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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

全裸となったディーノがカバナに大暴走!DDTは3・20たまアリに向けて気勢を挙げた!

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全裸となったディーノがカバナに大暴走!DDTは3・20たまアリに向けて気勢を挙げた!

2月19日 DDT「In to the fight 2017」後楽園ホール 1280人 満員


<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権試合/60分1本
[第19代王者]○島谷常寛(5分1秒 高角度回転エビ固め)[挑戦者]×伊橋剛太
☆島谷が12度目の防衛に失敗、伊橋が第19代王者となる


◇第1試合◇
▼3WAY6人タッグマッチ/30分1本
高尾蒼馬 ○彰人 ヤス・ウラノ(8分7秒 片エビ固め)岩崎孝樹 ×渡瀬瑞基 ワンチューロ
※ハナマサ もう1チームは大石真翔&勝俣瞬馬&MAO


◇第2試合◇
▼高木軍vsマイケル軍敗者国外追放マッチ/30分1本
[高木軍]高木三四郎 大鷲透 ○平田一喜 赤井沙希(10分8秒 奇跡を呼ぶ一発逆転首固め)[マイケル軍]中澤マイケル 高梨将弘 松永智充 チェリー


(試合終了後、マイケルは一人リングに残される)
マイケル「みなさん。久しぶりの僕の試合。面白かったでしょ? 面白かったでしょ? それでは皆さん、おしマイケル(場内暗転)


◇第3試合◇
▼アイアンマンヘビーメタル選手権試合/60分1本
[第1208代王者]○こたつ(9分1秒 体固め)[挑戦者]×アントーニオ本多
☆こたつが王座防衛 もうひとりは[挑戦者]石井慧介


【マイケルの話】
――久しぶりにDDTで試合をした感想を。
マイケル「いやぁ、なかなかパンツを脱ぐのに手間取った辺りが、やっぱりブランクと言いますか。やっぱりリングから遠ざかるとダメだなと。タイでも試合をする機会はありますので、これからも試合はし続けていきたいなと思っております。」


――久しぶりに帰ってきたDDTの雰囲気はいかがでしたか?
マイケル「いやぁ、皆さん温かくて。お陰様で僕も熱くなることが最後出来まして(苦笑)。今後も熱くなってきたぜーを続けていきます!」 


――試合後、平田選手とアイアンマンを争う場面もありましたが。
マイケル「タイにベルトを持って帰ろうと思ったんですけど。いまはタイでも少しずつプロレスが盛り上がっていますから。つい1週間前もみちのくプロレスが来て、そこでも試合させていただきましたけど、今後も定期的にタイでも試合がおこなわれるんじゃないかなと思うので。そこにベルトが一本あるだけでも盛り上がるんじゃないかと思って。」


――でも今日試合に負けてしまったので国外追放となり、またタイに戻ることになりました。
マイケル「そうですね。♪訳のわからぬことばかり~、言ってるときに別れのときがきた~。グッバイさよなら再見アディオス、また会う日までララララ、ヘイ!」


◇第4試合◇
▼30分1本
○高山善廣 樋口和貞(10分4秒 エベレストジャーマン・スープレックス・ホールド)佐々木大輔 ×マッド・ポーリー


(試合終了後)
高山「今日は大事なお客さんが来てんだよ。大山ちゃん久しぶりじゃないか。ちょっと来いよ」(大山がリングに駆けつける。頭を下げる大山を高山が攻撃する。しかし、大山は高山にスリーパーを決めて絞め落としてしまった。慌ててセコンドが駆けつけるも払い腰を連発して引き揚げた。)


◇第5試合◇
▼30分1本
▲コルト"Boom Boom"カバナ(9分23秒 無効試合)▲男色"Bin Bin"ディーノ


(試合終了後)
ディーノ「後楽園から聞こえる…ビン!ビン! カバやん! これがDDTの世界戦略よ。さいたまスーパーアリーナではこんなもんじゃ終わらせないわ。私は会場に来た人たちに見せるべきものを見せる!(場内ディーノコール)カバやん、今日はこうやって法律の壁に阻まれたけど、アンタとはまだ決着がついてないわ。今日で最後かもしれないけど必ず戻ってきて。プリーズ・カムバック!(場内プリーズ・カムバックコール)カバやん。これがDDTのアンタへの評価よ」


