全日本プロレス
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中之上靖文が勢いで決勝に進出もメインの壁は厚く・・・、蝶野正洋が登場も諏訪魔は答えを出さず。
全日本プロレス10月7日後楽園大会をGAORAで視聴、今大会のメインは新設されたGAORATVチャンピオン 初代王者決定トーナメント、決勝には1回戦で浜亮太を破ってから勢いに乗る中之上靖文が宮本和志を破り進出、同じく本間朋晃を破って決勝へ進出した
真田聖也と対戦した。
試合のポイントは丸め込み技ながらも勢いで決勝に進出した中之上がメイン、そしてタイトルのかかった試合でこれまで以上なものを出せるかどうか、序盤は主導権を奪いにかかる真田に懸命に食らいついたが、真田が荒っぽい攻めで一気に主導権を奪う展開になる、ギロチンホイップなどラフを見せるのは珍しいのだが、こういったラフを見せるようになったのも真田の成長なのかもしれない、真田の攻めを耐え抜いた中之上はジャーマン、真田のTHIS IS IT狙いを再三丸め込み技で防いだ後で初公開のドラゴンスープレックスを連発するが、コーナー最上段からのダイブを真田がRKOで迎撃した後でTHIS IS ITを決め中之上は無念のギブアップ、王座戴冠はならなかったが、確かにこれまで以上なものは出した、しかし足りないものもあったし、真田との差がどれだけあったのもわかった、中之上にとっても敗れはしたが、大きな経験をした試合だったと思う。
また真田は初代GAORA王者となったが、最近は新日本プロレスがNEVER王座を新設するなど、若手の登竜門的な王座が増えつつある。GAORA中継限定の王座なのだろうが、ベルトの権威を高めるのはあくまで王者、真田がGAORA王座の権威を高めつつ、三冠王座への道を開けていくのか、これからといったところだ。
セミ前に行われた世界ジュニアヘビー級選手権(王者)大和ヒロシvs(挑戦者)ケニー・オメガは、今回のケニーはセコンドの中澤マイケルの介入は許さないとベビーフェースモードで試合していたが、大和がケニーのペースには絶対にさせまいと譲らず、ケニーも勝負を急ぎ始めるなど焦りが出ていた。大和がスリーパーを決めるとケニーがおんぶ状態のままコーナー最上段へと昇り、そのまま後ろに倒れた荒技を敢行したときはヒヤリとしたが大和が懸命に凌ぎ、ケニーのクロイツラスから片翼の天使を防いだあとで、不意打ちヘッドバット、ラリアットからのクロスアームスープレックスで3カウントを奪い王座を防衛したものの、大和はダメージでなかなか起き上がれず、あとでわかったことだが前歯を折ったということから、今回はかなり苦しい防衛戦だったのではと思う。
7月21日三冠ヘビー級選手権の前哨戦である船木誠勝、河野真幸、田中稔、金本浩二vs征矢学、大森隆男、KENSO、浜亮太は、試合開始から船木が浴びせ蹴りからハイブリットブラスターを狙えば、防いだ大森がいきなりアックスボンバーを炸裂させるなど互いに速攻勝負狙い、その後も船木が仕掛けても大森が船木のハイキックをブロックしたところでアックスボンバーを炸裂させるなど、緊張感のある攻防が続く、試合は河野が征矢のワイルドボンバーをニーで迎撃した後でジャイアントニーで仕留めたが、今日の内容で大森が一歩リードした前哨戦だった。
