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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

“鎖国”という理想論

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“鎖国”という理想論

 Yahoo!のニュース欄でも「全日本を買収」という見出しが出ていたが、「4月から鎖国」という見出しも出ていた。「鎖国」とは他団体との交流、全日本の場合は新日本プロレス、大日本プロレスと主に交流しているが、これまでの交流関係を見直し、独自路線を敷くということなのだろうか、しかし今のマット界は各団体が一昔のアメリカンプロレスのようなテリトリーとなって選手を貸し借りしている時代、ジャイアント馬場さんの頃の全日本、基本的に四天王プロレス時代の全日本は「鎖国」をしていたが、なぜ他団体との交流をしなかったのかというと、馬場さんからしてみれば「開国する必要はなかったからだ」と答えていたと思う。それだけ四天王を中心とした純血メンバーだけで武道館を一杯に出来る自信があったのだ。


 しかし新日本プロレスが天龍源一郎率いるWAR、高田延彦のUWFインターナショナルとの対抗戦を始めてからマット界の流れも変わり、馬場全日本も他団体との交流の必要性に迫られた。また全日本も東京ドームに進出するというのもあって純血メンバーでは限界があるというのもあったと思う、対抗戦という形は避け全日本に興味を持つ選手(高山善廣、ハヤブサ、新崎人生など)のみの交流だけにした、交流はしつつも全日本のブランドの質は下げたくない、それが馬場さんの考えだったのではと思う。


 現在の全日本は純血メンバーだけなくフリーの蝶野正洋や金本浩二、曙、そして秋山準、潮崎豪らバーニングを起用している、武藤が以前に「純血メンバーだけで満員にするのが理想」と答えていたが、新オーナーである白石伸生氏が謳っていた「鎖国」も現実的なものではなく理想論なのかもしれない

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