全日本プロレス
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KENSOが潮崎を裏切りヒール転向で波乱の開幕も、白石オーナーがヒール否定で解雇通告!
11月21日 全日本プロレス「2013王道ルネッサンス」 後楽園ホール615人
<試合後のコメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○西村修 土方隆司(10分22秒 スピニングトーホールド)宮本和志 X那須晃太郎
◇第2試合◇
▼GAORA TVチャンピオンシップ王座決定トーナメント一回戦/時間無制限1本
○SUSHI (11分32秒 TEKKAMAKI)X佐藤光留
◇第3試合◇
▼GAORA TVチャンピオンシップ王座決定トーナメント一回戦/時間無制限1本
○石井慧介(10分34秒 回転エビ固め)X井上雅央
◇第4試合◇
▼30分1本
○青木篤志 渕正信(14分54秒 腕ひしぎ逆十字固め )入江茂弘 X高尾蒼馬
◇第5試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権前哨戦/30分1本
○鈴木鼓太郎 宮原健斗(14分18秒 片エビ固め)秋山準 X金丸義信
※マスドライバー
◇第6試合◇
▼45分1本
○ディーロ・ブラウン バンビ・キラー(13分39秒 体固め)X潮崎豪 KENSO
※KENSOの葉隠れ
【試合後のKENSO&ディーロ&バンビ】
▼KENSO「ディーロ・ブラウン、バンビ・キラー、俺のファミリー。俺がシークレットボス。何のために組んだか。全日本の歴史? ふざけんな、関係ねぇ。俺はベルトがほしいんだ。三冠がほしい。すべてのベルトを獲る」▼ディーロ「オールジャパン、俺たちがすべてのタイトルを獲るからな」
▼バンビ「俺たちにチャンピオンシップを用意しろ!」
▼KENSO「俺らにとってこれが全て。全部のタイトルを獲る。三冠、全部のチャンピオンシップを獲る。今までのKENSO、みんなのKENSO、バイバイ!」
【潮崎の話】「すいません。正直、返せなかったです。(KENSOの裏切り行為があったが?)あれがKENSOの…わからねぇや。何なの? 考えてたの? あれがKENSOなりのやりたいこと? まあ、それで十分ですよ。それでいいですよ。あれがやりたいことだったら、あれはあれでいいんじゃないですか。だけどね、俺にあんな真似をした落とし前は付けてもらいます。(試合後、宮原も飛び込んできたが、これで正式加入?)そうですね。前の試合も見てましたけど、やっぱり全日本に来た時から変わらず、信念を貫いて持ってるしね。じゃあ、コイツの言う新しい風を吹かせてもらおうじゃないかと。ジュニアは鼓太郎さんと青木。ヘビーは俺と宮原。この4人で面白くしていきますよ。これで次の時代にさせる」
【宮原の話】「僕はこの全日本にチャンスを掴みに来てるから。そして、今日からひとつ違うのは、Xceedの宮原健斗になること。まったく目標や目的は何も変わらない。Xceedとして上を目指す。シンプルですけど」
◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権前哨戦/60分1本
○ジョー・ドーリング 諏訪魔(14分15秒 片エビ固め)X曙 大森隆男
※ラリアット
全日本プロレスの新シリーズが開幕、 潮崎、KENSO、鼓太郎、青木による新ユニットXceedが開幕戦から始動し、潮崎とKENSOが組んで10・27両国大会から遺恨が勃発したディーロ、バンビ組と対戦。試合は外国人組が潮崎を捕らえる展開となるが、潮崎が窮地を脱してKENSOにタッチのはずがKENSOがタッチを拒否しリング上は不穏な空気となる。怒った潮崎はKENSOに張り手を見舞った後で外国人組相手に孤軍奮闘すると、KENSOが逆に潮崎に張り手を見舞うと、外国人組が潮崎に集中砲火を浴びせ、最後はKENSOの葉隠れからディーロがカバーして3カウント、XceedはKENSOの裏切りという波乱のスタートとなった。試合後はKENSOと外国人組が結託して潮崎を袋叩きにすると青木と最強タッグのパートナーである宮原が潮崎の救出に駆けつけ、正式メンバーでなかった宮原が正式メンバーとなってXceedは再始動を余儀なくされた。
試合後のコメントでKENSOは三冠王座挑戦と「今までのKENSO、みんなのKENSO、バイバイ!」と今までのKENSOを捨て去ることをアピールした。確かにKENSOはかにKENSOはタイトル戦線から遠ざかってからは前座が定位置となり、分裂前後もぬるま湯の状況が続いていた。また白石オーナーのブログで批判されるだけでなく、世界最強タッグの出場選手からも外されるなど厳しい状況に立たされていた。
KENSOは2年前船木誠勝から「あんなのプロレスではない」と批判を受けた際に「(船木が『あんなのプロレスじゃない』などとKENSO批判していたが?)俺がルールだよ。要するにPWFルールは5秒以内、何でもできるんだよ。要するに同じリングに立ったら俺がルールなんだよね。それが俺のプロレスだから。海外で臭い飯食って7年間養ってきたプロレス。7年間、孤独に耐えてやってきた。自己反省と孤独と向き合ってできたもの。プロレスっていうのは孤独なものなんだよ。どれだけ自分と向き合えるか。そこで自己反省のもとに出来上がったものが俺のプロレス。それにレスリングはもともと否定されなかったら、酒のツマミにもならない。むしろ否定されて万々歳。基本、僕のレスリングの信念は一番目の前にある試合にポイントを置いてる。今日は名古屋、明日は静岡。今、テレビもない中で、一番大事なのは初めて来たお客さんを楽しませて帰ってもらうことなんですよ。久しぶりにラグビーシーズンに肩を痛めて、ある意味、原点回帰して頑張りますよ。(最強タッグ脱落が決まったが?)俺のスタンスは変わらない。一見さんを大事にするというのと、プラス、浸透させるのは難しいけど、かといって落ちるのは簡単なんだよ。それをアメリカ、メキシコでも見てきた。超満員だったのが2週間後にはガラガラになったりね。だからこそ、一日一日を大事にする。それが僕の信念。厳しい時こそ、STAY STRONGしないといけないんですよ」とビチっと反論したが、KENSOがぬるま湯に浸かってしまっていたということは海外で得たハングリー精神が失われてしまっていたということであり、全日本マットに生き残るために失われていたハングリー精神を取り戻すためにヒールに戻ったのではと思う。
しかし白石伸生オーナーが昨夜未明にブログを更新し
「仕事が長引いて行けなかった…
残念…さっき、プロレスニュースを見た!
KENSO、クビだね!!僕は、純粋に、大型ヘビーのタッグ対決を期待していた。ファンもそうだったはず!
いくら、チャンスをもらえなかったからって、ヒールになるとは…要らない、本当に要らない!
プロレスが、三冠にチャレンジ出来るレベルにあって、ヒールならまだ、わかる。レベルが、足りないのに、ヒールになっても、チャンスは回らない。
全日本には、ヒールなんて概念は、要らない!
ヒールに、ガチンコ格闘プロレスが、出来る訳がない!ふざけるな!KENSO!!試合を台無しにしやがって!」
とヒール否定論を掲げ、ヒールに転向して試合をぶち壊したKENSOに対して解雇通告をチラつかせた。しかし実際のところKENSOのヒール転向は会場では歓迎の声が多かったという。前にも言ったが天龍源一郎は「ベビーフェースは技を浅く知っているだけで試合は成り立つ、でも観客の空気を理解して、試合の流れをいろんな方向へ持っていくのはバットガイ(ヒール)だから」と“ヒールこそ最大の指揮者であることを力説したが、白石オーナーのヒール否定論はプロレスそのものを否定するものであり、文句あるのならKENSOの前に立って逆に殴られるのを覚悟で訴えればいいのではと思う。
KENSOの処遇に関しては現場が決めることであり白石オーナーには権限がないが、この内容から見ても現場介入は諦めていないことだけはわかる。
最後に観客動員は615人、観戦した小橋建太のブログによると6割がた入っていたそうだが、数字的には厳しいしCMも現時点では効果が出ていないが観客の反応はまずまずのようだ、しかし舞台裏ではまた白石オーナーが現場から締め出された腹いせなのか冷や水をぶっかける、いつまで同じことを繰り返せばいいんだろうか・・・
全日本プロレスの後楽園大会でKENSO選手がヒールターン。今後はヒールを超越するような活躍に期待しています!! KENSO選手は休憩中の物販でファンのために声を張っていたので、今後は諏訪魔選手や潮崎選手などのトップレスラーが物販でのファンと交流は必要なのではと思います。#ajpw
— カシメン (@KASHIMEN) 2013, 11月 21全日本プロレス後楽園ホール大会終了、楽しかった(^^) セミとメインはこれぞヘビー級なド迫力な試合で、今こんなでっかい選手がぶつかり合って重厚な試合を提供できるのは全日本くらいじゃないかしら?