注目の蝶野正洋は第3試合後に登場し挨拶の後で諏訪魔、近藤修司、カズ・ハヤシvsジョー・ドーリング、NOSAWA論外、MAZADAの試合を解説するために実況席へと陣取る、試合は近藤がNOSAWAをキングコングラリアットで仕留めたが、試合後に諏訪魔が蝶野の下へより何か話し合ってから蝶野が拳を差し出して突き出すように促す、しかし諏訪魔は何も答えず去っていき肩透かしとなった、テーマを失った諏訪魔はまだ答えが出ないのか、諏訪魔がどう答えを出すのかは7月21日名古屋を待つしかない。
蝶野は第4試合の武藤敬司、スコット・ノートンvs太陽ケア、渕正信戦も視察し試合はノートンがラリアットで渕を降して、試合後はかつてのnWoの同士ということで武藤と共に記念撮影となったが、4年ぶりの来日となるノートンは蝶野の話だと現役は続けていたもののリングから遠ざかっていたという。しかし体だけはしっかり作って参戦したが試合カンが戻っていないのか、試合も渕との絡みが中心で武藤が全面的に出ていたことから、ノートンの本領を発揮するのはこれもまたこれからといったところだ。PR -
船木誠勝との全日本頂上対決に敗れた諏訪魔に蝶野正洋が・・・
全日本プロレス9月23日横浜文化体育館大会をGAORAで視聴、メインで行われた三冠統一ヘビー級選手権(王者)船木誠勝vs(挑戦者)諏訪魔の全日本頂上決戦は、序盤はグラウンドの攻防となるも力で押さえ込もうとする諏訪魔とテクニックで返す船木と好対照だったが、先手を奪ったのは諏訪魔、変則的な逆回転ドラゴンスクリューやリングを使っての脚殺しとプロレスならではの攻めで船木を苦しめる、しかし船木は脇固めで流れを変えると、これで焦り始めたのか諏訪魔は力で押さえ込もうとして猛ラッシュをかけるが、正面からの打撃戦で力で優るはずの諏訪魔が船木の技術に押され出し、諏訪魔のラストライドを防いだ船木がハイブリットブラスターで3カウントを奪い王座を防衛、諏訪魔は力で押さえ込むはずが逆に船木の技術に押さえ込まれた試合だった。
試合後にセミの“復活nWo”武藤敬司、ケビン・ナッシュvs真田聖也、太陽ケアの観戦と船木の応援に駆けつけた蝶野正洋が敗れた諏訪魔に駆け寄り、何か声をかけていった、そして昨日の東京スポーツ誌上で諏訪魔が蝶野と会談、『蝶野と急接近!諏訪魔が反体制派に!?』と見出しが出た、確かに諏訪魔は船木に敗れたことでエースの座を追われ全てを失ったことで新しいテーマを見出さなければならない、それを考えると蝶野の黒い誘いに乗ってもおかしくはないのでは・・・現在全日本には船木のSTACK OF ARMSと諏訪魔のディストラクションとユニットがあるが、ディストラクションの純粋的なメンバーは諏訪魔と近藤修司のみ(カズ・ハヤシは助っ人として扱われている)、そうなるとディストラクションは反体制となるのだろうか?10月シリーズには元nWoのメンバーであるスコット・ノートンが参戦する、また世界タッグ王座奪取に失敗しゾディアックと仲間割れとなったジョー・ドーリング、そして蝶野の暗躍・・・答えはどう出るのだろうか?
