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星野が高橋からデスマッチ王座を防衛…両国を終えてもストロングとのライバル関係は続く
9月11日 大日本プロレス「広島“大熱狂”プロレス」広島県立産業会館・東館大会 385人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○橋本和樹 塚本拓海(9分19秒 上弦の月)関札皓太 罰野村卓矢◇第2試合◇
▼30分1本
○ツトム・オースギ ヘラクレス千賀(6分53秒 カサドーラ)魁 ×レイ・パロマ◇第3試合◇
▼30分1本
伊東竜二 ○竹田誠志 佐久田俊行(9分16秒 片エビ固め)宮本裕向 木高イサミ ×植木嵩行
※国体一回戦スラム◇第4試合◇
▼最侠タッグリーグ・ストロング Bブロック公式戦/30分1本
○河上隆一 中之上靖文(6分56秒 エビ固め)[2敗=0点]宇藤純久 ×菊田一美
※ハリケーンドライバー【河上、中之上の話】
河上「元気があるんじゃないですか。最初から突っかかってきたし、大日本の成長株の2人だから、攻めもそれなりに効いたし。でも俺を撃ち抜くほどじゃなかった」中之上「ちょっと攻め込まれちゃったけど、まだ負けられないし。まだまだ攻めが足りないですね。シングル(挑戦)も決まってるし、タッグリーグも優勝したいし。まだまだ負けてられない、俺は」
河上「まだ初戦、後輩から一個取っただけなんでね。まだまだ始まったばかりだし、連戦続くし。公式戦、次は宮崎でSMOPとやるし。そこが俺らの一番のタッグリーグのヤマになると思うし。そこがどうなるのかで、その先の行く末も勢いも決まるだろうし、そこに僕らは照準をあててるんで。SMOP撃破!」
【宇藤、菊田の話】
宇藤「前と同じ戦術でいったんですが、前よりは手応えはあったんですけど、どうしても攻め慣れてないところが…攻められてどうにか耐えてやり返すというのばっかだったので、きょうは攻めに攻めようとしたんですけど、ちょっと焦り過ぎちゃって。あっちには隙はないかもしれないけど、こっちにも余裕がない感じになっちゃったんで」菊田「前よりは連係はうまくいったと思うんですけど、次はでかい2人なんで。2敗しちゃったけど、あとはやるだけです」
宇藤「でかいですけど大きいのだけがプロレスじゃないんで、僕たちなりに考えて糸口をつかみたいと思います」
菊田「もっと力つけます」
◇第5試合◇
▼最侠タッグリーグ・デスマッチ Bブロック公式戦 仁義なき戦い《Power to the people編》
~会場をささらもさらにしちゃれい!みんなの道具大集合ゲーム~/30分1本
[1勝=2点]○アブドーラ・小林 "黒天使"沼澤邪鬼(12分49秒 横入り式エビ固め)[2敗=0点]バラモンシュウ ×バラモンケイ【アブ小、沼澤の話】
(沼澤がボウリングのダメージで意識朦朧とするなか「チョコ! チョコ!」と妄言を連発する)
アブ小「くせもの倒して1勝だよ。代償はでかかったけどな」沼澤「俺らはかつてスキンヘッダーズと言っていたチームですけど、まだそれっぽいことを何も出せず、相手のペースに乗っけられたような感じだったけど、あと残り2戦。Bozz連合と伊東&佐久田。俺らが残るのは目に見えてるんで。俺ら元スキンヘッダーズで、Bozz連合は少し(髪が)伸びてるぐらいで相手にならない。逆に俺らがストロングにケンカを売ります。関本岡林、ツインタワーズ、SMOP…」
アブ小「食材系は効くわな、効く」
【バラモン兄弟の話】
シュウかケイ「2連敗しちまったよ」シュウかケイ「あと一回勝てば優勝できるのか、俺たちは!」
シュウかケイ「目がいてえよ!」
シュウかケイ「なんだこの試合形式は! 俺たちがささらもさらにされちゃったじゃねえかよ。大日本はきたねえんだよ! 長い移動させてよ。疲れさせて試合させてんだろ? 俺たち勝てるわけねえじゃねえかよ!」
シュウかケイ「体力もうねえんだからよ。もういいオッサンだからよ」
シュウかケイ「39だぞ、俺たちは!」
シュウかケイ「もうそろそろ引退を考えないといけない時だ」
シュウかケイ「そうだよ。もうすぐバカボンのパパと同い年になるんだぞ!」
シュウかケイ「あと1試合残ってるから、手抜かねえぞ! 2敗したから優勝はすぐそこにあるようなもんだ!」
シュウかケイ「だいたい負けてから這い上がってくるパターンだからな、優勝するチームは」
シュウかケイ「民衆はそういうのに弱いからな」
シュウかケイ「おしんとかな。俺たちの死んだ母ちゃんはな、おしんを見て『あれのどこが不幸なんだ!』と言ってたからな。(最後は9・25名古屋で伊東&佐久田だが)サクちゃんは俺たち側の人間だから、協力してくれるはずだ。アイツの弱点知ってるからな。アイツはな、ドラえもんが大好きなんだよ!」
シュウかケイ「そうだよ。ドラえもんでヤツの心を揺さぶれば、俺たちは勝てるぜ」
シュウかケイ「俺たち必ず優勝してやるからな。ちゃんと見とけよ。見てないと、死んで地獄に堕ちて今度生まれ変わったら、蛆虫になるぞー!!」
◇第6試合◇
▼60分1本
○神谷英慶 浜亮太 橋本大地(15分31秒 ストレッチプラム)関本大介 岡林裕二 ×丸山敦◇第7試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合 蛍光灯+凶器持ち込みGショックデスマッチ/30分1本
[第33代王者]○星野勘九郎(15分37秒 片エビ固め)[挑戦者]×高橋匡哉
※ダイビングセントーンwith鉄階段
☆星野が2度目の防衛に成功(試合終了後)
星野「疲れました…(場内拍手)。高橋、そして広島のみなさん、聞いてください。自分はこの一戦にさまざまな思いがありました。まず、一番気に入らねえのは、デスマッチがストロングに押されている…冗談じゃねえよ! そして、デスマッチには有望な若いヤツが出てこねえ? それをいま一つ否定したいと思います。みなさん、ここにデスマッチを愛して、デスマッチに熱い気持ちを注ぐ、若者が一人いると思いませんか、みなさん!?(場内拍手)高橋、この一戦を前にオマエのインタビューを読んで、俺ちょっと嬉しかったんだよ。高橋は、デスマッチはストロングに負けたくないって、デスマッチをなめんじゃねえってそう言ってたんですよ! 高橋、そんな俺と同じ志のオマエと、この広島のメインでこんな命の削り合いをできて、俺は誇りに思うよ!! きっと、高橋も言いたいことがあるから、マイクを渡すよ」高橋「僕は、バカの一つ覚えのようなプロレスをする星野勘九郎、そして両国で伊東竜二に勝った星野勘九郎が、大好きです。そしてきょう、僕はあなたに血だるまになるまで、二度と立てなくなるんじゃねえかってぐらいまでボコボコにされる覚悟できょうこのリングに上がりました。そして僕は、きょうあなたの技を返せませんでした。ですが、次は! あなたの技をすべて返して、返せなかったダイビング・セントーンを返して、星野勘九郎、てめえを倒す! きょうはありがとうございました(と退場)」
星野「高橋、これからもストロングに負けねえ激しいデスマッチやろうぜ! きょうはありがとう!! 広島カープ、25年ぶりセ・リーグ制覇、おめでとうございます! みなさん、ここからが本題なんですが、わたくし星野勘九郎、最後よく押し売りをやっています。ということで、きょう名づけました。きょうは広島カープ、セ・リーグ制覇優勝記念&アニキのV2達成押し売りセールを外でやろうと思うんで、どうぞお付き合いよろしくお願いします!
(最後は地声締めへ。)これは自慢ではないんですが、ホント自慢ではないんですが、わたくし星野勘九郎、よく声が通ります。なので、星野勘九郎らしく興行を地声で締めたいと思います。(地声で)広島のみなさーん! 自分はこの歴史あるベルトに大きく名を刻むべく精進し、広島に帰ってくるので、また星野勘九郎に熱いご声援よろしくお願いします! 広島のみなさ~ん! 本日は、最後の最後の最後の最後まで、熱いご声援、ありがとうございました!!」
【星野の話】「2度目の防衛戦、正直、高橋強くなりましたね。危なかったです。正直、コンクリートブロックへのジャーマンを食らった時は、もう意識飛びました。アイツ言ってたけど、ロートルって。41年間生きてきた人生経験と、いろんなものを乗り越えてきた経験が、大一番で生きたんじゃないかなと思います。ハッキリ言って次やったらわからないです。高橋、強いですね。それとともに、週プロのインタビューを読んで、高橋がストロングに負けたくないって、デスマッチはすごいんだって言ってくれたことがすごく嬉しくて。そんなアイツとこんな激しい試合をできたのが、広島のメインでできたのが…すいません、頭がぽわーんとなってるんで。よかったと思います。それでV2達成できてよかったと思います。僕はこのGショックデスマッチ、Gショックボディの星野勘九郎のデスマッチとともに、もっともっと広げていきます。こんな体の命の削り合いをさらにやっていきたいと思います。
(対ストロングの強い気持ちが出てきているが)出てきますよ、そうですよ。だって悔しい思いしてきたじゃないですか。俺も責任に感じてきましたもん。俺のせいかなって。俺が不甲斐ないからそういうことを言われるのかなってふと思ってたんですよね。でも、俺は最近それを覆せる試合ができてるのかなって。
ハッキリ言って、ストロングも仲間だし、一つの大日本はチームですけど、でも俺はデスマッチ、ストロングそこは負けず嫌いになってもいいと思うんですよね。そんな恥ずかしくない、おかしくない思いだと思ってるので。負けたくねえっていいと思う。俺はその気持ちをどんどんぶつけていきたいと思います。こういう激しい命の削り合いをやって。俺みたいな不器用なヤツに何ができるっていったら、こうやって命削って試合して気持ちぶつけて、お客さんに何かを訴えていきます。そういう試合をこれからもやっていきたいです。
(次は防衛戦がいつになるかはわからないが)とりあえずマサとタッグの頂点を取って、またそれからね。この試合を見てマサも元気を出してほしいな。バックステージで元気がなかったから。稲葉雅人はあんなもんじゃないですからね。もっとやれるんで。タッグの頂点を取っていきたいと思います。そのうえでベルト磨いていきたいと思います」
【高橋、植木の話】
高橋「きょう、チャンピオンとやって感じたことは、俺ら血みどろは優勝できる」植木「気持ち切り替えていきましょう」
高橋「自信に変わりました。チャンピオンの、いま大日本のデスマッチヘビーとここまでやれたという自信が、いまやってる最侠タッグの自信につながりました。1敗したけど、あと全部勝てる! 勝てる!! そして血みどろブラザーズ、優勝できる。確信に、きょう闘って変わりました。勝つぞ!」
植木「倒しましょう」
高橋「大日本のデスマッチ、最侠タッグ、ひっくり返してやろうぜ。それだけです」
最侠タッグリーグ・ストロングBブロックは初戦の河上組が開幕で黒星スタートとなった宇藤組と対戦、序盤から中之上を捕らえた宇藤組だが、交代した河上がハイアングルのボディースラムやストマックエルボーで流れを変え、菊田がミドルキックで攻め込んでから宇藤が入って連係で捕らえるも、河上が二人まとめてラリアットでなぎ倒すと、最後は菊田に中之上がダイビングエルボーから河上がハリケーンドライバーで3カウントを奪い白星発進に成功。
デスマッチBブロックではアブ小&沼澤の復活スキンヘッターズが開幕戦を黒星でスタートしたバラモン兄弟と凶器持込みマッチで対戦、試合前には意外にもクリーンに握手となるが、開始となるとアブ小が爆竹を鳴らしてから場外戦となり、網を広げたバラモン兄弟はアブ小を網で捕獲、リングに戻ると三角コーンを装着したシュウが沼澤にギロチンドロップを投下、ケイもヌンチャクを振り回してアブ小に投げつけ、更に三角コーンでアブ小を殴打してからワサビとニンニクをアブ小の脳天に塗りたくる。
劣勢のスキンヘッダーズはクラッカーを奪い、沼澤がツノを装着してバッファローマンに変身して攻撃を展開、アブ小もパウダーをシュウに投げつけてから、沼澤が三角コーンの上でのアトミックドロップを決める。
そこでアブ小が爪楊枝ボードを持ち出し、ケイに一撃を狙うがシュウが間一髪カット、バラモン兄弟は合体ブレーンバスターでアブ小を投げた後で、沼澤にはボウリング攻撃で股間へストライク、勝負を狙ったシュウはギターショットを狙うが、ケイに誤爆してしまう。
これを逃さなかったアブ小はケイに源之助クラッチで丸め込むも、シュウがレモン汁でカット、沼澤はケイに掟破りのボウリング攻撃を狙うが、シュウがカットに入り、ボウリングのボールは沼澤の脳天に直撃となる。
バラモン兄弟は誤爆を避けるためにマスクを装着、案の定シュウのパウダー攻撃はケイに誤爆となるが見事に防御、改めてシュウはアブ小にパウダーを噴射すると、テニスラケットでブロックしたアブ小は見事に粉まみれとなり、これを逃さなかったバラモン兄弟は五体満足で丸め込むが、ケイのキック狙いはアブ小が丸め込んで3カウントとなり勝利となった。メインのデスマッチ選手権は蛍光灯、凶器持ち込みGショックデスマッチで行われ、リングにはブロック、ラダー、鉄階段が設置、ロープ2面には蛍光灯が吊るされ、高橋は新木場大会で披露した有刺鉄線ボール、星野はバーベルのプレートを持参して登場した。
試合は開始早々高橋がスピアーからマウントを奪ってエルボーを連発、星野も奪い返してエルボーで応戦、そして高橋が星野を蛍光灯に被弾させると、星野もドロップキックで高橋を蛍光灯に被弾させて場外戦に持ち込む。
星野はマットのない床にパイルドライバーを狙うが、高橋がリバースすると蛍光灯で攻撃、場外ボディースラムで投げた後で星野をリングに戻す。
そして高橋はロープ越しのブレーンバスターを狙うが、星野は逆に場外へのブレーンバスターを敢行、高橋をリングに戻した星野はブロックをぶつけ、ブロックの破片で殴ってから高橋の背中にハンマーを落とし、蛍光灯に被弾させる。
星野は高橋をボディースラムwith蛍光灯で投げると、高橋の背中にブロックを置いてから、もう1個のブロックで破壊し、ブロックへのボディースラムで高橋の背中に大ダメージを与える。
星野は高橋を蛍光灯に被弾させてから、プレートの上への勘九郎カッターを狙うが、高橋は大外刈りで逆にプレートの上に倒し、ラダーをぶつけてから串刺し攻撃で反撃する。
高橋は串刺し攻撃から、星野の上にラダーを設置しコーナー二段目からの捨て身のローリングセントーンを投下、有刺鉄線ボールを持ち出した高橋は星野に投げるが、星野がキャッチすると、そのまま突進し命中させてから、ボディーアタック、ランニングネックブリーカーと畳み掛ける。
星野は鉄階段をセットしてからの捨て身のセントーンから、並べたブロックの上へのボディースラム、そして鉄階段を再び高橋の上に設置すると、ダイビングセントーンを投下するが、かわされてしまい星野がブロックに直撃してしまう。
これを逃さなかった高橋は鉄階段を投げつけてからのブロックへのジャーマン、ジャックハマーと畳み掛けるが、星野がクリアし、高橋はブロックを縦に置いてから星野を投げようとするが、星野が勘九郎カッターで逆に叩きつける。
両者はダブルダウンのあとでエルボー合戦となり、星野が勘九郎カッターを連発すると、最後は縦に置いたラダーの上へのチョークスラムから、ダイビングセントーンwith鉄階段で3カウントを奪い王座を防衛した。試合後に星野が「デスマッチがストロングに押されている・・・冗談じゃねえよ!」と叫んだが、7月の両国前からデスマッチとストロングが激しく火花を散らし、両国大会のメインをファン投票で競った。
しかし両国が終わってもデスマッチとストロングの火花を散らす関係が続いている、デスマッチは内から発信しているが、ストロングは他団体に進出するなど外から発信する力を持っている、それを考えると内の立場であるデスマッチは外から発信するストロングは脅威な存在なのかもしれない、ただその外から引っ張ってきたファンをいかに内の世界に引き込めるかというのもあるしデスマッチの課題なのかもしれない。【試合結果詳報】星野勘九郎、高橋匡哉と死闘Gショック!デスマッチヘビーV2、ストロングBJに意地ムキ出し「デスマッチがストロングに押されている…冗談じゃねえよ!」…大日本広島詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC pic.twitter.com/MshIvHJo6E
— 週プロmobile (@shupromobile) 2016年9月11日大日本広島大決戦。
星野勘九郎を倒す事は出来ませんでした、、、が今日の闘いで最侠タッグの自信に繋がりました。血みどろは勝てる。自分にはまだ、やるべき事がある。今日の悔しさは明日からの闘いにぶつけます!#bjw
— 高橋匡哉 (@masabobu) 2016年9月11日リーグ初戦広島
バラモンズに勝ちました #bjw pic.twitter.com/JqaAKEjJMi
— アブドーラ・小林 (@pinpinkoba) 2016年9月11日本日は大日本プロレス広島大会ありがとうございました。
最侠タッグリーグ、初戦は白星スタート!
次も頑張ろう!
— 中之上 靖文 (@nakanoue) 2016年9月11日大日本プロレス広島大会ご観戦ありがとうございました!!
リーグ戦2戦目!2戦2敗!
あとがない!明日が最後!相手は浜さん曙さんのSMOP!
あとがない、、、
でかい、、、
がんばります!#bjw西日本ツアー
— 宇藤純久 Yoshihisa Uto (@BJWUTO) 2016年9月11日PR -
キッド&Eitaがジミーズ、VerserKを連破しSummer Adventure Tag League 2016を制覇!
9月10日 DRAGON GATE「Summer Adventure Tag League 2016」エディオンアリーナ大阪第二競技場 1500人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○Kzy(6分49秒 スカイデ・スクールボーイ)×マイケル・コールレッグ◇第1試合◇
▼20分1本
堀口元気H.A.Gee.Mee!! 斎藤“ジミー”了 ○ジミー・神田(8分35秒 体固め)山村武寛 石田凱士 ×ワタナベヒョウ
※琉’s◇第2試合◇
▼Summer Adventure Tag League 2016 決勝トーナメント1回戦/30分1本
○土井成樹 "brother"YASSHI(10分12秒 V9クラッチ)CIMA ×Gamma【CIMA、Gammaの話】」
Gamma「クソーッ申し訳ない」CIMA「まあでも正直、ブラザーと土井、だけ注目してたから。セコンドのゴキブリみたいなヤツ、アイツに邪魔されると思わなかった」
Gamma「試合がねえのになんでいるんだよ、キマタがよ」
CIMA「セコンド力、オーバージェネレーション負けたかもしれない。でもね、振り返ってみて急きょ神戸ワールドの前夜祭で八木本部長に出場を要請されて、繰り上げみたいな形で上がったんですけど、見ての通りベスト4には残りましたよ。ドリームゲートチームの2人、ブレイブはEitaが勝ち上がってるから。トライアングルのチームもツインのチームも今からEitaとキッドとやるけど、無冠のキッドにがんばってほしいですね。カゲとススムはツインのチャンピオン。Eitaはブレイブのチャンピオンですから。何もないキッドにがんばってもらって」
Gamma「決勝に行ってほしいですね」
CIMA「決勝でボクらの分まで取ってほしいですね。でも絶対次、決勝セコンドつきましょう。で、今日のマッチメークを見たらフラミータとピーター・カッサが帰ってきましたんでね。前回ピーターが来日したときはボクらオーバージェネレーション側の選手としてやってくれたんですけど、今回はモンスター・エクスプレス側になってるんで。対戦する機会もあるでしょうし、フラミータもフラミータで帰ってきてワールドでやって以降なんで。一緒にさっき練習してたらオレはトライブ・ヴァンガードの新しいコスチュームを作ってきたんだと。やっぱりね、ボクはフラミータと16歳の時から付き合ってたんですけど、その素直な心が本当に嬉しい。だからヴァンガード側がオッケーなのであれば、フラミータともぜひ組ませてもらいたいですね。タイトル戦に漏れるんだったらフラミータと組ませてもらって賑やかな試合、ディスイズドラゴンゲートという試合ができればと思ってるんで。まあでも大阪06、機会があったらまたもう一回コンディション整えなおして。前にT-Hawk&Eita組に挑戦した時は淡路島を一周したんで、今回は淡路島一周しながら次は琵琶湖も一周しちゃいましょう」
Gamma「ダブルいっちゃいましょう。まだまだ死なんぞ!」
◇第3試合◇
▼Summer Adventure Tag League 2016 決勝トーナメント1回戦/30分1本
○ドラゴン・キッド Eita(11分34秒 バイブル)ジミー・ススム ×ジミー・カゲトラ【ススム、カゲトラの話】
カゲトラ「すいません」ススム「まあトーナメントなんでね、ちょっと先のことも考えたというか。決勝、次のこと考えてちょっと勝ち急いだというか、ああいう忘れたところにバイブルって技もあって。まあでもしょうがない。結果は結果。今日準決勝でオレら負けたから。チャンピオンだけどオレら負けてしまったから。予選リーグから苦しい闘いで何とか決勝まで来たけど、これはしょうがないね。ジミーズの3連覇もかかってたから逆に気負ってしまった部分もあると思うけど、しょうがない。気持ち切り替えて次の闘いにいこう」
カゲトラ「ジミーズ、トライアングルも取ってツインも取って絶対に負けるはずがねえと有頂天になってました。でも、大田区も決まってますし、下なんて見てられないです。負けたオレがこんなことを言う資格もないですけど。今日は本当すいませんでした」
ススム「うん、まだ終わったわけじゃないから。タッグリーグは終わったかもしれないけど、オレらはまだツインゲートチャンピオンだ。次、防衛しよう」
◇第4試合◇
▼30分1本
○望月成晃 ドン・フジイ(10分7秒 体固め)ヨースケ・サンタマリア ×エル・リンダマン
※真・最強ハイキック◇第5試合◇
▼30分1本
鷹木信悟 ○サイバー・コング 谷嵜なおき(13分33秒 エビ固め)T-Hawk ビッグR清水 ×しゃちほこBOY
※サイバーボム◇第6試合◇
▼45分1本
○YAMATO B×Bハルク フラミータ(17分57秒 片エビ固め)吉野正人 ×戸澤陽 ピーター・カッサ
※ギャラリア(試合終了後)
YAMATO「ドリームゲート・ネクスト・チャレンジャーの戸澤陽。オレは神戸ワールド記念ホールで鷹木信悟からドリームゲートのベルトを奪った時、このドラゴンゲートをワンステージもツーステージも上に引き上げると言った。お前との9月22日、東京・大田区総合体育館の防衛戦は記念すべき1回目の防衛戦だ。まだまだ負けるわけにはいかねえんだよ。9月22日、オレはこのリングの、このど真ん中でお前を待ち受けているからな。楽しみにしてるぞ。
(戸澤退場後あらためてマイク)あらためて大阪大会のセミファイナルは、本日9月10日、35歳の誕生日を迎えたこのYAMATOの大勝利だ。(みんなから祝福されて)ありがとうございます。
今日、今年のタッグリーグ覇者が決まります。残念ながらボクたちは力及ばず予選敗退となってしまいましたが、ボクは9月22日のドリームゲートのタイトルマッチに集中します。
そして先日の沖縄大会でトライアングルゲートのベルトがモンスターからジミーズに移った。そこでだ。大田区、ハルク、Kzy、そして前ブレイブゲート王者のマリアちゃんでトライアングルゲートに挑戦してはいただけないでしょうか。前回はフラミータを入れたトリオで負けてるんで、今回は今、飛ぶ鳥を落とす勢いがある…かわからないけど、マリアちゃんを含めた3人でお願いします。どうでしょうか」マリア「よーし、ハルク、Kzy、マリアでトライアングルのベルトを絶対に取りましょう。取りましょ、取りましょ」
Kzy「前回のトライアングルはオレがフォールを取られてしまった。是非ともオレはリベンジしたいし、そしてこのトライブができる前身はこのメンバーにある。YAMATOはドリームをもっている。オレたち3人が取ってこそ、これからのトライブ・ヴァンガード、もっと上に行けるんじゃないでしょうか」
マリア「トライアングルゲートの挑戦も決定したことだし、もう一つ、決定したいことがあるの。それはリンダがトライブ・ヴァンガードに入るか入らないか」
リンダ「ボクはマリアちゃんと一緒にタッグリーグに出て、その闘い方次第でトライブ・ヴァンガードの皆さんに認めてもらって、お客さんの反応でボクをトライブ・ヴァンガードに入れていただけるか。このタッグリーグの闘いを踏まえた上で皆さんに判断していただくってそういう話になってました。だから今日この大阪でキッチリ決着をつけてもらいたいと思います。YAMATOさん、ボクはこのトライブ・ヴァンガードに入れるか、皆さんに聞いてもらってもいいですか?」
YAMATO「掻い摘んで説明しますと、このタッグリーグの開幕戦の新宿FACEで彼がトライブ・ヴァンガードにどうしても入りたいと。では、このタッグリーグ中に確固たる成績、結果を残して、なおかつお客さんにお前のその情熱を見せつけて、最終的にはお客さんに是非を問おうじゃないかと、このようにボクは提案しました。
というわけで突然ですが、突然すぎますが、今日この場でエル・リンダマンをトライブ・ヴァンガードに入れるか入れないか、この場にいるお客さんに決めていただきます。おいリンダマン。オレは、このタッグリーグ中、お前らの試合を影からひっそりと見守ってた。だけど、ハッキリ言ってまったく結果残せなかったな。そしてお前の気持ちもまったく見えなかった。お前何歳だ?」リンダ「22歳です」
YAMATO「オレは35歳。オレの方がピチピチだ。というわけで、結果も残せず気持ちも見えなかった彼ですが、我らトライブ・ヴァンガードにどうですか?(拍手は起こるが盛大ではない)ハッキリ言って今の拍手の3割くらいはお前への同情票だ。これは冗談でもウソでもなく、エル・リンダマン、一人のレスラーの未来がかかっています。ハッキリ言ってオレは100対1じゃないと、お前をトライブ・ヴァンガードには入れられない。そう思っていた。というわけで残念だったな。これからオレたち、お前のことしっかり見守ってやるから、どうかヨソでがんばってくれ。ありがとう」
リンダ「ちょっと待ってくださいよ。ちょっとマリアちゃん!」
マリア「(リンダにビンタを決めて)うだつの上がらない男は大っ嫌いよ!」
リンダ「もう分かったよ。今日のお客さんの反応も分かりましたし、トライブ・ヴァンガードの皆さんがそういう気持ちだってこと、マリアちゃんもこの闘いでボクにそういう気持ちを抱いたってこと、よーくわかりましたよ。オレはもうこのリングの上でこんな恥ずかしい思いをしたくはなかったけど、この恥ずかしい思い、この悔しい思い、絶対に忘れねえからな。トライブ・ヴァンガード、さようなら。マリアちゃん、お前みたいなブスは大嫌いだ!(と捨てゼリフを吐いて退場)」
YAMATO「おいリンダマン、応援してるからな。そういうことで皆さんお騒がせしました。今回の結果は彼の身から出た錆ということで、今後ともトライブ・ヴァンガードはとりあえずこの5人でやっていきますので皆さん応援よろしくお願いします」
【吉野の話】「戸澤クンがYAMATOに取られるっていうのはオレとしても悔しいな。でも今日からピーターがオレンジのコスチューム作って帰ってきてくれたからね。これは頼もしいぞ。今までモンスター・エクスプレス、最初は外国人選手がいっぱいいたのに気がついたら日本人選手5人になってて。そういうときにこうやってピーターがオレンジのコスチュームを作って帰ってきてくれたんやから、こんなに頼もしいことはない。今日は取られたけど、大田区は最高のバックアップやない?」
【戸澤の話】「そうですよ。セコンドにピーターがいるだけでオレはめちゃくちゃ心強いですよ。今日は負けましたけど、そしてYAMATOがデカいこと言ってましたけど、たまたま今日オレから取っただけでデカい口叩くなよ。明日やったら明日、オレが取るかもしれんのや。まだ一回だけ。一回だけや。一回だけオレから取っただけやろ。デカい口、叩かせへんぞ。まだまだや。本番は9月22日、大田区体育館大会や。オレは絶対に一回でお前のドリームゲート取ったるからな、覚悟しとけよ」
◇第7試合◇
▼Summer Adventure Tag League 2016 優勝決定戦
ドラゴン・キッド ○Eita(19分23秒 Numero Uno)土井成樹 ×"brother"YASSHI(試合終了後)
Eita「Eita&キッド組がタッグリーグ優勝したぞ!キッド 先にひとつだけ言わせてください。今日応援してくださった皆さん、そして、こんなオレとこのタッグリーグ、一緒に闘い抜いてくれたEita、本当にありがとう!」Eita「ありがとうございます。キッドさんとオレは体は小っちゃいよ。それは認める。今日勝ったのは偶然ではないですよ。奇跡でもない。これがEita&キッド組の実力だ」
キッド「Eita、正直お前のそういうところ本当に大好きだ。お前のいいところはどこだって聞かれたらこう言いますよ。今のまま見たまんま。これがEitaですよ」