— atsushi1975 (@atsushi1975) 2013, 11月 21PR -
全日本プロレスの抱えるぼんやりとした不安
昨夜9時前に全日本プロレスのCMが地上波で放送されたのを初めて視聴した、You Tubeでは視聴しているが15秒ほどのCMは選手らからしてみれば求めているPRには程遠い内容だったのではと思うし、白石伸生オーナーは自身のブログで「新日本プロレスのG1に使ったという予算の2倍使ってみた」と見解を出しているが、ピーター・アーツの引退試合で30メートルの巨大広告が渋谷に登場というニュースを聴いてしまうと、本当にそれだけの予算を出したのか疑問に思ってしまう。
広告を出したがそれで集客に繋がるのかはわからない、白石オーナーは「(広告を出して) 結果が、悪い場合は、リングの内容にも問題がある事になる!」と全ては現場に問題はあるとしているが、現場側とすれば良い試合をファンに提供しているのになぜ集客に繋がらないのかを考えてしまう、特に秋山準は週刊プロレスのコラムでも「オーナーがしっかり後方支援(PR)をしないからだ」と指摘している。だがオーナーは“自身への批判はウェルカム”と表向きは寛大な姿勢を見せているが、ここまで来ると現場側の声に対して聴く耳を持っていないと考えざる得ない。
蝶野正洋の現場参入も現場側から批判の声が出ている、リング上でのぶつかり合いなら問題はないだろうが、もう一つの見方があるとすれば“なぜ今まで仕事をしなかったアドバイザーが今頃になって口を出してくるの”という考え方も出てくる。蝶野にも言い分があるのだろうが良い風に見られていないのではと考えたくもなる。
オーナーからしてみれば“現場はワガママだ”なのかもしれない、だが現場こそ全日本の現状を物語っている場でもある。現場側は白石オーナーの暴走が集客の伸びない原因として現場から締め出したが、白石オーナーはブログで暴走を続けて自身の主張を繰り広げて相変わらず平行線の状態が続いている。この平行線がいつまで続くのか・・・双方が一線を越えた時点で最悪の事態が起きる可能性も否定できない、それが現在の全日本プロレスでもある。 -
蝶野と元バーニングの対立で全日本プロレス活性化へ・・・
<スポーツナビより>
全日本プロレスアドバザーを務める蝶野正洋が、11月12日、アリストトリスト表参道店で記者会見を開き、新体制となって4カ月が経っても変化の兆しが見られない、全日本プロレスの現体制を痛烈に批判した。蝶野「新生全日本はいろいろと模索しているが、いまの体制、会社に対してしっかりやるのか、それともやらないのかと問いたいね。ベルト、シリーズなどの料理の仕方は、俺からしたら違う。これで巻き返しができるのか? GAORAのベルトにしても本来は三冠の次にこないといけないベルトでしょ。決議を出しているのは会社だけど、今回トーナメントにエントリーされた選手たちが、それに相応しいのかどうか。他の選手たちが三冠にチャンスが巡ってこなかったら、二番手、三番手の選たちが“じゃあ、俺に巻かせろ”と出てきてもいい。もっと貪欲になってもらいたい。
いまはむしろ現場の選手たちが団体を引っ張っている。でも、まだ甘い。会社サイドと本当にぶつかり合っていない。ぶつかり合って、会社が大きな大会を用意して、現場がそれに見合うカードをぶつける。そうやってそれぞれが競争しないと。いまは距離を置いて見合っている状況だから、やるならいま。誰かがやらないとダメなのに誰もやらない。極端な話、所属なんて三冠チャンピオンだけでもいい。選手間でも距離を取っているように思えるし、飛び出す奴がいるなら、飛び出さないダメ。いままでの観念は捨てて、現状で出来る役割を見極めて行動するべき。選手たちは頑張っているので、その自信、実績はしっかりと持ってほしい。でも、そこで休んでいる時間はない。次を見ていかないと。あと選手たちが気にしているオーナーのことは、俺からしたらクソくらえだね。選手たち気にするなと言いたい」
(曙に関して)
「大相撲の経験という意味では、横綱を張っているので、チャンピオンとしてはこれ以上の適任はいない。でも、三冠は体、気持ちの部分で勝利をつかんだ形で、プロレスの技術という点ではまだ発展途上。逆にいうともっともっと伸びていく。このまま後ろを突き放すくらいになってほしい。今回ジョーを退けたら独走してもらいたい」
全日本プロレスのアドバイザーである蝶野が現体制を批判した、蝶野は10月27日の両国大会では潮崎豪を襲撃したディーロ・ブラウンとバンビ・キラーと握手をかわし、二人の行動を評価したがまだまだ生ぬるいという。
蝶野発言に関して早速反応を示したのは鈴木鼓太郎だった。
<プロレス・格闘技DXより>
【鼓太郎のコメント】「(蝶野の)コメント読ませてもらいました! 俺は自分の立場をよく考えてバーニングから離れて金丸さんと戦う道を選んだ。それでも考えてないと言うなら長野のタイトルマッチを見てからいくらでも意見を言ってもらいたい。蝶野アドバイザーが今の立場でディーロ、バンビと組む姿勢を見せるなら徹底的にやる。ダメなヤツは切っていく、そう言ったけど、その中に蝶野正洋、本人が含まれてることを忘れないでもらいたい! ここからは完全実力主義! 良い試合をして勝っていく者が主導権を握っていくはず! ジュニアは俺が盛り上げて、全日本は俺たちが動かす!」
と対抗する姿勢を示したが、現在の全日本の王者は曙だが団体全体を動かしているのは解体された元バーニング(秋山準、潮崎、金丸義信、鈴木鼓太郎、青木篤志)の5人、秋山らが「良い試合をすれば観客は入る」という考えだが、蝶野は「良い試合だけで観客は入るのか」と正反対の考え、しかしぶつかり合う二つの考えをリングの上で示せば全日本の活性化にも繋がるというのが、蝶野だけでなくバーニング勢の一致した意見なのではと思う。
また双方の意見が一致している部分があるとすれば脱・白石伸生オーナーだということ、現在は白石オーナーは現場から締め出されているが、締め出されるまでは全日本全体が大きく白石オーナーに振り回され、締め出してからも白石オーナーがブログで暴走しては現場を振り回そうとしていた。
白石オーナーはブログを更新し続けているが最近はトーンダウンしつつあり、締め出してからの方が全日本は少しずつだが好転し始めている(そんな現状に白石オーナーもムカついて暴走しているのだろうが)、蝶野と元バーニング勢が本当の意味でディスカッションしてくれれば全日本ももっと盛り上がるのだろうが・・・締め出したとはいえ白石オーナーが一番の不安材料であることには変わりない。 -
元子さんが明かす三冠ベルト返還の真相・・・・全日本プロレスに対する決別だった
10月21日は馬場さんと私にとって忘れられない1日です。
1972年10月21、全日本プロレスは東京の町田市体育館で旗揚げ第一戦をおこないました。
その後、90年代には何度か日本武道館で記念大会を開催いたしました。
ファンの皆様にとっても思い出深い1日になっていたとしたら、本当にうれしい限りです。
そして今年もまた10月21日がやってきました。
旗揚げから数えれば41周年ということになります。
でも馬場さんと私にとっての全日本プロレスは30周年を迎えた時点で完結したと思っています。
2002年の秋からは武藤さんが社長となり、信頼関係の中で三冠ベルトも預けてきました。
しかし、先ごろ全日本プロレスも新体制となり、それにともない三冠ベルトも馬場さんのもとへ返却してもらうことになりました。
この3本のベルトには馬場さんが歩いてきた全日本プロレスの歴史が凝縮されています。
当時ファンの皆様からいただいた熱い声援を思い出しながら、これからは3本のベルトとともに一日一日を大切に過ごしていきたいと思っています。ジャイアント馬場さんの未亡人である馬場元子さんのブログで今日発売の週刊プロレスにも掲載されたが、元子さんが旧三冠統一ヘビー級ベルトの返還してもらった経緯を更新、内容は全日本プロレスに対しての決別宣言だった。
元子さんの中ではジャイアント馬場さんの全日本プロレスは元子さんが経営から手を引いた時点で終結していたが三冠ベルトや側近だった和田京平レフェリーが残ったことで馬場さんの魂は全日本に残った。だが武藤敬司が馬場さんの魂を引き継がないことを明確にすると、京平レフェリーは馬場さんの魂を持って全日本を去り、三冠ベルトと全日本プロレスという看板だけが武藤に引き継がれた。
ところが白石伸生氏が全日本プロレスのオーナーになるとジャイアント馬場さんの存在を担ぎ出した、Facebookでは元子さんにも全日本に携わってもらうことを示唆していたが、仮に要請があったとしても元子さんは断っていたと思う。いくら白石オーナーが王道復古?とアピールしても、元子さんの中では現在の全日本プロレスには馬場さんの魂はない、また馬場さんの名前を利用しないでほしいという思いもある、三冠ベルトの返還は元子さん・・いやジャイアント馬場さんなりの全日本プロレスに対する決別宣言だったのでは思っている。
現在の全日本に王道はあるのかというと、秋山準を始めとした馬場さんから教えを乞うたレスラー達が馬場さんの教えを守りつつ新しい王道を築こうとしている、馬場さんの魂はなくても馬場さんの教えはしっかり受け継がれていく・・・ -
世界最強タッグ出場チーム発表!KENSOに突きつけられた現実。
<世界最強タッグ決定リーグ戦出場チーム>
潮崎豪 宮原健斗
鈴木鼓太郎 青木篤志
ディーロ・ブラウン、バンビ・キラー
ダーク・オズ ダーク・クエルボ
秋山準 大森隆男
ジェームス・ライディーン マイバッハβ
曙 SUSHI
諏訪魔 ジョー・ドーリング
27日の両国大会で今年の世界最強タッグ決定リーグ戦の出場チームが発表され8チームがエントリー、世界タッグ王者のEvolution(諏訪魔、ドーリング)を始め、秋山はバーニング解体を受けて大森と、潮崎は宮原、アジアタッグ王者組の鼓太郎と青木、曙はSUSHI、潮崎に宣戦布告したバンビとディーロ、元世界タッグ王者のオズとクエルボ、ZERO1からライディーンとマイバッハβという編成となった。
本命は安定度からいくと秋山組、対抗はEvolution、穴は潮崎組といったところだが、潮崎組は宮原のレベルアップ次第で優勝戦線に食い込める可能性もある。
最後にKENSOが最強タッグ決定リーグの出場メンバーから漏れた、KENSOは昨年はザ・グレート・サスケと組んでエントリーしたが、サスケが右肩肩甲骨を骨折し欠場、公式戦をこなせないまま脱落となった。KENSOは白石体制になってからもは内容どころか結果を残せない状況が続き、昨日の両国大会ではダークマッチでMr.450と対戦、ハイテンションぶりはアピールし勝利を収めるが、試合はアッサリしたもので良い内容ともいえなかった。
両国大会前には白石伸生オーナーとリストラを巡ってまたブログとツイッターを通じて抗争となっていたが、現場の選手たちは白石オーナーは一切相手にしておらず、相手にしていたのはKENSOだけだった。
