新日本プロレス
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ヤングバックスがジュニアタッグトーナメントを制覇、猛威を振るうバレッドクラブの前にCHAOS完敗・・・
11月6日 新日本プロレス「Road to POWER STRUGGLE」 1950人 超満員
◇第1試合◇
▼「Super Jr. Tag Tournament 2013」準決勝/無制限1本
○ニック・ジャクソン マット・ジャクソン(9分31秒 片エビ固め)邪道 X外道
※合体ツームストーンパイルドライバー
☆ニック&マットが決勝進出
◇第2試合◇
▼「Super Jr. Tag Tournament 2013」準決勝/無制限1本
ロッキー・ロメロ ○アレックス・コズロフ(10分28秒 体固め)BUSHI Xバリエンテ
※コンタクトキラー
☆ロメロ&コズロフが決勝進出◇第3試合◇
▼20分1本
○天山広吉 キャプテン・ニュージャパン KUSHIDA(9分50秒 アナコンダバイス )中西学 獣神サンダー・ライガー Xタイガーマスク
◇第4試合◇
▼20分1本
○永田裕志(8分22秒 反則)X飯塚高史
※矢野乱入
◇第5試合◇
▼20分1本
○バッドラック・ファレ(6分32秒 KO)X本間朋晃
※レイザーズ・エッジ
◇第6試合◇
▼30分1本
○鈴木みのる TAKAみちのく タイチ(13分48秒 体固め)中邑真輔 Xバレッタ ブライアン・ケンドリック
※ゴッチ式パイルドライバー
◇第7試合◇
▼30分1本
内藤哲也 棚橋弘至 ○真壁刀義 飯伏幸太(9分58秒 片エビ固め)矢野通 石井智宏 X高橋裕二郎 田中将斗
※キングコングニードロップ
◇第8試合◇
▼30分1本
○プリンス・デヴィット カール・アンダーソン(10分17秒 体固め )オカダ・カズチカ XYOSHI-HASHI
※ブラディサンデー
◇第9試合◇
▼「Super Jr. Tag Tournament 2013」決勝戦/無制限1本
○ニック・ジャクソン マット・ジャクソン(19分13秒 片エビ固め)ロッキー・ロメロ Xアレックス・コズロフ
※モアバング4ユアバック
☆ニック&マットが優勝
<試合後のコメント 新日本公式より>
デヴィット「飯伏よ、よくこのリングに戻って来たな。IWGPジュニアに挑戦したいだと? 俺は十数回もこのベルトを守ってきた。このベルトを常に巻いているのはこの俺、リアルロックンローラーのプリンス・デヴィットだ!」
アンダーソン「オカダよ、聞いてるか? BULLET CLUBは新日本クラブを乗っ取るんだ! キング・オブ・スポーツの名、新日本プロレスを代表するのは俺たちなんだ! ベストなレスラーは俺たち、BULLET CLUBだ! 大阪では必ずおまえをやっつけてやる! そして見ろ!(と言って、東スポの岡本記者に暴行を加える)オカダよ、大阪でのおまえの運命はこうだ!」ニック「なんていう気分だ! 俺たちこそチャンピオンだ! この日本で勝ち続けることができたし、これからも勝ち続けるぞ!」
マット「俺たちは賞金を手にした! 俺たちこそベストなタッグチームだ! どんなタッグが挑戦してこようと、俺たちに勝てるわけがない!」
ニック「俺たちの得意技、スーパーキック、そしてフィニッシュホールド、これは誰もマネできない技だぜ!」
――賞金の使い道は?
マット「子どもにプレゼントを買ってやりたいな!」
ニック「俺もだ! あとはカリフォルニアのディズニーランドにも行くぜ!」
――IWGPジュニアタッグ王座には挑戦したいですか?
マット「俺たちのプライオリティとして、ぜひ挑戦したいと思ってる」
ニック「そのとおりだ!」
――新日本に初参戦した感想は?
マット「とてもファンタスティックな気分だ! 俺たちは前から参加したいと思ってたし、それが実現した」
ニック「俺たちが加入したBULLET CLUBは素晴らしいチームだ。新日本というベストな団体のなかでベストなBULLET CLUB。その仲間になれて幸せな気分だ!」
ロッキー「今夜!! 俺たちはベストを尽くし、ハードに闘った。しかし、俺たちは勝てなかった……なぜだ! あの最悪なBULLET CLUBのヤローどものせいだ! マシンガン! デヴィット! バッドラック・ファレ! 俺たちは、IWGPジュニアタイトルを取り戻すチャンスを失ってしまった。あのクソヤローどものせいだ!」
コズロフ「ガッデム! 頭にくるぜ! とにかくだ! おまえたち覚えておけ、フォーエバー・フーリガンズは必ず、復活し、そして勝利する。マシンガン、デヴィット、おまえたちは最低のクズ、そしてマザーフ○ッカーだ!」
ロッキー「オカダ! オカダ! ここへ来てくれ! プリーズ!(オカダを招き寄せる)。この! この3人こそが、新日本プロレスリングのリアルチャンピオンだ! 俺たちこそがリアルパワー! 俺たちこそがCHAOS!! 俺たちはけして、死なない!!」
オカダ「イエス!」
外道「イエス。テイク・イージー・ガイズ! 大阪は、このレインメーカーがヤツらをぶっ潰す!!」
ロッキー「頼んだぞ! ブラザー、俺たちのリベンジを頼んだぞ!」
※ロッキー、コズロフがオカダの手を固く握って
オカダ「イエー! まかせろ!」
ロッキー「頼んだぞ! オーサカ! フォーエバー! エバー! エバー!」
オカダ「……シッカリな、フォーエバー・フーリガンズのぶんもシッカリ。マシンガン、貴様だ。BULLET CLUBじゃねーぞ。いい調子で、俺のキレ具合もいい感じで、大阪、挑めそうです。シッカリ、マシンガン、テメーだ。ぶちのめしてやる。覚悟しておけ」
外道「オイ、マシンガン。オメーが勝てねーのは、当然だけどよ! 負け方も、これ以上、ねーくらい、ミジメな負け方させてやるぞ、コノヤロウ!」
飯伏「ベルト、必ず、挑戦します。それだけです」
メインの「Super Jr. Tag Tournament 2013」決勝戦には邪道、外道組を破ったヤングバックスとBUSHI、バレッタ組を降したフォーエバー・フリーガンズが進出、試合は場外戦でフーリガンズが先手を奪うも、ヤングバックスはコズロフを捕らえて形勢を逆転させる、フーリガンズはロメロが奮起し流れを変えようとするが、ヤングバックスも連係が決まり、レッドシューズ海野レフェリーに誤爆して無法地帯となるとCHAOS、バレッドクラブ双方のセコンドが介入して大乱戦となる。フーリガンズはコンタクトキラーが決まり勝負あったかと思われたが、サブレフェリーのマーティ浅見レフェリーがデヴィットにカウントを阻止されると、アンダーソンが入ってコズロフにガンスタンが炸裂し最後はヤングバックスがモア・バング・フォー・ヤング・バックスで3カウントを奪い「Super Jr. Tag Tournament 2013」を制覇、試合後には表彰のためにリングに上がった菅林直樹会長をデヴィットが襲撃しヤングバックスのIWGPジュニアタッグ王座挑戦とIWGPジュニアヘビー級王座挑戦を表明していた飯伏の挑戦を拒否することを要求して大会を締めくくった。
決勝戦に関しては9日の大阪大会で行われるIWGPヘビー級選手権の代理戦争的意味合いもあったが、第1試合の邪道、外道もヤングバックスに敗れ、セミの前哨戦でもYOSHI-HASHIが奮戦するもデヴィットのブラディーサンデーの前に敗れ、終わってみればバレッドクラブの前にCHAOSは3連敗、勢いの差を見せ付けられてしまった。
また大会前に10年半ぶりに横浜アリーナに進出することが発表された、10年半前に横浜アリーナで開催されたときのメインは高山善廣vs天山広吉のIWGPヘビー級選手権で天山が天山プレスで3カウントを奪いIWGP王座を初奪取し、2000年7月には長州力vs大仁田厚によるノーロープ有刺鉄線電流爆破マッチ、また1997年8月には佐々木健介が橋本真也を破って初めてIWGPヘビー級王座を奪取、1995年9月には新日本vsUインターの開戦などドラマを生み出した会場だった。横浜アリーナに進出するということは新日本にそれだけの力がついたといこと、いずれは大阪城ホールへ進出する可能性も否定できない。
現在の新日本は活気力があり、それと同時に新日本プロレスというブランド力が高まってきている、活気力とブランド力・・・現在の新日本にとって原動力でもある。PR -
新日本プロレス旗揚げの証人・・・ユセフ・トルコ氏死去
日本プロレスではレスラー、またレフェリー、新日本プロレスの旗揚げにも携わったユセフ・トルコ氏が10月18日死去していたことがグレート小鹿のブログで明らかになった、享年83歳
小鹿注意報!訃報・ユセフトルコさんの、
http://blog.livedoor.jp/g_kojika/archives/51930859.html
トルコさんといえばグレート東郷殴打事件、1968年1月に国際プロレスのブッカーを務めていた東郷を“日本プロレスとの約束(二度と日本マット界に携わらない)を反古にしたとして暴行を働いた。刑事事件にはならなかったが、トルコさんは日本プロレス側から褒美として世界一周旅行のチケットをもらったという。
また日本プロレス時代からアントニオ猪木をプッシュし、新日本プロレス旗揚げにも参加したが、後に入社した新間寿氏と対立し新日本を退社、漫画原作者の梶原一騎と組んで高見山と千代の富士をエースにしたプロレス団体を旗揚げを計画(結局頓挫)、アブドーラ・ザ・ブッチャーの新日本移籍にも関与するなど外部から新日本に携わったが、梶原と共に恐喝で逮捕されて再びマット界からフェードアウトを余儀なくされた。
晩年はリアル・ジャパンのリングにレフェリーとして元気な姿を見せていた。
ワールドプロレスリングに携わった永里氏に続いて、新日本の旗揚げに携わったトルコ氏の死去は、時代の流れなのか・・・ご冥福をお祈りします・・・ -
見所満載の開幕戦・・・主役を奪ったのがメンバー増員したバレッドクラブ!
10月25日 新日本プロレス「Road to POWER STRUGGLE」後楽園ホール 1820人(満員)
<試合後のコメントはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「Super Jr. Tag Tournament 2013」1回戦/時間無制限1本
○BUSHI バリエンテ (9分37秒 エビ固め)KUSHIDA ×小松洋平
※エムエックス
◇第2試合◇
▼「Super Jr. Tag Tournament 2013」1回戦/時間無制限1本
○マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(10分35秒 片エビ固め)バレッタ Xブライアン・ケンドリック
※モア・バング・フォー・ヤング・バックス
【マットの話】「今日は自分たちでも信じられないほど、いい試合ができたと思う。450°スプラッシュからムーンサルトにつなげた。この連係で俺たちが勝利を得たぞ」
【ニックの話】「その前のスーパーキック(トラースキック)も凄かっただろ。俺たちのスーパーキック連発は本当に素晴らしいものだっただろう。明日からまたこのような試合を続けていく。BULLET CLUBの一員として日本に来て、いい試合ができてよかった」
◇第3試合◇
▼「Super Jr. Tag Tournament 2013」1回戦/時間無制限1本
邪道 ○外道(9分16秒 外道クラッチ)獣神サンダー・ライガー Xタイガーマスク
▼外道「お前ら番狂わせと思ったか? とんでもねぇ、順当だ。クソみたいなチャンピオンシップも順当に獲らせてもらうぞ」
▼邪道「ほら吹きでも何でもねぇぞ。予言だよ。邪道様の予言だ」
【ライガーの話】「GHCのタイトルホルダーとして、タイガーが今コメントなしで行きましたけど、気持ちはわかる。GHCジュニアタッグの防衛を重ねて、邪道&外道を迎え撃ってもいい。チャンピオンなんだから、やられたままじゃ終わられないし、キチッと借りを返したい。タイガーもそう思っているだろうし、俺もチャンピオンとしてそう思ってますから。次、ノアでタイトルマッチをやって、防衛を必ずしますので、その後に邪道&外道に逆指名したいと思います」
◇第4試合◇
▼「Super Jr. Tag Tournament 2013」1回戦/時間無制限1本
ロッキー・ロメロ ○アレックス・コズロフ(9分06秒 コズロフ式外道クラッチ)Xタイチ TAKAみちのく
【ロメロの話】「両国ではTAKAとタイチのコンビにだまし討ちにあったようなものだ。でも、今日はどちらが強いか証明することができて、我々が勝った。このトーナメントで必ず勝つ。11月5日の決勝で勝つのは我々だ。そして、その後にIWGPのベルトを獲り返してやる。我々こそがフォーエバー・フーリガンズ。永遠のチャンピオンだ」
【コズロフの話】「我々こそが強くてリスペクトされるIWGPジュニアタッグのチャンピオンにふさわしいコンビだ」
◇第5試合◇
▼20分1本
○鈴木みのる(7分40秒 逆片エビ固め)X田中翔
<試合後の鈴木のアピール>
「中邑。お前が何を言おうとな、お前は鈴木軍に入れ。いや、鈴木軍に入るべきだ。昨日のドラフトを見たか。鈴木軍1位指名、中邑真輔だ、なんで俺がこんなこと言えるかわかるか? 俺たちが鈴木軍…イヤォオ!」
【バックステージでの鈴木の話】「(相手が来るのを受け止めるような試合だったが?)ごめん、手抜きだから。面倒臭いじゃん。何で俺が鼻くそや鼻水が垂れた小僧を相手にしなきゃいけねぇんだよ。(中邑に対し"ドラフト一位"と宣言したが?)ドラフトの意味を知ってるか? 指名される側の高校生やプロになりたい社会人に権利なんてひとつもねぇんだぞ。指名されるのを待つしかねぇ。だからドラフトって言ったんだよ。俺が指名した。お前がほしい。他にはねぇぞ。俺のところに来い。中邑は俺のところに来いよ。(その方が面白いと?)たぎりてぇんだろ? たぎらせてやるよ。だってな、俺らは毎日たぎってるからな。お前が断るのはもっともだよ。だけどな、全て俺が大阪で勝って、力ずくで従わせてやる。今さらあれは"イヤォオ"じゃなくて"イヤ"でしたとか言うなよ。試合が成立したら、イコール、中邑真輔鈴木軍入り。それだけだよ」
◇第6試合◇
▼30分1本
中西学 ○本間朋晃(9分03秒 片エビ固め)天山広吉 Xキャプテン・ニュージャパン
※こけし
◇第7試合◇
▼30分1本
棚橋弘至 真壁刀義 ○永田裕志(11分27秒 反則勝ち)矢野通 X飯塚高史 石井智宏
<試合後の矢野のアピール>、「おい、永田と桜庭。グレイシーとやるのは俺らだよ!」
【バックステージでの永田&桜庭】
▼永田「桜庭ありがとう! やっぱり両国の時にこれ(指切り)したのもウソじゃなかったんだな。助けに来てくれてありがとう」
▼桜庭「いつでも来ますよ」
▼永田「あいつらはグレイシーとやりたいの? だったら最初から出て行けよ。あいつらが来た時に。あいつらをイスでブッ叩いて、"俺たちがやってやる"って。遅いんだよ。やりたいなら俺たちを倒してからやってみろ。悪党め」
▼桜庭「反則だけですよ」
【棚橋の話】「石井、なめんなよ、コラ!」
◇第8試合◇
▼30分1本
内藤哲也 ○飯伏幸太(11分52秒 片エビ固め)X高橋裕二郎 田中将斗
※フェニックススプラッシュ
