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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

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HARASHIMAが佐々木に逆転勝利!3・20たまアリ決戦はHARASHIMAvs竹下に決定!

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HARASHIMAが佐々木に逆転勝利!3・20たまアリ決戦はHARASHIMAvs竹下に決定!

1月29日 DDT「Sweet Dreams!2017」後楽園ホール 1520人 超満員


<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権試合
[挑戦者]○伊橋剛太(4分54秒 片エビ固め)[第18代王者]×島谷常寛
※ランニングボディープレス
☆島谷が10度目の防衛に成功


◇第1試合◇
▼スクランブルバンクハウス・メガネ8人タッグマッチ~ルチャリブレルール/30分1本
アントーニオ本多 ワンチューロ ○勝俣瞬馬 MAO(9分11秒 横入り式エビ固め)高木三四郎 大鷲透 ×平田一喜 赤井沙希


◇第2試合◇
▼3WAYタッグマッチ/30分1本
坂口征夫 ○高梨将弘(6分0秒 バッカス)樋口和貞 ×岩崎孝樹
☆もう1チームは彰人&松永智充


◇第3試合◇
▼30分1本
遠藤哲哉 ○マッド・ポーリー(9分5秒 体固め)高尾蒼馬 ×渡瀬瑞基
※ポーリーバスター


◇第4試合◇
▼健全かつDDT UNIVERSE生中継向きなスペシャルタッグマッチ/30分1本
高山善廣 ○ディック東郷(12分56秒 片エビ固め)男色ディーノ ×大石真翔
※ダイビングセントーン


(試合終了後)
ディーノ「ご覧の通り、プロレスラーの8割はゲイだということが証明されました! 全世界の皆様、こんにちは。男色ディーノです。今日はまだ高山のよっちゃん、照れていたけど分かるでしょ。厳密に言うと7割五分よね、カミングアウトしたの。ほとんど8割よ。でも今度の大阪で高山のよっちゃんとシングルが組まれているんだけど、任せてください。そのリング上では100%がゲイだということを証明しましょう。よっちゃんはもうね、ゲストとして迎えなくていいですよね。ということは! DDTに上がった以上、このDDTの門番、ゲイリー男色ディーノがよっちゃんを葬ってやるわ。なぜなら! この私がDDTがDDTであることを司る男色……ディーノだから」


(気持ちよく引き上げようするが、亜門GMがやってくる)
亜門GM「盛り上がっているところ悪いんだけど、例の件どうなった?(、3・20さいたまSA大会の対戦相手について尋ねる。)」


ディーノは「誰にモノ言ってるの? もう決めてますよ。ただね、誰とヤルじゃなくてナニをヤルかだと思うの(世界一ヤバイ選手権としてジョーイ・ライアンとシングルマッチをおこなうと発表。宿泊費・交通費込みの50万円は「DDT20周年のエンターテインメント性の意気を結集した演出」をするために使うと宣言したディーノは、ド派手はジャージを着たスーパー・ササダンゴ・マシンを呼び込む。ササダンゴ・マシンには試合前に普段のと違い、世界に通じる“インターナショナルパワポ”をやってほしいと要求。これからのDDTは世界に発信していかないといけないので、さらに日本語だけではなく、英語・北京語・スペイン語の実況席を設けるという。また、動画配信に伴い音楽に依存しない内容、それでいて万が一危険なシーンが出た場合は、高木大社長のセクシーポーズの写真でフタをすると発表。世界一ヤバイ決定戦とはいえ、万全の体制を整えるという。)


亜門GM「改めて締めていただいていいですか? もう1回お願いします。全く同じで」


ディーノ「なぜなら! この私がDDTがDDTであるための、DDTが何たるかを司る! 男色……ディーノだから」と叫んで締めくくった。 


【試合後のディーノ】
――まず高山選手とのシングルが大阪で決まりましたが、100%ゲイであると……。
ディーノ「まあまあまあ、あとは証明するだけだから。もう……何て言うんだろうな。不思議なもので、リング上というのはカミングアウトしやすいんだろうね。今日図らずもディック東郷がカミングアウトしたかのように、よっちゃんもすることになるのかなぁ。エベレストジャーマン…エロい名前だと思っていたんですよ。何か股間を強調しやがって、っていうのはあって、ちょっとずつカミングアウトしたいキーワードは出していたんだと思うんですよ。これを機に、やっぱり私の使命だと思うんですね。なので、ちゃんと証明します。」