カバナ「ディーノ、アリガトウゴザイマス。アイシテマス、プロレス。アイシテマス、DDT。アイシテマス、コーラクエン。アイシテマース、DDT UNIVERSE」


【カバナの話】
――ディーノ選手と対戦した感想は?
カバナ「私はDDTのことを本当に、すごく、めちゃめちゃ愛しているんだ! 私のスタイルはDDTの世界に合っていると思う。このDDTのリングに上がるまでに約19年かかったよ。そして今日、やっとディーノと試合出来た。本当に嬉しいよ。ディーノと私は似たようなスタイルだけどちょっと違うんだ。ディーノはゲイっぽいけどマインドが素晴らしい。私のマインドも素晴らしいだろ。だから今日、試合が出来て本当に嬉しいんだ。ディーノ、ヤバイ! バカ、ヤバイ、ホモ! リング上でゲイの行為はやめてくれよ。そういうことは家でやってくれ(苦笑)。リング上でするLOVEはプロレスでやるよ。」


――ディーノ選手がさいたまSAで対戦するジョーイ・ライアン選手の得意技であるチ●コ投げをやろうとしていましたが。
カバナ「アメリカでディーノvsジョーイ・ライアンの試合(の映像)を見たんだ。あの試合は世界のニュースになっただろ。その二人がさいたまスーパーアリーナでもう一度シングルマッチをやるんだろ! この試合はプロレスの、レスリングの、ルチャリブレの歴史に残る試合になるよ。私はアメリカ人だから同じアメリカ人のライアンが勝つと信じているよ。」


【ディーノ、大石の話】
(ディーノはコメントスペースに現れるなり、パンツを脱ぎ捨て全裸でイスの上で仁王立ち。慌てて大石が自分のタオルで股間を隠す。)
――ではカバナ選手と対戦した感想を。
ディーノ「まだちょっと、こういう結果だから消化不良っていうか、まだ出し尽くしてない。まだまだ一杯お互いに出すものがあるんじゃないかしら。まだまだ出ていない。だから今日で一旦カバやんは帰るけど、まだ私たちの闘いは続く。10年、20年、その先だってお互いが生きている限りは……(大石に)ちょっと段々遠くなってる。涼しくなってる。」


大石「このタオル、使おうと思ったのにぃ(泣)。」


ディーノ「使えよ!」


大石「嫌だよぉ(泣)。」


ディーノ「タオルは汗を拭うためにあるんだぞ。」


大石「テメーのチ●コの付いたタオルで体拭けるか!」


ディーノ「…っていうことです。まあこれでさいたまスーパーアリーナでは(大石のタオルを股に挟んで固定しながら)、まだまだ……私本当に出し尽くしてないから! これよりもっと酷いことが起こるに違いないわ! DDT UNIVERSEだとフタ絵になるかもしれないけど、会場に来ないと観れないものは必ずあるはずよ。みんな……出していこう! 心の中をさらけ出していこう! このプロレスの会場に来ている……せっかく余暇と財布の中を費やすんだから。さらけ出して、みんなでさらけ出して、さらけ出して、真っ新になって楽しんでもらえばいいじゃない。そういうことです。」


――カバナ選手も前回のディーノvsライアン戦を見て、「本当にディーノと闘いたかった。さいたまSAでの彼らの再戦はとんでもない試合になる」と言ってました。
ディーノ「おぉ。ジョーイ・ライアンの次はカバやん、またあんた、私のホールリストからはまだ全然削除されていないから。その辺は覚えておいて。また来たときに決着つけてやるわ!」


大石「もういいんじゃないですか…もういいんじゃないですか……。」


◇第6試合◇
▼ROAD TO SSA COUNTDOWNスペシャルマッチ/30分1本
○遠藤哲哉(12分39秒 片エビ固め)×坂口征夫
※スカイツイスタープレス