現場側は白石オーナーがブログで暴走しようが脱・白石へ向けて動き出している、KENSOも脱・白石を示さないと現場では生き残れない、その現れが潮崎との共闘に出ていたのではと思う。
白石オーナーがブログで“鎖国”など唱えてどう暴走しようが、現場は脱・白石へ動いている。現場側が生み出した流れを白石オーナーがどう抵抗しようが止められない。
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大苦戦だった全日本両国大会・・・曙が諏訪魔を降して新三冠王者、そして新展開と新しものづくしだった
10月27日 全日本プロレス「ANNIVERSARY TOUR 2013」 両国国技館 2563人
<試合後の詳細、コメントはプロレス・格闘技DXより>
◇第0試合◇
▼15分1本
○KENSO(3分43秒 エビ固め)XMr.450
※葉隠れ
◇第1試合◇
▼20分1本
井上雅央 ○佐藤光留(10分06秒 脇固め)X荒谷望誉 宮本和志
◇第2試合◇
▼20分1本
△ドリー・ファンク・ジュニア テリー・ファンク(20分00秒 時間切れ引き分け)渕正信 △西村修
【試合後のファンクス、渕&西村】
▼渕「一人で戦わせちゃって。元気だなお前」
▼西村「あんな、どっから落ちる、急角度のダブルアームスープレックスは初めて喰らいましたね。全然もう健在ですね」
▼渕「あの二人、口から流血してからなおさら元気になったな。お前がスピニングホールドやったからじゃねえか?」
▼西村「怒りましたよね?」
▼渕「今日は西村が頑張ってくれたな。また来てくれるんじゃねえかな。全日本の歴史を考えたらさ、恩人みたなもんだからさ。彼ら二人がいなかったら全日本はないみたいなもんだから。そんな恩人と今日は試合ができたのは光栄というか嬉しいな」
▼西村「何年経っても風化しないものがありますね、変わらないものがありますよ。それを再現できた、また、語ることができたのは他団体ではないと思いますね。本当に全日本プロレスしかないと思います。何十年経とうが王道てものがあって、本当のプロレスっていうスタイルがあって。どんな形であろうと変わらないってことを改めて確信致しましたよ」
▼テリー「明日は何曜日だ? わからなくなってしまいました。月曜日が来るのは日曜日がとても大変な日だったから。歳だからいつ試合するにしても大変ですが、特に今日こんな人たちと試合をしたのはとても大変だったから、月曜日が待ち遠しいです。2人の"若い選手"と戦うのは大変でした」
▼渕「大したものだね、スピニングトーホールドは。やっぱりテリーとドリーはスピニングトーホールドをやるものだから。足首まで極まっちゃうんだよ。膝だけじゃなく、足首までね。こればっかりは誰も食ったことがないからわからないと思うけど。やってみるかい?(笑) 20分やったけど、ハッキリ言って俺が一番出なかったよ。動きからしたらファンクスにだいぶ押されてたね」
▼テリー「彼らはいいレスラーですし、おそらく凄くいいチームになるんじゃないでしょうか。実力的にも秀でて、いいチームだと思いました」
▼渕「これがラストって言ってたけど、今日の試合を見たら、これをラストにするのはもったないよな。ハッキリ言って、相手は俺たちじゃなくても、もっと上のレスラーとやっても絶対いい試合ができると思うし。今日はたぶん肩慣らしじゃないかな」
▼ドリー「日本のための試合のつもりで私たちは来ました。本当は普通に試合をするためだけに来たつもりだったんですけど、戦っているうちに凄い試合になってしまいました。決して簡単な試合とは思っていませんでしたが、素晴らしい戦いになりました。渕選手と西村選手のおかげだと思います」
▼テリー「今日の相手はタフな選手でした。次に試合をするチャンスがあるとしたら、20分じゃなくて5分1本勝負にしておいてください(笑)」
▼渕「次に来る時はもっと強いヤツとやらないとね。今日は小手調べだから。今日の力を見たらとてもじゃないけど…。俺たちはあれが精一杯。対抗できないから。まだまだ凄い力が出ると思うよ」
▼テリー「自分たちが悪かったから渕選手に憧れます(笑)」
▼渕「さっきも言った通り、この2人はオールジャパンの恩人だから」▼テリー「いや、私たちじゃないです。ファンの方が日本のプロレスを素晴らしいものにしているんです」
▼渕「ジャイアント馬場さんが机に(ドリー・ファンク・)シニアの写真をずっと置いてて。ファンクスファミリーがいなかったら、全日本はできなかったと思う。その2人と試合をできたことだけで俺は幸せだよ。これはお世辞でも何でもなく」
▼テリー「非常に素晴らしい偉大なカンパニーだと思います」
▼渕「次に来た時は俺たちみたいなロートルじゃなくて、ハイクラスなレスラーと試合をしてもらうから」
▼テリー「いや、今度来ても試合はしません(笑)」
◇第3試合◇
▼30分1本
○ジョー・ドーリング ジェームス・ライディーン(13分40秒 エビ固め)Xディーロ・ブラウン バンビ・キラー
※レボリューションボム
◇第4試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[第92代王者組]鈴木鼓太郎 ○青木篤志(20分14秒 アサルトポイント)[挑戦者]X石井慧介 入江茂弘
☆鼓太郎&青木が4度目の防衛に成功
【試合後の鼓太郎、青木】
――対戦してみて、挑戦者はどうだった
▼鼓太郎「よかったですね。すごい気持ちよかった。またやりたいですね」
▼青木「ああいう真正面に来る人間は、僕も真正面から戦いやすいんでやってて楽しいし、そういう時にアタマ使って“どこで相手の出足を挫いてやろうかな"って楽しみもあるんで。結果的には楽しかったです。でも試合中はほんとにヒヤヒヤしたし、やばいなって思うところは何度もあったんで、でもまあ、これぐらいじゃないとこいつ(ベルトを指差して)の重みがね」
――正面からの打ち合いに対して全くスカすことがなかったが?
▼鼓太郎「そうですね。自分のプロレスの心理からスカすことなく、全て受けきって勝つという気持ちでした。彼らいいもの持ってますよ」
――青木選手は肩車をされ危ない角度から落ちたが?
▼青木「首とれたかと思ったわ。首とれたって思った時点で“あ、首ついてる"って思ったけど、結構びっくりしたね。パッと見た時に、本当にどっちが上でどっちが下かが一瞬わからなかったんで。あれで危なかったね、一番。あそこが一番最大だった。でもああいうところをパートナーがフォローしてくれるっていうのがタッグマッチの醍醐味だと思ってるんで、信頼できるパートナーでよかったと思ってます」
――次は最強タッグがあるが?
▼鼓太郎「そうですね。次は最強タッグがあるんで。俺らもアジアタッグチャンピオンとして臨んでいこうと思ってます。そこに集中して行きたい」
▼青木「まさか最強タッグに出ると思ってなかったんで。しかもメンバーみたらスーパーヘビーばっかでしょ? びっくりした。二人とも小さいし。平均体重すごい少ないし、パワーも当たり負けもすると思うんだけど、そこはやっぱりタッグっていうね、チームワークってものでは負けたくないんで。そこをうまく駆使して勝てるように。やるからには優勝狙わないと意味ないんでね。とにかく一個勝ちゃそれでいいなんてつまらないものにしたくないから。デカイ相手に、うちらはうちらでどんどんやってって勝って行きたいと思います」
――今回の相手(DDT)はインディー団体と言われているが?
▼鼓太郎「全然関係ないです。両国をいっぱいにしてるわけですし。その点では本当にすばらしい力を持っていると思います。良い選手はどこにいたって良い選手ですし」
▼青木「本当にその通り、良い選手はいい。だけど、悪い選手もいる。ただ、全日本とか昔から伝統のあるところは、良い選手しかいないっていう団体じゃないといけないと思う。だからそのためにも自分達のスキルをあげていかなきゃいけないし、今後、後輩が育っていくにもしっかりそれを伝えていかなきゃいけないし、そこら辺の誇りと気持ちだけは持っていきたいと思ってます」
【入江の話】「やっぱりアジアのベルトという高さ、厚さを思い知りました。試合後にヒートアップしたお客さんが、僕たちに向かって、首をかっ切って、中指を立てて、"アジアの壁は厚いんだ"って言ってたんですけど、自分たちが一番それを感じてしまったんで。自分はちょっと腹を立ててしまったんですけど、これで腹を立てずに、またゼロから一生懸命プロレスを精一杯胸一杯やって、必ず全日本プロレスのベルトを何でも絶対巻いてやります。プロレスは絶対に裏切らないんで。僕はプロレスを信じてるんで、最後まで立ち向かい続けます」
【石井の話】「ようやく全日本プロレスのリングに上がって、アジアタッグ…夢のベルトにもう少しで手が届くところだったと思うんで。自分は今日負けたけど、悔しいけれども前を向いてるし、絶対にアジアタッグに手が届くと思っているんで。だから、今後も全日本に上がり続けて、全日本プロレスのタイトルを獲るのが目標になりました。もう夢ではない。目標です。(次期シリーズにはドリフの3人で参戦するが?)まずは勝っていかなきゃ話にならないと思うので。DDTに勢いがあるってところを見せます。DDTで一番勢いのあるこのユニットが全日本プロレスをかき回しますよ」
◇第5試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第35代王者]○金丸義信(15分30秒 片エビ固め)[挑戦者]XSUSHI
※タッチアウト
☆金丸が6度目の防衛に成功◇第6試合◇
▼スペシャルタッグマッチ
秋山準 ○大森隆男(25分29秒 体固め)潮崎豪 X宮原健斗※アックスボンバー
【試合後の秋山&大森】
▼大森「おい、よく聞け。宮原と潮崎。お前らはどういう経緯でタッグを組むことになったのかは知らないけどよ、チームワークはバラバラでやりたいことも見えない。それで俺たちに向かって何をしようって言うんだよ。冗談じゃねぇぞ。そう簡単にはまだまだ渡さねぇぞ」▼秋山「大森の言った通りだよ。組みたい。上に行きたい。それだけじゃ上には行けないよ。揉まれていかないと。俺らには何も問題ないよ。問題があるとしたら、征矢にまだ断ってないだけだよ。よろしく(大森の背中を叩いて去っていく)」
