今年の初観戦はNOAH!vs鈴木軍で変わってしまった光景
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今年の初観戦はNOAH!vs鈴木軍で変わってしまった光景
1月23日 NOAH「The First Navig. 2016」エディオンアリーナ大阪第2競技場 463人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼大阪大会オープニングマッチ/20分1本
齋藤彰俊 ○熊野準(8分42秒 フィッシャーマンズスープレックスホールド)クワイエット・ストーム X清宮海斗
◇第2試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合前哨戦/30分1本
○拳王 大原はじめ 小川良成(13分38秒 エビ固め)石森太二 X平柳玄藩 キャプテン・ノア
※蹴暴
◇第3試合&第4試合◇
▼GHCタッグ選手権試合前哨戦/30分1本
○モハメド ヨネ(4分46秒 反則勝ち)Xデイビーボーイ・スミスJr.
※アーチャー乱入
(試合後にヨネを袋叩きにするKESに中嶋が駆けつける)
中嶋「おいランス。お前の相手は俺だろうよ。気が早いね。今やるか? 大阪のお客さんをナメんなよ。こんなんで満足いくわけねえだろ? ランス、スミス…タッグマッチ、カモン!」
(一旦KESは引き揚げるが、KESはすぐさまリングインしヨネ、中嶋を襲撃してタッグマッチへと突入)
▼タッグマッチ/30分1本
○モハメド ヨネ 中嶋勝彦(14分01秒 片エビ固め)Xランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.
※キン肉バスター
(試合後)
スミスJr.「今日の負けは関係ねえ。なぜならGHCタッグタイトルは依然、俺たちの手の内にあるからだ。良く聞いとけ。今夜と同じことは二度と起こらねえ! 1月31日のヨコハマでナカジマ&ヨネを破壊して、K.E.S.がその力と、日本のみならず世界一のタッグチームであることを証明する!」
中嶋「おい今日、お前らK.E.S.に俺たちが勝ったぞ! 1月31日、横浜。そこでも同じことが起こる。今日の大阪のお客さんの熱と、俺たちの熱をもって横浜、そのベルトを獲りに行く。次のチャンピオンは俺たちだ」
【試合後の中嶋&ヨネ】
▼ヨネ「喜びをあらわにしましたけど、めっちゃキツい…。でも勝てて良かった!」
▼中嶋「ありがとうございます! ホントにこのチームは徐々に高まってる。それが“結果"として今日見えたんで。もうこのまま31日、横浜まで突っ走るだけですよ」
――まだ温存している連係がある?
▼ヨネ「まだ出してない連係もあるんでね。とにかく今日はキン肉バスターの衝撃を食らって、体に恐怖が植え付けられたんじゃないですか? まだカッちゃんのハイキックとか、まだまだ出してない必殺技もあるし」
▼中嶋「さらに上がある? そうっすね。まだまだ俺たちの可能性はもっともっと上ですよ。とにかく俺たちがベルトを持たないと、タッグベルトの未来はないんで。しっかり獲りにいきますよ!」
【アーチャーの話】「今日の負けはカンケーねえ。単なるラッキーだ。1月31日、ヨコハマでは決してK.E.S.は負けない。タッグ王者は俺たちのままだ。どんな相手が立ちふさがろうが、俺たちはぶっ殺してベルトをキープし続けてきた。同じようにナカジマとヨネも死ぬんだ」
【スミスJr.】「ヨネ! ナカジマ! 今夜は勝ったかもしれないが、そんなことは関係ない。同じことは2度と起きない。そればかりか、今夜がお前らにとって最後の勝利となるだろう。なぜなら1月31日、ヨコハマで今までのヤツらと同じようにK.E.S.がお前らをブチのめすからだ。誰が来ようが俺たちは破壊し続けてきた。1月31日も同じストーリーが繰り返されるだけだ。ナカジマ! ヨネ! お前らはキラーボムで沈む運命にあるんだ。そしてこのタイトルは俺たちの手の内にあり続ける」
◇第5試合◇
▼30分1本
○飯塚高史 シェルトン・X・ベンジャミン(11分35秒 体固め)マイバッハ谷口 X北宮光洋
※アイアンフィンガー・フロム・ヘル
◇第6試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/45分1本
鈴木みのる ○エル・デスペラード(13分31秒 横入り式回転エビ固め)潮崎豪 X金丸義信
【試合後の鈴木】
――潮崎と感情的にやり合ったが?
