全日本プロレス
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白石オーナーが内田社長を新日本プロレスの回し者として解任を示唆・・・
全日本プロレスの白石伸生オーナーがFacebookで
「明日の朝、最後の話し合いを内田としようと思っています。
ただ、彼は彼なりの経営者としてのポリシーを持っているでしょうし、私も彼に任せるといった以上、最低来年の株主総会までは、武藤-内田体制で頑張って貰いたいのが、本音です!
しかし、私が彼らに指示している最低限度の改革さえ、プロレス村に遠慮して、選手の安全を守らず、選手の待遇改善に向けた経営改革に進まないのなら、解任も正式に検討しなくてはなりません。
明日、皆さんに、必ず報告します。」
と話し合い次第では内田雅之社長を解任することを示唆した。
また昨夜でも「内田とも、話した。 ファンが動揺するので、挨拶は避けた方がいいのでは、と言っていたが、東京スポーツに「出入り禁止」とのコメントはしていない、との事。
従って、堂々と両国に行きますよ!」と来場を予告していたが、後で内田社長からの連絡があって再度出入り禁止を通告され、激怒した白石オーナーは内田社長を新日本プロレスの回し者として更迭すると予告していた。
新日本プロレス会長の木谷高明氏は「全日本プロレス両国大会のオーナー出禁に関して一言。今、必要なのはオーナーと現場の相互理解。お客様の空気感を知ってもらう為にも、来場してもらうべきでは?出禁はあり得ない!もし理解し合えないのであれば、現オーナーはご自身の理想の新団体を設立しプロレス革命に邁進すれば良いと思う。」とツイッターでコメントを発表したが、内田社長の出入り禁止発言と、白石オーナーの疑心暗鬼で最悪な方向へ進んでしまっている。
昨日白石オーナーのFacebookを見て白石オーナーのプロレス論を読んだが、ガチと言っても全日本プロレスの現在のスタイルはいじるつもりはないが、ただファン感覚で見ており、興行というものをわかっておらず、全日本を通じてマット界を変えるといった感じだったが、白石オーナーは全日本プロレスどころかマット界、プロレスマスコミをも敵にまわして完全に孤立状態となっている。
白石オーナーは「プロレス界に革命を起こす」とコメントしているが、味方なしでどこまでやれるのか・・・、また話し合い次第では全日本プロレスの方向性も決まる・・・・
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オーナーvs現場で迷走する全日本プロレス・・・秋山準が苦言
3月12日全日本プロレス山形大会でSUSHIを降したKENSOが「白石よく聞け! てめぇが言った言葉、『KENSOはガチンコプロレスができない』? ふざけんな白石!」とリング上で激怒、これを受けて白石伸生オーナーがまたFacebookで「いい加減、温厚な自分もキレた」「KENSOなら負ける気がしない! プロレスを一番バカにしてるスタイルの芸人レスラーなんかに、、、。 彼に、ガチンコセメントファイトは無理でしょう! まぁ、私はレスラーではないので、我慢してリングには上がりませんが、 恐らく、日本中のプロレスファンが、彼にはガチンコセメントファイトは無理だと認定するはずです。 だから、私は、リストラ宣告したのです! 許されるなら、私が直接、KOして、引退させたい位です!」とやり返し、また新日本に対してヤラセプロレスを証明させる訴訟を起こす準備もしている話も出ており、相変わらず支離滅裂的なコメントを出して全日本プロレスの現場を怒らせ、ファンに対しても混乱を与えている。(どこまで本気かわからないが・・・)
