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1月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行のお知らせ
投票受付日時が決定していなかった1月の月間MVP、ベストバウト、シリーズ&興行の受付日時が決定、2月4日の午前0時から投票受付を開始します。
また今年から1位が複数いた場合は決戦投票を行います(投票は忍者ツールのアンケートフォームを使用します)なお決戦投票を行う場合は結果発表は2日間後に延期させていただきます
2月 2日 ツイッターで午後7時00分ノミネートを先行発表、当ブログでは午後10時00分から
2月 4日 午前0時投票受付開始
2月11日 午前0時投票受付終了 結果発表投票よろしくお願いします!
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金丸がまさかの裏切りで潮崎に“時限爆弾”が爆発!杉浦が丸藤の顔面をイスでフルスイングしGHC王座奪取!1月31日 NOAH「GREAT VOYAGE 2016 in YOKOHAMA」神奈川・横浜文化体育館 2573人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「GREAT VOYAGE 2016 in YOKOHAMA」オープニングマッチ/30分1本
高山善廣 クワイエット・ストーム ○大原はじめ 平柳玄藩(9分17秒 ムイビエン)小川良成 齋藤彰俊 熊野準 ×清宮海斗
◇第2試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○金丸義信(7分36秒 高角度首固め)×エル・デスペラード
◇第3試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○シェルトン・X・ベンジャミン(10分38秒 アンクルホールド)×北宮光洋
◇第4試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
×マイバッハ谷口(2分42秒 両者リングアウト)×飯塚高史
▼再試合
○マイバッハ谷口(8分5秒 片エビ固め)×飯塚高史
※マイバッハプレス
◇第5試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合/60分1本
[第25代選手権者]○原田大輔 小峠篤司(16分1秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者]タイチ ×TAKAみちのく
☆原田&小峠組2度目の防衛に成功
【試合後の原田&小峠】
――防衛した今の気持ちは?
▼原田「嬉しいですよね。あいつらにベルトを盗まれていたんで、それを奪い返せて」
▼小峠「まあ、原田のおかげかな。勝てて良かったです」
――今日の試合ではセコンドに入ったデスペラード選手を含めて、鈴木軍ジュニアに完勝と映ったが?
▼原田「去年からずっとやってるんでセコンド使った手も読めてますし、このベルトを取り返したのはTAKA&デスペラード組で、今日TAKA&タイチ組を倒したんで、鈴木軍ジュニアは終わりかなと。タイチがもう1人連れてくるようなジェスチャーしてましたけど、連れてこいよって。俺たち2人なら絶対負けへんて。それだけです」
――小峠選手は試合後にタイチ選手と言葉を交わしていたように見えたが?
▼小峠「あいつなりにおちょくってきて、鈴木軍が流行らしている"時限爆弾"とかけてきたんでしょうけど、俺はノアを裏切る気もないし、相方を裏切る気もないんで。でも、ちょっと思うところはあって…会社の人間いますか?」
※ノアスタッフにベルトを渡す
▼小峠「やっぱりタイチから取るまではこのベルト巻けないなと思ったんで。苦い思いしかしてないんで。もう一度あいつと再戦があるなら、次のシリーズ中どこでもいいんで、あいつに勝つまではこのベルトを巻かないようにします。すみません、勝手なこと言って。タッグチャンピオンではあるんですけど、去年一年間恥をかかされ た分、俺があいつに勝たないと、これからのプロレス人生進めないと思うんで。こんな勝手な行動は自分らしくないですけど、絶対自分の腰に巻けるように自信を取り戻しますんで」
――この場でシングルマッチを要求すると?
▼小峠「シングルかはわからないですけど、俺があいつからピンフォールを取る。その結果を出すまでベルトを巻けない。そう思ったんで。必ずあいつから取ります。キルスイッチでがっちり3カウントを」
――ジュニアタッグベルトをノアのあるべき場所に戻すという話があったが?
▼原田「そうですね。次こそはノア同士でやりたいなってのがありますね。タイチが帰り際に何かやってましたけど、僕から言わせれば口だけだなっての がありますから。小峠さんは"タイチから直接取りたい"って言ってますから、それにはもちろん協力しますけど、僕の願いとしてはこのベルトを巻く前に負けてる拳王&大原とやりたいなっていのがあります」
【タイチの話】「フフフ…。これで終わったと思うな。最初からテメエらなんていらねえんだ。これで終わったと思うな。鈴木軍ジュニア、俺ら3人だけだと思うな。楽しみにしてろ、お前ら。(小峠選手にベルトを渡した後、何か打診した?)フハハハ!」
◇第6試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第30代選手権者]○石森太二(15分19秒 エビ固め)[挑戦者]×拳王
※450°スプラッシュ
☆石森が初防衛に成功。
▼石森「もう誰でもいいですよ。今日、試合に介入してきた大原でもいいですし。アイツはなんか文句あるんだったらさ、1対1でやろうよ。全然いいよ。大原とやってもいいし、対鈴木軍を一匹一匹倒していってもいいしさ。誰の挑戦でも受けてやる」
――ダイビングフットスタンプは掟破りで狙っていた?
▼石森「そうですね。アイツが使っているのを食らってて、いつか出してやろうと思って隠してて。今日、いい具合に決まったんで、手応えを感じましたね。我ながら、あれはいいなと思いました」
【大原の話】「今日はたまたまアイツが勝ったかもしれないけどよ、俺たち、拳王&大原はじめはこれからだ! 今日は取れなかった。だけど俺らは次を見据えてるから。必ず俺らが巻き返す。俺らを見とけ! ケンオーハラ要注目だ!」
◇第7試合◇
▼GHCタッグ選手権試合/60分1本
[第33代選手権者]○ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.(15分51秒 片エビ固め)[挑戦者]中嶋勝彦 ×モハメド ヨネ
※キラーボム
☆アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.組6度目が防衛に成功
【アーチャーの話】「コングラチュレーション〜。お前ら、誰かが俺たちに勝てると思ったか? ヨネ、ナカジマが俺たちに勝てると思ったか!? このベルトを俺たちから奪えると思ったか!? ノー!だ。絶対にそんなことは起きっこねえ。永遠に俺たちはGHCタッグ王者だ。俺たちは日本一…じゃねえ! 世界一のタッグチームだ! If you want some come get some…欲しいものがあるなら獲りにこいや。リングに上がって俺たちの前に立つヤツらは、もれなく“死"が待ってるけどな!」
【スミスJr.の話】「ヨネ! ナカジマ! お前らは単発で俺たちに勝ったかもしれねえが、“ゴールド"は俺たちの手のなかだ。K.E.S.を止められるヤツはこの地球上に存在しねえ! そんなヤツがいるんだったらお目にかかりたいもんだぜ。まぁ、そんなヤツらがいたとしても、俺たちがぶっ壊してやる」
【中嶋の話】「あいつら逃がさねぇよ! 全然諦めねぇ! まだまだ! 全然諦めねぇ!」
◇第8試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/60分1本
○鈴木みのる(18分26秒 体固め)×潮崎豪
※ゴッチ式パイルドライバー
【試合後の鈴木&金丸】
――おめでとうございます。
▼鈴木「おめでとうじゃねえ、コノヤロー!」
――2つ目の時限爆弾は金丸選手だった?
▼鈴木「自分で聞けよ? 自分で聞いてみろよ?」
――いつから決意していた?
▼金丸「今までの鈴木軍を見てればわかるだろ! 俺は金と力が欲しいんだ。アイツの子守りなんてしてられねえよ」
――潮崎選手との第三勢力という見方は?
▼金丸「そんなの知らねえよ。勝手にマスコミが言い出しただけだろ?」
――いつから決まっていた?
▼鈴木「お前になんか教えない!」
――こうなってくると、第3、第4の時限爆弾も考えられる?
▼鈴木「ああ、2つとは言ってないぞ。どこにあるかな? 誰かな? いつかな? おい、ノア。跡形もなく粉々に消し飛ばしてやる。全てだ!」
◇第9試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○杉浦貴(31分21秒 片エビ固め)[第24代選手権者]×丸藤正道
※オリンピック予選スラム
☆丸藤が初防衛に失敗、杉浦が第24代選手権者となる
(勝利が決まると、鈴木軍の面々がリングを占拠。ノア勢を蹴散らしていく。加入したばかりの金丸は石森に垂直落下式ブレーンバスターをお見舞いした。場内はブーイングに包まれる。
丸藤が倒れる面前で、鈴木軍は総出でノアのフラッグを踏みつける。杉浦はベルトを肩にかけると、トロフィーを渡そうとする田上社長を威嚇。鈴木は「どけよ、ジジイ!」と暴言を吐いた。杉浦はトロフィーを蹴り飛ばし、田上社長とにらみ合う。)
鈴木「ざまあみろよ。おい、プロレスリング・ノア。そして、横浜。よく聞け。俺たち鈴木軍はな、このノアを全て破壊する。全てだ! テメエらも、この箱も、この船も、お前らの仲間の絆も、プロレスのスタイルも全てぶち壊してやる。よく見とけ。俺たち鈴木軍、イチバ〜ン!」
【試合後の鈴木軍】
▼鈴木「拍手ぐらいしろよ、お前ら。チャンピオンおめでとうぐらい言えよ! 言ってみろよ、コラ!」
――杉浦選手、GHCのベルトを取った今の気持ちは?
▼杉浦「…」
▼鈴木「うるせえな…うるせえな! 俺の前に立つんじゃねえ」
※鈴木は日本テレビのアナウンサーからマイクを奪い取る
▼鈴木「おい、日テレ。お前、日テレだろ。これ(カメラ)は日テレか? 日テレなんて見てんじゃねえぞ、コラ。鈴木軍だけ見てればいいんだよ。おい、プロレスリング・ノア、全て破壊するぞ、全て。てめえが火を点けたのは誰だかわかってんのか? プロレスの世界の王様たちに火を点けたんだ! 跡形もなく滅んでもらう! いいか、ゼッテエにテメエらだけは許さねえ。なんてったって、俺たち…鈴木軍…」
▼全員「イチバ〜ン!」
鈴木が予告した時限爆弾が謎のまま横浜文体大会を迎え、セミでは潮﨑が鈴木と対戦した。試合は潮﨑が逆水平を放つと場外へ逃れた鈴木はロープ越しのぶら下がり式腕十字で反撃、潮﨑が場外に逃れてもタイチが介入して潮﨑を痛めつける。
リングに戻った潮﨑に鈴木は徹底的に右腕攻めを展開するが、潮﨑は痛い右腕をかばいながらも逆水平で反撃してフライングショルダー、ローリング手刀を浴びせていくも、鈴木は張り手の連打で黙らせるとフロントハイキック、ランニングローキックで攻め立てる。
潮﨑は打撃戦から豪腕ラリアットを狙うが、鈴木は飛びつ き腕十字で切り返し、スリーパーで捕獲するも潮﨑はバックドロップで叩きつけると豪腕ラリアットを炸裂させ、鈴木はブロックするも潮﨑は左のラリアットからゴーフラッシャーを決め、再度豪腕ラリアットを狙うが第2試合でデスペラードを降し潮﨑のセコンドに付いていた金丸が足を掴んで妨害すると、動揺した潮﨑の隙を突いた鈴木がドロップキックを放ち、マウントナックルを乱打すると、金丸がジャージを脱ぎ捨てて鈴木軍Tシャツを披露して潮﨑にディープインパクトを決めてから、鈴木がスリーパーからのゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪い、鈴木が勝利。
試合後の鈴木は金丸と共に潮﨑を袋叩きにすると、第4試合で飯塚を破ったマイバッハが駆けつけ潮﨑を救出、そしてマイバッハは 突如マスクを脱ぎ捨て“谷口周平”となると潮﨑に肩を貸して退場となった。潮﨑と谷口はタッグを組んでGHCタッグに挑戦したことがあったが双方のバランスが悪かったせいもあって王座奪取には至らず、谷口がマイバッハに変身したのを契機に解消したが、ここにきて再結成の機運が高まった。
メインのGHCヘビー級選手権は場外戦で丸藤が杉浦の顔面から鉄柵に叩きつけると、鉄柱に固定してから逆水平を浴びせ、リングに戻っても逆水平の連打で杉浦の胸板を血で真っ赤に染め上げる。
しかし場外ブレーンバスター狙いを杉浦がネックスクリューで返すと、場外戦でもネックスクリューを決め、丸藤の古傷である首に照準を定める。
リングに戻っても杉浦は首攻めだけでなくボディーシザ ースと腹部攻めでスタミナを奪いにかかると、キチンシンクやボディーアタック狙いをストマックブロックで阻止するなど腹部に集中攻撃を浴びせる。
杉浦は中年ズリフトで投げると串刺し攻撃を狙うが、丸藤はドロップキックで迎撃して場外へ追いやるとプランチャを放ち、リングに戻っては追尾式串刺しラリアット、逆水平で猛反撃するも、杉浦もスピアーから水車落としで投げるとアンクルホールドで捕獲、しかし前転して脱出した丸藤はトラースキックから久々にコブラクラッチ式三角絞めで捕獲し、バッククラッカーからコブラクラッチ式スープレックスで投げる。
丸藤は杉浦をエプロンへ出すと断崖式回転エビ固めで落とし、ブレーンバスターの要領でエプロンに突き刺すと断崖式不知火を狙 うが、杉浦は断崖式中年ズリフトで投げ、丸藤に大ダメージを与える。
リングに戻った杉浦は往復式串刺しニーを決め、逆襲を狙ってジャンプする丸藤をキャッチしてジャーマンで投げてからエルボーを乱打も、丸藤はトラースキックで応戦、しかし杉浦の鬼エルボーが決まるとドラゴンスープレックスからオリンピック予選スラムを狙うも、丸藤は切り返してからトラースキックを浴びせ、不知火を狙うも、杉浦はそのまま丸藤をコーナーに逆さ吊りにして腹部にニーを炸裂させ、コーナーに昇る。
しかし丸藤は不知火改を炸裂させて逆転かと思いきや、アーチャーが乱入しカットに入ると、杉浦はイスを持ち出して丸藤の顔面にフルスイングを狙うが、かわした丸藤が虎王を炸裂させ不知火を決めるも 、西永レフェリーが乱闘に巻き込まれたためダウンしてしまう。
そこで鈴木が乱入して丸藤をスリーパーで捕獲してからゴッチ式パイルドライバーで突き刺すと、杉浦がオリンピック予選スラムを狙うが、丸藤が阻止してトラースキックを浴びせ、ポールシフト式エメラルドフロウジョンを狙うが、着地した杉浦が丸藤を西永レフェリーにぶつけて無法地帯を作る。
それでも丸藤は虎王を連発するが、杉浦はイスで撃墜すると、イスで丸藤の顔面をフルスイングしてからのオリンピック予選スラムで3カウントを奪い、杉浦が王座を奪取。
試合後は鈴木軍の面々がNOAHのフラッグを踏みつけ、トロフィーを渡そうとする田上明社長に鈴木が暴言を吐いてトロフィーを蹴り倒す、そして最後は鈴木軍が勝ど きを挙げるが、潮﨑と谷口が駆けつけ丸藤を快方、丸藤は二人と握手して共闘をアピールした。
杉浦が久々にGHC王座を獲得するも結果的には鈴木軍にヘビー級ベルトが戻り、鈴木軍に金丸が合流するなど、鈴木軍にはしてやったりの結果だったが、丸藤は潮﨑、谷口と共闘を決意、丸藤は潮﨑の存在は拒んでいたが背に腹は代えられないといったところだろう。
またマイバッハがマスクを脱いで谷口に戻ったのも驚いたが、マイバッハからの脱却はよほどの覚悟があってのこと、谷口が新しい谷口周平を見せられるか、大きな期待がかかる。
GHCタッグ選手権はKESがヨネを捕えて主導権を握り、交代した中嶋が奮起するして、ヨネがスミスJr.にキン肉バスターを決めるが、クリアされてしまうと、KESが合体攻撃でヨネを痛めつけ最後はキラーボムで完勝を収め防衛。
GHCジュニア選手権は石森が鉄柱越えのトペコンを披露するなど空中戦で主導権を握ったかに見 えたが、ハンドスプリングを拳王がキックで腕を居ぬき、アンクルホールドを決め、石森の空中戦に対してキックで応戦するなど一歩も引かない。
拳王はエプロンでのファルコンアローを決めると、大原が介入して竹刀で一撃しダイビングふっとスタンプから蹴暴を狙うが決め手にならず、石森はハンドスプリング式レッグラリアット、ツームストーン式剣山フェースバスター、ダイビングフットスタンプと畳み掛けた後で、風無双からの450°スプラッシュで3カウントを奪い王座を防衛した。
GHCジュニアタッグ選手権は挑戦者の鈴木軍がベルトで殴りつけて試合開始となり、小峠が場外でダウンする間に孤立した原田に集中攻撃を浴びせ、小峠がやっと自軍に戻るもデスペラードの襲撃に遭ってしま うが、やっと交代した小峠が奮起して試合を盛り返す。
小峠は頭突きを連発してから膝アッパーを炸裂させ、コーナーに昇るとTAKAとデスペラードに阻止され、TAKAが雪崩式ブレーンバスターを狙えば、原田も入ってバックドロップを狙う、そこでタイチがパワーボムで叩きつけ最上段の小峠が大ダメージを負ってしまう。
勝負と見たタイチはロングタイツを脱ぎ捨ててからトラースキックを炸裂させると、パワーボムを決めるが小峠は懸命にクリア、タイチはベルトでの殴打を狙うが、 かわした小峠が頭突きを浴びせ、交代した原田がTAKAにエルボーを連発してから飛び膝蹴りを浴びせるが、ラリアットはTAKAが切り返してジャストフェースロックで捕獲する。
タイチが入って原田にブラックメフィストを狙うが、小峠がカットに入ると介入を狙うデスペラードも桃の青春タッグの連係で排除、最後もTAKAに桃の青春タッグが合体技の連発から小峠がキルスイッチ、原田が片山ジャーマンを決め3カウントを奪い王座を防衛、試合後にタイチが小峠に手を差し伸べて、時限爆弾は小峠ではという空気が流れたが、小峠はタイチを場外へ排除し疑惑を払拭した。
最後に鈴木は第三の時限爆弾の存在を示唆したが、今回の時限爆弾である金丸はNOAHを揺るがすものではなく、潮崎個人を揺るがすものだった。金丸はNOAH時代はディスオベイやNO MARCYとヒールユニットに属していたことから、ベビーフェイスは似合わないと考えて鈴木軍に走ったに過ぎなかったのだろうが、鈴木軍は潮崎個人に対する揺さぶりが目的で金丸を誘ったに過ぎなかったのではないだろうか…
そうなると次の時限爆弾の正体も潮崎のNOAH復帰を巡ってのものなのか、まだ本人は本音を明かしていないが、杉浦が鈴木軍に走った根本的な理由は潮崎の復帰にあっただけに、丸藤があれだけ拒絶していた潮崎と共闘を決意したことから、その流れに対して不満を持っている選手が時限爆弾の正体なのではないだろうか?
第三の時限爆弾の存在の示唆でNOAHを揺さぶる鈴木軍、果たしてどういう形で時限爆弾は爆発するのか?【NOAH】鈴木軍総動員…杉浦がGHC強奪!陥落丸藤は潮崎、谷口と握手▼第2時限爆弾・金丸爆発 鈴木が潮崎粉砕、 “谷口周平”が救出▼KESがV6…横浜大会詳報https://t.co/Kvizkcqbmc#noah_ghc pic.twitter.com/TGhPeXy3PI
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2016, 1月 31GHCヘビー級新チャンピオン!
#鈴木軍 #killingmachine pic.twitter.com/rWMQlSUMNd
— 鈴木軍 (@SUZUKIGUN_NO1) 2016, 1月 31鈴木軍 試合後コメント
スズキグーン、イチバーン!#鈴木軍 #noah_ghc #GV131 pic.twitter.com/HszRjrZuuj
— 鈴木軍 (@SUZUKIGUN_NO1) 2016, 1月 31ウワハハハ!#鈴木軍 #noah_ghc #GV131 pic.twitter.com/NE5TPeO5KF
— 鈴木軍 (@SUZUKIGUN_NO1) 2016, 1月 31俺らの新しい仲間
のぶ
ジュニア版時限爆弾爆発
さて次は…
のぶタイチ!
語呂悪いな pic.twitter.com/otu5ejF64d
— タイチ (@taichi0319) 2016, 1月 31鈴木軍にまた新しい仲間が!
時限爆弾金丸義信こと金ちゃん!#鈴木軍 https://t.co/xtQ4vAdv0K
— TAKAみちのく (@takam777) 2016, 1月 31横浜大会ありがとうございました。
次の防衛戦もどこのチームとでもやってやる!#noah_ghc #GV131 pic.twitter.com/vucXBpwIWN
— 原田大輔 (@noah_harada) 2016, 1月 31昨日は横浜文体ありがとう!
本当にたくさんのお客さん、ありがとう‼︎
そして、ごめんなさい…#noah_ghc #選手会長より…
— 平柳 玄藩 (@noah_genbasama) 2016, 1月 31昨日の横浜大会、沢山の応援ありがとう!!
でも、期待に応えられず…(泣)
本当に悔しい!諦めず、また頑張るよ!!#NOAH #ghc #タイトルマッチ #KES #ヨコハマ #紙テープ… https://t.co/VDed4nQyck
— 中嶋勝彦 (@noah_katsuhiko) 2016, 2月 1 -
熱戦27分!高梨を粉砕したイサミが王者のまま両国へ!高木vsKENSOは60分でも決着がつかず!
