜門GMが次のタイトルマッチは両国大会で予定していて、ある選手から新たなパートナーと組んで挑戦したいという要望があったと言ってからHARASHIMAを呼び込む。
HARASHIMA「僕がDDTがより盛り上がるように組む人は、この人です!(『HYSTERIC』がヒットしてプロレスリングNOAHの丸藤正道が登場。)一度だけ対戦したことがあって組んだことはないんだけど、組めば面白いことが出来るなんじゃないかっていうワクワクで、ワクワクが溢れちゃってます」丸藤「このリングに上がるからには、俺はゲスト参戦で終わるつもりはないんで。せっかく指名されたんで、俺も本気でそのベルトを獲りにいきたいと思います」
入江「やりましょう。僕はあなたたちをリスペクトしています。リスペクトを持って両国で叩き潰します」
、樋口「気に食わねぇな。HARASHIMA、あんたのその笑顔も、そして丸藤正道、DDTのリングに土足で上がったの気に食わねぇな。8月20日、あんたら覚悟しておけよ」
【試合後の入江&樋口】
――まず対戦したDAMNATIONはいかがでしたか。
入江「やっぱりなかなか当たることのなり、あの大きさ。僕が一番小さいって中でも、僕はどんなに大きい相手にやられても負けないから。僕はタチムカウ、ずっとその気持ちでプロレスを続けてきて、いま(眉間の傷を指差しながら)こんな状態だけど、何てことはないです。プロレスラーだから! これからも俺たちはずっと…両国が終わっても俺たちはこのベルトをずっと持っているんで。なあ樋口。」樋口「はい。確かにメチャメチャ…大阪でも石川さんとシングルやったし、ポーリーとも当たっているんですけど強かったっす。ただ入江さんとのタッグだったら負ける気がしません。これからもよろしくお願いします。」
入江「よろしく!(樋口と握手)」
――試合後、HARASHIMA選手が新たなパートナーとして連れてきたのがNOAHの丸藤選手だったわけですが、改めてこの二人の挑戦を受けることになりましたが、このタッグの印象は?
入江「僕たちは今回は別として、ずっとBOYZと試合をしてきたんですよ。BOYZと言われるイケメン集団と試合をしてきて、今回はBOYZの代表のHARASHIMA、そしてNOAHを代表する…もしかしたら全プロレス界を代表するであろうBOYZ丸藤! 野郎ZvsBOYZの対抗戦、この試合は絶対に負けられないと僕は思っているから、野郎Zの力で…僕と樋口だけじゃなくて、野郎Zのメンバー、大鷲さんもいる、高木さんもいる、みんないる! その野郎Z全員の力で倒します。」樋口「本多さんも。まあその気持ちはありますけど、ただね、おいしいですね! おいしいの来たなと思って。両国でね、あんなデッカイところであの二人と闘って。まあ気に食わないんで、自分も。あの(HARASHIMAの)笑顔と、今日リングに土足で上がった丸藤正道! 気に食わないんで。もう覚悟しておいてもらいますよ!」
【HARASHIMA、丸藤の話】
――横浜大会で「DDTが盛り上がるためにも、自分のためにも考えていることがある」と言ってましたが、それが丸藤選手とのタッグだったんですね。
HARASHIMA「そうですね。このことです!」――何をキッカケに丸藤選手とタッグを組もうと考えたんですか。
HARASHIMA「一度しか対戦したことがなくて、リングで触れたことはほぼなかったんですけど、常にいろんな面白い試合を作り上げていたのは知っていて。今回、両国に参戦は決まっていたけど対戦カードが決まっていなかったんで、早い段階で動けば組めるんじゃないかと思って。あのときに思って、そこで動いてギリギリ間に合った感じですね。組みたかった人もどんどん埋まっていたし、いいタイミングでいけて、いますごいワクワクしていますね。」――丸藤選手としてHARASHIMA選手からのラブコールを受けた感じですが、この話を聞いた際はどう思われましたか。
丸藤「さっきも言ったように、単なるゲスト参戦で終わらせるつもりもなかったので、HARASHIMA選手から声がかかったときは非常においしいなと思いましたし。いまDDTさんにはいい選手がたくさん揃っていますし、今日のチャンピオンもデカイですしね。デカくて動ける、そういうレスラーと試合をしてみたいなっていう気持ち。本当にHARASHIMA選手と同じワクワクしてます。」――いきなりKO-Dタッグ王座に挑戦ですが、HARASHIMA選手とのタッグで不安な部分はありますか。また、王者チームの入江&樋口の印象は。
丸藤」HARASHIMA選手に関して、俺はまったく不安はないですね。なぜなら二人ともワクワクしてるから。」HARASHIMA「はい。」
丸藤「相手に関しては先ほどちょっと試合を見させてもらいましたけど、やっぱり素晴らしい選手だと思うし。だけど彼らが味わったことがないようなプロレスを、俺は彼らに味わせた上で勝ちたい。」
――HARASHIMA選手から見て、3度目の防衛に成功した入江&樋口組はいかがですか。
HARASHIMA「やっぱあれだけの体格で動けて、パワーもあって強い。本当に強いタッグチームだと思います。」――それでも丸藤選手とのタッグなら一発で獲れる自信はある?
HARASHIMA「そうですね。やっぱりね丸藤さんは体格は僕とあまり変わらないですけど、ヘビー級の選手とはもうすごいじゃないですか。」丸藤「そうですか(苦笑)。」
HARASHIMA「はい(笑)。(ヘビー級と)対戦して。だからまったく心配ないですね!」
◇第6試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合~ラダーマッチ/60分1本
[第39代王者]○佐々木大輔(16分8秒 ベルト奪取)[挑戦者]×ジョーイ・ライアン
☆佐々木が4度目の防衛(試合終了後、佐々木が王座防衛すると、遠藤がローラの写真を渡す。ベルトと共にローラも自分のものだとばかりに掲げた佐々木だが、亜門GMが次のタイトルマッチは両国を予定していると告げると)
佐々木「次の防衛はアメリカ! キャンディスと防衛戦だ!」亜門GM「キャンディスのことは忘れなさいよ! 未練がましいよ!」」
(そこに彰人が現れて、ずっと挑戦表明しているのにタイトルマッチが組まれないことをアピール。するとGMは今回は前回引き分けたライアンが再戦を要求したので仕方がなかったが、KING OF DDTトーナメント1回戦で佐々木に勝っているため資格・実績は十分だと告げる。)
佐々木「1回勝ったくらいで挑戦者ヅラしてんじゃねぇよ! テメーが抱いてきた女とは俺は違ぇんだ!「トーナメントで負けました、シングル挑戦して負けました、タッグ挑戦して負けました、スマスカ辞めました、名古屋辞めました……都合のいい野郎だな!」と
亜門GM「チャンピンがOKしてくれましたので(、勝手に両者のタイトルマッチを決定しようとすると、蹴りを入れた)」
佐々木「彰人、てめーやれんのか? 覚悟はあるのか? あるならこの髪の毛賭けるか、オイ」
彰人「やってやるよ!」
佐々木「え、やるの? やるの? ちょっと待て待て(と動揺する中、GMは両国でのEXTREME級選手権はカベジェラ・コントラ・カベジェラルールでおこなうことを決定。)」
彰人「挑戦するっていうからには覚悟がいるんだ。そんな覚悟とっくに決めてきてるよ。俺の髪の毛くらい賭けてやるよ! その代わり、この髪の毛賭けろよ(と佐々木の長髪をつかみながら挑発する)佐々木大輔、そのEXTREMEのベルトは俺のものだ。さっさと返せ!」
【佐々木の話】
――ラダーマッチでジョーイ選手から見事防衛しました。
佐々木「ラダーはね……痛い。ジョーイのチ●コはね……硬い。以上。」――試合後、KING OF DDTトーナメントで負けている彰人選手に挑戦表明され、話の流れで髪の毛を賭けることになりましたが。
佐々木「俺は認めないよ! そんなこと。あんな奴、認めないよ!」――髪の毛を賭けると言ったのは佐々木選手ですが。
佐々木「言ってみただけだよ! 言っただけだよ。1回言っただけだよ。」――GMは正式決定と言ってましたが。
佐々木「認めないよ。俺はアメリカでキャンディスと防衛戦をするって決めているんで。」――では仮に彰人選手と髪の毛を賭けてやることになったらどうします?
佐々木「やることになったら? それは大変だ。そんなことして負けたらどうしてくれるんだ。」――髪の毛を切ることになると思います。
佐々木「嫌だね。やらないよ。俺が負けたらポーリーが切るよ。」――ポーリー選手は元から坊主……。
佐々木「坊主じゃないだろ、あれは。ポーリーは髪の毛なんかないよ。」――佐々木選手にとって髪の毛はそれだけ大事なんですね。
佐々木「そんなこともないんですけどね(笑)。」【彰人の話】
――ようやく佐々木選手への挑戦が決まりました。
彰人「そうですね。何かこういう言い方はアレですけど、滑り込んでタイトルマッチを両国でできますね。まあ、ああやって両国のリングに立とうと思った段階で、もう覚悟はできていたし、佐々木さんに何を言われようが全部受けてやろうと思ってて。まあ佐々木さんが「お前、髪の毛賭けられるのか?」って。全然、こんなの坊主になったっていいんですよ。髪の毛なんてどうせすぐ生えるんだから、覚悟はいくらでも出来てますよ。ただ僕と佐々木さんにとって、髪の毛って結構アイデンティティ的なところがあって。やっぱりDDTっていろんな選手が有象無象いて、初めて観に来たお客さんが何で覚えてくれるかって、見た目だったりするわけですよ。僕とかは割とコスチュームが変わっていたりだとか、髪型がこれだから「ああ、あの髪の毛が長い人」って覚えてくれるんですよね、割と。それって結構レスラーにとって大事なことで、僕はもうずっとこの髪型を6年ぐらいやってきて、佐々木さんも同じようなあの髪型でずっといて、彰人といえばこの髪型、佐々木といえばあの髪型ってあるんですよ。それを賭けるっていうのは、結構な勇気がいることだし、すごい覚悟がいることなんですけど。でも両国でタイトルマッチするっていうのは、ものすごく苦労がいることじゃないですか。だからいくらでも「髪の毛賭けてやるよ」って言いました。ただEXTREMEのルールがカベジェラになったというよりは、カベジェラはひとつのアクセントとして。別にルールは1個じゃなくてもいいんですよ。佐々木さんはそれだけじゃないと思って、いろんなルールを出してくれると思っているし、もし彼が出さないのであれば、僕が「プラスこのルールでやろうよ」と言いますし。両国までまだ時間もありますし、ちょっと考えていきたいなと思います。」【ライアンの話】「いや激しい試合だった。体も痛いし、ブン殴られてボロボロになった。でもすべてを賭けて闘ったから、俺はこの試合に誇りを持っているよ。ベルトは獲れなかったけど、私のチ●コを破壊することは不可能だってことは、十分証明できただろう。」
◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第61代王者]○竹下幸之介(17分51秒 体固め)[挑戦者]×石井慧介
※サプライズローズ
☆竹下が5度目の防衛に成功(試合終了後
竹下「石井さん、僕は世代とか関係ないと思っているので、俺がDDTをトップで引っ張っていくんで、石井慧介、(途中からセコンドについた)入江茂弘、来れるもんなら来てみろ」(するとそこへ吉村直巳がやってきてラリアットで奇襲。)
亜門GM「今日は何を奪いに来たんだ!」
吉村「オマエの大事な大事なベルトを獲りに来た!」
(吉村がいつでもどこでも挑戦権の行使を宣言し、KO-D無差別級選手権試合がスタートした。)
◇緊急決定試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第61代王者]○竹下幸之介(11分0秒 片エビ固め)[挑戦者]×吉村直巳
※ラリアット
☆竹下が6度目の防衛に成功(試合終了後、竹下も吉村もなかなか立ち上がれない。それでも王者として先に立ち上がった竹下は吉村に声をかけるが、吉村は竹下を突っぱねてリングを降りた。)
亜門GM「これでいつでもどこでも挑戦権、5つすべて行使されたので、両国大会のメインのカードが決定しました」(と言ってから遠藤を呼び込む。両国大会のメインは竹下vs遠藤のKO-D無差別級選手権に決定。)
遠藤「またお前かよ。んー、個人的にはねぇ吉村に勝ってもらったほうが面白いかなと思ったんだけど、でもまあこうなるだろうとも思っていたよ。1年前のこと覚えているか? ちょうど俺がDAMNATIONに入った頃だ。いまはこんなナリして変わったと思うかもしれないけど、ひとつだけ変わんねぇことがあるんだよ。1年前、俺はお前にこう言ったんだよ。俺はそのベルトが欲しいってな! これだけは1年経っても変わらねえ、唯一のことだ」竹下「遠藤哲哉、俺もまたお前かって思ったけどな、次の両国で俺に負けたら、もう俺がベルト持っているあいだは挑戦しないでくれ! それぐらいの覚悟で両国来てほしいんやけど、どうかな?」
遠藤「答えづれぇな。……まあでもチャンピオンがそう言うなら、俺はそうに従うよ」
竹下「頭を打ったので、あとで遠藤のコメントを思い出すから、両国は60分(フルタイムドロー)の続きでいいから正々堂々やろうや」
(と言って握手を求める。遠藤が握手に応じず、竹下に唾を吐きかけると、竹下は表情こそ変えないが遠藤の髪の毛を掴んで、何とショートレンジラリアットを狙う。しかし、これをかわした遠藤はハンドスプリング・レッグラリアットを叩き込むと、さらにシューティングスタープレスを投下。)
遠藤「正々堂々だあ? ふざけんじゃねえぞ、この野郎! プロレスはなスポーツじゃねぇんだよ。闘いなんだよ! 1年前、お前が俺に言った言葉、覚えているか? その言葉、そっくりそのまま返してやるよ! 舐めんなよ」(と吐き捨てて引き上げていった。スクリーンではこの竹下vs遠藤をはじめとする、8・20両国大会の決定カードが発表された。)
【竹下の話】
――まずは石井選手との防衛戦はいかがだってでしょうか。
竹下「まあ試合のことはあまり覚えてないですけど……これで僕が今日1回勝ったからって、別に終わりじゃないし。ここで腐るような人じゃないと思うので。次、後楽園のメインなり、両国のメインなのか、どっかのメインなのか分からないですけど、次のシングルマッチを石井さんとやるときが楽しみです。」――試合前から竹下選手はあくまでも個人、石井選手は若手通信世代を代表して竹下・遠藤の両国メインを阻止すると言ってましたが、何かその世代の意地みたいなものは感じましたか。
竹下「僕は世代とかあまり関係ないと思っているので。時代ってそのときそのときであるものであって。別に僕は昭和が偉いとか、平成のプロレスが強いとか、別にそんなの何も思わないので。いまにはいまのプロレスがあって。2012年にデビューした僕らには僕らの試合があるし、若通世代って言うならその若手通信でしか見られなかった試合っていうのもあるだろうし。全然別物なので。ただ、いま竹下幸之介、石井慧介っていう世代とか関係なく、個の闘いになったときにどっちのほうがDDTを背負っていきたい気持ちが強いのか……たぶんお互いに両国のメインに立ちたちっていう気持ちは、僕も相当強いものがありますけど、もしかしたら五分だったかもしれない。でもDDTを引っ張っていきたいんだ、守っていきたいんだっていう気持ちは僕のほうが今日は勝ったかなと。」――試合後、世代的には竹下選手より下になる吉村選手が、いままで散々大事なものを奪うとかやってきましたが、ついにいつどこ権を行使してきたわけですが。
竹下「うーん……シングルはせっかくならちゃんとやりたかったですけどね。ただいつどこっていう特殊なルールがあるわけであって。その中でアイツが持っていて、僕にああやって“今日の吉村”でいちゃもんつけて、いつかそりゃ挑戦してくるっていうのは分かっていたことなので。まあビアガーデンっていう手もあったと思うんですけど、アイツが後楽園を選んだのなら、その度胸は買いたいですけどね。ただ僕、試合途中で相撲とりましたけど、相撲でも負けていなかったと思うので。まあリングが土俵上じゃないので(苦笑)。ロープを土俵際としてくれるなら、僕が押し出しで勝っていたんじゃないかと思いますけど。まあ、まだ相撲でもプロレスでも、僕が負けることはないっすね。もうちょっとかな。強かったですけどね。」――石井選手と吉村選手の挑戦を退けたことで、両国でのメインが遠藤選手と対戦に決まりました。改めてリング上で対峙してみていかがでした。
竹下「うーん……前にタイトルマッチやったときも、もうタイトルマッチ前から僕は「もうやりたくない」って言ってたんですけどね。今回に関してはトーナメントを通過してきているので、必然と言えば必然なんですけど。もうやりたくなですね。うん。本当にもうこれすら言いたくないくらいやりたくないんですけど。まあこれはしょうがない! 別にGMが決めたことでもないので。だからこの両国は60分(ドローだった)後楽園の続きなのか、もう1回リセットして新しい闘いなのか分からないですけど……まあ僕が負けることはないかな。例年だとトーナメントで優勝した人が、絶対両国のメインで勝ってますよね? でもそれはジンクスみたいなものなので。絶対はないし。その両国で絶対挑戦者が勝つっていうのは、単純にトーナメントの勢いそのままで勝つっていうのが多いと思うし、去年に関しては僕、それで石川さんに負けているで。でも僕も勢いでは負けてないかな。今日、石井さんにも吉村にも勝って、先週岸和田愚連隊とやって、僕が負けている要素はないかなと。だからどんな闘いになるか僕も楽しみです。」――先ほどリング上でレッグラリアットとシューティングスタープレスを食らって「舐めるな」と言われました。
竹下「全然舐めてないでしょ! どう考えてもいまの2試合で舐めてないでしょ僕。全然、言葉の意味が分からなかったですけど、体が動かなかったんで。まあでも、シューティングスターもらったら100%の僕でも終わりますね。体動かなくなったんで、純粋に技の威力っていうのが上がっているんだなって思ったし。ちょっと体重も増えた感じするし。何よりもお客さんの声援は遠藤寄りになっていると思うので、燃えますよね。まあプロレスは闘いだって言うんなら、まあどっちが強いかお前ら見たら分かるやろっていう感じなんで。」――そんなに遠藤選手とやりたくない理由は?
竹下「うーん……そんなにポンポンするもんじゃないかなっていう。10年に1回くらいでいいよなって。もしくはやったとしてもオリンピックくらい、4年に1回ぐらい。もっとやったとしても夏期・冬期で2年に1回くらい。じゃないと、1年に何回もやっていると、竹下vs遠藤の価値ってものが失われるような気がする。」――それだけ自分にとって特別な相手?
竹下「特別な相手ではありますよ! やっぱり2012年でデビューしているし、間違いなく2012年だけを見たら、僕の方が早くも上回ってますけど。それに追いついてきてますからね。追い抜かれたことはないですけど。まあ両国に関しては、すごい闘いになると思います。それが楽しみだし、ちょっと怖いかなっていう感じです。」【遠藤の話】
遠藤「さあ何でも聞いてくれ。」――今日の竹下選手の石井戦と吉村選手を見て、いかがでしたか。
遠藤「まあ、そうだな……ぶっちゃけ、石井さんも吉村もあの竹下には勝てないだろうなと思いましたね。だって単純にアイツ強いもん。DDTの中だけじゃなくて、プロレス界全体を見てもたぶん相当強い部類に入るんじゃないかなと。スタミナもあって、パワーもあって、スピードもあって。プロレスに必要なものを全部兼ね備えているよね。まあ終始、攻められるところは多かったけど、それでも余裕はあるように見えたかな。」――それだけ実力を認める竹下選手に挑戦することが決まったわけですが、当然勝つ自信はあるでしょうし、攻略法みたいなものはあるんですか。
遠藤「俺がDAMNATIONになって、アイツからスリー(カウント)取られたことは1回もないから。逆にアイツも俺に勝ったことないし。だからリング上でアイツが「俺が両国で勝ったら、俺がチャンピオンのあいだは挑戦してくるな」って言ったけど、逆に言いたいよね、それを。俺が勝ったら、もう俺がチャンピオンのあいだに挑戦してくるんじゃねえと。やっぱチャンピオンだからか、立場が上だって感じてるのかもしれないけど、戦績で言ったらDAMNATIONに入ったあとの俺の戦績のほうが上回っているし。実力だって、4月は60分やって結果はドローだけど、あの試合が仮に(時間)無制限だったら俺のほうが絶対勝ってた自信はあるし。今回の両国では完全に決着をつけます。俺がスリーを取りますよ。」【石井の話】
石井「まあ負けたのはショックですね。でもまあ……何て言うんでしょうね。負けたのはショックだけど、試合後なんか自分らの世代を挑発してきたんでね。別にまたやっていくんじゃないですか、今後も。とりあえず両国のメインはまた届かなかったですけどね。でもいつでもKO-Dまた挑戦出来るっていう自信も、コンディションも作ってあるので。またチャンスを早めに掴むだけです。今日たくさん声援もらえたのは嬉しかったし、自信にもなりましたね。」――改めて竹下幸之介という選手はいかがでしたか。
石井「やっぱすごいタフだなって思いましたね。だからこっちも……何でしょうね。まあ壊すつもりでいった部分もあるかもしれないし。でもまあ今日やってみて、弱点がないわけでもないと思ったので。すごい素晴らしいチャンピオンですけど……ショックはあるけどもまた竹下とやりたいですね、シングルを。またあると思っています。」――入江選手がセコンドについてましたが。
石井「ああ、姿見えました。やっぱあの世代の絆っていうのは嘘でも何でもなく、本当のものなので。セコンドに入江君の姿が見えて、あそこからさらにテンションが上がったっていう部分もあるので、入江君にも感謝しています。まあただ勝てなかったのは申し訳ないです。勝手に…勝手にですけど、この世代を背負って今回は闘ったので、申し訳ないです。」【吉村の話】
――今日、竹下vs石井戦が終わったあとにいつどこを使おうと考えていたんですか?
吉村「両国がアカンって言われたから、ビアガーデンよりも客が入る後楽園で。まあ前哨戦とかでも場外ダブルアームとかあって、今日の試合が竹下が一番弱るポイントやろうなとは、ちょっと思っていた。」――今まで散々大事なものを盗んだりしてきましたが、リング上で実際に対戦してみて竹下幸之介という選手はいかがでしたか。
吉村「俺は結局アイツに何も返せてないし、アイツから一番大事なベルトも奪えなかったけど、今日はもうとりあえずそれとして、俺は絶対またアイツの前に立つから。それだけは覚えておけ、お前。俺は絶対またお前の対角に立ったるからな。」――試合中、相撲勝負を挑まれた際、勝ったかなというようにも見えたんですが。
吉村「それはお前らの判断やろ。俺はもうとにかく今日は今日として、次の8月5日のDNAプロレス甲子園か何か知らんけど、樋口の抜けたいま現時点で一番は俺やねん。その一番の俺がただただ結果を出す場所として、DNAのプロレス甲子園、全員蹴散らして一番になって、また竹下の目の前に立ったるから。それだけ。」
8月20日に開催される両国大会まであと1ヶ月を切ったDDT、後楽園大会のメインは竹下の保持するKO-D無差別級王座に石井が挑戦、石井が足攻めで先手を狙うが、竹下がエルボーで一閃して石井がダウンとなると、場外に逃れた石井をイスに座らせてビックブーツを発射、リングに戻っても突進する石井をゼロ戦キックで迎撃するなど、余裕の試合運びを展開する。
しかし石井はドロップキックで反撃すると、エプロンに出た竹下をフロントハイで場外へ落とし、エプロンに何度も竹下を叩きつけてから客席へ叩きつけ、石井は客席の仕切りの上でのネックブリーカー、リングに戻ってから首投げからフェースロック、キックの連打から延髄斬り、フライングヘッドシザースからクルックヘッドシザースと首攻めで活路を見出す。
石井がエルボーの連打、竹下のユルゲンラリアットをかわして石井がラリアット、エプロンに竹下を連行してエプロンでジャーマンを敢行を敢行すると、勝負と見た石井はスタイナースクリュードライバーからタイガースープレックス、そして雪崩式タイガースープレックスを狙うが、竹下がコーナーからのラリアットで叩き落すも、ブルーサンダー狙いは石井がDDTで切り返す。
石井はスライディングキック、タマ・トンガの技であるヴェレノっからニールキック狙いは、竹下がユルゲンラリアットで迎撃し、石井がオーバーヘッドキックは竹下がかわしてビックブーツ、ジャーマンは石井が丸め込んでニーアッパー、ファイナルカット狙いは竹下が垂直落下式リバースDDTで切り返すと、二段式ジャーマン、ユルゲンラリアットからランニングニービックブーツ、サプライズローズで3カウント王座防衛する。
試合後に石井にエールを贈る竹下に対し、竹下のストーカー化していた吉村がラリアットで襲撃をかけ、自身が保持していた"いつでもどこでも挑戦権"を行使して試合へと突入。石井戦でのダメージが残る竹下に圧倒、竹下もフランケンシュタイナーで吉村を場外へ追いやってプランチャを発射するが、キャッチした吉村は叩きつけ、テーブル貫通パワーボムを敢行、竹下は後頭部をまともにテーブルに直撃させてしまう。
吉村がラリアット、ランセルセから連続ラリアット、パワースラムも、吉村のブレーンバスターに対し、竹下も同じ技で応戦、竹下が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す、これで流れを変えた竹下はマッチアップ、相撲のぶつかり合いを展開、吉村はローリングラリアット、昇天からアナコンダバイスと繰り出すが、息が上がっているせいか極めることが出来ず、すぐさまパワーボムを狙うと、竹下はリバースからチョップ合戦、竹下が袈裟斬りからエルボー、ビックブーツ、パッケージジャーマンを阻止した吉村はラリアットも、かわした竹下がジャーマンからランニングニー、ラリアットの連打で3カウントを奪い王座を防衛した。
竹下vs石井に関してはチームドリフで次世代と言われながらも足踏みした石井が、追い越された竹下に対して面白くないものを充分にぶつけた、だが竹下の怪物ぶりが石井の執念を上回ってしまった。竹下vs吉村に関しては、吉村が竹下がダメージを負っているということで、開始から一気に勝負を狙ったが、時間が経過するとキャリアの浅さが露呈、終盤では息が上がるなどスタミナ切れが目立ち、竹下に蘇生させる隙を与えてしまったが、キャリアさえ積めば怪物になれる素質があることは充分に伝わった。
大会後には両国のメインで対戦する遠藤が現れ、エールをかわした後で竹下を襲撃、シューティングスタープレスでKOした。先輩や後輩だけでなく同期にも嫉妬の対象となった竹下が、却って竹下にとって原動力になっている。果たして竹下は今度こそ両国のメインで主役を張ることが出来るか?セミで行われたDDT EXTREME級選手権は、当初はライアンの保持するアイアンマンヘビーメタル級王座もかけられる予定だったが、15日の横浜ラジアントホール大会で東京女子プロレスの黒音まほに奪われてしまい、佐々木のEXTREMEのみかけられることになった。
試合は佐々木がライアンの股間潰しを展開するも、ライアンにはまったく通用せず、ラダーをぶつけ、有刺鉄線バットもタイツに突っ込み、トラッシュ缶も股間にセットしてフロムトゥフロムlコーナーも発射するが、ライアンには通用しない。
ライアンは股間から棘入りキャンディーを持ち出し佐々木の口に突っ込み、レゴブロックをばら撒くと、ポールスープレックスから天井にブラ下がっているベルトを奪いにくるも、佐々木がもう一つのラダーをセカンドロープにかけて踏み台にして追いかけ、ショルダースルーでライアンを落とすとベルトを獲得し佐々木は王座を防衛した。
試合後に佐々木はキャンディス・レラエを挑戦者に指名するが、亜門GMは却下すると、「KING OF DDT」1回戦で佐々木を破った彰人が挑戦に名乗りを挙げ、佐々木が敗者髪切りマッチことかベジェラ・コントラ・カベジェラルールを要求し決定となった。タッグ選手権は石川が入江の場外へのハングマンDDTで先制すると入江を捕らえ、交代した樋口も挑戦者組が合体攻撃で蹂躙するなど試合の主導権を握る。
しかし王者組が場外の石川に連続トペで排除すると、孤立したポーリーを捕らえ、最後は樋口がポーリーに轟天で3カウントを奪い王座を防衛、試合後にはHARASHIMAが挑戦に名乗りを挙げると、新パートナーとしてNOAHの丸藤が登場、丸藤も王座挑戦をアピールした。
丸藤はNOAHではマイバッハ谷口とのタッグでGHCタッグ王座を保持しているが、DDTではHARASHIMAとのコンビでNOAH、DDTをまたがってタッグ王座を奪取するつもりのようだ。最後に第1試合で行われたヒラコレ、松野の敗者国外追放マッチは、肝心の松野が現れず、ルールもヒラコレの要望でイタリア式エニウェアフォールマッチとされるも、本人には何も知らされておらず、試合時間5分が経過しても追放とされるルールとなってしまう。
試合も高木も大鷲もやる気がなくてワザとフォール負けになろうとし、アントンも5分タイムアップを狙って『パイレーツ・オブ・パビビアン』を喋るなど、明らかにヒラコレの国外追放を狙う。それでも懸命に抵抗したヒラコレだったが、高木や大鷲までもヒラコレに襲い掛かって四面楚歌となり、ディーノにパラダイスロックを狙ったところで丸め込まれて3カウントとなり国外追放が決定、ヒラコレはコーナーにしがみついて抵抗も若手に叩きつけられてしまい、胴上げされながらも国内追放となったが、7・30新宿大会で平田一喜の凱旋が発表された・・・大会前には黒潮"イケメン"二郎の参戦が決定し両国大会の全カードが出揃った、今年のDDTの夏はどんな夢を見せてくれるのか・・・・
後楽園大会応援ありがとうございました。これで6度の防衛。両国のメインに2年連続で王者として立てます。追われる側に立って、ギリギリの闘いが続いていますがなんとな踏ん張れています。タイトルマッチで感謝の気持ちは全て伝えますので、両国も応援よろしくお願いします。#ddtpro
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2017年7月23日いろいろありましたね後楽園大会。私の試合は2分半で決着。早い!
とりあえず両国きたらいいし。#ddtpro
— 遠藤哲哉 (@entetsu_ddt) 2017年7月23日KO-D届かなかった…。残念です。
ただ、お客さんの声援とセコンドの声が力になりました。ありがとうございます。
諦めず、邁進していきます。
— 石井 慧介 (@ddt_ishii) 2017年7月23日いつどこ獲ってから手は尽くした。でも負けた。
ただ終わったわけちゃうぞ。俺はあいつに借り返せてへんねん。
俺は絶対またあいつの前に立つ。
その前にまずプロレス甲子園。
今のDNAで一番強いんは、俺やって誰でもわかるやろ。
それを証明するだけや。#ddtpro #ddtdna
— 吉村 直巳 (@naotasu0421_dna) 2017年7月23日DDT後楽園大会ありがとうございました!お陰さまでKO-Dタッグ王座防衛成功!
石川修司&マッド・ポーリー組は強烈だったけども最後は気合の轟天で勝利。
どっちも重いし速いしデカイし凄かった…真っ向からの凌ぎあい燃えました。
ご声援ごっちゃんした!#ddtpro #ウチコミ pic.twitter.com/sAuik3kZRY
— 樋口和貞 (@kazusada50) 2017年7月23日8月20日、DDT両国大会ではHARASHIMA選手と組んでタッグのベルト狙います。
せっかくだ‥奪っちまおう。@HARASHIMA_DDT #noah_ghc #ddt #両国 #harashima #丸藤 pic.twitter.com/6UyFtuOl8P
— 丸藤 正道 (@noah_marufuji_) 2017年7月23日ワクワク☆ https://t.co/GIhR63fygt
— HARASHIMA (@HARASHIMA_DDT) 2017年7月23日それでは皆様短い間でしたが本当にありがとうございました。松野さんと共にいなくなります!またいつの日か会いましょう!グラッチェ!チャオ! byヒラコレ
— 平田 一喜 (@parakissk) 2017年7月23日さようならヒラコレさん。#ddtpro pic.twitter.com/hIuPvEZphI
— 大鷲透 (@owashi_toru) 2017年7月23日コラッ!老人虐待で訴えるぞ!
— ゴージャス松野 (@gojamatsu8888) 2017年7月23日松野さんすみません。力及ばずで。。。残念ですが国外追放前にどこかで壮行試合をやりますので、その際はよろしくお願いします(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) https://t.co/92Ha6unLvM
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年7月23日壮行試合?言い方変えれば単なる追放試合じゃないか!4ヶ月飼い殺しにして、その上国外追放か?貴方には『地獄の底まで着いていきますよ』!
— ゴージャス松野 (@gojamatsu8888) 2017年7月23日ん…?どうやら戻れるらしいぞ… …………!?本当に戻してくれるのかな!?とりあえずやったー❗ pic.twitter.com/r2pzpPmIXW
— 平田 一喜 (@parakissk) 2017年7月23日8.20両国大会でHARASHIMA、丸藤組が入江、樋口のKODタッグ王座への挑戦が電撃決定!まさかのドリームチーム結成に沸き立つ会場だったが私はチーム野郎Zの味方です(笑)。入江、樋口頑張れよ!#ddtpro#noah_ghc#野郎Z pic.twitter.com/gJJ3tVJObS
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年7月23日今日の後楽園も色々ありました。本当に色々あったけど最後の最後の遠藤がカッコよかったなぁ。
決して褒められる行為ではないけど、それでも。
この後はスワンダイブでお待ちしております!
先日あさみさんのお祝い出来なかった方も是非♪
— 井上マイク (@maikuinoue) 2017年7月23日#basara_pw pic.twitter.com/DWXjZv05YW
— 中野貴人@7.25赤坂 (@1206Xtaka) 2017年7月23日 -
HARASHIMAの非情な攻めに耐え、狂気が宿った!遠藤哲哉がKING OF DDTを制覇!
6月25日 DDT「BLACK OUT presents KING OF DDT 2017 FINAL ROUND」1333 満員
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇アンダーマッチ◇
▼15分1本
松永智充 ○岩崎孝樹(7分10秒 片エビ固め)ダニー・ドゥガン ×下村大樹
※垂直落下式ブレーンバスター◇オープニング◇
(告知の後、オープニングコールに竹下が呼び込まれる。DNAの告知を終え引きあげるはずの吉村がストーキング。竹下がマイクを取ろうとすると吉村が奪う。)
吉村「お前に恨みがあるって言って、これで9回目やぞ!(中略)もうさすがに俺には何もないよ。やさぐれて毎日毎日窃盗や。あるとき俺の前を筋肉ムキムキでいかにも大金の入ってそうなセカンドバッグを持った男が歩いてきた。俺はそのセカンドバッグを盗んで全速力で逃げた。もうちょっとで逃げ切れると思ったら交差点である男が見えたんや。オマエ、誰かわかるか? 咲くやこの花高校の竹下幸之介、オマエや! 怒りで我を忘れて止まってしまった。そうしたら後ろから追いかけてきた警察に捕まってもうた。俺の人生終わりや。その時、そのバッグは俺があげたもんや。離せと言ってくれたその男こそ、キングジム代表のゼウスさんやった! 俺はそこからゼウスさんについていってプロレスラーを目指して頑張った。それに対してオマエは俺の前からいろんなものを取っていった。俺はこの挑戦権を使ってオマエからベルトを取って、オマエの大事なものを一個一個取っていくからな。今日は手始めにオマエの大事なオープニングコールを奪ったるわ。オマエらいくぞー! DDT後楽園大会スタート!」竹下「ほんでいつ使うねん!」
◇第1試合◇
▼30分1本
○ロッキー川村 赤井沙希 アントーニオ本多with帯広さやか(7分0秒 体固め)大鷲透 ×ヒラタ・コレクションA.T 高尾蒼馬
※アッパーカット◇第2試合◇
▼「KING OF DDT 2017」準決勝/30分1本
○HARASHIMA(2分47秒 十字架固め)×入江茂弘◇第3試合◇
▼「KING OF DDT 2017」準決勝/30分1本
○遠藤哲哉(11分30秒 エビ固め)×彰人
※足四の字固めを丸め込む【彰人の話】
彰人「遠藤クンはやっぱり真面目でしたね。僕のこと研究してないと、あんなフィニッシュ思いつかない。勝利を掴みかけたと思ってしまったのがいけなかったのか。足4の字がしっかり極まりすぎたのがいけなかったのか。わかんないですけど、僕は遠藤哲哉の技を受けないで徹底的に封じ込めたつもりだったんですけど、少し隙があったみたいですね。まあ、落ち込んでばっかりもいられないんで、すぐにでもまた、貪欲にトップ戦線を狙っていこうと思ってます。」——足殺しの手ごたえがありすぎた?
彰人「4の字がかかった瞬間、勝ったって半分思ったんですよね。あんな返し方は僕の頭の中にはなかったので。プロレス頭であいつが上回ったのかなって。やっぱあいつはね、凄い後輩ですよ。DDTのエースになれるやつです。」——そこは遠藤選手の真面目さ?
彰人「真面目に勉強してないと、あんなこと思いつかないですよ。身体能力だけじゃできない。ただ彼はもっとリング上で、キャラクターを演じるんじゃなくて自分を出してほしいなって思います。」◇第4試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]KUDO 坂口征夫 ○高梨将弘(7分12秒 エビ固め)[第29代王者組]×大石真翔 勝俣瞬馬 MAO
※タカタニック
☆大石&勝俣&MAOが4度目の防衛に失敗、KUDO&坂口&高梨が第30代王者組となる。【KUDO、坂口、高梨の話】
高梨「何度目かわかんねえけどな、酒呑童子がまた6人タッグのベルト取ったぜ。DDT、新しいチームいろいろ出てくるけどな、俺たちは変わらねえからな。対戦相手が変われば、新しいDDTの闘いが見せていけるだろ。そしてな。ドリフとかスマスカと同じように、NωAとも何度もやってくことになるんじゃねえかなって、今日やってみて思ったよ。MAOとか勝俣とかよ、試合終わって坂口に突っかかるなんて、いい目してたよ。そしていよいよ両国だよ。ディック東郷、ヤス・ウラノ、アントーニオ本多? おい、ウラノについて兄貴言ってやれ。」KUDO「全然さ、やめた感じしないよね。縁があるんだろ。やるだけなんで、ぶっ殺します。」
高梨「まあ引退したわけじゃねえからな、そりゃやめた感じするわけねえよ。それよりもディック東郷だよ。久しぶりに当たるんじゃないか、坂口。」
坂口「前に後楽園で当たったきりだな。あいつはやめた人間、ウラノもやめた人間。なんでやめた人間がヒョコッと出てきてベルト挑戦できんだよ。俺は両国じゃゆっくりごんぎつねでも聞いて、ベルト守ってやるよ。」
高梨「両国のごんぎつね楽しみだな。それ聞いた上でベルト守るからよ。そしてどんな新しいチームが出てきてもな、今も昔もこれからも、DDTの6人タッグの中心にいるのは俺ら酒呑童子だ。以上!」
【大石、勝俣、MAOの話】
勝俣「大石クン、俺たち、もう終わっちゃったのかな?」大石「バカ野郎! まだ始まってもいねえよ。負けて負けて、負けてから這い上がるのがアイドルってもんですよ! 負けた俺が言うのもなんだけども。まだまだ俺たちには未来がある。ノアのタッグリーグもあるし、6人タッグのベルトだって。」
勝俣「終わったわけじゃない。」
大石「始まってもいねえよ! なあ、ふざけんじゃねえ。しかも今日は、俺たちのニューシングル『ωe are the HERO!!』の発売日だ。サイン会して、CD売って、会社に認めてもらって、また挑戦権を掴み取る。」
勝俣「今日はベルト落としたけど、俺たちはまだまだ、まだまだ先のゴール目指して。武道館、東京ドームもあるかもしれない。そして(MAOと)2人で、ノアのジュニアタッグリーグ優勝してやる。なあ!」
MAO「あ、優勝? はい。」
大石「聞いてなかったのかよ! なんか質問ありますか? ……ない! じゃあサイン会行ってきます!」
◇第5試合◇
▼プロレス版「本能寺の変」1vs3ハンディキャップマッチ/30分1本
○高木三四郎(7分50秒 エビ固め)男色ディーノ ×ササダンゴ・マシン 大家健
※シットダウンひまわりボム(試合終了後)
ディーノ「DDT20周年いろいろあったね。その最大のクーデターをやろうと思ってんの。両国しかないでしょうが! 私には思うところがある。受けて立つの?」高木「おもしれえこというな。ビッグマッチのシングルマッチはなるべく避けてきたけど、そこまで言うからには最大のものを見せる覚悟はあるんだろうな」
ディーノ「私がいればDDTは大丈夫と言っている。覚悟なんてとっくにできているわ」
高木「俺も20年間覚悟を持ち続けているんだ。だからDDTはここにあるんだ!」
ディーノ「私が全力でアンタを突き上げる。アンタは全力で抑えに来なさい」
【高木の話】
高木「今まで、両国でのシングルマッチは極力避けてきました。なぜなら、両国大会ともなるとね、選手だけじゃない、いろいろなものがのしかかってくるし。ある一時期からは、自分の中で若い連中を押し出してやりたいって気持ちが先に出ちゃって。プレイヤーとしてはよくないんでしょうけど、一歩引いちゃった形になってて。記憶してる限り、両国でのシングルは2009年のザ・グレート・サスケ戦、そして2012年の武道館の鈴木みのる戦かな。こないだの東京ドームはちょっと別の形ということで。最近、竹下とか遠藤、佐々木、彰人が頑張ってて、HARASHIMAも入江も頑張ってて、ヤス・ウラノが自分のやりたいことがあって退団して。そんな中でプレイヤーとしてもう一回、やってみたいなっていう気持ちが芽生えてきたのも事実。それ(気持ち)に火をつけられたかなっていうのは感じましたよ、ディーノに。あいつは今のDDTに思うところがあるって、何を思ってるのかはわからないけど。オレは若干、プレイヤーとして自分を殺してきて、そこにちょっと後悔してるのかなって。後悔するくらいなら、もうやらないほうがいいのかなと思ったりもしたけども。今日こうやってね、モヤモヤしてたものに、男色ディーノが火をつけてくれたのかなって思ってるんですよ。8月20日、両国大会、どんな試合になるかわからないけど、プレイヤーとして全力で闘いたいと思います。」——試合では1vs何人かもわからない状況になったが。
高木「昨今、あそこまで攻め込まれることはなかったし、最初は「なんでこいつらオレを目の敵にしてんのかな」って思ってたんですけど。闘ってる中で「昔こういうのあったよな」って。で、試合終わって、またいつもの感じに戻るんだろうなと思ってたところに男色ディーノが呼び止めてきたので。ここしかないと思ったのかもしれないし。スーパー・ササダンゴ・マシンも大家も、何を思ってるのか。でも申し訳ないけど、20年間、団体を引っ張ってきた覚悟っていうのはプレイヤーよりも大変だと思ってるので。オレにはそのプライド、覚悟があるから。簡単なことじゃ負けられないですよ。」【大家、ディーノ、ササダンゴの話】
大家「チクショー! 獲り損ねた、首を! なんなんだよ、あの理不尽な買い物! 「太らないおやつ買ってこい」とかさんざん言われて! もうたまりかねてたんだよ! オレの怒りがMAXになって! でも、獲り損ねた……!」ディーノ「歴史は変わらなかったな。オメエはガンプロで頑張れ、な。お前はもう一国一城の主だろうが! これでふさぎ込むのかオラ!」
大家「ふさぎ込むわけねえだろうが! やってやるよオレは、ガンバレ☆プロレスでプロレスをメジャースポーツにしてやるよ! 」
ディーノ「おう!」
大家「てめえはどうすんだよ!」
ディーノ「オメエが討ち取り損ねた高木三四郎! 両国国技館という、国の息がかかった建物で!」
大家「そうだよ! 国技やってるとこなんだぞ、お前! 」
ディーノ「そこで、プロレスをメジャースポーツにする大家健より大きい規模のところで! 高木三四郎を討ち取ってやるよ!」
大家「おう! ちょっと気に食わねえ言い方してるけど! 討ち取れよ! 頑張れよ! この帽子、テメエに託したからな! やってやれよ!」
ディーノ「まかしとけ! 結婚宣言したヤツに負けるかオラ! 高木三四郎オラ! 結婚して子供もできて、やめるようなヤツ! そんなヤツはこのリングに必要ねえ!」
ササダンゴ「フハハハ!」
大家「そうだよ! 結婚しても続けろよおい! ノコノコと戻ってくんじゃねえ! 」
ディーノ「そうだ! 失踪してんじゃねえぞ!」
大家「そうだ! 失踪したようなヤツはなあ、二度と戻ってくんじゃねえ! 一回脱落したら終わりだ! 終わりなんだよ!」
ディーノ「マスクかぶってすべて終わりってわけじゃあねえぞオラ! よく覚えとけオラ! 以上だ!」
ササダンゴ「あの~、やるって宣言して成功したクーデターはないですからね、まだこの世に…」
◇第6試合◇
▼30分1本
○石井慧介 カズ・ハヤシ(11分10秒 体固め)佐々木大輔 ×マッド・ポーリー
※ニールキック
☆ポーリーの持つ「いつでもどこでも挑戦権」が石井に移動【石井、カズの話】
石井「こうやってハヤシさんとタッグ組めて嬉しかったし、感慨深いものがありました。そして勝利で飾れて、モチベーションも上がってますし最高の気持ちです。ハヤシさんありがとうございます。」カズ「いやいや、何も力になれず。本当に石井くんの成長というか……ちゅうかさ、途中でファイナルカット使ったでしょ? なんかねぇ、違うんですよねぇ。気持ち的には嬉しいんですけど、どうせ使うなら究めてやってもらいたいなと。プロの技なんで、ここがこうしてこうなってっていうものを突き詰めて、自分の技にして。」
石井「ということは、ファイナルカットを教えていただいても?」
カズ「もちろん。道場に来て、一緒に練習しようよ。」
石井「ぜひよろしくお願いします!」
カズ「石井くんの技としてね。」
——石井選手はタイトル挑戦も決まりました。
石井「ずっとコンディションよかったですし、世界ジュニア巻いてたってプライドもありますし。今日、でかい相手に完璧に勝ててさらに自信が高まりましたね。こうやってチャンスがきたので、たまってるものを全部ぶつけて、ベルトを取りたいと思います。」——カズ選手から何かアドバイスは?