昨日今年から全日本プロレスに参戦しているバーニングの秋山準がFacebookで「最近、東スポを賑わしている全日本プロレスオーナーさん。 ぶっ飛んだ事を言ってるのが多いが・・言ってる事が全てぶっ飛んでるのではなく「まあ~な・・」と思う事もある。2月23日後楽園大会はたくさんのお客様が来てくれたが、10日はたくさんとは言い難い入りだった。東スポではオーナーさんの発言が影響してる様に書いているが、僕達が考えないといけないのはオーナーさんの発言云々より、僕達含め全日本の試合のクオリティはどうか?という事だと思う、オーナーさんは新日本プロレスの事もよく言っている様だが、お客様がたくさん詰めかけてるのはお客様の求めるものが‘そこにある’からだと思う。今、全日本プロレスの首脳陣が考えないといけないのはお客様が何を求めているかを考えるのが一番先だと思う、それはオーナーさんが言ってるものなのか?そうではないのか? その方針によってバーニングの方向も変わってくると思うが・・ 僕は‘いろんな物に惑わされないプロレス’を求められているのだと思っています。だから僕は全日本プロレスに来たのです。」とオーナーや全日本側に苦言を呈するコメントを更新した。
以前にも書いたが今の全日本は白石オーナーは新日本をヤラセと批判し、選手らはオーナーを批判するなどして、何に対して向かい合わなければいけないのか見失っている、今向かい合わなければいけないのはファンであるはず、秋山の発言は現在の全日本に対する苦言でもあり、秋山だけでない潮崎豪や金丸義信、鈴木鼓太郎、青木篤志もゴタゴタに巻き込まれるために全日本に参戦したわけじゃない、今は穏やかなコメントを更新しているが、このままの状態が続くと秋山たちもさすがに態度を決めかねない。
全日本は3月17日に両国大会を控えているが、成功か失敗でもオーナーと現場の対立は続くと思う、もし失敗だったら白石オーナーへのNOではなくオーナーを含めた全日本プロレス全体に対するNOであると受け止めたい。 -
東スポでもオーナー批判も白石氏は意に介さず、そしてプロレス批判
東京スポーツ誌上で全日本プロレス3月10日の後楽園大会の記事が掲載されたが、白石伸生新オーナーに対してファンや現場サイドはNOという返事を出した内容だった。
しかし白石氏はFacebookで「僕も、さすがに怒った! 今日の東京スポーツは、ヒドいな! 純プロレスで、両国が満員になりますか? なったら、リングで土下座しますよ!! 今までのやり方がダメだから、僕の登板になったのだから! まぁ、両国には、ご挨拶に行きます! ブーイングの嵐だと思いますが・・」と自身に批判的な記事を書いた東スポと、観客が入らなかったのは現場の責任と反論した。しかし現場サイドは現場にも現れない白石氏がFacebookで勝手なことを書き込むからとしている。
仮に両国大会が成功したとしても、おそらくだが両側は歩みよることはないと思うし、白石氏がプロレスを批判し自身の考えを押し通そうとする限り、現場側が歩みよることはない、だがこのままの状態だと現在はファンが現場側を支持しているが、続くとなるとファンも試合より責任の擦り合いによる内紛劇に閉口してしまい離れてしまうし、東京ドーム進出どころの騒ぎではなくなってしまう・・まるで暗黒時代の新日本プロレスを思い出してしまう。
前オーナーである武藤敬司は「プロレスLOVE」を掲げていたが、白石氏は「LOVE」どころか「プロレスNO」と全くの正反対、そんな人物に全日本プロレスを託した武藤はどう思うのであろうか・・・・ -
新体制となった全日本プロレスが開幕も、来場しなかった新オーナーと現場との距離感
新体制となった全日本プロレス後楽園ホール大会が行われたが、新オーナーとなった白石伸生氏は来場せず、内田雅之社長が最近リング外でお騒がせしておりますが、リングの上はレスラーが作るものです。御安心下さい。末長く、よろしくお願い致します」と挨拶すれば、メインで船木誠勝が諏訪魔を下した後で「全日本は馬場さんの時代から武藤さんの時代がある。変えさせない。誰が何と言おうとリングの上は選手のもの、ファンの皆さんのもの」とアピール、白石オーナーが何と言おうと現場は選手やスタッフ、ファンのものであることをあくまで強調した。
肝心の白石オーナーはオフで報告で内容を知り、「激しさ、辛さ、痛み、怒り、妬みが伝わりませんね」と28点という採点を降したという。(なお両国大会には来場するという)
白石オーナーはFacebookで
①選手の意識改革
②営業部の強化
③IT部門強化
④マスメディア戦略強化⑤安全面強化
⑥広告戦略強化
を全日本プロレスの改革案として掲げたが、一連の発言が先行しすぎてしまい、充分訴えきれない感じがする。今朝も「オカダ・カズチカは演劇プロレス」とオカダと新日本プロレスを批判するなど改革案より新日本批判の方が目立ちすぎてしまっている。
