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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

カリスマ・佐々木大輔が東郷と引き分けで師匠越えを果たせずも電撃和解!

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カリスマ・佐々木大輔が東郷と引き分けで師匠越えを果たせずも電撃和解!

4月14日 DDT「DAMATION不法集会」東京・新宿FACE 600人超満員札止め


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼エニウェアフォール6人タッグマッチ/30分1本
○HARASHIMA バラモンシュウ バラモンケイ(10分38秒 無効試合)アントーニオ本多 高梨将弘 伊橋剛太


◇第2試合◇
▼30分1本
○ハイジ・カトリーナ(2分50秒 体固め)×島谷常寛
※レッグドロップ


◇第3試合◇
▼3WAYマッチ/30分1本
○遠藤哲哉(14分16秒 片エビ固め)×関根龍一
※シューティングスタープレス もう一人は児玉裕輔


◇第4試合◇
▼30分1本
○田中将斗 関本大介(14分34秒 片エビ固め)石川修司 ×マッド・ポーリー
※スライディングD


◇第5試合◇
▼DDT EXTREAM選手権~Ultimate Submission Mstch~/30分
[第39代王者]佐々木大輔(3-3)[挑戦者]ディック東郷
☆佐々木が初防衛に成功


①○東郷(7分13秒 チキンウイング・フェースロック)
②○東郷(8分56秒 胴絞めスリーパーホールド)
③○佐々木(16分22秒 足四の字固め)
④○佐々木(18分23秒 裏足四の字固め)
⑤○佐々木(23分18秒 腕取り式クロス・フェースロック)
⑥○東郷(25分23秒 クロスフェースロック)


(試合終了後)
佐々木「おいディック東郷、いや佐藤さんよ、引き分けだ。疲れた…。何を隠そう、あんたは俺の師匠で、5年前、2012年チームであった時に引退するって勝手に言って、勝手に引退すんじゃねえって思って、そして2012年。マヤ文明の予言と同じ時期だ。あんたが引退してマヤ文明の予言の話があって、俺は…おかしくなった。カード、もう払えないぐらい使った。毎週酒飲んで3日に一回、いや2日に一回は記憶がない。それもこれも全部、あんたディック東郷、あんたみたいなレスラーが勝手に引退して、しかも勝手に復帰しやがって、どうしてくれんだ! ちょっと…しゃべってくださいよ」


東郷「オマエの言う通り勝手に引退して、勝手に帰ってきた。オマエがおかしな方向に走ったのも、全部俺のせいだ。レスラーが、一度引退するって決めて、戻ってくる。こんな恥ずかしいことはねえよ。だから俺は、この重罪を、背中にずっと背負って、これからずっとずっと体が動く限り闘い続ける。オマエが抱いた俺の罪を、背負ってオマエとそのほかの弟子たち、そいつらとずっと向き合っていくのが、俺の課せられた課題だと思っている。オマエはな、この4年間でずっとずっと、強くなった。認めるよ。きょう引き分けってことはな、引き分けってことは俺は勝ってない。負けたも同然だ。しかし! オマエも進化してるけど、俺も進化するつもりだ。次、半年後か1年後かわからない。でも次はオマエの高い壁になって、このリングに最後立ってやる」


(両者は抱き合い、東郷は退場。)
佐々木「…なんてこった、和解みたいな感じに、なってしまった。こんなつもりじゃ、なかったのに…しかも帰っちゃった…オーイ、ディック東郷! きょうは引き分けだ。次、俺が勝つまで、あんたを超えるまで、勝手に引退するんじゃねえ。どこだ、DDTユニバース。いまの見るように伝えておけ。上がってください、みなさん。(ダムネーションのメンバーがリングへ)俺もう疲れたから(と石川へ)」


石川「えーきょうはダムネーション主催興行、不法集会お集まりいただきまして、まことにありがとうございました。みなさまの投票のおかげで、こうやって主催興行ができました。面白かったですか? 次、第2回不法集会Ⅱやりたいと思いますんで、ダムネーションに熱い応援これからもよろしくお願いします!」


(カリスマが蹴り飛ばす)
佐々木「てめえオラ、俺は疲れてるんだ、怒らせるんじゃねえ! 客ども! てめえらふざけやがって、てめえらが勝手に集まるから、俺たちがちょっと頑張って大会やんなきゃいけなかっただろ。(石川に)てめえはもう二度と客に媚び売るんじゃねえ。(遠藤とポーリーに)肩組んでんじゃねえ。(ポーリーがそっと腕を戻す)オーイ! 俺たちは、もう二度と、大会は、やらない。俺たちはダムネーションだ! 俺たちは群れない、媚びない、そして結婚しない。このDDTのリング、そしてマザーアースは、俺たちダムネーションを中心に回ってんだ! もう一回言うぞ、俺たちは群れない、媚びない、結婚しない。このマザーアースは俺たちダムネーション中心に回ってんだ、覚えとけ」