――そして3・20さいたまスーパーアリーナではジョーイ・ライアン選手と世界一ヤバイ決定戦と。ライアン選手との対戦を決めた決め手は?
ディーノ「シンプルにヤバイ奴だからよ。で、ジョーイの何がヤバイって、私との攻防、私への対策で使い始めたチ●コ投げが…私、本当にびっくりしたのが、次にジョーイが来日したとき、私が(チ●コ投げを)かけられているTシャツを売ってたこと。あ、この人には肖像権も何もないんだっていうのを思ったときに、DDT UNIVERSE向けだなって思いまして。まあヤバイ奴なんですよ、あいつは(苦笑)。なので世界一ヤバイ決定戦をここで…まあジョーイとも白黒つけないといけないから。言うても。そこに、まあ試合は試合でヤバイ決定戦としてやるんだけど、DDTの20周年なんだったらそこに合わせて、私に与えられた50万を…何て言うんだろうな。結局、なんだかんだ言って面白いことすればいいんでしょ! 面白い試合すればいいんでしょ! まあ面白いっていうのは笑えるとかそういう話じゃなくて、見ている人がいろんなものを持ち帰るものがあればいいんでしょ? やってやりますよ! そのために50万使う、そりゃ対戦相手に使うのもいいでしょうよ。そうじゃない使い方があったっていいでしょうよ。私はDDTのいままでの20周年のものをブチ込もうと、そう決意した次第であります! DDTを司る男色ディーノです、どうぞよろしく。」


――その前、来月の後楽園でコルト・カバナとのシングルも発表されましたが。
ディーノ「なにーーーっ!(苦笑)なにーーーっ!(苦笑)すごいね。あ、そんなの本人に言わずに発表するんだ。すげーなDDT。あ、分かりました。これも世界戦略ですよ。やってやりますよ! コルト・カバナもカミングアウトしていただくことにしましょう。はい、頑張ります!」


◇第5試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合
[第42代王者]○石井慧介(11分43秒 体固め)[挑戦者]×ヤス・ウラノ
※フライングニールキック
☆石井が王座2度目の防衛に成功


【ウラノの話】「悔いはないっすね。石井というのは自分がDDT所属(する前)…フリーとして参戦していたときから知っている選手で、本当にプロレスをスタートする時点から自分は知っていたので。その選手にずっと負けっ放し。石井は全日本プロレスのベルトを獲るまでになって、自分は変わらず。今日もそうですけど、前哨戦も含めて自分の思う通りに試合が出来なかったかというと、そんなことはなくて。自分の思うような試合が出来て、石井慧介にすべて上を行かれたっていう感覚があって。まあ石井慧介に負けたんで、もう悔いはないかなって……。ベルトに挑戦すること自体が久しぶりで、今回負けたらもう次はないという覚悟で挑んだつもりだったんですが。もうこれで一線を引こうかなっていう気持ちもあったんですけど、自分が思っている以上にファンの人が、自分が勝つと思って…勝ってほしいと思っている人たちがいたんで、何か情けない話ですけど、まだまだ諦めちゃいけないんだなっていう。自分はもう半ば諦めているような気持ちはあったんですけど、まだ諦めない人たちがいるんで。40歳にもなって後輩にタイトルマッチで完敗して、こんなこと言えるかどうか分からないですけど、今日からが新しいスタートだと思って。ずいぶん後輩にも差を付けられちゃったけど、ここからまた這い上がって…またって言い方も一度もトップを取ったことがないので、ここから、ゼロから。登った山がいままで小さいんで、ここまらまたスタートして高い山に登っていきたいと思います。」


【試合後の石井】
石井「まあ今日、個人的には会心の防衛が出来たというか、挑戦者のウラノさんは新弟子時代から結構お世話になって。練習を教わったりしてきて。その人を挑戦者に従えて、防衛出来て、また1個自信がつきました。これで2月の全日本のジュニアリーグ戦にチャンピオンとして出ると思うので、チャンピオンに恥じない闘いをして結果を残してきます。」