Eita「キッドさん、ホントこのタッグリーグ、長い間、1カ月くらいやって、Eita&キッド組、1位通過、3勝2分けで8点。Eita&キッド組は負けなしでここまで来て、決勝トーナメントも負けなしで優勝することができました。これもみんなの熱い熱い応援があったからだと思います。ありがとうございます。キッドさん、タッグリーグ優勝したんですから、何か結果残したいと思わないですか? 2人だけのものとか2人だけのチャンピオンベルトみたいの、巻きたくないですか? ここまできたら」
キッド「この激しいタッグリーグ、優勝しても満足じゃないと」
Eita「全然満足じゃないですね。まだまだ求めるところはあると思いますよ。準決勝でジミー・ススム&ジミー・カゲトラ、あの2人は今タッグチャンピオンですよ。勝ったんですからベルト挑戦もよくないですか。大田区は決まってるんで仕方ないですけど、これからどうですか」
キッド「このタッグリーグでEita&キッド組、優勝したんだからツインゲートのベルト、今後狙っていってもいいんじゃないでしょうか」
Eita「でもキッド師匠、ここまで来たらもう狙うはひとつしかないですよ。優勝もしてチャンピオンになってボクはブレイブゲートのチャンピオンです。ツインゲートも取って2冠チャンピオンになりたいと思います」
CIMA「今日タッグリーグの決勝戦の前の試合、セミファイを見てました。モンスター・エクスプレス対トライブ・ヴァンガード。フラミータとピーターが帰ってきてものすごい攻防をやってましたよね。やっぱり彼らはドラゴンゲートの外国人選手の宝だと思います。Eitaは大田区でブレイブゲートが決まってるでしょ。あのブラザーとやるでしょ。キッドは何も決まってない、ボクも何も決まってない。皆さんとトライブ・ヴァンガードがオッケーだと言うのならフラミータと久しぶりに組んでみたい。それからピーターは前回の来日はオーバージェネレーション側でやってくれてましたけど、今はモンスター・エクスプレス側になっていて、対戦する立場なんで彼らも含めて賑やかなドラゴンゲートどうですか?」
キッド「賑やかと言えば、だったらそのメンバーにもっさん(望月)も入れましょうよ!」
CIMA「たぶん言わなくても入ってくると思うんで」
Eita「今日優勝できたのは皆さんの熱い応援があったからです。ありがとうございます。今のオレは勢いに乗ってます。そしてオーバージェネレーションも勢いに乗ってます。この勢いでオレは大田区、ブレイブゲートキッチリ勝って、そして2人だけのベルトも取って、トライアングルも取ってお笑いも取ってオーバージェネレーションみんながチャンピオンで、またこの大阪に帰ってきます。今日は皆さんありがとうございました。それから最後に今のEitaから目を離すんじゃねえぞ!」
【キッド、Eitaの話】
Eita「これは偶然でも奇跡でもないよ。これがEita&キッド組の実力だから」キッド「無敗でこのタッグリーグ優勝。これ以上何もないだろうっていうところでEitaから出ましたよ、ツインゲート。まだ物足りないかと」
Eita「物足りない。全然物足りないね」
キッド「オレはここに来てまさかの優勝。もちろんEita、お前と組んでオレも夢を見させてもらった。そんな感じはしたけど、こうやって現実にトロフィー手にできると思わなかったよ。まだ夢のようだ。ありがとう」
Eita「ボクはこのタッグリーグが始まってから優勝ひとつしか考えていなかったからね。もう自分は自信に満ちあふれてるんで、この勢いでツインも狙っていきましょうよ。(優勝出来た要因はどこにあると思いますか?)自信があったからです。負けるって思ってなかったからボクたちはここまで来れたんですよ。試合やる前から負けること考えるヤツなんていないですからね」
キッド「タッグリーグだからお互いのチームワークは絶対に必要。その中で信頼関係という部分はほかのタッグチームの中でも一番だと思います。それがすべてだと思います」Eita「プライベートから師匠とは仲良しなんで。ご飯も一緒に行くんで」
キッド「そういうところもかわいいんだけどな」
Eita「まあでも優勝できたのもキッド師匠も自分のスタイルを貫けとか言って、ボクはジャベ、師匠は空中殺法で来れたのもキッド師匠のおかげです」
キッド「(春過ぎから本格的に組み始めてようやく勲章が取れたわけですけど、感慨深いみたいなものとかあったり?)よく言う有言実行じゃないですけど、言い出した限りにはもういち早くというか、出来るだけ早くこういう結果につなげなきゃいけないと。その目の前にこのタッグリーグがあったんでちょうどよかったんじゃないかなと。実際にここで結果を残したんで、あとはボクら言いたい放題ですよ。何も邪魔されるものもないだろ。ツインゲートを取りたいって言ったら挑戦しても何も問題ないとオレは思ってるし。しかも(Eitaは)ブレイブゲートチャンピオンですからね」
Eita「普段から一緒にご飯も行ってるんでね。まあでも本当、師匠のおかげです、ここまでこれたのは。一人の力でここまで来れたわけじゃないですから。キッド師匠がいて、チームもいて、みんなのおかげがあってここまでこれたんで。というわけで、今のEitaから目を離すんじゃねえぞ!」
【土井、鷹木、YASSHIの話】
土井「確かにツメ跡残したやろ、オレとブラザーで。オレとブラザーはこれで終わりちゃうぞ。次は大田区で信悟とツインやるけど、オレはニュートラルや。ブラザーと組んでもええし、信悟と組んでもいけるんや。タッグリーグ、ブラザー気にするな。また組んでやろうぜ。次や、大田区や。ツインゲート組まれてるよな。オレはススムに何回勝ってると思ってんねん。リーグ戦も合わせて。本番だけ本気出しやがって。こっちはタイトルマッチでもオレと信悟で暴れたるからな。今回取りにいくからな。暴走マッスルと狂暴戦士・鷹木信悟で一発で取ったるからな」鷹木「今日の仇はオレたちがしっかり取ってやるよ」
土井「精神的なダメージはないから。ブラザー気にするな」
鷹木「いいよいいよ。大田区で取り返す」
YASSHI「あの光景はしっかりとオレの頭に焼き付いてるぞ、カス野郎。Eita、お前のすべてを奪い去ってやる、カス野郎。ベルトもバンダナもお前のキャリアもな。奪い去ってやるわ、カス野郎。おい、今年の頭からドラゴンゲートに上がって、カス野郎、おい、栽培の期間は終わった。あとは収穫だけや、カス野郎。覚えとけ、大田区で。見とけよ、カス野郎」
8月6日 新宿大会から開幕した「Summer Adventure Tag League 2016」の決勝トーナメントに進出したのはツインゲート王者のススム&カゲトラのジミーズ、オーバー・ジェネレーションからCIMA&Gammaの大阪06、キッド&Eita、VerserKから土井&YASSHIの4チームが進出。
まず決勝トーナメント1回戦で大阪06と土井組が対戦、大阪06が奇襲をかけ、Gammaが土井に汚水攻撃を敢行して先手を奪うが、土井組は合体攻撃から反撃する。
大阪06はYASSHIをトレイン攻撃で捕らえると、ダブルトラースキックからGammaがガンマスペシャル、CIMAがメテオラと追い詰めにかかるが、セコンドの問題龍が介入してレフェリーのカウントを阻止、怒ったGammaは問題龍を蹴散らすが、土井に狙ったアックスボンバーは土井がV9クラッチで丸め込んで3カウントを奪い、土井&YASSHIが優勝戦に進出する。ジミーズvsキッド組はキッドのトペフェイントをススムがジャンボの勝ちで迎撃すると、カゲトラと共にキッドの左膝攻めを展開、劣勢のキッド組はEitaが盛り返すが、その場飛びのムーンサルトがかわされてしまうと、カゲトラはフライングラリアットからススムが変型デスバレーボムと連係で試合の主導権を握る。
ススムはEitaにジャンボの勝ちを炸裂させて追い詰めにかかるが、Eitaはトラースキックで応戦、しかしススムは再びジャンボの勝ちでEitaを場外へ追いやり、カゲトラがキッドに勝負をかけるが、キッドがバイブルで逆転3カウントを奪いキッド組が優勝戦に進出する。
優勝戦のキッド組vs土井組は開始からキッド組が連係で先制するも、土井組も連係で反撃してEitaを捕らえにかかる。Eitaは土井のスパナ攻撃はハイアングルのスパインバスターで痛めつけられるが、ミサイルキックから場外の土井にトペ・コンヒーロを放って反撃すると、交代を受けたキッドもYASSHIのBADBOYを喰らいながらもクリフトで捕獲、Eitaの援護を受けてメサイヤを決める。
EitaはYASSHIに雪崩式を狙うが、カットに入った土井がパワーボムで阻止してからYASSHIがBADBOYを決め、土井はEitaに大暴走、キッドにタイガードライバーを決める。
土井はコーナーに昇ると、Eitaが追いかけてスーパーフランケンシュタイナーを狙うが、土井がパワーボムで叩き落とすと、YASSHIがフライング・ビッグヘッドからナイス・ジャマイカを決める。
クリアしたEitaに土井はバカタレ・スライディングキックを狙うと、かわしたEitaはNumero Unoで丸め込み、土井も丸め込みで返しバカタレスライディングキックを炸裂させる、マスキュラーボムで勝負に出るが、EitaはNumero Unoで切り返す。
EitaはYASSHIにもNumero Unoで捕らえるが、土井がカットに入るとキッドが土井にウルトラウラカンラナを決めてからドラゴンラナを狙うと、YASSHIがキングストンパイルドライバーでカットし再度フライング・ビッグヘッドを狙う。
そこでEitaが入ってサラマンダーを決めるとイダルゴを狙うが、サイバーがボックス攻撃でカット、しかしEitaはYASSHIをNumero Unoで捕獲、YASSHIはギブアップ、キッド組がSummer Adventure Tag League 2016を制覇した。試合後はCIMAも優勝チームのキッド組を祝福、Summer Adventure Tag League 2016を締めくくったが、Eitaもミレニアルズが解散後はなかなか自身のポジションを築けなかったが、ブレイブ王座の奪取、そして「SUPER J-CUP」出場してから大ブレイクしつつある。
またセミのYAMATOvs戸澤のドリーム選手権前哨戦は、」戸澤が吉野の援護を得てYAMATOにデットリフトジャーマンを決め、ピーターもヒューマン・ハリケーンで続くが、戸澤が突進したところでYAMATOが全知全能のフランケンシュタイナーで切り返し、クリアした戸澤もジャーマンで応戦するが、再び突進するとキャッチしたYAMATOがギャラリアを決め3カウントを奪い戸澤からの直接フォールで勝利、試合後はYAMATOが王座防衛、ハルク、Kzy、マリアとのトリオでトライアングル王座挑戦をアピールしたが、リンダのトライブ・ヴァンガード入りはタッグリーグで結果を残せず、マリアがフったことで却下、激怒したリンダはマリアに対し「オマエみたいなブスは大嫌いだ!」と言い放って退場していった…
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太鼓が鳴り響く祭囃子の中で平柳玄藩は去っていった…
9月10日 NOAH「FINAL 祭BAYASHI〜平柳玄藩引退記念試合〜」後楽園ホール 884人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼後楽園大会オープニングマッチ/20分1本
○小峠篤司 原田大輔 拳王 大原はじめ(8分55秒 片エビ固め)石森太二 熊野準 ×友寄志郎 清宮海斗
※キルスイッチ◇第2試合◇
▼鈴木軍vsNOAH/30分1本
齋藤彰俊 ○小川良成(7分55秒 横入り式回転エビ固め)飯塚高史 ×エル・デスペラード◇第3試合◇
▼鈴木軍vsNOAH/30分1本
○マサ北宮(4分39秒 反則勝ち)×デイビーボーイ・スミスJr.
※杉浦乱入杉浦乱入でマサ北宮が流血、「ぜってえ許さねえ!」 #noah_ghc pic.twitter.com/dyj0P1WyE3
— 株式会社プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2016年9月10日【北宮の話】「杉浦!! 杉浦よ! やっと本性表したな! ヒリヒリしてきたよ! 鈴木軍相手だとこのぐらいやらなくちゃな! いいぜ、受けて立つよ。もう後には引けない戦いだ。野郎もヤってきた。俺もメラメラ燃え上がってる。あの野郎ぜってぇ許さねぇ!! 以上だ!!」
【スミスJr.の話】「ヤツ(北宮)はイバラの道を選んだ。俺ら鈴木軍はファミリーみたいなモンだからな。いつもどんな時だって助け合う。まあ、今日はイージーだったな。あのまま行ってたとしても、俺がブルドッグボムで勝ってただろ。病院直行だな。スギウラに挑戦するようだが、まぁグッドラックだ。(次のターゲットは?)ノアのすべてが鈴木軍のターゲットだ。でも特に俺はマルフジとヤノだ。まだ俺たちの戦いは終わってねえんだ。GHCタッグベルトを必ず獲り戻す。ハードなトレーニングを積んでデイビーボーイ・スミスJr.がパワーアップして帰って来たぞ? 打撃もサブミッションもレベルアップした。スズキサンからも教えてもらってる。誰がリングに上がって来ようが痛みとともにリングに沈むんだ」
◇第4試合◇
▼鈴木軍vsNOAH/30分1本
○中嶋勝彦(9分58秒 首固め)×ランス・アーチャー◇第5試合◇
▼GHCタッグ選手権試合前哨戦/30分1本
○クワイエット・ストーム(5分11秒 片エビ固め)×矢野通
※50cmウデラリアット【ストームの話】「この勢い強スギル! 23日絶対取る! 23日後楽園ホール、ニューチャンピオン!」
【矢野の話】「(※入場待ちの丸藤から『大丈夫ですか?』と問われると)ダメ…ダメっす
◇第6試合◇
▼GHCタッグ選手権試合前哨戦
○丸藤正道(12分54秒 片エビ固め)×モハメド ヨネ
※不知火【丸藤の話】「ヨネ、ストーム、今の俺はそんな弱くねぇぞ。もっと来い! もっと来い! もっと来い!!」
【ヨネの話】「まだだ。まだここからだ。まだまだやります!」
◇第7試合◇
▼平柳玄藩引退試合/60分1本
○杉浦貴 鈴木みのる 金丸義信 タイチ(26分34秒 体固め)潮崎豪 マイバッハ谷口 平柳玄藩 キャプテン・ノア
※オリンピック予選スラム(試合終了後、鈴木軍は玄藩を踏みつけると、さっさとリングを後にする。立ち上がれない玄藩だったが、友寄、熊野が肩を貸して立たせると、引退セレモニーに。)
まずは田上明社長が花束を贈呈。玄藩の後を継いで選手会長になった潮崎からは功労金が贈られる。さらに、マスコミ各社から記念パネルが贈呈されると、玄藩の長男・平柳源太君(4歳)からも花束が贈られた。玄藩は息子をリング上で抱きしめて大きな拍手を浴びた。源太君から「おつかれさま〜」と声をかけられると、玄藩は息子を再び抱きしめる。
リングサイドを所属選手たちが囲み、「玄藩」コールも起こる
玄藩「約11年間、ありがとうございました。ここで言っておきます。本当はこんなレスラーになれないような人間だったのに、三沢光晴さんに田上明さんが『そろそろアイツをデビューさせてやってくれないか』と言って、それでプロレスラーになれました。田上さんをはじめ、いつも可愛がってくれた先輩たち、同期たち、そして後輩たち、本当にありがとうございました。そして、ファンの方々。あなたたちがいてくれるおかげで僕たちはリングに立てるんです。僕は今日で引退しますが、これからもプロレスリング・ノアをよろしくお願いします。ありがとうございました」(引退の10カウントゴングに移るが、ここで玄藩は「10カウントはやっぱり最後、ずっとお世話になっていたキャプテン・ノアさんにお願いします。最後の仕事をお願いします」とゴングを鳴らす大役にキャプテンを指名。キャプテンは神妙な面持ちでゴングを打ち鳴らしていくが、途中で玄藩太鼓のリズムに。観客も手拍子を合わせると、これには選手たちも思わず爆笑。玄藩も笑顔で突っ込んだ。
「赤コーナー、第17代GHCジュニアタッグチャンピオン、180パウンド、平柳玄藩!」と最後のコールを受けると、所属選手たちと記念撮影を行うことに。胴上げで宙を舞った玄藩だったが、最後はリングに落とされてここでも笑いを誘っていた。そして、源太君との記念撮影も実現。最後まで玄藩らしい和やかなムードで引退式は幕を閉じた。)
【試合後の玄藩】
玄藩「絶対泣くな…と思ってたんですけど、痛すぎて、そんな気持ちなくなっちゃいました。とりあえず、11年間ありがとうございました」――最後の試合を終えて、今はどんな気持ち?
玄藩「いや、さっき言ったように、もうボッコボコ殴られたり、いろいろされすぎて、感慨深いとか、そういう気持ちが全然ないですね。たぶんしばらく時間が経ってから、そういうのも感じるんでしょうけど」
――厳しい攻撃を耐えられたのは?
玄藩「厳しい攻撃に耐えきれたのは、最後だからです」
――セレモニーには息子さんも参加したが?
玄藩「あと、上に小学生の娘とその下にも娘がいるんですけど、とりあえず息子だけ。娘2人は『イヤだイヤだ』と拒んで(笑) 俺に全然似てなくて、かわいいんですけど、子供たちは。きっと嫁がかわいいから、全部そっちのエキスが持っていったんじゃないかと。そう思います」
――初めてリング上に息子さんと一緒に立って、どういう気持ちだった?
玄藩「この先ね、ああいうのがあればグレたりしないかなと。グレそうになったら、ああいうのを見てたら…写真とか。なんかね、とどまってくれるかなと思いました」
【鈴木の話】「人のことを祝う主義はねぇんだよ。脱落した奴はさっさと帰れ! 二度と来んな!」
【タイチの話】「テメェみてえなクソヤローはさっさと辞めて正解だよ。さっさと一般人に戻れ」
8月から改装工事のため閉鎖していた後楽園ホールが新装オープンし、新装オープン第1弾として7月30日「日テレG+杯ジュニアタッグリーグ戦」最終戦で引退を表明した平柳玄藩の引退興行が開催され、メインに登場した平柳は同じNOAH世代の潮崎、谷口、そしてタッグパートナーだったキャプテンと組み、鈴木軍の鈴木とタイチ、かつての兄貴分だった杉浦と金丸と対戦。
玄藩は背中に祭のペイントを披露、「約11年、ありがとうございました。最後に祭りだ。楽しんでいけ!」と玄藩太鼓の祭囃子で手拍子を煽った。
先発を買って出た玄藩だったが、鈴木軍が4人同時のフロントハイキックで平柳を蹴り倒すなどして痛めつけられるが、交代した谷口が盛り返すと、玄藩は金丸とタイチを同士討ちにしてから場外へ追いやり、キャプテンのアシストを受けてトペを敢行、キャプテンと一緒にスタイナーブラザーズばりのワンワンポーズまで披露する。
玄藩は玄藩太鼓からミサイルキックを狙いにコーナーへ昇るも、鈴木がフロントハイキックで阻止して場外へ蹴落とすと、杉浦とタイチが場外で玄藩を痛めつけ、リングに戻っても鈴木軍の4人に顔を踏みつけられるなどして集中攻撃を浴びてしまう。
鈴木はアキレス腱固めで玄藩を捕獲、心を折らんばかりにギブアップを迫るが、玄藩は必死でロープに逃れ、ストンピングやエルボーを喰らい、場外戦でマイク用ケーブルで首を絞められても、玄藩は懸命に抵抗してブレーンバスターで反撃し潮崎につなぐ。
潮崎は鈴木にフライングショルダー、串刺し逆水平、フィッシャーマンズバスターと盛り返し、鈴木の張り手に対し潮崎は逆水平で応戦するなど打撃戦を展開、しかし鈴木がスリーパーで捕獲すると、交代した杉浦がスピアーからアンクルホールドで捕らえるが、セーブに入った鈴木軍を玄藩が鉄柵に投げつけるなどして返り討ちにし、杉浦とエルボー合戦でダブルダウンした潮崎に交代を志願する。
玄藩は杉浦にエルボーを連発するも、杉浦は串刺しフロントハイキック、串刺しニーで鎮圧すると、雪崩式ブレーンバスターから逆エビ固めで捕らえ玄藩を追い詰める。ロープに逃れた玄藩に杉浦はブレーンバスターを狙うが、キャプテンがカットに入ると、玄藩は連続フロントハイキックから唾吐き、キャプテンのラリアットからNOAH軍がトレイン攻撃を敢行、最後に突進した玄藩は杉浦の顔面に唾を吐く。
玄藩は再び玄藩太鼓からキャプテンのアシストを得てからのミサイルキックを放つと、昇龍玄藩を炸裂させるが、もう1発はかさわれてしまうと鈴木軍が入ってトレイン攻撃から、金丸の低空ドロップキック、タイチのバスソーキック、鈴木のランニングローキック、杉浦のランニングニーと玄藩に集中攻撃を浴びせ、玄藩もエルボーで抵抗するが、杉浦は鬼エルボーで鎮圧にかかるも、玄藩は折れず急所掴みから顔面への唾吐きのKICHIKUで丸め込み、杉浦を追い詰める。
しかし杉浦はキチンシンクで玄藩を鎮圧させると、ラリアットからオリンピック予選スラムで3カウントを奪い、かつての弟分を介錯した。玄藩は友寄と清宮の肩を借りて起き上きたところで引退セレモニーが行われ、付き人を努めた田上明社長から花束を贈呈、玄藩から選手会長を引き継いだ潮崎が慰労金を贈呈され、長男である源太君からも花束を贈呈された玄藩はマイクで挨拶、玄藩の指名でキャプテンが引退の10カウントを打ち鳴らし、所属選手らから胴上げされた玄藩はリングを去っていった。
玄藩は今年で36歳というか、もうそんな齢だったのかと思ってしまった。玄藩も全日本の出身ではなくNOAHからデビューしたNOAH世代のレスラーだったが、先にデビューして離脱してしまった鈴木鼓太郎が38歳、潮崎豪も34歳というから、改めてNOAHも旗揚げして16年が経過したのかと痛感させられてしまう。
玄藩の場合は鼓太郎や潮崎と比べて苦労が多かった、デビューして1年も経たないうちに顎を骨折して長期欠場となり、その間に谷口や青木篤志などがデビューしてたちまち先を越されてしまった。
玄藩は悪童キャラとなったが、“何をしたいんだ”“中途半端”という批判の声もあった、2009年の「グローバルジュニアリーグ戦」の際に獣神サンダー・ライガー相手に両者リングアウトの場外心中を図ったが、このときの玄藩は「自分のプロレスでお客さんを呼びたいんだ!」と答えた、このとき自分は玄藩はお客さんを喜ばせるために試行錯誤していると考えさせられた。
玄藩はいつの間にかNOAHにいて当たり前のレスラーになった、その当たり前の日常がなくなるという寂しさも出てきてしまう。しかし当たり前の光景もいつかは変わるときが来る、そうとわかっていても玄藩がいなくなると寂しいとしか言いようがない。最後に平柳玄藩選手、おつかれさまでした!
他の試合は9月4日の長野大会でタッグながら杉浦からピンフォールを奪った北宮がスミスJrと対戦、北宮はスミスにスピアーからサイトースープレックスを狙うが、杉浦が乱入してイスで北宮をフルスイングして流血に追い込む、試合は北宮の反則勝ちとなった。最初は北宮の挑戦を拒絶していた杉浦だったがイスで返答したということは受諾と受け止めていいのかもしれない。
9月23日後楽園で行われるGHCタッグ選手権の前哨戦はまず矢野はストームと対戦、矢野は矢野ワールドでストームを翻弄するが、西永レフェリーと交錯させた後で丸め込むと、クリアしたストームはフライングボディアタックを連発から50cmウデラリアットで3カウントを奪い勝利。
丸藤vsヨネは丸藤が鞭のようにしなる逆水平で先手を奪うも、バックドロップで反撃したヨネはフロントハイキックの連発、ダイビングギロチンと繰り出すが、丸藤も側転からのドロップキック、プランチャで応戦。ヨネはラリアット合戦に競り勝つとキン肉バスターを狙うが、阻止した丸藤は突進するヨネに虎王を炸裂させる。
ヨネはハイキックから再度キン肉バスターを狙うが、不時着した丸藤は虎王、見えない角度からのトラースキックを炸裂させると、最後は虎王からの不知火で3カウントを奪い勝利を収めた。【平柳玄藩引退記念試合】ご来場、そして平柳玄藩選手11年のレスラー人生にご声援をいただきありがとうございました。試合後コメントは後程公式HPに掲載致します https://t.co/lSOx9HoIob #noah_ghc pic.twitter.com/BD0YP1EVe0
— 株式会社プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2016年9月10日【NOAH】杉浦が介錯、祭囃子で10カウント 玄藩約11年のレスラー生活にピリオド▼北宮屈辱…王者・杉浦が逆乱入、イス攻撃で流血刑…後楽園大会詳報https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/5xCK7TQ4tF
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2016年9月10日終わったな…約11年間ありがとうございました!
ちなみに息子は、おと〜ちん!って言ったので。 pic.twitter.com/6lXare2hgx
— 平柳 玄藩 (@noah_genbasama) 2016年9月10日平柳玄藩引退興行にたくさんのご来場ありがとうございました。
最後まで彼らしく見事な試合でした。『プロレスリング・ノアをよろしくお願いします!』という言葉が胸に突き刺さりました。ありがとう、ヒラ。
見ててくれよ!#noah_ghc pic.twitter.com/LUANMkuLzR
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2016年9月10日レスラーどころか、練習生にもなれるかどうかだった男。
最後まで諦めないで闘った漢。
ありがとう
— Takashi Sugiura (@noah_sugiura) 2016年9月10日あんなヤツ辞めて正解だわ
まぁでも早めに限界に気付けてよかったな
バカでもわかるもんだな
何やって生きてくか知らねぇけど、これからは人にツバ吐いたりキン○マ掴んだりするなよ
問題になるぞ
別に知ったこっちゃねぇけど
— タイチ (@taichi0319) 2016年9月10日@noah_genbasama お疲れ様でした。Thank you and good luck !
— quiet storm (@qstormprowres) 2016年9月10日一緒に闘ってきた戦友、、と言うか俺がこの業界に入る遥か前から奮闘していた先輩が本日引退しました。
お疲れ様でした、とともにこれからの飛躍をお祈りしています。ノアでデビューした強運の持ち主なのだから必ずグッドラックが訪れ事でしょう。 pic.twitter.com/5Y4uS16jIv
— マサ北宮 (@noah_kitamiya) 2016年9月10日玄藩さんのラストマッチが終わった。杉浦貴も鈴木みのるも胸を貸しにいったように見えた。だから複雑。
この熱い気持ちをお互いぶつけ合いたい!!#noah_ghc
— 小峠 篤司 (@atsushi_kotoge) 2016年9月10日11年間、お疲れ様でした。
玄藩さんらしい引退でした。#noah_ghc #FINAL祭BAYASHI #心に残る平柳玄藩 pic.twitter.com/2pf6NAkWGO
— 原田大輔 (@noah_harada) 2016年9月10日今日、デビュー前からお世話になった先輩が引退された。
最後の試合、何度倒されても立ち向かっていく姿、本当にカッコ良かったです。
平柳さん11年間本当にお疲れ様でした。#noah_ghc #FINAL祭BAYASHI #心に残る平柳玄藩
— 熊野 準 (@kumano_noah) 2016年9月10日平柳さんは最後まで最高にカッコ良かった。最後に控え室にいたらいつものデニムジャケットを着させてくれた。生まれて初めてサインをもらったプロレスラー。僕の一生の宝物です。平柳さん今まで本当にありがとうございました。#心に残る平柳玄藩 pic.twitter.com/t2na4KTvJb
— 友寄志郎 (@noah_tomoyose) 2016年9月10日最後レフェリー出来て良かった、お疲れさまでした。 #心に残る平柳玄藩 pic.twitter.com/WNLNzemDJ8
— 中山 真一 (@noah_nakayama) 2016年9月10日今日が最高の#心に残る平柳玄藩
でした!@noah_genbasama 11年間お疲れ様でした。
お互い子供3人、共に頑張ろうね!!#noah_ghc pic.twitter.com/JYYARZut1T
— 大川正也 (@noah_okawa) 2016年9月10日@noah_genbasama
お疲れ‼️ pic.twitter.com/KusXI4d7jQ
— Yoshihiro Takayama (@Takayamado) 2016年9月10日Good luck @noah_genbasama #引退試合 #平柳玄藩 #noah_ghc pic.twitter.com/qUYEYifybh
— Hideo Itami / 伊丹英雄 (@HideoItami) 2016年9月9日ただただありがとう.....@noah_genbasama #FINAL祭BAYASHI #noah_ghc
— Hideo Itami / 伊丹英雄 (@HideoItami) 2016年9月10日King of Genba style! Thank you @noah_genbasama for all the great memories!