1月31日 DDT「Sweet Dreams!2016」東京。後楽園ホール 1658人 超満員
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇特別試合◇
▼エニウェアフォール60分アイアンマンマッチ 60分
△高木三四郎(16-16)△KENSO◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権タッグマッチ/60分1本
[第10代王者]○伊橋剛太 松永智充(3分42秒 片エビ固め)福田洋 ×渡瀬瑞基
※ダイビングボディープレス
☆伊橋が2度目の防衛に失敗、渡瀬が第11代王者となる。(試合終了後)
KENSOが「しゃべってもいいですかー! 生きてるのか死んでるのか、しゃべってもいいですかー! しゃべってもいいですかー! いいですかー! OK……高木三四郎、もう一本だ。25分一本勝負だ」高木「ケンゾー、何言ってんだテメー。25分? ふざけんな! 延長しろ、60分…いや、61分三本勝負だ!」
KENSO「オイ、ゴングを鳴らせ!」
鶴見GM「ダメダメダメ! ダメに決まってるでしょ、何のためにダークでやったか意味分からないじゃないじゃないですか、それじゃ! 無理ですよ、本戦で61分なんて無理無理無理!」
高木「分かったよ、3.21両国で61分三本勝負でやろうじゃねぇか!」
亜門GMは「ダメだって言ってるでしょ! 両国はただでさえ試合数多いんだから! っていうか、両国での二人のカード決定しているんで発表させていただきます(半ば呆れ顔で言ってのける。そして3.21両国大会で高木三四郎&葛西純vs.KENSO&中澤マイケルによるエニーウェア・トレジャーハントタングマッチが決まっていることを発表される。)
KENSO「俺と中澤マイケル、全然関係ないだろ」
高木「葛西純はともかく、両国だぞ。中澤マイケルよりもっと大物がいるだろ?」
亜門GMが「KENSOさんとマイケルって何か被ってるじゃないですか」
高木「それは否めないな」
亜門GM「高木さんが前回の両国大会でこの試合形式でやるって言ってたんで決定させていただきました。問題ないですよね?(どうしても納得いかない様子の両者)うるせーな! これでやるって言ったらやるんだよ! もう前説やるあら帰れ!」
(高木もKENSOは中邑真輔とAJスタイルズばりにお互いの拳を合わせて健闘を称え合った。)
亜門GM「そうだ、渡瀬! なんか災難だったな。逆にいい機会だったと思うんだよ。お前が取ったことで地方でもキング・オブ・ダークを組んでいくから。お前なりの王者像を築いていけ」渡瀬「嫌だ! あれで認められるなら吉本の仲間30人ぐらい連れてきますよ」
亜門GM「そういう会社だからあきらめろ!」
【高木の話】
高木「本当に60分やったのか? いや~、2001年かな? この後楽園で69分間、ロイヤルランブルで闘ったことあるけど、シングルマッチで60分は初めてだ。チクショウ! でもまだまだいけるぞ。まだまだ! 全然まだまだいけた! あと1分! あと1分あったら俺の勝ちだったな。61分あればケンゾーに勝てた。まだまだ動けたよ。」――両国では葛西選手と組んで、KENSO&マイケル組との対戦が決まりましたが。
高木「両国は盟友・葛西純と久しぶりにクレイジー大社長コンビを結成して、KENSO&中澤マイケルの……何だろうな? KENSO&中澤マイケルの……チーム・スプリングセンテンスに……違うな。センテンススプリングスだ、あいつらは! あいつらチーム・センテンススプリングスに負けるわけねぇだろ。俺たちが勝手に命名してやったぞ、あいつらのチーム名を。これからなセンテンススプリングスの恐ろしいカメラ攻撃に毎晩毎晩苦しむんだな、この野郎! 分かったか、この野郎! ケンゾーに伝えておけ、お前達のチームはチーム・センテンススプリングスだ!」【KENSOの話】
KENSO「(階段の踊り場で倒れたまま)両国国技館、約10年に渡るこの抗争、高木三四郎との抗争、最後の決着をつける……つもりだけど、中澤マイケルはようわからん!(ここでようやく立ち上がる)」ーー高木選手がKENSO選手とマイケル選手のコンビはチーム・センテンススプリングスだと勝手に命名しました。
KENSO「……意味がわからない。ただ、中澤マイケル……うん、あまりいいところが見つからない。ただ彼にいいところを探す、それが僕の仕事であり、タッグチームとしての上達につながると。ある意味、高木三四郎が俺に大きな勲章を与えたと(解釈した)。そういう意味でレスラーとしてひと回り大きくなるために、中澤マイコー! やってやろうじゃねぇか! 中澤マイコー! ビチッと帰ってこい! KENSOに! KENSOに! 大きな大きな紐を持って、KENSOと組んで高木三四郎、葛西! 情熱を持って! ビチーッと両国国技館、両国国技館のリングに上がりたい。そう思っております! 以上! ……ようわからんね。中澤マイケル、ようわからんね…。」◇第1試合◇
▼オープニングマッチ/30分1本
○佐々木大輔 ワンチューロ(10分11秒 片エビ固め)×勝俣瞬馬 梅田公太
※ベトナムドライバーⅡ◇第2試合◇
▼30分1本
大石真翔 ○チェリー(6分18秒 片エビ固め)赤井沙希 ×DJニラ
※チェリートーンボム◇第3試合◇
▼世界に一つだけの穴ルール/30分1本
▲男色ディーノ ▲スーパー・ササダンゴ・マシン(11分33秒 全選手オーバー・ザ・トップロープ)▲大鷲透 ▲平田一喜◇第4試合◇
▼30分1本
アントーニオ本多 ○竹下幸之介 遠藤哲哉(10分19秒 テキサス・クローバー・ホールド)石井慧介 高尾蒼馬 ×岩崎孝樹(試合終了後、亜門GMが次のKO-Dタッグ選手権試合について話そうとすると)
アントン「EXTREME級の選手権でケンドー・カシン選手のパートナーなんでお先に失礼します!」(亜門GMが話をもとに戻してKO-Dタッグ挑戦を表明している佐々木を呼び寄せる。)
佐々木「カモン、エイドリアーン!(呼び込むとロッキーのテーマに乗って、首輪につながれた犬の着ぐるみが)連れてきたぞ!」亜門GM「エイドリアン? これパートナーって認めないよ。顔見せてください」
(すると犬が亜門GMに襲い掛かる。)竹下「これが着ぐるみなのは僕が見てもわかります。デカすぎでしょ。デカい獣も好きなので認めます」
遠藤「俊敏性もありますね。強敵ですね」
亜門GM「オマエら心が純粋なんだな。チャンピオンがいいなら認めるよ!」
(こうして3・21両国でのKO-Dタッグ選手権試合◎<王者組>竹下幸之介&遠藤哲哉vs佐々木大輔&エイドリアン<挑戦者組>をアナウンス。佐々木とエイドリアンが握手をかわそうとすると応じようとする竹下と遠藤に襲い掛かる。エイドリアンは竹下にニーリフト、遠藤にファイアーサンダーを決めると場内「シュージ!」コール。エイドリアンが着ぐるみを脱ぐとその正体は石川修司。)
佐々木「私のタッグパートナー、石川“エイドリアン”修司だ! 竹下&遠藤、オマエら両国で過去にしてやる!」
【佐々木、石川の話】
――タッグ王座への挑戦を表明していた佐々木選手ですが、パートナーに石川選手を選んだ理由は?
佐々木「見ての通り、かわいいワンちゃんでしょう? 石川“エイドリアン”修司、デカくて強くて最強だ。」石川「話をもらって自分が昔(DDTに)いたときにいなかった竹下とか遠藤とかやれるチャンスがあるって聞いたんで。まあちょうどデカくて強いは自分だと思うんですけど、そういう細かいところを大ちゃんにサポートしてもらえばいいタッグチームになれるんじゃないかなと。弱点はないかなと思いますね。だから一発で、両国で獲りたいですね。」
佐々木「もういいだろう!」
【竹下、遠藤の話】
竹下「くっそー。」遠藤「ちょっと油断しましたね。」
竹下「エイドリアンのあの表情に油断しましたよ。あの表情……あれ着ぐるみだったんですね。」
遠藤「あんなポップな姿で出てくるから。」
竹下「あの中に鬼の石川修司がいるとは思いませんでしたね。いや~、ニーリフトで本当に内蔵が背中から飛び出たかと思いました。でもロッキーでもエイドリアンが先に死ぬんで。僕らが両国のマットに殺します」
遠藤「自分はロッキーを見たことがありません。」
竹下「面白いですよ。」
遠藤「面白い? ロッキーを見ることはあの二人を攻略することにつながりますかね?」
竹下「うん。」
遠藤「これから毎日見ます。」
竹下「カリスマがエイドリアンとか言うのはロッキーを侮辱してます。あれはロッキー2のエンディングなんです。」
遠藤「見てないけどわかった。」
竹下「あんなロッキー・バルボアはない! 侮辱してるよ。でも石川修司相手にね……石川さんとは1回だけ6人タッグでやっているんですけど、それ以外ほとんど当たってないんで。石川さんとの対決が楽しみなんで、ジャーマンで投げますよ石川修司を。」
遠藤「自分は初めてですね、石川選手とは。じゃあその前にアルゼンチンで持ち上げて叩き付けます。140キロ? 最高重量ですよ我々にとって。相手に不足はなし。」
竹下「まだ両国まで2ヵ月あるんで。いつも自分ら結構ギリギリに決まったりすんでね対戦相手。今度はちょっと早いですよね。」
遠藤「そうですね。」
竹下「だからしっかり準備して。前哨戦とかもあると思うんで。佐々木さんとは何回もやっているんで。僕はとくにシングルでやってますけど、石川さんとはどう見ても強いですけど、正直未知数な部分が僕たちの中では(あるので)……とりあえず前哨戦で引き出しましょう持っている力を。」
――早めに挑戦者チームが決まったのは有利?
竹下「そうですね。」遠藤「有利ですね。2ヵ月あればロッキーも60回見れますからね。1日2回とか見ればもっと見られる?」
竹下「1からファイナルを……。」
遠藤「そ…そんなにあるの?」
竹下「1からロッキー・ザ・ファイナルまであるんですけど、10往復ぐらい出来ると思います。」
遠藤「何か二本くらいだと思ってました。」
竹下「あるんですよ、長いんです!」
遠藤「1があって(次が)ファイナルだと思ってました。」
竹下「んなわけないでしょ! 1の次は2でしょ!」
遠藤「2の次は?」
竹下「3。」
遠藤「ファイナルの前は?」
竹下「5。」
遠藤「結構ありますね。」
――見ますか?
遠藤 見ます。TSUTAYAで借りて。◇第5試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合~パートナーのいるシングルマッチ・ルール/60分一本勝負30分1本
[第34代王者]ケンドー・カシン ○竜剛馬(10分41秒 体固め)[挑戦者]×ヤス・ウラノ 彰人
※カシンの六法全書殴打から。
☆カシンが2度目の防衛に成功(試合終了後)
アントン「ケンドー・カシン、防衛おめでとう! これで邪魔者はいなくなった! 俺とオマエのお話しに戻ります! 俺が挑戦者として戻ってきたということだ!(場内『アントン』コール)それ、それです! 次の挑戦者決定でいいか?」カシン「(六法全書を読んで)わかった。次の挑戦者はアントーニオ本多…とヨシヒコ!」(カシンは退場。)
アントン「川辺…大丈夫か? オマエの意思は俺が引き継いだ。立てよ。こうやって一緒に学生プロレスをやっていた後輩と一緒に後楽園ホールに立ってます。川辺が応援してくれれば川辺以外の人も俺のことを応援してくれるはずだ。絶対ベルトを持って帰ります!」
【カシンの話】
――まずウラノ選手とのEXTREME戦、いかがでしたか?
カシン「あとはもう弁護士と話してくれ。とにかく次は3人でおこなうシングルマッチだ。誰もやったことないだろ? 3人でやるシングルマッチ。あとは弁護士に聞いてくれ。」◇第6試合◇
▼セミファイナル スペシャル4WAYマッチ 30分
○入江茂弘(10分50秒 片エビ固め)×樋口和貞
※ビーストボンバー あと2人はHARASHIMA、坂口征夫◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第55代王者]○木高イサミ(27分3秒 エビ固め)[挑戦者]Xマサ高梨
※勇脚・斬
☆イサミが3度目の防衛に成功。(試合終了後)
イサミ「お前は嫌がるかもしれないけどもう一回だよ! タカナシ流の言葉を使わせてもらうなら酒呑童子、もう一回だよ。あ、ごめんなさい」亜門GM「この結果、両国のメインにイサミさんが立つことが決定しました。挑戦者は2・28後楽園での次期挑戦者決定戦で決めます。挑戦者は今日のセミで選ばせてもらいました。すでに伝えてあります。出てきてください」
(HARASHIMAと入江がリングイン。2・28後楽園のHARASHIMAvs入江の次期挑戦者決定戦が決定。)
入江「僕は一度もHARASHIMAさんに勝ったことがない。あなたに勝って両国でベルトを巻いて最高の誕生日プレゼントにしたい」HARASHIMA「これからの1カ月で僕はもっともっと鍛えて2月28日は絶対に勝ちます。両国では僕がチャンピオンになります!」
イサミ「HARASHIMAさん、次は両国でシングルですね。立場が変わってアナタを倒します。入江、もし両国で当たるときがあったら反対側の花道で泣きながら入場なんかするんじゃねえぞ。お前は俺を倒しに来い。真っ向からタチムカッテやるよ。どっちが来ようが最後に両国に立っているのはプロレスリングBASARAの木高イサミだ」
(イサミが退場すると3・21両国の全カード発表へ。ドラマティック・ドリームマッチとして男色ディーノvs曙、坂口征夫vs鈴木みのるが決定。それぞれリング上からコメントを出した。)
ディーノ「両国を知り尽くした横綱にまだ知らないことを教えてやるわ。曙、ドラマティック・ドリーム・チームにようこそ!」
坂口「殺る覚悟と殺られる覚悟をもって挑みます」
【イサミの話】
――高梨選手との防衛戦でしたが、いかがでしたか?
イサミ「想像通りというよりも想像以上の強さと、勝ちに対する執念が凄まじくて……。いや、もうその一点に尽きますね。もう(煽りVの)挑戦状で言っていた通り、嘘偽りのない真正面からのプロレス……まあ普段のマサ高梨もマサ高梨だと思うし、今日みたいなのもマサ高梨だと思うし。いや、プロレスラーってすげぇなって。マサ高梨すげぇな、酒呑童子ってすごいなって。その結束力があの力を呼んでいるのかどうかは僕には分からないですけど、でもそのセコンドを含めた酒呑童子っていうチーム力の強さっていうのもひしひしと感じましたし。いや……キツい試合でしたね。本当に。」――イサミ選手としてもBASARAを旗揚げしてから初めての防衛戦でしたので、負けられない一戦だったと思うのですが。
イサミ「まあ、僕はDDTの人間じゃないから。BASARAの人間だから。負けられないって意味じゃ常に負けられないし。周りは「これに勝ったら、次両国だね」とか「次勝ったら両国ですね」っていう言い方をしてくれる仲間たちもいましたけど。でもやっぱりその前、前って言い方もおかしいかな。やっぱマサ高梨がいるし……いやぁ感慨深かったですね、本当。」――両国のメイン出場が決まり、挑戦者がHARASHIMA選手と入江選手の勝者。イサミ選手から見てどちらが今キテるなとか、怖いなっていうのはありますか?
イサミ「入江はこの間のアジアタッグのときも肌合わせてるし、その時にどんどんパワーアップして、本当に人間離れして(いる印象)。だからもし入江が挑戦者で来るんであれば……なんだろうな。(入江が)挑戦者だけど僕が挑戦者。だからリングで言ったように、たぶんその時の入江茂弘は前の両国のメインに立ったときのように、泣きながら入場してきたりとかそんなことはしない。なんだろうな、それも人間臭くて僕は好きですけど(苦笑)、そうじゃない屈強な…なんだろうな。あれを経た、あの泣きながら入場してくることがあった強さを持った入江茂弘が俺の前に立ちふさがると思うので、その時は僕がリング上でも言いましたけどタチムカウ。HARASHIMAさんもそうです。常に安定して、いつでもどんな相手でも自分のプロレスを持ってて、常にDDTの中での強さの象徴がHARASHIMAさんだと僕は常日頃思っているんで。でもそのHARASHIMAさんに勝って、今日挑戦してきたマサ高梨に勝っているんで、昔よりはちょっと自信を持って(苦笑)、HARASHIMAが来ても試合出来るのかなって思いましたね。でもやっぱり僕はチャンピオンとしてふんぞり返る柄でもなければ、そんな強さでもないんで。やっぱり僕はチャンピオンでも、HARASHIMAさんが来ようと、入江が来ようと、どんな人が来ても僕が誰よりも楽しんで、その上でまた勝ちたいですね。」――次回の後楽園大会で入江選手と挑戦者決定戦が決まりました。
HARASHIMA「今日の試合は4WAYって形で、最後入江に持っていかれてしまったけど、決定戦っていうのが出来るってことで。これは紛れもないチャンスなので。入江の強さが格段に上がっているのは感じているので、今まで僕は入江にシングルで負けたことはないんですけども、でも今のままでは本当にヤバイんじゃないかって思うくらいの当たりの強さであったり、パワーであったり、(今日の対戦でも)あったんで、僕はこの1か月、リング上でも言いましたけどもっと今以上に鍛えて、絶対2月28日は勝ちたいと思います。」【HARASHIMAの話】
――勝てば両国のメインでイサミ選手の持つKO-D無差別級王座に挑戦ですが。
HARASHIMA「そうですね。やっぱり今回初めて両国が全面使用ってことなので、そういう初のビッグマッチ、全面使用という場で最後までリングに立っていたいですね。」ーー今の王者イサミ選手の印象は?
HARASHIMA「王者イサミ、う~ん……体のサイズはないですけど、やっぱりそれを感じさせないような試合、どんな相手でも技を受けて、しっかり返して、やっぱり折れない心の強さというか体の芯というか、すごい強さを感じますね。イサミにも僕はたぶん勝っていて負けたことないんですけど、彼の強さ、それがチャンピオンとなってまた一段と強くなっていることは分かるので、本当に闘ってみたいですね。挑戦したいです。」【入江の話】
――次回の後楽園大会でHARASHIMA選手と挑戦者決定戦が決まりました。
入江「本当、リング上でも言ったんですけど、両国での挑戦ももちろんなんですけど、やっぱり僕はHARASHIMAさんに一度も勝ったことがない、タッグでもどんなルールでも一度も勝ったことがないので、まずHARASHIMAさんを越えるというのが僕の目標なので。越えて両国ではチャンピオンになりたいです。」――なかなか最近はタイトル戦でも結果が出来ず苦しんでいた印象がありますが、ようやくチャンスが巡ってきた感じですか?
入江「チャンスは巡ってきてないわけじゃないんですよ。チャンスをものに出来てないんですよ、ずっと。だからここでちゃんと結果を残さないといけないなと思っています。」――勝てば両国のメインでイサミ選手の持つKO-D無差別級王座に挑戦ですが。
入江「う~ん、何かこう色んな人に「チャンピオンになったときはすごく勢いがあって、誰にも負けないんじゃないかと思った」って結構言われるんですね。今は本当に勢いがないと色んなところから言われるんで、あの時の勢いを取り返したいなと思いますね。」――今の王者イサミ選手の印象は?
入江「あの細い体でなんであんなに打たれ強いのかなっていう印象がありますね。気持ちが強いんでしょうけど、その気持ちを上回るくらい、気持ちじゃ僕も負けないので。」――イサミ選手からは「涙を流しながら入場してくるな」と言われましたが、あの時の自分とは違うと感じていますか?
入江「そうですね。もうだいぶ……あの時はまだ経験もそこまでなく、でもああいう大舞台だったので。必ず堂々と……。」――リング上での王者はあたかもHARASHIMA選手が挑戦者として来るような言い方でしたが。
入江「う~ん……自分が両国で挑戦者として入場してくる姿が、自分でもまだイメージ出来ないですね正直。でも誰も思ってないことが起きるほうが面白いじゃないですか。そして次期挑戦者はこの二人だって発表して出たときにたくさん声援いただいて。本当、皆さんの声援に応えないといけないと思うので、次こそは必ず。」【坂口の話】
坂口「リング上で言った通り、殺(や)る覚悟と殺られる覚悟を持っていくだけです。自分からはそれくらいですね。」――鈴木選手の印象は?
坂口「まあ皆さんもご存じの通りだと思います。総合でいったらパンクラスの、自分から見れば大先輩にあたる人ですし。まあでもあんな関係ないっすね。殺るか殺られるかなんで」DDT後楽園大会のメインはイサミの保持するKO-D無差別級王座に高梨が挑戦、試合は高梨がショルダーネックブリーカーから首攻めを展開して先手を奪うが、イサミは低空ドロップキックからのドラゴンスクリューからの左足攻めで反撃、監獄固めなどで高梨の足を封じかかる。
形勢を逆転させた高梨だったがジャンピングハイキックで反撃するとDDT、ロープにこすりつけてのブルドッキングヘッドロック、勇脚を狙う脚をキャッチしてフェースロックからSTF、フロントネックロックと再度首攻めを展開するが、強引に持ち上げたイサミはブレーンバスターで投げバスソーキックを浴びせる。
イサミはダイビングダブルニーを狙うが、高梨がエプロンへ落とすとスタンガン式のチンクラッシャーから奈落式タカタニックを狙うも、イサミは逃れて高梨を場外へ落としトペを炸裂させる。
リングに戻ったイサミはエルボーを放つも高梨は頭突きで応戦、高梨はバックドロップを決めるが、起き上がったイサミは勇脚も高梨もトラースキックから変形のタカタニックを決めるもカウントは2。
高梨はタカタニックを狙うが、逃れたイサミはジャーマンからダイビングダブルニーを狙うも高梨はかわす、しかしイサミはすぐさまドラゴンスクリューからショーンキャプチャーを狙うと、高梨はドロップキックで迎撃を狙うが、これをかわしたイサミは裏膝十字で捕獲しアンクルホールドへと移行する。
高梨は丸め込みで逃れると、丸め込み合戦となるが、イサミが垂直落下式ブレーンバスターで突き刺してからスライディングラリアットを浴びせると、膝蹴りから勇脚を狙いは、高梨は低空レッグラリアットからタカタニックを狙うも、イサミが潰して再び膝十字で捕らえる。
イサミは雪崩式ブレーンバスターを狙うが、頭突きで阻止した高梨が雪崩式タカタニックを狙うもイサミが堪えると、高梨は雪崩式パワーボムで叩きつけ、ダイビングダブルニーからタカタニックを決めるがカウント2.9でクリアされるとイサミは膝十字から八咫烏、ダイビングダブルニーを連発してから膝蹴り、勇脚から勇脚・斬で3カウントを奪い王座を防衛した。試合後には鶴見亜門GMが次期挑戦者は2・28後楽園大会で元王者のHARASHIMAと入江の間で挑戦者決定戦を行い、勝者が3・21両国で挑戦するとアナウンスし、イサミが締めくくった。
大会前の午前10時50分に行われた高木vsKENSOのエニウェアフォール形式の60分のアイアンマンマッチは観客不在のノーピープル状態ので行われ、まず高木がクロスフェースでKENSOからギブアップを奪い先制するも、KENSOも足四の字固めで反撃して高木がギブアップしタイスコアとなってからSTFへと移行して高木が再びギブアップして1-2に、そして開場時間となって観客が入り出すと高木がKENSOの腰紐を奪って掟破りのチョーク攻撃で逆襲してカバーに入り3カウントを奪って2-2のタイに持ち込む。
入りだした観客をあおって勢いに乗った高木は場外戦に持ち込みイス攻撃を展開、KENSOも張り手で応戦するが高木は北側客席でのスタナーで3カウントを奪い3-2で逆転に成功、高木は若手達を投げつけるがKENSOは若手達に張り手を浴びせて迎撃、KENSOも若手達を投げつけて応戦するが高木も若手達に張り手を浴びせて応戦、そして会場外へと雪崩れ込むも、その間にリング内ではイスによる城が築城される。
高木らはエレベーターで1階へと降り展示場付近で乱闘を展開するも、KENSOは9フォールを奪い大きくリード、さらぶ1フォールを奪い12-4となってしまう、やっと戻ってきた両者は高木がKENSOを城に直撃させ連続フォールを奪い12-11と盛り返し、今度はバックステージまで雪崩れ込んだところでKENSOがママチャリに乗れば、高木はドラマスティックドリーム号に乗って互いに正面衝突、ママチャリに乗ったKENSOは逃げ高木が追いかけるが、KENSOが転倒するとドラマスティックドリーム号に乗った高木が激突して3カウントと12-12のタイスコアに持ち込む。
しかしKENSOはドラマスティックドリーム号を奪い、逆に高木に激突するとカバーに入って3カウントを奪って突き放すと、KENSOは観客からおにぎりを奪って投げつける、これに怒った高木はママチャリでKENSOを轢いて3カウントを奪い再びタイに持ち込むが、KENSOもやり返し14-13と離す。
そして再びホール外へと雪崩れ込んだところでダークマッチがスタートしてしまい、その間に両者は1フォールずつ奪い合うも、両者はリング内でダークマッチを行っているにも関わらず南側バルコニーで乱闘を展開、遂には二人が試合中のリングに雪崩れ込んで高木が渡瀬、KENSOが松永に付いて6人タッグ状態となり、高木は渡瀬にラリアットを誤爆させてしまうと伊橋がフロッグスプラッシュで3カウントを奪い、渡瀬の王座奪取をアシストしてしまう。
ダークマッチが終わってからも二人の試合は続き、高木は遂に2つのロッカーを投入、高木はロッカーで殴打すると対角線にロッカーを設置しての串刺しドロップキックで3カウントを奪い15-15のタイに持ち込み、KENSOもロッカー上へのブレーンバスターを決めるがダブルダウンで16-16となって試合終了、引き分けとなり高木は61分3本勝負での延長戦を訴えるが鶴見GMが却下すると、代替案として3月21日両国で高木、葛西純vsKENSO、中澤マイケルによるエニウェアー・トレージャーハンディングマッチを発表、KENSOはパートナーがマイケルであることに難色を示した。第4試合ではハッピーモーテルがチーム・ドリフ&岩崎を降した後で亜門GMがKO-Dタッグ王座への挑戦を表明していた佐々木を呼びつける、だが佐々木は飯伏幸太と宮武俊が負傷でパートナーは不在、そこで佐々木は首輪につながれた犬の着ぐるみである“瑛ドリアン”を呼び寄せてパートナーに起用することをアピールし、王者組も認めるが瑛ドリアンは王者組を襲撃して着ぐるみを脱ぐと正体はフリーの石川、佐々木は石川と組んで両国大会でKO-Dタッグ王座に挑戦することを宣言した。
また第5試合のEXTREAM選手権はカシンの起用するパートナーはアントンと思われていたが、DDTの顧問弁護士でBASARA所属の竜が登場してパートナーを発表しようとすると、カシンはパートナーに竜を指名、唐突に指名された竜が戸惑いつつも試合は開始となり、カシンのパートナーと噂されていたアントンはカシンのセコンドに着く、試合は竜の攻撃がカシンに誤爆するなど役に立たず、カシンが孤軍奮闘を強いられる展開となるが、カシンがウラノ、彰人だけでなく竜にもイスで一撃を加えた後で、竜の持ち込んだ六法全書でウラノを殴打してからダウンしている竜にカバーさせて3カウントを奪い王座防衛、次期挑戦者はアントンは自身が指名してくれると期待したが、カシンが指名したのはヨシヒコ、アントンは落胆するもあくまでカシンに挑戦してベルトを奪還するとアピールした。
また3・21両国には曙が参戦しディーノとのシングルマッチ、坂口vs鈴木みのるも組まれたことも発表した。
今年は3月、8月(予定)と2度に渡って両国大会を開催するDDT、ましてフルサイズで開催することから、更なる挑戦へと向かっていっている。現状に満足することなく高みを目指すDDT、果たして今年はどんな年となるか?
