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全日本軍が邪道軍に勝利も大仁田ワールドを消すことが出来ず・・・、こたつとの対戦を終えた石井は青木と痛恨の両リン!
2月19日 全日本プロレス「2017エキサイト・シリーズ~Jr.BATTLE OF GLORY~」アイメッセ山梨 550人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「Jr.BATTLE OF GLORY」Bブロック公式戦/20分1本
[2勝1敗=4点]○中島洋平(9分21秒 横入り式エビ固め)[1勝1敗=2点]X田村和宏【中島の話】「2日連続で腕攻められてしんどいですね。点を取れた気がしない。でも昨日と一緒、最後3獲ったのは中島洋平ですよ。試合数こそあれど、得点表を見るのが楽しみで仕方ない。最終戦、丸山選手に勝てば決勝進出限りなく近いのは僕なんじゃないですか!? ノーマークだろうが1強4弱だろうが、そんなのただの前評判だ。結果出せば問題ないだろう。丸山戦、必ず勝つ!」
◇第2試合◇
▼「Jr.BATTLE OF GLORY」Bブロック公式戦/20分1本
[1敗1分=1点]△佐藤光留(20分時間切れ引き分け)[1敗2分=2点]△丸山敦【丸山の話】「気づきましたか? もうバッテバテ。昨日20代の若いのと引き分けて、今日バッテバテ。ふざけんな。田中稔さんとかそういう年配の人は間に普通の試合は言ってるだろ。何だよ3連戦って。俺51年生まれやぞ! 見た目がそんな貫目がないかしらんけど、年数やろ。どんなプロレスしてきたかより年数やろ! 稔さんとかそういう人は結構隙間のある連戦で、こっちは毎日手洗いうがいしてんですよ。この一戦にかけて! (腕が)折れたらどうするんですか!? でもね、まだ一回も勝ってないですけど、自分はあきらめてないですから。インフルエンザにはA型とB型があります! 俺はA型だコノヤロー!」
◇第3試合◇
▼「Jr.BATTLE OF GLORY」Aブロック公式戦/20分1本
[1敗1無=0点]▲青木篤志(5分28秒 両者リングアウト)[1勝2無=2点]▲石井慧介【青木の話】「悪いけど、これ俺からの世界ジュニアチャンピオンに対する宿題だよ。リーグ戦に優勝したら自然と世界ジュニアに挑戦できる? そんな甘くねぇんだよ。俺が自分でどうやったら世界ジュニアに挑戦できるか証明してやるよ。石井、これでやられてどう思ってるか、ちゃんと証明しろ。悪いけど、俺はリーグ優勝はもちろん、世界ジュニアを持って帰るのももちろん、全部頭に入れてんだよ。悪いけどな、リーグ戦きれいにやってきれいに優勝して世界ジュニアに挑戦します、それで獲りました? そんなもん俺、求めねぇからな。ここにはな、不満たくさんあるんだよ。いらないもんもいっぱいいるだろ。それも全部含めて俺、全部戦ってやるからな。覚えとけよ」
【石井の話】「何がやりたいのかわからない。何がやりたいのかホントわからない。ただわかったことは、ホント青木篤志が許せないってこと。何か自分のこと面白く思ってないのはよくわかりました。でもリーグ戦をこういうふうにする理由がわからないです。ホントわけわからない。でも青木篤志を倒してやりたい気持ちは強くなりました。はっきり言って屈辱だった今日は。(青木は『チャンピオンへの宿題』と言っていたが?)宿題ですか? 何の策略なのかわからないけど、今、今日のことを引きずってもしょうがない。次、公式戦あとひとつどうなるか。勝たないと絶対進まないと思うんで、このリーグ戦、当然次も強敵ですし、今日を引きずっていられない。許せないけど引きずっていられない。わけわからない。次に活かすしかない」
◇第4試合◇
▼30分1本
○ジョー・ドーリング(9分0秒 エビ固め)X大森隆男
※レボリューションボム◇第5試合◇
▼60分1本
ゼウス ○ボディガー 岩本煌史 田中稔(18分50秒 片エビ固め)宮原健斗 ジェイク・リー 野村直矢 X青柳優馬
※バウンス◇第6試合◇
▼全日本軍vs邪道軍スペシャル8人タッグマッチ/60分1本
○諏訪魔 秋山準 ケンドー・カシン 井上雅央(10分59秒 体固め)大仁田厚 雷神矢口 X保坂秀樹 パンディータ
※バックドロップ(試合終了後、諏訪魔と大仁田は四つんばい状態で額を押しつけてにらみ合う。諏訪魔が勝ち名乗りを受けると、大仁田が詰め寄って聖水を噴射)
大仁田「諏訪魔、諏訪魔よ、今日はな、俺も今日で甲府が最後だから、本当は電流爆破、諏訪魔にやってほしかった。賛否両論あるかもしれないけど、諏訪魔、よく聞け。3月12日、後楽園ホールでまたあいさつする。世の中しつこいと言われても、言い方を変えればあきらめないってことじゃねぇか!」諏訪魔「大仁田、お前、俺のこと…」
大仁田「大仁田さんと呼べよ」
諏訪魔「俺はチキンでも何でもねぇよ。そして今あんたがやることはアジアタッグのベルトの価値を上げることじゃねぇのか!?(全日本ファンが拍手する)」
大仁田「バカヤロー! 拍手してる奴よく聞け。アジアタッグを有名にしたのは大仁田厚じゃねぇか!」
諏訪魔「おい大仁田、大仁田さんって言ってやるよ。アジアのベルトの価値を上げてから電流爆破とか、天龍さんの名前使え!(諏訪魔が一旦リングから降りる)」
大仁田「諏訪魔君、じゃあアジアタッグのベルト、俺から1、2、3獲って奪う。それがお前の使命じゃ。そうじゃねぇか!?」
(青木と佐藤がエプロンに登場)
青木「大仁田さん、僕がアジアタッグやります。アジアタッグ挑戦受けてください。いつでもいいです」大仁田「俺はいいんだよ、いつでも。お前たちも嫌いじゃないんだよ。でも渕さんの体調があまりよくないんだよ。もうちょっと待ってろ。渕さんの体調が万全になったら、いつでも! いつでも! いつでも! アジアタッグ! 挑戦! させて! やるぜ!(と受けて立つ構えをみせ、アジアのベルトを二人に差し出す)よーくみとけ。俺の臭いがするだろ。あぁ匂うなぁ。いつでもこい!」
青木「じゃあまた今度お願いします(青木、佐藤が退場)」
大仁田「おい、一緒にファイヤーやっていかないか?」諏訪魔「ここは全日本のリングなんだよ。お前が先に帰れ。またこいよ」
大仁田「それはわかってるけど、お前帰ろうとしたじゃねぇか。諏訪魔帰れ!(と大仁田信者の声をあおる)よーしみんないくぞ! 1、2、3、ファイヤー! ありがとよ!(大仁田退場)
諏訪魔「山梨の皆さん、今日はありがとうございます。大仁田厚は必ずケリをつけます」
【試合後の諏訪魔、青木、佐藤】
諏訪魔「いやぁ、意味わかんねぇな。(大仁田のマイクが聞こえてきて)何だ、あいつ。全日本プロレスOBかよ? こんな状況、全日本プロレス散らかしてるだけじゃねぇか。ありえないだろ。こんだけ支えてきてこれか? そんなのありえないよ。わかった、どういう奴か。いいよ、大仁田は俺のことチキンだとか、天龍さんの名前を出した。ありえないよ。心外だ。(大仁田の叫びが聞こえてきて)うるせぇよ」青木「しょうがないですよ。負け犬の遠吠えにしか聞こえないし」
諏訪魔「最近、全日本で見る余興みたいなもんだろ。変わんないよ(笑) いいよ、あとは出直して来い。アジアの価値上げること何もやってねぇじゃねぇか。俺からみてそう思うんだよ。全日本全体をみてアジアのタイトルマッチで凶器使って好き放題やる? 全日本のタイトルマッチをそんなふうにやるって教わってないよ。腹立つな。出直してこい。その一言だけだ、俺からはね」
佐藤「プロレスって何でもありってあんたが言ったんだよ。何でもありだったら総合格闘技ルールで俺とやるのか? 俺と青木篤志と総合格闘技ルールでやれよ。電流爆破は諏訪魔さんに要求しておいて総合格闘技はやらない? そんなの通らないよ。必要ないんだよ、電流爆破は諏訪魔さんに。それをビビッて逃げたなんて勝手にほざいてんじゃねぇぞ。ああいうのを老害っていうんだよ。凶器使っていいよ、電流爆破バット持ってきていいよ。そもそも防衛戦の時、俺らは止めてないからね。持ってくることもOKしてるんだから。パートナーの渕さんが止めたから引っ込んだんだろ。俺ら受ける体勢万全でいったんだから」
青木「ベルトを獲られて今ああいう状況を作られちゃったのは俺の責任でもあるから。それは自分でしっかり刈り取りますよ。全日本に迷惑かけたのは間接的には俺の発言もあるわけだから。そこをしっかり俺は考えて、アジアに関しては取り組んでいきますよ。渕さんの体調はどうの確かに言ってて、やるんであれば正々堂々いい状態でお互いやりたいと思うんで」
佐藤「体調悪い奴がチャンピオンっておかしな話だろ」
青木「いいよ、そこは。向こうの条件のんでやる。向こうがどうのこうの言ってて、のまないのまないって言ってんだったらアジアタッグに関してはしっかりのみますよ。そこで取り返して大仁田は終わりにする。自分のケツは自分で拭きます。向こうも挑戦、全然いいよって言ってくれてるんで。今リーグ戦やってるけど、アジアもしっかり見据えて俺はやっていきます」
佐藤「あるものは全部ほしいんだよ。それが青木篤志、佐藤光留だ。それがたとえアジアであれ、有名な奴が持っていようが、有名なだけじゃベルトは何も価値ねぇんだよ。戦いがねぇと、プロレスがねぇと。それがプロレスのベルトの価値じゃねぇの。だったら森進一に持たせとけばいいんだよ。和田アキ子さんに持たせとけばいいんだよ」
青木「そうなったらまためんどくさいことになるから」
佐藤「その前にいきましょう」
【大仁田の話】「まぁな、人生というのはこんなもんじゃ。七転び八起き、敗者を敗者と見限るな。いつか勝者となるかもしれねぇ。俺しつこいって言われる。しつこいんだ、俺は。しつこいのはよーくわかってる。でもな、これは言葉を変えればあきらめないってことじゃないか。絶対あきらめないというものがあればいつか光るかもしれない。俺は申し訳ないけど、あえて言うけど、諏訪魔さんよ、3月12日、また来場してサイン会に行く。堂々とな、サイン会に行く。Tシャツも出てることだし。その代わり全日本プロレスのチケットを俺は、俺は、俺は! 10枚買う! 7千円のチケットを10枚買う。10枚ということはお客の中のお客ってことだ。敬意を表しろ。なぁ、売っちまうぞ、あんまりゴタゴタ言うと。このベルトを。俺チャンピオンだろ。チャンピオンに権利があるんだろ? 違うのか? なぁ、売っちまうぞ、本当に。結局、諏訪魔は出てこない。青木と佐藤が出てきてアジアタッグやると。元通りじゃねぇか。渕さんは体調不良なんだろ。おととい駐車場で会ったよ。体調不良だって。体調不良の奴を出して何で戦うんだ? そうだろ? 青木と佐藤もよ、体調不良の渕さんと戦ってどうするんだよ。渕さんの体調がよくなってからいつでも堂々と受けてやるよ。(反対側の控室から秋山の『返上だ、返上。体調不良だったら返上だろ。渕さんに電話しろ。体調不良で返上だ』との声が聞こえてきて)うるせぇな。何か言ってる奴いるな。俺はチャンピオンだからな。人に言われる筋合いはない。返上? 返上なんかするか。俺がチャンピオンだ。なぁ、どんなことを言われようと何言われようと俺がチャンピオンだ。そういうこと。じゃあな」
甲府大会のメインは秋山、諏訪魔率いる全日本軍vs大仁田率いる邪道軍が8人タッグ戦で対戦。試合前にはIWA JAPANでUMA軍を率いていたハル・ミヤコさんが現れ、デビュー25周年を迎えた井上に花束を贈呈するが、邪道軍が登場すると井上に贈呈された花束をカシンが邪道軍に投げつけ、諏訪魔も手招きして大仁田を挑発するが、大仁田は諏訪魔の顔面に赤い毒霧を噴射して試合開始。全日本軍は井上が有刺鉄線バットを振り回す矢口にサミングからバックエルボー、秋山も保坂にランニングニーを浴びせ、場外戦でも有刺鉄線バットを持ち出した大仁田を諏訪魔がプラ柵を首に引っ掛けて絞めあげるなど先手を奪う。
しかし邪道軍も井上を捕らえてテーブル貫通パイルドライバーを敢行し、テーブルをコーナーに設置して井上を叩きつけるが、秋山が駆けつけて矢口にテーブルを投げつけ、諏訪魔はパンディータにもテーブルを投げつけてから大仁田をスリーパーで捕獲も、大仁田も有刺鉄線バットで殴打して脱出し、諏訪魔は右腕を切ってしまい流血となる。
その間に大仁田は井上をイスで殴打してからDDOで突き刺し、矢口が有刺鉄線バットでメッタ撃ちにしてから、大仁田が毒霧を狙う。
しかし寸前で井上がオリャーラリアットを浴びせ、ミリオンダラーバスターを決めるも、大仁田もイス攻撃で逆襲、交代した諏訪魔に合体攻撃を狙うが、諏訪魔は両腕ラリアットでなぎ倒し、保阪にフロントスープレックスからラストライドを狙う。しかし矢口が有刺鉄線バットでカットに入り、大仁田も再度毒霧を狙うが、今度は保阪に誤爆すると諏訪魔がラリアットからバックドロップで保阪から3カウントを奪い、全日本軍が勝利となった。だが試合後は全日本軍が主役ではなく大仁田が主役、試合後のマイクのやり取りでも、諏訪魔が大仁田に飲まれてしまい、勝っても大仁田ワールドを消し去ることが出来なかった。
3月12日の後楽園大会で前王者組の青木、佐藤組がアジアタッグ王座への挑戦を表明したが、結果次第では大仁田が全日本から撤退となるのか?
Jr.BATTLE OF GLORYはBブロック公式戦で中島と田村が対戦し、エプロンに着地した田村がロープ越しのハイキックを中島に浴びせると、場外へ転落した中島にダイビングサマーソルトアタックから、左腕を鉄柱に打ちつけ、リングに戻っても左腕攻めを展開する。
しかしトラースキックで流れを変えた中島は踵落とし、バックドロップ、フロントハイキック、ミドルキックの連打で猛反撃し、田村もミドルキック、アックスボンバー、ミサイルキック、掌底連打、ローキック、ソバットと畳みかけてからミノルスペシャルを狙う。だが中島が阻止しトラースキックを浴びせ、ジャーマンからの跳後廻蹴は田村がかわして丸め込みを連発するも、ミノルスペシャル狙いを中島がクラッチして強引に丸め込んで3カウントを奪い、中島が公式戦2連勝となる。佐藤vs丸山は両者共グラウンドから打撃戦を展開するが、佐藤がチキンウイングアームロックから左腕攻めを展開、腕十字で捕らえるが丸山は足に噛みついて脱出すると、顔面にも噛みついてからジャンピングハイキックで場外へ落とし、コーナー上でのトペコンヒーロを発射、リングに戻っても後からリングに戻ろうとする佐藤にスライディングキックを浴びせ、リングアウト勝ちを狙う。
丸山はリングに戻った佐藤にジャンピングハイキック、トラースキック、タイガードライバーと畳みかけ、再度タイガードライバーを狙うが、今度は佐藤が脇固めで切り返し、左腕へミドルキックを連発するも、キャッチした丸山はドラゴンスクリューを連発、ミサイルキックから足四の字、ドラゴンスクリューで左足攻め展開するが、佐藤も腕十字で捕らえて応戦する。
丸山がハイキックをかわした佐藤はジャンピングハイキックからミドルキック、水車落としと畳みかけ、ジャーマンから腕十字で捕獲し、そのまま一気に絞りあげるが、そのまま時間切れとなり引き分けとなった。また青木vs石井はDDT後楽園大会でコタツ、アントーニオ本多との対戦を終えて駆けつけた石井に青木が奇襲をかけ、場外戦となりブレーンバスターを敢行。しかしリングに戻ると石井が延髄斬りからフランケンシュタイナーで反撃し、ニーリフトからジャーマン、ダブルアームDDTを狙う。
しかし青木がラリアットで反撃して場外戦となるが、石井がブレーンバスターから青木を振り切ろうとしてリングに戻ろうとすると、青木がしがみついて戻れず、そのまま両者リングアウトとなり、石井は2試合連続で無得点試合となってしまうが、青木は構わず石井にイスを投げつけ、フェンス上からのブレーンバスターで石井をKOして引き揚げていった。
また第4試合ではジョーが大森と対戦し、大森のアックスボンバーをかわしたジョーがフライングボディアタックを浴びせると、レボリューションボムで3カウントを奪い収めた。【全日本】諏訪魔が邪道軍返り討ち「アジアの価値上げて出直してこい」、大仁田は3・12後楽園来場予告▼青木&佐藤がアジア奪還宣言▼「チャンピオンへの宿題」 青木が石井と場外心中▼中島がBブロック単独首位…甲府大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/HepXU2OzdZ
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年2月19日大仁田厚の やり方は 許せるものじゃないね。
初めて闘って大仁田厚という人間の中身がよく分かったよ。
まずはアジアの価値を上げてから
色々言ってくれ!!
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2017年2月19日エキサイトシリーズ甲府大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
プロレスやった気がしない。それは俺には必要ない。俺に必要ないのは全日本プロレスにも必要ない。
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年2月19日山梨大会終了。
今日は色々な事が色々あったから何ともハッキリ言えないけど。
とにかくモヤモヤした!
なので、今からモヤモヤ対策を練ります。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2017年2月19日どいつもこいつも、俺と試合する時だけ覚醒してんじゃねぇよ。普段からやらんかい。人に頼るな。その人を必要以上に蹴飛ばすなんて、地獄に落ちるぞって話し。あー痛ぇ。
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2017年2月19日甲府大会にご来場の皆様、ありがとうございました!田村選手に勝利!二日続けての腕攻めは辛かった。。しかし試合数の違いはあれど、現在最多得点!必ず24日の名古屋も勝って、決勝に駒を進めます! #ajpw #jbog pic.twitter.com/zOLJ1QjFbP
— 中島 洋平 (@nakajima_youhei) 2017年2月19日悪夢なのか・・中島洋平に負けた。昨日に続き2連敗。また連敗街道に入るのか俺は!?#ヒートアップ#ajpw
— 田村和宏★3.5高島平大会 (@tamukaz) 2017年2月19日全日本プロレス甲府大会観戦終了!
大興奮のメイン、全日本軍vs邪道軍。
雅央さんは、机に叩きつけられても椅子で殴られても、最後まで戦い抜き、全日本軍が勝利!
コレは雅央さんの頭がめり込んだ机(⌒-⌒; )
25周年突破記念の花束をリングで贈呈、試合後に虎屋の羊羹を差し入れました! pic.twitter.com/YOoLVYGdXc
— 役者“白粉地獄”ハル•ミヤコ (@HaruMiyakoUMA) 2017年2月19日PR -
全裸となったディーノがカバナに大暴走!DDTは3・20たまアリに向けて気勢を挙げた!
2月19日 DDT「In to the fight 2017」後楽園ホール 1280人 満員
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権試合/60分1本
[第19代王者]○島谷常寛(5分1秒 高角度回転エビ固め)[挑戦者]×伊橋剛太
☆島谷が12度目の防衛に失敗、伊橋が第19代王者となる◇第1試合◇
▼3WAY6人タッグマッチ/30分1本
高尾蒼馬 ○彰人 ヤス・ウラノ(8分7秒 片エビ固め)岩崎孝樹 ×渡瀬瑞基 ワンチューロ
※ハナマサ もう1チームは大石真翔&勝俣瞬馬&MAO◇第2試合◇
▼高木軍vsマイケル軍敗者国外追放マッチ/30分1本
[高木軍]高木三四郎 大鷲透 ○平田一喜 赤井沙希(10分8秒 奇跡を呼ぶ一発逆転首固め)[マイケル軍]中澤マイケル 高梨将弘 松永智充 チェリー(試合終了後、マイケルは一人リングに残される)
マイケル「みなさん。久しぶりの僕の試合。面白かったでしょ? 面白かったでしょ? それでは皆さん、おしマイケル(場内暗転)◇第3試合◇
▼アイアンマンヘビーメタル選手権試合/60分1本
[第1208代王者]○こたつ(9分1秒 体固め)[挑戦者]×アントーニオ本多
☆こたつが王座防衛 もうひとりは[挑戦者]石井慧介【マイケルの話】
――久しぶりにDDTで試合をした感想を。
マイケル「いやぁ、なかなかパンツを脱ぐのに手間取った辺りが、やっぱりブランクと言いますか。やっぱりリングから遠ざかるとダメだなと。タイでも試合をする機会はありますので、これからも試合はし続けていきたいなと思っております。」――久しぶりに帰ってきたDDTの雰囲気はいかがでしたか?
マイケル「いやぁ、皆さん温かくて。お陰様で僕も熱くなることが最後出来まして(苦笑)。今後も熱くなってきたぜーを続けていきます!」――試合後、平田選手とアイアンマンを争う場面もありましたが。
マイケル「タイにベルトを持って帰ろうと思ったんですけど。いまはタイでも少しずつプロレスが盛り上がっていますから。つい1週間前もみちのくプロレスが来て、そこでも試合させていただきましたけど、今後も定期的にタイでも試合がおこなわれるんじゃないかなと思うので。そこにベルトが一本あるだけでも盛り上がるんじゃないかと思って。」――でも今日試合に負けてしまったので国外追放となり、またタイに戻ることになりました。
マイケル「そうですね。♪訳のわからぬことばかり~、言ってるときに別れのときがきた~。グッバイさよなら再見アディオス、また会う日までララララ、ヘイ!」◇第4試合◇
▼30分1本
○高山善廣 樋口和貞(10分4秒 エベレストジャーマン・スープレックス・ホールド)佐々木大輔 ×マッド・ポーリー(試合終了後)
高山「今日は大事なお客さんが来てんだよ。大山ちゃん久しぶりじゃないか。ちょっと来いよ」(大山がリングに駆けつける。頭を下げる大山を高山が攻撃する。しかし、大山は高山にスリーパーを決めて絞め落としてしまった。慌ててセコンドが駆けつけるも払い腰を連発して引き揚げた。)◇第5試合◇
▼30分1本
▲コルト"Boom Boom"カバナ(9分23秒 無効試合)▲男色"Bin Bin"ディーノ(試合終了後)
ディーノ「後楽園から聞こえる…ビン!ビン! カバやん! これがDDTの世界戦略よ。さいたまスーパーアリーナではこんなもんじゃ終わらせないわ。私は会場に来た人たちに見せるべきものを見せる!(場内ディーノコール)カバやん、今日はこうやって法律の壁に阻まれたけど、アンタとはまだ決着がついてないわ。今日で最後かもしれないけど必ず戻ってきて。プリーズ・カムバック!(場内プリーズ・カムバックコール)カバやん。これがDDTのアンタへの評価よ」カバナ「ディーノ、アリガトウゴザイマス。アイシテマス、プロレス。アイシテマス、DDT。アイシテマス、コーラクエン。アイシテマース、DDT UNIVERSE」
【カバナの話】
――ディーノ選手と対戦した感想は?
カバナ「私はDDTのことを本当に、すごく、めちゃめちゃ愛しているんだ! 私のスタイルはDDTの世界に合っていると思う。このDDTのリングに上がるまでに約19年かかったよ。そして今日、やっとディーノと試合出来た。本当に嬉しいよ。ディーノと私は似たようなスタイルだけどちょっと違うんだ。ディーノはゲイっぽいけどマインドが素晴らしい。私のマインドも素晴らしいだろ。だから今日、試合が出来て本当に嬉しいんだ。ディーノ、ヤバイ! バカ、ヤバイ、ホモ! リング上でゲイの行為はやめてくれよ。そういうことは家でやってくれ(苦笑)。リング上でするLOVEはプロレスでやるよ。」――ディーノ選手がさいたまSAで対戦するジョーイ・ライアン選手の得意技であるチ●コ投げをやろうとしていましたが。
カバナ「アメリカでディーノvsジョーイ・ライアンの試合(の映像)を見たんだ。あの試合は世界のニュースになっただろ。その二人がさいたまスーパーアリーナでもう一度シングルマッチをやるんだろ! この試合はプロレスの、レスリングの、ルチャリブレの歴史に残る試合になるよ。私はアメリカ人だから同じアメリカ人のライアンが勝つと信じているよ。」【ディーノ、大石の話】
(ディーノはコメントスペースに現れるなり、パンツを脱ぎ捨て全裸でイスの上で仁王立ち。慌てて大石が自分のタオルで股間を隠す。)
――ではカバナ選手と対戦した感想を。
ディーノ「まだちょっと、こういう結果だから消化不良っていうか、まだ出し尽くしてない。まだまだ一杯お互いに出すものがあるんじゃないかしら。まだまだ出ていない。だから今日で一旦カバやんは帰るけど、まだ私たちの闘いは続く。10年、20年、その先だってお互いが生きている限りは……(大石に)ちょっと段々遠くなってる。涼しくなってる。」大石「このタオル、使おうと思ったのにぃ(泣)。」
ディーノ「使えよ!」
大石「嫌だよぉ(泣)。」
ディーノ「タオルは汗を拭うためにあるんだぞ。」
大石「テメーのチ●コの付いたタオルで体拭けるか!」
ディーノ「…っていうことです。まあこれでさいたまスーパーアリーナでは(大石のタオルを股に挟んで固定しながら)、まだまだ……私本当に出し尽くしてないから! これよりもっと酷いことが起こるに違いないわ! DDT UNIVERSEだとフタ絵になるかもしれないけど、会場に来ないと観れないものは必ずあるはずよ。みんな……出していこう! 心の中をさらけ出していこう! このプロレスの会場に来ている……せっかく余暇と財布の中を費やすんだから。さらけ出して、みんなでさらけ出して、さらけ出して、真っ新になって楽しんでもらえばいいじゃない。そういうことです。」
――カバナ選手も前回のディーノvsライアン戦を見て、「本当にディーノと闘いたかった。さいたまSAでの彼らの再戦はとんでもない試合になる」と言ってました。
ディーノ「おぉ。ジョーイ・ライアンの次はカバやん、またあんた、私のホールリストからはまだ全然削除されていないから。その辺は覚えておいて。また来たときに決着つけてやるわ!」大石「もういいんじゃないですか…もういいんじゃないですか……。」
◇第6試合◇
▼ROAD TO SSA COUNTDOWNスペシャルマッチ/30分1本
○遠藤哲哉(12分39秒 片エビ固め)×坂口征夫
※スカイツイスタープレス【遠藤、佐々木の話】
――今日は坂口選手とのKO-Dタッグ前哨戦でしたが、見事勝利しました。
遠藤「征夫ちゃん、ダメだよ気抜いちゃ。リング上では何が起こるか分からないんだから。さいたま、本気で殺しにこい!」――ポーリー選手は高山選手に敗れてしまいましたが、佐々木選手、さいたまSA大会に向けてDAMNATIONの調子は?