今日は新体制の全日本がスタートしたが、新オーナーと現場側との距離を感じ、また新日本vs全日本の対立よりもオーナーvs現場サイドとの対立に深刻さを感じてしまった。 -
白石新オーナーの永田裕志、中邑真輔獲得発言・・・考えなければならない影響力
東京スポーツ誌上で全日本プロレスの新オーナーである白石伸生氏のインタビューが掲載されたが、内容は今までの発言よりはいくらかトーンダウンはしているが、(白石氏)「生きている間は(略)転売とか潰すことはありえない」と本気で全日本プロレスに取り組み姿勢を見せながらも、「全日本はたかだが5,6億ですよ。新日本も12億。それでも買収したのは、先ほど説明した通りファンだから。」(船木発言に関して)「ギャラアップしてもいい、どんどん批判して欲しい」「永田と中邑とは来年度選手契約が出来るようにしたい」と“お金”という面を前面に出し、新日本プロレスから永田裕志と中邑真輔を獲得する意志を見せた。
白石発言に関しては永田がツイッターで「マジで?アホか(笑)」と一蹴したが、自分も永田と中邑獲得には賛成できない、中邑や永田など大物クラスを獲得するとなれば団体内に及ぼす影響力は大きい、移籍するとなれば移籍する選手を慕っていた選手だけでなく待遇だけを目的に移籍する選手が出てきてしまう、例をあげるとなればWCW、古くはジャパンプロレスやSWSで、獲得する側は長州力率いる維新軍団、天龍源一郎のみを獲得すればよかったのだが、待遇に不満を抱いていた人間や、SWSの場合は天龍を慕う選手がこぞって移籍してしまい、目的が違うもの同士が一緒になったことで団体としての統率が取れなくなってしまった。 NOAHも三沢光晴の理想に共感するものだけでなく待遇の改善も前面に出していたことで、全日本の所属していた選手とスタッフがこそって移籍した。
大物が移籍、独立するとなればその影響力を考えなければいけない、あまり金というものをチラつかせ過ぎると余計なものまで吸い寄せてしまうし、団体も大きくはなるが余計な贅肉がついてしまう。世界一の団体と言われるWWEもリストラを行い余計な部分をそぎ落としている。
お金は確かに欲しいし必要なものである、しかし使い方によっては良いものになるし悪いものになる、白石オーナーは確固たる自信を見せているが、後には必ずリスクというものが伴う、そのリスクを現場の内田社長や選手らだけに背負罠崔意で欲しいと思う。
また2月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票は今晩0時で締め切ります、まだ受け付けてますのでよろしくお願いします! 投票はこちら! http://iga23.iga-log.com/Entry/241 投票よろしくお願いします! -
新体制に不信感!?新日本プロレスが全日本プロレスとの関係を見直しへ
東京スポーツ誌上で新日本プロレスの木谷高明会長が新体制となった全日本プロレスの新オーナーである白石信生氏に対して「浮世離れしている」「何をやりたいんだか分からない」とバッサリ切り捨て、また白石会長と友人関係であることを否定、全日本との今後の関係を見直すことを示唆した。
白石オーナーは4月から他団体との関係を見直し鎖国を敷くとを示唆した、自分も前日のブログで「鎖国こそ理想」であることを書いたが、新日本から関係を見直されたことで“鎖国”が現実的なものになってきた。
だが木谷会長の「浮世離れしている」「何をやりたいんだか分からない」発言もうなずけるものがある、白石オーナーはKENSOのリストラや近藤修司にヘビー級転向を指示するなど、現場に口を出しすぎる部分がある。新日本もブシロードの傘下だが木谷会長も新日本プロレスも意見は出しつつも互いのやり方を尊重してやってきた。しかし全日本の場合は白石オーナーとの信頼関係が成り立っているか不安材料が出てきた。
対新日本に関しては諏訪魔など新日本を快く思ってない選手からしてみれば関係の見直しは大歓迎といったところだろうが、内田雅之社長や総帥である武藤敬司はどう思っているのであろうか、新日本も全日本との関係を見直すことによってNOAHとの関係を深めていくだろう、またNOAHも秋山準、潮崎豪らが全日本に上がっていることで全日本との関係を途絶したことを明かした。