カズ「俺からはないですよ(笑)。でもね、ぶっちゃけて言うと、石井ちゃんが世界ジュニア取ったりして、上に行ってるのはわかるんだけど、今ひとつパッとしないんだよね(笑)。率直な意見だけど、パッとしない、行ききってない。今度の試合っていうのが、その行き切る場所なのかなと。」◇第7試合◇
▼30分1本
○マイク・ベイリー 樋口和貞(12分2秒 体固め)竹下幸之介 ×ディエゴ
※樋口のカナディアンバックブリーカー&アルティマウェポン(試合終了後)
ベイリー「タケチャーン、7月2日新宿村で俺が勝って、チャンピオンになる。そうしたらオマエは永久にチャレンジャーだ」竹下「私は簡単な日本語で…」
(ここで石井がリングイン)
亜門「いつでもどこでも挑戦権を今から使うつもりですか?」石井「今じゃない。これを獲って今が勝負のタイミングだと思っています。7月2日のあとのKO-D戦は?」
亜門「7月23日後楽園ホールです」
石井「そこでやります」
亜門「わかりました。そこでの行使を宣言するということですね」
石井「このどっちがきても負ける気がしない。そしてもうすぐキャリア10年に近づいてきて両国のメインに立たないと納得いかない。絶対に両国のメインに立ってみせる」(
亜門GMが条件付きながら正式に決定をアナウンスすると石井が竹下、ベイリーとにらみ合って下がる。)
竹下「今日のメインで両国のメインの一人が決まりますけど、その対角線に立つのは僕しかいない。ベイリーも石井さんもわからんけど吉村も全員ぶっ倒してチャンピオンで居続けます!」【ベイリー、アントンの話】
ベイリー「リング上で全部言ったよ。」——石井選手の挑戦表明については?
ベイリー「今は竹下との試合に集中したいね。彼はグレートチャンピオン、ベストチャンピオンだから。竹下のことだけを考えるよ。」——アントン選手は両国での6人タッグ王座挑戦が決まりました。
アントン「あ、私? ぶっちゃけた話、酒呑童子に比べて私たちは人気がないと予想されます。だがしかし。佐藤さん(ディック東郷)と私とヤス・ウラノが集まるとですね、いいバイブスが生まれると思うんですよね。そのレスリング・バイブスで向こうを上回れるんじゃないかなと。」——坂口選手がごんぎつねを楽しみにしていると。
アントン「あら、そう(笑)。でも私はいつでもね、本気で語ってるから。昔から大事なお話っていうのは口承、口で伝わってきたものですよ。たとえば、琵琶法師の平家物語とかね。それに近い文化ですから。のちのち、未来の人間がユニバースを文字起こしして、ごんぎつねっていう分厚い本を残すというね。」◇第8試合◇
▼「KING OF DDT 2017」準決勝/時間無制限1本
○遠藤哲哉(22分8秒 片エビ固め)×HARASHIMA
※シューティングスタープレス
☆遠藤が「KING OF DDT 2017」を優勝(試合終了後、遠藤にキャスティングドットジェイピーから賞金100万円とブラックアウト1年分が贈呈された。)
佐々木(「エンドー」コールを起こすも)ウルセー!気安く呼ぶんじゃねえ! KING OF DDT2017覇者、遠藤哲哉様だ! 俺はいつ死んでもいいと思って生きてきた。オマエが両国でKO-Dのベルトを巻くまでは死ねねえよ(再び「エンドー」コールを起こさせる。)遠藤「ウルセー! 俺は両国のメイン、そしてKO-Dのベルトなんか興味ねえんだよ!って言いたいところだけどこの時期になると去年のことを思い出すんだよな。名前は出さねえぞ。これで文句ねえだろ! 俺は両国メインに立つことを決めた。あとはオマエだけだ。いいっすか、カリスマがやってるあれやって。オマエらよく聞け、俺たちは群れない・媚びない・結婚しない、このマザーアースは俺たちを中心に回ってんだ! そして俺が両国のメインに立つ男、遠藤哲哉だ! 覚えておけ!」
【遠藤、佐々木の話】
佐々木「おいテツヤ言ってやれ。」遠藤「しんどい……正直、しんどいです。今週カップラーメン一回も食べてないので、ヒザがガクガクです。」
佐々木「俺だってカップラーメンは記憶があるときに食べたことないよ。朝起きたらゴミ箱に入ってるんだよ。そういうもんだ、カップラーメンって。」
遠藤「記憶がないだけかもしれないですね。」
佐々木「もっといいこと言え!」
遠藤「真面目なこと言うぞ。仮に今のチャンピオンのあいつが両国に上がってきたとしても、4月の60分の続きじゃねえぞ。俺たちの新たな闘いだ。……真面目なこと言いました。」
佐々木「よし、質問だ。」
——両国では現王者とやりたい?
遠藤「本当のことを言えば、カリスマとやりたい。もっと本当のことを言えばポーリーも入れて3WAYでやりたい。石川さんは、まあセコンドとかそんな。」佐々木「雑用。」
遠藤「でも、誰がきても同じだよ、ここまできたら。俺が勝ってベルトを取る。それ以外ない。」
——2年連続でDAMNATIONから優勝者が出ました。
佐々木「俺じゃないけどな! このDDTの中心に常にDAMNATIONがいるってことを証明して……(人が通りかかる)ウルセーッ! ……そういうことだ。」——準優勝だった去年との違いは?
遠藤「カリスマがいるからだよ。カリスマの存在が俺を優勝に導いてくれたんだよ。すべてカリスマを中心に回ってんだよ。(DDTの中心の)DAMNATIONの中でも中心だから。」——両国のメインはどういう舞台ですか?
遠藤「どういう舞台? 難しいな。まだわからない。まだ先の話だ。あと2ヶ月。」——優勝賞金の100万円の使い道は?
遠藤「使い道はあれだよ、クイーンエリザベス号で世界一周。」佐々木「俺は時計がほしいよ。70万くらいの。」
遠藤「じゃあ30万でクイーンエリザベスで世界一周。」
佐々木「俺のカードじゃ70万の時計は買えないからな。」
遠藤「30万……。去年は石川さんがもらってるんじゃないですか?」
佐々木「あれは何に使ったっけな。」
遠藤「カリスマが使ったんですか。」
佐々木「当たり前だろ。俺は平屋がほしいな。」
遠藤「平屋……。ずいぶん漠然としてますね。」
佐々木「二階建てじゃなくていいから。平屋で。」
遠藤「東京で平屋……。」
【HARASHIMAの話】
HARASHIMA「決勝、悔しいですね。今日は遠藤の方が強かった。自分は次の目標を見つけていきたいと思います。準決勝の入江に関していえば、ああなったのは入江自身のせいというか。コメントで僕の印象を何も変わらないと言ってたので、僕の印象にないことをやったら勝っちゃいましたね。遠藤にも勝ちたかったですけど。」——遠藤選手からは変化を感じた?
HARASHIMA「飄々と闘ってるイメージがあったんですけど、強い気持ちの部分が見えましたね。あれだけ足を蹴ったのに、途中からそれを跳ね返すくらいの気迫がきたんで。ちょっと戸惑っちゃいました。悔しいっすね。」【竹下の話】
竹下「ベイリーとはけっこう地方で前哨戦やってて。激しい試合が多くて。後楽園ホール、両国国技館、地方の試合、そこは僕は壁を作りたくなくて。ずっと会社に言ってるけど、地方でもタイトルマッチしたいし。そういう中で、ベイリーって日本の土地勘がないからなのか、とにかく(どこでも)いい試合をしようとする。前哨戦でもなんでも。竹下との試合を盛り上げて、一番いい試合をしようっていう。だからいい刺激になるし、手が合うかどうかはわかんないけど、気持ちは通じるものがあって。タッグのタイトル巻いてたのもあるかもしれないですけど。今日もね、単純にトーナメントに印象を持ってかれるのは嫌だったので。自分とベイリーで熱いものをというのはあったし、プラス、たぶんディエゴもそういう気持ちが強い。だからALL OUTに入ってもらったし。DDTに完全合流する樋口もそういう気持ちが強いんで。このタッグマッチは楽しみだったし、楽しんだし。結果的にディエゴが負けてしまいましたけど、2日の新宿村がより楽しみになりました。」——両国のメインには遠藤選手が立つことになりました。
竹下「見てましたけど、試合は。竹下vs遠藤って、こないだ後楽園で60分時間切れ引き分けして、力が拮抗してるのかなって中で、僕はさいたまスーパーアリーナでHARASHIMAさんとやって、遠藤さんは今日、HARASHIMAさんとやって、お互い勝ちましたよね。そこで、いろんな部分、見比べてくれてもいいし。「俺は遠藤のほうが優ってるな」とか「私は竹下が優ってると思う」でもいいし。そういう見比べ方もできるのが残酷ですよね。対HARASHIMAっていう部分では。僕は前々から入江さんと両国のメインで闘いたいって気持ちがありましたけど、これが実力というか、結果なんで。入江さん、彰人さん、HARASHIMAさんのファンの人たちは悔しいと思う。でも、両国ではなくなりましたけど、竹下vs彰人、竹下vsHARASHIMA、竹下vs入江、あと一回戦、二回戦で惜しくも敗れてしまった人たちとのタイトルマッチも、僕が必ず防衛し続けて、実現させたいので。そこは安心してほしいですね。両国までも、両国でも、ずっと防衛して実現させるんで。待っててください。」——石井選手からの挑戦もあります。
竹下「いつどこが3つあるんで、このままいくと6回くらい防衛して両国に臨むことになる。そういう覚悟でいるんで、石井さんからも必ず防衛します。ベイリーからも、吉村からも防衛してね。両国がキモですね。両国をまたいでチャンピオンでいるっていうのが。頑張ります。」準決勝&決勝を迎えた「KING OF DDT 2017」ベスト4に進出したのはHARASHIMA、彰人、遠藤、入江で、準決勝の組み合わせもHARASHIMAvs入江、遠藤vs彰人となった。
まず準決勝第1試合のHARASHIMAvs入江は開始と同時にHARASHIMAがフロントハイキックで奇襲をかけると、場外に逃れた入江にプランチャを発射、だが素早くリングに戻って入江も重爆トペで応戦し、場外パワーボムを狙うも、堪えたHARASHIMAはロープを使って入江の顔面にダブルニーを投下する。
HARASHIMAは雪崩式ブレーンバスターを決めるが、連続技を阻止した入江はDDTで突き刺すも、突進したところでHARASHIMAがジャンピングハイキックで迎撃してから、スタンディング式蒼魔刀を浴びせ、蒼魔刀狙いは入江がかわすも、すかさずHARASHIMAが十字架固めで丸め込んで3カウントとなり、HARASHIMAは決勝へ進出、速攻での敗戦となった入江は納得せず早々と引き上げてしまう。準決勝第2試合の彰人vs遠藤は、遠藤のケブラータ狙いを阻止した彰人がロープ越しの足関節技を決めると、遠藤は一気に失速、彰人が徹底的に足攻めを展開して試合の主導権を握る。
劣勢の遠藤はエルボーに活路を見出して、DDT、トルネードDDT、その場飛びシューティングスターと反撃するが、コーナーへ昇ったところで彰人が筋肉大移動式足横須賀で遠藤の再び膝に大ダメージを与え、クロス式ドラゴンスクリュー、雪崩式足横須賀からアンクルホールドで捕らえ、遠藤を追い詰める。
彰人はハナマサを狙うが、リバースした遠藤はサイファーウタキを決め、シューティングスタープレスを投下するが自爆、ハンドスプリングもキャッチしてアンクルホールドで捕らえ、足横須賀から足四の字固めで捕獲する。ところが遠藤が体を入れ替えると強引に押し潰して3カウントを奪い勝利、足四の字固めをかけられたまま、まさかの敗戦となった彰人は腹いせに足四の字をかけつづけて、解いた後で引き揚げるも、遠藤は立ち上がれない。決勝はHARASHIMAvs遠藤となり、序盤は差し合いから遠藤がハンドスプリングを仕掛け、HARASHIMAがかわして着地となったところで、遠藤が足を押さえると、これを逃さなかったHARASHIMAが足めがけて低空ドロップキックを放ち、逆回転ドラゴンスクリュー、ストンピング、足へのローキックなどで、インターバルがありながらも回復し切れなかった遠藤の足を徹底的に攻める。
劣勢の遠藤は足が踏ん張りがきかないなかで上半身だけでブレーンバスターで投げきると、低空でのフォアアームからその場飛びムーンサルトと反撃、だがHARASHIMAはエプロン越しの水面蹴りで再び遠藤の動きを止め、ギロチン式レッグドロップを投下も、かわした遠藤は捻り式ケブラータを発射、リングにHARASHIMAを戻してスワンダイブフォアアームを炸裂させる。だがHARASHIMAは遠藤のミサイルキックをかわすとアキレス腱固めで捕獲、、ヒールホールドへと移行し、グラウンド式ドラゴンスクリューから足四の字固めを決める。
HARASHIMAはロープへ逃れた遠藤にファルコンアローを決めると、ローキックから山折り、そして蒼魔刀を狙うが、遠藤がかわしてジャーマン狙いも、逃れたHARASHIMAは突進したところで遠藤はテツヤ・イン・ザ・スカイを決め、テツヤ・イン・ザ・スカイ・ダイヤモンド狙いはHARASHIMAが雪崩式リバースフランケンで返し、遠藤は膝からマットに落ちてしまう。
HARASHIMAは蒼魔刀、ローキックの連打、450°スプラッシュ狙いは、遠藤がコーナーに追いついてハイキック、テツヤ・イン・ザ・スカイ・ダイヤモンドも膝の痛みで後が続かず、両者はエルボー合戦、HARASHIMAはローキックの連打で遠藤が起き上がれず、張り手合戦からHARASHIMAがローキックと浴びせていくが、突如遠藤の表情が変わると頭突きの連打、ストンピングの連打、顔面蹴りを浴びせていくと、頭部へのダブルニーから大旋回式トーチャーラックボム、そしてシューティングスタープレスで3カウントを奪い、KING OF DDTを制覇した。
HARASHIMAは笑いながら遠藤を徹底的に痛めつけるなど非情ぶりを見せつけていたが、遠藤に潜んでいた狂気を引き出してしまったのはHARASHIMAにとっては想定外、遠藤も違う一面を大きく見せつけた。これで8・20両国のメインの切符を手に入れた遠藤だったが、一方のKO-D無差別級王座戦線は、7・2新宿で行われるKO-D選手権前哨戦は、試合途中でベイリーのハイキックを後頭部にまともに喰らったディンゴが失神、強引に交代した竹下が孤軍奮闘して盛り返したが、やっと戦線に戻ったディンゴがまだダメージが残っていたのか、捕まってしまい。最後はベイリーのアルティマウェポンと樋口のカナディアンバックブリーカーの合体技を喰らって敗戦。試合後には竹下とベイリーがアピールをしたところで、第6試合でポーリーから3カウントを奪い、「いつでもどこでも挑戦権」を奪った石井が7・23後楽園での権利を行使を宣言して選手権が決定するなど混沌化してきた。遠藤は両国のメインに一足先に到達したが、竹下は前門のベイリー、後門の石井を突破しなければならず、またオープニングで同じく「いつでもどこでも挑戦権」を所持するだけでなく竹下との過去に因縁を持ち、またデビュー前には当時大阪プロレスに在籍していたゼウスに指導を受けていたことを明かした吉村直巳の存在もあることから、そう簡単には両国のメインには立てそうもないようだ。
第5試合の高木vs久々に結成した大家帝国(大家、ディーノ、ササダンゴ)のハンディキャップ戦は、下克上を狙う大家帝国の3人が高木を痛めつけるも、大家の炎のスピアーがディーノとササダンゴに誤爆すると、高木が猛反撃して大家にクローズラインを狙うが、リング下のヒラコレが阻止し「敵は本能寺にあり!」と大家帝国と結託して4人がかりで攻めるも、高木は逆襲して火オラコレも制裁して返り討ちにするが、松井レフェリーも「敵は本能寺にあり!」と高木を裏切ると、高木はスタナーで制裁すれば、サブで入った木曽レフェリー、サブサブレフェリーで入った鶴見亜門GMまでも「敵は本能寺にあり!」と裏切って高木が制裁するなど、試合は大混乱となる。しかし高木はササダンゴにシットダウン式ひまわりボムを決め、サブサブサブレフェリーで入った大鷲が裏切るフリをしながらもカウント3を叩いて勝利。だが試合後にディーノがDDT20周年で最大のクーデターを起こすとアピールして高木に8・20両国での一騎打ちを要求すると、いつものディーノではなくシリアスさを感じた高木も要求を飲み、一騎打ちが決定となった。
第4試合の6人タッグ選手権は握手を拒否したNωAが奇襲をかけ、NωAがスピードで酒呑童子を翻弄して試合の主導権を握る。しかし酒呑童子も反撃して大石を捕らえて高梨とKUDOによるジャンピングダブルニー&パワーボムから高梨がタカタニックを狙うが、大石が押し潰してNωAが連係で蹂躙、大石がスタナーから読み合いもKUDOがハイキックでカットに入ると高梨がタカタニックで3カウント、酒呑童子が王座奪還に成功したが、休憩後に8・20両国での防衛戦の相手が発表され、ディック東郷&ヤス・ウラノ&アントン組の挑戦を受けることになった。
とにかくキツい、けど気持ち良い
最高#ddtpro
— 遠藤哲哉 (@entetsu_ddt) 2017年6月25日King Of DDT2017、おテツヤ様優勝!めでたい!帰りに飯誘ったら断られたけどね。#テツヤ生まれつき器用になれない pic.twitter.com/4v9cjcaH6a
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2017年6月25日後楽園大会応援ありがとうございました。さっそくユニバースで今日の大会を見ました。トーナメントの選手には悔いのないような試合をしてほしいな、と王者として思いました。みんな強い気持ちを持って今日のリングまで来ているから。
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2017年6月25日私が坂口さんに負けた時は、お互いに真っ向勝負でぶつかり合って負けてその時をきっかけにもっと強くなりたいと思った。今もあの試合は糧になってる。2回戦でイサミさんに負けた時もそう。でも大丈夫、自分が防衛を続けてみんなと防衛戦します!
遠藤さんが先に決めた両国のメインの対角線に立つよ!
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2017年6月25日人間交差点というか、今日はカズ・ハヤシさんと組めて勝てて最高の気分です。また、プロレスラーを諦めなくてよかったと思える一日でした。
ただ、明日からまた気を引き締めて両国メインを意識していきます。
応援してくれる人たちの期待に応えたいです。 pic.twitter.com/EXw2pkRJ6P
— 石井 慧介 (@ddt_ishii) 2017年6月25日いつでもどこでも挑戦権獲得! pic.twitter.com/fdVfQliIUb
— 石井 慧介 (@ddt_ishii) 2017年6月25日今日は、石井慧介選手の原点回帰試合。
もうあれから10年か。。。
リングでタッグ組めると嬉しいね。こっちが原点回帰のいい刺激もらいました。プロレス大好きな
石井ちゃんのこれからに注目です。#ddtpro#w_1 pic.twitter.com/epuUNKXyUU
— カズ・ハヤシ (@kaz_hayashi) 2017年6月25日8.20DDT両国大会、高木三四郎vs男色ディーノ シングルマッチ決定。20周年のDDT両国国技館大会でやるからにはプロレス界の歴史に名を残すつもりで戦うし、その日の大会の全てを持っていくつもり。そして勝ちます!私達の覚悟、見届けてください。#ddtpro#俺はやるよ pic.twitter.com/sADdBKZFvV
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年6月25日今の状況下のDDTに思うところがあってね。このタイミングで8月20日両国での高木三四郎とのシングルをぶち上げたよ。去年でも来年でもなく今年。20周年メモリアル?古き良きDDT?そんなもん総じて帽子に書いてある事だ。今ヤる意味。今年は見に来た方がいいよ。信じて大丈夫。#ddtpro
— 男色ディーノ (@dandieno) 2017年6月25日DDT後楽園ホール大会でした。
大家健首謀によるクーデターはあっさり失敗しましたが、我々の意思はディーノさんが継ぎます。
なんというか、今日もありがとうございました。 @ Korakuen… https://t.co/cryfMbSPYP
— スーパー・ササダンゴ・マシン (@abulasumasi) 2017年6月25日6人タッグ獲った。#ddtpro pic.twitter.com/xe0kIuXuf4
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2017年6月25日言っても仕方ないからあんまり言いたかないけどさ、悔しいなあ。
でも今日のNωAは今までで最高のNωAだった。
最高のNωAより酒呑童子が強かったのが悔しいな。
でも明日のNωAはもっと最高。絶対に。
でも次に最高を更新するのが…酒呑童子イベントの前説か。悔しい…#ddtpro
— 大石真翔 (@014mako10) 2017年6月25日シングルが強いからってタッグが強いわけじゃないしタッグが強いからって6人タッグが強いわけじゃない
でもタッグが強いに越したことはないし個々の力が強いに越したことはない
そんな6人タッグ王座でしたが、とんだ策士がいるようですね
負けました#ddtpro
— MAO / 井上麻生 (@xinomaox) 2017年6月25日オンリーワンに憧れていたけど、ナンバーワンにも憧れを持った、そんな今日。遠藤は真面目に俺を研究していたよ。後楽園のメインで名古屋勢対決の夢はまたどこかで必ず! #ddtpro
— 彰人 (@akitonsgk) 2017年6月25日今日はロッキーズの始動記念日!
まさか、こんな形で父と同じように、ロッキーのテーマ曲で入場する日が来るとは…!
えいどりあーん!#ddtpro pic.twitter.com/I7UumOijmL
— 赤井沙希 (@SakiAkai) 2017年6月25日俺の人生は竹下にめちゃくちゃにされた!
でもそんな俺の人生をゼウスさんが救ってくれた!
キングジムと言う居場所が出来て仲間が出来た!
さぁこっからは俺が奪う番や
あいつの大事なもん全部奪ったるからなぁ!
覚悟せぇよ竹下!!!#ddtpro
— 吉村 直巳 (@naotasu0421_dna) 2017年6月25日DDT後楽園。インタビュースペースでの男色ディーノは「F××K」の帽子を被りつつ、「結婚してやめる」行為、そこから戻ってくる行為を批判。曰く「マスク被ればいいってもんじゃねえ!」。笑うしかないスーパー・ササダンゴ・マシン。大家健もなぜか同調し「失踪したら戻ってくるな!」。
— 橋本宗洋 (@Hassy0924) 2017年6月25日ケガもあり三年間練習生だった神野が8.5DNAビアガーデンで、国士舘ラグビー部を卒業してDNAに入った飯野が8.20両国でそれぞれデビューする事が決まりました。やはり新人が育たないと団体に未来はない。頑張ってほしい!#ddtpro#ddtdna pic.twitter.com/pYqB2W0jb2
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年6月25日後楽園大会ありがとうございました!あの遠藤が両国のメインに立つというのは凄いなぁ。
彼の努力が実った瞬間をみたような気がします。
本日のスワンダイブは16時オープンです!
今日はラムチョップステーキやります☆
ラム好きには堪らないですね♪
ご来店お待ちしております!
— 井上マイク (@maikuinoue) 2017年6月25日 -
竹下の成長を見届けたウラノはDDTを去っていった…ササダンゴマシン復帰で飯伏と共同開発した新技を披露!
5月28日 DDT「Audience2017」後楽園ホール 1384人 満員
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇第0試合◇
▼15分1本
○マッド・ポーリー(5分3秒 体固め)×松永智充
※リバース・スプラッシュ◇第1試合◇
▼30分1本
○KUDO 坂口征夫 高梨将弘(5分57秒 片エビ固め)大鷲透 ヒラタ・コレクションA.T ×ヒラニート・コレクションA.T
※バックスピンキック◇第2試合◇
▼30分1本
赤井沙希 ○ハイジ・カトリーナ(3分36秒 体固め)アントーニオ本多 ×島谷常寛
※レッグドロップ◇第3試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[第29代王者組]○大石真翔 勝俣瞬馬 MAO(5分26秒 直伝トルネードクラッチ)[挑戦者組]男色ディーノ 石井慧介 ×ロイズ・アイザックス
☆大石&勝俣&MAOが3度目の防衛に成功(試合終了後)
亜門GM「試練を乗り越えましたね。すでに次の挑戦者チームは決まってます」(と呼び込むと酒呑童子が登場。)
高梨「防衛おめでとう。見てたけどあんたら歌えて踊れて闘えるすげえチャンピオンだと思ってるよ。若干震えちまうけど言いたいことが一つだけある」坂口「殺りにいくから腹くくっておけよ(と吐き捨てて酒呑童子は退場。)」
大石「試練が過ぎると思うんですけど…我々NωAがチャンピオンでいるために乗り越えなきゃいけない壁。試練を乗り越えて本物のチャンピオンになりたいと思います!」
【大石&勝俣&MAOの話】
――まずは大石選手はアイザックス選手からいつでもどこでも挑戦権を獲得しました。
大石「ああ、そうだ!」勝俣「おめでとうございます!(拍手)」
大石「ちょっとね……いや、まさか獲れるとは思ってなかったんでね。だからもうすっかり忘れてて。でもちょっと久しぶりに頭を使って、この使い道を考えようと思っているので、ちょっとだけ期待してください。普段使わない頭を使って。」
勝俣「あ、使ってないんだ?(苦笑)」
大石「普段は使ってないんで。せっかく……。」
勝俣「そうだね。」
大石「NωAはKODトーナメントに……。」
勝俣「出るかもしれない。
大石「僕は(いつどこ権を獲ったことで)出られなくなったんで、あとの二人に。出るか分からないけど、お願いします!」
勝俣「はい。」
大石「いいね、両国のメインでNωA対決? 最高じゃない!」
勝俣「おー! 最高! 大石君がチャンピオンになって、僕かMAOか……。」
大石「挑戦者! 最高じゃないっすか。メインでライブやりましょうよ。」
勝俣「ライブだ。決まった!」
――NωAとしては次なる試練として酒呑童子との防衛戦が決まりましたが。
勝俣「ガクガクガクブルブルブル……。」MAO「まあ、ぶっちゃけ避けてきてましたからね。避けてきたっていうか……。」
大石「ちょうどKODトーナメントも始まるから、シングルにみんなが目を向けていて、6人タッグにあまり目を向けていなかったので、ちょうどよく防衛回数を重ねようと思っていた矢先……。」
勝俣「まさかのこの試合。」
MAO「いつか来るとは思いましたよね。」
大石「そうね!」
勝俣「いつか通らなきゃいけない道だとは思っていたけど。」
大石「まあまあ。まさかこんな早く…こんな早くっていうか、(防衛戦が)5回目か6回目のときくらいに気付いてほしかったね。防衛会数越えてからやってほしかったね。」
勝俣「酒呑童子はやっぱり怖いイメージがある。前、僕が(6人タッグ王座を)持っていたときもボコボコにされたんで。」
大石「ありましたね。」
MAO「ボコボコにされてたなぁ。」
大石「いやでもあの頃とは違うんで、我々。」
勝俣「そうですね!」
大石「次の後楽園ホールには新曲のCDも……。」
勝俣「出そうかなって。(NωA結成)1周年なんですよ!」
大石「そうなんです、我々NωA1周年なんですよ!」
勝俣「来月で1周年! ちょうど!」
大石「いつ防衛戦か分からないですけど、それまで防衛して新曲発売記念として、またベルト持って踊れるようにやりたいと思います!」
勝俣「そうですね。やりたいと思います!」
大石「以上、僕たちニュー・レスリング・アイドル、NωAでした!」
三人「ありがとうございましたー!」
【KUDO、坂口、高梨の話】
――KO-D6人タッグへの挑戦を表明しました。
高梨「オイ、それよりもあれだろ! 今日のアイツだろ、まず最初に。なんだイタリアの連中なのか知らねぇけどよ、兄弟の力借りればこんなもんだよ! ただ個人的にはアイツにやり返してねぇからな、その時はまたやり返してやるよ! それよりもな、KO-D6人! 坂口、いよいよ来たな!」坂口「6人って言ったら酒呑なんで。アイツら新曲とかいろいろやってるけど、歌の練習する前に人を倒す練習をしろ。これはリングの上だ。殺(や)るか殺られるかなんだ。よく覚えておけ。」
KUDO「俺たちが6人タッグのベルト、価値を高めていくんで。まあ期待していてください。」
高梨「ってことだ! 今も昔もこれからもな、6人タッグの中心にいるのは俺たち酒呑童子だ! 以上!」
【ディーノ、アイザックスの話】
ディーノ「(アイザックスと抱き合いながら)うぅ……うわーん!(涙)」
アイザックス「ウワーン!(涙)」
ディーノ「ベルトの挑戦権がなくなって、いつどこもなくなったから、もう日本に来ることはなくなって……明日で帰っちゃう! アイザックスが帰っちゃう! 帰っちゃーう!(背後にいる亜門GMのほうをチラリと見る)」
亜門「……。」
ディーノ「うわーん!(涙)」
アイザックス「ウワーン!(涙)」
ディーノ「こんなに頑張ったのに! 2、3ヵ月の滞在期間で、いつももの凄い必殺技でみんなの心をつかんで、そうやって最後にベルトを獲ろうと、こんなに頑張ったのに! アイザックスが明日帰っちゃーう!(背後にいる亜門GMのほうをチラリと見る)」
亜門「……。」
ディーノ「酷いよDDT!(涙)」
アイザックス「ウワーン!(涙)」
ディーノ「こんなに頑張った外国人選手を、もう用が済んだからって使い捨てだ! ヤリ捨てですよ! DDTは大石真翔か! ヤリ捨てるのか! DDTは大石真翔!(背後にいる亜門GMのほうをチラリと見る)」
亜門「もう分かったよ! また呼べばいいんだろ? 大石みたいなこと言うんじゃないよ。ヤリ捨てしないようちは。」
ディーノ「大石の手口だ!(涙)」
アイザックス「ウワーン!(涙)」
ディーノ「俺は違うって言って! 大石の手口だ! いつ次に会うとか決めずに、「また会おうね」って言う、いつものやり方だ!」
亜門「分かった、分かった。じゃあ今年中にもう1回呼ぶって。」
ディーノ「今年中って長いスパンを置いて、いつも間にかなかったことにする。いつものDDTの大石戦法だー!(涙)」
アイザックス「ウワーン!(涙)」
亜門「大石と一緒にするんじゃないって!」
ディーノ「じゃあ具体的にいつか言ってよ!」
亜門「ああ、もう……秋! 秋にまた呼びますよ。ね! だったらいいでしょう?」
ディーノ「秋って言ったら9月から11月の間?」
亜門「まあそれぐらいの間に、またいろいろ調整つけて呼びますから。ね! そんなこと言うんじゃないって。」
ディーノ「(※アイザックスに)オータムにワンモア。」
アイザックス「オー!」
ディーノ「よかったー! やったー! よーし、お前ら見たか! オイ、I・G・F計画はな、こんなもので頓挫なんかしちゃいねぇ! 見てろ大石! DDTは大石なんじゃねえってことを証明したぞ、これで! おめーはあと女性に対して、ちゃんとヤリ捨てとかそういうのをやめろ! なあ? アイザックスがその辺、ちゃんと証明するからな! I・G・F計画はまだまだ続くぞ、見てろお前ら! キル・ザ・大石!」
◇第4試合◇
▼30分1本
HARASHIMA ○高尾蒼馬(9分21秒 ソラリーナ)彰人 ×ディンゴ◇第5試合◇
▼スーパー・ササダンゴ・マシン復帰戦/30分1本
○鈴木みのる ロッキー川村(10分44秒 体固め)高木三四郎 ×スーパー・ササダンゴ・マシン
※ゴッチ式パイルドライバー(試合終了後、ササダンゴを介抱しに来た高木を鈴木が蹴って威嚇。)
高木「おい、エイドリアーン! 下がれ、闘いはもう始まってんだよ。2012年に約束した通り、決戦の舞台を用意した。東京ドーム、普通の試合だと思うんじゃねえぞ。路上プロレスだ! 5年越しのリベンジ果たしてもらうぞ! この一戦が…」鈴木「ちょっと待って。リベンジ果たすのオマエな」
高木「エイドリアーン! 便利な言葉だな。この一戦が見たければDDT UNIVERSEに入会お願いします!」
鈴木「宣伝かよ!(ここで川村がなぜかマイクを欲しがり、鈴木から奪い)
川村「エイドリア~ン!(鈴木は川村を叩く)
鈴木「そういうことだよ!(鈴木と川村は退場。)
高木「エイドリア~ン! 便利な言葉だな。6月1日、俺と鈴木みのる、5年越りのリベンジがDDT UNIVERSEでみられる。これは宣伝じゃない。男の熱い感情だ。UNIVERSEに加入してないTwitterでハッシュタグばかり追いかけているヤツらにも無料で見れるページを用意した。ある一定期間、無料で見れる。6月1日、東京ドームを楽しみにしてください!」
【鈴木、川村の話】
――5年越しの約束となる東京ドームでの高木選手との対戦の前哨戦でしたが、いかがだったでしょうか。
鈴木「フン、まぁいかがも何もねえよ。」――久しぶりに対戦した高木選手やササダンゴ選手の感触は?
鈴木「感触……感触ねぇ。まあこれぞDDTっていう代表の二人だからね。でもね、全部川村にやられたよ。誰だ、あれ呼んだの! お前かよ?」――恐らく高木大社長ではないかと……。
鈴木「ハァ……。」川村「(遅れてコメントスペースに現れて)エイドリアーン! エイドリアーン!
