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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

竹下がHARASHIMA越えを達成しKO-D王座を奪取!20周年となったDDTは新しい夢へと向かいだした

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竹下がHARASHIMA越えを達成しKO-D王座を奪取!20周年となったDDTは新しい夢へと向かいだした

3月20日 DDT「Judgement2017~DDT旗揚げ20周年記念大会~」さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ 10702人 超満員


<アピール、コメントなどはDDT公式、週プロモバイルより>
◇第1アンダーマッチ◇
▼DNA提供試合
島谷常寛 ○吉村直巳 鈴木大(8分8秒 体固め)レッカ 下村大樹 ×上野勇希
※投げ放しパワーボム


◇第2アンダーマッチ◇
▼東京女子プロレス提供試合
優宇 ○ミル・クラウン 伊藤麻希(10分23秒 ミルクラッチα)才木玲佳 辰巳リカ ×滝川あずさ


◇ダークマッチ◇
▼アイアンマンヘビーメタル級&キング・オブ・ダーク両選手権時間差バトルロイヤル
○ワンチューロ(17分6秒 オーバー・ザ・トップロープ)×大家健 ×澤宗紀
※登場順(退場順) ①MIKAMI(4) ②GENTARO(3) ③美月凜音(1) ④柿本大地(2)⑤橋本友彦(5) ⑥バンビ(3)⑦ポイズン澤田JULIE(6)⑧ゴージャス松野(9)⑨トランザム☆ヒロシ(12)⑩松永智充(7)⑪星誕期(8)⑫ワンチューロ ⑬ヨシヒコ(10)⑭[第19代キング・オブ・ダーク王者]伊橋剛太(11=脱落したため王座防衛)⑮マッド・ポーリー(12)⑯こたつ(13)⑰澤宗紀(14)⑱大家健(14)
☆ワンチューロが第1209代目王者となる。なおDJニラは勝手に参戦していたためカウントされず


▼アイアンマンヘビーメタル選手権試合
[挑戦者]○ヨシヒコ(13時43秒 体固め)[第1209代王者]×ワンチューロ
※ステージからのスーパーフライ
☆ヨシヒコが第1210代王者となる


◇第1試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合3WAYマッチ/60分
[挑戦者組]大石真翔 勝俣瞬馬 ○MAO(8分11秒 片エビ固め)[挑戦者組]高尾蒼馬 彰人 ×ヤス・ウラノ
※キャノンボール450°あと1チームは[第28代王者組]樋口和貞 岩崎孝樹 渡瀬瑞基
☆樋口組が2度目の防衛に失敗、大石組が第29代王者となる


◇第2試合◇
▼スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
ジャガー横田 石井慧介 高梨将弘 ○ゆに(10分9秒 ウラカンラナ・インベルティダ)大鷲透 ×平田一喜 アントーニオ本多 レディ・ピアード


▼アイアンマンヘビーメタル選手権試合
[挑戦者]○こたつ(14時41秒 押さえ込み)[第1210代王者]×ヨシヒコ
※ステージからのスーパーフライ
☆こたつが第1211代王者となる


▼アイアンマンヘビーメタル選手権試合
[挑戦者]○ジョーイ・ライアン(14時42秒 体固め)[第1211代王者]×こたつ
※チ●コ投げ
☆ライアンが第1212代王者となる


◇第3試合◇
▼入江茂弘凱旋試合/30分1本
○入江茂弘(8分44秒 タズミッション)×マイク・ベイリー


◇第4試合◇
▼スーパー女子プロ大戦2017/30分1本
赤井沙希 ○里村明衣子 中島翔子(7分56秒 デスバレーボム)アジャ・コング チェリー ×山下実優
※デスバレーボム


◇第5試合◇
▼大山峻護プロレスチャレンジマッチ/30分1本
○高山善廣 ディック東郷(13分15秒 エベレストジャーマンスープレックスホールド)KUDO ×大山峻護


【高山、東郷の話】
高山「ありがとうございました!」


東郷「ありがとうございました(高山と握手)。やっぱり頼もしいですね。」


高山「ハハハハハ。もう先輩と組んでいたら、本当に怖いものないですね。」


東郷「いやいやいや。たぶんこれでね、大山選手もプロレスの怖さ、奥深さっていうのが分かったと思う。今までの1対1の対決じゃない、こうやってタッグもあれば6人タッグもある。今まで一人で関節が極まったものが、今回みたいにタッグマッチだったら極まらないんですよ。あれだけ体に力入ってずっと動いていたら、これが(時間)無制限、例えば60分一本勝負じゃもたないよ。これからドンドンドンドン試合をやっていくうちに、それが分かっていくと思うよ。いい勉強になったと思うよ。」


高山「まあ本人がやる気があるかどうか分からないけどね。」


東郷「これから続けるのかどうかは本人次第だけど。」


高山「デビュー戦がレスリングマスターに教わったから完璧でしょ。」


東郷「(髙山は)プロレス界の帝王だよ。」


高山「それでもう嫌だったらしょうがないっすね。」


――高山選手はこの会場に思い入れがあると思うのですが、久しぶりに試合をしてみていかがでしたか?
高山「会場はどこでも一緒だよ! 新木場だろうが。たまたま裏を通ると懐かしい雰囲気があるだけ」