▼鈴木「あぁ。おい、“旧型"の潮崎豪よ。テメーは最高設定“4速"までの古〜い古〜いプロレスしかできねえオンボロだもんなあ。最先端の、ハイテクの俺について来られんのか? ドライバーもいいしな(笑) あぁ? さあ、楽しくなってきたねえ〜。もっと頑張りたまえ、潮崎クン。正直言うとキミと遊んでるヒマはねえんだ。やること他にあるんだ。そう。俺たちの新しい仲間・杉浦貴。こいつに勝たせるために、すべての手を使う。“すべて"つったら“すべて"だ。それに昨日(の広島大会)も見ただろ? (大会の)最後、大乱闘になって気づいたら丸藤ひとりだけになってただろ? もしかしたらお前のすぐそばにいるヤツが、俺が言ってる“第2の裏切り者"かもしれねえぞ? だから分かってて(周囲が)助けにいかなかったんじゃないのぉ? もしかしたら、いつもすぐそばにいるヤツじゃないのぉ? 俺の情報網、ナメんなよ? 第2、第3の杉浦貴。第4、第5の杉浦貴……そうだ。みんな世界に羽ばたきたいんだ。ちょっと“教えてやっただけ"だ。俺たちは“自由"だからな。どこで何をしようと、誰をブン殴ろうと、誰の指図も受けねえ。ブッ飛ばしたい時にブッ飛ばす。殴りたい時に殴る…そう!こうやって!(※と記者の胸倉をつかんで凄む) こうやって!!!……さあ潮崎。かかってきなさい。お前が俺の目の前にいることが、どれだけ“ふさわしくないこと"なのか。どれだけ邪魔な存在なのか。思い知らせてやる。悪いが俺はお前に構ってるほどヒマじゃねえんだ。やることいっぱいあるんだよ。何でか分かるか? 俺の後の試合(丸藤vs杉浦)が控えてるもんな〜。そう、テメーらも丸藤もベルト獲り返したからってよ、のん気に鼻くそでもほじくってんじゃねえの? やっとあいつらの心に火がついたのだって、去年の11月じゃねえか。セコンドに毎日10人、20人いるようになって。でも年明けたらもう終わりか? 誰もいやしねーじゃねえか。そうかそうか。俗に言う、プロレスで言うところの“ケリついた"ってヤツ? お前たちの世界ではそうかもしれないが、俺の世界ではこういうのは“ケリついた"とは言わねえんだ」
――むしろここからが本当のスタート?
▼鈴木「……お前らに笑って過ごす日が一日でもあることが許せねえ。おびえろよ。震えろよ。そうやってスミっこでヒザ抱えて生きてるのがテメーらにはお似合いなんだよ。そう…(※再び記者の胸倉をつかみながら)お前も『存続して良かったなあ』なんて思ってんじゃねえのか? あぁ!?」
――時限爆弾というのは横浜で爆発する?
▼鈴木「さあね。誰も知らない。いや…俺だけが知ってる。セットしたのは俺だもんな。さあ、それが横浜なのか。その前の後楽園なのか。いつかな〜♪ もしかして、この後(のメイン)だったりして〜。丸藤が一番気をつけたほうがいいよ。仲間だと思ってるヤツが一番危ないんだよ〜♪ 今日も丸藤と組むヤツ、2人いるよな? なぁ?」
――桃の青春タッグ…
▼鈴木「なぁ。原田と小峠。アレが寝返ったらどんな気持ちになるだろう。まぁ見てろ。面白いモン、出してやる…」
◇第7試合◇
▼GHCヘビー級&ジュニアヘビー級タッグ選手権試合前哨戦/60分1本
○丸藤正道 原田大輔 小峠篤司(17分25秒 片エビ固め)杉浦貴 タイチ XTAKAみちのく
※不知火
(試合終了後)
丸藤「皆さん、今日はご来場ありがとうございました。1月31日、俺たちがこのベルトを必ず防衛して、2016年のノアは俺たちが中心だってことを証明します。ちょっと遠いかもしれないけど、もし良かったら横浜まで来てください。俺たちが素晴らしい景色をみせます」
【試合後の丸藤&原田&小峠】
――試合を振り返って?
▼小峠「地元でボクは勝てたんで。大阪で勝てるっていうのは、今後の勢いつけるためにもかなり大きい意味をもたらしてくれると思ってるんで。地元のお客さんの期待を裏切ることはできないんで、横浜でもう一度勝って、大阪。2月2回ありますんで。必ず戻ってくると約束します」
▼原田「横浜に向けて良い流れができたかなと思ってます。今日、ヘビーのタッグもノンタイトルでしたけど勝ってますし、横浜でもノアが3つ全部勝ちます。杉浦貴が鈴木軍に行こうが、誰かが鈴木軍に行こうが、俺たちにとっては関係ないことです。今年は“ノアの年"にします」
▼丸藤「まぁ、鈴木みのるが“時限爆弾"とか言ってるけど、俺たちの中にそんなヤツがいるとは思えない」
▼小峠「ひとつだけ皆さんに報告があります! 時限爆弾は僕ではありません!!」
▼丸藤「うん。俺たちがこうして組めば絶対に負けないし、俺が今日勝った。絶対彼らに負けることはない。何より1月31日、俺が防衛しないとこれ(ベルト)を獲り返した意味がまったくないんで。獲って始まる…じゃなくて、防衛してからやっと今年が始まる。そんなイメージなんで必ず勝ちたいと思います」
――原田選手は“時限爆弾"について?