【飯伏の話】「(見事勝利したが?)まあ、いろんなテーマがあった試合だと思いますけど、自分はこれでプリンス・デヴィット…IWGPジュニアのベルトに挑戦したいです。できると思ってます。ぜひそのカードを、タイトルマッチを組んでください。お願いします。(新日本ファンからの大歓迎ムードを感じた?)感じましたね。やっぱり何度やっても気持ちいいですね。("大好きだったプロレスをやるだけです"と言っていたが?)まあ、いつも通りというか。自分は今日完全にフルコースを出し切ったんで。急に話は変わりますけど、気持ちとしては自分はデヴィットしか見えてないので。挑戦を受けてもらいたいと。(所属になっての初勝利については?)自分の一番の必殺技のフェニックス(スプラッシュ)で白星を取れたのは嬉しいですね。非常に楽しかったです。きつかったですけど、楽しかったです」【内藤の話】「(飯伏とのタッグについては?)G1で初めて肌を合わせて。雑誌や映像で見ての通り、素晴らしい選手だなというのはG1でやった時に感じてたので、今日は凄い楽しみに来ました。まあ、仲間割れするか、試合がしっかり成立するか、どっちかかなと思ったんですけどね。今日は中間ぐらいでしたけど。シングルでやった時もそうだし、今日こうしてタッグを組んでも、スゲェ楽しかったです。育ちは違う。(飯伏は)インディー団体かもしれない。でも、本当にスゲェなって近くで見て思うんでね。G1の借りもあるし、飯伏幸太とは必ずシングルマッチをやります。次はシングルで会うんだろうなと思ってたんですけどね。今日はタッグでちょっとビックリしましたけど。(試合後にわざわざ呼び戻していたが?)おいしいところだけを取って先に帰ろうとしたんで、ちょっと待てよと。まだ話はあるよということで呼んだんですけどね。俺はなんか通じたと思います。飯伏選手が何を感じたかはしらないけど、今日は凄く意味のあるタッグマッチだったなと思います。俺は飯伏選手とのタッグだけじゃなくて、田中選手との前哨戦ということだったですけど、"また田中か"という意見もあると思うし、俺もそう思うけど、実際に口を出して挑戦するんだと言ったのは田中将斗だけなんでね。俺は田中将斗とは何度でもやりたいと思っていたので、しっかりと受け止めますよ。受け止めた上で、しっかりと返り討ちにします。俺は他の選手に言いたいよ。こんなおいしい相手はいないよ。俺に勝てば東京ドームのメインに出れるんだよ。なんで誰も手を挙げないのかなって。それはちょっと悔しいけど、田中にしっかり集中して、大阪はキッチリ防衛します」
◇第9試合◇
▼30分1本
プリンス・デヴィット ○カール・アンダーソン バットラック・ファレ(16分19秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ 中邑真輔 XYOSHI-HASHI
※ガンスタン
【オカダの話】「おい、マシンガン。俺には何やってもいいよ。百歩譲って外道さんにも何やってもいいよ。ただな、ベルトを投げちゃいかんだろ。ますます俺を怒らせてくれたな。こんなもんじぇねぇぞ。まだ始まったばっかだ。BULLET CLUB、楽しそうに5人でやってますね。ひとり残らずボコボコにしてやる。潰してやる。覚悟しておけ」【外道の話】「おい、マシンガン。お前はスペシャルだ。ユー・スペシャルだ、この野郎。スペシャルなクッキングで沈めてやるぞ。見とけ、この野郎」
【中邑の話】「楽しませてくれるんじゃねぇ? 誰だっけ? 俺をドラフト一位に指名したヤツ。指名だって? これは光栄だな。でも、言ったよな。"イヤ"…ああ、勝負次第か。いいよいいよ。ミノル・スズキにハンディをやるぜ。もっと条件を出してみろよ。たぎらせてくれるんじゃねぇの?」
新日本プロレスの新シリーズ開幕戦をSAMURAIで視聴、今シリーズの目玉である「Super Jr. Tag Tournament 2013」が開催され、第2試合ではDRAGON GATEにも参戦経験のあるヤングバックスが登場するがセコンドにはデヴィット、アンダーソン、ファレがセコンドに着いてバレッドクラブ入りをアピール、試合開始早々バレッドクラブの面々共にバレッタ組を袋叩きにするも、息の合った合体技の連続でケンドリックを捕らえ試合の主導権を握る、中盤は交代したバレッダが場外のヤングバックスにノータッチトペコンやコーナー最上段から場外への雪崩式ブレーンバスターで盛り返すも、再びケンドリックを捕らえたヤングバックスが合体技を連発するとカナディアンロッキーバスター、450°スプラッシュ、ムーンサルトプレスの連続技であるモア・バング・フォー・ヤングバックスで3カウントを奪い勝利を奪いファンにも大きなインパクトを与えた、ヤングバックスはメインにも登場してデヴィット組のセコンドに着き、試合はYOSHI-HASHIが館内の声援に応えて奮起するもアンダーソンのガンスタンの前に敗れ、試合後もオカダを袋叩きにした後でアンダーソンがIWGPヘビー級ベルトを強奪するなど、今大会はアンダーソンの勢いとメンバー増員で勢いを増したバレッドクラブが主役のような大会だったがヤングバックスも内容次第ではIWGPジュニアタッグ王座挑戦の優勝抜きにして可能性もある、メンバーが固定しつつあるジュニアタッグ戦線に新風を巻き起こすことは間違いないだろう。
「Super Jr. Tag Tournament 2013」はBUSHI組がBUSHIの新技ダイビングストマックブロックであるエムエックスを披露してKUSHIDA組から勝利。GHCジュニアタッグ王者のライガー組はタイガーがエビ固めを狙ったところで外道が本家・外道クラッチを決め勝利、IWGPジュニアタッグ王者の鈴木軍はタイチがコズロフに急所蹴りからのタイチ式外道クラッチを狙うも、急所蹴りはコズロフらがファールカップを装着していたため効いておらず、逆にコズロフ式外道クラッチを決められ3カウントとなり、1回戦でIWGPとGHCのジュニアタッグ王座が1回戦で脱落するという波乱の幕開けとなった。
また邪・外は11月1日新宿FACEにて鈴木軍が保持するIWGPジュニアタッグ王座挑戦も決まっていることから、邪・外にしてみれば上々の滑り出しとなった。
他の試合では鈴木がいつも入場の際に蹴り倒している田中と対戦、徹底的にかわいがった上で逆片エビで勝利、試合後は改めて中邑の鈴木軍勧誘をアピール。
イギリスから帰国した棚橋は永田、真壁と組んでCHAOSと対戦するも、試合は矢野、アイアンフィンガーを装着した飯塚が試合を無視して暴走し反則負けとなるが、桜庭和志がオープンフィンガーグローブを装着して棚橋らの救出に駆けつけ桜庭は永田と共に矢野、飯塚の迎撃をアピール、8月11日のG1最終戦で桜庭は飯塚と6人タッグ戦で対戦し飯塚の狂乱振りに桜庭もキレかけるなど遺恨が勃発していたが、グレイシーを迎え撃つ前に試運転で矢野組と対戦ということか、棚橋は石井と場外で大乱闘を展開していたが、G1では石井に敗れていることからリベンジして再出発といきたいところだろう。
セミでは内藤が飯伏と組んで田中、裕二郎と対戦。試合は飯伏が裕二郎を破り新日本所属後初勝利を収め、試合後のコメント通りIWGPジュニアヘビー級王座への挑戦を表明、デヴィットもヘビー級に集中していたことからジュニアへの挑戦者は不在の状態、ここで何度も渡り合っている飯伏の挑戦はデヴィットも大歓迎といったところだろう。
開幕戦だったが11月9日大阪大会へ向けて見所満載の大会だった。新日本はやっぱり活気がある・・・ -
ジャン斉藤氏が明かす、新日本プロレス・さいたまスーパーアリーナ進出の話
<nWoな人々 ジャン斉藤のツイキャスより>
ジャン斎藤「今年の大晦日はブシロードがスポンサーになってさいたまスーパーアリーナでプロレスイベントをやるという事になっていた。それはずっと続く格闘技イベントのスタッフのさいたまスーパーアリーナ大晦日開催権利を手放さないため。昨年DREAMがやって、一昨年IGF、3年前DSEがやって、今年はウルトラCで新日本プロレスに白羽の矢が立った。テレビ朝日で地上波買ってやるという話もあった。IGFと組まないでプロレスイベントやるならムタ対サクマシンしかない。格闘技は無理なのでもうプロレスイベントしかない。彼らはさいたまスーパーアリーナの権利を手放したくないだけ。」
格闘技雑誌格闘技雑誌Dropkickの編集者であるジャン斎藤が今年のさいたまスーパーアリーナで開催される大晦日のイベントは格闘技でなくプロレスをやることになっていたことを明らかにした。
さいたまスーパーアリーナの大晦日開催権利を旧リアルエンターテイメントが保持していたが、単独でのDREAM開催が難しい状況のためここ数年はIGFやGLORYとの共催という形で開催されてきた。
またDREAMは昨年GLORYの傘下に入って、今年は5回DREAMを開催するとしたが今年は1回も開催されず、最近になってDREAMはGLORYの傘下から外れて関係が消滅、GLORYも大晦日ではなく別の日に大会を開催することが決定したことで、大晦日興行開催もDREAM単独では難しい状況となっていた。
そこで旧リアル側は新日本プロレスに目をつけ合同興行の話をブシロードを通じてもちかけたのだろうが実現せず・・・・理由は新日本側が1月4日東京ドームもあり、同じ大晦日にIGFもあるため興行戦争を避けるため・・・いろいろあるだろうが、双方共折り合いがつかなかったということなのかもしれない。
この話は日本の格闘技コンテンツの低下を物語っている証拠なのかもしれないが、もし旧リアル側がどうしてもやりたいのであれば他団体(WRESTLE-1)などの話を持っていくか・・・それが格闘技にとって発展性のあるイベントなのか、旧リアル側がさいたまスーパーアリーナの権利を保持したいだけと考えているだけなら、格闘技にとって発展性もない話だし、今年実現したとしても、また来年はパートナー探しをするなど同じことの繰り返しなのではと思う -
棚橋弘至がロンドンへ出発・・・・「陽はまた昇る」
棚橋弘至の公式ブログ「HIGY-FLY」より
http://ameblo.jp/highfly-tana/entry-11641252786.html
「ウス!
ご無沙汰してましたッ!
棚橋ですボーっと色々考えてたら…
イギリスに来てました(↑イギリス感ナシ 笑)
とにかく全力振り切って帰りますッ!!!
あと
たくさんのコメントありがとう
見るたびに増えていくコメント数に驚きながら
ブログを書くタイミングを失ってました( ノД`)∠すみません
「愛してますッ!」と言い続けたら
いつの間にか
「愛されてました」
そう受け取って元気出たァァァー!!!全力ありがとね♪
タナのブログとツイッターが更新された。多分、色々と悩み、考えた四日間だったと思う。でも、あんなにスゲー試合をして、あれだけたくさんのコメントをもらった事で、逆に、この業界の盟主という事が証明されたと思う。何気に心配してたから、安心しました。あっ!テンザンごめん(笑)!
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) October 17, 2013
イギリスへ出発した棚橋弘至が4日ぶりにブログを更新した。棚橋は14日にオカダ・カズチカとの再戦に敗れ、IWGPヘビー級戦線から撤退を余儀なくされ、今後の方向性に関して小島を始め心配しているファンもいたと思う。
棚橋は今までIWGPヘビー級王座を通じて新日本プロレスを牽引してきた、しかしその役目はオカダに代わってしまった、今後棚橋はどうすればいいのか・・・現在は一レスラーとしての棚橋弘至を磨き上げる時期なのかもしれない。
良い例が中邑真輔だと思う、中邑もIWGPヘビー級王座に執着してきたが遠ざかってからは、一レスラーとしての中邑を磨き上げ、IWGPインターコンチ王座を通じて個性を発揮してきた。
棚橋が今後どういう方向性を示すかわからない、IWGPから一歩引いたスタンスをとりつつ自身を磨き上げながら新日本プロレスを見るのも悪くはないのではと思う。
14日の棚橋は落日だったのかもしれない、しかし「陽はまた昇る」ものである。 -
追い詰められたオカダがIWGP王座を防衛・・・エース・棚橋の落日を見た
10月14日 新日本プロレス 「KING OF PRO-WRESTLING」 両国国技館 9000人超満員札止め
(試合後の詳細・コメントは新日本公式HPより)
◇第0試合◇
▼20分1本
○中西学 スーパー・ストロング・マシン 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク(8分28秒 片エビ固め)飯塚高史 X邪道 外道 YOSHI-HASHI
※上からドン!
◇第1試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○タイチ TAKAみちのく(7分27秒 タイチ式外道クラッチ)[第35代王者組]Xロッキー・ロメロ アレックス・コズロフ
☆ロメロ&コズロフ組4度目の防衛に失敗、TAKA&タイチ組が第36代王者となる
◇第2試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○鈴木みのる(7分09秒 体固め)X矢野通
※ゴッチ式パイルドライバー
◇第3試合◇
▼天山広吉復帰戦&渡辺高章壮行試合/30分1本
○ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.(11分48秒 体固め)天山広吉 X渡辺高章
※キラーボム
◇第4試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ〜飯伏幸太 新日本プロレス所属第1戦〜/30分1本
プリンス・デヴィット ○カール・アンダーソン バッドラック・ファレ(10分37秒 片エビ固め)真壁刀義 飯伏幸太 X本間朋晃
※ガンスタン
◇第5試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○柴田勝頼(15分47秒 片エビ固め)X石井智宏
※PK
◇第6試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○永田裕志(10分25秒 バックドロップホールド)X桜庭和志
<試合後>
永田「なんかスゲーお客さんが来ているみたいなんで、リングで挨拶してもらいましょうか?(ダニエルとホーレスをリングへ呼び込む)新日本プロレスへようこそ!しかし、君たちはひとつミステイクを犯した。新日本プロレスはベストであり、グレイトであり、キング・オブスポーツだ」
永田「やるか? 東京ドーム、いつでもいいぞ」
(桜庭が後ろから永田の肩を叩き)桜庭「俺も俺も。まぜて下さい」
永田「グレイシーといえば桜庭だよな?」(呼びかけると場内が大歓声に包まれ、永田と桜庭は指切りで意思を確認)
<バックステージ>
桜庭「おつかれさまでした!」
永田「ありがとうございました!」
※2人はガッチリ握手。
永田「気ぃ、変わらない?」
※桜庭は、笑顔で敬礼ポーズをしたあと、控室へ。
永田「うれしいなぁ…(笑)。ま、こうなったら、グレイシーもやるでしょう。向こうから来たんだし。だって、ウソついたら、針千本飲ませるんだから。いや~、でも、こういう展開になるとは思わなかった」
――史上初、グレイシー一族がタッグマッチに出場し、永田&桜庭が迎え撃つ?
永田「ま、タッグ戦が決まったかわからないけど、2人来たから、俺がやってやる、と言ったら、桜庭が俺も混ぜてと来たから(笑)。まさか、こういう相手が新日本のリングに来るとは思わなかった。この数年間、ああいうのは全然来なかったから。でも、現実来ちゃったんだから。ああいうのが来たら、出ていくしかないだろう? 正直。誰がほかに出ていけるのほかに?」
――その中で、見事な完勝を決めました。
永田「ま、ひとつひとつがいつも以上に強力だったし。ハイも強力だったし。逆に頭をけられて、滑舌がよくなったかもしれない。スムースなイングリッシュが出てたから、血管の詰りがとれたかもしれない。」
――闘う前は、イライラもあったようですが?
永田「始まって、ガンガンやれば、そういうものはすぐ解消されるよね。とくにああいうタイプとは」
――あらためて、桜庭和志とは?
永田「ま、自分のターニングポイントに、どっからともなく現れてきた。それは18年前の10.9もそうだったし、今年に入って、桜庭と永田というのが周りが望むような状況があったし。何度でも闘えるけど、今日は一発勝ってスッキリはしたけど、ちょっとグレイシーに声をかけたら、向こうが共闘で来ちゃったんでね。凄い気持ちのいい共闘がもしかしたら、できるかもしれない」
――相当、楽しみなタッグですが?
永田「僕らすか? ただ難解なのは向こうのチームですね。ま、グレイシーと言えば、桜庭だし。桜庭がコッチにいれば、凄いプレッシャーになるじゃないですか? 目標? ま、なんにもなくて第ゼロ試合になるなら、目標は定めたほうがいい。波は自分で作っていきますよ! あの兄弟とは誰もがはできないよ。まだまだがんばります! おまえが言うなって言われるかと思ったね。ちょっとひやひやした(笑)」
ホーレス「ナガタ、サクラバ、1月4日の東京ドームで君達の時代は終わりだ」
ダニエル「負けるつもりで日本に戻ってきたわけではない。俺達は勝つために戻ってきた」
――タッグチームでの闘いに自信はありますか?