白石オーナーからしてみれば理想どおりの展開なのかもしれないが、「鎖国」というか「孤立」しているような感じがする。 -
“鎖国”という理想論
Yahoo!のニュース欄でも「全日本を買収」という見出しが出ていたが、「4月から鎖国」という見出しも出ていた。「鎖国」とは他団体との交流、全日本の場合は新日本プロレス、大日本プロレスと主に交流しているが、これまでの交流関係を見直し、独自路線を敷くということなのだろうか、しかし今のマット界は各団体が一昔のアメリカンプロレスのようなテリトリーとなって選手を貸し借りしている時代、ジャイアント馬場さんの頃の全日本、基本的に四天王プロレス時代の全日本は「鎖国」をしていたが、なぜ他団体との交流をしなかったのかというと、馬場さんからしてみれば「開国する必要はなかったからだ」と答えていたと思う。それだけ四天王を中心とした純血メンバーだけで武道館を一杯に出来る自信があったのだ。
しかし新日本プロレスが天龍源一郎率いるWAR、高田延彦のUWFインターナショナルとの対抗戦を始めてからマット界の流れも変わり、馬場全日本も他団体との交流の必要性に迫られた。また全日本も東京ドームに進出するというのもあって純血メンバーでは限界があるというのもあったと思う、対抗戦という形は避け全日本に興味を持つ選手(高山善廣、ハヤブサ、新崎人生など)のみの交流だけにした、交流はしつつも全日本のブランドの質は下げたくない、それが馬場さんの考えだったのではと思う。
現在の全日本は純血メンバーだけなくフリーの蝶野正洋や金本浩二、曙、そして秋山準、潮崎豪らバーニングを起用している、武藤が以前に「純血メンバーだけで満員にするのが理想」と答えていたが、新オーナーである白石伸生氏が謳っていた「鎖国」も現実的なものではなく理想論なのかもしれない -
計画倒産を全面否定・・・全日本プロレスが「スピードパートナー」の傘下に
全日本プロレスが「スピードパートナー」の傘下に入ることになった、それに伴い同社から三阪輝氏が派遣され財務面をテコ入れするために副社長に就任した。
全日本は今年に入ってからは武藤敬司の盟友である蝶野正洋がスーパーバイザーに就任、NOAHから秋山準、潮崎豪ら5選手が参戦するなど“何か勝負に出ている”のではと感じていた。全日本は武藤が社長時に「社長としての給料はもらっていない」と愚痴るぐらい経営が苦しく、昨年は“ブシロードの傘下に入るのでは”また宝島社の暴露本では“計画倒産を画策している”などウワサされてきた、ウワサに関しては全日本プロレスという会社は継続するが、全日本プロレスシステムズという新会社を設立して興行を担当し、今までの全日本はコンテンツの保存、管理を担当と分ける形を取り、「よくわけのわからない雑誌(宝島社)に計画倒産とかわけのわからないことを書かれてますけど、夢を与える業界ですからダーティーなイメージなするつもりはありません」と全面否定した。
今後全日本はどうなっていくのかというと資金源を得たが、新しいオーナーとなった白石伸生社長は「資金面はサポートしますが、無駄なものは絞る形にしていきます」と資金は与えるけど財政面の無駄は許さない、選手などの管理は武藤側に任せるけど、経営に関しては「スピードパートナーズ」側に任せる、仕方のないことだが力のある「スピードパートナーズ」側に主導権を握られることになっていくと思う。
新日本はブシロードの傘下に入り、全日本はスピードパートナーズの傘下、老舗両団体が企業の傘下に入るということは、以前にも書いたとおり「個人商店」としてのプロレス団体の時代が終わりになりつつあるということなのか、組織は大きくまた長く続けるほど難しくなるし、新しい考え方も必要となっていく、全日本の選択はプロレス界にどう影響していくのだろうか・・・
また金本浩二が新日本プロレスとの契約が切れ、2月からフリーとして全日本に参戦していることが明らかになった。金本は昨年はいろいろありすぎたことを考えると、新日本を離れるのはいい機会だったのかもしれない、心機一転して頑張って欲しい。
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リック・フレアーが大会直前でドタキャン・・・確信犯疑惑!?
