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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

最後の前哨戦でも時限爆弾の正体は明かされず…鈴木の予告に揺らぐNOAH

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最後の前哨戦でも時限爆弾の正体は明かされず…鈴木の予告に揺らぐNOAH

1月29日 NOAH「The First Navig. 2016」東京・後楽園ホール 920人

<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼後楽園大会オープニングマッチ/20分1本
○クワイエット・ストーム 平柳玄藩 キャプテン・ノア (9分18秒 体固め)齋藤彰俊 熊野準 ×清宮海斗
※50cm腕ラリアット
 
◇第2試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合前哨戦/30分1本
○拳王 大原はじめ(15分22秒 エビ固め)×石森太二 小川良成
※蹴暴

(試合終了後)
拳王「2日後には俺が新しいチャンピオンになるぞ。おい、てめえら、クソ野郎どもよく聞いとけよ。このノアのジュニア、新たな…新しい…輝かしい光を照らせる男はこの俺だ(ベルトをあえてタオルでしっかりと拭き、倒れる石森の前に置いて)横浜まで預けておく」

【試合後の拳王&大原】
▼拳王「あと2日だよ、あと2日で俺が新しいチャンピオンになるんだよ! あいつがチャンピオンじゃ全く面白くねぇだろ? あいつがチャンピオンでこのノアジュニア面白くなるのか? 全く面白くなんねぇんだよ。あんな何もしない、何も発言しない、何も行動しないチャンピオンの何が面白いんだよ! 俺はな、チャンピオンになったらな、まずよ、いい挑戦相手がここにもいるじゃねぇか」

▼大原「いやぁ、ありがとう」

▼拳王「こいつとだったらな、物凄いタイトルマッチができるかもしれねぇぞ? まあよ、俺は次のチャンピオンになる。俺たち二人でタッグのベルトも取って二冠王を考えてんだよ。どうだよ、はじめちゃん」

▼大原「拳王は二冠にならないとダメだよ。でも、全員と防衛して、最強のチャンピオンになってほしい。そして最後の最後に俺に挑戦させて」

▼拳王「やっぱり大原はじめはいいこと言うじゃねぇか! そういうことだよ。俺がチャンピオンになるのが待ち遠しいよ。そしてよ、大原とタッグベルトも取る! すげぇ楽しみにしてるからよ。あと48時間! 早く来ねぇかな!」

▼大原「横浜楽しみだな!というわけで今日も、ムイビエン!」

【石森の話】「チクショウ。この借りは31日の文体でキッチリ返す」

◇第3試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合前哨戦/30分1本
○TAKAみちのく(10分43秒 ベビーキラー1号)×小峠篤司

◇第4試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合前哨戦/30分1本
○タイチ(9分28秒 タイチ式外道クラッチ)×原田大輔

【試合後のタイチ&TAKA】
※GHCジュニアタッグのベルトを床に投げ捨てる
▼タイチ「おい、ベルトはどこにある? どこにあるか言ってみろ!」

――タイチ選手の足元にあるが?
▼タイチ「そうだ。ベルトは俺らのもんだ。何回も言ってるだろ? 最初から言ってるだろ? 結局何回やったって俺に勝てねぇ二人がチャンピオンのわけねぇんだよ。そんな馬鹿な話あるか」

▼TAKA「とうとう俺にも負けおった(笑)」

▼タイチ「おいおいおい! TAKAに負けたら最後だぞ(笑)」

▼TAKA「まあ、いいよ。俺たちの初防衛戦、横浜でやってやる。そして、ラッキーだな。3月17日のTAKAタイチ興行でも、もう一回チャンスを与えてやるよ。ありがたいと思え。タイチは優しいんだよ。ハハハハハ!」

▼タイチ「3月17日、こんなベルトだけどな、これを使って商売させてもらうよ。ありがとよ」

◇第5試合◇
▼30分1本
○飯塚高史 シェルトン・X・ベンジャミン(14分7秒 体固め)×マイバッハ谷口 北宮光洋
※アイアンフィンガー・フロム・ヘル

◇第6試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/45分1本
鈴木みのる ○エル・デスペラード(16分26秒 片エビ固め)潮崎豪 ×金丸義信
※ダイビング・ボディープレス