ダニエル「練習しているので、準備は万端だ」
――桜庭選手には、グレイシー一族として、苦い思い出があると思うが、桜庭選手に対してどう思われますか?
ホーレス「昔のことなんで、これから2人の時代だ。もう終わってることだ」
ダニエル「これからニュージェネレーションのグレイシーとして、2人は送り込まれている。俺達には絶対に勝てない」
――永田選手が『ニュージャパンがナンバーワンだ』と言っていたが、グレイシー一族として、どう受け止めた?
ダニエル「新日本はいい団体だと思うが、グレイシーファミリーが“ナンバーワン”だ」
ホーレス「これまでいい選手はいっぱいいた。でも、俺達が来たから、俺達がベストだ」
――永田選手、桜庭選手の試合を見て、どのように思った?
ダニエル「別になにも思わなかった」
ホーレス「試合見ながら、自分達の試合に向けて、作戦を練っていた」◇第7試合◇
▼東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦&NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[権利証保持者/第2代NEVER王者]○内藤哲也(16分35秒 プラマブランカ)[挑戦者]X高橋裕二郎
☆内藤がNEVER王座初防衛に成功
◇第8試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第6代王者]○中邑真輔(16分18秒 体固め)[挑戦者]X丸藤正道
※ボマイェ
☆中邑が2度目の防衛に成功
<試合後のアピール>
鈴木「オマエ・・・・・・もっとたぎりてぇだろ?(※大歓声) オイ、両国! オマエらももっとたぎりてぇだろ?(※大歓声)オマエのこと、もっとたぎらしてやるよ。このベルト懸けて俺と闘え(※大拍手)。たぎるぜ~、オイ。もっと! もっと! もっと! たぎらしてやるよ(※大拍手)。オマエ、俺に負けたら鈴木軍入れ(※大歓声)。たぎるだろ~、オイ! オイ、中邑! それから新日本! これはな、俺からの要求なんかじゃねぇ。オマエをたぎらす条件だよ。答えは決まってんだろ!?(※大拍手)どうする? ど~うする? オマエら! 鈴木みのる対中邑真輔、見たいよな!?(※大拍手) じゃあ、ゆっくりと考えてくれ」中邑「ゴメン・・・聞いてなかったわ。ウッソ~~!! どうしよっかな~~!?俺、決めちゃっていいわけ!? いいよね!? いいよね!? たぎるよね、オイ、オイ、鈴木みのるさん。もちろん・・・イヤァオ!!」
<バックステージ>
中邑「ハァ…。なかなか、たぎる展開だ・け・ど? 敬意を表して、ノアのトップ、丸藤の話でも聞こうかな?」
――その丸藤選手なんですが、中邑選手に対して「まだ、パズルは完成していない」と言って…
中邑「(さえぎって)だね~! だよねえええ~! 俺たち2人なら、もっとたぎるんじゃね? To Be Continued……。期待しちゃおっかな~(ニヤリ)。ただ! 次の獲物が…大っきいなぁ!(笑顔で)。ただの鈴木みのるじゃねぇ。CHAOS辞めて、鈴木軍に入るのかオイ? どうしよう? そんなこと言われたの、初めて。ああ、どうしよう。言っちゃった、言っちゃったよ。やってやるってな。イヤァオと。知ってるよ、鈴木。オメーはこうやって、新日本のリングで、いやプロレス界でのさばって、生きてるじゃねぇな? 生き通しているのは、テメーがイヤァオだからだ!」
――まさに、丸藤選手と中邑選手にしかできない試合でした。
丸藤「いや! 負けちまったら、なんにもなんねぇから。ただ、1つ言えることは、俺と中邑の、パズルはまだ完成してねぇぞ」
――もの凄い要求をされました。
鈴木「あ? 言ったじゃねぇかよ? 要求とか、条件とかじゃねぇんだよ! オマエを滾らすために、してやってんだよ。わかる? いいか、新日本からと、中邑かの要求は、一切受け付けない! 一切だからな。俺の出した条件、無条件で飲め! なぁ、滾るだろ? 来いよオラ! 来いよ中邑!」
――これで鈴木選手がベルトを獲った場合…
鈴木「ウルせぇよ! 獲った場合とかよ! そういうこと言ってんじゃねぇよ。あのベルトもらうのと同時に、新日本プロレス! オイ! 新日本! 中邑! 中邑真輔もらうぞ、鈴木軍に! なぜならば、俺達が一番強いから。俺達が一番スゲーんだよ! 鈴木軍!(鈴木軍全員で)イチバーン!!」
◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第59代王者]○オカダ・カズチカ(35分17秒 片エビ固め)[挑戦者]X棚橋弘至
※レインメーカー
☆オカダが5度目の防衛に成功
■勝利者インタビュー
――見事、防衛に成功しましたオカダ選手です! まさに激闘となりました。振り返っていかがですか?
オカダ「これで激闘なんて、生ぬるいです(※大歓声)」――ただ、再三右腕を狙われました。苦しい闘いだったのではないですか?
オカダ「苦しそうに見えましたか!? こんなの! ・・・普通です(※大拍手)」――棚橋選手のいろんな駆け引きもありました。その件に関してはいかがですか?
オカダ「その件に関しては・・・特にありません(※大拍手)」――外道クラッチを繰り出してきましたが、それについてはいかでしたか?
オカダ「特にありません(※大拍手)」――五分の成績で迎えた棚橋選手、特別な相手だったのでは?
オカダ「そうですね・・・そんな感情は・・・特にありません(※大拍手)」――周りの敵もこれからどんどんオカダ選手にむらがってくると思うのですが、そのあたりはいかがですか?
オカダ「え~、もうそろそろ僕1人でしゃべらして下さい(※大拍手)」これで大「オカダ」コールが起こり、オカダが「この2年間、棚橋さんと闘って、これが6戦目です。・・・・・・本当に!棚橋さん! ・・・・・・お疲れ様でした」とマイクアピール。そして、「というわけで、あとは外道さんにしゃべってもらいます」と言い、外道へマイクアピールを引き継いだ。
外道「次は!? 誰も出てこねぇみてぇだな、オイ? ・・・・・・レインメーカーの強さがよ、やっとわかったようだな、オイ(※大拍手)。たとえ、誰が来ようとよ!レインメーカーには勝てるヤツは1人もいねぇぞ、オイ! なぜだかわかるか、オイ?(※大歓声) ・・・・・・レベルが違うんだよ!!(※大拍手) オイ、いいか! レインメーカーがチャンピオンでいるかぎり・・・、新日本プロレスによ、カネの雨が降るぞ!(※大歓声)」
ここで尾崎仁彦リングアナウンサーがオカダの名前をコールすると、キャノンで発射された金色のテープがリング上へ降り注ぐ。ところが、そこにファレに肩車されたデヴィットが現われ、リング上へのぼる。すると、アンダーソンが背後から外道に襲い掛かり、ガンスタンでKOしてしまった。これでアンダーソン、デヴィット、ファレがオカダをいたぶり、デヴィットがダイビングフットスタンプを投下。アンダーソンがオカダがベルトを奪うと、デヴィットがアンダーソンのIWGP挑戦を要求した。
<バックステージ>
棚橋「悔しいけど! 悲しいけど! おさらばだ、IWGP!!」
アンダーソン「みんなはただの日本人でもない! 俺達はただのアメリカ人でも、ただのヨーロッパ人でも、ただのオーストラリア人でも、ただのニュージーランド人でも、アイルランド人でもイングランド人でスペイン人でもドイツ人でもない! 俺はただそのマヌケな目を開けてほしい! 俺達は、あのオカダをギブアップさせる! 日本人全員がオカダのようにマヌケでもどうでもいい! 俺達バレットクラブがなぜ新日本プロレスでナンバーワンか? その理由は、俺達だ! バットラック・ファレ、“バッドボーイ”タマ・トンガ、“マシンガン”アンダーソン、そして“リアアアアル・ロックンローラ”プリンス・デヴィットだからだ! カズチカ・オカダ、俺は必ずオマエを叩きのめす! そして俺はできる限りそのベルトを高く頭上に掲げて、俺達の仲間、バレットクラブとそれをやり遂げる! 最後の最後、リングの中央に立っているのは、この俺だ! 新日本プロレスのすべては、俺達のものだ。さぁ、新日本プロレスよ、その未来に乾杯しよう! 今夜俺が世界一のレスラーだということを、その目を見開いて、確かめろ! 目を開いてマシンガンを見るんだ! 目を開いてバレットクラブを見るんだ! 今ここに、世界一のレスラー達が揃って立っているのが見えるだろ。これが本当に、リアルなことだ! 乾杯!!(と言って、アンダーソン、デヴィット、ファレは乾杯用のビールで乾杯)トウキョースポーツはどこだ? どこいった?」
※ファレがテレ朝三上アナと野上アナを捕まえ、中央へ引きずり出し、強引にイスに座らせる。デヴィットが黒い布袋を野上アナの頭に被せる
アンダーソン「オマエ、アナウンサーだろ? 英語わかるよな?! みんなに言え!(野上アナの頭に被せられていた黒い布を取る)『カール“マシンガン”アンダーソンがオカダを叩きのめす』と。そして『バレットクラブは素晴らしいガイジンで、地球上でイチバンのレスラーだ』と! 言え!」
デヴィット「(野上アナに再び黒布を被せ)バレットクラブはここにいる! バレットクラブはリアルだ」
アンダーソン「オカダに言え、オカダに伝えろ! 通訳して伝えろよ! このクソヤロー!!」
野上アナ「わかりましたが、通訳はしません! IWGPは、やはり新日本の至宝だと思っています。新日本プロレスファンをなめてもらっちゃ困ります! これが私の意見です。通訳は通訳の方に聞いてください!」新日本プロレス両国大会をスカパーでの放送ではなくニコ生で視聴(スカパーPPVでの放送は来月からスカチャンにて再開)、メインはIWGPヘビー級王者のオカダに前王者でG1準優勝の棚橋が挑戦、試合は棚橋が奇襲を仕掛けオカダのドロップキックをキャッチしてからのテキサスクローバーを狙い、また執拗なヘッドロック、ジャンプして右膝を痛めたと見せかけて奇襲を仕掛けるなどゲリラ的な攻撃でオカダを揺さぶりにかかった。対するオカダは得意の首殺しで軌道修正をしようとするが、今度は棚橋が執拗なレインメーカー潰しの右腕殺しを展開、そして長期戦となっても棚橋の右腕殺しは続き、オカダの得意のパターンであるリバースネックブリーカーが崩れ、レッドインクも腕に力が入らず、ダイビングエルボーからのレインメーカーポーズもオカダが右腕を押さえてうずくまり、レインメーカーが決まってもすぐにカバーが出来ないなどオカダのペースが崩されていく。棚橋はスリングブレイドから一気に勝負に出たがよく考えればスリングブレイドを出したのこの一発だけ、棚橋はハイフライフローにこだわりをもっていたのか?しかしハイフライフローが勝負の分かれ目になったのではと思う、棚橋は掟破りのレインメーカーを繰り出しスタイルズクラッシュ、背中から前へのハイフライフローを投下したがオカダは剣山で迎撃、オカダがレインメーカーを狙ったところで棚橋はダルマ式ジャーマンで切り返そうとするが、オカダは腕を絡めた新しいレインメーカーで3カウントを奪い王座防衛、内容的には4月の両国よりレベルアップしマンネリを感じさせなかったが、敗れた瞬間に自分は負けたら引退マッチで暴走王に敗れた橋本真也の姿を思い出してしまい、エース棚橋の落日を見た気分だった。
試合後は誰も挑戦者に名乗りを挙げず外道のアピールで幕かと思えばバレッドクラブが乱入してオカダと外道を襲撃、G1でデヴィットがオカダに勝っている事から挑戦者はデヴィットの再挑戦かと思えば、名乗りを挙げたのはアンダーソン、アンダーソンも内藤の同ブロックでは2位になっているという実績を盾にしての挑戦表明なのだろうが、自分的には小島の敵討ちの意味で天山に名乗りを挙げて欲しかった。
セミの中邑vs丸藤は、丸藤がエプロンでのパイルドライバーで中邑の首に大ダメージを与え先手を奪い、久しくみせていなかったコブラクラッチ式三角絞めもクスして首攻めを展開、だが肝心のフロムコーナーTOコーナーや不知火・改などが不発に終わり、中邑の膝蹴りが的確に当たるなどして中邑ペースへと試合は傾き、最後は不知火や虎王が決まってもタイガーフロウジョンは不発になると、中邑がスライディング式ボマイエからボマイエで3カウントを奪い王座防衛、読み合いなど見応えのある試合だったが自分的にはまだまだこんなもんじゃないだろうというのが感想だった。試合後には矢野を破った鈴木が挑戦を表明、CHAOSvs鈴木軍の頂上対決の意味合いもあることから結果次第ではユニットの方向性も示される可能性もある。
休憩後にはスペシャルゲストとしてダニエル・グレイシーとホーレス・グレイシーのグレイシー一族が来年の1月4日東京ドームに参戦を表明、永田が桜庭をバックドロップホールドで降した後で迎撃を宣言、桜庭も「混ぜて」と名乗りを挙げたことでタッグ結成が決定的となった。
グレイシーの登場はファンのインパクトが薄いのではと評判が多かったが、グレイシーといえばヒクソンやホイスのイメージが強いのか、K-1やPRIDEなどが昔になりつつあるのか、ホーレスはIGFで川口雄介と対戦したのみで日本で馴染みが薄いかもしれないが、ダニエルはデビューしたばかりの中邑とも対戦し、NOAHの杉浦貴、当時ハッスルにの坂田亘も破っていることからプロレスハンター的要素が強い、気になるのはグレイシー側がタッグマッチを理解しているのか、しかしこういったカードを組まれてしまうとIGFも立場がなくなってしまう。
全体の感想を見るとドーム級のカードが両国で組まれたが、1・4東京ドームへ向けて着実に進んでいることがわかった大会だった。しかし完全にオカダに抜き去られた棚橋はこのまま引き下がったままとなるのだろうか・・・新日本プロレス両国大会!ぐったりするほど濃密でした…。そしてこういう壁紙の部屋に住みたいです! pic.twitter.com/cYpg1L0P8m
— 元井美貴 (@motoimiki) October 14, 2013試合前にリングサイドを見渡したら、グレイシー一族の隣にブッカーK氏がいたゼァ。この人が窓口だったかぁ…ゼァ。
— 永田裕志 (@nagata769) October 14, 2013棚橋vsオカダ名勝負数え唄の最高レベルを叩き出して年間ベストバウト。中邑vs丸藤は初対戦なのに数え唄と思えるほどに攻防の手数が多くてビビった。どんだけ相手のやること理解してるの?初対戦なのに(笑) #njkopw
— ラリアッ刀 (@lariat25) October 14, 2013新日本プロレス両国より。IWGPを防衛し、オカダ・カズチカ時代の完全到来を予感させた今日の両国。だが、その余韻をBULLET CLUBがぶち壊す。次のオカダの相手は、オカダのライバルの一人、カール・アンダーソンだ。 http://t.co/t4ybusQNtA
— 高倉仮面 (@Masked_Takakura) October 14, 2013 -
新日本プロレス10月の両国はドーム級!
☆10/14(月・祝)東京・両国国技館「KING OF PRO-WRESTLING」
◇第0試合◇
中西学 スーパー・ストロング・マシン 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク(1/20)飯塚高史 邪道 外道 YOSHI-HASHI
◇第1試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合
[第35代王者組]ロッキー・ロメロ アレックス・コズロフ (1/60)[挑戦者組]アレックス・シェリー KUSHIDA
※ロメロ&コズロフ組4度目の防衛戦
◇第2試合◇
▼スペシャルシングルマッチ
矢野通(1/30)鈴木みのる
◇第3試合◇
▼天山広吉復帰戦&渡辺高章壮行試合
天山広吉 渡辺高章(1/30)ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.