――チャンピオンとしてリーグ戦に出るということですが、注意する点や気になる選手は?
石井「まずは自分自身、いつも自分の試合を見て反省点だらけで。まず自分のその反省点を直しつつ。で、僕のAブロック、田中稔さんはシングルで当たったことないんですけど、実績がすごくある人なので。でもチャンピオンとして、そこは意地で負けられないですね。で岩本(煌史)選手は初対決ですし、青木(篤志)選手と竹田(誠志)選手には1回シングルやって負けているんでね。自分、リーグ戦(のAブロックに出ている)どの人にも勝ったことないんですよ。だから注意するところは全てです。」


――そういう実績のある選手と対戦する前に、ウラノ選手という実績のある選手に勝てたことは大きな自信になりますか。
石井「そうですね。すごい今日、ニールキックも会心の当たりだったし、昔の武器も磨いてますし、新たに武器が増えることもありますし。その辺が最近自信につながって、いい結果に結び付いているのかなって。あとはもう今年に懸けているんで。本当に絶好調がまだまだ続いていますね。」


◇第6試合◇
▼KO-D無差別級王座挑戦者決定戦
○竹下幸之介(18分42秒 ジャーマンスープレックスホールド)×KUDO


【KUDOの話】
ーー竹下選手との挑戦者決定戦、惜しくも敗れてしまいました。
KUDO「まあ届かなかったですね。でも試合をしていて、あいつの思いっていうのはすごい伝わって。やっぱりあいつもDDTに懸けているし。思いは俺が一番強いって思っていたけど、まあみんなDDTに対する思いは強いんだなっていうのを今日は感じましたね。」


ーー試合後、竹下選手と握手をして言葉をかけている場面がありましたが、あれはさいたまスーパーアリーナのメインを託すような思いがあったのでしょうか?
KUDO「まあ本当に純粋に期待しているし、頑張ってほしいっていう思いを伝えました。」


ーー今日のメインでHARASHIMA選手が佐々木選手を破り、王者としてスーパーアリーナのメインに上がるということで、KUDO選手として余計にスーパーアリーナのメインに立ちたかったという思いが強かったと思うのですが……。
KUDO「まあ、落ち込んでいてもしょうがないんで。20周年イヤー、俺は全然諦めてないし。ヒザをケガしてから今日でシングルマッチ3戦目ですね。3戦目でここまで出来たっていうのもあるし、ヒザに負担かけないように体重も増やさないようにしてきたけど、段々状態も良くなってきたんで。やっぱりね、いまの大型化の流れに負けないように、俺も体デカくしたいと思うし。20周年イヤーは期待してください。まだまだ私は上にあがります。社長でチャンピオンって面白いじゃないですか! 社長でチャンピオンになって、『マネーの虎』的なテレビ番組に出ようと思っていますんで(苦笑)、今後のKUDOに期待してください! 今日はありがとうございました。」


◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合
[第60代王者]○HARASHIMA(21分53秒 体固め)[挑戦者]×佐々木大輔
※蒼魔刀
☆HARASHIMAが3度目の防衛に成功。


(試合終了後)
HARASHIMA「皆さんの応援のおかげで勝つことができました。ありがとうございます! 佐々木、前哨戦から僕もいっぱい試合のペース握られて、今日もいっぱい蹴られたり、けっこうキツいけど、身も心も引き締まった感じがしたよ。佐々木、ありがとう! また何度でも試合しよう!」


亜門「HARASHIMAさん、防衛おめでとうございます。この結果を持ちましてさいたまスーパーアリーナのメインはHARASHIMAvs竹下幸之介に決定しました。竹下、リングに上がってください」


竹下「HARASHIMAさん、これは自分勝手で誰も望んでないことかもしれないけど、この挑戦者決定トーナメント、樋口、KUDO、遠藤、そしてDDT全選手、そのベルトを巻きたいし、さいたまスーパーアリーナのメインに立ちたいし、HARASHIMAさん、アナタに勝ちたい。自分はその全てを背負う覚悟はできてるんで、メインイベントよろしくお願いします!」