【鈴木の話】「(ノアのフラッグを剥ぎ取って)正々堂々と白旗あげてんじゃねぇよ。おい、丸藤、ノア、テメエら本当にこれで済むと思ってんのか? 誰に火を点けたと思ってんだ? テメエが火を点けた男はプロレス界の王だぞ? 全てを使って、あれもこれもそれも、全て俺の手の内にある。そして俺たちの目的は、ただ一つしかない。破壊して破壊して、破壊し尽くす。それだけだ。俺たちの目的? そう、気の済むまで…いつまでじゃねぇ、気の済むまでぶち壊し続けてやる。テメエらが守ってきたこの旗も、この団体という箱も、考え方も精神も客も仲間も、全てだ。全て粉々にしてやる。おい、潮崎。おい、小僧。テメエのそのなまくら刀、俺に通用するか? 振っても切れない、当たっても刻むことさえない、いやいや、当たることさえない、そのなまくら刀。おい、潮崎! お前、小橋を気取ってんだろ? もう終わったんだよ。もういねぇんだよ。旧型の旧型。もうそんなものは世の中に存在しねぇんだ。なに、小橋気取ってんだ? なにこんなの(手刀)を振りかざしてきてんだ? 刀ってのは、刃物ってのはな、振りかざすもんじゃねぇんだよ。いざって時にドーンってやるもんだよな! そうだよな、サムライ! (サムライTVスタッフに)なあサムライ? おまえもサムライ、俺もサムライ。横浜が楽しみだ。いつ爆発するかなぁ。とりあえず今はまだ爆発してない。このあとかもよ? 明日かも? 横浜かも? さあ、どこだ。戦々諤々と自分の隣にいる、昨日まで笑って未来を話し合っていた仲間を疑えばいい。そう、おまえの隣にいるヤツが、俺が仕込んだ時限爆弾だ」

【デスペラードの話】「ああ、痛ぇ。金丸、お前いつも俺に痛いことするな? リスペクトしてんだぜ? キャリアがあるんだろ? 長くやってきたんだろ? 技術があるんだろ? リスペクトしてるよ。メキシコにだって60過ぎてまだやってる元気なジジイが山ほどいるんだよ。でもな、そういう奴らは新しい波に飲まれて消えるんだ。ボスも言ってただろ? 今までは“奪え"って俺たちに言ってたんだよ。だけど、今日聞いてわかっただろ? “壊す"、“破壊する"に変わったんだよ。意味がわかるか? 会社だけじゃねぇ。テメエらの仲間意識ってヤツもだ。あの人が考えてることは凄すぎて、たまに俺もついていけないことがあるよ。でもな、あの人についてきて間違ったことなんか一回もないんだよ。31日、お前らがどんなツラしてるか楽しみだぜ」

【潮崎の話】「(最後の前哨戦はかなり悔しい形になったが?)今日のを返してやるよ、俺らが。見てろよ、横浜。必ず俺が返すから」

◇第7試合◇
▼GHCヘビー級&タッグ選手権試合前哨戦/60分1本
丸藤正道 ○中嶋勝彦 モハメド ヨネ(19分53秒 片エビ固め)杉浦貴 ランス・アーチャー ×デイビーボーイ・スミスJr.
※垂直落下式ブレーンバスター

ヨネ「メッチャやられたけど、今日はかっちゃんが勝ってくれたから、嬉しいです! 横浜は皆さん、応援よろしくお願いします!」

中嶋「今日はみんなありがとう。俺の夢、そして俺たちの夢、そしてみんなの夢まであと一歩のところまで近づきました。明後日の横浜、死ぬ気で行きます。もう覚悟は決まっている。みんなとともに俺は全力を尽くす。みんな横浜は応援よろしくお願いします」

丸藤「おそらく明後日も今日みたいな寒さだと思う。でも、俺たちが熱い熱い試合をして、必ず会場を熱狂の渦に巻きこみます。そして、俺たちがノアの中心だということを証明してみせる。皆さん、横浜でお待ちしています。今日はありがとう」

【丸藤の話】「何も言うことはない。ただ明後日、しっかりこのベルトを防衛して、ヨネ&中嶋はしっかりベルトを取り返して、でっかいノアのベルトを3本、ここに揃えよう。それからまた俺たちも新たなスタート。そして鈴木軍は、終わりだ」