【遠藤、佐々木の話】
――今日は坂口選手とのKO-Dタッグ前哨戦でしたが、見事勝利しました。
遠藤「征夫ちゃん、ダメだよ気抜いちゃ。リング上では何が起こるか分からないんだから。さいたま、本気で殺しにこい!」


――ポーリー選手は高山選手に敗れてしまいましたが、佐々木選手、さいたまSA大会に向けてDAMNATIONの調子は?
佐々木「うーん、まあさいたまスーパーアリーナ、俺がEXTREME獲って、テツヤと巨人がKO-Dタッグ獲って、またDAMNATIONにベルトが集まってくる。」


――それはもう確実だと?
佐々木「もう確定だな! 今日も樋口・高山を相手に俺のハードコアな肉体を見せつけただろう。見てただろう? エヘヘヘヘヘ……。」


――さいたまSA大会での葛西戦に向けて何か秘策は?
佐々木「秘策? 毎日毎日ホームセンターに行ってるよ! あ、これ言っちゃダメじゃん。秘策じゃん!」


ーールールとしてはホームセンターにあるアイテムを使っていいってことですから、何を使うまで言わなければ大丈夫じゃないですか。
佐々木「ああ。親父が大工だからな俺は。親父、ホームセンター大好きだから。親父に相談して使えそうな武器を聞いてくるよ。あと欲しいもの。親父が欲しいものを、ついでに買って(苦笑)。」


【坂口の話】
――さいたまSA大会でKO-Dタッグ挑戦が決まっている遠藤選手と対戦して敗れてしまいましたが。
坂口 うーん……まあ舐めていた部分はすごくあったんで、まああいつの隣にいるデッカイのしか目に入っていなかったんで。あんな坊ちゃんが、と思って今日いろいろと引き出し開けてやってみたんだけど。まあ正直強かったし、今日は俺の負け。それは認めます。ただまだこれからいっぱい前哨戦もあるので、ひとつひとつ借りを返して、スーパーアリーナのときは「もう二度とやりたくありません」(と言わせる)、そういう状況に持っていってやろうかなって。まあ簡単に言えば、オメエも殺(や)るリストに入ったからな。それだけ覚えておいてもらえれば。


◇第7試合◇
▼DDT20周年記念スペシャルタッグマッチ/30分1本
○HARASHIMA KUDO(20分54秒 体固め)×竹下幸之介 ディック東郷
※蒼魔刀


(試合後、KUDOと握手を交わしたHARASHIMAだが、東郷がKUDOに詰め寄っていき、髪の毛を掴んで睨み合いに。竹下は朦朧としながらもエプロンからHARASHIMAを指差してから、セコンドの肩を借りて退場。GMが選手をリング上に呼び込むと、竹下とDAMNATIONを除くDDTとDNAの選手たちがリング上へ。)
高木「こんにちは! 皆さん、今日2月19日が何の日か知ってますか?(「プロレスの日」という声があがる。)はい、その通りです。1955年、蔵前国技館で2月19日、日本で初めての国際的な試合がおこなわれた日ということで。力道山先生と木村政彦さん、そしてシャープ兄弟の一戦が組まれた日でもあります! でもそんなことは本当はどうでもよくて! 20年前の2月19日、俺は何をやっていたかと言うと、1ヶ月後の3月25日に控えたDDTプレ旗揚げ戦、日比谷ラジオシティ大会のビラを有楽町で撒いてました。あの頃、本当に吹けば飛ぶような存在だったこのDDTが20年経って、こんなに大所帯になって、そして3月20日さいたまSAに初進出します! ひょっとしたら日本のプロレスの歴史から僕らはいなかったかもしれません! でも諦めなかったから、いまこうやってリングに立っています! 諦めずにプロレスをやれたのは、応援していただいているファンの皆さんのお陰です! ファンの皆様に、そして一緒にやってきた仲間たちのために、3月20日、DDT20年の集大成をお見せします! どうかよろしくお願いします!」