HARASHIMA「その覚悟嬉しいよね。もちろん全力で受け止めて! でも最後に僕は絶対リングに立ってるんで、精一杯全力ですげえ試合をしよう! よろしく!(両者は握手をかわして竹下らその手を振り払った。)」


HARASHIMA「さて…大丈夫試合が終わったからね。3月20日、全力でこのベルトを防衛して、3月20日、DDT全員で力を合わせてさいたまスーパーアリーナ大成功させたいと思います! さいたまスーパーアリーナもみんなで力を合わせて突き進んでやるさー!(観客『なんで~!?』)メインのタイトルマッチで勝ってやるさー!(観客『なんで~!?』)そしてDDT21年目もどんどん突っ走っていってやるさー!(観客『なんで~!?』)なんでかって? それは鍛えているからだー!」


【竹下の話】
ーーまずはKUDO選手との挑戦者決定戦、いかがだったでしょうか。
竹下「うーん……そうですねぇ……試合終わってみた感想としてはですね、あんまり覚えてないっすね。結構ハードヒットだったんで、もう序盤、スタートでたぶんキック…バックスピンか何かもらったと思うんですけど、あれで記憶ないですね。でもKUDOさんもずっと言っていたと思うんですけど、技と技とかじゃなくて意地のぶつかり合いになると思っていたんですよ。それだけさいたまスーパーアリーナのメインっていうものは特別なものなので。その心の準備というか覚悟は出来ていたんで勝つことが出来たと思うんですよね。それでいつものの気持ちが弱い自分だと、そこで体が動かなくなって終わっていたと思うんですけど、でも何か本能で動けたのかなって。試合終わっていつも腕が痛いとか、足が痛いとか、腰が痛いとかあるんですけど、今日は顔が痛いっす。頭と顔が痛くてですね、結構厳しい闘いでしたね。たぶん。全然覚えてないですけど。」


ーーそれだけKUDO選手がDDTの20年を背負ってきたという気持ちみたいなものが、竹下選手を追い詰めたと?
竹下「うん。それプラス、闘っていて自分も意識朦朧とする中、感じたものがあって。これ勝手な自分の解釈なんですけど、「この俺を超えられるなら超えてみろ」っていう……「もし超えられるならスーパーアリーナのメインはお前に任せる」っていう。これ本当に自分の勝手な(解釈だが)…でも、そういうことだと思うんですよね。とくに試合後にマイクで話すこともなく、最後自分はKUDOさんと握手をして、そのとき「さいたまスーパーアリーナは任せた」っていうふうには言っていただいたんですけど、でも何か試合をしながらすごくメッセージは感じました。」


ーーそのあとにHARASHIMA選手と佐々木選手のタイトルマッチ、最後HARASHIMA選手が勝ちました。ご覧になったと思いますが、試合を見た感想は。
竹下「うーん、感想……いつものHARASHIMAさんの形というか、そこは佐々木さんでもなかなか壊すことが出来なかったかなと思いましたね。やっぱりあるんですよね、HARASHIMAさんの空気というか、それをスーパーアリーナっていう大きな舞台で壊すことが出来るのか……それはまだ自分には分からないですけど。でもやっぱり、ただ勝つだけじゃダメだと思うんですよね。勝つということはHARASHIMAさんからKO-D無差別級のベルトを獲って、さいたまスーパーアリーナのメインを締めるってことですから、すごく意味のあることだと思うので。僕がHARASHIMAさんから勝つときっていうのは、「もうDDT、竹下を見ておけば大丈夫だ」って見ている人が思うときだと思うので。そう思ってもらえるぐらい…HARASHIMAさんも言ってましたけど、熱い試合でさいたまスーパーアリーナを爆発させたいですね。」