最後にこれを更新している頃には自分が住んでいる伊賀も風雨が激しくなり、現在は大雨、洪水、暴風警報が出ている。みなさんもお気をつけてください。 -
全日本プロレスとWWEが選手の貸し借りで提携へ
東京スポーツによると全日本プロレスの内田雅之社長とカズ・ハヤシ取締役が会長がWWEの前副社長で現場責任者のジョン・ローリネイティス氏(ジョニー・エース)とWWE日本公演後に会談しWWEに所属している予備軍の選手を優先的に起用するのと全日本の所属選手をWWEに派遣するということで合意したことが明らかになった。ローリテイネス氏は副社長を辞してはいるものの、現在もWWEに在籍し現場のマッチメークを担当していることから、それなりの権限もある、それを考えると9月23日にWWEと契約しているケビン・ナッシュが参戦するのは、提携の一環ということなのかもしれない。
WWEと日本の団体が提携関係を結んだのはWAR以来、新日本プロレスもかつてWWF時代のWWEと業務提携を結び王者だったボブ・バックランドを始め選手を日本に派遣していたが、新日本がWWEとのパイプ役だった新間寿氏が失脚、WWEも先代のビンス・マクマホン(シニア)が死去し現在のビンスが関係を見直したことで提携が解消され、WWEは次にSWSそしてWARと提携を結び天龍源一郎がレッスルマニアやロイヤルランブルにも参戦したが、SWSとWARをバックアップしていたメガネスーパーが撤退したことで提携も自然消滅してしまった、また全日本も四天王プロレス時代に提携の話があり、ビンス・マクマホン代表と会談寸前まで行ったが、会談直前で馬場さんが入院し死去したため、話は頓挫してしまった。
それ以降はアントニオ猪木がWWE殿堂入りしたことからIGFとの提携かとウワサされたが、結局猪木の殿堂入りだけに留まり、IGFも格闘プロレス路線となったことで話は消滅、(WWEが武藤全日本を選んだとなるとIGFのサイモン氏が怒りそうだが)
内田社長は「予備軍の選手の起用」としているがWWEはRAWやSMACKDOWNに出ている選手もWWEのごく一部に過ぎず、新日本プロレスからヘッドハンティングされたジャイアント・バーナードことテンサイ、元新日本プロレスのヨシタツもレギュラーで扱われないことから、本線にもなかなか出ることのないものの実力のある選手が全日本に送られて来るのではと思う、全日本の総帥である武藤敬司会長は「単にWWEの看板があるだけじゃ、呼んでもしょうがない」としつつも、WWEとの提携話は将来的なことを考えると悪くはない、ひょっとしたら全日本の所属選手からWWEのスーパースターが誕生する可能性だって否定は出来ないのだ。 -
近藤修司の要求・・・週刊プロレスで自分の試合の記事を書かせろ!
今週の週刊プロレスで全日本プロレスの近藤修司が自分の試合を記事にして書くことを示唆した。
きっかけはご存知の通り週刊プロレスで掲載された近藤修司vsカズ・ハヤシの試合の記事が評価が低いと怒り、8月の京都大会での再戦も「50点」と採点されたことから、近藤も自身が記事を書くことで週プロと対決する気になったようだ。
近藤の要求に対して週プロ側は見解を出していないが、1994年2月に安田忠夫のデビュー戦の相手を務めた新日本プロレス時代の馳浩、また全日本女子プロレス時代のアジャ・コングも自身の記事を書いてターザン山本時代の週プロに掲載したという前例もあることから、おそらく要求は飲むのではと思う。
記事だけでなく写真選びも大変なことから、決定となれば近藤もどういう記事を書くのか・・・ -
僅か4分という斬新なフィニッシュ!船木誠勝が秋山準を破り三冠王座を奪取!
全日本プロレス8月26日大田区総合体育館大会をGAORAで視聴 メインの三冠統一ヘビー級選手権(王者)秋山準vs(挑戦者)船木誠勝は、序盤こそ慎重な立ち上がりで、この時点では誰もが速攻勝負になるのではと思うが、秋山が顔面ニーを仕掛けてから大きく試合の流れが変わる、船木は秋山の顔面ニー狙いをアキレス腱固めで切り返すと、打撃戦となって秋山の張り手に対し船木が掌打で返すと秋山の動きが鈍ったところでハイキックからのハイブリットブラスターで船木の勝利、僅か4分で秋山が敗れ、船木が三冠王座奪取、三冠史上初の短期決戦の試合だったが、旗揚げ時のパンクラスを思い出させるような斬新すぎる幕切れだった。