高梨くん強すぎるよ…。体は痛いし勝てたのが奇跡のような、それでいて永遠に試合してたいような、そんな不思議な試合でした。また肌を合わせたい、そんな人らが酒呑童子でありDDT。やっぱりこの団体は凄い。
— 木高イサミ (@isami_777) 2016, 1月 31DDT後楽園終了!60分アイアンマンマッチは想像以上にハードだった… しかしKENSOとの決着はつかず… 次は3.21両国だ!葛西純選手と組んで久々のクレイジー大社長チームでKENSO、マイケルを撃破してやる!#写真お借りします pic.twitter.com/gOEt66ODT5
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016, 1月 31DDT後楽園ホール大会でした、ご観戦ありがとうございました。
最後のビーストボンバーで久々に視界が真っ暗になりましたよ…なんか魂こもってた感じがした強烈な一撃でしたね。
応援してくれた方々すみませんね…悔しいけどもまた頑張っていきます。#ddtpro #dna1128
— 樋口和貞 (@kazusada50) 2016, 1月 31弁護士の仕事だと思って行ったら、プロレスに巻き込まれた。 #ddtpro
— 竜剛馬 (@ryu_goma) 2016, 1月 31やはり全国区で名が売れてる弁護士になるためには、あれくらいパンチの効いたツイートができなければいけないのだろう。
— 竜剛馬 (@ryu_goma) 2016, 1月 313月21日 DDT 両国国技館大会で、鈴木みのる選手と闘います。
殺る覚悟、殺られる覚悟をもって挑みます。
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2016, 1月 31 -
「一番すげえのはプロレスなんだよ!」を胸に、中邑真輔は旅立っていった1月30日 新日本プロレス「Road to THE NEW BEGINNING」東京・後楽園ホール 1806人超満員札止め
◇第1試合◇
▼15分1本
デビッド・フィンレー(4分38秒 逆エビ固め)川人拓来
◇第2試合◇
▼20分1本
○YOSHI-HASHI(6分20秒 エビ固め)×ジェイ・ホワイト
※ジャックナイフ式パワーボム
◇第3試合◇
▼20分1本
天山広吉 ○小島聡 獣神サンダー・ライガー(10分34秒 体固め)永田裕志 ×中西学 タイガーマスク
※ラリアット
◇第4試合◇
▼20分1本
○バッドラック・ファレ 高橋裕二郎(6分55秒 片エビ固め)×矢野通 桜庭和志
※グラネード
◇第5試合◇
▼30分1本
内藤哲也 ○EVIL BUSHI(8分57秒 体固め)KUSHIDA 田口隆祐 ×キャプテン・ニュージャパン
※ EVIL
◇第6試合◇
▼30分1本
○ケニー・オメガ カール・アンダーソン ドク・ギャローズ コーディ・ホール(11分43秒 片エビ固め)真壁刀義 本間朋晃 マイケル・エルガン ×ジュース・ロビンソン
※ランニングニー
◇第7試合◇
▼中邑真輔 壮行試合/30分1本
中邑真輔 オカダ・カズチカ ○石井智宏(21分48秒 片エビ固め)棚橋弘至 後藤洋央紀 柴田勝頼
※垂直落下式ブレーンバスター
(試合終了後、後藤とオカダが番外戦を展開。 すると、そこにオメガが現われる)
オメガ「オ~、シンチャ~ン! ラストマッチ、おめでとう」
(などとマイクアピールを始める。そして、そのまま中邑を挑発するも、棚橋があいだに割って入り、「シャラ~~~ップ!!」と絶叫。) 棚橋「いいか? 説明してやるよ。寂しいけどな、中邑は、今日は、ラストマッチなんだ。わかるか!?。だから・・・、だから・・・インターコンチ!! 俺しかいねぇだろ!!、アイ、アム、X!」
(後ろで聞いていた中邑が棚橋の肩を叩いて激励。これで「棚橋」コールが起きると、棚橋が両手をクロスさせ、ファンが「エックス!!」と大合唱、オメガは退場する。中邑&オカダ&石井は改めて勝ち名乗り。たちまち場内が「真輔」コールに包まれる。) 中邑「なんか言ったほうがいい!? どうしよっかなぁ~~!!新日本プロレス、闘ってきた選手、仲間、そして応援してくれるみんな、本当に・・・本当にありがとう(※大『真輔』コール)。ここで生まれ、育ち、培ってきた中邑真輔を、まだ見ぬ世界にぶつけて来ます!!(※大拍手) レスラーとして生きているかぎり! 物語は続いてきます。だから! 『さよなら』は、言いません(※場内騒然)。ありがとう(※大拍手&『真輔』コール)。以上です・・・。ウッソーーー!!!! なに言うかわかってんだろな!? オラ、オイ!!(※場内騒然&手拍子)答えはこうだ!! イヤァオ!!!!」
(場内に中邑の入場テーマ曲「Subconscious」が鳴り響く中、中邑は四方の客席へ向かって礼。そして、リングサイドを周り始める。すると、CHAOSメンバーのオカダ、矢野、石井、桜庭、YOSHI-HASHI、邪道、外道がリングに上がり、中邑と抱擁。そして、全員そろって手をあげたのち、中邑の決めポーズで記念撮影に納まった。これでまたもや大「真輔」コールが起こると、中邑が再びマイクを掴む。)
中邑「一番、一番すげぇのは!!!! プロレスなんだよー!!!!」と絶叫。 (改めて場内に「Subconscious」が流れる中、中邑はファンに対して深々と頭を下げる。そして、中邑とCHAOSメンバーが抱擁したのち、YOSHI-HASHIが中邑を肩車してリングを歩く。さらに、オカダが中邑を肩車してリングサイドを歩き、ファンに揉みくちゃになりながら花道を退場した。)
【中邑の話】
中邑「(コメントブースに現れると、深々と頭を下げて)ありがとうございました」
――プロレス人生を旅に例えられていた中邑選手ですが、これまでで一番大きい分岐でだと思いますが?
中邑「そうですねぇ。決断がそうであったように、今日の試合も自分にとっては、こんなつもりじゃなかったっすけど……もの凄く大切な、特別な日になったと思います」
――最後まで、「中邑真輔は中邑真輔のままでありたい」と、そんな風にも話されていましたが、大きく感情を揺さぶられるものがあったのではないですか?
中邑「まぁ共にここで闘ってきた仲間たちっていうのは、自分の感情を抑えることが出来ないぐらい、本当に凄く大きなモノです」
――苦しい時代もあったと思いますが、13年半頑張り続けてきて、あの超満員の大真輔コール、どのような気持ちで耳にしましたか?
中邑「まぁリングの上から、僕たちはある意味メッセージを来てくれるお客さん、そして画面の向こうに届けるのですが、今日はなんっつうか……リングの外から受け取るメッセージが、非常にデカくて、まぁちょっときちゃいましたね」
――最後、CHAOSの仲間たちがリングにやってきて、中邑選手を送ろうというあの気持ちに対しては、こみ上げてくるモノがあったのではないですか?
中邑「いやぁ、ズルイっすね、ほんとに。まぁ年間、家族よりも一緒にいる仲間たちなんで、リングおりてからもつるんで、CHAOSができてから何年っすか?結構長いっすよね。まぁ家族以上の、むしろ家族と思える仲間たちができて、ほんとに自分としては、喜びのなにものでもないですね」
――可愛がってきたチャンピオンのオカダ・カズチカ選手が大粒の涙を流してましたが?
中邑「まぁアイツがいるからこそ、自分も一つ歩むことが出来たんで、まぁ残すオカダに失礼ですが、『あとは頼むぜ』って言いたいですね」
――ほんとに今までに何度も旅立ちを決めるタイミングはあったと思いますが、今これだけ盛り上がりをみせている中で、「今ならばいける」という決意があったんですか?
中邑「そうっすね。この状況になったことっていうのが、いろんなきっかけや出会いが、すべてが必須だとして、こういう決断に至ったと思ってるので、後悔はありません」
――不安定な時期も支えてきたかと思いますが、安心して今行けますか?
中邑「もちろん。むしろ、自分がいなくても心配ないっつうか、どんなうねりを見せるのか、このリングの外から見てたいと思ってます」
――ただ、私もそうです。ファンもきっとそうかと思いますが、「このセルリアンブルーのリングで中邑真輔を見てみたい」という声も聞こえてきますが、ご自身としてはいかがですか?
中邑「ふぅ(※一息つき、目を閉じて沈黙)……まぁ『人生は旅だな』って言いますけど、今それ言っちゃたら、面白くないでしょ?」
――そして、Xが棚橋弘至だという点に関してはいかがですか?
中邑「(※棚橋選手がリング上でやったXのジェスチャーを真似し)これですよ。棚橋らしいなぁと。まぁでも本人の中では、最高にカッコよかったんでしょうけど。まぁ『あとは任したぜ』って言えるヤツが、こんなにもいるんで、自分は潔く『行ってきます』と言えます。ほんとに今まで、ありがとうございました(※深々と頭を下げた)」
【棚橋、後藤の話】
後藤「中邑、最後……まぁ引退するわけでもないんで、まだ最後だと思っちゃいないよ。まぁ一つだけ、彼と同じ時期に、同じ時代にレスリングできた。そのことだけは、誇りに思ってますよ」
――今日で中邑選手が新日本プロレスでの最終戦となりましたが?
棚橋「これはね、ファンも俺たちもレスラーも前に進んでいかないといけない。ただ、中邑がいなくなるという喪失感。この現実がデカすぎる。ただ、まず中邑がいないという現実を受け止める。それがまず俺たちができる第一歩。時間がかかるかもしれないけど、これに慣れていくしかない。忘れるぐらいに盛り上げていくしかない」
――今、笑顔が見えるのは、乗り越えられる自信があるからこそじゃないかと思いますが?
棚橋「もしこれで、『新日本、オイ大丈夫か?』ってなるようなことがあったら、中邑も思い切って活躍できないでしょ?それは、俺たちにとっても本意ではない。新日本プロレス、まだまだ盛り上げていきますよ」
――いつかどこかで巡り合うだろうという確信が、ファンにもあると思うんですが?
棚橋「どうですかね。楽しみにしてます」
――次は、インターコンチで、前回できなかった棚橋さんの新たな物語が始まりますね。
棚橋「そう、そう、そう!前は何ともできなかったから、鬼の居ぬ間に、俺のベルトに仕上げますよ」
【オメガの話】「俺の準備はできている。タナハシ、お前はビハインドを追っている。ユーアー、オールド。ユーアー、ファット。次のチャンピオンは、この俺、ケニー・オメガだ」
いよいよ新日本ラストマッチとなった中邑、後楽園大会のメインで中邑はオカダ、石井と組み、本隊の棚橋、後藤、柴田と対戦。新闘魂三銃士と言われた中邑と棚橋と柴田、柴田が復帰してから3人がリング上に集うのは当たり前のようになったが、中邑が新日本を去るとなれば感慨深くなってしまう。先発は2月11日の大阪大会を意識してかオカダと後藤が出るも、後藤には終始ブーイングの嵐も後藤は構わずオカダを狙う、そして柴田と石井はど真ん中プロレスを展開、そして棚橋が登場すると中邑も登場、中邑の脱力ブレークから棚橋を挑発して膝蹴りを浴びせれば、棚橋も挑発してアームホイップで投げる、二人は戦うだけでなく組んだりもしてCMLLへ長期遠征にも出て、佐々木健介と鈴木みのる組をも破ってIWGPタッグい王座も奪取した、柴田が登場すると掟破りの脱力ブレークで中邑がムッとなったのか打撃の攻防、柴田も2004年8月のG1の公式戦で中邑を破った際に「(勝因は?)テーマは笑顔です」とアピールして中邑をキレさせた、それを考えると柴田も中邑がどうしたら怒るのかをよく心得ている。
試合は後半にCHAOSが棚橋を捕らえ、フィニッシュは中邑に託そうとして中邑がボマイエを狙うが柴田がドロップキックでカットに入ると、後藤の牛殺しから棚橋がハイフライフローを投下するも中邑は剣山で迎撃、再度ボマイエを狙うが棚橋もスリングブレイドで迎撃して決めさせない。
終盤には中邑から主役を奪うかのように乱戦となり、石井が柴田のスリーパーや三角絞めで捕まると、柴田がPKを狙うがここで中邑がボマイエを炸裂させカットに入ると、石井に檄を飛ばして、最後は石井が垂直落下式ブレーンバスターで3カウント、試合を締めくくったのは中邑がによって見出され中堅からトップの一角へと食い込んだ石井だった。
試合後にはセミで中邑を意識するようなランニングニーでロビンソンを降したケニーが現れ中邑を挑発、ケニーにしても5日の後楽園で中邑に挑戦表明をしたのにも関わらず、戦わずして去るのはケニーにしても納得しがたい部分がある、そこで2月14日のケニーの相手となっているXとして棚橋が名乗りを挙げた、棚橋も元インターコンチネンタル王者として王座決定戦の出場する権利は当然ある、オカダに敗れてIWGPヘビー級戦線から一歩後退した棚橋だがまだまだ簡単に一歩下がるつもりはないようだ。
中邑が「イヤオ!」と叫んだ後で最後はCHAOSの面々が揃い涙で中邑を贈り出した、CHAOSは中邑と矢野で始めたユニットだったがスタイルや個性も違えど不思議と連体感はあった(裕二郎と飯塚高史は離脱してしまったが)、そして中邑が「一番、一番すげえのはプロレスなんだよ!」と叫んで新日本マットを後に旅立っていった。まるで中邑が2度戻ってこないのではと思うファンもいるだろうが、新日本プロレスというリングがある限り再び帰ってくる。それまで中邑とはしばしの別れだ。後楽園ホール大会終了。ありがとう!#Yeaoh https://t.co/5PskhIh7gO
— Shinsuke Nakamura (@ShinsukeN) 2016, 1月 30【Good luck!】#CHAOS pic.twitter.com/5iD4qMKZ8I
— Sakuraba39 Staff (@KS_SAKU39) 2016, 1月 30最高の仲間。 #CHAOS #イヤァオ
https://t.co/XPvfvR9Ssr
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2016, 1月 30日本からずっとずっと見守ってるから。。 #イヤァオ
https://t.co/ropwDyW7o0
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2016, 1月 30ありがとうございました pic.twitter.com/vwXuuv3G3I
— YOSHI-HASHI (@YOSHIHASHICHAOS) 2016, 1月 30真輔よ、頑張ってこいよ!!
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2016, 1月 30後楽園大会、終了。
自分の試合後、中邑真輔の試合を観戦した。
一つ一つの動き、言葉に、ただただ魅了された。
あれだけ多くのファンの方々、CHAOSの仲間に温かく見送ってもらえて幸せそうだった。
またいつか闘える日を願っています。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2016, 1月 30世界はそんなに広くない。ボンボヤージュ!よい旅を! https://t.co/ubQRiy5j5B
— KUSHIDA (@KUSHIDA_CANADA) 2016, 1月 30後楽園大会メイン終了ゼァ。最後のメシア降臨も観れた(笑)。試合凄かった。感謝、涙、世界、絶滅危惧種、道筋、未来、希望、米国、栄光………………色々な言葉があふれてきたけど。また会おう。ゼァ!
— 永田裕志 (@nagata769) 2016, 1月 30I love you bro @ShinsukeN
— Karl Anderson (@Machinegunka) 2016, 1月 30A true legend in Japan and now he will become a legend in the states! Best of luck bro! @ShinsukeN
— BulletClub (@BulletClubNJPW) 2016, 1月 30YeaOh !
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2016, 1月 30@ShinsukeN どこに行っちまうのかそんなの知ったこちゃねぇけど、どこに行ってももう財布落とすなよ。
まぁその時はまた拾ってやらぁ
じゃあな
— タイチ (@taichi0319) 2016, 1月 30YeaOh! pic.twitter.com/cELG5y6qI9
— ミラノコレクションA.T. (@milano_c_at) 2016, 1月 30いってらっしゃい pic.twitter.com/WTwguJp8yf
— ミラノコレクションA.T. (@milano_c_at) 2016, 1月 30そして後楽園へ移動して中邑真輔選手壮行試合を。いつでもその人にとって最高の選択をした時が最上の時だって信じています!海の向こうから嬉しい便りが届くのが楽しみです。
— sayoko mita (@345m) 2016, 1月 30そしてこんな日だからこそ棚橋選手の「エーックス!」ポーズが良かったです。染みました
— sayoko mita (@345m) 2016, 1月 30後楽園のあの赤い風船の演出良かったな。赤い応援ボード?で埋め尽くされたのも素敵だったな。皆さんおひとりおひとり手作りの愛情に満ちていて気持ちが熱くなりました
— sayoko mita (@345m) 2016, 1月 30もし自分が実況してたら涙腺ヤバかった.....。#njnbg
— 清野茂樹 (@kiyoana) 2016, 1月 30もう駄目だ、
泣きすぎて息ができない
感動で胸が破裂しそう
本当にありがとうございました‼︎
そして これからも応援させていただきます‼︎#njnbg #njpwworld
— アジアン 馬場園 梓 (@babazonoazusa) 2016, 1月 30ありがとう中邑真輔!ちくしょー!大好きだよ!!!! #njnbg
— 二階堂綾乃 (@nikaidoayano) 2016, 1月 30そして中邑はセルリアンブルーのマットにイヤァオを置いてアメリカへ旅立つのである…to be continued… #njnbg
— 二階堂綾乃 (@nikaidoayano) 2016, 1月 30今まで本当にありがとう、中邑真輔‼︎
— 新日本プロレスリング新日企画 (@njkikaku) 2016, 1月 30 -
最後の前哨戦でも時限爆弾の正体は明かされず…鈴木の予告に揺らぐNOAH1月29日 NOAH「The First Navig. 2016」東京・後楽園ホール 920人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼後楽園大会オープニングマッチ/20分1本
○クワイエット・ストーム 平柳玄藩 キャプテン・ノア (9分18秒 体固め)齋藤彰俊 熊野準 ×清宮海斗
※50cm腕ラリアット
◇第2試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合前哨戦/30分1本
○拳王 大原はじめ(15分22秒 エビ固め)×石森太二 小川良成
※蹴暴
(試合終了後)
拳王「2日後には俺が新しいチャンピオンになるぞ。おい、てめえら、クソ野郎どもよく聞いとけよ。このノアのジュニア、新たな…新しい…輝かしい光を照らせる男はこの俺だ(ベルトをあえてタオルでしっかりと拭き、倒れる石森の前に置いて)横浜まで預けておく」
【試合後の拳王&大原】
▼拳王「あと2日だよ、あと2日で俺が新しいチャンピオンになるんだよ! あいつがチャンピオンじゃ全く面白くねぇだろ? あいつがチャンピオンでこのノアジュニア面白くなるのか? 全く面白くなんねぇんだよ。あんな何もしない、何も発言しない、何も行動しないチャンピオンの何が面白いんだよ! 俺はな、チャンピオンになったらな、まずよ、いい挑戦相手がここにもいるじゃねぇか」
▼大原「いやぁ、ありがとう」
▼拳王「こいつとだったらな、物凄いタイトルマッチができるかもしれねぇぞ? まあよ、俺は次のチャンピオンになる。俺たち二人でタッグのベルトも取って二冠王を考えてんだよ。どうだよ、はじめちゃん」
▼大原「拳王は二冠にならないとダメだよ。でも、全員と防衛して、最強のチャンピオンになってほしい。そして最後の最後に俺に挑戦させて」
▼拳王「やっぱり大原はじめはいいこと言うじゃねぇか! そういうことだよ。俺がチャンピオンになるのが待ち遠しいよ。そしてよ、大原とタッグベルトも取る! すげぇ楽しみにしてるからよ。あと48時間! 早く来ねぇかな!」
▼大原「横浜楽しみだな!というわけで今日も、ムイビエン!」
【石森の話】「チクショウ。この借りは31日の文体でキッチリ返す」
◇第3試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合前哨戦/30分1本
○TAKAみちのく(10分43秒 ベビーキラー1号)×小峠篤司
◇第4試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合前哨戦/30分1本
○タイチ(9分28秒 タイチ式外道クラッチ)×原田大輔
【試合後のタイチ&TAKA】
※GHCジュニアタッグのベルトを床に投げ捨てる
▼タイチ「おい、ベルトはどこにある? どこにあるか言ってみろ!」
――タイチ選手の足元にあるが?
