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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

船木から激励を受けた鈴川がIGFを一人で背負って立つ決意を固めた

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船木から激励を受けた鈴川がIGFを一人で背負って立つ決意を固めた

9月3日 IGF「INOKI ALI 40周年記念東京大会」2957人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○田中稔(5分06秒 タナカレッグバー)X奥田啓介


◇第2試合◇ 
▼クラッシャー川口引退七番勝負第5戦/20分1本
○クラッシャー川口(3分52秒 ケサ固め)Xビート・レーア


◇第3試合◇
▼20分1本
○タイラス(5分12秒 体固め)Xマグナス
※ジャンピングボディプレス


◇第4試合◇
▼30分1本
○ボブ・サップ(6分20秒 片エビ固め)Xヌックス
※エルボードロップ


◇第5試合◇
▼30分1本
○KENSO(12分14秒 片エビ固め)Xラジャ・シン
※ダイビングエルボードロップ


◇第6試合◇
▼澤田敦士復帰戦/30分1本
○澤田敦士(7分08秒 裏十字固め)Xモンターニャ・シウバ


【澤田の話】「完全に昔の貯金でやってるようなもんでしょ。積み重ねてきたもんがないから。貯金だけ。いやぁ、悔しいね。こんなの負けより悔しいことだよ。今日、応援しに来てくれた方々にもホント申し訳ない。(医務室に入ったが?)大丈夫、大丈夫。考えなきゃいかんね、これからのオレのプロレス人生を、GENOME人生を。9カ月も空けて、こんなの勝ちでも何でもない。ただ今までの貯金だけでやった。この後は通用しない。どうしようかって。(進退も考える?)来てるね。言い訳じゃないけどさ、いろいろと政務活動を我孫子の方々に信任を受けてやらせてもらってるけど、ちょっとこれは…。これからの自分を考えなきゃいけないな」


◇第7試合◇
▼IGFスペシャルタッグマッチ/45分1本
○鈴川真一 船木誠勝(11分20秒 体固め)X青木真也 アレクサンダー大塚
※バックドロップ


【鈴川、船木の話】
鈴川「(青木から3カウントを取ってメインを締めたが)残ってるのオレだけだし、ここ2016年オレがしっかりIGF守って、もっとすごい団体にしていかないとと思ってます。(今日はいつも以上に?)取らないと、IGFの強い選手が取らないと締まらないので。(青木もアレクもかなり厳しい攻めをしてきたが)まあ、やることやってるんで、大丈夫でしたけど。決して弱い相手じゃないですよね。またやることもあるだろうし、もっとすごい試合しないと、お客さん納得しないだろうし。(やりがいのある相手)ああ、そうだね」


船木「(鈴川と組んでみて)鈴川選手の最初からデビュー戦のころから、気になって見てはいましたので。ちょっと最初のデビューの仕方が普通のレスラーとは違う方法で。でもそこで踏まれてるから、いまどんなに強いヤツとやっても耐え抜く力があると思うんですよね。あとはもう自分の技、気迫は満々なので、その気迫と技を合体させて、一致して思う通りに体が動くようになれば、どんどん力つけていくと思いますよ。経験が一番重要だと思います。ひとりいればいいんですよ、ひとり。ひとりいれば団体は続けていけますから。前回から体制が変わるって、そういう話を聞いて。ただ、ひとりいれば団体って生きるんですよ。彼を真ん中にして、徐々に周りから集まってきて、また新しい形ができるはずなんで。やっていれば。1年か2年かわかんないですけどね、必ず、やっていれば、続けて行けば必ずそういう形になっていくはずです。今までの歴史がそう出てますからね。それをまたそのまま、力の続く限り、まだまだやる気満々なので。やればいいと思いますね。必ず大きくまたなっていくはずですよね。(鈴川が握手を求め、船木が応じる)まだこんな力(握力)残ってますからね。やり足りない。10発ぐらいバックドロップやればよかったんだよ。まだまだ」


鈴川「相手がよろけちゃって、くたっちゃったんで」


船木「まだできるんですよ。まだまだ。この体力があれば、体力と気力があれば、なんでもできる。猪木さんも言うじゃないですか。この若さが武器です」


鈴川「(闘魂を背負っている以上は自分が?)デビューしてからその気持ちは変わんないですよ。今もこれからもずっとやっていくつもりなんでね」


船木「話聞いたら15から相撲でやってるって聞いて、自分と境遇似てるなと思って。こういう人がやっぱり続けていかないと、プロレス界はなくなっていくと思います。ひとりいればいいです。ひとりいれば必ず形になりますから。そういうことです。彼が今日リングで勝ち残って立ってた、最後ひとり立ってたってことが今日のすべてですね。これからのIGFのすべてです。オレも応援していきますので」