全日本プロレス1月26日大田区大会に出場予定だったリック・フレアーが静脈血栓塞栓症(エコノミー症候群)のため大会開始10分前で緊急欠場となった。(代役としてリード・フレアーが出場)
エコノミー症候群も一歩間違えれば命に関わる病気だけに欠場は仕方がないといいたいところだろうが、昨日の東京スポーツでは武藤敬司が「後から聞いたら(コスチュームを)ホテルに置いてきたみたい」と発言したり、また取材を申し込んでいた堀江ガンツ氏もツイッターで土壇場でギャラを吊り上げてきたと発言するなど、フレアーの欠場は確信犯なのではという疑惑が浮上しているという。
元々フレアーは日本マットには執着しているレスラーではなかった、執着しなかった理由はアメリカと日本を往復するのはしんどいからというのが理由だったが、その分アメリカマットに専念してきたおかげでNWA世界王者になれた。しかしジャイアント馬場体制の全日本もNWAの会員だったことから、NWAの決めたスケジュールに通りに日本に来日しなければいけないのだが、時々負傷や飛行機のダイヤの乱れを理由にキャンセルしたこともあった。馬場さんにしてみればハーリー・レイスと比べるとフレアーは扱いにくい存在だったのかもしれない。
東スポでも武藤が“フレアーに絶縁状”とオーバーな見出しが出ているが、試合はドタキャンされるは、サイン会での顛末もあったことから、フレアーに関わるのは懲り懲りというのが本音だと思うが、暴走王もそうだがスーパースターを気取っている人を扱うのは難しい。 -
秋山準が潮崎豪ら一緒に「バーニング」を結成!全日本プロレス参戦へ!
NOAHを退団した5選手(秋山準、潮崎豪、金丸義信、鈴木鼓太郎、青木篤志)が新ユニット「バーニング」を結成し、全日本プロレスと出場契約を結び、26日の大田区総合体育館大会に大挙乗り込むことが明らかになった。
NOAHを退団した5選手の去就が注目されていたが、獲得に関して何もコメントをしなかった新日本と比べ、全日本が一番歓迎の意志を示していたことから全日本参戦が濃厚視されていた、そして昨日の東京スポーツでの船木誠勝も秋山らに対してアピールしたことで秋山の参戦は濃厚から確実となった。
今の全日本は蝶野正洋はスーパーバイザーとして係わり、諏訪魔を抱き込んで新しい波を起こそうとしている、そこで秋山らの参入・・・武藤全日本は大きな勝負に出ようとしているのか・・・ -
蝶野正洋が全日本プロレスへ本格参入!諏訪魔と合体へ!
蝶野正洋が全日本プロレス1月26日大田区総合体育館大会に参戦が発表され、かねてから合体がウワサされていた諏訪魔、ジョー・ドーリングと組み 大森隆男、浜亮太、中之上靖文組と対戦することとなった。
蝶野は昨年9月末から船木誠勝との三冠統一ヘビー級選手権で敗れた諏訪魔に声をかけ、またその後密談、12月の長野大会では来場するもリングステップが用意されなかったということで中之上にケンカキックを浴びせ、3日の後楽園大会では内田雅之社長とアドバイザー契約を結ぶも内田社長を殴打するなど、全日本参戦にアプローチをかけていた。
蝶野は新日本プロレスを退団した後はIGFのエグゼクティブプロデューサーを務めながらフリーとして活動してきたが、試合はセーブしつつ体ののオーバーホールに専念していた、そのおかげで体調も戻り久しぶりの全日本参戦となった。
これで全日本にフル参戦かというと、試合に関しては体調が戻ったとはいえ26日の大田区大会は試運転みたいなもの、今後はアドバイザーという肩書きを利用して諏訪魔を通じ全日本をかき回すつもりのようだ。
蝶野と諏訪魔のユニットはどういう形になるものなのかは未定、全日本はブードゥー・マーダーズ解散後は反体制ユニットは消滅していただけに、元々ブードゥーを高く評価していた武藤敬司にしてみればリングの中の戦いを盛り上げる意味では反体制ユニットは大歓迎でもあり、そういった意味では蝶野は反体制ユニットの総帥役はうってつけ、武藤と蝶野が盟友でもあるがライバルでもある、その二人が今度は敵対して全日本を盛り上げる、全日本の風景がどう変わるか楽しみである。
最後に話が変わるがアイスリボンのICE60王者である成宮真希が脊椎損傷のため長期欠場することになった、大晦日では大苦戦しながらも紫雷美央を破りICE王座を奪還するという大役を果たしたばかりだったが・・・現時点ではICE王座の扱いは未定だが、王座奪取してからの欠場は残念でもある。 -
“狂乱の貴公子”リック・フレアーと“炎の飛龍”藤波辰爾が全日本プロレスに参戦!