ーー竹下選手は常々、「さいたまスーパーアリーナではこれからのDDTを見せたい」と言っていましたし、今日もリング上でHARASHIMA選手に「挑戦者決定トーナメントに出場した選手とDDT全選手の思いを背負って、HARASHIMA選手を倒す」という発言もありました。究極の世代闘争となる一戦になると思いますが。
竹下「そうですね、今日僕がKUDOさんと試合をしてひとつ訂正したいと思ったのは、確かにHARASHIMAvsKUDOっていうカードがもし並んだときに、すごく20年間を見ている人が思い返すことはあると思うんですけど、でも過去の闘いではなくてやっぱりKUDOさんも進化しました。僕が見ていた頃のKUDOさんとは違う人で。でも僕が勝ったので、HARASHIMAvs竹下、これが……もう世代闘争とかじゃなくて、世代交代でもなくて、HARASHIMAさんに一人のライバルとして僕を認識させたいなと、いまは思っています。それとあとはリング上で言った通り、全選手スーパーアリーナのメインに上がりたいわけですから。でもたまたまGMが選んだチャレンジャーに相応しいと思うこの4人が、このトーナメントに選ばれてチャンスが舞い込んできた。そのチャンスを僕が掴んだだけの話で。でも挑戦したい気持ちとかはみんな一緒で。それを背負うのは本当おこがましい話なんですけど、でも何か僕は勝手に背負わせてもらって、それを自分の中で力にしたいですね。」


【HARASHIMAの話】
ーーまず佐々木選手とのタイトルマッチについて。佐々木選手は反則攻撃を織り交ぜながら、かなり厳しい攻撃で来ましたが。
HARASHIMA「そうですね、結構やっぱり……タイトルマッチでああいう奇襲をかけられるだとか、ラフをされるのはほぼないんでびっくりしましたけど、それ含めても自分は勝ててよかったですね。まあでもプロレスの彼の振り幅というか、彼の面白い部分って何かやってみて勝ったから言えるんですけど、本当身も心も引き締まったタイトルマッチが出来ましたね、結果的に。うん。」


ーーそしてライバルでもあるKUDO選手を破り、竹下選手がさいたまスーパーアリーナのメインでHARASHIMA選手のベルトに挑戦することが決まりました。
HARASHIMA「どっちが来てもっていう気持ちはあったので。KUDO君が来たらそれはそれで面白いし、竹下が来たらそれもそれで面白いしって感じだったんで。まあね、これでもう竹下に決まったので、僕はまだ彼に負けたことはないし、彼がよくDDTの未来とか言ってるけども、僕もDDTの未来をこれからまだまだつくっていくんで、非常に対戦が楽しみですね。」


ーー竹下選手は「さいたまスーパーアリーナのメインに立ちたかった全選手の思いを背負って、HARASHIMA選手を倒す」と言ってましたが……。
HARASHIMA「(言葉を遮るように)僕もね、みんなの思いを背負って闘っているんで。唯一違うっていのは、僕は僕だから(苦笑)。竹下はたぶんみんなが僕を倒したいみたいなことを言ってたんで、そこの部分は違うのかもしれないけど、みんなの気持ちを背負っているのは僕もそうなので。あ、付け足します! あと僕はお客さんの気持ち背負ってます! はい、頑張ります!」


ーーそれはやっぱり総選挙1位だったという。
HARASHIMA「そうですよ。はい、そうです! それが言いたかったんです(笑)。」


ーーHARASHIMA選手としてはさいたまスーパーアリーナのメインにどういうテーマを持って臨まれますか。
HARASHIMA「僕も21年目からのDDTの未来を見せたいですね。」


ーー竹下選手は「世代闘争とか世代交代ではなく、一人のライバルとして」と言ってました。だいぶ年もキャリアも下の選手になりますが、その中でどういう闘いを?
HARASHIMA「僕は結構古くからDDTにいるので、じゃあ僕はDDTの歴史+DDTの未来と、幅広くいきたいと思います。」


【佐々木の話】
ーーHARASHIMA選手に惜しくも敗れてしまいましたが。
佐々木「ハァ……俺が変えたかったこのDDTの世界、結局買えられなくて、結局何も変わらないまま20周年、さいたまスーパーアリーナ……キャンディスにもフラれて、HARASHIMAさんにも負けて、明日からどうしよう! 明日からどうしよう……。」


ーーまた新たな目標に向かって走り出すのではないんですか?
佐々木「新たな目標……うーん……たぶん、31年間生きてきて、キャンディスと出会って、いま最高のモチベーションで今日(の試合に)臨んで負けて、ここからどう立て直すか……うーん、うーん……ちょっと思いつかないですね。……アメリカに渡ったり、そういうこともいいのかなと思うけど、そんなプランもないし。つまりノープラン!」