鈴木「お前、言っておくけど、6月1日東京ドーム、来るなよ! 絶対来るなよ! 邪魔するなよ、俺の試合。なあ? 絶対来るなよ! 絶対邪魔しに来るなよ!」
川村「エイドリアーン!」
鈴木「本当だぞ。」
川村「(うなずきながら)エイドリアン。」
鈴木 「俺もそれ1回言いたいな。エイドリアン……(一人控室へ)。」
――川村選手、DDT初参戦でしたが。
川村 エイドリアーン! エイドリアーン! エイドリアーン! イッツ・マイ・エイドリアーン!【高木、ササダンゴの話】
――まず東京ドームでの対戦に向け、鈴木選手とは前哨戦となりました。
高木「エイドリアーン! オイ! 何がエイドリアンだこの野郎、ふざけるんじゃねぇぞお前! 何だ、あのロッキー川村はチクショウ! 今日はお前、スーパー・ササダンゴ・マシンの復帰戦だぞ、オイ! 全部持って行きやがって、あの野郎! 東京ドームの前哨戦も全部持っていかれたよオイ! どうするんだササダンゴ!」ササダンゴ「俺も6・1東京ドーム出させてください! ちょっとこのままじゃ納得いかないですよ。納得いかないです! ロッキー川村が来るんだったら、俺もロッキー川村に勝たないといけないし、グローブが必要ならグローブもつけるし!」
高木「いやいやいや……ロッキー川村来るって言ったんですか?」
――鈴木選手はロッキー川村選手に「絶対に来るな」と言ってました。
ササダンゴ「じゃあ絶対来るでしょ!」高木「お前は絶対来るな!」
ササダンゴ「じゃあ俺も絶対行きません!」
高木「え?」
ササダンゴ「絶対行かない。」
高木「絶対来るなよ! 6月1日、東京ドーム絶対来るなよ!」
ササダンゴ「6・1路上プロレスin東京ドーム、絶対に行かない!」
高木「……おう。とにかくササダンゴが復帰したこと、俺は嬉しいよ。やっぱり7ヶ月間、彼もいろいろと思うこともあったと思うんですけど、今日こうやって元気にリングに上がれて良かったです。一緒に今日は闘えて。」
――ササダンゴ選手、7ヵ月ぶりの復帰戦が鈴木みのる&ロッキー川村組と、かなりの強敵でしたが。
ササダンゴ「あのー……「あれ?」って思って。終わってまだ…次の試合が…6月1日出たいとか言うくらい元気だし、悔しいだなっていうのがあって。いいんじゃないでしょうか非常に。いい気がします。」――やってみた感触としては、もう十分いけると。
ササダンゴ「あの……何て言うんですかね、心は折れるんですけど、スタミナが切れない。大きな進歩だと思っています。」高木「お前、試合中、心折れまくっていただろ。」
ササダンゴ「心は折れてるんですけど、スタミナが切れない。」
高木「(鈴木の)チョップのとき、完全に折れていただろ。」
ササダンゴ「折れましたよ。その瞬間、「あっ復帰したな」と思いました。」
高木「でもスタミナは?」
ササダンゴ「切れないです! 心は折れてもスタミナは切れてないです。」
高木「一歩前進しました。まあ6・1ももう待ったなしなんで。自分にとっては5年越しのリベンジなんで。最高のシチュエーションで東京ドームでやりますので。本当に自分のすべてを、この5年間のすべてをぶつけます。」
ササダンゴ「あのー……期待してます(笑)。」
高木「来るなよ。」
ササダンゴ「いや、期待してます(笑)。」
高木「絶対来るなよ。」
ササダンゴ「いや、本当に見届けたいんで。」
高木「でもひとつ言えるのは……鈴木みのるにひとつ言えるのは、DDTのすべてをぶつける! この東京ドームで。この東京ドームでDDTのすべてをぶつけるから。俺だけじゃない、DDTとは何ぞやっていうすべてをぶつけるから楽しみにしておけ! 以上!」
ササダンゴ「ありがとうございました!(高木と握手)」
◇第6試合◇
▼30分1本
佐々木大輔 ○石川修司 遠藤哲哉(8分55秒 エビ固め)入江茂弘 樋口和貞 ×岩崎孝樹
※スプラッシュマウンテン◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第61代王者]○竹下幸之介(28分31秒 片エビ固め)[挑戦者]×ヤス・ウラノ
※サプライズローズ
☆竹下が3度目の防衛に成功。(試合終了後)
竹下「ウラノさん、初めて僕が16歳の時にビアガーデンに手伝いにいって、その時、ウラノさんが『私が練習を教えるよ』って来てくれて、マンツーマンで練習したときは僕のほうがはるかにできるようになってました。でも、僕がウラノさんに唯一劣っていることがあります。ウラノさんほどDDTのファンの皆さんに愛されているレスラーはいないと思います。自分もこのベルトを防衛し続けてたくさんの人に応援してもらえるように頑張ります。今日はありがとうござました」ウラノ「タケちゃん、いろんなことがあって、ヤス・ウラノはDDTを退団することになったけど、それはみんなにわからないだろうけど、それなりに考えて愛しているDDTを離れようと思ったんだよ。でも、運命なのかわからないけど君というとんでもない化け物とタイトルマッチをやることになって、フリーとしてこれからやることを考える余裕もなくて、一生懸命タイトルマッチをやったら何か見つかると思ったんだけど、君のせいで頭真っ白だよ。もう少し、自分のこれからのことを考えさせてくれよ! 君を練習で見たとき、一つ教えたら2つできて、2つ教えたら10個できて『逆にそれどうやってやるの?』って聞いたよ。その時も今も変わらず思っていることがあるよ。僕の前に現れてくれてありがとう。高木さんには騙されたかもしれないけど、DDTに来てくれてありがとう。みんなが思っているかどうかわからないけど、君はDDTの宝で僕の宝だよ。ありがとう(ウラノは竹下と抱擁をかわす。ウラノは泣き顔。)
竹下「……このベルトを通してもっともっとDDTを盛り上げていきます。これからも応援よろしくお願いします。今日はありがとうございました(ウラノは彰人とも抱擁をかわして顔にツバ。彰人も顔にツバを吐いて再び抱擁をかわして引き揚げる。場内には惜しみない拍手と「ヤス」コールが起こった。)」
【竹下、彰人、ディンゴの話】
竹下「まずタイトルマッチの感想というか。ウラノさんとこのベルトをかけて闘うことが出来て嬉しかったし楽しかったし。それをたくさんのお客さんに見てもらえたってことも自分の中でよかったかなって思います。何かウラノさんの魅力というか、そこの愛されている部分っていうのがお客さんに伝わったかなって。何か試合をしていて、そんなふうに感じながらタイトルマッチを闘っていました。」――試合後にKODトーナメントの組み合わせ抽選がありました。竹下選手は今、いつでもどこでも挑戦権も持っているわけですが、トーナメントの組み合わせを見た感想は。
竹下「本当に誰が来てもおかしくないと言うか。うーん……まあね結構DNA勢というか…樋口は次の大会で卒業しますけど、勝俣とかも入っているんで、その辺がどこまで両国のメインっていうのを狙ってくるのかなっていう、その気持ちを見たいですね。ただDDTトップ選手ばっかりがあのトーナメントには連ねている中、彰人さんも初戦からなかなか強敵だと思いますけど。でも本当に誰が来ても迎え撃ちます。でもいつどこがまだいくつか残っているので。僕のほうこそあと何勝かしないと両国のメインに立てないので。もうトーナメントの出場がない今、僕はもうベルトを守ることでしか両国のメインに立てないんで。より一層気を引き締めて頑張りたいと思います。」――彰人選手、いま話が出来ましたが、1回戦の相手が佐々木大輔選手に決まりました。
彰人「まあ佐々木大輔っていう人間、僕はすごい好きなんですよね。何かプライベートで悶々としたものをリング上で輝かせている人間だと、僕は思っているので。僕とのEXTREME(選手権で)60分のアイアンマンをやってから彼はカリスマと呼ばれるようになって。まあカリスマという人間を創ってしまったと言ったらアレですけど、僕にも責任というかアレがあると思うんですよ。ここでもう1回佐々木大輔と試合して…しかも今、彼はEXTREME(級のベルト)を持っている。このトーナメントで勝てば2回戦に行けて、両国のメインに近づくし、佐々木大輔から勝てばEXTREMEのベルトにも挑戦出来るかもしれない。だから相手を佐々木大輔にしようかなと思って、あそこに座りました。」竹下「さあALL OUT、僕はやっぱりワールドワイドなユニットにしないといけない。DDTのトップだけじゃない、プロレス界のトップに立たないといけないと思っているんで、ディエゴが加入しました。」
ディエゴ「今日からディエゴです!」
――ワンチューロ改めディエゴ選手、ALL OUTに加入しての意気込みを。
ディエゴ「このユニットに入って、すごく嬉しいです。でも僕には足らないことがあります。まだそんなに強くない。だからこの二人とゴールドジムでもどこでもハードなトレーニングをやりたいと思います。」彰人「ディエゴはプロレスやりたくて1回日本に来たけど、教員になるからって言ってチリに帰って。教員になったけど、やっぱりプロレスをやりたいっていう夢を諦めきれずに、教員を辞めてまで日本に来て、ディエゴの人生をプロレスに捧げようとしているんですよ。何かプロレスのために、コイツ自分の人生をALL OUTさせようとしているって僕には見えたんで。僕から自分のコネクションを最大限に使って、TwitterのDMというコネクションで声をかけさせてもらって。「新メンバーにならないか?」と。」
竹下「得意のDMで。」
彰人「得意のDMで。DM攻撃で。」
竹下「本当にディエゴはプロレスに対して熱いハートを持っているので。もちろんフィジカルとか筋肉、スタミナ、何でも大事。技術もそうかもしれないけど、やっぱりハートが大事なので。それさえあれば絶対……僕がこうやってベルトを持っていれば、確実に6人タッグなり、タッグマッチなりで組んでメインで闘うことも多いと思うので、ドンドン強い選手になっていってもらいたいと思います。」
吉村「(いつどこ権を手に突然現れて)オイ竹下! 俺はなお前に恨みがあるって何回言わせたら分かんねん。俺は小学生の頃、3回も……そのうちの1回はモンゴルまで行って負けてんねん。俺がお前に負けたせいで……いや、お前が俺に勝ったせいで俺の家庭はバラバラになってんねん。分かってんのか?」
竹下「家庭がバラバラになった?(苦笑)それは僕の……。」
吉村「お前のせい、お前のせい、全部お前のせいや!」
竹下「絶対に僕じゃないでしょ!」
吉村「お前のせいや。お前が俺に勝つから悪いんや。分かったか? 俺がこれ(=いつどこ権)を使って、そのベルトを俺がもらってお前の家庭もバラバラにしたるからな。覚えておけよ!(そのまま控室へ)」
竹下「俺の家庭もバラバラにされるんですか?(苦笑)」
彰人「バラバラになった責任を竹下に?(苦笑)何だアイツ!」
竹下「何だアイツ。いや……バラバラにしてしまったとしたら申し訳ないですけど。」
彰人「まあまあまあ……。」
竹下「僕に相撲で負けて、何で家族バラバラになるんですか?」
彰人「相撲ってすごい人生がかかったことだったんだね。アイツにとって。」
竹下「もしかしたら、そうだったのかもしれないですね。でもまあ僕の家族をバラバラにされたら困るので。でもあのいつどこはまだ使わないってことなんですかね?」
――とくに日時を指定するようなことはなかったですね。
竹下「たぶん僕がもっと弱っている時にとか。分からないですけど。何か分からないですけど、吉村が会場にいるときはちょっと気をつけたいと思います。」彰人「バラバラか……。」
【ウラノの話】
ウラノ「まずDDT所属から離れてフリーになろうと。自分としてはいろいろ思うところがあって、当然辞めることになったんですけど。で、辞めて、さあどうしようって思ったところで、さっき(リング上で)言ったようにこのタイトルマッチが組まれて、竹下のことで頭がいっぱいになって。で、試合が終わったら何かあるだろうと思って。試合が終わってみたら、もう真っ白で先のことも考えられないし。リングを降りたら一緒に闘ってくれた高尾とHARASHIMA君がいて、逆のコーナー見たらいままでずっと一緒にいてくれた彰人君がいて。……何というか、本当に仲間に恵まれていて。もうみんなのこと言ったらキリがないんですけど、DDTという団体は本当に高木三四郎という人が偉大過ぎて。自分がDDTに入ったら、本当に自分の想像もつかないいろいろなアイデアがあるし。かと言えば、人の話をすごく聞くんですよね。その人の扱いとか、そういうので差別をしないで。例えば大家(健)みたいなどうしようもない奴が言ったことでも「ああ、これはいいな」って思ったら、高木さんはそのいうことを聞くだけじゃなくて、あの人のものにするんですよ。だからもう完璧なんですよ! そんな……何でしょうね。完璧な人の下にいて、自分は高木さんのようには生きられないんで。だったら高木三四郎のいないところで何か新しいものを学んで。別の団体を作って、高木三四郎と闘おうとかそういうわけじゃないですけど。勝負するとかとも、また違うんですけど、やっぱり高木さんと闘いたいなと。で、自分の一番大好きな仲間はDDTにみんないるんですけど。辞めてもたぶん仲間だとは思うんですけど(苦笑)、それ以外のところで、何かの部分で竹下とも……5年後、10年後でもまた竹下と闘って今日という日を越えたいと思います。」――今後フリーになるわけですが、DDT退団を発表してから今日までの期間にオファーがあったとか、やってみたいこととかを言える範囲で。
ウラノ「オファーは何個か単発でもらっているんですけど、何て言うかこの先の展望が見えるようなオファーはなくて。今日KAIENTAI DOJOで1個カードが発表されるとか、そういう単発のものなので、何か長期的なものを考えられればなと。今は本当に竹下のせいで何もないんで(苦笑)。竹下のことしか考えてなかったんで。」――改めてその竹下選手のことをいろいろ考えたと思いますが、実際にリング上で相対してみて、いまのDDTの王者である竹下選手はいかがでしたか。
ウラノ「変な言い方ですけど、もう満足はいったと言うか。自分のやれることは全部やって、その上を竹下が超えてくれたので。またこれから超えていく壁としては楽しみな存在になりました。」DDT後楽園大会のメインはKO-D王者の竹下に、いつでもどこでも挑戦権を行使したウラノが挑戦。当初は高山善廣がいつどこ挑戦権を行使して挑戦する予定だったが、4日の豊中大会で高山がウラノに回転エビ固めを仕掛けた際に首を負傷して動けなくなり、試合権利のあったウラノの勝利としていつどこ挑戦権が渡り、6日の茨城大会でいつどこ挑戦権を行使し、高山の代役を買って出て挑戦を表明、また今回をもって所属としてはラストマッチになることから、所属最後の試合としてKO-D王座に挑むことになった。
序盤から両者は静かな攻防となり、ウラノがヘッドロックで絞めあげれば、竹下も返し、ウラノが執拗に絞めあげ首攻めを展開するが、リーブロックの連発からゼロ戦キックでウラノを場外へ追いやった竹下はイスめがけてのニークラッシャーを敢行し、鉄柵を使ってのドラゴンスクリュー、リングに戻ってから足めがけての低空ドロップキックと足攻めを展開、この流れを嫌ったウラノは松井レフェリーを巻き込もうとするが、逆に竹下が松井レフェリーとウラノを交錯させ、足四の字固めとウラノにペースを渡さない。
劣勢のウラノは突進する竹下にフランケンシュタイナーを決め、チンクラッシャーから逆エビ、シーソーホイップで竹下をサードロープに直撃させ、エプロンの竹下にドロップキックで場外へ追いやってから、ロープ越しのシルバーブレット、リングに戻ってからダイビングエルボードロップと流れを変えたかに見えたが、串刺しを阻止した竹下がニークラッシャー、ブルーサンダーからアキレス腱固めと攻め込み、ウラノのTシャツを脱がせて逆水平を浴びせていくなど再び竹下ペースとなっていく。
ウラノも逆水平で打ち返し、ラリアットを浴びせると低空ドロップキックからピンプジュースで突き刺し、ツームストーンパイルドライバー狙いは竹下がリバースして逆に狙うと、ウラノはサムソンクラッチで切り返すが、竹下は強引にジャーマンで投げ、丸め込みからウラノの耳元で叫ぶ鼓膜破り、モダンタイムス、トランスレイブと掟破り技を繰り出していく。
竹下はコーナーからダイブも、急所蹴りで迎撃したウラノはクロスアーム式カナディアンボム、ツームストーンパイルドライバーと畳みかけ、ヘッドロックで絞めあげるが、竹下はバックドロップで脱出、両者ダウンの後で張り手合戦となり、竹下がユルゲンラリアットからニー!リストクラッチ式フィシャーマンズバスターことサプライズローズで3カウントを奪い王座を防衛した。
内容的にも竹下が敢えてウラノの土俵であるK-DOJOスタイルに踏み込んだだけでなく、ラフも織り交ぜ、またインサイドワークでも上回るなど、内容的にも完勝、ウラノが竹下を化け物と評するように、様々なスタイルを吸収した竹下は化け物になりつつある。ウラノも高山の代役という重責も立派に果たし、竹下の成長を確認することで悔いなくDDTを離れることが出来ると思う。第5試合では心臓疾患で昨年10月から欠場していたササダンゴの復帰戦が行われ、復帰戦はマッスル坂井の最後の相手で、6・1東京ドームで高木と路上プロレスで対戦することが決定している高木、DDT初参戦の川村と対戦、入場したササダンゴは煽りパワポで路上プロレスの前哨戦、鈴木がNEVER王者であることで、自身の復帰戦にはインパクトに欠けていると思い、新必殺技を考えようとするも、結局考え出せず、技のアイデアを飯伏幸太の飯伏プロレス研究所と依頼して業務提携を結び、飯伏と共に編み出した新必殺技を復帰戦で披露することを予告、なお技の開発費用は35000円と格安でササダンゴはへそくりを出したという。
先発はササダンゴと川村でスタートも、川村は自分がロッキーと思い込んでいるのか一人でボクシングを始め、エイドリアン叫ぶがササダンゴに蹴飛ばされてしまい、鈴木に交代も鈴木も呆れた気味で川村の頭を叩いて交代する。
鈴木と対峙したササダンゴは「勝手に復帰してすいません」と謝罪しつつ張り手を浴びせるが、鈴木もササダンゴのツーショルダーを外して「復帰おめでとう!」と強烈な張り手を浴びせて歓迎、交代を受けた高木は路上プロレスの前哨戦として場外戦に持ち込み、南側通路まで鈴木を連行、鈴木をテーブルに寝かせて入場口のヘリからのテーブル貫通ボディープレスを狙うが、鈴木が起きてリングに戻ろうとしたため、慌てた高木が追いかけるも、鈴木はイス攻撃を浴びせ、リングに戻ってからチキンウイングアームロックや腕十字で高木を攻め立てる。
交代を受けたササダンゴは川村にドロップキックを放つとリーマンショックから、新技飯伏式リーマンショックを決めるも鈴木がカット、交代を受けた鈴木は脇固めでササダンゴを追い詰めるが、高木がカットに入りツープラトンのブレーンバスターから、鈴木にも飯伏式リーマンショックを狙うが、背後にまわった鈴木はスリーパーで捕獲し、張り手のラッシュからササダンゴのマスクを前後逆にしてからのゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪い、試合終了後は高木と鈴木はドームで行われる路上プロレスへ向けて挑発合戦をしつつ、DDTユニバースにて生配信することをしっかり宣伝した。第4試合では竹下と彰人のユニットALL OUTの新メンバーが紹介され、登場したのはワンチューロから本名に改めることになったディンゴ、序盤はALL OUTが高尾を捕らえたが、後半からディンゴが捕まってスマスカの連係に捕まる、終盤ではHARASHIMAの蒼魔刀が高尾に誤爆すると、ディンゴが高尾を攻め込むが、ラリアット狙いを高尾がソラリーナで丸め込んで3カウントを奪い逆転勝利。
第3試合のKO-D6人タッグ選手権は今大会で一旦帰国するアイザックのミラクルアスにMAO、勝俣が餌食にされ、続いて大石が餌食にされそうになるが、大石がアイザックスのタイツをズラしてアンダータイツ姿にしてから直伝トルネードクラッチで3カウントとなり王座防衛だけでなく、アイザックスの保持している"いつどこ"挑戦権は大石に移動、試合後には亜門GMの指名で酒呑童子に挑戦を表明した。
前試合終了後には6月2日から開幕する「KING OF DDT 2017」の組み合わせ抽選が行われた
【6月2日新宿大会全カード決定!】
KING OF DDT 2017開幕! 彰人vs佐々木、遠藤vsベイリー、樋口vsHARASIHMA、ディーノvs石井、入江vsポーリー…トーナメント1回戦から注目カード目白押し!https://t.co/nRPPrbyZju#ddtpro pic.twitter.com/kTCDmoqHhV
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2017年5月28日今年は前年度覇者の石川が三冠ヘビー級王座を奪取したためエントリーしなかったが、期待したいのは4月29日後楽園での決着戦を見たいということで遠藤を優勝候補に挙げたい。だが気になるのは竹下のバックステージインタビューの最中で、この日試合が組まれていなかったDNAの吉村直巳が過去の因縁を理由に竹下に噛み付いてきた、吉村も"いつどこ"挑戦権の保持者だけに、吉村次第ではどのタイミングで行使してくるか・・・
ウラノさんとのタイトルマッチ最高に楽しかったわ!フリーでプロレス界を旅したウラノさんと、また試合してみたいですね。後楽園ホールたくさんのご来場ありがとうございました!#ddtpro
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2017年5月28日ウラノさんが辞めるって聞いた時に言ったでしょ、よく嘘をつこうって。嘘泣きは得意なんだよ。永遠のお別れって訳じゃない、 また、どこかで。 #ddtpro
— 彰人 (@akitonsgk) 2017年5月28日ヤスウラノDDT退団。
「かわいい子には旅をさせよ」
子どもじゃないけどね(笑)。所属はフリーになりますが、彼は僕らの誇るべき仲間です。それはこの先もずっと変わらない。頑張れよ、ヤスウラノ!#ddtpro pic.twitter.com/TNhPDGpfQY
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年5月28日今から原宿へ行くぜ〜〜! pic.twitter.com/nS40RJuDu8
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2017年5月28日DDT後楽園大会、なんとか復帰戦を終えることができました。たくさんの紙テープやお花や張り手の嵐、ありがとうございました!今日のこの気持ちを大事にこれからも楽しくがんばります! pic.twitter.com/ZeoRkoykPR
— スーパー・ササダンゴ・マシン (@abulasumasi) 2017年5月28日KO-D6人3度目の防衛
いつどこ挑戦権奪取
次挑戦者は酒呑童子…
そしてこれからスワンダイブ#ddtpro
そしてお疲ればいばいまたね、ヤス。
— 大石真翔 (@014mako10) 2017年5月28日さて、どうしようかね、コレ。
ねえしゃけ美。#ddtpro pic.twitter.com/Tau8RjDDp2
— 大石真翔 (@014mako10) 2017年5月28日おかしいなぁ千年殺ししたからアイザックスは西側のバルコニーまで吹っ飛ぶと思ったんだけど、あれがミラクルアスな訳ですね……初体験
なんやかんやで防衛!!そして酒呑童子の挑戦表明!6人タッグに標準が来ないようにひっそりとやってたのに見つかったか…
殺るしかねぇ!#ddtpro
— MAO / 井上麻生 (@xinomaox) 2017年5月28日 -
遠藤が追い詰めるも首の皮一枚破れず…竹下が死闘の末、60分フルタイムドロー!
4月29日 DDT「MAX BUMP 2017」後楽園ホール 1635人 超満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇アンダーマッチ◇
▼15分1本
○上野勇希(4分8秒 エビ固め)下村大樹
※ドロップキック◇第1試合◇
▼DDT EXTREAM級王座時期挑戦者決定5WAYマッチ/30分1本
○アントーニオ本多(7分6秒 首固め)ロイズ・アイザックス
※あと3人は石井慧介、ヤス・ウラノ、岩崎孝樹◇第2試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合~平田一喜のみ敗者国外追放マッチ/60分1本
[第29代王者組]大石真翔 勝俣瞬馬 MAO(6分5秒 横入り式エビ固め)[挑戦者組]高木三四郎 大鷲透 ×平田一喜
☆大石&勝俣&MAOが2度目の防衛に成功、平田のいつでもどこでも挑戦権が大石に移動(試合終了後、試合後、ディーノとアイザックスが乱入し、アイザックスが大石にリップロックからミラクルアスで腕をヘシ折ってしまう。)
亜門「次々試練がやってくるんだね。あれはたぶん挑戦表明だから。まあ頑張って」大石「僕たちアイドルはどんな試練を突きつけられても、腕は俺も心は折れません!」
亜門「ところで平田、国外追放決まっちゃったな」
平田「いやいや、結婚式プロレス入ってんですよ!」
亜門「それがオマエの国内最後の試合だから」
平田「無理無理無理!」
(高木が平田に飛び蹴り。)
高木「平田、見苦しいぞ! ルールはルールだ! 平田の新たな門出に祝福したいです!(みんな平田一喜がいたことを忘れないでくれ! そして平田一喜先生の次回作にご期待ください」あの曲が流れる中、セコンドに無理やり胴上げされて終了。)
【大石、勝俣、MAOの話】
大石「無事! このベルトも防衛出来て、無事! いつでもどこでも挑戦権を手にし、そして無事! 新曲も披露し、そして無事! 平田一喜を国外追放することが出来ました! イエーイ!」勝俣「大石君、(いつどこ権が当たりそうになって)これ危ない!」
大石「でも最後なんだ? ディーノ&アイザックス。」
勝俣「変なのが(笑)。」
大石「腕も折られて!」
勝俣「いま大丈夫?」
大石「治った! プロレスラーだから。いやでもどんな試練があっても、僕たちアイドルはそんなものに負けずに頑張っていきますよ!」
勝俣「乗り越えているからね!」
大石「いい感じに乗り越えているからね! 乗り越えていこう! 以上、僕たちニュー・レスリング・アイドル、NωAでしたー!」
【高木、大鷲、平田の話】
――平田選手が国外追放となってしまいましたが、今後のT2ひーはどうなっていくのでしょうか?
高木「いやもう残念ですね。平田は国外追放になったんですけど、自分と大鷲透さんの二人でT2ひーを守っていきたいなと思っています。」大鷲「かと言って、これから6人タッグとかも挑戦していきたいんで、もう一人どうですか? ここは思い切って。」
高木「募集したいですね!」
大鷲「募集しましょう。」
高木「もう一人、ワールドワイドに、世界中に募集したいですね。T2ひーのひーを埋める選手をね。」
大鷲「我こそはT2ひーのメンバーという人は自薦他薦国籍問わない!」
高木「あと性別も問いません。あと地球外生命体でも全然問題ないです(苦笑)。」
大鷲「なるほど。結構ざっくりと幅広く言いましたね(笑)。とにかく我こそはっていう人はここに送ってください。」
高木「(中央で呆然としながら座り込む平田を見て)平田さんはちょっとコメント出せる状態じゃないので。(写真を)撮らないで! 撮らないで!」
大鷲「これ以上傷つけないで!」
高木「撮らないで! 撮らないで! 撮ったらダメ、撮ったらダメ! というわけで。」
大鷲「私たちはもう気持ちを入れ替えて、もう次のステップに向けて。」
高木「撮らないで! 撮らないで! これ以上傷つくのは……はい、というわけでですね。」
大鷲「大変惜しい人を亡くしましたってことで。」
高木「もう(平田は)話が出来る状態じゃないんで。」
大鷲「そっとしておいてあげてください。」
高木「どうもスミマセンでした!」
大鷲「スミマセンでした!」
高木「平田、もう大丈夫だよ。大丈夫、大丈夫(と言って、呆然としている平田を控室に連れて行く)。」
◇第3試合◇
▼30分1本
佐々木大輔 マッド・ポーリー ○ハイジ・カトリーナ(10分21秒 体固め)佐々木大輔 高梨将弘 ×赤井沙希
※レッグドロップ◇第4試合◇
▼30分1本
○彰人(6分34秒 変形オモブラッタ)×高尾蒼馬◇第5試合◇
▼30分1本
入江茂弘 ○樋口和貞(9分42秒 エビ固め)×HARASHIMA マイク・ベイリー
※ドクターボム
☆HARASHIMAのいつでもどこでも挑戦権が樋口に移動◇休憩前◇
(亜門GMが告知。8・8両国でプロレス史上初の10人タッグ王座を創設すると発表。「子どもと戦隊ものを見ていて考えた」とのこと。ベルトは赤、青、黄、緑、ピンクの5本。続いて「路上プロレスin東京ドーム」の日程が6月1日(木)午後4時開始に決定したと発表。ただし、東京ドーム全域を使用するため警備上の問題で無観客でおこなわれるとのこと。その模様はDDTユニバースで生中継される。対戦カードは高木三四郎VS鈴木みのる。)
高木「ノーピープルなんですけど、自分の中では東京ドーム史上初ワンマッチ興行のつもりで臨みたいと思います! 東京ドーム史上に残るめちゃくちゃな試合にしたいと思いますのでご期待ください!」
続いて心臓疾患により長期欠場中のスーパー・ササダンゴ・マシンが5・28後楽園で復帰することが発表される。
ササダンゴ「皆さんご無沙汰してます。去年の10月からちょうど半年休ませていただきまして、無事に医師のGOサインが出ましたので、DDTの高木さんやスタッフと話しまして、次回の後楽園ホール大会で復帰させていただくことになりました」
復帰戦のカードはササダンゴには高木とのシングル戦と伝えられていたが、亜門GMが「それはウソ」と明かす。ビジョンで本当の復帰戦のカードが高木&ササダンゴVS鈴木みのる&ロッキー川村と発表される。
ササダンゴ「嫌だよ!」
高木「ちょうど、東京ドームの前哨戦も兼ねてさ。ササダンゴといえば鈴木さんでしょ?」
ササダンゴ「事前に言っといてくださいよ!」
亜門GM「これ聞いてもピンピンしてんじゃん。大丈夫ってことだよ」
ササダンゴ「心拍数バクバクいってますよ! 嫌ですよ!」
亜門GM「もう言っちゃったからさ」
ササダンゴ「そうですか…。まあ、実はですね、わたくし一度引退しておりまして、そのときの引退試合の相手を鈴木みのるさんにやっていただいたという経緯がありまして、そこからきちんと挨拶せずに…」
高木「鈴木さん、めっちゃ怒ってたよ」
ササダンゴ「鈴木さんと2人で飲むチャンスが2、3回あったんですけど、このことについては触れてなくてですね…」
亜門GM「ちゃんと挨拶しようよ」
ササダンゴ「そこからなんですよ。痛いのが嫌だとか、怖いとかじゃなくて、そこからなんですよ。あの…がんばります!」
◇休憩後◇
(イサミ登場)
イサミ「私事なんですが、5月いっぱいでドロップキックの店長をやめさせてもらうことになりました。というのもですね、忙しすぎます。店長業務をしながら代表業務をこなすのは不可能だと、最近になって気づきましたので。次の店長は決まってます。もちろんこの人です」(彰人がスーツ姿で登場。)
イサミ「こういう大事な場でこういう格好で来る私と、スーツに着替えて出てくる彰人と。次はちゃんとしたドロップキックになりますので。ぜひ遊びに来てください」
彰人「イサミさんから変わってだいぶ店の雰囲気も変わるかもしれないんですけど、ホスピタリティーあふれる…」
イサミ「ちゃんとした」
彰人「ちゃんとした店を開きたいと。今日は営業が休みなんで」
イサミ「今日ドロップキックに来たいという人がいたら、その時間をBASARAによこせ!」
◇第6試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○高山善廣 男色ディーノ(10分33秒 エベレスト・ジャーマン・スープレックス・ホールド)[第59代王者]船木誠勝 ×坂口征夫
☆高山&ディーノが第60代王者となる(試合終了後)
亜門GM「ベルト奪取おめでとうございます。次のタイトルマッチは5月28日、後楽園ホールでおこないたいと思ってます。闘いたい挑戦者チームとかいらっしゃいますか?」高山「その日オレ、忙しいんだよ」
亜門GM「え、いや、でも、こないだ確認させていただいた…」
高山「忙しいって言ってんだよ!」
亜門GM「ダメですか…」
高山「もう決まったことがあるんだよ」
亜門GM「わかりました、すいません。じゃあ5月21日の札幌大会はどうでしょう?」
高山「札幌だったらOKだよ」
亜門GM「闘いたい挑戦者チームは?」
ディーノ「私たちはDDT一回りして外にもいってみようと思ってるから、だれでもいいよ」
亜門GM「じゃあ決まり次第発表しますので…」
高山「オレらはだれの挑戦でも受ける! なぜならオレらは、ノーフィアー!」
【船木、坂口の話】
坂口「すみません、船木さん。」船木「いやいや、そういうことじゃないよ(苦笑)。あんな体験は初めてだから。」
坂口「そうですね。ちょっと自分らが想像していた斜め上をいかれたんで。自分もどうにも出来なかったんで。」
船木「っていうかさ、あの二人を倒すためには俺たちもホモにならないとダメなんじゃないの?」
坂口「もうそういうふうになってしまうしか……。」
船木「あれは無理だから、また違う人がタイトル獲ったらまた挑戦しようね。」
坂口「そうですね。はい!」
船木「それでいいじゃん。やっぱりホモにはホモ。高山選手があんなになってるとは思わなかった。あれはちょっとビックリしました。ちょっとDDTに来て改造され過ぎてるような気がします。」
坂口「そうですね。まさか今日出してくるとは思わなかったんで。」
船木「あの手があったんだね。」
坂口「またちょっとよろしくお願いします。」
――ディーノ選手とはもう絡みたくない?
船木「絡みたくないと言うよりは、ちょっと太刀打ち出来ないというか、やっぱり格闘技とは違う……何て言うんですかね。闘いは闘いなんだなと。襲いにくるという姿勢は格闘技ではないんですけど、闘いは闘いなんだと。そういう気持ちはありました。何て言うんですかね? 闘うんじゃなくて襲うっていう感じなんですよ。そういう意味では闘いの上をいってるような気がしました。怖いです。恐ろしい! 高山選手にキスされて、やっぱり自分よりも大きい人にヤラれるとどうにもならない。だから女の人の気持ちが分かりましたよ。何か……ヤラれてしまう(苦笑)。分かりますか? ヤラれてしまう……あんな大きい人から迫られたら断れないよね?」坂口「そうですね。」
船木「襲われるしかない。ヤラれるしかない。」
坂口「なすがままっすね。」
船木「もう笑いが止まらない。こんな体験初めてです。」
坂口「いや、スミマセン。自分がちょっと……。」
船木「いやいや、今日のは事故だから。」
坂口「まさかあのオッサンがあんな手を使ってくるとは。」
◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第61代王者]△竹下幸之介(60分時間切れ引き分け)[挑戦者]△遠藤哲哉
☆竹下が2度目の防衛に成功(試合終了後、ベルトを受け取った竹下が、サードロープにもたれる遠藤に歩み寄り、ベルトを掲げてみせる。遠藤が立ち上がり、額をつけてにらみ合い。張り手を打ち込んだ遠藤がダムネーションとともに退場。竹下はバッタリとダウン。)
亜門GM「竹下、お疲れ様。(涙声で)すごい試合だったよ」
竹下「GM、ボクがチャンピオンな限り、後楽園満員にし続けるんで安心してください」
亜門GM「ありがとう(涙)。たのもしい(涙)」
(竹下が亜門GMの頭をなでる。)
竹下「ちょっと、ボク帰っていいですか?」
亜門GM「ちょっと待って。チャンピオンなんだから締めないと」
(いつどこ挑戦権保持者の大石と島谷が通路に現れるが、続いて高山が登場しリングへ。)
亜門GM「高山さん、どうされました?」
高山「オマエには用はねえんだよ。用があるのはチャンピオンだよ。いや、すごいね。すごいチャンピオンだよ。立派すぎる。オレの甥っ子ぐらいだぜ、コイツ。オレもさ、GHC、IWGP、NWF、三冠、コレクションしてんだよ。その中にさ、KO-D無差別も入れておきたいなと思ってるんだけど、どうかね?」
亜門GM「いつでもどこでも挑戦権を使われるということですか?」
高山「いつでもどこでも使えるんだろ、これ?」
亜門GM「そうですけど…。ひょっとして、いま使いますか?」
高山「いま、と言ったらかわいそすぎるだろ。言ったよな、甥っ子みたいなもんだって。(通路の大石と島谷に)おいテメエらなにやってんだよ! チョロチョロしてんじゃねえよ、さっさとうせろ」
(大石と島谷が退場。)
亜門GM「いまじゃないということは、いつ使われますか?」
高山「だからさっき言っただろ。次の後楽園、用事があるってよ」
亜門GM「5月28日の後楽園で挑戦するということですね。竹下…」
竹下「高山善廣、プロレス界の帝王学、オレに教えてみろよ」
高山「坊主、その口、吹っ飛ばしてやるからな。覚悟しとけ」
(額をつけてにらみ合い。亜門GMが5・28後楽園での決定をアナウンス)
亜門GM「ただし、それまで高山さんがだれかに負けていつでもどこでも挑戦権が…」高山「ない!」
亜門GM「可能性の話だけ言わせてください…。負けた場合はいつでもどこでも挑戦権が移動してしまうので、タイトルマッチ無効になってしまうので、負けないようにお願いします…。あと、一応あと2つ3つありますので、それまでにだれかが使って竹下がベルトを落とすという可能性も…」
高山「ない! もしそいつらが使ってもチャンピオンが防衛してくれるよ、オレのためにな」
(そこで彰人がマイク。)
彰人「高山さんよ、あんたクソつまんない使い方してんじゃねえよ。そんな余裕こいてたら足元すくわれるよ。いや、すくってやるよ。オマエ、今日タッグ巻いただろ? 挑戦させろ」
高山「コイツ、これ(いつどこ)もう使ったでしょ? こんなこと言う権利ないじゃん?」
亜門GM「いや、タッグに関してはいつどこ関係ありませんので…どうでしょう?」
(ディーノがリングイン。)
高山「なんかさ、わけわかんないこと言ってるよ、コイツ」
ディーノ「言えば通るとかね、そんなのよくないかなあと思いますよね」
彰人「ディーノさん、あんたに用事があるんだよ。ボクはね、あなたにあこがれてプロレス界に入って来た。けど、いまのあなたはつまらない。ケツばっか出してんじゃねえよ!」
ディーノ「ほお。であれば、よっちゃん、ちょっといま私カチンときちゃったから、やるのは構わない。じゃあ、つまんなくないケツで防衛しますよ」
彰人「つまんなくないケツ、あなたできるの? もうお客さん、あなたのお尻にはあきてるよ。あなたの肛門なんかもう見たくないよ」
ディーノ「見たくないから見せてるんですけども」
彰人「いいよ、じゃあその見たくないっていうケツ、それも全部オレが食って、オマエを食ってやるよ」
ディーノ「見たくないケツを食うなんてなんて変態かしら!」
彰人「オレは空腹のブラックバスって言われてんだよ。食ってやるよ」
ディーノ「あんたの腹がいっぱいになればいいけどね!」
彰人「いっぱいになった上でそのベルト取ってやるよ!」
亜門GM「もういいからそのへんにしておきましょう」
ディーノ「私たち、DDT一巡して外にも行こうと思ってるから、あんたたちは申し訳ない、通過点です」
(5・21札幌での竹下&彰人のKO-Dタッグ挑戦、5・28後楽園での高山のKO-D無差別級挑戦決定がアナウンスされる。)
高山「まあそういういことで、札幌のチケットと航空券買っとけよ。そして次の後楽園の前売りもすぐ買いに行け!」
ディーノ「じゃああとはよろしくお願いします」
(高山&ディーノが退場。)
竹下「おっさん2人ちょっと本気出してきましたね」
彰人「いやあ、大人げないディーノさんが戻ってきますね。楽しみですね」
竹下「タッグ選手権も楽しみにしてください。ボクたちが巻きますので。彰人さん、何かありますか? オールアウト始まりましたけど」
彰人「いいよ。あんなすごい試合見た後オレはなんもねえよ。オマエが締めろよ。今日はオマエが主役なんだから」
竹下「ありがとうございます。まあ、遠藤選手に関しては勝って防衛できなかったことが自分の中の後悔としてありますけど、でも、この続きはいつかやりますので、みなさんそのときを楽しみにしといてください。次の挑戦者、高山善廣、自分がジャーマンで逆に投げて、エベレスト・ジャーマンより高いジャーマンしてやりますので応援よろしくお願いします。DDTプロレス、もっともっと最高で最強の団体にしていきます。これからも応援よろしくお願いします。今日はありがとうございました」
【高山&ディーノの話】
――まずは奪取したKO-Dタッグ戦について。
ディーノ「いつも通りよね。」高山「もう全然こっちの試合だったね。」
ディーノ「ね!」
高山「こっちっていうかディーノの試合。」
ディーノ「まあまあまあ。私の試合=よっちゃんの試合でもあるわけだから。」
高山「まあそうね。」
ディーノ「全然。普通に道を歩いていて、普通に目的地に着いただけ。まだまだ先にもあるからね。」
――次の挑戦者にメイン後、竹下&彰人組が名乗りを挙げてきましたが。
ディーノ「どうせいつかやるんだから。」高山「まあね。本当は別に権利もなにもないんだけどね。俺ら優しいからさ、受けてやるよ。
ディーノ 本当に優しい! だからもう何もない。普通に道を歩くように防衛してしまうと思う。」高山「そんな感じだね。」
ディーノ「本当に申し訳ない。」
ーー高山選手としては5.21札幌でタッグを防衛して、5.28後楽園でKO-D無差別級を奪うと。
高山「そう! うちはベルトが三本になっちゃうね。」ディーノ「そうなの。で、私がひょっとして6人タッグも獲ってしまうと、あら不思議。ねえ、いつの間にか大手かけてるからね。あー、申し訳ない! ごめんね!」
高山「まあしょうがないよね。」
ディーノ「プロレスに独占禁止法ないから。もう本当にごめん! 普通に獲っちゃうわ。どうせみんな私のことノーマークだったでしょ。気付いたら大手ですよ。まあそんなもんなんですよ。キャリアって。」
――今日のメインを見て、改めて王者としての竹下選手の印象は?
高山「いや、まあ立派ですよ。立派! 本当に立派。若いのにね。」ディーノ「ねえ。」
高山「だから尊敬します。尊敬する王者だからこそ、あいつを叩きのめしてベルトを獲りたい。」
――DDTに参戦して以来、チャンスがあればベルトを狙っていくと言ってましたが、いまの竹下選手から獲るのがベストだと?
高山「そうね。一番いい状態じゃないベルトが。」【竹下、彰人の話】
彰人「まずタッグのことからいいですか。高山さんがああやって挑戦するって言って、僕が一番嫌いな使い方をしたわけですよ。次の挑戦の確約をするだけのいつでもどこでも挑戦権。あんなの高山さんだったら、あんなのなくたって「挑戦したい」って言ったら挑戦出来るんですよ。あんな勿体ない使い方して、僕は本当に髙山善廣は足元を見てるのかなって思いましたね。まあ勢いでタッグ挑戦することになって。僕はプロレスずっと見てきて、男色ディーノっていう人間を見て、またプロレスってものに憧れを持って一緒にやりたいなって思って、この業界に入ってきて、すごい憧れだったんですよ。男色ディーノっていう人間は。けど、時間が経つにつれてあの人は最近ではずっとお尻を出したりしていて、何かあの人自身の進化が途中で見えなくなっちゃって。僕がちょうどディーノさんから離れた頃くらいですね。何か憧れていた男色ディーノが、自分の中でドンドンドンドン憧れがなくなってきて、風化してものになってきて、それをちょっと成仏させなきゃいけないのかなと。男色ディーノっていう人間はこれでまた何か違うものを見せてくれるかもしれないけど、僕が望んでいるのはそういうことなんですよ。何かすごいハチャメチャなアイデアを出す男色ディーノが見たいわけで。もちろん、ベルトは獲る気でいるんですけど、これはたぶん僕が男色ディーノに対する愛で。進化した男色ディーノが見たい、あの人にはまだ衰えてほしくないっていうんがあってね。でもそんな男色ディーノを僕が食って、一気にベルトを二人で獲りたいなと思います。今日の主役は竹ちゃんなんで、竹下にいろいろ聞いてください(と言って控室へ)。」竹下「タッグ選手権に関してはさっき彰人さんが言ったんで。彰人さんにとって男色ディーノっていうのは特別なレスラーだと思うので、僕はそこに集中してほしいかなって思います。僕は髙山善廣に照準を合わせるというか。でも来月の後楽園の1週前ですか? 前哨戦というよりは、もうタッグ選手権なので。ALL OUTを組んでまだ間もないんで、ここで勢いつけたいし。前哨戦っていう気持ちよりか、タッグのベルトを俺たちが巻くんだ、あいつらに防衛させないんだっていう気持ちで、タッグ選手権は臨みたいと思います。で、無差別シングルは今日、遠藤選手と闘って決着つかなかったですけど、そこまで僕たちはもしかすると追いつけ追い越せで切磋琢磨してきたのかもしれないですけど、そこまでいまは拮抗しているってことです。実力がもうぶつかり合っているっていう、それはもう微妙なバランスでいま来てると思うんですよね。だからこの60分でも時間切れになったていう……。まあまたいつかこのベルトをかけてでもいいし、どんな形でも試合したいと思いますけど、僕はこのタイトルマッチが決まったときも言いましたけど、これを取って置きのカードにしたいっていうのがあるのでポンポンポンしないですけどね。でも、いつか…いいタイミングで出来たらいいなと思います。高山選手についてはまあ来月、もちろん自分がいつどこからも守り切って、高山選手もいつどこを持ち続けていうのが条件ですけど、でもあの髙山善廣ですからね。まだまだ実力出し切ってないと思うし、このDDTに来て。竹下幸之介というレスラーがチャンピオンとして対角線に立ってときに、どんな闘いを見せてくれるのか、それが敢えてチャンピオンとして上から目線で楽しみです。」
――彰人選手が高山選手にいつどこ権を「つまらない使い方」と言ってました。もしかしたら60分フルタイムになった直後に高山選手が……。
竹下「よかったですけどね、それでも。自分はそれでもよかったですよ。確かに不利かもしれないですけど、ずっとHARASHIMAさんがチャンピオンだったときに言っていたように、それがルールなんで。いつどこに関してDDTでプロレスをしているルールなので。だからそのルールに則っているので、別に僕はそれでもよかったし。まだ出来たと思うし。……動けなかったかもしれませんけど。でも僕はそれでもよかったですよ。でも確かにベストコンディションで髙山善廣と闘いたいっていう気持ちはありました。」――60分闘っても決着がつかなったですけど、今後何が二人の差を分けていきそうですか。
竹下「なんでしょうね。運もあると思いますよ。やっぱり闘いにおいて運ってあると思うんですよね。だから運を掴むというか、流れを掴むというか。そういう闘いですかね。もうトレーニングがどうとか、そこでは均衡してると思うんですよね。でもたぶん僕たちも一生懸命試合してグッタリしてますけど、たぶんマスコミの人たちもお客さんも、見ている人たちもみんな疲れたと思うので。でもプロレス最高だなって思えてもらえてたらいいし、僕はプロレス最高だって思っているから。だから最終的にはプロレスが好きな気持ちが上回って勝てたらなって思っています。」【遠藤の話】 まあ結果は引き分けだけど、カリスマを喜ばせられなかったから俺の負けです。いやぁ……俺はさ、ベルトとか興味ないけどカリスマを喜ばせるためだけに、それだけをモチベーションにこの試合に臨みました。あの人は俺を本当に救ってくれた人だから。これでアイツを、竹下を……地獄の底に落として、少しでもカリスマに恩返ししたかったんですけど、結局試合が終わって、カリスマの笑顔を見ることが出来なかったんで、今日の試合は竹下の勝ちです。以上。
DDT後楽園大会のメインは竹下の保持するKO-D無差別級王座に遠藤が挑戦、遠藤の嫉妬からタッグを解消しDAMATION入りした遠藤、竹下に絶望を与えるために再び立ちはだかった。
序盤は竹下がグラウンドで優位に立ち、遠藤のケブラータも阻止して遠藤の首をエプロンの角に叩きつけ、通路でDDTを敢行し首にダメージを与えるなど、遠藤の仕掛けに対して竹下が先回りしてリードを奪う展開となる。
このまま竹下ペースで試合が進むかと思われたが、場外戦を仕掛けた遠藤が竹下の膝を鉄柱に固定してから、膝めがけてドロップキックを発射し、遠藤が低空ドロップキックからトーホールド、デスロック、場外戦でのニークラッシャーと形勢逆転に成功、竹下もゼロ戦キックから反撃し、場外の遠藤にプランチャ、リングに戻ってからダイビングハンマー、ハンマーブローから河津落とし、ボディーシザースと攻め込むが、2度に渡って仕掛けたブルーサンダーは遠藤が回転エビ、フランケンシュタイナーで切り返し、竹下を場外へ追いやってからプエロデアギラ、リングに戻ってバックアンドエルボーからDDT、足掛け式のネックロックと攻め込み、30分が経過するとスタミナに自信のある遠藤に対し、竹下は攻め疲れが目立ち始める。
竹下の垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すが、遠藤はテツヤ・イン・スカイ、トーチャーラックボムからシューティングスタープレスを投下するも自爆、両者はエルボー、頭突き、ラリアット合戦から、竹下がロープワークからラリアット、二段式ジャーマンからクロスアームジャーマン狙いは、セコンドの佐々木が松井レフェリーを引きつけている間に遠藤が急所蹴りで阻止すると、場外戦へと雪崩れ込み、放送席から記者席まで雪崩れ込んでいくと遠藤が記者席でのトルネードDDTから、ポーリーを踏み台にしてのケブラータを発射、最初は遠藤に任せていたDAMATIONだが、DAMATIONの総力をかけてベルトを奪う姿勢を見せる。
40分が経過すると遠藤がフライングフォアアーム、スカイツイスター狙いは竹下が阻止も、宙吊りになった竹下の膝にフットスタンプ、膝にドロップキックから変形のアンクルホールド!足四の字狙いは竹下が首固めからラ・エスパルタで切り返し、ツームストーン狙いも遠藤がアンクルホールドで切り返して譲らない。
45分経過でエプロンでの攻防、竹下がエプロンでフロントスープレックス!場外で遠藤がダウンしている間に竹下が膝のサポーターを治し、リングに戻った遠藤に串刺しを狙うが、担いだ遠藤はgo2sleepを敢行、ドロップキックからコーナーへ昇るも、竹下は競り合いの末、トップロープからの雪崩式ブレーンバスターで投げ、50分が経過すると両者は打撃戦から、竹下がダブルチョップ、遠藤がダウンで竹下が起こそうとすると遠藤が首固めで丸め込み、ハンドスプリングレッグラリアットからネックスクリューを決めると、シューティングスタープレスを投下するも、竹下はカウント2でキックアウトする。
遠藤はスカイツイスタープレスを狙うが、竹下とのコーナーでの競り合いの末、遠藤が雪崩式スパニッシュフライを決めると足四の字で捕獲、さすがに残り時間が少なくなってきたことで遠藤も焦りが見え始める。
遠藤の突進に対し、ジャンピングニーで迎撃した竹下はジャンボの勝ち!固め、ラストライドからジャーマンを狙うが、サムソンクラッチで切り返した遠藤はクロスフェースで捕獲したところでタイムアップ、60分フルタイムとなった。
序盤は竹下が有利に進み始めたが、後半からは遠藤が追いぬき、追い詰めたが、竹下の粘りの前にどうしても首の皮一枚破れないまま時間が経過してしまった。これは遠藤にとっては悔しいところだった。だがDDTでKO-Dをかけた試合で60分フルタイムは初めてか、竹下や遠藤だけでなく、見ていたファンも60分フルタイムの試合は滅多に出来ないことから貴重な経験をしたと思う。
その竹下の前にいつどこ挑戦権を保持している高山が名乗りを挙げ、5・28後楽園での選手権が決定となった。高山はご存知の通り新日本プロレスではIWGPやNWF、全日本では三冠、NOAHではGHCとヘビー級王座を奪取したベルトホルダー、その高山がKO-Dに目を付けたのだから、それだけKO-Dの価値が上がったということか、また竹下に挑戦してみたいという欲も生まれた。60分フルタイムも竹下にとって試練だが、レジェンドとの戦いも竹下にとって試練でもある。またセミのKO-Dタッグ選手権は船木がディーノとの絡みを嫌がったため坂口がローンバトルを強いられる展開となり、また船木もディーノのナイトメアなど男色技を受ける坂口に理解不能となって困惑する。終盤にはディーノの地獄門の餌食にあった坂口に船木がカットに入るが、高山のリップロップを喰らうと、坂口もディーノのリップロップを喰らってしまい、最後は高山がエベレストジャーマンで3カウントを奪い王座を奪取、さすがの船木もディーノワールドには入り込めなかった。メイン終了後には彰人がディーノを批判し竹下との新ユニット「ALLOUT」で挑戦を表明した。
第2試合の6人タッグ選手権は平田一喜のみ敗者国外追放というルールも課せられてしまい、音響トラブルで高木と大鷲がアカペラで「TOKYO GO!」を熱唱して平田が登場するも、納得しない平田が二人を蹴飛ばすと、例の如く敵味方関係ないだけでなく、所属選手、スタッフや夜行われるBASARAの選手、何も関係のないDJニラまで加わって平田を袋叩きにし、大鷲も高木もまるで平田の追放を望んでいるかのごとく試合をやる気がない。
焦れた平田は手刀の乱打から「TOKYO GO!」で平田無双も、大石に丸め込まれて、高木らがアットも、サンドウィッチラリアットの誤爆で平田が破れてしまい、明日の結婚式プロレスを持って平田は追放となってしまった。休憩前には8・20両国で10人タッグ王座の新設、6・1後楽園で高木vs鈴木みのるによる東京ドームでの路上ノーピープルマッチ、5・28後楽園でササダンゴマシンの復帰も発表され、対戦相手も高木と組んで鈴木みのる、ロッキー川村組となった
後楽園大会たくさんのご来場ありがとうございました。試合は決着つかずで悔いは残るのですが、プロレスはやっぱり楽しくて最高です。たくさんの応援ありがとうございました。#ddtpro
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2017年4月29日高山善廣に対して言った「つまらない」はdis、男色ディーノに向けて言った「つまらない」は愛。ケツを引き合いに出したけど、要はギラついた男色ディーノと闘いたいのです。タッグ選手権、狙いは男色ディーノ。 #ddtpro
— 彰人 (@akitonsgk) 2017年4月29日斜め上をいかれた…#ddtpro
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2017年4月29日#行ってらっしゃい平田さん#ddtpro#NωA pic.twitter.com/fzIKQB2S4n
— 大石真翔 (@014mako10) 2017年4月29日DDT後楽園大会終了!落ち込む平田に今日から参戦したハイジが励ます一面も。このまま海外へ行け、と言わんばかりだな(笑)。18時半からプロレスリングBASARAもあります!#ddtpro#pw_basara pic.twitter.com/XMjAHUVJFK
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年4月29日竹下vs遠藤 KOD無差別級選手権初の60分フルタイムドロー。凄い試合だった。また続きを見てみたい、そう思える素晴らしい試合だった。終わった後に声をかけたら2人とも笑顔。それもまた凄い。若いっていいな。#ddtpro pic.twitter.com/3yocN5bjEN
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年4月29日DDT後楽園大会ありがとうございました!