ありがとうございました 先生! pic.twitter.com/dME1NZoMJ3
— Shane Thorne (@ShaneThorneWWE) 2016年9月10日Thank you @noah_genbasama and good luck my friend.!!
— Nick Miller (@WWENickMiller) 2016年9月10日Thank you @noah_genbasama for the memories! Ball grabs and fun times!#kissme #genba pic.twitter.com/7tAtcp532p
— ジョナ・ロック (@Jonah_Rock) 2016年9月10日今日、平柳努(プロレスリング・ノア)が引退します。
プロレスで学んだ「不屈の魂」で第2の青春も頑張れ‼️
お疲れさま pic.twitter.com/L9XZTkpOYC
— 小橋建太 (KENTA KOBASHI) (@FortuneKK0327) 2016年9月10日プロレスリングNOAH後楽園ホール大会、平柳玄藩選手引退試合!最後のお祭り! #noah_ghc https://t.co/KBCADTjFP1 pic.twitter.com/KznCcl9b8k
— 村田晴郎 (@MTharuo) 2016年9月10日平柳さんがインタビューを終えて選手控室に戻ると、中から玄藩太鼓が聞こえてきた。愛されてるなぁ。お疲れ様した。 #noah_ghc
— 佐久間一彦 (@kaz39saku) 2016年9月10日今日後楽園ホール来てくれた人ありがとうございます!おうえんさいしょからさいごまでありがとう!勝った勝った勝った! ベルトほしい!50fp going going going! 次新宿で!#noah_ghc pic.twitter.com/PYwafuxlAA
— quiet storm (@qstormprowres) 2016年9月10日引退し、去っていく人もいるがノアの闘いは止められない。
杉浦貴、本性表しやがったな。
それでいい、これはそう言う闘いだ。ヒリヒリしてきやがった。13日から始まる前哨戦、とくと刮目して下さい。#noah_ghc
— マサ北宮 (@noah_kitamiya) 2016年9月10日 -
発表!8月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行
8月の月間MVP、ベストバウト ベストシリーズ&興行が決定しました
8月の月間MVP
ケニー・オメガ(BULLET CLUB)投票結果=投票数47
ケニー・オメガ(BULLET CLUB)=33
宮原健斗(全日本プロレス)=5
中邑真輔(WWE NXT)=3
杉浦貴(NOAH/鈴木軍)=2
稲葉大樹(WRESTE-1)=2
石川修司(DAMNATION)=28月のタッグMVP
岡林裕二 関本大介(大日本プロレス)投票結果=投票数34
岡林裕二 関本大介(大日本プロレス)=17
マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(BULLET CLUB)=7
小峠篤司 原田大輔(NOAH)=4
HARASHIMA 宮本裕向(スマイルヤンキー)=2
佐藤耕平 石川修司(ツインタワーズ)=2
佐藤光留 青木篤志(Evolution)=1
稲葉大樹 アンディ・ウー 吉岡世起(WRESTE-1)=18月のベストバウト
8月13日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」両国国技館
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
○ケニー・オメガ(28分12秒 エビ固め)×内藤哲也
※片翼の天使投票結果=投票数43
ケニー・オメガvs内藤哲也(新日本プロレス 8月13日 両国国技館)=14
ケニー・オメガvs後藤洋央紀(新日本プロレス 8月14日 両国国技館)=12
石井智宏vsオカダ・カズチカ(新日本プロレス 8月6日 エディオンアリーナ大阪)=3
宮原健斗vs崔領二(全日本プロレス 8月26日 名古屋国際会議場)=2
柴田勝頼vsケニー・オメガ(新日本プロレス 8月4日 福岡市民体育館)=1
内藤哲也vsEVIL(新日本プロレス 8月7日 静岡・アクトシティ浜松)=1
オカダ・カズチカvs棚橋弘至(新日本プロレス 8月12日 両国国技館)=1
岡林裕二 関本大介vs諏訪魔 スーパー・タイガー(全日本プロレス 8月26日 名古屋国際会議場)=1
杉浦貴vsマイバッハ谷口(NOAH 8月25日 ディファ有明)=1
YAMATO B×Bハルクvs鷹木信悟 サイバー・コング(DRAGON GATE 8月14日 神戸サンボーホール)=1
石川修司vs竹下幸之介(DDT 8月28日 両国国技館)=1
稲葉大樹vsKAI(WRESTE-1 8月11日 横浜文化体育館)=1
飯伏幸太vs黒潮“イケメン”二郎(WRESTE-1 8月11日 横浜文化体育館)=1
AJスタイルズvsジョン・シナ(WWE 8月21日 ニューヨーク・ブルックリン)=1
小峠篤司 原田大輔vs石森太二 ACH(SUPER J-CUP2016 8月21日 有明コロシアム)=1
曙vsNOSAWA論外(東京愚連隊 8月25日 新宿FACE)=18月のベストシリーズ&興行
新日本プロレス「G1 CLIMAX26」7月18日 北海道立総合体育センター 北海きたえーる~8月14日 両国国技館投票結果=40
新日本プロレス「G1 CLIMAX26」7月18日 北海道立総合体育センター 北海きたえーる~8月14日 両国国技館=24
DDT「両国ピーターパン2016~世界でいちばん熱い夏~」8月28日 両国国技館=6
WRESTE-1「プロレスLOVE IN YOKOHAMA」8月11日 横浜文化体育館=3
全日本プロレス「2016サマーエクスプロージョン」8月6日 新潟市体育館~27日 名古屋国際会議場=3
WWE「サマースラム2016」8月21日 ニューヨーク・ブルックリン=2
ランスエイド&全日本プロレス「レスリングオールスター☆ESTASI」8月21日 エディオンアリーナ大阪第二競技場=1
WWE NXT「TAKEOVER:ブルックリンNYⅡ」8月20日 ニューヨーク・ブルックリン=1以上に決定しました、投票ありがとうございました。
【総括】
今年の8月もG1が独占、MVPはケニーが受付開始早々から独走、ベストバウトもケニーの試合が2試合競り合い、優勝戦ではなく前日の公式戦である内藤戦が1位となった、ケニーvs内藤はマスコミからも評価が高く、今年のベストバウト候補にも挙げられているという。タッグは全日本マットでは磐石な強さを誇った関本&岡林のストロングBJが独走となった。
DDT両国も今年は大成功となったがG1のブランド力にはまだ及ばない、プロレスの夏=G1というイメージはまだまだ根強いようだ -
大仁田が猪木との対面を求めるも、猪木にまだ残っている“大仁田アレルギー”
<東京スポーツより>
邪道・大仁田厚(58)が7日、いよいよ踏み出す引退ロードを前に、参議院議員のアントニオ猪木氏(73)を表敬訪問することを明らかにした。猪木氏の現役時代、何度も対戦を表明しながら実現には至らなかった宿敵ともいえる相手だが、今回は感謝の気持ちを伝えるためのもの。最大の目的は“推薦状”をもらうことだというが――。「あと1年とちょっとでお別れだな。みんな信じてないかもしれないけど、今度こそ本当に辞めるんだけどな…。今は最後に誰とやったらいいのか、いろいろな名前が頭の中を巡ってる」。そう口にした大仁田は一人、物思いにふけっていた。
引き際と定める来年10月25日の60回目の誕生日に向け、引退ロードが本格スタートする。だが最終ゴールとも言える引退試合の相手は暗中模索の状態。現役を退いた選手を含めればすでに天龍源一郎(66)、長州力(64)、蝶野正洋(52)、グレート・ムタ、曙(47)、そして船木誠勝(47)に髙山善廣(49)ら名だたる選手たちとの電流爆破デスマッチを実現させたからだ。
だが例外が一人だけいる。猪木氏だ。これまで年末格闘技イベントの会場を何度も訪れて対戦を求めたが、実現に至ることはなかった。すると「それが唯一の心残りなんだよな…」と一呼吸置き、続けて「近いうちに『ありがとうございました』ってごあいさつに行く。俺は(ジャイアント)馬場さんと猪木さんに憧れ、ここまでやってこられた。2人なくして大仁田厚はなかったと思うし」と表明したのだ。
これまで唯一の対面は2003年大みそかの「猪木祭」(神戸)。この時も対戦を求めて会場を訪れると、猪木氏は闘魂ビンタを浴びせ、握手を交わしてきた。当時の反応を見ても「脈あり」と踏んでいる。
来年の引退に向けて走り出した大仁田厚が東京スポーツのインタビューに応じ、アントニオ猪木を表敬訪問することを示唆した。
猪木と大仁田ははっきり言って相容れない関係、猪木は「あいつは危険なんだ、大仁田のプロレスには勝ち負けなんて関係ねえんだから、負けたって、終わってみれば会場は大仁田の世界になっている、だからあいつの存在を消すのは不可能なんだよ」(金沢克彦著書『子殺し』より)と大仁田の存在を否定したが、坂口征二と長州力体制の新日本プロレスは大仁田を使ったことで、猪木と新日本の間に亀裂が生じた。猪木にしてみれば大仁田はジャイアント馬場さんの弟子なれど、馬場さんや猪木とも全く違う独特の世界観を持ち、存在すら否定したくても否定しきれなかった。
猪木と大仁田の対面は自分の記憶が正しければ2回、1度目は1994年1月の正月番組、天龍源一郎戦を控えていた猪木に大仁田が押しかけのように表敬訪問し電流爆破での対戦を迫った、2度目は2003年大晦日に神戸ウイングスタジアムで開催された「INOKI BOM-BA-YE」で闘魂ビンタと握手をかわしたが、これ以降接点はなかった。
猪木は大仁田と対面するのかどうかわからない、ただ現在の猪木はIGFから猪木自身の全権利を持ち出して設立した新会社に移したというから、IGFとは関係はあるけどほとんどフリーの身、猪木は誰と会おうが猪木の自由であり、IGFに止める権利は全くない。
しかし気になる話とすれば12月7日に大阪で開催される熊本復興チャリティーに猪木が登場するとなっていたが、2部で開催されるチャリティープロレスで大仁田が出場することがわかると出演をキャンセルしたというから、もし大仁田が理由でキャンセルしたとなれば猪木の中でまだ大仁田に対するアレルギーが残っているということなのかもしれない。
大仁田は猪木と対面して“推薦状”をもらうとしているが、猪木を利用して誰を担ぎだしたいのか、まさか藤田和之を担ぎ出そうとしているのか・・・
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最侠タッグリーグ2016開幕!復活・平成極道が血みどろブラザーズを破って白星発進!
9月7日 大日本プロレス「最侠タッグリーグ2016」新木場1stRING 312人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイル>
◇第1試合◇
▼20分1本
○橋本和樹(8分20秒 上弦の月)×野村卓矢◇第2試合◇
▼30分1本
○ツトム・オースギ ヘラクレス千賀(7分40秒 体固め)丸山敦 ×吉野達彦
※ムーンサルト風プレス◇第3試合◇
▼30分1本
浜亮太 河上隆一 ○中之上靖文(10分16秒 片エビ固め)関本大介 岡林裕二 ×関札晧太
※ダイビングエルボードロップ◇第4試合◇
▼有刺鉄線ボード8人タッグデスマッチ/30分1本
アブドーラ・小林 ○“黒天使"沼澤邪鬼 竹田誠志 塚本拓海(9分4秒 体固め)伊東竜二 宮本裕向 木高イサミ ×佐久田俊行
※ラストライド◇第5試合◇
▼最侠タッグリーグ・ストロング Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]神谷英慶 ○橋本大地(10分34秒 片エビ固め)[1敗=0点]宇藤純久 ×菊田一美
※刈龍怒【神谷、大地の話】
大地「クソども、コノヤロー。やろうとしたことは評価してやるよ。けど結局、この程度だったじゃねえか。てめえら、一体これでどこまでいけんだよ? 今回、気持ちで向かってきやがって。まあそんなことより1勝だ」神谷「1勝だ、1勝! 宇藤と菊田! オマエら年齢的に考えて、もっと焦ったほうがいいんじゃねえか! もっともっと噛みつかなきゃいけないんじゃねえか! やってみろよ! そのたんびに俺と大地でぶっ潰してやるよ! もっとかかってこいよ!」
大地「俺らオマエら若手に負けんほど、どんどん上に噛みついていってやるよ。オマエらがやんなきゃいけないこともっとたくさんあるよ。俺らときょうやっただろ。それでいろんなことよく考えて試合、次から臨めよ」
神谷「菊田と宇藤、おめえらここで這い上がらねえともう一生そのままだぞ! 這い上がってみろオラ!! 俺たちはな、いつだってな、ボロボロにボコボコにやられてここまで這い上がってきたんだよ! オマエらもやってみろよ!!」
大地「まあどうであれさ、きょう宇藤と菊田とやったけど、次は誰だ?」
神谷「相手がどこだろうと、自分らには関係ないですから!」
大地「(河上&中之上に)神谷は(河上に)一回勝ってんだよ。正直、中之上に負けたけどさ、これで返してやる。あんな中途半端なタッグチームに負けねえから」
神谷「俺たちはね、このリーグ戦も優勝して、そして2人でもう一本ベルト巻きますから。見ててくださいよ!」
【宇藤、菊田の話】
宇藤「最侠タッグ出ましたけど、パートナーも、菊田に別に不満はないですけど、パートナーも会社決定、ストロングのベルトの挑戦者も会社決定でしょ? そんなんばっかで結果を出してもいない人間がベルトに挑戦したりとかね。組む必要性のわからないタッグでやらせてね、会社の意図はわからないですけど、やるだけのことはやっていきますよ。ビッグマウスする気はないですけど、このままじゃ終わらないですよ。俺は見ているのはシングルのベルトだけなんで。タッグも大事ですけど」菊田「負けていいたかないけど、組んだからには自分らに意味をもたせないといけないと思いますけど、俺も宇藤に不満はないから。俺らがリーグ戦をかき回さないといけないから。宇藤がシングルと言ってたけど、俺もやらせてくれよ、どんどん上の人とシングル。全員とシングルやらせてくれ!」
宇藤「このリーグ戦は全部何かします。記事にしたくなることしますよ。僕たちは9月7日に始まって11日にはリーグ戦は終わるんですから。最速で終わりますけど、一番濃い4日間、5日間にしてやりますからね。見ててください、結果残します」
菊田「俺と宇藤が中心だ!」
◇第6試合◇
▼最侠タッグリーグ・デスマッチ Bブロック公式戦 人間蒸発イリミネーションデスマッチ
凶器を作れ!持てよ!持ち込め!分かっちゃいるけどやめられない ロープを越えたらハイ、それまでよ!/30分1本
[1勝=2点]稲松三郎 ○関根龍一(9分57秒 片エビ固め)[1敗=0点]バラモンシュウ ×バラモンケイ
※龍蹴斗 退場順=シュウ、稲松、ケイ【稲松、関根の話】
稲松「メチャクチャやられたけど初戦取ったぞ、俺たちよ!」関根「うちら勝てばいいんですよ! 不器用だろうが何だろうがね、関係ないっすよ! 思いっきりアレですよ、スタートを切れたんだ! このあとまだまだまだまだ強敵が残ってる」
稲松「あと2つ取って優勝だよ関根!」
関根「俺らが優勝するんだよ! 久しぶりで大暴れしてやるからよ!」
【シュウ、ケイの話】
シュウ「チックショー、初戦負けちまったよ」ケイ「負けたー!!」
シュウ「でもな、だいたい初戦で負けるチームというのはな、優勝したりするんだよ」
ケイ「じゃあ俺たち優勝じゃん、もう! やったー!」
シュウ「俺たち優勝しちゃったよ、祝杯あげような」
ケイ「祝杯なにするのかな! 俺たちまだまだ1敗しただけだからな!」
シュウ「そうだな。あと2回勝てばいいんだもんな」
ケイ「2回勝ったら優勝か?」
シュウ「だいたい優勝できる」
ケイ「そこそこ優勝だ」
シュウ「いまどれぐらいだ? 一個もいってねえな」
ケイ「白木みのるぐらいだな」
シュウ「ちっちぇえな! でも、ルールに負けたから」
ケイ「ルール自分たちで考えたんだけど、よくわかんなかったんだよ! なんで最後稲松、リングのなかに立ってたんだよ!」
シュウ「あれ駄目だろ!」
ケイ「あれはいいのか!」
◇第7試合◇
▼最侠タッグリーグ・デスマッチ Aブロック公式戦 蛍光灯200本+凶器持ち込みタッグデスマッチ/30分1本
[1勝=2点]○星野勘九郎 稲葉雅人(14分17秒 極道クラッチ)[1敗=0点]×高橋匡哉 植木嵩行(試合終了後)
星野「(退場する高橋&植木に)おい植木、高橋、よく聞けよ。オマエらさ、週刊プロレスのインタビューでさ、マサ、俺たちのことをロートルで消してやると言ったぞ、アイツら。一つ言っておくよ。たしかに41歳、俺はロートルかもしれねえ。でもな、ロートルなりの人生経験の豊富さといろんな困難を乗り越えてきた気持ちで、コイツらを乗り越えましたよ! いや、乗り越えたなんて言い方おかしいですね。しっかり倒しましたよ。いかがですか!?(場内拍手)高橋、9・11広島あるよな? 俺はな、世界で一番よ、激しいデスマッチを広島でやるぞ。それで、その激しいデスマッチをしたうえで、オマエにきっちり勝って、必ず防衛するからな! しっかり覚えとけよ!」高橋「おい星野、広島ではボコボコにしてな、能書きたれねえようにしてやるからな! 覚悟しとけ、コノヤロー! こんな堂々としゃべれるのも広島までだ。せいぜい言いたいこと言っとけ(と退場)」
星野「みなさん、嬉しいことがあります! 稲葉雅人が、帰ってきましたよ! みんなに短くていいから挨拶してください」
稲葉「時間もないので短く…みなさん、お待たせしました! そして…(と涙)アニキ、僕のことを待っててくれて、ありがとうございます!」
星野「待ってたよ! みなさん、俺たちハッキリ言って超不器用なタッグチームだと思います。でも、こうやってどこのチームよりも人情味が溢れてると思います。俺たち、この不器用なタッグチームが今年のタッグリーグも、大旋風を巻き起こしますんで、熱いご声援よろしくお願いします!」
最後は星野が今回も「わたくし星野勘九郎はよく声が通ります」と“地声締め”を宣言。「ゴクドー!! 1、2、3、ヤー」
【星野、稲葉の話】
星野「マサ、勝ったな。初戦勝ったな。やっぱ楽しいな、呼吸合うな」稲葉「合いました。自分がアニキの足を引っ張らないか心配です」
星野「でもオマエに勘が戻ってないのが一つある」
稲葉「なんですか?」
星野「押し売りがちょっと静かだったな」
稲葉「ああ…」
星野「感覚鈍ってるのか? 勝ったんだから盛大にいこう。これもブランクだ、ついつい忘れちゃってるだけだから。オマエ、売り上げ足りないんじゃないの? 勝利記念大押し売りやったほうがいいぞ。とりあえずおかえり。頑張ろう」
稲葉「とりあえずまず1勝。ロートル軍団じゃなくて…」
星野「元気出せ!」
稲葉「すいません、真面目にいこうかなと思って。高橋、植木、ロートル軍団に負けてどうなのかなと。4カ月のブランクがあるんだから。その4カ月のブランクのある男に負けて悔しくないのか? といってもね、アニキがいたから勝てたようなもんですから。チャンピオンになってくれたおかげですよ」
星野「原辰徳がな、引退したあと野球を見ているヤツらに負けるわけにいかねえからな。俺は原辰徳全盛時代から」
稲葉「一緒ですよ」
星野「そんな若手に負けるわけにいかねえんだよ。このまま突っ走ろうぜ(とイヤーとポーズ)
【高橋、植木の話】
植木「高橋さん、勝ってましたよ!」高橋「試合に勝って勝負に負けた」
植木「いや、試合、負けました。勝ってましたよ!」
高橋「全勝優勝の夢が…ホント悪い、申し訳ない。あんなとこにクソヤロ―が待ち構えてるとは思わなかった。気を抜いてた…。俺たちは余裕もったらダメだ。まだ終わったわけじゃねえ!」
植木「そうっす! 血みどろはやられてやられて強くなるんす!」
高橋「何度やられても何百回、何千回やられたって、這い上がってやるからな。それが血みどろだ」
植木「アイツらだって高橋さんの新アイテム、ビビッてましたよ! なめんなよ!」
高橋「度胆抜く形式、お客が度肝抜くアイテム作って驚かせてやる」
植木「高橋さんは言いました! あんなヤツは、あんなロートル…引退させてやるっす」
高橋「終わりだ。きょう勝ったからって調子乗るんじゃねえぞ。稲葉雅人、たまたま勝っただけだ。てめえなんかいつでも潰すから覚悟しとけ。星野勘九郎は11日が命日だ。俺が二度と能書きをたれねえようにしてやるからな。安心してセコンドやってくれ。見てろ! 広島でベルト巻いてやるから。ショッピングモール(横浜6人タッグ王座)と2冠だ、2冠。その勢いで最侠タッグ、血みどろが優勝するぞ!」
植木「勝ち進んでやりますよ」
高橋「大穴でもなんでもねえ」
植木「ヤツらが上がってこようとぶっ潰してやりますよ」
高橋「ド本命だ、ド本命。期待しとけ」
植木「一戦やられてたんすから、巻き返してやります! 血はたっぷり流しました! あんなヤツらブッ飛ばしましょう」
大日本毎年恒例の「最侠タッグリーグ2016」が開幕、今年はデスマッチとストロングが2リーグ制となるも、2リーグともA,Bブロックに分けられた
[出場チーム]
▼デスマッチAブロック
宮本裕向&木高イサミ
星野勘九郎&稲葉雅人
竹田誠志&塚本拓海
植木嵩行&高橋匡哉▼デスマッチBブロック
アブドーラ・小林&“黒天使"沼澤邪鬼
伊東竜二&佐久田俊行
稲松三郎&関根龍一
バラモンシュウ&バラモンケイ▼ストロングAブロック
石川修司&佐藤耕平
関本大介&岡林裕二
鈴木秀樹&野村卓矢
ツトムオースギ&ヘラクレス千賀▼ストロングBブロック
曙&浜亮太
神谷英慶&橋本大地
河上隆一&中ノ上靖文
宇藤純久&菊田一美9月4日 大日本プロレス「Death Rules11〜最侠タッグリーグプレ開幕戦〜」宮城・仙台Rensa 212人 超満員
▼「最侠タッグリーグ2016」ストロングAブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○関本大介 岡林裕二(14分31秒 ジャーマンスープレックスホールド)[1敗=0点]ツトムオースギ Xヘラクレス千賀昨年度覇者であるストロングBJの岡林&関本、準優勝のツインタワーズ(石川&耕平)はストロングAブロックにエントリーされ、注目のSMOP(曙&浜)はストロングBブロック、ヤンキー二丁拳銃(宮本&イサミ)はデスマッチAブロックにエントリーされた。
リーグ戦は4日の仙台大会からスタートしており、ストロングBJはSOSを降し白星でスタート、新木場大会から正式にリーグ戦が開幕となった。ストロングBブロックは神谷&大地の「大神」が宇藤&菊田と対戦するも、大地のコールの際に宇藤組が奇襲をかけるが、激怒した大地が菊田の上を奪ってエルボーを乱打、さらにサッカーボールキックの連打で蹴りまくる。
大神は徹底的に菊田を捕らえて痛めつけるが、やっと宇藤に交代すると、宇藤は神谷にジャンピングニー、エルボーの連打、ラリアットと猛反撃し、神谷もぶちかましで応戦するが、宇藤のラリアットと相打ちとなる。
蘇生した菊田も大地にエルボーを放てば、大地も頭突きで応戦しエルボーからPK、膝蹴りと追い詰めていくが、菊田もジャンピングハイキックで返すと宇藤の援護を受けてダイビングフットスタンプを投下する。
勝負と見た菊田は突進するが、大地はニールキックで迎撃すると、神谷が宇藤をぶちかましで吹き飛ばした後で、大神がOH砲(小川直也、橋本真也)の合体技である刈龍怒を決め3カウントを奪い白星発進する。デスマッチBブロックは稲松&関根のBozz連合がバラモン兄弟と対戦、ルールもバラモン兄弟の指定でオーバー・ザ・トップロープルールを採用したイリミネーション形式の凶器持込みマッチで行われた。
試合はバラモン兄弟が水噴射などバラモンワールドに引きずり込んでOTRを狙うも、場外戦でBozz連合が逆襲、コーンに装着されていたチェーンを使ったラリアットなどでケイを捕らえ、たわしボード攻撃や三角コーンの頂点めがけてのアトミックドロップで痛めつける。
しかしシュウが股間へのニーで反撃しBozz連合の二人にボウリング攻撃に持ち込むが、ケイの徐行攻撃がエプロンの例のごとくシュウに誤爆してしまうと、粘るシュウにケイが叩きつけられてしまいシュウがOTRで退場となってしまう。
残るケイはBozz連合をまとめて丸め込むなど孤軍奮闘し、既に退場しているシュウのバケツに水攻撃のアシストを受けて稲松を丸め込んで3カウントを奪い1-1のイーブンに持ち込み、シュウのパウダー攻撃のアシストを受けたケイは関根にアサイDDTを決めるも、稲松のイス攻撃のアシストを受けた関根が龍蹴斗で3カウントを奪い白星発進する。メインはデスマッチAブロック公式戦、平成極道コンビが血みどろブラザーズと対戦、ルールはロープ四面に蛍光灯が吊るされた蛍光灯200本デスマッチで行われ、植木は機動隊が使用する盾、高橋は有刺鉄線ボール、首の痛みによる狭窄症で欠場していた稲葉は有刺鉄線バット、星野は鉄階段を持参して登場した。
試合は血みどろブラザーズが奇襲をかけ、平成極道を蛍光灯に被弾させるが、平成極道もやり返し血みどろブラザーズを被弾させ、場外戦の後でリングに戻った稲葉は植木に急所蹴りで動きを止めると、交代を受けた星野が植木の背中に蛍光灯を設置してから殴打し、稲葉は有刺鉄線バットで植木の背中を殴打するなど腰に集中攻撃を浴びせ、更に有刺鉄線バットで植木の額を切り刻む。
集中攻撃を浴びた植木だったがこけしロケットならぬポリスロケットで反撃すると、交代を受けた高橋は星野にスピアー、稲葉を星野にぶつけてから星野にランニングネックブリーカーと猛反撃、しかし有刺鉄線ボール攻撃は稲葉には命中するも、植木に誤爆してしまう。
ここで高橋を捕らえた平成極道は星野がセントーンwith鉄階段を投下してから、チョークスラムで追い詰めにかかるも、蛍光灯を投げつけると植木が機動隊盾でブロックし、高橋の払い腰の援護を受けた植木は星野に敬礼式ダイビングヘッドバットを投下する。
勝負に出た高橋は蛍光灯へのフェースバスターで星野を追い詰めるが、突進したところで稲葉が足をすくって高橋を転倒させてから星野が極道クラッチで3カウントを奪い技ありで白星発進に成功した。11日の広島大会で行われるデスマッチ選手権の前哨戦もかねていた公式戦だったが、技ありで星野に先制パンチを食らってしまった高橋、果たして選手権当日までにどう立て直してくるのか?
