伊賀プロレス通信
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11月、12月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行、2014年度伊賀プロレス大賞のお知らせ、今年の更新予定
投票受付日時が決定していなかった11月の月間MVP、ベストバウト、シリーズ&興行の受付日時が決定、12月3日の午前0時から投票受付を開始します。
12月1日 午後9時00分ノミネート発表
12月3日 午前0時投票受付開始
12月10日午前0時投票受付終了 結果発表
また12月の月間MVP、ベストバウト、シリーズ&興行の受付日時が決定しました、2015年1月3日の午前0時から投票受付を開始します
1月1日 午後8時00分ノミネート発表
1月3日 午前0時投票受付開始
1月10日午前0時投票受付終了 結果発表
よろしくお願いします!
今年のブログ更新は緊急ニュースがない限りは12月29日までとさせていただきます。
毎年恒例の伊賀プロレス大賞2014の詳細が決定しました。
今年からは敢闘賞、技能賞、殊勲賞を廃しMVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行、ベストタッグ、ベストユニット、女子プロレスMVP、ベストキャラクターのみとさせていただきます。
投票受付は年明けの2015年1月を予定、詳細は後日発表します。
本年もあと僅か、今後ともよろしくお願いしますPR -
元週刊ゴングCEOがゴングを復刊させた金沢GKを批判!
<前田大作のFacebookより>
週刊ゴングの元CEOの前田です。
皆さんから様々なコメントをもらい、困惑致していますが、この場で明言致します。
(前田:ゴング復刊致しましたが、私は一切関係がない事をコメント致します。前、編集長のGK金沢によるゴング復刊に際しては、紙面拝見しましたが出来栄えに関してはA評価を与えます。紙面も豊富で内容も充実した良質なコンテンツに感じます。)
私には事前報告がなかった点は、疑問ですが、復活が事実は大変嬉しく思います。だが、金沢よお前が作り上げたゴングではないんだよ。
竹内前代表、新間さんからたのまれて俺はゴングを全社員を助けたのか。
人として社員時代の恩と誰が倒産寸前のお前ら社員に3億の出資をして社員50人を助けたのか。
己が一言俺に連絡来ないなら俺はお前の敵になる。これだけは忘れるなよ。
週刊ゴングのCEOだった前田大作氏がFacebookにて声明を発表し、ゴングを復刊させた金沢克彦氏に対して「自分に断りがなかった」と批判した。
前田氏はゴングの発行元である日本スポーツ出版社を買収し社長となったが、ライターへの原稿料や印刷会社への未払いが起き、挙句の果てには前田氏自身が証券取引法違反容疑で逮捕され、これがきっかけとなってゴングは休刊に追いやられた。
前田氏は自分に断りがなかったとしているが、金沢氏は「THE BIG FIGHT」で連載しているコラムにて
、読者の方々が気になるのは、『ゴング』の商標権の問題だと思う。2007年3月、ゴングが休刊に追い込まれる約1カ月前、版元の日本スポーツ出版社の社長であったM氏は別会社の民事再生法違反で逮捕され、結局、実刑処分となった。ところが実際、ゴングが有する膨大な資料(※主に30年にわたる試合のポジフィルムなど)とゴングの商標権を有していたのはM氏だった。刑期を終えて社会復帰(?)したM氏は、ゴングの膨大にして貴重な資料をすべてベースボールマガジン社に売却した。
ゴングの競合誌だった『週刊プロレス』を発行している会社にそれをすべて売ってしまったのだ。もちろん、プロレス関連の出版物を扱う会社でなければ、そこにどれほど貴重なポジフィルムが眠っていようとも、なんの役にも立たないわけだから仕方がない。一方で、M氏はゴングの商標だけは決して手放そうとしなかった。それを持っていれば、いつかゴングの名のもとに、ゴング誌を復刊できると信じていたようだ。しかし、風のように現れてゴングを買収したかと思ったら、あっという間にゴングを潰して塀の中に直行した人間の話に乗る者などいなかった。少なくとも、元ゴングのスタッフたちはM氏がどんなにウマい話を持ってこようと全員が断っている。
私も何度かそういう話をもらったと記憶している。ただし、私に対してだけは、M氏は一度も直接連絡をしてきたことがない。つねに人を介して接触を試みてきた。よほど私に対して後ろめたさがあったのだろう。まあ、M氏にも人間の感情があるということか。私をゴングから追い出すように仕向けたのもM氏なら、私がテレビ解説などで得た出演料をかすめ取ろうとしていたのもM氏。自分で契約書を作っておきながら、その契約事項をすべて無視して私の稼いだお金を盗もうとしていたのだ。そんな人物と私が話す気もないことは、さすがに自分でもわかっていたようだ。結局、「ゴングをやらないか?」という甘い誘いに乗ろうとした外部のプロレス関係者は2~3名いたのだが、計画はすべてとん挫している。
(略)
「金沢さんの本の表題に“ゴング”という文字を入れたいので、できればゴングのロゴが使えないかなあと思い調べたんですけど、ゴングの商標権はM氏にないですよ。更新していないから、宙に浮いた格好なんです」
これには驚いた。M氏は商標権も持たないまま、ゴング再開やらゴングを名乗った動画番組を始めようとしていたのである。「どこか大きな出版社がゴングの版権を手に入れてくれたらいいですね」とWさんは言った・・・・
金沢氏はゴングの全権利は前田氏が放棄しているとしているから、前田氏には断りを入れる必要はないとしたのか?
自分の感想だが何を今更だと思うし前田氏にゴングどころか竹内氏の名前すら出す資格もないのではと思う。おまけにライター含めてあちこち未払いを発生させ、挙句に果てには本人は逮捕されて塀の中、どれだけの人たちに迷惑をかけたと思ってしまう。
前田氏も結局は白石伸生と同類、こんな人物には二度とプロレスに関わって欲しくない。 -
買いました!祝・ゴング復刊!