とにかく凄い大会でした!
竹下も遠藤も凄い!
そして高山さんのマイクに痺れる☆
このあとはスワンダイブで皆様のご来店をお待ちしております!
ちょうど今オープンしたはず!
— 井上マイク (@maikuinoue) 2017年4月29日東京ドーム路上プロレスは6月1日16時よりDDT UNIVERSEで生中継します。5年越しの鈴木みのる選手とのノーピープルワンマッチ興行、ただの路上プロレスにするつもりはない。東京ドームでのプロレス史上に残る試合にします!ご期待ください!#ddtpro#DDTUNIVERSE pic.twitter.com/NhYSez6dn7
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年4月29日 -
カリスマ・佐々木大輔が東郷と引き分けで師匠越えを果たせずも電撃和解!
4月14日 DDT「DAMATION不法集会」東京・新宿FACE 600人超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼エニウェアフォール6人タッグマッチ/30分1本
○HARASHIMA バラモンシュウ バラモンケイ(10分38秒 無効試合)アントーニオ本多 高梨将弘 伊橋剛太◇第2試合◇
▼30分1本
○ハイジ・カトリーナ(2分50秒 体固め)×島谷常寛
※レッグドロップ◇第3試合◇
▼3WAYマッチ/30分1本
○遠藤哲哉(14分16秒 片エビ固め)×関根龍一
※シューティングスタープレス もう一人は児玉裕輔◇第4試合◇
▼30分1本
○田中将斗 関本大介(14分34秒 片エビ固め)石川修司 ×マッド・ポーリー
※スライディングD◇第5試合◇
▼DDT EXTREAM選手権~Ultimate Submission Mstch~/30分
[第39代王者]佐々木大輔(3-3)[挑戦者]ディック東郷
☆佐々木が初防衛に成功①○東郷(7分13秒 チキンウイング・フェースロック)
②○東郷(8分56秒 胴絞めスリーパーホールド)
③○佐々木(16分22秒 足四の字固め)
④○佐々木(18分23秒 裏足四の字固め)
⑤○佐々木(23分18秒 腕取り式クロス・フェースロック)
⑥○東郷(25分23秒 クロスフェースロック)(試合終了後)
佐々木「おいディック東郷、いや佐藤さんよ、引き分けだ。疲れた…。何を隠そう、あんたは俺の師匠で、5年前、2012年チームであった時に引退するって勝手に言って、勝手に引退すんじゃねえって思って、そして2012年。マヤ文明の予言と同じ時期だ。あんたが引退してマヤ文明の予言の話があって、俺は…おかしくなった。カード、もう払えないぐらい使った。毎週酒飲んで3日に一回、いや2日に一回は記憶がない。それもこれも全部、あんたディック東郷、あんたみたいなレスラーが勝手に引退して、しかも勝手に復帰しやがって、どうしてくれんだ! ちょっと…しゃべってくださいよ」東郷「オマエの言う通り勝手に引退して、勝手に帰ってきた。オマエがおかしな方向に走ったのも、全部俺のせいだ。レスラーが、一度引退するって決めて、戻ってくる。こんな恥ずかしいことはねえよ。だから俺は、この重罪を、背中にずっと背負って、これからずっとずっと体が動く限り闘い続ける。オマエが抱いた俺の罪を、背負ってオマエとそのほかの弟子たち、そいつらとずっと向き合っていくのが、俺の課せられた課題だと思っている。オマエはな、この4年間でずっとずっと、強くなった。認めるよ。きょう引き分けってことはな、引き分けってことは俺は勝ってない。負けたも同然だ。しかし! オマエも進化してるけど、俺も進化するつもりだ。次、半年後か1年後かわからない。でも次はオマエの高い壁になって、このリングに最後立ってやる」
(両者は抱き合い、東郷は退場。)
佐々木「…なんてこった、和解みたいな感じに、なってしまった。こんなつもりじゃ、なかったのに…しかも帰っちゃった…オーイ、ディック東郷! きょうは引き分けだ。次、俺が勝つまで、あんたを超えるまで、勝手に引退するんじゃねえ。どこだ、DDTユニバース。いまの見るように伝えておけ。上がってください、みなさん。(ダムネーションのメンバーがリングへ)俺もう疲れたから(と石川へ)」石川「えーきょうはダムネーション主催興行、不法集会お集まりいただきまして、まことにありがとうございました。みなさまの投票のおかげで、こうやって主催興行ができました。面白かったですか? 次、第2回不法集会Ⅱやりたいと思いますんで、ダムネーションに熱い応援これからもよろしくお願いします!」
(カリスマが蹴り飛ばす)
佐々木「てめえオラ、俺は疲れてるんだ、怒らせるんじゃねえ! 客ども! てめえらふざけやがって、てめえらが勝手に集まるから、俺たちがちょっと頑張って大会やんなきゃいけなかっただろ。(石川に)てめえはもう二度と客に媚び売るんじゃねえ。(遠藤とポーリーに)肩組んでんじゃねえ。(ポーリーがそっと腕を戻す)オーイ! 俺たちは、もう二度と、大会は、やらない。俺たちはダムネーションだ! 俺たちは群れない、媚びない、そして結婚しない。このDDTのリング、そしてマザーアースは、俺たちダムネーションを中心に回ってんだ! もう一回言うぞ、俺たちは群れない、媚びない、結婚しない。このマザーアースは俺たちダムネーション中心に回ってんだ、覚えとけ」【佐々木、石川、遠藤の話】
遠藤「(児玉とは初対決)児玉選手の印象というのは試合は正直そんなに見たことはないですけど、ちらっと見てすげえ動けるし体もできてる人だなと。けっこう前から試合はしてみたいなと思ってたんですけど、今日ダムネーションで自分で興行できるとなって、じゃあぜひそこで児玉選手と試合をしようと。(次はシングル?)シングルでまたやりたいですね」石川「関本選手はずっと闘ってる仲なので。いつも大日本で当たってるんで、DDTのお客さんにもその闘いを見せたいなというのもあって。またいつも組んでる耕平さんと闘おうと思ったんですけど、体調不良で出れないとなったんで、じゃあ対戦してことがないZERO1の選手と言えば田中さんかなと。耕平さんの欠場は残念ですけど、願ったりかなったり。やってみてやっぱりすごい選手だったので楽しかったですね。(また対戦したい?)はい、もちろん」
大輔「まあ見出しで言うと、電撃和解? 和解しちゃった。試合に関して言えば、引退して復帰して、あの人もう何歳だ。ふざけんじゃねえって感じだ。なんでそんなコンディションがいいんだ!? でも、勝ってもないし負けてもないけど、引き分け。そして電撃和解。これは俺も予想してなかったし、誰も予想してなかったと思う。(師匠は超えたい存在?)うーん、超えなきゃいけない部分と、きょう3回ギブアップ。3回勝ってると言っても過言ではない。(最初に取られたのはカリスマ)そうだけど! 3回勝ってる。超えられない相手じゃないという手応えはあった。
(東郷は簡単に超えられたくないと。父親に腕相撲で勝った時に父親が小さく見えたから、そんな思いをさせないと)まあ俺の親父は痛風でダメだから、超えるところはないんだけど。いずれまた機会があると思う。俺が死ぬ前には…俺もたぶん先は長くないから、死ぬ前に超えたいね、ハハハ。
(引退して戻ってきた時、わだかまりはあったと思うが、そういう気持ちはもうない?)そういう気持ちをリング上でしゃべったら、なんか悪かったみたいになってたじゃない? だからね、和解みたいになっちゃった。あんなこと言われたのにてめえコノヤローって言ってたら、それは俺もそうとうなキチ●イだ。俺は真人間だから、そこはいったん収めた。(興行全体やってみて)マッチメークからいろいろ、メンバー、ポイントずれたことばっか言う。私の負担が多くて、ひじょうに…私も酔っぱらって会議の内容も覚えてないし、もうやりたくないというのが本音ですね」
石川「指向が固まらなかった、方向が、ベクトルが」
大輔「いい加減なことばっか言いやがるからホントに苦労しました。もうやりません」
昨年度DDT総選挙でユニット部門1位となったDAMATIONの主催興行が開催され、メインは佐々木がEXTREAM王座をかけ、かつての師匠である東郷の挑戦を受けた。この試合は王者である佐々木が東郷を挑戦者に指名したもので、二人は東郷がプロレス学校「SUPER CREW」を立ち上げた際に1期生となったのが佐々木で、東郷の指導を受けた佐々木はレスラーデビューを果たし、東郷がDDTに参戦した縁でDDTに定着するも、東郷は2012年に引退、2016年に現役復帰しDDTに参戦した際に佐々木が襲撃をかけ挑発、8月の両国ではタッグで対戦したが佐々木が東郷を流血に追い込んでからベトナムドライバーでKOしたことで、東郷が怒り和解どころか遺恨が深まってしまった。今回は師弟対決だけでなく遺恨決着戦となり、試合形式も30分の間にどれだけギブアップを奪うか~Ultimate Submission Mstch~という過酷なルールでの対戦となった。
序盤は両者共クロスフェースの奪い合いとなるが、東郷が佐々木の腕攻めを展開、そしてアームロックをで捕獲して佐々木がギブアップして東郷が先制、更に胴締めスリーパーで捕獲して佐々木が2度目のギブアップをするなど、東郷が師匠の貫禄を見せつけて引き離していく。
劣勢の佐々木は佐々木もトラースキックで活路を見出すと、DDTからダイビングラリアット、ソバットと攻め込み、掟破りのペティグリーを狙うも、リバースした東郷がエプロンへといくと、佐々木はロープ越しのドラゴンスクリューを敢行し脚攻めを展開、膝へのダイビングエルボーから足四の字で捕獲して東郷がギブアップし、やっと1本返すと、ペティグリーを狙う東郷をリバースした佐々木は裏足四の字で捕獲し東郷はギブアップ、2-2のイーブンに持ち込む。
しかし佐々木のキックをキャッチした東郷は中指を立ててからクロスフェースロックで捕獲、ペティグリーからダイビングセントーンを狙うが、佐々木は松井レフェリーをコーナーにぶつけて阻止し、場外へ落ちた東郷をイスに座らせて場外カウンターからダイビングエルボーアタックを発射、リングに戻してからベトナムドライバーを狙うも、東郷が切り返してクロスフェース、だが佐々木がクロスフェースで切り返し東郷はギブアップ、佐々木が3-2でリードを奪う。
両者は打撃戦となるが、佐々木の突進をラリアットで迎撃した東郷はペティグリーからダイビングセントーン、クロスフェースで捕獲して佐々木がギブアップして3-3で再びイーブンとなるが、東郷の胴絞めスリーパーに対し佐々木はレッグロックで返すも、残り時間が1分となったところで東郷がクロスフェースで捕獲、逃れた佐々木もドロップキックを放つが東郷が腕十字を決めたところでタイムアップとなり3-3の引き分けで佐々木の防衛となった。試合後は佐々木は東郷に対して言いたいことをぶち撒けつつ、思いを述べると、東郷も佐々木の成長は認めつつも、まだまだ高い壁でいると返して両者は抱き合って和解、最後はDAMATIONのメンバーが揃って大会を締めくくった。
東郷越えは達成できなかったが、並び立つことだけは出来た。それが佐々木にとって唯一の収穫だったかもしれない。東郷にしても内心はDDTのトップの一角となった佐々木の成長を認めていたはず、その二人がリング上で思っていたことをぶつけ合って、最終的に和解となった。師匠に勝つことは出来なかったが、佐々木やDAMATION的にもハッピーエンドで終われた大会だった。
また第3試合では遠藤がWRESTE-1の児玉、BASARAの関根と3WAY戦で対戦し関根が気合を入れることをよそに遠藤と児玉が激しくやりあい、二人から無視された関根はどうしても絡もうとしてどちらかと結託しようとするが、まったく相手にされずに場外へ落とされ、児玉は遠藤を場外へ追いやるとノータッチ・トペコンを発射、リングに戻ってからはロープ越しのアトミコと遠藤を攻め込む。
劣勢の遠藤は関根を蹴散らしてから児玉にスワンダイブ式フライング・フォアアームを発射、回転エビ固めからゆりかごめで捕獲するも、二人から相手にされない関根がカットに入り、児玉と遠藤それぞれに猪作戦、児玉にカミカゼを決める。
児玉はドロップキックで遠藤を場外へ追いやってコーナーも、関根が突き落とし、リングに戻った遠藤が児玉にケブラータを発射も、関根のトペは自爆、リングに戻った遠藤と児玉は激しい攻防を繰り広げるが、関根がまた邪魔に入ると児玉はトラースキックを浴びせる。しかし遠藤が児玉をフラムフライで場外へ追いやると、残る関根をシューティングスタープレスを投下して3カウントを奪い勝利となった。石川はポーリーと組んで欠場の佐藤耕平に代わり出場しDDT初参戦となる田中、関本組と対戦、初対決となる石川と田中は激しくぶつかり合えば、ポーリーも関本相手に肉弾戦で競り勝つも、串刺し攻撃をかわされたポーリーが捕まってしまい主導権を奪われてしまう。
やっと交代を受けた石川は田中にラリアット、バックドロップ、コーナー二段目からのダイビングフットスタンプと猛反撃するが、交代した関本のハンマーからスピアーを喰らい、アルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げられるも、ポーリーがカットに入った後で石川が32文ロケット砲を発射、打撃戦やバックドロップの応酬を繰り広げる。
石川組は田中にダブルのボディープレスを決め、合体チョークスラムで勝負に出るが、ポーリーのリバーススプラッシュが剣山で迎撃されてしまうと、田中組が猛ラッシュをかけてポーリーに集中砲火を浴びせ、最後は関本のラリアット、田中のスライディングラリアットからのスライディングDの前にポーリーは力尽きた。今日のような30分間は生きていて今日だけだろう。でも生きてたらまたあるかもしれない。疲れ果てたわたしはDAMNATIONのメンバーではなくコイツと。ぶれてるし。みんなどこ行ったんだ。 pic.twitter.com/7awq2M56cV
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2017年4月14日素直じゃないやつ pic.twitter.com/BmRELKReRm
— dicktogo (@boliviacuba) 2017年4月14日ダムネーション新宿FACE大会でした!ポーリーと組んで、関本&田中組と対戦。いやーやりがいありました。また田中選手とは闘ってみたい。
持ち込んだ石川デストロイTシャツは完売!ありがとうございます。
帰りは安心安全のロマンスカー。 pic.twitter.com/EqWPWLI84K
— 石川修司 (@g0925union) 2017年4月14日対角のコーナーにいてほしい人がまた増えた#ddtpro#w_1
— 遠藤哲哉 (@entetsu_ddt) 2017年4月14日ダムネーション新宿大会とスワンダイブご来店ありがとうございました!
ダムネが超満員札止めだったのもあってか、スワンダイブも札止めになってしまい入れなかったお客様大変申し訳ありませんでした。
明日も営業しておりますので、何卒よろしくお願い致します!
— 井上マイク (@maikuinoue) 2017年4月14日DAMNATION不法集会(先ほど綴り間違えてごめんなさい)メインイベント、佐々木大輔vsディック東郷の試合後のやり取りは、お二人のラブレターの交換を垣間見てるようでした。不法集会だったけど、なんて合法的な陶酔のあれやこれや! #ddtpro
— sayoko mita (@345m) 2017年4月14日 -
1泊2日の三団体弾丸ツアーの最後はDDT…自身が挑戦もアイアンマン王座がアメリカへ流出!
3月26日 DDT「ドラマスティック真田丸2017」大阪・平野区民ホール 318人超満員
◇大会前◇
▼アイアンマンヘビーメタル選手権試合
[挑戦者]○ジョーイ・ライアン(17時29分 横入り式エビ固め)[第1213代王者]×男色ディーノ
☆ライアンが第1214代王者となる▼アイアンマンヘビーメタル選手権試合
[挑戦者]○男色ディーノ(17時30分 横入り式エビ固め)[第1214代王者]×ジョーイ・ライアン
☆ディーノが第1215代王者となる▼アイアンマンヘビーメタル選手権試合
[挑戦者]○ジョーイ・ライアン(17時31分 首固め)[第1215代王者]×男色ディーノ
☆ライアンが第1216代王者となる◇第1試合◇
▼30分1本
高木三四郎 ○平田一喜(10分24秒 奇跡を呼ぶ一発逆転首固め)樋口和貞 ×上野勇希◇第2試合◇
▼4WAYマッチ~オーバー・ザ・トップロープルール/30分1本
○彰人(10分2秒 オーバー・ザ・トップロープ)×吉村直巳①○大鷲透(2分31秒 オーバー・ザ・トップロープ)×マット・ポーリー
②○吉村(8分19秒 エビ固め)大鷲◇第3試合◇
▼30分1本
○KUDO(11分24秒 片エビ固め)×大石真翔
※ダイビングダブルニードロップ◇第4試合◇
▼30分1本
○HARASHIMA 高尾蒼馬 ヤス・ウラノ(10分51秒 体固め)入江茂弘 マイク・ベイリー ×ワンチューロ
※蒼魔刀◇第5試合◇
▼30分1本
高山善廣 ○石井慧介(9分50秒 片エビ固め)坂口征夫 ×高梨将弘
※高角度ダブルアームDDT◇第6試合◇
▼「DDTがDDTであるために」20年のエンタメ集大成!ワールドワイド世界一ヤバイ決定戦第2ラウンド アイアンマンヘビーメタル選手権試合/60分1本
[挑戦者]○ジョーイ・ライアン(17時31分 首固め)[第1215代王者]×男色ディーノ
※男色ドライバー
☆ライアンが王座防衛◇第7試合◇
▼30分1本
○佐々木大輔 遠藤哲哉(19分21秒 ミスティカ式クロス・フェースロック)竹下幸之介 アントーニオ本多1泊2日の三団体プロレス弾丸ツアーのトリを飾るのはDDT、しかし前日の横浜大会ではアントンがハッピーモーテルを解散表明、彰人もスマイルスカッシュを離脱するなど異変が起こる。そして今大会では3月20日たまアリ大会の再戦となるディーノvsライアンのアイアンマンヘビー級選手権が組まれ、前説で調印式が行われるが、無差別テロのごとく王座が入れ替わるアイアンマン王座に調印式が必要なのかと思いきや、調印書にサインの後で記念撮影が行われると、その直後にライアンがディーノを丸め込んで3カウントとなって王座が移動するハプニングが発生、亜門GMはただちに調印式をやり直し、再び記念撮影となるも、今度はディーノが丸め込んで3カウントとなり王座がまた移動、調印式がやり直しになり、記念撮影になるが、またまたライアンが丸め込むと、さすがの亜門GMもキレてカットに入り二人を一喝、だがその直後でライアンが丸め込んで3カウントとなって王座が移動、ヤケになった亜門GMは調印式を強制終了し、入江が英語でコールして開会となる。
選手権はセミに組まれたが、入場するライアンをディーノがいきなり丸め込み、ライアンがキックアウトして試合開始となり、場外戦へと突入、ディーノはナックルを浴びせてライアンをダウンさせると、オープン・ザ・チャレンジということでディーノの呼びかけで観客が次々とライアンに挑戦してカバーし、自分自身もライアンに挑んでカバーするもキックアウトされ無念にも王座奪取に失敗、カップルだけでなく大会パンフレットもライアンをカバーするがライアンはことごとくキックアウトし王座を死守する。
場外戦は売店へと突入しNωATシャツで殴打すると、売り物をメチャメチャにされた大石は頭を抱え、乱闘はステージへと雪崩れ込んでライアンは断崖式チ●コ投げを狙うが、大石がカットして売り物をメチャメチャにされた報復としてライアンにスタナーを浴びせるが、ダウンしていることを良いことに大石がカバーするも、ライアンのセコンドである入江がカット、ところが入江もカバーに入るとライアンはキックアウト、入江の裏切りにライアンも怒りを露わにする。
戦場はリングへと戻り、大石にコーナーで尻だしを指示、大石は嫌がりながらも渋々コーナーで例の如く尻を出すが、ディーノは無視してファイト一発から男色ドライバーを狙う。しかしライアンはマンハッタンドロップで阻止するとチ●コ投げを狙うが、ディーノが切り返したところで地元・大阪府八尾市出身の上野を呼び込み、コーナーでの尻出しを指示するも、上野は嫌がってドロップキックを浴びせ、ダウンしているライアンをカバーするも、またしてもライアンはキックアウト。怒った二人はディーノがケツ掘り、ライアンがチ●コ投げで痛めつける。
頼りになるのは大石しかいないと考えたディーノはシーソーホイップで大石の地獄門へ叩きつけようとするが、寸前でストップしたライアンは大石の地獄門にロリポップキャンディーをねじ込み、ディーノの口に突っ込むと、掟破りの男色ドライバーで3カウントを奪い王座を防衛、試合後にはライアンが再びアメリカへ持ち帰り、レッスルマニアまでいくと宣言すると、ワンチューロが襲い掛かってカバーするもキックアウトされライアンは逃亡、ディーノとワンチューロも追いかけるが、大石は尻を出したまま放置され、肩を落としながら退場していった。注目の一人である彰人は第2試合でポーリー、大鷲、吉村とバトルロイヤル形式での4WAY戦に挑むが、ポーリーのパワーの前に大鷲だけでなく吉村でも歯が立たず蹂躙される。だが3人がかりで攻め込まれてポーリーはOTRで開始5分で最初に退場、これに激怒したポーリーは映像班の今成夢人を襲撃しTシャツを破り捨てる。
だが大鷲も吉村のぶちかましになぎ倒されてしまうと、劣勢の大鷲に彰人が加勢して大鷲が髪をくくって彰人と同じ髪型となり、彰人と肩を手を回してぐるぐる回るブラックハーツ戦法で吉村を翻弄するが、吉村は関係なく二人まとめてラリアットでなぎ倒す。
吉村は彰人にパワーボムを狙うが、彰人がリバーすると大鷲が吉村をラ・マヒストラルで丸め込むが、彰人が吉村をひっくり返して大鷲が3カウントとなり退場、彰人は吉村とエプロン攻防となり、パワーボムを狙う吉村に足横須賀で切り返してから低空ドロップキックを浴びせOTRで退場させ、彰人が勝利となる。竹下&アントンのハッピーモーテルは佐々木&遠藤のDAMATIONと対戦、我闘雲舞とは一転しDDTモードとなったアントンはロープワークで躓いて転ぶと、佐々木に待ったをかけて「大阪版ごんぎつね」を話すが、コーナーに控える遠藤は退屈気な顔を浮かべるが、サミングを浴びせる、しかし場外戦となるとDAMATIONが客席に竹下、アントンを投げつけて形成を逆転させ、客から奪った上着でのチョーク攻撃からアントンを捕らえ試合の主導権を握る。
劣勢のアントンは竹下にやっと交代するも、遠藤の右腕攻めに捕まり主導権を奪うまでにはいたらず、佐々木がアントンをクロスフェース、遠藤が竹下を飛びつき腕十字で捕らえるが、竹下が強引に持ち上げて遠藤を佐々木に叩きつけてカットする。
ハッピーモーテルはダブルのバイオニックエルボーから連係で佐々木を捕らえるが、ナックルを浴びせるアントンに佐々木がドロップキックを浴びせると、NOW OR NEVERからミスティカ式クロスフェースでギブアップを奪い勝利、試合後もDAMATIONが締めくくり、大石のマイクアナウンスで大会が終了かと思いきや、アイアンマン王座奪還を狙うディーノがライアンと乱闘したままリングに雪崩れ込んでベルトを奪い合うが、遂にキレた大石がディーノを追い掛け回し、その後でディーノだけでなく大石もライアンを襲撃するがベルトは奪えず海外流出は決定となった。
最初にアメリカへ流出したときはヤングバックス、カシアス・オーノことクリス・ヒーロー、クリス・マスターズやトミー・ドリーマー、ロッキー・ロメロ、レイ・ミステリオ、X-PAC、リコシェ、MVP、スコット・ホールとベルトが渡り歩いたが、ライアンのアピール通りにWWEまで辿り着いてレッスルマニアで誰かが王者となるのか・・・大日本、我闘雲舞、DDTと1泊2日に渡ってきたプロレス観戦弾丸ツアーもこれにて終了、写真は後日更新しますが、これからが大変だ…
【平野リポート】DAMNATIONが同一カード2連勝!遠藤の右腕攻めに「スイッチ入った」(竹下)/アイアンマン王座は調印式から大荒れ…最終的にライアンの手に渡ってアメリカ流出決定!https://t.co/DEnU6tJN10#ddtpro pic.twitter.com/8pUFvhIUSs
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2017年3月26日I'm taking the #ddtpro Ironman Heavymetalweight Championship to #Wrestlemania! pic.twitter.com/BdzZzQahH8
— Joey Ryan (@JoeyRyanOnline) 2017年3月26日ライアンは明日帰国予定。またしてもアイアンマンヘビーメタル級王座が海外へ流出する事に。。。ライアンのハッシュタグが #Wrestlemania 。。。#ddtpro#アイアンマンよ何処へ行く https://t.co/9HaOKgMA9Q
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年3月26日 -
竹下がHARASHIMA越えを達成しKO-D王座を奪取!20周年となったDDTは新しい夢へと向かいだした
3月20日 DDT「Judgement2017~DDT旗揚げ20周年記念大会~」さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ 10702人 超満員
<アピール、コメントなどはDDT公式、週プロモバイルより>
◇第1アンダーマッチ◇
▼DNA提供試合
島谷常寛 ○吉村直巳 鈴木大(8分8秒 体固め)レッカ 下村大樹 ×上野勇希
※投げ放しパワーボム◇第2アンダーマッチ◇
▼東京女子プロレス提供試合
優宇 ○ミル・クラウン 伊藤麻希(10分23秒 ミルクラッチα)才木玲佳 辰巳リカ ×滝川あずさ◇ダークマッチ◇
▼アイアンマンヘビーメタル級&キング・オブ・ダーク両選手権時間差バトルロイヤル
○ワンチューロ(17分6秒 オーバー・ザ・トップロープ)×大家健 ×澤宗紀
※登場順(退場順) ①MIKAMI(4) ②GENTARO(3) ③美月凜音(1) ④柿本大地(2)⑤橋本友彦(5) ⑥バンビ(3)⑦ポイズン澤田JULIE(6)⑧ゴージャス松野(9)⑨トランザム☆ヒロシ(12)⑩松永智充(7)⑪星誕期(8)⑫ワンチューロ ⑬ヨシヒコ(10)⑭[第19代キング・オブ・ダーク王者]伊橋剛太(11=脱落したため王座防衛)⑮マッド・ポーリー(12)⑯こたつ(13)⑰澤宗紀(14)⑱大家健(14)
☆ワンチューロが第1209代目王者となる。なおDJニラは勝手に参戦していたためカウントされず▼アイアンマンヘビーメタル選手権試合
[挑戦者]○ヨシヒコ(13時43秒 体固め)[第1209代王者]×ワンチューロ
※ステージからのスーパーフライ
☆ヨシヒコが第1210代王者となる◇第1試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合3WAYマッチ/60分
[挑戦者組]大石真翔 勝俣瞬馬 ○MAO(8分11秒 片エビ固め)[挑戦者組]高尾蒼馬 彰人 ×ヤス・ウラノ
※キャノンボール450°あと1チームは[第28代王者組]樋口和貞 岩崎孝樹 渡瀬瑞基
☆樋口組が2度目の防衛に失敗、大石組が第29代王者となる◇第2試合◇
▼スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
ジャガー横田 石井慧介 高梨将弘 ○ゆに(10分9秒 ウラカンラナ・インベルティダ)大鷲透 ×平田一喜 アントーニオ本多 レディ・ピアード▼アイアンマンヘビーメタル選手権試合
[挑戦者]○こたつ(14時41秒 押さえ込み)[第1210代王者]×ヨシヒコ
※ステージからのスーパーフライ
☆こたつが第1211代王者となる▼アイアンマンヘビーメタル選手権試合
[挑戦者]○ジョーイ・ライアン(14時42秒 体固め)[第1211代王者]×こたつ
※チ●コ投げ
☆ライアンが第1212代王者となる◇第3試合◇
▼入江茂弘凱旋試合/30分1本
○入江茂弘(8分44秒 タズミッション)×マイク・ベイリー◇第4試合◇
▼スーパー女子プロ大戦2017/30分1本
赤井沙希 ○里村明衣子 中島翔子(7分56秒 デスバレーボム)アジャ・コング チェリー ×山下実優
※デスバレーボム◇第5試合◇
▼大山峻護プロレスチャレンジマッチ/30分1本
○高山善廣 ディック東郷(13分15秒 エベレストジャーマンスープレックスホールド)KUDO ×大山峻護【高山、東郷の話】
高山「ありがとうございました!」東郷「ありがとうございました(高山と握手)。やっぱり頼もしいですね。」
高山「ハハハハハ。もう先輩と組んでいたら、本当に怖いものないですね。」
東郷「いやいやいや。たぶんこれでね、大山選手もプロレスの怖さ、奥深さっていうのが分かったと思う。今までの1対1の対決じゃない、こうやってタッグもあれば6人タッグもある。今まで一人で関節が極まったものが、今回みたいにタッグマッチだったら極まらないんですよ。あれだけ体に力入ってずっと動いていたら、これが(時間)無制限、例えば60分一本勝負じゃもたないよ。これからドンドンドンドン試合をやっていくうちに、それが分かっていくと思うよ。いい勉強になったと思うよ。」
高山「まあ本人がやる気があるかどうか分からないけどね。」
東郷「これから続けるのかどうかは本人次第だけど。」
高山「デビュー戦がレスリングマスターに教わったから完璧でしょ。」
東郷「(髙山は)プロレス界の帝王だよ。」
高山「それでもう嫌だったらしょうがないっすね。」
――高山選手はこの会場に思い入れがあると思うのですが、久しぶりに試合をしてみていかがでしたか?
高山「会場はどこでも一緒だよ! 新木場だろうが。たまたま裏を通ると懐かしい雰囲気があるだけ」【大山、KUDOの話】
大山「いや、もう想像以上に……苦しかったですねぇ。自分の想像を越えてました。今日は本当にいろいろな思いを胸にリングに上がったので、ひとつひとつ色々なものを味わってみようと思ったんですけど、正直そんな余裕なかったですね。いやすごかったです。KUDO「本当に大山さんの緊張感っていうのが伝わってきて、何か一緒にPRIDEのリングに上がっている(苦笑)、そんな気分になりましたね。でもデビュー戦でここまであの2人とやり合えたっていうのは、本当にすごいことだと思うし。大山さんの気持ちは分からないですけど、もしプロレスを続けたい気持ちがあるなら僕はまだまだ一緒にやりたいし。まだこれからもちょっとプロレスとは離れるかもしれないですけど、一緒に練習とかしていきたいなと思います。」
――大山選手、今KUDO選手から「プロレスを続けるなら一緒にやりたい」という言葉がありましたが、今後プロレスをやってみたいという気持ちは?
大山「そうですね、気持ちは……そうですね。まあ今回は本当に覚悟決めてリングに上がったので……答えはまだ出せないですけど、今回はKUDOさんの存在が本当に心強くて、本当に潰されそうなくらいプレッシャーがあったんですけど、本当に助かりました。本当にタッグパートナーに恵まれましたし、対戦相手にも恵まれました。苦しかったけど、すごく幸せな時間でした。」――さいたまスーパーアリーナには思い入れがあると思いますが、久しぶりに試合をした感想は?
大山「もっとね、「ただいま!」って感じになるかなと思ったんですけど、余裕なかったですね(苦笑)。いやー、本当に何年経っても、何回リングに立っても緊張するんだなって思いました」◇第6試合◇
▼PRO WRESTLING TEES presents「DDTがDDTであるために」20年のエンタメ集大成!ワールドワイド世界一ヤバいヤツ決定戦~アナルエクスプロージョンデスマッチ/30分1本
[挑戦者]○男色ディーノ(12分3秒 漢固め)[第1213代王者]×ジョーイ・ライアン
※男色ドライバー
☆ディーノが第1214代王者となる【ディーノ、ライアンの話】
ディーノ「(ライアンとともに帰ってきて)こうやってジョーイと……何て言うんだろうな。ジョーイとやれたことが嬉しいわよね。何だろう……別にDDT20周年とかそんなに気にしてなくて、何かみんなが言うからそうなんだろうなぁ、それっぽい感じにしないといけないんだろうなって思ってるけど、全然そんなことなくて。ただ、まあさいたまスーパーアリーナってことは事実なんで、そこで世界に向けてっていうのが、私の……20周年で後ろ向きなんじゃなくて、20年からもっと違う世界に行こうよってことで、今回はジョーイに……。」ライアン「ディーノ、ジョーイ、フレンズデス。」
ディーノ「(ライアンと握手しながら)これはもうどっちが世界一ヤバイとか関係ない!」
ライアン「フレンズ! (アイアンマンのベルトを指差しながら)アイムバック!」
ディーノ「は? いやいやフレンズだからこれは……。」
ライアン「フレンズ?」
ディーノ「フレンズ、フレンズ!(ライアンとハグするが、ベルトに手が伸びると)NO! NO!」
ライアン「フレンズ、プレゼント!」
ディーノ「NO!」
ライアン「YES!(テーブルを叩きながら立ち上がる)」
ディーノ「(立ち上がって)イッツ・マイン!」
ライアン「NO! イッツ・マイン!(アイアンマンのベルトをお互いに奪い合い、さらにイスやテーブルを倒しながら小競り合い。ライアンは英語でまくし立てながら退席)」
ディーノ「いいよ、いいよ。分かった。これ狙ってるの、あんた? 帰れ! アメリカに帰れ! 日本に来るな! 日本の地だ、チクショー! えー、見ての通り、私が戦後70年で仇を取りました。ただいまを持って太平洋戦争は終結しました。皆さん、ご苦労様でした!(敬礼)」
――そんな壮大なテーマが隠れていたんですね。
ディーノ「その通りです。ただ次の戦争が始まる。そうやって血なまぐさい争いを止める気配はありません。皆さんそれに一喜一憂して、せいぜい争い事を楽しんでください。私はなるべく対戦相手を殴らず、話し合いで解決したいと思います。よろしくお願いします! お疲れ様でした! では万歳三唱で締めたいと思います。行きます! (マスコミやVIP席のお客さんも一緒に)バンザーイ! バンザーイ! バンザーイ! ありがとうございました!」◇第7試合◇
▼ウチコミ!presents KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[第59代王者組]坂口征夫 船木誠勝(12分16秒 片エビ固め)[挑戦者組]×石川修司 遠藤哲哉
※ダイビング式神の右膝
☆坂口&船木組が2度目の防衛に成功(試合終了後、坂口と船木はアルティメット総研の大友社長からベルトが贈呈されて記念撮影。その背後からディーノが忍び寄って大友社長にリップロック。)
ディーノ「船木ちゃーん、アンタの長いキャリアでいろんな敵がいたわね。でもまだこのハイブリッドボディーと闘ったことないでしょ? 私、ドラマティック・ドリーム・チームの男なの。アンタが今まで闘ったことない闘いを提供するのがお仕事なの? 次は決まっているの?」亜門「次は4月29日後楽園大会を予定しているけど相手は決まってないよ」
ディーノ「私たちはやることを言いました。どうなんですかね」
坂口「ナメんな。せっかく船木さんと勝利の余韻に浸っていたのに。アンタ(高山)もアンタだよ。いつから落ちぶれたんだよ。来るなら来い。殺してやる」
ディーノ「勘違いしないで。ワタシは正々堂々と舐めるのよ。やってやりますよ。ねえ、よっちゃん」
高山「征夫、差別はよくねえぞ。このリングに上がれば誰でも闘えるはず。今度の後楽園で俺たちがベルトを獲りにいくぞ、ノーフィアー!(新生ノーフィアーは退場。)
坂口「俺らのほうがノーフィアーなんだよ。4月、船木さん、殺ってやりましょう」
船木「ちょっと俺は苦手なタイプ(苦笑)。だけど皆さんの前で言われたから仕方がないね。どうなるつもりで良い覚悟でやるよ。そのかわり、絶対勝つ」
(最後は欠場中の梅田も揃った酒呑童子も加わって「さいたまスーパーアリーナの皆さんと酒盛りだ!」と言うと、一本の酒瓶を全員で回し飲んで酒盛り締め。)
【坂口、船木の話】
――まずは挑戦者チーム、石川修司&遠藤哲哉との対戦はいかがでしたか?
坂口「いや強かったですよ、石川選手。遠藤も強いけど、やっぱり石川選手の体の強さは……。ただ自分一人じゃ敵わない部分もあったわけで。そこは船木さんに助けていただいて。改めて何て頼もしい人なんだって思いました。」船木「だけどみるみる征夫がすごく強くなっているのが見て分かるので、1回1回おうごとに必殺技も増えてきて。何か今一番上がっているような気がしますよね。だからこそ次のあのホモは絶対止めたいです。どういう作戦か分からないですけど。キスとかしてくるんでしょ?」
坂口「しますね。」
船木「されたことあるの?」
坂口「あります。」
船木「あるんだ。そこが1個ポイントですよね。そこを気持ち悪るがって避けているうちにやられてしまうのか、もしくはそれも受け入れた上で仕留めるか。その辺に何となく勝つか負けるかのポイントが懸かっているような気がしますね。」
――坂口選手は挑戦を名乗りあげてきたディーノ&高山組の印象は?
坂口「まあリング上で言った通りです。ディーノ選手に関してはあのまんまだし。船木さんが言った、あのまんまだし。ただ横にいる金髪のオッサンが何を考えているか分からないし、あの人あんなだったの? 自分が追いかけていた髙山選手、あれ? どこでどう変わったの? って。本当に骨抜かれちゃったんじゃないのかなって思って。その牙を戻しておかないと、自分と船木さんには勝てないっすよ。ケツ出してうちらに勝とうなんざ100年早いっすよ。以上です!」船木「じゃあ後楽園で(坂口と握手)。」
【遠藤、石川の話】
遠藤 「試合前、会見で俺は「船木誠勝は過去のものだ」と言った。ただ、俺自身もまだまだハイブリッドには届いてなかった。今日はそれを認めるしかない。」石川「復帰1戦目で坂口に勝って、ちょっと自分自身がもう余裕って思っていた部分があったかもしれない。まあもう1回、もう1回チャンスがほしい。やっぱりまだ(コンディションが)100までいってないんで。100までもう1回上げて、もう1回タッグでもいいし、もう1回シングルでもいいから坂口と。船木でもいいからやらせてほしい。それだけです。」
【ディーノ、高山の話】
ディーノ「まあ、そういうことよね。プロレス界にもまだまだ夢のカードは転がっているってことよ。」高山「せっかくDDTに来たんだからね。」
ディーノ「ねー。そうよ。」
高山「あんな試合してもつまんないじゃん!」
ディーノ「ホント、そう。ちゃんとねおもてなししなきゃね!」
高山「ね!」
ディーノ「もうそれ以外に言うことはないわね。普通にDDTスタイルでやれば、DDTのタッグベルトなんだから当然にように私たちに来ますよ。ここからノーフィアーがちゃんと快進撃が続くわけだから、ちゃんとその感じを……もう今からスタートだからね! 先に言っておくわよ。この時点でちゃんと目を付けておかなきゃ遅れちゃうわよ。」
高山「もうさっきのやり取りで分かるでしょ? もうこっちのものだったじゃん。」
ディーノ「もう全然。」
高山「何を言っても(坂口&船木は)全然ダメだよ。」
ディーノ「もうシンプル。なぜかって言ったら、もう私には怖いものが一切ないもの。」
高山「本当にない。」
ディーノ「もうこれはイージーワークです。イージーワークのように、じゃあヨッちゃんお願いするわよ。」
高山「じゃあ次は絶対俺たちがベルトを獲りに行くぞ!」
二人「ノーフィアー!」
◇第8試合◇
▼シブサワ・コウ35周年記念「信長の野望~俺たちの戦国~」戦国武将マッチ/30分1本
○飯伏幸太[織田信長] 秋山準[上杉謙信] 関本大介[柴田勝家]with入矢麻衣[お市の方](14分57秒 片エビ固め)×高木三四郎[豊臣秀吉] 武藤敬司[武田信玄] 木髙イサミ[真田幸村]with徳田公華[松姫]
※フェニックススプラッシュ(試合終了後、退場した将軍たちだが高木だけが戻ってくる。
高木「DDT20年、ありがとうございました! 戦国武将祭りというイベントのご縁でさいたまスーパーアリーナでやりたいと思って今日開催することができました! 満員のお客さんじゃー! ありがとう! これだけの大勢に見送ってもらいたいと思います。引退します。もう思い残すことは何もないです。これだけのお客さんが集まった。俺がいなくてもDDTはもっともっと大きな団体になっていくと思っています。だからまったく悔いはありません。いや、ないといったら嘘になります。5年前にある場所に進出して、ある選手と闘いたいと思っていました。でも! ある場所に連絡しても返事がこないんです! もう思い残すことはないんだよ! だから、新藤! 引退の10カウントゴングを鳴らせ! 新藤、ためらうな!…いやためらえ! いやためらえ! 引退の10カウントゴングを!(1カウント鳴らさせる)まだだ! みなさん長い間、ありがとうございました。苦労をかけた選手・スタッフ、松井さん、今林さん、そして支えてくれた家族のみんな、ありがとう。それではみなさん、ありがとうございました」(こうして10カウントゴングが鳴らされるも、8カウント目で木曽レフェリーが電話をもって「ストップ! ストップ!」と亜門GMのもとに駆けつける。)
亜門「高木さん、ちょっと待ってください! たった今OKをもらえました」高木「あと2つだったのに!」
亜門「やっていいんですって! これですよ!(スクリーンには東京ドームの写真。さらに「路上プロレス in 東京ドーム開催決定!」の文字。)」
高木「本当に東京ドームからOKが出たのか?」
亜門「今きました! でも規制が厳しいみたいで早朝とか深夜になるかもしれないけど、やれるみたいです!」
高木「東京ドームさん、ありがとう!」
亜門「引退なんかしないですよね?」高
木「引退撤回! 引退なんかするわけねえだろ! 俺にはまだまだこの団体をデカくする夢と野望があるんだよ! オマエらあきらめちゃダメだぞ。すぐ潰れると言われた団体がさいたまスーパーアリーナを満員にしたんだ! DDTはまだまだデカくなってやる! 東京ドームで路上プロレスやるぞ! 俺の曲かけろ、ミュージックスタート!」)
◇第9試合◇
▼セキチューpresents DDT EXTREME級選手権ハードコアマッチ/60分1本
[挑戦者]○佐々木大輔(19分7秒 体固め)[第38代王者]×葛西純
※特大ラダーからのダイビングエルボードロップ
☆葛西が4度目の防衛に失敗、佐々木が第39代王者となる(試合終了後)
佐々木「エクストリーム取ったぞ。でもな、今はこのベルトはいらねえ(ベルトを放り投げる)。葛西純! 葛西さんよぉ! 生放送じゃいえない言葉だけど、アナタは最高に狂ってたよ! 葛西、葛西……(場内『カサイ』コール)うるせー! 今日勝ったのは俺だ! ここにEXTREMEのベルトがある! 俺たちDAMNATIONの反撃の始まりだよ! またこのDDT、俺たちが制圧してやるよ! いいか、よく聞け! 俺たちがDAMNATION、俺たちは群れない・媚びない・結婚しない! 俺たちがDAMNATION、そしてこの俺がカリスマ、佐々木大輔だ!」【佐々木の話】
佐々木「男なら有言実行! EXTREME獲ったぞオイ! 葛西純! 葛西純、テメー! これ生放送じゃねぇよな? 生放送? 違う! あのキ●ガイ、この野郎! うらー! 殺す気か、あのキ●ガイおい! 完全に気が触れちまってるよ。でもな、俺もちょっとだけ気が触れてたかもしれない。それがこれ(ベルト)だ。何か聞いてくれよオイ。」ーー試合後、葛西選手が「9月に第2子が生まれるんで死ねない。まだまだこれからも生き続ける」と言っていたのですが、群れない・媚びない・結婚しないがモットーの佐々木選手はそれを聞いて、何か思うところありますか?
佐々木「おめでとうございます。俺は変わらず、いつ死んでもいいよ。今日はきっと酒飲んじゃいけないけど、明日まで飲むよ俺は。明日になったら死んでるかもしれない。そしたらオイ! 棺桶にこれ(EXTREME級のベルト)入れてくれ。遺影はキャンディスとのツーショットにしてくれ! 俺の遺言だ。」ーーその棺桶に入れるベルトですが、誰を相手に防衛戦をやっていきたいとお考えですか。
佐々木「防衛戦なんかしねぇよ! あんなキ●ガイから獲ったベルト、誰にも渡さねぇよ。どうやったら渡さないか分かるか?」ーー防衛戦をやらない?