大日本新木場大会終了。
まさかの黒星スタート、、、
終わった事を考えてもしょうがない、あと2つ勝てばいい。優勝は我々血みどろだ!!#bjw
— 高橋匡哉 (@masabobu) 2016年9月7日新木場大会終了❗
負けました!
『イキオイ』は勝ってたが試合には負けました!
でも、俺たちの闘いはまだ始まったばっかです!
準決勝へ進めれば良いのです!
残り二組、お前らも血みどろにしてやるぞ……。#bjw #最狭タッグリーグ pic.twitter.com/FOQzCx4nF6
— 植木 嵩行a.k.a.左尻復旧ポリスマン (@blackbu18515564) 2016年9月7日最侠タッグリーグ開幕戦を勝利で飾る事ができました☆残りの公式戦もBozz連合らしさを全快で勝ってやるぜぇー!写真は本日持ち込んだ凶器達。カラーコーン付きのネビラチェーンとタワシボードの盾とBozzチェアです。 #bjw #kdojo pic.twitter.com/AYr0hbAxXC
— 稲松三郎 (@kaientai369) 2016年9月7日新木場大会最俠タッグリーグ開幕戦ご観戦ありがとうございました!!
カタチから入りましたが健闘むなしく負けました
残り2試合どうにかします!#bjw#最俠タッグ2016#種馬ライダー
— 宇藤純久 Yoshihisa Uto (@BJWUTO) 2016年9月7日新木場大会終了
リーグ戦、初戦黒星…。
まだ、リーグ戦は始まったばかりなので宇藤と組んだ事に何かしらの意味を見い出したいと思います。#bjw#最侠タッグ#種馬ライダー
— 菊田一美 (所属:大日本プロレス) (@bjw_kzm) 2016年9月7日新木場大会、超満員ありがとうございましたm(__)m
何故かお尻が痛い…
ふぅ~、やっと夜中のホームページ更新作業が終わったぜ(゜゜;)
日付は変わり、今日は夜中の出発に備えゆっくり休もうと思う…
が、朝10時から美容室(>_<)
からの鍼灸…
起きれるだろうか…
— 新土裕二(大日本プロレス所属) (@bjw_shindo) 2016年9月7日 -
2週連続プロレス観戦!今回は新日本桑名大会!
9月4日 新日本プロレス「Road to DESTRUCTION」三重・桑名市体育館 1351人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式より>
◇第1試合◇
▼15分1本
○金光輝明(10分21秒 逆エビ固め)×川人拓来◇第2試合◇
▼15分1本
デビット・フィンレー(6分33秒 片エビ固め)×ヘナーレ
※Prima Nocta◇第3試合◇
▼20分1本
天山広吉 ○小島聡(10分32秒 体固め)ヨシタツ ×キャプテン・ニュージャパン
※ラリアット【小島の話】「今シリーズ開幕して、『G1』が終わり、『LION’S GATE』が終わり、またこっから新しい新日本プロレス。ということで、新しい新日本プロレスの中で、俺とか第三世代が生き残るのはホントに難しいと思う。そんなのはもう、ここ何年かずっと、頭の中で抱えてやってきてる。でも、だからこそ、こうやって毎日、どんな闘いでも必死こいて、無我夢中で試合できてるしさ。キャプテンだって、ヨシタツだって、必死だしさ。ハッキリ言えば、俺だってギリギリだよ。あいつらを倒すのに余裕は全くないし。でも、だからこそ、今の新日本プロレスが面白いと思ってるし、これからまた年末にかけて、いろんなドラマが待ってると思う。テンコジのドラマもあるし、俺のドラマもあるし。その中で少しでも、全国のファンの方に、頭の片隅に入れてもらえるような、そんな試合を心掛けていきたいと思います」
【天山の話】「長い長い『G1』が終わって、休みもらって、これが新シリーズのスタート。やっぱりコジと一緒に組んでると安心やね。ずっと『G1』からの流れで、絆がより一層、前より強くなってるし、今日なんかでも何も怖いモンない。相手がヨシタツ、キャプテン。あいつらハンター・チャンスとか言ってるけど、チャンスないって、お前らには。全くないから。言っとくけどね。試合ナメてんのか知らんけどさ、やる気あるんやったら、もっとガッチリ来いって。テンコジナメとったらアカへんぞって。まだまだ相手ちゃうなって思いましたよ。今シリーズ、コジと一緒にまた組む試合多いし、しっかりとこのまま毎日勝利して、アピールしたいと思います」
【ヨシタツの話】】「(※インタビュースペースに腰を落としたキャプテンに蹴りを叩きこんで)あのな、相手は腐ってもテンコジなんだよ。世界トップクラスのタッグチームだよ。世界でも有名だぞ、テンコジっつうたら。な? チームワークで勝てるわけねぇだろ、そもそも。しかもこんなに俺たちは心バラバラなんだぞ。普通のタッグでも、なかなかあのタッグチークには勝てないよ。俺らみたいのがそもそも勝てるわけねぇんだよ。お前全然、気持ちも見えないし。な? お前、言ったよな、前の最終戦で。今シリーズ、ちゃんとした結論出すから。(HUNTER CLUBに)入らないってなったら、ホントにお前には、そのBULLET CLUB HUNTERのコスチューム、脱いでもらうよ」
【キャプテンの話】「(※1人残されて)どんどん話の趣旨が変わってるな。でもな、言っとくけど、俺たちは、私はHUNTERなんだ。絶対に、ハントするからな」
◇第4試合◇
▼20分1本
○タマ・トンガ タンガ・ロア 高橋裕二郎(9分47秒 片エビ固め)石井智宏 ×ロッキー・ロメロ バレッタ
※ガンスタン◇第5試合◇
▼30分1本
○内藤哲也 SANADA EVIL BUSHI(11分17秒 片エビ固め)棚橋弘至 ×ジュース・ロビンソン KUSHIDA 田口隆祐
※デスティーノ◇第6試合◇
▼30分1本
柴田勝頼 ○永田裕志 中西学(10分24秒 体固め)真壁刀義 本間朋晃 ×タイガーマスク
※エクスプロイダー・オブ・ジャスティス【永田の話】「軽くシリーズ開幕戦ということで、入れ込みながらも、一つひとつがやっぱりズレているというか、噛み合わない、開幕戦らしい試合だったんだと、試合終わってみて感じました。だからこそ、シリーズに向けての意気込みだけ強いものを各自、新しいシリーズが始まった実感を感じましたね。ま、柴田と組むのは、『G1』はアレにして2シリーズ目かな? 柴田と組んでいろんな敵と闘うのは新鮮で、自分にとっても節目でもあるでしょうし、このシリーズまた、どんな流れになるかを楽しみに、今日からまた突っ走っていきます」
◇第7試合◇
▼30分1本
オカダ・カズチカ ○後藤洋央紀 YOSHI-HASHI(16分51秒 片エビ固め)ケニー・オメガ バットラック・ファレ ×チェーズ・オーエンズ
※GTR(試合終了後)
後藤「ありがとうございました!(※大拍手&『後藤』コール) 桑名に帰って来ると、やっぱり・・・力もらいます(※大拍手)。これからも! 新日本プロレス、俺たちが! 盛り上げて行きますんで、応援よろしくお願いします!!(※大拍手) 本日は、たくさんの! たくさんのご来場・・・まことに!! ありがとうございましたー!!(※大歓声)」【オカダの話】「ま、BULLET CLUB、ケニーが(『G1 CLIMAX』で)優勝したことによって、だいぶ勢いが出てきたんじゃないかなと思います。ま、僕も中盤で、あんな捕まるとは思ってなかったですけど、勢いを止めるのは(LOS)INGOBERNABLES(de JAPON)の時もそうですけど、俺たち、CHAOSしかいないでしょう。早いとこ、この勢い、俺らが止めてやる。ファレは俺が、ケニーはYOSHI-HASHIさんが」
【YOSHI-HASHIの話】「今日、後藤さんの地元、桑名で(オメガと)タッグで闘って。もう『G1』終わって1回、リセットされたけど、もう次の、自分の選手権(試合)決まって、また『G1』モードだから、完全に。決勝の後藤さんの借りもまとめてケニーに返してやるよ」
【後藤の話】「『G1』準優勝。やっぱり俺、持ってるなぁ。あの状況で決勝進出、やっぱり俺、なんかもってるなぁ。このケガがなけりゃね、間違いなく優勝してたよ。でも、これだからプロレスは面白いね。今、最高にプロレス、楽しんでますよ、エンジョイしてますよ」
2週連続となるプロレス生観戦、今回は新日本プロレス桑名大会を観戦となった。桑名市体育館を訪れるのは今回は初、普段は名古屋へ行くことが主なため桑名は通り過ぎるだけだった。
また新日本に関してはビッグマッチの観戦が中心となっていたが、地方興行を観戦するのは約4年ぶりで四日市オーストラリア記念大会以来となる。第1試合ではヤングライオン同士の対決がラインナップ、若手同士の対決も久しく組まれてなかったというが、若手同士の対決は新日本では地方興行が主になり、またしばらく組まれてなかった、今大会は獣神サンダー・ライガーやマイケル・エルガンが不在ということで組まれたのかもしれないが、それだけ新日本は人材が豊富な面、寂しい部分でもある。
金光vs川人は、キャメルクラッチを決めつつ鼻フックなど金光の思い切りの良さを感じた。川人もスリーパーホールドやコブラツイストで反撃するが、ヌカドーラを決めた金光が逆エビ固めで勝利、プロ初勝利をアナウンスされた金光は川人に手を差し伸べるが、川人は弾くように払いのけた。こういった光景も若手同士の対決ならではだが、地方だけでなく後楽園やビッグマッチでも組んで欲しいところだ。
第2試合ではフィンレーが新しい外国人選手であるヘナーレと対戦、フィンレーはエルボーやミサイルキックで先手を奪うが、エルボー合戦となるとヘナーレが競り勝ち、逆エビ固めなどで攻め込んでフィンレーを追い詰める、しかし攻め手を欠いたところでフィンレーが反撃すると突進したところでワンハンドバックブリーカーからスタナーことPrima Noctaで勝利、最後はフィンレーのキャリアが優ったが、力強さを面ではヘナーレが優り、石井的存在になる可能性を感じさせた。
第3試合での天コジvsヨシタツ、キャプテンのハンタークラブ、ヨシタツとキャプテンは水しぶきパフォーマンスを見せようとするが、ヨシタツはキャプテンに向こう行けといわんばかりに近寄ってくるのを嫌がり、試合開始直前でもキャプテンに引っ込めといわんばかりに先発で出るなどチームワークの悪さを露呈する。
試合はやっと交代を受けたキャプテンが天山相手にモンゴリアンチョップで攻め込むが、天コジの連係に捕まり蹂躙され、ヨシタツがカットに入るもキャプテンも一緒に蹴るなどキャプテンは苦しい状況に立たされる。
やっと交代したヨシタツが試合を盛り返し、キャプテンも地獄突きやモンゴリアンチョップで小島を攻め込むも、ヨシタツが小島を羽交い絞めにしてからのジャンピングショルダーはヨシタツに誤爆すると、小島は粘るキャプテンにラリアットを決め勝利、敗れたヨシタツはキャプテンを置いてサッサと帰ってしまう。トンガ&ロアと裕二郎のBULLET CLUBvs石井、ロッポンギヴァイスのCHAOSは、トンガはノーメイク、裕二郎はハットを被ってステッキを持参するなどまるで妖怪人間ベムを彷彿させるようなコスチュームで登場、試合はBULLET CLUBが奇襲を仕掛けCHAOS側を分断、ジュニアのバレッタが狙い打ちされ、石井にやロメロにはなかなか出番がまわってこない。
やっと石井の出番となりラリアットで試合を盛り返し、ロッポンギヴァイスの合体攻撃から石井のスライディングラリアットでトンガを捕らえたかに見えたが、ロメロがトンガの変則的な動きに翻弄されてしまうと、ロメロのジャンピングニーを喰らったトンガがロメロの突進をガンスタンで捕らえて3カウントを奪い勝利となる。棚橋率いる本隊vsロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンは、本隊がEVILを捕らえて主導権を握るも、内藤らロス・インゴはカットすら入る気配もなく、リング下で余裕の態度。しかし田口がギタってからロープへ走るとSANADAがキックで強襲を仕掛けてからロス・インゴがすかさず入って総攻撃をかけ田口を捕らえにかかる。
棚橋がSANADA、BUSHIにドラゴンスクリューを決め流れを変え、KUSHIDAもBUSHIにアームホイップからの腕十字の連続技で流れを変えようとするが、内藤にパルプフィクションを狙ったロビンソンがEVILのカットに入ると、内藤とEVILが連係で蹂躙してから内藤がデスティーノを決め勝利、勝負どころで連係技を畳み掛けてくるロスインゴがさすがとしか言いようがない。セミの故郷凱旋の柴田率いる第三世代は真壁、本間、タイガー組と対戦。先発を買って出た柴田が真壁と激しくやりあうが、試合は真壁組が中西を捕らえ、タイガーと本間がそれぞれ重い中西をボディースラムで投げる。
しかし真壁と本間のダブルブレーンバスター狙いを中西がまとめて投げると、交代を受けた柴田は本間にコーナーに押し込んでのエルボーの連打から、顔面への串刺し低空ドロップキック、フロントネックチャンスリー、コブラツイスト、グランド卍と畳み掛けるが、本間もこけしロケットで応戦し、真壁とはジャーマン合戦を展開。
終盤にはタイガーが永田に水面蹴りからタイガードライバーを決めるが、フライングボディーアタック狙いは中西がキャッチして真壁、本間に叩きつける。
タイガーは永田にダブルリストアームバーを決めるが、柴田のカットにされると、永田がキチンシンク、タイナーからエクスプロイダーを決め勝利を奪う。メインはオカダ、地元出身後藤、YOSHI-HASHIのCHAOSがケニー、ファレ、オーエンズのBULLET CLUBと対戦。ホウキ持参のケニーは指でポーズを取る子供ファンと一緒に指を合わせて登場、試合も控えていても要所でパフォーマンスを展開するなど存在感を発揮する。
試合はケニーがロープへ走る後藤をホウキで殴打してから主導権を握り。交代を受けたオカダもケニーのホウキ攻撃やファレのパワーに苦しんで捕まり、BULLET CLUBに蹂躙されてしまう。
交代を受けたYOSHI-HASHIがケニーにバンカーバスターで盛り返そうとするが、ケニーがコタロークラッシャーを決めるとBULLET CLUBが捕らえにかかるが、交代した後藤がオーエンズに村正を決めてから本隊ペースとなる。
後藤はスリーパーで捕らえてGTRを狙うが、ケニーがドラゴンスープレックスでカットに入るも、YOSHI-HASHIがしゃちほこラリアットで蹴散らし、オカダもファレをドロップキックで蹴散らす。
そして後藤は粘るオーエンズに牛殺しを決めると最後はGTRで3カウントを奪い勝利、最後は地元出身ということで後藤がマイクで締めくくった。試合が始まったのは4時だったが終わったのは6時半、地方興行だとこんなに大会時間が短くてコンパクトなのかと思ってしまい、伊賀へと戻ってしまった。
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王道トーナメント開幕!ドーリングを背負った諏訪魔が宮原を降し1回戦を突破!
9月4日 全日本プロレス「第4回王道トーナメント」東京・品川プリンスホテル ステラボール 755人 超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼第4回王道トーナメント1回戦/無制限1本
○滝澤大志(10分50秒 エビ固め)X野村直矢
※タイガードライバー【滝澤の話】「まず1勝。全日本3回目の参戦で、まずシングルマッチ1勝。でも、相手はまだまだ若手の野村選手。野村選手には失礼だけど、ここで勝っただけじゃ全日本プロレスのファンは納得できない部分もあると思うけどね。次の1戦、相手は誰だ? 誰が来ようとも、また全力でぶつかって、1勝、2勝、一歩ずつ目指すだけです。ありがとうございました」
【野村の話】「やっぱり1回戦の滝澤選手に気迫や全部の面で僕は負けてたと思います。でも、いつか…というか、近いうちに必ず立場をひっくり返してやるって。今日負けた悔しい思いを次はぶつけていきます」
◇第2試合◇
▼第4回王道トーナメント1回戦/無制限1本
○長井満也(11分57秒 腕ひしぎ逆十字固め)X佐藤光留【長井の話】「(久しぶりの全日本参戦となったが?)佐藤光留っていうより、久しぶりの全日本プロレスになんか緊張しちゃって。控え室には渕さんもいるし、京平さんもいるし。いやー、今日は控え室に緊張しましたね。(U系出身同士の対戦という見方もあったが?)でも、僕の新しいファンの人は、僕が元U系だったり、リングスだったりということを知らない世代の人もたくさんいると思うので。だから、あんまり自分の過去のバックボーンに縛られることなく。次は誰になるかわからないですけど、次はもっと試合と全日本プロレスを楽しんで上がりたいですね。まあでも、元はと言えば、第1回ジャイアント馬場杯の優勝者なんで。4回目まで声をかけないって、とっと声をかけろよ、全日本。次は誰が来ても…ビッシビシいってやるからな!」
◇第3試合◇
▼第4回王道トーナメント1回戦/無制限1本
○青木篤志(8分51秒 ジャックナイフ式エビ固め)X吉江豊【青木の話】「(柔よく剛を制すという試合だったが?)まあ、来るのはわかってたからね。どうしようかなというのだけ考えて、1回戦に挑んだつもりです。向こうが体重ある選手なんで、体重を上手く利用してくる選手に、『じゃあ、何ができる?』って。それだけでしたね。まあ、賭けは賭けです。自分の体を信じてたとはいえ、もう無理だと思っちゃったら負けちゃうんでね。俺は別に自分の体を過信しているわけじゃないけど、俺もちっちゃいわりには結構頑丈だからさ。それを利用しているだけだって。まあ、それで上手く勝てたからよかったなと思います。でもやっぱきつい…。きついわ。あれだけ体重かけられて、上手い人が出てくるときつい。よかった、でもトーナメントだから。(リーグ戦よりもトーナメントの方が得意?)そうだね。でも、トーナメントは次…青柳とカシンの勝った方でしょ? おっかないよね。あの人(カシン)のことだからさ。今は試合前でしょ? 『青木とやりたくねえ』って言って、放棄する可能性もあるからね。(逆に『青木選手とやりたい』とやる気を出す可能性もあるが?)そっちの方が怖いよな! 絶対もっと裏があるよ! それだけはちょっと阻止してよ。勝ったから今は言えるけど。そういう先も見据えて、考えていかなきゃいけないのがトーナメントだから。リーグ戦みたいに、誰かといつやるっていうのは決まっているもんじゃないから。それもトーナメントの醍醐味だし、勝つためには必要な考えていかなきゃいけない要素だからね。そこももちろん考えていきますよ。なんだったら、ちょっと研究しますよ。(カシン戦が実現したら、腕十字対決という見方もできるが?)関係ねえよ。俺は別に十字だけじゃないと思っているからね、あの人も俺も。でもまあ、ちょっと俺の脳味噌じゃついていけないな、あれには…。でも、俺も俺なりに対策を練っていくし、青柳が出てきたら、やっつけるだけですから。とにかくトーナメントは優勝だけを目指していきます」
◇第4試合◇
▼30分1本
○渕正信 中島洋平 ウルティモ・ドラゴン(13分41秒 首固め)XSUSHI 西村修 土方隆司◇第5試合◇
▼第4回王道トーナメント1回戦/無制限1本
○ケンドー・カシン(6分38秒 飛びつき腕ひしぎ逆十字固め)X青柳優馬【カシンの話】「(1回戦を突破したが?)いや、何が起こったのか。とにかく今、(タマゴが)生まれるかもしれないから。気を付けた方がいい。(持っているものは?)モノのタマゴだ。とにかく気を付けた方がいい。2回戦は誰だ? 青木か? 青木も苦労したな。かなり白髪が生えてた。あとはなんかある? 青柳も大仁田厚みたいなウソつきにだまされないように気を付けなきゃいけないな。これを教訓に頑張ってほしいな」
◇第6試合◇
▼第4回王道トーナメント1回戦/無制限1本
○崔領二(8分22秒 エビ固め)Xジェイク・リー
※那智の滝【崔の話】「(初戦で勝利したが?)全日本プロレスに参戦させてもらっていろんなことあったけど、プロレスリング・オールスターもやって、僕が開催して。まあ、リーグ戦もチャンピオン・カーニバルでやって。ちょっと信頼関係をお互い築けたんじゃないかなというのと、ちょっとずつ僕もポジションというのができてきたんじゃないかなって。そんなの差し置いても、僕は今、この団体に凄く感謝してて。やっぱりランズエンドでやってても、試合数が足りなかったり、名前を売る行為だったりは1人じゃできないところもあって。僕もランズエンドのいいところをここに持ってくるから。僕も全日本のいいところをたくさん吸収したい。そんな感じで今、お互いやってて、凄いいい関係にいるんじゃないかなと。けど、この前、三冠に挑戦して、ひとつ明確にわかったことがあるんですよね。なんかね、個人闘争になったら、相手を立ててる場合じゃないなっていうか。誰がチャンピオンになっても、次に挑戦する時は、試合前、俺は一切ノーコメントにして、相手を叩き潰すから。やっぱり宮原が一枚上手でしたね。まったく相手のことを立てないでしょ? コメントでも何でも。大したもんですよ。俺は気にくわない、ああいうのが。けど、最高のチャンピオンやと思う。勝つために、自分を鬼にして、勝利に徹するっていうね。さすが、半年で俺があれをできかというと無理だったしね。正直、ここ控え室でも、全日本プロレスの選手とはほとんど会話してないです。それでいいと思う。クラブ活動をしにきたわけじゃないんで。プロレスっていうものに向き合って、追求しに俺はここに来たんで。俺は本当に最高の空気だと思いますね。現代のプロレスのあるべき姿に、凄く前向きというか。明日ランズエンドがあるんですけど、終わったらまたいろんな発表をして、全日本プロレスともいろんな関わり合いを持ちたいなと思ってて。まずこのトーナメントを優勝して、ベルトに挑戦したいなと。どのベルトでも…タッグでもシングルでも何でもいいです。とにかく全日本プロレスファンの視界の中に、ランズエンド・崔領二を入れたい。そして、たぶん僕の感覚では、今の全日本プロレスのファンは僕のことを欲していると思う。僕みたいなスパイスが今、この団体に確実に要ると思う。俺が中心にくるとかどうこうじゃなくて、俺みたいな考えの人間が必ず1人は要るはず。だから、このトーナメントを制して、ちょっといろいろと変えていきたいなと。俺なりにね。自分自身もそう。いろいろ変えていきたいと思うんで。頑張ります。(リー選手といつもより激しくぶつかっていたが?)あんなもんですね。ジェイクとは潰し合いなんで。蹴り合いで。ジェイクが育たなかったらここの未来はないと、僕は勝手に思っています。デカいデカいと言われている若手の中でも、もう1つデカいし、手足が長い。それで、アイツはね、人から応援される特殊な才能を持っているんですよ。それは昔、橋本真也さんがよく言ってたんです。その人から応援される才能というのは、みんなが持っているわけじゃないから。『それを持っているか、持ってないかで、自分の人生そのものが変わる』ってよく言ってましたからね。僕は本当にいろんなヤツを見てきたけど、持っているヤツなんてほとんど見たことがないんですよ。プロレス界においては、自分の年下の選手で。でも、アイツは確実に持っているんですよ。言葉じゃ言えないけど。だから今、勝った負けたとかはそんなことどうでもいいんですよ、ジェイクに関しては。むこう10年、20年。もっと大きなものを彼には見てほしいなって。まあ、確実に大輪の花が咲くと思います、彼は。ポテンシャルが他と違う。まあでも、生きるか死ぬかは彼次第ですよ。そう言われながら死んできた選手が山ほどいるから、断言はできないけど。絶対はないんで。2回戦、ボディガーとゼウスの勝者。叩き潰して、トーナメントを制覇したいと思います。できれば、宮原と決勝でやりたいね。それだけです。凄い楽しいです。ありがとうございました」
【リーの話】「(持てる力は全てぶつけた?)まだまだ。まだまだ。こんなんじゃ終わらない。トーナメントはここで敗退だけど、やっぱりトーナメント抜きにして、あの人は強い。クソ…」
◇第7試合◇
▼第4回王道トーナメント1回戦/無制限1本
○ゼウス(9分49秒 片エビ固め)Xボディガー
※ジャックハマー【ゼウスの話】「(チャンピオン・カーニバルでは準優勝だっただけに王道トーナメントには期するものがある?)そうですね。前のチャンピオン・カーニバルでは決勝で。やっぱり悔しい思いがあるからこそ、今回の王道トーナメントでは絶対に優勝したろうという思いで挑んでます。(1回戦はビッグガンズ対決となったが?)まあ、凄いカードになってしまったなという、そういう思いとともにね、これは力と力の肉弾戦でやるしかないという。僕らしいスタイルでやったらいいかなと思いました。体力勝負ですね。今日は何とか勝つことができました。(勝ち上がって優勝、その先には三冠挑戦を見据えている?)目標はとりあえずトーナメント優勝。で、三冠王者には絶対になったろうという気持ちで今は頑張っているんで。もちろんです。(2回戦の崔戦に向けては?)崔選手が勝ち上がってきて。1回、チャンピオン・カーニバルで負けている相手なんでね。もう一度相手を研究し直して挑もうとは思っています」
◇第8試合◇
▼第4回王道トーナメント1回戦/無制限1本
○秋山準(13分45秒 片エビ固め)X大森隆男
※リストクラッチ式エクスプロイダー【秋山の話】「(2連覇に向けて初戦を無事突破したが?)最近の戦績だとね…戦績というか、お互いの調子だと、正直今は負けてはいけないという感じだけども、アイツも俺とやる時は他のヤツとやる時とは違って、意地というか、そういうものを感じるし。苦しめられました。(苦戦しながらも勝ったからこそ、いいスタートになる?)そうですね。やっぱりトーナメント一発目ですからね。俺はほぼ死角がないと自分では思っているんで。チャンピオンとどっちがというところに俺は今、まだいると思うんで。優勝します。(初戦を終えて調子は万全?)悪く見えますか?(笑) そこを指摘できるのは小佐野さんぐらいなんで、指摘をお願いします。(気力は充実しているように見えるが?)そうですね。やらないといけないというのが、たぶん他の誰よりも俺の方があると思うんで。まあ、そこはチャンピオンと双璧じゃないですか? アイツもやらなきゃいけないと思っているのは俺もヒシヒシと感じているし、もちろん俺もそうだし。俺と宮原、どっちが止めれるか。俺は止まる気ないですけど、楽しみにしています」
◇第9試合◇
▼第4回王道トーナメント1回戦/無制限1本
○諏訪魔(18分56秒 エビ固め)X宮原健斗
※レボリューションボム【諏訪魔の話】「よし! 勝ったよ。今日ね、勝つまで長かったし、スゲエ苦しかった。思い出した。この半年間の地獄を。この感覚だよと思ってね。凄い嬉しいよ。ここまでまだやれるって自信になった。タイトル懸かってねえんだけどさ。この自信はなにものにも代えがたい。本当にね、『足、もってくれよ』ってずっと試合中に思ってた。バックドロップでアキレス腱が切れて。そのバックドロップを打つ時、ちょっと考えたよね。あの時、言い聞かせた。一緒に練習してきたんだしさ、孤独にやってきたんだよ。(三冠王者としての宮原選手の実力をどう感じた?)見て、いない間に形を作ってるなというのはわかったよ。入場してきてもさ、アイツの世界観っていうのがあったのはわかる。ただ、俺にもさ、意地があるから。そこはまだまだ。決着はまだついてないと俺自身は思っているんで。(フィニッシュでジョー・ドーリング選手のレボリューションボムを使ったのは思い入れがあるから?)当然。ジョーと何回も『決勝でやろうぜ』っていろんな時に言ってるし。いや、ジョーは凄いよね。あれで何回でも回すんでしょ。今日はさ、足は危ないよね。それぐらいのリスクを負ってでも…。やっぱジョーにも復活したぞというのを見せたかったし、帰って来いよと。『またいつか決勝をやりたいな』ってそういう思いでやりました」
全日本の秋の本場所「王道トーナメント」が開幕、メインは1回戦から現三冠王者・宮原vs前三冠王者の諏訪魔の頂上対決が実現した。
序盤は両者が互いにロープへ押し込み合うなど牽制し合うが、諏訪魔のナックルを放てば、宮原がエルボーで返すと打ち合いとなり、パワーで優る諏訪魔が競り勝つと、宮原はフロントハイキックで諏訪魔を場外へ出すと、エプロンに諏訪魔が戻ったところでもう一発放ち、頭突きで諏訪魔を怯ませる。
しかしリングに戻ると諏訪魔が万力スリーパーで捕獲し、チョーク気味に絞めあげると、ここから首攻めを展開、宮原も抵抗するが諏訪魔はダブルチョップで鎮圧、更にチンロックや万力スリーパーなどで宮原のスタミナを奪いにかかる。
諏訪魔はダブルチョップを連発して串刺しラリアットからフロントスープレックスと攻勢に出るが、意地で起き上がった宮原はエルボーで反撃し顔面への低空ドロップキックから串刺しジャンピングエルボー、ノーザンライトスープレックスと得意のパターンに持ち込んでからジャーマンを狙う。
しかし諏訪魔が踏ん張ると宮原はフロントハイキックを狙うが、キャッチした諏訪魔はキャプチュードで投げ、エプロンに逃れた宮原の首根っこを掴んでターンバックルで叩きつけてから万力スリーパーで捕獲する。
ロープブレークのため諏訪魔は離すが、宮原は場外へ転落しなかなか立ち上がれない。やっとリングに戻った宮原にラリアット、アバランシュホールドと畳み掛け、ラストライドを狙うが、宮原はDDTで切り返してからブラックアウトを炸裂させ、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すが、再度のブラックアウトは諏訪魔がキャッチしラストライドで叩きつける。
ダブルダウンとあとで起き上がった宮原はエルボーを放つと、諏訪魔も返してエルボー合戦となるが、宮原が突進すると諏訪魔はラリアットを浴びせてからバックドロップ、そしてラストライドを狙うも、フランケンシュタイナーで切り返した宮原は諏訪魔の後頭部にブラックアウトを炸裂させ、正面からのブラックアウトからジャーマンで投げ、シャットダウンスープレックスを狙う。
しかし諏訪魔は力づくで逃れると、宮原のラリアット狙いをドロップキックで迎撃し最後はバックドロップからジョー・ドーリングの必殺技であるレボリューションボムで3カウントを奪い1回戦を突破した。1回戦から現三冠王者の宮原を降した諏訪魔は今回のトーナメント優勝に最有力か、宮原も自身が三冠王者であることを示すためには前王者の諏訪魔は避けては通れない相手、まして諏訪魔は敗れて王座を手放したわけでもないことから、宮原は勝って真の王者と示さなければいけない。
セミでは前年度覇者で二連覇を狙う秋山はワイルドバーニングの盟友である大森と対戦、秋山は断崖式エプロンDDTで先制すると場外戦の後でパイルドライバーで突き刺し、ランニングニー、頭突き、ランニングニーの連発と首攻めを展開するが、エクスプロイダー狙いは大森が阻止し、エルボースマッシュで反撃した大森はフロントハイキック、ニールキック、スイング式ネックブリーカーと畳み掛ける。
大森はアックスボンバーを狙うが、秋山は大森の右腕にカマイタチ式ジャンピングニーで射抜くと、ランニングニーからフロントネックロックで絞めあげ、エクスプロイダーを決める。
秋山はコーナーへ昇ると、追いかけた大森は雪崩式ブレーンバスターで投げ、後頭部への串刺しアックスボンバーから雪崩式バックドロップで投げ、秋山も再度パイルドライバーを決めるも、ランニングニーをキャッチした大森はアックスギロチンドライバーで突き刺し、アックスボンバーを狙うと、かわした秋山はエクスプロイダーで投げ両者ダウンとなる。
大森はアックスボンバーを狙うが、秋山がジャンピングニーで迎撃すると、ニーリフトの連打からランニングニー、生膝ニーを乱打し、ランニングニーからリストクラッチ式エクスプロイダーで3カウントを奪い1回戦を突破する。野村はK-DOJOの滝澤と対戦、野村はヒップトスなどで先手を奪ったかに見えたが、滝澤は逆水平から打撃戦で反撃しスリーパーやコブラツイストで絞めあげる。
再度の打撃戦を制した野村はノーザンライトスープレックスから逆エビ固めで勝負に出るが、フロッグスプラッシュ狙いは滝澤はデットリードライブで落とすとライオンサルトを投下、タイガードライバー狙いは野村はリバースしスピアーから山折りを決めるも、フロッグスプラッシュを投下したところで剣山で迎撃した滝澤はダブルチョップからタイガードライバーで勝利。佐藤vs長井は足関節の攻防やキック合戦も制した長井が圧倒しテキサスクローバーホールドで追い詰める。
劣勢の佐藤は水車落としから腕十字で捕らえるも、蹴り足をキャッチされると長井はキャプチュードで投げ、ダブルアームスープレックスからストレッチプラム、ランニングローキックと畳み掛ける。
長井は左右のハイキックから魔界ドライバーを決めると腕十字へと移行し佐藤がギブアップとなる。
青木vs吉江は吉江の体格を生かした攻撃に青木が苦しみ、青木がエルボーで反撃しても空中胴絞め落としの前に圧殺されてしまう。
吉江は串刺し攻撃の連打からスチームローラー、そしてオクラホマスタンピートを狙うが、背後に着地した青木は吉江の膝に低空ドロップキックを浴びせ、それでも吉江はラリアットで青木を黙らせるとランニングボディープレスを投下するが青木がかわして自爆となる。
しかし青木の回転エビ固め狙いは、吉江の尻に潰されると、吉江はダイビングボディープレスを狙うが、青木はコーナーから離れて難を逃れる。
吉江は串刺し攻撃を狙うが、かわした青木はスクールボーイで丸め込んでからジャックナイフ式エビ固めで3カウントを奪い逆転勝利を収める。青柳vsカシンはグラウンドの攻防で互角に渡り合った青柳に対しカシンは手を差し伸べ、調子に乗った青柳は手を差し伸べてしまうと、カシンがキックで強襲しキャメルクラッチ、エルボースマッシュで攻め込む。
青柳はドロップキックで反撃しカシンを場外へ追いやるが、カシンは自分の代わりに観客を押し入れようとするなど余裕ぶりを見せ、青柳は反転式ダイビングボディーアタックを狙うが、カシンはボンバー斉藤レフェリーと交錯させて無法地帯を作り上げる。
勝負を焦った青柳はフィッシャーマンズスープレックスやダイビングボディープレスを決めるが、レフェリー不在でカウントは入らず、やっとレフェリーが蘇生したところで青柳がバックを奪うも、カシンは青柳の股を抜けて背後に回り込み、飛びつき腕十字でギブアップを奪う。リーvs崔は序盤から激しいキック合戦を展開し、崔はミドルキックからサッカーボールキックで制したかに見えたが、フロントスープレックスで反撃したリーはミドルキック、サイドスープレックスと決め、バックドロップを狙うも、ミドルキックで阻止した崔はブレーンバスターで投げる。
リーはジャンピングレッグラリアットを狙うが、崔がリーをコーナーに乗せてからコーナーでの攻防となるも、崔はジャンピングハイキックからトップロープからの雪崩式ブレーンバスターを決め、最後は那智の滝で3カウントを奪い崔の勝利となる。ゼウスvsボディガーのビッグガンズ対決は序盤からパワー、肉弾戦と両者が真っ向からぶつかり合い、ボディガーがゼウスの突進を避けてラリアットで場外へ落とすと、ゼウスの首をエプロンへ固定してからのギロチンドロップから首攻めを展開して先手を奪う。
ボディガーはバックドロップからギロチンドロップ、ラリアットで勝負に出るが、ゼウスはフライングラリアットで反撃すると、互いにクラッチを離さないままのブレーンバスター合戦からゼウスが雪崩式ブレーンバスターを決め、ボディガーがラリアット、ゼウスがバイセップスエクスプロージョンと何度も相打ちとなるが、ボディガーがハイキックからラリアットを狙うと、ブロックしたゼウスはチョークスラムで叩きつけてからバイセップスエクスプロージョン、ジャックハマーを決め3カウントを奪ってビッグガンズ対決を制する。2回戦は17日の横浜ラジアントホール大会、組み合わせは諏訪魔vs滝澤、青木vsカシン、秋山vs長井、ゼウスvs崔となった。
第4回王道トーナメントが品川プリンスホテルステラボールで開幕! #ajpw #プロレス pic.twitter.com/c57V69ZYAb
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2016年9月4日王道トーナメント1回戦宮原戦、なんとか勝つことが出来た。
レボリューションボムは俺には難しい技だけど、気持ちだけでもジョーに届けの一心だった。#ajpw
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2016年9月4日王道トーナメント1回戦負け…
優勝を期待し応援してくださった皆さんには申し訳ない気持ちです…
凹むのは今日だけにしよう。
ポジティブで進化系のレスラーですから。
今日もたくさんのご声援をありがとう!