HARASHIMA「DDT20周年……今度20周年、もっと、もっと先もー、みんなー……違う! DDT突っ走っていくんで、みんなついてきてくださーい! 20周年から先もみんなどんどんついてくるさー!(観客『なんで~?』)さいたまSA大成功させてやるさー!(観客『なんで~?』)30周年、40周年、50周年もやってやるさー!(観客『なんで~?』)なんでかって? それは鍛えているからだー!」


(場内に『GET READY』が流れる中、全員で円陣を組む。そして高木の「準備はいいか? さいたまSA大会、絶対成功させるぞ!」のかけ声から全員で「オーッ!」と気合いの雄叫びをあげ、スクリーンでは3・20さいたまSAの全カードが発表された。)


【KUDO、大山の話】
――本日プレ20周年記念試合ということで、久しぶりにHARASHIMA選手と組んでみていかがでしたか。
KUDO「本当に思い入れのある選手で、隣にいて楽しかったです。何か昔の感覚がちょっと思い出しましたね。」


――対戦した竹下選手と東郷選手はいかがでしたか。
KUDO「僕は前回のホールであいつに負けているんで、竹下の座を奪ってやろうぐらいにね(苦笑)、もっと当たりたかったんですけど。そこはやっぱりHARASHIMAさんがやりたかったんでしょうね。HARASHIMAさんが結構いい感じで熱い試合してましたね。さいたまに関しては東郷さんと当たるんで。東郷さん、皆さんご存じだと思いますけど、DDTのプロレスを見てくれた先生なんで。もちろん、私の師匠でもあるし。今日、HARASHIMAさんの力もあって勝ちましたけど、さいたまでも必ず勝ちたいと思います。さいたまは頼もしいパートナーがいますので。大山さん!(大山が登場)」


――大山選手、今日リング上で高山選手に襲われたところをスリーパーで切り返しましたが。
大山「もう闘いは始まっているんだなってことを教えてもらいましたね。まさかの攻撃だったので、もういまから緊張していかないと勝てないなと思いました。」


――メインでKUDO選手と対戦する東郷選手のことも見ていたと思いますが、東郷選手の印象は?
大山「奥が深いですね。すごく深いですよね。プロレスを知り尽くしている方なので、どこまで僕がそこに食らい付いていけるか。もう高山さんのパワーと東郷さんの奥深さを今日間近で見せてもらったので……緊張してますね。」


――KUDO選手から見て大山選手の仕上がり具合は?
KUDO「今までの経験があるんで。今日の切り返しもそうですけど、何でも来いって感じですよね。大山さんは本当に肝も据わってますんで、何が来ても切り返せると思うし。最近二人でプロレスの練習もしていますので、プロレスの連携なんかもいっぱい出したいなって思っています。本当に高山・東郷って高い壁ですけど、今日の大山さんの活躍を見たら、デビュー戦だけど勝てるんじゃねぇかって。そんな気になったんで、必ずあの二人を倒して、私はさいたま後を見据えて頑張りたいと思います! 頑張りましょう!(大山と握手)」


【高山、東郷の話】
――試合後、高山選手が大山選手をリング上に呼び込んで襲撃したところをスリーパーで切り返されてしまいましたが。
高山「俺が襲撃したらやっと奴が本気を出したよ。いままでずっと放っておいたら、優等生の坊ちゃんだった。あれじゃ闘う男じゃない。俺がやっとあいつの闘う男の血を呼び覚ましたんだ。」


――東郷選手は今日リング上であった高山選手と大山選手の絡みを見て、どう思われましたか?
東郷「まあ大山選手に関してはあまり予備知識がないんで。ただ総合(格闘技)で強かったっていうのは耳にしたんで。ただひとつ言えることは、いくら総合で強くてもプロレス界では新人だよね。プロレス界の帝王とレスリングマスターがプロレスを1から教えてやるよ。」


