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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

両国直前!竹下が石井、そして吉村を降し連続防衛!HARASHIMA&丸藤の天才タッグが実現!

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両国直前!竹下が石井、そして吉村を降し連続防衛!HARASHIMA&丸藤の天才タッグが実現!

7月23日 DDT「ウチコミ!presents Road to Ryogoku 2017」後楽園ホール 1253人 満員


<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇アンダーマッチ◇
▼15分1本
○岩崎孝樹(4分3秒 片エビ固め)×下村大樹
※垂直落下式ブレーンバスター


◇第1試合◇
▼ヒラタコレクションA.T.&ゴージャス松野国外追放マッチ/5分1本
○男色ディーノ アントーニオ本多 大家健(4分43秒 首固め)高木三四郎 大鷲透 ×ヒラタコレクションA.T.


◇第2試合◇
▼30分1本
○高梨将弘 赤井沙希(6分35秒 どぶろく)×大石真翔 世志琥


◇第3試合◇
▼30分1本
○遠藤哲哉(2分34秒 片エビ固め)×勝俣瞬馬
※テツヤ・イン・ザ・スカイ


◇第4試合◇
▼Road to Ryogoku 4WAYタッグマッチ/30分1本
○HARASHIMA 高尾蒼馬(7分53秒 エビ固め)マイク・ベイリー ×MAO
※蒼魔刀
☆あと2チームはKUDO&坂口征夫 彰人&ディエゴ


◇第5試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[第61代王者組]入江茂弘 ○樋口和貞(11分32秒 体固め)[挑戦者組]石川修司 ×マッド・ポーリー
※轟天
☆入江&樋口が3度目の防衛に成功


(試合終了後、亜門GMが次のタイトルマッチは両国大会で予定していて、ある選手から新たなパートナーと組んで挑戦したいという要望があったと言ってからHARASHIMAを呼び込む。
HARASHIMA「僕がDDTがより盛り上がるように組む人は、この人です!(『HYSTERIC』がヒットしてプロレスリングNOAHの丸藤正道が登場。)一度だけ対戦したことがあって組んだことはないんだけど、組めば面白いことが出来るなんじゃないかっていうワクワクで、ワクワクが溢れちゃってます」


丸藤「このリングに上がるからには、俺はゲスト参戦で終わるつもりはないんで。せっかく指名されたんで、俺も本気でそのベルトを獲りにいきたいと思います」


入江「やりましょう。僕はあなたたちをリスペクトしています。リスペクトを持って両国で叩き潰します」


、樋口「気に食わねぇな。HARASHIMA、あんたのその笑顔も、そして丸藤正道、DDTのリングに土足で上がったの気に食わねぇな。8月20日、あんたら覚悟しておけよ」


【試合後の入江&樋口】
――まず対戦したDAMNATIONはいかがでしたか。
入江「やっぱりなかなか当たることのなり、あの大きさ。僕が一番小さいって中でも、僕はどんなに大きい相手にやられても負けないから。僕はタチムカウ、ずっとその気持ちでプロレスを続けてきて、いま(眉間の傷を指差しながら)こんな状態だけど、何てことはないです。プロレスラーだから! これからも俺たちはずっと…両国が終わっても俺たちはこのベルトをずっと持っているんで。なあ樋口。」


樋口「はい。確かにメチャメチャ…大阪でも石川さんとシングルやったし、ポーリーとも当たっているんですけど強かったっす。ただ入江さんとのタッグだったら負ける気がしません。これからもよろしくお願いします。」


入江「よろしく!(樋口と握手)」


――試合後、HARASHIMA選手が新たなパートナーとして連れてきたのがNOAHの丸藤選手だったわけですが、改めてこの二人の挑戦を受けることになりましたが、このタッグの印象は?
入江「僕たちは今回は別として、ずっとBOYZと試合をしてきたんですよ。BOYZと言われるイケメン集団と試合をしてきて、今回はBOYZの代表のHARASHIMA、そしてNOAHを代表する…もしかしたら全プロレス界を代表するであろうBOYZ丸藤! 野郎ZvsBOYZの対抗戦、この試合は絶対に負けられないと僕は思っているから、野郎Zの力で…僕と樋口だけじゃなくて、野郎Zのメンバー、大鷲さんもいる、高木さんもいる、みんないる! その野郎Z全員の力で倒します。」