佐々木「そういうことだ!」ーーそれは会社側が許さないと思うのですが。
佐々木「大丈夫。防衛戦組まれても行かないから。最後にもうひとつ。このDDT、今アイドルとか、作り笑顔の野郎どもとか、未来がどうとか言ってる奴いるよな。俺はああいうのにウンザリしててよ。本当に刺激のまったくないプロレスライフを送っていたんだよ。そんな中で葛西純! 葛西純に感謝するよ。俺のプロレスインポが治ったよ。ビンビンだよオイ! それだけだ。」【葛西の話】「三つ取られたな。それぐらい分かってるよ。もうね、カリスマがどうこうっていうのは別にいいんだよ俺っちは。カリスマうんぬんっていうのは自分で言うもんじゃねえ。人が決めるもんだよ。そんなちっぽけのmのどうでもいいんだよ。こうやって! あんな狂った試合して、今こうして生きている! それだけで十分だ。でもまだ佐々木大輔に三つ取られたってだけで、俺っちは今日やってみてあいつより弱ぇとか強ぇとか思っちゃいねぇ。こうやって生きてる限り、またあいつにリベンジすればいいことだし。生きてるだけで儲けものだよ。生きてるだけで素晴らしいんだよ。まあ、こうして生きてる限り、あいつにリベンジするもよし、また他の人間がベルト巻いたら挑戦するもよし。これからも生きるから俺っちは! 9月に息子だか娘だか分からないけど、第2子が生まれるんで死んではいられないんだよ。まだまだ生き続けなきゃいけないんだよ俺っちは! 以上だ。これで終わりじゃねぇ!」
◇第10試合◇
▼グッドコムアセットpresents KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○竹下幸之介(31分28秒 クロスアーム式ジャーマンスープレックスホールド)[第60代王者]×HARASHIMA
☆HARASHIMAが4度目の防衛に失敗、竹下が第61代目王者となる(試合終了後、なんとか先に起き上がった竹下がガッツポーズ。HARASHIMAは頭を抱えた。)
竹下「闘っていただいたHARASHIMA選手、ありがとうございました。DDT20周年、僕はDDTが大好きです。DDTを見てプロレスラーになりたいと思い、今、20周年のメインのリングに立ちました。DDTのレスラー・スタッフ、みんなプロレスを命がけで愛しています。自分がデビューした時から期待の新人、プロレス界の未来と言っていただいて正直プレッシャーになっているところもあって、未来を見せると言い続けてきました。もうそんなこと言いません。これからもプロレス界の未来を見せていきます(涙)。HARASHIMAさん、本当にありがとうございました(竹下の握手をHARASHIMAが拒否して花道を下がった。グッドコムアセットの長嶋社長から賞金200万円が贈呈される)今日は本当にありがとうございました。今すべて出し切りました。もうこれ以上何も言うことはありません。試合ですべてを伝えたつもりです」(すると佐々木と遠藤が花道を闊歩して現れる。)
佐々木「竹下、今日はオマエが勝つと思っていたよ。コングラッチュレーション、おめでとう。オマエこそDDTの未来、プロレス界の未来だよ。なんていうと思ったか! 泣いてんじゃねえよクソガキ! テメエみてえなやつ、DDTのチャンピオンだと? ここにいるお客さん、神様が許してもこの俺が許さねえ! 次でテメエを終わりにしてやる! 次の挑戦者はテツヤだ」遠藤「竹下、いや竹ちゃん、感動のマイクのあとにすまんな。竹ちゃんさ、未来って何かわかる? 俺は未来が何かわかんないし、興味もまったくないんだよね。竹ちゃんさ、俺のこと目障りと思っているよね? 俺もお前のこと正直目障りだと思ってんだよ。だからせっかくそのKO-Dのベルト獲ったし、それを懸けて最高の潰し合いをしようぜ。どうだ竹ちゃん、いい返事してくれるかな?」
亜門「4・29後楽園を予定してました。どうでしょう、チャンピオン?」
竹下「…お客さんが決めてください! 見たいですか?(場内拍手)こんなに拍手があるってことは超満員札止めで間違いないですね。遠藤、いや、テッちゃん。次の4月の後楽園、KO-D懸けてやりましょう(亜門GMが決定をアナウンスする。)
遠藤「竹ちゃん、ずるいな。こんな大勢のお客さんを味方につけて。まあせいぜいトレーニングをお互い頑張ろうな。(佐々木と遠藤は退場。)」
竹下「さっそく次のタイトルマッチが決まったんで、首も足も痛いんですけど、明日からもゴールドジムで頑張りたいと思います。本当に!本当に!さいたまスーパーアリーナ、DDT20周年興行ありがとうございました!」
(するとカーテンコールへ。本日の出場選手がリングに集結する。HARASHIMAがダメージを引きずりながらリングイン。竹下の名前が最後にコールされた。)
竹下「これはどういう状況ですか?」高木「皆さん、今日はどうもありがとうございました! もう何も言いますまい。DDTはこれからももっともっといろんなことにチャレンジして大きくなっていきたい。DDTの未来だけでなく、プロレス界の未来も見せていきたいと思っています! メインで勝利した竹下、この場を締めてくれ!」(場内「タケシタ」コール。)
竹下「何締めですか?」
高木「一本締め」
竹下「大山さん、一本締めとは?…あぁ拍手のやつね(竹下は観客を起立させる)20年目以降もよろしくお願いします! お手を拝借!(と一本締め。)」
(場内に『Into The Light』が流れる。選手が引き揚げるとリングには竹下とHARASHIMAが対峙。竹下が右手を差し出すと、HARASHIMAは「もう一回やろう!」と答えて応じ、その腕を掲げた。HARASHIMAがリング下から引き揚げようとすると竹下が呼び止めて2人が揃って花道で退場。お客さんの握手に応えて引き揚げた。)
【竹下の話】
竹下「うーん、うーん、やり切りましたし、出し尽くしましたし、頑張れたと思います。HARASHIMAさんとタイトルマッチ出来る喜びももちろんあったし、この20周年の、さいたまスーパーアリーナのメインに立てるっていうのも嬉しかったし。何か皆さんの、DDTの選手、スタッフの期待も感じたし。対戦相手であるHARASHIMAさんも「竹下がどこまでついてこれるか」っていう期待があったと僕は思って試合をしていたので。すごくプレッシャーにもなりましたけど、それは自分がデビューしてから5年間、背負い続けていたプレッシャーなんで、ようやくDDTのみんなにも、お客さんたちにもひとつ期待し続けてくれた恩返しが出来たような、そんな気持ちです。」ーー試合後、マイクで「ずっとDDTの未来と言われたことにプレッシャーを感じていたが、これからはみんなでDDTの未来を創っていきましょう」と発言がありましたが、早速初防衛戦が遠藤哲哉選手に決まりました。以前はタッグを組んでいたライバルですが、王者として何か思うところはありますか。
竹下「うーん、佐々木選手が「遠藤哲哉だ」って言ったときに、僕のその時の気持ちは断ろうと思いましたね。GMが決めようが何をしようが。今日、僕タッグ選手権もモニターで見てましたけど、負けたわけですよね。石川修司という最強のパートナーがいながらタッグのベルトを巻けなかったわけで。で、自分が去年チャンピオンだったときに遠藤選手とタイトルマッチやってまだ1年も経ってないし、何か僕の中では竹下vs遠藤っていうのは取って置きたいカードなんですよね。だからそんなすぐにやりたくないっていう気持ちで、普通に断ろうと思っていたんですよ。でも何か遠藤選手がコメントをマイクでしてましたけど、「あ、何か変わったな。遠藤哲哉、変わったな」と思って。これならまた前回とは違う試合になると確信したので。で、お客さんの反応もすごかったので、ならやろうっていう気持ちです。」ーー改めてDDTの20周年記念興行をさいたまスーパーアリーナでやって、たくさんのお客さんの中でメインのリングに立った心境は?
竹下「ホント、感謝しかないですね。このDDTをやってにはお客さんがこうやって応援してくれる力が必要ですし、こんなにたくさんのお客さんに集まってもらって、祝ってもらって、その感謝がまずひとつ。あとDDTという団体、会社に感謝。じゃないと、自分もこうしてこんな大きな舞台に立ててなかったかもしれないですし。本当に……最近はトレーニングとかしていても、別にいい奴ぶるわけじゃなくて、本当に感謝の気持ちが大きいんですね。何か差し入れしていただくサプリメントとか、他の人はなかなか得られないもので。だから何か自分も一生懸命頑張って、本当に恩返ししたいという気持ちが今日一番強かったですかね。今日は本当に感謝です。ありがとうございます。」ーーリング上で感極まるようなシーンがありましたけど、どの辺りの思いで?
竹下「ハハハハ。あれはね、プレッシャーからの解放とかいろいろあったかもしれないですけど、まず言い訳なんですけど煽りVでグッとくるものがあって。今成(夢人)さんが作ったんですけど、今回のメインの煽りV。やっぱり自分は夢の中にいるみたいだなって思って。でもDDTの20年の歴史を感じてグッとくるものがあって。まあ一番僕がグッときた理由は試合後真っ先に駆け付けてくれたアントーニオ本多選手がですね、泣いていたことです。泣きながら自分を抱きしめてくれたことに感極まってしまいました。」ーー30分過ぎの勝負所で、そのアントン選手のバイオニックエルボーを出していましたが。
竹下「何か本能っていうのが、まずひとつ。で、やっぱりHARASHIMAさんとは最後、技のぶつかり合いというよりはどちらかと言うと気持ちのぶつかり合い。張り手で完全に記憶も飛んだし、その前の何かよく分からない技でも首がもげそうになりましたけど、最後は技じゃなんだな、気持ちのぶつかり合いなんだなってところで。でもそれは自分が去年、タイトルマッチを経験して、その時のチャンピオンの在り方っていう経験が大きかったかなと思うんですけど。でもやっぱり僕はバイオニックエルボーはDDTを象徴する技だと思っています。だから咄嗟に出ました。」ーーHARASHIMA選手の今日の攻めはいつにもなく激しいものだったが、その攻撃からDDTの20年の歴史みたいなものを感じることは出来ましたか?
竹下「うん。だから僕がずっと言い続けていた、今までで一番強いHARASHIMA選手で来てほしいっていう、その通りに来てくれたのが嬉しかった。単純に嬉しかったですね。やっぱり今も進化し続けているんだ、プロレスラーすごいなっていうのがありましたしね。だから、そこで勝てたっていうのは本当に嬉しいことだし。でも僕はこれで(HARASHIMAを)超えたとは思ってないんで。並んだ。だから僕の歴史は僕が創っていくし、HARASHIMAさんの歴史を塗り替えるわけじゃなくて、その横に並んで自分がそれをもうひとつ高い、大きな何かものにしていけたらいいですね。」ーーHARASHIMA選手は「負けてすぐなんだけど、もう1回やらせてほしい。すぐにベルトを目指す」とコメントしていました。
竹下「もうしばらくはやりたくないですけどね(苦笑)。もう本当に身を削りましたので。でもHARASHIMAさんまた必ず挑戦するから」って最後声をかけてくださったので、僕はその時が絶対来ると信じて待っています。」ーー最後、HARASHIMA選手を呼び止めて、二人で花道から帰られていましたけど。
竹下「今言った通り、自分はこの歴史を変えるんだっていう考えじゃないんで。自分も並びたい、自分も繋いでいきたい。その20年培ってきた歴史を自分も繋いでいきたいっていう気持ちで。あれで僕が一人で花道歩いたら、またちょっと違ってくると思うんですよ。20周年から俺の時代にするってことじゃないんですよ。僕がやりたいのは。だからみんなでもっと面白く、激しく、熱いプロレスをして本当にお客さんが満足してくれたらなって思っています。」ーー賞金200万円の使い道は?
竹下「200万円の使い道は、まずみんなで打ち上げに行って。打ち上げに使っても残りますもんね。何か僕を含め、若い選手のサプリメント代とか(苦笑)。僕自身は個人的な話をしますと、早く老人の街・巣鴨に引っ越したいっていう。その引っ越し資金に充てたいんですけど。でも200万円なんていう大きなお金はまだ早いんで、とりあえず会社に預けます。打ち上げでも行きましょう、みんなで。」DDT20周年記念興行がたまアリのメインアリーナで開催され、メインはHARASHIMAの保持するKO-D無差別王座に竹下が挑戦、序盤はグラウンドの攻防を展開するもリストロックの攻防でHARASHIMAが奪い返したところで竹下がエルボーを一閃、まさかの一撃を喰らったHARASHIMAはエプロンに逃れるも、竹下はエプロンでのDDT、マットのない床での垂直落下式ブレーンバスターとHARASHIMAの首にダメージを与え、リングに戻っても首攻めで竹下がリードを奪う。
竹下は花道にHARASHIMAを出してDDTを狙うが、堪えたHARASHIMAは花道での足横須賀を敢行、これで動きの止まった竹下に対しローキックで足攻めを展開し、竹下もゼロ戦キックで起死回生を狙うが、キャッチしたHARASHIMAはクロスヒールホールドで捕獲、テキサスクローバーホールドへ移行して竹下の動きを封じる。
HARASHIMAはローキックで攻め込むが、突進したところでHARASHIMAはスロイダーで投げ、逆水平からトラースキック、高速ドラゴンスープレックス、場外に逃れたHARASHIMAにノータッチトペを発射して再び自分の流れへと戻すが、ロープ越しのエルボー合戦の際にHARASHIMAは水面蹴りを放つと、スリングショット式ギロチンドロップを投下する。
リングに戻ったHARASHIMAはジャンピングカンフーキック、雪崩式ブレーンバスター、ミドルキックの連打、山折り狙いは逃れられても膝十字で捕獲、ファルコンアローと畳みかけるも、再度の山折り狙いは竹下がDDTで切り返し、ビックブーツからブルーサンダー、ぶっこ抜きジャーマンで譲らない。
HARASHIMAは突進する竹下にジャンピングハイキックを放つと、蒼魔刀狙いはキャッチされパワーボムで叩きつけられそうになるが、フランケンシュタイナーで切り返し、HARASHIMAが蒼魔刀を放てば、竹下もオレンジクラッシュで応戦する。
竹下は逆水平を放つが、HARASHIMAは胸を出して受ければ竹下はノド笛チョップを乱打、ダブルチョップ、ジャーマン狙いは堪えたHARASHIMAがハイキックからリバースフランケン、スタンディング蒼魔刀、蒼魔刀狙いをビックブーツで迎撃した竹下が雪崩式を狙うも、HARASHIMAは雪崩式リバースフランケンから蒼魔刀を放ち、スタンディングでの蒼魔刀狙いは、キャッチした竹下がなんとケニー・オメガを彷彿させるようなクロイツラスを決め、再度ジャーマンを狙うが、顔面へのバトンキックの連打で逃れたHARASHIMAが垂直落下式つるべ落としで脳天から突き刺し、側頭部へのローキック、スワンダイブ式蒼魔刀は竹下が両足での顔面キックで迎撃するが、竹下はダメージで立てない。
先に起きたHARASHIMAはミドルキックの連打、竹下は胸を出して受けキャッチし掟破りの山折りから蒼魔刀狙いは、HARASHIMAがスライディング蒼魔刀で迎撃しすがる竹下を何度も踏みつけるも、起き上がった竹下はエルボーを放てばHARASHIMAも打ち返す。
竹下はダウンするもアントンが乗り移ったようなバイオニックエルボーを炸裂させると、飯伏の奥の手の一つである人でなしドライバーで突き刺し、最後はジャーマンからクロスアームジャーマンで3カウントを奪い王座を奪取した。
HARASHIMAを狂乱させたうえで勝つことを目的とした竹下だったが、狂乱ではなくHARASHIMAは次第に怖さを見せつけていたものの、竹下はプレッシャーを跳ね除け王座を奪取しビッグマッチのメインという大役を果たした。セミのエクストリーム選手権は佐々木が場外の葛西にトペを狙うも、葛西はイスで迎撃しリング下に設置したテーブルに佐々木を寝かせてからのダイビングボディープレスでテーブルごと貫通させるなど葛西ワールドに佐々木を引きずりこんでいく。
劣勢の佐々木は葛西が熊手の上へのボディースラムを投げ返すと、トラッシュ缶での殴打、葛西の頭にトラッシュ缶を被せてイスで殴打、更にフロムコーナー・トゥ・コーナーで流れを変え、クリップラーフェースロックで捕獲するが、担いだ葛西はトラッシュ缶の上でのデスバレーボム、ラダーの上に佐々木を乗せてからのハーリー・レイス式ダイビングへっドバットを投下するなど自身の流れに戻す。
葛西はラダーに昇るが佐々木が追いかけて雪崩式ブレーンバスターを決めると、葛西にイスを投げ渡してからのスーパーキック、場外にイスをに6脚設置、その上に工事現場用のフェンスを置いてから、エプロンからの断崖式河津落としを敢行も自らも大ダメージを負ってしまう。
佐々木は超特大ラダー、工事現場用フェンスをリングに入れ、コーナーに設置したテーブルに葛西の脳天を貫通させると、ラダーを首にかざして回転を狙うが、葛西はラダーごとジャーマンで投げてからリバースタイガードライバー、ラダーからパールハーバースプラッシュを投下も佐々木はかわして自爆。
今度は佐々木がラダーからのダイビングエルボーを狙うが、起き上がった葛西が阻止を狙うも、佐々木は雪崩式回転エビ固めで叩きつけてからフェンスの上に倒れている葛西にラダーからダイビングエルボー、フェンスの上でのNOW OR NEVERを決めてから葛西をテーブルに寝かせてからの、特大ラダーからのダイビングエルボードロップで3カウントを奪い王座を奪取、最後は佐々木が葛西を称えてから、いつものヒールぶりに戻ったが、佐々木にしても相手のフィールドであるエクストリームで葛西に勝ったのは大きかった。注目のディーノvsライアンの世界一ヤバいヤツ決定戦は、ダークマッチ後でワンチューロからヨシヒコがアイアンマン王座を奪取するも、ヨシヒコはバックステージでコタツに入って寝てしまいこたつが王座を奪還するも、通りかかったライアンがコタツの足を掴んでのチ●コ投げで3カウントを奪い王座奪取、これによって急遽アイアンマン王座がかけられることになり、トランプさんが全編英語による煽りパワポでルールが説明され、ヤバイ下ネタにはバックステージに待機している自称・下ネタ嫌い松井レフェリーのチェックが入ることになっただけでなく、ライアンが特大スイッチを持ち出して「お友達のアスホールに爆薬を仕掛けた。俺がボタンを押したら20分以内に爆発する」と20分以内にディーノが勝たないと拉致された山里亮太さんの肛門を爆破すると予告、スイッチを押してカウントダウンが始まるも、なぜか試合前に国歌斉唱が行われ5分が経過してしまう。
試合はライアンのチ●コ投げにディーノが苦戦、用意されたアルゼンチン、ブラジル、台湾の放送席が破壊されてしまう。そこで放送席で実況していた星誕期、ワンチューロ、レッカがライアンに詰め寄るがライアンはまとめてチ●コ投げで投げると、ディーノにも狙うが、ディーノは股間クロースラムで投げると、大石が尻を出してコーナーに設置され、各コーナーにも星誕期、ワンチューロ、レッカが設置されるとディーノはライアンをリップロップで捕らえるが、これは下ネタと判断した松井レフェリーがリングに向かうも、トランプさんが立ちはだかり、殴りあった末に感情が芽生えキスをして食い止める。
ディーノはライアンの取り出した。ロリポップキャンディーをワンチューロと誕期のケツに突っ込んでからライアンの口に入れてしまうと男色ドライバーで3カウントを奪い勝利、試合後はノーサイドとなり、山里さんの存在を忘れたかのようにスイッチを捨ててしまう。忘れ去られた山里さんはロケット花火3本で無事肛門が爆破され、休憩開けには亜門GMやササダンゴマシンが激怒する山里さんに平謝りとなった。大山峻護プロレスデビュー戦は大山は先発を買って出て東郷相手にグラウンドの攻防を展開、しかし場外戦になるとMMAにないイス攻撃を喰らって失速すると高山と共に集中攻撃を浴びる。
窮地を脱した大山はKUDOに交代、KUDOが盛り返した後で交代を受けるが、明らかにスタミナ切れが目立つも、高山相手に大外刈りからスリーパー、払い腰を連発するが、東郷が垂直落下式ブレーンバスターを喰らうと、ダブルインパクトまで喰らい窮地に立たされる。
それでも立ち上がった大山は高山と殴り合いになるも、高山のニーリフトを喰らうとエベレストジャーマンで3カウントとなり、プロレスデビューを勝利で飾れなかった。セミ前に行われたKO-Dタッグ選手権で石川のパワーの前に苦しんだ坂口がコーナーからのダイビング式神の右膝で石川から3カウントを奪い王座防衛も、高山&ディーノ組が挑戦を表明したが、あのディーノと船木の対決はある意味興味深いカードになるかもしれない。
最後に戦国武将マッチで飯伏に敗れた高木は引退を表明しテンカウントが叩かれる寸前になると、東京ドームでの路上マッチが決定となると引退を撤回となった。
DDTも20周年を迎えたが、自分がDDTのプロレスを見たのは2007年の「愛プロレス博」「マッスル」の昼夜興行でDDTの世界観に触れて「これは面白い」と感じさせたが両国、武道館、遂にたまアリに進出するなど、ここまで大きくなるとは思っても見ず、また日本マット界のキャスティングボードを握る一角になるとは思っても見なかった。
ドームでの路上プロレスは、いつか進出する東京ドーム興行への第一歩、果たしてDDTはこれかもどんなファンタジーを見せてくれるか楽しみであるさいたまスーパーアリーナ大会、たくさんの応援ありがとうございました。再びKO-D無差別級のチャンピオンになることができました。皆さんの応援に感謝です。ここからの防衛ロードもがんばっていきます。また見に来てください。プロレスはおもしろいから。#ddtpro pic.twitter.com/AKG1JAu1Z5
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2017年3月20日さいたまスーパーアリーナ大会、応援ありがとうございました!
…また頑張ります!!! pic.twitter.com/mjWH1tyFPH
— HARASHIMA (@HARASHIMA_DDT) 2017年3月20日高木大社長、DDT20周年おめでとう!しかし、甲冑付けてから小便いけないから苦労したよ! pic.twitter.com/atQ6wbYBAx
— 武藤 敬司 (@muto_keiji) 2017年3月20日プロレスを続けていて本当に良かったなと思える一日でした。一瞬だけ引退しても良いかなと思いましたが即、撤回しました(笑)。おかげさまで20周年を迎えることができました!応援して頂いてるファンの皆様と選手、スタッフの皆に感謝です!これからのDDTにもご期待ください!#ddtpro pic.twitter.com/8J6QrfReLY
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年3月20日 -
全裸となったディーノがカバナに大暴走!DDTは3・20たまアリに向けて気勢を挙げた!
2月19日 DDT「In to the fight 2017」後楽園ホール 1280人 満員
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権試合/60分1本
[第19代王者]○島谷常寛(5分1秒 高角度回転エビ固め)[挑戦者]×伊橋剛太
☆島谷が12度目の防衛に失敗、伊橋が第19代王者となる◇第1試合◇
▼3WAY6人タッグマッチ/30分1本
高尾蒼馬 ○彰人 ヤス・ウラノ(8分7秒 片エビ固め)岩崎孝樹 ×渡瀬瑞基 ワンチューロ
※ハナマサ もう1チームは大石真翔&勝俣瞬馬&MAO◇第2試合◇
▼高木軍vsマイケル軍敗者国外追放マッチ/30分1本
[高木軍]高木三四郎 大鷲透 ○平田一喜 赤井沙希(10分8秒 奇跡を呼ぶ一発逆転首固め)[マイケル軍]中澤マイケル 高梨将弘 松永智充 チェリー(試合終了後、マイケルは一人リングに残される)
マイケル「みなさん。久しぶりの僕の試合。面白かったでしょ? 面白かったでしょ? それでは皆さん、おしマイケル(場内暗転)◇第3試合◇
▼アイアンマンヘビーメタル選手権試合/60分1本
[第1208代王者]○こたつ(9分1秒 体固め)[挑戦者]×アントーニオ本多
☆こたつが王座防衛 もうひとりは[挑戦者]石井慧介【マイケルの話】
――久しぶりにDDTで試合をした感想を。
マイケル「いやぁ、なかなかパンツを脱ぐのに手間取った辺りが、やっぱりブランクと言いますか。やっぱりリングから遠ざかるとダメだなと。タイでも試合をする機会はありますので、これからも試合はし続けていきたいなと思っております。」――久しぶりに帰ってきたDDTの雰囲気はいかがでしたか?
マイケル「いやぁ、皆さん温かくて。お陰様で僕も熱くなることが最後出来まして(苦笑)。今後も熱くなってきたぜーを続けていきます!」――試合後、平田選手とアイアンマンを争う場面もありましたが。
マイケル「タイにベルトを持って帰ろうと思ったんですけど。いまはタイでも少しずつプロレスが盛り上がっていますから。つい1週間前もみちのくプロレスが来て、そこでも試合させていただきましたけど、今後も定期的にタイでも試合がおこなわれるんじゃないかなと思うので。そこにベルトが一本あるだけでも盛り上がるんじゃないかと思って。」――でも今日試合に負けてしまったので国外追放となり、またタイに戻ることになりました。
マイケル「そうですね。♪訳のわからぬことばかり~、言ってるときに別れのときがきた~。グッバイさよなら再見アディオス、また会う日までララララ、ヘイ!」◇第4試合◇
▼30分1本
○高山善廣 樋口和貞(10分4秒 エベレストジャーマン・スープレックス・ホールド)佐々木大輔 ×マッド・ポーリー(試合終了後)
高山「今日は大事なお客さんが来てんだよ。大山ちゃん久しぶりじゃないか。ちょっと来いよ」(大山がリングに駆けつける。頭を下げる大山を高山が攻撃する。しかし、大山は高山にスリーパーを決めて絞め落としてしまった。慌ててセコンドが駆けつけるも払い腰を連発して引き揚げた。)◇第5試合◇
▼30分1本
▲コルト"Boom Boom"カバナ(9分23秒 無効試合)▲男色"Bin Bin"ディーノ(試合終了後)
ディーノ「後楽園から聞こえる…ビン!ビン! カバやん! これがDDTの世界戦略よ。さいたまスーパーアリーナではこんなもんじゃ終わらせないわ。私は会場に来た人たちに見せるべきものを見せる!(場内ディーノコール)カバやん、今日はこうやって法律の壁に阻まれたけど、アンタとはまだ決着がついてないわ。今日で最後かもしれないけど必ず戻ってきて。プリーズ・カムバック!(場内プリーズ・カムバックコール)カバやん。これがDDTのアンタへの評価よ」カバナ「ディーノ、アリガトウゴザイマス。アイシテマス、プロレス。アイシテマス、DDT。アイシテマス、コーラクエン。アイシテマース、DDT UNIVERSE」
【カバナの話】
――ディーノ選手と対戦した感想は?
カバナ「私はDDTのことを本当に、すごく、めちゃめちゃ愛しているんだ! 私のスタイルはDDTの世界に合っていると思う。このDDTのリングに上がるまでに約19年かかったよ。そして今日、やっとディーノと試合出来た。本当に嬉しいよ。ディーノと私は似たようなスタイルだけどちょっと違うんだ。ディーノはゲイっぽいけどマインドが素晴らしい。私のマインドも素晴らしいだろ。だから今日、試合が出来て本当に嬉しいんだ。ディーノ、ヤバイ! バカ、ヤバイ、ホモ! リング上でゲイの行為はやめてくれよ。そういうことは家でやってくれ(苦笑)。リング上でするLOVEはプロレスでやるよ。」――ディーノ選手がさいたまSAで対戦するジョーイ・ライアン選手の得意技であるチ●コ投げをやろうとしていましたが。
カバナ「アメリカでディーノvsジョーイ・ライアンの試合(の映像)を見たんだ。あの試合は世界のニュースになっただろ。その二人がさいたまスーパーアリーナでもう一度シングルマッチをやるんだろ! この試合はプロレスの、レスリングの、ルチャリブレの歴史に残る試合になるよ。私はアメリカ人だから同じアメリカ人のライアンが勝つと信じているよ。」【ディーノ、大石の話】
(ディーノはコメントスペースに現れるなり、パンツを脱ぎ捨て全裸でイスの上で仁王立ち。慌てて大石が自分のタオルで股間を隠す。)
――ではカバナ選手と対戦した感想を。
ディーノ「まだちょっと、こういう結果だから消化不良っていうか、まだ出し尽くしてない。まだまだ一杯お互いに出すものがあるんじゃないかしら。まだまだ出ていない。だから今日で一旦カバやんは帰るけど、まだ私たちの闘いは続く。10年、20年、その先だってお互いが生きている限りは……(大石に)ちょっと段々遠くなってる。涼しくなってる。」大石「このタオル、使おうと思ったのにぃ(泣)。」
ディーノ「使えよ!」
大石「嫌だよぉ(泣)。」
ディーノ「タオルは汗を拭うためにあるんだぞ。」
大石「テメーのチ●コの付いたタオルで体拭けるか!」
ディーノ「…っていうことです。まあこれでさいたまスーパーアリーナでは(大石のタオルを股に挟んで固定しながら)、まだまだ……私本当に出し尽くしてないから! これよりもっと酷いことが起こるに違いないわ! DDT UNIVERSEだとフタ絵になるかもしれないけど、会場に来ないと観れないものは必ずあるはずよ。みんな……出していこう! 心の中をさらけ出していこう! このプロレスの会場に来ている……せっかく余暇と財布の中を費やすんだから。さらけ出して、みんなでさらけ出して、さらけ出して、真っ新になって楽しんでもらえばいいじゃない。そういうことです。」
――カバナ選手も前回のディーノvsライアン戦を見て、「本当にディーノと闘いたかった。さいたまSAでの彼らの再戦はとんでもない試合になる」と言ってました。
ディーノ「おぉ。ジョーイ・ライアンの次はカバやん、またあんた、私のホールリストからはまだ全然削除されていないから。その辺は覚えておいて。また来たときに決着つけてやるわ!」大石「もういいんじゃないですか…もういいんじゃないですか……。」
◇第6試合◇
▼ROAD TO SSA COUNTDOWNスペシャルマッチ/30分1本
○遠藤哲哉(12分39秒 片エビ固め)×坂口征夫
※スカイツイスタープレス【遠藤、佐々木の話】
――今日は坂口選手とのKO-Dタッグ前哨戦でしたが、見事勝利しました。
遠藤「征夫ちゃん、ダメだよ気抜いちゃ。リング上では何が起こるか分からないんだから。さいたま、本気で殺しにこい!」――ポーリー選手は高山選手に敗れてしまいましたが、佐々木選手、さいたまSA大会に向けてDAMNATIONの調子は?
佐々木「うーん、まあさいたまスーパーアリーナ、俺がEXTREME獲って、テツヤと巨人がKO-Dタッグ獲って、またDAMNATIONにベルトが集まってくる。」――それはもう確実だと?
佐々木「もう確定だな! 今日も樋口・高山を相手に俺のハードコアな肉体を見せつけただろう。見てただろう? エヘヘヘヘヘ……。」――さいたまSA大会での葛西戦に向けて何か秘策は?
佐々木「秘策? 毎日毎日ホームセンターに行ってるよ! あ、これ言っちゃダメじゃん。秘策じゃん!」ーールールとしてはホームセンターにあるアイテムを使っていいってことですから、何を使うまで言わなければ大丈夫じゃないですか。
佐々木「ああ。親父が大工だからな俺は。親父、ホームセンター大好きだから。親父に相談して使えそうな武器を聞いてくるよ。あと欲しいもの。親父が欲しいものを、ついでに買って(苦笑)。」【坂口の話】
――さいたまSA大会でKO-Dタッグ挑戦が決まっている遠藤選手と対戦して敗れてしまいましたが。
坂口 うーん……まあ舐めていた部分はすごくあったんで、まああいつの隣にいるデッカイのしか目に入っていなかったんで。あんな坊ちゃんが、と思って今日いろいろと引き出し開けてやってみたんだけど。まあ正直強かったし、今日は俺の負け。それは認めます。ただまだこれからいっぱい前哨戦もあるので、ひとつひとつ借りを返して、スーパーアリーナのときは「もう二度とやりたくありません」(と言わせる)、そういう状況に持っていってやろうかなって。まあ簡単に言えば、オメエも殺(や)るリストに入ったからな。それだけ覚えておいてもらえれば。◇第7試合◇
▼DDT20周年記念スペシャルタッグマッチ/30分1本
○HARASHIMA KUDO(20分54秒 体固め)×竹下幸之介 ディック東郷
※蒼魔刀(試合後、KUDOと握手を交わしたHARASHIMAだが、東郷がKUDOに詰め寄っていき、髪の毛を掴んで睨み合いに。竹下は朦朧としながらもエプロンからHARASHIMAを指差してから、セコンドの肩を借りて退場。GMが選手をリング上に呼び込むと、竹下とDAMNATIONを除くDDTとDNAの選手たちがリング上へ。)
高木「こんにちは! 皆さん、今日2月19日が何の日か知ってますか?(「プロレスの日」という声があがる。)はい、その通りです。1955年、蔵前国技館で2月19日、日本で初めての国際的な試合がおこなわれた日ということで。力道山先生と木村政彦さん、そしてシャープ兄弟の一戦が組まれた日でもあります! でもそんなことは本当はどうでもよくて! 20年前の2月19日、俺は何をやっていたかと言うと、1ヶ月後の3月25日に控えたDDTプレ旗揚げ戦、日比谷ラジオシティ大会のビラを有楽町で撒いてました。あの頃、本当に吹けば飛ぶような存在だったこのDDTが20年経って、こんなに大所帯になって、そして3月20日さいたまSAに初進出します! ひょっとしたら日本のプロレスの歴史から僕らはいなかったかもしれません! でも諦めなかったから、いまこうやってリングに立っています! 諦めずにプロレスをやれたのは、応援していただいているファンの皆さんのお陰です! ファンの皆様に、そして一緒にやってきた仲間たちのために、3月20日、DDT20年の集大成をお見せします! どうかよろしくお願いします!」HARASHIMA「DDT20周年……今度20周年、もっと、もっと先もー、みんなー……違う! DDT突っ走っていくんで、みんなついてきてくださーい! 20周年から先もみんなどんどんついてくるさー!(観客『なんで~?』)さいたまSA大成功させてやるさー!(観客『なんで~?』)30周年、40周年、50周年もやってやるさー!(観客『なんで~?』)なんでかって? それは鍛えているからだー!」
(場内に『GET READY』が流れる中、全員で円陣を組む。そして高木の「準備はいいか? さいたまSA大会、絶対成功させるぞ!」のかけ声から全員で「オーッ!」と気合いの雄叫びをあげ、スクリーンでは3・20さいたまSAの全カードが発表された。)
【KUDO、大山の話】
――本日プレ20周年記念試合ということで、久しぶりにHARASHIMA選手と組んでみていかがでしたか。
KUDO「本当に思い入れのある選手で、隣にいて楽しかったです。何か昔の感覚がちょっと思い出しましたね。」――対戦した竹下選手と東郷選手はいかがでしたか。
KUDO「僕は前回のホールであいつに負けているんで、竹下の座を奪ってやろうぐらいにね(苦笑)、もっと当たりたかったんですけど。そこはやっぱりHARASHIMAさんがやりたかったんでしょうね。HARASHIMAさんが結構いい感じで熱い試合してましたね。さいたまに関しては東郷さんと当たるんで。東郷さん、皆さんご存じだと思いますけど、DDTのプロレスを見てくれた先生なんで。もちろん、私の師匠でもあるし。今日、HARASHIMAさんの力もあって勝ちましたけど、さいたまでも必ず勝ちたいと思います。さいたまは頼もしいパートナーがいますので。大山さん!(大山が登場)」――大山選手、今日リング上で高山選手に襲われたところをスリーパーで切り返しましたが。
大山「もう闘いは始まっているんだなってことを教えてもらいましたね。まさかの攻撃だったので、もういまから緊張していかないと勝てないなと思いました。」――メインでKUDO選手と対戦する東郷選手のことも見ていたと思いますが、東郷選手の印象は?
大山「奥が深いですね。すごく深いですよね。プロレスを知り尽くしている方なので、どこまで僕がそこに食らい付いていけるか。もう高山さんのパワーと東郷さんの奥深さを今日間近で見せてもらったので……緊張してますね。」――KUDO選手から見て大山選手の仕上がり具合は?
KUDO「今までの経験があるんで。今日の切り返しもそうですけど、何でも来いって感じですよね。大山さんは本当に肝も据わってますんで、何が来ても切り返せると思うし。最近二人でプロレスの練習もしていますので、プロレスの連携なんかもいっぱい出したいなって思っています。本当に高山・東郷って高い壁ですけど、今日の大山さんの活躍を見たら、デビュー戦だけど勝てるんじゃねぇかって。そんな気になったんで、必ずあの二人を倒して、私はさいたま後を見据えて頑張りたいと思います! 頑張りましょう!(大山と握手)」【高山、東郷の話】
――試合後、高山選手が大山選手をリング上に呼び込んで襲撃したところをスリーパーで切り返されてしまいましたが。
高山「俺が襲撃したらやっと奴が本気を出したよ。いままでずっと放っておいたら、優等生の坊ちゃんだった。あれじゃ闘う男じゃない。俺がやっとあいつの闘う男の血を呼び覚ましたんだ。」――東郷選手は今日リング上であった高山選手と大山選手の絡みを見て、どう思われましたか?
東郷「まあ大山選手に関してはあまり予備知識がないんで。ただ総合(格闘技)で強かったっていうのは耳にしたんで。ただひとつ言えることは、いくら総合で強くてもプロレス界では新人だよね。プロレス界の帝王とレスリングマスターがプロレスを1から教えてやるよ。」高山「しかもあいつ何か、総合がいいって言ったって所詮、俺の前座ですからね。」
東郷「うわっ!」
高山「俺がメインのときに、常に前座だ、アイツは!」
東郷「じゃあ、もう話にならないですね。もう勝負ありじゃないですか。」
高山「それが東郷さんと俺が下にさがって相手をしてやるんだ。デビュー戦、喜べオメエ! ギタギタにやってやるからな!」
【竹下の話】
――さいたまSAでのKO-D無差別級選手権の前哨戦として、HARASHIMA選手とタッグで対戦して直接ピンフォール負けとなってしまいましたが。
竹下「まぁ……前哨戦なんですけど、すごくスペシャルなタッグマッチだと思うので。例えばプロレスファンの竹下少年からは考えられないタッグマッチの中に入ってて、それが後楽園のメインでっていう、単純にそこがちょっと興奮するものがありましたし。やっぱり自分以外の3選手、とくにパートナーの東郷さんからは学ぶことも多かったし。何か語弊があったらアレですけど、楽しみたかったですね。すごく試合をしていて、前哨戦ってことを忘れるくらいプロレスはやっぱり面白いなって。DDTは面白いなって思ったし、やっぱり自分はDDTが大好きだなって思って。何か変な感覚になりましたね一瞬。でもやっぱり前哨戦なんで。前哨戦であることには変わらないんで。何かまあ……まだまだ手の内は出してないですよ。」――この前哨戦でHARASHIMA選手に直接敗れたことは、さいたまSA当日に向けてプラスになると思いますか? それともマイナスになると思いますか?
竹下「うーん……まあ、どちらでもないですかね。もちろんHARASHIMA選手も出し切っているわけではないと思いますし、今日はタッグで。HARASHIMAさんのビッグマッチのシングルでの闘い方ってあると思うので、それとこれはまた全然別物であって。でもやっぱり今、自分がこうしたらどうするんだろうなっていう、それをいろいろ自分は確かめたかったし、その中で今日に関しては負けてしまいましたけど、ちょっと……やっぱりHARASHIMAさんは強い! めちゃくちゃ強いし、何か無敵なんですよね。やってもやっても這い上がってきて。僕は蒼魔刀をもらわないように気をつけていたんです。とにかく蒼魔刀だけは気をつけていたんですけど、実際もらって負けているんで。こういう強さなのかっていう。いろんなHARASHIMAさんのタイトルマッチを見ていて、どこが強いんだろう、どういう部分がうまいんだろうっていうのがやってみないと分からないので。見ているだけじゃ(分からない)。実際やってみて分かりましたね。「あ、これか!」と思ってね。対策の立てようとあると思うので、さいたまスーパーアリーナまでまだ前哨戦もあると思いますし、しっかり前哨戦は前哨戦で楽しみたいと思います。」【HARASHIMAの話】
――本日、プレ旗揚げ20周年記念試合ということで、久しぶりにKUDO選手とタッグを組みました。
HARASHIMA「そうですね、懐かしい感じとちょっとした安心感と。まあ勝ててよかったです。チームとして。」――さいたまSAのメインで当たる竹下選手と当たりましたが。
HARASHIMA「やっぱりすごい強さはありますよね。そんな中、今日は自分のパターンに持ち込んで勝てたんでよかったですね。あと久しぶりに東郷さんとも当たって、いい刺激を受けましたね。」――試合後に円陣を組んだりして、さいたまSA大会に向けて気運が高まってきた感じは?