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2016年9月4日王道トーナメント開幕戦 品川大会にご来場頂きましたファンの皆さん、ありがとうございました!1回戦突破。2回戦は横浜ラジアント大会です。#ajpw #プロレス #王道T
— 秋山準 (@jun0917start) 2016年9月4日 -
船木から激励を受けた鈴川がIGFを一人で背負って立つ決意を固めた
9月3日 IGF「INOKI ALI 40周年記念東京大会」2957人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○田中稔(5分06秒 タナカレッグバー)X奥田啓介◇第2試合◇
▼クラッシャー川口引退七番勝負第5戦/20分1本
○クラッシャー川口(3分52秒 ケサ固め)Xビート・レーア◇第3試合◇
▼20分1本
○タイラス(5分12秒 体固め)Xマグナス
※ジャンピングボディプレス◇第4試合◇
▼30分1本
○ボブ・サップ(6分20秒 片エビ固め)Xヌックス
※エルボードロップ◇第5試合◇
▼30分1本
○KENSO(12分14秒 片エビ固め)Xラジャ・シン
※ダイビングエルボードロップ◇第6試合◇
▼澤田敦士復帰戦/30分1本
○澤田敦士(7分08秒 裏十字固め)Xモンターニャ・シウバ【澤田の話】「完全に昔の貯金でやってるようなもんでしょ。積み重ねてきたもんがないから。貯金だけ。いやぁ、悔しいね。こんなの負けより悔しいことだよ。今日、応援しに来てくれた方々にもホント申し訳ない。(医務室に入ったが?)大丈夫、大丈夫。考えなきゃいかんね、これからのオレのプロレス人生を、GENOME人生を。9カ月も空けて、こんなの勝ちでも何でもない。ただ今までの貯金だけでやった。この後は通用しない。どうしようかって。(進退も考える?)来てるね。言い訳じゃないけどさ、いろいろと政務活動を我孫子の方々に信任を受けてやらせてもらってるけど、ちょっとこれは…。これからの自分を考えなきゃいけないな」
◇第7試合◇
▼IGFスペシャルタッグマッチ/45分1本
○鈴川真一 船木誠勝(11分20秒 体固め)X青木真也 アレクサンダー大塚
※バックドロップ【鈴川、船木の話】
鈴川「(青木から3カウントを取ってメインを締めたが)残ってるのオレだけだし、ここ2016年オレがしっかりIGF守って、もっとすごい団体にしていかないとと思ってます。(今日はいつも以上に?)取らないと、IGFの強い選手が取らないと締まらないので。(青木もアレクもかなり厳しい攻めをしてきたが)まあ、やることやってるんで、大丈夫でしたけど。決して弱い相手じゃないですよね。またやることもあるだろうし、もっとすごい試合しないと、お客さん納得しないだろうし。(やりがいのある相手)ああ、そうだね」船木「(鈴川と組んでみて)鈴川選手の最初からデビュー戦のころから、気になって見てはいましたので。ちょっと最初のデビューの仕方が普通のレスラーとは違う方法で。でもそこで踏まれてるから、いまどんなに強いヤツとやっても耐え抜く力があると思うんですよね。あとはもう自分の技、気迫は満々なので、その気迫と技を合体させて、一致して思う通りに体が動くようになれば、どんどん力つけていくと思いますよ。経験が一番重要だと思います。ひとりいればいいんですよ、ひとり。ひとりいれば団体は続けていけますから。前回から体制が変わるって、そういう話を聞いて。ただ、ひとりいれば団体って生きるんですよ。彼を真ん中にして、徐々に周りから集まってきて、また新しい形ができるはずなんで。やっていれば。1年か2年かわかんないですけどね、必ず、やっていれば、続けて行けば必ずそういう形になっていくはずです。今までの歴史がそう出てますからね。それをまたそのまま、力の続く限り、まだまだやる気満々なので。やればいいと思いますね。必ず大きくまたなっていくはずですよね。(鈴川が握手を求め、船木が応じる)まだこんな力(握力)残ってますからね。やり足りない。10発ぐらいバックドロップやればよかったんだよ。まだまだ」
鈴川「相手がよろけちゃって、くたっちゃったんで」
船木「まだできるんですよ。まだまだ。この体力があれば、体力と気力があれば、なんでもできる。猪木さんも言うじゃないですか。この若さが武器です」
鈴川「(闘魂を背負っている以上は自分が?)デビューしてからその気持ちは変わんないですよ。今もこれからもずっとやっていくつもりなんでね」
船木「話聞いたら15から相撲でやってるって聞いて、自分と境遇似てるなと思って。こういう人がやっぱり続けていかないと、プロレス界はなくなっていくと思います。ひとりいればいいです。ひとりいれば必ず形になりますから。そういうことです。彼が今日リングで勝ち残って立ってた、最後ひとり立ってたってことが今日のすべてですね。これからのIGFのすべてです。オレも応援していきますので」
【青木の話】「(鈴川選手から3カウントを取られる形となったが?)いいんじゃないですか。アイツがやっぱりここでやっていくっていう覚悟があるんですから。いいんじゃないの。(今日の試合からそれが見えた?)うん。よかったと思います。(前回は不本意な内容となったが、今回はどうだった?)よかったと思いますよ。(黒星という結果は?)結果は結果だから。明日からやるだけで。そこよりも、何か凄くいい時間を過ごせたから、よかったと思っています。楽しい時間でした。(今後についてはオファーがあれば?)そうですね。(帽子を置いていった意味は?)みんな仲良くしようぜって」
IGF・TDC大会が開催されメインは鈴川が船木と組んで青木&アレク組みと対戦、船木は8月8日に神戸でパーティーに出席した際に、アクシデントで堤防の3メートル下に転落し脇腹を負傷、11日に出場する予定だった超花火・博多大会を欠場した。負傷も癒えた船木は今回のIGFから復帰となったが、その船木を青木が「中途半端な格闘技選手」と一刀両断していたが、青木も5月の大阪大会でIGFから離脱を示唆したが、アプローチをかけていた新日本プロレスからは黙殺されてしまい、今回はIGFに出場となった。
試合は船木と青木で先発し互いに打撃を繰り出して出方を伺うと、船木のキックをキャッチした青木は足関節で捕らえにかかるが、船木も奪い返し、青木が奪い返したところで船木はロープへと逃れる。
鈴川に交代となると張り手を繰り出してくるが、かいくぐった青木はタックルで倒してから蹴り、鈴川は船木に交代するが、青木は牽制するかのようにアレクに交代、船木も再び鈴川に交代で引き下がる。中盤からは青木組が鈴川を捕らえて主導権を握るが、鈴川はチョップの連打で反撃し、場外に逃れたアレクを追撃してリングへ戻しチョークスラムを決める。
交代を受けた船木はキックの連打からランニングローキック、ソバット、チキンウイングフェースロックで攻め込むが、ロープに逃れたアレクは頭突きから渦潮スイングで大回転し、交代を受けた青木はパスガードから攻め込もうとするが、凌いだ船木はスタンディングでの攻防を要求し、青木は素早いタックルから仕掛けるが船木が腕を奪って腕十字で切り返す。
青木は交代を受けた鈴川を三角絞めで捕らえたが、逃れた鈴川がバックドロップ4連発を決めて3カウントを奪い勝利を収めた。8ヶ月ぶりの実戦となった澤田はモンターニャと対戦し、モンターニャのキックはキャッチしたものの強烈な張り手を喰らってしまい、その後でハイキックを喰らうなど2度にわたってダウンしてしまう。
場外戦でも圧倒したモンターニャだったが澤田は頭突きで反撃し、グーパンチから逆水平の連打からグラウンドへ持ち込むも、モンターニャはパワーで振りほどき澤田の頭部を蹴りつけて逆襲する。
モンターニャは背中へのアームパンチの連打で澤田から再びダウンを奪うが、澤田は足を取って倒し、マウントエルボーを連打するも袖車狙いは逃れられてしまう。
モンターニャはブレーンバスターからボディープレスも、モンターニャがレフェリーに確認した隙を突いた澤田が一本背負いから裏十字固めでギブアップを奪い逆転勝利を収める。
しかしダメージの大きい澤田は立ち上がれず担架で運ばれると、バックステージインタビューでは今後の進退に対してコメントを残した。今年に入ってから選手が次々と去っていくIGF、所属は鈴川だけとなり、今大会では澤田が進退を考えるようになってしまった。そんな鈴川を船木が「ひとりいれば団体は続けられますから、ひとりいれば団体は生きているんですよ」と激励した、それは団体を背負っていくことでもある。現在のIGFは引退して試合をしない猪木が一番人気なのかもしれないが、これからは残った鈴川が団体を守りつつ、育てていかなければならない、鈴川にそれが出来るのか?今後を見てみたい。
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拳剛も離脱…デビュー20周年のTARUは一人でブードゥー・マーダーズを背負っていく
9月2日 「TARU20周年興行~悪そうなヤツは、だいたい友達~」新宿FACE 266人 満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼悪そうなヤツらの華麗なルチャ/20分1本
○ツトムオースギ ヘラクレス千賀(5分37秒 ウラカンラナ)佐藤悠己 XCHANGO◇第2試合◇
▼喧嘩上等!!悪そうなヤツらの因縁対決!/20分1本
○フジタ“Jr"ハヤト(11分47秒 片エビ固め)X拳剛
※ヘルム(試合終了後)
ハヤト「第2試合で空気も読まず、勝っちまって、しかもマイクを持つなんて、本当にありえないんですけど、ちょっとだけ時間をもらいます。まずTARU選手、20周年おめでとうございます。そしてこんな素晴らしい大会で、こんな俺を使っていただきありがとうございます。きょう試合が組まれて、試合が終わったら、勝っても負けても言おうと思っていたことがあります。拳剛、みちのくプロレスに来て、俺たちBADBOYと一緒に、組みますか? 組みませんか? いや、組みましょう。たまたま、見てくれもこんななんですけど、同じような匂いがプンプンしますし、この次の次、BADBOYほかの3メンバーも出るんで、俺と組んでセコンドにつこうか。どうですか?」(TARUが花道に来る。)
TARU「拳剛、情けないのうオマエ。負けたんか? オマエみたいなもんはブードゥ・マーダーズに必要ないんじゃボケ! オマエはさっさとどっかいってまえ、ボケアホ!」【試合後のハヤト、拳剛】
ハヤト「この対戦カードが組まれて、その前からもZERO1の会場でちょくちょく会ったり、舎人興行で対戦相手としていたりしてて、拳剛がケガして帰ってくるまで待っていようと思ってたら俺もケガして、タイミング的に俺がちょっと早く復帰して、いつか帰ってきたら熱い試合ができればいいなと思ってて組まれた試合で。試合するまではもちろん負けちゃいけないし、負ける気もないし。かといって胸を貸すつもりもないし。みちのくにBADBOYというユニットがあって、似たような雰囲気で、似たような面構えで負けん気も強いし。BADBOY4人でやってきて、別に4人でもいいかなと思ってたけど、新しい顔が入ればみちのくも盛り上がるし、メンバーに入れたいのは誰だろうと思ったら拳剛だった。俺たちよりももっともっと上の先輩たちと一緒に動いてきて、やりにくかった部分もあるだろうし、俺らが誘ったことによってそこから抜けなきゃいけない。今日一番大変だったのは拳剛だと思うし。でもあれぐらい上の先輩たちと一緒にいたら、そこを立てるためだけのレスラーになってしまうから。俺たちは、俺らみたいな中堅ぐらい…自分の中では若手だと思ってるけど、中堅になりつつあるレスラーぐらいのところが目標じゃ、俺たちの上には到底勝てないよ。俺らがガキの頃から見てた人たちを倒して、『オッサンお疲れでした』って言ってあげた方がいいと思うし。そういうためにBADBOY、いやみちのくプロレスってレベル超高いから。みんないろんなところでもまれて、いろんな人たちとやってもまれて負けて悔しい思いして。そこで得たうれしかったこともあるだろうし。そういったレスラーと試合した方がためになると思って誘った。プライベートは仲いいし。でも仕事になったらそこは関係なくできちゃうところもBADBOY寄りだと思うので。俺が誘えば来てくれると思ったし、今日に関してはBADBOY4人揃ってるんで。アニキたちのセコンドについて、すぐそこで勉強ができるいい機会なんでよかったですよ」拳剛「紅白プロレスでBADBOYとブードゥーの抗争というのがあって、それ以前にも舎人一家興行で村上和成&フジタ“Jr"ハヤトvs長井&拳剛という試合があって、そこで初めて試合してんけど、この人は半端ないなという印象で、今日までフジタ“Jr"ハヤト、一切衰えることなく、やっぱり強いし、BADBOYというユニット素晴らしく魅力に感じます。ブードゥーもずっとそうやったけど、BADBOYは仲良しこよしだけのユニットじゃないから、みんなそれぞれがライバル。俺がここに入るからって一切、俺は下手に回るつもりないし、ほかの4人よりも俺が一番強いって自信もって言えるように、これからも頑張っていくつもりやし。BADBOYだけじゃなくみちのくプロレスも俺が引っ張っていくつもりで東北参戦、今日決意しました。オジキああやって言ってたけど、ホンマに今日までこんな出来損ないの俺をよく面倒見てくれたなと思います。オジキがいたから今の俺がいるし、ブードゥーでやってきたことに自信もってるから。もちろんみちのくには凄ぇ先輩いっぱいいるの知ってるよ。でも俺だってDIAMOND RING、ZERO1、天龍プロジェクト、メビウス、ダブ、いろんな団体に上がってきて経験に自信持ってるし、それを東北でみせるだけです」
ハヤト「まぁ、勝手に俺が言っちゃったんで、みちのくには何も言ってないんで。でもいいんじゃないですか、みちのくも俺とか卍とか、南野タケシ、Ken45°に任せてると思うんで。みちのくも試合いっぱいあるし、そこでいろいろ勉強してもらえればいいなと思いますし。みちのくの今のチャンピオンはやばいからね。それはたぶん一番知ってると思うし、みちのくのトップになって帰ってくると言った以上、卍丸とは同じチームだけど、やらなきゃいけない時もくるし。これからみちのくプロレスが面白くなりますよ。こういう場を借りてみちのくの宣伝をしちゃう俺とか、やばいですよね。空気を読まない。みちのく最強のチームなんで、ようこそ(と拳剛と握手)」
拳剛「TARUさんとはこれでお別れということになりましたけど、TARUさんへの恩は忘れてないんで、何かあったら俺はいつでも力を貸しに帰ってくる。ありがとうございました」
◇第3試合◇
▼悪そうなヤツらはランバージャックSM&カマ地獄スペシャル4WAYマッチだ!/無制限1本
○関本大介(11分25秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド)×忍
※あと2人は大鷲透、円華◇第4試合◇
▼悪そうなヤツら集結!バッドボーイvs魔界水軍 仁義なき戦い/30分1本
九鬼義隆<葛西純> 村上武吉<真霜拳號> ○俵藤太<バッファロー>(12分24秒 エビ固め)XKen45°卍丸 南野タケシ
※スピアー◇第5試合◇
▼THE 女子プロ…金曜日の悪そうな女たち!/30分1本
○ジャガー横田 藪下めぐみ(分秒 ラ・マヒストラル)ダンプ松本 ×ライディーン鋼◇第6試合◇
▼クソ感謝。〜20年の軌跡〜/60分1本
○ウルティモ・ドラゴン KAMIKAZE TAKAみちのく(17分51秒 ラ・マヒストラル分秒)×TARU 諏訪魔 菅原拓也(試合終了後)
TARU「どいつもこいつもクソヤローが! 京平、足痛い言うたやろ! ロープ触ってるやろ! クソ、オマエ呼ぶんじゃなかったわ(場内笑)。20年の恨み、きょう晴らすことないやろ! 俺もオマエも、十分あの事件で反省しとるのや。まあ、最後にマイクを持って何かしゃべって、きょう来てくれたクソヤローどもに何かしゃべらなアカンから言うけど、オマエらその前にきょうはこの俺と、組んでくれた諏訪魔に拍手! 諏訪魔、よう来てくれた。ありがとう。それと菅原、いつも俺を見守ってくれて、ありがとう! きょうはホントに俺の20年ということで、20の成人式いうことで、KAMIKAZEのアニキ。いつもはこっち側にいるけど、敵になってくれて思いっきりやってくれてありがとう! やっぱりアニキは年下やけどアニキやね。これからもずっとアニキでおってくれ。久しぶりやったな、涙出そうになったわ。ROD、TAKAみちのく。久しぶり、ブーブーモーモーズ聞いたわ。言っとくで、ブードゥ・マーダーズやからな。それよりきょうは俺の大師匠…そう、こうやって20周年、オマエらの目の前にこうやって足痛めたけど、立てたのは、この人のおかげや。ウルティモ・ドラゴン校長、ありがとう!(ウルティモはソンブレロをTARUの頭に)一番似合わへんやつや(苦笑)。どうでもええから、きょうは被っとくわ。
いろんなことあって20年、きょう一日でオマエらに伝えることはすげえ難しいし、限られた時間でやらなアカンのもホント悲しいけど、そのへんプロレスファンの、TARUファンのオマエらやったらわかってるやろ。20年は一生に一回しかないからな。きょう来た客は、来なかった客に、思いっきり自慢したれや。普段はのう、ヒールでブーブー、ブーブーモーモーズじゃないけど、言うとるけどよ。きょうだけはオマエら全員にクソ感謝や。ホントおおきに。そういうことできょう集まってくれた選手、一回全員集まってくれや。こんなことはめったにないからよ。(選手たちがリングへ)悪い者ばかり集まって語ることもないから、写真に収めてきょうの記念に持って帰ってくれ。拳剛もみちのく行って頑張れよ
」【試合後のTARU&諏訪魔&菅原】
TARU「せっかくの20周年、俺が勝ってみんなに『これでこそブードゥー・マーダーズ』ってみせたかったけど、拳剛にあんだけ言って俺がこのザマで申し訳ないけど、これもプロレスっちゅうことで、今日は役者が多いわ。俺の出る幕やなかった。でもあんだけ足痛い、体硬いからやめろって言ってんのに、(和田京平レフェリーは)ロープ握ってもブレークせんかった。あれワザとや。20年の恨みやな。(諏訪魔と菅原に向かって)今日はホントありがとう。来てくれてうれしかったわ。この3人揃ったらホンマならプロレス界で最強やけどな。校長にも負けんつもりやったけど、校長は華あるな。俺も衣装にスパンコールつけるか。今日は感無量や。おおきに。みんながいたから俺の20周年ができたっちゅうことは間違いない。そういうこっちゃ。二人に俺の悪口を聞いてくれ諏訪魔「ヒールの20周年、どうなのかなって思ったけど、めちゃくちゃのヒールっぷりの試合になるのかなって楽しみにしてた。そこはヒールを越えた男の背中をみせてもらって勉強になりました。まだまだ20周年目指して頑張りたいと思います
菅原「20周年っていったらイチ通過点で、これから憎き大仁田もいるし、これを通過点にこれからまだまだTARUさんと一緒に生きたいと思います。おめでとうございます」
――20周年を迎えられた秘訣は?
TARU「金村キンタローが俺に『プロレスラーは絶対引退したらあきませんよって言っておいて、引退するからな。でも藤原組長、藤波さん、みんなまだ頑張ってるからね。俺みたいな中堅クラスがブーブー言うとったら申し訳ないから、今の若い奴らにもっと怖いジジイをみせてやらんと。女子の試合も凄かったでしょ。本当の女子プロレス。今日の興行、俺は見てて楽しかった。こういう面白いのがあるからまたプロレスやろうと思うし。楽しい時の感覚が忘れられへんし、生きがいがあるからやってると思うし」
――これからも生き方は変わらない?
TARU「もちろんや。ヒール一本で。たまにバッファローと外れたみたいなことやってるけど、それも全部ヒールの肥やし。いかに悪いことするにはどんだけいい人ぶるかも勉強やし。生きてること全てが勉強。生涯ヒールや。腕に彫ったろか『生涯ヒール』って」
――25周年、30周年を目指す?