高山「しかもあいつ何か、総合がいいって言ったって所詮、俺の前座ですからね。」


東郷「うわっ!」


高山「俺がメインのときに、常に前座だ、アイツは!」


東郷「じゃあ、もう話にならないですね。もう勝負ありじゃないですか。」


高山「それが東郷さんと俺が下にさがって相手をしてやるんだ。デビュー戦、喜べオメエ! ギタギタにやってやるからな!」


【竹下の話】
――さいたまSAでのKO-D無差別級選手権の前哨戦として、HARASHIMA選手とタッグで対戦して直接ピンフォール負けとなってしまいましたが。
竹下「まぁ……前哨戦なんですけど、すごくスペシャルなタッグマッチだと思うので。例えばプロレスファンの竹下少年からは考えられないタッグマッチの中に入ってて、それが後楽園のメインでっていう、単純にそこがちょっと興奮するものがありましたし。やっぱり自分以外の3選手、とくにパートナーの東郷さんからは学ぶことも多かったし。何か語弊があったらアレですけど、楽しみたかったですね。すごく試合をしていて、前哨戦ってことを忘れるくらいプロレスはやっぱり面白いなって。DDTは面白いなって思ったし、やっぱり自分はDDTが大好きだなって思って。何か変な感覚になりましたね一瞬。でもやっぱり前哨戦なんで。前哨戦であることには変わらないんで。何かまあ……まだまだ手の内は出してないですよ。」


――この前哨戦でHARASHIMA選手に直接敗れたことは、さいたまSA当日に向けてプラスになると思いますか? それともマイナスになると思いますか?
竹下「うーん……まあ、どちらでもないですかね。もちろんHARASHIMA選手も出し切っているわけではないと思いますし、今日はタッグで。HARASHIMAさんのビッグマッチのシングルでの闘い方ってあると思うので、それとこれはまた全然別物であって。でもやっぱり今、自分がこうしたらどうするんだろうなっていう、それをいろいろ自分は確かめたかったし、その中で今日に関しては負けてしまいましたけど、ちょっと……やっぱりHARASHIMAさんは強い! めちゃくちゃ強いし、何か無敵なんですよね。やってもやっても這い上がってきて。僕は蒼魔刀をもらわないように気をつけていたんです。とにかく蒼魔刀だけは気をつけていたんですけど、実際もらって負けているんで。こういう強さなのかっていう。いろんなHARASHIMAさんのタイトルマッチを見ていて、どこが強いんだろう、どういう部分がうまいんだろうっていうのがやってみないと分からないので。見ているだけじゃ(分からない)。実際やってみて分かりましたね。「あ、これか!」と思ってね。対策の立てようとあると思うので、さいたまスーパーアリーナまでまだ前哨戦もあると思いますし、しっかり前哨戦は前哨戦で楽しみたいと思います。」


【HARASHIMAの話】
――本日、プレ旗揚げ20周年記念試合ということで、久しぶりにKUDO選手とタッグを組みました。
HARASHIMA「そうですね、懐かしい感じとちょっとした安心感と。まあ勝ててよかったです。チームとして。」


――さいたまSAのメインで当たる竹下選手と当たりましたが。
HARASHIMA「やっぱりすごい強さはありますよね。そんな中、今日は自分のパターンに持ち込んで勝てたんでよかったですね。あと久しぶりに東郷さんとも当たって、いい刺激を受けましたね。」


――試合後に円陣を組んだりして、さいたまSA大会に向けて気運が高まってきた感じは?
HARASHIMA「そうですね、もう本当あと1ヵ月なんで。この1ヵ月で自分のコンディションももっともっと上げて、もう最高潮にして最高の状態で試合に臨みたいと思います!」


【高木大社長総括】
高木「さいたまの全カードが出来まして。まあ本当にDDTらしい部分と言いますか、ほぼほぼDDTの現有の戦力で挑もうかなとは思っています。やっぱり器がいつもやっている両国(国技館)よりも大きいので、いろんなことは考えたんですけどね。でもやっぱり普段通りのDDTで行こうかなと思っていますね。今、20年の集大成を見せられればなと。リング上でも言いましたけど、プロレス界の歴史の中とか流れの中で、たまに思うときがあるわけですよ。俺たちは本当に必要とされているんだろうかとか。歴史の流れの中でどうなのかなって思うときはあったんですけど、でもやっぱりさいたまでやるって決めて、両国も年2回成功させて、後楽園もある程度いっぱいにさせてるという状況の中で、自分たちのやってきたことは間違いじゃなかったと改めて思っているわけなんですよ。今までいろいろ支えていただいたファンの方や選手、スタッフ、仲間たちと一緒にこのさいたまスーパーアリーナで20周年お集大成を見せたいなという思いですね。今年一年間は20周年なんでね。とりあえず20周年の集大成を見せてから、また今年いっぱいでさらにドンドンドンドン打って出て行きたいなとは思っています。今この状況でDDTが出せる最高のカードが揃ったんじゃないかと思っています。」