全日本プロレス1月26日大田区体育館大会に“狂乱の貴公子”リック・フレアーと藤波辰爾が参戦することが発表。対戦カードも武藤、フレアーvs藤波、真田聖也のタッグマッチとなった。
フレアーが全日本に参戦するのは自分の記憶が正しければ1987年の3月以来で約25年ぶり、当時のフレアーはNWA世界ヘビー級王者でジャンボ鶴田と谷津嘉章の挑戦を受け退けていた。その後は全日本とNWAの関係が消滅したことによりフレアーの全日本参戦は途絶えていた。
フレアー自身もNWAがWCWの一部となってからはWWF(WWE)に移籍して提携ルートによってSWSやWARに参戦、WCWへ戻ってからは提携ルートに乗って新日本に参戦したりしていたが、WWEに再び戻ってからはWWEの日本公演でしか来日する機会がなかった(プライベートでの来日は何度かあったという)。
全日本参戦時のフレアーはNWA王者だったこともあって絶頂期、最初見たときは強い王者という印象を受けなかったが、足四の字固めだけでなく独特の間の取り方など、上手さだけでなくズルさも兼ねそろえていた王者だった。
フレアーが試合出きるのかという声もあるけど、出来るからオファーを受けたんだろうと思うし、フレアーの独特の間の取り方などは真田にとってもいい勉強になるはずだと思う。
また藤波の全日本参戦も驚いたというか、今までの武藤と藤波の関係を考えてるとありえないことだった。武藤と藤波は新日本時代からタッグを組み渡り合ってきた関係だったが、西村修が無我ワールドプロレスリングから全日本に移籍したのをきっかけに、藤波と武藤の関係もこじれ疎遠となっていた。藤波がここで全日本に上がるのは西村が全日本所属でなくなったのもあって、藤波と武藤の関係も改善されてオファーを受けたのではと思う。
真田にとってもフレアー、藤波と二人のレジェンドと関わるだけに今後にも繋がってくる。そういった意味では楽しみな組み合わせでもある。 -
GET WILDが世界最強タッグを初制覇!今年の全日本はワイルドイヤーになるか!?
11月30日、全日本プロレス後楽園ホール大会にて「2012世界最強タッグ決定リーグ戦」の優勝決定戦が行われ、征矢学と大森隆男のGET WILDが諏訪魔、ジョー・ドーリング組を破り最強タッグ初制覇と世界タッグ王座奪還に成功した。
試合は征矢が脇腹を負傷し一時戦線を離脱するなどGET WILDが窮地に立たされたが、諏訪魔組が勝利を確信した隙を突いて反撃し、最後はドーリングに大森のアックスボンバー、征矢のワイルドボンバーの波状攻撃を浴びせ3カウントを奪った。
今年の全日本プロレスを盛り上げたのは間違いなくGET WILDの二人、ワイルドイヤーといっても過言ではない、昨年から全日本のベルトが全て他団体に流出する事態となるも、GET WILDが一番手として世界タッグ王座を奪還、全部のベルトを取り返すきっかけを作った。しかし安定政権かと思えば初防衛戦で躓いて王座から転落し、すぐ取り返すなど浮き沈むが激しかったが勢いだけは止まらなかった。
前シリーズでは大森が三冠王者の船木誠勝に挑むも速攻で敗れるという失態を演じ、今年の最強タッグ前には自ら世界タッグ王座を返上し背水の陣を敷いてリーグ戦に望んだが結果的には優勝、GET WILDは追い詰めれば追い詰めるほど逆境を跳ね返す不思議な力を持ったチームとなった。その原動力は大森もだが征矢の成長、自分のカラーをどんどん押し出すことでGET WILDは全日本を代表するタッグとなった。
しかしGET WILDの2012年はまだ終わらない、ストロングBJW(関本大介、岡林裕二)が世界タッグ王座に再挑戦を表明し、敵地である大日本プロレスのリング(12月9日横浜)で防衛戦が二人で揉めた末に決定、また征矢自身も11日の長野でGET WILD解散をかけて船木の保持する三冠王座への初挑戦も決まっている。今年最後までGET WILDには安息の日はないのだろうが、ワイルドに乗り切るしかない! -
船木誠勝が大森隆男に速攻勝利で三冠防衛も征矢学がGET WILDの解散をかけて挑戦へ!