HARASHIMA「そうですね、もう本当あと1ヵ月なんで。この1ヵ月で自分のコンディションももっともっと上げて、もう最高潮にして最高の状態で試合に臨みたいと思います!」【高木大社長総括】
高木「さいたまの全カードが出来まして。まあ本当にDDTらしい部分と言いますか、ほぼほぼDDTの現有の戦力で挑もうかなとは思っています。やっぱり器がいつもやっている両国(国技館)よりも大きいので、いろんなことは考えたんですけどね。でもやっぱり普段通りのDDTで行こうかなと思っていますね。今、20年の集大成を見せられればなと。リング上でも言いましたけど、プロレス界の歴史の中とか流れの中で、たまに思うときがあるわけですよ。俺たちは本当に必要とされているんだろうかとか。歴史の流れの中でどうなのかなって思うときはあったんですけど、でもやっぱりさいたまでやるって決めて、両国も年2回成功させて、後楽園もある程度いっぱいにさせてるという状況の中で、自分たちのやってきたことは間違いじゃなかったと改めて思っているわけなんですよ。今までいろいろ支えていただいたファンの方や選手、スタッフ、仲間たちと一緒にこのさいたまスーパーアリーナで20周年お集大成を見せたいなという思いですね。今年一年間は20周年なんでね。とりあえず20周年の集大成を見せてから、また今年いっぱいでさらにドンドンドンドン打って出て行きたいなとは思っています。今この状況でDDTが出せる最高のカードが揃ったんじゃないかと思っています。」――その中でメインのHARASHIMAvs竹下戦は、高木さんの中でどういうものを見せたいと思いますか。テーマとして。
高木「まあ単純な……分からない。今日HARASHIMAも(煽り)Vの中で「年齢は関係ない」って言ってましたし、竹下もいろんなこと言ってましたけど、これはもう簡単な世代交代がどうのとか、世代闘争がどうのとかっていうことじゃなくて、二人とも生き様を見せてほしいなっていうのが自分の思いですね。やっぱりプロレスっていうのは、リング上で人生がすべて出るものだって自分は思っているので。HARASHIMAはHARASHIMAの20年があっただろうし。竹下は21ですよ! 竹下は竹下の20年があったと思うので。やっぱりそれを見せてほしいなと思っていますね。正直、今日はHARASHIMAが勝ちましたけども、明日はどうなるか分からないっていう部分で、いろいろなものが見えた試合だったかなと思っていますね。だから二人には勝ったほうがDDTのどうのとかっていうのは、自分の中では本当にどうでもよくて、二人が今までの人生を、すべてを、このさいたまのリングにぶつえてほしいなって思うんですよね。そうしないと彼らの20年って何だったのかなって。DDTはもちろん20年ありましたけど、彼らも20年っていうのがあったわけで。それを全てぶつけるような試合をしてほしいなと思っています。」――変に団体の20周年だとかは意識することなく。
高木「うん。意識しないでね、いいものを提供すればいいですよ。いいものを提供すればいいっすよっていうのも軽い言い方ですけど(苦笑)、でも僕ら毎回勝負でしたからね。20周年だから特別なものを見せるんだったら、もう団体って終わっていると思うんですよ。もう毎試合毎試合が20周年のつもりでね(苦笑)、いいものを見せて。とにかく来たお客さんを帰さない。で、新規で来たお客さんにはプロレスの素晴らしさを味わってもらう。それなりに見てきた人たちにはDDTの素晴らしさを味わってもらうっていう部分で勝負しているんで。だからやっぱり自分からすればもっともっと、そんな小さなことじゃなくて、お互いの築き上げたものをぶつける場にしてほしいなと思いますね。僕は僕で自分の中の20年っていうのがあるので! 自分はやっぱり武藤敬司さん、飯伏幸太、秋山準、関本大介、木高イサミという中で闘います。コーエーはコーエーの20周年があって、シブサワ・コウさんは35周年って言ってますけど、俺か言わせればナンボのもんじゃいって感じですよ! みんなそれぞれの20年をぶつけ合うようなすごいものにしたいなと思ってますよ。だから負けないですよ! 負けてないです。DDTの、そして高木三四郎の20年をぶつけるという感じでさいたまは挑みます!」3月20日、たまありメインアリーナ大会まであと1ヶ月を迎えたDDT後楽園大会、セミでは石川修司とのタッグでKO-Dタッグ王座に挑戦表明した遠藤がタッグ王者の坂口とシングルで対戦。試合はまだパーカーを脱いでない状態の坂口を遠藤が背後から奇襲をかけジャーマンで投げてからゴングが鳴り、場外に逃れた坂口にプエロデアギラを発射、リングに戻ってもボディーシザースや変形のグラウンドコブラなどで脇腹に集中攻撃を加える。
先手を奪われた坂口はエプロンの遠藤にロープ越しのミドルキックを放ってから場外へ落としたところでプランチャを発射、エプロンダッシュのローキックで流れを変え、肩固めやスリーパーなどで絞めあげるが、その場飛びシューティングスタープレスやスワンダイブ式フォアアームで再び自身へ流れを変え、坂口もスリーパーやニーで反撃するも、遠藤はトーチャーラック式ストマックバスターを初披露して坂口の脇腹にダメージを与える。
遠藤は450°スプラッシュを投下するが、かわして着地した遠藤に坂口がソバットから浴びせ蹴り、そしてスリーパーで捕獲もコブラクラッチには移行できず、遠藤がロープに逃れてグロッキーとなりダウンとなるが、坂口が起こしに行こうとしたところで遠藤が首固めで奇襲し松井レフェリーを盾にしてからトーチャーラック式フェイスバスターを初披露し最後はスカイツイスタープレスで3カウントを奪って勝利を収めた。
内容的にも遠藤が完勝、トーチャーラック式の技もバリエーションを増やし、インサイドワークを駆使して坂口を翻弄するなど、遠藤の成長を感じさせた試合となった。たまアリ大会では船木誠勝、坂口組の保持するKO-Dタッグ王座への挑戦も決定しているが、石川が病み上がりで不安が残る分、遠藤に期待がかかる試合になりそうだ。メインのKO-D無差別選手権の前哨戦はHARASHIMA組が大阪大会同様、竹下の左膝を集中攻撃を与えるが、久々にDDTのメインに登場した東郷が奮起して試合を盛り返す、KUDOの84からのダブルニーを喰らった竹下だがスロイダーで反撃すると、東郷がオーバーヘッドキックでKUDOを場外へ追いやるとトペコンヒーロを発射、リングに戻ってからペティグリーからダイビングセントーンの必勝パターンを狙うもKUDOに阻止されてしまうと、KUDOは東郷と竹下をコーナーに宙吊りにしてから二人まとめて地獄の断頭台を投下、HARASHIMAが東郷に山折りから蒼魔刀を狙うもかわした東郷がクリップラーフェースロックで捕獲してからディックキラーへと移行してHARASHIMAを追い詰める。
交代を受けた竹下はHARASHIMAにブルーサンダーを決め、東郷とのダブルインパクトを決めるとジャーマンを狙うが、サムソンクラッチで切り返したHARASHIMAが竹下の後頭部に蒼魔刀を浴びせ、山折り狙いは竹下が背後に着地してドラゴンスープレックスで投げるも、突進したところでジャンピングハイキックを浴びてしまう。
最後は竹下の突進をかわしたHARASHIMAが再び後頭部に蒼魔刀を浴びせてからリバースフランケンで叩きつけ、蒼魔刀を浴びせて竹下から直接3カウントを奪い勝利を収めた。
大阪大会でもHARASHIMAの足攻めに苦しんだ竹下だったが、今回も足攻めに苦しみ、最後に直接フォール負けという、竹下にとっても苦渋を味合わされる結果となった。第2試合では、たまたま日本に帰国していたところDDTに強制出場となったマイケルが久々に登場、高木軍vsマイケル軍で敗者国外追放マッチで対戦となるが、肝心のマイケルがタイの気候に馴染んでしまったのか、火照ることが出来ず、マイケル軍の面々だけでなく、会場に駆けつけた佳耶子夫人までマイケルを励ますが、なかなか火照らない。
試合は平田が"平田は追放"コールが巻き起こる中、マイケル軍に集中攻撃を受け、高木軍も平田の追放を望んでいるかのようにカットに入ろうとしない。
だが仕方なしの交代した高木と大鷲が盛り返すと、例の如く平田が交代を志願し、得意の手刀でマイケル軍相手に孤軍奮闘する、そしてマイケルとエルボー合戦となるが、火照らないマイケルに島谷がマイケルに憧れていたとカミングアウトしてパンツ姿となると、木曽レフェリー、SAMURAI TVのマタロー氏、新藤リングアナ、亜門GM、上野、レッカまでがパンツ姿となってマイケルを励まし、これで火照ったマイケルはアンダータイツ姿となって「CHA-LA HEAD-CHA-LA」を熱唱しながらベノムアームを装着、そこでみんなのパンツだけでなく佳耶子夫人のパンツまで加わってベノムアームの元気玉が完成してしまう。
マイケルがベノムアーム元気玉を発射するが、佳耶子夫人に誤爆してしまうと、佳耶子夫人はマイケルにビンタを浴びせてから平田が首固めで3カウントを奪い、マイケルの国外追放がやっぱり決定してしまった。第3試合では越前屋俵太さんからアイアンマン王座を奪取したコタツに世界ジュニア王者の石井とアントンが挑戦、アントンは石井を場外へ排除するとコタツ相手にグラウンドの攻防、更にコタツの上に乗って石井とエルボー合戦を展開する。
アントンはコタツをコーナーポストに設置して、カニバサミで石井を顔面に直撃させると、アントンがコタツ相手に"警視庁公認"のロメロスペシャルで捕獲、石井と共闘してコタツに合体エルボーを狙うが、コタツが硬いために共に肘を痛め、ダブルブレーンバスターも投げ返されてしまう。
アントンはコタツを背負うと、石井がニールキックを放つが、アントンが背負ったコタツでブロックし、アントンはコタツにフィストドロップを狙うが、硬かったため案の定自身も大ダメージを負ってしまう。
アントンは石井をコタツの上でのツームストーンパイルドライバーで突き刺すと、コタツを担いで一撃を狙うが、石井がかわしてトップロープにコタツが直撃すると、その反動でコタツがアントンを覆いかぶさって3カウントとなり、コタツが王座防衛も試合後には平田がアイアンマン王座を狙ってコタツを襲撃、マイケルもベルトを持っての海外逃亡を狙ってベルトを奪いに来るが、マイケルのベノムアームと平田の手刀が相打ちとなってダウンとなり、共倒れとなった。第4試合では高山が樋口と組んで佐々木、ポーリーのDAMATIONと対戦し、試合は高山がポーリーをエベレストジャーマンで降すも、試合後に実況席でゲスト解説に招かれていた大山峻護をリングに招きいれいると、高山が襲い掛かる。しかし大山がスリーパーで高山を絞め落とすと、制止に入ったDNA勢も払い腰で投げ飛ばし、たまアリでのプロレスデビューへ向けてでもストレーションを敢行する。
第5試合ではディーノとカバナが対戦し、ディーノは拳をタイツから突き上げてカバナを牽制、「ブン!ブン!」「ビン!ビン!」コールが飛び交うなか、ディーノがカバナのバイオニックエルボー狙いをキスでブロック、だがカバナもディーノの股間タッチ攻撃に対して掟破りのキスで応戦する。
カバナは股間を狙うディーノに回転エビ固めを狙うが、ディーノはナイトメアで切り返し、男色スクリューを決め、カバナも負けじとスーパーマンで切り返し、バイオニックエルボーも炸裂するも、ディーノ倒れた拍子で股間を攻撃する。
ディーノはファイト一発!から男色ドライバーを狙うが、カバナが堪えてコルタバで切り返し、ディーノがリップロップを狙うと、カバナはかわすが松井レフェリーに誤爆、それでもディーノは男色ドライバーを決めるが、サブレフェリーの木曽レフェリーのリングインが遅れ、カウント2でクリアされてしまう。
ディーノは木曽レフェリーにもリップロップを誤爆させてしまい、ディーノはKOされている木曽レフェリーの股間にDDTでカバナを突き刺すが、暴走モードとなったディーノが全裸となり始めたところで蘇生した松井レフェリーが強制的に試合をストップさせ無効試合となってしまった。全試合終了後に一部選手を除いた所属選手が集まり、高木大社長の号令で円陣を組み、たまアリ大会成功に向けて気勢を挙げ、HARASHIMAが大会を締めくくったが、DDTの大勝負であるたまアリ大会まであと1ヶ月、ディーノがライアン相手に暴走するのか不安要素があるものの、大会成功に動き出した。果たしてDDTはたまアリメインアリーナ大会でどんなファンタジーを見せるのか・・・
【後楽園リポート】さいたまSA前哨戦はHARASHIMAが竹下、遠藤が坂口から勝利!/プロレス挑戦を控えた大山が高山を絞め落とす強烈なデモンストレーション!/こたつがアイアンマン王座を守り切る!/マイケルは国外追放!https://t.co/YdWFtX8svx#ddtpro pic.twitter.com/XPbceZwqB8
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2017年2月19日後楽園ホール大会応援ありがとうございました。DDTの歴史を強く感じたメインイベントだった。もちろんそれだけじゃダメなんだけど、子供の頃に見ていたDDTの中にタイムワープして入ったような不思議の感覚と共に、もうさいたまスーパーアリーナはそこまできてるんだ。と不思議な感覚だった。
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2017年2月19日DDT後楽園大会終了。今日のメインに組まれたのは正直しっくり来なかった。ただ、どんな意図があろうとメインに組まれた以上、新でもなく旧でもない、それを超えた物を見せるまでのことよ。
— dicktogo (@boliviacuba) 2017年2月19日征夫ちゃんには勝ったけど家に帰ればいつも独り#ddtpro
— 遠藤哲哉 (@entetsu_ddt) 2017年2月19日やられた。
今日は負けを認める。
そして、殺るリスト入りだ。
おめでとう。#ddtpro pic.twitter.com/EtyAjI1aTN
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2017年2月19日後楽園大会でした。テツヤがゆきおちゃんにスカイをツイストしたり、ポーリーが高山さんにジャーをマンされたり。わたしはso whatのCDを買えた。体の大きな人に投げられる度にいつかスタータンゴが言ってた、ゴミみたいでしゅねが脳裏をよぎる。そんな素敵な日曜日。
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2017年2月19日I'm sorry @THETOMMYDREAMER, what was that phrase you say again? pic.twitter.com/kEkRGXmvmF
— Colt Cabana (@ColtCabana) 2017年2月19日ディーノvsカバナさんはワールドワイドに狂ってた試合でした!またカバナさんを見てみたいね!Please come back!#ddtpro pic.twitter.com/ghobmgXGRv
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年2月19日実はカバナとはアメリカで試合が組まれて流れたことがある。またいつか地球上のどこかで試合が組まれることもあるだろう。 pic.twitter.com/yRjuw3tBrp
— dicktogo (@boliviacuba) 2017年2月19日DDT後楽園大会でした!
やはり高山さんは凄い、ポーリーをエベレストジャーマンで仕留めた時のあの人間橋を見た瞬間はファンに戻りそうになった!
そして吉村は大層な自信だけども、23日に全て結果は出るでしょう。
好きにやれるもんならやってみろ。#ddtpro #ddtdna
— 樋口和貞 (@kazusada50) 2017年2月19日後楽園ありがとうございました!
スマスカに入っての初の試合。
連携も決めて無事勝てました!
スーパーアリーナ6人タッグのベルトも決まったので気合いさらにはいります。
記念に4人でパシャリと。
このポーズ手首と肘が痛いから苦手(笑 pic.twitter.com/VPESG0Sf8d
— 高尾蒼馬 (@takaokun0804) 2017年2月19日かえってきやがった……。 pic.twitter.com/EbNd0nWfgt
— 伊橋 剛太 (@goutaihashi_DDT) 2017年2月19日 -
高尾のユニット入りを巡って三ユニットが火花!王座防衛の葛西がカリスマをかけて佐々木を挑戦者に指名!ゲイを克服した高山がディーノと共闘へ!
1月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→: https://t.co/Wd1mEAlKmh 投票よろしくお願いします! #prowrestling
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年2月2日2月4日 DDT「ナニワプロレス道2017」エディオンアリーナ大阪第二競技場 481人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
大石真翔 ○勝俣瞬馬 MAO(7分52秒 横入り式エビ固め)高木三四郎 大鷲透 ×平田一喜◇第2試合◇
▼30分1本
○石井慧介(4分4秒 体固め)×伊橋剛太
※デンジャラス・エクスプロイダー◇第3試合◇
▼30分1本
○高尾蒼馬 ゆに(9分42秒 エビ固め)ヤス・ウラノ ×ワンチューロ
※ジントニック(試合終了後、鶴見GMが高尾を呼び止める)
鶴見「先日の後楽園大会で今後の可能性を広げていこうと思って、ユニットへの所属を提案したんだけど、どうだろう、その後、答えは?」。高尾「自分のなかでは固まってきました」
(そこに高木らが登場。)
高木「高尾、皆まで言うな! お前の気持ちは痛いほどわかる。かつて、反体制ユニットとして一緒にやってた俺はよくわかる! いまのお前はユニットに飢えている! だからこそ、俺たちDDT最強のユニット、T2ひーに入ってくれ! お願いします!」」(今度はNωAが「待った!」をかけ、高尾を勧誘。両軍が「お願いします!」と右手を差し出す)
高尾「もう自分のなかでは決まってます! ごめんなさい!と拒否し、高木らを残してリングをあとにする、それでも両ユニットが高尾の勧誘を巡って揉めるため、鶴見GMがキレて強制退場させる)」◇第4試合◇
▼30分1本
○佐々木大輔 遠藤哲哉(11分21秒 クロスフェースロック)吉村直巳 ×上野勇希◇第5試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権/60分1本
[第28代王者組]樋口和貞 ○岩崎孝樹 渡瀬瑞基(12分18秒 片エビ固め)[挑戦者組]KUDO 坂口征夫 ×高梨将弘
※キャプチュード
☆樋口&岩崎&渡瀬が初防衛に成功(試合終了後坂口は王者組にベルトを巻くよう指示したうえで、リングをあとに。)
岩崎「勝ったぞ、コノヤロー! 酒呑童子、これで超えたなんて思ってないからな! 俺がアイツらに直接勝つまで、チャンピオンでいたいと思います! 大阪ありがとう!」【樋口、岩崎、渡瀬の話】
岩崎「まだこんなのであの3人を超えたなんて、自分は思っちゃいなんで。3人ひとりひとりに勝つまで、自分は挑んでいきたいと思います」樋口「とりあえず今日の結果としては直接勝ちをあげたんで。それはうれしいと思います。これで2月23日の新しいDNAにいい景気づけになったし、ベルトは持っていけるし。これでホントに一介の若手とかじゃなくて、イチレスラーとして、王者としてDNAを盛り上げていきたいと思います」
渡瀬「試合中、成長させてくれる3人だと思うので。いまチャンピオンかもしれないけど、自分はこれから何回でも、ドンドン挑戦していくつもりで、やっていきたいです」
樋口「今日はありがとう」
岩崎「上目指していこう」
樋口「(苦しい展開だったと思うが、勝因は?)勝因は自分がもう序盤でヒザいいとこ入れられて、動けなかったところ、この2人が頑張ってくれたっていうのが一番の要因じゃないですかね。(どんな防衛ロードを描いている?)もう一介の若手じゃなく、王者として堂々とした6人タッグのチャンピオンを目指していきたいと思います」
岩崎「若い力で世代交代、目標にやっていきたいと思います」
渡瀬「ベルト持ってることでいろんな強い人が挑戦してくると思うので、楽しみに超えていきたいと思います」
岩崎「(次は誰とやりたい?)次? 誰もでいいですよ! 誰でもかかってこい!ですよ」
【坂口の話】「リング上で言った通り。負けは負け。ヤツらから覚悟が感じたんで。まぁ今日は認めてやる。ただ次はねぇと思うし。チャンピオンになってからいろいろ勉強すればいい。それだけだよ」
◇休憩明け◇
▼アイアンマンヘビーメタル選手権
[挑戦者]○こたつ(19分12秒 体固め)[第1206代王者]×越前屋俵太
※こたつごとひっくり返されて下敷きに
☆俵太が防衛に失敗、こたつが第1207代目王者となる(現アイアンマンヘビーメタル王者の越前屋俵太さんが高木大社長とGMに呼びこまれ、登場。なぜかリング上に置かれたコタツでヒザを交えながらトークを展開。)
俵太さん「もうね、荷が重いんで誰かにチャンピオン譲ろうかなと思ってやってたんですけど、わかってない人が多くて。教えてるうちにこっちが勝っちゃったり。チョークスリーパーで絞められてこれは決まったと思ってたら、向こうの肩がついてたりとか」高木「このまま防衛ロードを歩み続けましょうよ」
俵太さん「あのね、最初は荷が重いなと思ったんですけどね、けっこういいこともあって。今度、角川出版から4月に本が出たり。でも、ちょっと嫌な予感がするのがね、道端ならまだしも、ここリング上っていうのはヤバいことが起きるんじゃないですか? 誰か出てくるとか。みんな狙ってるでしょう」
(すると、入場ゲートから伊橋らが登場。だが、高木が撃退するも、その拍子にコタツがひっくり返り、越前屋さんが押さえ込まれてしまう。これに気付いたレフェリーが3カウントを入れて、まさかのコタツへの王座移動となった。)
俵太さん「ご苦労さまでございました。コタツから取ったんですから、コタツに取られて。いいんです。大丈夫です(と潔くアイアンマンヘビーメタル王座を手放した。)」【俵太さんの話】「(まさかの展開となったが?)そうなんですよ。まさか取られるとは思わなかったですね。しかもああいう形で。でも、もともとコタツから取ったんでね。コタツに取り返してもらえてよかったかなみたいな。でもね、相手がコタツだったらまた僕は取れるような気がしますね。もう一丁? そうですね。次またコタツから誰かにいって、またコタツに戻ってきた時がちょっと私のチャンスがきたかなっていう時かもしれませんね。
(その時がくるまで…)そうですね。ちょっと執筆しないといけないので。締め切りが過ぎてしまってるので。角川出版から出ます。DDTのことも元アイアンマンヘビー級王者として強引に載ってくると思います。
(ベルトを巻いてる時はどんな思いだったのか?)あのね、やっぱりねプレッシャーが強かったんですよ。(ホントですか?)もちろん! プレッシャーですよ。いろんな人が巻いてますからね。1207代目ですか。途中で調べてて嫌になりましたけど。戸越銀座あたりで防衛してたときは、この調子ならけっこういけるなと思ったんですけどね。
(今後のDDTとの関わりは?)もともと高木さんのファンだったんで。また何か事あるごとに呼ばれるじゃないですかね。(その時は…?)当然、親の葬式で会っても駆け付けるつもりです、それは葛西さんか(笑)」◇第6試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合~ドッグチェーンデスマッチ
[第38代王者]○葛西純(13分53秒 片エビ固め)[挑戦者]×マッド・ポーリー
※パールハーバースプラッシュ
☆葛西が3度目の防衛に成功(試合終了後)
鶴見GM「次のタイトルマッチですが、3月20日、さいたまスーパーアリーナでおこないたいと思います。スケジュールのほういかがでしょうか?」葛西「俺っちが選んでもいいのか? OK。まず俺っちがこのDDTに上がるようになった理由が2つある。1つはこのエクストリームのベルトを巻くため、そしてもうひとつはプロレス界にカリスマは2人いらねぇんだよ! おい、佐々木大輔、テメーのことだ。プロレス界にカリスマは2人いらねぇ。ひとりで十分だ。お前のメッキはいでやるよ。このベルト、取りに来い!」
佐々木「葛西さん、いや、カリスマ・葛西純。俺なんて中学生のニックネームレベルのカリスマです。あなたのような偉大なカリスマに指名していただき光栄です。俺と最高にエクストリームな試合、やりましょう」
GM「それでは3月20日、さいたまスーパーアリーナ大会、DDTエクストリーム級選手権試合、チャンピオン・葛西純vs挑戦者・佐々木大輔、決定いたします!」
葛西「ひとつ言わせてもらう! おい佐々木大輔! 俺っちのこと、カリスマって呼んだよな! お前が俺っちのことカリスマって呼んでるようじゃ、この闘いやる意味ねぇんだよ! やる前から俺っちが勝ったようなモンだ。ますますこのベルト、エクストリーム、俺っち色に染めていくで応援よろしくお願いします!」
【葛西の話】「オイ、今日の相手、ポーリーか。ダムネのペットだかなんか、しらねぇけど、怪物だったな。正直しんどかったよ。ディーノから取って、大石、彰人と防衛して、今日はポーリー相手に防衛して。もう相手いねぇだろ、DDTに。だったら俺っちから指名させてもらってよ、目障りな存在を。プロレス界にカリスマは2人いらねぇんだよ。佐々木大輔、お前はホントに目障りな存在だから。さいたまスーパーアリーナでお前のメッキをはがしてやる」
【佐々木の話】「葛西さんはなんて言ってましたか? (カリスマは2人要らないと)やっぱりカリスマ界の序列というものがありますから。私なんて中学生のニックネームぐらいのカリスマですから。(手を使いながら)これぐらいの差があるわけですよ。わかりますか? (…謙虚におっしゃる佐々木選手が不気味な気もするんですが?)ハハハ! 失礼だな、どこの記者だ? おい、謙虚につつましく生きろって言ってただろう、黒板五郎が。まぁこの序列をどう崩すか。崩せるのか、いや崩せるのか。これからⅩファイルを見て勉強しようと思います。(Xファイルに答えが?)あります。ほかに質問は? 質問は? お前どこの記者だ! 質問もしねぇのか、オイ。もういい」
◇第7試合◇
▼30分1本
○高山善廣(10分36秒 体固め)×男色ディーノ
※リップロック(試合終了後)
高山「ディーノ。苦しい闘いだった。ドン・フライ戦よりある意味、厳しかった。ボブ・サップ戦より大変だった。俺に試練を与えてくれてありがとう。ディーノ、もう闘いは終わりだ。もう襲う必要はない。なぜなら、俺たちはチームだから」ディーノ「え、どういうこと!?」
高山「俺はお前のおかげで、怖いものはなくなった。唯一恐怖だったものはなくなった」
ディーノ「もう怖いものは何もないってこと?」
高山「もうなにもない! もう何もないんだ! いくぞ、俺たち、ノーフィアー!(ディーノ、大石とともにノーフィアー・ポーズを決めた高山は最後にディーノにリップロックを決め、意気揚々とバックステージに引き上げていった。)」
【高山、ディーノの話】
ディーノ「おい、見たか! これが世界のゲイ王、高山善廣だ! これで私たちに恐れるものは何もない。ゲイ王、高山善廣と男色ディーノで世界の、世界のどんなヤツらもぶっ潰して、我々がノーフィアーだってことを証明してやるわ! ねぇ、よっちゃん?!」高山「さすがだね。大森隆男と違ってよくしゃべるね。頼もしいよ」
ディーノ「隆男ちゃんのことはほっといてあげて! でも、この世に現存する唯一のノーフィアー、それがゲイ王、高山善廣、男色ディーノ、この2人よ。わかった? 今後私たちがこのプロレス界をかきまわしてやるわ! じゃあよっちゃん、いつものあれ、いくわよ!」
高山「ディーノ、いくぞ」
高山&ディーノ「ノーフィアー!」
◇第8試合◇
▼30分1本
○HARASHIMA 彰人(19分36秒 体固め)竹下幸之介 ×アントーニオ本多
※蒼魔刀(試合終了後)
竹下「HARASHIMAさん、いままで自分はデビューしたときからDDTの未来を見せる、それを自分に言い聞かせて、ブラさずにここまできました。いまさいたまスーパーアリーナのメインが決まったいま、僕が言いたいのは、未来を見せるとかプロレス界の中心に立つとか、いまそんなことはどうでもよくて、ただただひとりのプロレスラーとしてHARASHIMAさん、アンタに勝ちたいです。簡単に自分が勝って、未来を見せる、そんなこと軽々しく言えるわけないでしょう。僕が必ずさいたまSA、全身全霊でぶつかって、HARASHIMAさんを倒しますんで。3月20日よろしくお願いします」HARASHIMA「竹下、僕に勝ちたい。その気持ちだけで十分だよ! 3月20日、メチャクチャ楽しみにしてるから。君のすべてをぶつけて、精いっぱい闘おう! 楽しみしてるぜ!」
(ここで竹下とHARASHIMAは握手を交わすが、竹下がその握手をなかなか離さない。なんとか2人を分けたのち、竹下はリングを下りる。)
HARASHIMA「さて、本日はたくさんのご来場、ありがとうございます!(とHARASHIMAが挨拶したところで、渦中の高尾蒼馬が登場。マイクを握る。)
高尾「自分の気持ちを伝えに来ました。スマスカとは敵対し、何度も試合をしてきました。HARASHIMAさんはDDTのトップであり、アンタを倒すためにやってきました。自分なりに考えた結果、スマスカのみんなと組んで、そしてアナタの近くでプロレスをやってみようと思いました。自分を入れてください」
HARASHIMA「高尾! 高尾君! 来るものは拒まず!」
ウラノ「いやいやいや。来る者は拒まずって、こんな急に来られても。高尾君ね、HARASHIMA君と組みたい、彰人と組みたい、ヤス・ウラノと組みたいって気持ちはよくわかったよ。でも、ユニットってそんな簡単なモンじゃないから。スマイルスカッシュ、我々ただ組んできたわけじゃなくて、もっと深い絆みたいなものがあってのスマイルスカッシュだから。それに高尾がスンナリ入れるとは正直思えない。まぁ…」
(と言ったところで、高木らT2ひーがリングに登場。)
高木「オイ! 高尾! こんなな、高尾が入りたいっていってんのに、なんだよ、もったいつけて! 高尾! そんな面倒くさいユニットやめなさい! 俺たちならいつでもウェルカムだ! なんなら、この平田をスマスカにいれてもいいよ。お前、アッチに行け」
(さらにNωAもリングに登場)
大石「俺たちアイドルにはな! 高尾君のアイドル性が必要なんだよ!」鶴見GMが登場。
GM「こうしましょう。次、2月11日、練馬大会があるんで、そこで高尾君をふくめて、高尾君を争奪する試合を組みますよ。ユニットから1人出てくださいよ。T2ひーからは高木さん、NωAから大石さん、スマスカからはウラノさん、ほかのユニットでもいいですよ。高尾君が欲しいと思ったユニットがいたらドンドン入ってくればいいよ。で、勝ったユニットが高尾君をもらう、高尾君が勝った場合は、自分の好きなところに入ったらいいよ。それでいいですね!? とりあえず決まったからはけて! 帰れ!(T2ひー、NωAは悪態をつきながらリングをあとに。)」高尾「なんか、巻き込まれましたけど、自分は試合に勝って、自分の道を進むだけです。応援よろしくお願いします(と言ってリングを去る。)」
ウラノ「なんか、ゴメンなさい。そういうつもりじゃなかったんだけど…ごめん」
HARASHIMA「さて! 高尾君、笑うとすごいいい笑顔だし、ぜひとも入れたいなと思います。すごいことになってきましたね。どうなるか。頑張ってもらいたいと思います。あらためまして、本日はたくさんのご来場ありがとうございます! もうあと2カ月を切って、さいたまスーパーアリーナあります。DDTみんな全力で突き進んでいくんで、皆さん、ぜひ見に来てください! そして、僕はそこでこのベルトを必ず防衛して、次、大阪に来る時もこのベルトを巻いて、やってきます。このベルトを必ず巻いてきてやるさー!(なんで~?)そして、その次の大阪大会でも勝ってやるさー!(なんで~)そして、またずっとベルト巻いてるさー! DDTもっともっと、ドンドン突き進んでやるさー! なんでかって? それは鍛えてるからだぁ!」
【竹下の話】「HARASHIMAさんとさいたまスーパーアリーナでの対戦が決まってから、初めての前哨戦だったんですね。おこがましいですけど、自分は勝手にDDTを背負って、さいたまスーパーアリーナのメインに立ちたかった全選手の気持ちを勝手に背負わせてもらって。そういう気持ちもあるし、ずっと言い続けてる俺が未来を見せるんだっていう、そういう気持ちもあるんですけど、やっぱり今回に関しては、単純にプロレスラーとしてHARASHIMAさんに勝ちたい。試合してて、語弊があるかもしれませんが、やってて楽しいんです。自分の想像をはるかに超える部分があって、自分がそこに食らいつきたい気持ちもあって、でもそこに一瞬上回れる部分もあると思うので。やってて本当に楽しいんです。だから、スーパーアリーナのメインはすごい高い、すごいシングルマッチをHARASHIMAさんとできるんじゃないかなと思います。これから前哨戦があるかないかわからないですけど、あるなら、また出し惜しみせず、ドンドン自分の引き出しを開けていきたいと思います。(気持ちの変化は、相手がHARASHIMA選手だからなのか?)それもあるし、いままでビッグマッチ、僕もシングルマッチいろいろやってきましたけど、結局そこで結果を出せないというのは気持ちに足りない部分があるんじゃないかなと。
背負うのは勝手ですけど、プロレスは闘いなんで。勝ちたいんですよね。勝ちたい。だから、その気持ちが少し上回ったから挑戦者決定トーナメントでは勝てたと思うし。だから、イチレスラーとして欲を出していきたいですね。勝ちたい。(余計なことは考えずに、勝ちにいくと?)もちろん頭の片隅にはありますけど、そのためには勝たないと。勝つとうのもひとつの道じゃないですか。勝たないとダメだ、勝ちたいんだっていうのを今日の前哨戦をやって、すごく感じました」【HARASHIMA、ウラノ、彰人の話】
ウラノ「高尾がスマイルスカッシュに入りたいということを言って。別に嫌だとかそういう気持ちはまったくなくて。一緒に組んで闘いたいなという気持ちはすごくあるんだけど、ユニットっていうのは3人でただ一緒にリングの上で闘ってきただけじゃないんで。それなりの気持ちというか、そういうものを見せてほしいなっていうところがあったんだけど、なんかああいう試合で決めろみたいな。言いたいのは気持ちだったのに、試合で決めろっていう。ものすごく腑に落ちないGMの勝手な」彰人「試合で気持ちを見ればいいんじゃないですか」
ウラノ「まぁどうあれ、どんな試合かわからないけど、自分が勝って、自分の気持ちで高尾にノーというのか、もう少し考えてくれというのか。それはそれで決めたいと思います。いいですか、任せてもらって?」
HARASHIMA「うん。高尾君ね、いい笑顔してるからね」
彰人「竹下はどうでした?」
HARASHIMA「うん、今日から前哨戦で。初めての前哨戦でこれから何度となくやっていくとは思うんだけど、今日もやっぱり竹下のポテンシャルの高さというか、底がない感じがすごくするので。でも、自分が上回ってる部分も多いんで。チャンピオンとして、がっちり受け止めて、やり返して。今日はタッグで、彰人のアシストもあって勝てて。こういう僕らがやってきたことを信じて戦っていけば、いい結果が生まれると思うので。僕らね、タッグもあるしね」
彰人「そうですね。まずタッグ、しっかり取ってから」
HARASHIMA「さいたまスーパーアリーナに向けてもね、ドンドンあげていきたいと思います」
【高尾の話】「自分はスマスカに入りたいというのが答えで。あとはリング上で言ったことが全てです。試合に勝てというなら、ぜったい勝って、あとは自分の道を進むだけです」
【大石、勝俣の話】
大石「とにかくな! 俺たちNωAが高尾を必ず奪いとってやる!いいな、お前は赤じゃない色を探しておいてください」勝俣「黄色でいいよ」
大石「黄色デビューだ! 赤はな、高尾のためにあけとくから。必ず勝ってやる! あと6人タッグのベルトだ! 俺たちは6人タッグのベルト諦めてねぇぞ。ネバギバだよ! ネバーギブアップだよ!」
DDT大阪大会でセミは高山がディーノとシングルで対戦。1月29日の後楽園大会でディーノの男色殺法の前に茫然自失となり"真っ白な灰"となった高山にディーノはタイツの中をまさぐって高山を威嚇、高山も警戒しつつ手四つでの力比べに挑むがディーノはキスを狙い、高山は力で押し切って阻止を狙うが、押し切られつつもディーノは高山の股間を狙い、高山は巴投げからマウントを奪うが、ディーノは下からキスを迫る。
ディーノの世界に耐えられなくなった高山は場外からリングへ逃げ回り、試合をする意志はあるのかリングに戻ってからハンマーなどで攻め込むも、ディーノはコックスクリューからグラウンドへと引きずり込み体中まさぐって嬲り出し、男色ナイトメアで捕らえる。
高山が"真っ白な灰"になったことを確認したディーノはコーナーへ昇るも、起き上がった高山はロープを蹴り、ディーノはロープを渡りながら股間をトップロープに痛打させると、攻勢に出た高山はダブルアームスープレックスから早く試合を終わらせたいためにエベレストジャーマンを狙う。
しかしディーノがリップロックを狙ってきたため高山が逃げてしまうと、ディーノの唇が松井レフェリーに直撃して失神してしまい、大石が乱入して高山はディーノの地獄門、そしてディーノ&大石の地獄門車の餌食に遭う。
ディーノは更なるダメ押しを狙ってリップロックで捕らえ、高山が倒れてディーノが勝利を宣言するが、高山が何かに目覚めたかのように立ち上がってディーノにビックブーツを浴びせると、ギロチンドロップから掟破りのリップロックで捕らえディーノは昇天し3カウント、高山が勝利を収めてしまった。
試合後は高山がディーノに対してノーサイドし一方的に共闘を宣言、ディーノと大石は戸惑うも、結局共闘となってしまった。ディーノの男色殺法を受けた高山だったが何かに目覚めたのか、それとも味方にしたほうがマシと考えたのか・・・DDT EXTREAM選手権は互いの首に鎖付きの首輪を装着して試合をするドックチェーンデスマッチで行われたが、ディーノは巨体のポーリー相手に正面から挑むが、ポーリーのパワーの前になす術がなく、テーブルをリングに持ち込んで直撃を狙うも逆に叩きつけられて脳天から貫通してしまい、場外戦でもテーブル貫通パールハーバースプラッシュを狙うが、阻止されると逆にテーブル貫通チョークスラムを喰らってしまいペースが掴めない。
リングに戻っても葛西はパールハーバースプラッシュを狙っても、鎖を引っ張られて落とされてしまうなど窮地に立たされるが、リバーススプラッシュ狙いを葛西がパワーボムで叩き落すと、最後は自らの首輪を解いてポーリーを鎖にグルグル巻きに拘束してからジャーマン、パールハーバースプラッシュで3カウントとなり逆転防衛。
試合後は葛西が佐々木を挑戦者に指名して、3月20日たまアリでの選手権が決定となった、KO-D無差別王座奪取に失敗し目標を見失いかけた佐々木だったが、葛西からの指名がきっかけに再浮上となるか。メインのKO-D無差別級選手権の前哨戦は、序盤こそはハッピーモーテルが彰人を捕らえるも、竹下が彰人のレッグブリーカーを喰らってから一気に失速し、スマイスルカッシュの足攻めの前に捕まってしまう。
窮地に立たされた竹下だったがリバースフランケンからの蒼魔刀をかわすと、交代したアントンが孤軍奮闘するが、終盤にはHARASHIMAのハイキックを浴びたところで山折りからの蒼魔刀で3カウントを奪い勝利、試合後は竹下がHARASHIMA打倒をアピールして大会は幕かと思われたが、かねてから亜門GMからユニット入りを薦められていた高尾がスマイルスカッシュ入りを志願しに現れ、HARASHIMAは歓迎の意志を示すがウラノは返答を避けると、高尾を勧誘していたT2ひー、NωAが現れ改めて勧誘するためリング上はカオス状態となる。
そこで亜門GMがそれぞれのユニットを一喝し、2月12日練馬大会で高尾争奪戦を提案。高尾とウラノ、高木、大石の4選手が4WAY戦を行い勝った選手がユニット入りの優先権が与えられ、高尾が勝った場合が高尾が入りたいユニットを指名できる権利が与えられることになり、T2ひーとNωAは渋々提案を受け入れ決定となった。
HARASHIMAvs竹下に関しては、今日の時点では膝を攻められた竹下に厳しさを感じるも、決戦まで時間があるためどこまで建て直すことが出来るか?高尾争奪戦に関しては、あまり笑顔のイメージのない高尾がスマイルスカッシュを選ぶとは意外だったが、T2ひーやNωAも狙っていることからスンナリと決まるか、また高尾の加入に乗り気でないウラノの立場も気になるが・・・KO-D6人タッグ選手権は王者のDNAの渡瀬が長時間捕まり、酒呑童子の連係に蹂躙されるなどペースが掴めない展開が続くが、懸命に粘った岩崎が高梨に延髄斬りを浴びせてからキャプチュードで3カウントを奪い王座を防衛した。
最後にアイアンマン王者の越前屋俵太さんが登場し、リング内に設置されたこたつを囲んで高木、亜門GMと語らっているところでアイアンマン王座を狙いに伊橋が乱入しようとすると、高木がこたつをひっくり返して俵太さんが下敷きとなり、覆いかぶさった形となったため3カウントで前王者のこたつが王座を奪還、俵太さんも再戦の意志を示さなかったため、こたつが王者のままで大会が進行してしまった・・・・大阪大会たくさんの応援ありがとうございました。エース強い。HARASHIMAさんはここまで背負ってきたものが大きすぎる。だからこそ、自分も強くなって勝ちたい。#ddtpro
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2017年2月4日ポーリーを下してエクストリーム級王座防衛。
最後はチェーンを外し、ポーリーをぐるぐる巻きにしてからのジャーマン→PHS。
勝つ為なら手段は選ばないよ。
次の防衛戦は3/20さいたまスーパーアリーナ。
プロレス界にカリスマは二人もいらねえ。
佐々木大輔の『メッキ』を剥がしてやる。
— 葛西 純 (@crazymonkey0901) 2017年2月4日というわけで3月20日DDT旗揚げ20周年記念大会 さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで、
DDT EXTREME級選手権試合
<王者>葛西純 vs 佐々木大輔<挑戦者>
楽しみ過ぎて眠れない!おやすみなさい。
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2017年2月4日Paulie is Dead. pic.twitter.com/tAuqKCHXwp
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2017年2月4日3月20日さいたまスーパーアリーナ大会第4弾カード発表!/佐々木が葛西のEXTREME級王座に挑戦! ルールはセキチューpresentsハードコアマッチ!https://t.co/txnZQJFn5V#ddtpro pic.twitter.com/mifNXcMiRD
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2017年2月4日DDT大阪大会ご観戦ありがとうございました。
酒呑童子とのKO-D6人タッグ王座戦にて初防衛に成功!
酒呑童子とは何かといざこざがありましたが最後はなんだか清々しかった、これで堂々とベルトを巻いていこうと思います。
ごっつぁんした!#ddtpro #ddtdna
— 樋口和貞 (@kazusada50) 2017年2月4日6人タッグ、酒呑童子から王座防衛しました
身体中がめちゃくちゃ痛いけど
それ以上にめちゃくちゃ嬉しい
最後坂口さんがベルトを巻けと言ってくれた
初めて腰にチャンピオンベルトを巻きました
重い。嬉しい。
これからも6人タッグチャンピオンであり続けるためにずっと挑戦していきたい
— てのりタイガー渡瀬 瑞基 (@watase_mizuki) 2017年2月4日今日は負けを認めてやるよ。
ただ、次はねえからな。#ddtpro
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2017年2月4日DDT大阪大会終了!
色々ありました!見逃し配信もはじまりましたのでDDT UNIVERSEでご確認ください!https://t.co/Wtnk6HcuCl#ddtpro#DDTUNIVERSE#越前屋俵太#コタツがチャンピオン#カリスマvsカリスマ#新ノーフィアー pic.twitter.com/BZNfUDGL4O
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年2月4日 -
HARASHIMAが佐々木に逆転勝利!3・20たまアリ決戦はHARASHIMAvs竹下に決定!
1月29日 DDT「Sweet Dreams!2017」後楽園ホール 1520人 超満員
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権試合
[挑戦者]○伊橋剛太(4分54秒 片エビ固め)[第18代王者]×島谷常寛
※ランニングボディープレス
☆島谷が10度目の防衛に成功◇第1試合◇
▼スクランブルバンクハウス・メガネ8人タッグマッチ~ルチャリブレルール/30分1本
アントーニオ本多 ワンチューロ ○勝俣瞬馬 MAO(9分11秒 横入り式エビ固め)高木三四郎 大鷲透 ×平田一喜 赤井沙希◇第2試合◇
▼3WAYタッグマッチ/30分1本
坂口征夫 ○高梨将弘(6分0秒 バッカス)樋口和貞 ×岩崎孝樹
☆もう1チームは彰人&松永智充◇第3試合◇
▼30分1本
遠藤哲哉 ○マッド・ポーリー(9分5秒 体固め)高尾蒼馬 ×渡瀬瑞基
※ポーリーバスター◇第4試合◇
▼健全かつDDT UNIVERSE生中継向きなスペシャルタッグマッチ/30分1本
高山善廣 ○ディック東郷(12分56秒 片エビ固め)男色ディーノ ×大石真翔
※ダイビングセントーン(試合終了後)
ディーノ「ご覧の通り、プロレスラーの8割はゲイだということが証明されました! 全世界の皆様、こんにちは。男色ディーノです。今日はまだ高山のよっちゃん、照れていたけど分かるでしょ。厳密に言うと7割五分よね、カミングアウトしたの。ほとんど8割よ。でも今度の大阪で高山のよっちゃんとシングルが組まれているんだけど、任せてください。そのリング上では100%がゲイだということを証明しましょう。よっちゃんはもうね、ゲストとして迎えなくていいですよね。ということは! DDTに上がった以上、このDDTの門番、ゲイリー男色ディーノがよっちゃんを葬ってやるわ。なぜなら! この私がDDTがDDTであることを司る男色……ディーノだから」(気持ちよく引き上げようするが、亜門GMがやってくる)
亜門GM「盛り上がっているところ悪いんだけど、例の件どうなった?(、3・20さいたまSA大会の対戦相手について尋ねる。)」ディーノは「誰にモノ言ってるの? もう決めてますよ。ただね、誰とヤルじゃなくてナニをヤルかだと思うの(世界一ヤバイ選手権としてジョーイ・ライアンとシングルマッチをおこなうと発表。宿泊費・交通費込みの50万円は「DDT20周年のエンターテインメント性の意気を結集した演出」をするために使うと宣言したディーノは、ド派手はジャージを着たスーパー・ササダンゴ・マシンを呼び込む。ササダンゴ・マシンには試合前に普段のと違い、世界に通じる“インターナショナルパワポ”をやってほしいと要求。これからのDDTは世界に発信していかないといけないので、さらに日本語だけではなく、英語・北京語・スペイン語の実況席を設けるという。また、動画配信に伴い音楽に依存しない内容、それでいて万が一危険なシーンが出た場合は、高木大社長のセクシーポーズの写真でフタをすると発表。世界一ヤバイ決定戦とはいえ、万全の体制を整えるという。)
亜門GM「改めて締めていただいていいですか? もう1回お願いします。全く同じで」
ディーノ「なぜなら! この私がDDTがDDTであるための、DDTが何たるかを司る! 男色……ディーノだから」と叫んで締めくくった。
【試合後のディーノ】
――まず高山選手とのシングルが大阪で決まりましたが、100%ゲイであると……。
ディーノ「まあまあまあ、あとは証明するだけだから。もう……何て言うんだろうな。不思議なもので、リング上というのはカミングアウトしやすいんだろうね。今日図らずもディック東郷がカミングアウトしたかのように、よっちゃんもすることになるのかなぁ。エベレストジャーマン…エロい名前だと思っていたんですよ。何か股間を強調しやがって、っていうのはあって、ちょっとずつカミングアウトしたいキーワードは出していたんだと思うんですよ。これを機に、やっぱり私の使命だと思うんですね。なので、ちゃんと証明します。」――そして3・20さいたまスーパーアリーナではジョーイ・ライアン選手と世界一ヤバイ決定戦と。ライアン選手との対戦を決めた決め手は?