▼大森「大丈夫ですよ。いいか、よく聞け、征矢学よ。俺は3月にお前が欠場した日から、お前のことを忘れた日、お前のことを思わなかった日は一日もねぇんだ。待ってるに決まってるだろ。この全日本プロレスでのお前の居場所は、俺がちゃんと用意して待ってるから、つまらねぇことを考えてねぇで、ゴチャゴチャ言わねぇで、この全日本プロレスに一日も早く帰ってこい」【潮崎の話】「(試合を振り返ってチームワークはどうだった?)チームワーク? どうなんだろうね? 宮原もね、あいつのやる気とかあるだろうからね。チームワークというか、まあできないよね。俺がエルボーいって、あいつがタックルいって、当たったからいいものの。いまいちどう変わるのかっていうのもあるし、あいつのプロレスと俺のプロレスも合わないところもあるだろうし、まああいつはあいつででいいんじゃない? あいつね、今のままじゃ何か出てくる感じでもないしね。隣にいたけど、今日見た感じだとなんとも。(試合後ディーロ、バンビの乱入については?)あれ何なの? 全然意味わかんねーんだけど。あいつら、ディーロ、バンビと試合やったことねーから、いいよ。次当てろよ。やってやるよ。今日出てきたこと後悔させてやるよ。(KENSO選手が助けにきたが?)まあそういうのが得意な人間だからね。KENSOさんもイマイチ、どうしたいのかわかんないけど。“今日は助かりました"と。助けに入ってくれたのはわかりますけど。今後何か生まれたとしても、俺は全日本を面白くしていくことしかないから。KENSOさん、もしやる機会、組む機会、どっちかわかんないけどあれば。お互い惹かれましょう。今日はどういうつもりでやって来たかわかんないけど。拍子抜けな部分が最後出ちゃったけど。気持ちが伝わんなくてね。でもKENSOさんも全日本のレスラーの一人だから、指くわえて見てるだけにはいかないだろうし。今日出てきて“落としまえ"というか、どういうつもりで出てきたのかをはっきりさせてね。でも今日は助かりました。本気出して、本気で気持ち見せてくれれば面白いかもわかんないしね。まあわかんないよ、組んでもねーし。メキシコで一回組んだくらいだからな。(潮崎選手に絡んでいくことが全日本プロレスの中心になっていく?)いや、全日本を面白くしていくってことは全体を面白くしていく、全体を動かしていくってことだから。言い方おかしいけど、ディーロとバンビには感謝ですよ。どっちが面白くしていくか、じゃあ勝負ですよ。勝負してやるよ。次のシリーズ来るかわからんけど、来た時はとことん相手してやるよ。今日は試合には負けましたけど、これからもっと面白くしていきます。今日は第一歩です(秋山選手と戦って?)組んでる時と違うゾクゾク感があって、ちょっと試合をめちゃくちゃにした部分はありますけど…。やりあってみて面白かった。まだまだ“お前上じゃないよ"って言われた気がするし、それを古い言い方ですけど“倍返し"してやろうって思います」
◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合
[挑戦者/王道トーナメント優勝者]○曙(19分30秒 片エビ固め)[第46代王者]X諏訪魔
※ヨコヅナインパクト
☆諏訪魔3度目の防衛に失敗.曙が第47代王者となる
【曙の話】「まだベルトが似合わないですね。(両国でベルトを獲れた今の気持ちは?)何なのかわからないです。とにかく嬉しい。まあ、余裕があったら両国で獲れたということも言いたかったんですけど、そんな余裕はありませんよ。(プロレスに転向して8年でここまで到達したが?)今は興奮してるけど…まあ、泣かないですけど。今日出かける時にはだいぶ泣きましたね。全てを思い出して。(東関)部屋に寄って、部屋の看板に祈って。残念ながら誰もいなかったんですけど、10分ぐらい立っててね。昔、優勝したこととか、心に締まってある映像が流れてきて…。そういうことを言ったらチャンピオンらしくないけど、今日は一生懸命やりました。(簡単にベルトは巻けないと言っていたが?)それはそうですよ。だから今はみんな間違ってるんです。チャンピオンになったらもうチャンピオンだと思っているのは大間違い。(獲ってからの方が大変だと?)相撲だってそうじゃない。横綱になる方が簡単だったんです。そこから守るのが大変ですよ。今度は追われる立場ですから。(ドーリングが挑発してきたが?)僕的にはそういうのがわからないですよ。俺がなんで挑戦できたかというのは、王道トーナメントを優勝してできたんです。もちろんタッグのベルトは獲ったけど。まあまあ、そう簡単にベルトは渡しませんよ。正直言うと、お客さん的には見たい試合だろうけど。ジョーは調子がいいし。やっと僕は全日本が何を求めるかわかり始めたぐらいなので、これからは課題が…。見ている人は面白いけど、やっている人は大変ですね。(王者としてどうやって全日本を引っ張っていく?)それが難しいんですね。まあ、相撲の話に戻すんですけど、横綱になった時に東西の横綱がいれば勉強になるんですけど、俺が上がった時はひとり横綱だったんで。みんなが"横綱はこうじゃなきゃ"って言ってきて、もう3年ぐらい相当迷ってました。でも、ある日気付いたら、言ってくれている人たちがひとりも横綱を経験してないんです。そこで初めて、持っているものが良かったから横綱になれたんだと思って。だから、持っているものをもっともっと磨いてね。さっき言ったように、このベルトはエクステンションなしで自分で巻きたいんで。この歴史あるベルトに自分の体を合わせます。(本当に強い諏訪魔を破ったことに格別な思いがあるのでは?)そうですね。王道トーナメントもそうなんですけど、今日のタイトルマッチは、自分で言うのもおかしいんですが、ちょっとは成長したプロレスラー曙を見せれたんじゃないかと思いますよね。グラウンドに行ってもまったく迷わずに。今まではグラウンドに行かないように逃げて逃げてだったんですけど。今日見てわかったと思うんですけど、試合の運びですよね。決める時は決めると。(プロレスでも横綱となったが?)まだまだですよ。まだ日馬富士以下ですからね(笑) これからですよ、本当に。(プロレスに入ってから今までの時間を振り返ると?)今日、試合前に泣きました。いろんな昔のことが戻ってきて。レッスルマニアにも出たんですけど、初めて日本のプロレスに出たのはここ(両国国技館)なんですよ。WRESTLE-1で。その時、どれだけブーイングされたか。"マケボノはプロレス界にいらない"って。そこからのスタートですからね。今日は息子たちも来てたんですけど、自分が決めたことは何を言われようが自分が納得するまで100%やって、そうすれば必ずいいことが待ってると思うんです。今は苦しくなったらすぐやめるとなりますけど、そうじゃなくて、そこで歯を食いしばってね。でも、それを言葉で伝えても、なかなか今の子供はわからないんです。だから、現場に連れて行って。お父さんが殴り合いをやったりとか、頭から血を流しながら試合をしたりとか、正直言うと見たくないんだろうけど、だんだんと曙がどういうものか理解できるようになってきましたんで。(新しいベルトに変わって最初の王者となったが?)それもあるんですけど、三冠という歴史に名が残ったことが僕にとっては一番大事ですね。ベルトはボーナスなんですよ。ベルトが変わっても、3代目、4代目のベルトになっても、その歴史はちゃんとあるし。そういうことを言うとまた話が長くなるよ?(笑) K-1に行ったり、総合に行ったり、プロレスに行ったりした時に、歴史の横綱から64代目を外すという話も出てました。それを全て考えると、本当に…。契約して暴れさせてくれるところを作っていただいて、本当に暴れたという今日の日は幸せです。たくさんのマスコミの方、いつもありがとうございます。また次の大会も皆さんの力にかかっているんで、盛り上げてください。よろしくお願いします」
全日本プロレス「ANNIVERSARY TOUR 2013」最終戦、両国大会をニコ生で視聴。 メインの曙vs諏訪魔の三冠ヘビー級選手権は曙の方から寝技を仕掛け、体重を生かして諏訪魔を押しつぶし諏訪魔は肋骨を痛めてしまう。諏訪魔もレスリング出身で寝技は得意としているが、曙が思わぬ奇襲を仕掛けたことでプレッシャーがかかり先手を奪われてしまう。諏訪魔も攻めるが曙の体格の前に弾き返され、やっと寝かせることが出来てもスタミナをロスしてしまい充分に攻め切れない。
諏訪魔は万力スリーパーでやっと捕らえるが、スタミナに余裕のある曙がサモアンドロップで返すと最後はヨコヅナインパクトで突き刺して3カウント、内容的にも曙の完勝だった。試合後に新PWF会長となったドリーから新三冠ベルトを手渡されるも、第3試合に出場していたドーリングが曙を挑発、新ベルトにツバを吐いて王座挑戦をアピール、新王者・曙の新たなストーリーも始まった。
セミの秋山、大森vs潮崎、宮原の最強タッグ前哨戦は、秋山と潮崎は久しぶりに対戦となるが激しい攻防を展開、大森も触発されたか荒々しい攻めを見せるも、3人の中で宮原がなかなか付いていけず顔じゃないとばかりに蚊帳の外に置かれ、潮崎が孤軍奮闘といった展開が続いてく、終盤には宮原は大森を攻めるも、秋山と大森が久しぶりとは思えない連係を披露して再び宮原を捕らえるも、攻める大森を潮崎が剛腕ラリアットでカットに入ると宮原がライガーボム、ジャーマンと畳み掛けるが、ブレイブハート狙いは大森がアックスギロチンドライバーで突き刺すとアックスボンバーで3カウント、秋山組のバランスの良さに対し潮崎組は宮原に不安を残す結果となった。
試合後には第3試合でドーリング、バンビが潮崎を襲撃すると鼓太郎、青木、KENSOが救出に駆けつけた、潮崎と鼓太郎、青木はNOAHではAMNUを結成し、KENSOもAAAで潮崎とタッグを組んだいたのもあったのだろうが、KENSOは最強タッグでは出場メンバーから漏れたことから生き残りに必死といったところだ。
世界ジュニアヘビー級選手権の金丸vsSUSHIは、金丸の流れで試合が進み、SUSHIは反撃するも的確に攻める金丸に対しSUSHIは的確さに欠け試合の流れを掴むまでには至らない、終盤にはSUSHIは丸め込み技の連打やカツオの一本釣りで追い詰めるが、クリアした金丸がタッチアウトで完勝を収め王座防衛、試合後に鼓太郎が挑戦表明したが、バーニングと現在の全日本勢との差が現れていた試合だった。
アジアタッグ選手権の鼓太郎、青木vs石井、入江は王者組が石井を捕らえて主導権を握るも、入江が奮起して形勢が変わる。鼓太郎のエルボーに対して入江は正面から受けきって頭突きで返す、入江はチームドリフの中ではずば抜けている存在なのかもしれない。ドリフは連係で勝負に出るが勝負どころまで自分ら連係を温存していたバーニングが猛反撃、最後は石井が青木を追い詰めたが、青木が奥の手のスパイラルポセイドンからのアサルトポイントで王座を防衛、ドリフは善戦したがキャリアの差でバーニングが優った試合だった。
第2試合ではファンクスが登場して渕、西村組と対戦したが、一番心配したのは現役を続けているテリーより、引退してリングを離れてドリー、最初は西村とオーソドックスな攻防を展開するも動きに固さが見られたが、エルボースマッシュを連発し、テリーの荒々しい暴れっぷりもあって、少しずつだが動きが良くなっていった。終盤ではファンクスがWでのスピニングトーホールド、Wでのテキサスブロンコスープレックスなど見せ場を作るも、ドリーが西村に逆さ押さえ込みを決めたところで20分フルタイムドロー、長いようであっという間だったが、ファンクスの調子の良さもあって好試合となった。