速攻勝負を仕掛たのは明らかに秋山の方、仕掛けた理由は前日のNOAH後楽園大会で右膝を痛めていたていたことから、長期戦になるとヤバイと判断して仕掛けたが、秋山の誤算は速攻勝負狙いはパンクラス時代から長けている船木のほうが上だったということ、秋山が仕掛けた時点で船木の勝利だったということなのかもしれない。
現在は新日本プロレスに参戦する桜庭和志と柴田勝頼がクローズアップされているが、船木はMMAからプロレスに再び戻った先駆者的存在、船木は新日本プロレスを飛び出し第二次UWFや藤原組、パンクラスと理想を求めて格闘プロレスにどっぷり漬かり、ヒクソン・グレイシーに敗れた後で引退し、格闘家として復帰したが、武藤敬司と出会ったことで総合格闘技に見切りをつけ、原点であるプロレスに戻ってどっぷり漬かった。今回の三冠王座は4年間プロレスにどっぷり漬かった成果でもある。
王者となった船木に早くも大田区大会ではKAIを降した諏訪魔が挑戦表明し9月23日に横浜大会での初防衛戦が決定となった。KAI戦に関しては諏訪魔の横綱相撲といった試合でラストライドで完勝したが、最近の諏訪魔は対他団体ではアウウェイを利用して圧倒的な強さを見せつけているが、評価しなかった週刊プロレスに噛み付いたりで持て余しているといった感じ、そこで船木が再び諏訪魔に立ちはだかるわけだが、前回は諏訪魔が勝利となったが今の船木だと前回の試合は参考にならないのではないだろうか・・・
また大田区大会で印象を受けた試合は世界タッグ選手権(王者)征矢学 大森隆男vs(挑戦者)関本大介、岡林裕二で、試合はGET WILDがリードされる展開が続いていたものの、ストロングBJWにリベンジしたい征矢の気持ちを優先してか大森が控えに周り征矢を盛り立てていた。試合は征矢の頑張りもあってワイルドボンバーで岡林を降し王座を防衛、GET WILDは会見などでは仲が良いのか不仲なのかわからないが、わかるのは何だかんだで信頼関係が深いということだ。
世界ジュニアヘビー級選手権(王者)大和ヒロシvs(挑戦者)田中稔は全体的に試合をリードしていたのは稔、稔の腕殺しに大和が翻弄されていたが、意表をついた攻めで大和がリードを奪いクロスアームスープレックスで王座を死守、大和にとって苦しい試合だったが大和らしさを出せた試合でもあった。 -
全日本プロレスが週刊プロレスに挑戦状も“忘れてはいけない”もの
全日本プロレスが次期シリーズ「40th Anniversary Year SUMMER IMPACT 2012」の主要カードを発表したが、会見の席上でカズ・ハヤシと近藤修司が週刊プロレスを名指しで指名し、カズが「京都大会の試合を『進化していない』と書かれて悔しい思いをしました。会場に来ていた皆さんがどう思っているかはわからないけど、こう書かれると観ていない人にもそう伝わってしまうので、札幌ではファンの人はもちろん、全ての人が認めるような試合をしたいですね」と記事の内容を批判、そして近藤も「『週プロ』との関係ですけど、僕も良くは思ってないし、全日ファン、全日を好きな人も良く思っていないと思います。プロレスとマス・メディアの関係も見直さなきゃいけない時期に来ている、最近特に、週刊プロレスさんはこの試合に点数をつけてくれ。」と全日本プロレスの試合に関し採点をつけるように要求した。