樋口「本多さんも。まあその気持ちはありますけど、ただね、おいしいですね! おいしいの来たなと思って。両国でね、あんなデッカイところであの二人と闘って。まあ気に食わないんで、自分も。あの(HARASHIMAの)笑顔と、今日リングに土足で上がった丸藤正道! 気に食わないんで。もう覚悟しておいてもらいますよ!」


【HARASHIMA、丸藤の話】
――横浜大会で「DDTが盛り上がるためにも、自分のためにも考えていることがある」と言ってましたが、それが丸藤選手とのタッグだったんですね。
HARASHIMA「そうですね。このことです!」


――何をキッカケに丸藤選手とタッグを組もうと考えたんですか。
HARASHIMA「一度しか対戦したことがなくて、リングで触れたことはほぼなかったんですけど、常にいろんな面白い試合を作り上げていたのは知っていて。今回、両国に参戦は決まっていたけど対戦カードが決まっていなかったんで、早い段階で動けば組めるんじゃないかと思って。あのときに思って、そこで動いてギリギリ間に合った感じですね。組みたかった人もどんどん埋まっていたし、いいタイミングでいけて、いますごいワクワクしていますね。」


――丸藤選手としてHARASHIMA選手からのラブコールを受けた感じですが、この話を聞いた際はどう思われましたか。
丸藤「さっきも言ったように、単なるゲスト参戦で終わらせるつもりもなかったので、HARASHIMA選手から声がかかったときは非常においしいなと思いましたし。いまDDTさんにはいい選手がたくさん揃っていますし、今日のチャンピオンもデカイですしね。デカくて動ける、そういうレスラーと試合をしてみたいなっていう気持ち。本当にHARASHIMA選手と同じワクワクしてます。」


――いきなりKO-Dタッグ王座に挑戦ですが、HARASHIMA選手とのタッグで不安な部分はありますか。また、王者チームの入江&樋口の印象は。
丸藤」HARASHIMA選手に関して、俺はまったく不安はないですね。なぜなら二人ともワクワクしてるから。」


HARASHIMA「はい。」


丸藤「相手に関しては先ほどちょっと試合を見させてもらいましたけど、やっぱり素晴らしい選手だと思うし。だけど彼らが味わったことがないようなプロレスを、俺は彼らに味わせた上で勝ちたい。」


――HARASHIMA選手から見て、3度目の防衛に成功した入江&樋口組はいかがですか。
HARASHIMA「やっぱあれだけの体格で動けて、パワーもあって強い。本当に強いタッグチームだと思います。」


――それでも丸藤選手とのタッグなら一発で獲れる自信はある?
HARASHIMA「そうですね。やっぱりね丸藤さんは体格は僕とあまり変わらないですけど、ヘビー級の選手とはもうすごいじゃないですか。」


丸藤「そうですか(苦笑)。」


HARASHIMA「はい(笑)。(ヘビー級と)対戦して。だからまったく心配ないですね!」


◇第6試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合~ラダーマッチ/60分1本
[第39代王者]○佐々木大輔(16分8秒 ベルト奪取)[挑戦者]×ジョーイ・ライアン
☆佐々木が4度目の防衛


(試合終了後、佐々木が王座防衛すると、遠藤がローラの写真を渡す。ベルトと共にローラも自分のものだとばかりに掲げた佐々木だが、亜門GMが次のタイトルマッチは両国を予定していると告げると)
佐々木「次の防衛はアメリカ! キャンディスと防衛戦だ!」


亜門GM「キャンディスのことは忘れなさいよ! 未練がましいよ!」」


(そこに彰人が現れて、ずっと挑戦表明しているのにタイトルマッチが組まれないことをアピール。するとGMは今回は前回引き分けたライアンが再戦を要求したので仕方がなかったが、KING OF DDTトーナメント1回戦で佐々木に勝っているため資格・実績は十分だと告げる。)