今回の両国大会は観客動員数は実数での発表だったとはいえ過去ワーストを記録と厳しい結果となったが、試合内容の良さで一筋の光明を見た思いだった。だが言いたいことを言わせれもらうとPRがしっかりしていたらもっと観客は入っていたのではということ、しきりに後方支援をアピールしていた白石伸生オーナーは後方支援どころかブログで暴走しまくり、挙句の果てにはブログで全国の全日本ファンに集結を呼びかけたが結果は両国大会のワーストを記録・・・・どこが後方支援だと思いたくなる。昨夜に白石オーナーはファンに感謝の言葉をブログで更新したが、上辺だけの感謝や謝罪の言葉はいらないし苦しい言い訳もいらない、謝罪しても同じことの繰り返しなら反省してないのと同じだからいらない。選手達に「経営者を舐めるな!」と虚勢を張りたければ、後方支援をしっかりして結果を残せということ。見栄と虚勢を張るだけの後方支援はもうたくさん、やっと全日本が面白くなっているんだから安心してリングに集中できる環境をしっかりして作って欲しい。
最後に今回の両国大会は新三冠ベルトに新王者の曙、新PWF会長のドリーに新しい流れ、新しものづくしの大会だった。新しいものが生まれるというは、まだまだ全日本にも可能性があるということ、現場が生み出した新しい流れを大事にして欲しい。【全日本】曙が悲願の三冠初戴冠 新ベルトにツバ ドーリング暴挙で挑戦名乗り▼健在ファンクスが伝家の宝刀競演▼秋山-潮崎ついに対峙▼金丸が磐石V6で鼓太郎表明受諾…両国大会 http://t.co/3wHpiJctDF #ajpw pic.twitter.com/VhYAPhm8zZ
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) October 27, 2013New AJPW Triple Crown Championship pic.twitter.com/LCKFO90CJp
— Belt Performance (@BeltPerformance) October 27, 2013 
全日本プロレス両国。会場で紙テープが売られていたり、グッズが増えたり、入場曲が新しくなったり…そして新しい三冠ベルトもお披露目されて変化を感じる大会でした!次のシリーズは11.21(木)後楽園ホールから。バーニングはどうなるんだろう…。
— 元井美貴 (@motoimiki) October 27, 2013;
おそらく年内最後の両国国技館、駒不足感は否めないけど今日の全日本はアタリだったなぁ
— マサ (@masapink) October 27, 2013今日は素直に横綱おめでとうで良いと思います。実際打撃もグラウンドも素晴らしかった。諏訪魔は良い場面で投げにこだわりすぎたかな。あと胸?脇腹?痛めたみたいだったけど大丈夫かな。 #ajpw
— としひこ (@toshi0603) October 27, 2013 -
全日本活性化のために・・・バーニングが発展的解消へ
潮崎豪が24日、都内・全日本事務所で会見。10・27両国大会で秋山準とのタッグ対決が決まり、「もっと全日本プロレスというものを盛り上げるために独りになってやっていく」とバーニング脱退を宣言した。
◇
前夜の高岡大会。潮崎は「秋山さんと全ての面で勝負したい」とタッグ解消を表明。秋山も「豪の意思を尊重する」と認め、10・27両国大会で潮崎が宮原健斗、秋山が大森隆男とそれぞれ組んでのタッグ対決が組まれた。
世界タッグから陥落し、丸腰となった潮崎にとって10・27両国は出直しの第一歩。「このタイミングが自分にとって一番チャンス」と現状を前向きに受け止めている潮崎は、「全日本を引っ張っていくために必要なことは、このタイミングで秋山さんと試合をすることが自分の中で凄く大きな意味を持っている」との確信があるからこそ、自ら秋山と対峙する道を選んだ。
対する秋山は潮崎の壁となる構えをみせたうえで同期・大森との最強タッグ出場を宣言。10・27両国での再合体が決まった。この二人が組むことも「ここで秋山さんと同じ世代の大森さんがいるというのは、この世代というものを自分としても超えたい気持ちがありますし、自分が一番として全日本プロレスを引っ張って、プロレス界を引っ張っていくという意味で、この世代の人たちとやることが自分の中で重要」と潮崎のモチベーションを高めている。
秋山との対決は全日本参戦後、初めて。秋山との勝負に乗り出す前に、潮崎は一つの決断を下した。「やっぱり秋山準という名前が大きいですし、バーニングも秋山さんがあってのという部分もあった」と話した潮崎は、「まず自分が抜けて、もっと全日本プロレスというものを盛り上げるために独りになってやっていこうかなと」とバーニング脱退を宣言。「自分の考えを持ってもう一度、全日本プロレスの中で戦っていかないといけない」と改めて独り立ちを強調した。
「こういう対戦が増えることによって全日本プロレスも違う世界が見えてくる」と言い切った潮崎が10・27両国からついに“秋山との勝負"に身を投じる。
【会見における潮崎、渕取締役】
▼渕「10月27日、両国国技館全カードが決まりました。第0試合がKENSOvsMr.450。15時30分から行います。荒谷望誉選手が6年ほど前かな。一度、全日本プロレスを引退しましたが、この日にカムバックします。この1試合だけなのか、これから継続的に参戦できるのか、それは荒谷の体調によると思います。秋山&大森vs潮崎&宮原は潮崎本人の要望で決まりました。宮原と潮崎のタッグに関しては会社の方で決定しました。宮原自身も潮崎と組んでやりたいという意向が強かったもんですから、潮崎&宮原組にしました。そうなると相手は秋山&大森組。かつての全日本プロレスでアジアタッグの最長期間記録を持ってるんだよね。この対戦相手が最適じゃないかと、このスペシャルタッグマッチが決定しました。このカード自体は会社で決めたんですが、彼と話もしたんだけど、同じバーニングの秋山と試合をやりたいと。それが一番の希望らしいので、そこを本人から話してもらいたいと思います」
▼潮崎「この間の三条大会で世界タッグをジョー&諏訪魔組に取られ、その前も三冠ベルトに挑戦して敗れました。全日本を引っ張っていくために必要なことは、このタイミングで秋山さんと試合をすることが自分の中で凄く大きな意味を持っていると思いまして、三条大会のあとに秋山さんと話をさせてもらって、そこで秋山&潮崎というものを解消して、プロレスで秋山さんに挑戦したいというか、秋山さんと勝負をしたいということを伝えたら、わかったと。渕さんにもこういう話をして、ここでまた全日本を自分がトップとして引っ張っていく上で、このカードというのを組んでもらいました。ここで秋山さんと同じ世代の大森さんがいるというのは、この世代というものを自分としても超えたい気持ちがありますし、自分が一番として全日本プロレスを引っ張って、プロレス界を引っ張っていくという意味で、この世代の人たちとやることが自分の中で重要だと思ってますし、自分が上にいくという面では、この人たちを超えていかなきゃいけない。そういう気持ちでこのカードを組んでもらいました」
――バーニング自体の今後はどうなる?
▼潮崎「今回、本当に自分のわがままを秋山さんに伝えて、とりあえずこの時点で自分はバーニングを抜けようと。そのあともどういう感じになるかわかりませんけど、まず自分が抜けて、もっと全日本プロレスというものを盛り上げるために独りになってやっていこうかなと思ってます。自分としては世界タッグのベルトを取られてしまって、このタイミングが自分にとって一番チャンスだと思ってるんで、自分が引っ張っていくと。やっぱり秋山準という名前が大きいですし、バーニングも秋山さんがあってのという部分もあったと思うんでね。そこはまず自分が抜けて、自分の意志というか、自分の考えを持ってもう一度、全日本プロレスの中で戦っていかないといけないんで」
▼渕取締役「実際、秋山がよくOKしたよね。以前に秋山に聞いた話では潮崎と同じバーニングでよかったとは言ってたけどね。潮崎のチョップは食らいたくないとも言ってたからな。秋山は本当にOKって言った?」
▼潮崎自分の意志を尊重すると言ってくれました。こういう対戦が増えることによって全日本プロレスも違う世界が見えてくると思うんで」
▼渕取締役「秋山が嫌がってるチョップをやるか?」
▼潮崎「思い切り行きます。宮原健斗に関しては、自分とタッグを組んでやっていきたいみたいなことを言ってましたけど、自分としてはまだ別に組みたいというふうにも思ってないんで。こいつが乗り込んできた時に全日本の景色を変えてやるみたいなことを言ってましたけど、そんなに言うんならやってみろと。このタッグでそれ相応のものをみせてみろと。そこは宮原君が自分にジェラシーもってやればまた面白くなるし、そう簡単にはいかんよと。そういう気持ちで組んでやろうかなと思ってますけどね。宮原君の力ではまだ景色を変えるのは無理だと思ってるし、無理なんで。そこはその差を同じタッグでみせつけたいと思います」
24日に全日本プロレスが会見を開き、潮崎がバーニング離脱を表明。また鈴木鼓太郎や青木篤志も自身のブログで
<鈴木鼓太郎のまだだ、まだ終わらんよ!より>
Facebookでアップさせて頂いたとおり、バーニングは皆、それぞれの道を行きます!
潮崎が全日本ベビーを引っ張っていくなら
自分は全日本ジュニアを盛り上げるため金丸さんと対角に行こうとおもいます!
もちろん青木ともにアジアタッグも盛り上げていきます!
皆さん、今後も、5人の応援、全日本プロレスをよろしくお願いします!
今までバーニングの応援本当にありがとうございました!
<青木篤志の思いつきで変わるやつより>
今年に入ってから、バーニングとして全日本プロレスに参戦しました
常に5人で話し合いをして、チームとしては一番の結束力があったと思います
それは、環境が変わっても失われない物だと信じています
しかし、これからは自分自身を第一に考えていきます
と更新、バーニングはそれぞれの道を歩むということで発展的解消することを示唆した。
バーニングは今年2月から全日本に参戦、秋山と潮崎が世界タッグ王座、金丸が世界ジュニア王座、鼓太郎と青木がアジアタッグ王座を奪取するなど全日本マットを席巻、武藤体制から白石体制に変わっても勢いは止まらなかった。
昨日も更新したとおりバーニングは組んでも分かれても自分らの試合が面白いしファンを沸かせていると自負しているし解散してもそれは変わらない、全日本が活性化するためには発展的解消をして次なるステップへ進むというのが5人のまとまった考えだったのではと思う。
11月のシリーズや最強タッグを契機に全日本の風景がどう変わるのか?新しい風景を見るのもプロレスを見る楽しさである。 -
荒谷が復帰!全日本プロレス10月27日・両国大会の全カード発表!!