――その中でメインのHARASHIMAvs竹下戦は、高木さんの中でどういうものを見せたいと思いますか。テーマとして。
高木「まあ単純な……分からない。今日HARASHIMAも(煽り)Vの中で「年齢は関係ない」って言ってましたし、竹下もいろんなこと言ってましたけど、これはもう簡単な世代交代がどうのとか、世代闘争がどうのとかっていうことじゃなくて、二人とも生き様を見せてほしいなっていうのが自分の思いですね。やっぱりプロレスっていうのは、リング上で人生がすべて出るものだって自分は思っているので。HARASHIMAはHARASHIMAの20年があっただろうし。竹下は21ですよ! 竹下は竹下の20年があったと思うので。やっぱりそれを見せてほしいなと思っていますね。正直、今日はHARASHIMAが勝ちましたけども、明日はどうなるか分からないっていう部分で、いろいろなものが見えた試合だったかなと思っていますね。だから二人には勝ったほうがDDTのどうのとかっていうのは、自分の中では本当にどうでもよくて、二人が今までの人生を、すべてを、このさいたまのリングにぶつえてほしいなって思うんですよね。そうしないと彼らの20年って何だったのかなって。DDTはもちろん20年ありましたけど、彼らも20年っていうのがあったわけで。それを全てぶつけるような試合をしてほしいなと思っています。」


――変に団体の20周年だとかは意識することなく。
高木「うん。意識しないでね、いいものを提供すればいいですよ。いいものを提供すればいいっすよっていうのも軽い言い方ですけど(苦笑)、でも僕ら毎回勝負でしたからね。20周年だから特別なものを見せるんだったら、もう団体って終わっていると思うんですよ。もう毎試合毎試合が20周年のつもりでね(苦笑)、いいものを見せて。とにかく来たお客さんを帰さない。で、新規で来たお客さんにはプロレスの素晴らしさを味わってもらう。それなりに見てきた人たちにはDDTの素晴らしさを味わってもらうっていう部分で勝負しているんで。だからやっぱり自分からすればもっともっと、そんな小さなことじゃなくて、お互いの築き上げたものをぶつける場にしてほしいなと思いますね。僕は僕で自分の中の20年っていうのがあるので! 自分はやっぱり武藤敬司さん、飯伏幸太、秋山準、関本大介、木高イサミという中で闘います。コーエーはコーエーの20周年があって、シブサワ・コウさんは35周年って言ってますけど、俺か言わせればナンボのもんじゃいって感じですよ! みんなそれぞれの20年をぶつけ合うようなすごいものにしたいなと思ってますよ。だから負けないですよ! 負けてないです。DDTの、そして高木三四郎の20年をぶつけるという感じでさいたまは挑みます!」