佐々木「うーん、まあさいたまスーパーアリーナ、俺がEXTREME獲って、テツヤと巨人がKO-Dタッグ獲って、またDAMNATIONにベルトが集まってくる。」――それはもう確実だと?
佐々木「もう確定だな! 今日も樋口・高山を相手に俺のハードコアな肉体を見せつけただろう。見てただろう? エヘヘヘヘヘ……。」――さいたまSA大会での葛西戦に向けて何か秘策は?
佐々木「秘策? 毎日毎日ホームセンターに行ってるよ! あ、これ言っちゃダメじゃん。秘策じゃん!」ーールールとしてはホームセンターにあるアイテムを使っていいってことですから、何を使うまで言わなければ大丈夫じゃないですか。
佐々木「ああ。親父が大工だからな俺は。親父、ホームセンター大好きだから。親父に相談して使えそうな武器を聞いてくるよ。あと欲しいもの。親父が欲しいものを、ついでに買って(苦笑)。」【坂口の話】
――さいたまSA大会でKO-Dタッグ挑戦が決まっている遠藤選手と対戦して敗れてしまいましたが。
坂口 うーん……まあ舐めていた部分はすごくあったんで、まああいつの隣にいるデッカイのしか目に入っていなかったんで。あんな坊ちゃんが、と思って今日いろいろと引き出し開けてやってみたんだけど。まあ正直強かったし、今日は俺の負け。それは認めます。ただまだこれからいっぱい前哨戦もあるので、ひとつひとつ借りを返して、スーパーアリーナのときは「もう二度とやりたくありません」(と言わせる)、そういう状況に持っていってやろうかなって。まあ簡単に言えば、オメエも殺(や)るリストに入ったからな。それだけ覚えておいてもらえれば。◇第7試合◇
▼DDT20周年記念スペシャルタッグマッチ/30分1本
○HARASHIMA KUDO(20分54秒 体固め)×竹下幸之介 ディック東郷
※蒼魔刀(試合後、KUDOと握手を交わしたHARASHIMAだが、東郷がKUDOに詰め寄っていき、髪の毛を掴んで睨み合いに。竹下は朦朧としながらもエプロンからHARASHIMAを指差してから、セコンドの肩を借りて退場。GMが選手をリング上に呼び込むと、竹下とDAMNATIONを除くDDTとDNAの選手たちがリング上へ。)
高木「こんにちは! 皆さん、今日2月19日が何の日か知ってますか?(「プロレスの日」という声があがる。)はい、その通りです。1955年、蔵前国技館で2月19日、日本で初めての国際的な試合がおこなわれた日ということで。力道山先生と木村政彦さん、そしてシャープ兄弟の一戦が組まれた日でもあります! でもそんなことは本当はどうでもよくて! 20年前の2月19日、俺は何をやっていたかと言うと、1ヶ月後の3月25日に控えたDDTプレ旗揚げ戦、日比谷ラジオシティ大会のビラを有楽町で撒いてました。あの頃、本当に吹けば飛ぶような存在だったこのDDTが20年経って、こんなに大所帯になって、そして3月20日さいたまSAに初進出します! ひょっとしたら日本のプロレスの歴史から僕らはいなかったかもしれません! でも諦めなかったから、いまこうやってリングに立っています! 諦めずにプロレスをやれたのは、応援していただいているファンの皆さんのお陰です! ファンの皆様に、そして一緒にやってきた仲間たちのために、3月20日、DDT20年の集大成をお見せします! どうかよろしくお願いします!」HARASHIMA「DDT20周年……今度20周年、もっと、もっと先もー、みんなー……違う! DDT突っ走っていくんで、みんなついてきてくださーい! 20周年から先もみんなどんどんついてくるさー!(観客『なんで~?』)さいたまSA大成功させてやるさー!(観客『なんで~?』)30周年、40周年、50周年もやってやるさー!(観客『なんで~?』)なんでかって? それは鍛えているからだー!」
(場内に『GET READY』が流れる中、全員で円陣を組む。そして高木の「準備はいいか? さいたまSA大会、絶対成功させるぞ!」のかけ声から全員で「オーッ!」と気合いの雄叫びをあげ、スクリーンでは3・20さいたまSAの全カードが発表された。)
【KUDO、大山の話】
――本日プレ20周年記念試合ということで、久しぶりにHARASHIMA選手と組んでみていかがでしたか。
KUDO「本当に思い入れのある選手で、隣にいて楽しかったです。何か昔の感覚がちょっと思い出しましたね。」――対戦した竹下選手と東郷選手はいかがでしたか。
KUDO「僕は前回のホールであいつに負けているんで、竹下の座を奪ってやろうぐらいにね(苦笑)、もっと当たりたかったんですけど。そこはやっぱりHARASHIMAさんがやりたかったんでしょうね。HARASHIMAさんが結構いい感じで熱い試合してましたね。さいたまに関しては東郷さんと当たるんで。東郷さん、皆さんご存じだと思いますけど、DDTのプロレスを見てくれた先生なんで。もちろん、私の師匠でもあるし。今日、HARASHIMAさんの力もあって勝ちましたけど、さいたまでも必ず勝ちたいと思います。さいたまは頼もしいパートナーがいますので。大山さん!(大山が登場)」――大山選手、今日リング上で高山選手に襲われたところをスリーパーで切り返しましたが。
大山「もう闘いは始まっているんだなってことを教えてもらいましたね。まさかの攻撃だったので、もういまから緊張していかないと勝てないなと思いました。」――メインでKUDO選手と対戦する東郷選手のことも見ていたと思いますが、東郷選手の印象は?
大山「奥が深いですね。すごく深いですよね。プロレスを知り尽くしている方なので、どこまで僕がそこに食らい付いていけるか。もう高山さんのパワーと東郷さんの奥深さを今日間近で見せてもらったので……緊張してますね。」――KUDO選手から見て大山選手の仕上がり具合は?
KUDO「今までの経験があるんで。今日の切り返しもそうですけど、何でも来いって感じですよね。大山さんは本当に肝も据わってますんで、何が来ても切り返せると思うし。最近二人でプロレスの練習もしていますので、プロレスの連携なんかもいっぱい出したいなって思っています。本当に高山・東郷って高い壁ですけど、今日の大山さんの活躍を見たら、デビュー戦だけど勝てるんじゃねぇかって。そんな気になったんで、必ずあの二人を倒して、私はさいたま後を見据えて頑張りたいと思います! 頑張りましょう!(大山と握手)」【高山、東郷の話】
――試合後、高山選手が大山選手をリング上に呼び込んで襲撃したところをスリーパーで切り返されてしまいましたが。
高山「俺が襲撃したらやっと奴が本気を出したよ。いままでずっと放っておいたら、優等生の坊ちゃんだった。あれじゃ闘う男じゃない。俺がやっとあいつの闘う男の血を呼び覚ましたんだ。」――東郷選手は今日リング上であった高山選手と大山選手の絡みを見て、どう思われましたか?
東郷「まあ大山選手に関してはあまり予備知識がないんで。ただ総合(格闘技)で強かったっていうのは耳にしたんで。ただひとつ言えることは、いくら総合で強くてもプロレス界では新人だよね。プロレス界の帝王とレスリングマスターがプロレスを1から教えてやるよ。」高山「しかもあいつ何か、総合がいいって言ったって所詮、俺の前座ですからね。」
東郷「うわっ!」
高山「俺がメインのときに、常に前座だ、アイツは!」
東郷「じゃあ、もう話にならないですね。もう勝負ありじゃないですか。」
高山「それが東郷さんと俺が下にさがって相手をしてやるんだ。デビュー戦、喜べオメエ! ギタギタにやってやるからな!」
【竹下の話】
――さいたまSAでのKO-D無差別級選手権の前哨戦として、HARASHIMA選手とタッグで対戦して直接ピンフォール負けとなってしまいましたが。
竹下「まぁ……前哨戦なんですけど、すごくスペシャルなタッグマッチだと思うので。例えばプロレスファンの竹下少年からは考えられないタッグマッチの中に入ってて、それが後楽園のメインでっていう、単純にそこがちょっと興奮するものがありましたし。やっぱり自分以外の3選手、とくにパートナーの東郷さんからは学ぶことも多かったし。何か語弊があったらアレですけど、楽しみたかったですね。すごく試合をしていて、前哨戦ってことを忘れるくらいプロレスはやっぱり面白いなって。DDTは面白いなって思ったし、やっぱり自分はDDTが大好きだなって思って。何か変な感覚になりましたね一瞬。でもやっぱり前哨戦なんで。前哨戦であることには変わらないんで。何かまあ……まだまだ手の内は出してないですよ。」――この前哨戦でHARASHIMA選手に直接敗れたことは、さいたまSA当日に向けてプラスになると思いますか? それともマイナスになると思いますか?
竹下「うーん……まあ、どちらでもないですかね。もちろんHARASHIMA選手も出し切っているわけではないと思いますし、今日はタッグで。HARASHIMAさんのビッグマッチのシングルでの闘い方ってあると思うので、それとこれはまた全然別物であって。でもやっぱり今、自分がこうしたらどうするんだろうなっていう、それをいろいろ自分は確かめたかったし、その中で今日に関しては負けてしまいましたけど、ちょっと……やっぱりHARASHIMAさんは強い! めちゃくちゃ強いし、何か無敵なんですよね。やってもやっても這い上がってきて。僕は蒼魔刀をもらわないように気をつけていたんです。とにかく蒼魔刀だけは気をつけていたんですけど、実際もらって負けているんで。こういう強さなのかっていう。いろんなHARASHIMAさんのタイトルマッチを見ていて、どこが強いんだろう、どういう部分がうまいんだろうっていうのがやってみないと分からないので。見ているだけじゃ(分からない)。実際やってみて分かりましたね。「あ、これか!」と思ってね。対策の立てようとあると思うので、さいたまスーパーアリーナまでまだ前哨戦もあると思いますし、しっかり前哨戦は前哨戦で楽しみたいと思います。」【HARASHIMAの話】
――本日、プレ旗揚げ20周年記念試合ということで、久しぶりにKUDO選手とタッグを組みました。
HARASHIMA「そうですね、懐かしい感じとちょっとした安心感と。まあ勝ててよかったです。チームとして。」――さいたまSAのメインで当たる竹下選手と当たりましたが。
HARASHIMA「やっぱりすごい強さはありますよね。そんな中、今日は自分のパターンに持ち込んで勝てたんでよかったですね。あと久しぶりに東郷さんとも当たって、いい刺激を受けましたね。」――試合後に円陣を組んだりして、さいたまSA大会に向けて気運が高まってきた感じは?
HARASHIMA「そうですね、もう本当あと1ヵ月なんで。この1ヵ月で自分のコンディションももっともっと上げて、もう最高潮にして最高の状態で試合に臨みたいと思います!」【高木大社長総括】
高木「さいたまの全カードが出来まして。まあ本当にDDTらしい部分と言いますか、ほぼほぼDDTの現有の戦力で挑もうかなとは思っています。やっぱり器がいつもやっている両国(国技館)よりも大きいので、いろんなことは考えたんですけどね。でもやっぱり普段通りのDDTで行こうかなと思っていますね。今、20年の集大成を見せられればなと。リング上でも言いましたけど、プロレス界の歴史の中とか流れの中で、たまに思うときがあるわけですよ。俺たちは本当に必要とされているんだろうかとか。歴史の流れの中でどうなのかなって思うときはあったんですけど、でもやっぱりさいたまでやるって決めて、両国も年2回成功させて、後楽園もある程度いっぱいにさせてるという状況の中で、自分たちのやってきたことは間違いじゃなかったと改めて思っているわけなんですよ。今までいろいろ支えていただいたファンの方や選手、スタッフ、仲間たちと一緒にこのさいたまスーパーアリーナで20周年お集大成を見せたいなという思いですね。今年一年間は20周年なんでね。とりあえず20周年の集大成を見せてから、また今年いっぱいでさらにドンドンドンドン打って出て行きたいなとは思っています。今この状況でDDTが出せる最高のカードが揃ったんじゃないかと思っています。」――その中でメインのHARASHIMAvs竹下戦は、高木さんの中でどういうものを見せたいと思いますか。テーマとして。
高木「まあ単純な……分からない。今日HARASHIMAも(煽り)Vの中で「年齢は関係ない」って言ってましたし、竹下もいろんなこと言ってましたけど、これはもう簡単な世代交代がどうのとか、世代闘争がどうのとかっていうことじゃなくて、二人とも生き様を見せてほしいなっていうのが自分の思いですね。やっぱりプロレスっていうのは、リング上で人生がすべて出るものだって自分は思っているので。HARASHIMAはHARASHIMAの20年があっただろうし。竹下は21ですよ! 竹下は竹下の20年があったと思うので。やっぱりそれを見せてほしいなと思っていますね。正直、今日はHARASHIMAが勝ちましたけども、明日はどうなるか分からないっていう部分で、いろいろなものが見えた試合だったかなと思っていますね。だから二人には勝ったほうがDDTのどうのとかっていうのは、自分の中では本当にどうでもよくて、二人が今までの人生を、すべてを、このさいたまのリングにぶつえてほしいなって思うんですよね。そうしないと彼らの20年って何だったのかなって。DDTはもちろん20年ありましたけど、彼らも20年っていうのがあったわけで。それを全てぶつけるような試合をしてほしいなと思っています。」――変に団体の20周年だとかは意識することなく。
高木「うん。意識しないでね、いいものを提供すればいいですよ。いいものを提供すればいいっすよっていうのも軽い言い方ですけど(苦笑)、でも僕ら毎回勝負でしたからね。20周年だから特別なものを見せるんだったら、もう団体って終わっていると思うんですよ。もう毎試合毎試合が20周年のつもりでね(苦笑)、いいものを見せて。とにかく来たお客さんを帰さない。で、新規で来たお客さんにはプロレスの素晴らしさを味わってもらう。それなりに見てきた人たちにはDDTの素晴らしさを味わってもらうっていう部分で勝負しているんで。だからやっぱり自分からすればもっともっと、そんな小さなことじゃなくて、お互いの築き上げたものをぶつける場にしてほしいなと思いますね。僕は僕で自分の中の20年っていうのがあるので! 自分はやっぱり武藤敬司さん、飯伏幸太、秋山準、関本大介、木高イサミという中で闘います。コーエーはコーエーの20周年があって、シブサワ・コウさんは35周年って言ってますけど、俺か言わせればナンボのもんじゃいって感じですよ! みんなそれぞれの20年をぶつけ合うようなすごいものにしたいなと思ってますよ。だから負けないですよ! 負けてないです。DDTの、そして高木三四郎の20年をぶつけるという感じでさいたまは挑みます!」3月20日、たまありメインアリーナ大会まであと1ヶ月を迎えたDDT後楽園大会、セミでは石川修司とのタッグでKO-Dタッグ王座に挑戦表明した遠藤がタッグ王者の坂口とシングルで対戦。試合はまだパーカーを脱いでない状態の坂口を遠藤が背後から奇襲をかけジャーマンで投げてからゴングが鳴り、場外に逃れた坂口にプエロデアギラを発射、リングに戻ってもボディーシザースや変形のグラウンドコブラなどで脇腹に集中攻撃を加える。
先手を奪われた坂口はエプロンの遠藤にロープ越しのミドルキックを放ってから場外へ落としたところでプランチャを発射、エプロンダッシュのローキックで流れを変え、肩固めやスリーパーなどで絞めあげるが、その場飛びシューティングスタープレスやスワンダイブ式フォアアームで再び自身へ流れを変え、坂口もスリーパーやニーで反撃するも、遠藤はトーチャーラック式ストマックバスターを初披露して坂口の脇腹にダメージを与える。
遠藤は450°スプラッシュを投下するが、かわして着地した遠藤に坂口がソバットから浴びせ蹴り、そしてスリーパーで捕獲もコブラクラッチには移行できず、遠藤がロープに逃れてグロッキーとなりダウンとなるが、坂口が起こしに行こうとしたところで遠藤が首固めで奇襲し松井レフェリーを盾にしてからトーチャーラック式フェイスバスターを初披露し最後はスカイツイスタープレスで3カウントを奪って勝利を収めた。
内容的にも遠藤が完勝、トーチャーラック式の技もバリエーションを増やし、インサイドワークを駆使して坂口を翻弄するなど、遠藤の成長を感じさせた試合となった。たまアリ大会では船木誠勝、坂口組の保持するKO-Dタッグ王座への挑戦も決定しているが、石川が病み上がりで不安が残る分、遠藤に期待がかかる試合になりそうだ。メインのKO-D無差別選手権の前哨戦はHARASHIMA組が大阪大会同様、竹下の左膝を集中攻撃を与えるが、久々にDDTのメインに登場した東郷が奮起して試合を盛り返す、KUDOの84からのダブルニーを喰らった竹下だがスロイダーで反撃すると、東郷がオーバーヘッドキックでKUDOを場外へ追いやるとトペコンヒーロを発射、リングに戻ってからペティグリーからダイビングセントーンの必勝パターンを狙うもKUDOに阻止されてしまうと、KUDOは東郷と竹下をコーナーに宙吊りにしてから二人まとめて地獄の断頭台を投下、HARASHIMAが東郷に山折りから蒼魔刀を狙うもかわした東郷がクリップラーフェースロックで捕獲してからディックキラーへと移行してHARASHIMAを追い詰める。
交代を受けた竹下はHARASHIMAにブルーサンダーを決め、東郷とのダブルインパクトを決めるとジャーマンを狙うが、サムソンクラッチで切り返したHARASHIMAが竹下の後頭部に蒼魔刀を浴びせ、山折り狙いは竹下が背後に着地してドラゴンスープレックスで投げるも、突進したところでジャンピングハイキックを浴びてしまう。
最後は竹下の突進をかわしたHARASHIMAが再び後頭部に蒼魔刀を浴びせてからリバースフランケンで叩きつけ、蒼魔刀を浴びせて竹下から直接3カウントを奪い勝利を収めた。
大阪大会でもHARASHIMAの足攻めに苦しんだ竹下だったが、今回も足攻めに苦しみ、最後に直接フォール負けという、竹下にとっても苦渋を味合わされる結果となった。第2試合では、たまたま日本に帰国していたところDDTに強制出場となったマイケルが久々に登場、高木軍vsマイケル軍で敗者国外追放マッチで対戦となるが、肝心のマイケルがタイの気候に馴染んでしまったのか、火照ることが出来ず、マイケル軍の面々だけでなく、会場に駆けつけた佳耶子夫人までマイケルを励ますが、なかなか火照らない。
試合は平田が"平田は追放"コールが巻き起こる中、マイケル軍に集中攻撃を受け、高木軍も平田の追放を望んでいるかのようにカットに入ろうとしない。
だが仕方なしの交代した高木と大鷲が盛り返すと、例の如く平田が交代を志願し、得意の手刀でマイケル軍相手に孤軍奮闘する、そしてマイケルとエルボー合戦となるが、火照らないマイケルに島谷がマイケルに憧れていたとカミングアウトしてパンツ姿となると、木曽レフェリー、SAMURAI TVのマタロー氏、新藤リングアナ、亜門GM、上野、レッカまでがパンツ姿となってマイケルを励まし、これで火照ったマイケルはアンダータイツ姿となって「CHA-LA HEAD-CHA-LA」を熱唱しながらベノムアームを装着、そこでみんなのパンツだけでなく佳耶子夫人のパンツまで加わってベノムアームの元気玉が完成してしまう。
マイケルがベノムアーム元気玉を発射するが、佳耶子夫人に誤爆してしまうと、佳耶子夫人はマイケルにビンタを浴びせてから平田が首固めで3カウントを奪い、マイケルの国外追放がやっぱり決定してしまった。第3試合では越前屋俵太さんからアイアンマン王座を奪取したコタツに世界ジュニア王者の石井とアントンが挑戦、アントンは石井を場外へ排除するとコタツ相手にグラウンドの攻防、更にコタツの上に乗って石井とエルボー合戦を展開する。
アントンはコタツをコーナーポストに設置して、カニバサミで石井を顔面に直撃させると、アントンがコタツ相手に"警視庁公認"のロメロスペシャルで捕獲、石井と共闘してコタツに合体エルボーを狙うが、コタツが硬いために共に肘を痛め、ダブルブレーンバスターも投げ返されてしまう。
アントンはコタツを背負うと、石井がニールキックを放つが、アントンが背負ったコタツでブロックし、アントンはコタツにフィストドロップを狙うが、硬かったため案の定自身も大ダメージを負ってしまう。
アントンは石井をコタツの上でのツームストーンパイルドライバーで突き刺すと、コタツを担いで一撃を狙うが、石井がかわしてトップロープにコタツが直撃すると、その反動でコタツがアントンを覆いかぶさって3カウントとなり、コタツが王座防衛も試合後には平田がアイアンマン王座を狙ってコタツを襲撃、マイケルもベルトを持っての海外逃亡を狙ってベルトを奪いに来るが、マイケルのベノムアームと平田の手刀が相打ちとなってダウンとなり、共倒れとなった。第4試合では高山が樋口と組んで佐々木、ポーリーのDAMATIONと対戦し、試合は高山がポーリーをエベレストジャーマンで降すも、試合後に実況席でゲスト解説に招かれていた大山峻護をリングに招きいれいると、高山が襲い掛かる。しかし大山がスリーパーで高山を絞め落とすと、制止に入ったDNA勢も払い腰で投げ飛ばし、たまアリでのプロレスデビューへ向けてでもストレーションを敢行する。
第5試合ではディーノとカバナが対戦し、ディーノは拳をタイツから突き上げてカバナを牽制、「ブン!ブン!」「ビン!ビン!」コールが飛び交うなか、ディーノがカバナのバイオニックエルボー狙いをキスでブロック、だがカバナもディーノの股間タッチ攻撃に対して掟破りのキスで応戦する。
カバナは股間を狙うディーノに回転エビ固めを狙うが、ディーノはナイトメアで切り返し、男色スクリューを決め、カバナも負けじとスーパーマンで切り返し、バイオニックエルボーも炸裂するも、ディーノ倒れた拍子で股間を攻撃する。
ディーノはファイト一発!から男色ドライバーを狙うが、カバナが堪えてコルタバで切り返し、ディーノがリップロップを狙うと、カバナはかわすが松井レフェリーに誤爆、それでもディーノは男色ドライバーを決めるが、サブレフェリーの木曽レフェリーのリングインが遅れ、カウント2でクリアされてしまう。
ディーノは木曽レフェリーにもリップロップを誤爆させてしまい、ディーノはKOされている木曽レフェリーの股間にDDTでカバナを突き刺すが、暴走モードとなったディーノが全裸となり始めたところで蘇生した松井レフェリーが強制的に試合をストップさせ無効試合となってしまった。全試合終了後に一部選手を除いた所属選手が集まり、高木大社長の号令で円陣を組み、たまアリ大会成功に向けて気勢を挙げ、HARASHIMAが大会を締めくくったが、DDTの大勝負であるたまアリ大会まであと1ヶ月、ディーノがライアン相手に暴走するのか不安要素があるものの、大会成功に動き出した。果たしてDDTはたまアリメインアリーナ大会でどんなファンタジーを見せるのか・・・
【後楽園リポート】さいたまSA前哨戦はHARASHIMAが竹下、遠藤が坂口から勝利!/プロレス挑戦を控えた大山が高山を絞め落とす強烈なデモンストレーション!/こたつがアイアンマン王座を守り切る!/マイケルは国外追放!https://t.co/YdWFtX8svx#ddtpro pic.twitter.com/XPbceZwqB8
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2017年2月19日後楽園ホール大会応援ありがとうございました。DDTの歴史を強く感じたメインイベントだった。もちろんそれだけじゃダメなんだけど、子供の頃に見ていたDDTの中にタイムワープして入ったような不思議の感覚と共に、もうさいたまスーパーアリーナはそこまできてるんだ。と不思議な感覚だった。
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2017年2月19日DDT後楽園大会終了。今日のメインに組まれたのは正直しっくり来なかった。ただ、どんな意図があろうとメインに組まれた以上、新でもなく旧でもない、それを超えた物を見せるまでのことよ。
— dicktogo (@boliviacuba) 2017年2月19日征夫ちゃんには勝ったけど家に帰ればいつも独り#ddtpro
— 遠藤哲哉 (@entetsu_ddt) 2017年2月19日やられた。
今日は負けを認める。
そして、殺るリスト入りだ。
おめでとう。#ddtpro pic.twitter.com/EtyAjI1aTN
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2017年2月19日後楽園大会でした。テツヤがゆきおちゃんにスカイをツイストしたり、ポーリーが高山さんにジャーをマンされたり。わたしはso whatのCDを買えた。体の大きな人に投げられる度にいつかスタータンゴが言ってた、ゴミみたいでしゅねが脳裏をよぎる。そんな素敵な日曜日。
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2017年2月19日I'm sorry @THETOMMYDREAMER, what was that phrase you say again? pic.twitter.com/kEkRGXmvmF
— Colt Cabana (@ColtCabana) 2017年2月19日ディーノvsカバナさんはワールドワイドに狂ってた試合でした!またカバナさんを見てみたいね!Please come back!#ddtpro pic.twitter.com/ghobmgXGRv
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年2月19日実はカバナとはアメリカで試合が組まれて流れたことがある。またいつか地球上のどこかで試合が組まれることもあるだろう。 pic.twitter.com/yRjuw3tBrp
— dicktogo (@boliviacuba) 2017年2月19日DDT後楽園大会でした!
やはり高山さんは凄い、ポーリーをエベレストジャーマンで仕留めた時のあの人間橋を見た瞬間はファンに戻りそうになった!
そして吉村は大層な自信だけども、23日に全て結果は出るでしょう。
好きにやれるもんならやってみろ。#ddtpro #ddtdna
— 樋口和貞 (@kazusada50) 2017年2月19日後楽園ありがとうございました!
スマスカに入っての初の試合。
連携も決めて無事勝てました!
スーパーアリーナ6人タッグのベルトも決まったので気合いさらにはいります。
記念に4人でパシャリと。
このポーズ手首と肘が痛いから苦手(笑 pic.twitter.com/VPESG0Sf8d
— 高尾蒼馬 (@takaokun0804) 2017年2月19日かえってきやがった……。 pic.twitter.com/EbNd0nWfgt
— 伊橋 剛太 (@goutaihashi_DDT) 2017年2月19日 -
ZERO1震撼・・・田中将斗が電撃ブードゥー・マーダーズ入り!