【大山、KUDOの話】
大山「いや、もう想像以上に……苦しかったですねぇ。自分の想像を越えてました。今日は本当にいろいろな思いを胸にリングに上がったので、ひとつひとつ色々なものを味わってみようと思ったんですけど、正直そんな余裕なかったですね。いやすごかったです。


KUDO「本当に大山さんの緊張感っていうのが伝わってきて、何か一緒にPRIDEのリングに上がっている(苦笑)、そんな気分になりましたね。でもデビュー戦でここまであの2人とやり合えたっていうのは、本当にすごいことだと思うし。大山さんの気持ちは分からないですけど、もしプロレスを続けたい気持ちがあるなら僕はまだまだ一緒にやりたいし。まだこれからもちょっとプロレスとは離れるかもしれないですけど、一緒に練習とかしていきたいなと思います。」


――大山選手、今KUDO選手から「プロレスを続けるなら一緒にやりたい」という言葉がありましたが、今後プロレスをやってみたいという気持ちは?
大山「そうですね、気持ちは……そうですね。まあ今回は本当に覚悟決めてリングに上がったので……答えはまだ出せないですけど、今回はKUDOさんの存在が本当に心強くて、本当に潰されそうなくらいプレッシャーがあったんですけど、本当に助かりました。本当にタッグパートナーに恵まれましたし、対戦相手にも恵まれました。苦しかったけど、すごく幸せな時間でした。」


――さいたまスーパーアリーナには思い入れがあると思いますが、久しぶりに試合をした感想は?
大山「もっとね、「ただいま!」って感じになるかなと思ったんですけど、余裕なかったですね(苦笑)。いやー、本当に何年経っても、何回リングに立っても緊張するんだなって思いました」


◇第6試合◇
▼PRO WRESTLING TEES presents「DDTがDDTであるために」20年のエンタメ集大成!ワールドワイド世界一ヤバいヤツ決定戦~アナルエクスプロージョンデスマッチ/30分1本
[挑戦者]○男色ディーノ(12分3秒 漢固め)[第1213代王者]×ジョーイ・ライアン
※男色ドライバー
☆ディーノが第1214代王者となる


【ディーノ、ライアンの話】
ディーノ「(ライアンとともに帰ってきて)こうやってジョーイと……何て言うんだろうな。ジョーイとやれたことが嬉しいわよね。何だろう……別にDDT20周年とかそんなに気にしてなくて、何かみんなが言うからそうなんだろうなぁ、それっぽい感じにしないといけないんだろうなって思ってるけど、全然そんなことなくて。ただ、まあさいたまスーパーアリーナってことは事実なんで、そこで世界に向けてっていうのが、私の……20周年で後ろ向きなんじゃなくて、20年からもっと違う世界に行こうよってことで、今回はジョーイに……。」


ライアン「ディーノ、ジョーイ、フレンズデス。」


ディーノ「(ライアンと握手しながら)これはもうどっちが世界一ヤバイとか関係ない!」


ライアン「フレンズ! (アイアンマンのベルトを指差しながら)アイムバック!」


ディーノ「は? いやいやフレンズだからこれは……。」


ライアン「フレンズ?」


ディーノ「フレンズ、フレンズ!(ライアンとハグするが、ベルトに手が伸びると)NO! NO!」


ライアン「フレンズ、プレゼント!」


ディーノ「NO!」


ライアン「YES!(テーブルを叩きながら立ち上がる)」


ディーノ「(立ち上がって)イッツ・マイン!」


ライアン「NO! イッツ・マイン!(アイアンマンのベルトをお互いに奪い合い、さらにイスやテーブルを倒しながら小競り合い。ライアンは英語でまくし立てながら退席)」


ディーノ「いいよ、いいよ。分かった。これ狙ってるの、あんた? 帰れ! アメリカに帰れ! 日本に来るな! 日本の地だ、チクショー! えー、見ての通り、私が戦後70年で仇を取りました。ただいまを持って太平洋戦争は終結しました。皆さん、ご苦労様でした!(敬礼)」


――そんな壮大なテーマが隠れていたんですね。
ディーノ「その通りです。ただ次の戦争が始まる。そうやって血なまぐさい争いを止める気配はありません。皆さんそれに一喜一憂して、せいぜい争い事を楽しんでください。私はなるべく対戦相手を殴らず、話し合いで解決したいと思います。よろしくお願いします! お疲れ様でした! では万歳三唱で締めたいと思います。行きます! (マスコミやVIP席のお客さんも一緒に)バンザーイ! バンザーイ! バンザーイ! ありがとうございました!」


◇第7試合◇
▼ウチコミ!presents KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[第59代王者組]坂口征夫 船木誠勝(12分16秒 片エビ固め)[挑戦者組]×石川修司 遠藤哲哉
※ダイビング式神の右膝
☆坂口&船木組が2度目の防衛に成功


(試合終了後、坂口と船木はアルティメット総研の大友社長からベルトが贈呈されて記念撮影。その背後からディーノが忍び寄って大友社長にリップロック。)
ディーノ「船木ちゃーん、アンタの長いキャリアでいろんな敵がいたわね。でもまだこのハイブリッドボディーと闘ったことないでしょ? 私、ドラマティック・ドリーム・チームの男なの。アンタが今まで闘ったことない闘いを提供するのがお仕事なの? 次は決まっているの?」