佐々木「1回勝ったくらいで挑戦者ヅラしてんじゃねぇよ! テメーが抱いてきた女とは俺は違ぇんだ!「トーナメントで負けました、シングル挑戦して負けました、タッグ挑戦して負けました、スマスカ辞めました、名古屋辞めました……都合のいい野郎だな!」と


亜門GM「チャンピンがOKしてくれましたので(、勝手に両者のタイトルマッチを決定しようとすると、蹴りを入れた)」


佐々木「彰人、てめーやれんのか? 覚悟はあるのか? あるならこの髪の毛賭けるか、オイ」


彰人「やってやるよ!」


佐々木「え、やるの? やるの? ちょっと待て待て(と動揺する中、GMは両国でのEXTREME級選手権はカベジェラ・コントラ・カベジェラルールでおこなうことを決定。)」


彰人「挑戦するっていうからには覚悟がいるんだ。そんな覚悟とっくに決めてきてるよ。俺の髪の毛くらい賭けてやるよ! その代わり、この髪の毛賭けろよ(と佐々木の長髪をつかみながら挑発する)佐々木大輔、そのEXTREMEのベルトは俺のものだ。さっさと返せ!」


【佐々木の話】
――ラダーマッチでジョーイ選手から見事防衛しました。
佐々木「ラダーはね……痛い。ジョーイのチ●コはね……硬い。以上。」


――試合後、KING OF DDTトーナメントで負けている彰人選手に挑戦表明され、話の流れで髪の毛を賭けることになりましたが。
佐々木「俺は認めないよ! そんなこと。あんな奴、認めないよ!」


――髪の毛を賭けると言ったのは佐々木選手ですが。
佐々木「言ってみただけだよ! 言っただけだよ。1回言っただけだよ。」


――GMは正式決定と言ってましたが。
佐々木「認めないよ。俺はアメリカでキャンディスと防衛戦をするって決めているんで。」


――では仮に彰人選手と髪の毛を賭けてやることになったらどうします?
佐々木「やることになったら? それは大変だ。そんなことして負けたらどうしてくれるんだ。」


――髪の毛を切ることになると思います。
佐々木「嫌だね。やらないよ。俺が負けたらポーリーが切るよ。」


――ポーリー選手は元から坊主……。
佐々木「坊主じゃないだろ、あれは。ポーリーは髪の毛なんかないよ。」


――佐々木選手にとって髪の毛はそれだけ大事なんですね。
佐々木「そんなこともないんですけどね(笑)。」


【彰人の話】
――ようやく佐々木選手への挑戦が決まりました。
彰人「そうですね。何かこういう言い方はアレですけど、滑り込んでタイトルマッチを両国でできますね。まあ、ああやって両国のリングに立とうと思った段階で、もう覚悟はできていたし、佐々木さんに何を言われようが全部受けてやろうと思ってて。まあ佐々木さんが「お前、髪の毛賭けられるのか?」って。全然、こんなの坊主になったっていいんですよ。髪の毛なんてどうせすぐ生えるんだから、覚悟はいくらでも出来てますよ。ただ僕と佐々木さんにとって、髪の毛って結構アイデンティティ的なところがあって。やっぱりDDTっていろんな選手が有象無象いて、初めて観に来たお客さんが何で覚えてくれるかって、見た目だったりするわけですよ。僕とかは割とコスチュームが変わっていたりだとか、髪型がこれだから「ああ、あの髪の毛が長い人」って覚えてくれるんですよね、割と。それって結構レスラーにとって大事なことで、僕はもうずっとこの髪型を6年ぐらいやってきて、佐々木さんも同じようなあの髪型でずっといて、彰人といえばこの髪型、佐々木といえばあの髪型ってあるんですよ。それを賭けるっていうのは、結構な勇気がいることだし、すごい覚悟がいることなんですけど。でも両国でタイトルマッチするっていうのは、ものすごく苦労がいることじゃないですか。だからいくらでも「髪の毛賭けてやるよ」って言いました。ただEXTREMEのルールがカベジェラになったというよりは、カベジェラはひとつのアクセントとして。別にルールは1個じゃなくてもいいんですよ。佐々木さんはそれだけじゃないと思って、いろんなルールを出してくれると思っているし、もし彼が出さないのであれば、僕が「プラスこのルールでやろうよ」と言いますし。両国までまだ時間もありますし、ちょっと考えていきたいなと思います。」