2月19日 ZERO1「新生ZERO1ドリームシリーズ新木場大会」新木場1stRING
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○野村卓矢(7分41秒 逆片エビ固め)×クリス・オンドーフ◇第2試合◇
▼3WAYマッチ/30分1本
○佐藤耕平(6分15秒 体固め)×横山佳和
※TARUとのサンドウィッチローキック もう一人はTARU(試合終了後)
TARU「今日2月19日、この日がオレたちブードゥにとって、いや、このZERO1にとって、いや、プロレス界にとって記念になる日や。オマエらラッキーやなあ。今日のよき日をオマエら目の前で見れる。今日は奇跡が起きるから、最後まで目を放さずそこに座ってろ。まあ、そういうこっちゃ」◇第3試合◇
▼30分1本
○ハートリー・ジャクソン(9分49秒 片エビ固め)×ショーン・ギネス
※ダイビングエルボードロップ◇第4試合◇
▼30分1本
日高郁人 ○フジタ"Jr"ハヤト(12分20秒 K.I.D)鈴木鼓太郎 ×菅原拓也(試合終了後)
ハヤト「みなさん、お久しぶりです。2017年一発目のZERO1ということで、明けましておめでとうございます。新相棒タッグ、久々に、まあ、やって…何言おうとしたかちょっと忘れちゃった。まあ、こんなもんですね。あの、いま、だれがベルト持ってるかオレはあんまりよく知んないんですけど、2人でベルト取りに行きますか? ライトタッグはいま誰がチャンピオンですか?」日高「イサミと塚本」
ハヤト「オレらが負けた相手だ。オレらがというか、この人が。あの、大丈夫ですみなさん。もし組まれたらオレが勝って、オレがZERO1にベルトを取り戻します。ありがとうございました。ほかにも2つぐらいあるんで楽しんで帰ってください。よろしく」
【日高、ハヤトの話】
日高「やったぞ。勝った。オマエがなかなかZERO1来てくんねえからアイツらにやられっぱなしだったんだよ」ハヤト「でも、ショーンとかと組んでませんでした、ずっと? ああ、オレ、フラれたらなと思って」
日高「フッてはない」
ハヤト「久々のZERO1で、久々じゃないですか、オレが取ったの?」
日高「そうか?」
ハヤト「たぶん」
日高「そうか」
ハヤト「ですよね。いつもちょっとさぼり気味だったから」
日高「そう、なんかね、いつもヒダカヤの名残からね、なんかオレひどい目にあうタッグチームになったけど、新相棒タッグ、リスタートだぞ」
ハヤト「オレ、マスクとか忘れたとかではないですよ、今日。しなかっただけで。なんかちょっと一回、スタートしたかったからね」
日高「ホントホント。ホントに、マスク、バンダナ、リストバンド、Tシャツ持ってきてたんだけど」
ハヤト「たぶん全員そう思ってましたよ。ああ、アイツ忘れたわって」
日高「オレも今日からリスタートだなって」
ハヤト「そう。だから、まあ、リスタートとしてはいい出だしだったと思うし。ベルトもやっぱほしいのでね。正直、あんまり興味ないけど、わかりやすいじゃないですか。2人で出たとき2人ともベルトしてた方が。なんか今日の対戦相手もいっぱいベルト持ってたけど、オレらに負けたわけだから。いずれあそこに挑戦してもいいと思うし、オレは。大丈夫です、オレが帰ってきたからには、やりますよ。でも、日高さんも20周年記念大会(3・15豊洲)があるんで。そこではオレ、試合をするんで、もう今日からは口きかないです」
日高「おい、次も組むだろたぶん!」
ハヤト「そうか(苦笑)」
日高「きけよ、口!」
ハヤト「まあ、そうっすね(笑)」
日高「まあ隣に立っても向かい合ってもね、ハヤトとはバチバチ遠慮なくいける間柄なんで」
ハヤト「もうすぐ完売ですもんね? 20周年記念大会」
日高「おう。だから早く買わないと」
ハヤト「ホントに。友達とか誘ってからじゃなくて、友達のぶんも買っといてからじゃないと。で、余ったらヤフオクかなんかで…」
日高「やめなさい」
ハヤト「まあプロレスも楽しいんで、来てもらえたらいいなと思います」
日高「そうですよ。プロレスだけじゃなくてね、電撃ネットワークもIKUOさんもニッチェも、かりゆし58の前川真悟さんも歌ってくれますから。ホントに日高20周年をみんなでバカ騒ぎして祝うような『日高祭20』、ぜひぜひご来場ください」
【鼓太郎の話】「(新相棒タッグとの対戦は?)そんなことよりね、いまオレがジュニアの2冠を持ってるのに、なんで誰も名乗りを上げてこねえんだよって。大谷晋二郎はめちゃくちゃ元気だった。正直ね、やる前、歳もあるし一線としてどうなのかなと思って、ホントに負ける要素なんて一個もねえと思ってやったけど、ふた開けてみたらまったく違った。往年の力のままだったよ。なのにね、同世代の盟友の高岩、同世代の金本浩二、なんで誰も出てこねえんだよ。ZERO1ジュニアも誰も出てこない。ZERO1にフリーで参戦してる、今日出てる“Jr”ハヤトだっていいんだよ。木高イサミだっていい。出てこいって。いいんだよ、遠慮すんなよ。出てこいよ。オレはフリーなんだから誰とでもやるよ。タッグに逃げてねえで、シングルで来いって。(ハヤトは狙ってもいいという発言も)狙ってもいいかなじゃねえよ。そんなんだったらすぐ来いよって。なんでタッグ行くんだって。ビビってる証だよ。自信あるんだったら来いって。いくらでもやるよ、オレは。いまのオレから勝ったらおいしいよ。負けるつもりはないけど。(誰かを指名するつもりは?)チャンピオンにあおられて来る挑戦者ってどうなの? みんなベルトほしいんでしょ? そのためにプロレスやってて、ジュニアの選手だってみんなジュニアのベルト争ってトレーニングして試合して、登って来てるんじゃないの? ある意味だってオレはフリーなんだから流出でしょ? 取り返しに来いって。ベルト巻いてナンボでしょ、レスラーは。静観しちゃダメだよ。チャンピオンからあおられてちゃダメだよ。挑戦者から動いて来いって」
◇第5試合◇
▼30分1本
○曙 大谷晋二郎(14分6秒 体固め)田中将斗 ×ジェームス・ライディーン
※大噴火◇第6試合◇
▼30分1本
○将軍岡本(12分9秒 エビ固め)×小幡優作
※バックドロップ(試合終了後、試合後、ブードゥ・マーダーズのTARU、菅原、ジャクソンが花道に登場。(
TARU「あ~、ええ試合やった。なあ。オレもさっき言ったけど、今日はええ返事聞かせてもらうかなあ。長いこと長いこといろいろ口説いとったけど、今日はこのZERO1のファンの皆さんの前で、ブードゥ・マーダーズに移籍しますと、一言だけでええんや。教えてくれたらな、オレらもこんなとこまで来んでもええねんけど。このわれわれのエンブレムのシャツを、着ていただこうかな。長いこと待たせたんやから、きっちりとええ返事聞かせてもらうで。なあ、田中さん?」
(リング上にいた田中将斗が小幡、日高を蹴りつけ、将軍にンランニング・エルボー。場内は騒然。大谷、耕平、曙らがリングサイドへ現れる。)
TARU「はっはっはっは、はっはっはっは、度胆抜いたやろ、オマエら? 今年のZERO1は、ちょっと違うぞ。おい、社長、耕平、これがわれわれ、ZERO1に君臨したブードゥの力や。長いことかかって口説いたからのお。じゃあ皆さんに紹介しましょう。ブードゥ・マーダーズの、ブードゥ・マーダーズの、田中“弾丸”将斗!」
田中「長いこと待たせたな。(小幡に)おい、オマエと組んどってもよ、去年火祭り取って、風林火山取って、それだけやないか! 前のだっさい小幡に戻りやがって! オマエと組んどってもな、オレはこれ以上いかれへんねん。オマエとおるよりよ、こいつらと組む方が刺激的なんや(小幡蹴る)。オマエの持っとるベルトも、オマエの持っとるベルトも、オレがコイツらと組むことによって、オマエら全員、敵やぞ! 覚悟しとけ!」
TARU「まあまあまあまあまあ、うちの、ブードゥの田中“弾丸”将斗さんがそない言うとんねんから、オマエらもオマエらもオマエらも、みんな束になって、かかってきなさい。まあ、そういうこっちゃ」
(小幡が田中につかみかかるが、ブードゥに返り討ちにされ、菅原に場外へ投げ出された。)
【田中、TARUの話】
田中「ずーっと前からTARUからこっちに来ないかという誘いはあったけど、最初のころはホントに何言ってんのやろな?と思ってずっと聞いとって、それでもそれでもずーっとずーっと、あきらめへんから。まあなんて言うか、船木とあの電流爆破で闘って、あそこまでホントにすごい刺激的やったし、自分の中でもそこにテンション向いてた。でもそれ以降、なんていうかな、何をこれから自分は目標にっていうか、刺激的な部分見つけなあかんっていう中で、うん、今までこういうこっち派っていうか、こういうグループに入ったこともないし、でもそういう中でそっちに入ったら全員敵やろ。いままで弾丸ヤンキースでやってきて、弾丸ヤンキースの中にありながらも、耕平とかと組んだり、向こうのチームと組んだり、そういう中でやっぱりこういうチームとしてのブレが見えてきたし、最初のころとは全然違う、弾丸ヤンキースとしての一つのものがボヤケてた部分もあるんで。こっちに入ったらコイツがつくしかこのリングでは組まれへんってことやろ。そしたら、小幡なり耕平なり、曙、ほかすべてと対戦できる。やっぱりそっちの方がオレとしてはすごい刺激的やしね。まだホンマにこっちに入って何がどう変わっていくかっていうのはリングで闘ってみなわからんけど、こっちがこのグループに入ったっていうことは、このグループが一番強い、一番権力のあるチームになるんちゃうか。そやね?」TARU「まさしくそうやな。オレらはよ、頭おかしい言われるけどよ、レスラーになったならやっぱり刺激がほしいんや。死ぬまで刺激を追い求めとんのや、ワシらは。今回のこの田中“弾丸”将斗、いや、弾丸やないな。実弾。田中“実弾”将斗、これを撃ちまくってよ、ZERO1、全部破壊してやるからな」
田中「ただ一つ言うとくぞ。ヘビーとかジュニアとか、そんなもん関係ない。ベビーもヒールも関係ない。そういうところを超えたもんが田中将斗やから。勘違いすんなよ。ヒールに行ったとか、そんなもんどうでもええねん。そんなもん関係ないねん。そんなのを超えたところにおんのがオレやから。刺激があるところ、刺激があるところ、そういうものを相手にしていく」
TARU「まあ利害が一致したということや。これはアレちゃうか? プロレス界にとったらかなりの大ニュースちゃうかの? それなりの扱いしてくれよ、オマエら。まあ、そういうこっちゃ(田中は弾丸Tシャツを脱ぎ捨ててブードゥのTシャツを着て写真撮影。)「うん、似合うなオイ!」
ZERO1新木場大会の第2試合で耕平、横山、TARUが3WAY戦で対戦(当初は耕平、横山vsTARU、KAMIKAZEを予定していたが、KAMIKAZEが右肩の負傷で欠場したためカードが変更)、試合は耕平がTARUとのがサンドウィッチミドルキックで横山を降し勝利も、試合後にTARUが不気味な予告をする。メインは小幡と岡本が対戦し、両者はチョップ合戦から小幡がドロップキックを放つと、場外に逃れた岡本にスワンダイブ式プランチャを発射、リングに戻ってもサッカーボールキックで攻勢に出る小幡は低空ドロップキックから足攻めを展開するが、岡本もぶちかましで流れを変えて電車道からブルドッキングヘッドロック、セントーンと猛反撃する。
小幡は低空ドロップキックからメテオラで反撃し、変形みちのくドライバーを狙うが堪えた岡本はボディースラム、ブレーンバスターで応戦、しかし小幡も変形みちのくドライバーから顔面への飛び膝蹴り、追走式ダブルニー、ジャンピングニー、串刺しダブルニー、背中へのダイビングダブルニーと畳みかける。
勝負に出た小幡はメテオラを投下すると岡本はかわして自爆となり、小幡のジャンピングニーを叩きつけた岡本はカイケツからぶちかまし、バックドロップで3カウントを奪い勝利を収めた。だが試合後にVMが現れ新メンバーとした田中を紹介すると、小幡のセコンドについていた田中が小幡や日高だけでなく岡本を襲撃、異常事態に大谷や耕平、曙が駆けつける。
そしてTARUは改めて田中のVM入りをアピールし、田中もVMのメンバーとしてZERO1軍に宣戦布告をした。田中のVM入りは驚いたとしか言いようがなかったが、田中はベビーやヒールの両刀でも出来る選手だけにVMにしては即戦力を獲得したということか、TARUにしても"brother"YASSHI、拳剛が離脱し一人になったことでVMは存続すら危ぶまれたがZERO1で田中、ジャクソンを加えたことで一気に戦力拡大となった。ただ気になるのは欠場しているKAMIKAZEがこの事態を知っているかどうかだが・・・
また日高、ハヤトの新相棒タッグが鼓太郎、菅原組と対戦し序盤は鼓太郎組に分断されて苦戦するも、鼓太郎組の同士討ちを誘発した新相棒タッグが反撃し、最後は菅原の十三不塔狙いをハヤトがK.I,Dで切り返してギブアップを奪い、試合後はBASARAに流出しているライトタッグ王座獲りをアピールした。
【試合結果詳報】弾丸戦士、まさかの反逆!田中将斗がブードゥ・マーダーズ入り/フジタ“Jr”ハヤトのライトタッグ挑戦表明にジュニア2冠王者・鈴木鼓太郎が怒りの苦言…ZERO1新木場詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC #週プロモバイル #zero1 pic.twitter.com/ElsTFDfKfg
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2017年2月19日糞プオタ共…騒げ騒げ!! ブードゥー新メンバー 田中“弾丸”将斗の誕生や!! pic.twitter.com/K6jUvkr3O5
— TARU (@TARU_OJIKI) 2017年2月19日任務完了! プロレス界のベルト・コレクション…始めるか~ pic.twitter.com/mQBWVxIxqo
— TARU (@TARU_OJIKI) 2017年2月19日なんでだ、田中さん。
でもあの人がそっちを選んだなら、これからは闘ってくだけ。
やるしかない。
— Ikuto Hidaka (@hidakaikuto) 2017年2月19日マジ?田中将斗、、、衝撃、、、VoodooMurders入り、、、マジ? pic.twitter.com/sp0hfa2PPK
— マッキー ㈲エル・ワーク 柚原真紀 (@meccha_maky) 2017年2月19日 -
イワン・コロフ
WWF、日本プロレス、国際プロレス、新日本プロレス、全日本プロレスで活躍しロシア人キャラで悪役レスラーとして活躍したイワン・コロフさんが死去した、享年74歳。
1971年にコロフさんはブルーノ・サンマルチノを破って短期政権ながらもWWWF(WWE)世界ヘビー級王者になったことでトップスターとなり、日本プロレスではジャイアント馬場さんの保持するインターナショナルヘビー級王座、国際プロレスではストロング小林の保持するIWA世界ヘビー級選手権、新日本プロレスではアントニオ猪木の保持するNWFヘビー級王座にも挑戦するなど日本でもトップ外国人選手として扱われた。
1978年3月に新日本に参戦するが、蔵前国技館大会で藤波辰己の保持するWWFジュニアヘビー級王座にエル・カネックが挑戦する予定だったが、カネックが当日になって試合をドタキャンし帰国していたため、既に前座で試合を終えていたコロフさんが代役を買って出てノンタイトルながら藤波と対戦、ドラゴンスープレックスで敗れるも、この試合が新日本でのラストマッチとなった。
コロフさんはその後日本マットから遠ざかるも、1990年1月に全日本プロレスに来日したが、自分はこの時でしか印象はなく、この時は高木功に付け狙われた天龍源一郎とや小橋健太の7番勝負がシリーズの中心で、ピークが過ぎていたのもあって目立った活躍はなかった。1992年にW☆INGにも来日してヘッドハンターズとも対戦したが、これが最後の来日となり2年後に引退した。
先日もWWFで活躍しキラー・カーンさんの現役最後の対戦相手となったジョージ・スチールさんも死去したが、往年の名選手の訃報が続いている・・・
ご冥福をお祈りします、
-
石森、Hi69の"XX"がジュニアタッグ王座奪取も、原田がHAYATA&タダスケと再合体へ!
2月18日 NOAH「The Second Navig. 2017」博多スターレーン 402人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○原田大輔(8分17秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)X清宮海斗◇第2試合◇
▼20分1本
○モハメド ヨネ(7分1秒 片エビ固め)Xタダスケ
※キン肉バスター◇第3試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合前哨戦/30分1本
○齋藤彰俊 熊野準(12分2秒 片エビ固め)大原はじめ ×小川良成
※スイクルデス◇第4試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権者決定戦/無制限1本
○石森太二 Hi69(22分29秒 エビ固め)×HAYATA YO-HEY
※450°スプラッシュ
☆石森&Hi69組がが第30代選手権者となる【試合後の石森&Hi69】
Hi69「太二に感謝。ファンの人に感謝。そして試合を組んでくれたノアの人たちに感謝。そして俺らの明るい未来に。今日はありがとう!」
石森「ありがとう。でも俺は当然だと思ってるし。まずはこの現状。どうしてもヘビー級ばかり取り上げられてしまって、残った俺らジュニアのメンバーは蚊帳の外じゃないけど、扱いが小さい。生まれ変わってから新しいことやってるつもりだけど、メディアに取り上げられるのはヘビーばかり。納得いかない。それに俺とHi69の持ってる可能性なら、ジュニアだけじゃない。ヘビーのタッグを狙うことだってできると思うし。俺はヘビーのヤツよりスゲー体作って、それなりに説得力ある試合をやってるつもりだ! 今に見てろ。ホントに。NOAH the REBORNって言ってるなら、全部を覆す!」
Hi69「これがスタート。最後にタダスケと原田が出てきましたけど…」
石森「まぁ相手じゃないけど、やるならやってやりますよ。やってもいいけど、俺らが勝つのは分かり切ってるぞ?」
Hi69「次、普通にいけば文体でしょ? まぁスタートですから。この(揃いの)コスチュームも。次、3月。また俺らのエンターテイメントを見せますんで」
石森「俺たちが新しいものを見せますよ。チーム名も決まってるから。二人でダブルエックス。エックスをスペイン語読みにして“エキス"。表記はXXで“ダブル・エキス"と読みます。濃縮したエキスをこのノアのリングにぶつけたいと思います。どんどん俺らの色に染めていくから」
Hi69「エックスじゃなくてエキス。色んな意味があるんで。そこは深く考えてください(笑)」
◇第5試合◇
▼30分1本
○マサ北宮(18分16秒 監獄固め)×小峠篤司◇第6試合◇
▼30分1本
○杉浦貴(16分38秒 体固め)×拳王
※オリンピック予選スラム【試合後の杉浦】
――パートナーの清宮がタッグ挑戦を要求していて、王者の拳王に勝ったが?杉浦「おう。お前が考えて書いとけよ!」
――受けざるを得ない状況だと?
杉浦「しらねーよ! お前が書いとけ!!」
◇第7試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合前哨戦/60分1本
○中嶋勝彦 丸藤正道(20分1秒 体固め)潮崎豪 ×マイバッハ谷口
※ヴァーティカル・スパイクNOAH博多大会の第4試合で空位となっているGHCジュニアタッグ王座を巡って石森&Hi69組の"XX"とHAYATA&YO-HEY組の間で王座決定戦が行われたがHAYATA組のセコンドには原田&タダスケ組が付き、石森組は揃いの迷彩柄ショートタイツで登場した。
序盤は互いに読み合いを展開するもHi69のモンゴリアンチョップからHAYATAを捕らえ、串刺しダブルニーアタック、リバースプレス式のフットスタンプと繰り出して先手を奪う。
しかしHAYATAはHi69に旋回式延髄斬りを浴びせてYO-HEYに交代すると、YO-HEYはドロップキックで石森組をまとめてなぎ倒してから、Hi69にジャンピングトラースキックを浴びせるが、飛びつきフェースクラッシャー狙いはHi69がバックドロップで切り返し、ショートレンジのトランスレイブからストゥーカスプラッシュで勝負に出るも、YO-HEYは剣山で迎撃する。
交代を受けたHAYATAはジョン・ウーを発射しローリングセントーンを投下すると、YO-HEYが入って水面蹴り&ジャンピングトラースキックの合体技を決め、HAYATAがみちのくドライバーからムーンサルトプレスを投下も、今度はHi69がかわして自爆となってしまい、カットに入ったYO-HEYにもローリングラリアットを浴びせる。
交代を受けた石森はHAYATAにダイブ式雷電ドロップ、YO-HEYにもスワンダイブ式ミサイルキックを浴びせ、二人まとめて裏DDTとコンプリートショットを決めると、場外に逃れたHAYATA組にノータッチトペコンを発射、リングに戻っても石森がHAYATAにメキシカンストレッチ、Hi69がYO-HEYにWARスペシャルと競演を完成させる。
そして4選手が入り乱れ、技を乱舞して4選手がダウンとなると先に起き上がったHAYATA組が石森を捕らえてスイングDDTからミサイルキックの連係攻撃からダブルフェースバスターを決めるが、Hi69がカットに入ってHAYATAに槍投げ式DDTを決め、トランスレイブでからストゥーカスプラッシュを投下すると、石森が加わってマジックキラーを決め、カットに入ったYO-HEYにも合体コードブレーカーを決めて排除する。
勝負と見た石森はラ・ミスティカ式メキシカンロール、風無双から450゜スプラッシュを決めて3カウントを奪い王座を奪取するも、試合後の記念撮影の際に邪魔するかのように原田&タダスケが挑戦に名乗りを挙げ、両軍で睨み合いとなった。16日の広島大会で。石森が「『ジュニアを変える!』って気持ちにあるヤツはだいたいアンダーカードじゃねえかよ。結局、格はヘビーが中心で回ってんだろ? それを俺はぶっ壊したいから! 博多もジュニアタッグがメインじゃない。ヘビーの前哨戦がメインみたいだけど、それを覆すぐらいの内容と戦いをみせて、俺がノアを再生させます」とNOAHジュニアの現状に不満を爆発させたが、今回は王座決定戦とはいえGHCジュニアタッグ選手権の扱いが第4試合、これはジュニアの扱いだけでなくNOAH内でのHi69、HAYATA、YO-HEYの評価がカード編成に現れていたのかもしれない。
石森はジュニアタッグだけでなくヘビー級タッグ王座獲りをアピールしたが、確かに丸藤とKENTA(ヒデオ・イタミ)がジュニアタッグを保持していたときは、三沢光晴&小川組の保持していたヘビー級タッグ王座に挑戦したという実例はあるが、石森とHi69にそれが出来るのかというのもある。石森はかつての丸藤やKENTAのように二階級を狙うことでNOAHジュニアの活性化を狙っているようだ。だがNOAHジュニアの評価が変わるのは所属選手だけでなくフリー参戦組がどう変わっていくかにもかかっている。
また原田はタダスケと組んでジュニアタッグ王座獲りをアピールしたが、同時にHAYATAやYO-HEYと結託してユニット結成へと動き始めた。原田とタダスケ、HAYATAは小峠が大阪プロレスを去った後でユニット"グレア"を結成した仲であることからNOAHジュニア活性化のためにYO-HEYを加えて"グレア"を再結成してもおかしくはない。大会前にGHCタッグ王者組である北宮、拳王組が2・24後楽園大会で組まれている杉浦、清宮組とのノンタイトル戦を、清宮から選手権にするように要求していることに関して会見を開き
<週プロモバイルより>
拳王「アイツがタッグに挑戦させろ? 内田(雅之会長)が誰にもチャンスがあるって言ったよ。でもな、誰にでもチャンスはある(クソガキは除いて)だ、バカヤロー。テメーなんかよ、挑戦する価値なんかねぇんだよ。会社、早くノーって言え。内田! 早くノーって言え…いやいやいや、内田じゃなかったな。ヒゲ面オヤジ、早く言えよ。コノヤロー!」北宮「そういうことだ。トップコンテンダーとしてはまだまだ実績も経験も足りない。一念発起なら誰でもできるけど、そこまでたどり着くまでの気概がなかった。チャンピオンチームとしてはやらない。以上!」
と拒否する姿勢を見せた。
清宮は第1試合で原田と対戦し飛び込み式スクールボーイなどで攻め込んだが、原田のニーアッパーを喰らうと失速しダイビングエルボードロップからの片山ジャーマンで完敗。
杉浦は拳王と対戦し、拳王はミドルキックからリバースプレス式のフットスタンプで攻め込むが、顔面蹴り狙いは杉浦がアンクルホールドで切り返し、拳王もアンクルホールドで切り返してからそのまま投げて、どてっ腹にミドルキックを炸裂させてからアンクルホールドで捕らえて杉浦を追い詰める。
拳王は掌打の乱打、側頭部への後ろ回し蹴りから蹴暴を放つが、ダイビングフットスタンプはかわされると、杉浦はビックブーツからターンバックルジャーマンで返し、拳王も打撃戦からドラゴンスープレックスを決めるも、蹴暴狙いは杉浦がかわしてラリアットを浴びせると、ランニングニーから鬼エルボーの乱打、オリンピック予選スラムで3カウントを奪い勝利を収めるが、普段は拳王から反抗されている内田雅之会長も【全試合終了後の内田会長説明】
内田会長「24日の後楽園大会で北宮&拳王組対杉浦&清宮組の試合があるんですが、清宮選手から選手権試合にして欲しいとの要望がありました。私も『すべての人間にチャンスを与える』と言って、その可能性もあるかなと思って、今ツアー帯同してずっと見ていたんですが、残念ながら清宮選手自身、結果を出すことができず、チャンピオンチームも選手権試合に値しないと言っていますので、今回は最初の発表通りノンタイトル戦で行いたいと思います。すべての選手にチャンスを与えると言いましたが、やはり結果が伴わなければ、ファンの皆様にも説明がつかない。これを清宮選手も発奮材料にして一段階上にあがってもらいたいと思います」
――杉浦が拳王に勝っているが、その実績だけでは足りない?
内田会長「そうですね。杉浦自体が拳王に勝つということは、あり得ないことではない。ただ、言い出した人間自体が結果を出さなければ意味をなさない。それは(清宮)本人が一番分かってることだと思います」
今回は王者組と同調し王座挑戦を認めなかった。確かに内田会長の見解通り、いくら杉浦が拳王に勝っても、王座挑戦を最もアピールしていた肝心の清宮が結果を残せないことには王座挑戦へ説得力がない、杉浦もタイトル挑戦に関してコメントを避けたのは、杉浦自身がそれをわかっているからだ。24日の後楽園大会までに清宮が結果を残すか、それともノンタイトル戦で勝利することで挑戦に持ち込めるか・・・?
【NOAH】二階級制覇も視野…石森&Hi69“XX”がJrタッグ戴冠 大阪軍団化の原田&タダスケ名乗り▼故郷で中嶋3連勝▼杉浦が拳王粉砕も内田会長「タッグ王座戦変更」認めず▼熊野アルゼンチンで大原大の字…博多大会https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/GsU7ehZ4Jy
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年2月18日本日は博多大会に多数ご来場ありがとうございました。次回大会は明日19日日曜18時より、高知県 高知サンピアセリーズ大会です。
皆様のお越しをお待ちしております。 #noah_ghc pic.twitter.com/M3L9mQNuwg
— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2017年2月18日博多大会、ご来場ありがとうございました!お陰様でジュニアタッグチャンピオンになりました!