ーー現時点ではまだ目標もプランもない?
佐々木「とりあえず今日、結構頭を蹴られてボーッとしてるから、アルコール飲んで、何か目覚めさせて。そしたらまた復活するかもしれない。」


ーー4月にDAMNATION主催興行がありますが。
佐々木「そうだったぁ! そうだった……ノープランで。中止にするかもしれないです。」


ーーそれはたぶん会社が許さないと思います。
佐々木「じゃあ、私はいないかもしれない。」


ーーDAMNATIONの主催興行なのに?
佐々木「エヘヘヘヘ……もう脱退してるかもしれない。とにかくHARASHIMAさんは強かったですと書いてください。大きく書いてください。黄色で。ありがとうございました。」


  メインのKO-D無差別選手権は後入場のHARASHIMAに多数の紙テープが舞う中、佐々木が奇襲をかけて試合開始、紙テープを使ってチョーク攻撃を展開する、佐々木が一旦エスケープしリングに戻ったところでHARASHIMAが強襲も、今度は串刺しビックブーツを狙うHARASHIMAの足をトップロープに固定してから軸足となった左足に低空のドロップキックを連発、場外戦でもHARASHIMAの左ハイキックをかわしれ鉄柱に直撃させ、リングに戻ったところで足に低空ドロップキックで強襲し、執拗なローキック、コーナーマットを外しむき出しの金具状態となったコーナーにニークラッシャー、ロープ越しのドラゴンスクリューから裏四の字と徹底的に足攻めを展開、HARASHIMAも佐々木をコーナーに宙吊りにしてのフットスタンプ、雪崩式ブレーンバスターからファルコンアロー、ミドルキックと反撃するが、山折りが佐々木に着地されてしまうと膝十字で捕獲され、ロープ越しのボディープレスも自爆してしまうなど、なかなか自身のペースを掴むことが出来ない。
 佐々木は雪崩式ブレーンバスターを狙うHARASHIMAをエプロンに着地してハイキックから、雪崩式断崖ブレーンバスターを敢行、幸いセコンドがキャッチして惨事は免れるが、佐々木は客席にHARASHIMAを座らせてコーナーからのダイビングエルボーを投下し、佐々木ペースで試合が進んでいく。
 勝負と見た佐々木はクロスフェースで捕獲、ロープに逃れられたHARASHIMAはリバースフランケンもかわしてコーナーマットのないコーナーへ直撃させてから、足をロープに引っ掛けてのエディ・ゲレロ式エビ固めで丸め込み、更にHARASHIMAのキックを松井レフェリーに誤爆させてから急所打ちの連打とHARASHIMAを追い詰めにかかる。
 HARASHIMAのハイキックやミドルキックに対し佐々木はスーパーキックからミスティカ式クロスフェースで捕獲、逃れられないように佐々木は回転してから変形クリップラーフェースロックで絞めあげるがロープに逃れられてしまうも佐々木は離さず、一旦離れてから再度スーパーキックを炸裂させHARASHIMAをダウンさせる。
 佐々木はベトナムドライバーからもう1発を狙うが、着地したHARASHIMAはショートレンジの蒼魔刀を炸裂させ、佐々木は流れを変えようとしてローキックを放つも、敢えて受けて立ったHARASHIMAはエルボー、佐々木は張り手をかわしたあとでドラゴンスープレックスを決めるが、スーパーキック狙いをジャンピングハイキックで迎撃したHARASHIMAはつるべ落としで突き刺し、佐々木の側頭部にキックの連打を浴びせる。
 佐々木は蒼魔刀狙いを佐々木式ウラカンラナで切り返すがクリアしたHARASHIMAは後頭部への蒼魔刀から蒼魔刀を炸裂させて3カウントを奪い王座を防衛、試合後はHARASHIMAは涙を流しながら退場していく佐々木にエールを贈った。
 試合はほとんどHARASHIMAのペースを散々狂わせていた佐々木のペースだったが、勝負をかけていた変形クリップラーフェースロックがロープに逃れられてから焦りが見え始めて、HARASHIMAにつけこまれてしまった。徹底的に勝ちを狙い鬼に徹していた佐々木だったが、終盤のHARASHIMAの怒涛のラッシュも鬼を感じさせた。