◇第4試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ
真壁刀義 本間朋晃 X(1/30)プリンス・デヴィット カール・アンダーソン バッドラック・ファレ
◇第5試合◇
▼スペシャルシングルマッチ
石井智宏(1/30)柴田勝頼
◇第6試合◇
▼スペシャルシングルマッチ
永田裕志(1/30)桜庭和志
◇第7試合◇
▼東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦&NEVER無差別級選手権試合
[権利証保持者/第2代NEVER王者]内藤哲也(1/60)[挑戦者]高橋裕二郎
※内藤NEVER王座初防衛戦
◇第8試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合
[第6代王者]中邑真輔(1/60)[挑戦者]丸藤正道
※中邑2度目の防衛戦
◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合
[第59代王者]オカダ・カズチカ(1/60)[挑戦者]棚橋弘至
※オカダ5度目の防衛戦
新日本プロレスの10月14日、両国で行われる「KING OF PRO-WRESTLING」の全カードが発表。メインはオカダvs棚橋のIWGPヘビー級選手権、セミは中邑vs丸藤のIWGPインターコンチ戦、内藤vs裕二郎の東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦&NEVER無差別級戦、永田vs桜庭、石井vs柴田、矢野vs鈴木のリベンジマッチ、フォーエバー・フーリガンズvsタイム・スプリッターズのIWGPジュニアタッグ選手権などドーム級のラインナップとなったが、G1で負傷した天山は両国から復帰となるも、入れ替わるように小島が前夜のオカダ戦でレインメーカーを浴びた際に右肩から落ち脱臼したため欠場となった。IWGPタッグ王座はおそらく天山が10月に復帰できるということを踏まえて返上はしなかったのだろうが、このままだと返上を余儀なくされる可能性も否定できない。また渡辺もアメリカへ武者修行に出ることが決定した。
10月の両国でこれだけのカードを揃えた、11月に大阪、12月に愛知とビッグマッチを控え、来年の1月4日はどんなカードを揃えるのであろうか・・・? -
小島の全て以上を受けきったオカダが王座防衛!丸藤が挑戦表明で中邑の返答は「イヤァオ!」
9月29日 新日本プロレス 神戸ワールド記念ホール 「DESTRUCTION」 8000人 超満員
<試合後のコメントは新日本プロレス公式HPから>
◇第0試合◇
▼20分1本
飯塚高史○高橋裕二郎 YOSHI-HASHI(6分13秒 体固め)タイガーマスク BUSHI X渡辺高章
※東京ピンプス
◇第1試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○アレックス・シェリー KUSHIDA(12分10秒 片エビ固め)タイチ XTAKAみちのく
※OUTATIME
◇第2試合◇
▼NWA世界ヘビー級選手権試合/60分1本
[王者]○ロブ・コンウェイ(8分16秒 片エビ固め)[挑戦者]X獣神サンダー・ライガー
※エゴトリップ
☆コンウェイが王座防衛に成功
◇第3試合◇
▼スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
真壁刀義 本間朋晃 キャプテン・ニュージャパン ○マスカラ・ドラダ(10分05秒 高角度前方回転エビ固め)カール・アンダーソン タマ・トンガ バッドラック・ファレ
Xレイ・ブカネロ
◇第4試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○矢野通(8分56秒 リングアウト)X鈴木みのる
◇第5試合◇
▼30分1本
○桜庭和志 柴田勝頼(10分49秒 片エビ固め)X永田裕志 中西学
桜庭「(ノーコメントのポーズをしたあとで)……ちょっとだけ頭に来た」
永田「(中西と握手しながら)ホントすいません! ごめんなさい。怒ってんなら、最初からその感情出しやがれ、あのヤロー! この体全部差し出してやるから、KOできるもんならしてみろこのバカ! もう1回だ! もう1回!!」
◇第6試合◇
▼ランバージャックデスマッチ/30分1本
○棚橋弘至(13分32秒 片エビ固め)Xプリンス・デヴィット
※ハイフライフロー
――今後の目標は?
棚橋「俺の目標はずっと変わってないよ。口に出して言わなかっただけだけど。俺にとってIWGPはいまでも、まぶしい。行こうか、プロレス界の中心に。俺は、ほしいものは、必ず手に入れるから。うっし!!」
◇第7試合◇
▼東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦&NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[権利証保持者/G1 CLIMAX 23優勝者]○内藤哲也(18分10秒 エビ固め)[初代NEVER王者]X田中将斗
※スターダストプレス
☆田中が5度目の防衛に失敗。内藤が第2代王者となる
試合後に裕二郎が登場
裕二郎「イェーイ! 皆さん、ここにいる内藤ちゃんが新日本プロレスの主役にならないためにも、俺がとことん内藤ちゃんの足を引っ張ります。10月14日、両国で去年の両国と同じように、その足をぶっ壊して、俺がそのNEVERのベルトとIWGP挑戦権利証をいただく、まずは、まずは、ま・ず・は、今夜、神戸のきれいなおねえちゃん…これマジ」
内藤「何を言われても俺の夢は変わらない。そして必ずつかむ。新日本プロレスの主役はこの俺だ」
<バックステージにて>
内藤「やっと…! やっと(NEVERのベルトが)手元にきた。できてから、10ヵ月?やっと、俺の元に戻ってきたなって、うれしいし。安心しました」
――身体のキレもスライディングD対策もあった。田中将斗に照準を絞ってきた?
内藤「なんか相手を認めるようでくやしいけど、俺、7月の秋田の敗戦がスゲー、俺のためになったっていうか。ま、田中の言葉そのままかもしれないよ。けど、『G1』獲れたのはあの敗戦があったからかなと。あの敗戦で気づけることってスゲーあったんで。また必ず田中とやると。シッカリ照準を絞って今日までやったんで、そのとおり勝ててよかったと思います」
――『G1』優勝、権利証、そしてNEVERも獲りました。ここからどう向かっていく?
内藤「やっぱ、まずは。まー・ずー・は、コッチ(NEVER)ですよね?NEVERが完全に田中選手の色に染まってしまっているんで。これをいまからシッカリ、俺の色に染めたいな、と。ま、ゆくゆくはNEVERをNEVERの大会に戻したいな、と。コッチ(権利証)に関しては、ね? こんな美味しい相手がいるんだよ? 俺に勝てばドームのメインイベント行けるんだよ? ま、来る人がいればこばまないし、来ないんだったら俺はそのままドームまで行きますよ? 誰がやるんじゃない。俺がやらなきゃいけないんだ。ドームのメインに立って、ドームのメインを締めて、主役宣言を大きい声でする、俺がやらなきゃいけないんだ。俺がやらないと新日本は変わらない。志は高くいきますよ」
――そんな中、高橋裕二郎選手が挑戦表明しました。
内藤「俺のことが一番気になるんでしょ? 今シリーズもずっと闘って、なんやかんやら突っかかってきてたんで。やっと来たか、と。裕二郎、俺はだいぶ先に行ってるぞ、と。そう思ってるんでね。裕二郎、早く来いよ。受け止めたうえで、キッチリ叩き潰してやるよ? 楽しみですね」
――因縁の場所、両国での再戦ですが?
内藤「う~ん。でも、1年前とは状況がだいぶ違うんで。去年のこともそんなに頭によぎらないし。今日、田中戦をクリアしたことで東京ドームのメインイベントが見えてきたんで(目を見開くポーズ)。あとは、順調に東京ドームのメインイベントに一歩一歩、進んでいきたいと思います。また、この神戸ワールドホール、7年前にプロレスラーになって、初めてシングル初勝利した場所だったんで、凄い思い入れのある場所で、シングルのベルトを初めて神戸のお客さんの前で獲れて、凄いうれしいなと思います。今日と言う日を忘れずに進んでいきたいと思います」
田中「これだけ言っといてやる。今の時点までは、アイツが強かった。でも現時点の、今の時点では、俺の方が強いんじゃ! あのベルト、誰が愛着持ってると思とるとんじゃ。誰が名もないベルトからここまで、神戸のこんな大きなハコで、セミ前の試合まで持ってきたのは、俺やぞコラ?! オイ! 俺とやって、どうやったんや? 充実しとったやろ? オマエがベルトまだ持ってるんやったら、俺を挑戦させろオマエ。言っといてやる。今のこの時点までは、俺の方が強いぞオマエ!」
◇第8試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第6代王者]○中邑真輔(12分07秒 体固め)[挑戦者]Xシェルトン・X・ベンジャミン
※ボマイェ
☆中邑が初防衛に成功
試合後にNOAHの丸藤正道が登場
丸藤「新日本プロレスファンの皆さん、お久しぶりです。このリングに上がった理由はただ一つ。中邑真輔の首がほしい、ここにいる全員に聞きたい。俺と彼の試合がみたいかどうか?」
中邑「誰かと思ったら丸藤か、たぎるか?、答えは…イヤァオ!」
<バックステージにて>
中邑「ふう! ……強敵も強敵!! 人種の壁を感じたね!! シェルトン・ベンジャミン! 笑わせんなよ? 丸藤どころじゃ…ねーんだよ? だけど! 疲れたところで、ふう~! ……俺も好きだね?(ニヤリ)。いいぜ、オイ。たぎろうじゃん? 丸藤・正道、待ってます!(机をバン、と叩いて)」
――シェルトン・ベンジャミンの成長度合いは?
中邑「早いよ! 育つ感覚が。最初の頃よりもシャープになって、最初の頃よりもアイツ、自分をよく知ってる。かつ、俺のこともな? はぁ、ちょっとタイトルマッチがあったんだから、少しぐらい勝ち逃げさせて、ほしいなぁ…(ベルトの上に顔をうずめて)」
――インターコンチネンタルの色、まずます中邑色になってきたと思います。どこへ向かいますか?
中邑「どうだろうなぁ…。もっと俺に、ニンジンを、ぶらさげて、ほしいよねぇ。インターコンチネンタルは、まぁインターナショナルのベルトであって、もっと自由にしてもいいんじゃない? まぁでも、いまこのベルト、俺じゃねーと、扱えませんがね? 以上ォ~!」
――中邑選手との対戦が、ほぼ決定的となりましたが?
丸藤「俺の15周年の試合から始まり、ホントに出てもらって感謝してるし。今度は(ノア横浜大会で)タッグで闘うと。“鉄は熱いうちに打て”と。ちょっと、今日はオフだったんで、神戸まで散歩しに来たら、新日本プロレスがやってたんで、思わず来ちゃいました」
――シングルマッチということでよろしいですか?
丸藤「それ以外、ここに来て、タッグだって言われても、そんなの、誰も望んでないでしょ?!」
――中邑選手はベルトを持っていますが、それを意識する?
丸藤「愛着もなにもないけど、彼がそれを持っているんならば、奪ってしまってもいいかな。でも1番は、彼と試合がしたい。“イヤァオセンサー”に引っかかったろ?(ニヤリ)」
◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第59代王者]○オカダ・カズチカ(24分44秒 片エビ固め)[挑戦者]X小島聡
※レインメーカー
☆オカダが4度目の防衛に成功
■勝利者インタビュー
――オカダ選手です! おめでとうございます!
オカダ「(※大拍手)ありがとうございます」――見事に防衛、『G1 CLIMAX』からの流れも完全に断ち切れたのでは?
オカダ「そうです。これから東京ドームへ向けて、しっかりやっていきたいと思います(※大拍手)」――今日の対戦相手の小島選手ですが、プロレスの酸いも甘いも知っているような、そんなプロレスを見せられたのではないですか?
オカダ「あのレベルで酸いも甘いも知られたら困ります(※場内どよめき)・・・まあ、小島さんのレベルは、普通です(※大拍手)」――今日は、メイン以外にも素晴らしい試合がたくさんあって、神戸のお客さんを沸かせました。今後、どんな目で見ていきますか?
オカダ「相手のことを、いま、考えてないです(キッパリ)」――どんどんレインメーカーへの期待が高まっていると思います。いまのご自分の立ち位置、どのようにお考えですか?
オカダ「ま、そうですね。考えは・・・特にありません(※大拍手)」※ここで外道がマイクを強奪。
外道「長い! 帰ってくれ・・・。神戸よ!! 見たか、オイ!! 当然の結果が起こったぞ、オイ!! 小島はよ、やっぱりよ、クソッタレだったな、オイ? アイツ程度によ、レインメーカーは負けねぇんだよ!! 何でか、わかるか? オイ!! ・・・・・・(※たっぷり間を溜め)レベルが違うんだよ、コノヤロー!!(※大拍手)」ここで外道が「俺の予想だとよ、そろそろ“あのヤロー”が来る。俺の予想だとな、“アイツ”が出て来る。“逸材”が出て来るぞ、オイ!」と予測し、場内が騒然とした空気に包まれる。そして、本当に棚橋が現われ、オカダの眼前に到着。両者がマイク合戦を繰り広げた。
オカダ「棚橋さん! アナタといままでの戦績、2勝2敗1分ですよ。次、完全決着戦、やりましょうよ(※大歓声)。そこでアナタをしっかり終わらせてあげます。棚橋さん・・・お疲れ様でした(※大拍手)」
棚橋「オカダ! 何回も言ってるけどな、俺は、疲れて・・・・・・ない!(※大拍手&棚橋コール)いいか? 俺は、欲しいものは必ず手に入れる。そして、俺のレベルは逸材だ(※大拍手)。両国でそのベルト、返してもらうからな(※大拍手)」
オカダ「棚橋さん!最後にひとこと。IWGPは・・・遠いぞ」
【バックステージにて】
外道「オイ、いいか!! 両国でよ、アイツを終わらせるぞ、オイ。楽しみにしとけ、コノヤロー!そして! レインメーカーはまた、ここに、チャンピオンのまま帰って来る。そんときはよ、またこの神戸に・・・カネの雨が降るぞ!」
――オカダ選手、4度目の防衛おめでとうございました。
オカダ「ありがとうございました」
――「今日はベルトが動くのかな?」と一瞬、思ったファンも中にはいたと思うんですが?
オカダ「ま、そんなことを思うファンは、レベルがかなり低いと思います」
外道「おまえだけだコノヤロー」
――天山さんの技を出したり、第三世代の意地も見せたと思うんですが。
オカダ「ま、べつにどんな技を使われようが、自分のほうが強いんで、何も変わらないと思います」
――試合前は、小島選手を「もう古い」と評していましたが?
オカダ「変わらず、古いと思います。小島だけに限らず、第三世代みんな」
――小島選手は「オカダは強かった」と認めるコメントを出しましたが。
オカダ「小島さんのことは、そうっすね。とくにありません。印象も何も変わらない、とくに普通の選手です」
――次の相手は、棚橋選手ということで。これは、オカダ選手自身が望んでいたかたち?
オカダ「まぁ、2勝2敗1分けですか? 『G1』でも決着がつかなかったんで、またシッカリ。もう棚橋弘至が出てくる場所じゃない、というのを棚橋さん自身にわかってもらって、シッカリ完全決着と行きたいですね」
――棚橋選手との闘いの印象は?
オカダ「印象…。ま、何度もやってるんで、いつもどおり行くだけです」
外道「まぁよ、おめーらがどんな印象を持つかわからねーけどよ、事実な、2勝2敗1分けなんだ。ここでよ、完全にアイツを終わらせてやろうって言ってんだ。両国でよ、完全決着つけてやる! おまえは、両国で、終わりだコノヤロー!」
――5度目の防衛戦、棚橋弘至戦についてメッセージを
オカダ「メッセージ…。とくにありません」
※ここで外道がビールを持ち出して
外道「カンパイしようか?」
オカダ「…………なににですか?」
外道「クソッタレを終わらせた…」
オカダ「クソッタレ……。クソッタレにカンパイしましょうか?」
外道「ああ、かわいそうだからな?」
オカダ「情けのカンパイ…」
外道「クソッタレに情けのカンパイ!」
オカダ「ハイ。クソッタレ~!」
※小島は床に倒れこむ。
天山「大丈夫か? コジ! よくやったよ! ホンマね、今日は、この神戸で、コジがIWGPのベルトを獲ってくれると、そう思った。だからセコンド付いて、コジのこと応援してね。ホンマに結果は残念やけどね、最後の最後、力振り絞って、もう決まったかと思ったけどね。もう1発決まったら、もうアイツがベルト獲れたと思って。ホンマにコジの男の意地っていうか、生き様見せてもらったッスよ今日は。応援してて、俺が逆にパワーもらったね。こんなの見せられたら、いつまでも休んでる場合じゃないよ、俺だって」
――小島選手が試合の中で使ったモンゴリアン、そしてアナコンダバイス、アナコンダバスター、そしてTTDもでました。どんな風に天山選手は感じた?