☆10/27(日)東京・両国国技館『ANNIVERSARY TOUR 2013』最終戦 15:00開場、16:00開始
◇第0試合◇
KENSO (1/15) Mr.450
※15:30開始◇第1試合◇
井上雅央 佐藤光留(1/20)宮本和志 荒谷望誉
◇第2試合◇
渕正信 西村修(1/20)ドリー・ファンク・ジュニア テリー・ファンク
◇第3試合◇
ディーロ・ブラウン バンビ・キラー(1/30)ジョー・ドーリング ジェームス・ライディーン
◇第4試合◇
▼アジアタッグ選手権試合
[第92代王者組] 鈴木鼓太郎 青木篤志(1/60)[挑戦者組]石井慧介 入江茂弘
※鼓太郎&青木4度目の防衛戦
◇第5試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合
[第35代王者]金丸義信 (1/60)[挑戦者]SUSHI
※金丸5度目の防衛戦
◇第6試合◇
▼スペシャルタッグマッチ
秋山準 大森隆男(1/60)潮崎豪 宮原健斗
◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合
[第46代王者]諏訪魔(1/60)[挑戦者/王道トーナメント〜2013オープン選手権〜優勝者]曙
※諏訪魔3度目の防衛戦
10月26日に開催される全日本プロレス・両国大会の全カードが発表され、第1試合には2009年7月に引退した荒谷の復帰が発表された、ただフル参戦ではなくは「これから継続的に参戦できるのか、それは荒谷の体調によると思います」(渕取締役相談役)と見解を示したことから、当面はスポット参戦の模様。荒谷は前座では渕、菊タローと共にコミカル路線で観客を沸かせたことから、前座を沸かせるという面では荒谷の復帰は歓迎といったところ。ドリーのPWF会長就任の話が浮上しているファンクスは第2試合で渕、西村組との対戦となった。
セミではタッグを解消した秋山と潮崎がタッグで対戦することになり、秋山は大森、潮崎は宮原と組むことになった。この組み合わせは12月に開催する世界最強タッグも踏まえてのものだろう。
両国大会まであと3日となったが、全日本にとっても厳しい大会になるのは必至、それでも“これぞ全日本の王道”というものを示す大会にしてほしい。
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秋山準と潮崎豪がタッグ解消・・・・バーニングの今後の方向性
<富山大会後のコメント(プロレス格闘技DXより)>
【秋山の話】「試合前に豪から相談を受けたんだけど、あいつは俺と一回離れて勝負したいと。自分で思う通りにやればいいと思うし、あいつが自分で上にいくためにその先につながることを考えるんであれば全て受け入れる。自分で出した結論だったら尊重するよ。あいつの前に立つんであれば、俺の中で大森と組むのが一番かなと思ってる。あいつも征矢君がいない状態だし、久しぶりに俺と大森が組んで最強タッグに出たいと思ってるよ。今日の試合後にでも話して口説こうかなと。若い奴らが自分でやろうと決起してる時に、その前に立つんであれば、俺らは同期だし、わかりやすくていいでしょ。(潮崎の壁になると?)それが一番いいと思うよ。わかりやすくてね。俺が言ってやりますってなったら違うけど、あいつが出した結論だから俺もうれしいし、自分でやるのと人に言われてやるのは違うからね。ついに立ち上がったかと。俺も小橋さんから離れる時もいろいろ考えながらやったし、豪もそういう時期なんだよ。遅い早いは多少あるかもしれないけど、あいつがいまだと考えるなら、よし、いけと。もちろん前に立つ時は違うよ。簡単に超させないから。勝敗だけじゃなく、頭脳とか全ての面で勝負したい。そんなことをベロベロに酔っ払いながら言ってたこともあるしね。世界タッグで負けて、いいタイミングというのはおかしいけど、ベルトを持ってたらタイミングは訪れないからね。いいタイミングだと思うよ。俺は今から大森を口説かないとね。あいつも俺の気持ち、言葉を聞けば、同じ答えになるんじゃないかな。(バーニングの今後は?)それは他の奴らとも話さないといけないね。鼓太郎とか青木とか、いろんな話をしてるみたいだし、聞いてみてよ。自分で考えたことは全て自分に跳ね返ってくることになるからね。潮崎に関しては、今から本当の潮崎豪が始まるんだと思うよ」
【潮崎の話】「(秋山が潮崎戦手からタッグ解消の相談を受けたと言っていたが?)今回、世界タッグを獲られて、バーニングは秋山さん主体のものだったのがあるし、自分としてはいいタイミング、いいチャンスだと思える敗戦だった。秋山さんと対面に立ってプロレスで勝負したい気持ちですね。自分が上がっていくためにも秋山さんとやるのが、自分で物事を進めていくことが自分に必要。トップとして全日本を引っ張っていくことが自分自身のレベルアップにつながっていくと思ってるんでね。だから、このタイミングで勝負したいと思いましたね。自分では頼ってるつもりなくても、今まで自分の足りないとこを秋山さんに補ってもらってた、助けてもらってた部分が大きいと思う。自分が変わっていくいいきっかけになったなと。(宮原がタッグ結成を熱望していたが?)あいつに関しては、新しい風がどうのこうの、そこまで言うんだったら面白ぇじゃねぇかと。ただ、お前じゃ無理だよと。俺自身、秋山さんとプロレスで勝負することが一番だから、先というものがしっかりみえるし、俺が引っ張っていくというのはいつも思ってること。結果的に秋山さんに頼ってることが多かったけど、いつまでもそういう状況に甘えていられないからね。自分で引っ張っていくようになるのが必要。自分も全日本プロレスというものを新しい世界にもっていけるようにやっていかないといけない。俺がやらなきゃいけないのはずっと思ってたけど、昨日の世界タッグを獲られたのは、いいタイミング、いいチャンスをもらったと思ってる。秋山さんと組んで学ぶこともあれば、戦って学ぶこともある。これで全日本も面白くなると思うし、盛り上げるのにいいことじゃないですか。だから今このタイミングで秋山さんと全ての面で勝負したい。そういう気持ちが強いですね」
昨夜の22日に諏訪魔、ジョー・ドーリングのEvolutionに破れ世界タッグ王座から転落した秋山、潮崎組がタッグを解消。秋山は大森とのタッグで世界最強タッグ決定リーグ戦に参戦することを示唆した。秋山と潮崎はバーニングに属しているが共にシングルでもトップクラスだけに、いずれは対面に立たざる得ないということか・・・秋山と大森のタッグは1995年から1998年の3年にわたりアジアタッグを保持し12回防衛してきたが王座転落後はタッグを解消。昨年のALL TOGETHERでは久々にタッグを結成した。大森も征矢学がまだ復帰に時間がかかるため、秋山とのタッグも仕方ないといったところか・・・
潮崎はかねてからタッグ結成を呼びかけていた宮原健斗とのタッグになるのかというと、まだ未定の段階。潮崎にしても宮原がどこまで本気なのか試したいのかもしれない。
秋山と潮崎がタッグ解消ということでバーニングはどうなるのかというと、秋山はバーニングという枠組は拘っていない、全日本が面白くなれば解散もいいのではと考えている、秋山だけでなく潮崎や金丸、鼓太郎や青木もバーニングの試合は一番面白いと自負している。たとえ分かれたとしても自分らの試合が一番面白いと自負している限りは組んでも分かれてもバーニングの試合でもあるのだ。 -
馬場さんの故郷で全日本プロレス旗揚げ41周年・・・諏訪魔が五冠王の偉業を達成!
10月22日 全日本プロレス「ANNIVERSARY TOUR 2013」 新潟・三条市栄体育館 503人 満員
<試合後のコメントはプロレス・格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○SUSHI(9分16秒 カツオの一本釣り)XMr.450
◇第2試合◇
▼30分1本
○KENSO 佐藤光留(14分23秒 片エビ固め)金丸義信 X青木篤志
※葉隠れ
◇第3試合◇
▼30分1本
○大森隆男(9分53秒 片エビ固め)X井上雅央
※アックスボンバー
◇第4試合◇
▼30分1本
○石井慧介 入江茂弘(13分52秒 反則勝ち)鈴木鼓太郎 X宮本和志
※イス攻撃&レフェリー暴行
◇第5試合◇
▼30分1本
○曙 宮原健斗(9分11秒 体固め)Xディーロ・ブラウン バンビ・キラー
※ランニングボディプレス
◇第6試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]諏訪魔 ○ジョー・ドーリング(31分09秒 エビ固め)[第65代王者組]秋山準 X潮崎豪
※レボリューションボム
☆秋山&潮崎が4度目の防衛に失敗。諏訪魔&ドーリングが第66代王者組となる
【試合後の諏訪魔&ドーリング】
<リング上>
ドーリング「ゼンニッポンプロレス、ハッピーバースデー!」
諏訪魔「三条の皆さん、熱い応援ありがとうございました」「馬場さんのお膝元で世界タッグ、5冠達成することができました。馬場さんが作った全日本プロレス、しっかり守って盛り上げていきたいと思います」
<バックステージにて>
――5冠を達成した今の気持ちは?