、最近の全日本は7月1日の両国をきっかけに週プロの記事に神経を尖らせている、28日の後楽園でも諏訪魔がカズと組み河野真幸、田中稔のSATと対戦し諏訪魔も河野もブチキレモードになって大暴れとなって、内田雅之社長がマイクで二人を一喝(試合は収拾不可能で無効試合)する荒れた試合となったが、試合後には諏訪魔がバックステージインタビューで、「最近は。7月の両国からムカつくことだらけだ! おい週刊プロレス! なんだあの記事は! ねじ曲がったもの書くんじゃねぇよ。事実を書け! ふざけんなよ。大人の事情でプロレスを作り上げるんじゃねぇよ。事実を見ろ、事実を! おい週刊プロレス、佐藤(編集長)! ふざけんな! 何か言ってみろよ!」と週プロの佐藤正行編集長に対して八つ当たり気味に名指しで批判するなど、全日本と週プロは険悪な雰囲気になりつつある。
週刊プロレス側である佐藤編集長は今週の週プロで「本誌で書いたものに関しては一切弁明しない、すべては言い訳になってしまうからだ、諏訪魔は表紙の絵柄にも不満を漏らしたというが、あれも最善と判断した上でのセレクト、あとは見た人々に感じてもらうしかない、ただ私は諏訪魔のことをレスラーとして非常に買っている。このページを継続して読んでいる読者諸兄ならご存知だろう(略)諏訪魔とは取材を離れて都内で会食をする機会があった。そのとき「業界全体に名前を広げるために、どんどん外へ出て暴れるべきだ」と私見を語らせてもらった。私の言葉を励みに対抗戦で大暴れしたのにもかかわらず、その評価を見て『煽られた挙句、ハシゴを外された』というのが本人の言い分のようだ。」と見解を述べた、佐藤編集長からしてみれば諏訪魔へのアドバイスのつもりだったのかもしれないが、諏訪魔自身は週プロ全体が自分や全日本をプッシュしてくれていると思ってしまったというのが週プロ側の見解のようだ。
後楽園大会後に佐藤編集長は諏訪魔と会談したが「信じていたのに・・・ショックです」「オレはオレの闘いをするだけ」と返答しただけだったという。
佐藤編集長は「諏訪魔が全日本プロレス40年の歴史と伝統を誇る老舗団体の未来をになっていく立場にいることを忘れてはいけない」と忠告しているが、佐藤編集長はそれだけ諏訪魔に期待をかけているということでもあるが、ただ本来なら諏訪魔を制しなければいけない取締役のカズが自分と近藤の試合にケチをつけられたということで怒り、週プロと諏訪魔個人の問題のはずが週プロと全日本の問題にスライドしつつある。
そこで試合を採点するように要求したが、これはある意味全日本が週プロに対して挑戦状を叩きつけたようなものである、会見が一昨日だったのもあって週プロ側の見解はまだだが、週プロも佐久間一彦編集長時代は試合記事に関しては10点満点の採点方式を使っていたが、当時全日本にレギュラー参戦していた鈴木みのるが「金払ってオレの試合の文句書け! 点数を付けるな。点数を付けていいのは客だけだ。アイツらは面白かったら明日もまた5000円払うんだよ。つまらなかったら1円も出さないんだ。!」と問題提議を出してからか採点方式はしばらくしてなくなった。
しかし5年前の話とはいえ鈴木のコメントにも一理ある、KENSOもメキシコでの苦労からか金を払ってくれるファンを喜ばせるために“ビチっと”と叫んでいる。選手らにしてみれば自分らの試合にプライドは持っていると思う、しかし評価するのはマスコミだけではなく、あくまで金を払うファンであることも忘れてはいけない。 -
船木誠勝が三冠ヘビー級王座へ挑戦、そしてNOAHの選手と7年越しの対戦へ
全日本プロレス7月29日後楽園大会で船木誠勝が新日本プロレスの永田裕志をハイブリットブラスターで3カウントを奪い勝利、晴れてNOAHの秋山準に流出している三冠ヘビー級王座への挑戦権を手にすることが出来た。
船木と秋山はまったく接点がないが、船木にしてみればNOAHの選手と対戦は念願でもある。格闘家を引退しパンクラスからも去っていた船木は2005年9月に前田日明、上井文彦氏の「ビッグマウス」に参加しプロレス復帰を目指していた、そして上井氏がプロレストーナメント「WRESTLE-1」に携わっていたことからNOAHの選手との対戦が浮上し、船木自身も日本テレビで中継していた「NOAH中継」を見るようになり、NOAHの選手に興味を持つようになった(前田も船木の影響を受けてNOAH中継を見るようになり、KENTAがお気に入りとなった)。だが前田と上井氏が揉めてしまい、船木は前田に追随する形で「ビックマウス」から脱退、船木は総合格闘技「HERO’S」で格闘家として復帰したことでNOAHとの接点は消えてしまった。