天山「俺はね、リング下からパワー、バンバン送ったけども、まさかモンゴリアン、アナコンダもやってくれると思わなかった。ガッチリ追い込んでくれたけどね、最後もう1発、ラリアット決まったら、もう終わったでアイツは。まだまだ負けられへんって。負けないって! コジとか、俺もそうやけども。これからや! まだまだ! これで終わるようなコジちゃうもんね。な、コジ?」
小島「オッケー」
天山「まだまだ行こうぜ! コジ、俺もね、来月復帰するから! また一緒にやろうぜ。テンコジもう1回復活するから。コジ、お疲れさん!」
小島「またよろしくお願いします。ありがとうございました」
――本当にすべてを出し尽くした闘いだったかと思いますが?
小島「残念だ。強かった! 今の俺と天山の力借りても勝てなかった。相当だよ。相当強かった。ただ、この1ヶ月間、なんかスゲー楽しかったよ。若返らせてもらった。オカダと闘うことで。俺は若返ったよ、いろんな意味で。少なくとも、20歳は若返った。ってことは、今のオカダよりも、俺は年下になったんだ。な? そういうことだよ。プロレスラーは、充実した試合をすればするほど、若返ることができるんだ! これからまた、20年年下の、23歳の小島聡で、がんばるから!」
――10.14両国、オカダ選手との対戦は、ほぼほぼ決まったと思いますが?
棚橋「2013年、このままじゃ終われないでしょ。ね? しっかり、ベルト取り戻す。そして、やっぱりさ、新日本プロレス、41年目に突入するけど、いっぱい名レスラーはいるけど、やっぱ創った人間を越えた人はいないじゃん。俺はこれから、新日本プロレスを創った人間を、さらに越えていくから。まだまだ引っ張っていくし、リング上でも言ったけど、俺は欲しいものは必ず手に入れるから! 以上です」
新日本プロレス神戸大会をPPVで視聴、メインのオカダvs小島のIWGPヘビー級選手権は、小島はラリアットへの布石を狙って首攻めで先手を狙うが、首攻めではオカダの方が一枚上、ペースが乱れてもしっかり軌道修正して得意の首攻めで試合の主導権を握っていく、小島はマシンガンチョップからの“いっちゃうぞ”エルボーから自分のプロレスで形勢を変えにかかる、オカダをコーナーに乗せてのラリアット、コジコジカッター、雪崩式コジコジカッター、天山が乗り移ったかのようなアナコンダバスターからのアナコンダバイス、久しぶりに繰り出したCCD、小島は自分の全て以上のものを出した。そして小島はラリアットで勝負するもオカダはかわしレインメーカーを繰り出すが、かわした小島がレインメーカー式での左のラリアットが炸裂、だが勝負を狙った右でのラリアットがドロップキックで迎撃されるとオカダがレインメーカーで3カウント、小島は全て以上のものを出したが右のラリアットをしっかりマークしたオカダの勝利だった。
試合後は前王者でデヴィットとの抗争に一応のケリをつけた棚橋が挑戦表明、前王者である権利である再戦の権利、またG1で準優勝、オカダとの公式戦の引き分けを考えると妥当といえば妥当、またオカダvs棚橋戦は今年に入って3回組まれているがレベルが上がり、新日本にとっても金の雨を降らせるドル箱カードにもなりつつある。
第8試合の中邑vsベンジャミンのIWGPインターコンチ選手権は、ベンジャミンの試合前の強襲から中邑がベンジャミンの動きを読みきってリードを奪う、これまではベンジャミンが中邑の動きを読んでリードを奪ってきたが、今回は逆の展開となった。終盤にはベンジャミンのドラゴンウィップが当たりベイダードを狙うも、中邑がボマイエで迎撃した後でスライディング式ボマイエ、ボマイエで3カウントを奪い王座防衛、試合後にはNOAHの丸藤が現れ挑戦を表明し、中邑が「イヤァオ!!」で返答したことにより決定となった、8月のNOAH「丸藤正道デビュー25周年」大会で中邑と丸藤はタッグを組んだが、丸藤は「中邑真輔か…。もう組まなくていいかな。やっぱり敵かもしれない。」、中邑も「組むと楽しみが半減。ああいう選手とはやらないと」と出していたことから、この時点で丸藤も中邑との一騎打ちを決め、中邑もこの日タッグで対戦したGHC王者のKENTAよりも丸藤に興味を示していたのかもしれない。
第7試合の内藤vs田中戦は全体的には田中がリードしていた試合で、内藤が反撃しても重みのある攻撃は田中が上だけにリードを奪わせなかった、だがスライディングDをかわされてのブルマブランカが決まると形勢が変わった、おそらくだがブルマブランカは田中にとっても初めて食らった技、脱出に時間を要してしまいスタミナをロスさせてしまう、これで流れを掴んだ内藤はジャーマン、ドラゴンスープレックス、グロリアからスターダストプレスで3カウント、田中もリードを許さなかったが内藤も以前とは違い落ち着きが見られた試合でもあった、試合後には裕二郎が対戦を表明したが、裕二郎は内藤が勝てば必ず名乗りを挙げると思っていただけに、この二人の愛憎劇はまだまだ続く。
第5試合のタッグマッチは3月の尼崎大会の再戦となったが、前回は中西が大暴れして桜庭組を苦しめるも、永田が桜庭のキックでダウンしてしまい、強引にタッチした中西が孤軍奮闘して粘る展開となる、戦列に復帰した永田も桜庭に再度挑むが桜庭が関節技と見せかけての丸め込みで3カウント、試合後に永田と桜庭が乱闘となったが、今回の敗戦は永田も納得できないといったところだろう。
今回の神戸大会は10月の両国大会の予告編的な要素が強かったが、新日本プロレスの活気力はまだまだ続く。本日、神戸大会超満員。ありがとう。次は10.14両国でIWGP獲りにいきます☆ #njdest #njpw
— 棚橋 弘至 (@tanahashi1_100) September 29, 2013こちらの超満員写真の方が良い写真です。今日は最高の日だ、本当に今日来場頂いたファンの皆様『ありがとう!』 pic.twitter.com/i9swghsT3d
— 新日本プロレスリング新日企画 (@njkikaku) September 29, 2013今日の神戸大会見て、新日のレベルの高さを再認識した。賛否ある内藤も一定以上のクオリティの試合してるし(でも、一定以上じゃ納得しないのが新日ファン)、オカダ、中邑、棚橋の3強の安定感は流石だった。 #njdest #njpw
— えりえる (@eriel_1976) September 29, 2013 -
会長辞任の木谷高明氏と社長辞任の白石伸生氏
24日グループ全社の取締役会と株主総会を開催。私、木谷はブシロードとSEA以外の取締役を辞任、ヴァンガード、ヴァイス等、新たにFQ、バディファイトの布陣でTCG世界一を目指し専念します。短い間でしたが新日本プロレス会長を務め光栄でした。いずれ帰って来ます。ありがとうございました!
— 木谷高明 (@kidanit) September 24, 2013
24日にブシロードグループの取締役会と株主総会で木谷高明氏が正式に新日本プロレスの会長を辞任した。ユークス体制以前の新日本プロレスはアントニオ猪木の個人商店であり、猪木が引退しても影響力が強かったため個人商店という枠組から脱することが出来なかったが、ブシロード体制となってからは猪木の影響力を脱し新日本プロレスそのものの影響力を高めた、そういった意味では木谷氏の功績は高いし、ご苦労さまでしたと敬意を表したい。9月25日発売の週刊プロレスより
-(社長辞任の理由)理由は単純で、僕の夏休みが終わった(略)大学もちょうど夏休みだっただから全日本の仕事を精力にまわれたんです。
-レスラーの人達は武藤ちゃんがよく言っていたとおりプロレスをナメるなという部分があったんですけど、僕に言わせると経営をナメるなと、そのぶつかり合いが僕と武藤のぶつかり合いだった、そこを渕さんが察したんでしょう、だから僕をリングに上げる判断をしたんだと思います。
-レスラーにしか入れない領域、そこに一般人はだけど入れさせてやろうという判断が渕さんにあったんだろうと僕なりに察したんです。・
これは一部だけだが全日本プロレスのオーナーである白石伸生氏が社長を辞任した理由を明かしたが、笑いたくなるほどふざけんなと言った内容だった、ファンへの贖罪といって渕さんの反対をヨソに強引にリングに上がり、都合よく解釈するとは・・・木谷氏と比べると情けなくなってくる。
今後TV中継に関しては白石オーナーが地上波の枠をポケットマネーで買い取って放送をすることを示唆したが、現状がまだまだ厳しい全日本を無理して大きく見せる必要があるのか、かなりリスクが大きいのではと思う。
最後に白石オーナーは“馬場さんの想い”というのを多用したいたが、言っているだけなら軽く語って欲しくない。
追記
新日本プロレスリング:新役員人事決定のお知らせ
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当社は、昨日2013年9月24日に行なわれました取締役会において、下記の通り役員人事を決定致しましたのでご案内致します。
代表取締役会長 菅林直樹
取締役社長 手塚要(新任)
取締役 三雲薫(株式会社テレビ朝日スポーツ局長)
取締役 西澤道昭(新任)
監査役 岩崎潤也
※なお、取締役でございました木谷高明は9月24日をもって退任いたしました事も併せてご案内させていただきます。
東京スポーツより
・ 手塚氏は今年4月にブシロードから新日プロに異動し、執行役員兼経営企画部長を務めてきた。木谷前会長とはいわば“師弟関係”。ブロッコリー(木谷氏が設立)入社、ブシロードに移り海外法人の立ち上げなどに携わる。
・ 手塚氏「(狙いは)ブシロードグループとしてのシナジーを高めましょうというのが一番。多くのものを活用すべく、ブシロードの人間が社長になったということです」。
##木谷氏の後任の会長には社長だった菅林氏が昇格、後任の社長にはブシロードの手塚氏が就任、選手通訳でおなじみの西澤氏も取締役に昇格となった。ブシロード側の人間が社長就任となったが、ブシロードと新日本の関係もこれからますます強化されていくと思う、
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小島が自慢の豪腕でオカダから直接フォールで前哨戦を制す!棚橋が凱旋もバレッドクラブに煮え湯を飲まされる・・・
9月14日 新日本プロレス 後楽園ホール「Road to DESTRUCTION」2015人 超満員札止め
◇第1試合◇
▼20分1本
○タイチ TAKAみちのく(10分02秒 エビ固め)田中翔 X小松洋平
※シットダウン式パワーボム
◇第2試合◇
▼20分1本
○KUSHIDA アレックス・シェリー(10分45秒 片エビ固め)タイガーマスク XBUSHI
※OUTATIME
◇第3試合◇
▼20分1本
飯塚高史 ○高橋裕二郎 YOSHI-HASHI(10分28秒 体固め)永田裕志 中西学 X渡辺高章
※東京ピンプス
◇第4試合◇
▼20分1本
プリンス・デヴィット カール・アンダーソン ○バッドラック・ファレ(9分04秒 片エビ固め)真壁刀義 Xキャプテン・ニュージャパン 本間朋晃
※グラネード
◇第5試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
中邑真輔 ○矢野通(15分05秒 反則勝ち)X鈴木みのる シェルトン・X・ベンジャミン
◇第6試合◇
▼CMLL世界タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○タマ・トンガ レイ・ブカネロ(11分46秒 エビ固め)[王者組]棚橋弘至 X獣神サンダー・ライガー
※ヘッドシュリンカー
☆棚橋&ライガーが初防衛に失敗.トンガ&ブカネロが新王者組となる
◇第7試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○小島聡 内藤哲也(18分19秒 片エビ固め)Xオカダ・カズチカ 田中将斗
※ラリアット
<新日本公式HPより>
小島「本日はご来場まことにありがとうございます!(※大拍手) オカダ! オカダ!! このマイク、どうせどっかで聞いてるんだろ? いいか? いまから言うことをよーく聞け! オカダ、いいか? 俺は今日、個人的なことで申し訳ないけど、43回目の誕生日を迎えた!(※大歓声)ありがとうございます! そして、その43という言葉は、オマエがいつも言っている『オッサン』という言葉に、また一歩近づいたということだ(※場内笑)。じゃあなぜ、そのオッサンが、オマエに勝てるかわかるか!わかるか!? わからねぇだろ。プロレスは年齢じゃねぇんだよ(※大歓声)。プロレスは! ここだよ。気持ちだろ! ハートが一番大事なんだよ! な? オカダ。俺は、神戸大会、俺のために!そして! 俺を応援してくるみんなのために! そして! 全国のアラフォーの人たちのために! 絶対に、チャンピオンベルト、獲っちゃうぞバカヤロー、オイ!!(※大歓声)」
<バックステージにて>
内藤「ま、やっとあの田中と肌を合わせられて、やっぱ強敵だよね? わかってるよ。だからこそ…!! 俺はこの“権利証”を懸けてでもやりたい。俺は、田中…必ず、倒さなきゃならない相手なんで。まー・ずー・は、田中。田中をクリアしたら、東京ドームへの道がハッキリ、(目を見開くポーズをしながら)見えてくると思うんでね。シッカリ神戸、7月の借りを返して、そしてNEVERのベルトをゲットして、そして東京ドームに向かいたいと思うんでね。小島なのか? オカダなのか? どっちでもいいよ。どっちでも構わない! どっちでも変わらない! 新日本プロレスの! 主役は! 俺だ…!」
小島「ありがとうございました。リング上で言ったとおり、プロレスは年齢じゃないよ? レベルでもない。ウン。年齢とかレベルだけでプロレス語ったら、俺なんか、とっくの昔にプロレス界からいなくなってんだ! な? 俺はどうやって22年間、今日までこうやって闘ってきたかわかるか? (胸を指して)ここでやってきたんだ。気持ちだけだ! ああ? 気持ち、ハート。すべての心を込めてやってきたから、いまみたいにやってこれてるんだろ? 俺なんかレベルなんて何もねーよ。俺はずっとずっと低いところからプロレスをやってきたんだ。それが今日みたいな結果を出せるのは、ファンの人の声援と俺の気持ちが、勝ってるからだ。神戸大会、必ずベルトをモノにして、俺だけじゃねぇ。いろんなモノを背負ってきた。これからも勝手に背負ってやる。オカダのファンもアラフォーの人もプロレスファンも、全部! 勝手に! 背負わせてもらう!」
外道「遊びの時間はよ、これで終わりだコノヤロー! 神戸まで、待ってやらねぇ! 次の試合で、叩き潰してやる! 覚えておけコノヤロー!」
オカダ「そうだ。外道さんの言った通りだ。あなたと、遊んでる暇はありません! しっかりだ、しっかり、“倒した”じゃねぇ、“防衛した”じゃねぇ、潰してやる! 終わらせてやる! それだけだ。クソ!」
田中「秋田のタイトルマッチ終わって、こないだの後楽園と、今日の後楽園。オマエに1つ言っておいてやる。すべての面で、俺の方が上や。すべて。なにもかも、レスラーとして持ってるもん、すべてや。この2戦闘って、俺の方が上やって、感じたやろ? ベルト、初めて獲ってからよ、今年の年末で1年経つんや。1年持ち続けること、とりあえずそれが目標や。前回勝った相手に、俺が負けると思うか? このベルトに対する気持ち、内藤より俺の方が上や。内藤が最初に、このベルトのこと、うんぬんって言って作ったかもしれへん。でも、『NEVER.』のベルト、どんだけ俺が巻いてると思っとんねん! 誰を倒してきたと思っとんねん!『NEVER.』イコール“田中将人”つうのが、いま出来上がっとんねん! その出来上がったところに、獲られるわけにはいかんねん。どんどんどんどんベルト防衛して、まだまだまだまだ、俺の腰から動かせへんよ」