▼諏訪魔「重いな。世界タッグのベルト重い。こんなに重いんだな。いやぁ長かった。自分が前に出るだけじゃ獲れねぇんだなと試合前に思ってたけど、今日の試合もその通りで、やってやって、ジョーにつなげば何とかなると。最後は相方が勝てるようにもっていくというのがタッグなんだなと試合中に学びました。また旗揚げ記念日、そして馬場さんのお膝元・三条。感無量ですよ。ただ、もうここからは過去、歴史を尊重するということも大事だけど、新しい全日本プロレス、未来を見据えた戦いを本当にやっていかないといけない。久々にこの三冠にも会いましたよ。凄くきれいになってて修理は完璧ですね」
――最高の形で両国にいけそうだが?▼諏訪魔「ここから新しいベルトが一歩踏み出すわけで、新生・全日本プロレス、相手は横綱だし、相手にとって不足なし。チャンピオンとして新ベルトの第一歩を踏み出したいと思います。今、俺がやらなきゃダメなんですよ」
▼ドーリング「俺たちはアンビリーバブル・スクリーム、アンビリーバブル・パワー。誰も俺たちを止められない。俺はこれで4回タッグ王者になった。諏訪魔サンキュー。暮れのタッグリーグでもチャンピオンになろう」
▼諏訪魔「Evolution、しっかり未来に向かっていきたい。進化していきます。今日だからこそ3本のベルトが出てこれる。旗揚げ記念日、三条だから持ってこれた。今日一日だけ」
10月22日は全日本プロレスの旗揚げ記念日。ジャイアント馬場さんの故郷である新潟県三条市で世界タッグ選手権が行われ、王者である秋山と潮崎のバーニングに諏訪魔とドーリングのEvolutionが挑戦、 試合の先手を奪ったのはバーニング、諏訪魔に照準を定めて首に集中砲火を浴びせるが、ドーリングが奮起しラリアットを連発、諏訪魔も蘇生してドーリングと共にパワー全開で形勢を盛り返す。バーニングは再びEvolutionを分断、ドーリングを捕らえると勝負を狙った潮崎がゴーフラッシャーを決めるがドーリングはクリア、ならば潮崎はリミットブレイクを狙うも諏訪魔がカットに入るとEvolutionがダブルフォールアウェイスラムで潮崎を秋山めがけて投げ飛ばして分断に成功、最後はEvolutionが潮崎に集中砲火を浴びせドーリングがレポリューションボムで3カウントを奪い王座奪取し5冠王の偉業を達成、今までタッグ王座には無縁だったが念願のタッグ王座も初獲得した。
三条大会では白石体制では初の満員マークが付いたが、全日本の現状を考えると安心できるとも言い難い。いよいよ全日本は両国国技館を迎えるがインターネットによる生中継は決まったがCSを含めたテレビによる中継はなし、白石オーナーによる後方支援もあてにならないことから、厳しい状況で両国大会を迎える。 援護射撃もなしに現場は両国という大会場に立ち向かう、現在の白井オーナーはツイッターとブログでKENSO通じて揉めている?ようだが、両国大会を終わってから言いたいことは言わせてもらう。自分らは現場の選手やスタッフの奮起に期待したい。 -
秋山準の王道
秋山準 「単なる原点回帰では全日本プロレスの未来はない。王道という言葉に縛られなくていい。」
秋山準がFacebookでコメントを出したが、自分らは白石伸生オーナーがジャイアント馬場さんの王道を担ぎ出したことで、「どこが王道だ」という部分で全日本プロレスを見すぎていたのかもしれない。
新しい試みをやる難しさは歴代社長である三沢光晴、武藤敬司が一番良くわかっていた。三沢は新しい試みをやりたいがために全日本を離れてNOAHを設立し、武藤は10年間も我慢して全日本の看板を引き継ぎつつ新しい試みを取り入れて武藤カラーへと染め上げようとしていた。
自分らは白石オーナーではなく、馬場さんの遺伝子を引き継いでいる秋山準を信用したいと思うし、白石オーナーが作る王道ではなく秋山準の作る王道に期待を寄せたいし、新しい王道を作り上げることが秋山準なりの王道だと思う。 -
白石オーナーが反論もロウ・キーに対して絶縁通告・・・
http://ameblo.jp/alljpprowrestlingowner/entry-11637964825.html
「ロウキー選手は、シリーズ途中でしたが、全試合分の報酬を例外的に支払いました。
日本で、このような手厚い扱いをしてもらったのは初めてです、本当にありがとうございます♪と言って帰国されました。
選手契約では、保証料込みの高めの報酬契約となっており、シリーズ途中でしたが、かなりな金額を出しましたので、治療費用出しても、相当お釣が出ると思います。
ロウキー選手が、そのような発言をされたのは、心外で、大変残念です。」「ロウキー選手には、日本でのリング登場のラストチャンスを提供したつもりでした。
過去、ロウキー選手が登場した他団体に、お問い合わせ下さい。再度、自分たちのリングにあげたいかどうか?
私も、ロウキー選手が多少のトラブルメーカーだと言う事は、聞いていました。
が、やはり、トラブルメーカーでした。
恩を仇で返された気分です。。
全日本プロレスは、もう関わる事はない、と思います。」
ロウ・キーが契約上にあった医療費の未払いを告発したことに関して、全日本プロレスの白石伸生オーナーがブログのコメント欄にして見解を更新、白石オーナーは高額のギャラを支払ったとした、白石オーナーは治療費はギャラ込みで支払ったということなのだろうが、ロウ・キー側には上手く説明できていなかったのか?充分な説明がなされていなかったのであれば全日本側の落ち度でもある。
しかし白石オーナーはロウ・キーに対してトラブルメーカーだと批判して絶縁を通告してしまった、ちゃんと説明していれば和解も出来ていたはず、白石オーナーの出すぎた発言で全日本の信用をまた落とす結果になってしまった。
白石オーナーは現場からも出入り禁止を通告されて、外から後方支援に回ったが、外にまわっても騒ぎを起こしてしまい、全日本の看板に泥を塗ってしまう。せっかく現場がシリーズ中で両国に向けて奮闘しているのに、肝心のオーナーが水をぶっかける。白石オーナーの行為は自身を遠ざけた現場に対する報復なのかと疑いたくなる・・・・ -
引退表明したロウ・キーが医療費未払いを告発、ブッカーK川崎氏が抗議・・・・信用を落としまくる全日本プロレス
Due to @alljapan_pw not honoring their contractual obligations of medical care after being injured in AJPW, I'm retiring from Pro Wrestling
— LOW-KI ロウ・キー セカイノ戦士 (@OneWorldWarrior) October 14, 2013
9月の全日本プロレス「王道トーナメント~オープン選手権~」に参戦していたロウ・キーがツイッターで引退を発表したが、同時に全日本側が契約上の義務である医療費を支払わなかったことを告発した。
ロウ・キーは王道トーナメント9月15日岡山大会での曙とのシングル戦で負傷以降欠場し途中帰国。帰国後、復帰までに8ヶ月を要する重傷だったため引退を決意したという。
ジャイアント馬場体制でも谷津嘉章がSWSへ移籍した際に「治療費を支払ってくれなかった」と告発し馬場さんは「だったら領収書を出せ!」と反論(後に和解)したことがあったが、ただ白石オーナーはブログで「10年程度は試合をしなくても、維持していけるキャッシュを用意してある」と資金はあるとコメントしているのに、なぜこういう話が出たのか?http://ameblo.jp/alljpprowrestlingowner/entry-11636722331.html
また白石伸生オーナーが新日本プロレスに参戦表明していたダニエル・グレイシー、ホーレス・グレイシーに関してブログのコメント欄にて「グレーシーは、先月断りました。(略)新日本さんは、受け入れたんですね。」と新日本の前に全日本に話があったことを明かしたが、グレイシー側の代理人である川崎浩市氏が白石オーナーのブログのコメント欄で「嘘をつくのは 辞めて下さい。一切 あなたとは 会ったもこともないし、話をした事も無いです。グレイシーと 新日本プロレスさんと 契約したのは あなたが 全日本のオーナーになる前です!!自分の所のPRは セルフでやって下さい!! 」と抗議した。
実は(略)の部分も見方に次第では新日本プロレスに対しての誹謗・中傷に当たるため敢えて出さなかったが、ロウ・キーや川崎氏の告発も表立っている以上、中身のない発言だけでは済まされなくなる。
秋山準は以前に週刊プロレスで「この前も(7・28後楽園)も『来年、テレビをスタートさせる』とか言っていたみたいだけど、みんなの前で言ったからにはちゃんとやれよ、出来ないんだったら言うなよって。それなんだよ、信用をなくすというのは」と苦言を呈したが、白石オーナーは聞く耳を持つ気はない。全日本プロレスは本当にこのままでいいのだろうか・・・、自分はFEG末期を見ているようで不安を抱いている・・・・ -
井上新社長が登場で王道推進を約束!ザ・ファンクスが両国大会に来日!