TARU「月並みな言葉でみんな目指すって言って、やれたらありがたいことやけど、俺は地震4回も経験してるからね。いつ何時、死ぬかわからんからね人間は。今こうやってインタビュー受けとっても、この帰りに交通事故にあって死ぬかもしれん。だから明日のことはわからへんから、今全てを全力で生きようと。この年になって、20年を迎えて毎日毎日、目覚めたら頑張ろうと思いますよ。体が痛くても。拳剛もみちのくに行ってどこまでやれるかわからへんし、自分が試したいことを自分で確認してやっていかんとあかんし、俺もそうやって自分で確認してやってきた20年やったから。かわいい子には旅をさせよというか、そういう感じであいつにも飛び出してほしい。ブラザーもそうやったし。ブードゥーってユニットやけど、仲良しこよしやないからね。自分が思ったところに行ったらええし、何か困ったことあったら言えばええし。BADBOY、まれに見るええチームやと思う。だから勉強してきてほしい」
※拳剛がやってきて
拳剛「オジキ、今日までありがとうございました!」TARU「いつまでもブードゥーにおってもしょうがないしな、俺は弱い奴、好きやないねん。東北でも行って勝手に死んだらええと思うわ。それがお前が選んだ道やからな。どこでも行ってこい。金輪際、ブードゥーには戻ってくるなよ」
拳剛「頑張ってきます! お世話になりました!(と去るTARUの背中に向かって一礼)」
TARUのデビュー20周年記念興行が開催され、メインは主役のTARUが元VMの諏訪魔、ZERO1や超花火で共闘している菅原と組み、闘龍門からの縁であるウルティモ、菅原同様ZERO1や超花火で共闘しているKAMIKAZE、全日本プロレス時代ではRODとして敵対していたTAKA組と6人タッグで対戦、TARUの指名で和田京平がレフェリーとして裁いた。
試合はTAKAのマイクアピールでTARUが奇襲をかけて試合開始となり、諏訪魔とKAMIKAZEが場外でイスチャンバラを展開、リングに戻るとKAMIKAZEは諏訪魔に急所蹴りで悶絶させる。主役のTARUはウルティモをラフで捕らえ、諏訪魔や菅原と共に集中攻撃を加える。
しかしウルティモもコルタバで反撃するとKAMIKAZEはTAKAと共にTARUを捕らえ、ウルティモはジャベで捕獲するなど集中攻撃を加える。
必死でロープに逃れたTARUは諏訪魔に交代、諏訪魔はエンジン全開で試合を盛り返し、TAKAにブレーンバスターで投げたところで菅原に代わるも、TAKAが串刺しニーで応戦する。
終盤にTARUが登場するがウルティモがドロップキック、打撃のコンポ、ソバットで動きを止めると、TAKAはスーパーKやセカンドロープからのムーンサルトで援護、TARUは踵落としやトラースキックで応戦するが、TARUドリラー狙いをウルティモが逆さ押さえ込みで切り返すと、TARUがクリアしたところでラ・マヒストラルで3カウントを奪い、TARUはデビュー20周年を勝利で飾ることが出来なかった。試合後は京平レフェリーに悪態をつきつつも5選手に感謝の言葉を述べた。
TARUを生で初めて見たのは闘龍門JAPANから、TARUはCIMA、SUWA、スモー・フジ(ドン・フジイ)らと行動を共にCRAZY MAXの一員として活躍し、時にはCIMAらのマネージャー兼まとめ役、選手としては“ハリウッド”ストーカー市川相手にコミカルプロレスを展開していた。
そんなTARUが闘龍門JAPANからDRAGON GATEに団体が変わると退団、退団理由はウルティモ・ドラゴンが団体運営から撤退、またCIMAとの確執と言われているが明らかにされず本人も口にするつもりはない。そして2005年に戦場を武藤敬司体制の全日本プロレスへと移してヒールユニット“ブードゥー・マーダーズ”を結成、最初はジョニー・スタンボリーと二人だけで始めたユニットだったが、次第にチャック・バルンボなど外国人選手を引き込んでいったが、同じくDRAGON GATEを去っていった近藤修司と"brother"YASSHIが合流、2006年1月に小島聡の保持していた三冠統一ヘビー級王座にも挑戦して敗れたものの、試合後には諏訪間幸平が突然小島に襲い掛かりVMへと合流、リングネームも諏訪魔に改めた、この時期のVMはベストメンバーであり全盛期だったと思っている。
その後小島やジョー・ドーリングも加わるなどしてメンバーが入れ替わり、諏訪魔も近藤もVMから離れYASSHIも一時的にマット界から去っていったが、TARUは必死でVMを継続させた、しかし2011年に平井伸和への暴行事件が明らかになると全日本はVMを強制解散させ、TARUはプロレス界から去るもTARUは事件が起きようが起きまいが、全日本でのVMは行き詰まっており、解散か全日本からの離脱の選択肢しかなかったという。
2012年にリング復帰を果たしたYASSHIの呼びかけでVMがフリーのユニットとして復活、TARUもリング復帰を果たしたがYASSHIがVMを離脱してしまうと、拳剛と二人だけのユニットとなり、現在は個々の活動が中心となってしまったが、拳剛もハヤトの誘いを受けてBAD BOYS入りを決意しみちのくプロレスへ参戦することになった。
TARUは愛弟子・拳剛にエールを送って大会を締めくくったが、リング復帰やVM復活のきっかけを作ったYASSHIも去り、拳剛もTARUの元を去って、VMはTARU一人だけとなった。
TARUにとってVMとは何かというと、自分の育てたユニットであり、自分の居場所、武藤敬司体制の全日本プロレスが生みの親なら、TARUが育ての親でもある。
VMはTARUが一人で背負うことになったが、TARUがいる限りVMには終わりはない。
TARU選手デビュー20周年、おめでとうございます
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LION’S GATEで柴田と潮崎の遺恨が10年ぶりに“再燃”
9月1日 新日本プロレス「LION’S GATE PROJECT3」新宿FACE 467人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇エキシビションマッチ◇
▼5分
岡 倫之(5分時間切れ引き分け)北村克哉◇第1試合◇
▼20分1本
○クワイエット・ストーム(6分2秒 片エビ固め)×ヘナーレ
※50センチウデラリアット◇第2試合◇
▼20分1本
○大原はじめ(8分8秒 ムイビエン)×川人拓来◇第3試合◇
▼20分1本
○拳王(6分38秒 片エビ固め)×金光 輝明
※蹴暴◇第4試合◇
▼20分1本
○本間朋晃(7分13秒 片エビ固め)×友寄志郎
※こけし◇第5試合◇
▼30分1本
○デビット・フィンレー(6分30秒 エビ固め)×GO浅川
※Prima Nocta◇第6試合◇
▼30分1本
○ジュース・ロビンソン(7分42秒 片エビ固め)×吉田綾斗
※パルプ・フリクション◇第7試合◇
▼30分1本
○田口隆祐(8分41秒 エビ固め)×熊野準
※とどん◇第8試合◇
▼30分1本
柴田勝頼 天山広吉 小島聡 ○永田裕志 中西学(17分46秒 バックドロップホールド)潮崎豪 マイバッハ谷口 中嶋勝彦 マサ北宮 ×清宮海斗(試合終了後、両軍が長時間に渡って大乱闘を展開。柴田が潮崎の首をスリーパーホールドで絞め上げる。)
永田「お前ら、そんなにやりてぇんだったら徹底的にやってみろよ、オイ!! オイ、ノア! 試合でもっと力出して来い! 試合終わってからそんな力出してもな、クソの役にも立たねぇんだ、コノヤロー!」(これに潮崎が激怒して一触即発になるが、永田が「わかったよ! もう引け!!」「下がれ、コラ」と上から目線で退去を命令。ようやくノア軍が退場した。)
永田「お前らの熱いのはわかってるよ! だから、今日この会場に超満員のお客さんが来たのもわかってる(※大歓声)。この闘いの火蓋をどんどん広げて行け! それがお前らと彼らの役目だよ。ちょっと俺に突っかかってくんないから寂しかったけどな(※場内笑&『永田』コール)。え~、皆様、本日は多数ご来場、まことにありがとうございました(※大拍手)。ホントにいまのメインの試合ね、凄く熱い試合でね。やっぱこれを楽しみに皆さんが来てくれたんだと。その期待に応えるような熱い試合だったと思います。どうも今日もありがとうございました!(※大拍手)」
柴田「潮崎! 潮崎、この続きは・・・あんのかな!? すべてはお前次第だよ。俺は、このリングに、いる。以上!!」
【柴田、天山、永田、中西の話】
柴田「(※他のメンバーより一足先に、コメントブースに登場)なにか?なんかねぇか!」――潮崎選手と、かなり激しくぶつかり合ってましたが?
柴田「それがどうした。日常だ、日常。潮崎、一つだけ言っといてやろう。俺は、逃げも隠れもしねぇからな。来るなら、来いよ。やるのか、やらねぇのか。やれんのか、潮崎?やるなら、やるぞ。もうないか?新日本は、俺のホーム。ダカラ、ソッチ、イカナイ。以上(※控室に戻る)」天山「(※柴田に続いて、一人で登場)別に、言うことはないよ。もうノーコメント。いや、一つだけ言っとくわ。ノアなんて、クソッタレやって!100年早いわ、新日本上がるの!(※控室に戻る)」
永田「(※中西と登場し、ガッチリ握手)いやぁ、若い選手熱いっすね。いいじゃないですか、両国もそうだったけど。あそこで柴田が火をつけて、遅ればせながら、ノアの連中に火がついて、今日も熱かったし、よかったっすよ。でも、力が有り余って、ちょっと残念だったな、今日は。本当の怒りの出し方ってものを、俺にかかってくる勇気があれば、いつでも教えてやりますよ(※先に控室に戻る)」
中西「気持ちがある意味、闘いのエンドレスだから、楽しみになってきたよ」
【潮崎、谷口、中嶋、北宮、清宮の話】
中嶋「あとは、コメントで残しましょうよ」潮崎「自分らのことは棚に上げて、あんな正当化させてよ。それが通じるのは、テメェらのホームだからだよ。同じことやってんだよ。コッチはケンカ売りに来てんだよ。ふざけるな。何が『俺に構ってほしい』だ。さみしがりやかよ」
中嶋「今日の試合で、色んな思いはあると思うけど、でもね、前回の試合、どっちが勝ったんだよ?今日よりもお客さんが多い中で、あの両国という大きな舞台で、勝ったのはどっちだよ?それを含めても、いっても、同点かな。俺たち、“オッサン世代”に比べたら、俺たちはゆとりなのかもしれない。だけど、“ゆとり”ナメんなよ」
北宮「アイツらが、両国で味わった気持ち、今日よく分かったよ。でも、両国で言った通りだ。アイツらも実力行使で来たから、俺たちも実力行使でいく。言ってるだろ?プロレスの原点は、力と力だ。アイツら、死に場所でも求めてんじゃねぇのか?この歳になって、イキがってよ。だったら、俺たちが、介錯人してやるよ。以上だ!」
谷口「まだまだ、これからですよ。海斗!」
※潮崎と中嶋にかつがれて、清宮がコメントブースに戻ってくる
潮崎「言ってやれ!」清宮「このままじゃ、絶対終わらないからな!」
潮崎「今、柴田が何か言ってたな?まだまだだよ。まだまだ、俺たち、やり尽くすぞ!俺たちは……言ってやれ」
中嶋「俺たちは、俺たちは、止まらねぇ!」
北宮「以上だ!」
メインは柴田が第三世代と共に潮崎率いるNOAH軍とが10人タッグで対戦、8月14日の両国で柴田と潮崎の遺恨が勃発したが、この二人はNOAHマットで二度対戦してる。1度目は10年前の2005年12月4日のNOAH横浜文体大会、当時の柴田は新日本を退団してビッグマウスラウドの所属となり、同年8月4日両国で行われた「WRESTLE-1 GRAND PRIX 2005」で秋山準と対戦してから柴田はNOAHとの接点が生まれ、ソウルメイトであるKENTAと柴KENタッグを結成、12月の横浜文体大会では三沢が当時若手だった潮崎と組んで迎え撃ったが、柴田はKENTAとの合体技タッチ・ザ・スカイ(柴田が相手を肩車してKENTAがスワンダイブラリアットを放つダブルインパクト)で三沢をでKOした後、孤立した潮崎をPKを決めるも潮崎は意地でクリアする、しかしその後で顔面蹴りを喰らい敗れてしまった。
潮崎は翌年9月9日の武道館大会でも田上明とのタッグで柴KENタッグに挑んだがKENTAのブサイクへの顔面蹴りの前に敗れてしまったが、柴田はこの時点でビックマウスラウドを離れており、次第にプロレスからMMAへと戦う場を求めたことで、潮崎どころかNOAHとの接点がなくなってしまった。
自分も最近まで思い出せなかったが、10年が経過して柴田は新日本へ戻り、潮崎もNOAHを一旦離れたが再びNOAHへ戻った、そして二人は交わるのだから、プロレスとは面白いとしかいいようがない。
試合前からいきり立っていた柴田と潮崎がゴング前からやりあってから、両軍共乱闘で試合開始となり、場外戦で両軍共会場所狭しと乱闘を繰り広げる。
先手を奪ったのは新日本軍、中西が10人の中で一番若い清宮を野人ハンマーで動きを止めた後で新日本軍が集中攻撃を浴びせるが、柴田は清宮を痛めつけつつもコーナーに控える潮崎に襲い掛かるなど牽制、そして大ダメージを負っている清宮を潮崎の前に投げ捨てて挑発すると、潮崎が登場し柴田のエルボーの連打やフロントハイキックに対し、ジャンピングショルダーや串刺し逆水平で応戦、柴田はコーナーに押し込んでからエルボーの連打を浴びせるも、潮崎は逆水平で返し、フィッシャーマンズバスターを決めれば柴田もジャーマンで返し、串刺し低空ドロップキック、フロントネックチャンスリー、顔面へのステップキックで攻め込んでからジャーマンを放つと、潮崎もジャーマンで返し豪腕ラリアットを狙うが柴田は武者返しで切り返すなど火花を散らす。
終盤ではNOAH軍が永田を捕らえてトレイン攻撃も、潮崎と柴田は試合を無視して場外で乱闘を展開するが、フィニッシュを託された清宮が永田の逆襲に遭い、最後はタイナーからのバックドロップホールドの前に玉砕となった。
だが試合後も両軍とも収まりがつかずに乱闘を続け、柴田は潮崎をスリーパーで捕らえて絞めあげる。そして永田がNOAH軍に対して挑発した後で柴田は潮崎を挑発して大会を締めくくった。第三世代との抗争を終えた柴田だが次なるテーマはNOAHに定めたのか?NOAHには10年前に参戦しているが、柴田も周囲の都合に振り回されて結局中途半端で終わってしまった。また潮崎自身も10年前とは違うというのもあると思う。
柴田は17日の大田区でNEVER王座をかけてボビー・フィッシュと対戦する、20日のラスベガスではフィッシュが自身の保持しているROH TV王座をかけて対戦しフィッシュが王座を防衛していることから大田区は再戦という見方もあるが、フィッシュはNOAHへの参戦経験が多いことから、仮想NOAHとしては格好の相手かもしれない。
また潮崎も杉浦貴に敗れてGHCヘビー級王座を失ったことで、杉浦との抗争は一旦小休止状態になったことから、柴田との抗争は10年前のリベンジを狙うどころか、再浮上のきっかけにするのか?
柴田vs潮崎は新日本vsNOAHの図式だけでなく10年前というものもテーマに隠されている、果たして潮崎は柴田に10年前の借りをまとめて返すことが出来るか・・・・また第1試合前のエキシビジョンマッチではデビューを控える岡と北村が登場した、試合はレスリングの攻防ではなくプロレスの実戦さながらの試合となり、若手同士の試合を見ているような感じだった。
終盤では北村が攻め込んでスープレックスで岡を追い詰めるも、岡はフロントスープレックスからの逆エビ固めで反撃し北村がロープに逃れたところでタイムアップとなった。
実戦さながらの試合をやったということはデビューは近いということなのか、本格的デビューとなったらどういう試合を見せてくれるのか楽しみである。 -
8月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行候補決定
8月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行候補決定
おまたせしました!8月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行&シリーズ賞候補が決定しました!
月間MVP候補
ケニー・オメガ(BULLET CLUB 後藤を降しG1 CLIMAX26を制覇)
KUSHIDA(新日本プロレス 金丸を降しSUPER J-CUP2016を制覇)
宮原健斗(全日本プロレス 崔を降し三冠ヘビー級王座を防衛)
高尾蒼馬(DDT 佐藤を降し世界ジュニアヘビー級王座を奪取)
ビリーケン・キッド(中島を降しGAORA王座を奪取)
杉浦貴(NOAH/鈴木軍 谷口を降しGHCヘビー級王座を防衛)
金丸義信(鈴木軍 拳王を降しGHCジュニアヘビー級王座を防衛)
佐藤耕平(ZERO1 小幡を降し世界ヘビー級王座を防衛)
石川修司(DAMNATION 竹下を降しKO-D無差別級王座を奪取)
男色ディーノ(DDT LiLiCoを降しDDT EXTREAM王座を奪取)
優宇(東京女子プロレス 中島を降し東京プリンセスカップを制覇)
稲葉大樹(WRESTE-1 KAIを降しWRESTE-1チャンピオンシップを奪取)
児玉裕輔(WRESTE-1 鼓太郎を降しWRESTE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップを奪取)
星野勘九郎(大日本プロレス アブ小を降しデスマッチヘビー級王座を防衛)
神谷英慶(大日本プロレス 河上を降しBJW世界ストロングヘビー級王座を防衛)
藤本つかさ(アイスリボン 松屋、テキーラ、松本を降しICE∞王座を連続防衛)
宝城カイリ(スターダム チェルシーを降しワンダー・オブ・スターダム王座を防衛)
中邑真輔(WWE NXT ジョーを降しNXT王座を奪取)
アスカ(WWE NXT ベイリーを降しNXT女子王座を防衛)タッグMVP
ジェイ・ブリスコ マーク・ブリスコ(ROH 裕二郎&ハングマンを降しIWGPタッグ王座を防衛)
マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(BULLET CLUB モーター・シティ・マシンガンズを降しIWGPジュニアタッグ王座を防衛)
岡林裕二 関本大介(大日本プロレス NEXTREAM、秋山&大地 諏訪魔&Sタイガーを降しシリーズ3度の防衛を果たす)
佐藤光留 青木篤志(Evolution/変態自衛隊) 大森&田村 パロマ&内田を降しアジアタッグ王座を連続防衛)
小峠篤司 原田大輔(NOAH 石森&ACHを降しGHCジュニアタッグ王座を防衛)
田中将斗 ジェームス・ライディーン(ZERO1 曙&岡本を降しNWAインターコンチネンタルタッグ王座を防衛)
HARASHIMA 宮本裕向(スマイルヤンキー 大家&KAIを降しKO-Dタッグ王座を奪取)
佐藤耕平 石川修司(ツインタワーズ 岡林&中之上を降しBJWタッグ王座を防衛)
稲葉大樹 アンディ・ウー 吉岡世起(WRESTE-1 KAI&村瀬&翔太を降しUWA世界6人タッグ王座を防衛)
アブドーラ・小林 高橋匡哉 植木嵩行(IRON PRIESTを降し横浜ショッピングストリート6人タッグ王座を防衛)
中森華子 木村響子(全力バタンキュー ベストフレンズを降しJWPタッグ、デイリースポーツ認定女子タッグ二冠を奪取)
藤本つかさ 中島亜里紗(ベストフレンズ 葛西&松本を降しインターナショナルリボンタッグを防衛)
佐藤光留 ロッキー川村(パンクラス 池田&甲斐を降し東京インターコンチネンタルタッグ王座を防衛)月間ベストバウト候補
内藤哲也vs本間朋晃(新日本プロレス 8月1日 香川・高松市総合体育館)
YOSHI-HASHIvs中嶋勝彦(新日本プロレス 8月1日 香川・高松市総合体育館)
オカダ・カズチカvs真壁刀義(新日本プロレス 8月3日 鹿児島アリーナ)
棚橋弘至vs石井智宏(新日本プロレス 8月3日 鹿児島アリーナ)
柴田勝頼vsケニー・オメガ(新日本プロレス 8月4日 福岡市民体育館)
内藤哲也vs中嶋勝彦(新日本プロレス 8月4日 福岡市民体育館)
石井智宏vsオカダ・カズチカ(新日本プロレス 8月6日 エディオンアリーナ大阪)
棚橋弘至vs丸藤正道(新日本プロレス 8月6日 エディオンアリーナ大阪)
内藤哲也vsEVIL(新日本プロレス 8月7日 静岡・アクトシティ浜松)
柴田勝頼vsYOSHI-HASHI(新日本プロレス 8月7日 静岡・アクトシティ浜松)
中嶋勝彦vs本間朋晃(新日本プロレス 8月7日 静岡・アクトシティ浜松)
バットラック・ファレvsオカダ・カズチカ(新日本プロレス 8月8日 横浜文化体育館)
棚橋弘至vs天山広吉(新日本プロレス 8月8日 横浜文化体育館)
後藤洋央紀vs真壁刀義(新日本プロレス 8月8日 横浜文化体育館)
内藤哲也vsYOSHI-HASHI(新日本プロレス 8月10日 山形市総合スポーツセンター)
柴田勝頼vs永田裕志(新日本プロレス 8月10日 山形市総合スポーツセンター)
マイケル・エルガンvs本間朋晃(新日本プロレス 8月10日 山形市総合スポーツセンター)
石井智宏vs真壁刀義(新日本プロレス 8月12日 両国国技館)
後藤洋央紀vs丸藤正道(新日本プロレス 8月12日 両国国技館)
SANADAvs天山広吉(新日本プロレス 8月12日 両国国技館)
オカダ・カズチカvs棚橋弘至(新日本プロレス 8月12日 両国国技館)
本間朋晃vs永田裕志(新日本プロレス 8月13日 両国国技館)
中嶋勝彦vsマイケル・エルガン(新日本プロレス 8月13日 両国国技館)
EVILvs柴田勝頼(新日本プロレス 8月13日 両国国技館)
ケニー・オメガvs内藤哲也(新日本プロレス 8月13日 両国国技館)
ケニー・オメガvs後藤洋央紀(新日本プロレス 8月14日 両国国技館)
ジェイ・リーサルvs小島聡(新日本プロレス 8月14日 両国国技館)
ジェイ・ブリスコ マーク・ブリスコvs高橋裕二郎 ハングマン・ページ(新日本プロレス 8月14日 両国国技館)
KUSHIDAvs金丸義信(SUPER J-CUP2016 8月21日 有明コロシアム)
金丸義信vsマッド・サイダル(SUPER J-CUP2016 8月21日 有明コロシアム)
KUSHIDAvs拳王(SUPER J-CUP2016 8月21日 有明コロシアム)
マッド・サイダルvsウィル・オスプレイ(SUPER J-CUP2016 8月21日 有明コロシアム)
小峠篤司 原田大輔vs石森太二 ACH(SUPER J-CUP2016 8月21日 有明コロシアム)
マット・ジャクソン ニック・ジャクソンvsクリス・セイビン アレックス・シェリー(SUPER J-CUP2016 8月21日 有明コロシアム)
岡林裕二 関本大介vs宮原健斗 ジェイク・リー(全日本プロレス 8月6日 新潟市体育館)
佐藤光留 青木篤志vs大森隆男 田村和宏(全日本プロレス 8月6日 新潟市体育館)
岡林裕二 関本大介vs秋山準 橋本大地(全日本プロレス 8月20日 神戸サンボーホール)
佐藤光留 青木篤志vsレイ・パロマ 内田祥一(全日本プロレス 8月20日 神戸サンボーホール)
ビリーケン・キッドvs中島洋平(全日本プロレス 8月20日 神戸サンボーホール)
秋山準 崔領二vs宮原健斗 石川修司(ランズエイド&全日本プロレス 8月21日 エディオンアリーナ大阪第二競技場)
宮原健斗vs崔領二(全日本プロレス 8月26日 名古屋国際会議場)
岡林裕二 関本大介vs諏訪魔 スーパー・タイガー(全日本プロレス 8月26日 名古屋国際会議場)
杉浦貴vsマイバッハ谷口(NOAH 8月25日 ディファ有明)
金丸義信vs拳王(NOAH 8月25日 ディファ有明)
佐藤耕平vs小幡優作(ZERO1 8月18日 新木場1stRING)
田中将斗 ジェームス・ライディーンvs曙 将軍岡本(ZERO1 8月18日 新木場1stRING)
大仁田厚 田中将斗vsTARU 菅原拓也(超花火 8月11日 福岡・博多スターレーン)
戸澤陽 ビッグR清水vsYAMATO B×Bハルク(DRAGON GATE 8月6日 新宿FACE)
ジミー・ススム ジミー・カゲトラvs吉野正人 T-Hawk(DRAGON GATE 8月6日 新宿FACE)
ジミー・ススム ジミー・カゲトラvsヨースケ・サンタマリア エル・リンダマン(DRAGON GATE 8月6日 新宿FACE)
YAMATO B×Bハルクvs鷹木信悟 サイバー・コング(DRAGON GATE 8月14日 神戸サンボーホール)
ドラゴン・キッド Eitavs戸澤陽 ビッグR清水(DRAGON GATE 8月14日 神戸サンボーホール)
土井成樹 “brother”YASSHIvs吉野正人 T-Hawk(DRAGON GATE 8月21日 博多スターレーン)
堀口元気H.A.Gee.Mee!! 斎藤“ジミー”了vsジミー・ススム ジミー・カゲトラ(DRAGON GATE 8月21日 博多スターレーン)
YAMATO B×Bハルクvsドラゴン・キッド Eita(DRAGON GATE 8月27日 名古屋国際会議場)
竹下幸之介vs大鷲透(DDT 8月8日 新宿FACE)
石川修司vs竹下幸之介(DDT 8月28日 両国国技館)
HARASHIMA 宮本裕向vs大家健 KAI(DDT 8月28日 両国国技館)
佐々木大輔 遠藤哲哉vsディック東郷 マイク・ベイリー(DDT 8月28日 両国国技館)
男色ディーノvsLiLiCo(DDT 8月28日 両国国技館)
高尾蒼馬vs佐藤光留(DDT 8月28日 両国国技館)
樋口和貞vs梅田公太(DNA 8月6日 埼玉・春日部ふれあいキューブ)
優宇vs中島翔子(東京女子プロレス 8月13日 新宿FACE)
木高イサミvsマイク・ベイリー(酒場プロレス 8月1日 新木場1stRING)
アブドーラ・小林 高橋匡哉 植木嵩行vsFUMA 円華 久保佑允(BASARA 8月20日 神奈川ラジアントホール)
稲葉大樹vs近藤修司(WRESTE-1 8月6日 神奈川・小田原アリーナ)
稲葉大樹vsKAI(WRESTE-1 8月11日 横浜文化体育館)
秋山準 野村直矢 青柳優馬vs武藤敬司 土肥孝司 熊ゴロー(WRESTE-1 8月11日 横浜文化体育館)
飯伏幸太vs黒潮“イケメン”二郎(WRESTE-1 8月11日 横浜文化体育館)
児玉裕輔vs鈴木鼓太郎(WRESTE-1 8月11日 横浜文化体育館)
吉岡世起vsアンディ・ウー(WRESTE-1 8月19日 新宿FACE)
稲葉大樹 アンディ・ウー 吉岡世起vsKAI 村瀬広樹 翔太(WRESTE-1 8月27日 大阪市立港区民センター)
星野勘九郎vsアブドーラ・小林(大日本プロレス 8月21日 名古屋国際会議場)
神谷英慶vs河上隆一(大日本プロレス 8月21日 名古屋国際会議場)
佐藤耕平 石川修司vs岡林裕二 中之上靖文(大日本プロレス 8月24日 上野公園みずどりのステージ)
中森華子 木村響子vs中島亜里紗 藤本つかさ(JWP 8月14日 両国KFCホール)
尾崎魔弓vs桜花由美(OZアカデミー 8月21日 名古屋国際会議場)
アジャ・コングvsダイナマイト・関西(OZアカデミー 8月21日 名古屋国際会議場)
藤本つかさvs松屋うの(アイスリボン 8月13日 アイスリボン道場)
藤本つかさvsテキーラ沙弥(アイスリボン 8月20日 アイスリボン道場)
藤本つかさ 中島亜里紗vs葛西純 松本都(アイスリボン 8月14日 両国KFCホール)
藤本つかさvs松本都(アイスリボン 8月23日 上野公園みずどりのステージ)
宝城カイリvsチェルシー(スターダム 8月5日 新宿FACE)
岩谷麻優vs美闘陽子(スターダム 8月28日 大阪市西成区民センター)
フジタ“Jr”ハヤト 卍丸 南野タケシ Ken45°vsザ・グレート・サスケ バラモンシュウ バラモンケイ 植木嵩行(みちのくプロレス 8月27日 新木場1stRING)
剣舞vsのはしたろう(みちのくプロレス 8月27日 新木場1stRING)
ミエド・エクストレモvs葛西純(FREEDOMS 8月11日 新木場1stRING)
ビオレント・ジャックvs藤田ミノル(FREEDOMS 8月11日 新木場1stRING)
曙vsNOSAWA論外(東京愚連隊 8月25日 新宿FACE)
佐藤光留 ロッキー川村vs池田大輔 甲斐拓也(東京愚連隊 8月25日 新宿FACE)
田中将斗 鈴木鼓太郎 HARASHIMAvs真田聖也 MAZADA FUJITA(東京愚連隊 8月25日 新宿FACE)
大仁田厚 チャボ・ゲレロ 保坂秀樹 NOSAWA論外vs黒覆面F ケンドー・カシン 鈴木秀樹 将軍岡本(ファイヤープロレス 8月27日 ディファ有明)
木村響子vs木村花(木村花デビュー記念興行 8月7日 新木場1stRING)
中邑真輔vsサモア・ジョー(WWE NXT 8月20日 ニューヨーク・ブルックリン)
アスカvsベイリー(WWE NXT 8月20日 ニューヨーク・ブルックリン)
フィン・ベイラーvsセス・ロリンズ(WWE 8月21日 ニューヨーク・ブルックリン)
AJスタイルズvsジョン・シナ(WWE 8月21日 ニューヨーク・ブルックリン)ベストシリーズ&興行
新日本プロレス「G1 CLIMAX26」7月18日 北海道立総合体育センター 北海きたえーる~8月14日 両国国技館
SUPER J-CUP2016 8月21日 有明コロシアム
全日本プロレス「2016サマーエクスプロージョン」8月6日 新潟市体育館~27日 名古屋国際会議場
全日本プロレス「AJ PHOENIX vol.4」8月31日 新木場1stRING
ランスエイド&全日本プロレス「レスリングオールスター☆ESTASI」8月21日 エディオンアリーナ大阪第二競技場
NOAH「NOAH夏祭り2016」8月6日 ディファ有明
ZERO1「夏休みスペシャル」8月18日 新木場1stRING
超花火「とんこつ超花火」8月11日 福岡・博多スターレーン
DDT、東京女子プロレス「闘うビアガーデン2016」8月8日~13日 新宿FACE
DDT「両国ピーターパン2016~世界でいちばん熱い夏~」8月28日 両国国技館
BASARA「伐折羅・拾漆~英姿颯爽~」8月20日 神奈川ラジアントホール
WRESTE-1「プロレスLOVE IN YOKOHAMA」8月11日 横浜文化体育館
大日本プロレス「Death ManiaⅣ」8月21日 名古屋国際会議場
大日本プロレス アイスリボン「夏の上野プロレス祭り2016」8月4日~26日上野公園みずどりのステージ
JWP「PURE-PLUM 2016」8月14日 両国・KFCホール
OZアカデミー「尾崎魔弓デビュー30周年記念興行~プラムの花咲くOZの国2016~」8月21日 名古屋国際会議場
アイスリボン「アイスリボン724」8月14日 両国・KFCホール
みちのくプロレス「~BADBOYプロディース大会~武闘闘争~」8月27日 新木場1stRING
FREEDOMS「unchain night!」8月11日 新木場1stRING
東京愚連隊「TOKYO CARNIVAL2016」8月25日 新宿FACE
王道「プロレスの力『第2弾プレゼンツ!王道プロレス・チャリティー弘前大会」8月4日 青森県武道館
ファイヤープロレス「旗揚げ戦~はぐれ大仁田軍vsはぐれIGF軍~」8月27日 ディファ有明
木村花デビュー記念興行「HANA」8月7日 新木場1stRING
WWE NXT「TAKEOVER:ブルックリンNYⅡ」8月20日 ニューヨーク・ブルックリン
WWE「サマースラム2016」8月21日 ニューヨーク・ブルックリン以上に決定しました
ベストバウトと興行賞に関しては選考した以外の試合や興行があれば、今回から投票テンプレートの1番下にある回答追加欄をクリックし、ベストバウトに関しては試合名と試合が行われた日付と会場名、ベストシリーズ&興行は団体名と日付と会場名を明記、確認されしだい1票とします、関係のないものは無効とさせていただきます、また投票結果は発表まで非公開とします、ご了承ください投票受付開始は9月3日の午前0時から、締め切りは10日の午前0時までですTVやCS、ニコ生を見た方でも構いません!投票をお待ちしています
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8月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行のお知らせ
投票受付日時が決定していなかった8月の月間MVP、ベストバウト、シリーズ&興行の受付日時が決定、9月3日の午前0時から投票受付を開始します。
また今年から1位が複数いた場合は決戦投票を行います(投票はtwitterの投票機能を使用します)なお決戦投票を行う場合は結果発表は2日間後に延期させていただきます
9月 1日 ツイッターの月間MVP投票アカウントにてでノミネートを先行発表(発表時刻は未定)当ブログでは午後10時00分から
9月 3日 午前0時投票受付開始 9月10日 午前0時投票受付終了 結果発表投票よろしくお願いします!