コンビ名も決定『XX』
読みはダブルエキス!!始動します!!#noah_ghc #石森太二… https://t.co/DV34ybQkv3
— 石森太二 (@taiji_ishimori) 2017年2月18日やりました!太二とGHCjrタッグ巻きました!太二に感謝。NOAHに感謝!そしてファンの皆さんに感謝!ありがとうございます!#NOAH#GHCjrタッグ#迷彩コス
#HAYATA#YO-HEYとはこれからも沢山試合したい pic.twitter.com/4hy6h2biwP
— Hi69 (@69HIROKI69) 2017年2月18日負けた!負けたよ!完敗!
石森、Hi69組強かった。。
正直かるーい気持ちで取れるやろ?とったる!って思ってた。
負けて思った以上にかなり、かなり、、、悔しかった。
今はスイミーみたいに泳がせて時期またぺろーんと這い上がったる!! #noah_ghc pic.twitter.com/rXrFXMi5pV
— YO-HEY (@yo_hey0206) 2017年2月18日これから4人で新しい風を吹かす!#名前はまだない#noah_ghc @PKDX pic.twitter.com/Ay2DpMkLRd
— 原田大輔 (@noah_harada) 2017年2月18日 -
Jr.BATTLE OF GLORY 銚子大会公式戦結果
2月18日 全日本プロレス「2017エキサイト・シリーズ~Jr.BATTLE OF GLORY~」千葉・銚子市体育館 419人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
▼「Jr.BATTLE OF GLORY」Aブロック公式戦/20分1本
[1勝1敗=2点]○竹田誠志(13分39秒 メガラバ)[1敗=0点]X青木篤志【竹田の話】「よし、よし、よし。みたか。前回、青木篤志に負けてんだ、俺は。今日しかも関節技で取り返したぞ。これはよ、リーグ戦関係なくめちゃくちゃうれしいよ。あいつにはめっちゃ借りがあって、いつかシングルで返してやろうと思ってたけど。こんな早く…ちょっと後楽園とかもっとでっかいところ…もったいないといえばもったいないけど、逆に言えば千葉のお客さん、レアだぜ。竹田誠志の青木潰しがみれたぜ。リーグ戦に話戻すと、昨日は後楽園で岩本煌史、あいつに訳わかんねぇ払い腰で獲られちまったけど、あれもよ、どうみても8割俺が攻めて、あいつはよ、必死に奥の手使っただけだろ。俺は奥の手まだまだあるんだよ。引き出しいっぱいあるんだよ。出してないスープレックス、ボム、飛び技、何でもやってやるから。次、誰だ? 石井か? チャンピオンがピンクみてぇな着物みてぇな変なやつ着てんじゃねぇって。チャンピオンなら堂々とよ、男らしくいけよ。俺がそれを教えてやるよ。でも楽しいね、青木篤志。なんべんでもやってやる」
▼「Jr.BATTLE OF GLORY」Bブロック公式戦/20分1本
[1勝1分=3点]△青柳優馬(20分時間切れ引き分け)[1敗1分=1点]△丸山敦【青柳の話】「公式戦で制限時間があったとはいえ、遊ばれてた感が…。丸山選手とシングルマッチやったの初めてですけど、今日は遊ばれたって感じですね。あんまり自分がやれなかった。それでも引き分けというか、完全に負けた感じが。でもリーグ戦上は無敗なんで、あえてポジティブにいきます」
【丸山の話】「やってしまいましたね。2試合やって勝ち星なしで、ちょっと他の結果次第になるんじゃないですかね。でも可能性はゼロじゃないんで、もう一回明日、気持ちを入れ替えて。青柳選手は僕がこの1年見てきた中で一番伸びてるって思う選手で。でも今年はまだいけると思ってたんですけどね。来年、再来年になってくるとちょっと難しくなってくると思うんで、今なら叩けると思ったんですけどね。甘かったですね。もうダメ。でも気持ち入れ替えますから。次、佐藤光留選手、この選手に勝っとけばとりあえずいいでしょう。文句ないでしょう、僕が代表になっても。勝ち点とかいいじゃないですか。佐藤光留に勝ったら、もうそれでいいでしょう。そういうことで、まだまだあきらめないですから。インフルエンザもまだまだ続いてますから、皆さん手洗いうがい忘れずに。明日も頑張ります」
▼「Jr.BATTLE OF GLORY」Bブロック公式戦/20分1本
[1勝1無=2点]▲石井慧介(10分08秒 両者KO)[1勝1無=2点]▲岩本煌史【岩本の話】「今日のは点数ってないんですか? 0点ですか? クソ、あぁクソー。でも負けてないし、相手は世界ジュニアチャンピオン。そんなに手の届かないところにいるわけじゃなさそうですね。何か先は見えたんで、今日の両者KOっていうのは引きずらずにプラスに考えて、残り2戦、田中稔さんと青木さん…全員そうですけど、簡単に勝てる相手じゃないんで、残り2戦、いや今シリーズ全部、気を引き締めて戦い抜きます。最後に笑ってるのは僕です」
【石井の話】「いやぁ、やっぱり予想通り過酷なリーグ戦だと思いますね。昨日に続いて正直ダメージはでかい。でも刺激的ですね。昨日勝って勢い乗れると思ったけど、今日は痛い引き分けですね。でも気を取り直して明日、凄く挑発されている青木篤志戦なんで、向こうの方が過去の実績とか余裕があるかもしれないけど、世界ジュニアチャンピオンのプライドしっかり持ってるんで、いろんな発言、響いてますよ。明日その悔しい気持ちをぶつけてやります。(青木戦に勝てば今日の引き分けを払拭できる?)今日は痛い引き分けだったんで、これ以上落とさないように気を取り戻したい。また明日からです」
▼「Jr.BATTLE OF GLORY」Bブロック公式戦/20分1本
[1勝1敗=2点]○中島洋平(11分06秒 片エビ固め)[1敗=0点]X佐藤光留
※跳後廻蹴【中島の話】「勝った…勝った…3獲った。佐藤光留が俺のことをどう思ってるか知らねぇよ。だけどな、今日3獲ったのは俺だ。中島洋平だ。佐藤光留に勝った。体と体のぶつけ合い、技と技のぶつけ合い…だけどな、心と心のぶつけ合い、それがプロレスだと思ってますよ。僕とあの人は相容れないかもしれない。だけど、それをぶつけて勝った。ホントだったら喜びに浸りたいところだけど、また明日Jr.BATTLE OF GLORY続きますので、これで勢いつけて3連勝して、決勝、そして優勝までこぎつけますよ。あぁ、痛ぇ」
銚子大会終了しました。ご観戦の皆様ありがとうございます。何とか2点もぎ取りました!負けたくない。もっともっと勝ちたい。今までの自分の為にも、これからの自分の為にも…。明日は甲府にて田村選手と公式戦です! #ajpw #jbog pic.twitter.com/WFoGPOWke6
— 中島 洋平 (@nakajima_youhei) 2017年2月18日全日本プロレス千葉銚子大会沢山のご来場ありがとうございました!
今日はJr.BATTLE OF GLORY公式戦
vs石井慧介
両者K.Oで終わってしまい点数獲得出来ず0点でした。
ただそれは石井さんも同じ。
プラスに考えれば世界Jr.チャンピオンと互角、負けてない。#ajpw
— 岩本 煌史【KOJI IWAMOTO】 (@k_i_prowrestler) 2017年2月18日まだ死んじゃいないよ。
むしろいい流れだと俺は思ってる。
残り2戦
24日名古屋
vs田中稔
26日大阪
vs青木篤志
勝つ勝つ勝つ!!!!#ajpw
— 岩本 煌史【KOJI IWAMOTO】 (@k_i_prowrestler) 2017年2月18日勝てなかったー!やはり青柳選手はめちゃめちゃいい選手でした!またやりたいし組んでもみたい。青木選手、佐藤選手が負ける波乱。明日の相手は勝負所の佐藤選手と!どうか、今日の敗戦を引きずってくれますように!#全日本プロレス
— 丸山敦 (@shaolin27AM) 2017年2月18日全日本プロレス銚子終了!
昨日のホールでは岩本に痛い1敗を喫し色々と散々でしたがリーグ戦2戦目青木篤志にギブアップ勝ち!リベンジ成功&価値ある1勝!勢いに乗ったぞ!勝ったけどやっぱ青木さん強えー。でも楽しい。またじっくりやりたいっす!
これかバスで広島へ。今日はバタバタや。
— 竹田 誠志 (@crazykid0813) 2017年2月18日銚子大会終了。
関節技は極められる前に外さないといけないのにガッチリ極められた。
今日がリーグの初戦だから、しっかり勝ちたかったけど。竹田選手、強かった。
明日は世界ジュニア王者の石井選手と公式戦。これはまた違った意味で楽しみにしてた試合。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2017年2月18日エキサイトシリーズ銚子大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!明日は甲府大会です。邪道軍との戦いですが…終わらせます!
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年2月18日 -
青柳、岩本が金星と大荒れで開幕したJr.BATTLE OF GLORY!そして大仁田、KENSOが出現!
2月17日 全日本プロレス「2017エキサイト・シリーズ~Jr.BATTLE OF GLORY~」後楽園ホール 1138人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○青木篤志 佐藤光留(5分47秒 片エビ固め)野村直矢 ×岡田佑介
※ダイビングボディープレス◇第2試合◇
▼「Jr.BATTLE OF GLORY」Bブロック公式戦/20分1本
[1勝=2点]○田村和宏(4分50秒 ミノルスペシャル)[1敗=0点]×丸山敦【田村の話】「まず、アックスボンバーズ、1勝です。アックスボンバーズの1勝です。大森さんの名に恥じないよう優勝してきます。よっしゃ! 見たか、アックスボンバー! 大森さん直伝だ。そして、最後は稔さん直伝だ。決勝でやってやる」
【丸山の話】「(初戦黒星となってしまったが?)痛いですねぇ。1つ目は落としたくない試合だったんですけど…。強いですね、強かったですね。何度かやった相手なんで、ちょっと甘く考えてたかもわからないですね。強かったです。でも、始まったばっかりでまだ可能性はあるんで。ここで切り換えれるかどうかが勝負だと思いますんで。明日から切り換えて、優勝を狙っていきます」
◇第3試合◇
▼「Jr.BATTLE OF GLORY」Bブロック公式戦/20分1本
[1勝=2点]○青柳優馬(8分9秒 エビ固め)[1敗=0点]×中島洋平
※ロックスターバスター【青柳の話】「(先輩超えとなったが?)そういう言い方やめてください、もう。先輩超えだとか、若手から脱却しようとか。どうのこうのずっと言ってましたし、ジェイクも野村さんも同じように言ってますけど、やっぱこうやって試合をやって結果を出して。それでやっと若手脱出という風になるんじゃないかと。口だけじゃなくて、やっぱ結果が必要なんだ。だから、先輩超えだとか、大どんでん返しなんて言葉、大っ嫌いです。もうこのまま優勝しますよ」
◇第4試合◇
▼30分1本
秋山準 ○井上雅央 ウルティモ・ドラゴン(9分25秒 首固め)大森隆男 ×渕正信 西村修(休憩前、3・12後楽園大会の決定カードとしてGAORA TVチャンピオンシップ王座決定戦「秋山準vs元GAORA TV王者X」が特設スクリーンで発表され、映像が終わってからSUSHI・・・ではなくKENSOが登場する)
KENSO「喋ってもいいですか! お前ら、生きてるのか死んでるのかどっちなんですか、喋ってもいいですか!!(「KENSO」コール)久しぶりにやったら、凄い疲れた…。KENSO、GAORAに情熱を持って、ビチッと挑戦したい、そう思っております。やってもいいですか!これは秋山社長にお前らの声が聞こえないとできないんだ。やってもいいですか!?」(秋山登場)
秋山「おい、相変わらず長いな、お前!みんな、GAORA、KENSOとやってもいいですか!? いいですか!? いいですか!?(と連呼。場内が歓声に包まれる)だって。やろう(秋山退場)KENSO「OK、ありがとう。一生懸命頑張ります。皆さん応援してください。以上!」
【秋山のコメント】
――怪文章を送りつけてきたのはKENSO選手だったが?秋山「SUSHIに見せかけた長い前説が長い男。まあでも、やる気はあるんで、思いっきり。まあ、いろいろあったけども、リング上で彼がやってきたこともわかるだろうし、俺がやってきたこともわかるだろうし。今こうやって、ちょっとおちゃらけた感じでやったけども、試合は組んだからにはちゃんとバチッとやるって言ったから。いつもそういう気持ちでいるだろうし、ガチッと最初はね。まあでも、最初からいきなりGAORAっぽいでしょ? こういう感じでいこうかなと思ってます。お客さんに喜んでもらっていこうかなと思ってます。試合はバシッといきますから」
――チャンピオン・カーニバルにはエントリーされていないが?
秋山「たぶん俺の肩を叩くようなヤツって俺しかいないんですよね。もちろん肩を叩いて辞めるってことではないですので。まあ、たぶんこのままずっといったら、誰も俺の肩を叩くヤツがいなくて、体が動けなくなったとしても、まだ今はたぶん後輩に気を遣われる…あの人にあれをやったらまずいよなっていうところではないと思うんですけど、そうなったらハッキリ言って嫌がられるかなと。まあ、この辺なのかなって気はしますけど。ただ、わからないですよ。GAORAをやってて、もしかしたら…。GAORAを持ってて、三冠とか、世界ジュニアに対抗してやろうという気持ちが。今はどうしてもGAORAは下になってるけど、それをガッと上に上げてやろうという気持ちもあるんで。そうなった時は、またわからないですよ。またフツフツと『行けるのか?』というのが沸いてくるかもわからないですけど。でも、とりあえず今回はそろそろかなという気がして、エントリーしませんでした」
【KENSOの話】「秋山準とKENSO、GAORAベルト決定だ。情熱を持ってビチッと…ビチッと! 情熱を持ってビチッと!! GAORAのベルトに挑戦したい! そう思っております! 以上!!」
◇第5試合◇
▼「Jr.BATTLE OF GLORY」Aブロック公式戦/20分1本
[1勝=2点]○岩本煌史(7分34秒 片エビ固め)[1敗=0点]×竹田誠志
※孤高の芸術【試合後の岩本】
岩本「よしよしよしよし! なんとか1勝、なんとか1勝。リーグ戦なんでね。内容がどうとか言ってられないし、これは全日本プロレスでやっている『Jr.BATTLE OF GLORY』、リーグ戦ですし、初っぱな全日本所属の選手が他団体の選手に負けちゃダメでしょう。どんな形であれ、竹田さんから1勝。誰も期待してなかったでしょ? 逆にその期待してないのが僕自身気分がいいんで、皆さん、これからも期待しないでください」――所属初勝利となったが?
岩本「そうですね。所属になって初勝利がジュニアリーグの初戦、メチャクチャ大事な初戦で取れた。これはメチャクチャ大きいし、これは流れを変えるキッカケの1勝になると僕は思っているんで。確実にAブロックはみんな僕より格上なんで、全然恐れることはないし。このまま今日の1勝を糧に、リーグ戦突っ走って行きます」
【竹田の話】「今、肩上げただろ? クソ野郎、チクショウ。あんな若造に…3カウント入っちまったよ。チクショウ。ちょっとあれだな、昨日のデスマッチの余韻を引きずって、テンション上がり過ぎちまったよ。ここは全日本のリングだってわかってるよ。わかってるけども、ルール…ルール…ルールに則って、反則だったら、レフェリーが止めてるんだろ? 李日韓が止めているはずだ。止めねえってことはルール内の共用範囲でやってるわけでしょ。俺は何も悪いことはしてない。でも、3カウント入ってしまった。チクショウ。足下をすくわれたわ。クソ。俺は入ったと思ってねえぞ。返したと思うんだよ。返してるよ。チクショウ。もう、言うことねえわ。明日だ、明日。明日は誰だっけ? 青木か。前回、腕十字で取られてるだろ? 腕十字で取り返してやる」
◇第6試合◇
▼「Jr.BATTLE OF GLORY」Aブロック公式戦/20分1本
[1勝=2点]○石井慧介(12分27秒 エビ固め)[1敗=0点]×田中稔【試合後の石井】
――白星スタートとなったが?石井「もう強敵なのはわかってたし、初戦も苦しい戦いになるのはわかってたけど、自分は世界ジュニアチャンピオンで白星スタートは本当に凄い大きいです。僕はチャンピオンだけど、下馬評はわるかったと思いますけど、自分は別に成長してないわけじゃないんで。完勝です」
――参加者から標的にされる立場だが?
石井「まずは明日、岩本選手。さっきもいい勝ち方をしたのが見えたんで。明日を勝利で飾れば、勝利に持っていけるんであれば。世界ジュニアチャンピオンのプライドとして、1つも落とせないです。今日でさらに勢いがついたのは見た人ならわかると思います」
――稔選手に勝ったのは自信になった?
石井「そうですね。IWGPジュニアヘビー最多防衛11回防衛している人ですし、世界ジュニアも巻いている。ベスト・オブ・スーパージュニアも2006年に優勝している。その選手に勝った世界ジュニア王者・石井慧介。これは凄い自信なりました」
◇第7試合◇
▼30分1本
KAI 崔領二(12分10秒 首固め)諏訪魔 ×ジョー・ドーリング(試合終了後、敗戦に不服のジョーが李日韓レフェリーに抗議しているところで、客席で観戦していた大仁田厚ら邪道軍がリングサイドに現れる)
大仁田「おい、おい、諏訪魔さんよ。ちゃんとチケット買ってきたぞ。ちゃんとお金払ったからな。甲府の試合が決まってるのに、試合内容まったく決まらずだ。あの天龍さんも、ジャイアント馬場さんもそうだけど、電流爆破にノーとは言わなかった。俺らには俺らの意地があるからな」ジョー「カモン!」
大仁田「なんだ、カモンだ。英語で言うなよ。諏訪魔さんよ。俺もずっと後楽園で、1時間も寒い中、下で待ってたんだ。諏訪魔さんよ、電流爆破をやるのかやらないのか、甲府で何のルールでやるんだかハッキリしてくれよ。みんなの前で、何がやりたいのかハッキリしてくれよ。電流爆破を受けなかったら、お前を『チキン諏訪魔』と呼ぶからな。覚えておけ。じゃあな(大仁田ら邪道軍は退場)
諏訪魔「おい、俺は全日本プロレス、そして俺自身に電流爆破は必要ないと思ってる。山梨でしっかり白黒付けてやる。以上」
【試合後の諏訪魔】
諏訪魔「もう前から言ってる通りね、全日本プロレス、そして俺自身にとって電流爆破、それは一切必要ない。俺は体と体がぶつかり合う、そのプロレスというのが厳しいものだと思っているし。当然、電流爆破や総合格闘技は厳しいものだと俺は思うよ。そこは否定しない。ただ、体と体とぶつかり合うプロレスというのも1つの危ない道だと俺は思っているんでね。そこは価値観の違いというのが如実に出ているんで、山梨でしっかりケリをつけたい。言いがかりに過ぎないよ、もう」――諏訪魔選手の答えに対して、全日本のファンも同調していたが?
諏訪魔「全日本プロレスってものをファンのみんなが一番わかっていると思うしね。俺以上に見ている方々はいっぱいいるしさ。そこがもっともっと喜んでもらえるように、俺らが努力しないといけないところだから」
――KAI選手との対戦となったが?
諏訪魔「ジョーが押し切っちゃった感じがあるんでね。そこは凄いよね、ジョー。俺は何も言えないよ。見ての通りじゃない?」
【大仁田の話】「俺はあくまで何にこだわっているのかって、全日本プロレスもいつまでも同じことをやってたんじゃしょうがないし。いや、いい試合はしてたと思うよ。だけど、崔領二に負けてたし。なあ? 俺は俺の仕事をまっとうしているだけだから。プロレス界の中で、天龍源一郎さんも上がったことだし、ジャイアント馬場さんもそうだけど、NOとは言わなかった。ただ、三沢選手とジャンボ鶴田さんに気を遣い、『それはできない』っていうことは言ったけど、NOとは…。電流爆破に対して、あそこまでなんで拒否反応を示すのか、俺にはよくわからない。新日本プロレスという大きな敵がありながら、ドンドンドンドンビジネスがよくなっているじゃないか。今こそ反撃のチャンスだ。それに俺を使ってくれと言っているだけだろ? 俺は使ってくれって言っているだけだろ!? 諏訪魔選手が成長するためにも、俺を使うべきだろ? 俺を正々堂々と電流爆破の中でやってこそ、諏訪魔という名前が全プロレス界に響くわけだよ。今、三冠は宮原ってヤツだろ? 三冠を宮原から奪って、そして正々堂々と新日本プロレスと向かい合うことこそ、今の諏訪魔の義務だろ!! このまま怪我したからといって、終わってしまうのか? 諏訪魔。長い間、休んでたんだし、電流爆破に入ってみなきゃわかんねえじゃないか。一枚向けた諏訪魔が登場するかもしれないでしょ? 全日本、新日本という二大巨頭がいたから、プロレス界が盛り上がったわけじゃないか。これが切磋琢磨しなきゃ、誰が、誰が、誰が戦うんだよ? 全日本という老舗の看板を引っさげながら、どうしても二番手、三番手に落ちていく。他のインディー頑張ってるぞ。さいたまアリーナをやったりな、DDTも。いろんなところをやったりしてるし、頑張ってるんだ。それをよく見なきゃ。後楽園ホールのみんなを大切にしなきゃいけないのはよくわかる。よくわかる。それはよくわかるけど、もっともっと渦を作らなきゃ。俺はハチャメチャだよ。ハチャメチャだけど、ハチャメチャにはハチャメチャなりの生き方がある。十人十色で生き方がある。いろいろだ。諏訪魔選手もよく聞いておけ。俺は第100代のアジアタッグチャンピオンだ! 礼には礼を尽くせ。秋山選手、そして諏訪魔選手、ハッキリしろ。ルールは明確にして。そうしないと、俺にも考えがある。明日、明後日、甲府の試合。その試合結果いかんによっては、俺の出方もかわる」
◇第8試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[第73代王者組]ゼウス ○ボディガー(16分14秒 片エビ固め)[挑戦者組]宮原健斗 ×ジェイク・リー
※バウンズ
☆ゼウス&ボディガーが2度目の防衛に成功(試合終了後)
ボディガー「一言だけ。これでプロレス界の最高峰という五冠ベルトに王手かけたぞ(ボディガー」コール)俺の五冠のチャンスを見るために、2月26日はみんな大阪府立体育館まで観に来てください(ゼウスにマイクを渡す)ゼウス「まだまだまだまだ自分には皆さんのゼウスコールなんてもったいないです。みんな! 全日本プロレス楽しんでるか!? もう1つ! みんな、人生楽しんでるか!?つらいこともある。楽しいこともある。これなんやねん、人生って。人生ってなんやねん? 一言でいうたら祭りやろ。祭りだったらワッショイするしかないやろ。今日もいったろか! いくぞ!東京ドームまで聞こえるぐらいの声出して。普段出さないぐらいの腹から大きな声を出してください。これからも全日本プロレス、盛り上げていくぞ! いくぞ! この、この、この、1回きりの人生は…祭りやで!ワッショイ! ワッショイ! ワッショイ!」
【試合後のゼウス&ボディガー】
ゼウス「なんでボディガーが勝ってるのに僕が締めてて。いいすか?」ボディガー「いや、それは勝ったのはもちろんチームの2人の力なんで」
ゼウス「すいません。ありがとうございます」
ボディガー「最後の締めはゼウスが。ビッグガンズはゼウス締めと決まってるんで」
――三冠前哨戦として見ても、いい勝ち方だったが?
ゼウス「怪我とかないですか?」
ボディガー「もうバッチリ。どこも痛めてないし。逆にいいウォーミングアップができたよ。来週、2月26日。いよいよこのプロレス界の宝のベルトに。まあ、五冠に挑戦する権利を得ました。こんなチャンス、また今度いつ来るかわからんので、絶対取り逃しせんように、気合いを入れていきます」
――苦しい場面もあったが、それでもゼウス選手は最後をボディガー選手に任せた?