▼タイチ「そうだ。ベルトは俺らのもんだ。何回も言ってるだろ? 最初から言ってるだろ? 結局何回やったって俺に勝てねぇ二人がチャンピオンのわけねぇんだよ。そんな馬鹿な話あるか」
▼TAKA「とうとう俺にも負けおった(笑)」
▼タイチ「おいおいおい! TAKAに負けたら最後だぞ(笑)」
▼TAKA「まあ、いいよ。俺たちの初防衛戦、横浜でやってやる。そして、ラッキーだな。3月17日のTAKAタイチ興行でも、もう一回チャンスを与えてやるよ。ありがたいと思え。タイチは優しいんだよ。ハハハハハ!」
▼タイチ「3月17日、こんなベルトだけどな、これを使って商売させてもらうよ。ありがとよ」
◇第5試合◇
▼30分1本
○飯塚高史 シェルトン・X・ベンジャミン(14分7秒 体固め)×マイバッハ谷口 北宮光洋
※アイアンフィンガー・フロム・ヘル
◇第6試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/45分1本
鈴木みのる ○エル・デスペラード(16分26秒 片エビ固め)潮崎豪 ×金丸義信
※ダイビング・ボディープレス
【鈴木の話】「(ノアのフラッグを剥ぎ取って)正々堂々と白旗あげてんじゃねぇよ。おい、丸藤、ノア、テメエら本当にこれで済むと思ってんのか? 誰に火を点けたと思ってんだ? テメエが火を点けた男はプロレス界の王だぞ? 全てを使って、あれもこれもそれも、全て俺の手の内にある。そして俺たちの目的は、ただ一つしかない。破壊して破壊して、破壊し尽くす。それだけだ。俺たちの目的? そう、気の済むまで…いつまでじゃねぇ、気の済むまでぶち壊し続けてやる。テメエらが守ってきたこの旗も、この団体という箱も、考え方も精神も客も仲間も、全てだ。全て粉々にしてやる。おい、潮崎。おい、小僧。テメエのそのなまくら刀、俺に通用するか? 振っても切れない、当たっても刻むことさえない、いやいや、当たることさえない、そのなまくら刀。おい、潮崎! お前、小橋を気取ってんだろ? もう終わったんだよ。もういねぇんだよ。旧型の旧型。もうそんなものは世の中に存在しねぇんだ。なに、小橋気取ってんだ? なにこんなの(手刀)を振りかざしてきてんだ? 刀ってのは、刃物ってのはな、振りかざすもんじゃねぇんだよ。いざって時にドーンってやるもんだよな! そうだよな、サムライ! (サムライTVスタッフに)なあサムライ? おまえもサムライ、俺もサムライ。横浜が楽しみだ。いつ爆発するかなぁ。とりあえず今はまだ爆発してない。このあとかもよ? 明日かも? 横浜かも? さあ、どこだ。戦々諤々と自分の隣にいる、昨日まで笑って未来を話し合っていた仲間を疑えばいい。そう、おまえの隣にいるヤツが、俺が仕込んだ時限爆弾だ」
【デスペラードの話】「ああ、痛ぇ。金丸、お前いつも俺に痛いことするな? リスペクトしてんだぜ? キャリアがあるんだろ? 長くやってきたんだろ? 技術があるんだろ? リスペクトしてるよ。メキシコにだって60過ぎてまだやってる元気なジジイが山ほどいるんだよ。でもな、そういう奴らは新しい波に飲まれて消えるんだ。ボスも言ってただろ? 今までは“奪え"って俺たちに言ってたんだよ。だけど、今日聞いてわかっただろ? “壊す"、“破壊する"に変わったんだよ。意味がわかるか? 会社だけじゃねぇ。テメエらの仲間意識ってヤツもだ。あの人が考えてることは凄すぎて、たまに俺もついていけないことがあるよ。でもな、あの人についてきて間違ったことなんか一回もないんだよ。31日、お前らがどんなツラしてるか楽しみだぜ」
【潮崎の話】「(最後の前哨戦はかなり悔しい形になったが?)今日のを返してやるよ、俺らが。見てろよ、横浜。必ず俺が返すから」
◇第7試合◇
▼GHCヘビー級&タッグ選手権試合前哨戦/60分1本
丸藤正道 ○中嶋勝彦 モハメド ヨネ(19分53秒 片エビ固め)杉浦貴 ランス・アーチャー ×デイビーボーイ・スミスJr.
※垂直落下式ブレーンバスター
ヨネ「メッチャやられたけど、今日はかっちゃんが勝ってくれたから、嬉しいです! 横浜は皆さん、応援よろしくお願いします!」
中嶋「今日はみんなありがとう。俺の夢、そして俺たちの夢、そしてみんなの夢まであと一歩のところまで近づきました。明後日の横浜、死ぬ気で行きます。もう覚悟は決まっている。みんなとともに俺は全力を尽くす。みんな横浜は応援よろしくお願いします」
丸藤「おそらく明後日も今日みたいな寒さだと思う。でも、俺たちが熱い熱い試合をして、必ず会場を熱狂の渦に巻きこみます。そして、俺たちがノアの中心だということを証明してみせる。皆さん、横浜でお待ちしています。今日はありがとう」
【丸藤の話】「何も言うことはない。ただ明後日、しっかりこのベルトを防衛して、ヨネ&中嶋はしっかりベルトを取り返して、でっかいノアのベルトを3本、ここに揃えよう。それからまた俺たちも新たなスタート。そして鈴木軍は、終わりだ」
【中嶋の話】「ついに次はタイトルマッチ。逃げることなんてもうできない。あともう一歩まで俺たちは来た。何としてでもあのベルトを俺たちの腰に巻きたいし、ノアのリングにあのベルトを取り戻したい。俺たちが取らなきゃ誰がやるんだよ。これ以上あのベルトを錆びつかせない。俺たちがもっともっと輝かせてみせます!」
【ヨネの話】「皆さんの力を私たちにください! そして、それを力にして絶対にベルトを取ります! まだ返ってきてないGHCタッグを俺たちが絶対に取ります! 31日、約束します! 皆さん応援お願いします!」
横浜文体決戦をあと2日と迎えたNOAH、後楽園大会も前哨戦絡みのカードが中心として組まれた。
メインのヘビー級、タッグ選手権の前哨戦はヨネ、中嶋組がスミスJr.にニールキック&水面蹴りのトータルレンジャーで先手を奪ったかに見えたが、鈴木軍は場外戦に持ち込んで形勢を逆転させ、ヨネを捕らえて脚攻めを展開、杉浦も丸藤の逆水平で胸を真っ赤に血で染めながらも、膝アッパーで攻め立てオリンピック予選スラムで勝負に出る。
しかし着地した丸藤はトラースキックで反撃すると、交代した中嶋がスミスJr.にキックの嵐を浴びせるもアーチャーが介入して合体攻撃の連打からキラーボムを狙うもヨネが間一髪カットに入る。
杉浦もイス攻撃でヨネを痛めけるが、丸藤が虎王で排除すると、中嶋もスミスJr.のブルドックボムを回転エビ固めからビューティーフルドロップキックを浴びせ、最後は垂直落下式ブレーンバスターで突き刺して3カウントを奪い前哨戦を制した。
セミは場外戦から鈴木軍が試合を有利に進め、金丸を捕らえて主導権を握る。交代した潮﨑は鈴木の逆水平の連打からフィッシャーマンズバスターで叩きつけるも、鈴木も反撃して張り手で潮﨑の顔面を鼻血で真っ赤に染める。それでも潮﨑組はデスペラード捕らえにかかるが、鈴木が金丸をスリーパーで捕獲してからゴッチ式パイルドライバーで突き刺すと、試合権利のあるデスペラードがギターラ・デ・ラ・ムエルタからダイビングボディプレスで3カウントを奪い完勝を収める。
第5試合のマイバッハ組vs飯塚組は場外戦からマイバッハが捕まる展開となり、終盤から北宮の援護を受けたマイバッハが飯塚にマイバッハプレスを狙うも、ベンジャミンが阻止し、飯塚がマイバッハを福田レフェリーに投げつけて無法地帯を作ってからアイアンフィンガー・フロム・ヘルで3カウントを奪い飯塚組の勝利。
第3試合のジュニアタッグ選手権の前哨戦はTAKAの老獪な試合運びの前に小峠が翻弄されるも、小峠が二段蹴りから反撃した小峠が高速ニーから勝負に出るも、TAKAがベビーキラー1号で丸め込んで3カウントを奪い勝利、第4試合の原田vsタイチも、タイチが奪い取ったGHCベルトを原田に投げ渡して反則を主張し、ベルトを本部席に戻そうとした隙を突いて強襲するなどゲリラ戦で主導権を握り、原田が反撃してもTAKAの介入に遭いトラースキックを食らってしまうと、最後はタイチのマイクスタンド攻撃からタイチ式外道クラッチで3カウントを奪いタイチ&TAKAが前哨戦を揃って勝利を収める。
第2試合のジュニアヘビー級選手権の前哨戦は石森の450°スプラッシュをかわした拳王が大原のジョン・ウーの援護を受けてから、石森の腰ダイビングフットスタンプを落としてからの蹴暴で3カウントを奪い直接フォールで前哨戦を制した。
今大会でも鈴木が予告した時限爆弾の正体は明かされず、全ての答えは横浜大会待ちとなった。誰が時限爆弾なのか、原田が試合後にタイチ&TAKAに痛めつけられながらもダメージのためか助けに入らなかった小峠といい、メインでも丸藤組のセコンドには着かず、離れていた場所で試合を眺めていた大原といい疑わしいといえばキリがない、一部では鈴木の予告はハッタリなのではという声もあるが、潮﨑&金丸の復帰といい、NOAH内のユニット解散といい時限爆弾になる要素はあることからハッタリともいえない、果たして時限爆弾はどういう形で現れるのか、横浜文体大会を見なければ定かではない。 -
2015年度伊賀プロレス大賞発表!
2015年度の伊賀プロレス大賞 各賞が決定しました
2015年度MVP
鈴木みのる(鈴木軍/パンクラスMISSION)投票結果=投票数70
鈴木みのる(鈴木軍/パンクラスMISSION)=27
オカダ・カズチカ(新日本プロレス)=14
棚橋弘至(新日本プロレス)=8
中邑真輔(新日本プロレス)=5
秋山準(全日本プロレス)=3
丸藤正道(NOAH)=3
鈴木秀樹=2
岡林裕二(大日本プロレス)=2
佐藤耕平(ZERO1)=1
坂口征夫(DDT)=1
HARASHIMA(DDT)=1
征矢学(WRESTLE-1)=1
タンク永井(K-DOJO)=1
竹田誠志=12015伊賀プロレス大賞ベストバウト
新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 9」1月4日 東京ドーム
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第10代王者]○中邑真輔(20分20秒 片エビ固め)[挑戦者]X飯伏幸太
※ボマイェ
☆中邑が2度目の防衛に成功投票数=57
中邑真輔vs飯伏幸太(新日本プロレス 1月4日 東京ドーム)=13
棚橋弘至vs中邑真輔(新日本プロレス 8月16日 両国国技館)=12
丸藤正道vs鈴木みのる(NOAH 12月23日 東京・大田区総合体育館)=11
鈴木みのるvs杉浦貴(NOAH 9月19日 エディオンアリーナ大阪)=4
オカダ・カズチカvsAJスタイルズ(新日本プロレス 7月5日 大阪城ホール)=3
鈴木秀樹vs船木誠勝(ZERO1 3月1日 後楽園ホール)=3
HARASHIMA 大家健vs棚橋弘至 小松洋平(DDT 11月17日 後楽園ホール)=3
宝城カイリvs里村明衣子(スターダム 6月14日 後楽園ホール)=2
曙vs諏訪魔(全日本プロレス 4月25日 後楽園ホール)=1
HARASHIMAvs飯伏幸太(DDT 4月29日 後楽園ホール)
関本大介vs石川修司(大日本プロレス 3月31日 後楽園ホール)=1
岡林裕二vs関本大介(大日本プロレス 7月20日 両国国技館)=1
オカダ・カズチカvs天龍源一郎(天龍プロジェクト 11月15日 両国国技館)=1
藤田和之vs澤田敦士(IGF 8月29日 両国国技館)=12015伊賀プロレス大賞ベストシリーズ&興行賞
天龍プロジェクト「~天龍源一郎最終興行~革命終焉Revolution FINAL」11月15日 両国国技館 10552人 超満員札止め投票数=51
天龍プロジェクト「~天龍源一郎最終興行~革命終焉Revolution FINAL」11月15日 両国国技館=12
NOAH「Destiny2015」12月23日 東京・大田区総合体育館=8
新日本プロレス「G1 CLIMAX25」7月20日北海道立総合体育センター 北海きたえーる~8月16日 両国国技館=6
DDT「#大家帝国主催興行~マッスルメイツの2015」11月17日 後楽園ホール=6
新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 9 in 東京ドーム」1月4日 東京ドーム=5
新日本プロレス「DOMINION 7.5 in OSAKA-JO HALL」7月5日 大阪城ホール=3
NOAH「プロレスリング・ノア 旗揚げ15周年記念大会 vol.2 GREAT VOYAGE 2015 in OSAKA」9月19日 エディオンアリーナ大阪=2
天龍プロジェクト「天龍プロジェクト27 Revolution FINAL TOUR in Osaka」5月30日 大阪府立体育会館第2競技場=2
大日本プロレス「両極譚」7月20日 両国国技館=2
新日本プロレス「INVASION ATTACK 2015」4月5日 両国国技館=1
全日本プロレス「2015チャンピオン・カーニバル」4月5日 沖縄コンベンションセンター~25日 後楽園ホール=1
NOAH「三沢光晴メモリアルナイト」6月13日 広島グリーンアリーナ・小アリーナ=1
MIO「さようならみんなのお姉ちゃん~紫雷美央引退~」9月20日 後楽園ホール=1
WWE「レッスルマニア31」3月29日 アメリカ・ニューオリンズ=12015伊賀プロレス大賞・最優秀タッグチーム賞
岡林裕二 関本大介(大日本プロレス)投票結果=投票数=39
岡林裕二 関本大介(大日本プロレス)=10
ランス・アーチャー テイビーボーイ・スミスJr.(鈴木軍)=10
佐藤耕平 石川修司(ツインタワーズ)=4
カイル・オライリー ボビー・フィッシュ(ROH)=3
土井成樹 YAMATO(DRAGON GATE)=3
征矢学 葛西純(new Wild order)=3
紫雷イオ 岩谷麻優(スターダム)=3
ゼウス ボディガー(ビッグガンズ)=1
佐藤耕平 関本大介=1
バラモンシュウ バラモンケイ=1決戦投票
2015年度伊賀プロレス大賞最優秀タッグ賞決戦投票 最優秀タッグ賞の1位が2チームになりましたので決戦投票を行います! 投票よろしくお願いします!
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2016, 1月 262015伊賀プロレス大賞・最優秀ユニット賞
鈴木軍(鈴木みのる、タイチ、TAKAみちのく、ランス・アーチャー、デイビーボーイ・スミスJr.、シェルトン・X・ベンジャミン、飯塚高史、エル・デスペラード、杉浦貴)投票結果=投票数43
鈴木軍=22
#大家帝国(DDT)=9
CHAOS(新日本プロレス)=8
Evolution(全日本プロレス)=3
new Wild Order(WRESTLE-1)=1
尻神教=12015伊賀プロレス大賞・最優秀ジュニアヘビー級賞
タイチ(鈴木軍)投票結果=投票数46
タイチ(鈴木軍)=17
KUSHIDA(新日本プロレス)=7
青木篤志(全日本プロレス)=7
田中稔(WRESTLE-1)=5
大谷晋二郎(ZERO1)=4
原田大輔(NOAH)=2
戸澤陽(DRAGON GATE)=2
小峠篤司(NOAH)=1
鈴木鼓太郎=12015伊賀プロレス大賞・最優秀新人賞(デビューから5年以内の選手が対象)
樋口和貞(DDT)投票結果=投票数41
樋口和貞(DDT)=15
小松洋平(新日本プロレス)=12
野村直矢(全日本プロレス)=6
芦野祥太郎(WRESTLE-1)=4
カサンドラ宮城(センダイガールズ)=2
宇藤和久(大日本プロレス)=1
小林香萌(ASUKA PRJECT)=12015伊賀プロレス大賞・女子プロレスMVP
里村明衣子(センダイガールズ)投票結果=投票数39
里村明衣子(センダイガールズ)=23
紫雷イオ(スターダム)=12
中島亜里紗(JWP)=2
志田光=2
浜田文子(WAVE)=12015伊賀プロレス大賞・最優秀ベストキャラクター賞
田口隆祐(新日本プロレス)投票結果=投票数45
田口隆祐(新日本プロレス)=20
スーパー・ササダンゴ・マシン(新潟プロレス)=9
植木崇行(大日本プロレス)=4
ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)=4
平田一喜(DDT)=3
志田光(尻神教)=3
ヨースケ・サンタマリア(DRAGON GATE)=1
かばいじいちゃん(九州プロレス)=1管理人特別賞
伊賀プロレス大賞特別賞
天龍源一郎特別功労賞
白石剛達(テレビ東京で国際プロレス、世界のプロレスを放送したことに尽力)
エル・イホ・デル・ペロ・アグアーヨ
トミー・ロジャース
ウイリアム・ルスカ
バーン・ガニア
阿修羅原
ダスティ・ローデス
ロディ・ハイパー
ニック・ボック・ウインクル
ユニオンプロレスカムバック賞
長与千種
BUSHI(新日本プロレス)
最優秀フロント賞
高木三四郎(DDT大社長/WRESTLE-1 CEO)ベストカップル賞
タンク永井 紫雷美央話題賞
清水愛最優秀映画賞
プロレスキャノンボール三日坊主賞
白石伸生(ブログで新日本バッシングを行うも三日坊主程度で終わる)Facebook賞
森嶋猛(引退決定後にFacebookで暴走し、そのままNOAHから消えてしまう)恨み節賞
谷川貞治(『巌流島』がフジテレビNEXTから打ち切りにされ、フジテレビや榊原信行氏に対して恨み節)サプライズ賞
棚橋弘至 マッスル坂井(#大家帝国興行で棚橋と共に煽りパワポを公開)ドタキャン賞
火野裕士(K-DOJOの11月1日後楽園大会直前に退団)DV賞
市来貴代子(女性週刊誌に本間朋晃からのDVを告発も、本間から逆告発を受ける)取材拒否賞
宝島社(新日本プロレスから取材拒否)空回り賞
諏訪魔、藤田和之(紆余曲折の末にやっと対戦も空回りに終わる)勝ち逃げ、持ち逃げ賞
ミルコ・クロコップ(石井慧をKOしてIGF王座を奪取もUFCへ移籍で勝ち逃げだけでなくベルトも持ち逃げ)以上に決定しました!
伊賀プロレス大賞2015の投票ありがとうございました。伊賀プロレス大賞2015の投票ありがとうございました。投票数は各賞とも昨年を上回り感謝します。来年も開催する予定なのでまたよろしくお願いします。
また1月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票も2月4日に受付を予定、新ルールも決定。詳細は決定次第発表します。
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2015年度伊賀プロレス大賞投票結果の発表延期 決戦投票のお知らせ
投票受付を終了した2015年度伊賀プロレス大賞ですが、最優秀タッグ賞の1位が2チームになり、決選投票を行うため発表を1日延期させていただきます
投票発表は27日午後7時ごろになります、発表までもうしばらくお待ちください。
なお決戦投票はTwitterの投票機能を使用して行います,
決戦投票は午前10時から、投票をお願いします! -
中邑真輔が新日本プロレスを正式に退団・・・自ら敷かれたレールをはみ出し、新日本をゆるがせた10年間
<新日本プロレス公式HPより>
1月25日(月)12時から新日本プロレス事務所にて、2016年1月31日を持って新日本プロレスリングとの選手契約を解除、退団することが決定した中邑真輔選手が会見を行われた。
また、中邑選手が保持していたIWGPインターコンチネンタルのベルトは、中邑選手から菅林会長に返上された。■菅林直樹会長のコメント
菅林「リリースされた通りですね、今月いっぱいで、中邑真輔選手、新日本プロレスを退団することとなりました。大変残念なんですけども、次なる闘いのリングでも中邑真輔選手らしい闘いを続けてもらいたいと、切に願っております。それはきっと私以外の社員や選手も皆、同じ気持ちだと思います。頑張ってください」■中邑真輔選手のコメント
中邑「今月1月、残り2試合で、新日本プロレスを退団させていただきます。非常に大きな大きな決断でした。この決断を了承して下さり、かつ壮行試合等、非常に新日本プロレスには感謝しております。2002年に入団して、苦楽を共にし、共に歩んできた、菅林さんをはじめ、社員の皆様、選手、関係者の皆様、そしてファンの皆様には非常に感謝しております。ありがとうございます。今後は新たな刺激、環境、舞台を求めて、挑戦し続ける所存であります。改めまして、ありがとうございました」■質疑応答
――新日本プロレスでやりたいことをやり尽くしたというようなお気持ちがあって、今回このような決断をされたということですか?
中邑「退団を決意したことに関しては、一つだけの理由ではないです。自分の年齢的なものも含め、かつ新日本プロレスで成長する上で培ってきた価値観や、自分の感情や、そういうモノを統合して、『今しかない』と思った上での決断ですね」
――改めて、退団を決意した時期は?
中邑「そうですね。悩んでいたのは、2年ぐらい前からですかね。決意という形になると、昨年11月あたりでしょうか」
――その決意に至ったポイントは?