今日は復刊となったゴングを購入した。“近所のコンビニに置いているかな”と思って買いにいったら置いてなく、地元のTUTAYAまで買いにいった。
本の構成は選手へのインタビュー、コラムなどがほとんど、一部では“試合のことが掲載されてないじゃないか”という声もあるだろうが、以前の週刊ゴングと同じにしようとするなら記事を書く人もいる、だから今回の復刊ゴングはプロトタイプだと思っている。
1983年に週刊プロレスが創刊されてから自分は週プロしか買わなかったが、ゴングも買うきっかけになったのはSWSバッシングから、SWSは週プロを取材拒否で締め出し、当時SWSはWOWOWで放送されていたのもあってSWSの流れを知る必要があると思い週プロだけでなくゴングも購入し始め、2007年までプロレス雑誌を2冊買うことが当たり前となった。そしてゴングが休刊となりプロレス雑誌は1冊となり、当時は寂しさもあったが今では当たり前のようになってしまった。
金沢克彦氏やゴングに期待したいことは、いつもプロレス雑誌2冊を買っていた時代に戻して欲しいこと、自分の願いでもあり期待でもある。
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プロレス初観戦から30年・・・30年前の昭和59年は動乱の年だった
今年で自分はプロレス観戦歴30周年を迎えていた。
なぜ過去形なのか?恥ずかしながら、つい最近思い出したからだ。
初観戦したのは昭和59年2月9日、新日本プロレス旧・大阪府立体育会館大会
先月も11日に新日本プロレス、名称も建物も変わったボディーメーカーコロシアム大会を観戦したが、30周年目も同所で新日本プロレスとは意識していたわけではなかったものの、気がつけばそうだったなというのが率直な感想である。
当時のカード
アントニオ猪木 前田明 藤原喜明vs長州力 アニマル浜口 谷津嘉章
ハルク・ホーガンvsラッシャー木村
NWA世界ジュニアヘビー級選手権
<王者>ザ・コブラvs<挑戦者>小林邦昭
藤波辰己 木村健吾vsバット・ニュース・アレン アイアン・マイク・シャープ
ダイナマイト・キッド デイビーボーイ・スミスvsブラック・タイガー 高田伸彦
メインのカードは正規軍vs維新軍の6人タッグ戦(燃えろ!新日本プロレスの「流血特集」に収録)だったが、当時の新日本は初代タイガーマスクの引退から始まったクーデター騒動の余波があったものの、どんなカードでも大会場を満員に出来るパワーがあった。
だがその舞台裏では新日本プロレスを追われた新間寿氏がUWF(第1次)の設立に動き、シリーズ中には中堅の一角だった剛竜馬が姿を消す事態が起きていた。
またアメリカマット界でも大きなうねりが起き、ホーガンがWWF(WWE)世界ヘビー級王座を奪取、ホーガンという大スターを手に入れたWWFはNWA、AWAの各テリトリーに対して侵攻を開始していた。
新日本も大阪大会後にフィリピン遠征を経て前田とラッシャー木村が離脱しUWFへと走った、8月には藤原、高田そして木戸修も離脱してUWFへ、9月には長州力ら維新軍団と中堅・若手らがこぞって離脱し、新日本プロレスと決別した大塚直樹氏が設立したジャパンプロレスへと移籍、ジャパンを経て全日本プロレスへと参戦した。
プロレス初観戦した昭和59年は新日本の分裂によって新日本、全日本という絶対体制が崩れ、アメリカでもNWA、AWAの二大メジャーが崩れた動乱の年だった。
あれから30年・・・日本を含めたマット界は大きく変わっていった、昭和59年は今でも忘れられない年でもあり、これからもマット界をずっと見定めていきたい。 -
旧UWFの社長だった浦田昇氏が死去
修斗のコミッショナーで第1次UWFの社長を務めた浦田昇氏が16日死去した、
浦田氏はGスピリッツ誌「『第3極』の誕生と消滅」で第1次UWFを振り返ったが浦田氏にとって第1次UWFは「人生の汚点だった」と答えていた。
浦田氏はレスリング全日本選手権。レスリング学生選手権を連覇という実績の持ち主で、その後結婚式場を経営するなど事業家になっていたが、大学の先輩であり当時クーデター騒動によって新日本プロレスから追われた新間寿氏の要請で第1次UWFの社長に就任した。浦田氏はマット界の事情には疎かったのだが、新間氏がかえって疎い方がいいということで要請した、新間氏は黒幕として背後から浦田氏を操る形でUWFを運営していきたかったのではと思う。浦田氏も新間氏から「アントニオ猪木もUWFに参加する」「フジテレビがゴールデンタイムで放送する」という話が出たことでUWFの社長を引き受けた。浦田氏は猪木の移籍金を用立てて新間氏に渡し猪木にも渡したが、猪木は新日本から動かず浦田氏が用立てた移籍金は返ってこず、猪木が来ないということでフジテレビによるゴールデンでの放送もなくなってしまった。
いざ社長を引き受けた浦田氏だったが、プロレスのことに関しては新間氏任せにしていた。しかし旗揚げ戦のポスターには出場しない猪木や長州力、アンドレ・ザ・ジャイアントやハルク・ホーガンの写真が載り、旗揚げ戦にも新間氏が現れないなど常識外れなことばかり、さすがに新間氏のやり方についていけなくなり、旗揚げシリーズも赤字に終わったことで浦田氏も「これはやってけない」と考えていたが、その一方で新間氏もUWFは失敗したと判断して新日本に吸収合併を持ちかけていたが、新間氏の誘いでUWFに移籍していた前田日明を始めとする選手やフロントが猛反発、フロントは引退していた初代タイガーマスクこと佐山聡を上げることを計画していたが、佐山側が出した条件が新間氏を排除することだった。選手やフロントは血判状を書いて浦田氏に改めてUWFに代表になって欲しいと要請、浦田氏も吸収合併に関しては事前に相談も受けなかったことで新間氏に不信感を抱いていたことで要請を受け、新間氏に退陣を求め新間氏はUWFを去った。
ところが浦田氏は社長になってからは災難続き、佐山のマネージャーであるショウジ・コンチャ氏を恐喝したということで逮捕されてしまった。この頃の佐山はサイン会など営業のギャラを巡ってコンチャ氏と揉め姿を消してしまうと、佐山を浦田氏が隠しているということでコンチャ氏が押しかけ、事務所の下である喫茶店で二人が話し合っていると今度はヤクザが押しかけてくる。コンチャ氏はとある人物に毛皮のコートを売却することを約束していたが金を受け取ったままコートを渡さなかったため、とある人物が怒りヤクザを使ってきたのだ。ヤクザはコンチャ氏に誓約書を書かせて帰ったが、その誓約書をなぜか置いて帰り浦田氏が持ち帰ってしまうと、コンチャ氏が浦田氏がヤクザを使って脅迫したと警察に訴え、浦田氏は逮捕されてしまう、浦田氏は実刑判決を受けたが執行猶予がついたが実際のところ冤罪だったが、佐山は結局コンチャ氏とヨリを戻しているという。