10月12日 全日本プロレス「ANNIVERSARY TOUR 2013」 後楽園ホール 556人
(コメント詳細はプロレス格闘技DXより)
【井上博太社長の挨拶】「この10月にANNIVERSARY TOURを行うのは、1972年10月に全日本プロレスが旗揚げ戦を行ったことに由来しています。41回目のアニバーサリーを迎えられたのもファンの皆様のおかげだと思っております。ありがとうございます。これからも明るいプロレス、楽しいプロレス、激しいプロレスをやっていきたいと思います。業界一重たく激しいプロレスの"結晶"と呼べるものを目指していきたいと思っております。現状は分裂騒動などもあり非常に厳しい環境ではありますが、選手フロントが一丸となって、皆様に観に来てよかった、非常に楽しかったと思っていただける大会を作り上げていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いします」
◇第1試合◇
○西村修(15分26秒 逆さ押さえ込み)X渕正信
◇第2試合◇
▼30分1本
○佐藤光留(11分35秒 腕ひしぎ逆十字固め)X井上雅央
◇第3試合◇
▼30分1本
○鈴木鼓太郎 青木篤志(17分59秒 エンドレスワルツ)X宮本和志 Mr.450
◇第4試合◇
▼30分1本
○ディーロ・ブラウン バンビ・キラー(9分56秒 片エビ固め)大森隆男 XKENSO
※ローダウン
◇第5試合◇
▼45分1本
○潮崎豪(17分21秒 片エビ固め)X宮原健斗
※豪腕ラリアット
【潮崎の話】「(かなり肉薄されたが?)前の宮原だったら、誤爆を誘って、腕を攻め続けることはあまりできなかったと思うし。腕を攻め続けてきたからこそ、食らいたくもないパワーボムやジャーマンを食らっちゃったしね。しっかりと宮原健斗は自分のことを思ってこのリングに上がってきているのはわかりましたね。きつかった。でも、まだまだ俺を…全日本を変えることはできないし。俺も変えないといけない。だからこそ、アイツにも負けてられないから。一発一発重くなったし、俺が見てきたアイツの試合以上に、今日は技のひとつひとつに重さがあった思うし。アイツの覚悟が見えましたよ。(それ以上にチョップでどよめきを起こしていたが?)アイツにも負けるわけにはいかないし、全日本にいる全員に負けるわけにはいかないから。あとは一歩一歩上がっていくだけだからね。宮原にも負けたくない一心で、一発一発に気持ちを込めて試合をやりましたよ。もうアイツが成長したというよりも、俺にも必要なものがアイツにあったと思うし、見習う部分はあったね」
【宮原の話】「クソ。この全日本にはたくさんの壁があるけどね。また一つでけぇ壁みつけた感じだよ。いくつ超えたらいいんだ。その何個もある壁を越えた先をみるために全日本に来たからね。これで潮崎より下? ふざけんな。次みてろ。まだまだ先はあるから」
◇第6試合◇
▼60分1本
諏訪魔 ジョー・ドーリング ○SUSHI(26分06秒 エビ固め)曙 秋山準 X金丸義信
※カツオの一本釣り
【諏訪魔の話】「やっぱり横綱の勢いが…乗っているというのが物凄い伝わってきたね。スリーパーは普段なら的確に決められるのに、やっぱり高さがあるんで。そこでちょっと修正するのが遅れた部分はあるよね。そこは両国まで地方巡業があるんで、またバッチリ決めていきたいなと思っています。(実感としては本番でも使えそう?)そうですね。スリーパーだけじゃなく、序盤の動きでも、スタミナ面を突いていけばいいと。そこは弱点を見抜いたというか、そういうところはポイントが見えましたね。ただ、大勝負に強い人ですから。そこは自分も気を引き締めていかなきゃ足下をすくわれてしまうという気はします。(曙は入団を果たし、三冠王座に非常に強い気持ちがあると思うが?)それはもう、トーナメントの時から物凄い感じますね。ただ、俺も三冠が新しいベルトになるんで、そこの歴史を作っていきたいし、そういう思いがあるんで、負けないです。(横綱インパクトの体勢に持ち込まれたが、食ってはいけない技?)そうですね。結構すんなり持ち上げられて、クラッチが結構強く引きつけられたんで、あれは脅威でしたね。怖かったですよ。ここは6メンで良かったなと正直思います。まあ、ここからもっと対策を練って。首に爆弾を抱えているんで。できるだけダメージを少なく、そして相手にはダメージを大きく与えて、両国に挑みたいと思います。また、世界タッグもあるわけで、何としても5冠を達成して、両国で防衛したいと思います。以上です」
【曙の話】「さすがチャンピオンですね。スリーパーは言っただけあって…。でも、先シリーズと違ってね。先シリーズは毎日が勝たなきゃいけなかったですから。まあ、思ったよりは元気だし、自分で言うのもおかしいかもしれないけど、集中して自信を持って試合をやっているんで。どうしてもタッグになると、普段組んでない人たちとやると、慣れてない足取りになるんで。初日としては、まあまあ、思ったよりも長い試合ができたし。あとは、両国まで怪我しないことだけですね。チャンピオンもこれから大変なシリーズになると思うんで。1シリーズで2回タイトルマッチがありますから。タダモノではないですよ。(トーナメントのチャンピオンとなるだけに、チャンピオン同士の対決となるが?)いや、もちろんトーナメントの優勝者としてプライドは持ってますけど、なんて言ったって、東の正横綱が三冠チャンピオンですからね。言葉は失礼かもしれないですけど、チャンピオン・カーニバルと王道トーナメントのチャンピオンは、どっちかというと次ですね。三冠が横綱であれば、大関ぐらいです。なんて言ったって、全てが三冠ですから。(スリーパーの威力はどうだった?)背が高い分だけ、キッチリと入るんですよね。たぶん身長が同じぐらいか、低かったら、上から被せられるんですけど、チャンピオンの方が背が低いから、下から上にぶらさげるようなスリーパーなんで。結構効きますね。まあでも、だいたい感覚を掴んだんで。どういう入り方をするかとか、だいたい味わったんで、はまらないように。(ガッチリ入ったら落とされてしまうという感じがあった?)ありますね。たぶん掛かったら前屈みにならないと。後ろに行くと危ないですね。アゴが開くし。今日も引きずられて、後ろに倒れたら、キッチリ入りました。一瞬、どこかわからなかったです。(横綱相手にそれができるのは諏訪魔ぐらい?)前から言ってますけど、チャンピオンはタダモノではないんで。今までしてきたこともあるし。ただ、毎回毎回同じ試合をやっているわけじゃないし、考えてね。チャンピオンはチャンピオンですよ。でも、それを何とかしないとチャンピオンにはなれないし」
全日本プロレス後楽園大会をSAMURAIで視聴、大会前には9月11日に就任以降表舞台には登場しなかった井上新社長が登場し挨拶、王道プロレス推進をファンに約束した。井上氏は社長緊張しながらも力強い挨拶となったが、白石伸生オーナーと違って常識人という前評判どおりに、白石オーナーとは正反対でしっかりした人物という印象を受けた。井上社長は前社長だった白石オーナーの退任を受けて就任したが、表に出るのは後方支援に回るといっていたはずの白石オーナーで井上社長の方が裏方にまわっていた。今回の挨拶は脱・白石色一掃の意味では良かったのかもしれない。休憩前には10月27日の両国大会にザ・ファンクス(ドリー・ファンク・ジュニア、テリー・ファンク)の来場が発表された、ファンクスに関してはドリーがツイッターで来日を示唆する発言をしていたことから、どこの団体が招聘するのか注目されていた。ドリーは2008年に全日本プロレス両国大会で引退したが、テリーはまだ現役を続行中、ファンクスとして試合をするのかどうかは未定だが相手は渕、西村組を予定しているという。ファンクスは常連外国人のエース格と共に外国人選手のブッカーを務め、ジャンボ鶴田や天龍源一郎などコーチ役としても全日本に貢献してた、全日本のルーツを知るファンクスの来日は王道復古を目指す全日本にとっても良い人選だと思う。
セミの潮崎vs宮原は宮原が先手を狙うも潮崎は冷静さを崩さず、一発の重みの差で潮崎に流れが傾くかに見えたが、場外戦で潮崎のチョップが鉄柱に誤爆すると宮原は潮崎の右腕に集中砲火を浴びせて形勢逆転に成功する。だが潮崎はエプロン際でのラリアットで流れを変えると猛ラッシュをかけると、宮原も串刺しの膝アッパーやライガーボム、ぶっこ抜きジャーマンと畳み掛けるがベティグリーことブライクアウトを阻止すると、左のラリアットからローリング袈裟斬り、ゴーフラッシャーと畳み掛けた後で、痛い右腕でのチョップの連打からのラリアットの連打で3カウントを奪い勝利。宮原は善戦はしたがあと一歩足りずといった試合だった。
メインの6人タッグ戦は曙組がSUSHIを捕らえて主導権を握るが、SUSHIの粘りと諏訪魔が曙を万力スリーパーで絞めあげてから流れが変わる。諏訪魔vs曙は肉弾戦では曙が制していたが寝技となると諏訪魔が有利か、最後は金丸がディープインパクトを狙ったところでSUSHIがファイヤーマンズキャリーの構えから、倒れ込み式の剣山アゴ砕きこと新技カツオの一本釣りで3カウントを奪い、前哨戦は諏訪魔組が制し、SUSHIが世界ジュニア王座挑戦をアピールした。
観客動員的には厳しかったが、両国大会へ向けては上々のスタートを切った。今度こそ上昇気流に乗ってほしいが・・・【全日本】三冠前哨戦幕開け 諏訪魔が曙絞殺寸前▼SUSHIが金丸フォールで「世界ジュニア挑戦させろ」▼潮崎にも完敗 宮原「また一つ壁みつけた」…後楽園大会 http://t.co/3wHpiJctDF #ajpw pic.twitter.com/L5kBSDYxvO
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) October 12, 2013日本の 友達 皆さま ドリー フアンク ジュニア - テーリ フアンク タグ チーム 日本へ 最後の 試合 朗報 ですか? RT & Follow 下さい http://t.co/aNREbbuHMb
— Dory Funk Jr. (@fuanku) October 2, 2013今日のSUSHIはかっこよかった。これほど人間臭さと気迫が伝わってくるマスクマンは他にはいない。やられてもやられても立ち向かって行く。これが全日本プロレス。 #ajpw pic.twitter.com/SApHcFU9tH
— ra-de (@Basara1211) October 12, 2013SUSHIが目立ち過ぎて諏訪魔と曙の前哨戦の色合いが薄れちゃったきらいはあるけども(^-^;全体のバランスとか目配りなんか関係なかったんだろうね、SUSHIは。そのあたり、訳知りでパッケージ考えるレスラーばっかりな今だからこそこういう熱さが新鮮 #ajpw #samuraitv
— 草加おっくん1976 (@soka1976) October 12, 2013 -
白石オーナーがまた会場出入り禁止に・・・現場側との対立が再燃!?
全日本プロレスオーナー白石伸生のブログより
http://ameblo.jp/alljpprowrestlingowner/entry-11633940931.html
「井上社長より、くると目立つので少し、控えるように要請あり。。くるな、ということか、、、。
でも、選手もフロントも一丸となって頑張っているから、安心。
気持ちいい出入り禁止だ!
ということで、明日は、どうしよう、、、、、、。最悪は、チケット買って、観客席からのんびり見ようっと。」
全日本プロレスのオーナーである白石伸生氏が明日の後楽園大会の出入り禁止を井上博太社長から通告されたことを明かした。
理由は井上社長は“目立つから”と言われているが、本当の理由は10月を更新を開始していたブログで現場サイドから反発を受けたといったところだろう。
白石オーナーのブログの内容はFacebook時代とほとんど変わらず暴走状態、現在は削除されているが武藤敬司のWRESTLE-1に向けてのものだったのか?「全日本の敷居は、低くはない。女子プロや、知らないインディ選手が気楽に上げれるリングではない。私は、女子プロは、女子プロで、男子は男子で、と住みわけるべきだと考える」と批判を展開していた。
自分もブログを全部見たが、秋山準がGスピリッツで「白石オーナーのガチは“女子高生がガチで~”と言っているのと同じレベル」と発言したことで“言うだけで中身のないもの”と受け止めて笑っていたが、現場側の会場出入り禁止の話は笑えない話でもあり、またオーナーがチケットを購入して会場入りする話も、ある意味情けない話でもある。
心配なのはまた新たなる混乱の火種になる可能性も否定できないこと、武藤敬司と内田雅之氏との対立も白石オーナーに対して会場出入り禁止したことから発していることから、王道復古を推進する渕正信、秋山準らバーニングとの対立に発展するのではと懸念している。
12日から全日本も新シリーズが開幕し、両国大会も控えているのに足並みが揃わないどころか乱れまくる全日本プロレス、先が思いやられる・・・・