今日は全日本プロレス「40th Anniversary Tour 2012~最終戦~」名古屋国際会議場大会を観戦、 同会場を訪れるのは調べてみると2001年1月27日のGAEA JAPAN以来、名古屋に来ると愛知県体育館か主だっただけに“意外に来てないもんだな”と思ってしまった。
また今日は全日本の旗揚げ記念日(旗揚げは昭和47年の10月21日、会場は日大講堂)、今回の観戦はそれを意識しての観戦ではなく会場に来て初めて知り、全日本もアナウンスするだけで特別なことはしなかった、現在の全日本はジャイアント馬場さんの全日本ではなく、武藤敬司の全日本なだけにそれほど意識していなかったのかもしれない。観客も最初はどうかなと思ったが後からどんどん集まりだし用意したイスがほぼ埋まって満員となった。
メインの三冠統一ヘビー級選手権(王者)船木誠勝vs(挑戦者)大森隆男は、試合は早くも船木の浴びせ蹴りが炸裂すると船木がハイブリットブラスターを狙うが、阻止した大森も船木のミドルキックをキャッチしてアックスギロチンドライバーを狙うなど互いに速攻勝負狙いとなる。
速攻勝負が無理とわかったのか今度はグラウンドの攻防となるが、グラウンドとなると船木が圧倒、グラウンドを嫌った大森がチョップから打撃戦へと持ち込み執拗にスリーパーを仕掛けるが、船木がバックドロップを決めると試合は大きく動き、船木のキックをキャッチした大森がアックスギロチンドライバーを炸裂させ、勝負と見てアックスボンバーを狙うが船木がブロック、それでも大森はショートレンジのアックスボンバーを決めるも、もう一発を狙ったところで船木がハイキックで迎撃し掌打の連打から再び浴びせ蹴りが炸裂、最後はハイブリットブラスターが決まって3カウントで終わってみると試合時間は6分33秒、速攻勝負での試合だったが秋山準戦と比べると自分的には呆気なかったというのが感想、ハイブリットブラスターが決まった瞬間ファンがため息をついたところを見ると“ああやっぱり”と思っていたファンのほうが多かったのではないだろうか・・・
試合後に第4試合で河野真幸をワイルドボンバーで下した征矢学が大森の敵討ちといわんばかりに挑戦を表明、船木も敗れたらGET WILD解散という条件を突きつけ、征矢も条件を飲んで三冠初挑戦が内定となった。船木vs征矢となると征矢にはシングルでの実績があまりないことから、征矢が船木に勝てる可能性が低いのではと思っているファンが多いと思う、だが征矢は期待できる不思議な雰囲気を持ち、また背水の陣に自ら追い込むほど力を発揮する選手なのではと思う。三冠挑戦はおそらく最強タッグ以降になるだろうが、自分は征矢に期待してみたいと思っている。
他の試合を振り返ると第1試合では大和ヒロシ、近藤修司のジュニア王者コンビがカズ・ハヤシ、MAZADA組と対戦、しかし全日本のリングでGHCジュニアのベルトを拝めるとは思っても見なかったが・・・試合のメインテーマは全日本ジュニアの盟主を気取り始めた大和と快く思ってないカズの絡みで両者は激しくぶつかり合う、試合は大和がMAZADAをクロスアームスープレックスで降したが、試合後にGHCジュニア王座挑戦が決まっているNOAHの青木篤志が乱入し近藤に脇固めを決めるだけでなく、制止に入った大和にも脇固めを決める暴挙を働いたため館内は大ブーイング、まさか青木が名古屋に来ているとは思わなかったが、勢いでやってしまったのかもしれないけど大和にまで脇固めを決める必要があったのか・・・
第5試合の諏訪魔vsジョー・ドーリングは入場する諏訪魔にドーリングが襲い掛かって試合開始となり、両者は場外で乱闘を繰り広げ、ボンバー斎藤レフェリーも諏訪魔に突き飛ばされるなど大荒れの展開となる、レフェリング不能となったボンバーレフェリーに代わり村山大値レフェリーが入るが、両者は村山レフェリーの制止も聞かないため、村山レフェリーはやもえず場外カウントを数え、諏訪魔が慌ててリングに戻ろうとするがドーリングが足を引っ張ったため両者リングアウトとなる、しかし諏訪魔もドーリングも納得しないため内田社長の権限で延長戦へと突入、リングでの攻防となった二人は肉弾戦を展開、諏訪魔がバックドロップを連発すればドーリングもラリアットで応戦しレポリューションボムを決めるも、諏訪魔も意地で起き上がってラリアットが炸裂し両者ダウンしそのまま両者KOとなる。試合後に諏訪魔がセコンドの近藤に話しかけると諏訪魔が考えていることを理解してか一歩引き出し、諏訪魔がドーリングに手を差し伸べるとドーリングも握り返す、二人はバックステージで世界最強タッグにエントリーを表明したが、気になる存在である蝶野正洋は今回は姿を見せなかった。