浦田氏は保釈されたがUWFは「シューティング・プロレス」路線でマニア的な人気を得るも、テレビ中継がないせいもあって興行的には苦戦。やっと『豊田商事』という大口スポンサーを見つけテレビ東京でのテレビ中継がスタートしたが、『豊田商事』は悪徳ペーパー商法で社会的注目を浴びていた。そして会長だった永野一男氏が右翼によって刺殺される事件が発生し、この一件でUWFのテレビ中継は僅か2回で終了してしまう。そして前田と佐山が団体の方向性を巡って対立するとセメント事件が発生するが、その裏では浦田氏は前田の師匠である田中正悟氏から金を騙し取られ、浦田氏は選手を引き受けてもらうために全日本プロレスのジャイアント馬場さんと交渉し破格な条件をもらうが、今度はフロントのU氏が「オレ独りでもUWFを守る」と猛反発し、U氏は浦田氏が前科があることを理由に退陣を要求し全日本との話もなくなってしまう。浦田氏は旧UWFの負債を被る形で退陣したが、U氏は独りだけ新日本に再就職して裏切ってしまう。浦田氏は「フロントがしっかりしていたらUWFは続いていたかもしれませんね、フロントに関しては、あくまで長たる自分が悪いのだという気持ちも持っています」と語っていた。
浦田氏は人が良くて常識人だったと思う、しかし人が良いことにつけこまれてが金や人に振り回された、そういった人物を断ち切っていればUWFはもう少し違ったものになっていたかもしれない。救いだったのは前田を始めとした選手達から信頼されていたこと、退陣した後も選手らとは交流は続け、その縁で修斗のコミッショナーとなった。そういった意味では決して汚点でもなかったのではと思う。
ご冥福をお祈りします。浦田昇コミッショナーが昨日永眠いたしました。
— ISC/JSA事務局 (@ISC_JSA) 2014, 1月 17 -
やっぱり今年も大晦日という長い一日
<試合後のコメントなどはプロレス格闘技DXより>
12月31日 IGF「HEIWA Fields presents INOKI BOM-BA-YE 2013」 9123超満員札止め
◇第0試合◇
▼ダークマッチ/10分1本
△奥田啓介(10分00秒 時間切れ引き分け)△マイク・ジョー
◇第1試合◇
▼20分1本
鈴木秀樹 ▲将軍岡本(6分44秒 両者リングアウト)▲ボブ・サップ アレクサンダー大塚
◇第2試合◇
▼IGF中国人留学生ワン・ビン デビュー戦/20分1本
○ワン・ビン(3分06秒 片エビ固め)Xケンドー・カシン
※ボディスラム
◇第3試合◇
▼IGF MMAルールマッチ/5分3R
○ラマザン・エセンバエフ(2R、0分19秒 KO)X北岡悟
◇第4試合◇
▼IGF MMA・キックボクシングMIXルールマッチ/第1ラウンド、第3ラウンドは3分のキックボクシングルール、第2ラウンドは5分のMMAルール
○クラッシャー川口(2R、0分26秒 V1アームロック)X天田ヒロミ
◇第5試合◇
▼IGF MMAルールマッチ/5分3R
○フィリップ・デ・フライ(2R、3分43秒 スリーパーホールド)Xブレット・ロジャース
◇第6試合◇
▼IGF MMAルールマッチ/5分3R
○青木真也(1R、0分49秒 三角絞め)XTOSHI
<試合後>
青木「ただいま、本日はご来場いただきまして誠にありがとうございます。真剣勝負のプロレスとか言うけど、俺の中では全部一緒だから。このリングに上がった以上、目指すは頂点を目指します。猪木さん、来年もよろしくお願いします」
<バックステージにて>
【青木の話】「とにかく試合がどうこうよりも、最高に楽しい12月だったと思います。2013年はいい年だったんですけど、このイベントに参戦させてもらって、さらにいい年にさせていただいたというか。この大会に向けての一日一日が自分にとって楽しい日々だったので、猪木さんに感謝しております。(IGFのリングについては?)マットはちょっと滑るんですけど…そういうことじゃないですよね(笑) 本当に全てが今までと違って。記者会見で『懐が深いというか、おもむきがある』という言い方をさせていただいたんですけど、古き良き昭和のMMAというか。MMAルールじゃなくて異種格闘技だと思ってやっているんで、古き良き格闘技だと思います。(今後の参戦は?)凄く楽しかったので、もう1回やりたいんですけど、いろいろ許されるんだったら、IGFのルールでやってみたいなと思っているので。『また青木はふざけたことを言ってる』といろんな人が言うと思うんですけど、それが僕にとっての新しい可能性であり、やってみたいなという気持ちがありますね。(IGFにはベルトもあるが?)やっぱりやるんだったら上を目指したいし。とにかく鈴川さんとか藤田さんはもちろん、澤田さんを見て、人に見せるってこういうことだよねって。凄く学ばせてもらった1ヵ月だったので、そういうものを吸収する意味でも、やってみたい気持ちはあります。(対戦したい相手は?)鈴川さんは凄く怖いので、それ以外でお願いしたいです。そういうことを言うとそうなっちゃうんですよね。(いつもと違う気持ちでリングに上がったと?)澤田さん、鈴川さん、藤田さん、石井君もそうなんですけど、この人にも俺は食われちゃうなみたいな感覚になって。そういう意味で苦しかったですね。楽しかったんですけど。(バンナ、セフォー、アーツのようなK-1ファイターもいるが?)ちょっと勉強して。本当に興味があるんです」
◇第7試合◇
▼IGF MMAルールマッチ/5分3R
○ミノワマン(1R、3分47秒 レフェリーストップ)X澤田敦士
<試合後>
(裁定に納得しない澤田がレフェリーに抗議)
澤田「どうですか、お客さん。こんなんで納得いくか、この野郎。どこが倒れたんだよ。何だよ、これは!がヘブンだよ。何か言ってみろよ」
ミノワマン「おい、澤田。見苦しいぞ! 勝ったのは俺だ」
澤田「今からやるか?」
ミノワマン「勝ったのは俺だ!」
(澤田が引き揚げようとする)
ミノワマン「見苦しいところをすいませんでした」
(澤田が激怒して再び詰め寄るも、ミノワマンはリングを降り、澤田には“帰れコール)
<バックステージにて>
【ミノワマンの話】「(試合の感想を)無事に終わって良かったです。思ったより打たれ強かったですね。(澤田は試合を止めるタイミングが不服のようだが?)あのまま行っても生死の問題になる。試合は殺し合いではないので。(もう1回と言っていたが?)もう1回は分からないです。海外にも出たいですし。でも面白かった。(IGFにはまた上がる?)スケジュール次第ですね。チャンスがあれば、また出させて頂きたいです」
【澤田の話】「何がヘブンだ。アイツはレフェリーに助けられたんじゃないの? いつもIGFのレフェリーはチャラポラチャラポラしやがって。(止められたことに納得いかない?)そうだろ? あんなのスリップだろ? 全然記憶もあるんだよ。なんだ、このルールは。何がMMAだって。何がリアルプロレスラーだ。ルールに助けられてんじゃねぇかよ。レフェリーとグルになってるのか。冗談じゃねぇよ。バカなことをやってるんじゃねぇ。生きるか死ぬかの戦いをやれって。こっちは意識があるんだよ。(客席からは“もう一回"コールも起きたが?)言ってるんだろ? それが全てだよ。(再戦したい?)俺はいつでもやるよ。すぐにでも、明日でもいい。今日から、これからでもいいよ。効いてないもの。これだったら、ネクロ・ブッチャーのイス攻撃の方が100万倍強いって。ネクロ・ブッチャーの方が100万倍強いよ。(初のMMAルールだったが?)ルールは関係ないから。MMAだから何だって言うんだよ。バカなことをやってるんじゃねぇよ」