 セミのKO-D王座挑戦者決定トーナメント決勝戦はグラウンドの攻防から手四つになったところでKUDOが側頭部へのスピンキックで強襲、まさかの一撃に竹下はたまらず場外へ逃れるもKUDOはトペで追撃する。
 リングに戻った竹下にKUDOはミドルキック、ニーリフトと攻め込むが、逆水平で流れを変えた竹下は投げ放しジャーマン、KUDOは着地も失敗して両膝をマットに直撃させてしまい、竹下は足狙いではなく首狙いでチンロックやトップロープにKUDOを固定してのハングマンDDT、首筋にエルボードロップを何度も落とすなど首攻めを展開する。
 劣勢のKUDOは8×4で反撃すると竹下にロープ越しのダブルニーを投下、更に8×4から場外に逃れて倒れる竹下にロープ越しのダイビングダブルニーを投下して流れを変えるが、バスソーキックをかわした竹下はブルーサンダーで叩きつけ、KUDOもロープ越しのマチュピチュで応戦するが、背中へのダイビングダブルニーはかわされて自爆となってしまう。
 竹下はビックブーツから垂直落下式ブレーンバスター、ラリアットと畳み掛けてジャーマンを狙うが、KUDOはサムソンクラッチで切り返すと回転してから逆さ押さえ込みで丸め込み、KUDOは竹下をコーナーに宙吊りにしてから地獄の断頭台も、再び投下したダイビングダブルニーはまたしても自爆、竹下はローリング袈裟斬り、ドラゴンスープレックスからコーナーもKUDOが阻止すると場外方向に竹下を宙吊りにしてから断崖式地獄の断頭台を敢行して竹下に大ダメージを与える。
 勝負に出たKUDOはリングに戻り、四つんばいになっている竹下の背中にダイビングダブルニーを投下すると、側頭部へのスピンキックからコーナーからダイビングダブルニーも起き上がった竹下はキャッチしてからターンバックルへのパワーボムで叩きつける。
 KUDOはハイキック、スピンキックを炸裂させるも、ユルゲンラリアットを炸裂させた竹下がファルコンアローからジャーマンで3カウントを奪い、トーナメントを制してKO-D王座への挑戦権を獲得した。


 メイン終了後は佐々木が去った後で竹下が登場、3・20たまアリに向けて互いにエールを交し合い二人が握手、竹下は握った手を振り払うかのように退場していった。


 今年20周年を迎える3・20たまアリ大会を控えるDDTだが、たまアリのメインという観点で見るとHARASHIMAvs竹下は現在のDDTでは相応しいカード、また竹下にとってHARASHIMAは自身に立ちはだかる大きな壁的存在にもなっていることから、絶対に越えなければいけない相手でもある。


 また第5試合の世界ジュニアヘビー級選手権は腕攻めで先手を奪う石井に対し、ウラノはウラノはショルダークローからフェースロックと背骨折りの複合関節技、十字固めで何度もカバーするなど石井のスタミナを奪いにかかるも、石井もコーナーからのダイビングネックブリーカーで返すも、ウラノも反撃して逆エビ固めで捕らえ、喉元へのシーソーホイップで追撃も、石井は断崖式フライングヘッドシザースや断崖式ネックブリーカーと流れを変える。
 石井は側頭部へのニーアタック、エルボーバット、ネックブリーカー、エルボーの連打もウラノが打ち返し、石井は二ーアッパーから突進もウラノはヘッドシザースホイップから延髄斬り、ヒップトスの連打で応戦、石井のダブルアームDDT狙いをウラノは4の字ジャックナイフ固めで切り返す。
 ウラノはスタミナに不安が出てきた石井をヘッドロックで絞りあげ、首固めで丸めこむが、ニーを炸裂させた石井がタイガースープレックスからのフライングニールキックで3カウントを奪い王座を防衛した。