亜門「次は4月29日後楽園大会を予定しているけど相手は決まってないよ」


ディーノ「私たちはやることを言いました。どうなんですかね」


坂口「ナメんな。せっかく船木さんと勝利の余韻に浸っていたのに。アンタ(高山)もアンタだよ。いつから落ちぶれたんだよ。来るなら来い。殺してやる」


ディーノ「勘違いしないで。ワタシは正々堂々と舐めるのよ。やってやりますよ。ねえ、よっちゃん」


高山「征夫、差別はよくねえぞ。このリングに上がれば誰でも闘えるはず。今度の後楽園で俺たちがベルトを獲りにいくぞ、ノーフィアー!(新生ノーフィアーは退場。)


坂口「俺らのほうがノーフィアーなんだよ。4月、船木さん、殺ってやりましょう」


船木「ちょっと俺は苦手なタイプ(苦笑)。だけど皆さんの前で言われたから仕方がないね。どうなるつもりで良い覚悟でやるよ。そのかわり、絶対勝つ」


(最後は欠場中の梅田も揃った酒呑童子も加わって「さいたまスーパーアリーナの皆さんと酒盛りだ!」と言うと、一本の酒瓶を全員で回し飲んで酒盛り締め。)


【坂口、船木の話】
――まずは挑戦者チーム、石川修司&遠藤哲哉との対戦はいかがでしたか?
坂口「いや強かったですよ、石川選手。遠藤も強いけど、やっぱり石川選手の体の強さは……。ただ自分一人じゃ敵わない部分もあったわけで。そこは船木さんに助けていただいて。改めて何て頼もしい人なんだって思いました。」


船木「だけどみるみる征夫がすごく強くなっているのが見て分かるので、1回1回おうごとに必殺技も増えてきて。何か今一番上がっているような気がしますよね。だからこそ次のあのホモは絶対止めたいです。どういう作戦か分からないですけど。キスとかしてくるんでしょ?」


坂口「しますね。」


船木「されたことあるの?」


坂口「あります。」


船木「あるんだ。そこが1個ポイントですよね。そこを気持ち悪るがって避けているうちにやられてしまうのか、もしくはそれも受け入れた上で仕留めるか。その辺に何となく勝つか負けるかのポイントが懸かっているような気がしますね。」


――坂口選手は挑戦を名乗りあげてきたディーノ&高山組の印象は?
坂口「まあリング上で言った通りです。ディーノ選手に関してはあのまんまだし。船木さんが言った、あのまんまだし。ただ横にいる金髪のオッサンが何を考えているか分からないし、あの人あんなだったの? 自分が追いかけていた髙山選手、あれ? どこでどう変わったの? って。本当に骨抜かれちゃったんじゃないのかなって思って。その牙を戻しておかないと、自分と船木さんには勝てないっすよ。ケツ出してうちらに勝とうなんざ100年早いっすよ。以上です!」


船木「じゃあ後楽園で(坂口と握手)。」


【遠藤、石川の話】
遠藤 「試合前、会見で俺は「船木誠勝は過去のものだ」と言った。ただ、俺自身もまだまだハイブリッドには届いてなかった。今日はそれを認めるしかない。」


石川「復帰1戦目で坂口に勝って、ちょっと自分自身がもう余裕って思っていた部分があったかもしれない。まあもう1回、もう1回チャンスがほしい。やっぱりまだ(コンディションが)100までいってないんで。100までもう1回上げて、もう1回タッグでもいいし、もう1回シングルでもいいから坂口と。船木でもいいからやらせてほしい。それだけです。」


【ディーノ、高山の話】
ディーノ「まあ、そういうことよね。プロレス界にもまだまだ夢のカードは転がっているってことよ。」


高山「せっかくDDTに来たんだからね。」


ディーノ「ねー。そうよ。」


高山「あんな試合してもつまんないじゃん!」


ディーノ「ホント、そう。ちゃんとねおもてなししなきゃね!」


高山「ね!」


ディーノ「もうそれ以外に言うことはないわね。普通にDDTスタイルでやれば、DDTのタッグベルトなんだから当然にように私たちに来ますよ。ここからノーフィアーがちゃんと快進撃が続くわけだから、ちゃんとその感じを……もう今からスタートだからね! 先に言っておくわよ。この時点でちゃんと目を付けておかなきゃ遅れちゃうわよ。」


高山「もうさっきのやり取りで分かるでしょ? もうこっちのものだったじゃん。」


ディーノ「もう全然。」


高山「何を言っても(坂口&船木は)全然ダメだよ。」


ディーノ「もうシンプル。なぜかって言ったら、もう私には怖いものが一切ないもの。」


高山「本当にない。」


ディーノ「もうこれはイージーワークです。イージーワークのように、じゃあヨッちゃんお願いするわよ。」


高山「じゃあ次は絶対俺たちがベルトを獲りに行くぞ!」


二人「ノーフィアー!」


◇第8試合◇
▼シブサワ・コウ35周年記念「信長の野望~俺たちの戦国~」戦国武将マッチ/30分1本
○飯伏幸太[織田信長] 秋山準[上杉謙信] 関本大介[柴田勝家]with入矢麻衣[お市の方](14分57秒 片エビ固め)×高木三四郎[豊臣秀吉] 武藤敬司[武田信玄] 木髙イサミ[真田幸村]with徳田公華[松姫]
※フェニックススプラッシュ