◇第8試合◇
▼IGFスペシャルタッグマッチ/45分1本
ジェロム・レ・バンナ ○レイ・セフォー(8分42秒 体固め)小川直也 X鈴川真一
※バンナのスリーパー
【バンナの話】「何も覚えてない。一箇所、顔をぶたれたことだけは覚えている。アーツ選手のような尊敬すべきファイターを舐めるような行為は許せない。ああいう形になるんだったら、ルールなんて関係ない。意地でも戦ってやる」
【セフォーの話】「お互いに戦ってきた選手とこうやって組めるということは、お金では買えないので、とても満足している」
【アーツの話】「鈴川は許せないから、ぶっ飛ばしてやりたい。(IGFに参戦する?)様子を見ながらだね」
◇第9試合◇
▼IGFチャンピオンシップ防衛戦 IGF MMAルールマッチ/5分3R
[挑戦者]○石井慧(3R終了 判定3-0)[第2代王者]X藤田和之
☆藤田が5度目の防衛に失敗、石井が第3代王者となる
☆立会人はエメリヤーエンコ・ヒョードル
<バックステージにて>
【石井の話】「初めてのベルトが取れて嬉しいし、ホッとしてます。けど、次はKOまたは一本で勝てるように努力していきたいですね。やっぱり猪木さんのベルトというだけあって、いろんな意味で重みが違いますね。(戦ってみたい相手は?)いつ何時誰の挑戦でも、どんなルールでも受けます。(藤田の印象は?)やっぱり高阪さんがセコンドに付いてて、研究されてるなという感じでしたね。(基本的にスタンドで戦おうと考えていた?)テイクダウンをしようと思ったんですけど難しくて。そこは課題ですね。(今後については?)IGFか海外か、どうなるかわからないですけど、また試合をしていきたいですね。(ローキックの手応えは?)ローキックはバンナ選手直伝なんで、それができて良かったです。(思い入れの強い藤田に勝てた気持ちは?)勝てたというよりも、藤田選手と戦えて、声を掛けてもらえたというだけで、自分自身、2013年の年末に勇気づけられたといいますか。『よし、また頑張っていこう』という風に思いました。(藤田は『世界を取って欲しい』と言っていたが?)IGFのチャンピオンになりましたんで。ここのリングでやることはもちろん、海外でやる時もIGFの代表として勝って、どこの団体でもチャンピオンになっていきたいと思います。(通常のIGFルールも考えている?)もし求められば何でもやります。どんな相手でも。(青木がベルトに興味を見せていたが?)誰の挑戦でも受けます。(猪木から言葉は?)『おめでとう』と。優しい顔をしていました。(これから闘魂のリングを引っ張っていく気持ちも強くなっていくと思うが?)そうですね。やっぱり猪木さんのようなカリスマ性をどんどん学んでいきたいと思います」
【藤田の話】「悔しくないよ。スッキリしたよ。フルラウンド、時間いっぱいまでアイツの気持ちを確かめたから。俺は満足だよ。そういう気持ち。アイツは立派になったね。これでいいんだよ。俺も一切手を抜かないでやったしね。金的に入ったけど、そんなことは言わないから。時代を動かそうというアイツの気持ちはよくわかった。効いたけどね。いいよ、執念だよ。立派だよ。最後なんて圧倒的にアイツが取ってるじゃん。アイツの拳を最後まで確かめたよ。(試合後にかけた言葉は?)これからはお前だよって。お前が日本の格闘界、プロレスを含めてね。それをお前が引っ張っていくんだよって。俺が達成できなかった世界を取れって。『わかったな』と言ったら『はい』って。(ベルトを取られたショックは?)ベルトはあとからついてくるもん。これでアイツはベルトを持って、その重みでしっかりと腰を据えて、前に進んで世界を目指せと俺は言いたいね。俺の役割は終わったよ。(ファンはここからの逆襲を期待するだろうが?)いくらでもカムバックできるけど、今日の試合に関しては新しい石井の力を体で確かめて。最後はノーガードでアイツのパンチを受けたよ。拳が本物かどうか体で確かめた。プロレスも格闘技もないんだよ。闘いだから。ハートだからね。アイツのハートは確かめたから。合格。あとはアイツの嬉しいコメントを取ってあげて。今日はどんちゃん騒ぎして喜んでくれよって。最高の試合だったよ。よく集中力がもった。俺も3ラウンドやることは滅多にないんだけどさ。負けてベルトを取られたんだけど、晴れ晴れしてるよ。俺もいい年を越せたよ。ありがとう」
【猪木の話】「(今大会の総括は?)みんな一生懸命やりました。ただ、まだ進化していかなきゃいけないと。試合数が少ないということで、若手がなかなか育ちにくいというのもありますが、ワン・ピンとか。前から言っているように、中国もこれからですし、とにかく毎日試合をしても追いつかないぐらいの市場は世界にあるんでね。早く世界を背負ってくる若手が育ってくれればいいなと。今日は藤田も、まあ歳のことは関係ないかもしれないけど、よく頑張ったと思います。(新王者の石井に関しては?)これは俺が直接あんまり触ってないんでね。これからいろんな世界を見て、その上で視野を広げていくというか。目指したことは必ず実現するという。俺の場合も、人生を振り返るとそういうことがあるんでね。理想を高くして、また人が喜ぶために。選手ひとりひとりにプロ意識を持ってもらいたいと思います。(石井にもプロ意識を持ってほしいと?)プロ意識が何なのか。俺自身も自分の感性でしか捉えようがないんで。それぞれが体験しながら。とにかく来年は凄いイベントが控えていますんで。その大会に臨んだ時に物怖じしないように。これから仕掛けていくのは私の役割ですけども、中身を固めるのは若いIGFのスタッフ、選手たちなんで、大いに勉強してもらいたいと思います。(メインの勝敗をわけたのは?)アクシデントはしょうがないですね。金的に入った時のつらさというのはわからないでしょうけど。もう1回再戦したらいいんじゃないですか。勝っても負けても、そういう意味ではスカッとした試合をしてもらいたいです」『天下統一!大晦日年越しプロレス2013』 後楽園ホール 1194人
◇第1試合◇
▼天下統一!三団体最強決定トーナメントAブロック1回戦
○伊東竜二(7分57秒 体固め)Xアントーニオ本多
※ドラゴンスプラッシュ
◇第2試合◇
▼天下統一!三団体最強決定トーナメントAブロック1回戦/10分1本
○入江茂弘(2分33秒 片エビ固め)X梶トマト
※フライングソーセージ
◇第3試合◇
▼天下統一!三団体最強決定トーナメントBブロック1回戦/10分1本
△旭志織(10分00秒 時間切れ引き分け)△石川晋也---延長戦1カウントフォール---
○旭志織(0分56秒 逆さ押さえ込み)X石川晋也
◇第4試合◇
▼天下統一!三団体最強決定トーナメントBブロック1回戦/10分1本
○岡林裕二(5分23秒 エビ固め)X関根龍一
※パワーボム
◇第5試合◇
▼天下統一!三団体最強決定トーナメントCブロック1回戦/10分1本
○HARASHIMA (8分18秒 体固め)XKAZMA SAKAMOTO
※蒼魔刀
◇第6試合◇
▼天下統一!三団体最強決定トーナメントCブロック1回戦/10分1本
△橋本和樹(10分00秒 時間切れ引き分け)△ヤス・ウラノ---延長戦1カウントフォール---