ゼウス「そうですね。もう7、8年タッグを組んでいるんですけど、今こうなったら、本当に信頼の置ける、尊敬できるパートナーなんで。年齢なんかは凌駕していると思うんですよね。今日がウォーミングアップというのはかなりハッタリだと思うんですけど。今日もやっぱり正直厳しい試合にはなったんですけどね。宮原選手も物凄い選手で、そこでリーも凄い成長してきてるんで。まあけど、お客さんから元気いただいて、今日も勝つことができましたんで。次の三冠は大阪ですよね。大阪って言ったら、ゼウス&ボディガーが勝つ可能性が250%になるというジンクスがあるんで。僕は一時、シングルで3連敗ぐらいしましたけど、そのジンクスを持っといて、ファンの期待をいただいて、大阪で三冠(チャンピオン)になってほしいですね」
ボディガー「そうだね。この世界タッグベルトを保持しての三冠戦なんでね。五冠のチャンスなわけですけど、しかもそれが地元・大阪という巡り合わせなんで。こんなチャンス、絶対に逃せないんで。今まで培ってきたものを全て出して、この48年と8ヵ月ぐらい…人生を懸けて挑みたいと思います」
ゼウス「今日は後楽園ホール、今年入って2度目。2度目のワッショイ締め。最高に気持ちいいですね。ちょっとマイクを持ったら、調子に乗って長すぎたかなという感もあるんですけどね」
ボディガー「大丈夫。KENSOよりは短かったね」
ゼウス「控え室に戻って怒られないですか?」
ボディガー「大丈夫。KENSOよりも短い。問題ない。俺の三冠戦、楽しみにしておいてくれ。まあ、そういうこっちゃ!」
ゼウス「今日もありがとうございました…ええか? ゼウスの人生は祭りや。全日本プロレスをご覧の皆さんの人生は…祭りやで!」
2人「ワッショイ! ワッショイ! ワッショイ!」
【試合後の宮原&ジェイク】
宮原「世界タッグ3度目。3度目の正直ならず。俺はもう今年最多防衛、そして五冠を目指す。今日改めて、強い意志が芽生えた。今年もまだ始まったばっかりだ。五冠、そして最多防衛。世界タッグ、また獲りに行くぞ」※宮原が去っていく
ジェイク「去年とまるっきり同じ結果…。クソ。諦めない。諦めない。まだ諦めない…」
全日本プロレスのジュニアリーグ「Jr.BATTLE OF GLORY」が開幕、公式戦はBブロックの丸山vs田村からスタートしたが、開始早々から田村が丸め込みを連発して速攻勝利を狙うと、丸山も田村を場外に落としてから鉄柱越えのトペ・コンヒーロを炸裂させて応戦、リングに戻って田村は串刺し攻撃をかわして反転式のダイビングサマーソルトアタックとミサイルキックと畳みかける。
田村は丸山のバスソーキックを浴びながらも大森譲りのアックスボンバーを炸裂させ、バスソーキックを浴びせ、タイガースープレックスを狙う丸山を逆さ押さえ込み、ラ・マヒストラルで丸め込み、レッグラリアットからミノルスペシャルで捕獲して丸山はギブアップ、田村が金星を挙げて白星発進する。同じBブロックの中島vs青柳は打撃戦から青柳が腕を巻き込んでのリバースDDTから先手を狙うが、場外に中島が逃れたところで追撃のプランチャがかわされてしまうと、着地した青柳を中島が鉄柵に叩きつけてから、エプロンダッシュのミサイルキックを発射、リングに戻ってから首四の字、ミドルキックと攻勢に出る。
しかし青柳も反転式のダイビングボディアタック、串刺しバックハンドエルボー、ジャンピングエルボーと猛反撃するが、ダイビングボディーアタック狙いは中島がドロップキックで迎撃する。
中島はダイビングフットスタンプ、バスソーキック、ジャーマンと畳みかけ、トラースキックからバスソーキックを狙うも、かわした青柳はロコモーション式ジャーマン3連発を決めてからロックスターバスターを狙う。だが中島は着地して跳後廻蹴を放つが、青柳がかわすとジャパニーズレッグロールクラッチ、逆さ押さえ込みの体勢から入れ替えてロックスターバスターを決め3カウントを奪い、先輩の中島から金星を奪う。
Aブロックは岩本と竹田が対戦、序盤はグラウンドの攻防となるが、場外戦となると竹田がイスで一撃し、リングに戻るとロープ越しのDDT、ニーリフト、コーナーに逆さ吊りにしてかあ、低空ドロップキックを顔面に浴びせてからフロントネックロックと首攻めを展開する。
岩本も変則的なロープワークからショルダータックルで流れを変えると、ニードロップ、ネックスクリューと攻勢をかけジャーマンを狙うが竹田は堪え、孤高の芸術も堪えると、カニバサミからトラースキック、ランニングニー、バックドロップ、後頭部頭突き、ターンバックルジャーマン、ランニングニー、ジャーマン、ランニングニーと攻勢をかける。
粘る岩本に竹田はU-クラッシュを狙うが、背後に着地した岩本はニーアッパーを炸裂させ、最後は突進する竹田に孤高の芸術を決め3カウント、リーグ戦を白星でスタートするだけでなく、移籍初勝利を収める。メインは世界ジュニア王者の石井が稔と対戦、石井のエルボー、チョップに対し稔はローキックで応戦しレッグロックから足攻めを展開するが、石井はヘッドシザースで稔を場外へと追いやる、稔は場外から石井の足を蹴り飛ばして再度足攻めを狙うが、ロープ越しのドラゴンスクリュー狙いは石井がネックブリーカーで反撃し、顔面を低空ドロップキックで射抜いて、ヒップトスからサマーソルトドロップ、ターンバックルへのDDT、ミサイルキックと首攻めを展開する。
石井はフィッシャーマンズバスターを狙うが、稔はローキックで阻止すると、突進する石井にハイキックを浴びせ、顔面ドロップキック、ブレーンバスターからドラゴンスープレックスを狙う。しかし凌いだ石井は高速ジャーマン、フィッシャーマンバスターと応戦して顔面蹴りを狙うと、かわした稔は投げ放しジャーマンで投げ、顔面へのドロップキック、コーナーでの競り合いからジャンピングハイキックを浴びせて雪崩式フィッシャーマンズバスターを決める。
稔はエルボーの連打から、追尾式を狙う石井にジャンピングハイキック、バスソーキックと畳みかけ、ダイビングフットスタンプから膝十字固めで追い詰めるが、石井はロープに逃れる。稔はローキックを浴びせ、石井のオーバーヘッドキックを自爆させてから膝十字を狙うが、石井がオーバーヘッドキックで阻止するとタイガースープレックス、高角度ダブルアームDDTで逆転3カウントを奪い、難敵・稔から白星を挙げた。第5試合後に3月12日後楽園大会でWRESTE-1の黒潮"イケメン"二郎が返上し空位となったGAORA王座を巡って、王座獲りに秋山が名乗りを挙げ、元王者であるXも名乗りを挙げていた、Xの正体は怪文書で大阪弁を使っていたことからフリーとなったSUSHIではと思われていたが、登場したのは長らく全日本を離れ、IGFを中心にフリーとして活動していたKENSOが出現し改めて王座獲りに名乗りを挙げた。
セミでは来場を予告していた大仁田が保坂秀樹、パンディータ、ワイルドセブンの邪道軍を引き連れて現れ、あくまで観客として客席に陣取る。
ジョーが崔にブレーンバスターを狙うが首固めで切り返され3カウントとなったが、試合後に大仁田ら邪道軍がリングサイドに亜r我、来場を予告していた大仁田が出現し、諏訪魔に対して電流爆破デスマッチでの対戦を要求、諏訪魔を「チキン」と詰って退場も諏訪魔はあくまで電流爆破を拒否する姿勢を示した。
山梨大会では秋山、カシンと組んで大仁田率いる邪道軍と対戦が決定しているも、以前にも更新したとおり組み合わせ的には秋山組は有利だが、カシンのことも含めて罠が仕掛けられているような気がしてならない。メインの世界タッグ選手権はNEXTREAMがゼウスを捕らえて合体技を狙うが、ゼウスが二人まとめてフライングバイセップスエクスプロージョンで吹き飛ばすと、場外戦でビッグガンズが場外マットのない場所でWブレーンバスターを敢行してジェイクに大ダメージを与え、ステージ席からのダブルインパクトを狙うが、宮原が間一髪カット、しかしボディガーは客席や通路で宮原を逆水平で痛めつけると、リングではゼウスがパワーでジェイクを圧倒し、ボディガーが入るとカナディアンバックブリーカーとダイブ式ハンマーパンチの合体技を決める。
ビッグガンズに蹂躙されたジェイクはボディガーにレッグラリアットで反撃してから宮原に交代、宮原はフロントハイキックで流れを変えようとするが、交代したゼウスが串刺しバイセップスエクスプロージョン、串刺しボディアタック、フロントスープレックスをかけ、イーグルネルソンで捕獲し、反撃を狙う宮原のブラックアウトもキャッチされ、チョークスラムを喰らってしまう。
宮原はジャーマンを決め、ゼウスも起き上がってバイセップスエクスプロージョンを炸裂させるが、宮原もブラックアウトで応戦して両者ダウンの後で双方交代、ジェイクも逆水平を放つボディガーに対し、キチンシンクで突き刺すと、DDT、串刺しハイキック、宮原が入って合体攻撃からトレイン攻撃を狙う。
しかしボディガーがかわしたところでゼウスが入ってバイセップスエクスプロージョンで宮原を排除すると、ビッグガンズがジェイクを捕らえてスピアー&バイセップスエクスプロージョン、合体チョークスラムと合体技を連発。ダブルインパクト狙いは宮原が間一髪カットに入って、ゼウスを排除してからボディガーを捕らえ、ブラックアウトとミドルキックの合体攻撃が決まり、ジェイクがランニングニーからバックドロップ狙いは、堪えたボディガーはハンマーパンチを連打してから右ハイキック、そしてバウンズを狙うも着地したジェイクはバックドロップを決める。
ジェイクはランニングニーを狙うが、ボディガーがハイキックで迎撃するとラリアットからバウンズを決め3カウントを奪い、ビッグガンズが王座を防衛した。4月16日から開幕するチャンピオンカーニバルの出場選手、ブロック分けが発表された
[出場選手]
▼Aブロック
・宮原健斗(4年連続4度目の出場/現三冠ヘビー級王者)
・関本大介(2年連続3度目の出場/2016年優勝/現BJW認定世界ストロングヘビー級王者)
・ゼウス(4年連続4度目の出場/2016年準優勝/現世界タッグ王者)
・ジョー・ドーリング(2年ぶり7度目の出場)
・ジェイク・リー(2年連続2度目の出場)
・崔領二(2年連続2度目の優勝)
・KAI(4年ぶり2度目の出場/2013年準優勝)
▼Bブロック
・諏訪魔(2年ぶり12度目の出場/2008年優勝/2006、2012、2015年準優勝)
・大森隆男(7年連続14度目の出場/2014年優勝/2000年準優勝)
・野村直矢(2年連続2度目の出場)
・石川修司(初出場)
・真霜拳號(3年連続3度目の出場/現CHAMPION OF STRONGEST-K王者)
・ボディガー(3年連続3度目の出場/現世界タッグ王者)
・橋本大地(初出場)今年は秋山準は断言通りチャンカン出場を辞退したものの、前年度覇者の関本を筆頭に14選手がエントリーした
Aブロックはジョー、KAIがエントリーとなったが、ジョーは昨年度エントリーを予定していたが、来日直前で脳腫瘍の手術のため参戦を断念、そして今年から復帰を果たし念願のエントリーとなった。KAIも4年ぶりの参戦となり、秋山と優勝を争ったが敗れ準優勝となった、このときは三冠挑戦への扉も開けたかと思われたが、分裂騒動が起きKAIは三冠王座に挑戦できないまま全日本を離れた。Bブロックは昨年度アキレス腱断裂で欠場していた諏訪魔、フリーの石川がエントリーした、石川は昨年DDTや大日本を主戦場にしていたが、大日本では「一騎当千」DDTでは「KING OF DDT」とシングルのリーグ戦やトーナメントを制覇、今年は三冠奪取を視野に入れるためにチャンカン制覇を狙うものの、腰の出術で2月いっぱいは欠場していることが不安材料となるか。大日本からは大地がエントリー、大地も昨年の「一騎当千」では決勝トーナメントまで残るも、なかなかストロング王座への挑戦の機会に恵まれないことから、チャンカンを通じて現状打破となるか?
【全日本】ボディガー5冠王手! ビッグガンズが世界タッグV2▼Jr.リーグ開幕 入団後初勝利! 初出場・岩本が竹田食い▼稔突破で王者・石井が好スタート▼大仁田来場 甲府での電流爆破要求も諏訪魔は断固拒否…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/13zNdQpQ6e
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年2月17日本日も後楽園大会へ沢山のご来場ありがとうございました!注目のJBOGが開幕!元GAORA王者=KENSO!世界タッグは王者組が防衛!明日は、2/18(土) 銚子市体育館 18:00開始!皆様のご来場お待ちしております! #ajpw #jbog #プロレス pic.twitter.com/T4U8nJcyCi
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2017年2月17日世界タッグ奪取ならず…
ジェイク選手と3度目の正直とはいかなかった。
ただ2017年は始まったばかり。
新たに”五冠”っていう夢もできたし。
ありがとう!後楽園!
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2017年2月17日Jr. BATTLE OF GLORY開幕戦。田中稔さんに勝利。本当強くて凄くて、でも世界ジュニア王者としていろいろなめられたくないという意地で粘れたかなと。
田中稔さんに勝利という大きな1勝の感動も、気持ちを引き締めて、このまま勢いに乗っていきたいです。
— 石井 慧介 (@ddt_ishii) 2017年2月17日ジュニアリーグ初戦負けちゃった(>_<)全勝優勝って計画が早くも初戦から狂ったぞ⤵⤵ただ試合中の熱狂がめちゃめちゃ気持ちよかったし負けた俺に退場時に大きいミノルコールくれた観客皆さんにマジ感謝!対戦相手の石井くんにも感謝!あと・・・また世界ジュニアを巻きたくなっちまったーーー!!
— Minoru Tanaka☆田中 稔 (@minoru_official) 2017年2月17日全日本プロレス後楽園ホール大会ご来場ありがとうございました!
今日はJr.BATTLE OF GLORY開幕戦
vs竹田誠志
勝ちました。
終始ボコられてましたが、最後は孤高の芸術でなんとか。
そしてこれが全日本プロレス所属初勝利。
嬉しすぎる大きな大きな一勝です。#ajpw
— 岩本 煌史【KOJI IWAMOTO】 (@k_i_prowrestler) 2017年2月17日全日本プロレス 後楽園大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!明日は銚子大会。今日と違い寒くなるようなので温かくしていかないとな。
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年2月17日”船橋”から”後楽園”。息子の”幼稚園交歓会”から友達の”御見舞い”、そして全日本プロレス乱入‼︎ライフ。#KENSO #船橋 #ajp #ガオラベルト pic.twitter.com/KPtq0Z2V3I
— KENSO (KENZO SUZUKI) (@bichitto1) 2017年2月17日本日、後楽園大会にご来場ありがとうございました。
白星スタートは気持ちがいい!
明日の公式戦もやってやる‼︎
明日は銚子大会。
千葉 銚子市体育館にて18時開始!
ご来場お待ちしてます^_^#プロレス #ajpw
— 青柳優馬 (@attack_on_yuma) 2017年2月17日全日本プロレス後楽園おわり。ジュニアリーグ戦開幕!!!丸山さんに勝利!!!!!丸山ワールドに引きずられなかったのが勝因です。アックスボンバーズとして次も勝ぁーーーーつ!!!応援に来てくれた井土と勝利のチョコラーメンで乾杯。#ajpw#ヒートアップ pic.twitter.com/CkGNdzo6Jo
— 田村和宏★2・18王子大会 (@tamukaz) 2017年2月17日負けたー!しかし落ち込まずに気持ちを切り替えます。明日は楽しみにしてる青柳選手と公式戦。楽しむ余裕はなくなりました。負けたー!田村和宏恐るべし。#全日本プロレス
— 丸山敦 (@shaolin27AM) 2017年2月17日ジャイアント日記 : チャンピオンカーニバル https://t.co/UOFyHgJuVf
— 石川修司 (@g0925union) 2017年2月17日 -
長州からフォール勝ち・・・稲妻戦士・木村健悟が最も輝いた日
昭和62年11月9日の新日本プロレス後楽園ホール大会から「87ジャパンカップ争奪タッグリーグ」が開幕した。
<参加チーム>
アントニオ猪木 藤原喜明
藤波辰己 木村健悟
長州力 マサ斎藤
前田日明 スーパー・ストロング・マシン
武藤敬司 高田伸彦
ケンドー・ナガサキ ミスター・ポーゴ
ディック・マードック スコット・ホール
ロン・スター、ロン・リッチ当時の新日本は前シリーズまで猪木率いるナウリーダーvs長州、藤波、前田率いるニューリーダーによる世代闘争となっていたが、長州と斎藤が双方から離脱したことで世代闘争は終結し、新たに長州軍を率いて猪木に宣戦布告を果たしていた。また前田率いるUWFも参戦していたものの、正規軍と共闘という図式とされ、次第に新日本に取り込まれそうになっていた。
この時代はまだ「ワールドプロレスリング」はゴールデンタイムで放送されていたものの、枠は金曜8時ではなく月曜8時に放送され、TBSでは「水戸黄門」「大岡越前」などの時代劇、NTVでは「ザ・トップテン」、フジテレビは「志村けんのだいじょうぶだぁ」などが裏番組で放送されていたことから、ワープロは視聴率的に苦戦を強いられていた。
まだ学生だった自分はどのチームが優勝するかクラスメイトと予想していたが、本命は長州&斎藤組、対抗馬は猪木&藤原組が圧倒的に多く、他のチームは全く眼中にされていなかった。
猪木は右肩を負傷し開幕戦を欠場したが、猪木のパートナーにはマードックが名乗りを挙げたことでパートナーが藤原からマードックに変更され、空席となったホールのパートナーには急遽坂口が入った。
開幕戦では長州&斎藤組は藤波&木村の元祖ニューリーダーズと対戦したが、誰もがいつもの通り長州組が木村を仕留めて勝つだろうと予想していた、試合も長州組が徹底的に木村を狙い撃ちにし流血に追い込む、そして長州組がバックドロップ&ラリアットの合体技であるハイジャックラリアットを狙ったが、ここで藤波が長州に延髄斬りを浴びせてカットに入ったところで生放送だったため中継が終わってしまう。
続きは次週に放送されたが、藤波からの思わぬ延髄斬りを浴びた長州を木村が首固めで3カウントを奪い大逆転勝利、普段長州にフォールされることが多かった木村だったが、館内は健悟コール一色となり、木村も長州からフォールを奪ったことで感涙していた、一方の長州は木村に怒るどころか「木村もニューリーダーの一人だから・・・」と潔く敗戦を認め、このときもクラスメイトも「木村ごときに長州が負けるなんて」「まぐれだ!」と驚くしかなかった。木村の番狂わせというハプニングからリーグ戦はスタートしたものの、ハプニングはこれだけでは終わらなかった。前田による顔面蹴撃事件が起き、前田のキックを顔面に浴びた長州は負傷欠場、前田も謹慎処分となってしまう。
斎藤のパートナーには藤原が起用されリーグ戦は継続、(マシンは代役不在のまま不戦敗扱いに)、リーグ戦は猪木組がトップ、2位に藤波組、斎藤組が同点で全公式戦は終了し、最終戦である12月7日の大阪大会を迎える。藤波組は決勝戦進出決定戦で斎藤組と対戦、藤波が足の生爪をはがすというハンディを背負いつつも木村が懸命に粘り、最後は藤波が藤原を首固め勝利を収め優勝決定戦に進出、メインも藤波も木村も満身創痍の状態だったが、藤波がマードックを首固めで3カウントを奪い大逆転優勝を果たした。
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”大器晩成”という言葉が似合うレスラー・真壁刀義
今年で真壁刀義がデビュー20周年を迎えたが、真壁ほど大器晩成という言葉が似合うレスラーはいないと思っている。それを表したのは2007年4月8日の後楽園大会で行われた中邑真輔とのシングルマッチだった。
試合は真壁の開始直前の要求に中邑が応じてチェーンデスマッチとして行われたが、真壁は急所蹴りやイス攻撃、テーブル攻撃、GBHの介入を駆使するなどラフで中邑を圧倒し流血に追い込む、最後も矢野通の介入に気を取られた中邑に真壁が後頭部ラリアットからチェーンラリアットを浴びせると、最後はキングコングニードロップで3カウントを奪い、試合後も勝ち誇る真壁が客席でこう叫んだ「新日本ファン、中邑のク○ファン、せっかくの日曜日に残念だったな。 小僧はここで負けた。そう、それが現実だ!」この真壁の叫びこそが今まで燻っていた真壁が覚醒して一気に弾けた証でもあり、ファンは真壁にブーイングを浴びせ、物も投げつけたが、ブーイングや物も真壁にしてみれば勲章みたいなものだった。新日本プロレスワールドですらない隠れた名勝負だったが、真壁の名勝負を挙げるとすれば自分はこの試合を挙げたい。真壁の師匠格である長州力も不遇の時代を経験し、藤波辰爾に叛旗を翻すことで一気に弾けて、日本プロレス界を代表するレスラーとなったが弾けて覚醒するまで8年はかかったものの、真壁の場合は不遇の時代が長すぎて弾けて覚醒するまで10年もかかってしまった。
90年代の新日本プロレスは闘魂三銃士(橋本真也、武藤敬司、蝶野正洋)の全盛時代で、2000年に入ってもアントニオ猪木が格闘技路線を推進し始めたこともあって、真壁にとって不遇の時代が続いたが、ユークス期になり選手がリストラなどで次々と去ったことで残った真壁が台頭するきっかけとなり、またアパッチプロレス軍に参戦し一人敵地にたったことで真壁はヒールとは何か、プロレスとは何かを見つめなおすきっかけとなった。それを考えると真壁はユークス期の新日本が生んだ産物だったのかもしれない。
またブシロード体制となってスイーツ真壁として違う一面を見せたことで、真壁は日本を代表するトップレスラーの地位を確固たるものにした。もし猪木体制が継続していたら真壁は台頭することなく新日本を去る選択をしてもおかしくはなかった。今年で20周年を迎えた真壁だが、あの長い不遇の時代が過去のものとなりつつある、だが不遇の時代があって今日の真壁がある。真壁は雑草男の異名を取っているが、自分は大器晩成という言葉が似合うレスラーという異名も贈りたい。
最後に真壁刀義選手、20周年おめでとうございます。
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冴え渡る内田マジック!3・12横浜文体にTNA勢だけでなく武藤敬司まで参戦!
2月14日 NOAH「The Second Navig.2017」後楽園ホール 625人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
△石森太二 Hi69 藤原ライオン(15分時間切れ引き分け)△HAYATA YO-HEY タダスケ◇第2試合◇
▼20分1本
○モハメド ヨネ(7分58秒 片エビ固め)×齋藤彰俊
※ダイビングギロチンドロップ◇第3試合◇
▼バトルロイヤル
○YO-HEY (6分23秒 回転エビ固め)X石森太二
【退場順】[1]宮脇純太[2]齋藤彰俊[3]藤原ライオン[4]小川良成[5]モハメド ヨネ[6]Hi69[7]HAYATA[8]タダスケ◇第4試合◇
▼30分1本
○小峠篤司(14分38秒 片エビ固め)×原田大輔
※キルスイッチ【小峠の話】「分からん。分からんわ。なんも分からん。あいつとやると自分の形が壊れる。もう内田会長にも言うたから。二度と組まんといてくれ。双方の意見が一致したんやから。終わりや。終わり。なんもないっしょ、別に。もうあいつのこと聞かんといてくれ」
◇第5試合◇
▼30分1本
○拳王(14分1秒 片エビ固め)×大原はじめ
※ダイビングフットスタンプ【拳王の話】「2年と少し組んでた、大原はしめ。元超危暴軍の大原はじめ。袂を分かってなんでこんなシングルマッチ組むんだって言ってたけどな、おい! 大原、お前と俺は2年間一緒にやってきたんだ。お前の気持ちは伝わったよ。お前はよ! ジュニアのチャンピオンとしてこれから頑張れ。俺はよ! ヘビーのチャンピオンとしてこれからもさらにノアを突き上げていくからな! そしてよ! お互いこのノアを最高の団体にしよう。じゃあな」
◇第6試合◇
▼30分1本
○丸藤正道 熊野準(17分53秒 片エビ固め)杉浦貴 ×清宮海斗
※不知火(試合終了後)
丸藤「ちょっとだけ時間をくれ!3月12日、横浜文体、俺のわがままを1つだけ聞いて欲しい。俺のプロレスキャリアの中で、1度でいいから俺の隣に立って欲しい人がいるんだ。今日、その人をここに呼んでいる(「HOLD OUT」の旋律に乗って、W-1の武藤敬司が登場した。)武藤敬司さん! プロレスラーの中で憧れの存在。俺の横に一度だけでいいから立ってくれませんか?」武藤「自己紹介します。W-1の武藤です。亡き三沢社長とは同い年です。いろいろと比較もされました。今年でキャリア33年、クラッシックでレトロなレスラーです。いささか体もガタが来ています。しかし、横浜文化体育館、試合一生懸命やります。丸藤、やろう(2人はガッチリと握手を交わすと、LOVEポーズを披露した)」
【丸藤&武藤のコメント】
――武藤選手を選んだのは?丸藤「まずノアとして体制が変わって生まれ変わるという時期に、これがふさわしいのかと言われたら俺のわがままなんですけど、でも、俺もプロレスをやってきて、プロレスが好きで、プロレスを見て育ってきたんで、是非とも武藤さんと同じ場所に立ちたいなと。それでお願いしました」
――丸藤選手のイメージは?
武藤「まさしくジーニアス。天才ですよ。だけど今回こういうお話をいただいて、非常に光栄だと思っています。一生懸命頑張りますよ」
――対戦ではなくタッグだが?
丸藤「武藤さんには申し訳ないですけど下心ありのタッグだと思ってます」
武藤「下心? 何の下心があるんだよ(笑)」
――対戦するという?
丸藤「いやいやそこまでは言わないですけど。下心はあるという」
武藤「俺はピュアだからね(笑)純粋に参戦したく。ただ、リング上で言ったけど、比較された三沢社長の影が彼の後ろにちらつくし。ある意味、最近は自分でマスターズっていうのをやってて過去を振り返ってる時だからさ。そのうち彼もマスターズになっていくわけだからさ。今のうちに唾つけておかないと」
――新生ノアについてはどんなイメージが?