(試合終了後、退場した将軍たちだが高木だけが戻ってくる。
高木「DDT20年、ありがとうございました! 戦国武将祭りというイベントのご縁でさいたまスーパーアリーナでやりたいと思って今日開催することができました! 満員のお客さんじゃー! ありがとう! これだけの大勢に見送ってもらいたいと思います。引退します。もう思い残すことは何もないです。これだけのお客さんが集まった。俺がいなくてもDDTはもっともっと大きな団体になっていくと思っています。だからまったく悔いはありません。いや、ないといったら嘘になります。5年前にある場所に進出して、ある選手と闘いたいと思っていました。でも! ある場所に連絡しても返事がこないんです! もう思い残すことはないんだよ! だから、新藤! 引退の10カウントゴングを鳴らせ! 新藤、ためらうな!…いやためらえ! いやためらえ! 引退の10カウントゴングを!(1カウント鳴らさせる)まだだ! みなさん長い間、ありがとうございました。苦労をかけた選手・スタッフ、松井さん、今林さん、そして支えてくれた家族のみんな、ありがとう。それではみなさん、ありがとうございました」


(こうして10カウントゴングが鳴らされるも、8カウント目で木曽レフェリーが電話をもって「ストップ! ストップ!」と亜門GMのもとに駆けつける。)
亜門「高木さん、ちょっと待ってください! たった今OKをもらえました」


高木「あと2つだったのに!」


亜門「やっていいんですって! これですよ!(スクリーンには東京ドームの写真。さらに「路上プロレス in 東京ドーム開催決定!」の文字。)」


高木「本当に東京ドームからOKが出たのか?」


亜門「今きました! でも規制が厳しいみたいで早朝とか深夜になるかもしれないけど、やれるみたいです!」


高木「東京ドームさん、ありがとう!」


亜門「引退なんかしないですよね?」高


木「引退撤回! 引退なんかするわけねえだろ! 俺にはまだまだこの団体をデカくする夢と野望があるんだよ! オマエらあきらめちゃダメだぞ。すぐ潰れると言われた団体がさいたまスーパーアリーナを満員にしたんだ! DDTはまだまだデカくなってやる! 東京ドームで路上プロレスやるぞ! 俺の曲かけろ、ミュージックスタート!」)


◇第9試合◇
▼セキチューpresents DDT EXTREME級選手権ハードコアマッチ/60分1本
[挑戦者]○佐々木大輔(19分7秒 体固め)[第38代王者]×葛西純
※特大ラダーからのダイビングエルボードロップ
☆葛西が4度目の防衛に失敗、佐々木が第39代王者となる


(試合終了後)
佐々木「エクストリーム取ったぞ。でもな、今はこのベルトはいらねえ(ベルトを放り投げる)。葛西純! 葛西さんよぉ! 生放送じゃいえない言葉だけど、アナタは最高に狂ってたよ! 葛西、葛西……(場内『カサイ』コール)うるせー! 今日勝ったのは俺だ! ここにEXTREMEのベルトがある! 俺たちDAMNATIONの反撃の始まりだよ! またこのDDT、俺たちが制圧してやるよ! いいか、よく聞け! 俺たちがDAMNATION、俺たちは群れない・媚びない・結婚しない! 俺たちがDAMNATION、そしてこの俺がカリスマ、佐々木大輔だ!」


【佐々木の話】
佐々木「男なら有言実行! EXTREME獲ったぞオイ! 葛西純! 葛西純、テメー! これ生放送じゃねぇよな? 生放送? 違う! あのキ●ガイ、この野郎! うらー! 殺す気か、あのキ●ガイおい! 完全に気が触れちまってるよ。でもな、俺もちょっとだけ気が触れてたかもしれない。それがこれ(ベルト)だ。何か聞いてくれよオイ。」


ーー試合後、葛西選手が「9月に第2子が生まれるんで死ねない。まだまだこれからも生き続ける」と言っていたのですが、群れない・媚びない・結婚しないがモットーの佐々木選手はそれを聞いて、何か思うところありますか?
佐々木「おめでとうございます。俺は変わらず、いつ死んでもいいよ。今日はきっと酒飲んじゃいけないけど、明日まで飲むよ俺は。明日になったら死んでるかもしれない。そしたらオイ! 棺桶にこれ(EXTREME級のベルト)入れてくれ。遺影はキャンディスとのツーショットにしてくれ! 俺の遺言だ。」


ーーその棺桶に入れるベルトですが、誰を相手に防衛戦をやっていきたいとお考えですか。
佐々木「防衛戦なんかしねぇよ! あんなキ●ガイから獲ったベルト、誰にも渡さねぇよ。どうやったら渡さないか分かるか?」


ーー防衛戦をやらない?
佐々木「そういうことだ!」


ーーそれは会社側が許さないと思うのですが。
佐々木「大丈夫。防衛戦組まれても行かないから。最後にもうひとつ。このDDT、今アイドルとか、作り笑顔の野郎どもとか、未来がどうとか言ってる奴いるよな。俺はああいうのにウンザリしててよ。本当に刺激のまったくないプロレスライフを送っていたんだよ。そんな中で葛西純! 葛西純に感謝するよ。俺のプロレスインポが治ったよ。ビンビンだよオイ! それだけだ。」