○ヤス・ウラノ(1分32秒 首固め)X橋本和樹
◇第7試合◇
▼天下統一!三団体最強決定トーナメントDブロック1回戦/10分1本
○竹田誠志(8分14秒 ジャーマンスープレックスホールド)X石井慧介
◇第8試合◇
▼天下統一!三団体最強決定トーナメントDブロック1回戦/10分1本
○真霜拳號(7分35秒 体固め)X河上隆一
※真剣
◇第9試合◇
▼蛍光灯4WAYタッグデスマッチ/30分1本
○木高イサミ 宮本裕向(13分45秒 片エビ固め)MASADA X高橋匡哉
※13分45秒、ダイビングダブルニードロップwith蛍光灯 あと2チームは石川修司&稲松三郎、ダニー・ハボック&塚本拓海
◇第10試合◇
▼天下統一!三団体最強決定トーナメント二回戦/10分1本
○伊東竜二(6分34秒 横入り式エビ固め)X入江茂弘
◇第11試合◇
▼天下統一!三団体最強決定トーナメント二回戦/10分1本
△岡林裕二(10分00秒 時間切れ引き分け)△旭志織---延長戦1カウントフォール---
○旭志織(2分27秒 後方回転エビ固め)X岡林裕二
◇第12試合◇
▼天下統一!三団体最強決定トーナメント二回戦/10分1本
○HARASHIMA (4分47秒 エビ固め)Xヤス・ウラノ
◇第13試合◇
▼天下統一!三団体最強決定トーナメント二回戦/10分1本
○真霜拳號(7分27秒 無道)X竹田誠志
◇第14試合◇
▼男色ディーノプロデュースによる試合 ロイヤルランブル
○大橋篤(27分20秒 オーバー・ザ・トップロープ)Xヘラクレス千賀 Xツトム・オースギ
☆退場順=[1]リッキー・フジ[2]佐藤光留[3]中澤マイケル[4]バラモンシュウ[5]バラモンケイ[6]星野勘九郎[7]稲葉雅人[8]“黒天使"沼澤邪鬼[9]KUDO[10]大石真翔[11]福田洋[12]ヒロ・トウナイ[13]高尾蒼馬[14]ジェイク・クリスト[15]デイブ・クリスト
◇第15試合◇
▼天下統一!三団体最強決定トーナメント準決勝/15分1本
△HARASHIMA (15分00秒 時間切れ引き分け)△旭志織---延長戦1カウントフォール---
○HARASHIMA (0分27秒 エビ固め)X旭志織
※蒼魔刀
◇第16試合◇
▼天下統一!三団体最強決定トーナメント準決勝/15分1本
○真霜拳號(4分39秒 体固め)X伊東竜二
※垂直落下式ブレーンバスター
◇第17試合◇
▼天下統一!三団体最強決定トーナメント決勝戦/時間無制限1本
○HARASHIMA (17分27秒 エビ固め)X真霜拳號
※スワンダイブ式蒼魔刀
☆HARASHIMAが優勝
【HARASHIMAの話】「初めてのこういうワンナイトトーナメントというものに参加させてもらいまして、優勝ができて本当にうれしいです。何言えばいいんですか? いっぱいいっぱいですよ。4試合? シングルで単純にトーナメントで4試合はないと思います。年越しの夜中にやる時点で普通じゃないのに、4試合やる機会もないですからね。ある意味、貴重な日に集まって、いい興行ができたのかなと思いますね。勝ててうれしいです。(アイアンマン王座も守ったが?)これで年越したかったんで、落とさなくてよかった。いつ落とすかわからないので、いつも入場の時巻いてたけど、獲られなくてよかった。(真霜と決勝を争ったが?)強いですよ。お互い万全じゃない状態で戦ったので、彼がやりたいのなら、万全の状態でもう一回やりたいですよ。(真霜のどこに強さを感じた?)やっぱり打撃の一発一発。今回、垂直落下のブレーンバスターだけは絶対食らうもんかと。そこを食らわなかったのが僕の勝因だと思います。(準決勝の旭戦も苦戦を強いられたが?)15分いって、そのあとの1カウントで相当焦りましたね。あっちはそういう試合が得意じゃないですか。でも楽しかったです。(3団体最強となったが?)一応、最強トーナメントといって勝ったんですけど、あくまでもトーナメント。今回のトーナメントはたまたま僕が勝ったのかなと。今回、出てない人もいるし、実力を出しきれないで負けていった人もいると思うし、俺が一番強いと威張れるもんじゃないです。一応、一番になったんで、僕と戦いたい人はどんどんやってみたいですね」
【真霜の話】「負けました。2013年最後にして2014年最初、負けちゃいましたね。勝てばアイアンマン獲れるチャンスだったんですけど、幸先悪いですね。これはもう今年、2014年の年末もう一回やりましょう。やってください。リベンジします。今度は優勝。以上です。それしか言うことありません。(HARASHIMAと久々の一騎打ちとなったが?)久々というかちゃんとした一騎打ちは初めてだと思いますよ。万全の状態でもう一回と言いたいですね。HARASHIMAさんへのメッセージとして、今日の負けは負けとして受け止めましょう。でも万全の状態でもう一回やりましょうということですね」
【登坂社長、高木社長、TAKA社長の総括】
▼高木社長「3団体最強を決めるという凄いクオリティの高い、どの試合もクオリティが高くて、本当に3団体のレベルの高さというか、どこに出しても恥ずかしくない試合の連続でした。逆に自信が持てたというか」
▼TAKA社長「試合に関しては新鮮であり、激しくあって、楽しくもあって、面白かった。最初は一日でトーナメントはどうかと思ったけど、10分1本勝負、延長1カウントが緊張感を生んだ。旭志織、ヤス・ウラノ、頭を使った選手が生き残れる面白いトーナメントだったと思います」
▼登坂社長「1回戦は適正の妙も含めて面白かったし、2回戦以降も各選手が個性を出して面白かった。抽出された決勝戦も素晴らしかった。ウチの関本が出られなくて残念ですが、次の機会で」
――今後も3団体トーナメントを行っていく?
▼高木社長「各団体が真霜選手にしても、大日本の選手にしても、まだまだもう一丁というのがあると思うんで、そこは個々のお互いの交流の中で出てくるものがあるんじゃないかと思います。あくまで大みそ日という舞台は年に1回やるもんじゃない。4年に1回、超人オリンピック的な感じがいいんじゃないですか」
▼登坂社長「切磋琢磨してそれをもって4年後とかにやれれば。次回やる時はジャンケンから始まります。有象無象のレスラーが新木場に集められて周りの人間とじゃんけんするところから始まると思います」
▼高木社長「4年後、どうなんですかね。あの地域がオリンピックでどうなってるか。あればいいんですけど。オリンピック村になってるかもしれない」
▼登坂社長「オリンピックの熱があるところに我々も乗っかってやりますよ」
▼高木社長「いいですね、プロレス村オリンピック。2006年にやったレッスルEXPOも伝説になってますから。電流爆破中に停電するという」
▼登坂社長「EXPOやって、次はオリンピックを目指そうという流れになってますので」
▼高木社長「この大みそ日シリーズ何年ぐらいですかね。9回目ですよね。例年バラエティ色豊かな感じですけど、たまにはこういうピリッとした勝負論に根付いたものもいいかなと。最初はトーナメントだけって話だったけど、ああいう牛乳のコーナーができたり…」
――3社長の扱いが年々、雑になっている感があるが?