武藤「正直まだ、ノア自体久しく来てないから、まだ一概になんとも言えないですけど。ただ、勉強不足で選手の名前と顔が全然わからなくてですね。どういう相手を用意してくれるのか。全然わかりませんけど。まぁ、言えることは、これは俺と組むパートナーにはお決まりなんだけど、80%はパートナーが仕事すると。残りの20%で俺は勝負しますんで、よろしくお願いします」
◇第7試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合前哨戦/60分1本
○中嶋勝彦 マサ北宮(25分23秒 片エビ固め)潮崎豪 ×マイバッハ谷口
※バーティカルスパイク(試合終了後)
中嶋「潮崎…。3・12横浜、結果は今日と一緒だ!潮崎、1つだけ教えといてやる。タッグのベルトを失って、その上でこのシングルのベルトに挑戦してくる欲張りな潮崎豪と俺との違い…覚悟が違うんだよ! そのことを忘れず、3・12横浜、その前の前哨戦を含めて、俺が勝つ(潮崎がバックステージに消えていく)皆さん、ご来場ありがとうございました。さっきも言った通り、3・12も今日と同じ。勝つのはこの俺、中嶋勝彦だ!なぜなら…俺は止まらねえ!!」【中嶋の話】「いや、もう、リング上で言ったことが全てですよ。潮崎豪と違うところは、覚悟が違う。それだけは言い切れます。同じ2004年デビューで彼には一度も勝ってない借りもあるし、そして何よりも俺は彼よりこのマットを盛り上げていきたい気持ちが強いんで、絶対に負けないです。なぜなら、俺は止まらねぇ!」
セミファイナルで丸藤が熊野と組んで杉浦、清宮組と対戦。試合はGHCタッグ王座挑戦を狙う清宮が丸藤にジャーマンを決めるも、丸藤がトラースキック。ブレーンバスターの体勢から前に投げ捨てて、再度トラースキックを浴びせ、それでも粘る清宮に虎王を浴びせてから不知火で3カウントを奪い勝利を収めたが、試合後に丸藤がスペシャルゲストを呼び寄せると、WRESTE-1の総帥である武藤敬司が登場、3月12日の横浜文体大会に参戦を発表し丸藤とタッグを結成することになった。
武藤の参戦は約5年ぶりで、この時は武藤が全日本プロレスを率いていたが、秋山準ら全日本へ移籍する際に関係は途絶してしまった。内田雅之会長と武藤は全日本プロレスからの関係で、内田会長が武藤の下から離れても関係は継続していたことから、WRESTE-1との交流は時間の問題とされていた。また丸藤が武藤全日本に参戦し世界ジュニアヘビー級王座を保持していた際は丸藤を高く評価していた。
だが気になるのはWRESTE-1は全日本プロレスとも交流していることから、これを契機にNOAHと全日本が急接近する可能性も出てきた。丸藤と秋山準も過去のいきさつはいろいろあるだろうが、そろそろ双方とも雪解けを考えてもおかしくはない。メインでは3月12日横浜文体でGHCヘビー級王座をかけて対戦する中嶋と潮崎が前哨戦で対戦、。序盤から中嶋のキックと潮崎の逆水平が打ち合う攻防となり、中嶋がランニングローキックを放つが、かわした潮崎は左のラリアットを炸裂させる。
終盤には中嶋組が谷口を捕らえると、最後は中嶋がランニングローキックからのバーティカルスパイクで3カウントを奪い前哨戦を制した。第4試合では小峠vs原田の桃の青春、第5試合では拳王vs大原のケンオーハラと元パートナー同士が対戦。まず小峠vs原田は両者が胸板を真っ赤にはれ上がるまで張り手合戦から、原田が脇腹へのエルボーから脇腹攻めを展開するが、場外戦で原田を鉄柵に叩きつけた小峠がフロントハイキック客席まで吹き飛ばしてからリングに戻って腰攻めで反撃。だが原田も場外戦を仕掛け小峠を客席に連行してから散乱しているイスの上へのブレーンバスターで小峠に大ダメージを与える。
リングに戻った原田はブレーンバスターを狙うが、小峠が投げ返すとぶら下がり式首四の字で捕獲、マグザム狙いは原田がバックドロップで切り返すが、小峠もバックドロップで応戦し両者ダウンとなる。
両者立ち上がって突進するも、小峠がジャンピングビックーツで迎撃するとシーソーホイップの要領でのスタンガンからSTFで捕獲、ダイビングボディプレスで追撃を狙ったが原田が剣山で迎撃する。
原田は脇腹へのエルボーからダイビングエルボードロップを投下したが、小峠が逆に剣山で迎撃、だが追尾合戦は原田が追尾式ジャンピングエルボーで制するとニーアッパーから片山ジャーマンを狙う、しかし頭突きで阻止した小峠は突進する原田をラリアットで迎撃し、最後はトラースキック、ランニングニーで3カウントを奪い小峠が勝利を収める。ケンオーハラ対決は拳王のミドルキックの連打に対し、大原はジャンピングビッグブーツで応戦、しかし拳王をロープへ磔にしてからの背中へのドロップキック狙いは拳王がミドルキックで迎撃し、フロントハイキックで大原を場外へ追いやった拳王は客席付近でサッカーボールキックを連打、リングに戻してからスリーパーで捕獲する。
大原の腹部にキックを浴びせた拳王は逆エビ固めで捕らえ、ストンピングの連打を落とすも、大原もエルボーで活路を見出してから風車式バックブリーカーで反撃し串刺しジャンピングエルボー、スライディング式ビッグブーツと畳みかける。
大原は風車式ロックボトム式バックブリーカーから変形シュミット式バックブリーカーと腰攻めを展開して、ソバットで抵抗する拳王にサミングからジョン・ウーを発射するも、ジャンプした拳王はフットスタンプで踏み潰し、更に背中へのフットスタンプから後頭部へのダブルニーを炸裂させる。
拳王はアンクルホールドで捕獲し、ダイビングフットスタンプを狙うが、かわした大原は拳王のフロントハイキックを受けきってエルボーを放つも、拳王も受けきって逆に重いエルボーで応戦、ラリーとなるが、拳王がジャーマンから蹴暴で勝負に出ると、大原は風車式エメラルドフロウジョンで切り返し両者ダウンとなる。
立ち上がった両者はエルボー合戦となるが、拳王のミドルキックをキャッチした大原は張り手の連打からフィンランド式フォアアームを狙うも、かわした拳王がオーバーヘッドキックを放ってからバスソーキックを狙う、しかし大原はムイビエンで捕獲も決まる前にロープに逃れられてしまう。
それでも諦めない大原はリストクラッチ式変型フィッシャーマンバスターからムイビエンを狙うが、前転した拳王はハイキック、フェイント式スピンキック、バスソーキックと畳みかけ、ドラゴンスープレックス狙いは、バックにまわった大原が変形リバースゴリースペシャルボムから再度ムイビエンを狙うも、振り切った拳王はドラゴンスープレックスから蹴暴を浴びせ、最後はダイビングフットスタンプで3カウントを奪い勝利を収めた。桃の青春、ケンオーハラもこれでチームは解消となるが、桃の青春は元々一緒にNOAHに移籍したわけでなく別々に移籍し、対鈴木軍のために再結成したに過ぎなかった。鈴木軍という共通の敵がいなくなった以上、別々の道を歩まざる得ない。
またケンオーハラも超危暴軍からの仲で、超危暴軍解散となってからもチームを継続したが、鈴木軍がいなくなったのもあるが、二人にしてもそろそろチームとして潮時を考えてもおかしくない。また3月12日に参戦するImpact Wrestlingの選手が発表され、NOAHに留学経験がありTNAではトップ選手となったエディ・エドワーズ、ROH所属として新日本プロレスにも参戦したムース、かつてはボビー・ルード(WWE NXT王者)とのビアマネー・インクで新日本にも参戦し、TNA世界王者となったジェームス・ストームの参戦が発表された。現王者のボビー・ラシュリー、ジェフ・ハーディやマッド・ハーディの参戦はなかったが、今回はエドワーズ、ムースと日本に馴染みがある選手が派遣されることになった。
武藤敬司やTNA勢の参戦と現時点では内田マジックは冴え渡っている、果たして内田マジックはNOAHに光明を見出してくれるのだろうか・・・【NOAH】武藤が電撃来場 3・12横浜文体で丸藤との“天才タッグ”実現へ…後楽園大会速報中https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc #W_1 pic.twitter.com/zITajMRD3w
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年2月14日【NOAH】GHC前哨戦幕開け…中嶋が潮崎眼前で谷口粉砕「覚悟が違う!」▼桃の青春は喧嘩別れで終結▼ケジメのケンオーハラ対決はエール交換で幕▼横浜文体にエドワーズ、ムースら参戦…後楽園大会詳報https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/TOqEe7PbML
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年2月14日3月12日、横浜文化体育館大会。
僕の我儘以外何ものでもない。
僕がプロレスファンだったあの頃。
憧れのひとりだった「武藤敬司」さん。
そう、俺がプロレスから貰った夢や希望、ドキドキワクワクし… https://t.co/8uwDmzfUFE
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2017年2月14日丸藤からのラブコールに答えてノア後楽園大会に行ってきた。丸藤と初タッグで3.12ノア横浜文体に出撃だ! pic.twitter.com/yoaYpmLQ7Q
— 武藤 敬司 (@muto_keiji) 2017年2月14日ありがとうございました!よろしくお願いいたします! https://t.co/M4ySLDkZAj
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2017年2月14日後楽園大会ありがとうございました。
今の俺にはどうしても結果が必要。
こんな所で立ち止まるわけにはいかない!
這い上がってやる、口にした以上意地でも挑戦してやる!!#noah_ghc
— 清宮 海斗 (@noah_kiyomiya) 2017年2月14日ドローなんて、負けみたいなもん。博多は必ず勝つ!最高のプロレスで!#NOAH#GHCjrタッグ#俺も太二もまだまだやんちゃだよ
— Hi69 (@69HIROKI69) 2017年2月14日後楽園大会にご来場いただきありがとうございました
武藤さんの来場、3.12横浜大会での丸藤選手とのタッグ結成のサプライズ
そしてTNAから参戦選手発表!
個人的にはエディ・エドワーズ選手がノアマットに帰ってくるのが楽しみ! #noah_ghc pic.twitter.com/bPpga1H6Pf
— 西永 秀一 (@shu_nishinaga) 2017年2月14日Very excited to return to @noah_ghc in March, a place that was once my home and holds a very special place in my heart #AiP #BKP #noah_ghc https://t.co/v2O843Xu2q
— Eddie Edwards (@TheEddieEdwards) 2017年2月14日 -
吉野と電撃和解した土井が鷹木からフォールを奪いVerserKから勝利!
2月12日 DRAGON GATE「TRUSH GATE 2017」福岡・博多スターレーン 1800人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
堀口元気H.A.Gee.Mee!! ○ジミー・神田 ジミー・クネスJ.K.S(9分22秒 体固め)ドン・フジイ しゃちほこBOY ×吉岡有紀
※ダイビングエルボードロップ◇第2試合◇
▼20分1本
○斎藤"ジミー"了(9分0秒 横入り式エビ固め)×"ハリウッド"ストーカー市川(試合終了後、VerserKが乱入!斎了に襲い掛かる)
サイバー「おい斎藤了、そしてジミーズ、お前ら、よくもウチのかわいいかわいいリンダマンをかわいがってくれたのぅ。お前らのおかげでな、リンダマンは今日の博多大会は欠場や。お前らプロ失格やろ。 まあオレも4、5人病院送りにしたったけどな。
おいジミーズ、この落とし前、どうつけてくれるんや。お前ら(トライアングルの)ベルト懸けんねんな。ヴェルセルクはドラゴンゲートイチのクラッシャー、サイバー・コング、信悟、T-Hawk、これでいかせてもらうぞ」斎了「おいサイバー、お前らせっかく市川さんと緩い試合したあとに乱入しやがって。もうちょっと乱入のタイミング考えてくれよ。台無しだよ、楽しい気持ちが。今なんて言った? 信悟&T-Hawk&サイバー、上等だよ、やってやるよ。お前な、対戦相手をケガさせてデカいツラしてるなよ。オレらジミーズ、トライアングルチャンピオンは絶対に壊れねえ。トライアングルやってやるよ!」
◇第3試合◇
▼30分1本
○望月成晃(12分23秒 片エビ固め)×山村武寛
※真・最強ハイキック◇第4試合◇
▼30分1本
YAMATO ○B×Bハルク(18分33秒 片エビ固め)ジミー・ススム ×ジミー・カゲトラ
※ファーストフラッシュ◇休憩前◇
(欠場中の吉野正人が登場)
吉野「欠場中の吉野正人が博多にやってきたぞ! (歓声と拍手に対して)ありがとうございます。ご存じの方も、そうでない方もいると思いますけど、先月の23日の神戸大会の試合中にですね、頸椎ヘルニアになってしまいまして、しばらく欠場することになりました。今日も本来ならね、2カ月に1回の博多大会、試合したかったんですけども、試合ができないならせめてね、博多の皆さんの顔だけでも見ようと思って今日は神戸からやってきました。今、治療はずっとしてまして、順調に良くはなっているんですけど、頸椎のヘルニアなんでね、そう簡単にはなかなか復帰というのはできなくて、時間はかかってしまうかもしれないですけど、博多ではこの格好ではなくね、なんとしてもコスチュームを着て、このリングに戻ってきたいと思います。今言ったように、どれだけかかるかわかりませんけど、それだけちょっと長い間、お待たせしてしまうかもしれないですけど、必ず帰ってきますので皆さん、その時は応援よろしくお願いします」(VerserK乱入)
T-Hawk「吉野、お前、今日よ、試合もないクセにベラベラベラベラ、マイクでしゃべりやがって。お前、どのツラ下げてこのリングに上がってるんだ。なんだったらよ、お前リングに上がってるだろ。そういうことならオレたちが何してもいいってことだよな(このタイミングで土井がテーマ曲に乗って登場)」土井「おいヴェルセルク、お前ら出しゃばりすぎやろ。メインでキッチリ相手したるから下がっとけ。帰れ。お前らメインイベント覚悟しとけよ(VerserK退場)おい吉野、オレはな、お前のこと嫌いやけどな、いや大キライやけどな、一つだけハッキリさせたいことがあんねや。お前はケガからいつ復帰するかわからんけどな、オレはホンマにお前の帰りを待っててええんか?」
吉野「おい土井、オレはな、お前のことがメッチャ嫌いやけど、ハッキリ言ってお前はオレのこと大好きやないか。待ちたいんやったら、お前が納得するまで、好きなだけ待ったらええやないか」
土井「何を言ってんのや。お前の方がオレのこと好きなんちゃうんか。素直にならんか、おい」
吉野「何言うてんねん。オレさっきヴェルセルクに襲われそうになったら心配で心配でたまらんくて出てきたくせに」
土井「何を言うてんねん。好きなヤツに助けてもらって嬉しいやろ。待っててほしいなら待っててほしいって言えよ」
吉野「待て待て。お前37にもなろうかいうのに何いつまで意地張ってんねや。好きな好き、待ちたいなら待ちたい、ハッキリ言え!」
土井「オレのセリフやろ。オレのこと好きやんか」
吉野「お前がオレのこと好きなんやろうが」
土井「もうラチあかんわ。とりあえず結論から言わせてもらうぞ。オレは吉野、お前のことを待たせてもらうわ」
吉野「先に結論を言いやがって。じゃあオレもここで一つ言わせてもらおうやないか。オレが帰ってくるまで待っててくれや。(このあと握手を交わす)。なんかメッチャ恥ずかしいな。なんや、この空気。まあこのあとメインイベント、なにわ式があります。さっき入ってきたヴェルセルクと土井軍団、4対4でね、オレが考えたなにわ式イリミネーションでやりますけど、絶対にヴェルセルクに勝って、少しでもオレの気持ちを晴らしてくれや。皆さんも応援よろしくお願いします!」
◇第5試合◇
▼オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合/60分1本
[第40代王者組]CIMA ○ドラゴン・キッド(19分1秒 バイブル)[挑戦者組]Kzy ×ヨースケ・サンタマリア
☆CIMA&キッド組が2度目の防衛に成功CIMA「キッド、まだ2回目か、これ防衛。年末の同じ福岡国際センターで信悟&T-Hawkから勝って、正直な、年明けにKzyとマリア、別によ、お前らのこと下に見てるわけじゃないけど、信悟&T-Hawkの破壊力から比べたらお前ら役不足やと思ってたわ。そんで、もうちょっと楽に勝てると思ってたわ。でもよ、フタを開けたらメチャクチャ、キツいやないか。お前らのドラゴンゲートを変えようっていう気持ちを感じ取ることができたぞ。
マリア、お前はかつてブレイブゲートのチャンピオンで、オレらから見たら正直、そのキャラクターは世界中どこに行っても受け入れられる。どこでも人気モンや。でもオレの中でもキッドの中でもお前はある意味ピエロやったんや。でも今日、このツインゲートが決まってからお前は脱却しよう脱却しようと一生懸命もがいてたよな。それは今日の試合でも伝わったし、博多のファンの皆さんにも伝わったと思うよ。皆さんそうですか?(拍手)
それからKzy、Kzy、お前はよ、10年近くムダな時間を過ごしながらも去年お前に何があったのかわからんけど、一念発起して体を作りなおして、それまでずーっと隠してたTシャツを脱いで、今年に入ってから裸一貫でやってる。それがレスラーや。そんなKzyにオレもすごく刺激を受けたからよ。まさかお前から刺激を受ける日が来るとは思わんかったよ。お前みたいなヤツが立ち上がってくれてこそ、ドラゴンゲートの未来が切り開かれるんや。
Kzy、マリア…今はお前と同じチームのチャンピオンのYAMATO、それからハルク、ヴェルセルクの信悟、それから土井、休んでるけど吉野、この辺が最前線を突っ走ってるな。オレらはキッドもCIMAも望月もフジイも、今休んでるGammaさんもいつでも行く気は出来てるからな。でもな、ドラゴンゲートの未来を作るためには、この団体の中核を担うのはKzy、マリア、お前らの世代なんや。お前らの世代がドラゴンゲートの中核を作って、さらに明るく強くしぶといドラゴンゲートを作っていってくれ。そのためだったら何回でもお前らの世代の挑戦受けるからよ。Kzy、マリア、オレらはいつでもツインゲートのベルト持ってるぞ。お前らがその気あるんやったら、いつでも挑戦してこいや。今日はりがとう」(CIMAが握手を求めるが、Kzyは拒否。)
Kzy「悪いけどな、このままありがとうございました、それで、握手で終わらせるわけにはいかないんだよ。オレは今年勝負懸けてんだ。CIMA、アンタいつでも挑戦受けてやるって言ったよな。だったらよ、もう一回やらせてくれよ。そのツインゲート、もう一回挑戦させてくれよ。今日オレはアンタらから取られてねえぞ。いいか、何回でもやってやる。オレはそのために、そして自分を変えるために今年は突っ走るんだ。絶対あきらめねえぞ。
次はYAMATOとドリームゲート戦をして完全に調子の戻った男とアンタらのベルトを狙いに行ってやる。ハルさん、いけるよな? オレたちノーストライブでアンタらのツインゲートに挑戦させてもらうぞ。どうですか、博多のお客さん。もう一回やらせてくれよ」キッド「おいKzy、確かに今年変わったっていうのは今日の試合で、CIMAが言ったように、マリアもそうだ。お前らの覚醒した姿、少しだけ片鱗を見せてもらったわ。だけどな、オレたちは20年間進化し続けてるんだ。その意味がわかるか? ちょっと強がりに聞こえるかもしれない。いや、つよがり言わせてもらうわ。お前らこんなんで甘えたこと言ってんじゃねえぞ。まだまだだ。だけどよ、いいじゃないですか、CIMA。ここで負けて終わりです? 何が残る? 何も残らねえな。いいじゃねえか。これで悔しい、まだ終われねえ、もう一度挑戦させろ。そういうのが無けりゃ、ドラゴンゲートにお前らは必要ないよ。ただ、今のお前らの気持ち、すべてオレたちツインゲートチャンピオンが受け止めてやるからよ。ただし、次はKzy、お前から3カウント取るから覚悟しとけ」
Kzy「準備万端でしょ、ハルさん」
ハルク「Kzy、今回は残念だったな。Kzy、オレは前々から言いたかったんだけどさ、オレはKzyがそうやって言ってくれるのを待ってたんだよ。オレたち道産子2人でいこうぜ。ノーストライブ011でツインゲート取ってドラゴンゲートの明るい未来を築いていこうぜ!」
【CIMA、キッドの話】
CIMA「よっしゃ、ええ感じや。ええ感じやないかい」キッド「Kzyにしても、マリアも、試合の中であれだけ覚醒したマリアを初めてみた。CIMAも初めて見たんじゃねえかな。Kzy、お前のその発言、その行動、2017年、アイツやるかもしれない。だったらトライブ・ヴァンガードの中でくすぶってるんじゃなくて、次はハルクとKzy、2人でこのツインゲート、しっかり取りに来い。楽しみにしてるぞ」
CIMA「おいKzy、お前が覚醒したかわからんけど、何カ月や? オレらは20年やぞ。20年や。事務所帰って、会社帰って、もう一回、社訓を見てこい。初心・進化・継続・感謝や。オレらはお前らサンキューと、ありがとうと感謝を述べたな。それからオレらは初心の頃から20年間、進化を継続してきたんや。お前のプロレス人生は今からやぞ。何回でもオレらがひねり潰したるからな。オレらは進む進化であり、深い深化でもあるんや。そして最後に新しい新化でもあるんや。CK-1からどさんこでベルトを奪えるもんやったら奪ってみいや」
【Kzy、マリアの話】
Kzy「大丈夫か、マリア?」マリア「ごめんなさ~い!」
Kzy「でも今日、マリアの意地を見たでしょ。コイツだってやるときはやるんですよ。オレたちトライブ全員、今年は絶対に突っ走る。そして、オレは絶対に勝負を懸けてるんだ。何度でも立ち上がって何度でも挑んでやるよ。何度でも挑戦してこいって言ったろ。その言葉しっかりとオレは答えてやるからよ。今度はB×Bハルクとノーストライブ011(ゼロ・ワン・ワン)であんたらのツイン狙いにいってやる。今年のトライブ・ヴァンガードはひと味もふた味も違うからな。見といてくれ。よろしくどうぞ」
◇第6試合◇
▼なにわ式イリミーネンションマッチ/時間無制限1本
○土井成樹 Eita ビッグR清水 Ben-K(31分35秒 V9クラッチ)×鷹木信悟 T-Hawk サイバーコング パンチ富永退場順
[1]×Eita(19分0秒 オーバー・ザ・トップロープ)
[2]×パンチ(20分18秒 Ben-KのBen-Kボム→エビ固め)
[3]×Ben-K(22分36秒 サイバーのパイナップルボンバー→片エビ固め)
[4]×T-Hawk(24分42秒 清水の砲丸投げスラム→エビ固め)
[5]×清水(27分1秒 鷹木の鷹の爪)
[6]×サイバー(29分32秒 オーバー・ザ・トップロープ)(試合終了後)
土井「2017年一発目の博多大会は、オレたち4人の完全勝利や。打倒ヴェルセルクで集まって試合前のマイクで清水、訳分からんフライングして、オレらが後攻になって不利な状況でも最後勝ったやんけ。
完全勝利言うても打倒ヴェルセルクはまだ終わらんからな。お前らは知らんと思うけど、今日4試合目のあとに一件あってな、オレは吉野を待つことになってんや。でもな、これからも打倒ヴェルセルクで組んでいくと思うけどな、その時はまたよろしく頼むわ。今日はありがとう」Eita「土井さん、最後、見事な3カウントありがとうございます」
土井「あらためて褒められると照れるからやめて。今日は結束力、4人の勝利やから」
Eita「そうですね。土井さん、清水、Ben-K、今日はありがとう! 今日のなにわ式イリミネーションマッチ、オレ土井「それイチ抜けって全然よくないからな。一番最初に退場させられてんで」
Eita「イチ抜けなんですけど、勝利者賞までいただいて、本当に土井さん、清水、Ben-K、ありがとうございます! 本当にありがとうございます。オレも対ヴェルセルク、関係ないわけじゃないんですよ。3月の大阪、ヴェルセルクのリンダマンとこのブレイブゲートのベルトを懸けて闘います。そして4月23日、博多スターレーンで、またオレがこのベルトを巻いてこの博多スターレーンに帰ってきます。応援よろしくお願いします。そして最後に2017年もドラゴンゲートから目を離すんじゃねえぞ~!!」
【土井、Eita、清水、Ben-Kの話】
土井「このメンバーで勝ったのは大きいぞ。喜んでええけど、打倒ヴェルセルクはまだまだ終わらない。個人的にも吉野を待たなアカンのや。また次の後楽園でも一緒に組むよな。連勝や、連勝。勝ったり負けたり、そんなんじゃアカンねん。勝ち続けるぞ」清水「次の博多大会、4月23日も砲丸投げスラムで3カウントを取るとはこのオレ、そうビッグR清水だ!」
Ben-K「Ben-Kは逃げも隠れも倒れもしねえ。ヴェルセルク、覚悟しとけ。オレがBen-Kじゃ!」
Eita「オレはな、今日イチ抜けだけど関係ねえよ。オレは3月の大阪でリンダマンとブレイブ懸けて闘うからな。リンダマン、いま欠場か? 話にならねえよ。オレがお前をキッチリ、ブッ潰してやるからな。リンダマン、今のブレイブゲートチャンピオンのEitaから目を離すんじゃねえぞ!」
【サイバーの話】「博多大会、メインイベントは確かに勝負には敗れたかもしれん。でもな、今のオレにはベルトしか見えてないんや。ドリームのベルトは決まっているが、トライアングルも決まったな。トライアングルゲートチャンピオンが、あんま茶番劇をやっててええんか? ブッ潰すぞ。オレは誰でもブッ潰すからな。オレはドラゴンゲートナンバーワンのクラッシャー・サイバー・コングや。よう覚えとけ」
博多大会の休憩開けには吉野が登場して欠場の挨拶をするが、VerserKが乱入し吉野を挑発、そこで土井が駆けつけVerserKを挑発して退場させると、土井が吉野に和解を呼びかけ、吉野が応じて電撃和解となった。
土井吉は組んでいても敵対しても競い合い、愛憎入り混じる関係になったが、どんなに反発し合おうがイザ組むとなれば息が合う連係を見せてしまう、ある意味不思議な関係なのかもしれない。
しかし土井吉タッグの復活は吉野の復帰までお預けとなり、土井も吉野の復帰までしばらく無所属のままとなった。メインは土井&Ben-KにEita、清水が加わり、VerserKと時間差バトルロイヤルとイリミネーションルールを加えたなにわ式イリミネーション戦で対戦。Eitaとパンチでスタートし、T-Hawk、清水、サイバー、Ben-K、鷹木、土井の順でリングに上がり、全員揃ってからイリミネーションルールがスタートする。
まず先手を奪ったのはVerserKでエプロンに出たEitaをパンチがポンプキックを浴びせてOTRで退場させるが、ツーステップ式ムーンサルトを自爆したところでBen-KがBen-Kボムで3カウントを奪いパンチが退場、その後もBen-Kが持ち前のパワーを駆使して大暴れするが、VerserKのトレイン攻撃を喰らってしまうとサイバーのパイナップルボンバーで3カウントとなりBen-Kが退場。
VerserKは清水に問題塩を浴びせるが、清水は構わずT-Hawkを砲丸投げスラムで3カウントを奪いT-Hawk退場、清水は続けて鷹木にもOTAKEBIから砲丸投げスラムを狙うが、鷹木が変化球技である鷹の爪で3カウントを奪い清水が退場で、連合軍は土井一人となってしまう。
しかし土井は鷹木とサイバーの誤爆を誘ってサイバーをOTRで退場させると、鷹木は土井をMADE IN JAPANやバンピングボンバーで追い詰めるが、介入したパンチと鷹木の同士討ちを誘発させると土井も変化球技であるV9クラッチで3カウントを奪い、土井率いる連合軍が逆転勝利を収め、試合後はEitaが勝どきを挙げて大会を締めくくった。土井は吉野との関係を修復させた勢いで勝利となったが、第2試合で斎了を襲撃してトライアングル王座に挑戦表明し、3・5大阪でサイバーがYAMATOの保持するドリーム選手権への挑戦が決まったVerserKだが、土井率いる連合軍に敗れるだけでなく同じくブレイブ王座に挑戦が決まっているエル・リンダマンも負傷で欠場するなど出だしから躓く結果となった。
またセミのツインゲート選手権は王者組のCK-1がマリアを徹底的に捕らえて試合の主導権を握るが、交代を受けたKzyがキッドにミッションイン・ポシブル、CIMAにB-BOYを決めて盛り返し、蘇生したマリアもキッドにボンバスを狙うが、スタナーで切り返されてしまう。
挑戦者組の攻勢を断ち切ったCK-1はマリアを捕らえてキッドの619の援護を得たCIMAがパーフェクトドライバーを決めるが、キッドのウルトラウラカンラナ狙いはKzyがエルボースマッシュでカットし、キッドにBEAT BOMからスワントーンボムを決め、KZ timeからエルボースマッシュ、韻波句徒で猛ラッシュをかける。
しかしCIMAに狙ったトレイン攻撃がかわされると、キッドがマリアにウルトラウラカンラナを狙うがマリアがキャッチする、ところがCIMAがミサイルキックを放つとキッドがバイブルで3カウントを奪い、CK-1が技あり王座防衛となり、試合後の握手も拒否したKzyはハルクとのコンビで王座挑戦を表明した。【試合結果詳報】CIMA&ドラゴン・キッド、ツインゲート防衛。ハルク&Kzyのノーストライブが挑戦表明/サイバーが鷹木&T-Hawkとのトライアングル挑戦に名乗り/なにわ式イリミネーション…DRAGON GATE博多詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC pic.twitter.com/FN2j31tUTs
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2017年2月12日今日のヴェルセルク。
全然暴れ足りない!