【葛西の話】「三つ取られたな。それぐらい分かってるよ。もうね、カリスマがどうこうっていうのは別にいいんだよ俺っちは。カリスマうんぬんっていうのは自分で言うもんじゃねえ。人が決めるもんだよ。そんなちっぽけのmのどうでもいいんだよ。こうやって! あんな狂った試合して、今こうして生きている! それだけで十分だ。でもまだ佐々木大輔に三つ取られたってだけで、俺っちは今日やってみてあいつより弱ぇとか強ぇとか思っちゃいねぇ。こうやって生きてる限り、またあいつにリベンジすればいいことだし。生きてるだけで儲けものだよ。生きてるだけで素晴らしいんだよ。まあ、こうして生きてる限り、あいつにリベンジするもよし、また他の人間がベルト巻いたら挑戦するもよし。これからも生きるから俺っちは! 9月に息子だか娘だか分からないけど、第2子が生まれるんで死んではいられないんだよ。まだまだ生き続けなきゃいけないんだよ俺っちは! 以上だ。これで終わりじゃねぇ!」


◇第10試合◇
▼グッドコムアセットpresents KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○竹下幸之介(31分28秒 クロスアーム式ジャーマンスープレックスホールド)[第60代王者]×HARASHIMA
☆HARASHIMAが4度目の防衛に失敗、竹下が第61代目王者となる


(試合終了後、なんとか先に起き上がった竹下がガッツポーズ。HARASHIMAは頭を抱えた。)
竹下「闘っていただいたHARASHIMA選手、ありがとうございました。DDT20周年、僕はDDTが大好きです。DDTを見てプロレスラーになりたいと思い、今、20周年のメインのリングに立ちました。DDTのレスラー・スタッフ、みんなプロレスを命がけで愛しています。自分がデビューした時から期待の新人、プロレス界の未来と言っていただいて正直プレッシャーになっているところもあって、未来を見せると言い続けてきました。もうそんなこと言いません。これからもプロレス界の未来を見せていきます(涙)。HARASHIMAさん、本当にありがとうございました(竹下の握手をHARASHIMAが拒否して花道を下がった。グッドコムアセットの長嶋社長から賞金200万円が贈呈される)今日は本当にありがとうございました。今すべて出し切りました。もうこれ以上何も言うことはありません。試合ですべてを伝えたつもりです」


(すると佐々木と遠藤が花道を闊歩して現れる。)
佐々木「竹下、今日はオマエが勝つと思っていたよ。コングラッチュレーション、おめでとう。オマエこそDDTの未来、プロレス界の未来だよ。なんていうと思ったか! 泣いてんじゃねえよクソガキ! テメエみてえなやつ、DDTのチャンピオンだと? ここにいるお客さん、神様が許してもこの俺が許さねえ! 次でテメエを終わりにしてやる! 次の挑戦者はテツヤだ」


遠藤「竹下、いや竹ちゃん、感動のマイクのあとにすまんな。竹ちゃんさ、未来って何かわかる? 俺は未来が何かわかんないし、興味もまったくないんだよね。竹ちゃんさ、俺のこと目障りと思っているよね? 俺もお前のこと正直目障りだと思ってんだよ。だからせっかくそのKO-Dのベルト獲ったし、それを懸けて最高の潰し合いをしようぜ。どうだ竹ちゃん、いい返事してくれるかな?」


亜門「4・29後楽園を予定してました。どうでしょう、チャンピオン?」


竹下「…お客さんが決めてください! 見たいですか?(場内拍手)こんなに拍手があるってことは超満員札止めで間違いないですね。遠藤、いや、テッちゃん。次の4月の後楽園、KO-D懸けてやりましょう(亜門GMが決定をアナウンスする。)


遠藤「竹ちゃん、ずるいな。こんな大勢のお客さんを味方につけて。まあせいぜいトレーニングをお互い頑張ろうな。(佐々木と遠藤は退場。)」


竹下「さっそく次のタイトルマッチが決まったんで、首も足も痛いんですけど、明日からもゴールドジムで頑張りたいと思います。本当に!本当に!さいたまスーパーアリーナ、DDT20周年興行ありがとうございました!」


(するとカーテンコールへ。本日の出場選手がリングに集結する。HARASHIMAがダメージを引きずりながらリングイン。竹下の名前が最後にコールされた。)
竹下「これはどういう状況ですか?」


高木「皆さん、今日はどうもありがとうございました! もう何も言いますまい。DDTはこれからももっともっといろんなことにチャレンジして大きくなっていきたい。DDTの未来だけでなく、プロレス界の未来も見せていきたいと思っています! メインで勝利した竹下、この場を締めてくれ!」(場内「タケシタ」コール。)


竹下「何締めですか?」


高木「一本締め」


竹下「大山さん、一本締めとは?…あぁ拍手のやつね(竹下は観客を起立させる)20年目以降もよろしくお願いします! お手を拝借!(と一本締め。)」


(場内に『Into The Light』が流れる。選手が引き揚げるとリングには竹下とHARASHIMAが対峙。竹下が右手を差し出すと、HARASHIMAは「もう一回やろう!」と答えて応じ、その腕を掲げた。HARASHIMAがリング下から引き揚げようとすると竹下が呼び止めて2人が揃って花道で退場。お客さんの握手に応えて引き揚げた。)