▼登坂社長「汁男優以下ですよ」
▼高木社長「紅白の最中に大島優子さんが卒業を宣言して騒然とお茶の間がなったらしいですけど、我々も次の代表に託すことにしましょうか、我々は卒業しましょう。代表一人ずつ出して」
▼登坂社長「誰出せばいいんだろう」
▼TAKA社長「ウチは関根か永井かな」
▼高木社長「ウチもディーノがバラエティを卒業したいと言ってたんで福田洋ですかね」
▼登坂社長「ウチには大橋がいますから」
▼高木社長「出来上がってきましたね」
▼TAKA社長「1年後は何が起こってるかわからないよ」
▼高木社長「外部プロデューサー導入しましょう」
新年、あけましておめでとうございます!、
午後3時からはIGFをニコ生にて視聴、メインはIGF王座をかけて藤田が石井の挑戦を受けMMAマッチでの対戦となるが、試合は石井が藤田の左膝めがけてローキック攻めを展開し、序盤は冷静に対処していた藤田も動きが鈍り出す、第2Rも石井はローキックだけでなく頭部への膝蹴りも織り交ぜて攻めるが、石井の放ったローキックが藤田の股間に直撃し、藤田の回復を待ってインターバルとなるも、試合再開後も藤田は執拗にローキックを放って勢いを止めない、第3Rも石井の執拗なローキックの前に藤田が耐え続ける展開が続いて試合終了、裁定の結果3-0で石井の勝ちとなって王座が移動となった。
セミの暴走王、鈴川vsアーツ、セフォーはK-1勢がタッグマッチが上達しているのか、見事なチームワークで主導権を握ったのに対し暴走王組は互いに信用していないのかチームワークはバラバラ、タッチやカットに入るがお互いに頼りないといった感じで入っていった。終盤には暴走王は鈴川を見捨てるかのようにセコンドのアーツに襲い掛かり、鈴川は力尽きるかのようにセフォーにフォール負け、試合後は暴走王が鈴川と仲間割れとなってアーツに襲い掛かりながらバックステージへ引き揚げるが、積極的というわけでなくじゃれあっていた印象を受けてしまった。
澤田vsミノワマンのMMAルールマッチは、ミノワマンは打撃で圧倒しルールに慣れていない澤田は防戦一方となる。澤田は打たれ強さを活かして耐えるが記憶が飛んだのか何度も倒れ、遂にはレフェリーが試合をストップとなった。試合後はアピールをするミノワマンに対し澤田が何度も食い下がるも、館内は大ブーイングで「帰れコール」、ホームであるリングで帰れコールは澤田にとって屈辱だったと思う。今回の澤田は慣れぬMMAの前に敗れた試合でもあった。
IGFは石井が王者となり、青木も継続参戦をアピールしたことから、ますます格闘技色が強くなっていくという印象を受けてしまった、演出もかなりPRIDEまたDREAMも意識していたことから、これからの大晦日の格闘技はDREAMからIGFに取って代わったというのを充分にアピールできた大会だったのではと思う。
19時からは「年越しプロレス~天下統一!三団体最強決定トーナメント」をSAMURAIで視聴したが、前日となって大日本プロレスの関本大介が29日の大日本後楽園大会で膝を負傷し欠場することが発表された、年越しプロレスに関してはトーナメントには伊東が代役出場することになったが、元旦のZERO1後楽園大会、5日のNOAH後楽園大会は欠場となり、ZERO1は曙と組んで保持していたインターコンチネンタルタッグは返上、NOAHはGHCタッグ王座挑戦は無期延期となったが、欠場するだけで大日本だけでなくNOAHやZERO1に影響を及ぼすとは、それだけ関本は各団体から信頼されているということなのかもしれない。トーナメントは1~2回戦は10分1本勝負、延長戦は1フォールというルールが組まれたが、10分の間に試合を組み立てて勝利を収める選手もいれば、10分まで粘り延長1フォールルールを生かして丸め込んで勝つ選手がいるなど様々だったが、ルールを生かしたのはK-DOJOの旭でちょっとした隙を突いて丸め込み、1回戦では石川、2回戦は岡林など大日本勢を連破する、真霜も河上、そして伊東と連破して決勝へ進出、旭は準決勝ではHARASHIMAと対戦し15分時間切れに持ち込んで延長戦へと突入も、モダンタイムスを凌いだHARASHIMAがスワンダイブ式蒼魔刀から押さえ込んで1フォールを奪い決勝に進出し、決勝はDDTのKO-D、K-DOJOのS-Kの王者対決となる。
試合は真霜が蒼魔刀封じの足殺しを展開すれば、耐えるHARASHIMAはカウンターの膝蹴りで応戦、しかし勝負を焦ったか蒼魔刀狙いは真霜がアンクルホールドで捕獲し膝十字や足四の字で追い詰めにかかる。真霜は真剣から垂直落下式ブレーンバスターで勝負に出るが、HARASHIMAはリバースフランケンで切り返してから蒼魔刀を炸裂させ、再度真霜が垂直落下式ブレーンバスターを狙うも、HARASHIMAは膝蹴りで阻止してからハイキック、つるべ落としからのスワンダイブ式蒼魔刀で3カウントを奪いトーナメントを制した、最後は激戦で年越しプロレスを締めくくった。
感想は来年(今年だが)も開催してほしいということ、お祭だけでなく激しさもプロレス、制限されたルールということでトーナメントも盛り上がり、最後は王者同士の対決で締めくくることが出来た。トーナメントとしても価値は上がったのではと思う。
2014年も始まった、果たしてどういう年となるか・・・今年もよろしくお願いします! -
レスラーからラーメン職人へ・・・「麺場 力皇」へ行ってきました!
今日は元NOAHの力皇猛が5日に奈良県天理市でオープンしたラーメン店「麺場 力皇」を訪れた。
店の前にはNOAH勢や全日本プロレスのバーニング勢、小橋建太、高山善廣、佐々木健介、タレントの円広志からの花輪が飾られていた。
中からいきなり力皇本人から「いらっしゃいませ!」と声をかけられ、本人からの案内で自分はカウンターに座った。店の中は用意された席は埋まり盛況、しばらくして店の外で待っている客もいた。
注文したのは餃子一人前と力皇チャーシュー麺、力皇自慢のつくね入りのラーメンだったが、普段はチェーン店のラーメンやインスタントラーメンを食べる自分にしてみれば、本格派のラーメンを食べるのは初めて、麺も太く、チャーシューも厚いし、つくねも美味い、スープまで完食させてもらったが、この一杯だけで充分に満足させた。
レジも力皇本人が会計、自分も恐縮してしまったが、その姿はレスラーではなくラーメン職人そのものだった。また食べに行きます!