新日本後楽園大会は9月29日神戸大会の前哨戦といったカードがほとんどだったが連休初日ということで超満員となった。
メインのIWGPとNEVER選手権の前哨戦は田中が竹刀で小島を殴打してから先手を奪い、小島が捕まる展開となるも内藤がナイスフォローで試合を盛り返す、終盤もオカダと小島が対峙しオカダがレッドインクやドロップキックで追い詰めるが、レインメーカーを狙ったところで小島がかわして後頭部ラリアットを浴びせると、最後はショートレンジラリアットで3カウントを奪い小島が前哨戦を制した。5日の後楽園大会ではオカダのインサイドワークにしてやられた小島だったが、今回は内藤の援護があったもののキャリアと一発の重みで小島が優った。
セミのCMLLタッグ選手権はバレッドクラブの介入で試合が大荒れとなり、最後も垂直落下式ブレーンバスターを狙ったライガーにアンダーソンがガンスタンを浴びせてからトンガがヘッドシュリンカー3カウントを奪い挑戦者組が王座奪取、棚橋はメキシコCMLL版のG1であるカンペオン・ウニベルサルを制覇しての凱旋だったが、凱旋マッチ早々バレッドクラブに煮え湯を飲まされてしまった。
中邑、矢野vs鈴木、ベンジャミンは鈴木が中邑にゴッチ式パイルドライバーを狙うが、背後から矢野がペットボトルの水をかけたところで鈴木がキレ、ロープ越しのスリーパーで矢野を絞めあげ、制止に入ったレフェリーを場外へ投げ飛ばしたため反則負け、中邑はベンジャミンのベイダードでKOされる。試合は中邑組が勝ったが火に油を注がれた鈴木軍が勢いを見せつける結果となった。
神戸大会まであと2週間、どんな結果が待ち受けているのだろうか…? -
ライガーのNWA王座挑戦が決定するも第2試合・・・権威失墜を嘆くのは馬場さんかも・・・
☆9/29(日)兵庫・神戸ワールド記念ホール『DESTRUCTION』16:00開始
◇第0試合◇
タイガーマスク BUSHI 渡辺高章(1/20)飯塚高史 高橋裕二郎 YOSHI-HASHI
◇第1試合◇
▼スペシャルタッグマッチ
アレックス・シェリー KUSHIDA(1/30)タイチ TAKAみちのく
◇第2試合◇
▼NWA世界ヘビー級選手権試合
[王者]ロブ・コンウェイ(1/60)[挑戦者]獣神サンダー・ライガー
◇第3試合◇
▼スペシャル8人タッグマッチ
真壁刀義 本間朋晃 キャプテン・ニュージャパン CMLL選抜選手(1/30)カール・アンダーソン タマ・トンガ レイ・ブカネロ バッドラック・ファレ
◇第4試合◇
▼スペシャルシングルマッチ
鈴木みのる(1/30)矢野通
◇第5試合◇
永田裕志 中西学(1/30)桜庭和志 柴田勝頼
◇第6試合◇
▼スペシャルシングルマッチ
棚橋弘至(1/30)プリンス・デヴィット
◇第7試合◇
▼東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦&NEVER無差別級選手権試合
[初代NEVER王者]田中将斗(1/60)[権利証保持者/G1 CLIMAX 23優勝者]内藤哲也
※田中5度目の防衛戦
◇第8試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合
[第6代王者]中邑真輔(1/60)[挑戦者]シェルトン・X・ベンジャミン
※中邑初防衛戦
◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合
[第59代王者]オカダ・カズチカ(1/60)[挑戦者]小島聡
※オカダ4度目の防衛戦
新日本プロレス9月29日神戸大会の全カードが発表され、第5試合では桜庭との再戦を狙う永田が中西と組んで桜庭、柴田組と対戦。3月の尼崎大会でも同じカードが組まれたが、この時は永田より中西の活躍が目立ち、敗れはしたが野人パワー全開で桜庭組を大いに苦しめた。ライガーのNWA世界ヘビー級王座への挑戦も決定したが第2試合に組まれた、4月の両国ではダブルメインイベントの第1試合、6月の大阪では第4試合、そして9月の神戸では第2試合とは、NWAの権威が昔ほどではないというもの改めて痛感させれてしまった。
NWAはアメリカ合衆国のプロレスプロモート連盟で王座も世界最高峰とされ、全日本プロレスも旗揚げしてすぐに加盟、自分がプロレスを見始めた頃である昭和56年もまだ世界最高峰とされていたが組織力が低下し始めていた。
昭和59年にはNWAに加盟していたWWF(現・WWE)が脱退、豊富な資金とケーブルテレビの活用をし全米に侵攻を開始、NWAに加盟していた各プロモーションは団結力と資金力が衰えていたこともあってたちまち飲み込まれてしまう。NWAはノースカロライナ州シャーロッテのプロモーターだったジム・クロケット・ジュニアがNWA会長に選出されると、WWFに対抗して次々とプロモーションを買収することでNWAの実権を握り、NWA王座はクロケットプロモーションのベルトとして扱われるが、WWFの圧倒的な力や経費の増大と内部の統率の乱れでクロケットプロは資金繰りが苦しくなる、そこでテッド・ターナーにプロモーションの経営権を売却しWCWが誕生、NWAはクロケットが会長だったことでWCWの傘下となりNWA王座も世界的権威を低下させてしまってしまった。
NWA王座は権威は低下するも、全日本は馬場さんがNWA第一副会長に就任していたのもあってNWA王者を招聘していたが、1989年3月に王者としてリッキー・スティンボードが全日本に来日し全日本がジャンボ鶴田か天龍源一郎を挑戦させようとするが、NWA側が「鶴田と天龍の挑戦は認めない」と勧告、これに怒ったジャイアント馬場が「今後NWAのベルトはウチのベルトより下と扱わせてもらう」とタンカを切ってNWAとの関係を見直し副会長の座を辞したことで、全日本も内での戦いにシフトチェンジを余儀なくされていった。
先月G+の「プロレスクラシック」で馬場さんがハーリー・レイスを破り3度目のNWA王座奪取した試合が放送されたが、NWA王座の権威失墜を一番嘆くのは王者となった馬場さんなのかもしれない。 -
新シリーズが開幕もオカダと中邑、明暗が分かれる・・・NWAが国際派スター・ライガーを挑戦者に指名!
9月5日 新日本プロレス 後楽園ホール「Road to DESTRUCTION」1950人 満員
◇第1試合◇
▼20分1本
KUSHIDA ○アレックス・シェリー(10分01秒 片エビ固め)田中翔 X小松洋平
※オートマティックミッドナイト
◇第2試合◇
▼20分1本
飯塚高史 ○YOSHI-HASHI (11分34秒 片エビ固め)永田裕志 X渡辺高章
※スワントーンボム
◇第3試合◇
▼20分1本
中西学 ○獣神サンダー・ライガー タイガーマスク(12分12秒 体固め)カール・アンダーソン タマ・トンガ Xレイ・ブカネロ
※垂直落下式ブレーンバスター
◇第4試合◇
▼20分1本
○プリンス・デヴィット バッドラック・ファレ(8分32秒 体固め)真壁刀義 Xキャプテン・ニュージャパン
◇第5試合◇
▼スペシャルイリミネーションマッチI/時間無制限
鈴木みのる ○シェルトン・X・ベンジャミン TAKAみちのく タイチ(16分54秒 エビ固め)X中邑真輔 矢野通 石井智宏 邪道
※ペイダート
☆退場順=[1]X邪道(10分31秒、鈴木のゴッチ式パイルドライバー→体固め)[2]X鈴木(12分01秒、矢野によるオーバー・ザ・トップロープ)[3]X矢野(12分54秒、TAKAによるオーバー・ザ・トップロープ)[4]XTAKA(12分58秒、石井によるオーバー・ザ・トップロープ)[5]タイチ(13分07秒、石井のラリアット→エビ固め)[6]X石井(13分59秒、ベンジャミンによるオーバー・ザ・トップロープ)
◇第6試合◇
▼スペシャルイリミネーションマッチII/時間無制限
○オカダ・カズチカ 外道 田中将斗 高橋裕二郎(22分34秒 片エビ固め)小島聡 内藤哲也 BUSHI X本間朋晃
※レインメーカー
☆退場順=[1]X外道(12分13秒、内藤のプルマ・ブランカ)[2]X田中(13分07秒、内藤によるオーバー・ザ・トップロープ)[3]X内藤(14分28秒、裕二郎によるオーバー・ザ・トップロープ)[4]XBUSHI(15分54秒、裕二郎の東京ピンプス→片エビ固め)[5]X裕二郎(17分10秒、小島のラリアット→体固め)[6]X小島(20分08秒、オカダによるオーバー・ザ・トップロープ)
<新日本公式より>
(NWA側の挑戦指名を受けて)
ライガー「え~。いまリング上で名前を挙げた、歴史に名前を残す、世界のトップレスラーたち。そこに名を連ねられるNWAのベルト。そこに挑戦できる。夢にも思っていなかったですし。チャンピオンのほうからリクエスト、指名が来た。これは、もう断る理由はないので挑戦させて頂きます。ヘビー級のシングルのベルトはいままで一度も腰に巻いたことはありませんし、シングルのベルトそのものも最近巻いていませんので、神戸はキッチリとベルトを巻きたいと思います。応援よろしくお願いします。コンウェイの印象ですか? 本当にノラリクラリしてて、まさしくNWAのチャンピオンですね。でも、決めるところはバーンと一発でキメルっていう。一発の怖さ、これに中西や小島が本当に一発でやられてるんで。そこを気を付けたい。それ以外は器用な選手じゃないと思います。ただ、あのNWAのチャンピオンのノラリクラリ。ハーリー・レイスやリック・フレアー、ザ・ファンクス。そういった選手のうまさを持ったチャンピオンだと思いますので、そこは気をつけて。キッチリいきたいなと」
(メイン終了後リング上で)
オカダ「小島さん! しゃべりたいなら、何か特にあるなら、何かしゃべって下さいよ」
小島「オカダ・・・オカダ! ・・・お疲れ様でした」、「残念ながら、オマエのレインメーカーは、絶対に!この俺には当たらない。なぜだかわかるか? その秘密は! ・・・自分で考えろ!9・29神戸、IWGPチャンピオン・・・この小島聡が・・・獲っちゃうぞ、馬鹿ヤロー、オイ!!」
外道「「オイ、小島! テメーはな、クソッタレだよ、コノヤロー! あんなクソッタレにはよ、レインメーカーは2度と負けねぇ! ただよ、決着つけるのはよ、9・29だ、オイ。それまではよ、とどめ刺さないでおいてやるよ。
9・29でレベルの違いを見せつけてよ、キッチリとどめ刺してやる。9・29神戸によ、カネの雨が降るぞ!」
バックステージにて
オカダ「小島さん!! いま、あなたが喋ってから、何分間かずっと考えてましたけど、なんでレインメーカー、俺に当てれないかが、わからないッスよ!! 確実にあたるぞ、しっかり! しっかり! 勉強して! 俺の試合! 全試合見ろ! うん。それだけだ」
外道「100歩譲ってよ、当たらねぇにしてもよ、当たった時だオイ! 当たった時は、見たろ? オメーらもよ?! バット2本、つまようじの如く折った男だぞ!! 当たった時はよ! テメーの首がフッ飛ぶぞコノヤロー!!」内藤「G1が終わって、どこまで……。俺にとっての一番の課題は、ヒザがね。どこまで回復するか? どこまで戻ってくるか。今日やった感じでは、俺スゲーよかったかなって思うんでね。そして、7月20日の秋田とは違うんだ。今年のG1 CLIMAXに優勝したんだ。自信あるぜ、田中! 7月20日とは、秋田とは、違うぜ? 楽しみだ。一歩一歩、東京ドームに近づいてやる。一歩一歩、主役に近づいてやる。いや! みんなは思ってないかもしれないけど、俺はすでにわかってるぜ。すでに思ってるよ、新日本プロレスの主役は…俺だってことがな!」
小島「オカダ! いや、オカダくん! いや、オカダ少年…! 俺は、22年間プロレス生活を送ってきた。その22年間で、おまえがこれまでに経験してきた、何倍、何十倍、何百倍もの選手と試合をしてきたんだ。そして、あえて言ってやろう! その何百人いた選手の中で、おまえが、オカダが、もっとも一番倒しやすく、もっとも一番スキがある選手だ。いいか? おまえみたいなチャンピオンは俺が一番やりやすい対戦相手なんだよ。ああ? それをこのシリーズでたっぷり味わってもらおう。いいか? ダテにキャリアを長く積んできた人間、ダテに歳を重ねてきた選手をこれ以上、バカにすんじゃねえ!」新日本プロレスの新シリーズ「Road to DESTRUCTION」が開幕、SAMURAIでの生放送を視聴したが第1試合で放送事故が発生し放送が中断、第2試合から放送再開するも、放送中にも1度途切れそうになるなどヒヤヒヤものの生放送だった。
セミとメインではイリミネーションマッチが組まれ、まずCHAOS中邑軍(中邑、矢野、石井、邪道)が鈴木軍と対戦。試合は場外戦でスタートもリング内では邪道が鈴木相手に張り手合戦に挑んで奮戦するも鈴木のゴッチ式パイルドライバーで邪道が脱落し鈴木軍が先制、だがCHAOS中邑軍は矢野が鈴木を罠にハメてOTRで脱落させると矢野、TAKA、タイチと次々と脱落。リング上は中邑、石井vsベンジャミンの図式になるが、石井がベンジャミンのドラゴンウィップを喰らいOTRで脱落すると、中邑の膝蹴りをかわしてリードを奪い、中邑はジャンピングボマイエを決めるもボマイエはベンジャミンがベイダードで切り返して3カウントを奪い勝利、G1と同じ内容で中邑は敗れてしまった。5月の博多大会では中邑は勝っているものの内容的には苦戦、ベンジャミンは中邑にとって苦手な存在になりつつある。
メインの小島率いるチーム浜口ジムvsCHAOSオカダ軍は、9月29日神戸でIWGP選手権をかけて対戦するオカダと小島が直接対峙するが、オカダの余裕ぶりに小島が後ずさりしてしまい、場外戦でもオカダのほうから積極的に小島を攻め立てるなど、オカダのプレッシャーの前に小島も劣勢の場面が多く余裕ぶりを崩すまでには至らない、試合は内藤が好調ぶりをアピールし外道、田中を脱落させるが裕二郎と田中が内藤を罠にハメてOTRで脱落、裕二郎が奮起してBUSHIを脱落させるが、小島がラリアットで裕二郎を脱落させると小島、本間vsオカダの図式となり、チーム浜口ジムが有利かと思われたが、小島がラリアットをかわされてOTRで脱落してしまうと、オカダは残った本間をレインメーカーを浴びせて3カウント、オカダの余裕ぶりを見せ付けられる結果となった。
休憩明けにはNWA会長であるブルース・サーブ会長とNWA世界王者であるロブ・コンウェイからのビデオメッセージが公開され、NWA側は次期挑戦者にライガーを指名、ライガーも指名を受諾した。ライガーはアメリカでも名が通っている国際派スターでもあることから、今回ばかりはNWA側も目のつけどころは悪くない。ライガーも9月はタイガーと組んでGHCジュニアタッグ王座、メキシコ遠征中の棚橋と組んでCMLLタッグ王座を保持するなど国内での活躍もめざましい、新日本ではベテランの部類に入るがまだまだ健在といったところだ。
開幕戦の感想はCHAOSの2トップであるオカダと中邑の明暗が分かれたといった感じの大会だった。神戸大会まであと24日・・・・ -
苦しみ抜いた夏・・・内藤哲也がG1 CLIMAXを制覇!