【佐々木、石川、遠藤の話】
遠藤「(児玉とは初対決)児玉選手の印象というのは試合は正直そんなに見たことはないですけど、ちらっと見てすげえ動けるし体もできてる人だなと。けっこう前から試合はしてみたいなと思ってたんですけど、今日ダムネーションで自分で興行できるとなって、じゃあぜひそこで児玉選手と試合をしようと。(次はシングル?)シングルでまたやりたいですね」


石川「関本選手はずっと闘ってる仲なので。いつも大日本で当たってるんで、DDTのお客さんにもその闘いを見せたいなというのもあって。またいつも組んでる耕平さんと闘おうと思ったんですけど、体調不良で出れないとなったんで、じゃあ対戦してことがないZERO1の選手と言えば田中さんかなと。耕平さんの欠場は残念ですけど、願ったりかなったり。やってみてやっぱりすごい選手だったので楽しかったですね。(また対戦したい?)はい、もちろん」


大輔「まあ見出しで言うと、電撃和解? 和解しちゃった。試合に関して言えば、引退して復帰して、あの人もう何歳だ。ふざけんじゃねえって感じだ。なんでそんなコンディションがいいんだ!? でも、勝ってもないし負けてもないけど、引き分け。そして電撃和解。これは俺も予想してなかったし、誰も予想してなかったと思う。(師匠は超えたい存在?)うーん、超えなきゃいけない部分と、きょう3回ギブアップ。3回勝ってると言っても過言ではない。(最初に取られたのはカリスマ)そうだけど! 3回勝ってる。超えられない相手じゃないという手応えはあった。
(東郷は簡単に超えられたくないと。父親に腕相撲で勝った時に父親が小さく見えたから、そんな思いをさせないと)まあ俺の親父は痛風でダメだから、超えるところはないんだけど。いずれまた機会があると思う。俺が死ぬ前には…俺もたぶん先は長くないから、死ぬ前に超えたいね、ハハハ。
(引退して戻ってきた時、わだかまりはあったと思うが、そういう気持ちはもうない?)そういう気持ちをリング上でしゃべったら、なんか悪かったみたいになってたじゃない? だからね、和解みたいになっちゃった。あんなこと言われたのにてめえコノヤローって言ってたら、それは俺もそうとうなキチ●イだ。俺は真人間だから、そこはいったん収めた。


(興行全体やってみて)マッチメークからいろいろ、メンバー、ポイントずれたことばっか言う。私の負担が多くて、ひじょうに…私も酔っぱらって会議の内容も覚えてないし、もうやりたくないというのが本音ですね」


石川「指向が固まらなかった、方向が、ベクトルが」


大輔「いい加減なことばっか言いやがるからホントに苦労しました。もうやりません」


昨年度DDT総選挙でユニット部門1位となったDAMATIONの主催興行が開催され、メインは佐々木がEXTREAM王座をかけ、かつての師匠である東郷の挑戦を受けた。この試合は王者である佐々木が東郷を挑戦者に指名したもので、二人は東郷がプロレス学校「SUPER CREW」を立ち上げた際に1期生となったのが佐々木で、東郷の指導を受けた佐々木はレスラーデビューを果たし、東郷がDDTに参戦した縁でDDTに定着するも、東郷は2012年に引退、2016年に現役復帰しDDTに参戦した際に佐々木が襲撃をかけ挑発、8月の両国ではタッグで対戦したが佐々木が東郷を流血に追い込んでからベトナムドライバーでKOしたことで、東郷が怒り和解どころか遺恨が深まってしまった。今回は師弟対決だけでなく遺恨決着戦となり、試合形式も30分の間にどれだけギブアップを奪うか~Ultimate Submission Mstch~という過酷なルールでの対戦となった。