 腰痛で欠場し15日の清水大会から復帰しているディーノは大石と組んで高山&東郷組と対戦するが、高山がディーノとの対戦を嫌がったため東郷が孤軍奮闘、しかしディーノと大石の合体男色技に捕まってしまい、コーナーに設置されたディーノの地獄門の餌食となってしまう。
 東郷はディーノのリップロックでダウンしてしまうと、高山も遂にリップロップに捕まり、茫然自失で座り込んだところでディーノ&大石の地獄車の餌食に遭って大ピンチとなってしまう。
 そこで男色タイツを履いた東郷が男色東郷化して戦列に復帰すると、ディーノを圧倒してペティグリーで排除し、最後は大石に男色ペティグリーを決めてからのダイビングセントーンで3カウントを奪って逆転勝利、しかし肝心の高山は茫然自失のままでダウンし若手に担がれて退場という醜態を晒すなど、2・4大阪でのディーノとの一騎打ちに不安を残してしまった。
 一方ディーノは3・20に向けて対戦相手は誰に決定したのかと亜門GMから聞かれると、相手は世界一ヤバイ選手権の相手としてジョーイ・ライアンと発表、またササダンゴマシンを呼び込み、世界に通用するインターナショナルパワポの製作、そして日本語だけでなく英語、スペイン語、北京語などの実況席を設けるように要求した。
 なお万が一危険なシーンがあった場合、高木大社長のセクシー写真でフタをするというが、逸れの方がもっとヤバイような感じがする・・・・ 
 
 大会終了後にたまアリ大会の第3弾カードが発表された。
〔追加カード〕
○メインイベント~グッドコムアセットpresents KO-D無差別級選手権試合
<王者>HARASHIMA vs 竹下幸之介<挑戦者>
※勝者には賞金200万円が贈呈されます。


○「DDTがDDTであるために」20年のエンタメ集大成!ワールドワイド世界一ヤバいヤツ決定戦
男色ディーノ vs ジョーイ・ライアン
※20周年を迎えたDDTは今後、世界に向けて発信しなければならない点を踏まえ、以下の取り組みで開催いたします。
(1)DDT20周年のエンターテインメント性の粋を結集した演出をします。
(2)スーパー・ササダンゴ・マシンがインターナショナル・パワーポイントを披露します。
(3)全世界に向け、日本語だけでなく英語、中国語、スペイン語の各実況席を設置します。
(4)ただし、DDT UNIVERSE生配信に伴い著作権の問題で音楽には依存しません。
(5)万が一危険なシーンに及んだ場合はフタ絵で対応します。


○入江茂弘凱旋スペシャルシングルマッチ
入江茂弘 vs マイク・ベイリー


○スペシャル8人タッグマッチ
大鷲透&平田一喜&アントーニオ本多&ワンチューロ vs ジャガー横田&ゆに&X&XX


○大山峻護プロレスチャレンジマッチ
高山善廣&ディック東郷 vs 大山峻護&未定


○セキチューpresentsハードコアマッチ
※対戦カード未定。
※テーブルやイスといった使用するアイテムはセキチューから提供していただきます。


○アンダーマッチ~時間差入場バトルロイヤル「祝・DDTプロレス旗揚げ20周年記念ドラマティック・ランボー」
<出場選手>MIKAMI、GENTARO、バンビ、美月凛音ほか
○アンダーマッチ~東京女子プロレス提供試合
優宇&ミル・クラウン&伊藤麻希 vs 才木玲佳&辰巳リカ&滝川あずさ


○アンダーマッチ~DNA提供試合
レッカ&下村大樹&上野勇希 vs 島谷常寛&吉村直巳&鈴木大
〔既報カード〕


○シブサワ・コウ35周年記念「信長の野望~俺たちの戦国~」戦国武将マッチ
高木三四郎<豊臣秀吉>&武藤敬司<武田信玄>&木高イサミ<真田幸村> vs 飯伏幸太<織田信長>&秋山準<上杉謙信>&関本大介<柴田勝家>


○スーパー女子プロ大戦2017
赤井沙希&里村明衣子&中島翔子 vs アジャ・コング&チェリー&山下実優


 
 プロレス初参戦となる大山は高山、東郷と対戦。12月の大阪でデビューしたゆに君やディアナ女子のジャガー横田、入江の本格凱旋も決定した。2月シリーズにはNWA世界ヘビー級王者でありNOAHにも参戦したコルト・カバナが参戦することも発表され、2月19日の後楽園大会ではディーノとの対戦が決定した。


 3・20まであと少し、DDTはどんなファンタジーをたまアリのリングで見せるのか?

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