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DDT両国大会、ツイッターでの各選手のコメント
【両国ピーターパン2016詳報】大巨人時代到来…石川が若き王者・竹下を撃破、KO-D無差別級王座を奪取!ほか色々あった夏の終わりのビッグマッチをアップしました!https://t.co/swzA1wnhFO #ddtpro pic.twitter.com/wMhWTIRj26
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2016年8月28日生きてます。ベルトに嫌われてしまいました...。でもまた振り向いてもらえるようにがんばります。応援していただいているみなさん、本当にいつもありがとうございます。ごめんなさい。でも大丈夫なんで信じてついてきてください!
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2016年8月28日DDT両国大会でした!ベルト取る事ができました!竹下は強かった!またやろう!!
ダムネーションの媚び担当としてがんばります!ありがとうございました!( ^ω^ )#ddtpro pic.twitter.com/wk958GnNHT
— 石川修司 (@g0925union) 2016年8月28日群れるな、媚びるな、結婚するな。
This is DAMNATION.
わかった? https://t.co/IzPzDrlASb
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2016年8月28日スマイルヤンキー、KO-Dタッグベルト奪取!応援ありがとうございました☆ pic.twitter.com/HyPmHcGkFm
— HARASHIMA (@HARASHIMA_DDT) 2016年8月28日俺達は今日ベルトを失った!!
でもなぁ、この世の中に一回も負けたことない奴いんのか!?
一回も挫折したことない奴いんのか!?
そんな奴いねぇだろぉぉぉぉ!!!!
俺達は必ず必ず必ず必ずはい上がる!! #ddtpro #ガンプロ pic.twitter.com/Oaw1PqOcU1
— 大家健 (@1600sekigahara) 2016年8月28日18歳の時。学生プロレスに入って新人として一緒に練習した。約10年経ってこうして今日も同じ時間を共有した。世界Jr.王者とセコンド。今日ほど「頑張ろう!」と思った日はない。今日ほど「負けない!」と思った日はない。もっともっと頑張るんだ!
— 翔太 (@shota0810) 2016年8月28日相棒を病院送りにしてしまった。遠藤の背中をイスで殴ったつもりがベイリーのこめかみにもヒットしていたようだ。試合後、ベイリーは病院直行し6針縫うことに。久しぶりにプッツン切れたよ! pic.twitter.com/ZnTRAvlTkM
— dicktogo (@boliviacuba) 2016年8月28日楽しかったけど、悔しいな。
今度は強烈なケツを叩きこんでやる。#ddtpro pic.twitter.com/7wfrS3aqMH
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2016年8月28日楽しい両国でした
この負けはいい経験になりました。
この試合に混じれて光栄でした
またやりたいですね
いややってやるって!
— 梅田公太 (@janome0007) 2016年8月28日世界ジュニアのベルト奪取できました!
全てがよかったとは思っていません。
でも本当に嬉しいです
。
そして光留さんと当たれて本当に良かったと思っています。
これからはチャンピオンとして頑張っていきます。
応援ありがとうございました! pic.twitter.com/POwdeXdanW
— 高尾蒼馬 (@takaokun0804) 2016年8月28日DDT両国大会、たくさんの応援ありがとうございました。僕の夢を叶えるには、まだまだ現実が足りないという事実を突き付けられました。全て飲み込んで、また闘います。
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2016年8月28日無事復帰戦を勝利で飾ることができました。待っていてくれたファンの皆様に感謝。酒呑童子の兄弟に感謝。DDTのみんなに感謝。支えてくれた妻と支えになった娘に感謝。でもまだスタートラインに立っただけ。これからKO-Dを巻くまであげてくよ❗ pic.twitter.com/ZVQNmnkyBd
— KUDO (@KUDO_DDT) 2016年8月28日DDT両国大会。
どの大会も大事だけど、両国大会は費やした時間が違うから、やっぴりその中でもかけがいのないもの。
明日から新しい1日が始まる。
— ヤス・ウラノ (@YasuUrano) 2016年8月28日ぼくの地球を守っては面白すぎです
今夜何の夢を見るかな~
おやすみ
— ワンチューロ (@DNA_chulo) 2016年8月28日DDT両国大会、ありがとうございました!!アイアンマンのベルト獲った!!最高の夏!!と、思ったのも束の間…私の大切なベルトがまた奪われてしまった…(T_T)悲しい、悔しい、ショック!文字にするとガビーン!でもたくさんのお客さん達の声援や歓声は最高!ありがとうございました!
— チェリー DDTプロレスリング (@cherry514) 2016年8月28日DDT両国大会終わりました!
沢山のご来場ありがとうございました!
差し入れまですみません
皆さんの声援が何よりの力になっています!
今日でまた、強くなりたい理由も増えました!!
やらなきゃいけない事まだ沢山ある! pic.twitter.com/h5OrLHkmGA
— 赤井沙希 (@SakiAkai) 2016年8月28日DDT両国国技館大会ご来場誠にありがとうございました!色々ありましたが今日は一言、感謝!応援してくださった方、メガネピカピカさせてくれた方々ありがとうございました!
— 平田 一喜 (@parakissk) 2016年8月28日昼のDDT両国大会で平田のサングラスをかけ、東京GOで踊りまくり、ヨシヒコにフォール負け。
夜のダブ新木場大会では、ゴツゴツのハードコア戦で大流血!!
そして激勝!!
どっちが本当の葛西純かって???
両方とも正真正銘の葛西純だよ。
だからプロレスは面白いんだ。
— 葛西 純 (@crazymonkey0901) 2016年8月28日二郎さん…これから気が休まらない日が始まるんですね…RT @tokyodynamite: 幕張4ステ終わらせてDDT両国ピーターパン へ。バックステージに挨拶に行ったら 山里がチャンピオンになっていた。 pic.twitter.com/1p6k62vubG
— 山里 亮太 (@YAMA414) 2016年8月28日DDT両国大会無事に終了しました!とにかくお客さんが入った事が嬉しかったです!ご来場の皆様、そして選手スタッフ、関係者の皆様に感謝いたします!これからも楽しんで頂ける興行目指します。ご期待ください!#ddtpro#満員御礼 pic.twitter.com/0dCR1JkzEs
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016年8月28日両国大会、ご来場ありがとうございました !
帰宅したら家に誰もいませんでした...
— 今林久弥 (@hisayaIMB) 2016年8月28日DDTプロレスリング両国国技館大会『両国ピーターパン2016 世界でいちばん熱い夏』終了!これまでの両国のエンディングは「新たなる希望」だったが今年の両国は「帝国の逆襲」!傑作! #ddtpro
— 村田晴郎 (@MTharuo) 2016年8月28日めちゃ綺麗 #ddtpro pic.twitter.com/hIHDohR0Xj
— sayoko mita (@345m) 2016年8月28日 -
石川が竹下を粉砕しKO-D王座を奪取…DAMNATIONが両国の主役を強奪!
8月28日 DDT「両国ピーターパン2016~世界でいちばん熱い夏~」両国国技館 5394人超満員
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権6人タッグマッチ「6時半の男、1時半の親子として登場」/60分1本
○松永智充 星誕期 レッカ(7分5秒 逆さ押さえ込み)[第17代王者]×力 百田光雄 島谷常寛
☆力が2度目の防衛に成功◇アンダーマッチ◇
▼東京女子プロレス提供試合/20分1本
○山下実優 坂崎ユカ ミウラアカネ(8分56秒 体固め)中島翔子 ×ハイパーミサヲ 優宇
※アティテュード・アジャストメント◇第1試合◇
▼オープニングマッチ DNA FIGHTS~BATTLE OF LAST SUMMER~/30分1本
○樋口和貞 下村大樹(6分56秒 体固め)×岩崎孝樹 渡瀬瑞基
※轟天◇第2試合◇
▼アイアンマンヘビーメタル級選手権時間差入場バトルロイヤル/時間無制限勝負
○大鷲透(17分38秒 ラ・マヒストラル)[第1166代王者]X平田一喜 Xヨシヒコ
☆大鷲が第1167代王者となる
【退場順】[1]焼き鳥[2]チェリー[3]才木玲佳[4]ジョーイ・ライアン[5]伊橋剛太[6]KENSO[7]石井慧介[8]ワンチューロ[9]赤井沙希[10]マッド・ポーリー[11]葛西純[12]平田一喜&ヨシヒコ▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
[挑戦者]○ジョーイ・ライアン(14時44分 横入り式エビ固め)[第1167代王者]X大鷲透
☆ライアンが第1168代王者となる◇第3試合◇
▼KUDO復帰戦~YELLOW DRAGON COMES BACK!!~/30分1本
○KUDO 高梨将弘(10分51秒 片エビ固め)彰人 ×ヤス・ウラノ
※ダイビングダブルニードロップ【試合後のKUDO&高梨】
高梨「美味いね。いつも酒は最高に美味いけど、今日の酒は最高だよ。なんてったって、兄貴が隣にいるんだから。おい、お前ら。まず『復帰おめでとうございます』の拍手がねえぞ」※マスコミから拍手が起こる
KUDO「ありがとう!」
高梨「でもな、復帰って言ったってな、まだ今日は全開じぇねえよ。本当に今日はさわりを見せただけだ。けどな、そのさわりの導入部分だけでも…彰人とウラノはハッキリ言ってシングルやったら2人とも勝てねえよ。けどな、その俺と組んで勝っちまうKUDOの強さっていうのはあるだろ。DDTの中も、プロレス界の奴らも、KUDOを1年見てなかったかもしれねえけど、忘れてねえよな。そして、KUDOが帰ってきたってことを、兄貴、思いっきりアピールしてやってくれ」
KUDO「今日は本当にただのスタートだから。ここから俺はもっと上がって行くから。年内、大阪があるだろ? 来年はさいたまスーパーアリーナ。そこでベルトを巻くために、今から俺は駆けのぼります」
――1年ぶりにリングに上がった感触は?
KUDO「正直、不安はいっぱいあったよ。でも、俺が15年プロレスやったこと。そこには自信持ってるから。1年の欠場なんて、大したことないでしょ。今日でそれが証明できたと思うんで。ここからまだまだ上にあがっていきます」
◇第4試合◇
▼NωAのDDTフェス2016参加への道~ササダンゴに学ぶ芸能界を生き抜く術/30分1本
大石真翔 勝俣瞬馬 ○MAO スーパー・ササダンゴ・マシン<NωA統括マネジャー>(10分20秒 片エビ固め)×アントーニオ本多 トランザム★ヒロシ レディビアード ゴージャス松野
※キャノンボール450°◇第5試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○高尾蒼馬(17分7秒 エビ固め)[第40代王者]×佐藤光留
※ジントニック
☆佐藤が2度目の防衛に失敗。高尾が第41代王者となる(試合終了後、光留はフラつきながら片膝をついて話しかける。高尾の握手を握り返すことなく頭を下げて退場した。)
高尾「光留さん! 今日、ありがとうございました。あなたがチャンピオンの時にこのベルトに挑戦できて嬉しいです。成長したチャンピオンになったら。また試合をしましょう。ありがとうございました! ベルト獲りました! 正直、何度も負けそうな気持ちになりましたけど、皆さんの応援のおかげで、なんとか勝つことができました。チャンピオンとしては新米ですけど、頑張ります」(すると平田がリングイン。メガネを装着するとあの曲が流れたが止めさせる。)
平田「ベルト奪取、おめでとうございます! こんなスゲエ試合してベルト獲って、俺、自分のことのようにすげえ嬉しいです! この試合を見てスゲエ感動したし、スゲエ心にグッときましたよ。こころにグッときちゃいましたよ。高尾さん、いや、高尾蒼馬! 俺はオマエの持っているそのベルトに挑戦して、そのベルト獲りたいです。ここのみんな、なんで平田が?とかどうせダメとか思ってるだろ? だけど俺の熱い気持ちは本物です。どうか俺の挑戦受けてください!」亜門「平田、ちょっと待って。世界ジュニアのベルトは全日本さんが管理しているから今決めることはできないんだよ」
平田「そんなことはわかってんだよ。俺はアンタの返事を聞きたいんだ」
高尾「平田クン、君の挑戦が嬉しいよ。DDTのリングでこのタイトルを防衛したいんですよ。でもオマエにその覚悟はあるのか? ようやくこのベルトを手に入れたんだよ。オマエが本気で来るなら受けてやるよ」
(平田の握手を高尾が張り手。平田はすぐさま張り返して額を付けてにらみ合い、引き揚げた)。高尾「自分もこのリングで防衛戦をしていきたいです。でも平田とやるのはまだわからないです」
【平田の話】
――全日本プロレスのタイトルなので、まだ挑戦出来るかどうかは分かりませんが。
平田「そうっすね。リング上で言った通り、すごい高尾さんとはプライベートも仲良くて、ベルト獲ってすげー自分のことのように嬉しかったです。そして何か獲った瞬間、すげー心が何か……うーん、動いたというかグッときて、何かリングに上がっていましたね。王者・高尾蒼馬から俺は世界ジュニアのベルトを獲りたい。高尾蒼馬を倒して王者になりたい。この気持ちは本物です。どうか俺の熱い挑戦受けて、全日本さんにもOKもらって挑戦して、俺が高尾蒼馬からベルト獲って王者になりたいと思います。」【高尾の話】
高尾「昨日も負けて、今日試合してみて(光留は)正直いつタップを取られてもおかしくない攻めをしてきて、やっぱり強いチャンピオンだと思います。正直、次またやって勝てるか分かりません。でも今日勝ったのは自分です。光留さんはやっぱり縁がある人で、今日こういうふうに試合出来てとても嬉しいです。また自分がもっと強くなって、チャンピオンに相応しくなったらまた今度は自分がチャンピオンで、光留さんが挑戦者としてやりたいと思います。あとDDTのリングでこのベルトの防衛をしたいと思っているので、平田君がああやって言ってくれるのはすごい嬉しいです。でもあの人に挑戦する覚悟が本当にあるのかは分からないので、まだ受けるとは言えません。」――今後は全日本プロレスのリングでも防衛戦をやる機会があるかと思いますが、やってみたい選手はいますか?
高尾「みんな倒したいですけど、やっぱり青木(篤志)選手が今は全日本ジュニアの象徴だと思うので、光留さんを倒しただけで満足せず、いつかはあの人を倒して、ベルトを獲ったぞと言いたいですね。」◇第6試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合~渡瀬・コントラ・渡瀬マッチ/60分1本
[挑戦者]○男色ディーノ(10分7秒 漢固め)[第36代王者]×LiLico
※男色ドライバー
☆LiLiCoが2度目の防衛に失敗。ディーノが第37代王者となる(試合終了後)
ディーノ「さあ、お時間のようですね。LiLiCoさんよ。プロrスラーはこのリングの上で起こったことをすべて受け止めるのがプロレスラーでしょ? だったらルール通り、今後一切近づかないよに離れなさい(渡瀬は首を振る)離れなさい!(渡瀬はなおも拒否。)お仕事とでやってたんじゃないの? 違うの? なんか計算が狂った。アンタ本気なのね? 本気ならわかりました。プロレスラーはリングの上で起こったことを全部受け入れるんでしょ。25日後楽園で結婚できる本気度あるの?」渡瀬「あります!」
ディーノ「わかった。本気なのね? それぐらいの覚悟があって愛してるとか言ってるのね。覚悟あるのね? わかった。9月25日、しなさいよ(すると渡瀬はリング下に隠していた指輪を手にしてLiLiCoに見せた)
宮武「ちょっと待った~!なんだよ、これ? そもそもLiLiCoさんと一緒にタッグを組んだのは俺だろ? なのにケガしたらこれかよ! 俺も本当にワイドショー出たかったし、新聞に載りたかったし、スウェーデンにもいきたかったんだよ! ケガしたら全て台無しじゃないか! でも俺はあきらめてねえ。LiLiCoさんと結婚して知名度を得ることを諦めてない! だから僕の知名度のために結婚してください!(腕のサポーターを渡そうとするが(「ちょっと待った!」の声。現れたのはベルナール・アッカ)
アッカ「どういうこと、これ? 俺が今まで金魚の糞みたいになってボディーガードをしてたのは湖心淡々とブレイクのチャンスをうかがっていたからだよ。ボビーじゃねえよ! そこで俺とLiLiCoさんが結婚すれば、まさに千載一遇のチャンス。LiLiCoさん俺と結婚してその知名度、俺にください!」
(「ちょっと待ったー!」の声。なんと大石がリングイン。)
大石「LiLiCo、俺はオマエと散々対戦をして自分の気持ちに気付いたんだ。俺はアイドルとしてメジャーにならなきゃいけない。そこでオマエの知名度を利用できないかと。だからLiLiCo、いや知名度。俺と結婚してくれ!」(「ちょっと待った!」の声。登場したのはササダンゴ)
ササダンゴ「知名度! いや、LiLiCoさん! 先ほどもお伝えした通りDDTの映画第二弾が公開されます。王様のブランチで紹介して欲しい! その知名度と結婚してください!」ササダンゴはマスクを脱いで、それを差し出す」ディーノ「結婚相手が5人出揃いました。リングで起こったことはリングで決着つけましょう。闘って勝った人がLiLiCoと結婚すればいい。宮武はケガしてるからリング上で回収できないから脱落です。残念。次回の挑戦をお待ちしております。4人に絞られました。LiLiCoと結婚したいかー! 知名度が欲しいかー! テメエらの力で勝ち取ってみろー!」
4人「知名度、オー!」
ディーノ「解散!(退場するLiLiCoに「知名度」コールが起こった。)思うんだけど、アンタらバカでしょ? OK、大丈夫! このベルトも私に戻ってきた。アンタたちの臨むバカを思い切ってやってやるわよ! DDTには男色ディーノがいる! 男色ディーノがいる限り、DDTはDDTだってね。この私がDDT EXTREMEチャンピオン、男色ディーノ!」
【LiLiCo、渡瀬の話】
――残念ながらEXTREMEのベルトを落としてしまいましたが。
LiLiCo「何か勝てなかったのが悔しいです。でも……あれだね。ディーノもどっか人間らしいところみたいなんが残っているのかな? そういう証拠なのかな? 許せないけど!」渡瀬「ベルトは失ったけど、でももっともっといいもの手に入れるから。」
――試合後、渡瀬選手がプロポーズしようとしたところに、LiLiCoさんを欲しがる男どもがわらわらとリングに上がってきましたが。
LiLiCo「だってみんなゲームみたいにしてるから……(涙)。こっちは本気なのに。4人出てきて、何で結婚を闘うんですか?(涙)全部すごい順調だったのに。でも勝つよね?」渡瀬「知名度、知名度って舐め過ぎてるんで、全員ボコボコにして分からせてやりますよ。」
LiLiCo「馬鹿にしてるのかよ、みんな。知名度で結婚しないでしょ普通(涙)。もう嫌だ……もう嫌だ……。」
渡瀬 「もう二人のことは放っておいてくれ!」
【ディーノ、ササダンゴ、アッカの話】
ディーノ「いやぁ、戻ってきたわよDDTにEXTREMEのベルトが。DDTが戻ってきても過言ではないでしょうね。なぜなら私はDDTだから!」――試合後、渡瀬選手がLiLiCo選手にプロもー図しようとしたところ、LiLiCoさんを欲しがる男たちが……。
ディーノ「いるんでしょうね世の中には。」ーーやはりリングで起こったことはリングで解決する?
ディーノ「もちろん! プロレスラーだもん! LiLiCoはプロレスラーだもん! それはそうなるでしょうよ。」
ササダンゴ「うんうん。」
――どういう方法になるとかは考えていますか?
ディーノ「それは私のほうでね。人の一生が懸かっているんで、そんな簡単に決めちゃいけないかなとは思ってる。精査に精査を重ねて、こちらが良きようにLiLiCoの結婚式を執り行おうと思っています。」――それが人生の決める結婚でも、やはりリング上で?
ディーノ「そんなもん、人生なんていろいろ決まってるんですよ。その場で。今日私が負けていたらまた人生変わってただろうし、そんなの繰り返しよ。ねぇ? ほかにないですか、聞きたいことは? さほど興味ねぇな。分かってる、分かってる。大丈夫。興味を出すのが私の仕事だから。そしてこのきら星の如く現れた、LiLiCoを奪うために来た花婿候補たちにも何か聞きたいことがあれば。」――LiLiCoさんのどこに魅力を感じて?
ササダンゴ「やはりプロレスっていうのは力道山先生が、日本にプロレスというものを輸入してから、即ち売名の歴史でもあるわけですから。そのプロレスと売名の密接な関係みたいなものをもう一度描けたらなっていうふうに思ってますよね。自分の売名を通して。やっぱり売名じゃないですか。名前売ってナンボですから、影響力あってナンボですから。」ディーノ「名前を売ることでお金を得ているわけですから我々は。名前が商品ですから。」
ササダンゴ「ええ。予想以上にシビアな世界ですよ。」
ディーノ「っていうことらしいですよ(苦笑)。」――アッカ選手はLiLiCo選手のどの辺に魅力を感じて?
アッカ「ほかの候補者がどうつもりか分からないけども……。」ササダンゴ「ハハハハハハ。」
ディーノ「選挙っぽくなってきたな。」
アッカ「僕は本気でLiLiCoさんとの格差婚を狙っています!」
ディーノ「言っちゃうだなこれ(苦笑)。」
アッカ「もう起死回生で。」
ディーノ「そんなに追い込まれていたの、アッカちゃん!(笑)」
アッカ「もう格差婚、上等です。コストパフォーマンスが半端ないじゃないですか。」
ディーノ「確かに。」
アッカ「結婚はコストパフォーマンスです!」
ディーノ「そうなの?(笑)」
▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
[挑戦者]○焼き鳥(16時56分 ギブアップ)[第1168代王者]Xジョーイ・ライアン
☆焼き鳥が第1169代王者となる◇第7試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○高木三四郎 越中詩郎 NOSAWA論外(11分23秒 エビ固め)ザ・グレート・カブキ 坂口征夫 ×梅田公太
※シットダウンひまわりボム
【高木、高山、ゆに君の話】
高木「というわけで、9月のDDT、小学校でいうところの二学期なんですけど。二学期から新たなお友達と言いましたが、新たな仲間が増えました。ここにいるゆに君が12月4日の大阪府立第一体育館でのデビュー目指して、今頑張っております。そして髙山善廣さんもDDTに9月以降、ほぼレギュラー参戦をしていただけるということになりました。何かひと言ずつもらいますか。」ゆに「えっと……デビューしたらKO-Dのチャンピオンベルト獲って、それで……獲って、誰がかかってきても勝てるように頑張りたい。」
高山「ゆに君に勝てるように頑張りたい!」
ーーお二人はどういう経緯でレギュラー参戦が決まったのでしょうか?