ディーノ「シンプルにヤバイ奴だからよ。で、ジョーイの何がヤバイって、私との攻防、私への対策で使い始めたチ●コ投げが…私、本当にびっくりしたのが、次にジョーイが来日したとき、私が(チ●コ投げを)かけられているTシャツを売ってたこと。あ、この人には肖像権も何もないんだっていうのを思ったときに、DDT UNIVERSE向けだなって思いまして。まあヤバイ奴なんですよ、あいつは(苦笑)。なので世界一ヤバイ決定戦をここで…まあジョーイとも白黒つけないといけないから。言うても。そこに、まあ試合は試合でヤバイ決定戦としてやるんだけど、DDTの20周年なんだったらそこに合わせて、私に与えられた50万を…何て言うんだろうな。結局、なんだかんだ言って面白いことすればいいんでしょ! 面白い試合すればいいんでしょ! まあ面白いっていうのは笑えるとかそういう話じゃなくて、見ている人がいろんなものを持ち帰るものがあればいいんでしょ? やってやりますよ! そのために50万使う、そりゃ対戦相手に使うのもいいでしょうよ。そうじゃない使い方があったっていいでしょうよ。私はDDTのいままでの20周年のものをブチ込もうと、そう決意した次第であります! DDTを司る男色ディーノです、どうぞよろしく。」――その前、来月の後楽園でコルト・カバナとのシングルも発表されましたが。
ディーノ「なにーーーっ!(苦笑)なにーーーっ!(苦笑)すごいね。あ、そんなの本人に言わずに発表するんだ。すげーなDDT。あ、分かりました。これも世界戦略ですよ。やってやりますよ! コルト・カバナもカミングアウトしていただくことにしましょう。はい、頑張ります!」◇第5試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合
[第42代王者]○石井慧介(11分43秒 体固め)[挑戦者]×ヤス・ウラノ
※フライングニールキック
☆石井が王座2度目の防衛に成功【ウラノの話】「悔いはないっすね。石井というのは自分がDDT所属(する前)…フリーとして参戦していたときから知っている選手で、本当にプロレスをスタートする時点から自分は知っていたので。その選手にずっと負けっ放し。石井は全日本プロレスのベルトを獲るまでになって、自分は変わらず。今日もそうですけど、前哨戦も含めて自分の思う通りに試合が出来なかったかというと、そんなことはなくて。自分の思うような試合が出来て、石井慧介にすべて上を行かれたっていう感覚があって。まあ石井慧介に負けたんで、もう悔いはないかなって……。ベルトに挑戦すること自体が久しぶりで、今回負けたらもう次はないという覚悟で挑んだつもりだったんですが。もうこれで一線を引こうかなっていう気持ちもあったんですけど、自分が思っている以上にファンの人が、自分が勝つと思って…勝ってほしいと思っている人たちがいたんで、何か情けない話ですけど、まだまだ諦めちゃいけないんだなっていう。自分はもう半ば諦めているような気持ちはあったんですけど、まだ諦めない人たちがいるんで。40歳にもなって後輩にタイトルマッチで完敗して、こんなこと言えるかどうか分からないですけど、今日からが新しいスタートだと思って。ずいぶん後輩にも差を付けられちゃったけど、ここからまた這い上がって…またって言い方も一度もトップを取ったことがないので、ここから、ゼロから。登った山がいままで小さいんで、ここまらまたスタートして高い山に登っていきたいと思います。」
【試合後の石井】
石井「まあ今日、個人的には会心の防衛が出来たというか、挑戦者のウラノさんは新弟子時代から結構お世話になって。練習を教わったりしてきて。その人を挑戦者に従えて、防衛出来て、また1個自信がつきました。これで2月の全日本のジュニアリーグ戦にチャンピオンとして出ると思うので、チャンピオンに恥じない闘いをして結果を残してきます。」――チャンピオンとしてリーグ戦に出るということですが、注意する点や気になる選手は?
石井「まずは自分自身、いつも自分の試合を見て反省点だらけで。まず自分のその反省点を直しつつ。で、僕のAブロック、田中稔さんはシングルで当たったことないんですけど、実績がすごくある人なので。でもチャンピオンとして、そこは意地で負けられないですね。で岩本(煌史)選手は初対決ですし、青木(篤志)選手と竹田(誠志)選手には1回シングルやって負けているんでね。自分、リーグ戦(のAブロックに出ている)どの人にも勝ったことないんですよ。だから注意するところは全てです。」――そういう実績のある選手と対戦する前に、ウラノ選手という実績のある選手に勝てたことは大きな自信になりますか。
石井「そうですね。すごい今日、ニールキックも会心の当たりだったし、昔の武器も磨いてますし、新たに武器が増えることもありますし。その辺が最近自信につながって、いい結果に結び付いているのかなって。あとはもう今年に懸けているんで。本当に絶好調がまだまだ続いていますね。」◇第6試合◇
▼KO-D無差別級王座挑戦者決定戦
○竹下幸之介(18分42秒 ジャーマンスープレックスホールド)×KUDO【KUDOの話】
ーー竹下選手との挑戦者決定戦、惜しくも敗れてしまいました。
KUDO「まあ届かなかったですね。でも試合をしていて、あいつの思いっていうのはすごい伝わって。やっぱりあいつもDDTに懸けているし。思いは俺が一番強いって思っていたけど、まあみんなDDTに対する思いは強いんだなっていうのを今日は感じましたね。」ーー試合後、竹下選手と握手をして言葉をかけている場面がありましたが、あれはさいたまスーパーアリーナのメインを託すような思いがあったのでしょうか?
KUDO「まあ本当に純粋に期待しているし、頑張ってほしいっていう思いを伝えました。」ーー今日のメインでHARASHIMA選手が佐々木選手を破り、王者としてスーパーアリーナのメインに上がるということで、KUDO選手として余計にスーパーアリーナのメインに立ちたかったという思いが強かったと思うのですが……。
KUDO「まあ、落ち込んでいてもしょうがないんで。20周年イヤー、俺は全然諦めてないし。ヒザをケガしてから今日でシングルマッチ3戦目ですね。3戦目でここまで出来たっていうのもあるし、ヒザに負担かけないように体重も増やさないようにしてきたけど、段々状態も良くなってきたんで。やっぱりね、いまの大型化の流れに負けないように、俺も体デカくしたいと思うし。20周年イヤーは期待してください。まだまだ私は上にあがります。社長でチャンピオンって面白いじゃないですか! 社長でチャンピオンになって、『マネーの虎』的なテレビ番組に出ようと思っていますんで(苦笑)、今後のKUDOに期待してください! 今日はありがとうございました。」◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合
[第60代王者]○HARASHIMA(21分53秒 体固め)[挑戦者]×佐々木大輔
※蒼魔刀
☆HARASHIMAが3度目の防衛に成功。(試合終了後)
HARASHIMA「皆さんの応援のおかげで勝つことができました。ありがとうございます! 佐々木、前哨戦から僕もいっぱい試合のペース握られて、今日もいっぱい蹴られたり、けっこうキツいけど、身も心も引き締まった感じがしたよ。佐々木、ありがとう! また何度でも試合しよう!」亜門「HARASHIMAさん、防衛おめでとうございます。この結果を持ちましてさいたまスーパーアリーナのメインはHARASHIMAvs竹下幸之介に決定しました。竹下、リングに上がってください」
竹下「HARASHIMAさん、これは自分勝手で誰も望んでないことかもしれないけど、この挑戦者決定トーナメント、樋口、KUDO、遠藤、そしてDDT全選手、そのベルトを巻きたいし、さいたまスーパーアリーナのメインに立ちたいし、HARASHIMAさん、アナタに勝ちたい。自分はその全てを背負う覚悟はできてるんで、メインイベントよろしくお願いします!」
HARASHIMA「その覚悟嬉しいよね。もちろん全力で受け止めて! でも最後に僕は絶対リングに立ってるんで、精一杯全力ですげえ試合をしよう! よろしく!(両者は握手をかわして竹下らその手を振り払った。)」
HARASHIMA「さて…大丈夫試合が終わったからね。3月20日、全力でこのベルトを防衛して、3月20日、DDT全員で力を合わせてさいたまスーパーアリーナ大成功させたいと思います! さいたまスーパーアリーナもみんなで力を合わせて突き進んでやるさー!(観客『なんで~!?』)メインのタイトルマッチで勝ってやるさー!(観客『なんで~!?』)そしてDDT21年目もどんどん突っ走っていってやるさー!(観客『なんで~!?』)なんでかって? それは鍛えているからだー!」
【竹下の話】
ーーまずはKUDO選手との挑戦者決定戦、いかがだったでしょうか。
竹下「うーん……そうですねぇ……試合終わってみた感想としてはですね、あんまり覚えてないっすね。結構ハードヒットだったんで、もう序盤、スタートでたぶんキック…バックスピンか何かもらったと思うんですけど、あれで記憶ないですね。でもKUDOさんもずっと言っていたと思うんですけど、技と技とかじゃなくて意地のぶつかり合いになると思っていたんですよ。それだけさいたまスーパーアリーナのメインっていうものは特別なものなので。その心の準備というか覚悟は出来ていたんで勝つことが出来たと思うんですよね。それでいつものの気持ちが弱い自分だと、そこで体が動かなくなって終わっていたと思うんですけど、でも何か本能で動けたのかなって。試合終わっていつも腕が痛いとか、足が痛いとか、腰が痛いとかあるんですけど、今日は顔が痛いっす。頭と顔が痛くてですね、結構厳しい闘いでしたね。たぶん。全然覚えてないですけど。」ーーそれだけKUDO選手がDDTの20年を背負ってきたという気持ちみたいなものが、竹下選手を追い詰めたと?
竹下「うん。それプラス、闘っていて自分も意識朦朧とする中、感じたものがあって。これ勝手な自分の解釈なんですけど、「この俺を超えられるなら超えてみろ」っていう……「もし超えられるならスーパーアリーナのメインはお前に任せる」っていう。これ本当に自分の勝手な(解釈だが)…でも、そういうことだと思うんですよね。とくに試合後にマイクで話すこともなく、最後自分はKUDOさんと握手をして、そのとき「さいたまスーパーアリーナは任せた」っていうふうには言っていただいたんですけど、でも何か試合をしながらすごくメッセージは感じました。」ーーそのあとにHARASHIMA選手と佐々木選手のタイトルマッチ、最後HARASHIMA選手が勝ちました。ご覧になったと思いますが、試合を見た感想は。
竹下「うーん、感想……いつものHARASHIMAさんの形というか、そこは佐々木さんでもなかなか壊すことが出来なかったかなと思いましたね。やっぱりあるんですよね、HARASHIMAさんの空気というか、それをスーパーアリーナっていう大きな舞台で壊すことが出来るのか……それはまだ自分には分からないですけど。でもやっぱり、ただ勝つだけじゃダメだと思うんですよね。勝つということはHARASHIMAさんからKO-D無差別級のベルトを獲って、さいたまスーパーアリーナのメインを締めるってことですから、すごく意味のあることだと思うので。僕がHARASHIMAさんから勝つときっていうのは、「もうDDT、竹下を見ておけば大丈夫だ」って見ている人が思うときだと思うので。そう思ってもらえるぐらい…HARASHIMAさんも言ってましたけど、熱い試合でさいたまスーパーアリーナを爆発させたいですね。」ーー竹下選手は常々、「さいたまスーパーアリーナではこれからのDDTを見せたい」と言っていましたし、今日もリング上でHARASHIMA選手に「挑戦者決定トーナメントに出場した選手とDDT全選手の思いを背負って、HARASHIMA選手を倒す」という発言もありました。究極の世代闘争となる一戦になると思いますが。
竹下「そうですね、今日僕がKUDOさんと試合をしてひとつ訂正したいと思ったのは、確かにHARASHIMAvsKUDOっていうカードがもし並んだときに、すごく20年間を見ている人が思い返すことはあると思うんですけど、でも過去の闘いではなくてやっぱりKUDOさんも進化しました。僕が見ていた頃のKUDOさんとは違う人で。でも僕が勝ったので、HARASHIMAvs竹下、これが……もう世代闘争とかじゃなくて、世代交代でもなくて、HARASHIMAさんに一人のライバルとして僕を認識させたいなと、いまは思っています。それとあとはリング上で言った通り、全選手スーパーアリーナのメインに上がりたいわけですから。でもたまたまGMが選んだチャレンジャーに相応しいと思うこの4人が、このトーナメントに選ばれてチャンスが舞い込んできた。そのチャンスを僕が掴んだだけの話で。でも挑戦したい気持ちとかはみんな一緒で。それを背負うのは本当おこがましい話なんですけど、でも何か僕は勝手に背負わせてもらって、それを自分の中で力にしたいですね。」【HARASHIMAの話】
ーーまず佐々木選手とのタイトルマッチについて。佐々木選手は反則攻撃を織り交ぜながら、かなり厳しい攻撃で来ましたが。
HARASHIMA「そうですね、結構やっぱり……タイトルマッチでああいう奇襲をかけられるだとか、ラフをされるのはほぼないんでびっくりしましたけど、それ含めても自分は勝ててよかったですね。まあでもプロレスの彼の振り幅というか、彼の面白い部分って何かやってみて勝ったから言えるんですけど、本当身も心も引き締まったタイトルマッチが出来ましたね、結果的に。うん。」ーーそしてライバルでもあるKUDO選手を破り、竹下選手がさいたまスーパーアリーナのメインでHARASHIMA選手のベルトに挑戦することが決まりました。
HARASHIMA「どっちが来てもっていう気持ちはあったので。KUDO君が来たらそれはそれで面白いし、竹下が来たらそれもそれで面白いしって感じだったんで。まあね、これでもう竹下に決まったので、僕はまだ彼に負けたことはないし、彼がよくDDTの未来とか言ってるけども、僕もDDTの未来をこれからまだまだつくっていくんで、非常に対戦が楽しみですね。」ーー竹下選手は「さいたまスーパーアリーナのメインに立ちたかった全選手の思いを背負って、HARASHIMA選手を倒す」と言ってましたが……。
HARASHIMA「(言葉を遮るように)僕もね、みんなの思いを背負って闘っているんで。唯一違うっていのは、僕は僕だから(苦笑)。竹下はたぶんみんなが僕を倒したいみたいなことを言ってたんで、そこの部分は違うのかもしれないけど、みんなの気持ちを背負っているのは僕もそうなので。あ、付け足します! あと僕はお客さんの気持ち背負ってます! はい、頑張ります!」ーーそれはやっぱり総選挙1位だったという。
HARASHIMA「そうですよ。はい、そうです! それが言いたかったんです(笑)。」ーーHARASHIMA選手としてはさいたまスーパーアリーナのメインにどういうテーマを持って臨まれますか。
HARASHIMA「僕も21年目からのDDTの未来を見せたいですね。」ーー竹下選手は「世代闘争とか世代交代ではなく、一人のライバルとして」と言ってました。だいぶ年もキャリアも下の選手になりますが、その中でどういう闘いを?
HARASHIMA「僕は結構古くからDDTにいるので、じゃあ僕はDDTの歴史+DDTの未来と、幅広くいきたいと思います。」【佐々木の話】
ーーHARASHIMA選手に惜しくも敗れてしまいましたが。
佐々木「ハァ……俺が変えたかったこのDDTの世界、結局買えられなくて、結局何も変わらないまま20周年、さいたまスーパーアリーナ……キャンディスにもフラれて、HARASHIMAさんにも負けて、明日からどうしよう! 明日からどうしよう……。」ーーまた新たな目標に向かって走り出すのではないんですか?
佐々木「新たな目標……うーん……たぶん、31年間生きてきて、キャンディスと出会って、いま最高のモチベーションで今日(の試合に)臨んで負けて、ここからどう立て直すか……うーん、うーん……ちょっと思いつかないですね。……アメリカに渡ったり、そういうこともいいのかなと思うけど、そんなプランもないし。つまりノープラン!」ーー現時点ではまだ目標もプランもない?
佐々木「とりあえず今日、結構頭を蹴られてボーッとしてるから、アルコール飲んで、何か目覚めさせて。そしたらまた復活するかもしれない。」ーー4月にDAMNATION主催興行がありますが。
佐々木「そうだったぁ! そうだった……ノープランで。中止にするかもしれないです。」ーーそれはたぶん会社が許さないと思います。
佐々木「じゃあ、私はいないかもしれない。」ーーDAMNATIONの主催興行なのに?
佐々木「エヘヘヘヘ……もう脱退してるかもしれない。とにかくHARASHIMAさんは強かったですと書いてください。大きく書いてください。黄色で。ありがとうございました。」メインのKO-D無差別選手権は後入場のHARASHIMAに多数の紙テープが舞う中、佐々木が奇襲をかけて試合開始、紙テープを使ってチョーク攻撃を展開する、佐々木が一旦エスケープしリングに戻ったところでHARASHIMAが強襲も、今度は串刺しビックブーツを狙うHARASHIMAの足をトップロープに固定してから軸足となった左足に低空のドロップキックを連発、場外戦でもHARASHIMAの左ハイキックをかわしれ鉄柱に直撃させ、リングに戻ったところで足に低空ドロップキックで強襲し、執拗なローキック、コーナーマットを外しむき出しの金具状態となったコーナーにニークラッシャー、ロープ越しのドラゴンスクリューから裏四の字と徹底的に足攻めを展開、HARASHIMAも佐々木をコーナーに宙吊りにしてのフットスタンプ、雪崩式ブレーンバスターからファルコンアロー、ミドルキックと反撃するが、山折りが佐々木に着地されてしまうと膝十字で捕獲され、ロープ越しのボディープレスも自爆してしまうなど、なかなか自身のペースを掴むことが出来ない。
佐々木は雪崩式ブレーンバスターを狙うHARASHIMAをエプロンに着地してハイキックから、雪崩式断崖ブレーンバスターを敢行、幸いセコンドがキャッチして惨事は免れるが、佐々木は客席にHARASHIMAを座らせてコーナーからのダイビングエルボーを投下し、佐々木ペースで試合が進んでいく。
勝負と見た佐々木はクロスフェースで捕獲、ロープに逃れられたHARASHIMAはリバースフランケンもかわしてコーナーマットのないコーナーへ直撃させてから、足をロープに引っ掛けてのエディ・ゲレロ式エビ固めで丸め込み、更にHARASHIMAのキックを松井レフェリーに誤爆させてから急所打ちの連打とHARASHIMAを追い詰めにかかる。
HARASHIMAのハイキックやミドルキックに対し佐々木はスーパーキックからミスティカ式クロスフェースで捕獲、逃れられないように佐々木は回転してから変形クリップラーフェースロックで絞めあげるがロープに逃れられてしまうも佐々木は離さず、一旦離れてから再度スーパーキックを炸裂させHARASHIMAをダウンさせる。
佐々木はベトナムドライバーからもう1発を狙うが、着地したHARASHIMAはショートレンジの蒼魔刀を炸裂させ、佐々木は流れを変えようとしてローキックを放つも、敢えて受けて立ったHARASHIMAはエルボー、佐々木は張り手をかわしたあとでドラゴンスープレックスを決めるが、スーパーキック狙いをジャンピングハイキックで迎撃したHARASHIMAはつるべ落としで突き刺し、佐々木の側頭部にキックの連打を浴びせる。
佐々木は蒼魔刀狙いを佐々木式ウラカンラナで切り返すがクリアしたHARASHIMAは後頭部への蒼魔刀から蒼魔刀を炸裂させて3カウントを奪い王座を防衛、試合後はHARASHIMAは涙を流しながら退場していく佐々木にエールを贈った。
試合はほとんどHARASHIMAのペースを散々狂わせていた佐々木のペースだったが、勝負をかけていた変形クリップラーフェースロックがロープに逃れられてから焦りが見え始めて、HARASHIMAにつけこまれてしまった。徹底的に勝ちを狙い鬼に徹していた佐々木だったが、終盤のHARASHIMAの怒涛のラッシュも鬼を感じさせた。セミのKO-D王座挑戦者決定トーナメント決勝戦はグラウンドの攻防から手四つになったところでKUDOが側頭部へのスピンキックで強襲、まさかの一撃に竹下はたまらず場外へ逃れるもKUDOはトペで追撃する。
リングに戻った竹下にKUDOはミドルキック、ニーリフトと攻め込むが、逆水平で流れを変えた竹下は投げ放しジャーマン、KUDOは着地も失敗して両膝をマットに直撃させてしまい、竹下は足狙いではなく首狙いでチンロックやトップロープにKUDOを固定してのハングマンDDT、首筋にエルボードロップを何度も落とすなど首攻めを展開する。
劣勢のKUDOは8×4で反撃すると竹下にロープ越しのダブルニーを投下、更に8×4から場外に逃れて倒れる竹下にロープ越しのダイビングダブルニーを投下して流れを変えるが、バスソーキックをかわした竹下はブルーサンダーで叩きつけ、KUDOもロープ越しのマチュピチュで応戦するが、背中へのダイビングダブルニーはかわされて自爆となってしまう。
竹下はビックブーツから垂直落下式ブレーンバスター、ラリアットと畳み掛けてジャーマンを狙うが、KUDOはサムソンクラッチで切り返すと回転してから逆さ押さえ込みで丸め込み、KUDOは竹下をコーナーに宙吊りにしてから地獄の断頭台も、再び投下したダイビングダブルニーはまたしても自爆、竹下はローリング袈裟斬り、ドラゴンスープレックスからコーナーもKUDOが阻止すると場外方向に竹下を宙吊りにしてから断崖式地獄の断頭台を敢行して竹下に大ダメージを与える。
勝負に出たKUDOはリングに戻り、四つんばいになっている竹下の背中にダイビングダブルニーを投下すると、側頭部へのスピンキックからコーナーからダイビングダブルニーも起き上がった竹下はキャッチしてからターンバックルへのパワーボムで叩きつける。
KUDOはハイキック、スピンキックを炸裂させるも、ユルゲンラリアットを炸裂させた竹下がファルコンアローからジャーマンで3カウントを奪い、トーナメントを制してKO-D王座への挑戦権を獲得した。メイン終了後は佐々木が去った後で竹下が登場、3・20たまアリに向けて互いにエールを交し合い二人が握手、竹下は握った手を振り払うかのように退場していった。
今年20周年を迎える3・20たまアリ大会を控えるDDTだが、たまアリのメインという観点で見るとHARASHIMAvs竹下は現在のDDTでは相応しいカード、また竹下にとってHARASHIMAは自身に立ちはだかる大きな壁的存在にもなっていることから、絶対に越えなければいけない相手でもある。
また第5試合の世界ジュニアヘビー級選手権は腕攻めで先手を奪う石井に対し、ウラノはウラノはショルダークローからフェースロックと背骨折りの複合関節技、十字固めで何度もカバーするなど石井のスタミナを奪いにかかるも、石井もコーナーからのダイビングネックブリーカーで返すも、ウラノも反撃して逆エビ固めで捕らえ、喉元へのシーソーホイップで追撃も、石井は断崖式フライングヘッドシザースや断崖式ネックブリーカーと流れを変える。
石井は側頭部へのニーアタック、エルボーバット、ネックブリーカー、エルボーの連打もウラノが打ち返し、石井は二ーアッパーから突進もウラノはヘッドシザースホイップから延髄斬り、ヒップトスの連打で応戦、石井のダブルアームDDT狙いをウラノは4の字ジャックナイフ固めで切り返す。
ウラノはスタミナに不安が出てきた石井をヘッドロックで絞りあげ、首固めで丸めこむが、ニーを炸裂させた石井がタイガースープレックスからのフライングニールキックで3カウントを奪い王座を防衛した。腰痛で欠場し15日の清水大会から復帰しているディーノは大石と組んで高山&東郷組と対戦するが、高山がディーノとの対戦を嫌がったため東郷が孤軍奮闘、しかしディーノと大石の合体男色技に捕まってしまい、コーナーに設置されたディーノの地獄門の餌食となってしまう。
東郷はディーノのリップロックでダウンしてしまうと、高山も遂にリップロップに捕まり、茫然自失で座り込んだところでディーノ&大石の地獄車の餌食に遭って大ピンチとなってしまう。
そこで男色タイツを履いた東郷が男色東郷化して戦列に復帰すると、ディーノを圧倒してペティグリーで排除し、最後は大石に男色ペティグリーを決めてからのダイビングセントーンで3カウントを奪って逆転勝利、しかし肝心の高山は茫然自失のままでダウンし若手に担がれて退場という醜態を晒すなど、2・4大阪でのディーノとの一騎打ちに不安を残してしまった。
一方ディーノは3・20に向けて対戦相手は誰に決定したのかと亜門GMから聞かれると、相手は世界一ヤバイ選手権の相手としてジョーイ・ライアンと発表、またササダンゴマシンを呼び込み、世界に通用するインターナショナルパワポの製作、そして日本語だけでなく英語、スペイン語、北京語などの実況席を設けるように要求した。
なお万が一危険なシーンがあった場合、高木大社長のセクシー写真でフタをするというが、逸れの方がもっとヤバイような感じがする・・・・
大会終了後にたまアリ大会の第3弾カードが発表された。
〔追加カード〕
○メインイベント~グッドコムアセットpresents KO-D無差別級選手権試合
<王者>HARASHIMA vs 竹下幸之介<挑戦者>
※勝者には賞金200万円が贈呈されます。○「DDTがDDTであるために」20年のエンタメ集大成!ワールドワイド世界一ヤバいヤツ決定戦
男色ディーノ vs ジョーイ・ライアン
※20周年を迎えたDDTは今後、世界に向けて発信しなければならない点を踏まえ、以下の取り組みで開催いたします。
(1)DDT20周年のエンターテインメント性の粋を結集した演出をします。
(2)スーパー・ササダンゴ・マシンがインターナショナル・パワーポイントを披露します。
(3)全世界に向け、日本語だけでなく英語、中国語、スペイン語の各実況席を設置します。
(4)ただし、DDT UNIVERSE生配信に伴い著作権の問題で音楽には依存しません。
(5)万が一危険なシーンに及んだ場合はフタ絵で対応します。○入江茂弘凱旋スペシャルシングルマッチ
入江茂弘 vs マイク・ベイリー○スペシャル8人タッグマッチ
大鷲透&平田一喜&アントーニオ本多&ワンチューロ vs ジャガー横田&ゆに&X&XX○大山峻護プロレスチャレンジマッチ
高山善廣&ディック東郷 vs 大山峻護&未定○セキチューpresentsハードコアマッチ
※対戦カード未定。
※テーブルやイスといった使用するアイテムはセキチューから提供していただきます。○アンダーマッチ~時間差入場バトルロイヤル「祝・DDTプロレス旗揚げ20周年記念ドラマティック・ランボー」
<出場選手>MIKAMI、GENTARO、バンビ、美月凛音ほか
○アンダーマッチ~東京女子プロレス提供試合
優宇&ミル・クラウン&伊藤麻希 vs 才木玲佳&辰巳リカ&滝川あずさ○アンダーマッチ~DNA提供試合
レッカ&下村大樹&上野勇希 vs 島谷常寛&吉村直巳&鈴木大
〔既報カード〕○シブサワ・コウ35周年記念「信長の野望~俺たちの戦国~」戦国武将マッチ
高木三四郎<豊臣秀吉>&武藤敬司<武田信玄>&木高イサミ<真田幸村> vs 飯伏幸太<織田信長>&秋山準<上杉謙信>&関本大介<柴田勝家>○スーパー女子プロ大戦2017
赤井沙希&里村明衣子&中島翔子 vs アジャ・コング&チェリー&山下実優
プロレス初参戦となる大山は高山、東郷と対戦。12月の大阪でデビューしたゆに君やディアナ女子のジャガー横田、入江の本格凱旋も決定した。2月シリーズにはNWA世界ヘビー級王者でありNOAHにも参戦したコルト・カバナが参戦することも発表され、2月19日の後楽園大会ではディーノとの対戦が決定した。3・20まであと少し、DDTはどんなファンタジーをたまアリのリングで見せるのか?
【後楽園リポート】さいたまスーパーアリーナのメインでKO-D無差別級王座を懸けて対戦するのはHARASHIMAと竹下!/ディーノのリップロックにプロレス界の帝王が完全KO!?/高尾、ユニット入りを決意!https://t.co/Zcg9ExlVNf#ddtpro pic.twitter.com/GbaGL6yzLb
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2017年1月29日無事防衛!…3/20さいたまスーパーアリーナ大会、メイン決定!
見に来てね☆ pic.twitter.com/pjhgHMQiOS
— HARASHIMA (@HARASHIMA_DDT) 2017年1月29日人生は儚い。世界は変わらない。わたしに明日はない。
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2017年1月29日たくさんの応援ありがとうございました。さいたまスーパーアリーナのメインイベントを決めることが出来ました。KUDOさんとの真っ向勝負で勝てたのは本当に自信になります。必ずベルトを巻いて次はタイトルマッチでしたいです。自分の大好きなプロレスをたくさんの人に好きでいてもらいたいです。
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2017年1月29日さいたまのメインまであと一歩届きませんでした。応援してくれた皆様ありがとうございます。
竹下は強かった。でも落ち込んでいてもしょうがない。20周年イヤーで必ずベルトを巻きます!娘の誕生日に負けちゃたけど2才の誕生日は任せてくれ❗
画像は息子。 pic.twitter.com/bcRAmVMXwj
— KUDO (@KUDO_DDT) 2017年1月29日世界Jr.2度目の防衛!DDTのリングでウラノさんと世界Jr.戦ができて良かったなと思います。ニールキック会心の当たりでした。応援してくれた皆様ありがとうございました。
ちなみにプロレスに携わる漢字は強いと思っていたのですが、防衛の「衛」をずっと間違えて書いて生きてきたみたいです
— 石井 慧介 (@ddt_ishii) 2017年1月29日DDT後楽園大会。
なんだかソワソワ。でも、こんな時でもいつも以上にしっかり眠れる体質で良かったと思う。
次は頑張ろうなんて言ってられる余裕はないキャリアだけど、次もこれからも頑張ろう。https://t.co/az7WSauK8f
— ヤス・ウラノ (@YasuUrano) 2017年1月29日私はただ全世界に醜態をさらしたわけではない。相手の土俵で相撲を取り、尚且つ勝利をもぎとったのであーる。#ddtpro#DDTUNIVERSE
— dicktogo (@boliviacuba) 2017年1月29日お見苦しい映像ってうちらの試合か? https://t.co/QCrF4utQG4
— dicktogo (@boliviacuba) 2017年1月29日@boliviacuba @dandieno すみません。全部ディーノが悪いのです!
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年1月29日DDT後楽園大会終わりました!
DDTユニバースの初の生中継の第一試合のリング上で行われた技がロメロスペシャルとか………
めちゃ最悪や〜〜〜〜っ!!
全世界に発信とか………
あかん!次で取り返すしか!!! pic.twitter.com/BFu2aScoGu
— 赤井沙希 (@SakiAkai) 2017年1月29日 -
HARASHIMAがベイリーとの打撃戦を制し王座防衛も、キャンディスとの結婚を狙う"カリスマ”佐々木が挑戦へ!
1月3日 DDT「新春お年玉スペシャル! 全席2000円興行!! 2017」後楽園ホール 1750人 超満員札止め
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権8人タッグマッチ/60分1本
岩崎孝樹 ○渡瀬瑞基 レッカ 下村大樹(6分55秒 逆エビ固め)[第18代王者]×島谷常寛 星誕期 松永智充 鈴木大
☆島谷が6度目の防衛に成功◇オープニング◇
(鶴見亜門GMがリングに上がり、「新年あけましておめでとうございます」と新年の挨拶をしてから、パーカーや大阪オクトパスのDVD、開運ダルマなどの新グッズを紹介。2月12日の練馬大会、2月25日の千葉BlueField大会、3月5日の浅草橋大会のチケット先行発売と5月の大会スケジュールを発表。さらに毎年恒例、夏の両国国技館大会が『両国ピーターパン2017~ピーターパン 二十になっても ピーターパン~』と題して8月20日(日)に開催すると発表。1月23日からスタートする動画配信サービス『DDT UNIVERSE』ではHARASHIMAとエル・ジェネリコの特集ページが開設されるとのこと。さらに大阪大会でアイアンマン王座を奪取した越前屋俵太さんの防衛戦も模様がスクリーンで映し出される。)
ベルトの重圧に耐えられず、どうしてもベルトを手放したい俵太さんは、街中で屈強な整体師さんを見つけ、スリーパーを決められることに。しかし整体師さんが胴絞め式になったことで俵太さんが上に乗ってしまい、3カウントで勝利して防衛。さらに3月20日のさいたまスーパーアリーナ大会で元格闘家の大山峻護がプロレスに挑戦することになったと発表。大山本人がリングに上がった。
大山「DDTプロレスファンの皆さん、はじめまして。元格闘技家の大山峻護と申します。3月20日、プロレスに挑戦させていただきます。この話をいただいたとき、実は僕は子供の頃からプロレスの大ファンでして、プロレスというものをすごくリスペクトしてきたので、正直すごく悩みました。でもこのお話を断ったら、きっと人生後悔すると思いまして、決断させていただきました。当日はプロレスの凄さ・素晴らしさを体中で体感したいと思っています。応援してください!」そして全選手の入場式へ。DAMNATIONのメンバーはリングに上がらないものの、佐々木はリング上のキャンディスに向かって笑顔で手を振る。主のな選手が意気込みを述べる
HARASHIMA「あけましておめでとうございます! 今年もDDTをいっぱい楽しんでください! 頑張りまーす!」竹下「あけましておめでとうございます。タッグベルトはもちろんなんですけど、2017年、もう一度KO-D無差別のベルトを巻きたいと思います」、
ベイリー「ベルトを獲りマス!」、
KUDO「新年早々たくさんのご来場ありがとうございます。プロレス観て楽しんだあとは、ぜひDDTフーズの各店舗に来ていただいて、今年もみんなで酒盛りしましょう!」、
葛西「プロレス・フ●ッキン・ニューイヤー! 皆さん正月気分でいるかもしれませんが、今宵は俺っちがEXTREMEな闘いを見せます!」、
入江「1月の名古屋大会のあと少しのあいだ日本を離れますが、必ず大きくなって帰ってきますので、皆さん待っていてください」
GMに言われてエプロンまで上がった石川「我々DAMNATIONはファンの皆さんのために闘っていきますので、今年も応援よろしくお願いします(と意気込みを述べたところで佐々木が蹴り落とす。)」
MAO「こんにちは! たぶん15歳くらいの時からDDTのビアガーデンにお手伝いで来てて、もう5年ぐらい経って成人の年になりました。これからもDDTと一緒に成長していきたいなと思うのでよろしくお願いします!(と挨拶してからオープニングコール)」
【大山の話】
――今回、プロレスに挑戦されるということですが、いつ頃どのような感じでお話があったのでしょうか。
大山「高木さんから具体的にもらったのは(昨年の)11月だと思うんですけど。それより以前より「プロレスに挑戦してみないか」というお話はあったんですけど、具体的に3月20日というオファーをいただきまして。それですごく悩んだんですけど、子供の頃からプロレスというものが大好きでリスペクトしてきたので、ここで断ってしまうと死ぬときに後悔してしまうなと思ったので決断しました。」――DDTプロレスの印象は?
大山「実は大好きで、ずっと見ていた団体でした。すごく心をハッピーにする素晴らしい団体だなと思ってました。」――闘ってみたい選手や興味のある選手は?
大山「いやー、まだそういうことを言える立場じゃないので。まずしっかり練習して、まずは最高のコンディションを作りたいと思います。」――実際プロレスの練習はこれから?
大山「いや、もうさせていただいています。」――実際に練習をしてみて、いままでやってきた格闘技と違うなと感じる部分はありますか?
大山「全然違いますね。すごい戸惑っていますね、正直言うと。受け身の取り方から……正直、ロープに振られてこんなに痛いのかとビックリしましたし、いまは1個1個勉強させてもらってますね。」――あくまでも今回限りの挑戦と考えている?
大山「そうですね。そのあとのことは正直未定で、まずは3月20日にしっかり体を作って、チャレンジさせていただくってことですね。」――格闘家としては引退されていますけど、さいたまスーパーアリーナーでまた闘うということに関しては?
大山「はい、それも実はすごく僕の中で大きなモチベーションになっていまして。やっぱりPRIDE、HERO'Sで戦っていたさいたまの舞台にもう一度立てるというのは本当に幸せなことだなと思いました。」◇第1試合◇
▼3WAYマッチ/30分1本
○大石真翔 勝俣瞬馬 MAO(3分18秒 直伝トルネードクラッチ)高木三四郎 大鷲透 平田一喜
※もう1チームは高尾蒼馬 ゴージャス松野 チェリー◇第2試合◇
▼新婚さんいらっしゃい新春スペシャル!/30分1本
○ジョーイ・ライアン ローラ・ジェームス(7分50秒 片エビ固め)赤井沙希 ×伊橋剛太
※スーパーキック◇第3試合◇
▼30分1本
入江茂弘 ○ヤス・ウラノ(8分10秒 ジャックナイフ式エビ固め)男色ディーノ ×石井慧介◇第4試合◇
▼30分1本
○KUDO 坂口征夫 高梨将弘(9分44秒 片エビ固め)高山善廣 ディック東郷 ×ワンチューロ
※ダイビング・ダブルニードロップ◇第5試合◇
▼DDT EXTREAM選手権試合~蛍光灯IPPONデスマッチ~/60分1本
[第38代王者]○葛西純(10分46秒 IPPON)[挑戦者]×彰人
※蛍光灯の上へのリバースタイガードライバー
☆葛西が3度目の防衛に成功【葛西の話】オイオイオイ、蛍光灯っちゅうのはよ、人の頭叩いて割るものだろ。そんな常識が通用しないルールで、今日彰人と闘って…まあ正直楽しかったわ。うん。このベルト、次ポーリーが挑んでくるけども、ポーリーの挑戦を退けて、どんどんどんどん防衛を重ねていった矢先にはもう一度彰人とやりたい。まあとにかく今日の試合形式、寿命が縮まったよ。以上。
【彰人の話】
ーー蛍光灯IPPONデスマッチルールを考案した彰人選手としては悔しい負けになってしまったと思いますが。
彰人「そうですね。蛍光灯IPPONデスマッチ、僕が考案したルールですけど、今日合わせていままで4回やって、初めて負けましたね。葛西純はやっぱり世界一のデスマッチファイターです。うん。葛西さんはいつも蛍光灯を何本も使って試合して、割ったりしてるわけですえkど、たぶん葛西さんも蛍光灯から逃げる・逃れるっていうスタイルの試合って初めてだったと思うんですよ(苦笑)。戸惑いがあったと思うし、何なら僕のほうが順応していたと思うんですね。けど試合中にすぐ学習して、自分のモノにして、最後ああやって僕が負けてしまって。EXTREME、僕にとってすごい思い入れのあるベルト。たぶんDDTのベルトの中で一番思い入れのあるベルトなんですよね。それをちょっと取り損ねたっていうのは痛いですけど、僕、今年30(歳)になるんですよ。三十路になるわけです。いままでは割とベルトは機会があれば・チャンスがあればって感じで思ってやってましたけど、もう30で。そんなに僕も時間があるわけでもないので、DDTのベルト何でもいいですよ! シングルでもタッグでもいいし、6人タッグでもいいし。何ならアイアンマンでもいいですよ。獲れるものがあれば全部挑戦して、全部獲りたいと(思います)。DDTでベルト全部揃えたことがあるっていうのは少ないんで。HARASHIMAさんすら6人タッグ獲ったことないから、全部揃えたことないんですよ。僕もその中の一人にいずれ入りたいかなと思っています。今年は挑戦っていうテーマでやっていこうかなって思います。」
(第5試合終了後、スクリーンでは越前屋俵太さんが戸越GINZA商店街で、新たなるアイアンマン王者を探している様子が映し出される。)
(街行くお父さんにコブラツイストをかけてもらおうとしたが、お父さんがかけ方が分からず、俵太さんが試しにかけてみたところお父さんがギブアップして俵太さんが王座防衛に成功。「このままでは宝の持ち腐れなので、誰に取り返してもらいたい!」と叫んだGMは、続けて3月20日のさいたまスーパーアリーナ大会で豊臣秀吉&武田信玄&真田幸村vs織田信長&上杉謙信&柴田勝家の戦国武将マッチが決定したと発表。コーエーテクモのスマホ用ゲーム『信長の野望~俺たちの戦国~』とコラボし、秀吉を高木三四郎、信玄を武藤敬司、幸村を木高イサミ、勝家を関本大介、剣心を秋山準、信長を飯伏幸太がそれぞれ扮することが発表された)◇第6試合◇
▼新春!スペシャル以上のスペシャルシングルマッチ/30分1本
○佐々木大輔(10分10秒 片エビ固め)×キャンディス・レラエ
※ベトナムドライバー(試合前)
佐々木は花束持参。キャンディスの前に跪いて花束を渡す。受け取ったキャンディスはあっさり放り捨てるが、佐々木は意に介さず
佐々木「ハロー・キャンディス。今日も最高にカワイイぜ。大事な話がある。ここに離婚届けがある。ジョニー・ガルガノ(夫)のサインも入っている。そしてここに婚姻届けが私の名前が入っている。今日はもう試合とかいいから、ここにサインしてくれ!(ワンチューロが呼ばれてキャンディスに通訳。)キャンディス「試合に勝ったら、たぶん考えるかもしれない」
佐々木「試合だー! 松井! 試合だー!」
(試合終了後)
佐々木「サインを! 俺とプロレス界のジョン・レノンとオノ・ヨーコになってくれ。ウィルユー・メアリー・ミー?」((キャンディスは離婚届も婚姻届けも破り捨てる)
キャンディス「タイプじゃない。佐々木はローラが好きだと聞いた」佐々木「なんでそれを知ってるんだ! 1年前の俺と違うだろ! 俺は今このDDTのエースでDAMNATIONはインディー大賞も取ったし、DDT、いやこのプロレス界で一番人気のあるユニットなんだよ! なぜだ!(と泣きながら食い下がる。)
キャンディス「タイトルがない。WWEのジョニー・ガルガノはベルトを持っている。もう話にならない」
佐々木「ベルト! ベルトって! クソー! 結婚は今日は諦める。ただ、最後にキスしよう(と迫ったが、キャンディスが張り手からボールズプレックスを決めて溜飲を下げた。)」
【キャンディスの話】
ーー本日、佐々木選手から大観衆の面前で公開プロポーズされましたが、心境は?
キャンディス「そもそも(離婚届も婚姻届も)日本語で書けないわ。佐々木サンはすごい結婚したいみたいね(笑)。」ーー佐々木選手が試合に勝ったら考えてあげてもいいという発言があったが。
キャンディス「ノー! あれは単なる冗談よ。本気じゃないわ。」ーー佐々木選手はまだあなたのことを諦めていないようですが……。
キャンディス「ハハハハ。知らないわよ。何回来てもノーサンキューよ(笑)。」ーーかなり諦めの悪い男ですよね。
キャンディス「もう何をするか分からないわね。どうしたらいいの?(笑)」ーーでも佐々木選手はあなたのためにDDTの頂天のベルトを獲ろうとしていますよ。
キャンディス「彼はクレイジーね(笑)。」ーーガルガノ選手と比べて、佐々木選手は何が足らないですか?