第6試合の武藤敬司 スコット・ノートンvs太陽ケア、浜亮太は久しぶりに見るノートンは老けた感じになってしまったが恐竜パワーは健在、浜相手に肉弾戦を展開しても打ち負けはせずパワーで押し捲っていた、試合は武藤が捕まる展開が多かったもののノートンの援護を受けた武藤が浜をシャイニングウィザードで降し勝利、なおノートンは今後も全日本に参戦するという。
第7試合のアジアタッグ王座決定戦 金本浩二、田中稔のジュニスタvs本間朋晃、宮本和志のターメリック・ストームは、ターメリックの二人が本間がGBH、宮本が大阪プロレスやアパッチなどでヒールをやっていた経験を生かしてラフ一辺倒で試合の主導権を握りファンの顰蹙を買い捲るが、宮本もジュニスタの二人をまとめて担いで投げ捨てるなどパワーファイターぶりを見せつける。ジュニスタも分断されることが多く主導権を握れなかったが、稔が懸命に粘って最後はFIREBALLスプラッシュで宮本を降し3カウントでジュニスタが新王者に、金本も新日本所属ながらも全日本に定着してから初タイトルとなったが、金本もプライベートも含めて散々なことが続いていただけに今回の王座奪取が厄落としになればいいのだが・・・
セミのGAORA選手権(王者)真田聖也vs(挑戦者)中之上靖文は、前回は中之上が懸命に食いついていったが、今回は真田が序盤から突き放しにかかり拷問技で先手を奪い、中之上も反撃するが間が開いた隙を突けず、真田の余裕を崩せない、終盤に真田が勝負と見てTHIS IS ITを狙うが中之上はキドクラッチなど丸め込み技を連発して真田を慌てさせるが、真田の余裕は崩すことは出来ずTHIS IS ITに捕まり無念のギブアップ、中之上は頑張ったけど真田との差はなかなか埋めることが出来ないと感じさせた試合だった。
全日本を観戦するのも昨年の7月以来だが、真田や征矢の成長もあってか武藤カラーに染め上がった全日本というのが感想だった、来年あたりは真田も征矢も船木、諏訪魔との差を一気に埋めてトップとして台頭するのかもしれない・・・ -
全日本プロレス40周年、武藤全日本は10周年!
先月発売の「Gスピリッツ」そして今週発売の週刊プロレスの巻頭記事で全日本プロレス40周年をとりあげたが、武藤全日本になってから10周年となる。
2002年1月に新日本プロレスのトップスターだった武藤敬司が小島聡、馳浩の誘いを受けたケンドー・カシンと共に全日本に電撃移籍したが、新日本のフロント・スタッフと共にでの移籍だったこともあって、新日本を大きく揺るす大事件となった。
武藤の全日本に移籍した理由、アントニオ猪木が推進する格闘技路線への反発、、一緒に移籍したスタッフから受けた計画(全日本の株式一部上場)などあったと思う、しかし計画も頓挫し、前オーナーである馬場元子さんとの対立やあり、一時は武藤自身も全日本の看板を投げ出そうとしていたこともあった、しかし和田京平レフェリーなど古株の人達が全日本の看板を残すことを最優先し、元子さんを説得して所有していた株を武藤が譲り受けたことで、武藤敬司の全日本プロレスとなった。
この10年の間はいろいろあった、出会いもあり別れもある。一緒に移ったスタッフや小島もカシン、和田京平レフェリーも全日本を去っていった、武藤自身が最も評価していたブードゥー・マーダーズも不祥事で解散となって消えていった、そして船木と出会い、諏訪魔ら生え抜きがトップを占め、武藤自身も一歩引く立場となった。自身が育てた生え抜きがトップを占めるのは武藤にとって一番の理想系でもあると思う。
武藤自身がどれだけ現役を続けられるかわからない、それまでにしっかりとした基盤は作り上げたいところ、武藤全日本は10周年となったが、まだまだ普請中である。
最後に全日本プロレス40周年、おめでとうございます!