中邑「そうですねぇ、ほんとに2015年の新日本プロレスにおける自分の試合というものをですね、常に100%以上のモノを自分としては求めて、かつ自分にとっては特別な、今の中邑真輔を形成する上で、特別だった人間とやり合えたっていうものですかね。1月4日の飯伏君、12月の後楽園、田口に至るまで」
――海外に新しい進路を見つけるという噂を聞いていますので、それを前提に質問させてもらいますが、例えばアメリカのリングですと、マイクアピールの部分も大きいですし、あるいは新日本プロレスに比べると試合表現もしにくい部分はあるかと思いますが、その点に関してご自身で考えていることはありますか?
中邑「そうですね。どういう状況下においても、そこに落とし込める遊びがあるのであれば、いかに小さな隙間であっても、そこに全人格で中邑真輔を投影するまでですね。これまでもそうしてきたように、これからもそうするであろうと、自分では思っております」
――ずっとライバルであった棚橋弘至選手に一言お願いします。
中邑「……直接言います(ニヤリ)」
――2002年に入団してからの13年間、改めて新日本プロレスで送った時間というのは、中邑選手にとってどのような時間でしたか?
中邑「自分で言うのもなんですが、『こんなレスラー他にいなかったな』と思いましたよ。まぁデビューまでの経緯から、デビューしてからの数々の挑戦や、もう時代がガラッと変わったわけではないんでしょうが、すべてが自分にとっては、かけがえのないものだなと感じれますね。その当時は、死に物狂いで、ただひたすら前見てやってたんですけれど。まぁでも今の新日本プロレスは、なにがあっても、誰もがチャンスを自ら作り、かつ掴める舞台になりえてると思ってますね。ちょっと答えになってないですけど」
――思い入れのあるIWGPインターコンチのベルトについて一言お願いします。
中邑「ベルトに対しては、返上という形で不本意な決着とはなってしまいましたが、一つ新しい価値観を想像できたという部分では、自分だけではないんですが、自分の誇りであるとは感じます」
――所沢大会、後楽園大会の残り2試合となり、中邑選手と非常にゆかりのある選手との6人タッグが組まれていますが、その闘いに向けて意気込みをお願いいたします。
中邑「そうですねぇ、年間100試合以上、それが2002年から約13年ですか。まぁ誰も彼も、ゆかりというか、仲間・兄弟のように思ってますが、その中でも所沢、後楽園で闘う人間っていう部分では、自分のプロレスラーとしての物語の中で、非常に重要な役割をしてきたメンツなので。まぁリングに立ってみないとわかりませんが、いろんな感情が自分の中に起こるんだろうなぁということは、一つなんというか、寂しさもありますが、非常に楽しみです」新日本プロレスが会見を開き、改めて中邑真輔の退団を発表、中邑本人が会見に応じ菅林会長に保持していたIWGPインターコンチネンタル王座を返上した。
会見では中邑自身が『こんなレスラー他にいなかったな』とコメントしたとおり、デビューからいきなりMMAに挑戦して、デビュー2年目でIWGPヘビー級王座を奪取、そして新日本でタブー視されていたアントニオ猪木への挑戦発言など、中邑ほど新日本を揺るがした存在はいなかったし大きなインパクトを与えてきた。今思えば猪木への挑戦発言は、新日本が敷いたレールを自らはみ出すためのきっかけになっていたのかもしれない。
そしていつしか中邑自身が新日本だけでなく自身の高みを望むようになり、それが次第に新日本より自身の高みというものを占めるようになっていった、新日本を離れるという選択はある意味自然の流れだったのかもしれない。
ジャイアント馬場さんが生前「プロレス界は10年に1度、大きな事件が起きるものだよ」 というジンクスを残したが、新日本が猪木体制から脱して10年目でこれまで新日本支えてきた中邑が去るのは大事件でもあるが、大事件をきっかけにマット界は新しい時代への扉を開いてきた、中邑が去るのはある意味新陳代謝するためのいいきっかけになったしならなければならない
最後に中邑の次なる高みは明言しなかったが、同じく新日本を離れたAJスタイルズがWWEのロイヤルランブルに参戦したことを考えると、中邑もWWEなのか?
中邑真輔が退団会見でインターコンチ王座を返上し、深々と礼。 新日本プロレス時代を振り返り「こんなレスラー、他にいなかったなと」【1.25会見】 https://t.co/uIAOgaZMan #njpw pic.twitter.com/pGkg5jJsBo
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016, 1月 25 -
一時帰国のカマイタチがライバル・リーをホームリングで降し世界王座を奪取!1月24日 新日本プロレス「NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2016」東京・後楽園ホール 1559人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼小松洋平&田中翔 壮行試合VI/20分1本
ゲレーロ・マヤ・ジュニア ○テ・パンテル(5分10秒 変形脇固め)×小松洋平 田中翔
(試合終了後)
小松「(※『小松』コール)最後、またね、負けちゃって、結果を残せなかったんですけど、僕らは僕らの世代で新日本プロレスを引っ張るって、もう決めてるんで。だから、もっと成長して、もっとスターになるために、僕たちは海外へと旅立って行きます(※大拍手)。必ずスターになって帰って来るんで、期待しといて下さい(※大拍手)」
田中「(※『田中』コール)本当に!! 本当に!! 幸せなヤングライオン生活でした(※大拍手)。どうかお願いです。必ず強くなって帰って来るんで、それまで待っていて下さい!(※大拍手)」
小松「凄く、凄く、幸せなヤングライオン生活でした! 超ありがとうございました! 行って来ます!!(※大拍手)」
【パンデル、マヤ・ジュニアの話】
パンテル「ほんとにいろんなことを学ばせてもらったシリーズだった。自分は自然体でできたし、これが自分の中で大きなチャンスになると思う。ベルトも防衛できたし、このベルトをインターナショナルな価値に上げられたのではないかと思う」
マヤ・ジュニア「このシリーズ本当に勉強になりました。このベルトは唯一メキシコのモノだったが、これが本当に世界的なモノになればいいと思う」
――小松選手、田中選手がメキシコに遠征にいきますが、ベルトに挑戦するチャンスはありますか?
パンテル「彼らはまだ若いし、これからなんだけど、元々新日本プロレスで練習を積んできた選手なので、メキシコで新たにメキシコのプロレスを学んでもらうことによって、このベルトに挑戦することも可能だと思う。挑戦、待ってます」
【小松、田中の話】
――今日、2人の物語の何章目かが終わって、新しい章に入っていくと思いますが?
小松「僕らの関係は、THE 虎舞竜の『ロード』のように第何十章まで続くと思います。その第一章が終わったのかな。」
田中「ようやくね」
小松「とりあえず、一段落しましたよ」
――今回、壮行試合がおそらく初めてシリーズで行われて、会社の期待も大きいかと思います。結果としては残念でしたが、その分借りができたのかなと、楽しみにしています。
小松「そうですね。経験値は自分の中に取り込めたので、あとは、これをいかに活かすか。材料は手に入れたので。ルチャの感覚、リズム感、そういうものを、このシリーズを通して頭の中に入れたので、あとは、メキシコで場数を踏んで、調整するだけじゃないですかね。向こうは実験の場ですからね。色々試してきます」
田中「ようやくこれで、下積み、まだ海外遠征はあるけれど、終えたので。次、メキシコで、新しいリングネームも決まっているので、そのリングネームに恥じないように、そして、日本人の誇りも忘れないように、海外で闘ってこようと思います。海外で何をするか、というよりも、新日本に帰ってきて何ができるか。そのための海外遠征だから、しっかり、海外武者修行として、修行に励んできたいと思います」
――「これからスターになる」とリング上で約束した以上は、もちろんスターになりますか?
小松「今は輝き出してるんですけど、材料はすごく良いんですけど、向こうでブラッシュアップしてこないと、磨いて磨いてより輝きを放ちますよ。帰ってくる頃には」
――ラストマッチで、ファンの大きな声援を聞いてどうでしたか?
小松「リングに上がるまで、お客さんを見渡した時に、この光景をすごくありがたいなと感じて、声援も多くて、ジーンときました。試合には集中してたんですけど、一歩及ばなかった感じですね」
田中「黒パンで試合するのも最後だったので、『悔い残らないように』『悔い残らないように』って考えすぎて、上手くいかなかったところもあるかもしれないです。でも、やりきりました。悔いはないです。次に何をするか、先に先に考えていこうと思います」
――2人で苦労も乗り越えてきたかと思いますが、小松選手にとって田中選手とは、田中選手にとって小松選手とは、どんな存在でしたか?
小松「座持ちのする存在というか、田中が入ることで、その場がなごんだりするので、僕としてはすごく助かってますね。助かってるよ」
田中「ありがとうございます。こちらこそ。今の自分があるのも、小松さんがいてくれたからだと、すごく思うので、これからも2人、良いライバル、良いパートナーとして、どんどん闘っていきたいです」
――小松選手、田中選手の上下関係は、しばらくは変わりそうにないですか?
小松「おそらく、このスタイルが、ウケたってことでしょうね」
田中「そうなんですかね」
小松「このセット販売の仕方が間違ってなかった」
田中「それならいいですけど」
――どちらが、男前ですか?(記者陣笑い)
小松「田中くんは目鼻立ちもハッキリしてて、ジャニーズ顔なんですよね。パッと見たら、みんな『田中くん』って言うんですけど、長い目で見てると、『違う、田中じゃなかった。小松だった』ってなるんですよね」
――どういうことですか?(記者陣笑い)
小松「僕にハマったら、結構抜け出せない子が多いんで。中毒性がありますよ」
――女性限定ですか?
小松「もちろんです」
田中「自分は、女性だけじゃなく、広く対象にしてるんで」
小松「浅く広く」
田中「浅く広く」
小松「……こういうコメントも、今日で終わりですかね」
――(記者陣笑い)
田中「最後ですよ。言いたいこと言っておかないと」
――メキシコへ出発するまで、数日あると思いますが、ラストマッチを終えて、どういう風に過ごしますか?
小松「あとは、実際僕らは、出発の日まで全部埋まってるんですよ。だから、空いた2、3時間で全部荷物をまとめないといけないんで。あと全部、仕事なんですよ」
――もうスターの片鱗が出てますね。
小松「もう、溢れ出ちゃって、止まらないですよ」
田中「普段、身体に気を遣って、あんまり美味しいものを食べてなかったので、日本の美味しいものを食べ納めしておこうと思ったんですけど、その時間もなさそうです。そのままメキシコに行っちゃいます」
小松「この間、実家に帰った時に、お母さんの手料理が美味しくなかった、って言ってるようなもんだよ」
田中「いやいや……ちゃんと食べましたよ。ヘルシーな」
小松「『美味しいもの食べてない』って言うからねぇ」
田中「試合終わってから。ドームの後は食べましたよ」
小松「まぁ、メキシコに行っちゃえば行っちゃったで、何かひらめくものはあると思うので。基本的に、僕らの、新日本で培ったベースは変えないです。プラスアルファ、何か吸収できれば」
――頑張ってください。
小松「損はさせないんで」
――2人ともすごくレベルは高いですよ。
小松「ありがとうございます。否定はしないことにします。謙遜こそ、最も悪質な自惚れ」
田中「自分、めっちゃ謙遜しちゃうんです」
小松「それこそ、悪なんだよ」
田中「……そんなことないです」
小松「モテるでしょ?」
田中「そんなことないです。全然モテないです(笑)」
小松「……対照的なんで。これからも、温かく見守って頂けたらと思います」
田中「よろしくお願いします。本当にありがとうございました」
小松「ありがとうございました」
――行ってらっしゃい!
小松&田中「行ってきます!」
◇第2試合◇
▼20分1本
タイガーマスク KUSHIDA フエゴ ○ストゥーカJr.(8分9秒 片エビ固め)YOSHI-HASHI ボビー・スィー ×OKUMURA エチセロ
※トルペド・スプラッシュ
◇第3試合◇
▼LUCHA DE MAESTROS/30分1本
○獣神サンダー・ライガー(7分55秒 カンパーナ)×ヴィールス
◇第4試合◇
▼マスカラ・ドラダ新日本プロレス所属ラストマッチ/30分1本
内藤哲也 EVIL ○BUSHI(7分23秒 BUSHIロール)田口隆祐 ×マスカラ・ドラダ アトランティス
(試合終了後)
ドラダ「アリガトーゴザイマース!! ハポーーン(日本)!!自分のホームタウンであるアレナ・メヒコに帰るけど、またここに帰って来ることがあれば、IWGP Jr.に挑戦するチャンスを下さい!」
【内藤、EVIL、BUSHIの話】
EVIL「Welcome to the darkness world. This is EVIL. Everything is EVIL. すべてはEVILだ」
内藤「試合なんて、どうでもいいよ。試合後、小松への一撃が、どういう意味か。小松はしっかり考えればいいよ。こんな簡単に、俺らの、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに、入れると思ったか。まぁ、いい気持ちは味わえたでしょ。あの一撃をどう取るかで、今後の小松が決まるんじゃない?アレが、『俺らの仲間には入れないよ』っていう一撃なのか、それとも、『俺らの本拠地であるメキシコで、頑張ってこいよ』っていうメッセージなのか。どっちだろうね。どっちか分かんないけど、彼がどう捉えるか次第じゃないの?昨日言ったけど、あばら全然治ったわ。1日経ったら治ったわ。俺、次のシリーズも新日本に出るから。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン。期待してくれよ」
BUSHI「あーあ。最後にやってくれたぜ、オイ。ドラダ、オマエこのまま勝ち逃げしたまま、メキシコ帰るつもりかよ。絶対許さないからな。IWGPジュニア、タイトルマッチ前に、とんだ恥かかされたぜ。この恨み、絶対忘れねぇ。なんだったら、俺がメキシコに単独で行って、オマエとやったっていいんだぜ。ドラダ、オマエがIWGPジュニア、挑戦させろ?笑わせんなよ、テメェ。俺がKUSHIDAからIWGPジュニア獲って、最初にオマエを指名してやるよ。そしたら、今度こそ、俺がIWGPジュニア、CMLLウェルターの2冠王者になるんだからな。コノヤロー、CHINGA TU MADRE PENDEJO WEY(※最後はスペイン語で罵った)」
【ドラダの話】「ボクはこれでアレナ・メヒコに帰るけど、またここに帰って来ることがあれば、是非IWGPジュニアに挑戦させてください。オネガイシマス。今まで応援してくれて、アリガトウ」
◇第5試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○オカダ・カズチカ 中邑真輔 バルバロ・カベルナリオ(13分6秒 片エビ固め)棚橋弘至 ×ジュース・ロビンソン ティタン
※レインメーカー
(試合終了後、突如としてIWGPヘビー次期挑戦者の後藤が乱入し、オカダにラリアット、セコンドの外道に牛殺し、エプロンに立つ中邑にランニングエルボーをお見舞い。そして、オカダを昇天・改でKOすると、ブーイングの中、後藤は憮然とした表情で退場する) 【後藤の話】「盛り上げに来てやったぜ、オイ。これが俺のやり方だ。オカダ、お前にも付き合ってもらうぞ。パワーがあり余ってしかたねぇよ」
◇第6試合◇
▼CMLL世界ライト級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○カマイタチ(18分33秒 片エビ固め)[王者]×ドラゴン・リー
※カナディアンデストロイ
☆カマイタチが新王者となる
【カマイタチの話】
カマイタチ「最高だよ!最高だよ!最高だよ!このベルト。最高だよ!それ以外言葉なんてねぇよ。ドラゴン・リーだよ。アイツが巻いてたベルト、アイツから獲って、初めてこのベルトの価値があるんだよ。すげぇ輝いてんだろ?もっと輝かせるぜ。最高、最高だよ」
――改めて、ベルト奪取おめでとうございます。
カマイタチ「ありがとうございます」
――本当に最高の凱旋帰国だったと思いますが?
カマイタチ「最高、最高ですよ。本当に言葉にあらわせない。最高の一言ですよ」
――長い海外修行の成果を100%以上出せたんじゃないですか?
カマイタチ「そうですね。約2年半ぶりの後楽園ホール。挨拶して、イギリスに旅立って、メキシコに辿り着いて。そのメキシコでもがき苦しんで、ドラゴン・リーにやられ、やられ、やられっぱなしで、やっとこの『FANTASTICA MANIA』って舞台で取り返せたのが、すげぇ嬉しいですよ。最高ですよね」
――ドラゴン・リー選手にとっても、日本で最高の試合を見せられたと思いますが?
カマイタチ「アイツまだ若いですからね。ほんとに、ドラゴン・リーのこと、リスペクトしてますよ、もちろん。本当にメキシコで、いい相手に巡りあえたなと。嬉しいですよ。憎いですけどね。あんな、20歳で……20歳なんて、自分は新日本に入ったばっかりですよ。それであのレベルですよ。アイツは、メキシコだけじゃなくて、世界に通用する選手、そういう風に思ってますよ。いくらキャリア積んだ人間でも、やっぱり海外でスタイル変えて闘うっていうのは難しいことで。俺もキャリア5年で、すげぇ噛み締めてますから。だから、本当に2年くらいで、凄いと思います」
――これからメキシコに行く小松選手、田中選手にも、励みや希望を与えたと思いますが?
カマイタチ「1つ、勘違いしないでほしいのは、俺まだ完全帰国じゃないですから。俺はまだメキシコで闘いますよ。もちろん、OKUMURAさん、フウジンライジン、アイツらと一緒に、メキシコでまだまだ闘って、もっと成長して、俺の新日本プロレスのリングに帰ってくるんで。その時まで、もう少しだけ、楽しみにしててください」
――CMLL世界ライト級のベルトを獲った以上は、責任を果たすということですか?
カマイタチ「別に、責任がどうのこうのっていう思いはまったくないですけど、チャンピオンらしく、誰の挑戦でも受けますし、もちろん、ドラゴン・リー。俺ともう1回やりたいと思いますよ。その気持ちは分かりますよ。俺だってアイツに、今回で5回目の挑戦ですから。4回も負けてるんで。悔しいと思いますよ。アイツは5回目を獲られて。でも、関係ないから。俺はこの新日本プロレスで、ずっと諦めないで生きてきたから。本当に、正直、何も取り柄なんてないですよ。身長も小さいし、すげぇいい身体もってるわけじゃない。それに、リコシェみたいに、すげぇ跳べるわけじゃない。俺に何があるかって?やり合うしかないんですよ。諦めない心。それだけは誰よりも持ってるんで。2年半前と、まったく何も変わってないですよ。俺は、IWGPヘビーを獲って、ゴールデンタイムで試合をするっていう夢は、ずっと変わってないですから。」
――前回はドラゴン・リー選手に挑戦して、2分半だけ“幻のチャンピオン”になりました。それを経て、改めてベルトを手にした感想は?
カマイタチ「正直、あの試合、本当に悔しかったですよ。レフェリーが3カウント入れたんで、勝ちだと思ってましたから。それが、ロープに足がかかってたと。マキシモが苦情入れて、コミッショナーが動いて、『あぁ、そんなに日本人にベルト獲られるのが嫌だったのかな』って考えちゃいますよ、悪いですけど。まぁ、でもね、今こうやってベルトあるんで、まぁいいですよ。勝つことがすべてですから。勝って、お客さんがすげぇ盛り上がる試合をするっていうのが、俺たちの役目ですから。すげぇ幸せですよ、今」
――『FANTASTICA MANIA』の大会の中で、一気にカマイタチ選手が主役に踊り出た試合だったと思いますが?
カマイタチ「どうですか?それは、記者の皆さん、お客さんが感じたことがすべてだと思うんで。自分は別に、この大会の主役だとか、そんなことは抜きに、ただただ、ドラゴン・リーを追いかけて日本に来ただけなんで。このベルトがすべて、このベルトが俺のところにあるっていうことがすべてですよ」
――完全帰国の目途は?
カマイタチ「そうですね。正直に言いますと、今、新日本のジュニアは、自分の中で、どうしても一歩出ないところがあるんです。どうしても、ヘビーに勝てないんですよ。今、チャンピオン、KUSHIDAさんですよね?たとえば、KUSHIDAさんと棚橋さんがシングルでやる。KUSHIDAさんとオカダさんがシングルでやる。KUSHIDAさんと中邑さんがシングルでやる。悪いですけど、言っちゃ悪いですけど、IWGPジュニアチャンピオンのKUSHIDAさんじゃ勝てないです。やっぱり、ジュニアはそこを超えなくちゃいけないんですよ。だから、俺は、ずっと寮で世話になってた、プリンス・デヴィットさんに憧れましたよ、本当に。デヴィットさんは、ジュニアとヘビーの壁をぶち破ってくれた人だと思ってます。デヴィットさんは、1人で、ヘビーに立ち向かってくれましたよ。俺は、ああなりたいんですよ。ジュニアを巻いて、ヘビーのベルトを巻きたいんです。ジュニアは、ヘビーの下じゃないんですよ。ジュニアとヘビー、同じ位置にいなくちゃいけないんですよ。だから、俺は、まだ、まだ勝てないです。棚橋さんと、中邑さんと、オカダさんとやっても、まだ勝てる自分が想像できないんです。その自分が想像できたら、俺はその時、日本に帰ってきます」
――ロス・インゴベルナブレスに入るんじゃないかという噂もありますが?