「麺場 力皇」は奈良県天理市別所町81―8 通眞ヨシエビル1階。最寄り駅はJR桜井線と近鉄天理線の天理駅。 -
今年の更新予定
今年もあと僅かとなりましたが、今年もプロレス多事争論を4~5回にわたって更新をする予定となっています。
そして今年のブログ更新は緊急ニュースがない限りは30日までとさせていただきます。 -
四日市オーストラリア記念館の想い出
11月29日の大日本プロレスをもって四日市オーストラリア記念館でのプロレス興行は最後を迎える。最近では新日本プロレスでも同会場を使用するなど三重県でのプロレス常打ち会場として定着していたが残念としかいいようがない。
オーストラリア記念館での観戦は数多いが自分にとっても想い出が多い会場でもある、初めて会場を訪れたのは1996年1月22日の全日本プロレス、この日はジャイアント馬場さんの誕生日だということで観戦することになり、馬場さんへの誕生日プレゼントとして伊賀饅頭を買ってバスに乗っていた馬場さんにプレゼントした、側近だった和田京平レフェリーがプレゼントを受け取ると馬場さん本人から「ありがとう」と返事をくれたのを今でも憶えている、ファンの中には馬場さんサイズのセーターをプレゼントしたり、選手らが練習が終わると馬場さんにハッピーバースデーを全員で歌う声が会場から漏れたりしていた。
あと一つは2005年6月のZERO1-MAX(現ZERO1)、メインは大谷晋二郎と当時ZERO1に在籍していた大森隆男が組んで佐藤耕平、横井宏考(引退)と対戦したが、試合中に三つあるコーナーポストの一つがはずれるというハプニングが発生する、しかし大谷らは二本のロープだけで試合を続行、大谷も必死でファンを沸かせ、これぞプロレスラーという試合を見せつけた。またセミでは田中将斗と当時在籍していた佐々木義人がシングルで対戦し、田中が義人にテーブル貫通スーパーフライを投下するなどド迫力マッチを展開、観客動員は芳しくなかったが、大谷たちの一生懸命を見た大会だった。
想い出多き会場であるが11月をもって閉鎖となる、円形型の会場で広くはなくエアコンがなくとも後ろからでも見やすい会場でもあった。 -
25日発売のGスピリッツは「四天王特集」!
Gスピリッツvol.29『四天王特集』は、引退を決めた田上明と盟友・川田利明の聖鬼軍ボヤキ対談、自伝とは一味違う小橋建太2万字インタビュー、渕正信×秋山準の王道対談「四天王プロレスの正体」の3本立て!
— G SPIRITS (@g_spirits) September 20, 2013
宣伝になってしまうが25日発売のGスピリッツで「四天王特集」が組まれることになった、5月に小橋建太が引退し、12月に田上明が引退、川田利明もほとんど引退状態であることから、今年で四天王プロレスは終焉の年を迎える。
1992年にジャンボ鶴田が病気で倒れ一線を退き、翌年から全日本プロレスは故・三沢光晴、川田、小橋、田上を中心とした四天王プロレス時代へと突入、90年代の全日本プロレスを牽引してきた。
四天王プロレス時代の全日本はそれまでの全日本を超えられたかというと、鶴田の存在がまだまだ健在であれば、四天王プロレスの時代の誕生が遅れ、短いものとなっていたと思う、ジャイアント馬場さんが前座へと退き、鶴田が病気で倒れ、天龍源一郎も全日本を去った、当時の全日本の流れが四天王プロレスを生み出し一時代を築いた。
四天王プロレスが過ぎたと思ったのは三沢が全日本を離脱する前後あたり、三沢らも激闘のツケが出て骨折などケガが多くなった。そして三沢らが川田を残してNOAHを設立したが、四天王プロレスのスタイルが出来たのは秋山準までで、NOAHの選手らも四天王プロレスを意識したが結局は超えられなかった。
四天王プロレスとは何か?全日本の一時代を築いた一つのムーブメントであり、格闘技全盛の時代の中でプロレスの凄さというものを伝えたものだったのではと思う、その四天王プロレスも田上の引退で終焉となる・・・ -
四日市オーストラリア記念館の取り壊しが決定・・・
毎日新聞より
1970年の大阪万博のパビリオンで、閉幕後に三重県四日市市羽津甲に移設された「オーストラリア記念館」の取り壊しが18日、事実上決まった。運営する財団法人が今年11月末で解散することに伴い、施設の引き受け手として残っていた四日市市が、拒否の方針を表明したため。今後開かれる財団法人の理事会で取り壊しが正式決定される見通し。市は引き受け拒否の理由について、財団の財産は11月末見込みで1億1000万円あるものの、運営するためには耐震補強費が5900万円かかるほか、外壁改修など老朽化対応で7960万円が必要で、赤字運営により、毎年300万円程度の持ち出しも生じることなどを理由とした。市議会の一部には「大阪万博のわずかな残存施設」として、存続に向けて県と協議を求める声もあるが、市の決定が変わる可能性は低いという。
恐竜のような形で知られる記念館は、四日市と豪・シドニーの姉妹港協定が縁で、73年移築された。展示室の利用者は2006年度の2万9736人をピークに減少、11年度は6626人だった。
記念館の存続を巡っては、国の公益法人改革で解散を余儀なくされる財団法人日本万国博オーストラリア記念館が、構成団体の四日市市や県、四日市港管理組合に受け入れを打診。同港管理組合や県は既に拒否している。
4月28日のブログでも更新した三重県のプロレス常打ち会場である四日市オーストラリア記念館の取り壊しが正式に決定した。
三重県のプロレスの常打ち会場、四日市オーストラリア記念館が存続の危機に!
自分も4月には新日本プロレスを観戦するために訪れ、9月にはDDTの初進出が決定している、この会場は自分にとって思い出深い会場だけに存続して欲しかったが・・・、思い出に関しては後日更新するが、非情に残念である・・・
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三重県のプロレスの常打ち会場、四日市オーストラリア記念館が存続の危機に!
大日本プロレス4月27日、四日市オーストラリア記念館大会で四日市市の市議が挨拶、その際にオーストラリア記念館の存亡の危機に晒されていることが明らかになった。
理由は老朽化、耐震性、使用率の低下など、オーストラリア記念館は四日市港とシドニー港との姉妹港のシンボルとして、日本万国博覧会(1970年)のオーストラリアパビリオンを移築。オーストラリア関連展示を展示室にて常時行っており 愛・地球博で展示された巨大カモノハシ模型も展示されている。
今では三重県におけるプロレス常打ち会場の一つ、隣の四日市ドームよりは大きくはないが、その分後ろからも見やすいのが特徴、だがエアコンがないのが欠点。
自分もオーストラリア記念館での観戦は思い出が多いだけに存続して欲しい。何か存続のための運動があれば協力したいと思う。 -
プロレスは短絡的で簡単なものではない!