8月11日 新日本プロレス 両国国技館「G1 CLIMAX 23」11500人(超満員札止め)
◇第1試合◇
▼「G1 CLIMAX 23」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝4敗1不戦勝=10点]○永田裕志(9分06秒 体固め)X高橋裕二郎[4勝5敗=8点]
※エクスプロイダー・オブ・ジャスティス
◇第2試合◇
▼「G1 CLIMAX 23」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○矢野通(9分23秒 エビ固め)X鈴木みのる[5勝4敗=10点]
◇第3試合◇
▼「G1 CLIMAX 23」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝4敗=10点]
○シェルトン・X・ベンジャミン(10分34秒 片エビ固め)X中邑真輔[4勝4敗1不戦勝=10点]
※ペイダート
◇第4試合◇
▼「G1 CLIMAX 23」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝4敗=10点]○内藤哲也(13分11秒 ブラマブランカ)Xカール・アンダーソン[5勝4敗=10点]
☆内藤が同じ10点で並ぶ選手全員に勝っているため優勝決定戦進出
◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 23」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○ランス・アーチャー(14分37秒 エビ固め)Xデイビーボーイ・スミスJr. [4勝4敗1不戦勝=10点]
※ブラックアウト
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 23」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝4敗=10点]○プリンス・デヴィット(8分43秒 体固め)X真壁刀義[5勝4敗=10点]
※ブラディサンデー
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 23」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○小島聡(11分56秒 片エビ固め)Xオカダ・カズチカ[4勝4敗1分=9点]
※ラリアット
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 23」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗1分=11点]○棚橋弘至(10分56秒 スモールパッケージホールド)X柴田勝頼[4勝4敗1不戦勝=10点]
☆棚橋が優勝決定戦進出
◇第9試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○桜庭和志 曙 飯伏幸太(13分25秒 サクラバロック)飯塚高史 石井智宏 XYOSHI-HASHI
◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 23」優勝決定戦/無制限1本
[Bブロック1位]○内藤哲也(26分44秒 エビ固め)X棚橋弘至[Aブロック1位]
※スターダストプレス
☆内藤が『G1 CLIMAX 23』優勝
試合後の各選手のコメント(新日本プロレス公式より)
小島のコメント
小島「言ってる。外道の親分が何か言ってるな? あの叫び声が何よりの焦りの証拠だろ。オカダ、初対決であそこまで完膚なきまでに痛めつけられて、次はどうするんだ? G1もおもしろいけど、その前におまえはIWGPのチャンピオンだろ。そのチャンピオンがあそこまできれいに負けてしまったら、次はどうしたらいいと思う? 自分で考えろ。そうだ。IWGPのヘビー級選手権だ。いいか? 俺はたった一回のチャンスであそこまでこっぱみじんに粉砕した。これ以上ない勝ち方だろ。これをIWGPに挑戦しないでなんていえばいいんだ!! G1は残念な結果になったけど。ただ、俺の野望はもっともっとデカいぞ。IWGPは、3年前にとって、それからご無沙汰している。挑戦させろ? 新日本プロレスはどう考えるのか? オカダ・カズチカはどう考えるのか? テメーらでよく考えろ!
柴田のコメント
――いろんな想いを込めて上った闘ったリングだったと思います。闘いを終えて、気持ちを聞かせてください。
柴田「アイツが、棚橋がわかんねぇよ。わかんねぇ。なに考えてるか、さっぱりわかんねぇ」
――闘いの中で、あえて“牛殺し”を使った、その想いを聞かせてください。
柴田「俺の技にもなってるし。別に『後藤の分まで』とか、まったくなくて。試合に関してはホントに、いい意味でも悪い意味でも、『棚橋だな』って。変わってねぇわ。変わってないね。『ああ、こういうヤツだった』って、思い出したよ。いい意味でも悪い意味でも、心の中、全然読めない」
――『わからない』というのは?
柴田「考えてることが、さっぱりわかんないね」
――9年振りに戻ってきた『G1』、闘い抜きました。
柴田「闘い抜いた?……闘い抜いたって言ったら、闘い抜いたかもしんないけど、みんなより1試合少ないし、ホント今日あのシチュエーションだったら、2試合やるつもりだったから。悔しいね!」
――夏を終えて、柴田選手のこの先目指す道筋を教えてください。
柴田「目指す道筋……プロレスを追求したい。今の自分の、“柴田勝頼”で、プロレスを追求したい。『G1』に出て、いま終わって、夏が終わって、そう思ってる。いろんな事があって、一番楽しみにしてた試合もなくて、で、『G1終わりました』で、終わるかって、追われないよね」
――1年前、大ブーイングで迎えられたこの両国で、柴田選手の闘いによって、大歓声に変わりました。この点については?
柴田「非常に楽しい! 以上!」
内藤のリング上でのインタビュー
――見事な『G1』初優勝を遂げました。内藤哲也選手です! おめでとうございます!
内藤「ありがとうございました!――超満員の両国国技館で優勝旗を振り回した気持ち、いかがでしたか?
内藤「俺、欠場期間中、『どうせ、みんなはもう、俺のこと忘れてるんだろうな』って思ってました(※否定する大歓声)。『俺がいなくても、みんな何も思わずに、普通に新日本プロレスを見てるんだろうな』と思ってました。お客さんを、俺、信用してなかったッス。でも、復帰して、大した動きもできないのに、ケガばっかして、ヘタな試合ばっかして、それでも、こんだけ大声援でいつも応援してくれて、ホントにありがとうございます!!(※大拍手&大歓声&大内藤コール)」――「お帰り」の声と共に大「内藤」コールです!
内藤「(※涙声で)いや、もう、この何ヶ月間の苦しみが、吹っ飛びました。本当に、最高の空間でした(※大拍手)」――棚橋選手との闘いの中で、膝を集中攻撃される場面もありましたが?
内藤「『もう、膝は壊れてもいいな』と。どっかの選手が『プロレスに右膝1本くれてやる』とか言ってたよね?俺は、プロレスのためじゃない。プロレスを応援してくれる皆さんのために、膝の1本や2本、くれてやろうと思って闘っていました!(※大拍手)」――ちょうど1年前、8月7日仙台で右膝前じん帯断裂がありました。あの日、仙台に戻って来て、涙を見せた内藤選手です。いま、こうして優勝して両国の超満員のファンに包まれて、ファンの温かみを改めて感じたのでは?
内藤「『ファンに助けられた』とか『ファンの声援が力になった』とか、『なんか、そういうのどうなのかな!?』って正直、思ってました。でも、自分が苦しい状況になったとき、ホントにファンの皆さんの声援が力になって、今日、最後まで頑張れました。ホントにありがとうございました!(※大拍手)」――これからは『G1』チャンピオンとして追われる立場になりますが?
内藤「『G1』チャンピオンかもしれないけど、俺には借りがいっぱいあるんで。IWGP?オカダ・・・いや、その前に! まーずーは! NEVER(無差別級王座)、俺は、田中(将斗)から行きたいと思います(※大拍手)」――NEVERのベルトを獲って、その先を見据えた目標ですね?
内藤「俺自身、納得してないんで! しっかり闘って! 田中を倒して! IWGPのベルトに挑戦します!(※大拍手)」――最後にマイクをお渡しします!
内藤「(※大・内藤コール)テレビ、インターネット、映画館でご覧の皆様、そして! 今日、この最高の空間を作ってくれた会場の皆様!最後までご観戦ありがとうございました!(※大拍手) どんな夢でも、諦めなければ可能性はゼロじゃない。あきらめなければ、道が自然とできて行くと俺は思います。俺の夢は!新日本プロレスの主役になること。簡単な道じゃない。険しい。『やっぱりムリだろう』って思うでしょ? だからこそ! 俺は! チャレンジしたい。だからこそ、あきらめずに、夢を追い続けたい。誰に!誰に何を言われても! かまわない。俺の夢は変わらない。新日本プロレスの! 主役は! 俺だ!(※大拍手)」
バックステージ
※永田、キャプテン、BUSHIが駆けつけ祝福。内藤はテーブルにもたれかかって男泣き。
永田「哲っちゃん!ここ、喜ぶところだよ!」
※内藤は永田と握手、そして抱擁。
BUSHI「内藤選手! 『G1 CLIMAX』優勝おめでとうございます! 乾杯!」
内藤にビールかけ。
永田「おめでとう!」
――ビールの味はどうですか?
内藤「これが一番イヤだったッスね。いやぁ、もう、なんか、言葉が出てこない! ツラかったッスね! 思い通りにプロレスができなくて、ツラかったッス! ありきたりの言葉だけど、ホントにファンの人に助けられたなって。今日の会場のお客さん、そして遠くから、全国から、気を送ってくれたお客さん、どうもありがとうございました! あと1つ忘れちゃいけない。棚橋! いや、棚橋さん! あなたと優勝決定戦、闘えてよかった! あなたに勝って、優勝できたこと、スゲー誇りに思います。次はもっと大きい舞台で、棚橋さん、やりましょう! そして俺が、勝つ! 棚橋さん、ありがとうございました!」
――長期離脱、初めての経験だったと思いますが、苦しかった8ヵ月間、どんな気持ちでリハビリをし続けていたのですか?
内藤「帰って来れるのか、帰って来たとしても、居場所はあるのか、みんなが迎えてくれるのか。スゲー不安な日々でした。さっきもリング上で言った通り、俺がいなくなっても、誰もなんも思わねぇんだろうと。現在の新日本プロレス、盛り上がってるから、俺の居場所なんかねぇんだろって、ふてくされてる部分ありましたよ。でもそうじゃなかった。復帰してから、不本意な負け方しても、それでも『内藤!内藤行け!』って言ってくれたお客さんにスゲー感謝してます! 恩返しは、リング上からちょっとづつしかできないけど、これからちょっとづつ、ちょっとづつ、恩返ししていきたい。そして、お客さんの信頼を、俺は掴みたいと思います」
――欠場する前と、復帰した後、ファンに対する思いというのは、内藤選手の中で変化はありましたか?
内藤「もともと新日本プロレス大好きですから、新日本プロレス大好きだし。だから、やっぱ、ファンの時の気持ちを忘れたくないんで俺は。今までも俺の中で、大切にしてたけど、これからより一層、ファンの方を大切にしていきたいなと。そして、もっと、もっといいプロレスを広めて、みんなで楽しみたいなと思います。その中心は、俺でありたい」
――内藤選手がデビューを飾ったのは2006年のことです。お客さんがなかなか集まらなくて、苦しかった『G1』も経験したと思います。その中で、大いに夢を語ってついに掴んだ、あの両国の雰囲気、どう捉えましたか?
内藤「ホントにもう、最高の空間でした。最高の空間だった。これは、俺らだけじゃない。スタッフの方もそう、リング作ってくれる方もそう、警備してくれる方もそう、お客さんもそう。レスラーだけじゃ、成り立たないもんなんで。俺は感謝の気持ちを忘れずに、夢、新日本プロレスの主役へ、一歩一歩近づいていきたいなと思います」
――改めて、田中将斗選手の名前も出ましたが、この後の内藤選手が進むべき道を教えてください。
内藤「『なんでNEVER.なんだ?』と思う人もいるかもしんない。『IWGPにいかなきゃ、おかしいだろ?』って言うと思う。俺もファンだったら、そう思うと思うよ。でも、俺は秋田の借りは忘れてない。あの時の悔しさ、あれを、俺の中でも消化しない限り、前へは進めないんで。『まずは』って言葉が気に食わないんでしょうけどね。改めて言ってやりますよ! 『G1』を獲った、さぁこれからどうする? ま・ず・は、田中! オマエの持つNEVER.からいきたいと思います。そして、みんなを納得させるかたちで、IWGPに進みます!」
――今日の決勝戦、先程棚橋選手を称えるようなコメントもありましたが、“エース”という点で、棚橋選手からその座を奪い取る、そういう覚悟、決意について、改めてどうですか?
内藤「棚橋に憧れて、新日本入って、棚橋を追いかけてヘビー級に来た。ずっと俺は棚橋の背中を追い続けてきた。まだ越えたとは思ってない。1回勝っただけだ。ただ、あんだけ大きい壁がいてくれたら、越えごたえがあるだろ?! あのエースを越えたとき、新しい景色が見えるんじゃないかなと。新しい新日本プロレスが、見えてくるんじゃないかな。それは、中邑じゃないんだ! オカダじゃないんだ! 俺がやらなきゃいけないんだ! 俺にしか、できないんだ。その時、確実に、主役に、みんなが認めるかたちで躍り出たいと思います。俺の夢は変わらない! 誰に何言われても変わらない! 新日本プロレスの主役は! 俺だ! ありがとうございました!」
「G1 CLIMAX23」もいよいよ最終戦、両国大会をPPVで視聴。まずBブロックは永田が「抱かれたくない男は永田裕志」「白眼がキモイ」と帯同しているセクシータレントを使って詰った裕二郎をエクスプロイダー・オブ・ジャスティスで制裁し10点目を獲得で残り試合の結果待ち。鈴木は矢野と対戦し、矢野ワールドを封殺するも最後で矢野に両足をすくわれて強引に丸め込まれての逆転負けで脱落、中邑はベンジャミンのアンクルホールドに耐え切るもボマイエを狙ったところでベイダードに切り返されて逆転負けで脱落、この時点で内藤vsアンダーソンの勝者が優勝決定戦に進出となる、試合は内藤がスターダストプレスを自爆したところでアンダーソンが攻勢をかけ、雪崩式旋回ガンスタンやバーナードドライバーで勝負に出るが、ガンスタンを狙ったところで内藤が新技プルマブランカで捕獲しアンダーソンがタップ、内藤が公式戦で同点の鈴木、中邑、永田、アンダーソンに勝っているため決勝に進出する。
AブロックはスミスがアーチャーとのKES対決に挑み、パートナー同士でも遠慮なくガンガンやりあったが、スミスの再三狙ったブルドックボムを全て阻止したアーチャーがブラックアウトで勝利でスミスが脱落。真壁はデヴィットと対戦するもバットラック・ファレと蓄積された腰のダメージに苦しみ、レフェリーがKOされた隙を狙ってファレが真壁にグラネードを浴びせ、デヴィットがブラディーサンデーで勝利で真壁が脱落、真壁も腰の痛みがありながらも最終戦まで頑張ったが、介入での敗戦は真壁にとっては不本意なものを感じる。オカダは小島と対戦し右上半身が状態が悪い小島だったが、この一戦に全てをかけたのかテンションは下がっておらず、天山が乗り移ったのかヘッドバットやモンゴリアンチョップを繰り出すも、オカダは首攻めで自分のペースへとすぐ軌道修正する、終盤に勝負に出たオカダはレインメーカーを繰り出すも、小島は左のラリアットで迎撃し右のラリアットで3カウントを奪い勝利、オカダのレインメーカーよりオレのラリアットの方が上だといわんばかりの試合だったが、オカダはこの時点で脱落、小島はこの勝利を盾にしてIWGP挑戦をアピールする。
全公式戦最後の試合で自分の注目試合で勝った方が優勝戦に進出する棚橋vs柴田は棚橋が敢えて柴田のフィールドである打撃戦に挑むも柴田は膝十字固めや足四の字固めの足殺しで先手を奪って鋭いキックを浴びせる。対する棚橋もドラゴンスクリューで応戦し再び打撃戦となるも、スリングブレイドからのハイフライフローは柴田が剣山で迎撃し柴田は牛殺しからPKへと一気に勝負に出る、ここで柴田はKENTAからの伝授技であるgo2sleepを狙ったが、間が空いた隙を突いて棚橋が電光石火(首固め)で逆転勝利、最後は棚橋の一瞬の閃きが優り、柴田にとっても悔しい試合だった。
そして優勝決定戦の棚橋vs内藤は、棚橋が内藤のガラスの膝である右膝に集中砲火を浴びせれば、内藤も棚橋の首をピンポイントで攻めるなど一進一退の攻防を展開する。棚橋は鬼になったかのごとくテキサスクローバーホールドで内藤を追い詰めるが、スリングブレイドを内藤が新技のブルマブランカで切り返して応戦し、内藤は雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、棚橋がG1から使用しているスタイルズクラッシュで切り返し、ハイフライフローを投下するも剣山で迎撃、棚橋の新パターンを崩した内藤はスリングブレイドを狙う棚橋に対して掟破りのスリングブレイドで切り返すと、最後はグロリアからのスターダストプレスで3カウントを奪いG1を制覇した。
内藤にとってのG1は決して調子の良いものではなく、勝った試合でも浮かない顔をするなど自分のプロレスとは何なのかを模索しながらリーグ戦を戦い抜いていた、幸いリーグ戦から脱落した選手との星は取りこぼしていたが、トップグループを争っていた中邑、永田、鈴木、アンダーソンからはしっかり勝利を収めていたのも優勝戦進出の要因となり、前日の中邑戦で会心の勝利を収めてやっとエンジンがかかり勢いに乗った、この時点で風は内藤に吹いていたのだ。内藤にとってのG1は苦しみ抜きながらも懸命に喰らい突いた結果が優勝に結びついたのではと思う。今年のG1は内藤だけが主役ではなかった、プロレスを楽しみのめりこみ始め、棚橋との再会やオカダとの遭遇、小島と石井相手に勝敗を抜きにして激しい試合をした柴田。棚橋や柴田に金星を挙げただけでなく全公式戦でも名勝負を連発し、最終戦の6人タッグ戦でも飯伏との遺恨を勃発させた石井、連日セクシータレントを引き連れ新日本に抗議の電話が来るなど賛否を呼んだ裕二郎、なお裕二郎に関しては以前に新日本に参戦し女性マネージャーを引き連れリング上でキスシーンをやったリック・ルードという存在もあり、全日本にも参戦したジム・ガービンというレスラーもいたことから、客させうければOKであり、裕二郎本人も賛否を逆手にとって開き直っていた、だから自分的にはアリだと思っているし、この三人がG1を盛り上げた立役者でもあった。飯伏に関しては中邑戦以降はどん底に叩き落された感じだったが、飯伏自身もG1は半端ではないことは充分わかったはず、飯伏にとっては苦しかったが良い経験もしたG1だった。
日本の夏が猛暑だったが、今年のG1は猛暑以上に暑いG1だった。しかしこれで夏はまだ終わらないしプロレスの夏はまだまだこれからだ。
本日の『ブシモPresents G1 CLIMAX 23』優勝決定戦は11,500人超満員札止めとなりました!皆様のご来場誠にありがとうございました! #g123
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) August 11, 2013今年のG1は内藤君の優勝で幕を閉じたゼァ。いつも優勝出来なかった時は悔しい気持ちで一杯だけど、今年は何故かちょっとだけ嬉しい気持ちゼァ。多分内藤だからかな?…ゼァ。 http://t.co/MvSAbvp493
— 永田裕志 (@nagata769) August 11, 2013お前 今、口きけねぇだろ(笑)治ったらな☆ "@510njpw: 真壁さんたまには自分の文句も聞いてください(笑)"@GBH_makabe: ソレは正解だな(笑)つーかよ~お前もそうだろうけど、優勝決定戦に上がれなかった自分に腹がたちまくりなんだよな。ッて、お前居ねぇからK
— 真壁 刀義 (@GBH_makabe) August 11, 2013@igapro24 先の先の先を見越した新日本プロレスの戦略にも取れますが、今回は素直に内藤選手の頑張りにも拍手を送りたいですね。 棚橋選手も昨日のオカダ戦、今日の柴田戦で大きなスタミナロスをしていたように思えます。 オカダ選手、棚橋選手の今後に期待です。
— swym (@swym5) August 11, 2013内藤最高!すげえよ! 夢はあきらめないこと。 涙出た。 新日本プロレスの主役は俺だ!!