【竹下の話】
竹下「うーん、うーん、やり切りましたし、出し尽くしましたし、頑張れたと思います。HARASHIMAさんとタイトルマッチ出来る喜びももちろんあったし、この20周年の、さいたまスーパーアリーナのメインに立てるっていうのも嬉しかったし。何か皆さんの、DDTの選手、スタッフの期待も感じたし。対戦相手であるHARASHIMAさんも「竹下がどこまでついてこれるか」っていう期待があったと僕は思って試合をしていたので。すごくプレッシャーにもなりましたけど、それは自分がデビューしてから5年間、背負い続けていたプレッシャーなんで、ようやくDDTのみんなにも、お客さんたちにもひとつ期待し続けてくれた恩返しが出来たような、そんな気持ちです。」


ーー試合後、マイクで「ずっとDDTの未来と言われたことにプレッシャーを感じていたが、これからはみんなでDDTの未来を創っていきましょう」と発言がありましたが、早速初防衛戦が遠藤哲哉選手に決まりました。以前はタッグを組んでいたライバルですが、王者として何か思うところはありますか。
竹下「うーん、佐々木選手が「遠藤哲哉だ」って言ったときに、僕のその時の気持ちは断ろうと思いましたね。GMが決めようが何をしようが。今日、僕タッグ選手権もモニターで見てましたけど、負けたわけですよね。石川修司という最強のパートナーがいながらタッグのベルトを巻けなかったわけで。で、自分が去年チャンピオンだったときに遠藤選手とタイトルマッチやってまだ1年も経ってないし、何か僕の中では竹下vs遠藤っていうのは取って置きたいカードなんですよね。だからそんなすぐにやりたくないっていう気持ちで、普通に断ろうと思っていたんですよ。でも何か遠藤選手がコメントをマイクでしてましたけど、「あ、何か変わったな。遠藤哲哉、変わったな」と思って。これならまた前回とは違う試合になると確信したので。で、お客さんの反応もすごかったので、ならやろうっていう気持ちです。」


ーー改めてDDTの20周年記念興行をさいたまスーパーアリーナでやって、たくさんのお客さんの中でメインのリングに立った心境は?
竹下「ホント、感謝しかないですね。このDDTをやってにはお客さんがこうやって応援してくれる力が必要ですし、こんなにたくさんのお客さんに集まってもらって、祝ってもらって、その感謝がまずひとつ。あとDDTという団体、会社に感謝。じゃないと、自分もこうしてこんな大きな舞台に立ててなかったかもしれないですし。本当に……最近はトレーニングとかしていても、別にいい奴ぶるわけじゃなくて、本当に感謝の気持ちが大きいんですね。何か差し入れしていただくサプリメントとか、他の人はなかなか得られないもので。だから何か自分も一生懸命頑張って、本当に恩返ししたいという気持ちが今日一番強かったですかね。今日は本当に感謝です。ありがとうございます。」


ーーリング上で感極まるようなシーンがありましたけど、どの辺りの思いで?
竹下「ハハハハ。あれはね、プレッシャーからの解放とかいろいろあったかもしれないですけど、まず言い訳なんですけど煽りVでグッとくるものがあって。今成(夢人)さんが作ったんですけど、今回のメインの煽りV。やっぱり自分は夢の中にいるみたいだなって思って。でもDDTの20年の歴史を感じてグッとくるものがあって。まあ一番僕がグッときた理由は試合後真っ先に駆け付けてくれたアントーニオ本多選手がですね、泣いていたことです。泣きながら自分を抱きしめてくれたことに感極まってしまいました。」


ーー30分過ぎの勝負所で、そのアントン選手のバイオニックエルボーを出していましたが。
竹下「何か本能っていうのが、まずひとつ。で、やっぱりHARASHIMAさんとは最後、技のぶつかり合いというよりはどちらかと言うと気持ちのぶつかり合い。張り手で完全に記憶も飛んだし、その前の何かよく分からない技でも首がもげそうになりましたけど、最後は技じゃなんだな、気持ちのぶつかり合いなんだなってところで。でもそれは自分が去年、タイトルマッチを経験して、その時のチャンピオンの在り方っていう経験が大きかったかなと思うんですけど。でもやっぱり僕はバイオニックエルボーはDDTを象徴する技だと思っています。だから咄嗟に出ました。」


ーーHARASHIMA選手の今日の攻めはいつにもなく激しいものだったが、その攻撃からDDTの20年の歴史みたいなものを感じることは出来ましたか?
竹下「うん。だから僕がずっと言い続けていた、今までで一番強いHARASHIMA選手で来てほしいっていう、その通りに来てくれたのが嬉しかった。単純に嬉しかったですね。やっぱり今も進化し続けているんだ、プロレスラーすごいなっていうのがありましたしね。だから、そこで勝てたっていうのは本当に嬉しいことだし。でも僕はこれで(HARASHIMAを)超えたとは思ってないんで。並んだ。だから僕の歴史は僕が創っていくし、HARASHIMAさんの歴史を塗り替えるわけじゃなくて、その横に並んで自分がそれをもうひとつ高い、大きな何かものにしていけたらいいですね。」


ーーHARASHIMA選手は「負けてすぐなんだけど、もう1回やらせてほしい。すぐにベルトを目指す」とコメントしていました。
竹下「もうしばらくはやりたくないですけどね(苦笑)。もう本当に身を削りましたので。でもHARASHIMAさんまた必ず挑戦するから」って最後声をかけてくださったので、僕はその時が絶対来ると信じて待っています。」