座ってる奴以外はね…#dragongate pic.twitter.com/PDeQuLFxIL
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2017年2月12日#福岡 #博多スターレーン 終了!#完売御礼(^ ^)#nowplaying「#カーテンコール」#ハヤブサ#DragonGate #ProWrestling#TruthGate2017 pic.twitter.com/cCJ33V7RE1
— 中澤矢束 (@yatsukanakazawa) 2017年2月12日 -
チャボ・ゲレロ
元NWAインターナショナルジュニアヘビー級王者で新日本プロレスや全日本プロレスに来日したチャボ・ゲレロさんが肝臓ガンで死去した、享年68歳。
チャボは昨年8月に大仁田厚の「ファイヤープロレスリング」に来日し、また11月の全日本プロレスの両国大会でも参戦して元気に試合をしていたのだが、亡くなる1ヶ月前に肝臓ガンが見つかり入院していたという。
自分がチャボ・ゲレロというレスラーをTVで初めて見たのは全日本プロレスに移籍してからの昭和56年で、当時のジャイアント馬場体制の全日本プロレスが新日本のベルトだったインターナショナルジュニアヘビー級王座ごとチャボを引き抜き、この年の9月に福山でドスカラスと防衛戦を行ったが(結果は3本勝負で1-1の後で両者リングアウト)、初来日も意外にも全日本でアントン・ヘーシングと対戦していた。
昭和57年になると海外武者修行中だった大仁田に敗れベルト明け渡し、大仁田とのベルトをかけた抗争で全日本ジュニアを盛り立てていったが、大仁田が左膝蓋骨粉砕骨折で長期欠場となると、チャボの抗争相手は渕正信やマイティ井上に代わり、井上に王座を明け渡した後で、昭和60年10月に王者となった二代目タイガーマスク(三沢光晴)に挑戦して敗れたのを契機に役目を終えたかのように全日本を去り、二代目タイガーもこの試合を最後にヘビー級へ転向するために王座を返上、インタージュニア王座も封印され世界ジュニアヘビー級王座となった。
インタージュニア王座は元々新日本が作ったベルトでチャボが王者だった木村健悟を破って獲得したものだが、チャボ自身が持ち込んだベルトが全日本の意向で封印される、チャボはどう思ったのだろうか・・・
その後SWSやWAR、新日本プロレス時代のライバルである藤波辰爾が主宰する「無我」にも参戦、WWEではチャボ・クラシックの名前で登場しチャボ・ゲレロ・ジュニアのマネージャー役となって弟であるエディ・ゲレロと抗争を展開した。
11月の全日本両国大会に参戦しテーマ曲である「カリフォルニア・ハッスル」が流れたときは懐かしさを感じたが、突然の訃報は残念としか言いようがない
ご冥福をお祈りします
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内藤がエルガン、ヒロムがリーとの激戦を制して王座防衛!大阪の主役を奪ったのはロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン!
2月11日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents THE NEW BEGINNING in OSAKA」エディオンアリーナ大阪 5466人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○TAKAみちのく(4分38秒 ベビーキラー1号)×ヘナーレ◇第2試合◇
▼20分1本
天山広吉 ○小島聡(6分57秒 片エビ固め)×ヨシタツ KUSHIDA【天山、小島の話】
天山「オッケー、コジ!(※小島とガッチリ握手)今日はね、シリーズ最後の大阪大会。2試合目で、ヨシタツ&クッシー、まだまだやな。『もっともっと来いよ』って。俺から言わしたら、全然。クッシーはともかく、ヨシタツはなんかピンと来ないですよ。最初きたのはわかるけども、『それがどうした?』って。WWEでスーパースターで7年やってきて、新日本に帰ってきてね、今日見たら、あれがアイツの実力? まぁ、たいしたことないっていうか。最後、試合終わって、コジの握手を断ったのはいいんやけど、顔張っ倒すぐらいやらなきゃ。物足りないですね、なにもかも」小島「ヨシタツ、よくぞ最後にやってきたな。よくぞ、最後握手しなかった。それだけでも十分だ。お前とやった意味があった。よく最後握手しないで、俺のことをまた攻めて来たな。俺はそれを待ってたんだ。このあと、第3世代の闘いが面白くなるのか、第3世代対ヨシタツが面白くなっていくのかどうかは、全部ヨシタツにかかってるよ。お前がどういうスタンスで、これからどういう気持ちで俺たちと闘うのか、それを見せてくれ」
【ヨシタツ、KUSHIDAの話】
ヨシタツ「オイ! 小島、なめんじゃねぇよ。最近のコメントやら、ブログやら、なんだ、あれ? ふざけんな! あ? 俺はな、そんな人に情けをかけられるほど、落ちぶれてねぇからな。ふざけやがって、なんだ、アイツら。いいか、俺は、首の骨折って、復帰して、思ったように体が動かず、思ったような結果を残せず、思ったようなお客さんの支持も得られず、いまなんて俺、第1試合だよ。第1試合でヤングライオンとシングルマッチだよ。それでも俺はこっから、この底辺から頂上まで、てっぺんまで上り詰めてやろうって、その覚悟の下でやってんだよ、俺は。要らぬお節介はご無用だよ。勝手に1人で上っていくから。俺にかかわるんじゃねぇ!」KUSHIDA「天山、小島、階級は関係ないでしょ。もっと闘いたいね、ヘビー級とも。本当の強さを見せるのは、ベルトがなくなった、今まさに、こっからだから。」
◇第3試合◇
▼20分1本
永田裕志 ○ジュース・ロビンソン 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク(7分51秒 片エビ固め)後藤洋央紀 YOSHI-HASHI ×邪道 外道
※パルプフリクション◇第4試合◇
▼30分1本
鈴木みのる ○金丸義信 タイチ(10分27秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ ×ロッキー・ロメロ バレッタ
※ハイボールW◇第5試合◇
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○SANADA EVIL BUSHI(12分15秒 Skull End)[第10代王者組]棚橋弘至 ×中西学 田口隆祐
☆棚橋&中西&田口組が初防衛に失敗、SANADA&EVIL&BUSHI組が第11代王者となる【EVIL、BUSHIの話】
EVIL「棚橋よ、会社、田口、中西に操り人形のように操られていた、お前の糸を、俺が切ってやったぞ。楽になったか? 俺に感謝するがいい。そして、安らかに眠れ。Rest in peace.This is EVIL.Everything is EVIL.すべては……EVILだ」BUSHI「タグチジャパン! 残念だったな。(※NEVER無差別級6人タッグのベルトを掲げ)この通り、このベルトは俺たちの手にある。田口に負けた前哨戦の借りは、必ずシングルで返してやるよ。もしお前らにやる気があるんだったら、メンバーを選抜してでも、また来いよ。このベルトに挑戦して来い。まぁ、誰も興味ないと思うけど、このベルト2回以上防衛したことがないらしいな。だったら、このベルト最多防衛するための挑戦者、誰でもこいよ。かかってこいよ。EN SERIO、マジで」
【棚橋、田口の話】
田口「選手はよく頑張ってくれました。選手は69%の力を出し切って……試合は6-9かな? 6-9、そんな感じで押し気味に……まぁ最後、あれがいわゆるワンチャン、ワンチャンをものにされた。いい感じで棚橋選手が上がっていってくれたんで。縦のスペースを使って……」棚橋「(※遅れてインタビュースぺースにやって来て)核心に触れますけど、これで解散はないですよね?」
田口「解散という形はないですね。あるとしたら、監督の解任。監督の解任はあるかもしれないですけど。“タグチジャパン”が続く限りは、代表メンバーに若干の入れ替えはあるかもしれないですけど、今のところは自分の意図するところが伝わってきてますんで、この形をもう少し突き詰めていけば、もう1度、ベルトを……」
棚橋「このメンバーでもう1度、ロスインゴとやりたいですね」
田口「棚橋、中西、両選手は(代表の)第1候補です。ドラゴン・リー、マイケル・エルガンとこのシリーズ一緒にやってきましたけど、いいところを吸収してきましたんで。すごい連係が深まってきたんで、最後、ワンチャンを持っていかれたっていうのが……ウチのお家芸なのに……ただ、今日も“あれ”は出せませんでしたので、“あれ”さえ出せればっていうのも。リターンマッチで出るかどうかはあれなんですけども……まぁ、会社のあれがどうなるかわかりませんけども、実行委員会のメンバーのあれがあるんで。とりあえず、あれですね、リターンマッチを要求しますけども……タイトルマッチに負けてしまいましたんで、言い訳も……負けたら監督の責任ですね」
――今日は采配ミスだと?
田口「そうですね。監督の私の……そうですね、采配が……中西選手に任せすぎたかなと」――辞任とかそういうのはない?
田口「それはないです。わたしの口からそういうのは。今の時点で辞めるとか、そういったことは。“タグチジャパン”をいいところまで持っていって、(立場が)上(の方の中)で次の新しい監督を探すっていうのであれば、“タグチジャパン”を引き継いでいって……」――では、辞めることはない?
田口「まぁ、解任されれば」――シリーズも終わったことですし、オーナーに報告に行く予定は?
田口「そうですねぇ……オーナーもあれだと思うんで。まぁ、オーナーも見てるでしょうから。どうですかね? これ以上、何を求めますかね?」――解任ですかね?
田口「エッ、解任ですか? 過半数の承認を得られれば(解任もあり得る)……中西選手、棚橋選手次第だと思います。まあ、のびのびとやれれば……3人とも睡眠不足だったと思います」――それは監督に問題がある?
田口「選手の監督不行き届きですか……で、辞任ですかね?」――やっぱり辞任……
田口「私を辞任させたいっていう記者の方は約1名……」――そんなことはないですけど。
田口「まぁ、6回転んでも9回起き上がりますから。まだ1回しか転んでない。あと5回転べます。まぁ、楽しんでくれたから、それでいいんじゃないですか? これからの“タグチジャパン”に乞うご期待で」◇第6試合◇
▼ブリティッシュヘビー級選手権試合/60分1本
[王者]○柴田勝頼(13分51秒 エビ固め)[挑戦者]×ウィル・オスプレイ
※PK
☆柴田が防衛に成功【柴田の話】「(※ブリティッシュヘビーのベルトを置き、自身もあぐら組んで座る)一つ、プロレスというものは、言葉の壁を越える不思議な力があります。今、このベルトを俺が持っている意味を考えた時、これは運命的なものがあって、ここに導かれたんじゃないかと、俺は思ってます。オスプレイのイギリス人としての意地も、闘った上でシッカリ伝わったし。プロレスって、言葉を越えたところに、なにか不思議な突き動かす力があるんじゃないかって、去年からつくづく思ってます。次、このベルトを俺が持ってる以上、誰の挑戦でも受けたいと思います。イギリス人だろうが、アメリカ人だろうが、日本人だろうが、俺から獲りたいっていうヤツが現れれば、闘いたいと思います。日本でも、ロンドンでも、イギリスでも、どこでもいい。俺はどこでもいい。第2のホームグラウンド、ロンドンでもいいよ。いつ何時でも、俺はこれを持っている。以上」
【オスプレイの話】「(※インタビュースペースに座り込み、手で顔を覆う)ちょっと待ってくれ。今、俺は自分自身に失望している。シバタ、俺は英国人のプライドをかけて、この試合に臨んだ。それだけに正々堂々と勝負する気持ちでリングに上がった。この試合を家族や友人たちも楽しみにしていたほどさ。本当に、このブリティッシュヘビー級のタイトルマッチに懸けていたんだ。このシバタとオスプレイの試合は、注目されるに値するものだった。小さな魚が、自分の体以上に大きい魚を釣り上げるのが、簡単でないのはわかっていた。実際、とても大きな壁にぶつかっているような感じだった。それでもオスプレイは、自分なりのやり方で勝負した。だけど、結果はこうだ。それでも、もう1度、もう1度やればどうなるかわからない。シバタ、今日のところはお前の方が優れていた。それがこの結果に表れている。そのベルト、ずっと持っていろ。シバタを狙って、このオスプレイがもう1度挑戦する。(※ゆっくり立ち上がって、頭を下げると)アリガトゴザイマシタ」
◇第7試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合 3WAYマッチ/60分1本
[第73代王者組]○矢野通 石井智宏(12分31秒 横入り式エビ固め)[挑戦者組]デイビーボーイ・スミスJr. 飯塚高史
※もう1チームは[挑戦者組]真壁刀義 本間朋晃
☆矢野&石井が2度目の防衛に成功【矢野の話】「オイ! やっぱオメェらバカだな! なんべんやったってな、脳みそのシワの数は、変わんねぇんだよ! バーカ! バーカ! バーカ! バーカ! あるべきものが、あるべき場所に、戻ってきま~した! ハイ! 第3弾!」
【本間の話】「矢野、石井、お前ら、そんなんで楽しいか? 楽しいか? 楽しい? お前ら絶対、許さねぇ。どこまでも追っかけてやる。3WAY、3WAY、負けちまったから言うんじゃねぇ。(次は)2対2、俺らとベルト懸けて勝負しようぜ。俺は負けたと思ってねぇ。負け惜しみかもしんねぇけど、俺は負けたとは思ってない。次だ、次。スミスと飯塚? 論外だよ。そんな簡単に……ランス(アーチャー)がいない、じゃあ、飯塚。ふざけんじゃねぇよ」
◇第8試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第76代王者]○高橋ヒロム(18分23秒 体固め)[挑戦者]×ドラゴン・リー
※TIME BOMB
☆ヒロムが初防衛に成功(試合終了後、田口が登場)
田口「ヒロム。いや、高橋ヒロム。凄い試合、感動したよ。こんなにセイシをかけた試合を見たら、興奮して自然と足がリングに向かってたよ。スゲーなあ、スゲー、セイシかけたなあ。こんなにセイシかけて、俺、戦えるかなと思ったけどさ、まだまだセイシかけて戦ってねえなって思ったワケ。もっともっとセイシかけて戦いたいなと思ったワケ。このベルトとセイシをかけて試合してくれ、返事を聞かせてほしいんだわ。やるのかやらないのか、どっちか返事をしてくれるかな。五・七・五で(ヒロムは不敵な笑みを浮かべてから、ベルトで殴りかかるも、これをかわした田口はアンクルホールドで捕獲。ヒロムは激しくマットを叩いて苦しみ、慌ててセコンドのヤングライオンがが両者をわける。)ヒロム。いや、高橋ヒロム。いい返事を待ってるよ」【ヒロムの話】「(※足を引きづり、コメントブースに現れると、そのまま床に倒れ込む)田口、田口、田口……最高の相手との最後の一夜だったのに、アイツは邪魔してくれた。隆祐、いや、田口隆祐。テメェ、この恨み晴らさないといけねぇな。そういえば、昨日悪夢を見たよ。悪夢だった。恐ろしい。思い出すだけでも、恐ろしい悪夢だった。このことだったのか。俺の左足、返してくれよ。隆祐、いや、田口隆祐。(※起き上がり)俺からの返答だ。田口さん、獲れるもんなら、獲ってみろ。ハハハ! ハハハ!(※足を引きづり)ハァハァ、悪夢だ…悪夢だ…悪夢だ…悪夢だ…悪夢だ…悪夢だ…悪夢だ……」
【リーの話】
リー「(※若手に肩を借りた状態でコメント)これまで何度も闘ってきたけど、どの試合よりも今日は厳しい闘いだった。ボクも力の限り尽くしたけど、負けてしまった。ヒロム・タカハシは偉大なチャンピオンだ。それは認めざるを得ない。今日のところは、勝利した彼に『おめでとう』と言っておく」――再戦を望みますか?
リー「ぜひ、また挑戦したい。そのために、また日本にやって来る。それまでチャンピオンでいてくれよ」【田口の話】「とりあえず監督自ら、まずは個人タイトルを獲りに“タグチジャパン”は動きます。あれだけセイシをかけた闘いを見せられると、俺もまだセイシをかけられるんじゃないかと。セイシをかけた闘い……ぜひ挑戦を受けてもらいたいね。ヒロム、いや、高橋ヒロム、挑戦を受けてもらおうか」
◇第9試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第15代王者]○内藤哲也(36分17秒 片エビ固め)[挑戦者]×マイケル・エルガン
※デスティーノ
☆内藤が3度目の防衛に成功(試合終了後、第5試合でNEVER 6人タッグ王座を奪回したSANADA&EVIL&BUSHI、セミファイナルでIWGP Jr.王座を防衛したヒロムが登場し、LOS INGOBERNABLES de JAPON(※以下L・I・J)が勢ぞろいとなる。ここでレッドシューズ海野レフェリーがIWGP ICベルトを内藤に手渡す。ところが、内藤はベルトをその場に捨てて踏みつけ、得意のポーズを披露した。
内藤「ブエナスノ~チェ~~ス! オ~サ~~カ~~~~!!(※大拍手) 今日の大阪大会、2週間以上前に、チケット、ソールドアウト(※大拍手)。我々、L・I・Jの、L・I・Jによる、L・I・Jのための大阪大会、皆様、堪能していただけましたでしょうか?(※大拍手) 今年も! 我々L・I・Jが、皆さんに楽しい時間をプレゼントしようかなと、思ってます(※大拍手)。次の、大阪ビッグマッチ、つーまーり、大阪城ホール大会も、我々L・I・Jが、大阪のお客様を熱くすることでしょう(※大拍手)。まあ! 大阪城ホール大会は、まだ4ヶ月も先の話なわけで、こういうとき、なんて言うかわかりますか?(※場内笑) そう! まーさーに! トランキーロ!! あっせんなよ!(※『あっせんなよ!』の大合唱&大拍手) 我々L・I・Jを応援して下さる大阪のお客様、今日も遠慮なく叫んで下さい(※大拍手)。EVIL! BUSHI! SANADA! ヒロム! イ・内藤! ノスオトロス! ロス!! インゴベルルルナ~ブレ~~~~ス! デ!! ハ!! ポン!!(※『デ!! ハ!! ポン!!』の大合唱&大歓声)」
【内藤の話】「(※コメントブースに現れると、椅子を蹴り、立ってコメント)マイケル・エルガンは確実に強いですよ。彼は間違いなく、強いレスラーですよ。でも、残念ながら彼以上に強いのが、俺ってことでしょ。なんせ、彼はこれで、俺にシングル4連敗だよ。次の大会、彼は一体どんな顔をして、どのツラさげて、皆様の前に現れるのか? 俺は非常に楽しみだよ。あと、東京、沖縄、試合はいろいろありますけども、そのあといよいよ『NEW JAPAN CUP』の季節がやって参りました。まぁ、俺は“前年度覇者”だからね。今年の『NEW JAPAN CUP』も、もちろんエントリーさせていただきますよ。『NEW JAPAN CUP』を盛り上げたいなら、俺を使わない手はないだろ? 俺は、この場で立候補しますよ。まぁ、こんなこと言ってもさ、結局、新日本プロレスは俺の提案なんか認めてくれないのはわかってるけど、コメントを何言うかは俺の自由でしょ? 俺はこの場を借りて、今年の『NEW JAPAN CUP』エントリー、立候補しますよ。去年もいろいろ言ったけど、やっぱ『NEW JAPAN CUP』ちょっとシステムを変えた方がいいんじゃないかなって。今年も言っても変わらないかもしれないけど、改めてシステムの変更を、俺は提案しますよ。どういう提案か? それは、しかるべき場所で、しっかり発言しますよ。まぁ、いまのところはトランキーロってことだよ。俺はさ、シリーズ全戦ちゃんと試合してんだよ。今年も休まず試合してんだよ。カンサードなんだよ。オクパードなんだよ。そういうわけだから、俺帰るわ。また、話す機会を設けてくださいよ。その時、面白い提案をしますよ。そういうわけで、アスタ・ルエゴ、アディオス」
【エルガンの話】「彼が何を言うのかなんて、俺は興味がない。俺が言いたいのは、俺はナイトーにリスペクトとはどういうものかを教えてやるつもりでリングに上がった。そのためには、お前を完膚なきまでに叩きのめすしかなかった。そして、俺はIWGPインターコンチネンタルチャンピオンになって、オーサカを離れるつもりにしていた。ナイトー、今日のお前は運に恵まれていた。お前が俺の目の骨を折ったことによって、前回のチャンスは奪われてしまった。去年の10月、俺がどんな思いで過ごしていたか。お前が俺にしたことで、俺の予定は狂ってしまった。回復を待ちながらどうしようかと考えたし、ファンからもいろいろ言われたよ。ナイトーに潰されたという事実だけが残った。あの時の思いを胸に、戦争に向かう気持ちでリングに上がったんだ。次こそはお前を叩きのめす。そして、お前にリスペクトとはどういうことかを思い知らせてやる。その時、俺たちの戦争はさらに激しくなる」
今回は新日本プロレスエディオンアリーナ大阪大会を観戦、2月の新日本大阪大会観戦はは自分にとって毎年の恒例行事みたいなものだが、新日本を観戦するのは9月の桑名大会以来で5ヶ月ぶり、今大会はスカパーでの中継はなく新日本プロレスワールドでの生放送のみだったが、前売りの時点でチケットは全て完売、新日本のパワーを見せ付けられてしまった。
しかし大会開始直前で川人拓来がインフルエンザで欠場することが発表され予定されたカードが変更となった、5日の札幌大会後は鈴木軍のエル・デスペラードが膝を負傷、ランス・アーチャーが腰椎椎間板ヘルニアで次々と欠場したため予定されていたカードが一転二転し、最終戦となって川人も欠場したことで三転するというハプニングに見舞われた。
そしてセミはヒロムvsリーのIWGPジュニアヘビー級選手権が組まれた、このカードは昨年のファンタスティックマニアでも組まれたカードで互いに手の合う相手ということで好試合となったが、今回は大阪でのビックマッチのセミとして組まれたが、それほど二人の試合の期待の大きさが伺え、また自分的にも最も見たいカードであった。
試合開始から二人はエンジンを全開させ張り手合戦を展開、ヒロムが2度に渡ってティヘラを仕掛けるも、全て着地したリーは逆にティヘラでヒロムを場外へ出してから高速トペ・スイシーダを発射、リングに戻るとリーが攻勢に出るが、場外に出されたヒロムをリーが追いかけると、素早くリングに戻ったヒロムがエプロンにリーに断崖式前方回転エビ固めを仕掛け、花道ダッシュでの低空フロントキックで流れを変える。ここまではヒールであるヒロムに声援が集中していたが、ヒロムはリーのマスクの紐を緩めてマスク剥ぎを狙ってからは一転してヒロムにブーイングが集中してリーへの声援が多くなる。本来ならヒロムはルードなのだがリンピオ扱いされるのはヒロムにとってやり辛かったのかもしれない。
リーは連続ノーザンライトスープレックスから攻勢に出て、ヒロムをコーナーに据えて場外へ宙吊りにするとフットスタンプを狙うが、ヒロムはコーナーから場外への断崖式フロントスープレックスを敢行、NOAHで見られる断崖式の技を新日本で使うとは破天荒なヒロムらしさなのか、しかしヒロムが追撃を狙ったエプロンダッシュのヘッドシザースホイップ狙いは、リーがキャッチしてパワーボムで叩きつける。
リングに戻った両者はリーがジャーマンを決めれば、ヒロムも振り子式ジャーマンで応戦、リーがスパニッシュフライからトラースキックを繰り出し、コーナーポストへのブレーンバスターでヒロムを場外へ追いやるとエプロンダッシュのヘッドシザースを狙うが、今度はヒロムがキャッチしパワーボムで叩きつけ、場外のリーにダイビングセントーンを発射する。
リングに戻るとリーは脇固めで捕獲し回転してからクリップラーフェースロックで移行、更にナガタロックⅣに移行してヒロムを追い詰めるが、ロープに逃れたヒロムは苦し紛れにレフェリーとリーを交錯させ、リーをコーナーに据えてサラマンダーを狙う。リーは懸命に堪えるがヒロムはなんとリーのマスクを剥ぎ、リーの素顔が一瞬晒されたところでサラマンダーを決める。
マスクを着けなおしたリーはデスヌカドーラを決めるが、カウント2でキックアウトすると、フェニックス・プレックス・ホールドを狙ったところでヒロムはカナディアンデストロイで切り返し、リーも虎王で応戦するがヒロムはカナディアンデストロイからのTIME BOMEで3カウントを奪い王座を防衛、試合後は田口が挑戦表明し川柳での返答を迫ると、答えに窮したのかヒロムは背後からベルトでの一撃を狙う、しかしいなした田口はアンクルホールドで捕獲し、足を痛めつけられたヒロムは若手に肩を担がれながら退場となった。
田口の挑戦表明抜きでもヒロムvsリーはヒロムのラフプレーはあったものの、まさしく凄いと言わしめる激戦だったが、メインを務める内藤vsエルガンにも大きなプレッシャーがかかってしまった、内藤は昨年11月もメインでジェイ・リーサル相手に防衛するも、セミの棚橋vsSANADAが好試合だったことで内容的に喰われてしまい、まして内藤vsエルガンは昨年から何度も対戦しているだけにセミどころか、前回以上の内容を求められる。
そのメインの内藤vsエルガンはエルガンが持ち前のパワーを駆使して内藤の制御不能ワールドを潰しにかかり、エルガンがエプロンからトペコンヒーロを発射すれば、リングに戻った内藤はコーナーのエルガンをドロップキックで落としてからトペスイシーダを発射するも、キャッチしたエルガンは花道めがけてブレーンバスターで投げ、リングに戻ってロープ越しのファルコンアローを狙うが、阻止した内藤はロープを使っての膝攻めから執拗な膝攻めを展開、だがエルボーや逆水平、延髄斬りで応戦し変形のファルコンアローから串刺しラリアット、コーナーへのジャーマン、ジャーマンスープレックスホールド、ラリアットと攻勢をかけ、内藤はトルネードDDTで反撃を狙うが、エルガンが堪えてブレーンバスターで投げようとするが、内藤はエルガンのパワーを逆用してDDTで突き刺す。
エルガンはローリングエルボーを決めるも、雪崩式狙いは内藤が雪崩式回転エビ固めで叩きつけてミサイルキックを発射も、エルガンはキャッチしてパワーボムで叩きつけ、ダイビングボディープレスで圧殺してからパワーボムを狙うが、脱出した内藤は低空ドロップキック、延髄斬りを放つも、エルガンはラリアットで吹き飛ばす。
エルガンは再度パワーボムを狙うが、内藤は阻止し雪崩式フランケンシュタイナーからリバースフランケンシュタイナーを決めるとデスティーノで勝負に出る。しかし阻止したエルガンは内藤のジャンピングエルボー狙ったところでバックを奪うも内藤はクランチループで切り返しエルガンの膝を攻める。
両者はエプロンの攻防となると、唾を吐く内藤に対してエルガンはエプロンでのデスバレーボムを敢行、更にロープ越しでのぶっこ抜きファルコンアローから後頭部、正面へとローリングエルボーを打ち込みエルガンボムを狙う。しかし逃れた内藤はトルネードDDTで突き刺してからデスティーノと畳み掛けるが、エルガンはカウント2でキックアウトする。
エルガンはバーニングハンマーを狙うが、内藤がデスティーノで切り返し、もう一度狙うが逃れた内藤はフェイント式延髄斬り、ラリアットをかわして浴びせ蹴りを放つと雪崩式デスティーノからデスティーノで3カウントを奪い、気がつけば30分越えの激戦制して防衛した。
内容的にもエルガンが圧倒し内藤が何度も窮地に立たされるも、ジワジワと追い上げていった内藤が最終的に逆転、メインに相応しい激戦となり、今までの内藤vsエルガンの中では最高の試合となった。第5試合のNEVER6人タッグ選手権は王者組の田口JAPANの3人が揃ってEVILのマネをしたのか目の下にクマを施すなど開始前から田口ワールドとなり、ロスインゴが奇襲をかけるも田口JAPANの3人それぞれがBUSHIを捕らえて腿パットで集中攻撃を決めるなど、試合全体を田口ワールドに染め上げようとする。
田口ワールドを嫌ったロスインゴは田口を捕らえてパラダイスロックで捕獲してから尻に低空ドロップキックを放ち、田口もEVILにヒップアタックを狙うがアトミックドロップで迎撃されてしまう。
しかしロスインゴの流れを棚橋がEVILにフライングフォアアーム、EVILだけでなくBUSHIにもドラゴンスクリューを決めて盛り返すと、中西がSANADAにスピアーから棚橋、田口も入って野人ダンスのトライアングルから、ロスインゴに田口ジャパンが野人ラリアットを炸裂させると、中西がSANADAにアルゼンチンバックブリーカー、棚橋がEVILにドラゴンスリーパー、田口がBUSHIにオーマイ&ガーアンクルを決めて日本三景完成させる。
しかしSANADAが服部レフェリーと場外に放り投げたところで中西がヘラクレスカッターを決めるも、服部レフェリーが不在でカウントが入らず、逆にロスインゴが連係で中西を捕らえて勝負に出る。
粘る中西はSANADAをフライングボディアタックで圧殺し、アルゼンチンバックブリーカーで担ぐが背後にSANADAが着地すると、BUSHIが中西に対して毒霧を噴射、最後は上半身裸になったSANADAがSkull Endで捕獲して中西が無念のギブアップ、ロスインゴが王座を奪還した。
全試合終了後にはメンバー全て王者となったロスインゴが勢揃いして大会を締めくくったが、今大会の主役はまさしくロスインゴ、シリーズ前半は鈴木軍が主役だったが、最終的にはメンバー全員がベルトを保持したロスインゴが存在感を見せつけた。その内藤の次期挑戦者には今年から新日本に参戦しているCodyが浮上、CodyはBULLET CLUBの一員であることから、場合によってはロスインゴvsBULLET CLUBの抗争に突入する可能性も出てきた。ましてBULLET CLUBは再浮上を図るためには鈴木軍かロスインゴのどちらかを標的にしなければいけない、ロスインゴはメンバー全員がベルトホルダーであり、BULLET CLUBのリーダーであるケニー・オメガは昨年のG1で内藤を降していることから、再浮上を狙うためにはロスインゴは格好の相手なのかもしれない。また内藤らロスインゴにしても本隊を総なめにした以上次の標的を定めなければいけない、内藤にとってもケニーにはG1での借りは返したいはず、今年の新日本のテーマはCHAOS、鈴木軍、BULLET CLUB、ロスインゴによるユニットの潰しあいが最大のテーマか、これに柴田のブリティッシュ王座のみとなった本隊はどう絡んでいくのか・・・
第6試合の柴田vsオスプレイのブリティッシュヘビー級選手権は互いに小細工なしのぶつかり合いとなるが、エプロンからのシューティングスタープレスやサスケスペシャルなど空中戦を繰り出してくるオスプレイに柴田が苦しめられ、オスプレイがエルボー連打から串刺し低空ドロップキックを浴びせるも、火が着いた柴田が逆にやり返し、フロントネックチャンスリーからコブラツイストで捕獲する。
柴田が再三ジャーマンを仕掛けてもオスプレイが着地してソバットを浴びせ、オスプレイのハンドスプリングオーバーヘッドキックをキャッチした柴田がジャーマンを決めるが、場外戦になるとオスプレイが柴田を鉄柱に叩きつけてからハイキックを浴びせ、鉄柱とのサンドウィッチとなった柴田はダウンするも、リング内での決着を望むオスプレイは柴田を担いでリングに戻す。
オスプレイはスワンダイブフライングフォーアームからレインメーカーを狙うが、ブロックした柴田にジャンピングニー、アッパー、スピンキックと畳み掛け、リバースファイヤーバードスプラッシュ、コークスクリューキックからオスカッターを狙う。
しかし柴田はキャッチしてスリーパーからタイガースープレックス、再度スリーパーで捕獲してからのPKで3カウントを奪い王座を防衛、試合後は柴田が本隊もCHAOSも関係ないとして手を差し伸べ、オスプレイと握手をかわしノーサイドとなった。第7試合のIWGPタッグ選手権3WAYマッチは先入場のGBHが最後に入場してきた矢野組に奇襲をかけて試合開始となるも、リングに戻ると矢野はアーチャーの代わりのスミスのパートナーになった飯塚にロープブレイクを連呼して本間に交代、矢野組が高見の見物の中でGBHとスミス組が攻防を繰り広げるも、隙あれば矢野が飯塚にチョーク攻撃を仕掛け、GBHに対してはYTRポーズの攻防で振り回すなど、GBHだけでなくスミス組に対しても矢野ワールドへ引きずり込もうとする。
嫌な流れを断ち切ろうとしたGBHは矢野を捕らえてサンドウィッチラリアットからの連係で捕らえようとするが、勝負を狙った真壁のキングコングニーは飯塚が阻止、スミスが代わって矢野に攻勢をかけダブルアームスープレックスプホールドを決めるも、ブルドックボム狙いは本間にカットされ、こけしロケットを喰らってしまう。
飯塚は本間とレフェリーを交錯させて、アイアンフィンガー・フロム・ヘルを投入するが、真壁はKOしても矢野に対しては石井がラリアットでカットに入り、延髄斬りを浴びせるが、飯塚のアイアンフィンガーを喰らってしまい排除されてしまう。
そこでスミスがレフェリーを盾にする矢野を捕らえて、飯塚がアイアンフィンガーを狙うと、スミスに誤爆してしまい、この隙を逃さなかった矢野がスミスを急所打ちから丸め込んで3カウントを奪い王座を防衛、矢野の前に鈴木軍だけでなくGBHも共倒れとなった。
第2試合では天コジがヨシタツ、KUSHIDAと対戦し、ヨシタツのラリアットをカマイタチで迎撃した小島がラリアットを浴びせて勝利も、試合後に手を差し伸べる小島にヨシタツが襲い掛かり乱闘となった。7日の後楽園でも小島に敗れ、Twitterでも永田にダメ出しされたヨシタツだったが、第三世代を相手にすることでようやく火が着いたか、中西を除く第三世代のテーマはヨシタツの再生なのかもしれない。
【大阪大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。次回大会は2月21日(火)後楽園ホールにて18:30試合開始です!皆様のご来場をお待ちしております。 #njnbg #njpw pic.twitter.com/CdLRk1Gjm7
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— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2017年2月11日大阪大会超満員大興奮大盛況で終了。次回の大阪大会も今回同様元気一杯で選手、関係者一同皆様にお会いするのを楽しみにしてます。タグチジャパンに熱いご声援を頂き大変感謝でした。本日は誠にありがとうございました。
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— 新日本プロレスリング新日企画 (@njkikaku) 2017年2月11日 -
鈴木秀樹が河上隆一を降しストロング王座へ挑戦へ!久々に"神"が降臨した沼澤がアブ小に宣戦布告!