— ひろ越中 (@hirokoshinaka) August 11, 2013内藤ってデビューしてすぐはマイクとかでかなりキョドってたよな・・・いやぁかっこ良くて熱い男になったなマイク聞いて感動した #njpw #g123
— 野球を語る (@NarrarBeisbol) August 11, 2013今年のG1最高だった、石井や柴田参戦は面白くなると思ってたけど、ここにきて全大会第三世代が光ってたのが個人的に嬉しすぎた・・・
— 春哉 (@haruya57) August 11, 2013「どっかの選手(武藤敬司)がプロレスのために膝をくれてやると言ってたけど、俺はプロレスじゃなくてファンのために膝をくれてやる」か……。こりゃいずれ武藤との戦いもあるかもしれんな。この優勝に見合うように、内藤のリベンジロードが始まる。 #g123 #njpw
— もるがな (@morugana) August 11, 2013結果だけ見たらうーんだけど、優勝トロフィー渡す中山雅史氏の興奮した表情見ればどんな凄い試合だったかわかるというもの。内藤よくやったよ #g123
— イカちゃんストロングスタイル (@IkaWrstlrMusume) August 11, 2013裕二郎に喰らった張り手で口の中がかなり深く切れたゼァ。だんだんと腫れてきたゼァ。 http://t.co/LpNVbTmsnG
— 永田裕志 (@nagata769) August 11, 2013そして… CHAOSさんと言えばこの方にもご挨拶!と言うことで、新日本プロレスG1クライマックス8.11両国国技館大会の控室で「邪道さん」にご挨拶させていただいたよ!知っててくださって感激(>_<) 写メ、ありがとうございます!! pic.twitter.com/SrAkExkAiq
— 初美沙希@AV女優 (@saki_hatsumi) August 11, 2013裕二郎さんと♡ 初プロレス、すごい迫力!ドキドキでしたー(≧∇≦) pic.twitter.com/IqlYTH1UD1
— 柚木しおり (@shiori_yuzuki) August 11, 2013 -
オカダと棚橋がフルタイムドロー!内藤が中邑に会心の勝利!
8月10日 新日本プロレス 東京・両国国技館「G1 CLIMAX 23」 8200人(満員)
◇第1試合◇
▼30分1本
飯塚高史 ○YOSHI-HASHI (8分04秒 片エビ固め)KUSHIDA Xキャプテン・ニュージャパン
◇第2試合◇
▼「G1 CLIMAX 23」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗1不戦勝=10点]○デイビーボーイ・スミスJr. (エビ固め 7分26秒)Xプリンス・デヴィット[4勝4敗=8点]
※ブルドッグボム
◇第3試合◇
▼「G1 CLIMAX 23」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗=10点]○カール・アンダーソン(7分00秒 片エビ固め)X高橋裕二郎[4勝4敗=8点]
※ガンスタン
◇第4試合◇
▼「G1 CLIMAX 23」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝5敗=6点]○ランス・アーチャー(12分38秒 片エビ固め)X小島聡[3勝5敗=6点]
※ブラックアウト
◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 23」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝4敗=8点]○シェルトン・ベンジャミン(7分35秒 アンクルホールド)X矢野通[3勝5敗=6点]
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 23」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗=10点]○真壁刀義(14分00秒 片エビ固め)X石井智宏[2勝6敗1不戦勝=6点]
※キングコングニードロップ
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 23」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗=10点]○鈴木みのる(13分37秒 体固め)X飯伏幸太[3勝5敗1不戦勝=8点]
※ゴッチ式パイルドライバー
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 23」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝4敗=8点]○内藤哲也(14分50秒 エビ固め)X中邑真輔[4勝3敗1不戦勝=10点]
※スターダストプレス
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 23」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗引き分け=9点]△オカダ・カズチカ(30分時間切れ引き分け)△棚橋弘至[4勝3敗1引き分け=9点]
「G1 CLIMAX23」も両国2連戦、第2試合ではスミスがデヴィット、第3試合ではアンダーソンが裕二郎を降して10点目を獲得、スミスはファレの介入に苦しめられるも最後は体格と差がモノがいって勝利、アンダーソンも裕二郎のインカレスラムを喰らうも東京ピンプスだけはしっかり喰らわずガンスタンで勝利、デヴィットは脱落、アンダーソンとスミスがトップ戦線に踏みとどまった。
第6試合では真壁と石井が対戦、両者共同タイプの選手のためか正面からぶつかり合うも、腰を負傷している真壁が押され始める、真壁は仕掛けたパワーボムが腰砕けとなって石井を脳天から落とし、石井のヘッドバットやターンバックルボムなど腰に響く技をもらいながらも意地で耐え抜き、石井の顔面に両腕ハンマーを浴びせてからのキングコングニーで勝利、トップ戦線に残るも腰に大ダメージを負ってしまう。一方の石井は全公式戦を終えたが全体の試合内容を見るとMVP級の活躍だった。第7試合では鈴木が飯伏と対戦、序盤は飯伏がハードヒットでUスタイルの試合の経験をしているのもあって、敢えて鈴木のフィールドに挑むも、飯伏がスワンダイブの雪崩式フランケンシュタイナーを鈴木がキャッチしてアキレス腱固めで捕獲し、膝十字固めを中心とした足殺しで鈴木のフィールドに引き込んでいく、しかし飯伏はフランケンシュタイナーからの空中戦で掴むと打撃戦に挑む、飯伏のフェニックススプラッシュが自爆すると再び張り手合戦となるが、鈴木が笑えば飯伏も狂気が宿りシバキ合いを展開も、鈴木がスリーパーで絞めあげたあとでのゴッチ式パイルドライバーで勝利、鈴木も10点となるが試合後に握手はせずも「オマエ面白いぞ」と笑みをこぼしたのは鈴木なりの飯伏へのエールでもあり認めたという証でもあった。
セミの中邑vs内藤はグラウンドの攻防でスタートとなるも、中邑が得意の膝蹴りで先手、しかし内藤も中邑の得意のパターンに持ち込ませず、ボマイエも再三かわすなどペースを狂わせにかかる、内藤は復帰後初のレポルシオンを繰り出し、最初のスターダストプレスを自爆するも、自身の掴んだペースをしっかり保って、これも復帰後初のグロリアからのスターダストプレスで勝利、内藤は自分のプロレスが出来ずにもがいていたが、今日の中邑戦は全てを出し切った会心の勝利、内藤もトップ戦線に残るも、中邑は鈴木やアンダーソンも勝ったことで苦しい展開となった。
メインの棚橋vsオカダは今までの試合でも長期戦が多かったことから30分以内でケリをつけられるかがポイントだった、序盤はオカダが首、棚橋は右腕を狙うも途中から棚橋は両膝へのハイフライフローから足殺しに転じ、オカダの膝をストンピングで何度も踏みつけるなど、今までにない厳しい試合を見せ、オカダも膝を痛め一気に失速する。終盤には棚橋がグラウンド式ドラゴンスクリューからのテキサスクローバーホールド、オカダも痛い足を引きずりながらツームストーンパイルドライバーからのレインメーカーで追い詰めるが、かわした棚橋が掟破りのレインメーカーを繰り出すも、新パターンであるスタイルズクラッシュからのハイフライフローは剣山で迎撃されてしまう、残り時間も僅かとなりオカダは再度レインメーカーを繰り出すも棚橋がかわしたところで30分フルタイムの引き分け、棚橋はオカダを追い詰めたもののオカダには勝てず、30分ではやはり足りなかったが内容的には濃い試合だった。
明日はいよいよ最終戦、Aは柴田、真壁、棚橋、オカダ、スミスに絞られたが、スミスはやりづらいアーチャーが相手、真壁は腰の具合が最悪、オカダも足を負傷で棚橋と柴田のどちらかになるか?Bは鈴木、アンダーソン、中邑、内藤、永田、ベンジャミンとなったが、中邑は今日の敗戦は大きすぎた、鈴木は矢野、永田は裕二郎と落とし穴的存在を残したが、内藤にようやく勢いが出てきたのを考えると内藤vsアンダーソンの直接対決で決まるか?
明日の優勝戦は楽しみ、みなさんもG1最終戦じっくり楽しみましょう!スミス! ランス! ベンジャミン! ボス! 鈴木軍本日全勝! 決勝は鈴木軍対決だ! ウワハハハハ #g123
— TAKAみちのく (@takam777) August 10, 2013棚橋は序盤いきなり、昔からのファンがおおっと思う電光石火を出して、いつかのオカダ戦で出した腕殺し、オカダがくる前の必勝パターン足殺しからのテキサス、今年G1必勝のスタイルズクラッシュ、最後は初公開掟破りレインメーカー。引き出しを全部出して、進化した部分まで。お見事。 #g123
— 春哉 (@haruya57) August 10, 2013高橋選手の試合、見てるこっちまで緊張しちゃいました(ノД`)すごーいく、楽しかったです。サインもいただいちゃいました。
— 羽月希@AV女優・モデル (@hazuki_nozomi) August 10, 2013 -
後藤、天山が負傷欠場で脱落・・・G1もいよいよ両国二連戦へ
8月8日 新日本プロレス 横浜文化体育館「G1 CLIMAX 23」5500人超満員
◇第1試合◇
▼30分1本
飯塚高史 ○YOSHI-HASHI (8分04秒 片エビ固め)本間朋晃 Xキャプテン・ニュージャパン
※スワントーンボム
◇第2試合◇
▼「G1 CLIMAX 23」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○高橋裕二郎(8分45秒 片エビ固め)X飯伏幸太[3勝4敗1不戦勝=8点]
※東京ピンプス
◇第3試合◇
▼「G1 CLIMAX 23」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○カール・アンダーソン(10分09秒 片エビ固め)X永田裕志[3勝4敗1不戦勝=8点]
※ガンスタン
◇第4試合◇
▼「G1 CLIMAX 23」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗1不戦勝=10点]○柴田勝頼(6分56秒 片エビ固め)Xプリンス・デヴィット[4勝3敗=8点]
※go 2 sleep
◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 23」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○オカダ・カズチカ(11分21秒 片エビ固め)X石井智宏[2勝5敗1不戦勝=6点]
※レインメーカー
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 23」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○棚橋弘至(10分56秒 片エビ固め)Xランス・アーチャー[2勝5敗=4点]
※ハイフライフロー
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 23」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝4敗=6点]○矢野通(9分26秒 赤霧)X内藤哲也[3勝4敗=6点]
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 23」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○鈴木みのる(8分42秒 片エビ固め)Xシェルトン・X・ベンジャミン[3勝4敗=6点]
※ゴッチ式パイルドライバー
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 23」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○真壁刀義(15分40秒 片エビ固め)X小島聡[3勝4敗=6点]
※キングコングニードロップ
新日本公式より
柴田「俺が言いたいのは『シリーズを出ろ』だろだとか『シリーズ出てねぇのに』とか言ってたわりに本人が、ケガして、『オマエなにやってんだよ?』って。『ふざけんじゃねぇぞ!』って。みんな一緒じゃないですか? 仕方ないんですよ?! 仕方ないんですけど、ケガなんかは。ここの舞台は、『G1』でアイツと最高の試合するって、最初から思ってたし、アイツと。それが、なんか穴空いちゃいましたね、気持ちに。だけど、それを穴が空いたまま試合出たら、自分もケガするし、そこは見てる人もしっかり見たいものを見せたいし。しっかり闘わないといけないし。そう思って、今日はやりましたけど」
――後藤選手には今どういう気持ちを伝えたい?
柴田「『早く治せ!』『しっかり治せ!』って。復帰戦は俺がやってやると。絶対俺がやってやるわ。考えられねぇよ、ホントは。アイツの復帰戦、俺だ。アゴでしょ? 俺もアゴ折ったことあるけど、3・4ヵ月かかるよ、確実に。痩せるし。しっかり身体作り直して、俺、待っててやるから。新日本のリングで。俺待ってるよアイツを。俺が待ってる、今度は。まさかこんな形で、両国ドタキャンされると思ってなかった。今度俺待ってるから。しっかり地に足つけて待っててやるから。早く治して来い!上がって来い!」「G1 CLIMAX23」は終盤に突入したが、ここにきてAブロック8点でトップグループを走っていた後藤が仙台大会での棚橋戦で「右下顎骨骨折」、Bブロック6点の天山も内藤戦でジャンピングエルボーアタックを浴びた際に脇腹を負傷し「肋骨骨折」と診断され欠場となり、以降のリーグ戦は不戦敗扱いとなった。
天山は3勝を挙げるも勝った試合でも浮かない顔することが多く、「心と体がついていかない」など弱音に近い発言をしていたことから、リーグ戦欠場は残念だが今後のことを考えると今回の欠場は天山自身がリフレッシュするためにはいい機会だったのかもしれない。
残念なのは後藤、仙台大会の時点では棚橋に敗れたもののデヴィットと同点でトップグループ、後藤自身も「G1のGは後藤のG」と言い切るほど乗りに乗っていた。その中で一番残念がっていたのは10日の両国大会で後藤と対戦する予定だった柴田、横浜大会ではデヴィットをPKではなくgo2Sleepで降したが、3日の真壁戦で初披露したものの本来なら対後藤用にNOAHのKENTAから伝授された技だった、だが後藤も対柴田戦用に『ドラゴンスープレックス式牛殺し』を開発し披露を予告していた、二人の決着戦はまた先送りとなったが間を置いて寝かせるのも悪くないのかもしれない。
Aブロックは柴田が単独首位となり、10日の棚橋戦の結果次第では優勝戦進出の可能性が出てきた、Bブロックでは天山からの不戦勝で10点目を獲得した中邑がトップを堅守したまま両国二連戦に望むことになった、中邑の残りの相手は内藤とベンジャミンだが中邑に勝った鈴木やアンダーソンも8点、中邑にとって残り2戦は絶対に負けられない状況となっている。
注目の飯伏は裕二郎に完敗、9日に鈴木戦を残しているが事実上の脱落となった。飯伏も矢野、内藤、アンダーソンに3連勝ととんとん拍子で勝ち星を挙げていったが、中邑戦で敗れてから何かに叩き落されたように連敗、飯伏にとってG1は甘くなかったのかもしれない。
G1は明日いよいよラストスパートの両国大会を迎えるが、ここに来て自分が見たい決勝のカードはある意味禁断の対決である中邑vs柴田!