 3月20日、たまありメインアリーナ大会まであと1ヶ月を迎えたDDT後楽園大会、セミでは石川修司とのタッグでKO-Dタッグ王座に挑戦表明した遠藤がタッグ王者の坂口とシングルで対戦。試合はまだパーカーを脱いでない状態の坂口を遠藤が背後から奇襲をかけジャーマンで投げてからゴングが鳴り、場外に逃れた坂口にプエロデアギラを発射、リングに戻ってもボディーシザースや変形のグラウンドコブラなどで脇腹に集中攻撃を加える。
 先手を奪われた坂口はエプロンの遠藤にロープ越しのミドルキックを放ってから場外へ落としたところでプランチャを発射、エプロンダッシュのローキックで流れを変え、肩固めやスリーパーなどで絞めあげるが、その場飛びシューティングスタープレスやスワンダイブ式フォアアームで再び自身へ流れを変え、坂口もスリーパーやニーで反撃するも、遠藤はトーチャーラック式ストマックバスターを初披露して坂口の脇腹にダメージを与える。
 遠藤は450°スプラッシュを投下するが、かわして着地した遠藤に坂口がソバットから浴びせ蹴り、そしてスリーパーで捕獲もコブラクラッチには移行できず、遠藤がロープに逃れてグロッキーとなりダウンとなるが、坂口が起こしに行こうとしたところで遠藤が首固めで奇襲し松井レフェリーを盾にしてからトーチャーラック式フェイスバスターを初披露し最後はスカイツイスタープレスで3カウントを奪って勝利を収めた。
 内容的にも遠藤が完勝、トーチャーラック式の技もバリエーションを増やし、インサイドワークを駆使して坂口を翻弄するなど、遠藤の成長を感じさせた試合となった。たまアリ大会では船木誠勝、坂口組の保持するKO-Dタッグ王座への挑戦も決定しているが、石川が病み上がりで不安が残る分、遠藤に期待がかかる試合になりそうだ。


 メインのKO-D無差別選手権の前哨戦はHARASHIMA組が大阪大会同様、竹下の左膝を集中攻撃を与えるが、久々にDDTのメインに登場した東郷が奮起して試合を盛り返す、KUDOの84からのダブルニーを喰らった竹下だがスロイダーで反撃すると、東郷がオーバーヘッドキックでKUDOを場外へ追いやるとトペコンヒーロを発射、リングに戻ってからペティグリーからダイビングセントーンの必勝パターンを狙うもKUDOに阻止されてしまうと、KUDOは東郷と竹下をコーナーに宙吊りにしてから二人まとめて地獄の断頭台を投下、HARASHIMAが東郷に山折りから蒼魔刀を狙うもかわした東郷がクリップラーフェースロックで捕獲してからディックキラーへと移行してHARASHIMAを追い詰める。
 交代を受けた竹下はHARASHIMAにブルーサンダーを決め、東郷とのダブルインパクトを決めるとジャーマンを狙うが、サムソンクラッチで切り返したHARASHIMAが竹下の後頭部に蒼魔刀を浴びせ、山折り狙いは竹下が背後に着地してドラゴンスープレックスで投げるも、突進したところでジャンピングハイキックを浴びてしまう。
 最後は竹下の突進をかわしたHARASHIMAが再び後頭部に蒼魔刀を浴びせてからリバースフランケンで叩きつけ、蒼魔刀を浴びせて竹下から直接3カウントを奪い勝利を収めた。
 大阪大会でもHARASHIMAの足攻めに苦しんだ竹下だったが、今回も足攻めに苦しみ、最後に直接フォール負けという、竹下にとっても苦渋を味合わされる結果となった。


 第2試合では、たまたま日本に帰国していたところDDTに強制出場となったマイケルが久々に登場、高木軍vsマイケル軍で敗者国外追放マッチで対戦となるが、肝心のマイケルがタイの気候に馴染んでしまったのか、火照ることが出来ず、マイケル軍の面々だけでなく、会場に駆けつけた佳耶子夫人までマイケルを励ますが、なかなか火照らない。
 試合は平田が"平田は追放"コールが巻き起こる中、マイケル軍に集中攻撃を受け、高木軍も平田の追放を望んでいるかのようにカットに入ろうとしない。
 だが仕方なしの交代した高木と大鷲が盛り返すと、例の如く平田が交代を志願し、得意の手刀でマイケル軍相手に孤軍奮闘する、そしてマイケルとエルボー合戦となるが、火照らないマイケルに島谷がマイケルに憧れていたとカミングアウトしてパンツ姿となると、木曽レフェリー、SAMURAI TVのマタロー氏、新藤リングアナ、亜門GM、上野、レッカまでがパンツ姿となってマイケルを励まし、これで火照ったマイケルはアンダータイツ姿となって「CHA-LA HEAD-CHA-LA」を熱唱しながらベノムアームを装着、そこでみんなのパンツだけでなく佳耶子夫人のパンツまで加わってベノムアームの元気玉が完成してしまう。
 マイケルがベノムアーム元気玉を発射するが、佳耶子夫人に誤爆してしまうと、佳耶子夫人はマイケルにビンタを浴びせてから平田が首固めで3カウントを奪い、マイケルの国外追放がやっぱり決定してしまった。