カマイタチ「それについて、コメントが聞きたいんですか?1つコメントするなら、トランキーロ、焦んなよ。それだけです」
【リーの話】「俺たちはほんとにいつでも素晴らしい試合ができていると思う。今日に関しては、カマイタチ、お前の方が上だった。このクラスでは、信じられないような試合をしたと思う。今回に関しては、お前の方が上だったが、いつでも再戦の準備はできている。早いタイミングでチャンスが欲しい。アレナ・メヒコで日本でもやりたい」
◇第7試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○ミスティコ(17分23秒 ラ・ミスティカ)×ウルティモ・ゲレーロ
◇第8試合◇
▼NWA世界ヒストリックウェルター級選手権試合
[王者]○ボラドール・ジュニア(21分6秒 片エビ固め)[挑戦者]×メフィスト
※スパニッシュフライ
☆ボラドール・ジュニアが王座防衛に成功。
最終戦を迎えた「CMLL FANTASTICA MANIA 2016」だが前日の後楽園大会で試合を終えたドラゴン・リーに2年間に渡りCMLLで遠征していた高橋広夢ことカマイタチが乱入してメキシコでの抗争相手であるリーを投げ放しジャーマンでKOし、リーのが保持しているCMLLライト級王座への挑戦を表明、これを受けて最終戦のカードが大幅に変更された。
先手を奪ったのはリー、カマイタチのティヘラを着地したリーは逆にティヘラを決め場外へ追いやると、リーが鋭いトペを放つ。
しかしリングに戻るとミサイルキックを決めたリーにカマイタチがドラゴンスクリューを決め、膝めがけてのダイビングニードロップなどで足攻めを展開、しかしリーは断崖式のティヘラでカマイタチを再び場外へ追いやりノータッチトペコン、リングに戻って変型のジャンピングパワーボムと繰り出し、カマイタチをコーナーに逆さ吊りにしてのパタラス・エネル・ペチョを狙うが、カマイタチは雪崩式フロントスープレックスで阻止するも、次の技を狙ってコーナーでもたついた隙を突かれ、リーはパタラス・エネル・ペチョを改めて決め、再度狙うもカマイタチは下からのドロップキックで場外へ落としてから、ヤングライオン時代に使用していたエプロンダッシュのドロップキックを炸裂させる、エプロンダッシュのドロップキックはヤングライオン時代よりスピードが上がっているせいか威力も上がっている。
そしてカマイタチは場外でスタンディングの状態となっているリーにセントーンを浴びせ、リングに戻って再度ドラゴンスクリューから変型足四の字と足攻め、そしてジャーマンの応酬と、インパクトのある技で攻めるリーに対しカマイタチは食らいつくも後ろから追いかけてプレッシャーをかける展開となっていく。
リーのフェニックスブレックス狙いをカマイタチは回転エビ固めで切り返すが、リーはすぐさま脇固めで捕獲、更に変型のナガタロックⅢへと移行してカマイタチを追い詰めると、パタラス・エネル・ペチョ、フェニックス・ブレックスと畳み掛けるが、カマイタチもローリングジャーマンで応戦、そしてリーのニーをブロックしたカマイタチはラリアットからカナディアンデストロイを決め3カウントを奪い、ホームである日本で王座を奪取した。
高橋広夢ことカマイタチが2年以上の間どれだけ成長したかに注目していたが、今回は手の合うリーが相手だったということもあって、カマイタチがどれだけ成長したかを充分にアピール出来た試合であり、ホームリングでの王座奪取と新日本でもあまり使われないカナディアンデストロイをつかったことでファンにも大きくアピールできた。しかしこの試合で凱旋というわけでなくリーを追いかけての一時帰国ということで再びメキシコへ旅立つことになったが、本格的に凱旋となったらジュニアのトップの一角に食い込むことは間違いないだろう。
また第3試合では今大会を最後にメキシコへ帰国することになったドラダの凱旋マッチが行われたが、ドラダはBUSHIにスワンダイブミサイルキック、その場飛びシューティングスタープレスで追い詰めたが、BUSHIのコードブレーカー狙いを阻止したところで内藤の急所蹴りを喰らい、BUSHIロールで丸め込まれて逆転負けを喫した。22日の大会ではBUSHIを破りウェルター級王座は奪還したが、所属最後の試合で手痛い餞別をもらってしまった。
第4試合ではオカダがロビンソンをレインメーカーで勝利を収めるが、試合後に今シリーズでは試合を外されていた後藤洋央紀が乱入して昇天・改でオカダをKOし館内から大ブーイングを浴びた、ドーム大会2夜明け会見でもオカダの見下した態度に後藤が怒って襲撃したが、後藤のオカダに対する怒りはまさしく噴火寸前なのかもしれない。
最後に小松、田中が今大会をもってメキシコのCMLLへ旅立つことになった、二人は風神、雷神のリングネームでタッグチームとして売り出されるという、今大会ではパンデルの変型脇固めの前に小松が敗れてしまったが、どれだけ大化けして帰ってくるか期待したい。Gracias Dorada!(@DoradoSro ) 1年間、新日本プロレス所属として活躍してくれたドラダに大拍手を。 #njcmll #CMLL #ありがとう pic.twitter.com/hN2wvM2WbZ
— HIROSHI TANAHASHI (@tanahashi1_100) 2016, 1月 24Nos vemos pronto‼︎ DORADA‼︎@DoradoSro pic.twitter.com/uaZRZkc7HC
— KUSHIDA (@KUSHIDA_CANADA) 2016, 1月 24いままで一緒に闘ってくれてありがとう。お疲れ様。 pic.twitter.com/3JSPdHokBS
— 田中翔 Show Tanaka (@njpwShowT) 2016, 1月 24 -
岡林が浜の巨体を投げきりストロング王座防衛も、ストロング版「一騎当千」開催で敷かれた包囲網
1月24日 大日本プロレス 後楽園ホール 1135人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第0試合◇
▼15分1本
○丸山敦 佐久田俊行(7分58秒 片エビ固め)忍 X菊田一美
※TAJIRI公認バスソーキック◇第1試合◇
▼20分1本
“黒天使"沼澤邪鬼 ○ツトムオースギ ヘラクレス千賀(8分58秒 片エビ固め)バラモンシュウ バラモンケイ X植木嵩行
※ダイビングボディプレス◇第2試合◇
▼Gショック6人タッグデスマッチ/30分1本
○星野勘九郎 稲葉雅人 高橋匡哉(12分14秒 極道クラッチ)X木高イサミ 宮本裕向 塚本拓海【試合後の星野&稲葉】
▼稲葉「勝ったですね」▼星野「勝ったぞ。俺の信頼するマサの足引きから俺の極道クラッチで。これがアジアを代表する極道コンビの力だよな?」
▼稲葉「そうですね」
▼星野「特訓の時に言ったよな。これでアジアタッグに挑戦させろよ。文句ねえだろ? 二丁拳銃から取ったぞ」
▼稲葉「タッグリーグに続き、2連勝だ、2連勝。たかだか2連勝かもしれないけど、タッグで結果を残してんだ。挑戦する権利はあるでしょ?」
▼星野「過去に遡れば、俺たちの大先輩のオジキと大熊さんがアジアタッグを持ってたよな。俺たちもそれに続こうぜ」
▼稲葉「俺たちが意志を継ぎましょう。とりあえず直訴しに行きましょう。社長に」
▼星野「直訴しに行こう」
▼稲葉「もう文句ないでしょ?」
【試合後のイサミ&宮本】
▼イサミ「ミスジャッジだろ?」▼宮本「あんなんじゃ動けないだろ。だからカウントも入れちゃうんだよ。返したって。ふざけんなよ」
▼イサミ「あいつらこそ今度はやってやるよ」
◇第3試合◇
有刺鉄線ボードタッグデスマッチ/30分1本
○アブドーラ・小林 竹田誠志(11分32秒 体固め)伊東竜二 X関根龍一
※ダイビングバカチンガーエルボードロップ◇第4試合◇
▼30分1本
○橋本和樹 橋本大地(12分38秒 片エビ固め)関本大介 X青木篤志
※デスバレーボム【試合後の和樹&大地】
▼和樹「これまでいろんな人と戦って、いろんな負けを越えて、いろんな勝ちを取ってきたけど、なんか今日は吠えるとかそういうんじゃない感じがするんだ。なんか吠えるとかじゃないんだよ。青木から取った。本当に嬉しいよ。本当だったら、この裏で全裸になりながら喜び狂いたいぐらいだけど、一個青木から取ったことによって、俺には明確な先が見えた。次のジュニアリーグ、青木に勝ったんだ。俺は是が非でも優勝しなきゃならねえ」▼大地「いや、勝てるよ。勝てる、勝てる」
▼和樹「大ちゃんがそう言ってくれるなら、俺は絶対勝てる。大ちゃんが1年間タッグを続けると言ったら続いた。そうしたら、大ちゃんがもう1回そう言ってくれるんだったら、俺も優勝できる」
▼大地「今日なんで大喜びしたいところのなのに、喜びがないのか教えてやろうか。全日本のヤツらはさ、青木に気を遣ってるんだよ、たぶん絶対。BJWのヤツらはみんな気を遣わないぞ。みんなガンガン入れてくるぞ。そんな中で、こんな対抗戦をやっていいのか? BJWだって強いぞ。舐めてかかるなよ。絶対にコイツが優勝するから。絶対するから」
▼和樹「大ちゃんが言うなら、俺は優勝できる。やってくるよ。なんか決意がみなぎっている。あと、今日1つ吠えるとするなら、気になったことがある。おい、客。『大地はいい』だ? 『大地は関係ねえ』だ? バカか。ふざけんじゃねえ。コイツは大日本プロレスの橋本大地だ。そして、チーム大和としてリングの上にあがってるんだ。大地の戦いは俺の戦いであり、和樹の戦いは大地の戦いなんだ。俺らに関係ない勝敗や試合はない! それだけだ」
▼大地「言った通りだよ。今のまんまだ。一個、青木に言っておくよ。みんなに気を遣われてるんだ。そろそろ気づけって」
【試合後の関本&青木】
▼関本「青木選手、すいません。ごめんなさい」▼青木「すいません…」
▼関本「助けに行けなくて。ごめんなさい。大丈夫ですか? 喋れますか?」
▼青木「今は大丈夫です。クソ。取られちゃった…。クソ! ダメだ…」
◇第5試合◇
▼30分1本
佐藤耕平 石川修司 ○神谷英慶(14分40秒 体固め)鈴木秀樹 真田聖也 X宇藤純久
※バックドロップ【試合後の耕平&石川&神谷】
▼神谷「どんな相手でも一緒なんで、何ともないです」▼耕平「神ちゃんがチャンピオンになったから言うわけじゃないですけど、試合の中で真田選手をちょっと意識している感じがあったんで。そこはチャンピオンの邪魔をしないで任せようかなという感じでしたね」
▼石川「ずっと鈴木秀樹と当たってたんで、今日はあえてあまり触れなくてもいいかなと思ってたんですけど、今度3月から一騎当千が始まるみたいなんで。会社が見たいと思えば、組まれると思うんで。そこでやりたいなと思います。あとは神ちゃんが」
▼神谷「そうですね。特にありませんけど、これからもストロングBJでガンガン試合をして、ベルトの価値を高めていきたいと思います」
――神谷選手は真田選手を意識していた?
▼神谷「僕は初めて当たったんで、どんな選手か触れてみたい部分がありました」
――チャンピオンとしてその先を見越して?
▼神谷「そういうことではなく、一選手として当たってみたいなと」
――ツインタワーズも初対決だったが?
▼耕平「今日は一回も絡んでないんで。試合の流れを見てて、石川選手と普通にエルボーをガッチリ受けていて。イメージとしてはW-1からTNAに行ってね、もっと軽やかというか、そういう感じの選手かなと思ったんですけど、ああいう口も全然いけるんだなという。今日はたまたまタイミングが合わなかっただけなんで、次は当たってみたいですね。それもそうですし、それ以上に神ちゃんがこうやってベルトを取って、岡林ともシングルをやったりとか、着実に経験を重ねていくように、宇藤も上の選手たちとも揉まれて、鈴木と組んでタッグリーグに出て。宇藤も宇藤でそれなりに力をつけてきているなという感じがありました。それは神ちゃんに『下の人間にはまだまだ負けない』という気持ちとチャンピオンとしての自覚があったからこその今日の勝利だと思うんで。面白くなってきますね。真田選手もそうですし、たまたま諏訪魔選手も出られなくなって、怪我でしょうがないですけど、そういった他団体の選手と当たれるリングがここだと思うので。そういう意味では、NEXTということだと思ってます」
【真田の話】「今日の対戦相手は全員初めてでしたね。もう一発一発が重いですね。日本人でも、浜ちゃんや横綱(曙)とは戦ったことがあるんですけど、また違うジャンルの大きさというか。あのぐらい大きい人と久しぶりに戦ったんで。一発一発が凄いですね。そういう勝負をしても勝てないです。今後も当たるのかなという。そう思うと楽しみですね。いろいろとイメージが湧くんで。(タッグ王者の神谷選手にはどういう印象が?)まだキャリアは凄い浅いんですよね。あのキャリアの中であそこまで来るというのは…。自分より後輩なのに、勢い的には凄かったですね。でも、3対3だとなかなか絡まないんで。本当にさわりだけですよね、まさしく。だから、わからないですよ。鈴木選手もWRESTLE-1のチャンピオンになってましたけど、俺はその時にもういなかったんで、わからなかったんですよ。今度、2月に戦う予定なんで、楽しみですね。キャリア的には同世代じゃないですか」
◇第6試合◇
▼BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合/30分1本
[第7代王者]○岡林裕二(15分35秒 片エビ固め)[挑戦者]X浜亮太
※ゴーレムスプラッシュ
☆岡林2度目の防衛に成功【岡林の話】「何とか勝ちました。ああ、苦しい…。あのコーナーからのパワーボムが決まらなかったら、やばかったですね。気持ちじゃ絶対に負けてないんで。今日の勝利は本当に嬉しいです。12月30日の後楽園ホールの最後に、浜選手が挑戦の名乗りを挙げてくれて嬉しかったし、今日タイトルマッチで浜選手と戦えたのは光栄というか、本当によかったです。浜選手が最初に『大日本の横綱・岡林選手』と言ってましたけど、本当に自分も大日本プロレスの横綱として、誰が来ても真正面から受けて立ちます。今日の試合をやって、自信が付きました。(『一騎当千』の開幕戦が3・6後楽園に決まったが、今後の防衛ロードについては?)僕の中で今年はドンドン防衛していきたいと考えてますけど。極端に言えば、1ヵ月に1回でもやってやるという気持ちで、いつでも来いと。そのためにも毎日トレーニングしているので、その準備はできてます。一騎当千も始まりますけど、その前でもタイトルマッチをいける準備はできているし、何回も言いますけど、いつでも戦える準備はしてます。(これまで伊東選手が言ってきた『世界一の団体にする』という発言もあったが?)伊東選手も言ってましたけど、自分ももっともっと上を目指すという意味で。要は世界一ですよね。そうやって言ってきているんで。何でもそうですけど、現状に満足しててもダメだと思うんで。何でも上を目指さないといけないと思うんで。だから、ああいう言葉がでてきたんですけど」
【浜の話】「負けたんで、あまり多くは語れないですけど、どうでしたか? 惜しかったですよね。でもやっぱり、相撲取りの時と一緒で、相手を一気に土俵際まで押してね、よし勝ったと思う時は負けるんですよね。別に油断していたわけでも、勝ち急いだわけでもないんですけど、やっぱりチャンピオンになる人って底力がありますよ。アッパレでした。でも負けたけど、力と力の、細かいこと抜きのぶつかり合いができたんで。本当に元力士としても、プロレスラーとしても本望でした。よくを言えば勝ちたかったですけど。僕らにしかできない戦いができたと思うんです。(オオキドプレスがいい形で決まったものの、返されてしまったが?)やっぱり底力がありますよ。普段だったら、絶対に3カウント入っている技を返されたんで。今のプロレス界を見ても、225kgある人を持ち上げたりするなんて。僕は自分で食らったことがないからわからないけど、凄いですよね。(ブレーンバスターで完璧に投げられたが?)力士の頃でも、僕って吊られたことって1回もないんですよ。今日はなんか変な気分でした。悔しい反面、僕は遊園地に行っても体が大きすぎて絶叫マシンに乗れないんで、だから気持ちよかったです。(パワーボムでも叩きつけられたが?)全部未経験のことをされたのが敗因じゃないですかね。まだまだケツが青いってことですよ。これからもただ前だけを見て頑張ります。またやりたいですね。関本大介と岡林裕二はプロレス界で最強だと思うので、その2人をシングルで倒すまでは諦めないですよ」
大日本後楽園大会のメインは岡林の保持するストロング王座にBJWタッグ王者でWRESTLE-1の浜が挑戦、岡林は浜に逆水平を打ち込み、ショルダータックルを浴びせていくが浜は揺るがず、逆に浜のぶちかましで吹き飛ばされてしまう。
先手を奪った浜はコーナーでのヒッププッシュ、スチームローラーと圧し潰しにかかり、スタンディングでもハマハンマー、岡林の回転エビ固め狙いもハマケツで潰すなど巨体を生かして試合を有利に進める。
勝負に出た浜はオオキドプレスを狙うが、かわした岡林は串刺しラリアットを連発するも、アルゼンチンバックブリーカー狙いは上がらず、ボディースラム狙いも逆に浴びせ倒されてしまう。
浜はボディースプラッシュ、串刺しヒップアタック、DDTと猛攻をかけ、ミートボムからオオキドプレスを連発して岡林を追い詰めるも、岡林はカウント2でクリアする。
浜はラリアットからスーパーオオキドプレスを狙うが、起き上がった岡林は浜の尻にラリアットを炸裂させてから、コーナーの浜をパワーボムで叩きつける。
そして岡林は浜の巨体をブレーンバスターで投げるとラリアットを連発、浜もミートボムで応戦するが岡林は倒れずラリアットを浴びせ、最後はゴーレムスプラッシュで3カウントを奪い王座を防衛した。
今回の選手権は岡林が自身より体重のある浜をどう迎え撃つかがテーマだったが、岡林は浜をブレーンバスターで投げ切って堂々の防衛を果たした。そして3月にはストロング版の「一騎当千」が開催され、石川や鈴木のエントリーが内定しセミの6人タッグ戦では両者が火花を散らしたが、特に鈴木は昨年から王座を狙っているものの挑戦者決定戦の相手だった河上隆一が負傷欠場するなど“お預け”を喰らっているだけに、今回の「一騎当千」のエントリーは最大のチャンスのはず、また真田も鈴木狙いでエントリーを狙っていることから、今回のストロング版の「一騎当千」は鈴木が台風の目になりそうだ。第4試合では和樹、大地のチーム大和が関本、負傷欠場の諏訪魔に代わり出場した青木組と対戦、青木はミサイルキックから高角度のバックドロップで和樹を追い詰めるが、アサルトポイントを防いだ和樹がハイキック、バスソーキックからデスバレーボムで3カウントを奪った。
和樹は全日本プロレス「2016エキサイトシリーズ」で開催される「Jr.BATTLE OF GLORY」にエントリーが決まっている、優勝は青木が本命視されているが、青木から直接3カウントを奪った和樹も見逃せない存在になる。第2試合では前日のDDT所沢大会で石井慧介、入江茂弘のチーム・ドリフを破りアジアタッグ王座を防衛したヤンキー二丁拳銃が6人タッグで平成極道コンビと対戦するが、宮本が星野にムーンサルトプレスを投下するも、星野がかわして着地したところで稲葉が脚をすくって、星野が極道クラッチで丸め込んで3カウントを奪い勝利を収め、試合後に平成極道がアジアタッグ挑戦を迫り、2月18日の後楽園大会での選手権が決定した。
平成極道は昨年の「最侠タッグリーグ」では二丁拳銃を破り、二丁拳銃の決勝トーナメント進出を阻んでいるだけに挑戦者の資格としては充分、先日はDDTで選手権を開催したが、今回は大日本での開催、あくまでベルトの管理はPWF(全日本プロレス)だが全日本の現状かもしれないが、ベルトがだんだん全日本から離れていくような感じがしてならない。【試合結果詳報】岡林vs浜、圧巻ストロングヘビー大肉弾戦/真田がツインタワーズ&神谷と初遭遇/和樹、青木撃破で全日本ジュニアリーグに弾み/平成極道アジアタッグ挑戦決定…大日本後楽園詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC pic.twitter.com/IGAG4uHeM0
— 週プロmobile (@shupromobile) 2016, 1月 24 -
今年の初観戦はNOAH!vs鈴木軍で変わってしまった光景
1月23日 NOAH「The First Navig. 2016」エディオンアリーナ大阪第2競技場 463人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼大阪大会オープニングマッチ/20分1本
齋藤彰俊 ○熊野準(8分42秒 フィッシャーマンズスープレックスホールド)クワイエット・ストーム X清宮海斗◇第2試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合前哨戦/30分1本
○拳王 大原はじめ 小川良成(13分38秒 エビ固め)石森太二 X平柳玄藩 キャプテン・ノア
※蹴暴◇第3試合&第4試合◇
▼GHCタッグ選手権試合前哨戦/30分1本
○モハメド ヨネ(4分46秒 反則勝ち)Xデイビーボーイ・スミスJr.
※アーチャー乱入(試合後にヨネを袋叩きにするKESに中嶋が駆けつける)
中嶋「おいランス。お前の相手は俺だろうよ。気が早いね。今やるか? 大阪のお客さんをナメんなよ。こんなんで満足いくわけねえだろ? ランス、スミス…タッグマッチ、カモン!」
(一旦KESは引き揚げるが、KESはすぐさまリングインしヨネ、中嶋を襲撃してタッグマッチへと突入)▼タッグマッチ/30分1本
○モハメド ヨネ 中嶋勝彦(14分01秒 片エビ固め)Xランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.
※キン肉バスター(試合後)
スミスJr.「今日の負けは関係ねえ。なぜならGHCタッグタイトルは依然、俺たちの手の内にあるからだ。良く聞いとけ。今夜と同じことは二度と起こらねえ! 1月31日のヨコハマでナカジマ&ヨネを破壊して、K.E.S.がその力と、日本のみならず世界一のタッグチームであることを証明する!」中嶋「おい今日、お前らK.E.S.に俺たちが勝ったぞ! 1月31日、横浜。そこでも同じことが起こる。今日の大阪のお客さんの熱と、俺たちの熱をもって横浜、そのベルトを獲りに行く。次のチャンピオンは俺たちだ」
【試合後の中嶋&ヨネ】
▼ヨネ「喜びをあらわにしましたけど、めっちゃキツい…。でも勝てて良かった!」▼中嶋「ありがとうございます! ホントにこのチームは徐々に高まってる。それが“結果"として今日見えたんで。もうこのまま31日、横浜まで突っ走るだけですよ」
――まだ温存している連係がある?