【ライアンの話】「いや激しい試合だった。体も痛いし、ブン殴られてボロボロになった。でもすべてを賭けて闘ったから、俺はこの試合に誇りを持っているよ。ベルトは獲れなかったけど、私のチ●コを破壊することは不可能だってことは、十分証明できただろう。」 


◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第61代王者]○竹下幸之介(17分51秒 体固め)[挑戦者]×石井慧介
※サプライズローズ
☆竹下が5度目の防衛に成功


(試合終了後
竹下「石井さん、僕は世代とか関係ないと思っているので、俺がDDTをトップで引っ張っていくんで、石井慧介、(途中からセコンドについた)入江茂弘、来れるもんなら来てみろ」


(するとそこへ吉村直巳がやってきてラリアットで奇襲。)


亜門GM「今日は何を奪いに来たんだ!」


吉村「オマエの大事な大事なベルトを獲りに来た!」


(吉村がいつでもどこでも挑戦権の行使を宣言し、KO-D無差別級選手権試合がスタートした。)


◇緊急決定試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第61代王者]○竹下幸之介(11分0秒 片エビ固め)[挑戦者]×吉村直巳
※ラリアット
☆竹下が6度目の防衛に成功


(試合終了後、竹下も吉村もなかなか立ち上がれない。それでも王者として先に立ち上がった竹下は吉村に声をかけるが、吉村は竹下を突っぱねてリングを降りた。)
亜門GM「これでいつでもどこでも挑戦権、5つすべて行使されたので、両国大会のメインのカードが決定しました」


(と言ってから遠藤を呼び込む。両国大会のメインは竹下vs遠藤のKO-D無差別級選手権に決定。)
遠藤「またお前かよ。んー、個人的にはねぇ吉村に勝ってもらったほうが面白いかなと思ったんだけど、でもまあこうなるだろうとも思っていたよ。1年前のこと覚えているか? ちょうど俺がDAMNATIONに入った頃だ。いまはこんなナリして変わったと思うかもしれないけど、ひとつだけ変わんねぇことがあるんだよ。1年前、俺はお前にこう言ったんだよ。俺はそのベルトが欲しいってな! これだけは1年経っても変わらねえ、唯一のことだ」


竹下「遠藤哲哉、俺もまたお前かって思ったけどな、次の両国で俺に負けたら、もう俺がベルト持っているあいだは挑戦しないでくれ! それぐらいの覚悟で両国来てほしいんやけど、どうかな?」


遠藤「答えづれぇな。……まあでもチャンピオンがそう言うなら、俺はそうに従うよ」


竹下「頭を打ったので、あとで遠藤のコメントを思い出すから、両国は60分(フルタイムドロー)の続きでいいから正々堂々やろうや」


(と言って握手を求める。遠藤が握手に応じず、竹下に唾を吐きかけると、竹下は表情こそ変えないが遠藤の髪の毛を掴んで、何とショートレンジラリアットを狙う。しかし、これをかわした遠藤はハンドスプリング・レッグラリアットを叩き込むと、さらにシューティングスタープレスを投下。)
遠藤「正々堂々だあ? ふざけんじゃねえぞ、この野郎! プロレスはなスポーツじゃねぇんだよ。闘いなんだよ! 1年前、お前が俺に言った言葉、覚えているか? その言葉、そっくりそのまま返してやるよ! 舐めんなよ」


(と吐き捨てて引き上げていった。スクリーンではこの竹下vs遠藤をはじめとする、8・20両国大会の決定カードが発表された。)


【竹下の話】
――まずは石井選手との防衛戦はいかがだってでしょうか。
竹下「まあ試合のことはあまり覚えてないですけど……これで僕が今日1回勝ったからって、別に終わりじゃないし。ここで腐るような人じゃないと思うので。次、後楽園のメインなり、両国のメインなのか、どっかのメインなのか分からないですけど、次のシングルマッチを石井さんとやるときが楽しみです。」