キャンディス「ガルガノはいじめをしないわ。佐々木サンはいっつも(石川を)いじめてるでしょ。暴力ばっかりなところね。」◇第7試合◇
▼30分1本
石川修司 ○遠藤哲哉 マッド・ポーリー(13分41秒 片エビ固め)竹下幸之介 ×アントーニオ本多 樋口和貞
※スカイツイスタープレス◇第8試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第60代王者]○HARASHIMA(22分52秒 体固め)[挑戦者]×マイク・ベイリー
※蒼馬労
☆HARASHIMAが2度目の防衛に成功(試合終了後)
HARASHIMA「ベイリー、ありがとう! ええっと…サンキューベリーマッチ。キミの蹴りは・とても・強かったよ。ユアキック、ベリーハード。ストリング…強いよ、とりあえず本当にもう。今日闘えて僕は嬉しかったです。彼が日本来る前から僕、YouTubeとかで試合見てて、こいつスゲーなと思ったのがマイク・ベイリーでした。そんな彼と闘えてすごく嬉しかったです。あと一発いいのをもらっていたら僕、危なかったんで(苦笑)。また何度でも試合しましょう。本当にありがとう。サンキュー」(ベイリーはロープを掴みながら立ち上がる)
ベイリー「HARASHIMAサン、あなたはいつも笑顔だ。僕には笑顔はない。だが、悲しいわけじゃない。僕が笑顔になるためにプライドを懸けてもう一度勝負したい。アリガトウゴザイマス(伝えてからリングを降りた。」亜門GM「さて、次の話をさせてください。次の防衛戦は1月29日後楽園大会」
HARASHIMA「早いな(苦笑)」
亜門GM「はい。そしてここが、さいたまスーパーアリーナ前最後の防衛戦ということになります。つまり、このタイトルマッチに勝った選手がさいたまスーパーアリーナにチャンピオンとして上がることになります。現時点では挑戦者は決まっておりません」
(そこにDAMNATIONを引き連れた佐々木が登場)
佐々木「HARASHIMAさんよぉ、俺の人生にはキャンディス、いやそのベルトが必要だ! 俺の挑戦を受けろ!」亜門GM「えっと、キャンディスではないですよね。1月29日タイトルマッチに名乗りを上げるということですか」
HARASHIMA「なんだい? これはベルトだけど……。僕は別に断る理由ないし、去年僕、(佐々木に)絞め落とされているからね。だからやり返さないとね。もちろん挑戦受けてやるさ」
(その場で受諾したため、1・29後楽園大会でのHARASHIMAvs佐々木のKO-D無差別級戦が決定。)
佐々木「今日は俺だけの話じゃない(ポーリーのEXTREME級王座挑戦を表明。王者・葛西を呼び込んだ)
佐々木「葛西さん、ポーリーがあんたにひと言いいたいことがあるって」ポーリー「葛西、ハッピーニューイヤー」
葛西「いまの言葉、しかと受け止めかねた。オイオイオイ、こいつ何言ってるの? 頭おかしいんじゃねぇの? いや、立派なキチ●イかもしれねぇ! 俺っちもよ、このベルト2回防衛して、いま誰とやっても負ける気しねぇんだわ。頭のイカれたおめーのためのドラマティックで、エクストリームで、クレイジーな形式用意しておくぜ。楽しみにしておけよ」
(2・4大阪大会で葛西vsポーリーのEXTREME級選手権も決定。葛西がリングを降りた)
佐々木「オイ、GM、話はまだあるぞ。29日の後楽園で俺があのキャンディスを、あのキャンディスを腰に巻いたら、次の挑戦者は決まっている。テツヤだ」
亜門GM「さいたまの挑戦者に関してはちょっと……」
石川「まあまあ(佐々木は殴り飛ばす。)
亜門GM「ちょっと聞けよお前ら!さいたまの挑戦者は私に考えがあるんで(KUDO、竹下、樋口を呼び込む。そしてGMはこの三人に遠藤を加えた四人でトーナメントでおこなうと発表。トーナメント1回戦は1・7春日部大会で竹下vs樋口、1・8名古屋大会でKUDOvs遠藤をおこない、1・29後楽園大会で決勝戦をおこなう。このトーナメント優勝者が、3・20さいたま大会のメインでHARASHIMAvs佐々木の勝者が持つKO-D無差別級王座に挑戦すると発表した。)」
竹下「オイ樋口、年越しプロレスの借りは次の春日部で返したるからな。確かにお前は強い。でもね、さいたまスーパーアリーナのメインに立つのはこの俺や。誰でもない。チャンピオン誰が来てもいい。僕がチャレンジャーとして、さいたまスーパーアリーナのメイン決めたいと思いますので、皆さん応援よろしくお願いします」
樋口「年越しではあんたからフォール奪って、正直誰にも負ける気がしない。ここにいる誰よりも俺が一番勢いに乗っていて強いと思っている。あんた倒して(KUDOと遠藤の)どっちか分からないけど、上がってきたほうに勝ってさいたまに行くのは俺だ。ごっつあんです」
KUDO「俺とHARASHIMAはDDTでデビューして今年で16年です。DDTの歴史を作ってきたのは俺とHARASHIMAです! 若い衆には悪いけどさ、DDT20周年さいたまスーパーアリーナ、メインイベントに立つのは俺とHARASHIMAだ」
遠藤「いま神のお告げでもあった通り、さいたまスーパーアリーナでメインに立つのはこの俺、そしてカリスマ佐々木大輔様だ!」
(HARASHIMAが一人リングに残る)
HARASHIMA「改めまして新年あけましておめでとうございます! もういろんなことがあり過ぎて……でも……そう! マイク・ベイリーね。みんな見てて分かったと思いますけど、本当強かったですよ。本当危なかった。あんだけ蹴れて飛べる選手なんてそうそういないし、すごいよ。あと昨年末に闘った入江もめちゃくちゃ強くなってきているし、その前に大阪で僕が勝った石川修司も本当にめちゃくちゃ強いし、何だかすごいことになってますよ! みんな強いってことだよ(笑)。でね、次が佐々木とやって、勝てばさいたまのメインが決まる。これはね絶対勝って、メインのリング立ちたいと思います! 1月29日、佐々木に勝ってさいたまのメインのリングにチャンピオンとして立ってやるさー!(なんでー?)そしてそのリングでは誰が勝ち上がって挑戦者として来ても、闘って勝ってやるさー!(なんでー?)さいたまスーパーアリーナ大会、がっちり盛り上げてやるさー!(なんでー?)DDT20周年、これからももっともっと盛り上がってやるさー!(なんでー?)何でかって、それは鍛えているからだー!」【試合後のHARASHIMA】
――ベイリー選手の印象は?HARASHIMA「本当に強かったですね。彼は蹴りが強くて、飛べる選手というのはわかってたんで、足攻めをしたんですけど、逆に足攻めをしたことによって彼の負けん気の強さを引きだしてしまったのかなと。あれだけ足を攻めたのに、あれだけ強い蹴りを打ってくるハートの強さにはビックリしました。蹴りも強かったですね」
――ベイリー選手の必殺技であるシューティングスター式ダブルニードロップは上手く防いだが?
HARASHIMA「あれだけは食らわないように。ギリギリでしたね」
――すぐに次の防衛戦として佐々木戦が決まったが、最近の佐々木選手の印象は?
HARASHIMA「相変わらず彼らしくというか…。いや、いいんじゃないですか。いいと思いますよ。大きいことを言って、ちゃんと結果を出していくというのは。プロレスが凄い上手いんで。そういう勝てる強さを持っている選手なんでね。自分もやり返したいんで、彼が名乗りを挙げてきたのは、理由はどうであれ、僕は嬉しいことですね」
――その先には3・20さいたまSAがある。佐々木選手に勝てばそのままメインでの防衛戦が決まるが?
HARASHIMA「絶対に負けられないですよ。あとは相手? 先のこととかは考えたくないけど…。現時点で4人。本当にそれぞれ誰が来ても。ただ、KUDO君が言った言葉は響きましたね」
――20周年の記念大会で同期のKUDO選手とやるというのはHARASHIMA選手の中でも思うことがあると?
HARASHIMA「そうですね。でも、それは彼が勝ち上がってきたらなんで。そうなったら、それはそれでスペシャルな感じがしますね」
――ベイリー選手は初挑戦。タイトルマッチとしてフレッシュな感じがしたが?
HARASHIMA「さっきも言いましたけど、本当に強い選手でしたね。楽しかったですよ。もう体はボロボロですけど。あれだけ思いっきり蹴って、蹴られてということができる相手なんで。気持ち良かったですね」
【ベイリーの話】
ーーKO-D無差別級王座に初めての挑戦、相手はHARASHIMA選手でした。
ベイリー「初めてだったので、またチャンスはあると思っています。」ーーかなり足を攻められましたが。
ベイリー「プロレスは本当に危ないスポーツだよね。何が起こるか分からない、それがプロレスだよ。足はかなり攻められてしまったので、状態としてはあまりよくないね。だから次の試合ではあまり蹴りを使わないでおこうと思っているよ。もっと掌底やスープレックスを多用していこうと思っています。さすがに足のダメージが大きいね。」ーー次やったら無差別級のベルトは獲れるという手応えは?
ベイリー「もちろんあるよ。当たり前だよ。今日ベルトを獲るチャンスは(手で少しと表現してから)これくらいだった。でも次、チャンスが来たら絶対にベルトは獲るよ!」【佐々木、石川、遠藤、ポーリーの話】
佐々木「おい、いま俺たちに必要なのはキャンディス、いやベルトだ。俺が1月29日HARASHIMAからベルト獲って、さいたまスーパーアリーナでキャンディスと結婚式だ。」ーーキャンディス選手は「何度来ても嫌だ。そのためにベルトを獲ろうとしているなんて佐々木選手はクレイジーね」と言ってましたが。
佐々木「ベルトがあれば結婚出来るだろ! 俺はキャンディスとの結婚、諦めてないぞ。」ーーそのためにHARASHIMA選手と対戦するわけですが、絶対的エースで相当手強い相手だと思いますが。
佐々木「おーーーー、HARASHIMAさんはもう過去のエースだから。いまのDDTのエースは俺とテツヤ。」ーーポーリー選手がEXTREME級に挑戦するということで、相手は葛西純選手ですが。
佐々木「(ポーリーのお腹をさすりながら)ポーリーのお腹もちょっと寂しいからな。ヴェルトのひとつは獲りたいって言ってるからよ。」ポーリー「ハハハハハハ。」
ーー遠藤選手は挑戦者決定トーナメント1回戦でKUDO選手と当たりますが。
遠藤「誰が来ようが関係ない。神のお告げがあったからな。全員聞いてるだろ? ホールに来ている奴ら。さいたまのメインに立つのは俺と佐々木大輔様だ。」石川「俺は? 俺は? ねえねえ、俺は?」
佐々木「テメーは黙ってろ!(石川を蹴り飛ばす)」
石川「ああ、痛い! あー!」
佐々木「以上だ!(遠藤と一緒に控室へ)」
石川「(ポーリーが肩を貸すと)俺にはポーリーしかいないよぉ。ポーリーしか信じられない(苦笑)。」
【KUDOの話】
ーー挑戦者決定トーナメントをおこなうことになり、1回戦の相手が遠藤哲哉選手に決まりましたが。
KUDO「まあ対戦相手はあまり関係ないね。気にしていない。DDT20周年、DDTに対する思いが一番強いのは誰なのかって。それはやっぱり俺とHARASHIMAだと思うし、DDTでデビューして16年、リング屋入れたもっと長いよ。本当に……DDTが俺のすべてだし。20周年、このタイミングでやりたかったな。その先はもうないと思っているから。DDTに対する思いが強い奴が勝つ、そういうトーナメントだと思っています! 俺は絶対負けないですよ。」【樋口の話】
ーー年越しプロレスの決勝で対戦した竹下選手と今日はタッグを組みましたが、試合後小競り合いをする場面もありましたが。
樋口「何をそんなカリカリしているんだって感じはしましたけどね。ただメイン終了後にああいうことが起きて、とりあえず1回戦、竹下幸之介ですか。リング上でも言った通りなんですけど、いま自分は年越しプロレスで竹下幸之介から直接フォールを奪って、誰にも負けないんじゃないかって。あの4戦を経験してすげーレベルアップしてるんですよ。で、まあ負ける要素はないと思っています。経験が浅いとかキャリアが浅いとかいろいろあるんですけど、そういうのも全部ぶっ飛ばせるくらいの力があると思うので、とにかく春日部で竹下幸之介ぶっ飛ばして、後楽園で遠藤哲哉、KUDO、まあどっちが来てもぶっ飛ばして。で、さいたまスーパーアリーナのメインに立って、そのときの王者もぶっ飛ばして、俺が王者になります。」ーートーナメントの反対側はKUDO選手と遠藤選手ですが、ではどちらにかに上がってきてほしいとかそういう希望は?
樋口「関係ないっすね! もう目の前の敵を倒せば、それでベルトがついてくるじゃないですか。もうそれしか考えてないですね。」【竹下の話】
ーートーナメント1回戦で年越しプロレスの決勝戦で敗れた樋口選手との対戦が決まりました。
竹下「やっぱり年越しプロレスって今回だと5団体ですか。いろんなお客さんがいて、サムライTVさんでも生中継している。あんな大観衆の前で、あのときはもう2017年になってましたから、年明け早々あんな大恥かきましたんで。正月はもう眠れなかったですね。とにかく食べ続けてましたね。その結果4kg増えまして、ただいまの体重102.5kg。今日、やっぱり石川修司、ポーリーとかと当たって、当たり前していないと。この2日3日で強くなっているんで。やっぱり樋口へのリベンジを早く果たしたいと思っていて、今回もたまたま運良くと言いますか、タッグ組んでてここで仲良しこよしするのも違うだろと思っていたんで、あんなふうにちょっと挑発したらGMが1回戦で組んでくれたので。これもタイミングだなと思います。だから樋口とはもう凄い試合をしたい…と言いたいところなんですけど、これはさいたまスーパーアリーナのメインが懸かっているトーナメントの初戦なので。もちろん、あれだけのぶつかり合いで負けて、正面衝突、真っ向からのぶつかり合いで負けて、その屈辱を晴らしたいところなんですけど、勝ちにこだわりたいと思います。」ーー反対側は遠藤選手とKUDO選手、どちらがあがってきてほしいという希望はありますか?
竹下「全然どっちでもいいんですけど、やっぱり遠藤選手にも割と借りを返さないといけない、借りが多いので。チャンスが来れば返したいですし、KUDO選手とはあまり当たったことが……タッグとかでちょこっとあってもシングルではなくて。でも20周年、「20年間俺たちが支えてきた」って言ってましたけど、確かにそうなんですよ。それがあったからいまの僕たちが、こうやってプロレス出来ているわけですからね。それは感謝しているんですけど、でもさいたまスーパーアリーナはこれまでの20年を見せるものじゃないので。21年目からを見せるものなので。だからその過去にこだわっている人には負けたくない。僕は未来を見せたいので。それじゃないと、みんな何を見たらいいか分からないでしょ。このさいたまスーパーアリーナでDDTが終わるのかって話で。いや、これから続いていくんで。これからもっと大きくなっていくんで。僕が大きくしていきます。」ーートーナメントで勝ち上がれば、さいたまスーパーアリーナのメインでベルトに挑戦するわけですが、王者は29日の後楽園大会でおこなわれるHARASHIMAvs佐々木の勝者となります。どちらが上がって来ほしいとか希望はありますか?
竹下「うーーん……まあでもDDTのエースって言われているのは、やっぱりHARASHIMAさんなんで。HARASHIMAさんとのシングルも二度ありまして、二度とも大阪でやってまして。0勝2敗なんですけど、初めて府立の第一でやったときに闘って、そのときもどこまで追い詰められたかは分からないですけど、結局負けているんで。あれ結構ターニングポイントになっていると思っていて、あれ勝っていたらちょっと僕のプロレス人生変わっていたなって思うんですよね。あそこも負けて……あのときの自分はいま思えば、本当に弱すぎましたね。この2016年、だいぶ成長したと思っているので。HARASHIMA選手とは最近当たっていないんで分からないですけど、どこまで伸びてるのかっていうのは気になるところなんですけど。年越しでも言いましたけど、伸びシロしかないんで僕。HARASHIMAさんに貯蓄はありますけど、僕は伸びシロしかないんで。カリスマ佐々木大輔はね、闘いたいdすね。単純に、何度でも。たぶん一番シングルマッチをしている相手なので。何度でも闘いたいですけど、どっちが上がってくるんでしょうね。僕が絶対トーナメントを勝ち抜いて、どっちが……僕が挑戦者なんですけど、チャンピオンくらいの気持ちで。先にさいたまスーパーアリーナのメインが決まるのは挑戦者のほうなので、ドーンと構えるくらいでいきたいと思います!」DDTの2017年度が開幕、まずオープニングではPRIDE、HERO'Sなどで活躍した格闘家・大山峻護が3月20日さいたまスーパーアリーナでプロレスデビューすることが発表された。大山はPRIDEではヘンゾ・グレイシーに判定勝ち、HERO'Sではピーター・アーツに脚関節でタップを奪うなどして活躍したが2014年にパンクラスで引退した。
近年では桜庭和志が新日本プロレス、青木真也がIGF、DDTでも坂口征夫やベルナール・アッカがプロレスに参戦し、征夫はプロレスラーとなってKO-D王者にもなったが大山もプロレスに飛び込むことになった。
また第6試合前にはスマホ用ゲーム「信長の野望~俺たちの戦国~」のコラボとして豊臣秀吉、武田信玄、真田幸村vs織田信長、上杉謙信、柴田勝家の戦国武将マッチを行うことを発表し、秀吉には高木、信玄にはWRESTE-1の武藤敬司、幸村はBASARAの木髙イサミ、勝家は大日本プロレスの関本大介、謙信は全日本プロレスの秋山準、信長は飯伏幸太が扮することになった。メインはHARASHIMAのKO-D無差別級王座にタッグ王者のベイリーが初挑戦、HARASHIMAがヘッドロックからグラウンドを狙うが、ショルダータックルでHARASHIMAを倒したベイリーがミドルキックから延髄斬りを放ち、HARASHIMAを場外へ追いやったところでトペ・コンヒーロを炸裂、更に場外でのランニングローキックから、リングに戻ってからローキック、ミドルキックと攻め立てる。
しかし蹴り足をキャッチしたHARASHIMAはドラゴンスクリューから足攻めを展開、更にグラウンド式ドラゴンスクリューから足四の字固め、レッグロックと徹底的にベイリーの足を攻める。
劣勢のベイリーはHARASHIMAのミドルキックをかわしてスピンキックを浴びせ、コーナーにもたれたHARASHIMAに串刺しニーを連発、竜巻旋風脚からその場飛びトルニージョ、HARASHIMAもバックを奪ってリバースフランケンシュタイナーを狙うが、切り抜けたベイリーは逆にリバースフランケンを決め、コーナーへ昇るもHARASHIMAも追いかけてコーナーで競り合い、ベイリーが雪崩式パワーボムを狙ったところでHARASHIMAが抵抗するも、ベイリーが肩車で抱えると逃れたHARASHIMAがベイリーを場外へと落とし、プランチャを炸裂させる。
HARASHIMAはスワンダイブ式ボディープレスを狙うが、ベイリーはフロントハイキックで阻止すると、エプロン上での攻防となりベイリーはエプロンでのその場飛びムーンサルトダブルニーを敢行してからHARASHIMAをリングに戻しスピンキック、ミドルキックから顔面へのフロントハイキック、ジャーマンと畳み掛ける。
ベイリーは再度キックを狙うが、蹴り足をキャッチしたHARASHIMAは足にエルボーを落とすも、ベイリーは張り手で抵抗し、張り手の打ち合いの後でHARASHIMAがジョン・ウーを発射してから背中へのスタンド式蒼魔刀、雪崩式リバースフランケンから蒼魔刀を狙う。
しかしかわしたベイリーはHARASHIMAの背中にその場飛びのムーンサルトダブルニーを投下しシューティングスターダブルニーを投下するも、HARASHIMAが間一髪かわしたかにみえたがかわし損ねて互いの足が直撃、両者はミドルキック合戦を展開してHARASHIMAがハイキックからつるべ落としを狙うが、着地したベイリーがカウンターのバスソーキックを浴びせ、再度シューティングスターダブルニーを投下、だがまたしてもHARASHIMAが間一髪かわして自爆となってから蒼魔刀を炸裂させる。
勝負と見たHARASHIMAはつるべ落としを決めると、蒼魔刀を炸裂させて3カウントを奪い王座を防衛した。第5試合では葛西の保持するEXTREAM王座に彰人が挑戦、ルールは用意された一本の蛍光灯を割った方が敗者となる蛍光灯IPPONデスマッチで行われ、ロープには黄色い一本の蛍光灯が括られた。両者は互いに蛍光灯にぶつけようとしたり、彰人がトスした蛍光灯を葛西がキャッチできず落とすなどしたが蛍光灯割れないなど、一本の蛍光灯を巡る攻防を展開、ところが葛西がリングしたから偽物の黄色い蛍光灯を持ち出して本物とすり替え、彰人は葛西を蛍光灯に被弾させて勝利かと思ったが、偽物だったため無効となり、葛西が攻め込んでパールハーバースプラッシュを狙うが、彰人が蛍光灯をトスした隙にデットリードライブで叩き落す。
彰人は葛西が蛍光灯を手にしたまま俵返しを敢行するが、蛍光灯をマットの上に置いての雪崩式河津落としを敢行するが回避されてしまう。
彰人はイス2脚に蛍光灯を差し込んで、その上へのハナマサを狙うが、かわした葛西がラリアットを炸裂させ、最後は頭突きからのリバースタイガードライバーで蛍光灯に被弾させてIPPONとなり葛西が王座を防衛した。メイン終了後には佐々木が遠藤を伴って登場し次期挑戦者として自身が名乗りを挙げ、勝者には遠藤を挑戦者にとアピールするが、亜門GMは佐々木の挑戦は認めて1月29日の選手権が決定、遠藤だけでなく、樋口、竹下、KUDOとの挑戦者決定トーナメントを行い優勝者は3月20日さいたまスーパーアリーナ大会で挑戦することをアナウンスした。また佐々木は葛西のEXTREAM王座にポーリーを挑戦させるように要求すると、2月4日のエディオンアリーナ大阪第二大会での選手権が決定した。
12月でタッグ王座を全て失い無冠となったDAMATIONだが、タッグ戦線からシングル王座へと狙いを変えた、トーナメントに関しては遠藤、年越しプロレスで活躍した樋口に期待したいところだ。
第6試合はキャンディスとの結婚を狙う佐々木は花束を贈呈するが捨てられ、それでも婚姻届を手に結婚を迫ると、キャンディスから「勝ったら考えるかも」という前向き?な返答を得たところで試合開始となり、佐々木は勝ちに徹して徹底的にキャンディスを攻める。
調子に乗った佐々木はキャンディスの胸をつかみにくると、キャンディスはトルネードDDTで反撃して場外に逃れた佐々木にトペ・スイシーダを放ってから飛びつきDDTを決め、リングに戻してから背中へのダイビングフットスタンプからオールドスクール式DDTで突き刺す。
しかし突進したキャンディスを佐々木がみちのくドライバーⅡを決めると、ダイビングエルボーを投下するが、かわしたキャンディスがポールズプレックスを狙うも、佐々木が阻止したところでキャンディスはコルタバ式卍固めで捕獲してからガルカノエスケープ、十字架固めと畳み掛ける。
しかしクリアした佐々木は丸め込みを連発するキャンディスをクリップラーフェースロックで捕獲し、ダイビングエルボードロップからスウィート・チン・ミュージックを狙う、ところが佐々木が躊躇するとキャンディスが中指を立て、これに激怒した佐々木はスウィート・チン・ミュージックからベトナムドライバーで3カウントとなり、試合終了後は佐々木が夫であるジョニー・カルガノの離婚届と佐々木との婚姻届を持ってキャンディスに結婚を迫るが、キャンディスは両方とも破り捨てて拒否するだけでなく、佐々木の本当の狙いはライアンの愛妻であるローラであることを暴露する。
ローラが本命だったことを暴露された佐々木は動揺するも、キャンディスとの結婚は諦めてもキスを迫ろうとしたが、キャンディスはビンタを浴びせ、ポールズブレックスで佐々木をKOし、佐々木の結婚の夢を阻んだ。その頃ベルトの重圧に耐えられず、ベルトを手放そうと考えているアイアンマン王者の越前屋俵太さんは街中で整体師相手にワザと胴絞めスリーパーを決められるも、俵太さんが上にのっかたため王座防衛してしまい、戸越GINZA商店でも街行くお父さんにコブラツイストをかけさせようとするが、かけかたがわからず俵太さんがコブラツイストのかけかたを教えるも、お父さんがギブアップして王座防衛してしまっていた・・・
Love is over...... pic.twitter.com/zGF3M2rPvJ
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2017年1月3日後楽園大会応援ありがとうございました!新年になって、いよいよRoad to さいたまスーパーアリーナ!挑戦者決定トーナメント、初戦は1/7春日部 vs樋口和貞。たくさんのご観戦お待ちしています。
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2017年1月3日DDT後楽園大会でした、ご来場ありがとうございました!
自身は年越しから乗ってるし負けないという気持ち強いですね。
春日部でシングルだけどもぶっ潰しますよ。
さいたまスーパーアリーナに立つために1月7日の埼玉・春日部で一歩先にいく。#ddtpro #ddtdna
— 樋口和貞 (@kazusada50) 2017年1月3日プロレスの知恵比べで負けました。今になってああしたらこうしたらと思う事多々。いつか、また、どこかで。とてもextremeだった。 #ddtpro
— 彰人 (@akitonsgk) 2017年1月3日試合でした。
そして、DDT20周年大会さいたまスーパーアリーナでのKO-Dシングル挑戦権をかけた戦いが始まります。このトーナメントはDDTへの想いの強いやつが勝ち上がる。 DDTの歴史が私だとは思わないけど、私の歴史はDDTそのもの。譲れない戦いってものがあるんだ。 pic.twitter.com/qsKe02CoIA
— KUDO (@KUDO_DDT) 2017年1月3日後楽園大会超満員札止めありがとうございました!
DDT旗揚げ20周年となる2017年、幸先の良いスタート!
3月20日のさいたまスーパーアリーナでもとんでもないカードが決定!(RT参照)
明日は東京女子プロレス後楽園大会!
夫婦で参加!
こちらもよろしくお願いします!
— 井上マイク (@maikuinoue) 2017年1月3日DDT2017年初の後楽園大会終了!2000円興行という事もあり超満員札止め!ありがとうございます!今日は海外から来たファンの方も多かった。そしてDDTの参戦外国人選手も増えました!2017年はグローバルに展開しますよ!DDT UNIVERSEにもご期待ください!#ddtpro pic.twitter.com/lStPKUTnt3
— 高木三四郎 (@t346fire) 2017年1月3日 -
HARASHIMAが入江との激戦を制してKO-D王座を防衛!無冠となったDAMATIONは佐々木の結婚で解散!?
12月25日 DDT「NEVER MIND2016」後楽園ホール 2016人超満員
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇第1試合◇
▼ドラマティック・クリスマス・カーニバル/30分1本
男色ディーノ ○石井慧介 黒潮"イケメン"二郎(9分53秒 片エビ固め)高木三四郎 大鷲透 ×平田一喜
※ダブルアームDDT◇第2試合◇
▼3WAYタッグマッチ/30分1本
○勝俣瞬馬 MAO(7分24秒 カサドーラ)アントーニオ本多 ×ワンチューロ
※もう1チームは高尾蒼馬&渡瀬瑞基◇第3試合◇
▼30分1本
○ジョーイ・ライアン ローラ・ジェームス(5分50秒 エビ固め)×大石真翔 赤井沙希
※スーパーキック◇第4試合◇
▼30分1本
高山善廣 ○樋口和貞 岩崎孝樹(11分13秒 エビ固め)彰人 ヤス・ウラノ ×松永智充
※ドクターボム◇第5試合◇
▼30分1本
○竹下幸之介(11分15秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド)×マッド・ポーリー◇第6試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[第27代王者組]KUDO 坂口征夫 高梨将弘(15分37秒 バッカス)[挑戦者]×佐々木大輔 石川修司 遠藤哲哉
☆KUDO&坂口&高梨が初防衛に成功(試合終了後、高梨が大の字のままマイク)
高梨「本当に俺が勝ったのか? 一番好きな6人タッグのベルトが戻ってきたことは俺が勝ったんだよな? DAMNATIONに佐々木に勝ったって信じられない。アイツら強すぎるし、俺がチャンピオンでいいのか? 複雑なこの今の俺の気持ちは…最高に晴れ晴れしてます! あの佐々木の負けた時のマヌケ面が見れて最高に嬉しいぜ! 俺が音頭とってもいいかな? 佐々木、テメエはキャンディスにトドメを刺されるんだな。いいか、オメエら酒盛りだー!」【KUDO、坂口、高梨の話】
高梨「やったね! 勝ってコメント出すなんて久しぶりなんじゃねえ。しかも獲ったのはDAMNATION、いや一番憎らしいあの佐々木から獲れたのが最高だよ! なんだアイツ、群れない? 媚びない? 結婚しない? んなこと言ってるかもしれないけど、俺のパートナーはちゃんと結婚した、ちゃんとした二人なんだよ。守るものがある奴はやっぱつえーよ。なあ兄貴!」KUDO「お前どうするんだよ?」
高梨「俺はまあいいや(苦笑)。俺に振るんじゃねぇよ! 強いってところを言ってやってくれよ!」
KUDO「俺は子供生まれて、(DDTフーズの)社長になって、負けられねぇんだよ! 来年もこのベルト防衛していくんで見ててください。」
高梨「このベルトだけじゃなくて、坂口も行くんだろ?」
坂口「そうですね。1・9、タッグのベルト獲りに行くんで。このまま弾みつけて獲りに行きます!」
高梨「そうだな、俺個人の目標はとくにないけど、1月3日に佐々木がキャンディスに負けて、泣いて情けないツラを晒すのだけを楽しみに! それだけを楽しみにしてるよ。俺からは以上だ。何かある?」
ーー6人タッグの次の防衛戦の相手として、面白そうなチームとかやってみたいチームはありますか?
高梨「なんだっけ、NωAが欲しいとか言ってたかもしれないけど、ハッキリ言ってやる理由ねえよな。何かそれなりに、やってもいいんじゃねえのっていうのを見せてほしいよ。勢いだけで言ったんだったら、俺はこのベルトを獲るのにすげー時間がかかってんだよ。何回も獲ってるかもしれないけど、これ巻くの1年ぶりくらいか?」坂口「そうっすね。」
高梨「ようやくここに辿り着いたんだ。(NωAには)すぐにはここに辿り着かせねぇよ。まあそれでもやりたいっていうチームがあるんだったら、どこでもやるよ。」
【佐々木、石川、遠藤、ポーリーの話】
ーー6人タッグ王座のリターンマッチに挑んだものの、敗れてしまいました。この先、来年に向けてDAMNATIONはどうなっていくのでしょうか。
佐々木「どうなっていくお前、いま(エンドアナウンスで)解散しないって言ってきたところだよ。」ーー来年は1月3日にキャンディスとのシングルが決まりましたが。
佐々木「(思わず笑みがこぼれる)ハハハハ、そうだな。とりあえず1月3日、俺の元カノ! キャンディス・レラエとシングルマッチ。この大一番、ここで俺が結婚出来るかどうか、これが来年のDAMNATIONの方向を決めると思います。」ーーDAMNATIONは群れない・媚びない・結婚しないでは?
佐々木「結婚するんだよ、来年は!」ーーそれについてほかのメンバーは納得しているんですか?
石川・遠藤・ポーリー「 ……。」佐々木「納得してるよ!」
ーーDAMNATIONは一枚岩ということで大丈夫ですね。
佐々木「ああ。結婚したらな、解散だ!」ーーえっ?
佐々木「結婚したら解散。」ーーほかのメンバーもそれでよろしいんですね?
石川・遠藤・ポーリー「……。」ーーでは1月3日に解散してしまうかもしれないDAMNATIONですが、来年の抱負を。
佐々木「来年は結婚する! 以上。」ーー結婚が目標ってことは解散前提になってしまいますが。
佐々木「それはもう仕方がない。メンバーも納得しているし、キャンディスも納得してるし。」石川「キャンディスは納得してないでしょ(苦笑)。」
佐々木「納得してるよ!」
◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第60代王者]○HARASHIMA(23分53秒 体固め)[挑戦者]×入江茂弘
※蒼魔刀
☆HARASHIMAが初防衛に成功。(試合終了後、試合後、悔しがる入江。HARASHIMAの呼び掛けで握手をかわし、HARASHIMAが親指を上に向けてみせると、入江も下に向けることなく上に向けて引き揚げた。場内は大「イリエ」コール。)
HARASHIMA「みんな見ててわかると思うけど、入江はメチャクチャ強い。紙一重の差です。最後の声援が全て。入江、つええよ。また何度でもやろう。ありがとう!(亜門GMは1・3後楽園でのベイリーとのタイトルマッチをアナウンス)大変だけどプロレスラー、チャンピオンである以上、年末年始お正月関係ない。誰とでもガッチリやってやるよ!」(亜門GMの呼び掛けで選手がリングイン。サンタに扮した高木とササダンゴがクリスマスプレゼントのお菓子を持ってきて、選手がお菓子をファンにプレゼント。亜門GMが選手に感想を求める。)
竹下「2017年もKO-D無差別のベルトを獲れるように頑張ります」坂口「来年も目の前に立つやつを全員ぶっ殺してやります」
KUDO「今年は赤ちゃんが生まれましてケガも順調に回復してます。1月3日から強いKUDOをお見せします」
高山「DDTにもだいぶ慣れてきたので来年あたりは腰に何かが欲しい」
ディーノ「2017年はダイエットします」
石井「今が全盛期な気がしているので、もっと中心にいけるように頑張ります」
赤井「2017年も私らしくDDTを世間に広めていきたい」
樋口「自分の今年はまだ終わってない。年末の年越しタッグトーナメント優勝目指して頑張ります」
勝俣「NωAはワンマン、アルバム発売、新曲もっと増やす、6人タッグのベルトを巻けるように頑張ります。新メンバーもいいです」
ササダンゴ「来年は必ずリングに復帰して元気にバカバカしく生きていきたい」
高木「メリークリスマス! 2016年ありがとうございました。2017年は20周年ということでさいたまスーパーアリーナに進出します! 1月からがDDT UNIVERSEも始まりますので、DDTを全世界に発信していきます。2017年もよろしくお願いしまーす!」
(最後にHARASHIMAが三本締め。恒例のエンドロールVは今日のメインまできっちり収められたものが流された。その後、エンドアナウンスが流れたが、務めたのは石川。)
石川「応援ありがとうございましたー!(と締めくくろうとすると「ウアーッ!」との声。表に石川が出てくると佐々木が何度も蹴り。)」佐々木「俺たちDAMNATIONは群れない・媚びない・エンドアナウンスしない!」
石川「そんなことよりDAMNATIONは解散しちゃうんですか?」
佐々木「そうだな。俺たちDAMNATIONは今日で解散…するわけねーだろ!(蹴り)解散したら俺たち一人ぼっちになっちゃうだろ! 今日はクリスマスだ! 4人でクリスマスパーティーだ。なあ、ポーリー?」
ポーリー「メリークリスマス」
佐々木「そんなことより1月3日、キャンディスが来るぞー! キャンディスとシングルマッチだ! アイ・ラブ・ユー、キャンディス―! 来年のDAMNATIONは群れない・媚びない・結婚するぞー! キャンディスと結婚するぞー!」
石川「来年もDAMNATIONの応援よろしくお願いしまーす!」
ポーリー「ハッピーニューイヤー!」
【HARASHIMAの話】
ーー入江選手、アメリカから帰ってきて明らかに変わっていましたが、実際にやってみていかがだったでしょうか。
HARASHIMA「はい。もう見ての通りの通りですよ。本当に僕が勝てたのが……結果、僕が強いから勝てたんですけど、っていう余裕を言えないぐらい。今日は本当にたまたま僕が勝てたのかなっていうぐらいの強さを感じましたね。最後の入江コールがすべてじゃないですか。」ーーとくにエプロンでのパイルドライバーとかパワーボムとか、いままでの入江選手では見られなかった厳しい攻撃がありましたが。
HARASHIMA「そうですね。いやぁキツかったですね。」ーー次の相手が1月3日、マイク・ベイリー選手に決まってるわけですが。
HARASHIMA「そうですね、はい。まあ勝ったほうがやるって決まっていたんで、まあ一応ね。目の前のことだけで、先のことは考えないようにしていたんですけど、もうやるだけですね。」ーーベイリー選手はタッグ王者にもなりましたし、だいぶDDTのリングにも馴れてきた感じがしますが。
HARASHIMA「そうですね。6人タッグかタッグかな? まあちょっとしか絡んだことないんですけど、小柄だけどそれを感じさせない素早い蹴りとジャンプ力と、すごいレスリングテクニックを持っている。やっぱりDNAのトーナメントで優勝するくらい、本当に強い選手って分かっているので、楽しみであると共に非常に警戒していますね。」ーー今年一年を振り返って、HARASHIMA選手にとって2016年はどういう年でしたか。
HARASHIMA「いろんなことがあってアレですけど(苦笑)、楽しい一年でした。最後にこう(KO-D無差別の)ベルトを巻いて年を越せるので素晴らしい一年でした。」ーー来年の3月にはさいたまスーパーアリーナで20周年記念大会がありますが、来年の抱負は?
HARASHIMA「もっと今年以上にDDTをもっともっと盛り上げていきたいですね。で、みんなが「プロレス楽しいな」「DDT観に来てよかったな」って思えるように、プロレスの楽しい・素晴らしいところを伝えていければなと思っています。」ーー20周年イヤーをチャンピオン、エースとして迎えられるわけですが。
HARASHIMA「20周年イヤー…そうですね、とりあえずDDTの中心に立って、まだまだDDTの中心に立ち続けていきたいと思います。」ーーベルト獲った石川戦からどんどん厳しい闘いになって、ハードルも上がっていっていると思うんですけど。
HARASHIMA「でもチャンピオンはそういう闘いを……厳しい闘いというか、それはチャンピオンとして当然のことなので。別に当たり前のことです。」ーー周りの選手にとってこの2試合(石川戦と入江戦)が高いハードルになっていると思うが、周りの選手に刺激やプレッシャーを与えていると思いますが。
HARASHIMA「なら、よかったです。」ーー全体的にレベルアップし
HARASHIMA「そうですね。」【高木大社長の2016年総括】
高木 「年一年は本当に頭からいろいろありましたよね! 飯伏はね、飯伏プロレス研究所を作ってDDTを卒業という形で出て行きましたけど、それで竹下幸之介だったり、遠藤哲哉だったり、佐々木大輔といった面々が台頭していったのかなと思っていますね。誰かが出ると、また誰かが上がるといったような部分では、いつの間にかこんなに層の厚い団体になってしまったんだろうっていうところはあるんですけど。でもやっぱり2016年、頭からいろいろあったんですけど、プロレスという部分においては毎年そうなんですけど、いつになく充実した年なんじゃないかなとは思っていますね。やっぱり内部! 内部の充実。DNAも新たにエス・ピー広告さんが運営委託という形ですけど、ちょっとDDTとは違った色を。ももいろクローバーZのステージ演出をされている佐々木敦規さんが、DNAの演出も担当されるということで、昨日早速『ももクリ』のイベント内でDNAの選手が出るという、わたくしも聞いていなかった事態が起きて(苦笑)。まあ早速いろんなことが動いているんだなっていうふうに思っていますね。何かそういう意味ではさらに充実した1年で、DDTとしてはここからいかに世間及び世界に広げていくのかっていうことを考えていかなくちゃいけないなと思っています。1月23日から『DDT UNIVERSE』という動画配信サービスが始まるわけであって。これもDDTは世間だったり、世界だったりに広めていくという役割を担っているわけですよね。そういう意味ではどんどんどんどん広げていく作業をやっていかないといけないのかなと、僕は思っています。」ーーKO-D無差別級はエースのHARASHIMA選手がベルトを持って年を越しますが、来年は3月にさいたまスーパーアリーナで20周年記念大会があります。来年に向けた抱負を。
高木「やっぱりそういう世界に向けた中で、1月3日にマイク・ベイリーとHARASHIMA選手が闘うのも何かひとつの運命なのかもしれないなと思っているんですけど。やるからにはHARASHIMAにはどんどんどんどんDDTを引っ張っていく存在になってもらいたいし、それ以外にもいま名前を挙げた選手たち含めて、竹下だったり、遠藤だったり、佐々木だったり、もちろん坂口もいるし、KUDOもいるし、男色ディーノだっているかもしれない。石川修司だってまだいるだろうし、そういった面々がどんどん名乗りをあげていって。いまの段階ではさいたまスーパーアリーナのメインが見当も付かないんですけど、ひょっとしたら思わぬガイジンが名乗りをあげてくるかもしれないですし。そういう意味ではもっともっとグローバルに見ていきたいなとは思っていますね。さいたまはDDTの20周年ということで、今回もふたつカードを発表して。男色ディーノの相手は男色ディーノが見付けてくれると思うのでアレなんですけど、東京女子が開国と思われちゃうとちょっとアレなんですけど。開国かもしれないし、でもひょっとしたら20周年の記念ということでの、ひとつの出来事なのかもしれないし。それはもう彼女たちが理解してくれればいいのかなと思っています。里村、アジャ・コング、そしてチェリー、赤井沙希、山下実優、中島と、これがどう出るのかっていうのは自分でも分からないんですけど、とにかく20周年の記念の興行なので、どんどんどんそういういろんなカードを出していけたらと思っています。年明けからもまたいくつかどんどん出していきます。いろいろな企業さんとコラボしていくこともあると思います。台湾でやったニトリさんとのコラボとかもありましたし、そういう意味ではいろいろな大手の企業さんとコラボしていく機会ってなかなかないので、そういうこともどんどん進めていければなと思っています。わたくしは常に世間と世界しか見ていません! 来年はより一層グローバルに! そしてより一層お茶の間に向けてDDTは進んでいきたいと思っていますので、よろしくお願いします。」DDT今年最後の後楽園大会のメインは12・4大阪で王者に返り咲いたHARASHIMAがアメリカ長期武者修行から一時帰国した入江の挑戦を受け、試合は入江がショルダータックル、顔面踏み付け、頭突き、隕石、フェースロックと先手を奪うが、HARASHIMAもジョン・ウーで反撃してフットスタンプで踏みつけるてから腹部攻めで入江のスタミナを奪いにかかる。
HARASHIMAはミドルキックの連打からファルコンアローを狙うが、入江が堪えるとバックエルボーから交通事故タックルを浴びせ、串刺しビーストボンバーからティディベアを投下、パイルドライバーはリバースされるもブラックホールスラムで投げ捨て、フライングソーセージを狙ってコーナーへ昇る。
しかしHARASHIMAは前蹴りで場外へ落とすとプランチャを発射、そして入江をリングに戻すが、起き上がった入江が重爆トペを発射、更にエプロンでの攻防を制してエプロン上でのパイルドライバーを敢行、起き上がったHARASHIMAもバスソーキックで応戦し場外へ転落、だが入江はエプロンの角めがけてのパワーボムを敢行してHARASHIMAに大ダメージを与える。
リングに戻った入江は勝負と見てフライングソーセージを投下、しかし山折りで迎撃したHARASHIMAはスワンダイブ式フットスタンプを投下してから雪崩式ブレーンバスターで投げ、倒立ダブルニーを決めてから山折りを狙うも、踏ん張った入江は頭突きを浴びせる。
入江はファイヤーサンダーを狙うが、着地したHARASHIMAは後頭部への蒼魔刀を浴びせ、蒼魔刀を狙うと、キャッチした入江はツームストーンパイルドライバーで突き刺し、大暴走の連発からタズミッションで捕獲し、更にブレーンバスター式タズミッションを狙う。
HARASHIMAは入江を頭部から落として阻止しハーフダウンになってからエルボー合戦の打撃戦へ、HARASHIMAは押されそうになるがミドルキックを連発、だがキャッチした入江はビーストボンバーから自分が垂直落下式バックフリップを狙うも、阻止したHARASHIMAがジャンピングハイキックを連発してからスタンド式蒼魔刀を発射、入江もビーストボンバーで返すがHARASHIMAはは顔面蹴りから蒼魔刀を浴びせ、エルボーで抵抗する入江に蒼魔刀からその場飛び蒼魔刀、蒼魔刀で3カウントを奪い王座を防衛した。またセミの6人タッグ選手権は12月11日博多で酒呑童子に敗れ王座から転落したDAMATIONは王座奪還を狙ってパートナーに石川を起用して挑戦した。
試合はDAMATIONは高梨を捕らえて試合の主導権を握り、坂口やKUDOに交代してもDAMATIONの連係の前に酒呑童子は主導権を握れない。
再び高梨を捕らえたDAMATIONは石川と佐々木がダブルインパクトを狙うと、高梨は寸前でかわし、焦った石川がラリアットも佐々木に誤爆してしまう。坂口がKUDOとのサンドウィッチキック、KUDOが遠藤と佐々木にまとめて地獄の断頭台を投下、高梨が佐々木にタカタニックを狙うが、カットに入った石川がファイヤーサンダーで突き刺し、遠藤のスワンダイブ式ファイヤーバードスプラッシュからダブルインパクトを決め高梨を追い詰める、
勝負と見た佐々木がベトナムドライバーⅡを狙うが、高梨がバッカスで逆転3カウントを奪い酒呑童子が王座奪取、DAMATIONはタイトル戦線から大幅に交代し無冠で年越しとなった試合後には入江と握手をかわし、サンタに扮した高木大社長と欠場中のスーパー・ササダンゴ・マシンが登場し、最後にDAMATIONを除く全選手が揃って年内最後の大会を締めくくったかと思ったら、エンドロールのアナウンスを石川が務めると、DAMATIONがバックステージでのドタバタで2016年のDDTを締めくくった。
2016年のDDTは飯伏幸太の退団、新日本プロレスとの関係も解消するなどマイナス面はあったが、挑戦する姿勢は崩さず、年2度に渡っての両国大会を成功させるなど、DDTの勢いはまだまだ衰えていないことを見せつけた。
来年はいよいよさいたまスーパーアリーナの大ホールに挑戦する、挑戦する姿勢を崩さない限りDDTの勢いは止まらない。
無事防衛!応援ありがとうございました!…メリークリスマス☆ pic.twitter.com/yyMFN9F9fb
— HARASHIMA (@HARASHIMA_DDT) 2016年12月25日兄弟の頑張りで防衛、ベルト持ったまま年越し。
2016年 DDT、酒呑童子を応援してくださり、ありがとうございました。
来年も最前線で闘っていけるよう精進していきます!
年内、自分の残すとこは年越しプロレス。
パートナーが気に入らないんで、1人で闘います!#ddtpro
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2016年12月25日DDT年内最終戦後楽園ホールでした!2016年ありがとうございました!来年から動画配信サービスDDT UNIVERSEがはじまります。3.20さいたまSA大会もやります!2017年よりグローバルに、よりお茶の間にDDTを届けていきます!来年もよろしくお願いします!#ddtpro pic.twitter.com/Ivandiv06H
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016年12月25日