ーー最後、HARASHIMA選手を呼び止めて、二人で花道から帰られていましたけど。
竹下「今言った通り、自分はこの歴史を変えるんだっていう考えじゃないんで。自分も並びたい、自分も繋いでいきたい。その20年培ってきた歴史を自分も繋いでいきたいっていう気持ちで。あれで僕が一人で花道歩いたら、またちょっと違ってくると思うんですよ。20周年から俺の時代にするってことじゃないんですよ。僕がやりたいのは。だからみんなでもっと面白く、激しく、熱いプロレスをして本当にお客さんが満足してくれたらなって思っています。」


ーー賞金200万円の使い道は?
竹下「200万円の使い道は、まずみんなで打ち上げに行って。打ち上げに使っても残りますもんね。何か僕を含め、若い選手のサプリメント代とか(苦笑)。僕自身は個人的な話をしますと、早く老人の街・巣鴨に引っ越したいっていう。その引っ越し資金に充てたいんですけど。でも200万円なんていう大きなお金はまだ早いんで、とりあえず会社に預けます。打ち上げでも行きましょう、みんなで。」


 DDT20周年記念興行がたまアリのメインアリーナで開催され、メインはHARASHIMAの保持するKO-D無差別王座に竹下が挑戦、序盤はグラウンドの攻防を展開するもリストロックの攻防でHARASHIMAが奪い返したところで竹下がエルボーを一閃、まさかの一撃を喰らったHARASHIMAはエプロンに逃れるも、竹下はエプロンでのDDT、マットのない床での垂直落下式ブレーンバスターとHARASHIMAの首にダメージを与え、リングに戻っても首攻めで竹下がリードを奪う。
 竹下は花道にHARASHIMAを出してDDTを狙うが、堪えたHARASHIMAは花道での足横須賀を敢行、これで動きの止まった竹下に対しローキックで足攻めを展開し、竹下もゼロ戦キックで起死回生を狙うが、キャッチしたHARASHIMAはクロスヒールホールドで捕獲、テキサスクローバーホールドへ移行して竹下の動きを封じる。
 HARASHIMAはローキックで攻め込むが、突進したところでHARASHIMAはスロイダーで投げ、逆水平からトラースキック、高速ドラゴンスープレックス、場外に逃れたHARASHIMAにノータッチトペを発射して再び自分の流れへと戻すが、ロープ越しのエルボー合戦の際にHARASHIMAは水面蹴りを放つと、スリングショット式ギロチンドロップを投下する。
 リングに戻ったHARASHIMAはジャンピングカンフーキック、雪崩式ブレーンバスター、ミドルキックの連打、山折り狙いは逃れられても膝十字で捕獲、ファルコンアローと畳みかけるも、再度の山折り狙いは竹下がDDTで切り返し、ビックブーツからブルーサンダー、ぶっこ抜きジャーマンで譲らない。
 HARASHIMAは突進する竹下にジャンピングハイキックを放つと、蒼魔刀狙いはキャッチされパワーボムで叩きつけられそうになるが、フランケンシュタイナーで切り返し、HARASHIMAが蒼魔刀を放てば、竹下もオレンジクラッシュで応戦する。
 竹下は逆水平を放つが、HARASHIMAは胸を出して受ければ竹下はノド笛チョップを乱打、ダブルチョップ、ジャーマン狙いは堪えたHARASHIMAがハイキックからリバースフランケン、スタンディング蒼魔刀、蒼魔刀狙いをビックブーツで迎撃した竹下が雪崩式を狙うも、HARASHIMAは雪崩式リバースフランケンから蒼魔刀を放ち、スタンディングでの蒼魔刀狙いは、キャッチした竹下がなんとケニー・オメガを彷彿させるようなクロイツラスを決め、再度ジャーマンを狙うが、顔面へのバトンキックの連打で逃れたHARASHIMAが垂直落下式つるべ落としで脳天から突き刺し、側頭部へのローキック、スワンダイブ式蒼魔刀は竹下が両足での顔面キックで迎撃するが、竹下はダメージで立てない。
 先に起きたHARASHIMAはミドルキックの連打、竹下は胸を出して受けキャッチし掟破りの山折りから蒼魔刀狙いは、HARASHIMAがスライディング蒼魔刀で迎撃しすがる竹下を何度も踏みつけるも、起き上がった竹下はエルボーを放てばHARASHIMAも打ち返す。
 竹下はダウンするもアントンが乗り移ったようなバイオニックエルボーを炸裂させると、飯伏の奥の手の一つである人でなしドライバーで突き刺し、最後はジャーマンからクロスアームジャーマンで3カウントを奪い王座を奪取した。
 HARASHIMAを狂乱させたうえで勝つことを目的とした竹下だったが、狂乱ではなくHARASHIMAは次第に怖さを見せつけていたものの、竹下はプレッシャーを跳ね除け王座を奪取しビッグマッチのメインという大役を果たした。