【中嶋の話】「ついに次はタイトルマッチ。逃げることなんてもうできない。あともう一歩まで俺たちは来た。何としてでもあのベルトを俺たちの腰に巻きたいし、ノアのリングにあのベルトを取り戻したい。俺たちが取らなきゃ誰がやるんだよ。これ以上あのベルトを錆びつかせない。俺たちがもっともっと輝かせてみせます!」

【ヨネの話】「皆さんの力を私たちにください! そして、それを力にして絶対にベルトを取ります! まだ返ってきてないGHCタッグを俺たちが絶対に取ります! 31日、約束します! 皆さん応援お願いします!」

横浜文体決戦をあと2日と迎えたNOAH、後楽園大会も前哨戦絡みのカードが中心として組まれた。
メインのヘビー級、タッグ選手権の前哨戦はヨネ、中嶋組がスミスJr.にニールキック&水面蹴りのトータルレンジャーで先手を奪ったかに見えたが、鈴木軍は場外戦に持ち込んで形勢を逆転させ、ヨネを捕らえて脚攻めを展開、杉浦も丸藤の逆水平で胸を真っ赤に血で染めながらも、膝アッパーで攻め立てオリンピック予選スラムで勝負に出る。
しかし着地した丸藤はトラースキックで反撃すると、交代した中嶋がスミスJr.にキックの嵐を浴びせるもアーチャーが介入して合体攻撃の連打からキラーボムを狙うもヨネが間一髪カットに入る。
杉浦もイス攻撃でヨネを痛めけるが、丸藤が虎王で排除すると、中嶋もスミスJr.のブルドックボムを回転エビ固めからビューティーフルドロップキックを浴びせ、最後は垂直落下式ブレーンバスターで突き刺して3カウントを奪い前哨戦を制した。

セミは場外戦から鈴木軍が試合を有利に進め、金丸を捕らえて主導権を握る。交代した潮﨑は鈴木の逆水平の連打からフィッシャーマンズバスターで叩きつけるも、鈴木も反撃して張り手で潮﨑の顔面を鼻血で真っ赤に染める。それでも潮﨑組はデスペラード捕らえにかかるが、鈴木が金丸をスリーパーで捕獲してからゴッチ式パイルドライバーで突き刺すと、試合権利のあるデスペラードがギターラ・デ・ラ・ムエルタからダイビングボディプレスで3カウントを奪い完勝を収める。

第5試合のマイバッハ組vs飯塚組は場外戦からマイバッハが捕まる展開となり、終盤から北宮の援護を受けたマイバッハが飯塚にマイバッハプレスを狙うも、ベンジャミンが阻止し、飯塚がマイバッハを福田レフェリーに投げつけて無法地帯を作ってからアイアンフィンガー・フロム・ヘルで3カウントを奪い飯塚組の勝利。

第3試合のジュニアタッグ選手権の前哨戦はTAKAの老獪な試合運びの前に小峠が翻弄されるも、小峠が二段蹴りから反撃した小峠が高速ニーから勝負に出るも、TAKAがベビーキラー1号で丸め込んで3カウントを奪い勝利、第4試合の原田vsタイチも、タイチが奪い取ったGHCベルトを原田に投げ渡して反則を主張し、ベルトを本部席に戻そうとした隙を突いて強襲するなどゲリラ戦で主導権を握り、原田が反撃してもTAKAの介入に遭いトラースキックを食らってしまうと、最後はタイチのマイクスタンド攻撃からタイチ式外道クラッチで3カウントを奪いタイチ&TAKAが前哨戦を揃って勝利を収める。

第2試合のジュニアヘビー級選手権の前哨戦は石森の450°スプラッシュをかわした拳王が大原のジョン・ウーの援護を受けてから、石森の腰ダイビングフットスタンプを落としてからの蹴暴で3カウントを奪い直接フォールで前哨戦を制した。

今大会でも鈴木が予告した時限爆弾の正体は明かされず、全ての答えは横浜大会待ちとなった。誰が時限爆弾なのか、原田が試合後にタイチ&TAKAに痛めつけられながらもダメージのためか助けに入らなかった小峠といい、メインでも丸藤組のセコンドには着かず、離れていた場所で試合を眺めていた大原といい疑わしいといえばキリがない、一部では鈴木の予告はハッタリなのではという声もあるが、潮﨑&金丸の復帰といい、NOAH内のユニット解散といい時限爆弾になる要素はあることからハッタリともいえない、果たして時限爆弾はどういう形で現れるのか、横浜文体大会を見なければ定かではない。
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