忍者ブログ

伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

"男の根性”を見せた柴田がNEW JAPAN CUPを制覇!そしてIWGPヘビー級王座に挑戦を表明!

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

"男の根性”を見せた柴田がNEW JAPAN CUPを制覇!そしてIWGPヘビー級王座に挑戦を表明!

3月20日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents NEW JAPAN CUP 2017」
新潟・アオーレ長岡 4079人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼10分1本
△川人拓来(10分時間切れ引き分け)△岡倫之


◇第2試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ○デビット・フィンレー(8分19秒 片エビ固め)飯塚高史 エル・デスペラード ×TAKAみちのく
※Prima Nocta


◇第3試合◇
▼20分1本
天山広吉 ○小島聡(11分1秒 体固め)永田裕志 ×北村克哉
※ラリアット


◇第4試合◇
▼20分1本
後藤洋央紀 ○邪道 外道(10分47秒 クロスフェース・オブ・JADO)鈴木みのる 金丸義信 ×タイチ


◇第5試合◇
▼30分1本
○内藤哲也 SANADA EVIL BUSHI 高橋ヒロム(11分37秒 エビ固め)棚橋弘至 マイケル・エルガン ×ジュース・ロビンソン KUSHIDA 田口隆祐
※デスティーノ


◇第6試合◇
▼30分1本
○オカダ・カズチカ 石井智宏 矢野通 YOSHI-HASHI(14分1秒 片エビ固め)ケニー・オメガ 高橋裕二郎 タマ・トンガ ×タンガ・ロア
※レインメーカー


◇第7試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2017」優勝決定戦/時間無制限1本
○柴田勝頼(18分48秒 体固め)×バットラック・ファレ
※PK
☆柴田がNEW JAPAN CUP2017初優勝


(試合終了後、、柴田はコーナーにのぼって『NJC』優勝の喜びを爆発させる。そして、海野レフェリーから優勝トロフィーを受け取る)


柴田「(※大『柴田』コール)ありがとー!!(※大歓声&大拍手&『柴田』コール) 感じる痛みは、嘘をつかない!(※大拍手) 流した汗は、涙よりも美しい!(※大歓声&大拍手&大『柴田』コール) ありがとう。トーナメント、優勝できました(※大拍手)。一戦、一戦、目の前の敵を倒す。それが、いま、この現実です(※大拍手)。なので、ベルトのことをあんまり考えてなかったんですけど(※場内騒然)、“約束したヤツ”がいんだよ(※場内驚き)。3、4年前かな?(※場内さらに驚き) ……オカダー!!(※大歓声&大拍手&『オカダ』コール) ………たぶん、たぶん(オカダは)帰ったよ(※場内爆笑)。(会場から)駅、近いから(※場内笑&ざわめき)。ただ! 俺は! 約束を果たしたぞ。挑戦権、IWGP(ヘビー)、挑戦させていただきます!(※大歓声&大拍手) 逃げんなよ。覚悟しとけ。あとひとつ、男の、根性見せてやる。以上!!(※大歓声)」


【柴田の話】
柴田「何か? あるでしょ、今日は?」


――率直に『NEW JAPAN CUP』初優勝、頂点を極めたいまの心境は?
柴田「これで終わりだと思ってなんで。こっからがやっと……やっと道のりが……。やっとだよ? 3,4年? 3,4年かかったね。なかなかシングルで触らせてもらえない。チャンピオンから。……俺の、俺の育った新日本プロレス。いまの新日本プロレス、素晴らしいよ。とてつもなく素晴らしいよ? だけど! 大切なことを、忘れているよ。いつ何時、誰の挑戦でも受ける、一番大事な、一番根本、忘れていやしないかい? と。俺はそこを問いたい。だから、言われたとおり、トーナメント優勝して、挑戦権を得た。文句ねーだろ。文句ねーだろ! ああ?」


――リング上では、「オカダ選手との約束」という言葉がありました。
オカダ「約束だねえ! 3年か4年前に、大阪だったかな? 『誰でも目の前に立てば挑戦できるようなベルトじゃない』と。そりゃあ、そうかもしれないよね。ここに来るまでに3,4年かかったってことだよ」


――たしか後藤さんが挑戦して敗れた時に、セコンドの柴田さんが目の前に立ったが、挑戦できなかったことがありましたね。
柴田「ん~。じゃない? 言われたとおり、約束は守った。俺は。時間、かかっちゃったけど。そしてオカダもIWGP、いま保持してる。条件は……整った! 3,4年越しの約束だよ」


――オカダ選手も「優勝者は挑戦して来い」と発言していましたから、受けるとは思いますが。
柴田「だいたいね、このトーナメントがよくわからなかった。トーナメントの優勝者が、挑戦したいベルトを選べるって。2段階で選べるようになっちゃっているから、意味がわからなかった。だから、目の前の一人を全力でぶつかって、倒して、いまここにいる」


――すでに発表されているように、4月の両国国技館大会で行われることになっています。
柴田「どこでもいいよ! どこでもいいよ。場所なんてどこでもいい」


――舞台よりもIWGPヘビーのベルトに魅力を感じる?
柴田「“オカダの持つ”IWGPヘビーだね! ウン。新日本プロレスとの勝負、まだ終わっちゃいねーんだ、俺にとっては。……こういうの初めてなんだよ、なんか。優勝みたいなの? なにかほかにありますか?」