高木「まず高山選手からなんですけど、DDTが今後より一層広い一般層だったり、地方展開だったり、そういった部分のファン層を開拓していくためには、やっぱり世間的知名度のある方に定期参戦していただきたいというのがうちの中でありまして。もちろんDDTも今、お陰様で知名度も広がってきている部分もあるんですけど、それでもまだまだの部分もあるので。そういった部分で高山さんにはこのDDTで思う存分暴れ尽くしてほしいなと。シン・ゴジラらなぬシン・タカヤマとして暴れていただきたいなと思っている所存です。そしてゆに君、まだデビューしてないので、敢えて君付けさせていただきますけど、ゆに君に関しては私がとある大阪大会で売店をしていたところ、お母さんとゆに君が現れまして。お母さんから「うちの子供をDDTさんの入門テスト、受けさせてもらえないでしょうか」というお願いがありまして。僕、最後「えっ、冗談でしょ?」と思ったんですよ。思ったんですけども、お母さんのすごく熱心な思いとゆに君の眼差しがキラキラしていたんですよね。で、「履歴書を送ってもらえますか? そこから判断します」と言ったんです。それで履歴書送っていただいて、別にその場で書類選考で不合格にするということも出来たんですけど、僕は「来たい」と言ったものに関してはすべて「来る者は拒まず、去る者は追わず」の精神でやってきましたので。じゃあ受け入れてみようかなと思って。ただ僕らも入門テストに関しては真剣に、DDTの今の入門テストの基準で全部やっていただきました。驚くことにですね! クリアしたんですよ驚くことに。そして一芸審査…一芸審査の中身は敢えて言いませんけども、そこで類い稀なる非凡な才能を彼が発揮したので。僕は年齢は小さいけおdも、ひとつの可能性を見出して、ゆに君をDDTの練習生として採用することになりました。本当にこれからですよ。一応12月4日と言ってますけど、全然春先くらいから時間を見てもらって東京に来てもらったりとか、大阪で練習をつけたりはしているんで。何とか12月4日には間に合わせるように頑張りたいなと思っています。それくらい彼に光るものを感じたと、そういうことですね。僕らは竹下が入門してきた時は15歳で、「ちょっと待て」と言って2年後の17年の時に(日本)武道館でデビューさせたんですよ。ゆに君は今8歳、5年後を見るべきなのか、10年後を見るべきなのかというところで、僕は10年後を見たんですね。10年後、彼は18歳です。そこの可能性に懸けてみたいなと思ったってことです。」ーーお二人はDDTの中に興味があったり、対戦したい選手はいますか?
ゆに「うーん、竹下選手。対戦してみたい。」高山「同じ竹下だね。」
ーー竹下選手を挙げた理由は?
ゆに「大学生で、今チャンピオンで、いつか勝ってみたいなって思って、竹下選手を選びました。」高山「外から見て一番勢いがあるしね。若いし。これからどれだけ伸びるか分からないけど、その可能性っていうか、そういうものを感じてみたい。」
ーー竹下選手はジャーマンを得意としてますけど、その辺りも高山選手は興味のあるところですか?
高山「いや、それだけじゃないよ。別に。」◇第8試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
佐々木大輔 ○遠藤哲哉(21分53秒 片エビ固め)ディック東郷 ×マイク・ベイリー
※スカイツイスタープレス【東郷の話】「(※テーブルを叩きながら)なんだコラー! 佐々木ぃ! おい佐々木! テメー、今日のな試合に勝ったフリするんじゃねぇぞ! 俺はまだ生きてる! 俺の命(たま)獲ってから言えよコラ! オイ! あの野郎……あの野郎……。いいか、佐々木! 次はねえぞ! オイ、このディック東郷がDDTマットに来る限り、テメーの命ねぇぞ。」
【佐々木、遠藤の話】
佐々木「ディック東郷、オイ! 口ほどにもねえな! あれでも俺の師匠かよオイ! 今日は俺たち傷ひとつねえぞ、オイ! 楽勝だよ完勝! もう今日であいつとの闘いは終わりだよ。そう書いておけよ。なあ哲哉!」遠藤 どうだ、マイク・ベイリー! お前の動きは見切ったって言っただろ! これが現実だよ!
ーー佐々木選手の中で次の標的はもう決めているんですか?
佐々木「メインの結果次第じゃねぇか?」ーーまずはKO-D無差別級戦の行方を見てから?
佐々木「そうだな。」◇第9試合◇
▼ウチコミ!presents KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○HARASHIMA 宮本裕向(13分37秒 体固め)[第55代王者組]×大家健 KAI
※蒼魔刀
☆大家&KAI組が初防衛に失敗、HARASHIMA&宮本組が第56代目王者組となる(試合終了後)
HARASHIMA「みんなの応援のおかげでタッグのベルトを獲ることができましたー! よかったね。このタッグのベルト、次、どんな相手がこようと必ず勝ってもっと防衛していってやるさー!(観客『なんで~?』)まださいたまスーパーアリーナとかあるし、DDTをもっと大きくしてやるさー!(観客『なんで~?』)あとメイン、最後までみんなで楽しむさー!(観客『なんで~?』)なんでかって? それは鍛えているからだー!」【大家、KAI、翔太の話】
大家「(※テーブルの上に倒れ込んで)ハア! ハア! ハア!」KAI「(※テーブルの上に倒れ込んで)負けたー!」
大家「オイ、お前ら! お前ら! お前ら見てたか? 負けたのか俺たちは?(※記者が頷くのを見て)何、頷いてるんだよオイ!」
KAI「負けたけど、負けてない!」
大家「そうだよオイ! なあ?」
KAI「俺らは過去を振り返らない! 前だけ見る!」
大家「そうだよオイ!」
KAI「何でか分かるか? 目は前にしかついてないから!」
大家「そうだよオイ!」
KAI「前向くしかないだろ!」
大家「そうだよぉ。」
KAI「健さん、俺らは負けたけどここから這いつくばるでしょ! そしたら負けじゃない!」
大家「そうだよお前ら! 1回負けたから何だ! 人生終わるのかオエ! そんなことねえだろ? なあ? KAI!」
KAI「俺は負けねぇ!」
大家「そうだよオイ。」
KAI「これで挫けるような俺らじゃない。」
大家「そうだよ、ベルト引っ剥がされ続けてもな! なあ? 俺たちの体は全然大丈夫なんだよオイ!」
KAI「俺たちの体、引っ剥がすことなんて出来ない!」
大家「そうだよオイ、そうだよ。俺たちのベルトを引っ剥がせてもな、俺たちの体は引っ剥がすこと出来ないぞ!」
KAI「それは無理だ。そうだろ翔太!」
大家「そうだろうがぁ!」
KAI「翔太ぁ!」
翔太「そう思います! はい!」
大家「今日の負けはー、翔太!」
翔太「はい!」
大家「今日の負けは負けとして入るのかオイ?」
翔太「負けは負けですけど……。」
大家「バカヤロウ!」
KAI「なんだー! 今日の負けは明日の勝ちだ!」
大家「そうだよお前! バカヤロウ!」
翔太「はい!」
大家「今までで1回も負けたことがない奴いるのかオイ?」
KAI「いねぇだろ!」
大家「なあ? なあ? 負けから始まっているんだ、俺たちの人生は!」
KAI「そうだよ、負けから始まるプロレス! 健さん! 俺ら行くぞ!(※立ち上がる)」
大家「そうだよ!(※立ち上がる)」
KAI「行くぞ! 行くぞ! 行くぞ! やるぞ! やる! やる! やる! やる……やるぞー!」
【HARASHIMA、宮本の話】
宮本「やりましたよ!」HARASHIMA「獲りました!」
宮本「獲りました!」
宮本「いやいやいや。」
HARASHIMA「まあね、序盤というか最初から本当に意味分からなかったんですけど。あっちのペースに飲まれないように、飲まれないようにと思って。」
宮本「飲まれましたねー、でも。」
HARASHIMA「飲まれちゃったね最初は。」
宮本「自由過ぎた。」
HARASHIMA「自由過ぎて、頭の中クエスチョンマークで。」
宮本「何がやりたいのか分からなかったけど。」
HARASHIMA「とりあえずリングの中で試合すればいけると思ったけど、やっぱりね、やっぱりチャンピオンチームだけあって相手も決して弱くはなかったですね。」
宮本「はい。」
HARASHIMA「変な粘りというか、変な力というか、強さはあったよね。」
宮本「はい、ありました。強かったね。でも僕らもただのタッグチームじゃないんで。スマイルヤンキーなんでね。一緒に組んだ数は少ないですけど、その中でもやっぱタッグらしい部分っていうのは出せたんじゃないのかなと。」
HARASHIMA「ねぇ、連携もねうまくいったし。」
宮本「片方が大変な時はもう片方が支えるっていう、そういうタッグを目標にやっていくんで。それが出来たんじゃないかなと思います。」
HARASHIMA「ねぇ。もうね、裕向のこの笑顔を見れば(笑)。このベルトを獲った会心の笑顔で、これからもチャンピオンチームとして頑張ります!」
宮本「ハハハハ。今からがスタートですよ!」
HARASHIMA「今からスタート、そう!」
宮本「どんどんDDTの歴史を刻んでいきましょう。このタッグチームで。」
ーー宮本選手、久しぶりにDDTのタッグベルトを巻いたと思うんですけど、やってみたいチームとかいますか?
宮本「今、ちょっとDAMNATION調子の乗ってるでしょ。その辺とかね、このスマイルスカッシュで潰したいですね。」HARASHIMA「ねぇ。」
ーーHARASHIMA選手はやってみたい相手は?
HARASHIMA「もう誰でも。むしろ挑戦したいっていう人がいれば、誰構わずやってやりますよ。僕ら最強スマイルヤンキーの強さを見せて勝ちたいと思います。」宮本「挑戦したくなるようなベルトにしたいですね。」
HARASHIMA「そうだね。価値をどんどん上げて。」
宮本「ベルトの価値を上げて、タッグっていうのはすごく楽しいんで、それを伝えたいですね。
HARASHIMA プロレスの楽しさを伝えていきたいです。」宮本「タッグで伝えたいです。」
ーー他団体の選手とベルトを獲ったわけですが、他団体で防衛戦をやってみたいという気は?
HARASHIMA「あー、いいんじゃないですか。」宮本「行きましょうよ!」
HARASHIMA「タイミングが合えば。全然、僕らは行きます。」
宮本「行きましょう、行きましょう。」
ーー666でもタッグを組んでましたが、そのタッグがここまで来てベルトを獲ったことに関してはいかがですか?
HARASHIMA「不思議な感じはありますね。」宮本「特攻服の“破羅死魔”っていう字は昔使っていた漢字ですからね。」
HARASHIMA「そう、漢字で“破羅死魔”って、特攻服の背中に入れた文字は666に出てた時の生えなんで。何か感じ入れたほうがいいかなって思った時に、「あっ漢字の名前、666に出た時に付けてもらったのがあるわ」って感じで入れて。それで二人で組んでっていうのは、ちょっと不思議な縁というか。何か繋がりましたね。それで結果が出て、本当によかったです。」
宮本「本当にそうです」
◇第10試合◇
▼グッドコムアセットpresents KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[KING OF DDT優勝者/挑戦者]○石川修司(20分5秒 片エビ固め)[第58代王者]×竹下幸之介
※ジャイアントスラム
☆竹下が4度目の防衛に失敗。石川が第59代王者となる【竹下の話】「負けてしまいました……ハァ。一生懸命頑張ったっすけど。出し切ったんですけど、ベルトがなくなってしまいました。でも僕のチャンピオンとしては…KO-Dのチャンピオンとしては、これが最初で最後じゃないんで。これはあくまで初めてのKO-D無差別級チャンピオンで、初めてベルトを失っただけなんで。ここからまだまだ(大阪)府立もあるし、さいたまスーパーアリーナもあるし、また両国もあるし。ベルトなくなったら引退じゃないんで。確かに今日は負けました。ベルトは僕の腰からなくなりましたけど……総選挙もあるし。ハッピーモーテル、僕たちまだまだここからなんで。これで負けて終わりじゃないんで、ここからまたあのベルトに辿り着くように一生懸命精進したいと思います。ありがとうございました」
【石川、佐々木の話】
石川「まあ竹下へのリベンジを果たせたっていうか、やっと5年間ですか。両国で負けた。勝つことでその思いを返したかなと。で、このチームね、今勢い乗っているんで俺がベルト獲らないと、俺の存在意義がなくなるんで。これが獲れてまたDAMNATION、まだ僕が必要とされるみたいなんで。DAMNATIONに残れてよかったなと思います。」佐々木「オイ! 見ての通り、最高のハッピーエンドだオイ! 竹下! あんなB級レスラー、エイドリアンの相手になると思ってるのかオイ! ざけんなオイ! 何だ聞きたいことあるのかオイ!」
ーー試合後、DDTのほとんどの選手がリングに上がってきてDAMNATIONと対峙しましたが、今後DAMNATIONとしてはどうやっていこうと考えていますか?
佐々木「ちょっとな嫌われちゃったから、俺たちは傷ついている! だから! 向かって来る奴は全員、ぶっ殺す!」ーー次のターゲットとして、例えばタッグのベルトとか総選挙もありますが、何を狙っていきますか?
佐々木「ターゲット? うーん、いる?」石川「いないね。俺に勝てるって本当に自信のある奴が、俺の前に来てほしいなと思います。選挙もね、カリスマと遠藤とポーリーで、3位4位5位を取ってもらって、チームとして1位を取る。これが目標なんで。お願いします!」
佐々木「ああ(苦笑)。」
▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
[挑戦者]○山里亮太(19時02分 完食)[第1169代王者]X焼き鳥
☆山里が第1170代王者となる【高木総括】
高木「お疲れ様でした! DDT毎年恒例の8月の両国大会、本当に無事に終了することが出来ました。本当に3月に両国全面(解放)をやってから5ヶ月でね、どのぐらいお客さんが入るか分からなかったですし、今までいた選手もいなかったりとかで、いろいろとどうなることかと思ったんですけど、本当に満員のお客さんに入っていただいて本当に感謝したいですね。やっぱりこういう時に団体の底力というか、団体の本当の力量というのが出るんじゃないかなと思いましたね。そういう意味ではやっぱり新しいものをたぶん作っていかなきゃいけない時期なんだと思います。いろんな意味で、ですね。やっぱり今いろいろと海外だったり、日本国内だったり、プロレスというものを取り巻く環境が、いろいろと変化してきている。少なくとも昨年度、一昨年よりはすごく変化してきていると思っています。その中で団体として残って、盛り上げてやっていくためには昨年以上の労力だったり、昨年以上のエネルギーが必要だと僕は思っています。それが本当にプロレス界だけのエネルギーだと、こうもいかないと思うんですね。で、DDTの19年、そして来年20年を迎えるにあたって、今まで通りではいけないと思ってますし、これから新しいものをどんどん取り入れていってやっていかないとダメだと思っていますし。それはプロレス界だけの交流だけだと、両国はそうなんですけど、もっともとその先のさいたまスーパーアリーナとうう箱を埋めることは出来ないと思うんですよ。だからもっともっと世間に対しても打って出なくちゃいけないし、なおかつ今までプロレスを応援してきた人たちも大事にしていかなくちゃいけない。この二つを満足させるのっていうのは難しいんですよ! ハッキリと言って! ハッキリ言って難しい。だけど僕らはそれにトライしたい。この二つ、両極端の部分、それぞれ満足いくものを提供していきたいし出していきたいっていうところですかね。その中で9月からのレギュラー選手として髙山善廣選手だったり、12月にはゆにという8歳。これがどういうことになるのか、僕も楽しみですし、はたまた大阪府立では毎日放送さんとFM802、そして(FM)COCOLOさんの後援をいただくことが出来たということで。どんどんプロレスを広げていかなくちゃいけないという部分で、DDTでいろんなものと戦っているわけですよ。戦って戦って、やっぱり勝ち続けなくちゃいけない部分。ただ今はとにかく内部も充実させつつ、外も同時にやらなくちゃいけないっていうので、11月にはDDTフェスがあって、11月20日は台湾大会というものがあって、私もちょっと「大丈夫かな、これ」という部分はあるんですけど(苦笑)、何とかみんなとパワーとエネルギーで乗り切っていきたいなと思っています。12月には大阪府立第一があって、そして(2017年)3月にはさいたまスーパーアリーナがあって、そして今日発表しましたけど8月には両国国技館大会がある。まだまだ20周年記念大会だったり、20周年を記念するべきコンテンツだったりっていうものをこれからどんどん出していくつもりですので、その辺も含めてDDT20周年で終わりわけにいかないんで。何回も言ってますけど、50年100年、未来永劫続くプロレスというコンテンツをDDTは大事にして、世間に広めていって、DDTも発展していきたいなと思っています。ーー両国とかのビッグマッチのエンディングでは選手全員が出てきて、パーティ的な演出をするというのが高木さんの中であったと思うんですけど、今回はDAMNATIONが締める形になりましたが。
高木「こればっかりはしょうがないですよね。何か分からない。竹下が勝っていてもどういう画になっていたのか、僕は分からないですし。じゃあこれはハッピーエンドなのか、それともバッドエンディングなのかは正直、自分にも分からないです。ただお客さんは誰一人として席を立たなかったし、お客さんがみんな乗っていた。これはもう正直、自分も分からないですね。ライブって生なんですよ! もう感情って生だから、提供されたものにブーイングが出たらそれでダメだし。逆にリアクションがなかったらブーイング以下の拒絶になるんで。でも今日の大観衆はあれを受け入れていた。受け入れていただけじゃなくて、一緒に乗っていたっていうね。それはライブだから。生だから。自分たちの意図していたものと違ったのか、そうだったのかっていうのは自分も分からないですし。でも生の感情が大事なので。じゃあこれからDAMNATIONっていう勢力がDDTの中でどういう位置づけになるのか。今日で彼らのポジションっていうのは、またひとつ上がったと思うんですよね。だからその中でまた新しい、いろんなものが生まれていくんじゃないですかね。僕はそう思います。」ーー竹下選手に関しては?
高木「いや、もう試合見ていて、どっちが勝つか分からなかったですもんね! 本当に。あの試合は……じゃああの試合を、石川修司を、竹下幸之介を……あの試合は潰し合い、削り合いでしたよね。本当に。でも二人とも負けなかったし。最後の最後で石川の執念が勝ったってことなんじゃないですかね。だから竹下はこれをどう捉えるか、じゃないですか。必ずしもお客さんの描いていたものとか、団体側が描いていたものとか、本人が描いていたものとか、思う通りにはいかなかった。そしたら彼はまたどうするのか? 石川を倒すために立ち上がるのか、団体をまた引っ張っていくために立ち上がるのか、それはもう彼しか分からないんで。でも僕は単純に見ていて、やっぱり素晴らしいと思いました二人とも。二人とも素晴らしかった。でも本当にお客さんが入ってよかった。僕はもうそれだけです。直前の直前まで…どうなるんだろうっていうのは蓋を開けるまで興行っていうのは分からないじゃないですか。でも結果的には入った。これが今のDDTの力なんですよ。これを広げるだけです。これを伸ばしていくだけです。やっぱり俺の世代じゃないっていうのは自分自身も分かっている。その中で若い人間だったり、今もうちょっと年取っている30代とかだっったりがどうしていくのか、20代の選手もどうやっていのかっていうのは今日のお客さんの入りを見て、それぞれが考えて、それぞれがいいもの出してくれればいいんじゃないかなと思っています。どうもありがとうございました」DDT恒例の夏の両国大会のメインはKO-D王者の竹下にKODを制覇した石川が挑戦、序盤のマッチアップは体格の差で石川が制するが、竹下はラリアットで石川を場外へ追いやるとプランチャを発射、ところがキャッチした石川がエプロンの角めがけてパワーボムを敢行、ここから石川がリングに戻ると竹下の背中を踏みつけ、背中にダイビングフットスタンプを投下するなど腰攻めを展開する。
石川は早くも勝負に出たのかファイヤーサンダーを狙うと、着地した竹下がドロップキックからジャンピングニーと反撃するが、雪崩式ブレーンバスター狙いは石川が頭突きで叩き落とし、ジャイアントミサイルキックと主導権を渡さない。
劣勢の竹下は石川の串刺しラリアットを喰らうも、すぐさま串刺しフロントハイキックで応戦、エルボー合戦からジャーマンで投げ捨て、石川もバックドロップで返すが、竹下はラリアットからドラゴンスープレックスで投げると、ジャベリンキックからブルーサンダーを決めるが、ジャーマン狙いは石川が阻止して変形バッククラッカーを決めるとテキサスクローバーホールドで捕獲、またその体勢からパワーボムで叩きつけるなどパワーで蹂躙する。
石川はスリーパースープレックスからンランニングニーリフトを放つが、コーナーからの攻撃狙いは竹下が起き上がり雪崩式ブレーンバスターで投げ、両者ダウンの後で竹下は垂直落下式ブレーンバスターからダイビングボディープレスを投下も、石川の頭突きに竹下はラリアットで応戦してから、ジャーマンスープレックスホールドを決めるが石川がカウント2でクリアし、竹下はクロスアーム式ジャーマンを狙うが、頭突きで阻止した石川がファイヤーサンダーで突き刺す。
両者ダウンの後で竹下はローリング袈裟斬りを放つが、ニーリフトで応戦した石川がスライディングDを放ち、ニーの連打から張り手の打ち合いとなると、竹下はグーパンチを放つが、石川は投げ放しドラゴンスープレックスからランニングニーリフト、スプラッシュマウンテンと畳み掛けてからジャイアントスラムで3カウントを奪い、KO-D王座を防衛した。
試合後は石川が竹下に激を飛ばすと、佐々木がマイクを奪い後から出てくる選手や各ユニットを罵倒し一触即発となったため館内は騒然となる。そしてDAMNATIONのメンバーが石川を祝福してDAMNATIONポーズで両国大会のメインを締めくくった。DDTの両国はハッピーエンドが恒例だが、今回は初のバットエンド、まして竹下の相手は他団体に参戦するなどして勢いに乗る石川だっただけに、現実を見せ付けられる結果となった。またDAMNATIONとしても第8試合で佐々木がかつての師匠である東郷をベトナムドライバーでKOした後で、遠藤が流血したベイリーをスカイツイスタープレスで3カウントを奪うなど、今回の両国はDAMNATIONが主役を奪って勢いを見せつけた。
またセミのKO-Dタッグ選手権は王者のバッコミズがセコンドの翔太と口論となり、また翔太っは入場口のヘリから飛ぼうとするも、スマイルヤンキーが逆襲してリングに戻り、翔は取り残されるなど足並みが乱れてしまう。
スマイルヤンキーは大家を捕らえるが、肝心のKAIは翔太にSAMURAI TVの実況席で解説しろと指示するなど自由ぶりを見せ、翔太は須山浩継氏のモノマネを披露するが、試合の流れを変えるまでには至らない。
大家はやっとKAIに交代するも、KAIもスマイルヤンキーズの連係に捕まるが、バッコミズはHARASHIMA、宮本に同時スピアーでやっと流れを掴み、大家はHARASHIMAにドラゴンスープレックスを決める。
大家は炎のスピアーで勝負に出るが、宮本がカットに入ると、逆にHARASHIMAが蒼魔刀を狙うが、今度は大家がかわすとKAIが入ってターンバックルボムで叩きつけ、大家は再度炎のスピアーを狙うが、KAIに誤爆してしまうと、宮本が大家にファイヤーサンダーからHARASHIMAが蒼魔刀で3カウントを奪いスマイルヤンキーズが王座を奪取する。第7試合では高木はDDT旗揚げメンバーのNOSAWA、そして腹壁ヘルニアで来日が中止になったテリー・ファンクの代役・越中と組み、坂口&梅田そして父・坂口征二とはタッグを組みリーグ戦を制覇したことのあるカブキ組と対戦し坂口と梅田はカブキメイクで入場する。
試合はカブキが高木にアッパーブロー、トラースキックを放てば、越中も坂口に腿パットや本家ヒップアタックで奮戦。
終盤ではコーナーからのダイブを狙った高木にカブキが毒霧で迎撃も、高木は坂口と梅田をまとめてバックフリップで投げると、NOSAWAが何度も膝を押さえながらも梅田に論ザードを放ち、高木もなぜか膝を押さえながらスタナーを決め、最後は高木のNOSAWAの合体DDTから高木のシットダウンひまわりボムで3カウントを奪い勝利。第6試合ではLiLicoの保持するエクストリーム王座にディーノが挑戦、今回は敗者は渡瀬と今後一切会ってはならない「渡瀬・コントラ・渡瀬」で行われ、試合はディーノの股間を触ったLiLiCoが「小さい」とアピールすると、激怒したディーノはナイトメアを決め、自由に介入できるルールということで渡瀬がカットに入るも、倒れたディーノの尻がLiLiCoの顔面に直撃してしまう。
ディーノは渡瀬にLiLiCoと自分、どっちがいいのかと迫ると、大石が介入してLiLiCoをロープに磔にしてメイクを落とし、ディーノがキャメルクラッチを決めながら変顔にする。
渡瀬がカットしている間にLiLiCoは化粧直しをする間に、ディーノは渡瀬にリップロップを狙うが、松井レフェリーに誤爆すると、LiLiCoはディーノに急所蹴りから渡瀬との合体DDTで突き刺すも、ディーノは渡瀬に男色スープレックス、LiLiCoには頭突きで反撃すると、大石が尻を出しながらコーナーに設置し、LiLiCoを地獄門送りにしてからディーノが男色ドライバーを狙う。
しかしLiLiCoはディーノの股間に噛み付くと、渡瀬の援護を受けたLiLiCoがスーパーウラカンラナを決めるが、クリアしたディーノは渡瀬とLiLiCoを交錯させてから渡瀬をリップロップで捕獲、これに同様したLiLiCoの隙を突いたディーノが垂直落下式ブレーンバスターから男色ドライバーで3カウントを奪い、王座を奪取するだけでなくLiLiCoと渡瀬を強制的に別れさせることに成功する。
だが試合後にLiLiCoとの別れを迫るディーノに対し渡瀬が拒否すると、ディーノが折れ25日の後楽園でLiLiCoと渡瀬の結婚式を行うことを発表したが、ここで最初にLiLiCoと組んでいた宮武とLiLiCoのボディーガードだったベルナール・アッカ、大石、そしてDDTの映画第二弾の宣伝を狙うササダンゴがなぜか結婚相手に名乗りを上げ、25日の後楽園ではLiLiCoとの結婚をかけてディーノを含めた4人(宮武は負傷欠場中のため辞退)が対戦することになってしまった。第5試合の世界ジュニア選手権は王者の佐藤が左腕攻めで試合の主導権を握り、高尾は背中へのダイビングフットスタンプ、トルネードDDTと反撃するがジントニックが阻止されると佐藤は再度左腕攻めで高尾を追い詰める。
佐藤は高尾のジントニック狙いをチキンウイングアームロックで切り返すが、高尾が持ち上げて叩きつけると、トラースキックの連打からソバット、そしてジントニックを決め3カウントを奪い王座を防衛。試合後には本気モードとなった平田が挑戦を表明、互いに張り手をかまして睨み合いを展開した第3試合では、右ヒザ前十字靭帯断裂で長期欠場していたKUDOが復帰、高梨と組んで彰人&ウラノと対戦、高梨の援護を受けたKUDOは彰人をダブルニーで3カウントを奪い復帰戦を勝利で飾った。
今回のDDT両国は1面にステージを設けたものの超満員と大成功に終わった、そして12月にはエディオンアリーナ大阪に再度挑戦し、来年3月20日にはさいたまスーパーアリーナに挑戦、8月20日には再びで両国で開催、そして帝王・高山がDDTにレギュラー参戦が決定するなど前進するためにDDTは絶えず仕掛けてくる。DDTは大阪へ向けてどんな夢を見せてくれるのか?
最後に海外へ渡りレイ・ミステリオ、スコット・ホール、リコシェなど各選手に奪取されていたアイアンマン王座だが、結局ライアンの手に戻るも、成田空港でワンチューロが強奪、しかし駐車場で待ち構えていた大鷲がラ・マヒストラルで3カウントを奪い、大鷲が王者のままで両国大会を迎えるも、なぜか寝不足の大鷲が焼き鳥を食べながら寝てしまって3カウントとなり、焼き鳥が新王者のままで選手権時間差バトルロイヤルへと突入。
試合は王座奪取を狙う平田が焼き鳥を食べようとするも、焼き鳥がなぜか抵抗しリストロックを決め、だがライアンの手に渡った焼き鳥をチェリーが卍固めを決めながら完食したため王座は移動する。
その後王座は石井へと渡り、伊橋は才木や赤井にセクハラを狙うも、かわされてしまいOTRで退場、KENSOに至っては入場が長すぎるため、葛西の番になってしまう。
そして平田がサングラスを装着しゴーグルを着用した葛西とダンス合戦となるが、大鷲がヨシヒコを使ってぶん殴って3カウントを奪い王座奪取し、大鷲が一人残りで試合が終了となるも、試合後にライアンが丸め込んで3カウントとなり王座奪取、そして休憩明けにライアンがワンチューロからもらった焼き鳥を食べているとノドを詰まらせれしまいギブアップで焼き鳥に王座が移動、そしてエンディング後に観戦していた山里亮太さんが焼き鳥を食べてしまって新王者となった、海外をさまよったアイアンマン王座だが、今度はどこへさまようのか・・・?
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