――試合前から竹下選手はあくまでも個人、石井選手は若手通信世代を代表して竹下・遠藤の両国メインを阻止すると言ってましたが、何かその世代の意地みたいなものは感じましたか。
竹下「僕は世代とかあまり関係ないと思っているので。時代ってそのときそのときであるものであって。別に僕は昭和が偉いとか、平成のプロレスが強いとか、別にそんなの何も思わないので。いまにはいまのプロレスがあって。2012年にデビューした僕らには僕らの試合があるし、若通世代って言うならその若手通信でしか見られなかった試合っていうのもあるだろうし。全然別物なので。ただ、いま竹下幸之介、石井慧介っていう世代とか関係なく、個の闘いになったときにどっちのほうがDDTを背負っていきたい気持ちが強いのか……たぶんお互いに両国のメインに立ちたちっていう気持ちは、僕も相当強いものがありますけど、もしかしたら五分だったかもしれない。でもDDTを引っ張っていきたいんだ、守っていきたいんだっていう気持ちは僕のほうが今日は勝ったかなと。」


――試合後、世代的には竹下選手より下になる吉村選手が、いままで散々大事なものを奪うとかやってきましたが、ついにいつどこ権を行使してきたわけですが。
竹下「うーん……シングルはせっかくならちゃんとやりたかったですけどね。ただいつどこっていう特殊なルールがあるわけであって。その中でアイツが持っていて、僕にああやって“今日の吉村”でいちゃもんつけて、いつかそりゃ挑戦してくるっていうのは分かっていたことなので。まあビアガーデンっていう手もあったと思うんですけど、アイツが後楽園を選んだのなら、その度胸は買いたいですけどね。ただ僕、試合途中で相撲とりましたけど、相撲でも負けていなかったと思うので。まあリングが土俵上じゃないので(苦笑)。ロープを土俵際としてくれるなら、僕が押し出しで勝っていたんじゃないかと思いますけど。まあ、まだ相撲でもプロレスでも、僕が負けることはないっすね。もうちょっとかな。強かったですけどね。」


――石井選手と吉村選手の挑戦を退けたことで、両国でのメインが遠藤選手と対戦に決まりました。改めてリング上で対峙してみていかがでした。
竹下「うーん……前にタイトルマッチやったときも、もうタイトルマッチ前から僕は「もうやりたくない」って言ってたんですけどね。今回に関してはトーナメントを通過してきているので、必然と言えば必然なんですけど。もうやりたくなですね。うん。本当にもうこれすら言いたくないくらいやりたくないんですけど。まあこれはしょうがない! 別にGMが決めたことでもないので。だからこの両国は60分(ドローだった)後楽園の続きなのか、もう1回リセットして新しい闘いなのか分からないですけど……まあ僕が負けることはないかな。例年だとトーナメントで優勝した人が、絶対両国のメインで勝ってますよね? でもそれはジンクスみたいなものなので。絶対はないし。その両国で絶対挑戦者が勝つっていうのは、単純にトーナメントの勢いそのままで勝つっていうのが多いと思うし、去年に関しては僕、それで石川さんに負けているで。でも僕も勢いでは負けてないかな。今日、石井さんにも吉村にも勝って、先週岸和田愚連隊とやって、僕が負けている要素はないかなと。だからどんな闘いになるか僕も楽しみです。」


――先ほどリング上でレッグラリアットとシューティングスタープレスを食らって「舐めるな」と言われました。
竹下「全然舐めてないでしょ! どう考えてもいまの2試合で舐めてないでしょ僕。全然、言葉の意味が分からなかったですけど、体が動かなかったんで。まあでも、シューティングスターもらったら100%の僕でも終わりますね。体動かなくなったんで、純粋に技の威力っていうのが上がっているんだなって思ったし。ちょっと体重も増えた感じするし。何よりもお客さんの声援は遠藤寄りになっていると思うので、燃えますよね。まあプロレスは闘いだって言うんなら、まあどっちが強いかお前ら見たら分かるやろっていう感じなんで。」