▼ヨネ「まだ出してない連係もあるんでね。とにかく今日はキン肉バスターの衝撃を食らって、体に恐怖が植え付けられたんじゃないですか? まだカッちゃんのハイキックとか、まだまだ出してない必殺技もあるし」
▼中嶋「さらに上がある? そうっすね。まだまだ俺たちの可能性はもっともっと上ですよ。とにかく俺たちがベルトを持たないと、タッグベルトの未来はないんで。しっかり獲りにいきますよ!」
【アーチャーの話】「今日の負けはカンケーねえ。単なるラッキーだ。1月31日、ヨコハマでは決してK.E.S.は負けない。タッグ王者は俺たちのままだ。どんな相手が立ちふさがろうが、俺たちはぶっ殺してベルトをキープし続けてきた。同じようにナカジマとヨネも死ぬんだ」
【スミスJr.】「ヨネ! ナカジマ! 今夜は勝ったかもしれないが、そんなことは関係ない。同じことは2度と起きない。そればかりか、今夜がお前らにとって最後の勝利となるだろう。なぜなら1月31日、ヨコハマで今までのヤツらと同じようにK.E.S.がお前らをブチのめすからだ。誰が来ようが俺たちは破壊し続けてきた。1月31日も同じストーリーが繰り返されるだけだ。ナカジマ! ヨネ! お前らはキラーボムで沈む運命にあるんだ。そしてこのタイトルは俺たちの手の内にあり続ける」
◇第5試合◇
▼30分1本
○飯塚高史 シェルトン・X・ベンジャミン(11分35秒 体固め)マイバッハ谷口 X北宮光洋
※アイアンフィンガー・フロム・ヘル◇第6試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/45分1本
鈴木みのる ○エル・デスペラード(13分31秒 横入り式回転エビ固め)潮崎豪 X金丸義信【試合後の鈴木】
――潮崎と感情的にやり合ったが?▼鈴木「あぁ。おい、“旧型"の潮崎豪よ。テメーは最高設定“4速"までの古〜い古〜いプロレスしかできねえオンボロだもんなあ。最先端の、ハイテクの俺について来られんのか? ドライバーもいいしな(笑) あぁ? さあ、楽しくなってきたねえ〜。もっと頑張りたまえ、潮崎クン。正直言うとキミと遊んでるヒマはねえんだ。やること他にあるんだ。そう。俺たちの新しい仲間・杉浦貴。こいつに勝たせるために、すべての手を使う。“すべて"つったら“すべて"だ。それに昨日(の広島大会)も見ただろ? (大会の)最後、大乱闘になって気づいたら丸藤ひとりだけになってただろ? もしかしたらお前のすぐそばにいるヤツが、俺が言ってる“第2の裏切り者"かもしれねえぞ? だから分かってて(周囲が)助けにいかなかったんじゃないのぉ? もしかしたら、いつもすぐそばにいるヤツじゃないのぉ? 俺の情報網、ナメんなよ? 第2、第3の杉浦貴。第4、第5の杉浦貴……そうだ。みんな世界に羽ばたきたいんだ。ちょっと“教えてやっただけ"だ。俺たちは“自由"だからな。どこで何をしようと、誰をブン殴ろうと、誰の指図も受けねえ。ブッ飛ばしたい時にブッ飛ばす。殴りたい時に殴る…そう!こうやって!(※と記者の胸倉をつかんで凄む) こうやって!!!……さあ潮崎。かかってきなさい。お前が俺の目の前にいることが、どれだけ“ふさわしくないこと"なのか。どれだけ邪魔な存在なのか。思い知らせてやる。悪いが俺はお前に構ってるほどヒマじゃねえんだ。やることいっぱいあるんだよ。何でか分かるか? 俺の後の試合(丸藤vs杉浦)が控えてるもんな〜。そう、テメーらも丸藤もベルト獲り返したからってよ、のん気に鼻くそでもほじくってんじゃねえの? やっとあいつらの心に火がついたのだって、去年の11月じゃねえか。セコンドに毎日10人、20人いるようになって。でも年明けたらもう終わりか? 誰もいやしねーじゃねえか。そうかそうか。俗に言う、プロレスで言うところの“ケリついた"ってヤツ? お前たちの世界ではそうかもしれないが、俺の世界ではこういうのは“ケリついた"とは言わねえんだ」
――むしろここからが本当のスタート?
▼鈴木「……お前らに笑って過ごす日が一日でもあることが許せねえ。おびえろよ。震えろよ。そうやってスミっこでヒザ抱えて生きてるのがテメーらにはお似合いなんだよ。そう…(※再び記者の胸倉をつかみながら)お前も『存続して良かったなあ』なんて思ってんじゃねえのか? あぁ!?」
――時限爆弾というのは横浜で爆発する?
▼鈴木「さあね。誰も知らない。いや…俺だけが知ってる。セットしたのは俺だもんな。さあ、それが横浜なのか。その前の後楽園なのか。いつかな〜♪ もしかして、この後(のメイン)だったりして〜。丸藤が一番気をつけたほうがいいよ。仲間だと思ってるヤツが一番危ないんだよ〜♪ 今日も丸藤と組むヤツ、2人いるよな? なぁ?」
――桃の青春タッグ…
▼鈴木「なぁ。原田と小峠。アレが寝返ったらどんな気持ちになるだろう。まぁ見てろ。面白いモン、出してやる…」
◇第7試合◇
▼GHCヘビー級&ジュニアヘビー級タッグ選手権試合前哨戦/60分1本
○丸藤正道 原田大輔 小峠篤司(17分25秒 片エビ固め)杉浦貴 タイチ XTAKAみちのく
※不知火(試合終了後)
丸藤「皆さん、今日はご来場ありがとうございました。1月31日、俺たちがこのベルトを必ず防衛して、2016年のノアは俺たちが中心だってことを証明します。ちょっと遠いかもしれないけど、もし良かったら横浜まで来てください。俺たちが素晴らしい景色をみせます」【試合後の丸藤&原田&小峠】
――試合を振り返って?▼小峠「地元でボクは勝てたんで。大阪で勝てるっていうのは、今後の勢いつけるためにもかなり大きい意味をもたらしてくれると思ってるんで。地元のお客さんの期待を裏切ることはできないんで、横浜でもう一度勝って、大阪。2月2回ありますんで。必ず戻ってくると約束します」
▼原田「横浜に向けて良い流れができたかなと思ってます。今日、ヘビーのタッグもノンタイトルでしたけど勝ってますし、横浜でもノアが3つ全部勝ちます。杉浦貴が鈴木軍に行こうが、誰かが鈴木軍に行こうが、俺たちにとっては関係ないことです。今年は“ノアの年"にします」
▼丸藤「まぁ、鈴木みのるが“時限爆弾"とか言ってるけど、俺たちの中にそんなヤツがいるとは思えない」
▼小峠「ひとつだけ皆さんに報告があります! 時限爆弾は僕ではありません!!」
▼丸藤「うん。俺たちがこうして組めば絶対に負けないし、俺が今日勝った。絶対彼らに負けることはない。何より1月31日、俺が防衛しないとこれ(ベルト)を獲り返した意味がまったくないんで。獲って始まる…じゃなくて、防衛してからやっと今年が始まる。そんなイメージなんで必ず勝ちたいと思います」
――原田選手は“時限爆弾"について?
▼原田「関係ないっていうか、“興味がない"って感じですね」
▼小峠「(※薄毛の記者に)あんたじゃないのか!? 最近タイチあたりにイジられまくって、鈴木軍寄りの感じになってきてるじゃないか!」
今年の初観戦はNOAH、エディオンアリーナ大阪第二競技場大会を観戦した。エディオンアリーナでの開催は3ヶ月連続となるが、今大会は用意されたイスがほとんど埋まり満員マークもついてもおかしくはなかった。注目の試合は第3試合のスミスJr,vsヨネ、試合は場外戦からスミスJr,がパワーで圧倒するが、ヨネはジャンピングフロントハイキックで反撃するとラリアット合戦を制した後でキン肉バスターを狙うと、第4試合で中嶋戦を控えるアーチャーが乱入してヨネを襲撃したため、試合はヨネの反則勝ちとなるも中嶋も駆けつけてヨネを救出した後で中嶋がノンタイトルでのタッグ戦をアピールする、最初はKESも拒否の姿勢を示して引き揚げるが、観客の声援に押されたのかKESがダッシュでリングに戻って中嶋組を襲撃、中嶋vsアーチャーからノンタイトル戦でのKESvs中嶋、ヨネ戦へと変更となって、試合へと突入するも、試合はダメージの残るヨネがKESの集中攻撃にあってKESペースのまま試合が進むも、スミスJr.のブルドックボムをリバースしたヨネは中嶋に交代、中嶋はフロントハイキックやミサイルキックで試合を盛り返し、交代したヨネもKESのキラーボムに捕まりそうになるが、中嶋がカットに入るとアーチャーに水面蹴り&ローリングサンダーのトータルレンジャーが決まり、KESもダブルインパクトで応戦するも、アーチャーのムーンサルトプレス狙いを中嶋がR-15で阻止するとヨネがキン肉バスターを決め3カウントを奪い、中嶋組が前哨戦を制する。
試合後は敗れたKESが横浜文体大会でのリベンジをアピールすると、中嶋も王座奪取をアピールしたが、KESに捕まり続けたヨネに不安を感じた。セミの潮﨑vs鈴木組は序盤は潮﨑が逆水平、鈴木のエルボーと激しい打撃戦を展開するが、場外戦で鈴木が客席まで潮﨑を連行、イスの上で潮﨑の左腕を極めにかかり、客席で潮﨑が左腕を押さえている間に、鈴木はデスペラードと共に金丸を痛めつける。
しかし金丸が鈴木に低空ドロップキックを放って窮地を脱すると潮﨑に交代、潮﨑と鈴木は再び打撃戦となるが、張り手の連打で鈴木が制するとスリーパーで捕獲、潮﨑はバックドロップで逃れようとするが、鈴木はフロントスリーパーへと移行してからゴッチ式パイルドライバーを狙う。しかしリバースした潮﨑はラリアットを狙うが鈴木がブロックしたところで珍しく左のラリアットを浴びせ、再度ラリアットを狙うが追尾式ロープワークで翻弄した鈴木が再度スリーパーで捕獲するも、交代を受けたデスペラードが潮﨑の逆水平を浴びる。
そして金丸に交代して金丸は一気に猛攻をかけてディープインパクトで突き刺してから垂直落下式ブレーンバスターを狙うと、着地したデスペラードが急所打ちからの丸め込みで逆転3カウントを奪い、試合後も潮﨑と鈴木が乱闘を展開した。
メインのGHCヘビー、ジュニアタッグの前哨戦は、試合前からタイチが小峠をコールしようとする大川リングアナにちょっかいをかけるだけでなく、紙テープを片付けようとするスタッフに暴行を振るうなどやりたい放題、試合は丸藤と杉浦がチョップ合戦となるが、丸藤のチョップに杉浦の胸板は血が滲み、チョップを放った丸藤の右手にも返り血が付いているなど壮絶な打撃戦を展開する。
だが試合の先手を奪ったのは鈴木軍で小峠が杉浦のイス攻撃を喰らってから一気に失速、場外戦で痛めつけた後でタイチとTAKAが弄ぶかのように痛めつける。
しかし交代した原田がフロントスープレックスやデスバレーボムで盛り返すと、丸藤も杉浦との読み合いを制してトラースキックを放つ。
丸藤は勝負と見て不知火を狙うが、杉浦が回転途中で踏ん張り、逆に丸藤をコーナーに逆さ吊りにしてから串刺しニーバット、ジャーマンを決めるも、オリンピック予選スラム狙いは踏ん張った丸藤が虎王を浴びせる。
杉浦はTAKA、タイチと共にトレイン攻撃から杉浦がイス攻撃を狙うも、小峠がカットに入るとTAKAにサンドイッチ式延髄斬り&丸藤の虎王"の同時発射が炸裂し、最後は丸藤が不知火で勝利を収めた。
試合後は敗れた鈴木軍が場外フェンスを投げつけるなどやりたい放題で引き揚げていったが、丸藤は王座防衛を約束して大会を締めくくった。昨年から鈴木軍が参戦するようになり2年目となったが、危機的状況は脱したものの、いつもの光景が変わってしまったような感じがした。変わらなければいけないものがあるのも当然だが、変わってしまった光景も慣れてしまう、それが良いことなのだろうが複雑な感じもした
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オカダ・カズチカが独走宣言・・・同時に圧し掛かった大きなプレッシャー
<プロレス格闘技DXより>
東京スポーツ新聞社制定『2015年プロレス大賞』の授賞式が21日、都内・KKRホテル東京で行われ、2年ぶり3度目のMVP(最優秀選手賞)&ベストバウト受賞を果たしたオカダ・カズチカら受賞者8名が出席。「僕一人で突っ走らせていただきますので、皆さんしっかり追いかけてきてください」と2016年の独走を宣言したオカダに、ベストバウト&特別功労賞を受賞した天龍源一郎も「責任を持って全レスラーが潤うようにしてほしい」とエールを送った。
毎年恒例のプロレス大賞授賞式がこの日、都内ホテルで盛大に行われた。式には受賞者8名が出席。昨年11・15両国大会で対角線上に立ったオカダと天龍が壇上で並び立つ劇的な場面も実現した。授賞式では賞状、トロフィー、賞金が受賞者に授与。代表してスピーチに立ったオカダは「2015年を振り返ると、僕がしっかりカネの雨を降らせたなと」と豪語し、「しっかりプロレス大賞MVPの僕が引っ張っていきたいと思います……と、言いたいところなんですけど、引っ張っていく気なんて全くありません。僕一人で突っ走らせていただきますので、皆さんしっかり追いかけてきてください。そして2016年もしっかりカネの雨を降らせます」と独走を宣言した。
天龍引退試合で勝利したことによって、かつての天龍と同様に時代の寵児としての地位を確固たるものにした。1・4東京ドーム大会では棚橋弘至とのIWGP戦を制し、新日本のエース交代も印象づけたばかり。そして中邑真輔も今月いっぱいで新日本を退団する状況とあって、オカダは「あとは僕がいくしかない」とキッパリ。「さっきも突っ走ると言いましたので、本当にオカダだけだなと。選考でもオカダしか出ない。それぐらいずば抜けた活躍をしたい」と2016年のプロレス界において絶対的なトップに立つ構えをみせた。
オカダとの引退試合でベストバウトを獲得し、特別功労賞も受賞した天龍は「やるだけやったなという満足感とともにリングを降りられた」と2ヶ月前の引退試合を振り返った。壇上でオカダと並び立った時、「相変わらず相容れないものがあった」というが、レインメーカーへの期待は大きい。「あの程度じゃ、まだまだ大雨降らせたといえないから、もっと部分的じゃなくてプロレス界全体が世間の人から耳目を集めるためにより一層の努力は必要」と厳しい言葉を口にしつつ、「俺はレインメーカーだって自分で発声したんだったら、そこは責任を持って全レスラーが潤うようにしてほしい」とエールを送っていた。各賞の受賞者は以下の通り。
【オカダのスピーチ】「2015年プロレス大賞MVP、そしてベストバウトを受賞したオカダ・カズチカです。2015年を振り返ると、僕がしっかりカネの雨を降らせたなと思うんですけど、やっぱり偉大な先輩の天龍さんも引退されましたし、新日本プロレスの話になるんですけど、辞めてしまう人もいますし、プロレス界大丈夫なのかなと思う人もいるとは思うんですけど、しっかりプロレス大賞MVPの僕が引っ張っていきたいと思います……と、言いたいところなんですけど、引っ張っていく気なんて全くありません。僕一人で突っ走らせていただきますので、皆さんしっかり追いかけてきてください。そして2016年もしっかりカネの雨を降らせますので、皆さん、よろしくお願いします。ありがとうございました」
【オカダの話】「(壇上に立って違った気持ちになった?)今日、壇上に上がったメンバーが2015年を盛り上げたメンバーだと思いますし、その中心が僕でしたからね。ドームでも勝てましたし、いい気分で壇上に上がれましたね。(引っ張るのではなく突っ走ると?)棚橋さんも倒しましたし、中邑さんの退団も決まってますし、あとは僕がいくしかないでしょ。みんないくよじゃなくて、僕一人でずば抜けさせてもらおうかなと思いますね。(プレッシャーはある?)プレッシャーはないですね。2016年どうなっていくのかなという楽しみしかないですね。(天龍と壇上で並んだが?)一回、話しかけられましたけど、何言ってるかわからなかったんで、愛想笑いしておきましたけど(苦笑) あいさつはしましたけど、そこを何と言ってたのかわからないですね。(2016年の目標は?)さっきも突っ走ると言いましたので、本当にオカダだけだなと。選考でもオカダしか出ない。それぐらいずば抜けた活躍をしたいと思ってますね。(2・11大阪で後藤とのタイトルマッチがあるが?)それはどうでもいいです。後藤さんに聞いてください。(中邑退団によってCHAOSはどうなる?)正直、今の控室の雰囲気も何も変わらないので、退団してからじゃないと、そのことに関してはわからないというのがありますね。今、中邑さんに関して言うこともないですね。(解散は?)外道さんに聞いておきます。(2016年はベルトにこだわる? それとも新しいことをしたい?)やっぱりベルト持ってますので、タイトルマッチはたくさんしたいですね。去年7月に獲ってまだ2回しか防衛してないですし、防衛戦もたくさんしたいですし。海外もいろいろ決まってますので、防衛戦もやりたいなと思いますね。(何回ぐらい防衛したい?)回数増やしたいわけじゃないですからね。回数増やすだけだったら防衛戦すれば勝手に増えていきますから。自分にとってもいい防衛を重ねていきたいというか、それでまた新日本プロレス、オカダ凄ぇなっていうふうにはしたいですね」
東京スポーツ制定のプロレス大賞授賞式が行われMVPとベストバウトを受賞したオカダが2016年に向けて独走を宣言した。
2016年1月4日東京ドーム大会でドーム大会の主役だった棚橋弘至を破りIWGPヘビー級王座を防衛、そして30日をもって中邑真輔も新日本を退団、今年のドーム大会は旧体制またユークス体制から新日本を牽引してきた棚橋、中邑の時代からブシロード体制から台頭したオカダに牽引役が引き継がれた、そういった意味では今年のドーム大会は世代交代また新陳代謝というものがテーマとして隠されていた。
日本マット界はこれまではスター選手ありきのプロレスだったこともあって新陳代謝が難しく、新日本も旗揚げ時からユークスに売却されるまでは創始者で大スターであるアントニオ猪木ありきのプロレス団体であり、猪木が現役から引退しても猪木ありきの体質は変わらなかった。
ユークス体制となってからは新日本を去った猪木に代わって棚橋、中邑が牽引し始め、ブシロード体制となってからはオカダが加わり、3人が中心となっていったが、3人の時代がいつまでも続くわけでない、いつかは時代に終わりがあり、それと共に新しい時代がスタートする。
オカダが独走を宣言したがオカダがどう新日本を自身のカラーに染め上げ自身の時代を築くのか、オカダは自信たっぷりのコメントを出しているものの、それと同時に大きなプレッシャーが圧し掛かっているのかもしれない。
2016年の新日本は誰が中邑の穴を埋めるかだけでなく、オカダがいかに自分の時代を築き上げていくのかが最大のテーマなる。
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伊賀プロレス大賞2015 中間投票発表!
伊賀プロレス大賞2015 各賞投票中間発表(1月18日 16時現在=1~3位のみ発表、なお投票数に関しては発表いたしません)
伊賀プロレス大賞MVP
1鈴木みのる(鈴木軍)
2オカダ・カズチカ(新日本プロレス)
3棚橋弘至(新日本プロレス)伊賀プロレス大賞2015ベストバウト
1中邑真輔vs飯伏幸太(新日本プロレス 1月4日 東京ドーム)
2棚橋弘至vs中邑真輔(新日本プロレス 8月16日 両国国技館)
3丸藤正道vs鈴木みのる(NOAH 12月23日 東京・大田区総合体育館)伊賀プロレス大賞2015ベストシリーズ&興行賞
1天龍プロジェクト「~天龍源一郎最終興行~革命終焉Revolution FINAL」11月15日 両国国技館
2NOAH「Destiny2015」12月23日 東京・大田区総合体育館
3新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 9 in 東京ドーム」1月4日 東京ドーム
新日本プロレス「G1 CLIMAX25」7月20日北海道立総合体育センター 北海きたえーる~8月16日 両国国技館
DDT「#大家帝国主催興行~マッスルメイツの2015」11月17日 後楽園ホール伊賀プロレス大賞2015最優秀タッグ賞
1岡林裕二 関本大介(大日本プロレス)
2ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.(鈴木軍)
3佐藤耕平 石川修司(ツインタワーズ)伊賀プロレス大賞最優秀ベストユニット賞
1鈴木軍
2#大家帝国(DDT)
3CHAOS(新日本プロレス)伊賀プロレス大賞2015 最優秀ジュニアヘビー級賞
1タイチ(鈴木軍)
2KUSHIDA(新日本プロレス)
3青木篤志(全日本プロレス) 田中稔(WRESTLE-1)伊賀プロレス大賞2015 最優秀新人賞
1樋口和貞(DDT)
2小松洋平(新日本プロレス)
3野村直矢(全日本プロレス) 芦野祥太郎(WRESTLE-1)伊賀プロレス大賞2015 女子プロレスMVP
1里村明衣子(センダイガールズ)
2紫雷イオ(スターダム)
3中島亜里紗(JWP)伊賀プロレス大賞2015 最優秀ベストキャラクター賞
1田口隆祐(新日本プロレス)
2スーパー・ササダンゴ・マシン(新潟プロレス)
3平田一喜(DDT) 植木崇行(大日本プロレス)以上が中間発表でした、伊賀プロレス大賞2015の投票は26日の午前0時まで受け付けてます。投票をお待ちしています
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土井ダーツマッチで触覚・耳・マスクまでも剥ぎ取られたスト市が大奮戦!VerserKがディアハーツ、モンスターに解散を突きつける!