 【青木の話】「(鈴川選手から3カウントを取られる形となったが?)いいんじゃないですか。アイツがやっぱりここでやっていくっていう覚悟があるんですから。いいんじゃないの。(今日の試合からそれが見えた?)うん。よかったと思います。(前回は不本意な内容となったが、今回はどうだった?)よかったと思いますよ。(黒星という結果は?)結果は結果だから。明日からやるだけで。そこよりも、何か凄くいい時間を過ごせたから、よかったと思っています。楽しい時間でした。(今後についてはオファーがあれば?)そうですね。(帽子を置いていった意味は?)みんな仲良くしようぜって」


 IGF・TDC大会が開催されメインは鈴川が船木と組んで青木&アレク組みと対戦、船木は8月8日に神戸でパーティーに出席した際に、アクシデントで堤防の3メートル下に転落し脇腹を負傷、11日に出場する予定だった超花火・博多大会を欠場した。負傷も癒えた船木は今回のIGFから復帰となったが、その船木を青木が「中途半端な格闘技選手」と一刀両断していたが、青木も5月の大阪大会でIGFから離脱を示唆したが、アプローチをかけていた新日本プロレスからは黙殺されてしまい、今回はIGFに出場となった。


 試合は船木と青木で先発し互いに打撃を繰り出して出方を伺うと、船木のキックをキャッチした青木は足関節で捕らえにかかるが、船木も奪い返し、青木が奪い返したところで船木はロープへと逃れる。
 鈴川に交代となると張り手を繰り出してくるが、かいくぐった青木はタックルで倒してから蹴り、鈴川は船木に交代するが、青木は牽制するかのようにアレクに交代、船木も再び鈴川に交代で引き下がる。


 中盤からは青木組が鈴川を捕らえて主導権を握るが、鈴川はチョップの連打で反撃し、場外に逃れたアレクを追撃してリングへ戻しチョークスラムを決める。
 交代を受けた船木はキックの連打からランニングローキック、ソバット、チキンウイングフェースロックで攻め込むが、ロープに逃れたアレクは頭突きから渦潮スイングで大回転し、交代を受けた青木はパスガードから攻め込もうとするが、凌いだ船木はスタンディングでの攻防を要求し、青木は素早いタックルから仕掛けるが船木が腕を奪って腕十字で切り返す。
 青木は交代を受けた鈴川を三角絞めで捕らえたが、逃れた鈴川がバックドロップ4連発を決めて3カウントを奪い勝利を収めた。


  8ヶ月ぶりの実戦となった澤田はモンターニャと対戦し、モンターニャのキックはキャッチしたものの強烈な張り手を喰らってしまい、その後でハイキックを喰らうなど2度にわたってダウンしてしまう。
 場外戦でも圧倒したモンターニャだったが澤田は頭突きで反撃し、グーパンチから逆水平の連打からグラウンドへ持ち込むも、モンターニャはパワーで振りほどき澤田の頭部を蹴りつけて逆襲する。
 モンターニャは背中へのアームパンチの連打で澤田から再びダウンを奪うが、澤田は足を取って倒し、マウントエルボーを連打するも袖車狙いは逃れられてしまう。
 モンターニャはブレーンバスターからボディープレスも、モンターニャがレフェリーに確認した隙を突いた澤田が一本背負いから裏十字固めでギブアップを奪い逆転勝利を収める。
 しかしダメージの大きい澤田は立ち上がれず担架で運ばれると、バックステージインタビューでは今後の進退に対してコメントを残した。


 今年に入ってから選手が次々と去っていくIGF、所属は鈴川だけとなり、今大会では澤田が進退を考えるようになってしまった。そんな鈴川を船木が「ひとりいれば団体は続けられますから、ひとりいれば団体は生きているんですよ」と激励した、それは団体を背負っていくことでもある。現在のIGFは引退して試合をしない猪木が一番人気なのかもしれないが、これからは残った鈴川が団体を守りつつ、育てていかなければならない、鈴川にそれが出来るのか?今後を見てみたい。

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