2月10日 大日本プロレス「Road to 一騎当千〜DeathMatch Survivor〜」後楽園ホール 1065人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼15分1本
星野勘九郎 ○吉野達彦(8分41秒 逆エビ固め)忍 青木優也◇第2試合◇
▼20分1本
高橋匡哉 ○植木嵩行(9分47秒 エビ固め)バラモンシュウ ×バラモンケイ
※ウロポロス◇第3試合◇
▼30分1本
宮本裕向 ○木髙イサミ(7分28秒 ヨーロピアンクラッチ)ツトム・オースギ ×ヘラクレス千賀◇第4試合◇
▼30分1本
○佐藤耕平 橋本和樹 菊田一美(14分46秒 片エビ固め)橋本大地 丸山敦 ×野村卓矢
※パイルドライバー◇第5試合◇
▼一騎当千直前スペシャル蛍光灯++Bring the My Weapons match/30分1本
○"黒天使"沼澤邪鬼 竹田誠志 塚本拓海(14分59秒 神威)×アブドーラ・小林 伊東竜二 佐久田俊之(試合終了後)
沼澤「さあ、来月からみなさんお楽しみの一騎当千、デスマッチ・サバイバーが始まります! これは名前の通り、デスマッチのサバイバー。デスマッチの生存者を決める闘いだよ。みんな、勇気ある人間がデスマッチで生き残るために出るリーグ戦だ。なのに、だ! このなかで、出ないヤツがいる!(二丁拳銃も来てアブ小を指さす)一騎当千前のデスマッチだからってな、直前スペシャルってやって、きょう会見に出た。そしたらいない! オマエはなんだ、チャンピオンだから挑戦者を決めるリーグ戦だと思ってるのか? これはよ、さっき言った通りデスマッチの生存者…デスマッチで生き残って一番を決める闘いなんだよ。オマエは逃げたんだ。逃げたんだ。一つだけ、オマエにチャンスをやろう。このリーグ戦で生き残ったデスマッチで一番の人間に、オマエを挑戦させてあげる。出るヤツいるのか、出てこいよ!
(吹本、関根をのぞく10選手がくる)(アブ小に)オマエは降りろ。さっきも言ったろ、このリーグ戦は一番を決めるんだよ。いないヤツがいるぞ。吹本はいない。関根どうした? まあいい! このリーグ戦は本当に生き残りを懸けるリーグ戦だよ。俺は絶対、生き残るために闘ってやるから。きょう組んだけど君たちもそうだ、ここにいるみんな敵だ。だから思う存分、殺し合おうぜ。中途半端な殺しじゃない。本当にデスマッチ、この名前をみんなに見せるんだよ。それで1番の人間を決めて、アイツの挑戦を受けてやる。だからみなさんお楽しみに! いいか、たしかにいまストロングはいろんなのが揃って充実している。だけどここからは俺たち大日本のデスマッチ…」(アブ小がマイクを奪う)
アブ小「話が長い! だからな、オマエら三下なんだよ。三下ども、チャンピオンがいなけれゃリーグ戦ができないのか! 俺なしで、俺より目立ってみろよ。前回優勝誰か知ってるか? アブドーラ・小林だよ。ザコども、(沼澤に)勝ってから言え!」沼澤「…きょう、勝ったんだよ」
アブ小「それは今日だろ! リーグ戦だ、コノヤロー。オマエは話が丸投げだ。リーグ戦勝ってからまたでかい口たたけ」
沼澤「(小林コールに)アイツの勢いだけに押されるんじゃないよ。いいか小林、勝ってからこの続きは言ってやる。だから、これから俺が言うのは一言だけだ。…休憩!」
【アブ小の話】「曲りなりにも前回優勝ですから。その優勝は言っちゃ悪いけどただの優勝じゃない。愛してますチョップ抜き、バカチンガーエルボー抜き、それで取った優勝です。ここにいるデスマッチファイター誰より、僕はリーグ戦の闘い方を知っていると思います。そしてチャンピオンです。もし自分が出たらどうなると思います? みんなに狙われちゃうでしょ! 体持ちませんよ。体が持ちません! 出る理由がない、正直。一騎当千やりつくしました、それぐらいやってます。僕は現チャンピオンです。リーグ戦出るのであれば僕はベルトは返上したいと言いました。返上通知がきょうラストの時点で来てませんでした。
じっさいないか。返上しようと思って誰に返上していいかわからないからね。このベルトもってたんで、僕は超スーパーシードとして…前回優勝でチャンピオンですよ? 超スーパーシードでしょ? 出ません。ただ僕が出ないことによって生まれる闘いは多いと思いますよ。ドブネズミ(吹本)来るんでしょ? 沼澤とか、俺がグータラやってるように見えるんでしょ? 俺を倒したいという闘う理由ができるでしょ。俺が出ることより出ないことによる闘いの理由が増えるとチャンピオンなりに判断しました。今回のリーグ戦、FREEDOMSも出ることによって、関根とかも出るのかな。ふだんこのベルトに届かない人間にもチャンスがあると思いますので。あえて出ないことによって数年先の大日本が見えると思いますよ。その数年先の大日本が僕から見てつまらなかったら、それ相応の闘いをしたいと思います。
きょうの沼澤のマイク、言いたいことはわかりますよ。マイクの勉強が足りないですね。そういうのも含めプロレスですから。きょうのメインも河上ちゃんが出るんだっけ? 河上ちゃん、観させてもらいたいですね。関本が休養中だっけ? 僕は見れる立場だと思ってますから。このベルトをもって、攻めたいと言いましたけど、攻めるというのはただ試合に出て引っかき回すだけが攻めじゃないですから。こういう攻撃の仕方もあるんだよと。能書きと感じる人もいるかもしれないですけど、そういう闘いも…リング上もプロレスですけど、それ以外のプロレスもありますから。そこでみんな何を見せれるか。デスマッチメンバー、きょうの河上ちゃんも期待してますね」【伊東の話】「リング上で沼澤が言ったことも小林が言ったことも的を得ている。たしかに沼澤のマイクは長い。小林の言ってることも正しい。ただ、小林はバックステージでのしゃべりが長い。たいした使われないですし。一騎当千で何を見せるか? 吹本も入ってくることですし、大日本プロレスの…というよりも伊東竜二の強さを見せて、41歳の誕生日の日に優勝したいと思います」
◇第6試合◇
▼30分1本
浜亮太 ○将軍岡本 宇藤純久(13分23秒 片エビ固め)岡林裕二 ×神谷英慶 中之上靖文
※バックドロップ◇第7試合◇
▼BJW認定世界ストロングヘビー級王座次期挑戦者決定戦/30分1本
○鈴木秀樹(11分16秒 片エビ固め)×河上隆一
※ダブルアームスープレックス(試合終了後)
鈴木「次3月5日、関本さんに挑戦します。今日の倍ぐらいの人が来て下さい。待ってます。皆さん、今日はありがとうございました。またお越しください」【鈴木の話】「(3・5後楽園でストロング王座挑戦が決まったが?)受けてくれるかわからないですけどね。僕が勝手に挑戦って。でも関本さんはたぶん言うことは聞くと思うんで大丈夫かなと。(河上とシングル初対決となったが)ちょっと強くエルボー打ちすぎじゃないかなと思いますね。そんな恨みないはずなのに。(緊迫感があったが?)そうですか? 緊迫感ありました? 緊迫感で緊張しましたね。いや全然しなかったですね。別に面白かったですよ。これは真面目に。(河上のことを生意気と言っていたが?)生意気な顔してるじゃないですか、あいつ。僕も人のこと言えないですけど、先輩を先輩と思わないような顔というか。僕はああいう方がいいかなと。河上が今日でちゃんと復帰したと思います。あいつは復帰の時に僕とやるべきだったんですね。僕とやる直前に欠場したんで。それをやらなかったから今日、彼は負けたんですね。ここまで欠場したようなもんですよ。また待ってますよ。僕は一番前で走るから、河上を待ってますよ。(これからも河上とやりたい?)いや、別にそんなにやりたいというわけじゃないですけど、もうちょっと優しい選手とやりたいですね。(コスチュームが…)黒ですね。黒です。(紫だが?)ちょっとおしゃれをしようかなと思って。(かつて師匠がその色を履いていたが?)真似されたなと。先に履きやがってって。先に履いたなって。ちゃんと答えた方がいいですか? 別に意味はっていうか、今だったらこの色を履いてもいいかなって。相手もいい相手だったんで。別に今までがダメだったんじゃなくて、もう一回、改めて仕切り直しで大日本に上がって、しっかりシングルマッチをやってベルトを獲ろうかなという気持ちだけですね。(フィニッシュのダブルアームはいつになく鋭角な角度だったが?)そうですか? (河上は)大丈夫ですか? 普通にやったつもりだったんですけど。まぁ、申し訳ないなと。(相手が河上だったからこそでは?)普通にやったつもりですけど、そうかもしれないですね。結構、最後かどこかわからないけどエルボーもらって効いてたんですね。だから早く勝負つけなきゃなと思って。ちょうど体勢がよかったんですね。しゃがいんでくれたから。やりますよ次。3月5日か。関本さんは会社の言ったことをよく聞くと思うんで。挑戦者決定戦といってるんで。関本さんともう一回試合して、いい結果を残したいですね。非常に疲れました」
【河上の話】「全然ね、納得いく内容じゃないよ。やりたい相手とはできたけど、こうやって後楽園ホールのメインに抜擢されて、する試合じゃないよ。クソ。やってて技術も体格も向こうの方が上だったけど、絶対俺のエルボーは届いてるし、試合後、二人で大の字で倒れてたのがその証拠だろ。とりあえず初シングル。初めてだからね。こんなもんだろ。でも挑戦者決定戦というのは俺にとって飾りだから。どっちみち俺と鈴木秀樹が争ったら、勝った奴が次の挑戦者になるでしょう。次があるね。負けて悔しいですっていう奴は大勢いるけど、俺は逆に希望を見出したよ。俺と鈴木秀樹は絶対次がある。俺は絶対そう思ってる」
大日本後楽園大会のメインは関本の保持する世界ストロングヘビー級への挑戦者決定戦が行われ、鈴木と河上が対戦した。このカードは2015年10月に行われる予定だったが河上の負傷欠場で行われず、今回は挑戦者決定戦という形で行われた。
鈴木はかつてビル・ロビンソンが着用していた青のショートタイツで登場、序盤での河上が腕を狙いにくれば、鈴木はレッグロックから足を狙い、ブレークの後で手四つから組み合うと鈴木がダブルリストアームサルトを決め、押し込んだところでブレークとなり、河上がバックを奪うと鈴木が足を奪いにかかり、フェースロックを狙う河上の腕を絞り上げる。
再度グラウンドの攻防では河上がアキレス腱固めを仕掛けるが、ロープに逃れられると鈴木がエルボースマッシュで反撃、フロントスープレックスからスリーパーで捕獲し、ダブルアームスープレックス狙いは堪えられるもネックブリーカーを決める。
鈴木は再度ダブルアームスープレックスを狙うが、リバースした河上が逆水平を連発すれば、鈴木もエルボースマッシュで応戦し、河上もエルボースマッシュで打ち返して投げを狙う。しかし鈴木はエクスプロイダーで投げると、突進する河上をスリーパーで捕獲、河上は投げで逃れるも鈴木はすぐさまジャーマンで投げれば、すぐ起き上がった河上もジャーマンで応戦、再度突進するも鈴木はエルボースマッシュで迎撃して両者ダウンとなる。
起き上がった両者はエルボー合戦となるが、鈴木が競り勝つとワンハンドバックブリーカーからダブルアームスープレックス狙いは、河上は逆さ押さえ込みで切り返し、膝立ちの鈴木にエルボーを放ってからハリケーンドライバーを狙う、しかしエルボーで阻止した鈴木はダブルアームスープレックスで3カウントを奪い、次期挑戦者となった。鈴木のストロング王座への挑戦は意外にも初、大日本初参戦は2015年の8月からだがストロング王座挑戦には縁がなかった。ZERO1では世界ヘビー級王者とUNヘビー級王者、WRESTE-1ではWRESTLE-1チャンピオンシップを奪取した鈴木はいよいよストロング王座挑戦に王手をかけ、現在休養中の関本は3月4日に最強の挑戦者を迎え撃つことになった。
第5試合では3月5日から開幕する「一騎当千〜DeathMatch Survivor〜」の前哨戦が行われ、塚本がホッチキス、竹田が剣山が大量に入った袋、沼澤が十字架蛍光灯、佐久田が五寸釘バット、伊東が竹刀、小林がベアークローを公認凶器として持参、序盤は沼澤がアブ小からベアークローを奪って額に突き刺し、佐久田に対しても蛍光灯十字架に投げつけて被弾させる。
終盤にはアブ小がたぎって沼澤にシャイニングウィザードを狙うが沼澤がガード、ノーモーションで頭突きを打ち合った後で、ランニング頭突きの応酬となると競り勝った沼澤に神が降臨しての神威で丸め込んで3カウントを奪い勝利を収め、試合後には沼澤がリーグ戦にエントリーしなかったアブ小を批判、そして今大会出場しなかった吹本、関根を除くリーグ戦にエントリーする選手を呼び出しイサミがアブ小を場外へ蹴落とした後で沼澤が選手を代表してアブ小に宣戦布告、アブ小も迎え撃つ姿勢を見せた。
この試合の主役を奪ったのは沼澤、よく考えれば沼澤もデスマッチ王座戦線から遠ざかっていたが、今大会で久々に"神"が降臨し神威を解禁してアブ小からフォールを奪った。その勢いで一騎当千制覇を狙いにくるか?そして改めて「一騎当千〜DeathMatch Survivor〜」の出場選手、ブロック分けが発表された。
Aブロック 伊東竜二 木髙イサミ 吹本賢児 塚本拓海 植木嵩行 佐久田俊之
Bブロック "黒天使"沼澤邪鬼 宮本裕向 竹田誠志 星野勘九郎 関根龍一 高橋匡哉前回の覇者であり、デスマッチ王者であるアブ小はエントリーせず、実質上の挑戦者決定リーグとなった。優勝候補は次期挑戦者の観点としてアブ小から直接フォールを奪って勢いに乗った沼澤か、新しい風を呼び込む意味で植木、そしてFREEDOMSからエントリーした吹本に大きな期待をかけたい。
【大日本】河上との初シングル制す 鈴木が3・5後楽園でストロング王者・関本に挑戦へ▼一騎当千前哨戦 沼澤がリーグ戦不参加の王者・小林を料理▼2度目の参戦・岡本が再び神谷撃破、シングル決着戦希望…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#bjw pic.twitter.com/AXW8IewHxT
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年2月10日本日は後楽園ホール大会へのご来場、誠にありがとうございました。
新しい動きが見えてきた今日の大会。
ますます激しくなる闘いにご期待ください。
そして明日明後日は上野大会です。
ぜひ防寒対策をしっかりとしてご来場ください。
お待ちしてます!#bjw pic.twitter.com/G3baAa08yc
— 大日本プロレス BJW Official (@BJWOfficial) 2017年2月10日今日は大日本プロレス後楽園ホール大会でした。
河上、復帰おめでとう。
また上がってこい。
上で待ってます。
そして3/5は関本さんとタイトル戦です。
でその前に発表されてましたが大阪に行きますよ!
— hideki-suzuki (@hidekisuzuki55) 2017年2月10日そうか、、
負けたのか。
でも次は負けないよ。
また自分の力でチャンス作るから。#bjw pic.twitter.com/k5Mkn4JN6q
— 河上 隆一 (@wild_kawakami) 2017年2月10日後楽園ホールのエレベーターロビーが関本大介 #bjw pic.twitter.com/BDEdFKPPTw
— アブドーラ・小林 (@pinpinkoba) 2017年2月10日大日本ホール終了!
一騎当千が3月からスタート。
リーグ戦結果も大事だか内容で勝負したい。竹田の試合が1番面白かったと言わせたいね。ぶっかまします!
明日はダムズ新木場大会!
この4人で極上のデスマッチやったります。お見逃しなく!! pic.twitter.com/iWbNDMDiAY
— 竹田 誠志 (@crazykid0813) 2017年2月10日 -
発表!1月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行
1月の月間MVP、ベストバウト ベストシリーズ&興行が決定しました
1月の月間MVP
オカダ・カズチカ(新日本プロレス/CHAOS)投票結果=投票数33
オカダ・カズチカ(新日本プロレス/CHAOS)=18
宮原健斗(全日本プロレス)=5
大原はじめ(NOAH)=3
内藤哲也(新日本プロレス/ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)=2
中嶋勝彦(NOAH)=2
河野真幸(WRESTE-1/TriggeR)=2
松本浩代=11月のタッグMVP
ゼウス ボディガー(ビッグガンズ)投票結果=投票数31
ゼウス ボディガー(ビッグガンズ)=10
マサ北宮 拳王(NOAH)=6
関本大介 岡林裕二(大日本プロレス)=6
棚橋弘至 中西学 田口隆祐(新日本プロレス)=2
矢野通 石井智宏(新日本プロレス/CHAOS)=2
ロッキー・ロメロ バレッタ(CHAOS)=2
渕正信 大仁田厚=1
美闘陽子 宝城カイリ(スターダム)=1
カール・アンダーソン ルーク・ギャローズ(WWE RAW)=11月のベストバウト
新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム」1月4日 東京ドーム
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第65代王者]○オカダ・カズチカ(46分45秒 エビ固め)[挑戦者/G1 CLIMAX26優勝者]×ケニー・オメガ
※レインメーカー投票結果=35
オカダ・カズチカvsケニー・オメガ(新日本プロレス 1月4日 東京ドーム)=18
大原はじめvs原田大輔(NOAH 1月21日 エディオンアリーナ大阪第二競技場)=3
内藤哲也vs棚橋弘至(新日本プロレス 1月4日 東京ドーム)=2
ゼウス ボディガーvs大森隆男 征矢学(全日本プロレス 1月3日 後楽園ホール)=2
宮原健斗vs大森隆男(全日本プロレス 1月15日 博多スターレーン)=2
マサ北宮 拳王vs潮崎豪 マイバッハ谷口(NOAH 1月21日 エディオンアリーナ大阪第二競技場)=2
諏訪魔 ジョー・ドーリング 佐藤光留vs宮原健斗 野村直矢 ジェイク・リー(全日本プロレス 1月2日 後楽園ホール)=1
鷹木信悟 T-Hawk エル・リンダマンvs吉野正人 Ben-K Kotoka(DRAGON GATE 1月18日 後楽園ホール)=1
関本大介 岡林裕二vs佐藤耕平 石川修司(大日本プロレス 1月2日 後楽園ホール)=1
河野真幸vs征矢学(WRESTE-1 1月8日 後楽園ホール)=1
武藤敬司 土肥孝司 熊ゴローvs大森隆男 野村直矢 青柳優馬(WRESTE-1 1月8日 後楽園ホール)=1
高橋奈七永vs中島亜里紗(SEAdLINNNG 1月26日 後楽園ホール)=11月のベストシリーズ&興行
1月4日 新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム」東京ドーム 26192人投票結果=33
新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム」1月4日 東京ドーム=15
NOAH「The First Navig.2017」1月7日 後楽園ホール~21日 エディオンアリーナ大阪第二競技場=5
全日本プロレス「2017ニューイヤーウォーズ」1月2日 後楽園ホール~21日 山口・新南陽ふれあいセンター=4
NOAH 「新春やまだかつてないNOAH」1月24日 後楽園ホール=2
DRAGON GATE「OPEN THE NEW YEAR GATE 2017」1月14日 京都KBSホール~29日 兵庫・明石市立産業交流センター=2
木村響子引退興行~LAST AFRO 1月22日 後楽園ホール=2
DDT「Sweet Dreams!2017」1月29日 後楽園ホール=1
大日本プロレス「新春・後楽園大会」1月2日 後楽園ホール=1
WRESTE-1「WRESTLE-1 TOUR 2017 SUNRISE」1月8日 後楽園ホール=1以上に決定しました、投票ありがとうございました。
【総括】
MVPはタッグ以外は全てドーム関連で締める結果になった。やっぱり1月のドームは強いということだろうか、タッグはビッグガンズとストロングBJの競り合いになり、後半には北宮&拳王が追い上げたがビッグガンズが大きく振りきった