今週発売の週刊プロレスの佐藤正行編集長が編集後記で
「物議をかもす全日本・白石伸生オーナーが、自らフェイスブックで今度は『長州力と闘う』と言い出した。(中略)、新日本も全日本も、そして他団体も同じプロレスという土壌の上で成り立っている。『ガチンコ』も『やらせ』もない。にもかかわらず、短絡的な二元論でしかプロレスを語れないのであれば白石オーナーは今後、業界の誰からも相手にされなくなくなるだろう。これは外から来た人間をスケープゴートにしているのではない。プロレスというジャンルの奥深さを、白石オーナーには理解してほしいのだ。」
自分もプロレスファンを始めて30年が経過した、最初は二元的なものから始まっていった、奥深さを知れば知るほど面白くなっていく、知ったかと言われるが30年経過した現在でもプロレスに関しては勉強中、いやプロレスファンを続ける限りはずっと勉強だと思っている。プロレスの奥深さとは何か?人間の奥深さを知ることだと思う、プロレスとは人間の鍛えた体だけでなく心理面や喜怒哀楽など全て詰まっているもの、人間の全てが詰まっているのがプロレスというものだと自分は考えている。
しかし白石オーナーは「ガチンコ」「やらせ」などで短絡的に済ませてしまう、おそらくだがこの佐藤編集長の見解も「広告料をもらっている新日本プロレスからの圧力」で済ませてしまうと思う、しかしそんな短絡的な考えで白石オーナーの言うプロレス革命が成り立つとは思えないし、全日本だけでなくプロレス界全体が短絡的になってしまったら、それでこそプロレス界全体が終わるときなのではと思う。
今週の週刊プロレスで佐藤光留が「レスラーにはレスラーの法律があるんですよ。これが路上で僕が白石さんを襲ったなら、警察に言ってくださいってなるけど、リングの中で白石さんを襲っても警察は入って来ないんですよ。
リングの中は誰も助けてくれないですよ。一般人がリングに上がることのなにが悪いって。何も悪くないですよ。ただ、上がったら、プロレスラーの法律で裁いてくれって言ってるのと同じですから。過去にこういうことがあったとか関係ない。いまここのリングでおこなわれていることですから。だから仮に2度目ああいうことが合ったら、確実に仕留めますよ。」とプロレス界の常識を出していたが、おそらくだが白石オーナーは自分の常識を持ち出して対抗すると思う、白石オーナーの現在の考えはプロレス村という常識を根本的に叩き潰して、自分の常識を無理やりにでも押し付けようとしている、しかし「ガチンコ」「やらせ」という短絡的な常識だったら御免だと思うし、それがプロレス界全体にまかり通るならプロレスは自分はプロレスファンをやめるときだと考えている。
プロレスとは簡単そうで難しいジャンルでもあるが奥深さを知れば知るほど面白くなる、最後にプロレスファンのみなさん「プロレスを楽しみましょう!」 -
オカダ・カズチカがMVP・・・・レインメーカーのインパクトもドラゲーは?
東スポ プロレス大賞結果
【最優秀選手賞(MVP)】オカダ・カズチカ
【年間最高試合賞(ベストバウト】オカダ・カズチカvs棚橋弘至(IWGPヘビー級選手権=6月16日、大阪・ボディメーカーコロシアム)
【最優秀タッグチーム賞】GET WILD(大森隆男&征矢学)
【殊勲賞】森嶋猛
【敢闘賞】アブドーラ・小林
【技能賞】中邑真輔
【新人賞】橋本大地
【女子プロレス大賞】愛川ゆず季
東京スポーツのプロレス大賞が発表され、今年のMVPはオカダとなった。MVPのノミネートは同じ新日本の棚橋弘至、NOAHの森嶋猛が選ばれたが圧倒的票数でオカダとなったという。自分的には1年間王座を守り通した森嶋やDRAGON GATEのCIMA、大日本プロレスのアブドーラ小林も候補に入るのではと思ったが、それだけオカダのインパクトが強かったということなのかもしれない。ベストバウトに関してもオカダ絡みとなったが、自分的には10月8日両国の棚橋vs鈴木も評価されてもいいのではというのが感想。
タッグに関してはGET WILDは文句なし、DRAGON GATEのジミーズと決戦投票までいったというが、GET WILDは二人は今年の全日本の立役者、妥当でもあるが、ドラゲーでは帰ってきたベテラン軍のほうが実績的に高いのに、ジミーズが候補に入って決選投票までいくとは・・・敗れれば解散と迫られているだけに解散させづらいのかもしれない。三賞に関しても敢闘や技能に関してもCIMAがいいところまで行ったのだが、東スポ大賞はドラゲーにとってハードルが高い。
今年の東スポ大賞はレインメーカーのインパクトと、ドラゲーにとってハードルに高さを感じた。
また現在、伊賀プロレス大賞2012 ベストキャラクター賞と女子プロレスMVPの投票も受け付けてます投票はこちら http://iga23.iga-log.com/Entry/153/
投票をお待ちしてます! -
管理人から重大発表!
管理人から重大発表!
明後日から12月、年末に向けてまとめて発表します!
まず11月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行のお知らせ!
投票受付日が決定していなかった、11月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行&シリーズの投票受付日が決定、12月3日から投票受付を開始します。
12月 1日 18時にノミネート発表
12月 3日 午前0時より投票受付開始
12月10日 午前0時に投票受付締め切り
12月10日 19時頃に投票結果発表
次に
2012年度伊賀プロレス大賞の投票日程が決定しました!
こちらも投票日程が決定していなかった伊賀プロレス大賞2012の投票受付日程が決定しました。
12月 8日 18時に女子プロレスMVP、ベストキャラクター賞のノミネート発表
12月10日 18時に女子プロレスMVP、ベストキャラクター賞の投票受付を午前0時に開始
12月15日 18時に最優秀新人賞 ベストタッグチーム ベストユニット賞のノミネート発表
12月17日 女子プロレスMVP、ベストキャラクター賞の投票受付を午前0時に終了
最優秀新人賞 ベストタッグチーム ベストユニット賞の投票受付を午前0時に開始
12月22日 18時に殊勲賞 敢闘賞 技能賞のノミネートを発表
12月24日 最優秀新人賞 ベストタッグチーム ベストユニット賞の投票受付を午前0時に終了
殊勲賞 敢闘賞 技能賞の投票受付を午前0時に開始
12月31日 殊勲賞 敢闘賞 技能賞の投票受付をの投票受付を午前0時に終了2013年
1月 9日 2012年度伊賀プロレスMVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行のノミネートを発表(発表日時未定)
1月11日 2012年度伊賀プロレスMVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付を午前0時に開始!
1月18日 2012年度伊賀プロレスMVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付終了2013年度の場合は変更の場合もあるため、変更のときは追って発表します。
以上に決定しました。投票をお待ちしています。
最後に今年も1年を振り返る意味で「プロレス多事争論2012」を更新します!
そしてこのブログも年内の更新予定は12月31日までです。今年もあと僅か・・・よろしくお願いします