――そんなに遠藤選手とやりたくない理由は?
竹下「うーん……そんなにポンポンするもんじゃないかなっていう。10年に1回くらいでいいよなって。もしくはやったとしてもオリンピックくらい、4年に1回ぐらい。もっとやったとしても夏期・冬期で2年に1回くらい。じゃないと、1年に何回もやっていると、竹下vs遠藤の価値ってものが失われるような気がする。」


――それだけ自分にとって特別な相手?
竹下「特別な相手ではありますよ! やっぱり2012年でデビューしているし、間違いなく2012年だけを見たら、僕の方が早くも上回ってますけど。それに追いついてきてますからね。追い抜かれたことはないですけど。まあ両国に関しては、すごい闘いになると思います。それが楽しみだし、ちょっと怖いかなっていう感じです。」


【遠藤の話】
遠藤「さあ何でも聞いてくれ。」


――今日の竹下選手の石井戦と吉村選手を見て、いかがでしたか。
遠藤「まあ、そうだな……ぶっちゃけ、石井さんも吉村もあの竹下には勝てないだろうなと思いましたね。だって単純にアイツ強いもん。DDTの中だけじゃなくて、プロレス界全体を見てもたぶん相当強い部類に入るんじゃないかなと。スタミナもあって、パワーもあって、スピードもあって。プロレスに必要なものを全部兼ね備えているよね。まあ終始、攻められるところは多かったけど、それでも余裕はあるように見えたかな。」


――それだけ実力を認める竹下選手に挑戦することが決まったわけですが、当然勝つ自信はあるでしょうし、攻略法みたいなものはあるんですか。
遠藤「俺がDAMNATIONになって、アイツからスリー(カウント)取られたことは1回もないから。逆にアイツも俺に勝ったことないし。だからリング上でアイツが「俺が両国で勝ったら、俺がチャンピオンのあいだは挑戦してくるな」って言ったけど、逆に言いたいよね、それを。俺が勝ったら、もう俺がチャンピオンのあいだに挑戦してくるんじゃねえと。やっぱチャンピオンだからか、立場が上だって感じてるのかもしれないけど、戦績で言ったらDAMNATIONに入ったあとの俺の戦績のほうが上回っているし。実力だって、4月は60分やって結果はドローだけど、あの試合が仮に(時間)無制限だったら俺のほうが絶対勝ってた自信はあるし。今回の両国では完全に決着をつけます。俺がスリーを取りますよ。」


【石井の話】
石井「まあ負けたのはショックですね。でもまあ……何て言うんでしょうね。負けたのはショックだけど、試合後なんか自分らの世代を挑発してきたんでね。別にまたやっていくんじゃないですか、今後も。とりあえず両国のメインはまた届かなかったですけどね。でもいつでもKO-Dまた挑戦出来るっていう自信も、コンディションも作ってあるので。またチャンスを早めに掴むだけです。今日たくさん声援もらえたのは嬉しかったし、自信にもなりましたね。」


――改めて竹下幸之介という選手はいかがでしたか。
石井「やっぱすごいタフだなって思いましたね。だからこっちも……何でしょうね。まあ壊すつもりでいった部分もあるかもしれないし。でもまあ今日やってみて、弱点がないわけでもないと思ったので。すごい素晴らしいチャンピオンですけど……ショックはあるけどもまた竹下とやりたいですね、シングルを。またあると思っています。」


――入江選手がセコンドについてましたが。
石井「ああ、姿見えました。やっぱあの世代の絆っていうのは嘘でも何でもなく、本当のものなので。セコンドに入江君の姿が見えて、あそこからさらにテンションが上がったっていう部分もあるので、入江君にも感謝しています。まあただ勝てなかったのは申し訳ないです。勝手に…勝手にですけど、この世代を背負って今回は闘ったので、申し訳ないです。」