 第3試合では越前屋俵太さんからアイアンマン王座を奪取したコタツに世界ジュニア王者の石井とアントンが挑戦、アントンは石井を場外へ排除するとコタツ相手にグラウンドの攻防、更にコタツの上に乗って石井とエルボー合戦を展開する。
 アントンはコタツをコーナーポストに設置して、カニバサミで石井を顔面に直撃させると、アントンがコタツ相手に"警視庁公認"のロメロスペシャルで捕獲、石井と共闘してコタツに合体エルボーを狙うが、コタツが硬いために共に肘を痛め、ダブルブレーンバスターも投げ返されてしまう。
 アントンはコタツを背負うと、石井がニールキックを放つが、アントンが背負ったコタツでブロックし、アントンはコタツにフィストドロップを狙うが、硬かったため案の定自身も大ダメージを負ってしまう。
 アントンは石井をコタツの上でのツームストーンパイルドライバーで突き刺すと、コタツを担いで一撃を狙うが、石井がかわしてトップロープにコタツが直撃すると、その反動でコタツがアントンを覆いかぶさって3カウントとなり、コタツが王座防衛も試合後には平田がアイアンマン王座を狙ってコタツを襲撃、マイケルもベルトを持っての海外逃亡を狙ってベルトを奪いに来るが、マイケルのベノムアームと平田の手刀が相打ちとなってダウンとなり、共倒れとなった。


 第4試合では高山が樋口と組んで佐々木、ポーリーのDAMATIONと対戦し、試合は高山がポーリーをエベレストジャーマンで降すも、試合後に実況席でゲスト解説に招かれていた大山峻護をリングに招きいれいると、高山が襲い掛かる。しかし大山がスリーパーで高山を絞め落とすと、制止に入ったDNA勢も払い腰で投げ飛ばし、たまアリでのプロレスデビューへ向けてでもストレーションを敢行する。


 第5試合ではディーノとカバナが対戦し、ディーノは拳をタイツから突き上げてカバナを牽制、「ブン!ブン!」「ビン!ビン!」コールが飛び交うなか、ディーノがカバナのバイオニックエルボー狙いをキスでブロック、だがカバナもディーノの股間タッチ攻撃に対して掟破りのキスで応戦する。
 カバナは股間を狙うディーノに回転エビ固めを狙うが、ディーノはナイトメアで切り返し、男色スクリューを決め、カバナも負けじとスーパーマンで切り返し、バイオニックエルボーも炸裂するも、ディーノ倒れた拍子で股間を攻撃する。
 ディーノはファイト一発!から男色ドライバーを狙うが、カバナが堪えてコルタバで切り返し、ディーノがリップロップを狙うと、カバナはかわすが松井レフェリーに誤爆、それでもディーノは男色ドライバーを決めるが、サブレフェリーの木曽レフェリーのリングインが遅れ、カウント2でクリアされてしまう。
 ディーノは木曽レフェリーにもリップロップを誤爆させてしまい、ディーノはKOされている木曽レフェリーの股間にDDTでカバナを突き刺すが、暴走モードとなったディーノが全裸となり始めたところで蘇生した松井レフェリーが強制的に試合をストップさせ無効試合となってしまった。


 全試合終了後に一部選手を除いた所属選手が集まり、高木大社長の号令で円陣を組み、たまアリ大会成功に向けて気勢を挙げ、HARASHIMAが大会を締めくくったが、DDTの大勝負であるたまアリ大会まであと1ヶ月、ディーノがライアン相手に暴走するのか不安要素があるものの、大会成功に動き出した。果たしてDDTはたまアリメインアリーナ大会でどんなファンタジーを見せるのか・・・

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