そして船木は全日本プロレスでプロレスラーとして復帰し、三冠ヘビー級王座への挑戦権を手にすることでやっとNOAHの選手と遭遇することが出来ることになった、秋山vs船木はそういった意味でも楽しみなカードでもある。 -
諏訪魔と近藤修司が週刊プロレスに怒った理由
携帯サイトであるプロレス☆格闘技DXで掲載されている全日本プロレスの諏訪魔、近藤修司が連載しているコラムで週刊プロレスを批判した。批判した理由は7・1両国での中邑真輔、オカダ・カズチカ戦についての週プロ側が新日本よりの偏った報道をしたからというのだ
(諏訪魔「オレの日常DX」
「7・1両国大会を終えて
色々な事を考える。
俺と近藤の
試合内容を思い出すと
俺の中では、かなりの手応えがある内容だったが
あるマスコミだけは、俺が感じていた手応えと
まったく逆の内容を書いていた。
残念で裏切られた気分でいっぱいだよ。
マスコミまで含めた対抗戦かよ。
ふざけた話だ!
マスコミがメッキを塗り固めるという怒り狂う現実に、
俺は負けないから。
色々と大人な事情があるのか知らねーが、
マスコミが偏った見方して報道したら
それが事実になる現代なんだから。
プロレスを好きな人間なら
事実を正直に書いてもらいたいね。
俺は、刺身のツマじゃねーぞ!
これからも、
自分のプロレスを貫いて
結果を出して分からせてやる!
腐った馬鹿野郎ども 覚えとけよ!」
(近藤修司「ロバートの日々」)「結局プロレスっていうのは関わったもの、携わったものすべてが未来に繋がるストーリーになりやすいということ。いろんなプロスポーツがある中で、プロレスはそういった要素がすごく強いと思う。
そんな中で、7月1日の全日本・新日本40周年記念大会の中で数試合は未来に繋がるストーリーのきっかけがあったんじゃないかと思う。
選手間のストーリーはみんなが見て感じた通りだと思うが、時の勢いがすごいのか、支持する人数の違いなのか、見えない何かで操られているのか、メディアに関しては少なからず残念な気持ちになった。
まぁこれも全日本の現状を表しているのかもしれないし、実際にそう映ったのかもしれない。プロレス界の未来のためには、そういう報道をしなきゃいけなかったのかもしれない。
いろんな考察ができるが、これもまたプロレス。これもプロレスならば、俺はこういったところとも徹底して闘わなければならない。
これもまたプロレス。 」昨日(朝日放送)のワールド・プロレスリングで諏訪魔、近藤vs中邑、オカダがオンエアーされたが、感想を一言で言うと諏訪魔とオカダによる主役の奪い合いで意地を張り合っていたというのが感想だった
その中で自分の視点でもあるが評価していいのは諏訪魔、諏訪魔は大暴れするがあれでまだ自制はしている。大暴れすることで全日本のファンだけでなく新日本のファンにも存在をアピールし、オカダも簡単に主役を奪わせまいとして余裕のレインメーカーの仮面ではなく、感情的な部分を出した。敗れはしたが試合全体を支配しオカダの違った一面を引き出していたことを考えると評価していいのは諏訪魔の方だった。週プロは試合に勝ち最後にレインメーカーポーズを決めたオカダを評価した。諏訪魔や近藤からしてみれば敗れはしたが、試合を支配していたのは自分らなのに、なぜオカダを評価するのか、二人にしてみれば面白くないと考えるのも仕方はないと思う。
しかし7・1の試合はあくまで予告編、おそらくだが諏訪魔vsオカダはビックマッチでシングルで組まれる可能性があることから、本当の評価を得るのは1vs1のシングルになるのではと思っている。
7・1両国は馳浩の批判を含めて様々な論議を巻き起こした、話題という面を考えると成功だったのではと思う。