【吉村の話】
――今日、竹下vs石井戦が終わったあとにいつどこを使おうと考えていたんですか?
吉村「両国がアカンって言われたから、ビアガーデンよりも客が入る後楽園で。まあ前哨戦とかでも場外ダブルアームとかあって、今日の試合が竹下が一番弱るポイントやろうなとは、ちょっと思っていた。」


――今まで散々大事なものを盗んだりしてきましたが、リング上で実際に対戦してみて竹下幸之介という選手はいかがでしたか。
吉村「俺は結局アイツに何も返せてないし、アイツから一番大事なベルトも奪えなかったけど、今日はもうとりあえずそれとして、俺は絶対またアイツの前に立つから。それだけは覚えておけ、お前。俺は絶対またお前の対角に立ったるからな。」


――試合中、相撲勝負を挑まれた際、勝ったかなというようにも見えたんですが。
吉村「それはお前らの判断やろ。俺はもうとにかく今日は今日として、次の8月5日のDNAプロレス甲子園か何か知らんけど、樋口の抜けたいま現時点で一番は俺やねん。その一番の俺がただただ結果を出す場所として、DNAのプロレス甲子園、全員蹴散らして一番になって、また竹下の目の前に立ったるから。それだけ。」

  8月20日に開催される両国大会まであと1ヶ月を切ったDDT、後楽園大会のメインは竹下の保持するKO-D無差別級王座に石井が挑戦、石井が足攻めで先手を狙うが、竹下がエルボーで一閃して石井がダウンとなると、場外に逃れた石井をイスに座らせてビックブーツを発射、リングに戻っても突進する石井をゼロ戦キックで迎撃するなど、余裕の試合運びを展開する。
 しかし石井はドロップキックで反撃すると、エプロンに出た竹下をフロントハイで場外へ落とし、エプロンに何度も竹下を叩きつけてから客席へ叩きつけ、石井は客席の仕切りの上でのネックブリーカー、リングに戻ってから首投げからフェースロック、キックの連打から延髄斬り、フライングヘッドシザースからクルックヘッドシザースと首攻めで活路を見出す。
 石井がエルボーの連打、竹下のユルゲンラリアットをかわして石井がラリアット、エプロンに竹下を連行してエプロンでジャーマンを敢行を敢行すると、勝負と見た石井はスタイナースクリュードライバーからタイガースープレックス、そして雪崩式タイガースープレックスを狙うが、竹下がコーナーからのラリアットで叩き落すも、ブルーサンダー狙いは石井がDDTで切り返す。
 石井はスライディングキック、タマ・トンガの技であるヴェレノっからニールキック狙いは、竹下がユルゲンラリアットで迎撃し、石井がオーバーヘッドキックは竹下がかわしてビックブーツ、ジャーマンは石井が丸め込んでニーアッパー、ファイナルカット狙いは竹下が垂直落下式リバースDDTで切り返すと、二段式ジャーマン、ユルゲンラリアットからランニングニービックブーツ、サプライズローズで3カウント王座防衛する。
 試合後に石井にエールを贈る竹下に対し、竹下のストーカー化していた吉村がラリアットで襲撃をかけ、自身が保持していた"いつでもどこでも挑戦権"を行使して試合へと突入。石井戦でのダメージが残る竹下に圧倒、竹下もフランケンシュタイナーで吉村を場外へ追いやってプランチャを発射するが、キャッチした吉村は叩きつけ、テーブル貫通パワーボムを敢行、竹下は後頭部をまともにテーブルに直撃させてしまう。
 吉村がラリアット、ランセルセから連続ラリアット、パワースラムも、吉村のブレーンバスターに対し、竹下も同じ技で応戦、竹下が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す、これで流れを変えた竹下はマッチアップ、相撲のぶつかり合いを展開、吉村はローリングラリアット、昇天からアナコンダバイスと繰り出すが、息が上がっているせいか極めることが出来ず、すぐさまパワーボムを狙うと、竹下はリバースからチョップ合戦、竹下が袈裟斬りからエルボー、ビックブーツ、パッケージジャーマンを阻止した吉村はラリアットも、かわした竹下がジャーマンからランニングニー、ラリアットの連打で3カウントを奪い王座を防衛した。
 竹下vs石井に関してはチームドリフで次世代と言われながらも足踏みした石井が、追い越された竹下に対して面白くないものを充分にぶつけた、だが竹下の怪物ぶりが石井の執念を上回ってしまった。竹下vs吉村に関しては、吉村が竹下がダメージを負っているということで、開始から一気に勝負を狙ったが、時間が経過するとキャリアの浅さが露呈、終盤では息が上がるなどスタミナ切れが目立ち、竹下に蘇生させる隙を与えてしまったが、キャリアさえ積めば怪物になれる素質があることは充分に伝わった。
 大会後には両国のメインで対戦する遠藤が現れ、エールをかわした後で竹下を襲撃、シューティングスタープレスでKOした。先輩や後輩だけでなく同期にも嫉妬の対象となった竹下が、却って竹下にとって原動力になっている。果たして竹下は今度こそ両国のメインで主役を張ることが出来るか? 