▼原田「関係ないっていうか、“興味がない"って感じですね」
▼小峠「(※薄毛の記者に)あんたじゃないのか!? 最近タイチあたりにイジられまくって、鈴木軍寄りの感じになってきてるじゃないか!」
今年の初観戦はNOAH、エディオンアリーナ大阪第二競技場大会を観戦した。エディオンアリーナでの開催は3ヶ月連続となるが、今大会は用意されたイスがほとんど埋まり満員マークもついてもおかしくはなかった。
注目の試合は第3試合のスミスJr,vsヨネ、試合は場外戦からスミスJr,がパワーで圧倒するが、ヨネはジャンピングフロントハイキックで反撃するとラリアット合戦を制した後でキン肉バスターを狙うと、第4試合で中嶋戦を控えるアーチャーが乱入してヨネを襲撃したため、試合はヨネの反則勝ちとなるも中嶋も駆けつけてヨネを救出した後で中嶋がノンタイトルでのタッグ戦をアピールする、最初はKESも拒否の姿勢を示して引き揚げるが、観客の声援に押されたのかKESがダッシュでリングに戻って中嶋組を襲撃、中嶋vsアーチャーからノンタイトル戦でのKESvs中嶋、ヨネ戦へと変更となって、試合へと突入するも、試合はダメージの残るヨネがKESの集中攻撃にあってKESペースのまま試合が進むも、スミスJr.のブルドックボムをリバースしたヨネは中嶋に交代、中嶋はフロントハイキックやミサイルキックで試合を盛り返し、交代したヨネもKESのキラーボムに捕まりそうになるが、中嶋がカットに入るとアーチャーに水面蹴り&ローリングサンダーのトータルレンジャーが決まり、KESもダブルインパクトで応戦するも、アーチャーのムーンサルトプレス狙いを中嶋がR-15で阻止するとヨネがキン肉バスターを決め3カウントを奪い、中嶋組が前哨戦を制する。
試合後は敗れたKESが横浜文体大会でのリベンジをアピールすると、中嶋も王座奪取をアピールしたが、KESに捕まり続けたヨネに不安を感じた。
セミの潮﨑vs鈴木組は序盤は潮﨑が逆水平、鈴木のエルボーと激しい打撃戦を展開するが、場外戦で鈴木が客席まで潮﨑を連行、イスの上で潮﨑の左腕を極めにかかり、客席で潮﨑が左腕を押さえている間に、鈴木はデスペラードと共に金丸を痛めつける。
しかし金丸が鈴木に低空ドロップキックを放って窮地を脱すると潮﨑に交代、潮﨑と鈴木は再び打撃戦となるが、張り手の連打で鈴木が制するとスリーパーで捕獲、潮﨑はバックドロップで逃れようとするが、鈴木はフロントスリーパーへと移行してからゴッチ式パイルドライバーを狙う。しかしリバースした潮﨑はラリアットを狙うが鈴木がブロックしたところで珍しく左のラリアットを浴びせ、再度ラリアットを狙うが追尾式ロープワークで翻弄した鈴木が再度スリーパーで捕獲するも、交代を受けたデスペラードが潮﨑の逆水平を浴びる。
そして金丸に交代して金丸は一気に猛攻をかけてディープインパクトで突き刺してから垂直落下式ブレーンバスターを狙うと、着地したデスペラードが急所打ちからの丸め込みで逆転3カウントを奪い、試合後も潮﨑と鈴木が乱闘を展開した。
メインのGHCヘビー、ジュニアタッグの前哨戦は、試合前からタイチが小峠をコールしようとする大川リングアナにちょっかいをかけるだけでなく、紙テープを片付けようとするスタッフに暴行を振るうなどやりたい放題、試合は丸藤と杉浦がチョップ合戦となるが、丸藤のチョップに杉浦の胸板は血が滲み、チョップを放った丸藤の右手にも返り血が付いているなど壮絶な打撃戦を展開する。
だが試合の先手を奪ったのは鈴木軍で小峠が杉浦のイス攻撃を喰らってから一気に失速、場外戦で痛めつけた後でタイチとTAKAが弄ぶかのように痛めつける。
しかし交代した原田がフロントスープレックスやデスバレーボムで盛り返すと、丸藤も杉浦との読み合いを制してトラースキックを放つ。
丸藤は勝負と見て不知火を狙うが、杉浦が回転途中で踏ん張り、逆に丸藤をコーナーに逆さ吊りにしてから串刺しニーバット、ジャーマンを決めるも、オリンピック予選スラム狙いは踏ん張った丸藤が虎王を浴びせる。
杉浦はTAKA、タイチと共にトレイン攻撃から杉浦がイス攻撃を狙うも、小峠がカットに入るとTAKAにサンドイッチ式延髄斬り&丸藤の虎王"の同時発射が炸裂し、最後は丸藤が不知火で勝利を収めた。
試合後は敗れた鈴木軍が場外フェンスを投げつけるなどやりたい放題で引き揚げていったが、丸藤は王座防衛を約束して大会を締めくくった。
昨年から鈴木軍が参戦するようになり2年目となったが、危機的状況は脱したものの、いつもの光景が変わってしまったような感じがした。変わらなければいけないものがあるのも当然だが、変わってしまった光景も慣れてしまう、それが良いことなのだろうが複雑な感じもした
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