序盤は両者共クロスフェースの奪い合いとなるが、東郷が佐々木の腕攻めを展開、そしてアームロックをで捕獲して佐々木がギブアップして東郷が先制、更に胴締めスリーパーで捕獲して佐々木が2度目のギブアップをするなど、東郷が師匠の貫禄を見せつけて引き離していく。
 劣勢の佐々木は佐々木もトラースキックで活路を見出すと、DDTからダイビングラリアット、ソバットと攻め込み、掟破りのペティグリーを狙うも、リバースした東郷がエプロンへといくと、佐々木はロープ越しのドラゴンスクリューを敢行し脚攻めを展開、膝へのダイビングエルボーから足四の字で捕獲して東郷がギブアップし、やっと1本返すと、ペティグリーを狙う東郷をリバースした佐々木は裏足四の字で捕獲し東郷はギブアップ、2-2のイーブンに持ち込む。
 しかし佐々木のキックをキャッチした東郷は中指を立ててからクロスフェースロックで捕獲、ペティグリーからダイビングセントーンを狙うが、佐々木は松井レフェリーをコーナーにぶつけて阻止し、場外へ落ちた東郷をイスに座らせて場外カウンターからダイビングエルボーアタックを発射、リングに戻してからベトナムドライバーを狙うも、東郷が切り返してクロスフェース、だが佐々木がクロスフェースで切り返し東郷はギブアップ、佐々木が3-2でリードを奪う。
 両者は打撃戦となるが、佐々木の突進をラリアットで迎撃した東郷はペティグリーからダイビングセントーン、クロスフェースで捕獲して佐々木がギブアップして3-3で再びイーブンとなるが、東郷の胴絞めスリーパーに対し佐々木はレッグロックで返すも、残り時間が1分となったところで東郷がクロスフェースで捕獲、逃れた佐々木もドロップキックを放つが東郷が腕十字を決めたところでタイムアップとなり3-3の引き分けで佐々木の防衛となった。


試合後は佐々木は東郷に対して言いたいことをぶち撒けつつ、思いを述べると、東郷も佐々木の成長は認めつつも、まだまだ高い壁でいると返して両者は抱き合って和解、最後はDAMATIONのメンバーが揃って大会を締めくくった。


東郷越えは達成できなかったが、並び立つことだけは出来た。それが佐々木にとって唯一の収穫だったかもしれない。東郷にしても内心はDDTのトップの一角となった佐々木の成長を認めていたはず、その二人がリング上で思っていたことをぶつけ合って、最終的に和解となった。師匠に勝つことは出来なかったが、佐々木やDAMATION的にもハッピーエンドで終われた大会だった。


また第3試合では遠藤がWRESTE-1の児玉、BASARAの関根と3WAY戦で対戦し関根が気合を入れることをよそに遠藤と児玉が激しくやりあい、二人から無視された関根はどうしても絡もうとしてどちらかと結託しようとするが、まったく相手にされずに場外へ落とされ、児玉は遠藤を場外へ追いやるとノータッチ・トペコンを発射、リングに戻ってからはロープ越しのアトミコと遠藤を攻め込む。
劣勢の遠藤は関根を蹴散らしてから児玉にスワンダイブ式フライング・フォアアームを発射、回転エビ固めからゆりかごめで捕獲するも、二人から相手にされない関根がカットに入り、児玉と遠藤それぞれに猪作戦、児玉にカミカゼを決める。
児玉はドロップキックで遠藤を場外へ追いやってコーナーも、関根が突き落とし、リングに戻った遠藤が児玉にケブラータを発射も、関根のトペは自爆、リングに戻った遠藤と児玉は激しい攻防を繰り広げるが、関根がまた邪魔に入ると児玉はトラースキックを浴びせる。しかし遠藤が児玉をフラムフライで場外へ追いやると、残る関根をシューティングスタープレスを投下して3カウントを奪い勝利となった。


石川はポーリーと組んで欠場の佐藤耕平に代わり出場しDDT初参戦となる田中、関本組と対戦、初対決となる石川と田中は激しくぶつかり合えば、ポーリーも関本相手に肉弾戦で競り勝つも、串刺し攻撃をかわされたポーリーが捕まってしまい主導権を奪われてしまう。
やっと交代を受けた石川は田中にラリアット、バックドロップ、コーナー二段目からのダイビングフットスタンプと猛反撃するが、交代した関本のハンマーからスピアーを喰らい、アルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げられるも、ポーリーがカットに入った後で石川が32文ロケット砲を発射、打撃戦やバックドロップの応酬を繰り広げる。
石川組は田中にダブルのボディープレスを決め、合体チョークスラムで勝負に出るが、ポーリーのリバーススプラッシュが剣山で迎撃されてしまうと、田中組が猛ラッシュをかけてポーリーに集中砲火を浴びせ、最後は関本のラリアット、田中のスライディングラリアットからのスライディングDの前にポーリーは力尽きた。

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