 セミで行われたDDT EXTREME級選手権は、当初はライアンの保持するアイアンマンヘビーメタル級王座もかけられる予定だったが、15日の横浜ラジアントホール大会で東京女子プロレスの黒音まほに奪われてしまい、佐々木のEXTREMEのみかけられることになった。
 試合は佐々木がライアンの股間潰しを展開するも、ライアンにはまったく通用せず、ラダーをぶつけ、有刺鉄線バットもタイツに突っ込み、トラッシュ缶も股間にセットしてフロムトゥフロムlコーナーも発射するが、ライアンには通用しない。
 ライアンは股間から棘入りキャンディーを持ち出し佐々木の口に突っ込み、レゴブロックをばら撒くと、ポールスープレックスから天井にブラ下がっているベルトを奪いにくるも、佐々木がもう一つのラダーをセカンドロープにかけて踏み台にして追いかけ、ショルダースルーでライアンを落とすとベルトを獲得し佐々木は王座を防衛した。
 試合後に佐々木はキャンディス・レラエを挑戦者に指名するが、亜門GMは却下すると、「KING OF DDT」1回戦で佐々木を破った彰人が挑戦に名乗りを挙げ、佐々木が敗者髪切りマッチことかベジェラ・コントラ・カベジェラルールを要求し決定となった。


 タッグ選手権は石川が入江の場外へのハングマンDDTで先制すると入江を捕らえ、交代した樋口も挑戦者組が合体攻撃で蹂躙するなど試合の主導権を握る。
 しかし王者組が場外の石川に連続トペで排除すると、孤立したポーリーを捕らえ、最後は樋口がポーリーに轟天で3カウントを奪い王座を防衛、試合後にはHARASHIMAが挑戦に名乗りを挙げると、新パートナーとしてNOAHの丸藤が登場、丸藤も王座挑戦をアピールした。
 丸藤はNOAHではマイバッハ谷口とのタッグでGHCタッグ王座を保持しているが、DDTではHARASHIMAとのコンビでNOAH、DDTをまたがってタッグ王座を奪取するつもりのようだ。


 最後に第1試合で行われたヒラコレ、松野の敗者国外追放マッチは、肝心の松野が現れず、ルールもヒラコレの要望でイタリア式エニウェアフォールマッチとされるも、本人には何も知らされておらず、試合時間5分が経過しても追放とされるルールとなってしまう。
 試合も高木も大鷲もやる気がなくてワザとフォール負けになろうとし、アントンも5分タイムアップを狙って『パイレーツ・オブ・パビビアン』を喋るなど、明らかにヒラコレの国外追放を狙う。それでも懸命に抵抗したヒラコレだったが、高木や大鷲までもヒラコレに襲い掛かって四面楚歌となり、ディーノにパラダイスロックを狙ったところで丸め込まれて3カウントとなり国外追放が決定、ヒラコレはコーナーにしがみついて抵抗も若手に叩きつけられてしまい、胴上げされながらも国内追放となったが、7・30新宿大会で平田一喜の凱旋が発表された・・・


 大会前には黒潮"イケメン"二郎の参戦が決定し両国大会の全カードが出揃った、今年のDDTの夏はどんな夢を見せてくれるのか・・・・

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