――かつて『G1』でオカダ選手と闘ったときに、「弱点を見つけた」とおっしゃってましたが?
柴田「いま、言わなきゃいけないの?」


――そこはお任せします。
柴田「じゃあ、もうちょっと。まだ時間あるみたいだから」


――今回、IWGPのチャンピオンがオカダ選手じゃなくとも、IWGPヘビーを選んだ?
柴田「……わかんないね。俺はいま、優勝した。その先のことは考えていなかったから。優勝した、ベルトを選ばなきゃいけない。挑戦するベルトを選ばなきゃいけない。選ばない理由ないじゃないすか?」


――IWGPというベルトを選んだ? それともオカダ・カズチカを選びました?
柴田「“IWGPを持っている”オカダだと思うね。そこと勝負をしたい、そこと勝負をする。それ以上でも、それ以下でもない」


――今日、オカダ選手はなぜ現れなかった思う?
柴田「帰ったんでしょ? 駅近いから。俺だって帰るもん。早く帰りたいでしょ? ……まあ、言い方を変えたら『逃げた』ともとれるけどね。言ってたんでしょ? オカダは『挑戦してこい』と。相手が決まるトーナメントの決勝、会場に居て出てこなかったのか、居なくて出てこなかったのか。そんなこと関係ないんだよ、『来なかった』これだけは事実。だけど、もう逃がさねえ!」


――柴田選手は、自分が育った“あの頃”の新日本プロレスに誇りを持ってる。それとオカダ選手の新しい新日本プロレスの激突とも見れますが?
柴田「“あの頃”っていうのを知らないからね。そもそもが。かぶってないから、俺とアイツは。アイツの知らない新日本プロレスを俺は知ってるよ。そして、いまの新日本プロレスを俺は知ってる、二つ知ってるよ。……ありがとう。ありがとうございました!」


※缶ビールをグイッと飲み干して
柴田「ありがとうございました!」


 いよいよ優勝決定戦を迎えた「NEW JAPAN CUP 2017」、決定戦に進出したのは柴田とファレで、自分が憶えている限りでは戦績は1勝1敗、いずれもG1での対戦となるが2014年8月の愛知大会ではファレがエプロンからのグラネードから場外でのラリアットでリングアウト勝ちを収めているが、2015年の同会場での公式戦では柴田がPKで降している。どちらかというと柴田はあまり得意としてない相手だがフォール負けを許していないのが強みになっている。
 試合開始と共に突進してくるファレを柴田がフロントハイキックで迎撃し場外戦に持ち込むも、エプロンダッシュのPKはファレがキャッチしてベアハッグで絞りあげてから、柴田の腰を鉄柱に打ちつける。
 リングに戻ったファレは柴田の右肩のバンテージを剥がしつつショルダークローで捕らえ、場外戦でも鉄柱を使って右肩攻めを展開するが、リングに戻って突進するファレを柴田はフロントハイキックで迎撃し、コーナーに押し込んでからエルボーのラッシュ、顔面への低空ドロップキックと得意のパターンに持ち込み、サモアンドロップを狙うファレを強引に卍固めで捕らえようとする。だがファレは柴田をエプロンに降ろすとショルダータックルで叩き落して場外戦を仕掛けるが、柴田は鉄柵攻撃からフロントハイキックを浴びせると、ファレのTシャツを脱がしてチョーク攻撃を展開、更にリングに戻ってからイスをファレに投げ渡すとイスごとフロントハイキックで射抜く。
 柴田はスリーパーで捕らえるが、逃れたファレは突進する柴田をスピアーで迎撃してサモアンドロップからバットラックフォールを狙うも、柴田は脇固めで切り返し、三角絞めから腕十字へと移行、ミドルキックを浴びせるが突進したところでファレがラリアットで迎撃する。
 ファレはジャンピングボディープレス、グラネードを決めバットラックフォールを狙うが、柴田はスリーパーで捕獲して一気に絞めあげ、ファレはサイドバスターで逃れてラリアットを放つも、頭突きや掌打で応戦した柴田がスリーパーで絞めあげたあとでPKを浴びせ3カウントを奪い「NEW JAPAN CUP」初優勝を果たした。


 試合後の柴田はオカダの持つIWGPヘビー級王座に挑戦を表明した。柴田のIWGP挑戦は12年半ぶりで、このときの王者は藤田和之だったが藤田のサッカーボールキックのラッシュの前にKO負けを喫し、またオカダvs柴田も3年半ぶりでこのときはG1の公式戦だったが、柴田はオカダのレインメーカーの前に敗れている。
 柴田のコメントでもあったとおり2014年2月に後藤がオカダに挑戦して敗れた際に柴田が挑戦に名乗りを挙げたが、このときは「NEW JAPAN CUP」が迫っていたため挑戦は先送りにされるどころか、この年の「NEW JAPAN CUP」は優勝できず、オカダとの一戦は1度きりのままだった。
 柴田は「アイツの知らない新日本プロレスを俺は知ってるよ。」とコメントしたが、柴田は新日本のリングで天田ヒロミ相手にK-1ルールで戦い、武蔵と異種格闘技戦で対戦するなど、オカダにない格闘技を経験しているだけでなく、プロレスでも天龍源一郎相手にビール瓶で顔面をフルスイングされるなど様々な経験を受けてきたが、そんな柴田をアントニオ猪木は高く評価していた。
 鈴木もオカダを「格闘技を知らない」と指摘したが、柴田も同じことを考えているはず、オカダvs柴田が決定となれば、IWGP戦は現在進行形の新日本プロレスvs昔ながらのストロングスタイルの対決となる。果たして柴田が念願だったIWGPのベルトを手にすることが出来るか、非常に楽しみである。

PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。