 セミのエクストリーム選手権は佐々木が場外の葛西にトペを狙うも、葛西はイスで迎撃しリング下に設置したテーブルに佐々木を寝かせてからのダイビングボディープレスでテーブルごと貫通させるなど葛西ワールドに佐々木を引きずりこんでいく。
 劣勢の佐々木は葛西が熊手の上へのボディースラムを投げ返すと、トラッシュ缶での殴打、葛西の頭にトラッシュ缶を被せてイスで殴打、更にフロムコーナー・トゥ・コーナーで流れを変え、クリップラーフェースロックで捕獲するが、担いだ葛西はトラッシュ缶の上でのデスバレーボム、ラダーの上に佐々木を乗せてからのハーリー・レイス式ダイビングへっドバットを投下するなど自身の流れに戻す。
 葛西はラダーに昇るが佐々木が追いかけて雪崩式ブレーンバスターを決めると、葛西にイスを投げ渡してからのスーパーキック、場外にイスをに6脚設置、その上に工事現場用のフェンスを置いてから、エプロンからの断崖式河津落としを敢行も自らも大ダメージを負ってしまう。
 佐々木は超特大ラダー、工事現場用フェンスをリングに入れ、コーナーに設置したテーブルに葛西の脳天を貫通させると、ラダーを首にかざして回転を狙うが、葛西はラダーごとジャーマンで投げてからリバースタイガードライバー、ラダーからパールハーバースプラッシュを投下も佐々木はかわして自爆。
 今度は佐々木がラダーからのダイビングエルボーを狙うが、起き上がった葛西が阻止を狙うも、佐々木は雪崩式回転エビ固めで叩きつけてからフェンスの上に倒れている葛西にラダーからダイビングエルボー、フェンスの上でのNOW OR NEVERを決めてから葛西をテーブルに寝かせてからの、特大ラダーからのダイビングエルボードロップで3カウントを奪い王座を奪取、最後は佐々木が葛西を称えてから、いつものヒールぶりに戻ったが、佐々木にしても相手のフィールドであるエクストリームで葛西に勝ったのは大きかった。


 注目のディーノvsライアンの世界一ヤバいヤツ決定戦は、ダークマッチ後でワンチューロからヨシヒコがアイアンマン王座を奪取するも、ヨシヒコはバックステージでコタツに入って寝てしまいこたつが王座を奪還するも、通りかかったライアンがコタツの足を掴んでのチ●コ投げで3カウントを奪い王座奪取、これによって急遽アイアンマン王座がかけられることになり、トランプさんが全編英語による煽りパワポでルールが説明され、ヤバイ下ネタにはバックステージに待機している自称・下ネタ嫌い松井レフェリーのチェックが入ることになっただけでなく、ライアンが特大スイッチを持ち出して「お友達のアスホールに爆薬を仕掛けた。俺がボタンを押したら20分以内に爆発する」と20分以内にディーノが勝たないと拉致された山里亮太さんの肛門を爆破すると予告、スイッチを押してカウントダウンが始まるも、なぜか試合前に国歌斉唱が行われ5分が経過してしまう。
 試合はライアンのチ●コ投げにディーノが苦戦、用意されたアルゼンチン、ブラジル、台湾の放送席が破壊されてしまう。そこで放送席で実況していた星誕期、ワンチューロ、レッカがライアンに詰め寄るがライアンはまとめてチ●コ投げで投げると、ディーノにも狙うが、ディーノは股間クロースラムで投げると、大石が尻を出してコーナーに設置され、各コーナーにも星誕期、ワンチューロ、レッカが設置されるとディーノはライアンをリップロップで捕らえるが、これは下ネタと判断した松井レフェリーがリングに向かうも、トランプさんが立ちはだかり、殴りあった末に感情が芽生えキスをして食い止める。
 ディーノはライアンの取り出した。ロリポップキャンディーをワンチューロと誕期のケツに突っ込んでからライアンの口に入れてしまうと男色ドライバーで3カウントを奪い勝利、試合後はノーサイドとなり、山里さんの存在を忘れたかのようにスイッチを捨ててしまう。忘れ去られた山里さんはロケット花火3本で無事肛門が爆破され、休憩開けには亜門GMやササダンゴマシンが激怒する山里さんに平謝りとなった。


 大山峻護プロレスデビュー戦は大山は先発を買って出て東郷相手にグラウンドの攻防を展開、しかし場外戦になるとMMAにないイス攻撃を喰らって失速すると高山と共に集中攻撃を浴びる。
 窮地を脱した大山はKUDOに交代、KUDOが盛り返した後で交代を受けるが、明らかにスタミナ切れが目立つも、高山相手に大外刈りからスリーパー、払い腰を連発するが、東郷が垂直落下式ブレーンバスターを喰らうと、ダブルインパクトまで喰らい窮地に立たされる。
 それでも立ち上がった大山は高山と殴り合いになるも、高山のニーリフトを喰らうとエベレストジャーマンで3カウントとなり、プロレスデビューを勝利で飾れなかった。


 セミ前に行われたKO-Dタッグ選手権で石川のパワーの前に苦しんだ坂口がコーナーからのダイビング式神の右膝で石川から3カウントを奪い王座防衛も、高山&ディーノ組が挑戦を表明したが、あのディーノと船木の対決はある意味興味深いカードになるかもしれない。


 最後に戦国武将マッチで飯伏に敗れた高木は引退を表明しテンカウントが叩かれる寸前になると、東京ドームでの路上マッチが決定となると引退を撤回となった。


 DDTも20周年を迎えたが、自分がDDTのプロレスを見たのは2007年の「愛プロレス博」「マッスル」の昼夜興行でDDTの世界観に触れて「これは面白い」と感じさせたが両国、武道館、遂にたまアリに進出するなど、ここまで大きくなるとは思っても見ず、また日本マット界のキャスティングボードを握る一角になるとは思っても見なかった。
 ドームでの路上プロレスは、いつか進出する東京ドーム興行への第一歩、果たしてDDTはこれかもどんなファンタジーを見せてくれるか楽しみである

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