1月13日 DRAGON GATE「OPEN THE NEW YEAR GATE」東京・後楽園ホール 1850人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
◯吉野正人 しゃちほこBOY(11分16秒 エビ固め)×山村武寛 石田凱士
※ライトニング・スパイラル◇第2試合◇
▼20分1本
◯ヨースケ・サンタマリア(1分48秒 狙い撃ち)×問題龍◇第3試合◇
▼20分1本
堀口元気H.A.Gee.Mee!! ◯ジミー・クネスJ.K.S.(7分49秒 エビ固め)新井健一郎 ×U-T
※ダークネスバスター◇第4試合◇
▼30分1本
○T-Hawk(11分06秒 エビ固め)Xパンチ富永
※ナイトライド◇第5試合◇
▼30分1本
○ジミー・ススム 斎藤“ジミー"了(13分45秒 ジャンボの勝ち!固め)Eita Xエル・リンダマン◇第6試合◇
▼45分1本
土井成樹 谷嵜なおき ○Kotoka(16分23秒 エビ固め)ドラゴン・キッド XKzy ビッグR清水
※カルデラ◇第7試合◇
▼土井ダーツ・スペシャル10人タッグマッチ/60分1本
鷹木信悟 CIMA Gamma ○望月成晃 ジミー・神田(1分59秒 エビ固め)ドン・フジイ 戸澤陽 YAMATO サイバー・コング X“ハリウッド"ストーカー市川
※フロントキック---再試合---
○鷹木信悟 CIMA Gamma 望月成晃 ジミー・神田(20分54秒 エビ固め)ドン・フジイ X戸澤陽 YAMATO サイバー・コング“ハリウッド"ストーカー市川
※パンピングボンバー
(試合終了後)
鷹木「よーし、遊びは終わりだ戸澤。おい、なんだ戸澤。昨年はよ、そこにいるベテラン連中とよく試合していたな、戸澤。久々にガッチリ試合したな。オマエ全然たいしたことねえなオイ。オマエだけじゃねえぞ! モンスターエクスプレス、オマエらよ、しょせん明るく楽しいプロレスやって、満足してんだろ。そんな無能なユニットは、今年はとことん追い詰めてやるからな(ブーイング)」土井「オイオイ、オレも言わせてもらうぞ(ブーイング)。いまからしゃべんねん、黙って聞けオラ! モンスターエクスプレス、オマエらのユニットっていうのはな、外国人選手がおってのユニットやろ。いまやウーハーもリコシェも旅立ってもうたやろ。オマエら日本人だけやろ。どこがモンスターやねん? オマエらただのあんちゃんやろ。そこらへんのあんちゃんやろ。オマエらな、モンスターエクスプレスなんかなんの魅力もないんや。そうやろ?(ブーイング)魅力がないといえば、セミファイナルでオレたちに負けたディアハーツ、オマエらもそやぞ。オマエらはB×Bハルクがおってのディアハーツちゃうんか。ハルクのいないディアハーツなんか、存在価値ないやろ!? そうやろ!?(ブーイング)オマエらな、モンスターエクスプレスもディアハーツも、あってもなくても、どっちでもいいユニットや。ハッキリ言うたるわ。なくてもいいぐらいや。なしやなし。なしなしなしや。オマエら、ここまで言うたらオレが何言いたいか分かるか? 世間は今、解散ブームや。あの天下のSMAPも解散って騒がれてんねんぞ。そこでや、解散に乗っかって、オマエらモンスターエクスプレスとディアハーツ、ユニット解散かけて試合しろやオイ!(ブーイング)」
望月「土井、たしかにオマエ、うまいこと言ってるみたいだけどな、なんでオレらがよ、オマエらとやるならまだしも、なんの遺恨もないモンスターと解散マッチなんかやらなきゃいけねえんだよ。だいたいな、ハルクがいなきゃ存在意義がないだと? 言っとくけどな、ハルクの復帰待ちで、ハルクが復帰したときにドカンといくためにな、オレらあえて存在薄くしてんだコノヤロー。プロレスわかってねえなオマエコノヤロー」
土井「オマエな、なにをかましてんねん。ハルクなんかな、いつ帰って来るかわからんやろ。DRAGON GATEのリング上は流れ早いぞ」
T‐Hawk「ちょっと待ってくれよ! オレなんてな、せっかくモンスターエクスプレスに入って今楽しくプロレスやってんだよ。その、その大事なモンスターエクスプレス、簡単には解散かけて試合やるはずねえだろ。ありえねえよ、そんな話」
清水「おーい! おーい! 2016年、ディアハーツ、マイク担当のぉ、ビッグ、R、清水だぁ。ヴェルセルクぅ!」
土井「なんやオイ」
清水「言いたいことは、それだけか?」
土井「それだけって、オレ結構しゃべったやんけオマエ。それだけってなんやねん。今の流れ聞いてたんか?」
清水「言いたいことは、それだけか?」
土井「オレの提案に答え出せよ」
清水「よっしゃわかったよ! こんなの関係ねえよ! 解散でもなんでもやってやるよ! 解散マッチ、やってやるよ!」
(ディアハーツがみんなで清水を止めるが、清水は「やってやる!」と叫び続ける。)
土井「ええねんな?」清水「やってやるよ!」
土井「オマエら、全然ハルク大事に思ってへんやんけ。大丈夫か? 望月ええんか?」
清水「やってやるよ! 解散マッチ、やってやるよぉ~!」
土井「まあええわ。2016年のディアハーツ、マイク担当がやるって言ってんから、オマエらやるで決定でええよな? オマエら確定や。おい、モンスターエクスプレス、オマエらどうすんねん?」
T‐Hawk「ビッグR、オマエなに言ってくれてんだよ! オマエな、解散も経験したことないオマエが、なに簡単に解散口にしてんだ。いいか、解散のつらさは、オレが一番よくわかってる。簡単に、解散なんて言葉、口にすんじゃねえ。オレたち、モンスターエクスプレスは解散マッチ、断固拒否するからな(会場拍手)」
土井「オマエそうなったらオレ、この場から帰られへんやないか。こっちはやる言うてんねんぞ。オマエこら、やれよオマエ、なんでやらんねん。空気読めよ。だいたいな、モンスターエクスプレス、こんな、しゃちほこBOYみたいなお荷物抱えてな、オレがな、解散の提案してやってんねんぞ。オレにもっと感謝せえよ」
(しゃちが土井を突き飛ばす。)
しゃち「(いつもよりよく通る声で)土井! 言いてえことはそれだけかコノヤロー。ここまで言われてな、オレだって黙っちゃいねえぞ! たしかに最近のオレはモンスターというユニットに甘えて、結果も残せていない。試合をすれば、逆にモンスターのメンバーの足を引っ張っていたかもしれない。でもな、ここまで言われたらな、あとには引けねえんだよ。お荷物にはな、お荷物なりの言い分があるんだよ。オレ、自分を変えてやるためにもな、ディアハーツとの解散マッチやってやろうじゃねえか!」戸澤「しゃちさん! さっきからお荷物お荷物言ってるけどな、しゃちさんはな、お荷物なんかやないんや! 足引っ張ったってええやないか! 4人でモンスターエクスプレスやろ! な! 足引っ張ったって、トライアングルのベルト捨てたってな、しゃちさん失うぐらいやったらベルトなんて捨てたるわ!(拍手)」
しゃち「戸澤、オレはいままでずっと逃げてきたかもしれないけども、もう逃げたくないんだよ! オレは、モンスターエクスプレスが大好きだ。戸澤も、T‐Hawkも、アミーゴも、モンスターというユニットが大好きだ! ここまでさんざんバカにされて、オレはもう黙っちゃいられない。だから、この大好きなモンスターを守るためにも、オレと一緒に、闘ってモンスターを守ってくれ! 一緒に闘ってくれ! アミーゴ、解散マッチ、オレと一緒に闘ってくれ!」
吉野「まあみんな、思うところはあるやろうけど、しゃちがここまで言うてるんや。黙ってられへんやろ。みんながなんと言おうが、オレはやるからな」
土井「おいおい、ええねんな、やるでええねんな? オマエらの、お涙ちょうだい友情物語はよう見させてもらったわ。覚悟はできたな? あとは決定出すだけや。本部長、いまの聞いてたよな。決定出してくれよ」
八木本部長「よし、オマエらがやるって言うんだったら、やってもらおうか。次回、後楽園ホールで4対4ユニット解散を懸けてやってもらおうか。ただし、どちらか一人が負けて解散じゃあんまりだからな、この試合は4人全員がギブアップか3カウントを奪われて全滅した時点で負けとなる、オーバー・ザ・トップロープなしの完全決着イリミネーションマッチでやってもらう。いいな。それじゃあ次回、2月4日、後楽園ホールで、モンスターエクスプレス対ディアハーツ敗者ユニット解散完全決着イリミネーションマッチ、決定します」
土井「オッケーオッケー、決まったな。オマエらモンスターもディアハーツも、せいぜい最後に意地の張り合いしとけよ。オレは先帰るからな、あとはオマエらで締めとけよ」
(ヴェルセルクは退場。)
望月「まあいいよ、しゃち、オマエの気持ちもわかったよ。オマエらの絆もわかったよ。でもな、オレらはオマエらみたいにお涙ちょうだいでいかない、イケイケでいったるからな。オレは、ハルクが帰って来るまで必ずディアハーツ守るから。オマエらがそんな暗く来るならな、オレら4-0でいったるから覚悟しとけよ」(ディアハーツが退場。)
戸澤「しゃちさん、しゃちさんやって男やったら言われっぱなしで終わってられへんでしょ。しゃちさんの熱い気持ち伝わりましたよ。オレも、オレたちもしゃちさんと一緒に闘いますよ、お願いします(しゃちと戸澤がハグ。)」吉野「まあ、みんなはそれぞれあるかもしれないけど、しゃちはしゃちなりに悔しい思いをしてるんや。今年の開幕戦、京都でヴェルセルクと4対4で当たって秒殺されて、再戦したはいいけど、もう一回しゃちさん取られて、1日にこの男は2試合も負けたんや。そんな悔しい思いして、そして今日、新年一発目の後楽園でヴェルセルクにバカにされて、しゃちが黙ってるわけないやろ。こいつはこいつなりに悔しい思いがあるんや。それはみんなにもわかってほしいと思います。まあ、こういう暗い締めはオレもさんざん経験してきましたけど、暗くなってもしょうがない。オレたちは解散が決まったわけやないから。勝てばいいんだから。ねえ。勝ちゃあいいんですよ。ねえ、戸澤君」
戸澤「勝とう」
吉野「勝とう。勝つしかないよ。やるしかないよ。まあ、新年一発目で後楽園ホール、今日はメインイベントまで7試合ありまして、また来月、ディアハーツと完全決着ルールのイリミネーションですか、決まってしまいましたけどね、アミーゴ、久しぶりにあんたの男を見たよ」
しゃち「ありがとうございます」
吉野「今日のね、しゃち君を見たら、オレはね、しゃち君についていこうと思いましたよ。まあそれはオレだけじゃない、戸澤もTも一緒や。来月、アンタを中心に、解散懸けてユニット絶対に守ろうやないか」
しゃち「後楽園のみなさん、2016年始まってボクは何も結果が残せません。でも、このモンスターが好きだからボクは、絶対にモンスターは解散させません。だから、この4人で大好きなモンスターを守りたいと思います!」
吉野「アミーゴ、やっぱ気持ちが乗ってると声も通ってるやないか。だいぶ聞き取りやすいマイクだったよ。オレ15、6年一緒にいて初めてこんな聞き取りやすいマイク聞きましたよ(笑)。それだけね、アミーゴも乗ってるんで、来月ね、後楽園、解散マッチありますけど、なんとしてもアミーゴ、ここまで男を見せたからには、モンスターエクスプレス、なんとしてもこのユニットを守りたいと思いますので、みなさんもしっかりその闘い、見守ってください。今日はありがとうございました!」
【ディアハーツの話】
望月「まぁ、ムチャクチャな展開だけども、いいんじゃねぇの。正直、ビッグRが何を言い出すかと思ったけど、あんなモンスターみたいにお涙ちょうだいでいくのはよそうぜ。オレらはイケイケドンドンでよぉ。確かにハルクの復帰はまだ何とも言えない。あと3カ月かかるか、へたしたら半年かかるのかオレにはわからない。それまでに…土井が言ってたよ。DRAGON GATEのリングは流れが速いって。ハルクが来た時にどかーんっていくためにオレらは与えられた試合を一生懸命やっていくつもりだったけど、確かにああ突っ込まれたら年も替わったことだし、このまま何カ月シレッといくわけにいかない」キッド「ハルクが帰ってくる前に解散するわけにいかない。ボクらディアハーツはきちっと2016年、結果を残す」
望月「オマエ(清水)が何を言い出すかと思ったけど、オレはいいと思う。あのモンスターのマイクを聞いて逆にオレはやってやると思ったよ。まぁ、ハルクが帰ってくる前に絶対に潰さないようにがんばろうぜ。オマエが砲丸投げスラムで4タテいけ」
清水「わかりました。ハルクさんが帰って来るまで必ずディアハーツは生き残るからな。オレの言いたいことはそれだけだ」
【モンスターエキスプレスの話】
吉野「何も暗くなる必要はないよ。オレら解散したわけじゃないんだから」戸澤「そうや。来月勝ちましょう。今年は巻き返す年って決めたばっかりやから」
吉野「開幕戦の京都こそスタートダッシュに失敗したところはあるかもしれないですけど、その後、オレらは調子もいいし、何もそんな暗くなる必要はないでしょ。アミーゴがここまで悔しい思いをしてあれだけブチまけたんだから」
しゃち「でもボク、本当にみんなの、メンバーの足を引っ張ってきたかもしれないけど、オレは絶対にこの解散、モンスター、絶対解散させません」
戸澤「みんなで力を合わせましょうよ。一人ががんばってもしゃあないからみんなでがんばりましょう」
吉野「これはチーム戦やからね。望月もだいぶ最後なんかデカいこと言ってたんでね」
戸澤「あれは許されへんわ」
吉野「アイツらには特に今まで何もないかなと思ってたけど、あんな言い方されたらオレらも黙ってられへんし。ディアハーツ潰そうぜ。アミーゴ、来月、がんまりましょうよ」
しゃち「よろしくお願いします」
戸澤「ユニット抗争生き残りましょう」
T-Hawk「がんばりましょう。よっしゃ!」
ドラゲー2016年度初の後楽園大会は昨年末土井ダーツによって選ばれた10人による10人タッグ戦が行われるが、試合開始早々スト市が望月のスーパーケンカキックの前に秒殺されてしまい、戸澤のアピールで再試合となってしまう。
再試合もスト市が捕まる展開となり、触覚や耳も剥ぎ取られて黒マスクだけとなってしま、スト市はやっと交代するも、今度は合体攻撃をめぐってフジイとYAMATOが口論となると、スト市が仲裁に入るがフジイの張り手を喰らってしまい、更にはコーナー昇った際に鷹木の襲撃に遭い、黒いマスクも剥ぎ取られるなど散々な目に遭う。
終盤にはYAMATO、サイバー、戸澤、望月が全知全能のポーズの競演に対しCIMAは宮尾すすむポーズで対抗するが、スト市が意地のカンチョー攻撃を決めるも、鷹木がスト市を排除すると館内は全知全能ポーズを求めるが鷹木は拒否すると、代わりに中川レフェリーが全知全能ポーズを取る。
そしてフジイ組は鷹木に集中攻撃を浴びせ、Gammaの竹刀攻撃、望月の三角蹴りの援護を受けたスト市がイナバウアージャーマンを決めるが、Verserk勢がカットに入ったためカウント2でクリアされてしまう。
神田がジョン・ウーでスト市を蹴ちらすと、鷹木がバンピングボンバー、戸澤がジャーマンと応酬となるがデットリフトジャーマンをロープを掴んで阻止した鷹木が変形デスバレーボム、MADE IN JAPANと畳み掛けた後でバンピングボンバーを炸裂させて3カウントを奪い、試合後は土井がSMAP解散で解散ブームということでディアハーツとモンスター・エクスプレスに対し敗者ユニット解散マッチを行うように要求、最初は望月と吉野は拒むが清水としゃちが受けてしまい、2月の後楽園大会で行われることになった。9日の京都KBS大会で土井がVerserk以外のユニット不要論を掲げたことで、その手始めにディアハーツとモンスターエキスプレスに解散を突きつけた。鷹木は常々「仲良しこよしは嫌い」と発言しているが、ここまで来ると鷹木のワガママに過ぎないかもしれない、しかし鷹木のワガママさも現在の強さの原動力になっている。
Verserkの強さによる圧倒的支配を打破するのは誰なのか?今年のドラゲーもVerserk中心で動いていく。
後楽園大会終了。 だいぶ困惑したがスト市さんは流石だった。 YAMATOのエルボーは痛いし、それなりに刺激的な試合だったよ。 今年は宣言通り、他のユニットに本格的に喝を入れてくから。 やはりリング上は弱肉強食でなければ面白くない。 来月ユニットが1つ消えるな。
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2016, 1月 13 -
世IV虎が復帰表明もスターダムと里村明衣子が反発
<1月13日付けの東京スポーツより>
プロレス界に衝撃が走った! 女子プロレス「シードリング」が開催した11日の東京・後楽園ホール大会に、昨年5月に現役を引退した世IV虎(よしこ=22)が電撃登場。公の場に姿を現すのは約7か月ぶりだったが、無言のまま会場を後にした。本紙は、試合後に都内ホテルで高橋奈七永(37)と面会した直後の世IV虎を緊急直撃。会場を訪れた真意、さらには昨年2月のあの“凄惨マッチ”について――沈黙を守ってきた“渦中の女”がついに口を開いた。――突然で驚いた
世IV虎:普通に(観客として)見に来ただけですよ。試合中に高橋奈七永がやられそうになっているなって思っていたら、どうにかしなきゃって体が勝手に動いていました。観衆のどよめき? 全然聞こえなかったですね。リングの中しか見ていなかったので。
――現役復帰への意思表示もあるのか
世IV虎:今だから言いますけど、実は昨年の11月(25日後楽園)のシードリングの試合を、たまたま仕事が休みになったので見ました。変装していたので誰にも気づかれませんでしたけど。あの騒動以来、プロレスを見るのは初めてだったんですけど、超感動して興奮してマジすげえって。アドレナリンが出まくっていた。何で自分があそこにいないんだろう?って思ったし、また気持ちがよみがえりました。
――ただ、昨年6月14日のスターダム後楽園大会で引退セレモニーを行っている
世IV虎:あの時は、自分はもうやらないと思っていました。実際に社会人として仕事もしていますし。シードリングじゃなかったら、こういう気持ちにならなかったと思う。11月の試合からモヤモヤした気持ちがあって、自分がもしやるんだったらここしかないなって思い始めた。最後が後悔だらけだったので…。
――後悔とは
世IV虎:6月の引き際(引退セレモニー)のことです。まだやりたいことがあったし、本当にプロレスが好きだった。自分でも、こんな終わり方になるとは思ってなかった。そういう部分です。
――実際のところ現役を続けたい気持ちはあったのか
世IV虎:(昨年2月22日の)試合が終わった時点でいろいろ覚悟していたし、自分で(引退という)結論も出していた。周りとかいろいろ動いてくれたりしましたけど、自分で決めたからって(決意は変わらなかった)。自分ができないと思ったらできないし、中途半端に上がりたくない。やるか辞めるかしかなくて、結果的にああいう形になりました。
――“凄惨マッチ”となった昨年2月22日の安川惡斗(29)との試合について聞きたい
世IV虎:(しばし沈黙の後)まだ、普通の仕事をしているので…。その時が来たら。
――安川は昨年12月23日に現役を引退した
世IV虎:……。すみません。知りませんでした。普通に暮らしていたら(プロレス界の)情報が入ってこない環境にいたので。自分から知ろうとも思わなかったし、距離を置いていたんで。
――最後に
世IV虎:まさか自分がまたこういう気持ちになるとは思わなかった。ホント、それだけです。マジ、プロレスってすげーって思いますね。
<1月14日付けの東京スポーツより>
昨年5月に引退した世Ⅳ虎(よしこ=22)が女子プロレス団体「シードリング」に登場し、現役復帰を表明したことが12日、プロレス界に大きな波紋を広げた。昨年6月14日に引退セレモニー(東京・後楽園ホール)の場を用意した古巣の「スターダム」からは「仁義に反する」とその姿勢を問う声が上がると、女子プロレス界の“横綱”こと里村明衣子(36=センダイガールズ)は大激怒。シードリングとの“絶縁”も示唆した。
世Ⅳ虎は11日に後楽園で行われた女子プロレス「シードリング」の高橋奈七永(37)対田中将斗(42)の試合中に電撃登場。大会後は本紙の直撃に「また気持ちがよみがえりました」と現役復帰への思いを激白した。とはいえ、誰もが寝耳に水の事態。一番衝撃を受けたのは約4年4か月の間在籍したスターダムだ。
ロッシー小川社長(58)は「私が知る由もない。このタイミングで現れるのかっていう感じです。ただ、うちは5年の歴史の中で選手がそれぞれ行動しているので、これについて何も言う筋合いはない」と語った。ただ昨年5月31日付でスターダムから引退を発表していることから「今度やるリングでどう釈明するかじゃないか」と付け加えた。
一方でプロレス界に導いた恩人で、誰よりも復帰を臨んでいた風香GM(31)は「輝いてもらいたいし、やりがいがある道を歩んでほしい気持ちはありますが…スターダムに連絡もなく話が進んでいたことにショックです」と肩を落とした。さらに「仁義を大切にしていた子なので、そこは通してほしい。まだ若い子なので、周囲に言ってあげる人がいなかったのかと残念な気持ちがあります」と、義理を欠いたと映る行動には不快感を示した。
また、昨年2月22日の後楽園大会で世Ⅳ虎との試合が“凄惨マッチ”になり、昨年12月23日に現役引退した安川惡斗(29=顔写真)は「プロレスが好きなのは知っていたし、戻ってくることはいいことだと思います」と歓迎しながらも「世Ⅳ虎さんも奈七永さんも、復帰する時は筋を通した大人の対応をされると信じています」と慎重に言葉を選んだ。
他団体の選手にも波紋は広がっている。11日の後楽園大会に出場した里村は「私は本当に怒っています。あの登場の仕方はないんじゃないですか? 人として筋違いのことをやってしまいましたよ」と珍しく声を荒らげた。スターダムとも交流があることから、昨年8月に旗揚げしたシードリングに参戦する際に「世Ⅳ虎が上がることはない」という確約をもらい、協力してきた経緯がある。
だからこそ「これがまかり通って誰もが黙っていたら、プロレス界の全員が人間性を疑われる。もし復帰するなら、私はもう(シードリングと)かかわることはないと思う。団体がやっていくのも難しいのでは。高橋選手の責任もあると思いますよ」と“絶縁”をチラつかせながら詳しい事情説明を求めた。
世Ⅳ虎の復帰は、まだまだ波乱含みだ。
1月12日のSEAdLINNG後楽園大会に姿を現した世IV虎が東京スポーツのインタビューに答え、現役復帰に前向きな姿勢を示した、世IV虎は引退後は一般の会社に勤めておりプロレスとは一切係わり合いのない生活を送ってきたが、やっぱり世IV虎の中でモヤモヤしたものが残っていたのか、現役復帰に前向きなったのではと思う。
だが世IV虎の復帰に関してスターダムを始めセンダイガールズの里村などが反発の姿勢を示した、里村に関してはSEAdLINNG側と世IV虎とは関わらないという約束をしていたのなら、完全にSEAdLINNG側の落ち度であり、世IV虎が観客として来場していたとしてもリングサイドに姿を現してしまった以上、SEAdLINNGと世IV虎の関係も疑われても仕方がない。
スターダムに関しては世IV虎が引退をするきっかけになった一つが団体側への不信というものがあり、スターダム側はケアしてきたつもりだったのだろうが、世IV虎からしてみればケアしきれてなかったというのがあり、また団体側も事の決着をつけないままで終わらせようという意図もあった。前にも書いたが世IV虎にしてみれば信じていたものに裏切られた気分だったのではと思う。
SEAdLINNGにしても世IV虎は引退はしたけど引退の10ゴングは鳴らされていないことから引退に近い退団という扱いで実質上フリー、フリー選手の獲得するにあたって前にいた団体に筋を通す必要があるのかという理屈もある。だがこのことに関してもスターダムと高橋奈七永の見えない確執というものも根本にあることから、スターダムにしても本当に文句を言いたいのはSEAdLINNGであり、SEAdLINNGもスターダムに対して言いたいことがある、世IV虎の復帰に関して賛否が出るのも仕方ないことでもある。
ただ世IV虎に関してはまだ将来のあるレスラーだけに周囲によって可能性を潰して欲しくない。
何これ?条件も何もないよ、本人は何も言ってないし、戻りたきゃ戻れば良い。ただその周りに筋通せば良いし。私はもうレスラーじゃない、勝手にしてくれ、疲れるわ。 凄惨マッチの安川悪斗 世IV虎の現役復帰に条件付きで理解示 #ldnews https://t.co/M9bf0qmF1W
— 安川惡斗&結花 (@yasukawaactyuka) 2016, 1月 12今日のシードリングのヨシコのセコンドに今後何かしらの意味があるのなら、怒りでしかない。 挨拶も、終えた後にも一言もない。姿もあらわさない。 私だったらそんな筋違いのことをしてる人間がリングに近づくのも許さない。
— 里村明衣子 meiko satomura (@satomurameiko) 2016, 1月 11他団体の中で起こった内情にとやかく言うつもりはないけれど、私の目線から良い事は良い、ダメな事はダメとはっきり言わせてもらいます。 仲良しこよしで当たり障りない付き合いは1番嫌いです。
— 里村明衣子 meiko satomura (@satomurameiko) 2016, 1月 13